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提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-08-30 |
英訳名、表紙 | LOGOS HOLDINGS INC. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 池田 雄一 |
本店の所在の場所、表紙 | 北海道帯広市東三条南十三丁目2番地1(同所は登記上の本店所在地であり、実際の本社業務は「最寄りの連絡場所」で行っております。 ) |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 011-600-1300 |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2 【沿革】 「はじめに」に記載のとおり、当社は2020年7月に設立されました。 そのため、グループの主要な事業会社である株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社の沿革と、当社設立から現在に至るまでの3つに表を分けて記載しております。 (当社)年月概要2020年7月豊栄建設株式会社が組織再編を目的として北海道札幌市に豊栄ホールディングス株式会社(現 当社)を設立2021年1月当社(豊栄ホールディングス株式会社)が、(旧)株式会社ロゴスホールディングスを吸収合併し、(新)株式会社ロゴスホールディングスに商号変更2022年2月苫小牧モジュール工場の稼働開始2022年5月栃木県の注文住宅会社である株式会社GALLERY HOUSEの株式を100%取得株式会社ロゴスホームから株式会社ROOT LINKの株式を100%取得2023年9月体験型ショールーム「北海道クラシアム」の稼働開始2024年6月東京証券取引所グロース市場に株式を上場 (株式会社ロゴスホーム)年月概要2003年6月住宅販売を目的として北海道帯広市に株式会社ロゴスホームを設立一級建築士事務所登録2006年1月注文住宅のブランドとして「FORTAGE DUO」の販売を開始2006年9月住宅展示を行うショールームの運営を目的として北海道帯広市に株式会社アネシスを設立2008年9月リフォーム事業を目的として北海道河東郡に株式会社満室計画HA・I・RUを設立2009年4月株式会社満室計画HA・I・RUを株式会社ロゴスファクトリーに商号変更2012年2月企画住宅(注)のブランドとして「SMARTCUBE(現 Hikaria)」の販売を開始2013年4月株式会社アネシスを株式会社ハウジングカフェに商号変更2014年5月組織再編を目的として株式会社ロゴスホームが株式会社ハウジングカフェと株式会社ロゴスファクトリーを吸収合併2015年2月建築設計図面代行業を目的としてフィリピン マカティにLogos Creative Office Philippines. Inc.を設立2016年9月オフショア事業を目的として北海道河東郡に株式会社PLAPRO(現株式会社ROOT LINK)を設立2018年6月東北向けの企画住宅のブランドとして「GUUUS」の販売を開始2019年6月組織再編を目的として、エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合が北海道帯広市に(旧)株式会社ロゴスホールディングスを設立し、株式会社ロゴスホームの株式を100%取得2024年3月「ハウス・オブ・ ザ・イヤー・イン・エナジー」表彰制度において「省エネ住宅優良企業賞」受賞、「優秀賞」3年連続受賞 (注)企画住宅とは、施主が決められた間取り・仕様等から選ぶコストが抑えられた住宅になります。 (豊栄建設株式会社)年月概要1989年5月住宅販売を目的として北海道札幌市に豊栄建設株式会社を設立1996年10月コストパフォーマンスにこだわった注文住宅のブランドとして「チャレンジ999」の販売を開始2011年5月株式会社アイフルホームとのフランチャイズ展開を目的として北海道札幌市に株式会社アリビオを設立2012年1月リフォーム事業の開始を目的として株式会社リミックスの株式を100%取得リクシルスーパーシェル工法建物の専売を目的として、株式会社クリオスの株式を100%取得防腐処理施工を目的として、株式会社豊栄ケミカルの株式を100%取得2012年8月美容室経営を目的として株式会社センティックの株式を100%取得2012年10月組織再編を目的として株式会社クリオス、株式会社豊栄ケミカル、株式会社センティックを吸収合併2012年12月建物賃貸管理、不動産売買を目的として株式会社ランドビジョンの株式を100%取得2015年1月組織再編を目的として株式会社リミックスを吸収合併2016年1月組織再編を目的として株式会社アリビオ、株式会社ランドビジョンを吸収合併2017年1月 株式会社ワールドホールディングスが豊栄建設株式会社の株式を100%取得2018年5月組織再編を目的として、北海道札幌市に豊栄ホーム株式会社(アイフルホームFC事業)を設立2020年3月エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合が株式会社ワールドホールディングスから豊栄建設株式会社の株式を100%取得2020年12月組織再編を目的として豊栄ホーム株式会社を吸収合併 |
事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社5社(株式会社ロゴスホーム、豊栄建設株式会社、株式会社GALLERY HOUSE、株式会社ROOT LINK、Logos Creative Office Philippines. Inc.)で構成されております。 なお、当社グループは、住宅販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しているため、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業系統図は、次のとおりです (当社グループ各社の役割等)当社は、持株会社として当社グループの経営管理、それに関連する業務及びシェアードサービスの考え方に基づき管理部門・マーケティング等の業務を行っております。 株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社は、主に注文住宅、分譲住宅、宅地販売に関する業務を行っております。 株式会社GALLERY HOUSEは、主に注文住宅、分譲住宅、宅地販売及びその他(リノベーション・グループホーム等)に関する業務、株式会社ROOT LINKは、主に工務店支援(住宅の設計補助・ITコンサルティング等)の業務を行っております。 また、株式会社ROOT LINKの子会社であり、当社の孫会社であるLogos Creative Office Philippines. Inc.は主にCAD(Computer Aided Design)オペレーション(住宅の設計補助・積算等)の業務を行っております。 連結売上高の約6割を株式会社ロゴスホーム、約3割を豊栄建設株式会社が占めております。 株式会社ロゴスホーム、豊栄建設株式会社及び株式会社GALLERY HOUSEは、いずれも同じターゲット層(国土交通省「住宅市場動向調査報告書(2021年度)」一次取得者の世帯年収別の割合による、注文住宅購入者及び分譲住宅購入者の世帯年収割合がいずれも400~800万円を指しております。 )に向けて住宅の設計・施工・販売及び不動産の売買・仲介・斡旋を行っております。 しかし、各社独自の商品・ブランドを展開しております。 具体的には、株式会社ロゴスホームは、北海道帯広市に本社を構えており、注文住宅を主軸に、分譲住宅と宅地販売等の事業を北海道・東北地方を中心に展開しております。 北海道・東北地方を中心に出店している「ロゴスホーム」と北海道に出店している「ハウジングカフェ」の2業態を展開しており、主に「ロゴスホーム」では北海道にて注文住宅の『FORTAGE』、『ECOXIA』、東北地域にて企画住宅の『GUUUS』、「ハウジングカフェ」では企画住宅の『Hikaria』、『e-Hikaria』を販売しております。 豊栄建設株式会社は、北海道札幌市に本社を構えており、注文住宅を主軸に、分譲住宅と宅地販売等の事業を北海道に展開して、「豊栄建設」にて主に『チャレンジ999』を販売しております。 また、上記以外にも株式会社ロゴスホームと豊栄建設株式会社は、温度体験室や地震体験室など実際に体験できる施設や全6棟のモデルハウスを備えた北海道クラシアムを共同運営しております。 株式会社GALLERY HOUSEは栃木県宇都宮市に本社を構え、注文住宅、分譲住宅、宅地販売及びその他(リノベーション・グループホーム等)の事業を栃木県に展開しており、「栃木建築社」として注文住宅及び分譲住宅の販売を行い、中古住宅に対してリノベーションを行う『VINJOY』及び障がい者グループホームの建設を請負う『ノマリス』等も展開しております。 また、当社グループの主要な事業である住宅販売は、主に株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社が担っております。 当社グループは2023年の札幌市の住宅建築確認申請数No.1(注)です。 (注).建築確認審査を行う行政庁に保管されている建築計画概要書を閲覧し、札幌市で2023年1月~12月に建築確認された戸建注文住宅の戸数を集計しております(出所:北海道住宅通信社2024年3月30日第807号)。 株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社の実績合算と他社の申請数と比較してNo.1であることを確認しています。 なお、本書には、当社グループが事業を行っている市場に関する情報を含む、外部の情報源に由来し又はそれに基づく情報が記述されています。 これらの記述は、本書に引用されている外部の情報源から得られた統計その他の情報に基づいており、それらの情報については当社グループは独自の検証を行っておらず、その正確性又は完全性を保証することはできません。 当社グループの引渡棟数の推移は、次のとおりです。 (単位:戸)2015年5月期2016年5月期2017年5月期2018年5月期2019年5月期2020年5月期2021年5月期2022年5月期2023年5月期2024年5月期引渡棟数2152473323764305038149249371,037 ※2020年4月から豊栄建設株式会社、2022年6月から株式会社GALLERY HOUSE(2022年5月に子会社化)の実績を追加 株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社の販売住宅・ブランドの特徴等は、次のとおりです。 会社名株式会社ロゴスホーム豊栄建設株式会社本社所在地北海道帯広市東3条南13丁目2番地1北海道札幌市中央区北8条西12丁目28番地Misson家づくりで幸せな家庭を世の中に増やす住まいの進化と革新を追求し、より多くの人の毎日を豊かにする主要な販売地域北海道・東北地方北海道個別運営店舗数(2024年5月末時点)ロゴスホーム:18店舗 (北海道・東北地方)ハウジングカフェ:5店舗(北海道)豊栄建設:2店舗共通運営店舗数(2024年5月末時点)北海道クラシアム:1店舗(北海道)主な商品・ブランド『FORTAGE』『ECOXIA』『e-Hikaria』『チャレンジ999』コンセプト長期優良住宅認定相当(注)1・高い省エネ性能・適正価格にこだわり、北海道品質(注)2・どの地域でも快適に過ごせる家を提供価格・品質・サポートにこだわった家を提供工法木造枠組壁工法(注)3木造軸組工法(注)4その他「人材の派遣(営業・設計・IC(注)5・工事)」、「人材採用・交流、人材育成支援」及び「札幌エリアの土地情報」等の情報共有を行い、当社グループ間のシナジー効果の向上に取り組んでおります。 (注)1.「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年6月4日施行)」が施行されたことにより、長期優良住宅としての性能(劣化対策、耐震性、維持管理の容易性等の基準)が定められ、同制度に適合している住宅を購入し、認定を受けることで税制の特例措置(住宅ローン減税、登録免許税、固定資産税等の減免等)を受けることができる制度であります。 また、株式会社ロゴスホームの提供している『TESSERA』『TRES』、及び『ECOXIA』は長期優良住宅認定を受けることができますが、認定取得はお客様の判断に依ります。 2.北海道の激しい寒暖差・地震・強風等の様々な環境に耐えうる住宅が必要であるため、激しい寒暖差・地震・強風にも強い住宅という意味合いで定義しております。 3.角材で形成された枠材に構造用合板などのパネルを張付けて壁を造り、その壁を組み合わせることにより建物を建築する工法になります。 4.柱や梁などの骨組みを基礎として建築する工法になります。 5.インテリアコーディネーターの略。 営業にて、お客様からヒアリングした家族構成やライフスタイル、ご趣味等の情報を引継ぎ、空間デザイン、素材選定(仕様・色決め)をプランニングし、打ち合わせを行います。 住設機器、照明・配線、クロス、家具・カーテン等のインテリアコーディネートや図面作成、現場仕上がり確認などの空間デザインに関わる分野を担当いたします。 当社グループの営業拠点は、次のとおりです。 会社店舗株式会社ロゴスホーム(ロゴスホーム)帯広、釧路、中標津、北見、苫小牧、札幌北、札幌南、登別・室蘭、旭川、函館、八戸、仙台泉、名取、奥州、盛岡北、大崎、郡山、宇都宮(ハウジングカフェ)札幌、帯広、旭川、函館、千歳豊栄建設株式会社ハウジングラボサッポロ、苫小牧営業所株式会社ロゴスホーム豊栄建設株式会社北海道クラシアム株式会社GALLERY HOUSE(栃木建築社)宇都宮、真岡 ※当連結会計年度末現在※株式会社ロゴスホールディングス、株式会社ROOTLINK、Logos Creative Office Philippines. Inc.には営業拠点はございません。 (当社グループの特徴)当社グループの主要な事業である住宅販売において、①商品開発力、②デジタルマーケティング及び③DX(注)による効率的なオペレーションの主に3つの特徴があり、当社グループの売上の構成要素は、主に注文住宅、分譲住宅、宅地販売及びその他(リノベーション・グループホーム・工務店支援・オフショア等)であり、2024年5月期連結ベースの売上比率は、注文住宅:77.0%、分譲住宅:6.7%、宅地販売:14.5%及びその他:1.8%となっております。 (注)「デジタルトランスフォーメーション」は、デジタルテクノロジーを使用して、ビジネスプロセス・文化・顧客体験を新たに創造(あるいは既存のそれを改良)して、変わり続けるビジネスや市場の要求を満たすプロセスのことです。 主な3つの特徴の詳細は以下の通りです。 (1)商品開発力当社グループ全体で仕入・外注先の見直しや株式会社ロゴスホームにおいてMCB工法(注)1.を用いてモジュール(注)2.を生産する工場を活用等のコストダウン・人員不足の解決を図りながら、各事業会社の新商品開発を当社がサポートする体制を構築しております。 (注) 1.一般的に木造建築は、工事現場に材料を運んで建築しますが、当社のMCB工法は、自社工場にて住宅の壁や床を箱型のモジュールに生産して、トラックに積載して運び、工事現場にて基礎の上にクレーンで積み上げて設置していきます。 MCBは工場でつくって(Manufacturing)、トラックで運んで(Carry)、現場で建てる(Build)、製造~輸送~建造という建築の流れの頭文字を略したものです。 2.規格化された建築材料の組み立てユニットのことです。 当社の商品開発に関する主な特徴は次の3つです。 ①省エネ、CO2の削減 当社では、省エネ・CO2削減に貢献する住宅の開発を継続しています。 「ハウス・オブ・ ザ・イヤー・イン・エナジー」表彰制度において、株式会社ロゴスホームが3年以上連続受賞企業として「省エネ住宅優良企業賞」、また3年連続で同社の商品が「優秀賞」に選ばれました。 当社の省エネ・CO2削減住宅への長期的な取り組みが評価されました。 ②全棟太陽光パネル対応 2018年に発生した北海道胆振東部地震では、北海道電力が復旧宣言するまで「約64時間」も要しましたが、太陽光パネルの発電時は電力を使用できました。 当社グループでは、災害への備えとして、太陽光発電システムと併せて家庭用蓄電池の設置に対応しています。 また、お引渡し後の設置も対応できます。 ③最高等級の耐震性 当社グループでは、全国で頻発する地震災害に備えて全棟において、国土交通省で定められた住宅性能表示制度で最も高い耐震性を表す耐震等級3相当としています。 ※国土交通省「住宅性能表示制度の概要(令和5年12月改訂版)」において各耐震等級の具体的な性能は以下の通りとなっております。 等級1 極めて稀に(数百年に一回)発生する地震による力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度 (=建築基準法がすべての建物に求めている最低基準)等級2 極めて稀に(数百年に一回)発生する地震による力の1.25倍の力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度等級3 極めて稀に(数百年に一回)発生する地震による力の1.5倍の力に対して建物が倒壊、崩壊等しない程度 また、現在当社グループが販売する主な商品・ブランドは次の通りです。 a 『FORTAGE』提案力と技術力をコンセプトとした完全自社設計・施工の注文住宅です。 木造住宅で厳しい自然にも耐えられる強さを兼ね備えた住宅性能を根底に、品質と価格のバランスのとれたメインブランド「TRES」、さらに高性能な住宅を求める顧客向けの「TESSERA」、多彩なラインナップの設備機器と仕上げ材を選べる「DUO」の3プランを展開しております。 b 『ECOXIA』セミオーダー式のZEH(注)対応する省エネ住宅です。 太陽光発電と高い省エネ性能による光熱費の削減、内装デザインの自由性、セミオーダーならではの合理的な価格を特徴としております。 (注)ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。 家の断熱・省エネ性能を高めて、使うエネルギーよりも、太陽光発電などでつくるエネルギーが上回ることで、使うエネルギーとつくるエネルギーの収支が一次エネルギー消費量換算で正味ゼロになる、「ゼロエネルギー住宅」のことです。 c 『Hikaria』・『e-Hikaria』太陽光パネル×デザイン住宅がコンセプトになっております。 ヒートポンプ冷暖房エアコン、LED照明、15年の長期製品保証のある太陽光パネル等の省エネ設備が標準装備となっており、予算・家族の規模に合わせて坪数・間取り・300プラン以上から選べる「豊富なプラン」を有している住宅であります。 また、「e-Hikaria」は、Nearly-ZEH (注)に対応した住宅のことです。 (注) Nearly-ZEH(ZEHに近い水準を目指した住宅のことを指す。 ZEHの3要素である「断熱」「省エネ」「創エネ」のうち、「断熱」「省エネ」の基準はNearly ZEHも同じですが、「創エネ」がZEH基準よりも低く設定されております。 ZEHの削減率が100%以上であるのに対して、Nearly ZEHは「創エネ」を加えたエネルギー消費量の削減率が、75%以上100%未満と定められています。 )に対応した住宅のことです。 d 『チャレンジ999』理想の住まいとは「価格」、「品質」、「サポート」が重要であるという考えのもと、分かりやすい料金設定に加えて、在来工法(メタルジョイント(注))を用いた自由設計できる注文住宅を、宅地の提供から戸建住宅の請負、設計、施工、監理を自社で一貫して行うワンストップサービスを提供しております。 (注) 従来の木造軸組工法の継手・仕口を金物(メタルジョイント)に置き換え剛接合にした方式。 e 『VINJOY』 中古戸建やマンションの1室を、コンセプトとデザインに特色を持たせたリノベーションを実施する「中古住宅×デザイン×品質保証」をコンセプトにした中古住宅であります。 (2)デジタルマーケティング住宅会社の営業手法は「住宅総合展示場への出展」が一般的です。 各住宅会社は、住宅総合展示場に出店するために、他社に見劣りしない豪華なモデルハウスの建築費用、借地料及び展示場の運営費や広告費などのコストを負担することになり、それらコストは販売価格に転嫁されることになります。 また、住宅総合展示場は、キャラクターショーやプレゼント配布イベント等を活用することで大量集客を図りますが、来場者を各住宅会社で取り合うことになります。 一方、当社グループは「住宅総合展示場への出展」はしておりません。 当社グループは、主にWEB戦略を中心としたデジタルマーケティングによって集客活動を実施しております。 必要に応じて現地や交通の看板、地元紙などの広告も活用しますが、営業及びマーケティング活動の安定、営業のコストダウン(注)、営業の省人化などを目的とし、デジタルマーケティングやSNS公式アンバサダー制度を活用して、自社のショールームやモデルハウスに、効率良くピンポイントで集客しております。 性別や年齢、地域、アクセスしたページなどの顧客情報を基に属性を分類することで、ターゲットを絞ってアプローチしやすくなり、自社サイトと連動させることなどにより、より効率的に集客するための活動に取り組んでおります。 当社グループの顧客層は20~30代の若い世代が中心であり、このようなデジタルマーケティングによるアプローチが効果的であると考えております。 (注)インサイドセールスやSFA(営業支援ツール)・CRM(顧客管理ツール)・MA(マーケティングオートメーション)を活用した集客の効率化によりコストダウンを図っております。 また、より効果的かつ適正な広告配信を可能とするために、リスティング広告・SEO(注)対策に対しての分析を行い、適宜反響・商談単価の改善に取り組んでおります。 競合が入らないため、一般的な「住宅総合展示場」型集客に比べ成約率が高く、集客コストが抑えられることから、価格を安く設定できます。 (注) Search Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」を意味します。 (3)DXによる効率的なオペレーション広大な北海道に本社がある当社は、移動コストの削減が重要な経営課題です。 従前より「移動時間を0にする家づくり」をテーマに、DX・オンライン化を進めてきたことによりコストダウンと生産性向上を実現しています。 具体的には、一般的な住宅会社においては、チラシやDMで集客し、営業社員が資料送付や電話掛けを行い、顧客宅へ訪問し打合せ、その後毎日現場で施工管理、点検も毎回訪問となりますが、当社グループにおいては、デジタルマーケティング(ホームページ、SNS、SEO、住宅系ポータルサイト、リスティング広告等)で効率的に集客し、インサイドセールスがアプローチ(問合せには、専門スタッフが返信)、希望者にはオンラインでも打合せを実施(移動時間削減により、他の商談への充当や労働時間の短縮が可能)、施工管理アプリを活用してタイムリーに情報共有、希望者にはオンラインでも点検対応するなど、DXによる効率的なオペレーションに取り組んでおります。 |
関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社ロゴスホーム(注)2、3、5北海道帯広市30,000注文住宅請負、戸建分譲住宅の販売及び宅地販売100.0役員の兼任経営指導豊栄建設株式会社(注)2、3、5北海道札幌市中央区100,000注文住宅請負、戸建分譲住宅の販売及び宅地販売100.0役員の兼任経営指導株式会社GALLERY HOUSE(注)2、3、6栃木県宇都宮市10,000注文住宅請負、戸建分譲住宅の販売及び宅地販売100.0役員の兼任経営指導債務保証株式会社ROOT LINK(注)2、3北海道札幌市中央区10,000一般建築の設計、コンサルティング100.0役員の兼任経営指導Logos Creative Office Philippines. Inc.(注)2、3フィリピン共和国3,000千ペソCADオペレーション99.9(99.9)役員の兼任経営指導 (注) 1.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。 2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 3.特定子会社に該当しております。 4.当社の過半数の株式を所有するエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合は企業会計基準適用指針第22号「連結財務諸表における子会社及び関連会社の範囲の決定に関する適用指針」第16項(4)の規定により、連結財務諸表規則に基づく親会社には該当しません。 5.株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 その主要な損益情報等は次のとおりです。 売上高(千円)経常利益(千円)当期純利益(千円)純資産額(千円)総資産額(千円)株式会社ロゴスホーム18,343,734691,902494,617754,6795,933,458豊栄建設株式会社11,466,676721,591512,8641,089,4304,756,457 6.債務超過会社であり、2024年5月末時点での債務超過額は252,802千円であります。 |
従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 2024年5月31日現在セグメントの名称従業員数(名)住宅販売事業409〔40〕全社(共通)85〔11〕合計494〔51〕 (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2.全社(共通)は、当社グループの管理機能を担っている持株会社である当社の従業員であります。 (2) 提出会社の状況 2024年5月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)85〔11〕40.96.04,585 (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2.平均年間給与は、年間完全在籍者の平均で算出しております。 3.平均勤続年数は、2020年7月の当社設立以前における当社グループ会社での勤続年数を引き継いで算出しております。 4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 5.当社は持株会社であるため、セグメント別の記載を省略しております。 (3) 労働組合の状況当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護 休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 ② 連結子会社当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(注2)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者株式会社ロゴスホーム14.0―――――豊栄建設株式会社8.3――――― (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 3.株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社を除く連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループの経営方針は、「日本の家づくりをつくる。 」です。 当社グループは、北海道という広大かつ厳しい自然環境下で創業したため、厳しい自然にも負けない「北海道品質、北海道価格(注1)」を旗印に高品質な家を、手の届く適正な価格で提供することを追求してまいりました。 日本全国には約3万社(注2)もの地方工務店があります。 彼らはこれまで何十年に渡って各地方の気候や風土を考えた家づくりを行い、家守りとして地域の住文化を担ってきました。 今、その地方工務店がコロナやSNS の普及等の急激な環境の変化や後継者不在の問題に直面し多くの課題にさらされています。 このままでは地方工務店は廃業を余儀なくされ、地域の住文化の衰退につながりかねません。 私たちロゴスホールディングスは自社が持つ強みである、デジタルを駆使した家づくりを全国の工務店に提供し、彼らの強みである地域密着の家づくりを残したまま生産性を向上させ、日本の家づくりにイノベーションを起こそうとしています。 (注)1.北海道の激しい寒暖差・地震・強風等の様々な環境に耐えうる住宅が必要であるため、激しい寒暖差・地震・強風にも強い住宅及び北海道で働く誰もが手の届く価格設定という意味合いで定義しております。 2.経済産業省「令和3年経済センサス-活動調査」による「木造建築工事業」と「大工工事業」の事業所数(支所・支社・支店を除く)を合計したものです。 (2) 中長期的な経営戦略及び経営環境2021年4月頃からの世界的なウッドショックの発生以降、建築コストは当初急激に上昇した後、その後は供給不安こそ後退したものの価格は高止まりしており、主要部材である木材のほかにも、金属類、諸資材、資材運搬費及び人件費等も高止まりしております。 また、2020年より本格化した新型コロナウイルス感染症の影響は、依然としてわが国の経済環境に大きな影響を及ぼしたのと同時に、人々のライフスタイルにも大きな変化が起こりました。 それに伴い、このコロナ禍において「家」が持つ役割がより多様化・重要化しております。 仕事場という役割が付加され、家で家族と過ごす時間が増大したことにより、住まいの重要性が従来より一層高まりました。 経営環境は不透明な状況が継続していますが、住宅の価値観が高まったことは好機と捉えて事業活動に邁進したいと考えております。 市場規模(注1)としても、2023年度における日本全国では8兆4,439億円(当社グループのシェア(注2):0.26%)、当社グループが重点的に展開する北海道では2,626億円(当社グループのシェア:7.3%)、北海道+本州進出エリア(青森県、岩手県、宮城県、福島県及び栃木県)では8,985億円(当社グループのシェア:2.5%)となっております。 自然環境など地域による違いが大きく現場作業が多い戸建住宅業界では、規模による優位性が効かず寡占化しづらい市場のため、シェア拡大の余地が大きいと認識しております。 こうした経営環境下において、あらゆる業界・分野においてテクノロジーの普及に伴い、不動産業界も大きな変革の時を迎えております。 変革に適応できる人員拡充、商圏の拡大及びIT化により業務効率化を図って、より便利・安全で満足度の高い不動産取引の実現及び価値の提供を行ってまいります。 (注)1.国土交通省が発表する2023年度「建築着工統計調査」による戸建住宅(注文戸建住宅及び分譲戸建住宅)の戸数に工事費予定額(全国平均:持家2,732万円、分譲1,686万円)をかけた数値を市場規模として算出しております。 2.2023年5月期連結ベースの売上高のうち該当エリアの注文住宅と建売住宅の合計額(宅地販売とその他を除外)を算出しております。 中長期的な経営戦略として、次の4つの施策により成長を実現します。 ①出店拡大株式会社ロゴスホームは、北海道内での出店拡大を経て、世帯数の少ないエリアでも採算が取れる出店形態を構築できているため、全国に出店可能エリアが多数存在します。 株式会社ロゴスホームは今後も出店によって本州のエリア拡大を図り、成長し続けていきます。 また、北海道のシェアを高める施策として、株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社では、体験型ハウジングミュージアム「北海道クラシアム」を活用してまいります。 北海道の世帯数は2008年2,618千世帯、2023年2,804千世帯(注)と年平均成長率約0.5%で安定的に増加して推移しており、シェア拡大の余地があると見込んでおります。 (注)総務省自治行政局「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」(2008年から2013年までは同年3末時点の世帯数、2014年以降は同年1月1日時点の世帯数)より算出しております。 「北海道クラシアム」には、センターハウスと6棟のモデルハウスがあります。 センターハウスは、UA 値(外皮平均熱貫流率)の違いを実際に体験できる「温度体験室」や、制震ダンパーの有無で体感震度がどのくらい変わるのかを体験できる「地震体験室」を備えるほか、太陽光パネルで発電できる電気量などがわかる「発電体験」、換気システム、基礎、工法の違いなどが分かりやすく展示されており、家作りの基本を体感できる施設となっています。 様々なライフステージに対応したモデルハウスは、全て無料で宿泊体験ができます。 より暮らしをイメージできるように、モデルハウスのキッチンでは実際に料理することも可能です。 長い時間滞在することで気になる点を隅々までチェックでき、家事がしやすいか、快適に暮らせるかなど、カタログ検討だけでは分からない使い心地を確かめられます。 また、通常のモデルハウスでは見られない深夜や早朝の家の様子も観察できますので、断熱、防音、日当たり、風通しを体感できます。 ②新規事業の拡大a 土地活用:ノマリス(障がい者グループホーム建築)障がい者向けの共同生活援助(グループホーム)とは、障害のある人が一軒家やアパートなどに定員10人以下で共同生活をする形態です。 「世話人」や「支援員」と呼ばれる職員が利用者の食事の用意やお風呂、トイレなど介助といった日常生活上の援助を提供します。 株式会社GALLERY HOUSEにて障がい者グループホームを建築しています。 オーナーに運営事業者を紹介することで、賃借人が確定した投資案件となる点が特長です。 (単位:千人)2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年障がい者グループホーム利用者数7474838793113123130144157 出所:厚生労働省「社会福祉施設等調査」(各年9月末日利用者数) b 中古リノベーション:VINJOY(コンセプトデザイン中古住宅)中古戸建やマンションの1室を、コンセプトとデザインに特色を持たせたリノベーションを実施。 デザインだけでなく、全棟品質保証をつけることにより、差別化しています。 オーナー住宅のリノベーションのほか、空室の多い古いアパートを買い取り、入居者ターゲットに合わせたデザインリノベーションをして入居付けも行い、家賃を上げて再度販売するアパート買取再販事業も展開しています。 総務省「住宅・土地統計調査(令和5年・速報値)」によると、全国の空き家数は899.5万戸となり、過去最多を更新。 一方、国土交通省の調査によると全住宅流通量(既存流通+新築着工)に占める既存住宅の流通シェアは近年14%前後で推移している。 既存住宅の流通シェアが伸びない要因の1つとして、消費者が既存住宅を購入する際に、隠れた不具合や品質について不安を抱えており、売主と買主の間には情報の非対称性が生じているとの指摘があります。 VINJOYでは、第三者機関による品質保証を全棟に提供することにより、中古リノベーションの買取再販事業は今後も売上拡大が見込めると考えております。 (単位:%)2013年2014年2015年2016年2017年2018年既存住宅流通シェア14.714.914.514.013.314.5 出所:国土交通省「既存住宅市場の活性化について」(2020年5月7日) ③MCB工法(特許出願中)一般的に木造建築は、工事現場に材料を運んで建築します。 当社のMCB工法(注1)は、自社工場にて住宅の壁や床を箱型のモジュール(注2)に生産して、トラックに積載して運び、工事現場にて基礎の上にクレーンで積み上げて設置していきます。 (注)1.工場でつくって(Manufacturing)、トラックで運んで(Carry)、現場で建てる(Build)、製造~輸送~建造という建築の流れの頭文字を略したもの。 2.規格化された建築材料の組み立てユニットのこと MCB工法のメリットは次の3つです。 a 職人不足の解消MCB 工法は、自社工場でモジュールを生産し、現場で積み上げる方式のため、熟練工を必要とせず、高齢化による今後の職人不足に対して有効な解決策となります。 b 原価削減MCB 工法は、基礎工事の間に工場でモジュールを生産し、現場で積み上げるため、一般的な現場で一から組み立てる工法と比べ大工現場の工期が約5割短縮(注)され、大幅な工期短縮による原価削減を実現できます。 (注)大工工期の当社比削減率、データ取得期間:2023年6月~2024年5月の平均値 c 品質の向上MCB 工法は、モジュールを自社工場で生産してから出荷するため、気温の変化、雨や雪などの天候による影響を受けないことから、高品質な住宅を提供できます。 ④M&A当社は今後も積極的なM&Aを進めます。 M&Aを進めるための軸となるのが、工務店支援プラットフォームです。 「工務店支援プラットフォーム」とは、当社のグループ会社である株式会社ROOT LINKが全国の工務店に対して提供するサービスの総称で、営業・顧客管理システムの導入支援、設計業務受託サービスを行います。 CADオペレーションやDX支援など、各事業会社の現場で実践し、高い生産性を実現したノウハウを、 M&Aで取得した全国の住宅会社へ展開していくだけではなく、取得した会社の強みを吸い上げて、さらにプラットフォームを強化して参ります。 (3) 目標とする経営指標等当社グループでは、安定的に成長投資資金を調達できる強固な財務基盤の確保を目指すために、「引渡棟数」、「営業利益」及び「当期純利益」をKPI(Key Performance Indicator)と設定して、経営状況の管理を行っております。 また、サステナビリティ経営を推進する上での重要課題(マテリアリティ)に対しても、経営目標を設定し、計画的な取り組みを推進すべく検討しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題① 建築コストの上昇への対策2021年4月頃からの世界的なウッドショックの発生以降、建築コストは当初急激に上昇した後、その後は供給不安こそ後退したものの価格は高止まりしており、主要部材である木材のほかにも、金属類、諸資材、資材運搬費及び人件費等も高止まりしております。 2023年5月期にウッドショック、円安、原油価格の高騰等により資材及び外注費が高騰した影響で赤字になったことを踏まえ、現在は申込を獲得した物件の状況を月次でアップデートし、利益率の状況・変動・推移を可視化し、且つその精度向上に日々努めております。 月次の物件状況及び取引業者からの情報収集を以って、早めに原材料の値上げの可能性を察知することに努め、値上げの可能性が判明した場合は、値上げ又は販売費及び一般管理費の削減を含む対応策を検討・実行できる体制を整えております。 設計・施工・技術基準の見直しやスケールメリットを活かしたコスト低減及び完成在庫期間の短縮化を図ることにより、品質を維持しながら収益の確保向上に努めてまいります。 ② 人材の確保及び育成当社グループは、事業を拡大し持続的な成長を達成するために、人材の確保と育成を重要な経営課題と位置付けて、他社との差別化を図ってまいります。 新卒採用については早期の戦力化を図るための教育研修を実施するほか、職種別、階層別に教育計画を作成し、知識とスキルを高めるとともに、経営理念及び行動指針を実践する社員の育成を行ってまいります。 また、有能で即戦力となる中途採用についても、新卒採用と同様に社内教育を実施し積極的に対応してまいります。 なお、大工職人や協力施工業者の数は年々減少しており、今後不足することが予想されます。 そのため、当社グループは既存大工職人や協力施工業者と良好な関係を保持しつつ、新規大工職人や協力施工業者の開拓を進めております。 ③ 財務管理の強化当社グループは、土地の取得資金等を主として金融機関からの借入れにより行ってきたため、有利子負債の純資産に対する割合が156%と高く、金利動向に大きな影響を受ける財務体質となっております。 今後の事業拡大においては、より精緻な棚卸資産の管理と財務バランスの管理を行っていく必要があると認識しております。 在庫回転期間を重視し、事業の成長と財務バランスの安定性を考慮した財務管理を行ってまいります。 ④ 内部管理体制の充実当社グループは、内部管理体制の充実を図り、将来にわたって経営の健全性及び透明性を確保してまいります。 内部統制システム等に関する基本方針について適時見直しを行いながら、その確実な運用の徹底に努めておりますが、今後とも、コンプライアンス体制、リスク管理体制並びに情報管理体制が有効に機能するように、コーポレート・ガバナンス体制の強化に取り組んでまいります。 ⑤ 持続的な成長の実現に向けたSDGsへの取組日本政府は、2022年5月に国際的社会課題である2050年カーボンニュートラルに貢献すべく、2030年度までの中間目標として、パリ協定直前の2014年度実績比でCO2排出量を50%削減する目標を掲げました。 当社グループは、地域の特性に合わせた商品やZEH対応型の省エネ住宅等の住宅の提供を推進し、CO2排出量削減目標達成に向けて取り組んでまいります。 当社グループは、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献しつつ、企業価値の最大化を目指してまいります。 ⑥ DXへの取組当社グループは、一人当たり生産性の向上による全社的なコスト低減に努めております。 今後住宅販売事業を成長させるために、単に商圏エリアの拡大を図るだけでなく、ロゴスホームでは住宅関連の市場環境の変化と多様化するお客様のニーズに対応するために最少人数(営業2人+設計1人+事務0.5人)で効率的な出店を行っており、MA(マーケティングオートメーション)ツール、SFA(注)及びオフショアの活用による商談~設計~受注スピードを速くする等のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しております。 デジタルマーケティングで集客した見込客をSFAで管理し、インサイドセールスやMAによって育客を行い、安定的に顧客を獲得することによって、グループ全体として安定した収益基盤の構築に努めてまいります。 (注)「Sales Force Automation」略であり、営業支援システムのことをいいます。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) ガバナンス及びリスク管理について当社グループは、気候変動問題や様々な社会の変化が起こるなかで、私たちの生活やくらし方も多様化し、求められる家の在り方も変わってきていると考えております。 私たちは、そのような変化に対応し、住まう人々に新しい生活価値を創造することで住む人・建てる人の双方を豊かに、幸せにすることを目指しています。 当社グループは、「サステナビリティ委員会規程」を制定しており、当社の代表取締役社長、業務執行取締役、執行役員、各部門長及び子会社の代表取締役社長等で構成されるサステナビリティ委員会を四半期に一度開催しております。 当委員会は、全般的サステナビリティ・ESG戦略方針に関する事項、サステナビリティ・ESG中長期目標に関する事項及び事業活動・経営戦略に対するサステナビリティ視点での検証に関する事項等を審議する会議体であり、サステナビリティ関連のリスク及び機会を識別、評価、管理するための役割を担っております。 当委員会の下部組織として部門横断型の分科会を設置しており、当分科会では当社グループが特定した重要課題であるマテリアリティごとに指標及び目標であるKPIを策定し、策定したKPIを達成するための施策の検討や、当社グループ全体の取組みを推進しています。 策定したKPIに関する進捗報告は当分科会から当委員会に報告され、報告を受けた委員会は、進捗状況をモニタリングするとともに、必要に応じて当分科会の活動を支援しています。 サステナビリティ委員会は各事業会社の代表取締役社長が集まる経営会議と同時開催しており、各事業会社の代表取締役社長は、経営会議の内容を踏まえて事業会社内に指示・報告することで、グループ全体でサステナビリティの取組みを推進しています。 当社は、当社グループ全体でサステナビリティ活動に統合的に取組むことを目的として、サステナビリティ委員会で協議の上、2022年9月22日に開催された取締役会にて、「サステナビリティポリシー策定」を決議し、マテリアリティの特定、KPIの策定及びESGロゴマークの制定を行っております。 2024年5月期の具体的な取組みといたしましては、サステナビリティ委員会で、策定したKPIの進捗確認を行う他、KPIの見直し及び新たな取組みについても協議・報告を行っております。 サステナビリティ活動における体制は次のとおりであります。 (2) サステナビリティ及び人的資本に関する戦略当社グループでは、「日本の家づくりをつくる。 」を経営理念としており、社会が変化し、人々の暮らし方も多様化する中で、住む人・建てる人の双方を豊かに、幸せにするため、重点的に取り組むべき重要課題であるマテリアリティを特定し、マテリアリティを軸としたサステナビリティの取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。 具体的には、サステナビリティ委員会にてマテリアリティを特定し、分科会がマテリアリティごとに指標及び目標であるKPIを策定し、策定したKPIを達成するための施策の検討や当社グループ全体の取組みを推進しています。 なお、人的資本に関する戦略としては、「多様な人材が安心して活躍できる環境の整備」をマテリアリティとして特定し、サステナビリティ戦略の重要な領域として取り組んでおります。 具体的には、多様な人材がより健康的かつ柔軟に働くことができ、やりがいを持って個人も企業も成長し続けることができるような環境を整備することを掲げており、マテリアリティに取り組むと共に、新卒・中途採用と幅広く採用活動を行い、不動産業界内での当社グループの知名度・成長性・地域貢献性等を理想とする『人財』を積極的に採用し、経験豊富な『人財』を起点としてプロフェッショナリズムを継承する『人財』育成を強化することにより、従業員の能力・やりがいを向上させることで、事業規模拡大を支えられる『人財』の確保に努めてまいります。 サステナビリティ委員会にて特定した重要課題であるマテリアリティ及び取り組み内容については以下のとおりです。 マテリアリティ取り組み内容環境にやさしい社会の実現住宅を通じた環境負荷の低減も推進することにより、持続可能な社会の実現に貢献する多様な人材が安心して活躍できる環境の整備多様な人材がより健康的かつ柔軟に働くことができ、やりがいを持って個人も企業も成長し続けることができるような環境を整備する地域社会への貢献人と人との繋がりを大切にし、社会の一員として、地域と共生・発展できる永続的な貢献活動を行う安全・安心な住環境の提供リモート化を主軸にし、顧客に寄り添ったサービスを展開することで、あらゆる人が安心して生活できる住環境を持続的に提供するガバナンスの強化とコンプライアンスの推進ステークホルダーからの信頼・期待に応える誠実な事業活動を推進するとともに、透明・公正かつ迅速な意思決定を行うことによって持続可能な経営を実現する 分科会がマテリアリティごとに策定している具体的な指標及び目標(KPI)については以下のとおりです。 マテリアリティ指標及び目標(KPI)環境にやさしい社会の実現環境管理体制の構築、強化CO2排出量削減再生可能エネルギー利用量MCB工法による建設の推進ZEH販売率多様な人材が安心して活躍できる環境の整備女性管理職比率新卒採用女性比率障がい者雇用率ダイバーシティに関する研修の実施回数長時間労働者率人材定着率ESSの若手人材の満足度人材情報基盤の構築スキル制度の構築 マテリアリティ指標及び目標(KPI)地域社会への貢献OB感謝祭の参加人数(延べ人数)地域貢献活動に対する従業員の参画人数(延べ人数)グループ全体で地域貢献活動を推進するための仕組みづくり各拠点での主体的な地域貢献活動の新規実施件数新たな地域貢献活動に関連するニュースリリース数安全・安心な住環境の提供施工管理ツール活用率向上顧客への情報提供のDX化推進希望者に対するリモートサービス提供率全点検に占めるリモート実施率ホールディングス全体の品質の統一化と底上げ品質検査の評価点品質検査の業者評価システムの構築顧客満足度の向上ガバナンスの強化とコンプライアンスの推進ESGの取り組みに関する理解度調査ESG活動や企業理念の体現活動の社内表彰内部通報制度に関する理解度調査コンプライアンス研修の受講率協力会社向けコンプライアンス理解浸透活動ガバナンス体制の強化 (3) 具体的な取組実績の一例a CO2排出量削減グループ会社である豊栄建設株式会社の大型ショールーム「ハウジングラボサッポロ」で使用する電力を実質再生可能エネルギーに切り替えております。 豊栄建設株式会社では、販売代理店である株式会社エゾデンを介し、株式会社エネットと小売供給契約を締結しておりますが、株式会社エネットの再エネ導入支援メニュー「EnneGreen」を導入し、電気(主に天然ガス発電等の電気)に再生可能エネルギー指定の非化石証書を組み合わせることで実質的に再生可能エネルギー電気(二酸化炭素排出量がゼロ)100%を実現しました。 b 環境配慮型商品の導入当社では、サーキュラー石膏ボード(廃石膏ボードリサイクル率100%)や、主原料の85%がリサイクルガラスであるグラスウール、コーヒー豆カスを再利用したリサイクル内装材など、環境配慮型商品の導入を進めています。 c 地域社会への貢献札幌学院大学経済経営学部と産学連携し、コロナ禍で社会との接点が減少した学生に対し、モデルハウスを共同企画するというプロジェクトを実施しました。 参加した学生は約1年をかけて、市場調査やペルソナ設定から、販促・広告等まで12 回の定例ミーティングに参加し、モデルハウス建築にかかわる一連の流れを学び、体験し、最終的に建築に至りました。 これからの時代に求められる「新しい家づくり」を考えるうえで、若者世代の新鮮な視点は、当社グループにとっても貴重な財産となりました。 |
戦略 | 当社グループでは、「日本の家づくりをつくる。 」を経営理念としており、社会が変化し、人々の暮らし方も多様化する中で、住む人・建てる人の双方を豊かに、幸せにするため、重点的に取り組むべき重要課題であるマテリアリティを特定し、マテリアリティを軸としたサステナビリティの取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。 具体的には、サステナビリティ委員会にてマテリアリティを特定し、分科会がマテリアリティごとに指標及び目標であるKPIを策定し、策定したKPIを達成するための施策の検討や当社グループ全体の取組みを推進しています。 なお、人的資本に関する戦略としては、「多様な人材が安心して活躍できる環境の整備」をマテリアリティとして特定し、サステナビリティ戦略の重要な領域として取り組んでおります。 具体的には、多様な人材がより健康的かつ柔軟に働くことができ、やりがいを持って個人も企業も成長し続けることができるような環境を整備することを掲げており、マテリアリティに取り組むと共に、新卒・中途採用と幅広く採用活動を行い、不動産業界内での当社グループの知名度・成長性・地域貢献性等を理想とする『人財』を積極的に採用し、経験豊富な『人財』を起点としてプロフェッショナリズムを継承する『人財』育成を強化することにより、従業員の能力・やりがいを向上させることで、事業規模拡大を支えられる『人財』の確保に努めてまいります。 サステナビリティ委員会にて特定した重要課題であるマテリアリティ及び取り組み内容については以下のとおりです。 マテリアリティ取り組み内容環境にやさしい社会の実現住宅を通じた環境負荷の低減も推進することにより、持続可能な社会の実現に貢献する多様な人材が安心して活躍できる環境の整備多様な人材がより健康的かつ柔軟に働くことができ、やりがいを持って個人も企業も成長し続けることができるような環境を整備する地域社会への貢献人と人との繋がりを大切にし、社会の一員として、地域と共生・発展できる永続的な貢献活動を行う安全・安心な住環境の提供リモート化を主軸にし、顧客に寄り添ったサービスを展開することで、あらゆる人が安心して生活できる住環境を持続的に提供するガバナンスの強化とコンプライアンスの推進ステークホルダーからの信頼・期待に応える誠実な事業活動を推進するとともに、透明・公正かつ迅速な意思決定を行うことによって持続可能な経営を実現する |
指標及び目標 | 分科会がマテリアリティごとに策定している具体的な指標及び目標(KPI)については以下のとおりです。 マテリアリティ指標及び目標(KPI)環境にやさしい社会の実現環境管理体制の構築、強化CO2排出量削減再生可能エネルギー利用量MCB工法による建設の推進ZEH販売率多様な人材が安心して活躍できる環境の整備女性管理職比率新卒採用女性比率障がい者雇用率ダイバーシティに関する研修の実施回数長時間労働者率人材定着率ESSの若手人材の満足度人材情報基盤の構築スキル制度の構築 マテリアリティ指標及び目標(KPI)地域社会への貢献OB感謝祭の参加人数(延べ人数)地域貢献活動に対する従業員の参画人数(延べ人数)グループ全体で地域貢献活動を推進するための仕組みづくり各拠点での主体的な地域貢献活動の新規実施件数新たな地域貢献活動に関連するニュースリリース数安全・安心な住環境の提供施工管理ツール活用率向上顧客への情報提供のDX化推進希望者に対するリモートサービス提供率全点検に占めるリモート実施率ホールディングス全体の品質の統一化と底上げ品質検査の評価点品質検査の業者評価システムの構築顧客満足度の向上ガバナンスの強化とコンプライアンスの推進ESGの取り組みに関する理解度調査ESG活動や企業理念の体現活動の社内表彰内部通報制度に関する理解度調査コンプライアンス研修の受講率協力会社向けコンプライアンス理解浸透活動ガバナンス体制の強化 (3) 具体的な取組実績の一例a CO2排出量削減グループ会社である豊栄建設株式会社の大型ショールーム「ハウジングラボサッポロ」で使用する電力を実質再生可能エネルギーに切り替えております。 豊栄建設株式会社では、販売代理店である株式会社エゾデンを介し、株式会社エネットと小売供給契約を締結しておりますが、株式会社エネットの再エネ導入支援メニュー「EnneGreen」を導入し、電気(主に天然ガス発電等の電気)に再生可能エネルギー指定の非化石証書を組み合わせることで実質的に再生可能エネルギー電気(二酸化炭素排出量がゼロ)100%を実現しました。 b 環境配慮型商品の導入当社では、サーキュラー石膏ボード(廃石膏ボードリサイクル率100%)や、主原料の85%がリサイクルガラスであるグラスウール、コーヒー豆カスを再利用したリサイクル内装材など、環境配慮型商品の導入を進めています。 c 地域社会への貢献札幌学院大学経済経営学部と産学連携し、コロナ禍で社会との接点が減少した学生に対し、モデルハウスを共同企画するというプロジェクトを実施しました。 参加した学生は約1年をかけて、市場調査やペルソナ設定から、販促・広告等まで12 回の定例ミーティングに参加し、モデルハウス建築にかかわる一連の流れを学び、体験し、最終的に建築に至りました。 これからの時代に求められる「新しい家づくり」を考えるうえで、若者世代の新鮮な視点は、当社グループにとっても貴重な財産となりました。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | なお、人的資本に関する戦略としては、「多様な人材が安心して活躍できる環境の整備」をマテリアリティとして特定し、サステナビリティ戦略の重要な領域として取り組んでおります。 具体的には、多様な人材がより健康的かつ柔軟に働くことができ、やりがいを持って個人も企業も成長し続けることができるような環境を整備することを掲げており、マテリアリティに取り組むと共に、新卒・中途採用と幅広く採用活動を行い、不動産業界内での当社グループの知名度・成長性・地域貢献性等を理想とする『人財』を積極的に採用し、経験豊富な『人財』を起点としてプロフェッショナリズムを継承する『人財』育成を強化することにより、従業員の能力・やりがいを向上させることで、事業規模拡大を支えられる『人財』の確保に努めてまいります。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | マテリアリティ指標及び目標(KPI)環境にやさしい社会の実現環境管理体制の構築、強化CO2排出量削減再生可能エネルギー利用量MCB工法による建設の推進ZEH販売率多様な人材が安心して活躍できる環境の整備女性管理職比率新卒採用女性比率障がい者雇用率ダイバーシティに関する研修の実施回数長時間労働者率人材定着率ESSの若手人材の満足度人材情報基盤の構築スキル制度の構築 マテリアリティ指標及び目標(KPI)地域社会への貢献OB感謝祭の参加人数(延べ人数)地域貢献活動に対する従業員の参画人数(延べ人数)グループ全体で地域貢献活動を推進するための仕組みづくり各拠点での主体的な地域貢献活動の新規実施件数新たな地域貢献活動に関連するニュースリリース数安全・安心な住環境の提供施工管理ツール活用率向上顧客への情報提供のDX化推進希望者に対するリモートサービス提供率全点検に占めるリモート実施率ホールディングス全体の品質の統一化と底上げ品質検査の評価点品質検査の業者評価システムの構築顧客満足度の向上ガバナンスの強化とコンプライアンスの推進ESGの取り組みに関する理解度調査ESG活動や企業理念の体現活動の社内表彰内部通報制度に関する理解度調査コンプライアンス研修の受講率協力会社向けコンプライアンス理解浸透活動ガバナンス体制の強化 |
事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 本有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境について① 競合等の影響によるリスク当社グループが属する不動産業界においては、大手企業を含む事業者が多数存在し、これらの事業者との競合が生じております。 市況としては、令和5年度の全国の持家の新設住宅着工戸数は219,622戸(前年比11.5%減)、新設住宅着工床面積は 25,026千㎡(前年比12.9%減)、北海道の持家の新設住宅着工戸数は8,157戸(前年比14.1%減)、新設住宅着工床面積は957千㎡(前年比15.8%減)(出典:国土交通省 建築着工統計調査報告 令和5年度計)となっておりますが、同業他社においては、当社グループと比較して、資本力、ブランド力等に優れる企業が多数あり、これらの企業との競合等により想定どおりに業績が進捗する保証はなく、更に競合が激化した場合には、販売期間の長期化や値引販売による採算悪化等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、上記リスクに対して、営業エリアの拡大による事業規模の拡大を図り、特定の営業エリアに過度に集中することのないようリスク分散する方針としております。 なお、当社グループの営業エリアにおける不動産市況や人口動態、景況感の変動は当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性がありますが、デザイン・設計力・高性能・適正価格等の強みを表現した商品、「注文住宅」×「土地の仲介」のワンストップ・プラットフォームによる当社グループの強みを最大限に生かして、競合他社との差別化を図ることにより対処してまいります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ② 建築コストについて当社グループでは建物の建築やサービスの提供にあたり、主に木材、住宅用設備機器などを使用しております。 2021年4月頃からの世界的なウッドショックの発生以降、建築コストは当初急激に上昇した後、その後は供給不安こそ後退したものの価格は高止まりしており、主要部材である木材のほかにも、金属類、諸資材、資材運搬費及び人件費等も高止まりしております。 このような建築コストの上昇や建築コスト上昇に伴う調達困難といった事態が生じるリスクがあります。 これらのリスクの発生により、コストダウンや販売価格へ転嫁又は見直し等が難しい場合や建物の完成・引渡しの遅延が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループでは2023年5月期にウッドショック、円安、原油価格の高騰等により資材及び外注費が高騰した影響で赤字になったことを踏まえ、現在は申込を獲得した物件の状況を月次でアップデートし、利益率の状況・変動・推移を可視化し、且つその精度向上に日々努めております。 月次の物件状況及び取引業者からの情報収集を以って、早めに原材料の値上げの可能性を察知することに努め、値上げの可能性が判明した場合は、値上げ又は販売費及び一般管理費の削減を含む対応策を検討・実行できる体制を整えております。 当社グループは、上記のリスクに対して、常に情報収集を行い、仕様の見直し、調達先の複数化・分散化、代替品の検討を行うことで資材等の調達リスクの低減を図っており、今後もリスク低減に努めてまいります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ③ 法的規制等について当社グループは、事業運営上、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法、建設業法、建築士法、国土利用計画法等による法的規制を受けております。 今後、これらの関連法令が改廃された場合や新たな法的規制が設けられた場合、又は、これらの法令等の規制について遵守できなかった場合や新たな有資格者等の設置義務が発生する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、許認可等を受けるための諸条件及び関連法令の遵守に努めており、今後も従業員に対する情報発信・研修等などの対策を継続してまいります。 具体的には、リスク・コンプライアンス委員会を開催しているほか、入社時のフォローアップ研修に加え、入社後には四半期に一度全員に対して、eラーニング研修を実施しており、法令遵守、コンプライアンスに対しての教育を実施しております。 また、関連法令の改廃や新たな法的規制の設置等については、事前モニタリングを実施しており、施行日までに適切な対応ができる体制を構築しております。 なお、現状において当該許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりません。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大)(主要な許認可等の状況)許認可等の名称会社名許認可(登録)番号/有効期限法令違反の要件及び主な許認可取消事由一般建設業許可株式会社ロゴスホーム国土交通大臣許可(般-3)石第27425号2029年4月9日まで(5年毎の更新)建設業法第29条豊栄建設株式会社北海道知事許可(般-3)石第24005号2026年6月1日まで(5年毎の更新)株式会社GALLERY HOUSE栃木県知事許可(般-2)第022009号2025年6月26日まで(5年毎の更新)宅地建物取引業者免許株式会社ロゴスホーム国土交通大臣(2)第9407号2028年8月31日まで(5年毎の更新)宅地建物取引業法第66条豊栄建設株式会社北海道知事石狩(1)第9017号2026年3月1日まで(5年毎の更新)株式会社GALLERY HOUSE栃木県知事(01)第005242号2025年12月21日まで(5年毎の更新)一級建築士事務所登録株式会社ロゴスホーム北海道知事登録(十)第385号2028年8月31日まで(5年毎の更新)建築士法第26条豊栄建設株式会社北海道知事登録(石)第6083号2028年12月19日まで(5年毎の更新) ④ 外注管理について当社グループは、住宅の建築工事について、一定の技術水準を満たす建築工事業者を選定して発注しており、また、建築工事を実施する際は、当該業者と当社グループとの間で連絡を密に取り、コスト、品質及び工期を管理しております。 しかしながら、今後において取扱い物件の増加や営業地域を拡大した場合又は建築工事業者の減少又は従事者の不足等によって当社グループの要求水準を満たす建築工事業者を確保できなかった場合や、適切なコントロールができず建築工事についてトラブル等が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、既存の外注先からの紹介等の新規の外注先の確保に努める対応策をとっております。 外注先の選定にあたっては、その経営状態、技術力、評判及び反社会的勢力との関係の有無などを調査しております。 また、外注先に対する報告会等を開催することにより、当社グループの経営理念の共有及び安全・品質管理の徹底等に十分に留意しております。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑤ 安全管理・環境について当社グループは、品質管理・現場の安全管理に万全を期しておりますが、建築・工事等の外注先や業務委託先、あるいは建築素材メーカーの製造過程等に起因する建築素材等に関わる重大な品質問題、労災事故及び想定されない瑕疵担保責任等が発生した場合には、当社グループの信用失墜や多額の損害賠償請求等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、施工管理を行う部署を中心に徹底した品質管理を行うことで品質の維持に努めており、販売後のクレーム等に関しましても、迅速かつ適切な対応ができる体制を構築しております。 また、保証責任を十分履行するために完成工事補償引当金の計上や各種損害保険の付保を行っております。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑥ 土地仕入について当社グループは、土地仕入について社内調査・検討・選別を行なった上で、基準に合致した物件を取得しておりますが、常に円滑な土地仕入が行なわれる保証はなく、土地仕入に支障が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑦ 瑕疵担保責任について当社グループは、チェックリストを用いて完了チェックを行い、品質管理に万全を期するとともに、アフターメンテナンス等を実施することによって、瑕疵発生リスクの軽減に努めておりますが、当社グループの販売した住宅に重大な瑕疵や契約不適合があるとされた場合には、その直接的な原因が当社グループ以外の責任によるものであっても当社グループは売主としてこれらの責任を負うことがあります。 その結果、補償工事費の増加や信用力低下により、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑧ エリア展開について当社グループの営業地域は、北海道を中心としたエリアに集中しております。 当該地域において、地域経済の悪化や人口動態に変化が生じた場合又は台風や地震等の大規模災害による影響が発生した場合には、当該エリアにおける不動産市況等に影響が生じ、当社グループの経営成績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは、北海道のほか、既に東北と北関東に進出しております。 既に進出しているエリアに近接する地域から事業エリア拡大を推進していく方針でありますが、新たな営業エリアにおける競合や業績が限定的であること等に起因して、当社グループの想定する事業拡大が実現出来ない可能性があり、営業拠点分散に伴う業務効率の悪化等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ⑨ 少子高齢化について日本国内の人口・世帯数の減少は今後の住宅着工戸数にも大きな影響を与えると思われます。 市場の縮小が予想される環境のなか、当社グループでは株式会社ロゴスホームの出店拡大戦略や宿泊体験可能なショールーム「北海道クラシアム」の活用、新規事業の拡大、全国の地場工務店のM&Aにより、市場シェアの拡大を目指します。 また、少子高齢化による職人不足への対策として、MCB工法による住宅の販売を推進して参ります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑩ 訴訟について 当社グループでは、現段階において業績に重大な影響を及ぼす訴訟を提起されている事実はありません。 しかしながら、当社グループの販売する住宅、不動産において、契約不適合(瑕疵)等の発生、又は工事期間中における近隣からの様々なクレーム等が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。 当社グループでは、施工に対するお客様の満足度を高めるため、徹底した品質管理に努めておりますが、重大な訴訟等が発生した場合には、当該状況に対応するために多額の費用が発生するとともに、当社グループの信用を大きく毀損する恐れがあり、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑪ カントリーリスクについて当社グループでは、現在フィリピンに子会社を設置しております。 当社にて同国の経済・社会・政治情勢及び法規制の動向について情報収集と対応の統括を行っておりますが、テロ活動、軍事クーデター、大規模な騒乱、法制度の大幅な変化等が生じた場合、一部の業務執行に影響が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:小) (2) 事業体制について① 資産について当社グループは、不動産の仕入を行っており、常に一定規模の販売用不動産等を所有しております。 総資産に占める販売用不動産及び仕掛販売用不動産の割合は、当連結会計年度末において31.0%となっております。 しかしながら、経済環境の変化等により、想定していた価格での販売が困難になる場合や予定どおりの販売が行えず在庫の保有期間が長期化することで評価損が発生する場合、値引きによる販売の実施に伴い利益が減少する場合や何らかの理由によって商品の引き渡しができなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、収益不動産の時価が著しく下落した場合、又は、住宅展示場の収益性が著しく低下した場合等には、減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 現在、該当するような事象は発生しておりません。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ② 品質不良について設計・施工等の不備が発生した場合には、当社グループの信用の失墜、想定外の費用の発生及び開発計画、運営計画の遅延が生じる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、一定の信用力・技術力を有する第三者に建物の設計・施工業務等を発注し、その設計・施工における品質を確保するため、設計・施工業務等の発注先による法令遵守の徹底を図るとともに、発注者として施工状況の確認及び品質検査を実施しております。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ③ 人材確保及び育成について当社グループは、従業員を『人財』として位置付けており、重要な経営資源として認識しております。 さらなる企業成長を推し進めるうえで、優秀な『人財』の確保・育成は必要不可欠であると考えております。 そうした『人財』が十分に確保できない場合、又は現在在籍している『人財』が流出する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、新卒・中途採用と幅広く採用活動を行い、当社グループの経営理念に共感していただける方々を積極的に採用し、プロフェッショナルな『人財』育成を強化することにより、従業員の能力・やりがいを向上させることで、事業規模拡大を支えられる『人財』の確保及び維持に努めてまいります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ④ 業績の季節変動について当社グループの住宅事業における売上高は第4四半期に集中する傾向にあります。 そのため、販売計画の変更、販売動向の変化及び建設工事等の遅延による引渡時期の変更が生じることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、注文住宅の着工時期及び分譲住宅の引渡時期の平準化を図ることにより、季節的変動を抑制しております。 当連結会計年度における四半期ごとの売上高、売上総利益及び営業利益の推移は下記のとおりです。 第1四半期(6月~8月)第2四半期(9月~11月)第3四半期(12月~2月)第4四半期(3月~5月)当連結会計年度売上高(千円)4,662,7438,378,2727,216,00611,457,55731,714,580売上総利益(千円)801,7291,518,3171,398,2672,180,6405,898,955営業利益又は営業損失(△)(千円)△289,926383,398286,5741,011,2981,391,344 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ⑤ 内部管理体制について当社グループの持続的な成長のためには、コンプライアンス及びコーポレート・ガバナンスが適切に機能することが必要不可欠であると認識しております。 また、業務の適正化、財務報告の信頼性及び各社内規程及び法令遵守を徹底することにより、内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。 しかしながら、事業の急速な拡大等により、コーポレート・ガバナンスが有効に機能しなかった場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑥ のれんの減損に関するリスク 当社グループでは、2024年5月末時点の連結貸借対照表において、1,127,712千円ののれんを計上しております。 当社としては適切な事業計画とともに事業収益力強化に努めており、のれん対象資産の評価額は帳簿価額を十分に上回ると想定しており減損可能性は高くないと考えております。 しかしながら、今後の事業計画との乖離等によって、のれん対象資産の評価額が帳簿価額より著しく下落した場合には、減損損失が計上され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) (3) その他について① 政治・社会情勢・景気動向・制度について当社グループが属する不動産業界は、景気動向、経済情勢、金利動向、地価の動向等に影響を受けやすい特性があり、これらの影響から購入者の需要動向が悪化した場合、取得価額と正味売却価額を比較し、正味売却価額が取得価額を下回っている場合には、商品評価損を計上することとしており、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 固定資産についても、将来キャッシュ・フロー等を算定し、減損損失の認識・測定を行っておりますので、地価動向や景気動向によっては、固定資産の減損損失を計上することも予想され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、販売用不動産の販売状況などにおいて適時にモニタリングを行い、販売価格等の収支状況を把握し、適正価格の検証を行い、収益力の逓減を抑制するための対策を検討・実施しております。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ② 災害(火災・地震・台風・洪水・津波)について火災・地震・台風等の大規模な自然災害の発生時には、被災した自社保有設備、建設現場、引渡し前の建物の損壊等の物的被害及び従業員等の被災による人的損害が発生する可能性があります。 また、社会インフラの大規模な損壊で建設現場の資材・部材等の確保が困難になる可能性があります。 これらの場合には、損壊等が発生した設備等の修復に加え、建物の点検や応急措置等の初動対応等により、多額の費用が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらは自然災害であるため、リスクが顕在化する可能性の程度や業績への影響の程度を見積もることは困難ですが、当社グループでは、資材・部材等の備蓄の対策等を行っております。 (発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) ③ 感染症等について2020年に急速に拡大した新型コロナウイルス感染症は、世界的な大流行に至り、日本を含む感染拡大国において出入国制限及び都市閉鎖、外出制限又は自粛要請等が行われ、企業活動だけではなく、日常生活にも大きな制約が発生しております。 新型コロナウイルス感染症の拡大による最大の懸念は、当社グループの従業員及び家族の安全と健康が損なわれるだけでなく、各拠点における職場の労働安全衛生を担保することが困難となることにより、人的被害が発生する可能性があることです。 また、労働安全衛生に加え、政府による移動制限処置等の影響を受けて職場環境へのアクセスが困難となり、従来どおりの業務が行えなくなる可能性もあります。 新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動への影響については不確定要素が多く、状況変化が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、上記のリスクに対して、従業員に関しては集合形式の会議、研修、出張を極力リモート形式にすると共に、衛生管理の安全対策を施しております。 また、営業活動に関してもWEBを活用した見学会、相談会などによる非対面型を推進しております。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ④ 情報管理について当社グループは、事業活動により多種多様な個人情報をお預かりします。 当社グループは、個人情報の取扱いに関して、「個人情報保護管理規程」を設け、体制整備を行っております。 また、システム上においては、ファイル保管の厳重化、監視ソフトの導入、アクセス権限の制限等を行っており、個人情報以外の情報の取扱いも含めて情報管理全般にわたる体制強化を図っております。 しかしながら、不測の事態により、個人情報が外部に漏洩するような事態となった場合は、当社グループの信用の失墜、賠償責任を課せられる可能性もあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、上記のリスクに対して、個人情報を含む情報の管理については、情報に応じた閲覧権限の設定、ID登録、外部侵入防止システムの採用及び持ち出し制限システムなどにより情報流出の防止を図っております。 また、「特定個人情報等取扱規程」を定め、情報管理の知識及び意識の徹底を図ることにより情報漏えいリスクの低減に努めております。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑤ 特定人物への依存について当社の代表取締役社長である池田雄一は、創業以来当社グループの事業に深く関与しており、豊富な経験と知識を有していることから、経営戦略の構築やその実行に際して極めて重要な役割を担っております。 何らかの理由により当社の代表取締役社長である池田雄一の当社グループにおける業務執行が困難になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、後継者候補の育成を十分な時間をかけて計画的に行い、特定の個人に過度に依存しない経営体制の構築を進め役職員の質的レベルの向上に注力していく方針であります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑥ クレーム及び風評被害について当社グループの事業は、その性質上、顧客から品質、サービス及び納期等に対する指摘・意見・不満等のクレームを受ける可能性があります。 こうしたクレームの発生により顧客からの信頼が低下した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループに対する否定的な意見や批評がマスコミ報道やインターネット上の書き込み等により発生・拡散した場合、それが正確な事実に基づいたものであるか否かにかかわらず、当社グループの事業の展開、業績、ブランドイメージ及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、上記リスクに対して、法令遵守、品質管理に努めるとともに、風評が生じる原因となるような行動を厳に慎むよう全社員への教育・研修・指導を行い、風評リスクの防止対策を実施しております。 また、正確な事実に基づかない虚偽情報の流布につきましては、適宜のモニタリングを実施し、顧問弁護士等外部の専門家と緊密に連携することで、その拡散に対応するための体制を構築しております。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑦ 大株主について本書提出日現在において、エンデバー・ユナイテッド株式会社が運営するエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合によって株式数は2,104,852株、発行済株式総数の53.86%の株式を保有されております。 なお、当社とエンデバー・ユナイテッド株式会社との間に営業上の取引関係はありません。 エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合は当社株式上場時において1,346,400株を売却しましたが、今後も一定程度の当社株式を保有する見込みとなっております。 一般的にファンド等による株式の所有目的は、株式上場後に株式を売却の上キャピタルゲインを得ることにあたるため、将来的にファンド等が所有する株式の一部又は全部を売却することが想定されます。 その場合、エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合が当社株式の全てを売却するまで、短期的に株式の需給バランスの変動が生じる可能性があり、当社株式の株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社は、独自性、自主性に基づき企業運営を行っております。 本書提出日現在において当社の取締役である中真人は、当社株主であるエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合を運営するエンデバー・ユナイテッド株式会社より派遣されておりますが、今後は当社株式の持分比率等も踏まえ当社グループの取締役の適切な退任時期を検討する方針であります。 (発生可能性:高、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑧ 当社株式の流動性について株式会社東京証券取引所の定める上場維持基準は25.0%であるところ、当社の新規上場時における流通株式比率は、本募集、引受人の買取引受による売出し及び引受人に要請した当社指定先への売付け(親引け)を勘案した場合、当該上場維持基準に近接しております。 今後は、当社の事業計画に沿った成長資金の公募増資による調達、既存株主への一部売出しの要請、新株予約権の行使による流通株式数の増加等により流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑨ 配当政策について当社グループは、剰余金の配当につきましては、業績の推移を見据え、将来の事業の発展と財務基盤の強化のための内部留保とのバランスを保ちながら、経営成績や配当性向等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を実施することを基本方針としております。 配当性向水準につきましては、同業各社の連結配当性向も参考に30.0~50.0%程度を目標値としております。 なお、業績が計画どおりに進展しない場合は配当を減少する、又は実施できない可能性があります。 (発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中) ⑩ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社役員、従業員又は当社子会社役員、従業員に対して、優秀な人材の確保・獲得及び経営参画意識の向上のためのインセンティブとして、新株予約権を付与しております。 これらの新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化することになり、将来における株価へ影響を及ぼす可能性があります。 本書提出日の前月末現在、新株予約権による潜在株式数は233,756株であり、発行済株式総数3,908,066株に対する割合は6.0%となっておりますが、権利行使期間において段階的に行使が可能となる条件を付与することで、希薄化の影響が分散するようにしております。 なお、新株予約権の詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 (発生可能性:中、発生時期:1年以内、影響度:中) |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行などによる経済活動の正常化を受け、景気は緩やかな回復を続けております。 一方で、欧米や中国を中心とした海外の景気減退の可能性や、円安や原油価格の高止まり等に伴う燃料や原材料価格の高騰、及びロシアのウクライナ侵攻等の地政学的リスクの高まり等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主たる事業である住宅・不動産業界におきましては、国土交通省発表による全国の新設住宅着工戸数(出典:国土交通省 建築着工統計調査)の「持家」では2021年12月以降は対前年比マイナスの推移が続いており、資源や原材料価格の上昇による影響が引き続きみられております。 当社グループでは前連結会計年度に引き続き、デジタルマーケティングを展開して関心の高い顧客層へ当社グループの情報を到達させるとともに、住宅購入を検討中の潜在層へ幅広くアプローチする効率的な集客を行い、受注へとつなげてまいりました。 この結果、当連結会計年度は、売上高31,714,580千円(前年同期比13.2%増)、販売費及び一般管理費は4,507,610千円(前年同期比7.0%増)、営業利益は1,391,344千円(前年同期は営業損失118,517千円)、経常利益は1,358,423千円(前年同期は経常損失139,664千円)、税金等調整前当期純利益は1,325,775千円(前年同期は税金等調整前当期純損失83,610千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は890,165千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失80,865千円)となりました。 なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略いたします。 ② 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末における資産の合計は、前連結会計年度末と比較すると1,302,035千円減少し、13,390,586千円となりました。 これは固定資産が226,233千円増加して3,872,985千円となった一方で、流動資産が1,528,268千円減少して9,517,600千円となったことによるものであります。 流動資産の減少の主な要因は、仕掛販売用不動産が1,338,568千円、未成工事支出金が452,078千円減少したことによるものであります。 固定資産の増加の主な要因は、建物及び構築物が248,827千円増加したことによるものであります。 (負債)当連結会計年度末における負債の合計は、前連結会計年度末と比較すると1,203,824千円減少し、10,297,995千円となりました。 これは流動負債が764,189千円減少して8,014,640千円、固定負債が439,634千円減少して2,283,354千円となったことによるものであります。 流動負債の減少の主な要因は、工事未払金が353,184千円、短期借入金が229,176千円、未払法人税等が406,001千円増加した一方で、未成工事受入金が703,315千円、預り金が1,316,187千円減少したことによるものであります。 固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が447,298千円減少したことによるものであります。 (純資産)当連結会計年度末における純資産の合計は、前連結会計年度末と比較すると98,210千円減少し、3,092,591千円となりました。 純資産の減少の主な要因は、資本剰余金が103,329千円減少したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。 )は、前年同期と比べ461,285千円減少し、4,484,097千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により獲得した資金は、1,087,247千円(前年同期は1,523,439千円の使用)となりました。 主な要因は、預り金の減少1,316,187千円があった一方で、税金等調整前当期純利益を1,325,775千円計上し、棚卸資産の減少925,136千円及び仕入債務の増加378,930千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は、428,833千円(前年同期は534,903千円の使用)となりました。 主な要因は、有形固定資産の取得による支出345,338千円及び子会社株式の条件付取得対価の支払額70,000千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は、1,131,324千円(前年同期は1,677,889千円の獲得)となりました。 主な要因は、長期借入れによる収入545,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出905,334千円及び配当金の支払額1,000,000千円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a 生産実績当社グループは、生産実績を定義することが困難であるため、記載しておりません。 b 受注実績当社グループは住宅販売事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)住宅販売事業26,901,482124.39,952,645110.1合計26,901,482124.39,952,645110.1 (注)1.住宅販売事業のうち、注文住宅及び分譲住宅の該当金額を記載しております。 2.宅地販売及びその他については、事業の性質上記載を省略しております。 c 販売実績当社グループは住宅販売事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)住宅販売事業注文住宅24,113,133119.3分譲住宅2,036,433102.4宅地販売4,343,61694.0その他1,221,396102.0合計31,714,580113.2 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであり、将来生じる実際の結果と異なる可能性がありますのでご留意ください。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績の状況の分析(売上高)当連結会計年度は、当社グループが経営上の目標の達成状況を判断するための指標の一つとしている住宅引渡棟数が大きく伸びたこと等により、売上高は31,714,580千円(前年同期比13.2%増)となりました。 一方で、MCB工法(「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)中長期的な経営戦略及び経営環境 ③MCB工法(特許出願中)」参照)の活用等によるコストダウンを図ったことで、売上原価は25,815,624千円(前年同期比7.9%増)となり、この結果、売上総利益は5,898,955千円(前年同期比44.1%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業損益)当連結会計年度の販売費及び一般管理費は4,507,610千円(前年同期比7.0%増)となりました。 主な内訳は、事業拡大に伴う広告宣伝費、給料及び手当、賞与等の人件費、のれん償却額等であります。 この結果、営業利益は1,391,344千円(前年同期は営業損失118,517千円)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常損益)当連結会計年度において、営業外収益は21,708千円(前年同期比26.8%減)営業外費用は54,630千円(前年同期比7.5%増)計上いたしました。 主な要因は、営業外収益では受取保険金が発生したことによるものであり、営業外費用では支払利息が発生したことによるものであります。 この結果、経常利益は1,358,423千円(前年同期は経常損失139,664千円)となりました。 (特別利益、特別損失、法人税等、親会社株主に帰属する当期純損益)当連結会計年度において、特別利益は2千円、特別損失は32,650千円計上いたしました。 主な要因は、特別損失では役員退職慰労金等が発生したことによるものです。 法人税、住民税及び事業税を447,615千円、法人税等調整額を △12,004千円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は890,165千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失80,865千円)となりました。 b.財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析財政状態の分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に、キャッシュ・フローの状況の分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの主な資金需要は住宅販売事業における土地又は原材料等の仕入、外注費及び人件費等であります。 運転資金の調達は自己資金及び金融機関からの借入を基本としております。 本報告書提出時点において、安定的かつ機動的に運転資金を確保することを目的として、取引金融機関と当座貸越契約を締結しております。 設備投資の必要性が生じた際には投資金額、手元資金、資本コスト等を総合的に考慮して最適な手段により調達することとしております。 現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は4,484,097千円であり、資金の流動性は十分に確保できております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 経営者は債権、繰延税金資産、引当金等に関する見積り及び判断について、継続して評価を行っており、過去の実績や状況に応じて合理的と思われる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。 また、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の報告数字についての判断の基礎となります。 実際の結果は、見積り特有の不確実性のため、これら見積りと異なる場合があります。 重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、主な経営指標として「引渡棟数」、「営業利益」及び「当期純利益」を重視しております。 その中でも特に「引渡棟数」が重要であると考えており、「引渡棟数」の指標の推移は以下のとおりであります。 2023年5月期2024年5月期前年同期比引渡棟数(棟)9371,037110.7%営業利益又は営業損失(△)(百万円)△1181,391-当期純利益又は当期純損失(△)(百万円)△80890- |
経営上の重要な契約等 | 5 【経営上の重要な契約等】 該当事項はありません。 |
研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループは、「住宅販売事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 当連結会計年度の設備投資につきましては、主に事業拡大に向けて株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社において体験型ショールーム「北海道クラシアム」の稼働開始にあたり、家作りの基本を体感できる施設「センターハウス」並びに宿泊体験可能なモデルハウス6棟を建設いたしました。 この結果、当連結会計年度の設備投資額は351,729千円であります。 なお、当連結会計年度において重要な設備の除却又は売却はありません。 |
主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社 2024年5月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)その他合計本社(北海道札幌市中央区)本社設備10,221-37,19347,41485(11) (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.使用人数は就業員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 3.本社事務所は賃借物件であり、年間賃借料は20,719千円であります。 (2) 国内子会社 2024年5月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)その他合計株式会社ロゴスホーム本店(北海道帯広市)他22店舗、モジュール工場、北海道クラシアム店舗設備、工場及び体験型ショールーム706,617499,550(29,920.66)30,3501,236,518269(19)豊栄建設株式会社本店(北海道札幌市中央区)他1店舗、北海道クラシアム店舗設備及び体験型ショールーム278,349419,555(1,480.19)4,354702,260101(17) (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であり、パート及び嘱託社員は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 3.上記以外に、豊栄建設株式会社及び株式会社ロゴスホームは、3,151.10㎡の北海道クラシアム用土地を共同保有しております。 (3) 在外子会社在外子会社の設備は少額であることから、記載を省略しております。 |
設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 351,729,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 41 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 6 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 4,585,000 |
Investment
株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする株式を純投資目的の投資株式とし、それ以外の目的の株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社グループは、純投資目的以外である投資株式について、相手企業との営業上の取引関係の維持強化を図るために有効であり、持続的成長と中長期的な企業価値向上に寄与すると判断した場合にのみ保有する方針としております。 保有株式については、毎年取締役会において、保有目的や経済合理性、リスク等の保有の妥当性を総合的に検証の上、保有の適否を判断しております。 なお、保有の妥当性がないと判断した株式については、売却を行うなど縮減を図ります。 b 銘柄数及び貸借対照表計上額該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 c 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報(特定投資株式)該当事項はありません。 (みなし保有株式)該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数 (銘柄)貸借対照表計上額の合計額 (千円)銘柄数 (銘柄)貸借対照表計上額の合計額 (千円)非上場株式1010非上場株式以外の株式---- ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 |
Shareholders
大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2024年5月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合東京都千代田区丸の内二丁目5番1号丸の内二丁目ビル6階3,451,25289.46 株式会社チキンシープ東京都中央区銀座六丁目13番9号 bizcube305,6537.92 池田 雄一北海道札幌市中央区48,1001.25 株式会社BOSS東京都中央区銀座六丁目13番9号 bizcube35,3000.91 竹田 純北海道河東郡音更町4,4400.12 野嶽 直樹北海道札幌市西区4,4400.12 三輪 貴之北海道札幌市豊平区2,2200.06 西槙 裕範北海道札幌市西区2,2200.06 谷口 文弥北海道河西郡芽室町2,2200.06 池田 俊北海道札幌市西区2,2200.06 計―3,858,065100.00 (注) 1. 株式会社チキンシープは、当社代表取締役社長である池田雄一が実質的に保有する会社であります。 |
株主数-個人その他 | 7 |
株主数-その他の法人 | 3 |
株主数-計 | 10 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 池田 俊 |
株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 該当事項はありません。 |
Shareholders2
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)38,580,660-34,722,5943,858,066 (変動事由の概要)減少数の内訳は次のとおりであります。 株式の併合による減少 34,722,594株 2 自己株式に関する事項該当事項はありません。 |
Audit
監査法人1、連結 | 三 優 監 査 法 人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書 2024年8月29日株式会社ロゴスホールディングス取 締 役 会 御 中 三 優 監 査 法 人 札幌事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士岡島 信平 指定社員業務執行社員 公認会計士宇野 公之 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ロゴスホールディングスの2023年6月1日から2024年5月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ロゴスホールディングス及び連結子会社の2024年5月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応当連結会計年度末の連結貸借対照表に、のれんが1,127,712千円計上されているが、それには株式会社GALLERY HOUSEを子会社化したことに伴い発生したのれん446,062千円が含まれており、総資産の3.3%を占める。 のれんは規則的に償却されるが、のれんを含む資産グループに減損の兆候があると認められる場合には、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。 会社は、注記事項(重要な会計上の見積り)「2.のれんの評価」に記載のとおり、株式会社GALLERY HOUSEとの企業結合により発生したのれんを含む資産グループについて、減損の兆候を識別しているが、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていることから、減損損失を認識していない。 割引前将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画に含まれる重要な仮定は、将来の引渡棟数に基づき算定された売上高及び粗利益率の予測であり、当該予測には経営者による主観的な判断を伴うことから、不確実性が高い領域である。 以上より、当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価が特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの減損の認識要否の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。 ・のれんの評価プロセスに関する内部統制を理解した。 ・経営者による偏向の有無を検討するために、当連結会計年度の予算と実績との比較分析を実施した。 ・割引前将来キャッシュ・フローについて、その基礎となる取締役会で承認された事業計画との整合性を検討した。 ・事業計画に含まれる重要な仮定である売上高及び粗利益率について、経営者へ質問するとともに、過去実績との比較及び住宅着工戸数の予測等の利用可能な外部データとの比較を実施し、重要な仮定の合理性を検討した。 ・割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較して、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っていることを確かめた。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応当連結会計年度末の連結貸借対照表に、のれんが1,127,712千円計上されているが、それには株式会社GALLERY HOUSEを子会社化したことに伴い発生したのれん446,062千円が含まれており、総資産の3.3%を占める。 のれんは規則的に償却されるが、のれんを含む資産グループに減損の兆候があると認められる場合には、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。 会社は、注記事項(重要な会計上の見積り)「2.のれんの評価」に記載のとおり、株式会社GALLERY HOUSEとの企業結合により発生したのれんを含む資産グループについて、減損の兆候を識別しているが、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていることから、減損損失を認識していない。 割引前将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画に含まれる重要な仮定は、将来の引渡棟数に基づき算定された売上高及び粗利益率の予測であり、当該予測には経営者による主観的な判断を伴うことから、不確実性が高い領域である。 以上より、当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価が特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの減損の認識要否の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。 ・のれんの評価プロセスに関する内部統制を理解した。 ・経営者による偏向の有無を検討するために、当連結会計年度の予算と実績との比較分析を実施した。 ・割引前将来キャッシュ・フローについて、その基礎となる取締役会で承認された事業計画との整合性を検討した。 ・事業計画に含まれる重要な仮定である売上高及び粗利益率について、経営者へ質問するとともに、過去実績との比較及び住宅着工戸数の予測等の利用可能な外部データとの比較を実施し、重要な仮定の合理性を検討した。 ・割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較して、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っていることを確かめた。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 当連結会計年度末の連結貸借対照表に、のれんが1,127,712千円計上されているが、それには株式会社GALLERY HOUSEを子会社化したことに伴い発生したのれん446,062千円が含まれており、総資産の3.3%を占める。 のれんは規則的に償却されるが、のれんを含む資産グループに減損の兆候があると認められる場合には、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。 会社は、注記事項(重要な会計上の見積り)「2.のれんの評価」に記載のとおり、株式会社GALLERY HOUSEとの企業結合により発生したのれんを含む資産グループについて、減損の兆候を識別しているが、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていることから、減損損失を認識していない。 割引前将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画に含まれる重要な仮定は、将来の引渡棟数に基づき算定された売上高及び粗利益率の予測であり、当該予測には経営者による主観的な判断を伴うことから、不確実性が高い領域である。 以上より、当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価が特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(重要な会計上の見積り)「2.のれんの評価」 |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの減損の認識要否の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。 ・のれんの評価プロセスに関する内部統制を理解した。 ・経営者による偏向の有無を検討するために、当連結会計年度の予算と実績との比較分析を実施した。 ・割引前将来キャッシュ・フローについて、その基礎となる取締役会で承認された事業計画との整合性を検討した。 ・事業計画に含まれる重要な仮定である売上高及び粗利益率について、経営者へ質問するとともに、過去実績との比較及び住宅着工戸数の予測等の利用可能な外部データとの比較を実施し、重要な仮定の合理性を検討した。 ・割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較して、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っていることを確かめた。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
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監査法人1、個別 | 三 優 監 査 法 人 |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2024年8月29日株式会社ロゴスホールディングス取 締 役 会 御 中 三 優 監 査 法 人 札幌事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士岡島 信平 指定社員業務執行社員 公認会計士宇野 公之 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ロゴスホールディングスの2023年6月1日から2024年5月31日までの第4期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ロゴスホールディングスの2024年5月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応当事業年度末の貸借対照表に、関係会社株式が2,461,875千円計上されているが、注記事項(重要な会計上の見積り)「1.関係会社株式の評価」に記載のとおり、それには連結子会社である株式会社GALLERY HOUSEの株式372,300千円が含まれており、総資産の13.3%を占める。 市場価格のない株式である関係会社株式については、取得価額をもって貸借対照表価額とするが、実質価額が著しく低下した場合には、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられない場合を除き、減損処理が必要となる。 また、超過収益力を反映した価額で株式を取得した場合には、株式取得時の事業計画の達成状況や営業損益の実績等を踏まえて、超過収益力の毀損の有無を検討し、実質価額を評価する必要がある。 超過収益力を反映した実質価額は、同社の事業計画に基づき見積もられており、連結貸借対照表に計上されているのれんの評価と同様に経営者による主観的な判断を伴うことから、不確実性が高い領域である。 以上より、当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価が特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。 ・関係会社株式の評価プロセスに関する内部統制を理解した。 ・関係会社株式の実質価額に反映された超過収益力は連結財務諸表上の「のれん」として計上されることから、連結財務諸表に係る独立監査人の監査報告書における監査上の主要な検討事項「株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価」に記載の監査上の対応を実施した。 ・超過収益力を反映した実質価額と帳簿価額との比較により、実質価額の著しい低下の有無を検討した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応当事業年度末の貸借対照表に、関係会社株式が2,461,875千円計上されているが、注記事項(重要な会計上の見積り)「1.関係会社株式の評価」に記載のとおり、それには連結子会社である株式会社GALLERY HOUSEの株式372,300千円が含まれており、総資産の13.3%を占める。 市場価格のない株式である関係会社株式については、取得価額をもって貸借対照表価額とするが、実質価額が著しく低下した場合には、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられない場合を除き、減損処理が必要となる。 また、超過収益力を反映した価額で株式を取得した場合には、株式取得時の事業計画の達成状況や営業損益の実績等を踏まえて、超過収益力の毀損の有無を検討し、実質価額を評価する必要がある。 超過収益力を反映した実質価額は、同社の事業計画に基づき見積もられており、連結貸借対照表に計上されているのれんの評価と同様に経営者による主観的な判断を伴うことから、不確実性が高い領域である。 以上より、当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価が特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価の妥当性を検討するために、主として以下の監査手続を実施した。 ・関係会社株式の評価プロセスに関する内部統制を理解した。 ・関係会社株式の実質価額に反映された超過収益力は連結財務諸表上の「のれん」として計上されることから、連結財務諸表に係る独立監査人の監査報告書における監査上の主要な検討事項「株式会社GALLERY HOUSEに係るのれんの評価」に記載の監査上の対応を実施した。 ・超過収益力を反映した実質価額と帳簿価額との比較により、実質価額の著しい低下の有無を検討した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 株式会社GALLERY HOUSEの株式の評価 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
その他、流動資産 | 5,073,000 |
建物及び構築物(純額) | 1,082,329,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 13,534,000 |
土地 | 1,250,345,000 |
有形固定資産 | 23,755,000 |
ソフトウエア | 23,659,000 |
無形固定資産 | 23,659,000 |
繰延税金資産 | 3,220,000 |
投資その他の資産 | 2,502,745,000 |
BS負債、資本
短期借入金 | 2,163,803,000 |
1年内返済予定の長期借入金 | 14,004,000 |
未払金 | 70,489,000 |
未払法人税等 | 9,442,000 |
未払費用 | 26,509,000 |
繰延税金負債 | 45,708,000 |
退職給付に係る負債 | 28,207,000 |
資本剰余金 | 1,530,250,000 |
利益剰余金 | 1,025,873,000 |
株主資本 | 2,595,129,000 |
為替換算調整勘定 | 17,207,000 |
評価・換算差額等 | 17,207,000 |
負債純資産 | 2,805,241,000 |
PL
売上原価 | 25,815,624,000 |
販売費及び一般管理費 | 1,228,804,000 |
受取利息、営業外収益 | 1,000 |
営業外収益 | 21,708,000 |
支払利息、営業外費用 | 44,927,000 |
営業外費用 | 54,630,000 |
固定資産売却益、特別利益 | 2,000 |
特別利益 | 2,000 |
固定資産除却損、特別損失 | 2,752,000 |
特別損失 | 32,650,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 9,442,000 |
法人税等調整額 | 9,108,000 |
法人税等 | 18,550,000 |
PL2
為替換算調整勘定(税引後)、その他の包括利益 | 11,624,000 |
その他の包括利益 | 11,624,000 |
包括利益 | 901,789,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 901,789,000 |
剰余金の配当 | -1,000,000,000 |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 11,624,000 |
当期変動額合計 | -98,210,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 890,165,000 |
現金及び現金同等物の残高 | 4,484,097,000 |
減価償却累計額、有形固定資産、一括控除 | -747,860,000 |
広告宣伝費、販売費及び一般管理費 | 906,247,000 |
退職給付費用、販売費及び一般管理費 | 2,223,000 |
減価償却費、販売費及び一般管理費 | 11,882,000 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 11,624,000 |
現金及び現金同等物の増減額 | -461,285,000 |
連結子会社の数 | 5 |
棚卸資産帳簿価額切下額 | 35,697,000 |
営業活動によるキャッシュ・フロー
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー | 111,031,000 |
受取利息及び受取配当金、営業活動によるキャッシュ・フロー | -584,000 |
支払利息、営業活動によるキャッシュ・フロー | 44,927,000 |
棚卸資産の増減額(△は増加)、営業活動によるキャッシュ・フロー | 925,136,000 |
仕入債務の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 378,930,000 |
未払消費税等の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 53,235,000 |
その他、営業活動によるキャッシュ・フロー | 54,300,000 |
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,068,290,000 |
利息及び配当金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は投資活動によるキャッシュ・フロー | 584,000 |
利息の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は財務活動によるキャッシュ・フロー | -42,169,000 |
法人税等の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -47,256,000 |
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額、財務活動によるキャッシュ・フロー | 229,176,000 |
長期借入金の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -905,334,000 |
配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -1,000,000,000 |
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -345,338,000 |
有形固定資産の売却による収入、投資活動によるキャッシュ・フロー | 2,000 |
その他、投資活動によるキャッシュ・フロー | -13,497,000 |
概要や注記
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み、経理の状況 | 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。 具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構をはじめとする専門的な情報を有する団体等が主催する研修・セミナーに積極的に参加しております。 |
連結貸借対照表 | ① 【連結貸借対照表】 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年5月31日)当連結会計年度(2024年5月31日)資産の部 流動資産 現金及び預金4,945,3834,484,097 完成工事未収入金等※4 32,162※4 4,238 販売用不動産※1,※2 2,730,243※1 3,578,984 仕掛販売用不動産※1 1,916,133※1 577,565 未成工事支出金1,015,682563,604 原材料及び貯蔵品26,90444,064 未収還付法人税等109,664- その他※4 269,694※4 265,045 流動資産合計11,045,8699,517,600 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額)※1,※6 833,502※1,※6 1,082,329 土地※1,※2 1,250,345※1 1,250,345 その他(純額)※6 59,687※6 43,112 有形固定資産合計2,143,5342,375,787 無形固定資産 のれん1,155,5391,127,712 その他61,05443,739 無形固定資産合計1,216,5941,171,452 投資その他の資産 繰延税金資産199,557223,068 その他87,065102,676 投資その他の資産合計286,622325,745 固定資産合計3,646,7523,872,985 資産合計14,692,62113,390,586 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年5月31日)当連結会計年度(2024年5月31日)負債の部 流動負債 工事未払金1,943,9342,297,118 短期借入金※1 1,934,627※1 2,163,803 1年内返済予定の長期借入金※1 452,820※1 539,784 未払金325,117402,430 未払法人税等8,513414,515 未成工事受入金※5 2,157,270※5 1,453,954 預り金1,396,88280,695 完成工事補償引当金321,312349,745 その他※5 238,351※5 312,593 流動負債合計8,778,8298,014,640 固定負債 長期借入金※1 2,569,501※1 2,122,202 繰延税金負債34,20145,708 退職給付に係る負債33,10028,207 資産除去債務81,69982,858 その他4,4874,379 固定負債合計2,722,9892,283,354 負債合計11,501,81910,297,995純資産の部 株主資本 資本金39,00539,005 資本剰余金1,466,0051,362,675 利益剰余金1,680,2081,673,703 株主資本合計3,185,2183,075,383 その他の包括利益累計額 為替換算調整勘定5,58317,207 その他の包括利益累計額合計5,58317,207 純資産合計3,190,8023,092,591負債純資産合計14,692,62113,390,586 |
連結損益計算書 | 【連結損益計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)売上高※1 28,025,793※1 31,714,580売上原価※2 23,931,456※2 25,815,624売上総利益4,094,3365,898,955販売費及び一般管理費※3 4,212,854※3 4,507,610営業利益又は営業損失(△)△118,5171,391,344営業外収益 受取利息及び配当金197584 保険解約返戻金7,442- 受取保険金7,0669,213 違約金収入4,8303,762 その他10,1288,148 営業外収益合計29,66421,708営業外費用 支払利息41,22644,927 為替差損3,8401,942 その他5,7447,759 営業外費用合計50,81154,630経常利益又は経常損失(△)△139,6641,358,423特別利益 固定資産売却益※4 92,917※4 2 その他1,499- 特別利益合計94,4172特別損失 固定資産売却損-※5 0 固定資産除却損※6 906※6 2,752 減損損失※7 24,187- 和解金13,26914,579 役員退職慰労金-15,318 特別損失合計38,36332,650税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)△83,6101,325,775法人税、住民税及び事業税69,298447,615法人税等調整額△72,042△12,004法人税等合計△2,744435,610当期純利益又は当期純損失(△)△80,865890,165親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)△80,865890,165 |
連結包括利益計算書 | 【連結包括利益計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)当期純利益又は当期純損失(△)△80,865890,165その他の包括利益 為替換算調整勘定※ 804※ 11,624 その他の包括利益合計80411,624包括利益△80,061901,789(内訳) 親会社株主に係る包括利益△80,061901,789 非支配株主に係る包括利益-- |
連結株主資本等変動計算書 | ③ 【連結株主資本等変動計算書】 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日) (単位:千円) 株主資本その他の包括利益累計額純資産合計資本金資本剰余金利益剰余金株主資本合計為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計当期首残高39,0051,466,0051,761,0743,266,0844,7784,7783,270,863当期変動額 親会社株主に帰属する当期純損失(△) △80,865△80,865 △80,865剰余金の配当 - -株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 804804804当期変動額合計--△80,865△80,865804804△80,061当期末残高39,0051,466,0051,680,2083,185,2185,5835,5833,190,802 当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) (単位:千円) 株主資本その他の包括利益累計額純資産合計資本金資本剰余金利益剰余金株主資本合計為替換算調整勘定その他の包括利益累計額合計当期首残高39,0051,466,0051,680,2083,185,2185,5835,5833,190,802当期変動額 親会社株主に帰属する当期純利益 890,165890,165 890,165剰余金の配当 △103,329△896,670△1,000,000 △1,000,000株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 11,62411,62411,624当期変動額合計-△103,329△6,505△109,83411,62411,624△98,210当期末残高39,0051,362,6751,673,7033,075,38317,20717,2073,092,591 |
連結キャッシュ・フロー計算書 | ④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)△83,6101,325,775 減価償却費100,039111,031 のれん償却額88,49397,826 受取利息及び受取配当金△197△584 支払利息41,22644,927 固定資産売却損益(△は益)△92,917△2 固定資産除却損9062,752 減損損失24,187- 売上債権の増減額(△は増加)4,04327,074 棚卸資産の増減額(△は増加)△154,017925,136 仕入債務の増減額(△は減少)△567,558378,930 未払消費税等の増減額(△は減少)△24,61453,235 未成工事受入金の増減額(△は減少)△316,437△703,315 預り金の増減額(△は減少)△334,951△1,316,187 未払金の増減額(△は減少)△41,69167,389 その他54,80254,300 小計△1,302,2941,068,290 利息及び配当金の受取額197584 利息の支払額△48,053△42,169 法人税等の支払額△390,498△47,256 法人税等の還付額214,329118,616 その他2,881△10,817 営業活動によるキャッシュ・フロー△1,523,4391,087,247投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の取得による支出△715,063△345,338 有形固定資産の売却による収入209,3382 無形固定資産の取得による支出△38,011- 投資有価証券の償還による収入20,000- 子会社株式の条件付取得対価の支払額-△70,000 その他△11,166△13,497 投資活動によるキャッシュ・フロー△534,903△428,833 (単位:千円) 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少)947,337229,176 長期借入れによる収入1,350,000545,000 長期借入金の返済による支出△615,665△905,334 配当金の支払額-△1,000,000 その他△3,781△165 財務活動によるキャッシュ・フロー1,677,889△1,131,324現金及び現金同等物に係る換算差額80411,624現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△379,648△461,285現金及び現金同等物の期首残高5,325,0324,945,383現金及び現金同等物の期末残高※ 4,945,383※ 4,484,097 |
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 | (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1 連結の範囲に関する事項すべての子会社を連結しております。 連結子会社の数5社連結子会社の名称豊栄建設株式会社株式会社ロゴスホーム株式会社GALLERY HOUSE株式会社ROOT LINKLOGOS CREATIVE OFFICE PHILIPPINES INC. 2 持分法の適用に関する事項 該当する会社はありません。 3 連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。 4 会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券市場価格のない株式等主として移動平均法による原価法② 棚卸資産a 販売用不動産及び仕掛販売用不動産主として個別法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)b 未成工事支出金主として個別法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)c 原材料及び貯蔵品主として総平均法又は最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しております。 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物及び構築物 2~39年機械装置及び運搬具 2~17年工具、器具及び備品 2~20年② 無形固定資産(リース資産を除く)定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 ③ リース資産所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 (3) 重要な引当金の計上基準 完成工事補償引当金完成工事に係る瑕疵担保の費用及び補修サービス費用の支出に備えるため、過去の完成工事に係る補償費用等の実績を基準として算定した将来発生見込額を計上しております。 (4) 退職給付に係る会計処理の方法 一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。 注文住宅に関する工事請負契約等については、一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。 進捗度の測定は、見積総原価に対する発生原価の割合(インプット法)にて算出しております。 なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。 分譲住宅及び土地の販売については、顧客との不動産売買契約に基づき当該不動産の引渡しを行う履行義務を負っており、当該履行義務は、不動産を引渡した一時点で充足されるものであるため、引渡時点において収益を認識しております。 (6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。 なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。 (7) のれんの償却方法及び償却期間投資の効果が発現する期間を合理的に見積り、当該期間において均等償却しております。 (8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。 (9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項消費税等の会計処理 控除対象外消費税及び地方消費税は当連結会計年度の費用として処理しております。 |
連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称 | 1 連結の範囲に関する事項すべての子会社を連結しております。 連結子会社の数5社連結子会社の名称豊栄建設株式会社株式会社ロゴスホーム株式会社GALLERY HOUSE株式会社ROOT LINKLOGOS CREATIVE OFFICE PHILIPPINES INC. |
連結子会社の事業年度等に関する事項 | 3 連結子会社の事業年度等に関する事項連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。 |
会計方針に関する事項 | 4 会計方針に関する事項(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券市場価格のない株式等主として移動平均法による原価法② 棚卸資産a 販売用不動産及び仕掛販売用不動産主として個別法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)b 未成工事支出金主として個別法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)c 原材料及び貯蔵品主として総平均法又は最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しております。 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物及び構築物 2~39年機械装置及び運搬具 2~17年工具、器具及び備品 2~20年② 無形固定資産(リース資産を除く)定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 ③ リース資産所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 (3) 重要な引当金の計上基準 完成工事補償引当金完成工事に係る瑕疵担保の費用及び補修サービス費用の支出に備えるため、過去の完成工事に係る補償費用等の実績を基準として算定した将来発生見込額を計上しております。 (4) 退職給付に係る会計処理の方法 一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 (5) 重要な収益及び費用の計上基準顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。 注文住宅に関する工事請負契約等については、一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。 進捗度の測定は、見積総原価に対する発生原価の割合(インプット法)にて算出しております。 なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。 分譲住宅及び土地の販売については、顧客との不動産売買契約に基づき当該不動産の引渡しを行う履行義務を負っており、当該履行義務は、不動産を引渡した一時点で充足されるものであるため、引渡時点において収益を認識しております。 (6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。 なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。 (7) のれんの償却方法及び償却期間投資の効果が発現する期間を合理的に見積り、当該期間において均等償却しております。 (8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。 (9) その他連結財務諸表作成のための重要な事項消費税等の会計処理 控除対象外消費税及び地方消費税は当連結会計年度の費用として処理しております。 |
重要な会計上の見積り、連結財務諸表 | (重要な会計上の見積り)1.販売用不動産及び仕掛販売用不動産の評価(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度販売用不動産2,730,243千円3,578,984千円仕掛販売用不動産1,916,133〃577,565〃棚卸資産評価損49,040〃35,333〃 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 「棚卸資産の評価に関する会計基準」に従い、販売用不動産及び仕掛販売用不動産に係る収益性の低下により正味売却価額が帳簿価額を下回っている販売用不動産及び仕掛販売用不動産の帳簿価額を、正味売却価額まで切り下げる会計処理を適用しております。 正味売却価額の算出に用いた主要な仮定は販売価格であり、近隣の取引事例や直近の販売実績等を考慮し算出しております。 市況の変化、事業の進捗や販売の状況に応じて、正味売却価額が帳簿価額を下回った場合に、追加で評価損を計上する可能性があります。 2.のれんの評価(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度のれん1,155,539千円1,127,712千円うち、株式会社GALLERY HOUSEに係るのれん415,041〃446,062〃 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報のれんは過去の企業結合による事業等の取得の結果として発生しており、仮に取得した事業が想定どおりの収益性をもたらさず事業価値の著しい減価がある場合には、減損損失が計上される可能性があります。 当該のれんについては、「固定資産の減損に係る会計基準」に従い、減損の兆候の有無を検討しております。 減損の兆候を識別した場合には、将来の事業計画を基礎に算定されたのれんの残存償却期間内の割引前将来キャッシュ・フローと帳簿価額を比較して減損損失の認識の要否を判定しております。 減損損失の認識が必要と判定された場合、当該のれんについては、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として認識します。 当連結会計年度において、株式会社GALLERY HOUSEの取得による企業結合の結果発生したのれんを含む資産グループについて、減損の兆候を識別し、減損損失の認識の要否の判定を行いました。 判定に用いた割引前将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画における重要な仮定は、将来の引渡棟数に基づき算定した売上高及び粗利益率であります。 この判定の結果、対象子会社の事業計画に基づく割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を上回っていることから、当連結会計年度において減損損失の認識は不要と判断しております。 なお、将来の事業環境の変化等により、見積りに用いた仮定の見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降において、のれんの評価の判断に重要な影響を及ぼす可能性があります。 3.繰延税金資産の回収可能性(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 前連結会計年度当連結会計年度繰延税金資産(純額)165,356千円177,360千円 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対して、将来の収益力に基づく課税所得の見積りに基づき、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。 将来の収益力に基づく課税所得の見積りは、将来の引渡棟数等を基に作成した事業計画を基礎として、算定しております。 課税所得が生じる時期及び金額は、今後の経営環境の変化によって、見積りの不確実性を伴うものであり、将来の課税所得の見積額が変動することにより、繰延税金資産の回収可能性の判断に重要な影響を及ぼす可能性があります。 |
有形固定資産の減価償却累計額の注記 | ※6 有形固定資産の減価償却累計額 前連結会計年度(2023年5月31日)当連結会計年度(2024年5月31日)有形固定資産の減価償却累計額669,149千円747,860千円 |
契約負債の金額の注記 | ※5 未成工事受入金、その他のうち、契約負債の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 3.(1) 契約資産及び契約負債の残高等」に記載しております。 |
主要な販売費及び一般管理費 | ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。 前事業年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当事業年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)給料及び手当369,065千円364,165千円法定福利費70,963〃76,518〃支払手数料246,586〃303,333〃支払報酬82,045〃60,863〃減価償却費10,266〃11,882〃 おおよその割合販売費5% 4% 一般管理費95% 96% |
固定資産売却益の注記 | ※4 固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)建物及び構築物51,989千円-千円機械装置及び運搬具1,167〃2〃土地39,760〃-〃合計92,917千円2千円 |
固定資産除却損の注記 | ※6 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)建物及び構築物551千円2,752千円機械装置及び運搬具0〃0〃工具、器具及び備品319〃0〃リース資産35〃-〃合計906千円2,752千円 |
固定資産売却損の注記 | ※5 固定資産売却損の内容は、次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)機械装置及び運搬具-千円0千円合計-千円0千円 |
棚卸資産の帳簿価額の切下げに関する注記 | ※2 期末棚卸高は収益性の低下による簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損(△は戻入額)が売上原価に含まれております。 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)53,936千円35,697千円 |
顧客との契約から生じる収益の金額の注記 | ※1 顧客との契約から生じる収益売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。 顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項 (収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。 |
新株予約権等に関する注記 | 3 新株予約権等に関する事項会社名内訳目的となる株式の種類目的となる株式の数(株)当連結会計年度末残高(千円)当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末提出会社第1回ストック・オプションとしての新株予約権――――――合計――――― |
配当に関する注記 | 4 配当に関する事項(1) 配当金支払額(決議)株式の種類配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2024年3月27日臨時株主総会普通株式1,000,00025.922024年3月27日2024年3月27日 (注) 2024年4月15日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。 上記配当金支払額の1株当たり配当額につきましては、当該株式併合前の金額を記載しております。 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの 該当事項はありません。 |
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 | ※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)現金及び預金4,945,383千円4,484,097千円預入期間が3か月を超える定期預金-〃-〃現金及び現金同等物4,945,383千円4,484,097千円 |
リース取引関係、連結財務諸表 | (リース取引関係)1.ファイナンス・リース取引(借主側)所有権移転外ファイナンス・リース取引① リース資産の内容 有形固定資産 主として、複合機(工具、器具及び備品)であります。 ② リース資産の減価償却の方法連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。 2.オペレーティング・リース取引(借主側)オペレーティング・リース取引のうち解約不能なものに係る未経過リース料 前連結会計年度(2023年5月31日)当連結会計年度(2024年5月31日)1年内3,600千円3,600千円1年超78,900 〃75,300 〃合計82,500千円78,900千円 |
金融商品関係、連結財務諸表 | (金融商品関係)1 金融商品の状況に関する事項(1) 金融商品に対する取組方針当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、資金調達については銀行借入によっております。 また、投機的なデリバティブは行わない方針であります。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制営業債権である完成工事未収入金等は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、当社グループの社内規程に従い定期的にモニタリングし、残高管理を行いリスク低減を図っております。 営業債務である工事未払金等は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であります。 借入金は、主に運転資金及び設備投資資金を目的としております。 資金調達にかかる流動性リスクは、管理部門において適宜資金繰計画を作成・更新するとともに、金融機関の当座貸越枠の設定や手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。 (3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。 2 金融商品の時価等に関する事項連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。 「現金及び預金」「完成工事未収入金等」「工事未払金」「短期借入金」「未払金」「預り金」については、現金であること、又は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。 前連結会計年度(2023年5月31日) 連結貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)3,022,3213,028,6886,366負債計3,022,3213,028,6886,366 当連結会計年度(2024年5月31日) 連結貸借対照表計上額(千円)時価(千円)差額(千円)長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)2,661,9862,668,8296,842負債計2,661,9862,668,8296,842 (注1) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額前連結会計年度(2023年5月31日) 1年以内(千円)1年超5年以内(千円)5年超10年以内(千円)10年超(千円)現金及び預金4,945,383―――完成工事未収入金等32,162―――未収還付法人税等109,664―――合計5,087,210――― 当連結会計年度(2024年5月31日) 1年以内(千円)1年超5年以内(千円)5年超10年以内(千円)10年超(千円)現金及び預金4,484,097―――完成工事未収入金等4,238―――未収還付法人税等――――合計4,488,336――― (注2) 短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額前連結会計年度(2023年5月31日) 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)5年超(千円)短期借入金1,934,627-----長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)452,820867,037481,578348,497234,028638,358合計2,387,447867,037481,578348,497234,028638,358 当連結会計年度(2024年5月31日) 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)5年超(千円)短期借入金2,163,803-----長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)539,784547,363414,319299,890288,035572,594合計2,703,587547,363414,319299,890288,035572,594 3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。 (1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品該当事項はありません。 (2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品前連結会計年度(2023年5月31日) 区分時価(千円)レベル1レベル2レベル3合計長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)-3,028,688-3,028,688負債計-3,028,688-3,028,688 当連結会計年度(2024年5月31日) 区分時価(千円)レベル1レベル2レベル3合計長期借入金(一年内返済予定の長期借入金を含む)-2,668,829-2,668,829負債計-2,668,829-2,668,829 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明長期借入金これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、また、変動金利については、短期間で市場金利を反映していることから時価は帳簿価額に近似していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。 いずれも当該時価をレベル2の時価に分類しております。 |
退職給付関係、連結財務諸表 | (退職給付関係)1.採用している退職給付制度の概要当社の一部の連結子会社は、確定給付型制度として退職一時金制度を採用しております。 また、2024年3月より当社及び国内連結子会社において、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を開始しております。 なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。 2.簡便法を適用した確定給付制度(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日) 退職給付に係る負債の期首残高35,413千円33,100千円 退職給付費用7,144〃911〃 退職給付の支払額△9,457〃△5,805〃退職給付に係る負債の期末残高33,100〃28,207〃 (2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表 前連結会計年度(2023年5月31日)当連結会計年度(2024年5月31日)非積立型制度の退職給付債務33,100千円28,207千円連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額33,100〃28,207〃退職給付に係る負債33,100千円28,207千円連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額33,100〃28,207〃 (3) 退職給付費用簡便法で計算した退職給付費用前連結会計年度 7,144千円当連結会計年度 911千円 3.確定拠出制度当社及び国内連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、当連結会計年度3,094千円であります。 |
ストック・オプション等関係、連結財務諸表 | (ストック・オプション等関係)1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名該当事項はありません。 2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況(1) ストック・オプションの内容 会社名提出会社 決議年月日2022年5月13日 付与対象者の区分及び人数当社取締役・従業員当社子会社取締役・従業員合計448名株式の種類別のストック・オプションの数 (注)普通株式 279,422株 付与日2022年5月31日 権利確定条件「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況(2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 対象勤務期間対象勤務期間の定めはありません。 権利行使期間2024年6月1日~2032年5月13日 (注) 株式数に換算して記載しております。 (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況 当連結会計年度(2024年5月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。 なお、2024年4月15日に10株を1株とする株式併合を行っておりますが、以下は、当該株式併合を反映した数値を記載しております。 ① ストック・オプションの数 会社名提出会社 決議年月日2022年5月13日 権利確定前(株) 前連結会計年度末263,582 付与― 失効26,186 権利確定― 未確定残237,396 権利確定後(株) 前連結会計年度末― 権利確定― 権利行使― 失効― 未行使残― ② 単価情報 会社名提出会社 決議年月日2022年5月13日 権利行使価格(円)1,700 行使時平均株価(円)― 付与日における公正な評価単価(円)― 3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法付与日時点において当社株式は未公開株式であったため、ストック・オプションの単位当たりの本源的価値を見積る方法により算定しております。 また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式の評価方法は、DCF法により算定した価格を用いております。 4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。 5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額当連結会計年度末における本源的価値の合計額―千円当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額―千円 |
税効果会計関係、連結財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前連結会計年度(2023年5月31日) 当連結会計年度(2024年5月31日)繰延税金資産 税務上の繰越欠損金 (注)150,558千円 110,093千円 未払事業税91〃 42,463〃 未払費用26,131〃 32,474〃 完成工事補償引当金109,854〃 119,580〃 棚卸資産評価損19,542〃 22,398〃 前払費用11,489〃 8,492〃 減価償却超過額3,619〃 2,547〃 一括償却資産8,781〃 5,063〃 退職給付に係る負債11,316〃 9,643〃 資産除去債務27,928〃 28,324〃 固定資産減損損失17,593〃 15,881〃 その他22,574〃 34,062〃繰延税金資産小計409,482千円 431,026千円 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)△75,604〃 △101,076〃 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額△68,866〃 △63,747〃評価性引当額小計△144,470〃 △164,824〃繰延税金資産合計265,012千円 266,201千円 繰延税金負債 在外子会社留保利益△13,752〃 △20,191〃 負債調整勘定△18,222〃 △11,168〃 資産除去債務に対応する除去費用△16,345〃 △13,873〃 資本連結評価差額△43,321〃 △43,321〃 その他△8,014〃 △286〃繰延税金負債合計△99,656千円 △88,841千円繰延税金資産純額165,356千円 177,360千円 (注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額前連結会計年度(2023年5月31日) 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)5年超(千円)合計(千円)税務上の繰越欠損金(a)-----150,558150,558評価性引当額-----△75,604△75,604 繰延税金資産-----74,954(b)74,954 (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 (b) 税務上の繰越欠損金150,558千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産74,954千円を計上しております。 当該繰延税金資産74,954千円は、当社、連結子会社である株式会社ロゴスホーム及び株式会社GALLERY HOUSEにおける税務上の繰越欠損金の残高150,558千円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。 当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金について、将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断した部分については評価性引当額を計上しておりません。 当連結会計年度(2024年5月31日) 1年以内(千円)1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)5年超(千円)合計(千円)税務上の繰越欠損金(a)-----110,093110,093評価性引当額-----△101,076△101,076 繰延税金資産-----9,016(b) 9,016 (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 (b) 税務上の繰越欠損金110,093千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産9,016千円を計上しております。 当該繰延税金資産9,016千円は、連結子会社である株式会社GALLERY HOUSE及び株式会社ROOT LINKにおける税務上の繰越欠損金の残高110,093千円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。 当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金について、将来の課税所得の見込みにより回収可能と判断した部分については評価性引当額を計上しておりません。 (表示方法の変更)前連結会計年度に独立掲記しておりました「繰延税金負債」の「未収事業税」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。 この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度において「繰延税金負債」に表示していた「未収事業税」8,014千円は、「その他」8,014千円として組み替えております。 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 前連結会計年度(2023年5月31日) 税金等調整前当期純損失であるため注記を省略しております。 当連結会計年度(2024年5月31日)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。 |
資産除去債務関係、連結財務諸表 | (資産除去債務関係)資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの(1) 当該資産除去債務の概要本社及び店舗の建物の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。 (2) 当該資産除去債務の金額の算定方法使用見込期間を取得から7年~24年と見積り、割引率は0.00%~1.76%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。 (3) 当該資産除去債務の総額の増減 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)期首残高82,526千円81,699千円有形固定資産の取得に伴う増加額5,762〃2,751〃時の経過による調整額378〃348〃資産除去債務の履行による減少額△6,967〃△1,940〃期末残高81,699千円82,858千円 |
収益認識関係、連結財務諸表 | (収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日) (単位:千円)売上種類別合計工事請負契約20,625,403不動産売買契約6,940,653その他顧客との契約から生じた収益 (注)1434,096顧客との契約から生じる収益28,000,154その他の収益 (注)225,638外部顧客への売上高28,025,793 (注)1 「その他顧客との契約から生じた収益」は、顧客から受け取る手数料収入等であります。 2 「その他の収益」は、企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に基づく不動産賃貸収入であります。 当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) (単位:千円)売上種類別合計工事請負契約24,432,116不動産売買契約6,697,910その他顧客との契約から生じた収益 (注)1561,728顧客との契約から生じる収益31,691,755その他の収益 (注)222,824外部顧客への売上高31,714,580 (注)1 「その他顧客との契約から生じた収益」は、顧客から受け取る手数料収入等であります。 2 「その他の収益」は、企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」に基づく不動産賃貸収入であります。 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報 収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。 3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報(1) 契約資産及び契約負債の残高等顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の内訳は以下のとおりであります。 (単位:千円) 前連結会計年度(2023年5月31日)当連結会計年度(2024年5月31日)顧客との契約から生じた債権(期首残高) 完成工事未収入金3,90832,162売掛金2,389535顧客との契約から生じた債権(期末残高) 完成工事未収入金32,1624,238売掛金5351,384契約資産(期首残高)30,443-契約資産(期末残高)--契約負債(期首残高) 未成工事受入金2,473,7082,157,270前受金7,95522,110契約負債(期末残高) 未成工事受入金2,157,2701,453,954前受金22,1106,010 契約資産は、主に住宅事業における工事請負契約について、履行義務を充足するにつれて一定の期間にわたり収益を認識する方法に基づいて認識した収益に係る未請求の対価に対する当社グループの権利に関するものです。 契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振替えられます。 当該工事請負契約に関する対価は、工事の引渡し時までに請求し、契約書に基づいた支払期日に受領しています。 契約負債は、主に住宅事業の工事請負契約に基づき顧客から受領した未成工事受入金、及び不動産売買契約において顧客から手付金として受領した前受金に関するものです。 契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。 当連結会計年度の期首における負債残高は、概ね当連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はございません。 (2) 残存履行義務に配分した取引価格当社グループでは、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。 |
セグメント情報等、連結財務諸表 | (セグメント情報等)【セグメント情報】 当社グループの事業セグメントは、住宅販売事業のみの単一セグメントであり重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。 【関連情報】 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報(1) 売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産の金額は、重要性が乏しいため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報(1) 売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産の金額は、重要性が乏しいため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)当社グループは、住宅販売事業のみの単一セグメントであり、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 当社グループは、住宅販売事業のみの単一セグメントであり、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
製品及びサービスごとの情報 | 1 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 |
売上高、地域ごとの情報 | (1) 売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 |
有形固定資産、地域ごとの情報 | (2) 有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産の金額は、重要性が乏しいため、記載を省略しております。 |
主要な顧客ごとの情報 | 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 |
報告セグメントごとの負ののれん発生益を認識する要因となった事象の概要 | 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
関連当事者情報、連結財務諸表 | 【関連当事者情報】 1 関連当事者との取引(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引(ア)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等該当事項はありません。 (イ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(千円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(千円)科目期末残高(千円)役員神山周市--当社取締役子会社代表取締役(注3)被所有間接0.91 (注1)当社取締役子会社代表取締役(注3)子会社株式取得に係る条件付取得対価(注2)70,000-- (注)1.神山周市氏の資産管理会社である株式会社BOSSが所有する議決権を含んで記載しております。 2.株式会社GALLERY HOUSE株式譲渡契約のアーンアウト条件に基づく取得対価の追加支払であります。 3.神山周市氏は、2024年8月29日開催の定時株主総会終結の時をもって当社取締役を退任しており、上記は、在任期間中の取引を記載しております。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引該当事項はありません。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。 |
1株当たり情報、連結財務諸表 | (1株当たり情報) 前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)1株当たり純資産額827.05円801.59円1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)△20.96円230.73円 (注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は当連結会計年度末において非上場であり期中平均株価が把握できないため、また、前連結会計年度は1株当たり当期純損失であることから、記載しておりません。 2.当社は、2024年4月15日付で普通株式10株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。 前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。 3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 項目前連結会計年度(自 2022年6月1日至 2023年5月31日)当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失 親会社株主に帰属する当期純利益又は 親会社株主に帰属する当期純損失(△) (千円)△80,865890,165 普通株主に帰属しない金額 (千円)--普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△) (千円)△80,865890,165 普通株式の期中平均株式数 (株)3,858,0663,858,066希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要新株予約権1種類新株予約権の数 2,635,828個(普通株式 263,582株) これらの詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 新株予約権1種類新株予約権の数 2,373,968個(普通株式 237,396株) これらの詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
重要な後発事象、連結財務諸表 | (重要な後発事象)(公募による新株式の発行)当社は、株式会社東京証券取引所より上場承認を受け、2024年6月28日に東京証券取引所グロース市場に株式を上場いたしました。 この株式上場に当たり、2024年5月24日及び2024年6月12日開催の取締役会において、次の通り募集株式の発行について決議し、2024年6月27日に払込が完了いたしました。 (1) 募集方法一般募集(ブックビルディング方式による募集) (2) 募集株式の種類及び数当社普通株式 50,000株(3) 発行価格1株につき 2,290円(4) 引受価額1株につき 2,111.38円(5) 資本組入額1株につき 1,055.69円(6) 発行価格の総額114,500千円(7) 引受価額の総額105,569千円(8) 資本組入額の総額52,784千円(9) 払込期日2024年6月27日(10) 手取金の使途連結子会社である株式会社ロゴスホームにおける新規出店に伴うモデルハウス用地取得費用、モデルハウス建築費用及び新店舗改修費用等の一部として充当する予定であります。 (譲渡制限付株式報酬制度の導入)当社は、2024年8月7日開催の当社取締役会において、役員報酬制度の見直しを行い、当社の取締役(社外取締役を除く。 )を対象とする譲渡制限付株式報酬制度(以下「本制度」という。 )の導入を決議し、本制度に関する議案を2024年8月29日開催の当社第4回定時株主総会に付議し、決議されました。 本制度の内容は、以下のとおりです。 1.本制度の導入目的等 (1) 本制度の導入目的 本制度は、当社の取締役(社外取締役を除く。 以下、「対象取締役」という。 )が、株価変動のメリットとリスクを株主の皆様と共有し、株価上昇及び企業価値向上への貢献意欲を従来以上に高めるため、対象取締役に対し、譲渡制限付株式を割り当てる報酬制度として導入するものです。 なお、当社は、当社の執行役員及び使用人、当社子会社の取締役、執行役員及び使用人に対しても同様の譲渡制限付株式報酬制度を導入いたしました。 (2) 本制度の導入条件 当社の取締役の報酬等の額は2021年8月24日開催の当社第1回定時株主総会において、年額200百万円以内(使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない。 )として決議しておりますが、当社における対象取締役の貢献度等諸般の事項を総合的に勘案いたしまして、上記の取締役の報酬等の額とは別枠として、対象取締役に対する譲渡制限付株式に関する報酬等の総額を、年額40百万円以内として決議しております。 2.本制度の概要 (1) 譲渡制限付株式の割当て及び払込み譲渡制限付株式の割当ては、当社取締役会決議に基づき、以下のいずれかの方法で行うものとする。 ① 対象取締役に対し、譲渡制限付株式に関する報酬等として、その発行又は処分に係る払込みを要せずに譲渡制限付株式の割当てを行う方法(以下、「無償交付」という。 ) ② 対象取締役に対し、譲渡制限付株式に関する報酬等として上記の年額の範囲内で金銭報酬債権を支給し、各対象取締役が当該金銭報酬債権の全部を現物出資の方法で給付することにより、譲渡制限付株式の割当てを行う方法(以下、「現物出資交付」という。 ) Ⅰ.無償交付の場合 無償交付の場合は、譲渡制限付株式の発行又は処分に係る払込みは要しないが、その発行又は処分に係る当社取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社普通株式の終値(同日に取引が成立していない場合は、それに先立つ直近取引日の終値)を基礎として対象取締役に対する譲渡制限付株式に関する報酬等の額を算出し、当該算出された譲渡制限付株式に関する報酬等の額が上記の年額の範囲内となるようにする。 また、上記の譲渡制限付株式は、対象取締役が、下記(3)に定める内容を含む譲渡制限付株式割当契約を締結していることを条件として割り当てる。 Ⅱ.現物出資交付の場合 現物出資交付の場合は、譲渡制限付株式の払込金額は、その発行又は処分に係る当社取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社普通株式の終値(同日に取引が成立していない場合は、それに先立つ直近取引日の終値)を基礎として、当該譲渡制限付株式を引き受ける対象取締役に特に有利な金額とならない範囲で当社取締役会において決定する。 また、上記の金銭報酬債権は、対象取締役が、上記の現物出資に同意していること及び下記(3)に定める内容を含む譲渡制限付株式割当契約を締結していることを条件として支給する。 (2) 譲渡制限付株式の総数対象取締役に対して割り当てる譲渡制限付株式の総数 19,000 株を、各事業年度において割り当てる譲渡制限付株式の数の上限とする。 ただし、本議案の決議の日以降、当社普通株式の株式分割(当社普通株式の株式無償割当てを含む。 )又は株式併合が行われた場合その他これらの場合に準じて割り当てる譲渡制限付株式の総数の調整を必要とする場合には、当該譲渡制限付株式の総数を合理的に調整することができる。 (3) 譲渡制限付株式割当契約の内容譲渡制限付株式の割当てに際し、当社取締役会決議に基づき、当社と譲渡制限付株式の割当てを受ける対象取締役との間で、以下の内容を含む譲渡制限付株式割当契約を締結するものとする。 ① 譲渡制限の内容譲渡制限付株式の割当てを受けた対象取締役は、譲渡制限付株式の交付日から当社及び当社子会社の取締役、執行役員及び使用人のいずれの地位からも退任又は退職する日までの間(以下、「譲渡制限期間」という。 )、当該対象取締役に割り当てられた譲渡制限付株式(以下、「本割当株式」という。 )につき、第三者に対して譲渡、質権の設定、譲渡担保権の設定、生前贈与、遺贈その他一切の処分行為をすることができない(以下、「譲渡制限」という。 )。 ② 譲渡制限付株式の無償取得当社は、譲渡制限付株式の割当てを受けた対象取締役が、譲渡制限期間の開始日以降、最初に到来する当社の定時株主総会の開催日の前日までに当社及び当社子会社の取締役、執行役員及び使用人のいずれの地位からも退任又は退職した場合には、当社取締役会が正当と認める理由がある場合を除き、本割当株式を当然に無償で取得する。 また、本割当株式のうち、上記①の譲渡制限期間が満了した時点において下記③の譲渡制限の解除事由の定めに基づき譲渡制限が解除されていないものがある場合には、当社はこれを当然に無償で取得する。 ③ 譲渡制限の解除当社は、譲渡制限付株式の割当てを受けた対象取締役が、譲渡制限期間の開始日以降、最初に到来する当社の定時株主総会の開催日まで継続して、当社及び当社子会社の取締役、執行役員又は使用人のいずれかの地位にあったことを条件として、本割当株式の全部につき、譲渡制限期間が満了した時点をもって譲渡制限を解除する。 ただし、当該対象取締役が、当社取締役会が正当と認める理由により、譲渡制限期間の開始日以降、最初に来する当社の定時株主総会の開催日の前日までに当社及び当社子会社の取締役、執行役員及び使用人のいずれの地位からも退任又は退職した場合には、譲渡制限を解除する本割当株式の数及び譲渡制限を解除する時期を、必要に応じて合理的に調整するものとする。 ④ 組織再編等における取扱い当社は、譲渡制限期間中に、当社が消滅会社となる合併契約、当社が完全子会社となる株式交換契約又は株式移転計画その他の組織再編等に関する議案が当社の株主総会(ただし、当該組織再編等に関して当社の株主総会による承認を要さない場合においては、当社取締役会)で承認された場合(当該組織再編等の効力発生日が譲渡制限期間が満了した時点より前に到来するときに限る。 以下、「組織再編等承認時」という。 )であって、かつ当該組織再編等に伴い譲渡制限付株式の割当てを受けた対象取締役が当社及び当社子会社の取締役、執行役員及び使用人のいずれの地位からも退任又は退職することとなる場合には、当社取締役会決議により、譲渡制限期間の開始日から当該組織再編等の承認の日までの期間を踏まえて合理的に定める数の本割当株式につき、当該組織再編等の効力発生日に先立ち、譲渡制限を解除する。 また、組織再編等承認時には、当社は、当該組織再編等の効力発生日の前営業日をもって、同日において譲渡制限が解除されていない本割当株式を当然に無償で取得する。 |
社債明細表、連結財務諸表 | 【社債明細表】 該当事項はありません。 |
借入金等明細表、連結財務諸表 | 【借入金等明細表】 区分当期首残高(千円)当期末残高(千円)平均利率(%)返済期限短期借入金1,934,6272,163,8030.95―1年以内に返済予定の長期借入金452,820539,7841.00―1年以内に返済予定のリース債務165--―長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。 )2,569,5012,122,2021.04 2025年6月2日~ 2049年4月20日リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。 )---―合計4,957,1134,825,789―― (注) 1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。 2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。 3.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。 )の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額 区分1年超2年以内(千円)2年超3年以内(千円)3年超4年以内(千円)4年超5年以内(千円)長期借入金547,363414,319299,890288,035 |
資産除去債務明細表、連結財務諸表 | 【資産除去債務明細表】 明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、記載を省略しております。 |
その他、連結財務諸表等 | (2) 【その他】 当連結会計年度における四半期情報等 (累計期間)第1四半期第2四半期第3四半期当連結会計年度売上高(千円)--20,257,02231,714,580税金等調整前四半期(当期)純利益(千円)--326,6631,325,775親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益(千円)--181,529890,1651株当たり四半期(当期)純利益(円)--47.05230.73 (会計期間)第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期1株当たり四半期純利益(円)--42.05183.68 (注)1.当社は、2024年6月28日付で東京証券取引所グロース市場に上場いたしましたので、当連結会計年度の四半期報告書は提出しておりませんが、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表について、三優監査法人により四半期レビューを受けております。 2.当社は、2024年4月15日付で普通株式10株につき普通株式1株の割合で株式併合を行っております。 当連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。 |
貸借対照表 | ① 【貸借対照表】 (単位:千円) 前事業年度(2023年5月31日)当事業年度(2024年5月31日)資産の部 流動資産 現金及び預金136,995134,464 前払費用86,200115,543 未収還付法人税等20,420- その他1,3415,073 流動資産合計244,957255,081 固定資産 有形固定資産 建物(純額)11,05510,221 工具、器具及び備品(純額)11,37613,534 有形固定資産合計22,43123,755 無形固定資産 ソフトウエア31,21923,659 無形固定資産合計31,21923,659 投資その他の資産 関係会社株式※1 2,391,875※1 2,461,875 繰延税金資産12,3293,220 その他20,72937,649 投資その他の資産合計2,424,9332,502,745 固定資産合計2,478,5842,550,160 資産合計2,723,5422,805,241 (単位:千円) 前事業年度(2023年5月31日)当事業年度(2024年5月31日)負債の部 流動負債 未払金73,70570,489 未払費用23,27626,509 1年内返済予定の長期借入金-14,004 未払法人税等2,2909,442 未払消費税等46,19532,068 その他3,2364,177 流動負債合計148,704156,692 固定負債 長期借入金-47,827 資産除去債務5,5815,593 固定負債合計5,58153,420 負債合計154,286210,112純資産の部 株主資本 資本金39,00539,005 資本剰余金 資本準備金610,005610,005 その他資本剰余金1,023,575920,245 資本剰余金合計1,633,5801,530,250 利益剰余金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金896,6701,025,873 利益剰余金合計896,6701,025,873 株主資本合計2,569,2552,595,129 純資産合計2,569,2552,595,129負債純資産合計2,723,5422,805,241 |
損益計算書 | ② 【損益計算書】 (単位:千円) 前事業年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)当事業年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)営業収益 関係会社受取配当金※1 100,000※1 1,000,000 経営指導料※1 1,044,250※1 1,273,813 営業収益合計1,144,2502,273,813営業費用 販売費及び一般管理費※2 1,135,628※2 1,228,804 営業費用合計1,135,6281,228,804営業利益8,6221,045,009営業外収益 受取利息11 その他3626 営業外収益合計3728営業外費用 支払利息-428 為替差損5091 その他-92 営業外費用合計50612経常利益8,6091,044,424税引前当期純利益8,6091,044,424法人税、住民税及び事業税2,2909,442法人税等調整額△28,9349,108法人税等合計△26,64418,550当期純利益35,2541,025,873 |
株主資本等変動計算書 | ③ 【株主資本等変動計算書】 前事業年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計当期首残高39,005610,0051,023,5751,633,580当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計----当期末残高39,005610,0051,023,5751,633,580 株主資本純資産合計利益剰余金株主資本合計その他利益剰余金利益剰余金合計繰越利益剰余金当期首残高861,416861,4162,534,0012,534,001当期変動額 剰余金の配当 --当期純利益35,25435,25435,25435,254株主資本以外の項目の当期変動額(純額) -当期変動額合計35,25435,25435,25435,254当期末残高896,670896,6702,569,2552,569,255 当事業年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) (単位:千円) 株主資本資本金資本剰余金資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計当期首残高39,005610,0051,023,5751,633,580当期変動額 剰余金の配当 △103,329△103,329当期純利益 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計--△103,329△103,329当期末残高39,005610,005920,2451,530,250 株主資本純資産合計利益剰余金株主資本合計その他利益剰余金利益剰余金合計繰越利益剰余金当期首残高896,670896,6702,569,2552,569,255当期変動額 剰余金の配当△896,670△896,670△1,000,000△1,000,000当期純利益1,025,8731,025,8731,025,8731,025,873株主資本以外の項目の当期変動額(純額) -当期変動額合計129,203129,20325,87325,873当期末残高1,025,8731,025,8732,595,1292,595,129 |
重要な会計方針、財務諸表 | (重要な会計方針)1 有価証券の評価基準及び評価方法子会社株式移動平均法による原価法 2 固定資産の減価償却の方法(1) 有形固定資産(リース資産を除く)定率法を採用しております。 ただし、建物については、定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物 15年工具、器具及び備品 4~10年 (2) 無形固定資産定額法を採用しております。 なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。 3 収益及び費用の計上基準 持株会社である当社の収益は、子会社からの経営指導料及び受取配当金となります。 経営指導料においては、子会社への契約内容に応じた受託業務を提供することが履行義務であり、業務が実施された時点で当社の履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。 受取配当金については、配当金の効力発生日をもって収益を認識しております。 |
重要な会計上の見積り、財務諸表 | (重要な会計上の見積り)1.関係会社株式の評価(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 前事業年度当事業年度関係会社株式2,391,875千円2,461,875千円うち、株式会社GALLERY HOUSEの株式302,300〃372,300〃 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 市場価格のない株式等である関係会社株式の取得原価は、関係会社株式の実質価額が著しく低下した場合、将来の事業計画等により回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理を行う必要があります。 なお、超過収益力を反映して取得した株式については、実質価額に超過収益力を反映しております。 超過収益力の評価においては、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)2.のれんの評価(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報」と同様の方法によって実施しております。 将来の事業環境の変化等により、超過収益力が毀損した場合、翌事業年度以降において、関係会社株式の評価の判断に重要な影響を及ぼす可能性があります。 |
有価証券関係、財務諸表 | (有価証券関係)子会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社株式の時価を記載しておりません。 なお、市場価格のない株式等の子会社株式の貸借対照表計上額は以下のとおりです。 (単位:千円)区分2023年5月31日2024年5月31日子会社株式2,391,8752,461,875計2,391,8752,461,875 |
税効果会計関係、財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前事業年度(2023年5月31日) 当事業年度(2024年5月31日)繰延税金資産 税務上の繰越欠損金13,557千円 ―千円 未払事業税 ― 〃 744〃 未払費用7,960 〃 9,066〃 減価償却超過額607〃 494〃 一括償却資産7,152〃 3,628〃 資産除去債務1,909〃 1,912〃 繰延資産償却超過額2,555〃 1,895〃 その他407〃 121〃繰延税金資産小計34,150千円 17,864千円評価性引当額△1,909〃 △1,912〃繰延税金資産合計32,241千円 15,951千円 繰延税金負債 負債調整勘定△18,222千円 △11,168千円 資産除去債務に対応する除去費用△1,690〃 △1,562〃繰延税金負債合計△19,912千円 △12,730千円繰延税金資産純額12,329千円 3,220千円 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 前事業年度(2023年5月31日) 当事業年度(2024年5月31日)法定実効税率34.2% 34.2%(調整) 受取配当金の益金不算入額△397.2% △32.7%交際費等永久に損金に算入されない項目26.9% 0.3%住民税均等割26.6% 0.2%税額控除-% △0.1%その他0.0% △0.1%税効果会計適用後の法人税等の負担率△309.5% 1.8% |
収益認識関係、財務諸表 | (収益認識関係)顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、財務諸表「注記事項(重要な会計方針) 3 収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているので、注記を省略しております。 |
重要な後発事象、財務諸表 | (重要な後発事象)連結財務諸表「注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。 |
有形固定資産等明細表 | 【有形固定資産等明細表】 資産の種類当期首残高(千円)当期増加額(千円)当期減少額(千円)当期末残高(千円)当期末減価償却累計額又は償却累計額(千円)当期償却額(千円)差引当期末残高(千円)有形固定資産 建物12,444--12,4442,22383310,221 工具、器具及び備品16,2475,642-21,8908,3563,48413,534有形固定資産計28,6925,642-34,33510,5794,31823,755無形固定資産 ソフトウエア37,800--37,80014,1407,56023,659無形固定資産計37,800--37,80014,1407,56023,659 (注) 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。 工具、器具及び備品 ネットワーク環境構築 5,419千円 |
引当金明細表 | 【引当金明細表】 該当事項はありません。 |
主な資産及び負債の内容 | (2) 【主な資産及び負債の内容】 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。 |
その他、財務諸表等 | (3) 【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の株式事務の概要 | 第6 【提出会社の株式事務の概要】 事業年度毎年6月1日から翌年5月31日まで定時株主総会毎事業年度末日の翌日から3か月以内基準日毎年5月31日株券の種類―剰余金の配当の基準日毎年11月30日毎年5月31日1単元の株式数100株株式の名義書換え (注)1 取扱場所東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 株主名簿管理人東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 取次所三井住友信託銀行株式会社 全国各支店 名義書換手数料無料 新券交付手数料―単元未満株式の買取り 取扱場所東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 株主名簿管理人東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 取次所三井住友信託銀行株式会社 全国各支店 (注)1 買取手数料無料 (注)2公告掲載方法当社の公告方法は、電子公告としております。 ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができないときは、日本経済新聞に掲載しております。 当社の公告掲載URLは次のとおりであります。 https://logos-holdings.jp/株主に対する特典該当事項ありません。 (注) 1 当社株式は、2024年6月28日付で株式会社東京証券取引所へ上場したことに伴い、社債、株式等の振替に関する法律第128条第1項に規定する振替株式となったことから、該当事項はなくなっております。 2 単元未満株式の買取手数料は、当社株式が東京証券取引所に上場された日から「株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額」に変更されております。 3.当社の株主は、その所有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨定款に定めております。 (1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利 (2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利(3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利 |
提出会社の親会社等の情報 | 1 【提出会社の親会社等の情報】 当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。 |
その他の参考情報 | 2 【その他の参考情報】 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。 (1) 有価証券届出書及びその添付書類有償一般募集増資(ブックビルディング方式による募集)及び株式売出し(ブックビルディング方式による売出し) 2024年5月24日 北海道財務局長に提出 (2) 有価証券届出書の訂正届出書上記(1)に係る訂正届出書 2024年6月12日及び2024年6月20日 北海道財務局長に提出 (3) 臨時報告書企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基づく臨時報告書 2024年8月30日 北海道財務局長に提出 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | (1) 連結経営指標等 回次第2期第3期第4期決算年月2022年5月2023年5月2024年5月売上高(千円)24,850,34828,025,79331,714,580経常利益又は経常損失(△)(千円)1,189,239△139,6641,358,423親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)774,024△80,865890,165包括利益(千円)775,830△80,061901,789純資産額(千円)3,270,8633,190,8023,092,591総資産額(千円)14,511,70714,692,62113,390,5861株当たり純資産額(円)847.80827.05801.591株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)(円)202.45△20.96230.73潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)―--自己資本比率(%)22.521.723.1自己資本利益率(%)27.1△2.528.3株価収益率(倍)―--営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)3,043,376△1,523,4391,087,247投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△296,148△534,903△428,833財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△413,2161,677,889△1,131,324現金及び現金同等物の期末残高(千円)5,325,0324,945,3834,484,097従業員数〔ほか、平均臨時雇用人員〕(名)457473494〔46〕〔31〕〔51〕 (注) 1.第3期について、ウッドショック等による木材関連資材が高騰したこと等により、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。 2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は第4期末において非上場であり、期中平均株価が把握できないため、また、第3期は1株当たり当期純損失であることから、記載しておりません。 3.当社株式は第4期末において非上場であるため、株価収益率を記載しておりません。 4.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。 5.第2期から第4期の連結財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、三優監査法人により監査を受けております。 6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第2期の期首から適用してお り、第2期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 7.2024年4月15日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。 第2期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。 |
提出会社の経営指標等 | (2) 提出会社の経営指標等当社は2020年7月9日に設立されたため、2021年5月期より4期分記載いたします。 回次第1期第2期第3期第4期決算年月2021年5月2022年5月2023年5月2024年5月営業収益(千円)-1,551,5701,144,2502,273,813経常利益又は経常損失(△)(千円)△9,194831,6468,6091,044,424当期純利益(千円)61,013800,40335,2541,025,873資本金(千円)9,00039,00539,00539,005発行済株式総数(株)38,227,66038,580,66038,580,6603,858,066純資産額(千円)1,673,5882,534,0012,569,2552,595,129総資産額(千円)2,429,8742,634,1582,723,5422,805,2411株当たり純資産額(円)43.78656.81665.94672.651株当たり配当額(1株当たり中間配当額)(円)---25.92(-)(-)(-)(-)1株当たり当期純利益(円)1.92209.359.14265.90潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)――--自己資本比率(%)68.996.294.392.5自己資本利益率(%)―38.01.439.7株価収益率(倍)――--配当性向(%)---97.5従業員数〔ほか、平均臨時雇用人員〕(名)-738985〔-〕〔6〕〔8〕〔11〕株主総利回り(%)----(比較指標: - )(%)(-)(-)(-)(-)最高株価(円)----最低株価(円)---- (注) 1.第1期は、事業開始準備期間として営業収益が発生しておりません。 また、租税公課をはじめ販売費及び一般管理費を計上したことに加え、関係会社借入金に対する支払利息を計上したこと等により、経常損失を計上しております。 2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は第4期末において非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。 3.当社株式は第4期末において非上場であるため、株価収益率を記載しておりません。 4.第1期から第3期の1株当たり配当額及び配当性向については、無配のため、記載しておりません。 第4期の1株当たり配当額は、2024年3月27日付臨時株主総会決議により、同日を基準日及び効力発生日とし、資本剰余金及び利益剰余金を原資として実施した現金配当であります。 5.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。 6.第1期の自己資本利益率については、前期の数値がありませんので、記載を省略しております。 7.第2期から第4期の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、三優監査法人により監査を受けておりますが、第1期の財務諸表については、監査を受けておりません。 8.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第2期の期首から適用してお り、第2期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっておりま す。 9.2020年12月11日付で普通株式1株につき35,409株の割合で株式分割を行っております。 第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。 10.2024年4月15日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。 第2期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定しております。 11.株主総利回り及び比較指標、最高株価、最低株価については、2024年6月28日に東京証券取引所グロース市場に上場したため、記載しておりません。 (参考情報)「第1 企業の概況(はじめに)」に記載した通り、当社は2020年7月9日に純粋持株会社として設立されました。 株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社が事業の中核を担っており、株式会社ロゴスホーム及び豊栄建設株式会社の財務諸表が当社グループの状況をより反映すると考えられるため、参考情報として、当社設立以前における2社の主要な経営指標等の推移を記載しております。 株式会社ロゴスホーム(主要な経営指標等の推移)回次第18期第19期決算年月2020年5月期2021年5月期売上高(千円)11,214,49712,575,219経常利益(千円)115,833651,377当期純利益(千円)73,446417,897資本金(千円)30,00030,000発行済株式総数(株)2,245,0002,245,000純資産額(千円)532,937950,834総資産額(千円)4,324,7565,333,7671株当たり純資産額(円)237.39423.531株当たり当期純利益(円)32.72186.15自己資本比率(%)12.317.8自己資本利益率(%)14.856.3従業員数〔ほか、平均臨時雇用人員〕(名)260〔6〕278〔8〕 (注)1.従業員数は就業員数であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2.主要な経営指標等のうち、第18期及び第19期については会社計算規則(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定による監査証明を受けておりません。 豊栄建設株式会社(主要な経営指標等の推移)回次第31期第32期第33期決算年月2019年12月期2020年12月期2021年5月期売上高(千円)8,327,4908,116,7502,859,042経常利益(千円)594,492396,85169,951当期純利益(千円)395,536251,15647,562資本金(千円)100,000100,000100,000発行済株式総数(株)400740740純資産額(千円)3,078,4791,344,6351,392,198総資産額(千円)4,697,1544,305,0714,319,0971株当たり純資産額(円)7,696,197.561,817,074.961,881,348.941株当たり当期純利益(円)988,842.07380,822.2764,273.99自己資本比率(%)65.531.232.2自己資本利益率(%)13.211.43.5従業員数〔ほか、平均臨時雇用人員〕(名)129〔22〕129〔19〕128〔17〕 (注)1.従業員数は就業員数であり、臨時雇用者数(パート及び嘱託社員)は、〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2.主要な経営指標等のうち、第31期から第33期については会社計算規則(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出した各数値を記載しており、金融商品取引法第193条の2第1項の規定による監査証明を受けておりません。 3.第33期は決算期変更により2021年1月1日から2021年5月31日までの5ヶ月間となっております。 |