CoverPage
提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2024-08-09 |
英訳名、表紙 | TSURUHA HOLDINGS INC. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 鶴羽 順 |
本店の所在の場所、表紙 | 札幌市東区北24条東20丁目1番21号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (011)783-2755 |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
沿革 | 2【沿革】 年月事項1929年5月医薬品等の小売販売業を目的として北海道旭川市に鶴羽薬師堂創業1956年8月ツルハ薬局に屋号変更1963年6月株式会社に組織変更北海道旭川市に㈱ツルハ薬局(現社名 ㈱ツルハホールディングス)を設立1975年5月㈱ツルハが薬局・薬店への経営指導、医薬品等の卸売事業ならびに医薬品等の小売販売業を目的として、㈱クスリのツルハコントロールセンター(資本金2百万円、現㈱ツルハ)を北海道旭川市4条通17丁目に設立1985年3月㈱ツルハが店舗数50店となる1987年3月㈱ツルハが発注業務の合理化を図るため、EOS(オンライン受発注システム)を全店開始1989年7月㈱ツルハが全店舗にPOS(販売時点情報管理システム)レジを導入し、業務の合理化を図る ㈱ツルハが店舗数100店となる1991年7月営業の全部を㈱クスリのツルハコントロールセンター(現社名 ㈱ツルハ)に譲渡 事業目的を保険代理業に定款変更1991年8月㈱クスリのツルハコントロールセンターが商号を㈱ツルハに変更1991年8月㈱ツルハが本社を札幌市東区北24条東20丁目に移転1993年2月㈱クレーン商事に商号変更1995年1月㈱ツルハがジャスコ㈱(現イオン㈱)(千葉市美浜区)と業務・資本提携契約を締結1998年6月㈱ツルハが日本証券業協会に株式を店頭登録2000年11月㈱ツルハが㈱ドラッグトマト(岩手県盛岡市)の全株式を取得し子会社化2001年2月㈱ツルハが東京証券取引所市場第二部に上場2001年11月㈱ツルハが㈱リバース(川崎市幸区)の全株式を取得し、子会社化2002年5月㈱ツルハが東京証券取引所市場第一部銘柄に指定2002年6月㈱ツルハが㈱ポテトカンパニー(山形県山形市)の全株式を取得し、子会社化2003年5月㈱ツルハが子会社㈱ドラッグトマトを吸収合併2004年2月札幌市東区に本店を移転2004年3月㈱ツルハが子会社㈱ポテトカンパニーを吸収合併2005年6月株式交換により㈱ツルハを当社の完全子会社とする株式交換契約を締結2005年8月㈱ツルハホールディングスに商号変更2005年11月東京証券取引所に上場2006年8月ツルハグループが店舗数500店となる2006年12月㈱くすりの福太郎(千葉県鎌ヶ谷市)との業務資本提携契約を締結2007年5月株式交換により㈱くすりの福太郎を当社の完全子会社とする株式交換契約を締結2008年4月㈱ウイング(札幌市北区)を子会社化2008年7月㈱スパーク(愛知県春日井市)を子会社化2009年2月㈱ウェルネス湖北(島根県松江市)を子会社化2010年7月㈱サクラドラッグ(東京都中央区)を子会社化2010年10月タイ国サハグループと業務提携およびタイ駐在事務所開設2011年5月㈱ツルハが㈱サクラドラッグを吸収合併2011年12月タイ国サハグループとの合弁会社Tsuruha(Thailand)Co.,Ltd.設立2012年4月ツルハグループが店舗数1,000店となる2012年7月ツルハグループ海外1号店となるツルハドラッグゲートウェイ・エカマイ店をタイ・バンコクに出店2013年8月㈱ウエダ薬局(和歌山県海南市)を子会社化2013年11月㈱ツルハが㈱ウエダ薬局を吸収合併2013年12月㈱ハーティウォンツ(広島市中区)を子会社化2015年4月㈱フジ・㈱レデイ薬局と資本業務提携を締結2015年8月 ㈱ハーティウォンツが㈱ウェルネス湖北を吸収合併し、社名を㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本に商号変更2015年10月㈱レデイ薬局(愛媛県松山市)を子会社化2016年5月㈱ツルハグループマーチャンダイジングが㈱ウイング・㈱ツルハeコマースを吸収合併2017年9月㈱杏林堂グループ・ホールディングス(浜松市中区)を子会社化2018年5月㈱ビー・アンド・ディーホールディングス(㈱ビー・アンド・ディー)(愛知県春日井市)を子会社化2019年3月金秀商事㈱(沖縄県)とのFC契約により沖縄県浦添市に「ツルハドラッグ宮城店」をオープン2020年5月JR九州ドラッグイレブン㈱(現:㈱ドラッグイレブン)を子会社化2021年8月監査等委員会設置会社へ移行2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行2024年2月イオン㈱、ウエルシアホールディングス㈱(東京都千代田区)との資本業務提携契約を締結2024年5月㈱ツルハが㈱ビー・アンド・ディーを吸収合併 |
事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社14社および非連結子会社1社により構成されております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、当社および連結子会社の主な事業の内容と位置付けは、次のとおりとなります。 名称おもな事業の内容㈱ツルハホールディングス医薬品・化粧品・雑貨等の販売を行うドラッグストアの経営指導および管理㈱ツルハ薬局および店舗販売業に基づく医薬品等販売ならびにフランチャイズ店への卸売販売業㈱くすりの福太郎関東地区における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本中国・九州地区における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱レデイ薬局中四国地区における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱杏林堂グループ・ホールディングスドラッグストア運営子会社の経営指導および管理㈱杏林堂薬局静岡県内における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱ビー・アンド・ディー愛知県内における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱ドラッグイレブン九州・沖縄地区を中心とする薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱広島中央薬局広島県内における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売㈱ツルハグループマーチャンダイジング当社グループ全般に係る商品の調達および物流に関する企画、商談、調達業務プライベートブランド商品の企画開発・販売促進業務当社グループ取扱商品の電話およびインターネット等での通信販売業務㈱ツルハフィナンシャルサービス当社グループ内における保険代理店業務および経営指導管理㈱ツルハファーマシー不動産賃貸業㈱ツルハ酒類販売酒類等のインターネット等での通信販売㈱セベラル自動販売機の賃貸および飲料の販売※2024年5月16日付で㈱ツルハが㈱ビー・アンド・ディーを吸収合併しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 |
関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 関係会社は次のとおりであります。 名称住所資本金(百万円)おもな事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱ツルハ(注)6.7.10札幌市東区4,252薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売ならびにフランチャイズ店への卸売販売業100.0役員の兼任あり。 当社が建物を賃借している。 ㈱くすりの福太郎 千葉県 鎌ヶ谷市98関東地区における薬局・店舗販売業に基づく医薬品等の販売100.0役員の兼任あり。 ㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本 (注)8.10 広島市 西区287中国・九州地区を中心とする薬局・店舗販売業に基づく医薬品等の販売100.0役員の兼任あり。 ㈱レデイ薬局 愛媛県 松山市598中四国地区を中心とする薬局・店舗販売業に基づく医薬品等の販売51.0役員の兼任あり。 ㈱杏林堂グループ・ホールディングス 浜松市 中央区50ドラッグストア運営子会社の経営指導および管理51.0役員の兼任あり。 ㈱杏林堂薬局(注)2.9 浜松市 中央区50静岡県内における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売51.0 (51.0)役員の兼任あり。 ㈱ビー・アンド・ディー(注)6 愛知県 春日井市30愛知県内における薬局および店舗販売業に基づく医薬品等の販売100.0役員の兼任あり。 債務保証あり。 ㈱ドラッグイレブン(注)5 福岡県 大野城市100九州・沖縄地区を中心とする薬局・店舗販売業に基づく医薬品等の販売100.0役員の兼任あり。 債務保証あり。 資金の貸付あり。 ㈱広島中央薬局(注)3 広島市 中区40広島県内における薬局・店舗販売業に基づく医薬品等の販売100.0 (100.0)役員の兼任あり。 ㈱ツルハグループマーチャンダイジング 東京都 中央区10当社グループ全般に係る商品の調達および物流に関する企画、商談、調達業務、プライベートブランド商品の企画開発・販売促進業務、当社グループ取扱商品の電話およびインターネット等での通信販売業務100.0役員の兼任あり。 ㈱ツルハフィナンシャルサービス札幌市東区10保険代理店業務および経営指導管理100.0役員の兼任あり。 ㈱ツルハファーマシー(注)1札幌市東区10不動産賃貸業100.0 (100.0)役員の兼任あり。 ㈱ツルハ酒類販売(注)1札幌市東区10酒類等のインターネット等での通信販売100.0 (100.0)役員の兼任あり。 ㈱セべラル(注)4 埼玉県 川口市50自動販売機の賃貸および飲料販売業100.0(100.0)役員の兼任あり。 資金の貸付あり。 (注)1.㈱ツルハの100%子会社であります。 2.㈱杏林堂グループ・ホールディングスの100%子会社であります。 3.㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本の100%子会社であります。 4.㈱ツルハフィナンシャルサービスの100%子会社であります。 5.㈱ドラッグイレブンについては、2023年5月31日付で株式の追加取得を実施し、同日付で出資比率が100%となっております。 6.2024年5月16日付で㈱ツルハを存続会社、㈱ビー・アンド・ディーを消滅会社とする吸収合併を行っております。 7.㈱ツルハについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1)売上高 495,923百万円 (2)経常利益 25,144百万円 (3)当期純利益 16,685百万円 (4)純資産額 159,381百万円 (5)総資産額 268,090百万円8.㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1)売上高 150,654百万円 (2)経常利益 11,417百万円 (3)当期純利益 7,927百万円 (4)純資産額 43,118百万円 (5)総資産額 75,734百万円9.㈱杏林堂薬局については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1)売上高 131,933百万円 (2)経常利益 4,008百万円 (3)当期純利益 2,754百万円 (4)純資産額 25,467百万円 (5)総資産額 56,414百万円10.特定子会社に該当しております。 11.議決権の所有割合の( )内は間接所有割合で内数であります。 |
従業員の状況 | 5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、従業員数は販売を行う店舗と本社等の全社(共通)に区分して記載いたします。 2024年5月15日現在区分従業員数(人)店舗10,355(20,668)全社(共通)1,265(139)合計11,620(20,807) (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除いております。 )であり、パートタイマー(1日8時間換算)は年間平均人員数を( )外数で記載しております。 2.従業員数には、嘱託542名は含んでおりません。 (2)提出会社の状況 2024年5月15日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(円)192(1)45歳10ヶ月17年10ヶ月6,955,597 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除いております。 )であり、パートタイマー(1日8時間換算)は年間平均人員数を( )外数で記載しております。 2.平均勤続年数は、㈱ツルハから移籍した従業員については、同社の勤続期間を通算しております。 3.年間平均給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 4.従業員数には、嘱託13名は含んでおりません。 5.従業員数には、当社グループからの出向者123名を含んでおります。 (3)労働組合の状況 当社グループには、ツルハユニオン、福太郎ユニオン、ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本ユニオン、レデイ薬局ユニオン及びドラッグイレブンユニオンが組織されており、UAゼンセン流通部門に属しております。 2024年5月15日現在における組合員数は27,372人(パートタイマーを含む。 )であります。 労使関係については組合結成以来円満に推移しており、特記すべき事項はありません。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ①連結会社当事業年度補足説明管理職(係長級含む)に占める女性労働者の割合(%)(注)3.男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%) 係長級にある者に占める女性労働者の割合管理職に占める女性労働者の割合全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者23.4%25.5%14.5%43.8%60.0%73.7%100.1%-(注)1.指標の算出にあたっては、提出会社と当社の国内連結子会社(14社)を含めて算出しております。 2.指標の算出にあたっては、各会社の指標を平均して算出しております。 3.当社グループは、本指標を人的資本経営推進のための重要な指標として追跡しています。 ②連結子会社当事業年度補足説明名称管理職(係長級含む)に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.4. 係長級にある者に占める女性労働者の割合(注)1.2.管理職に占める女性労働者の割合(注)1.2.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者 全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者㈱ツルハ20.8%20.7%21.4%22.8%--(注)3.59.1%75.0%104.1%-㈱くすりの福太郎25.3%27.9%12.5%47.6%--(注)3.62.5%70.2%102.3%-㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本18.5%21.3%3.3%50.0%--(注)3.59.7%70.1%91.7%-㈱レデイ薬局25.3%28.6%11.1%88.9%--(注)3.65.0%80.5%91.1%-㈱杏林堂薬局36.0%54.5%17.0%66.7%--(注)3.59.5%70.1%92.4%-㈱ビー・アンド・ディー28.8%33.3%10.0%-100.0%-(注)1.72.2%77.1%98.4%-㈱ドラッグイレブン26.6%30.9%7.6%50.0%--(注)3.60.7%73.8%100.0%- (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.厚生労働省令に基づく「女性の活躍に関する情報公開項目」として、「女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供」の8項目から「係長級にある者に占める女性労働者の割合(%)」、「管理職に占める女性労働者の割合(%)」を選択しております。 3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 4.労働者の人員数について、労働時間を基に換算し算出しております。 5.上記以外の連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 ③提出会社当事業年度補足説明管理職(係長級含む)に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%) (注)3.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.4. 係長級にある者に占める女性労働者の割合(注)1.2.管理職に占める女性労働者の割合(注)1.2.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者14.3%31.8%6.3%0.0%64.0%65.8%-- (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.厚生労働省令に基づく「女性の活躍に関する情報公開項目」として、「女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供」の8項目から「係長級にある者に占める女性労働者の割合(%)」、「管理職に占める女性労働者の割合(%)」を選択しております。 3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における、育児休業等の取得割合を算出したものであります。 4.労働者の人員数について、労働時間を基に換算し算出しております。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 日本経済は3年目を迎える物価上昇に対して消費マインドにやや足踏み感がみられ、賃金と物価の好循環の実現に注目が集まっております。 ドラッグストア業界においては、コロナ禍以降の業績回復に一服感が見られるなか値上げは継続しており、価格競争を避けながらの価格転嫁の巧拙が課題となります。 また、競争が厳しくなるなか、規模拡大と採算性改善を両立させる財務体質と管理体制の整備が求められます。 当社はイオン株式会社とウエルシアホールディングス株式会社と経営統合の協議を開始しており、各社の経営資源を最大限に活用して連携し、様々な分野でシナジーを発揮することを目指してまいります。 このような状況の中で、当社は「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という経営理念のもと、地域のお客様の生活を守るライフラインとしての役割を担い、美しく健やかな暮らしのお手伝いをするとともに、地域の生活・雇用や経済活動の場を提供し、地域社会に貢献することを目指してまいります。 次期(第63期)の重点方針は次のとおりです。 ①収益性を重視した店舗展開戦略出店済み地域においてドミナント戦略の更なる推進を図るとともに、早期黒字化・投資回収期間等の出店におけるKPI管理を強化し、より質の高い新規出店を通じて収益性を高めてまいります。 また既存店においても、新たな品種の導入やスクラップ・アンド・ビルドを継続的に行い、収益力改善を図ってまいります。 ②調剤薬局の新規開設推進と機能向上既存店舗への併設を中心とした調剤薬局の新規出店を引き続き推進し、併設するドラッグストア店舗との連携強化によるヘルスケアサポート機能の充実を図ってまいります。 システム面を含めた環境整備を進め、自社アプリを起点としたデータ連携などDXの取り組みを通じた治療効果増進・予防推進にも取り組んでまいります。 ③プライベートブランドを通じた企業価値・競争力向上「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」の開発・販売を推進し、ツルハグループを代表する優れた商品の開発とブランド育成を図るべく、大手メーカーとの共同開発、食品PBの開発の加速、健康志向や付加価値商品の開発を行い、当社へのロイヤリティ向上に取り組んでまいります。 同時に、環境配慮型商品の開発および環境配慮パッケージの採用にも取り組み、商品開発を通じた企業価値の向上を図ってまいります。 ④デジタル戦略の推進とIT基盤の強化ドラッグストア業界最大の店舗網を活かし、顧客データプラットフォームを活用した顧客満足度向上と新規顧客の獲得を図る新たなマーケティングの展開に取り組んでまいります。 またBIツールによる経営数値の可視化を進め、グループの経営効率向上に取り組んでまいります。 ⑤サステナブル経営の推進地域社会の一員である社員自身の自律的な成長を図るべく「人的資本経営」を策定し、人的資本の価値向上を通じた地域社会への更なる貢献を図るなど、引き続きSDGs(持続可能な開発目標)が掲げる持続可能な社会づくりに取り組んでまいります。 同時に、コーポレート・ガバナンス体制の更なる充実により長期的な企業価値向上を目指します。 当社は2022年6月21日に公表いたしました中期経営計画の方針に基づき、上記施策を確実に実行してまいります。 また、当社はイオン株式会社とウエルシアホールディングス株式会社と経営統合の協議を開始しており、各社の経営資源を最大限に活用して連携し、様々な分野でシナジーを発揮することを目指してまいります。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは「お客様の生活に豊かさと余裕を提供しよう」という経営理念に基づき、事業活動を推進して参りました。 これからも企業としての責任を果たしていくために、事業を通じた地域社会へのさらなる貢献を図るとともに、社会と環境の様々な課題に向き合い、ステークホルダーの皆様との対話を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の発展に貢献する企業を目指しております。 また、2023年5月にサステナブル経営推進部を新設し、ESG・SDGsの推進、人的資本経営・TCFD対応の取り組みを当社グループ全体に広げ、サステナビリティ経営の推進を図っております。 (1)ガバナンス当社グループ全体におけるサステナビリティ推進に向けた活動として年4回開催のESG推進プロジェクト委員会にて、「ガバナンス」・「環境問題」・「人材育成」・「気候関連」を含めたサステナビリティ上の重要課題に関して、活動戦略の報告、策定および実務状況の管理を行っております。 事業への影響を最小限にするための状況報告およびリスク管理対策は定期的にグループ執行会議および取締役会への報告を行うなど、監視体制を整備しております。 (2)戦略①気候変動・環境問題に関する取り組み(TCFD提言への対応)当社グループでは、世界的な課題となっている地球環境問題を含む気候変動リスクへの対応は重要課題の一つと認識しております。 気候変動がもたらす環境問題については当社グループへの事業戦略や財務に直接的に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、気候変動がもたらすリスク・機会を基にシナリオ分析を実施しており、気候変動リスクへの対応については、取締役会の監督の下、代表取締役社長を委員長としたグループリスク管理委員会を設置し、気候変動関連を含む当社グループ全体のリスク分析と対応を行っております。 取締役会は、グループリスク管理委員会で審議された重要事項について年に2回報告を受け、気候変動リスクへの対応方針および実行計画等についても審議・監督を行って参ります。 詳細な情報につきましては、当社ホームページにて開示しております。 ②人材育成および社内環境整備方針当社グループが掲げる経営理念の「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」を全うするために最も重要と考えているのが約5万人の社員です。 日本全国に展開する事業会社・店舗に勤務する多様な社員を“人的資本”と位置づけ、「人材育成」「職場環境」「心身の健康」3つの視点で構成した総合的な施策を通じ、その価値を高めることで、地域社会へ永続的な貢献を果たすとともに、地域社会の一員でもある社員自身の自律的な成長を図ります。 詳細な情報につきましては、人的資本経営基本方針を当社ホームページに開示しております。 (3)リスク管理当社グループは、グループリスク管理委員会を設置し、リスクの発生懸念、発生状況を始め、当社グループを取り巻くリスクに関する情報の収集分析を行い、重点対応すべきリスクを選定し、対応を実施することでリスクのコントロールを進めております。 特定したリスク・機会は年2回開催のグループリスク管理委員会にて審議・議論し、リスク管理の状況や重大なリスクの判断に関しては、グループ執行会議及び取締役会への報告・提言を行っております。 (4)指標及び目標①気候変動・環境問題(TCFD提言への対応)当社グループは、気候変動が社会の喫緊の課題であると認識し、温室効果ガス削減や省エネルギー化に取り組んでいます。 持続可能な社会の実現に向けて、SBT(Science Based Targets)として求められるCO2排出削減レベルを考慮し、Scope1,2について、「2030年度に2013年度比一店舗当たりのCO2排出量を46%削減」の目標を設定しています。 また、Scope3においても特に重要と考えるカテゴリについて目標を定め削減を進めてまいります。 GHG(温室効果ガス)Scope1,Scope2排出量2023年度のGHG排出量は、Scope1(事業による直接排出)は3,424t、Scope2(電力消費による間接排出)は275,368tでした。 ●GHG(温室効果ガス)排出量の推移(Scope1、2) (単位:t-CO2)年度2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度集計期間2017年4月~2018年3月2018 年4月~2019年3月2019年4月~2020年3月2020年4月~2021年3月2021年4月~2022年3月2022年4月~2023年3月2023年4月~2024年3月Scope1(直接排出)6,4155,7615,3484,4084,0313,7313,424Scope2(間接排出)206,458215,873226,446238,776247,213261,251275,368Scope1+Scope2(店舗のみ)※2212,873221,634231,794243,184251,244264,982278,792Scope1+Scope2(全社)※3------280,392店舗数(店) ※41,9312,0822,1502,4202,5222,5892,6531店舗平均排出量 ※5110.2106.5107.8100.599.6102.3105.1※1.取得データの精度向上を目的とした算定方法の見直しに伴い、過年度データを遡及して修正しております。 ※2.当社グループの店舗運営部門のみを対象にGHG排出量を集計しております。 ※3.2023年度より、オフィス及び社有車使用によるGHG排出量を「Scope1+Scope2(店舗のみ)」に加算し、全社合計の GHG排出量(Scope1+Scope2)を算定しております。 ※4.店舗数は、GHG排出量算定期間の当社グループ期末店舗数を記載しております。 ※5.一店舗あたりの平均排出量は、「Scope1+Scope2(店舗のみ)」÷「店舗数」により算定しております。 ●GHG(温室効果ガス)排出量(2023年度、Scope3) (単位:t-CO2)Scope3カテゴリ2023年度1購入した商品・サービス3,031,2302資本財107,2273燃料及びエネルギー活動41,9574輸送、配送(上流)530,2115事業から出る廃棄物8,2676雇用者の出張1,2407雇用者の通勤15,3749輸送、配送(下流)3,57813リース資産(下流)8,27914フランチャイズ430Scope3総計3,747,793 ※1.カテゴリ8、10、11、12、15については、対象のない項目または排出量を算定できていない項目です。 ※2.全カテゴリについて、数値及び算定方法を精査中です。 ※3.2023年度における集計期間は、2023年3月~2024年2月としております。 GHG排出量の削減については、各店舗の省エネ、節電を心掛けるとともに、化石燃料を用いない再生可能エネルギーの導入や国が認証するJ-クレジット制度を積極的に活用し脱炭素社会の実現を目指して参ります。 ②人材育成および社内環境整備方針ツルハグループは人的資本経営の3つの視点「人材育成」「職場環境」「心身の健康」を柱としております。 この方針にもとづく指標に関する実績および目標は、次のとおりであります。 指標算出式2024年5月実績2025年5月目標数値2030年5月目標数値女性管理職比率※係長級を含む女性管理職者数÷全管理職者数※係長級を含む23.4%25.0%37.0%男女賃金格差女性平均月例給÷男性平均月例給正社員:73.7%パートアルバイト:100.1%全社員:60.0%正社員:75.0%パートアルバイト:101.2%全社員:57.7%正社員:78.0%パートアルバイト:101.2%全社員:58.6%男性育児休業取得率(男性育児休業・時短取得者)÷配偶者が出産した男性社員数43.8%50.0%95.0% |
戦略 | (2)戦略①気候変動・環境問題に関する取り組み(TCFD提言への対応)当社グループでは、世界的な課題となっている地球環境問題を含む気候変動リスクへの対応は重要課題の一つと認識しております。 気候変動がもたらす環境問題については当社グループへの事業戦略や財務に直接的に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、気候変動がもたらすリスク・機会を基にシナリオ分析を実施しており、気候変動リスクへの対応については、取締役会の監督の下、代表取締役社長を委員長としたグループリスク管理委員会を設置し、気候変動関連を含む当社グループ全体のリスク分析と対応を行っております。 取締役会は、グループリスク管理委員会で審議された重要事項について年に2回報告を受け、気候変動リスクへの対応方針および実行計画等についても審議・監督を行って参ります。 詳細な情報につきましては、当社ホームページにて開示しております。 ②人材育成および社内環境整備方針当社グループが掲げる経営理念の「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」を全うするために最も重要と考えているのが約5万人の社員です。 日本全国に展開する事業会社・店舗に勤務する多様な社員を“人的資本”と位置づけ、「人材育成」「職場環境」「心身の健康」3つの視点で構成した総合的な施策を通じ、その価値を高めることで、地域社会へ永続的な貢献を果たすとともに、地域社会の一員でもある社員自身の自律的な成長を図ります。 詳細な情報につきましては、人的資本経営基本方針を当社ホームページに開示しております。 |
指標及び目標 | (4)指標及び目標①気候変動・環境問題(TCFD提言への対応)当社グループは、気候変動が社会の喫緊の課題であると認識し、温室効果ガス削減や省エネルギー化に取り組んでいます。 持続可能な社会の実現に向けて、SBT(Science Based Targets)として求められるCO2排出削減レベルを考慮し、Scope1,2について、「2030年度に2013年度比一店舗当たりのCO2排出量を46%削減」の目標を設定しています。 また、Scope3においても特に重要と考えるカテゴリについて目標を定め削減を進めてまいります。 GHG(温室効果ガス)Scope1,Scope2排出量2023年度のGHG排出量は、Scope1(事業による直接排出)は3,424t、Scope2(電力消費による間接排出)は275,368tでした。 ●GHG(温室効果ガス)排出量の推移(Scope1、2) (単位:t-CO2)年度2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度集計期間2017年4月~2018年3月2018 年4月~2019年3月2019年4月~2020年3月2020年4月~2021年3月2021年4月~2022年3月2022年4月~2023年3月2023年4月~2024年3月Scope1(直接排出)6,4155,7615,3484,4084,0313,7313,424Scope2(間接排出)206,458215,873226,446238,776247,213261,251275,368Scope1+Scope2(店舗のみ)※2212,873221,634231,794243,184251,244264,982278,792Scope1+Scope2(全社)※3------280,392店舗数(店) ※41,9312,0822,1502,4202,5222,5892,6531店舗平均排出量 ※5110.2106.5107.8100.599.6102.3105.1※1.取得データの精度向上を目的とした算定方法の見直しに伴い、過年度データを遡及して修正しております。 ※2.当社グループの店舗運営部門のみを対象にGHG排出量を集計しております。 ※3.2023年度より、オフィス及び社有車使用によるGHG排出量を「Scope1+Scope2(店舗のみ)」に加算し、全社合計の GHG排出量(Scope1+Scope2)を算定しております。 ※4.店舗数は、GHG排出量算定期間の当社グループ期末店舗数を記載しております。 ※5.一店舗あたりの平均排出量は、「Scope1+Scope2(店舗のみ)」÷「店舗数」により算定しております。 ●GHG(温室効果ガス)排出量(2023年度、Scope3) (単位:t-CO2)Scope3カテゴリ2023年度1購入した商品・サービス3,031,2302資本財107,2273燃料及びエネルギー活動41,9574輸送、配送(上流)530,2115事業から出る廃棄物8,2676雇用者の出張1,2407雇用者の通勤15,3749輸送、配送(下流)3,57813リース資産(下流)8,27914フランチャイズ430Scope3総計3,747,793 ※1.カテゴリ8、10、11、12、15については、対象のない項目または排出量を算定できていない項目です。 ※2.全カテゴリについて、数値及び算定方法を精査中です。 ※3.2023年度における集計期間は、2023年3月~2024年2月としております。 GHG排出量の削減については、各店舗の省エネ、節電を心掛けるとともに、化石燃料を用いない再生可能エネルギーの導入や国が認証するJ-クレジット制度を積極的に活用し脱炭素社会の実現を目指して参ります。 ②人材育成および社内環境整備方針ツルハグループは人的資本経営の3つの視点「人材育成」「職場環境」「心身の健康」を柱としております。 この方針にもとづく指標に関する実績および目標は、次のとおりであります。 指標算出式2024年5月実績2025年5月目標数値2030年5月目標数値女性管理職比率※係長級を含む女性管理職者数÷全管理職者数※係長級を含む23.4%25.0%37.0%男女賃金格差女性平均月例給÷男性平均月例給正社員:73.7%パートアルバイト:100.1%全社員:60.0%正社員:75.0%パートアルバイト:101.2%全社員:57.7%正社員:78.0%パートアルバイト:101.2%全社員:58.6%男性育児休業取得率(男性育児休業・時短取得者)÷配偶者が出産した男性社員数43.8%50.0%95.0% |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ②人材育成および社内環境整備方針当社グループが掲げる経営理念の「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」を全うするために最も重要と考えているのが約5万人の社員です。 日本全国に展開する事業会社・店舗に勤務する多様な社員を“人的資本”と位置づけ、「人材育成」「職場環境」「心身の健康」3つの視点で構成した総合的な施策を通じ、その価値を高めることで、地域社会へ永続的な貢献を果たすとともに、地域社会の一員でもある社員自身の自律的な成長を図ります。 詳細な情報につきましては、人的資本経営基本方針を当社ホームページに開示しております。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | ②人材育成および社内環境整備方針ツルハグループは人的資本経営の3つの視点「人材育成」「職場環境」「心身の健康」を柱としております。 この方針にもとづく指標に関する実績および目標は、次のとおりであります。 指標算出式2024年5月実績2025年5月目標数値2030年5月目標数値女性管理職比率※係長級を含む女性管理職者数÷全管理職者数※係長級を含む23.4%25.0%37.0%男女賃金格差女性平均月例給÷男性平均月例給正社員:73.7%パートアルバイト:100.1%全社員:60.0%正社員:75.0%パートアルバイト:101.2%全社員:57.7%正社員:78.0%パートアルバイト:101.2%全社員:58.6%男性育児休業取得率(男性育児休業・時短取得者)÷配偶者が出産した男性社員数43.8%50.0%95.0% |
事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態および投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のようなものがあります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1)持株会社としてのリスク グループ各社の経営変動リスクについて グループ各社の諸要因に基づく業績の急激な変動が、当社の業績に影響を与える可能性があります。 のれんの減損リスクについて のれんは、各連結子会社の将来の超過収益力の下落に起因する潜在的な減損のリスクにさらされており、減損損失が計上された場合、連結財務諸表に対して重要な影響を生じさせる可能性があります。 各連結子会社別ののれんの残高については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①財政状態の分析 (固定資産)」に記載しております。 2)法的規制について①「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「医薬品医療機器等法」という。 )」等による規制について 当社グループは、「医薬品医療機器等法」上の医薬品等を販売するにあたり、各都道府県の許可・登録・指定・免許および届出を必要としております。 また、食品、たばこ、酒類等の販売については、食品衛生法等それぞれ関係法令に基づき、所轄官公庁の許可・免許・登録等を必要としております。 今後当該法令等の改正により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②出店に関する規制等について 「大規模小売店舗立地法」(以下、「大店立地法」という)においては、売場面積が1,000㎡を超える新規出店および既存店の変更について、都道府県知事(政令指定都市においては市長)に届出が義務付けられており、騒音、交通渋滞およびごみ処理等地域への生活環境への配慮が審査事項となります。 従いまして、上記法的規制により計画どおりの新規出店および既存店の増床等ができない場合は、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 3)資格者確保について 医薬品医療機器等法や薬剤師法の規定により薬剤師または医薬品登録販売者の配置が義務づけられております。 医薬品の販売に伴いこれら有資格者を確保することは営業政策上重要な要件となります。 これら有資格者の確保が十分にできない場合には、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。 4)人材について 代表取締役をはじめとする取締役および執行役員は、当社グループの経営において重要な役割を果たしております。 これら取締役および執行役員が業務執行できない事態が発生した場合、業績に影響を及ぼす場合があります。 5)調剤業務について 当社グループは、グループ調剤薬事部を主管部署とする薬剤師の専門的な知識の習得、スキルアップなどに積極的に取り組んでおります。 また、当社グループは、調剤過誤を防止すべく調剤過誤防止システムを導入し、服薬指導時における薬品名・用量確認など細心の注意を払って調剤業務を行っております。 また、万一に備え、調剤薬局全店舗において「薬剤師賠償責任保険」に加入しております。 しかしながら、調剤薬の欠陥・調剤過誤などにより訴訟を受けることがあった場合、社会的信用を損なうなどの理由により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 6)出店政策について 当社グループは、地域での知名度向上による占有率向上および管理コストの抑制等を目的とするドミナント戦略をとっております。 今後の店舗展開において、出店場所が十分に確保できない場合や、ドミナント形成に時間を要する場合には、店舗の収益が悪化し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 7)情報システム・個人情報保護について 当社グループは、ポイントカードシステムの運用に伴う顧客情報、調剤業務に伴う患者情報等を保持しており、これら情報の中には顧客または患者個人のプライバシーに関わるものが含まれております。 これらの情報の取扱いについては情報管理者により、情報の利用・保管等に関する社内ルールを設け、その管理については万全を期してはおりますが、コンピュータの不具合やサイバー攻撃等の犯罪行為によるインシデントがあった場合、社会的信用を損なうなどの理由により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 8)自然災害等について 当社グループの本社、店舗、物流センター等所在地域において、大規模な地震等自然災害や、予期せぬ事故等により、当社グループの設備に損害や、従業員等の人的被害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 9)気候変動リスクについて 世界的な気候変動により、政府の環境規制強化に伴う炭素税の導入や、再生可能エネルギー需要の増加による価格上昇等の費用の増加、世界規模での地球温暖化対策が講じられることによる資源調達費用の増加等が発生する可能性があります。 なお、当社グループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)による提言に賛同し、気候変動によるリスクを全社リスクの一つとして管理しております。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況 当連結会計年度 (2023年5月16日~2024年5月15日)における経済情勢は、好調な企業業績に支えられ景気は緩やかに回復しております。 米国株高や市場評価を意識した経営により国内株価は上昇し、資産効果や賃上げ機運の高まり、コロナ禍での過剰貯蓄などは消費の下支え要因となりました。 一方で円安等による物価上昇、実質賃金の減少は続いており、年明け以降の消費は一進一退で推移しております。 ドラッグストア業界においては、コロナ沈静化による人流の戻りやインバウンド需要の回復、値上げ効果が寄与し、化粧品や食品を中心に売上高が伸長しており、各社の業績は好調に推移しております。 一方で出店競争により1店舗あたりの商圏人口は減少傾向にあり、競争環境が厳しさを増すなか、業界再編に向けた動きがみられます。 このような状況のもと、当社グループでは中期経営計画の達成に向け、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・オンラインを活用した処方箋枚数の確保、PB(プライベートブランド)戦略では新規商品の開発と既存商品の販売促進による売上構成比のアップ、DX戦略ではMAツールの活用やITシステム開発により生産性向上に取り組んでまいりました。 また、業績管理面では予実分析の精度改善により経費コントロールに取り組むとともに、不採算部門に関する管理をさらに厳格化いたしました。 店舗展開につきましては、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、期首より128店舗の新規出店と5店舗の子会社化等、69店舗の閉店を実施いたしました。 この結果、当期末のグループ店舗数は直営店で2,653店舗となりました。 なお、タイ国内の当社グループ店舗につきましては、2店舗の新規出店、1店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は2024年5月15日現在で19店舗となりました。 当社グループの出店・閉店の状況は次のとおり (単位:店舗) 期首店舗数※出店子会社化等閉店純増期末店舗数うち調剤薬局北海道425161107432139東 北59327-1611604162関東甲信越52914-104533221中部・関西25817-611269162中 国34527-621366138四 国2268-9△122567九州・沖縄213194121122447国内店舗計2,589128569642,653936上記のほか、海外店舗19店舗、FC加盟店舗7店舗を展開しております。 ※当期首からEC店舗・FC店舗等の店舗数のカウント基準を見直しており、期首店舗数は前期末店舗数と一部 差異がございます。 これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上高1兆274億62百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益492億5百万円(同8.0%増)、経常利益493億4百万円(同7.9%増)となりました。 また、連結子会社である㈱ビー・アンド・ディーに係るのれんについて、連結子会社化後における仕入条件の改善等の統合効果創出の取り組み等により、㈱ビー・アンド・ディーの営業利益及び営業利益率等は向上が図られている一方で、市場環境の変化に伴う事業計画の見直しを行った結果、同社の株式取得時に想定していた収益の確保は困難であることから、回収可能価額と帳簿価額との差額41億89百万円をのれんの減損損失として計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は241億5百万円(同4.6%減)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて93億89百万円増加し、5,492億20百万円となりました。 流動資産は前連結会計年度末に比べて114億38百万円減少し、2,738億50百万円となりました。 これは主に、現金及び預金の減少203億62百万円、商品64億24百万円の増加などによるものであります。 固定資産は前連結会計年度末と比べて208億28百万円増加し、2,753億69百万円となりました。 これは主に、新規出店等に伴う有形固定資産の増加219億24百万円、のれんの償却及びのれんの減損等に伴う無形固定資産の減少57億25百万円、保有する投資有価証券の時価評価額の上昇等に伴う投資その他の資産の増加46億29百万円などによるものであります。 負債合計は、前連結会計年度末に比べて57億90百万円増加し、2,414億76百万円となりました。 これは主に、新規出店等に伴う買掛金の増加59億66百万円、契約負債の増加26億60百万円、長期リース債務の増加19億92百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少31億50百万円、長期借入金の減少40億50百万円などによるものであります。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて35億98百万円増加し、3,077億43百万円となりました。 これは主に連結子会社である株式会社ドラッグイレブン株式の追加取得等に伴う資本剰余金の減少80億36百万円及び非支配株主持分の減少19億98百万円、利益剰余金の増加106億40百万円、その他有価証券評価差額金の増加25億37百万円などによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は0.1ポイント増加し、51.3%となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、前連結会計年度末に比べて203億62百万円減少し、585億54百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、519億64百万円(前期は8億4百万円の獲得)となりました。 これはおもに、税金等調整前当期純利益が415億99百万円となったことと、仕入債務の増加59億66百万円と減価償却費138億41百万円等のプラス要因に対し、法人税等の支払額156億28百万円と棚卸資産の増加64億18百万円のマイナス要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、360億68百万円(前期は297億74百万円の使用)となりました。 これはおもに、新規出店に伴う有形固定資産の取得による支出319億92百万円、新規出店に伴う差入保証金の支出51億66百万円、ソフトウエアの取得による支出33億88百万円となったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、362億59百万円(前期は190億5百万円の使用)となりました。 これはおもに、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出117億68百万円、配当金の支払額134億65百万円と長期借入金の返済による支出72億円等によるものであります。 ④仕入及び販売の実績当社グループは小売業を主たる事業としているため、生産実績および受注実績は記載しておりません。 (ⅰ)仕入実績 品目 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)金額(百万円)構成比(%)前期比(%)商 品医薬品139,85719.4106.9化粧品99,72313.8107.3雑貨191,98526.6104.9食品216,36630.0106.1その他71,3679.998.6小計719,29999.7105.3不動産賃貸料原価5180.1132.8手数料収入等1,6650.2109.7合計721,482100.0105.3(注)1.金額は、実際仕入価格によっております。 2.その他のおもな内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。 (ⅱ)販売実績(品目別売上高) 品目 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)金額(百万円)構成比(%)前期比(%)商 品医薬品240,52523.4107.9化粧品146,60514.3109.8雑貨264,93925.8103.7食品261,36625.4108.5その他109,37710.697.0小計1,022,81499.5105.9不動産賃貸料1,3970.1102.2手数料収入等3,2510.3106.0合計1,027,462100.0105.9(注)その他のおもな内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。 (地域別売上高)区分地域売上高店舗数金額(百万円)前年同期比(%)数前年同期比(+)商品売上北海道169,216105.7432店舗7店舗青森県22,611105.968店舗1店舗岩手県25,560105.780店舗2店舗宮城県57,851108.0154店舗1店舗秋田県26,368107.082店舗1店舗山形県31,170106.7100店舗2店舗福島県38,564105.8120店舗4店舗茨城県14,65589.251店舗△1店舗栃木県9,965102.635店舗△1店舗埼玉県1,901111.88店舗1店舗千葉県62,958107.5151店舗2店舗東京都41,480104.5161店舗2店舗神奈川県13,227101.140店舗△1店舗新潟県9,842112.736店舗-店舗山梨県9,29799.432店舗-店舗長野県5,568109.619店舗2店舗静岡県131,827104.9102店舗7店舗愛知県31,682102.688店舗4店舗滋賀県1,69799.77店舗-店舗京都府1,428140.06店舗1店舗大阪府10,613146.026店舗-店舗兵庫県7,050109.821店舗2店舗和歌山県4,987104.619店舗△1店舗鳥取県18,110104.342店舗2店舗島根県29,479105.856店舗2店舗岡山県4,150113.214店舗2店舗広島県83,579106.0198店舗7店舗山口県18,473111.956店舗7店舗徳島県7,832103.325店舗1店舗香川県17,106102.451店舗1店舗愛媛県44,662104.3116店舗△4店舗高知県10,306100.733店舗-店舗福岡県28,455108.199店舗6店舗佐賀県1,490112.06店舗-店舗長崎県1,147133.48店舗4店舗熊本県2,159110.611店舗-店舗大分県1,810119.58店舗-店舗宮崎県1,318102.911店舗-店舗鹿児島県8,566111.340店舗-店舗沖縄県14,635107.841店舗1店舗小計1,022,814105.92,653店舗64店舗不動産賃貸料1,397102.2 手数料収入等3,251106.0 合計1,027,462105.92,653店舗64店舗 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析①財政状態の分析(総資産) 当連結会計年度末における総資産につきましては、5,492億20百万円と前連結会計年度末に比べて93億89百万円増加となりました。 (流動資産) 流動資産につきましては、おもに現金及び預金の減少等により、2,738億50百万円と前連結会計年度末に比べ114億38百万円の減少となりました。 (固定資産) 固定資産につきましては、おもに新規出店に伴う有形固定資産取得と差入保証金の増加等により、2,753億69百万円と前連結会計年度末に比べ208億28百万円の増加となりました。 なお、のれんの残高を会社別に示すと以下のとおりです。 会社名金額(百万円)㈱杏林堂グループ・ホールディングス8,873㈱ドラッグイレブン8,262㈱ビー・アンド・ディー2,606㈱くすりの福太郎1,553その他567計21,863 (流動負債) 流動負債につきましては、1,812億29百万円と前連結会計年度末に比べ69億12百万円の増加となりました。 (固定負債) 固定負債につきましては、おもに借入金の返済等により、602億47百万円と前連結会計年度末に比べ11億22百万円の減少となりました。 (純資産) 純資産につきましては、おもに利益剰余金の増加等により、3,077億43百万円と前連結会計年度末に比べ35億98百万円の増加となりました。 自己資本比率は51.3%と前連結会計年度末に比べ0.1ポイントの増加となっており、1株当たり純資産額は5,797.19円と前連結会計年度末に比べ106.7円の増加となりました。 ②経営成績の分析 当連結会計年度の業績について以下の通りです。 (単位:百万円) 前期実績計画当期実績前年比(%)計画比(%)売上高970,0791,033,0001,027,462105.999.5営業利益45,57247,20049,205108.0104.2経常利益45,68947,38749,304107.9104.0親会社株主に帰属する当期純利益25,25825,89824,10595.493.1 (ⅰ)売上高 売上高は1兆274億62百万円で前年同期比5.9%の増加となりました。 商品部門別の状況は、次のとおりであります。 (医薬品) 前年の抗原検査キット等の反動減により伸びは鈍化したものの、風邪薬等の販売が好調であったことに加え、調剤薬局104店舗の新規開設による処方箋枚数の増加により、売上高は前年同期比7.9%増加の2,405億25百万円となりました。 (化粧品) 新型コロナウイルスの感染拡大の影響が薄れ、人流が回復したこと、あわせて脱マスク化が進んだことにより、売上高は前期比9.8%増加の1,466億5百万円となりました。 (雑貨) PB商品をはじめとし、衣料用・台所用洗剤、ヘアケア、ペットフード等が堅調に推移したことから、売上高は前期比3.7%増加の2,649億39百万円となりました。 (食品) 物価上昇で消費者の価格志向が強まる中、値ごろ感のある価格設定で需要を取り込み、売上高は前期比8.5%増加の2,613億66百万円となりました。 (その他) マスクの販売減少や一部健康食品の健康被害による販売不振により、売上高は前期比3.0%減少の1,093億77百万円となりました。 (ⅱ)売上総利益 食品、化粧品、医薬品の売上高が増加したことや、利益率の改善に取り組んだことから、売上総利益は前年同期比6.4%増加の3,122億76百万円となり、売上総利益率においても30.4%を確保いたしました。 (ⅲ)販売費及び一般管理費 販売費及び一般管理費は2,630億71百万円で前年同期比6.2%の増加となりました。 人件費を中心に経費コントロールを進めた結果、増加率は売上総利益の増加率を下回りました。 (ⅳ)営業利益・経常利益 上記の結果、営業利益は492億5百万円で前年同期比8.0%の増加となり、経常利益は493億4百万円と前年同期比7.9%の増加となりました。 (ⅴ)親会社株主に帰属する当期純利益 上記に加え、のれんの減損損失を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は241億5百万円で前年同期比4.6%の減少となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(ⅰ)キャッシュ・フローの状況の分析 第一部 企業情報 の「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」における記載内容と同一であるため、記載を省略しております。 (ⅱ)資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち、主なものは商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 投資を目的とした資金需要は、新規出店等によるものであります。 これらの資金需要は自己資金または銀行借入により調達しております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況」 連結財務諸表および財務諸表の注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤今後の方針について 当社グループは、創業以来「お客様第一主義」を基本的な経営方針とし、「お客様の生活に豊かさと余裕を提供する」という経営理念のもとに利便性と専門性を追求し、お客様の健康で快適な生活に貢献するため、身近で買物しやすい店舗づくりに取り組んでおります。 当社を中核とする持株会社体制によりグループの戦略機能を当社に集約し、迅速かつ機動的な意思決定を行い、各子会社は経営理念実践のため、事業活動に専念できる体制をとっております。 今後も中期経営計画の達成に向け、店舗戦略、調剤戦略、PB戦略、DX戦略、財務戦略を進めるとともに、イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社との経営統合に向けた協議を進め、企業価値向上を目指してまいります。 |
経営上の重要な契約等 | 5【経営上の重要な契約等】 (1)イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社との資本業務提携契約の締結 イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社と当社は、資本業務提携契約を2024年2月28日に締結致しました。 詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (追加情報)「イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社との資本業務提携契約の締結」に記載のとおりであります。 (2)連結子会社間の吸収合併 当社は、2023年12月8日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社ツルハを存続会社、当社の連結子会社である株式会社ビー・アンド・ディーを消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、2024年5月16日付で当該吸収合併を行いました。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおりであります。 |
研究開発活動 | 6【研究開発活動】 当社グループは、研究開発活動を行っておりませんので該当事項はありません。 |
設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当社グループはドミナントエリアの形成促進および販売シェアの拡大を図るべく地域集中出店を推進するとともに、合わせて省力化および合理化のための投資を行っております。 当連結会計年度は、ツルハドラッグ十和田中央店(青森県十和田市)をはじめ128店舗の新規出店を含め、設備投資は有形固定資産368億87百万円、差入保証金51億66百万円、ソフトウエア34億2百万円、合計454億56百万円となっております。 なお、当社グループは、物販事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。 |
主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループは、物販事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。 (1)提出会社 2024年5月15日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物 (百万円)工具、器具及び備品 (百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)本社(札幌市東区)ほか会社統括施設045-2,2342,279192(1) (注)1.帳簿価額の「その他」は、ソフトウエアおよび差入保証金であり、建設仮勘定及びソフトウエア仮勘定を 含んでおりません。 2.パートタイマー(1日8時間換算)は、期末人員を従業員数欄に( )内に外書しております。 (2)国内子会社 2024年5月15日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(面積㎡)リース資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)㈱ツルハ大町店(北海道旭川市)ほか全1,433店販売設備27,6616,7303,0145,32345,13287,8625,309(142,006.24)(11,369)㈱ツルハファーマシーツルハビル(北海道小樽市)ほか賃貸設備2590352--611-(2,103.88)(-)㈱くすりの福太郎実籾店(千葉県習志野市)ほか全239店販売設備3,1521,225374775,0589,9511,204(618.20)(1,162)㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本井口明神店(広島市西区)ほか全364店販売設備16,0043,2692,5911,5689,29632,7301,466(43,387.60)(1,696)㈱レデイ薬局南江戸店(愛媛県松山市)ほか全247店販売設備7,9901,2344,5711,4944,76620,0571,099(64,548.97)(1,589)㈱杏林堂薬局志都呂店(浜松市中央区)ほか全102店販売設備17,2012,7129343,5173,63828,0041,624(8,564.83)(3,249)㈱杏林堂グループ・ホールディングス本社(浜松市中央区)会社統括施設3660952-51,324-(19,102.32)(-)㈱ビー・アンド・ディー味美店(春日井市)ほか全80店販売設備4,8904602,1122081,3268,997469(11,655.23)(598)㈱ドラッグイレブン大野城川久保店(大野城市)ほか全188店販売設備4,8891,0312,0058762,55211,356772(76,458.21)(1,133) (注)1.㈱ツルハファーマシーの上記設備はすべて自社保有のものです。 2.帳簿価額は、各国内子会社の個別財務諸表の数値を記載しております。 3.帳簿価額の「その他」は、機械装置及び運搬具、ソフトウエアおよび差入保証金であり、建設仮勘定を含んでおりません。 4.従業員数には、嘱託を含んでおります。 5.パートタイマー(1日8時間換算)は、期末人員を従業員数欄に( )内に外書しております。 (3) 在外子会社該当事項はありません。 |
設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 当社グループは、物販事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。 (1)重要な設備の新設 提出会社 該当事項はありません。 国内子会社会社名事業所名(所在地)設備の内容投資予定額資金調達方法着手および完了予定年月増加予定面積(㎡)総額(百万円)既支払額(百万円)着手完了㈱ツルハ北6条店他54店舗店舗12,1773,010自己資金2022年6月2025年4月63,220㈱くすりの福太郎市川真間店他9店舗店舗96995自己資金2024年5月2025年4月4,608㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本古志原5丁目店他18店舗店舗3,776802自己資金2024年5月2025年4月20,536㈱レデイ薬局香西店他9店舗店舗2,092127自己資金2023年7月2025年4月10,512㈱杏林堂薬局森町店他2店舗店舗2,412625自己資金2024年1月2024年10月8,602㈱ドラッグイレブン繁多川店他13店舗店舗2,808358自己資金2024年4月2025年4月14,380 (注)投資予定額には、差入保証金を含めております。 (2)重要な設備の改装 提出会社 該当事項はありません。 国内子会社会社名事業所名(所在地)設備の内容投資予定額資金調達方法総額(百万円)既支払額(百万円)㈱ツルハ合計128店舗店舗2,736-自己資金㈱くすりの福太郎合計9店舗店舗250-自己資金㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本合計30店舗店舗1,039-自己資金㈱レデイ薬局合計20店舗店舗380-自己資金㈱杏林堂薬局合計8店舗店舗1,496-自己資金㈱ドラッグイレブン合計19店舗店舗796-自己資金 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 454,000,000 |
Employees
平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 45 |
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 17 |
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,955,597 |
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社グループは、投資株式について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目 的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の投資株式を純投資以外の目的である投資株式に区 分しております。 ② ㈱ツルハにおける株式の保有状況 当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社) である㈱ツルハについては以下のとおりです。 a.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 ⅰ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証 の内容 業務提携、取引の維持・強化等事業活動を行う上で必要があると判断される場合に限り、上場株式を保有 します。 但し保有の意義が希薄と判断される政策保有株式については、順次売却し、縮減して行くことを基 本方針とします。 取締役会は、毎年個別の保有株式について、保有目的が適切か、保有に伴う便益やコストが資本コストに 見合っているかを検証し、保有継続の可否及び株式数の見直しを実施します。 ⅱ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1103非上場株式以外の株式432,128 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式154地域企業の事業支援を目的とした取得非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 ⅲ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)イオン㈱270,000270,000イオングループを統括する小売業最大手の企業であり、2024年2月28日リリースの資本業務提携にもとづき、業務提携等を維持するため保有継続しております。 有883756ウエルシアホールディングス㈱3,352,5923,352,592イオングループ傘下の中核ドラッグストア企業であり、2024年2月28日リリースの資本業務提携にもとづき、業務提携等を維持するため保有継続しております。 有(注)27,7129,880 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱クスリのアオキホールディングス4,860,0001,620,000PB商品供給、薬剤師への教育等を提供する当社が属するハピコムグループの中核企業であり、将来の業界の動向等を考慮し、中長期的な関係を維持するため保有しております。 有(注)314,40010,611スギホールディングス㈱3,816,0001,272,000将来の業界動向を考慮し、業界及び同業他社の情報収集のため保有しております。 有9,1317,339 (注)1.定量的な保有効果については記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法について記載いたし ます。 取締役会は、毎年個別の保有株式について、保有目的が適切か、保有に伴う便益やリスクが資本 コストに見合っているかを検証しており、2024年5月15日を基準とした検証の結果、現状保有する政策 保有株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。 2.ウエルシアホールディングス㈱の子会社であるウエルシア薬局㈱が当社株式を保有しております。 3.㈱クスリのアオキホールディングスの子会社である㈱クスリのアオキが当社株式を保有しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 b.保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 ③ 提出会社における株式の保有状況 提出会社については以下のとおりであります。 a.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 ⅰ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における 検証の内容 個別銘柄の適否に関しては、必要に応じて当該投資先の財政・事業運営状況、当社との関係性等を踏ま えて適宜検討しております ⅱ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式130非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 ⅲ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 該当事項はありません。 b.保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 |
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 30,000,000 |
Shareholders
大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2024年5月15日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) イオン株式会社千葉市美浜区中瀬1丁目5-19,67519.89 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR6,25212.86 野村證券株式会社東京都中央区日本橋1丁目13番1号3,0026.18 STATE STREET CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)P.O.BOX 1631 BOSTON,MASSACHUSETTS02105-1631,USA(東京都中央区日本橋3丁目11-1)2,0614.24 CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部長)31 Z.A. BOURMICHT, L-8070 BERTRANGE, LUXEMBOURG(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)1,7963.69 鶴羽 樹札幌市厚別区1,4132.91 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-121,3662.81 鶴羽 弘子札幌市北区1,3612.80 GIC PRIVATE LIMITED - C(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 取締役頭取執行役員)168 ROBINSON ROAD #37-01 CAPITAL TOWER SINGAPORE068912(東京都千代田区丸の内2丁目7-1 決済事業部)1,2592.59 鶴羽 暁子東京都千代田区1,0432.15計-29,23260.11(注)1.日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)および、㈱日本カストディ銀行(信託口)の所有株式数は、全て信託業務に係るものです。2.2024年2月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、メイワー・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Mawer Investment Management Ltd.)が2024年2月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年5月15日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)メイワー・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Mawer Investment Management Ltd.)カナダ、アルバータ州、カルガリー、テンス・アベニュー・エス・ダブリュー517、スイート600(517 10th Avenue S.W., Suite 600, Calgary, Alberta T2R 0A8 Canada)3,260,4626.593.2024年4月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)が2024年4月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年5月15日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%)オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)バミューダHM11ハミルトン、フロント・ストリート25、オービス・ハウス(Orbis House, 25 Front Street, Hamilton HM11 Bermuda)3,257,0046.584.2024年5月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、 野村證券株式会社およびその共同保有者であるノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)、野村アセットマネジメント株式会社が2024年5月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2024年5月15日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。 氏名又は名称住所保有株券等の数(株)株券等保有割合(%) 野村證券株式会社東京都中央区日本橋一丁目13番1号3,682,0337.44ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom17,7630.04野村アセットマネジメント株式会社東京都江東区豊洲二丁目2番1号1,542,6003.12 |
株主数-金融機関 | 30 |
株主数-金融商品取引業者 | 33 |
株主数-外国法人等-個人 | 40 |
株主数-外国法人等-個人以外 | 306 |
株主数-個人その他 | 28,271 |
株主数-その他の法人 | 251 |
株主数-計 | 28,931 |
氏名又は名称、大株主の状況 | 鶴羽 暁子 |
株主総利回り | 1 |
株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式760当期間における取得自己株式-- |
Shareholders2
自己株式の取得 | 0 |
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | 0 |
発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式(注)149,488,46829,800-49,518,268合計49,488,46829,800-49,518,268自己株式 普通株式(注)2886,72176-886,797合計886,72176-886,797(注)1.普通株式の発行済株式総数の増加29,800株は、新株予約権の権利行使による新株の発行14,800株および譲渡制限付株式報酬費用としての新株の発行15,000株であります。 2.普通株式の自己株式の株式数の増加76株は、単元未満株式の買取りであります。 |
Audit
監査法人1、連結 | 有限責任 あずさ監査法人 |
独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2024年8月9日株式会社ツルハホールディングス 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 札幌事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士村松 啓輔 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士谷川 良憲 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ツルハホールディングスの2023年5月16日から2024年5月15日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ツルハホールディングス及び連結子会社の2024年5月15日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 注記事項「(重要な会計上の見積り)株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの評価」に記載のとおり、株式会社ツルハホールディングスは、愛知県においてドラッグストア及び調剤薬局を運営する株式会社ビー・アンド・ディーの持分取得により生じたのれんについて、当連結会計年度の連結損益計算書において、4,189百万円の減損損失を計上している。 のれんは規則的に償却されるが、減損の兆候があると認められる場合には、のれんが帰属する資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額とのれんを含む固定資産の帳簿価額とを比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 その結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。 前連結会計年度においては、のれんの減損損失の認識の要否の判定の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当すると判断していた。 当連結会計年度においても、株式取得時における事業計画を下回る実績となっていることから減損の兆候が存在する。 そのため、減損損失の認識の要否を判定した結果、新規出店の遅れ、既存店舗の売上高成長率の計画未達等により、割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんを含む固定資産の帳簿価額を下回っているため、減損損失を認識している。 減損損失の測定に当たっては、回収可能価額として使用価値を採用しており、使用価値の算定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画を基礎として行われる。 中期事業計画は、新規出店及び既存店舗の調剤併設化による売上高の増加、並びに仕入条件の改善による売上総利益の増加を主要な仮定としている。 これらの効果の予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 また、使用価値の算定に用いられる割引率の見積りにおいては、計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。 以上から、当監査法人は、株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価のれんに関する減損損失の認識の要否及び減損損失の測定に係る内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性を評価するため、その根拠について経営者に対して質問したほか、主に以下の監査手続を実施した。 ●新規出店について、出店計画の内容を把握し、過去の出店実績を踏まえ、新規出店による売上高の増加を検討した。 ●既存店舗の調剤併設化による売上高の増加について、過去の実績を踏まえ、外部機関の公表データと比較し、調剤併設化による売上高成長率を検討した。 ●仕入条件の改善について、過去の改善実績を踏まえ、他の子会社の実績と比較し、仕入条件の改善による売上総利益の増加を検討した。 ●株式取得時における事業計画を下回る実績となった原因を分析し、当該原因が将来キャッシュ・フローの見積りに当たり適切に考慮されているかどうかを検討した。 (3)割引率の適切性の評価 割引率として用いられている加重平均資本コストの計算に使用される計算手法及びインプットデータについて、当監査法人が属する国内ネットワークファームの評価の専門家を利用して、その適切性を評価した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ツルハホールディングスの2024年5月15日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社ツルハホールディングスが2024年5月15日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 注記事項「(重要な会計上の見積り)株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの評価」に記載のとおり、株式会社ツルハホールディングスは、愛知県においてドラッグストア及び調剤薬局を運営する株式会社ビー・アンド・ディーの持分取得により生じたのれんについて、当連結会計年度の連結損益計算書において、4,189百万円の減損損失を計上している。 のれんは規則的に償却されるが、減損の兆候があると認められる場合には、のれんが帰属する資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額とのれんを含む固定資産の帳簿価額とを比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 その結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。 前連結会計年度においては、のれんの減損損失の認識の要否の判定の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当すると判断していた。 当連結会計年度においても、株式取得時における事業計画を下回る実績となっていることから減損の兆候が存在する。 そのため、減損損失の認識の要否を判定した結果、新規出店の遅れ、既存店舗の売上高成長率の計画未達等により、割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんを含む固定資産の帳簿価額を下回っているため、減損損失を認識している。 減損損失の測定に当たっては、回収可能価額として使用価値を採用しており、使用価値の算定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画を基礎として行われる。 中期事業計画は、新規出店及び既存店舗の調剤併設化による売上高の増加、並びに仕入条件の改善による売上総利益の増加を主要な仮定としている。 これらの効果の予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 また、使用価値の算定に用いられる割引率の見積りにおいては、計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。 以上から、当監査法人は、株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価のれんに関する減損損失の認識の要否及び減損損失の測定に係る内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性を評価するため、その根拠について経営者に対して質問したほか、主に以下の監査手続を実施した。 ●新規出店について、出店計画の内容を把握し、過去の出店実績を踏まえ、新規出店による売上高の増加を検討した。 ●既存店舗の調剤併設化による売上高の増加について、過去の実績を踏まえ、外部機関の公表データと比較し、調剤併設化による売上高成長率を検討した。 ●仕入条件の改善について、過去の改善実績を踏まえ、他の子会社の実績と比較し、仕入条件の改善による売上総利益の増加を検討した。 ●株式取得時における事業計画を下回る実績となった原因を分析し、当該原因が将来キャッシュ・フローの見積りに当たり適切に考慮されているかどうかを検討した。 (3)割引率の適切性の評価 割引率として用いられている加重平均資本コストの計算に使用される計算手法及びインプットデータについて、当監査法人が属する国内ネットワークファームの評価の専門家を利用して、その適切性を評価した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性 |
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「(重要な会計上の見積り)株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの評価」に記載のとおり、株式会社ツルハホールディングスは、愛知県においてドラッグストア及び調剤薬局を運営する株式会社ビー・アンド・ディーの持分取得により生じたのれんについて、当連結会計年度の連結損益計算書において、4,189百万円の減損損失を計上している。 のれんは規則的に償却されるが、減損の兆候があると認められる場合には、のれんが帰属する資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額とのれんを含む固定資産の帳簿価額とを比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 その結果、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として計上される。 前連結会計年度においては、のれんの減損損失の認識の要否の判定の妥当性が監査上の主要な検討事項に該当すると判断していた。 当連結会計年度においても、株式取得時における事業計画を下回る実績となっていることから減損の兆候が存在する。 そのため、減損損失の認識の要否を判定した結果、新規出店の遅れ、既存店舗の売上高成長率の計画未達等により、割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんを含む固定資産の帳簿価額を下回っているため、減損損失を認識している。 減損損失の測定に当たっては、回収可能価額として使用価値を採用しており、使用価値の算定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画を基礎として行われる。 中期事業計画は、新規出店及び既存店舗の調剤併設化による売上高の増加、並びに仕入条件の改善による売上総利益の増加を主要な仮定としている。 これらの効果の予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 また、使用価値の算定に用いられる割引率の見積りにおいては、計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。 以上から、当監査法人は、株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 |
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「(重要な会計上の見積り)株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの評価」 |
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの減損損失計上額の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価のれんに関する減損損失の認識の要否及び減損損失の測定に係る内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性を評価するため、その根拠について経営者に対して質問したほか、主に以下の監査手続を実施した。 ●新規出店について、出店計画の内容を把握し、過去の出店実績を踏まえ、新規出店による売上高の増加を検討した。 ●既存店舗の調剤併設化による売上高の増加について、過去の実績を踏まえ、外部機関の公表データと比較し、調剤併設化による売上高成長率を検討した。 ●仕入条件の改善について、過去の改善実績を踏まえ、他の子会社の実績と比較し、仕入条件の改善による売上総利益の増加を検討した。 ●株式取得時における事業計画を下回る実績となった原因を分析し、当該原因が将来キャッシュ・フローの見積りに当たり適切に考慮されているかどうかを検討した。 (3)割引率の適切性の評価 割引率として用いられている加重平均資本コストの計算に使用される計算手法及びインプットデータについて、当監査法人が属する国内ネットワークファームの評価の専門家を利用して、その適切性を評価した。 |
その他の記載内容、連結 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
監査法人1、個別 | 有限責任 あずさ監査法人 |
独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2024年8月9日株式会社ツルハホールディングス 取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 札幌事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士村松 啓輔 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士谷川 良憲 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ツルハホールディングスの2023年5月16日から2024年5月15日までの第62期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ツルハホールディングスの2024年5月15日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社ツルハホールディングスの当事業年度の貸借対照表に計上されている関係会社株式124,612百万円には、愛知県でドラッグストア及び調剤薬局を運営する非上場の子会社である株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分12,418百万円が含まれており、総資産の7.7%を占めている。 非上場の子会社に対する投資等、市場価格のない株式は、株式取得時に見込まれた超過収益力の減少により実質価額が著しく低下した場合は、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、投資の評価損の認識が必要となる。 財務諸表の注記事項「(重要な会計上の見積り)株式会社ビー・アンド・ディー株式の評価」に記載されているとおり、新規出店の遅れ、既存店舗の売上高成長率の計画未達等により当期純利益が株式取得時における事業計画を下回る実績となっている。 経営者は将来キャッシュ・フローに基づいて算定した実質価額と取得価額を比較した結果、実質価額は著しく低下していないと判定し、評価損を計上していない。 実質価額の算定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画を基礎として行われる。 中期事業計画は、新規出店及び既存店舗の調剤併設化による売上高の増加、並びに仕入条件の改善による売上総利益の増加を主要な仮定としている。 これらの効果の予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が実質価額の著しい低下の有無の判定に重要な影響を及ぼす。 また、実質価額の算定に用いられる割引率の見積りにおいては、計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。 以上から、当監査法人は、関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価関係会社株式の評価に係る内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)実質価額の見積りの合理性の評価実質価額の算定に用いる将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性及び割引率の適切性を評価するため、その根拠について経営者に対して質問したほか、主に以下の監査手続を実施した。 ●新規出店について、出店計画の内容を把握し、過去の出店実績を踏まえ、新規出店による売上高の増加を検討した。 ●既存店舗の調剤併設化による売上高の増加について、過去の実績を踏まえ、外部機関の公表データと比較し、調剤併設化による売上高成長率を検討した。 ●仕入条件の改善について、過去の改善実績を踏まえ、他の子会社の実績と比較し、仕入条件の改善による売上総利益の増加を検討した。 ●株式取得時における事業計画を下回る実績となった原因を分析し、当該原因が将来キャッシュ・フローの見積りに当たり適切に考慮されているかどうかを検討した。 ●割引率として用いられている加重平均資本コストの計算に使用される計算手法及びインプットデータについて、当監査法人が属する国内ネットワークファームの評価の専門家を利用して、その適切性を評価した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社ツルハホールディングスの当事業年度の貸借対照表に計上されている関係会社株式124,612百万円には、愛知県でドラッグストア及び調剤薬局を運営する非上場の子会社である株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分12,418百万円が含まれており、総資産の7.7%を占めている。 非上場の子会社に対する投資等、市場価格のない株式は、株式取得時に見込まれた超過収益力の減少により実質価額が著しく低下した場合は、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、投資の評価損の認識が必要となる。 財務諸表の注記事項「(重要な会計上の見積り)株式会社ビー・アンド・ディー株式の評価」に記載されているとおり、新規出店の遅れ、既存店舗の売上高成長率の計画未達等により当期純利益が株式取得時における事業計画を下回る実績となっている。 経営者は将来キャッシュ・フローに基づいて算定した実質価額と取得価額を比較した結果、実質価額は著しく低下していないと判定し、評価損を計上していない。 実質価額の算定に用いられる将来キャッシュ・フローの見積りは、経営者が作成した株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画を基礎として行われる。 中期事業計画は、新規出店及び既存店舗の調剤併設化による売上高の増加、並びに仕入条件の改善による売上総利益の増加を主要な仮定としている。 これらの効果の予測には高い不確実性を伴い、経営者による判断が実質価額の著しい低下の有無の判定に重要な影響を及ぼす。 また、実質価額の算定に用いられる割引率の見積りにおいては、計算手法及びインプットデータの選択に当たり、評価に関する高度な専門知識を必要とする。 以上から、当監査法人は、関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性を検証するため、主に以下の手続を実施した。 (1)内部統制の評価関係会社株式の評価に係る内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2)実質価額の見積りの合理性の評価実質価額の算定に用いる将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる株式会社ビー・アンド・ディーの中期事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性及び割引率の適切性を評価するため、その根拠について経営者に対して質問したほか、主に以下の監査手続を実施した。 ●新規出店について、出店計画の内容を把握し、過去の出店実績を踏まえ、新規出店による売上高の増加を検討した。 ●既存店舗の調剤併設化による売上高の増加について、過去の実績を踏まえ、外部機関の公表データと比較し、調剤併設化による売上高成長率を検討した。 ●仕入条件の改善について、過去の改善実績を踏まえ、他の子会社の実績と比較し、仕入条件の改善による売上総利益の増加を検討した。 ●株式取得時における事業計画を下回る実績となった原因を分析し、当該原因が将来キャッシュ・フローの見積りに当たり適切に考慮されているかどうかを検討した。 ●割引率として用いられている加重平均資本コストの計算に使用される計算手法及びインプットデータについて、当監査法人が属する国内ネットワークファームの評価の専門家を利用して、その適切性を評価した。 |
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 関係会社株式(株式会社ビー・アンド・ディーに対する投資持分)の評価損計上の要否に関する判断の妥当性 |
その他の記載内容、個別 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
原材料及び貯蔵品 | 97,000,000 |
その他、流動資産 | 592,000,000 |
建物及び構築物(純額) | 82,183,000,000 |
工具、器具及び備品(純額) | 45,000,000 |
土地 | 15,811,000,000 |
リース資産(純額)、有形固定資産 | 13,466,000,000 |
建設仮勘定 | 2,335,000,000 |
有形固定資産 | 45,000,000 |
ソフトウエア | 2,191,000,000 |
無形固定資産 | 5,703,000,000 |
投資有価証券 | 34,181,000,000 |
繰延税金資産 | 55,000,000 |
投資その他の資産 | 129,908,000,000 |
BS負債、資本
1年内返済予定の長期借入金 | 6,000,000,000 |
未払金 | 1,229,000,000 |
未払法人税等 | 102,000,000 |
未払費用 | 6,000,000 |
リース債務、流動負債 | 1,437,000,000 |
賞与引当金 | 57,000,000 |
繰延税金負債 | 6,934,000,000 |
退職給付に係る負債 | 3,014,000,000 |
資本剰余金 | 21,449,000,000 |
利益剰余金 | 231,896,000,000 |
株主資本 | 259,567,000,000 |
その他有価証券評価差額金 | 22,150,000,000 |
退職給付に係る調整累計額 | 207,000,000 |
評価・換算差額等 | 22,358,000,000 |
非支配株主持分 | 23,799,000,000 |
負債純資産 | 549,220,000,000 |
PL
売上原価 | 715,185,000,000 |
販売費及び一般管理費 | 263,071,000,000 |
受取利息、営業外収益 | 118,000,000 |
受取配当金、営業外収益 | 279,000,000 |
営業外収益 | 2,330,000,000 |
支払利息、営業外費用 | 1,553,000,000 |
営業外費用 | 2,232,000,000 |
固定資産売却益、特別利益 | 6,000,000 |
投資有価証券売却益、特別利益 | 3,000,000 |
特別利益 | 10,000,000 |
固定資産除却損、特別損失 | 146,000,000 |
特別損失 | 7,714,000,000 |
法人税、住民税及び事業税 | 15,095,000,000 |
法人税等調整額 | -361,000,000 |
法人税等 | 14,733,000,000 |
PL2
その他有価証券評価差額金(税引後)、その他の包括利益 | 2,607,000,000 |
退職給付に係る調整額(税引後)、その他の包括利益 | 159,000,000 |
その他の包括利益 | 2,766,000,000 |
包括利益 | 29,633,000,000 |
親会社株主に係る包括利益、包括利益 | 26,759,000,000 |
非支配株主に係る包括利益、包括利益 | 2,873,000,000 |
剰余金の配当 | -13,465,000,000 |
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) | 238,000,000 |
当期変動額合計 | 1,171,000,000 |
FS_ALL
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失、経営指標等 | 24,105,000,000 |
現金及び現金同等物の残高 | 58,554,000,000 |
売掛金 | 873,000,000 |
契約負債 | 16,608,000,000 |
役員報酬、販売費及び一般管理費 | 358,000,000 |
退職給付費用、販売費及び一般管理費 | 1,321,000,000 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 1,000,000 |
現金及び現金同等物の増減額 | -20,362,000,000 |
連結子会社の数 | 14 |
営業活動によるキャッシュ・フロー
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー | 13,841,000,000 |
退職給付に係る負債の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -18,000,000 |
賞与引当金の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 538,000,000 |
受取利息及び受取配当金、営業活動によるキャッシュ・フロー | -397,000,000 |
支払利息、営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,553,000,000 |
補助金収入、営業活動によるキャッシュ・フロー | -385,000,000 |
投資有価証券売却損益(△は益)、営業活動によるキャッシュ・フロー | -3,000,000 |
棚卸資産の増減額(△は増加)、営業活動によるキャッシュ・フロー | -6,418,000,000 |
仕入債務の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 5,966,000,000 |
未払消費税等の増減額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -411,000,000 |
その他、営業活動によるキャッシュ・フロー | 2,331,000,000 |
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー | 68,153,000,000 |
利息及び配当金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は投資活動によるキャッシュ・フロー | 283,000,000 |
利息の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー又は財務活動によるキャッシュ・フロー | -1,547,000,000 |
補助金の受取額、営業活動によるキャッシュ・フロー | 385,000,000 |
法人税等の支払額、営業活動によるキャッシュ・フロー | -15,628,000,000 |
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -7,200,000,000 |
リース債務の返済による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -2,583,000,000 |
非支配株主への配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -1,241,000,000 |
配当金の支払額、財務活動によるキャッシュ・フロー | -13,465,000,000 |
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -54,000,000 |
有形固定資産の取得による支出、投資活動によるキャッシュ・フロー | -31,992,000,000 |
有形固定資産の売却による収入、投資活動によるキャッシュ・フロー | 189,000,000 |
投資有価証券の売却及び償還による収入、投資活動によるキャッシュ・フロー | 111,000,000 |
その他、投資活動によるキャッシュ・フロー | 384,000,000 |
概要や注記
連結財務諸表が基づく規則、経理の状況 | (1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。 |
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み、経理の状況 | 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するため以下のような特段の取組みを行っております。 会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、情報を取得するとともに、監査法人および各種団体が主催する研修会等への参加や会計専門誌の定期購読等を行っております。 |
連結貸借対照表 | ①【連結貸借対照表】 (単位:百万円) 前連結会計年度(2023年5月15日)当連結会計年度(2024年5月15日)資産の部 流動資産 現金及び預金79,05058,688売掛金43,93347,504商品140,652147,076原材料及び貯蔵品8997その他21,56220,483流動資産合計285,289273,850固定資産 有形固定資産 建物及び構築物110,355134,237減価償却累計額△47,740△52,054建物及び構築物(純額)62,61482,183工具、器具及び備品60,75167,812減価償却累計額△45,956△51,064工具、器具及び備品(純額)14,79416,747土地14,95715,811リース資産16,68919,115減価償却累計額△4,417△5,648リース資産(純額)12,27113,466建設仮勘定3,9812,335その他4748減価償却累計額△47△48その他(純額)00有形固定資産合計108,620130,545無形固定資産 のれん30,06921,863ソフトウエア2,9192,828その他2,0214,593無形固定資産合計35,01029,285投資その他の資産 投資有価証券※1 30,478※1 34,181繰延税金資産6,4046,230差入保証金69,82270,872その他4,2654,304貸倒引当金△60△49投資その他の資産合計110,910115,539固定資産合計254,541275,369資産合計539,830549,220 (単位:百万円) 前連結会計年度(2023年5月15日)当連結会計年度(2024年5月15日)負債の部 流動負債 買掛金108,177114,1431年内返済予定の長期借入金10,3507,200未払金18,68519,415リース債務1,0531,437未払法人税等9,2678,794契約負債13,94816,608賞与引当金6,2286,766役員賞与引当金748665ポイント引当金291285その他5,5645,910流動負債合計174,316181,229固定負債 長期借入金29,12525,075リース債務14,33516,327繰延税金負債6,2546,934退職給付に係る負債3,0333,014資産除去債務4,1494,869その他4,4714,025固定負債合計61,36960,247負債合計235,686241,476純資産の部 株主資本 資本金11,43311,535資本剰余金29,48621,449利益剰余金221,256231,896自己株式△5,313△5,314株主資本合計256,863259,567その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金19,61322,150退職給付に係る調整累計額90207その他の包括利益累計額合計19,70422,358新株予約権1,7792,017非支配株主持分25,79723,799純資産合計304,144307,743負債純資産合計539,830549,220 |
連結損益計算書 | 【連結損益計算書】 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)売上高※1 970,079※1 1,027,462売上原価676,717715,185売上総利益293,361312,276販売費及び一般管理費 従業員給料及び手当89,73495,348従業員賞与5,5116,226賞与引当金繰入額6,2286,766役員賞与引当金繰入額748665退職給付費用1,3501,321地代家賃52,88054,517その他91,33498,224販売費及び一般管理費合計247,789263,071営業利益45,57249,205営業外収益 受取利息124118受取配当金269279補助金収入22385備品受贈益584581受取賃貸料237242受取保険金130317その他725405営業外収益合計2,0932,330営業外費用 支払利息1,3011,553中途解約違約金376218その他298460営業外費用合計1,9762,232経常利益45,68949,304 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)特別利益 固定資産売却益※2 40※2 6新株予約権戻入益801-投資有価証券売却益-3特別利益合計84110特別損失 固定資産除却損※3 96※3 146減損損失※4 2,913※4 7,434災害による損失65134特別損失合計3,0757,714税金等調整前当期純利益43,45541,599法人税、住民税及び事業税14,74415,095法人税等調整額67△361法人税等合計14,81214,733当期純利益28,64326,866非支配株主に帰属する当期純利益3,3842,760親会社株主に帰属する当期純利益25,25824,105 |
連結包括利益計算書 | 【連結包括利益計算書】 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)当期純利益28,64326,866その他の包括利益 その他有価証券評価差額金2,6442,607退職給付に係る調整額135159その他の包括利益合計※1 2,779※1 2,766包括利益31,42329,633(内訳) 親会社株主に係る包括利益28,02626,759非支配株主に係る包括利益3,3962,873 |
連結株主資本等変動計算書 | ③【連結株主資本等変動計算書】 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) (単位:百万円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高11,32229,375205,714△5,312241,098当期変動額 新株の発行111111 222剰余金の配当 △9,716 △9,716親会社株主に帰属する当期純利益 25,258 25,258自己株式の取得 △0△0株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計11111115,542△015,764当期末残高11,43329,486221,256△5,313256,863 その他の包括利益累計額新株予約権非支配株主持分純資産合計 その他有価証券評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高16,988△5216,9362,26923,740284,046当期変動額 新株の発行 222剰余金の配当 △9,716親会社株主に帰属する当期純利益 25,258自己株式の取得 △0株主資本以外の項目の当期変動額(純額)2,6241432,767△4902,0574,334当期変動額合計2,6241432,767△4902,05720,098当期末残高19,6139019,7041,77925,797304,144 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日) (単位:百万円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高11,43329,486221,256△5,313256,863当期変動額 新株の発行101101 202剰余金の配当 △13,465 △13,465親会社株主に帰属する当期純利益 24,105 24,105自己株式の取得 △0△0連結子会社株式の取得による持分の増減 △8,137 △8,137株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計101△8,03610,640△02,704当期末残高11,53521,449231,896△5,314259,567 その他の包括利益累計額新株予約権非支配株主持分純資産合計 その他有価証券評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高19,6139019,7041,77925,797304,144当期変動額 新株の発行 202剰余金の配当 △13,465親会社株主に帰属する当期純利益 24,105自己株式の取得 △0連結子会社株式の取得による持分の増減 △8,137株主資本以外の項目の当期変動額(純額)2,5371162,654238△1,998894当期変動額合計2,5371162,654238△1,9983,598当期末残高22,15020722,3582,01723,799307,743 |
連結キャッシュ・フロー計算書 | ④【連結キャッシュ・フロー計算書】 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益43,45541,599減価償却費12,24413,841減損損失2,9137,434災害損失65134のれん償却額4,3114,159貸倒引当金の増減額(△は減少)△1△10賞与引当金の増減額(△は減少)232538役員賞与引当金の増減額(△は減少)67△82退職給付に係る負債の増減額(△は減少)△1,085△18ポイント引当金の増減額(△は減少)0△5受取利息及び受取配当金△394△397補助金収入△22△385受取保険金△130△317支払利息1,3011,553備品受贈益△584△581固定資産除却損96146固定資産売却損益(△は益)△40△6投資有価証券売却損益(△は益)-△3新株予約権戻入益△801-売上債権の増減額(△は増加)5,221△3,570棚卸資産の増減額(△は増加)△8,306△6,418仕入債務の増減額(△は減少)△47,4825,966契約負債の増減額(△は減少)3,5302,660未払消費税等の増減額(△は減少)171△411その他△2,1802,331小計12,58168,153利息及び配当金の受取額272283補助金の受取額22385保険金の受取額130317利息の支払額△1,295△1,547法人税等の支払額△10,907△15,628営業活動によるキャッシュ・フロー80451,964 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入による支出△0△0有形固定資産の取得による支出△24,701△31,992有形固定資産の売却による収入117189ソフトウエアの取得による支出△1,985△3,388投資有価証券の取得による支出-△54投資有価証券の売却及び償還による収入68111貸付けによる支出△10△3貸付金の回収による収入184差入保証金の支出△6,669△5,166差入保証金の返還3,6893,846その他△301384投資活動によるキャッシュ・フロー△29,774△36,068財務活動によるキャッシュ・フロー 長期借入金の返済による支出△7,200△7,200リース債務の返済による支出△751△2,583新株発行による収入10自己株式の取得による支出△0△0配当金の支払額△9,716△13,465非支配株主への配当金の支払額△1,338△1,241連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出-△11,768財務活動によるキャッシュ・フロー△19,005△36,259現金及び現金同等物に係る換算差額-1現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△47,976△20,362現金及び現金同等物の期首残高126,89278,916現金及び現金同等物の期末残高※1 78,916※1 58,554 |
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 | (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)1.連結の範囲に関する事項(1)連結子会社の数 14社連結子会社の名称㈱ツルハ㈱くすりの福太郎㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本㈱レデイ薬局㈱杏林堂グループ・ホールディングス㈱杏林堂薬局㈱ビー・アンド・ディー㈱ドラッグイレブン㈱広島中央薬局㈱ツルハグループマーチャンダイジング㈱ツルハフィナンシャルサービス㈱ツルハファーマシー㈱ツルハ酒類販売㈱セベラル(2)主要な非連結子会社の名称等Tsuruha(Thailand)Co.,Ltd.(連結の範囲から除いた理由) 非連結子会社は小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。 2.持分法の適用に関する事項(1)持分法を適用した非連結子会社および関連会社 該当事項はありません。 (2)持分法を適用していない非連結子会社および関連会社のうち、主要な会社等の名称Tsuruha(Thailand)Co.,Ltd.(持分法適用から除いた理由) 持分法を適用していない会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社の事業年度の末日は、すべて連結決算日と一致しております。 4.会計方針に関する事項(1)重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券 市場価格のない株式等以外のもの 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 市場価格のない株式等 移動平均法による原価法② 棚卸資産(イ)商品月次移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)。 ただし、調剤に用いる薬剤等は売価還元法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)(ロ)原材料及び貯蔵品最終仕入原価法 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法 ただし、1998年4月1日以降取得の建物(建物附属設備を除く)および2016年4月1日以降取得した建物附属設備並びに構築物については定額法によっております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物及び構築物3~47年 工具、器具及び備品2~20年② 無形固定資産(リース資産を除く)定額法 なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。 ③ リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が2008年5月15日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 (3)重要な引当金の計上基準① 貸倒引当金 債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を吟味し、回収不能見込額を計上しております。 ② 賞与引当金 従業員の賞与支給に備えるため、実際支給見込額のうち、当連結会計年度負担分を引当計上しております。 ③ 役員賞与引当金 役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、実際支給見込額を引当計上しております。 ④ ポイント引当金 当社の子会社が運営するポイント制度に関して、商品の販売以外で顧客に付与したポイントの使用に備えるため、将来行使されると見込まれる額を計上しております。 (4)退職給付に係る会計処理の方法① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につい ては、給付算定式基準によっております。 ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法 過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により損益処理しております。 数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年~8年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理することとしております。 (5)重要な収益及び費用の計上基準① 商品の販売に係る収益認識 当社の子会社では、医薬品、化粧品、雑貨、食品等を販売しております。 このような商品の販売におい ては、商品を顧客に引き渡した時点で収益を認識しております。 また、これらのうち受託販売等、当社及び子会社の役割が代理人に該当すると判断した取引について は、顧客から受け取る対価の総額から委託者に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。 なお、対価の受領は、原則、商品を顧客に引き渡した時点で行っており、重要な金融要素の調整は行っ ておりません。 ② 子会社が運営するポイント制度に係る収益認識 当社の子会社が運営するポイント制度に関しては、商品の販売に伴う付与ポイント相当額を履行義務と して識別し、将来の失効見込み等を考慮して算定された独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行 い、ポイントの使用時及び失効時に収益を認識しております。 ③ 他社が運営するポイント制度に係る収益認識 他社が運営するポイント制度に関しては、取引価格から商品の販売に伴う付与ポイント相当額を差し引 いた金額で収益を認識しております。 (6)のれんの償却方法及び償却期間 個別案件ごとに判断し、合理的な年数(5年~20年)で均等償却しております。 なお、重要性のないものについては一括償却しております。 (7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。 |
連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称 | (1)連結子会社の数 14社連結子会社の名称㈱ツルハ㈱くすりの福太郎㈱ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本㈱レデイ薬局㈱杏林堂グループ・ホールディングス㈱杏林堂薬局㈱ビー・アンド・ディー㈱ドラッグイレブン㈱広島中央薬局㈱ツルハグループマーチャンダイジング㈱ツルハフィナンシャルサービス㈱ツルハファーマシー㈱ツルハ酒類販売㈱セベラル |
持分法を適用した非連結子会社又は関連会社の数及びこれらのうち主要な会社等の名称 | (1)持分法を適用した非連結子会社および関連会社 該当事項はありません。 |
持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社がある場合には、これらのうち主要な会社等の名称及び持分法を適用しない理由 | (2)持分法を適用していない非連結子会社および関連会社のうち、主要な会社等の名称Tsuruha(Thailand)Co.,Ltd.(持分法適用から除いた理由) 持分法を適用していない会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)および利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。 |
連結子会社の事業年度等に関する事項 | 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社の事業年度の末日は、すべて連結決算日と一致しております。 |
会計方針に関する事項 | 4.会計方針に関する事項(1)重要な資産の評価基準及び評価方法① 有価証券その他有価証券 市場価格のない株式等以外のもの 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 市場価格のない株式等 移動平均法による原価法② 棚卸資産(イ)商品月次移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)。 ただし、調剤に用いる薬剤等は売価還元法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)(ロ)原材料及び貯蔵品最終仕入原価法 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法① 有形固定資産(リース資産を除く)定率法 ただし、1998年4月1日以降取得の建物(建物附属設備を除く)および2016年4月1日以降取得した建物附属設備並びに構築物については定額法によっております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物及び構築物3~47年 工具、器具及び備品2~20年② 無形固定資産(リース資産を除く)定額法 なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。 ③ リース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が2008年5月15日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 (3)重要な引当金の計上基準① 貸倒引当金 債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を吟味し、回収不能見込額を計上しております。 ② 賞与引当金 従業員の賞与支給に備えるため、実際支給見込額のうち、当連結会計年度負担分を引当計上しております。 ③ 役員賞与引当金 役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、実際支給見込額を引当計上しております。 ④ ポイント引当金 当社の子会社が運営するポイント制度に関して、商品の販売以外で顧客に付与したポイントの使用に備えるため、将来行使されると見込まれる額を計上しております。 (4)退職給付に係る会計処理の方法① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につい ては、給付算定式基準によっております。 ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法 過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定額法により損益処理しております。 数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年~8年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理することとしております。 (5)重要な収益及び費用の計上基準① 商品の販売に係る収益認識 当社の子会社では、医薬品、化粧品、雑貨、食品等を販売しております。 このような商品の販売におい ては、商品を顧客に引き渡した時点で収益を認識しております。 また、これらのうち受託販売等、当社及び子会社の役割が代理人に該当すると判断した取引について は、顧客から受け取る対価の総額から委託者に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。 なお、対価の受領は、原則、商品を顧客に引き渡した時点で行っており、重要な金融要素の調整は行っ ておりません。 ② 子会社が運営するポイント制度に係る収益認識 当社の子会社が運営するポイント制度に関しては、商品の販売に伴う付与ポイント相当額を履行義務と して識別し、将来の失効見込み等を考慮して算定された独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行 い、ポイントの使用時及び失効時に収益を認識しております。 ③ 他社が運営するポイント制度に係る収益認識 他社が運営するポイント制度に関しては、取引価格から商品の販売に伴う付与ポイント相当額を差し引 いた金額で収益を認識しております。 (6)のれんの償却方法及び償却期間 個別案件ごとに判断し、合理的な年数(5年~20年)で均等償却しております。 なお、重要性のないものについては一括償却しております。 (7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。 |
重要な会計上の見積り、連結財務諸表 | (重要な会計上の見積り) 会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。 株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんの評価(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度のれん7,5512,606減損損失—4,189 (2)会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報 株式会社ビー・アンド・ディーに係るのれんについて、株式取得時における事業計画を下回る実績となっていることにより、当連結会計年度において減損の兆候を認識しており、新規出店の遅れ及び既存店舗の売上高成長率の計画未達等により、割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんを含む株式会社ビー・アンド・ディーの固定資産の帳簿価額を下回ったことから、当連結会計年度において、同のれんについて4,189百万円の減損損失を認識しております。 割引前将来キャッシュ・フローの見積りは、中期事業計画等を基礎として行っており、当該事業計画には、新規出店、既存店舗の調剤併設化による売上高の増加および仕入条件の改善による売上総利益の増加を主要な仮定として織り込んでおります。 これらの主要な仮定は、経済環境等の変化によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度の減損損失の認識の要否の判定および測定される減損損失の金額に、重要な影響を及ぼす可能性があります。 固定資産の減損(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度有形固定資産108,620130,545無形固定資産(のれんを除く)4,9407,421減損損失(のれんを除く)2,9133,245 (2)会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報 当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小の単位として店舗を基本単位とし、賃貸資産および遊休資産については物件ごとに資産のグルーピングをしております。 営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなっている店舗および土地や、土地の時価の下落が著しい店舗等を減損の兆候がある資産グループとし、回収可能価額が帳簿価額を下回るものについて帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。 回収可能価額の算定は使用価値によっておりますが、将来キャッシュ・フローに基づく評価額がマイナスである場合は、使用価値は零として算定しております。 将来キャッシュ・フローの見積りは、過年度実績や外部環境および内部環境を考慮して作成した、各店舗の予算計画を基礎として行っており、当該計画には、販促強化等の各種施策による売上高増加や原価率改善等を主要な仮定として織り込んでおります。 これらの主要な仮定は、経済環境等の変化によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度の減損損失の認識の要否の判定および測定される減損損失の金額に、重要な影響を及ぼす可能性があります。 |
追加情報、連結財務諸表 | (追加情報)(イオン株式会社及びウエルシアホールディングス株式会社との資本業務提携契約の締結) 当社は、2024年2月28日開催の取締役会において、イオン株式会社(以下「イオン」といいます。 )及びウエルシアホールディングス株式会社(以下「ウエルシアHD」といいます。 )と経営統合の協議を開始することを決議し、同日付で資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といいます。 )を締結いたしました。 (1)本資本業務提携等の目的及び理由 当社、イオン及びウエルシアHDは、各社の持つ経営資源を最大限に活用し、連携することにより、様々な分野でシナジーを発揮して、日本最大のドラッグストア連合体を創成し、競争力の獲得、アジアNo.1のグローバル企業への成長を目指すとともに、そこで働く従業員の限りない成長機会を創出し、もって地域生活者のより高次なヘルス&ウエルネスの実現を目的とするものであります。 (2)本資本業務提携の内容(業務提携の内容) 本資本業務提携契約において、当社が、イオン及びウエルシアHDと合意している業務提携の範囲は以下のとおりです。 (ⅰ)店舗開発、調剤併設化等に関する相互協力(ⅱ)商品や電力の仕入れ・開発等の相互協力(ⅲ)物流効率化の相互協力(ⅳ)決済・ポイントシステム・デジタルマーケティング・保険等に関する提携(v)プライベートブランド商品の共同開発や相互供給の推進(ⅵ)DX・ECの推進等に関する相互協力(ⅶ)経営ノウハウの交流(ⅷ)フード&ドラッグ業態の研究と推進(ⅸ)人材及び人事情報の交流 (資本提携の内容) 本資本業務提携契約に基づく資本提携に係る合意は、概要、以下の①の取引を実施することの最終的な合意、並びに、以下の②及び③の各取引に関する基本的な合意をその内容としております。 これらの各取引が完了した場合、ウエルシアHDは当社の完全子会社としてツルハグループに入り、また、当社はイオンの連結子会社となるとともに、イオングループのヘルス&ウエルネス事業の中核子会社となります。 ①イオンは、当社の普通株式(以下「当社株式」といいます。 )を追加取得し、当社を持分法適用関連会社とします。 ② 当社及びウエルシアHDは、当社を親会社とし、ウエルシアHDを完全子会社とする株式交換の方法による経営統合を行います。 ③ 上記②の完了後、イオンは当社株式に係る議決権割合が過半数以上51%未満となる範囲で追加取得することにより、イオンが当社を連結子会社とします。 本資本業務提携契約の締結以降、遅くとも2027年12月31日までに、上記②及び③の取引について最終合意し、当該最終合意に係る契約を締結することを目指します。 (3)本資本業務提携の日程取締役会決議日 :2024年2月28日本資本業務提携契約の締結日:2024年2月28日 (4)その他 本資本業務提携が当社の当期の業績に与える影響は軽微ですが、中長期的には当社の業績の向上に資するものと考えております。 (決算期の変更) 当社は、2024年8月9日開催の第62回定時株主総会において以下のとおり決算期(事業年度の末日)の変更を行うことを決議いたしました。 (1)決算期変更の理由 当社の事業年度は、毎年5月16日から翌年5月15日としておりますが、当社グループの事業管理等において効率的な業務遂行を図るため、また小売業の事業年度が2月末である企業が数多くあることから、同業他社との月次比較の利便性等を考慮し、当社の事業年度を毎年3月1日から翌年2月末日までに変更するものであります。 (2)決算期変更の内容現 在:毎年5月15日変更後:毎年2月末日決算期変更の経過期間となる第63期は2024年5月16日から2025年2月末日までの9.5ヶ月間となります。 |
固定資産売却益の注記 | ※2.固定資産売却益の内容は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)建物及び構築物0百万円-百万円土地40 5 その他0 1 計40 6 |
固定資産除却損の注記 | ※3.固定資産除却損の内容は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)建物及び構築物50百万円109百万円工具、器具及び備品26 19 その他20 17 計96 146 |
顧客との契約から生じる収益の金額の注記 | ※1.顧客との契約から生じる収益売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。 顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表の「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。 |
その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 | ※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)その他有価証券評価差額金: 当期発生額3,802百万円3,757百万円組替調整額- - 税効果調整前3,802 3,757 税効果額△1,157 △1,149 その他有価証券評価差額金2,644 2,607 退職給付に係る調整額 当期発生額156 259 組替調整額46 △33 税効果調整前203 225 税効果額△67 △66 退職給付に係る調整額135 159 その他の包括利益合計2,779 2,766 |
新株予約権等に関する注記 | 2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項区分新株予約権の内訳新株予約権の目的となる株式の種類新株予約権の目的となる株式の数(株)当連結会計年度末残高(百万円)当連結会計年度期首当連結会計年度増加当連結会計年度減少当連結会計年度末 提出会社(親会社)ストック・オプションとしての新株予約権-----2,017合計-----2,017 |
配当に関する注記 | 3.配当に関する事項(1)配当金支払額決議株式の種類配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2023年6月23日取締役会普通株式6,974143.502023年5月15日2023年7月20日2023年12月19日取締役会普通株式6,490133.502023年11月15日2024年1月5日 (2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの決議株式の種類配当金の総額(百万円)配当の原資1株当たり配当額(円)基準日効力発生日2024年6月21日取締役会普通株式6,492利益剰余金133.502024年5月15日2024年7月23日 |
現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 | ※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)現金及び預金勘定79,050百万円58,688百万円預入期間が3ヶ月を超える定期預金△133 △133 現金及び現金同等物78,916 58,554 |
リース取引関係、連結財務諸表 | (リース取引関係)(借主側)1.ファイナンス・リース取引所有権移転外ファイナンス・リース取引① リース資産の内容有形固定資産 主として建物であります。 ② リース資産の減価償却の方法 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。 なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が、2008年5月15日以前のリース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっており、その内容は次のとおりであります。 (1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額、減損損失累計額相当額及び期末残高相当額 (単位:百万円) 前連結会計年度(2023年5月15日) 取得価額相当額減価償却累計額相当額減損損失累計額相当額期末残高相当額建物及び構築物4,5003,621406472合計4,5003,621406472 (単位:百万円) 当連結会計年度(2024年5月15日) 取得価額相当額減価償却累計額相当額減損損失累計額相当額期末残高相当額建物及び構築物4,1423,397467278合計4,1423,397467278 (2)未経過リース料期末残高相当額等 (単位:百万円) 前連結会計年度(2023年5月15日)当連結会計年度(2024年5月15日)未経過リース料期末残高相当額 1年内4033391年超897557 合計1,301897リース資産減損勘定の残高14597 (3)支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価償却費相当額、支払利息相当額及び減損損失 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)支払リース料584537リース資産減損勘定の取崩額3350減価償却費相当額196168支払利息相当額180130減損損失572 (4)減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。 (5)利息相当額の算定方法 リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、各期への配分方法については、利息法によっております。 2.オペレーティング・リース取引 オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料 (単位:百万円) 前連結会計年度(2023年5月15日)当連結会計年度(2024年5月15日)1年内10,2769,4231年超44,50735,889合計54,78445,313 |
金融商品関係、連結財務諸表 | (金融商品関係)1.金融商品の状況に関する事項(1)金融商品に対する取組方針 当社グループは資金運用については、元本の回収確実性を最重視した金融商品で運用し、資金調達については銀行借り入れによる方針です。 (2)金融商品の内容及び当該金融商品にかかるリスク 営業債権である売掛金は、主に国民健康保険団体連合会及び社会保険診療報酬支払基金等に対するものであり信用リスクは低いものと判断しております。 それ以外の売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。 投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されております。 差入保証金は、取引先企業等の信用リスクに晒されております。 営業債務である買掛金は、資金調達に係る流動性リスクに晒されております。 変動金利の長期借入金は、金利の変動リスクに晒されております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 顧客の信用リスクに晒されている営業債権は、取引先ごとに期日管理および残高管理を行い貸倒れ懸念の早期発見を図っております。 投資有価証券については主に業務上の関係を有する企業の株式であり、四半期ごとに時価を把握し、保有状況の見直しを行っております。 差入保証金については、所定のマニュアルに従い、定期的に差入先・預託先の財務状況を把握する体制としております。 買掛金は資金調達に係る流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社が月次に資金繰り計画を作成するなどの方法により管理しています。 長期借入金は、金利の変動リスクに晒されておりますが、市場金利の動向をモニタリングし、リスクを抑制する必要があるかを検討しております。 2.金融商品の時価等に関する事項 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、以下の通りであります。 前連結会計年度(2023年5月15日) 連結貸借対照表計上額(百万円)時価(百万円)差額(百万円)(1)投資有価証券(※2)29,91329,913- (2)差入保証金69,82266,840△2,981資産計99,73596,753△2,981(1)長期借入金(※3)39,47539,50631負債計39,47539,50631(※1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。 (※2)市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。 当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。 区分前連結会計年度(百万円)非上場株式565(※3)1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 当連結会計年度(2024年5月15日) 連結貸借対照表計上額(百万円)時価(百万円)差額(百万円)(1)投資有価証券(※2)33,57033,570- (2)差入保証金70,87265,121△5,751資産計104,44398,691△5,751(1)長期借入金(※3)32,27532,145△129負債計32,27532,145△129(※1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。 (※2)市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。 当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。 区分当連結会計年度(百万円)非上場株式611(※3)1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 (注)1 金銭債権の連結決算日後の償還予定額前連結会計年度(2023年5月15日) 1年以内(百万円)1年超5年以内(百万円)5年超10年以内(百万円)10年超(百万円)現金及び預金79,050---売掛金43,933---差入保証金10,56013,52314,79831,708合計133,54413,52314,79831,708 当連結会計年度(2024年5月15日) 1年以内(百万円)1年超5年以内(百万円)5年超10年以内(百万円)10年超(百万円)現金及び預金58,688---売掛金47,504---差入保証金11,87113,35615,58730,735合計118,06313,35615,58730,735 (注)2 長期借入金、リース債務の連結決算日後の返済予定額前連結会計年度(2023年5月15日) 1年以内(百万円)1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)5年超(百万円)長期借入金10,3506,50022,625---リース債務1,0531,0141,0121,0461,07710,186合計11,4037,51423,6371,0461,07710,186 当連結会計年度(2024年5月15日) 1年以内(百万円)1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)5年超(百万円)長期借入金7,20023,325700700350-リース債務1,4371,4041,4531,5001,03410,936合計8,63724,7292,1532,2001,38410,936 3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項 金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の 3つのレベルに分類しております。 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価 レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価 レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットが それぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。 (1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品前連結会計年度(2023年5月15日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計投資有価証券 その他有価証券 株式28,740--28,740その他-1,172-1,172 資産計28,7401,172-29,913 当連結会計年度(2024年5月15日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計投資有価証券 その他有価証券 株式32,186--32,186その他-1,384-1,384 資産計32,1861,384-33,570 (2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品前連結会計年度(2023年5月15日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計差入保証金-66,840-66,840資産計-66,840-66,840長期借入金-39,506-39,506負債計-39,506-39,506 当連結会計年度(2024年5月15日)区分時価(百万円)レベル1レベル2レベル3合計差入保証金-65,121-65,121資産計-65,121-65,121長期借入金-32,145-32,145負債計-32,145-32,145 (注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明 投資有価証券 上場株式は相場価格を用いて評価しております。 上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。 投資信託は、市場における取引価格が存在せず、かつ、解約等に関して市場参加者からリスクの対価を求められるほどの重要な制限がないことから、基準価額を時価としており、レベル2の時価に分類しております。 差入保証金 これらの時価は、約定期間等に基づき合理的に算定した返還予定額と、返還予定期間に対応した国債の利回りに与信管理上の信用リスクを加味した適切な利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。 長期借入金 これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。 |
有価証券関係、連結財務諸表 | (有価証券関係)1.その他有価証券前連結会計年度(2023年5月15日) 種類連結貸借対照表計上額(百万円)取得原価(百万円)差額(百万円)連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの(1)株式28,74059128,149 (2)債券 ①国債・地方債等---②社債---③その他---(3)その他1,1721,000172 小計29,9131,59128,322連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの(1)株式--- (2)債券 ①国債・地方債等---②社債---③その他---(3)その他--- 小計---合計29,9131,59128,322 当連結会計年度(2024年5月15日) 種類連結貸借対照表計上額(百万円)取得原価(百万円)差額(百万円)連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの(1)株式32,18649131,695 (2)債券 ①国債・地方債等---②社債---③その他---(3)その他1,3841,000384 小計33,5701,49132,079連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの(1)株式--- (2)債券 ①国債・地方債等---②社債---③その他---(3)その他--- 小計---合計33,5701,49132,079 2.売却したその他有価証券前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 種類売却額(百万円)売却益の合計額(百万円)売却損の合計額(百万円)(1)株式--- (2)債券 ①国債・地方債等---②社債---③その他---(3)その他68-- 小計68-- 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日) 種類売却額(百万円)売却益の合計額(百万円)売却損の合計額(百万円)(1)株式11130 (2)債券 ①国債・地方債等---②社債---③その他---(3)その他--- 小計11130 3. 減損処理を行った有価証券 前連結会計年度および当連結会計年度において、減損処理を行った有価証券はありません。 |
デリバティブ取引関係、連結財務諸表 | (デリバティブ取引関係) 前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)および当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)においては、デリバティブ取引を全く行っていないため、該当事項はありません。 |
退職給付関係、連結財務諸表 | (退職給付関係)前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)1.採用している退職給付制度の概要 当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型・非積立型の確定給付制度および確定拠出制度を採用しております。 確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。 なお、連結子会社1社は、2022年5月16日より非積立型の確定給付制度から確定拠出制度へ移行しております。 退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。 2.確定給付制度(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表退職給付債務の期首残高5,470百万円勤務費用400 利息費用38 数理計算上の差異の発生額△95 退職給付の支払額△128 過去勤務費用の発生額△99 確定拠出年金制度への移行に伴う減少額△1,199 退職給付債務の期末残高4,385 (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表年金資産の期首残高1,359百万円期待運用収益44 数理計算上の差異の発生額△38 事業主からの拠出額63 退職給付の支払額△66 年金資産の期末残高1,362 (3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表退職給付に係る負債の期首残高8百万円退職給付費用1 退職給付の支払額△0 退職給付に係る負債の期末残高9 (4)退職給付債務および年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表積立型制度の退職給付債務1,458百万円年金資産△1,362 未積立退職給付債務96 非積立型制度の退職給付債務2,936 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額3,033 退職給付に係る負債3,033 退職給付に係る資産- 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額3,033 (注)簡便法を適用した制度を含みます。 (5)退職給付費用およびその内訳項目の金額勤務費用400百万円利息費用38 期待運用収益△44 数理計算上の差異の費用処理額52 過去勤務費用の費用処理額△5 簡便法で計算した退職給付費用1 確定給付制度に係る退職給付費用442 (6)年金資産に関する事項 ①年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりであります。 株式33%一般勘定4 債券38 現金及び預金等25 合計100 ②長期期待運用収益率の設定方法 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予定される年金資産の分配と年金資産を構成 する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しております。 (7)退職給付に係る調整額 退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。 過去勤務費用93百万円数理計算上の差異110 合計203 (8)退職給付に係る調整累計額 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。 未認識過去勤務費用93百万円未認識数理計算上の差異21 合計114 (9)数理計算上の計算基礎に関する事項 当連結会計年度末における数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。 )割引率0.98%長期期待運用収益率3.27 予想昇給率年齢別昇給指数を使用しております。 3.確定拠出制度 当社および連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、907百万円であります。 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)1.採用している退職給付制度の概要 当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型・非積立型の確定給付制度および確定拠出制度を採用しております。 確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。 退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。 2.確定給付制度(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表退職給付債務の期首残高4,385百万円勤務費用408 利息費用49 数理計算上の差異の発生額△204 退職給付の支払額△145 過去勤務費用の発生額△5 確定拠出年金制度への移行に伴う減少額- 退職給付債務の期末残高4,488 (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表年金資産の期首残高1,362百万円期待運用収益41 数理計算上の差異の発生額49 事業主からの拠出額64 退職給付の支払額△33 年金資産の期末残高1,484 (3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表退職給付に係る負債の期首残高9百万円退職給付費用2 退職給付の支払額△2 退職給付に係る負債の期末残高10 (4)退職給付債務および年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表積立型制度の退職給付債務1,418百万円年金資産△1,484 未積立退職給付債務△66 非積立型制度の退職給付債務3,080 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額3,014 退職給付に係る負債3,014 退職給付に係る資産- 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額3,014 (注)簡便法を適用した制度を含みます。 (5)退職給付費用およびその内訳項目の金額勤務費用408百万円利息費用49 期待運用収益△41 数理計算上の差異の費用処理額1 過去勤務費用の費用処理額△34 簡便法で計算した退職給付費用2 確定給付制度に係る退職給付費用385 (6)年金資産に関する事項 ①年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は次のとおりであります。 株式13%一般勘定4 債券31 現金及び預金等52 合計100 ②長期期待運用収益率の設定方法 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予定される年金資産の分配と年金資産を構成 する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しております。 (7)退職給付に係る調整額 退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。 過去勤務費用△29百万円数理計算上の差異255 合計225 (8)退職給付に係る調整累計額 退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。 未認識過去勤務費用64百万円未認識数理計算上の差異276 合計340 (9)数理計算上の計算基礎に関する事項 当連結会計年度末における数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。 )割引率1.53%長期期待運用収益率3.06 予想昇給率年齢別昇給指数を使用しております。 3.確定拠出制度 当社および連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、936百万円であります。 |
ストック・オプション等関係、連結財務諸表 | (ストック・オプション等関係)1.ストック・オプションに係る費用計上額又は利益計上額及び科目名(単位:百万円) 前連結会計年度(自 2022年5月16日至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日至 2024年5月15日)販売費及び一般管理費400280新株予約権戻入益801- 2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況(1)ストック・オプションの内容 2008年ストック・オプション(2008年新株予約権)2009年ストック・オプション(2009年新株予約権)2010年ストック・オプション(2010年新株予約権)2011年ストック・オプション(2011年新株予約権) 付与対象者の区分 及び数当社取締役8名、当社監査役4名、子会社取締役10名、当社執行役員5名、子会社執行役員1名当社取締役8名、当社監査役4名、子会社取締役15名、子会社監査役1名、子会社執行役員2名当社取締役7名、当社監査役3名、子会社取締役15名当社取締役7名、当社監査役3名、子会社取締役15名 ストック・ オプション数(注) 普通株式 33,200株 普通株式 40,000株 普通株式 38,000株普通株式 38,000株 付与日2008年9月25日2009年9月25日2010年9月27日2011年9月27日 権利確定条件新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 対象勤務期間規定はありません。 同左同左同左 権利行使期間 20年間(自 2008年9月26日 至 2028年9月25日) 20年間(自 2009年9月26日 至 2029年9月25日) 20年間(自 2010年9月28日 至 2030年9月27日) 20年間(自 2011年9月28日 至 2031年9月27日)(注)株式数に換算して記載しております。 なお、2014年5月16日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 2012年ストック・オプション(2012年新株予約権)2013年ストック・オプション(2013年新株予約権)2014年ストック・オプション(2014年新株予約権)2015年ストック・オプション(2015年新株予約権) 付与対象者の区分 及び数当社取締役7名、当社監査役3名、子会社取締役15名当社取締役8名、当社監査役5名、子会社取締役14名当社取締役8名、当社監査役4名、子会社取締役15名当社取締役7名、当社監査役5名、子会社取締役11名 ストック・ オプション数(注) 普通株式 35,600株 普通株式 18,600株 普通株式 14,200株 普通株式 7,400株 付与日2012年9月27日2013年9月27日2014年9月27日2015年9月28日 権利確定条件 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 対象勤務期間規定はありません。 同左同左同左 権利行使期間 20年間(自 2012年9月28日 至 2032年9月27日) 20年間(自 2013年9月28日 至 2033年9月27日) 20年間(自 2014年9月28日 至 2034年9月27日) 20年間(自 2015年9月29日 至 2035年9月28日)(注)株式数に換算して記載しております。 なお、2014年5月16日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 2016年ストック・オプション(2016年新株予約権)2020年ストック・オプション(第10回新株予約権)2022年ストック・オプション(第11回新株予約権) 付与対象者の区分 及び数当社取締役8名、当社監査役5名、子会社取締役15名当社執行役員および当社従業員55名、子会社執行役員および子会社従業員3,796名当社執行役員および当社従業員61名、子会社執行役員および子会社従業員4,214名 ストック・ オプション数(注) 普通株式 8,400株 普通株式 467,200株 普通株式 521,700株 付与日2016年9月26日2020年9月25日2022年9月28日 権利確定条件新株予約権者である当社の取締役、監査役ならびに当社子会社の取締役は、それぞれの会社において、取締役、監査役および執行役員のいずれの地位をも喪失した日の翌日から募集新株予約権を行使することができる。 権利行使時においても当社および当社の子会社または関連会社の従業員であること。 権利行使時においても当社および当社の子会社または関連会社の従業員であること。 対象勤務期間規定はありません。 同左同左 権利行使期間 20年間(自 2016年9月27日 至 2036年9月26日) 2年間(自 2022年9月26日 至 2024年9月25日) 2年間(自 2024年9月29日 至 2026年9月28日)(注)株式数に換算して記載しております。 (2)ストック・オプションの規模及びその変動状況 当連結会計年度(2024年5月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。 ① ストック・オプションの数 2008年ストック・オプション (2008年新株予約権)2009年ストック・オプション (2009年新株予約権)2010年ストック・オプション (2010年新株予約権)2011年ストック・オプション (2011年新株予約権) 権利確定前(株) 前連結会計年度末 付与 失効 権利確定 その他 未確定残 権利確定後(株) 前連結会計年度末 権利確定 権利行使 失効 その他 未行使残 ------ 14,400-1,400--13,000 ------ 16,800-2,400--14,400 ------ 18,600-2,600--16,000 ------ 20,400-2,600--17,800(注)2014年5月16日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 2012年ストック・オプション (2012年新株予約権)2013年ストック・オプション (2013年新株予約権)2014年ストック・オプション (2014年新株予約権)2015年ストック・オプション (2015年新株予約権) 権利確定前(株) 前連結会計年度末 付与 失効 権利確定 その他 未確定残 権利確定後(株) 前連結会計年度末 権利確定 権利行使 失効 その他 未行使残 ------ 18,800-2,400--16,400 ------ 9,800-1,200--8,600 ------ 8,600-800--7,800 ------ 5,400-600--4,800(注)2014年5月16日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 2016年ストック・オプション (2016年新株予約権)2020年ストック・オプション (第10回新株予約権)2022年ストック・オプション (第11回新株予約権) 権利確定前(株) 前連結会計年度末 付与 失効 権利確定 その他 未確定残 権利確定後(株) 前連結会計年度末 権利確定 権利行使 失効 その他 未行使残 ------ 6,000-800--5,200 ------ 435,400--12,500-422,900 504,300-15,500--488,800 ------ ② 単価情報 2008年ストック・オプション(2008年新株予約権)2009年ストック・オプション(2009年新株予約権)2010年ストック・オプション(2010年新株予約権)2011年ストック・オプション(2011年新株予約権) 権利行使価格(円)1111 行使時平均株価(円)9,93410,22310,20110,201 公正な評価単価(付 与日)(円)1,416.51,594.51,426.01,716.5(注)2014年5月16日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 2012年ストック・オプション(2012年新株予約権)2013年ストック・オプション(2013年新株予約権)2014年ストック・オプション(2014年新株予約権)2015年ストック・オプション(2015年新株予約権) 権利行使価格(円)1111 行使時平均株価(円)10,22310,22310,15110,223 公正な評価単価(付 与日)(円)2,489.53,760.05,294.09,276.0(注)2014年5月16日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。 2016年ストック・オプション(2016年新株予約権)2020年ストック・オプション(第10回新株予約権)2022年ストック・オプション(第11回新株予約権) 権利行使価格(円)115,3708,170 行使時平均株価(円)10,368-- 公正な評価単価(付 与日)(円)10,279.02,775.01,316.03.当連結会計年度に付与されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法 該当事項はありません。 4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法 基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用 しております。 |
税効果会計関係、連結財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前連結会計年度(2023年5月15日) 当連結会計年度(2024年5月15日)繰延税金資産 未払事業税708百万円 745百万円賞与引当金1,966 2,137 未払社会保険料328 351 未払事業所税178 185 契約負債290 184 ポイント引当金98 96 退職給付に係る負債1,225 1,171 株式報酬費用106 93 減損損失3,573 3,946 資産除去債務1,229 1,536 その他2,097 1,964 繰延税金資産小計11,804 12,414 評価性引当額△1,964 △2,028 繰延税金資産合計9,840 10,386 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金△8,580 △9,711 その他△1,109 △1,379 繰延税金負債合計△9,690 △11,090 繰延税金資産(負債)の純額150 △704 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 前連結会計年度(2023年5月15日) 当連結会計年度(2024年5月15日)法定実効税率30.4% 30.4%(調整) のれん償却額3.0 3.0のれん減損損失- 3.1交際費等0.1 0.1株式報酬費用0.3 0.2住民税均等割1.6 1.8役員賞与引当金0.5 0.5受取配当金益金不算入△0.0 △0.0税額控除△0.6 △4.0新株予約権戻入益△0.6 -その他△0.6 0.3税効果会計適用後の法人税等の負担率34.1 35.4 |
企業結合等関係、連結財務諸表 | (企業結合等関係)(共通支配下の取引等)連結子会社による当該子会社の自己株式の取得及び当社による当該子会社株式の追加取得 連結子会社である株式会社ドラッグイレブンが、2023年5月30日付で同社の自己株式を取得し、当社が、2023年5月31日付で当該子会社株式を追加取得し完全子会社化いたしました。 1.取引の概要(1)結合当事企業の名称及びその事業の内容結合当事企業の名称:株式会社ドラッグイレブン事業の内容:医薬品・化粧品・日用品等の小売、調剤店舗 (2)企業結合日2023年5月31日(3)企業結合の法的形式非支配株主からの株式取得による完全子会社化(4)結合後企業の名称変更ありません。 (5)その他取引の概要に関する事項追加取得した株式の議決権比率は36.9%であり、当該取引により株式会社ドラッグイレブンを当社の完全子会社といたしました。 2.実施した会計処理の概要「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引等のうち、非支配株主との取引として処理しております。 3.子会社株式を追加取得した場合に掲げる事項 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳当社による子会社株式の取得の対価 現金 7,168百万円株式会社ドラッグイレブンによる自己株式の取得の対価 現金 4,600百万円取得原価 11,768百万円 4.非支配株主との取引に係る当社の持分変動に関する事項(1)資本剰余金の主な変動要因子会社株式の追加取得及び連結子会社の自己株式取得 (2)非支配株主との取引によって減少した資本剰余金の金額8,137百万円 |
資産除去債務関係、連結財務諸表 | (資産除去債務関係)重要性が乏しいため記載を省略しております。 |
収益認識関係、連結財務諸表 | (収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報 前連結会計年度(自2022年5月16日至2023年5月15日) 金額(百万円)商 品医薬品222,813化粧品133,560雑貨255,575食品240,956その他112,737小計965,644手数料収入等3,066顧客との契約から生じる収益968,711その他の収益1,367外部顧客への売上高970,079(注)1.「その他」のおもな内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。 2.「その他の収益」は、不動産賃貸収入等であります。 当連結会計年度(自2023年5月16日至2024年5月15日) 金額(百万円)商 品医薬品240,525化粧品146,605雑貨264,939食品261,366その他109,377小計1,022,814手数料収入等3,251顧客との契約から生じる収益1,026,065その他の収益1,397外部顧客への売上高1,027,462(注)1.「その他」のおもな内容は、育児用品・健康食品・医療用具等であります。 2.「その他の収益」は、不動産賃貸収入等であります。 2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報連結財務諸表の「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しております。 3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報(1)契約負債の残高等 前連結会計年度(百万円)当連結会計年度(百万円)顧客との契約から生じた債権(期首残高)49,15543,933顧客との契約から生じた債権(期末残高)43,93347,504契約負債(期首残高)10,41813,948契約負債(期末残高)13,94816,608契約負債は、当社の子会社が運営するポイント制度に関して、商品の販売に伴い顧客に付与したポイント相当額を履行義務として識別し、将来の失効見込み等を考慮して算定された独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行ったものであります。 ポイントの使用時及び失効時に収益を認識し、契約負債を取り崩します。 前連結会計年度に認識された収益の額のうち期首残高の契約負債に含まれていた額は、7,271百万円であります。 当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首残高の契約負債に含まれていた額は、8,920百万円であります。 (2)残存履行義務に配分した取引価格残存履行義務は、当社の子会社が運営するポイント制度に関して、商品の販売に伴い顧客に付与したポイントに関するものであり、残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。 (単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度1年以内9,28010,7731年超4,6685,835合計13,94816,608 |
セグメント情報等、連結財務諸表 | (セグメント情報等)【セグメント情報】 当社グループは、医薬品・化粧品等を中心とした物販事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 なお、仕入および販売に関する情報につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。 【関連情報】 (1)製品及びサービスごとの情報 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、当該事業の外部顧客への売上高が連結損益計算書の 売上高の90%超であるため、記載を省略しております。 (2)地域ごとの情報 ①売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。 ②有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。 (3)主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略 しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 |
製品及びサービスごとの情報 | (1)製品及びサービスごとの情報 当社グループは、物販事業の単一セグメントであり、当該事業の外部顧客への売上高が連結損益計算書の 売上高の90%超であるため、記載を省略しております。 |
売上高、地域ごとの情報 | ①売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。 |
有形固定資産、地域ごとの情報 | ②有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。 |
主要な顧客ごとの情報 | (3)主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略 しております。 |
関連当事者情報、連結財務諸表 | 【関連当事者情報】 関連当事者との取引(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 該当事項はありません。 (2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引①連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)主要株主の子会社イオンクレジットサービス㈱東京都千代田区500金融サービス業-営業取引クレジット・電子マネー売掛112,253売掛金4,738クレジット手数料1,357電子マネー手数料566電子マネー預り22,907預り金888(注)取引条件および取引条件の決定方針等 クレジットおよび電子マネー債権の回収は、一般的取引条件を参考に契約により決定しております。 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)主要株主の子会社イオンクレジットサービス㈱東京都千代田区500金融サービス業-営業取引クレジット・電子マネー売掛122,834売掛金5,093クレジット手数料1,551電子マネー手数料556電子マネー預り23,561預り金904(注)取引条件および取引条件の決定方針等 クレジットおよび電子マネー債権の回収は、一般的取引条件を参考に契約により決定しております。 ②連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。 )等前連結会計年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員小川久哉--当社取締役(被所有)直接0.8店舗等の賃借不動産の賃借41差入保証金3前払費用0役員の近親者小川治--当社取締役の近親者(被所有)直接0.0店舗等の賃借不動産の賃借160差入保証金81前払費用4役員の近親者小川裕加--当社取締役の近親者(被所有)直接0.0店舗等の賃借不動産の賃借36差入保証金15前払費用1役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社福住建設㈱千葉県鎌ケ谷市30建設業・不動産業-営業取引不動産の賃借34差入保証金16前払費用0長期前払費用0役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社㈱HMコーポレーション千葉県鎌ケ谷市80建設業・不動産業-営業取引不動産の賃借281差入保証金88前払費用9(注)1.取引条件および取引条件の決定方針等 不動産の賃借料および差入保証金の金額は、近隣の取引実勢を勘案のうえ決定しております。 2.取引の内容 不動産の賃借には、第三者である不動産業者を経由したものが含まれております。 当連結会計年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員小川久哉--当社取締役(被所有)直接0.8店舗等の賃借不動産の賃借35差入保証金3前払費用0役員の近親者小川治--当社取締役の近親者(被所有)直接0.0店舗等の賃借不動産の賃借172差入保証金78前払費用9役員の近親者小川裕加--当社取締役の近親者(被所有)直接0.0店舗等の賃借不動産の賃借28差入保証金15前払費用0役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社福住建設㈱千葉県鎌ケ谷市30建設業・不動産業-営業取引不動産の賃借12差入保証金16前払費用0長期前払費用0役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社㈱HMコーポレーション千葉県鎌ケ谷市80建設業・不動産業-営業取引不動産の賃借225差入保証金88前払費用9(注)1.取引条件および取引条件の決定方針等 不動産の賃借料および差入保証金の金額は、近隣の取引実勢を勘案のうえ決定しております。 2.取引の内容 不動産の賃借には、第三者である不動産業者を経由したものが含まれております。 |
1株当たり情報、連結財務諸表 | (1株当たり情報) 前連結会計年度(自 2022年5月16日至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日至 2024年5月15日)1株当たり純資産額5,690円49銭5,797円19銭1株当たり当期純利益金額519円90銭495円85銭潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額518円52銭493円48銭 (注)1株当たり当期純利益および潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2022年5月16日至 2023年5月15日)当連結会計年度(自 2023年5月16日至 2024年5月15日)1株当たり当期純利益金額 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)25,25824,105普通株主に帰属しない金額(百万円)--普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)25,25824,105期中平均株式数(株)48,583,93548,613,927 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)--普通株式増加数(株)129,590233,917(うち新株予約権(株))(129,590)(233,917)希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要 2020年9月1日取締役会決議第 10回新株予約権(新株予約権の数 4,354個) 2022年9月8日取締役会決議第11 回新株予約権(新株予約権の数 5,043個) 2020年9月1日取締役会決議第 10回新株予約権(新株予約権の数 4,229個) |
重要な後発事象、連結財務諸表 | (重要な後発事象)(共通支配下の取引等)連結子会社間の吸収合併 当社は2023年12月8日開催の取締役会において、当社連結子会社の株式会社ツルハを存続会社、当社の連結子会社である株式会社ビー・アンド・ディーを消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、2024年5月16日付で当該吸収合併を行いました。 吸収合併の概要は、次のとおりであります。 1.取引の概要(1)結合当事企業の名称及びその事業の内容①吸収合併存続会社結合企業の名称 株式会社ツルハ事業の内容 ドラッグストア・調剤薬局の経営②吸収合併消滅会社被結合企業の名称 株式会社ビー・アンド・ディー事業の内容 ドラッグストア・調剤薬局の経営 (2)企業結合日2024年5月16日(効力発生日)(3)企業結合の法的形式株式会社ツルハを吸収合併存続会社、株式会社ビー・アンド・ディーを吸収合併消滅会社とする吸収合併(4)結合後企業の名称株式会社ツルハ(5)その他取引の概要に関する事項株式会社ビー・アンド・ディーは2024年5月15日現在愛知県内で80店舗のドラッグストア、調剤薬局を展開しております。 同社は2018年5月にツルハグループの一員となって以来愛知県内で積極的にドミナント化を行ってまいりましたが、このたびツルハグループの中核会社であり全国への出店を進めている株式会社ツルハが株式会社ビー・アンド・ディーを吸収合併する事により、ツルハグループの経営効率化を進め、愛知県内における営業基盤の一層の強化を図るものです。 2.実施した会計処理の概要「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。 |
社債明細表、連結財務諸表 | 【社債明細表】 該当事項はありません。 |
借入金等明細表、連結財務諸表 | 【借入金等明細表】 区分当期首残高(百万円)当期末残高(百万円)平均利率(%)返済期限1年以内に返済予定の長期借入金10,3507,2000.15%-1年以内に返済予定のリース債務1,0531,4376.71%-長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。 )29,12525,0750.15%2029年リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。 )14,33516,3276.71%2025年~2054年合計54,86450,040-- (注)1.平均利率を算定する際の利率および残高は期中平均のものを使用しております。 2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。 )の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額は次のとおりであります。 1年超2年以内(百万円)2年超3年以内(百万円)3年超4年以内(百万円)4年超5年以内(百万円)長期借入金23,325700700350リース債務1,4041,4531,5001,034 |
資産除去債務明細表、連結財務諸表 | 【資産除去債務明細表】 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。 |
その他、連結財務諸表等 | (2)【その他】 当連結会計年度における四半期情報等(累計期間)第1四半期第2四半期第3四半期当連結会計年度売上高(百万円)259,827515,713774,1131,027,462税金等調整前四半期(当期)純利益金額(百万円)13,93727,05840,04341,599親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益金額(百万円)8,26916,07123,55724,1051株当たり四半期(当期)純利益金額(円)170.16330.66484.60495.85 (会計期間)第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期1株当たり四半期純利益金額(円)170.16160.50153.9611.27 |
貸借対照表 | ①【貸借対照表】 (単位:百万円) 前事業年度(2023年5月15日)当事業年度(2024年5月15日)資産の部 流動資産 現金及び預金41,70122,402売掛金※1 736※1 873貯蔵品10関係会社短期貸付金189171未収還付法人税等2,1311,374その他※1 273※1 592貸倒引当金△189△171流動資産合計44,84425,242固定資産 有形固定資産 建物00工具、器具及び備品6745有形固定資産合計6845無形固定資産 ソフトウエア2,3282,191ソフトウエア仮勘定1,0173,511その他00無形固定資産合計3,3455,703投資その他の資産 関係会社株式117,441124,612繰延税金資産4655関係会社長期貸付金-5,000その他235240投資その他の資産合計117,723129,908固定資産合計121,137135,657資産合計165,982160,900 (単位:百万円) 前事業年度(2023年5月15日)当事業年度(2024年5月15日)負債の部 流動負債 1年内返済予定の長期借入金6,0006,000未払金※1 1,400※1 1,229未払費用66未払法人税等147102預り金12賞与引当金5957役員賞与引当金253242その他100140流動負債合計7,9707,783固定負債 長期借入金26,00020,000その他※1 80※1 13固定負債合計26,08120,013負債合計34,05127,797純資産の部 株主資本 資本金11,43311,535資本剰余金 資本準備金44,71744,818その他資本剰余金2,4522,452資本剰余金合計47,16947,270利益剰余金 利益準備金1515その他利益剰余金 別途積立金861861繰越利益剰余金75,98576,717利益剰余金合計76,86277,593自己株式△5,313△5,314株主資本合計130,151131,085新株予約権1,7792,017純資産合計131,930133,102負債純資産合計165,982160,900 |
損益計算書 | ②【損益計算書】 (単位:百万円) 前事業年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)当事業年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)営業収入 手数料収入※1 6,782※1 8,263受取配当金※1 11,220※1 14,251営業収入合計18,00322,515営業費用 役員報酬276358従業員給料及び手当1,6851,604賞与引当金繰入額5957役員賞与引当金繰入額253242福利厚生費259258修繕費424559地代家賃※1 52※1 49支払手数料2,1012,971その他※1 1,641※1 1,997営業費用合計6,7558,100営業利益11,24714,415営業外収益 受取利息※1 0※1 14受取配当金11貸倒引当金戻入額1818協賛金収入119その他1012営業外収益合計4155営業外費用 支払利息5342雑損失54営業外費用合計5946経常利益11,23014,423特別利益 新株予約権戻入益801-特別利益合計801-税引前当期純利益12,03114,423法人税、住民税及び事業税249235法人税等調整額6△8法人税等合計255227当期純利益11,77514,196 |
株主資本等変動計算書 | ③【株主資本等変動計算書】 前事業年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) (単位:百万円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金 資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益準備金その他利益剰余金利益剰余金合計 別途積立金繰越利益剰余金当期首残高11,32244,6062,45247,0581586173,92674,802当期変動額 新株の発行111111 111 剰余金の配当 △9,716△9,716当期純利益 11,77511,775自己株式の取得 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計111111-111--2,0592,059当期末残高11,43344,7172,45247,1691586175,98576,862 株主資本新株予約権純資産合計 自己株式株主資本合計当期首残高△5,313127,8702,269130,140当期変動額 新株の発行 222 222剰余金の配当 △9,716 △9,716当期純利益 11,775 11,775自己株式の取得△0△0 △0株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △490△490当期変動額合計△02,281△4901,790当期末残高△5,313130,1511,779131,930 当事業年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日) (単位:百万円) 株主資本 資本金資本剰余金利益剰余金 資本準備金その他資本剰余金資本剰余金合計利益準備金その他利益剰余金利益剰余金合計 別途積立金繰越利益剰余金当期首残高11,43344,7172,45247,1691586175,98576,862当期変動額 新株の発行101101 101 剰余金の配当 △13,465△13,465当期純利益 14,19614,196自己株式の取得 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計101101-101--731731当期末残高11,53544,8182,45247,2701586176,71777,593 株主資本新株予約権純資産合計 自己株式株主資本合計当期首残高△5,313130,1511,779131,930当期変動額 新株の発行 202 202剰余金の配当 △13,465 △13,465当期純利益 14,196 14,196自己株式の取得△0△0 △0株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 238238当期変動額合計△09332381,171当期末残高△5,314131,0852,017133,102 |
重要な会計方針、財務諸表 | (重要な会計方針)1.有価証券の評価基準及び評価方法(1)子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法(2)その他有価証券市場価格のない株式等以外のもの 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)市場価格のない株式等 移動平均法による原価法2.固定資産の減価償却の方法(1)有形固定資産 定率法(ただし、建物(建物附属設備を除く)および2016年4月1日以降取得した建物附属設備並びに構築物については定額法)によっております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 15年 工具、器具及び備品 5~10年(2)無形固定資産 定額法 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。 3.引当金の計上基準(1)貸倒引当金 債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を吟味し、回収不能見込額を計上しております。 (2)賞与引当金 従業員の賞与支給に備えるため、実際支給見込額のうち、当事業年度負担分を引当計上しております。 (3) 役員賞与引当金 役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、実際支給見込額を引当計上しております。 4.収益及び費用の計上基準 当社は、子会社への経営指導を行っており、役務提供を実施した期間にわたり収益を認識しております。 なお、対価の受領は、通常は1年以内で行っており、重要な金融要素の調整は行っておりません。 |
重要な会計上の見積り、財務諸表 | (重要な会計上の見積り)会計上の見積りは、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。 当事業年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。 株式会社ビー・アンド・ディー株式の評価(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 (単位:百万円) 前事業年度当事業年度関係会社株式12,41812,418 (2)会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報株式会社ビー・アンド・ディーについては、新規出店の遅れ及び既存店舗の売上高成長率の計画未達等により当期純利益が株式取得時における事業計画を下回る実績となっておりますが、超過収益力等を反映した実質価額と取得価額を比較した結果、実質価額は著しく低下していないと判定し、評価損は計上しておりません。 実質価額は著しく低下していないという判定は、中期事業計画等を基礎として行っており、当該事業計画には、新規出店、既存店舗の調剤併設化による売上高の増加、及び仕入条件の改善による売上総利益の改善を主要な仮定として織り込んでおります。 これらの主要な仮定は、経済環境等の変化によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合には、翌事業年度の評価損の認識要否の判定及び測定される評価損の金額に、重要な影響を及ぼす可能性があります。 |
関係会社に関する資産・負債の注記 | ※1.関係会社に対する金銭債権および金銭債務(区分表示したものを除く) 前事業年度(2023年5月15日)当事業年度(2024年5月15日)短期金銭債権736百万円1,009百万円短期金銭債務427 208 長期金銭債務8 8 |
関係会社との営業取引による取引高の総額及び営業取引以外の取引による取引高の総額の注記 | ※1. 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。 前事業年度(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日) 当事業年度(自 2023年5月16日 至 2024年5月15日)営業取引による取引高 営業収入18,003百万円22,515百万円営業費用45 41 営業取引以外の取引による取引高0 14 |
有価証券関係、財務諸表 | (有価証券関係) 子会社株式および関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式124,612百万円、前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式117,441百万円)は、市場価格のない株式等のため、時価を記載しておりません。 |
税効果会計関係、財務諸表 | (税効果会計関係)1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 前事業年度(2023年5月15日) 当事業年度(2024年5月15日)繰延税金資産 未払事業税19百万円 18百万円賞与引当金18 17 子会社貸倒引当金57 51 子会社株式評価損71 71 譲渡制限付株式71 103 株式報酬費用106 93 その他8 18 繰延税金資産小計352 375 評価性引当額△306 △320 繰延税金資産合計46 55 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 前事業年度(2023年5月15日) 当事業年度(2024年5月15日)法定実効税率30.4% 30.4%(調整) 受取配当金益金不算入△28.3 △30.0役員賞与引当金0.5 0.5交際費等0.2 0.2株式報酬費用1.0 0.6新株予約権戻入益△2.0 -住民税均等割0.0 0.0評価性引当額の増減△0.2 0.1その他0.5 △0.2税効果会計適用後の法人税等の負担率2.1 1.6 |
企業結合等関係、財務諸表 | (企業結合等関係)連結財務諸表の「注記事項(企業結合等関係)」に記載しているため、注記を省略しております。 |
収益認識関係、財務諸表 | (収益認識関係)顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報個別財務諸表の「注記事項(重要な会計方針)4.収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しております。 |
重要な後発事象、財務諸表 | (重要な後発事象)連結財務諸表の「注記事項(重要な後発事象)」に記載しているため、注記を省略しております。 |
有形固定資産等明細表 | 【有形固定資産等明細表】 (単位:百万円)区分資産の種類当期首残高当期増加額当期減少額当期償却額当期末残高減価償却累計額有形固定資産建物0--007工具、器具及び備品678-3045181計688-3145189無形固定資産ソフトウエア2,328644-7812,1912,167ソフトウエア仮勘定1,0173,138644-3,511-その他0---0-計3,3453,7836447815,7032,167 (注)「ソフトウエア仮勘定」の「当期増加額」は次世代基盤社内システムの構築によるものであります。 |
引当金明細表 | 【引当金明細表】 (単位:百万円)科目当期首残高当期増加額当期減少額当期末残高貸倒引当金189-18171賞与引当金59575957役員賞与引当金253242253242 |
主な資産及び負債の内容 | (2)【主な資産および負債の内容】 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。 |
その他、財務諸表等 | (3)【その他】 該当事項はありません。 |
提出会社の株式事務の概要 | 第6【提出会社の株式事務の概要】 事業年度5月16日から5月15日まで定時株主総会8月中基準日5月15日剰余金の配当の基準日11月15日5月15日1単元の株式数100株単元未満株式の買取り 取扱場所(特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部株主名簿管理人(特別口座)東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社取次所-買取手数料株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額公告掲載方法電子公告とする。 但し、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。 公告掲載URL https://www.tsuruha-hd.com株主に対する特典あり(注)当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、会社法第166条第1項による 請求をする権利、株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利並び に単元未満株式の売渡請求をする権利以外の権利を有しておりません。 |
提出会社の親会社等の情報 | 1【提出会社の親会社等の情報】 当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。 |
その他の参考情報 | 2【その他の参考情報】 当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。 (1)有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書事業年度(第61期)(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)2023年8月10日関東財務局長に提出(2)有価証券報告書の訂正報告書2023年8月17日関東財務局長に提出事業年度(第61期)(自 2022年5月16日 至 2023年5月15日)の有価証券報告書に係る訂正報告書であります。 (3)内部統制報告書及びその添付書類2023年8月10日関東財務局長に提出(4)四半期報告書及び確認書(第62期第1四半期)(自 2023年5月16日 至 2023年8月15日)2023年9月29日関東財務局長に提出(第62期第2四半期)(自 2023年8月16日 至 2023年11月15日)2023年12月28日関東財務局長に提出(第62期第3四半期)(自 2023年11月16日 至 2024年2月15日)2024年3月29日関東財務局長に提出(5)臨時報告書2023年8月14日関東財務局長に提出企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく臨時報告書であります。 2024年3月8日関東財務局長に提出企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第4号の規定(主要株主の異動)に基づく臨時報告書であります。 2024年3月21日関東財務局長に提出企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第4号の規定(主要株主の異動)に基づく臨時報告書であります。 2024年7月5日関東財務局長に提出企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の4(監査公認会計士等の異動)の規定基づく臨時報告書であります。 (6)有価証券届出書(新規株式発行)及びその添付書類2023年9月7日関東財務局長に提出(7)有価証券届出書の訂正報告書2023年9月20日関東財務局長に提出2023年9月7日提出の有価証券届出書に係る訂正報告書であります。 |
提出会社の保証会社等の情報 | 第二部【提出会社の保証会社等の情報】 該当事項はありません。 |
連結経営指標等 | (1)連結経営指標等回次第58期第59期第60期第61期第62期決算年月2020年5月2021年5月2022年5月2023年5月2024年5月売上高(百万円)841,036919,303915,700970,0791,027,462経常利益(百万円)46,29847,68840,05245,68949,304親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)27,89926,28321,38825,25824,105包括利益(百万円)37,60729,51816,99731,42329,633純資産額(百万円)250,934276,528284,046304,144307,743総資産額(百万円)414,002537,027562,363539,830549,2201株当たり純資産額(円)4,821.265,210.885,314.485,690.495,797.191株当たり当期純利益金額(円)576.85542.04440.59519.90495.85潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)574.80539.89439.19518.52493.48自己資本比率(%)56.447.145.951.251.3自己資本利益率(%)12.710.88.49.48.6株価収益率(倍)24.7623.8415.1217.3719.56営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)40,63676,45935,83280451,964投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△16,927△30,204△28,405△29,774△36,068財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)△10,47313,2073,067△19,005△36,259現金及び現金同等物の期末残高(百万円)56,935116,398126,89278,91658,554従業員数(人)9,27110,81011,16911,29811,620(外、平均臨時雇用者数)(17,251)(19,239)(19,857)(20,069)(20,807) (注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第60期の期首から適用しており、第60期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 |
提出会社の経営指標等 | (2)提出会社の経営指標等回次第58期第59期第60期第61期第62期決算年月2020年5月2021年5月2022年5月2023年5月2024年5月営業収入(百万円)19,21720,50220,15818,00322,515経常利益(百万円)14,54114,88913,36611,23014,423当期純利益(百万円)14,21914,82313,07711,77514,196資本金(百万円)10,29011,25111,32211,43311,535発行済株式総数(株)49,282,86849,423,76849,439,96849,488,46849,518,268純資産額(百万円)116,205124,459130,140131,930133,102総資産額(百万円)117,918150,191170,360165,982160,9001株当たり純資産額(円)2,367.242,529.152,633.612,677.922,695.481株当たり配当額(円)167167167260267(うち1株当たり中間配当額)(74.00)(83.50)(83.50)(116.50)(133.50)1株当たり当期純利益金額(円)294.00305.69269.38242.38292.03潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額(円)292.96304.48268.52241.74290.63自己資本比率(%)97.281.775.178.481.5自己資本利益率(%)12.812.510.49.010.9株価収益率(倍)48.5742.2624.7237.2633.22配当性向(%)56.8054.6361.99107.2791.43従業員数(人)229278204181192(外、平均臨時雇用者数) (2)(1)(1)(1)(1)株主総利回り(%)160.0146.879.3108.4118.8(比較指標:TOPIX(東証株価指数))(%)(94.1)(122.0)(120.7)(137.0)(176.9)最高株価(円)15,18016,49014,59010,52013,485最低株価(円)8,51012,5606,3206,2309,280 (注)1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第60期の期首から適用しており、第60期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。 2.最高株価および最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。 |