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提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-09-30 |
英訳名、表紙 | Scigineer Inc. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長CEO 山﨑 徳之 |
本店の所在の場所、表紙 | 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 050-5840-3147 |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2 【沿革】 年月概要2005年8月サイジニア有限会社を北海道江別市に設立2007年3月東京都品川区に本社移転2007年4月サイジニア株式会社へ組織変更2014年12月東京証券取引所マザーズに上場2015年4月東京都港区に本社移転2020年1月EC商品検索やレビュー機能を開発・販売するZETA株式会社と資本業務提携2020年3月デクワス株式会社を子会社化(現 連結子会社)2021年7月ZETA株式会社を株式交換により完全子会社化(現 連結子会社)2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行2023年2月株式会社サイジニアアドバンスド研究所を設立(現 連結子会社)2023年7月デクワス株式会社のネット広告サービス事業を譲渡2023年7月東京都世田谷区に本社移転(本店の移転は2023年9月) |
事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社で構成され、「パーソナライズ」という切り口で、人工知能技術及びビッグデータ解析技術を活用し、顧客におけるマーケティング活動を支援する事業(以下「デジタルマーケティングソリューション事業」という。 )を行っております。 なお、「パーソナライズ」とは、一般的に、消費者全員に同じサービスやコンテンツを提供するのではなく、一人ひとりの属性や購買・行動履歴に基づいて最適化されたものを提供する手法のことです。 当社グループの事業は、「デジタルマーケティングソリューション事業」であり、単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ■CX改善サービス 「CX改善サービス」は、主に「ZETA CX」各種ソリューション、「デクワス.RECO」、「デクワス.VISION」及び「デクワス.MYBUSINESS」のサービスから構成されます。 1.「ZETA CX」各種ソリューション「ZETA CX」ソリューションとは、ECサイト内検索において商品検索エンジンの機能向上によりユーザーへの購買体験を高め、コンバージョンアップへ繋げるソリューション提供を行うサービスです。 製品としてはECサイト商品検索エンジン「ZETA SEARCH」、複数項目の点数評価やフリーコメント機能を搭載したレビューエンジン「ZETA VOICE」、顧客におけるマーケティング活動を支援するレコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」、検索クエリを活用した広告エンジン「ZETA AD」などがあります。 主な顧客は、アパレル業、小売業を中心としたECサイトの運営事業者となりますが、業界の枠を超えて顧客領域は拡大しております。 基本的な課金体系としては、ライセンス提供による固定課金とライセンス供与後の保守やホスティング契約による契約期間内の固定課金です。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 2.「デクワス.RECO」、「デクワス.VISION」「デクワス.RECO」、「デクワス.VISION」とは、パーソナライズ・エンジン「デクワス」を利用して、顧客が運営するECサイト等のWebサイトにおいて、当該サイトのユーザーに対して、ユーザー一人ひとりの属性や購買・行動履歴に基づいて最適化された情報を表示し、ユーザーに思いがけない掘り出し物に“出くわす”体験を提供し、興味・購買意欲を高めることを可能にするサービスです。 主な顧客は、大量の商品情報や物件情報を保有しているECサイト運営事業者です。 基本的な課金体系としては、初期費用に加えて、従量型の課金方式と成果報酬型の課金方式があります。 3.「デクワス.MYBUSINESS」「デクワス.MYBUSINESS」は、「デジタルナレッジマネジメント」(以下「DKM」という。 )サービスから構成されます。 現在、人工知能が活用される領域が日に日に拡大されています。 人工知能がより的確に動作するには、計算ロジック(アルゴリズム)の進化と、正確で豊富なデータの提供が必要になります。 「デジタルナレッジマネジメントサービス」は、企業が第三者の情報プラットフォーム(注1)に対して、自社の企業情報を正確に管理、最適化してパブリッシャー(注2)へ発信することを可能にするサービスです。 更に、「システム・インテグレーション」によるマネジメントソリューションを組み合わせることにより、独自の機能を追加することも可能です。 顧客は、多数の店舗を展開している大企業から、個人経営の飲食店などを含むSMB(中小規模ビジネス事業者)を対象にしています。 基本的な課金体系としては、固定課金方式です。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 注1.プラットフォームパブリッシャーに対して情報の入出力を実現するサービス基盤、及びそれを提供する企業を総称するものです。 注2.パブリッシャー検索サイトやSNS、その他情報メディアなど、広く情報の投稿や情報発信を行うサービスを総称するものです。 |
関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有・被所有割合(%)関係内容(連結子会社) ZETA株式会社 (注)1,2東京都世田谷区100検索エンジン提供等100.0業務委託資金の借入役員の兼任7名デクワス株式会社 (注)1,3東京都世田谷区10DSP事業等100.0資金の貸付役員の兼任1名株式会社サイジニアアドバンスド研究所東京都世田谷区5技術の研究等100.0役員の兼任1名 (その他の関係会社) 合同会社アイ・アセットマネジメント東京都港区0投資育成業20.9― (注) 1.ZETA株式会社、デクワス株式会社は特定子会社に該当します。 2.ZETA株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等ZETA株式会社① 売上高1,562百万円② 経常利益660百万円③ 当期純利益475百万円④ 純資産額1,024百万円⑤ 総資産額2,220百万円 3. 債務超過会社であり、2024年6月末時点で債務超過額は74百万円であります。 |
従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況2024年6月30日現在従業員数(人)71 (注) 1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員を含んでおりません。 2.当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりません。 3.前連結会計年度末に比べ従業員数が11人減少しておりますが、主として連結子会社であるデクワス株式会社のネット広告サービス事業を譲渡したことによるものであります。 (2) 提出会社の状況2024年6月30日現在従業員数 (人)平均年齢 (歳)平均勤続年数(年)平均年間給与 (千円)342.05.16,016 (注) 1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員を含んでおりません。 2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。 3.当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント毎の記載はしておりません。 (3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、国内のデジタルマーケティングソリューション領域で No.1 を目指し、企業と消費者のエンゲージメントを高めて幸福な購買体験を実現するための取り組みを進めております。 この方針のもと、「株主」「顧客」「社員」等全てのステークホルダーの視点に立った経営を行い、当社グループの企業価値の最大化を目指しております。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、適時・適確な判断による事業展開を可能にするため、目標とする経営指標は特に設けておりません。 しかしながら、当社グループは、業容を拡大し、経営基盤を安定化させるため、収益率の向上を経営課題と認識しております。 (3) 経営環境デジタルマーケティング市場で国内№1を目指す当社グループは、2023年7月1日付けで、連結子会社であるデクワス株式会社が手がけるリターゲティング広告事業を売却し、同じく連結子会社であるZETA株式会社が手がけるCX改善サービス「ZETA CXシリーズ」の開発・販売に注力してきました。 主にハイエンドのEC事業者に向けて、新規クライアントの開拓、及び既存クライアントへのクロスセル・アップセルが順調に推移し、またZETA CXシリーズの製品間のシナジー効果の上昇などもあり、ZETA CXシリーズの収益が引き続き向上しています。 国内のEC市場は引き続き二桁成長を続けていることもあり、そうした対象マーケットの成長も追い風となり、当連結会計年度における売上高は1,739,748千円(対前年比28.6%減)、営業利益498,583千円(対前年比30.9%増)、経常利益484,924千円(対前年比28.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益312,357千円(対前年比19.9%増)となりました。 売上の減少については、前述いたしましたリターゲティング広告事業の売却の影響によるものです。 利益及び利益率が改善していることもあり、事業構造の転換は順調に進んだと考えております。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 (4) 中長期的な会社の経営戦略当社グループは、引き続き高い成長率を維持するため、構造改革を進めています。 具体的には、当社、デクワス株式会社、ZETA株式会社の合併、また合併後の商号をZETA株式会社へと変更、そして決算期を12月に変更する予定です。 このため、第20期は2024年7月1日から2024年12月31日までの短縮決算となります。 ここには、2024年10月1日に合併する予定のZETA株式会社の決算が7ヶ月間連結されています。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループが、今後も持続的に成長して企業価値を高めるために対処すべき課題として認識している事項は、以下の通りであります。 ① サービスに関する課題a. 適切な事業領域の選択当社グループが、今後も持続的に成長して企業価値を高めるために対処すべき課題として認識している事項は、以下のとおりであります。 b. データの管理と活用当社グループは、膨大な行動履歴を集め、それを集合知やUGCとして活用をしております。 ZETAの検索、クチコミ、ハッシュタグ、リテールメディア広告などはそうした膨大な行動履歴を活かすことで事業成長へとつなげております。 今後より一層の需要が見込まれるこれらの有用なデータをどう管理し、またどのようなテクノロジーを活用して有用な推論を行い、企業のサービスの向上に貢献できるかが重要となってくると考えております。 c. 検索履歴やレビューデータの活用に関する投資ECサイト等ではユーザーによるクチコミやスタッフの投稿などのUGCの活用が加速するとともに、単なる購買の場だけでなくメディアとしての役割が高まりつつあり、こうしたUGCデータを集合知として活用していくことは、今後のECサイト等におけるCX向上にとっては必須と考えられております。 ② 組織能力等に関する課題a. マーケティングデジタルマーケティングソリューションを提供していく上で、重要となるのが当社グループ自体のマーケティングです。 当社グループ自体のマーケティングを積極的に行うことで収益力を向上させ、それによって得られた超過収益をさらに投資していくことで、正の事業成長のスパイラルを獲得することが、より良いサービス・ソリューションの提供を行う上でも必要不可欠です。 b. 優秀な人材の確保適切な事業領域の選択、競争力の高い製品・サービスの開発・提供、効率の良いマーケティングの実践等を行う上では、優秀な人材を確保し続けることは最重要な経営課題の一つです。 当社の企業風土を固定せず、当社グループにおける社員全員の価値を最大化できるような企業へと、経営陣も含めた企業文化の最適化を追求しつづけ、常により良い組織へと変貌をし続けることが、変化の激しいデジタルマーケティング事業領域においては重要であると考えます。 人材採用においては、採用時点のスキルだけではなく将来獲得すると思われるスキルを重視し、当社グループ全体における教育・育成の質を向上していく予定です。 c. 経営管理体制の構築当社グループが継続的に成長をコントロールし、クライアントに対して安定してサービスを提供し続けていくために、構造改革を進めています。 具体的には、当社、デクワス、ZETAの合併、また合併後の商号をZETA株式会社へと変更、そして決算期を12月に変更する予定です。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、デジタルマーケティングソリューション事業を通じて、企業と消費者の幸福な購買体験の実現に向けて、サステナビリティを巡る課題に対応するための各種取組みを実施しております。 (1)ガバナンス当社グループは、監査役会設置会社であり、会社の機関として株主総会、取締役会、監査役会、会計監査人を設置しております。 取締役会の経営監督機能の客観性及び中立性を高めるために、一般株主と利益相反のおそれのない独立社外取締役を1また監査役は、内部監査室と必要に応じ随時、情報・意見交換を行うことにより相互連携を図っており、会計監査人及び取締役と定期的な意見交換を実施し、適切、適正な監査を行うことでコーポレート・ガバナンスの充実を推進しております。 その他にも、法令違反・不正行為・ハラスメント行為に対して、当社グループに従事する役員及び従業員が通報できるグループ内部通報窓口を設置しており、通報窓口は社内「コンプライアンス委員会事務局」、「常勤監査役」及び社外「外部の法律事務所の弁護士」としております。 通報手段は、「電話」「電子メール」「チャット」「FAX」「郵便」「面談」の複数を設けることで利便性を確保し、また通報者保護も周知しております。 なお、内部通報については、定期的に取締役会に報告し、取り組みのモニタリングを行っております。 (2)戦略当社グループは、事業領域の選択や製品・サービスの開発・提供、マーケティングの実践などにおいて、優秀な人材の確保と育成が重要であると考えております。 そのため、新卒採用、中途採用を問わず、積極的に採用活動を展開しております。 また、当社グループに共通かつ公平な人事評価制度を構築し、業績や貢献度に応じた評価を行っております。 人材育成に関しては、基本オペレーションの教育を丁寧に行い、少人数のユニット制度でグループ間連携を促進し、課題解決や事業推進を効率的に進めるように取り組んでおります。 さらに、英語教育や各職種の専門知識習得のための研修などを通じて、人材の多様性とスキルアップを図っております。 (3)リスク管理当社グループは、リスク管理を経営上の重要な活動と認識しており、各種のリスクに対応すべく、コンプライアンス規程、リスク管理規程を定めるとともに、その適正な運用に努めております。 詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。 (4)指標及び目標当社グループは、上記「(2)戦略」に記載のとおり、新卒採用者、中途採用者の積極採用や人事評価制度の統一等の取り組みを進めておりますが、現時点で具体的な指標は設定しておりません。 今後、取締役会において人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の策定に向けた議論を行い、指標及び目標の開示を検討してまいります。 |
戦略 | (2)戦略当社グループは、事業領域の選択や製品・サービスの開発・提供、マーケティングの実践などにおいて、優秀な人材の確保と育成が重要であると考えております。 そのため、新卒採用、中途採用を問わず、積極的に採用活動を展開しております。 また、当社グループに共通かつ公平な人事評価制度を構築し、業績や貢献度に応じた評価を行っております。 人材育成に関しては、基本オペレーションの教育を丁寧に行い、少人数のユニット制度でグループ間連携を促進し、課題解決や事業推進を効率的に進めるように取り組んでおります。 さらに、英語教育や各職種の専門知識習得のための研修などを通じて、人材の多様性とスキルアップを図っております。 |
指標及び目標 | (4)指標及び目標当社グループは、上記「(2)戦略」に記載のとおり、新卒採用者、中途採用者の積極採用や人事評価制度の統一等の取り組みを進めておりますが、現時点で具体的な指標は設定しておりません。 今後、取締役会において人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の策定に向けた議論を行い、指標及び目標の開示を検討してまいります。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | 当社グループは、事業領域の選択や製品・サービスの開発・提供、マーケティングの実践などにおいて、優秀な人材の確保と育成が重要であると考えております。 そのため、新卒採用、中途採用を問わず、積極的に採用活動を展開しております。 また、当社グループに共通かつ公平な人事評価制度を構築し、業績や貢献度に応じた評価を行っております。 人材育成に関しては、基本オペレーションの教育を丁寧に行い、少人数のユニット制度でグループ間連携を促進し、課題解決や事業推進を効率的に進めるように取り組んでおります。 さらに、英語教育や各職種の専門知識習得のための研修などを通じて、人材の多様性とスキルアップを図っております。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | 当社グループは、上記「(2)戦略」に記載のとおり、新卒採用者、中途採用者の積極採用や人事評価制度の統一等の取り組みを進めておりますが、現時点で具体的な指標は設定しておりません。 今後、取締役会において人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の策定に向けた議論を行い、指標及び目標の開示を検討してまいります。 |
事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を与える可能性のあるリスク要因には、以下のようなものがあります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えられます。 なお、文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、本書提出日時点において、当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に係るリスクについて① EC市場について近年、非接触型ソリューション需要の高まりにより当社が関連する国内BtoCのEC市場は拡大傾向にあり、「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、令和5年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は24.8兆円(前年22.7兆円、前々年20.7兆円、前年比9.23%増)に拡大、令和5年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は465.2兆円(前年420.2兆円、前々年372.7兆円、前年比10.7%増)に増加しております。 しかしながら、インターネットの普及に伴う環境整備やその利用に関する新たな規制の導入、技術革新、その他予期せぬ要因等により、EC市場における業界環境が変化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② アドテクノロジー業界についてインターネット広告市場では、広告の表示方法や販売手法など広告の効果を向上させるための様々な取組みや技術の導入が行われております。 当社グループでは今後成長が期待できるリテールメディアにおけるリスティング広告に取り組みを始めております。 インターネット広告は変化のスピードが早いため、今後新たに有望な広告の市場及びテクノロジーが登場した場合には、そうした変化に対応が必要となる可能性があります。 ③ 業界における技術革新についてインターネット関連分野における技術革新は著しく進展しております。 インターネットを利用して事業を運営している会社は、常に業界動向、技術革新、顧客ニーズの変化等に即座に対応する必要があります。 技術革新によるスマートフォンやタブレットの急速な普及のようにユーザーの利用環境が変化することも予想され、当社グループがこのような環境変化への対応に時間を要した場合には、競争力の低下を招き、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法的規制について現時点において、当社グループの提供するサービスに関連して、事業継続に重要な影響を及ぼす法的規制はないものと認識しております。 しかし、インターネットの利用者及び事業者を規制対象とする法令、行政指導、その他の規制等が制定された場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 競合サービスについて当社グループは、国内BtoCのEC市場を主たる事業領域としておりますが、当該分野においては、多くの企業が事業展開していることもあり、競合サービスが増加する可能性があります。 今後、十分な差別化や機能向上等が行えなかった場合や、新規参入等により競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業運営体制に係るリスクについて① 特定人物への依存及び人材確保に係るリスクについて当社グループでは、事業拡大に伴って優秀な人材の確保とその育成が重要な課題となっており、人材採用と人材育成に関する各種施策を継続的に講じております。 しかしながら、十分な人材確保が困難になった場合や、人材が外部に流出した場合には、当社グループの業務に支障をきたすおそれがあります。 また当社グループでは、代表取締役を含む役員、幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している従業員が、各部門の経営、業務執行について重要な役割を果たしており、特定の分野についてはこれらの人物のノウハウに依存している面があります。 このため当社グループでは、特定の人物に過度に依存しない体制を構築すべく経営組織及び技術スタッフの強化を図っておりますが、これらの役職員が何らかの理由で退任、退職し、後任者の採用が困難になった場合には、当社グループの事業戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 内部管理体制について当社グループは、今後の事業展開や成長を支えるためにも内部管理体制のより一層の充実を図っていく予定であります。 今後、事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制も充実・強化させていく方針ではありますが、事業の拡大及び人員の増加に適時適切に組織的な対応ができなかった場合、当社グループの事業展開や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ オペレーションリスクについて当社グループの各サービスでは、顧客企業の商品マスタや物件情報等を日々取り扱っており、煩雑で件数も膨大になります。 それに付随する、オペレーション上のミスが発生する可能性があります。 当社グループでは、ミスの軽減を図るため、システムでの管理により、業務基盤の整備を進めておりますが、事務処理における事故・不正等が起きた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティー管理について当社グループは、当社グループサービスの提供にあたり会員情報や銀行口座の情報等の個人情報を取得及び利用しておりません。 しかしながら、取引データの管理や、グループ内における顧客企業等の情報及び個人情報についてもその取扱いには細心の注意を払い、法令を遵守するほか入退室管理、ハードウェアやネットワーク管理について最大限の取組みを行っております。 しかしながら、以上のような当社グループの努力にもかかわらず、万一、外部からの不正アクセスなどにより情報の外部流出等が発生した場合には、当社グループへの損害賠償の請求や当社グループの社会的信用の失墜等によって、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 知的財産権について当社グループは、当社グループの提供するサービスの基礎をなす技術やビジネスモデルについて、特許権を出願し取得するとともに、各種の商標を登録しております。 しかし、現時点で権利取得に至っていない権利について、今後これらの権利を取得できるという確実性はありません。 一方で、当社グループの事業分野において、国内外の各種事業者等が特許その他の知的財産権を取得した場合、その内容次第では、当社グループに対する訴訟やクレーム等が発生し、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、第三者に対する知的財産権を侵害することがないように常に注意を払い事業活動を行っておりますが、当社グループの事業分野における知的財産権の現状を完全に把握することは困難であり、万一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償又は使用差止めなどの請求を受ける可能性があります。 これらの事態が発生した場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 設備及びネットワークの安定性についてインターネットは重要な社会基盤として社会全般に浸透してきており、そのネットワークは継続的に拡大を続けております。 そのため、当社グループの設備及びネットワークは24時間稼動、年中無休での運用が求められております。 当社グループは、「ZETA CX」ソリューションサービスを提供し、また成果の集計管理をシステムを通じて提供しております。 システムに支障が生じることは、サービス全般の停止を意味するため、設備及びネットワークの監視や冗長化、定期的なデータのバックアップなど、障害の発生防止に努めております。 しかしながら、地震、火事などの災害のほか、コンピュータウイルスやハッカーなどの行為、ハードウェア・ソフトウェアの不具合、人為的ミスによるもの、その他予期せぬ重大な事象の発生により、万一、当社グループの設備又はネットワークが利用できなくなった場合には、サービス停止に伴う信用の低下を引き起こし、顧客の解約はもちろん今後の新規顧客の獲得に影響が生じることが考えられ、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) その他① ストック・オプションによる株式価値の希薄化について当社は、役職員の業績向上に対する意欲や士気を高めるため、ストック・オプション制度を採用しております。 本書提出日現在、ストック・オプションによる潜在株式総数は23,560株であり、発行済株式総数の0.1%に相当しております。 これらのストック・オプションが行使された場合、新株式が発行され、株式価値が希薄化する可能性があります。 ② 税務上の繰越欠損金について当社グループには、本書提出日現在において多額の税務上の繰越欠損金が存在しております。 そのため繰越欠損金の期限が切れた場合には、課税所得の控除が受けられなくなります。 そうした場合、通常の税率に基づく法人税、住民税及び事業税が計上されることとなり、当期純利益及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ③ M&Aによる減損損失の計上について当社グループは、自社で行う新規事業の開発に加えて、M&A及び他社との業務提携を通じて、新規事業の開発・育成及び既存事業の拡大を推進しております。 新規事業を開始するにあたっては、相応の先行投資を必要としたり、当該事業に固有のリスク要因が発生する場合があります。 また、M&A及び他社との業務提携にあたっては、期待通りの効果を生まず戦略目的を達成できない場合や、実行後に未認識の債務やレピュテーションリスクが顕在化する場合があります。 さらに、景気の後退や為替の著しい変動、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等によりM&Aで取得した企業の収益性が当初計画より著しく低下した場合には、減損損失の計上が必要となる場合があります。 これらの場合には、当社グループが戦略上意図した新規事業の開発・育成及び既存事業の拡大を実現することができず、当社グループの事業活動及び業績に悪影響を与える可能性があります。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績デジタルマーケティング市場で国内№1を目指す当社グループは、2023年7月1日付けで、連結子会社であるデクワス株式会社が手がけるリターゲティング広告事業を売却し、同じく連結子会社であるZETA株式会社が手がけるCX改善サービス「ZETA CXシリーズ」の開発・販売に注力してきました。 主にハイエンドのEC事業者に向けて、新規クライアントの開拓、及び既存クライアントへのクロスセル・アップセルが順調に推移し、またZETA CXシリーズの製品間のシナジー効果の上昇などもあり、ZETA CXシリーズの収益が引き続き向上しています。 国内のEC市場は引き続き二桁成長を続けていることもあり、そうした対象マーケットの成長も追い風となり、当連結会計年度における売上高は1,739,748千円(対前年比28.6%減)、営業利益498,583千円(対前年比30.9%増)、経常利益484,924千円(対前年比28.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益312,357千円(対前年比19.9%増)となりました。 売上の減少については、前述いたしましたリターゲティング広告事業の売却の影響によるものです。 利益及び利益率が改善していることもあり、事業構造の転換は順調に進んだと考えております。 (売上高)当連結会計年度の売上高は1,739,748千円となり、前連結会計年度に比べ697,929千円減少しました。 これは主にネット広告事業の事業譲渡によるものであります。 (売上原価及び売上総利益)当連結会計年度の売上原価は352,893千円となり、前連結会計年度に比べ791,017千円減少しました。 これは主に売上高減少に伴う広告枠費や業務委託費の減少によるものであります。 この結果、売上総利益は1,386,854千円(前連結会計年度比7.2%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)当連結会計年度の販売費及び一般管理費は888,270千円となり、前連結会計年度に比べ24,712千円減少しました。 これは主に売上高減少に伴う業務委託費の減少によるものであります。 この結果、営業利益は498,583千円(前連結会計年度比30.9%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益)当連結会計年度の営業外収益は1,450千円となりました。 これは主に助成金収入によるものであります。 当連結会計年度の営業外費用は15,109千円となりました。 これは主に借入金や社債の支払利息によるものであります。 この結果、経常利益は484,924千円(前連結会計年度比28.8%増)となりました。 (特別利益、特別損失及び当期純利益)当連結会計年度は特別利益の計上はありません。 当連結会計年度の特別損失は13,854千円となりました。 これは主に構造改革費用によるものであります。 また法人税、住民税及び事業税(法人税等還付税額及び法人税等調整額を含む)は158,711千円となり、これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は312,357千円(前連結会計年度比19.9%増)となりました。 (2) 財政状態(流動資産)当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末より172,223千円増加し、2,001,138千円となりました。 その主な内訳は、主に売掛金が213,334千円増加したことによるものであります。 (固定資産)当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末より122,067千円減少し、629,657千円となりました。 その主な内訳は、主に顧客関連資産が77,000千円、差入保証金が25,241千円減少したことによるものであります。 (繰延資産)当連結会計年度末における繰延資産は、前連結会計年度末より2,207千円減少し、12,717千円となりました。 その主な内訳は、主に当社及びZETAの社債発行費の償却によるものであります。 (流動負債)当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末より37,805千円減少し、693,103千円となりました。 その主な内訳は、主に未払法人税等が38,382千円増加した一方で、買掛金が31,817千円、1年内返済予定の長期借入金が30,624千円減少したことによるものであります。 (固定負債)当連結会計年度末における固定負債は前連結会計年度末より233,159千円減少し、830,070千円となりました。 その主な内訳は、主に社債が88,000千円、長期借入金が93,532千円減少したことによるものであります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産は前連結会計年度末より318,913千円増加し、1,120,339千円となりました。 その主な内訳は、主に利益剰余金が312,357千円増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フロー当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )の期末残高は、前連結会計年度末より22,484千円減少の1,144,385千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、178,016千円(前連結会計年度は94,709千円の収入)となりました。 主な要因は、売上債権の増加額213,334千円、法人税等の支払額161,033千円があった一方で、税金等調整前当期純利益471,069千円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、11,898千円(前連結会計年度は14,871千円の支出)となりました。 主な要因は、敷金及び保証金の回収による収入25,241千円があった一方で、有形固定資産の取得による支出が19,617千円、資産除去債務の履行による支出が11,850千円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、188,661千円(前連結会計年度は662,270千円の支出)となりました。 主な要因は、社債の発行による収入197,382千円があった一方で、長期借入金の返済による支出が124,156千円、社債の償還による支出が268,000千円あったことによるものであります。 (4)資本の財源及び資金の流動性当社グループの資金需要につきましては、更なる事業拡大に向けて、集客体制の強化や商品開発のための投資を行っていく想定であります。 これらの資金需要は内部留保で補うことを原則としながら、中長期における資金需要並びに金利動向等を注視したうえで必要に応じて機動的に資金調達を行い、財務の健全性を維持する方針です。 (5) 生産、受注及び販売の状況① 生産実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ② 受注実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ③ 販売実績当連結会計年度における販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 サービス区分別前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)前年同期比(%)ネット広告サービス(千円)909,590――CX改善サービス(千円)1,520,4061,738,77714.4その他(千円)7,680970△87.4合計2,437,6771,739,748△28.6 (注)1.当社グループは、当社の連結子会社であるデクワス株式会社が、2023年7月1日をもって、株式会社ジーニーに対してネット広告サービスを事業譲渡したため、ネット広告サービスから撤退しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)金額 (千円)割合 (%)金額 (千円)割合 (%)㈱リクルート394,66416.1――富士ソフト㈱――214,46212.3 (注)1.当連結会計年度における㈱リクルートに対する販売実績は、ネット広告サービスから撤退したため、発生しておりません。 2.前連結会計年度における富士ソフト㈱に対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。 |
経営上の重要な契約等 | 5 【経営上の重要な契約等】 当社の連結子会社であるデクワス株式会社は、2023年6月26日に開催の取締役会決議に基づき、2023年7月1日をもって、株式会社ジーニーに対して、デクワスのネット広告サービス事業を譲渡いたしました。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」(企業結合等関係)をご参照ください。 当社は、2024年5月29日開催の取締役会決議に基づき、2024年9月27日開催の当社第19期定時株主総会において、2024年10月1日を効力発生日として、当社を存続会社、当社の100%子会社である、ZETA株式会社及びデクワス株式会社を消滅会社とする吸収合併を行うことを決議しました。 詳細は、「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項」(重要な後発事象)をご参照ください。 |
研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当社グループでは、設立以来、人工知能技術に関する研究を行い、その研究成果を当社グループのサービスにおいて活用・実用化してまいりましたが、同分野において更なる技術革新や新規サービスを創出するため技術の開発を進めております。 当連結会計年度における研究開発費はありません。 |
設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度において実施した設備投資等の総額は19,617千円(建設仮勘定を除く本勘定振替ベース)であり、その主な内訳は、当社グループ運営を行うためのサーバー及びPCの更新費用であります。 |
主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1) 提出会社2024年6月30日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物工具、器具及び備品リース資産建設仮勘定ソフトウエアその他合計本社(東京都世田谷区)本社事務所―990――――9903 (注) 1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員を含んでおりません。 2.本社事務所の年間賃借料は3,874千円であります。 (2) 国内子会社2024年6月30日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物工具、器具及び備品リース資産ソフトウエア合計ZETA株式会社本社事務所(東京都世田谷区)ソフトウエア、サーバー等9,33216,8009917227,19768 (注) 1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員を含んでおりません。 2.本社事務所の年間賃借料は69,187千円であります。 |
設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 19,617,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 42 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 5 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,016,000 |
Investment
株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、以下のとおり考えております。 純投資目的とは、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする場合であり、純投資目的以外とは、事業戦略上の必要性などを考慮して、中長期的な観点から当社の企業価値向上に資することを目的とする場合であります。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式を保有する場合には、取引関係の維持・発展、業務提携など事業展開等の便益、保有に伴うリスク及び当社の資本コスト等を総合的に勘案し、個別銘柄毎に取締役会等にて保有の合理性を検証しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2024年6月30日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 合同会社アイ・アセットマネジメント東京都港区六本木4丁目9番2号2,150,00020.77 株式会社レッドポイント東京都目黒区八雲3丁目6番7号960,0009.27 吉井 伸一郎東京都杉並区880,5408.50 北城 恪太郎神奈川県横浜市青葉区488,7204.72 CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC/UCITS CUSTOMERS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)1-3 PLACE VALHUBERT 75013 PARIS FRANCE(東京都 中央区日本橋三丁目11番1号)473,6004.57 森川 和之東京都世田谷区371,2003.58 株式会社SBI証券東京都港区六本木1丁目6番1号320,3113.09 清板 大亮東京都港区290,2002.80 ORSARA ELIO東京都新宿区195,3001.88 嶋崎 雄一郎神奈川県相模原市南区175,0001.69計-6,304,87160.87 (注) 1.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合は、小数点第3位以下を切り捨てて記載しております。2.上記のほか当社所有の自己株式2,523,680株があります。 |
株主数-金融機関 | 2 |
株主数-金融商品取引業者 | 19 |
株主数-外国法人等-個人 | 12 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 12 |
株主数-個人その他 | 1,880 |
株主数-その他の法人 | 22 |
株主数-計 | 1,947 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 森川 和之 |
株主総利回り | 3 |
株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(千円)当事業年度における取得自己株式7784当期間における取得自己株式―― (注) 当期間における取得自己株式には、2024年9月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。 |
Shareholders2
自己株式の取得 | -84,000 |
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -84,000 |
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式に関する事項 株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式 (株)6,392,6466,478,386-12,871,032 (変動事由の概要)普通株式の発行済株式の増加数の内訳は、以下のとおりであります。 新株予約権の行使による増加 78,672株株式分割(1:2)による増加 6,399,714株 2 自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式 (株)1,261,7631,261,917-2,523,680 (変動事由の概要)普通株式の自己株式の増加数の内訳は、以下のとおりであります。 単元未満株式の買取りによる増加 77株株式分割(1:2)による増加 1,261,840株 |
Audit
監査法人1、連結 | 監査法人アヴァンティア |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年9月30日サイジニア株式会社 取締役会 御中 監査法人アヴァンティア東京事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士木 村 直 人 指定社員業務執行社員 公認会計士金 井 政 直 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているサイジニア株式会社の2023年7月1日から2024年6月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、サイジニア株式会社及び連結子会社の2024年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ZETA株式会社におけるライセンス契約に係る収益認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社の連結子会社であるZETA株式会社(以下、「ZETA」という。 )は、顧客のECサイト内検索において、商品検索エンジンの機能向上等によりユーザーの購買体験を高めるソリューションを提供するCX改善サービスを行っており、自社ライセンス商品の販売、その保守、及びホスティング契約を手掛ける。 「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載のとおり、当連結会計年度におけるZETAのCX改善サービスの売上高1,562,647千円のうち、ライセンスに係る売上高は1,077,546千円であり、連結損益計算書における売上高1,739,748千円の62%を占め、金額的重要性が高い。 「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、ZETAでは、顧客が運営するECサイトの検索エンジンに自社ライセンスの使用権を付与し稼働させる義務を負うため、ライセンスが付与され使用可能となった時点で収益を認識している。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識している。 ライセンスの付与は無形のサービス提供であり、また、顧客のECサイトにおいて実際にZETAのサービスが導入されているかを客観的に判断することは難しいため、履行義務の充足の実態を把握することが通常の取引よりも困難である。 加えて、ZETAの企業固有の状況として、ライセンス契約の開始月が、ZETAの決算月(5月)である継続顧客が多いことから、ライセンスの付与が決算月に集中する傾向がある。 そのため、決算月において、実在しない売上高の計上、及び売上高の前倒し計上が行われる潜在的なリスクが存在することから、より慎重な監査上の検討が必要である。 以上から、当監査法人は、ZETAにおけるライセンスに係る収益認識について、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断している。 当監査法人は、識別された監査上の主要な検討事項に対応するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・ライセンス売上高にかかる取引形態の理解及びこれに関連した内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・特にライセンスの付与における履行義務の充足時点において、管理グループ責任者が注文書、ライセンス申込書及び起票内容を確認するプロセスについて、適切な内部統制が整備・運用されているかを重点的に評価した。 (2)収益認識の適切性の検討・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、決算月の売上高について、通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、ライセンス申込書、受領書、請求書及び入金証憑との証憑突合を実施した。 ・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、取引先別分析、粗利分析、月次推移分析、及び取引先への契約内容の確認手続を実施し、売上計上時期及び金額に異常性がないかを検討した。 契約内容の確認手続については通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、また期末日時点で入金遅延や回収期日の延長が生じている取引先がある場合には確認手続の対象に含めた。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、サイジニア株式会社の2024年6月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、サイジニア株式会社が2024年6月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は、当社(有価証券報告書提出会社)が連結財務諸表に 添付する形で別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ZETA株式会社におけるライセンス契約に係る収益認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社の連結子会社であるZETA株式会社(以下、「ZETA」という。 )は、顧客のECサイト内検索において、商品検索エンジンの機能向上等によりユーザーの購買体験を高めるソリューションを提供するCX改善サービスを行っており、自社ライセンス商品の販売、その保守、及びホスティング契約を手掛ける。 「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載のとおり、当連結会計年度におけるZETAのCX改善サービスの売上高1,562,647千円のうち、ライセンスに係る売上高は1,077,546千円であり、連結損益計算書における売上高1,739,748千円の62%を占め、金額的重要性が高い。 「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、ZETAでは、顧客が運営するECサイトの検索エンジンに自社ライセンスの使用権を付与し稼働させる義務を負うため、ライセンスが付与され使用可能となった時点で収益を認識している。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識している。 ライセンスの付与は無形のサービス提供であり、また、顧客のECサイトにおいて実際にZETAのサービスが導入されているかを客観的に判断することは難しいため、履行義務の充足の実態を把握することが通常の取引よりも困難である。 加えて、ZETAの企業固有の状況として、ライセンス契約の開始月が、ZETAの決算月(5月)である継続顧客が多いことから、ライセンスの付与が決算月に集中する傾向がある。 そのため、決算月において、実在しない売上高の計上、及び売上高の前倒し計上が行われる潜在的なリスクが存在することから、より慎重な監査上の検討が必要である。 以上から、当監査法人は、ZETAにおけるライセンスに係る収益認識について、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断している。 当監査法人は、識別された監査上の主要な検討事項に対応するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・ライセンス売上高にかかる取引形態の理解及びこれに関連した内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・特にライセンスの付与における履行義務の充足時点において、管理グループ責任者が注文書、ライセンス申込書及び起票内容を確認するプロセスについて、適切な内部統制が整備・運用されているかを重点的に評価した。 (2)収益認識の適切性の検討・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、決算月の売上高について、通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、ライセンス申込書、受領書、請求書及び入金証憑との証憑突合を実施した。 ・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、取引先別分析、粗利分析、月次推移分析、及び取引先への契約内容の確認手続を実施し、売上計上時期及び金額に異常性がないかを検討した。 契約内容の確認手続については通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、また期末日時点で入金遅延や回収期日の延長が生じている取引先がある場合には確認手続の対象に含めた。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | ZETA株式会社におけるライセンス契約に係る収益認識 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 会社の連結子会社であるZETA株式会社(以下、「ZETA」という。 )は、顧客のECサイト内検索において、商品検索エンジンの機能向上等によりユーザーの購買体験を高めるソリューションを提供するCX改善サービスを行っており、自社ライセンス商品の販売、その保守、及びホスティング契約を手掛ける。 「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載のとおり、当連結会計年度におけるZETAのCX改善サービスの売上高1,562,647千円のうち、ライセンスに係る売上高は1,077,546千円であり、連結損益計算書における売上高1,739,748千円の62%を占め、金額的重要性が高い。 「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、ZETAでは、顧客が運営するECサイトの検索エンジンに自社ライセンスの使用権を付与し稼働させる義務を負うため、ライセンスが付与され使用可能となった時点で収益を認識している。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識している。 ライセンスの付与は無形のサービス提供であり、また、顧客のECサイトにおいて実際にZETAのサービスが導入されているかを客観的に判断することは難しいため、履行義務の充足の実態を把握することが通常の取引よりも困難である。 加えて、ZETAの企業固有の状況として、ライセンス契約の開始月が、ZETAの決算月(5月)である継続顧客が多いことから、ライセンスの付与が決算月に集中する傾向がある。 そのため、決算月において、実在しない売上高の計上、及び売上高の前倒し計上が行われる潜在的なリスクが存在することから、より慎重な監査上の検討が必要である。 以上から、当監査法人は、ZETAにおけるライセンスに係る収益認識について、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断している。 |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報 |
開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準 |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、識別された監査上の主要な検討事項に対応するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・ライセンス売上高にかかる取引形態の理解及びこれに関連した内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・特にライセンスの付与における履行義務の充足時点において、管理グループ責任者が注文書、ライセンス申込書及び起票内容を確認するプロセスについて、適切な内部統制が整備・運用されているかを重点的に評価した。 (2)収益認識の適切性の検討・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、決算月の売上高について、通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、ライセンス申込書、受領書、請求書及び入金証憑との証憑突合を実施した。 ・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、取引先別分析、粗利分析、月次推移分析、及び取引先への契約内容の確認手続を実施し、売上計上時期及び金額に異常性がないかを検討した。 契約内容の確認手続については通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、また期末日時点で入金遅延や回収期日の延長が生じている取引先がある場合には確認手続の対象に含めた。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
監査法人1、個別 | 監査法人アヴァンティア |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2024年9月30日サイジニア株式会社 取締役会 御中 監査法人アヴァンティア東京事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士木 村 直 人 指定社員業務執行社員 公認会計士金 井 政 直 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているサイジニア株式会社の2023年7月1日から2024年6月30日までの第19期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、サイジニア株式会社の2024年6月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ライセンス契約に係る収益認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、顧客のECサイトにおいて、レコメンド機能を提供するデクワス.RECO事業、及びクラウドプラットフォーム「Yext Knowledge Engine」(以下「Yext」という。 )を使用し、新商品や新規店舗の開店情報など顧客の企業情報を正確に管理、最適化してユーザーに発信するデジタルナレッジマネジメント(以下「DKM」という。 )サービス事業を行っており、どちらもライセンス商品の販売、その保守、及びホスティング契約を手掛けている。 「注記事項 (重要な会計方針) 5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、デクワス.RECO事業では、顧客が運営するECサイトの検索エンジンに自社ライセンスの使用権を付与し稼働させる義務、DKMサービス事業では顧客にYextのライセンスの使用権を付与し稼働させる義務を負うため、ライセンスが供与され使用可能となった時点に収益を認識している。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識している。 ライセンスの付与は無形のサービス提供であり、顧客に実際にライセンスが提供されているかを客観的に判断することは難しい。 そのため履行義務の充足の実態を把握することが通常の取引よりも困難である。 以上から、当監査法人は、会社におけるライセンスに係る収益認識について、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断している。 当監査法人は、識別された監査上の主要な検討事項に対応するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・ライセンス売上高にかかる取引形態の理解及びこれに関連した内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・特にライセンスの付与における履行義務の充足時点において、経営管理部責任者が契約書、請求書と起票内容を確認するプロセスについて、適切な内部統制が整備及び運用されているかを重点的に評価した。 (2)収益認識の適切性の検討・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、決算月の売上高について、通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、ライセンス契約書、請求書及び入金証憑との証憑突合を実施した。 ・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、取引先別分析、粗利分析、月次推移分析、及び取引先への契約内容の確認手続を実施し、売上計上時期及び金額に異常性がないかを検討した。 強調事項重要な後発事象に記載されているとおり、会社は、2024年9月27日開催の定時株主総会にて、会社の完全子会社であるZETA株式会社及びデクワス株式会社を、同年10月1日を効力発生日として吸収合併することを承認可決した。 当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は、当社(有価証券報告書提出会社)が財務諸表に 添付する形で別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ライセンス契約に係る収益認識監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、顧客のECサイトにおいて、レコメンド機能を提供するデクワス.RECO事業、及びクラウドプラットフォーム「Yext Knowledge Engine」(以下「Yext」という。 )を使用し、新商品や新規店舗の開店情報など顧客の企業情報を正確に管理、最適化してユーザーに発信するデジタルナレッジマネジメント(以下「DKM」という。 )サービス事業を行っており、どちらもライセンス商品の販売、その保守、及びホスティング契約を手掛けている。 「注記事項 (重要な会計方針) 5.収益及び費用の計上基準」に記載のとおり、デクワス.RECO事業では、顧客が運営するECサイトの検索エンジンに自社ライセンスの使用権を付与し稼働させる義務、DKMサービス事業では顧客にYextのライセンスの使用権を付与し稼働させる義務を負うため、ライセンスが供与され使用可能となった時点に収益を認識している。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識している。 ライセンスの付与は無形のサービス提供であり、顧客に実際にライセンスが提供されているかを客観的に判断することは難しい。 そのため履行義務の充足の実態を把握することが通常の取引よりも困難である。 以上から、当監査法人は、会社におけるライセンスに係る収益認識について、監査上の主要な検討事項に該当するものと判断している。 当監査法人は、識別された監査上の主要な検討事項に対応するため、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・ライセンス売上高にかかる取引形態の理解及びこれに関連した内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・特にライセンスの付与における履行義務の充足時点において、経営管理部責任者が契約書、請求書と起票内容を確認するプロセスについて、適切な内部統制が整備及び運用されているかを重点的に評価した。 (2)収益認識の適切性の検討・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、決算月の売上高について、通常の手続と比較して手続実施範囲を拡大し、ライセンス契約書、請求書及び入金証憑との証憑突合を実施した。 ・ライセンス売上高の実在性及び期間帰属の妥当性を検証するために、取引先別分析、粗利分析、月次推移分析、及び取引先への契約内容の確認手続を実施し、売上計上時期及び金額に異常性がないかを検討した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | ライセンス契約に係る収益認識 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
仕掛品 | 342,000 |
原材料及び貯蔵品 | 49,000 |
その他、流動資産 | 12,012,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 990,000 |
リース資産(純額)、有形固定資産 | 991,000 |
有形固定資産 | 990,000 |
無形固定資産 | 562,195,000 |
投資その他の資産 | 1,204,616,000 |
BS負債、資本
1年内返済予定の長期借入金 | 93,532,000 |
未払金 | 9,071,000 |
未払法人税等 | 265,000 |
未払費用 | 4,887,000 |
リース債務、流動負債 | 787,000 |
繰延税金負債 | 168,893,000 |
資本剰余金 | 1,509,722,000 |
利益剰余金 | 506,352,000 |
株主資本 | 1,112,838,000 |
負債純資産 | 2,643,513,000 |
PL
売上原価 | 352,893,000 |
販売費及び一般管理費 | 888,270,000 |
営業利益又は営業損失 | 498,583,000 |
受取利息、営業外収益 | 18,000 |
受取配当金、営業外収益 | 1,000 |
為替差益、営業外収益 | 179,000 |
営業外収益 | 1,450,000 |
支払利息、営業外費用 | 7,088,000 |
営業外費用 | 15,109,000 |
特別損失 | 13,854,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 199,329,000 |
法人税等調整額 | -35,692,000 |
法人税等 | 265,000 |
PL2
包括利益 | 312,357,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 312,357,000 |
当期変動額合計 | 292,575,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 312,357,000 |
現金及び現金同等物の残高 | 1,144,385,000 |
売掛金 | 71,160,000 |
契約負債 | 17,093,000 |
役員報酬、販売費及び一般管理費 | 146,764,000 |
減価償却費、販売費及び一般管理費 | 4,060,000 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 58,000 |
現金及び現金同等物の増減額 | -22,484,000 |
連結子会社の数 | 3 |
営業活動によるキャッシュ・フロー
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー | 21,991,000 |
受取利息及び受取配当金、営業活動によるキャッシュ・フロー | -19,000 |
支払利息、営業活動によるキャッシュ・フロー | 7,088,000 |
棚卸資産の増減額(△は増加)、営業活動によるキャッシュ・フロー | -329,000 |
仕入債務の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -31,817,000 |
未払消費税等の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -11,200,000 |
その他、営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,009,000 |
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー | 348,210,000 |
利息及び配当金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は投資活動によるキャッシュ・フロー | 19,000 |
利息の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は財務活動によるキャッシュ・フロー | -7,046,000 |
法人税等の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -161,033,000 |
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -124,156,000 |
リース債務の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -776,000 |
配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -25,322,000 |
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -19,617,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。 |
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み、経理の状況 | 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。 具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準の変更等についても適確に対応することができる体制を整備するため、外部研修等への参加や社内研修を行っております。 |
連結貸借対照表 | ① 【連結貸借対照表】 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年6月30日)当連結会計年度(2024年6月30日)資産の部 流動資産 現金及び預金1,166,8701,144,385 売掛金599,290812,625 仕掛品14342 原材料及び貯蔵品37749 前払費用58,13926,406 その他4,22017,329 流動資産合計1,828,9142,001,138 固定資産 有形固定資産 建物37,07327,110 減価償却累計額△16,555△17,778 減損損失累計額△4,255- 建物(純額)16,2639,332 工具、器具及び備品119,433110,551 減価償却累計額△55,526△60,018 減損損失累計額△48,944△32,740 工具、器具及び備品(純額)14,96217,791 リース資産12,7353,500 減価償却累計額△9,011△2,508 減損損失累計額△2,032- リース資産(純額)1,691991 有形固定資産合計32,91628,115 無形固定資産 のれん4,4073,873 顧客関連資産635,250558,250 その他12672 無形固定資産合計639,784562,195 投資その他の資産 敷金38,17737,461 繰延税金資産15,060- 差入保証金25,241- その他5451,884 投資その他の資産合計79,02439,346 固定資産合計751,725629,657 繰延資産 社債発行費14,92512,717 繰延資産合計14,92512,717 資産合計2,595,5652,643,513 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年6月30日)当連結会計年度(2024年6月30日)負債の部 流動負債 買掛金45,36013,542 1年内償還予定の社債248,000268,000 1年内返済予定の長期借入金124,15693,532 リース債務776787 未払法人税等94,098132,480 契約負債86,211111,029 資産除去債務12,400- その他119,90773,730 流動負債合計730,909693,103 固定負債 社債648,000560,000 長期借入金194,378100,846 リース債務1,119331 繰延税金負債219,732168,893 固定負債合計1,063,230830,070 負債合計1,794,1391,523,174純資産の部 株主資本 資本金77,16692,982 新株式申込証拠金-664 資本剰余金1,519,5611,509,722 利益剰余金193,994506,352 自己株式△996,798△996,883 株主資本合計793,9241,112,838 新株予約権7,5017,501 純資産合計801,4251,120,339負債純資産合計2,595,5652,643,513 |
連結損益計算書 | 【連結損益計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)売上高2,437,6771,739,748売上原価1,143,911352,893売上総利益1,293,7661,386,854販売費及び一般管理費※1,※2 912,983※1 888,270営業利益380,783498,583営業外収益 受取利息83818 受取配当金11 債務勘定整理益6,286- 助成金収入1,292835 為替差益-179 雑収入522415 営業外収益合計8,9401,450営業外費用 支払利息6,5817,088 為替差損1,140- 社債発行費償却3,5314,824 社債保証費1,6812,262 その他373934 営業外費用合計13,30815,109経常利益376,415484,924特別利益 固定資産売却益※3 428- 特別利益合計428-特別損失 システム障害関連費用※4 12,165- 固定資産除却損※5 3,922- 構造改革費用-※6 10,143 事業譲渡損-※7 3,711 特別損失合計16,08713,854税金等調整前当期純利益360,756471,069法人税、住民税及び事業税139,006199,329法人税等還付税額-△4,925法人税等調整額△38,819△35,692法人税等合計100,187158,711当期純利益260,569312,357親会社株主に帰属する当期純利益260,569312,357 |
連結包括利益計算書 | 【連結包括利益計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)当期純利益260,569312,357包括利益260,569312,357(内訳) 親会社株主に係る包括利益260,569312,357 非支配株主に係る包括利益-- |
連結株主資本等変動計算書 | ③ 【連結株主資本等変動計算書】 前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) (単位:千円) 株主資本新株予約権純資産合計資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高65,9802,593,258△1,151,458-1,507,78112,2971,520,078当期変動額 新株の発行11,18611,186 22,372 22,372欠損填補 △1,084,8831,084,883 - -親会社株主に帰属する当期純利益 260,569 260,569 260,569自己株式の取得 △996,798△996,798 △996,798株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △4,796△4,796当期変動額合計11,186△1,073,6971,345,453△996,798△713,856△4,796△718,653当期末残高77,1661,519,561193,994△996,798793,9247,501801,425 当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) (単位:千円) 株主資本新株予約権純資産合計資本金新株式申込証拠金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高77,166-1,519,561193,994△996,798793,9247,501801,425当期変動額 新株の発行15,815 15,815 31,630 31,630新株式申込証拠金の払込 664 664 664剰余金(その他資本剰余金)の配当 △25,654 △25,654 △25,654親会社株主に帰属する当期純利益 312,357 312,357 312,357自己株式の取得 △84△84 △84株主資本以外の項目の当期変動額(純額) ---当期変動額合計15,815664△9,838312,357△84318,913-318,913当期末残高92,9826641,509,722506,352△996,8831,112,8387,5011,120,339 |
連結キャッシュ・フロー計算書 | ④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益360,756471,069 減価償却費15,81821,991 無形固定資産償却費85,03477,534 システム障害関連費用12,165- 構造改革費用-10,143 事業譲渡損益(△は益)-3,711 固定資産除却損3,922- 固定資産売却損益(△は益)△428- 貸倒引当金の増減額(△は減少)△1,667- 受取利息及び受取配当金△839△19 支払利息6,5817,088 売上債権の増減額(△は増加)△193,827△213,334 棚卸資産の増減額(△は増加)4,076△329 仕入債務の増減額(△は減少)△54,449△31,817 未払金の増減額(△は減少)△26,43117,574 未払費用の増減額(△は減少)△689△47,083 契約負債の増減額(△は減少)△41,16524,818 前払費用の増減額(△は増加)35,52028,761 未収入金の増減額(△は増加)△999841 預り金の増減額(△は減少)2,037△55 前払金の増減額(△は増加)339△14,203 未収消費税等の増減額(△は増加)△1,7111,711 未払消費税等の増減額(△は減少)1,778△11,200 その他1441,009 小計205,966348,210 利息及び配当金の受取額83919 利息の支払額△6,543△7,046 法人税等の支払額△98,403△161,033 法人税等の還付額5,0164,925 構造改革費用の支払額-△7,057 システム障害関連費用の支払額△12,165- 営業活動によるキャッシュ・フロー94,709178,016投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の取得による支出△15,089△19,617 有形固定資産の売却による収入613- 資産除去債務の履行による支出-△11,850 敷金及び保証金の回収による収入-25,241 従業員に対する貸付けによる支出△500△3,140 従業員に対する貸付金の回収による収入104674 事業譲渡による支出-△3,206 投資活動によるキャッシュ・フロー△14,871△11,898 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)財務活動によるキャッシュ・フロー 長期借入金の返済による支出△114,156△124,156 長期借入れによる収入50,000- 社債の償還による支出△158,000△268,000 社債の発行による収入539,872197,382 リース債務の返済による支出△765△776 株式の発行による収入17,57531,630 新株式申込証拠金の払込による収入-664 自己株式の取得による支出△996,798△84 配当金の支払額-△25,322 財務活動によるキャッシュ・フロー△662,270△188,661現金及び現金同等物に係る換算差額-58現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△582,433△22,484現金及び現金同等物の期首残高1,749,3041,166,870現金及び現金同等物の期末残高※1 1,166,870※1 1,144,385 |
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 | (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1.連結の範囲に関する事項(1) 連結子会社の数3社連結子会社の名称 ZETA株式会社デクワス株式会社株式会社サイジニアアドバンスド研究所 (2) 主要な非連結子会社名該当事項はありません。 2.持分法の適用に関する事項該当事項はありません。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社のうち、ZETA株式会社の決算日は5月31日であります。 連結財務諸表の作成にあたっては、決算日の差異3ヶ月を超えないため、同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っております。 4.会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券市場価格のない株式等移動平均法による原価法② 棚卸資産仕掛品については、個別法による原価法によっております。 貯蔵品については、先入先出法による原価法によっております。 (貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しております。 主な耐用年数は、以下のとおりであります。 建物10~15年工具、器具及び備品2~6年 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。 ② 無形固定資産(リース資産を除く)定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 ③ リース資産所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 (3) 重要な繰延資産の処理方法社債発行費社債の償還までの期間にわたり、定額法により償却しております。 (4) 重要な引当金の計上基準貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権がある場合については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準当社グループの主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。 CX改善サービス連結子会社のZETAでは商品検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめとする自社ライセンス商品の販売とその保守及びホスティング契約を手掛けております。 商品検索エンジンは、ライセンスを使用可能となった時点で、収益を認識しております。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。 ライセンスの保守契約とホスティング契約については、契約期間にわたりサービスを顧客に提供する義務を負うことから、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断し、契約により定められたサービス提供期間にわたって収益を認識しております。 また、当社では、Webサイトにおいてユーザー一人ひとりの属性や行動履歴に基づき最適な情報を提供しユーザーの購買意欲を高めるサービス「デクワス.RECO」及びオンライン上の情報を一元的に管理し、最新に保つことを可能にするクラウドプラットフォームサービス「DKMサービス」を手掛けております。 ライセンス対応分については、ライセンスが使用可能となった時点にて、収益を認識しております。 またライセンスの運用保守対応分については、契約期間にわたりサービスを顧客に提供する義務を負うことから、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断し、契約により定められたサービス提供期間にわたって収益を認識しております。 (6) のれん及び顧客関連資産の償却方法及び償却期間のれん及び顧客関連資産(顧客関係)10年間の定額法により償却しております。 (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲手許現金・要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日が到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動については僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。 |
連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称 | (1) 連結子会社の数3社連結子会社の名称 ZETA株式会社デクワス株式会社株式会社サイジニアアドバンスド研究所 |
持分法を適用した非連結子会社又は関連会社の数及びこれらのうち主要な会社等の名称 | 2.持分法の適用に関する事項該当事項はありません。 |
連結子会社の事業年度等に関する事項 | 3.連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社のうち、ZETA株式会社の決算日は5月31日であります。 連結財務諸表の作成にあたっては、決算日の差異3ヶ月を超えないため、同決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っております。 |
会計方針に関する事項 | 4.会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券市場価格のない株式等移動平均法による原価法② 棚卸資産仕掛品については、個別法による原価法によっております。 貯蔵品については、先入先出法による原価法によっております。 (貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しております。 主な耐用年数は、以下のとおりであります。 建物10~15年工具、器具及び備品2~6年 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。 ② 無形固定資産(リース資産を除く)定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 ③ リース資産所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 (3) 重要な繰延資産の処理方法社債発行費社債の償還までの期間にわたり、定額法により償却しております。 (4) 重要な引当金の計上基準貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権がある場合については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準当社グループの主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。 CX改善サービス連結子会社のZETAでは商品検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめとする自社ライセンス商品の販売とその保守及びホスティング契約を手掛けております。 商品検索エンジンは、ライセンスを使用可能となった時点で、収益を認識しております。 また、ライセンスの更新においては、更新後のライセンス期間開始時点で履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。 ライセンスの保守契約とホスティング契約については、契約期間にわたりサービスを顧客に提供する義務を負うことから、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断し、契約により定められたサービス提供期間にわたって収益を認識しております。 また、当社では、Webサイトにおいてユーザー一人ひとりの属性や行動履歴に基づき最適な情報を提供しユーザーの購買意欲を高めるサービス「デクワス.RECO」及びオンライン上の情報を一元的に管理し、最新に保つことを可能にするクラウドプラットフォームサービス「DKMサービス」を手掛けております。 ライセンス対応分については、ライセンスが使用可能となった時点にて、収益を認識しております。 またライセンスの運用保守対応分については、契約期間にわたりサービスを顧客に提供する義務を負うことから、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断し、契約により定められたサービス提供期間にわたって収益を認識しております。 (6) のれん及び顧客関連資産の償却方法及び償却期間のれん及び顧客関連資産(顧客関係)10年間の定額法により償却しております。 (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲手許現金・要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日が到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動については僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。 |
重要な会計上の見積り、連結財務諸表 | (重要な会計上の見積り)のれん及び顧客関連資産の評価(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度のれん4,4073,873顧客関連資産635,250558,250 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報のれん及び顧客関連資産は2021年7月1日を効力発生日、2021年8月31日をみなし取得日として、当社を株式交換完全親会社、ZETA株式会社を株式交換完全子会社とする株式交換を行った際に発生したものであります。 当社は社外の専門家を利用し、被取得企業から受け入れた資産及び引き受けた負債のうち企業結合日に識別可能なものに対して、企業結合日における時価を基礎として配分し、取得原価と取得原価の配分額との差額をのれん及び顧客関連資産として計上しております。 のれん及び顧客関連資産は、完全子会社化時点において価値算定の対象となった資産から得られる将来キャッシュ・フローを基に計上され、減損損失及び償却費の計上により、連結財務諸表にそれぞれ(1)の金額で計上されております。 当社は、事業計画及び損益実績を用いて減損の兆候の有無を判定しており、当該判定における主要な仮定は、既存顧客売上高及び営業利益率であります。 なお、当連結会計年度においては、のれんの減損の兆候は識別されておりません。 将来の経済状況や経営環境の変動等により仮定の見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において、減損損失が発生する可能性があります。 |
主要な販売費及び一般管理費 | ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。 前事業年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当事業年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)役員報酬47,885千円48,400千円給与手当44,392 〃27,180 〃業務委託費34,999 〃16,104 〃支払報酬料35,565 〃33,508 〃減価償却費665 〃4,060 〃貸倒引当金繰入額△824 〃- 〃おおよその割合 販売費21.4%0.1%一般管理費78.6%99.9% |
固定資産売却益の注記 | ※3 固定資産売却益固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)工具、器具及び備品428千円-千円 |
固定資産除却損の注記 | ※5 固定資産除却損固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)工具、器具及び備品3,922千円-千円 |
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費 | ※2 一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日) 501千円-千円 |
新株予約権等に関する注記 | 3 新株予約権等に関する事項会社名内訳目的となる株式の種類目的となる株式の数(株)当連結会計年度末残高(千円)当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末提出会社ストックオプションとしての新株予約権-----7,501合計----7,501 |
配当に関する注記 | 4 配当に関する事項(1) 配当金支払額決議株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2023年9月28日定時株主総会普通株式25,6545.002023年6月30日2023年9月29日 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの決議株式の種類配当の原資配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2024年8月14日取締役会普通株式その他利益剰余金62,0846.002024年6月30日2024年9月30日 (注) 当社は、2024年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割を実施いたします。 上記期末配当につきましては、基準日が2024年6月30日であるため、当該株式分割前の株式数を基準として配当いたします。 |
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 | ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)現金及び預金1,166,870千円1,144,385千円現金及び現金同等物1,166,870千円1,144,385千円 |
リース取引関係、連結財務諸表 | (リース取引関係)1.ファイナンス・リース取引所有権移転外ファイナンス・リース取引(1) リース資産の内容有形固定資産 サーバー機器(「工具、器具及び備品」)であります。 (2) リース資産の減価償却の方法連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。 |
金融商品関係、連結財務諸表 | (金融商品関係)1.金融商品の状況に関する事項(1) 金融商品に対する取組方針当社グループは、資金運用については短期的な預金等を中心とし、一時的な余裕資金の運用については、安全性の高い金融資産に限定して運用しております。 また、資金調達については自己資金による充当を基本としておりますが、必要に応じて金融機関等からの借入により調達しております。 なお、デリバティブを含む投機的な取引は行わない方針であります。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。 当該リスクに関しては、当社グループ各社の「与信限度額管理規程」に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制となっております。 敷金は、主に建物の賃借時に差入れているものであり、差入れ先の信用リスクに晒されております。 当該リスクについては、金額的重要性の観点から個別に定期的な信用調査を行うなどしてリスク軽減策につなげております。 買掛金は、1年以内の支払期日であります。 当社は各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。 これらの債務は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、資金回収が早期かつ手元資金が潤沢にあり当社財務担当が一括管理しているため、リスクは極めて僅少であると考えております。 長期借入金及び社債は、子会社にて運転資金や将来への事業投資を使途として調達したものであります。 長期借入金は一部を固定金利とすることにより、金利変動リスクを回避しております。 (3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。 2.金融商品の時価等に関する事項連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。 前連結会計年度(2023年6月30日) 連結貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)(1) 敷金38,17737,246△930 (2) 差入保証金25,24125,241△0資産計63,41862,487△930(1) 預り保証金4,1604,160△0 (2) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)318,534316,199△2,334(3) 社債(1年内償還予定の社債を含む)896,000896,377377(4) リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)1,8951,881△13負債計1,220,5891,218,617△1,970 (注) 1.「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。 当連結会計年度(2024年6月30日) 連結貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)(1) 敷金37,46134,945△2,516資産計37,46134,945△2,516(1) 長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)194,378192,276△2,101 (2) 社債(1年内償還予定の社債を含む)828,000818,798△9,201(3) リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)1,1191,110△8負債計1,023,4971,012,184△11,312 (注) 1.「現金及び預金」、「売掛金」、「買掛金」、「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。 (注) 2.長期借入金、社債及びリース債務の連結決算日後の返済予定額 前連結会計年度(2023年6月30日) 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)5年超(千円)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)124,15693,53255,89834,94810,000-社債(1年内償還予定の社債を含む)248,000228,000186,000144,00090,000-リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)776787331---合計372,932322,319242,229178,948100,000- 当連結会計年度(2024年6月30日) 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)5年超(千円)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)93,53255,89834,94810,000--社債(1年内償還予定の社債を含む)268,000226,000184,000130,00020,000-リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)787331----合計362,319282,229218,948140,00020,000- 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。 (1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品前連結会計年度(2023年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(2024年6月30日)該当事項はありません。 (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品前連結会計年度(2023年6月30日) 区分時価(千円)レベル1レベル2レベル3合計敷金-37,246-37,246差入保証金-25,241-25,421資産計-62,487-62,487預り保証金-4,160-4,160長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)-316,199-361,199社債(1年内償還予定の社債を含む)-896,377-896,377リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)-1,881-1,881負債計-1,218,617-1,218,617 当連結会計年度(2024年6月30日) 区分時価(千円)レベル1レベル2レベル3合計敷金-34,945-34,945資産計-34,945-34,945長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)-192,276-192,276社債(1年内償還予定の社債を含む)-818,798-818,798リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)-1,110-1,110負債計-1,012,184-1,012,184 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明敷金主に建物の賃借時に差入れている敷金・保証金であり、償還予定時期を見積り、安全性の高い長期の債券の利回りを基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。 長期借入金、社債及びリース債務元利金の合計額を、残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。 |
ストック・オプション等関係、連結財務諸表 | (ストック・オプション等関係)1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名該当事項はありません。 2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況(1) ストック・オプションの内容(第7回) 決議年月日2012年11月27日付与対象者の区分及び人数 (名)当社従業員12名株式の種類及び付与数 (株)普通株式32,400株付与日2013年11月21日権利確定条件権利確定条件は定めておりません。 なお、細則については、当社と付与者の間で締結する「新株予約権割当契約書」で定めております。 対象勤務期間期間の定めはありません。 権利行使期間2015年11月21日~2023年11月20日 (注)ストック・オプション数は株式数に換算して記載しております。 なお、2014年11月10日付株式分割(普通株式1株につき3株の割合)及び2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)並びに2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第8回) 決議年月日2014年6月25日付与対象者の区分及び人数 (名)当社取締役3名 当社監査役3名 当社従業員30名外部協力者2名株式の種類及び付与数 (株)普通株式642,372株付与日2014年7月31日権利確定条件権利確定条件は定めておりません。 なお、細則については、当社と付与者の間で締結する「新株予約権割当契約書」で定めております。 対象勤務期間期間の定めはありません。 権利行使期間(税制適格ストック・オプション)2016年7月31日~2024年7月30日(税制非適格ストック・オプション)2014年7月31日~2024年7月30日 (注)ストック・オプション数は株式数に換算して記載しております。 なお、2014年11月10日付株式分割(普通株式1株につき3株の割合)及び2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)並びに2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第10回) 決議年月日2016年9月29日付与対象者の区分及び人数 (名)当社取締役4名株式の種類及び付与数 (株)普通株式16,668株付与日2016年10月14日権利確定条件権利確定条件は定めておりません。 なお、細則については、当社と付与者の間で締結する「新株予約権割当契約書」で定めております。 対象勤務期間期間の定めはありません。 権利行使期間2016年10月15日~2066年10月14日 (注)ストック・オプション数は株式数に換算して記載しております。 なお、2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第11回) 決議年月日2016年9月29日付与対象者の区分及び人数 (名)当社従業員1名株式の種類及び付与数 (株)普通株式4,000株付与日2016年10月14日権利確定条件権利確定条件は定めておりません。 なお、細則については、当社と付与者の間で締結する「新株予約権割当契約書」で定めております。 対象勤務期間期間の定めはありません。 権利行使期間2018年9月30日~2026年9月29日 (注)ストック・オプション数は株式数に換算して記載しております。 なお、2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第12回) 決議年月日2017年9月28日付与対象者の区分及び人数 (名)当社取締役3名株式の種類及び付与数 (株)普通株式6,188株付与日2017年10月13日権利確定条件権利確定条件は定めておりません。 なお、細則については、当社と付与者の間で締結する「新株予約権割当契約書」で定めております。 対象勤務期間期間の定めはありません。 権利行使期間2017年10月14日~2067年10月13日 (注)ストック・オプション数は株式数に換算して記載しております。 なお、2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第13回) 決議年月日2018年9月27日付与対象者の区分及び人数 (名)当社取締役3名株式の種類及び付与数 (株)普通株式8,248株付与日2018年10月12日権利確定条件権利確定条件は定めておりません。 なお、細則については、当社と付与者の間で締結する「新株予約権割当契約書」で定めております。 対象勤務期間期間の定めはありません。 権利行使期間2018年10月13日~2068年10月12日 (注)ストック・オプション数は株式数に換算して記載しております。 なお、2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況① ストック・オプションの数(第7回) 決議年月日2012年11月27日権利確定前 (株) 前連結会計年度末- 付与- 失効- 権利確定- 未確定残-権利確定後 (株) 前連結会計年度末4,200 権利確定- 権利行使- 失効4,200 未行使残- (注)2014年11月10日付株式分割(普通株式1株につき3株の割合)及び2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)並びに2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第8回) 決議年月日2014年6月25日権利確定前 (株) 前連結会計年度末- 付与- 失効- 権利確定- 未確定残-権利確定後 (株) 前連結会計年度末94,140 権利確定- 権利行使85,740 失効- 未行使残8,400 (注)2014年11月10日付株式分割(普通株式1株につき3株の割合)及び2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)並びに2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第10回) 決議年月日2016年9月29日権利確定前 (株) 前連結会計年度末- 付与- 失効- 権利確定- 未確定残-権利確定後 (株) 前連結会計年度末4,404 権利確定- 権利行使- 失効- 未行使残4,404 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第11回) 決議年月日2016年9月29日権利確定前 (株) 前連結会計年度末- 付与- 失効- 権利確定- 未確定残-権利確定後 (株) 前連結会計年度末4,000 権利確定- 権利行使- 失効- 未行使残4,000 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第12回) 決議年月日2017年9月28日権利確定前 (株) 前連結会計年度末- 付与- 失効- 権利確定- 未確定残-権利確定後 (株) 前連結会計年度末1,796 権利確定- 権利行使- 失効- 未行使残1,796 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 (第13回) 決議年月日2018年9月27日権利確定前 (株) 前連結会計年度末- 付与- 失効- 権利確定- 未確定残-権利確定後 (株) 前連結会計年度末5,580 権利確定- 権利行使- 失効- 未行使残5,580 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 ② 単価情報 (第7回) 決議年月日2012年11月27日権利行使価格 (円)591行使時平均株価 (円)-付与日における公正な評価単価 (円)- (注)2014年11月10日付株式分割(普通株式1株につき3株の割合)及び2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 (第8回) 決議年月日2014年6月25日権利行使価格 (円)369行使時平均株価 (円)846付与日における公正な評価単価 (円)- (注)2014年11月10日付株式分割(普通株式1株につき3株の割合)及び2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)並びに2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 (第10回) 決議年月日2016年9月29日権利行使価格 (円)1行使時平均株価 (円)-付与日における公正な評価単価 (円)636 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 (第11回) 決議年月日2016年9月29日権利行使価格 (円)636行使時平均株価 (円)-付与日における公正な評価単価 (円)377 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 (第12回) 決議年月日2017年9月28日権利行使価格 (円)1行使時平均株価 (円)-付与日における公正な評価単価 (円)501 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 (第13回) 決議年月日2018年9月27日権利行使価格 (円)1行使時平均株価 (円)-付与日における公正な評価単価 (円)412 (注)2022年2月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)及び2024年1月1日付株式分割(普通株式1株につき2株の割合)による分割後の価格に換算して記載しております。 3.ストック・オプションの権利確定数の見積方法基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。 4.ストックオプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の、当該連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額(1)当連結会計年度末における本源的価値の合計額17,436千円 (2)当連結会計年度において権利行使された本源的価値の合計額40,936千円 |
税効果会計関係、連結財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前連結会計年度(2023年6月30日) 当連結会計年度(2024年6月30日)繰延税金資産 未払事業税9,929千円 14,280千円資産除去債務4,289〃 - 〃減価償却費654〃 1,100 〃減損損失2,153〃 - 〃株式報酬費用2,594〃 2,594 〃税務上の繰越欠損金 (注)259,094〃 302,489 〃敷金償却3,785〃 4,032〃その他691〃 5,182〃繰延税金資産小計283,192千円 329,680千円税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)△259,094〃 △302,489 〃将来減算一時差異等の合計額に係る評価性引当額△6,964〃 △3,072 〃評価性引当額小計△265,858〃 △305,561 〃繰延税金資産合計17,134千円 24,118千円 繰延税金負債 資産除去債務に対応する除去費用2,073千円 -千円顧客関連資産219,732〃 193,011 〃繰延税金負債合計221,806千円 193,011千円差引:繰延税金負債純額204,672千円 168,893千円 (注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額前連結会計年度(2023年6月30日)(単位:千円) 1年以内2年以内3年以内4年以内5年以内5年超合計税務上の繰越欠損金(※)-52,39755,91742,003-108,776259,094評価性引当額-△52,397△55,917△42,003-△108,776△259,094繰延税金資産------- ※ 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 当連結会計年度(2024年6月30日)(単位:千円) 1年以内2年以内3年以内4年以内5年以内5年超合計税務上の繰越欠損金(※)52,37955,91742,003-47,238104,932302,489評価性引当額△52,379△55,917△42,003-△47,238△104,932△302,489繰延税金資産------- ※ 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳 前連結会計年度 (2023年6月30日) 当連結会計年度(2024年6月30日)法定実効税率34.59% 34.59%(調整) 住民税均等割0.25% 0.22%評価性引当額の増減△5.55% 8.14%軽減税率適用0.21% 0.17%税額控除△4.50% △6.64%繰越欠損金の期限切れ4.04% -%過年度法人税等0.48% -%連結修正△1.71% △0.70%その他△0.03% △1.04%税効果会計適用後の法人税等の負担率27.77% 34.74% |
企業結合等関係、連結財務諸表 | (企業結合等関係)事業分離等1.事業分離の概要(1) 分離先企業の名称株式会社ジーニー (2) 分離した事業の内容「KANADE DSP」(※)サービス(※)「DSP(ディマンドサイドプラットフォーム)」とは、インターネット広告において広告主側から見た広告効率の最大化を支援するシステムのことです。 (3) 事業分離を行った主な理由連結子会社であるデクワス株式会社において、成長性の高いCX改善サービスに経営資源を集中させることが中長期的な企業価値向上につながると判断し、譲渡することを決定いたしました。 (4) 事業分離日2023年7月1日 (5) 法的形式を含むその他取引の概要に関する事項受取対価を現金のみとする事業譲渡 2.実施した会計処理の概要(1) 移転損益の金額事業譲渡損 3,711千円 (2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳流動資産8,098千円固定資産100〃資産合計8,198〃流動負債368〃固定負債2,760〃負債合計3,128〃 (3) 会計処理「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 2013年9月13日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき処理を行っております。 3.分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称当社グループは、「デジタルマーケティングソリューション事業」のみであり、単一セグメントであるため、該当事項はありません。 4.当連結会計年度に係る連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の額該当事項はありません。 |
資産除去債務関係、連結財務諸表 | (資産除去債務関係)資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの (1) 当該資産除去債務の概要本社の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。 (2) 当該資産除去債務の金額の算定方法使用見込み期間を取得から8年と見積り、割引率は0.75%を使用して資産除去債務の金額を算定しております。 (3) 当該資産除去債務の総額の増減 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)期首残高6,357千円12,400千円時の経過による調整額47 〃- 〃資産除去債務の履行による減少額- 〃△12,400 〃見積りの変更による増減額5,994 〃- 〃期末残高12,400千円-千円 |
収益認識関係、連結財務諸表 | (収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報顧客との契約から生じる収益を分解した情報は「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。 3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係ならびに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)(1) 契約負債の残高等(単位:千円) 当連結会計年度契約負債(期首残高)127,377契約負債(期末残高)86,211 契約負債は、主に、CX改善サービスにおけるDKMサービス売上に係る前受収益に関するもの、ならびにCX改善サービスにおける保守売上とホスティング売上に係る前受金であります。 本前受収益及び前受金は、契約内容に基づいて取り崩されます。 (2) 残存履行義務に配分した取引価格当社グループにおいては、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。 また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。 当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)(1) 契約負債の残高等(単位:千円) 当連結会計年度契約負債(期首残高)86,211契約負債(期末残高)111,029 契約負債は、主に、保守サービス契約等について、顧客から受け取った前受金に関するものであります。 契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。 (2) 残存履行義務に配分した取引価格当社グループにおいては、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。 また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。 |
セグメント情報等、連結財務諸表 | (セグメント情報等)【セグメント情報】 当社グループは、「デジタルマーケティングソリューション事業」のみの単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】 前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円)サービス区分別外部顧客への売上高ネット広告サービス909,590CX改善サービス1,520,406その他7,680合計2,437,677 (注) 1.当社グループのリソースを集中し効率的に事業の推進を図るため、第1四半期連結会計期間よりサービス区分の見直しを行いました。 その結果、「CX改善サービス」と「OMO推進事業」を統合し「CX改善サービス」としております。 当該統合は名称のみであり、その内容に与える影響はありません。 この変更に伴い、前期の連結累計期間の顧客との契約から生じる収益を分解した情報も変更後の区分で記載しております。 2.CX改善サービス売上高1,520,406千円のうち、連結子会社であるZETA株式会社におけるライセンス売上高は913,240千円であります。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名金額㈱リクルート394,664 当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円)サービス区分別外部顧客への売上高CX改善サービス1,738,777その他970合計1,739,748 (注) 1.CX改善サービス売上高1,738,777千円のうち、連結子会社であるZETA株式会社におけるライセンス売上高は1,077,546千円であります。 2.当社グループは、当社の連結子会社であるデクワス株式会社が、2023年7月1日をもって、株式会社ジーニーに対してネット広告サービスを事業譲渡したため、ネット広告サービスから撤退しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名金額富士ソフト㈱214,462 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 当社グループは、「デジタルマーケティングソリューション事業」のみの単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
製品及びサービスごとの情報 | 1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円)サービス区分別外部顧客への売上高CX改善サービス1,738,777その他970合計1,739,748 (注) 1.CX改善サービス売上高1,738,777千円のうち、連結子会社であるZETA株式会社におけるライセンス売上高は1,077,546千円であります。 2.当社グループは、当社の連結子会社であるデクワス株式会社が、2023年7月1日をもって、株式会社ジーニーに対してネット広告サービスを事業譲渡したため、ネット広告サービスから撤退しております。 |
売上高、地域ごとの情報 | (1) 売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 |
有形固定資産、地域ごとの情報 | (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 |
主要な顧客ごとの情報 | 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名金額富士ソフト㈱214,462 |
報告セグメントごとの負ののれん発生益を認識する要因となった事象の概要 | 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
関連当事者情報、連結財務諸表 | 【関連当事者情報】 (1) 親会社及び法人主要株主等前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) 種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%) 関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高主要株主ソフトバンク株式会社東京都港区204,309移動通信サービスの提供(被所有)19.76注1主要株主注1自己株式の取得注2996-- 注1 「議決権の所有(被所有)割合」及び「関連当事者との関係」については、自己株式取得前のものであります。 注2 自己株式の取得については、2023年3月29日の臨時株主総会の決議に基づき、特定の株主から自己株式の取得をしました。 なお、自己株式の取得の結果、ソフトバンク株式会社は、当社の主要株主から外れ、関連当事者に該当しなくなりました。 当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)該当事項はありません。 (2) 役員及び主要株主等前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) 種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高役員吉井 伸一郎--当社代表取締役会長兼COO(被所有)直接8.50-新株予約権の行使注11-- 注 2014年7月30日開催の取締役会決議に基づき付与された第8回新株予約権について、当連結会計年度における権利行使を記載しております。 なお、取引金額欄は、当連結会計年度における新株予約権の権利行使による払込金額を記載しております。 |
1株当たり情報、連結財務諸表 | (1株当たり情報) 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)1株当たり純資産額38.68円54.14円1株当たり当期純利益金額10.68円15.18円潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額10.65円15.12円 (注) 1.2024年1月1日付及び2024年9月1日付で、普通株式1株につき2株の株式分割をそれぞれ行っております。 上記では、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。 2.1株当たり当期純利益金額並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)1株当たり当期純利益金額 親会社株主に帰属する当期純利益(千円)260,569312,357普通株主に帰属しない金額(千円)--普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)260,569312,357普通株式の期中平均株式数(株)24,403,59420,576,479 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円)--普通株式増加数(株)62,20580,942(うち新株予約権(株))(62,205)(80,942)希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要2016年9月29日開催取締役会決議による第11回新株予約権(新株予約権の数1,000個)― |
重要な後発事象、連結財務諸表 | (重要な後発事象)当社は、2024年5月29日開催の取締役会決議に基づき、2024年9月1日付で以下のとおり株式分割を行っております。 1.株式分割の目的株式を分割することにより、投資単位当たりの金額を引き下げ、当社株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的としております。 2.株式分割の概要(1) 分割の方法2024年8月31日(実質的には2024年8月30日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の保有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割します。 (2) 分割により増加する株式数株式の分割前の発行済株式総数12,881,632株株式の分割により増加する株式数12,881,632株株式の分割後の発行済株式総数25,763,264株株式の分割後の発行可能株式総数96,000,000株 (3) 分割の日程基準日公告日2024年8月15日(木)基準日2024年8月31日(土)効力発生日2024年9月1日(日) (4) 1株当たり情報に及ぼす影響1株当たり情報に及ぼす影響については、(1株当たり情報)に反映されております。 (5) 新株予約権の行使価額の調整今回の株式分割に伴い、当社発行の新株予約権の1株当たり行使価額を2024年9月1日以降、以下のとおり調整しております。 新株予約権の名称調整前行使価格調整後行使価格第10回新株予約権1円1円第11回新株予約権636円318円第12回新株予約権1円1円第13回新株予約権1円1円 |
社債明細表、連結財務諸表 | 【社債明細表】 会社名銘柄発行年月日当期首残高(千円)当期末残高(千円)利率(%)担保償還期限サイジニア株式会社第1回無担保社債2022年12月26日180,000140,000(40,000)0.57無2027年12月24日ZETA株式会社第2回無担保社債2019年9月25日60,00020,000(20,000)0.30無2024年9月25日ZETA株式会社第3回無担保社債2020年10月30日60,00036,000(24,000)0.11無2025年10月20日ZETA株式会社第4回無担保社債2020年11月25日50,00030,000(20,000)0.31無2025年11月25日ZETA株式会社第5回無担保社債2020年12月10日30,00020,000(10,000)0.17無2025年12月10日ZETA株式会社第6回無担保社債2021年10月11日70,00050,000(20,000)0.29無2026年10月9日ZETA株式会社第7回無担保社債2022年2月28日96,00072,000(24,000)0.25無2027年2月19日ZETA株式会社第8回無担保社債2022年12月30日100,00080,000(20,000)0.45無2027年12月30日ZETA株式会社第9回無担保社債2022年12月26日200,000160,000(40,000)0.57無2027年12月24日ZETA株式会社第10回無担保社債2022年12月26日50,00040,000(10,000)0.45無2027年12月24日ZETA株式会社第11回無担保社債2023年10月31日-180,000(40,000)0.52無2028年10月31日合計――896,000828,000(268,000)――― (注) 1.「当期末残高」欄の(内書)は、1年内償還予定の金額であります。 2.連結決算日後5年内における1年ごとの償還予定額の総額 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)268,000226,000184,000130,00020,000 |
借入金等明細表、連結財務諸表 | 【借入金等明細表】 区分当期首残高(千円)当期末残高(千円)平均利率(%)返済期限短期借入金――――1年以内に返済予定の長期借入金124,15693,5321.2―1年以内に返済予定のリース債務7767871.4―長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。 )194,378100,8461.22025年7月1日~2028年4月25日リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。 )1,1193311.42025年7月1日~2025年10月6日その他有利子負債――――合計320,429195,497―― (注) 1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。 2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。 )の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額 区分1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)長期借入金55,89834,94810,000―リース債務331――― |
資産除去債務明細表、連結財務諸表 | 【資産除去債務明細表】 区分当期首残高(千円)当期増加額(千円)当期減少額(千円)当期末残高(千円)不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務12,400―12,400― |
その他、連結財務諸表等 | (2) 【その他】 当連結会計年度における四半期情報等 (累計期間)第1四半期第2四半期第3四半期当連結会計年度売上高(千円)209,427598,9271,012,5811,739,748税金等調整前四半期(当期)純利益金額又は税金等調整前四半期純損失金額(△)(千円)△108,623△26,04560,792471,069親会社株主に帰属する当期純利益金額又は親会社株主に帰属する四半期純損失金額(△)(千円)△91,116△47,169△921312,3571株当たり当期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額(△)(円)△4.44△2.30△0.0415.18 (会計期間)第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額(△)(円)△4.442.142.2515.23 (注) 当社は、2024年1月1日付及び2024年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額を算定しております。 |
貸借対照表 | ① 【貸借対照表】 (単位:千円) 前事業年度(2023年6月30日)当事業年度(2024年6月30日)資産の部 流動資産 現金及び預金266,053588,965 売掛金※1 102,293※1 71,160 原材料及び貯蔵品37749 前払費用26,9659,849 関係会社短期貸付金※1 79,000- その他※1 14,585※1 12,012 貸倒引当金△64,642- 流動資産合計424,633682,037 固定資産 有形固定資産 建物12,680- 減価償却累計額△2,484- 減損損失累計額△6,700- 建物(純額)3,494- 工具、器具及び備品101,32846,794 減価償却累計額△29,589△13,063 減損損失累計額△70,559△32,740 工具、器具及び備品(純額)1,179990 リース資産9,235- 減価償却累計額△7,203- 減損損失累計額△2,032- リース資産(純額)-- 有形固定資産合計4,674990 投資その他の資産 関係会社株式1,199,7911,199,791 関係会社長期貸付金-※1 79,000 差入保証金22,545- 貸倒引当金-△74,175 投資その他の資産合計1,222,3371,204,616 固定資産合計1,227,0111,205,607 繰延資産 社債発行費3,6362,813 繰延資産合計3,6362,813 資産合計1,655,2811,890,457 (単位:千円) 前事業年度(2023年6月30日)当事業年度(2024年6月30日)負債の部 流動負債 買掛金※1 6,372130 1年内償還予定の社債40,00040,000 未払金5,680※1 9,071 未払費用※1 11,4034,887 未払法人税等180265 未払配当金-331 預り金3,6341,125 契約負債13,13417,093 資産除去債務9,900- 流動負債合計90,30572,905 固定負債 社債140,000100,000 関係会社長期借入金※1 800,000※1 800,000 固定負債合計940,000900,000 負債合計1,030,305972,905純資産の部 株主資本 資本金77,16692,982 新株式申込証拠金-664 資本剰余金 資本準備金17,16634,692 その他資本剰余金1,502,3941,475,029 資本剰余金合計1,519,5611,509,722 利益剰余金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金17,544303,564 利益剰余金合計17,544303,564 自己株式△996,798△996,883 株主資本合計617,474910,050 新株予約権7,5017,501 純資産合計624,976917,551負債純資産合計1,655,2811,890,457 |
損益計算書 | ② 【損益計算書】 (単位:千円) 前事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)当事業年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)売上高※1 816,601※1 198,601売上原価※1 575,422※1 108,095売上総利益241,17990,505販売費及び一般管理費※1,※2 215,479※1,※2 170,888営業利益又は営業損失(△)25,699△80,382営業外収益 受取利息※1 8223 関係会社受取配当金-※1 400,007 業務委託収入※1 6,545- 関係会社事業損失引当金戻入額※3 10,904- 債務勘定整理益6,286- その他22791 営業外収益合計24,786400,102営業外費用 支払利息3,476※1 12,935 関係会社貸倒引当金繰入額※3 28,790※3 9,532 その他494823 営業外費用合計32,76123,291経常利益17,724296,429特別損失 構造改革費用-※4 10,143 特別損失合計-10,143税引前当期純利益17,724286,285法人税、住民税及び事業税180265法人税等合計180265当期純利益17,544286,019 |
株主資本等変動計算書 | ③ 【株主資本等変動計算書】 前事業年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計当期首残高65,9805,9802,587,2772,593,258当期変動額 新株の発行11,18611,186 11,186欠損填補 △1,084,883△1,084,883当期純利益 自己株式の取得 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計11,18611,186△1,084,883△1,073,697当期末残高77,16617,1661,502,3941,519,561 株主資本新株予約権純資産合計利益剰余金自己株式株主資本合計その他利益剰余金利益剰余金合計繰越利益剰余金当期首残高△1,084,883△1,084,883-1,574,35512,2971,586,653当期変動額 新株の発行 - 22,372 22,372欠損填補1,084,8831,084,883 - -当期純利益17,54417,544 17,544 17,544自己株式の取得 △996,798△996,798 △996,798株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △4,796△4,796当期変動額合計1,102,4281,102,428△996,798△956,880△4,796△961,677当期末残高17,54417,544△996,798617,4747,501624,976 当事業年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) (単位:千円) 株主資本資本金新株式申込証拠金資本剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計当期首残高77,166-17,1661,502,3941,519,561当期変動額 新株の発行15,815 15,815 15,815新株式申込証拠金の払込 664 剰余金(その他資本剰余金)の配当 1,710△27,364△25,654当期純利益 自己株式の取得 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計15,81566417,525△27,364△9,838当期末残高92,98266434,6921,475,0291,509,722 株主資本新株予約権純資産合計利益剰余金自己株式株主資本合計その他利益剰余金利益剰余金合計繰越利益剰余金当期首残高17,54417,544△996,798617,4747,501624,976当期変動額 新株の発行 - 31,630 31,630新株式申込証拠金の払込 664 664剰余金(その他資本剰余金)の配当 △25,654 △25,654当期純利益286,019286,019 286,019 286,019自己株式の取得 △84△84 △84株主資本以外の項目の当期変動額(純額) --当期変動額合計286,019286,019△84292,575-292,575当期末残高303,564303,564△996,883910,0507,501917,551 |
重要な会計方針、財務諸表 | (重要な会計方針)1.資産の評価基準及び評価方法(1) 有価証券の評価基準及び評価方法① 子会社株式移動平均法による原価法によっております。 ② その他有価証券市場価格のない株式等移動平均法による原価法によっております。 (2) 棚卸資産の評価基準及び評価方法仕掛品については、個別法による原価法によっております。 貯蔵品については先入先出法による原価法によっております。 (貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) 2.固定資産の減価償却の方法(1) 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しております。 主な耐用年数は、以下のとおりであります。 工具、器具及び備品2~6年 (2) リース資産所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 3.繰延資産の処理方法社債発行費社債の償還までの期間にわたり、定額法により償却しております。 4.引当金の計上基準(1) 貸倒引当金債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権がある場合については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 (2) 関係会社貸倒引当金関係会社に対する債権の貸倒れによる損失に備えるため、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 5.収益及び費用の計上基準当社の主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。 CX改善サービス当社では、Webサイトにおいてユーザー一人ひとりの属性や行動履歴に基づき最適な情報を提供しユーザーの購買意欲を高めるサービス「デクワス.RECO」及びオンライン上の情報を一元的に管理し、最新に保つことを可能にするクラウドプラットフォームサービス「DKMサービス」を手掛けております。 ライセンス対応分については、ライセンスが使用可能となった時点にて、収益を認識しております。 またライセンスの運用保守対応分については、契約期間にわたりサービスを顧客に提供する義務を負うことから、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断し、契約により定められたサービス提供期間にわたって収益を認識しております。 |
関係会社に関する資産・負債の注記 | ※1 関係会社に対する金銭債権債務 前事業年度(2023年6月30日)当事業年度(2024年6月30日)短期金銭債権93,844千円1,676千円短期金銭債務8,102 〃3,276 〃長期金銭債権- 〃79,000 〃長期金銭債務800,000 〃800,000 〃 |
関係会社との営業取引による取引高の総額及び営業取引以外の取引による取引高の総額の注記 | ※1 関係会社との取引高 前事業年度(自 2022年7月1日至 2023年6月30日)当事業年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)営業取引による取引高 売上高3,240千円1,440千円売上原価322,535 〃21,498 〃販売費及び一般管理費8,892 〃217 〃営業取引以外の取引による取引高9,261 〃411,824 〃 |
有価証券関係、財務諸表 | (有価証券関係)子会社株式は、市場価格がない株式等のため、子会社株式の時価を記載しておりません。 なお、市場価格のない株式等の子会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。 (単位:千円)区分前事業年度(2023年6月30日)当事業年度(2024年6月30日)子会社株式1,199,7911,199,791計1,199,7911,199,791 |
税効果会計関係、財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前事業年度(2023年6月30日) 当事業年度(2024年6月30日)繰延税金資産 貸倒引当金22,360千円 25,657千円減価償却超過額- 〃 464 〃減損損失679 〃 - 〃資産除去債務3,424 〃 - 〃株式報酬費用2,594 〃 2,594 〃関係会社株式評価損430,086 〃 430,086 〃税務上の繰越欠損金219,853 〃 258,324 〃繰延税金資産小計678,998千円 717,126千円税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額△219,853 〃 - 〃将来減算一時差異等の合計額に係る評価性引当額△457,936 〃 - 〃評価性引当額小計△677,790 〃 △717,126 〃繰延税金資産合計1,208千円 -千円 繰延税金負債 資産除去債務に対する除去費用△1,208千円 -千円繰延税金負債合計△1,208千円 -千円繰延税金資産(負債)の純額-千円 -千円 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳 前事業年度(2023年6月30日) 当事業年度(2024年6月30日)法定実効税率34.59% 34.59%(調整) 住民税均等割1.02% 0.09%受取配当益金不算入- △48.33%評価性引当額の増減△126.61% 13.74%繰越欠損金の期限切れ82.23% -過年度法人税等9.79% -税効果会計適用後の法人税等の負担率1.02% 0.09% |
収益認識関係、財務諸表 | (収益認識関係)顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項 (収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。 |
重要な後発事象、財務諸表 | (重要な後発事象)(連結子会社の吸収合併)当社は、2024年5月29日開催の取締役会において、2024年9月27日に開催する予定の定時株主総会(以下「本総会」という)における議案として、当社の完全子会社である、ZETA株式会社(以下「ZETA」という)及びデクワス株式会社(以下「デクワス」という)を、同年10月1日を効力発生日として吸収合併すること(以下「本合併」という)並びに本合併に伴い当社の商号を変更すること(以下「本商号変更」という)及び本商号変更を含む定款の一部変更を行うこと(以下「本定款変更」という)を、それぞれ上程することを決議し、同定時株主総会において承認可決されております。 (1) 取引の概要① 本合併の目的当社グループは、国内のデジタルマーケティングソリューション領域でNo.1を目指し、2023年に発表した中期経営計画に基づき、当社グループの事業戦略及び組織の再編を進めております。 2023年7月には、デクワスにおける主要な事業の一つであったネット広告サービスを株式会社ジーニーに売却したことにより、現在の当社グループにおける事業は、ZETAの手がけるCX改善ソリューションである「ZETA CX」シリーズ(以下「CX事業」という)が収益の大半を占める構成となっており、今後も同事業の高い成長性を軸として、当社グループのさらなる企業価値の向上を目指して取り組んでおります。 2023年8月に発表した中期経営計画の実現と、それを上回る成長を目指すために、当社グループにおいて、当社、ZETA、デクワス各社に分散している経営資源をZETAに集中すること、また、同様に上記の各社において細分化されている組織を統合して、各種業務の最適化と意思決定プロセスの迅速化を図ることにより、CX事業のさらなる収益向上に取り組むことが、当社グループの成長においては最善であると判断し、ZETA及びデクワスを吸収合併することといたしました。 ② 被合併企業の名称及びその事業の内容 被合併企業の名称ZETA株式会社(2024年5月31日現在)デクワス株式会社(2024年6月30日現在)事業の内容デジタルマーケティング支援同左決算期5月31日6月30日資本金100百万円10百万円純資産1,024百万円△74百万円総資産2,220百万円20百万円売上高1,562百万円-百万円当期純利益又は当期純損失(△)475百万円△9百万円 ③ 本合併の日程 合併契約承認株主総会決議予定日2024年9月27日合併契約書締結予定日2024年9月27日合併の効力発生予定日2024年10月1日 ④ 本合併の方式当社を存続会社とする吸収合併方式で、ZETA及びデクワスは解散します。 ⑤ 本合併に係る割当ての内容本合併に際して、株式その他金銭等の割当てはありません。 ⑥ 本合併に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱いZETA及びデクワスは、新株予約権及び新株予約権付社債を発行していませんので、該当事項はありません。 (2) 実施する会計処理の概要「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定であります。 (株式分割)当社は2024年5月29日開催の取締役会決議に基づき、2024年9月1日付で株式分割を行っております。 なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」をご参照ください。 |
有形固定資産等明細表 | 【有形固定資産等明細表】 (単位:千円)区分資産の種類当期首残高当期増加額当期減少額当期末残高当期末減価償却累計額又は償却累計額当期末減損損失累計額当期償却額差引当期末残高有形固定資産建物9,487-9,487----- 工具、器具及び備品69,64992623,78146,79413,06332,7404,060990 リース資産9,235-9,235----- 計88,37292642,50446,79413,06332,7404,060990 (注) 1. 当期減少額のうち主なものは次のとおりであります。 工具、器具及び備品:事業譲渡関連21,113千円 2.当期首残高及び当期末残高については、取得価額により記載しております。 |
引当金明細表 | 【引当金明細表】 (単位:千円)科目当期首残高当期増加額当期減少額当期末残高貸倒引当金64,64274,17564,64274,175 (注) 貸倒引当金の「当期減少額」欄の金額は、一般債権の貸倒実績率による洗替額であります。 |
主な資産及び負債の内容 | (2) 【主な資産及び負債の内容】 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。 |
その他、財務諸表等 | (3) 【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の株式事務の概要 | 第6 【提出会社の株式事務の概要】 事業年度毎年7月1日から翌年6月30日まで定時株主総会毎事業年度の終了後3か月以内基準日毎事業年度末日剰余金の配当の基準日毎年 6月30日、毎年 12月31日1単元の株式数100株単元未満株式の買取り 取扱場所東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部株主名簿管理人東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社取次所―買取手数料無料公告掲載方法電子公告により行う。 ただし、電子公告によることができない事故その他やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL http://www.scigineer.co.jp/ir/publicnotice/株主に対する特典該当事項はありません。 (注) 1.当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨を定款に定めております。 (1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利 (2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利(3) 株主の有する株式数に応じて募集の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利2.2024年9月27日開催の第19期定時株主総会において、定款の一部変更の件を決議し、次のとおりとなりました。 (1) 事業年度 1月1日から12月31日まで (2) 定時株主総会 3月中(3) 基準日 12月31日(4) 剰余金の配当の基準日 6月30日(中間配当)、12月31日(期末配当)なお、決算期変更の経過期間となる第20期は、2024年7月1日から2024年12月31日までの6か月であり、同事業年度における剰余金の配当基準日は、12月31日(期末配当)となります。 |
提出会社の親会社等の情報 | 1 【提出会社の親会社等の情報】 当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。 |
その他の参考情報 | 2 【その他の参考情報】 当事業年度の開始日から本書提出日までの間に、次の書類を提出しております。 (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書事業年度 第18期(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)2023年9月29日 関東財務局長に提出。 (2) 内部統制報告書及びその添付書類2023年9月29日 関東財務局長に提出。 (3) 四半期報告書、四半期報告書の確認書第19期第1四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)2023年11月13日 関東財務局長に提出。 第19期第2四半期(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)2024年2月13日 関東財務局長に提出。 第19期第3四半期(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)2024年5月15日 関東財務局長に提出。 (4) 臨時報告書企業内容等の開示に関する内閣府令第19条2項第12号(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象)の規定に基づく臨時報告書2023年12月20日 関東財務局長に提出。 (5) 臨時報告書企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号(代表取締役の異動)の規定に基づく臨時報告書2024年3月27日 関東財務局長に提出。 (6) 臨時報告書企業内容等の開示に関する内閣府令第19条2項第12号(財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象)の規定に基づく臨時報告書2024年5月15日 関東財務局長に提出。 (7) 臨時報告書企業内容等の開示に関する内閣府令第19条2項第3号(特定子会社の異動)及び第7号の3(吸収合併)の規定に基づく臨時報告書2024年5月29日 関東財務局長に提出。 (8) 有価証券報告書の訂正報告書及び確認書事業年度 第18期(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)2023年10月2日 関東財務局長に提出。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | (1) 連結経営指標等 回次第15期第16期第17期第18期第19期決算年月2020年6月2021年6月2022年6月2023年6月2024年6月売上高(千円)1,029,2291,393,7472,595,9972,437,6771,739,748経常利益又は経常損失(△)(千円)△99,509△43,694354,833376,415484,924親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)△137,129△55,197△1,146,458260,569312,357包括利益(千円)△142,822△55,197△1,146,458260,569312,357純資産額(千円)334,962280,1891,520,078801,4251,120,339総資産額(千円)558,217515,4383,093,7232,595,5652,643,5131株当たり純資産額(円)153.1815.8859.2338.6854.141株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)(円)△65.02△3.27△45.1810.6815.18潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)―――10.6515.12自己資本比率(%)57.951.948.730.642.1自己資本利益率(%)―――22.632.8株価収益率(倍)―――23.331.5営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)△63,072△89,752283,25894,709178,016投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△9,899△13,184△22,368△14,871△11,898財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)―24,999114,617△662,270△188,661現金及び現金同等物の期末残高(千円)323,555245,6171,749,3041,166,8701,144,385従業員数(名)3234768271 (注) 1.第15期から第17期までの潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。 2.第15期から第17期までの自己資本利益率については、親会社株主に帰属する当期純損失が計上されているため、記載しておりません。 3.第15期から第17期までの株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているため、記載しておりません。 4.従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員を含んでおりません。 5.当社は、2022年2月1日付及び2024年1月1日付並びに2024年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 第16期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。 6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第17期の期首から適用しており、第17期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 |
提出会社の経営指標等 | (2) 提出会社の経営指標等 回次第15期第16期第17期第18期第19期決算年月2020年6月2021年6月2022年6月2023年6月2024年6月売上高(千円)921,6691,041,0281,287,298816,601198,601経常利益又は経常損失(△)(千円)△38,834△48,97297,19217,724296,429当期純利益又は当期純損失(△)(千円)△137,129△50,197△1,084,59317,544286,019資本金(千円)800,961800,96165,98077,16692,982発行済株式総数(株)2,109,1862,109,1866,363,9426,392,64612,871,032純資産額(千円)334,962285,1891,586,653624,976917,551総資産額(千円)476,357449,2771,759,6411,655,2811,890,4571株当たり純資産額(円)153.1816.1761.8530.0943.981株当たり配当額(うち1株当たり中間配当額)(円)―――5.006.00(―)(―)(―)(―)(―)1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)(円)△65.02△2.97△42.750.7213.90潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)―――0.7213.85自己資本比率(%)67.860.789.537.348.1自己資本利益率(%)―――1.637.5株価収益率(倍)―――346.334.4配当性向(%)―――173.921.6従業員数(名)323433263株主総利回り 92.4212.9133.7164.0315.6(比較指標:配当込みTOPIX)(%)(103.1)(131.3)(129.4)(162.7)(204.3)最高株価(円)1,5802,793950(3,250)1,4521,150(1,588)最低株価(円)566820598(738)755651(913) (注) 1.第15期から第17期までの1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため、記載しておりません。 2.第15期から第17期までの潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失金額であるため記載しておりません。 3.第15期から第17期までの自己資本利益率については、当期純損失が計上されているため、記載しておりません。 4.第15期から第17期までの株価収益率については、当期純損失を計上しているため、記載しておりません。 5.従業員数は、就業人員数であり、臨時従業員を含んでおりません。 6.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場における株価を記載しており、それ以前は東京証券取引所マザーズ市場における株価を記載しております。 7.当社は、2022年2月1日付及び2024年1月1日付並びに2024年9月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 第16期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額並びに潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額を算定しております。 なお、第17期及び第19期の株価については株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、株式分割前の最高株価及び最低株価を括弧内に記載しています。 8.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第17期の期首から適用しており、第17期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 |