CoverPage
提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-12-23 |
英訳名、表紙 | Insource Co.,Ltd. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役執行役員社長 舟橋 孝之 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都千代田区神田小川町三丁目20番地 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(5577)2283 |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2 【沿革】 2002年11月東京都千代田区九段下にて資本金10,000千円で株式会社インソース設立2005年9月業務拡大につき東京本社を東京都千代田区飯田橋に移転2007年11月大阪支社開設2008年3月東京本社を東京都千代田区内神田に移転2008年8月九州支社開設2009年4月東京本社にセミナールームを開設、公開講座事業に参入2009年10月研修企画を専門に行う企画開発部を設置、研修の分業体制を確立2010年8月名古屋支社開設2010年10月法人向けチケット制サービス「公開講座割引パック」の販売開始2010年11月東京本社を東京都千代田区神田錦町に移転2011年6月休眠会社であった事業会社(現 ミテモ株式会社)を買収、教材制作事業などを開始2011年8月関東支社開設2012年1月グローバルな総合人材育成会社としてINSOURCE HONG KONG LIMITEDを設立2012年3月公開講座専用の事業場として、駿河台事業所を開設2012年4月北海道支社開設2012年7月東北支社開設2012年8月中四国支社開設2013年1月横浜支社開設2014年4月LMS・人事サポートシステム「Leaf」を発売2016年3月京都営業所開設2016年3月事務センターとして町田事業所を開設2016年7月東京証券取引所マザーズに株式を上場2017年7月東京証券取引所市場第一部に市場変更2017年10月新潟営業所開設2017年12月神戸事業所開設2018年5月「ISO/IEC 27001:2013(JIS Q 27001:2014)」の認証取得2018年7月100%出資子会社 株式会社らしくが採用支援事業を開始2018年7月株式会社未来創造&カンパニーの発行済全株式を取得し、完全子会社化2018年10月自治体、事業会社向けソリューション拡充のため、株式会社ビジネスマーケットと資本業務提携2018年11月株式会社メディアフラッグ(現 インパクトホールディングス株式会社)と共同出資により、新会社株式会社ダブルワークマネジメントを設立2019年4月100%出資子会社 株式会社インソースデジタルアカデミーがRPA事業、IT研修事業などを開始2019年5月土浦事業所を開設2019年10月100%出資子会社 株式会社インソースデジタルアカデミーがIT分野の講師派遣型研修・公開講座を中核として、本格的に事業開始2020年1月インソース文京ビル「ITメディア・ラボ」を開設、コンテンツの新規開発を推進2020年3月宇都宮事業所を開設2020年4月オンライン研修を本格的に開始。 オンライン研修用システムを自社内で開発2020年7月動画販売まとめサイト「動画百貨店」をオープン、動画販売を強化2021年3月インソース道灌山ビルを開設し、本社機能を移転、東京都荒川区西日暮里にて業務を開始2021年3月オンラインセミナー専用配信スタジオ「インソース大森スタジオ」を開設2021年7月株式会社インソースマーケティングデザイン(旧:株式会社マリンロード)の発行済全株式を取得し完全子会社化2022年1月インソース白山ビルを開設2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行2022年6月株式会社インソースビジネスレップ(旧:株式会社ビー・エイ・エス)の発行済全株式を取得し、完全子会社化2023年3月インソース大森スタジオを移転、インソース御茶ノ水スタジオを開設2023年3月インソース日暮里ビルを開設し、来場型公開講座セミナールームを増床2023年5月「国連グローバル・コンパクト」に署名 2023年10月100%出資子会社 株式会社インソースコンサルティングと株式会社インソースクリエイティブソリューションズを設立2023年12月新宿事業所を開設2024年2月千葉事業所を開設2024年3月立川事業所を開設2024年4月みなとみらい事業所開設2024年5月北九州事業所、富山事業所、金沢営業所開設2024年9月自社ビル全6拠点にて再生可能エネルギー導入完了2024年9月高崎事業所を開設 |
事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社並びに当社の連結子会社であるミテモ株式会社(出資比率100%)と株式会社らしく(出資比率100%)、株式会社インソースデジタルアカデミー(出資比率100%)、株式会社インソースマーケティングデザイン(出資比率100%)、株式会社インソースビジネスレップ(出資比率100%)、株式会社インソースコンサルティング(出資比率100%)、株式会社インソースクリエイティブソリューションズ(出資比率100%)から構成されています。 新人研修、管理職研修等の階層別研修や、プレゼンテーション研修、IT研修等のスキル別研修、並びにそれらに関連する社会人向け教育サービス及びITサービスの提供を主たる事業としております。 主要顧客は、民間企業を中心とする民間セクターと、官公庁や地方自治体及びその関連団体等の公的セクターに分けることができます。 当社グループは「教育サービス事業」の単一セグメントではありますが、提供する教育サービスの内容と実施形態により、研修に関する「講師派遣型研修事業」、「公開講座事業」、人事部門のIT化に関わる「ITサービス事業」、それ以外の「その他事業」の4つの事業があります。 上記4つの事業種別に分けて事業の内容を記載いたします。 (1) 講師派遣型研修事業顧客から受託した階層別研修やスキル別研修に、講師を派遣して研修を実施するサービスです。 研修の受講対象者は、主に民間企業の従業員や自治体の職員であり、法人単位で発注を受け、研修回数に応じて費用を請求します。 提供する研修プログラムは、一部の提携先の研修プログラムを除き、ほぼ全て当社独自で開発したものであり、登壇講師は民間企業や自治体等での実務経験者を採用し、業務委託契約を締結した上で派遣しております。 研修の提供形式は対面型とオンライン型の選択が可能です。 また、地方自治体を対象に、年間に実施する研修を一括して受託し、顧客の事務所等に駐在して、研修の企画、研修の実施、受講者の管理、事後アンケートの集計等、研修に関わる一連の作業をまとめて請け負うサービスも行っております。 なお、講師派遣型研修の年間実施回数は、2023年10月から2024年9月までの1年間で20,596回となっております。 (2) 公開講座事業講師派遣型研修と同様の階層別研修、スキル別研修プログラムを公募型セミナーとして当社のWEBサイト上にて募集し、個人または企業単位でお申し込みいただき、研修を実施するサービスです。 最少催行人数を設定した上で、受講希望者が定数を超えた段階で開催が決定となります。 1人当たり費用としていただく受講料が主たる収入となります。 東京をはじめ、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡など全国各地で開催する来場型研修とオンライン上で開催するオンライン研修があります。 受講者数は2023年10月から2024年9月までの1年間で137,517人となっております。 なお、まとめて購入することで割引となる「人財育成スマートパック」を販売するとともに、パック購入企業が会員サイト「WEBinsource」上で、申し込みやポイントの残数確認、受講者の履歴管理やアンケート結果の参照等を行うことができるWEB会員向けサービスも提供しております。 また、提携先の研修プログラム(IT系、会計・法務系)を当社WEBサイトから申し込むことができるアライアンスサービスも行っております。 (3) ITサービス事業人事業務、研修運営の効率化を支援するLMS(Learning Management System)・人事サポートシステム「Leaf」及び「Leaf」を基盤とした「eラーニング学習管理システム(LMS)」や「評価シートWEB化サービス」、「ストレスチェック支援サービス」などのHRテックサービスをASP(クラウド)形式で提供しております。 Leafは法人単位で発注を受け、月額課金方式で費用を請求します。 Leaf導入時や運営後に顧客要望に応じたオプション追加やカスタマイズが発生する場合やストレスチェック支援サービスなど短期間でのサービス提供の場合には、その費用を都度請求します。 また、Leafの機能は当社の研修・教育運営のノウハウを積み上げたものであり、自社のエンジニアによりオプションや追加機能開発を行い、アップグレードを行っております。 2023年12月よりサービス提供を開始した「Leaf LGWAN Learning」は、地方公共団体向けに開発された教育プラットフォームシステムで、インターネットへの接続無しで、セキュリティや個人情報の漏洩を気にせずeラーニング教育ができる日本唯一(※2024年9月末時点)のサービスです。 この強固なセキュリティが評価され、中央官庁への導入が増加し、2024年9月末時点でLeafの有料利用組織数は、741組織、ユーザー数は4,070千人となっております。 (4) その他事業オンラインセミナー事務代行や、当社独自で開発したアセスメントサービス、動画教育コンテンツの拡充を進めております。 動画教育については、定額制のクラウド型eラーニングサービス「STUDIO」やコンテンツ単位での買い切り、レンタルと多様な購入方法で提供し顧客ニーズにお応えしております。 連結子会社のミテモ株式会社では、eラーニング・映像制作サービス、ワークショップ・コンサルティングサービス、地方創生サービスを行っております。 また、株式会社らしくでは人材紹介サービスの提供、株式会社インソースデジタルアカデミーでは、IT関連の研修の企画・開発やコンサルティングを行っています。 また、株式会社インソースマーケティングデザインではWebマーケティングサービスの提供を行っております。 株式会社インソースビジネスレップでは研修運営代行サービスの提供を行っております。 加えて、2023年10月に設立した株式会社インソースコンサルティングでは、人事領域の課題を中心に教育体系の見直し・構築、次世代経営幹部育成、エンゲージメント向上など人材と組織開発に関するソリューションの提供、実施、定着を一気通貫で提供します。 また、同時期に設立した株式会社インソースクリエイティブソリューションズは研修のコンテンツ、WEBページ、動画の制作などを通じて、顧客の課題解決を行っております。 〔事業系統図〕 |
関係会社の状況 | 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) ミテモ株式会社東京都千代田区30,000(千円)地方創生事業ワークショップ・コンサルティング事業eラーニング事業教材制作事業100当社の受注案件のうち、eラーニング及び映像等を活用する教育コンテンツの制作を行っている。 役員の兼任あり。 (連結子会社) 株式会社らしく東京都千代田区50,000(千円)人材紹介事業100役員の兼任あり。 (連結子会社) 株式会社インソースデジタルアカデミー東京都千代田区20,000(千円)IT関連の講師派遣型研修、公開講座など100当社の受注案件のうち、IT関連研修の企画開発・コンサルティングサービスを行っている。 役員の兼任あり。 (連結子会社) 株式会社インソースマーケティングデザイン東京都千代田区39,250(千円)Webプロモーションホームページ制作システム開発100役員の兼任あり。 (連結子会社) 株式会社インソースビジネスレップ東京都千代田区10,000(千円)コールセンターサービスセットアップサービスITサポートサービス100当社の受注案件のうち、研修運営代行サービスを行っている。 役員の兼任あり。 (連結子会社) 株式会社インソースコンサルティング東京都千代田区25,000(千円)人事戦略コンサルティング専門人材養成100役員の兼任あり。 (連結子会社) 株式会社クリエイティブソリューションズ東京都千代田区25,000(千円)研修コンテンツ・動画制作HP制作コンサルティング100当社の受注案件のうち、研修、動画などのコンテンツ制作を行っている。 役員の兼任あり。 (注)当連結会計年度において、株式会社インソースコンサルティング及び株式会社インソースクリエイティブソリューションズを設立したことに伴い、両社を連結の範囲に含めております。 また、当社の連結子会社であった株式会社未来創造&カンパニーは2023年12月1日付けで、当社の連結子会社である株式会社インソースデジタルアカデミーを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 |
従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況2024年9月30日現在セグメントの名称従業員数(人)教育サービス事業476(208)合計476(208) (注) 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(パート・アルバイトを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人員であります。 (2) 提出会社の状況2024年9月30日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)376(133)31.95.16,050,400 セグメントの名称従業員数(人)教育サービス事業376(133)合計376(133) (注) 1.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(パート・アルバイトを含み、派遣社員を除く)の年間平均雇用人員であります。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 (3) 労働組合の状況当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ①提出会社2024年9月30日現在管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)補足全労働者正社員パート・有期社員56.053.379.890.079.5(注4) (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づき算出しています。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号に定める方法により算出しています。 3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づき算出しています。 賃金の差異は基本給の時給換算で比較し、超過労働に対する報酬、賞与等を含んでおりません。 集計対象は2024年9月期(2023年10月から2024年9月)です。 4.全労働者における男女の賃金の差異は、パート・有期社員の女性比率が高いことによります。 正社員における男女の賃金の差異は、男性の管理職比率が高いことによります。 パート・有期社員における男女の賃金の差異は、地方におけるスタッフ女性比率が高いことによります。 ②連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループの経営理念は、「あらゆる人が『働く楽しさ・喜び』を実感できる社会をつくる」であり、経営方針は、「社会の求めるサービスをいち早く開発し提供する」、「あらゆる人にジャストフィットするカスタマイズされたサービスを提供する」、「人とITを有効活用し、リーズナブルであることを追求する」、「どのような人でも活躍できる社会の実現を目指し、ダイバーシティを実現する」としています。 (2) 経営環境及び経営戦略社会人教育市場は労働生産性向上やリスキリングへの取組み、並びに人的資本経営を通じた企業価値向上などを背景に底堅いニーズがあります。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)の社会人教育市場は対面型研修の増加などにより拡大傾向にあり、2025年に約3,500億円(※1)と推定されます。 現在、当社の市場シェアは約3.4%(※2)であり、今後も研修事業の成長余地は大きいと考えます。 また、ITサービス事業に関わる人事部門のIT化(LMS)市場規模は25年に約160億円(※3)と推定されます。 今後、人的資本の価値向上及び情報開示にかかる事務改善に対する需要が高まると想定しており、市場は堅調に拡大すると考えます。 加えて、DX(デジタル)教育市場規模は2025年に380億円(※4)と推定されます。 2024年10月以降、人手不足と業務効率化のニーズを受け、DX(デジタル)の育成投資優先度が一層高まる素地があると考えます。 このような経営環境の中、当社グループはさらなる市場シェアの拡大と持続的な成長を目指すため、中期経営計画「Road to Next 2027」を策定いたしました。 2027年9月期には売上高20,000百万円、営業利益7,800百万円、3年間のCAGR(年平均成長率)は17.0%を目指します。 以上を実現するため、2025年9月期に売上高14,500百万円、営業利益5,520百万円を予想しており、そのための重点施策は以下のとおりです。 ■2025年9月期 重点施策① 5つのプロフィットセンターで、顧客セグメントに合わせた強く細やかなソリューションを提供DX、後継者・次世代幹部育成や健康経営、採用と離職防止等、顧客セグメントごとの課題に特化した商品開発と販促、提案活動を実施し、強力かつきめ細やかに各組織の経営課題を解決② DX関連サービスラインナップを、グループ全体で拡充全セグメントで最重要分野に設定。 高いコンテンツ開発力を武器に、職種別・業務別の生成AI活用研修や、動画教材、コンサルティング等、サービスの選択肢とデリバリーを増強③ 行政向けのコンテンツ開発および営業体制を強化 コロナ禍の研修休止期間を経て、行政組織を取り巻く環境が大きく変化し、教育ニーズも変化。 デジタ ルスキル、政策形成、業務改善を中心に、行政向けサービス提供を強化④ 新規成長分野『ライジング・ネクスト』の開発・販売促進を継続 i.既存サービスの販促とさらなる新規成長分野の開発を実施 ii.グループ全体での売上・利益を重視。 グループ会社との協働を強化 ※1 厚生労働省「能力開発基本調査」及び総務省「労働力調査」等をもとに、当社にて算出※2 24年9月期 社会人教育市場関連売上を115億円として計算計算※3 総務省「情報通信業基本調査」、「情報通信白書」を基に、当社にて算出※4 経済産業省「IT人材需給に関する調査」、独立行政法人情報処理推進機構「DX動向2024」を基に、当社にて算出 (3) 対処すべき課題上述の経営環境に基づき、当社グループが対処すべき主な課題として、以下の項目に取り組んで参ります。 ① 顧客課題に合わせた強く細やかなソリューションの提供当社グループは顧客の経営課題を深く理解し解決へ向け、中長期的かつ総合的に支援することが必要と考えています。 2022年9月期より顧客を規模別にセグメント化し、各セグメントに対応した営業体制を継続してきましたが、さらに各組織課題に特化した商品開発、及び、提案活動を実施する課題があります。 そのため、営業体制を4つの営業本部と株式会社インソースデジタルアカデミーに再編成し、実質5本部へ変更しました。 各本部にはこれまで高い実績のある本部長を任命し、より強力かつきめ細やかに各組織の経営課題を解決してまいります。 ② DX関連サービスラインナップを、グループ全体で拡充デジタル教育市場は拡大傾向にあります。 全顧客セグメントでデジタル教育を最重要分野に設定しています。 高いコンテンツ開発力を武器に、職種別、業務別の生成AI活用研修や、動画教材、DX化に向けたコンサルティング等、サービスの選択肢とデリバリーを増強してまいります。 ③ 行政向けのコンテンツ開発および営業体制を強化コロナ禍の研修休止期間を経て、行政組織を取り巻く環境が大きく変化し、教育ニーズも変化しています。 その変化を的確に捉えるため、コンテンツ開発担当者が直接顧客へ課題をヒアリングし、デジタルスキル、政策形成、業務改善を中心に、行政向けプログラム全体の抜本的見直しを進めてきました。 その結果、ブラッシュアップされたコンテンツが増加したため、今後は営業体制を強化し販促を進めてまいります。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、経営理念である『あらゆる人が「働く楽しさ・喜び」を実感できる社会をつくる』に基づき、事業を通じて、働く人に関わる社会課題の解決に取り組んでおります。 また、ESG+P(業績・Performance)経営を掲げ、サステナビリティへの取り組みを拡大させながら、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しております。 なお文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、今後の経営状況、経営計画の見直し、変更に伴い変更になる可能性があります。 (1) サステナビリティ全般①ガバナンス当社グループは、2022年7月に取締役執行役員常務が議長を務めるサステナビリティ委員会を設置しております。 当委員会は、代表取締役執行役員社長から任命された組織であり、機動力をもってESG視点での経営を推進し、サステナビリティ全体のリスク管理、戦略の推進に対し責任を負っています。 サステナビリティ委員会の下部組織には、気候変動や人的資本向上などのタスクフォースが存在しています。 取締役執行役員常務は当タスクフォースの報告を基に、サステナビリティ委員会にて施策実行などの判断を行い、四半期に一度、サステナビリティ委員会の活動内容を取締役会へ報告を行っています。 また必要に応じて事業部門の責任者や社外取締役の出席を要請することで、サステナビリティ施策の有効性および実効性を担保します。 サステナビリティ委員会及びリスク・コンプライアンス委員会については「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレートガバナンスの概要」をあわせてご参照ください。 ②リスク管理サステナビリティに関するリスクは、サステナビリティ委員会にて、顕在化する頻度と発生時の影響金額を元に、優先度を定め、対応すべき課題を特定しています。 そして、代表取締役執行役員社長を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会に連携し、年に1回以上、当社グループ全体のリスクマネジメントのプロセスに統合して評価し、一元的に管理を行い、その内容は取締役会に報告されています。 当社グループにおけるサステナビリティに関するリスクは、「3 事業等のリスク (4) サステナビリティに関するリスク」をご参照ください。 インソースグループのサステナビリティ推進及びリスク管理体制 ③戦略、指標及び目標当社グループは、ESG+P(業績・Performance)経営を掲げ、サステナビリティへの取り組みを拡大させながら、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しております。 2030年に向けての取り組むべき重点課題は、社会課題やステークホルダーの要請事項から抽出し、当社グループの成長性及び当社グループが提供すべき価値創造の観点から整理した結果、事業を通じた社会課題解決とESGに関する8項目を設定しました。 当社グループは、経営理念である『あらゆる人が「働く楽しさ・喜び」を実感できる社会をつくる』に基づき、2030年に向け、長期目標を設定し、これらの達成に向けて取り組んで参ります。 インソースグループのマテリアリティ及び長期指標 (2)気候変動への対応気候変動の緩和をはじめ、地球環境の持続可能性が喫緊の課題となっているなか、当社は2021年2月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同、2023年5月22日に国連グローバル・コンパクト(UNGC)に署名しました。 また、長期的視点に基づく環境負荷低減活動が不可欠と考え、気候変動への対応を当社グループのマテリアリティの一つとして設定し、2050年に向け事業活動におけるCO2排出量(Scope1、Scope2の合計)0を目指し、対応を強化しています。 ①ガバナンス気候変動を含むサステナビリティ推進体制は「(1) サステナビリティ全般 ①ガバナンス」を参照ください。 また、サステナビリティ委員会の下部組織には気候変動に関する組織横断的なタスクフォースであるCO2削減部会が存在し、社内節電プロジェクトや紙削減によるCO2削減プロジェクト、温室効果ガス排出量のレビュー、再生可能エネルギー調達の拡大などの施策の進捗報告、環境目標に対する実績の進捗度合いの確認、事業に関連する気候変動トピックスやイニシアチブの動向などの報告や議論がなされています。 ②リスク管理気候変動を含むリスク推進体制は「(1) サステナビリティ全般 ②リスク管理」を参照ください。 ③戦略当社グループは気温上昇を1.5℃未満に抑制することの重要性を認識し、1.5℃~2℃及び4℃の気温上昇時の世界を想定したシナリオ分析を行い、事業に影響を及ぼす可能性がある気候関連のリスクと機会を特定、評価しました。 a.気候変動による主要なリスク1.5℃シナリオでは、カーボンプライシングの導入、温室効果ガス排出量開示の義務化、再エネ設備投資への優遇など気候変動に関する積極的な国内政策・法規制が進み、企業や投資家の温室効果ガス排出量削減や再生可能エネルギーの導入、省エネへのニーズが高まると仮定しています。 4℃シナリオでは、気候変動に関する国内政策・法規制は進まず、不可逆的な環境変化が頻発し、物理的なサプライチェーンへの影響が顕著に現れると仮定しています。 財務インパクトを試算した結果、リスクとしては、「洪水の頻度増加」によるインパクトが大きいことが明らかになりました。 今後も気候変動に関する社会やステークホルダーの動向を注視し、リスク低減対策を進めます。 b.気候変動による主要な機会物理的リスク、移行リスクへの顧客ニーズ変化および社会からの対応要請の高まりにより、サステナビリティ関連ニーズが増加すると思われます。 当社グループはSDGsやESG関連等知識付与型コンテンツや組織変革・DX等事業変革・行動変革型の教育コンテンツ開発を強化し、民間企業および官公庁組織のサステナビリティに関する取組の支援、価値向上に向けた継続的な教育支援を継続的に行います。 気候変動による主要なリスク 主なリスクリスクが顕在化したときの影響財務影響対策4℃シナリオ物理的リスク洪水等自然災害の増加異常気象の激甚化■売上減少・ボラティリティ増加・受講環境変化・顧客の事業被害による研修延期・中止の増加・洪水等の大規模自然災害による事業所損壊、サーバ損壊及び水没中事業所及びサーバ設置地域の損壊、水没に対するモニタリングの開始、一定リスクを越えないエリアへの移転検討4℃シナリオ物理的リスク海面や気温の状況気象の変化水供給不足等の資源枯渇■売上減少・ボラティリティ増加・産業活動の停滞や水供給不足による感染症の蔓延に伴う研修延期・中止増加・教育の優先度低下、需要減少中~大顧客ニーズに応じたコンテンツ開発及びオンライン研修、eラーニング等の複数教育手段提供と柔軟な切替体制構築1.5℃シナリオ移行リスク(政策と法)環境関連の規制強化炭素税導入気象関連の訴訟増加■コスト上昇CO2排出量削減義務の規制強化やカーボンプライシング制度へ対応コスト上昇小社内節電の強化再生可能エネルギーへ切替1.5℃シナリオ移行リスク(技術)エネルギーやIT技術発展脱炭素技術の進展■生産性低下新技術への対応遅れによる生産性成長の鈍化小外部環境の定期的なモニタリング1.5℃シナリオ移行リスク(市場)顧客行動の変化、環境配慮サービスの需要増■売上減少・ボラティリティ増加現在当社で提供している紙テキストを利用した研修・教育の競争力低下及び需要減少中研修事業における電子テキストの提供1.5℃シナリオ移行リスク(評判)気候変動対応への社会及びステークホルダーからの要請拡大 ■売上減少・ボラティリティ増加気候変動への対応が遅れた場合、社会的評価に影響を与え、企業価値定価及び顧客から選ばれなくなるリスク中サステナビリティ活動の推進および開示によるステークホルダーエンゲージメント向上 ④指標と目標当社では、CO2排出量(scope1.2.3)を気候関連のリスクと機会を管理する指標としています。 当社は自然資本への依存度や大規模な生産装置を持たないため、他業種と比較しCO2排出は高くないものの、毎年人員増加および拠点拡大を進めています。 そのためエネルギー利用量は毎年増加傾向にあります。 気候変動リスク及び機会への対応および長期的視点に基づく環境負荷の低減活動を進めるため以下の目標を設定し事業活動を推進しています。 a.長期環境目標・2050年までに事業活動によるCO2排出の「ネットゼロ」を実現・2030年までにScope2(電気利用によるCO2排出)を2020年比50%削減を実現・2030年までに社内紙利用によるCO2排出を2020年比50%削減を実現 b.実績と目標当社では、2020年よりCO2排出量の算定を開始(基準年)し、事業活動を通じて排出したCO2の量(scope1+2)は以下の通りです。 2024年1月より当社自社ビル6拠点において再生可能エネルギーの導入を開始し、9月には全拠点で導入が完了しました。 その結果、24年9月期のCO2排出量は158.6tとなり、短期目標である2030年までに2020年比50%削減の140t-CO2に向け計画どおり進捗しています。 2022年9月期2023年9月期2024年9月期Scope10 t-CO20 t-CO20 t-CO2Scope2283 t-CO2237 t-CO2158.6 t-CO2事業活動によるCO2の量(scope1+2)283 t-CO2237 t-CO2158.6 t-CO2 (3)人的資本価値への向上に向けた社内環境整備・人材育成当社グループは、経営理念である『あらゆる人が「働く楽しさ・喜び」を実感できる社会をつくる』に基づき、事業を通じて、働く人に関わる社会課題の解決に取り組んでおります。 また経営方針の1つとして、『どのような人でも活躍できる社会の実現を目指し、ダイバーシティを実現する』を掲げ、組織作りの指針に沿い人的資本価値向上における取り組みを進めております。 ①ガバナンス当社グループでは、人的資本の価値最大化に向けて、指名報酬委員会では客観的かつ公正な視点から後継者、取締役、執行役員計画等に関して、グループ人事部ではグループ人事戦略に関して、健康経営推進委員会では健康経営推進施策に関して企画実行・効果検証を行っております。 また経営上の重要な事項として、取締役会・経営会議にて報告を行っております。 ②リスク管理人的資本に関するリスクについては、グループ人事部にて、顕在化する頻度と発生時の影響金額を元に、優先度を定め、対応すべき課題を特定しています。 そして、代表取締役執行役員社長を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会に連携し、年に1回以上、当社グループ全体のリスクマネジメントのプロセスに統合して評価し、一元的に管理を行い、その内容は取締役会に報告されています。 ③戦略、指標及び目標a.社内環境整備方針イ.組織づくりの指針・あらゆる人が、それぞれの個性と能力を最大限に発揮し、お互いがお互いを尊重し認め合うことを通じて、 組織の成長を実現します。 ・すべての人が平等に機会を与えられ、公正に評価される、納得性と透明性の高い組織を実現します。 ・人種、国籍、宗教、性別、性的指向や性自認、障がいの有無、年齢、出身地、価値観、ライフスタイルなどによる、あらゆる差別や偏見がない職場づくりを促進し、継続的な組織の成長を実現します。 ロ.ダイバーシティ当社グループでは女性が半分以上を占めており、外国出身者や60才以上のシニア、LGBT、障がいのある方など、多様な人材が共に働く組織です。 また世の中のダイバーシティ推進にも力を注ぎ、関連するサービスを各種取り扱っています。 これらのサービスを提供する組織として、社内にも多様な人材が在籍し、多様な働き方を実現しています。 具体的な指標・目標については「(1) サステナビリティ全般 ③戦略、指標及び目標」を、また管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異従業員については「第1 企業の概況 5 従業員の状況」をご参照ください。 また、2023年7月に「人権に関する基本方針」を策定し、その方針に基づいた教育をグループ全従業員へ実施し、人権意識の浸透やハラスメント撲滅に取り組んでいます。 ハ.健康経営の推進当社グループでは、従業員が安心して働ける環境を整備することで、従業員の活力向上や生産性の向上を図っています。 また、健康で明るい社会を創ることを目指し、当社代表が健康経営宣言を表明し、推進体制を構築しています。 グループ人事部に属する健康推進担当者と各事業所の担当者が連携し、施策の実行と効果検証を行ってきました。 2023年10月に、取締役執行役員常務を議長とする健康経営推進委員会を立ち上げ、喫煙防止のためのワークショップや運動イベントの開催等を行い、従業員の意識と行動の改革を進めてまいりました。 その結果、3年連続で「健康経営優良法人2024」に認定されました。 さらなる推進はもちろん、顧客への健康推進サービスも拡充し、各組織への支援も強化しています。 b.社内人材育成方針当社グループは、外部環境に対しスピード感をもって柔軟に変化し続けることが求められます。 そのため、外部環境の変化に合わせて必要なスキルを柔軟に取り入れた教育体制を設計しています。 コンプライアンス教育に加え、重点課題としているIT/DX研修やプロジェクトマネジメントスキル強化を目的とした研修を実施しています。 また、新卒についてはDXスキルと営業スキルの両方を持つ新たな中核人材として育成を進めております。 さらに、2024年3月からは、サクセッションプランの一環として、選抜者が全12回の次世代経営者研修を受講開始しております。 2022年9月期2023年9月期2024年9月期従業員1人当たりの研修時間(eラーニング含む)10時間43分22時間30分28時間30分DX研修 各年度における延べ受講者数681名248名1,064名従業員の自社サービス経験率100%100%100% |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | a.社内環境整備方針イ.組織づくりの指針・あらゆる人が、それぞれの個性と能力を最大限に発揮し、お互いがお互いを尊重し認め合うことを通じて、 組織の成長を実現します。 ・すべての人が平等に機会を与えられ、公正に評価される、納得性と透明性の高い組織を実現します。 ・人種、国籍、宗教、性別、性的指向や性自認、障がいの有無、年齢、出身地、価値観、ライフスタイルなどによる、あらゆる差別や偏見がない職場づくりを促進し、継続的な組織の成長を実現します。 ロ.ダイバーシティ当社グループでは女性が半分以上を占めており、外国出身者や60才以上のシニア、LGBT、障がいのある方など、多様な人材が共に働く組織です。 また世の中のダイバーシティ推進にも力を注ぎ、関連するサービスを各種取り扱っています。 これらのサービスを提供する組織として、社内にも多様な人材が在籍し、多様な働き方を実現しています。 具体的な指標・目標については「(1) サステナビリティ全般 ③戦略、指標及び目標」を、また管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異従業員については「第1 企業の概況 5 従業員の状況」をご参照ください。 また、2023年7月に「人権に関する基本方針」を策定し、その方針に基づいた教育をグループ全従業員へ実施し、人権意識の浸透やハラスメント撲滅に取り組んでいます。 ハ.健康経営の推進当社グループでは、従業員が安心して働ける環境を整備することで、従業員の活力向上や生産性の向上を図っています。 また、健康で明るい社会を創ることを目指し、当社代表が健康経営宣言を表明し、推進体制を構築しています。 グループ人事部に属する健康推進担当者と各事業所の担当者が連携し、施策の実行と効果検証を行ってきました。 2023年10月に、取締役執行役員常務を議長とする健康経営推進委員会を立ち上げ、喫煙防止のためのワークショップや運動イベントの開催等を行い、従業員の意識と行動の改革を進めてまいりました。 その結果、3年連続で「健康経営優良法人2024」に認定されました。 さらなる推進はもちろん、顧客への健康推進サービスも拡充し、各組織への支援も強化しています。 b.社内人材育成方針当社グループは、外部環境に対しスピード感をもって柔軟に変化し続けることが求められます。 そのため、外部環境の変化に合わせて必要なスキルを柔軟に取り入れた教育体制を設計しています。 コンプライアンス教育に加え、重点課題としているIT/DX研修やプロジェクトマネジメントスキル強化を目的とした研修を実施しています。 また、新卒についてはDXスキルと営業スキルの両方を持つ新たな中核人材として育成を進めております。 さらに、2024年3月からは、サクセッションプランの一環として、選抜者が全12回の次世代経営者研修を受講開始しております。 2022年9月期2023年9月期2024年9月期従業員1人当たりの研修時間(eラーニング含む)10時間43分22時間30分28時間30分DX研修 各年度における延べ受講者数681名248名1,064名従業員の自社サービス経験率100%100%100% |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | a.社内環境整備方針イ.組織づくりの指針・あらゆる人が、それぞれの個性と能力を最大限に発揮し、お互いがお互いを尊重し認め合うことを通じて、 組織の成長を実現します。 ・すべての人が平等に機会を与えられ、公正に評価される、納得性と透明性の高い組織を実現します。 ・人種、国籍、宗教、性別、性的指向や性自認、障がいの有無、年齢、出身地、価値観、ライフスタイルなどによる、あらゆる差別や偏見がない職場づくりを促進し、継続的な組織の成長を実現します。 ロ.ダイバーシティ当社グループでは女性が半分以上を占めており、外国出身者や60才以上のシニア、LGBT、障がいのある方など、多様な人材が共に働く組織です。 また世の中のダイバーシティ推進にも力を注ぎ、関連するサービスを各種取り扱っています。 これらのサービスを提供する組織として、社内にも多様な人材が在籍し、多様な働き方を実現しています。 具体的な指標・目標については「(1) サステナビリティ全般 ③戦略、指標及び目標」を、また管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異従業員については「第1 企業の概況 5 従業員の状況」をご参照ください。 また、2023年7月に「人権に関する基本方針」を策定し、その方針に基づいた教育をグループ全従業員へ実施し、人権意識の浸透やハラスメント撲滅に取り組んでいます。 ハ.健康経営の推進当社グループでは、従業員が安心して働ける環境を整備することで、従業員の活力向上や生産性の向上を図っています。 また、健康で明るい社会を創ることを目指し、当社代表が健康経営宣言を表明し、推進体制を構築しています。 グループ人事部に属する健康推進担当者と各事業所の担当者が連携し、施策の実行と効果検証を行ってきました。 2023年10月に、取締役執行役員常務を議長とする健康経営推進委員会を立ち上げ、喫煙防止のためのワークショップや運動イベントの開催等を行い、従業員の意識と行動の改革を進めてまいりました。 その結果、3年連続で「健康経営優良法人2024」に認定されました。 さらなる推進はもちろん、顧客への健康推進サービスも拡充し、各組織への支援も強化しています。 b.社内人材育成方針当社グループは、外部環境に対しスピード感をもって柔軟に変化し続けることが求められます。 そのため、外部環境の変化に合わせて必要なスキルを柔軟に取り入れた教育体制を設計しています。 コンプライアンス教育に加え、重点課題としているIT/DX研修やプロジェクトマネジメントスキル強化を目的とした研修を実施しています。 また、新卒についてはDXスキルと営業スキルの両方を持つ新たな中核人材として育成を進めております。 さらに、2024年3月からは、サクセッションプランの一環として、選抜者が全12回の次世代経営者研修を受講開始しております。 2022年9月期2023年9月期2024年9月期従業員1人当たりの研修時間(eラーニング含む)10時間43分22時間30分28時間30分DX研修 各年度における延べ受講者数681名248名1,064名従業員の自社サービス経験率100%100%100% |
事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられることを以下に記載しております。 当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合には当該リスクによる影響が最小限となる対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、記載事項における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境について 当社グループの提供するサービスは、企業・組織の人材育成に関わるものであるため、景気動向や企業・組織の収益の影響を受けやすい傾向にあります。 経済環境の悪化により、顧客の教育研修予算が削減された場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、こうした経済環境の変化に対応すべく、AIやデジタル技術を活用した革新的なサービスの開発、オンラインとオフラインを融合した柔軟な研修形態の提供、顧客ニーズに合わせたカスタマイズ性の高い研修プログラムの設計等により、付加価値の高い多様なサービスを提供してまいります。 また、業務効率化やコスト最適化を推進し、収益性の維持・向上に努めます。 (2) 当社グループの事業について① システムについてイ.システム障害について当社グループの提供サービスやそれを支える社内業務は、コンピューター及びインターネット技術を高度に活用しており、通信事業者が運営する通信ネットワークサービスへの依存度が高いといえます。 したがって、予期せぬトラブル等によって通信ネットワークやサーバーが利用できなくなった場合、当社グループのサービスの提供が不可能となる可能性があります。 このような事態が発生した場合には、顧客等から損害賠償の請求や当社グループの社会的信用を失う可能性があり、当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 ロ.サイバーセキュリティについて当社グループでは、サイバー攻撃等によるシステム障害やデータ漏洩等を防ぐため、セキュリティ対策を講じておりますが、昨今のサイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、ランサムウェアによる業務停止やデータの暗号化、不正アクセスによる個人情報や機密情報の流出等のリスクが高まっております。 万一、こうした事態が発生した場合、当社グループの事業運営に支障をきたすとともに、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 ハ.社内システムの開発体制について当社グループでは、社内業務のシステム化を積極的に推し進めることで、業容の拡大の中でも人件費の増加を極力抑えることで価格競争力を維持してまいりました。 しかし今後、人材確保の不調等によりシステム開発の進捗が滞った場合、効率的な社内業務の推進が阻害され、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 商品、サービスについてこれまで、当社グループが競争力の源泉としてきた多様な新規コンテンツの開発力や、人事総務部を対象とした業務支援サービスにおいて、競争優位性が維持できなくなった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ Webによる営業活動について当社グループの営業活動においては販売促進効果を高めるべく、Webページを拡充させております。 従いまして、Webページのセッション数が予期せぬ事象により減少した場合には当社グループの販売促進効果が下がる可能性があります。 このような事態が発生した場合には、当社グループの営業活動に支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ④ 知的財産権について当社グループの事業においては、オリジナルコンテンツでの研修展開を強みとしている関係上、著作権・商標権・肖像権等の知的財産権の確保が重要だと考えております。 当社グループでは、商標権の取得や著作権の明示、さらには開発した技術・ノウハウ等の保護・保全に努めておりますが、悪意の第三者によるサービスの模倣等により、当社グループの営業展開に支障が生じ、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 また、第三者に帰属する知的財産権を侵害しないよう、事前に権利関係を調査するなど細心の注意を払っておりますが、万が一、第三者の知的財産権を侵害した場合、当社グループの社会的信用を失うとともに、損害賠償による損失が生じた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 講師の確保について研修の成否を決める重要な要因の一つに講師の品質があります。 良質な研修を実施するには的確なスキルや知識、経験をもった講師の確保が不可欠であります。 当社グループでは、引き続きこれらの講師の確保に努めていく方針でありますが、今後将来において、当社グループが求めるスキルや知識、経験をもって研修を行うことができる講師を適切な契約条件で確保できなくなった場合、当社グループの研修実施に重大な支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ M&Aについて当社グループは、M&A(子会社化、事業譲受、資本参加等)を実施することにより当社グループの事業を補完・強化することが可能であると考えており、M&Aを積極的に推進しています。 その際、対象企業や事業の状況及び財務、税務、法務、労務等について詳細なデューデリジェンスを行う等、意思決定のために必要かつ十分と考えられる情報収集、投資効率の精査、検討を実施することで可能な限りのリスク回避に努めています。 しかしながら、M&A後において、当社グループが認識していない問題が明らかになった場合や、何らかの事由により事業展開が計画通りに進まない場合、対象企業の株式価値や譲受資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (3) 競合について社会人を対象とした教育研修事業に関しては、研修会社、コンサルティング会社、シンクタンク系の研修会社等、多数の企業が参入しておりますが、今後、研修事業と異なる分野の企業が研修におけるパラダイムシフトを起こすビジネスモデルでの参入があった場合、当社グループの営業活動に支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) サステナビリティに関するリスクについて当社グループは、中長期的な視点から影響を与える事象や、発生頻度が低いものの認識すべきリスクについて、サステナビリティに関するリスクとして、「人権の侵害」「大規模自然災害による事業所損壊、サーバ損壊」「賄賂・腐敗の発生」「生成AI活用の遅れによる競争力低下」「外部環境変化によるコスト上昇」の5項目を確定しました。 これらのリスクに関しては定期的なモニタリングを実施し、発生の回避及び発生した場合の対応に努めます。 優先順位サステナビリティに関するリスク財務影響1人権の侵害大2大規模自然災害による事業所損壊、サーバ損壊中2賄賂・腐敗の発生中2生成AI活用の遅れによる競争力低下中3外部環境変化によるコスト上昇小 (5) コンプライアンス違反・不正行為について当社グループでは、コンプライアンスを経営の重要課題の一つと位置づけ、役職員一人ひとりがコンプライアンス意識を持って日々の業務に取り組むことを徹底しております。 しかしながら、役職員による横領・背任等の不正行為、インサイダー取引規制等の法令違反、ハラスメント等の人権侵害、贈収賄を含む腐敗行為等が発生するリスクを完全に排除することは困難です。 万一、こうした事態が発生した場合、当社グループに対する社会的信用の失墜、損害賠償請求や行政処分等により、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 当社グループでは、こうしたリスクを最小限に抑えるべく、2024年7月に全従業員を適用範囲とした「腐敗防止基本方針」を策定しました。 加えて、同年9月には、全従業員対象の腐敗防止関連のeラーニング教育を実施し受講率は100%でした。 今後も、コンプライアンス教育の強化、内部通報制度の整備、内部監査の充実等、コンプライアンス体制の継続的な改善に努めます。 (6) その他① 個人情報・機密情報について当社グループはその事業運営の性格上、関係者の個人情報及び機密情報を少なからず保有しており、当社グループの個人情報の取り扱いについては、「個人情報の保護に関する法律」が適用されます。 そのため、適切に個人情報を取り扱う体制を整備していることの証として、プライバシーマークを取得いたしております。 第三者によるセキュリティ侵害、ソーシャルエンジニアリング、従業員の故意または過失などによって、当社グループが保有する関係者の個人情報や機密情報の外部流出又は不正使用などが発生した場合、当社グループは顧客などに対する損害賠償責任を負うとともに、当局から業務改善命令を受ける可能性があるなど、当社グループの事業、業績及び社会的信用に悪影響を与える可能性があります。 ② 講師やeラーニング等への出演者の不祥事・風評等のリスクについて当社グループは、講師やeラーニング等出演者が事故、事件、不祥事等を起こした場合、又は巻き込まれた場合、風説の流布等で風評を著しく損なった場合等には、該当する講師の研修への登壇中止、該当する出演者が出演するeラーニング等の使用中止等の措置が必要となり、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 また、これらの発生事象に対し、当社グループの対応の如何に関わらず、当社グループにとって悪影響のある形で当該発生事象が投資家、マスメディア、インターネット、その他社会一般に広まった場合等には、当社グループに対する社会的信用が損なわれ、当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次の通りであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況の分析 社会人教育市場は労働生産性向上やリスキリングへの取組み、並びに人的資本経営を通じた企業価値向 上などを背景に底堅いニーズがあり、拡大傾向にあります。 この状況を受けて、当社グループでは顧客の 様々な経営課題解決に向け、ChatGPT活用などのDX関連研修や健康経営推進関連の研修・eラーニングコン テンツ、MBAに関連した講座等、新商品・サービスを拡充しました。 加えて、他社提携の強化や、8拠点の 開設による地域密着型営業強化を行いました。 講師派遣型研修事業では、民間企業・官公庁共に対面型研修が増加しました。 また年間を通じて、収益の高いDX研修が民間企業を中心に増加しました。 その結果、研修実施回数は前年比9.2%増加しました。 公開講座事業では、講座設定数の拡大により、受講者数が前年比14.3%増加しました。 特にDX関連研修 の受講者数が増加し、前年比27.6%増となりました。 ITサービス事業では、LMS「Leaf」(※1)において文部科学省、厚生労働省等の大型カスタマイズ案件 運用開始により、アクティブユーザー数は407万人を超えました。 また、有料利用組織数は741組織(前期末比103組織増、16.1%増)となりました。 その結果、Leaf月額利用料(MRR※2)は堅調に増加、年間経常収益(ARR※3)は1,174百万円(前年同期末比44.8%増)となりました。 また、「Leaf」カスタマイズ案件の案件数は、中央官庁や外郭団体での新規案件獲得が進み、前期末比9.0%増の133件となりました。 その他事業では、2023年10月に株式会社インソースコンサルティングを設立したことにより、アセスメント・コンサルティング利用組織数が増加し381組織(前期末比113組織増、42.2%増)となりました。 また、eラーニングでは、映像制作ソリューションも好調で、制作本数は前年比187.3%増の227本でした。 また販管費率は37.5%(前年比2.39ポイント減)となり、営業利益が増加しました。 ※1 LMS(Learning Management System):eラーニング視聴に必要な「学習(教育)管理システム」のこと※2 MRR:Monthly Recurring Revenueの略称、月間経常収益※3 ARR:Annual Recurring Revenueの略称。 各期末月のMRRを12倍して算出 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下の通りとなりました。 なお、当社グループは教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ① 財政状態当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,382,612千円増加し、13,177,848千円(前連結会計年度比22.1%増)となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ376,633千円増加し、3,242,368千円(同13.1%増)となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,005,978千円増加し、9,935,479千円(同25.3%増)となりました。 イ.流動資産当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ2,269,919千円増加し、7,405,642千円(前連結会計年度比44.2%増)となりました。 これは主に、現金及び預金が2,189,852千円増加したこと等によります。 ロ.固定資産当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べ112,692千円増加し、5,772,205千円(同2.0%増)となりました。 これは主に、土地が240,220千円増加したこと等によります。 ハ.流動負債当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ376,992千円増加し、3,199,330千円(同13.4%増)となりました。 これは主に、未払法人税等が150,761千円増加したこと等によります。 ニ.固定負債当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べ359千円減少し、43,037千円(同0.8%減)となりました。 これは主に、資産除去債務が359千円減少したことによります。 ホ.純資産当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2,005,978千円増加し、9,935,479千円(同25.3%増)となりました。 これは主に、利益剰余金が2,261,435千円増加したこと等によります。 ② 経営成績当連結会計年度の売上高は12,474,662千円(前連結会計年度比15.7%増)、営業利益は4,937,091千円(同25.3%増)、経常利益は4,940,930千円(同25.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,355,877千円(同25.4%増)となりました。 イ.売上総利益当連結会計年度の売上高は、12,474,662千円(前連結会計年度比15.7%増)となりました。 これは主に、全事業で売上増加及び対面型研修ニーズが高まり、講師派遣型研修実施回数・公開講座受講者数共に増加したためです。 また、売上原価は、2,860,722千円(同12.6%増)となりました。 売上原価率がほぼ横ばいになったことは主に、DX研修の自社開発比率向上及び契約講師数の増加、高収益の自社開発eラーニングコンテンツ拡販によるものです。 以上の結果、売上総利益は、9,613,939千円(同16.6%増)となりました。 また、売上総利益率は、前連結会計年度比0.7ポイント増の77.1%となりました。 ロ.営業利益当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、4,676,848千円(同8.7%増)となり、販売費及び一般管理費率は、同2.4ポイント減の37.5%となりました。 これは主に、売上増加及び人件費率が低下したことによるものです。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、4,937,091千円(同25.3%増)となりました。 また、営業利益率は、前連結会計年度比3.0ポイント増の39.6%となりました。 ハ.経常利益当連結会計年度における営業外収益は、雇用調整助成金1,449千円、基地局設置収入2,008千円等を計上し、8,164千円となりました。 一方、営業外費用は4,325千円となりました。 これは主に、株式報酬費用消滅損3,211千円を計上したことによるものであります。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、4,940,930千円(同25.5%増)となりました。 また、経常利益率は、前連結会計年度比3.1ポイント増の39.6%となりました。 ニ.親会社株主に帰属する当期純利益当連結会計年度は、投資有価証券評価損153,554千円等を計上し、特別損失は153,586千円となりました。 また、法人税、住民税及び事業税に法人税等調整額等を合わせた法人税等合計は、1,431,465千円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、3,355,877千円(同25.4%増)となりました。 また、親会社株主に帰属する当期純利益率は、前連結会計年度比2.1ポイント増の26.9%となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度において、現金及び現金同等物は2,189,852千円増加し、当連結会計年度末における残高は5,705,369千円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは、4,032,447千円の収入(前連結会計年度は2,902,577千円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益4,787,343千円を計上したこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは、447,594千円の支出(前連結会計年度は2,304,832千円の支出)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出307,924千円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,394,974千円の支出(前連結会計年度は909,954千円の支出)となりました。 これは主に、配当金の支払額1,094,442千円等によるものです。 (3) 生産、受注及び販売の実績① 生産実績当社グループは、教育サービス事業の単一セグメントであり、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載をしておりません。 ② 受注実績生産実績と同様の理由により、記載しておりません。 ③ 販売実績当連結会計年度の事業種別毎の販売実績は次の通りであります。 なお、当社グループにおける研修サービスの提供期間は概ね短期であります。 (単位:千円)事業の名称第21期連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)前年同期比(%)第22期連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)前年同期比(%)講師派遣型研修事業5,275,059113.15,884,813111.6公開講座事業2,617,779118.03,060,065116.9ITサービス事業1,304,087108.91,822,044139.7その他事業1,586,769118.71,707,738107.6合計10,783,695114.512,474,662115.7 (注) 1.当社グループの報告セグメントは単一であるため、事業種別毎に記載しております。 2.総販売実績に対する販売実績の割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、主な相手先別の販売実績等の記載は省略しております。 (4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析① 資本の財源当社グループは、運転資金、設備資金等の所要資金につきましては、原則として自己資金で賄うこととしております。 ② 資金の流動性資金の流動性についての分析につきましては「 (2) キャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成において、損益または資産の状況に影響を与える見積りの判断は、過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。 |
経営上の重要な契約等 | 5 【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。 |
研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度における設備投資の総額は307,924千円であり、その主なものは土地の取得によるものであります。 なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。 また、当社グループは教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 |
主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次の通りであります。 (1) 提出会社 2024年9月30日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)土地(千円)ソフトウエア(千円)その他(千円)合計(千円)東京本部(東京都荒川区)業務施設116,1439,35099,858147,025305,984678,36276(24)ITメディア・ラボ(東京都文京区)業務施設139,3077,140409,978--556,42660(7)白山ビル(東京都文京区)業務施設218,608197484,382--703,18911(-)九州ビル(福岡県福岡市博多区)業務施設516,571509185,438--702,51926(4)御茶ノ水スタジオ(東京都千代田区)業務施設217,3332,368556,249--775,9517(17)日暮里ビル(東京都荒川区)業務施設302,19914,504--463,794780,49846(8)駿河台事業所(東京都千代田区)ほか15拠点業務施設67,0195,994---73,013150(73)新宇都宮事業所予定地(栃木県宇都宮市)業務施設建設予定地--238,505--238,505- (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.帳簿価額には、建設仮勘定及びソフトウエア仮勘定の金額を含んでおりません。 3.当社グループは教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 4.東京本部(東京都荒川区)他5物件は自社所有物件であります。 それ以外の駿河台事業所ほか15拠点は賃借物件であり、年間賃借料(共益費を含む)は121,887千円であります。 5.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員数(パート・アルバイトを含み、派遣社員を除く)であります。 (2) 国内子会社 2024年9月30日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)ソフトウエア等(千円)合計(千円)ミテモ株式会社本社(東京都千代田区)業務施設-376-37629(11)株式会社らしく本社(東京都千代田区)業務施設--1,4411,4413(1)株式会社インソースデジタルアカデミー本社(東京都千代田区)業務施設-8,8407619,60226(15)株式会社インソースマーケティングデザイン本社(東京都千代田区)業務施設-3,8271523,98027(7)株式会社インソースビジネスレップ本社(東京都千代田区)業務施設-11519330912(11)株式会社インソースコンサルティング本社(東京都千代田区)業務施設----1(1)株式会社インソースクリエイティブソリューションズ本社(東京都千代田区)業務施設----2(29) (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.帳簿価額には、ソフトウエア仮勘定を含んでおりません。 3.当社グループは教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 4.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員数(パート・アルバイトを含み、派遣社員を除く)であります。 |
設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等2024年9月30日現在事業所名(所在地)設備の内容投資予定額(千円)資金調達方法着手年月完了予定年月完成後の増加能力総額(千円)既支払額(千円)宇都宮ビル(栃木県宇都宮市)業務施設770,000238,505自己資金2024年5月2026年6月- (注)1.完成後の増加能力については、測定が困難なため、記載を省略しております。 2.当社グループは「教育サービス事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しておりま す。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 307,924,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 32 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 5 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,050,400 |
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 1 |
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式の区分について、株式の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)を保有しないことを基本方針としております。 政策保有株式を保有する場合は、毎年、取締役会において、政策保有株式について中長期的な経済的合理性や将来の見通しを検証し、具体的な説明を行ってまいります。 同株式における議決権行使については、個々の株式に応じた定性的かつ総合的な判断が必要なため、現時点では基準を設けておりません。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額に関する情報該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式7108,5917262,145非上場株式以外の株式4360,0475062,225 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)含み損益減損処理額非上場株式―――△153,554非上場株式以外の株式7131415,513― (注) 非上場株式については、市場価格がないことから、「含み損益」は記載しておりません。 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 43 |
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 60,047,000 |
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 713,000 |
売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 14,000 |
Shareholders
大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2024年9月30日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社ルプラス東京都千代田区神田錦町3-7-225,35930.22 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1-8-1211,10213.23 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR9,12610.88 舟橋 孝之東京都港区5,3706.40 川端 久美子東京都新宿区3,0043.58 株式会社ブレイク大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-7-8051,6001.91 GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO(東京都新宿区新宿6-27-30)1,0931.30 JP JPMSE LUX RE BARCLAYS CAPITAL SEC LTD EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部)1 CHURCHILL PLACE LONDON - NORTH OF THE THAMES UNITED KINGDOM E14 5HP(東京都千代田区丸の内1-4-5)8461.01 BBH FOR GRANDEUR PEAK GLOBAL OPPORTUNITIES FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部) 225 PICTORIA DRIVE, SUITE 450, CINCINNATI, OH, 45246 U.S.A. (東京都千代田区丸の内1-4-5) 7060.84 株式会社日本カストディ銀行(信託B口)東京都中央区晴海1-8-126960.83 計―58,90570.20 (注) 1.上記のほか当社所有の自己株式1,332千株があります。 2.2024年8月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、野村證券株式会社及びその共同保有者であるノムラ インターナショナル ピーエルシー及び野村アセットマネジメント株式会社が2024年7月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社としては2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)野村證券株式会社東京都中央区日本橋一丁目13番1号△6,400-0.01ノムラ インターナショナル ピーエルシー1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom361,1970.42野村アセットマネジメント株式会社東京都江東区豊洲二丁目2番1号3,785,7004.44 3.2024年5月2日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、ニュートン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社が2024年4月29日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社としては2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)ニュートン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社東京都千代田区丸の内一丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館69,799,7007.98 4.2024年3月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、アセットマネジメントOne株式会社が2024年2月29日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社としては2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)アセットマネジメントOne株式会社東京都千代田区丸の内一丁目8番2号5,331,8006.25 5.2023年3月17日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社が2023年3月13日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社としては2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社東京都千代田区丸の内二丁目7番2号JPタワー3,677,8004.31 6.2023年2月28日付けで公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント・エルエルピーが2023年2月20日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社としては2024年9月30日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)クープランド・カーディフ・アセット・マネジメント・エルエルピー31-32,St James's Street,London4,167,6004.89 |
株主数-金融機関 | 13 |
株主数-金融商品取引業者 | 27 |
株主数-外国法人等-個人 | 18 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 188 |
株主数-個人その他 | 7,705 |
株主数-その他の法人 | 38 |
株主数-計 | 7,989 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 株式会社日本カストディ銀行(信託B口) |
株主総利回り | 2 |
株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 会社法第155条第13号の規定に基づく普通株式の取得 区分株式数(株)価額の総額(円) 当事業年度における取得自己株式9,680― 当期間における取得自己株式900― (注)1.当社の従業員に対し譲渡制限付株式として割り当てた普通株式の一部を無償取得したものであります。 2.当期間における取得自己株式には、2024年12月1日から有価証券報告書提出日までの譲渡制限付株式の 無償取得したことによる株式は含まれておりません。 |
Shareholders2
自己株式の取得 | -299,952,000 |
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -300,852,000 |
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式85,243,000--85,243,000合計85,243,000--85,243,000自己株式 普通株式 (注)1,21,055,089341,18063,9001,332,369合計1,055,089341,18063,9001,332,369 (注) 1.普通株式の自己株式の株式数の増加341,180株は、自己株式の買付による増加331,500株及び、譲渡制限付株式付与者の退職による無償取得9,680株であります。 2.普通株式の自己株式の株式数の減少63,900株は、新株予約権の行使による減少10,000株及び、譲渡制限付株式付与による減少53,900株であります。 |
Audit
監査法人1、連結 | EY新日本有限責任監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年12月23日株式会社インソース取締役会 御中 EY新日本有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士南 山 智 昭 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士野 田 裕 一 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社インソースの2023年10月1日から2024年9月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社インソース及び連結子会社の2024年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社インソース及び連結子会社は、講師派遣型研修事業、公開講座事業、ITサービス事業、その他事業を展開している。 また、連結売上高12,474,662千円のうち、その大部分は親会社である株式会社インソースの売上高11,644,147千円である。 当連結会計年度における講師派遣型研修事業に係る売上高は5,884,813千円、公開講座事業の売上高は3,060,065千円であり、両事業合計の売上高は連結損益計算書における売上高の72%を占めている。 株式会社インソースは、(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、講師派遣型研修事業及び公開講座事業においては、顧客に研修サービスを提供した時点で履行義務を充足したと判断し、売上高を認識している。 また、これらの事業において研修サービスの提供期間は概ね短期で、売掛債権の回転期間は概ね1~2か月である。 当該売上高は、経営者及び財務諸表利用者が重視する指標の一つであり、大量の取引の集合体で利益の最も重要な源泉といえる。 以上の状況において、当監査法人は、連結売上高の大部分を占める株式会社インソースの講師派遣型研修事業及び公開講座事業における売上高の期間帰属の適切性の検討が、当連結会計年度において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、株式会社インソースの講師派遣型研修事業及び公開講座事業に係る売上高の期間帰属の適切性を検討するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価・講師派遣型研修事業及び公開講座事業における収益認識に係る業務プロセスについて、内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 売上高の期間帰属の適切性の検討・当期の経営環境及び業績の状況について経営者等に対する質問を実施した。 ・顧客に研修サービスの提供を行った時点で売上高が計上されていることをテストするため、期末日前後の一定期間において計上された売上高のうち、一定金額以上の取引について、受注時の証憑及び研修実績が確認できる証憑との突合を実施した。 ・期末日を基準とした売掛金の残高確認を実施し、売掛金残高と顧客からの回答情報との整合性を検討した。 ・業務システムと会計システムの売上データとの突合を実施した。 ・業務システムを介さず、会計システムに直接計上された売上高及び売上高のマイナスについて、根拠証憑との突合を実施した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社インソースの2024年9月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社インソースが2024年9月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社インソース及び連結子会社は、講師派遣型研修事業、公開講座事業、ITサービス事業、その他事業を展開している。 また、連結売上高12,474,662千円のうち、その大部分は親会社である株式会社インソースの売上高11,644,147千円である。 当連結会計年度における講師派遣型研修事業に係る売上高は5,884,813千円、公開講座事業の売上高は3,060,065千円であり、両事業合計の売上高は連結損益計算書における売上高の72%を占めている。 株式会社インソースは、(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、講師派遣型研修事業及び公開講座事業においては、顧客に研修サービスを提供した時点で履行義務を充足したと判断し、売上高を認識している。 また、これらの事業において研修サービスの提供期間は概ね短期で、売掛債権の回転期間は概ね1~2か月である。 当該売上高は、経営者及び財務諸表利用者が重視する指標の一つであり、大量の取引の集合体で利益の最も重要な源泉といえる。 以上の状況において、当監査法人は、連結売上高の大部分を占める株式会社インソースの講師派遣型研修事業及び公開講座事業における売上高の期間帰属の適切性の検討が、当連結会計年度において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、株式会社インソースの講師派遣型研修事業及び公開講座事業に係る売上高の期間帰属の適切性を検討するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価・講師派遣型研修事業及び公開講座事業における収益認識に係る業務プロセスについて、内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 売上高の期間帰属の適切性の検討・当期の経営環境及び業績の状況について経営者等に対する質問を実施した。 ・顧客に研修サービスの提供を行った時点で売上高が計上されていることをテストするため、期末日前後の一定期間において計上された売上高のうち、一定金額以上の取引について、受注時の証憑及び研修実績が確認できる証憑との突合を実施した。 ・期末日を基準とした売掛金の残高確認を実施し、売掛金残高と顧客からの回答情報との整合性を検討した。 ・業務システムと会計システムの売上データとの突合を実施した。 ・業務システムを介さず、会計システムに直接計上された売上高及び売上高のマイナスについて、根拠証憑との突合を実施した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 株式会社インソース及び連結子会社は、講師派遣型研修事業、公開講座事業、ITサービス事業、その他事業を展開している。 また、連結売上高12,474,662千円のうち、その大部分は親会社である株式会社インソースの売上高11,644,147千円である。 当連結会計年度における講師派遣型研修事業に係る売上高は5,884,813千円、公開講座事業の売上高は3,060,065千円であり、両事業合計の売上高は連結損益計算書における売上高の72%を占めている。 株式会社インソースは、(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、講師派遣型研修事業及び公開講座事業においては、顧客に研修サービスを提供した時点で履行義務を充足したと判断し、売上高を認識している。 また、これらの事業において研修サービスの提供期間は概ね短期で、売掛債権の回転期間は概ね1~2か月である。 当該売上高は、経営者及び財務諸表利用者が重視する指標の一つであり、大量の取引の集合体で利益の最も重要な源泉といえる。 以上の状況において、当監査法人は、連結売上高の大部分を占める株式会社インソースの講師派遣型研修事業及び公開講座事業における売上高の期間帰属の適切性の検討が、当連結会計年度において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準 |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、株式会社インソースの講師派遣型研修事業及び公開講座事業に係る売上高の期間帰属の適切性を検討するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価・講師派遣型研修事業及び公開講座事業における収益認識に係る業務プロセスについて、内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 売上高の期間帰属の適切性の検討・当期の経営環境及び業績の状況について経営者等に対する質問を実施した。 ・顧客に研修サービスの提供を行った時点で売上高が計上されていることをテストするため、期末日前後の一定期間において計上された売上高のうち、一定金額以上の取引について、受注時の証憑及び研修実績が確認できる証憑との突合を実施した。 ・期末日を基準とした売掛金の残高確認を実施し、売掛金残高と顧客からの回答情報との整合性を検討した。 ・業務システムと会計システムの売上データとの突合を実施した。 ・業務システムを介さず、会計システムに直接計上された売上高及び売上高のマイナスについて、根拠証憑との突合を実施した。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
監査法人1、個別 | EY新日本有限責任監査法人 |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2024年12月23日株式会社インソース取締役会 御中 EY新日本有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士南 山 智 昭 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士野 田 裕 一 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社インソースの2023年10月1日から2024年9月30日までの第22期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社インソースの2024年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性)と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性 |
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 | 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(講師派遣型研修事業及び公開講座事業の売上高の期間帰属の適切性)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
仕掛品 | 42,184,000 |
未収入金 | 66,682,000 |
その他、流動資産 | 34,475,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 53,226,000 |
土地 | 1,974,413,000 |
有形固定資産 | 3,604,822,000 |
ソフトウエア | 149,228,000 |
無形固定資産 | 932,984,000 |
投資有価証券 | 169,326,000 |
長期前払費用 | 24,323,000 |
繰延税金資産 | 312,381,000 |
投資その他の資産 | 1,234,398,000 |
BS負債、資本
未払金 | 663,683,000 |
未払法人税等 | 785,126,000 |
資本剰余金 | 904,576,000 |
利益剰余金 | 7,760,827,000 |
株主資本 | 8,757,726,000 |
その他有価証券評価差額金 | 10,712,000 |
評価・換算差額等 | 10,712,000 |
負債純資産 | 12,025,511,000 |
PL
売上原価 | 3,043,046,000 |
販売費及び一般管理費 | 4,176,389,000 |
営業利益又は営業損失 | 4,424,711,000 |
受取利息、営業外収益 | 283,000 |
受取配当金、営業外収益 | 713,000 |
営業外収益 | 6,256,000 |
支払利息、営業外費用 | 46,000 |
営業外費用 | 3,222,000 |
固定資産除却損、特別損失 | 32,000 |
特別損失 | 153,586,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 1,181,269,000 |
法人税等調整額 | 47,367,000 |
法人税等 | 1,228,637,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | -1,059,000 |
その他の包括利益 | -1,059,000 |
包括利益 | 3,354,817,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 3,354,817,000 |
剰余金の配当 | -1,094,442,000 |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | -1,059,000 |
当期変動額合計 | 1,951,079,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 3,355,877,000 |
現金及び現金同等物の残高 | 5,705,369,000 |
受取手形 | 2,461,000 |
売掛金 | 1,540,922,000 |
役員報酬、販売費及び一般管理費 | 193,935,000 |
退職給付費用、販売費及び一般管理費 | 77,385,000 |
減価償却費、販売費及び一般管理費 | 105,925,000 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | -24,000 |
現金及び現金同等物の増減額 | 2,189,852,000 |
連結子会社の数 | 7 |
営業活動によるキャッシュ・フロー
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー | 177,515,000 |
受取利息及び受取配当金、営業活動によるキャッシュ・フロー | -1,094,000 |
為替差損益(△は益)、営業活動によるキャッシュ・フロー | 24,000 |
棚卸資産の増減額(△は増加)、営業活動によるキャッシュ・フロー | 17,635,000 |
仕入債務の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 13,012,000 |
その他、営業活動によるキャッシュ・フロー | 176,177,000 |
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー | 5,266,115,000 |
利息及び配当金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は投資活動によるキャッシュ・フロー | 1,094,000 |
法人税等の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -1,234,762,000 |
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -1,094,442,000 |
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -122,000 |
有形固定資産の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -307,924,000 |
その他、投資活動によるキャッシュ・フロー | -1,941,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。 |
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み、経理の状況 | 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。 具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。 また各種団体が主催するセミナーへの参加や、監査法人との緊密な連携により積極的な情報収集に努めております。 |
連結貸借対照表 | ① 【連結貸借対照表】 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年9月30日)当連結会計年度(2024年9月30日)資産の部 流動資産 現金及び預金3,515,5165,705,369 受取手形3,8622,461 売掛金1,385,2391,540,922 商品5,59814,836 仕掛品69,14342,184 前払費用135,15466,726 その他22,80934,475 貸倒引当金△1,602△1,333 流動資産合計5,135,7227,405,642 固定資産 有形固定資産 建物1,823,5151,842,197 減価償却累計額△182,686△265,014 建物(純額)1,640,8281,577,183 工具、器具及び備品98,068107,243 減価償却累計額△63,118△54,017 工具、器具及び備品(純額)34,94953,226 土地1,734,1921,974,413 有形固定資産合計3,409,9703,604,822 無形固定資産 借地権769,778769,778 のれん21,42013,631 ソフトウエア148,724149,228 その他346346 無形固定資産合計940,270932,984 投資その他の資産 投資有価証券324,370169,326 長期前払費用16,93024,323 敷金及び保証金591,105727,582 繰延税金資産376,081312,381 その他784784 投資その他の資産合計1,309,2711,234,398 固定資産合計5,659,5135,772,205 資産合計10,795,23613,177,848 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年9月30日)当連結会計年度(2024年9月30日)負債の部 流動負債 買掛金193,432206,445 未払金645,148660,444 未払法人税等784,461935,222 未払消費税等228,889337,987 前受金850,350948,134 預り金96,66387,232 その他23,39223,863 流動負債合計2,822,3373,199,330 固定負債 資産除去債務43,39743,037 固定負債合計43,39743,037 負債合計2,865,7353,242,368純資産の部 株主資本 資本金800,623800,623 資本剰余金893,072904,576 利益剰余金6,666,4338,927,868 自己株式△442,399△708,300 株主資本合計7,917,7289,924,767 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金11,77210,712 その他の包括利益累計額合計11,77210,712 純資産合計7,929,5009,935,479負債純資産合計10,795,23613,177,848 |
連結損益計算書 | 【連結損益計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)売上高※1 10,783,695※1 12,474,662売上原価2,541,4722,860,722売上総利益8,242,2239,613,939販売費及び一般管理費※2 4,300,848※2 4,676,848営業利益3,941,3744,937,091営業外収益 受取利息35380 受取配当金523713 為替差益226- 雇用調整助成金2,6671,449 基地局設置収入2,0082,008 保険解約返戻金231,447 その他7672,164 営業外収益合計6,2528,164営業外費用 支払利息469- 為替差損-24 自己株式取得費用-899 株式報酬費用消滅損9,7423,211 その他102189 営業外費用合計10,3144,325経常利益3,937,3124,940,930特別損失 投資有価証券評価損※3 20,005※3 153,554 固定資産除却損-32 特別損失合計20,005153,586税金等調整前当期純利益3,917,3064,787,343法人税、住民税及び事業税1,320,4721,366,970法人税等調整額△79,57064,495法人税等合計1,240,9021,431,465当期純利益2,676,4033,355,877親会社株主に帰属する当期純利益2,676,4033,355,877 |
連結包括利益計算書 | 【連結包括利益計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)当期純利益2,676,4033,355,877その他の包括利益 その他有価証券評価差額金7,004△1,059 その他の包括利益合計※ 7,004※ △1,059包括利益2,683,4083,354,817(内訳) 親会社株主に係る包括利益2,683,4083,354,817 非支配株主に係る包括利益-- |
連結株主資本等変動計算書 | ③ 【連結株主資本等変動計算書】 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) (単位:千円) 株主資本その他の包括利益累計額純資産合計資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金その他の包括利益累計額合計当期首残高800,623874,6804,895,118△449,7516,120,6704,7674,7676,125,437当期変動額 剰余金の配当 △905,088 △905,088 △905,088親会社株主に帰属する当期純利益 2,676,403 2,676,403 2,676,403自己株式の取得 △400△400 △400自己株式の処分 18,391 7,75226,144 26,144株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 7,0047,0047,004当期変動額合計-18,3911,771,3157,3511,797,0587,0047,0041,804,063当期末残高800,623893,0726,666,433△442,3997,917,72811,77211,7727,929,500 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 株主資本その他の包括利益累計額純資産合計資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金その他の包括利益累計額合計当期首残高800,623893,0726,666,433△442,3997,917,72811,77211,7727,929,500当期変動額 剰余金の配当 △1,094,442 △1,094,442 △1,094,442親会社株主に帰属する当期純利益 3,355,877 3,355,877 3,355,877自己株式の取得 △299,952△299,952 △299,952自己株式の処分 11,504 34,05245,556 45,556株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △1,059△1,059△1,059当期変動額合計-11,5042,261,435△265,9002,007,038△1,059△1,0592,005,978当期末残高800,623904,5768,927,868△708,3009,924,76710,71210,7129,935,479 |
連結キャッシュ・フロー計算書 | ④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益3,917,3064,787,343 減価償却費167,358177,515 のれん償却額14,6987,789 株式報酬費用142,39988,675 固定資産除却損-32 投資有価証券評価損益(△は益)20,005153,554 貸倒引当金の増減額(△は減少)346△269 受取利息及び受取配当金△558△1,094 為替差損益(△は益)△22624 売上債権の増減額(△は増加)△200,384△154,282 棚卸資産の増減額(△は増加)△36,80517,635 仕入債務の増減額(△は減少)32,19913,012 その他187,343176,177 小計4,243,6835,266,115 利息及び配当金の受取額5581,094 利息の支払額△469- 法人税等の支払額△1,341,194△1,234,762 営業活動によるキャッシュ・フロー2,902,5774,032,447投資活動によるキャッシュ・フロー 投資有価証券の取得による支出△262,267△122 有形固定資産の取得による支出△1,110,390△307,924 無形固定資産の取得による支出△466,023- 敷金及び保証金の差入による支出△469,471△163,883 敷金及び保証金の回収による収入17,74427,406 貸付けによる支出-△1,470 貸付金の回収による収入173340 その他△14,598△1,941 投資活動によるキャッシュ・フロー△2,304,832△447,594財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の増減額(△は減少)△2,340- 長期借入金の返済による支出△2,125- 自己株式の取得による支出△400△300,852 自己株式の処分による収入-320 配当金の支払額△905,088△1,094,442 財務活動によるキャッシュ・フロー△909,954△1,394,974現金及び現金同等物に係る換算差額226△24現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△311,9822,189,852現金及び現金同等物の期首残高3,827,4993,515,516現金及び現金同等物の期末残高※ 3,515,516※ 5,705,369 |
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 | (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1.連結の範囲に関する事項(1) 連結子会社の数 7社連結子会社の名称ミテモ株式会社株式会社らしく株式会社インソースデジタルアカデミー株式会社インソースマーケティングデザイン株式会社インソースビジネスレップ株式会社インソースコンサルティング株式会社インソースクリエイティブソリューションズ 当連結会計年度において、株式会社インソースコンサルティング及び株式会社インソースクリエイティブソリューションズを設立したことに伴い、両社を連結の範囲に含めております。 また、当社の連結子会社であった株式会社未来創造&カンパニーは2023年12月1日付けで、当社の連結子会社である株式会社インソースデジタルアカデミーを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 (2) 非連結子会社の名称等該当事項はありません。 2.持分法の適用に関する事項該当事項はありません。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。 4.会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券イ.その他有価証券市場価格のない株式等以外のもの時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。 市場価格のない株式等移動平均法による原価法を採用しております。 ② 棚卸資産イ.商品移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 ロ.仕掛品個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産定率法(ただし2016年4月1日以降に取得した建物附属設備は定額法)を採用しております。 なお、主な耐用年数は次の通りであります。 建物 3~50年工具、器具及び備品 3~15年 ② 無形固定資産定額法を採用しております。 なお、償却年数は次の通りであります。 自社利用のソフトウエア 3~5年(社内における利用可能期間) (3) 重要な引当金の計上基準貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 (4) 退職給付に係る会計処理の方法当社及び連結子会社は、確定拠出年金制度を採用しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準当社及び連結子会社は教育サービス事業の単一セグメントでありますが、顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りです。 イ.講師派遣型研修事業講師派遣型研修事業においては、主に講師を顧客施設又は貸し会議室等に派遣する、又はオンラインにて研修サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客にサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ロ.公開講座事業公開講座事業においては、当社セミナールーム又はオンラインにて受講者が1名から参加できる研修サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客にサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ハ.ITサービス事業ITサービス事業においては、主に人事サポートシステム・LMS「Leaf」を提供しております。 当該履行義務はカスタマイズについては顧客への納品及び顧客による検収が完了した時、月額利用については月毎のサービス提供時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ニ.映像・eラン制作事業映像・eラン制作事業においては、主に「動画百貨店」において制作動画を販売しております。 当該履行義務は顧客に商品の納品をした時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ホ.コンサルティング事業コンサルティング事業においては、主に従業員の能力の見える化をする「アセスメント」等のサービスを提供しております。 当該履行義務は顧客へ商品又はサービスを納品した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ヘ.WEBマーケティング事業WEBマーケティング事業においては、主にHP上での広告サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客へサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、概ね1年以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。 (6) のれんの償却方法及び償却期間のれんの償却については、5年間の定額法により償却を行っております。 (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲手元現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。 |
連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称 | 1.連結の範囲に関する事項(1) 連結子会社の数 7社連結子会社の名称ミテモ株式会社株式会社らしく株式会社インソースデジタルアカデミー株式会社インソースマーケティングデザイン株式会社インソースビジネスレップ株式会社インソースコンサルティング株式会社インソースクリエイティブソリューションズ 当連結会計年度において、株式会社インソースコンサルティング及び株式会社インソースクリエイティブソリューションズを設立したことに伴い、両社を連結の範囲に含めております。 また、当社の連結子会社であった株式会社未来創造&カンパニーは2023年12月1日付けで、当社の連結子会社である株式会社インソースデジタルアカデミーを存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。 |
連結子会社の事業年度等に関する事項 | 3.連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。 |
会計方針に関する事項 | 4.会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券イ.その他有価証券市場価格のない株式等以外のもの時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。 市場価格のない株式等移動平均法による原価法を採用しております。 ② 棚卸資産イ.商品移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 ロ.仕掛品個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産定率法(ただし2016年4月1日以降に取得した建物附属設備は定額法)を採用しております。 なお、主な耐用年数は次の通りであります。 建物 3~50年工具、器具及び備品 3~15年 ② 無形固定資産定額法を採用しております。 なお、償却年数は次の通りであります。 自社利用のソフトウエア 3~5年(社内における利用可能期間) (3) 重要な引当金の計上基準貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 (4) 退職給付に係る会計処理の方法当社及び連結子会社は、確定拠出年金制度を採用しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準当社及び連結子会社は教育サービス事業の単一セグメントでありますが、顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りです。 イ.講師派遣型研修事業講師派遣型研修事業においては、主に講師を顧客施設又は貸し会議室等に派遣する、又はオンラインにて研修サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客にサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ロ.公開講座事業公開講座事業においては、当社セミナールーム又はオンラインにて受講者が1名から参加できる研修サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客にサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ハ.ITサービス事業ITサービス事業においては、主に人事サポートシステム・LMS「Leaf」を提供しております。 当該履行義務はカスタマイズについては顧客への納品及び顧客による検収が完了した時、月額利用については月毎のサービス提供時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ニ.映像・eラン制作事業映像・eラン制作事業においては、主に「動画百貨店」において制作動画を販売しております。 当該履行義務は顧客に商品の納品をした時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ホ.コンサルティング事業コンサルティング事業においては、主に従業員の能力の見える化をする「アセスメント」等のサービスを提供しております。 当該履行義務は顧客へ商品又はサービスを納品した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ヘ.WEBマーケティング事業WEBマーケティング事業においては、主にHP上での広告サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客へサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、概ね1年以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。 (6) のれんの償却方法及び償却期間のれんの償却については、5年間の定額法により償却を行っております。 (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲手元現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。 |
重要な会計上の見積り、連結財務諸表 | (重要な会計上の見積り)前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)非上場株式等の評価1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(1)投資有価証券のうち、非上場株式等 262,145千円(2)投資有価証券評価損 20,005千円2.識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報(1)算出方法非上場株式等の評価において、投資先の財政状態が悪化し、株式の実質価額が著しく下落した場合には、取得価額を実質価額まで減額しております。 また、投資先の超過収益力を反映した価額で取得した株式については、取得時に把握した超過収益力が引き続き存続する場合に、投資先の純資産持分相当額に超過収益力を加味して株式の実質価額を算定しております。 (2)主要な仮定当社グループは、取得時に把握した超過収益力が決算日に存続しているかを評価する際には、取得時の投資先の事業計画が引き続き実現可能な計画であることを検討しております。 当該事業計画の主要な仮定として売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率が考慮されております。 (3)翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響主要な仮定である将来の売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率は、見積りの不確実性が高く、当該主要な仮定が変動することに伴い、投資先の実績が事業計画を下回った場合には、超過収益力等の評価に影響を及ぼし投資有価証券評価損を計上する可能性があります。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)非上場株式等の評価1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(1)投資有価証券のうち、非上場株式等 108,591千円(2)投資有価証券評価損 153,554千円2.識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報(1)算出方法非上場株式等の評価において、投資先の財政状態が悪化し、株式の実質価額が著しく下落した場合には、取得価額を実質価額まで減額しております。 また、投資先の超過収益力を反映した価額で取得した株式については、取得時に把握した超過収益力が引き続き存続する場合に、投資先の純資産持分相当額に超過収益力を加味して株式の実質価額を算定しております。 (2)主要な仮定当社グループは、取得時に把握した超過収益力が決算日に存続しているかを評価する際には、取得時の投資先の事業計画が引き続き実現可能な計画であることを検討しております。 当該事業計画の主要な仮定として売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率が考慮されております。 (3)翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響主要な仮定である将来の売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率は、見積りの不確実性が高く、当該主要な仮定が変動することに伴い、投資先の実績が事業計画を下回った場合には、超過収益力等の評価に影響を及ぼし投資有価証券評価損を計上する可能性があります。 |
追加情報、連結財務諸表 | (追加情報)該当事項はありません。 |
主要な販売費及び一般管理費 | ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次の通りであります。 前連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)役員報酬240,569千円193,935千円給料及び手当1,721,425 1,929,606 賞与662,646 693,418 貸倒引当金繰入額346 162 退職給付費用87,656 94,632 |
顧客との契約から生じる収益の金額の注記 | ※1 顧客との契約から生じる収益売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分しておりません。 顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。 |
その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 | ※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 前連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)その他有価証券評価差額金: 当期発生額10,096千円△1,513千円組替調整額- △14 税効果調整前10,096 △1,527 税効果額△3,091 467 その他有価証券評価差額金7,004 △1,059 その他の包括利益合計7,004 △1,059 |
新株予約権等に関する注記 | 2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項該当事項はありません。 |
配当に関する注記 | 3.配当に関する事項(1) 配当金支払額 (決議)株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2023年12月15日定時株主総会普通株式1,094,44213.002023年9月30日2023年12月18日 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの (決議)株式の種類配当金の総額(千円)配当の原資1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2024年12月20日定時株主総会普通株式1,678,212利益剰余金20.002024年9月30日2024年12月23日 |
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 | ※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 前連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)現金及び預金勘定3,515,516千円5,705,369千円預入期間が3か月を超える定期預金- - 現金及び現金同等物3,515,516 5,705,369 |
金融商品関係、連結財務諸表 | (金融商品関係)1.金融商品の状況に関する事項(1) 金融商品に対する取組方針当社グループは、資金運用については預金等の安全性の高い金融資産で行っております。 なお、デリバティブに関連する取引は行っておりません。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク営業債権である売掛金及び受取手形は顧客の信用リスクに晒されております。 投資有価証券は主として株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。 未払金及び営業債務である買掛金は1年以内の支払期日であります。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理営業債権については、販売管理要領及び与信管理要領に従い、グループ経営管理部が取引先の入金状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。 連結子会社についても、当社の販売管理要領及び与信管理要領に準じて、同様の管理を行っております。 ② 市場リスクの管理投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、市況等を勘案して保有状況を継続的に見直しております。 ③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理当社グループは、各部署からの報告に基づきグループ経営管理部が適時に資金計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより、流動性リスクを管理しております。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。 2.金融商品の時価等に関する事項連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の通りであります。 なお、「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「買掛金」、「未払金」、「未払法人税等」及び「未払消費税等」は現金であること及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。 また、「敷金及び保証金」は主に資金決済に関する法律に基づく発行保証金として法務局へ供託しているものであるためリスクは僅少であり、かつ短期間に決済される負債の見合い金としての性格を有するため、時価が帳簿価額に近似すること、その他の敷金及び保証金については重要性が乏しいことから、注記を省略しております。 前連結会計年度(2023年9月30日) 連結貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)投資有価証券 その他有価証券62,22562,225- (注)市場価格のない株式等は上表には含めておりません。 当該金融商品の連結貸借対照表計上額は、次の通りであります。 区分前連結会計年度(千円)非上場株式262,145 当連結会計年度(2024年9月30日) 連結貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)投資有価証券 その他有価証券60,73560,735- (注)市場価格のない株式等は上表には含めておりません。 当該金融商品の連結貸借対照表計上額は、次の通りであります。 区分当連結会計年度(千円)非上場株式108,591 3.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額前連結会計年度(2023年9月30日) 1年以内(千円)1年超5年以内(千円)5年超10年以内(千円)10年超(千円)預金3,513,988---受取手形3,862---売掛金1,385,239---投資有価証券 その他有価証券のうち満期があるもの(社債)----合計4,903,090--- 当連結会計年度(2024年9月30日) 1年以内(千円)1年超5年以内(千円)5年超10年以内(千円)10年超(千円)預金5,703,826---受取手形2,461---売掛金1,540,922---投資有価証券 その他有価証券のうち満期があるもの(社債)----合計7,247,210--- (注)敷金及び保証金は、償還期日を把握することができないため上表に含めておりません。 4 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。 レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における調整されていない相場価格により算定した時価レベル2の時価:観察可能な時価算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。 (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品前連結会計年度(2023年9月30日) 区分時価(千円)レベル1レベル2レベル3合計投資有価証券 その他有価証券 株式61,528--61,528その他-697-697資産計61,528697-62,225 当連結会計年度(2024年9月30日) 区分時価(千円)レベル1レベル2レベル3合計投資有価証券 その他有価証券 株式60,047--60,047その他-687-687資産計60,047687-60,735 (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品該当事項はありません。 (注) 時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明投資有価証券上場株式は相場価格を用いて評価しております。 上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。 投資信託は、公表されている基準価格又は取引金融機関から提示された価格により評価しております。 活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。 |
有価証券関係、連結財務諸表 | (有価証券関係)1.その他有価証券前連結会計年度(2023年9月30日) 種類連結貸借対照表計上額(千円)取得原価(千円)差額(千円)連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの(1) 株式49,69730,45119,246 (2) 債券 ① 国債・地方債等---② 社債---③ その他---(3) その他---小計49,69730,45119,246連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの(1) 株式11,83014,045△2,215 (2) 債券 ① 国債・地方債等---② 社債---③ その他---(3) その他697761△64小計12,52714,806△2,279合計62,22545,25716,967 (注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額262,145千円)については、市場価格のない株式等であるため、上表には含めておりません。 当連結会計年度(2024年9月30日) 種類連結貸借対照表計上額(千円)取得原価(千円)差額(千円)連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの(1) 株式46,73827,68019,058 (2) 債券 ① 国債・地方債等---② 社債---③ その他---(3) その他---小計46,73827,68019,058連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの(1) 株式13,30916,854△3,544 (2) 債券 ① 国債・地方債等---② 社債---③ その他---(3) その他687761△73小計13,99617,615△3,618合計60,73545,29515,439 (注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額108,591千円)については、市場価格のない株式等であるため、上表には含めておりません。 2.売却したその他有価証券前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)区分売却額(千円)売却益の合計額(千円)売却損の合計額(千円)株式9814- 3.減損処理を行った有価証券前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)その他有価証券の非上場株式について20,005千円減損処理を行っております。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)その他有価証券の非上場株式について153,554千円減損処理を行っております。 なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。 また、市場価格のない株式等の減損処理にあたっては、実質価額が取得価額に比べ50%以上下落したものには、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。 |
退職給付関係、連結財務諸表 | (退職給付関係)1.採用している退職給付制度の概要当社及び連結子会社は、確定拠出年金制度を採用しております。 2.確定拠出制度当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度87,656千円、当連結会計年度94,632千円であります。 |
ストック・オプション等関係、連結財務諸表 | (ストック・オプション等関係)1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名該当事項はありません。 2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況(1) ストック・オプションの内容 第3回ストック・オプション付与対象者の区分及び人数当社取締役 5名当社従業員 45名株式の種類別のストック・オプションの数 (注)1普通株式 1,480,000株付与日2014年9月22日権利確定条件 (注)2対象勤務期間2014年9月22日~2018年11月30日権利行使期間2018年12月1日~2024年8月31日 (注) 1.株式数に換算して記載しております。 なお、2021年1月1日付で行った1株を2株とする株式分割及び、2023年1月1日付で行った1株を2株とする株式分割後の株式数に換算して記載しております。 2.権利確定条件新株予約権の割当てを受けた者は、本新株予約権の権利行使時においても、当社及び当社の子会社の取締役または使用人たる地位にあることを要する。 ただし、新株予約権の割当てを受けた者が任期満了を理由に当社の取締役を退任した場合で、当社の取締役会が特に認めて新株予約権の割当てを受けた者に書面で通知したときは、引き続き本新株予約権を退任後1年間行使することができる。 (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況当連結会計年度(2024年9月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。 ① ストック・オプションの数 第3回ストック・オプション権利確定前(株) 前連結会計年度末 -付与 -失効 -権利確定 -未確定残 -権利確定後(株) 前連結会計年度末 25,000権利確定 -権利行使 10,000失効 15,000未行使残 - (注)2021年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)、及び2023年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 ② 単価情報 第3回ストック・オプション権利行使価格(円)32行使時平均株価(円)1,075付与日における公正な評価単価(円)- (注) 2021年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)、及び2023年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法ストック・オプション付与日時点において、当社は未公開企業であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。 また、単位当たりの本源的価値を算定するための基礎となる当社株式の評価方法はディスカウント・キャッシュ・フロー方式によっております。 4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。 5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額① 当連結会計年度末における本源的価値の合計額 - 千円② 当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額 10,430千円 |
税効果会計関係、連結財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前連結会計年度(2023年9月30日) 当連結会計年度(2024年9月30日)繰延税金資産 税務上の繰越欠損金 (注)12,468千円 9,181千円未払事業税44,125 51,962 未払金(確定拠出年金等)1,271 234 資産除去債務13,288 13,178 未払賞与123,002 125,451 投資有価証券評価損56,918 103,936 関係会社株式取得関連費用8,221 8,221 株式報酬費用100,735 9,147 その他27,012 25,862 繰延税金資産小計387,044 347,175 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)- △6,967 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額△266 △18,197 評価性引当額△266 △25,164 繰延税金資産合計386,777 322,011 繰延税金負債 資産除去債務に対応する除去費用△5,500 △4,902 その他有価証券評価差額金△5,195 △4,727 繰延税金負債合計△10,696 △9,630 繰延税金資産の純額376,081 312,381 (注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額前連結会計年度(2023年9月30日) 1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超合計税務上の繰越欠損金(a)-----12,46812,468千円評価性引当額------- 繰延税金資産-----12,46812,468 (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 (b) 税務上の繰越欠損金12,468千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産12,468千円を計上しております。 当該税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込み等により、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。 当連結会計年度(2024年9月30日) 1年以内1年超2年以内2年超3年以内3年超4年以内4年超5年以内5年超合計税務上の繰越欠損金(a)----1,7227,4599,181千円評価性引当額-----△6,967△6,967 繰延税金資産----1,7224912,213 (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 (b) 税務上の繰越欠損金9,181千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産2,213千円を計上しております。 当該税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込み等により、回収可能と判断した部分については評価性引当額を認識しておりません。 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 前連結会計年度及び当連結会計年度は法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が、法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。 |
資産除去債務関係、連結財務諸表 | (資産除去債務関係)資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているものイ 当該資産除去債務の概要当社は、建物所有者との間で不動産賃借契約を締結しており、賃借期間終了時の原状回復義務に関して資産除去債務を計上しております。 ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法資産除去債務の見積りにあたり、使用見込期間は主として10年、割引率は0~0.972%を採用しております。 ハ 当該資産除去債務の総額の増減 前連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)期首残高42,820千円43,397千円有形固定資産の取得に伴う増加額1,051 2,077 見積りの変更による増加額7,098 - 時の経過による調整額64 51 資産除去債務の履行による減少額△7,636 △2,488 期末残高43,397 43,037 ニ 当該資産除去債務の金額の見積りの変更 前連結会計年度において、一部オフィスの移転を決定したため、原状回復費用について見積りの変更を行いました。 これに伴う資産除去債務の増加額は7,098千円であります。 |
収益認識関係、連結財務諸表 | (収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)(単位:千円)講師派遣研修5,275,059公開講座2,617,779ITサービス1,304,087映像・eラン制作844,866コンサルティング136,258Webマーケティング219,109その他386,534顧客との契約から生じる収益10,783,695外部顧客への売上高10,783,695 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)(単位:千円)講師派遣研修5,884,813公開講座3,060,065ITサービス1,822,044映像・eラン制作996,130コンサルティング195,604Webマーケティング177,945その他338,057顧客との契約から生じる収益12,474,662外部顧客への売上高12,474,662 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載の通りです。 3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報(1) 契約負債の残高等前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) (単位:千円) 期首残高期末残高顧客との契約から生じた債権1,188,7171,389,101契約負債730,681850,350 契約負債は主に「人財育成スマートパック」のポイント購入により顧客から受け取った前受金であります。 契約負債は収益の認識に伴い取り崩しております。 当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、696,365千円であります。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 期首残高期末残高顧客との契約から生じた債権1,389,1011,543,383契約負債850,350948,134 契約負債は主に「人財育成スマートパック」のポイント購入により顧客から受け取った前受金であります。 契約負債は収益の認識に伴い取り崩しております。 当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、818,948千円であります。 (2) 残存履行義務に配分した取引価格当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年以内であるため、実務上の便法を適用し、注記の対象に含めておりません。 |
セグメント情報等、連結財務諸表 | (セグメント情報等)【セグメント情報】 当社グループの事業は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報当社グループの事業は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報当社グループの事業は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、該当事項はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)のれんの償却額は14,698千円、未償却残高は21,420千円であります。 当社グループの事業は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報は記載しておりません。 当連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)のれんの償却額は7,789千円、未償却残高は13,631千円であります。 当社グループの事業は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報は記載しておりません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
製品及びサービスごとの情報 | 1.製品及びサービスごとの情報当社グループの事業は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 |
売上高、地域ごとの情報 | (1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 |
有形固定資産、地域ごとの情報 | (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 |
主要な顧客ごとの情報 | 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、該当事項はありません。 |
報告セグメントごとの負ののれん発生益を認識する要因となった事象の概要 | 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
関連当事者情報、連結財務諸表 | 【関連当事者情報】 関連当事者との取引該当事項はありません。 |
1株当たり情報、連結財務諸表 | (1株当たり情報) 前連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)1株当たり純資産額94.19円118.41円1株当たり当期純利益31.79円39.98円潜在株式調整後1株当たり当期純利益31.78円-円 (注)1.当社は、2023年1月1日付で普通株式1株につき2株に分割する株式分割を行っております。 上記では、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。 2.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下の通りであります。 前連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)1株当たり当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益(千円)2,676,4033,355,877普通株主に帰属しない金額(千円)--普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)2,676,4033,355,877期中平均株式数(株)84,191,43183,938,783 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円)--普通株式増加数(株)24,398-(うち新株予約権(株))(24,398)(-)希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要―― |
重要な後発事象、連結財務諸表 | (重要な後発事象)該当事項はありません。 |
社債明細表、連結財務諸表 | 【社債明細表】 該当事項はありません。 |
借入金等明細表、連結財務諸表 | 【借入金等明細表】 該当事項はありません。 |
資産除去債務明細表、連結財務諸表 | 【資産除去債務明細表】 本明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、記載を省略しております。 |
その他、連結財務諸表等 | (2) 【その他】 当連結会計年度における四半期情報等 (累計期間)第1四半期第2四半期第3四半期当連結会計年度売上高(千円)2,870,3806,018,5199,174,50512,474,662税金等調整前四半期(当期)純利益金額(千円)1,061,9802,403,9293,390,8204,787,343親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益金額(千円)726,7531,752,2682,429,5593,355,8771株当たり四半期(当期)純利益金額(円)8.6420.8728.9439.98 (会計期間)第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期1株当たり四半期純利益金額(円)8.6412.238.0711.04 |
貸借対照表 | ① 【貸借対照表】 (単位:千円) 前事業年度(2023年9月30日)当事業年度(2024年9月30日)資産の部 流動資産 現金及び預金2,708,1974,326,295 受取手形-2,461 売掛金※ 1,247,653※ 1,334,851 商品5,04513,098 仕掛品41,29235,070 短期貸付金-1,130 未収入金※ 41,840※ 66,682 前払費用127,55660,573 その他13,05213,785 貸倒引当金△707△151 流動資産合計4,183,9305,853,798 固定資産 有形固定資産 建物1,823,5151,842,197 減価償却累計額△182,686△265,014 建物(純額)1,640,8281,577,183 工具、器具及び備品80,19686,425 減価償却累計額△55,881△46,360 工具、器具及び備品(純額)24,31540,065 土地1,734,1921,974,413 有形固定資産合計3,399,3363,591,662 無形固定資産 借地権769,778769,778 ソフトウエア145,294147,025 その他00 無形固定資産合計915,073916,804 投資その他の資産 投資有価証券324,370169,326 関係会社株式363,510463,510 長期前払費用15,44119,500 敷金及び保証金588,275719,967 繰延税金資産337,056290,156 その他784784 投資その他の資産合計1,629,4381,663,246 固定資産合計5,943,8496,171,712 資産合計10,127,77912,025,511 (単位:千円) 前事業年度(2023年9月30日)当事業年度(2024年9月30日)負債の部 流動負債 買掛金175,063184,639 未払金※ 681,769※ 663,683 未払法人税等712,905785,126 未払消費税等193,145252,525 前受金839,934938,064 預り金86,37467,624 関係会社預り金300,000300,000 その他22,37222,371 流動負債合計3,011,5663,214,034 固定負債 資産除去債務43,39743,037 固定負債合計43,39743,037 負債合計3,054,9633,257,072純資産の部 株主資本 資本金800,623800,623 資本剰余金 資本準備金641,793641,793 その他資本剰余金251,278262,782 資本剰余金合計893,072904,576 利益剰余金 利益準備金10,58410,584 その他利益剰余金 繰越利益剰余金5,799,1637,750,242 利益剰余金合計5,809,7487,760,827 自己株式△442,399△708,300 株主資本合計7,061,0438,757,726 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金11,77210,712 評価・換算差額等合計11,77210,712 純資産合計7,072,8158,768,438負債純資産合計10,127,77912,025,511 |
損益計算書 | ② 【損益計算書】 (単位:千円) 前事業年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)当事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)売上高※1 10,219,150※1 11,644,147売上原価※1 2,943,026※1 3,043,046売上総利益7,276,1238,601,100販売費及び一般管理費※1,※2 3,708,824※1,※2 4,176,389営業利益3,567,2984,424,711営業外収益 受取利息27283 受取配当金523713 雇用調整助成金2,0671,449 基地局設置収入2,0082,008 為替差益226- 保険解約返戻金-1,447 その他400354 営業外収益合計5,2536,256営業外費用 支払利息※1 465※1 46 為替差損-24 株式報酬費用消滅損7,9882,061 自己株式取得費用-899 その他84189 営業外費用合計8,5383,222経常利益3,564,0144,427,745特別損失 固定資産除却損-32 投資有価証券評価損20,005153,554 特別損失合計20,005153,586税引前当期純利益3,544,0084,274,159法人税、住民税及び事業税1,178,1571,181,269法人税等調整額△52,57047,367法人税等合計1,125,5861,228,637当期純利益2,418,4213,045,521 |
株主資本等変動計算書 | ③ 【株主資本等変動計算書】 前事業年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益準備金その他利益剰余金利益剰余金合計繰越利益剰余金当期首残高800,623641,793232,886874,68010,5844,285,8304,296,415当期変動額 剰余金の配当 △905,088△905,088当期純利益 2,418,4212,418,421自己株式の取得 自己株式の処分 18,39118,391 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--18,39118,391-1,513,3321,513,332当期末残高800,623641,793251,278893,07210,5845,799,1635,809,748 株主資本評価・換算差額等純資産合計自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金評価・換算差額等合計当期首残高△449,7515,521,9674,7674,7675,526,734当期変動額 剰余金の配当 △905,088 △905,088当期純利益 2,418,421 2,418,421自己株式の取得△400△400 △400自己株式の処分7,75226,144 26,144株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 7,0047,0047,004当期変動額合計7,3511,539,0767,0047,0041,546,081当期末残高△442,3997,061,04311,77211,7727,072,815 当事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金利益剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益準備金その他利益剰余金利益剰余金合計繰越利益剰余金当期首残高800,623641,793251,278893,07210,5845,799,1635,809,748当期変動額 剰余金の配当 △1,094,442△1,094,442当期純利益 3,045,5213,045,521自己株式の取得 自己株式の処分 11,50411,504 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--11,50411,504-1,951,0791,951,079当期末残高800,623641,793262,782904,57610,5847,750,2427,760,827 株主資本評価・換算差額等純資産合計自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金評価・換算差額等合計当期首残高△442,3997,061,04311,77211,7727,072,815当期変動額 剰余金の配当 △1,094,442 △1,094,442当期純利益 3,045,521 3,045,521自己株式の取得△299,952△299,952 △299,952自己株式の処分34,05245,556 45,556株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △1,059△1,059△1,059当期変動額合計△265,9001,696,683△1,059△1,0591,695,623当期末残高△708,3008,757,72610,71210,7128,768,438 |
重要な会計方針、財務諸表 | (重要な会計方針)1.資産の評価基準及び評価方法(1) 有価証券の評価基準及び評価方法① 子会社株式及び関連会社株式移動平均法による原価法を採用しております。 ② その他有価証券イ 市場価格のない株式等以外のもの時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。 ロ 市場価格のない株式等移動平均法による原価法を採用しております。 (2) 棚卸資産の評価基準及び評価方法① 商品移動平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 ② 仕掛品個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。 2.固定資産の減価償却の方法(1) 有形固定資産定率法(ただし2016年4月1日以降に取得した建物附属設備は定額法)を採用しております。 なお、主な耐用年数は次の通りであります。 建物 8~50年工具、器具及び備品 3~15年 (2) 無形固定資産定額法を採用しております。 なお、償却年数は次の通りであります。 自社利用のソフトウエア 3~5年(社内における利用可能期間) 3.引当金の計上基準貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 4.重要な収益及び費用の計上基準当社は教育サービス事業の単一セグメントでありますが、顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りです。 イ.講師派遣型研修事業講師派遣型研修事業においては、主に講師を顧客施設又は貸会議室等に派遣する研修サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客にサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ロ.公開講座事業公開講座事業においては、当社セミナールームにおいて受講者が1名から参加できる研修サービスを提供しております。 当該履行義務は顧客にサービスを提供した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ハ.ITサービス事業ITサービス事業においては、主にLMS「Leaf」を提供しております。 当該履行義務はカスタマイズについては顧客への納品及び顧客による検収が完了した時、月額利用については月毎のサービス提供時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ニ.映像・eラン制作事業映像・eラン制作事業においては、主に「動画百貨店」において制作動画を販売しております。 当該履行義務は顧客に商品の納品をした時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 ホ.コンサルティング事業コンサルティング事業においては、主に従業員の能力の見える化をする「アセスメント」等のサービスを提供しております。 当該履行義務は顧客へ商品又はサービスを納品した時点で充足されると判断し、収益を認識しております。 これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、概ね1年以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。 5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項退職給付に係る会計処理の方法当社は、確定拠出年金制度を採用しております。 |
重要な会計上の見積り、財務諸表 | (重要な会計上の見積り)前事業年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)非上場株式等の評価1.当事業年度の財務諸表に計上した金額(1)投資有価証券のうち、非上場株式等 262,145千円(2)投資有価証券評価損 20,005千円2.識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報(1)算出方法非上場株式等の評価において、投資先の財政状態が悪化し、株式の実質価額が著しく下落した場合には、取得価額を実質価額まで減額しております。 また、投資先の超過収益力を反映した価額で取得した株式については、取得時に把握した超過収益力が引き続き存続する場合に、投資先の純資産持分相当額に超過収益力を加味して株式の実質価額を算定しております。 (2)主要な仮定当社は、取得時に把握した超過収益力が決算日に存続しているかを評価する際には、取得時の投資先の事業計画が引き続き実現可能な計画であることを検討しております。 当該事業計画の主要な仮定として売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率が考慮されております。 (3)翌事業年度の財務諸表に与える影響主要な仮定である将来の売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率は、見積りの不確実性が高く、当該主要な仮定が変動することに伴い、投資先の実績が事業計画を下回った場合には、超過収益力等の評価に影響を及ぼし投資有価証券評価損を計上する可能性があります。 当事業年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)非上場株式等の評価1.当事業年度の財務諸表に計上した金額(1)投資有価証券のうち、非上場株式等 108,591千円(2)投資有価証券評価損 153,554千円2.識別した項目に係る会計上の見積りの内容に関する情報(1)算出方法非上場株式等の評価において、投資先の財政状態が悪化し、株式の実質価額が著しく下落した場合には、取得価額を実質価額まで減額しております。 また、投資先の超過収益力を反映した価額で取得した株式については、取得時に把握した超過収益力が引き続き存続する場合に、投資先の純資産持分相当額に超過収益力を加味して株式の実質価額を算定しております。 (2)主要な仮定当社は、取得時に把握した超過収益力が決算日に存続しているかを評価する際には、取得時の投資先の事業計画が引き続き実現可能な計画であることを検討しております。 当該事業計画の主要な仮定として売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率が考慮されております。 (3)翌事業年度の財務諸表に与える影響主要な仮定である将来の売上高及び営業利益の金額並びに売上成長率は、見積りの不確実性が高く、当該主要な仮定が変動することに伴い、投資先の実績が事業計画を下回った場合には、超過収益力等の評価に影響を及ぼし投資有価証券評価損を計上する可能性があります。 |
関係会社に関する資産・負債の注記 | ※ 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く) 前事業年度(2023年9月30日)当事業年度(2024年9月30日)短期金銭債権38,596千円63,351千円短期金銭債務127,521 129,709 |
関係会社との営業取引による取引高の総額及び営業取引以外の取引による取引高の総額の注記 | ※1 関係会社との取引高 前事業年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日)当事業年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)営業取引による取引高 売上高42,719千円52,244千円仕入高984,908 925,154 販売費及び一般管理費89,142 430,608 営業取引以外の取引による取引高 営業外費用4千円46千円 |
有価証券関係、財務諸表 | (有価証券関係)前事業年度(2023年9月30日)子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額は関係会社株式363,510千円)は、市場価格のない株式等のため記載しておりません。 当事業年度(2024年9月30日)子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額は関係会社株式463,510千円)は、市場価格のない株式等のため記載しておりません。 |
税効果会計関係、財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前事業年度(2023年9月30日) 当事業年度(2024年9月30日)繰延税金資産 未払事業税38,136千円 40,395千円未払金(確定拠出年金移行分)1,065 - 資産除去債務13,288 13,178 未払賞与102,843 93,778 未払法定福利費14,604 13,032 株式報酬費用93,436 7,969 関係会社株式評価損24,496 24,496 投資有価証券評価損56,918 103,936 その他2,963 2,999 繰延税金資産合計347,752 299,786 繰延税金負債 資産除去債務に対応する除去費用△5,500 △4,902 その他有価証券評価差額金△5,195 △4,727 繰延税金負債合計△10,696 △9,630 繰延税金資産の純額337,056 290,156 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 前事業年度 (2023年9月30日) 当事業年度 (2024年9月30日)法定実効税率法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。 30.62%(調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 0.50 住民税均等割 0.53 評価性引当額の増減 - 税額控除 △2.75 その他 △0.15 税効果会計適用後の法人税等の負担率 28.75 |
収益認識関係、財務諸表 | (収益認識関係)顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」をご参照ください。 |
重要な後発事象、財務諸表 | (重要な後発事象)該当事項はありません。 |
有形固定資産等明細表 | 【有形固定資産等明細表】 (単位:千円)区分資産の種類当期首残高当期増加額当期減少額当期償却額当期末残高減価償却累計額有形固定資産建物1,640,82821,15811684,6871,577,183265,014工具、器具及び備品24,31536,7143220,93240,06546,360土地1,734,192240,220--1,974,413-建設仮勘定-238,505238,505---計3,399,336536,599238,654105,6193,591,662311,374無形固定資産借地権769,778---769,778-ソフトウエア145,29463,199-61,469147,025-その他062,19662,196-0-計915,073125,39562,19661,469916,804- (注) 当期増加額のうち主なものは次の通りであります。 土地 宇都宮土地238,505千円 |
引当金明細表 | 【引当金明細表】 (単位:千円)科目当期首残高当期増加額当期減少額当期末残高貸倒引当金707151707151 |
主な資産及び負債の内容 | (2) 【主な資産及び負債の内容】 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。 |
その他、財務諸表等 | (3) 【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の株式事務の概要 | 第6 【提出会社の株式事務の概要】 事業年度10月1日から9月30日まで定時株主総会毎事業年度終了後3か月以内基準日9月30日剰余金の配当の基準日9月30日、3月31日1単元の株式数100株単元未満株式の買取り 取扱場所東京都府中市日鋼町一丁目1番三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部株主名簿管理人東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社取次所―買取手数料株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額公告掲載方法電子公告により行う。 ただし電子公告によることができない事故その他やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URLhttps://www.insource.co.jp/index.html株主に対する特典― (注) 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨、定款に定めております。 (1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利 (2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利(3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利 |
提出会社の親会社等の情報 | 1 【提出会社の親会社等の情報】 当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。 |
その他の参考情報 | 2 【その他の参考情報】 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。 (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書事業年度(第21期)(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)2023年12月18日関東財務局長に提出。 (2) 内部統制報告書及びその添付書類2023年12月18日関東財務局長に提出。 (3) 四半期報告書及び確認書(第22期第1四半期)(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)2024年2月14日関東財務局長に提出。 (第22期第2四半期)(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)2024年5月14日関東財務局長に提出。 (4) 自己株券買付状況報告書 2024年1月5日関東財務局に提出。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | (1) 連結経営指標等 回次第18期第19期第20期第21期第22期決算年月2020年9月2021年9月2022年9月2023年9月2024年9月売上高(千円)5,119,7777,501,1159,418,48110,783,69512,474,662経常利益(千円)795,5402,416,6383,346,3403,937,3124,940,930親会社株主に帰属する当期純利益(千円)445,4521,571,2002,233,6152,676,4033,355,877包括利益(千円)440,9261,573,8862,234,8792,683,4083,354,817純資産額(千円)2,883,2574,500,4246,125,4377,929,5009,935,479総資産額(千円)4,344,5646,766,7058,729,79010,795,23613,177,8481株当たり純資産額(円)34.4453.4672.7594.19118.411株当たり当期純利益金額(円)5.3118.7126.5331.7939.98潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)5.3018.7026.5231.78-自己資本比率(%)66.466.570.273.575.4自己資本利益率(%)14.942.642.038.137.6株価収益率(倍)141.058.249.532.625.6営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)191,9062,356,9502,544,1512,902,5774,032,447投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△624,254△1,544,804△687,153△2,304,832△447,594財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△639,930△408,168△655,065△909,954△1,394,974現金及び現金同等物の期末残高(千円)2,219,8682,624,1113,827,4993,515,5165,705,369従業員数(人)321382430443476(外、平均臨時雇用者数)(149)(145)(162)(204)(208) (注) 1.当社は、2021年1月1日付で株式1株につき2株の割合で株式分割及び2023年1月1日付で株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 第18期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。 2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第20期の期首より適用しており、第20期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 3.第22期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |
提出会社の経営指標等 | (2) 提出会社の経営指標等 回次第18期第19期第20期第21期第22期決算年月2020年9月2021年9月2022年9月2023年9月2024年9月売上高(千円)4,823,0757,114,6148,913,28210,219,15011,644,147経常利益(千円)636,7032,182,4092,973,9283,564,0144,427,745当期純利益(千円)337,9631,391,7041,998,2072,418,4213,045,521資本金(千円)800,623800,623800,623800,623800,623発行済株式総数(株)21,310,75042,621,50042,621,50085,243,00085,243,000純資産額(千円)2,699,4594,137,1295,526,7347,072,8158,768,438総資産額(千円)4,060,9156,295,0018,003,18910,127,77912,025,5111株当たり純資産額(円)32.2549.1465.6484.01104.501株当たり配当額(円)18.5015.5021.5013.0020.00(うち1株当たり中間配当額)(―)(―)(-)(-)(-)1株当たり当期純利益金額(円)4.0316.5823.7328.7336.28潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)4.0216.5723.7328.72-自己資本比率(%)66.565.769.169.872.9自己資本利益率(%)11.940.741.438.438.5株価収益率(倍)185.765.755.336.028.2配当性向(%)114.946.845.345.355.1従業員数(人)294333356363376(外、平均臨時雇用者数)(136)(131)(142)(165)(133)株主総利回り(%)110.9162.6197.1158.0161.7(比較指標:配当込みTOPIX)(%)(89.9)(114.7)(106.5)(138.2)(161.2)最高株価(円)9771,3211,4961,6241,107 (3,905)(3,715)(2,992)(3,585) 最低株価(円)4018318491,003700 (1,604)(2,723)(1,697)(2,636) (注) 1.当社は、2021年1月1日付で株式1株につき2株の割合で株式分割及び2023年1月1日付で株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 第18期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。 2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第20期の期首より適用しており、第20期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 3.第18期、第19期、第20期、第21期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。 4.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。 なお、2022年4月4日以降の最高株価及び最低株価は、東京証券取引所(プライム市場)におけるものであります。 5.第22期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額は、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 |