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提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2025-05-29 |
英訳名、表紙 | AEON CO.,LTD. |
代表者の役職氏名、表紙 | 取締役兼代表執行役社長 吉 田 昭 夫 |
本店の所在の場所、表紙 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 043(212)6042(直) |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2 【沿革】 当社(旧商号株式会社岡田屋)は、1926年9月21日に資本金250千円で設立され、以後小売業を経営してまいりました。 1970年3月20日、兵庫県下に27店舗を有するフタギ株式会社のほか3社と合併し、同年4月14日にジャスコ株式会社と商号変更いたしました。 主要事項については、以下のとおりであります。 1926年9月三重県四日市市において衣料品販売を目的とした株式会社岡田屋呉服店を資本金250千円で設立する。 1959年11月商号変更を行い株式会社岡田屋とする。 同月四日市店は、百貨店法の適用による営業を開始する。 1969年2月当社、フタギ株式会社、株式会社シロの3社が共同出資で仕入会社の(旧)ジャスコ株式会社を設立し、本部中枢機能を集結して合理化を推進する。 4月ジャスコ厚生年金基金が設立される。 1970年3月フタギ株式会社、株式会社オカダヤチェーン、株式会社カワムラ及び(旧)ジャスコ株式会社の4社と合併し、本店を大阪市に移転する。 この合併で資本金は688,440千円となる。 4月商号変更を行い、ジャスコ株式会社とする。 1972年8月京阪ジャスコ株式会社、やまてや産業株式会社及びやまてや株式会社の3社を合併し、資本金775,500千円となる。 1973年2月三和商事株式会社、株式会社福岡大丸、かくだい食品株式会社、かくだい商事株式会社、株式会社マルイチ及び株式会社新庄マルイチの6社を合併し、資本金1,007,600千円となる。 1974年9月東京、大阪、名古屋、各証券取引所市場第二部に株式を上場する(1976年8月2日市場第一部に指定)。 1975年2月当社の100%出資会社であるジャスコチェーン株式会社他7社を合併、同じくジェーフード株式会社から米穀販売を除く営業の全部を譲受する。 11月京都、広島、福岡、新潟、各証券取引所に株式を上場する。 1976年8月株式会社扇屋及び東北ジャスコ株式会社の2社を合併、資本金3,150,000千円となる。 12月欧州で株式を発行(欧州預託証券―EDR―の形式による。 )し、ルクセンブルク証券取引所に上場する。 1977年6月欧州で米ドル建転換社債を発行し、ルクセンブルク証券取引所に上場する。 8月株式会社伊勢甚百貨店、株式会社日立伊勢甚、株式会社味の街、株式会社ジンマート、株式会社いとはん及びジェーフード株式会社の6社と合併、資本金4,715,100千円となる。 1978年8月ジャスコリビング株式会社の営業の全部を譲受する。 12月ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ証券取引所及びフランクフルト証券取引所に、ドイツマルク建転換社債(1978年10月18日発行)及び株式(包括証券―GBC―の形式による。 )を上場する。 1979年3月同業他社4社と共同で海外商品調達のための輸入専門会社アイク株式会社(現 イオントップバリュ株式会社)を設立する。 1983年2月ドイツマルク建新株引受権付社債を発行する。 6月本店を大阪市福島区から東京都千代田区に移転する。 1985年6月マレーシアに海外1号店であるジャヤ・ジャスコストアーズ(現 イオンマレーシア)のダヤブミ店が開店する。 8月オーナーズカード(株主優待制度)を導入する。 1986年10月子会社である信州ジャスコ株式会社が名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場する。 1988年6月米国の婦人服専門店チェーンのタルボット社を子会社を通じ買収する。 9月子会社であるウエルマート株式会社(現 株式会社フジ)が株式を店頭登録する。 1989年9月グループの名称を「イオングループ」と制定する。 1990年8月子会社である株式会社コックスが株式を店頭登録する。 1991年1月環境保全活動を推進する「財団法人 イオングループ環境財団」(現 公益財団法人 イオン環境財団)を設立する。 1992年10月「財団法人 イオングループ環境財団」(現 公益財団法人 イオン環境財団)が特定公益増進法人に認定される。 1993年7月子会社であるミニストップ株式会社が東京証券取引所市場第二部に株式を上場する。 11月米国の子会社であるタルボット社がニューヨーク証券取引所に株式を上場する。 1994年2月香港の子会社であるジャスコストアーズ(香港)株式会社(現 イオンストアーズ(香港))が香港証券取引所に株式を上場する。 5月千葉県幕張に本社屋が完成し、本社機能を移転する。 12月子会社であるイオンクレジットサービス株式会社(現 イオンフィナンシャルサービス株式会社)が株式を店頭登録する。 1995年9月香港の子会社であるイオンクレジットサービス(アジア)株式会社が香港証券取引所に株式を上場する。 11月子会社である株式会社ブルーグラスが株式を店頭登録する。 1996年8月子会社であるジャスフォート株式会社(2002年7月株式売却により連結の範囲から除外)が株式を店頭登録する。 8月子会社であるミニストップ株式会社が東京証券取引所市場第二部から同第一部(現 プライム市場)へ指定される。 12月マレーシアの現地法人であるジャヤ・ジャスコストアーズ(現 イオンマレーシア)がクアラルンプール証券取引所のメインボードに株式を上場する。 12月子会社であるイオンクレジットサービス株式会社(現 イオンフィナンシャルサービス株式会社)が店頭登録から東京証券取引所市場第二部に上場する。 1997年8月子会社であるウエルマート株式会社(現 株式会社フジ)が店頭登録から大阪証券取引所市場第二部に上場する。 1998年8月子会社であるイオンクレジットサービス株式会社(現 イオンフィナンシャルサービス株式会社)が東京証券取引所市場第二部から同第一部(現 プライム市場)へ指定される。 1999年8月子会社である信州ジャスコ株式会社及び扇屋ジャスコ株式会社と合併し、資本金44,131,577千円となる。 2000年2月子会社である北陸ジャスコ株式会社と合併する。 8月子会社である九州ジャスコ株式会社(現 イオン九州株式会社)が株式を店頭公開する。 8月子会社であるマックスバリュ東北株式会社(現 イオン東北株式会社)が東京証券取引所市場第二部に株式を上場する。 2001年5月本店を東京都千代田区から千葉市美浜区に移転する。 8月イオン株式会社に社名変更し、グループの名称をイオンとする。 12月タイの子会社であるイオンタナシンサップ(タイランド)がタイ証券取引所に株式を上場する。 2002年2月子会社である株式会社イオンファンタジーがジャスダック市場に株式を上場する。 7月子会社であるイオンモール株式会社が東京証券取引所市場第一部(現 プライム市場)に株式を上場する。 2003年11月子会社である株式会社イオンファンタジーがジャスダック市場から東京証券取引所市場第二部に上場する。 11月再建支援中の更生会社株式会社マイカル及び更生会社株式会社マイカル九州を子会社とする。 2004年7月子会社であるマックスバリュ東海株式会社が東京証券取引所市場第二部(現 スタンダード市場)に株式を上場する。 8月公募増資及び第三者割当増資により、資本金101,798百万円となる。 10月子会社である株式会社ツヴァイ(2020年4月株式売却により連結の範囲から除外)がジャスダック市場に株式を上場する。 12月子会社であるチェルト株式会社がジャスダック市場に株式を上場する。 2005年2月子会社である株式会社イオンファンタジーが東京証券取引所市場第二部から同第一部(現 プライム市場)へ指定される。 3月イオンマルシェ株式会社(旧社名:カルフール・ジャパン株式会社)を子会社とする。 12月株式会社マイカルが会社更生手続を終結する。 2006年3月オリジン東秀株式会社を子会社とする。 5月株式会社ダイヤモンドシティを子会社とする。 11月一般募集による新株式発行により、資本金192,574百万円となる。 12月第三者割当による新株式発行により、資本金198,528百万円となる。 2007年4月株式会社ポスフール(現 イオン北海道株式会社)を子会社とする。 12月子会社である株式会社ツヴァイ(2020年4月株式売却により連結の範囲から除外)が東京証券取引所市場第二部に株式を上場する。 12月マレーシアの子会社であるイオンクレジットサービス(マレーシア)がマレーシア証券取引所に株式を上場する。 2008年8月全ての事業(ただし、株式を保有する会社の事業活動に対する支配・管理及びグループ運営に関する事業を除く)をイオンリテール株式会社に承継する会社分割を行い、当社は純粋持株会社に移行する。 2009年2月株式会社ツルヤ靴店(現 株式会社ジーフット)を子会社とする。 2010年4月米国のタルボット社を株式売却により連結の範囲から除外する。 5月株式会社CFSコーポレーションを子会社とする。 2011年3月イオンリテール株式会社と株式会社マイカルがイオンリテール株式会社を存続会社として吸収合併する。 11月株式会社マルナカ(現 株式会社フジ)及び株式会社山陽マルナカ(現 株式会社フジ)を子会社とする。 2012年2月子会社であるマックスバリュ九州株式会社(現 イオン九州株式会社)が大阪証券取引所ジャスダック(現 スタンダード)市場に株式を上場する。 2013年1月株式会社イオン銀行を子会社とする。 8月株式会社ダイエーを子会社とする。 2014年11月ウエルシアホールディングス株式会社を子会社とする。 2015年1月子会社である株式会社ダイエーを株式交換により完全子会社とする。 1月株式会社マルエツを子会社とする。 3月ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社を子会社とする。 3月株式会社カスミを子会社とする。 11月子会社である株式会社ジーフットが東京証券取引所市場第一部(現 スタンダード市場)に株式を上場し、名古屋証券取引所市場第二部から同第一部(現 プレミア市場)へ指定される。 2019年9月マックスバリュ東海株式会社とマックスバリュ中部株式会社がマックスバリュ東海株式会社を存続会社として吸収合併する。 2020年3月子会社であるイオン東北株式会社を株式交換により完全子会社とする。 3月イオン北海道株式会社とマックスバリュ北海道株式会社がイオン北海道株式会社を存続会社として吸収合併する。 9月イオン九州株式会社とマックスバリュ九州株式会社及びイオンストア九州株式会社がイオン九州株式会社を存続会社として吸収合併する。 2022年1月株式会社キャンドゥを株式取得により子会社とする。 3月株式会社フジを子会社とする。 4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 2023年11月株式会社いなげやを子会社とする。 |
事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループ(イオン)は、当社(純粋持株会社)及び306社の連結子会社、26社の持分法適用関連会社により構成され、小売事業を中心として、総合金融、ディベロッパー、サービス・専門店等の各事業を複合的に展開しています。 当社グループ事業にかかる位置づけ並びに報告セグメント及びその他事業セグメント等との関連は以下のとおりです。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 |
関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 (1) 連結子会社 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員イオン北海道㈱札幌市白石区6,100ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(1.55)67.141――業務受託手数料―イオン東北㈱秋田県秋田市100ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア100.002―営業資金の貸付業務受託手数料―イオンリテール㈱ (注)16千葉市美浜区100ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア100.002―営業資金の貸付業務受託手数料店舗及び事務所の賃貸借イオンリテールストア㈱ (注)3 (注)13千葉市美浜区100ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(100.00)100.001――――イオン九州㈱福岡市東区4,915ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(3.10)74.921――業務受託手数料―イオン琉球㈱沖縄県島尻郡360ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(98.38)98.38―――業務受託手数料―㈱サンデー青森県八戸市3,246ホームセンター76.94―――業務受託手数料―イオンスーパーセンター㈱ (注)14岩手県盛岡市100スーパーセンター(100.00)100.00―――業務受託手数料―トップバリュコレクション㈱ (注)4千葉市美浜区350衣料品の製造・加工・卸売・販売(100.00)100.00――――事務所の賃貸イオンバイク㈱ (注)5千葉市美浜区50総合自転車店の運営事業(100.00)100.00―――業務受託手数料―イオンリカー㈱千葉市美浜区10酒類の販売(100.00)100.00―――業務受託手数料事務所の賃貸㈱キャンドゥ東京都新宿区3,028均一価格雑貨販売業(13.80)51.081――業務受託手数料―オリジン東秀㈱東京都調布市100弁当・惣菜販売及び飲食業(99.10)99.10―――業務受託手数料―笠間商業開発㈱茨城県笠間市200ディベロッパー事業60.00―――――㈱マリンピア千葉市美浜区10ディベロッパー事業60.00―――――新商業都市㈱愛知県みよし市386ディベロッパー事業66.97―――――名張ショッピングセンター開発㈱三重県名張市50ディベロッパー事業70.00―――――㈱名張セントラルパーク三重県名張市100ディベロッパー事業(6.00)56.00――――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員やしろ商業開発㈱兵庫県加東市100ディベロッパー事業73.86―――――山崎商業開発㈱ (注)15兵庫県宍粟市50ディベロッパー事業100.00―――――高砂北部開発㈱兵庫県高砂市50ディベロッパー事業63.48―――――ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱東京都千代田区10,000スーパーマーケット事業の管理(34.44)52.931――業務受託手数料―㈱カスミ茨城県つくば市100スーパーマーケット(100.00)100.00―――業務受託手数料―マックスバリュ関東㈱東京都江東区100スーパーマーケット(100.00)100.00―――業務受託手数料―イオンマーケットインベストメント㈱千葉市美浜区100スーパーマーケット事業の管理100.0011―――イオンマーケット㈱ (注)6東京都杉並区100スーパーマーケット100.001―営業資金の貸付業務受託手数料―㈱マルエツ東京都豊島区100スーパーマーケット(100.00)100.00―――――㈱いなげや東京都立川市100スーパーマーケット(100.00)100.001――業務受託手数料―マックスバリュ東海㈱浜松市中央区2,267スーパーマーケット64.611――業務受託手数料―マックスバリュ北陸㈱石川県金沢市100スーパーマーケット100.00―――業務受託手数料―㈱光洋大阪市北区100スーパーマーケット(100.00)100.00―――業務受託手数料―㈱ダイエー神戸市中央区100スーパーマーケット100.001―営業資金の貸付業務受託手数料―㈱フジ愛媛県松山市22,000ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(0.79)51.491――業務受託手数料―Aeon Maxvalu(Guangzhou) Co.,Ltd.中華人民共和国広東省千人民元315,000スーパーマーケット(100.00)100.001―――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員イオンビッグ㈱名古屋市中村区10ディスカウントストア100.001――業務受託手数料―ミニストップ㈱千葉市美浜区7,491コンビニエンスストア(5.32)54.111――業務受託手数料店舗及び事務所の賃貸まいばすけっと㈱千葉市美浜区3,600小型スーパーマーケット(2.05)100.001――業務受託手数料―ネットワークサービス㈱千葉市美浜区10自動車運送取扱事業(100.00)100.00―――――イオンサヴール㈱千葉市美浜区100フローズンフードSM事業100.00――営業資金の貸付業務受託手数料―ビオセボン・ジャポン㈱千葉市美浜区100オーガニックSM事業100.00――営業資金の貸付業務受託手数料―VINH KHANHCONSULTANCYCORPORATIONベトナム社会主義共和国ホーチミン市百万ドン394経営コンサルティングサービス(51.00)51.001――――MINISTOP VIETNAMCOMPANY LIMITEDベトナム社会主義共和国ホーチミン市百万ドン1,339,230コンビニエンスストア(100.00)100.001――――㈱丸大サクラヰ薬局青森県青森市29ドラッグストア(100.00)100.00―――――㈱イオンボディ千葉市美浜区100美容品・健康用品専門店100.00――営業資金の貸付業務受託手数料―コスメーム㈱千葉市美浜区100化粧品の販売業100.00――営業資金の貸付業務受託手数料―ウエルシアホールディングス㈱東京都千代田区7,792ドラッグ事業の管理(0.02)50.601――業務受託手数料―ウエルシア薬局㈱ (注)17東京都千代田区100ドラッグストア(100.00)100.00―――業務受託手数料―㈱ウェルパーク東京都立川市100ドラッグストア(100.00)100.00―――――シミズ薬品㈱京都市下京区48ドラッグストア (100.00)100.00―――――㈱コクミン大阪市住之江区91ドラッグストア(100.00)100.00―――――㈱フレンチ大阪市住之江区18ドラッグストア(100.00)100.00―――――WELCIASINGAPOREPTE.LTD.シンガポール共和国シンガポール千シンガポールドル42,000ドラッグストア(100.00)100.00――――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員エー・シー・エス債権管理回収㈱千葉市美浜区600金銭債権の管理回収業(99.50)99.50―――――㈱イオン銀行東京都千代田区51,250銀行業(100.00)100.001――業務受託手数料―イオンフィナンシャルサービス㈱東京都千代田区45,698金融サービス業(1.76)49.99 (注)122――業務受託手数料―AFSコーポレーション㈱東京都千代田区2,000金融サービス業の管理(100.00)100.00―――――イオン保険サービス㈱千葉市美浜区250保険代理業(99.02)100.00―――業務受託手数料店舗及び事務所の賃貸イオン・アリアンツ生命保険㈱東京都文京区24,649保険業(100.00)100.00―――――イオン少額短期保険㈱東京都文京区530保険代理業(100.00)100.00―――――イオン住宅ローンサービス㈱東京都千代田区3,340住宅ローン等の融資業(100.00)100.00―――業務受託手数料―AEON CREDITSERVICE (ASIA)CO.,LTD.中華人民共和国香港特別行政区千香港ドル269,206金融サービス業(57.05)70.42―――――AEON Financial Service (HongKong)Co.,Ltd.中華人民共和国香港特別行政区千人民元740,808金融サービス業(100.00)100.00―――――ACS Trading Vietnam Co.,Ltd.ベトナム社会主義共和国ホーチミン市百万ドン830,000割賦販売小売業(100.00)100.00―――――Post andTelecommunicationFinance CompanyLimited ベトナム社会主義共和国ハノイ市百万ドン1,550,000金融サービス業(100.00)100.00―――――AEON CREDITSERVICE(M) BERHADマレーシアクアラルンプール市千マレーシアドル541,911金融サービス業(63.32)63.321――――PT.AEON CREDIT SERVICE INDONESIAインドネシア共和国ジャカルタ特別市百万ルピア200,400金融サービス業(85.00)85.00[15.00]―――――AEON CREDITSERVICE INDIA PRIVATE LIMITEDインド共和国ムンバイ市千ルピー4,200,000金融サービス業(100.00)100.00――――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員AEON THANA SINSAP(THAILAND) PCL.タイ王国バンコク都千タイバーツ250,000金融サービス業(63.12)63.12―――――ACS CAPITALCO.,LTD.タイ王国バンコク都千タイバーツ15,218金融サービス業(72.55)72.55[27.45]―――――ACSI (Thailand)Co.,Ltd.タイ王国バンコク都千タイバーツ100,000保険代理業(100.00)100.00―――――AEON CREDITSERVICE SYSTEMS(PHILIPPINES) INC.フィリピン共和国タギッグ市千ペソ65,000システム開発(100.00)100.00―――――下田タウン㈱青森県上北郡200ディベロッパー事業(70.00)70.00―――――㈱日和田ショッピングモール福島県郡山市46ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――イオンモール㈱千葉市美浜区42,389ディベロッパー事業(0.59)58.831――業務受託手数料事務所の賃貸イオンタウン㈱千葉市美浜区100ディベロッパー事業100.001――業務受託手数料事務所の賃貸㈱OPA千葉市美浜区10ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (SANHE)BUSINESS MANAGEMENTCO.,LTD.中華人民共和国河北省千人民元174,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (CHINA)BUSINESS MANAGEMENTCO.,LTD.中華人民共和国北京市千米ドル62,700ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL YOUYA (BEIJING) BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国北京市千米ドル25,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL DIANYA (TIANJIN) BUSINESSMANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国天津市千人民元322,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL(TIANJIN) BUSINESS CO.,LTD.中華人民共和国天津市千米ドル15,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL YOUYA (TIANJIN) BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国天津市千米ドル23,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (CHINA)CO.,LTD.中華人民共和国天津市千米ドル515,421ディベロッパー事業(100.00)100.001―――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員YANTAI MALL REALESTATE DEVELOPMENTCO.,LTD.中華人民共和国山東省千米ドル164,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (YANTAI)BUSINESS MANAGEMENTCO.,LTD.中華人民共和国山東省千人民元180,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL(SHANDONG)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国山東省千人民元176,500ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (JIANGSU) BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国江蘇省千米ドル34,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――SUZHOU MALL REAL ESTATE DEVELOPMENT CO.,LTD.中華人民共和国江蘇省千米ドル162,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (SUZHOU) BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国江蘇省千米ドル28,500ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL SUNAN (SUZHOU) BUSINESSMANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国江蘇省千人民元190,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (NANTONG)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国江蘇省千人民元231,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (GUANGDONG)BUSINESS MANAGEMENTCO.,LTD.中華人民共和国広東省千人民元390,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL(GUANGZHOUBAIYUN)BUSINESS MANAGEMENTCO.,LTD.中華人民共和国広東省千人民元191,896ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL(FOSHANNANHAI)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国広東省千人民元210,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (HUBEI)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国湖北省千人民元156,000ディベロッパー事業(100.00)100.00――――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員WUHAN MALL REALESTATE DEVELOPMENTCO.,LTD.中華人民共和国湖北省千米ドル203,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (WUHAN)BUSINESS MANAGEMENTCO.,LTD.中華人民共和国湖北省千人民元166,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL EDZ (WUHAN) BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国湖北省千人民元138,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――HANGZHOU YUHANG LIANGZHU MALL REAL ESTATE DEVELOPMENT CO.,LTD.中華人民共和国浙江省千米ドル133,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (ZHEJIANG)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.中華人民共和国浙江省千人民元189,000ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――Suzhou IndustrialPark MALL Investment Limited中華人民共和国香港特別行政区千米ドル162,100ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――WEDZ MALL Investment Limited中華人民共和国香港特別行政区千米ドル203,100ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――Hangzhou Yuhang Liangzhu MALL Investment Limited中華人民共和国香港特別行政区千米ドル133,100ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――Yantai MALLInvestment Limited中華人民共和国香港特別行政区千米ドル164,100ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL LONGBIEN CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ハノイ市千米ドル200,000ディベロッパー事業(90.00)90.00―――――AEON MALLVIETNAM CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ハノイ市千米ドル729,302ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL (CAMBODIA) CO.,LTD.カンボジア王国プノンペン都千米ドル512,925ディベロッパー事業(100.00)100.00―――――AEON MALL INVESTMENT (CAMBODIA) CO.,LTD.カンボジア王国プノンペン都千米ドル10ディベロッパー事業(49.00)49.00[51.00] (注)12――――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員PT.AEON MALLINDONESIAインドネシア共和国ジャカルタ特別市百万ルピア9,649,428ディベロッパー事業(93.75)93.78―――――PT.AMSL DELTA MASインドネシア共和国西ジャワ州千米ドル64,730ディベロッパー事業(67.00)67.00―――――PT.AMSL INDONESIAインドネシア共和国バンテン州千米ドル60,000ディベロッパー事業(67.00)67.00―――――環境整備㈱栃木県宇都宮市20ビル管理業(100.00)100.00―――――イオンコンパス㈱千葉市美浜区348旅行斡旋業(68.74)100.00―――業務受託手数料―リフォームスタジオ㈱千葉市 美浜区160衣服裁縫修理業(4.58)97.75―――業務受託手数料―㈱白青舎東京都中央区60総合ファシリティマネジメントサービス業(100.00)100.00―――――イオンディライトアカデミー㈱滋賀県長浜市30技術研修・人材派遣(100.00)100.00―――――イオンディライト㈱大阪市中央区3,238総合ファシリティマネジメントサービス業(0.98)58.761――業務受託手数料事務所の賃貸イオンディライトセキュリティ㈱大阪市中央区30警備保安事業(100.00)100.00―――――武漢小竹物業管理有限公司中華人民共和国湖北省千人民元10,000総合ファシリティマネジメントサービス業(100.00)100.00―――――㈱イオンファンタジー千葉市美浜区1,824アミューズメント事業(2.52)63.14―1―業務受託手数料―永旺幻想(中国)児童遊楽有限公司 (注)7中華人民共和国北京市9,158アミューズメント事業(100.00)100.001――――AEON Fantasy (Thailand) Co.,Ltd.タイ王国バンコク都千タイバーツ553,283アミューズメント事業(100.00)100.00―――――AEON Fantasy Holdings (Thailand) Co.,Ltd.タイ王国バンコク都千タイバーツ123,503アミューズメント事業の管理(100.00)100.00―――――AEON FANTASY(MALAYSIA)SDN.BHD.マレーシアクアラルンプール市千マレーシアドル44,000アミューズメント事業(100.00)100.00―――――㈱未来屋書店千葉市美浜区100書籍専門店100.00―――業務受託手数料事務所の賃貸 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員R.O.U㈱千葉市美浜区100雑貨専門店(30.00)100.00―1営業資金の貸付業務受託手数料―㈱メガスポーツ (注)8千葉市美浜区100スポーツ用品専門店100.00―1営業資金の貸付業務受託手数料―メガペトロ㈱千葉市美浜区100カーライフ事業70.00―1―業務受託手数料―ブランシェス㈱千葉市美浜区50子供服・婦人服の製造販売100.00―1営業資金の貸付業務受託手数料―㈱イオンイーハート千葉市美浜区100レストラン業100.00―1営業資金の貸付業務受託手数料店舗及び事務所の賃貸イオンペット㈱千葉県市川市300ペット用品専門店及び美容・病院経営90.52―――業務受託手数料―イオンエンターテイメント㈱東京都港区100映画館運営業100.00―1―業務受託手数料―㈱コックス東京都中央区4,503ファミリーカジュアルファッション専門店(3.70)71.53―1―業務受託手数料―㈱ジーフット東京都中央区3,764靴・履物専門店(4.96)66.87―1―業務受託手数料―BLUE GRASS(SHANGHAI)CO.,LTD.中華人民共和国上海市千人民元33,168ヤングカジュアルファッション専門店(100.00)100.00―――――AEON CO.(M)BHD.マレーシアクアラルンプール市千マレーシアドル702,000ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア52.032――業務受託手数料―AEON BIG (M)SDN.BHD.マレーシアセランゴール市千マレーシアドル766,442ハイパーマーケット(4.19)100.001―営業資金の貸付業務受託手数料―AEON(Thailand)CO.,LTD.タイ王国バンコク都千タイバーツ798,200スーパーマーケット(51.01)100.00―1―業務受託手数料―AEON (CAMBODIA) Co.,Ltd.カンボジア王国プノンペン都千米ドル25,000ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア100.00―1―業務受託手数料―AEON VIETNAMCO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ホーチミン市百万ドン5,063,696ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア100.0012―業務受託手数料― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員PT.AEONINDONESIAインドネシア共和国ジャカルタ特別市百万ルピア 526,640ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(1.94)100.00―1―業務受託手数料―AEON ORANGECOMPANY LIMITEDミャンマー連邦共和国ヤンゴン市千米ドル22,100スーパーマーケット63.19―1営業資金の貸付業務受託手数料―永旺商業有限公司 (注)9中華人民共和国北京市千人民元1,220,000ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(59.02)100.001――業務受託手数料―青島永旺東泰商業有限公司中華人民共和国山東省千人民元368,032ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア60.001――業務受託手数料―AEON (HUBEI) CO.,LTD.中華人民共和国湖北省千人民元310,000ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(100.00)100.001――業務受託手数料―AEON EAST CHINA (SUZHOU) CO.,LTD.中華人民共和国江蘇省千人民元535,000ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(100.00)100.001――業務受託手数料―GUANGDONG AEON TEEM CO.,LTD.中華人民共和国広東省千人民元247,156ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(65.00)65.001――――AEON SOUTH CHINACO.,LTD. (注)10中華人民共和国広東省千人民元252,800ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(100.00)100.001――――AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.中華人民共和国香港特別行政区千香港ドル115,158ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(0.68)60.591―営業資金の貸付業務受託手数料―イオントップバリュ㈱千葉市美浜区745輸出入及び卸売業80.121――業務受託手数料事務所の賃貸イオングローバルSCM㈱千葉市美浜区64物流センターの管理・運営等100.001――業務受託手数料事務所の賃貸㈱生活品質科学研究所千葉市美浜区100商品の品質検査100.00―1―業務受託手数料―イオンアグリ創造㈱千葉市美浜区50青果物の生産・加工・卸売・小売100.00――営業資金の貸付業務受託手数料事務所の賃貸イオンベーカリー㈱千葉市美浜区100インショップベーカリー100.00――営業資金の貸付業務受託手数料―イオンフードサプライ㈱千葉県船橋市100商品加工販売業100.001――業務受託手数料―コルドンヴェール㈱東京都千代田区490輸出入及び卸売業51.00――――事務所の賃貸AEON TOPVALU(CHINA) CO.,LTD.中華人民共和国上海市千人民元1,655輸出入業(100.00)100.00―――――AEON TOPVALU(HONG KONG)CO.,LTD.中華人民共和国香港特別行政区千香港ドル10輸出入業(100.00)100.00――――― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員AEON TOPVALUVIETNAM COMPANYLIMITEDベトナム社会主義共和国ホーチミン市百万ドン18,261輸出入業(100.00)100.001――――TASMANIA FEEDLOTPTY.LTD.オーストラリア連邦タスマニア州千オーストラリアドル 4,820牧場経営100.00―――――アビリティーズジャスコ㈱仙台市青葉区60就労移行支援65.7811営業資金の貸付業務受託手数料―イオンアイビス㈱千葉市美浜区490シェアードサービス100.0011―業務受託手数料事務所の賃貸借イオンマーケティング㈱千葉市美浜区400モバイルマーケティング事業(14.90)100.00―2―業務受託手数料事務所の賃貸イオン・リートマネジメント㈱東京都千代田区350投資運用業100.00―――業務受託手数料―ジャスコ㈱東京都千代田区10商号保全100.00―――――その他141社 (注) 1 特定子会社は、次の14社であります。 ㈱フジ、ウエルシア薬局㈱、㈱イオン銀行、イオンフィナンシャルサービス㈱、AFSコーポレーション㈱、イオン・アリアンツ生命保険㈱、イオンモール㈱、AEON MALL(CHINA)CO.,LTD.、AEON MALL VIETNAM CO.,LTD.、AEON MALL(CAMBODIA)CO.,LTD.、PT.AEON MALL INDONESIA、AEON CO.(M)BHD.、AEON VIETNAM CO.,LTD.、永旺(中国)投資有限公司2 有価証券報告書提出会社は、次の16社であります。 イオン北海道㈱、イオン九州㈱、㈱サンデー、㈱キャンドゥ、オリジン東秀㈱、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱、マックスバリュ東海㈱、㈱フジ、ミニストップ㈱、ウエルシアホールディングス㈱、イオンフィナンシャルサービス㈱、イオンモール㈱、イオンディライト㈱、㈱イオンファンタジー、㈱コックス、㈱ジーフット3 債務超過会社であり、2025年2月末時点で債務超過額は209億81百万円であります。 4 債務超過会社であり、2025年2月末時点で債務超過額は161億5百万円であります。 5 債務超過会社であり、2025年2月末時点で債務超過額は108億94百万円であります。 6 債務超過会社であり、2025年2月末時点で債務超過額は263億2百万円であります。 7 債務超過会社であり、2025年2月末時点で債務超過額は149億57百万円であります。 8 債務超過会社であり、2025年2月末時点で債務超過額は214億80百万円であります。 9 債務超過会社であり、2024年12月末時点で債務超過額は107億13百万円であります。 10 債務超過会社であり、2024年12月末時点で債務超過額は129億59百万円であります。 11 議決権の所有割合の( )は、内書で間接所有割合、[ ]は、外書で緊密な者又は同意している者の所有割合であります。 12 議決権の所有割合は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため連結子会社としたものであります。 13 2025年3月1日付で、イオンリテール㈱を存続会社とした吸収合併により連結子会社から除外しております。 14 2025年3月1日付で、イオン東北㈱を存続会社とした吸収合併により連結子会社から除外しております。 15 2025年3月20日付で、清算手続きを完了しております。 16 イオンリテール㈱については営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 イオンリテール㈱ (1) 営業収益1,877,706百万円 (2) 経常利益1,689百万円 (3) 当期純利益1,746百万円 (4) 純資産額154,522百万円 (5) 総資産額927,905百万円 17 ウエルシア薬局㈱については営業収益(連結会社相互間の内部営業収益を除く)の連結営業収益に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 ウエルシア薬局㈱ (1) 営業収益1,056,572百万円 (2) 経常利益41,614百万円 (3) 当期純利益17,851百万円 (4) 純資産額230,371百万円 (5) 総資産額468,278百万円 (2) 持分法適用関連会社 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等(人)資金援助営業上の取引設備の賃貸借関係当社役員当社社員㈱ベルク埼玉県鶴ヶ島市3,912スーパーマーケット※15.01―――――イオンリート投資法人東京都千代田区236,948不動産投資※17.51―――――㈱やまや仙台市宮城野区3,247酒類専門店※19.151――――㈱メディカル一光グループ三重県津市917調剤薬局27.12―――――㈱ザグザグ (注)3岡山市中区30調剤薬局※15.001――――その他21社 (注) 1 有価証券報告書提出会社は次の3社及び1法人であります。 ㈱ベルク、イオンリート投資法人、㈱やまや、㈱メディカル一光グループ2 ※は、議決権の所有割合は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため関連会社としたものであります。 3 2025年3月21日付で、全保有株式を㈱ザグザグに売却しております。 |
従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況2025年2月28日現在セグメントの名称従業員数(人)GMS事業34,898 [106,090] SM事業26,906 [91,165] DS事業1,848 [9,284] ヘルス&ウエルネス事業16,764 [27,522] 総合金融事業15,547 [4,997] ディベロッパー事業4,314 [1,921] サービス・専門店事業32,341 [21,728] 国際事業30,416 [6,510] その他事業1,950 [548] 純粋持株会社等3,017 [3,221] 合計168,001 [272,986] (注) 1 従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であります。 2 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員(但し、1日勤務時間8時間換算による)であります。 (2) 提出会社の状況2025年2月28日現在従業員数(人)平均年令(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)490[20]49.117.89,471,912 (注) 1 平均年間給与(税込額)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。 2 従業員数は就業人員であり、関係会社等からの受入出向者468人を含み、関係会社等への出向者137人を除いております。 3 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員(但し、1日勤務時間8時間換算による)であります。 4 平均勤続年数は、関係会社からの出向者については、出向元での勤続年数を含んでおります。 5 当社の従業員数は全てセグメントの「純粋持株会社等」に含まれるため、合計人数のみ記載しております。 (3) 労働組合の状況当社及び一部の連結子会社の労働組合は、イオンリテールワーカーズユニオン等が組織化されており、イオングループ労働組合連合会として、全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UAゼンセン)に加盟しております。 なお、当社とイオングループ労働組合連合会は労働協定を締結し、年間を通して本質的な課題に取り組んでおり、労使関係は円滑に推移しております。 連結子会社についても、特記すべき事項はありません。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注1)男性労働者の育児休業取得率(%) (注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者19.875.064.372.3132.7 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表項目として選択しておらず、また、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 3 労働者の男女の賃金差異は、女性労働者の平均年間賃金÷男性労働者の平均年間賃金×100%として算定しております。 平均年間賃金の算定に用いる労働者の人員数のうちパート労働者の人員数については、労働時間を基にフルタイム換算(1日8時間換算)の人数で算出しております。 ② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%) (注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者イオンリテール㈱30.496.659.876.498.1イオン九州㈱29.059.564.572.896.9イオン北海道㈱14.438.967.878.7100.6イオン東北㈱47.139.173.977.897.4オリジン東秀㈱11.281.874.577.398.2㈱キャンドゥ16.133.373.682.1100.6イオン琉球㈱25.143.871.283.6101.4イオンリテールストア㈱32.4―97.098.5100.1イオンスーパーセンター㈱23.1―74.480.799.0㈱サンデー7.480.061.773.697.7イオンバイク㈱1.00.083.789.893.7トップバリュコレクション㈱20.083.374.486.9125.9イオンウエルシア九州㈱20.8――――イオンリカー㈱15.9―65.860.297.2アクティア㈱9.1―34.374.151.2㈱アクシス33.3―83.592.0―㈱フジ15.235.053.171.2109.9マックスバリュ東海㈱18.393.365.280.698.2 当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%) (注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱マルエツ10.2100.061.479.991.1㈱ダイエー10.866.767.375.595.9まいばすけっと㈱11.097.286.683.6121.1㈱カスミ13.358.359.677.097.8㈱いなげや3.135.456.376.091.4㈱光洋19.046.269.787.1119.1ミニストップ㈱12.160.066.682.493.3マックスバリュ関東㈱12.3100.066.682.497.8㈱アスビズサポート0.50.079.5103.280.3イオンマーケット㈱16.0100.056.078.480.9㈱マルエツフレッシュフーズ0.10.072.267.396.9㈱アルティフーズ4.0―75.779.2101.2マックスバリュ北陸㈱6.1―66.979.787.8㈱フジファミリーフーズ6.7100.062.975.0123.0㈱オレンジフードコート18.20.041.879.884.7㈱ローズコーポレーション8.3―51.990.674.3ビオセボン・ジャポン㈱51.1100.058.269.498.8㈱フジセキュリティ――57.577.147.7㈱ニチエー――71.582.7125.1㈱フジマート四国21.1―74.191.6125.9㈱マーノ30.0―109.991.1101.2㈱フジマート2.9―51.093.683.6㈱フジ・スポーツ&フィットネス11.166.769.484.7145.6㈱ボンテ8.3―40.178.276.2㈱フジ・アグリフーズ11.1―55.1101.568.5㈱いなげやウィング0.0――――㈱ダイエースペースクリエイト0.0―31.870.572.0㈱フジ・トラベル・サービス26.3―55.267.9104.8 当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%) (注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者イオンサヴール㈱42.9――――デリカ食品㈱11.1――――イオンビッグ㈱5.855.675.574.0116.8㈱ビッグ・エー9.440.065.382.386.5パレッテ㈱0.0――――ウエルシア薬局㈱16.688.366.673.297.8㈱ププレひまわり21.2100.062.868.598.4㈱ウェルパーク15.475.075.990.4105.4㈱コクミン21.6100.068.985.184.6㈱丸大サクラヰ薬局24.1100.066.276.892.8シミズ薬品㈱14.6100.077.783.5100.4ウエルシアパートナーズ㈱40.0―92.385.2119.8㈱クスリのマルエ29.4100.071.472.498.8ウエルシア介護サービス㈱35.9100.081.289.297.9㈱よどや12.5―66.979.790.4㈱ふく薬品38.5100.065.465.3103.3㈱MASAYA100.0―155.5156.0―コスメーム㈱70.0―67.067.7―㈱エクスチェンジ30.0―79.484.7―イオンフィナンシャルサービス㈱15.2100.035.073.3154.2㈱イオン銀行19.4100.061.968.295.5イオン保険サービス㈱12.90.079.592.884.5エー・シー・エス債権管理回収㈱9.5―38.468.797.5イオン・アリアンツ生命保険㈱15.0100.073.973.9―フェリカポケットマーケティング㈱18.8100.079.579.539.5イオン住宅ローンサービス㈱18.2100.076.675.727.3ACSリース㈱33.3―69.584.1―イオン少額短期保険㈱33.3―――― 当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%) (注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者イオンモール㈱23.7100.049.068.3100.7イオンタウン㈱16.785.741.172.2109.5㈱OPA26.1―52.361.1―イオンディライト㈱7.151.563.481.973.4イオンディライトアカデミー㈱38.5100.068.182.639.1イオンディライトセキュリティ㈱12.250.080.089.559.9環境整備㈱6.50.060.475.070.9イオンディライトコネクト㈱6.1100.061.673.687.2㈱白青舎8.3―47.881.255.6イオンコンパス㈱42.9――――㈱アスクメンテナンス11.1―76.479.799.1㈱イオンファンタジー51.3100.078.474.7111.8㈱ジーフット31.5100.067.973.5100.3イオンペット㈱68.047.152.260.0111.7イオンエンターテイメント㈱17.057.174.691.7109.3㈱メガスポーツ9.558.362.474.2115.6㈱未来屋書店27.5―68.076.0100.3㈱イオンイーハート69.5100.072.681.3126.7㈱コックス40.80.066.181.4104.2メガペトロ㈱29.3――――ブランシェス㈱86.8―47.069.0135.6R.O.U㈱28.6―65.479.7105.5リフォームスタジオ㈱26.1―45.571.364.8イオンカルチャ―㈱50.0――――イオンフードサプライ㈱13.883.377.779.3131.1イオンベーカリー㈱40.650.053.573.799.5イオンデモンストレーションサービス㈱25.0―64.075.3197.3イオンネクストデリバリー㈱14.8100.0101.0105.756.5イオントップバリュ㈱25.275.067.869.893.5 当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%) (注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者イオンアイビス㈱47.287.541.473.674.2イオンネクスト㈱13.2――――イオンスマートテクノロジー㈱14.060.063.091.181.3イオンアグリ創造㈱25.5100.085.1100.4101.4イオングローバルSCM㈱4.9100.041.768.863.8㈱生活品質科学研究所31.4―68.082.378.0イオン商品調達㈱10.3―49.571.858.6 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。 3 労働者の男女の賃金差異は、女性労働者の平均年間賃金÷男性労働者の平均年間賃金×100%として算定しております。 平均年間賃金の算定に用いる労働者の人員数のうちパート労働者の人員数については、労働時間を基にフルタイム換算(1日8時間換算)の人数で算出しております。 ③ 提出会社及び主要な連結子会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%) (注3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者28.482.567.879.4122.2 (注) 1 従業員が100人を超える連結子会社を主要な連結子会社として算出の対象としております。 GMS事業においては「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の基準と照合した際に職責や部下の管理範囲が管理職として妥当と考えられる店舗マネージャーや主任を算出に含めております。 2 従業員が300人を超える国内連結子会社を主要な連結子会社として算出の対象としております。 3 従業員が100人を超える国内連結子会社を主要な連結子会社として算出の対象としております。 4 指標の算出にあたっては、連結子会社に含まれる各社の事業年度が提出会社と異なる場合、各社の事業年度ごとに集計しております。 (労働者の男女の賃金の差異に関する補足説明)労働者の男女の賃金の差異において、提出会社で正規雇用労働者における男女間の賃金差異が生じている主な要因は、賃金制度において性別による処遇の差は一切ないものの、資格等級の高い男性労働者の割合が多いためであります。 全労働者においても、非正規労働者の93%が女性であることにより、平均年間賃金の算出において賃金差異が大きく発生しております。 また、提出会社及び主要な連結子会社において、全労働者で男女間の賃金差異が生じている主な要因は、制度上の賃金差はないものの、全従業員の8割近くをパートタイマーの女性が占めており、多様な働き方を選択している割合が大きいためであります。 正規雇用労働者においても転居転勤の有無によって給与体系が異なり、全国転勤区分を選択している男性従業員割合が多いため、差異が広がっております。 引き続き、従業員が働きやすい環境づくりに取り組むとともに、女性の活躍推進施策の計画的な実施、マネジメント職への登用、支援体制の構築等に取り組んでまいります。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社は、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。 」という基本理念を2006年より定款に定めています。 グループとしての姿勢を国内外約60万人に上るすべての従業員が正しく理解して将来に伝承していくために、またステークホルダーの皆さまにも積極的に発信し、ご理解いただきたいという想いから、基本理念について背景や意味合いを綴った内容に改め、2023年5月の株主総会を経て定款にも記し直しました。 「すべてはお客さまのために」という視点から、市場やお客さまの変化を見据え、長期的な視点で持続可能な成長と地域社会に貢献するグループを目指し、企業価値向上に取り組んでいます。 また、「21世紀の企業に生まれ、変わる」ことを宣言して社名を“イオン”とした2001年当時にビジョンとして掲げた「夢のある未来」の意味を改めて問い直し、2023年4月、“一人ひとりの笑顔が咲く未来のくらしを創造する”というステートメントとともに「イオングループ未来ビジョン」を策定しました。 この「イオングループ未来ビジョン」に則り、お客さまをはじめ、株主や取引先の皆さま、地域社会、従業員と良好な関係を築き、お客さまにご満足いただける商品やサービスを提供し続けることで、長期的な繁栄と成長を遂げてまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題等「中期経営計画(2021~2025年度)」の始動から約4年が経過し、最終年度となりました。 中期経営計画立案時の想定を超える物価上昇やエネルギーコストの高騰、気候変動等の環境変化が生じ、常態化しつつあるなか、中期経営計画で掲げる「デジタルシフトの加速と進化」「サプライチェーン発想での独自価値の創造」「新たな時代に対応したヘルス&ウエルネスの進化」「イオン生活圏の創造」「アジアシフトの更なる加速」の5つの変革と「グリーン戦略」の重要性はさらに高まっています。 当社は商品やサービスを通じて、地域のお客さまの暮らしを支える社会的な役割を果たすべく、これまでの中期経営計画の実績を振り返り、解決すべき課題を明確にし、持続的な成長のための事業基盤の確立に取り組んでいます。 ① デジタルシフトの加速と進化デジタル事業の拡大と店舗デジタル化による生産性向上を柱にデジタルシフトを推進しています。 新たなデジタル事業として2023年に開業したネットスーパーGreen Beansは、当社にとって新たなエリアである首都圏でサービス提供エリアを拡大し、着実に顧客基盤を広げています。 店舗デジタル化では、セルフレジや電子棚札の導入を加速するほか、グループトータルアプリiAEONには2024年6月に電子レシート機能を搭載する等、生産性に加えて買物体験価値の向上にも取り組んでいます。 ② サプライチェーン発想での独自価値の創造プライベートブランドを中心に「価格」と「価値」の両面で商品改革に取り組んでいます。 価格の面では、お客さまの生活防衛意識の高まりを受け、「トップバリュベストプライス」を拡大するとともに、様々な企業努力を通じて合理的コスト削減が実現できたタイミングで、値下げ等を実施しています。 価値の面では、シェフ・クオリティをコンセプトとした次世代型総菜プロセスセンター「Craft Delica Funabashi」を2024年6月より稼働し、独自価値の創造をはかっています。 ③ 新たな時代に対応したヘルス&ウエルネスの進化健康サービスの提供に地域や所得、情報の格差が生じるなか、当社は誰にでもヘルス&ウエルネスのサービスが行き届く社会の実現を目指しています。 ウエルシアホールディングス㈱と㈱ツルハホールディングスとの経営統合を通じ、日本全国をカバーするドラッグストア連合を構築し、将来的にはアジアNo.1を目指してまいります。 ④ イオン生活圏の創造地域に根ざした事業活動の積み重ねが地域の課題を解消し、当社の成長や地域の豊かさに結び付く姿を「イオン生活圏」として、その構築を推進しています。 その実現のため、エリア再編により固まりつつある各地域基盤を起点に、商品・サービスのみならず、「場」や「情報」「交流」の提供に取り組んでいます。 ⑤ アジアシフトの更なる加速グローバル企業や日本の小売企業が有望なアジア市場に積極的に進出するなか、当社は他社に先駆けてビジネスを展開し、経験を積み重ねてきた強みを活かし、積極的な出店やプライベートブランドをはじめとする独自商品でシェア拡大に努めています。 また、金融事業ではマレーシアやベトナムで新規ビジネスを開始する等、グループトータルで成長戦略を推進してまいります。 ⑥ グリーン戦略気候変動や生物多様性の損失等、環境課題が深刻化するなか、当社は環境負荷低減と収益拡大を同時に実現するグリーン戦略を推進しています。 全国の店舗網を活用して回収する、使用済みペットボトルの再生事業等、お客さまが当社をご利用いただくことが自然と環境に配慮した行動につながる取り組みを加速してまいります。 (3) 人材の活躍・ダイバーシティの推進①ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進当社は、グループのさらなる成長と拡大を目指して、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)の推進を社会的課題への対応だけではなく経営戦略のひとつと捉え、一層の多様な人材の人材活躍の実現に向け、2024年3月DE&I推進室へと組織改編しました。 ダイバーシティが生み出す従業員とその家族、お客さま、会社の3者の満足の実現を目指す活動を“ダイ満足”と名づけ、グループ全体で様々な活動に取り組んでいます。 経営戦略としてのDE&Iについて学ぶ機会として、経営層、管理職層、一般従業員の3層に研修を実施し、合計5,257名が参加しました。 女性活躍推進の強化として新たに開始した、グループ労使で取り組む女性のパイプライン拡大を目指したキャリアプログラム(管理職候補、部長候補育成)を合計198名が受講し、視野/視座の向上、意識変化、行動変容の機会となっています。 LGBTQ+の取り組みでは、東京レインボープライドにグループで初出展し、LGBTQ+フレンドリーな買物環境作り等を紹介しました。 年1回開催のグループ各社の好事例を共有する“ダイ満足”アワードは、新たに海外事業会社部門を審査対象とし、29社より33の取り組みが報告されました。 若手社員をチームで育成する仕組み作りや時間給社員店長活躍、女性管理職登用を目指した施策等、各社ごと自社に適した取り組みで、多様性が生み出す価値創造の実現に貢献しています。 なかでも障がい者雇用、活躍推進の取り組みがさらに進み、障がい者雇用率は、3.05%となりました。 ②人的資本への投資当社は、従業員の一人ひとりの成長を信じ、それぞれが自律的に成長する集団を目指しています。 成長戦略の実現に向けた人材の育成、登用、採用の強化をはかっており、DXが進展するなか、デジタル人材の育成に関しては、2025年までの目標を2千名と定め、社内育成と外部採用により人材確保に努めています。 また、小売業では限定的な時間のなかで働く方が活躍するチャンスが大きく、こうした人材が柔軟に働くための環境整備にも力を注いでおり、従業員の8割を占める約44万人のパートタイマーの賃金を3年連続で7%引き上げました。 革新し続ける企業集団として、人的資本への投資と生産性向上への取り組みの両輪で持続可能な成長を目指してまいります。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。 」という基本理念のもと、事業を通じてサステナビリティ活動を推進しています。 当社グループの地域での成長が地域の豊かさに結びつく、循環型かつ持続可能な経営を実践する企業集団として、それぞれの地域に根ざした活動をステークホルダーの皆さまとともに実践しています。 実践にあたっては、「イオンサステナビリティ基本方針(2011年策定、2018年改訂)」のもと、気候変動や自然資源の枯渇、生物多様性の損失といった環境課題、少子高齢化による労働力人口の減少、人権尊重、地域コミュニティの衰退といった喫緊の社会課題にも着目し、当社グループの事業への影響を優先したサステナビリティ活動に取り組んできました。 当社グループのサステナビリティの進むべき方向性は、お客さまの今とこれから(未来)の幸せに貢献すること。 地域の未来につながる「より良い暮らし」を提案し続けていくこと。 安全・安心であり人権がきちんと守られた環境で事業を行うこと。 そして、従業員一人ひとりの可能性を信じ、自立的な成長を推進するための教育投資や環境整備を継続すること。 創業以来大切に受け継いできた「イオンの基本理念」と、未来の暮らしを創造するグループであることを目指す「イオングループ未来ビジョン」のもと、「持続可能な社会への貢献」と「グループの成長」を両立させていきます。 「暮らし」をキーワードにイオンが事業活動を通じて取り組むサステナビリティの活動領域 (1) サステナビリティ共通① ガバナンス当社は、企業統治体制として指名委員会等設置会社を選択しており、取締役会が執行役に業務執行の執行権限を大幅に委譲し、迅速な意思決定を行う体制をとっています。 事業を通じてサステナビリティ活動を推進していくために、事業との関連性と社会への影響度の高いサステナビリティのリスクや機会、課題対応に関する重要事項は、代表執行役をはじめとする経営幹部で構成する経営会議「イオン・マネジメントコミッティ」にて多様な観点から議論、決議・承認を経たのち実行され、取締役会では、当社の経営の意思決定機関として法定事項を決議するとともに、経営の基本方針並びに業務執行上の重要な事項を決定・承認し、取締役及び執行役の職務の遂行を監督しております。 なお、当社のコーポレート・ガバナンス体制の詳細については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」に記載のとおりであります。 ② 戦略当社グループでは、経営戦略の一環として、サステナビリティ活動のなかで7つの重点分野(マテリアリティ)を定めています。 特定にあたっては、事業との関連性と社会への影響度の観点から当社グループとステークホルダーにとっての重要性を軸に抽出しています。 イオンで買物をする、イオンで働く、イオンと協業する、事業活動そのものがサステナブルな対応となることを目指し、その実現に向けた7つの重点分野と主な取り組みは以下のとおりです。 重点分野(マテリアリティ)主な取り組み及びマイルストーン脱炭素社会の実現・「イオン脱炭素ビジョン」に基づき、店舗、商品・物流、お客さまとともに、の3つの視点で省エネ、創エネの両面から、温室効果ガス排出の削減に取り組み、脱炭素社会の実現を目指しております。 ・2040年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロ化。 資源循環の促進・「イオンプラスチック利用方針・削減目標」に基づき、2030年までに使い捨てプラスチック使用量を50%削減(2018年比)、PB商品で環境・社会に配慮した素材を使用。 ・「食品廃棄物削減方針・削減目標」をベースに2025年までに食品廃棄物を50%削減(2015年比:発生原単位)。 生物多様性の保全・持続可能な調達原則に則り、グローバル基準に基づいた、「農産物」「畜産物」「水産物」「紙・パルプ・木材」「パーム油」「カカオ」「コーヒー」で持続可能性に配慮して生産された商品の調達を推進しています。 ・「イオンの森づくり」に代表される植樹活動や、ふるさとの森の生物多様性価値の測定、生態系の保全・創出に配慮した店舗開発等、生物多様性保全の取り組みを推進しています。 コミュニティとの協働・お客さまや地域社会への貢献は小売業の使命と捉え、国内外の多様な業種・業態の店舗を起点に社会活動を推進しています。 ・「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」「こども食堂応援団」「イオンハートフル・ボランティア」等を通じ、お客さまや地域の人々とともに、コミュニティの発展と生活文化の向上に貢献する街づくり、絆づくりに取り組んでいます。 人権に配慮した公正な事業活動・人間尊重の経営を実現するため「イオンの人権基本方針」に基づき従業員のみならずサプライチェーン上で関わるお取引先さまや地域の方々の人権を尊重することを目的とし人権デュー・ディリジェンスを実施しています。 人権デュー・ディリジェンスでは、グループ全体の人権課題を抽出し対応状況や取り組み状況のモニタリングを行っています。 ・グループ各社の役員をはじめ全従業員を対象とした人権研修を毎年実施し、「人権」に関する正しい理解と認識を深め意識向上をはかるよう啓発活動を続けています。 ・当社グループのサプライチェーン上のお取引先さまの従業員の方々を対象とした「お取引先さまホットライン」、当社グループの従業員を対象とした「イオンコンプライアンスホットライン」を設置しているほか、イオンサプライヤー取引行動規範(CoC)管理規程を制定し、当社グループに関わる全ての方々がイオンの基本理念である「お客さま第一」の実現に向けた行動を実践ができることを目指しています。 重点分野(マテリアリティ)主な取り組み及びマイルストーン従業員の幸せの実現・「イオンの基本理念」「イオングループ未来ビジョン」の浸透により、当社グループの価値創造を創出する人材を育成しています。 ・「教育は最大の福祉」という考えに基づき、育成(教育の進化、自律型人材の育成、経営・事業の成長をけん引する人材の育成)と採用(経営・事業の成長をけん引する人材の獲得、個別型採用への転換)に取り組み、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる教育環境を整えています。 ・多様な人材が活躍できる環境の整備が必要であると考え、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(女性活躍、障がい者活躍、LGBTQ+への取り組み)、健康経営、エンゲージメントに対する取り組みを推進しています。 攻めと守りのガバナンス・当社は会社法に規定する指名委員会等設置会社です。 ・取締役会は、多様な分野で高い見識と豊富な経験・知見を有する役員で構成され、過半数を社外取締役にすることで経営の監督機能を強化しています。 ・「イオンの基本理念」を当社の定款に記し、ガバナンスにおいても基本的な考え方としています。 ③ リスク管理リスク管理体制については、リスクマネジメント管掌を配置し、リスクマネジメント委員会を開催しています。 同委員会では、リスクアセスメント等により優先順位の高いリスクを抽出したうえで、対応及びその効果について進捗管理を実施し、当社の執行役にリスク管理状況及び対応を報告・提案しています。 特に影響度の高いリスクについては、部門横断のタスクフォースを編成し、リスクの予見・予知・予防に努めてまいります。 なお、個別のリスクの詳細は、「3 事業等のリスク」に、リスク管理体制の整備状況は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」に記載のとおりであります。 ④ 指標及び目標当社グループでは、上記「② 戦略」において記載した重点分野(マテリアリティ)及び取り組み事項について、次の指標を用いております。 当該指標に関する現在の状況及び目標は、次のとおりであります。 取り組み項目指標現在目標目標年度脱炭素社会の実現店舗で排出するCO2等店舗における再エネ普及率国内店舗の再エネ転換率55% ※1店舗で排出するCO2等を総量でゼロ2040年度店舗電力の50%を再エネ化2030年度食品廃棄物の削減発生原単位での食品廃棄物削減(2015年比)37.9%削減 ※150%削減2025年度プラスチック使用量の削減使い捨てプラスチック使用量削減(2018年比)12.7%削減 ※150%削減2030年度基本理念の浸透基本理念への共感度 ※23.434.02025年度未来ビジョンへの共感度 ※23.374.02025年度従業員の働きがいエンゲージメントレーティング B以上出現率 ※273.5%100%2025年度職場の多様性女性管理職比率28.4%50.0%2025年度障がい者雇用率3.05%3.5%2025年度 ※1 2023年度実績を記載しております。 2024年度確定値はイオンレポート2025(統合報告書)に開示予定です。 それ以外の項目については2024年度実績を記載しております。 ※2 各スコア、レーティングの詳細については、「(3) 人的資本 ②指標及び目標」に記載しております。 (2) 気候変動① ガバナンス気候変動を含む環境課題は、企業の持続可能性に関わる問題と捉えております。 これらの課題に対する具体的な施策や方針は、イオン・マネジメントコミッティとその監査・監督を行う取締役会によって決定されます。 その直下には環境保全・社会貢献活動全般を統括する責任者としてGX担当責任者 兼 環境・社会貢献部長を配置し、個々の気候関連・自然関連に関わる取り組みの管理・監督をしています。 事業会社各社の責任者は、このレポートラインに従い、取締役会やイオン・マネジメントコミッティで決議された気候変動を含むビジョンや中長期計画等に対し、各社の推進責任部署・責任者を定め、具体的な各社の事業計画を作成・推進する役割を負っています。 ② 戦略● 1.5℃目標を達成するためのシナリオ分析当社グループの事業活動は、商品調達と店舗運営の活動によって支えられています。 気候関連課題は主に調達、店舗の段階で発生するGHGインパクトをいかに見える化し削減するかが課題です。 従って、脱炭素施策をいかに社会システムに組み込んでいくかが重要であり、移行リスクと物理リスクをバランスさせた戦略を考えることが必要になります。 このアプローチを実行するため、IPCCによる報告を中心に専門セクターから得られる様々な情報を加味して、1.5℃と4℃の世界に至るシナリオ分析を行い、そのシナリオ内で変数を様々に変化させながら、気候変動関連の移行リスクと物理リスク、機会を把握します。 ≫シナリオ分析の流れ①重要な気候関連リスク・機会の特定②気候関連リスク・機会に係るパラメータの特定・将来推移調査、将来社会シナリオ検討③各将来シナリオ下における気候関連リスク・機会に伴う事業影響評価(定性/定量)④気候関連リスク・機会に対するレジリエンスの評価、今後の対応策の検討 ● 気候関連リスク・機会を特定し、対応するためのプロセス流通小売業にとって重要なリスク・機会となりうる「店舗操業」「商品調達」に関する事項を抽出・整理し、各々のさらなる詳細の特定・評価は以下に示すプロセスにおいて実施します。 小売業としての最重要2分野店舗操業国内の店舗・物流拠点商品調達食品(原材料調達及び製造・加工工程)[理由]業態・店舗数が多く、物理リスク・移行リスクが比較的明確になってくる。 [理由]最も事業構成が大きく、かつお客さまの暮らしに対するインパクトが大きい。 サプライチェーンの広がりを考慮して、国内外のサプライヤーをその範囲に含めている。 ● 気候シナリオによる影響、組織戦略の強靭性(気候シナリオ分析)当社グループの戦略には、1.5℃の世界に整合する移行計画を含んでいます。 1.5℃シナリオとして、主にNZE(IEA)、SSP1-1.9(IPCC AR6)、4℃シナリオとしてSSP5-8.5(IPCC AR6)を参照しました。 ● 気候変動に関わる重大な財務上、戦略上の影響「直接的な損失」店舗設備や商品在庫が気候変動による災害等の影響で毀損される被害のうち、予想最大被害額が営業利益の1%を超えた場合を「重大な財務上・戦略上の影響」と定義します。 「間接的な損失」店舗の休業や物流網の断絶に起因する営業や事業活動の中断のうち、事業中断日数が概ね1週間程度続くと予想される場合を「重大な財務上・戦略上の影響」と定義します。 ● 気候関連リスク・機会の特定・評価当社グループとしてありたい姿の実現に向け、「ステークホルダーにとっての重要性」と「自社にとっての重要性」の観点から、マッピングを実施し事業に関連する課題を抽出しています。 抽出される重要項目については、ステークホルダーと自社双方の両軸で「高」となる右上の象限に含まれている項目を、グループが重点的に取り組むべき課題として特定しています。 それぞれの重点分野ごとに目標・KPIを策定し、サステナビリティ推進体制のもとPDCAサイクルを回し、より実効性のあるサステナビリティ活動の継続と強化に取り組んでいます。 ③ リスク管理(リスクと影響の管理)日常的なリスクと影響の管理は各社・各部単位で対応しています。 個社で対応できないリスク、例えば商品調達エリアでの紛争や異常気象による店舗被災確率の増大等の外部要因リスクやグループ事業に共通する商品・施設・サービス等に起因するリスクや影響については、「リスクマネジメント委員会」において、対応方針の意思決定を行うとともにリスクと影響の予見・予知・予防に努めています。 ≫特定されたリスク・機会項目とインパクト評価区分タイプ重要なリスク・機会項目該当 財務インパクト(2030年:億円)使用したシナリオ考慮したシナリオ店舗物流1.5℃2℃未満~4℃リスク 移行リスク政策規制炭素の価格付けによるコスト増※1○○353341227IEA,WEO2022NZE,APS,STEPS電力政策・エネルギーミックス変化○―大中小技術省エネ・再エネ技術の進展○―大中小 EV車両(物流)・EVインフラ(店舗)の普及○―大中小IEA Global EV Outlook 2022,APS,STEPS市場顧客ニーズ・行動の変化○○小中大(ZEBに関するデータは「IEA Net Zero by- 2050」) 原材料の生産減少、商品化コスト増加―○小中大IPCCAR5,RCP2.6,RCP8.5及びAR6,SSP1-2.6,SSP5-8.5エネルギー価格高騰による収益減※2○○1,0991,0991,099IEA,WEO2022NZE,APS,STEPS評判顧客の社会的意識の高まり○○小中大 社会ニーズに適した商品評価(購買行動変化)○○小中大 物理リスク急性異常気象の激甚化○○小中大IPCCAR5,RCP2.6,RCP8.5及びAR6,SSP1-2.6,SSP5-8.5自然災害に伴う、休業による収益減※3○○793961,584調達コスト、物流コストの増加○○小中大機会製品及びサービス顧客ニーズ・行動の変化○―小中大IEA Net Zero by 2050社会ニーズに対応した商品開発○○小中大 エネルギー源脱炭素エネルギー導入によるコスト削減※4○―21821863IEA,WEO2022NZE,APS,STEPS市場防災機能の高い店舗を保有することによる市場評価増→投資家からの評価○―中中大IPCCAR5,RCP2.6,RCP8.5及びAR6,SSP1-2.6,SSP5-8.5災害時に強い商業施設※5(電力確保、建物構造)○―1682326レジリエンス地域の防災拠点としての店舗活用○―中中大 ※1 目標達成時排出量×炭素税価格(1,168万t-CO2×140・135・90$t-CO2 1$=150円換算)※2 2030年必要電力量(87億7,500万kWh)の50%を通常買電する場合の電力料※3 1ケ月売上(9兆5,042億円)×被災店舗割合(1.5℃…1%、2℃…5%、4℃…20%)※4 2030年必要電力量(87億7,500万kWh)の50%をコーポレートPPAで賄う場合(877億円)の通常買電との差益※5 改修費(SC630店舗:1億円、SM2,000店舗:0.5億円)×対策店舗割合(同上:被災店舗割合) ④ 指標及び目標● 気候関連リスク・機会の管理に用いる指標当社グループは2018年に「イオン 脱炭素ビジョン」を策定し、「店舗」「商品・物流」「お客さまとともに」の3つを柱に、省エネ・創エネの両面から店舗で排出する温室効果ガス(以下、「CO2等」という。 )を総量でゼロにする取り組みを、グループを挙げて進めています。 当社グループの店舗におけるCO2発生源の約9割は電気使用であることから、店舗で使用する電力を再生可能エネルギーに切り替えることは、国内全体のCO2削減への貢献にもつながります。 2040年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロにするという長期目標、及び2030年には店舗使用電力の50%を再エネ化するという中間目標を掲げての取り組みを進め、当社グループの国内事業所における再エネ調達量が使用電力の55%に達し、中間目標を7年前倒しで達成いたしました。 今後もすべての事業活動で持続可能性を追求し、グループが持つあらゆるリソースを活用して地域全体での脱炭素化の実現に向け、取り組みを加速させていきます。 ≫第三者検証について温室効果ガス排出量についての第三者検証を受審①2024年5月から7月にかけて、当社及び主要な連結子会社56社を対象に、第三者検証を行いました。 今後もデータの信頼性の向上とGHG排出量の継続的な削減に努めていきます。 1. 検証範囲2022年4月1日から2023年3月31日の期間における、当社及び主要な連結子会社56社におけるエネルギー起源CO2排出量(スコープ1及びスコープ2) 2. 検証方法ISO14064-3 Greenhouse gases-Part3:Specification with guidance for the validation and verification of greenhouse gas assertsの要求事項に基づき、第三者による認証を受けた。 温室効果ガス排出量についての第三者検証を受審②2022年度に続き2023年度も当社グループの物流の中核を担うイオングローバルSCM㈱の輸送に伴う温室効果ガス排出量の第三者検証を実施しました。 1. 検証範囲2022年4月1日から2023年3月31日のイオングローバルSCM㈱が取り扱った商品の国内輸送に伴う温室効果ガス排出量(スコープ3のカテゴリー4に相当)。 2. 検証方法ISO14064-3 Greenhouse gases-Part3:Specification with guidance for the validation and verification of greenhouse gas assertsの要求事項に基づき、第三者による認証を受けた。 検証の信頼性向上のため、開示数値とそれに至る算定方法まで遡って検証の対象としております。 2023年度の第三者検証については、取得に向けた手続き中であり、第三者検証の結果は当社webサイト(https://www.aeon.info/)にて公表予定であります。 (3) 人的資本当社グループは「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する。 」という企業理念のもと、企業の発展力は人であると考えています。 従業員一人ひとりの可能性を信じ、自立的な成長を推進するための教育投資や採用・配置・評価・処遇・定着といった人材マネジメントサイクルの観点から多様な人材が最大限のパフォーマンスを発揮できる施策や環境整備を継続して強化してまいります。 「革新し続ける企業集団」として、イオンらしい人的資本への投資と、生産性向上への取り組みの両輪で持続可能な成長を目指しています。 ① 戦略● 人材育成方針(全体方針)当社の基本理念に明示されている「人間尊重」とは、個性、尊厳、自律性の尊重に加えて、人間が持つ可能性を信じ、仕事や学びを通じて成長し、よりよく人間的になることを後押しすることでもあります。 従業員一人ひとりを信じ、尊重することで、その人の能力や思いが花開き、さらに人とつながることによって、より幸福な状態が生じるという考えのもと人材育成に取り組んでおります。 当社グループの人材育成は、人間として成長することが従業員にとって最大の福祉であるという「教育は最大の福祉」という考えに基づいたものであり、これまでも、これからも「小売業は人間産業」の理念のもと、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる教育環境を整えていきます。 (取り組み内容)人材育成(A)戦略的採用の強化・当社グループは、「人事は採用に始まり採用に終わる」という考えのもと、人事戦略の根幹である採用活動を強化してまいります。 主には質の選別の実現やグループ共通採用基準を用いた採用、経営陣の採用への積極的な関与を推進していくとともに、革新の原動力である「創造力」をもった人材の採用を通じて、グループの持続的な成長を支える人材基盤の構築を推進してまいります。 ・多様性と挑戦を推奨し、地域密着とグローバルな視点を併せ持つ人材を積極的に採用します。 また、採用後も教育や成長の機会を通じて社員一人ひとりの可能性を引き出すことで、企業の未来を共に創造していくことを採用方針としています。 (B)ホールディングスとしての当社とグループ各社の人材育成の進化 ■「人材開発ポリシー」「期待人材像」をもとにした新たな人材育成体系の構築・「人材開発ポリシー」を設定し、当社グループが目指す人材育成の方向性を具体化します。 ・コンピテンシーから「期待人材像」を明らかにしたうえで人材育成体系を再構築すると共に、各社の教育体系構築の支援を行います。 ■グループ共通教育プログラムの構築・自律型人材の育成を目的に、行動変容を促す教育プログラムをグループ共通で構築し各社のニーズに合わせて導入します。 ・若年層の教育プログラムを刷新(3年間から5年間)し、個々の成長に合わせてタイムリーな学習・教育支援が行える環境を構築します。 ■人材育成への積極投資・従業員が自律的にキャリアを考え、成長のために自ら学び続けられる環境を整備・拡充するために、さらなる教育の充実とグループ全体の年間教育投資額(2024年度実績:60億円)を拡充してまいります。 (C)キャリア自律の支援 ■イオンキャリアアドバイザーの養成・イオンキャリアアドバイザーを養成・認定し、各社において従業員の自律的キャリア形成を支援する体制を構築します。 ・各年代、階層においてキャリアを考える機会を増やし、充実させます。 ■全従業員へのリスキリングの促進・グループ共通学習プラットフォームのユーザビリティの向上とコンテンツの拡充によって各社での利用を推進し、従業員のスキルの見える化と自己管理を強化することで、一人ひとりの学びを支援する環境をさらに充実させます。 (D)グループ経営、事業の成長を牽引する人材の育成 ■次世代経営人材候補の育成・グループの経営を担う人材の早期発掘と持続的な育成を目指すための人材マネジメントの仕組みと人材育成プログラムを構築し実施します。 ・コーポレートガバナンスを強化するための教育プログラムを充実させます。 ■デジタル人材の育成・デジタル領域において6職種×3レベルの人材定義を行い、当社グループとして必要なデジタル人材採用・育成を強化・推進します。 ・専門人材領域(選抜研修)と、全員領域(ITパスポート習得レベル)にて教育を実施します。 ・デジタル人材を2025年度2,000人を目標に採用と育成を進めてまいります。 ● 社内環境整備方針(全体方針)基本理念に基づく、お客さまを原点に絶えず「革新し続ける企業集団」であるためには、多様な人材が活躍できる環境の整備が必須であると考えています。 私たちは何のために革新し続けるのか。 その目的はお客さまの負を解消し、地域の人々の豊かな暮らしを実現する支援をし、お客さまを笑顔にすることです。 そういった強い想いを実現するために、多様な事業を展開する当社グループのすべての人材が、共通の基本理念や未来ビジョンを範として、自主的・自律的にいきいきと活動・活躍しながら、お客さま第一を追求している状態を目指しています。 基本理念と未来ビジョンの浸透をはじめ、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン、健康経営、エンゲージメント、人権等、幅広い取り組みを進めることで従業員一人ひとりが能力を最大限発揮できる環境を整備し、持続可能な成長を実現してまいります。 また、当社グループはパートタイマーの従業員を国内約44万人雇用しており、パートタイマーの賃金を3年連続で7%引き上げました。 パートタイマーは、「地域の生活者」でもあり、賃上げによって「地域の暮らしを支える」という側面も持っていると捉えています。 今後も積極的な教育投資とDX等の活用による生産性向上と賃金改善の好循環を生み出し、国内の労働市場の活性化に寄与する取り組みを続けていきます。 (取り組み内容)ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン当社グループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進を社会的課題への対応だけではなく、経営戦略のひとつとして捉えています。 グループの更なる成長と拡大、イオンピープルの誰もが活躍し、革新し続けることを目指し、すべての従業員が働きやすく、活躍できる企業環境づくりを実現するために、ダイバーシティが生み出す従業員とその家族、お客さま、会社の3者の満足の実現を目指す活動を“ダイ満足”と名づけ、グループ全体で様々な活動に取り組んでいます。 グループ各社のベストプラクティスを共有する、“ダイ満足”アワードは11回目を迎え、海外各社の事例共有を新たに加え、29社より33の取組施策が報告されました。 また、2024年度は「共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援」が特に優れた企業として「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に選定されました。 (A)女性活躍現在、女性管理職比率は連結ベースで28.4%に達しており、50%を目指してセミナー等を実施しています。 2024年度は意思決定機関におけるジェンダーギャップを解消し、多様な視点や考え方(これまでの視点・思考ではない)を経営に取り込むことを目的に、労使専門委員会と協業し「部長候補コース」「管理職候補コース」を新設しました。 これまでの女性経営者育成プログラムに加え、女性の入社から経営者層までのパイプライン拡充の後押しをしております。 多様性に富んだ人材が、様々な機会を得て、活躍する企業集団となることで、当社グループの恒久的な成長と発展を実現してまいります。 (B)障がい者活躍障がい者雇用率は厚生労働省が定める2.5%以上に対し、当社グループは既に3.05%に達しており、早期に3.5%以上を目指す計画です。 障がい者の方々が働く職場環境を整備し、雇用を促進していくことは、多くの従業員を雇用している私たちの責任でもあります。 障がい者雇用特例子会社として1980年に設立したアビリティーズジャスコ㈱は、「障がい者が働く姿をあたりまえの社会にする」という経営理念のもと、障がい者の就労移行、就労定着を支援する合計8センターの運営や福祉用品販売を行っています。 2020年度からは、当社とアビリティーズジャスコ㈱の連携事業として、年間を通じて月1回のオンライン研修を開催し、障がい者雇用の課題である定着・採用について実践的かつ専門的に学べる機会を提供しています。 全国の人事担当をはじめ誰もが参加、学ぶことができ、最新の情報を盛り込み、情報交換が可能なつながりの場に進化しています。 (C)LGBTQ+への取り組み当社グループは、人種・国籍・民族・性別・年齢・出身地・宗教・学歴・心身の障がい・性的指向と性自認等を理由とした差別を一切行いません。 能力と成果に貫かれた人事を基本的な考え方とし、多様な人材の能力を十分に活かす組織の実現を目指しています。 LGBTQ+に関する基礎知識や最新情報を学び、従業員一人ひとりが自分らしく働ける職場づくりを目指し、LGBTQ+に関する研修やアライ(支援者)育成に取り組んでいます。 2024年度は、東京レインボープライドにグループで初出展をし、LGBTQ+フレンドリーな買い物環境作り等を紹介しました。 健康経営当社グループは、グループとして従業員の健康づくりが企業活動の要であり、従業員が健康であってこそ地域のお客さまの健康と幸せの実現に貢献できるという考えのもと、従業員とその家族の健康増進に取り組んでいます。 当社グループが考える「健康経営」とは、従業員が健康であることが、豊かな地域生活につながる好循環です。 従業員が心身ともに健康になることで、生産性や創造性が向上し、その結果、お客さま満足の向上につながります。 以上の考えのもと、2016年に「イオン健康経営宣言」を発表。 グループ一丸での健康経営の推進により、生産性の向上、離職率の低減、従業員満足度・働きがいの向上を目指しています。 受動喫煙対策・卒煙の取り組みとして従業員の就業時間内禁煙・敷地内の禁煙を実施、生活習慣改善に向けた特定保健指導実施率向上や健康チャレンジキャンペーン、各専門家による特別講演の開催、女性の健康に対する学習等、心と身体の健康づくりと安全安心で活力ある職場づくりに取り組んでいます。 こうした取り組みが評価され「健康経営優良法人2025」にグループ60社が認定されました。 (内、2社はホワイト500を取得しています。 ) ② 指標及び目標 当社グループは「イオンの基本理念」、「イオングループ未来ビジョン」に基づく、イオンが大切にしてきている人に対する考え方と実現したい姿を踏まえ、当社グループにおける重要指標を以下の4項目にまとめております。 当社グループにおける重要指標 ● 基本理念の浸透度 多様な人材や異なる事業の集合体である当社グループにおいて、共通の目標を達成していくための判断のよりどころが「イオンの基本理念」です。 基本理念や未来ビジョンへの共感こそが当社グループによる価値提供の基盤であり、当社グループが掲げる地域社会への貢献を実現すべく、全従業員が基本理念に共感している状態を目指します。 基本理念の浸透をはかるため、国内外の各社において定期的に理念研修を実施しています。 また、理念の実践と定着を加速させる取り組みとして、職場での対話とコミュニケーションの場である「ビジョンMT」を推進しており、2024年度はグループ全体で約3,000回開催しました。 基本理念に則った活動と人間尊重によって積極的な平和への貢献を実現するとともに、地域になくてはならない存在であり続けたいと考えています。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標基本理念への共感度3.434.0未来ビジョンへの共感度3.374.0理念研修の参加率82.2%100% ・基本理念への共感度、未来ビジョンへの共感度はエンゲージメントサーベイの自社アンケート結果から算出したグループ連結のスコアになります。 ※5段階にてスコア化(1.0~5.0)しております。 ● 従業員の働きがい お客さまに対する価値創造を担う従業員が最大の経営資本であるという考えのもと、従業員の働きがい(エンゲージメント)の向上を重要項目に設定しています。 労働市場の環境変化が加速する現代において、人材や組織の状態を表す「従業員エンゲージメント」が会社と従業員の信頼関係を表す指標になると認識しております。 「従業員エンゲージメント」の向上は従業員が自社の理念に共感し、貢献意欲が高まる状態を実現していくためにも必要不可欠なものであると考えています。 2024年度は国内外183社・43万人以上の回答データを分析し、各社の組織状態及びグループの組織課題の可視化と改善を進めています。 今後も国内最大規模のエンゲージメントを活用するとともに、真の人的資本経営に取り組んでまいります。 また、地域での安定的な雇用と従業員自身の健康が人間の幸福と規範の下支えにつながるという考えのもと、健康経営の促進に引き続き取り組んでまいります。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標エンゲージメントレーティングB以上出現率 ※173.5%100% 全体(エンゲージメントスコア※2)BB(52.3)― 管理職(エンゲージメントスコア※2)BBB(56.3)― 日給月給(エンゲージメントスコア※2)B(51.7)― 時間給(エンゲージメントスコア※2)BB(52.0)―離職率(日給月給)6.0%5.0%入社5年目定着率57.5%70%以上健康経営優良法人認定社数60社70社 ※1 エンゲージメントレーティングは、2025年度までに組織の信頼関係が健全な状態であることを示すBランク以上に全社が達することを目標に掲げ、エンゲージメントの改善に取り組んでまいります。 ※2 エンゲージメントスコアの算出は㈱リンクアンドモチベーションの「モチベーションクラウド」によって算出。 他社平均50.0に対し、当社はグループ全体で52.3、エンゲージメントレーティング「BB」(全11段階中上から5番目)を獲得しています。 ● 職場の多様性 多様な価値観・人材を活かした革新ある経営の実践を成し遂げるべく、従業員の人権を尊重し、属性・区分に関係なく公正な評価と、学びを促進し、能力発揮できる機会の提供に努めています。 多様な価値観を持つ従業員が活躍しやすい制度が整備され、常にお客さまのニーズに柔軟に応じる革新的な組織の実現を目指しています。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標女性管理職比率28.4%50.0%障がい者雇用率3.05%3.5% ・女性管理職比率は、提出会社及び主要な連結子会社(従業員が100人を超える連結子会社を主要な連結子会社として算出の対象としております。 )の合算の数値であります。 ・女性管理職比率の算出にあたり、GMS事業については「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の基準と照合した際に職責や部下の管理範囲が管理職として妥当と考えられる店舗マネージャーや主任を算出に含めております。 ・女性管理職比率の会社別の詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び 男女の賃金の差異」に記載のとおりであります。 ● 経営幹部育成状況 ビジョンの実現に向けて事業横断的に、当社グループのリソースを最大限活用できる経営者の育成を進めています。 当社はホールディングスとして、主要会社の社長や取締役等、グループ経営幹部のサクセッションプランをサポートするとともにグループ企業の次期経営者候補の審議、個別育成方針を定めています。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標グループ経営者準備人数(審議対象者人数)36名45名 |
戦略 | ② 戦略当社グループでは、経営戦略の一環として、サステナビリティ活動のなかで7つの重点分野(マテリアリティ)を定めています。 特定にあたっては、事業との関連性と社会への影響度の観点から当社グループとステークホルダーにとっての重要性を軸に抽出しています。 イオンで買物をする、イオンで働く、イオンと協業する、事業活動そのものがサステナブルな対応となることを目指し、その実現に向けた7つの重点分野と主な取り組みは以下のとおりです。 重点分野(マテリアリティ)主な取り組み及びマイルストーン脱炭素社会の実現・「イオン脱炭素ビジョン」に基づき、店舗、商品・物流、お客さまとともに、の3つの視点で省エネ、創エネの両面から、温室効果ガス排出の削減に取り組み、脱炭素社会の実現を目指しております。 ・2040年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロ化。 資源循環の促進・「イオンプラスチック利用方針・削減目標」に基づき、2030年までに使い捨てプラスチック使用量を50%削減(2018年比)、PB商品で環境・社会に配慮した素材を使用。 ・「食品廃棄物削減方針・削減目標」をベースに2025年までに食品廃棄物を50%削減(2015年比:発生原単位)。 生物多様性の保全・持続可能な調達原則に則り、グローバル基準に基づいた、「農産物」「畜産物」「水産物」「紙・パルプ・木材」「パーム油」「カカオ」「コーヒー」で持続可能性に配慮して生産された商品の調達を推進しています。 ・「イオンの森づくり」に代表される植樹活動や、ふるさとの森の生物多様性価値の測定、生態系の保全・創出に配慮した店舗開発等、生物多様性保全の取り組みを推進しています。 コミュニティとの協働・お客さまや地域社会への貢献は小売業の使命と捉え、国内外の多様な業種・業態の店舗を起点に社会活動を推進しています。 ・「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」「こども食堂応援団」「イオンハートフル・ボランティア」等を通じ、お客さまや地域の人々とともに、コミュニティの発展と生活文化の向上に貢献する街づくり、絆づくりに取り組んでいます。 人権に配慮した公正な事業活動・人間尊重の経営を実現するため「イオンの人権基本方針」に基づき従業員のみならずサプライチェーン上で関わるお取引先さまや地域の方々の人権を尊重することを目的とし人権デュー・ディリジェンスを実施しています。 人権デュー・ディリジェンスでは、グループ全体の人権課題を抽出し対応状況や取り組み状況のモニタリングを行っています。 ・グループ各社の役員をはじめ全従業員を対象とした人権研修を毎年実施し、「人権」に関する正しい理解と認識を深め意識向上をはかるよう啓発活動を続けています。 ・当社グループのサプライチェーン上のお取引先さまの従業員の方々を対象とした「お取引先さまホットライン」、当社グループの従業員を対象とした「イオンコンプライアンスホットライン」を設置しているほか、イオンサプライヤー取引行動規範(CoC)管理規程を制定し、当社グループに関わる全ての方々がイオンの基本理念である「お客さま第一」の実現に向けた行動を実践ができることを目指しています。 重点分野(マテリアリティ)主な取り組み及びマイルストーン従業員の幸せの実現・「イオンの基本理念」「イオングループ未来ビジョン」の浸透により、当社グループの価値創造を創出する人材を育成しています。 ・「教育は最大の福祉」という考えに基づき、育成(教育の進化、自律型人材の育成、経営・事業の成長をけん引する人材の育成)と採用(経営・事業の成長をけん引する人材の獲得、個別型採用への転換)に取り組み、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる教育環境を整えています。 ・多様な人材が活躍できる環境の整備が必要であると考え、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(女性活躍、障がい者活躍、LGBTQ+への取り組み)、健康経営、エンゲージメントに対する取り組みを推進しています。 攻めと守りのガバナンス・当社は会社法に規定する指名委員会等設置会社です。 ・取締役会は、多様な分野で高い見識と豊富な経験・知見を有する役員で構成され、過半数を社外取締役にすることで経営の監督機能を強化しています。 ・「イオンの基本理念」を当社の定款に記し、ガバナンスにおいても基本的な考え方としています。 |
指標及び目標 | ④ 指標及び目標当社グループでは、上記「② 戦略」において記載した重点分野(マテリアリティ)及び取り組み事項について、次の指標を用いております。 当該指標に関する現在の状況及び目標は、次のとおりであります。 取り組み項目指標現在目標目標年度脱炭素社会の実現店舗で排出するCO2等店舗における再エネ普及率国内店舗の再エネ転換率55% ※1店舗で排出するCO2等を総量でゼロ2040年度店舗電力の50%を再エネ化2030年度食品廃棄物の削減発生原単位での食品廃棄物削減(2015年比)37.9%削減 ※150%削減2025年度プラスチック使用量の削減使い捨てプラスチック使用量削減(2018年比)12.7%削減 ※150%削減2030年度基本理念の浸透基本理念への共感度 ※23.434.02025年度未来ビジョンへの共感度 ※23.374.02025年度従業員の働きがいエンゲージメントレーティング B以上出現率 ※273.5%100%2025年度職場の多様性女性管理職比率28.4%50.0%2025年度障がい者雇用率3.05%3.5%2025年度 ※1 2023年度実績を記載しております。 2024年度確定値はイオンレポート2025(統合報告書)に開示予定です。 それ以外の項目については2024年度実績を記載しております。 ※2 各スコア、レーティングの詳細については、「(3) 人的資本 ②指標及び目標」に記載しております。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ① 戦略● 人材育成方針(全体方針)当社の基本理念に明示されている「人間尊重」とは、個性、尊厳、自律性の尊重に加えて、人間が持つ可能性を信じ、仕事や学びを通じて成長し、よりよく人間的になることを後押しすることでもあります。 従業員一人ひとりを信じ、尊重することで、その人の能力や思いが花開き、さらに人とつながることによって、より幸福な状態が生じるという考えのもと人材育成に取り組んでおります。 当社グループの人材育成は、人間として成長することが従業員にとって最大の福祉であるという「教育は最大の福祉」という考えに基づいたものであり、これまでも、これからも「小売業は人間産業」の理念のもと、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる教育環境を整えていきます。 (取り組み内容)人材育成(A)戦略的採用の強化・当社グループは、「人事は採用に始まり採用に終わる」という考えのもと、人事戦略の根幹である採用活動を強化してまいります。 主には質の選別の実現やグループ共通採用基準を用いた採用、経営陣の採用への積極的な関与を推進していくとともに、革新の原動力である「創造力」をもった人材の採用を通じて、グループの持続的な成長を支える人材基盤の構築を推進してまいります。 ・多様性と挑戦を推奨し、地域密着とグローバルな視点を併せ持つ人材を積極的に採用します。 また、採用後も教育や成長の機会を通じて社員一人ひとりの可能性を引き出すことで、企業の未来を共に創造していくことを採用方針としています。 (B)ホールディングスとしての当社とグループ各社の人材育成の進化 ■「人材開発ポリシー」「期待人材像」をもとにした新たな人材育成体系の構築・「人材開発ポリシー」を設定し、当社グループが目指す人材育成の方向性を具体化します。 ・コンピテンシーから「期待人材像」を明らかにしたうえで人材育成体系を再構築すると共に、各社の教育体系構築の支援を行います。 ■グループ共通教育プログラムの構築・自律型人材の育成を目的に、行動変容を促す教育プログラムをグループ共通で構築し各社のニーズに合わせて導入します。 ・若年層の教育プログラムを刷新(3年間から5年間)し、個々の成長に合わせてタイムリーな学習・教育支援が行える環境を構築します。 ■人材育成への積極投資・従業員が自律的にキャリアを考え、成長のために自ら学び続けられる環境を整備・拡充するために、さらなる教育の充実とグループ全体の年間教育投資額(2024年度実績:60億円)を拡充してまいります。 (C)キャリア自律の支援 ■イオンキャリアアドバイザーの養成・イオンキャリアアドバイザーを養成・認定し、各社において従業員の自律的キャリア形成を支援する体制を構築します。 ・各年代、階層においてキャリアを考える機会を増やし、充実させます。 ■全従業員へのリスキリングの促進・グループ共通学習プラットフォームのユーザビリティの向上とコンテンツの拡充によって各社での利用を推進し、従業員のスキルの見える化と自己管理を強化することで、一人ひとりの学びを支援する環境をさらに充実させます。 (D)グループ経営、事業の成長を牽引する人材の育成 ■次世代経営人材候補の育成・グループの経営を担う人材の早期発掘と持続的な育成を目指すための人材マネジメントの仕組みと人材育成プログラムを構築し実施します。 ・コーポレートガバナンスを強化するための教育プログラムを充実させます。 ■デジタル人材の育成・デジタル領域において6職種×3レベルの人材定義を行い、当社グループとして必要なデジタル人材採用・育成を強化・推進します。 ・専門人材領域(選抜研修)と、全員領域(ITパスポート習得レベル)にて教育を実施します。 ・デジタル人材を2025年度2,000人を目標に採用と育成を進めてまいります。 ● 社内環境整備方針(全体方針)基本理念に基づく、お客さまを原点に絶えず「革新し続ける企業集団」であるためには、多様な人材が活躍できる環境の整備が必須であると考えています。 私たちは何のために革新し続けるのか。 その目的はお客さまの負を解消し、地域の人々の豊かな暮らしを実現する支援をし、お客さまを笑顔にすることです。 そういった強い想いを実現するために、多様な事業を展開する当社グループのすべての人材が、共通の基本理念や未来ビジョンを範として、自主的・自律的にいきいきと活動・活躍しながら、お客さま第一を追求している状態を目指しています。 基本理念と未来ビジョンの浸透をはじめ、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン、健康経営、エンゲージメント、人権等、幅広い取り組みを進めることで従業員一人ひとりが能力を最大限発揮できる環境を整備し、持続可能な成長を実現してまいります。 また、当社グループはパートタイマーの従業員を国内約44万人雇用しており、パートタイマーの賃金を3年連続で7%引き上げました。 パートタイマーは、「地域の生活者」でもあり、賃上げによって「地域の暮らしを支える」という側面も持っていると捉えています。 今後も積極的な教育投資とDX等の活用による生産性向上と賃金改善の好循環を生み出し、国内の労働市場の活性化に寄与する取り組みを続けていきます。 (取り組み内容)ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン当社グループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進を社会的課題への対応だけではなく、経営戦略のひとつとして捉えています。 グループの更なる成長と拡大、イオンピープルの誰もが活躍し、革新し続けることを目指し、すべての従業員が働きやすく、活躍できる企業環境づくりを実現するために、ダイバーシティが生み出す従業員とその家族、お客さま、会社の3者の満足の実現を目指す活動を“ダイ満足”と名づけ、グループ全体で様々な活動に取り組んでいます。 グループ各社のベストプラクティスを共有する、“ダイ満足”アワードは11回目を迎え、海外各社の事例共有を新たに加え、29社より33の取組施策が報告されました。 また、2024年度は「共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援」が特に優れた企業として「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に選定されました。 (A)女性活躍現在、女性管理職比率は連結ベースで28.4%に達しており、50%を目指してセミナー等を実施しています。 2024年度は意思決定機関におけるジェンダーギャップを解消し、多様な視点や考え方(これまでの視点・思考ではない)を経営に取り込むことを目的に、労使専門委員会と協業し「部長候補コース」「管理職候補コース」を新設しました。 これまでの女性経営者育成プログラムに加え、女性の入社から経営者層までのパイプライン拡充の後押しをしております。 多様性に富んだ人材が、様々な機会を得て、活躍する企業集団となることで、当社グループの恒久的な成長と発展を実現してまいります。 (B)障がい者活躍障がい者雇用率は厚生労働省が定める2.5%以上に対し、当社グループは既に3.05%に達しており、早期に3.5%以上を目指す計画です。 障がい者の方々が働く職場環境を整備し、雇用を促進していくことは、多くの従業員を雇用している私たちの責任でもあります。 障がい者雇用特例子会社として1980年に設立したアビリティーズジャスコ㈱は、「障がい者が働く姿をあたりまえの社会にする」という経営理念のもと、障がい者の就労移行、就労定着を支援する合計8センターの運営や福祉用品販売を行っています。 2020年度からは、当社とアビリティーズジャスコ㈱の連携事業として、年間を通じて月1回のオンライン研修を開催し、障がい者雇用の課題である定着・採用について実践的かつ専門的に学べる機会を提供しています。 全国の人事担当をはじめ誰もが参加、学ぶことができ、最新の情報を盛り込み、情報交換が可能なつながりの場に進化しています。 (C)LGBTQ+への取り組み当社グループは、人種・国籍・民族・性別・年齢・出身地・宗教・学歴・心身の障がい・性的指向と性自認等を理由とした差別を一切行いません。 能力と成果に貫かれた人事を基本的な考え方とし、多様な人材の能力を十分に活かす組織の実現を目指しています。 LGBTQ+に関する基礎知識や最新情報を学び、従業員一人ひとりが自分らしく働ける職場づくりを目指し、LGBTQ+に関する研修やアライ(支援者)育成に取り組んでいます。 2024年度は、東京レインボープライドにグループで初出展をし、LGBTQ+フレンドリーな買い物環境作り等を紹介しました。 健康経営当社グループは、グループとして従業員の健康づくりが企業活動の要であり、従業員が健康であってこそ地域のお客さまの健康と幸せの実現に貢献できるという考えのもと、従業員とその家族の健康増進に取り組んでいます。 当社グループが考える「健康経営」とは、従業員が健康であることが、豊かな地域生活につながる好循環です。 従業員が心身ともに健康になることで、生産性や創造性が向上し、その結果、お客さま満足の向上につながります。 以上の考えのもと、2016年に「イオン健康経営宣言」を発表。 グループ一丸での健康経営の推進により、生産性の向上、離職率の低減、従業員満足度・働きがいの向上を目指しています。 受動喫煙対策・卒煙の取り組みとして従業員の就業時間内禁煙・敷地内の禁煙を実施、生活習慣改善に向けた特定保健指導実施率向上や健康チャレンジキャンペーン、各専門家による特別講演の開催、女性の健康に対する学習等、心と身体の健康づくりと安全安心で活力ある職場づくりに取り組んでいます。 こうした取り組みが評価され「健康経営優良法人2025」にグループ60社が認定されました。 (内、2社はホワイト500を取得しています。 ) |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | ② 指標及び目標 当社グループは「イオンの基本理念」、「イオングループ未来ビジョン」に基づく、イオンが大切にしてきている人に対する考え方と実現したい姿を踏まえ、当社グループにおける重要指標を以下の4項目にまとめております。 当社グループにおける重要指標 ● 基本理念の浸透度 多様な人材や異なる事業の集合体である当社グループにおいて、共通の目標を達成していくための判断のよりどころが「イオンの基本理念」です。 基本理念や未来ビジョンへの共感こそが当社グループによる価値提供の基盤であり、当社グループが掲げる地域社会への貢献を実現すべく、全従業員が基本理念に共感している状態を目指します。 基本理念の浸透をはかるため、国内外の各社において定期的に理念研修を実施しています。 また、理念の実践と定着を加速させる取り組みとして、職場での対話とコミュニケーションの場である「ビジョンMT」を推進しており、2024年度はグループ全体で約3,000回開催しました。 基本理念に則った活動と人間尊重によって積極的な平和への貢献を実現するとともに、地域になくてはならない存在であり続けたいと考えています。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標基本理念への共感度3.434.0未来ビジョンへの共感度3.374.0理念研修の参加率82.2%100% ・基本理念への共感度、未来ビジョンへの共感度はエンゲージメントサーベイの自社アンケート結果から算出したグループ連結のスコアになります。 ※5段階にてスコア化(1.0~5.0)しております。 ● 従業員の働きがい お客さまに対する価値創造を担う従業員が最大の経営資本であるという考えのもと、従業員の働きがい(エンゲージメント)の向上を重要項目に設定しています。 労働市場の環境変化が加速する現代において、人材や組織の状態を表す「従業員エンゲージメント」が会社と従業員の信頼関係を表す指標になると認識しております。 「従業員エンゲージメント」の向上は従業員が自社の理念に共感し、貢献意欲が高まる状態を実現していくためにも必要不可欠なものであると考えています。 2024年度は国内外183社・43万人以上の回答データを分析し、各社の組織状態及びグループの組織課題の可視化と改善を進めています。 今後も国内最大規模のエンゲージメントを活用するとともに、真の人的資本経営に取り組んでまいります。 また、地域での安定的な雇用と従業員自身の健康が人間の幸福と規範の下支えにつながるという考えのもと、健康経営の促進に引き続き取り組んでまいります。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標エンゲージメントレーティングB以上出現率 ※173.5%100% 全体(エンゲージメントスコア※2)BB(52.3)― 管理職(エンゲージメントスコア※2)BBB(56.3)― 日給月給(エンゲージメントスコア※2)B(51.7)― 時間給(エンゲージメントスコア※2)BB(52.0)―離職率(日給月給)6.0%5.0%入社5年目定着率57.5%70%以上健康経営優良法人認定社数60社70社 ※1 エンゲージメントレーティングは、2025年度までに組織の信頼関係が健全な状態であることを示すBランク以上に全社が達することを目標に掲げ、エンゲージメントの改善に取り組んでまいります。 ※2 エンゲージメントスコアの算出は㈱リンクアンドモチベーションの「モチベーションクラウド」によって算出。 他社平均50.0に対し、当社はグループ全体で52.3、エンゲージメントレーティング「BB」(全11段階中上から5番目)を獲得しています。 ● 職場の多様性 多様な価値観・人材を活かした革新ある経営の実践を成し遂げるべく、従業員の人権を尊重し、属性・区分に関係なく公正な評価と、学びを促進し、能力発揮できる機会の提供に努めています。 多様な価値観を持つ従業員が活躍しやすい制度が整備され、常にお客さまのニーズに柔軟に応じる革新的な組織の実現を目指しています。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標女性管理職比率28.4%50.0%障がい者雇用率3.05%3.5% ・女性管理職比率は、提出会社及び主要な連結子会社(従業員が100人を超える連結子会社を主要な連結子会社として算出の対象としております。 )の合算の数値であります。 ・女性管理職比率の算出にあたり、GMS事業については「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の基準と照合した際に職責や部下の管理範囲が管理職として妥当と考えられる店舗マネージャーや主任を算出に含めております。 ・女性管理職比率の会社別の詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び 男女の賃金の差異」に記載のとおりであります。 ● 経営幹部育成状況 ビジョンの実現に向けて事業横断的に、当社グループのリソースを最大限活用できる経営者の育成を進めています。 当社はホールディングスとして、主要会社の社長や取締役等、グループ経営幹部のサクセッションプランをサポートするとともにグループ企業の次期経営者候補の審議、個別育成方針を定めています。 重点管理項目2024年度実績2025年度目標グループ経営者準備人数(審議対象者人数)36名45名 |
事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 当社グループは、リスクマネジメントを、グループ各社・各部署において責任を持って取り組むべき重要な経営課題として位置付けています。 一方、個社で対応できないリスクについては、「イオン・マネジメントコミッティ」のもとに「リスクマネジメント委員会」において、審議・意思決定を行っています。 当社グループの事業に関してリスク要因となると考えられる事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在における当社による判断、目標、一定の前提又は仮定に基づく予測等であり、実際の結果と異なる可能性があります。 また、以下に記載する事項は、当社グループの事業に関する全てのリスクを網羅的に記述するものではありませんのでご留意ください。 ① 地震や台風等の災害、新型感染症、テロ活動等に関するリスク当社グループの店舗・施設の周辺地域においては、大地震や台風、津波等の自然災害、火災あるいは予期せぬ事故等による店舗・施設への物理的な損害のほか、社会的影響力が大きい新型感染症等の流行、戦争、暴動、テロ活動、コンピュータウイルス等によるシステム障害の発生、その他当社グループの供給業者もしくは仕入・流通ネットワークに影響する事象が発生する可能性があります。 当該事象に備え、当社グループにおいては、事業継続計画に基づき情報インフラの整備、防疫対策基準の策定、防災拠点の設置や店舗の耐震強化、地方自治体との防災協力協定の締結、不測の事態が生じた際の資金調達手段の確保等の対策を講じておりますが、想定を上回る事象の発生により当社グループの販売活動や流通・仕入活動が阻害された場合、さらに人的被害や物理的被害があった場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ② 環境課題に関するリスク当社グループは、「イオン サステナビリティ基本方針」のもと、店舗や商品開発をはじめ、物流や取引先も含めたサプライチェーン全体で、脱炭素・気候変動、生物多様性の保全、資源循環の促進といった様々な環境課題の解決に取り組んでいます。 しかしながら、環境に関する法的規制の強化や社会的要請の高まりにより想定以上のエネルギー費用や対策コストが発生した場合、また、気候変動や生態系の変化・破壊に伴い農・水産物の品質・収量に著しい変化が生じた場合、その他当社グループの取り組みや開示内容が不十分とみなされ、当社グループの社会的信用が低下した場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 なお、環境課題に関する戦略、ガバナンス、リスク管理並びに指標と目標については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2)気候変動」に記載のとおりであります。 ③ 情報セキュリティに関するリスク当社グループは、総合金融事業の顧客のほか、当社グループが営むその他の事業の顧客から得た個人情報、取引先の情報、従業員の個人情報、経営に関する機密情報等を保管・管理しております。 IT・ICTの普及やテレワークの拡大により情報セキュリティの重要性が高まる中、当社グループでは、取り扱う情報を事業活動の展開並びに付加価値を創出するための重要な資産と位置づけ、かかる情報の漏洩が生じないよう、情報セキュリティに関する体制や規程を整備し、情報の取り扱いや情報システムの運用に具体的な基準を設け、定期的なチェックを行う等、最大限の対策を講じております。 また、近年急増するサイバー攻撃にも対応するため、情報セキュリティを専門に扱うグループ情報セキュリティ事務局を設置し、サイバー攻撃によるシステム停止等の事業継続リスクに対応しております。 しかしながら、機密情報が何らかの事情により漏洩、改ざん、不正使用等された場合、また、サイバー攻撃によるインシデントが発生した場合、被害者に対する損害賠償義務やサービスの大規模な停止による損害及び対応費用の発生のほか、当社グループの社会的信用の低下により、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ④ 他企業の買収(M&A)等に関するリスク当社グループは、グループ各社がそれぞれの分野・地域でナンバーワンへと成長するため、既存の事業モデルの革新をはかるとともに、新しい成長モデルを確立してまいります。 当社グループは成長戦略の一環として他企業の買収または他企業への投資を行うことがあります。 買収を行う際には、対象企業の財務内容や契約関係等について詳細な事前調査を行い、極力リスクを回避するように努めておりますが、買収を実施した後において、偶発債務や未認識債務の発生、被買収企業に対し当社グループの内部統制を適切かつ有効に適用できないことにより、不正行為やコンプライアンス上の問題等が発生する可能性も考えられます。 また、買収によって新たにのれんが発生し、その償却費用が増加する可能性があります。 これらの要因により、期待する成果を達成できない場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑤ 商品の開発及び調達に関するリスク当社グループは、商品の品質や安全性に加え、お客さまが必要とされる商品やサービスをお値打ち価格で提供することが小売業の使命であり、経営の重要課題であると考えております。 この考えのもと、多様化するお客さまの声に応えるため、グループ共通プライベートブランド(PB)商品であるトップバリュをはじめ、グループの専門業態が開発を担う専門性の高いPB商品、地域事業会社による生鮮・デリカを中心としたローカルPB商品のほか、国内外の様々なナショナルブランド商品を取り扱っております。 商品開発にあたっては、厳しい基準を設けて入念な品質検査を実施する等「安全」と「安心」を守るための様々な取り組みを進め、原材料や商品の調達にあたっては、経済環境や地政学的状況を慎重に見極めながら国内外のベストソースからの調達、スケールメリットを活用した需要集約、物流の効率化等の様々な施策を通じてコストの削減と安定供給を実現しています。 また、資源循環型社会の実現に向けた、環境配慮型商品の開発や、商品のライフサイクル全体での持続可能性の高い活動の推進に加え、人権尊重への取り組みとして、取引先と協力して、各国の生産・製造拠点に対し、働く人々の雇用が適切であるか、安全に働ける環境であるか、法令を遵守しているかを確認する等、サプライチェーン全体に責任を持つというポリシーのもと、様々な社会的課題を改善につなげる取り組みを進めております。 しかしながら、当社グループのPB商品に起因する事故等が発生した場合や異物混入等が発生し商品の販売自粛の措置をとる場合、想定を上回る原材料価格や物流コストの上昇、急激な為替の変動、天候不順等の影響により、メーカー各社の価格引き上げの発生や商品調達に支障が生じた場合、低環境負荷や人権配慮等への取り組みが不十分と見なされた場合、売上の低下や売上原価の上昇に加え、お客さまからの信頼の失墜を招いたことによるブランドの毀損により、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑥ 商業施設の開発及びデジタル・物流関連投資に関するリスク当社グループは、地域行政と連携し、地域に根ざした商業施設の開発を進めるとともに、中期経営計画において「デジタルシフトの加速と進化」を掲げ、システム投資やIT企業との提携・連携、物流等のデジタル・物流関連投資を加速しています。 商業施設の開発においては、日本国内における都市計画法、建築基準法及び大規模小売店舗立地法や、海外におけるそれぞれの国や地域の法令諸規制の適用により、都市計画の内容等によって郊外地域における店舗開設に制限が課されたり、不動産価格の上昇、大規模災害の復旧需要等による建設業界の慢性的な人材不足や建築資材価格の上昇により、不動産取得コストや建築コストの上昇、工期の長期化が発生したりする場合があります。 また、デジタル・物流関連投資では、特にIT分野は技術革新のスピードが速く、事業環境の変化により、新たな技術をサービスに採用するための人材の不足や想定を上回る速度での投資案件の陳腐化や競合他社比での劣後等が発生する場合があります。 これらの要因により、当初の計画通りに店舗やサービスの新規開発等ができなくなり、新店舗の開設や新サービスの提供の遅れ、これに起因する競争力の低下、想定を上回るコストの発生、投資回収までの期間の長期化等、期待する成果の達成や維持ができないことにより、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑦ 競合激化及び消費動向等の影響に関するリスク当社グループは、売上高ベースの国内シェアが高く、その収益は日本の小売市場に大きく依存しております。 そのため、今後の日本経済の悪化及び個人消費の落ち込み、人口減少による市場の縮小、業種・業態を超えた競争の激化等の影響により、当社グループの売上が低迷する場合があります。 加えて、為替変動やインフレ等の急激な経済環境の悪化や異常気象による天候不順等により、商品の調達コストを始め、光熱費や設備維持のための費用、人件費、販促費等の店舗運営に関する様々なコストが上昇する一方で、厳しい市場環境により当該コスト相当額を販売価格に反映することが困難となる場合があります。 これらの要因により、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 海外においては、中国、アセアンを中心に事業を展開しており、また国内で販売する商品の一定程度を海外から輸入しております。 海外において、経済成長の鈍化、不安定な政治・経済情勢、法律や政策の変更、戦争等により、当社グループの海外における販売活動や流通・仕入活動、課税等に問題が発生した場合、またこれらに起因して為替・金利が異常な変動をした場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑧ 人的資本に関するリスク当社グループの事業活動は人材に大きく依存しており、店舗運営をはじめとした各分野において優秀な人材を確保・育成することに加え、急速な社会の変化に対応するために、多様な価値観を持つ多様な人材の能力を活かすことが成長には不可欠です。 そのため、当社グループでは国内外で将来を担う人材を積極的に採用・育成するとともに、人権尊重とダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの観点から、人種や年齢、国籍、性別に捉われずに多様な人材が互いに認め合い、いきいきと平等に活躍できる環境の整備や組織風土づくりを推進しております。 また、健康経営として、従業員の生産性や創造性の向上、離職率の低減、従業員の働きがい(エンゲージメント)の向上を目指して、受動喫煙対策・卒煙支援、従業員の健康意識を高める活動等をグループ一体の取り組みとして行っております。 しかしながら、少子高齢化の進行による人口構成の変化等により、その計画が予定通りに進まない場合や、労働需給の逼迫や急激な賃金の引き上げ等により従業員にかかる費用が増加する場合、また、人的資本に関する当社グループの取り組みや情報開示が不十分とみなされる場合、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 なお、人的資本に関する戦略、指標と目標については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3)人的資本」に記載のとおりであります。 ⑨ 資産の保有に関するリスク当社グループは、店舗に係る棚卸資産や営業債権、有形固定資産及びグループの拡大に伴って発生したのれん並びにデジタル関連投資に伴うソフトウエア等多額の固定資産のほか、金融サービスに係る金融資産、その他金融市場で取引される様々な資産等、事業ポートフォリオに基づく多種多様な資産を保有しています。 これらの資産への投資については、高い収益力と財務の健全性の確保のため、事業セグメントごとにフロー・ストックの両面で現状分析したうえで、資源の最適配分の考えのもと、成長分野への重点投資とキャッシュ・フローの創出を重視して行っております。 しかしながら、店舗の収益性の低下により各店舗の簿価が回収できない場合、市場の混乱等により保有資産の価値が下落した場合、顧客の契約不履行等により想定以上に貸倒懸念債権等が増加した場合等、当該有形固定資産、のれん及びその他の資産について減損または評価損処理を行ったり、追加的な貸倒引当金を計上したりすることがあり、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 また、当社グループは、店舗に係る土地や建物等の一部を賃借しており、契約内容等により一定程度をオペレーティング・リースとして連結財務諸表上オフバランス処理しておりますが、今後改正予定のリースに関する会計基準等の適用後は、原則として借手のすべてのリース取引について使用権資産及びリース負債として連結貸借対照表に計上することとなります。 これにより、当該会計基準等の適用時における有利子負債の増加及び自己資本比率の低下等による経営指標への影響に加え、将来において店舗業績の悪化が見込まれる場合、計上された使用権資産について減損損失等が発生する可能性があります。 なお、固定資産の減損損失の計上にあたっての重要な会計上の見積りの前提条件については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り) 1.固定資産の減損」に記載のとおりであります。 また、当社グループが保有する金融商品の内容及びリスクについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (金融商品関係)」に、貸倒引当金の計上にあたっての重要な会計上の見積りの前提条件については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り) 3 貸倒引当金」に記載のとおりであります。 また、リースに関する会計基準等の概要、適用予定日、影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (未適用の会計基準等)」に記載のとおりであります。 ⑩ 資金調達及び金利変動に関するリスク当社グループは、当連結会計年度末時点において3兆8,444億円(総資産の27.8%)の社債及び借入金等の有利子負債があります。 当社グループは常に多様な資金調達手段を検討しており、金融環境の変化に迅速に対応できる体制を整えておりますが、景気の後退、金融収縮等の全般的な市況の悪化や、信用格付けの格下げ等による信用力の低下、事業見通しの悪化等の要因により、当社グループが望む条件で適時に資金調達できない可能性があります。 また、今後、長期金利や短期金利が上昇した場合、借入コストの増加により当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑪ 総合金融事業における法的規制に関するリスク当社グループにおいて総合金融事業を営む連結子会社が提供するサービスには、法令に基づく許認可によるものが多くあります。 これら法令及び規制の変更や新設に適切な対応ができず、あるいは違反による行政処分等を受けた場合、事業活動への制限を受ける等当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 総合金融事業を営む連結子会社は、その展開する国や地域における関係法令及び諸規制の改正動向をモニタリングし、事業活動や業績等への影響を評価・分析し、コンプライアンスリスクの把握を行っています。 また、法令等に基づく各種報告や届出事項に遺漏がないよう、厳格な期日管理を実施しています。 さらに、役職員に対して定期的に研修を実施し、法令遵守に努めています。 これらの法令諸規則等は将来において新設・変更・廃止される可能性があり、その内容によっては、商品・サービスの提供が制限される等、当社グループの事業、財務状況及び業績に影響が及ぶ可能性があります。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績の状況当連結会計年度(2024年3月1日~2025年2月28日)の連結業績は、営業収益が10兆1,348億77百万円(対前期比6.1%増)、営業利益は2,377億47百万円(前期より130億75百万円の減益)、経常利益は2,242億23百万円(前期より132億56百万円の減益)となり、営業収益が過去最高を更新しました。 親会社株主に帰属する当期純利益が287億83百万円(前期より159億8百万円の減益)となりました。 当連結会計年度を通じて、世界的な政情不安や戦乱、中国経済の成長鈍化等を背景に、先行きへの不透明感が継続しました。 国内の実質賃金は、6月に夏季賞与の影響から2年3カ月ぶりにプラスに転じましたが、8~9月に再びマイナス、その後10月にはプラスと、足踏みする状況が続いています。 年末にかけては、季節的な需要や冬季賞与により個人消費が一時的に持ち直したものの、物価上昇の影響により実質的な購買力は限定的であり、12~1月の消費者マインドには慎重さも見られました。 日本政府はエネルギー価格の高騰に対応して電気・ガス料金に対する補助金政策を2025年1~3月の間で実施しましたが、依然として家計負担の軽減効果には限界があります。 こうした状況下において、日常生活における節約志向と、高付加価値商品・サービスへの積極的な支出という個人消費の二極化傾向は、この先も継続が見込まれます。 そのような環境下で、営業収益についてはすべての報告セグメントが増収となりました。 営業利益については、高利回りな営業債権残高の増加で資本収益性が向上した総合金融事業、増床やリニューアル効果で賃料収入が増加したディベロッパー事業、すべての上場子会社の損益が改善したサービス・専門店事業が増益となりましたが、小売事業を構成するGMS(総合スーパー)事業、SM(スーパーマーケット)事業、DS(ディスカウントストア)事業、ヘルス&ウエルネス事業、国際事業が減益となりました。 (グループ共通戦略)・ 当社はイオングループ中期経営計画(2021~2025年度)で掲げた5つの変革「デジタルシフトの加速と進化」「サプライチェーン発想での独自価値の創造」「新たな時代に対応したヘルス&ウエルネスの進化」「イオン生活圏の創造」「アジアシフトの更なる加速」を着実に推進し、「環境・グリーン」の取り組みを進めています。 2月28日にはイオンモール㈱(以下、イオンモール)とイオンディライト㈱(以下、イオンディライト)の完全子会社化を公表しました。 プラットフォームとしての役割を持つイオンモールと、インフラを担うイオンディライトの完全子会社化により、イオングループの規模を活かして両社の事業規模拡大・成長の加速をはかることで、グループ全体のさらなる成長を実現します。 ・ デジタルシフトの加速と進化: GMS事業のイオンリテール㈱(以下、イオンリテール)では、食品売場へのセルフレジの導入がほぼ全店で完了しました。 お客さまが各売場で商品をスキャンしながら合計額を確認し、無人精算機でまとめて支払う「レジゴー」を導入した店舗は6月に300店舗を超え、当連結会計年度末で337店舗となりました。 9月には、イオンのトータルアプリ「iAEON」に「レジゴー」を組み込み、各種クーポンに加え、株主さま向けの優待特典の適用も可能となり、より快適なお買物体験を提供できるようになりました。 サービス開始から3年強でダウンロード数が1,400万を超えた「iAEON」は、電子レシート(レシートレス機能)を活用し、お客さまからの強い要望を受けて家計簿機能の実装を検討しています。 各社で個別に認識している顧客IDの共通化を進め、イオンカードや「iAEON」「WAON POINT」「AEON Pay」等を通じて蓄積された販売データや購買履歴情報を活用し、従来のマスマーケティングから顧客体験価値を最大化させる1to1マーケティングへの転換は着実に進展しています。 実店舗では、レジの無人化に加え、“その日その時”の最適な値引き率を提示して食品ロスを削減する「AIカカク」や、需要予測に基づき商品発注を最適化する「AIオーダー」等を導入しています。 AIの活用で創出された人時を、接客や売場での創意工夫等、お客さま満足に直結する業務に充てることで、サービスの質を向上しています。 オンラインチャネルでは、買物時間の短縮を求めるお客さまや、実店舗への来店機会が限られるお客さまへの対応を強化しています。 顧客フルフィルメントセンター(以下、CFC)から商品を出荷するネット専用スーパー「Green Beans(グリーンビーンズ)」では、多様な品揃え、生鮮食品の鮮度や食べごろの保証、さらに7時から23時までの1時間単位で商品受取を指定できる利便性が評価されており、店舗数が限られる首都圏エリアでの事業基盤強化が順調に進んでいます。 2月末時点の会員数は約50万人まで増加し、ハブとなるCFC以外に配置した7カ所のスポーク(中継地点)で、東京23区全域を含むサービスエリアにおいて、730万世帯以上のお客さまへの配送が可能となりました。 さらに、建設中の第2号八王子CFC(東京都八王子市)と第3号久喜宮代CFC(埼玉県南埼玉郡宮代町)の稼働により、2027年度以降には1都3県の主要エリアで最大約1,500万世帯をカバーする体制が整う見込みです。 ・ サプライチェーン発想での独自価値の創造: 当社のプライベートブランド(以下、PB)であるトップバリュでは、グループの規模を最大限に活かし、戦略・計画から店舗オペレーションまで、川上から川下までを包括するサプライチェーンを構築し、常にお買い得な価格で高品質の商品を提供しながら、荒利益率の改善も目指しています。 依然として商品の値上げが相次ぐなか、トップバリュは「コツコツコスパ」をテーマに、「トップバリュベストプライス」(価格訴求型)の厳選品目の値下げや増量で価格意識の高いお客さまのニーズに応えています。 「トップバリュ」(付加価値型)や「トップバリュ グリーンアイ」(環境配慮型)を合わせたトップバリュ3ブランドのグループ内展開と売上構成比の拡大に注力するほか、グループ各社が地域生産者と連携して開発するローカルPBや、薬、ペット、スポーツといった専門性の高い商品群のPBも展開しています。 これらを通じ、2025年度までにPB全体で売上高2兆円の達成を目指します。 さらに、2025年を目標にトップバリュのすべての商品をReduce(リデュース=削減化)、Reuse(リユース=再使用化)、Recycle(リサイクル=再資源化)の3Rに対応した形で開発し、お客さまの日々のお買物が環境負荷低減につながる仕組みを構築していきます。 さらに、商品の企画、製造、販売の内部化や機能会社の活用による収益力の向上もはかっています。 ナショナルブランド商品では、イオン商品調達㈱にグループ内の需要を集約し、大量購入によるコスト削減分を商品価格に反映します。 食品分野では、レストラン品質の商品を提供しつつ、効率的な製造・販売を実現する次世代型総菜プロセスセンター(以下、PC)「Craft Delica Funabashi」(千葉県船橋市)が6月に稼働しました。 商品の質の向上はもとより、各地域にPCを配置することで、店舗における加工・調理の人時削減を推進します。 さらに、7月に本格稼働した物流センター「イオン福岡XD」(福岡市東区)では、構内作業の改善や物流作業の自動化を推進して、作業負荷の軽減や生産性の向上を目指しています。 トヨタ自動車㈱が主導する商用車連合Commercial Japan Partnership Technologies(CJPT)との提携による、モビリティ、データ、エネルギーの各ソリューションを通じたCO2排出量削減にも取り組んでいます。 ・ 新たな時代に対応したヘルス&ウエルネスの進化: 2024年2月に資本業務提携契約を締結した当社、㈱ツルハホールディングス(以下、ツルハ)、ウエルシアホールディングス㈱(以下、ウエルシア)の3社は、尊敬と信頼に基づく強いパートナーシップのもと、住む場所や世代を問わず、地域で暮らすすべてのお客さまに、より良い商品・サービスを提供し、健やかで安心できる暮らしを支え続けることを目指しています。 少子高齢化や生活習慣病の増加、医療・福祉サービスの地域格差といった社会課題に対応するため、3社はドラッグストアを基盤に、ツルハ・ウエルシアのヘルスケア領域での強みとイオンのウエルネス分野の取り組みを融合し、地域の健康を日常的に支える、ライフラインとしての役割を果たしてまいります。 同時に、3社が一体となって生産性・効率性の向上をはかり、利便性の高いサービスを提供することで、安心して暮らせる地域社会の実現に貢献する考えです。 ツルハ・ウエルシアのアセアン地域での経験と、当社の事業基盤を活かし、アジア地域でも信頼されるドラッグストアチェーンとして成長し、アジアナンバーワンのグローバル企業を目指します。 また、イオンリテールは、シニアケアや介護に必要となる情報に着目して立ち上げたプラットフォーム「MySCUE」を基盤として、より安心してそれらと向き合える環境を整え、少子高齢化のなか、皆さまのより良い暮らし(ウエルネスライフ)を実現できるよう取り組んでいます。 ・ イオン生活圏の創造: 当社は、現中期経営計画で掲げる「5つの変革」を通じて、各地域のニーズに応じた豊かな生活圏の創造を目指しています。 首都圏では、㈱いなげや(以下、いなげや)を加えて「関東における1兆円のSM構想」を掲げるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱(以下、U.S.M.H)を中心に、まいばすけっとやGreen Beansを合わせ、実店舗網とECの両面から顧客接点を強化しています。 また、地域の中核施設を運営してきたイオンモールでは、今後は従来の大型店に加え、小規模な近隣型ショッピングセンター(NSC)の運営にも注力し、人口減少や単身世帯増加の課題に対して地方公共団体とも連携しながら、コミュニティの構築を推進します。 当社グループの既存資産を活用し、各地域の顧客層に適したショッピングセンターへと進化し、商品やサービスを展開することで、来店客数の増加につなげる好循環を生み出し、収益基盤の強化を進めます。 一方、所得格差や信用力の違いによる金融サービスの格差を解消する金融包摂のニーズが大きくなっているアセアン地域では、デジタルチャネルを通じた生活密着型の次世代サービスを展開しています。 5月には、マレーシアでイスラム金融方式を採用したデジタルバンクAEON BANK (M) BERHAD(以下、AEON BANK (M))が営業を開始、2月にはベトナムで、個人向けローン事業を中心に展開するPost and Telecommunication Finance Company Limitedをイオンフィナンシャルサービス㈱(以下、イオンフィナンシャルサービス)が完全子会社化しました。 アジアで30年以上培ったノンバンクのノウハウを活かし、金融包摂の実現に貢献します。 ・ アジアシフトの更なる加速: 当社は、1984年にマレーシアに初出店して以来、アジアにおいて事業基盤を構築してきました。 現中期経営計画では、人口ボーナス期にあり、消費性向が高いベトナムを最も重要な市場と位置づけ、出店を加速しています。 当連結会計年度は、イオンモール以外の施設には初入店となるGMS「AEON Ta Quang Buu」(ホーチミン市8区)を開業、9月には「AEON MALL Hue」(フエ市)をグランドオープンしました。 さらに、2026年下期の開業に向けて、北中部の「AEON MALL Thanh Hoa」(タインホア市)や、世界遺産ハロン湾付近に「AEON MALL Ha Long」(ハロン市)を着工しました。 ホーチミンに近い南部ドンナイ省では、現地の開発会社Viet Phatグループと、ショッピングモール開発に向けた基本合意書を締結しました。 これらにより、南部エリア(主要都市:ホーチミン、ビンズオン)、北部エリア(同:ハノイ、ハイフォン)に加え、ベトナム第3の経済圏である中部エリア(同:フエ、ダナン)を中心とした周辺都市へのドミナント出店を加速しています。 ベトナム以外の地域でも、人口動態や交通網の整備状況を考慮して市場拡大が期待できる地域として、3月にはインドネシアのデルタマス、6月には中国浙江省杭州市、9月には同湖南省長沙市で新店を開業しました。 ・ 環境・グリーン: 当社は、国際的な環境調査と情報開示を行う非営利団体CDPにより、排出削減、気候変動リスク緩和、低炭素経済構築等の取り組みが認められ、気候変動対策において最高評価のAリストに6年連続で選出されました。 イオンモール豊川(愛知県豊川市)では「脱炭素都市づくり大賞」において最優秀賞「環境大臣賞」を受賞する等、2040年までにグループ全体のCO2排出ゼロを目指し、持続可能な成長に向け、グループ一体となって取り組んでいます。 また、ESGのうちのSocial(社会)について、基本理念「平和を追求し、人間を尊重し、地域に貢献する」のもと、物価高騰が継続するなかで、従業員である以前に地域の生活者である時間給社員の時給を、2025年度も平均7%増加することが決定しました。 毎年実施しているエンゲージメントサーベイでは調査項目を拡充し、理念、ビジョンへの共感度合いを可視化すべく、経年で変化を追える仕組みを整えています。 グループ全体で国内最大規模の約60万人を雇用している当社がエンゲージメントの向上に取り組むことには、大きな意義があると考えています。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントとして記載する事業セグメントの区分を変更しており、当連結会計年度の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (セグメント情報等)」をご覧ください。 ① GMS事業GMS事業は、営業収益3兆5,594億81百万円(対前期比102.6%)、営業利益163億60百万円(前期より115億65百万円の減益)となりました。 イオンリテールは、「荒利益額の最大化」「ショッピングセンター収益改善」「デジタル売上拡大」を実行しながら、耐性のある経営基盤を構築すべく「収益構造改革」を加速した結果、当連結会計年度は、営業収益が増収となりました。 また、インフレによる様々なコスト上昇により、営業利益は昨年より僅かに減益になったものの、当連結会計年度に注力してきた、既存店の活性化をはじめとした店舗価値向上の取り組みが着実に成果につながっています。 荒利益額の最大化においては、お客さまの日々の暮らしを支えるため、食品PBを中心にシェア拡大と客数増加を意識し、購入頻度に基づく厳選品目の値下げを定期的に実施した結果、確実にお客さまの支持を拡大しています。 商品の仕様変更の際、原料の高騰に加えてお客さまの少量商品ニーズに応えて量目区分を追加したことも、売上増加につながりました。 SPA(製造小売業)企業の荒利益率を目標とした改革を進める衣料では、デイリーカジュアル、ネクストエイジ(若年層)、スポーツライフ、セカンドライフ(シニア層)、オケージョン、雑貨・トラベルの6つの領域にて、売場環境、品揃え、接客を含めた働き方を改革する「専門店モデル」の導入を進め、当連結会計年度末では、対象店舗数が累計14店舗にまで拡大しました。 住居余暇では、「楽しさ」「エキサイティング」を重視した「余暇強化型モデル」の有効性の実証を受けて、来期に向けて同モデルの展開を進めます。 ショッピングセンター収益改善においては、来館客数を最重要KPIとして、店舗の魅力を全館で最大化する活性化・環境投資を進めています。 また、子育て世代・若年層向けの新たな都市型ショッピングセンター「そよら」の展開も加速しており、特に外部テナント比率を高めた店舗で、収益が大きく改善しています。 デジタル売上拡大においては、ネットスーパーで品揃えや予約企画を強化するほか、店舗におけるピックアップ比率の向上や競争環境に応じた拠点の整備・拡大により、お客さまの利便性向上と物流費低減につなげています。 収益構造改革においては、デジタルを活用した生産性改善と、店舗・本社の経費削減の両輪で推進しており、特に当連結会計年度では、バックオフィスのコスト削減や人件費の適正化を進めたことで、人時生産性が大きく改善しました。 イオン北海道㈱では、経営ビジョンである「北海道のヘルス&ウエルネスを支える企業」の実現に向けて、「独自商品の強化」「新オペレーションへの移行と定着」を最重点施策として取り組みを進めています。 10月1日に承継した㈱西友の北海道地域の総合スーパー9店舗では、営業再開を優先しつつ、限られた期間のなかで設備や品揃えの転換を着実かつ効果的に進めました。 また、道内の商業施設減少により購買環境の不便さが増す行事関連商品の展開を強化したほか、メディアを通じた情報発信にも注力しています。 節約志向を背景に、DS業態に転換した3店舗の売上高対前年同期間比は150%超と好調に推移しました。 独自商品の強化については、地元の逸品や地域の名店との共同開発商品のほか、トップバリュを積極的に販売し、なかでもベストプライスが売上高対前期比112.8%と好調に推移しました。 新オペレーションへの移行と定着については、セルフレジや電子棚札のほか、店舗のリアルタイム売上や単品実績を容易かつ迅速に把握する「モバイルアシスタント」システムを全店舗に導入した結果、1店舗当たりの総労働時間は対前期比98.8%となりました。 また、お客さまに「イオンのあるまちに住みたい」と思っていただけるようサステナブル経営の一例として、店舗からの食品廃棄物を飼料に用いて生産した豚の肉を販売しました。 イオン九州㈱では、新たに策定した中期経営計画(2024~2026年度)において掲げた「成長領域へのシフト」「商品改革」「既存資産の魅力度向上」「生産性・経営効率の向上」「サステナブル経営の推進」の重点取り組みを通じて経営環境の変化に対応し、企業価値の向上に努めています。 当連結会計年度は、食料品を中心とした物価上昇や人件費・電気代の高騰に対応するなか、セルフレジや電子棚札、AIを活用した値引き・シフト管理の導入等、店舗DX投資を積極的に進めることで、生産性の向上に努めました。 店舗展開では、都市部におけるマーケットシェア拡大を目指した「マックスバリュエクスプレス」4店舗、同社子会社のイオンウエルシア九州㈱が運営する、調剤薬局併設型ドラッグストアと生鮮食品を取り扱うスーパーマーケットを融合した「ウエルシアプラス」6店舗を含む16店舗を新規に出店し、期末時点の店舗数は340店舗となりました。 売上面では、食料品の堅調な推移に加え、新規出店効果や販促強化により、売上高は前期比104.3%、既存店売上高は四半期ごとに右肩上がりに伸長し、特に第4四半期連結会計期間には前年同期間比104.6%まで上昇しました。 「マックスバリュエクスプレス」では、即食・簡便商品や小型店舗ならではの商品展開を強化し、既存店売上高は前期比105.2%と堅調に推移しました。 「ウエルシアプラス」では食品と調剤の融合に加え、専門人材の育成にも注力し、店舗の収益力向上につなげています。 ECでは、限定セールやネットスーパーの受取体制強化等が奏功し、売上は大きく伸長しました。 加えて、オフィス向けキャッシュレス無人店舗「スマートNICO」や、即配サービス、移動販売サービスの拡大、iAEONを活用した販促施策により、利便性の高い購買環境の整備を進めました。 サステナブル経営の推進では、食品寄附活動「フードドライブ」を279店舗にて実施しており、2019年の開始以降の回収重量は累計155トンを超える規模となりました。 GMS42店舗での衣料品や雑貨の常設回収や、電子レシートの導入による紙使用削減にも取り組みました。 また、環境配慮型商品の販売実績に応じた地域への寄附、熱中症対策のクーリングシェルター設置支援等、環境と地域の持続可能性に配慮した活動を継続しています。 これら多面的な取り組みにより、売上・利益の成長に加えて、持続可能な社会の実現と地域との共生に向けた価値提供を推進しました。 ② SM事業・DS事業SM事業は、営業収益3兆600億65百万円(前期比110.0%)、営業利益329億59百万円(前期より89億52百万円の減益)となりました。 U.S.M.Hは11月末にいなげやと経営統合しました。 これを契機に事業会社間との関係を抜本的に見直し、共通する価値観と思想の基に全体の連携を強化するとともに、首都圏最大規模のスーパーマーケットとして強固な経営基盤を構築する体制への移行を進めます。 具体的には「加工食品、日配食品を始めとした一括仕入調達体制の構築」「人事・総務・IT等のバックオフィス部門を集約」「IT・ロジスティクス・店舗開発等の業務統合による情報共有の迅速化とマーケティング機能の充実」を主要な目標として取り組みを進めています。 同社グループとして「マルエツ草加デリカセンター」(埼玉県草加市)を本格稼働させ、伸長する調理食品の品揃えの充実をはかるとともに、店舗作業の軽減化を目指し、同社グループ内660店舗のうち約500店舗への商品供給を開始しました。 ㈱マルエツでは、デリカ商品の強化に注力し、草加デリカセンターで製造したオリジナルブランド「まいごころ」(米飯商品)「うまごころ」(惣菜商品)の展開を推進しました。 また、新規出店や既存店活性化、省力化ツールの導入を進めたほか、宅配サービスや移動スーパーの拡充をはかり、利便性向上に取り組みました。 ㈱カスミでは、消費頻度の高い商品の価格引き下げや、青果の特売企画等で来店頻度の向上に努めました。 生産性向上では売場の最適化と人時管理に取り組み、ベーカリーの直営化も実施し、移動スーパーや無人販売拠点の拡充も進めました。 マックスバリュ関東㈱では、「商品変革」「デジタル変革」「店舗変革」を柱として変革を推進し、独自価値の提供をはかりました。 地域密着型の商品展開や「MeetsValu(ミーツバリュ)」「生鮮惣菜」の強化を進めたほか、千葉市と協業して移動スーパーを新たに運行開始しました。 いなげやでは、「新鮮さを お安く 心をこめて」を掲げ、来店頻度の向上に向けた店舗改装や、惣菜・鮮魚の差別化商品を強化しました。 特に「鮮魚鮨」の展開拡大等、魅力ある商品づくりに注力しました。 ㈱フジは、同社を存続会社、㈱フジ・リテイリング及びマックスバリュ西日本㈱を消滅会社とする期初の吸収合併以降、中国・四国・兵庫エリアを事業基盤として、2030年度の営業収益目標を1兆円と定めた中期経営計画(2024~2026年度)を策定しました。 この計画に基づき、「企業文化の確立」「既存事業の改革」「事業インフラの統合とシナジー創出」、そして「ESG経営の推進」に全社一丸となり取り組んでいます。 企業文化の確立に向けては、経営理念やビジョンを浸透させるための研修や教育を実施し、従業員が自律的に行動できる風土や組織づくりを進めています。 既存事業の改革では、当連結会計年度において4店舗のスクラップ&ビルドと37店舗の活性化を実施しました。 加えて、電子棚札を69店舗(累計90店舗)、セルフレジ等を40店舗(累計377店舗)に導入し、お客さまの利便性向上と業務効率化をはかりました。 事業インフラの統合とシナジーの創出においては、上期の東四国に続き、下期には西四国にて10月に低温物流、11月に常温物流の再編を実施しました。 さらに、2月には広島・山口エリアにおける常温物流の再編を行いました。 また、自社プロセスセンターでは、製造・加工する商品の仕様統一に取り組むとともに、エリア単位での商品供給体制の再構築を進めています。 商品調達及び商品開発では、取引先の集約や品揃えの統一を進めるとともに、トップバリュの取り扱いを拡充しています。 ノンストアの取り組みでは、お客さまの利便性向上に加え、地域に密着したサービスの展開を目的に、移動スーパーの販路を、87店舗を拠点として、137台・752ルート(当連結会計年度末現在)まで拡大しました。 その結果、売上高は前期比114.8%となりました。 ESG経営の推進においては、社会面では地元団体への寄附、食育活動、フードドライブやフードバンク等を通じて、地域との連携を深めています。 環境面では、省エネ型冷蔵ケースやLED照明への切り替えを進めるとともに、自家消費型太陽光発電の導入も進め、当連結会計年度末までに新たに18店舗(累計81店舗)へ設置しました。 マックスバリュ東海㈱では、ブランドメッセージである「想いを形に、『おいしい』でつながる。 」を具現化すべく、中期経営計画(2024~2026年度)で掲げた3つの基本戦略「事業構造の変革」「テクノロジーの活用を通じた付加価値の創造」「サステナビリティ経営の推進」に取り組んでいます。 営業面では、成長カテゴリーであるデリカや冷凍食品の販売強化をはかるため、品揃えの充実に向けて冷凍ケースの入替を進めました。 節約志向に対しては、火水曜市やお客さま感謝デー等の販促に加え、トップバリュの新商品や増量・値下げ品、小容量商品の展開を強化し、日常の食卓を支える提案を進めています。 商品面では、「じもの商品大商談会」をオンラインでも開催してネット販売の拡大もはかることで、地域商品の魅力発信に努めました。 また、健康的な食生活を提案する「ちゃんとごはん」の取り組みでは、健康や食に関する情報発信や体験の場づくり、行政・大学との共同開発商品の販売を通じて、地域とのつながりを深めました。 店舗展開では、16店舗を改装し既存店の競争力強化をはかるとともに、5店舗を新たに出店した結果、当連結会計年度末の店舗数は244店舗となりました。 あわせて、移動スーパーの台数拡充、ネットスーパー拠点の拡大、ネットショップの拡充、「Maxマート」の出店推進、「Uber Eats」の活用により、買物機会の多様化を推進しています。 また、iAEONアプリによるクーポン配信や、株式上場20周年を記念したセールやキャンペーンも実施しました。 システム面では、電子棚札やキャッシュレスセルフレジの導入、気象データを活用した農産品の自動発注支援により、業務効率と在庫精度の向上をはかりました。 こうした取り組みを通じて、「事業構造の変革」と「テクノロジーによる付加価値の創造」を進めています。 人材の確保・育成に向けては、二期連続で大幅な賃上げを実施するとともに、自らキャリアの方向性や働き方を選択できる新たな人事制度を導入し、研修体制の充実やDX教育、多様性を尊重した職場環境の整備、健康経営の推進を通じて、従業員が主体的に成長でき、働きがいを感じられる環境づくりに取り組んでいます。 DS事業は、営業収益4,114億47百万円(対前期比102.8%)、営業利益79億91百万円(前年同期より4億97百万円の減益)となりました。 生鮮食品を中心とした価格競争力の強化による節約ニーズへの対応に注力し、単位当たりの安さを追求したケース販売や、大容量商品を訴求しながら、iAEONやAEON Payの活用で、お客さまの利便性も向上させています。 ③ ヘルス&ウエルネス事業ヘルス&ウエルネス事業は、営業収益1兆3,228億76百万円(対前期比107.1%)、営業利益360億7百万円(前期より65億92百万円の減益)となりました。 ウエルシアホールディングス㈱及び同社連結子会社では、2030年のありたい姿として「地域No.1の健康ステーション」の実現を目指しています。 2024年3月には、情報システム会社である㈱エクスチェンジを完全子会社化しました。 6月には長野県を地盤に21店舗を展開する㈱とをしや薬局を完全子会社化し、9月にウエルシア薬局㈱が吸収合併しました。 また、同月には当社及びいなげやから㈱ウェルパークの全株式を取得し、10月には首都圏にて介護事業を展開するウエルシアパートナーズ㈱(旧東電パートナーズ㈱)を完全子会社化しました。 また、2024年グッドデザイン賞をともに受賞した地域協働コミュニティスペース「ウエルカフェ」、移動販売車「うえたん号」等の活動により、地域インフラとしての役割を果たします。 当連結会計年度において、物販部門では、たばこ取り扱い中止による減収影響はあるものの、機能、品質、エコ性能を強化したオリジナルPB「からだWelcia」「くらしWelcia」の開発及び拡販を進め、WAON POINTサービスとの連動により、同社のポイント会員であるウエルシアメンバーが1,380万人まで増加しました。 調剤部門において調剤併設店舗数の増加(当連結会計年度末現在2,282店舗)により処方箋受付枚数が増加した結果、物販及び調剤合計の既存店売上高対前期比は堅調に推移しました。 なお、当連結会計年度は78店舗の出店、55店舗の閉店を実施した結果、同社グループの店舗数は3,013店舗となりました。 ④ 総合金融事業総合金融事業は、営業収益5,304億52百万円(対前期比109.7%)、営業利益611億65百万円(前期より99億34百万円の増益)となりました。 イオンフィナンシャルサービスはOur Purpose「金融をもっと近くに。 一人ひとりに向き合い、まいにちのくらしを安心とよろこびで彩る。 」のもと、小売業発の金融グループの強みである「生活者視点」に立ち、展開するアジア各国において、すべてのお客さまのライフステージや生活環境の変化に対応した金融サービスの提供を目指しています。 国内では、イオン生活圏におけるお客さまへの提供価値の最大化と、グループ全体の最適化を目指し、決済関連事業の集約を進めています。 イオンフィナンシャルサービスは2月に、イオンリテール、㈱イオン銀行(以下、イオン銀行)が運営していたWAONバリュイシュア事業の譲受を完了しました。 さらに、2025年3月、コア領域・成長領域への経営資源の集中をはかるため、イオン・アリアンツ生命保険㈱の発行済株式の85.1%を明治安田生命保険相互会社へ譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結しています。 また、イオン銀行では、日本銀行の金融政策や金利環境の変化を踏まえ、2024年5月、10月、さらに2025年3月に円預金及びローン金利の改定を行いました。 「イオン銀行Myステージ」では上位ステージ向けに優遇金利を設定し、あわせて退職金定期預金や特別金利施策等の展開を進めた結果、預金残高は5兆2,016億33百万円(期首差6,622億60百万円増)となりました。 住宅ローンでは、金利改定とともに「イオンセレクトクラブ」の特典訴求を強化したことで、取扱高は5,579億13百万円(前期比99.9%)となりました。 マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に関する管理態勢については、1月に金融庁へ業務改善計画書を提出し、現在は態勢強化と信頼回復に向け、全社一丸となって取り組みを進めています。 リテール事業では、Web・スマホアプリ「イオンウォレット」のUI・UX改善や、AIによる個別アプローチ強化を進めた結果、ショッピングリボ・分割債権残高は3,615億66百万円(期首差507億96百万円増)、キャッシング債権残高は4,279億3百万円(期首差155億81百万円増)と、営業債権残高が着実に拡大しています。 ソリューション事業では、国内カード有効会員数は2,616万人(期首差32万人増)、「AEON Pay」の会員基盤拡大や加盟店ネットワークの拡充により、国内の有効ID数は3,615万人(期首差209万人増)となりました。 加えて、イオンモール専門店でのゴールド会員向け「お客さま感謝デー」特典の実施や、AEON Payの利用拡大施策を通じ、カードショッピング取扱高は7兆4,925億11百万円(前期比105.8%)まで伸長しました。 AEON Payの加盟店数も、カフェやドラッグストア、カラオケ店等日常に密着した業種を中心に拡大し、303万箇所(期首差108万箇所増)に達しています。 海外では、中華圏の主要エリアである香港では景気回復の遅れや物価高の影響が続くなか、現地法人AEON CREDIT SERVICE (ASIA)CO.,LTD.では、中国本土のイオングループ店舗との協業やモバイルペイメントの強化、訪日観光客向け施策等によりカードショッピング取扱高が順調に拡大しました。 あわせて、データ分析を活用した営業強化や即時ローンの導入により、カードキャッシング・ローン取扱高も伸長しました。 メコン圏の主要エリアであるタイでは、経済環境の制約が続くなかでも、現地法人AEON THANA SINSAP (THAILAND) PCL.はデジタルクレジットやプロモーション施策の強化によりカード・ローン取扱高を着実に伸ばす等、成長に向けた取り組みを順調に進めています。 マレーシアにて5月に開業したデジタルバンク「AEON BANK (M) BERHAD」が、2025年3月より個人向けローン「Personal Financing-i」の提供を開始する等、サービスの拡充に取り組んでいます。 イオングループとして海外戦略の最重要国と位置付けるベトナムでは10月に共通ポイント「WAON POINT」の展開を開始し、イオン生活圏の拡大を目指しています。 ⑤ ディベロッパー事業ディベロッパー事業は、営業収益4,961億70百万円(対前期比105.9%)、営業利益530億35百万円(前期より56億86百万円の増益)となりました。 イオンモールでは、当連結会計年度の営業収益、営業利益、経常利益が増収増益となりました。 2023年5月に策定した2030年ビジョン「イオンモールは、地域共創業へ。 」に基づき「つながる」を創造し、広げ、深め、持続可能な地域の未来につながる営みを共創する企業を目指しています。 人口動態の変化等により、国・地域ごとに抱える課題が多様化・複雑化している社会において、一律ではなく、地域の生活圏に着目し徹底したマーケット分析・調査を行うことで、各地域が抱える課題やニーズを汲んだ事業展開を進めていきます。 国内では、既存モールの競争力強化を目的としたリニューアルを推進し、イオンレイクタウンの「Lake Town OUTLET」(埼玉県越谷市)及びイオンモール太田(群馬県太田市)の増床リニューアルを実施しました。 集客施策としては、ゴールデンウィーク期間中に全国のモールで1,500件を超えるイベントを開催したほか、夏季には猛暑対策として館内での夏祭りやミニ花火ショー等の企画を通じ、地域におけるクールシェアスポットとしての役割を果たしました。 下期には物価高を背景に高まる節約志向に対応し、「イオン ブラックフライデー」や「イオン 超!初売り」を展開しました。 これらの施策により、既存モールの来店客数は前年を上回りました(対象92モール)。 また、円安進行を受けて拡大傾向にあるインバウンド消費については、観光地や空港周辺のモールを中心に需要の取り込みを進めた結果、免税売上は前年の約2倍に伸長しました。 今後のさらなる需要拡大に向け、海外モールにおいて日本国内のイオンモールや周辺観光情報の発信を強化する等、海外拠点を活用した取り組みを進めています。 海外では、中国において既存モールの歩合賃料収入の増加や新規モール展開により増収となった一方で、前期に閉店したモールの利益減少や新規モールの開業費用により営業利益は減益となりました。 飲食やアミューズメント等の時間消費型の業種が堅調で、全モールで開催した「イオンモール超級大旺日(スーパーラッキーデー)」が売上、来店客数双方の伸長につながったことから、お客さまの消費意欲を喚起する集客イベントや営業施策を強化して売上拡大をはかります。 ベトナムでは、地域行政や団体と連携したイベント実施や専門店で利用可能なクーポン発行等の取り組みに加えて、記念日や季節行事に合わせたセールス企画や集客イベントを計画的に実施した結果、増収増益となりました。 中部エリア初のイオンモール フエ(フエ市)をオープンし、新たな市場開拓を進めています。 カンボジアでは、イオンモール ミエンチェイ(プノンペン都)における周辺道路工事の進展や館内リノベーション、SNSを活用した広告展開等の集客策や、イオンモール プノンペン(プノンペン都)の増床リニューアル効果から増収となりましたが、集客回復のための販促活動強化に伴う費用増加により、減益となりました。 インドネシアでは独立記念日に合わせたプロモーションや既存モールの空床改善により来店客数が増加し、黒字に転換しました。 ⑥ サービス・専門店事業サービス・専門店事業は、営業収益7,291億52百万円(対前期比101.6%)、営業利益231億4百万円(前期より53億96百万円の増益)となりました。 イオンディライトの当連結会計年度はイオングループ内外における顧客内シェア拡大や新規受託物件の増加に加え、人件費や外注費、原材料費等の原価上昇に伴う単価見直しの推進により増収増益、営業利益、経常利益は過去最高となりました。 人件費や外注費の上昇が課題となる設備管理・警備・清掃の各事業では、継続契約の新規受託をはじめとした売上高の拡大により原価上昇分の影響を吸収し増収増益となりました。 また、建設施工事業では、お客さまのエネルギーコスト上昇に対応した省エネ関連工事の受託拡大に加え、工事体制の強化を通じて複数の大型工事を受託したことにより増収増益となりました。 資材関連事業では、各種資材の受注を拡大するとともに、原価上昇分の適正な売価への反映や配送効率の向上を通じた物流コストの抑制に取り組み、増収増益となりました。 ㈱イオンファンタジーは、「こどもたちの夢中を育み、“えがお”あふれる世界をつくる」というパーパスの実現に向け、『こどもたちの“たのしい”を創造し、「こころ・あたま・からだの成長」を育み続けるファミリー支援企業になる』ビジョンのもと、新中期経営計画(2024~2026年度)を推進しています。 当連結会計年度は、戦略的小型店や新業態の出店を進めている国内事業において、プライズ部門が既存店売上高前期比110.4%と好調、メダル部門も同103.4%と堅調であったことや、飲食併設の大型店舗「Feedy Diner&Arcade」やプレイグラウンド「ちきゅうのにわ」を含む出店が計画を上回って進捗したことで売上高、営業利益ともに過去最高を更新しました。 「ちきゅうのにわ」等の新業態を含む出店が計画を上回って進捗したことで売上高、営業利益ともに過去最高を更新しました。 戦略的小型店はプライズ専門店19店舗、カプセルトイ専門店54店舗の出店をして拡大しました。 アセアン事業では、売上高が過去最高を更新した一方で、出店や本社機能の強化に伴うコスト増等により、営業利益は減少しました。 主力の「kidzooona」に加え、「Kidzooona Safari」や「KID’S BOX JUMBO」等の新業態を導入し、各国で未出店のエリアや中小規模商業施設等への展開を広げました。 国別の出店状況としては、成長率を重視するインドネシアで16店舗、ベトナムで10店舗を新たに出店し、拡大しました。 シェア拡大を重視するマレーシアでは24店舗、フィリピンでは11店舗の出店を進めました。 生産性の向上に取り組むタイでは、11店舗を新たに出店しました。 一方、中国事業では、経済環境の不透明感や競争激化により売上が減少し、営業損失が拡大しました。 不採算店舗等、当初計画を上回る82店舗の整理を進める一方で、アミューズメント区画を縮小してプレイグラウンド区画を拡大する等の店舗活性化を20店舗で実施しました。 また、低コストかつ初月から収益化可能な小型店「莫莉活力空間」を34店舗出店し、効率的な店舗網の再構築をはかりました。 なお、新業態を中心に195店舗を出店する一方、不採算店舗等134店舗(うち中国82店舗)を閉店した結果、当連結会計期間末時点の店舗数は国内753店舗、海外475店舗、合計1,228店舗となりました。 ㈱コックスは、「ブランド力強化・MD改革による荒利率の改善」「EC運営改善・DtoC(Direct to Consumer)強化によるEC売上の拡大」「売り方改革・売場改革による店舗売上の回復」を重点施策に掲げています。 当連結会計年度は、ブランド力の強化とMD改革では、著名タレントとの雑誌タイアップを春・秋の両シーズンでメンズ商品にも展開し、定価販売の拡大につなげました。 LBCやDtoCブランドもWEB雑誌媒体と連携し、ikkaブランドは87店舗のリニューアルを完了しています。 販売面では、値引き抑制やキャリー商品の活用を継続し、夏物在庫の積み増しが8月の売上に貢献しました。 下期は残暑の影響で秋冬商品の動きが鈍かったものの、気温が下がった11月以降は前年を上回る水準で推移しています。 仕入面では、中国やアセアンでの調達強化や為替予約の活用により、荒利益率の悪化は0.2ポイントにとどまりました。 EC分野では、4月に自社アプリを刷新し、会員向け施策を強化したことで、自社ECサイトでの売上高が前期比114.9%と伸長しています。 DtoCでは、インフルエンサーとのコラボやWEB雑誌との連動施策が奏功し、EC限定ブランドの売上が好調に推移しました。 その結果、EC全体の売上高は前期比109.0%となりました。 店舗施策では、定価販売の推進に加え、再来店クーポンの配布や売場構成の見直し、接客の質の向上等、多面的な取り組みを進め、販売効率の改善をはかりました。 また、2018年10月にSDGs委員会を発足させて以来、「ちいきづくり」「ものづくり」「ひとづくり」の3つを柱として、地域への貢献や環境配慮型商品の開発、多様な人材の活躍推進等を通じて、社会課題の解決に向けた取り組みを継続しています。 アパレル商品の総仕入に対する再生素材使用比率が当連結会計年度末は10.5%となり、前期比で2.7ポイント上昇しました。 ⑦ 国際事業 (連結対象期間は主として1月から12月)国際事業は、営業収益5,488億75百万円(対前期比107.9%)、営業利益94億93百万円(前期より8億78百万円の減益)となりました。 マレーシアでは、インフレによる生活費上昇の影響で必需品への支出が優先されるなか、PBの拡販や必需品への販促活動を強化し、モール来店客数の増加に伴うテナント入居率の改善も相まって、営業収益は前年同期比104%となりました。 オンライン事業では、ネットスーパー「myAEON2go」において品揃えの見直しや時間指定配送の精度向上に取り組み、売上高は前年同期比111%と伸長しました。 さらに、2024年5月には全国配送サービスを開始し、ギフトや大型家電・家具等の幅広い商品をマレーシア全土へ届ける体制を構築することで、顧客基盤のさらなる拡大に努めています。 ベトナムでは、経済成長の加速を背景に、売上高は第4四半期連結会計期間に前年同期間比130.1%、年度累計では前期比120.1%となりました。 新規出店店舗の好調に加え、既存店も前期比112.9%と堅調に推移し、なかでも、衣料が前期比126.9%となりました。 オンライン販売は、第4四半期連結会計期間に前年同期間比192%と大幅に伸長し、売上構成比は5.1%へと拡大しました。 11月からは全国配送サービス「Nationwide Delivery」を開始し、当社グループが未出店のエリアも含め、ベトナム全国63省中58省からの注文を獲得する等、新たな顧客層を開拓しています。 中国では、当連結会計年度の対前期比実質GDP成長率は+5.0%と、政府目標の+5.0%前後に到達したものの、社会消費財小売総額は+3.5%、消費者信頼感指数は86.4と依然として低水準でした。 政府の消費支援策の対象である自動車、家電製品、携帯関連の売上増は期待される一方、若年層を中心に雇用不安が根強く、所得環境の回復が緩やかであることから、個人消費の伸びは引き続き緩慢にとどまる見通しです。 香港から陸路で大陸に移動する住民数は、橋の開通が相次ぎ、大湾区内各都市間の往来がさらに便利となったことから、前期比151%と極端な増加を示し、北上消費傾向は来期も継続が見込まれています。 そのようななかでも、成長性の高い内陸部については、9月にエンターテインメント機能を充実させて内陸部の湖南省に初出店した長沙星沙店(長沙市)の業況の好調は変わらず、AEON (HUBEI) CO.,LTD.は通期で経常利益、当期純利益とも黒字転換しました。 トップバリュでは、来期には量販型商品の新規開発や東南アジア向け商品の導入、既存商品のリニューアル、さらに健康商品の強化等に重点的に取り組み、増収を目指します。 (販売の状況)当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)GMS事業3,559,481102.6SM事業3,060,065110.0DS事業411,447102.8ヘルス&ウエルネス事業1,322,876107.1総合金融事業530,452109.7ディベロッパー事業496,170105.9サービス・専門店事業729,152101.6国際事業548,875107.9その他事業68,193116.3調整額△591,838―合計10,134,877106.1 (注) SM事業の営業収益には、コンビニエンスストアの加盟店の売上高(当連結会計年度255,032百万円)は含んでおりません。 (2) 財政状態の状況当連結会計年度末の総資産は、前期末より8,924億49百万円増加し、13兆8,333億19百万円(前期比106.9%)となりました。 前期末からの増加の主な要因は、銀行業における貸出金が3,593億73百万円、有価証券が2,061億26百万円、有形固定資産が1,846億16百万円、現金及び預金が928億46百万円、営業貸付金が361億48百万円、投資有価証券が233億5百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が1,010億42百万円、差入保証金が486億68百万円減少したこと等によるものです。 セグメントごとの資産は次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)GMS事業1,494,776100.9SM事業1,244,96599.7DS事業79,171109.9ヘルス&ウエルネス事業609,201100.8総合金融事業7,753,855111.7ディベロッパー事業1,871,672100.5サービス・専門店事業400,21596.8国際事業527,030113.9その他事業177,292109.9調整額△324,863―合計13,833,319106.9 負債は、前期末より8,584億25百万円増加し、11兆7,120億92百万円(前期比107.9%)となりました。 前期末からの増加の主な要因は、銀行業における預金が6,637億16百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が2,824億30百万円増加した一方で、コマーシャル・ペーパーが1,156億55百万円、短期借入金が524億44百万円減少したこと等によるものです。 純資産は、前期末より340億24百万円増加し、2兆1,212億26百万円(前期比101.6%)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前期末より1,080億8百万円増加し、1兆1,721億2百万円(前期比110.2%)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、増加した資金は5,662億18百万円(前期比153.7%)となりました。 前期に比べ1,977億31百万円収入が増加した主な要因は、銀行業における預金の増減額が5,226億88百万円増加した一方で、その他の資産・負債の増減額が1,663億57百万円減少、銀行業における貸出金の増減額が1,585億97百万円増加したこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、減少した資金は4,788億10百万円(前期比94.1%)となりました。 前期に比べ300億66百万円支出が減少した主な要因は、前連結会計年度にはなかった支配喪失会社からの貸付金の回収による収入が2,191億円発生し、銀行業における有価証券の取得による支出が1,078億58百万円減少した一方で、銀行業における有価証券の売却及び償還による収入が2,187億35百万円減少し、投資有価証券の取得による支出が1,015億76百万円増加したこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、増加した資金は8億81百万円となりました。 前期に比べ167億48百万円支出が減少した主な要因は、長期借入れによる収入が2,081億2百万円増加し、連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出が245億13百万円減少した一方で、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額が2,222億38百万円減少したこと等によるものです。 (4) 資本の財源及び資金の流動性(資金需要)当社グループの資金需要の主なものは、商品の仕入のほか、人件費、地代家賃等の販売費及び一般管理費の営業費用であります。 また、設備投資に係る資金需要の主なものは、新規出店に伴う有形固定資産の取得等であります。 (財務政策)当社グループの事業活動に必要な資金については、営業キャッシュ・フローによることを基本とし、金融機関からの借入れ、社債やコマーシャル・ペーパーの発行等、資金調達の多様化をはかっております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 その作成にあたり重要となる会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 連結財務諸表の作成にあたっては、経営者の判断のもと、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす一定の前提条件に基づく見積り及び仮定を用いております。 これらの見積り及び仮定に基づく数値は、過去の実績、現在の状況、今後の見通し等を総合的に勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、見積り特有の不確実性により、翌連結会計年度の財政状態及び経営成績に重要な影響が及ぶ可能性があるものとして、以下の項目を「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (固定資産の減損)(繰延税金資産の回収可能性)(貸倒引当金) その他の会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (退職給付)退職給付に係る資産、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計上にあたっては、確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用について、簡便法を適用している一部子会社を除き、数理計算上で設定される仮定に基づき退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。 数理計算上の仮定には、割引率、年金資産の長期期待運用収益率、退職率、死亡率、予想昇給率、一時金選択率等の計算基礎が含まれます。 特に重要な仮定のひとつである割引率については、主として優良社債の利回りをもとに、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用して算出しております。 これらの主要な見積り及び仮定について、実際の結果と異なる場合、前提条件に大きな変更が生じた場合、あるいは退職給付制度に変更があった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債、退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。 なお、当社グループの退職給付制度の概要や主要な数理計算上の計算基礎については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (退職給付関係)」に記載のとおりであります。 (資産除去債務)資産除去債務の計上にあたっては、不動産賃借契約に付されている土地の更地返還義務及び建物原状回復義務に基づき、借地物件における自社建物の解体費用、建物賃借物件における原状回復費用等を一定の仮定をおいて見積り、割り引くことにより算定しております。 将来の除去費用の見積りについては、主として過去の実績、施工業者による見積りを基礎とし、個別の契約内容等を考慮して算定しております。 これらの主要な見積り及び仮定について、実際の除去費用が見積り金額と異なる場合、新たな事実の発生により使用見込期間や原状回復費用の見積り額等に影響を与えることとなった場合、資産除去債務の金額に影響を与える可能性があります。 なお、資産除去債務の概要や金額の算定方法については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (資産除去債務関係)」に記載のとおりであります。 なお、当社の個別財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 2 財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 |
経営上の重要な契約等 | 5 【経営上の重要な契約等】 当連結会計年度において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。 なお、連結決算日後において、以下の契約等の決定又は締結等を行っております。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおりであります。 (1) 連結子会社による株式譲渡契約の締結(イオン・アリアンツ生命保険㈱)当社の連結子会社であるイオン・アリアンツ生命保険㈱の株式の譲渡に関する株式譲渡契約を締結しております。 (2) 資本業務提携に係る最終契約の締結等(㈱ツルハホールディングス)当社、㈱ツルハホールディングス(以下、「ツルハHD」という。 )及び当社の連結子会社であるウエルシアホールディングス㈱(以下、「ウエルシアHD」という。 )は、資本業務提携に係る最終契約を締結しております。 加えて、ツルハHD及びウエルシアHDは、ツルハHDを株式交換完全親会社とし、ウエルシアHDを株式交換完全子会社とする株式交換契約を締結しております。 (3) 株式交換契約の締結(イオンモール㈱)当社及び当社の連結子会社であるイオンモール㈱(以下、「イオンモール」という。 )は、当社を株式交換完全親会社とし、イオンモールを株式交換完全子会社とする株式交換契約を締結しております。 (4) 公開買付けによる子会社株式の追加取得(イオンディライト㈱)当社は、当社の連結子会社であるイオンディライト㈱の株式を金融商品取引法による公開買付けにより追加取得しております。 |
研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 特記事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループ(当社及び連結子会社)では、積極的な経営戦略に基づいて立地環境の変化に対応した店舗の統廃合を進めています。 当連結会計年度はGMS事業、ディベロッパー事業を中心に全体で483,268百万円の設備投資を実施しました。 GMS事業においては、8店舗の新規出店、10店舗の閉店を実施するとともに、それぞれの商圏の特性に合わせた既存店舗の改装等に努め、設備投資額は121,232百万円となりました。 SM事業・DS事業においては、SM事業の新規出店32店舗、閉店31店舗、DS事業の新規出店15店舗、閉店11店舗と、継続的な出店と不採算店舗の閉店により各エリアにおける収益力の強化を進めるとともに、「まいばすけっと」は積極的な出店により1,204店舗とする等、設備投資額はSM事業では75,774百万円、DS事業では8,302百万円となりました。 ヘルス&ウエルネス事業においては、ウエルシアホールディングス㈱及び同社連結子会社全体で78店舗の新規出店、株式取得により165店舗増加、55店舗の閉店を実施したこと等により、設備投資額は19,598百万円となりました。 総合金融事業においては、イオンフィナンシャルサービス㈱や㈱イオン銀行等の総合金融事業会社が、お客さまの利便性向上及び営業基盤を強化するための投資を継続して実施したこと等により、59,581百万円の設備投資となりました。 ディベロッパー事業においては、イオンモール㈱及び同社連結子会社が国内で既存SC(ショッピングセンター)を11箇所リニューアルするとともに、海外で新規SCを4箇所開設したこと等により、設備投資額は国内では39,996百万円、海外では61,190百万円となりました。 サービス・専門店事業においては、㈱イオンファンタジーによる新規出店や既存店の改装及び遊戯機械の入替投資等により、設備投資額は22,562百万円となりました。 国際事業においては、GMS3店舗(マレーシア1店舗、ベトナム2店舗)、SM18店舗(中国5店舗、ベトナム6店舗、カンボジア2店舗、インドネシア5店舗)、DS1店舗(マレーシア)の出店等により、設備投資額は34,745百万円となりました。 その他事業においては、デジタル事業等において、20,510百万円の設備投資を実施しました。 純粋持株会社及び商品供給等を行っている会社においては、19,772百万円の設備投資を実施しました。 なお、所要資金については、自己資金、借入金等によっています。 また、当連結会計年度において、店舗設備等に係る減損損失61,244百万円を計上したほか、競争力が低下した店舗の閉鎖や不採算事業の整理を積極的に行い、固定資産除却損3,261百万円及び店舗閉鎖損失2,012百万円等を計上しました。 さらに、閉店の意思決定をした店舗については、当連結会計年度に店舗閉鎖損失引当金繰入額13,069百万円を計上しました。 なお、上記設備投資額は支払ベースの金額であり、無形固定資産、長期前払費用及び差入保証金を含めて記載しています。 |
主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) セグメント内訳当社グループのセグメントの帳簿残高は以下のとおりであります。 セグメントの名称土地(百万円)建物及び構築物(百万円)その他(百万円)差入保証金(百万円)合計(百万円)従業員数(人)GMS359,177394,467119,147142,8981,015,69134,898[106,090]SM248,521256,142119,924108,106732,69526,906[91,165]DS96118,99812,1665,35137,4771,848[9,284]ヘルス&ウエルネス20,397106,89360,51451,290239,09516,764[27,522]総合金融―5,187212,5677,263225,01815,547[4,997]ディベロッパー441,791806,981342,16268,7861,659,7214,314[1,921]サービス・専門店1,07028,66955,44319,752104,93632,341[21,728]国際17,224114,847217,8337,694357,60130,416[6,510]その他3,03310,75646,49599861,2841,950[548]小計1,092,1781,742,9431,186,256412,1454,433,524164,984[269,765]調整額△ 1,80817,719△ 14,507△ 11,996△ 10,5913,017[3,221]合計1,090,3701,760,6631,171,749400,1494,422,932168,001[272,986] (注) 1 帳簿残高のうち「その他」は、有形固定資産の「工具、器具及び備品」、「建設仮勘定」、「リース資産」、「その他」、無形固定資産の「ソフトウエア」、「リース資産」、「その他」及び投資その他の資産の「その他」に含まれる長期前払費用であり、「差入保証金」には、1年以内回収予定額及び「店舗賃借仮勘定」を含んでおります。 2 調整額の主な内訳は、事業セグメントに配分していない純粋持株会社の帳簿残高、事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の帳簿残高、セグメント間債権債務消去等であります。 3 リース契約(所有権移転外ファイナンス・リース)による主な賃借設備は、店舗建物11店舗(リース期間概ね20年、年間リース料1,002百万円)であります。 4 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員数であります。 (2) 会社別の状況① 提出会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容土地(百万円)建物及び構築物(百万円)その他(百万円)合計(百万円)従業員数(人)本社(千葉市美浜区)―事務所3,98410,7582,55517,298490[20] (注) 1 帳簿残高のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」、「建設仮勘定」、「商標権」、「ソフトウエア」、無形固定資産の「その他」、「長期前払費用」及び投資その他の資産の「その他」に含まれる差入保証金を含んでおります。 2 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員数であります。 ② 国内子会社主要な国内子会社の帳簿残高は以下のとおりであります。 会社名セグメントの名称事業所名等土地(百万円)建物及び構築物(百万円)その他(百万円)差入保証金(百万円)合計(百万円)従業員数(人)イオンリテール㈱GMSイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)他368事業所210,312228,54265,02176,378580,25518,367[53,496]イオン北海道㈱GMSイオンモール札幌発寒(札幌市西区)他182事業所44,97257,31218,47612,236132,9973,071[9,957]イオン九州㈱GMSイオンモール鹿児島(鹿児島県鹿児島市)他328事業所39,80641,26212,66813,408107,1455,239[13,923] 会社名セグメントの名称事業所名等土地(百万円)建物及び構築物(百万円)その他(百万円)差入保証金(百万円)合計(百万円)従業員数(人)イオン東北㈱GMSイオンスタイル名取(宮城県名取市)他153事業所26,80219,6837,2444,81458,5442,695[9,774]イオンリテールストア㈱GMSイオンスタイル新浦安(千葉県浦安市)他17事業所21,2695,5322,0338,56937,405678[2,680]イオン琉球㈱GMSイオン那覇店(沖縄県那覇市)他63事業所3,20612,0243,1224,60922,963835[2,975]㈱サンデーGMSサンデー青森浜田店(青森県青森市)他111事業所8,8246,3801,44899717,650762[1,382]㈱キャンドゥGMSキャンドゥ荻窪タウンセブン店(東京都杉並区)他893事業所―5,7891,7504,03511,575552[3,691]オリジン東秀㈱GMSキッチンオリジン調布店 (東京都調布市)他530事業所1,0294,3783,0371,86910,315621[4,588]㈱フジSMフジグラン松山(愛媛県松山市)他486事業所108,60998,87126,73817,965252,1856,903[24,406]㈱マルエツSMマルエツ瀬谷店(横浜市瀬谷区)他305事業所20,51635,29617,76519,39192,9703,647[9,267]㈱ダイエーSMダイエー神戸三宮店(神戸市中央区)他197事業所39,37215,69813,27519,08887,4341,861[9,114]㈱カスミSMフードスクエア水戸赤塚店(茨城県水戸市)他195事業所20,68526,80712,8068,84369,1432,804[6,992]マックスバリュ東海㈱SMマックスバリュ熱海店(静岡県熱海市)他243事業所23,70525,38412,7296,98268,8012,472 [10,251]㈱いなげやSMいなげや調布仙川店(東京都調布市)他127事業所12,66810,4517,5408,71639,3781,936 [5,149]まいばすけっと㈱SMまいばすけっと千丸台団地前店(横浜市保土ヶ谷区)他1,203事業所―16,1888,4754,04028,7041,374[8,414]ミニストップ㈱SMミニストップイオンタワー店(千葉市美浜区)他270事業所5935,1535,84710,48422,078657[1,771]㈱光洋SMKOHYO南森町店(大阪市北区)他74事業所3,5225,2791,9072,85913,5681,128[3,237]㈱マルエツ開発SMエムズタウン幸手(埼玉県幸手市)他43事業所6,5483,0686151610,195―[1]イオンビッグ㈱DSザ・ビッグエクストラ刈谷店(愛知県刈谷市)他125事業所25315,5778,0472,38726,2661,328[6,474]㈱ビッグ・エーDSビッグ・エー板橋大山店(東京都板橋区)他326事業所7073,4224,0742,24710,451489[2,853]イオンフィナンシャルサービス㈱総合金融本社(東京都千代田区)他38事業所―1,234155,7873,371160,3931,716[3,214]㈱イオン銀行総合金融イオンモール津田沼店(千葉県習志野市)他186事業所―2,60724,4751,78628,8702,338[251]イオンモール㈱ディベロッパーイオンモール幕張新都心(千葉市美浜区)他104事業所305,809449,28549,71643,610848,4221,923[1,589]イオンタウン㈱ディベロッパーイオンタウン浜松新橋(浜松市中央区)他158事業所57,31580,78726,08214,280178,464407[264]㈱OPAディベロッパー金沢フォーラス(石川県金沢市)他6事業所7,8801,2582092,56211,911124[26]イオンエンターテイメント㈱サービス・専門店イオンシネマ海老名(神奈川県海老名市)他95事業所―13,74013,07056427,375435[1,670]㈱イオンファンタジーサービス・専門店モーリーファンタジー秦野店(神奈川県秦野市)他752事業所432,83718,7171,62823,227888[3,159] 会社名セグメントの名称事業所名等土地(百万円)建物及び構築物(百万円)その他(百万円)差入保証金(百万円)合計(百万円)従業員数(人)ウエルシア薬局㈱ヘルス&ウエルネスウエルシア春日部谷原店(埼玉県春日部市)他2,242事業所11,19281,48952,45938,358183,49912,349[23,232]㈱丸大サクラヰ薬局ヘルス&ウエルネスハッピー・ドラッグ青森三内店(青森県青森市)他101事業所1,5068,34099375511,595483[787]㈱コクミンヘルス&ウエルネスKoKuMiN なんばCITY店(大阪市中央区)他158事業所4,8961,8906703,38410,841684[657]㈱ププレひまわりヘルス&ウエルネススーパードラッグひまわり新涯店(広島県福山市)他133事業所7146,1141,4932,01210,335573[1,060]イオンネクスト㈱その他誉田CFC(千葉市緑区)3,03310,34817,39356531,341275[181]イオンスマートテクノロジー㈱その他本社(千葉市美浜区)他2事業所―4424,8222724,894423[16] (注) 1 上記の金額は連結上の未実現損益を消去しており、また、差入保証金は連結上消去すべき債務と相殺消去後の金額に基づいております。 2 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員数であります。 ③ 在外子会社主要な在外子会社の帳簿残高は以下のとおりであります。 会社名セグメントの名称土地(百万円)建物及び構築物(百万円)その他(百万円)差入保証金(百万円)合計(百万円)従業員数(人)AEON CO.(M)BHD.国際11,39062,63577,448355151,8309,275[497]AEON MALL VIETNAM CO.,LTD.ディベロッパー―34,79646,92997882,705451[―]AEON MALL(CAMBODIA)CO.,LTD.ディベロッパー―60,8302,5641463,409151[―]AEON VIETNAM CO.,LTD.国際―27,20223,62053151,3545,653[804]PT.AEON MALL INDONESIAディベロッパー12,27226,6279,28249948,681170[―]AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.国際―1,71633,2724,32539,3131,768[846]AEON BIG(M)SDN.BHD.国際5,31315,11414,89013435,4531,399[―]AEON MALL INVESTMENT(CAMBODIA)CO.,LTD.ディベロッパー34,461―2―34,464―[―] (注) 1 上記の金額は連結上の未実現損益を消去しており、また、差入保証金は連結上消去すべき債務と相殺消去後の金額に基づいております。 なお、使用権資産については、上記の「その他」に含めて記載しております。 2 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員数であります。 (3) 事業所別の状況主要な事業所(店舗)の状況は以下のとおりであります。 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール秋田(秋田県秋田市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有130,989(16,438)5,8225,762223411,8139[6]31 イオンスタイル御所野イオン東北㈱GMS賃借-(-)-124605948[236]-※1 モーリーファンタジー御所野他㈱イオンファンタジー他6社サービス・専門店賃借-(-)-2653-798[48]0※2 イオンのほけん相談イオンモール秋田店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-65-121[-]-※1事業所計130,989(16,438)5,8225,807329411,96566[290]31 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモールいわき小名浜(福島県いわき市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有61,057(61,057)-14,972260915,24210[7]79 イオンスタイルいわき小名浜他イオン東北㈱他1社GMS賃借-(-)-26757-32531[222]7※1 モーリーファンタジーいわき小名浜店他㈱イオンファンタジー他5社サービス・専門店 賃借-(-)-1170-816[36]0※2 イオン銀行イオンモールいわき小名浜店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-86-151[-]-※1 カンテボーレいわき小名浜店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)------[5]-※3事業所計61,057(61,057)-15,260395915,66548[270]87 イオンタウン吉川美南(埼玉県吉川市)ショッピングセンターイオンタウン㈱ディベロッパー所有73,929(-)10,4978,2012911019,00011[-]- イオン吉川美南店イオンリテール㈱GMS賃借-(-)-19282-27522[107]0※4 ウエルシアイオンタウン吉川美南ANNEX店ウエルシア薬局㈱ヘルス&ウエルネス賃借-(-)-8942-1314[27]0※4 イオン銀行イオンタウン吉川美南店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-42-61[-]-※4事業所計73,929(-)10,4978,4874181019,41338[134]0 イオンモール浦和美園(さいたま市緑区)イオン浦和美園店他イオンリテール㈱他2社GMS所有139,663(125,877)3,7835,44749055210,27491[340]729 ディッパーダンイオンモール浦和美園店㈱オレンジフードコートSM 賃借-(-)-----1[3]-※5 イオンシネマ浦和美園他イオンエンターテイメント㈱他7社サービス・専門店賃借-(-)-204250-45435[96]0※6 イオン銀行イオンモール浦和美園店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-357-431[-]-※5事業所計139,663(125,877)3,7835,68774855210,772128[439]730 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有-(-)18,9007,493705-27,09922[17]3 イオンスタイルレイクタウン他イオンリテール㈱他2社GMS一部所有437,645(104,314)22,19215,3716791,38939,632122[345]2,596※7※8 マルエツ越谷レイクタウン店他㈱マルエツ他1社SM賃借-(-)-68134-20226[55]-※1 コスメームイオンレイクタウン店他コスメ―ム㈱他1社ヘルス&ウエルネス賃借-(-)-125239-36437[-]-※6 イオンシネマ越谷レイクタウン他イオンエンターテイメント㈱他9社サービス・専門店賃借-(-)-289499-78850[148]12※6 イオン銀行イオンレイクタウン店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-1310-2435[10]-※5 カンテボーレレイクタウン店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----2[16]-※5事業所計437,645(104,314)41,09223,3612,2681,38968,112294[591]2,612 イオンモール川口(埼玉県川口市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー賃借78,008(78,008)-10,39435724710,99910[5]467 イオンスタイル川口他イオンリテール㈱他3社GMS賃借-(-)-316210-52636[259]0※6 ディッパーダンイオンモール川口店㈱オレンジフードコートSM賃借-(-)-73-101[4]-※1 イオンシネマ川口他イオンエンターテイメント㈱他7社サービス・専門店賃借-(-)-1,165298-1,46317[54]0※6 イオンのほけん相談イオンモール川口店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-44-91[-]-※1 カンテボーレ川口店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----1[14]-※5事業所計78,008(78,008)-11,88787424713,00966[336] 468 イオンモール羽生(埼玉県羽生市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有240,908(14,273)8,6706,523278315,47513[9]15 イオン羽生店他イオンリテール㈱他1社GMS賃借-(-)-1153-6552[195]3※6 ミニストップイオンモール羽生店ミニストップ㈱SM賃借-(-)-00-0-[-]-※1 ウエルシアイオンモール羽生店ウエルシア薬局㈱ヘルス&ウエルネス賃借-(-)-4546-923[15]0※1 イオンシネマ羽生他イオンエンターテイメント㈱他8社サービス・専門店賃借-(-)-111244-35631[101]0※6 イオン銀行イオンモール羽生店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-117-181[-]-※1 カンテボーレ羽生店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----2[11]-※5事業所計240,908(14,273)8,6706,704630316,008102[331]19 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区) ショッピングセンター他イオンモール㈱他1社ディベロッパー一部所有258,573(185,232)5,92314,6084,85354725,93241[94]1,011 イオンスタイル幕張新都心他イオンリテール㈱他3社GMS賃借-(-)-60110-17092[312]0※1 ディッパーダンイオンモール幕張新都心店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-72-92[4]-※1 コスメームイオンモール幕張新都心店コスメーム㈱ヘルス&ウエルネス賃借-(-)-215-176[-]-※1 イオンシネマ幕張新都心他イオンエンターテイメント㈱他10社サービス・専門店賃借-(-)-321381-70296[148]0※6 イオン銀行イオンモール幕張新都心店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-128-21-[-]-※1 カンテボーレ幕張新都心店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)--0-01[14]-※5事業所計258,573(185,232)5,92315,0125,37154726,855238[572]1,012 イオンモール座間(神奈川県座間市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有93,605(59,255)4,32116,2232186320,82712[5]301 イオンスタイル座間他イオンリテール㈱他3社GMS賃借-(-)-370118-48954[278]0※6 イオンシネマ座間他イオンエンターテイメント㈱他7社サービス・専門店賃借-(-)-1,161291-1,45220[72]0※1 イオン銀行イオンモール座間店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-104-141[-]-※1 カンテボーレ座間店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----1[15]-※5事業所計93,605(59,255)4,32117,7656326322,78388[370]301 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール松本(長野県松本市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有74,419(74,419)-13,8048930114,19511[9]353 イオンスタイル松本他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-3079-11048[147]6※6 イオンシネマ松本他イオンエンターテイメント㈱他7社サービス・専門店賃借-(-)-502174-6777[42]0※6 イオン銀行イオンモール松本店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-133-161[-]-※1事業所計74,419(74,419)-14,35134730115,00067[198]359 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール高岡(富山県高岡市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有212,799(166,215)2,7329,3922308312,43712[7]335 イオンスタイル高岡南他イオンリテール㈱他1社GMS賃借-(-)-205104-30956[149]0※6 モーリーファンタジー高岡南店他㈱イオンファンタジー他6社サービス・専門店賃借-(-)-3478-1138[46]0※6 イオン銀行イオンモール高岡店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-135-191[-]-※1 カンテボーレ高岡南店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)--0-03[8]-※5事業所計212,799(166,215)2,7329,6454188312,87980[210]336 イオンモール東浦(愛知県知多郡東浦町)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有138,012(121,417)1,01814,6511227415,86611[8]237 イオンスタイル東浦他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-465151-61799[322]1※6 ディッパーダンイオンモール東浦店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-62-82[7]-※1 モーリーファンタジー東浦店他㈱イオンファンタジー他6社サービス・専門店賃借-(-)-3358-9120[80]0※6 イオン銀行イオンモール東浦店他㈱イオン銀社総合金融賃借-(-)-102-131[-]-※1事業所計138,012(121,417)1,01815,1663377416,597133[417]238 イオンモール長久手(愛知県長久手市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有70,716(54,129)2,84615,26420614518,46311[5]363 イオンスタイル長久手他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-83624654[209]9※6 ディッパーダンイオンモール長久手店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-20-3-[3]-※1 イオンシネマ長久手他イオンエンターテイメント㈱他8社サービス・専門店賃借-(-)-661226-88822[78]0※6 イオン銀行イオンモール長久手店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-188-261[-]-※1 カンテボーレ長久手店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----1[11]-※5事業所計70,716(54,129)2,84615,95647714719,42889[306]372 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール名古屋茶屋(名古屋市港区)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有191,504(140,442)5,43310,9631049816,60010[6]409 イオンスタイル名古屋茶屋他イオンリテール㈱他3社GMS賃借-(-)-4669111654[236]10※6 ディッパーダンイオンモール名古屋茶屋店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-21-42[4]-※1 イオンシネマ名古屋茶屋他イオンエンターテイメント㈱他8社サービス・専門店賃借-(-)-47177-22422[72]0※6 イオン銀行イオンモール名古屋茶屋店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-1313-271[-]-※1 カンテボーレ名古屋茶屋店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----1[10]-※5事業所計191,504(140,442)5,43311,07436510016,97390[328]420 イオンモール常滑(愛知県常滑市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有201,760(201,760)―11,93015016912,25010[7]390 イオンスタイル常滑他イオンリテール㈱他1社GMS賃借-(-)-611-1836[150]0※6 ディッパーダンイオンモール常滑店㈱オレンジフードコートSM賃借-(-)-21-3-[5]-※1 イオンシネマ常滑他イオンエンターテイメント㈱他8社サービス・専門店賃借-(-)-40116-15617[73]0※6 イオン銀行イオンモール常滑店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-125-171[-]-※1 カンテボーレ常滑店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----1[10]-※5事業所計201,760(201,760)―11,99128516912,44665[245]390 イオンモール土岐(岐阜県土岐市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有209,770(209,770)-13,319615-13,93510[3]214 イオンスタイル土岐他イオンリテール㈱他1社GMS賃借-(-)-187180-36821[96]0※1 モーリーファンタジー土岐店他㈱イオンファンタジー他1社サービス・専門店賃借-(-)-1436-501[24]-※6 イオン銀行イオンモール土岐店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-149-231[-]-※1事業所計209,770(209,770)-13,536842-14,37833[123]214 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール津南(三重県津市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有132,809(92,499)3,54413,6344675617,70310[7]221 イオンスタイル津南他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-310-1442[179]0※6 ディッパーダンイオンモール津南店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-00-11[1]-※1 イオンシネマ津南他イオンエンターテイメント㈱他5社サービス・専門店賃借-(-)-735288-1,0248[68]0※6 イオン銀行イオンモール津南店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-84-121[-]-※1事業所計132,809(92,499)3,54414,3837715618,75662[255]221 イオンモール草津(滋賀県草津市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有179,156(166,100)1,9119,2481,5798912,82812[11]416 イオンスタイル草津他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-50100-15164[203]0※6 ミニストップイオンモール草津店ミニストップ㈱SM賃借-(-)-00-0-[-]-※1 イオンシネマ草津他イオンエンターテイメント㈱他4社サービス・専門店賃借-(-)-101202-3039[43]0※6 イオン銀行イオンモール草津店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-268-341[-]-※1 カンテボーレ草津店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)--0-01[13]-※5事業所計179,156(166,100)1,9119,4261,8908913,31987[270]416 イオンモール橿原(奈良県橿原市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有273,181(270,291)23711,93329565013,11617[11]714 イオンスタイル橿原他イオンリテール㈱他1社GMS賃借-(-)-285305-59080[215]2※6 ディッパーダンイオンモール橿原他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-135-18-[-]-※1 カラースタジオイオンモール橿原店他㈱MASAYA他1社ヘルス&ウエルネス賃借-(-)-4219-6114[-]-※1 メガスポーツ奈良橿原店他㈱メガスポーツ他4社サービス・専門店賃借-(-)-73109-18213[56]-※6 イオン銀行イオンモール橿原店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-72-1068[23]-※1 カンテボーレ橿原店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----2[11]-※5事業所計273,181(270,291)23712,35473765013,979194[316]717 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール四條畷(大阪府四條畷市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有173,185(133,419)3,63914,23022621318,30911[10]507 イオンスタイル四條畷他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-77834601,12599[273]0※6 ミニストップイオンモール四條畷店ミニストップ㈱SM賃借-(-)-10-2-[-]-※1 カラースタジオイオンモール四條畷店㈱MASAYAヘルス&ウエルネス賃借-(-)-5426-814[-]-※1 イオンシネマ四條畷他イオンエンターテイメント㈱他10社サービス・専門店賃借-(-)-165330-49528[124]7※6 イオン銀行イオンモール四條畷店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-1411-261[-]-※1 カンテボーレ四條畷店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----3[13]-※5事業所計173,185(133,419)3,63915,24494221320,040146[420]514 イオンモール堺鉄砲町(堺市堺区)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有105,300(100,075)72014,39144129115,84511[3]612 イオンスタイル堺鉄砲町他イオンリテール㈱他3社GMS賃借-(-)-3085-11554[220]0※6 ディッパーダンイオンモール堺鉄砲町店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-21-41[4]-※1 モーリーファンタジー堺鉄砲町店他㈱イオンファンタジー他6社サービス・専門店賃借-(-)-539-459[37]0※6 イオンのほけん相談イオンモール堺鉄砲町店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-64-101[-]-※1 カンテボーレ堺鉄砲町店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----3[14]-※5事業所計105,300(100,075)72014,43757229116,02179[278]612 イオンモール徳島(徳島県徳島市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有84,686(80,002)44713,02910912413,7099[4]275 イオンスタイル徳島他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-94591-1,03750[166]0※6 カラースタジオイオンモール徳島店㈱MASAYAヘルス&ウエルネス賃借-(-)-3612-485[-]-※1 イオンシネマ徳島他イオンエンターテイメント㈱他8社サービス・専門店賃借-(-)-566188-75514[70]0※6 カンテボーレ徳島店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)-----2[9]-※5事業所計84,686(80,002)44714,57840112415,55180[249]275 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール今治新都市(愛媛県今治市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有169,083(47,233)5,6358,864135-14,6357[5]18 イオンスタイル今治新都市他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-313-1735[111]0※6 イオンシネマ今治新都市他イオンエンターテイメント㈱他5社サービス・専門店賃借-(-)-444-498[40]0※6事業所計169,083(47,233)5,6358,872193-14,70150[156]18 イオンモール広島府中(広島県安芸郡府中町)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有128,465(1,222)26,33718,0683881844,81314[7]17 イオンスタイル広島府中他イオンリテール㈱他2社GMS賃借-(-)-443295073987[325]3※6 ディッパーダンイオンモール広島府中店㈱オレンジフードコートSM賃借-(-)-85-141[5]-※1 コスメームイオンモール広島府中店コスメーム㈱ヘルス&ウエルネス賃借-(-)--3-38[-]-※1 ちきゅうのにわイオンモール広島府中店他㈱イオンファンタジー他6社サービス・専門店 賃借-(-)-281241-52222[105]-※6 イオン銀行イオンモール広島府中店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-127-2017[5]-※1 カンテボーレ広島府中店イオンベーカリー㈱その他賃借-(-)--0-01[15]-※5事業所計128,465(1,222)26,33718,8149411946,113150[462]21 THE OUTLETS HIROSHIMA(広島市佐伯区)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有268,021(-)10,63816,362401-27,40211[7]33 イオンスタイル西風新都イオンリテール㈱GMS賃借-(-)--1-19[32]-※1 イオンシネマ広島西風新都他イオンエンターテイメント㈱他3社サービス・専門店賃借-(-)-669167-8362[17]0※1事業所計268,021(-)10,63817,032569-28,24022[56]33 イオンモール八幡東・THE OUTLETSKITAKYUSYU(北九州市八幡東区)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有339,803(339,803)-25,71193335526,99919[13]1,586 イオン八幡東店イオン九州㈱GMS賃借-(-)-157108-26568[147]-※1 ディッパーダンイオンモール八幡東店他㈱オレンジフードコートSM賃借-(-)-105-16-[9]-※1 モーリーファンタジー八幡東店他㈱イオンファンタジー他5社サービス・専門店 賃借-(-)-1275-8815[48]-※9 イオン銀行イオンモール八幡東店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-97-171[-]-※1事業所計339,803(339,803)-25,9011,13035527,387103[217]1,586 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール筑紫野(福岡県筑紫野市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有117,655(112,353)7109,2856759210,76213[10]206 イオン筑紫野店イオン九州㈱GMS賃借-(-)-286209075[179]-※1 ディッパーダンイオンモール筑紫野店他㈱オレンジフードコート他1社SM賃借-(-)-10-11[4]-※1 イオンシネマ筑紫野他イオンエンターテイメント㈱他5社サービス・専門店賃借-(-)-109208-31712[67]5※10 イオン銀行イオンモール筑紫野店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-2210-321[-]-※1事業所計117,655(112,353)7109,4469569211,205102[260]211 イオンモール宮崎(宮崎県宮崎市)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有206,705(148,826)2,6689,44146118712,75812[7]271 イオン宮崎店他イオン九州㈱他1社GMS賃借-(-)-449334-78464[173]-※1 ディッパーダンイオンモール宮崎店㈱オレンジフードコートSM賃借-(-)-103-131[4]-※1 カラースタジオイオンモール宮崎店他㈱MASAYA他1社ヘルス&ウエルネス賃借-(-)-4821-6914[-]-※1 モーリーファンタジー宮崎店他㈱イオンファンタジー他7社サービス・専門店賃借-(-)-61100-16216[87]0※10 イオン銀行イオンモール宮崎店他㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-214-251[-]-※1事業所計206,705(148,826)2,66810,03292518713,814108[271]272 イオンモール沖縄ライカム(沖縄県中頭郡北中城村)ショッピングセンターイオンモール㈱ディベロッパー所有208,111(205,915)12417,6621238817,99914[10]433 イオンスタイルライカム他イオン琉球㈱他1社GMS賃借-(-)-301132-43452[171]0※1 ちきゅのにわイオンモール沖縄ライカム店他㈱イオンファンタジー他5社サービス・専門店賃借-(-)-152151-30416[82]0※11 イオン銀行イオンモール沖縄ライカム店㈱イオン銀行総合金融賃借-(-)-209-3045[7]-※1事業所計208,111(205,915)12418,1374178818,768127[270]433 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモールミエンチェイ(カンボジア王国プノンペン都)ショッピングセンターAEON MALL INVESTMENT (CAMBODIA) CO.,LTD.他1社ディベロッパー所有174,000(-)11,96728,2251,139141,33426[-]- イオンミエンチェイ店AEON(CAMBODIA)CO.,Ltd.国際賃借-(-)-3135307851368[1]30※12 イオンモールミエンチェイ店AEON SPECIALIZED BANK (CAMBODIA)PUBLIC LIMITED COMPANY総合金融賃借-(-)-8441722[-]-※12事業所計174,000(-)11,96728,5471,6751342,203416[1]30 事業所名(所在地)設備の内容所有会社名セグメントの名称建物所有区分土地面積(賃借面積)(㎡)土地 (百万円)建物及び構築物(百万円)その他 (百万円)差入保証金(百万円)合計 (百万円)従業員数(人)年間賃借及びリース料(百万円)備考イオンモール杭州銭塘(中華人民共和国浙江省)ショッピングセンターAEON MALL HANGDONG(HANGZHOU)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.他1社ディベロッパー所有89,000(-)-19,98416,398036,38322[-]- イオン杭州銭塘店AEON EAST CHINA (SUZHOU) CO., LTD.国際賃借-(-)--341-34185[6]-※13事業所計89,000(-)-19,98416,740036,725107[6]- イオンモールプノンペン(カンボジア王国プノンペン都)ショッピングセンターAEON MALL INVESTMENT (CAMBODIA) CO.,LTD.他1社ディベロッパー所有68,000(-)15,37616,5938531032,83324[-]- イオンプノンペン店AEON(CAMBODIA)CO.,Ltd.国際賃借-(-)-891113204530[-]37※12 イオンモールプノンペン店AEON SPECIALIZED BANK (CAMBODIA)PUBLIC LIMITED COMPANY総合金融賃借-(-)--23533[-]-※12事業所計68,000(-)15,37616,6839671733,044587[-]37 イオンモール長沙星沙(中華人民共和国湖南省)ショッピングセンターAEON MALL(CHANGSHA)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.他1社ディベロッパー所有115,000(-)-19,70812,400232,11150[-]- イオン長沙星沙店AEON(HUNAN)Co.,Ltd.国際賃借-(-)--173-173-[-]-※14事業所計115,000(-)-19,70812,573232,28450[-]- (注) 1 上記の金額は連結上の未実現損益を消去しており、また差入保証金は連結上消去すべき債務と相殺消去後の金額に基づいております。 なお、使用権資産については、上記の「その他」に含めて記載しております。 2 従業員数の[ ]は外書で、時間給制従業員の期中平均人員数であります。 3 ※1はイオンモール㈱より賃借※2はイオンモール㈱及びイオン東北㈱より賃借※3はイオン東北㈱より賃借※4はイオンタウン㈱より賃借※5はイオンリテール㈱より賃借※6はイオンモール㈱及びイオンリテール㈱より賃借※7はイオンモール㈱及びイオンリート投資法人より賃借※8は土地について、賃借面積はイオンリート投資法人の持分換算面積を表示しています。 ※9はイオンモール㈱及びイオンリテール㈱及びイオン九州㈱より賃借※10はイオンモール㈱及びイオン九州㈱より賃借※11はイオンモール㈱及びイオン琉球㈱より賃借※12はAEON MALL(CAMBODIA)CO.,LTD.より賃借※13はAEON MALL HANGDONG(HANGZHOU)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.より賃借※14はAEON MALL(CHANGSHA)BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.より賃借 |
設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 重要な設備の新設、除却等の計画は、以下のとおりであります。 (1) 新設、拡充、改修国内子会社会社名セグメントの名称事業所名(所在地)区分予算金額(百万円)既支払額(百万円)資金調達方法工事開始又は開始予定完成予定イオンモール㈱ディベロッパーイオンモール橿原(奈良県橿原市)拡充13,99212,115借入金、預り保証金、自己資金等2023年10月2025年3月1日イオンリテール㈱GMS(仮称)イオンスタイル三条須頃(新潟県三条市)新設4,2493,877自己資金、及び借入金2024年6月2025年10月イオンモール㈱ディベロッパーイオンモール仙台上杉(仙台市青葉区)新設11,9149,143借入金、預り保証金、自己資金等2024年3月2025年秋イオンモール㈱ディベロッパーイオンモール須坂(長野県須坂市)新設9,3896,052借入金、預り保証金、自己資金等2024年3月2025年秋イオンタウン㈱ディベロッパーイオンタウン東浦和(さいたま市緑区)新設2,04952借入金2025年2月2026年3月イオンタウン㈱ディベロッパーイオンタウン岐阜北方(岐阜県本巣郡北方町)新設1,908171借入金2025年3月2026年3月イオンタウン㈱ディベロッパーイオンタウン木更津朝日(千葉県木更津市)改修2,93449借入金2024年9月2026年4月イオンタウン㈱ディベロッパーイオンタウンあびこ駅前(大阪市住吉区)新設1,69583借入金2025年4月2026年4月 在外子会社会社名セグメントの名称事業所名(所在地)区分予算金額(百万円)既支払額(百万円)資金調達方法工事開始又は開始予定完成予定AEON MALL(HUNAN) XIANGJIANG NEW AREA BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.ディベロッパーイオンモール長沙湘江新区(中華人民共和国 湖南省長沙市)新設33,58717,216借入金、預り保証金、自己資金等2024年1月2025年度Changsha Mall Xiangjiang New Area Commercial Development Co.,Ltd. (2) 除却、売却当連結会計年度末において、閉店の意思決定時に店舗閉鎖損失見込額を計上しております。 当連結会計年度末の店舗閉鎖損失引当金残高は23,351百万円であります。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 20,510,000,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 49 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 18 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 9,471,912 |
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする純投資目的の株式を投資株式とし、投資株式以外を政策保有株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、同じ地域社会の様々なステークホルダーの皆様とともに発展し、長期的な視点に立った価値創造を伴う持続的な成長を志向しています。 このような視点から、当社は、業務提携、取引・協業関係の構築、維持・強化等により、当社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断される株式を政策的に保有しております。 政策保有株式については、毎年1回4月に、取締役会において、中長期的な企業価値向上の視点で将来的な投資目的の実現見通しを踏まえた保有効果や投資リターンを踏まえた投資の経済合理性を検証し、その意義が乏しいと判断される株式については市場への影響等を勘案しつつ売却します。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式321,086非上場株式以外の株式59208,369 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式3119,926 資本業務提携先との協業関係の強化のため (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式452非上場株式以外の株式77,986 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱ツルハホールディングス13,205,2006,605,200資本業務提携先であり、ヘルス&ウエルネス事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため株式の増加は、資本業務提携契約に基づき協業関係を強化するもの(注2)有121,17074,638㈱クスリのアオキホールディングス9,444,0009,444,000資本業務提携先であり、ヘルス&ウエルネス事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため無29,48429,635DCMホールディングス㈱10,773,3967,750,196資本業務提携先であり、小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため株式の増加は、従前の提携関係を引き続き堅持するもの有14,73811,175京成電鉄㈱9,226,600―資本業務提携先であり、ディベロッパー事業・小売事業・金融事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有13,226―㈱ハローズ1,822,9001,822,900小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため無7,2278,421日本航空㈱1,813,6001,813,600業務提携先であり、小売事業・金融事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有4,6815,070㈱みずほフィナンシャルグループ1,010,7101,010,710金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有4,2212,830㈱ワコールホールディングス628,500628,500小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有3,1842,294㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ1,521,1101,521,110金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有2,8942,345㈱千葉銀行1,252,2721,252,272金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有1,6941,525㈱タカキュー8,098,000―業界動向の把握のため資本業務提携解消に伴う出資比率低下により、持分法適用関連会社から振り替えたもの 有1,012―伊藤ハム米久ホールディングス㈱214,524214,524小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有799881㈱八十二銀行721,245721,245金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有695661㈱三井住友フィナンシャルグループ162,67854,226金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有616452大和ハウス工業㈱100,000100,000小売事業・ディベロッパー事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有493433㈱百五銀行505,910505,910金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有355334㈱しずおかフィナンシャルグループ166,485166,485金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有253243三井住友トラストグループ㈱61,07261,072金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有233185㈱りそなホールディングス185,700185,700金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有216151㈱三十三フィナンシャルグループ50,99650,996金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有113100 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)片倉工業㈱48,00048,000小売事業・ディベロッパー事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有10286㈱千葉興業銀行67,59267,592金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有9570㈱七十七銀行19,15919,159金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有8575タキヒヨー㈱47,52047,520小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有6758㈱南都銀行18,79518,795金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有6553㈱岡三証券グループ100,000100,000金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有6378㈱第四北越フィナンシャルグループ22,62211,311金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有6148㈱ちゅうぎんフィナンシャルグループ36,00036,000金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有5742㈱北國フィナンシャルホールディングス10,00010,000金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため無5248クロスプラス㈱50,00050,000小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有4762㈱山形銀行33,81533,815金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有4640㈱京都フィナンシャルグループ19,90819,908金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有4352㈱大垣共立銀行18,81518,815金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため無4140㈱めぶきフィナンシャルグループ59,01459,014金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有3727㈱山陰合同銀行28,35028,350金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有3532㈱百十四銀行8,4428,442金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有2723㈱十六フィナンシャルグループ5,3945,394金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有2423㈱滋賀銀行4,8004,800金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有2219㈱ツカモトコーポレーション17,45317,453小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有2021㈱阿波銀行5,4005,400金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有1514㈱あいちフィナンシャルグループ4,6574,657金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有1212㈱京葉銀行8,4068,406金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有66ヤマト インターナショナル㈱13,89113,891小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有44㈱ファーストリテイリング100300業界動向の把握のため無412㈱資生堂1,2411,241小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため有35 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱東邦銀行8,0008,000金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため有22シャープ㈱2,0002,000小売事業を中心とした各事業における取引・協業関係の構築・維持・強化のため無11㈱ニトリホールディングス100100業界動向の把握のため無12㈱コスモス薬品200200業界動向の把握のため無12㈱ヤオコー100100業界動向の把握のため無00㈱しまむら100200業界動向の把握のため無01㈱イズミ100100業界動向の把握のため無00㈱アークス100100業界動向の把握のため無00㈱バローホールディングス100100業界動向の把握のため無00㈱セブン&アイ・ホールディングス100100業界動向の把握のため無00アクシアル リテイリング㈱100100業界動向の把握のため無00楽天グループ㈱100100業界動向の把握のため無00丸紅㈱―13,997,000―有―34,600㈱ローソン―100―無―1 (注)1 定量的な保有効果については記載が困難でありますが、当社では、事業年度末を基準日として、保有している政策保有株式について、毎年、取締役会において、中長期的な企業価値向上の視点で保有目的や経済合理性を検証しております。 2 ㈱ツルハホールディングスの実際の保有株式数は9,675,200株(議決権比率19.9%)でありますが、貸借対照表上は、2024年3月5日の野村證券への売却3,530,000株についてなかったものとして会計処理しております。 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 |
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3 |
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 7 |
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 32 |
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,086,000,000 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 59 |
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 208,369,000,000 |
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 119,926,000,000 |
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 7,986,000,000 |
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 185,700 |
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 233,000,000 |
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 資本業務提携先との協業関係の強化のため |
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | ㈱七十七銀行 |
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 金融取引・協業関係の構築・維持・強化のため |
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 有 |
Shareholders
大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2025年2月28日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号赤坂インターシティAIR119,01613.82 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-1238,2184.44 株式会社みずほ銀行東京都千代田区大手町1丁目5番5号33,2923.87 公益財団法人岡田文化財団三重県三重郡菰野町大羽根園松ケ枝町21-622,0562.56 公益財団法人イオン環境財団千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5番地121,8122.53 農林中央金庫東京都千代田区大手町1丁目2番1号18,1332.11STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1776 HERITAGE DRIVE,NORTH QUINCY,MA 02171,U.S.A.13,5781.58 イオン社員持株会千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5番地112,0151.40 イオン共栄会(野村證券口) 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5番地111,5841.35 東京海上日動火災保険株式会社東京都千代田区大手町2丁目6番4号10,0611.17 計―299,76934.81 (注)1 上記日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)、 株式会社日本カストディ銀行(信託口)は、全て信託業務に係るものであります。 2 株式会社みずほ銀行の持株数には、同社が退職給付信託に係る株式として拠出している株式9,378千株(株主名簿上の名義は、「みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行」)を含めています。 |
株主数-金融機関 | 97 |
株主数-金融商品取引業者 | 35 |
株主数-外国法人等-個人 | 1,681 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 669 |
株主数-個人その他 | 915,535 |
株主数-その他の法人 | 1,987 |
株主数-計 | 920,004 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
株主総利回り | 2 |
株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式3,93013当期間における取得自己株式4941 (注) 当期間における取得自己株式には、2025年5月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。 |
Shareholders2
自己株式の取得 | -13,000,000 |
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -13,000,000 |
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 発行済株式の種類自己株式の種類普通株式普通株式(うち従業員持株ESOP信託)当連結会計年度期首株式数(千株)871,92416,023(1,115)当連結会計年度増加株式数(千株)―3( ― )当連結会計年度減少株式数(千株)―5,097(1,029)当連結会計年度末株式数(千株)871,92410,929( 85 ) (注) 1 当連結会計年度増加自己株式数は、単元未満株式の買取りによるものであります。 2 当連結会計年度減少自己株式数は、従業員持株ESOP信託における株式売却、新株予約権の行使、当社株式を保有する関連会社の除外による変動、京成電鉄㈱との資本業務提携を目的とした第三者割当による自己株式の処分及び単元未満株式の買増請求に伴う売渡によるものであります。 |
Audit
監査法人1、連結 | 有限責任監査法人 トーマツ |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2025年5月28日 イ オ ン 株 式 会 社取 締 役 会 御中 有限責任監査法人 トーマツ東 京 事 務 所 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士山 田 政 之 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士淡 島 國 和 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士辻 伸 介 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているイオン株式会社の2024年3月1日から2025年2月28日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、イオン株式会社及び連結子会社の2025年2月28日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 1.GMS事業の固定資産に係る減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 連結子会社のうちGMS事業を営むイオンリテール株式会社等は、総合スーパーの店舗を日本全国に展開している。 当連結会計年度末において連結貸借対照表に計上されている総合スーパー店舗に関する固定資産等の金額は1,015,691百万円であり、当該金額は連結貸借対照表の固定資産合計(5,139,792百万円)の19.8%を占めている。 また、【注記事項】 (セグメント情報等)に記載のとおり、同事業セグメントの利益額及び利益率は、前連結会計年度が27,926百万円及び0.8%、当連結会計年度が16,360百万円及び0.5%と減少傾向にあり、減損損失の金額は前連結会計年度が17,237百万円、当連結会計年度が16,696百万円と、収益性の低下した一部の店舗においては引き続き減損損失が計上されており、連結損益計算書の減損損失の金額61,244百万円の27.3%を占めている。 GMS事業では、固定資産の減損会計の適用に当たり、原則として各店舗を一つの資金生成単位として減損の兆候の有無を判定している。 減損の兆候が識別された店舗については、当該店舗の将来キャッシュ・フローを見積り、割引前将来キャッシュ・フローの合計額が固定資産帳簿価額を下回った場合、固定資産帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上している。 回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により算定しており、店舗固定資産の使用価値は、将来キャッシュ・フローを割引率で割り引いて算定している。 固定資産の減損会計の適用において用いられる各店舗の将来キャッシュ・フローの見積りは、以下の重要な仮定に基づき店舗ごとに策定された中期経営計画を基礎として作成される。 ・売上高及びテナント収入予測・売上総利益率予測・人件費等の販売管理費の予測これらの重要な仮定は消費者の購買動向、競合他社の販促施策や出退店、物価及び為替の動向といった予測が難しい外部要因の変化や当該変化に対応するための自社の販促施策や出退店、賃上げ等といった内部要因により影響を受ける。 店舗ごとの将来キャッシュ・フローの見積りは複数の仮定に基づいており、外部環境の変化に加えて、各店舗別に実施する営業施策の計画にも影響を受けるため、経営者による主観的な判断を伴うものである。 以上より、当監査法人は、GMS事業の固定資産に係る減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 監査上の対応当監査法人は、GMS事業の固定資産に係る減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性に関し、主として以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 会計上の見積りに関する内部統制、すなわち、各店舗の中期経営計画の作成者の経験と能力、当該計画の作成等に利用されたデータの網羅性、目的適合性及び正確性を判断した方法、また、経営者による各店舗の中期経営計画に含まれる重要な仮定等の査閲及び承認の仕組みについて理解をするとともに、運用評価手続を実施した。 評価に当たっては、割引前将来キャッシュ・フローの見積りにおいて不合理な仮定が採用されることを防止又は発見するための統制に特に焦点を当てた。 (2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価 前連結会計年度の減損会計の適用に当たり利用された将来キャッシュ・フローの見積りと当連結会計年度の実績とを比較し、経営者の見積りの信頼性や不確実性の程度を評価した。 現在の市場環境についての理解及び今後の事業戦略と中期経営計画について経営者へ質問した。 また、取締役会等の議事録を閲覧し、減損会計の適用において用いられる各店舗の中期経営計画と承認された計画等との整合性を検討した。 検討対象店舗の将来キャッシュ・フローの見積りに含まれる重要な仮定の合理性を検証するために、以下の手続を実施した。 ・ 売上高予測について、過去実績に基づく分析、競合他社の出退店や店舗営業活性化のための投資が与える影響の評価・ テナント収入予測について、テナントとの交渉状況に関する経営者への質問、契約書や交渉記録等の閲覧・ 売上総利益率予測について、計画している営業施策等の内容に関する経営者への質問、他店舗における当該施策の過去実績における売上総利益率水準との比較、当該店舗の過去実績に基づく分析・ 人件費等の販売管理費のそれぞれの予測額について、人件費の上昇見込み等の内容に関する経営者への質問、同規模店舗における人件費及び経費の水準との比較 2.ディベロッパー事業の固定資産に係る減損損失の認識及び測定 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由連結子会社のうちディベロッパー事業を営むイオンモール株式会社等は、国内外でモール及び都市型ショッピングセンター(以下、店舗)を展開している。 当連結会計年度末において連結貸借対照表に計上されている店舗に関する固定資産等の金額は1,659,721百万円であり、当該金額は連結貸借対照表の固定資産合計(5,139,792百万円)の32.3%を占めている。 また、【注記事項】 (減損損失)に記載のとおり、ディベロッパー事業では日本、中国、ベトナム、カンボジア及びミャンマーの一部の店舗等の収益性が著しく低下したこと、または、回収可能価額を著しく低下させる変化があったことから、連結損益計算書において8,232百万円の減損損失を計上している。 ディベロッパー事業では、固定資産の減損会計の適用に当たり、【注記事項】 (減損損失)に記載のとおり、原則として各店舗を一つの資金生成単位としているため、店舗ごとに減損の兆候の有無及び認識の要否を判定し、減損の認識が必要な場合には、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失額を測定している。 減損損失の認識及び測定に利用される回収可能価額は、使用価値もしくは、正味売却価額または処分コスト控除後の公正価値のいずれか高い方の金額で決定されるが、会社の回収可能価額の算定には、以下のような要素がある。 ・将来キャッシュ・フロー使用価値の算定に用いる将来キャッシュ・フローは、各店舗の事業計画を基礎とし、事業計画を超える期間については市場成長率をもとに見積っており、以下の重要な仮定が含まれている。 (ア)市場成長率の予測(イ)店舗周辺地域の開発状況等の変化(ウ)店舗のリニューアル、テナント誘致及び販促活動等の施策の効果(エ)専門店売上や賃料の変化(オ)賃金水準等の予測・割引率 使用価値の算定には、店舗の所属する国・地域等の割引率を利用した割引計算が必要になる。 ・不動産鑑定評価額等正味売却価額または処分コスト控除後の公正価値は、不動産鑑定評価額等を基礎として算定される。 とりわけ会社の事業の性質から将来キャッシュ・フローの見積り期間が長期間に及ぶことが多いため、重要な仮定の判断における不確実性は高く、割引率の算定や不動産鑑定評価額等の評価においては、複雑性を伴うため専門的な知見が求められる。 以上より、当監査法人は、ディベロッパー事業の固定資産に係る減損損失の認識及び測定が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 監査上の対応当監査法人は、ディベロッパー事業の固定資産に係る減損損失の認識及び測定に関し、主として以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 固定資産の減損に関する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 評価に当たっては、特に、経営者が店舗の事業計画及び事業計画を超える期間の予測値に当該店舗の業績推移や外部環境を適切に反映していることを評価し、承認しているかに焦点を当てた。 (2)減損損失の認識及び測定の妥当性の評価 減損損失の認識及び測定に関して、主に以下の手続を実施した。 なお、海外店舗については、構成単位の監査人に以下の手続の実施を指示するとともに、構成単位の監査人と討議をして、海外店舗の事業計画の達成可能性について検討を行った。 ・ 外部環境についての理解及び事業戦略と事業計画について経営者へ質問した。 また、取締役会等の議事録を閲覧し、減損会計の適用において用いられる各店舗の事業計画と承認された計画との整合性を検討した。 ・ 前連結会計年度の減損損失の認識及び測定に利用された将来キャッシュ・フローの見積りと当連結会計年度の実績とを比較し、経営者の見積りの信頼性や不確実性の程度を評価した。 ・ 見積りの不確実性が高いと判断した店舗について、経営者が実施した感応度分析の測定結果を入手し、経営者が見積りの不確実性の程度を理解した上で会計上の見積りを実施したか評価した。 ・ 将来キャッシュ・フローの見積りに含まれている(ア)から(オ)の重要な仮定の適切性に関して、それぞれ以下の手続を実施した。 (ア) 入手可能な外部データの閲覧、過去実績からの趨勢分析及び関連資料の閲覧により、その適切性を検討した。 (イ) 店舗周辺地域の開発計画等に関する入手可能な公表情報との整合性を検討した。 (ウ) 経営者による意思決定、テナント等との賃貸借契約の締結や販促活動等の施策の実施状況を検討した。 (エ) 類似の他店舗における過去実績等との比較分析を実施した。 (オ) 労使協議の結果等との比較分析を実施した。 ・ 割引率及び不動産鑑定評価額等の検討に当たっては、経営者の利用する専門家の適性、能力及び客観性を評価した。 また、当監査法人のネットワーク・ファームの内部専門家を関与させ、経営者の利用する専門家の業務を理解し、監査証拠としての適切性を評価した。 昨今の金利情勢を考慮し、特に、基準日時点の割引率に対して、市場金利等の変動が適切に反映されているか留意して検討した。 3.総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由連結子会社であるイオンフィナンシャルサービス株式会社が属する総合金融事業は主にリテール金融サービスをアジア全域で展開しており、同事業の営業債権は、当連結会計年度末の連結貸借対照表上の受取手形及び売掛金1,856,384百万円、営業貸付金595,895百万円、銀行業における貸出金3,022,476百万円の大部分を構成している。 また、上記の債権は信用リスクを負うため貸倒引当金を計上しており、当連結会計年度末の連結貸借対照表上の貸倒引当金残高(流動)△134,719百万円の大部分を構成している。 貸倒引当金は、【注記事項】 4 会計方針に関する事項(3)①に記載のとおり、過去の貸倒実績等を勘案して定めた一定の基準により算定されており、一部の在外子会社については国際財務報告基準第9号に従い予想信用損失に基づく減損モデルを使用し信用リスクに応じて算定されている。 また、貸倒引当金は、一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠した内部規程等に沿って、ITシステムを含む業務プロセスを通じて各種インプットデータ等が集計・計算され、必要な将来予測を加味し、算定されている。 当監査法人は、以下の理由から総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性について、監査上の主要な検討事項とした。 (1)高度なITシステムを含む内部統制に基づき貸倒引当金の算定基礎数値が集計されていること、適切に当該数値集計がされない場合、連結財務諸表全体に与える金額的影響が大きくなる可能性があること (2)予想信用損失に基づく減損モデルは、商品や延滞期間毎の過去の貸倒実績及びGDPや物価指数、金利・為替などのマクロ経済指標等の多数のインプットデータ並びに将来予測に関する仮定を含んだ倒産確率等の変数を用いており、当該モデルの構築は専門的な判断を伴うこと 監査上の対応当監査法人は、総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性を検討するために、主として以下の手続を実施した。 (1)ITシステムを含む内部統制の検証・ 延滞債権に対する督促や回収及び償却に係る業務プロセス、貸倒引当金算定及びモニタリングを含んだ決算・財務報告プロセス、当該プロセスを支えるIT全般統制・IT業務処理統制に係る内部統制について、IT内部専門家とともにその整備及び運用状況の有効性を評価した。 ・ 上述の内部統制に基づき、対象債権金額及び引当率が適切に算出されているか、必要に応じてIT内部専門家を関与させ、検証した。 (2)予想信用損失に基づく減損モデルの検証 国際財務報告基準第9号を適用している在外子会社が用いたインプットデータの正確性や将来予測に関する仮定の合理性を含む、予想信用損失に基づく減損モデルの適切性について、必要に応じてリスク管理の内部専門家も関与させ、検証した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、イオン株式会社の2025年2月28日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、イオン株式会社が2025年2月28日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 1.GMS事業の固定資産に係る減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由 連結子会社のうちGMS事業を営むイオンリテール株式会社等は、総合スーパーの店舗を日本全国に展開している。 当連結会計年度末において連結貸借対照表に計上されている総合スーパー店舗に関する固定資産等の金額は1,015,691百万円であり、当該金額は連結貸借対照表の固定資産合計(5,139,792百万円)の19.8%を占めている。 また、【注記事項】 (セグメント情報等)に記載のとおり、同事業セグメントの利益額及び利益率は、前連結会計年度が27,926百万円及び0.8%、当連結会計年度が16,360百万円及び0.5%と減少傾向にあり、減損損失の金額は前連結会計年度が17,237百万円、当連結会計年度が16,696百万円と、収益性の低下した一部の店舗においては引き続き減損損失が計上されており、連結損益計算書の減損損失の金額61,244百万円の27.3%を占めている。 GMS事業では、固定資産の減損会計の適用に当たり、原則として各店舗を一つの資金生成単位として減損の兆候の有無を判定している。 減損の兆候が識別された店舗については、当該店舗の将来キャッシュ・フローを見積り、割引前将来キャッシュ・フローの合計額が固定資産帳簿価額を下回った場合、固定資産帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上している。 回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により算定しており、店舗固定資産の使用価値は、将来キャッシュ・フローを割引率で割り引いて算定している。 固定資産の減損会計の適用において用いられる各店舗の将来キャッシュ・フローの見積りは、以下の重要な仮定に基づき店舗ごとに策定された中期経営計画を基礎として作成される。 ・売上高及びテナント収入予測・売上総利益率予測・人件費等の販売管理費の予測これらの重要な仮定は消費者の購買動向、競合他社の販促施策や出退店、物価及び為替の動向といった予測が難しい外部要因の変化や当該変化に対応するための自社の販促施策や出退店、賃上げ等といった内部要因により影響を受ける。 店舗ごとの将来キャッシュ・フローの見積りは複数の仮定に基づいており、外部環境の変化に加えて、各店舗別に実施する営業施策の計画にも影響を受けるため、経営者による主観的な判断を伴うものである。 以上より、当監査法人は、GMS事業の固定資産に係る減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 監査上の対応当監査法人は、GMS事業の固定資産に係る減損損失の認識の要否に関する判断の妥当性に関し、主として以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 会計上の見積りに関する内部統制、すなわち、各店舗の中期経営計画の作成者の経験と能力、当該計画の作成等に利用されたデータの網羅性、目的適合性及び正確性を判断した方法、また、経営者による各店舗の中期経営計画に含まれる重要な仮定等の査閲及び承認の仕組みについて理解をするとともに、運用評価手続を実施した。 評価に当たっては、割引前将来キャッシュ・フローの見積りにおいて不合理な仮定が採用されることを防止又は発見するための統制に特に焦点を当てた。 (2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価 前連結会計年度の減損会計の適用に当たり利用された将来キャッシュ・フローの見積りと当連結会計年度の実績とを比較し、経営者の見積りの信頼性や不確実性の程度を評価した。 現在の市場環境についての理解及び今後の事業戦略と中期経営計画について経営者へ質問した。 また、取締役会等の議事録を閲覧し、減損会計の適用において用いられる各店舗の中期経営計画と承認された計画等との整合性を検討した。 検討対象店舗の将来キャッシュ・フローの見積りに含まれる重要な仮定の合理性を検証するために、以下の手続を実施した。 ・ 売上高予測について、過去実績に基づく分析、競合他社の出退店や店舗営業活性化のための投資が与える影響の評価・ テナント収入予測について、テナントとの交渉状況に関する経営者への質問、契約書や交渉記録等の閲覧・ 売上総利益率予測について、計画している営業施策等の内容に関する経営者への質問、他店舗における当該施策の過去実績における売上総利益率水準との比較、当該店舗の過去実績に基づく分析・ 人件費等の販売管理費のそれぞれの予測額について、人件費の上昇見込み等の内容に関する経営者への質問、同規模店舗における人件費及び経費の水準との比較 2.ディベロッパー事業の固定資産に係る減損損失の認識及び測定 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由連結子会社のうちディベロッパー事業を営むイオンモール株式会社等は、国内外でモール及び都市型ショッピングセンター(以下、店舗)を展開している。 当連結会計年度末において連結貸借対照表に計上されている店舗に関する固定資産等の金額は1,659,721百万円であり、当該金額は連結貸借対照表の固定資産合計(5,139,792百万円)の32.3%を占めている。 また、【注記事項】 (減損損失)に記載のとおり、ディベロッパー事業では日本、中国、ベトナム、カンボジア及びミャンマーの一部の店舗等の収益性が著しく低下したこと、または、回収可能価額を著しく低下させる変化があったことから、連結損益計算書において8,232百万円の減損損失を計上している。 ディベロッパー事業では、固定資産の減損会計の適用に当たり、【注記事項】 (減損損失)に記載のとおり、原則として各店舗を一つの資金生成単位としているため、店舗ごとに減損の兆候の有無及び認識の要否を判定し、減損の認識が必要な場合には、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失額を測定している。 減損損失の認識及び測定に利用される回収可能価額は、使用価値もしくは、正味売却価額または処分コスト控除後の公正価値のいずれか高い方の金額で決定されるが、会社の回収可能価額の算定には、以下のような要素がある。 ・将来キャッシュ・フロー使用価値の算定に用いる将来キャッシュ・フローは、各店舗の事業計画を基礎とし、事業計画を超える期間については市場成長率をもとに見積っており、以下の重要な仮定が含まれている。 (ア)市場成長率の予測(イ)店舗周辺地域の開発状況等の変化(ウ)店舗のリニューアル、テナント誘致及び販促活動等の施策の効果(エ)専門店売上や賃料の変化(オ)賃金水準等の予測・割引率 使用価値の算定には、店舗の所属する国・地域等の割引率を利用した割引計算が必要になる。 ・不動産鑑定評価額等正味売却価額または処分コスト控除後の公正価値は、不動産鑑定評価額等を基礎として算定される。 とりわけ会社の事業の性質から将来キャッシュ・フローの見積り期間が長期間に及ぶことが多いため、重要な仮定の判断における不確実性は高く、割引率の算定や不動産鑑定評価額等の評価においては、複雑性を伴うため専門的な知見が求められる。 以上より、当監査法人は、ディベロッパー事業の固定資産に係る減損損失の認識及び測定が監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 監査上の対応当監査法人は、ディベロッパー事業の固定資産に係る減損損失の認識及び測定に関し、主として以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 固定資産の減損に関する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 評価に当たっては、特に、経営者が店舗の事業計画及び事業計画を超える期間の予測値に当該店舗の業績推移や外部環境を適切に反映していることを評価し、承認しているかに焦点を当てた。 (2)減損損失の認識及び測定の妥当性の評価 減損損失の認識及び測定に関して、主に以下の手続を実施した。 なお、海外店舗については、構成単位の監査人に以下の手続の実施を指示するとともに、構成単位の監査人と討議をして、海外店舗の事業計画の達成可能性について検討を行った。 ・ 外部環境についての理解及び事業戦略と事業計画について経営者へ質問した。 また、取締役会等の議事録を閲覧し、減損会計の適用において用いられる各店舗の事業計画と承認された計画との整合性を検討した。 ・ 前連結会計年度の減損損失の認識及び測定に利用された将来キャッシュ・フローの見積りと当連結会計年度の実績とを比較し、経営者の見積りの信頼性や不確実性の程度を評価した。 ・ 見積りの不確実性が高いと判断した店舗について、経営者が実施した感応度分析の測定結果を入手し、経営者が見積りの不確実性の程度を理解した上で会計上の見積りを実施したか評価した。 ・ 将来キャッシュ・フローの見積りに含まれている(ア)から(オ)の重要な仮定の適切性に関して、それぞれ以下の手続を実施した。 (ア) 入手可能な外部データの閲覧、過去実績からの趨勢分析及び関連資料の閲覧により、その適切性を検討した。 (イ) 店舗周辺地域の開発計画等に関する入手可能な公表情報との整合性を検討した。 (ウ) 経営者による意思決定、テナント等との賃貸借契約の締結や販促活動等の施策の実施状況を検討した。 (エ) 類似の他店舗における過去実績等との比較分析を実施した。 (オ) 労使協議の結果等との比較分析を実施した。 ・ 割引率及び不動産鑑定評価額等の検討に当たっては、経営者の利用する専門家の適性、能力及び客観性を評価した。 また、当監査法人のネットワーク・ファームの内部専門家を関与させ、経営者の利用する専門家の業務を理解し、監査証拠としての適切性を評価した。 昨今の金利情勢を考慮し、特に、基準日時点の割引率に対して、市場金利等の変動が適切に反映されているか留意して検討した。 3.総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由連結子会社であるイオンフィナンシャルサービス株式会社が属する総合金融事業は主にリテール金融サービスをアジア全域で展開しており、同事業の営業債権は、当連結会計年度末の連結貸借対照表上の受取手形及び売掛金1,856,384百万円、営業貸付金595,895百万円、銀行業における貸出金3,022,476百万円の大部分を構成している。 また、上記の債権は信用リスクを負うため貸倒引当金を計上しており、当連結会計年度末の連結貸借対照表上の貸倒引当金残高(流動)△134,719百万円の大部分を構成している。 貸倒引当金は、【注記事項】 4 会計方針に関する事項(3)①に記載のとおり、過去の貸倒実績等を勘案して定めた一定の基準により算定されており、一部の在外子会社については国際財務報告基準第9号に従い予想信用損失に基づく減損モデルを使用し信用リスクに応じて算定されている。 また、貸倒引当金は、一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠した内部規程等に沿って、ITシステムを含む業務プロセスを通じて各種インプットデータ等が集計・計算され、必要な将来予測を加味し、算定されている。 当監査法人は、以下の理由から総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性について、監査上の主要な検討事項とした。 (1)高度なITシステムを含む内部統制に基づき貸倒引当金の算定基礎数値が集計されていること、適切に当該数値集計がされない場合、連結財務諸表全体に与える金額的影響が大きくなる可能性があること (2)予想信用損失に基づく減損モデルは、商品や延滞期間毎の過去の貸倒実績及びGDPや物価指数、金利・為替などのマクロ経済指標等の多数のインプットデータ並びに将来予測に関する仮定を含んだ倒産確率等の変数を用いており、当該モデルの構築は専門的な判断を伴うこと 監査上の対応当監査法人は、総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性を検討するために、主として以下の手続を実施した。 (1)ITシステムを含む内部統制の検証・ 延滞債権に対する督促や回収及び償却に係る業務プロセス、貸倒引当金算定及びモニタリングを含んだ決算・財務報告プロセス、当該プロセスを支えるIT全般統制・IT業務処理統制に係る内部統制について、IT内部専門家とともにその整備及び運用状況の有効性を評価した。 ・ 上述の内部統制に基づき、対象債権金額及び引当率が適切に算出されているか、必要に応じてIT内部専門家を関与させ、検証した。 (2)予想信用損失に基づく減損モデルの検証 国際財務報告基準第9号を適用している在外子会社が用いたインプットデータの正確性や将来予測に関する仮定の合理性を含む、予想信用損失に基づく減損モデルの適切性について、必要に応じてリスク管理の内部専門家も関与させ、検証した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結子会社であるイオンフィナンシャルサービス株式会社が属する総合金融事業は主にリテール金融サービスをアジア全域で展開しており、同事業の営業債権は、当連結会計年度末の連結貸借対照表上の受取手形及び売掛金1,856,384百万円、営業貸付金595,895百万円、銀行業における貸出金3,022,476百万円の大部分を構成している。 また、上記の債権は信用リスクを負うため貸倒引当金を計上しており、当連結会計年度末の連結貸借対照表上の貸倒引当金残高(流動)△134,719百万円の大部分を構成している。 貸倒引当金は、【注記事項】 4 会計方針に関する事項(3)①に記載のとおり、過去の貸倒実績等を勘案して定めた一定の基準により算定されており、一部の在外子会社については国際財務報告基準第9号に従い予想信用損失に基づく減損モデルを使用し信用リスクに応じて算定されている。 また、貸倒引当金は、一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠した内部規程等に沿って、ITシステムを含む業務プロセスを通じて各種インプットデータ等が集計・計算され、必要な将来予測を加味し、算定されている。 当監査法人は、以下の理由から総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性について、監査上の主要な検討事項とした。 (1)高度なITシステムを含む内部統制に基づき貸倒引当金の算定基礎数値が集計されていること、適切に当該数値集計がされない場合、連結財務諸表全体に与える金額的影響が大きくなる可能性があること (2)予想信用損失に基づく減損モデルは、商品や延滞期間毎の過去の貸倒実績及びGDPや物価指数、金利・為替などのマクロ経済指標等の多数のインプットデータ並びに将来予測に関する仮定を含んだ倒産確率等の変数を用いており、当該モデルの構築は専門的な判断を伴うこと |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 4 会計方針に関する事項(3)① |
開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 (減損損失) |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、総合金融事業の貸倒引当金の見積りの合理性を検討するために、主として以下の手続を実施した。 (1)ITシステムを含む内部統制の検証・ 延滞債権に対する督促や回収及び償却に係る業務プロセス、貸倒引当金算定及びモニタリングを含んだ決算・財務報告プロセス、当該プロセスを支えるIT全般統制・IT業務処理統制に係る内部統制について、IT内部専門家とともにその整備及び運用状況の有効性を評価した。 ・ 上述の内部統制に基づき、対象債権金額及び引当率が適切に算出されているか、必要に応じてIT内部専門家を関与させ、検証した。 (2)予想信用損失に基づく減損モデルの検証 国際財務報告基準第9号を適用している在外子会社が用いたインプットデータの正確性や将来予測に関する仮定の合理性を含む、予想信用損失に基づく減損モデルの適切性について、必要に応じてリスク管理の内部専門家も関与させ、検証した。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
監査法人1、個別 | 有限責任監査法人 トーマツ |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2025年5月28日 イ オ ン 株 式 会 社取 締 役 会 御中 有限責任監査法人 トーマツ東 京 事 務 所 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士山 田 政 之 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士淡 島 國 和 指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士辻 伸 介 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているイオン株式会社の2024年3月1日から2025年2月28日までの第100期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、イオン株式会社の2025年2月28日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式等の評価 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由会社は、純粋持株会社であり、中期経営計画において、リージョナルシフトの完遂、アジアシフトの更なる加速及びデジタルシフトの加速と進化を掲げており、関連する投資を継続的に行っている。 2025年2月28日現在、306社の連結子会社及び26社の持分法適用関連会社を有しており、市場価格のない関係会社への投資(以下、「関係会社株式等」という。 )の帳簿価額(関係会社株式567,934百万円、関係会社出資金36,202百万円)が、当事業年度における貸借対照表の総資産の32.1%を占めている。 また、当該投資に関連する投資等損失引当金が、当事業年度における貸借対照表の投資その他の資産に△23,428百万円、固定負債に120,788百万円、それぞれ計上されており、投資等損失引当金繰入額が損益計算書の営業外費用及び特別損失に合わせて20,297百万円計上されている。 【注記事項】 (重要な会計上の見積り)に記載のとおり、関係会社株式等は取得原価をもって貸借対照表価額とするが、投資先の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合には、実質価額の回復可能性が十分な証拠によって裏付けられるときを除いて相当の減額を行い、評価差額は当事業年度の損失として処理を行っている。 また、【注記事項】 (重要な会計方針) 3 (4)に記載のとおり、関係会社等に対する投資等に伴う損失に備え、当該会社の実情を勘案し、株式等の実質価額の低下額を固定資産の投資その他の投資等損失引当金として、投資先の債務超過相当額のうち会社負担見込額を固定負債の投資等損失引当金として、それぞれ計上している。 実質価額の回復可能性の見積りにおいて用いられる将来計画は、経営者により承認された中期経営計画に基づいている。 将来の中期経営計画の見積りにおける重要な仮定は、売上高の成長率、売上総利益率、人件費の予測等である。 これらの重要な仮定は、外部環境の変化に加えて、グループ内での経営統合や事業再編、グループ全体のデジタル施策の実行等を含む中期経営計画における投資先の事業戦略に影響を受け、不確実性が高く、経営者による主観的な判断を伴う。 以上から、当監査法人は、関係会社株式等の評価を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 監査上の対応当監査法人は、関係会社株式等の評価に関し、主として以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 会社の株式及び出資金の減損や債務超過相当額に対する引当に関する規程を閲覧し、各投資先への投資の実質価額、債務超過相当額の算定プロセス及び回復可能性の検討プロセスについて、一連の業務フロー、利用されたデータの正確性、網羅性及び目的適合性を判断した方法等について理解し、内部統制の整備状況の有効性を評価した。 (2)実質価額の回復可能性及び実質価額の算定結果の検討 財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した投資先に関しては、当該投資先の外部環境及び今後の事業戦略について、親会社に提出された中期経営計画の資料等を閲覧し、必要に応じて経営者等へ質問することにより、その内容を理解した。 実質価額が著しく低下しているが回復可能性があると会社が判断している投資先、又は、実質価額算定のため外部専門家を利用した投資先の検討においては、会社が作成した将来計画について、経営者により承認された中期経営計画との整合性、仮定の合理性及び実行可能性に関する会社の判断が適切であるかを評価した。 中期経営計画に含まれる重要な仮定の合理性を検証するために、計画している営業施策等の内容、過去実績に基づく分析、設定されたKPIの達成状況等に関する経営者への質問を実施した。 (3)関係会社株式等の実質価額の検討 投資等損失引当金を計上している投資先の検討に際しては、投資先の財政状態等に基づき適切に評価されているかどうかについて、投資先の財務諸表や関連書類の査閲等を実施した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式等の評価 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由会社は、純粋持株会社であり、中期経営計画において、リージョナルシフトの完遂、アジアシフトの更なる加速及びデジタルシフトの加速と進化を掲げており、関連する投資を継続的に行っている。 2025年2月28日現在、306社の連結子会社及び26社の持分法適用関連会社を有しており、市場価格のない関係会社への投資(以下、「関係会社株式等」という。 )の帳簿価額(関係会社株式567,934百万円、関係会社出資金36,202百万円)が、当事業年度における貸借対照表の総資産の32.1%を占めている。 また、当該投資に関連する投資等損失引当金が、当事業年度における貸借対照表の投資その他の資産に△23,428百万円、固定負債に120,788百万円、それぞれ計上されており、投資等損失引当金繰入額が損益計算書の営業外費用及び特別損失に合わせて20,297百万円計上されている。 【注記事項】 (重要な会計上の見積り)に記載のとおり、関係会社株式等は取得原価をもって貸借対照表価額とするが、投資先の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合には、実質価額の回復可能性が十分な証拠によって裏付けられるときを除いて相当の減額を行い、評価差額は当事業年度の損失として処理を行っている。 また、【注記事項】 (重要な会計方針) 3 (4)に記載のとおり、関係会社等に対する投資等に伴う損失に備え、当該会社の実情を勘案し、株式等の実質価額の低下額を固定資産の投資その他の投資等損失引当金として、投資先の債務超過相当額のうち会社負担見込額を固定負債の投資等損失引当金として、それぞれ計上している。 実質価額の回復可能性の見積りにおいて用いられる将来計画は、経営者により承認された中期経営計画に基づいている。 将来の中期経営計画の見積りにおける重要な仮定は、売上高の成長率、売上総利益率、人件費の予測等である。 これらの重要な仮定は、外部環境の変化に加えて、グループ内での経営統合や事業再編、グループ全体のデジタル施策の実行等を含む中期経営計画における投資先の事業戦略に影響を受け、不確実性が高く、経営者による主観的な判断を伴う。 以上から、当監査法人は、関係会社株式等の評価を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 監査上の対応当監査法人は、関係会社株式等の評価に関し、主として以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価 会社の株式及び出資金の減損や債務超過相当額に対する引当に関する規程を閲覧し、各投資先への投資の実質価額、債務超過相当額の算定プロセス及び回復可能性の検討プロセスについて、一連の業務フロー、利用されたデータの正確性、網羅性及び目的適合性を判断した方法等について理解し、内部統制の整備状況の有効性を評価した。 (2)実質価額の回復可能性及び実質価額の算定結果の検討 財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した投資先に関しては、当該投資先の外部環境及び今後の事業戦略について、親会社に提出された中期経営計画の資料等を閲覧し、必要に応じて経営者等へ質問することにより、その内容を理解した。 実質価額が著しく低下しているが回復可能性があると会社が判断している投資先、又は、実質価額算定のため外部専門家を利用した投資先の検討においては、会社が作成した将来計画について、経営者により承認された中期経営計画との整合性、仮定の合理性及び実行可能性に関する会社の判断が適切であるかを評価した。 中期経営計画に含まれる重要な仮定の合理性を検証するために、計画している営業施策等の内容、過去実績に基づく分析、設定されたKPIの達成状況等に関する経営者への質問を実施した。 (3)関係会社株式等の実質価額の検討 投資等損失引当金を計上している投資先の検討に際しては、投資先の財政状態等に基づき適切に評価されているかどうかについて、投資先の財務諸表や関連書類の査閲等を実施した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 関係会社株式等の評価 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
原材料及び貯蔵品 | 14,517,000,000 |
未収入金 | 6,736,000,000 |
その他、流動資産 | 34,636,000,000 |
建物及び構築物(純額) | 1,760,663,000,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 278,436,000,000 |
土地 | 1,090,370,000,000 |
リース資産(純額)、有形固定資産 | 99,698,000,000 |
建設仮勘定 | 72,807,000,000 |
有形固定資産 | 3,599,604,000,000 |
ソフトウエア | 193,303,000,000 |
無形固定資産 | 416,147,000,000 |
投資有価証券 | 326,209,000,000 |
退職給付に係る資産 | 70,242,000,000 |
繰延税金資産 | 164,381,000,000 |
投資その他の資産 | 1,124,039,000,000 |
BS負債、資本
支払手形及び買掛金 | 1,082,565,000,000 |
短期借入金 | 427,829,000,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 395,332,000,000 |
未払金 | 8,745,000,000 |
未払法人税等 | 62,790,000,000 |
未払費用 | 3,721,000,000 |
リース債務、流動負債 | 75,635,000,000 |
賞与引当金 | 41,941,000,000 |
繰延税金負債 | 23,586,000,000 |
退職給付に係る負債 | 17,279,000,000 |
資本剰余金 | 327,295,000,000 |
利益剰余金 | 81,411,000,000 |
株主資本 | 615,444,000,000 |
その他有価証券評価差額金 | 18,939,000,000 |
為替換算調整勘定 | 98,415,000,000 |
退職給付に係る調整累計額 | 15,091,000,000 |
評価・換算差額等 | 19,843,000,000 |
非支配株主持分 | 1,070,674,000,000 |
負債純資産 | 1,880,497,000,000 |
PL
売上原価 | 6,313,968,000,000 |
販売費及び一般管理費 | 26,109,000,000 |
営業利益又は営業損失 | 7,700,000,000 |
受取利息、営業外収益 | 5,759,000,000 |
受取配当金、営業外収益 | 5,936,000,000 |
営業外収益 | 14,297,000,000 |
支払利息、営業外費用 | 12,186,000,000 |
営業外費用 | 29,604,000,000 |
固定資産売却益、特別利益 | 6,334,000,000 |
投資有価証券売却益、特別利益 | 24,114,000,000 |
特別利益 | 27,430,000,000 |
固定資産除却損、特別損失 | 3,261,000,000 |
特別損失 | 6,558,000,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 14,898,000,000 |
法人税等調整額 | -2,514,000,000 |
法人税等 | 12,384,000,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | -65,115,000,000 |
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | 58,672,000,000 |
退職給付に係る調整額(税引後)、その他の包括利益 | 12,585,000,000 |
その他の包括利益 | 6,041,000,000 |
包括利益 | 77,378,000,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 9,558,000,000 |
非支配株主に係る包括利益、包括利益 | 67,820,000,000 |
剰余金の配当 | -32,570,000,000 |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 19,689,000,000 |
当期変動額合計 | 7,650,000,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 28,783,000,000 |
現金及び現金同等物の残高 | 1,172,102,000,000 |
減価償却累計額、有形固定資産、一括控除 | -3,563,323,000,000 |
契約負債 | 217,954,000,000 |
広告宣伝費、販売費及び一般管理費 | 137,815,000,000 |
減価償却費、販売費及び一般管理費 | 326,007,000,000 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 19,718,000,000 |
現金及び現金同等物の増減額 | 108,008,000,000 |
連結子会社の数 | 306 |
外部顧客への売上高 | 10,134,877,000,000 |
減価償却費、セグメント情報 | 345,291,000,000 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 513,455,000,000 |
営業活動によるキャッシュ・フロー
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー | 345,291,000,000 |
退職給付に係る負債の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 800,000,000 |
退職給付に係る資産の増減額(△は増加)、営業活動によるキャッシュ・フロー | -8,503,000,000 |
賞与引当金の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -5,809,000,000 |
受取利息及び受取配当金、営業活動によるキャッシュ・フロー | -11,696,000,000 |
支払利息、営業活動によるキャッシュ・フロー | 43,122,000,000 |
為替差損益(△は益)、営業活動によるキャッシュ・フロー | 527,000,000 |
棚卸資産の増減額(△は増加)、営業活動によるキャッシュ・フロー | -17,234,000,000 |
仕入債務の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 392,000,000 |
その他、営業活動によるキャッシュ・フロー | 31,826,000,000 |
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー | 685,374,000,000 |
利息及び配当金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は投資活動によるキャッシュ・フロー | 15,312,000,000 |
利息の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は財務活動によるキャッシュ・フロー | -42,497,000,000 |
法人税等の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -91,971,000,000 |
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -356,434,000,000 |
リース債務の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -72,689,000,000 |
非支配株主への配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -27,468,000,000 |
配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -32,570,000,000 |
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -119,757,000,000 |
その他、投資活動によるキャッシュ・フロー | 45,682,000,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。 以下「連結財務諸表規則」という。 )に基づいて作成しております。 |
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み、経理の状況 | 当社は、以下のとおり連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。 (1) 会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構に加入しているほか、専門誌の定期購読やセミナーへの参加等による情報収集を行うことで、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制の整備に努めております。 (2) 将来の指定国際会計基準の適用に備え、社内に担当を設置し、情報収集、調査研究に努めております。 |
連結貸借対照表 | ①【連結貸借対照表】 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)資産の部 流動資産 現金及び預金※7 1,165,536※7 1,258,383 コールローン1,1921,514 受取手形及び売掛金※1,※5 1,957,426※1,※5 1,856,384 有価証券※2,※5 668,271※2,※5,※7 874,398 棚卸資産※3 625,291※3 649,955 営業貸付金※5,※9,※11 559,747※5,※9,※11 595,895 銀行業における貸出金※10,※11 2,663,103※10,※11 3,022,476 その他※6 527,098※5,※6 569,237 貸倒引当金△122,751△134,719 流動資産合計8,044,9178,693,526 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額)※5 1,645,556※5 1,760,663 工具、器具及び備品(純額)234,059278,436 土地※5 1,071,310※5 1,090,370 リース資産(純額)93,92099,698 建設仮勘定102,33272,807 その他(純額)267,808297,628 有形固定資産合計※4 3,414,988※4 3,599,604 無形固定資産 のれん139,788154,413 ソフトウエア167,986193,303 リース資産26,19126,021 その他41,28442,410 無形固定資産合計375,251416,147 投資その他の資産 投資有価証券※6,※8 302,904※6,※8 326,209 退職給付に係る資産44,21670,242 繰延税金資産157,799164,381 差入保証金※6,※7 416,991※6 368,322 店舗賃借仮勘定2,4394,609 その他187,497195,097 貸倒引当金△6,136△4,822 投資その他の資産合計1,105,7121,124,039 固定資産合計4,895,9515,139,792 資産合計12,940,86913,833,319 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金1,073,1891,082,565 銀行業における預金4,533,2335,196,949 短期借入金※5 480,274※5 427,829 1年内返済予定の長期借入金※5 333,475※5 395,332 1年内償還予定の社債160,429189,310 コマーシャル・ペーパー125,0009,344 リース債務69,56375,635 未払法人税等52,02762,790 契約負債227,520217,954 賞与引当金47,93241,941 店舗閉鎖損失引当金11,98212,432 ポイント引当金6,7308,362 設備関係支払手形55,96957,227 その他※5 595,585※5 665,986 流動負債合計7,772,9148,443,663 固定負債 社債958,138937,626 長期借入金※5 1,259,019※5 1,479,593 リース債務314,115317,999 繰延税金負債47,90023,586 役員退職慰労引当金316266 店舗閉鎖損失引当金6,73110,918 偶発損失引当金44152 利息返還損失引当金2,8021,172 退職給付に係る負債15,53517,279 資産除去債務122,093130,080 長期預り保証金※5 268,256※5 269,985 保険契約準備金48,35842,753 その他※5 37,44137,015 固定負債合計3,080,7533,268,429 負債合計10,853,66711,712,092 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)純資産の部 株主資本 資本金220,007220,007 資本剰余金288,337298,350 利益剰余金425,596422,664 自己株式△20,543△13,288 株主資本合計913,399927,734 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金68,2337,199 繰延ヘッジ損益417788 為替換算調整勘定67,15498,415 退職給付に係る調整累計額4,91615,091 その他の包括利益累計額合計140,720121,495 新株予約権1,1551,321 非支配株主持分1,031,9251,070,674 純資産合計2,087,2012,121,226負債純資産合計12,940,86913,833,319 |
連結損益計算書 | 【連結損益計算書】 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)営業収益 売上高8,337,2778,829,564 総合金融事業における営業収益424,722467,023 その他の営業収益791,557838,289 営業収益合計※1 9,553,557※1 10,134,877営業原価 売上原価5,953,9196,313,968 総合金融事業における営業原価53,82666,173 営業原価合計6,007,7456,380,141売上総利益※2 2,383,358※2 2,515,596営業総利益※3 3,545,811※3 3,754,736販売費及び一般管理費 広告宣伝費131,860137,815 貸倒引当金繰入額70,95187,788 従業員給料及び賞与1,145,7301,232,480 賞与引当金繰入額47,93241,941 法定福利及び厚生費202,598214,514 水道光熱費216,235233,051 減価償却費310,693326,007 修繕維持費204,800219,879 地代家賃436,161451,159 のれん償却額16,49816,768 その他511,526555,581 販売費及び一般管理費合計3,294,9893,516,989営業利益250,822237,747営業外収益 受取利息5,5705,759 受取配当金4,4605,936 持分法による投資利益5,3506,338 テナント退店違約金受入益2,1392,128 貸倒引当金戻入額512300 その他16,39219,169 営業外収益合計34,42739,634営業外費用 支払利息39,06643,122 その他8,70310,035 営業外費用合計47,76953,158経常利益237,479224,223 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)特別利益 固定資産売却益※4 7,645※4 6,334 投資有価証券売却益4,186※5 24,480 段階取得に係る差益5,102― その他3,7824,984 特別利益合計20,71735,798特別損失 減損損失※6 45,848※6 61,244 店舗閉鎖損失引当金繰入額11,15013,069 固定資産除却損※7 3,716※7 3,261 店舗閉鎖損失3,7952,012 関係会社株式売却損―※8 2,091 貸倒関連費用―※9 9,945 その他12,2154,703 特別損失合計76,72696,328税金等調整前当期純利益181,470163,693法人税、住民税及び事業税87,175102,159法人税等調整額△10,568△9,803法人税等合計76,60792,356当期純利益104,86371,337非支配株主に帰属する当期純利益60,17142,553親会社株主に帰属する当期純利益44,69228,783 |
連結包括利益計算書 | 【連結包括利益計算書】 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)当期純利益104,86371,337その他の包括利益 その他有価証券評価差額金30,485△65,115 繰延ヘッジ損益327△5 為替換算調整勘定42,53458,672 退職給付に係る調整額10,60812,585 持分法適用会社に対する持分相当額△528△95 その他の包括利益合計※1 83,427※1 6,041包括利益188,29177,378(内訳) 親会社株主に係る包括利益101,3359,558 非支配株主に係る包括利益86,95667,820 |
連結株主資本等変動計算書 | ③【連結株主資本等変動計算書】 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) (単位:百万円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高220,007299,667411,758△22,936908,498当期変動額 剰余金の配当 △30,854 △30,854親会社株主に帰属する当期純利益 44,692 44,692自己株式の取得 △14△14自己株式の処分 40 2,4072,448非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △11,370 △11,370株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計-△11,32913,8372,3934,901当期末残高220,007288,337425,596△20,543913,399 その他の包括利益累計額新株予約権非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高41,71125745,825△3,71684,0771,173976,4821,970,232当期変動額 剰余金の配当 △30,854親会社株主に帰属する当期純利益 44,692自己株式の取得 △14自己株式の処分 2,448非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △11,370株主資本以外の項目の当期変動額(純額)26,52116021,3288,63356,643△1855,442112,067当期変動額合計26,52116021,3288,63356,643△1855,442116,968当期末残高68,23341767,1544,916140,7201,1551,031,9252,087,201 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高220,007288,337425,596△20,543913,399当期変動額 剰余金の配当 △32,570 △32,570親会社株主に帰属する当期純利益 28,783 28,783自己株式の取得 △13△13自己株式の処分 10,305 7,26817,574非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △293 △293持分法適用会社の減少に伴う利益剰余金増加高 854 854株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計-10,012△2,9327,25414,334当期末残高220,007298,350422,664△13,288927,734 その他の包括利益累計額新株予約権非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高68,23341767,1544,916140,7201,1551,031,9252,087,201当期変動額 剰余金の配当 △32,570親会社株主に帰属する当期純利益 28,783自己株式の取得 △13自己株式の処分 17,574非支配株主との取引に係る親会社の持分変動 △293持分法適用会社の減少に伴う利益剰余金増加高 854株主資本以外の項目の当期変動額(純額)△61,03337131,26110,175△19,22416638,74819,689当期変動額合計△61,03337131,26110,175△19,22416638,74834,024当期末残高7,19978898,41515,091121,4951,3211,070,6742,121,226 |
連結キャッシュ・フロー計算書 | ④【連結キャッシュ・フロー計算書】 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益181,470163,693 減価償却費328,435345,291 のれん償却額16,49816,768 貸倒引当金の増減額(△は減少)△11,2968,582 利息返還損失引当金の増減額(△は減少)△2,377△1,629 賞与引当金の増減額(△は減少)8,446△5,809 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)897800 退職給付に係る資産の増減額(△は増加)△7,127△8,503 受取利息及び受取配当金△10,031△11,696 支払利息39,06643,122 為替差損益(△は益)3,277527 持分法による投資損益(△は益)△5,350△6,338 固定資産売却益△7,645△6,334 固定資産売除却損6,7804,778 減損損失45,84861,244 有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益)△4,264△23,665 関係会社株式売却損益(△は益)―2,075 段階取得に係る差損益(△は益)△5,102― 売上債権の増減額(△は増加)△58,146△72,587 棚卸資産の増減額(△は増加)△15,221△17,234 営業貸付金の増減額(△は増加)△26,9171,508 銀行業における貸出金の増減額(△は増加)△200,776△359,373 仕入債務の増減額(△は減少)14,943392 銀行業における預金の増減額(△は減少)141,028663,716 その他の資産・負債の増減額20,577△145,780 その他25,86231,826 小計478,875685,374 利息及び配当金の受取額13,13715,312 利息の支払額△38,770△42,497 法人税等の支払額△84,754△91,971 営業活動によるキャッシュ・フロー368,487566,218 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の取得による支出△22,579△25,762 有価証券の売却及び償還による収入23,48027,385 銀行業における有価証券の取得による支出△590,409△482,550 銀行業における有価証券の売却及び償還による収入461,157242,422 固定資産の取得による支出△396,236△465,958 固定資産の売却による収入28,73511,978 投資有価証券の取得による支出△18,180△119,757 投資有価証券の売却による収入11,91542,209 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出※2 △4,531※2 △23,253 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入―23,301 差入保証金の差入による支出△12,605△38,428 差入保証金の回収による収入15,52664,863 預り保証金の受入による収入23,48123,894 預り保証金の返還による支出△21,355△23,936 支配喪失会社からの貸付金の回収による収入―219,100 その他△7,27545,682 投資活動によるキャッシュ・フロー△508,876△478,810財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)71,283△150,954 長期借入れによる収入415,046623,148 長期借入金の返済による支出△365,778△356,434 社債の発行による収入196,087163,694 社債の償還による支出△156,802△160,893 自己株式の取得による支出△14△13 非支配株主からの払込みによる収入1,9863,274 非支配株主への払戻による支出△18,841△3,185 リース債務の返済による支出△72,965△72,689 配当金の支払額△30,854△32,570 非支配株主への配当金の支払額△26,532△27,468 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入2,7453,213 連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出△26,564△2,051 その他△4,66113,811 財務活動によるキャッシュ・フロー△15,867881現金及び現金同等物に係る換算差額5,88819,718現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△150,368108,008現金及び現金同等物の期首残高1,214,4621,064,093現金及び現金同等物の期末残高※1 1,064,093※1 1,172,102 |
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 | (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1 連結の範囲に関する事項 (1) 連結子会社数 連結子会社数 306社なお、連結子会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略しております。 (2) 連結範囲の異動以下の12社を新たに連結子会社としました。 設立:AEON MALL(HUNAN)XIANGJIANG NEW AREA BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.Kunshan Mall Investment LimitedKUNSHAN MALL REAL ESTATE DEVELOPMENT CO.,LTD.永旺永楽(香港)物業服務集団有限公司AEON ENTERTAINMENT ASSET MANAGEMENT CO.,LTD.株式取得:㈱とをしや薬局㈱エクスチェンジ㈱エクスチェンジソリューションズ㈱エクスチェンジクリエイティブウエルシアパートナーズ㈱Post and Telecommunication Finance Company Limitedイオンデモンストレーションサービス㈱ 以下の15社を連結から除外しました。 合併:㈱ボンベルタマックスバリュ西日本㈱㈱フジ・リテイリング㈱フジデリカ・クオリティマックスバリュ南東北㈱フジ・TSUTAYA・エンターテイメント㈱㈱とをしや薬局㈱協栄エイアンドアイ㈱東京イースト動物医療センター清算:松阪商業開発㈱愛服斯信貸服務系統軟件開発(天津)有限公司AEON ASIA SDN.BHD.売却:イオンプロダクトファイナンス㈱関連会社へ移行:蘇州市濱永物業服務有限公司蘇州市越永物業服務有限公司 以下の4社は当連結会計年度において、社名変更しております。 WELCIA SINGAPORE PTE.LTD.(旧社名:WELCIA-BHG(SINGAPORE)PTE.LTD.)AEON MALL LONG BIEN CO.,LTD.(旧社名:AEON MALL HIMLAM CO.,LTD.)蘇州市星小二商務服務有限公司(旧社名:蘇州上品洗濯服務有限公司)イオンデモンストレーションサービス㈱(旧社名:イオンデモンストレーションサービス㈲) (3) 主要な非連結子会社の名称等 非連結子会社数 10社 非連結子会社名:㈱フジモータース㈱フジ・ハートデリカ㈱フジ・ハートクリーン㈱フジファーム㈱FNクリーン㈱フジ・レンタリース㈱フジすまいるファーム飯山ウエルシアオアシス㈱ウエルシアリテールソリューション㈱ウエルシアケアトランスポート㈱ (連結の範囲から除いた理由)非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。 2 持分法の適用に関する事項(1) 持分法適用会社数関連会社数 26社 (2) 持分法を適用した主要な関連会社名主要な関連会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略しております。 以下の3社を新たに持分法適用関連会社としております。 設立:㈱つなぐ連結子会社より移行:蘇州市濱永物業服務有限公司蘇州市越永物業服務有限公司 以下の2社を持分法適用関連会社から除外しております。 保有比率の減少:㈱タカキュー連結子会社へ移行:イオンデモンストレーションサービス㈱ (3) 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社(㈱フジモータース他14社)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。 (4) 債務超過会社に対する持分額の処理債務超過会社に対する持分額は、当該会社に対する貸付金等を考慮して貸付金等の消去及び流動負債その他を計上しております。 3 連結子会社の事業年度等に関する事項 (1) 連結子会社の事業年度の末日は以下の会社を除き、連結決算日と一致しております。 AFSコーポレーション㈱他10社 ……………………………3月31日 TASMANIA FEEDLOT PTY.LTD. ………………………………6月30日 AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.他113社 ………………12月31日 (2) 上記に記載した126社のうち、AFSコーポレーション㈱他16社については、連結決算日から3ヶ月以内の一定日現在で仮決算を実施したうえ連結しております。 又、他の109社については、連結決算日との間に生じた重要な取引について必要な調整を行ったうえ連結しております。 4 会計方針に関する事項 (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券 a その他有価証券 市場価格のない株式等以外のもの時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 市場価格のない株式等 移動平均法による原価法 ② デリバティブ取引により生ずる債権及び債務 時価法 ③ 棚卸資産 a 商品主として売価還元平均原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)でありますが、一部の国内連結子会社は主に移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。 b 原材料及び貯蔵品 主として最終仕入原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産(リース資産及び使用権資産を除く) 主として経済的耐用年数に基づく定額法 各資産別の主な耐用年数として以下の年数を採用しております。 建物及び構築物 (営業店舗) 20~39年 (事務所) 30~50年 (建物附属設備) 2~18年 (構築物) 2~44年 工具、器具及び備品 2~20年 その他 (車両運搬具) 4~6年 ② 無形固定資産(リース資産を除く) 主として定額法なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(主として5年以内)に基づく定額法によっております。 ③ リース資産所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 なお、国内連結子会社は、リース取引開始日が「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(2007年3月30日改正))の適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を適用しております。 ④ 使用権資産(有形固定資産その他)在外連結子会社は、国際財務報告基準第16号「リース」(以下「IFRS第16号」という。 )を適用しております。 IFRS第16号により、リースの借手については、原則としてすべてのリース取引を使用権資産として計上しており、減価償却方法は定額法によっております。 (3) 重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金売上債権等の貸倒れによる損失に備え、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 また、総合金融事業を営む一部の在外子会社では国際財務報告基準第9号「金融商品」を適用し、予想信用損失に基づく減損モデルを使用し、期末日時点における信用リスクに応じて必要額を計上しております。 なお、銀行業を営む連結子会社は予め定めている償却・引当基準に則り、主として次のとおり計上しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。 破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部門等が査定結果を監査しております。 ② 賞与引当金提出会社及び一部の連結子会社は、従業員及び時間給制従業員に支給する賞与に備え、支給見込額のうち当連結会計年度に負担する金額を計上しております。 ③ ポイント引当金一部の連結子会社が実施するポイント制度において、商品の販売以外で顧客に付与したポイントの使用により発生する費用負担に備え、当連結会計年度末における将来使用見込額を計上しております。 ④ 役員退職慰労引当金一部の国内連結子会社は、役員の退職慰労金の支出に備え、内規に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。 ⑤ 店舗閉鎖損失引当金一部の連結子会社は、店舗閉店に伴い発生する損失に備え、店舗閉店により合理的に見込まれる中途解約違約金等の閉店関連損失見込額を計上しております。 ⑥ 偶発損失引当金一部の連結子会社は、将来発生する可能性のある偶発損失に備え、偶発事象毎に個別のリスク等を勘案し、合理的に算出した負担損失見込額を計上しております。 ⑦ 利息返還損失引当金金融サービス業を営む一部の連結子会社は、将来の利息返還の請求に備え、過去の返還実績等を勘案した必要額を計上しております。 (4) 退職給付に係る会計処理の方法 ① 退職給付見込額の期間帰属方法退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。 ② 数理計算上の差異の費用処理方法数理計算上の差異は、主に各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。 ③ 小規模企業等における簡便法の採用一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準 ① 商品の販売に係る収益認識小売事業を営む一部の連結子会社は、店舗及びネットスーパー等のEコマースにおいて、主に食品、日用品、衣 料品、医薬品、雑貨等の商品の販売を行っており、顧客に対して当該商品の引渡を行う履行義務を負っております。 店舗での商品の販売については、通常、商品を引き渡した時点において顧客が当該商品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断しており、当該商品の引渡時点において収益を認識しております。 なお、これらの商品の販売のうち、消化仕入等、当社の連結子会社の役割が代理人に該当すると判断した取引については、顧客から受け取る対価の総額から仕入先に対する支払額を差し引いた純額で収益を認識しております。 Eコマースでの商品の販売については、出荷時から当該商品等の支配が顧客に移転されるまでの期間が通常の期間である場合には、当該商品の出荷時に収益を認識しております。 ② ポイント制度に係る収益認識 一部の連結子会社が実施するポイント制度においては、当該ポイントが重要な権利を顧客に提供する場合、付与したポイントを履行義務として識別し、将来の失効見込み等を考慮して算定されたポイントの独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行い、ポイントの使用時及び失効時に収益を認識しております。 ③ 商業施設の運営に係る収益認識ディベロッパー事業を営む一部の連結子会社は、テナントとの出店契約に基づき、当該連結子会社が運営する商業施設の管理者として、施設管理業務、設備に関する維持管理業務、テナントの便益となる販売促進活動等を実施する履行義務を負っております。 これらのサービスは、履行義務の充足につれてテナントへサービスが提供されるため、テナントとの契約期間にわたり、主に時の経過に基づき収益を認識しております。 なお、顧客との出店契約に基づく不動産賃貸取引に係る履行義務については、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づき収益を認識しております。 ④ 金融サービスに係る収益認識金融事業を営む一部の連結子会社は、クレジットカード業務、電子マネー業務、預金・貸出業務、為替業務、証券関連業務等の金融サービスに係る役務の提供を行っており、顧客に対して当該役務の提供を行う履行義務を負っております。 これらの役務の提供については、主に約束した財又はサービスを顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額等で収益を認識しております。 (6) 重要な外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。 なお、在外連結子会社の資産及び負債は、各社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。 (7) 重要なヘッジ会計の方法 ① ヘッジ会計の方法原則として繰延ヘッジ処理によっております。 ただし、振当処理の要件を満たす為替予約及び通貨スワップについては、振当処理によっております。 また、特例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理によっております。 ② ヘッジ手段とヘッジ対象 (ヘッジ手段) (ヘッジ対象)為替予約 ………… 外貨建金銭債権債務及び外貨建取引等通貨スワップ …… 外貨建借入金金利スワップ …… 借入金及び社債 ③ ヘッジ方針為替予約及び通貨スワップは為替変動リスクを回避する目的で、また、金利スワップは金利変動リスクを回避する目的で行っております。 なお、デリバティブ取引については管理規程に基づき、担当執行役又は担当取締役の承認を得て行っております。 ④ ヘッジの有効性評価の方法ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動またはキャッシュ・フロー変動の累計を比較し、両者の変動額を基礎にして判断しております。 ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略しております。 (8) のれんの償却方法及び償却期間のれんについては、発生日以後、投資効果の発現する期間等(5年~20年)で均等償却し、少額なものは発生時に一括償却しております。 のれんが発生した主な会社別の当初金額と償却期間は次のとおりであります。 イオンモール㈱(旧㈱ダイヤモンドシティ) 55,625百万円 20年ウエルシアホールディングス㈱ 54,024百万円 20年オリジン東秀㈱ 41,903百万円 20年Post and Telecommunication Finance Company Limited※ 22,217百万円 20年㈱イオン銀行 21,810百万円 20年※Post and Telecommunication Finance Company Limitedののれんの金額は、当連結会計年度末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。 (9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲資金(現金及び現金同等物)は、現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期(又は償還期限)の到来する容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資であります。 (10)責任準備金の積立方法 保険契約準備金の大部分を占める責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方法により計算しています。 ① 標準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(1996年大蔵省告示第48号) ② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式 |
連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称 | (1) 連結子会社数 連結子会社数 306社なお、連結子会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略しております。 |
持分法を適用した非連結子会社又は関連会社の数及びこれらのうち主要な会社等の名称 | (1) 持分法適用会社数関連会社数 26社 (2) 持分法を適用した主要な関連会社名主要な関連会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略しております。 以下の3社を新たに持分法適用関連会社としております。 設立:㈱つなぐ連結子会社より移行:蘇州市濱永物業服務有限公司蘇州市越永物業服務有限公司 以下の2社を持分法適用関連会社から除外しております。 保有比率の減少:㈱タカキュー連結子会社へ移行:イオンデモンストレーションサービス㈱ |
持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社がある場合には、これらのうち主要な会社等の名称及び持分法を適用しない理由 | (3) 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社(㈱フジモータース他14社)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。 |
連結子会社の事業年度等に関する事項 | 3 連結子会社の事業年度等に関する事項 (1) 連結子会社の事業年度の末日は以下の会社を除き、連結決算日と一致しております。 AFSコーポレーション㈱他10社 ……………………………3月31日 TASMANIA FEEDLOT PTY.LTD. ………………………………6月30日 AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.他113社 ………………12月31日 (2) 上記に記載した126社のうち、AFSコーポレーション㈱他16社については、連結決算日から3ヶ月以内の一定日現在で仮決算を実施したうえ連結しております。 又、他の109社については、連結決算日との間に生じた重要な取引について必要な調整を行ったうえ連結しております。 |
会計方針に関する事項 | 4 会計方針に関する事項 (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券 a その他有価証券 市場価格のない株式等以外のもの時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 市場価格のない株式等 移動平均法による原価法 ② デリバティブ取引により生ずる債権及び債務 時価法 ③ 棚卸資産 a 商品主として売価還元平均原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)でありますが、一部の国内連結子会社は主に移動平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。 b 原材料及び貯蔵品 主として最終仕入原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法) (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法 ① 有形固定資産(リース資産及び使用権資産を除く) 主として経済的耐用年数に基づく定額法 各資産別の主な耐用年数として以下の年数を採用しております。 建物及び構築物 (営業店舗) 20~39年 (事務所) 30~50年 (建物附属設備) 2~18年 (構築物) 2~44年 工具、器具及び備品 2~20年 その他 (車両運搬具) 4~6年 ② 無形固定資産(リース資産を除く) 主として定額法なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(主として5年以内)に基づく定額法によっております。 ③ リース資産所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 なお、国内連結子会社は、リース取引開始日が「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(2007年3月30日改正))の適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、引き続き通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を適用しております。 ④ 使用権資産(有形固定資産その他)在外連結子会社は、国際財務報告基準第16号「リース」(以下「IFRS第16号」という。 )を適用しております。 IFRS第16号により、リースの借手については、原則としてすべてのリース取引を使用権資産として計上しており、減価償却方法は定額法によっております。 (3) 重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金売上債権等の貸倒れによる損失に備え、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 また、総合金融事業を営む一部の在外子会社では国際財務報告基準第9号「金融商品」を適用し、予想信用損失に基づく減損モデルを使用し、期末日時点における信用リスクに応じて必要額を計上しております。 なお、銀行業を営む連結子会社は予め定めている償却・引当基準に則り、主として次のとおり計上しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上しております。 破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部門等が査定結果を監査しております。 ② 賞与引当金提出会社及び一部の連結子会社は、従業員及び時間給制従業員に支給する賞与に備え、支給見込額のうち当連結会計年度に負担する金額を計上しております。 ③ ポイント引当金一部の連結子会社が実施するポイント制度において、商品の販売以外で顧客に付与したポイントの使用により発生する費用負担に備え、当連結会計年度末における将来使用見込額を計上しております。 ④ 役員退職慰労引当金一部の国内連結子会社は、役員の退職慰労金の支出に備え、内規に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。 ⑤ 店舗閉鎖損失引当金一部の連結子会社は、店舗閉店に伴い発生する損失に備え、店舗閉店により合理的に見込まれる中途解約違約金等の閉店関連損失見込額を計上しております。 ⑥ 偶発損失引当金一部の連結子会社は、将来発生する可能性のある偶発損失に備え、偶発事象毎に個別のリスク等を勘案し、合理的に算出した負担損失見込額を計上しております。 ⑦ 利息返還損失引当金金融サービス業を営む一部の連結子会社は、将来の利息返還の請求に備え、過去の返還実績等を勘案した必要額を計上しております。 (4) 退職給付に係る会計処理の方法 ① 退職給付見込額の期間帰属方法退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。 ② 数理計算上の差異の費用処理方法数理計算上の差異は、主に各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。 ③ 小規模企業等における簡便法の採用一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準 ① 商品の販売に係る収益認識小売事業を営む一部の連結子会社は、店舗及びネットスーパー等のEコマースにおいて、主に食品、日用品、衣 料品、医薬品、雑貨等の商品の販売を行っており、顧客に対して当該商品の引渡を行う履行義務を負っております。 店舗での商品の販売については、通常、商品を引き渡した時点において顧客が当該商品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断しており、当該商品の引渡時点において収益を認識しております。 なお、これらの商品の販売のうち、消化仕入等、当社の連結子会社の役割が代理人に該当すると判断した取引については、顧客から受け取る対価の総額から仕入先に対する支払額を差し引いた純額で収益を認識しております。 Eコマースでの商品の販売については、出荷時から当該商品等の支配が顧客に移転されるまでの期間が通常の期間である場合には、当該商品の出荷時に収益を認識しております。 ② ポイント制度に係る収益認識 一部の連結子会社が実施するポイント制度においては、当該ポイントが重要な権利を顧客に提供する場合、付与したポイントを履行義務として識別し、将来の失効見込み等を考慮して算定されたポイントの独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行い、ポイントの使用時及び失効時に収益を認識しております。 ③ 商業施設の運営に係る収益認識ディベロッパー事業を営む一部の連結子会社は、テナントとの出店契約に基づき、当該連結子会社が運営する商業施設の管理者として、施設管理業務、設備に関する維持管理業務、テナントの便益となる販売促進活動等を実施する履行義務を負っております。 これらのサービスは、履行義務の充足につれてテナントへサービスが提供されるため、テナントとの契約期間にわたり、主に時の経過に基づき収益を認識しております。 なお、顧客との出店契約に基づく不動産賃貸取引に係る履行義務については、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づき収益を認識しております。 ④ 金融サービスに係る収益認識金融事業を営む一部の連結子会社は、クレジットカード業務、電子マネー業務、預金・貸出業務、為替業務、証券関連業務等の金融サービスに係る役務の提供を行っており、顧客に対して当該役務の提供を行う履行義務を負っております。 これらの役務の提供については、主に約束した財又はサービスを顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額等で収益を認識しております。 (6) 重要な外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。 なお、在外連結子会社の資産及び負債は、各社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。 (7) 重要なヘッジ会計の方法 ① ヘッジ会計の方法原則として繰延ヘッジ処理によっております。 ただし、振当処理の要件を満たす為替予約及び通貨スワップについては、振当処理によっております。 また、特例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理によっております。 ② ヘッジ手段とヘッジ対象 (ヘッジ手段) (ヘッジ対象)為替予約 ………… 外貨建金銭債権債務及び外貨建取引等通貨スワップ …… 外貨建借入金金利スワップ …… 借入金及び社債 ③ ヘッジ方針為替予約及び通貨スワップは為替変動リスクを回避する目的で、また、金利スワップは金利変動リスクを回避する目的で行っております。 なお、デリバティブ取引については管理規程に基づき、担当執行役又は担当取締役の承認を得て行っております。 ④ ヘッジの有効性評価の方法ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動またはキャッシュ・フロー変動の累計を比較し、両者の変動額を基礎にして判断しております。 ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略しております。 (8) のれんの償却方法及び償却期間のれんについては、発生日以後、投資効果の発現する期間等(5年~20年)で均等償却し、少額なものは発生時に一括償却しております。 のれんが発生した主な会社別の当初金額と償却期間は次のとおりであります。 イオンモール㈱(旧㈱ダイヤモンドシティ) 55,625百万円 20年ウエルシアホールディングス㈱ 54,024百万円 20年オリジン東秀㈱ 41,903百万円 20年Post and Telecommunication Finance Company Limited※ 22,217百万円 20年㈱イオン銀行 21,810百万円 20年※Post and Telecommunication Finance Company Limitedののれんの金額は、当連結会計年度末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。 (9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲資金(現金及び現金同等物)は、現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期(又は償還期限)の到来する容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資であります。 (10)責任準備金の積立方法 保険契約準備金の大部分を占める責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方法により計算しています。 ① 標準責任準備金の対象契約については、金融庁長官が定める方式(1996年大蔵省告示第48号) ② 標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式 |
重要な会計上の見積り、連結財務諸表 | (重要な会計上の見積り) 会計上の見積りにより当連結会計年度に係る連結財務諸表にその額を計上した項目であって、見積り特有の不確実性により、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。 1 固定資産の減損(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度有形固定資産3,414,9883,599,604 無形固定資産375,251416,147投資その他の資産 その他 ※149,731160,242 ※ 投資その他の資産の「その他」に含まれる長期前払費用であります。 なお、連結損益計算書に計上された減損損失の詳細については、「(連結損益計算書関係) ※6 減損損失」に記載のとおりであります。 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報① 算出方法 当社グループは、主要な固定資産として、ショッピングセンターをはじめ、様々な業態の商業施設を国内外に保有しております。 連結貸借対照表に計上された固定資産の減損の検討及び金額の算出における、資産のグルーピングの方法及び回収可能価額の算定方法、並びに減損損失の認識に至った経緯については、「(連結損益計算書関係) ※6 減損損失」に記載のとおりであります。 なお、海外の資産グループについては、国際財務報告基準に準拠した方法によっております。 ② 主要な仮定 減損損失の認識及び使用価値の算定における将来キャッシュ・フローの見積りについては、主として経営者により承認された中長期計画の前提となった数値を基礎とし、現在の使用状況及び合理的な使用計画、追加投資計画等を考慮することとしております。 中長期計画の前提となった数値は、経営者の判断を伴う主要な仮定の影響を受けますが、これらの主要な仮定として、将来の売上収益の成長予測、テナント賃料や稼働率の予測、売上原価、人件費や家賃、光熱費等の販売管理費の変動予測等に、店舗の周辺環境の変化や人口動態、原材料価格や物流コストの変動及び店舗のリニューアル、テナントの出退店、販促活動等を考慮して織り込んでおります。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 これらの主要な見積り及び仮定には、物価やエネルギー価格、為替の動向等、不確実性が高い要素が含まれており、予測を大きく上回る経済的な外部環境の変化やそれに対応するための事業戦略の変更等により、将来キャッシュ・フローの見積りの見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において追加の減損損失が発生する可能性があります。 2 繰延税金資産の回収可能性(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度繰延税金資産157,799164,381 なお、連結貸借対照表に計上された繰延税金資産の金額の主な原因別内訳については、「(税効果会計関係)」に記載のとおりであります。 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報① 算出方法 繰延税金資産の計上にあたっては、当社及び連結子会社の各社において、企業会計基準適用指針第26号による企業分類に基づき、当連結会計年度末における将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金が、将来の税負担額を軽減する効果を有するかどうかで回収可能性を判断し、当該効果を有する範囲内で繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の算出に用いる税率は、期末日時点において制定、又は実質的に制定されている税率及び税法に基づいて、一時差異が解消する又は繰越欠損金が使用される期に適用されると予想される税率を用いております。 ② 主要な仮定 将来の税負担額を軽減する効果を有するかどうかの判断については、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかで判断しておりますが、その過程において、将来の一時差異等加減算前課税所得の金額及び発生時期の見積り、一時差異の解消時期の見積り等の一定の見積りを行っております。 これらの見積りについては、主として経営者により承認された中長期計画の前提となった数値を基礎とし、当社グループ内で用いている予算、過去の実績、将来の経営環境のほか、当社グループ内での経営統合や事業再編等により見込まれる効果等を考慮して算定しております。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 これらの主要な見積り及び仮定には、物価やエネルギー価格、為替の動向等、不確実性が高い要素が含まれており、予測を大きく上回る経済的な外部環境の変化やそれに対応するための事業戦略の変更のほか、当社グループ内での経営統合や事業再編等により、課税所得の見積額や税効果の企業分類等に変更が生じ、繰延税金資産の一部又は全部の回収ができないと判断した場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額が発生する可能性があります。 また、税制改正等により適用する実効税率が変更された場合に、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 3 貸倒引当金(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度貸倒引当金(流動資産)122,751134,719 なお、連結貸借対照表に計上された金融商品に係る貸倒引当金の金額の内訳については、「(金融商品関係)」に記載のとおりであります。 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報① 算出方法 当社グループは、主要な債権として、総合金融事業を営む当社の一部の連結子会社の扱うクレジットカード、住宅ローン、個品割賦等の各種金融サービスに伴う営業債権を保有しており、当該営業債権等の貸倒れによる損失に備えて貸倒引当金を計上しております。 貸倒引当金の算出方法は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項 (3) 重要な引当金の計上基準 ① 貸倒引当金」に記載のとおりであります。 ② 主要な仮定 総合金融事業の営業債権については、商品種類や返済状況等に基づく債権区分毎に、過去に有していた営業債権と同程度の損失が発生すると仮定しております。 また、予想信用損失に基づく減損モデルを適用している一部の在外子会社の将来予測においては、過去の貸倒実績とマクロ経済指標等の相関関係及びその見通しに関する仮定を含んでおります。 ③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響 これらの主要な見積り及び仮定について、各国の経済環境等の予測を大きく上回る変化により当初の見積りに用いた仮定が変化した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。 なお、総合金融事業の営業債権を含む金融商品のリスクの内容やリスク管理体制については、「(金融商品関係)」に記載しております。 |
追加情報、連結財務諸表 | (追加情報)従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引当社は、中長期的な企業価値向上をはかることを目的とし、信託型従業員持株インセンティブ・プランとして「従業員持株ESOP信託」(以下「ESOP信託」という。 )を導入しております。 ESOP信託に関する会計処理については、総額法を適用しており、ESOP信託が所有する当社株式は純資産の部に自己株式として表示しております。 なお、当連結会計年度末において、総額法の適用により計上されている自己株式の帳簿価額は198百万円(85,700株)、長期借入金(1年内返済予定含む)の帳簿価額は650百万円であります。 |
有形固定資産の減価償却累計額の注記 | ※4 有形固定資産減価償却累計額 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日) 3,357,466百万円3,563,323百万円 |
受取手形、売掛金及び契約資産の金額の注記 | ※1 顧客との契約から生じた債権顧客との契約から生じた債権については、「受取手形及び売掛金」に計上しております。 顧客との契約から生じた債権の金額は、「(収益認識関係) 4.当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報 (1) 契約負債の残高等」に記載しております。 |
主要な販売費及び一般管理費 | ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。 前事業年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当事業年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)従業員給料及び賞与4,765百万円5,303百万円広告宣伝費1,896 2,169 減価償却費1,059 1,168 経費負担金650 915 調査研究費3,378 4,131 おおよその割合販売費9.0%8.7%一般管理費91.0 91.3 |
固定資産売却益の注記 | ※4 固定資産売却益の主な内訳前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)イオン海老名ショッピングセンター2,350百万円ピアシティ宮代他4物件(底地)2,952百万円イオン今池店2,095ダイエー新在家店1,979イオンモール名取2,009その他1,403その他1,189 7,645 6,334 |
固定資産除却損の注記 | ※7 固定資産除却損の主な内訳前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)建物及び構築物1,696百万円建物及び構築物1,879百万円工具、器具及び備品866工具、器具及び備品 568その他1,154その他 813計3,716 3,261 |
顧客との契約から生じる収益の金額の注記 | ※1 顧客との契約から生じる収益営業収益のうち顧客との契約から生じる収益の金額については、「(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。 |
その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 | ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)その他有価証券評価差額金 当期発生額51,847百万円△59,748百万円 組替調整額△5,154△30,948 税効果調整前46,693 △90,697 税効果額△16,20725,581 その他有価証券評価差額金30,485 △65,115繰延ヘッジ損益 当期発生額681 462 組替調整額△201△337 税効果調整前480 125 税効果額△152 △130 繰延ヘッジ損益327 △5為替換算調整勘定 当期発生額42,032 58,777 組替調整額501 △105 税効果調整前42,534 58,672 税効果額―― 為替換算調整勘定42,53458,672退職給付に係る調整額 当期発生額13,949 18,195 組替調整額754 △439 税効果調整前14,703 17,756 税効果額△4,094 △5,170 退職給付に係る調整額10,608 12,585持分法適用会社に対する持分相当額 当期発生額11912 組替調整額△647△107 持分法適用会社に対する 持分相当額△528△95その他の包括利益合計83,4276,041 |
新株予約権等に関する注記 | 2 新株予約権に関する事項区分新株予約権の内訳新株予約権の目的となる株式の種類当連結会計年度末残高(百万円)提出会社ストック・オプションとしての新株予約権―588連結子会社ストック・オプションとしての新株予約権― 733合計1,321 |
配当に関する注記 | 3 配当に関する事項 (1) 配当金支払額 ① 2024年4月10日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。 普通株式の配当に関する事項配当金の総額15,427百万円配当の原資利益剰余金1株当たり配当額18円基準日2024年2月29日効力発生日2024年5月1日 (注) 配当金の総額には、従業員持株ESOP信託が保有する当社株式(2024年2月29日基準日:1,115,400株)に対する配当金が含まれております。 ② 2024年10月9日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。 普通株式の配当に関する事項配当金の総額17,142百万円配当の原資利益剰余金1株当たり配当額20円基準日2024年8月31日効力発生日2024年10月28日 (注)1 配当金の総額には、従業員持株ESOP信託が保有する当社株式(2024年8月31日基準日:613,200株)に対する配当金が含まれております。 2 1株当たり配当額には、記念配当2円が含まれております。 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの 2025年4月11日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。 普通株式の配当に関する事項配当金の総額17,222百万円配当の原資利益剰余金1株当たり配当額20円基準日2025年2月28日効力発生日2025年5月1日 (注)1 配当金の総額には、従業員持株ESOP信託が保有する当社株式(2025年2月28日基準日:85,700株)に対する配当金が含まれております。 2 1株当たり配当額には、記念配当2円が含まれております。 |
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 | ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)現金及び預金1,165,536百万円1,258,383百万円預入期間が3ヶ月を超える定期預金△73,425△66,279銀行業を営む連結子会社の日本銀行預け金を除く預け金△32,213△18,607 負の現金同等物としての当座借越△958― その他5,154△1,394現金及び現金同等物1,064,0931,172,102 |
リース取引関係、連結財務諸表 | (リース取引関係)1 ファイナンス・リース取引(1) リース取引開始日が「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(2007年3月30日改正))の適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引(借手側)① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)取得価額相当額減価償却累計額相当額減損損失累計額相当額期末残高相当額建物及び構築物23,60817,2855,592731合計23,60817,2855,592731 (単位:百万円) 当連結会計年度(2025年2月28日)取得価額相当額減価償却累計額相当額減損損失累計額相当額期末残高相当額建物及び構築物19,548 15,132 4,082 333 合計19,548 15,132 4,082 333 ② 未経過リース料期末残高相当額及びリース資産減損勘定期末残高未経過リース料期末残高相当額 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)1年内9396991年超1,8341,133 合計2,7741,832 リース資産減損勘定期末残高1,6411,241 ③ 支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価償却費相当額、支払利息相当額及び減損損失 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)支払リース料1,1091,002 リース資産減損勘定の取崩額435398 減価償却費相当額389349 支払利息相当額10975 減損損失472― ④ 減価償却費相当額の算定方法リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 ⑤ 利息相当額の算定方法リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法によっております。 (2) 通常の売買契約に係る方法に準じた会計処理によっているもの(借手側)① リース資産の内容・有形固定資産主として、ディベロッパー事業等における建物等であります。 ・無形固定資産主として、総合金融事業におけるソフトウエアであります。 ② リース資産の減価償却の方法・所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。 ・所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 2 オペレーティング・リース取引(借手側)オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)1年内173,210173,9591年超898,365871,282合計1,071,5751,045,242 (貸手側)オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)1年内6,9847,2901年超30,68029,593合計37,66536,884 |
金融商品関係、連結財務諸表 | (金融商品関係)1.金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針当社グループは、GMS事業(総合スーパー)を核とした小売事業を中心に、総合金融、ディベロッパー、サービス等の各事業を複合的に展開しています。 これらの事業を行うため、資金運用については、主として安全性の高い定期性預金等の金融資産に限定し、資金調達については、銀行借入等による間接金融のほか、社債やコマーシャル・ペーパーの発行、株式発行、債権流動化による直接金融によっております。 また、総合金融事業を営む連結子会社はクレジットカード、住宅ローン、個品割賦等の各種金融サービス事業を行っており、銀行業及び保険業を営む国内連結子会社では、有価証券等の運用業務も行っております。 当該事業を行うため、市場の状況や長短のバランスを勘案して、顧客からの預金、金融機関からの借入、社債やコマーシャル・ペーパーの発行、債権流動化等によって資金調達を行っております。 また、一時的な資金の過不足に対応するため、短期市場での資金運用及び資金調達を行っております。 なお、一部の連結子会社は在外子会社であり外貨ベースで事業を行っております。 このように、総合金融事業は主として金利変動、為替変動を伴う金融資産及び金融負債を有しているため、金利変動によるリスクを管理するために資産及び負債の総合的管理(ALM:アセット・ライアビリティ・マネジメント)を実施しております。 当社グループにおけるデリバティブ取引は、主として、資金調達に伴う金利変動リスクや為替変動リスク、事業活動上生じる金融取引の市場リスクを回避することを目的として行っております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。 有価証券及び投資有価証券は主として業務上の関係を有する会社の株式であり、市場価格の変動リスク及び信用リスクに晒されております。 銀行業における有価証券は、外国証券及び債券・株式等であり、それぞれ発行体等の信用リスク及び市場リスク等に晒されております。 銀行業における貸出金及び営業貸付金は、主として個人及び事業者に対する貸出金であり、顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスク及び金利変動リスクに晒されております。 差入保証金は、主に店舗の賃借に係るものであり、差入先の信用リスクに晒されております。 営業債務である支払手形及び買掛金は、主に1年以内の支払期日であります。 なお、外貨建の営業債権及び債務は為替の変動リスクに晒されております。 銀行業における預金は、銀行業を営む国内連結子会社の顧客からの預金であり、金融情勢の変動や一定の環境下で当該連結子会社が市場を利用できなくなる場合や財務内容の悪化等により、支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスクをはじめ、金利変動リスク及び為替変動リスクに晒されております。 短期借入金、コマーシャル・ペーパー、長期借入金、社債及びリース債務は主に営業取引、設備投資及び株式取得に係る資金調達であります。 また、支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスクを内包しておりますが、返済時期又は償還時期を分散させることにより流動性リスクの回避をはかっております。 デリバティブ取引は、主として、外貨建債権債務の為替変動のリスクを回避するための先物為替予約取引及び通貨スワップ取引や短期借入金、長期借入金、社債及び市場性のある債券に係る金利変動リスクを回避するための金利スワップ取引及び金利オプション取引を行っております。 デリバティブ取引は、取引先の契約不履行による信用リスクを有しております。 なお、デリバティブ取引のヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性評価の方法等については、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項 (7) 重要なヘッジ会計の方法」をご参照ください。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ① 信用リスクの管理当社グループは、当社グループ規程に従い、受取手形及び売掛金等の営業債権について、営業部門及び経理財務部門が取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先毎に期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や貸倒れリスクの軽減をはかっております。 有価証券及び投資有価証券のうち、市場価格のない株式等については定期的に発行体の財務状況等の把握を行っております。 総合金融事業を営む連結子会社は、信用リスクに関する管理諸規程に従い、適切な与信審査・管理を行うことにより信用リスク管理を行っております。 これらの与信管理は、審査部門が新規与信実行時及び実行後に継続的に信用状況を把握するとともに、債権管理部門において分析・研究を行い審査部門と連携することにより実施しております。 また、銀行業を営む国内連結子会社は、リスク量として主にバリュー・アット・リスク(過去のデータ等に基づき、今後の一定期間において、特定の確率で保有する金融商品に生じる損失額の推計値。 以下「VaR」という。 )を計測し、定期的にリスクコンプライアンス委員会及び取締役会に報告しております。 差入保証金の一部については、抵当権、質権を設定する等保全措置を講じております。 デリバティブの利用にあたっては、取引金融機関を国際的に信用の高い相手先に限定し、かつ取引契約締結額も相手先の信用状況を常時把握していることから、信用リスクはほとんどないと判断しております。 ② 市場リスクの管理当社グループは、借入金及び社債等に係る支払金利の変動リスクを回避する目的で、金利スワップ取引及び通貨スワップ取引を利用しております。 また、外貨建営業債権及び債務に係る為替変動リスクを回避する目的で、先物為替予約を利用しております。 有価証券及び投資有価証券については、市場動向、時価及び発行体(取引先企業)の財務状況等を定期的にモニタリングして経営陣に報告するとともに、保有状況を継続的に見直しております。 デリバティブ取引については、デリバティブ取引管理規程に基づき、担当執行役又は担当取締役の承認後、所管部署が実行と残高の把握及び管理を行っております。 総合金融事業を営む連結子会社は、市場リスクに関する管理諸規程に従い、リスクの所在、規模等を把握し、適切な市場リスク管理を行うとともに、管理状況等を定期的に内部統制推進委員会において経営陣に報告しております。 市場リスク管理に係る体制としては、収益部門から独立したリスク管理の組織・体制を整備することにより、業務上の相互牽制を確保しています。 また、原則保有する全ての金融商品について市場リスクに関する定量的分析を行っており、主にVaRを用いて市場リスク量を管理しております。 具体的には、VaRが取締役会等で決議したリスク限度額(資本配賦額)を超過しないよう市場リスクをコントロールしております。 ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理当社グループは、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。 総合金融事業を営む連結子会社は、継続的なキャッシュ・フローのモニタリングを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整等により、流動性リスクを管理しております。 また、銀行業を営む国内連結子会社は、流動性リスク管理として、支払準備資産保有比率及び資金ギャップ枠を設定し、リスク管理部が日々モニタリングを行い、その結果を定期的にリスクコンプライアンス委員会及び取締役会に報告しています。 また、運営にあたっては資金効率を考慮しつつも流動性確保にウェイトを置いた管理を行っています。 (4) 総合金融事業における市場リスクの定量的情報等について総合金融事業で銀行業を営む国内連結子会社における市場リスクについては、モンテカルロシミュレーション(保有期間120日、観測期間3年、信頼区間99%値)によりVaRを計測しており、2025年2月28日現在の金額は33,266百万円であります。 なお、在外子会社並びに一部国内子会社については、当該影響額が限定的であることから、市場リスクの計測は実施しておりません。 ただし、当該影響額は、過去の相場等の変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。 (5) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明金融商品の時価の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該時価が異なることもあります。 また、「2.金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。 2.金融商品の時価等に関する事項連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。 なお、市場価格のない株式等は、次表には含まれておりません((注1)をご参照ください。 )。 また、現金は注記を省略しており、預金、コールローン、支払手形及び買掛金、短期借入金、コマーシャル・ペーパーは短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。 前連結会計年度(2024年2月29日) 連結貸借対照表計上額(百万円)時価(百万円)差額(百万円)(1)受取手形及び売掛金1,957,426 貸倒引当金等(※1)△78,522 1,878,9031,897,89918,995 (2)有価証券 ①銀行業における有価証券(※2)572,248572,394146②銀行業における買入金銭債権58,54658,546―③保険業における有価証券15,87315,873―④その他21,60421,603△0 668,271668,417145(3)営業貸付金559,747 貸倒引当金(※1)△58,678 501,068501,706638(4)銀行業における貸出金2,663,103 貸倒引当金(※1)△5,295 2,657,8072,689,41031,602(5)投資有価証券 関係会社株式等62,11578,16316,048 その他有価証券207,942207,940△2 270,057286,10416,046(6)差入保証金 (1年内償還予定分を含む)423,700 貸倒引当金(※1)△2,864 420,836397,134△23,701資産計6,396,9456,440,67243,726(1)銀行業における預金4,533,2334,533,151△81 (2)社債 (1年内償還予定分を含む)1,118,5671,096,838△21,729(3)長期借入金 (1年内返済予定分を含む)1,592,4951,587,759△4,736(4)リース債務 (流動及び固定負債)383,678391,7268,048(5)長期預り保証金 (1年内返済予定分を含む)278,298273,578△4,719負債計7,906,2737,883,054△23,218デリバティブ取引(※3)9,2389,238― ※1 受取手形及び売掛金、営業貸付金、銀行業における貸出金及び差入保証金に係る貸倒引当金並びに割賦利益繰延(流動負債)を控除しております。 ※2 銀行業における有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託が含まれております。 ※3 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。 当連結会計年度(2025年2月28日) 連結貸借対照表計上額(百万円)時価(百万円)差額(百万円)(1)受取手形及び売掛金1,856,384 貸倒引当金等(※1)△59,225 1,797,158 1,829,254 32,096 (2)有価証券 ①銀行業における有価証券(※2)768,296 766,635 △1,661 ②銀行業における買入金銭債権 79,34879,348―③保険業における有価証券 15,04915,049―④その他11,703 11,702 △1 874,398872,735△1,662(3)営業貸付金 595,895 貸倒引当金(※1)△73,792 522,103 530,882 8,779 (4)銀行業における貸出金3,022,476 貸倒引当金(※1)△4,107 3,018,369 3,076,237 57,867 (5)投資有価証券 関係会社株式等63,277 77,344 14,067 その他有価証券 229,373229,373― 292,651306,71814,067(6)差入保証金 (1年内償還予定分を含む) 395,540 貸倒引当金(※1)△2,591 392,948 356,520 △36,428 資産計 6,897,6286,972,34874,719(1)銀行業における預金5,196,949 5,188,418 △8,530 (2)社債 (1年内償還予定分を含む) 1,126,9361,088,385△38,551(3)長期借入金 (1年内返済予定分を含む) 1,874,9251,848,574△26,351(4)リース債務 (流動及び固定負債) 393,634403,0859,451(5)長期預り保証金 (1年内返済予定分を含む) 281,776272,880△8,895負債計 8,874,2238,801,345△72,877デリバティブ取引(※3) △4,376△4,376― ※1 受取手形及び売掛金、営業貸付金、銀行業における貸出金及び差入保証金に係る貸倒引当金並びに割賦利益繰延(流動負債)を控除しております。 ※2 銀行業における有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託が含まれております。 ※3 デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。 (注1)市場価格のない株式等の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、「 (2)有価証券」及び「(5)投資有価証券」には含まれておりません。 (単位:百万円)区分前連結会計年度(2024年2月29日)非上場株式(※1)22,169組合等出資金(※2)10,676 ※1 非上場株式については、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)第5項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。 ※2 組合等出資金については、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-16項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。 (単位:百万円)区分当連結会計年度(2025年2月28日)非上場株式(※1)23,591 組合等出資金(※2)9,966 ※1 非上場株式については、「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)第5項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。 ※2 組合等出資金については、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-16項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。 (注2)金銭債権及び有価証券のうち満期があるものの連結決算日後の償還予定額前連結会計年度(2024年2月29日) 1年以内(百万円)1年超5年以内(百万円)5年超10年以内(百万円)10年超(百万円)現金及び預金1,165,536―――コールローン1,192―――受取手形及び売掛金(※1)1,259,773452,704143,82551,883有価証券 その他有価証券のうち満期があるもの 銀行業における有価証券39,558101,89455,066148,535銀行業における買入金銭債権5,200――53,246保険業における有価証券1,000―――その他21,603―――営業貸付金(※1)366,869113,25023,89814,025銀行業における貸出金(※2)232,228640,058543,7881,201,083投資有価証券 その他有価証券のうち満期があるもの 国債・地方債等――15―社債―800――差入保証金(※3)5,76317,18811,3389,278合計3,098,7271,325,896777,9321,478,053 ※1 貸倒懸念債権等償還予定額が見込めないもの(90,942百万円)については、本表には含めておりません。 ※2 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めないもの(5,081百万円)、期間の定めのないもの(40,862百万円)は含めておりません。 ※3 償還予定が確定しているもののみ記載しており、償還期日を明確に把握できないもの(381,744百万円)については、本表には含めておりません。 当連結会計年度(2025年2月28日) 1年以内(百万円)1年超5年以内(百万円)5年超10年以内(百万円)10年超(百万円)現金及び預金1,258,383 ―――コールローン 1,514―――受取手形及び売掛金(※1) 1,366,801381,23452,674474有価証券 その他有価証券のうち満期があるもの 銀行業における有価証券76,59186,63779,157288,324銀行業における買入金銭債権 5,200―4,78469,511保険業における有価証券1,000100――その他 11,701―――営業貸付金(※1) 384,071129,27425,99411,638銀行業における貸出金(※2) 287,883729,715648,6661,312,483投資有価証券 その他有価証券のうち満期があるもの 国債・地方債等――15―差入保証金(※3) 4,59513,6468,33211,536合計 3,397,7411,340,608819,6241,693,969 ※1 貸倒懸念債権等償還予定額が見込めないもの(100,115百万円)については、本表には含めておりません。 ※2 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めないもの(4,564百万円)、期間の定めのないもの(39,162百万円)は含めておりません。 ※3 償還予定が確定しているもののみ記載しており、償還期日を明確に把握できないもの(357,811百万円)については、本表には含めておりません。 (注3)銀行業における預金、社債、長期借入金、リース債務及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額 前連結会計年度(2024年2月29日) 1年以内(百万円)1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)5年超(百万円)銀行業における預金(※)4,326,47660,50651,56037,88456,804―短期借入金480,274―――――コマーシャル・ペーパー125,000―――――社債160,429157,271166,146125,689182,170326,860長期借入金333,475314,712321,392229,583150,374242,957リース債務69,56363,26751,51740,39331,953126,984その他有利子負債 割賦未払金5,7704,3842,290805214―その他有利子負債連結会社間の債権の流動化による資金調達額2,214――――― ※ 銀行業における預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。 当連結会計年度(2025年2月28日) 1年以内(百万円)1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)5年超(百万円)銀行業における預金(※) 4,600,463 58,568 43,689 210,942 283,285―短期借入金 427,829―――――コマーシャル・ペーパー 9,344―――――社債 189,310167,773136,069158,834152,748322,199長期借入金 395,332 382,139 322,468 379,382 127,214268,387リース債務75,635 64,170 53,688 42,630 34,763 122,746その他有利子負債 割賦未払金 4,474 2,859 1,288 706 188―その他有利子負債連結会社間の債権の流動化による資金調達額 2,241――――― ※ 銀行業における預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。 (1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品前連結会計年度(2024年2月29日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計有価証券 銀行業における有価証券168,731351,12621,323541,181銀行業における買入金銭債権――58,54658,546保険業における有価証券―15,873―15,873投資有価証券 その他有価証券198,0595798,495207,133資産計366,790367,57988,364822,734デリバティブ取引―9,238―9,238 銀行業における有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託は含まれておりません。 第24-9項の取扱いを適用した投資信託の連結貸借対照表価額は2,329百万円であります。 第24-9項の取扱いを適用した投資信託の期首残高から期末残高への調整表(単位:百万円)期首残高当期の損益またはその他の包括利益 購入、売却及び償還の純額投資信託の基準価額を時価とみなすこととした額投資信託の基準価額を時価とみなさないこととした額期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する投資信託の評価損益損益に計上その他の包括利益に計上(※) 2,299―29 ―――2,329― ※ 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。 当連結会計年度(2025年2月28日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計有価証券 銀行業における有価証券305,615 367,418 21,025 694,059銀行業における買入金銭債権――79,34879,348保険業における有価証券―15,049―15,049投資有価証券 その他有価証券220,748 557 8,067 229,373 資産計 526,363383,025108,4411,017,831デリバティブ取引―△4,376―△4,376 銀行業における有価証券には、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日)第24-9項の基準価額を時価とみなす取扱いを適用した投資信託は含まれておりません。 第24-9項の取扱いを適用した投資信託の連結貸借対照表価額は2,348百万円であります。 第24-9項の取扱いを適用した投資信託の期首残高から期末残高への調整表(単位:百万円)期首残高当期の損益またはその他の包括利益 購入、売却及び償還の純額投資信託の基準価額を時価とみなすこととした額投資信託の基準価額を時価とみなさないこととした額期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する投資信託の評価損益損益に計上その他の包括利益に計上(※) 2,329―19 ―――2,348 ― ※ 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。 (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品前連結会計年度(2024年2月29日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計受取手形及び売掛金―125,6631,772,2351,897,899有価証券 銀行業における有価証券6,0732,85519,95628,884その他―21,603―21,603営業貸付金―402501,303501,706銀行業における貸出金――2,689,4102,689,410投資有価証券 関係会社株式等78,163――78,163その他有価証券―806―806差入保証金(1年内償還予定分を含む)―397,134―397,134資産計84,237548,4654,982,9065,615,609銀行業における預金―4,533,151―4,533,151社債(1年内償還予定分を含む)―1,096,838―1,096,838長期借入金(1年内返済予定分を含む)―1,587,759―1,587,759リース債務(流動及び固定負債)―391,726―391,726長期預り保証金(1年内返済予定分を含む)―273,578―273,578負債計―7,883,054―7,883,054 当連結会計年度(2025年2月28日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計受取手形及び売掛金―133,707 1,695,547 1,829,254 有価証券 銀行業における有価証券21,330 10,614 38,283 70,227 その他―11,702―11,702営業貸付金――530,882530,882銀行業における貸出金――3,076,2373,076,237投資有価証券 関係会社株式等77,344――77,344 差入保証金(1年内償還予定分を含む)―356,520―356,520資産計98,674512,5445,340,9505,952,169銀行業における預金―5,188,418―5,188,418社債(1年内償還予定分を含む)―1,088,385―1,088,385長期借入金(1年内返済予定分を含む)―1,848,574―1,848,574リース債務(流動及び固定負債)―403,085―403,085長期預り保証金(1年内返済予定分を含む)―272,880―272,880負債計―8,801,345―8,801,345 (注1)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明資産受取手形及び売掛金金融サービス業を営む連結子会社の売掛金の時価は、営業債権の種類及び期間に基づく区分毎に信用リスクを反映した将来キャッシュ・フローを算定し、リスクフリー・レートに債権の回収コスト(経費率)を加味した利率で割り引いて算定しております。 算定に当たり重要な観察できないインプットを用いているため、レベル3の時価に分類しています。 金融サービス業以外の連結子会社の受取手形及び売掛金の時価は短期間で決済されるため、帳簿価額を時価としております。 有価証券、投資有価証券上場株式は取引所の価格によっており、活発な市場で取引されているため、その時価を主にレベル1の時価に分類しております。 債券及び買入金銭債権のうち、取引所の価格及び取引金融機関等から提示された相場価格があるものは当該価格を時価とし、国債等はレベル1の時価、それ以外の債券はレベル2の時価に分類しております。 相場価格が入手できないものは主にレベル3の時価に分類しております。 上場投資信託については、取引所の価格によっており、活発な市場で取引されているため、その時価を主にレベル1の時価に分類しております。 市場における取引価格が存在しない投資信託については、解約又は買戻請求に関して市場参加者からリスクの対価を求められるほどの重要な制限がない場合には基準価額等を時価としており、主にレベル2の時価に分類しております。 営業貸付金営業債権の種類及び期間に基づく区分毎に、保証料率、期限前返済率、倒産確率、回収率を反映した将来キャッシュ・フローを算定し、リスクフリー・レートで割り引いて算定しております。 算定に当たり、観察可能なインプットを用いている場合又は観察できないインプットが重要でない場合はレベル2の時価、重要な観察できないインプットを用いている場合はレベル3の時価に分類しております。 銀行業における貸出金貸出金については、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分毎に、元利金の合計額を、市場金利にスプレッド等を反映させた割引率で割り引いて時価を算定しております。 このうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 仕組貸出については、オプション価格モデル等を用いて、元利金の合計額を市場金利にスプレッド等を反映させた割引率で割り引いて、時価を算定しております。 なお、約定期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限る等の特性により、返済期限を設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、当該帳簿価額を時価としております。 算定に当たり重要な観察できないインプットを用いているため、レベル3の時価に分類しております。 差入保証金差入保証金の時価については、契約期間に基づいて算出した将来キャッシュ・フローを対応するリスクフリー・レートで割り引いた現在価値から貸倒見積高を控除した価額によっております。 観察できないインプットを用いていない又はその影響が重要でないため、レベル2の時価に分類しております。 負債銀行業における預金要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。 また、定期預金の時価は、一定の期間毎に区分して、将来キャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。 割引率は、市場金利を用いております。 なお、預入期間が短期間(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。 当該時価はレベル2の時価に分類しております。 社債、長期借入金、リース債務社債は市場価格に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しております。 長期借入金及びリース債務の時価については、元利金の合計額をリスクフリー・レートに信用リスクを加味した利率で割り引いて算定する方法によっており、金利スワップは、市場金利等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しております。 変動金利による長期借入金で金利スワップの特例処理の対象とされているものについては、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、リスクフリー・レートに信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。 長期預り保証金長期預り保証金の時価については、契約期間に基づいて算出した将来キャッシュ・フローを、対応するリスクフリー・レートで割り引いた現在価値により算定しております。 観察できないインプットを用いていない又はその影響が重要でないため、レベル2の時価に分類しております。 デリバティブ取引デリバティブ取引については、取引所取引は取引所等における最終の価格をもって時価とし、店頭取引は割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算出した価額によっております。 店頭取引の価額を算定する評価技法に使用されるインプットは主に金利や為替レート、ボラティリティ等であります。 店頭取引については、取引相手方及び当社グループの信用リスクに関する調整(CVA、DVA)を行っております。 取引所取引については主にレベル1の時価、店頭取引については、観察可能なインプットを用いている場合又は観察できないインプットが重要でない場合はレベル2の時価、重要な観察できないインプットを用いている場合はレベル3の時価のいずれかに分類しております。 (注2)時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融商品のうちレベル3の時価に関する情報(1)重要な観察できないインプットに関する定量的情報前連結会計年度(2024年2月29日)区分評価技法重要な観察できないインプットインプットの範囲インプットの加重平均有価証券 銀行業における有価証券現在価値技法倒産確率4.00%~4.00%4.00%期限前償還率12.00%~12.00%12.00%回収率50.00%~50.00%50.00%リスク・プレミアム△0.08%~0.87%△0.03%銀行業における買入金銭債権現在価値技法倒産確率0.03%~1.48%1.15%期限前償還率2.58%~25.19%10.86%回収率70.00%~100%77.47%リスク・プレミアム△0.17%~0.59%0.30%投資有価証券 その他有価証券現在価値技法倒産確率0.26%~0.26%0.26%期限前償還率0.76%~0.76%0.76%回収率100%~100%100%リスク・プレミアム0.52%~0.52%0.52%株価倍率法当期純利益2,724億円2,724億円株価収益率30.30倍30.30倍 当連結会計年度(2025年2月28日)区分評価技法重要な観察できないインプットインプットの範囲インプットの加重平均有価証券 銀行業における有価証券現在価値技法倒産確率4.00%~4.00%4.00%期限前償還率12.00%~12.00%12.00%回収率50.00%~50.00%50.00%リスク・プレミアム△0.05%~0.76%△0.02%銀行業における買入金銭債権現在価値技法倒産確率0.03%~3.25%1.25%期限前償還率0.13%~17.88%9.22%回収率70.00%~100%84.02%リスク・プレミアム△0.15%~0.5%0.29%投資有価証券 その他有価証券現在価値技法倒産確率0.26%~0.26%0.26%期限前償還率0.76%~0.76%0.76%回収率100%~100%100%リスク・プレミアム0.52%~0.52%0.52%株価倍率法当期純利益2,780億円2,780億円株価収益率36.45倍36.45倍 (2)期首残高から期末残高への調整表、当期の損益に認識した評価損益前連結会計年度(2024年2月29日)(単位:百万円)区分期首残高当期の損益またはその他の包括利益購入、売却、発行及び決済の純額レベル3の時価への振替レベル3の時価からの振替期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する金融商品の評価損益損益に計上 (※1)その他の包括利益に計上 (※2)有価証券 銀行業における有価証券22,11844△27△812――21,323―銀行業における買入金銭債権22,534△011035,901――58,546―投資有価証券 その他有価証券8,607△282453△283――8,495― ※1 連結損益計算書の「総合金融事業における営業収益」及び「総合金融事業における営業原価」に含まれております。 ※2 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。 当連結会計年度(2025年2月28日)(単位:百万円)区分期首残高当期の損益またはその他の包括利益購入、売却、発行及び決済の純額レベル3の時価への振替レベル3の時価からの振替期末残高当期の損益に計上した額のうち連結貸借対照表日において保有する金融商品の評価損益損益に計上 (※1)その他の包括利益に計上 (※2)有価証券 銀行業における有価証券21,32313 △43 △268 ――21,025 ―銀行業における買入金銭債権58,5460 △246 21,048 ――79,348 ―投資有価証券 その他有価証券8,495△286 75 △215 ――8,067 ― ※1 連結損益計算書の「総合金融事業における営業収益」及び「総合金融事業における営業原価」に含まれております。 ※2 連結包括利益計算書の「その他の包括利益」の「その他有価証券評価差額金」に含まれております。 (3)時価の評価プロセスの説明当社グループは時価の算定に関する方針及び手続を定めており、これに沿って各社のリスク管理部門等が時価を算定しております。 算定された時価及びレベルの分類については、時価の算定に用いられた評価技法及びインプットの妥当性を検証しております。 時価の算定に当たっては、個々の資産の性質、特性及びリスクを最も適切に反映できる評価モデルを用いております。 また、第三者から入手した相場価格を利用する場合においても、利用されている評価技法及びインプットの確認や類似の金融商品の時価との比較等の適切な方法により価格の妥当性を検証しております。 (4)重要な観察できないインプットを変化させた場合の時価に対する影響に関する説明有価証券(銀行業における有価証券及び銀行業における買入金銭債権)の時価の算定で用いている重要な観察できないインプットは、倒産確率、回収率、期限前償還率、リスク・プレミアムであります。 倒産確率、期限前償還率、リスク・プレミアムの著しい上昇(低下)は、それら単独では、時価の著しい下落(上昇)を生じさせることとなります。 回収率の著しい上昇(低下)は、時価の著しい上昇(下落)を生じさせることになります。 一般に、倒産確率に関して用いている仮定の変化は、リスク・プレミアムに関して用いている仮定の同方向への変化を伴い、期限前償還率及び回収率に関して用いている仮定の逆方向への変化を伴います。 投資有価証券(その他有価証券)は、株式と信託受益権であり、株式の時価の算定で用いている重要な観察できないインプットは、当該株式の発行体の当期純利益及び類似企業の株価収益率であります。 当期純利益及び株価収益率の著しい上昇(低下)は、それら単独では、時価の著しい上昇(下落)を生じさせることとなります。 信託受益権の時価の算定で用いている重要な観察できないインプットは、倒産確率、回収率、期限前償還率、リスク・プレミアムであります。 倒産確率、期限前償還率、リスク・プレミアムの著しい上昇(低下)は、それら単独では、時価の著しい下落(上昇)を生じさせることとなります。 回収率の著しい上昇(低下)は、時価の著しい上昇(下落)を生じさせることになります。 一般に、倒産確率に関して用いている仮定の変化は、リスク・プレミアムに関して用いている仮定の同方向への変化を伴い、期限前償還率及び回収率に関して用いている仮定の逆方向への変化を伴います。 |
有価証券関係、連結財務諸表 | (有価証券関係)1 売買目的有価証券 (単位:百万円) 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)連結会計年度の損益に含まれた評価差額891367 2 満期保有目的の債券前連結会計年度(2024年2月29日)区分連結貸借対照表計上額(百万円)時価(百万円)差額(百万円)時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの5,8836,073190時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの31,71231,666△46合計37,59537,739143 当連結会計年度(2025年2月28日)区分連結貸借対照表計上額(百万円)時価(百万円)差額(百万円)時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの―――時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの70,478 68,815△1,662合計70,478 68,815△1,662 3 その他有価証券前連結会計年度(2024年2月29日)区分連結貸借対照表計上額(百万円)取得原価(百万円)差額(百万円)連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式194,19570,498123,697 債券61,71361,407306 その他199,586194,0745,511小計455,495325,979129,515連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式6,1316,430△298 債券244,603258,026△13,423 その他117,514133,319△15,805小計368,249397,777△29,527合計823,744723,75699,988 当連結会計年度(2025年2月28日)区分連結貸借対照表計上額(百万円)取得原価(百万円)差額(百万円)連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 株式204,367 165,871 38,495 債券 45,50045,245254 その他 174,937171,0533,884小計 424,804382,17042,634連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 株式18,946 19,809 △862 債券 405,192429,092△23,899 その他 170,399183,581△13,181小計 594,538632,483△37,944合計 1,019,3431,014,6534,689 4 連結会計年度中に売却したその他有価証券前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)区分売却額(百万円)売却益の合計額(百万円)売却損の合計額(百万円)株式11,4764,1766その他43810―合計11,9154,1866 (注) 銀行業を営む連結子会社が、営業取引の一環として売却及び償還したその他有価証券に係る売却額及び損益は、上表に含めておりません。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)区分売却額(百万円)売却益の合計額(百万円)売却損の合計額(百万円)株式38,90224,481815その他 3,265――合計42,16824,481815 (注) 銀行業を営む連結子会社が、営業取引の一環として売却及び償還したその他有価証券に係る売却額及び損益は、上表に含めておりません。 5 減損処理を行った有価証券前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 当連結会計年度において減損処理を行い、投資有価証券評価損6,434百万円(市場価格のない株式等)を計上しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) 当連結会計年度において減損処理を行い、投資有価証券評価損307百万円(市場価格のない株式等)を計上しております。 |
デリバティブ取引関係、連結財務諸表 | (デリバティブ取引関係)1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引(1) 通貨関連前連結会計年度(2024年2月29日)区分取引の種類契約額等契約額等のうち1年超時価評価損益(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)市場取引以外の取引為替予約取引 売建米ドル192―△0△0 売建豪ドル7―00 売建NZドル0―00 買建米ドル157―33 買建豪ドル49―00 買建NZドル42―△0△0通貨スワップ (受取)中国元(支払)日本円5,867―1,2521,252 (受取) 日本円 (支払) マレーシアドル3,1653,165△626△626合計9,4823,165629629 当連結会計年度(2025年2月28日)区分取引の種類契約額等契約額等のうち1年超時価評価損益(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)市場取引以外の取引為替予約取引 売建米ドル57―00 売建豪ドル6―00 売建NZドル3― 00 買建米ドル151―00 買建豪ドル32―△0△0 買建NZドル8― △0△0通貨スワップ (受取) 日本円 (支払) マレーシアドル3,349―△832△832合計3,608―△832 △832 (2) 株式関連 前連結会計年度(2024年2月29日)区分取引の種類契約額等契約額等のうち1年超時価評価損益(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)市場取引以外の取引株式先渡取引2,745―△317△317合計2,745―△317△317 当連結会計年度(2025年2月28日)区分取引の種類契約額等契約額等のうち1年超時価評価損益(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)市場取引以外の取引株式先渡取引41,583―△9,192△9,192その他のデリバティブ取引41,583―9,1929,192合計83,166――― (注)その他のデリバティブ取引の時価は、複合金融商品の組込デリバティブを区分処理したものであります。 2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引(1) 通貨関連前連結会計年度(2024年2月29日)ヘッジ会計の方法デリバティブ取引の種類等主なヘッジ対象契約額等契約額等のうち1年超時価(百万円)(百万円)(百万円)原則的処理方法為替予約取引 売建米ドル売掛金8―△0 買建米ドル買掛金19,601―463 買建豪ドル買掛金14―0 買建ユーロ買掛金1,197―26 買建英ポンド買掛金76―3 買建中国元買掛金850―14 買建タイバーツ買掛金0―△0 買建香港ドル買掛金24―2 買建カナダドル買掛金0―0通貨スワップ取引 (受取)日本円 (支払)香港ドル長期借入金5,7821,598△1,512 (受取)日本円 (支払)タイバーツ長期借入金33,59430,604△4,627 (受取)米ドル (支払)タイバーツ長期借入金87,02967,4614,190 (受取)日本円 (支払)マレーシアドル長期借入金14,24214,242△1,548 (受取)米ドル (支払)マレーシアドル長期借入金87,67467,95211,445合計250,098181,8598,457 当連結会計年度(2025年2月28日)ヘッジ会計の方法デリバティブ取引の種類等主なヘッジ対象契約額等契約額等のうち1年超時価(百万円)(百万円)(百万円)原則的処理方法為替予約取引 売建米ドル売掛金58―2 買建米ドル買掛金32,201―△221 買建豪ドル買掛金5,064―△113 買建ユーロ買掛金1,324―△53 買建英ポンド買掛金70―△1 買建中国元買掛金3,245―△104 買建タイバーツ買掛金5―0 買建香港ドル買掛金24―0 買建カナダドル買掛金60―△2通貨スワップ取引 (受取)日本円 (支払)香港ドル長期借入金1,5961,596△418 (受取)日本円 (支払)タイバーツ長期借入金36,34114,553△5,748 (受取)米ドル (支払)タイバーツ長期借入金89,53652,625△1,251 (受取)日本円 (支払)マレーシアドル長期借入金15,07015,070△2,669 (受取)米ドル (支払)マレーシアドル長期借入金96,88361,7194,452合計281,485145,566△6,128 (2) 金利関連前連結会計年度(2024年2月29日)ヘッジ会計の方法デリバティブ取引の種類等主なヘッジ対象契約額等契約額等のうち1年超時価(百万円)(百万円)(百万円)原則的処理方法金利スワップ取引 受取変動・支払固定長期借入金166,007149,287468金利スワップの特例処理金利スワップ取引 受取変動・支払固定長期借入金46,04311,014 (注)合計212,051160,302468 (注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。 当連結会計年度(2025年2月28日)ヘッジ会計の方法デリバティブ取引の種類等主なヘッジ対象契約額等契約額等のうち1年超時価(百万円)(百万円)(百万円)原則的処理方法金利スワップ取引 受取変動・支払固定有価証券及び長期借入金261,236182,9042,584金利スワップの特例処理金利スワップ取引 受取変動・支払固定長期借入金19,96610,470 (注)合計281,202193,3742,584 (注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。 |
退職給付関係、連結財務諸表 | (退職給付関係)1.採用している退職給付制度の概要提出会社及び主要な国内連結子会社は、提出会社及び主要な国内連結子会社のグループで設立している積立型の確定給付制度である基金型企業年金制度、確定拠出年金制度並びに退職金前払制度を設けております。 また、一部の国内連結子会社は、積立型の確定給付制度である基金型企業年金制度、非積立型の確定給付制度である退職一時金制度、並びに確定拠出年金制度を設けております。 2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を含む。 )(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)退職給付債務の期首残高171,577百万円182,994百万円勤務費用9,0489,468利息費用2,1872,570数理計算上の差異の発生額△4,236 △15,656退職給付の支払額△8,340 △10,093連結範囲の変更による増減14,003 274その他△1,245562退職給付債務の期末残高182,994 170,120 (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)年金資産の期首残高178,653百万円211,675百万円期待運用収益7,770 7,782数理計算上の差異の発生額9,716 2,539事業主からの拠出額9,149 9,636退職給付の支払額△7,579 △8,665連結範囲の変更による増減14,119 -その他△155115年金資産の期末残高211,675 223,084 (3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)積立型制度の退職給付債務166,467百万円152,858百万円年金資産△211,675△223,084 △45,207 △70,225非積立型制度の退職給付債務16,526 17,262連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△28,681△52,963 退職給付に係る負債15,53517,279退職給付に係る資産△44,216 △70,242連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△28,681 △52,963 (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)勤務費用9,048百万円9,468百万円利息費用2,187 2,570期待運用収益△7,770 △7,782数理計算上の差異の費用処理額755 △438その他△2 595確定給付制度に係る退職給付費用4,2184,414 (5) 退職給付に係る調整額退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)数理計算上の差異14,703百万円17,756百万円合計14,70317,756 (6) 退職給付に係る調整累計額退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)未認識数理計算上の差異9,210百万円26,966百万円合計9,21026,966 (7) 年金資産に関する事項①年金資産の主な内訳年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)債券32%37%株式32%29%生命保険の一般勘定8%7%現金・預金等4%6%その他 (注)124%21%合計 (注)2100%100% (注)1 主としてオルタナティブ投資が含まれております。 2 年金資産合計には、企業年金制度及び退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度13%、当連結会計年度13%含まれております。 ②長期期待運用収益率の設定方法年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。 (8) 数理計算上の計算基礎に関する事項主要な数理計算上の計算基礎 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)割引率提出会社及び国内連結子会社主として1.6%主として2.2%長期期待運用収益率提出会社及び国内連結子会社主として1.00%~5.29%主として1.00%~4.57% (注) なお、上記の他に2021年3月31日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。 3.確定拠出制度提出会社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度10,575百万円、当連結会計年度10,714百万円であります。 4.退職金前払い制度提出会社及び連結子会社の退職金前払い制度の要支給額は、前連結会計年度773百万円、当連結会計年度741百万円であります。 |
ストック・オプション等関係、連結財務諸表 | (ストック・オプション等関係)1.費用計上額及び科目名 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)販売費及び一般管理費(その他)277百万円564百万円 2.権利不行使による失効により利益として計上した金額 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)営業外収益(その他)6百万円─ 3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況(1) 提出会社年度2013年2015年2017年2018年2019年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数執行役21名及びグループ会社取締役等9名執行役17名及びグループ会社取締役等7名執行役10名及びグループ会社取締役等10名執行役10名及びグループ会社取締役等17名執行役11名及びグループ会社取締役等19名 ストック・ オプション数普通株式92,200株普通株式37,900株普通株式25,700株普通株式66,500株普通株式32,400株 付与日2013年6月21日2015年6月21日2017年6月21日2018年6月21日2019年6月21日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2013年7月21日から2028年7月20日まで2015年7月21日から2030年7月20日まで2017年7月21日から2032年7月20日まで2018年7月21日から2033年7月20日まで2019年7月21日から2034年7月20日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 6,700 2,400 9,80025,900 19,600 権利確定───── 権利行使─ 1,2001,500 3,2005,500 失効───── 未行使残 6,7001,200 8,300 22,700 14,100 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円)─ 3,456 3,675 3,515 3,478 付与日における 公正な評価単価 (円)1,0971,4231,5152,1761,618 年度2020年2021年2022年2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数執行役10名及びグループ会社取締役等18名執行役6名及びグループ会社取締役等17名執行役8名及びグループ会社取締役等19名執行役13名及びグループ会社取締役等19名執行役15名及びグループ会社取締役等19名 ストック・ オプション数普通株式25,500株普通株式22,000株普通株式45,500株普通株式 56,700株普通株式118,300株 付与日2020年6月21日2021年6月21日2022年6月21日2023年6月21日2024年6月21日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2020年7月21日から2035年7月20日まで2021年7月21日から2036年7月20日まで2022年7月21日から2037年7月20日まで2023年7月21日から2038年7月20日まで2024年7月21日から2039年7月20日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与────118,300 失効───── 権利確定────118,300 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 16,90015,900 34,10039,200─ 権利確定──── 118,300 権利行使4,300 2,000 6002,500 33,000 失効───── 未行使残 12,600 13,900 33,50036,70085,300 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 3,5373,480 3,4183,422 3,434 付与日における 公正な評価単価 (円)2,2242,6552,0012,5683,146 (2) イオン北海道㈱年度2020年※2020年※2020年※2020年※2020年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役1名従業員5名取締役1名従業員3名取締役1名従業員4名取締役1名従業員5名取締役3名 ストック・ オプション数普通株式32,640株普通株式24,000株普通株式28,320株普通株式32,640株普通株式37,700株 付与日2020年3月1日2020年3月1日2020年3月1日2020年3月1日2020年4月30日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2020年3月1日から2031年6月9日まで2020年3月1日から2032年6月9日まで2020年3月1日から2033年6月9日まで2020年3月1日から2034年6月9日まで2020年5月31日から2035年5月30日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 4,320 4,320 19,680 24,000 37,700 権利確定───── 権利行使 4,320 4,3208,640 12,960─ 失効───── 未行使残──11,040 11,040 37,700 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 899 899 886 860─ 付与日における 公正な評価単価 (円)599602784695682 年度2021年2022年2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役4名取締役4名取締役4名取締役4名 ストック・ オプション数普通株式40,000株普通株式 7,900株普通株式 25,700株普通株式23,700株 付与日2021年4月30日2022年4月30日2023年5月1日2024年4月30日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左 権利行使期間2021年5月31日から2036年5月30日まで2022年5月31日から2037年5月30日まで2023年5月31日から2038年5月30日まで2024年5月31日から2039年5月30日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)──── 前連結会計 年度末──── 付与─── 23,700 失効──── 権利確定───23,700 未確定残──── 権利確定後(株)──── 前連結会計 年度末 31,3007,20021,900─ 権利確定─── 23,700 権利行使 18,100─3,800 7,000 失効──── 未行使残 13,2007,20018,10016,700 b. 単価情報 権利行使価格(円)1111 行使時平均株価 (円) 880─895 875 付与日における 公正な評価単価 (円)993950731816 ※ イオン北海道㈱とマックスバリュ北海道㈱が2020年3月1日を効力発生日として吸収合併した際、消滅会社であるマックスバリュ北海道㈱が発行していた2014年度から2019年度までの新株予約権を合併比率1:4.80の割合で承継し付与したものであり、付与対象者の区分及び人数、付与数は合併日における人数及び数を記載しております。 当該合併に際し、同社が発行していた2014年度から2019年度までの新株予約権について同社の見積りによる公正価値に対し、合併比率1:4.80を乗じた公正価値にて新株予約権を付与しております。 (3) イオン九州㈱年度2020年2020年※2021年2022年2023年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役5名取締役3名取締役4名取締役4名取締役3名 ストック・ オプション数普通株式9,900株普通株式8,550株普通株式8,000株普通株式8,000株普通株式6,100株 付与日2020年5月10日2020年9月1日2021年5月10日2022年5月10日2023年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2020年6月10日から2035年6月9日まで2020年9月1日から2034年6月9日まで2021年6月10日から2036年6月9日まで2022年6月10日から2037年6月9日まで2023年6月10日から2038年6月9日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 3,500 3,450 4,800 6,100 6,100 権利確定───── 権利行使─ 3,450─── 失効───── 未行使残 3,500─ 4,800 6,100 6,100 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円)─ 2,932─── 付与日における 公正な評価単価 (円)1,6451,1961,8341,9312,092 年度2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役3名従業員7名 ストック・ オプション数普通株式18,700株 付与日2024年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 権利行使期間2024年6月10日から2039年6月9日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)─ 前連結会計 年度末─ 付与 18,700 失効─ 権利確定 18,700 未確定残─ 権利確定後(株)─ 前連結会計 年度末─ 権利確定 18,700 権利行使─ 失効─ 未行使残18,700 b. 単価情報 権利行使価格(円)1 行使時平均株価 (円)─ 付与日における 公正な評価単価 (円)2,481 ※ イオン九州㈱とマックスバリュ九州㈱が2020年9月1日を効力発生日として吸収合併した際、消滅会社であるマックスバリュ九州㈱が発行していた2013年度から2020年度までの新株予約権を合併比率1:1.5 の割合で承継し付与したものであり、付与対象者の区分及び人数、付与数は合併日における人数及び数を記載しております。 当該合併に際し、同社が発行していた2013年度から2020年度までの新株予約権について同社の見積りによる公正価値に対し、合併比率1:1.5を乗じた公正価値にて新株予約権を付与しております。 (4) ㈱サンデー年度2015年2016年2017年2018年2019年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役6名取締役6名取締役6名取締役4名取締役6名 ストック・ オプション数普通株式10,800株普通株式4,900株普通株式8,600株普通株式3,200株普通株式4,000株 付与日2015年5月10日2016年5月10日2017年5月10日2018年5月10日2019年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2015年6月10日から2030年6月9日まで2016年6月10日から2031年6月9日まで2017年6月10日から2032年6月9日まで2018年6月10日から2033年6月9日まで2019年6月10日から2034年6月9日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 3,100 2,0005,200 2,700 3,200 権利確定───── 権利行使 3,1001,400 900500 500 失効───── 未行使残─ 600 4,300 2,2002,700 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 1,273 1,273 1,277 1,277 1,277 付与日における 公正な評価単価 (円)1,5311,6641,5991,7971,640 年度2021年2022年2023年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役6名取締役6名取締役5名 ストック・ オプション数普通株式10,100株普通株式9,400株普通株式10,100株 付与日2021年5月10日2022年5月10日2023年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左 権利行使期間2021年6月10日から2036年6月9日まで2022年6月10日から2037年6月9日まで2023年6月10日から2038年6月9日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)─── 前連結会計 年度末─── 付与─── 失効─── 権利確定─── 未確定残─── 権利確定後(株)─── 前連結会計 年度末 7,900 6,500 8,800 権利確定─── 権利行使 1,1001,100 1,300 失効─── 未行使残 6,8005,400 7,500 b. 単価情報 権利行使価格(円)111 行使時平均株価 (円) 1,277 1,3951,395 付与日における 公正な評価単価 (円)1,3931,1881,212 (5) マックスバリュ東海㈱年度2015年2016年2017年2018年2019年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役9名取締役9名取締役8名取締役8名取締役8名 ストック・ オプション数普通株式9,300株普通株式13,800株普通株式12,500株普通株式11,700株普通株式9,500株 付与日2015年5月1日2016年5月2日2017年5月1日2018年5月1日2019年5月7日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2015年6月1日から2030年5月31日まで2016年6月2日から2031年6月2日まで2017年6月1日から2032年5月31日まで2018年6月1日から2033年5月31日まで2019年6月7日から2034年6月6日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 900 1,300 1,300 3,6001,800 権利確定───── 権利行使 900 1,300 1,300 3,6001,800 失効───── 未行使残───── b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 2,989 2,9892,989 3,0743,057 付与日における 公正な評価単価 (円)1,6151,6051,7812,3152,000 年度2019年※2019年※2019年※2019年※2022年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役2名従業員2名取締役2名従業員等3名 取締役2名従業員等3名 取締役2名従業員2名 取締役5名 ストック・ オプション数普通株式7,316株普通株式8,673株普通株式4,425株普通株式7,316株普通株式7,400株 付与日2019年9月1日2019年9月1日2019年9月1日2019年9月1日2022年5月2日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2019年9月1日から2031年6月9日まで2019年9月1日から2032年6月9日まで2019年9月1日から2033年6月9日まで2019年9月1日から2034年6月9日まで2022年6月2日から2037年6月1日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 1,357 1,357 2,124 3,127 1,400 権利確定───── 権利行使 1,357 1,357 2,124 3,127─ 失効───── 未行使残──── 1,400 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 3,075 3,075 2,989 3,060─ 付与日における 公正な評価単価 (円)1,6801,9192,2511,8512,531 年度2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数 取締役4名 取締役4名 ストック・ オプション数普通株式6,300株普通株式8,200株 付与日2023年5月1日2024年5月1日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左 権利行使期間2023年6月1日から2038年5月31日まで2024年6月1日から2039年5月31日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)── 前連結会計 年度末── 付与─ 8,200 失効── 権利確定─ 8,200 未確定残── 権利確定後(株)── 前連結会計 年度末 1,400─ 権利確定─ 8,200 権利行使─ 6,500 失効── 未行使残 1,400 1,700 b. 単価情報 権利行使価格(円)11 行使時平均株価 (円)─ 3,087 付与日における 公正な評価単価 (円)2,5602,987 ※ マックスバリュ東海㈱とマックスバリュ中部㈱が2019年9月1日を効力発生日として吸収合併した際、消滅会社であるマックスバリュ中部㈱が発行していた2008年度から2019年度までの新株予約権を合併比率1:0.59の割合で承継し付与したものであり、付与対象者の区分及び人数、付与数は合併日における人数及び数を記載しております。 当該合併に際し、同社が発行していた2008年度から2019年度までの新株予約権について同社の見積りによる公正価値に対し、合併比率1:0.59を乗じた公正価値にて新株予約権を付与しております。 (6)ミニストップ㈱年度2016年2017年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役4名取締役4名 ストック・ オプション数普通株式8,300株普通株式3,800株 付与日2016年5月2日2017年5月1日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左 権利行使期間2016年6月3日から2031年6月2日まで2017年6月2日から2032年6月1日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)── 前連結会計 年度末── 付与── 失効── 権利確定── 未確定残── 権利確定後(株)── 前連結会計 年度末 1,700 800 権利確定── 権利行使── 失効── 未行使残 1,700 800 b. 単価情報 権利行使価格(円)11 行使時平均株価 (円)── 付与日における 公正な評価単価 (円)1,4441,839 (7) イオンフィナンシャルサービス㈱年度2022年2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役6名取締役6名取締役7名 ストック・ オプション数普通株式12,700株普通株式9,400株普通株式5,000株 付与日2022年7月21日2023年7月21日2024年7月22日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左 権利行使期間2022年8月21日から2037年8月20日まで2023年8月21日から2038年8月20日まで2024年8月22日から2039年8月21日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)─── 前連結会計 年度末─── 付与──5,000 失効─── 権利確定──5,000 未確定残─── 権利確定後(株)─── 前連結会計 年度末 3,6002,600 ─ 権利確定── 5,000 権利行使 3,600 2,600 4,300 失効─── 未行使残── 700 b. 単価情報 権利行使価格(円)111 行使時平均株価 (円)1,309 1,309 1,296 付与日における 公正な評価単価 (円)1,0558921,014 (8) イオンモール㈱年度2019年2020年2021年2022年2023年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役10名取締役11名取締役10名取締役7名取締役7名 ストック・ オプション数普通株式17,800株普通株式21,500株普通株式9,500株普通株式7,100株普通株式7,100株 付与日2019年5月10日2020年5月10日2021年5月10日2022年5月10日2023年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません同左同左同左同左 権利行使期間2019年6月10日から2034年6月9日まで2020年6月10日から2035年6月9日まで2021年6月10日から2036年6月9日まで2022年6月10日から2037年6月9日まで2023年6月10日から2038年6月9日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末2,700 9,8005,300 3,800 5,500 権利確定───── 権利行使1,600 4,600 800── 失効───── 未行使残 1,100 5,200 4,500 3,800 5,500 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 1,941 1,928 1,941── 付与日における 公正な評価単価 (円)1,4081,1541,4761,2271,515 年度2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役5名従業員等12名 ストック・ オプション数普通株式10,500株 付与日2024年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません 権利行使期間2024年6月10日から2039年6月9日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)─ 前連結会計 年度末─ 付与 10,500 失効─ 権利確定 10,500 未確定残─ 権利確定後(株)─ 前連結会計 年度末─ 権利確定 10,500 権利行使3,200 失効─ 未行使残 7,300 b. 単価情報 権利行使価格(円)1 行使時平均株価 (円) 1,976 付与日における 公正な評価単価 (円)1,499 (9) ㈱イオンファンタジー年度2017年2018年2019年2020年2023年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役7名取締役8名取締役7名取締役8名取締役5名 ストック・ オプション数普通株式11,100株普通株式6,600株普通株式3,000株普通株式4,400株普通株式4,500株 付与日2017年5月10日2018年5月10日2019年5月10日2020年5月10日2023年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2017年6月10日から2032年6月9日まで2018年6月10日から2033年6月9日まで2019年6月10日から2034年6月9日まで2020年6月10日から2035年6月9日まで2023年6月10日から2038年6月9日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 1,4002,000 2,4003,200 3,700 権利確定───── 権利行使1,400 1,2002,100 1,000 3,100 失効───── 未行使残─ 800 300 2,200600 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 2,646 2,5442,342 2,257 2,247 付与日における 公正な評価単価 (円)2,7966,0492,1021,6363,150 年度2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役5名 ストック・ オプション数普通株式8,300株 付与日2024年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 権利行使期間2024年6月10日から2039年6月9日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)─ 前連結会計 年度末─ 付与 8,300 失効─ 権利確定 8,300 未確定残─ 権利確定後(株)─ 前連結会計 年度末─ 権利確定 8,300 権利行使─ 失効─ 未行使残 8,300 b. 単価情報 権利行使価格(円)1 行使時平均株価 (円)─ 付与日における 公正な評価単価 (円)2,170 (10) イオンディライト㈱年度2020年2021年2022年2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役3名取締役2名取締役2名取締役3名取締役3名 ストック・ オプション数普通株式11,000株普通株式9,200株普通株式5,300株普通株式5,300株普通株式4,500株 付与日2020年5月11日2021年5月10日2022年5月10日2023年5月10日2024年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2020年6月10日から2035年6月10日まで2021年6月10日から2036年6月10日まで2022年6月10日から2037年6月10日まで2023年6月10日から2038年6月10日まで2024年6月10日から2039年6月10日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与──── 4,500 失効───── 権利確定──── 4,500 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 6,000 9,200 5,300 5,300─ 権利確定──── 4,500 権利行使─3,200 2,000 1,000 1,100 失効───── 未行使残 6,000 6,000 3,300 4,300 3,400 b. 単価情報 権利行使価格(円)0.50.50.50.50.5 行使時平均株価 (円)─ 4,470 4,470 3,980 3,865 付与日における 公正な評価単価 (円)2,7382,8232,3792,4603,133 (11) ㈱コックス年度2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役3名取締役3名 ストック・ オプション数普通株式19,600株普通株式29,500株 付与日2023年5月10日2024年5月10日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左 権利行使期間2023年6月10日から2038年6月10日まで2024年6月10日から2039年6月10日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)── 前連結会計 年度末── 付与─29,500 失効── 権利確定─29,500 未確定残── 権利確定後(株)── 前連結会計 年度末19,600 ─ 権利確定─ 29,500 権利行使── 失効── 未行使残19,600 29,500 b. 単価情報 権利行使価格(円)11 行使時平均株価 (円)── 付与日における 公正な評価単価 (円)153215 (12) ウエルシアホールディングス㈱年度2014年(※1、2、3)2014年(※2、3)2016年(※2、3)2016年(※2、3)① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役9名、子会社取締役27名、執行役員1名及び子会社執行役員11名取締役7名、子会社取締役17名及び子会社執行役員25名取締役6名及び子会社取締役14名取締役6名及び子会社取締役15名 ストック・ オプション数普通株式126,400株普通株式118,400株普通株式40,000株普通株式56,000株 付与日2014年7月16日2015年2月16日2016年3月16日2017年2月16日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左 権利行使期間2014年7月17日から2044年7月16日まで2015年2月17日から2045年2月16日まで2016年3月17日から2046年3月16日まで2017年2月17日から2047年2月16日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)──── 前連結会計 年度末──── 付与──── 失効──── 権利確定──── 未確定残──── 権利確定後(株)──── 前連結会計 年度末 34,40044,000 24,000 36,000 権利確定──── 権利行使 11,200 12,0007,200 8,800 失効──── 未行使残 23,20032,000 16,800 27,200 b. 単価情報 権利行使価格(円)1111 行使時平均株価 (円) 2,275 2,270 2,276 2,274 付与日における 公正な評価単価 (円)7581,0071,4981,454 ※1 ウエルシアホールディングス㈱は2014年9月1日付けで普通株式1株を2株にする株式分割を行っております。 これにより2014年9月1日以前の新株予約権については分割後の株式数に換算して記載しております。 ※2 ウエルシアホールディングス㈱は2017年3月1日付けで普通株式1株を2株にする株式分割を行っております。 これにより2016年度以前の新株予約権については分割後の株式数に換算して記載しております。 ※3 ウエルシアホールディングス㈱は2020年9月1日付けで普通株式1株を2株にする株式分割を行っております。 これにより2016年度以前の新株予約権については分割後の株式数に換算して記載しております。 (13) ㈱ジーフット年度2016年2017年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役8名取締役8名 ストック・ オプション数普通株式33,200株普通株式14,700株 付与日2016年5月1日2017年5月1日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左 権利行使期間2016年6月1日から2031年5月31日まで2017年6月1日から2032年5月31日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)── 前連結会計 年度末── 付与── 失効── 権利確定── 未確定残── 権利確定後(株)── 前連結会計 年度末 2,300 1,100 権利確定── 権利行使 2,3001,100 失効── 未行使残── b. 単価情報 権利行使価格(円)11 行使時平均株価 (円) 285 285 付与日における 公正な評価単価 (円)636622 (14) ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱年度2017年2018年2019年2020年2021年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役5名及び子会社取締役15名取締役5名及び子会社取締役15名取締役5名及び子会社取締役14名取締役5名及び子会社取締役14名取締役5名及び子会社取締役14名 ストック・ オプション数普通株式61,400株普通株式43,400株普通株式57,500株普通株式53,600株普通株式57,700株 付与日2017年6月26日2018年6月11日2019年6月10日2020年6月8日2021年6月14日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左同左同左 権利行使期間2017年6月27日から2047年6月26日まで2018年6月11日から2048年6月10日まで2019年6月10日から2049年6月9日まで2020年6月8日から2050年6月7日まで2021年6月14日から2051年6月13日まで② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)───── 前連結会計 年度末───── 付与───── 失効───── 権利確定───── 未確定残───── 権利確定後(株)───── 前連結会計 年度末 25,800 20,50028,500 35,000 42,800 権利確定───── 権利行使 2,000 3,100 2,0002,200 ─ 失効───── 未行使残 23,800 17,40026,500 32,800 42,800 b. 単価情報 権利行使価格(円)11111 行使時平均株価 (円) 871 926 981 981─ 付与日における 公正な評価単価 (円)1,1381,3868921,0631,016 年度2022年2023年2024年① ストック・オプションの内容 付与対象者の 区分及び人数取締役5名及び子会社取締役9名取締役5名及び子会社取締役8名取締役2名、執行役員4名及び子会社取締役14名 ストック・ オプション数普通株式45,700株普通株式22,300株普通株式53,600株 付与日2022年6月13日2023年6月19日2024年6月20日 権利確定条件権利確定条件は付されておりません。 同左同左 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 同左同左 権利行使期間2022年6月13日から2052年6月12日まで2023年6月19日から2053年6月18日まで2024年6月20日から2054年6月19日まで ② ストック・オプションの規模及びその変動状況 a. ストック・オプションの数 権利確定前(株)─── 前連結会計 年度末─── 付与── 53,600 失効─── 権利確定── 53,600 未確定残─── 権利確定後(株)─── 前連結会計 年度末 40,30022,300─ 権利確定── 53,600 権利行使─── 失効─── 未行使残40,300 22,300 53,600 b. 単価情報 権利行使価格(円)111 行使時平均株価 (円)─── 付与日における 公正な評価単価 (円)9861,031793 4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法会社名イオン㈱イオン北海道㈱イオン九州㈱マックスバリュ東海㈱イオンモール㈱年度2024年2024年2024年2024年2024年使用した評価技法ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式株価変動性 (※1)24.61%24.23%16.42%10.24%25.02%予想残存期間 (※2)7.5年7.5年7.5年1.6年7.5年予想配当 (※3)1.06%1.72%1.76%2.26%2.72%無リスク利子率 (※4)0.70%0.71%0.65%0.21%0.71% 会社名イオンディライト㈱ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱イオンフィナンシャルサービス㈱㈱イオンファンタジー㈱コックス年度2024年2024年2024年2024年2024年使用した評価技法ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式ブラック・ショールズ式株価変動性 (※1)28.92%23.28%29.37%44.44%49.51%予想残存期間 (※2)7.5年4.9年7.5年7.5年7.5年予想配当 (※3)2.31%1.84%3.96%0.45%0.00%無リスク利子率 (※4)0.70%0.50%0.80%0.68%0.59% ※1 主として予想残存期間と同期間の過去株価実績に基づき算定しております。 ※2 主として権利行使期間の中間点において行使されたものとして算定しております。 ※3 主として配当実績に基づき算定しております。 ※4 予想残存期間と同期間に対する国債の利回りに基づき算定しております。 5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法 基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を 採用しております。 |
税効果会計関係、連結財務諸表 | (税効果会計関係)1 繰延税金資産及び繰延税金負債の主な原因別内訳 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)繰延税金資産 未払金及び未払費用9,686百万円6,329百万円 未払事業税等6,152 6,474 売掛金及び営業貸付金295 310 賞与引当金14,90012,065 棚卸資産2,5241,973 店舗閉鎖損失引当金4,878 5,911 有形固定資産等161,903155,027 連結子会社における財産評定損8,1686,931 繰越欠損金211,938 207,007 退職給付に係る負債14,055 15,575 貸倒引当金27,65829,472 リース負債71,126 93,121 資産除去債務39,66039,763 その他87,936100,039 繰延税金資産小計660,884 680,003 税務上の繰越欠損金に係る 評価性引当額※△201,584 △200,484 将来減算一時差異等の 合計に係る評価性引当額△195,110 △186,085 評価性引当額△396,694 △386,569繰延税金資産合計264,189 293,433繰延税金負債との相殺△106,390 △129,052繰延税金資産の純額157,799 164,381 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)繰延税金負債 使用権資産△55,667百万円△74,368百万円 固定資産圧縮積立金△3,051 △3,212 特別償却積立金△1 △1 在外連結子会社の留保利益△1,244 △1,487 その他有価証券評価差額金△39,548 △12,953 退職給付に係る資産△14,985 △23,583 資産除去債務に対応する 除去費用△12,036 △12,167 子会社の時価評価による 評価差額△3,381 △3,982 グループ法人税制に基づく 投資有価証券売却益△19,486 △17,091 その他△4,887△3,791繰延税金負債合計△154,290 △152,639繰延税金資産との相殺106,390 129,052繰延税金負債の純額△47,900 △23,586 ※税務上の繰越欠損金及びその繰越期限別の金額 前連結会計年度(2024年2月29日) 1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超合計税務上の繰越欠損金(a)17,80921,41319,99319,5645,861127,296211,938百万円評価性引当額△17,788△21,247△19,233△19,293△5,745△118,275△201,584百万円繰延税金資産201657602701169,02110,354百万円 (a)税務上の欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 当連結会計年度(2025年2月28日) 1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超合計税務上の繰越欠損金(a) 20,026 18,16418,8335,98522,596121,401207,007百万円評価性引当額 △19,971 △17,828△18,729△5,872△22,162△115,920△200,484百万円繰延税金資産 54 3361041134335,4806,522百万円 (a)税務上の欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異原因 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)法定実効税率30.5%30.5%(調整) 在外連結子会社の税率差異△3.7 △3.9 住民税均等割3.7 4.2 のれん2.9 3.2 評価性引当額の増減7.8 14.7 交際費等一時差異ではない項目1.4 2.2 在外連結子会社からの受取配当金1.82.5 その他△2.2 3.0 税効果会計適用後の法人税等の負担率42.2%56.4% 3 法人税等の税率変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「地方税法等の一部を改正する法律(令和6年法律四号)」が2024年3月28日に国会で成立したことに伴い、一部の連結子会社の当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算(ただし、2027年3月1日以降解消されるものに限る)に使用した法定実効税率が前連結会計年度より変更されています。 その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債を控除した金額)が128百万円、その他有価証券評価差額金(貸方)が66百万円、退職給付に係る調整累計額(貸方)が605百万円、法人税等調整額(借方)が543百万円それぞれ増加します。 4 決算日後における法人税等の税率の変更 「所得税法等の一部を改正する法律(令和7年法律一三)」が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より防衛特別法人税が新設されることとなりました。 これに伴い、2027年3月1日以後開始する連結会計年度において解消が見込まれる一時差異等については、繰延税金資産及び繰延税金負債を計算する法定実効税率が変更となります。 変更後の法定実効税率を当連結会計年度末に適用した場合、繰延税金資産の金額(繰延税金負債を控除した金額)が824百万円、繰延ヘッジ損益(借方)が0百万円それぞれ増加し、その他有価証券評価差額金(貸方)が404百万円、退職給付に係る調整累計額(貸方)が236百万円、法人税等調整額(借方)が1,465百万円それぞれ減少します。 |
企業結合等関係、連結財務諸表 | (企業結合等関係)取得による企業結合(Post and Telecommunication Finance Company Limited) 当社の連結子会社であるイオンフィナンシャルサービス㈱(以下、「イオンフィナンシャルサービス」という。 )は、ベトナムのファイナンス会社である Post and Telecommunication Finance Company Limited(以下、「PTF」という。 )の持分を取得し、PTFは当社の連結子会社となりました。 その概要は以下のとおりです。 1.企業結合の概要(1) 被取得企業の名称及び事業の内容 被取得企業の名称:Post and Telecommunication Finance Company Limited 事業の内容:金融業 (2) 企業結合を行った理由 イオンフィナンシャルサービスは、1987年の香港から始まり、アジア10ヵ国で事業を展開し、それぞれの国や地域で、金融包摂(ファイナンシャルインクルージョン)に取り組んでいます。 当社グループでは、平均年齢が若く今後も経済成長が見込まれるベトナムを海外戦略の重要国と位置付け、小売事業の店舗網も拡大しております。 イオンフィナンシャルサービスは、2008年に現地で事業を開始し、家電や二輪車等の自社割賦販売を中心に、お客さまの暮らしに密着したサービスの提供に取り組んでまいりました。 今後、当社グループ一体となってベトナムにおけるイオン生活圏の拡大をさらに加速するため、現地で個人向けローン事業を展開するPTFの持分を取得することを決定しました。 (3) 企業結合日 2025年2月3日(みなし取得日 2024年12月31日) (4) 企業結合の法的形式 現金を対価とする持分の取得 (5) 結合後企業の名称 変更ありません。 (6) 取得した議決権比率 100.0% (7) 取得企業を決定するに至った主な根拠 イオンフィナンシャルサービスが現金を対価として持分を取得したことによるものであります。 2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間 当連結会計年度においては貸借対照表のみを連結しているため、連結損益計算書には、被取得企業の業績は含まれておりません。 3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳 取得の対価 現金及び預金26,316百万円 取得原価 26,316 4.主要な取得関連費用の内容及び金額 アドバイザリー費用等 581百万円 5.発生したのれんの金額、発生原因、償却の方法及び償却期間(1) 発生したのれんの金額 22,217百万円 なお、のれんの金額は、当連結会計年度末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。 (2) 発生原因 PTFの今後の事業展開によって期待される超過収益力であります。 (3) 償却方法及び償却期間 20年間にわたる均等償却 6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳流動資産 23,828百万円固定資産 178 資産合計 24,006 流動負債 19,754百万円固定負債 100 負債合計 19,854 7.企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度に係る連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法営業収益7,540百万円経常損失(△)103 (概算額の算定方法) 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の企業結合日までの被取得企業の営業収益及び損益情報を基礎として影響の概算額を算定しております。 なお、企業結合時に認識されたのれん等が当期首に発生したものとして、影響の概算額を算定しております。 上記情報は、必ずしも将来起こりうるべき事象を示唆するものではありません。 また、実際に出資が当連結会計年度の開始の日時点で行われた場合の経営成績を示すものではありません。 なお、影響の概算については監査証明を受けておりません。 |
資産除去債務関係、連結財務諸表 | (資産除去債務関係)資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの(1) 当該資産除去債務の概要当社グループは、主として、ショッピングセンターの建設に当たり、不動産賃借契約に付されている土地の更地返還義務及び建物原状回復義務に関して資産除去債務を計上しております。 (2) 当該資産除去債務の金額の算定方法使用見込期間を主として取得から8年~39年と見積り、それぞれの使用見込期間に対応した割引率として国債の流通利回りを使用して資産除去債務の金額を計算しております。 (3) 当該資産除去債務の総額の増減 前連結会計年度当連結会計年度 (自 2023年3月1日至 2024年2月29日)(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)期首残高117,913百万円123,474百万円有形固定資産の取得に伴う増加額4,200 3,946時の経過による調整額1,115 1,199資産除去債務の履行による減少額△2,897 △2,557連結範囲の異動に伴う増加額3,923 876その他 (注)△781 5,026期末残高(1年内履行予定分を含む)123,474 131,966 (注)見積りの変更に伴う増加額が前連結会計年度239百万円、当連結会計年度5,189百万円含まれております。 これは、連結子会社が不動産賃貸借契約に伴う建物原状回復義務等として計上していた資産除去債務について、退店等により発生した原状回復費用に基づき見積りの変更を行ったものであります。 なお、前連結会計年度及び当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。 |
賃貸等不動産関係、連結財務諸表 | (賃貸等不動産関係)当社グループでは、全国主要都市を中心に、賃貸収益を得ることを目的として賃貸商業施設等を所有しております。 前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は83,346百万円(主な賃貸収益はその他の営業収益に、主な賃貸費用は販売費及び一般管理費に計上)、減損損失は3,414百万円(特別損失に計上)であります。 当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は91,493百万円(主な賃貸収益はその他の営業収益に、主な賃貸費用は販売費及び一般管理費に計上)、減損損失は7,858百万円(特別損失に計上)であります。 また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度 (自 2023年3月1日(自 2024年3月1日 至 2024年2月29日)至 2025年2月28日) 期首残高1,341,000 1,439,535連結貸借対照表計上額期中増減額98,535 26,101 期末残高1,439,535 1,465,637期末時価 1,962,637 2,065,465 (注) 1 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。 2 期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増加は、新規不動産取得138,816百万円、新規連結会社計上額6,266百万円及び為替換算差額21,794百万円であり、主な減少は固定資産除売却13,440百万円及び減価償却72,025百万円であります。 当連結会計年度の主な増加は、新規不動産取得75,516百万円及び為替換算差額41,536百万円であり、主な減少は固定資産除売却2,473百万円及び減価償却76,384百万円であります。 3 当連結会計年度末の時価は、主として「不動産鑑定評価基準」に基づいて、自社で算定した金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む。 )又は鑑定会社より鑑定評価書を取得し算定した金額であります。 |
収益認識関係、連結財務諸表 | (収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)(単位:百万円) 報告セグメントGMSSMDSヘルス&ウエルネス総合金融ディベロッパーサービス・専門店 商品売上高3,202,1092,672,291390,7391,232,295-1362,694サービス収入等40,98853,7797,5957981,592132,849148,095顧客との契約から生じる収益3,243,0982,726,071398,3351,233,0941,592132,851510,790その他の収益 (注)3124,19242,2198721,234423,130250,8001,716外部顧客への営業収益3,367,2902,768,291399,2071,234,329424,722383,652512,506 報告セグメントその他 (注)1合計調整額 (注)2連結損益計算書計上額国際計 商品売上高431,7448,291,8774,6088,296,48640,7908,337,277サービス収入等37,139422,8395,872428,712△92,478336,233顧客との契約から生じる収益468,8848,714,71710,4818,725,198△51,6888,673,510その他の収益 (注)335,585879,7520879,753293880,046外部顧客への営業収益504,4699,594,46910,4819,604,951△51,3949,553,557 (注)1「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、デジタル事業等を含んでおります。 2「調整額」の区分は、当該事業セグメントの業績表示に適した取引について組み替えている調整額及び、事業セグメントに帰属しない本社、商品供給等を行っている会社の収益であります。 3「その他の収益」は主に「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づく定期借家テナント賃料や「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)に基づくカードキャッシング利息等であります。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)(単位:百万円) 報告セグメントGMSSMDSヘルス&ウエルネス総合金融ディベロッパーサービス・専門店 商品売上高3,293,0292,942,554401,5091,320,260-56359,239サービス収入等40,59860,0517,8434904,979141,893154,157顧客との契約から生じる収益3,333,6273,002,606409,3521,320,7514,979141,949513,396その他の収益 (注)3127,04043,1508821,246462,044267,3891,699外部顧客への営業収益3,460,6683,045,757410,2351,321,997467,023409,338515,096 報告セグメントその他 (注)1合計調整額 (注)2連結損益計算書計上額国際計 商品売上高465,9658,782,61510,9108,793,52536,0398,829,564サービス収入等38,249448,2644,510452,775△91,265361,510顧客との契約から生じる収益504,2159,230,87915,4209,246,300△55,2259,191,074その他の収益 (注)340,046943,5000943,501301943,803外部顧客への営業収益544,26110,174,38015,42110,189,801△54,92410,134,877 (注)1「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、デジタル事業等を含んでおります。 2「調整額」の区分は、当該事業セグメントの業績表示に適した取引について組み替えている調整額及び、事業セグメントに帰属しない本社、商品供給等を行っている会社の収益であります。 3「その他の収益」は主に「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づく定期借家テナント賃料や「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)に基づくカードキャッシング利息等であります。 2.報告セグメントの変更等に関する事項当社は組織変更に伴い、当連結会計年度より「サービス・専門店」事業に含めていた一部の子会社を「GMS」事業に変更しております。 また、「その他」事業に含めていた一部の子会社を「サービス・専門店」事業に変更しております。 なお、前連結会計年度の顧客との契約から生じる収益を分解した情報については、変更後の区分方法により作成しております。 3.収益を理解するための基礎となる情報 収益を理解するための基礎となる情報は「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。 4.当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) (1) 契約負債の残高等 (単位:百万円) 期首残高期末残高顧客との契約から生じた債権 受取手形1,323813 売掛金107,707117,127契約負債243,376227,520 顧客との契約から生じた債権は主に、GMS事業、SM事業、DS事業、ヘルス&ウエルネス事業、サービス・専門店事業、国際事業において期末時点で引き渡しが完了している商品販売等に係る対価に対する権利に関するものであります。 受取手形及び売掛金の残高と、顧客との契約から生じた債権の残高の主な差異は、総合金融事業及びディベロッパー事業における受取手形及び売掛金残高であります。 契約負債は主に、商品券、ポイント、電子マネー及び前受金であり、期末時点において履行義務を充足していない残高であります。 当連結会計年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた金額は、177,802百万円であります。 (2) 残存履行義務に配分した取引価格当該履行義務は、主に商品券、ポイント、テナントとの出店契約に基づく共益費収入等であります。 残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識に見込まれる期間は、商品券47,708百万円は使用されるにつれて主に今後1年から10年間で収益を認識することを見込んでおります。 ポイント39,421百万円は履行義務の充足に応じて今後2年間で収益を認識することを見込んでおります。 テナントとの出店契約に基づく共益費収入等154,457百万円は、今後概ね3年の間で収益を認識することを見込んでおります。 なお、当初の予想契約期間が1年以内の取引については、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (1) 契約負債の残高等 (単位:百万円) 期首残高期末残高顧客との契約から生じた債権 受取手形813862 売掛金117,127124,472契約負債227,520217,954 顧客との契約から生じた債権は主に、GMS事業、SM事業、DS事業、ヘルス&ウエルネス事業、サービス・専門店事業、国際事業において期末時点で引き渡しが完了している商品販売等に係る対価に対する権利に関するものであります。 受取手形及び売掛金の残高と、顧客との契約から生じた債権の残高の主な差異は、総合金融事業及びディベロッパー事業における受取手形及び売掛金残高であります。 契約負債は主に、商品券、ポイント、電子マネー及び前受金であり、期末時点において履行義務を充足していない残高であります。 当連結会計年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた金額は、148,200百万円であります。 (2) 残存履行義務に配分した取引価格当該履行義務は、主に商品券、ポイント、テナントとの出店契約に基づく共益費収入等であります。 残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識に見込まれる期間は、商品券46,695百万円は使用されるにつれて主に今後1年から10年間で収益を認識することを見込んでおります。 ポイント41,662百万円は履行義務の充足に応じて今後2年間で収益を認識することを見込んでおります。 テナントとの出店契約に基づく共益費収入等166,315百万円は、今後概ね3年の間で収益を認識することを見込んでおります。 なお、当初の予想契約期間が1年以内の取引については、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。 |
セグメント情報等、連結財務諸表 | (セグメント情報等)【セグメント情報】 1 報告セグメントの概要 当社は「指名委員会等設置会社」を経営統治形態としています。 経営の監督と執行の機能を各々取締役と執行役に明確に分離し、中長期目標の達成に向けて執行役に大幅な権限委譲をはかることで、迅速な経営の意思決定を実現しています。 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、当社(純粋持株会社)の下、小売事業を中心として、総合金融、ディベロッパー、サービス・専門店等の各事業を複合的に展開しています。 報告セグメント及びその他事業セグメントの主な事業内容は以下のとおりであります。 GMS事業………………………総合スーパー、均一価格雑貨販売業等SM事業…………………………スーパーマーケット、コンビニエンスストア、小型スーパーマーケットDS事業…………………………ディスカウントストアヘルス&ウエルネス事業………ドラッグストア、調剤薬局等総合金融事業……………………クレジットカード事業、フィービジネス、銀行業、保険業ディベロッパー事業……………ショッピングセンターの開発及び賃貸サービス・専門店事業…………総合ファシリティマネジメントサービス業、アミューズメント、外食、ファミリーカジュアルファッション・靴等を販売する専門店等国際事業…………………………アセアン地区及び中国における小売事業その他事業………………………モバイルマーケティング事業、デジタル事業等 (報告セグメントの変更等に関する事項) 当社は組織変更に伴い、当連結会計年度より「サービス・専門店」事業に含めていた一部の子会社を「GMS」事業に変更しております。 また、「その他」事業に含めていた一部の子会社を「サービス・専門店」事業に変更しております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しております。 2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 3 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) (単位:百万円) 報告セグメントGMSSMDSヘルス&ウエルネス総合金融ディベロッパーサービス・専門店営業収益 外部顧客への営業収益3,367,2902,768,291399,2071,234,329424,722383,652512,506 セグメント間の内部 営業収益又は振替高101,25213,8801,22078658,77984,690205,321計3,468,5432,782,171400,4281,235,115483,502468,342717,827セグメント利益又は損失(△)27,92641,9118,48942,60051,23147,34817,707セグメント資産1,481,2111,248,87172,042604,1776,942,3251,862,403413,632セグメント有利子負債333,526247,3295,04490,1011,313,365971,229129,383その他の項目 減価償却費49,23648,4483,32821,20541,63790,26419,616持分法投資利益又は損失(△)1551,714―728△35△787 減損損失17,23712,2721,4097,0011,2972,0793,403持分法適用会社への投資額2,07216,778―5,821―6,865323有形固定資産及び無形固定資産の増加額91,83266,4715,41628,37445,407157,66827,390 報告セグメントその他合計調整額 (注)1連結財務諸表計上額 (注)2国際計営業収益 外部顧客への営業収益504,4699,594,46910,4819,604,951△51,3949,553,557 セグメント間の内部 営業収益又は振替高4,272470,20348,151518,354△518,354―計508,74110,064,67358,63310,123,306△569,7499,553,557セグメント利益又は損失(△)10,372247,587△11,474236,11214,709250,822セグメント資産462,68913,087,353161,35313,248,707△307,83812,940,869セグメント有利子負債222,4843,312,4646,6623,319,126396,5683,715,695その他の項目 減価償却費39,691313,42910,099323,5294,906328,435持分法投資利益又は損失(△)12,6452,4125,0572935,350 減損損失1,11045,813―45,8133545,848持分法適用会社への投資額031,86139,84171,7036,24177,944有形固定資産及び無形固定資産の増加額35,046457,60813,196470,8055,312476,117 (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1) 外部顧客への営業収益の調整額△51,394百万円の主な内訳①報告セグメントにおいては当該事業セグメントの業績表示に適した総額表示としている一部のサービス取引について、連結損益計算書では付随的な収益であるため純額表示へ組み替えている調整額△111,565百万円②事業セグメントに帰属しない本社機能の一部として、グループ内の商品供給等を行っている会社の、持分法適用関連会社等に対する営業収益60,606百万円 (2) セグメント利益の調整額14,709百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の利益2,305百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の利益13,208百万円③セグメント間取引消去等△825百万円(3) セグメント資産の調整額△307,838百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の資産623,698百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の資産227,430百万円③セグメント間債権債務消去等△1,158,967百万円(4) セグメント有利子負債の調整額396,568百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の有利子負債741,950百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の有利子負債39,926百万円③セグメント間債権債務消去等△385,307百万円(5) 減価償却費の調整額4,906百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の減価償却費1,043百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の減価償却費3,863百万円(6) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額5,312百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の有形固定資産及び無形固定資産の取得額1,240百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の有形固定資産及び無形固定資産の取得額4,072百万円2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメントGMSSMDSヘルス&ウエルネス総合金融ディベロッパーサービス・専門店営業収益 外部顧客への営業収益3,460,6683,045,757410,2351,321,997467,023409,338515,096 セグメント間の内部 営業収益又は振替高98,81214,3071,21187963,42986,831214,055計3,559,4813,060,065411,4471,322,876530,452496,170729,152セグメント利益又は損失(△)16,36032,9597,99136,00761,16553,03523,104セグメント資産1,494,7761,244,96579,171609,2017,753,8551,871,672400,215セグメント有利子負債400,256238,4957,31589,1531,309,432932,306125,499その他の項目 減価償却費53,11352,1103,93023,15541,53394,28120,049持分法投資利益又は損失(△)1512,205―68772308168 減損損失16,69616,4251,00812,853488,2325,304持分法適用会社への投資額2,13318,126―6,461926,864843有形固定資産及び無形固定資産の増加額123,13578,63410,86328,89955,14385,58827,349 報告セグメントその他合計調整額 (注)1連結財務諸表計上額 (注)2国際計営業収益 外部顧客への営業収益544,26110,174,38015,42110,189,801△54,92410,134,877 セグメント間の内部 営業収益又は振替高4,613484,14152,771536,913△536,913―計548,87510,658,52268,19310,726,715△591,83810,134,877セグメント利益又は損失(△)9,493240,119△10,072230,0467,700237,747セグメント資産527,03013,980,889177,29214,158,182△324,86313,833,319セグメント有利子負債267,8173,370,27614,0613,384,337460,0913,844,428その他の項目 減価償却費41,199329,3729,616338,9886,302345,291持分法投資利益又は損失(△)△163,5772,2785,8564826,338 減損損失65861,228―61,2281561,244持分法適用会社への投資額034,52239,15173,6746,36280,036有形固定資産及び無形固定資産の増加額58,062467,67720,465488,14225,312513,455 (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1) 外部顧客への営業収益の調整額△54,924百万円の主な内訳①報告セグメントにおいては当該事業セグメントの業績表示に適した総額表示としている一部のサービス取引について、連結損益計算書では付随的な収益であるため純額表示へ組み替えている調整額△115,158百万円②事業セグメントに帰属しない本社機能の一部として、グループ内の商品供給等を行っている会社の、持分法適用関連会社等に対する営業収益60,044百万円 (2) セグメント利益の調整額7,700百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の利益6,098百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の利益4,932百万円③セグメント間取引消去等△3,363百万円(3) セグメント資産の調整額△324,863百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の資産739,213百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の資産260,558百万円③セグメント間債権債務消去等△1,324,635百万円(4) セグメント有利子負債の調整額460,091百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の有利子負債871,250百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の有利子負債64,261百万円③セグメント間債権債務消去等△475,420百万円(5) 減価償却費の調整額6,302百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の減価償却費1,162百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の減価償却費5,139百万円(6) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額25,312百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の有形固定資産及び無形固定資産の取得額1,809百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の有形固定資産及び無形固定資産の取得額23,503百万円2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)1 製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を記載しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報(1) 営業収益(単位:百万円)日本アセアン中国その他合計8,739,316487,202326,2827569,553,557 (注)営業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本アセアン中国その他合計2,684,483446,480281,8532,1703,414,988 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)1 製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を記載しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報(1) 営業収益(単位:百万円)日本アセアン中国その他合計9,237,135554,847342,29460110,134,877 (注)営業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本アセアン中国その他合計2,780,707521,168295,1982,5303,599,604 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)(単位:百万円) 報告セグメントGMSSMDSヘルス&ウエルネス総合金融ディベロッパーサービス・専門店 当期償却額2,9403,107―6,0911,3912,371595 当期末残高17,32741,197―59,2739,5288,2524,208 報告セグメントその他調整額合計国際計 当期償却額―16,498――16,498 当期末残高―139,788――139,788 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)(単位:百万円) 報告セグメントGMSSMDSヘルス&ウエルネス総合金融ディベロッパーサービス・専門店 当期償却額3,0283,480―6,0121,3492,371517 当期末残高18,10937,740―58,67130,4185,8813,511 報告セグメントその他調整額合計国際計 当期償却額―16,760―816,768 当期末残高―154,332―80154,413 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) 該当事項はありません。 |
報告セグメントの概要 | 1 報告セグメントの概要 当社は「指名委員会等設置会社」を経営統治形態としています。 経営の監督と執行の機能を各々取締役と執行役に明確に分離し、中長期目標の達成に向けて執行役に大幅な権限委譲をはかることで、迅速な経営の意思決定を実現しています。 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、当社(純粋持株会社)の下、小売事業を中心として、総合金融、ディベロッパー、サービス・専門店等の各事業を複合的に展開しています。 報告セグメント及びその他事業セグメントの主な事業内容は以下のとおりであります。 GMS事業………………………総合スーパー、均一価格雑貨販売業等SM事業…………………………スーパーマーケット、コンビニエンスストア、小型スーパーマーケットDS事業…………………………ディスカウントストアヘルス&ウエルネス事業………ドラッグストア、調剤薬局等総合金融事業……………………クレジットカード事業、フィービジネス、銀行業、保険業ディベロッパー事業……………ショッピングセンターの開発及び賃貸サービス・専門店事業…………総合ファシリティマネジメントサービス業、アミューズメント、外食、ファミリーカジュアルファッション・靴等を販売する専門店等国際事業…………………………アセアン地区及び中国における小売事業その他事業………………………モバイルマーケティング事業、デジタル事業等 (報告セグメントの変更等に関する事項) 当社は組織変更に伴い、当連結会計年度より「サービス・専門店」事業に含めていた一部の子会社を「GMS」事業に変更しております。 また、「その他」事業に含めていた一部の子会社を「サービス・専門店」事業に変更しております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成しております。 |
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 | 2 報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 |
セグメント表の脚注 | (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1) 外部顧客への営業収益の調整額△54,924百万円の主な内訳①報告セグメントにおいては当該事業セグメントの業績表示に適した総額表示としている一部のサービス取引について、連結損益計算書では付随的な収益であるため純額表示へ組み替えている調整額△115,158百万円②事業セグメントに帰属しない本社機能の一部として、グループ内の商品供給等を行っている会社の、持分法適用関連会社等に対する営業収益60,044百万円 (2) セグメント利益の調整額7,700百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の利益6,098百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の利益4,932百万円③セグメント間取引消去等△3,363百万円(3) セグメント資産の調整額△324,863百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の資産739,213百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の資産260,558百万円③セグメント間債権債務消去等△1,324,635百万円(4) セグメント有利子負債の調整額460,091百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の有利子負債871,250百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の有利子負債64,261百万円③セグメント間債権債務消去等△475,420百万円(5) 減価償却費の調整額6,302百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の減価償却費1,162百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の減価償却費5,139百万円(6) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額25,312百万円の主な内訳①事業セグメントに配分していない純粋持株会社の有形固定資産及び無形固定資産の取得額1,809百万円②事業セグメントに帰属しないグループ内の商品供給等を行っている会社の有形固定資産及び無形固定資産の取得額23,503百万円2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 |
製品及びサービスごとの情報 | 1 製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を記載しているため、記載を省略しております。 |
売上高、地域ごとの情報 | (1) 営業収益(単位:百万円)日本アセアン中国その他合計9,237,135554,847342,29460110,134,877 (注)営業収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 |
有形固定資産、地域ごとの情報 | (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本アセアン中国その他合計2,780,707521,168295,1982,5303,599,604 |
主要な顧客ごとの情報 | 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への営業収益のうち、連結損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 |
報告セグメントごとの負ののれん発生益を認識する要因となった事象の概要 | 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) 該当事項はありません。 |
関連当事者情報、連結財務諸表 | 【関連当事者情報】 1 関連当事者との取引 (1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引該当事項はありません。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引(ア)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。 )等前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員尾島 司―――(被所有)直接 ―本人住宅ローン等の貸付 (注)1①―銀行業における貸出金61役員四方 基之―――(被所有)直接 ―本人住宅ローン等の貸付 (注)1①―銀行業における貸出金47役員古澤 康之―――(被所有)直接 ― 本人住宅ローン等の貸付 (注)1①―銀行業における貸出金20役員及びその近親者が議決権の過半数を自己の計算において所有している会社等井内衡機㈱ (注)2徳島県徳島市10計量計測器機器販売・修理(被所有)直接 ―店舗用地及び駐車場の賃借地代等の支払 (注)1②28流動資産その他2差入保証金の返還 (注)1②3流動資産その他0差入保証金6役員及びその近親者が議決権の過半数を自己の計算において所有している会社等㈱スイロ (注)2東京都大田区6各種企画・コンサルティング(被所有)直接 ―業務委託業務委託料の支払 (注)1③58未払金5 (注)1 取引条件及び取引条件の決定方針等 ①当社の連結子会社である㈱イオン銀行の住宅ローン等の貸付金であります。 なお、利率及び返済等の取引条件は、定型ローン商品であるため、一般的取引条件と同様であります。 また、住宅ローン等の返済については上記の取引金額に含めておりません。 ②当社の連結子会社であるマックスバリュ西日本㈱(現 ㈱フジ)の店舗用地及び駐車場の賃借であり、土地及び駐車場の賃借に係る取引条件は、近隣の賃料相場を参考にして、協議のうえ決定しております。 ③業務委託料については、一般取引条件に基づき交渉のうえ、決定しております。 2 当社取締役岡田元也の近親者が議決権の100%を保有しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員四方 基之―――(被所有)直接 ―本人住宅ローン等の貸付 (注)1①―銀行業における貸出金45 役員古澤 康之―――(被所有)直接 ― 本人住宅ローン等の貸付 (注)1①―銀行業における貸出金19 役員及びその近親者が議決権の過半数を自己の計算において所有している会社等井内衡機㈱ (注)2徳島県徳島市10計量計測器機器販売・修理(被所有)直接 ―店舗用地及び駐車場の賃借地代等の支払 (注)1②28流動資産その他2 差入保証金の返還 (注)1② 0差入保証金6役員及びその近親者が議決権の過半数を自己の計算において所有している会社等㈱スイロ (注)2東京都大田区6各種企画・コンサルティング(被所有)直接 ―業務委託業務委託料の支払 (注)1③67 未払金7 (注)1 取引条件及び取引条件の決定方針等 ①当社の連結子会社である㈱イオン銀行の住宅ローン等の貸付金であります。 なお、利率及び返済等の取引条件は、定型ローン商品であるため、一般的取引条件と同様であります。 また、住宅ローン等の返済については上記の取引金額に含めておりません。 ②当社の連結子会社である㈱フジの店舗用地及び駐車場の賃借であり、土地及び駐車場の賃借に係る取引条件は、近隣の賃料相場を参考にして、協議のうえ決定しております。 ③業務委託料については、一般取引条件に基づき交渉のうえ、決定しております。 2 当社取締役岡田元也の近親者が議決権の100%を保有しております。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記 該当事項はありません。 |
1株当たり情報、連結財務諸表 | (1株当たり情報) 摘要前連結会計年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)1株当たり純資産額1,231円59銭1,218円63銭1株当たり当期純利益金額52円25銭33円58銭潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額52円21銭33円55銭 (注) 算定上の基礎1 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度(2024年2月29日)当連結会計年度(2025年2月28日)連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円)2,087,201 2,121,226普通株式に係る純資産額(百万円)1,054,1201,049,230 差額の主な内訳(百万円) 非支配株主持分1,031,9251,070,674普通株式の発行済株式数(千株)871,924871,924 普通株式の自己株式数(千株)16,023 10,9291株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(千株)855,900 860,994 2 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)1株当たり当期純利益金額 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)44,692 28,783普通株主に帰属しない金額(百万円)――普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)44,692 28,783普通株式の期中平均株式数(千株)855,365 857,140潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)△26 △20 連結子会社が発行した新株予約権 に係る持分変動差額△26 △20普通株式増加数(千株) (うち新株予約権(千株))176(176)222(222)希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要―― (注) 株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。 1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前連結会計年度1,629千株、当連結会計年度644千株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度1,115千株、当連結会計年度85千株であります。 |
重要な後発事象、連結財務諸表 | (重要な後発事象)1.連結子会社による株式譲渡契約の締結(イオン・アリアンツ生命保険㈱) 当社の連結子会社であるイオンフィナンシャルサービス㈱(以下、「イオンフィナンシャルサービス」という。 )は、イオンフィナンシャルサービスが保有するイオン・アリアンツ生命保険㈱(以下、「イオン・アリアンツ生命」という。 )の株式の一部につき、明治安田生命保険相互会社(以下、「明治安田生命」という。 )に譲渡することを2025年3月21日付で決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。 その概要は以下のとおりです。 (1) 株式譲渡の概要① 株式譲渡の相手企業の名称明治安田生命保険相互会社 ② 株式譲渡の対象となる子会社の名称及び事業の内容当該子会社の名称 : イオン・アリアンツ生命保険㈱事業の内容 : 保険業 ③ 株式譲渡の理由少子高齢化・人口減少の進行や都市・地域間の格差の拡大等の社会課題が一層顕在化すると見込まれるなか、地域の課題が今後さらに深刻化することが予想されます。 これらは、小売業を主体とする当社グループと生命保険業を営む明治安田生命にとって、共通の経営課題であると考えています。 この度イオンフィナンシャルサービスが保有するイオン・アリアンツ生命の株式の一部を明治安田生命に譲渡し、当社とイオンフィナンシャルサービス、明治安田生命の3社で包括的パートナーシップを推進いたします。 本包括的パートナーシップを通じて、3社はそれぞれ有する強みを活かして健康増進や地域活性化に資する多様な提供価値を共創し、3社のお客さまをはじめとしたステークホルダーに価値ある商品・サービスの提供を行ってまいります。 ④ 譲渡実行日2025年7月1日(予定)※ 株式譲渡実行日は、競争法当局の手続き等によって変動する可能性があります。 ⑤ 譲渡する株式の数、譲渡価額及び譲渡前後の所有株式の状況異動前の所有株式数 : 863,000株 (議決権所有割合:100%)譲渡する株式の数 : 734,413株 (議決権所有割合:85.1%)譲渡株式の譲渡価額 : 494億円異動後の所有株式数 : 128,587株 (議決権所有割合:14.9%)※ 所有株式数は、株式譲渡の直前に実施予定であるイオンフィナンシャルサービスによるイオン・アリアンツ生命への660億円の増資(以下、「クロージング前増資」という。 )を反映したものになります。 ※ 譲渡株式の譲渡価額は、クロージング前増資を踏まえたイオンフィナンシャルサービスが保有する譲渡株式の株式価値として合意した金額であり、最終的な譲渡価額は、本株式譲渡契約に定める価格調整等を経て決定されます。 (2) 譲渡の対象となる子会社の事業が含まれている報告セグメントの名称総合金融事業 (3) 連結財務諸表に与える影響本株式の譲渡に伴い、イオン・アリアンツ生命は当社の連結の範囲から除外される見込みです。 当社の翌連結会計年度以降の連結財務諸表に与える影響については算定中であります。 2.資本業務提携に係る最終契約の締結等(㈱ツルハホールディングス)当社、㈱ツルハホールディングス(以下、「ツルハHD」という。 )及び当社の連結子会社であるウエルシアホールディングス㈱(以下、「ウエルシアHD」という。 )は、2024年2月28日付で締結した資本業務提携契約に基づき、2025年4月11日付で、資本業務提携に係る最終契約(以下、「最終契約」という。 )を締結いたしました。 また、同日付で、ツルハHD及びウエルシアHDは、ツルハHDを株式交換完全親会社とし、ウエルシアHDを株式交換完全子会社とする株式交換(以下、「本株式交換」という。 )に係る契約(以下、「本株式交換契約」という。 )を締結いたしました。 その概要は以下のとおりです。 なお、最終契約に基づき、当社は、2025年5月16日付でツルハHD株式3,530,000株を野村證券㈱より追加取得し、ツルハHDは当社の持分法適用関連会社となっております。 (1) 資本業務提携の目的及び理由当社、ツルハHD及びウエルシアHDは、今後、国内において、医療、健康の地域格差が一層拡大していくとの共通認識を有しています。 地方においては、過疎化が進むにつれ、ドラッグストアにおいて生鮮食品や雑貨を含むワンストップの買物需要が増加することや、医療、介護、行政等の機能の付加がさらに求められるようになると想定されます。 地域生活者のより高次なヘルス&ウエルネスの実現を目的としたツルハHD及びウエルシアHDの経営統合(以下、「本経営統合」という。 )を含む当社、ツルハHD及びウエルシアHDの資本業務提携(以下、「本資本業務提携」という。 )によって獲得する圧倒的なスケールメリット、各社グループが保有する店舗網、ノウハウ、調達網、物流システム、顧客データ基盤等を最大限活用することにより、こうした新たな需要に応えることのできる、新たな業態の開発や出店が可能となります。 ASEANにおいても、国内と同様に高齢化が進む地域や、健康保険制度が未発達な地域が少なくありません。 こうした地域における人々の健康寿命の延伸のためにドラッグストアが果たす役割は、ますます重要になっていくと想定されます。 当社グループが有する中国・ASEANにおける店舗網、人的資源、調達網等を活用することにより、ツルハHD及びウエルシアHDの事業展開を一気に加速することができると考えています。 当社、ツルハHD及びウエルシアHDは、本経営統合を含む本資本業務提携が、地域生活者のより高次なヘルス&ウエルネスを実現することにつながると判断し、本資本業務提携最終契約の締結を決定しました。 これにより、日本最大のドラッグストア連合体を創成し、競争力の獲得、アジアNo.1のグローバル企業への成長を目指すとともに、そこで働く従業員の限りない成長機会を創出していきます。 (2) 本資本業務提携の概要① 契約の相手企業の概要(2025年2月28日現在)名称㈱ツルハホールディングス事業内容グループ会社の各種事業戦略の実行支援及び経営管理資本金 11,626百万円総資産(連結)583,362百万円売上高(連結)845,603百万円 (注) (注) ツルハHDは、2025年2月期より決算期(事業年度の末日)を5月15日から2月末日へ変更しております。 この変更に伴い、2025年2月期は決算期変更の経過期間となることから9.5ヶ月決算となっております。 なお、決算期変更前である2024年5月期におけるツルハHDの売上高(連結)は1,027,462百万円であります。 ② 資本提携の内容当社、ツルハHD及びウエルシアHDは、本資本業務提携として、以下の取引を実施いたします。 これらの各取引により、ウエルシアHDはツルハHDの完全子会社となり、両社合わせて売上高2兆円超、店舗数約5,500を擁する日本最大のドラッグストア連合体を創成し、競争力の獲得、アジアNo.1のグローバル企業への成長を目指すとともに、そこで働く従業員の限りない成長機会を創出することを目指します。 また、当社は、自らが保有するツルハHD株式に係る議決権の数の割合(以下、「議決権割合」という。 )が50.9%となるよう、ツルハHD株式を取得することで、ツルハHDを連結子会社とするとともに、ツルハHDは、当社グループのヘルス&ウエルネス事業を牽引する中核子会社となります。 (ⅰ) 当社は、法令等に基づき必要なクリアランス・許認可等を取得したこと等の条件が充足することを前提に、野村證券㈱よりツルハHD株式3,530,000株を取得します。 これにより、当社が保有するツルハHD株式は、既に保有しているツルハHD株式9,675,200株と合わせて13,205,200株(所有割合26.83%)となり、ツルハHDは当社の持分法適用関連会社となります。 (ⅱ) 2025年4月11日付でツルハHD及びウエルシアHDが締結した、ツルハHDを株式交換完全親会社とし、ウエルシアHDを株式交換完全子会社とする株式交換に係る契約に基づき、法令等に基づき必要なクリアランス・許認可等を取得したこと、及び、各当事会社の株主総会における承認を取得したこと等の条件が充足することを前提に、2025年12月1日を効力発生日(予定)として、本株式交換を実施します。 なお、ツルハHDは、2025年9月1日を効力発生日として、ツルハHD株式1株を5株とする株式分割を行う予定です。 (ⅲ) 本株式交換の効力発生により、当社が保有するツルハHD株式の議決権割合が50.9%とならなかった場合には、当社は、本株式交換の効力発生日以後速やかに、ツルハHD株式への公開買付け(以下、「本公開買付け」という。 )を開始するとともに、本公開買付けの決済を行い、当社が保有するツルハHD株式の議決権割合が50.9%となるよう、ツルハHD株式を取得します。 なお、本公開買付けは2026年1月に完了することを見込んでおります。 (ⅳ) 本公開買付けの決済後において、当社が保有するツルハHD株式の議決権割合が50.9%とならなかった場合には、当社及びツルハHDは、その対応について別途協議し、合意により決定します。 なお、上記の取引のうち、(ⅰ)については2025年5月16日付で取引が実行され、本報告書提出日現在において、ツルハHDは当社の持分法適用関連会社となっております。 取得先の名称野村證券㈱株式譲渡日2025年5月16日取得した株式数3,530,000株取得価額 (注)1415億円取得により増加した所有割合 (注)2 7.17%取得後の所有割合 (注)226.83% (注)1 取得価額には手数料等は含まれておりません。 2 所有割合は、ツルハHDの2025年2月28日現在の発行済株式数49,557,068株に、ツルハHDの新株予約権5,149個の目的であるツルハHD株式数の合計554,000株を加算した株式数から、ツルハHDが所有する自己株式890,955株を控除した株式数49,220,113株に対する取得株式の割合であります。 ③ 業務提携の内容本資本業務提携最終契約において、当社、ツルハHD及びウエルシアHDが合意している業務提携の内容は以下のとおりです。 (ⅰ) 店舗開発、調剤併設化等に関する相互協力(ⅱ) 商品や電力の仕入れ・開発等の相互協力(ⅲ) 物流効率化の相互協力(ⅳ) 決済・ポイントシステム・デジタルマーケティング・保険等に関する提携(v) プライベートブランド商品の共同開発や相互供給の推進(ⅵ) DX・ECの推進等に関する相互協力(ⅶ) 経営ノウハウの交流(ⅷ) フード&ドラッグ業態の研究と推進(ⅸ) 人材及び人事情報の交流 ④ 資本業務提携の日程2024年2月28日付資本業務提携契約の締結日2024年2月28日本資本業務提携最終契約締結の代表執行役決定日(当社)本資本業務提携最終契約及び本株式交換契約締結の取締役会決議日(ツルハHD・ウエルシアHD)2025年4月11日本資本業務提携最終契約及び本株式交換契約の締結日2025年4月11日当社によるツルハHD株式の追加取得2025年5月16日本株式交換契約の承認に係るツルハHD株主総会 2025年5月26日本株式交換契約の承認に係るウエルシアHD株主総会2025年5月27日ウエルシアHDの上場廃止2025年11月27日(予定)本株式交換の効力発生2025年12月1日(予定)本公開買付けの開始2025年12月上旬(予定) (3) 本株式交換の概要① 株式交換の効力発生日2025年12月1日(予定) ② 本株式交換の方法ツルハHDを株式交換完全親会社とし、ウエルシアHDを株式交換完全子会社とする株式交換。 ③ 株式交換に係る割当ての内容(株式交換比率) ツルハHD(株式交換完全親会社)ウエルシアHD(株式交換完全子会社)本株式交換に係る株式交換比率11.15(ご参考:株式分割考慮前)0.23本株式交換により交付する株式数ツルハHDの普通株式:237,416,868株(予定) (注) ツルハHDは、2025年9月1日を効力発生日として、普通株式1株を5株とする株式分割を行い、発行済株式総数が49,557,068株から247,785,340株となる予定です。 上記の本株式交換に係る株式割当比率及び本株式交換により交付する株式数は、当該株式分割の効力発生を前提とするものです。 ④ 株式交換比率の算定方法ツルハHD、ウエルシアHD及びツルハHDの取締役会決議により設置された特別委員会(以下、「本特別委員会」という。 )は、株式交換比率の決定に当たって公正性及び妥当性を確保するため、それぞれ別個に、ツルハHD、ウエルシアHD及び当社から独立した第三者算定機関として、ツルハHDはSMBC日興証券㈱を、ウエルシアHDはみずほ証券㈱を、本特別委員会は山田コンサルティンググループ㈱を選定し、それぞれ株式交換に用いられる株式交換比率の算定を依頼しました。 ツルハHD及びウエルシアHDは、それぞれの第三者算定機関から提出を受けた株式交換比率の算定結果を参考に、それぞれが相手方に対して実施したデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえて慎重に検討し、両社の財務状況・資産状況・将来の見通し等の要因を総合的に勘案したうえで、本株式交換比率を含む本株式交換の条件について複数回にわたり慎重に協議・交渉を重ねてまいりました。 その結果、ツルハHD及びウエルシアHDは、本株式交換比率は妥当であり、それぞれの株主の皆様の利益に資するとの判断に至ったため、本株式交換比率により本株式交換を行うことが妥当であると判断いたしました。 (4) 本公開買付けの概要本株式交換の効力発生により、当社が保有するツルハHD株式の議決権割合が50.9%とならなかった場合、当社が、本株式交換の効力発生日以後速やかに公開買付けを実施する方法により、当社が、自らが保有するツルハHD株式の議決権割合が50.9%となるようツルハHD株式を取得します。 買付け等の対象者㈱ツルハホールディングス買付け等を行う株券等の種類普通株式買付け等の期間 (注)1本公開買付けは、本株式交換の効力発生等の前提条件が充足された場合に速やかに実施することを予定しており、本報告書提出日現在、2025年12月上旬頃を目途に開始することを目指しております。 買付け等の期間は原則として20営業日とする予定です。 買付け等の価格普通株式1株につき、金11,400円買付予定の株券等の数 (注)2買付予定数買付予定数の下限買付予定数の上限11,357,170株― 株11,357,170株買付け等前における株券等所有割合 (注)338.86%買付け等後における株券等所有割合 (注)350.61%買付代金1,294億円(予定) (注)1 公開買付けの開始日は、本株式交換の効力発生日以降の日であって、当社及びツルハHDが別途合意する日とします。 本公開買付けのスケジュールの詳細については、決定次第速やかにお知らせいたします。 2 買付予定数及び買付予定数の上限は、本報告書提出日時点の情報に依拠する暫定的な数であり、本公開買付けにおける実際の数値が上記の数値と異なる可能性があります。 本公開買付けの開始前に、本公開買付けの開始時点において入手可能な最新の情報を踏まえ、最終的な買付予定数及び買付予定数の上限を決定する予定です。 なお、買付予定数及び買付予定数の上限は、ツルハHDが2025年9月1日を効力発生日として予定している普通株式1株を5株とする株式分割を考慮しておりません。 3 所有割合は、ツルハHDの2025年2月28日現在の発行済株式数49,557,068株に、ツルハHDの新株予約権5,149個の目的であるツルハHD株式数の合計554,000株を加算した株式数から、ツルハHDが所有する自己株式890,955株及びウエルシアHDの連結子会社であるウエルシア薬局㈱が所有するツルハHD株式4,000株を控除し、ツルハHDが本株式交換により交付する予定の株式数47,483,374株(株式分割考慮前)を加算した株式数96,699,487株に対する割合であります。 (5) 連結財務諸表に与える影響本資本業務提携最終契約に基づく一連の取引が実行された場合の、当社の翌連結会計年度以降の連結財務諸表に与える影響については算定中であります。 3.株式交換契約の締結(イオンモール㈱)当社及び当社の連結子会社であるイオンモール㈱(以下、「イオンモール」という。 )は、イオンモールを当社の完全子会社とすることを目的として、当社を株式交換完全親会社とし、イオンモールを株式交換完全子会社とする株式交換(以下、「本株式交換」という。 )をすることを決定し、2025年4月11日付で株式交換契約を締結いたしました。 その概要は以下のとおりです。 (1) 本株式交換の目的当社及びイオンモールは、イオンモールの完全子会社化により、イオンモールは当社グループの有するスケーラビリティを活かして、また、当社グループはイオンモールの有する人材やノウハウを活かすことを通じて、主として以下のような企業価値向上の施策を実行可能であるとの共通認識を有するに至りました。 ① 当社グループが保有する不動産の活用によるイオンモールの事業機会の拡大、中でも、建設費や人件費が高騰する中において特に有効となり得る、既存の不動産の活性化による収益拡大 ② イオンモールを当社グループにおけるディベロッパー事業の中核企業としての機能を明確化することにより、イオンモールが横串機能を発揮し、情報の集約やノウハウの共通化、一体的な開発戦略を構築することによる、イオンモールを含むディベロッパー事業全体の成長拡大③ 当社グループ各社が保有する顧客データ基盤を連携し豊富なデータを分析、活用することにより、イオンモールの直接的な顧客であるテナントに対するリテールサポートを高度化すること及びグループ一体となったデジタルマーケティングを展開することによる収益拡大④ 当社グループ内のイベント、販促、活性化工事等の需要集約と内製化による、新たな収益源の獲得⑤ これらの施策により、国内におけるキャッシュ・フローを増大させ、金利が上昇する局面においても、海外を含む積極的な投資を可能とする財務基盤の構築 (2) 本株式交換の概要① 株式交換の効力発生日2025年7月1日(予定) ② 株式交換の方法当社を株式交換完全親会社とし、イオンモールを株式交換完全子会社とする株式交換。 ③ 株式交換に係る割当ての内容(株式交換比率) 当社(株式交換完全親会社)イオンモール(株式交換完全子会社)本株式交換に係る株式交換比率10.65本株式交換により交付する株式数当社の普通株式:61,889,400株(予定) ④ 株式交換比率の算定方法当社、イオンモール並びに当社及びイオンモールとの間で利害関係を有しない独立した委員から構成される特別委員会(以下、「本特別委員会」という。 )は、株式交換比率の決定に当たって公正性及び妥当性を確保するため、それぞれ別個に、両社から独立した第三者算定機関として、当社は野村證券㈱を、イオンモールはみずほ証券㈱を、本特別委員会は㈱プルータス・コンサルティングを選定し、それぞれ株式交換に用いられる株式交換比率の算定を依頼しました。 両社は、それぞれ、自らが選定した第三者算定機関による本株式交換に用いられる株式交換比率の算定結果等や、リーガル・アドバイザーからの助言を参考に、かつ相手方に対して実施したデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえて慎重に検討し、それぞれの財務の状況、資産の状況、将来の見通し等の要因を総合的に勘案したうえで、両社の間で、株式交換比率について複数回にわたり慎重に協議・交渉を重ねてまいりました。 その結果、両社は、本株式交換比率は妥当であり、当社及びイオンモールのそれぞれの株主の皆様の利益に資するとの判断に至ったため、本株式交換比率により本株式交換を行うことを決定しました。 (3) 連結財務諸表に与える影響本株式交換が、当社の翌連結会計年度以降の連結財務諸表に与える影響については算定中であります。 4.公開買付けによる子会社株式の追加取得(イオンディライト㈱)当社は、当社の連結子会社であるイオンディライト㈱(以下、「イオンディライト」という。 )を当社の完全子会社とすることを目的として、イオンディライトの普通株式(以下、「イオンディライト株式」という。 )を金融商品取引法による公開買付け(以下、「本公開買付け」という。 )により追加取得いたしました。 その概要は以下のとおりです。 (1) 本公開買付けの目的当社は、イオンディライトの持続的な成長のためには、イオンディライトを当社の完全子会社とすることによって、イオンディライトと当社全体の経営資源を迅速かつ柔軟に相互活用できる体制を整えるとともに、両社の組織機能の重複を解消し、効率的な経営資源の活用を可能とすることが最善であり、当社及びイオンディライトの企業価値向上の観点からも望ましいとの結論に至りました。 当社は、本取引は、イオンディライト及び当社グループの企業価値向上に資するだけでなく、以下の取り組みにより、イオンディライトのサービスの向上、業務機会の拡大をはかることができることから、お客さま、取引先、従業員を含むあらゆるステークホルダーにとって価値最大化を可能にするものであると考えております。 ① 当社グループの修理・修繕とビルメンテナンスに関わる内装工事等の需要集約イオンディライトが取り込み切れていない当社グループ内の修理・修繕とビルメンテナンスに関わる内装工事等の需要を、当社が直接関与し、イオンディライトへ集約② 当社グループのニーズの取り込みによる事業領域の拡大当社グループにおける省エネ事業やサーキュラーエコノミービジネスといった環境ビジネス事業の領域について、イオンディライトの事業としてファシリティに関するすべての業務と人的リソースを顧客に代わって総合的に管理運営することを検討③ DXを活用した省人化等の推進によるファシリティマネジメントの進化需要集約により、安定的な収益が拡大することで、省力化や無人化、ロボティクスの導入等従来以上にDX化を促進④ 当社グループのバックオフィス業務の集約 (2) 本公開買付けの概要買付け等の対象者イオンディライト㈱買付け等を行う株券等の種類普通株式買付け等の期間2025年3月3日から2025年4月24日まで(38営業日)買付け等の価格普通株式1株につき、金5,400円買付予定の株券等の数買付予定数買付予定数の下限買付予定数の上限 20,252,536株4,297,400株― 株買付け等を行った株券等の数 13,744,452株買付け等前における株券等所有割合57.69% (注)買付け等後における株券等所有割合86.40%買付代金742億円決済の開始日2025年5月2日 (注) 当社による直接所有割合であります。 なお、買付等前においてこの他に468,000株(所有割合0.98%)を当社の連結子会社を通じて間接所有しておりましたが、買付け等後においては当社の連結子会社を通じて間接所有している株券等はありません。 (3) 公開買付け後の方針等当社は、イオンディライトの株主を当社のみとするための一連の手続(以下、「本スクイーズアウト手続」という。 )を実施することを予定しております。 イオンディライト株式は、本報告書提出日現在、東京証券取引所プライム市場に上場されておりますが、本スクイーズアウト手続が実行された場合には、東京証券取引所の定める上場廃止基準に従い、所定の手続を経て上場廃止となる見込みです。 (4) 連結財務諸表に与える影響本公開買付けが、当社の翌連結会計年度以降の連結財務諸表に与える影響については算定中であります。 |
社債明細表、連結財務諸表 | 【社債明細表】 会社名銘柄発行年月日当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)利率(%)担保償還期限 社債 年月日 年月日イオン㈱第13回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2005.6.2215,000(15,000)15,000年2.59無担保2025.6.20イオン㈱第20回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2014.6.30(25,000)25,000 ― 年0.82無担保2024.6.28イオン㈱第23回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2015.7.210,000(10,000)10,000年1.07無担保2025.7.2イオン㈱第5回無担保社債[利払繰延条項・期限前償還条項付]2019.12.1255,00055,000(注4)無担保2049.12.10イオン㈱第6回無担保社債[利払繰延条項・期限前償還条項付]2019.12.1225,00025,000(注5)無担保2054.12.11イオン㈱第7回無担保社債[利払繰延条項・期限前償還条項付]2020.12.270,00070,000(注6)無担保2050.12.2イオン㈱第8回無担保社債[利払繰延条項・期限前償還条項付]2021.9.940,00040,000(注7)無担保2051.9.8イオン㈱第9回無担保社債[利払繰延条項・期限前償還条項付]2021.9.930,00030,000(注8)無担保2056.9.8イオン㈱第24回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.8.1735,00035,000年0.80無担保2028.8.17イオン㈱第25回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.8.1715,00015,000年1.36無担保2033.8.17イオン㈱第26回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2024.7.4―36,000年1.13無担保2029.7.4イオン㈱第27回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2024.7.4―14,000年1.99無担保2034.7.4イオンフィナンシャルサービス㈱第6回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2019.5.28(30,000)30,000 ―年0.35無担保2024.5.28イオンフィナンシャルサービス㈱第8回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2019.9.20(25,000)25,000―年0.30無担保2024.9.20イオンフィナンシャルサービス㈱第9回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2019.9.2020,00020,000年0.38無担保2026.9.18 会社名銘柄発行年月日当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)利率(%)担保償還期限 社債 年月日 年月日イオンフィナンシャルサービス㈱第11回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2020.1.30(20,000)20,000―年0.30無担保2025.1.30イオンフィナンシャルサービス㈱第13回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2020.7.305,000(5,000)5,000年0.38無担保2025.7.30イオンフィナンシャルサービス㈱第15回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2021.2.215,000(15,000)15,000年0.36無担保2026.2.2イオンフィナンシャルサービス㈱第16回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2021.6.2430,000(30,000)30,000年0.27 無担保2025.6.24イオンフィナンシャルサービス㈱第17回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.2.120,00020,000年0.34 無担保2026.7.31イオンフィナンシャルサービス㈱第18回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.11.15,000(5,000)5,000年0.47無担保2025.10.31イオンフィナンシャルサービス㈱第19回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.11.15,0005,000年0.65無担保2027.11.1イオンフィナンシャルサービス㈱第20回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.2.2420,000(20,000)20,000年0.59無担保2026.2.24イオンフィナンシャルサービス㈱第21回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.2.2420,00020,000年0.80無担保2028.2.24イオンフィナンシャルサービス㈱第22回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.7.425,00025,000年0.44無担保2027.1.4イオンフィナンシャルサービス㈱第23回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.7.415,00015,000年0.58無担保2028.7.4イオンフィナンシャルサービス㈱第24回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2025.2.27―10,000年1.47無担保2028.2.25イオンフィナンシャルサービス㈱第25回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2025.2.27―10,000年1.73 無担保2030.2.27AEON THANASINSAP(THAILAND)PCL.第31回(B)無担保普通社債2019.11.15(4,179)4,179{999百万タイバーツ}―年2.57無担保2024.11.15AEON THANASINSAP(THAILAND)PCL.第32回無担保普通社債2021.12.297,056{1,688百万タイバーツ}7,050{1,609百万タイバーツ}年0.65無担保2026.12.29AEON THANASINSAP(THAILAND)PCL.第33回無担保普通社債2022.11.2910,099{2,416百万タイバーツ}(10,097)10,097{2,305百万タイバーツ}年0.69無担保2025.11.28 会社名銘柄発行年月日当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)利率(%)担保償還期限 社債 年月日 年月日AEON THANASINSAP(THAILAND)PCL.第34回(A)無担保普通社債2023.2.24(4,176)4,176{999百万タイバーツ}―年2.99無担保2025.2.24AEON THANASINSAP(THAILAND)PCL.第34回(B)無担保普通社債2023.2.247,098{1,698百万タイバーツ}(7,442)7,442{1,699百万タイバーツ}年3.18無担保2026.2.24AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES1TRANCHE1)2020.2.109,483{299百万マレーシアドル}10,038{299百万マレーシアドル}年3.80無担保2027.2.10AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES1TRANCHE2)2020.2.106,320{199百万マレーシアドル}6,690{199百万マレーシアドル}年3.85無担保2028.2.10AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSUB SUKUK(SERIES2TRANCHE1)2020.3.123,159{99百万マレーシアドル}(3,348)3,348{99百万マレーシアドル}年3.95無担保2025.3.12AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES3TRANCHE1)2023.9.47,903{249百万マレーシアドル}8,364{249百万マレーシアドル}年4.43無担保2028.9.4AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES4TRANCHE1)2023.12.19,483{299百万マレーシアドル}10,037{299百万マレーシアドル}年4.45無担保2028.12.1AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES5TRANCHE1)2024.4.22―10,035{299百万マレーシアドル}年4.26無担保2029.4.20AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES6TRANCHE1)2024.8.22―4,348{129百万マレーシアドル}年4.01無担保2029.8.22AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES6TRANCHE2)2024.8.22―7,358{219百万マレーシアドル}年4.10無担保2030.8.22AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES7TRANCHE1)2024.11.14―8,361{249百万マレーシアドル}年4.13無担保2029.11.14AEON CREDITSERVICE(M)BERHADAEON CREDITSENIOR SUKUK(SERIES7TRANCHE2)2024.11.14―6,689{199百万マレーシアドル}年4.23無担保2030.11.14AEON CO.(M) BHD.ミディアム・ターム・ノート2023.7.57,097{230百万マレーシアドル}8,155{230百万マレーシアドル}年4.28無担保2026.7.3AEON CO.(M) BHD.ミディアム・ターム・ノート2023.7.54,320{140百万マレーシアドル}4,964{140百万マレーシアドル}年4.41無担保2028.7.5AEON CO.(M) BHD.ミディアム・ターム・ノート2024.8.16―7,801{220百万マレーシアドル}年4.00無担保2029.8.16イオンモール㈱第5回国内無担保普通社債2014.3.24(20,000)20,000―年0.90無担保2024.3.22イオンモール㈱第7回国内無担保普通社債2014.10.315,0005,000 年0.95無担保2026.10.30 会社名銘柄発行年月日当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)利率(%)担保償還期限 社債 年月日 年月日イオンモール㈱第10回国内無担保普通社債2016.11.810,00010,000年1.10無担保2036.11.7イオンモール㈱第13回国内無担保普通社債2017.7.320,00020,000年0.60無担保2027.7.2イオンモール㈱第16回国内無担保普通社債2018.7.310,000(10,000)10,000年0.37無担保2025.7.3イオンモール㈱第17回国内無担保普通社債2018.7.320,00020,000年0.50無担保2028.7.3イオンモール㈱第18回国内無担保普通社債2018.7.35,0005,000年1.05無担保2038.7.2イオンモール㈱第19回国内無担保普通社債2019.3.29(30,000)30,000―年0.30無担保2024.3.29イオンモール㈱第21回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2019.7.310,00010,000年0.29無担保2026.7.3イオンモール㈱第22回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2019.7.320,00020,000年0.40無担保2029.7.3イオンモール㈱第23回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2019.7.310,00010,000年0.90無担保2039.7.1イオンモール㈱第24回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2020.3.3130,000(30,000)30,000年0.33無担保2025.3.31イオンモール㈱第25回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2020.9.2420,000(20,000)20,000年0.22無担保2025.9.24イオンモール㈱第26回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2020.9.2410,00010,000年0.47無担保2027.9.24イオンモール㈱第27回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2021.3.3130,000 30,000年0.39無担保2026.3.31イオンモール㈱第28回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2021.11.2620,00020,000年0.16無担保2026.11.26イオンモール㈱第29回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2021.11.2615,00015,000年0.47無担保2031.11.26イオンモール㈱第30回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.4.2840,00040,000年0.49無担保2027.4.28イオンモール㈱第31回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.8.123,000(3,000)3,000年0.34無担保2025.8.12イオンモール㈱第32回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.8.1223,00023,000年0.58無担保2027.8.12 会社名銘柄発行年月日当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)利率(%)担保償還期限 社債 年月日 年月日イオンモール㈱第33回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.8.126,0006,000年 0.72無担保2029.8.10イオンモール㈱第34回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2022.8.128,000 8,000年0.92無担保2032.8.12イオンモール㈱第35回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.4.2840,00040,000年0.76無担保2028.4.28イオンモール㈱第36回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.12.1410,50010,500年0.48無担保2026.12.14イオンモール㈱第37回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.12.1425,00025,000年1.11 無担保2028.12.14イオンモール㈱第38回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.12.145,500 5,500年1.43無担保2030.12.14イオンモール㈱第39回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2023.12.149,000 9,000年1.86無担保2033.12.14イオンモール㈱第40回無担保社債[社債間限定同順位特約付]2024.4.26―50,000年1.10無担保2029.4.26その他の連結子会社(注9)子会社無担保社債2020.3.30~2023.3.31(2,073)8,189(5,422)6,151年0.15~0.67無担保2026.3.25~2029.3.30合計――(160,429)1,118,567(189,310)1,126,936――― (注) 1 当期首残高及び当期末残高の( )は、内書で1年内償還予定の金額であります。 2 AEON THANA SINSAP(THAILAND)PCL.の第31回(B)~第34回(B)無担保普通社債、AEON CREDIT SERVICE(M) BERHADのAEON CREDIT SENIOR SUKUK(SERIES1 TRANCHE1)~AEON CREDIT SENIOR SUKUK(SERIES7 TRANCHE2)及びAEON CO.(M) BHD.のミディアム・ターム・ノートは、外貨建の金額を{付記}しております。 3 連結決算日後の償還予定額は以下のとおりであります。 1年以内(百万円)1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)5年超(百万円)189,310 167,773 136,069 158,834 152,748 322,199 4 2019年12月12日の翌日から2029年12月12日までは年1.80% 2029年12月12日の翌日以降は6ヶ月ユーロ円ライボー+2.70%5 2019年12月12日の翌日から2034年12月12日までは年2.52% 2034年12月12日の翌日以降は6ヶ月ユーロ円ライボー+3.30%6 2020年12月2日の翌日から2030年12月2日までは年1.74% 2030年12月2日の翌日以降は6ヶ月ユーロ円ライボー+2.70%7 2021年9月9日の翌日から2031年9月9日までは年1.185% 2031年9月9日の翌日以降は1年国債金利+2.150%8 2021年9月9日の翌日から2036年9月9日までは年1.734% 2036年9月9日の翌日以降は1年国債金利+2.500%9 連結子会社はイオンタウン㈱他2社の発行しているものを集約しております。 |
借入金等明細表、連結財務諸表 | 【借入金等明細表】 区分当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)平均利率(%)返済期限短期借入金480,274427,8292.12―1年内に返済予定の長期借入金333,475395,3322.25―1年内に返済予定のリース債務69,56375,6354.61―長期借入金(1年内に返済予定のものを除く。 )1,259,0191,479,5931.822026年~2053年リース債務(1年内に返済予定のものを除く。 )314,115317,9994.652026年~2050年その他有利子負債 コマーシャル・ペーパー125,0009,3443.85―その他有利子負債割賦未払金(1年内に返済予定のものを含む。 )13,4649,5160.832025年~2030年その他有利子負債連結会社間の債権の流動化による資金調達額2,2142,2411.152025年合計2,597,1272,717,491―― (注) 1 借入金等の連結決算日後の返済予定額は以下のとおりであります。 1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)5年超(百万円)長期借入金382,139322,468379,382127,214268,387リース債務64,17053,68842,63034,763122,746その他有利子負債割賦未払金2,8591,288706188― 2 平均利率を算定する際の利率及び残高は当期末のものを使用しております。 |
資産除去債務明細表、連結財務諸表 | 【資産除去債務明細表】 本明細表に記載すべき事項が、連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。 |
その他、連結財務諸表等 | (2) 【その他】 当連結会計年度における半期情報等 中間連結会計期間当連結会計年度営業収益(百万円)4,999,43510,134,877税金等調整前中間(当期)純利益(百万円)77,088163,693親会社株主に帰属する中間(当期)純利益(百万円)5,48828,7831株当たり中間(当期)純利益金額(円)6.4133.58 |
貸借対照表 | ①【貸借対照表】 (単位:百万円) 前事業年度(2024年2月29日)当事業年度(2025年2月28日)資産の部 流動資産 現金及び預金40,26926,451 関係会社短期貸付金299,739363,910 未収収益※2 14,247※2 18,440 未収入金※2 9,281※2 6,736 その他4,173※3 34,636 流動資産合計367,711450,174 固定資産 有形固定資産 建物(純額)10,13210,673 構築物(純額)9085 工具、器具及び備品(純額)382351 土地3,9843,984 有形固定資産合計14,58815,094 無形固定資産 商標権535452 その他7691,042 無形固定資産合計1,3051,495 投資その他の資産 投資有価証券184,532215,487 関係会社株式1,079,5901,116,478 関係会社出資金78,40378,360 繰延税金資産―24,667 その他1,0162,229 貸倒引当金△61△61 投資等損失引当金△17,193△23,428 投資その他の資産合計1,326,2871,413,733 固定資産合計1,342,1811,430,323 資産合計1,709,8931,880,497 (単位:百万円) 前事業年度(2024年2月29日)当事業年度(2025年2月28日)負債の部 流動負債 短期借入金―60,000 1年内返済予定の長期借入金21,20029,750 1年内償還予定の社債25,00025,000 コマーシャル・ペーパー30,000― 未払金※2 8,066※2 8,745 未払費用※2 3,047※2 3,721 未払法人税等62314,547 未払消費税等446992 預り金※1,※2 175,831※1,※2 171,203 賞与引当金339301 その他1,37552,874 流動負債合計265,930367,136 固定負債 社債295,000320,000 長期借入金370,750436,500 投資等損失引当金108,893120,788 繰延税金負債2,486― その他196196 固定負債合計777,325877,484 負債合計1,043,2561,244,621純資産の部 株主資本 資本金220,007220,007 資本剰余金 資本準備金316,894316,894 その他資本剰余金9410,400 資本剰余金合計316,989327,295 利益剰余金 利益準備金11,77011,770 その他利益剰余金 固定資産圧縮積立金3,7013,581 別途積立金35,50015,500 繰越利益剰余金22,78850,559 利益剰余金合計73,76081,411 自己株式△20,478△13,270 株主資本合計590,279615,444 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金75,92018,939 繰延ヘッジ損益74903 評価・換算差額等合計75,99519,843 新株予約権362588 純資産合計666,637635,876負債純資産合計1,709,8931,880,497 |
損益計算書 | ②【損益計算書】 (単位:百万円) 前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)営業収益 関係会社受取配当金※1 43,155※1 40,974 関係会社受入手数料※1 23,875※1 31,229 その他※1 953※1 946 営業収益合計67,98373,150営業総利益67,98373,150販売費及び一般管理費※1,※2 22,137※1,※2 26,109営業利益45,84647,040営業外収益 受取利息及び配当金※1 9,028※1 11,316 投資事業組合運用益152,868 その他510112 営業外収益合計9,55314,297営業外費用 支払利息※1 9,708※1 12,186 投資等損失引当金繰入額16,65114,909 その他2,8692,508 営業外費用合計29,22929,604経常利益26,17131,733特別利益 投資有価証券売却益2,80424,114 関係会社株式売却益2,2813,315 特別利益合計5,08627,430特別損失 投資等損失引当金繰入額6,0135,388 関係会社支援損―1,170 投資有価証券評価損6,310― その他1,1040 特別損失合計13,4276,558税引前当期純利益17,82952,605法人税、住民税及び事業税80514,898法人税等調整額△5,091△2,514法人税等合計△4,28512,384当期純利益22,11540,221 |
株主資本等変動計算書 | ③【株主資本等変動計算書】 前事業年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) (単位:百万円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益準備金その他利益剰余金利益剰余金合計固定資産圧縮積立金別途積立金繰越利益剰余金当期首残高220,007316,89454316,94911,7703,82345,50021,40682,499当期変動額 固定資産圧縮積立金の取崩高 △121 121-別途積立金の取崩高 △10,00010,000-剰余金の配当 △30,854△30,854当期純利益 22,11522,115自己株式の取得 自己株式の処分 4040 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--4040-△121△10,0001,382△8,739当期末残高220,007316,89494316,98911,7703,70135,50022,78873,760 株主資本評価・換算差額等新株予約権純資産合計自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益評価・換算差額等合計当期首残高△22,871596,58553,33622053,557309650,452当期変動額 固定資産圧縮積立金の取崩高 - -別途積立金の取崩高 - -剰余金の配当 △30,854 △30,854当期純利益 22,115 22,115自己株式の取得△14△14 △14自己株式の処分2,4072,448 2,448株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 22,584△14622,4375322,490当期変動額合計2,393△6,30522,584△14622,4375316,184当期末残高△20,478590,27975,9207475,995362666,637 当事業年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益準備金その他利益剰余金利益剰余金合計固定資産圧縮積立金別途積立金繰越利益剰余金当期首残高220,007316,89494316,98911,7703,70135,50022,78873,760当期変動額 固定資産圧縮積立金の取崩高 △119 119-別途積立金の取崩高 △20,00020,000-剰余金の配当 △32,570△32,570当期純利益 40,22140,221自己株式の取得 自己株式の処分 10,30510,305 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--10,30510,305-△119△20,00027,7707,650当期末残高220,007316,89410,400327,29511,7703,58115,50050,55981,411 株主資本評価・換算差額等新株予約権純資産合計自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益評価・換算差額等合計当期首残高△20,478590,27975,9207475,995362666,637当期変動額 固定資産圧縮積立金の取崩高 - -別途積立金の取崩高 - -剰余金の配当 △32,570 △32,570当期純利益 40,221 40,221自己株式の取得△13△13 △13自己株式の処分7,22117,527 17,527株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △56,980829△56,151226△55,925当期変動額合計7,20825,164△56,980829△56,151226△30,760当期末残高△13,270615,44418,93990319,843588635,876 |
重要な会計方針、財務諸表 | (重要な会計方針)1 資産の評価基準及び評価方法 (1) 有価証券 ① 子会社株式及び関連会社株式移動平均法による原価法 ② その他有価証券市場価格のない株式等以外のもの 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)市場価格のない株式等移動平均法による原価法 (2) デリバティブ 時価法 2 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産 経済的耐用年数に基づく定額法 各資産別の耐用年数として以下の年数を採用しております。 建物 (事務所) 30 ~ 50年 (建物附属設備) 2 ~ 18年 構築物 2 ~ 44年 工具、器具及び備品 2 ~ 20年 (2) 無形固定資産 定額法 (3) 長期前払費用 定額法 3 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備え、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 (2) 賞与引当金従業員及び時間給制従業員に支給する賞与に備え、支給見込額のうち当事業年度に負担する金額を計上しております。 (3) 退職給付引当金(前払年金費用)従業員の退職給付に備え、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を計上しております。 ① 退職給付見込額の期間帰属方法退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。 ② 数理計算上の差異の費用処理方法数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10年)による定額法により翌事業年度から費用処理することとしております。 (4) 投資等損失引当金関係会社等に対する投資等に伴う損失に備え、当該会社の実情を勘案し、株式等の実質価額の低下額を固定資産の投資その他の資産にて、投資先の債務超過相当額のうち当社負担見込額を固定負債にてそれぞれ計上しております。 4 収益及び費用の計上基準 当社は、純粋持株会社として投資先である関係会社の事業活動の管理を行っております。 当社の主な収益は、関係会社受取配当金及び関係会社受入手数料となっております。 このうち関係会社受入手数料は、契約に基づき概ね一定期間にわたる履行義務充足に応じて収益を認識しております。 5 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 (1) 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。 (2) ヘッジ会計の方法 ① ヘッジ会計の方法原則として繰延ヘッジ処理によっております。 ただし、振当処理の要件を満たす為替予約については、振当処理によっております。 また、特例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理によっております。 ② ヘッジ手段とヘッジ対象為替予約………外貨建金銭債権債務金利スワップ…借入金及び社債 ③ ヘッジ方針為替予約は為替変動リスクを回避する目的で、また、金利スワップは金利変動リスクを回避する目的で行っております。 なお、デリバティブ取引については管理規程に基づき、担当執行役の承認を得て行っております。 ④ ヘッジの有効性評価の方法ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間において、ヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動またはキャッシュ・フロー変動の累計を比較し、両者の変動額を基礎にして判断しております。 ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性の評価を省略しております。 (3) 退職給付に係る会計処理退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。 |
重要な会計上の見積り、財務諸表 | (重要な会計上の見積り)市場価格のない関係会社株式等の評価 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度関係会社株式529,649567,934関係会社出資金36,20236,202投資等損失引当金(投資その他の資産)△17,193△23,428投資等損失引当金(固定負債)108,893120,788 (2) 識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報①算出方法 当社は、純粋持株会社として、関係会社の株式等を保有することにより、投資先である関係会社の事業活動の管理を行っております。 市場価格のない関係会社株式の評価にあたっては、関係会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには、回復する可能性が十分な証拠により裏付けられる場合を除き、相当の減額を行い、評価差額は当事業年度の損失として処理しております。 実質価額は、関係会社の直近の1株当たりの実質純資産額に所有株式数を乗じた金額とし、著しい低下とは実質価額が簿価に比べて50%以上低下した場合としております。 また、関係会社株式の実質価額が著しく低下している状況には至っていないものの、実質価額がある程度低下した場合、または、関係会社株式の実質価額が著しく低下したものの、回復する可能性が十分な証拠により裏付けられたため、直接減額は行わなかった場合に、実質価額の見積りや回復する可能性の判断を万全に行うことは実務上困難なときがあることを鑑み、健全性の観点から、このリスクに備えて投資その他の資産に投資等損失引当金を計上しております。 また、関係会社が債務超過の状況にある場合には、当該債務超過額のうち当社負担見込額を固定負債の投資等損失引当金として計上することとしております。 ②主要な仮定 関係会社株式の実質価額の算定にあたり、投資先である関係会社の実質純資産額は、関係会社の資産等の時価評価に基づく評価差額のほか、超過収益力、当社グループ内での経営統合や事業再編により見込まれる効果やコントロールプレミアム等を加味して算定しております。 回復可能性の判断については、関係会社の概ね5年後の1株当たり純資産見込額が、関係会社株式の1株当たり簿価を上回るかどうかで判断しております。 関係会社の将来の純資産見込額は、主として経営者により承認された中長期計画の数値等を基礎として算定しており、中長期計画の前提となった数値は、経営者の判断を伴う主要な仮定の影響を受けますが、これらの主要な仮定として、将来の売上収益の成長予測、商品原価、人件費や家賃等の販売管理費の変動予測等に、将来の市場環境や経営環境の変化を考慮して織り込んでおります。 ③翌事業年度の財務諸表に与える影響 これらの主要な見積り及び仮定について、著しい経済的な外部環境の変化やそれに対応するための事業戦略の変更等により、投資先である関係会社の実質純資産額、将来の純資産見込額の見積りの見直しが必要となった場合、翌事業年度の財務諸表において追加の評価損等が発生する可能性があります。 |
関係会社に関する資産・負債の注記 | ※2 関係会社に係る注記 区分掲記されたもの以外の関係会社に対する主な資産・負債は次のとおりであります。 前事業年度(2024年2月29日)当事業年度(2025年2月28日) 短期金銭債権23,804百万円28,522百万円 短期金銭債務174,602169,685 |
有価証券関係、財務諸表 | (有価証券関係)子会社株式及び関連会社株式 前事業年度(2024年2月29日) 貸借対照表計上額(百万円)時 価(百万円)差 額(百万円)子会社株式543,5871,222,964679,377関連会社株式6,35229,74923,396計549,9401,252,714702,773 当事業年度(2025年2月28日) 貸借対照表計上額(百万円)時 価(百万円)差 額(百万円)子会社株式542,8221,214,198671,376関連会社株式5,72128,93023,208計548,5431,243,128694,585 (注)上記に含まれない市場価格のない株式等の子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額 (単位:百万円)区分前事業年度(2024年2月29日)当事業年度(2025年2月28日)子会社株式528,983567,268関連会社株式666666計529,649567,934 |
税効果会計関係、財務諸表 | (税効果会計関係)1 繰延税金資産及び繰延税金負債の主な原因別内訳 前事業年度(2024年2月29日)当事業年度(2025年2月28日)繰延税金資産 賞与引当金103百万円91百万円 未払事業税148861 未確定債務5446 有形固定資産2541 貸倒引当金1818 投資有価証券及び関係会社株式55,69855,713 預り金―12,682 投資等損失引当金38,45643,986 税務上の繰越欠損金6,755― その他435454繰延税金資産小計101,696113,897 将来減算一時差異の合計に係る△69,405△74,601 評価性引当額評価性引当額小計△69,405△74,601繰延税金資産合計32,29039,295 繰延税金負債 デリバティブ債権―百万円△2,803百万円 固定資産圧縮積立金△1,624△1,571 グループ法人税制に基づく投資△102― 有価証券売却益 その他有価証券評価差額金△33,001△7,997 繰延ヘッジ損益△32△396 その他△16△1,859繰延税金負債合計△34,777△14,628繰延税金資産(△負債)の純額△2,48624,667 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異原因 前事業年度(2024年2月29日)当事業年度(2025年2月28日)法定実効税率30.5%30.5%(調整) 受取配当金等一時差異ではない項目△52.1△16.0評価性引当額の増減3.09.9繰越欠損金△4.7―子会社清算に伴う繰越欠損金引継△0.4△0.9その他△0.30.0税効果会計適用後の法人税等の負担率△24.0%23.5% 3 決算日後における法人税等の税率の変更 「所得税法等の一部を改正する法律(令和7年法律一三)」が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する事業年度より防衛特別法人税が創設されることとなりました。 これに伴い、2027年3月1日以後開始する事業年度において解消が見込まれる一時差異については、繰延税金資産及び繰延税金負債を計算する法定実効税率は30.5%から31.4%に変更されます。 変更後の法定実効税率を当事業年度末で適用した場合、繰延税金資産(繰延税金負債を控除した金額)が532百万円増加し、法人税等調整額(貸方)が699百万円、その他有価証券評価差額金(借方)が167百万円増加します。 |
収益認識関係、財務諸表 | (収益認識関係)顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報「2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)4 収益及び費用の計上基準」に記載しております。 |
有形固定資産等明細表 | 【有形固定資産等明細表】 資産の種類当期首残高(百万円)当期増加額(百万円)当期減少額(百万円)当期償却額(百万円)当期末残高(百万円)減価償却累計額(百万円)有形固定資産 建物10,1321,132―59110,67319,663 構築物90――585592 工具、器具及び備品3827631023511,061 土地3,984―――3,984―建設仮勘定―1,2091,209―――有形固定資産計14,5882,4181,21369915,09421,317無形固定資産 商標権53540―123452― その他769667317771,042―無形固定資産計1,3057073172001,495―長期前払費用554278―264568719 (注)「当期増加額」欄の主な内容は次のとおりです。 ・有形固定資産/建物 空調設備工事 642百万円 エレベーター更新工事 102百万円・無形固定資産/その他 健康管理アプリ開発費用 251百万円 株主特典制度変更に伴うシステム開発費用 179百万円 |
引当金明細表 | 【引当金明細表】 科目当期首残高(百万円)当期増加額(百万円)当期減少額(百万円)当期末残高(百万円)貸倒引当金(固定)61――61賞与引当金339301339301投資等損失引当金126,08620,2972,167144,217 |
主な資産及び負債の内容 | (2) 【主な資産及び負債の内容】 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。 |
その他、財務諸表等 | (3) 【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の株式事務の概要 | 第6 【提出会社の株式事務の概要】 事業年度3月1日から2月末日まで定時株主総会5月中基準日2月末日剰余金の配当の基準日8月31日2月末日1単元の株式数100株単元未満株式の買取り及び買増し 取扱場所東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 株主名簿管理人東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 (特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 取次所― 買取・買増手数料無料公告掲載方法当会社の公告方法は、電子公告とする。 ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。 なお、電子公告は、当会社のホームページに掲載しており、そのアドレスは次のとおりであります。 http://www.aeon.info/ir/株主に対する特典1. イオンオーナーズカードによる還元制度株主優待制度として、100株以上所有の株主に株主優待カード(オーナーズカード)を発行し、同カード利用によるお買上金額に対し、所有株数に応じて下記の割合で現金でご返金またはWAON POINTで還元します。 所有株式数100株~499株500株~999株1,000株~2,999株3,000株以上還元率3%4%5%7% 還元の対象となるお買上金額の限度半年100万円2. 長期・大口保有株主優待制度3年以上継続して当社株式を保有し、かつ毎年2月末時点で1,000株以上保有の株主に下記の基準でイオンギフトカードを進呈します。 所有株式数1,000株~1,999株2,000株~2,999株3,000株~4,999株5,000株以上ギフトカード金額2,000円4,000円6,000円10,000円 |
提出会社の親会社等の情報 | 1 【提出会社の親会社等の情報】 当社には、親会社等はありません。 |
その他の参考情報 | 2 【その他の参考情報】 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。 (1)有価証券届出書(新株予約権証券)及びその添付書類 2024年4月10日関東財務局長に提出。 (2)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書 事業年度(第99期)自 2023年3月1日至 2024年2月29日 2024年5月30日関東財務局長に提出。 (3)内部統制報告書及びその添付書類 事業年度(第99期)自 2023年3月1日至 2024年2月29日 2024年5月30日関東財務局長に提出。 (4)有価証券届出書の訂正届出書 2024年4月10日に提出した有価証券届出書に係る訂正届出書であります。 2024年5月30日関東財務局長に提出。 2024年5月31日関東財務局長に提出。 2024年6月21日関東財務局長に提出。 (5)臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使結果)に基づく臨時報告書であります。 2024年5月31日関東財務局長に提出。 (6)訂正発行登録書 2023年7月14日に提出した発行登録書に係る訂正発行登録書であります。 2024年5月31日関東財務局長に提出。 2024年6月3日関東財務局長に提出。 2024年6月14日関東財務局長に提出。 2025年3月24日関東財務局長に提出。 2025年4月11日関東財務局長に提出。 2025年4月14日関東財務局長に提出。 2025年5月16日関東財務局長に提出。 (7)発行登録書(新株予約権証券)及びその添付書類 2024年5月31日関東財務局長に提出。 (8)発行登録追補書類(社債)及びその添付書類 2023年7月14日に提出した発行登録書に係る発行登録追補書類であります。 2024年6月28日関東財務局長に提出。 (9)四半期報告書及び確認書 第100期第1四半期自 2024年3月1日至 2024年5月31日 2024年7月16日関東財務局長に提出。 (10)半期報告書及び確認書 第100期中自 2024年3月1日至 2024年8月31日 2024年10月15日関東財務局長に提出。 (11)有価証券届出書(第三者割当による自己株式処分)及びその添付書類 2024年10月31日関東財務局長に提出。 (12)有価証券届出書の訂正届出書 2024年10月31日に提出した有価証券届出書に係る訂正届出書であります。 2024年11月14日関東財務局長に提出。 (13)臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号(特定子会社の異動)に基づく臨時報告書であります。 2025年3月24日関東財務局長に提出。 (14)訂正発行登録書 2024年5月31日に提出した発行登録書に係る訂正発行登録書であります。 2025年3月24日関東財務局長に提出。 2025年4月11日関東財務局長に提出。 2025年4月14日関東財務局長に提出。 2025年5月16日関東財務局長に提出。 (15)臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号の2(新株予約権証券の発行)に基づく臨時報告書であります。 2025年4月11日関東財務局長に提出。 (16)臨時報告書 企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第6号の2(株式交換の決定)に基づく臨時報告書であります。 2025年4月14日関東財務局長に提出。 (17)臨時報告書の訂正報告書 2025年4月14日に提出した企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第6号の2(株式交換の決定)に基づく臨時報告書に係る訂正報告書であります。 2025年5月9日 関東財務局長に提出。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | (1) 連結経営指標等 回次第96期第97期第98期第99期第100期決算年月2021年2月2022年2月2023年2月2024年2月2025年2月営業収益(百万円)8,603,9108,715,9579,116,8239,553,55710,134,877経常利益(百万円)138,801167,068203,665237,479224,223親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)△71,0246,50421,38144,69228,783包括利益(百万円)△32,31192,570126,494188,29177,378純資産額(百万円)1,755,7761,812,4231,970,2322,087,2012,121,226総資産額(百万円)11,481,26811,633,08312,341,52312,940,86913,833,3191株当たり純資産額(円)1,147.561,130.761,161.121,231.591,218.631株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)(円)△84.067.6925.1152.2533.58潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)―7.6525.0752.2133.55自己資本比率(%)8.58.28.08.17.6自己資本利益率(%)△7.00.72.24.42.7株価収益率(倍)―337.78101.1568.42109.71営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)396,461204,452433,710368,487566,218投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△341,814△343,854△335,123△508,876△478,810財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)24,290△2,2071,853△15,867881現金及び現金同等物の期末残高(百万円)1,217,0541,090,9231,214,4621,064,0931,172,102従業員数[外、平均時間給制従業員数](人)155,578155,465160,404163,584168,001[252,989][265,198][265,017][271,266][272,986] (注) 1 1株当たり純資産額の算定上の基礎となる普通株式の期末発行済株式総数、1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数について、その計算において控除する自己株式に、従業員持株ESOP信託が保有する当社株式を含めております。 2 第96期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。 3 第96期の株価収益率については、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。 4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第98期の期首から適用しており、第98期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 |
提出会社の経営指標等 | (2) 提出会社の経営指標等 回次第96期第97期第98期第99期第100期決算年月2021年2月2022年2月2023年2月2024年2月2025年2月営業収益(百万円)50,70751,90655,43367,98373,150経常利益(百万円)11,09617,02413,73326,17131,733当期純利益(百万円)7,10123,38417,73922,11540,221資本金(百万円)220,007220,007220,007220,007220,007発行済株式総数(千株)871,924871,924871,924871,924871,924純資産額(百万円)669,333653,377650,452666,637635,876総資産額(百万円)1,516,3811,575,6841,554,2051,709,8931,880,4971株当たり純資産額(円)791.06771.22760.47778.37737.831株当たり配当額(内1株当たり中間配当額)(円)3636363640(18)(18)(18)(18)(20)1株当たり当期純利益金額(円)8.4027.6420.8325.8546.92潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)8.4027.6320.8225.8546.91自己資本比率(%)44.141.441.839.033.8自己資本利益率(%)1.13.62.73.36.3株価収益率(倍)381.3193.99121.95138.2978.51配当性向(%)428.4130.3172.8139.385.2従業員数[外、平均時間給制従業員数](人)455433444488490[21][20][21][21][20]株主総利回り(比較指標:配当込みTOPIX) (%)(%)160.8132.5131.4184.6192.0(126.4)(130.7)(141.8)(195.1)(200.2)最高株価(円)3,675.03,532.02,907.03,697.04,097.0最低株価(円)1,808.52,380.52,145.02,467.53,176.0 (注) 1 第100期の1株当たり配当額40円には、記念配当4円を含んでおります。 2 1株当たり純資産額の算定上の基礎となる普通株式の期末発行済株式総数、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数について、その計算において控除する自己株式に、従業員持株ESOP信託が保有する当社株式を含めております。 3 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場第一部におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所プライム市場におけるものであります。 4 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第98期の期首から適用しており、第98期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 |