財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-24 |
| 英訳名、表紙 | Carlit Co., Ltd. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役兼社長執行役員 金子 洋文 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都中央区京橋一丁目17番10号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(6893)7070(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2【沿革】 年月沿革2013年10月日本カーリット株式会社からの単独株式移転により、カーリットホールディングス株式会社を設立。 10月株式会社総合設計へ資本参加し子会社とする。 2014年2月東洋発條工業株式会社へ資本参加し子会社とする。 2016年2月三協実業株式会社へ資本参加し子会社とする。 4月当社連結子会社の日本カーリット株式会社と第一薬品興業株式会社、日本研削砥粒株式会社の3社間で吸収合併を行い、日本カーリット株式会社を存続会社、第一薬品興業株式会社と日本研削砥粒株式会社を消滅会社とする。 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 2024年7月社名を株式会社カーリットと改称。 2024年10月日本カーリット株式会社と株式会社シリコンテクノロジーを吸収合併する。 (参考) 日本カーリット株式会社の「沿革」について、2013年3月期有価証券報告書の内容を記載しています。 1916年9月初代浅野総一郎がスエーデン・カーリット社から、カーリット爆薬の東洋における製造販売の権利を取得し、試験研究に着手。 1918年8月浅野同族株式会社に製薬部を新設し、同年カーリット爆薬の特許取得。 1919年12月神奈川県横浜市に製品工場(保土ヶ谷工場)を建設。 カーリット爆薬の製造を開始。 1920年12月(旧)日本カーリット株式会社を創立。 1923年10月浅野セメント株式会社に吸収合併され、カーリット部として事業を継続。 1934年3月浅野カーリット株式会社を創立。 カーリット事業を浅野セメント株式会社より継承。 10月群馬県渋川市に原料工場(現群馬工場)を建設。 1942年10月関東水力電気株式会社、関水興業株式会社を合併し社名を関東電気興業株式会社と改称。 10月関東化学工業株式会社へ資本参加し子会社とする。 1945年1月社名を関東電気工業株式会社と改称。 1949年5月東京証券取引所に上場。 1951年7月社名を日本カーリット株式会社と改称。 1954年1月群馬県前橋市に自家用水力発電所として、広桃発電所を建設。 1969年4月愛知県豊田市に豊田配送センターを設置。 1976年3月日本研削砥粒株式会社を設立。 1980年6月カーリット産業株式会社を設立。 1982年5月京阪研磨材株式会社へ資本参加し子会社とする。 1984年2月中央研究所(現R&Dセンター)完成。 1991年8月ジェーシービバレッジ株式会社を設立。 1994年12月株式会社シリコンテクノロジーを設立。 1995年10月群馬県渋川市赤城町に赤城工場を建設。 火薬類の製造開始。 12月保土ヶ谷工場閉鎖。 2000年4月日本研削砥粒株式会社と京阪研磨材株式会社を合併し、日本研削砥粒株式会社が存続会社とする。 2008年6月2009年4月2010年2月4月6月2011年10月2012年1月8月第一薬品興業株式会社へ資本参加し子会社とする。 関東高圧化学株式会社を吸収合併する。 ジェーシーボトリング株式会社を設立。 ジェーシービバレッジ株式会社から、ジェーシーボトリング株式会社へ事業譲渡を行う。 佳里多(上海)貿易有限公司を設立。 Carlit Singapore Pte.Ltd.を設立。 富士商事株式会社へ資本参加し子会社とする。 並田機工株式会社および同社グループ会社3社へ資本参加し子会社とする。 |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(㈱カーリット)と、連結子会社11社、持分法適用関連会社1社および持分法非適用会社1社により構成され、化学品、ボトリング、金属加工、エンジニアリングサービスに関連する事業を主として行っています。 主な事業内容と主要な関係会社の当該事業における位置づけは、次のとおりです。 報告セグメント主な事業内容主要な関係会社化学品<化薬分野>産業用爆薬、自動車用緊急保安炎筒、信号炎管、煙火用材料の製造・販売<受託評価分野>危険性評価試験、電池試験<化成品分野>塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、亜塩素酸ナトリウム、農薬、電極、過塩素酸の製造・販売<電子材料分野>有機導電材料、光機能材料、イオン導電材料の製造・販売<セラミック材料分野>研削材の製造・販売<シリコンウェーハ分野>半導体用シリコンウェーハ株式会社カーリット、株式会社ジャペックス、佳里多(上海)貿易有限公司 ボトリング清涼飲料水のボトリング加工・販売ジェーシーボトリング株式会社金属加工各種耐熱炉内用金物、スプリングの製造・販売並田機工株式会社、東洋発條工業株式会社エンジニアリングサービス工業用塗料販売・塗装工事、上下水道・排水処理施設の設計・監理カーリット産業株式会社、南澤建設株式会社、富士商事株式会社、株式会社総合設計 <事業系統図> 以上を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 なお、当社は持分法非適用会社である東日本日東エースとの間で防蟻薬剤の取引を行っております。 |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) ジェーシーボトリング株式会社東京都中央区400ボトリング100同社に対する経営管理富士商事株式会社大阪府大阪市12エンジニアリングサービス100同社に対する経営管理並田機工株式会社大阪府大阪市33金属加工100同社に対する経営管理株式会社総合設計東京都港区10エンジニアリングサービス100同社に対する経営管理東洋発條工業株式会社千葉県松戸市40金属加工100同社に対する経営管理カーリット産業株式会社群馬県渋川市30エンジニアリングサービス100同社に対する経営管理南澤建設株式会社群馬県渋川市60エンジニアリングサービス100同社に対する経営管理佳里多(上海)貿易有限公司中国上海70化学品100同社に対する経営管理他3社 (持分法適用関連会社) 株式会社ジャペックス東京都港区100化学品30 (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.特定子会社はジェーシーボトリング㈱であります。 3.売上高(連結子会社相互間の内部売上高を除く)が連結売上高の10%を超える連結子会社の「主な損益情報等」は、次のとおりであります。 名称売上高(百万円)経常利益(百万円)当期純利益(百万円)純資産額(百万円)総資産額(百万円)ジェーシーボトリング株式会社4,4803731846747,510東洋発條工業株式会社4,0841821179173,398 |
| 従業員の状況 | (2)【従業員の状況】 ①連結会社の状況 (2026年3月31日現在)セグメントの名称従業員数(名)化学品547ボトリング137金属加工216エンジニアリングサービス175合計1,075 (注)従業員数は就業人員であります。 ②提出会社の状況 (2026年3月31日現在)従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)54342.316.06,864,5296.5 セグメントの名称従業員数(名)化学品543 (注)1.従業員は就業人員であります。 2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 ③労働組合の状況 当社の労働組合はカーリット労働組合と称し、日本化学エネルギー産業労働組合連合会に加盟し、会社と円満な労使関係を維持しております。 ④使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容 当社グループは使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しています。 当該役員・従業員株式所有制度の内容について「1 株式等の状況(8)役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 ⑤管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異a.提出会社当事業年度補足説明管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)3、4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者6.9100.068.675.959.3-(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき、労働者の人員数については労働時間を基に換算し算出したものであります。 4.男女の賃金格差について、同一労働の賃金に差はなく、職掌および資格等級別人数構成の差によるものです。 b.連結子会社当事業年度補足説明名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 (%)(注)1男性労働者の育児休業取得率 (%)(注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者ジェーシーボトリング株式会社0.0-----東洋発條工業株式会社6.7-----(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 公表義務の対象ではない指標については記載を省略しております。 3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき、労働者の人員数については労働時間を基に換算し算出したものであります。 公表義務の対象ではない指標については記載を省略しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針《経営理念》信頼と限りなき挑戦 2018年に創業100周年を迎え、創業者である浅野総一郎の理念を踏まえ、当社の現代の存在意義と将来に向けた夢のある発展を追い求めるため、「信頼と限りなき挑戦」を経営理念に掲げました。 2024年10月にグループ内企業3社の合併により事業会社体制へ移行していますが、これまでと変わらぬ理念を掲げてまいります。 当社グループは、社会と人々に貢献することが使命と考えます。 そのためには「継続ある事業基盤の確立」と「不朽なる技術の進展」は不可欠であります。 ステークホルダーからの信頼確保を第一に、研究開発体制の整備、M&Aや海外進出を含む新規事業への積極的な展開を図りながら、新製品の開発と新規事業の開拓を行ってまいります。 社員一同、世界に信頼される「カーリットグループ」となるよう、飽くなき挑戦を日々積み重ねてまいります。 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、今年度スタートした中期経営計画「Challenge2027」において、宇宙ロケットや防衛関連製品の固体推進薬原料である過塩素酸アンモニウムをはじめ、いくつかの事業を重点領域、注力領域、育成領域と位置づけ、新たな事業 ポートフォリオに基づいた経営を推進しています。 中計期間である2025年度から2027年度の3年間は「投資促進」フェーズと位置づけ、最終年度の事業成長と収益拡大を実現するため、生産能力増強、新規生産設備、省エネ・省力化などの投資を積極的に実行していきます。 経営理念「信頼と限りなき挑戦」の実行により既存事業の成長と新たな事業の確立を進めるとともに、資本コストや株価を意識した経営を推進し、PBRを指標とした企業価値の向上を目指しています。 (中期経営計画「Challenge2027」より事業ポートフォリオの考え方を抜粋) 2026年度の世界経済は、前年に比べて減速が見込まれるものの、底堅いAI需要に加えて各国の財政出動が下支えしている状況です。 中国は、不動産不況のもと内需は停滞、外需による下支えのハードルも高まり、引き続き景気減速の見通しです。 アジアは外需と投資が足元の成長をけん引してはいるものの、2026年から2027年にかけてはAIブームのソフトランディングに伴う輸出増勢鈍化や中国製品の流入増を受けての景気減速を見込んでいます。 日本は、2026年度は総合経済対策が追い風となり、内需主導で景気は拡大を見込みます。 食品価格の高騰一服や物価高対策によりインフレ率は2026年度前半に一旦鈍化を見込みますが、高水準の賃上げ継続を受けて年度後半に再び上昇する見込みです。 一方、各報告セグメント全体として、中東情勢に起因する原燃料調達の不透明さやコスト上昇が引き続き下振れリスクとして存在するなど、先行きの不確実性は極めて高い状況にあります。 これらの社会背景、経済環境を総合的に勘案した結果、2027年3月期の連結業績予想を以下のとおりとし、2026年5月15日付の「2026年3月期決算短信」にて開示いたしました。 (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率) 売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益 百万円%百万円%百万円%百万円%円 銭第2四半期(累計)17,300△2.61,100△26.91,200△27.61,40021.862.35通期37,2002.63,200△7.53,300△12.13,0000.8133.61 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方および取り組みは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 『カーリットグループは《信頼と限りなき挑戦》という経営理念の下、モノづくりやサービスの提供を通じて社会課題の解決に貢献し、「持続可能な社会の実現」を目指します』というサステナビリティ基本方針を掲げて諸活動に取り組んでいます。 (1)ガバナンス (全般) 当社グループは取締役会の監督のもと、代表取締役社長を委員長、取締役・執行役員の全員と常勤監査役を委員とするサステナビリティ委員会を設置し活動を推進しています。 本委員会において、気候変動対策をはじめ、サステナビリティに関する方針・戦略・計画・施策の検討・立案、グループ各社の課題の抽出と強化・改善に向けた方策の明確化等の審議を行っています。 2025年度は4回開催されました。 審議された内容は適宜グループ経営戦略会議・経営会議・取締役会に報告され、当社グループにおけるサステナビリティ課題への積極的・能動的な議論を推進しています。 また、サステナビリティ委員会の下にCSR推進責任者会議・CSR推進担当者会議を設置し、経営層だけでなく責任者から担当者のレイヤーまでサステナビリティ活動の推進と連携を図っています。 (2)戦略(気候変動・環境) 当社グループのサステナビリティ基本方針および、TCFD提言にのっとり、IPCCやWWFなどの情報をもとに「4℃シナリオ」と「1.5℃/2℃未満シナリオ」について、気候変動に関するリスクと機会を分析しています。 各シナリオにおける当社グループへの影響と主要インパクトについては以下のとおりです。 今後も当社グループを取り巻く環境変化に合わせ更新してまいります。 シナリオ分類主要インパクトリスク・機会の概要想定される影響の概要想定される経済的影響4℃リスク物理リスク (注)1.急性リスク (注)2.降水・気象パターンの変化集中豪雨の増加など風水害の激甚化生産設備の損害、生産停滞・効率低下、水害対策費用の上昇設備修繕コストの増加製造コストの増加平均気温の上昇コーヒー、茶栽培適地減少による供給原料の高騰ボトリングセグメントの売上縮小慢性リスク (注)3.降水・気象パターンの変化降水量変化に伴う水不足水力発電所の稼働低下、代替水源の確保や水の再利用システムの導入に伴うコストの増加エネルギーコストの増加製造コストの増加平均気温の上昇倉庫や工場などの空調設備への影響エネルギーコストの増加機会市場・製品とサービス降水・気象パターンの変化風水害の激甚化に適応する製品・サービスの需要増加 車両水没時脱出機能付き発炎筒の生産量増加化薬分野の売上拡大平均気温の上昇に伴う製品・サービスの需要増加ペットボトル飲料・缶飲料の需要増加ボトリングセグメントの売上拡大臭気抑制用工場用水処理剤の需要増加化成品分野の売上拡大1.5℃/2℃未満リスク移行リスク (注)4.法・規制に関するリスク社会要求の変化炭素税導入などの排出ガス規制の強化、厳格化環境対応設備の導入、排出権取引の本格的な導入や炭素税の適用設備投資コストの増加操業コストの増加原材料調達コストの増加テクノロジーリスク低炭素排出技術の進展と普及低炭素排出技術に対する社会的要求低炭素技術への対応遅れによる競争力低下設備投資コストの増加販売先の縮小レピュテーション(評判)リスク社会要求の変化気候変動への対応状況の情報開示要請取引判断基準・投資判断基準の厳格化、対応の遅れによる評判悪化資金調達コストの増加調達先、販売先の縮小機会市場・製品とサービス降水・気象パターンの変化気候変動に適応する製品・サービスの需要増加気象衛星の打ち上げ需要の増加化成品分野他の売上拡大再生可能エネルギーの普及気候変動の緩和に貢献する、製品・サービスの需要増加電気自動車の普及、蓄電池需要の増加受託評価分野、電子材料分野の売上拡大水素エネルギー、大容量蓄電池の普及化成品分野の売上拡大資源効率省エネルギー環境の普及省エネルギーの生産設備の普及再生可能エネルギーの安定的な市場流通エネルギー効率の高い生産体制の確立、水力発電所の活用、太陽光発電の拡大、非化石証書付電力利用促進エネルギーコストの削減操業コストの削減評判社会要求の変化気候変動への対応状況の情報開示要請気候変動への対応の充実により得られる外部評価の向上資金調達コストの削減調達先・販売先の拡大 (注)1. 物理リスク=気候変動によってもたらされる災害などの被害 2. 急性リスク=台風や洪水、高潮などの異常気象の激甚化によって受ける影響 3. 慢性リスク=降水パターンの長期的な変化や気象パターンの変動、平均気温や海面の上昇によって受ける影響 4. 移行リスク=気候変動緩和を目的とした脱炭素社会への移行に向けて発生するリスク これらの気候変動は当社グループの事業へのリスクである一方で、製品・サービスの提供価値および企業価値を高める機会につながると認識しています。 今後も脱炭素化に向けた当社製品・サービスの提供、新規事業の創出を促進します。 またこれら気候変動への対応に加え、水や化学品の排出管理や生物多様性への取り組み、省エネルギー設備投資などの取り組みを推進しています。 当社グループのこれまでの取り組みや状況の詳細につきましては、ホームページおよび統合報告書をご覧ください。 (https://www.carlit.co.jp/sustainability/) (人的資本) また当社グループは積み重ねた100年の経験と知識を活かしつつ、新たな教育や制度の拡充と職場環境の整備に挑戦し、「人への投資」を一層進めています。 当社グループの多様な人財が皆様から信頼され「新たな100年へ」と積極果敢に挑戦し続けることのできるよう育成を続けてまいります。 中期経営計画「Challenge2027」のもとでは「事業を続け、広がる将来を支える人財の獲得」、「会社を成長させ、新たな事業を創る人財の育成」、「限りなき挑戦を目指し、多様な人財が活躍できる環境の整備」に注力し、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針および社内環境に関する方針は以下のとおりです。 ①女性活躍の推進 当社グループでは、男女区別なく多様な人財が活躍することが会社の成長に繋がると考え、積極的な女性採用や女性中核人財育成のための研修実施、女性管理職の登用を進めています。 ②ダイバーシティの状況 外国人採用や中途採用も継続的に進めており、2025年度までに外国人累計6名の新卒を採用しています。 また管理職ポストにおける中途採用者割合は2025年度で29.2%となっています。 今後も外国人採用や中途採用を進め従業員の多様性確保のための諸施策に取り組んでまいります。 ③人的資本の拡充 グループ横断的な教育制度を充実させることで、当社グループの未来を担う人財の育成に取り組んでいます。 階層別研修を始め、自己啓発として通信教育やマネジメントスクール通学の支援を行っており、将来の経営者人財を含む中長期的な人財戦略を支える諸制度を拡充してまいりました。 2025年度の当社グループ人財一人当たりの研修費用額は2020年度対比156%となっています。 ④健康経営の推進 当社グループはマテリアリティに「安心・安全で活き活きとした職場環境づくり」を掲げており、ストレスチェックの実施、産業医による定期的な面談機会を設けるなど、従業員の健康維持・増進をサポートする取り組みを推進しています。 従業員とその家族が健康で元気でいることによる生産性向上を目指して健康経営の取り組みを強化し、2022年より4年連続で健康経営優良法人の認定を受けています。 健康経営を進める体制については、代表取締役社長を「健康経営推進管理責任者」、人事担当役員を「健康経営推進責任者」、人事部を「健康経営推進部署」とし、健康保険組合・産業医・労働組合等と情報共有・意見交換を行いながら、今後も健康経営を強化・推進することで企業価値のさらなる向上を目指します。 (3)リスク管理(全般) 当社グループは自然災害・感染症の発生等により経済環境に大きな影響を及ぼす可能性があり、また生産設備や人的資源への損害の発生、顧客の需要動向に大きな変化が起こる可能性があります。 これらが当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす重要なリスク要因の一つであると認識しています。 経済環境への大きな影響は経営企画部、人的被害の大きな影響は人事部と総務部、生産活動や品質は生産・品質統括部が担当し、それらの情報をステークホルダーに適宜・適切に開示する役割を広報・IR推進室が担い、リスク管理を強化しています。 また、代表取締役社長を委員長とするグループリスクマネジメント委員会を設置し、気候変動を含む総合的なリスク管理体制を構築し、グループ各社からのリスク情報がタイムリーに経営陣に集約・報告され、グループ全体への影響を検証し、速やかな経営判断による対策の実行など、リスクを最小化するための管理を強化しています。 加えて、2026年度からはグループ横断の総合的なリスク管理体制の強化と適切なリスクマネジメントを図るため、「リスク管理統括室」を新設し、グループ全体に関わるリスクの識別・評価・対応策の実施に取り組んでいます。 また、当社グループはサプライチェーン全体でサステナビリティに取り組むことが重要であると認識し、モノづくりやサービスの提供における範囲に加え、調達、輸送過程でも「カーリットグループサステナブル調達ガイドライン」によって、社内外関係者への周知・徹底を図ることで社会と環境に配慮した活動を促進しています。 (4)指標及び目標 (気候変動・環境) 当社グループは、特に水資源等豊かな自然の恵みの上に成り立っていることから、気候変動は解決すべき重要な社会課題の一つと認識しています。 2050年までのカーボンニュートラル実現に向け、省エネルギー対策や再生可能エネルギーの活用などを促進し、温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んでおり、GHG排出量、エネルギー投入量、総取水量、廃棄物発生量・リサイクル率などの開示範囲の拡大に努めています。 ①サプライチェーン排出量 当社グループは、気候変動に関するリスクと機会を測定・管理するための指標として、サプライチェーンCO₂排出量 (Scope1・2・3)を以下のとおり算定しました。 排出量実績の可視化、定期的な管理体制を構築することで、温室効果ガスの排出量削減に取り組んでまいります。 (下表算定値は2024年度実績) ②サプライチェーン排出量削減目標 Scope1・2は、そのマイルストーンとして2030年までに2013年度対比で46%削減することを目標として掲げています。 目標の達成に向け、省エネルギーの促進、再生可能エネルギーの活用促進、関連するエネルギー使用量の情報開示範囲の拡大に取り組んでまいります。 Scope3は当社グループの総排出量のうち8割を超えており、脱炭素社会の実現のためにはこのScope3排出量削減が不可欠であると認識しています。 特に購入した製品・サービスに該当するカテゴリ1はScope3の約8割を占めています。 サプライチェーンを通じた脱炭素の実現に向け、サステナブル調達アンケートや排出量算定システムを通じてサプライチェーンにおけるコミュニケーションを図り、削減に向けた取り組みを促進するとともに、2050年カーボンニュートラルを見据えた2030年までのScope3削減目標の設定についても具体化を進めてまいります。 (人的資本) また、当社グループでは上記「(2)戦略」において記載した、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いています。 当該指標に関する目標および実績は以下のとおりです。 ①新卒の女性採用比率 当社は、2015年度から専門卒・短大卒以上の新卒女性の採用比率目標を30%以上とし、2025年度までの累計新卒女性採用比率は38.7%となっています。 今後も30%以上の新卒女性採用比率を維持してまいります。 ②女性管理職比率 当社の2025年度の女性管理職比率は6.9%、女性の管理職候補層(係長・主任クラス)比率については20.8%となりました。 2030年度には新卒女性採用比率は維持しつつ、女性管理職比率8%台、女性の管理職候補層比率23%を目指し、将来的に経営の意思決定に関わる女性従業員を育成しています。 2024年度2025年度目標2030年度女性管理職比率(%)4.76.98.0女性管理職候補層比率(%)19.420.823.0 ③男女間賃金格差 当社の2025年度男女間賃金格差は以下のとおりとなります。 当社は工場を中心とした製造業務が主体であるため男性比率が高く、男性の採用が中心であったことを背景に、男性の管理職比率や年齢が高くなり、差異が生じています。 女性活躍推進の研修や女性管理職比率の向上などの施策を行い、格差を縮めてまいります。 株式会社カーリットすべての労働者(%)68.6 うち正規雇用労働者(%)75.9 うちパート・有期労働者(%)59.3 ④男性の育児休業取得率 当社では、労働環境整備の施策として育児休業の取得を制度面から整備してまいりました。 特に男性従業員の育児休業取得率向上のため、出生時育児休業期間の有給化などを進めてまいりました。 それにより2週間以上の男性育休取得率は高い水準を維持しています。 2023年度2024年度2025年度男性育児休業取得者数(人)5107取得比率(%)100.090.9100.0 |
| 戦略 | (2)戦略(気候変動・環境) 当社グループのサステナビリティ基本方針および、TCFD提言にのっとり、IPCCやWWFなどの情報をもとに「4℃シナリオ」と「1.5℃/2℃未満シナリオ」について、気候変動に関するリスクと機会を分析しています。 各シナリオにおける当社グループへの影響と主要インパクトについては以下のとおりです。 今後も当社グループを取り巻く環境変化に合わせ更新してまいります。 シナリオ分類主要インパクトリスク・機会の概要想定される影響の概要想定される経済的影響4℃リスク物理リスク (注)1.急性リスク (注)2.降水・気象パターンの変化集中豪雨の増加など風水害の激甚化生産設備の損害、生産停滞・効率低下、水害対策費用の上昇設備修繕コストの増加製造コストの増加平均気温の上昇コーヒー、茶栽培適地減少による供給原料の高騰ボトリングセグメントの売上縮小慢性リスク (注)3.降水・気象パターンの変化降水量変化に伴う水不足水力発電所の稼働低下、代替水源の確保や水の再利用システムの導入に伴うコストの増加エネルギーコストの増加製造コストの増加平均気温の上昇倉庫や工場などの空調設備への影響エネルギーコストの増加機会市場・製品とサービス降水・気象パターンの変化風水害の激甚化に適応する製品・サービスの需要増加 車両水没時脱出機能付き発炎筒の生産量増加化薬分野の売上拡大平均気温の上昇に伴う製品・サービスの需要増加ペットボトル飲料・缶飲料の需要増加ボトリングセグメントの売上拡大臭気抑制用工場用水処理剤の需要増加化成品分野の売上拡大1.5℃/2℃未満リスク移行リスク (注)4.法・規制に関するリスク社会要求の変化炭素税導入などの排出ガス規制の強化、厳格化環境対応設備の導入、排出権取引の本格的な導入や炭素税の適用設備投資コストの増加操業コストの増加原材料調達コストの増加テクノロジーリスク低炭素排出技術の進展と普及低炭素排出技術に対する社会的要求低炭素技術への対応遅れによる競争力低下設備投資コストの増加販売先の縮小レピュテーション(評判)リスク社会要求の変化気候変動への対応状況の情報開示要請取引判断基準・投資判断基準の厳格化、対応の遅れによる評判悪化資金調達コストの増加調達先、販売先の縮小機会市場・製品とサービス降水・気象パターンの変化気候変動に適応する製品・サービスの需要増加気象衛星の打ち上げ需要の増加化成品分野他の売上拡大再生可能エネルギーの普及気候変動の緩和に貢献する、製品・サービスの需要増加電気自動車の普及、蓄電池需要の増加受託評価分野、電子材料分野の売上拡大水素エネルギー、大容量蓄電池の普及化成品分野の売上拡大資源効率省エネルギー環境の普及省エネルギーの生産設備の普及再生可能エネルギーの安定的な市場流通エネルギー効率の高い生産体制の確立、水力発電所の活用、太陽光発電の拡大、非化石証書付電力利用促進エネルギーコストの削減操業コストの削減評判社会要求の変化気候変動への対応状況の情報開示要請気候変動への対応の充実により得られる外部評価の向上資金調達コストの削減調達先・販売先の拡大 (注)1. 物理リスク=気候変動によってもたらされる災害などの被害 2. 急性リスク=台風や洪水、高潮などの異常気象の激甚化によって受ける影響 3. 慢性リスク=降水パターンの長期的な変化や気象パターンの変動、平均気温や海面の上昇によって受ける影響 4. 移行リスク=気候変動緩和を目的とした脱炭素社会への移行に向けて発生するリスク これらの気候変動は当社グループの事業へのリスクである一方で、製品・サービスの提供価値および企業価値を高める機会につながると認識しています。 今後も脱炭素化に向けた当社製品・サービスの提供、新規事業の創出を促進します。 またこれら気候変動への対応に加え、水や化学品の排出管理や生物多様性への取り組み、省エネルギー設備投資などの取り組みを推進しています。 当社グループのこれまでの取り組みや状況の詳細につきましては、ホームページおよび統合報告書をご覧ください。 (https://www.carlit.co.jp/sustainability/) (人的資本) また当社グループは積み重ねた100年の経験と知識を活かしつつ、新たな教育や制度の拡充と職場環境の整備に挑戦し、「人への投資」を一層進めています。 当社グループの多様な人財が皆様から信頼され「新たな100年へ」と積極果敢に挑戦し続けることのできるよう育成を続けてまいります。 中期経営計画「Challenge2027」のもとでは「事業を続け、広がる将来を支える人財の獲得」、「会社を成長させ、新たな事業を創る人財の育成」、「限りなき挑戦を目指し、多様な人財が活躍できる環境の整備」に注力し、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針および社内環境に関する方針は以下のとおりです。 ①女性活躍の推進 当社グループでは、男女区別なく多様な人財が活躍することが会社の成長に繋がると考え、積極的な女性採用や女性中核人財育成のための研修実施、女性管理職の登用を進めています。 ②ダイバーシティの状況 外国人採用や中途採用も継続的に進めており、2025年度までに外国人累計6名の新卒を採用しています。 また管理職ポストにおける中途採用者割合は2025年度で29.2%となっています。 今後も外国人採用や中途採用を進め従業員の多様性確保のための諸施策に取り組んでまいります。 ③人的資本の拡充 グループ横断的な教育制度を充実させることで、当社グループの未来を担う人財の育成に取り組んでいます。 階層別研修を始め、自己啓発として通信教育やマネジメントスクール通学の支援を行っており、将来の経営者人財を含む中長期的な人財戦略を支える諸制度を拡充してまいりました。 2025年度の当社グループ人財一人当たりの研修費用額は2020年度対比156%となっています。 ④健康経営の推進 当社グループはマテリアリティに「安心・安全で活き活きとした職場環境づくり」を掲げており、ストレスチェックの実施、産業医による定期的な面談機会を設けるなど、従業員の健康維持・増進をサポートする取り組みを推進しています。 従業員とその家族が健康で元気でいることによる生産性向上を目指して健康経営の取り組みを強化し、2022年より4年連続で健康経営優良法人の認定を受けています。 健康経営を進める体制については、代表取締役社長を「健康経営推進管理責任者」、人事担当役員を「健康経営推進責任者」、人事部を「健康経営推進部署」とし、健康保険組合・産業医・労働組合等と情報共有・意見交換を行いながら、今後も健康経営を強化・推進することで企業価値のさらなる向上を目指します。 |
| 指標及び目標 | (4)指標及び目標 (気候変動・環境) 当社グループは、特に水資源等豊かな自然の恵みの上に成り立っていることから、気候変動は解決すべき重要な社会課題の一つと認識しています。 2050年までのカーボンニュートラル実現に向け、省エネルギー対策や再生可能エネルギーの活用などを促進し、温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んでおり、GHG排出量、エネルギー投入量、総取水量、廃棄物発生量・リサイクル率などの開示範囲の拡大に努めています。 ①サプライチェーン排出量 当社グループは、気候変動に関するリスクと機会を測定・管理するための指標として、サプライチェーンCO₂排出量 (Scope1・2・3)を以下のとおり算定しました。 排出量実績の可視化、定期的な管理体制を構築することで、温室効果ガスの排出量削減に取り組んでまいります。 (下表算定値は2024年度実績) ②サプライチェーン排出量削減目標 Scope1・2は、そのマイルストーンとして2030年までに2013年度対比で46%削減することを目標として掲げています。 目標の達成に向け、省エネルギーの促進、再生可能エネルギーの活用促進、関連するエネルギー使用量の情報開示範囲の拡大に取り組んでまいります。 Scope3は当社グループの総排出量のうち8割を超えており、脱炭素社会の実現のためにはこのScope3排出量削減が不可欠であると認識しています。 特に購入した製品・サービスに該当するカテゴリ1はScope3の約8割を占めています。 サプライチェーンを通じた脱炭素の実現に向け、サステナブル調達アンケートや排出量算定システムを通じてサプライチェーンにおけるコミュニケーションを図り、削減に向けた取り組みを促進するとともに、2050年カーボンニュートラルを見据えた2030年までのScope3削減目標の設定についても具体化を進めてまいります。 (人的資本) また、当社グループでは上記「(2)戦略」において記載した、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いています。 当該指標に関する目標および実績は以下のとおりです。 ①新卒の女性採用比率 当社は、2015年度から専門卒・短大卒以上の新卒女性の採用比率目標を30%以上とし、2025年度までの累計新卒女性採用比率は38.7%となっています。 今後も30%以上の新卒女性採用比率を維持してまいります。 ②女性管理職比率 当社の2025年度の女性管理職比率は6.9%、女性の管理職候補層(係長・主任クラス)比率については20.8%となりました。 2030年度には新卒女性採用比率は維持しつつ、女性管理職比率8%台、女性の管理職候補層比率23%を目指し、将来的に経営の意思決定に関わる女性従業員を育成しています。 2024年度2025年度目標2030年度女性管理職比率(%)4.76.98.0女性管理職候補層比率(%)19.420.823.0 ③男女間賃金格差 当社の2025年度男女間賃金格差は以下のとおりとなります。 当社は工場を中心とした製造業務が主体であるため男性比率が高く、男性の採用が中心であったことを背景に、男性の管理職比率や年齢が高くなり、差異が生じています。 女性活躍推進の研修や女性管理職比率の向上などの施策を行い、格差を縮めてまいります。 株式会社カーリットすべての労働者(%)68.6 うち正規雇用労働者(%)75.9 うちパート・有期労働者(%)59.3 ④男性の育児休業取得率 当社では、労働環境整備の施策として育児休業の取得を制度面から整備してまいりました。 特に男性従業員の育児休業取得率向上のため、出生時育児休業期間の有給化などを進めてまいりました。 それにより2週間以上の男性育休取得率は高い水準を維持しています。 2023年度2024年度2025年度男性育児休業取得者数(人)5107取得比率(%)100.090.9100.0 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | また当社グループは積み重ねた100年の経験と知識を活かしつつ、新たな教育や制度の拡充と職場環境の整備に挑戦し、「人への投資」を一層進めています。 当社グループの多様な人財が皆様から信頼され「新たな100年へ」と積極果敢に挑戦し続けることのできるよう育成を続けてまいります。 中期経営計画「Challenge2027」のもとでは「事業を続け、広がる将来を支える人財の獲得」、「会社を成長させ、新たな事業を創る人財の育成」、「限りなき挑戦を目指し、多様な人財が活躍できる環境の整備」に注力し、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針および社内環境に関する方針は以下のとおりです。 ①女性活躍の推進 当社グループでは、男女区別なく多様な人財が活躍することが会社の成長に繋がると考え、積極的な女性採用や女性中核人財育成のための研修実施、女性管理職の登用を進めています。 ②ダイバーシティの状況 外国人採用や中途採用も継続的に進めており、2025年度までに外国人累計6名の新卒を採用しています。 また管理職ポストにおける中途採用者割合は2025年度で29.2%となっています。 今後も外国人採用や中途採用を進め従業員の多様性確保のための諸施策に取り組んでまいります。 ③人的資本の拡充 グループ横断的な教育制度を充実させることで、当社グループの未来を担う人財の育成に取り組んでいます。 階層別研修を始め、自己啓発として通信教育やマネジメントスクール通学の支援を行っており、将来の経営者人財を含む中長期的な人財戦略を支える諸制度を拡充してまいりました。 2025年度の当社グループ人財一人当たりの研修費用額は2020年度対比156%となっています。 ④健康経営の推進 当社グループはマテリアリティに「安心・安全で活き活きとした職場環境づくり」を掲げており、ストレスチェックの実施、産業医による定期的な面談機会を設けるなど、従業員の健康維持・増進をサポートする取り組みを推進しています。 従業員とその家族が健康で元気でいることによる生産性向上を目指して健康経営の取り組みを強化し、2022年より4年連続で健康経営優良法人の認定を受けています。 健康経営を進める体制については、代表取締役社長を「健康経営推進管理責任者」、人事担当役員を「健康経営推進責任者」、人事部を「健康経営推進部署」とし、健康保険組合・産業医・労働組合等と情報共有・意見交換を行いながら、今後も健康経営を強化・推進することで企業価値のさらなる向上を目指します。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | (人的資本) また、当社グループでは上記「(2)戦略」において記載した、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いています。 当該指標に関する目標および実績は以下のとおりです。 ①新卒の女性採用比率 当社は、2015年度から専門卒・短大卒以上の新卒女性の採用比率目標を30%以上とし、2025年度までの累計新卒女性採用比率は38.7%となっています。 今後も30%以上の新卒女性採用比率を維持してまいります。 ②女性管理職比率 当社の2025年度の女性管理職比率は6.9%、女性の管理職候補層(係長・主任クラス)比率については20.8%となりました。 2030年度には新卒女性採用比率は維持しつつ、女性管理職比率8%台、女性の管理職候補層比率23%を目指し、将来的に経営の意思決定に関わる女性従業員を育成しています。 2024年度2025年度目標2030年度女性管理職比率(%)4.76.98.0女性管理職候補層比率(%)19.420.823.0 ③男女間賃金格差 当社の2025年度男女間賃金格差は以下のとおりとなります。 当社は工場を中心とした製造業務が主体であるため男性比率が高く、男性の採用が中心であったことを背景に、男性の管理職比率や年齢が高くなり、差異が生じています。 女性活躍推進の研修や女性管理職比率の向上などの施策を行い、格差を縮めてまいります。 株式会社カーリットすべての労働者(%)68.6 うち正規雇用労働者(%)75.9 うちパート・有期労働者(%)59.3 ④男性の育児休業取得率 当社では、労働環境整備の施策として育児休業の取得を制度面から整備してまいりました。 特に男性従業員の育児休業取得率向上のため、出生時育児休業期間の有給化などを進めてまいりました。 それにより2週間以上の男性育休取得率は高い水準を維持しています。 2023年度2024年度2025年度男性育児休業取得者数(人)5107取得比率(%)100.090.9100.0 |
| 事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また中東情勢に起因し、「原材料調達・価格変動のリスク」と「為替相場の変動リスク」については、特に不確実性が高い状況にあることから、業績予想等においては下振れリスクを前提に含めています。 なお、文中における将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであり、事業のリスクはこれらに限られるものではありません。 1.技術革新のリスク 当社グループの一部事業分野においては、技術革新のスピードと市場のニーズの変化が非常に速いことから、新しい技術やイノベーションの発生によって、既存の製品やサービスが陳腐化、競争力を失い、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するべく、市場調査や競合分析、技術トレンドなどの情報 収集を継続的に実施することに加え、製造・営業・開発が定期的に情報共有する体制を構築し、リスクを適切に管理 しています。 2.市場動向変動のリスク 当社グループでは製品の需要や供給の変動、競合他社や取引先の戦略変更などにより、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 外部環境を常にモニタリングし、いち早く需要や競合状況を把握、市場動向の変化を捉え、適切な対策を講じることに加えて、当社は4つの事業セグメントを有することで事業領域を多角化し、リスクを分散することで管理しています。 3.原材料調達・価格変動のリスク 原材料の調達中断、価格の上昇、品質の低下などにより、当社グループの製品の供給安定性や品質が低下し、業績 および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 近年では運送業の労務環境改善に伴う物流キャパシティ減少、世界情勢の悪化に伴うエネルギー供給の不確実性など大きなリスクが生じており、重大なリスク要因として認識しています。 原材料調達については、複数社購買を基本戦略とし、購入ルートを適切に確保、安定調達を図ることでリスクを分散し管理しています。 4.為替相場の変動リスク 当社グループは国内販売を中心に営業活動を展開しておりますが、原材料の一部を輸入品により調達していることから、為替相場の変動による原価変動の影響を受ける可能性があります。 また、海外での事業や輸出に関連した取引においての為替レートの急激な変動により影響を受ける可能性があります。 これらに対し、複数購買による調達リスクの分散、為替予約により仕入れ価格をあらかじめ確定させるなど、変動の影響を極力軽減する方策を採っておりますが、近年は急激な円安局面にあることから、重要モニタリング項目として留意してまいります。 5.事故・災害のリスク 当社グループでは、化学品セグメントにおいて、火薬類、塩素酸塩類などの危険物を数多く扱っており、重大事故等の発生可能性は極めて低いものの、万が一火災、爆発、化学的な漏洩などの重大な事故が発生した場合は、人命の危険や物的損害、環境破壊、それに伴う事業活動の中断を引き起こす可能性があります。 生産拠点ごとに妥当な安全基準を定め、適切な設備や保護装置の設置、工場の定期巡視実施による未然防止、消火訓練等の適切な教育の規程化などに取り組むことで、リスクを最小限に抑えています。 6.品質に関するリスク 当社グループの事業は多岐にわたっており、各社の事業に合致した品質管理体制が要求されます。 グループ各社において、原材料調達から製造・出荷まで、一貫した品質管理体制の構築・運用を行っていますが、予期せぬ事態により製品の品質問題が発生した場合には、該社のみならず当社グループの信用や顧客満足度が低下し市場シェアに影響を及ぼすこと、また製品の回収、手直し、代替製品の納入および製造に係わる費用の発生などにより、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおいては、大きな品質問題として顕在化する前の兆候の段階から品質担当者間で情報を共有する会議体を設置し、異なる業種からの視点も参考にしつつ対応を検討して実施するとともに、グループ各社への水平展開により品質管理体制の向上を図っています。 7.法的規制のリスク 当社グループの製品等に関する法的な制約や規制の変更、コンプライアンスの不備により、製造・販売や信頼・評判に影響が生じた場合には、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 外部専門家などの助言を受けつつ、環境問題、化学物質、輸出等の業務に係る法規制改正動向を常に注視することに加え、コンプライアンスを徹底し適正な業務運営を行っています。 8.訴訟のリスク 当社グループが関わる契約違反、知的財産権侵害、労働問題、製品の欠陥などについて、訴訟、係争、その他法律的手続きの対象となる可能性があり、訴訟が提訴されることなどにより、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 各所管部門が規程にもとづき、契約書の適正な作成と管理、知的財産権の保護、労働法の遵守、製品の品質管理などを実施することでリスクの低減を図っています。 9.資産評価の変動リスク 当社グループは、時価のある株式や不動産、債権などを保有しているため、株式相場が大幅に下落した場合、また、固定資産について回収可能額を測定した結果が帳簿価額を下回る場合、これらの資産評価により、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 保有資産の必要性を定期的に確認するなど、資産の評価と維持を適切に行うとともに、中長期的な計画の中で資本戦略を検討することで、リスクを適切に管理しています。 10.自然災害等によるリスク 当社グループの事業拠点は国内を中心に分布しています。 大地震や津波・台風・大雨等の自然災害の際には、当社グループの生産設備や人的資源への影響・損害や、顧客の需要動向に大きな変化が起こる可能性があります。 気象情報などの兆候に注視するとともに、BCPの策定や従業員安否確認システムの導入、生産設備の災害保険加入など、災害に対するレジリエンス向上に取り組むことで、リスクを適切に管理しています。 11.情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、顧客および取引先の機密情報、開発・生産・販売などの情報ならびに会計、企業戦略等さまざまな情報を有しており、これらの情報は外部流出や破壊、改ざん等が無いようにグループ全体で管理体制の構築ならびに従業員教育、ITセキュリティ等の強化策を継続的に実施しています。 しかしながら、不正アクセスやサイバー攻撃、内部の不正行為等により、情報資産の漏洩や破壊、改ざん、情報システムの停止が発生し、信頼や評判の損失に加え、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 組織的対策としてはサイバーセキュリティ管理体制の構築、技術的対策としてはセキュリティポリシーに則った技術導入の推進にそれぞれ取り組むことで、リスクを適切に管理しています。 12.金利変動のリスク 当社グループは、事業運営に必要な資金調達を行っておりますが、金利の上昇もしくは下降による資本調達コストの変更により当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 適切な資金調達戦略や借入条件の見直しを実施し、リスクを分散することで管理しています。 13.海外拠点のガバナンス不全のリスク 当社グループは、上海に販売拠点を保有しています。 現地の法律や規制、社会文化の違い等に対応するためのガバナンスが行き届かなかった場合、法令違反や腐敗・不正、誤った経営判断等が発生し、信頼や評判の損失に加え、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 適正な組織構造の確立と明確化、コンプライアンスプログラムの実施に加え、文化や法律の違いに対応するために外部専門家などの助言を受けることで、地域に適応した透明性の高い経営を行い、リスクを管理しています。 14.人員不足に関するリスク 当社グループでは、生産や営業などの事業活動を少人数で行うことによる事業キャパシティの低下や、後継者不在による重要な技術およびノウハウの継承が断絶することで、製品の供給安定性、競争力および業績に影響を及ぼす可能性があります。 従業員エンゲージメント向上や採用活動の強化などの人事活動を適切に行うとともに、中長期的な経営戦略の中で人的資本投資を検討することで、リスクを適切に管理しています。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は57,674百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,662百万円増加いたしました。 当連結会計年度末の負債合計は17,881百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,348百万円増加いたしました。 当連結会計年度末の純資産合計は39,793百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,313百万円増加いたしました。 b.経営成績 当連結会計年度の業績は、化学品セグメントの化薬分野、電子材料分野に加え、ボトリングセグメントおよび金属加工セグメントが堅調に推移し、増益となりました。 これは、国内市場の需要の堅調な推移に加え、適正価格の反映などの営業努力や一般管理費等の減少によるものです。 一方、化学品セグメントの受託評価分野、化成品分野、セラミック材料分野、シリコンウェーハ分野、ならびにエンジニアリングサービスセグメントは減益となりました。 特にシリコンウェーハ分野が業績に大きく影響しました。 これらの結果、当連結会計年度の経営成績は、連結売上高は36,247百万円(前年同期比1.8%減)、連結営業利益は3,459百万円(前年同期比13.5%増)、連結経常利益は3,755百万円(前年同期比13.1%増)となりました。 これらにより、親会社株主に帰属する当期純利益は2,976百万円(前年同期比15.8%増)となりました。 (参考) (単位:百万円)区 分連 結 売 上 高連 結 営 業 利 益前 期当 期増減額前 期当 期増減額化学品22,42321,977△4461,4781,858+380ボトリング4,5244,480△44345378+33金属加工7,2307,303+73508602+94エンジニアリングサービス4,4115,251+840822795△27小 計38,59039,013+4223,1543,635+480消去△1,675△2,765△1,089△108△175△67合 計36,91436,247△6663,0463,459+412 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、3,837百万円となり、前連結会計年度末に比べて931百万円減少いたしました。 各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、1,660百万円の純収入(前年同期は4,696百万円の純収入)となりました。 これは、主に収入として税金等調整前当期純利益4,203百万円、減価償却費1,845百万円、支出として法人税等の支払額2,238百万円、その他の固定資産の増減額1,282百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、3,476百万円の純支出(前年同期は991百万円の純支出)となりました。 これは、主に固定資産の取得による支出4,732百万円、投資有価証券の売却による収入1,077百万円、利息及び配当金の受取額263百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、886百万円の純収入(前年同期は1,699百万円の純支出)となりました。 これは、主に借入金の増加額3,634百万円、自己株式の取得による支出1,619百万円、配当金の支払額861百万円等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)化学品12,974+7.2ボトリング4,451△1.2金属加工3,696+2.2エンジニアリングサービス--合計21,122+4.5 (注)金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.受注実績 当社グループは主として見込み生産によっているため記載すべき事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)化学品20,969△3.3ボトリング4,480△1.0金属加工7,153+1.0エンジニアリングサービス3,643+0.7合計36,247△1.8 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)㈱伊藤園3,77810.23,69110.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績 1)財政状態 (総資産) 当連結会計年度末の総資産は57,674百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,662百万円増加いたしました。 資産の増減の主な内容は、有形固定資産の増加3,152百万円、投資有価証券の増加2,464百万円、現金及び預金の減少951百万円等であります。 流動資産は21,524百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,382百万円減少いたしました。 固定資産は36,150百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,044百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末の負債は17,881百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,348百万円増加いたしました。 負債の増減の主な内容は、有利子負債の増加3,524百万円、繰延税金負債の増加746百万円、未払法人税等の減少1,022百万円、支払手形及び買掛金の減少832百万円等であります。 流動負債は11,509百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,573百万円増加いたしました。 固定負債は6,372百万円となり、前連結会計年度末に比べ774百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は39,793百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,313百万円増加いたしました。 純資産の増減の主な内容は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加1,877百万円、その他有価証券評価差額金の増加1,839百万円、資本剰余金の減少1,190百万円、自己株式の取得による減少191百万円等であります。 この結果、1株当たり純資産は、前連結会計年度末に比べて184.78円増加し1,774.98円となり、自己資本比率は前連結会計年度末の70.7%から69.0%となりました。 株主資本は32,722百万円となり、前連結会計年度末に比べ494百万円増加いたしました。 その他の包括利益累計額は7,070百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,818百万円増加いたしました。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は36,247百万円となり、前連結会計年度の36,914百万円から666百万円減少し、前年同期比1.8%減少いたしました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の売上原価は26,714百万円となり、前連結会計年度の27,662百万円から947百万円減少いたしました。 売上に対する比率は73.7%となり、前年同期の74.9%から1.2ポイント減少いたしました。 また、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は6,073百万円となり、前連結会計年度の6,205百万円から132百万円減少いたしました。 売上高に対する比率は16.8%となり、前年同期から微減いたしました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の営業利益は3,459百万円となり、前連結会計年度の3,046百万円から412百万円増加いたしました。 当連結会計年度の営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は296百万円の収益計上となり、前連結会計年度の273百万円の収益から22百万円増加いたしました。 その結果、当連結会計年度の経常利益は3,755百万円となり、前連結会計年度の3,320百万円から435百万円増加いたしました。 当連結会計年度の特別利益から特別損失を差し引いた純額は447百万円の収益計上となり、前連結会計年度の687百万円の収益から240百万円減少いたしました。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は4,203百万円となり、前連結会計年度の4,008百万円から195百万円増加いたしました。 法人税、住民税及び事業税や法人税等調整額を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は2,976百万円となり、前連結会計年度の2,570百万円から406百万円増加いたしました。 b.当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 2026年度の世界経済は、前年に比べて減速が見込まれるものの、底堅いAI需要に加えて各国の財政出動が下支えしている状況です。 中国は、不動産不況のもと内需は停滞、外需による下支えのハードルも高まり、引き続き景気減速の見通しです。 アジアは外需と投資が足元の成長をけん引してはいるものの、2026年から2027年にかけてはAIブームのソフトランディングに伴う輸出増勢鈍化や中国製品の流入増を受けての景気減速を見込んでいます。 日本は、2026年度は総合経済対策が追い風となり、内需主導で景気は拡大を見込みます。 食品価格の高騰一服や物価高対策によりインフレ率は2026年度前半に一旦鈍化を見込みますが、高水準の賃上げ継続を受けて年度後半に再び上昇する見込みです。 上述の経済環境を踏まえ、各報告セグメントの今後の見通しは以下のとおりです。 化学品セグメントは、化薬分野や化成品分野など全体として販売は前期同様に堅調に推移する見通しです。 特に、前期好調に推移していた化成品分野の過塩素酸アンモニウム、電子材料分野は引き続き成長の下支えになると予想しています。 一方、シリコンウェーハ分野については在庫調整にともなう工場の稼働率低下が継続する見通しです。 ボトリングセグメントは、PET飲料製造ラインのひとつを4月~12月までの9カ月にわたって改造工事を行う計画です。 そのため、2026年度は一時的に売上高および利益が大きく減少する予定です。 金属加工セグメントおよびエンジニアリングサービスセグメントについては、国内経済動向にあわせ、前期同様堅調に推移すると予想しています。 一方、各報告セグメント全体として、中東情勢に起因する原燃料調達の不透明さやコスト上昇が引き続き下振れリスクとして存在するなど、先行きの不確実性は極めて高い状況にあります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの2030~2035年のありたい姿を「持続可能な社会に貢献するために、〝化学〟と〝技術〟の力を合わせ、人びとの幸せな暮らしを支えたい」と定め、2025年度を初年度とした3ヵ年の中期経営計画「Challenge2027」を推進してまいります。 経営方針として「事業ポートフォリオの最適化により企業価値の向上を目指す」を掲げ、「事業別成長戦略」、「研究開発による事業成長」、「成長を実現する人財戦略」、「財務戦略と資本収益性の向上」への取り組みを推進してまいります。 2024年度までの基盤強化期に既存事業で稼いだキャッシュを成長事業、研究開発・新規事業、人的資本へ投資し、2030年の「収穫と飛躍」ステージに向け業績成長を目指してまいります。 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、以下のとおりです。 (中期経営計画「Challenge2027」より抜粋) d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容「化学品セグメント」化薬分野 =増収増益・産業用爆薬は、石灰砕石需要の減少にともない販売数量が若干減少したが、販売会社への適正価格の反映に より、増収増益。 ・自動車用緊急保安炎筒は、自動車工場向け需要が堅調に推移したことにより増収。 一方、生産コストの増加に より減益。 ・高速道路用信号炎管は、需要が堅調に推移したことに加え適正価格反映により、増収増益。 ・煙火関連は、煙火部品等の販売は堅調に推移したが、酸化剤や金属粉等の原材料関連の販売数量が減少し、減収減益。 受託評価分野 =減収減益・危険性評価試験は、一部需要の調整の影響を受けたが、高付加価値試験の受注により売上高は横ばい。 一方、 新規設備の減価償却費増加により減益。 ・電池試験は、EV需要の減速および一部顧客の調整の影響を受けたことにより、減収減益。 化成品分野 =減収減益・塩素酸ナトリウムは、紙パルプ漂白用途の需要減少により減収減益。 ・過塩素酸アンモニウム(ロケット・防衛用推進薬原料)は、需要が堅調に推移し増収増益。 ・電極は、海水電解用途の交換需要が好調となり増収増益。 ・過塩素酸は、海外需要が低迷し減収減益。 電子材料分野 =増収増益・EV需要の減速によるキャパシタ用電解液の減販影響は継続しているが、市場成長の著しいハイエンドサーバーに向けた高効率回路用コンデンサ材料等の高付加価値製品が増販し、増収増益。 セラミック材料分野 =減収減益・自動車・鉄鋼向け研削砥粒の需要低迷により、取り扱い品目全体の販売が落ち込み、減収減益。 シリコンウェーハ分野 =増収減益・顧客の在庫過多や生産調整の不透明な状況が継続中。 上半期の一部顧客需要に支えられ増収となったが、高利益製品の販売伸び悩みや在庫調整にともなう工場稼働率の低下などの影響を受け減益。 これらの結果、当セグメント全体の売上高は21,977百万円(前年同期比 446百万円減、同 2.0%減)、営業利益は1,858百万円(前年同期比 380百万円増、同 25.7%増)となりました。 また資産は、前連結会計年度の39,079百万円から14,184百万円増の53,264百万円となりました。 「ボトリングセグメント」・すべての製造ライン(常温無菌充填製造ライン、ホットパック充填製造ライン、缶製造ライン)の受注、稼働が堅調に推移したが、第1四半期における減販の影響はカバーし切れず減収。 一方、コスト削減等の取り組みにより増益。 この結果、当セグメント全体の売上高は4,480百万円(前年同期比 44百万円減、同 1.0%減)、営業利益は378百万円(前年同期比 33百万円増、同 9.6%増)となりました。 また資産は、前連結会計年度の4,215百万円から3,024百万円増の7,240百万円となりました。 「金属加工セグメント」・耐熱炉内用金物のアンカーおよび集じん機用リテーナは、製鉄所やセメント工場、ゴミ処理施設などの定期 修繕に伴う更新需要に支えられたが、下半期は案件の一巡等により減収。 一方、価格適正化の進展等により 利益性が改善し増益。 ・各種金属スプリングおよびプレス品は、建設機械関連顧客の減産の影響を受けたが、自動車関連顧客の回復と適正価格維持や生産性向上などの取り組みにより、増収増益。 これらの結果、当セグメント全体の売上高は7,303百万円(前年同期比 73百万円増、同 1.0%増)、営業利益は602百万円(前年同期比 94百万円増、同 18.6%増)となりました。 また資産は、前連結会計年度の5,542百万円から291百万円増の5,834百万円となりました。 「エンジニアリングサービスセグメント」・建築・設備工事は、建築工事の内部案件が増えた影響により増収。 一方、建築工事等の競争環境の激化により 減益。 ・塗料販売・塗装業務は、塗料販売は堅調の一方、建設機械向け需要の低迷により塗装業務の取り扱い件数が 減り、減収減益。 ・構造設計は、耐震補強設計などの需要は堅調に推移したが、一部詳細設計案件の会計処理の影響を受け、売上高は横ばい。 また、一般管理費の増加により減益。 これらの結果、当セグメント全体の売上高は5,251百万円(前年同期比 840百万円増、同19.0%増 )、営業利益は795百万円(前年同期比 27百万円減、同 3.3%減)となりました。 また資産は、前連結会計年度の5,221百万円から77百万円減の5,144百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金調達については安定的な事業運営を行うため、資本効率を高めつつ事業運営に必要な 流動性と多様な調達手段を確保することとしています。 (契約債務) 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円)契約債務合計1年以内1年超3年以内3年超5年以内5年超短期借入金3,5003,500---長期借入金605257174173-リース債務6991715198- (財務政策) 当社グループは、営業活動から得られる自己資金、銀行等金融機関からの借入、増資などを資金の源泉としております。 また、当社及び国内連結子会社間でキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しており、各社の余剰資金を当社へ集中して一元管理を行うことで、資金の流動性の確保と資金効率の最適化に努めております。 設備投資やM&Aなどに伴う長期的な資金需要については、資金需要が見込まれる時点で、内部留保に加え、金融機関からの長期借入(原則として5年以内)などを活用して対応しております。 また、運転資金など短期の資金需要については、自己資金及び短期借入を充当しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 これらの連結財務諸表の作成にあたり、開示すべき財政状態および経営成績の報告数値に影響を与える見積りや仮定設定を行わなければなりませんが、当社経営陣は、固定資産の減損会計、各種引当金の見積り計算、棚卸資産の評価、繰延税金資産の回収可能性等に関して継続してその妥当性の評価を行い、過去の実績や状況に基づき合理的な判断を行っております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 |
| 研究開発活動 | 6【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発費の総額は800百万円となりました。 群馬研究所・赤城研究所・長野研究所の3研究所体制へと一新し、各研究所でより専門的な研究開発を行う体制となりました。 これにより、各研究所が相互に研究開発および技術を高め合い研鑽することで、より高次な研究開発を行える体制となりました。 加えて、研究開発本部内に研究企画室を設立することで各研究所と連携し、研究開発業務の効率化を図りました。 営業部門や工場技術部門、その他関連部門と連携し研究開発業務の効率化を図ることにより、製品の早期上市と新事業の創出を目指しています。 当連結会計年度における研究開発活動の状況については以下のとおりです。 化学品セグメント:800百万円当セグメントでは、群馬研究所で電極関連部材やコンデンサ関連材料、次世代機能性色素材料の研究開発を行いました。 長野研究所ではカスタマイズウェーハの製品開発や、将来の通信高速化・省電力化に貢献するような半導体製品の研究開発を行いました。 また、赤城研究所では宇宙・防衛分野向け固体推進薬の開発を、顧客と共同で進めています。 (中期経営計画「Challenge2027」より事業ポートフォリオにおける研究開発の考え方を抜粋) |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資については、化学品事業部門での試験設備をはじめ、全体で5,707百万円の設備投資を実施しました。 なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載しております。 セグメント別に示すと、次のとおりであります。 化学品セグメント 当事業部門では固体推進薬の製造設備および受託評価分野の試験設備を中心に、5,023百万円の設備投資を行いました。 ボトリングセグメント 当事業部門では製造設備を中心に、363百万円の設備投資を行いました。 金属加工セグメント 当事業部門では大型プレス機導入および基幹システムの開発を中心に、393百万円の設備投資を行いました。 エンジニアリングサービスセグメント 当事業部門では、富士商事㈱本社建替えを中心に、208百万円の設備投資を行いました。 また、上記以外にセグメント間取引消去等があります。 (注)所要資金については、自己資金、増資資金および金融機関からの借入等により調達いたしました。 |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 (1)提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計本社(東京都中央区)(注)3,4化学品その他設備49--22779126〔1〕賃貸不動産(神奈川県横浜市旭区・保土ヶ谷区) (注)5化学品賃貸不動産設備1,092-265(26,478)--1,357-群馬工場(群馬県渋川市)(注)3,6化学品工業薬品農薬電子材料プラント製造設備3,9112,042133(179,847)5161,2127,816168〔10〕赤城工場(群馬県渋川市)(注)3化学品爆薬信号用火工品製造設備2,1343483,839(273,497)721,4787,872110〔3〕ボトリング工場(群馬県渋川市)(注)7化学品清涼飲料製造設備1,4801757(84,180)-01,555-研削材工場(滋賀県犬上郡甲良町)(注)3,8化学品砥材製造設備2992363(20,013)-1768110長野工場(長野県佐久市)(注)3,9化学品シリコンウェーハ製造設備---(12,653)-101091〔3〕 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計ジェーシーボトリング㈱渋川工場(群馬県渋川市)(注)2,3ボトリング清涼飲料製造設備287654-〔82,269〕-2121,154125〔12〕東洋発條工業㈱石岡工場(茨城県小美玉市)(注)3金属加工ばね・座金製造設備140218164(18,738)164959056〔8〕 柏原工場(茨城県石岡市)(注)3金属加工ばね・座金製造設備126122184(10,501)-16559824〔8〕 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及び建設仮勘定の合計であります。 2.土地の面積の〔 〕は賃借している土地の面積を外書きしております。 3.従業員数の〔 〕は臨時従業員数を外書きしております。 4.建物を賃借しており、年間賃借料は182百万円であります。 5.土地及び建物は全て㈱ハーフ・センチュリー・モアに貸与しております。 6.貸与中の土地0百万円(542㎡)、建物及び構築物22百万円、その他0百万円を含んでおり、子会社である カーリット産業㈱に貸与しております。 7.土地及び建物等は東洋製罐㈱及び提出会社の子会社であるジェーシーボトリング㈱に貸与しております。 8.貸与中の土地59百万円(3,305㎡)、建物77百万円を含んでおり、提出会社の子会社である富士商事㈱に貸与しております。 9.帳簿価額は、減損損失計上後の金額であります。 なお、減損損失の内容については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結損益計算書関係)」に記載のとおりであります。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 (1)重要な設備の新設等会社名事業所名所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手完了完成後の増加能力等総額(百万円)既支払額(百万円)㈱カーリット東京都中央区化学品基幹システム975694自己資金及び借入金2023年7月2027年3月(注)群馬県渋川市化成品関連製造設備1,129332自己資金及び借入金2025年5月2026年12月生産能力の増強化成品関連製造設備2,193-自己資金及び借入金2026年10月2028年3月品質及び安全性の向上固体推進薬製造設備7,9271,292自己資金及び借入金2025年4月2028年3月生産能力の増強ジェーシーボトリング㈱群馬県渋川市ボトリング清涼飲料製造設備4,231195自己資金、借入金及び補助金2026年4月2026年10月環境負荷軽減(注)基幹システムの完成後の増加能力については、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。 (2)重要な設備の除却等 該当事項はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 800,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 208,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 42 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 16 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,864,529 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、投資株式について、株式価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的の投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である特定投資株式に区分しております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有目的及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、毎期、個別の政策保有株式について、保有の目的や原材料の調達や製品の販売、金員の借り入れなど、各株式の保有に伴う具体的な便益と、資本コスト等の対比等を取締役会で検証し、保有合理性が認められた株式のみを保有しております。 取締役会における検証の結果、保有合理性が認められないと判断した株式については、株式保有先と協議のうえ、株式市場の動向を見ながら売却し縮減を行います。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式678非上場株式以外の株式87,013 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式10取引先持株会による定期的株式購入 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式174,954 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)日油㈱950,484950,484(保有目的)主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有(定量的な保有効果)(注1)有2,9471,919㈱みずほフィナンシャルグループ298,783298,783(保有目的)主要金融機関として円滑な取引を行うため保有(定量的な保有効果)(注1)無(注4)1,8181,210長瀬産業㈱(注2)216,908216,908(保有目的)主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有(定量的な保有効果)(注1)有1,002575丸紅㈱151,354151,354(保有目的)主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有(定量的な保有効果)(注1)無(注5)850360松井建設㈱180,000216,000(保有目的)取引関係の開拓・強化を目的として保有(定量的な保有効果)(注1)有285192保土谷化学工業㈱(注3)27,20013,600(保有目的)主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有(定量的な保有効果)(注1)有6742細谷火工(株)22,43022,092(保有目的)主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有(株式数が増加した理由)取引先持株会による定期的株式購入(定量的な保有効果)(注1)無3023北越コーポレーション㈱13,33613,336(保有目的)主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有(定量的な保有効果)(注1)有1216㈱大阪ソーダ-903,500主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-1,467 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)大塚ホールディングス(株)-64,000主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-496片倉工業㈱-184,000取引関係の開拓・強化を目的として保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 有-406関東電化工業㈱-400,000地域における主要な関係先であり、関係性の維持・強化を目的として保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-347㈱ミツウロコグループホールディングス-150,000取引関係の開拓・強化を目的として保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-268東洋製罐グループホールディングス㈱-72,300主にボトリング事業部門の原材料の購入、賃貸事業の円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 有-176太平洋セメント㈱-43,716主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-170㈱フジミインコーポレーテッド-51,892主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-98東亜建設工業㈱-55,200主にエンジニアリングサービス事業部門の塗料販売にて円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 有-71日鉄鉱業㈱-9,072主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-59 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)ダイニック㈱-72,400主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 有-54大王製紙㈱-32,770主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-26王子ホールディングス㈱-39,930主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-25栗田工業㈱-1,100主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-5トレックス・セミコンダクター(株)-4,028主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-4㈱伊藤園-400主にボトリング事業部門の原材料の購入、賃貸事業の円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-1㈱伊藤園 (優先株式)-120主にボトリング事業部門の原材料の購入、賃貸事業の円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 無-0(注)1.当社は定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法を記載いたします。 当社は毎期、個別の政策保有株式について、年度末現在を基準とした保有の目的、便益と資本コスト対比等を取締役会で検証しており、現状保有する政策保有株式はいずれも合理性が認められた株式であることを確認しております。 2.長瀬産業㈱は2026年4月1日付で株式分割(分割比率1:4)により、株式数は867,632株になりました。 3.保土谷化学工業㈱は2025年4月1日付で株式分割(分割比率1:2)により、株式数は27,200株になりました。 4.㈱みずほフィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱みずほ銀行の退職給付信託口として㈱日本カストディ銀行が当社株式を保有しております。 5.丸紅㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社退職給付信託口として㈱日本カストディ銀行が当社株式を保有しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 17 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 6 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 78,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 8 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 7,013,000,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 0 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 4,954,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 13,336 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 12,000,000 |
| 株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 取引先持株会による定期的株式購入 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | ㈱伊藤園 (優先株式) |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 主に化学品事業部門の製品の販売、原材料の購入等円滑な取引を行うために保有しておりましたが、当社の政策保有株式の保有方針に基づき株式を売却いたしました。 |