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| 沿革 | 2【沿革】 当社グループは、2000年1月28日にEC(電子商取引)における新しい標準を創造することを目的に設立された株式会社ネットプロテクションズ(旧ネットプロテクションズ)を前身とし、2015年11月に設立された株式会社AP53(現ネットプロテクションズ)が、2016年7月に旧ネットプロテクションズを子会社化後、2018年5月1日に旧ネットプロテクションズを吸収合併する形で、その事業を承継しています。 その後、2018年7月2日に現ネットプロテクションズを完全子会社とした株式移転により、当社が設立されています。 そこで、以下では旧ネットプロテクションズの設立から、現在に至るまでの当社グループの沿革を記載しています。 2000年1月ECに新しい標準を創造することを目的として、株式会社ネットプロテクションズ(旧ネットプロテクションズ)を設立2002年3月B2Cの通販事業者向けのBNPL決済サービスとして、「NP後払い」サービスの提供開始2005年4月2006年8月2007年6月2007年11月2011年4月2013年9月2015年7月2015年11月2016年7月2016年8月2017年4月2017年6月2018年3月2018年5月 2018年7月 2018年8月2018年10月2019年3月 2021年2月2021年5月 2021年6月 財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマークの使用許可を受ける注文情報の登録を自動化する「NPコネクトライト」サービスの提供開始注文情報及び配送伝票番号の登録を自動化する「NPコネクトプロ」サービスの提供開始商品と別送であった請求書を商品に同封することを可能とした「NP後払いwiz」サービスの提供開始B2B取引向けBNPL決済サービスとして、「NP掛け払い」サービスの提供開始ポイントプログラムの提供開始B2Cのサービス向けBNPL決済サービスとして「NP後払いair」サービスの提供開始株式会社AP53の設立株式会社AP53が、旧ネットプロテクションズを子会社化株式会社AP53が、株式会社NPホールディングス(旧NPホールディングス①)に商号変更「NP掛け払い」累計購入企業数が100万社を突破B2C向けの会員制BNPL決済サービス「atone」サービスの提供開始初の海外事業所となる台湾オフィス(日商恩沛股份有限公司)を設立旧NPホールディングス①が、旧ネットプロテクションズを吸収合併し、株式会社ネットプロテクションズ(現ネットプロテクションズ)に商号変更関西エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、京都府に関西オフィスを設立「atone」における実店舗向けQRコード決済を提供開始現ネットプロテクションズを完全子会社とする株式移転により、当社、株式会社NPホールディングス(旧NPホールディングス②)が設立B2C台湾向けBNPL決済「AFTEE」サービス提供開始旧NPホールディングス②が、株式会社ネットプロテクションズホールディングスに商号変更情報セキュリティにおける国際標準規格「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の認証を取得九州エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、福岡オフィスを設立株式会社ジェーシービーを引受先とする第三者割当増資を実施台湾における現地法人化に伴う営業強化を目的に、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、台湾に恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)を設立株式会社ネットプロテクションズより恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)に対して、B2C海外向けBNPL決済「AFTEE」事業を譲渡2021年12月2022年4月 2023年5月2023年6月 2024年4月 2024年10月 2025年8月2025年11月東京証券取引所市場第一部に株式を上場東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行ベトナムにおける事業開始準備のため、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、ベトナムにCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を設立中国・四国エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、四国サテライトオフィス設立株式会社ネットプロテクションズの子会社であるCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)でB2C海外向けBNPL決済「AFTEE」サービスの提供開始日本国内におけるレンディングサービスの事業化を目的に、株式会社ネットプロテクションズの子会社として、株式会社NPファイナンスを設立株式会社ネットプロテクションズの子会社である株式会社NPファイナンスで、オンラインレンディングサービス「NPハンディレンディング」の提供開始「atone」をより便利に、よりお得に利用できる会員サービス「atoneプラス」の提供開始関西エリアにおける営業と既存加盟店サポートの強化のため、大阪オフィス設立 |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当連結会計年度末現在において、当社グループは純粋持株会社である当社(株式会社ネットプロテクションズホールディングス)、連結子会社4社(株式会社ネットプロテクションズ、株式会社NPファイナンス、恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)、Công ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.))の計5社で構成されています。 「第1 企業の概況(はじめに)」に記載の通り、当社グループは2000年1月に設立した旧ネットプロテクションズ(旧商号:株式会社ネットプロテクションズ)が2002年より開始したBNPL(Buy Now Pay Later:後払い)決済サービスを提供する決済ソリューション事業を単一の報告セグメントとしています。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 セグメントの名称主要な事業内容地域会社名決済ソリューション事業B2C取引向けサービス「NP後払い」「atone」「NP後払いair」日本株式会社ネットプロテクションズB2C取引向けサービス「AFTEE」台湾NP Taiwan, Inc.ベトナムNet Protections Vietnam Co., Ltd.B2B取引向けサービス「NP掛け払い」日本株式会社ネットプロテクションズ株式会社NPファイナンス <決済ソリューション事業> 2002年より日本で初めての信用リスク保証型のBNPL決済サービスを提供しています。 その特徴は、顧客が一連の決済関連業務をワンストップでアウトソースできることにあります。 決済関連業務には与信審査、請求書発行、入金確認/消込、督促/回収、貸倒対応があり、それぞれの業務に専門事業者が存在しますが、当社グループが提供するサービスはこれら全ての機能を包含しています。 また、BNPL決済サービスの総合プロバイダーとして、個人、法人、EC、対面販売など取引形態を問わずBNPL決済サービスをご利用いただけるよう、当社グループでは複数サービスを提供しています。 これらのサービスの概要は以下の通りです。 [各サービスに共通するスキーム] ※当社所定の審査を通過した取引が対象です。 審査通過後においても、当該取引に関して加盟店と購入者または購入企業の間に紛争が生じ、速やかに解決ができず、又はその恐れがあると当社が判断したときその他当社が提供するサービスの加盟店規約所定の事由がある取引は、対象外となります。 主体当社グループの提供するサービスの仕組み及び各取引主体の享受するメリット購入者/購入企業 購入商品の到着・サービスの提供を受けた後、当社グループから発送される請求書を用い、コンビニエンスストア・銀行・郵便局・口座振替等様々な手段で支払えます。 商品着荷・受取及びサービス享受後に支払いを行うため、商品が届かない、破損している等の商品トラブルを避けることができます。 販売元 出荷・役務などの提供後、当社グループより売買代金から手数料を控除した額を受け取ります。 これにより、購入者/購入企業に対する信用リスクを負うことなく確実に代金を回収できます。 当社グループの提供するサービスの導入に伴い、決済手段としてBNPL決済サービスを希望する購入者/購入企業からの新規注文及び新規顧客の増加が期待できます。 なお、一部の取引については、購入者/購入企業が当社グループに支払いを行う前に、当社グループより販売元に立替払いを行うことで、販売元における販売代金の早期回収にも寄与しています。 当社グループ 出荷・役務提供等の取引成立を条件に購入者の信用を確認の上で、売買代金を販売元に支払うことで債権を買い取り、その後購入者/購入企業より代金を回収します。 債権の額面に対し所定の手数料率を掛けて算出される取引手数料等を販売元から受領し、営業収益として計上します。 [サービスごとの概要] サービス名称サービス概要B2C取引向けサービス[エヌピー後払い] B2C取引のECを対象にしたBNPL決済サービスです。 クレジットカード情報のような固有の番号や、事前の会員登録が不要で、氏名・住所・電話番号等といった商品配送に必要な基本的な情報のみでBNPL決済サービスを利用できます。 請求は取引の都度行われます。 ①クレジットカード情報の漏洩、不正利用の防止、②請求書に伴う都度支払いによる使い過ぎの防止、③クレジットカード情報の入力を不要とすることによる決済手続きの手間の解消などを理由に「NP後払い」が支持され、決済手段として選択されています。 [アトネ] B2C取引を対象にスマートフォンを活用した会員制のBNPL決済サービスです。 購入者が自身の保有するスマートフォン等で無料の会員登録をすることで、EC及び実店舗にてキャッシュレスでの売買(BNPL決済)が可能になります。 請求は月締めで、翌月にまとめて支払うことが可能です。 また、利用額に応じたポイントを付与しており、atoneでの次回の買い物の値引きに利用できます。 さらに「atoneプラス」を利用することで、ポイント付与率が最大3倍となり、分割払いも利用可能になります。 会員登録により購入者への信用判断が精緻化されるため、サービス・デジタルコンテンツといったこれまで「NP後払い」では取り扱ってこなかった非物販商材へのサービス提供が可能となっています。 [エヌピー後払いエアー] 水道・ガスの修理、ハウスクリーニングなど、訪問型のB2C役務サービスを対象としたBNPL決済サービスです。 購入者は、サービスを受けた後日に代金を支払うことができるため、当日の現金準備が不要となります。 また、現金のやりとりや管理が一切不要で、請求・督促業務も代行するため、販売元企業の負担が減り、現場スタッフや経理が本業に集中できる環境を整えられるなど、全国の企業における請求業務のDX化推進に寄与します。 [アフティー] B2C取引を対象にスマートフォンを活用したBNPL決済サービスで、2018年8月より台湾で、2023年6月よりベトナムで展開しています。 「NP後払い」と「atone」から得られたノウハウをもとにローカライズしたBNPL決済サービスです。 B2B取引向けサービス[エヌピー掛け払い] 企業間取引における少額債権を主対象とした掛け払い決済です。 事前手続き不要で末締め翌月末払いといった企業間の商習慣に合わせた決済が可能になります。 本サービスの導入により、販売元企業は与信、請求書発行、入金確認、督促といった請求関連業務をアウトソースすることができ、更に未回収リスクを低減できます。 購入企業にとっては、事前手続き不要で締め支払が可能になる上、ペーパーレスにも対応していることによりDX化推進に寄与します。 近年の少子化の進展による労働力人口の減少、働き方改革・テレワーク普及等によるDX化・業務効率化の必要性が増していることに加え、事業拡大に伴い決済業務の効率化が重視される傾向が高まり、決済サービス等のアウトソース活用ニーズは益々拡大するものと考えています。 また、連結子会社であるNPファイナンスでは、「NP掛け払い」の購入企業を対象に、オンライン・レンディングサービス「NPハンディレンディング」を提供しています。 <事業系統図> 当社グループの事業の系統図は、以下の通りです。 ※連結子会社である株式会社NPファイナンスは、株式会社ネットプロテクションズが提供する「NP掛け払い」サービスの購入企業を対象にサービスを提供しています。 |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱ネットプロテクションズ(注)2.東京都千代田区100百万円決済ソリューション事業100当社からの経営指導経理業務等の業務委託出向者受入役員の兼任あり㈱NPファイナンス東京都千代田区100百万円決済ソリューション事業100(100)経理業務等の業務委託出向者受入役員の兼任あり 恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)(注)2. 台北市台湾529百万台湾ドル決済ソリューション事業94.12(94.12)経理業務等の業務委託出向者受入役員の兼任あり Công ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.) ベトナムホーチミン24,000百万ドン決済ソリューション事業100(100)経理業務等の業務委託出向者受入役員の兼任あり(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。 2.特定子会社に該当しています。 3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。 4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 5.株式会社ネットプロテクションズについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上収益に占める割合が10%を超えています。 しかし、当該子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。 )の連結売上収益に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載は省略しています。 |
| 従業員の状況 | (2)【従業員の状況】 ①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)決済ソリューション事業320(92)全社(共通)57(16)合計377(108) (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。 )であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。 )は、年間の平均人員を( )外数で記載しています。 2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものです。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1638.42.611,661,37933.5 セグメントの名称従業員数(人)全社(共通)16合計16 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。 )です。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。 3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものです。 4.臨時雇用者は存在しません。 ③最大人員会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)33032.54.37,059,07911.0 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。 )です。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。 ④労働組合の状況 当社グループには労働組合はありませんが、労使関係は円満に推移しているものと認識しています。 ⑤管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 イ.提出会社 提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下、女性活躍推進法)及び 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)(以下、育児介護休業法)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しています。 ロ.連結子会社 当事業年度名称管理職的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)2.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)3.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)4.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者株式会社ネットプロテクションズ24.1116.680.281.893.3 (注)1.女性活躍推進法に基づき公表している株式会社ネットプロテクションズのみ記載しています。 2.管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合について、管理職は等級がバンド3以上の者を指します。 3.男性労働者の育児休業取得率は育児介護休業法の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出しています。 4.労働者の男女の賃金の額の差異は女性活躍推進法に基づき算出しています。 パート・有期社員については、正社員の所定労働時間で換算した人員数をもとに平均年間賃金を算出しています。 5.労働者の男女の賃金の差異について、報酬体系は男女同一のものを適用しているため、差分は等級構成に起因するものです。 ⑥ストックオプション制度の内容 使用人のみを対象としたストックオプション制度の概要については、『1 株式等の状況 (2) 新株予約権等 の状況 ① ストックオプション制度の内容』に記載しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営理念当社グループは、「つぎのアタリマエをつくる」をミッションに、事業及び組織の両面で革新的な仕組みを作り、それを広げていくことを目指しています。 具体的には、事業面ではBNPL決済ソリューションを提供することで、関わる全てのステークホルダーが「手間」なく「信用リスク」なく商取引を実現できるように貢献しています。 組織面では当社グループ従業員の成長、モチベーションの維持及びパフォーマンスの向上を目的として、従業員個々人が自律的に役割を考え業務遂行する「ティール型組織」を採用し、現場担当者の意見を尊重した意思決定の実現を図っています。 (2)中期経営計画当社グループは、通期の実績及び経営環境の変化を反映し、毎年ローリング方式で次期からはじまる3ヵ年の中期経営計画を策定することとしています。 2026年5月に策定した「中期経営計画(2027年3月期 - 2029年3月期)」においては、今後の更なる成長を目指し、経営数値の目標を以下の通り最新化しました。 ・29/3期のGMV1兆4,000億円、営業利益60億円・3ヵ年のGMV CAGR(年平均成長率)は22%・3ヵ年の営業利益CAGRは28% (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標当社グループの決済ソリューション事業のビジネスフローは、①当社サービス利用による取扱高(GMV)と加盟店ごとに設定された手数料率に基づく収益計上、②購入者からの代金回収に大別されます。 そのため、当社の経営上の重要指標はそれぞれ、①は取扱高、②は購入者による未払い率となっており、社内では各数値を継続的に確認しています。 (4)経営環境当社グループは、B2C取引向けサービスである「NP後払い」、「NP後払いair」、「atone」及び「AFTEE」並びに、B2B取引向けサービスである「NP掛け払い」のサービスを提供しています。 「NP後払い」ではEC市場、「atone」ではEC市場及び対面店舗市場、「NP後払いair」では住宅設備機器修理、リフォームなどの訪問型役務サービス市場、「AFTEE」では海外市場、「NP掛け払い」ではB2B市場全般を対象市場としており、当社グループはこれらサービスにより、幅広い市場にアプローチすることが可能です。 (5)優先的に対処すべき課題当社グループは、ミッション実現と3ヵ年事業計画の達成に向け、全社一丸となって以下の課題に取り組んでまいります。 ① 収益基盤の拡大積み上げ型のビジネスを展開する当社グループにとって、加盟店の獲得及びサービスの稼働促進を通じた収益基盤の拡大は、業容拡大を目指す上で継続的かつ最重要な課題です。 各サービスにおける進捗及び今後の注力課題は以下の通りです。 ・NP後払い他「NP後払い他」は、当社グループにおいて最大の利益貢献を果たすB2C事業です。 2026年3月期においては、安定した収益基盤として売上総利益を継続的に創出してまいりました。 今後はこの安定利益の創出を維持しつつ、「NP後払い」においては、通販各社が自社で提供する後払い決済からのリプレイス推進に注力します。 「NP後払いair」におきましては、全国的に拡大する請求業務のDXニーズを背景に、多様な業界のDX推進に貢献することで加盟店獲得に集中します。 また、「AFTEE」につきましては、引き続き海外市場の開拓に注力してまいります。 ・atone「atone」は、当社グループの成長ドライバーとして、従来のEC物販市場に加え、デジタルコンテンツ等のEC非物販市場の開拓に注力してまいりました。 今後は、新規加盟店の獲得と会員基盤の拡大を両輪としてGMVの成長を牽引します。 加盟店獲得に向けては、決済代行事業者やカートシステムとの連携を強化し、EC非物販市場を中心とするEC市場全般の開拓に注力します。 会員基盤の拡大につきましては、2027年3月期中については「atoneプラス」のUI/UX改善と収益化基盤の確立に集中し、2028年3月期より同サービスを前面に打ち出した本格的な新規顧客獲得に乗り出します。 これにより拡大した会員基盤を強みとして次の加盟店獲得へと繋げる、好循環のサイクルを構築してまいります。 ・NP掛け払い「NP掛け払い」は、当社グループのもう一つの成長ドライバーとして、需要の強い業界を中心に大型加盟店の新規獲得に注力してまいりました。 今後は、自社の営業リソースに加え、代理店営業等の外部営業リソースの活用を強化し、大型加盟店獲得を推進します。 2026年2月に発表しました大手決済事業者や大手金融機関との業務提携を通じ、パートナー企業の広大な顧客基盤と営業力を活用することで、営業活動の飛躍的な効率化を図ります。 自社営業においては、引き続き大型加盟店獲得に注力する一方、中〜小規模加盟店向けの獲得プロセスを刷新し、少ない営業リソースで効率的に面を獲得できる仕組みを構築します。 さらに、既存加盟店へのアップセルによるポテンシャルの最大化を図ってまいります。 ② 独自与信システムの深化当社グループは、少額かつ大量の債権に特化した独自の与信システムを構築してまいりました。 これまでに蓄積した膨大な取引データの活用と、各事業で得たノウハウを相互連携により、さらに高度な与信モデルを生み出すことが可能となり、高い与信通過率と低い未回収率(貸倒率)を両立しています。 今後も、高い与信通過率、低い未回収率を維持しつつ、与信精度のさらなる向上を図り、多様な業種・業態に最適な与信を提供できるよう、継続的なシステム改善に努めてまいります。 ③ セキュリティ及びガバナンスの強化当社グループは、提供サービスを通じて個人情報をはじめとした重要な情報資産を多く取り扱っているため、情報セキュリティ及びガバナンスの強化が重要であると考えています。 現在においても、情報セキュリティ基本方針を定め、この方針に従って情報資産を適切に管理するなど情報保護については万全の注意を払っていますが、今後も社内教育・研修の実施の他、システムの強化・整備を実施してまいります。 ④ 人材の高度化 当社グループは、高いサービス品質を維持・向上させながら各事業領域での成長を目指すべく、人材の高度化に注力しています。 今後もティール型組織の実践企業として、社員が自分らしく働ける文化や風土を実現しながら、多岐にわたる経歴をもつ優秀な人材を積極的に採用し事業成長に貢献させます。 ⑤ AIの活用による競争力強化及び収益性の向上当社グループは、これまで蓄積してきた6億5,000万件を超える独自の取引データを基盤とし、AI技術を最大限に活用していくことが、今後の持続的な成長に向けた最重要課題の一つであると認識しています。 具体的には、当社の膨大な独自データをAIの学習データとして用いることで、不正検知や顧客判定の精度強化、督促プロセスの最適化を図り、更なる与信精度の向上と未払率の低下を実現し、模倣困難な競争優位性を確立してまいります。 さらに、組織全体におけるAI活用の比率を高めることで、業務プロセスの抜本的な効率化及び自動化を推進します。 これにより、これまで発生していた外部委託への依存度を低減させ、販売管理費を圧縮することで、より強固な収益構造を構築し、利益の最大化を目指してまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、以下の通りです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)ガバナンス 当社グループでは、持続可能な社会の実現に貢献するための体制構築が重要であると認識しています。 当社グループでは、リスク管理委員会において、サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク等を検討しています。 リスク管理委員会については、「第4提出会社の状況4(1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。 また、必要に応じて、当社グループを横断したチーム及び外部専門家を交えて検討を深め、サステナビリティ施策の有効性及び実効性を担保します。 (2)方針・戦略 当社グループは、「つぎのアタリマエをつくる」会社として、2001年より他社に先駆けて後払い決済事業を開始し、進めてまいりました。 後払い決済の本質は、当社が間に立つことで、売り手と買い手双方の信用を底上げすることにあり、お互いが信頼しあえると、商取引に関わる様々な摩擦や非効率といった歪みは大きく減少します。 当社グループは、幅広く信用を創造する力を磨き続けることで、Eコマースの決済だけではなく、企業間及び海外までその対象を広げています。 また、事業を進めていく過程で、社内の歪みを減らすことにも向き合い続け、結果として階層のないティール型組織を実現しています。 縦の役職がなく組織間の軋轢も少ないため、個々人は自身の進みたい方向に進むことができます。 自己実現が尊重される環境によって、従業員のエネルギーが最大化され、最終的に事業推進の原動力につながっています。 こういった歪みのない組織を土台としながら、お互いが信頼しあえるなめらかな社会の実現に、今後も全力を尽くしてまいります。 ○気候変動に係る方針・戦略 当社グループにおける、気候変動に関する方針・戦略は、以下の通りです。 当社グループは、「すべてのステークホルダーと真摯に向き合う」という組織規範を掲げて、顧客・株主・パートナー、従業員に対して真心を持ち真剣に向き合う組織を目指しており、ステークホルダーが暮らす地球自体もステークホルダーとして捉え、地球環境に対しても真心をもって向き合いたいと考えています。 そのため、ステークホルダーである地球環境に悪影響を与える可能性のある気候変動が重要であると認識しています。 また、当社グループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に基づき、気候変動に関する適切な情報開示を行ってまいります。 ○人的資本に係る方針・戦略 当社グループは、中期経営計画で掲げる現行事業の成長と新たにネットワーク・データ資産を活かしたサービス展開を実現するためには、市場の変化に迅速に適応し、各人が主体的にイノベーションを生み出し続ける組織基盤そのものが最大の競争優位性であると位置づけています。 社会に提供するサービス、顧客・パートナーとの関係性、組織づくりにおいて摩擦や非効率と向き合い、歪みのない状態を理想に掲げ、実現することで持続的な社会貢献を果たしていきたいと考えています。 そのために、誠実で変革志向のWillを持つ人財を採用し、各人に対して全体最適および長期視点を持てるように成長を支援しています。 具体的な人材戦略として、従来のピラミッド型の管理職を置かない「自律分散型組織」を選択し、人材が自律的に役割を考え、領域を横断してコラボレーションできるように、階層がなく、部署間の摩擦も少ない環境を生み出しています。 制度として、誰もが部署横断的なプロジェクトを創出・参画できる「ワーキンググループ制度」を通じて、新規事業の創出や次世代のアントレプレナーシップを備えた人財の育成を推進しています。 このような環境・組織だからこそ、各人のエネルギーが最大化され、中長期的な事業推進の強靭な原動力となっていると考えています。 (3)リスク管理 当社グループでは、リスク管理委員会において、サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク等を検討しています。 当社グループは、リスク管理規程に基づき、リスクの把握、評価、目標の設定及び対策の策定を行っています。 (4)指標及び目標 当社グループでは、従業員のライフステージの変化に関わらず、本人の意思次第で平等に機会を得られる環境づくりが不可欠であると考えています。 そのため、キャリアとの両立を支える土台の指標として「育児休業からの復職率」を、多様な人財が持続的に意思決定層へ参画できているかを測る機会の平等の指標として「管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合」を設定しています。 指標目標実績(当連結会計年度)育児休業からの復職率(注)2.2027年3月期まで90.0%を維持91.7%管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(注)3.2027年3月期まで15.0%以上を維持24.1%(注)1.数値は株式会社ネットプロテクションズのみ。 2.男性及び女性の従業員(臨時雇用者を除く)を母数として割合を算出しています。 3.管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合について、管理的地位とは等級がバンド3以上の者を指します。 (5)人的資本に係る具体的な取り組み 当社グループ(恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)及びCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を除く)の人的資本に係る具体的な取組内容及び実績は、以下の通りです。 ①採用・成長支援 従業員が個人の特性や希望に合わせた自己実現を、仕事を通じて果たしていくことこそが、各人の業務へのモチベーション、ひいては当社グループとしての経営成績の最大化を図る上で最適であると考えています。 当社グループは、「自律・分散・協調」を実現するティール型組織を土台として、「つぎのアタリマエをつくる」人財を成長支援していきます。 イ.採用 経営の根幹に関わる採用活動を人事部門に閉じず、当社グループ全体の半数以上の従業員(臨時雇用者を除く。 以下同様。 )が従事しています。 MVV(Mission /Vision /Value)が深く浸透しているため、価値観合致度の高い人財の採用を実現しています。 当該領域に関する当事業年度の実績は、以下の通りです。 ・直近3年以内に入社した新卒在籍率 89.7%(注)1 ・採用に携わった従業員の割合 52.3%(注)2 (注)1.2023年3月31日から2026年3月31日までに入社した新卒従業員の2026年3月31日時点での在籍率 2.2026年3月31日時点の在籍従業員に占める割合 ロ.育成 新入従業員に各種スキル体得のため約半年間の研修を実施し、ITスキル研修を全員が履修します。 また、継続的な学びの支援や機会提供も実施しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・出向(配属部署とは異なる部署でのOJT) ・必要な研修やセミナーの受講や資格取得に関わる費用の会社負担に係る福利厚生 ハ.ビジョンシート 自分の将来像、携わりたい分野、異動希望等を全従業員(臨時雇用者を除く。 )が記入し、全従業員に公開する「ビジョンシート」制度を実施し、志向性に応じた配属環境を実現しています。 例年30%以上の異動希望が、半年以内に実現しています。 ②自律・分散・協調型のティール型組織 従業員の長期的な成長、幸福を実現し、高いパフォーマンスを発揮するために、心理的安全性の醸成と相互成長支援を促進しています。 また、個々人の役割を部署や役職で定義しないことで、全従業員が全体最適、長期視点を志向して、柔軟に意思決定・事業推進することができると考えています。 なお、ティール型組織とは、意思決定に関する権限や責任を管理職から個々の従業員に移譲することで、マネージャーやリーダーといった役割・上司や部下といった概念をなくし、「組織の目的」を実現するために共鳴しながら行動をとる組織のことを指します。 イ.人事評価制度Natura マネージャー制度を廃止した人事評価制度「Natura」によって、年次や役職に関係なく意見や想いを尊重した意思決定を実現しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・360°評価 ・成長支援を目的とした定期面談 ロ.流動的な人財配置 拠点設立や新規事業立案等、全社運営に関わる業務に主体的に参加できるWG(ワーキンググループ)制度を実施し、柔軟なコラボレーションを促進しています。 当該領域に関する当事業年度の実績は、以下の通りです。 ・WG数:11(注) (注)2026年3月31日時点 ハ.社内交流 部署や年次にとらわれない関係性づくりを支援する「ファミリー」制度や、組織づくりの土台をつくる半期ごとの社員総会及び社内報を実施しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・「ファミリー」制度として無作為に部署・年次を混合した5名程度のグループを作り、交流を支援する ・MVV浸透やコミュニケーション促進のための社内報の発行 ③全ての人のポテンシャルを引き出す包括的な環境づくり 国籍・性別・年齢・価値観・障がいの有無、ライフスタイルの違い等にとらわれず、全ての人が自己実現と社会貢献のために個々の持つポテンシャルを引き出す包括的な環境づくりに取り組んでいます。 イ.フラットな組織 国籍・性別・年齢・価値観・障がいの有無等、様々な属性を持つ人財が活躍する上で障壁となる要素を取り除くため、以下の施策に取り組んでいます。 ・DE&I関連研修実施 ・非日本語話者の支援 ・各種相談窓口の設置 ロ.フレキシブルな働き方 ライフスタイルや働き方が多様化する中で、個人や組織の力を発揮しやすいように、場所や時間にとらわれず柔軟に働ける環境、制度づくりに取り組んでいます。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・働く時間に関する支援(フレックスタイム制及び、時短勤務制度の実施等) ・働く場所に関する支援(フルリモートの許可制の導入、サテライトオフィスサービスの利用等) ・仕事と育児の両立支援(産休・育休関連制度等) ハ.情報取得のしやすい環境 成果・成長・幸福を追求するために、業務に必要な情報の取得がしやすい環境を構築しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・各種コミュニケーションツールの活用 ・オフサイトでの合宿の実施 当社ではこれらの領域に継続的に取り組むと共に、指標及び目標を継続して検討してまいります。 |
| 戦略 | (2)方針・戦略 当社グループは、「つぎのアタリマエをつくる」会社として、2001年より他社に先駆けて後払い決済事業を開始し、進めてまいりました。 後払い決済の本質は、当社が間に立つことで、売り手と買い手双方の信用を底上げすることにあり、お互いが信頼しあえると、商取引に関わる様々な摩擦や非効率といった歪みは大きく減少します。 当社グループは、幅広く信用を創造する力を磨き続けることで、Eコマースの決済だけではなく、企業間及び海外までその対象を広げています。 また、事業を進めていく過程で、社内の歪みを減らすことにも向き合い続け、結果として階層のないティール型組織を実現しています。 縦の役職がなく組織間の軋轢も少ないため、個々人は自身の進みたい方向に進むことができます。 自己実現が尊重される環境によって、従業員のエネルギーが最大化され、最終的に事業推進の原動力につながっています。 こういった歪みのない組織を土台としながら、お互いが信頼しあえるなめらかな社会の実現に、今後も全力を尽くしてまいります。 ○気候変動に係る方針・戦略 当社グループにおける、気候変動に関する方針・戦略は、以下の通りです。 当社グループは、「すべてのステークホルダーと真摯に向き合う」という組織規範を掲げて、顧客・株主・パートナー、従業員に対して真心を持ち真剣に向き合う組織を目指しており、ステークホルダーが暮らす地球自体もステークホルダーとして捉え、地球環境に対しても真心をもって向き合いたいと考えています。 そのため、ステークホルダーである地球環境に悪影響を与える可能性のある気候変動が重要であると認識しています。 また、当社グループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に基づき、気候変動に関する適切な情報開示を行ってまいります。 ○人的資本に係る方針・戦略 当社グループは、中期経営計画で掲げる現行事業の成長と新たにネットワーク・データ資産を活かしたサービス展開を実現するためには、市場の変化に迅速に適応し、各人が主体的にイノベーションを生み出し続ける組織基盤そのものが最大の競争優位性であると位置づけています。 社会に提供するサービス、顧客・パートナーとの関係性、組織づくりにおいて摩擦や非効率と向き合い、歪みのない状態を理想に掲げ、実現することで持続的な社会貢献を果たしていきたいと考えています。 そのために、誠実で変革志向のWillを持つ人財を採用し、各人に対して全体最適および長期視点を持てるように成長を支援しています。 具体的な人材戦略として、従来のピラミッド型の管理職を置かない「自律分散型組織」を選択し、人材が自律的に役割を考え、領域を横断してコラボレーションできるように、階層がなく、部署間の摩擦も少ない環境を生み出しています。 制度として、誰もが部署横断的なプロジェクトを創出・参画できる「ワーキンググループ制度」を通じて、新規事業の創出や次世代のアントレプレナーシップを備えた人財の育成を推進しています。 このような環境・組織だからこそ、各人のエネルギーが最大化され、中長期的な事業推進の強靭な原動力となっていると考えています。 |
| 指標及び目標 | (4)指標及び目標 当社グループでは、従業員のライフステージの変化に関わらず、本人の意思次第で平等に機会を得られる環境づくりが不可欠であると考えています。 そのため、キャリアとの両立を支える土台の指標として「育児休業からの復職率」を、多様な人財が持続的に意思決定層へ参画できているかを測る機会の平等の指標として「管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合」を設定しています。 指標目標実績(当連結会計年度)育児休業からの復職率(注)2.2027年3月期まで90.0%を維持91.7%管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(注)3.2027年3月期まで15.0%以上を維持24.1%(注)1.数値は株式会社ネットプロテクションズのみ。 2.男性及び女性の従業員(臨時雇用者を除く)を母数として割合を算出しています。 3.管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合について、管理的地位とは等級がバンド3以上の者を指します。 (5)人的資本に係る具体的な取り組み 当社グループ(恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)及びCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を除く)の人的資本に係る具体的な取組内容及び実績は、以下の通りです。 ①採用・成長支援 従業員が個人の特性や希望に合わせた自己実現を、仕事を通じて果たしていくことこそが、各人の業務へのモチベーション、ひいては当社グループとしての経営成績の最大化を図る上で最適であると考えています。 当社グループは、「自律・分散・協調」を実現するティール型組織を土台として、「つぎのアタリマエをつくる」人財を成長支援していきます。 イ.採用 経営の根幹に関わる採用活動を人事部門に閉じず、当社グループ全体の半数以上の従業員(臨時雇用者を除く。 以下同様。 )が従事しています。 MVV(Mission /Vision /Value)が深く浸透しているため、価値観合致度の高い人財の採用を実現しています。 当該領域に関する当事業年度の実績は、以下の通りです。 ・直近3年以内に入社した新卒在籍率 89.7%(注)1 ・採用に携わった従業員の割合 52.3%(注)2 (注)1.2023年3月31日から2026年3月31日までに入社した新卒従業員の2026年3月31日時点での在籍率 2.2026年3月31日時点の在籍従業員に占める割合 ロ.育成 新入従業員に各種スキル体得のため約半年間の研修を実施し、ITスキル研修を全員が履修します。 また、継続的な学びの支援や機会提供も実施しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・出向(配属部署とは異なる部署でのOJT) ・必要な研修やセミナーの受講や資格取得に関わる費用の会社負担に係る福利厚生 ハ.ビジョンシート 自分の将来像、携わりたい分野、異動希望等を全従業員(臨時雇用者を除く。 )が記入し、全従業員に公開する「ビジョンシート」制度を実施し、志向性に応じた配属環境を実現しています。 例年30%以上の異動希望が、半年以内に実現しています。 ②自律・分散・協調型のティール型組織 従業員の長期的な成長、幸福を実現し、高いパフォーマンスを発揮するために、心理的安全性の醸成と相互成長支援を促進しています。 また、個々人の役割を部署や役職で定義しないことで、全従業員が全体最適、長期視点を志向して、柔軟に意思決定・事業推進することができると考えています。 なお、ティール型組織とは、意思決定に関する権限や責任を管理職から個々の従業員に移譲することで、マネージャーやリーダーといった役割・上司や部下といった概念をなくし、「組織の目的」を実現するために共鳴しながら行動をとる組織のことを指します。 イ.人事評価制度Natura マネージャー制度を廃止した人事評価制度「Natura」によって、年次や役職に関係なく意見や想いを尊重した意思決定を実現しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・360°評価 ・成長支援を目的とした定期面談 ロ.流動的な人財配置 拠点設立や新規事業立案等、全社運営に関わる業務に主体的に参加できるWG(ワーキンググループ)制度を実施し、柔軟なコラボレーションを促進しています。 当該領域に関する当事業年度の実績は、以下の通りです。 ・WG数:11(注) (注)2026年3月31日時点 ハ.社内交流 部署や年次にとらわれない関係性づくりを支援する「ファミリー」制度や、組織づくりの土台をつくる半期ごとの社員総会及び社内報を実施しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・「ファミリー」制度として無作為に部署・年次を混合した5名程度のグループを作り、交流を支援する ・MVV浸透やコミュニケーション促進のための社内報の発行 ③全ての人のポテンシャルを引き出す包括的な環境づくり 国籍・性別・年齢・価値観・障がいの有無、ライフスタイルの違い等にとらわれず、全ての人が自己実現と社会貢献のために個々の持つポテンシャルを引き出す包括的な環境づくりに取り組んでいます。 イ.フラットな組織 国籍・性別・年齢・価値観・障がいの有無等、様々な属性を持つ人財が活躍する上で障壁となる要素を取り除くため、以下の施策に取り組んでいます。 ・DE&I関連研修実施 ・非日本語話者の支援 ・各種相談窓口の設置 ロ.フレキシブルな働き方 ライフスタイルや働き方が多様化する中で、個人や組織の力を発揮しやすいように、場所や時間にとらわれず柔軟に働ける環境、制度づくりに取り組んでいます。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・働く時間に関する支援(フレックスタイム制及び、時短勤務制度の実施等) ・働く場所に関する支援(フルリモートの許可制の導入、サテライトオフィスサービスの利用等) ・仕事と育児の両立支援(産休・育休関連制度等) ハ.情報取得のしやすい環境 成果・成長・幸福を追求するために、業務に必要な情報の取得がしやすい環境を構築しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・各種コミュニケーションツールの活用 ・オフサイトでの合宿の実施 当社ではこれらの領域に継続的に取り組むと共に、指標及び目標を継続して検討してまいります。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ○人的資本に係る方針・戦略 当社グループは、中期経営計画で掲げる現行事業の成長と新たにネットワーク・データ資産を活かしたサービス展開を実現するためには、市場の変化に迅速に適応し、各人が主体的にイノベーションを生み出し続ける組織基盤そのものが最大の競争優位性であると位置づけています。 社会に提供するサービス、顧客・パートナーとの関係性、組織づくりにおいて摩擦や非効率と向き合い、歪みのない状態を理想に掲げ、実現することで持続的な社会貢献を果たしていきたいと考えています。 そのために、誠実で変革志向のWillを持つ人財を採用し、各人に対して全体最適および長期視点を持てるように成長を支援しています。 具体的な人材戦略として、従来のピラミッド型の管理職を置かない「自律分散型組織」を選択し、人材が自律的に役割を考え、領域を横断してコラボレーションできるように、階層がなく、部署間の摩擦も少ない環境を生み出しています。 制度として、誰もが部署横断的なプロジェクトを創出・参画できる「ワーキンググループ制度」を通じて、新規事業の創出や次世代のアントレプレナーシップを備えた人財の育成を推進しています。 このような環境・組織だからこそ、各人のエネルギーが最大化され、中長期的な事業推進の強靭な原動力となっていると考えています。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | (4)指標及び目標 当社グループでは、従業員のライフステージの変化に関わらず、本人の意思次第で平等に機会を得られる環境づくりが不可欠であると考えています。 そのため、キャリアとの両立を支える土台の指標として「育児休業からの復職率」を、多様な人財が持続的に意思決定層へ参画できているかを測る機会の平等の指標として「管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合」を設定しています。 指標目標実績(当連結会計年度)育児休業からの復職率(注)2.2027年3月期まで90.0%を維持91.7%管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(注)3.2027年3月期まで15.0%以上を維持24.1%(注)1.数値は株式会社ネットプロテクションズのみ。 2.男性及び女性の従業員(臨時雇用者を除く)を母数として割合を算出しています。 3.管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合について、管理的地位とは等級がバンド3以上の者を指します。 (5)人的資本に係る具体的な取り組み 当社グループ(恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)及びCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を除く)の人的資本に係る具体的な取組内容及び実績は、以下の通りです。 ①採用・成長支援 従業員が個人の特性や希望に合わせた自己実現を、仕事を通じて果たしていくことこそが、各人の業務へのモチベーション、ひいては当社グループとしての経営成績の最大化を図る上で最適であると考えています。 当社グループは、「自律・分散・協調」を実現するティール型組織を土台として、「つぎのアタリマエをつくる」人財を成長支援していきます。 イ.採用 経営の根幹に関わる採用活動を人事部門に閉じず、当社グループ全体の半数以上の従業員(臨時雇用者を除く。 以下同様。 )が従事しています。 MVV(Mission /Vision /Value)が深く浸透しているため、価値観合致度の高い人財の採用を実現しています。 当該領域に関する当事業年度の実績は、以下の通りです。 ・直近3年以内に入社した新卒在籍率 89.7%(注)1 ・採用に携わった従業員の割合 52.3%(注)2 (注)1.2023年3月31日から2026年3月31日までに入社した新卒従業員の2026年3月31日時点での在籍率 2.2026年3月31日時点の在籍従業員に占める割合 ロ.育成 新入従業員に各種スキル体得のため約半年間の研修を実施し、ITスキル研修を全員が履修します。 また、継続的な学びの支援や機会提供も実施しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・出向(配属部署とは異なる部署でのOJT) ・必要な研修やセミナーの受講や資格取得に関わる費用の会社負担に係る福利厚生 ハ.ビジョンシート 自分の将来像、携わりたい分野、異動希望等を全従業員(臨時雇用者を除く。 )が記入し、全従業員に公開する「ビジョンシート」制度を実施し、志向性に応じた配属環境を実現しています。 例年30%以上の異動希望が、半年以内に実現しています。 ②自律・分散・協調型のティール型組織 従業員の長期的な成長、幸福を実現し、高いパフォーマンスを発揮するために、心理的安全性の醸成と相互成長支援を促進しています。 また、個々人の役割を部署や役職で定義しないことで、全従業員が全体最適、長期視点を志向して、柔軟に意思決定・事業推進することができると考えています。 なお、ティール型組織とは、意思決定に関する権限や責任を管理職から個々の従業員に移譲することで、マネージャーやリーダーといった役割・上司や部下といった概念をなくし、「組織の目的」を実現するために共鳴しながら行動をとる組織のことを指します。 イ.人事評価制度Natura マネージャー制度を廃止した人事評価制度「Natura」によって、年次や役職に関係なく意見や想いを尊重した意思決定を実現しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・360°評価 ・成長支援を目的とした定期面談 ロ.流動的な人財配置 拠点設立や新規事業立案等、全社運営に関わる業務に主体的に参加できるWG(ワーキンググループ)制度を実施し、柔軟なコラボレーションを促進しています。 当該領域に関する当事業年度の実績は、以下の通りです。 ・WG数:11(注) (注)2026年3月31日時点 ハ.社内交流 部署や年次にとらわれない関係性づくりを支援する「ファミリー」制度や、組織づくりの土台をつくる半期ごとの社員総会及び社内報を実施しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・「ファミリー」制度として無作為に部署・年次を混合した5名程度のグループを作り、交流を支援する ・MVV浸透やコミュニケーション促進のための社内報の発行 ③全ての人のポテンシャルを引き出す包括的な環境づくり 国籍・性別・年齢・価値観・障がいの有無、ライフスタイルの違い等にとらわれず、全ての人が自己実現と社会貢献のために個々の持つポテンシャルを引き出す包括的な環境づくりに取り組んでいます。 イ.フラットな組織 国籍・性別・年齢・価値観・障がいの有無等、様々な属性を持つ人財が活躍する上で障壁となる要素を取り除くため、以下の施策に取り組んでいます。 ・DE&I関連研修実施 ・非日本語話者の支援 ・各種相談窓口の設置 ロ.フレキシブルな働き方 ライフスタイルや働き方が多様化する中で、個人や組織の力を発揮しやすいように、場所や時間にとらわれず柔軟に働ける環境、制度づくりに取り組んでいます。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・働く時間に関する支援(フレックスタイム制及び、時短勤務制度の実施等) ・働く場所に関する支援(フルリモートの許可制の導入、サテライトオフィスサービスの利用等) ・仕事と育児の両立支援(産休・育休関連制度等) ハ.情報取得のしやすい環境 成果・成長・幸福を追求するために、業務に必要な情報の取得がしやすい環境を構築しています。 当該領域に関する当事業年度の取組みは、以下の通りです。 ・各種コミュニケーションツールの活用 ・オフサイトでの合宿の実施 当社ではこれらの領域に継続的に取り組むと共に、指標及び目標を継続して検討してまいります。 |
| 事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスク① 経済環境、特にEC市場の成長鈍化リスク当社グループの提供する決済サービスは、B2C及びB2Bそれぞれにおける経済活動に付随するものです。 従って、国内を中心とした経済活動が停滞する場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社サービスのうち特に「NP後払い」はECを対象としたサービスです。 今後、EC関連法規の改正等によりEC市場の成長が鈍化した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② BNPL決済市場の成長鈍化リスク当社グループの提供する決済サービスは「後払い」を強みとしたものであり、販売元には販売代金の早期回収を、購入者には購入代金支払いタイミングの長期化を提供することで、商流の活性化を促していると認識しています。 一方で決済手段には、従来の現金決済、プリペイド方式及びデビットカード等の消費者がすぐに取引プロセスを完了できる方法や、クレジットカード及びQRコード決済等の消費者が支払いを先延ばしにできる方法が存在し、BNPL決済は両方の方法での競争に直面し続けることになります。 当社グループの提供するサービスは上述の通り、購入者は商品到着後、内容を確認してから代金を支払えるため、商品に係るトラブルを避けることができ、販売元はその購入者ニーズを満たすことで新規注文及び追加注文等を期待できるため、売上拡大に寄与します。 この観点から、当社グループの提供するサービスは、購入者及び販売元双方の利用者に付加価値のあるものであり、商品到着前に支払いを完了する必要があるほかの決済サービス対比で十分競争力のあるものであると判断していますが、今後決済手段としてほかの方式が拡大することで当社対象市場が奪われるような事態になれば、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ BNPL決済市場における競争の激化足許、世界的なBNPL決済サービスの拡大もあり、当社グループの提供するBNPL決済方式と類似のサービスを提供する事業者が増加しているものと認識しています。 当社グループは当該市場にいち早く進出し、与信判断システムや決済オペレーションフロー等の独自の仕組みを構築することで、業界最高水準の与信通過率と最低水準の未払い率を実現しており、利便性と収益性を兼ね備えている点において、高い競争力を有していると認識しています。 しかしながら今後、新規参入する他社との競争が激化し、手数料の減額や顧客離れが生ずる場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法規制強化の可能性BNPL決済サービスの関係する法令には、「貸金業法」「資金決済法」「割賦販売法」「債権回収業に関する特別措置法」「弁護士法」「犯罪による収益の移転防止に関する法律」等がありますが、2026年3月末時点の当社グループのBNPL決済サービスの現在のビジネスフローでは、いずれの法令における規制にも該当する事項はないことを、顧問弁護士及び(顧問弁護士を通じて)監督官庁に確認しています。 一方、当社グループでは、割賦販売法に基づく包括信用購入あっせん事業及び貸金業法に基づく貸金業も営んでおり、それぞれ当該法令の規制を遵守して事業を運営しています。 また、当社グループは、BNPL決済サービスの自主規制団体である日本後払い決済サービス協会会員です。 同協会では、後払い決済サービス取引の公正を確保し、購入者の利益を保護することを主な目的として「加盟店審査に関する自主ルール」を定めており、当社グループもこれに準じて後払い決済サービスを提供しています。 また、同協会では、協会に参画する各社で加盟店の審査情報を共有する制度も運用されています。 当社グループは、これらのルール等の策定等における同協会の活動として、経済産業省を中心とする関係機関との協議を行っています。 しかしながら、当社グループの提供するサービスにおいて、今後法令の改正や法解釈の変更、または新しい法令の制定により何らかの規制が加わる場合には、現行のままでのサービス提供が困難となる可能性があります。 その場合は、オペレーションの変更やサービス内容の変更等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社の提供するサービスに関連して、2026年3月に適格消費者団体より当社が定める一部の利用規約等に関する差止請求訴訟が提起されています。 本訴訟は金銭的損害賠償を請求するものではないため、現時点において当社の業績に与える影響は限定的と認識していますが、今後の手続の推移等によっては将来的な規約の改定等を余儀なくされる可能性があり、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 当社としては、当該規約の適法性について手続において適切に主張していく方針です。 ⑤ 自然災害等当社グループでは、自然災害及び事故等に備え、サービスの定期的バックアップ、稼働状況の常時監視等によりトラブルの事前防止又は回避に努めていますが、大地震、台風等の自然災害及び事故、火災等により、開発・運用業務の停止、設備の損壊や電力供給の制限、混乱等の不測の事態が発生した場合には、当社グループによるサービス提供の継続が困難となる可能性があり、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)提供サービスに係るリスク① 貸倒れ及び詐欺的取引発生リスク当社グループの提供するBNPL決済サービスは、商行為における売り手(加盟店)に対して購入代金支払いを行い、購入者に対する債権を当社グループが買い取ることで成立しています。 こうしたビジネスモデルから当社グループの提供するサービスを利用した商行為にかかる債権の貸倒れリスクを全て当社グループが負うと共に、詐欺的な取引が発生する可能性があるため、事業継続上高い個別与信判断能力が求められます。 当社グループでは2002年より本ビジネスを展開し蓄積した情報を最大限活用し、全ての取引について商材の特性や購入者の情報等をベースに詐欺的取引目的でないか等を判断した上で与信判断を行い詐欺的取引の未然防止を図ると共に、未払い率をモニタリングすることにより事後的に速やかに検知の上対応できるように努めていますが、予想以上の貸倒れが発生する場合や、詐欺的取引の未然防止が想定通りの結果とならない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、デジタル商品の購入に利用可能な「atone」は、購入者が実際の住所を入力しない可能性が高くなるため、詐欺的な取引が発生する可能性が高まります。 また、「atone」を利用する購入者はNP後払いに比べて若年層となる傾向があり、一般的に未払いのリスクが高まる傾向があります。 これらの要因により「atone」事業において予想以上の貸倒れが発生する場合や、詐欺的取引の未然防止が想定通りの結果とならない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 加盟店獲得に係るリスク当社の各サービスの成長においては、当社の決済サービスを提供する売り手である販売元たる加盟店の数の増加及び当社の決済サービスを利用した販売量の増加が直接的かつ重要な要因となっています。 従って、加盟店獲得が想定通りの結果とならない場合や主要な加盟店との関係が悪化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 海外展開におけるリスク当社グループでは現在、台湾に恩沛科技股份有限公司(NP Taiwan, Inc.)を、ベトナムにCông ty TNHH Net Protections Vietnam(Net Protections Vietnam Co., Ltd.)を設立し、現地でのBNPL決済サービス「AFTEE」を開始しています。 現在のところオペレーションにおいて大きな問題は発生しておらず、今後の業容拡大に備えて外注先の活用も含めて対応する人員の拡充を計画していますが、用意が間に合わない場合や、用意できたとしてもオペレーション量に対して十分な育成が間に合わないような場合は、オペレーションが滞ったり、人為的なミスが発生したりすることで当社グループのレピュテーションが悪化し、ひいては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 これらの海外展開先において、経済情勢及び政治情勢の悪化、法律・規則、税制、外資規制等の差異及び変更、商慣習や文化の相違、自然災害や感染症の発生、為替変動等の可能性があり、これらの要因により事業の遂行及び推進が困難になる場合には、当社グループの経営戦略が変更となることに加え、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、現状において台湾、ベトナム以外の具体的な展開予定国は決まっていません。 ④ 郵送費、収納費等の原価上昇リスク当社グループの提供するBNPL決済サービスでは、購入者に対する請求にあたり、請求書の郵送や、入金時の収納代行の利用等、債権の回収にあたって必要なサービスを利用しています。 これらのサービス提供料が上昇する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 外部の要因によって当社グループの事業において生じる原価が上昇する場合、サービスの価格改定等の対応を検討していきます。 こうした対応による当社の収益性への影響は限定的と見込んでいますが、当該価格改定によって新規加盟店獲得もしくは当社取扱高への影響が生じる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)情報システム及び情報管理に係るリスク① システムトラブル当社グループのBNPL決済サービスは、SaaS(Software as a Service)形式で提供しています。 また、当社グループ内の与信判断システムは過去の蓄積データ等との照合において大部分がシステム化されています。 当社グループでは、外部のデータセンター及びクラウドインフラにサーバーを配置し複数のサーバーを使用することによる分散化を図り、定期的にサーバーデータのバックアップを取得すると共に、現状のシステムの稼働状況について適時確認し、システムの冗長化により、不備等が発生しないよう万全の注意を払っています。 障害が発生した場合に備え、社内マニュアルを整備の上、リアルタイムのシステムの稼働状況及びサーバーのログチェックを確認する体制を構築しています。 しかしながら、自然災害又は事故・外部からの不正な手段によるコンピュータへの侵入・コンピュータウイルス・サイバー攻撃等により、通信ネットワークの切断やアプリケーションの動作不良、クラウドサーバーの利用停止など、今後何らかのシステムトラブルが発生する場合には、当社グループのレピュテーションが悪化することに加え、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報漏洩リスク当社グループでは、過去の取引情報や請求先情報等、様々な個人情報並びに企業情報を保有しています。 当該情報については、外部からのアクセスを隔離すると共に社内アクセスについても重要情報には対象者を限定した上でアクセス制限を付す等適切なウォールを敷く等の対応により漏洩を防止しています。 当社グループでは、プライバシーマークやPCI DSSといったセキュリティ基準に準拠しながらサービス提供・組織運営を行うと共に、システム部署において情報セキュリティにおける国際標準規格であるISO27001(ISMS認証)の認定も受けています。 更に、情報セキュリティに係る社内規程を整備し、役職員等に対して定期的に研修を実施することで情報漏洩と不正使用を未然に防止するよう努めています。 しかしながら、当社グループ及びその委託先における人為的なミスや内外からの何らかの不正な方法でこれらの顧客情報が外部に流出する場合、当社グループのレピュテーションが悪化することに加え、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ システム開発と陳腐化リスク前述の通り、当社グループの決済サービスはSaaS形式での提供となっており、特にECにおいては、ユーザーインターフェースとなるカート事業者とのシステム連携が円滑になされることが重要な要素となります。 当社グループではカート事業者各社のシステム改修や新サービス等によってこの連携が損なわれることのないよう、継続的に必要なシステム開発・改修を行っています。 しかしながら、今後全く新しいカート事業者が導入され、当該システムに対応できない場合等技術革新に対応できない場合においては、当社グループのこれまでのシステム開発が陳腐化すると共に、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに係るリスク① 貸倒引当金の計上方法当社グループでは、支払期日までに支払がなされない未収入金に対して、所定の期間にわたり所定の督促業務を実施した後に、回収不能であった未収入金について貸倒損失又は債権売却損を計上しています。 貸倒損失又は債権売却損の計上前の未収入金の残高に対して過去の回収実績を勘案した貸倒引当率を乗じることで貸倒引当金を計上しています。 具体的には、貸倒引当率は過去における月別での経過年月別未収入金に対する平均貸倒実績率を計算することで算出し、これを期末の経過月別の未収入金残高に乗ずることで貸倒引当金を算定しています。 当社グループでは、これまでの利用実績データを用いた詐欺等の貸倒懸念先の排除や、貸倒実績のある顧客の利用禁止、支払遅延先への外部業者も活用した回収促進によって、貸倒の発生の低減に努めています。 しかしながら会計処理としては、期末時点での直近の貸倒実績を踏まえた引当金を計上するため、新規サービス・顧客の増加により一時的に貸倒実績が増加する場合等において、結果的に過年度の実績や当社の想定以上に貸倒引当金額を計上する可能性があります。 そのような場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② のれんの減損リスク当社グループは、のれんや無形資産を含む資産を連結財政状態計算書に計上していますが、急激な景況の悪化や事業環境、競合状況の変化、法規制の変更、当社の事業戦略の変更等により、当社グループの経営計画が悪化した場合に、減損を認識することにより経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループののれんは、2016年7月に株式会社AP53(現株式会社ネットプロテクションズ)が実施した株式会社ネットプロテクションズの株式取得により発生しています。 当社グループにおいては、のれんの減損に係るリスクを低減するため、事業の収益力強化に努めており、与信システムの深化等継続的なサービスの品質の向上、営業体制及びアライアンスの強化を通じ、取扱高及び営業収益の拡大に取り組んでまいります。 ③ 借入金、金利の変動及び財務制限条項当社グループは、事業活動に必要な資金について、金融機関を貸付人とする借入契約等により調達を行っております。 当該借入金の中には変動金利によるものが含まれており、金融政策の動向等により市場金利がさらに上昇した場合には、支払利息の増加を通じて当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが締結している借入契約の一部には財務制限条項(純資産維持等の具体的な数値基準)が付されております。 今後の業績悪化等により当該条項に抵触した場合、貸付人の請求があれば当該契約上の期限の利益を喪失し、直ちに債務を弁済するための資金確保が必要となる可能性があります。 当社グループの借入金は当連結会計年度中に満期を迎える予定であり、その全額について借り換えを予定しております。 当該借り換えに係る金融機関との協議は提出日現在においても進行中であり、借り換え後の適用金利・契約条件は未確定です。 現在の金利上昇局面においては、借り換え後の適用金利が従前を上回り資金調達コストが増加する可能性があります。 また、借り換えにあたって締結する新たな借入契約に、従前と異なる財務制限条項が付される可能性があり、当社グループの財務運営上の柔軟性に影響を及ぼす可能性があります。 金融情勢の急激な変化や当社グループの業績動向等によっては、必要な資金を従前と同等の条件で、あるいは適時に調達できない場合には、当社グループの資金繰り及び財政状態に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)その他① 株主の状況当社グループは、アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドから、純投資を目的とした出資を受けており、当連結会計年度末現在、投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズⅤ号、AP Cayman Partners Ⅲ-Ⅰ, L.P.、AP Cayman Partners Ⅲ, L.P.、Japan Fund Ⅴ,L.P.、アドバンテッジパートナーズ投資組合67号が合計で当社株式を22,157,000株(発行済株式総数対比22.27%)を保有しています。 また、当社社外取締役かつ監査等委員である市川雄介は、アドバンテッジパートナーズより派遣されています。 アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドは当社株式の上場時において、所有する当社株式の大半を売却しましたが、上場後においても一定の当社株式を保有しています。 当社ではアドバンテッジパートナーズより、当該株式の将来的な処分時期や方法については未定であるものの、市場価格への影響を極力抑えた形で対応する旨聴取していますが、今後の保有・処分方針によっては、当社株式の流動性及び株価形成等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの経営その他の事項に関するアドバンテッジパートナーズの利益は、ほかの株主の利益とは異なる可能性があります。 ② 当社グループ組織特性に合致した従業員の採用・成長が果たせないリスク当社グループのBNPL決済サービスの開発や推進のためには、特定の専門知識を有する熟練した従業員を雇用し、雇用を維持する必要があり、また、当社グループの経営は経験豊富な経営陣に支えられています。 これらの人材が確保できなかった場合や人材流出が進んだ場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、従業員一人一人が個人の特性や希望に合わせた自己実現を、仕事を通じて果たしていくことこそが、各人の業務へのモチベーション、ひいては当社グループとしての経営成績の最大化を図る上で最適であると判断しており、「ティール型組織」を採用しています。 本組織では、従業員それぞれが将来の経営幹部候補として、リーダーシップと責任を持って自発的に業務を遂行している一方で、必要に応じて組織の枠を超えた協力体制を取ることも可能となっており、「自立・分散・協調を実現」する組織運営が可能と考えています。 しかしながら、当該組織運営の継続的な遂行のためには、現在の社風に合致した人材を厳選して採用し、教育していくことが不可欠です。 こうした背景から、業容の拡大に伴い必要な人材を十分確保できないリスクがあり、その場合は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 企業買収及び事業提携リスク当社グループは、事業の拡大・成長に向けた手段の1つとして、企業買収や事業提携を実施することがあります。 その場合、対象先の経営状況、事業内容、財務内容、法令遵守や契約関係等について詳細な事前調査を行い、リスクを吟味した上で決定してまいりますが、事前調査にて検出されなかった問題が生じた場合や買収後の統合作業において当初見積もっていた以上の経営資源の集中や期間を要する必要性が生じた場合、買収時点では予期していなかった事業環境の変化や買収時ののれん等の減損処理を行う必要が生じた場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 内部統制に係るリスク当社グループは、財務報告の適正性と信頼性を確保するための内部統制システムを構築していますが、様々な要因により内部統制システムが機能しなくなる可能性があります。 このような事象に適切に対処できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 中期経営計画当社グループは2026年5月に「中期経営計画(2027年3月期-2029年3月期)」(以下、「中期経営計画」という。 )を策定しています。 将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。 また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 そのため、中期経営計画を策定するための各種の前提(B2C及びB2Bの市場環境、既存加盟店の平均成長率、郵送費・収納費等の原価等)が変化した際に、当社グループがかかる変化に対応した成長戦略又は事業運営を立案又は実行することができない場合には、中期経営計画を達成できない可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要① 経営成績の状況当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の業績は以下の通りです。 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増減率 百万円百万円%営業収益23,03225,2149.5営業利益2,1032,84835.4税引前利益2,1392,85333.4親会社の所有者に帰属する当期利益1,3501,73228.3 当社グループは決済ソリューション事業の単一セグメントのため、セグメントごとの記載はしていませんが、可能な範囲で以下の区分で経営指標を開示しています。 区分名称対象サービス名称B2C取引向けサービスB2Cサービス_NP後払い他NP後払い、NP後払いair、AFTEE等B2Cサービス_atoneatoneB2B取引向けサービスB2BサービスNP掛け払い 経営指標は以下の通りです。 前連結会計年度当連結会計年度増減率 百万円百万円%GMV(non-GAAP)641,950764,38419.1 B2Cサービス_NP後払い他353,716358,4251.3 B2Cサービス_atone39,96662,09055.4 B2Bサービス248,267343,86838.5営業収益23,03225,2149.5 B2Cサービス_NP後払い他16,57616,496△0.5 B2Cサービス_atone1,8642,97759.7 B2Bサービス4,5915,74025.0 -その他営業収益5936245.1売上収益22,43824,5899.6 -請求関連費用 (non-GAAP)8,0368,2102.2 -貸倒関連費用3,4783,8059.4 -その他決済に係る 費用(non-GAAP)44058933.8売上総利益(non-GAAP)10,48311,98414.3 B2Cサービス_NP後払い他7,6247,9564.4 B2Cサービス_atone48587881.0 B2Bサービス2,3733,14932.7 -販売管理費及びその他営業費用 (non-GAAP)8,9739,7608.8営業利益2,1032,84835.4 +減価償却費・償却費1,6291,7457.1 +株式報酬費用518240.1 +固定資産除却損81360.6 +減損損失-0-EBITDA(non-GAAP)3,7474,62623.5 (注)当社は投資家にとって当社グループの業績を評価するために有効であると考える指標として、当社が適用する会計基準であるIFRS会計基準において規定されていないnon-GAAP指標を追加的に開示しています。 non-GAAP指標指標の内容GMV当社グループ決済サービスの流通取引総額請求関連費用回収手数料+請求書発行手数料。 主に請求1件当たりに発生する費用その他決済に係る費用与信費用、NPポイント費用等、その他決済の提供に必要な費用売上総利益売上収益-(請求関連費用+貸倒関連費用+その他の決済に係る費用)販売管理費及びその他営業費用営業費用-(請求関連費用+貸倒関連費用+その他の決済に係る費用)EBITDA営業利益+(減価償却費・償却費+株式報酬費用+固定資産除却損+減損損失-減損損失戻入益) 当社グループの加盟店数は数万社にわたるため、特定加盟店への依存度が低い一方で、マクロ環境の変化を通じたEC・決済市場への影響を受けやすい事業構造となっています。 (GMVについて)当連結会計年度において、GMVは前期比19.1%増の764,384百万円(B2Cサービス_NP後払い他は同1.3%増の358,425百万円、B2Cサービス_atoneは同55.4%増の62,090百万円、B2Bサービスは同38.5%増の343,868百万円)となりました。 B2Cサービス_NP後払い他における増減要因は以下の通りです。 ・「NP後払い」においては、一部加盟店の取り扱い減少等により、GMVが減少となりました。 ・「NP後払いair」においては、第2四半期に稼働した大型加盟店および、全国的な請求業務のDXニーズを背景に、GMVが伸長しました。 ・「AFTEE」においては、新規加盟店の獲得が順調に進んでおり、GMVが伸長しました。 B2Cサービス_atoneにおける増減要因は以下の通りです。 ・既存加盟店の取引拡大により、GMVが伸長しました。 ・デジタルコンテンツを中心とするEC非物販領域での新規加盟店の稼働が、GMVの伸長に寄与しました。 B2Bサービスにおける増減要因は以下の通りです。 ・求人広告・スポットワーク・卸業界の加盟店を中心とした既存加盟店にてGMVが伸長しました。 ・当期に新しく稼働した大型加盟店がGMVの伸長に寄与しました。 全社のGMVは、業績予想を上回る結果となりました。 (営業収益について)当連結会計年度において、営業収益は前期比9.5%増の25,214百万円(B2Cサービス_NP後払い他は同0.5%減の16,496百万円、B2Cサービス_atoneは同59.7%増の2,977百万円、B2Bサービスは25.0%増の5,740百万円)となりました。 B2Cサービス_NP後払い他における増減要因は以下の通りです。 ・「NP後払い」においては、GMVの減少および競合環境の激化による手数料率低下の影響により、営業収益が減少しました。 ・一方、「NP後払いair」および「AFTEE」においては、GMVの伸長により、営業収益が増加しました。 B2Cサービス_atoneおよびB2Bサービスにおける増減要因は以下の通りです。 ・いずれもGMVが順調に伸長し、営業収益の増加に寄与しました。 GMVに対する営業収益率は、手数料率が相対的に低いB2Bサービスの構成比率上昇、「NP後払い」における手数料率の低下等の要因により、低下しました。 全社の営業収益は、業績予想を下回る結果となりました。 主な要因は、「NP後払い」におけるGMVの減少および、競合環境の激化による手数料率の低下のためです。 (売上総利益について)当連結会計年度において、売上総利益は前期比14.3%増の11,984百万円(B2Cサービス_NP後払い他は同4.4%増の7,956百万円、B2Cサービス_atoneは同81.0%増の878百万円、B2Bサービスは32.7%増の3,149百万円)となりました。 B2Cサービス_NP後払い他における増減要因は以下の通りです。 ・「NP後払い」においては、債権の回収状況の良化および回収時期の早期化により、貸倒関連費用および請求関連費用が減少した結果、売上総利益が増加しました。 ・「NP後払いair」および「AFTEE」においては、GMVの伸長により営業収益が拡大し、売上総利益も増加しました。 B2Cサービス_atoneおよびB2Bサービスにおける増減要因は以下の通りです。 ・いずれもGMVの伸長により営業収益が順調に積み上がり、売上総利益の増加にも寄与しました。 GMVに対する売上総利益率は、同利益率が相対的に低いB2Bサービスの構成比拡大の影響を受け、低下しました。 なお、貸倒関連費用は長期的に適正な値になるよう算出のルールを定めていますが、四半期等の短い期間で区切った場合、長期のトレンドにかかわらず前期比・前年同期比での変動が生じることがあります。 全社の売上総利益は、業績予想を上回る結果となりました。 (営業利益、EBITDAについて)当連結会計年度において、営業利益は2,848百万円(前期比35.4%増)、EBITDAは4,626百万円(前期比23.5%増)となりました。 要因は以下の通りです。 売上総利益の増加に伴い、営業利益およびEBITDAも増加しました。 販売管理費の絶対額は前期比で増額していますが、GMVの成長および業務効率化の推進の結果、GMVに対する販売管理費の比率は減少しました。 全社の営業利益は、業績予想を下回る結果となりました。 主な要因は、前述した営業収益率の低下によるものです。 ② 財政状態の状況 前連結会計年度(2025年3月31日)当連結会計年度(2026年3月31日)増減増減率 百万円百万円百万円%資産合計70,84885,06314,21520.1 流動資産合計50,54064,78714,24728.2 非流動資産合計20,30720,275△31△0.2負債合計51,61863,98612,36824.0 流動負債合計46,24963,86717,61738.1 非流動負債合計5,368119△5,249△97.8資本合計19,22921,0771,8479.6 当連結会計年度末時点における流動資産は前期末比14,247百万円増加しました。 これは主に取扱高の増加等に伴い営業債権及びその他の債権が10,884百万円増加したこと、現金及び現金同等物が3,176百万円増加したことによるものです。 非流動資産は前期末比31百万円減少しました。 流動負債は前期末比17,617百万円増加しました。 これは主に取扱高の増加等に伴い営業債務及びその他の債務が15,408百万円増加したことによるものです。 なお、当社グループの流動資産のうち営業債権及びその他の債権(貸倒引当金を控除前)50,466百万円は主に決済を利用したエンドユーザー向けの債権、流動負債のうち営業債務及びその他の債務54,349百万円は主に加盟店向けの債務です。 当社グループの決済サービスはエンドユーザーからの回収サイクルと加盟店への支払サイクルが短期間でバランスしており、事業拡大に伴うワーキングキャピタルの増加は限定的です。 そのため、金利上昇の影響を受けづらい構造になっています。 なお、期末残高の変動要因はサービスにより異なります。 B2C向けサービスにおける加盟店向け債務の支払は主に金曜日に行われるため、期末日の曜日によって残高が変動いたします。 また、B2B向けサービスにおいては、エンドユーザーからの回収(30日サイト)に対し、加盟店への支払(40日サイト)が後行するサイクルとなっております。 そのため、期末時点においては未払の加盟店向け債務が滞留しやすく、「営業債務及びその他の債務」が構造的に大きく計上される傾向がございます。 非流動負債は前期末比5,249百万円減少しました。 これは主に、1年以内に返済予定の借入金を非流動負債から流動負債に振り替えたことによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増減 百万円百万円百万円営業活動によるキャッシュ・フロー6,5678,9712,404投資活動によるキャッシュ・フロー△1,506△1,749△242財務活動によるキャッシュ・フロー1,209△4,124△5,333現金及び現金同等物に係る換算差額△4078119現金及び現金同等物の増減額(△は減少)6,2293,176△3,052現金及び現金同等物の期首残高10,81017,0396,229現金及び現金同等物の当期末残高17,03920,2163,176 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は20,216百万円(前期は17,039百万円)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、獲得した資金は8,971百万円(前期は6,567百万円の獲得)となりました。 これは主に以下の要因によるものです。 ・税引前当期利益の計上 (2,853百万円)・減価償却費、償却費等の計上 (1,746百万円)・営業債権及びその他の債権の増減 (△10,884百万円)・営業債務及びその他の債務の増減 (15,408百万円)・その他資産・負債の増減等 (1,215百万円)・法人所得税の支払 (△1,210百万円) (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は1,749百万円(前期は1,506百万円の使用)となりました。 これは主に以下の要因によるものです。 ・システム開発投資による、無形資産の取得 (△1,646百万円) (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、使用した資金は4,124百万円(前期は1,209百万円の獲得)となりました。 これは主に以下の要因によるものです。 ・短期借入金の純増減額 (△3,850百万円)・リース負債の返済による支出 (△286百万円) (2)生産、受注及び販売の実績① 生産実績及び受注実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しています。 ② 販売実績本項目「(1)経営成績等の状況の概要」に記載の通りです。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものです。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループは第1期連結会計年度(2018年7月2日から2019年3月31日)より従来の日本基準に替えてIFRS会計基準を適用しており、この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しています。 経営者はこれらの見積りについて過去の実績や将来における発生の可能性等を勘案し合理的に判断していますが、判断時には予期し得なかった事象等の発生により、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表 注記3.重要性がある会計方針4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定に記載していますが、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、以下の会計方針は連結財務諸表における重要な見積りの判断に影響を及ぼすものと考えます。 (貸倒引当金)当社グループは、主に将来の債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率等を勘案して必要額を、貸倒懸念債権等の特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上していますが、ユーザーの支払が遅延、その支払能力が低下した等の場合には追加の引当金が必要となる可能性があります。 (のれんの減損)当社グループは、のれんの減損の判断をする際に、のれんが配分された資金生成単位について、回収可能価額の見積りが必要となります。 使用価値の見積りにあたり、資金生成単位により生じることが予想される将来キャッシュ・フロー及びその現在価値を算定するための割引率を見積っています。 仮に、資金生成単位により生じると予想したキャッシュ・フローが減少した場合又は現在価値を算定するための割引率が上昇した場合には減損損失が発生又は増加する可能性があります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(財政状態、経営成績、キャッシュ・フロー)本項目「(1)経営成績等の状況の概要」に記載の通りです。 (資本の財源及び資金の流動性)a.資金需要当社グループにおける主な資金需要は、決済関連事業の拡大に伴い増加する運転資金やシステム開発費等によるものです。 b.財務政策主に、手元資金に加えて、運転資金については金融機関からの借入により必要な資金を調達しています。 資金調達については事業計画に基づく資金需要・金利動向等の調達環境を考慮の上、調達の規模・手段について資金計画を作成し、状況を適宜判断し実施しています。 (経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)当社グループでは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、年間取扱高及び購入者による未払い率を掲げています。 それぞれについて以下の通り記載します。 a.年間取扱高本項目「(1)経営成績等の状況の概要」に記載の通りです。 b.未払い率 未払い率(未払いとなった取引額の割合(貸倒処理前のものを含む))はNP後払い(NP後払いair含む)サービスが0.34%(前期は0.46%)、NP掛け払いサービスが0.59%(前期は0.50%)となりました。 今後は一層の与信・督促業務の改善を講じることにより、更なる低減を図ってまいります。 |
| 研究開発活動 | 6【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資の総額は1,335百万円(使用権資産を含む)です。 設備投資の主な内容は決済システムの機能拡充を目的とした追加開発に係るもの1,283百万円、使用権資産47百万円となります。 また、当連結会計年度において重要な影響を及ぼす設備の除却、売却等はありません。 なお、当社グループは決済ソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしていません。 |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下の通りです。 (1)提出会社 該当事項はありません。 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物附属設備使用権資産ソフトウェアその他合計株式会社ネットプロテクションズ本社(東京都千代田区)事務所設備他542493,4439584,706283京都オフィス(京都府京都市下京区)事務所設備他018-32232大阪オフィス(大阪府大阪市北区)事務所設備他-----3福岡オフィス(福岡県福岡市中央区)事務所設備他110-11312 株式会社NPファイナンス 本社(東京都千代田区)事務所設備他--253964- (注)1.IFRS会計基準に基づく金額を記載しています。 2.建物附属設備は、賃借中の建物に設置した附属設備です。 3.上記の金額には、消費税等は含まれていません。 4.従業員数には、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。 )を含んでいません。 5.現在休止中の主要な設備はありません。 6.本社は賃貸物件であり、使用権資産に計上しています。 年間の賃貸料は232百万円です。 7.その他には工具器具備品・電話加入権・商標権・ソフトウェア仮勘定・商標権仮勘定が含まれています。 8.報告セグメントが1つであるため、報告セグメントごとの記載を省略しています。 (3)在外子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物附属設備使用権資産ソフトウェアその他合計恩沛科技股份有限公司本社(台湾台北市信義區)事務所設備他226974537Công ty TNHH Net Protections Vietnam本社(District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam)事務所設備他--6-67 (注)1.IFRS会計基準に基づく金額を記載しています。 2.建物附属設備は、賃借中の建物に設置した附属設備です。 3.上記の金額には、消費税等は含まれていません。 4.従業員数には、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、契約社員を含む。 )を含んでいません。 5.現在休止中の主要な設備はありません。 6.恩沛科技股份有限公司本社は賃貸物件であり、使用権資産に計上しています。 年間の賃貸料は23百万円です。 7.その他には工具器具備品・商標権・ソフトウェア仮勘定が含まれています。 8.報告セグメントが1つであるため、報告セグメントごとの記載を省略しています。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 当社グループの設備投資については、2026年6月26日時点で経常的な設備の更新のための新設及び除却等を除き、該当事項はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 1,335,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 38 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 3 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 11,661,379 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ①投資株式の区分の基準及び考え方当社は、専ら株式の価値の変動又は株式の配当によって利益を受けることを目的とする株式を純投資目的である投資株式として区分し、それ以外の目的で保有する投資株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)として区分しています。 ②株式会社ネットプロテクションズにおける株式の保有状況当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である株式会社ネットプロテクションズについては以下の通りです。 a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1246非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- b. 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ③提出会社における株式の保有状況該当事項はありません。 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) リコーリース株式会社東京都港区東新橋1丁目5番2号10,858,00010.91 投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズⅤ号東京都港区虎ノ門4丁目1番28号10,586,80010.64 株式会社ジェーシービー東京都港区南青山5丁目1-22青山ライズスクエア8,737,0008.78 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号赤坂インターシティAIR8,429,7008.47 AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ-Ⅰ,L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社)WALKERS CORPORATE LIMITED 190 ELGIN AVENUE, GEORGE TOWN, GRAND CAYMAN CAYMAN ISLANDS. KY1-9008(東京都千代田区丸の内1丁目5番1号新丸の内ビルディング)6,702,3006.74 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-125,783,9005.81 株式会社SBI証券東京都港区六本木1丁目6番1号5,515,3235.54 AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ, L.P.(常任代理人 SMBC日興証券株式会社)WALKERS CORPORATE LIMITED 190 ELGIN AVENUE, GEORGE TOWN, GRAND CAYMAN CAYMAN ISLANDS. KY1-9008(東京都千代田区丸の内1丁目5番1号新丸の内ビルディング)3,620,7003.64 柴田 紳東京都世田谷区3,241,3433.26 GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107 NO(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)1,399,0501.41計-64,874,11665.21(注)1.2026年1月19日付で公衆の縦覧に供されている変更報告書において、Driehaus Capital Management LCCが2026年1月13日現在で以下の通り株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。 氏名又は名称住所所有株式数(株)株券等保有割合 (%)Driehaus Capital Management LCCアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ、イースト・エリー・ストリート254,089,2004.11計-4,089,2004.112.2026年3月23日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、野村證券株式会社及びその共同保有者が2026年3月13日現在で以下の通り株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めていません。 氏名又は名称住所所有株式数(株)株券等保有割合 (%)野村證券株式会社東京都中央区日本橋一丁目13番1号-17,623-0.02ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom1,382,0601.39野村アセットマネジメント株式会社東京都江東区豊洲二丁目2番1号4,345,9004.37計-5,710,3375.74 |
| 株主数-金融機関 | 10 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 30 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 95 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 78 |
| 株主数-個人その他 | 12,968 |
| 株主数-その他の法人 | 166 |
| 株主数-計 | 13,347 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価格の総額(円)当事業年度における取得自己株式--当期間における取得自己株式5,707-(注)当期間における取得自己株式は、譲渡制限付株式を付与された役員1名の譲渡制限期間内の退職に伴う無償取得によるものです。 |