財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-06-25
英訳名、表紙Wellness Communications Corporation
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長 松田 泰秀
本店の所在の場所、表紙東京都港区赤坂一丁目12番32号
電話番号、本店の所在の場所、表紙03-5544-9898(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
年月概要2006年7月伊藤忠商事㈱ 100%出資にて設立(資本金1億5千万円、東京都墨田区) 注12006年8月一般財団法人日本予防医学協会よりネットワーク健診事業(現:健診ソリューション事業)を譲受2007年3月ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)取得 注22008年4月ネットワーク健康診断サービス リニューアル健康診断情報サイト +wellness(プラスウェルネス) オープン(基幹システム刷新/健康診断予約サイト開設/健診予約センター移設/健診5489.jpリリース)2010年4月伊藤忠商事㈱よりヘルスサポートシステム事業(現:健康管理クラウド事業)を譲受 注32013年7月本社移転(東京都港区)2014年2月健康診断結果に基づく情報提供配信サイト「チェック+wellness」をリリース2015年4月伊藤忠テクノソリューション㈱と共同で「おまかせ健康管理事業」開始女性の健康支援に関する取り組みを開始2016年4月ネットワーク健康診断サービス リニューアル(サービスプラットフォーム:i-Wellnessリリース)2016年10月IML㈱よりPET関連事業を譲受 注42018年7月ヘルスサポートシステム(現:Growbase) リニューアル(クラウド(SaaS)版 リリース/特定保健指導対応/ストレスチェック簡易調査票対応 等)2018年8月SOMPOリスケアマネジメント㈱(現:SOMPOヘルスサポート㈱)と業務提携2019年6月SOMPOホールディングス㈱の子会社化(当社株式51%取得)伊藤忠商事㈱とのJVによるSaaS事業構造転換を加速2020年4月本社移転(東京都港区)2021年9月㈱シグマクシス・インベストメント及び㈱アドバンテッジ リスク マネジメントが当社へ出資参画SOMPOホールディングス㈱の関連会社化2023年1月健康管理クラウド『ヘルスサポートシステム(H.S.S)』のブランドを刷新し、『Growbase』に名称変更CI(コーポレートアイデンティティ)の刷新 注52023年3月LHP Holdings, L.P. (㈱ロングリーチグループ関連会社)、㈱ベルシステム24ホールディングス、伊藤忠テクノソリューションズ㈱の3社が当社へ出資参画2024年10月RIZAPグループ㈱と協業により、「Growbaseネクスト」と「chocoZAP」を組み合わせた新バリューパックの販売を開始2025年3月ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ)認証取得2025年6月東京証券取引所グロース市場に株式を上場2025年12月㈱エスユーエスより「SUZAKU事業」譲受2026年2月㈱あしたのチームを連結子会社化
(注) 1.当社設立の前身として2003年に、伊藤忠商事㈱の社内ベンチャープロジェクトとして、ヘルスサポートシステム事業(現:健康管理クラウド事業)を開始しました。
一般財団法人日本予防医学協会との業務提携関係の下で、ヘルスサポートシステム事業に取り組んでおりましたが、ネットワーク健診事業への参入に伴い、両事業(及び周辺サービス事業)の事業運営主体として、伊藤忠商事㈱から100%出資により当社を設立し、事業化することといたしました。
なお、当社設立直後より、ヘルスサポートシステム事業の法人向けの営業及び運用業務は当社が担っておりましたが、ソフトウエア・ハードウェアともに伊藤忠商事㈱で管理されておりました。
2.ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)とは、「ISO/IEC 27001」及び「JIS Q 27001」に基づく認証基準に適合することを認定する一般財団法人日本情報経済社会推進協会によるISMS適合性評価制度により、企業の情報管理体制が認証されたことを示す国際規格であります。
3.ネットワーク健診事業が安定化したことから、付随するデータ管理基盤として、譲受するに至りました。
4.PET は、がん等の病変を検査する画像診断法の一つである「陽電子放射断層撮影法」を表し、ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography) の略です。
なお、当該事業は2026年3月の契約終了に伴い終了しております。
5.CI(コーポレートアイデンティティ)とは、企業の理念、価値観、行動様式、視覚的要素を統一し、企業の独自性やブランド価値を社会に伝えるための戦略であり、当社は、パーパスの策定を実施しております。
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは、疾病予防と健康増進の領域において、その役割を担うことを使命として2006年7月に設立されました。
「ウェルネス・データで、未来をつくる。
」というパーパスの下、データに基づき、組織や個人に最適なウェルネスソリューションを届ける役割を担い、あらゆる組織、地域、及び多様な健康課題やニーズを持つ人たちに対して、便利で、ユニークで、継続してもらえるウェルネス・サービスを創造し、コーポレート・ビジョンである「企業と人を元気にする。
」を実現することを目指しています。
のコーポレート・ビジョンの下で、これまでの当社は、従業員数1,000人以上の大規模企業並びに健康保険組合向けに、健康診断・人間ドック等の予約、精算代行、健康診断結果一元化等を行うネットワーク健康診断サービスを提供する健診ソリューション事業、及び、健康管理クラウドサービス「Growbase」等を提供する健康管理クラウド事業を展開してまいりました。
労働安全衛生法により、事業拠点単位で50人以上の従業員を抱える企業は、雇用時及び年1回の健康診断及びストレスチェックを従業員に受診させる義務があり、職域における健康管理(コーポレート・ウェルネス)を川の流れに喩えると、その健康診断は、最上流・源流に位置します。
企業は、健康診断結果の保管・報告、産業医(※1)の選任も義務付けられており、健康診断の受診を起点として、健康診断結果から下流に向かってストレスチェック、精密・再検査、産業医面談、就業判定(※2)、保健指導、衛生委員の実施、最終的には労働基準監督署へ提出する定期健康診断結果の報告等、法令で定められている様々な対応を求められます。
また、必要に応じて、労働者に対し、休職・残業禁止・労働時間の短縮・作業の転換等、適切な就業上の措置を行わなければなりません。
以上に述べた内容を図によって示すと、次の通りであります。
当社は、主要事業で、それぞれのソリューションプラットフォームを推進し、健康診断を起点として、職域における健康管理(コーポレート・ウェルネス)の課題に対応するためのサービスを提供しております。
当社は20年近く健康診断に関するサービスを専業として提供してきた実績があり、創業時からエンタープライズ企業を開拓しており、2026年3月末時点では、従業員数1,000~50,000人規模の大企業を中心に4,943社(※3)との取引を行っております。
契約企業グループ数では、健診ソリューション事業が226企業グループ、健康管理クラウド事業が262企業グループ(※4)となります。
健診ソリューション事業と健康管理クラウド事業別の2026年3月末時点での顧客規模(※5)は以下の通りです。
顧客規模構成率健診ソリューション事業健康管理クラウド事業5,000ID~73.9%81.1%1,000~4,999ID20.5%17.4%1~999ID5.6%1.5% なお、当社では、市場を5つに分類し、従業員数が5,000人以上をEnterprise、1,000人~4,999人をLarge、100人~999人をMedium、50人~99人をSmall、49名以下をFutureと定義しており、総務省統計局の「令和6年経済センサス-基礎調査」(2025年12月24日公表)によると、企業数、従業員数は以下の通りです。
市場企業数(社)従業員数(万人)Enterprise663903Large4,029796Medium58,4001,461Small61,362426Future2,425,3731,375 労働安全衛生法において健康診断の受診が義務となっていることからも、ネットワーク健康診断サービス及びGrowbaseを継続してご利用いただく顧客が多く、ストック売上高比率(※6)は両事業の平均で94.5%であり、契約継続率(※7)は99.9%であります。
また、その他として、がん等の病変を検査する画像診断法の一つであるPET関連事業等を手掛ける医療機関等支援事業があります。
※1:産業医とは、日本医師会や産業医科大学等が行う研修や専門課程等を修了した医師であり、労働者の健康管理等を担っております。
※2:就業判定とは、企業として労働者の安全と健康に配慮する役割から、定期健康診断の結果に基づき、労働者の就業継続可否を産業医が判断すること。
※3:健診ソリューション事業の会社属性及び健康管理クラウド事業の会社マスタの登録数のうち、現在取引中の健診ソリューション事業1,729社及び健康管理クラウド事業3,214社の合算値であり、両事業で取引している場合は、複数カウントしております。
※4:健診ソリューション事業及び健康管理クラウド事業の企業グループ数であり、両事業で顧客企業となっている場合は、複数カウントしております。
※5:健診ソリューション事業は健康診断対象者数、健康管理クラウド事業は「Growbase」の登録対象従業員数(ユーザーID数)※6:2026年3月末現在における健診ソリューション事業及び健康管理クラウド事業の売上高に占めるストック型課金売上高の比率の平均※7:2026年3月末現在における前年から継続利用いただく企業グループの比率 (1)健診ソリューション事業 健診ソリューション事業は、企業・健康保険組合(以下、顧客)が行う健康診断の各種工程(医療機関との契約締結・健康診断の予約・医療機関への精算代行・健康診断結果のデータ化等)を当社が一括して受託することで、ワンストップでネットワーク健康診断サービスの提供を主に行う事業です。
当社では、全国の2,204件(※1)の医療機関と業務提携契約を締結しており、顧客は、個別に医療機関と契約することなく、これらの医療機関より希望する医療機関を選択することが可能です。
 当事業では、顧客向けに基幹システムに紐づけたi-Wellnessという健康診断のソリューションプラットフォームを用意しております。
なお、i-Wellnessは、健康診断の予約・受診結果を確認することができる受診者用及び受診対象者の予約状況・各受診者の健康診断結果を確認できる顧客担当者用があります。
 ネットワーク健康診断サービスの流れは、まず、当社が健康診断を行う受診対象者の属性情報を顧客より預かり、健康診断の案内を送付します。
その後、受診者からWEB(受診者用i-Wellnessのマイページ)もしくは電話により希望の日程・医療機関を受付け、医療機関と日程調整を行います。
健康診断受診後2週間程で、医療機関から受診者宛に紙の健康診断結果が送付されますが、当社でも同じものを受領いたします。
受領した健康診断結果を当社内でデータ化し、判定の標準化並びにデータのエラーチェック(※2)を行い有効化した上で、プラットフォーム上で顧客へ納品します。
この健康診断結果データの標準化・有効化は、顧客が、従業員の健康管理のデジタル化・個別化を実現する上で、最も重要な役割・機能となります。
一般的に医療機関から届く健康診断の結果は、医療機関毎に不規則な判定記号となっておりますが、当事業では、医療機関と契約締結時に各医療機関の判定基準と当社の判定基準の整合を行い、データ化した際に、各医療機関の同意のもと、健康診断結果の判定を当社の判定基準に変換しております。
そのため、i-Wellnessの顧客担当者向けページに納品される健康診断結果は、全て統一基準に標準化・構造化して還元されます。
顧客内での有所見者・特定保健指導対象者の抽出、労働基準監督署への報告書の作成が容易になり、事後措置の対応強化が可能となります。
なお、当社では、AI-OCR(※3)を活用した独自の入力ツールを活用した体制を社内に構築しており、この標準化・有効化のオペレーションにより、精度が高い健康診断結果を迅速に顧客に納品することが可能となっております。
以上に述べた内容を図によって示すと、次の通りであります。
最後に、当社は健康診断費用の精算代行業務を行っており、各医療機関への支払いは当社が行い、各顧客へは健康診断結果の納品毎に受診医療機関を問わず、まとめて請求します。
 なお、当社にて予約調整を行っているため、顧客側では、i-Wellnessの顧客担当者向けページを通じ、予約の進捗状況をリアルタイムで把握可能であり、適時適切に未受診者に対し受診の勧奨を行うことで、受診率向上を図ることが可能となります。
また、基幹システム上で医療機関からの健康診断結果の返却期日を管理することにより、受診後4週間程度での健康診断結果データの顧客納品を可能としています。
 このように、プラットフォームを通して健康診断に関するワンストップ型のサービスを提供することにより、①健康診断結果の管理等煩雑な業務から解放することで顧客担当者の業務を効率化、②受診案内・受診勧奨により健康診断受診率向上、③担当者リソースの集中により健康診断後の事後措置対応強化が可能となり、「企業と健康保険組合、そこで働く従業員や家族」と「医療機関・健康診断センター」をつなぎ、利便性、生産性の向上に寄与していると考えております。
ワンストップ型のサービスの提供を可能にするため、当社では、コンタクトセンター業務、問診票の印刷・発送、システムの構築・保守をパートナー企業へ委託しております。
 当事業の料金体系につきましては、顧客毎に健康診断コースや受診医療機関等を決定した上で、健康診断の受診費用(以下、健康診断費用)を算出し、受診者数に応じて発生する、i-Wellness利用を含む事務手数料(以下、i-Wellness費用)とともに、受診者一人あたりの年間サービス料を課金いたします。
なお、データ化・判定の統一化後に、健康診断結果を出荷(システム上でデータを登録)した日が属する月の末日締めにて、各顧客に請求いたします。
また、これとは別に、受診者数より多い人数の母集団に対して、健康診断の案内を送付することや、健康診断の未予約者(未受診者)に対する受診勧奨等を代行する場合があり、サービスの対象となる人数に応じた課金を行います。
大別して2つの料金体系から、受診者一人に対して、年額で課金される健康診断費用とi-Wellness費用を基本利用料とするストック型課金、基本利用料の課金対象とは異なる数量の対象者に対して課金する受診案内や受診勧奨代行等の費用をアップセル利用料(フロー型課金)として区分しており、2026年3月末現在における当事業のストック売上高比率(※4)は98.5%となっております。
また、同時期現在の契約継続率は100%(※5)となっていることから、基本利用料に関する売上高は安定的かつ継続的に伸長しております。
※1:2026年3月31日現在※2:前年度の健康診断結果からの差分チェック等約6,000通りに上るエラーチェックを実施※3:AI技術を活用した光学文字認識機能(Optical Character Recognitionの略)※4:健診ソリューション事業の売上高に占めるストック型課金売上比率※5:健診ソリューション事業で前年から継続利用いただく企業グループの比率 以上に述べた内容を事業系統図によって示すと、次の通りであります。
(2)健康管理クラウド事業 当社が提供するGrowbaseは、企業(人事部・産業保健スタッフ(※1))及び企業とコラボヘルス(※2)を行っている一部健康保険組合向けの健康管理クラウドサービスです。
 企業においては、労働安全衛生法により、安全配慮義務の観点から長時間残業時の産業医が行う心身の状況把握及び面接指導や、健康診断受診後のフォローが必要な方への事後措置等を行う事が義務づけられております。
健康保険組合においても、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防と改善を目的とした特定健康診査・特定保健指導が2008年から義務化され、また、2014年には、労働者の心理的な負担の程度を把握するストレスチェックが義務化されております。
 これら諸制度に対応すべく、Growbaseは、健康診断結果、就労データ、ストレスチェックデータ及び各種面談の記録を個人単位にて紐づけ、心と身体に関するデータを一元管理・可視化できる機能を有しております。
また、健康診断後の各種集計・抽出機能、労働基準監督署への定期健康診断結果報告書等各種報告書(※3)の作成機能、産業医との面談(対面・オンライン)スケジュール管理のほか、従業員自身の健康診断結果を経年にて確認可能なマイページ機能も備えております。
ダイバーシティの推進・働き方の多様化等により、変化・多様化する健康課題・ニーズに対して最適な打ち手をつなぐ健康管理プラットフォームを展開するため、法令対応や顧客要望に応じた機能充実を図っております。
 また、Growbase上には、紙の健康診断結果をデータ化する無料の画像自動読み取り機能も付属しており、この機能もしくは別途料金にてお申込みいただくデータ化オプションを利用いただくことで、手元に届く紙の健康診断結果をGrowbaseに反映することが可能です。
さらには、ネットワーク健康診断サービスと併せて利用いただくことにより、当社で標準化・有効化された健康診断結果の自動連携が可能になり、健康診断の案内から予約、経年でのデータ管理から事後措置に至るまで、健康診断に関する管理を一元化いただくことが可能になります。
 システム利用に関する料金体系は、ストック売上として顧客企業の対象従業員数であるID数に応じた①システムの基本利用料、②従業員データの保管料、③産業保健スタッフが利用する管理者サイトへのセキュリティ認証利用料、フロー売上として④オプション機能利用料、⑤顧客の要望に応じて機能改修をする個別カスタマイズ料に大別されます。
加えて導入時に、要求仕様や従業員数等の規模により変動するサーバセットアップ費用や過去データ移行等の初期設定費用が必要になります。
なお、2026年3月末現在における当事業のストック売上高比率は90.6%(※4)、契約継続率は99.8%(※5)、CCRは0.20%(※6)NRRは107%(※7)であります。
 なお、当事業においては、事業拡大や資本業務提携も含めたアライアンスパートナーとの販売業務提携戦略を目的に、販売代理店として、ITを通じて社会課題の解決に取り組む伊藤忠テクノソリューションズ㈱、最新のテクノロジーを活用したヘルスケアサービスを提供するSOMPOヘルスサポート㈱、企業のメンタルヘルスケア対策を行う㈱アドバンテッジ リスク マネジメント、福利厚生や健康支援サービスを提供する㈱イーウェルと契約を締結しております。
当社の営業部門による直販の増加に加えてアライアンスパートナー経由の契約も増加しており、当社の成長を後押ししております。
なお、代理店各社はそれぞれ大規模企業や健康保険組合等をターゲット市場としております。
※1:産業保健スタッフとは、労働者の健康を確保し、安全な職場環境を維持するために、事業場で働く産業医、衛生管理者、保健師、看護師等の医療・保険専門職や、その業務をサポートするスタッフのことです。
※2:コラボヘルスとは、企業と健康保険組合等の保険者が積極的に連携し、従業員やその家族の健康増進を効率的・効果的に図ることです。
※3:企業は、労働者の死傷病報告や定期健康診断結果、ストレスチェック、産業医選任等に関する内容を所轄の労働基準監督署に対して報告する義務があります。
※4:健康管理クラウド事業の売上高に占めるストック型課金売上比率※5:健康管理クラウド事業で前年から継続利用いただく企業グループの比率※6:健康管理クラウド事業の2026年3月期における当月度解約顧客数÷前月度利用顧客数により算出された月次チャーンレートの平均値※7:健康管理クラウド事業の2026年3月期における既存顧客のストック型売上高継続率。
2026年3月期ストック型売上高÷2025年3月期ストック型売上高で計算。
なお、2025年3月末時点の既存顧客のストック型売上高のみから算出しております。
以上に述べた内容を事業系統図によって示すと、次の通りであります。
また、料金体系を図によって示すと、次の通りであります。
(3)医療機関等支援事業その他のサービスとして医療機関等支援事業があります。
主なサービスとしては、地域中核病院に対して当該病院敷地内にあるPET検査用の建物・装置等の賃貸借を行うPET関連事業、協会けんぽや総合健康保険組合に加入している企業を対象とした健康診断のBPOサービス(※1)です。
なお、2026年3月をもって、契約期間満了を迎えております。
PET関連事業については、健診ソリューション事業拡大の一環として、2016年10月にIML㈱より譲り受けました。
BPOについては、健診ソリューション事業と同じ健康診断に関するサービスですが、単一健康保険組合及び単一健康保険組合加入企業を対象としたネットワーク健康診断サービスとは違い、協会けんぽ及び総合健康保険加入企業を対象とした健康診断の予約や精算代行等を行うサービスになります。
また、ネットワーク健康診断サービスでは、当社オリジナルの健康診断コースを全国の医療機関と契約し、顧客に対しては、コース毎に統一した顧客毎の価格で提供を行っておりますが、協会けんぽ及び多くの総合健康保険組合では、健康診断コース及び価格(企業負担額)が決まっているため、各健康保険組合が元々医療機関と契約している内容を、そのまま引き継いで対応しております。
さらに、健康診断をワンストップで代行するネットワーク健康診断サービスとは違い、BPOサービスでは、健康診断の予約のみ等、顧客が要望・必要とするサービスのみ対応が可能です。
※1:BPOサービスは、企業の業務プロセスの一部を外部委託することを言い、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(Business Process Outsourcing)の略です。
当社においては、健康診断に関する業務を受託しております。
上記の通り、当社が行う健診ソリューション事業、並びに健康管理クラウド事業は、顧客における保健事業を支える基盤となっており、企業における健康経営(※1)の根幹となっております。
また、かかる機能を有していることにより、継続利用をいただく顧客も多く、前段でも記載の通り、健診ソリューション事業及び健康管理クラウド事業における2026年3月末日時点での契約継続利用率の平均は99.9%(※2)です。
それら継続利用による情報の蓄積も当社の強みとなっております。
当社としましても、それら重責を担っている使命を理解し、顧客における健康増進に寄与すべく、サービスメニュー・機能の拡充を継続して行っております。
また、今後も顧客企業の規模等に応じた新たなサービス体制構築等も見据え、顧客の健康管理の実践におけるニーズを的確に捉えるとともに、スピーディーな対応をしてまいります。
※1:健康経営®は、従業員の健康管理を経営課題と捉え、戦略的に実行するということを意味する、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※2:健診ソリューション事業及び健康管理クラウド事業の前年から継続利用いただく企業グループの比率の両事業の平均です。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金または出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱あしたのチーム(注1、2)東京都千代田区50サービス業直接(68.3)資金の援助役員及び従業員の派遣(その他の関係会社) SOMPOホールディングス㈱(注3)東京都新宿区100,045保険業直接(32.1)当社の主要サービスの提供当社への役員の派遣1名(注4)LHP Holdings,L.P.Cayman Islands6,354投資会社直接(28.7) ―
(注) 1.特定子会社であります。
2.債務超過会社であり、2026年3月末時点で、債務超過額は1,768百万円であります。
3.有価証券報告書を提出している会社となります。
4.役員の兼務状況については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 
(2)役員の状況」に記載しております。
従業員の状況
(2) 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)健診ソリューション事業54(85)健康管理クラウド事業157(9)医療機関等支援事業-(-)全社(共通)52
(2)合計263(96)
(注) 1.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者を含む。
)であります。
2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の最近1年間の平均雇用人員(1日8時間換算)であります。

(2) 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)12840歳1ヶ月5年1ヶ月6,1058.7(89) セグメントの名称従業員数(名)健診ソリューション事業54(85)健康管理クラウド事業22
(2)医療機関等支援事業-(-)全社(共通)52
(2)合計128(89)
(注) 1.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者を含む。
)であります。
2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の最近1年間の平均雇用人員(1日8時間換算)であります。
3.平均年間給与は、賞与を含んでおります。
4.全社(共通)として記載されている従業員数は、法人営業部、IT部門及び管理部門に所属しているものであります。
(3)ストックオプション制度の内容「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況(2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。
(4)従業員株式所有制度該当事項はありません。
(5)労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(6)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)正規雇用労働者全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者(注3)26.410069.974.0-―
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.パート・有期労働者において男性労働者が不在のため、記載を省略しております。
② 連結子会社当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者(注3)株式会社あしたのチーム0.00.00.0-(注1)85.986.1--
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.パート・有期労働者において男性労働者が不在のため、記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社が判断したものであります。
(1)経営方針当社グループは、「ウェルネス・データで、未来をつくる。
」をパーパスに掲げ、企業及び健康保険組合並びにその従業員等に対し、健康診断及び健康管理に関するサービスを一体的に提供しております。
また、医療機関を重要なパートナーと位置付け、健康診断に係る業務効率化及び安定運営に資する支援を行っております。
近年、人的資本経営やサステナビリティ情報開示への関心の高まりを背景に、企業における健康投資及び従業員のパフォーマンス向上に対するニーズは拡大しております。
加えて、労働人口の減少や働き方の多様化、健康課題の高度化・多様化等を踏まえ、これらを中長期的な成長機会と認識しております。
このような事業環境のもと、当社グループは、「Growbase」を中核としたデータ活用型のプラットフォーム構想を推進しております。
健康診断等を通じて蓄積されるデータを活用し、付加価値の高いサービス提供を実現することで、企業の健康経営及び人的資本経営の高度化に貢献してまいります。
事業面においては、健診やストレスチェック等の法令対応や組織課題の分析・可視化を起点としたソリューション提供の拡充及びデータ統合・活用を軸としたクラウドサービスの高度化を進め、両事業の連携による提供価値の最大化及び顧客単価の向上を図っております。
あわせて、大企業顧客の深耕による収益基盤の強化に加え、中堅・中小企業市場への展開を推進してまいります。
また、持続的な成長の実現に向けて、組織体制の強化及び専門人材の採用・育成を進めるとともに、事業運営の高度化及び効率化に取り組んでおります。
引き続き、当社グループに関係するステークホルダーの皆様にご満足いただける企業活動を推し進めることにより、企業価値の向上を図ることを経営の基本戦略としております。
(2)経営環境 当社グループのセグメントごとの経営環境は以下の通りであります。
(健診ソリューション事業) 健診ソリューション事業が対面する市場は、法令上で定められた各種健康診断に加え、従業員の高齢化や女性活躍、がんの罹患増等に伴う疾病予防ニーズの拡大を背景に、がん検診や婦人科検診等の各種健診(検診)・人間ドック等の需要が堅調に推移するものと想定しております。
また、安全配慮義務や労働生産性の向上、人的資本経営の観点からも、従業員に対する健康投資・ウェルビーイング投資をより一層重要視し、健康診断やメンタルヘルス対策、従業員個人や組織のパフォーマンス向上やエンゲージメント向上等に取り組む企業は増加傾向にあります。
 一方で、高齢者医療費の負担増等に伴い、健康保険組合の財政状況の悪化が懸念されており、今後、健康保険組合による健康診断・人間ドックの費用補助条件や検査項目の見直し等が行われる可能性があります。
従い、当社グループは、今後も、主に事業主を顧客ターゲットとして、こうした顧客ニーズの多様化や事業環境の変化を踏まえ、健診に留まらないソリューションメニューの拡充及び高付加価値化を図ってまいります。
また、健康診断施設への予約手配や健康診断結果の授受工程等における業務効率化やシステム化、AI活用の拡大を進めるとともに、「Growbase」との連携によるデータ活用の高度化等も推進してまいります。
 なお、健康診断の予約、精算代行、健康診断結果のデータ化等を行う健診代行事業者としては、福利厚生企業や労働衛生機関等が競合に該当します。
当社グループは、健康診断関連サービスを専業として提供してきた実績を背景に、受診状況の可視化や迅速な結果納品等のきめ細かな対応に加え、データの品質管理体制に強みを有しております。
また、クラウド型の健康管理システムを自社で保有しデータ連携が可能であることや、高い専門性を持つカスタマーサクセス部門や情報セキュリティ体制の整備等により、差別化を図っております。
これらにより、当社グループのネットワーク健康診断サービスのサービス利用者数推移については、以下の通りとなっております。
年度サービス利用者数(単位:万件)2022年3月期26.52023年3月期30.92024年3月期36.82025年3月期38.82026年3月期39.8 (健康管理クラウド事業)健康管理クラウド事業におきましては、大企業を中心に人的資本投資や健康経営の推進、働き方の多様化等が一層重視される中、従業員の健康管理体制を強化したい新規顧客から「Growbase」の受注が継続的に拡大しております。
特に大企業においては、メンタル疾患やメンタル不調者が企業における経営課題となりつつある状況も踏まえ、健康診断結果をもとにしたフィジカル面のみならず、メンタル面でのケアが企業に求められてきております。
「Growbase」は、健診結果やストレスチェック結果等、心と身体の状態を一元管理・可視化できる他、勤怠データやその他従業員ウェルビーイングに関わるデータを個人単位で管理することが可能なシステムであり、今後は、これらのデータを用いた組織課題の解決やセルフマネジメントの促進等に資するプラットフォームとして進化をさせることで、今後も加速度的に導入が進んでいくものと想定しております。
また、当社グループは大企業市場における顧客基盤の深耕に加え、成長余地の大きい中堅・中小企業市場への展開を進めております。
グループ会社である株式会社あしたのチームとの協業を通じて、中堅・中小企業市場の拡大を図るとともに、人事評価制度構築等の知見を活用し、人的資本経営支援の強化に取り組んでおります。
これにより、「Growbase」を起点としたサービス提供の裾野拡大を図っております。
「Growbase」のID数推移については、以下の通りです。
年度ID数(単位:万ID)年度ID数(単位:万ID)2005年3月期1.62016年3月期17.32006年3月期5.02017年3月期21.32007年3月期5.42018年3月期22.72008年3月期5.42019年3月期29.12009年3月期5.42020年3月期53.42010年3月期6.82021年3月期64.52011年3月期7.32022年3月期86.22012年3月期7.92023年3月期118.92013年3月期8.62024年3月期148.92014年3月期10.62025年3月期174.42015年3月期15.12026年3月期183.6 また、SDGsやESGの観点から健康経営に関する取り組みを進める企業も増加しており、こうした企業においては、従業員一人当たりの健康投資額は今後も増加していくものと想定しております。
これらの動きは大企業に留まらず中堅・中小企業にも波及していくものと考えており、法令対応(※1)の高度化や健康管理業務の複雑化を背景に、健康経営・健康管理のデジタルシフトは引き続き進展し、市場規模は継続的に拡大していくものと認識しております。
こうした市場環境の中で、「Growbase」では継続的な機能拡充を通じてユーザビリティの向上を図るとともに、顧客の継続利用を通じた安定したストック収益基盤の構築を進めております。
また、メンタルヘルスやeラーニング、組織分析(※2)等への機能拡充に加え、産業医・保健師との連携等によるソリューション提供の拡充を図っております。
※1:健康診断受診率向上や、事後措置の強化、長時間残業面談、労働時間管理等※2:健康診断結果やストレスチェック等の健康データによる組織毎の分析及び課題抽出の機能 (医療機関等支援事業)医療機関等支援事業では、主に地域中核病院に対してPET検査用の建物・装置等の賃貸借を行うPET関連事業をおこなっております。
その他、協会けんぽ等に加入している企業を対象とした健康診断のBPOサービス等もおこなっております。
なお、PET関連事業は2026年3月に契約満了を迎えております。
(3)主要な経営指標 健診ソリューション事業においては、実際に健康診断を受診した人数である健康診断結果のサービス利用者数が財務指標である売上高と連携していることから、サービス利用者数を客観的な指標として採用しております。
 また、健康診断の料金は、選択される健康診断コース及び医療機関により顧客毎に売上単価及び仕入単価が変動します。
健康診断項目が多いコースや人間ドックが受診されるようになるにつれ、売上単価は高くなります。
そのため、全体の売上高を全体のサービス利用者数で割り戻して算出する平均売上単価も当事業の客観的な指標として採用しております。
 健康管理クラウド事業においては、類似会社等を参考に当社グループのビジネスモデルをとらえて、契約企業グループ数、ユーザーID数、チャーンレートを客観的な指標としております。
なお、客観的な指標の算出方法について、契約企業グループは、当社グループ及び代理店と契約を締結している顧客を指し、顧客が健康保険組合の場合、その組合に属する企業は集計しておりません。
ユーザーID数については、Growbaseを利用される対象者従業員数及び顧客の管理担当者数になります。
チャーンレートは、当月解約顧客数を前月利用顧客数で除算した月次チャーンレートの平均値を算出しております。
 医療機関等支援事業においては、客観的な指標は設定しておりません。
(4)中期経営戦略 職域における健康管理(コーポレート・ウェルネス)市場は、健康経営の実践やSDGs達成に向けた取り組みの進展、働き方の多様化への対応、並びにデジタル化の進展を背景に、企業における健康管理及び人的資本経営への対応ニーズが一層高まっております。
また、少子高齢化の進展に伴い、従業員の健康管理に加え、業務パフォーマンスの向上を目的とした健康投資・ウェルビーイング投資への関心も拡大しております。
 こうした市場環境の変化に対し、当社グループは大企業市場の深耕を基盤としつつ、中堅・中小企業市場への展開を進めていく方針としております。
健康管理クラウドサービスである「Growbase」においては、顧客課題に応じた機能拡充を通じて、メンタルヘルス、eラーニング、組織分析、ラインマネジメントやセルフマネジメント支援等の周辺領域への展開を図るとともに、健康管理BPaaS(※1)による産業医及び保健師の紹介を行い、カウンセリングや健康相談等のソリューション提供の拡充を推進しております。
さらに、人的資本経営支援や福利厚生サービス、外部サービスとの連携強化を通じて健康管理プラットフォームとしての機能強化を図り、蓄積されたデータに基づくソリューション開発を進めることで、ACV(※2)の向上を目指しております。
 また、2026年2月に連結子会社化した株式会社あしたのチームとの協業により、中堅・中小企業市場における顧客基盤の拡大と人的資本経営の実装支援を推進しております。
あわせて、ネットワーク健康診断サービスにおいては、サービスモデルの再構築及びメニューの拡充を通じて高付加価値化を推進し、健康管理クラウド事業との連携による提供価値の最大化を図っております。
そのような中で、「Growbase」のプラットフォーム化の推進及びネットワーク健康診断サービス以外にもソリューションサービスを拡大するべく、2026年4月に健康管理クラウド事業をクラウド事業へ、健診ソリューション事業をソリューション事業へとセグメント変更を行いました。
 今後は、これらの基盤のもと、産業医や保健師による面談や保健指導、ヘルスケアデータに基づく個人毎に紐づけされた健康情報や健康増進サービスの提供等を可能とするような布石を打つことにより、「企業と人を元気にする。
」というビジョンの実現を目指してまいります。
※1:健康管理BPaaSは、健康管理領域における業務プロセスを外部に委託できるクラウドサービスです。
BPaaSは、(Business Process as a Service)の略です。
※2:ACVは、顧客1人あたりの年間契約額であり、ACVは、(Annual Contract Value)の略です。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題①大企業市場の深耕と中堅・中小企業市場への拡大当社グループは、20年にわたり健康診断関連サービスを専業として提供してきた実績を有しており、創業時より大企業(主にエンタープライズ企業)を中心に事業を展開してまいりました。
2026年3月末時点においては、主要事業において、従業員数1,000~50,000人規模の大企業を中心に約3,500社(※1)との顧客基盤を有しております。
今後も、安定的な収益基盤の維持・強化を目的として、大企業市場の更なる深耕を図るとともに、成長余地の大きい中堅・中小企業市場への展開を進めていく方針であります。
そのため、新規営業の強化や、顧客の市場区分やニーズに応じた営業戦略の検討・実践を進めていくほか、2026年2月に連結子会社化した株式会社あしたのチームとの協業も通じて、中堅・中小企業市場の開拓に注力してまいります。
②Growbaseのプラットフォーム化推進及びGrowbaseを起点としたバリューチェーン構築当社グループは、主力サービスであるGrowbaseを起点として、コーポレート・ウェルネス領域における提供価値の更なる拡大を図るため、プラットフォームとしての機能強化、新規サービスや機能の継続的な企画・開発、並びに関連サービスとの連携拡充に取り組んでおります。
これにより、企業の人事部門や健康保険組合等が直面する多様な健康課題の解決を幅広く支援するとともに、企業等の経営課題と結びつく健康管理上の課題に対する解決策を提供し、健康経営の推進を支援いたします。
これにより、収益モデルの高度化や顧客単価の向上を目指してまいります。
これらの取り組みを通じて、Growbaseを「企業と人を元気にする。
」プラットフォームへと進化させ、コーポレート・ウェルネス領域における提供価値の拡大を推進いたします。
③ソリューション事業の再構築及びメニュー拡充当社グループは、ソリューション事業において、人件費及び原価の上昇や人材の流動化といった事業環境の変化を踏まえ、安定的かつ持続可能な収益基盤の構築を目的として、事業モデルの再構築及びサービスメニューの拡充を推進しております。
サービス品質レベルに応じた価格体系の見直しを進めるとともに、健診案内から結果還元後までの業務フローにおいて、i-Wellnessを中心としたシステム基盤の強化やGrowbaseとの機能連携、生成AIの実用化によるオペレーションの高度化を図っております。
また、産業医・保健師の紹介機能の強化、女性の健康支援やがん検診に関するサービスメニューの拡充等を通じて、健康診断前後の付加価値提供を強化し、ネットワーク健康診断サービス全体の価値向上に注力しております。
④AI活用によるオペレーションエクセレンス、プロセスの高度化当社グループは、収益性向上に向けた重要課題として、AI活用によるオペレーションエクセレンスの向上に取り組んでおります。
主力のソリューション事業においては、業務プロセスの標準化やノンコア業務の外部委託、DX/AX及びBPRの継続的な実行により、固定的な業務負荷の圧縮を進めております。
また、AI-OCRや独自開発プログラムに加え、生成AIを活用したシステム化投資を推進し、業務効率及び処理精度の向上を図っております。
これにより、一人当たり営業利益は高水準へと向上し、基礎収益力の強化に寄与しております。
一方で、更なる競争力強化に向け、AI活用の拡大による業務高度化が課題であると認識しております。
特に、健診結果データ化業務における外注費については、AIの活用を通じて効率化を進め、コスト構造の改善を図ってまいります。
また、Growbaseにおいては、蓄積データを活用したAI分析・予測・意思決定支援機能の強化を通じ、管理システムからウェルビーイングデータ活用プラットフォームへの進化を図り、収益拡大につなげてまいります。
⑤非連続成長戦略当社グループは、持続的な成長の実現に向け、オーガニック成長に加え、M&A等を活用した非連続成長投資の加速を重要な経営課題として認識しております。
Growbaseの顧客基盤拡大及びプラットフォーム化を軸に、大企業市場における顧客獲得及び中堅・中小企業市場の開拓を進めるとともに、機能拡充やソリューションメニューの拡張による付加価値向上に取り組んでおります。
また、医療機関向けサービスの開発や個人向けサービスの展開、外部AIとの連携を前提とした環境整備等を通じ、事業ポートフォリオの拡大を図っております。
事業環境の変化に対応し、新たな顧客・機能の獲得や新市場開拓を加速度的に推進する必要がある中で、これらを機動的に実現する手段として、M&Aを重要な戦略と位置付けており、これらの取り組みを通じて中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。
⑥成長を支える組織改革・人材育成の推進当社グループは、成長戦略を着実に推進し、事業の持続的な拡大を図るためには、組織体制の進化と人材の育成・確保が重要な課題であると認識しております。
事業拡大に対応するため、2026年4月から事業オーナー制を導入することで、事業ごとに求められる成果に対する責任体制を整理し、組織全体の実行力の向上を図っております。
また、非連続成長を牽引・加速することを目的としてCFOの起用、M&Aをはじめとした事業開発やAIを活用したR&Dやプロダクト・サービスの技術開発を牽引するコーポレート領域での高度人材の起用をいたしました。
あわせて、営業、カスタマーサポート、システム開発・運用等の各機能における専門人材の採用及び育成を継続的に進めてまいります。
また、中長期的な成長を支える人材基盤の構築に向けて、人材採用、適材適所の配置、積極的な登用及び人材育成・研修制度の拡充を進めるとともに、組織や従業員一人ひとりの成果に対し、適切な評価と成長機会の提供を行ってまいります。
これらの取組みを通じて、事業成果と従業員一人ひとりの成長の双方を支える組織への変革を推進してまいります。
⑦財務基盤の強化と成長投資・株主還元のバランス当社グループは、資金需要については、主に自己資金及び営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とした安定的な財務基盤を維持しております。
一方で、今後の成長戦略の実行にあたっては、システム開発、人材採用、AI活用、M&A等の非連続成長投資を継続的に検討・実行していく方針であり、これに伴う資金需要の増加や財務リスクの適切な管理についても、重要な財務上の課題と認識しております。
これらの課題に対処するため、上記事業上の課題への対応及び継続的な設備投資を実行できるよう、内部留保の確保と株主還元の適切なバランスを図るとともに、既存事業における収益力及び営業キャッシュ・フローの改善等を通じて、財務体質の強化に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
※1健診ソリューション事業の会社属性及び健康管理クラウド事業の会社マスタの登録数の合算値(同一企業が複数の事業で顧客となっている場合、複数カウント)
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
当社は2026年2月に子会社を取得し連結子会社としております。
当該子会社は期中に取得したものであることから、当事業年度における影響の重要性及びデータ集計期間等を踏まえ、当事業年度の開示は当社単体を対象としております。
今後は当社グループベースでの取組及び開示の充実を図ってまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)ガバナンス 当社では、持続可能性の観点から企業価値を向上させるため、サステナビリティ推進体制を強化しており、代表取締役社長 松田 泰秀がサステナビリティ課題に関する経営判断の最終責任を有しております。
 2023年3月17日付で、全体方針及び目標の策定、実践するための体制構築及び重要事項の協議等を目的として、代表取締役社長 松田 泰秀が委員長となるサステナビリティ委員会を設置しました。
サステナビリティ委員会は年2回以上実施しており、主な協議内容は以下の通りであります。
① サステナビリティの全体方針及び目標の策定② サステナビリティを実践するための体制の構築及び重要事項の審議・承認③ サステナビリティに関する各種施策の実施状況の総括的把握及び評価④ その他サステナビリティに関する事項 (2)リスク管理 サステナビリティ関連の機会の識別、リスク、評価や優先順位付けは、サステナビリティ委員会において行われ、重要と認識されたリスク・機会については、経営会議の協議を経て戦略及び対応策を立案し、取締役会へ報告されます。
 当社において、全社的なリスク管理は、コンプライアンス委員会において行っておりますが、サステナビリティに係るリスクの識別、優先的に対応すべきリスクの絞り込みについて、サステナビリティ委員会の中でより詳細な検討を行い、共有をする方針です。
優先的に対応すべきリスクの絞り込みについては、当社に与える財務的影響、当社の活動が環境・社会に与える影響、発生可能性を踏まえて行われます。
 なお、サステナビリティに関するリスクと機会への対応状況は、サステナビリティ委員会においてモニタリングされ、その内容は取締役会へ報告されます。
(3)戦略 中長期的な企業価値向上を図る上で、様々な経験や専門性、感性、価値観、考えを積極的に取り込むことが重要であると考えております。
また、労働者不足への対応や生産性向上の観点から、従業員の定着率を向上させ、長期的な安定成長を牽引する優秀かつ多様な人材の確保を行うため、多様な人材が働きがいをもって活躍できる環境や仕組みを整備する等、性別、年齢を問わず、意欲的な従業員が活躍できる組織を構築する取り組みの強化を行っております。
 当社における、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおりであります。
 人材育成方針 求められる能力・専門知識を習得させる研修制度の実施、また、従業員の成果に応じてキャリアプランや報酬等に反映するための人事評価制度を採用しております。
具体的には、MBO制度(※1)を導入しており、期初に会社及び組織が立てた目標を、さらに個人目標に落とし込むことで達成する目標を明確にし、その達成度合いにより職位や報酬等に反映する評価を行っております。
また、当社は、マネジメントへのキャリアアップを目指した給与体系だけではなく、専門領域でスペシャリストを目指す給与体系を有しており、MBOの評価を通じて各従業員のキャリアプラン形成を行うことで、意欲を高め、各人のパフォーマンスを向上させ、意思決定層への積極的な登用を図る方針です。
※1:MBO制度は、Management by Objectivesの略であり、会社及び組織の方向性を個人の目標として設定し、目標の達成度合いで評価を行います。
 社内環境整備方針 当社は、取り扱っている情報の特性から、セキュリティ体制の強化に努めております。
一方で、情報漏洩等のリスクを考慮した上で、働き方の多様性を高めるため、要配慮個人情報にアクセスしない部署に限定した在宅勤務制度を導入しております。
また、兼業許可規程制度を導入しております。
エンジニア等の専門性が高い人材の採用強化及び従業員への働き方の選択肢を提供することで学びの機会を充実させ、働きがいを持って能力を十分に発揮することを期待しております。
 さらに、従業員の健康状況を把握し、継続的に改善する取り組みを個人と組織のパフォーマンスの向上に向けた重要な投資ととらえ、当社では、健康経営推進チームを有し、健康経営優良法人に2019年から5年連続で認定を受ける等、健康経営への投資に戦略的かつ計画的に取り組んでおります。
(4)指標及び目標 当社は、上記「(3)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。
指標第20期事業年度実績管理職に占める女性労働者の割合(注)労働者の男女の賃金の差異(注)健康診断の受診率100.0 %有給休暇取得率92.4 %
(注) 管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2)従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。
 なお、本書提出日現在においては、戦略に関する目標は設けておりません。
指標の見直し、目標の設定については、サステナビリティ委員会で協議を重ねており、将来的な設定について検討を進めております。
 翌年度においては、従業員一人ひとりが安心して働きつづけることができる職場環境の更なる整備に努め、性別・年齢を問わず、意欲的な従業員が活躍できる組織の構築を加速させることで、当事業年度の結果を超える水準を目指してまいります。
戦略 (3)戦略 中長期的な企業価値向上を図る上で、様々な経験や専門性、感性、価値観、考えを積極的に取り込むことが重要であると考えております。
また、労働者不足への対応や生産性向上の観点から、従業員の定着率を向上させ、長期的な安定成長を牽引する優秀かつ多様な人材の確保を行うため、多様な人材が働きがいをもって活躍できる環境や仕組みを整備する等、性別、年齢を問わず、意欲的な従業員が活躍できる組織を構築する取り組みの強化を行っております。
 当社における、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおりであります。
 人材育成方針 求められる能力・専門知識を習得させる研修制度の実施、また、従業員の成果に応じてキャリアプランや報酬等に反映するための人事評価制度を採用しております。
具体的には、MBO制度(※1)を導入しており、期初に会社及び組織が立てた目標を、さらに個人目標に落とし込むことで達成する目標を明確にし、その達成度合いにより職位や報酬等に反映する評価を行っております。
また、当社は、マネジメントへのキャリアアップを目指した給与体系だけではなく、専門領域でスペシャリストを目指す給与体系を有しており、MBOの評価を通じて各従業員のキャリアプラン形成を行うことで、意欲を高め、各人のパフォーマンスを向上させ、意思決定層への積極的な登用を図る方針です。
※1:MBO制度は、Management by Objectivesの略であり、会社及び組織の方向性を個人の目標として設定し、目標の達成度合いで評価を行います。
 社内環境整備方針 当社は、取り扱っている情報の特性から、セキュリティ体制の強化に努めております。
一方で、情報漏洩等のリスクを考慮した上で、働き方の多様性を高めるため、要配慮個人情報にアクセスしない部署に限定した在宅勤務制度を導入しております。
また、兼業許可規程制度を導入しております。
エンジニア等の専門性が高い人材の採用強化及び従業員への働き方の選択肢を提供することで学びの機会を充実させ、働きがいを持って能力を十分に発揮することを期待しております。
 さらに、従業員の健康状況を把握し、継続的に改善する取り組みを個人と組織のパフォーマンスの向上に向けた重要な投資ととらえ、当社では、健康経営推進チームを有し、健康経営優良法人に2019年から5年連続で認定を受ける等、健康経営への投資に戦略的かつ計画的に取り組んでおります。
指標及び目標 (4)指標及び目標 当社は、上記「(3)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。
指標第20期事業年度実績管理職に占める女性労働者の割合(注)労働者の男女の賃金の差異(注)健康診断の受診率100.0 %有給休暇取得率92.4 %
(注) 管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2)従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。
 なお、本書提出日現在においては、戦略に関する目標は設けておりません。
指標の見直し、目標の設定については、サステナビリティ委員会で協議を重ねており、将来的な設定について検討を進めております。
 翌年度においては、従業員一人ひとりが安心して働きつづけることができる職場環境の更なる整備に努め、性別・年齢を問わず、意欲的な従業員が活躍できる組織の構築を加速させることで、当事業年度の結果を超える水準を目指してまいります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略  人材育成方針 求められる能力・専門知識を習得させる研修制度の実施、また、従業員の成果に応じてキャリアプランや報酬等に反映するための人事評価制度を採用しております。
具体的には、MBO制度(※1)を導入しており、期初に会社及び組織が立てた目標を、さらに個人目標に落とし込むことで達成する目標を明確にし、その達成度合いにより職位や報酬等に反映する評価を行っております。
また、当社は、マネジメントへのキャリアアップを目指した給与体系だけではなく、専門領域でスペシャリストを目指す給与体系を有しており、MBOの評価を通じて各従業員のキャリアプラン形成を行うことで、意欲を高め、各人のパフォーマンスを向上させ、意思決定層への積極的な登用を図る方針です。
※1:MBO制度は、Management by Objectivesの略であり、会社及び組織の方向性を個人の目標として設定し、目標の達成度合いで評価を行います。
 社内環境整備方針 当社は、取り扱っている情報の特性から、セキュリティ体制の強化に努めております。
一方で、情報漏洩等のリスクを考慮した上で、働き方の多様性を高めるため、要配慮個人情報にアクセスしない部署に限定した在宅勤務制度を導入しております。
また、兼業許可規程制度を導入しております。
エンジニア等の専門性が高い人材の採用強化及び従業員への働き方の選択肢を提供することで学びの機会を充実させ、働きがいを持って能力を十分に発揮することを期待しております。
 さらに、従業員の健康状況を把握し、継続的に改善する取り組みを個人と組織のパフォーマンスの向上に向けた重要な投資ととらえ、当社では、健康経営推進チームを有し、健康経営優良法人に2019年から5年連続で認定を受ける等、健康経営への投資に戦略的かつ計画的に取り組んでおります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標  当社は、上記「(3)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。
指標第20期事業年度実績管理職に占める女性労働者の割合(注)労働者の男女の賃金の差異(注)健康診断の受診率100.0 %有給休暇取得率92.4 %
(注) 管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2)従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。
 なお、本書提出日現在においては、戦略に関する目標は設けておりません。
指標の見直し、目標の設定については、サステナビリティ委員会で協議を重ねており、将来的な設定について検討を進めております。
 翌年度においては、従業員一人ひとりが安心して働きつづけることができる職場環境の更なる整備に努め、性別・年齢を問わず、意欲的な従業員が活躍できる組織の構築を加速させることで、当事業年度の結果を超える水準を目指してまいります。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社が判断したものであります。
(1) システム上の問題について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 当社は、インターネットを利用して、顧客・受診者(従業員・家族)に対して各種サービスを提供しております。
このため、業務においてコンピューターシステムに依存する部分が多く、以下のリスクが存在します。
① システムセキュリティについて 当社が運営する、i-Wellness、Growbaseにおいては、当社のサーバーに受診者の属性情報や健康診断結果データ等様々な情報が蓄積されるため、これらの情報の保護が極めて重要になります。
当社のセキュリティマネジメントの基準は国際標準であるISMS認証(ISO27001)に適合するものとして2007年から継続運用しています。
当社では、社長を委員長とし、関係する役員及び各部門長並びに各部署からメンバーを集めたISMS推進事務局で構成された情報セキュリティ委員会で、情報セキュリティ対応方針を定めております。
対応方針は認証取得しているISMSに沿った運用をしており、セキュリティに関する方針や規定はISMSの規程として整備しています。
また対象システムの利用顧客から契約締結時や年次でシステムセキュリティに関するチェックを受けており、顧客の基準に対する不備や改善要望の指摘を受けて、継続してシステムセキュリティ強化を行う運用を実施しています。
加えて、最近では医療情報の取扱いに関わる厚生労働省、経済産業省、総務省のガイドライン(3省2ガイドライン)を目安にISMSの適用範囲の見直しを伴うセキュリティ強化の取り組みを継続実施しています。
 さらに機微情報の消失や外部への漏洩、改ざんがないよう、データベースの暗号化やファイアウォールシステムによる不正アクセスの防止を行うとともに、堅牢な外部サーバーを活用し、24時間体制で監視等を行っております。
また、24時間に一度のデータバックアップを実施する等データの喪失を防いでおります。
しかし、自然災害や事故、当社社員の過誤・過失、不正アクセスやコンピュータウイルス等の要因によって、データの漏洩、データの破壊や誤作動が起こる可能性があります。
当社では、社内啓蒙・社員教育の徹底やシステムの脆弱性診断を定期的に行い、当該リスクへの対策を講じておりますが、このような場合には、当社の信頼を失うばかりでなく、顧客企業・健康保険組合等、サプライヤーを含めた顧客等からの損害賠償請求、訴訟による責任追及を受ける事態が発生する場合があり、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
② システムダウンについて 当社の事業の根幹となるi-Wellness及びGrowbaseは、通信ネットワークに依存しています。
従って、自然災害や事故等により、通信が切断された場合には当社の営業は不可能となります。
また、一時的な過負荷によって当社又はデータセンターの通信機器が機能不全に陥ることや、外部からの不正侵入・社員の誤操作によるネットワーク障害やシステムダウンが発生する可能性があります。
これらの対策として、機器障害又はシステムダウン時には、予備の機器又はシステムが作動し、サービス停止時間を最小限にとどめるように設計されております。
また、24時間に1回、定期的にリモートバックアップサイトにバックアップを実施しており、システム障害によるデータの損失を極力少なくする運用が行われております。
当社では、事故の発生やアクセスの集中にも耐えうるようにシステムの冗長化や負荷分散等のインフラ整備を継続的に行っていく所存ですが、これらの障害が生じた場合には当社に対する訴訟や損害賠償等で、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 個人情報保護について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 当社が取り扱う情報は、健康診断結果を含む要配慮個人情報であることから、「情報セキュリティマネジメントシステム」を導入し、ISO/IEC 27001のISMS認証を2007年3月に取得し、JIS Q 14001を2016年2月に取得しました。
情報セキュリティマネジメントシステムは、ISMSに沿う形で整備と運用をしています。
当社は、情報セキュリティ基本方針に則り、安全、安心及び顧客からの信頼の下に事業を進めるため、適切な対策を継続的に実施し、情報セキュリティレベルの向上に努めています。
かかる状況下、個人情報保護に対する取り組みを一歩間違えれば、企業としての存続に影響を及ぼす大事故となりうる可能性があります。
当社としましては、上記問題を特に重視し、以下の通りの取り組みを行っております。
 1. 当社で業務に従事する全ての者は、個人情報の保護に関する法令、「個人情報管理規則」、「特定個人情報管理規則」及びISMS規程である「個人情報保護方針」を遵守しております。
なお、「個人情報保護方針」は外部向けにもURL:https://wellcoms.jp/privacy/ にて公開しています。
さらには、JIS Q 27001に即した情報セキュリティマネジメントシステムを作成し、それに基づいてユーザーの情報を管理しており、この情報セキュリティマネジメントシステムは適宜見直し、継続的な改善を図っております。
 2. ユーザーの健康情報の管理及び維持を安全に行い、また、その情報をもとにより良い商品、サービスを提供させていただくため、利用目的を事前にお知らせしたうえで、ユーザーに関する必要最低限の情報を収集させていただいております。
3. ユーザーの個人情報を適正に取り扱うために、事業部毎に責任者を置き、継続的に社員教育を行っております。
社員教育についてはISMSの要求事項の一つであるためISMS文書の一つである「ISMSマニュアル」の中で全従業員を対象に年1回の定期的な教育実施、力量テスト(情報セキュリティに関する理解度テスト)の合格を業務従事するための必須事項とすること等を定め、その運用と記録管理をISMS事務局で行うことにしています。
 4. ユーザーの個人情報への不正アクセス、紛失、破壊、改ざん及び漏洩を防止し、安全で正確な管理に努めております。
なお、アクセス制限についてもISMSの要求事項の一つであるため「アクセス管理規程」及び「データ管理規程」をISMS文書と定め、情報資産を取扱うシステムへのアクセスを管理するIDの新規発行、変更、削除、パスワードの設定、管理方法等についてルールを定めています。
システムIDの発行や変更については人事総務部への申請制としており、人事総務部長の承認を必須として運用をしています。
 5. 一部のデータ処理及びサービスを外部の専門会社等に委託する場合があります。
この場合、適切に個人情報を保護できることを条件として施設を選定し、ユーザーの個人情報が不適切に扱われないように機密保持に関する契約を締結し、ユーザーの個人情報保護に努めております。
また、業務委託先の選定方法や管理方法等についてもISMSの要求事項の一つであるため「業務委託管理規程」にて選定基準や契約内容等を定めており、例えば取引開始時には自社で作成した基準の適合度を図る「情報セキュリティ業務委託先監査チェックシート」を用いて確認を実施することや最終的には情報セキュリティ責任者の承認を得て契約を実施すること等を規定しています。
 またISMSで運用している「内部監査」ではすべての業務委託先に対して前述のチェックシートを用いてセキュリティ管理状態の最新情報の提供を求めることにしており、経年でのセキュリティ劣化を防ぐ運用も実施しています。
当社は今後、大企業のみならず中小企業向けのサービス展開も進めており、いわゆる企業の健康関連プラットフォーム化を推し進めてまいります。
従って、企業における人事情報を始めとした情報全般についても個人情報と同様に最重要情報として扱いを徹底してまいります。
 上記の通り、個人情報の取得・運用には細心の注意を払っておりますが、当社からの個人情報の漏洩・流出を完全に防止できる保証は存在しません。
今後何らかの理由により、当社が保有する個人情報が社外に漏洩・流出した場合には、当社の社会的信頼の失墜、また、それにより顧客の減少、当該対象者からの損害賠償請求等が発生し、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)人材の確保について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 当社は、長期的な安定成長を牽引する優秀かつ多様な人材の確保・育成のため、様々な働き方において従業員パフォーマンスを最大化する環境、意欲を高めるための人事評価制度、階層別研修含めた各種研修制度を用意し、スペシャリストの育成に取り組んでおります。
今後も当社業容拡大のためには、優秀かつ多様な人材の確保、並びに従業員の能力向上、次世代マネジメントの育成が必須と考えますが、多くの人材が退社した場合、又は、人材の確保・育成が計画通りに進まなかった場合、今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
(4)自然災害発生等によるリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中) 当社のネットワーク健康診断サービスにおきましては、全国の医療機関と提携し、健康診断の実施をいただいておりますが、災害等により健康診断自体が実施できない状況が発生した場合は、当社の売上(健康診断結果報告)に影響を及ぼすため、今後の事業展開にも影響を及ぼす可能性が生じます。
また、当社は各種災害に対して損害の発生及び発生時の損害の拡大を最小限に抑えるため、事業継続計画(BCP)を整備して、被災時でも重要な事業を継続し、早期に復旧できるよう準備を行っておりますが、社会経済全般に大きな影響を及ぼすような想定外の事態が発生した場合には、当社の事業においても取引の縮小や延期、オペレーションの縮小や停止の影響が考えられ、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(5)感染症パンデミック発生等によるリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中) 新型コロナウイルス感染症の流行により、当社において2020年4月~6月にかけては、受診控えが発生し、結果、当社のネットワーク健康診断サービスの業績にも大きな影響を及ぼしました。
対応策として、当社は事業継続計画(BCP)を整備して、感染症パンデミック発生による業績への影響を最小限に抑えるよう準備をおこなっておりますが、この様に新型コロナウイルス感染症の流行をはじめとする感染症流行等、社会経済全般に大きな影響を及ぼすような想定外の事態が発生した場合には、取引の縮小や延期、オペレーションの縮小や停止の影響が考えられ、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(6)関係会社との関係について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中) 当社は、株式会社あしたのチームの株式を68.29%(500,179株)保有しており、同社を連結子会社としております。
また、SOMPOホールディングス株式会社及びLHP Holdings, L.P.は当社株式をそれぞれ32.08%(3,998,400株)及び28.65%(3,571,400株)保有するその他の関係会社であります。
当社とこれら関係会社との人的関係及び取引関係は以下のとおりであり、これらの関係に変動が生じた場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
 筆頭株主であるSOMPOホールディングス株式会社は、安定株主として継続的に一定の議決権を保有しており、その議決権の行使にあたっては株主共同の利益及び少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。
一方で、同社の経営方針または事業戦略(当社株式の保有方針を含む。
)に変更が生じた場合には、将来的に当社と競合する事業が行われる可能性、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性、並びに当社株式の流動性及び株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
なお、同社との間に事前承認事項または事前協議事項は定められておりません。
① 人的関係について (子会社との関係) 本書提出日現在において、当社連結子会社である株式会社あしたのチームに対し、当社から取締役3名を派遣しております。
このうち、当社従業員1名が出向の上、同社の常勤取締役に就任しており、また、当社取締役である佐々木雅之氏は同社の代表取締役副社長を、また当社執行役員(CFO)である千葉健人氏は同社の取締役をそれぞれ兼職しております。
さらに、当社内部監査室長が同社の監査役を兼職しており、このほか当社従業員1名が同社においてマネージャーとして兼職しております。
 これらの人的関係により、当社は当該連結子会社の経営に対して支配的な影響力を有しておりますが、今後、人員配置の変更や兼職関係の解消等が生じた場合には、当該連結子会社の統治体制に影響が生じ、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(その他の関係会社との関係) 本書提出日現在において、当社取締役である並木洋平氏は、経営企画及び事業開発等の業務経験を通じて培った知見並びにウェルビーイング領域における専門性を当社の経営に活用することを目的として、SOMPOホールディングス株式会社の職務を兼任しております。
なお、当社と当該取締役との間に特記すべき取引関係はありません。
 また、当社とSOMPOホールディングス株式会社との間には、上記のほか、出向の受入れ及び在籍出向等の人的交流が継続的に行われております。
本書提出日現在において、当社の従業員のうち、SOMPOホールディングス株式会社及びLHP Holdings, L.P.からの出向者はおりません。
一方、SOMPOホールディングス株式会社の子会社であるSOMPOひまわり生命保険株式会社から2名、SOMPOケア株式会社から1名を出向者として受け入れております。
さらに、当社からはSOMPOホールディングス株式会社へ1名(SOMPOウェルビーイング株式会社を兼務)及びSOMPOひまわり生命保険株式会社へ1名が在籍出向しております。
② 取引関係について 当社は、株式会社あしたのチーム(当社連結子会社)、SOMPOホールディングス株式会社並びにそのグループ会社との間で取引を行っております。
これらの取引については、当社の独立性確保の観点から、関連当事者取引に該当する場合には、関連当事者取引規程に基づき、取引の合理性及び条件の妥当性等を慎重に検討のうえ、取締役会の承認を得ることとしており、適切な内部統制体制を整備しております。
 なお、本書提出日現在において、LHP Holdings, L.P.との間に重要な取引はありません。
(7)市場動向について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 当社の健診ソリューション事業においては、近年の企業における生産性向上や法改正対応、健康経営の高まりにより、企業側の健診代行事業者への委託は一定程度増加傾向にあるものと想定しておりますが、他方、健康保険組合においては、医療費高騰による財政悪化の影響もあり、健康診断事業の見直しや項目の見直し等、厳しい経営環境となっております。
今後、これら健康保険組合の財政悪化に伴い顧客である健康保険組合が解散となった場合には、当該健康保険組合並びに所属する企業についても同時に失う可能性があり、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、厚生労働省において議論されている「健康・医療・介護情報利活用検討会」においては、PHR(本人による健康情報の確認)及びEHR(医療機関等間の情報連携)、電子処方箋の環境整備等が一体的に検討・推進されております。
これらの検討が進む際には、当社のサービスの優位性が損なわれることになるため、業績に影響を及ぼす可能性があります。
 他方、健康管理クラウド事業においては、企業の働き方の変革、在宅ワーク等も踏まえたデジタルシフト(HRテック)が加速しており、Growbaseの市場動向としては追い風となっております。
一方で、上記市場動向を受けて、様々な企業が産業保健分野に進出し健康管理システムの提供を始めており、市場環境の激化が予想されます。
これら市場環境の激化により、製品の優位性が損なわれた際には、期待通りの収益があがらず事業計画に影響を及ぼす可能性があります。
 これらのリスクへの対応策として情報の収集を第一とし、当社では市場のコーポレート部門において情報収集ツール等を使用して、企業情報・業界動向の調査を行っております。
(8)競合状況について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 当社の競合他社において、技術開発力・価格競争力・営業力等に関して競合他社が優位な場合には、その優位性を活かしてサービスや商品の提供が行われる可能性があります。
その際には、当社が販売競争で劣勢に立たされ、当社の期待通りにサービス・商品を提供できない、又は顧客を維持・獲得できないことも考えられます。
当社では、引き続きデジタルマーケティングの活用や代理店との連携等を用いた営業及び顧客のニーズを汲んだサービスの開発・提供を進める方針ではありますが、競合企業がより優れたサービスを提供した場合、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9)技術革新について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 上記でも記載の通り、健康管理クラウド事業は、企業の産業保健担当者や健康保険組合向けの健康管理システムを提供しておりますが、昨今のHRテックの流れや規制改革等を受け、健康管理分野においては様々なシステムやツールが開発されております。
当社では、顧客の要望に柔軟に対応するべく、最新のテクノロジーの知見やノウハウの蓄積を積極的に推進していく方針ではありますが、今後、これらの技術革新により、製品の優位性が損なわれた際には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(10)業績の季節変動について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中) 健診ソリューション事業におきましては、例年、健康診断の受診者数が夏から増加する傾向にあり、秋にピークに達した受診者数は、春にかけて減少いたします。
そのため、健康診断結果の引渡しが完了した時点で収益を認識している当事業では、第1四半期の売上高及び営業利益が他の四半期と比較して低くなる傾向にあり、当社の業績も同様でありますが、顧客毎の健康診断時期の前倒しや効果的な受診勧奨を行うことで、平準化を図っております。
 また、健康管理クラウド事業は一部新規顧客のサービス開始が年度初めになることが多く、第4四半期に開発が伴うことがありますが、サービス開始後は月額課金であるため、一定額が毎月計上され、健診ソリューション事業にみられる業績の季節変動はありません。
2026年3月期健診ソリューション事業の業績推移は以下の通りであります。
                 (単位:百万円) 第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期売上高2,1184,6544,3031,941営業利益又は営業損失(△)△73305250△103 (11)法的規制の変更リスクについて(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中) 当社の健診ソリューション事業は、顧客が行う健康診断の予約・精算代行・健康診断結果一元化等のサービスを提供するものであり、また、健康管理クラウド事業は企業の健康管理を支援するシステム提供を行うものとなっております。
これら事業に関連する法的規制としては、健康保険法、健康増進法、労働安全衛生法、高齢者の医療の確保に関する法律、国民健康保険法等があります。
ただし、あくまで当社は、顧客企業・健康保険組合が当該法律を受けて行う健康診断に関する各種支援を行う立場、ないしは健康管理支援システムの提供を行う立場にあり、当該法的規制に関し直接の責任を有するものではありません。
また、当該事業に関しての許認可等もありません。
しかしながら、これら関係法令が変更されたことにより、顧客である企業や健康保険組合側の運用等が変更になった場合には、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
 同様に当社では、顧客企業の従業員・被扶養者に関する個人情報(氏名、生年月日、住所、所属、連絡先等)、健康診断結果情報等の機微情報を取り扱うため、個人情報保護法等の遵守が必要となります。
上記、関連法規制(健康保険法、健康増進法、労働安全衛生法、高齢者の医療の確保に関する法律、国民健康保険法、個人情報保護法)が変更された場合には、当社の事業及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
 これらの法的規制の変更リスクの対策として、当社では法令リストを作成しており、各部署において関連する法令動向を各種媒体(新聞・業界紙・Web)を通じて適時把握することに努め、全社的に原則半期に1回法令リストの見直し・更新を行っております。
(12)新規事業への投資に係るリスクについて(顕在化の可能性:大、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 当社は、ネットワーク健康診断サービスやGrowbase等の大企業向け健康管理支援事業にて培った経験を活用し、「企業と人を元気にする。
」新たなサービスやパッケージの開発等を検討しており、継続的なシステム投資を行っております。
 これら新規事業の立ち上げに際しては、投資リスクを抑えるため、事業計画の妥当性を十分に検討した上で投資を行っております。
また、事業の立ち上げ後は、事業計画の進捗状況の把握に努め、必要に応じて事業計画の見直しや社内体制の整備・強化を行っております。
これまでのところ、当社業績において重大な影響を及ぼすような事象は発生しておりませんが、今後、一定規模の投資を実施する可能性もあり、対象の事業が期待した収益を生まない場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(13)代表取締役への依存について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:大) 現在の代表取締役社長である松田泰秀は、設立以来当社に携わり、職域における健康管理業務、並びに健康診断業界における高い知見を有しており、広い視野と経験に基づいた経営全般の提言を得ております。
また、今日に至るまで事業の推進・拡大、人材の採用、事業戦略立案等重要な役割を果たしており、今後ともこの状態は継続するものと考えられます。
当社では、執行役員等の拡充により代表取締役からの権限委譲を進める他、経営会議等の合議制による意思決定体制を整えて、当該リスクへの対策を講じておりますが、何らかの理由により、代表取締役の業務執行が困難になった場合には、当社の事業推進に影響を及ぼす可能性があります。
(14)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について(顕在化の可能性:不明、顕在化の時期:不明、影響度:小) 当社は、役員及び従業員に対するインセンティブを目的とし、新株予約権を付与しております。
これらの新株予約権が権利行使された場合、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。
一方で、役員及び従業員に対するインセンティブの一つであり、発行予定数も限られていることから、希薄化への影響は限定的であります。
 なお、本書提出日現在でこれらの新株予約権による潜在株式数(自己新株予約権を含む)は884,800株であり、発行済株式総数12,463,400株の7.1%に相当しております。
(15)当社株式の流通性について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中) 当社株式は、2025年6月23日付で、東京証券取引所グロース市場に上場しており、上場に際して、公募増資及び売出しによって当社株式の流動性を確保しておりますが、株式会社東京証券取引所が上場維持基準として定める流通株式比率25%の水準に近接していることから、当該上場維持基準に抵触するリスクがあります。
今後は、当社の事業計画に沿った成長資金の公募増資による調達、大株主への一部売出しの要請、ストック・オプションの行使による流通株式数の増加等により、流動性の向上を図っていく方針であります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。
(1) 経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要は次の通りであります。
① 経営成績の状況当社は、2026年2月27日付で株式会社あしたのチームの株式取得を行い連結子会社化いたしました。
それに伴い、当連結会計年度より、連結決算に移行しております。
当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策の影響がある状況下においても、企業収益及び雇用・所得環境は改善しており、景気は緩やかに回復しております。
一方、中東情勢の影響や物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響等に加え、金融資本市場の変動等にも留意が必要であり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
当社の対面市場におきましては、労働安全衛生法により従業員の健康診断や、結果の保管・報告、産業医の選任等が義務付けられており、企業のコーポレート・ウェルネスに関する法令対応が必要不可欠な市場環境となっております。
それらの法令対応に加えて、労働人口の減少に対応した働き手や働き方の多様化、生産性向上を目的としたデジタル化の推進等が求められ、従業員ウェルビーイングを重視した経営やデータドリブン型の健康経営の需要が益々増加しております。
このような状況下において、当社は、健診ソリューション事業及び健康管理クラウド事業を中心に、従来から強みを有する大企業市場に加え、新たに中堅・中小企業市場の開拓にも着手しております。
健診ソリューション事業では、がん検診や婦人科検診等の高付加価値化を進めている他、BPRやAI活用等による高品質かつ高い生産性のオペレーションを実現しております。
また、健康管理クラウド事業では、機能拡充によるプラットフォーム化を図り、あらゆる従業員ウェルビーイングデータを一元管理・可視化・利活用することで、企業の健康管理やウェルビーイング経営の支援を進めております。
当社のビジョンである「企業と人を元気にする。
」を実現することで、持続的に企業価値の向上に取り組んでおります。
結果、当連結会計年度の売上高は14,778百万円、営業利益は1,186百万円、経常利益は1,164百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は822百万円となりました。
(健診ソリューション事業)健診ソリューション事業におきましては、労働安全衛生法に基づいて、企業や保険者に義務化される従業員の健康管理・安全管理等を行うことが不可欠であります。
顧客となる企業や保険者に対して、サービスプラットフォームである「i-Wellness」を提供し、従業員の健康診断等に関する、案内、予約、進捗管理及び結果データ収集、費用精算等の機能を一元的に提供しております。
当連結会計年度は、顧客企業等が抱える健康課題の多様化に合わせ、がん検診や婦人科検診等の強化も図り、各種健診の受診機会を創出し、健康経営の推進を支援しております。
また、当事業最大の特長である、健診結果のデータ化工程においては、2023年6月に特許(特許7304604)を取得したAI-OCR等を活用した情報処理方法及び独自開発した情報処理プログラムに加え、生成AIを活用したシステム化等の投資を推進し、オペレーションエクセレンスの実現に取り組んでおります。
結果、当連結会計年度のサービス利用者数は、通期で39.8万人となり、当事業の売上高は13,018百万円、営業利益は379百万円となりました。
(健康管理クラウド事業)企業内容等の開示に関する内閣府令等の改正により、人的資本情報の開示が義務化される等、企業は法令等への対応や社会的責任への対応による従業員の健康管理から組織状態の可視化・分析、人事評価に関する環境整備や体制強化が求められております。
大企業を中心に、より一層、非財務情報の中核にある人的資本投資や健康経営の推進が重視されてきております。
健康管理クラウド事業におきましては、このような従業員の健康管理・健康経営投資を戦略的な経営資源への投資と捉える企業等からの受注が継続的に拡大しております。
また、当連結会計年度は、営業専任組織を強化したことの成果として新たに36社の企業グループが「Growbase」の利用を開始し、堅調な売上で推移いたしました。
なお、当連結会計年度は株式会社エスユーエスから事業譲受に係る費用及び株式会社あしたのチームの取得により、売上高及び費用が発生しております。
この結果、当事業の売上高は1,523百万円、営業利益は767百万円となりました。
(医療機関等支援事業)医療機関等支援事業におきましては、主なサービスであるPET検査関連事業は期初計画どおりに契約の縮小・見直しを行う一方で、引き続き、「Growbase」を提供する企業顧客に対して、健康診断等の予約手配や結果のデータ化、費用精算等のBPOサービスを展開しており、堅調に推移いたしました。
また、医療従事者の働き方改革が求められる市場において、医療機関における産業医業務のデジタル化を推進することを目的に、医療機関向けに「Growbase」を提供しております。
この結果、当事業の売上高は236百万円、営業利益は39百万円となりました。
② 財政状態の状況(資産)第20期連結会計年度末における資産合計は、9,729百万円となりました。
その主な内訳は、現金及び預金が5,260百万円、売掛金が1,107百万円、のれんが1,834百万円であります。
(負債)第20期連結会計年度末における負債合計は、3,896百万円となりました。
その主な内訳は、買掛金が983百万円、1年内返済予定の長期借入金が514百万円、契約負債が672百万円、長期借入金が930百万円であります。
(純資産)第20期連結会計年度末における純資産合計は、5,832百万円となりました。
その主な内訳は、資本金が1,301百万円、資本剰余金が1,274百万円、利益剰余金が3,250百万円であります。
③ キャッシュ・フローの状況第20期連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末から2,473百万円増加し、5,260百万円となりました。
第20期連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により獲得した資金は1,099百万円となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益1,164百万円、減価償却費281百万円等による資金の増加があったものの、売上債権の増加額19百万円、仕入債務の減少額10百万円、法人税等の支払額356百万円等による資金の減少があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により支出した資金は111百万円となりました。
これは主に有形固定資産の売却による収入176百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入70百万円による資金の増加があったものの、無形固定資産の取得による支出214百万円、事業譲受による支出70百万円、敷金及び保証金の差入による支出56百万円による資金の減少があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により獲得した資金は1,485百万円となりました。
これは主に東京証券取引所グロース市場への上場に伴う公募増資やオーバーアロットメントによる売出に関連した第三者割当増資に伴う株式の発行による収入1,757百万円の資金の増加、新株予約権の行使による株式の発行による収入17百万円の資金の増加、配当金の支払額232百万円による資金の減少によるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績a 生産実績   当社は、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
 b 受注実績   当社は、受注生産は行っておりませんので、該当事項はありません。
 c 販売実績第20期連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)セグメントの名称第20期(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)健診ソリューション事業13,018,494-健康管理クラウド事業1,523,763-医療機関等支援事業236,100-合計14,778,359-
(注) 1.セグメント間取引については、発生がないため記載しておりません。
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。
3.第20期連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前期比は記載しておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
その作成には、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の金額等開示に影響を与える見積りを必要としております。
これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。
 当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
のれんの評価 企業結合により取得したのれんは、被取得企業の今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力として、取得原価と被取得企業の識別可能資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額で計上しており、その効果の及ぶ期間にわたって、定額法により規則的に償却することとしております。
 超過収益力であるのれんについては、株式会社あしたのチームが策定した事業計画の達成状況をモニタリングすること等によって、超過収益力等の毀損の有無を検討していくこととなりますが、減損の兆候があると認められる場合には、割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価格を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。
② 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.財政状態の分析財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績の分析(売上高) 第20期連結会計年度の売上高は14,778百万円となりました。
 健診ソリューション事業においては、数万人規模の従業員数を抱える大型顧客を含め226社がネットワーク健康診断サービスの利用しており、順調な健康診断結果の納品により、サービス利用者数は39.8万人となり、売上高は13,018百万円となりました。
 健康管理クラウド事業においては、大企業を中心に人的資本投資や健康経営の推進、働き方の多様化等が一層重視される中、Growbaseは、従業員の健康管理体制を強化したい新規顧客からの受注が継続的に拡大しており、当連結会計年度においては、新たに36社が利用を開始し、ユーザーID数は、183.6万ID、売上高は1,523百万円となりました。
 医療機関等支援事業におきましては、PET関連事業、BPOサービスともに引き続き堅調に推移しました。
これらの結果、売上高は236百万円となりました。
(売上原価、売上総利益) 第20期連結会計年度の売上原価は11,668百万円となり、結果、売上総利益は3,109百万円となりました。
 健診ソリューション事業においては、売上原価は11,220百万円、売上総利益は1,798百万円となりました。
 健康管理クラウド事業においては、売上原価254百万円、売上総利益は1,269百万円となりました。
 医療機関等支援事業においては、売上原価は194百万円、売上総利益は41百万円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益) 第20期連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,923百万円となり、結果、営業利益は1,186百万円となりました。
(営業外損益、経常利益) 第20期連結会計年度の営業外収益は、2百万円であり、営業外費用は24百万円となりました。
これは主に上場準備に伴うものです。
 結果、経常利益は1,164百万円となりました。
(特別損益、当期純利益) 第20期連結会計年度の特別利益及び特別損失は発生しておらず、結果、親会社株主に帰属する当期純利益は822百万円となりました。
c.キャッシュ・フローの状況第20期連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
d.資本の財源及び資金の流動性の分析 当社グループの所要資金は、システム開発等の設備投資、並びにネットワーク健康診断サービスのオペレーション費用を含めた運転資金となっております。
これら資金については、全額、営業活動によるキャッシュ・フロー(自己資金)にて対応しております。
現状、当社では必要な事業資金は充分に確保していると認識しており、さらに取引銀行と当座借越契約を締結し、急な資金需要や不測の事態にも備えております。
e.経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因の詳細につきましては、「3.事業等のリスク」に記載の通りであります。
f.経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営上の目標達成状況を判断するために、セグメント毎に客観的な指標を設けております。
事業全体としては、健診ソリューション事業における健康診断結果のサービス利用者数、健康管理クラウド事業におけるGrowbase(Growbaseネクストを含む)、SUZAKU関連サービス、あしたのチーム関連サービスのユーザーID数を合算したID数を客観的な指標として判断しております。
 これらのID数の対象となる顧客及びその先の皆様に満足いただけるよう、引き続き、顧客に寄り添い、要望に応じたサービスを開発・提供してまいります。
項目単位第19期(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)第20期(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)ID数ID2,287,9992,538,509 各セグメントの指標については、下記のとおりであります。
(健診ソリューション事業) 第20期連結会計年度の健診ソリューション事業においては、数万人規模の従業員数を抱える大型顧客を含め226社がネットワーク健康診断サービスの利用を開始し、当連結会計年度のサービス利用者数は398,299件となりました。
平均売上単価については、一部顧客への健康診断受診料の適正化が影響し、売上単価が改善しました。
 健康診断の予約や顧客や提携医療機関との連携協力により概ね計画通りの結果となったと評価をしております。
項目単位第19期(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)第20期(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)サービス利用者数件388,897398,299平均売上単価円31,72932,202 (健康管理クラウド事業) 第20期連結会計年度の健康管理クラウド事業においては、当連結会計年度から新たに36企業グループが「Growbase」の利用を開始し、契約企業グループ数は262企業グループとなりました。
ユーザーID数については、1,836,721IDとなりました。
また、当連結会計年度のチャーンレートについては、0.20%となりました。
 既存顧客の対象ユーザーの増加や、営業部隊による直販及び販売代理店による再販強化により、順調に新規顧客を獲得し、堅調に進捗していると評価しております。
項目単位第19期(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)第20期(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)契約企業グループ数(※)社232262ユーザーID数(※)ID1,744,7911,836,721チャーンレート(※)%0.280.20 ※:健康管理クラウド事業の各種指標は、Growbaseの契約企業グループ数、ユーザーID数、チャーンレートです。
(医療機関等支援事業) 当該事業において、指標は設定しておりません。
g.経営者の問題意識と今後の方針 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
該当事項はありません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループは、健診ソリューション事業のi-Wellness、健康管理クラウド事業のGrowbaseにつき、機能追加・増強、拡充等を目的とした設備投資を継続的に行っております。
当連結会計年度の設備投資(無形固定資産を含む)については総額306百万円であり、セグメント別の主な設備投資の内容は、次のとおりであります。
(1) 健診ソリューション事業 当事業年度の設備投資の総額は、52百万円であり、新基幹システムの開発におけるPoCの実施に関する投資を行いました。
(2) 健康管理クラウド事業 当事業年度の設備投資の総額は、223百万円であり、Growbaseシステムの新機能開発及び機能改善・追加等に関する投資を行いました。
(3) 全社共通 当事業年度の設備投資の総額は、29百万円であり、PCの購入及びキッティング、セキュリティ環境構築等の情報化投資を行いました。
 また、設備の売却の総額は、175百万円であり、PET検査関連事業の契約終了に伴うPET施設の建物及び設備を譲渡したことによるものです。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物工具、器具及び備品ソフトウエアその他合計本社(東京都港区)―本社機能関連424657224890995(10)大阪事務所(大阪府大阪市)―データソリューション事業部関連271929―7533(79)
(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
また、大阪事務所の設備も本社と一体となって業務を行っているため、本社に含めて記載しております。
2.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者を含む。
)であります。
3.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員(1日8時間換算)であります。
4.本社事務所及び大阪事務所を賃借しており、その賃借料は101百万円(年額)であります。
5.大阪事務所は2026年6月に新事務所へ移転いたしました。
6.その他の248百万円はソフトウエア仮勘定等であります。
7.PET検査関連事業の契約終了に伴いPET施設の建物及び工具、器具及び備品に含まれていた設備を譲渡いたしました。
(2) 国内子会社国内子会社の設備については、重要性が乏しいため記載を省略しております。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等①提出会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定額資金調達方法着手年月完了予定年月完成後の増加能力総額(百万円)既支払額(百万円)本社(東京都港区)健診ソリューション事業基幹システムの刷新22553自己資金及び増資資金による充当2024年10月2028年3月
(注)2本社(東京都港区)健康管理クラウド事業機能追加開発918218増資資金による充当2025年4月2028年3月
(注)2
(注) 1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.完成後の増加能力につきましては、合理的な算出が困難なため、記載しておりません。
②国内子会社重要な設備の除却等の計画はありません。
(2) 重要な設備の除却等①提出会社重要な設備の除却等の計画はありません。
②国内子会社重要な設備の除却等の計画はありません。
設備投資額、設備投資等の概要29,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況40
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況5
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況6,105,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
 該当事項はありません。

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2026年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
SOMPOホールディングス㈱東京都新宿区西新宿一丁目26番1号3,998,40032.08
LHP Holdings, L.P.(常任代理人 ㈱イントリム)Maples Corporate Services Limited P.O. BOX309, Ugland House, South Church Street, George Town, Grand Cayman, KY1-1104, Cayman Islands (東京都港区虎ノ門一丁目15番7号TG115ビル4階イントリム司法書士事務所)3,571,40028.65
㈱アドバンテッジ リスク マネジメント東京都目黒区上目黒二丁目1番1号544,8004.37
㈱ベルシステム24ホールディングス東京都港区虎ノ門四丁目1番1号403,4003.23
伊藤忠商事㈱東京都港区北青山二丁目5番1号337,8002.71
野村信託銀行株式会社(投信口)東京都千代田区大手町二丁目2番2号305,0002.44
楽天証券株式会社共有口東京都港区南青山二丁目6番21号169,2001.35
伊藤忠テクノソリューションズ㈱東京都港区虎ノ門四丁目1番1号141,4001.13
野村證券株式会社東京都中央区日本橋一丁目13番1号100,2000.80

野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)東京都中央区日本橋一丁目13番1号94,6000.75計-9,666,20077.56
株主数-金融機関4
株主数-金融商品取引業者22
株主数-外国法人等-個人18
株主数-外国法人等-個人以外21
株主数-個人その他3,129
株主数-その他の法人37
株主数-計3,231
氏名又は名称、大株主の状況野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
 該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
 該当事項はありません。

Shareholders2

発行済株式及び自己株式に関する注記 1. 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)5,448,2007,015,200―12,463,400
(注)1.有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)による新株式の発行による増加550,000株、第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)による新株式発行による増加224,900株により、発行済株式総数は774,900株増加しております。
2.新株予約権の権利行使による新株の発行により、発行済株式総数は8,600株増加しております。
3.2026年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行い、発行済株式総数は6,231,700株増加し、12,463,400株となっております。
2. 自己株式に関する事項 該当事項はありません。

Audit

監査法人1、連結有限責任監査法人トーマツ
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書 2026年6月25日ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ  東京事務所  指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 水野 博嗣 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中西 俊晴 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているウェルネス・コミュニケーションズ株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。
)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む)監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表における【注記事項】
(セグメント情報等)に記載の通り、健診ソリューション事業セグメントの売上高は13,018,494千円であり、当連結会計年度における連結損益計算書の売上高の88%を占めている。
 健診ソリューション事業は、会社の中核的な事業であり、顧客である企業及び健康保険組合より健康診断の予約手配・精算代行などの各種手続を会社が受託して実施するとともに、会社のITシステムによりデジタル化・判定一元化された健康診断結果を顧客に提供することが主たる事業内容である。
会社が顧客より収受する一連のサービス利用料はITシステムにより自動計算され、その結果を基礎として健康診断結果の引渡し時点で当事業の売上高が計上される。
 健診ソリューション事業の事業運営においてITシステムは必要不可欠であり、健康診断申込者からの受注、健康診断の検査項目に応じたサービス利用料の計算、顧客への請求管理といった売上高の計上に関する主要なプロセスはITシステムに広範囲に依拠している。
 健診ソリューション事業の売上高の金額は重要性が高く、会社は健診ソリューション事業のサービス利用者数を重要な経営指標にしている。
売上高として正確に計上されるためには、関連するITシステムが適切に整備され、かつ、運用されることが極めて重要である。
そのため、当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上とその前提となるITシステムの信頼性が監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上の検討に当たり、主として以下の監査手続を実施した。
なお、ITシステムの信頼性の検討については、当監査法人内のITの専門家と連携して実施した。
(内部統制の評価)・健診ソリューション事業に係る売上高の計上に関連するITシステムのデータフロー、処理プロセス及び自動化された内部統制の理解 ・ITシステムのプログラム変更やアクセス制限、システムの保守、運用等のIT全般統制の有効性評価 ・ITシステムにおけるサービス利用料金額の計算処理の正確性に対する自動化された業務処理統制の有効性評価(具体的には、サンプル抽出した健康診断において実施された検査項目に係るサービス利用料を再計算し、ITシステムによるサービス利用料の計算の正確性を検証) ・ITシステムにおけるサービス利用料金額と会計システムにおける売上高の計上金額との整合性を担保する内部統制の整備・運用状況の評価(実証手続)・ITシステムにおけるサービス利用料金額と会計システムにおける売上高の計上金額との当該整合性の検討 ・健診ソリューション事業に係る売上高計上額について出荷件数を用いた分析的手続等によるリスク評価手続を実施するとともに、当該売上高の計上対象となった契約の実在性や取引の発生の事実等を確かめるために、サンプル抽出した契約及び取引について契約書や入金証憑等との突合等を実施・ITシステムにおけるサービス利用料金額を例外的に修正する場合に作成される文書を閲覧し、修正理由と修正金額の合理性の検討 ㈱あしたのチームののれんの評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表における【注記事項】
(企業結合等関係)に記載されている通り、会社は当連結会計年度の2026年2月27日において、株式会社あしたのチーム(以下「あしたのチーム社」という。
)の発行済株式の68.3%を取得し連結の範囲に含めている。
また、当連結会計年度末において、あしたのチーム社の取得により発生したのれん1,815,152千円が総資産の18.6%を占めている。
のれんの当初計上額は、取得日時点の識別可能な資産及び負債の時価の純額と取得対価との差額として認識する。
ただし、会社は、当連結会計年度末において、識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、当連結会計年度末時点で入手可能な合理的な情報等に基づいて暫定的な会計処理を行い、のれんを計上している。
 あしたのチーム社は取得日時点において債務超過の状況にあり、取得原価のうちのれんに配分された金額が相対的に多額であるため、会社はのれんについて減損の兆候を識別した上で、減損損失の認識の判定を行い、減損損失の認識は不要と判断している。
 連結財務諸表における【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されている通り、減損損失の認識の判定に用いられた将来キャッシュ・フローは、経営者が立案した事業計画に基づいており、当該事業計画は顧客数及び顧客単価の推移等の仮定を含んでいる。
特に、あしたのチーム社の主たるビジネスである人事評価制度の構築コンサルティング・運用支援については、当該サービスの将来キャッシュ・フローがサービスの提供を行う顧客数及び顧客単価の想定に大きく依存するため、これらの仮定の設定には経営者の重要な判断を伴うことになる。
 以上から、当監査法人は、あしたのチーム社ののれんの評価が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において、特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、あしたのチーム社の取得により発生したのれんの評価を検討するに当たり、主として以下の手続を実施した。
(1)内部統制の評価・のれんの評価に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
(2)経営者が立案した事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価(リスク評価手続)・観察可能な取得後の財務データと経営者が立案した事業計画を比較分析し、計画の達成状況を評価した。
(リスク対応手続)・会社ののれんの評価に関する判定資料を閲覧し、将来キャッシュ・フローが、経営者によって承認された事業計画に基づいた見積りとなっているかを検討した。
・経営者への質問により、将来キャッシュ・フローの重要な仮定を理解した。
・重要な仮定として識別された顧客数の推移や顧客単価の上昇等について、過去の実績や入手可能な外部データ等との比較分析を実施した。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む)監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表における【注記事項】
(セグメント情報等)に記載の通り、健診ソリューション事業セグメントの売上高は13,018,494千円であり、当連結会計年度における連結損益計算書の売上高の88%を占めている。
 健診ソリューション事業は、会社の中核的な事業であり、顧客である企業及び健康保険組合より健康診断の予約手配・精算代行などの各種手続を会社が受託して実施するとともに、会社のITシステムによりデジタル化・判定一元化された健康診断結果を顧客に提供することが主たる事業内容である。
会社が顧客より収受する一連のサービス利用料はITシステムにより自動計算され、その結果を基礎として健康診断結果の引渡し時点で当事業の売上高が計上される。
 健診ソリューション事業の事業運営においてITシステムは必要不可欠であり、健康診断申込者からの受注、健康診断の検査項目に応じたサービス利用料の計算、顧客への請求管理といった売上高の計上に関する主要なプロセスはITシステムに広範囲に依拠している。
 健診ソリューション事業の売上高の金額は重要性が高く、会社は健診ソリューション事業のサービス利用者数を重要な経営指標にしている。
売上高として正確に計上されるためには、関連するITシステムが適切に整備され、かつ、運用されることが極めて重要である。
そのため、当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上とその前提となるITシステムの信頼性が監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上の検討に当たり、主として以下の監査手続を実施した。
なお、ITシステムの信頼性の検討については、当監査法人内のITの専門家と連携して実施した。
(内部統制の評価)・健診ソリューション事業に係る売上高の計上に関連するITシステムのデータフロー、処理プロセス及び自動化された内部統制の理解 ・ITシステムのプログラム変更やアクセス制限、システムの保守、運用等のIT全般統制の有効性評価 ・ITシステムにおけるサービス利用料金額の計算処理の正確性に対する自動化された業務処理統制の有効性評価(具体的には、サンプル抽出した健康診断において実施された検査項目に係るサービス利用料を再計算し、ITシステムによるサービス利用料の計算の正確性を検証) ・ITシステムにおけるサービス利用料金額と会計システムにおける売上高の計上金額との整合性を担保する内部統制の整備・運用状況の評価(実証手続)・ITシステムにおけるサービス利用料金額と会計システムにおける売上高の計上金額との当該整合性の検討 ・健診ソリューション事業に係る売上高計上額について出荷件数を用いた分析的手続等によるリスク評価手続を実施するとともに、当該売上高の計上対象となった契約の実在性や取引の発生の事実等を確かめるために、サンプル抽出した契約及び取引について契約書や入金証憑等との突合等を実施・ITシステムにおけるサービス利用料金額を例外的に修正する場合に作成される文書を閲覧し、修正理由と修正金額の合理性の検討 ㈱あしたのチームののれんの評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表における【注記事項】
(企業結合等関係)に記載されている通り、会社は当連結会計年度の2026年2月27日において、株式会社あしたのチーム(以下「あしたのチーム社」という。
)の発行済株式の68.3%を取得し連結の範囲に含めている。
また、当連結会計年度末において、あしたのチーム社の取得により発生したのれん1,815,152千円が総資産の18.6%を占めている。
のれんの当初計上額は、取得日時点の識別可能な資産及び負債の時価の純額と取得対価との差額として認識する。
ただし、会社は、当連結会計年度末において、識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、当連結会計年度末時点で入手可能な合理的な情報等に基づいて暫定的な会計処理を行い、のれんを計上している。
 あしたのチーム社は取得日時点において債務超過の状況にあり、取得原価のうちのれんに配分された金額が相対的に多額であるため、会社はのれんについて減損の兆候を識別した上で、減損損失の認識の判定を行い、減損損失の認識は不要と判断している。
 連結財務諸表における【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されている通り、減損損失の認識の判定に用いられた将来キャッシュ・フローは、経営者が立案した事業計画に基づいており、当該事業計画は顧客数及び顧客単価の推移等の仮定を含んでいる。
特に、あしたのチーム社の主たるビジネスである人事評価制度の構築コンサルティング・運用支援については、当該サービスの将来キャッシュ・フローがサービスの提供を行う顧客数及び顧客単価の想定に大きく依存するため、これらの仮定の設定には経営者の重要な判断を伴うことになる。
 以上から、当監査法人は、あしたのチーム社ののれんの評価が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において、特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、あしたのチーム社の取得により発生したのれんの評価を検討するに当たり、主として以下の手続を実施した。
(1)内部統制の評価・のれんの評価に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
(2)経営者が立案した事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価(リスク評価手続)・観察可能な取得後の財務データと経営者が立案した事業計画を比較分析し、計画の達成状況を評価した。
(リスク対応手続)・会社ののれんの評価に関する判定資料を閲覧し、将来キャッシュ・フローが、経営者によって承認された事業計画に基づいた見積りとなっているかを検討した。
・経営者への質問により、将来キャッシュ・フローの重要な仮定を理解した。
・重要な仮定として識別された顧客数の推移や顧客単価の上昇等について、過去の実績や入手可能な外部データ等との比較分析を実施した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む)
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 連結財務諸表における【注記事項】
(セグメント情報等)に記載の通り、健診ソリューション事業セグメントの売上高は13,018,494千円であり、当連結会計年度における連結損益計算書の売上高の88%を占めている。
 健診ソリューション事業は、会社の中核的な事業であり、顧客である企業及び健康保険組合より健康診断の予約手配・精算代行などの各種手続を会社が受託して実施するとともに、会社のITシステムによりデジタル化・判定一元化された健康診断結果を顧客に提供することが主たる事業内容である。
会社が顧客より収受する一連のサービス利用料はITシステムにより自動計算され、その結果を基礎として健康診断結果の引渡し時点で当事業の売上高が計上される。
 健診ソリューション事業の事業運営においてITシステムは必要不可欠であり、健康診断申込者からの受注、健康診断の検査項目に応じたサービス利用料の計算、顧客への請求管理といった売上高の計上に関する主要なプロセスはITシステムに広範囲に依拠している。
 健診ソリューション事業の売上高の金額は重要性が高く、会社は健診ソリューション事業のサービス利用者数を重要な経営指標にしている。
売上高として正確に計上されるためには、関連するITシステムが適切に整備され、かつ、運用されることが極めて重要である。
そのため、当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上とその前提となるITシステムの信頼性が監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結連結財務諸表における【注記事項】
(セグメント情報等)に記載の通り、健診ソリューション事業セグメントの売上高は13,018,494千円であり、当連結会計年度における連結損益計算書の売上高の88%を占めている。
 健診ソリューション事業は、会社の中核的な事業であり、顧客である企業及び健康保険組合より健康診断の予約手配・精算代行などの各種手続を会社が受託して実施するとともに、会社のITシステムによりデジタル化・判定一元化された健康診断結果を顧客に提供することが主たる事業内容である。
会社が顧客より収受する一連のサービス利用料はITシステムにより自動計算され、その結果を基礎として健康診断結果の引渡し時点で当事業の売上高が計上される。
 健診ソリューション事業の事業運営においてITシステムは必要不可欠であり、健康診断申込者からの受注、健康診断の検査項目に応じたサービス利用料の計算、顧客への請求管理といった売上高の計上に関する主要なプロセスはITシステムに広範囲に依拠している。
 健診ソリューション事業の売上高の金額は重要性が高く、会社は健診ソリューション事業のサービス利用者数を重要な経営指標にしている。
売上高として正確に計上されるためには、関連するITシステムが適切に整備され、かつ、運用されることが極めて重要である。
そのため、当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上とその前提となるITシステムの信頼性が監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 当監査法人は、健診ソリューション事業に係る売上高の計上の検討に当たり、主として以下の監査手続を実施した。
なお、ITシステムの信頼性の検討については、当監査法人内のITの専門家と連携して実施した。
(内部統制の評価)・健診ソリューション事業に係る売上高の計上に関連するITシステムのデータフロー、処理プロセス及び自動化された内部統制の理解 ・ITシステムのプログラム変更やアクセス制限、システムの保守、運用等のIT全般統制の有効性評価 ・ITシステムにおけるサービス利用料金額の計算処理の正確性に対する自動化された業務処理統制の有効性評価(具体的には、サンプル抽出した健康診断において実施された検査項目に係るサービス利用料を再計算し、ITシステムによるサービス利用料の計算の正確性を検証) ・ITシステムにおけるサービス利用料金額と会計システムにおける売上高の計上金額との整合性を担保する内部統制の整備・運用状況の評価(実証手続)・ITシステムにおけるサービス利用料金額と会計システムにおける売上高の計上金額との当該整合性の検討 ・健診ソリューション事業に係る売上高計上額について出荷件数を用いた分析的手続等によるリスク評価手続を実施するとともに、当該売上高の計上対象となった契約の実在性や取引の発生の事実等を確かめるために、サンプル抽出した契約及び取引について契約書や入金証憑等との突合等を実施・ITシステムにおけるサービス利用料金額を例外的に修正する場合に作成される文書を閲覧し、修正理由と修正金額の合理性の検討
その他の記載内容、連結 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別有限責任監査法人トーマツ
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2026年6月25日ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ  東京事務所  指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 水野 博嗣 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士 中西 俊晴 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているウェルネス・コミュニケーションズ株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの第20期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社の2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。
)に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む)連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む))と同一内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む)連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む))と同一内容であるため、記載を省略している。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別健診ソリューション事業に係る売上高の計上(ITシステムの信頼性を含む)
その他の記載内容、個別 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

未収入金71,660,000
その他、流動資産259,000
建物及び構築物(純額)69,143,000
工具、器具及び備品(純額)65,476,000
有形固定資産134,620,000
ソフトウエア601,376,000
無形固定資産849,614,000
繰延税金資産30,364,000
投資その他の資産403,627,000

BS負債、資本

1年内返済予定の長期借入金514,824,000
未払金295,311,000
未払法人税等217,259,000
未払費用1,037,000
退職給付に係る負債2,000,000
資本剰余金1,274,409,000