財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-09-18 |
| 英訳名、表紙 | AVANT GROUP CORPORATION |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 森川 徹治 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都港区港南二丁目15番2号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (03)6864-0100(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 年月事項1997年5月連結会計パッケージ・ソフトウエア(商品名:DivaSystem)の開発・販売・サポート及び連結会計業務支援を目的として、東京都大田区に株式会社ディーバ(資本金11百万円)を設立1997年10月DivaSystemの販売を開始1998年12月会計制度の変更に対応し、DivaSystemにキャッシュ・フロー計算書自動作成機能を追加また、連結会計業務支援機能拡充のため、ウェブデータ収集モジュールを装備1999年6月本社を東京都品川区南大井に移転1999年8月大阪府大阪市北区西天満に大阪支社を開設2001年9月本社を東京都大田区蒲田に移転2002年6月連結会計業務支援の一環として連結会計実務講座を開始2004年1月連結決算業務のアウトソーシング・サービスを開始2005年11月大阪支社を大阪府大阪市北区堂島に移転2007年2月大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場(東京証券取引所JASDAQ(グロース))2007年8月管理連結機能を強化したDivaSystem Version9の販売を開始DivaSystemご利用お客様数500社を達成2008年10月DIVA CORPORATION OF AMERICA(現 連結子会社)を米国カリフォルニア州に設立2009年11月株式会社インターネットディスクロージャー(現 連結子会社)の全株式を取得2010年11月2011年8月本社を東京都港区港南(現 所在地)に移転株式会社ディーバ・ビジネス・イノベーションを設立2012年10月株式会社DHIより情報システム事業を株式会社ジール(2012年7月設立)が承継2013年10月株式会社ディーバから、株式会社アバントに商号を変更し、持株会社制へ移行当社のソフトウエア事業を新設分割により設立した株式会社ディーバに承継2014年11月株式会社ディーバが東京都新宿区西新宿に新宿オフィスを開設2016年6月株式会社ディーバが株式会社ディーバ・ビジネス・イノベーションを吸収合併2017年8月株式会社フィエルテを設立2017年9月東京証券取引所JASDAQ(グロース)から同取引所市場第二部へ市場変更2017年10月株式会社ディーバのアウトソーシング関連事業を株式会社フィエルテに承継2018年3月東京証券取引所市場第二部から同市場第一部銘柄に指定2018年12月DivaSystemご利用お客様数1,000社を達成2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行2022年10月 株式会社アバントは、株式会社アバントグループに商号変更株式会社ディーバは、株式会社ジールの企業パフォーマンス管理ユニット管轄事業を分割承継し、株式会社アバント(現 連結子会社)に商号変更株式会社フィエルテは、株式会社ディーバの連結決算支援システムの開発事業を分割承継し、株式会社ディーバ(現 連結子会社)に商号変更2024年8月Cygnet Infotech Private Limitedとの共同出資による合弁会社DivaCygnet Private Limited(現 DIVA INDIA PRIVATE LIMITED、現 連結子会社)をインド・ムンバイに設立2024年10月株式会社VISTAを設立 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは当社及び子会社7社、関連会社1社で構成されております。 当社グループは「企業価値向上に役立つソフトウエア会社になる」との戦略マテリアリティの実現に向けて、企業価値向上を目指すお客様が財務・非財務を問わず様々な情報をもとに適時・適切な経営判断を行い、経営改革を推進するためのソフトウエア・システムの開発・販売・保守や、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービスの提供を通じて、経営のデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。 なお、当社は特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置づけ及びセグメントとの関連は、以下の通りであります。 連結子会社、持分法適用関連会社については、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」をご参照ください。 (1) 連結決算開示事業連結経営支援及び連結会計向け自社パッケージソフトであるDivaSystemの開発と保守を行う他、これを利用した連結決算・単体決算のアウトソーシングを提供することで、企業の情報開示を通じた価値創造を支援しています。 当社グループにおける位置づけとしては、ソフトウエアビジネスとアウトソーシングビジネスを融合させたビジネスモデルの確立を目指しています。 (2) デジタルトランスフォーメーション推進事業企業を取り巻くあらゆるデータを活用するためのデータプラットフォームからデータを分析・予測・可視化するAI・BIソリューション等を、コンサルティング・システム開発を通じて提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションやデータドリブン経営の推進を支援しています。 主要クラウドベンダーからマルチクラウド対応ソフトウエア、生成AIに代表される最新の技術まで、データ活用に特化した最新の情報活用方法を習得し、技術者の育成とデータ活用基盤製品の自社開発を進め、当社グループの商材を拡充することも目的となっています。 (3) 経営管理ソリューション事業グループ経営、連結会計、事業管理を中心に、企業の「見えない価値」の可視化と最大化を目的とし、コンサルティングからシステムの企画、構築、導入、運用並びに保守までをワンストップで支援します。 また、自社でソフトウエアを開発するとともに、他社開発のソフトウエアとの組み合わせも行っています。 当社グループ資産を最大限活用し、企業価値の向上に役立つ経営情報を提供するソリューションを継続的に生み出す役割を担っています。 [事業系統図]以上、述べた事項を事業系統図によって示すと、次の通りであります。 *上記以外の関係会社については「4 関係会社の状況」を参照 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社アバント (注)1、3東京都港区100ソフトウエアの開発・販売導入支援、保守その他関連事業100.0経営指導、事務受託、配当受取、資金管理、システム及び設備の利用、役員の兼任あり株式会社インターネットディスクロージャー (注)1東京都中央区39ソフトウエアの開発・販売情報処理・提供サービス100.0経営指導、配当受取、資金管理、システム利用、役員の兼任あり株式会社ジール (注)1、3東京都品川区100情報システムの設計ソフトウエアの開発・販売その他関連事業100.0経営指導、事務受託、配当受取、資金管理、資金の貸付、役員の兼任あり株式会社ディーバ (注)1、3東京都新宿区100ソフトウエアの開発・販売アウトソーシング関連事業100.0経営指導、事務受託、配当受取、資金管理、経理業務の委託、システム販売委託、システム利用、役員の兼任ありDIVA CORPORATION OF AMERICA (注)1Burlingame,California, USAUSD3,600,000ITプロダクト・サービスの調査100.0調査委託、役員の兼任ありDIVA INDIA PRIVATE LIMITED (注)1、2Bandra Kurla Complex, Mumbai, MaharashtraINR60,000,000インド市場におけるソフトウエア販売の調査並びに事業開発99.0開発・調査委託株式会社VISTA (注)1東京都港区100経営コンサルティングサービス100.0経営指導、事務受託、資金管理、IR業務の委託、役員の兼任あり(持分法適用関連会社) BeyondSquare Solutions Private LimitedBangalore, Karnataka, IndiaINR 581,400連結会計ソフトウエアの開発、販売21.9- (注)1.特定子会社に該当しております。 2.DivaCygnet Private Limitedは、2026年1月9日付でDIVA INDIA PRIVATE LIMITEDに社名を変更しております。 3.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)が連結売上高の10%を超える連結子会社の「主要な損益情報等」は、次の通りであります。 名称売上高(百万円)営業利益(百万円)経常利益(百万円)税引前当期純利益(百万円)当期純利益(百万円)純資産(百万円)IBTM*(百万円)総資産(百万円)株式会社アバント9,6851,1291,1401,1408172,3771,3706,251株式会社ジール11,0221,7171,7141,7141,1281,7671,9734,154株式会社ディーバ9,6482,9232,9302,9302,0352,8483,1526,629 *IBTM=税引前当期純利益+経営管理料+従業員株式報酬+信託手数料短期業績連動報酬の算定に使用する指標の一つであります。 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況2026年6月30日現在セグメントの名称従業員数(人)連結決算開示事業628(18)デジタルトランスフォーメーション推進事業675(0)経営管理ソリューション事業497(12)全社(共通)83(0)合計1,883(31) (注)1.従業員数は就業人数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。 )であります。 2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。 3.全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない管理部門等の従業員であります。 また、四半期毎の従業員数の推移は次の通りであります。 ② 提出会社の状況2026年6月30日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)7046.74.811,265,10015.7(0) (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。 )であります。 2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。 3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 4.当社は純粋持株会社であるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。 ③ 最大人員会社の状況1) 当事業年度における従業員数が最も多い会社 株式会社ジール従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)67535.74.66,202,1873.3(0) (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。 )であります。 2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。 3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 2) 上記1)の会社の次に従業員数が多い会社 株式会社ディーバ従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)62831.73.75,433,4300.9(18) (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。 )であります。 2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。 3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3) 上記2)の会社の次に従業員数が多い会社 株式会社アバント従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)49735.26.27,562,6542.2(12) ④ 労働組合の状況当社グループにおいては、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 1) 提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2、3)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者13.2074.375.059.8 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 2) 連結子会社当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2、3)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1、3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者株式会社アバント4.673.373.274.832.3株式会社インターネットディスクロージャー30.0-90.190.1-株式会社ジール9.370.684.483.3112.8株式会社ディーバ3.235.773.373.626.4 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.算定に該当する従業員が在籍していない場合、「-」と記載しております。 3) 当社グループ当連結会計年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注3)男性労働者の育児休業取得率(%)(注4)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者7.459.675.075.050.1 (注)1.「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第2条第5号に規定されている連結子会社を対象としております。 2.海外子会社は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、集計を省略しております。 3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 4.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ⑥ 役員・従業員株式所有制度の内容当社グループは使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しています。 当該役員・従業員株式所有制度については、「1 株式等の状況 - (8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが合理的であると判断又は一定の前提に基づき予測したものであり、その達成及び将来の業績を保証するものではありません。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、社会の公器として長期にわたり価値を提供し続ける「100年企業の創造」を企業理念に掲げています。 その理念のもと、創業来のミッションである「経営情報の大衆化」の実現に向け、目指す姿(ビジョン)を「BE GLOBAL(世界に通用するソフトウエア会社)」としています。 こうした理念・ミッションのもと、当社グループが長年培ってきた「グループ経営」領域の知見を生かし、お客様の業務をより深く理解したソフトウエア製品やシステムを基本として、プロフェッショナルサービスの開発と提供を行い、お客様へより一層貢献することを目指しています。 当社グループでは、(1)お客様志向、(2)一芸志向、(3)高収益志向という「三志向」の価値観を従業員全員で共有するとともに、以下の5つを経営の原則としております。 三志向と5つの経営の原則は、創業以来大切にしてきた考え方であり、経営判断や日々の事業活動の基本となるものであります。 ① 信用第一信用とは約束(コミットメント)を守ることです。 お客様との関係においては、品質や期待に応えることを積み重ねることで得られるものであり、事業活動においては計画の精度を高め、その達成を繰り返すことで築かれるものと考えています。 ② 赤字は悪高収益を志向することは、やりたいことを実践するための基礎であり、予期しない将来の変化へ柔軟に対応するための備えであると考えています。 ③ 創意工夫で高価値化を追求する人の命は有限であり、時間はその命を小分けにした単位とも考えられます。 時間を有効に活用するために創意工夫することは、命を大切にすることに他なりません。 企業にとり成長は大事ですが、その前に成長を支える仕組みを整えることが重要です。 ④ 人の成長のための事業成長を創る企業だけでなく、そこに働く人がともに成長しなければならないと考えます。 日々新たな価値を生み出す努力をし、同じ仕事を繰り返さないことを目指しています。 ⑤ 一芸を極めて社会に役立つ一芸は万芸に通じるものであり、生き甲斐のもととも考えられます。 仕事において、社員一人一人が「誰にも負けない」何かを有することが期待されています。 また、そうした社員を一人でも多く増やして行きたいと考えています。 (2) 中長期的な会社の経営戦略① 持続的な収益成長と事業拡大当社グループは、目指す姿(ビジョン)である「BE GLOBAL(世界に通用するソフトウエア会社)」の実現に向け、2023年8月に事業戦略とグループ戦略を一致させた中期経営計画「BE GLOBAL 2028」を公表しました。 「BE GLOBAL 2028」では「企業価値経営」を実践しています。 企業価値経営とは、現在の企業価値と、潜在的な成長力や収益力を顕在化することで到達可能な企業価値である「本源的価値」との差を埋めるために事業を変革し続けることです。 そのもとで、戦略マテリアリティとして定めた「企業価値向上に役立つソフトウエア会社になる」ことを目指しています。 ソフトウエアや知的資産を価値の源泉とし、深い業務専門性や継続的なサービスを組み合わせてお客様への価値提供を高め、その成果を持続的な利益成長につなげ、報酬や人的資本、R&D等への投資に還元するという価値創造スパイラルを実現することを目指しています。 そして、経営のデジタルトランスフォーメーションを通じて、お客様の企業価値向上に貢献することを目指しております。 当社グループは、「連結決算開示事業(ディーバ)」、「デジタルトランスフォーメーション推進事業(ジール)」、「経営管理ソリューション事業(アバント)」の3つの事業セグメントを中心として、持続的な収益成長と事業拡大を目指しております。 「BE GLOBAL 2028」で目指す基本的な方向性に変更はありませんが、2026年6月期までの進捗を踏まえ、目標とのギャップが大きい事業については、目標の実現方法を見直しております。 ② ソフトウエアドリブン戦略当社グループでは、戦略マテリアリティの実現手段として「ソフトウエアドリブン戦略」を採用しています。 ソフトウエアや知的資産を価値の源泉とし、深い業務専門性や継続的なサービスを組み合わせることで、お客様への価値提供を持続的な利益成長につなげる事業モデルの構築を進めています。 「ソフトウエア粗利益」を計測指標として、戦略の進捗度合いを確認します。 ③ 価値創造生産性の向上中期経営計画の期間中に売上高を約2倍、純利益を約3倍にすることを目指しています。 これを実現するための要因として「価値創造生産性」を位置づけております。 「価値創造生産性」とは、同じ投入コストでの売上高の増加や、同じ売上高に対する投入コストの削減、そのいずれも重視する考え方です。 (3) 目標とする経営指標当社グループは、「売上高」、「純利益」、「1人当たりの営業利益」、「ソフトウエア粗利益」、「ROE」、「DOE(純資産配当率)」の6項目を主要な経営指標として位置づけています。 これらの具体的な目標については、2028年6月期までの5年間の中期経営計画「BE GLOBAL 2028」において掲げております。 このうち、「ソフトウエア粗利益」を戦略の進捗度を示す指標、「1人当たりの営業利益」を価値創造生産性を示す指標として位置づけています。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは、2023年8月に公表した中期経営計画「BE GLOBAL 2028」の実現に向けて事業活動を推進しております。 2026年6月期までの3年間の進捗を踏まえ、当社が優先的に対処すべき課題は以下の通りです。 1.経営のデジタルトランスフォーメーション領域における需要の案件化及び収益化当社グループは、経営のデジタルトランスフォーメーションを通じて、お客様の企業価値向上に貢献する事業を展開しています。 それぞれの事業において、お客様の課題や需要を的確に捉え、案件化し、持続的な売上高と利益の成長につなげていくことが必要です。 特に、経営管理ソリューション事業(アバント)では、連結決算開示事業(ディーバ)の強固なお客様基盤から生まれる需要を十分に案件化し、売上高と利益へ転換できておらず、「BE GLOBAL 2028」とのギャップが最も大きい事業となっています。 このため、経営体制、事業モデル及び人財を一体で見直し、再構築を進めております。 2.お客様への価値提供と利益成長を両立する事業モデルのグループ展開連結決算開示事業(ディーバ)では、ソフトウエアと業務専門性を一体で提供し、お客様との継続的な関係から得た知見を製品・サービスへ還元する事業モデルが機能しています。 当社グループでは、この事業モデルを価値創造の中核として、経営管理ソリューション事業(アバント)をはじめとする他の事業にも展開し、お客様への価値提供を持続的な利益成長につなげてまいります。 3.価値創造生産性の向上当社グループでは売上成長を上回る利益成長を目標としており、この利益成長を実現するには、同じ投下コスト(原価及び販管費)で1人当たりの売上高を増やす「売上高生産性」の向上、もしくは同じ売上高に対して投下コストを下げる「投下コスト生産性」の向上が必要となり、この2つの観点を併せ持つ「価値創造生産性」の向上が求められます。 ソフトウエアとサービスを組み合わせたソリューションの高付加価値化によって「売上高生産性」を高めるとともに、ソフトウエア、特に生成AI等を活用した業務の効率化によって「投下コスト生産性」の向上を進めます。 4.人財価値の向上に向けた環境整備これらの課題を解決するためには、人財価値の向上が前提となります。 必要な人財要件を明確にし、成長機会と環境を整備することで、現状とのギャップを埋めていきます。 既存従業員の成長を中心にしつつ、内部だけでは充足が難しい能力については、外部からの優秀な人財の採用も進めてまいります。 特に、経営管理ソリューション事業(アバント)では、コンサルティングや業務構想設計など、お客様の課題を起点として提案できる専門人財の強化を進めております。 5.従業員の働きがいの向上当社グループの大きな財産は高度な技術・専門性とチャレンジ精神を持った優れた従業員です。 当社グループでは「良質な雇用を増やす」ことを経営の重要な役割として捉えており、毎期従業員数を逓増させつつも、従業員の生活・人生を豊かにし、業務においては成果の創出に集中できるような働きがいのある環境づくりに取り組んでおります。 当社グループでは、働きがいのある環境づくりに向けて「Great Place to Work ®(GPTW)」を使った従業員へのアンケート調査を行い、働きがいやエンゲージメントを可視化して改善アクションを実施しており、このGPTWスコアをグループ各社70ポイントにすることを目指して取り組んでおります。 6.コンプライアンス当社グループでは創業以来、コンプライアンスを企業統治の基本原理として重視してまいりました。 一方で、昨今のコンプライアンスに対する社会的要請は一層高まっており、違反があった場合の社会的信頼の失墜は従来よりもさらに大きく、また、信頼回復に要する期間も長くなっていると捉えております。 労働法規を中心とした各種関連法規はもちろん、企業倫理にも反することがないよう、従来以上に徹底しながら事業活動を推進しております。 7.サステナビリティグループ経営理念「100年企業の創造」とは、企業を社会の公器と見做し、社会のために存在する組織として持続的に発展することです。 当社グループはお客様が経営情報を未来の創造に役立てることにおいて価値を提供することを使命とし、社会に貢献することをミッションとしていますが、その実現の過程ではさまざまなステークホルダーと関わることになるため、グループの一人一人が経済活動・環境保全・社会的公正のバランスを保つことに十分配慮して行動しなければ、持続的発展にはつながりません。 このため、当社グループは2020年7月22日、グループ人権方針・グループ環境方針を定め、同年8月25日に国連グローバル・コンパクトに署名し、「人権」、「労働」、「環境」、「腐敗防止」の4分野における本質的な価値観に賛同し、支持し、実行に移すことを宣言しました。 2021年7月1日には、当社グループが年間で使用する全ての電力を「グリーン電力化」し、温室効果ガス排出量をゼロとするなど、持続可能な社会の実現に向けて第一歩を踏み出すこととしました。 その他に当社グループは、自治体や業界団体が主催するスポーツイベントや文化活動の支援活動を行ってまいりました。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (1) サステナビリティに関する考え方当社グループの経営理念「100年企業の創造」は、社会の公器としての企業の存在意義と、持続的な発展を追求する姿勢を指します。 私たちは経営情報の付加価値を高め、それをもって社会に貢献することをミッションと捉えています。 ステークホルダーとの連携の中、経済活動、環境保全、そして社会的公正のバランスを常に考慮した行動が、持続的な発展に繋がると確信しております。 (2) サステナビリティに関する取組① ガバナンス当社グループは、コンプライアンス委員会、リスクマネジメント委員会及び情報セキュリティ委員会を設置しています。 各委員会ではコンプライアンス、リスクマネジメント及び情報セキュリティに関する重要項目とそれらに対する目標を設定し、グループ横断でモニタリング、検討・徹底・強化等を定期的に実施しています。 ② 戦略a. サステナビリティ戦略ⅰ)環境-気候変動当社グループによる温室効果ガス排出量は、燃料の使用等に伴う直接排出(Scope1)はゼロであり、電気、蒸気、熱の使用に伴う温室効果ガスの間接排出(Scope2)は2026年6月期で299.447t-CO2でした。 他方、原材料の調達、従業員の出張、廃棄物の処理委託等により発生する間接排出(Scope3)は2026年6月期で16,496.751t-CO2でした。 中長期的には事業拡大に伴う排出量の増加は避けられない状況下、適正な勤務時間・在宅勤務の推奨を通じて電力の過剰消費を抑えることに加え、カーボンオフセットにより2030年6月期までに温室効果ガス総排出量のうちScope2を2018年6月期比で50%削減を目指します。 ⅱ)社会-顧客に対する責任 当社グループにとっての最大のリスクは、サイバー攻撃により、お客様へのサービスの提供の継続性が失われることと考えております。 特に当社グループの提供するサービスはお客様の決算情報の作成、経営判断に貢献する情報の生成と開示という、企業の存続に関わる重要な情報の形成に広く貢献しているため、当社グループのサービスの継続性は非常に重要な問題であると考えております。 こうしたリスクに対してはリスクマネジメント委員会で適正なBCPを検討し、その経過を取締役会に報告することとしております。 b. 人材の多様性の確保を含む人材育成の方針当社グループは、ソフトウエアドリブン戦略の推進により、1人当たり営業利益で測定される「価値創造生産性」の向上を目指しています。 その成果を報酬還元や人的資本への投資として従業員へ還元することで、人財価値創造の好循環を実現し、持続的な企業価値の向上につなげていきます。 当社グループの競争力の源泉は、人財です。 お客様へ価値あるサービスを提供するだけでなく、新たなソフトウエアやソリューションを生み出し、事業を進化させるのも人財です。 そのため、人財価値創造を事業成長の基盤と位置づけ、持続的な成長を支える人材戦略を推進しています。 この考え方のもと、以下の3点を重点施策として取り組んでいます。 ⅰ.事業戦略実現のための育成と採用<基本の人財方針>当社グループでは、企業理念である「100年企業の創造」の実現に向け、グループ共通の価値観として「OPEN、VALUE、STRETCH」の3つを行動指針に定めています。 OPEN オープンコミュニケーションVALUE お客様満足の価値創造の追求STRETCH 変化を楽しみ、最善へ挑戦し続ける姿勢これらの価値観を体現し、オープンな対話を通じて挑戦を続け、お客様への価値創造に取り組む人財の育成・採用を推進しています。 <事業戦略と連動した人財方針>ソフトウエアドリブン戦略の実現に向け、各事業に必要となる人財像や能力要件を明確化し、それに基づく採用・育成・配置を行うことで、事業成長を加速させていきます。 ⅱ.従業員のやりがい向上十分なスキルを保有し、やりがいをもって仕事に取り組むことで、パフォーマンスの最大化を図ります。 外部アセスメント(GPTW®)のスコアを1つの指標としており、グループ各社は、働きがいのある認定企業水準としてGPTWスコア70%を重要KPIとして設定しており、マネジメントはその進捗に責任を負う体制を整備しています。 PDCAサイクルを回し、アクションの妥当性を検証し、透明性高く、会社と個人がともに成長しあえる環境作りに向け、取り組みを推進しております。 ⅲ.将来のアバントグループを支える次世代リーダー人財の育成当社グループは、持続的な企業価値向上を実現する上で、将来の経営を担う次世代リーダー人財の確保・育成を重要な経営課題の一つと位置づけています。 取締役会及び指名・報酬に関する委員会においても、経営人財のサクセッションを継続的に議論し、中長期的な視点から、グループCEOをはじめ、CXO、事業経営責任者その他の重要ポジションを担い得る人財の発掘・育成に取り組んでいます。 次世代リーダー人財については、現在の職位や短期的な業績のみで判断するのではなく、当社グループの企業価値向上を自らの責任として捉える視座、変化の中で意思決定し実行する力、多様な人財を巻き込み組織を動かす力、さらには周囲から信頼される人間力など、将来の経営を担う上で必要となる資質を重視しています。 本年度は、こうした考え方に基づき、将来の経営を担う候補者の可視化と、人財パイプラインの強化を進めました。 内部人財の育成を基本としつつ、当社グループの今後の成長に必要となる経営能力や専門性については、外部からの人財獲得も組み合わせることで、経営人財ポートフォリオの充実を図っています。 当社グループでは、次世代リーダーの育成において、実際の経営課題に向き合う「経験」を重視しています。 重要ポジションへの配置や役割変更を、人財育成と組織戦略の双方の観点から検討し、挑戦的な役割を担う機会そのものを意図的に創出しています。 併せて、候補者の階層や成長段階に応じた育成機会を設けています。 若手層を対象としたリーダー育成のほか、将来の経営幹部候補に対しては、外部の経営人財育成プログラムへの参加、グループ経営陣や社外取締役との対話などを通じて、自社や担当領域を超えた視座を獲得する機会を提供しています。 こうした取り組みを通じ、特定の少数人財に依存するのではなく、継続的に次世代の経営人財を輩出できるパイプラインの構築を進めています。 また、当社グループでは、人財育成を社内に閉じた取り組みとは捉えていません。 グループCEOの森川は、起業及びIPOを含む企業経営の経験を活かし、2024年4月より一橋大学大学院経営管理研究科の客員教授として講座を担当しています。 企業価値経営を中心に、事業ポートフォリオの構築、資本市場との対話、経営リーダーに求められる役割等について、実際の企業経営に基づく知見を社会に還元しています。 こうした活動を通じ、当社グループ自身も外部との対話から学びながら、経営人財育成の質を高めていきます。 さらに、従業員一人ひとりが企業価値向上を自らの課題として捉え、中長期的な視点で事業や組織の成長に関与することも、次世代リーダー育成の基盤になると考えています。 そのため当社では、従業員と株主をはじめとするステークホルダーとの価値共有を一層進めることを目的として、社員向けインセンティブ・プランとして株式報酬制度を導入しています。 年間5万円相当の当社株式を従業員に付与することにより、企業価値の中長期的な向上を自らの成果として捉える意識を醸成し、一人ひとりの主体的な行動につなげることを目指しています。 当社グループは、こうした人財の発掘、選抜、配置、育成及び登用を一連のプロセスとして継続的に運用し、将来の経営を担うリーダー人財を質・量の両面から充実させることで、持続的な企業価値向上につなげてまいります。 ③ リスク管理当社グループは、中期経営計画の達成、既存事業基盤に影響を与える可能性のあるリスクを年間で見直し、「経営危機リスト」として整備しています。 当該リストでは、重大な影響を与える可能性のあるリスクを「重要リスク」、さらに「重要リスク」のうち平時の統制に加え迅速な有事対応を必要とし、リスク回避・低減・移転等の対応を優先的に着手すべきリスクを「特に重要なリスク」と整理しています。 各「重要なリスク」については、グループ全体として重点的な統制活動を推進し、「特に重要なリスク」に対しては、対応策や課題の明確化、統制状況の定期的なモニタリングとその有効性の検証、改善提言等を通じて、リスクマネジメントサイクル(PDCA)を回しています。 併せて、その他のリスクに関しても、リスクマネジメントの浸透・徹底に必要な活動を行っています。 ④ 指標及び目標サステナビリティに係る指標として当社グループでは、以下の指標をKPIとして設定しております。 a.環境係数 2025年6月期実績2026年6月期実績目標値(2030年6月期)GHG排出量(t-CO2)15,120.68616,796.198-GHG排出量(うちScope2)264.030299.447360.049GHG排出量(うちScope3)14,856.65616,496.751-電力使用量(千kWh)1,0211,139-うち再生可能エネルギーの比率100100- b.社会係数 2025年6月期実績2026年6月期実績目標値GPTWスコア 株式会社アバント737170株式会社ジール707370株式会社ディーバ757870 (注)1.労働者の男女の賃金の額の差異についての実績は、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2) 従業員の状況 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異」に記載しております。 2.2026年6月期のGHG排出量実績に関しまして、Scope2における算出に使用しています。 2026年4月から2026年6月までの電力会社係数が未公表のため、2026年3月の電力係数を使用して算出しております。 当該期間の電力係数が環境省より公表後、再算出した際にGHG排出量実績が変更される可能性がございます。 3.GHG排出量(t-CO2)の目標値については、Scope2のみ設定しています。 |
| 戦略 | ② 戦略a. サステナビリティ戦略ⅰ)環境-気候変動当社グループによる温室効果ガス排出量は、燃料の使用等に伴う直接排出(Scope1)はゼロであり、電気、蒸気、熱の使用に伴う温室効果ガスの間接排出(Scope2)は2026年6月期で299.447t-CO2でした。 他方、原材料の調達、従業員の出張、廃棄物の処理委託等により発生する間接排出(Scope3)は2026年6月期で16,496.751t-CO2でした。 中長期的には事業拡大に伴う排出量の増加は避けられない状況下、適正な勤務時間・在宅勤務の推奨を通じて電力の過剰消費を抑えることに加え、カーボンオフセットにより2030年6月期までに温室効果ガス総排出量のうちScope2を2018年6月期比で50%削減を目指します。 ⅱ)社会-顧客に対する責任 当社グループにとっての最大のリスクは、サイバー攻撃により、お客様へのサービスの提供の継続性が失われることと考えております。 特に当社グループの提供するサービスはお客様の決算情報の作成、経営判断に貢献する情報の生成と開示という、企業の存続に関わる重要な情報の形成に広く貢献しているため、当社グループのサービスの継続性は非常に重要な問題であると考えております。 こうしたリスクに対してはリスクマネジメント委員会で適正なBCPを検討し、その経過を取締役会に報告することとしております。 b. 人材の多様性の確保を含む人材育成の方針当社グループは、ソフトウエアドリブン戦略の推進により、1人当たり営業利益で測定される「価値創造生産性」の向上を目指しています。 その成果を報酬還元や人的資本への投資として従業員へ還元することで、人財価値創造の好循環を実現し、持続的な企業価値の向上につなげていきます。 当社グループの競争力の源泉は、人財です。 お客様へ価値あるサービスを提供するだけでなく、新たなソフトウエアやソリューションを生み出し、事業を進化させるのも人財です。 そのため、人財価値創造を事業成長の基盤と位置づけ、持続的な成長を支える人材戦略を推進しています。 この考え方のもと、以下の3点を重点施策として取り組んでいます。 ⅰ.事業戦略実現のための育成と採用<基本の人財方針>当社グループでは、企業理念である「100年企業の創造」の実現に向け、グループ共通の価値観として「OPEN、VALUE、STRETCH」の3つを行動指針に定めています。 OPEN オープンコミュニケーションVALUE お客様満足の価値創造の追求STRETCH 変化を楽しみ、最善へ挑戦し続ける姿勢これらの価値観を体現し、オープンな対話を通じて挑戦を続け、お客様への価値創造に取り組む人財の育成・採用を推進しています。 <事業戦略と連動した人財方針>ソフトウエアドリブン戦略の実現に向け、各事業に必要となる人財像や能力要件を明確化し、それに基づく採用・育成・配置を行うことで、事業成長を加速させていきます。 ⅱ.従業員のやりがい向上十分なスキルを保有し、やりがいをもって仕事に取り組むことで、パフォーマンスの最大化を図ります。 外部アセスメント(GPTW®)のスコアを1つの指標としており、グループ各社は、働きがいのある認定企業水準としてGPTWスコア70%を重要KPIとして設定しており、マネジメントはその進捗に責任を負う体制を整備しています。 PDCAサイクルを回し、アクションの妥当性を検証し、透明性高く、会社と個人がともに成長しあえる環境作りに向け、取り組みを推進しております。 ⅲ.将来のアバントグループを支える次世代リーダー人財の育成当社グループは、持続的な企業価値向上を実現する上で、将来の経営を担う次世代リーダー人財の確保・育成を重要な経営課題の一つと位置づけています。 取締役会及び指名・報酬に関する委員会においても、経営人財のサクセッションを継続的に議論し、中長期的な視点から、グループCEOをはじめ、CXO、事業経営責任者その他の重要ポジションを担い得る人財の発掘・育成に取り組んでいます。 次世代リーダー人財については、現在の職位や短期的な業績のみで判断するのではなく、当社グループの企業価値向上を自らの責任として捉える視座、変化の中で意思決定し実行する力、多様な人財を巻き込み組織を動かす力、さらには周囲から信頼される人間力など、将来の経営を担う上で必要となる資質を重視しています。 本年度は、こうした考え方に基づき、将来の経営を担う候補者の可視化と、人財パイプラインの強化を進めました。 内部人財の育成を基本としつつ、当社グループの今後の成長に必要となる経営能力や専門性については、外部からの人財獲得も組み合わせることで、経営人財ポートフォリオの充実を図っています。 当社グループでは、次世代リーダーの育成において、実際の経営課題に向き合う「経験」を重視しています。 重要ポジションへの配置や役割変更を、人財育成と組織戦略の双方の観点から検討し、挑戦的な役割を担う機会そのものを意図的に創出しています。 併せて、候補者の階層や成長段階に応じた育成機会を設けています。 若手層を対象としたリーダー育成のほか、将来の経営幹部候補に対しては、外部の経営人財育成プログラムへの参加、グループ経営陣や社外取締役との対話などを通じて、自社や担当領域を超えた視座を獲得する機会を提供しています。 こうした取り組みを通じ、特定の少数人財に依存するのではなく、継続的に次世代の経営人財を輩出できるパイプラインの構築を進めています。 また、当社グループでは、人財育成を社内に閉じた取り組みとは捉えていません。 グループCEOの森川は、起業及びIPOを含む企業経営の経験を活かし、2024年4月より一橋大学大学院経営管理研究科の客員教授として講座を担当しています。 企業価値経営を中心に、事業ポートフォリオの構築、資本市場との対話、経営リーダーに求められる役割等について、実際の企業経営に基づく知見を社会に還元しています。 こうした活動を通じ、当社グループ自身も外部との対話から学びながら、経営人財育成の質を高めていきます。 さらに、従業員一人ひとりが企業価値向上を自らの課題として捉え、中長期的な視点で事業や組織の成長に関与することも、次世代リーダー育成の基盤になると考えています。 そのため当社では、従業員と株主をはじめとするステークホルダーとの価値共有を一層進めることを目的として、社員向けインセンティブ・プランとして株式報酬制度を導入しています。 年間5万円相当の当社株式を従業員に付与することにより、企業価値の中長期的な向上を自らの成果として捉える意識を醸成し、一人ひとりの主体的な行動につなげることを目指しています。 当社グループは、こうした人財の発掘、選抜、配置、育成及び登用を一連のプロセスとして継続的に運用し、将来の経営を担うリーダー人財を質・量の両面から充実させることで、持続的な企業価値向上につなげてまいります。 |
| 指標及び目標 | ④ 指標及び目標サステナビリティに係る指標として当社グループでは、以下の指標をKPIとして設定しております。 a.環境係数 2025年6月期実績2026年6月期実績目標値(2030年6月期)GHG排出量(t-CO2)15,120.68616,796.198-GHG排出量(うちScope2)264.030299.447360.049GHG排出量(うちScope3)14,856.65616,496.751-電力使用量(千kWh)1,0211,139-うち再生可能エネルギーの比率100100- b.社会係数 2025年6月期実績2026年6月期実績目標値GPTWスコア 株式会社アバント737170株式会社ジール707370株式会社ディーバ757870 (注)1.労働者の男女の賃金の額の差異についての実績は、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2) 従業員の状況 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異」に記載しております。 2.2026年6月期のGHG排出量実績に関しまして、Scope2における算出に使用しています。 2026年4月から2026年6月までの電力会社係数が未公表のため、2026年3月の電力係数を使用して算出しております。 当該期間の電力係数が環境省より公表後、再算出した際にGHG排出量実績が変更される可能性がございます。 3.GHG排出量(t-CO2)の目標値については、Scope2のみ設定しています。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | b. 人材の多様性の確保を含む人材育成の方針当社グループは、ソフトウエアドリブン戦略の推進により、1人当たり営業利益で測定される「価値創造生産性」の向上を目指しています。 その成果を報酬還元や人的資本への投資として従業員へ還元することで、人財価値創造の好循環を実現し、持続的な企業価値の向上につなげていきます。 当社グループの競争力の源泉は、人財です。 お客様へ価値あるサービスを提供するだけでなく、新たなソフトウエアやソリューションを生み出し、事業を進化させるのも人財です。 そのため、人財価値創造を事業成長の基盤と位置づけ、持続的な成長を支える人材戦略を推進しています。 この考え方のもと、以下の3点を重点施策として取り組んでいます。 ⅰ.事業戦略実現のための育成と採用<基本の人財方針>当社グループでは、企業理念である「100年企業の創造」の実現に向け、グループ共通の価値観として「OPEN、VALUE、STRETCH」の3つを行動指針に定めています。 OPEN オープンコミュニケーションVALUE お客様満足の価値創造の追求STRETCH 変化を楽しみ、最善へ挑戦し続ける姿勢これらの価値観を体現し、オープンな対話を通じて挑戦を続け、お客様への価値創造に取り組む人財の育成・採用を推進しています。 <事業戦略と連動した人財方針>ソフトウエアドリブン戦略の実現に向け、各事業に必要となる人財像や能力要件を明確化し、それに基づく採用・育成・配置を行うことで、事業成長を加速させていきます。 ⅱ.従業員のやりがい向上十分なスキルを保有し、やりがいをもって仕事に取り組むことで、パフォーマンスの最大化を図ります。 外部アセスメント(GPTW®)のスコアを1つの指標としており、グループ各社は、働きがいのある認定企業水準としてGPTWスコア70%を重要KPIとして設定しており、マネジメントはその進捗に責任を負う体制を整備しています。 PDCAサイクルを回し、アクションの妥当性を検証し、透明性高く、会社と個人がともに成長しあえる環境作りに向け、取り組みを推進しております。 ⅲ.将来のアバントグループを支える次世代リーダー人財の育成当社グループは、持続的な企業価値向上を実現する上で、将来の経営を担う次世代リーダー人財の確保・育成を重要な経営課題の一つと位置づけています。 取締役会及び指名・報酬に関する委員会においても、経営人財のサクセッションを継続的に議論し、中長期的な視点から、グループCEOをはじめ、CXO、事業経営責任者その他の重要ポジションを担い得る人財の発掘・育成に取り組んでいます。 次世代リーダー人財については、現在の職位や短期的な業績のみで判断するのではなく、当社グループの企業価値向上を自らの責任として捉える視座、変化の中で意思決定し実行する力、多様な人財を巻き込み組織を動かす力、さらには周囲から信頼される人間力など、将来の経営を担う上で必要となる資質を重視しています。 本年度は、こうした考え方に基づき、将来の経営を担う候補者の可視化と、人財パイプラインの強化を進めました。 内部人財の育成を基本としつつ、当社グループの今後の成長に必要となる経営能力や専門性については、外部からの人財獲得も組み合わせることで、経営人財ポートフォリオの充実を図っています。 当社グループでは、次世代リーダーの育成において、実際の経営課題に向き合う「経験」を重視しています。 重要ポジションへの配置や役割変更を、人財育成と組織戦略の双方の観点から検討し、挑戦的な役割を担う機会そのものを意図的に創出しています。 併せて、候補者の階層や成長段階に応じた育成機会を設けています。 若手層を対象としたリーダー育成のほか、将来の経営幹部候補に対しては、外部の経営人財育成プログラムへの参加、グループ経営陣や社外取締役との対話などを通じて、自社や担当領域を超えた視座を獲得する機会を提供しています。 こうした取り組みを通じ、特定の少数人財に依存するのではなく、継続的に次世代の経営人財を輩出できるパイプラインの構築を進めています。 また、当社グループでは、人財育成を社内に閉じた取り組みとは捉えていません。 グループCEOの森川は、起業及びIPOを含む企業経営の経験を活かし、2024年4月より一橋大学大学院経営管理研究科の客員教授として講座を担当しています。 企業価値経営を中心に、事業ポートフォリオの構築、資本市場との対話、経営リーダーに求められる役割等について、実際の企業経営に基づく知見を社会に還元しています。 こうした活動を通じ、当社グループ自身も外部との対話から学びながら、経営人財育成の質を高めていきます。 さらに、従業員一人ひとりが企業価値向上を自らの課題として捉え、中長期的な視点で事業や組織の成長に関与することも、次世代リーダー育成の基盤になると考えています。 そのため当社では、従業員と株主をはじめとするステークホルダーとの価値共有を一層進めることを目的として、社員向けインセンティブ・プランとして株式報酬制度を導入しています。 年間5万円相当の当社株式を従業員に付与することにより、企業価値の中長期的な向上を自らの成果として捉える意識を醸成し、一人ひとりの主体的な行動につなげることを目指しています。 当社グループは、こうした人財の発掘、選抜、配置、育成及び登用を一連のプロセスとして継続的に運用し、将来の経営を担うリーダー人財を質・量の両面から充実させることで、持続的な企業価値向上につなげてまいります。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | b.社会係数 2025年6月期実績2026年6月期実績目標値GPTWスコア 株式会社アバント737170株式会社ジール707370株式会社ディーバ757870 (注)1.労働者の男女の賃金の額の差異についての実績は、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2) 従業員の状況 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異」に記載しております。 2.2026年6月期のGHG排出量実績に関しまして、Scope2における算出に使用しています。 2026年4月から2026年6月までの電力会社係数が未公表のため、2026年3月の電力係数を使用して算出しております。 当該期間の電力係数が環境省より公表後、再算出した際にGHG排出量実績が変更される可能性がございます。 3.GHG排出量(t-CO2)の目標値については、Scope2のみ設定しています。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 当社グループは、グループCRO(Chief Risk-Management Officer)を委員長とするリスクマネジメント委員会を設置し、リスクを管理する体制を整えています。 当該委員会では、事業活動に関する諸種のリスクについて経営に影響を与える発生頻度と影響度を分析・評価し、重大な影響を与える可能性のあるリスクを「重要なリスク」、さらに「重要なリスク」のうち平時の統制に加え迅速な有事対応を必要とし、リスク回避・低減・移転等の対応を優先的に着手すべきリスクを「特に重要なリスク」と整理しています。 各「重要なリスク」については、グループ全体として重点的な統制活動を推進し、「特に重要なリスク」に対しては、対応策や課題の明確化、統制状況の定期的なモニタリングとその有効性の検証、改善提言等を通じて、リスクマネジメントサイクル(PDCA)を回しています。 併せて、その他のリスクに関しても、リスクマネジメントの浸透・徹底に必要な活動を行っています。 有価証券報告書に記載した「第2 事業の状況」、「第5 経理の状況」等に関する事項のうち、当社グループの事業計画の達成、存立基盤に重大な影響を与える可能性のあるリスクには以下の(1)から(5)のリスクがあります。 このうち、(1)を「特に重要なリスク」と定め重点対応を進めています。 なお、前連結会計年度における「重要なリスク」との差異は、主にリスクマネジメントの取組みによるリスクレベル低下によるものであります。 また、将来の業績及び財政状態に与えうるリスクや不確実性は、これらに限定されるものではありません。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断によるものであります。 [特に重要なリスク](1) サイバー攻撃によるリスク当社グループが提供するクラウドサービスには、制度会計、管理会計、事業管理等、お客様の重要なデータを取り扱うサービスを提供するものがあります。 それらのサービスでサイバー攻撃を原因とするサービスの停止やお客様データの喪失等が発生した場合は、お客様業務に多大な影響を及ぼす可能性があります。 また、それらが当社の責めに帰すべき事由により発生した場合には、損害賠償の支払い等により業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性がある他、当社グループへの信頼性やブランドイメージの低下に繋がることから、特に重要なリスクであると位置づけています。 当社グループではリスク低減のためISMSに準拠したセキュリティマネジメントサイクルを構築し、情報セキュリティ委員会にてリスクを識別し継続的に改善を推進しています。 また、当社グループの提供するクラウドサービスにおいては情報セキュリティ面の管理体制が有効であることを評価する米国保証業務基準書第 18号(SSAE18)「SOC2」の認証を取得する等客観的評価を活用し、リスク低減に努めています。 さらに、社内でのクラウド利用及びPC利用においても、対策標準を策定して利用前の対策事項を規定するとともに、利用・権限を制御することでリスク低減に努めています。 [重要なリスク](2) 人工知能(以下、「AI」という)に関するリスク当社グループは、中期経営計画「BE GLOBAL 2028」に基づき成長を目指しておりますが、近年の生成AIをはじめとするAI技術の急速な進展により、事業環境は大きく変化しております。 特に開発・分析領域においては、AI活用により生産性や付加価値が大きく向上しており、競争環境そのものが変容しています。 このような環境下で当社のAI活用が遅れた場合、開発効率の低下、サービス競争力の低下、顧客ニーズへの対応遅延による受注機会の逸失等が生じ、収益機会の縮小につながる可能性があります。 これらにより、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 本リスクに対して当社グループでは、全社的にAI活用の推進及び人材の確保・育成に取り組んでおります。 (3) 出資・M&Aに関するリスク当社グループは中期経営計画「BE GLOBAL 2028」で持続的な収益成長と事業拡大を目指しています。 そのため業績及び財政状態等の状況を踏まえつつ、必要に応じて企業買収や資本提携を行う方針としています。 しかしながら、M&Aを進めるにあたっては、適切な候補が見つからない場合や取引条件が合意に至らない等の理由により、当社グループの想定通りに取引が進まない可能性がある他、出資・M&A後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査で把握できない問題が生じた場合はのれん等の減損に繋がる等、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 本リスクに対して、M&A管掌組織が事前に候補企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行い、識別された各リスクの検証、対応策を踏まえて意思決定を実施する他、各事業にて関わる出資先の経営状況等を定量的・定性的に把握することにより、当該リスクの低減に努めています。 (4) 事業投資・設備投資に関するリスク当社グループは中期経営計画「BE GLOBAL 2028」の達成に向け、人財・研究開発への投資をはじめ、製品競争力の強化に向けた製品開発投資や事業基盤の整備・拡充を進めています。 しかしながらこれらの事業投資は、市場環境の変化や開発製品と市場ニーズのギャップ等により期待していた投資成果を創出できない可能性も想定されます。 投資の効果が期待を下回る場合には、中長期的に当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 本リスクに対して当社グループでは、事業投資の検討段階では投資効果とリスクを評価のうえ予め「権限規程」に定めた権限に従い慎重な決定を行い、実行段階においては計画に対する進捗状況を継続的にモニタリングし、必要な施策を適時に実施することでリスクの顕在化防止と影響低減に努めています。 (5) 経営者への依存に関するリスク当社グループの組織は現在、組織体制の確立と人財育成を重要課題として推進しているものの、代表取締役社長である森川徹治氏をはじめとする一部の重要な経営人財への依存度が高い状況にあります。 そのため、これらの人財に万が一の事態が生じた場合、事業活動の推進や業績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 本リスクに対しては、次世代のリーダーを事業会社の取締役に任命し経営を任せ、持株会社から監督・指導することを通じて後継者の育成に努めるとともに、採用活動も積極的に推進する等、サクセッション・プランの策定とその遂行に取り組んでいます。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下の通りであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績等の概況中期経営戦略「BE GLOBAL 2028」の進捗について当社グループは2023年8月に、2028年6月期までの5ヶ年の中期経営計画「BE GLOBAL 2028」を策定しました。 同計画では、戦略マテリアリティとして定めた「企業価値向上に役立つソフトウエア会社になる」の実現に向け、持続的な利益成長と、高収益かつ継続性の高い事業モデルの構築を目指しております。 2026年6月期までの3年間では、売上高、営業利益及び純利益はいずれも2023年6月期と比較して約1.4倍に成長し、ROE、DOE及び配当は目標水準を確保しました。 一方、「1人当たり営業利益」及び「ソフトウエア粗利益」は、中期経営計画が目指す水準から遅れています。 また、事業別では、連結決算開示事業(ディーバ)が売上高、利益の成長に加え、収益性と生産性でも良好な水準となった一方、経営管理ソリューション事業(アバント)は「BE GLOBAL 2028」とのギャップが最も大きい事業となりました。 中期経営計画で目指す基本的な方向性に変更はありませんが、これらの進捗を踏まえ、目標の実現方法を見直しております。 中期経営計画「BE GLOBAL 2028」の主要定量目標と達成状況中期経営計画「BE GLOBAL 2028」では「売上高」「純利益」「1人当たりの営業利益」「ソフトウエア粗利益」「ROE」「DOE(純資産配当率)」の6項目を主要な経営指標として位置づけています。 それぞれの項目の目標及び当連結会計年度における進捗状況は以下の通りです。 [売上高]売上高は2028年6月期に400~450億円の目標レンジに達することを目標としております。 これは中期経営計画期間において前連結会計年度の売上高から平均成長率15%前後で売上成長を継続した場合の目標水準となりますが、お客様である日本企業の間で中長期的なトレンドとなりつつある「データ及びデジタル技術を活用した企業経営・企業活動の高度化」を通じた競争力維持・強化のための投資ニーズは基本的な情報環境整備に伴い一定の落ち着きが見られるものの、引き続き堅調であり、連結決算開示事業、デジタルトランスフォーメーション推進事業を中心に売上成長を実現したことにより、連結売上高は30,481百万円(前年同期比8.0%増)となりました。 [純利益]純利益については、中期経営計画において平均成長率25%をベースとして2028年6月期に60~70億円の目標レンジに達することを目標としております。 当連結会計年度は、業容拡大に応じた人件費、採用費及びIT費用、オフィスの移転及び増床に伴うオフィス費用、ソフトウエアビジネス強化を中心とした将来成長を実現するための投資性の費用等が増加したことに加え、一過性費用である受注損失引当金の計上があったものの、ソフトウエアビジネスの成長による利益率の向上及び自社リソースを補うための外注加工費が減少したこともあり、営業利益は増益となったものの、投資事業組合運用損、自己株式取得に伴う支払手数料の増加、前年同期に計上した株式売却益の反動の影響もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は2,985百万円(前年同期比13.1%減)となりました。 [1人当たりの営業利益]中期経営計画では、価値創造生産性の向上を起点とした人財価値創造、企業価値創造につながる価値創造スパイラルにより、戦略マテリアリティ「企業価値の向上に役立つソフトウエア会社になる」を実現することを目指しており、2028年6月期には価値創造生産性を示す「1人当たりの営業利益」を3.5~4.3百万円の目標レンジまで向上させることを目標としております。 当連結会計年度の1人当たりの営業利益に関しては2.6百万円となりました。 持続可能な成長を実現するためには、1人当たりの営業利益の分母にあたる従業員数と分子にあたる営業利益をバランスよく向上させていくことが必要であるため、人材確保及び生産性の改善は継続的な課題として認識しております。 注)1人当たりの営業利益は期中平均の社員数を用いて計算 [ソフトウエア粗利益]中期経営計画では、事業ポートフォリオ、人財ポートフォリオを始め、全ての起点をソフトウエアとするソフトウエアドリブン戦略により戦略マテリアリティ「企業価値の向上に役立つソフトウエア会社になる」を実現することを目指しており、ソフトウエア粗利益をソフトウエアドリブン戦略の進捗を測る指標として位置づけています。 2028年6月期にはソフトウエア粗利益を55~60億円の目標レンジに引き上げることを目標としております。 当連結会計年度のソフトウエア粗利益は、2,957百万円となり、前連結会計年度と比較して133百万円増加しました。 ソフトウエアビジネスを強化するための成長投資は継続的かつ機動的に実施していく方針であり、ソフトウエアドリブン戦略の進捗とともに5か年の期間で徐々に効果が表れるものと見ております。 [ROE]中期経営計画の実現のためには既存のビジネスの規模拡大だけではなく、内部投資あるいは外部成長の取り込みといった中長期の目線による投資的な活動も必要であると認識しております。 投資活動を実施する際の目安として、当社グループが長期的に20%前後を維持しているROEについて、中期経営計画期間中においても平均20%以上の水準を維持することを目標として設定しております。 当連結会計年度のROEは、19.8%となりました。 一時的な収益性の低下により、前年の水準を下回りましたが、引き続き高水準を維持しております。 [DOE(純資産配当率)]当社グループでは、配当を株主還元政策の重要事項として位置づけ、純資産配当率に注目し、毎期の業績に大きく左右されることなく、配当金額を安定的に維持・向上していくことを指向しております。 2028年6月期には中期経営計画期間に達成目標として掲げている純資産配当率8%の達成を志向して経営成績及び財務状況を実現することを目指しております。 なお、達成時の1株当たり配当金は51円が見込まれます。 当連結会計年度は、継続的な安定配当の基本方針のもと、1株当たり7円増配の32円とすることを2026年9月25日開催予定の第30期定時株主総会で決議する予定です。 純資産配当率は約7.5%と東証上場企業の平均を大きく上回る水準を維持しており、中期経営計画目標に向かって順調に進捗していると認識しております。 なお、経営成績等の状況に関する詳細な分析は以下の通りです。 (2) 経営成績の状況当連結会計年度における連結業績は以下の通りです。 (単位:百万円[単位未満切捨て]) 第29期(2025年6月期)第30期(2026年6月期)(当連結会計年度) 前連結会計年度比増減額増減率(%)売上高28,22730,4812,2538.0営業利益4,6044,697932.0経常利益4,6134,573△39△0.9親会社株主に帰属する当期純利益3,4342,985△449△13.1 連結売上高に関しては、お客様である日本企業の間で中長期的なトレンドとなりつつある「データ及びデジタル技術を活用した企業経営・企業活動の高度化」を通じた競争力維持・強化のための投資ニーズは基本的な情報環境整備に伴い一定の落ち着きが見られるものの、引き続き堅調であり、連結決算開示事業、デジタルトランスフォーメーション推進事業を中心に売上成長を実現したことにより、30,481百万円(前年同期比8.0%増)と増収になりました。 利益に関しては、業容拡大に応じた人件費、採用費及びIT費用、オフィスの移転及び増床に伴うオフィス費用、ソフトウエアビジネス強化を中心とした将来成長を実現するための投資性の費用等が増加したことに加え、一過性費用である受注損失引当金の計上があったものの、ソフトウエアビジネスの成長による利益率の向上及び自社リソースを補うための外注加工費が減少したこともあり、営業利益は4,697百万円(前年同期比2.0%増)と増益になりました。 一方で、投資事業組合運用損、自己株式取得に伴う支払手数料の増加、前年同期に計上した株式売却益の反動の影響もあり、経常利益は4,573百万円(前年同期比0.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,985百万円(前年同期比13.1%減)となりました。 なお、当社は当連結会計年度より、事業セグメントの区分方法を見直し、株式会社ディーバを「連結決算開示事業」、株式会社ジールを「デジタルトランスフォーメーション推進事業」、株式会社アバントを「経営管理ソリューション事業」と、1社1セグメントで構成し、その他の小規模法人については「その他」に区分するように変更しております。 これに伴い、各セグメントの前年同期の実績値を変更後のセグメント区分に組み替えて表記しております。 各セグメントの状況は以下の通りです。 a.売上高 (単位:百万円 [単位未満切捨て]) 第29期(2025年6月期)第30期(2026年6月期)(当連結会計年度) 前連結会計年度比増減額増減率(%)連結決算開示事業8,3019,6481,34616.2デジタルトランスフォーメーション推進事業10,31811,0227036.8経営管理ソリューション事業9,5209,6851641.7その他4375319421.5セグメント間取引消去△349△405△55-連結売上高28,22730,4812,2538.0 b.営業利益 (単位:百万円 [単位未満切捨て]) 第29期(2025年6月期)第30期(2026年6月期)(当連結会計年度) 前連結会計年度比増減額増減率(%)連結決算開示事業2,0062,92391745.7デジタルトランスフォーメーション推進事業1,7161,71710.1経営管理ソリューション事業1,7721,129△643△36.3その他9910444.7全社費用及び当社とセグメントとの取引消去等△990△1,176△186-連結営業利益4,6044,697932.0 連結決算開示事業については、当連結会計年度より一部の保守サービスの取引が経営管理ソリューション事業から商流変更されたことに加え、アウトソーシングビジネスが引き続き増収に貢献したことにより、売上高9,648百万円(前年同期比16.2%増)と増収になりました。 収益性の面においては、人員増加やオフィスの増床に伴う人件費及びオフィス費用の増加といったコスト増の要因はあるものの、採用費の減少に加え、生産性の向上及びソフトウエアビジネスにおけるクラウド移行の推進等の影響で利益率が向上したことにより、営業利益は2,923百万円(前年同期比45.7%増)と売上増を大きく上回る増益率となりました。 デジタルトランスフォーメーション推進事業については、顧客ニーズの高度化に伴い一定の落ち着きが見られ、加えて、一部の案件のキャンセルが発生したものの、経営や事業推進に関わる意思決定にデータを活用するニーズは引き続き堅調であり、売上高は11,022百万円(前年同期比6.8%増)と増収になりました。 自社リソースを補うための外注費は減少しましたが、売上成長を支えるための人員増に伴う人件費の増加、オフィスの移転に伴う一時費用やオフィス費用等のコスト増に加え、前述の一部の案件のキャンセルによって収益性が悪化した影響もあり、営業利益は1,717百万円(前年同期比0.1%増)とほぼ横ばいとなりました。 経営管理ソリューション事業については、ソフトウエアビジネスの売上は増加しているものの、当連結会計年度より一部の保守サービスの取引が連結決算開示事業に商流変更された影響もあり、売上高9,685百万円(前年同期比1.7%増)の微増となりました。 上記要因によって売上成長が限定的となったことに加え、将来成長のための人員確保に伴う人件費増及びソフトウエアビジネス強化のための研究開発費、マーケティング費用、外注費の増加、一過性費用である受注損失引当金の計上等の影響もあり、営業利益は1,129百万円(前年同期比36.3%減)と減益になりました。 (生産、受注及び販売の実績)a. 生産実績該当事項はありません。 b. 受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメント別に示すと、次の通りであります。 セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)連結決算開示事業10,77022.76,11222.5デジタルトランスフォーメーション推進事業11,0057.31,995△0.8経営管理ソリューション事業10,2746.03,761△9.9その他54317.12116.3セグメント間取引消去△492-△963-合計32,10211.811,11817.1 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント別に示すと、次の通りであります。 セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)連結決算開示事業9,64816.2デジタルトランスフォーメーション推進事業11,0226.8経営管理ソリューション事業9,6851.7その他53121.5セグメント間取引消去△405-合計30,4818.0 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の主要な相手先がいないため記載しておりません。 (3) 財政状態の状況当連結会計年度末の資産合計は、24,147百万円(前連結会計年度末比225百万円減)となりました。 これは主に、現金及び預金の減少1,778百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加135百万円、前払費用の増加325百万円、建物の増加579百万円、関係会社株式の増加386百万円、長期貸付金の増加166百万円などによるものであります。 一方、負債合計は9,577百万円(前連結会計年度末比802百万円増)となりました。 これは主に、契約負債の増加436百万円、資産除去債務(固定)の増加246百万円などによるものであります。 また、純資産合計は親会社株主に帰属する当期純利益2,985百万円の計上、剰余金の配当930百万円の支払い、自己株式の消却による資本剰余金の減少135百万円、利益剰余金の減少3,095百万円などにより、14,570百万円(前連結会計年度末比1,027百万円減)となりました。 この結果、自己資本比率は60.3%(前連結会計年度末は63.9%)と、前連結会計年度に比べ3.6ポイント低下しましたが、依然として有利子負債も少なく安定性の高い財務バランスを保っていると考えております。 (4) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、前連結会計年度末に比べ1,779百万円減少し、13,382百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果獲得した資金は、3,790百万円となりました。 (前連結会計年度は4,469百万円の獲得)増加要因の主な内訳は、税金等調整前当期純利益4,505百万円、減価償却費417百万円、受注損失引当金の増加額238百万円、契約負債の増加額436百万円、減少要因の主な内訳は、売上債権及び契約資産の増加額135百万円、前払費用の増加額322百万円、法人税等の支払額1,565百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、1,338百万円となりました。 (前連結会計年度は201百万円の使用)支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出597百万円、投資有価証券の取得による支出146百万円、関係会社株式の取得による支出420百万円、長期貸付けによる支出158百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、4,257百万円となりました。 (前連結会計年度は1,036百万円の使用)支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出3,231百万円、配当金の支払額930百万円であります。 なお、当社グループでは、法人税等の支払や役職員への業績連動賞与の支給などによって連結会計年度初期の営業活動によるキャッシュ・フローは低水準となり、中期以降に徐々に増加し、通期で見るとプラスとなるのが通例となっております。 連結決算開示事業及び経営管理ソリューション事業における保守料やアウトソーシングビジネスの支払手数料については、役務の提供前に年間分が前払いされることから、元より運転資金がほとんど必要のないビジネスモデルとなっています。 反面、デジタルトランスフォーメーション推進事業は外注費等の支払いが先行するため、売上が伸びるに従って増加運転資金需要が発生することになりますが、グループ全体の余剰資金を持株会社へ集中することにより、グループ間での円滑な資金融通を可能としているほか、グループ全体としては、現金総保有高に加え、取引各行と総額35億円のコミットメントラインを設定しているところから、現状資金繰りに懸念はなく、むしろ今後は余剰資金を戦略的な投資に利用していく意向です。 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析当社グループでは、持続的な企業価値の向上とそれを通じた株主還元の向上を実現するために、資本効率を向上させつつ、財務の健全性・柔軟性も確保された最適な資本構成を維持・追求することを基本方針としております。 当社グループの主な所要資金は、オフィス及びIT関連の設備投資や、経常の運転資金であり、これら所要資金については、適宜、自己資金及び銀行からの借入により調達しております。 なお、当連結会計年度末において借入金の残高はありません。 また、現金及び預金12,815百万円を保有しており、必要な資金は確保されていると認識しております。 資金の流動性については、グループ間の資金管理契約によりグループ各社における余剰資金の有効活用に努め、さらに金融機関との間にコミットメントライン契約を締結していることにより、急な資金需要や不測の事態にも備えております。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成に当たり、当連結会計年度における資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える将来に関する見積りを実施する必要があります。 経営者は、これらの見積りについて、当連結会計年度末時点において過去の実績やその他のさまざまな要因を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、将来においてこれらの見積りとは異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載の通りであります。 特に次の重要な会計方針が、連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。 ①繰延税金資産当社グループでは、将来の課税所得を合理的に見積り、繰延税金資産の回収可能性の判断をしております。 将来の課税所得に関する予測は、過去の実績や一定の仮定のもとに行っているため、経営環境等の変化により、課税所得の見積りの変更が必要となった場合には、繰延税金資産の計上額が変動し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②賞与引当金賞与引当金は、従業員に対する翌連結会計年度賞与支給見込額のうち当期間対応額を計上しておりますが、実際の支給額は支給時点における外部環境及び当社グループの状況を勘案の上、決定されるため、実際の支給額が見積りと異なる場合には追加の費用計上が必要となる可能性があります。 ③受注損失引当金当社グループは、受注契約に係る将来の損失に備えるため、翌連結会計年度以降の損失発生見込額を計上しております。 実際の発生原価が見積りと異なる場合、追加の引当金計上が必要となる可能性があります。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当社グループは、ソフトウエアを知的製造品と考え、業務プロセスを標準化・パッケージ化することで生産性の高い付加価値を提供していくために、ソフトウエア機能を業務的な側面及び技術的な側面の両面から、データの処理とその結果であるコンテンツについて検討し、高い技術が集約された信頼性のあるソフトウエアの開発を推進しております。 また、当社グループの中長期的な成長のためにお客様企業におけるニーズを的確に反映した製品開発体制を強化します。 当社グループではこれまでも多くのお客様企業との関係を構築することで、さまざまなニーズにお応えできるよう製品開発を進めてきました。 今後も引き続きお客様企業との関係を強化し、より効果的な製品開発のインプットを求めていきます。 当連結会計年度において支出した研究開発費の総額は361百万円であります。 セグメントごとの研究開発活動を示すと以下の通りであります。 (1) 連結決算開示事業サービス提供の基盤プラットフォーム等の製品の開発に取組んでおります。 (2) デジタルトランスフォーメーション推進事業お客様がデジタルトランスフォーメーションを推進していく上で必要となる製品、ソリューションの開発に取組んでおります。 (3) 経営管理ソリューション事業お客様からの多様なニーズに応え課題の解決に貢献するために、製品の開発に引続き取組んでおります。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループでは、急速な技術革新及び事業環境の変化に対応するため、製品開発機能の充実、お客様へのサービスの強化及び継続的な事業成長を支える組織基盤の強化を目的として計画的・継続的に設備投資を実施しております。 当連結会計年度における設備投資額は、547百万円(ソフトウエアを含む)となっており、セグメントごとの設備投資について示すと、連結決算開示事業で22百万円、デジタルトランスフォーメーション推進事業で433百万円、経営管理ソリューション事業で3百万円、その他で2百万円、全社(共通)で84百万円であります。 その主なものは事務所に関連した建物附属設備の新設、社内ネットワーク設備に関連した工具、器具及び備品の増設、自社利用ソフトウエアの導入であり、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は以下の通りであります。 (1) 提出会社2026年6月30日現在事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物工具、器具及び備品ソフトウエアその他合計本社(東京都港区)全社(共通)事務所設備ソフトウエア-321533321970新宿オフィス(東京都新宿区)全社(共通)事務所設備-0--0- (注) 1.有形固定資産のほか、ソフトウエア(市場販売目的のソフトウエアを除く)を含めて記載しております。 2.本社については、事業所とともに設備の一部を連結子会社から賃借しております。 3.帳簿価額のうち「その他」は、電話加入権、商標権であります。 (2) 国内子会社2026年6月30日現在会社名セグメントの名称事業所(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物工具、器具及び備品ソフトウエアその他合計株式会社アバント経営管理ソリューション事業本社(東京都港区)事務所設備ソフトウエア3413620111436大阪オフィス(大阪府大阪市)事務所設備00--061株式会社インターネットディスクロージャーその他本社(東京都中央区)事務所設備-15--1511株式会社ジールデジタルトランスフォーメーション推進事業本社(東京都品川区)事務所設備ソフトウエア6752100697612大阪オフィス(大阪府大阪市)事務所設備32--651株式会社ディーバ連結決算開示事業本社(東京都新宿区)事務所設備ソフトウエア172331-207519港南オフィス(東京都港区)事務所設備ソフトウエア43200-64109 (注) 1.有形固定資産のほか、ソフトウエア(市場販売目的のソフトウエアを除く)を含めて記載しております。 2.建物は全て間仕切等の建物附属設備であります。 なお、本社事務所及び他の事務所はいずれも賃借しております。 3.帳簿価額のうち「その他」は、建設仮勘定等であります。 4.株式会社VISTAについては、重要性が乏しいため記載を省略しております。 (3) 在外子会社 重要性が乏しいため、記載を省略しております。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 361,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 84,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 47 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 5 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 11,265,100 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする場合と、それ以外の目的で保有する場合で区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1010非上場株式以外の株式---- 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式0--非上場株式以外の株式--- |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2026年6月30日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 森川 徹治東京都港区9,781,46627.87 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR2,578,4007.35 野城 剛埼玉県朝霞市1,868,8005.32 株式会社オービックビジネスコンサルタント東京都新宿区西新宿六丁目8番1号1,600,0004.56 アバントグループ従業員持株会東京都港区港南二丁目15番2号1,306,7003.72 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海一丁目8番12号1,089,4993.10 中山 立神奈川県川崎市659,7841.88 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部長日置 貴史) ONE CONGRESS STREET,SUITE 1,BOSTON,MASSACHUSETTS (東京都港区港南2丁目15番1号品川インターシティA棟)555,2001.58 川村 時生東京都杉並区550,0001.57 和田 淳一神奈川県川崎市514,2001.47計-20,504,04958.42 (注)1.上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次の通りであります。 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,061,900株 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 430,200株2.当社は従業員及び執行役員向け株式交付信託並びに役員に対する株式報酬制度における信託を導入しており、 株式会社日本カストディ銀行(信託口)が所有する当社株式642,599株は、自己株式に含めておりません。3.上記のほか、当社は自己株式412,300株を保有しております。 |
| 株主数-金融機関 | 7 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 19 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 38 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 122 |
| 株主数-個人その他 | 2,995 |
| 株主数-その他の法人 | 37 |
| 株主数-計 | 3,218 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 和田 淳一 |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式701-当期間における取得自己株式-- (注)当期間における取得自己株式数には、2026年9月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含まれておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -3,231,073,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -3,231,073,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式 (注)1.37,645,851-2,136,60035,509,251合計37,645,851-2,136,60035,509,251自己株式 普通株式 (注)2.3.1,150,1772,137,3012,232,5791,054,899合計1,150,1772,137,3012,232,5791,054,899 (注)1.普通株式の減少数2,136,600株は、会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却2,136,600株であります。 2.普通株式の自己株式の増加数2,137,301株は、取締役会決議による自己株式の取得2,136,600株、譲渡制限付株式報酬制度対象者の退職に伴う無償取得による増加701株であります。 また、普通株式の自己株式の減少数2,232,579株は、会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却のための2,136,600株、従業員及び執行役員向け株式交付信託による自己株式の処分のための95,979株であります。 3.当連結会計年度末の普通株式の自己株式の株式数には、従業員及び執行役員向け株式交付信託並びに役員に対する株式報酬制度における信託が保有する当社株式が642,599株含まれております。 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年9月17日 株式会社アバントグループ取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ 東 京 事 務 所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士三 浦 靖 晃 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士大 山 顕 司 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社アバントグループの2025年7月1日から2026年6月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社アバントグループ及び連結子会社の2026年6月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 一定期間にわたり履行義務が充足されるシステム開発サービス等に係る収益認識 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応【注記事項】 (収益認識関係)に記載の通り、連結決算開示事業、デジタルトランスフォーメーション推進事業、経営管理ソリューション事業における一定期間にわたり移転される財又はサービスに係る売上高は29,522,241千円であり、連結損益計算書の売上高の96.9%を占めている。 当該売上高の多くは、契約期間にわたり収益認識がなされる保守サービスやアウトソーシングサービスに係る売上高であるが、一部、DivaSystem等の導入コンサルティング・サービスやシステム開発サービス等も含まれている。 会社はこれらの収益認識基準として、【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準に記載の通り、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に応じて収益認識する方法を採用している。 履行義務の充足に係る進捗度に基づく収益認識は、以下の理由から見積りの不確実性を伴う。 ・成果物が無形であることから、履行義務の充足に係る実態を把握することが相対的に難しい。 ・進捗度の基礎となるプロジェクトの見積総原価は、契約ごとの仕様や作業内容により変動し、またプロジェクトの進行に応じて見直しが必要となる場合がある。 以上から、当監査法人は、一定期間にわたり履行義務が充足される導入コンサルティング・サービスやシステム開発サービス等に係る収益認識の適切性、進捗率計算に関連する総原価の見積りと実績原価の正確性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、一定期間にわたり履行義務が充足されるシステム開発サービス等に係る収益認識の適切性を検証するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価・取引ごとの注文書、検収書の確認、進捗率の計算、売上計上の承認など、売上高を適切に計上するために構築された内部統制を理解し、その整備及び運用状況を評価した。 ・特に、実施計画作成時におけるプロジェクト総原価の見積りに係る内部統制や、総原価の見直しに係る内部統制に留意した。 (2) 売上高が適切に計上されているかについての検討・各月の販売管理システムの売上高と会計システムの売上高の整合性を検討した。 ・四半期ごとの売上高の増減分析を実施した。 ・期末時点で進行中の取引を対象に、過去及び同会計年度に計上された他の取引と比較して想定粗利率が高い取引及び受注額に対して実績原価が多額の取引について、関連資料の閲覧や担当者への質問により取引内容を理解するとともに、注文書との照合を実施した。 また、工数見積り資料との照合、勤怠管理システムの閲覧及び請求書等との照合により当該取引にかかる進捗率が適切に計算されていることを確かめた。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社アバントグループの2026年6月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社アバントグループが2026年6月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 一定期間にわたり履行義務が充足されるシステム開発サービス等に係る収益認識 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応【注記事項】 (収益認識関係)に記載の通り、連結決算開示事業、デジタルトランスフォーメーション推進事業、経営管理ソリューション事業における一定期間にわたり移転される財又はサービスに係る売上高は29,522,241千円であり、連結損益計算書の売上高の96.9%を占めている。 当該売上高の多くは、契約期間にわたり収益認識がなされる保守サービスやアウトソーシングサービスに係る売上高であるが、一部、DivaSystem等の導入コンサルティング・サービスやシステム開発サービス等も含まれている。 会社はこれらの収益認識基準として、【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準に記載の通り、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に応じて収益認識する方法を採用している。 履行義務の充足に係る進捗度に基づく収益認識は、以下の理由から見積りの不確実性を伴う。 ・成果物が無形であることから、履行義務の充足に係る実態を把握することが相対的に難しい。 ・進捗度の基礎となるプロジェクトの見積総原価は、契約ごとの仕様や作業内容により変動し、またプロジェクトの進行に応じて見直しが必要となる場合がある。 以上から、当監査法人は、一定期間にわたり履行義務が充足される導入コンサルティング・サービスやシステム開発サービス等に係る収益認識の適切性、進捗率計算に関連する総原価の見積りと実績原価の正確性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、一定期間にわたり履行義務が充足されるシステム開発サービス等に係る収益認識の適切性を検証するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価・取引ごとの注文書、検収書の確認、進捗率の計算、売上計上の承認など、売上高を適切に計上するために構築された内部統制を理解し、その整備及び運用状況を評価した。 ・特に、実施計画作成時におけるプロジェクト総原価の見積りに係る内部統制や、総原価の見直しに係る内部統制に留意した。 (2) 売上高が適切に計上されているかについての検討・各月の販売管理システムの売上高と会計システムの売上高の整合性を検討した。 ・四半期ごとの売上高の増減分析を実施した。 ・期末時点で進行中の取引を対象に、過去及び同会計年度に計上された他の取引と比較して想定粗利率が高い取引及び受注額に対して実績原価が多額の取引について、関連資料の閲覧や担当者への質問により取引内容を理解するとともに、注文書との照合を実施した。 また、工数見積り資料との照合、勤怠管理システムの閲覧及び請求書等との照合により当該取引にかかる進捗率が適切に計算されていることを確かめた。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 一定期間にわたり履行義務が充足されるシステム開発サービス等に係る収益認識 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 (収益認識関係)に記載の通り、連結決算開示事業、デジタルトランスフォーメーション推進事業、経営管理ソリューション事業における一定期間にわたり移転される財又はサービスに係る売上高は29,522,241千円であり、連結損益計算書の売上高の96.9%を占めている。 当該売上高の多くは、契約期間にわたり収益認識がなされる保守サービスやアウトソーシングサービスに係る売上高であるが、一部、DivaSystem等の導入コンサルティング・サービスやシステム開発サービス等も含まれている。 会社はこれらの収益認識基準として、【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準に記載の通り、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に応じて収益認識する方法を採用している。 履行義務の充足に係る進捗度に基づく収益認識は、以下の理由から見積りの不確実性を伴う。 ・成果物が無形であることから、履行義務の充足に係る実態を把握することが相対的に難しい。 ・進捗度の基礎となるプロジェクトの見積総原価は、契約ごとの仕様や作業内容により変動し、またプロジェクトの進行に応じて見直しが必要となる場合がある。 以上から、当監査法人は、一定期間にわたり履行義務が充足される導入コンサルティング・サービスやシステム開発サービス等に係る収益認識の適切性、進捗率計算に関連する総原価の見積りと実績原価の正確性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 (収益認識関係) |
| 開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5) 重要な収益及び費用の計上基準 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、一定期間にわたり履行義務が充足されるシステム開発サービス等に係る収益認識の適切性を検証するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価・取引ごとの注文書、検収書の確認、進捗率の計算、売上計上の承認など、売上高を適切に計上するために構築された内部統制を理解し、その整備及び運用状況を評価した。 ・特に、実施計画作成時におけるプロジェクト総原価の見積りに係る内部統制や、総原価の見直しに係る内部統制に留意した。 (2) 売上高が適切に計上されているかについての検討・各月の販売管理システムの売上高と会計システムの売上高の整合性を検討した。 ・四半期ごとの売上高の増減分析を実施した。 ・期末時点で進行中の取引を対象に、過去及び同会計年度に計上された他の取引と比較して想定粗利率が高い取引及び受注額に対して実績原価が多額の取引について、関連資料の閲覧や担当者への質問により取引内容を理解するとともに、注文書との照合を実施した。 また、工数見積り資料との照合、勤怠管理システムの閲覧及び請求書等との照合により当該取引にかかる進捗率が適切に計算されていることを確かめた。 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年9月17日 株式会社アバントグループ取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ 東 京 事 務 所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士三 浦 靖 晃 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士大 山 顕 司 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社アバントグループの2025年7月1日から2026年6月30日までの第30期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社アバントグループの2026年6月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応貸借対照表に記載されている通り、会社は、2026年6月30日現在、関係会社株式を1,978,897千円計上しており、当該金額は総資産の22.0%を占めている。 会社は、【注記事項】 (重要な会計方針)1.資産の評価基準及び評価方法(1)有価証券の評価基準及び評価方法に記載の通り、関係会社株式は取得原価をもって貸借対照表価額としているが、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下し、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられないときは、相当の減損処理が必要となる。 当期の監査における関係会社株式の減損処理の要否については、各関係会社株式の取得原価と発行会社の一株当たり純資産を基礎として算定した実質価額の状況を把握した結果、重要な虚偽表示リスクが高いと評価される状況にはない。 しかしながら、関係会社株式は貸借対照表における金額的重要性が高いことから、当監査法人は、当該関係会社株式の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、関係会社株式の評価の妥当性を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。 ・関係会社株式の実質価額が、発行会社の一株当たり純資産を基礎として適切に算定されているかどうかについて、各発行会社の財務情報をもとに検討を行うとともに、関係会社株式の取得原価と実質価額とを比較し、将来の回復可能性も含め経営者による減損処理の要否の判断の妥当性を評価した。 ・金額的重要性の高い子会社の一株当たり純資産の算定基礎となる財務情報については、連結財務諸表監査の一環として実施したレビュー及び監査手続とその結果に基づき、当該財務情報の信頼性を評価した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応貸借対照表に記載されている通り、会社は、2026年6月30日現在、関係会社株式を1,978,897千円計上しており、当該金額は総資産の22.0%を占めている。 会社は、【注記事項】 (重要な会計方針)1.資産の評価基準及び評価方法(1)有価証券の評価基準及び評価方法に記載の通り、関係会社株式は取得原価をもって貸借対照表価額としているが、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下し、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられないときは、相当の減損処理が必要となる。 当期の監査における関係会社株式の減損処理の要否については、各関係会社株式の取得原価と発行会社の一株当たり純資産を基礎として算定した実質価額の状況を把握した結果、重要な虚偽表示リスクが高いと評価される状況にはない。 しかしながら、関係会社株式は貸借対照表における金額的重要性が高いことから、当監査法人は、当該関係会社株式の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、関係会社株式の評価の妥当性を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。 ・関係会社株式の実質価額が、発行会社の一株当たり純資産を基礎として適切に算定されているかどうかについて、各発行会社の財務情報をもとに検討を行うとともに、関係会社株式の取得原価と実質価額とを比較し、将来の回復可能性も含め経営者による減損処理の要否の判断の妥当性を評価した。 ・金額的重要性の高い子会社の一株当たり純資産の算定基礎となる財務情報については、連結財務諸表監査の一環として実施したレビュー及び監査手続とその結果に基づき、当該財務情報の信頼性を評価した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 関係会社株式の評価の妥当性 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| 受取手形、売掛金及び契約資産 | 4,364,133,000 |
| 仕掛品 | 6,974,000 |
| 原材料及び貯蔵品 | 158,640,000 |
| 未収入金 | 337,953,000 |
| その他、流動資産 | 22,373,000 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 33,181,000 |
| 建設仮勘定 | 440,000 |
| 有形固定資産 | 33,181,000 |