財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-06-24
英訳名、表紙KOMERI CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  捧 雄一郎
本店の所在の場所、表紙新潟県新潟市南区清水4501番地1
電話番号、本店の所在の場所、表紙025(371)4111(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
1952年4月新潟県から小売主食販売店の登録を受け、初代社長捧寅七が米穀商米利商店を創業。
1962年7月個人商店を株式会社米利商店に組織変更、設立。
(会社設立日、1962年7月2日)1963年12月昭和石油瓦斯㈱とLPガス特約店契約を締結。
LPガス、石油販売を開始。
1967年11月新社屋を新潟県三条市東裏館に竣工。
ガソリンスタンド、LPガススタンドを同地内に開設。
1973年1月商号を株式会社米利に変更。
1974年3月北星産業㈱(現連結子会社)を設立。
1977年4月ホームセンター事業に進出、新潟県三条市須頃地区にホームセンター三条店(第1号店)を開店。
1983年9月150坪スタイルの店舗「ハード&グリーン」第1号店を新潟県新発田市に開店。
1985年2月㈱ライフコメリ(現連結子会社)を設立。
1985年7月商号を株式会社コメリに変更。
1986年12月本店を、新潟県三条市興野二丁目19番38号から新潟県新潟市米山四丁目1番28号に移転。
1987年4月㈱ブリージーグリーン(元連結子会社)を設立。
(2006年10月吸収合併)1987年10月新潟証券取引所に株式上場。
1988年4月㈱ムービータイム(現連結子会社)を設立。
1990年5月㈱ビット・エイ(現連結子会社)を設立。
1990年11月コメリ緑資金設立。
1994年9月東京証券取引所市場第二部に株式上場。
1996年1月中国大連市に合弁会社大連米利海辰商場有限公司設立。
1996年7月財団法人緑育成財団設立。
1996年11月事業本部を新潟県白根市(現新潟市南区)に移転。
1997年9月東京証券取引所市場第一部に指定。
1998年4月㈱アテーナ(元連結子会社)の株式を取得。
(2009年10月吸収合併)1999年7月台湾に米利商品開發股份有限公司設立。
2001年4月ミスタージョン㈱(元連結子会社)と資本業務提携。
(2004年2月株式交換により完全子会社化、2006年4月吸収合併)2002年4月㈱アクア(現連結子会社)を設立。
(2007年4月1日付で商号を㈱コメリキャピタルに変更)2002年5月㈱キッコリー(元連結子会社)の株式を取得。
(2006年4月吸収合併)中国上海市に上海米利貿易有限公司設立。
2002年10月㈱ヤマキ(元連結子会社)と資本業務提携。
(2004年2月株式交換により完全子会社化、2009年4月吸収合併)2003年3月新潟県新津市(現新潟市秋葉区)にパワー業態1号店としてパワー新津店を開店。
2005年3月本店を新潟県新潟市清水(現南区清水)4501番地1に移転。
2005年9月NPO法人コメリ災害対策センター設立。
2010年6月㈱コメリキャピタルがコメリカード自社運営開始。
2012年11月コメリ緑資金と財団法人緑育成財団を統合し公益財団法人コメリ緑育成財団を設立。
2013年11月㈱コメリクリエイト設立。
2014年7月三重県津市にPRO業態1号店としてPRO白塚店を開店。
2016年4月㈱コメリサポート設立。
2017年7月MEKONG FRONTIER CO.,LTD.設立。
2018年2月KOMERI(THAILAND) CO.,LTD.設立。
2019年1月KOMERI VIETNAM CO.,LTD.設立。
2020年3月上伊那農業協同組合(長野県)との協業を本格的に開始。
2021年4月山形おきたま農業協同組合(山形県)、紀の里農業協同組合(現、JAわかやま紀の里地域本部、和歌山県)との協業を開始。
2021年6月タイ王国に1号店(チャチューンサオ県パノムサラカーム町)営業開始。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
2022年5月タイ王国に2号店(チョンブリー県パナットニコム郡)営業開始。
2024年3月多気郡農業協同組合(三重県)との協業を開始。
パワー業態100店舗達成。
(コメリパワー伊万里店オープン、3月28日)2024年6月コメリ静岡流通センター稼働。
2025年6月山梨みらい農業協同組合(山梨県)との協業開始。
2025年11月北びわこ農業協同組合(滋賀県)と協業に向けた協議開始。
2026年2月大井川農業協同組合(静岡県)との協業開始。
2026年2月コメリ(新)関西流通センター(和歌山県)稼働。
2026年3月秋田おばこ農業協同組合(秋田県)との協業開始。
2026年3月末現在で、コメリパワー(以下「パワー」) 120店舗、コメリPRO(以下「PRO」) 24店舗、コメリハード&グリーン(以下「H&G」) 1,088店舗、アテーナ 2店舗、合計 1,234店舗展開しております。
(このほか非連結子会社が運営する海外H&G2店舗)また、8つの農業協同組合と協業を行っており、2026年3月末現在、農業協同組合と協業を行っている店舗数は47店舗となっております。
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは、当社(株式会社コメリ)及び子会社15社で構成されております。
その事業は、「ホームセンター事業」と「その他事業」に区別されております。
「ホームセンター事業」では、金物・工具、資材・建材、園芸・農業用品の販売、物流サービス、情報処理システムの開発・運営、クレジットカード関連サービス等を、「その他事業」では、LPガス・ガソリン等の燃料や書籍等の販売を行っております。
なお、次の部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
(1) ホームセンター事業㈱コメリ …………………………ホームセンター事業を行っております。
毎日保証された低価格と圧倒的な品揃えを提供するパワー、金物・工具、資材・建材の専門店PRO、近さと買いやすさ等の利便性を追求するH&G等のフォーマットブランドを展開しており、地域特性やお客様のニーズに合わせた店舗展開を行っております。
北星産業㈱ ………………………当社の海外からの買付商品の保管及び当社が販売する商品の店舗別仕分け、各店舗への配送業務を行っております。
また当社取引先より、各店舗への配送業務を請け負っております。
㈱ビット・エイ …………………当社及びグループ各社の業務上必要な各種情報処理及びそれに必要なシステム開発・運用・保守業務や、当社取引先の情報処理等の業務を行っております。
㈱コメリキャピタル ……………クレジットカード業務及びその付帯業務並びに保険代理店業務を行っております。
米利商品開発股份有限公司 ……台湾で当社の商品の買付けを行っております。
上海米利貿易有限公司 …………中国で当社の商品の買付けを行っております。
㈱コメリクリエイト ……………大規模なリフォーム工事等の請負を行っております。
㈱コメリサポート ………………清掃、補修メンテナンス業務を行っております。
MEKONG FRONTIER CO.,LTD.……東南アジアで当社の商品買付けを行っております。
KOMERI(THAILAND) CO.,LTD. ……タイ王国でホームセンター事業を行っております。
KOMERI VIETNAM CO.,LTD.……ベトナムで当社の商品買付けを行っております。

(2) その他事業㈱ライフコメリ …………………当社及びグループ会社への燃料納入と、LPガス、ガソリン、灯油及び関連機器の販売を行っております。
㈱ムービータイム ………………書籍等の販売を行っております。
大連米利海辰商場有限公司 ……中国で不動産賃貸業を行っております。
[事業系統図]事業の系統図は次のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容連結子会社 北星産業㈱新潟県新潟市南区336ホームセンター事業商品配送管理業務100.0当社の販売する商品の店舗別仕分け業務及び各店舗への配送業務を同社が行っております。
資金の貸付をしております。
役員の兼任があります。
㈱ビット・エイ新潟県新潟市南区50ホームセンター事業各種情報処理及びシステムの開発・運用・保守業務100.0当社の各種情報処理業務の委託及びPOS、物流、オンラインショッピング、Web-EDI等のシステムの供給を受けております。
資金の借入を受けております。
役員の兼任があります。
㈱コメリキャピタル新潟県新潟市南区450ホームセンター事業クレジットカード業務及びその付帯業務並びに保険代理店業務100.0当社グループカードの運営を委託しております。
資金の貸付をしております。
役員の兼任があります。
㈱ライフコメリ新潟県三条市30その他事業LPガス、ガソリン、灯油及びそれらの関連機器の販売100.0同社より燃料を購入しております。
資金の借入を受けております。
役員の兼任があります。
㈱ムービータイム新潟県新潟市南区248その他事業書籍等の販売100.0当社が不動産の一部を賃貸しております。
資金の貸付をしております。
役員の兼任があります。

(注) 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
従業員の状況
(2) 【従業員の状況】
① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)ホームセンター事業3,706(5,549)その他事業44(53)合計3,750(5,602)
(注) 従業員数は就業人員であり、パートタイマーは( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
なお、上記に嘱託社員302名は含まれておりません。
② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)3,432(4,970)38.913.04,901,289△1.1 セグメントの名称従業員数(人)ホームセンター事業3,432(4,970)合計3,432(4,970)
(注) 1.従業員数は就業人員であり、パートタイマーは( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
なお、上記に嘱託社員197名は含まれておりません。
2.平均年齢、平均勤続年数は、受入出向者を除いて算出しております。
3.男女別の従業員数(2026年3月31日現在)は、以下のとおりです。
区分従業員数(人)新卒入社社員数(人)役職者数(人)※M相当職以上平均年齢(歳)平均勤続年数(年)男性2,8871172,36040.014.4女性5455329433.15.5合計/平均3,4321702,65438.913.0 4.平均年間給与はナショナル社員(総合職)における数値であり、基準賃金のほか時間外勤務手当等の基準外賃金及び賞与を含んでおります。
なお、ナショナル社員(総合職)の男女別の従業員数及び平均年間給与等の状況(2026年3月31日現在)は、以下のとおりです。
区分従業員数(人)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)男性1,0574,993,778△1.0女性1414,207,951△0.4合計/平均1,1984,901,289△1.1 ・女性の平均年間給与が男性より低い(男性平均年間給与比 84.3%)主な理由は、勤続年数15年以上の女性の割合が1割を超える程度で上位役職者数が少ないこと、及び平均勤続年数も男性より約9年短いためです。
なお、ナショナル社員の男女の賃金差異につきましては、縮小傾向となっております。
・平均年間給与が前年より減少した主な理由は、業績と連動している賞与の支給月数の減少、及びローコストオペレーションの推進による固定残業代を超える残業代が減少したためです。
・2026年4月入社の新入社員の初任給は、270,000円(前年比+35,000円)といたしました。
・引き続き、性別にかかわらず様々な場面で女性の登用を行い、多様性の確保を図ってまいります。
5.従業員のうち、中途入社社員のリーダーマネジャー相当以上のストアサポートセンター(本社)管理職比率は、21.8%となっております。
③ 労働組合の状況当社には、上部団体であるUAゼンセン同盟に加盟しているコメリユニオンがあり、2026年3月31日現在の組合員数は10,594人(内、嘱託社員177人、パートタイマー7,098人)です。
また、一部の連結子会社には企業別に労働組合が組織されております。
なお、労使関係は良好に推移しており、特記すべき事項はありません。
④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金差異ⅰ 提出会社 当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者22.334.150.278.3101.2正規労働雇用者のうち、転勤はせず一定地域で勤務(自宅から概ね25km以内)する社員であるホーム社員の男女賃金の差異につきましては、98.1%となっております。

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
なお、当社では、課長、係長という名称が無いため、当社独自の基準で算出しております。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
ⅱ 連結子会社 当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者北星産業㈱6.7-76.568.477.1-は該当者不在になります。
㈱ビット・エイ6.7-87.088.984.5-は該当者不在になります。
㈱コメリキャピタル37.5-70.369.688.4-は該当者不在になります。
㈱ライフコメリ0.0-56.857.2--は該当者不在になります。
㈱ムービータイム25.0-89.5102.9105.6-は該当者不在になります。

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1) 会社の経営の基本方針当社グループの経営理念は、「企業とは人々の幸せのために存在すべきものであり、それでこそ社会から支持され、存続することができる」という考えに根ざしており、これは創業以来不変のものです。
上記経営理念に基づき、当社グループは、「遅れた分野の流通近代化」の実現のために、金物・工具、資材・建材分野と園芸、家庭菜園、農業資材分野を核カテゴリーとしてとらえ、流通改革に取り組んでまいります。

(2) 中長期的な会社の経営戦略等① 経営環境ⅰ 外部環境・雇用・所得環境の改善の下、緩やかな回復が見られました。
・エネルギー価格や原材料価格の高止まり、中東情勢の影響や金融市場の変動の影響等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
ⅱ 小売業界・継続的な物価上昇を背景に消費者の生活防衛意識は依然として高い状況となっております。
・業種・業態の垣根を越えた競争も激しさを増しております。
・店舗運営にかかる人件費や物流費、出店時の建設費等が上昇しているとともに、人手不足も深刻化しており、より生産性の高い店舗運営が求められております。
② 経営戦略等2025年4月22日に、「2026年3月期-2028年3月期 中期経営計画」を公表しました。
生産から販売までをトータルコーディネーションし、より良い商品をより安く、お客様には無駄なコストは1円たりとも負担させないという考えのもと、「出店戦略」「立地与件、競合与件に対応」「商品力の強化」、「マス化を可能にするグローバル物流」「B2Bの仕組みづくり」等の重点施策を着実に実行することで、資材・建材、園芸・農業資材市場における遅れた分野の流通近代化を進め、更なる成長と中長期的な企業価値の向上を図っております。
③ 目標とする経営指標中期経営計画の最終年度である2028年3月期の目標を、以下のとおり設定し、公表しました。
・営業収益 : 4,500億円     ・営業利益 : 320億円・R O A : 8.0%以上     ・R O E : 8.0%以上※ ROA:(総資本経常利益率)(我々がチャレンジする市場 7兆円) (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは、旧態依然とした流通形態が残る、資材・建材、金物・工具、園芸・農業用品、これらの遅れた分野の流通近代化を通して世の中に貢献することを目指しております。
原材料の調達、製造・生産、流通、販売、消費の各過程を通じ、当社グループの事業を推進することが、サステナビリティの各種社会課題の解決に寄与するとともに、持続可能な社会の実現、持続的な成長及び中長期的な企業価値向上につながるものと考えております。
① 出店の拡大・当社は、国内外3,000店の出店を目指し、パワー、PRO、H&G等の各種フォーマットを組み合わせた船団方式による出店を推進してまいります。
・生産性の高い店舗を船団方式により出店することは、ドミナントエリア形成による競争優位性の確保と、商圏内の売上シェア向上につながるものと考えております。
  ② 商品力の強化及び各種サービスの拡充・当社グループは、1,200を超える標準化された実店舗と国内12カ所の物流センター及び海外の調達拠点を活用することで、マスのメリットを発揮し、商品力の強化を実現してまいります。
・当社グループは「暮らしを守り・育てる商品開発」を推進し、お客様の潜在ニーズを具現化した商品をお買い求めいただきやすい価格で提供してまいります。
・当社でしか買えないカテゴリーブランドを育成・強化することは、他社との差別化につながり、PB商品の競争優位性を高めるものと考えております。
・当社グループは、全店フルリフォームサービスと「住急番」を中心としたサービスの拡充を図ることで、社会環境等の変化により顕在化した住環境改善ニーズに対応した、提案型のサービスを提供してまいります。
・当社グループは、ECサイト「コメリドットコム」を運営しております。
BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)の取り組みやラストワンマイル配送(コッコ便)の対応エリア拡大等、1,200を超える店舗インフラの強みを活かし、ネットと店舗を融合させることで、お客様の利便性向上と配送に関する社会的コスト削減に努めてまいります。
・当社は、連結子会社の㈱コメリキャピタルとともに、コメリカードを中心とするカード会員の獲得を推進してまいります。
個人だけでなく、法人、建設事業者、農業者等、多様な決済手段に対応するカードがあることで、お客様の利便性向上につながるものと考えております。
また、FSP等、カードホルダーへのポイント優遇策や個人向けの販促活動等は、人口減少の環境下において他社との差別化を実現し、来店頻度・買上点数の向上につながるものと考えております。
③ 物流機能の拡充・当社は、連結子会社の北星産業㈱とともに、店舗インフラと物流センターによるマス化のメリットを活かすことで、生産から販売までのサプライチェーン全体をトータルプロデュースし、流通近代化を図ってまいります。
・現在国内に12カ所ある物流センターを拡充し、物流の内製化・効率化・店舗作業のローコスト化を行ってまいります。
・物流2024年問題への対応も継続して行い、サプライチェーン全体の生産性向上に努めてまいります。
④ 資材・建材及び農業分野のプロ需要獲得への取り組み・パワー及びPROの出店を推進し、建設事業者等の利便性向上に資する取り組みを行い、資材・建材調達に関する社会的コストの削減を図ってまいります。
・農業振興及び地域振興に寄与する取り組みを行い、日本の農業の産業化を支援してまいります。
また、各地のJAとの協業を含めた、持続可能な農業支援モデルを構築し、食糧生産に関する社会的コストの削減を図ってまいります。
⑤ 人的資本投資及びDX投資の推進・コメリ経営要諦「人は事業の最も大切な柱である」に基づき、「賢和塾」を中心とした教育カリキュラムに基づく人的資本投資を行い、重要な経営資源である人材の確保と育成に努めてまいります。
・従業員の人権を尊重し、性別・国籍・年齢に関係なく、多様な人材がより能力を発揮し活躍できる労働環境の整備を行ってまいります。
・連結子会社の㈱ビット・エイとともに、DX投資を拡充し、店舗及びストアサポートセンター(本社)の業務フロー・組織をさらに進化させ、業務生産性の向上とお客様への提案力向上を図り、更なる既存店舗の売上高向上と高収益体制の確立を目指してまいります。
⑥ コーポレート・ガバナンスの更なる強化・取締役会の監査・監督機能の強化、意思決定の迅速化を図り、監査等委員会設置会社制度に基づく、コーポレート・ガバナンス体制の強化に取り組んでまいります。
・当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目的とした適時適切な開示、英文開示及びステークホルダーの皆様との建設的な対話に努めてまいります。
・中長期的な企業価値向上に努め、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、CAPM(資本資産価格モデル)に基づいて算出した株主資本コストや株式市場期待水準も考慮したうえで、各種投資の意思決定を行ってまいります。
⑦ サステナビリティへの対応・商品や店舗運営、物流、商品の生産から販売までのサプライチェーン全体の全ての過程において省力化・効率化を行い、環境及び社会課題の解決に取り組んでまいります。
・気候変動による将来リスクや事業機会の把握を行い、変化対応型の事業展開を目指し、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1) サステナビリティ全般(基本方針)当社グループは、遅れた分野の流通近代化を通して世の中に貢献することを目指すとともに、環境・社会・ガバナンス等の社会課題の解決にも努めております。
経営理念である「コメリのねがい」を掲げ、「住まい」と「園芸・農業」に関する地域社会のインフラとして、ホームセンター事業を通じて地域社会、環境に貢献し、各種社会課題を解決し、持続可能な社会の実現、持続的な成長及び中長期的な企業価値向上を目指してまいります。
そして、具体的な行動の指針である「コメリグループ行動指針」「行動基準」に沿って、各種サステナビリティの取り組みを推進してまいります。
① ガバナンス当社グループでは、持続可能な社会の実現に貢献することを重要な経営課題の一つと認識しております。
2026年3月末現在、経営企画担当の取締役常務執行役員をサステナビリティ推進担当とし、広報担当付の社員等がその業務を補佐しております。
また、取締役会は、四半期毎に、サステナビリティに関する取り組みについての報告を受けるとともに、各商品部、SCM部、DX部等の関係部署が協議・連携を行い、各種データの取りまとめや各種取り組みを実施する体制を整備しております。
体制図につきましては、「統合報告書2025」で開示しております。
 https://www.komeri.bit.or.jp/ir/report/ ② 戦略より良い商品をより安くより多くのお客様へご提供するため、お客様の潜在需要を顕在化させる商品やサービスを開発するとともに、環境・社会を中心とする社会課題の解決による持続可能な社会の実現も目指し、事業活動を通じたサステナビリティの各種課題の解決に努めております。
引き続き、気候変動の状況や環境規制、各種法的規制の変更・実施状況を踏まえ、定期的に事業上のリスクや事業機会の見直しを行い、各種社会課題の解決を目指した事業活動を行ってまいります。
重要課題具体的な取り組み対応するSDGS環境に配慮した事業の展開環境に配慮した商品・サービスの提供気候変動への対応、事業活動におけるCO2排出量の削減プラスチック包装容器の削減及び廃棄物の削減資源の有効活用、省エネルギー及びリサイクルの推進少子高齢化社会における社会的インフラの 提供新商勢圏への出店による店舗網の拡大と雇用の創出住まいに関するローコストな商品・サービスの供給体制の確立農産物等の食料生産に必要な生産資材の提供の推進災害時における生活必要物資の供給体制の構築 DXの推進によるローコストオペレーション体制の確立公正な取引の推進事業活動における人権尊重「お取引にあたってのお約束」の遵守 持続可能な原材料及び商品調達の実施多様な価値観・プライバシー等を尊重し、人種、民族的背景、性別、宗教、障害、年齢、性的指向等を理由とした差別の禁止多様性の尊重働きがいのある環境づくり多様な人材がより能力を発揮できる教育体制の整備性別やライフステージに関わらず、従業員が活躍できる環境整備従業員の安全・衛生・健康を重視した働きやすい環境の実現コーポレート・ガバナンス強化への取り組み持続的な企業価値の向上のための体制整備取締役を含めた経営陣幹部の多様性の確保 ③ リスク管理サステナビリティ関連のリスクは、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にとって 重大なリスクであると認識しております。
商品や店舗運営、物流等、商品の生産から販売までの全ての過程において、省力化・効率化を行い、環境及び社会課題の解決に取り組んでまいります。
サステナビリティ関連のリスクについては、取締役会や社内の重要な会議で報告・検討を行っております。
関係部署や子会社は、リスク情報を共有・管理し、課題解決に努めております。
また、サステナビリティの課題を含めた当社グループの事業へのリスク及びその管理の内容につきましては、後記「3 事業等のリスク」で開示しております。
④ 指標及び目標当社のサステナビリティに関する指標及び目標につきましては、以下のとおり定めております。
また、連結子会社のCO2排出量及び人的資本に関する数値につきましては、「ESGデータブック」で開示しております。
(イ)エネルギー使用量削減目標a.店舗に関する目標2009年度の実績(使用原単位あたり)から毎年1%の削減原単位(㏄/㎡・h)=エネルギー使用量(㏄)/コメリ施設総延床面積(㎡)×年間営業時間(h)b.非化石電気使用に関する目標使用電気全体に占める非化石電気の比率を2030年度までに36%とする。
c.物流に関する目標使用原単位当たり毎年1%の削減原単位=エネルギー使用量(原油換算KL)/輸送量(ロ)人的資本に関する指標又は目標・女性社員管理職(店長職・本部M職)比率を12.0%以上とする。
(2031年度末まで)・全正社員の月平均残業時間を16時間以内とする。
(2031年度末まで)・育児休業取得目標を、男性25%、女性95%以上とする。
(2027年度末まで)・社員全員の労働時間を削減(定時退社日の周知と有休・半日有休制度の利用促進)2025年3月期までのものにつきましては、「統合報告書2025」で開示しております。
https://www.komeri.bit.or.jp/ir/report/
(2) 気候変動への対応脱炭素・CO2削減に関する社会的課題の解決が新たなビジネスに繋がるととらえております。
ホームセンター事業を「住まい・資材建材」分野、「園芸・農業」分野、「店舗・サプライチェーン」分野の3つに分類し、事業活動や財務に及ぼす影響、気候変動による将来リスクや事業機会について分析を行い、TCFD提言に沿った情報開示に取り組んでおります。
① ガバナンス上記「(1)サステナビリティ全般 ①ガバナンス」に記載しております。
 ② 戦略気候変動リスクと収益機会が事業活動に影響を及ぼす分析を行い、事業活動を通じたサステナビリティの各種課題の解決に努めております。
(イ)コメリグループにとっての気候変動リスク及び機会のシナリオ区分1.5℃~2℃シナリオ2.7℃~4℃シナリオ政策・法規制・脱炭素・省エネ等の規制の新設・変更・気候変動対策の現状維持・森林伐採規制の強化・化学肥料使用低減技術・市場・省エネ商品の開発・改良・省エネ商品の更なる進化・需要増加・原材料価格の上昇・農産物産地の更なる移動・エシカル消費意識向上 ・農産物産地の移動 店舗・サプライチェーン・自然災害による店舗・物流網の被害増加・物流の遅延、寸断の増加・店舗電気代の増加・店舗電気代の更なる増加 (ロ)シナリオ分析の内容2030年を想定した政策や法規制の変化がもたらす主な「移行リスク」は、社会の脱炭素化に向けた政策・法規制によるコストの増加や、消費者の嗜好の変化が考えられます。
「住まい・資材建材」分野、「園芸・農業」分野、「店舗・サプライチェーン」の3分野の共通事項は、エネルギーコストの上昇や増税、省エネ規制強化によるコストアップがあげられます。
「住まい・資材建材」分野については、森林伐採規制強化やリフォーム需要の変化の影響、「園芸・農業」分野については、化学肥料使用規制や食料生産技術・使用資材の変化、害虫・雑草管理方法の変更、農産物の産地移動等による影響、「店舗・サプライチェーン」分野については、エシカル消費拡大による既存商品の販売減少やリユース・リサイクル・レンタル需要の増加、外出減少による店舗での買い控えの影響が考えられます。
また、自然災害の増加による資産の損害等の主な「物理的リスク」は、自然災害の増加による店舗・物流センターの被災、営業休止、供給網の寸断や、平均気温上昇による空調コストの増加、労働生産性の悪化、食料生産量減少の影響等が考えられます。
<シナリオ分析による考え方>2030年を想定した政策や法規制の変化がもたらす主な「移行リスク」につきましては、社会の脱炭素化に向けた政策・法規制によるコストの増加や、消費者の嗜好の変化が業績に影響を与えると予想されます。
3分野の共通事項は、エネルギーコストの上昇や増税、省エネ規制強化によるコストアップがあげられます。
また、「住まい・資材建材」分野につきましては、森林伐採規制強化やリフォーム需要の変化の影響、「園芸・農業」分野につきましては、化学肥料使用規制や食料生産技術・使用資材の変化、害虫・雑草管理方法の変更、農産物の産地移動等による影響、「店舗・サプライチェーン」分野につきましては、エシカル消費拡大による既存商品の販売減少やリユース・リサイクル・レンタル需要の増加、外出減少による店舗での買い控えの影響が考えられます。
また、自然災害の増加による資産の損害等の主な「物理的リスク」につきましては、自然災害の増加による店舗・物流センターの被災、営業休止、供給網の寸断や、平均気温上昇による空調コストの増加、労働生産性の悪化、食料生産量減少の影響等が考えられます。
a.移行リスク・機会・政策・法規制リスク・機会の内容住まい・資材建材分野園芸・農業分野店舗・サプライチェーン分野主な対応策炭素税導入による各種コストの増加●●●CO2排出削減に向けた省エネ対応、再生可能エネルギー使用電力小売価格の変動●●●省エネ設備の導入、再生可能エネルギー使用運送に係る燃料費の変動・排出規制の強化 ●効率的な店舗配送ルートの策定・物流の効率化各種省エネ規制強化● ●省エネ設備の導入、エンジン製品の電動化の推進、断熱リフォームの提案補助金政策の新設・変更・廃止●● 補助金対象商品の販売強化森林伐採規制強化● 国産材利用推進、木材の廃棄物削減総合的病害虫・雑草管理資材への対応 ● 環境負荷の低い生産資材の取扱い増加・商品開発 ・市場の変化リスク・機会の内容住まい・資材建材分野園芸・農業分野店舗・サプライチェーン分野主な対応策食料生産技術・使用資材の変化 ● タイムリーな営農情報の入手、環境負荷の低い生産資材・低価格の生産資材の供給リフォーム需要の変化● お客様の住まいのニーズへの変化対応、断熱リフォームの提案外出減少による店舗での買い控え ●EC事業の強化、店舗来店誘導施策の推進、お客様の住まいのニーズへの変化対応リユース・リサイクル・レンタル需要の増加●●●レンタルサービス・修理サービスの拡充、不要品引取サービスによるリサイクルの推進エシカル消費拡大による既存商品の販売減少●●●環境負荷の低い商品の開発・提供、廃プラスチック削減、サステナブルな情報発信 b.物理的リスク分類リスク・機会の内容住まい・資材建材分野園芸・農業分野店舗・サプライチェーン分野主な対応策急性自然災害・異常気象の増加による被害の発生●●●サプライチェーンマネジメントの強化、従業員の安全・安心を踏まえた迅速な営業再開自然災害・異常気象による食料生産量の減少 ● 異常気象対応商品の提案、タイムリーな営農情報の提供慢性病害虫被害の増加 ● タイムリーな営農情報の提供、対象商品の機会損失防止とタイムリーな提供平均気温の上昇●●●気候変動による過剰在庫の防止・売変の抑制・機会損失の防止労働の生産性・労働環境の低下●●●異常気象に対応した商品開発の推進、従業員の安全・安心・健康な労業環境の確保 ③ リスク管理気候変動リスクにつきましては、当社グループの事業活動に重要な影響を与えるととらえております。
核カテゴリー分野である園芸・農業用品をはじめとして、極めて季節性の高い商品が多く、四季の特徴が早い時期より顕著に現れるほど販売が好調となる傾向があります。
その反面、冷夏、暖冬等により商品の動きが鈍くなると、売上高の減少、売価変更の増加による利益率の減少、過剰在庫の発生等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
商品や店舗運営、物流等、商品の生産から販売までのサプライチェーン全ての過程において、気候変動による将来リスクや事業機会の把握を行い、変化対応型の事業展開と脱炭素社会の実現に向けた取り組みも進めてまいります。
また、サステナビリティの課題を含めた気候変動に関する当社グループの事業へのリスク及びその管理の内容につきましては、後記「3 事業等のリスク」で開示しております。
④ 指標及び目標上記「(1)サステナビリティ全般 ④指標及び目標 (イ)エネルギー使用量削減目標」に記載しております。
なお、当事業年度の当社の実績は以下のとおりです。
また、サステナビリティに関する指標のデータ管理は、連結子会社の一部の会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、当社のものを記載しております。
(イ)エネルギー使用量(2026年3月期、単位:GJ)区分実績 区分実績電気1,535,600 灯油2,427LPG20,120 A重油0都市ガス21,299 原単位3.51ガソリン10,928 (ロ)CO2排出量(2026年3月期、単位:t-CO2)カテゴリー実績Scope 1燃料の燃焼に伴う直接排出4,878Scope 2電力使用に伴う間接排出80,317Scope 31.購入した製品・サービス1,850,388 2.資本材31,498 3.Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動13,639 4.輸送、配送(上流)14,639 5.事業から出る廃棄物4,674 6.出張1,698 7.雇用者の通勤5,846 Scope 3合計1,922,382Scope 1・2・3合計2,007,577 ※ Scope 3につきましては、上流側の範囲(カテゴリー1から7まで)で算定しております。
 また、エネルギー使用量削減の目標に対する結果は、以下の通りです。
項目目標実績(又は達成率)店舗使用量2009年度実績(原単位)から毎年1%削減180.8%非化石電気使用に関する比率2030年度までに36%21%物流に関する使用量使用原単位当たり毎年1%削減88.6% ⑤ 太陽光発電量(2026年3月期、コメリ店舗、物流センター合計27カ所)14,218MWh ⑥ 廃棄物処理量(2026年3月期、単位:t)区分実績産業廃棄物排出量6,694リサイクル廃棄物排出量8,606 (3) 人的資本① ガバナンス上記「(1)サステナビリティ全般 ①ガバナンス」に記載しております。
② 戦略(イ)人材育成の根幹、「賢和塾」当社グループでは、不易流行の創業の精神を継承し実践できる人材を育むため、2022年、社内の各種教育プログラムを再編・強化し、一つの教育体系として統合しました。
そして、この教育体系の名称を、創業者である故捧賢一氏の「賢」の一字と「和合」の意から「賢和塾」としました。
 「賢和塾」は、商品知識や店舗オペレーションの知識にとどまらず、経営理念や創業の精神、マネジメントの原理原則の習得やマネジメント能力の向上を図る各種カリキュラムを設けております。
また、次世代経営陣幹部の候補者の中長期的な視点での人材育成も行っております。
今後、更なる事業拡大を行うにあたっては、新たな経営陣幹部や、新たな事業分野に挑戦し、新たな価値を創造できる人材が必要となります。
一方、企業規模が拡大していくと、教育不足による店舗間の格差の発生だけでなく、経営理念や創業の精神の継承が薄らいでいくことも懸念されます。
そのため、単に作業を遂行するだけでなく仕事を通じて多様な経験を積むことで、従業員一人ひとりが活躍でき、成長と幸せが実現できる環境づくりが必要となります。
DXによる情報システム投資と人材教育投資、及び各種業務を担う組織の開発により、優秀な人材の継続的な確保と離職の防止に努めてまいります。
また、コメリ店舗におきましては、お客様に対してベストなソリューションを提供できる人材や、様々な商品知識を持って接客や提案ができる人材等の育成を進め、店舗の稼ぐ力を向上してまいります。
(ロ)計画的配転による教育(CDP)  当社グループでは、「賢和塾」に加え、OJTと計画的配転による教育(CDP)により、商品の生産から販売までのサプライチェーン全体を把握した複雑で高度な問題を解決する業務遂行能力を図れる人材の開発や従業員のキャリアアップも行っております。
また、コメリグループでは、商品の調達から物流、店舗運営、販売促進、システム開発、リフォーム、カード、イーコマース、出店等、通常の小売業の職種にとどまらず、多様な職種と様々なビジネスに携わるチャンスにも繋がっております。
(ハ)多様な人材の確保・女性活躍推進当社グループでは、全ての従業員がワークライフバランスを実現し、能力を発揮し活躍することが、当社が目指す「お客様の豊かな暮らしの実現」につながると考えます。
仕事と子育ての両立をはじめ、安心・安全・健康に働くことができる環境づくりを推進しております。
また、会社経営・店舗運営の上で、従業員の「健康」は重要な要素の1つであると考え、健康で働きやすい環境づくりをするとともに、職場の安全確保にも努めております。
女性活躍推進につきましては、様々な場面において女性の登用を行っております。
各店舗・各部署においてリーダーとして活躍できる女性を増やすため、女性採用の強化と、女性を管理職へ登用するためのキャリア形成支援の計画を策定し推進しております。
③ リスク管理人的資本に関する当社グループの事業へのリスク及びその管理の内容につきましては、後記「3 事業等のリスク」で開示しております。
④ 指標及び目標上記「(1)サステナビリティ全般 ④指標及び目標 (ロ)人的資本に関する指標又は目標」に記載しております。
なお、当事業年度の当社の実績は以下のとおりです。
また、サステナビリティに関する指標のデータ管理は、連結子会社の一部の会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、当社のものを記載しております。
戦略等内容実績人材育成の根幹、「賢和塾」教育研修投資額18.8億円マイスター取得人数1級1,047人2級7,492人3級9,289人多様な人材の確保・女性活躍2026年4月入社女性社員比率31.2%女性店長人数パワー1人PRO0人H&G134人アテーナ0人合計135人 また、当事業年度の目標に対する結果は、以下の通りです。
項目目標実績女性管理職比率12.0%以上22.3%正社員月平均残業時間16時間以内19.5時間育児休業取得者数男性25.0%以上33.3%女性95.0%以上100%  (注) 上記育児休業取得者数の実績は、正社員の実績となります。
(4)事業活動を通じたサステナビリティへの取り組み 当社グループでは、サステナビリティの基本方針に基づき、「原材料調達、製造・生産、流通・販売・消費」の各過程において、事業活動を通じたサステナビリティに資する取り組みを行っております。
また、このサステナビリティへの取り組みには、防災や減災に繋がる森林や農地の維持に資する取り組みもあり、森林や農地の維持は、省エネや二酸化炭素の固定化による地球温暖化防止に寄与することにも繋がると言われております。
 商品やサービスを通じたサステナビリティに関する主な取組内容は、以下のとおりです。
a.国産木材を活用した針葉樹合板等のPB商品開発による炭素の固定化の推進b.住宅の床・壁・天井・窓・ドア等の断熱リフォームの提案c.切り花流通加工を自社で行うフレッシュマネジメントセンターを通じた、流通コスト等の社会的コストを削減した鮮度の良い切り花の安価での提供(2026年3月末現在、新潟・茨城・花巻・関西の4カ所に設置)d.ガーデニング・家庭菜園等の園芸商品の販売e.PEFC等の認証素材や再生紙の採用、プラスチック包装容器の削減等、環境に配慮したPB商品開発f.大規模農業者支援や農業協同組合との協業等の農業者の利便性の向上に資する取り組みによる農地の維持及び食料生産に関する社会的コスト削減の推進、並びに持続可能な農業支援モデルの構築g.物流2024年問題への対応h.DX・ローコストオペレーションの推進i. キャッシュレス推進による現金を使うことによる社会的コストの削減j.国内6カ所の物流センターに設置した「環境ステーション」による廃棄物の削減・リサイクル資源の回収k.不要品引取サービスによるリサイクルの推進l. 「公益財団法人コメリ緑育成財団」を通じた自然環境保全事業や緑化事業や農業の担い手育成活動支援事業への助成、及びコメリ緑資金ボランティア等の実施m.災害発生時の社会インフラとして、「NPO法人コメリ災害対策センター」を通じた復旧資材・生活必需物資等の供給(2026年3月期の主な取り組み)ⅰ 人的資本投資・女性活躍推進・両立支援・「賢和塾」「マイスター制度」を通じた人材育成・ジョブローテーション制度、FA制度を通じたキャリアアップ・当社では、店舗で活躍している従業員の更なるキャリアアップや待遇改善の一環として、一定の条件を満たした非正規社員(準社員)の正社員への定期登用を行っております。
非正規社員(準社員)から正社員へ登用した各事業年度末時点の人数は、以下のとおりです。
2024年3月末2025年3月末2026年3月末男性29人31人33人女性78人91人83人合計107人122人116人  さらに、H&G店長代行者、大型店グループリーダーへの非正規社員(準社員)の登用も推進しております。
(H&G店長代行者429 名、大型店グループリーダー 521名)・業務効率化・生産性向上に向けた組織改革ⅱ サプライチェーン及び物流2024年問題等への対応以下のような取り組みを行い、国内12カ所の物流拠点と海外6カ所の混載基地を活用し、持続可能なサプライチェーンの構築を図り、生産から販売までをトータルでコーディネートしております。
・積載・配送作業の平準化・効率化等、持続可能な物流の確保に努めております。
・国際輸送をパレット単位で一貫するパレチゼーションを開始し、積載・荷役効率の最大化と、木製パレットの使用量及び廃棄量の削減を実現しております。
・各物流センターでは、一部大口の納品ラインから納品車両への時間指定を行い、荷待ち、荷役時間等の削減に努めております。
・2024年4月からは、専用のアプリを稼働させ、物流事業者の荷待ち時間の更なる削減にも取り組んでおります。
・当社のお取引先様の商品を一括集荷して物流センターに専用便にて納品する共同配送システム「KALNET」は、車両の削減や配送効率向上に繋がる取り組みです。
取扱金額は前年と比較して好調に推移しております。
・お取引先様と適切な価格協議を実施しております。
ⅲ CO2排出量削減の主な取り組み 気候変動への対応においては、事業活動におけるCO2排出量の削減が重要な課題であると考えております。
また、政府の地球温暖化対策推進本部より、2024年12月27日に「地球温暖化対策計画(案)」が公表され、2035年度に2013年度比60%減、2040年度には同73%減と示されました。
 当社グループの具体的な取り組みの概要は、以下のとおりです。
・照明機器のLED化・空調設備の省エネ化・物流センター・店舗間の物流の更なる効率化・店舗配送トラックの配送ルートの効率化・積載率の向上・パワー27店舗に電気自動車用の急速充電器を設置ⅳ 太陽光発電設備の設置・2026年3月末現在、店舗と物流センターの合計27カ所に、売電等を目的とした太陽光発電設備を導入しております。
その太陽光発電量は、14,218MWhの実績です。
・2027年3月期までに、新たに61店舗及び4カ所の物流センターに自家消費を目的とした太陽光発電設備の導入を計画しており、累計で88拠点の導入となる予定です。
ⅴ 環境に配慮した商品開発への取り組み・当社は「暮らしを守り・育てる商品開発」を実現するため、商品開発において、お客様の潜在ニーズの具現化に努めるとともに、環境に配慮した商品開発も推進しております。
・コピー用紙をはじめとした紙類や2×4材等の木材等、PEFC等の認証資材を採用した環境配慮型PB商品を拡大しております。
また、再生紙や認証資材の紙パッケージの採用も進めております。
・廃棄されていた節材を活用し、環境負荷の少ない防虫・防腐剤を使用した当社PB商品「エコクレオ防腐杭」が、一般社団法人日本ウッドデザイン協会主催のウッドデザイン賞奨励賞(審査委員長賞)を受賞しました。
ⅵ 農業振興への取り組み・当社の核カテゴリーの一つである農業資材分野への取り組みにつきましては、農業資材の予約販売や収穫期払いの決済手段である「アグリカード」の提供、業界初のPB農薬「カミオン」の販売等の各種取り組みを行うとともに、チェーンストアの仕組みを使い、肥料・農薬・農業資材をローコストに、より良いものをより安く提供できる仕組みを構築しております。
・JAとの協業につきましては、2020年3月1日からJA上伊那と協業を本格的に開始しております。
当事業年度は、JA山梨みらい、JA大井川、JA秋田おばこと協業を開始しました。
(5) コンプライアンスへの取り組み(基本的な考え方)当社グループは、企業倫理と社会規範を尊重し、法令等を遵守し、誠実かつ公正な事業活動を実践することにより、お客様、株主様、お取引先様、従業員、地域社会等のステークホルダーの皆様、そしてご縁のあった全ての方々を幸せにするために存在することを願っております。
そして、「遅れた分野の流通近代化」を実現するという社会的課題を解決することが、コメリグループの使命であり、社会的責任であると考えております。
  <コメリグループのコンプライアンス体制図> ① コメリグループのお取引・調達に関する考え方当社グループでは、お取引先様との取引方針として「お取引にあたってのお約束」「お取引における人権についての考え方」を公表し、お取引先様との平等かつ対等な関係を築き、信頼される企業となるよう、公正かつ透明な取引の実現に取り組んでおります。
贈収賄、不公正・不当な取引等の腐敗行為及び腐敗行為に加担する行為を防止し、当社グループ全体で、お取引先様と健全なパートナーシップの構築を目指しております。
<お取引開始にあたってのお約束(腐敗防止に関する考え方)>1.お取引先とは、明るく、紳士的な態度で面談いたします。
2.お取引先とかわしたお約束は、確実にお守りいたします。
3.お取引先に対して、買取りを原則とし、不当な返品はいたしません。
4.お取引先との取引は、公正を旨とし、接待することも接待をお受けすることもいたしません。
5.お取引先からの贈答品は、会社としても個人としてもお受けすることはいたしません。
<お取引における人権についての考え方> 生産から販売までのトータルプロデュースを行い、より良い商品・サービスをより安くお客様に提供するため、お取引先様とともに持続可能なサプライチェーンを構築するために、公正な取引を行うとともに人権の尊重も重要な課題の一つと考えております。
 当社グループでは、「事業活動における人権の尊重」をサステナビリティの重要課題の一つとしております。
特に海外のプライベートブランド商品のお取引先様との間の契約の中で、強制労働、違法労働、児童労働の禁止、人種や国籍等での差別の禁止を規定して、定期的にその確認を行うこととしております。
② ハラスメント防止への取り組み 当社グループでは、従業員の人権の尊重についても、「コメリグループ行動指針」「行動基準」で規定し、安全かつ衛生的な職場環境の整備や従業員の健康を重視した働きやすい環境の実現を目指しております。
労働災害の防止に取り組むとともに、差別の防止やパワーハラスメント及びセクシャルハラスメント防止等について、各種研修において従業員に教育を行っております。
③ 公正採用方針当社グループでは、学生を含む全ての人が安心して求人に応募できる環境を整備するため、右記の「コメリグループ公正採用方針」を定め、公表しております。
この方針に従い、全ての求人への応募者との信頼関係を大切にし、公正で透明性の高い採用活動を行っております。
<コメリグループ公正採用方針>コメリグループでは、採用活動において、全ての応募者一人ひとりの人権と多様性を尊重し、ハラスメントのない、公正かつ透明な採用選考を通じて、全ての応募者が安心して求人に応募できる環境を整備してまいります。
1 人権の尊重と差別の撤廃あらゆる差別を排除し、応募者の適正と能力のみに基づく選考を行います。
2 ハラスメント行為の根絶いかなる形態のハラスメントも許さず、安全で安心な選考環境を提供します。
3 公正性と透明性の確保選考プロセスは公正を期し、必要な情報を誠実に開示します、4 開かれた相談窓口採用活動に関するハラスメント等の相談窓口を設置します。
社内相談窓口:メールsoudan@bit.or.jp社外相談窓口:メールoshirase@resus.co.jp5 応募者の個人情報は、コメリグループプライバシーポリシーに基づいて取り扱います。
④ カスタマーハラスメントへの対応当社グループでは、商品やサービスの提供を通じたお客様からのご意見、ご要望、苦情、お問い合わせ等について、真摯に受け止め、お客様のお困りごとの解決に努めております。
一方で、わずかではあるものの、お客様による従業員の人権や就業環境を害するような行為も見受けられます。
そのため、従業員全員が安心・安全・健康に働ける就業環境の維持を目的に、以下のとおりコメリグループカスタマーハラスメントへの対応方針を定めております。
(コメリグループカスタマーハラスメントへの対応方針)1 基本的な考え方コメリグループでは、従業員全員が安心・安全・健康で働ける就業環境を維持するため、お客様からのクレームや言動のうち、その要求が社会通念上許容される範囲を超えるもので、従業員の就業環境が害されるものについては、警察等と連携の上、毅然とした態度で組織対応します。
2 カスタマーハラスメントの定義お客様等の言動のうち、その言動が社会通念上許容される範囲を超えるもので、従業員の就業環境が害されるものとします。
 <対象となる具体的な行為例(これらに限定されません)>  ・暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言、土下座の強要等  ・長時間の電話、店舗からの不退去、店舗外等での従業員に対する拘束的な行動  ・盗撮、無断撮影、つきまとい、従業員に対する接触、性的な言動  ・SNS・インターネット上での会社や従業員に対する誹謗中傷  ・契約等により想定しているサービスを著しく超える要求  ・その他上記言動や要求に相当する不当な要求3 カスタマーハラスメントに対するコメリグループの取り組み ① 定期的な研修等の実施による方針等の従業員への周知 ② 相談窓口の設置等による報告体制の整備③ 必要に応じた警察等の外部機関との連携④ 企業間取引においてもカスタマーハラスメントが問われるとの認識のもと、お取引先様に対してカスタマーハラスメントを行うことのないよう、社内研修等を通じた周知 ⑤ ヘルプライン 当社グループでは、従業員が自らの行動が法令や社会規範、社内規程、マニュアル等に違反または違反している恐れがあるか等、判断に迷い、疑問に思った時、あるいは違法行為の発生または発生の恐れがあると判断した時に、相談・通報するための窓口として「ヘルプライン」を設けております。
「ヘルプライン」の連絡先を社員手帳に掲載し、各種社内研修でも周知しております。
 現在、相談件数のうち、従業員間のトラブルなどのコミュニケーション不足や悩みごとに関する案件の割合が高くなっております。
そのため、管理職クラスの研修等を通じて、従業員が安心・安全・健康に働くことができる環境づくりも進めております。
 なお、「ヘルプライン」の運用にあたっては、通報者が不利益を被らないようにするための対策等により、「ヘルプライン」の運用の実効性を高めるよう取り組み、従業員が安心して利用できるように努めております。
(ヘルプライン利用状況) 2024年3月期2025年3月期2026年3月期社内窓口188件186件247件社外窓口16件27件6件合計204件213件253件 ⑥ 税務に関する基本的な考え方 当社グループでは、コンプライアンスの基本的な考え方に基づき、法令等を遵守し、社内ルールの整備と適切な運用を行っております。
事業活動を行う上では、各国の租税に関する法制度や国際的な課税の共通ルール(OECDガイドライン等)を遵守し、適正な納税を通じた企業価値の向上に努めます。
 また、税務当局とは健全な関係を構築・維持に努め、税務当局と意見の相違が生じた場合は、建設的な対話により、その解消に努めます。
(6)情報セキュリティへの取り組み 企業へのサイバー攻撃の巧妙化、悪質化等により、システム障害等が発生し事業継続が困難となるリスクが高まっております。
 当社グループでは、情報セキュリティに関するリスクを経営上の重要課題の一つととらえております。
情報セキュリティ担当役員を選任し、情報セキュリティ委員会を設置するとともに、情報セキュリティに関する規程を整備し、情報漏洩やサイバー攻撃等、想定される各種リスクの低減と内部統制体制の強化を図っております。
 また、顧客情報を含めた個人情報の保護や社内情報等の漏洩防止をグループ全体で行うため、従業員に対する情報セキュリティ教育を定期的に行うとともに、コンピュータウイルス感染防止やデータ漏洩防止のシステム構築も行っております。
 今後も、継続し当社グループ全体の情報セキュリティの維持・向上に努めてまいります。
(7) 知的財産権への取り組み 当社グループでは、店舗やインターネットサイト等をご利用のお客様から収集した「お客様の声」や「従業員の声」を積極的に商品開発に取り入れております。
また、コーポレートロゴ、フォーマットブランド、PB商品ブランド等、ブランド等の権利化にも取り組んでおります。
会社の重要な無形資産である知的財産権は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上にとって必要な資産です。
特許権・実用新案権・意匠権・商標権の取得をはじめとする知的財産権の保全やブランド力の強化を引き続き進めてまいります。
 また、原材料・エネルギー価格の高騰、急速な円安の進行等に起因したコストプッシュインフレにより様々な商品の価格が上昇しPB商品の優位性が高まるなか、当社では、PB商品の開発を推進すると同時に、PB商品のブランド育成も行っております。
(フォーマットブランド一覧) (PB商品ブランド一覧) (8)社会貢献活動 当社グループは、1990年にコメリ緑資金を設立し、以来36年間にわたり、毎年利益の1%相当額を原資として、地域の緑化活動や農業振興及び災害時における物資の安定供給の基盤整備、並びに地域の文化振興・社会振興への支援を継続して行っております。
これまでの36年間の累計拠出額は、26億8,417万円となっております。
また、当社グループの事業活動は、森林や植物、農業等の様々な自然の恵みを受けて成り立っているため、生物多様性保全活動の一環として、自然の恵みの持続可能な利用に努めております。
 更に、事業活動を通じたサステナビリティへの取り組みに加え、以下の公益を目的とした法人と連携した環境・社会貢献活動も行っております。
① 公益財団法人コメリ緑育成財団の取り組み 公益財団法人コメリ緑育成財団は、コメリ緑資金と1996年7月に設立した財団法人緑育成財団を起源とし、2012年11月に公益財団法人として設立されました。
地域社会へのご恩返しのため、コメリ緑資金からの助成を受けて、公共性の高い環境保全活動や緑化活動を行っている団体様への助成を行う「コメリ緑資金一般公募助成」、コメリグループ従業員がボランティアとして幼稚園や小中学校等の緑化活動に参加する「コメリ緑資金ボランティア」、コメリ農場での農業体験イベント等を開催する「体験活動による農業の振興」の3つの活動を行っております。
 2026年3月期の主な活動実績は、以下のとおりです。
・コメリ緑資金一般公募助成:助成総数35件(24都道府県)・コメリ緑資金ボランティア:ボランティア件数 379件、ボランティア参加従業員数 388人・コメリ農場での体験活動 :5月田植え体験(43人)、7月じゃがいも収穫体験(63人)              10月さつまいも収穫体験(64人)② NPO法人コメリ災害対策センターの取り組み NPO法人コメリ災害対策センターは、全国の自治体、当社グループ及び協力企業が一体となるネットワークを構築し、災害発生時に必要な物資供給を迅速かつ円滑に行っております。
2025年9月には、設立から20年の節目を迎えました。
2026年3月31日現在、全国1,223カ所の自治体と災害時の物資供給に関する協定を締結しております。
 2026年3月期の主な活動実績は、以下のとおりです。
・災害時の物資供給に関する協定の締結(72件)・2025年3月に国土交通省 北陸地方整備局との間で締結した「災害時における物資供給に関する協定」に基づき姫川・関川総合防水演習(5月、新潟県糸魚川市)、岩船港防災訓練(6月、新潟県村上市)、大規模地震を想定した防災訓練(9月、新潟県新潟市)に参加・全国の自治体が主催する防災啓発活動等に参加(60件)・広報誌「サポートNo.29」の発行(2月)③ 公益財団法人美術育成財団雪梁舎 雪梁舎美術館は、コメリの創業者である捧賢一が設立し、1994年に新潟県新潟市に開館しました。
 2026年3月期の主な活動実績は、以下のとおりです。
・若手作家の発掘と育成を目的とした全国絵画公募展「雪梁舎フィレンツェ賞展」は、2025年で27回を数え、新潟展は2025年6月14日~7月6日(前期)・7月12日~8月3日(後期)、東京巡回展は同年9月3日~9月12日(前期)・9月15日~9月24日(後期)、展覧会を開催しました。
・2025年12月に開店したコメリパワー黒埼店に新たに「雪梁舎ギャラリー」を設置しました。
店内での絵画販売を通して、若手芸術家の作品流通支援と、住まいの豊かさの向上に寄与しております。
戦略 ② 戦略より良い商品をより安くより多くのお客様へご提供するため、お客様の潜在需要を顕在化させる商品やサービスを開発するとともに、環境・社会を中心とする社会課題の解決による持続可能な社会の実現も目指し、事業活動を通じたサステナビリティの各種課題の解決に努めております。
引き続き、気候変動の状況や環境規制、各種法的規制の変更・実施状況を踏まえ、定期的に事業上のリスクや事業機会の見直しを行い、各種社会課題の解決を目指した事業活動を行ってまいります。
重要課題具体的な取り組み対応するSDGS環境に配慮した事業の展開環境に配慮した商品・サービスの提供気候変動への対応、事業活動におけるCO2排出量の削減プラスチック包装容器の削減及び廃棄物の削減資源の有効活用、省エネルギー及びリサイクルの推進少子高齢化社会における社会的インフラの 提供新商勢圏への出店による店舗網の拡大と雇用の創出住まいに関するローコストな商品・サービスの供給体制の確立農産物等の食料生産に必要な生産資材の提供の推進災害時における生活必要物資の供給体制の構築 DXの推進によるローコストオペレーション体制の確立公正な取引の推進事業活動における人権尊重「お取引にあたってのお約束」の遵守 持続可能な原材料及び商品調達の実施多様な価値観・プライバシー等を尊重し、人種、民族的背景、性別、宗教、障害、年齢、性的指向等を理由とした差別の禁止多様性の尊重働きがいのある環境づくり多様な人材がより能力を発揮できる教育体制の整備性別やライフステージに関わらず、従業員が活躍できる環境整備従業員の安全・衛生・健康を重視した働きやすい環境の実現コーポレート・ガバナンス強化への取り組み持続的な企業価値の向上のための体制整備取締役を含めた経営陣幹部の多様性の確保
指標及び目標 ④ 指標及び目標当社のサステナビリティに関する指標及び目標につきましては、以下のとおり定めております。
また、連結子会社のCO2排出量及び人的資本に関する数値につきましては、「ESGデータブック」で開示しております。
(イ)エネルギー使用量削減目標a.店舗に関する目標2009年度の実績(使用原単位あたり)から毎年1%の削減原単位(㏄/㎡・h)=エネルギー使用量(㏄)/コメリ施設総延床面積(㎡)×年間営業時間(h)b.非化石電気使用に関する目標使用電気全体に占める非化石電気の比率を2030年度までに36%とする。
c.物流に関する目標使用原単位当たり毎年1%の削減原単位=エネルギー使用量(原油換算KL)/輸送量(ロ)人的資本に関する指標又は目標・女性社員管理職(店長職・本部M職)比率を12.0%以上とする。
(2031年度末まで)・全正社員の月平均残業時間を16時間以内とする。
(2031年度末まで)・育児休業取得目標を、男性25%、女性95%以上とする。
(2027年度末まで)・社員全員の労働時間を削減(定時退社日の周知と有休・半日有休制度の利用促進)2025年3月期までのものにつきましては、「統合報告書2025」で開示しております。
https://www.komeri.bit.or.jp/ir/report/
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ④ 指標及び目標上記「(1)サステナビリティ全般 ④指標及び目標 (ロ)人的資本に関する指標又は目標」に記載しております。
なお、当事業年度の当社の実績は以下のとおりです。
また、サステナビリティに関する指標のデータ管理は、連結子会社の一部の会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、当社のものを記載しております。
戦略等内容実績人材育成の根幹、「賢和塾」教育研修投資額18.8億円マイスター取得人数1級1,047人2級7,492人3級9,289人多様な人材の確保・女性活躍2026年4月入社女性社員比率31.2%女性店長人数パワー1人PRO0人H&G134人アテーナ0人合計135人 また、当事業年度の目標に対する結果は、以下の通りです。
項目目標実績女性管理職比率12.0%以上22.3%正社員月平均残業時間16時間以内19.5時間育児休業取得者数男性25.0%以上33.3%女性95.0%以上100%  (注) 上記育児休業取得者数の実績は、正社員の実績となります。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。
(1) 出店・閉店について当社グループの出店政策は、パワー、PRO、H&G及びアテーナを商圏規模に応じて「船団方式」で出店し、更なる店舗網の拡大及びドミナントを進めるものですが、「都市計画法」「大規模小売店舗立地法」等の法令又は条例等の規制により、住民や自治体との調整のため、出店に要する時間の長期化等により当初の計画通りに出店ができない場合や建築コスト等の出店コストが増加した場合等は、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
また、少子高齢化による労働力人口を含む人口減少により、出店地域の市場規模の縮小や人件費等のコスト上昇の影響等により店舗の営業が継続できず閉店が発生する場合、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対して、当社グループは、損益分岐点が低い店舗づくり、及びその仕組みづくりを目指し、より小商圏で成立する店舗出店と改装や人材育成による既存店舗の活性化をすすめ、標準化された店舗の多店舗展開を行ってまいります。

(2) 気候変動について当社グループの販売商品は園芸・農業用品をはじめとして、きわめて季節性の高い商品が多く、四季の特徴が早い時期より顕著に現れるほど販売が好調となる傾向がありますが、反面、冷夏、暖冬等により商品の動きが鈍くなると、売上高の減少、売価変更の増加による利益率の減少、過剰在庫の発生等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対して、当社グループは、商品力の強化、商品展開時期の調整、在庫調整等を行い、天候不順や気候により変動するお客様のニーズに対応した売場展開や商品運営を行うことで、機会ロスの防止及び収益の確保を行っております。
なお、災害発生時におきましては、従業員やお取引先様、お客様等の安全を確保した上で営業の継続又は再開できる体制の整備に努めております。
また、自然災害等が発生した場合は、下記(3)の影響が発生する可能性もあります。
さらに、商品や店舗運営、物流等、商品の調達から販売に至るまでの全ての過程において、CO2排出量削減やプラスチック包装容器の削減、廃棄物排出削減等の環境に関する社会課題の解決にも努めております。
連結子会社の北星産業㈱におきましては、運送トラックの求車情報と空車情報のマッチングを図り、配送効率の改善に努め、CO2排出量及び燃料使用量の削減に取り組んでまいります。
CO2排出量可視化に基づく気候変動による将来リスクや事業機会の把握を行い変化対応型の事業展開を目指し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みも行ってまいります。
(3) 流通ネットワーク障害について当社グループは、商品開発のグローバル化を推進するとともに、物流網及び情報システムを整備し、全国をカバーできる流通ネットワークの整備を行い、ローコストオペレーション体制を構築してまいりました。
しかしながら、自然災害、停電・火災、戦争・テロ、コンピュータウィルス及び人為的な誤り等による継続的な情報システムの障害、又は新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症拡大に起因する政府等の移動自粛等の要請又は指示による物流遮断や停滞による流通ネットワークの障害が発生する可能性があります。
また、中東情勢や海外における新型コロナウイルス等のウイルスの感染拡大による厳しいロックダウンにより、PB商品をはじめとする商品等の調達に影響を及ぼす可能性もあります。
このような事態が発生した場合、当社グループの事業運営に支障が生じ、商品等の供給が滞り、売上高の減少、レジシステムの停止、データの消失、復旧に関する費用の発生等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 感染症拡大について新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症が拡大した場合、一時的に店舗閉鎖や営業時間短縮等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、当該リスクに対応するため、従業員の安全・衛生・健康を重視した働きやすい環境の整備に努め、平時より、感染症予防対策を行っております。
新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症に変更された後におきましても、引き続き、コロナ禍で変化したライフスタイルに対応した商品やサービスの開発を推進しております。
イーコマースの強化によるネットとリアルの融合、取り置きサービスや置き配等の非接触の商品やサービスの拡大、店舗作業のDX化と連動したセルフ販売の推進等、お客様の利便性の向上に資する取り組みを推進し、感染症拡大した場合でも、お客様と従業員の安全を考慮した営業を継続できるための体制整備にも努めてまいります。
(5) 競合についてホームセンター企業各社は、プロ需要やリフォーム・ホームファッションなどに対応するため店舗の大型化を進めて競争が激化するなか、更に業種・業態の垣根を越えた競争が激しくなるなど、小売業全体において企業間競争が熾烈化しております。
当社は多店舗展開によるドミナントエリア化を進めておりますが、競合商品分野において有力な競合他社店舗によるエリア内への大型店舗の出店等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
業種業態を超えた競争に対応するため、当社では、新規出店に加え、既存店舗の改装を推進し、生産性の高い棚割を積極的に導入する等の取り組みを行うとともに、ローコストオペレーションを推進し店舗の収益性の向上に努めております。
更に、営業時間中にシフト表にEラーニングの時間を確保する投資やマイスター制度をはじめとする各種教育研修制度の充実を図る投資等の積極的な人材教育投資を行い、「何々ならコメリ」とお客様に真っ先に思い浮かべていただける会社を目指し、EラーニングやOJTで培った営業力でお客様のお困りごとを解決できる従業員の営業力・接客力の向上を行い、商圏内のナンバーワンを目指し、競合各社との差別化の戦略を行ってまいります。
(6) 情報の流出について当社グループでは、社内体制を整備し、お客様及びお取引先様等のデータ並びに売上・仕入等の営業上のデータを保有し、管理しております。
しかしながら、犯罪行為やコンピュータシステムの障害等により情報の漏洩・流出の起こる可能性は否定できず、そのような事態が発生した場合には、当社グループの社会的信用に影響を及ぼし、情報流出に起因する被害に対する損害賠償義務を負う等の可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、情報漏洩リスクの低減に努め、情報セキュリティ委員会や情報セキュリティ勉強会を定期的に開催し、情報セキュリティ関連の情報の共有や教育・指導、適切な情報セキュリティ体制の構築等を行っております。
(7) 為替変動等について当社グループは、海外から商品の輸入を行っており、為替予約等により為替リスクの低減を行っております。
しかしながら、想定以上に為替変動が生じた場合又は原油市場の価格が変動した場合等には輸入商品の調達に支障をきたし、商品原価率の上昇やオペレーションコストの上昇等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、為替リスク管理規程に基づき、為替リスク管理委員会を開催し、為替予約取引・通貨スワップ取引・通貨オプション取引に関して為替変動による影響を抑えるように努めております。
当事業年度におきましては、為替リスク管理委員会を1回開催するとともに、定期的に、為替変動によるリスクの低減に努めました。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりです。
① 財政状態及び経営成績の状況(イ)財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より75億32百万円増加し、3,941億94百万円となりました。
主に現金及び預金が42億12百万円減少しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が30億23百万円、商品及び製品が22億85百万円、有形固定資産が48億71百万円それぞれ増加したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末より31億30百万円減少し、1,372億14百万円となりました。
主に電子記録債務が46億8百万円、短期借入金が30億円それぞれ減少しましたが、支払手形及び買掛金が22億25百万円、未払金が17億61百万円それぞれ増加したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末より106億63百万円増加して、2,569億79百万円となりました。
主に自己株式の取得により19億57百万円、剰余金の配当により26億32百万円それぞれ減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益146億45百万円の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。
(ロ)経営成績当連結会計年度の商品部門別の売上状況及び主な増減の要因は、以下のとおりです。
部門売上高(百万円)前連結会計年度比(%)主な増減要因工具・金物・作業用品69,840101.8・プロ向けの作業衣料や電材の販売が堅調・6月からの熱中症対策義務化により、ファン付きウェアが好調・3月に、建設事業者様を中心に塗料用シンナーの販売が堅調リフォーム資材・エクステリア用品55,705100.9・トイレや洗面台の住急番取付サービスが堅調・合板等の市場単価下落による販売金額の低下園芸・農業・ペット用品116,313103.3・防草シートの他、熊対策用品を含めた防獣商品が堅調・米保冷庫等の販売が堅調日用品・家電・カー・レジャー用品75,523101.4・PBの開発を強化しているカー・アウトドア用品が堅調・前年の米不足に伴い米の需要が増加し、玄米の販売が堅調インテリア・家庭・オフィス用品33,70498.8・カーペット等の耐久消費財の販売が低調・前年の梅不作の反動から、関連調理用品の販売が回復燃料等14,99897.3・4月、5月は気温の高低差が大きく販売量が増加したものの、暖冬により冬季期間の販売量が低下その他14,829105.2―ホームセンター事業計380,916101.7―その他事業4,46896.3―営業収益合計385,384101.6― (注)商品別の各構成内容は次のとおりです。
工具・金物・作業用品(工具、建築金物、ペイント、補修用品、作業衣料等)リフォーム資材・エクステリア用品(建築資材、配管材、木材、住設機器、エクステリア等)園芸・農業・ペット用品(園芸用品、肥料・農薬、農業資材、植物、ペット用品等)日用品・家電・カー・レジャー用品(日用消耗品、ヘルス&ビューティケア、家電、カー・レジャー・サイクル用品、食品等)インテリア・家庭・オフィス用品(内装、家具・収納用品、家庭用品、ダイニング、文具等) 重点施策等の状況につきましては、以下のとおりです。
<出店>・当社は、立地や商圏に合わせ、パワー、PRO、H&Gを船団方式で出店することでドミナントエリアを形成し、商圏内の売上シェア向上を図っております。
・当連結会計年度の出店につきましては、22店舗開店しました。
退店は、業態転換や移転増床を含め、16店舗となりました。
総売場面積は前期末比101.8%となっております。
(単位:店舗) 合計パワーPROH&GAT出店(業態転換・移転含む)2265110退店(業態転換・移転含む)1600142店舗数1,234120241,0882 <物流>・当社グループの物流は、生産から販売までのサプライチェーン全体をトータルプロデュースし、商品力の強化と店舗作業のローコスト化を目的として、連結子会社の北星産業㈱が担っております。
・2026年2月に既存の関西流通センターを移転拡張し、「コメリ(新)関西流通センター」を稼働しました。
当センターは国内12カ所の物流拠点の中で最大規模となります。
省力化・省人化を目的とした新たなシステムの導入により、更なるローコスト運営を実現してまいります。
・PB商品を輸入する際に、国際輸送をパレット単位で一貫するパレチゼーションを開始しました。
積載・荷役に係る作業効率を高めるだけでなく、木製パレットの使用量及び廃棄量の削減を実現しております。
・当社は、遅れた分野の流通近代化を実現するため、あるべき物流体制の構築を目的として2023年6月に「物流統括部」を設置しました。
改正物流効率化法に基づく「物流統括管理者」につきましては、「物流統括部」担当の執行役員を任命しております。
<PB商品開発>・PB商品の開発につきましては、標準化された1,200を超える店舗と、国内12カ所の物流拠点及び海外拠点を活かしソーシング、バイイングを行っております。
世界のベストソースから商品を調達することで、「暮らしを守り・育てる商品開発」を実現してまいります。
・カー用品ブランド「CRUZARD(クルザード)」やアウトドア用品ブランド「Natural Season(ナチュラルシーズン)」は、ブランディングCMやソーシャルメディアも絡めた重点販売を実施した結果、販売が好調に推移しました。
・PB商品の売上高構成比率は48.7%(前連結会計年度比0.4pt増)となりました。
<リフォーム>・リフォーム事業は、全国1,200を超える全店舗にて受付体制を整えております。
リフォーム事業の売上高前連結会計年度比は102.2%となりました。
・全国のコメリ店舗で受付可能な住宅設備機器等の取付・交換を行う「住急番取付」や、シロアリ・害虫駆除、庭木の手入れ等の「住急番サービス」の売上高は前連結会計年度比111.5%と堅調に推移しました。
・より専門性の高い知識の習得を目指し、リフォームマイスター2級を全店従業員の86.6%(前連結会計年度比5.3pt増)が取得し、全国でお客様のお困りごとを解決できる体制の強化に努めております。
<イーコマース>・1,200を超える店舗網とシステム環境を活かし、ネットとリアルの相互送客が可能な体制づくりに努めております。
・当社は、ECサイト「コメリドットコム」で注文した商品を、お客様の身近な店舗で送料負担なく受け取ることのできるBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)のサービスを推進しております。
ネット注文されたお客様の店頭受取り比率は80%を超えております。
・イーコマース事業の売上高前連結会計年度比は112.8%と好調に推移しました。
<自社カードによる固定客化の推進>・自社カードは、個人・農業者・個人事業主・法人・公共団体の多様な決済ニーズにお応えすべく、6種類を発行しております。
・お客様の年間お買物金額に応じてポイント率を優遇する施策である、フリークエント・ショッパーズ・プログラム(以下「FSP」)を導入しております。
2025年10月よりプラチナランクを新設したことで、ポイント倍率は最大10倍となりました。
<DXの取り組み>・当社は、更なるローコスト運営を推進することで、お客様へのご利益を最大化するよう努めております。
その一環として、セルフレジの導入やキャッシュレス決済を推奨することで、お客様のレジでの待機時間を削減するとともに、従業員の接客時間の充実に努めております。
セルフレジの設置店舗は大型店を中心に167店舗(1店舗あたり平均5.6台)となりました。
・店舗作業を省力化・省人化する取り組みの一環として、お掃除ロボットの導入を推進しております。
大型店を中心に26店舗へ導入しており、店舗の作業量削減に寄与しております。
・決済手段の多様化のニーズに対応するため、コメリカードとアプリを連携させたスマホ決済サービス「コッコPay」に加え、6月より各種コード決済サービスを導入しております。
<農業分野の取り組み>・2025年6月よりJA山梨みらい、2026年2月よりJA大井川、3月よりJA秋田おばことの協業を開始しました。
当社がJAと協業できる理由は、業界最多の店舗数によって、JA資材店の受け皿になることができるためです。
・2026年3月末時点で協業関係にあるJAは8件(JA秋田おばこ、JA山形おきたま、JA山梨みらい、JA上伊那、JA大井川、JA伊勢、JA多気郡、JAわかやま紀の里地域本部)、JAの商品を取り扱っている当社の店舗数は47店舗となりました。
協業により各JAは収益が改善し、農業者も利便性が向上、当社も客数が増加するといった「三方良し」を実現しております。
・現在、JAおきなわ、JA北びわこ、JA兵庫六甲と協業開始に向け協議を行っており、「三方良し」の取り組みの更なる拡大を図ってまいります。
② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、120億2百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、獲得した資金は、238億25百万円(前年同期比3.1%増)となりました。
主な獲得要因は、税金等調整前当期純利益218億23百万円、減価償却費133億34百万円によるものです。
主な使用要因は、法人税等の支払額69億90百万円、売上債権の増加額30億23百万円、仕入債務の減少額23億82百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は、180億66百万円(同0.7%減)となりました。
主な使用要因は、有形固定資産の取得による支出163億59百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、使用した資金は、99億73百万円(同89.9%増)となりました。
主な獲得要因は、長期借入れによる収入60億円によるものです。
主な使用要因は、短期借入金の純減少額30億円、長期借入金の返済による支出67億円、自己株式の取得による支出19億57百万円、配当金の支払額26億32百万円によるものです。
③ 生産、受注及び販売の実績(イ)仕入実績当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前連結会計年度比(%)ホームセンター事業(百万円)251,374101.6報告セグメント計(百万円)251,374101.6その他事業(百万円)3,16698.4合計(百万円)254,540101.6
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(ロ)販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前連結会計年度比(%)ホームセンター事業(百万円)380,916101.7報告セグメント計(百万円)380,916101.7その他事業(百万円)4,46896.3合計(百万円)385,384101.6
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(イ)財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。
(ロ)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因当社グループの財政状態及び経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性がある要因として認識している他の要因につきましては、「3.事業等のリスク」をご参照下さい。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(イ)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
(ロ)資本の財源及び資金の流動性当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金又は借入により資金調達することとしております。
このうち、借入による資金調達に関しましては、短期運転資金は銀行からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、銀行からの長期借入及びリースを基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は308億52百万円となっております。
また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は120億2百万円となっております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
連結財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等2025年4月23日に、2026年3月期から2028年3月期の中期経営計画を公表しました。
2028年3月期の目標につきましては、営業収益4,500億円、営業利益320億円、ROA(総資本経常利益率)8.0%以上、ROE8.0%以上です。
また、2027年3月期の連結業績見通しにつきましては、以下のように見込んでおります。
(単位:百万円)   営業収益営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期400,80024,00023,90015,000前年同期比 104.0%104.1%102.2%102.4% 新規出店に関しましては、パワーを8店舗、PROを8店舗、H&Gを26店舗、計42店舗を計画しており、今後より一層の出店拡大に向けて取り組んでまいります。
また、既存店改装につきましては、お客様のニーズの変化に対応し続けるため、売場面積で約10万坪の改装を計画しております。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
特記事項はありません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度に実施いたしました設備投資は、主としてパワー6店舗、PRO5店舗、H&G11店舗、合計22店舗の新規出店、既存店の改装、物流センターの移転・拡張及びシステム投資等です。
その結果、当連結会計年度の設備投資額は24,955百万円となりました。
なお、投資額には有形固定資産の他、無形固定資産及び長期前払費用を含んでおります。
<設備投資等の内訳>項目金額投資内容新規出店104億円22店舗既存店改装等21億円142店舗、92,452坪流通センター104億円新関西流通センター各種システム投資19億円セルフレジ等GX投資等2億円太陽光発電設備設置等 ※ 金額:単位未満四捨五入
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりです。
(1) 提出会社 (2026年3月31日現在)事業所名セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積㎡)リース資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)パワー河渡店他119店舗ホームセンター事業建物及び販売設備62,61926716,484(397,888)―1,17680,547614(2,675)H&G小針店他1,087店舗同上同上46,9522924,616(118,604)01,20653,0681,853(4,276)PRO白塚店他23店舗同上同上3,335181,280(18,716)―1204,75462(116)アテーナ新津店他1店舗同上同上1270377(12,263)―05051(7)コメリストアサポートセンター(新潟県新潟市)同上統括業務施設63302,432(221,283)4,9452068,218902(162)
(注) 従業員数は就業人員であり、パートタイマーは( )内に2026年3月31日現在の人員を外数で記載しております。

(2) 国内子会社 (2026年3月31日現在)会社名事業所名セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積㎡)リース資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)北星産業㈱新潟流通管理センター(新潟県新潟市)他11箇所ホームセンター事業建物及び仕分設備17,6891,9268,187(545,971)―8927,892158(565)
(注) 従業員数は就業人員であり、パートタイマーは( )内に2026年3月31日現在の人員を外数で記載しております。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
2026年3月31日現在において実施及び計画している設備の新設の主なものは次のとおりです。
会社名事業所名(仮名)所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着工及び完成予定年月総額(百万円)既支出額(百万円)着工完成当社パワー亀山店他三重県他ホームセンター事業新築店舗(所有)6,200323自己資金及び借入金2025年9月2027年3月当社H&Gさくら店他栃木県他ホームセンター事業新築店舗(所有)7,300484同上2025年11月2027年3月
設備投資額、設備投資等の概要24,955,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況39
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況13
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況4,901,289
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、個別銘柄の株式の保有の適否について、必要に応じて、保有の必要性や事業戦略上の必要性及び情報収集が当社の企業価値向上に資するか等を総合的に勘案して検証することとしております。
当該検証に基づき、保有の合理性が認められないと取締役会等で判断した場合は、株式の保有企業の状況や市場の状況等を勘案して売却することとしております。
2026年3月末時点において、保有している株式につきましては、継続保有が妥当であると判断しております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式616非上場株式以外の株式19892 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱第四北越フィナンシャルグループ185,32861,776新潟県に所在する企業の情報収集
(注)2有(間接保有)346194DCMホールディングス㈱173,486173,486当社が属する業界及び同業他社の情報収集有(間接保有)277241㈱みずほフィナンシャルグループ15,12215,122取引に関連する企業の情報収集有(間接保有)9261㈱岡三証券グループ91,36191,361新潟県に所在する企業の情報収集有(間接保有)7560アクシアル リテイリング㈱18,26818,268新潟県に所在する企業の情報収集無2217㈱コロナ22,99022,990新潟県に所在する企業の情報収集有2121アークランズ㈱4,9484,948当社が属する業界及び同業他社の情報収集無88㈱BSNメディアホールディングス3,0003,000新潟県に所在する企業の情報収集無85岩塚製菓㈱2,2002,200新潟県に所在する企業の情報収集無76㈱ジュンテンドー13,65713,657当社が属する業界及び同業他社の情報収集有67㈱セブン&アイ・ホールディングス2,9042,904当社が属する業界及び同業他社の情報収集無66日本精機㈱2,1782,178新潟県に所在する企業の情報収集無42第一生命ホールディングス㈱3,2003,200取引に関連する企業の情報収集
(注)3有(間接保有)43㈱オークワ3,8643,864当社が属する業界及び同業他社の情報収集無33新潟交通㈱1,2001,200新潟県に所在する企業の情報収集無22ダイニチ工業㈱2,2462,246新潟県に所在する企業の情報収集有21㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ463463取引に関連する企業の情報収集有(間接保有)10日本アジア投資㈱5,0005,000取引に関連する企業の情報収集無01フィデアホールディングス㈱190190取引に関連する企業の情報収集無00
(注) 1.当社は、情報収集を主として株式を保有しており、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、記載しておりません。
特定投資株式の保有の合理性の検証につきましては、取締役会等にて保有目的と照らし合わせて行うこととしております。
なお、当社は政策保有株式としての株式の保有は行っておりません。
2.㈱第四北越フィナンシャルグループは、2025年9月30日を基準日として普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。
3.第一生命ホールディングス㈱は、2026年4月1日付で㈱第一ライフグループに商号変更しております。
みなし保有株式該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。
⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社6
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社16,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社19
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社892,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社190
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社0
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社フィデアホールディングス㈱
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社新潟県に所在する企業の情報収集