財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-24 |
| 英訳名、表紙 | JAPAN SECURITIES FINANCE CO., LTD. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表執行役社長 下山田 守邦 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番10号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(3666)3184(直通) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2【沿革】 1927年7月東株代行株式会社として設立、東京株式取引所における短期清算取引の受渡調節業務を開始1943年9月短期清算取引の廃止に伴い、商号を東京証券株式会社と改め日本証券取引所の第一種取引員となる。 1949年5月取引所売買の再開に伴い、証券金融業務を開始同年12月商号を変更して、日本証券金融株式会社となる。 1950年2月金融機関としての経営機構を強化するため経営陣の一新を図り、株式担保金融を主要業務として開始同年4月東京証券取引所に上場同年5月東京証券取引所の普通取引の直結したローン取引(融資業務は5月、貸株業務は6月)を開始1951年6月ローン取引を発展的に解消して、貸借取引貸付を開始1955年11月北海道証券金融株式会社、新潟証券金融株式会社及び福岡証券金融株式会社3社の営業の全部を譲受け、同年12月札幌、新潟及び福岡に支店設置1956年4月証券取引法の改正に伴い、同法に基づく証券金融会社の免許を取得1958年1月日本ビルディング株式会社(現連結子会社)を設立1960年2月公社債担保の貸付業務を開始1966年6月株式会社日本事務サービス(現ジェイエスフィット株式会社)を設立1967年8月証券会社に短期運転資金を融資する極度貸付を開始1968年12月公社債担保貸付を拡充し、公社債流通金融を開始1977年3月証券会社に対して貸借取引とは別に株券を貸し付ける一般貸株業務を開始1979年10月日本銀行が行う公社債流通金融担保登録公社債代用証書制度に関する事務の代理業務を開始1985年11月証券会社の保護預り証券を担保とする顧客向けの極度貸付を開始1989年5月債券貸借の仲介業務を開始1996年4月現金担保付債券貸借仲介業務を開始1998年11月日証金信託銀行株式会社(現連結子会社)を設立2000年3月割引短期国債等に係る証券業務を開始2004年4月日本証券業協会が開設する店頭売買有価証券市場の決済機構を利用した貸借取引貸付の開始2005年10月一般信用取引の決済に必要な金銭を証券会社に対し貸し付ける一般信用ファイナンスを開始2013年7月大阪証券金融株式会社と合併2017年4月名古屋証券取引所における貸借取引業務を開始2018年5月国債の決済期間短縮に伴う国債等現先取引の再開2019年6月指名委員会等設置会社へ移行2019年8月PTS(私設取引システム)向け貸借取引業務の取扱いを開始2020年8月インドネシア証券金融会社に対する出資を実行2022年4月ファンドアドミニストレーション業務を開始2024年11月コーポレートロゴのリニューアル |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当社は、連結子会社2社および持分法適用関連会社2社を含む日証金グループの中核企業です。 当社グループの事業は、次のとおりであります。 証券金融業………当社は貸借取引を核としたセキュリティ・ファイナンス業務(金融機関等に対する資金・有価証券の貸付業務)を中核事業としています。 貸借取引は、制度信用取引に必要な資金や株券を証券会社に貸し付けることで、株式の円滑な流通や適正な価格形成に寄与しています。 セキュリティ・ファイナンス業務のうち、債券レポ・現先取引は、現金や株券等を担保として受入れ、国債を貸付ける業務です。 このほか、金融機関等が保有する株券を担保として受入れる代わりに現金を貸し付ける株券レポ取引や、株券等を機関投資家から調達して、主に売買取引などに必要とする証券会社に貸し付ける一般貸株取引などが主力業務です。 貸借取引については金融商品取引法第156条の24の規定により内閣総理大臣の免許を受け、その他の業務については兼業業務として届け出ています。 また、有価証券等管理業務および国債等現先取引業務の登録金融機関業務を行っており、当業務については金融商品取引法第33条の2の規定により内閣総理大臣の登録を受けています。 信託銀行業………連結子会社の日証金信託銀行株式会社は、証券会社などに求められる顧客資産の分別管理信託をはじめとした管理型の信託銀行業務を中核事業としています。 不動産賃貸業……連結子会社の日本ビルディング株式会社は、主に当社グループが所有する不動産の賃貸・管理を行っています。 持分法適用関連会社の日本電子計算株式会社およびジェイエスフィット株式会社は情報処理サービス業を行っています。 以上の当社グループ企業について図示すると次のとおりであります。 日本証券金融株式会社(証券金融業)・貸借取引業務(融資・貸株)・セキュリティファイナンス業務(債券レポ・現先取引、株券レポ取引等、一般貸株、一般信用ファイナンス、 リテール向け証券担保付貸付) (連結子会社)日証金信託銀行株式会社(信託銀行業)…顧客分別金信託、有価証券信託等の信託業務および銀行業務(連結子会社)日本ビルディング株式会社(不動産賃貸業)…当社グループ所有の不動産の賃貸・管理 (持分法適用関連会社)日本電子計算株式会社…情報処理サービス、ソフトウェアの開発・販売(持分法適用関連会社)ジェイエスフィット株式会社…情報処理サービス、ソフトウェアの開発・販売 |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 日証金信託銀行株式会社(注1)東京都中央区14,000信託銀行業100.00役員の兼任…1名日本ビルディング株式会社東京都中央区100不動産賃貸業100.00当社所有の不動産を賃貸・管理している。 役員の兼任…1名(持分法適用関連会社) 日本電子計算株式会社東京都千代田区2,460情報処理サービス業20.00当社のシステム開発、計算を委託している。 役員の兼任…1名ジェイエスフィット株式会社(注2)東京都中央区100情報処理サービス業36.60(15.85)当社のシステム開発、計算を委託している。 役員の兼任…無 (注)1 特定子会社に該当します。 2 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。 |
| 従業員の状況 | (2)【従業員の状況】 ① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)証券金融業215[11]信託銀行業47[-]不動産賃貸業17[-]合計279[11] (注)1 従業員数は就業人員数(当社連結会社から連結会社外への出向者を除く)であり、執行役員を含んでおりません。 また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。 2 臨時従業員には、派遣社員およびパートタイマーが含まれております。 ② 提出会社の状況2026年3月31日時点従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率215 [11]44.05歳19.97年10,227,9133.3%※※2024年度の平均年間給与は9,898,047円 セグメントの名称従業員数(人)証券金融業215[11]合計215[11] (注)1 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除く)であり、執行役員を含んでおりません。 また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。 2 臨時従業員には、派遣社員およびパートタイマーが含まれます。 3 平均年間給与は、基本的な賃金および賞与の平均です。 ③管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の 差異 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%) 労働者の男女の賃金の額の差異(%) 全労働者正規雇用労働者非正規雇用労働者5.560.059.860.678.5 (注)1 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号)の規定に基づき、2026年4月1日時点で算出しております。 管理職は労働基準法上の管理監督者および同等の権限を有する者の合計を示します。 2 男性労働者の育児休業取得率および男女の賃金の格差の算出対象期間は2026年3月期です。 3 労働者の男女の賃金の額の差異=女性の平均年間賃金÷男性の平均年間賃金×100%として算出しております。 4 当社では、かつてはライフイベントを機に女性が離職するケースが多かったことや採用コース別の人員構成の違いから、結果として管理職に占める女性の割合が低くなっており、そのことが男女間賃金差異の主な要因となっております。 なお現在当社では、女性が継続して働きやすい制度・職場環境の整備を進めるとともに、各種研修制度等によるキャリア形成支援を行っております。 また採用に占める女性比率の目標を40%に設定しております。 これらの取組みを継続することにより、管理職に占める女性比率の向上に努めております。 ④ 労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 1.企業集団の主要な事業内容当社グループは、当社、連結子会社2社(日証金信託銀行株式会社、日本ビルディング株式会社)および持分法適用関連会社2社で構成され、証券・金融市場のインフラを支える公共的役割を強く意識しつつ、貸借取引業務を核とするセキュリティ・ファイナンス業務を中心に、証券界・金融界の多様なニーズに積極的に応え、様々な証券・金融関連サービスを提供しております。 また、貸借取引業務、セキュリティ・ファイナンス業務、信託銀行業務などを中心に、収益源の多様化と収益変動に及ぼす要因の複線化を一層推進し、各事業において収益性・資本効率のさらなる向上を意識しつつ経営目標の達成に取組んでおります。 このような考え方の下、当社グループは、貸借取引を核とするセキュリティ・ファイナンス業務、有価証券運用業務、信託銀行業務、不動産管理業務からなる事業ポートフォリオにより、目指す将来像の実現を図っています。 <第8次中期経営計画>[当社が目指す企業としての将来像]証券・金融市場のインフラ機能を支える我が国唯一の証券金融会社として、証券・金融市場の発展に貢献することを通じて、高い財務の健全性維持のもとで持続的な成長・企業価値の向上を実現する、機動性・柔軟性に富んだ特色あるユニークな企業を目指す。 [経営方針]①証券金融会社としての社会的責任を常に認識し、堅固なガバナンス体制のもとでコンプライアンス、企業統治および経営リスクの管理を徹底することにより健全な業務運営を実践し、揺るぎない社会的信頼を確立する。 ②証券・金融市場のインフラ機能を支える証券金融会社として求められる経営の安定性および財務の健全性を確保するため、強固な自己資本を維持しながら企業価値の向上を図るとともに、株主への利益還元を引き続き充実したものとしていく。 ③証券金融会社の根幹である貸借取引業務を核とするセキュリティ・ファイナンス業務をより強化し、あわせて当社・グループ会社が提供する金融・証券関連サービスの拡充・強化に務め、ビジネス基盤を一層拡大し堅固なものとする。 ④経営環境の変化に機動的かつ柔軟に対応するため、迅速かつ効率的な業務運営体制を構築するとともに、人材力の基盤強化を図り、企業活力と組織変革力を向上させる。 [経営目標]2028年度までに、連結経常利益150億円、ROE8%の達成を目指す。 [戦略]①証券市場のインフラとしての貸借取引業務の安定運用・利便性向上株式市場を取り巻く環境変化に適切に対応した制度メンテナンスを継続することで貸借取引業務の安定的な運営および利便性向上を図る。 また、貸借取引に関する積極的な情報発信やマーケットニーズの的確な把握などにより、貸借取引の利用促進を図る。 ②セキュリティ・レンディングの更なる強化を軸としたセキュリティ・ファイナンス業務の拡充当社がこれまで培ってきた資金取引や有価証券取引のノウハウを有効に活用し、有価証券に着目した取引(モノ対モノの取引)の拡大や取引スキーム構築力の強化によるセキュリティ・レンディング分野の更なる強化を軸として収益機会の拡大を図る。 ③海外市場におけるプレゼンス・認知度の向上貸借取引およびセキュリティ・ファイナンスに関し、海外プロモーションの強化や海外市場関係者団体のフォーラムへの積極的な参加、クロスボーダー取引の対象市場・取扱商品拡大により、アジアにおける主要プレイヤーとしてのポジションを強化する。 ④デジタル技術の活用によるビジネスのイノベーションと業務効率化事業ポートフォリオの変化に即した戦略的なIT投資や業務効率化を軸としたデジタル技術の積極的な活用を推進し、競争力の基盤強化を図る。 また、分散型台帳技術(DLT)を用いた取引の実用化に向けた検討などビジネスのイノベーションに向けた中長期的な取組みを継続する。 ⑤グループ連結経営の強化グループ会社との間で、営業、リスク管理、業務管理などの各分野で、より連携を推進するなどグループ連結経営の強化を図る。 ⑥人材力の基盤強化戦略①から⑤を担うプロフェッショナル人材を戦略的に採用・育成し、多様性・専門性・主体性の強化を軸とした人材ポートフォリオの構築により、人材力の基盤を強化する。 ダイバーシティ&インクルージョン推進や働きやすい職場環境づくりを通じて社員エンゲージメントの向上を図ることにより、企業活力と組織変革力を向上させる。 2.2025年度(2026年3月期)の当社の取組み(1)現状分析・当社は経営の長期的展望およびその下で策定した第7次中期経営計画(2025年度まで)に基づき、証券・金融市場のインフラ機能を支えるプライム市場上場企業として、経営目標(安定的に連結経常利益100億円超・ROE5%を上回る水準を維持するとともに、さらなる向上を目指す)の達成に向けて、経営努力を積み重ねてまいりました。 事業戦略面では、収益源の多様化と収益構造の複線化の努力が一定の成果をあげており、また、コーポレートガバナンスについても取締役会審議の充実など一層の強化に努めてまいりました。 ・その結果、2025年度の当社業績は、連結経常利益は149億円、ROEは7.8%となり、第7次中期経営計画で掲げた経営目標を大きく上回って推移しております。 ・わが国の金利上昇の影響については、貸借取引やセキュリティ・ファイナンスにおける取引先からの資金需要の増加や当社の貸付金利の上昇など、基本的にはポジティブなものであると認識しております。 こうした環境のもとで、2025年度は貸借取引業務、株券レポ取引等のセキュリティ・ファイナンス業務がいずれも堅調に推移いたしました。 また、子会社の日証金信託銀行も同社の強みである管理型信託サービス等が堅調に推移いたしました。 ・当社株式については、米国の関税政策が発表され経済に与える影響について先行き不透明感が広がった2025年4月の一時期を除いてPBRは1倍を上回る水準、株主総利回り(TSR)はTOPIXを大きく上回る水準で安定的に推移しており、上記のような当社の業績が一定の評価を受けているものと考えております。 (2)2025年度の取組み(収益基盤の強化、事業戦略面での取組み)・当社は我が国唯一の証券金融会社として、制度信用取引を支える貸借取引業務の運営を通じて、証券市場に資金や証券の流動性を供給する証券市場のインフラとしての役割を担ってきました。 この役割は当社にとって非常に重要な使命であり、貸借取引業務はその核となる業務です。 もっとも、収益面から見ると、貸借取引業務は、株式市況の影響を受け比較的大きく変動しやすいほか、1990年代後半に一般信用取引が導入されて以降、制度信用取引・貸借取引の役割が相対化してきました。 ・このため、当社は、収益源の多様化や収益に影響を与える要因の複線化に向けて、安定的で着実な成長を実現できるような事業ポートフォリオの構築に取り組んでまいりました。 こうした取組みには上記のように一定の成果が出ていると認識しておりますが、海外市場とくにアジア市場における一層のプレゼンス向上や、証券の需要に着目したストラクチャー取引の拡充により、質の向上を図りながらさらなる収益力の向上を目指します。 ・セキュリティ・ファイナンス業務は、株式や債券のレポ・現先取引を通じて、証券・金融市場に在庫証券のファイナンスや担保需要の充足などの形で広く流動性を供給する業務です。 このセキュリティ・ファイナンス業務は、当社の成長エンジンとして推進しています。 (コーポレートガバナンス面の取組み)①取締役会の実効性の向上・取締役会としては、執行側の取組みについて適切に監督すること、および第8次中期経営計画の検討も含め、今後の企業価値向上に向けた議論をより充実させることを課題として認識し、中長期的視点にたって取締役会に付議する議案や報告内容を一層充実させる一方、重要度に応じてメリハリをつけた審議、更にはそれらに資する社外取締役の情報入手の支援、議論の充実に向けた環境整備等にも取り組みました。 ・取締役会では第8次中期経営計画の策定に向けたディスカッションを行うなど、毎年行っている取締役会の実効性評価の結果も踏まえて中長期的な企業価値向上に向けた適切な議題設定に努め、取締役会および委員会の議論の充実、実効性の向上に取り組みました。 ②指名・報酬・監査委員会の取組み・指名委員会では、取締役候補者の決定、執行役・執行役員候補者の決定の他に、当社の取締役および執行役・執行役員の選任に関する様々なトピックスについて審議しております。 具体的には、取締役会のスキルマトリックスについて、取締役会が経営方針の決定や執行に対する監督を十分に行う観点から適切であるか当社内外の状況を踏まえて議論し、決定しております。 また、スキルの複層化や年齢構成・ジェンダーの多様化の観点からみて適切な構成となっているかなどの課題について継続的かつ活発に審議しております。 ・2026年1月には代表執行役の異動、執行役および執行役員の人事について決定いたしました。 今回の選任にあたり指名委員会では、第8次中期経営計画に関する議論や、これまで審議・決定してきた代表執行役社長の後継者計画を含む経営陣の選任に関する考え方・公共的役割を果たす当社において企業価値向上に向けて求められる資質を踏まえ、ロングリストについての検討、ショートリストへの絞り込みを経て、審議・決定を行いました。 また、第116回定時株主総会に付議する取締役候補者について、指名委員会は、第8次中期経営計画の達成に向けた実効性の高い監督や今後の経営方針の策定を適切に行う観点から、取締役会の構成等について審議し、取締役会のスキルマトリックスを踏まえ、候補者を決定いたしました。 ・報酬委員会では、取締役および執行役・執行役員の個別報酬の決定の他に、当社の経営の長期的展望やこれを受けた経営計画の着実な実施に向けて、これらと整合的な報酬体系の在り方について活発に審議しております。 2025年8月には業績連動型株式報酬制度を一部改定し、譲渡制限付き株式報酬の導入を決定いたしました。 ・監査委員会では、取締役および執行役の職務執行の監査、監査報告の作成等のほか、内部監査部門や会計監査人とも連携し、監査の実効性向上に取り組んでおります。 (その他の取組み)①情報開示の充実・情報開示充実の一環として、2022年度から統合報告書を作成しております。 統合報告書では、当社のビジネスモデル、経営方針、コーポレートガバナンス、サステナビリティ課題への取組みなどについて記載しております。 また、株主の皆様その他各方面から当社に寄せられるご意見を踏まえ、毎年アップデートを重ねております。 ・2025年度の統合報告書では、第8次中期経営計画の経営戦略や具体的な取組みについて要点を整理して示しております。 また、人的資本ポリシーに基づく人材力強化に向けた取組みや、フロント収益・リスク管理を含めたRAF管理体制の強化など、収益基盤、業務を支える内部管理体制の強化に取り組む姿を示しております。 コーポレートガバナンス強化については、指名委員会等設置会社への移行により経営の執行と監督を明確に分離し、取締役会の監督機能の強化と透明性の向上を実践していることを説明しています。 このほか、サステナビリティに関する取組みも記載しております。 ②従業員向け自社株インセンティブの付与・2025年度の当社業績に応じて当社従業員に対して当社株式を付与する従業員向け自社株インセンティブを決議し、2026年6月12日に実施いたしました。 ・この取組みの趣旨・目的は、従業員の経営目標達成にかかるモチベーションや働きがいの向上を図るとともに、当社従業員が当社株式を所有することで、企業価値向上への関心をより高め、株主の皆さまとの価値共有を進めることにより、中長期的な企業価値の向上を図ることです。 3.対処すべき課題(外部環境の変化への対応)・当社の業績は、証券市場の動向だけではなく金利変動の影響も受けるという特徴があります。 各国の経済政策運営や中東情勢を中心とする地政学的リスクが我が国の金融政策に及ぼす影響には留意が必要ですが、我が国ではマイナス金利の解除以降、金利機能が発揮される環境となっており、当社の貸付金利は上昇し、また取引先からの資金需要も増加の動きがみられています。 ・こうしたなか、貸借取引業務では、引き続き株式市場の環境変化に適切に対応し安定的な業務運営を図るほか、市場参加者の取引ニーズを的確に把握して利用促進に努めてまいります。 セキュリティ・ファイナンス業務では、国内外における有価証券を介した様々なファイナンスニーズを結びつけ、業務の伸長に努めてまいります。 また、外国金融機関などの取引先の拡大、取扱有価証券の多様化にも、引き続き取り組んでまいります。 子会社の日証金信託銀行では、同社の強みであるニッチな分野での管理型信託サービスを中心に、持続的な成長と企業価値の向上に努めます。 (中期経営計画)・当社は、取締役会での累次の審議を経て、当社が目指す将来像やコーポレートメッセージなどを「経営の長期的展望」にまとめたうえで、具体的な数値目標等については、3年ごとに策定している中期経営計画と当該期間中の株主還元方針を定めることによってステークホルダーの皆様にお示ししており、2025年11月には、当社を取り巻く事業環境の変化や当社の収益基盤の強化が着実に進んでいることを踏まえ、経営の長期的展望を見直し、収益力・資本効率のさらなる向上に向けてROE8%の実現を目指して取り組んでいくこと、また株主還元方針としてROE8%を達成するまでの間は引き続き総還元性向100%を継続することを明確にしています。 ・2026年度から2028年度までの3年間を計画期間とする第8次中期経営計画においては、2028年度までに、連結経常利益150億円、ROE8%の達成を目指し、そのために、「貸借取引業務の安定運用・利便性向上」と「セキュリティ・レンディングのさらなる強化を軸としたセキュリティ・ファイナンス業務の拡充」を柱に、収益力と資本効率の向上を目指します。 具体的には、次のような施策に取り組んでまいります。 ① 証券市場のインフラとしての貸借取引業務の安定運用・利便性向上 ② セキュリティ・レンディングの更なる強化を軸としたセキュリティ・ファイナンス業務の拡充 ③ 海外市場におけるプレゼンス・認知度の向上 ④ デジタル技術の活用によるビジネスのイノベーションと業務効率化 ⑤ グループ連結経営の強化 ⑥ 人材力の基盤強化・第8次中期経営計画期間の株主還元については、ROE8%を達成するまでの間、配当および自己株式取得の機動的な実施により「総還元性向100%」を目指します。 配当については、「配当性向70%」を目安とします。 (人材育成の強化)・今後、当社のさらなる成長には、人材育成の強化とエンゲージメントの向上が重要であると考えています。 より高い目標に挑戦し、実現していくために、社員がそれぞれの個性と強みを十分に発揮し、意欲的・自発的に業務の効率向上や変革に取り組み、経験と成果を積み重ねながら成長できる職場環境を作り上げていきます。 当社は人材育成をはじめとした人的資本形成に関する取組みを推進するため、基本方針として人的資本ポリシーを定めております。 人的資本ポリシーでは当社が到達したい目標地点をビジョンとして明確にし、社員が業務を通じて成長できるように機会の提供等、支援環境の整備を行うとともに、社員が安心して働ける職場環境づくりを推進することにコミットしています。 刻々と変化する環境の中で、当社が目指す姿の実現に向けて挑戦し続けるたくましい企業マインドを醸成していきたいと考えています。 ・以上のような取り組みを軸に、当社としては、引き続き、証券・金融市場のインフラ機能を支える我が国唯一の証券金融会社として、証券・金融市場の発展に貢献することを通じて、高い財務の健全性維持のもとで持続的な成長・企業価値の向上を実現する、機動性・柔軟性に富んだ特色あるユニークな企業を目指してまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 (1)サステナビリティに関する考え方及び取組の状況(サステナビリティに関する基本的な考え方)持続可能な社会の実現に向けては、社会経済活動の基盤となるインフラの整備も重要な要素であり、SDGs(持続可能な開発目標)の一つにも掲げられています(目標9)。 当社グループは、証券・金融市場のインフラを支える企業として貸借取引業務をはじめとするさまざまなサービスを提供し、証券・金融市場の流動性向上と市場参加者の利便性向上に取り組んでおり、こうした活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて、同様の取り組みを行う市場参加者への支援も含め、その一翼を担うことを目指しています。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (ガバナンス)・当社は、サステナビリティに関する取組みをグループ全体で推進するため、「サステナビリティへの基本的な考え方」を取締役会で決定し、サステナビリティに関する重要課題(マテリアリティ)を認識しています。 ・サステナビリティの推進については、経営会議(議長は代表執行役社長)で審議・決定し、取締役会がその取組状況を監督しています。 ・こうしたサステナビリティに関する具体的な取組みは、中期経営計画の行動計画において明確にし、コーポレートガバナンス統括室が統括して組織横断的に取り組みます。 (戦略)・当社は、証券・金融市場のインフラを担うものとして、様々な状況に置かれても業務を安定的に運営する体制を構築することが重要であると考えています。 そのためには、狭義の災害対策だけではなく、事業基盤の安定性と高い信頼性を確保することも重要です。 ・このような観点から、国内外の証券・金融市場インフラへの貢献、学術研究活動や金融経済教育活動の推進、気候変動への対応等を経営の重要課題と認識しています。 ・当社は、事業活動における気候変動に関するリスクと機会を特定・認識し、その影響を定性的に分析しております。 リスクは、規制強化や市場低迷等による「移行リスク」と、大規模風水害・海面上昇による「物理的リスク」に分類しています。 一方、機会は、省資源・省エネ推進、脱炭素社会支援の金融サービス提供、グリーンボンド投資、ESG市場拡大による資金需要増などが含まれます。 ・これらのリスクや機会に対応する戦略として、主軸である有価証券担保貸付における与信コスト増は限定的であるという認識の下、証券・金融市場のインフラ安定運営を重視し、気候変動に取り組む市場参加者を支援します。 また、強靭なBCP体制を構築し、2℃・4℃シナリオ分析を通じて経営戦略のレジリエンスを確認しています。 このように脱炭素社会への移行に対応し、金融サービスの提供や商品性の改善を通じて、気候関連課題に取組む証券・金融市場の参加者を支援し、企業価値向上を目指します。 ・こうした重要課題および具体的な取組み、気候変動課題に関するリスクおよび機会の認識ならびにシナリオ分析の詳細等については、当社ウェブサイトに掲載しています。 (リスク管理)・当社は、証券・金融市場のインフラ機能を担う当社が果たすべき社会的役割や当社の中長期的な将来像を踏まえ、取締役会が経営全体としてのリスク管理方針を定めるとともに、中期経営計画と整合的に、リスクアペタイトおよびそれらを具体的に表すリスクアペタイト指標などリスクアペタイト・フレームワーク(RAF)の基本事項を決定します。 ・経営の業務執行においては、取締役会で決定されたリスク管理方針、リスクアペタイトおよびリスクアペタイト指標を念頭に、業務ごとにより詳細な目標値と業務計画等を定め、中期経営計画を推進します。 ・取締役会は、リスクアペタイトおよびリスクアペタイト指標のモニタリング等を通じて業務執行状況を監督しており、リスクアペタイト指標が設定した水準から乖離した場合には、要因を分析のうえ対応策を策定・実行するなど、継続的にRAFの実効性改善・強化を図っています。 ・また当社は、気候変動リスクが地球環境に重大な影響をもたらすリスクであるとともに、将来の当社の財務にも影響を及ぼす可能性があると認識しています。 こうした気候変動リスクは、金融リスク(信用リスク、市場リスクなど)を発生・増幅させる要因となることから、統合リスク管理の枠組みで気候変動にかかるリスクを管理します。 (指標と目標)・リスクアペタイトは、経営の安定性・財務の健全性の観点のほかインフラ機能を担う社会的責任や証券市場への貢献など幅広い観点から設定しています。 ・また、当社グループのCO2排出量(Scope1、Scope2の合計)は当社ウェブサイトに掲載のとおり、2020年度は874t-co2であったものが2025年度は671t-co2と着実に減少しております。 引き続き更なる削減に向けた取組みを継続します。 (2025年度の主な取組み)・当社は上記の枠組みのもと、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)に関する取組みを進めております。 ・2021年4月以降、「産学連携による学術研究活動の推進」として、当社は国立大学法人東京大学大学院工学系研究科田中謙司教授研究室と、レポ取引や証券貸借取引において、分散型台帳技術(DLT)の活用により、トークン化した有価証券や担保の円滑な取引が可能かについて検証する実証研究を共同で実施し報告書を公表しました。 現在は、研究成果を踏まえDLT技術の実用化に向けた検討を海外の金融機関やプラットフォーマー等と議論しながら行っています。 ・そのほか、「海外の証券・金融市場インフラへの貢献」については、インドネシア証券金融会社への技術協力および出資を行うとともに、同社、インドネシア証券取引所グループおよび当社で編成する諮問委員会への積極的な参画を通じて継続的に取り組んでおります。 また、当社は韓国証券金融(KSFC)やタイ証券金融(TSFC)との間で協力覚書(MOU)を締結しており、面談などを通じて意見交換を行っています。 2025年9月にはKSFCの70周年記念式典において欧州復興開発銀行やアジア開発銀行等の国際機関とともにパネルディスカッションに登壇したほか、アジアの証券金融会社(日本・韓国・中国・タイ・インドネシア)の連携に関する協力協定を締結しました。 ・人権に関して、当社グループでは、従来から人権尊重、差別禁止、多様性の尊重、各種ハラスメントの禁止等を重要課題として認識し、人権尊重に努めてまいりました。 2024年10月に「日本証券金融人権方針」を新しく策定し、事業活動に関わる全ての人々に対する人権尊重の取り組みを引続き推進していくことを公表しております。 ・環境保全への対応として、テレワークの推進や社内外におけるWEB会議の利用、電子禀議システムやペーパーレス会議システムの導入、保存文書の電子化といった省資源・省エネ化に取り組んでいます。 ・取締役会に報告したカーボンニュートラルに向けた取組みの下、2022年度の本社ビル照明のLED化を皮切りに、当社で使用するオフィスビルについてもLED化に向けて取り組んでいます(2024年度完了)。 また、その他のCO2排出削減に向けた施策についても調査・検討を継続して行っております。 <ウェブサイト掲載場所>ESG・サステナビリティ https://www.jsf.co.jp/ja/sustainability.html人権に関する取組み https://www.jsf.co.jp/ja/sustainability/social/human-rights.html気候変動・環境保全への対応(TCFD提言への取組み) https://www.jsf.co.jp/ja/sustainability/environment/tcfd.html (2)人的資本に関する戦略等 当該事項につきましては、第4 提出会社の状況 5従業員の状況等 をご参照ください。 |
| 戦略 | (戦略)・当社は、証券・金融市場のインフラを担うものとして、様々な状況に置かれても業務を安定的に運営する体制を構築することが重要であると考えています。 そのためには、狭義の災害対策だけではなく、事業基盤の安定性と高い信頼性を確保することも重要です。 ・このような観点から、国内外の証券・金融市場インフラへの貢献、学術研究活動や金融経済教育活動の推進、気候変動への対応等を経営の重要課題と認識しています。 ・当社は、事業活動における気候変動に関するリスクと機会を特定・認識し、その影響を定性的に分析しております。 リスクは、規制強化や市場低迷等による「移行リスク」と、大規模風水害・海面上昇による「物理的リスク」に分類しています。 一方、機会は、省資源・省エネ推進、脱炭素社会支援の金融サービス提供、グリーンボンド投資、ESG市場拡大による資金需要増などが含まれます。 ・これらのリスクや機会に対応する戦略として、主軸である有価証券担保貸付における与信コスト増は限定的であるという認識の下、証券・金融市場のインフラ安定運営を重視し、気候変動に取り組む市場参加者を支援します。 また、強靭なBCP体制を構築し、2℃・4℃シナリオ分析を通じて経営戦略のレジリエンスを確認しています。 このように脱炭素社会への移行に対応し、金融サービスの提供や商品性の改善を通じて、気候関連課題に取組む証券・金融市場の参加者を支援し、企業価値向上を目指します。 ・こうした重要課題および具体的な取組み、気候変動課題に関するリスクおよび機会の認識ならびにシナリオ分析の詳細等については、当社ウェブサイトに掲載しています。 |
| 指標及び目標 | (指標と目標)・リスクアペタイトは、経営の安定性・財務の健全性の観点のほかインフラ機能を担う社会的責任や証券市場への貢献など幅広い観点から設定しています。 ・また、当社グループのCO2排出量(Scope1、Scope2の合計)は当社ウェブサイトに掲載のとおり、2020年度は874t-co2であったものが2025年度は671t-co2と着実に減少しております。 引き続き更なる削減に向けた取組みを継続します。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (2)人的資本に関する戦略等 当該事項につきましては、第4 提出会社の状況 5従業員の状況等 をご参照ください。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | 当該事項につきましては、第4 提出会社の状況 5従業員の状況等 をご参照ください。 |
| 事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 当社および当社グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりです。 金融のグローバル化やフィンテックに代表される高度化の加速など、当社グループを巡る経営環境が変化する中、内外の新たなニーズの獲得に向けた取組みを通じて、業務内容の複雑化が進むと同時に、当社グループを取り巻くリスクも変化しております。 こうした状況を踏まえ、リスクアペタイト・フレームワークの活用を通じて、経理管理とリスク管理を一体的に運営しております。 なお、記載事項のうち将来に関する事項は当期末(2026年3月31日)現在において当社が判断したものです。 1.事業環境に関するリスク(1) 各種法令等に関するリスク①免許業務について当社の主要業務である貸借取引業務は金融商品取引法第156条の24の規定により内閣総理大臣の免許を受けて運営しております。 また、子会社では、日証金信託銀行は銀行法および金融機関の信託業務の兼営等に関する法律の免許および認可を受けて信託銀行業務を営み、日本ビルディングについては宅地建物取引業法等の適用を受けております。 現時点では、免許取消や業務停止等の処分を受けるような事由は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により、こうした処分等を受けることとなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ②業務内容の制限等について証券金融会社は、金融商品取引法の定めにより、免許業務である貸借取引業務以外で運営可能な業務の範囲が制限されております。 こうした規制は、証券市場のインフラである貸借取引業務の安定運営を目的としており、新規業務を起ち上げる際などにおいて必要な承認が得られない場合には、事業機会を逸失するなど、当社グループの事業運営及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③コンプライアンスに関するリスク当社は、コンプライアンスを企業経営の前提と位置づけ、コンプライアンス統括部を中心に当社全般のコンプライアンスを推進しております。 役職員に対しては、投資家保護の意識を高め、公正かつ適切な業務運営を行うため、定期的にコンプライアンス研修を実施するほか、随時、業務に即した研修、指導を行うことにより、コンプライアンス意識の徹底を図っております。 また、当社グループを取り巻く事業環境の様々な変化に対応すべく、既存業務の強化を図るとともに、新規業務の開始による収益源の多様化等に取組む中で、新たなコンプライアンス・リスクが生じる可能性も念頭に、グループ各社の役職員が参加する外部講師による講演会開催や研修など各種啓蒙活動の実施のほか、グループ各社間において情報および認識の共有を随時図ることを通じてコンプライアンス意識の徹底に取組んでおります。 しかしながら、役職員の故意または過失によりコンプライアンス・リスクが顕在化した場合、または法人としてコンプライアンス・リスクが顕在化した場合は、取引先との信頼関係の低下や、損害賠償、行政処分等に直面するおそれがあります。 その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④法令等の変更に伴うリスク当社グループに関連する、金融商品取引法、銀行法、信託業法、宅地建物取引業法等の法令・規則等が変更された場合には、市場環境の変化等を通じて直接的又は間接的に当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 しかしながら、具体的にどのような影響が発生し得るかについては、将来において決定される法令等の改正の内容によるため、現時点ではその内容等を予測することは困難であり、当社グループがコントロールしうるものではありません。 (2) 制度信用取引の動向に関するリスク①制度信用取引残高の変動に伴うリスク当社は、証券金融の専門機関として証券・金融市場の発展に貢献することを使命とし、当社基幹業務である貸借取引業務の強化と、当社グループが提供する金融・証券関連サービスの拡充・強化により、ビジネス基盤の一層の拡大に取組んでおります。 こうした取組みにより当社収益基盤の多様化が着実に進む一方で、免許業務である貸借取引業務の重要性は依然として高く、株式市況の動向等の影響から、制度信用取引の主たる利用者である個人投資家の利用減少等により、制度信用取引残高・貸借取引残高が減少した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②運用スタイルの多様化に伴うリスク個人投資家の運用スタイルは多様化が進んでおり、株価指数や外国為替の先物取引や、信用取引の中でも自由度の高い一般信用取引の利用が増えています。 当社では、一般信用取引向けに資金(一般信用ファイナンス)および株券(一般貸株)の貸付業務を展開しているほか、信用取引にかかる解説動画の作成等を通じて制度信用取引・貸借取引の普及活動に取り組んでおります。 しかしながら、こうした地道な取り組みが必ずしも株式取引・信用取引・貸借取引の残高増加に直結するとは限らず、株式市場における取引高が縮小する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 2.事業運営上のリスク(1)信用リスク当社の貸付業務では、有担保で取引を行うことを基本原則としており、信用リスクの顕在化に備え流動性の高い有価証券を担保として受入れています。 さらに資産の健全性の維持・向上を図るため、保有資産について厳格な自己査定を実施しているほか、信用供与先については社内格付により信用リスクを評価するとともに、信用リスクについて計量化による管理やストレステストを実施するなど厳格な管理態勢を整備しています。 また、子会社の日証金信託銀行においては銀行業務の一環として無担保貸付業務を行っておりますが、本邦政府向けが大宗を占めるなど信用リスクは限定的であるほか、厳格なリスク管理およびポートフォリオ管理を行っております。 しかしながら、信用供与先の経営状況の急激な悪化に加え担保として受入れている有価証券の価格が想定を超えて下落した場合は、貸出債権を回収できない恐れがあり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)市場リスク当社グループは資金を効率的に活用する観点から、ALMの一環としてポートフォリオにおける運用資産の多様化・分散投資を推し進めております。 このうち、国内外の債券については、各国中央銀行による金融政策の変更や各国財政政策に対する信認の低下等を要因に国債金利が急騰した場合などにおいて、想定以上の評価損や実現損が発生する可能性があります。 同様に、外国為替市場において日本円が上昇した場合には、保有する外貨建て有価証券について評価損や実現損が発生する可能性があります。 また、市場性のある株式を保有しており、株価の下落により保有株式に評価損等が発生する可能性があるほか、非上場投資信託等も保有しており、金融市場の混乱等により、市場において正常な取引ができなくなる場合や通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされる可能性があります。 当社グループでは、市況を注視するとともに適宜デリバティブ取引等によるヘッジオペレーションの実施等により市場リスクの低減に努めておりますが、突発的な市場の急変動等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)資金および有価証券調達に関するリスク①資金調達環境の悪化等によるリスク当社グループは主として、コールマネーやコマーシャル・ペーパー、債券レポ取引等、比較的短期かつ低利の資金を調達することにより、業務を運営しております。 また、外貨を含めた調達手段の多様化、安定した調達先の確保に努めるとともに、日証金信託銀行との緊密な連携を通じた連結ベースでの資金繰り管理を行うなど、厳格な流動性リスク管理を行っております。 しかしながら、金融市場の混乱や短期金利の急激な上昇、当社グループの財務状況の悪化などにより、資金調達コストが上昇したり、取引制限を受ける可能性があり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②格下げによるリスク当社の主要業務である貸借取引業務をはじめとする各種業務の運営に必要となる資金および有価証券を安定的に調達するためには、高い水準の格付けを維持することが求められます。 しかしながら、財務状況の悪化など当社固有の要因に限らず、日本国債の格下げ等の影響により、当社格付が引き下げられた場合には、取引条件の悪化を余儀なくされたり、十分な資金および有価証券の確保が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)自己資本にかかる規制に関するリスク当社は、貸借取引を核とするセキュリティ・ファイナンス業務の安定運営を確保する観点から、日本銀行のオペレーションや決済機構の参加資格を有しており、証券会社と同様に自己資本規制比率200%を維持することが求められております。 また、連結子会社の日証金信託銀行についても、単体自己資本比率を2006年金融庁告示第19号に定められる国内基準である4%以上の水準を維持する必要があります。 これら基準を下回った場合には、日銀オペレーション等の参加資格の全部または一部停止措置を受けることにより、当社業務の安定運営に支障が生じる可能性や、日証金信託銀行の業務の全部または一部の停止命令を受ける可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)金融市場におけるテールリスクの発生2008年のリーマンショック発生時に連結ベースで最終赤字を計上した経験を踏まえ、当社による子会社の日証金信託銀行の日次モニタリングや定期的なミーティング開催などを通じてグループリスク管理の強化を推進しているほか、市況が急速に悪化した場合においても業務を安定して運営できるよう、充分な自己資本の維持に努めております。 しかしながら、金融市場におけるテールリスクの発生を予見することは困難であり、そうしたリスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)オペレーショナルリスク①情報システムに関するリスク当社は証券市場のインフラとしての貸借取引業務の運営に必要なシステムを始め、様々な情報システムを利用しており、それらシステムの安定稼働に万全を期すべく、ネットワーク・機器類の二重化やメンテナンスの実施等によりシステム障害発生の未然防止に努めているほか、コンティンジェンシープランを策定し、障害発生時においても早期に復旧させる体制を構築しております。 また、システム開発・運用を安全かつ効率的に行うため、作業手順を明確化するとともに監視体制を整備しています。 これらの対策にもかかわらず不測の要因により業務継続に支障が生じる重大なシステム障害が生じた場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②サイバーセキュリティに関するリスクデジタル技術の高度化が加速する中で、当社グループを取り巻くサイバーリスクが高まっていることを踏まえ、システム面での対応に加え、グループ各社とも連携しながらサイバーセキュリティ態勢の強化にも取組んでおります。 しかしながら、高度化または巧妙化されたサイバー攻撃等により、想定外のシステム障害等が発生し、当社グループの業務継続に甚大な支障が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③情報漏洩リスク取引先の情報等の情報資産の保護については、さまざまなセキュリティ対策を整備するとともにその取扱いを役職員に周知徹底しています。 しかしながら、人為的ミスや不正行為、サイバー攻撃を含む外部犯罪等によって重要な情報が漏洩した場合は、当社の信用力が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④自然災害等に関するリスク当社は、貸借取引業務を最重要業務として位置づけ、証券・金融市場のインフラを支える企業としての責務を果たすべく、大規模災害等が発生した場合においても、業務の継続や早期復旧を図るための業務継続体制を構築しており、大阪支社等を活用したデュアル・オペレーション体制やテレワークの推進などに取り組んでおります。 また、子会社の日証金信託銀行では金融市場において定期的に開催される合同訓練に参加し、当社との連携確認の実施等に取組むとともに、当社大阪支社等を活用した業務継続体制の強化を進めております。 同じく子会社の日本ビルディングにおいてもBCP対策委員会を設置し、所有・管理するビルの安全を確保する観点から、業務継続体制の強化に努めております。 しかしながら、想定を大幅に上回る自然災害や停電、戦争、犯罪・テロの発生、各種感染症が流行した場合には、当社グループの業務運営に支障をきたすリスクがあり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 3.子会社・関連会社固有のリスク当社の子会社・関連会社では不動産業務、情報処理サービス業務の事業を展開しており、以下の様な事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (1)不動産業務不動産市況の悪化や空室率の上昇等により業績が悪化するリスクがあります。 また、周辺地域において再開発が相次ぐなか、所有ビルの資産価値・競争力向上等の観点から、戦略的にビルの建替え等を実施することとなった場合には、一時的な費用の発生や、工期中に賃料収入等が減少する可能性があります。 (2)情報処理サービス業務当社の持分法適用関連会社2社は、情報処理サービス業務を営んでおります。 取引先企業のシステム投資意欲が減退した場合や提供するシステムおよびサービスにおいて障害等が発生した場合には、当社グループの持分法投資損益に影響を及ぼすリスクがあります。 4.事業戦略が奏功しないリスク当社は、第8次中期経営計画のもとで、証券・金融市場の参加者の取引ニーズに機動的かつ柔軟に対応し、市場の発展に貢献することを通じて、高い財務の健全性維持のもとで持続的な成長・企業価値向上に向けてグループ企業の総力を結集して取り組みます。 また、今後も資本コストを意識しながら、着実な収益基盤の強化と資本効率の安定的かつ着実な向上に努め、ROEについては第8次中期経営計画の期間において8%の実現を目指し、今後も着実な向上に向けて取り組んでいきます。 しかしながら、国内外の経済・金融情勢の悪化、本邦における金利環境の変化等による事業環境の悪化などの影響により、現在取組んでいる各種戦略・施策等が功を奏しないリスクがあり、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績の概況(2025年度(2026年3月期)決算)2025年度の当社グループの業績は、連結営業総利益は21,856百万円(前期比16.6%増)と増益となりました。 株式市況が堅調に推移したことや市場金利の上昇などによる資金需要の増加などを背景に、貸借取引業務や株券レポ取引等が堅調に推移したことによるものです。 これに伴い、連結営業利益は14,016百万円(同23.7%増)、連結経常利益も14,996百万円(同19.9%増)と大幅な増益となりました。 前期に計上した特別利益(1,828百万円)が剥落したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.3%増の10,611百万円となりました。 (単位:百万円) 連結損益前期比増減率営業収益(除く品貸料)105,30049,99690.3% 含む品貸料114,21154,72492.0%営業費用(除く品借料)83,46346,857128.0% 含む品借料92,35451,614126.7%営業総利益21,8563,11016.6%一般管理費7,8404235.7%営業利益14,0162,68623.7%営業外損益980△197△16.8%経常利益14,9962,48919.9%特別損益-△1,828△100.0%税金等調整前当期純利益14,9966604.6%親会社株主に帰属する当期純利益10,6112352.3% (2) 財政状態に関する分析《当社グループの資産、負債、キャッシュ・フローの特徴》資産は、貸借取引貸付(営業貸付金)および日銀当座預金への預け金(現金および預金)、セキュリティ・ファイナンスにおいて有価証券を調達する際に差し入れる担保金(借入有価証券代り金、買現先勘定)、資金の効率的な活用を目的として保有する有価証券が大宗を占めます。 負債は、これらの貸付の原資となるコールマネーやコマーシャル・ペーパーといった市場性調達のほか、セキュリティ・ファイナンスにおいて有価証券を貸し付ける際に受け入れる担保金(貸付有価証券代り金、売現先勘定)が中心となります。 なお、近年注力してきましたセキュリティ・ファイナンス業務の中でも債券レポ・現先取引は、取引ロットが大きいことから業務の成長に伴いその残高が大きく増加しています。 当該取引は貸し手と借り手のニーズをマッチングさせる仲介取引であることから、当社の貸借対照表上、資産(借入有価証券代り金、買現先勘定)、負債(貸付有価証券代り金、売現先勘定)が両建てで計上されます。 ただし、当該取引では、取引対象債券の担保として債券時価相当額の現金を受払し、取引期間中は日々時価評価を行い、マージンコール(現金担保と債券時価額との差額を受払すること)を適切に実施することでネットエクスポージャーを抑制しています。 また、取引先の殆どが信用度の比較的高い金融機関もしくは中央清算機関による債務引受の対象となっております。 こうしたリスクコントロールによって、ネットエクスポージャーと信用リスクの増加を適切に管理しています。 その他のセキュリティ・ファイナンス業務についても、債券レポ・現先取引と同様のリスクコントロール手段に加え、取引対象株式のボラティリティや市場流動性等に応じて適切なヘアカット(掛目)を設定し、ネットエクスポージャーの拡大を抑制しています。 また、当社は統合リスク管理の枠組みのもと、日次で信用リスク量を計量し、当社の経営体力を踏まえて設定したリスク資本の枠内に収まるように管理しています。 さらに取引先別にストレス時を想定したネットエクスポージャーが一定の限度内に収まっていることを日次でモニタリングし、特定の取引先への過度なネットエクスポージャーの発生を抑えています。 キャッシュ・フローは、主に上記の資産・負債の変動によるもののほか、配当金の支払および自己株式取得・処分等により発生するものが中心となります。 なお、資産における現金および預金は、負債における日証金信託銀行の信託勘定における待機資金の状況やグループ全体の資金繰りの状況等により大きく増減することがあります。 また、現時点では重要な資本的支出の予定はありません。 ①資産、負債および純資産の状況当期末(2026年3月31日)の資産合計額は買現先勘定の増加等により15兆5,186億円(前連結会計年度末比1兆7,490億円増)、負債合計額は貸付有価証券代り金の増加等により15兆3,811億円(同1兆7,458億円増)、純資産合計額はその他の包括利益累計額の増加により1,374億円(同31億円増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当期末における現金および現金同等物は1兆5,597億円(前連結会計年度末比1,244億円増)となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 ○営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは、1,350億円の流入超(前連結会計年度5,350億円の流出超)となりました。 これは、売現先勘定等が増加したことによるものです。 ○投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フローは、4億円の流出超(前連結会計年度17億円の流入超)となりました。 これは、投資有価証券の取得による支出によるものです。 ○財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローは、102億円の流出超(前連結会計年度90億円の流出超)となりました。 これは、配当金支払いおよび自己株式の取得のための支出によるものです。 (3) 当社グループ業務別営業総利益の状況 前連結会計年度(通期) (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度(通期) (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減 金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)比率(%)証券金融業14,90577.916,86775.71,96213.2 貸借取引業務(除く品貸料)4,38522.96,97731.32,59159.1 セキュリティ・ファイナンス業務7,34338.47,09531.9△248△3.4 株券レポ取引等1,7609.22,1669.740623.1 債券レポ・現先取引4,05721.23,08513.9△972△24.0 一般信用ファイナンス3581.94261.96819.0 一般貸株6633.58333.717025.6 リテール向け5042.65832.67815.5 有価証券運用等3,17616.62,79412.5△381△12.0信託銀行業3,04315.94,29519.31,25141.1不動産賃貸業1,1856.21,1105.0△75△6.3合計(個別合算)19,134100.022,273100.03,13816.4合計(連結)18,746-21,856-3,110- (4) 当社グループ貸付金の状況(平均残高) 前連結会計年度(通期) (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度(通期) (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減 (億円)(億円)(億円)貸借取引貸付金(融資)3,7084,043335貸借取引貸付有価証券(貸株)1,5952,523928セキュリティ・ファイナンス122,158132,52310,364 株券レポ取引等8,06910,7752,705 債券レポ・現先取引112,996120,7337,736 一般信用ファイナンス44646418 一般貸株392230△162 リテール向け25331865信託銀行貸付金1,757825△931 (5) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当該事項につきましては、(1)経営成績の概況をご参照ください。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当該事項につきましては、 (2)財政状態に関する分析をご参照ください。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 |
| 研究開発活動 | 6【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当社グループでは、総額281百万円の設備投資等を行いました。 設備投資等のうち有形固定資産は107百万円、無形固定資産は174百万円であり、主に、システムの改修によるものであります。 セグメント別の内訳は下記のとおりです。 セグメントの名称設備投資額(百万円)証券金融業109信託銀行業94不動産賃貸業76合計281 |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループ(当社および連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本店(東京都中央区)証券金融業本社機能営業業務500830-3792631,974207(537)[9]大阪支社(大阪市西区)証券金融業営業業務6---3108(-)[2] (注)1 帳簿価額のうち「その他」は器具および備品等の合計です。 また、「ソフトウェア」はソフトウェア仮勘定を除いています。 2 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除く)であり、執行役員を含んでおりません。 また、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しています。 なお、臨時従業員には、派遣社員及びパートタイマーが含まれています。 (2) 国内子会社 2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計日証金信託銀行株式会社本社(東京都中央区)信託銀行業本社機能営業業務24--1932624447(-)[-]日本ビルディング株式会社本社他(注)2、3(東京都中央区他)不動産賃貸業本社機能営業業務1,2781,932--173,22917(4,091)[-] (注)1 帳簿価額のうち「その他」は器具および備品の合計です。 また、「ソフトウェア」はソフトウェア仮勘定を除いています。 2 東京都中央区および千代田区所在の賃貸物件を含めて記載しております。 3 貸与中の建物627百万円を含んでおり、持分法適用関連会社である日本電子計算株式会社他に貸与されています。 4 従業員数は就業人員数(各子会社から社外への出向者を除く)であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しています。 なお、臨時従業員には、派遣社員およびパートタイマーが含まれています。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 該当事項はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 281,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 44 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 20 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 10,227,913 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方・当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、取引関係の強化等の目的において、必要と判断する企業の株式を政策保有します。 ・また、配当等の投資効率の観点から、有効な資金運用であると判断する株式を純投資目的で保有します。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容・政策保有株式については、配当や評価損益の状況および投資先企業との取引の状況や保有の経緯、株式保有によってもたらされる効果等について検証し、検証の結果、政策保有する必要が乏しい株式については縮減を進めます。 ・政策保有株式の保有状況を取締役会に報告し、全ての政策保有株式の保有の適否について検証した結果、全て保有する合理性を有していると判断しました。 b.銘柄及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式61,560,488非上場株式以外の株式23,819,332 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注2)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱みずほフィナンシャルグループ546,925546,925安定的な資金調達、レポ取引等のセキュリティ・ファイナンス業務の拡大およびコーポレートガバナンスの向上(株式報酬制度の導入等)などの観点から、同社の主要子会社(銀行、証券、信託)との取引関係を強化することを目的とした保有。 無(注3)3,329,1322,215,593三井住友トラストグループ㈱100,000100,000安定的な資金調達、貸株取引等の拡大などの観点から、同社の主要子会社(三井住友信託銀行)との取引関係を強化することを目的とした保有。 また三井住友信託銀行は当社の株主名簿管理人である。 無(注3)490,200372,000(注)1 みなし保有株式については、保有していないため記載しておりません。 2 定量的な保有効果については算定が困難なため記載しておりませんが、投資効率や中長期的な経済合理性等について2026年2月開催の取締役会において検証しました。 具体的には、配当・評価損益・価格変動リスクの状況および投資先企業との取引の状況や保有の経緯、株式保有によってもたらされる効果等について検証し、適切であることを確認いたしました。 3 保有先企業は当社株式を保有していませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式22,25322,253非上場株式以外の株式610,779,386611,894,664 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式80-(注)非上場株式以外の株式386,2071,444,0359,016,169(注)非上場株式については、市場価格がないため、「評価損益の合計額」は記載しておりません。 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 6 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 6 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,560,488,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3,819,332,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 100,000 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 490,200,000 |
| 貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 10,779,386,000 |
| 受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 386,207,000 |
| 売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 1,444,035,000 |
| 評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 9,016,169,000 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 三井住友トラストグループ㈱ |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 安定的な資金調達、貸株取引等の拡大などの観点から、同社の主要子会社(三井住友信託銀行)との取引関係を強化することを目的とした保有。 また三井住友信託銀行は当社の株主名簿管理人である。 |
| 当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無(注3) |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.(常任代理人 立花証券株式会社)P.O BOX 309 UGLAND HOUSE, GEORGE TOWN, GRAND CAYMAN KY 1-1104, CAYMAN ISLANDS(東京都中央区日本橋茅場町1-13-14)13,62216.69 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1-8-18,95810.98 公益財団法人資本市場振興財団東京都中央区日本橋茅場町1-2-44,6545.70 JP MORGAN CHASE BANK 385642(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP,UNITED KINGDOM4,5965.63 株式会社みずほ銀行東京都千代田区大手町1-5-53,5364.33 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1-8-122,6363.23 三井住友信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内1-4-11,4891.82STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS(東京都港区港南2-15-1)1,3701.68 RBC IST 15 PCT LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)7TH FLOOR, 155 WELLINGTON STREET WEST TORONTO, ONTARIO, CANADA, M5V 3L3(東京都新宿区新宿6-27-30)1,2751.56 BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NEW YORK 10286 U.S.A.(東京都千代田区丸の内1-4-5)1,1321.38計-43,27153.04 (注)1 上記のほか、自己株式が1,429千株あります。2 2021年12月7日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、 株式会社みずほ銀行他2名の共同保有者が2021年11月30日現在で以下のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、 株式会社みずほ銀行を除き、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社みずほ銀行東京都千代田区大手町1-5-53,5363.68みずほ信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内1-3-31,0771.12アセットマネジメントOne株式会社東京都千代田区丸の内1-8-22,1042.19計-6,7187.003 2025年10月17日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ(シンガポール)ピーティーイー・リミテッドが2025年10月9日現在で以下のとおり株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、その大量保有報告書の内容は次のとおりであります。 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズ(シンガポール)ピーティーイー・リミテッドシンガポール 048619、リパブリック・プラザ、#27-04、ラッフルズ・プレイス920,49223.29計-20,49223.29 |
| 株主数-金融機関 | 22 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 48 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 45 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 184 |
| 株主数-個人その他 | 13,861 |
| 株主数-その他の法人 | 103 |
| 株主数-計 | 14,263 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) |
| 株主総利回り | 3 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式1,0331,970,269当期間における取得自己株式80183,900(注)当期間における取得自己株式には、2026年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含まれておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -3,401,000,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -3,401,000,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(千株)当連結会計年度増加株式数(千株)当連結会計年度減少株式数(千株)当連結会計年度末株式数(千株)発行済株式 普通株式(注)188,000-5,00083,000 合計88,000-5,00083,000自己株式 普通株式(注)2,3,45,6011,7565,3282,028 合計5,6011,7565,3282,028(注)1 普通株式の発行済株式総数の減少5,000千株は、自己株式の消却による減少であります。 2 普通株式の自己株式の株式数には、「株式給付信託(BBT及びBBT-RS)」が保有する当社株式(当連結会計年度期首917千株、当連結会計年度末588千株)が含まれております。 3 普通株式の自己株式の株式数の増加は、自己株式の取得1,755千株及び単元未満株式の買取り1千株による増加であります。 4 普通株式の自己株式の株式数の減少は、自己株式の消却5,000千株、「株式給付信託(BBT及びBBT-RS)」から対象者への給付328千株及び単元未満株式の売渡し0千株による減少であります。 |
Audit
| 監査法人1、連結 | EY新日本有限責任監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書2026年6月24日日本証券金融株式会社 取締役会 御中 EY新日本有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士川井 恵一郎 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士堀 敦哉 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている日本証券金融株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、日本証券金融株式会社及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 デリバティブ取引の時価算定の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 日本証券金融株式会社(以下「会社」という。 )は注記事項「重要な会計上の見積り」に記載されているとおり、保有する金融資産・負債の一部について、リスクを回避する目的でデリバティブ取引を行っており、2026年3月31日現在において、連結貸借対照表上、流動資産にデリバティブ債権38,070百万円並びに流動負債にデリバティブ債務440百万円及び固定負債にデリバティブ債務2,719百万円が計上されている。 このうち、レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引は、注記事項「(金融商品関係)3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項」に記載のとおり、資産側に通貨関連438百万円及び金利関連36,348百万円、負債側に通貨関連321百万円及び金利関連2,828百万円として表示されている。 レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引の時価は、観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、当該時価算定に使用されるインプットには経営者の主観的な判断を伴う。 インプットは金融商品の時価に重要な影響を及ぼし、その結果、財政状態及び経営成績に影響を与えることから、レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引の時価算定の妥当性を監査上の主要な検討事項であると判断した。 当監査法人は、当該監査上の主要な検討事項に対して、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の整備及び運用状況の評価時価算定に使用されるインプットに対する内部統制の整備及び運用状況を評価した。 (2)実証手続 主に以下の監査手続を実施した。 ・時価算定に使用されたインプットについて、デリバティブ取引の母集団から抽出したサンプルを対象として、利用可能な外部情報との比較検討を実施した。 ・デリバティブ取引の母集団から抽出したサンプルを対象として、経営者が使用したインプット及び評価モデルを用いて当監査法人が独自に算定した時価と、経営者が算定した時価を比較検討し、経営者が算定した時価が許容範囲内にあるかを評価した。 手続の実施には金融商品の時価評価に係る内部の専門家を関与させた。 その他の事項 会社の2025年3月31日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査されている。 前任監査人は、当該連結財務諸表に対して2025年6月25日付けで無限定適正意見を表明している。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、日本証券金融株式会社の2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、日本証券金融株式会社が2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 ※1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 デリバティブ取引の時価算定の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 日本証券金融株式会社(以下「会社」という。 )は注記事項「重要な会計上の見積り」に記載されているとおり、保有する金融資産・負債の一部について、リスクを回避する目的でデリバティブ取引を行っており、2026年3月31日現在において、連結貸借対照表上、流動資産にデリバティブ債権38,070百万円並びに流動負債にデリバティブ債務440百万円及び固定負債にデリバティブ債務2,719百万円が計上されている。 このうち、レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引は、注記事項「(金融商品関係)3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項」に記載のとおり、資産側に通貨関連438百万円及び金利関連36,348百万円、負債側に通貨関連321百万円及び金利関連2,828百万円として表示されている。 レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引の時価は、観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、当該時価算定に使用されるインプットには経営者の主観的な判断を伴う。 インプットは金融商品の時価に重要な影響を及ぼし、その結果、財政状態及び経営成績に影響を与えることから、レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引の時価算定の妥当性を監査上の主要な検討事項であると判断した。 当監査法人は、当該監査上の主要な検討事項に対して、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の整備及び運用状況の評価時価算定に使用されるインプットに対する内部統制の整備及び運用状況を評価した。 (2)実証手続 主に以下の監査手続を実施した。 ・時価算定に使用されたインプットについて、デリバティブ取引の母集団から抽出したサンプルを対象として、利用可能な外部情報との比較検討を実施した。 ・デリバティブ取引の母集団から抽出したサンプルを対象として、経営者が使用したインプット及び評価モデルを用いて当監査法人が独自に算定した時価と、経営者が算定した時価を比較検討し、経営者が算定した時価が許容範囲内にあるかを評価した。 手続の実施には金融商品の時価評価に係る内部の専門家を関与させた。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | デリバティブ取引の時価算定の妥当性 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 日本証券金融株式会社(以下「会社」という。 )は注記事項「重要な会計上の見積り」に記載されているとおり、保有する金融資産・負債の一部について、リスクを回避する目的でデリバティブ取引を行っており、2026年3月31日現在において、連結貸借対照表上、流動資産にデリバティブ債権38,070百万円並びに流動負債にデリバティブ債務440百万円及び固定負債にデリバティブ債務2,719百万円が計上されている。 このうち、レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引は、注記事項「(金融商品関係)3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項」に記載のとおり、資産側に通貨関連438百万円及び金利関連36,348百万円、負債側に通貨関連321百万円及び金利関連2,828百万円として表示されている。 レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引の時価は、観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、当該時価算定に使用されるインプットには経営者の主観的な判断を伴う。 インプットは金融商品の時価に重要な影響を及ぼし、その結果、財政状態及び経営成績に影響を与えることから、レベル2の時価に分類されるデリバティブ取引の時価算定の妥当性を監査上の主要な検討事項であると判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「重要な会計上の見積り」 |
| 開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「(金融商品関係)3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項」 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、当該監査上の主要な検討事項に対して、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の整備及び運用状況の評価時価算定に使用されるインプットに対する内部統制の整備及び運用状況を評価した。 (2)実証手続 主に以下の監査手続を実施した。 ・時価算定に使用されたインプットについて、デリバティブ取引の母集団から抽出したサンプルを対象として、利用可能な外部情報との比較検討を実施した。 ・デリバティブ取引の母集団から抽出したサンプルを対象として、経営者が使用したインプット及び評価モデルを用いて当監査法人が独自に算定した時価と、経営者が算定した時価を比較検討し、経営者が算定した時価が許容範囲内にあるかを評価した。 手続の実施には金融商品の時価評価に係る内部の専門家を関与させた。 |
| その他の記載内容、連結 | その他の事項 会社の2025年3月31日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査されている。 前任監査人は、当該連結財務諸表に対して2025年6月25日付けで無限定適正意見を表明している。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | EY新日本有限責任監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書2026年6月24日日本証券金融株式会社 取締役会 御中 EY新日本有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士川井 恵一郎 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士堀 敦哉 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている日本証券金融株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの第116期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、日本証券金融株式会社の2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 デリバティブ取引の時価算定の妥当性連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「デリバティブ取引の時価算定の妥当性」と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の事項 会社の2025年3月31日をもって終了した前事業年度の財務諸表は、前任監査人によって監査されている。 前任監査人は、当該財務諸表に対して2025年6月25日付けで無限定適正意見を表明している。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における執行役及び取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 ※1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 デリバティブ取引の時価算定の妥当性連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項「デリバティブ取引の時価算定の妥当性」と同一内容であるため、記載を省略している。 |