財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-25 |
| 英訳名、表紙 | HAKUHODO DY HOLDINGS INCORPORATED |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 西 山 泰 央 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都港区赤坂五丁目3番1号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03 (6441) 6247 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 提出会社は、2003年10月1日、株式会社博報堂、株式会社大広及び株式会社読売広告社の経営統合にあたり、これら3社の株式移転による共同持株会社として東京都港区に設立されました。 2003年10月株式会社博報堂、株式会社大広及び株式会社読売広告社の3社の経営統合にあたり、共同持株会社として株式会社博報堂DYホールディングス(資本金10,000百万円)を設立。 2003年12月株式会社博報堂、株式会社大広及び株式会社読売広告社の3社のメディア・コンテンツ関連組織を分割型新設分割の手法により分社・統合し、100%子会社として株式会社博報堂DYメディアパートナーズを設立。 2005年2月株式会社東京証券取引所第一部に株式を上場。 2008年3月本社を東京都港区東新橋から東京都港区赤坂に移転。 2009年2月株式会社博報堂がデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社の第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化。 2016年10月デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と株式会社アイレップが株式移転によりD.A.コンソーシアムホールディングス株式会社(現 株式会社Hakuhodo DY ONE)を設立。 2018年10月D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社(現 株式会社Hakuhodo DY ONE)の株式を公開買付けにより取得し、同社を完全子会社化。 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行。 2025年4月株式会社博報堂を承継会社とし、株式会社博報堂DYメディアパートナーズを分割会社とする吸収分割を実施。 2025年4月デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と株式会社アイレップは、株式会社Hakuhodo DY ONEを存続会社とした吸収合併により消滅。 2025年12月株式会社デジタルホールディングスの株式を公開買付け等により取得し、同社を子会社化。 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社(持株会社)の他、子会社385社及び関連会社66社により構成されており、マーケティングサービス企業集団として顧客に対する統合マーケティングソリューションの提供を主たる業務としております。 具体的には、広告事業会社である㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト㈱及び㈱オプト並びに戦略事業組織であるkyuを中心に、顧客企業のマーケティング戦略・マーケティングに関する各種計画の立案に始まり、国内外の新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・インターネット・屋外広告等の広告媒体取扱や広告制作、コンサルティング、リサーチ、セールスプロモーション、パブリックリレーションズ、イベント実施等の専門マーケティングサービスの提供を国内外において実施しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 重要な子会社である、㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱博報堂プロダクツ、㈱セレブリックス、㈱東北博報堂、㈱新潟博報堂、㈱静岡博報堂、㈱中国四国博報堂、㈱北海道博報堂、㈱北陸博報堂、㈱TBWA\HAKUHODO、㈱博報堂DYスポーツマーケティング、㈱Hakuhodo DY ONE、㈱中央アド新社、㈱博報堂コンサルティング、㈱博報堂キャスティング&エンタテインメント、㈱博報堂Gravity、㈱オズマピーアール、㈱バックスグループ、㈱カラック、㈱ディー・ブレーン、㈱ジェーピーディーエイチ、㈱OMD HAKUHODO、㈱九州博報堂、㈱博報堂アイ・スタジオ、㈱読広クロスコム、㈱大広WEDO、㈱ディー・クリエイト、㈱大広九州、㈱博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、㈱デジタルホールディングス、㈱オプト、㈱博報堂テクノロジーズ、㈱博報堂DYコーポレートイニシアティブ、ソウルドアウト㈱、SO Technologies㈱、ENND PARTNERS㈱は国内の各地域を拠点として、DAC ASIA PTE.LTD.、省广博報堂整合営銷有限公司、北京代博広告有限公司、広東省広代博広告営銷有限公司、Hakuhodo Taipei Investment Inc.、Hakuhodo(Bangkok) Co., Ltd.、Hakuhodo First Co., Ltd.、AdGlobal360 India Pvt. Ltd.、Square Communications Joint Stock Company、Hakuhodo Integrated Communications Group、Hakuhodo & Saigon Advertising Co., Ltd.、KYU Investment Incorporated、SYPartners LLC、Sid Lee Inc、IDEO LLC、Kepler Group LLC、Godfrey Dadich Partners LLC、Lexington Communications Limited、Public Digital Holdings Limitedは海外の地域を拠点として広告事業を行っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容所有割合(%)被所有割合(%)(連結子会社)㈱博報堂 (注) 2、4東京都港区35,848広告業100.00―経営指導資金貸借関係役員の兼任㈱大広 (注) 2大阪府大阪市2,800広告業その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係㈱読売広告社 (注) 2東京都港区1,458広告業その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係役員の兼任㈱北海道博報堂北海道札幌市350広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱東北博報堂宮城県仙台市350広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱新潟博報堂新潟県新潟市350広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱北陸博報堂石川県金沢市350広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱静岡博報堂静岡県静岡市350広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱中国四国博報堂広島県広島市450広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱九州博報堂福岡県福岡市60広告業80.00(80.00)―資金貸借関係㈱TBWA\HAKUHODO東京都港区50広告業60.00(60.00)―資金貸借関係㈱OMD HAKUHODO東京都港区50広告業100.00(100.00)― ㈱中央アド新社東京都中央区30広告業85.10(85.10)―資金貸借関係㈱博報堂プロダクツ東京都江東区100広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱博報堂キャスティング&エンタテインメント東京都千代田区100広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱博報堂Gravity東京都中央区60広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱オズマピーアール東京都千代田区20広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱博報堂アイ・スタジオ東京都千代田区260広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱大広WEDO大阪府大阪市100広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱大広九州福岡県福岡市80広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱読広クロスコム東京都港区40広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱セレブリックス東京都江東区100広告業100.00(100.00)― 日本トータルテレマーケティング㈱東京都渋谷区100広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱バックスグループ東京都豊島区423広告業100.00(100.00)― ㈱ディー・ブレーン東京都港区37広告業99.00(99.00)―資金貸借関係㈱ジェーピーディーエイチ東京都港区50広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱ディー・クリエイト東京都港区50広告業100.00(100.00)― ㈱Hakuhodo DY ONE東京都港区100広告業100.00―資金貸借関係㈱カラック東京都港区100広告業100.00(100.00)― ㈱デジタルホールディングス (注) 2東京都千代田区8,858広告業100.00― ㈱オプト東京都千代田区100広告業100.00(100.00)― ソウルドアウト㈱東京都文京区100広告業100.00―資金貸借関係役員の兼任㈱博報堂コンサルティング東京都千代田区100広告業100.00(100.00)― ENND PARTNERS㈱東京都港区100広告業100.00―資金貸借関係SO Technologies㈱東京都文京区45広告業100.00(100.00)― 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容所有割合(%)被所有割合(%)㈱博報堂DYスポーツマーケティング東京都港区136広告業100.00(100.00)―資金貸借関係㈱博報堂DYミュージック&ピクチャーズ東京都港区100広告業100.00(100.00)―資金貸借関係HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合 (注)2東京都港区6,600その他の事業100.00(0.76)― HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND2号 投資事業有限責任組合 (注)2東京都港区2,760その他の事業100.00(1.09)― 省广博報堂整合営銷有限公司(注)1中国 広州千CNY6,000広告業50.00(50.00)― 北京代博広告有限公司中国 北京千CNY10,000広告業90.00(90.00)― 広東省広代博広告営銷有限公司(注)1中国 広州千CNY7,000広告業50.00(50.00)― Hakuhodo Taipei Investment Inc.(注)2台湾 台北千TWD2,498,600広告業100.00(100.00)― Hakuhodo(Bangkok) Co., Ltd.タイ バンコク千THB12,000広告業100.00(100.00)― Hakuhodo First Co.,Ltd.タイ バンコク千THB10,000広告業90.00(90.00)― Hakuhodo Integrated Communications Group Pte. Ltd.シンガポール千SGD600広告業100.00(100.00)― DAC ASIA PTE. LTD. (注)2シンガポール千SGD25,602広告業100.00(100.00)― Square Communications Joint Stock Companyベトナム ホーチミン千VND55,000,000広告業50.99(50.99)― Hakuhodo & Saigon Advertising Co., Ltd.ベトナム ホーチミン千VND16,687,605広告業65.00(65.00)― AdGlobal360 India Pvt. Ltd.インド グルガーオン千INR-広告業100.00(100.00)― kyu Investment Inc.米国 ニューヨーク千USD0その他の事業100.00―資金貸借関係SYPartners LLC米国 ニューヨーク千USD―広告業100.00(100.00)― Kepler Group LLC米国 ニューヨーク千USD11,838広告業100.00(100.00)― Godfrey Dadich Partners LLC米国 サンフランシスコ千USD16,500広告業100.00(100.00)― IDEO LLC米国 カリフォルニア千USD1,116広告業100.00(100.00)― Sid Lee Inc.カナダ ケベック千CAD12,917広告業100.00(100.00)― Lexington CommunicationsLimitedイギリス ロンドン千GBP―広告業100.00(100.00)― Public Digital Limitedイギリス ロンドン千GBP0広告業70.00(70.00)― ㈱博報堂テクノロジーズ(注)2東京都港区100その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係㈱博報堂DYコーポレートイニシアティブ(注)2東京都港区100その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係役員の兼任㈱博報堂DYトータルサポート東京都千代田区78その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係㈱博報堂DYキャプコ東京都港区80その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係㈱博報堂DYアイ・オー東京都江東区50その他の事業100.00―経営指導資金貸借関係その他 388社 (注) 1 持分は50%以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。 2 特定子会社であります。 3 「議決権の所有(被所有)割合」欄の( )内は子会社による間接所有の割合で内数であります。 4 ㈱博報堂については、収益(連結会社相互間の内部収益を除く)の連結収益に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等は、以下のとおりであります。 ㈱博報堂(百万円) ① 収益 376,728 ② 経常利益 29,737 ③ 当期純利益 24,669 ④ 純資産額 226,408 ⑤ 総資産額 569,965 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ①連結会社の状況2026年3月31日現在 従業員数(名)連結会社合計28,921(11,878) (注) 1 当社グループは、総合広告会社として広告主等に対するマーケティング・コミュニケーションサービス全般の提供を主として営む単一セグメントであるため、グループ全体での従業員数を記載しております。 2 従業員数は就業人員数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 ②提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)14442.513.011,6837.0(10) (注) 1 従業員数は就業人員数であります。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 4 当社従業員は、株式会社博報堂、株式会社大広、株式会社読売広告社及び株式会社大広WEDOからの出向者であり、平均勤続年数は各社での勤続年数を通算しております。 ③最大人員会社の状況ア 当事業年度における従業員数が最も多い会社㈱博報堂2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)4,58040.112.410,9903.2(554) (注) 1 出向者については、出向元の従業員として集計しております。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 4 2025年4月1日付で㈱博報堂DYメディアパートナーズの事業を㈱博報堂が承継する会社分割を実施したため、平均年間給与の対前事業年度増減率の算定基準となる前事業年度の平均年間給与につきましては、㈱博報堂と㈱博報堂DYメディアパートナーズの数値を合算して算出しております。 イ 上記アの会社の次に従業員数が多い会社㈱Hakuhodo DY ONE2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,69032.45.95,8292.5(18) (注) 1 出向者については、出向元の従業員として集計しております。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 4 2025年4月1日付でデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム㈱と㈱アイレップは、㈱Hakuhodo DY ONEを存続会社とする吸収合併を実施したため、平均年間給与の対前事業年度増減率の算定基準となる前事業年度の平均年間給与につきましては、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム㈱と㈱アイレップの数値を合算して算出しております。 ④従業員組合の状況提出会社の従業員は株式会社博報堂、株式会社大広、株式会社読売広告社、株式会社大広WEDOからの出向者であるため、従業員組合は組織されておりません。 また、国内外の連結子会社11社には、各社従業員組合が組織されており、組合員数は2,436人であります。 なお、労使関係は良好で、特記すべき事項はありません。 ⑤管理職に占める女性従業員の割合、男性従業員の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の差異当事業年度名称管理職に占める女性従業員の割合(%)(注1)男性従業員の育児休業取得率(%)(注4)従業員の男女の賃金の差異(%)(注1)全従業員(男性)正規雇用従業員(男性)パート・有期従業員(男性)算出方法注2・3から選択全従業員正規雇用従業員パート・有期従業員㈱博報堂9.5100.0100.850.0372.373.583.9㈱大広10.0161.5161.5*371.972.069.2㈱読売広告社9.9100.0100.0*376.078.894.1㈱Hakuhodo DY ONE27.281.881.8*374.474.0112.3ソウルドアウト㈱16.3100.0100.0*374.379.189.0㈱オプト20.7100.0100.0*376.276.293.2㈱博報堂プロダクツ19.857.760.00.0382.080.2100.0㈱TBWA\HAKUHODO21.7100.0100.0*273.672.1126.6㈱大広WEDO33.3***279.880.375.0アイビーシステム㈱ (注5)22.2100.0100.0*265.687.188.9㈱アド・プロ77.1***384.072.170.6㈱セレブリックス21.278.978.9*286.987.485.8日本トータルテレマーケティング㈱23.066.750.0100.0261.177.083.0㈱エクスペリエンスD0.0100.0*100.0362.572.167.0㈱バックスグループ14.6100.0100.0100.0259.167.966.5㈱博報堂アイ・スタジオ16.7100.0100.0*379.979.8102.2㈱九州博報堂9.150.066.70.0264.568.772.8㈱博報堂DYトータルサポート40.6100.0100.0*275.474.1103.8㈱博報堂DYアイ・オー79.2100.0100.0*399.6105.860.2㈱アイヴィジット35.3150.0200.0100.0267.992.777.4㈱スパイスボックス (注6)0.050.050.0*360.261.7528.0㈱博報堂Gravity20.033.333.3*272.171.971.1㈱オズマピーアール34.583.383.3*376.276.4104.7㈱エッジ・インターナショナル39.3100.0100.0*380.478.395.1データスタジアム㈱9.1100.0100.0*289.882.893.2㈱読広クロスコム12.5***275.674.666.3㈱博報堂テクノロジーズ (注7)10.086.786.7*382.483.219.8㈱博報堂コネクト21.150.050.0*252.582.971.0 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 また、出向者については、出向元の従業員として集計しております。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 また、出向者については、出向元の従業員として集計しております。 3 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。 また、出向者については、出向元の従業員として集計しております。 4 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、算出したものであります。 5 アイビーシステム㈱の「男女の賃金差異」においては、短時間従業員が含まれるパート・有期従業員について、フルタイム従業員の所定労働時間に換算した人員数をもとに算出を行っております。 6 ㈱スパイスボックスの「男女の賃金差異」の「パート・有期従業員」においては、女性は賃金が比較的高い契約社員とアルバイトで構成されているのに対し、男性はアルバイトのみで構成されているため、数値が大きな水準となっております。 7 ㈱博報堂テクノロジーズの「男女の賃金差異」の「パート・有期従業員」においては、男性は高い報酬水準にある職種であるため、賃金差異が大きく算出されております。 8 集計対象となる従業員がいないため、「*」としております。 ⑥女性従業員の育児休業取得率、採用した従業員に占める女性従業員の割合、従業員に占める女性従業員の割合及び役員に占める女性の割合当事業年度名称女性従業員の育児休業取得率(%)(注1)採用した従業員に占める女性従業員の割合(注4)従業員に占める女性従業員の割合(注4)役員に占める女性の割合全従業員(女性)正規雇用従業員(女性)パート・有期従業員(女性)算出方法注2・3から選択㈱博報堂106.8101.8200.0338.732.27.3㈱大広270.0260.0*359.242.65.9㈱読売広告社100.0100.0*346.535.712.5㈱Hakuhodo DY ONE98.298.2100.0352.853.80.0ソウルドアウト㈱100.0100.0100.0340.042.74.2㈱オプト100.0100.0*340.845.79.5㈱博報堂プロダクツ104.5100.0*353.441.70.0㈱TBWA\HAKUHODO100.0100.0*256.852.00.0㈱大広WEDO200.0200.0*242.949.60.0アイビーシステム㈱100.0100.0100.0250.080.40.0㈱アド・プロ110.7110.7*394.591.50.0㈱セレブリックス111.1111.5100.0252.348.30.0日本トータルテレマーケティング㈱121.7133.3117.6278.377.10.0㈱エクスペリエンスD100.0*100.0377.858.70.0㈱バックスグループ100.0100.0100.0252.567.30.0㈱博報堂アイ・スタジオ233.3233.3*355.642.80.0㈱九州博報堂100.0100.0*266.737.40.0㈱博報堂DYトータルサポート120.0120.0*2100.083.50.0㈱博報堂DYアイ・オー100.0100.0*370.666.757.1㈱アイヴィジット240.0*120.0262.576.30.0㈱スパイスボックス100.0100.0*378.158.40.0㈱博報堂Gravity133.3133.3*284.653.70.0㈱オズマピーアール100.0100.0*367.459.150.0㈱エッジ・インターナショナル100.0100.0*362.561.78.3データスタジアム㈱***220.712.40.0㈱読広クロスコム***250.037.80.0㈱博報堂テクノロジーズ100.0100.0*310.116.20.0㈱博報堂コネクト0.0*0.0283.772.612.5 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 また、出向者については、出向元の従業員として集計しております。 3 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。 また、出向者については、出向元の従業員として集計しております。 4 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき、算出したものであります。 5 集計対象となる従業員がいないため、「*」としております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループを取り巻くビジネス環境は大きな変革期を迎えております。 生活者があらゆるものの中心となる、「生活者主導社会TM」が本格的に到来したことに加え、生活者や企業の行動においてサステナビリティが重要なファクターとなりつつあります。 また、AIなど先端テクノロジーやデジタルインフラの充実により産業構造が変化すると同時に、テクノロジーによる人の能力や可能性の拡張が進行しています。 こうした中、顧客企業のニーズは従来の広告・マーケティング領域にとどまらず、ビジネスモデルの変革や顧客接点の質的向上へと大きく広がっています。 この劇的な環境変化を背景に、当社グループは「広告会社」というオリジン(原点)を超え、より広範な価値を提供する企業体へと事業構造を転換する方針です。 不確実性の高い時代においてグループ全体の変革を推し進めるには、すべての判断や動機づけの根幹となる「存在意義」の明確化が不可欠です。 そこで、グローバルな視座に基づく当社グループ共通の価値観として、グローバルパーパス「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする Aspirations Unleashed」を策定しました。 このグローバルパーパスを全ての企業活動の起点に据え、当社グループのクリエイティビティをエッジに、生活者・企業・社会をつなぎ、新たな関係価値を生み出すことで、広告会社グループから「クリエイティビティ・プラットフォーム」となることを目指します。 (1) 中期基本戦略当社グループが新たな関係価値を生み出す事業領域として、「マーケティング」「コンサルティング」「テクノロジー」「コンテンツ」「インキュベーション」「グローバル」の6つの事業領域を設定しました。 各領域が独自のビジネスモデルで収益を拡大させるだけでなく、領域間の有機的な連携を深めることで、さらなる成長と事業基盤の安定化を図る方針です。 現中期経営計画期間(2025年3月期~2027年3月期)を収益性の改善と成長オプションを創造する期間と位置づけ、マーケティングビジネスの構造改革と新たな成長機会の開発を強力に推し進めます。 その上で、2032年3月期をターゲットに、これら6領域の確立と相互連携を完成させ、グループ全体の利益構造を抜本的に変革してまいります。 この基本戦略に基づき、以下に掲げる3つの取り組みを進めます。 (2) 収益性の改善と成長オプションの創造・マーケティングビジネスの構造変革統合マーケティングへのニーズが高度化・複雑化する中、事業会社間の連携強化と収益モデルの多様化を進め、グループとして最適なサービス提供体制を構築しています。 特に成長著しいデジタルおよびコマース領域を強化し、事業規模のさらなる拡大を実現します。 このグループ連携を一段と加速させるため、持株会社直轄の「グループアカウント戦略室」を中核に、グループ各社の専門性をシームレスに融合させ、リソース配置の最適化による効率化と生産性の向上を推進します。 成長を続けるデジタルマーケティング領域において、㈱Hakuhodo DY ONEにおける事業統合効果によって持続的な収益改善の体制が整いました。 あわせて、連結子会社となった㈱デジタルホールディングスとの連携により、クロスセル提案を加速させ、成長領域における市場シェアを拡大してまいります。 また、数万人規模の生活者データを学習させた独自AI「バーチャル生活者」をはじめとする自社開発のテクノロジーやソリューションの実装を進めてまいります。 高度な分析に基づく戦略立案を武器に、大型競合案件における勝率を高めると同時に、業務の高度化による付加価値向上を実現しています。 これら一連の取り組みを通じ、ブランド構築から顧客獲得までを一気通貫で支援する「フルファネル対応力」をグループ全体で提供する体制へ進化させてまいります。 事業会社間の連携をさらに深め、収益モデルを多様化させることで、売上総利益の持続的成長と高収益体制の両立を確固たるものにしてまいります。 ・新たな成長オプションの創造当中期経営計画の3カ年の間、「コンサルティング」「テクノロジー」「コンテンツ」「インキュベーション」の各事業領域に対し積極的な投資を行い、事業基盤を構築することで、グループの収益の柱として育成しています。 コンサルティングビジネスにおいて、戦略コンサルティングを起点に、経営課題のレイヤーから顧客に深く入り込むことで、大規模な統合マーケティング案件へと繋げる収益拡大モデルなど、グループ連携をてこにした収益力強化を進めています。 コンテンツビジネスでは、自社IPを活用したストック型ビジネスの拡張を推進しています。 音楽領域では、アーティストのグッズ・チケット販売などを担う新会社「㈱Chapter-I(チャプター・アイ)」を設立したほか、スポーツ領域では日米トップアスリートを対象としたマネジメント会社を取得し、「HAKUHODO Athlete Solution Inc.」として本格稼働させており、新たな収益基盤の構築を着実に進めています。 これらの新たな成長オプションの創造をさらに加速させるため、コンテンツビジネスおよびインキュベーションビジネスの推進機能を持株会社に集約しました。 これにより、経営陣による投資判断の迅速化と、グループ全体での事業運営機能の強化を図り、新規領域における投資対効果の最大化を目指します。 ・グローバルビジネスのリモデル海外に拠点を置くグループ各社が、それぞれ個別戦略の推進とサービス提供エリアの拡張を遂行すると同時に、グループ内連携を強化します。 戦略事業組織kyuの持つ専門性・先進性と、博報堂の生活者発想をかけあわせることで、デジタルマーケティング領域を中心に収益力を強化します。 加えて、M&Aによる非連続な成長機会の探索を継続します。 戦略事業組織であるkyuにおいて経営体制を刷新し、収益性の改善を最優先課題として取り組んでいます。 各社に分散していた管理機能のシェアードサービス化やグループ内でのリソース共有を強力に推進し、経営効率の向上を図ります。 成長市場であるASEAN地域においては、㈱博報堂と㈱Hakuhodo DY ONEの一体運営を開始しました。 両社のノウハウを融合させることで、顧客提供価値の最大化を追求するとともに、オペレーションコストの最適化を徹底しています。 これらの抜本的な体制刷新とコスト構造の改革を通じて、確固たる利益体質へと転換するとともに、売上総利益の持続的な拡大を実現してまいります。 (3) グループ経営基盤の強化前中期経営計画期間に設立した、㈱博報堂テクノロジーズ、㈱博報堂DYコーポレートイニシアティブの2社をはじめとしたグループ共通基盤の強化を継続することで、グループとしての競争力の強化と効率化を図ります。 (4) サステナビリティ経営の推進当社グループは、人を中心としたサステナブルな経営により社会への価値創出を目指します。 社員、株主、取引先、メディア、コンテンツホルダー、各種団体をはじめとするマルチステークホルダーとの適切な協働に取り組み、生活者一人ひとりが、自分らしく、いきいきと生きていける社会の実現を目指しています。 サステナビリティ経営の進捗に関しては、環境及びジェンダー平等に対する目標値を設定し各種取り組みを進めております。 環境課題については、2050年度のカーボンニュートラルを目標としており、中間指標として2030年度のスコープ1+2の排出量を2023年度(2024年3月期)比で50%削減する目標を設定しております。 また、ジェンダー平等については、2030年度までに管理職の女性比率30%の達成を目指しています。 2026年3月期は、安定的な調達(QCDの確保)、社会的責任(人権・環境)の遂行、法令順守とリスク管理体制の確立を目的に、調達基本方針・調達ガイドラインを策定するなど、各種取り組みを行いました。 ESG各領域でサステナビリティ経営を推進すると同時に、社会課題に対応する人材の育成を行い、生活者の想いがあふれ、いきいきと活躍できる社会の実現を目指します。 (5) 中期経営計画における目標当社グループは、2025年3月期から2027年3月期までの3カ年を収益性の改善と成長オプションを創造する期間と位置付けており、「成長性の維持・向上」「収益力の強化」を踏まえた計画値としました。 新たな中期経営目標は、以下のとおりです。 調整後のれん償却前営業利益年平均成長率(注1):+10%以上調整後売上総利益年平均成長率(注2):+5%以上調整後のれん償却前オペレーティング・マージン(注3):13%以上のれん償却前ROE(注4):10%以上 (注1)調整後のれん償却前営業利益年平均成長率とは、メルカリ株売却益を除いた主力事業における企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される連結営業利益をもとに、2024年3月期の実績を基準とした、2025年3月期の実績から2027年3月期までの3年間の年平均成長率のこと。 (注2)調整後売上総利益年平均成長率とは、メルカリ株売却益を除いた主力事業における連結売上総利益をもとに、2024年3月期の実績を基準とした、2025年3月期の実績から2027年3月期までの3年間の年平均成長率のこと。 (注3)調整後のれん償却前オペレーティング・マージン=調整後のれん償却前営業利益÷調整後連結売上総利益(注4)企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本(期首・期末平均) 上記に掲げた中期経営目標の達成に向け、掲げた中期基本戦略に則り、グループの変革を着実に進め、中長期での大きな成長と、企業価値の向上を目指してまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 (1)サステナビリティ戦略当社グループは、グローバルパーパス「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed」のもと、中期経営計画における重要テーマとして「人を中心としたサステナブルな経営」を掲げ、「生活者の想いがあふれ、いきいきと活躍できる社会の実現」を目指しています。 当社グループにおけるサステナビリティ方針(2024年11月策定)は下図の通りです。 E(環境)領域においては「持続可能な地球環境への貢献」、S(社会)領域においては「多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮」、G(ガバナンス)領域においては「コンプライアンスとインテグリティの追求」をそれぞれ掲げ、自立と連携の考えのもとグループ各社の事業特性や強みを活かし、当社グループらしいサステナビリティを推進します。 PURPOSE 生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed 人を中心としたサステナブルな経営E(環境) 持続可能な地球環境への貢献地球環境との共生に向け企業としての取り組みを果たすとともに、生活者発想と生活者、企業、社会をつなぐ力を活かし、サステナブルな行動変容を実現する。 S(社会) 多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮社員一人ひとりの想いを解放し、専門性や先進性を向上させる生活者発想と共創力によりクリエイティビティを発揮し、生活者、企業、社会の課題を解決する。 G(ガバナンス) コンプライアンスとインテグリティの追求社員一人ひとりが信頼に応える責任と向き合い、自らが持つクリエイティビティを正しく発揮することで、社会へのポジティブなインパクトを生み出す。 ① ガバナンス当社グループでは、社会の大きな変化に対する迅速な対応を強化するとともに、持続可能な企業価値の向上と社会課題の解決を両立すべく、ESGを重視したガバナンス体制を構築しております。 サステナビリティ業務の執行面においては、グループサステナビリティ委員会を設置し、環境及び人権、DE&I、サプライチェーンなどのサステナビリティに関する基本方針、テーマ及び施策案の検討・策定など、当社グループ全体のサステナビリティ推進全般の審議を行っております。 当該委員会は、当社代表取締役社長を委員長、取締役とグループの主要事業会社の代表者を構成員として、半期に1度開催しています。 また、グループの事業会社各社とともに、より実効力を持ったサステナビリティ活動を推進すべく、当該委員会のもとにサステナビリティ推進本部を設立しました。 サステナビリティ推進本部には、グループ各社で任命されたサステナビリティ担当役員とグループ各社のESG推進担当者が参加するサステナビリティ推進本部会と、ESG推進担当者が参加するESG部会において、各テーマの方針・目標・活動についての議論や各社の取組の共有を行っています。 サステナビリティ業務の監督面においては、取締役会が半期に1度当該委員会より活動状況についての報告を受け、当社グループのサステナビリティの状況に関して把握、レビューを行うとともに、重要なテーマに関して決議します。 2025年度においては、人権デュー・ディリジェンスの進捗、責任あるコミュニケーション開発、LGBTQ+関連の取り組みについての把握(2025年9月取締役会)、グループ環境方針策定およびGHG排出量の新目標設定、グループ調達基本方針策定およびガイドライン策定についての決議(2026年2月取締役会)を行いました。 ② 戦略中期経営計画及びサステナビリティ方針の策定にあわせ、当社グループが持続的に成長し、ステークホルダーに価値提供するための重要なテーマとして、重要課題(マテリアリティ)を特定しました。 当社グループの重要課題(マテリアリティ)は、「持続可能な地球環境への貢献」「多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮」「コンプライアンスとインテグリティの追求」の3分野に合計9つの項目が紐づく構成となっています。 そして、これらの取り組みに共通するのが「人を中心としたサステナブルな経営」です。 当社グループの最大の強みである「人」の力を最大限に活かすことで、当社グループらしい価値創造につなげます。 各項目に活動方針及びKPI/モニタリング指標を定めることで実効性を強化し、取り組みを加速しています。 人を中心としたサステナブルな経営重要課題(マテリアリティ)活動方針対外的なコミットメント環境 持続可能な地球環境への貢献気候変動へのアクション・脱炭素に向けた取り組みの推進TCFDコミットメントによるCO2排出量の削減目標サステナブルな行動変容への貢献・サステナビリティの社会実装に向けたビジネスやコレクティブインパクトの推進―社会 多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮専門性と先進性を発揮する人材への投資・育成・環境整備・生活者発想・共創を基盤に、より成果を生み出す人材・組織・アスピレーション起点のキャリアオーナーシップ促進・経営戦略の遂行に向けたケイパビリティの獲得―ウェルビーイングの推進・社員の幸福度を軸とした健康・健全な働き方の推進―DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の推進・あらゆる多様性を強みとする組織への変革・全員活躍社会の実現グループ女性管理職目標2030年30%将来人材や地域コミュニティへの貢献・将来人材育成及び地域発展支援を通じた社会への影響力の発揮―ガバナンス コンプライアンスとインテグリティの追求人権の尊重・人権デュー・ディリジェンスの継続実施と課題改善―コンプライアンス/高い倫理性の堅持・博報堂DYグループ「グループ行動規範及び遵守事項」の浸透・情報セキュリティの確保と実践―マーケティング活動におけるインテグリティ(誠実性)・広告におけるステレオタイプ、人権侵害、ウォッシュ表現の排除― <重要課題(マテリアリティ)の特定ステップ>重要課題(マテリアリティ)の特定は、サステナビリティ推進室を中心に、関連部署及びグループ各社との連携により、4つのステップを経て実施しました。 まずステップ1では、SDGs、GRI・SASB・ISOなどの国際的なガイドライン及び業界動向から、当社グループの事業戦略を踏まえ、社会課題を抽出・リストアップしました。 次にステップ2では、ステップ1で抽出した各課題について、リスク・機会の両面から、「当社グループが受ける財務的なインパクト」及び「当社グループが環境・社会に与えるインパクト」の重要性を総合的に評価し、優先順位付けを行いました。 評価結果は、下図の通りマトリクスにて整理・可視化しています。 その次にステップ3では、ステップ2の評価結果について、ステークホルダー(グループ各社、社外有識者)と妥当性に関しての意見交換を実施、内容をブラッシュアップしました。 最後にステップ4として、グループサステナビリティ委員会における審議・承認の後、取締役会における審議・承認を経てマテリアリティを特定しました。 これらのマテリアリティに紐づく各種指標において、経営レベルでのモニタリング及び定期的な評価を行うことでPDCAを回し、サステナビリティ経営を実践していきます。 ③ リスク管理当社グループでは、サステナビリティに関するリスクと機会を識別、評価のもと重要課題(マテリアリティ)を特定し、グループサステナビリティ委員会にて、経営レベルで監督及び進捗管理や見直しを行っております。 当社グループの事業戦略に関わる重大なリスク及び機会が発生した際には、必要に応じてグループコンプライアンス委員会へ上申するなどの適切なリスク管理体制を構築しています。 サステナビリティ全般に関するリスク及び機会の特定の過程に関しては、②戦略 重要課題(マテリアリティ)の特定ステップを参照ください。 また、各個別テーマにおけるリスク管理に関しては、(2)個別テーマへの取り組みを参照ください。 ④ 指標と目標指標と目標に関する詳細は(2)個別テーマへの取り組みを参照ください。 なお、2026年3月期におけるサステナビリティに関わる各種取り組み・実績に関しては、ESGデータブック2026及び統合報告書2026にて開示予定です。 (2)個別テーマへの取り組み1.気候変動への対応<TCFDへの対応について>当社グループでは「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同しています。 気候変動が及ぼす重要リスク・機会の洗い出しと、定量的な財務面の評価を2022年度より開始し、気候変動への積極的な対応は、将来の財務効果を生み出す可能性があることが確認できました。 ① ガバナンス気候変動に関するガバナンスは、全社のサステナビリティ戦略に組み込まれています。 年に2回開催されるグループサステナビリティ委員会において、経営レベルでの監督及び、気候変動リスク及び機会に関する進捗管理や見直しを行っています。 また、重要な事項については取締役会への報告・審議・決議を経て意思決定するとともに、必要に応じてグループコンプライアンス委員会へ上申するなど、適切なリスク管理体制を構築しています。 詳細は「2サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ戦略 ①ガバナンス」に記載しております。 ② 戦略気候変動は社会や地球環境に深刻な影響を及ぼす重大な課題であり、世界的な気温上昇を1.5℃以内に抑える目標に貢献することは、当社グループにとっても重要な経営課題であると認識しています。 当社グループでは、気候変動がもたらす将来の影響を評価するため、主要事業地域である日本国内を中心に、研究開発・調達・生産・サービス供給までのバリューチェーン全体を対象としたシナリオ分析を実施しました。 具体的には、世界全体で脱炭素化が進む「1.5℃シナリオ」と、対策が不十分で温暖化が進行する「4℃シナリオ」の2つの異なる未来を想定し、2030年以降の長期的な影響について考察しています。 ⅰ. 1.5℃シナリオ:今世紀末の地球の平均気温が産業革命前と比較して1.5℃上昇以内に抑えられるシナリオ(一部2℃シナリオも併用)ⅱ. 4℃シナリオ:今世紀末の地球の平均気温が産業革命前と比較して4℃前後上昇するシナリオ 1.5℃シナリオでは、炭素税導入や電力等のエネルギー価格上昇に伴うコスト増のリスクがある一方、一般消費者の嗜好変化による低炭素排出製品・サービスを取り扱う顧客からの売り上げ増や、脱炭素に貢献するサービスの提供により、当社の企業価値向上の機会があることを確認しています。 一方で、このことは、脱炭素への取り組みが遅れることが事業リスクにもなり得ることも意味しています。 1.5℃シナリオ種類項目時間軸インパクト対応策移行リスク政策・規制・化石燃料由来のエネルギー使用に伴うGHG排出への炭素税の導入による事業運営費用の増加短期~長期小・PPAや再エネ電力メニュー、証書等による再エネ電力の調達・LED等の省エネ機器の導入・従業員への啓発活動を通じた再エネ・省エネの推進・再エネ電力需要の高まりによる購入電力単価の上昇中期~長期小・賃貸オフィスのZEB化による地代家賃の上昇中期~長期小市場・脱炭素に向けた政策・規制の影響により、GHG排出量が多い業種に関連した企業からの広告収入が減少中期~長期大・自社のスコープ1,2だけでなく、サプライヤーとの連動でのスコープ3削減評判・脱炭素に向けた取り組みが不十分と顧客に評価された場合、新たな事業機会の喪失や他社への流出が発生中期~長期大・TCFDやCDP等を通じた情報開示・SBTi等の科学的根拠に沿った目標設定や温室効果ガス削減取り組みの推進・脱炭素に向けた取り組みが不十分と投資家に評価された場合、株価下落中期~長期大移行機会市場・脱炭素や環境配慮製品・サービスを製造・販売する顧客企業からの広告収入が増加中期~長期大・自社のスコープ1,2だけでなく、サプライヤーとの協働でのスコープ3削減・当社「サステナクリエイティビティ」等、今後顧客の気候関連問題への意識の高まりに合わせたサービス提供や消費者との環境コミュニケーションを重視する企業や官公庁から普及啓発事業の依頼が増加中期~長期大・SDGsやエシカル消費に関わる啓発活動の推進・サステナビリティ支援関連事業を通じた気候変動対応への貢献評判・脱炭素に向けた取り組みが積極的だと顧客に評価された場合、新たな事業機会の創出や他社からの流入が発生中期~長期大・TCFDやCDP等を通じた情報開示・SBTi等の科学的根拠に沿った目標設定や温室効果ガス削減取り組みの推進・脱炭素に向けた取り組みが積極的だと投資家に評価された場合、株価上昇中期~長期大 4℃シナリオでは、台風・洪水等の激甚的な風水害増加が、当社の事業を支えるオフィスビルの操業停止などのリスクになり得ますが、テレワークの推進等の非常時でも滞りなく事業が継続できるように対応策を進めています。 4℃シナリオ種類項目時間軸インパクト対応策物理リスク異常気象の激甚化(台風、豪雨、土砂、高潮等)・洪水や高潮等の被害による資産や営業停止による損害増加短期~中期中・テレワークや調達リスクを分散化する等の自社のBCP対策を推進・激甚災害の頻度増加によるBCPニーズの高まりに対応するITソリューション需要の増加短期~中期中・テレワークツール等の提供によるクライアントのBCP推進 ③ リスク管理博報堂DYグループでは、気候関連のリスクと機会に対する強固な管理体制を構築しています。 年2回開催されるグループサステナビリティ委員会において、経営レベルでの監督を実施し、気候のリスクおよび機会に関する進捗状況の管理と見直しを定期的に行っています。 また、特に重要な事項については取締役会へ報告・審議され、決議を経て最終的な意思決定がなされます。 さらに、必要に応じてグループコンプライアンス委員会へ上申する体制も整えており、気候関連のリスクがグループ全体のコンプライアンス及びリスク管理の中で適切に評価・管理されるよう努めています。 今後も継続的にシナリオ分析を実施することで質と量の充実を図り、経営戦略への統合をさらに推し進め、不確実な将来に対応できるレジリエンス(強靭さ)を高めていきます。 ④ 指標と目標当社グループでは、2050年度のカーボンニュートラルを達成するために、中間目標として、2030年度のスコープ1・2の排出量を2023年度比で50%削減、2030年度のスコープ3の排出量を2023年度比で25%削減に設定しました。 その実現のために、再生可能エネルギー由来電力の導入比率を2030年度時点で100%の導入を目指します。 従来の省エネルギー活動についても2023年度比エネルギー消費量30%減を目指すことに加え、廃棄物を2019年度比で50%削減を維持、リサイクル率を85%以上とすることを目標として掲げています。 また、当社グループの温室効果ガス(GHG)排出削減目標は、国際的なイニシアティブであるSBTi(Science Based Targets initiative)より、パリ協定が定める「産業革命以前と比べて地球の平均気温上昇を1.5℃に抑える」に整合した科学的根拠に基づくものとして評価され、2026年4月にSBT認定を取得しました。 今後も、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)が策定する開示基準への対応を見据え、情報開示の質と量のさらなる充実に注力するとともに、掲げた目標の確実な達成に向けて推進していきます。 2024年度までの実績は下記の通りです。 なお、2026年3月期実績に関しては、統合報告書2026にて開示を予定としております。 (気候変動)項目2030年目標(2023年度比)2024年度 削減率/導入率CO2排出量Scope1、Scope250%削減14%削減CO2排出量Scope325%削減12%削減再エネ導入率2030年度に100%導入16%導入省エネルギー量30%削減25%削減 (注) 1 SBT(Science Based Targets)への認定申請のため、GHG目標の基準年を2023年度に変更致しました。 2 Scope1:事業活動における直接排出 Scope2:他社から供給された電気、熱などのエネルギー使用に伴う間接排出 Scope3:Scope1,Scope2以外の間接排出 項目2023年度(基準年)2024年度実績GHG排出量合計(トン)Scope1+ Scope 2(マーケット基準)+ Scope 31,086,207935,260 Scope1 9261,299Scope2ロケーション基準46,35622,957マーケット基準44,19820,380Scope3カテゴリー1 購入した製品・サービス957,329822,683 カテゴリー2 資本財36,69137,446 カテゴリー3 エネルギー関連活動4,3695,120 カテゴリー4 輸送、配送(上流)2,06410,664 カテゴリー5 事業から出る廃棄物119307 カテゴリー6 出張18,74514,275 カテゴリー7 雇用者の通勤4,1446,161 カテゴリー8 リース資産(上流)算定対象外算定対象外 カテゴリー9 輸送、配送(下流)算定対象外算定対象外 カテゴリー10 販売した製品の加工算定対象外算定対象外 カテゴリー11 販売した製品の使用算定対象外算定対象外 カテゴリー12 販売した製品の廃棄算定対象外算定対象外 カテゴリー13 リース(下流)2,5101,551 カテゴリー14 フランチャイズ算定対象外算定対象外 カテゴリー15 投資15,11115,375 小計1,041,082913,581再エネ導入率(%) 1016省エネルギー量(kl) 13,829 10,425 (注) 1 集計範囲:国内外の連結子会社 (廃棄物)項目目標集計範囲2019年度(基準年)2024年度実績削減率/リサイクル率廃棄物発生量平均50%以上削減を維持(2019年度比)博報堂本社(赤坂Bizタワー)486トン215トン55.8%リサイクル率85%以上28.2%74.7%74.7% 2.人権への対応<人権方針>私たち博報堂DYグループは、最大の資産であるクリエイティビティを発揮する人財を通じて、生活者の想いがあふれ、いきいきと活躍できる社会の実現を目指しています。 人権の尊重はグループの存立基盤であり、倫理的かつ持続可能なビジネスの根幹をなすものとして推進しています。 私たちは、人権を尊重する責任をよりいっそう果たすべく、「国連ビジネスと人権に関する指導原則」が掲げる保護・尊重・救済のフレームワークに依拠し、グループの人権方針を制定しました。 本方針は、当社グループで働く全役職員等(役員、正社員、契約社員、派遣社員のすべて)を適用の対象としています。 ① ガバナンス当社の取締役会は、本方針で規定する人権尊重の活動全般を持続的に監督する責務を持ちます。 とりわけ顕著な人権課題への取り組みに関するモニタリング機能を果たしながら、人権侵害への直接的または間接的な関与を回避するため、合理的措置を講じます。 サステナビリティ管轄部門である「サステナビリティ推進室」は、サステナビリティ担当取締役のもと、本方針の浸透及び人権尊重全般に関する取り組みを推進します。 さらに必要に応じてグループコンプライアンス委員会へ上申する、適切なリスク管理体制を構築しています。 詳細は「2サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ戦略 ①ガバナンス」に記載しております。 ② 戦略当社グループは、「国連ビジネスと人権に関する指導原則」に則り、人権尊重の責任を果たすために人権デュー・ディリジェンスを実施することで、グループの事業活動による人権面での影響について説明責任を果たすよう努めていきます。 さらには既存事業に加え、M&Aを実施した企業を含む事業会社を対象に、グループ各社の内部統制部門と連携しながら、リスクマネジメントの取り組みの一環として、事業活動で起こりうる人権に対する負の影響の整理・評価・対策を検討していきます。 ③ リスク管理<顕著な人権課題の特定> 人権リスクを特定するにあたり、下記の対応ステップを通じて顕著な人権課題の特定を実施しております。 ⅰ.人権課題の網羅的な把握 国際的規範及び業界動向等から想定される重要な人権課題を網羅的に列挙の上、事業展開国・地域における人権課題の調査及び担当者へのヒヤリングを実施。 上記を踏まえ、当社グループのバリューチェーン上でどのような人権課題が発生しうるか、候補リストを作成しました。 ⅱ.重要度評価 人権への負の影響(発生可能性及び深刻度)、当社グループ事業との関連性に基づき、過去及び将来的な発生可能性を考慮し、各人権課題に対して重要度を評価し、優先度を検討しました。 ⅲ.顕著な人権課題の特定 ⅱ.の重要性評価に基づき、グループサステナビリティ委員会で協議の上、顕著な人権課題を特定しております。 顕著な人権課題特定された人権課題各種指標人権への負の影響を受ける可能性のあるライツホルダー従業員調達先(注1)生活者表現・情報発信1.制作プロセスにおける表現の制約(従業員・調達先)制作プロセスにおける表現の制約中中―2.表現及び情報発信を起因とする差別など(生活者)表現及び情報発信を起因とする差別など――高3.個人情報の流出、プライバシーの侵害(生活者)個人情報の流出プライバシーの侵害低―高労働4.就業における差別、ハラスメント(従業員・調達先)就業における差別やハラスメント高高―5.採用における差別(調達先)採用における差別低低―6.過重労働・長時間労働/安全と健康(従業員・調達先)過重労働・長時間労働/安全と健康高高―7.強制労働(調達先)強制労働低中―8.児童労働(調達先)児童労働低中―宗教9.宗教の自由(従業員・調達先)宗教の自由中中― (注)1 主に協力機関 <救済メカニズム(対応窓口)>当社グループでは、全役職員等に対して、企業内通報・相談窓口を設置しており、人権に関する通報や相談を極めて高い匿名性と秘匿性を確保した上で受け付け、人権侵害を受けた方が救済を受けられるように誠実に対応します。 さらに、グループ各社における人権に対する負の影響の評価及び対応を検討するため、企業内通報・相談窓口に届く人権侵害に関する通報件数及び傾向を定期的に確認し、深刻な侵害につながる可能性のある事案に対しては対応策を議論し、グループコンプライアンス委員会への報告を行っています。 <従業員の人権リスク評価>従業員における人権リスク評価のため、2025年度も前年度に引き続き当社グループ内における人権教育として、人権研修を実施しています。 また、その浸透度合いを測るとともに、潜在的な人権課題を検出し、人権デュー・ディリジェンスの進捗を評価することを目的としたアセスメント(アンケート調査)を国内の主要事業会社で実施しています。 詳細は、<人権アセスメントの実施>に記載しております。 <ステークホルダーとの対話/情報開示>人権に関わる影響について、関連するステークホルダーとの対話と協議を通じて、適切な対応を行います。 また、本方針に規定する取り組みを含む、人権尊重に対する活動の進捗及び結果をコーポレートサイトにて情報開示することで、より積極的な取り組みを図ります。 <人権方針の周知浸透/教育>当社グループは、事業活動において本方針の実効性を高めるよう、全役職員等に対する本方針の浸透、周知徹底、及び人権に関する理解を深める教育を実施しています。 また、広告をはじめとした各種表現に携わる企業グループとして、あらゆるステークホルダーから信頼される、責任あるコミュニケーション開発を推進しています。 その基盤として、コンプライアンスナレッジに関するグループ共有プラットフォームのなかで、コミュニケーション開発に不可欠な基本知識の共有を図っています。 このプラットフォームでは「グループ共通ルール」や「表現リスク」などを解説した動画コンテンツをいつでも視聴できる環境を整え、社員のリスク理解を深めています。 またグループ各社では、表現に関するリスクをテーマとした研修を実施するなど、社員一人ひとりの意識向上に努めています。 <人権アセスメントの実施>■実施プロセス・グループの顕著な人権課題として特定した9項目に基づき、調査内容を精査し、調査票を作成しました。 ・国内主要7社(㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト㈱、㈱博報堂テクノロジーズ、㈱博報堂プロダクツ)において、正社員・契約社員を対象に匿名アンケートを実施しました。 ・当社においてアンケート結果の集計・分析を行い、潜在的な人権リスクの有無を検証しました。 ・グループ各社にフィードバックを行い、各社においてリスク防止・低減施策等、具体的な対応の取り組みを検討しています。 ■調査概要・調査方法:WEBアンケート・集計分析対象:国内主要7社(㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト㈱、㈱博報堂テクノロジーズ、㈱博報堂プロダクツ)の単体集計(ソウルドアウト㈱のみ連結)・回答率:アンケート画面送付者数11,190名、回答者数9,235名で回答率は82.5% ■人権アセスメント(アンケート)結果・全般:喫緊に対応しなければならない重大な人権リスクは発見されませんでした。 ・人権の基本的理解度:人権の基本的理解度については、各社9割を超えました。 ・人権対応体制:通報窓口の認知理解度は非常に高い結果でしたが、利用方法や匿名性の担保については、さらなる理解促進施策を行い、周知徹底を図っていきます。 ・個人の人権課題に関するリスク:「過重労働・長時間労働/安全と健康」「就業における差別やハラスメント」については前年度より着実な改善傾向が見られておりますが、さらなる改善に向けたリスク防止・提言施策を計画し、推進していきます。 ■今後の計画・グループ各社における人権研修、人権アセスメントの継続実施・グループ各社のリスク防止・低減施策のモニタリング・人権アセスメント実施対象の拡大(国内子会社、海外子会社) ④ 指標と目標2025年度の実績は下記の通りです。 人権リスクに関する課題に対応すべく、今後も引き続き人権デュー・ディリジェンスを推進し、適切な対応を検討していきます。 また、人権に配慮し尊重したバリューチェーンの確立・維持のため、当社のグループ調達ガイドラインに基づき、調達先を対象としたアセスメントの実施検討を行っています。 項目2025年度実績データ集計対象会社人権研修受講率 92.2%㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト㈱、㈱博報堂テクノロジーズ、㈱博報堂プロダクツ(各社単体集計でソウルドアウト㈱のみ連結集計)人権アセスメント回答率 82.5%㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト㈱、㈱博報堂テクノロジーズ、㈱博報堂プロダクツ(各社単体集計でソウルドアウト㈱のみ連結集計) 3.企業戦略と関連付けた人材戦略と給与決定方針について<企業戦略と関連付けた人材戦略について>当社グループは、「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed」というグローバルパーパスのもと、多様な人材のクリエイティブの力を原動力に、従来の広告ビジネスの枠組みを超えた「クリエイティビティ・プラットフォーム」へのフルモデルチェンジを推進しております。 最大の資産である「人の力」を最大化させるため、従来より培ってきた生活者発想やパートナー主義を基盤に、最新テクノロジーにより効率化と洞察の深化などによる質の向上を目指しています。 これにより、職位や年次を問わず、全ての従業員が高度な専門性に基づいた付加価値の高い業務を遂行できる体制の構築に注力しております。 一人ひとりのアスピレーションと自律的な挑戦を促す多様な人材を生かす組織基盤を強化することで、持続的な企業価値の向上と、生活者と企業、社会との新しい関係価値の創造に取り組んでおります。 また、当社グループ全体の人事戦略、予算策定・管理機能を集約した「経営リソース戦略室」を2026年4月1日付にて新設し、企業戦略と人材戦略をこれまで以上に統合し、機動的なリソース連携や構造改革を推進する体制としました。 <給与決定方針について>このような企業戦略の中で、事業変革を牽引する人材の確保、リテンション、およびモチベーション向上を目的とした報酬体系の構築を進めています。 グループ各社の事業特性や専門性を踏まえ、以下の通り給与決定方針を定めています。 ・㈱博報堂DYホールディングス当社(純粋持株会社)は、グループ全体の経営管理を主たる役割としており、直接雇用の従業員(出向者を除く)は限定的です。 当社に所属する直接雇用従業員の給与等については、その職務や役割、および専門性を踏まえ、市場水準を勘案した上で適切に決定しております。 ・㈱博報堂博報堂においては、「人が資産」をベースのポリシーとしており、人をリソースではなく、タレント(資産)として捉え、報酬体系を始めとした人事制度を整備しております。 この考えに基づき、給与については社員の成長見込み・期待を反映した職務の大きさに応じて決定(成長期待への投資)しており、賞与については成果に対する貢献度に応じて決定(成長した結果得た成果の還元)しております。 また、高度な専門人材を維持・確保するため、外部労働市場における報酬水準との比較を通じ、常に市場競争力のある報酬体系の維持に努めています。 ・㈱Hakuhodo DY ONEHakuhodo DY ONEにおいては、従業員の成長と自己実現を重視する人的資本経営を推進しています。 給与等の決定にあたっては、多角的な貢献と価値創造への挑戦を公正に評価し、個々の貢献度を明確に反映することを基本方針としています。 高度な専門性と価値創出に報いる報酬体系を構築し、多様な人材が長期的に活躍することで、持続的な企業価値向上を目指しています。 4.人材育成方針と社内環境整備について① 人を源泉とした価値創造当社グループが掲げるサステナビリティ方針では「人を中心としたサステナブルな経営」が基盤となっております。 マテリアリティ(重要課題)においても、「多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮」が重要項目として特定し、財務的な成長と社会的な価値創造を両立させるための原動力として位置づけられています。 具体的には、以下の3つの観点から人材育成を推進しています。 ⅰ. 多様な「個」の力を引き出すⅱ. 「チーム」の力を引き出すⅲ. 高度なクリエイティビティの創出 ② AI・テクノロジー人材の採用と育成:人間中心のAI(Human-Centered AI)の体現当社グループは、AI技術の進展に伴い、「人間中心のAI」という理念を掲げており、グループ全体でAI活用を推進しています。 AIを単なる効率化のためだけではなく、人間の創造性を拡張し、生活者に新しい価値を提供するために活用する人材の採用と育成を行っております。 ⅰ. 採用:採用方針と特徴当社グループのテクノロジー人材採用は、既存の広告会社の枠を超えた、高度な専門性とミックスカルチャーの融合を目指しております。 博報堂DYグループの採用における最大の特徴は、単に高いエンジニアリングスキルを持つ人材を求めるだけではなく、「技術を通じて生活者の未来をどう変えられるか」という問いに向き合える人材を重視している点にあります。 具体的な取り組みとしては、グループのテクノロジー人材の博報堂テクノロジーズへの集約、キャリア採用への注力、高度専門職制度(エキスパート職)の導入などが挙げられます。 ⅱ. 育成:全社員のリスキリングと専門性の深化「人間中心のテクノロジー」による事業変革を加速させるため、全社員のIT・AIリテラシーの底上げと、高度専門人材の育成を一体的に推進しています。 2025年度には、AIを全社員が使いこなすべき基盤スキルと位置づけ、グループ従業員向けの大規模なAI関連研修を実施し、のべ31,000名を超える従業員が参加しました。 若手社員が経営層へ最新動向や活用方法をレクチャーする「AIメンタリング制度」を導入し、組織全体でテクノロジーを創造性の拡張に活かす文化を醸成しています。 ③ 業務プロセスの変革:テクノロジーによる知の形式知化当社グループは、個人の能力や経験に依存しがちな「暗黙知」の領域が多かった広告ビジネスにおいて、最新テクノロジーを活用して「形式知」化を推進し、誰もが高度な業務を遂行できるプロセス整備を進めております。 ・バーチャル生活者:独自に保有する豊富な生活者データをもとにAIによって複数の生活者を再現し、いつでも対話することができるエビデンスベースド「バーチャル生活者」を開発しました。 これによりグループ社員の創造性を拡張し、新たなサービスやビジネス創造の支援、マーケティング・コミュニケーション業務のさらなる高度化と効率化を目指しています。 ・CREATIVITY ENGINE BROOM:マーケティングやクリエイティブ、メディアのデータやツールを掛け合わせ統合マーケティング戦略立案やビジネス開発支援施策などを生み出す新たな統合マーケティングプラットフォームを導入し、誰もがスピーディに高度な業務を遂行できる業務プロセスを整備しました。 ④ グループシナジーを活かし、新たなビジネスを構想するリーダーの育成変化の激しい市場環境において、既存のビジネスを維持するだけでなく、自ら変化を作り出し、イノベーションをリードする次世代の経営層・リーダーの育成は、グループの持続的成長にとって不可欠だと考えております。 ・KSP(経営創発プログラム)を通じた次世代経営リーダー育成・目的:変化の激しい時代に、組織としてイノベーションを起こしていく次期経営人材を育成します。 ・内容と特長:グループ各社の役員・部門長、それに準ずる社員が「Value Profit Chain」と「イノ ベーション理論」を柱としたカリキュラムにて、2年間かけて持続的な企業価値向上を目指す経営的視点を養います。 ・GAP(Growth Action Program)による次世代リーダー育成・目的:競争環境が激化する中で、環境の変化を柔軟に取り入れ、自らの力で現状を突破する能力を養成します。 ・内容と特長:現場で実際にイノベーションを起こすための新たな知見の獲得と、深い考察機会を提供します。 単なる座学ではなく、グループの将来を見据えた現実のビジネス課題をテーマに据え、アクションラーニング形式で進めます。 ⑤ 人とカルチャー:グローバルパーパスと生活者発想の浸透当社グループの競争力の源泉は、グローバルパーパスの浸透と、フィロソフィーである生活者発想が浸透した組織カルチャーにあります。 ・グローバルパーパス浸透施策当社グループは、次の時代への飛躍に向けたグローバル市場・グローバル社会の視座に立ち、グローバルパーパス「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed」を策定し、グループ全体の組織文化の基盤として、またグループ連携を更に強固にするために、グループ内浸透を強化しております。 今年度はパーパス浸透施策として、世界中のグループ会社から代表社員が一堂に会すイベントも行われ、互いの社会や生活者のAspirationを語り合いました。 今後のさらなる連携や浸透を推進していきます。 ・生活者発想の浸透施策:カルチャー創生コミュニティ当社グループは、グローバルパーパスの行動指針を従業員の”日々の仕事のやり方”へとつなぎこみ、グループのカルチャーを育むための共創運動体として「カルチャー創生コミュニティ」を3カ年にわたり推進しており、グループ各社から、会社・職種・世代の枠を超えた多様な人材が主体性を持って参加しています。 本活動では、グループのフィロソフィーである「生活者発想」の深化・実践を通じたアイディア創出・思考のトレーニングを行っています。 参加者の「生活者発想の体質化」のみではなく、参加者の所属会社内での研修や複数社合同ワークショップなどへの展開にも活かされており、グループ全体のシナジー最大化、社内外のつながり強化、およびチームや組織の原動力となる人材の育成と組織文化醸成に大きく貢献しています。 5.ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)への対応<博報堂DYグループ DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)方針>当社グループでは生活者である社員一人ひとりが、自らのクリエイティビティを通じて、生活者や社会の様々なテーマとつながり、未来をつくる存在として、生活者の想いがあふれ、いきいきと活躍できる社会の実現を目指しています。 DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)は博報堂DYグループのDNAである生活者発想そのものであり、イノベーションの源泉です。 当社グループは、経営方針の一環として、グループ全体でDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)を推進しています。 ① ガバナンス当社グループでは、DE&Iを経営トップのコミットメントのもと、推進しています。 サステナビリティ管轄部門である「サステナビリティ推進室」は、サステナビリティ担当役員のもと、各事業会社より選出されたS(社会)部会担当者と一体となり、本方針の浸透及び各種取り組みを推進します。 さらに事案に応じて、グループコンプライアンス委員会とも連携を行っていきます。 詳細は「2サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ戦略 ①ガバナンス」に記載しております。 ② 戦略 生活者の想いがあふれ、いきいきと活躍できる社会の実現のため、「誰もが働きやすい環境の整備」「個の活躍・働きがいの推進」「全員活躍社会の実現」の3つを重点テーマとしているほか、これらのテーマを浸透させるためのグループ社内風土醸成にも注力し取り組んでいます。 各テーマの事例は下記の通りです。 なお、DE&Iの推進においては、各事業会社の課題に合わせた制度設計や風土醸成などの縦の取り組みに加え、グループ連携での横の取り組みとして、各事業会社の推進担当者間で事例や情報を共有する交流会を定期的に開催し、互いに学び、高め合うことでDE&Iの理解浸透及び推進の加速を目指しています。 1)誰もが働きやすい環境の整備育児や介護など様々な状況にあるすべての社員が生活と仕事を両立し、自らのクリエイティビティを発揮しながら安心してキャリア形成できるよう、職場環境の整備を進めています。 <事例>・博報堂では、より働きやすい職場環境を目指し、仕事と、育児や介護との両立に向けた取り組みを推進しています。 「かぞくおもい休暇」の運用や、長期休暇中に社員の子どもたちを預かる学童サポート 「CREATIVE KIDS CAMP」など、社員のライフイベントとの両立を支援する各種制度を拡充しています。 これらの両立支援施策を「huug(ハーグ)」とネーミングし、浸透を図る社内向けイベントを定期的に実施しています。 ・男性社員の育児休業取得を推進し、性別役割分担意識(男女における家事・育児の不平等)の解消を目指しています。 2025年より事業会社各社において男性育休取得率の目標数値を設置し、取得率100%を目指して、風土醸成・環境整備に取り組んでいます。 また、育児休業取得の有無にとどまらず、質の向上に向けて休業取得日数についてもモニタリングを進めています。 2)個の活躍・働きがいの推進社員一人ひとりがその属性にかかわらず、自らの力を発揮し、働きがいを実感できる職場風土づくりを目指しています。 <事例>・多様な働き方や様々な経験を持った社員が増えている中、多様性への理解や、マネジメント層における登用や評価時のバイアスコントロールは重要であると捉え、社員一人ひとりが自身のバイアスに気付ける組織になることを目指し、各グループ会社にてアンコンシャスバイアス研修を継続実施しています。 ・女性の活躍推進に関しては、事業会社ごとに課題抽出とロードマップを作成し、KPIの達成を目指しています。 また、グループ横断施策として、リーダーパイプライン強化のためのメンタリングプログラムを実施しています。 3)全員活躍社会の実現多様な生活者一人ひとりが個性や能力を十分に発揮し、誰もが活躍できる社会を目指しています。 <事例>・すべての社員が、性的指向およびジェンダーアイデンティティにかかわらず自らの力を発揮できる環境を整えるため、LGBTQ+に関する取り組みを推進しています。 主要事業会社においては、相談窓口設置のほか、配偶者要件の拡大など、各種人事制度の整備を進めています。 博報堂では、「社内窓口」と「社外窓口」を用意し、匿名で相談できる体制を整えています。 ・障がい者雇用に関しては、一人ひとりの障がいや特性に応じた適切なポジションへの積極雇用を進めています。 グループ会社のシェアードサービスを担っている博報堂DYアイ・オーでは、合理的配慮窓口を設置し、グループ会社からの相談に対応しています。 2023年に博報堂と三井不動産㈱の合弁で立ち上げられた、精神障がい者の雇用とキャリア形成を支援するグループ会社のSUPERYARDでは、障害のある方が安心してキャリアを積めるよう支援しています。 博報堂DYグループにおける障がい者雇用率は2.77%です(2026年5月現在)。 4)DE&Iが浸透した社内カルチャー醸成多様性を受け入れ、包摂性のある社内文化の醸成を目指しています。 <事例>・博報堂DYグループらしいDE&Iの実現に向けて、一人ひとりの行動を促すことを目的とした社内イベント「博報堂DYグループ Diversity Day 2025」を開催しました。 ③ リスク管理 DE&Iに関わるリスクが発生した際には、各事業会社及びS(社会)部会、サステナビリティ推進本部において共有の上対処するとともに、グループサステナビリティ委員会に報告することで管理を行っています。 必要に応じてグループコンプライアンス委員会へ上申するなどの適切なリスク管理体制を構築しています。 ④ 指標と目標ジェンダー平等における目標として、2030年度までに博報堂DYグループの管理職の女性比率を30%にすることを目指します。 項目目標2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期女性管理職比率2030年 30%(博報堂DYグループ)11.5% (注1)13.1% (注1)13.8% (注2)15.2% (注3) (注) 1 対象は㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、㈱博報堂DYメディアパートナーズ、ソウルドアウト㈱2 対象は㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、㈱博報堂DYメディアパートナーズ、ソウルドアウト㈱、㈱博報堂テクノロジーズ3 対象は㈱博報堂、㈱大広、㈱読売広告社、㈱Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト㈱、㈱オプト、㈱博報堂テクノロジーズ その他の多様性に関わる指標の実績は「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2) 従業員の状況 ⑤ 管理職に占める女性従業員の割合、男性従業員の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の差異及び⑥女性従業員の育児休業取得率、採用した従業員に占める女性従業員の割合、従業員に占める女性従業員の割合及び役員に占める女性の割合」に記載しております。 6.サプライチェーンへの対応当社グループはあらゆるステークホルダーに対して責任あるパートナーとして持続可能なサプライチェーン構築・維持のため、法令遵守はもとより、環境や人権にも配慮した責任ある調達をよりいっそう推進していくために、グループ調達基本方針・調達ガイドラインを策定しました。 <博報堂DYグループ調達基本方針>私たちは「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed」をグローバルパーパスとして掲げ、あらゆるステークホルダーの責任あるパートナーとなって、生活者を起点としたクリエイティビティで、生活者・企業・社会をつなぎ、あらたな関係価値を生み出すことで、未来を創造することを目指しています。 その実現のため、ここに「博報堂DYグループ調達基本方針」を定めます。 ・私たちは、健全かつ公正で対等なパートナーシップに基づく取引を行います。 ・私たちは、法令を遵守した取引を行います。 ・私たちは、サプライヤーの選定にあたってはコンプライアンスへの取り組みを充分に考慮します。 ・私たちと協働していただく皆さまにお願いする事項を「博報堂DYグループ調達ガイドライン」として定めます。 ・私たちは、グローバルパーパスのもと、人を中心としたサステナブルな経営を実現するため、「持続可能な地球環境への貢献」「多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮」「コンプライアンスとインテグリティの追求」を目指して、責任ある調達を推進します。 ・私たちは、サプライヤーの皆さまに、適正な品質・コスト・納期を実現いただくだけでなく、私たちとともに新たな価値創造に取り組んでいただくことを期待します。 ・私たちは、取引を通じて知り得た情報を厳格に管理し、情報セキュリティの確保と実践に努めます。 この調達基本方針やガイドラインに基づき、今後、サプライヤー管理体制の構築、サプライヤーのガイドライン遵守状況のモニタリング、サプライヤー・当社購買担当者へ教育研修、当社の取り組みについての情報開示、サプライヤーからの通報窓口の整備等の取り組みを推進していきます。 |
| 戦略 | ② 戦略中期経営計画及びサステナビリティ方針の策定にあわせ、当社グループが持続的に成長し、ステークホルダーに価値提供するための重要なテーマとして、重要課題(マテリアリティ)を特定しました。 当社グループの重要課題(マテリアリティ)は、「持続可能な地球環境への貢献」「多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮」「コンプライアンスとインテグリティの追求」の3分野に合計9つの項目が紐づく構成となっています。 そして、これらの取り組みに共通するのが「人を中心としたサステナブルな経営」です。 当社グループの最大の強みである「人」の力を最大限に活かすことで、当社グループらしい価値創造につなげます。 各項目に活動方針及びKPI/モニタリング指標を定めることで実効性を強化し、取り組みを加速しています。 人を中心としたサステナブルな経営重要課題(マテリアリティ)活動方針対外的なコミットメント環境 持続可能な地球環境への貢献気候変動へのアクション・脱炭素に向けた取り組みの推進TCFDコミットメントによるCO2排出量の削減目標サステナブルな行動変容への貢献・サステナビリティの社会実装に向けたビジネスやコレクティブインパクトの推進―社会 多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮専門性と先進性を発揮する人材への投資・育成・環境整備・生活者発想・共創を基盤に、より成果を生み出す人材・組織・アスピレーション起点のキャリアオーナーシップ促進・経営戦略の遂行に向けたケイパビリティの獲得―ウェルビーイングの推進・社員の幸福度を軸とした健康・健全な働き方の推進―DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の推進・あらゆる多様性を強みとする組織への変革・全員活躍社会の実現グループ女性管理職目標2030年30%将来人材や地域コミュニティへの貢献・将来人材育成及び地域発展支援を通じた社会への影響力の発揮―ガバナンス コンプライアンスとインテグリティの追求人権の尊重・人権デュー・ディリジェンスの継続実施と課題改善―コンプライアンス/高い倫理性の堅持・博報堂DYグループ「グループ行動規範及び遵守事項」の浸透・情報セキュリティの確保と実践―マーケティング活動におけるインテグリティ(誠実性)・広告におけるステレオタイプ、人権侵害、ウォッシュ表現の排除― <重要課題(マテリアリティ)の特定ステップ>重要課題(マテリアリティ)の特定は、サステナビリティ推進室を中心に、関連部署及びグループ各社との連携により、4つのステップを経て実施しました。 まずステップ1では、SDGs、GRI・SASB・ISOなどの国際的なガイドライン及び業界動向から、当社グループの事業戦略を踏まえ、社会課題を抽出・リストアップしました。 次にステップ2では、ステップ1で抽出した各課題について、リスク・機会の両面から、「当社グループが受ける財務的なインパクト」及び「当社グループが環境・社会に与えるインパクト」の重要性を総合的に評価し、優先順位付けを行いました。 評価結果は、下図の通りマトリクスにて整理・可視化しています。 その次にステップ3では、ステップ2の評価結果について、ステークホルダー(グループ各社、社外有識者)と妥当性に関しての意見交換を実施、内容をブラッシュアップしました。 最後にステップ4として、グループサステナビリティ委員会における審議・承認の後、取締役会における審議・承認を経てマテリアリティを特定しました。 これらのマテリアリティに紐づく各種指標において、経営レベルでのモニタリング及び定期的な評価を行うことでPDCAを回し、サステナビリティ経営を実践していきます。 |
| 指標及び目標 | ④ 指標と目標指標と目標に関する詳細は(2)個別テーマへの取り組みを参照ください。 なお、2026年3月期におけるサステナビリティに関わる各種取り組み・実績に関しては、ESGデータブック2026及び統合報告書2026にて開示予定です。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | 3.企業戦略と関連付けた人材戦略と給与決定方針について<企業戦略と関連付けた人材戦略について>当社グループは、「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed」というグローバルパーパスのもと、多様な人材のクリエイティブの力を原動力に、従来の広告ビジネスの枠組みを超えた「クリエイティビティ・プラットフォーム」へのフルモデルチェンジを推進しております。 最大の資産である「人の力」を最大化させるため、従来より培ってきた生活者発想やパートナー主義を基盤に、最新テクノロジーにより効率化と洞察の深化などによる質の向上を目指しています。 これにより、職位や年次を問わず、全ての従業員が高度な専門性に基づいた付加価値の高い業務を遂行できる体制の構築に注力しております。 一人ひとりのアスピレーションと自律的な挑戦を促す多様な人材を生かす組織基盤を強化することで、持続的な企業価値の向上と、生活者と企業、社会との新しい関係価値の創造に取り組んでおります。 また、当社グループ全体の人事戦略、予算策定・管理機能を集約した「経営リソース戦略室」を2026年4月1日付にて新設し、企業戦略と人材戦略をこれまで以上に統合し、機動的なリソース連携や構造改革を推進する体制としました。 <給与決定方針について>このような企業戦略の中で、事業変革を牽引する人材の確保、リテンション、およびモチベーション向上を目的とした報酬体系の構築を進めています。 グループ各社の事業特性や専門性を踏まえ、以下の通り給与決定方針を定めています。 ・㈱博報堂DYホールディングス当社(純粋持株会社)は、グループ全体の経営管理を主たる役割としており、直接雇用の従業員(出向者を除く)は限定的です。 当社に所属する直接雇用従業員の給与等については、その職務や役割、および専門性を踏まえ、市場水準を勘案した上で適切に決定しております。 ・㈱博報堂博報堂においては、「人が資産」をベースのポリシーとしており、人をリソースではなく、タレント(資産)として捉え、報酬体系を始めとした人事制度を整備しております。 この考えに基づき、給与については社員の成長見込み・期待を反映した職務の大きさに応じて決定(成長期待への投資)しており、賞与については成果に対する貢献度に応じて決定(成長した結果得た成果の還元)しております。 また、高度な専門人材を維持・確保するため、外部労働市場における報酬水準との比較を通じ、常に市場競争力のある報酬体系の維持に努めています。 ・㈱Hakuhodo DY ONEHakuhodo DY ONEにおいては、従業員の成長と自己実現を重視する人的資本経営を推進しています。 給与等の決定にあたっては、多角的な貢献と価値創造への挑戦を公正に評価し、個々の貢献度を明確に反映することを基本方針としています。 高度な専門性と価値創出に報いる報酬体系を構築し、多様な人材が長期的に活躍することで、持続的な企業価値向上を目指しています。 4.人材育成方針と社内環境整備について① 人を源泉とした価値創造当社グループが掲げるサステナビリティ方針では「人を中心としたサステナブルな経営」が基盤となっております。 マテリアリティ(重要課題)においても、「多様な個の成長と尊重によるクリエイティビティの発揮」が重要項目として特定し、財務的な成長と社会的な価値創造を両立させるための原動力として位置づけられています。 具体的には、以下の3つの観点から人材育成を推進しています。 ⅰ. 多様な「個」の力を引き出すⅱ. 「チーム」の力を引き出すⅲ. 高度なクリエイティビティの創出 ② AI・テクノロジー人材の採用と育成:人間中心のAI(Human-Centered AI)の体現当社グループは、AI技術の進展に伴い、「人間中心のAI」という理念を掲げており、グループ全体でAI活用を推進しています。 AIを単なる効率化のためだけではなく、人間の創造性を拡張し、生活者に新しい価値を提供するために活用する人材の採用と育成を行っております。 ⅰ. 採用:採用方針と特徴当社グループのテクノロジー人材採用は、既存の広告会社の枠を超えた、高度な専門性とミックスカルチャーの融合を目指しております。 博報堂DYグループの採用における最大の特徴は、単に高いエンジニアリングスキルを持つ人材を求めるだけではなく、「技術を通じて生活者の未来をどう変えられるか」という問いに向き合える人材を重視している点にあります。 具体的な取り組みとしては、グループのテクノロジー人材の博報堂テクノロジーズへの集約、キャリア採用への注力、高度専門職制度(エキスパート職)の導入などが挙げられます。 ⅱ. 育成:全社員のリスキリングと専門性の深化「人間中心のテクノロジー」による事業変革を加速させるため、全社員のIT・AIリテラシーの底上げと、高度専門人材の育成を一体的に推進しています。 2025年度には、AIを全社員が使いこなすべき基盤スキルと位置づけ、グループ従業員向けの大規模なAI関連研修を実施し、のべ31,000名を超える従業員が参加しました。 若手社員が経営層へ最新動向や活用方法をレクチャーする「AIメンタリング制度」を導入し、組織全体でテクノロジーを創造性の拡張に活かす文化を醸成しています。 ③ 業務プロセスの変革:テクノロジーによる知の形式知化当社グループは、個人の能力や経験に依存しがちな「暗黙知」の領域が多かった広告ビジネスにおいて、最新テクノロジーを活用して「形式知」化を推進し、誰もが高度な業務を遂行できるプロセス整備を進めております。 ・バーチャル生活者:独自に保有する豊富な生活者データをもとにAIによって複数の生活者を再現し、いつでも対話することができるエビデンスベースド「バーチャル生活者」を開発しました。 これによりグループ社員の創造性を拡張し、新たなサービスやビジネス創造の支援、マーケティング・コミュニケーション業務のさらなる高度化と効率化を目指しています。 ・CREATIVITY ENGINE BROOM:マーケティングやクリエイティブ、メディアのデータやツールを掛け合わせ統合マーケティング戦略立案やビジネス開発支援施策などを生み出す新たな統合マーケティングプラットフォームを導入し、誰もがスピーディに高度な業務を遂行できる業務プロセスを整備しました。 ④ グループシナジーを活かし、新たなビジネスを構想するリーダーの育成変化の激しい市場環境において、既存のビジネスを維持するだけでなく、自ら変化を作り出し、イノベーションをリードする次世代の経営層・リーダーの育成は、グループの持続的成長にとって不可欠だと考えております。 ・KSP(経営創発プログラム)を通じた次世代経営リーダー育成・目的:変化の激しい時代に、組織としてイノベーションを起こしていく次期経営人材を育成します。 ・内容と特長:グループ各社の役員・部門長、それに準ずる社員が「Value Profit Chain」と「イノ ベーション理論」を柱としたカリキュラムにて、2年間かけて持続的な企業価値向上を目指す経営的視点を養います。 ・GAP(Growth Action Program)による次世代リーダー育成・目的:競争環境が激化する中で、環境の変化を柔軟に取り入れ、自らの力で現状を突破する能力を養成します。 ・内容と特長:現場で実際にイノベーションを起こすための新たな知見の獲得と、深い考察機会を提供します。 単なる座学ではなく、グループの将来を見据えた現実のビジネス課題をテーマに据え、アクションラーニング形式で進めます。 ⑤ 人とカルチャー:グローバルパーパスと生活者発想の浸透当社グループの競争力の源泉は、グローバルパーパスの浸透と、フィロソフィーである生活者発想が浸透した組織カルチャーにあります。 ・グローバルパーパス浸透施策当社グループは、次の時代への飛躍に向けたグローバル市場・グローバル社会の視座に立ち、グローバルパーパス「生活者、企業、社会。 それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。 Aspirations Unleashed」を策定し、グループ全体の組織文化の基盤として、またグループ連携を更に強固にするために、グループ内浸透を強化しております。 今年度はパーパス浸透施策として、世界中のグループ会社から代表社員が一堂に会すイベントも行われ、互いの社会や生活者のAspirationを語り合いました。 今後のさらなる連携や浸透を推進していきます。 ・生活者発想の浸透施策:カルチャー創生コミュニティ当社グループは、グローバルパーパスの行動指針を従業員の”日々の仕事のやり方”へとつなぎこみ、グループのカルチャーを育むための共創運動体として「カルチャー創生コミュニティ」を3カ年にわたり推進しており、グループ各社から、会社・職種・世代の枠を超えた多様な人材が主体性を持って参加しています。 本活動では、グループのフィロソフィーである「生活者発想」の深化・実践を通じたアイディア創出・思考のトレーニングを行っています。 参加者の「生活者発想の体質化」のみではなく、参加者の所属会社内での研修や複数社合同ワークショップなどへの展開にも活かされており、グループ全体のシナジー最大化、社内外のつながり強化、およびチームや組織の原動力となる人材の育成と組織文化醸成に大きく貢献しています。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 当社グループの事業及びその他に関するリスク要因となる可能性がある主な事項を記載しております。 また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項について、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めておりますが、当社の株式に関する投資判断は、本項目及び本書中の本項目以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があります。 また、本項目に記載した予想、見通し、方針等、将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであり、将来実現する実際の結果とは異なる可能性がありますのでご留意ください。 (1) 経済状況・市場環境の変動国内企業の広告費の支出は、企業が景況に応じて広告費を調整する傾向にあるため、国内の景気動向に大きく影響を受ける傾向にあります。 当社グループの国内売上高は、連結売上高全体に占める割合が高く、国内景況が悪化すると当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 当社グループは、景況の悪化による影響を軽減するため、広範囲の業種にわたる顧客基盤の構築、マーケティング・コミュニケーションサービスの多様化、海外展開等をはかる所存でありますが、日本経済の回復が遅いもしくは不十分な場合、又は当社グループの対応が十分ではない場合もしくは十分にはかかる影響を軽減できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (2) 当社グループの事業活動に関するリスク当社グループの新聞・雑誌・ラジオ・テレビといったマスメディア広告の国内売上高は、ここ数年、売上高全体に占める構成比が減少してきているものの、2026年3月期においても、30%程度と大きなシェアを占めております。 また、今後も引き続き、広告主のマーケティング活動に活用され、当社グループの中心的な事業のひとつであり続けると認識しております。 また、インターネット広告の国内売上高は引き続き成長しております。 インターネット広告は従来のマスメディア広告と組み合わせることでより高い広告効果が得られるため、複数のメディアを最適化するプラニングが求められます。 さらに、近年急速なテクノロジーの進展により、当社グループを取り巻くビジネス環境は大きく変革期を迎えております。 従来の広告領域をオリジンとしつつも、その枠を超えた価値を提供することで、ビジネスの拡大を目指しております。 当社グループは、環境変化に対応するため事業構造の変革を進めています。 しかし、このような取り組みを迅速かつ十分に行うことができない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (3) 広告業界における取引慣行マスメディアの広告取引は、主として、広告主からの受注に基づき行いますが、各広告会社は自社の責任で媒体社等と取引を行うのが一般的です。 そのため、広告主の倒産等により、債権を回収できなかった場合には、広告会社が媒体料金や制作費を負担することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 また、広告業界では、慣行上、広告計画や内容の変更に柔軟かつ機動的に対応できるよう契約書を締結することは一般的には行われておりません。 当社グループにおいても、継続的な取引関係が成立している広告主との間であっても、個別取引に関する書面は存在するものの、基本契約書等を締結していないことが一般的であります。 そのため、広告主との間で明確な契約書を締結していないことにより、取引関係の内容、条件等について疑義が生じたり、これをもとに紛争が生じたりする可能性があります。 なお、欧米では「一業種一社制」(同一業種では一社のみの広告主を広告代理店が担当する取引形態)が一般的であり、広告会社の報酬構造や報酬決定方法も異なっております。 日本においてはこのような取引形態は一般的ではありませんが、欧米の広告主、広告会社が日本に進出してきている昨今の状況に鑑みると、今後これらの取引形態及び報酬構造や報酬決定方法が日本の広告の取引慣行に影響を与える可能性があります。 当社グループにおきましては、こうした動向に対応し、サービス形態の多様化等に努めてきておりますが、今後、取引慣行の動向・変化に適切に対応できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (4) 法規制等の導入や変更広告主の広告活動、メディアにおける広告の掲載・放送方法や内容等、広告会社の事業活動等に関する法令・規制・制度の導入や強化、法令等の解釈の変更等がなされる場合があります。 法規制等の導入や強化等に対して当社グループが適切に対応できない場合又は広告主の広告活動が減少する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (5) 広告主との関係当社グループと広告主の間は、継続的な取引関係が成立しておりますが、広告主がコスト削減、取引関係の合理化等の要請を強める昨今の状況の中で、今後取引関係が解消、縮減等されない保証はなく、また、報酬等の水準は当事者間の合意によるものであり、その水準が今後も保証されるものではありません。 従前と同様の取引関係が継続されない場合又は従前の取引条件が変更される場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 なお、2026年3月期における当社グループの上位広告主10社に対する売上高は、当社グループの国内売上高の18%程度となっております。 (6) 媒体社との関係当社グループの広告事業においては、新聞・雑誌・ラジオ・テレビといったマスメディアの広告及びインターネット広告に関する事業が主体であるため、主要媒体社等からの仕入れの依存度は高くなっております。 当社グループと媒体社等は、長年の継続的な取引関係が成立しておりますが、媒体社等との取引が継続されない場合又は取引条件等が変更された場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (7) 競合に関するリスク日本の広告業界では、サービスの多様性、対応力、企画力、販売力等の観点から、売上高で上位の広告会社への集中傾向が高く、またインターネット広告専業を含む上位広告会社を中心に熾烈な競争が行われております。 さらに、大手の海外広告会社や各種プラットフォーマーも参入し、競争がますます激しくなる傾向にあります。 また、事業領域を拡大していく中で、コンサルティング会社など異業種企業と新たな競合が生じる機会も増加しております。 当社グループは、サービスの多様化、企画力、創造的提案力、経験、広告主との長年の継続的な取引関係等により競争上の優位性を確保していく所存でありますが、継続してかかる優位性を確保できる保証はなく、優位性を逸した場合あるいは競争の激化に伴い報酬が減額した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (8) インターネット広告等の進展近年、インターネット広告の進展は著しく、この分野においては技術の進化や多様な広告手法が生み出されております。 当社グループは、デジタルマーケティング領域において、これまで培ってきたグループのリソースとノウハウを集約した新会社「株式会社Hakuhodo DY ONE」を2024年4月に設立し、さらに、2025年12月には株式会社オプトを連結子会社化し、体制を一層拡充しております。 当社グループが培ってきたリソースやノウハウを集約し、更なる競争力の強化、生産性の向上、収益性の向上を目指しています。 しかしながら、今後、インターネットメディアの拡大をはじめとしたマーケティングのデジタル化の進展に対して当社グループが適切に対応できない場合や新しいメディアやマーケティング手法に対する当社グループの事業戦略や取り組みが功を奏しないもしくは十分ではない場合には、当社グループのサービスの品質の低下が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (9) 当社グループの事業展開に関するリスク当社グループは、主要な事業会社グループである株式会社博報堂、株式会社大広、株式会社読売広告社、株式会社Hakuhodo DY ONE、ソウルドアウト株式会社、株式会社オプト、及びENND PARTNERS株式会社の7社並びに専門性と先進性の継続的な当社グループへの取り込みを狙った当社傘下の事業組織「kyu」に加えて、各組織がそれぞれ所有する広告関連サービスを提供する子会社群等から形成されており、広告主に対しワンストップでのマーケティング・コミュニケーションサービスを提供すべく国内外において事業展開をしております。 また、中期経営計画においては「マーケティングビジネスの構造改革」「新たな成長オプションの創造」「グローバルビジネスのリモデル」の3つの取り組みを進め、事業構造を変革することとしており、「収益性改善と成長オプションの創造期」と位置づけております。 グループ会社を通じた事業展開、新たな価値を生み出す事業領域として注力する会社の設立、買収、資本業務提携等により出資を含むグループ会社関係を構築することについては、出資額あるいは場合によっては出資額を超える損失が発生するリスク、グループの信用を低下させるリスク等を伴う可能性があり、出資会社の事業活動や経営成績によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (10) 知的財産権広告業において一般的なリスクではありますが、当社グループにおいても同様に、事業活動を行う過程で、当社グループが所有する又は使用許諾を受けている以外の知的財産権の侵害及び逆に当社グループが所有する知的財産権が侵害されてしまうおそれがあり、当社グループがかかる事態を防止し、あるいは適切な回復をすることができない可能性があります。 その場合、当社グループの財政状態、経営成績及び社会的信用に悪影響を与える可能性があります。 (11) 人材の確保及び育成当社グループの成長性及び競争上の優位性は、優秀な人材の確保に大きく依存します。 人材に関しては、新卒者の安定的採用や即戦力となる中途採用の推進により確保をはかり、各職責、能力、市場環境の変化に対応した教育研修等による育成に努めておりますが、何らかの理由により優秀な人材の流出や人材の確保に支障をきたす可能性もあります。 かかる事態が生じた場合、当社グループの競争力に悪影響を与える可能性があります。 (12) メディア・コンテンツビジネスに関わるリスク当社グループは、今後もスポーツ等イベントの権利取得や興業、映画製作への投資、アニメ・キャラクター関連番組制作等のコンテンツ関連ビジネスを行っております。 しかしながら、メディア・コンテンツビジネスの事業展開には、投資リスクを伴う場合があり、計画通りに進行しない場合又は収益を確保できない場合には当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (13) 海外市場展開当社グループは、広告主のニーズに応えるため、また中期経営計画における基本戦略の一つとして、更なる拠点拡充や専門マーケティングサービス企業のM&Aによるグループ内への取り込みを含め、積極的な事業展開を行っておりますが、これらの事業展開には、海外の事業投資に伴うリスク(為替リスク、カントリーリスク等)、出資額あるいは出資額を超える損失が発生するリスク及びグループの信用を低下させるリスク等を伴う可能性があり、計画通りに事業展開ができない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (14) グループ経営基盤に関わるリスク 当社グループは、持株会社体制という枠組みの持つ優位性等、経営統合の相乗効果を最大限活用し、グループ経営基盤の強化に努めておりますが、持株会社統治等の効果が十分発揮されなかった場合には当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 また、資金運用面においても、グループ内での資金運用、配分の効率化を進めておりますが、その効果が十分に発揮されない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (15) 訴訟等に関わるリスク当社グループは、様々な要因により今後直接又は間接的に、何らかの訴訟・紛争に関与することとなる可能性は否定できません。 当社グループが訴訟・紛争に関与した場合、その経過・結果如何によっては、当社グループの財政状態、経営成績及び社会的信用に悪影響を与える可能性があります。 (16) 投資有価証券に関わるリスク当社グループは、投資有価証券の評価基準及び評価方法として、市場価格のない株式等以外のものは期末の時価にて評価するため、株式市況等の変動により評価損を計上する可能性があります。 一方、市場価格のない株式等は実質価額で評価するため、発行会社の財務状況や今後の見通しなどに鑑み、時価が著しく下落し、その回復が見込めない場合には、減損処理により評価損を計上する可能性があります。 このような状況になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (17) 退職給付債務に関わるリスク当社グループの退職給付債務及び退職給付費用は、割引率、年金資産の期待運用収益率等の一定の前提条件に基づいて数理計算を行っております。 実際の結果が前提条件と異なる場合又は前提条件が変更された場合、その差額は将来にわたって規則的に損益認識されます。 金利の低下、運用利回りの低下、年金資産の時価の下落等があった場合や退職金制度、年金制度を変更した場合には、追加的な退職給付に係る負債の計上、未認識の過去勤務費用の発生又は将来の退職給付費用の増加により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 当社グループは、これらの影響を軽減すべく退職給付制度の一部を2018年4月以降、確定給付年金から確定拠出年金に変更しておりますが、引き続き確定給付年金も残されているため、これらの可能性を完全になくすことはできません。 また、退職給付に関する会計基準の変更等により、従来の会計方針を変更した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (18) 役職員等の不正行為のリスク役職員等の不正行為の防止を目的として、当社グループでは、「グループコンプライアンス委員会」を設置し、グループ全体のコンプライアンス活動を推進する体制を構築しております。 また、株式会社博報堂において、株式会社博報堂の代表取締役社長を委員長とする「ビジネス意識・行動改革委員会」を設置し、行動規範及び遵守事項の徹底、取引ルールの明確化と周知、倫理のみに頼らない仕組みづくりなど、各種テーマで再発防止策の策定と実施を行っております。 しかし、法令及び社内規程の遵守のための様々な取組みをもってしても、役職員の不正行為を完全に防止することはできません。 また、当社グループの取引先等の不正行為への関与が問題となる可能性もあります。 これらの役職員等の不正行為により、当社グループの財政状態、経営成績及び社会的信用に悪影響を与える可能性があります。 (19) 災害、事故、紛争(あるいは戦争)、感染症の流行等に関わるリスク当社グループが事業を遂行又は展開する地域において、自然災害、電力その他の社会的インフラの障害、通信・放送の障害、流通の混乱、大規模な事故、伝染病、戦争、テロ、政情不安、社会不安等が起こった場合又その回復状況等が、当社グループ又は当社グループの取引先の事業活動に悪影響を及ぼすことが想定されます。 (20) 情報システムに関わるリスク当社グループは、広告主のマーケティング又は広告に関する情報の管理を含む当社グループの事業のために、情報システムを使用し、情報インフラに依存しております。 当社グループ又は当社グループが利用する第三者の情報システムに、システムの障害や停止、システムへの不正なアクセス、コンピュータウィルスの侵入、サイバーアタック、従業員の不適正な事務・事故・不正等による人為的過誤などが発生した場合、また同様の要因により情報の外部漏洩・不正使用等が発生した場合、当社グループ又は当社グループの取引先の事業活動あるいは当社グループの社会的信用に悪影響を及ぼし、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績当連結会計年度における日本経済は、物価高騰による生活防衛意識の高まりが継続するものの、雇用・所得環境の改善に支えられた個人消費の持ち直しや、省力化を目的とした堅調な設備投資に牽引され、内需主導の緩やかな回復が続いています。 一方、期末に発生した中東情勢の緊迫化に伴う資源価格の高騰やサプライチェーンの混乱など、先行きの不透明感が急速に高まっております。 こうした経済情勢の中、国内広告市場(注1)は総じて前年を上回る水準にあり、堅調に推移しています。 このような環境下、当連結会計年度の業績につきましては、ユナイテッド株式会社の連結除外(注2)や官公庁業務の反動減の影響などにより、売上高(注3)は1兆5,804億60百万円(前期比2.0%減収)と減収の結果となりました。 一方で、下期(2025年10月~2026年3月)においては、前期比0.9%増加と増収を確保しており、回復の兆しが現れております。 収益面におきましては、国内外で進めた収益性向上策が奏功して、調整後(注4)売上総利益は、通期で前年同期比2.4%増加となり、調整後売上総利益率についても1.1ポイント上昇しております。 利益面につきましては、国内においては、下期の売上総利益の強い伸長により、調整後のれん償却前営業利益が前年から70億98百万円増加し881億47百万円(同8.8%増加)、海外においては、費用コントロール施策の効果により、のれん償却前営業利益が前年から27億69百万円増加し85億47百万円(同47.9%増加)となり、その結果、営業利益は前年同期から大幅に増加し、前年同期比18.9%の増益となり、特に下期における売上総利益の伸長が増益に大きく寄与いたしました。 以上の結果、国内外で実施した構造改革関連費用を含む特別損失105億59百万円を計上いたしましたが、営業利益の増益がこれを補い、親会社株主に帰属する当期純利益は167億75百万円(同60億6百万円増加)となりました。 (注1)「サービス産業動態統計調査」(総務省)によります。 (注2) 2025年3月期までは当社の子会社でありましたが、2026年3月期から持分法適用会社へ移行しております。 (注3)「売上高」は従前の会計基準に基づくものですが、財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等に準拠した開示ではないものの、自主的に開示しております。 (注4)「調整後」とは、メルカリ株売却益を除いた主力事業における数値であります。 (2) 財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ309億40百万円増加し、1兆811億32百万円となりました。 主な増減は、現金及び預金の増加274億55百万円、受取手形及び売掛金の増加114億60百万円、棚卸資産の減少58億59百万円、のれんの減少74億7百万円、投資有価証券の増加129億61百万円であります。 負債は、前連結会計年度末に比べ421億5百万円増加し、6,786億15百万円となりました。 主な増減は、支払手形及び買掛金の増加107億99百万円、1年内返済予定長期借入金の増加224億円、預り金の増加224億25百万円、長期借入金の減少187億67百万円であります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ111億65百万円減少し、4,025億16百万円となりました。 主な増減は、利益剰余金の減少251億85百万円、自己株式の減少159億9百万円、非支配株主持分の減少99億14百万円であります。 なお、第3四半期連結会計期間末から、デジタルホールディングスグループの貸借対照表を連結しております。 (3) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて255億57百万円増加し、2,330億77百万円となりました。 ≪営業活動によるキャッシュ・フロー≫営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益(377億41百万円)の計上等に対して、減価償却費(142億64百万円)、のれん償却額(102億58百万円)、預り金の増減額(227億40百万円)、法人税等の支払額(△233億58百万円)等により、683億61百万円の増加(前連結会計年度末は824億46百万円の増加)となりました。 ≪投資活動によるキャッシュ・フロー≫投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入(87億95百万円)、連結の範囲の変更を伴う子会社株式及び出資金の売却による支出(△115億24百万円)等により、140億86百万円の減少(前連結会計年度末は135億29百万円の減少)となりました。 ≪財務活動によるキャッシュ・フロー≫財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出(△100億円)、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式及び出資金の取得による支出(△61億97百万円)、配当金の支払額(△117億26百万円)等により、306億62百万円の減少(前連結会計年度末は458億48百万円の減少)となりました。 (4) 生産、受注及び販売の状況当社グループは、広範囲かつ多種多様にわたる広告業務サービスの提供を主たる事業としており、その内容、構造、形式が必ずしも一様ではないため、生産実績及び受注実績について、その金額あるいは数量を記載しておりません。 また、販売実績については、(1) 経営成績に含めて記載しております。 (5) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、2024年6月に2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、各種取り組みを進めてきました。 同計画では、中期経営目標を掲げております。 当連結会計年度の実績は、調整後のれん償却前営業利益年平均成長率(注1)が、広告需要の取り込みに加えて、グループフォーメーションの再編による収益性改善が大きく寄与し、目標値を上回りました。 調整後売上総利益年平均成長率(注2)は目標値には届かなかったものの、成長を維持しました。 調整後のれん償却前オペレーティング・マージン(注3)は、2027年3月期の目標水準を上回りました。 一層の効率化と成長施策の実行を通じて、持続的な収益性の強化を図ります。 のれん償却前ROE(注4)は、国内外の費用構造改革に伴う一時的な費用などの影響を受け、目標値を下回る結果となりましたが、中期経営計画最終年度である2027年3月期は目標値の達成を目指します。 また、中期経営計画では本計画期間を「収益性改善と成長オプションの創造」と位置付け、事業構造改革を推進しております。 「マーケティングビジネスの構造改革」では、事業会社の枠を超えたリソース最適化と、自社開発のテクノロジーやソリューションの実装により、提案力の高度化と生産性向上を両立させています。 成長領域であるデジタルマーケティングにおいては、Hakuhodo DY ONEの統合効果とデジタルホールディングスとのシナジー最大化により、シェア拡大と収益基盤の強化を加速させています。 「新たな成長オプションの創造」では、経営課題を起点とした大型案件の獲得など、連携による収益拡大が順調に推移しています。 あわせて、コンテンツおよびインキュベーション領域の推進機能を持株会社に集約し、機動的な投資判断と事業基盤の強化を図ります。 「グローバルビジネスのリモデル」では、kyuの経営体制刷新とASEAN地域での博報堂とHakuhodo DY ONEの一体運営を通じてコスト最適化を徹底し、確固たる利益体質へと転換するとともに、収益の持続的な拡大を追求してまいります。 依然として、国内外の経済の先行きは不確実性が高い状況にありますが、引き続き、掲げた中期経営計画の達成に向け、各種取組を確実に実行してまいります。 (注1)調整後のれん償却前営業利益年平均成長率とは、メルカリ株売却益を除いた主力事業における企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される連結営業利益をもとに、2024年3月期の実績を基準とした、2025年3月期から2027年3月期までの3年間の年平均成長率のこと。 (注2)調整後売上総利益年平均成長率とは、メルカリ株売却益を除いた主力事業における連結売上総利益をもとに、2024年3月期の実績を基準とした、2025年3月期から2027年3月期までの3年間の年平均成長率のこと。 (注3)調整後のれん償却前オペレーティング・マージン = 調整後のれん償却前営業利益÷調整後連結売上総利益(注4)のれん償却前ROEとは、企業買収によって生じるのれんの償却額等を除外して算出される親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本(期首・期末平均) (6) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループは、経営環境のいかなる変化のもとでも事業活動を安定的に継続させる為に必要な手元流動性を確保した上で、事業活動から生み出されるネットキャッシュを、中期経営計画に基づき成長分野に重点的に投下することを基本方針としております。 また、安定かつ継続的に株主に配当を実施することを株主還元の基本方針とし、資金需要の状況、業績の動向及び内部留保の充実等を総合的に勘案の上、配当額を決定しております。 将来の成長の為に必要な投資資金や株主還元の為の資金は、前述の通り自己資金から賄うことを基本方針としておりますが、M&Aや設備投資は個別案件毎の規模やタイミングにも依存するため、状況次第では手元資金のみで賄えない場合も想定されます。 このような場合には、当社グループの財務状況や金融・資本市場の動向を鑑み、コストや機動性等を精査した上で、金融機関からの借入等の適切な手段で資金調達を実行する所存であります。 なお、現在の当社グループの財政状態等から勘案すると、十分な資金調達能力を有していると判断しております。 (7) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資については、営業支援、経営管理機能の充実等を目的として継続的に実施しております。 当連結会計年度の設備投資等の総額は11,445百万円であります。 なお、有形固定資産のほか、無形固定資産への投資を含めて記載しております。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は以下のとおりであります。 なお当社グループは、総合広告会社として広告主等に対するマーケティング・コミュニケーションサービス全般の提供を主として営む単一セグメントであります。 (1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本社等(東京都港区)事務所1,745〔521〕-41284472,326144(10) (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 (2) 国内子会社① ㈱博報堂2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本社(東京都港区)事務所3,807〔5,139〕--2681,0495,1264,312(517)関西支社(大阪府大阪市)事務所134〔266〕---77211212(28)中部支社(愛知県名古屋市)事務所-〔40〕---0056(8) (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 ② ㈱大広2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本社(本店)(大阪府大阪市)事務所120〔220〕---27147222(-)東京本社(東京都港区)事務所192〔493〕--18028401355(-) (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 ③ ㈱読売広告社2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本社(東京都港区)事務所131〔621〕--3546214497(25) (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 ④ ㈱Hakuhodo DY ONE2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本社(東京都港区)事務所26〔1,107〕--7733311,1312,214(17) (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 ⑤ ㈱博報堂テクノロジーズ2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計本社(東京都港区)事務所0〔182〕-38320,2035220,638389(21) (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 3 従業員数欄の( )は、臨時従業員の年間平均雇用人員数であり、外数であります。 (3) 在外子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物土地(面積㎡)リース資産ソフトウエアその他合計SYPartners LLC本社他 (アメリカ ニューヨーク州)事務所359〔385〕---1,3901,750124Sid Lee Inc.本社他 (カナダ ケベック州)事務所3,699〔450〕--1091,7275,536325IDEO LLC本社他(アメリカ カリフォルニア州)事務所1,546〔1,116〕--4588,86910,874267 (注) 1 帳簿価額のうち「その他」は車両運搬具並びに工具、器具及び備品等であります。 2 上記中〔 〕内は連結会社以外からの賃借設備にかかる賃借料で、外数であります。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等特記すべき事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等特記すべき事項はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 11,445,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 43 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 13 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 11,683,000 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ①投資株式の区分の基準及び考え方当社及び株式会社博報堂は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とした株式を純投資目的の投資株式とし、それ以外を純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。 なお、原則として当社及び株式会社博報堂は、純投資目的での投資株式は保有しておりません。 ②保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社及び株式会社博報堂は、広告業における取引関係の維持強化を目的として、取引先の株式を保有しております。 株式取得にあたっては、取引関係の維持強化によって得られる当社グループの利益と投資額等を総合的に勘案して、その投資可否を判断しております。 保有する取引先の株式について、当社グループの資本コストも意識した上で、個別銘柄毎に、定期的、継続的に保有の意義を検証し、その意義が乏しいと判断される銘柄については、取引や事業面で考慮すべき事情や市場への影響等に配慮しつつ縮減しております。 一方、その意義が認められる銘柄については、保有を継続します。 また、保有する取引先の株式について保有意義の検証を行い、当社及び株式会社博報堂の取締役会に報告を行っております。 当社は、2026年2月26日開催の取締役会において当社及び主要子会社の検証結果の報告を受けております。 ③株式会社博報堂における株式の保有状況当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額が最も大きい会社(最大保有会社)である株式会社博報堂については以下のとおりであります。 ⅰ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容について上記②に記載のとおりです。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1155,205非上場株式以外の株式7573,535 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式10524業務提携関係維持強化のため非上場株式以外の株式866加入持株会の継続取得に伴う増加 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式8162非上場株式以外の株式56,427 c.保有区分、銘柄別の株式数、貸借対照表計上額等に関する情報等特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱TBSホールディングス2,934,4002,934,400(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有※216,40612,512㈱フジ・メディア・ホールディングス1,622,5001,622,500(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有6,4814,140Cheil Worldwide Inc3,250,0003,250,000(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(業務提携等の概要)関係会社への共同出資(定量的な保有効果)※1無6,4585,956KDDI㈱2,094,8001,047,400(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)株式分割のため無5,7054,942㈱テレビ朝日ホールディングス1,397,0001,397,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有4,8053,541ユニ・チャーム㈱4,692,5464,692,546(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無4,3665,581日本テレビホールディングス㈱1,305,2001,305,200(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有※24,1203,986アサヒグループホールディングス㈱2,400,0002,400,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無3,8044,588花王㈱357,0001,190,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無2,2057,702イオン㈱1,166,601375,359(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)2025年7月1日付でイオンモール㈱を株式交換により完全子会社化したこと、株式分割及び加入持株会の継続取得に伴う増加無2,1981,407小林製薬㈱339,279337,103(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加有1,9991,911㈱資生堂590,110590,110(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無1,8821,664日清食品ホールディングス㈱514,314514,314(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無1,5451,570松竹㈱90,00090,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無1,0621,107ロート製薬㈱440,000440,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無1,059984㈱Laboro.AI1,173,7091,173,709(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無9061,233㈱ヤクルト本社324,169323,379(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加無862922㈱テレビ東京ホールディングス131,300131,300(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有※2538467㈱イード517,700517,700(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無477427㈱NexTone300,000300,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無448363ブラザー工業㈱145,798145,798(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無418392スズキ㈱220,000220,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(業務提携等の概要)関係会社への共同出資(定量的な保有効果)※1無412398明治ホールディングス㈱100,152100,152(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無386325 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)ANAホールディングス㈱106,083102,725(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加無297283ライオン㈱174,000174,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無289308㈱コーセーホールディングス49,06747,088(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加無288292データセクション㈱200,000200,000(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無254193㈱不二家96,68494,683(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加無239226㈱ブリヂストン64,00032,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)株式分割のため無209191イオンフィナンシャルサービス㈱126,495126,495(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無196166森永乳業㈱40,00040,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無190124㈱東北新社300,000300,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(業務提携等の概要)関係会社への共同出資(定量的な保有効果)※1有184171㈱WOWOW142,800142,800(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無177142㈱セブン&アイ・ホールディングス81,50781,507(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無173176㈱スカパーJSATホールディングス59,40059,400(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無17169サッポロホールディングス㈱100,00020,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)株式分割のため無171152㈱日清製粉グループ本社73,33073,330(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有153126㈱日立製作所28,25028,250(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無12697スペースシャワーSKIYAKIホールディングス㈱160,000160,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無11675中部日本放送㈱87,12087,120(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有9957㈱ブルボン30,41929,652(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加無9775トヨタ自動車㈱30,000280,075(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無94732AEON信貸財務(亜州)有限公司550,000550,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無9064森永製菓㈱32,34032,340(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無8781㈱モスフードサービス20,00020,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無8473 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)江崎グリコ㈱14,35513,923(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)加入持株会の継続取得に伴う増加無8464積水化学工業㈱30,00030,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無7876㈱True Data170,000170,000(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無77119宝ホールディングス㈱50,00050,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無7757朝日放送グループホールディングス㈱89,50089,500(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1有7657KLab㈱241,600241,600(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無7534㈱FUNDINNO76,923-(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)上場に伴う株式取得のため無68-日本航空㈱26,40026,400(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無6767㈱アイリッジ142,100142,100(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(業務提携等の概要)デマンドチェーン・顧客接点変革に向けた協業及び関係会社への共同出資(定量的な保有効果)※1無6784エーザイ㈱11,33611,336(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無5546ナイル㈱173,200173,200(保有目的)業務提携関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無5447日産自動車㈱133,056133,056(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無4450亀田製菓㈱10,00010,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無4339ハウス食品グループ本社㈱13,00013,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無3935㈱御園座24,00024,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無3740 ※1:特定投資株式における定量的な保有効果の記載は困難であります。 毎期、個別の政策保有株式について、保有に伴う取引等の便益について取引状況等を元に定量的・定性的な検証を個別銘柄ごとに実施しております。 ※2:当該株式発行者の子会社による保有がございます。 ※3:2025年4月1日付で連結子会社である株式会社博報堂DYメディアパートナーズの事業を株式会社博報堂が承継する会社分割を実施したため、前事業年度の特定投資株式につきましては株式会社博報堂と株式会社博報堂DYメディアパートナーズが保有する株式を合算して表記しております。 ④当社における株式の保有状況当社及び連結子会社のうち、提出会社である当社については以下のとおりであります。 ⅰ.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容について上記②に記載のとおりです。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式9354非上場株式以外の株式46,600 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式以外の株式249 c.保有区分、銘柄別の株式数、貸借対照表計上額等に関する情報等特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱リクルートホールディングス1,000,0001,000,000(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1無6,5267,657第一生命ホールディングス㈱48,40012,100(保有目的)取引関係の維持強化のため(定量的な保有効果)※1(株式数が増加した理由)株式分割のため有※26854インフォメティス㈱8,8808,880(保有目的)業務提携関係維持強化のため(定量的な保有効果)※1無47Hmcomm㈱1,80020,000(保有目的)業務提携関係維持強化のため(定量的な保有効果)※1無116 ※1:特定投資株式における定量的な保有効果の記載は困難であります。 毎期、個別の政策保有株式について、保有に伴う取引等の便益について取引状況等を元に定量的・定性的な検証を個別銘柄ごとに実施しております。 ※2:当該株式発行者の子会社による保有がございます。 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 9 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 354,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 4 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 6,600,000,000 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 49,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 1,800 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 1,000,000 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | Hmcomm㈱ |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | (保有目的)業務提携関係維持強化のため(定量的な保有効果)※1 |
| 当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 公益財団法人博報堂教育財団東京都千代田区内幸町2丁目2-371,005,35019.77 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8-129,864,6008.31 一般社団法人博政会東京都豊島区目白1丁目3-1718,080,0005.03 株式会社朝日新聞社東京都中央区築地5丁目3-211,223,4903.12 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)11,064,1183.08 一般社団法人フラタニテ東京都中央区京橋1丁目3-111,000,0003.06 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-1210,436,6002.90 日本テレビ放送網株式会社東京都港区東新橋1丁目6-18,620,0002.40 博報堂DYホールディングス社員持株会東京都港区赤坂5丁目3-18,203,9172.28 NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT,UK(東京都中央区日本橋3丁目11-1)7,214,7002.00 計―186,712,77551.99 |
| 株主数-金融機関 | 21 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 30 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 52 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 273 |
| 株主数-個人その他 | 9,366 |
| 株主数-その他の法人 | 130 |
| 株主数-計 | 9,872 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式300当期間における取得自己株式―― (注) 当期間における取得自己株式には、2026年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含まれておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -10,000,000,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -10,000,000,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数 (株)当連結会計年度増加株式数 (株)当連結会計年度減少株式数 (株)当連結会計年度末株式数 (株)発行済株式数 普通株式 (注)1389,559,436-25,656,800363,902,636自己株式 普通株式 (注)2、322,174,0668,656,83025,960,3004,870,596 (注)1 普通株式の発行済株式数の減少25,656,800株は、自己株式の消却によるものであります。 2 普通株式の自己株式の株式数の増加8,656,830株は、2025年5月13日に開催された取締役会の決議に基づく自己株式の取得による増加8,656,800株、単元未満株式の買取りによる増加30株であります。 3 普通株式の自己株式の株式数の減少25,960,300株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少303,500株、自己株式の消却による減少25,656,800株であります。 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 有限責任 あずさ監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年6月25日株式会社博報堂DYホールディングス取締役会 御中有限責任 あずさ監査法人東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士宍 戸 通 孝 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士新 井 浩 次 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士髙 橋 毅 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社博報堂DYホールディングスの2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社博報堂DYホールディングス及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、会社の当連結会計年度の連結貸借対照表において計上されているのれん49,805百万円には、2022年4月に会社がソウルドアウト株式会社の支配を獲得した際に発生したのれん11,351百万円が含まれており、連結総資産の1.0%を占めている。 ソウルドアウト株式会社の支配獲得により計上したのれんは、その効果の及ぶ期間にわたって償却されるが、のれんを含む資産グループに減損の兆候があるときは、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 判定の結果、減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。 ソウルドアウト株式会社及びその子会社(以下「ソウルドアウト株式会社グループ」という。 )は、競争環境が激化するなかで既存顧客を一部喪失したこと等の要因により、支配獲得時におけるソウルドアウト株式会社グループの事業計画どおりに業績が達成されていないことから、経営者は、のれんを含む資産グループに減損の兆候が認められると判断している。 このため、当連結会計年度において減損損失の認識の要否の判定が行われているが、見積られた割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断されている。 割引前将来キャッシュ・フローは、ソウルドアウト株式会社グループの直近の業績を踏まえ見直した事業計画(以下「見直し後の事業計画」という。 )を基礎として見積っているが、この見直し後の事業計画には、株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化等に基づく今後の収益の成長予測に関する仮定が用いられている。 これらの仮定は、高い不確実性を伴うため、これら仮定についての経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの減損の要否に関する評価の妥当性を検討するため、主に以下の手続を実施した。 (1) 内部統制の評価のれんを含む資産グループの減損の要否の判定に関 連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価● 将来キャッシュ・フローについて、その基礎となる見直し後の事業計画との整合性を検討した。 ● 過年度における事業計画と実績を比較することにより、両者の乖離の要因を把握し、計画の精度を検討した。 ● 将来キャッシュ・フローの見積りに当たって基礎とした見直し後の事業計画における仮定の適切性及びその後の期間の収益成長率等を評価するために、以下の手続を実施した。 ・ 市場予測及び利用可能な外部データとの比較・ 株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化について、関連資料の閲覧・ 見直し後の事業計画に一定の不確実性を織り込んだ場合に、減損の要否に関する判断に与える影響の検討 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社博報堂DYホールディングスの2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社博報堂DYホールディングスが2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、会社の当連結会計年度の連結貸借対照表において計上されているのれん49,805百万円には、2022年4月に会社がソウルドアウト株式会社の支配を獲得した際に発生したのれん11,351百万円が含まれており、連結総資産の1.0%を占めている。 ソウルドアウト株式会社の支配獲得により計上したのれんは、その効果の及ぶ期間にわたって償却されるが、のれんを含む資産グループに減損の兆候があるときは、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 判定の結果、減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。 ソウルドアウト株式会社及びその子会社(以下「ソウルドアウト株式会社グループ」という。 )は、競争環境が激化するなかで既存顧客を一部喪失したこと等の要因により、支配獲得時におけるソウルドアウト株式会社グループの事業計画どおりに業績が達成されていないことから、経営者は、のれんを含む資産グループに減損の兆候が認められると判断している。 このため、当連結会計年度において減損損失の認識の要否の判定が行われているが、見積られた割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断されている。 割引前将来キャッシュ・フローは、ソウルドアウト株式会社グループの直近の業績を踏まえ見直した事業計画(以下「見直し後の事業計画」という。 )を基礎として見積っているが、この見直し後の事業計画には、株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化等に基づく今後の収益の成長予測に関する仮定が用いられている。 これらの仮定は、高い不確実性を伴うため、これら仮定についての経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの減損の要否に関する評価の妥当性を検討するため、主に以下の手続を実施した。 (1) 内部統制の評価のれんを含む資産グループの減損の要否の判定に関 連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価● 将来キャッシュ・フローについて、その基礎となる見直し後の事業計画との整合性を検討した。 ● 過年度における事業計画と実績を比較することにより、両者の乖離の要因を把握し、計画の精度を検討した。 ● 将来キャッシュ・フローの見積りに当たって基礎とした見直し後の事業計画における仮定の適切性及びその後の期間の収益成長率等を評価するために、以下の手続を実施した。 ・ 市場予測及び利用可能な外部データとの比較・ 株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化について、関連資料の閲覧・ 見直し後の事業計画に一定の不確実性を織り込んだ場合に、減損の要否に関する判断に与える影響の検討 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、会社の当連結会計年度の連結貸借対照表において計上されているのれん49,805百万円には、2022年4月に会社がソウルドアウト株式会社の支配を獲得した際に発生したのれん11,351百万円が含まれており、連結総資産の1.0%を占めている。 ソウルドアウト株式会社の支配獲得により計上したのれんは、その効果の及ぶ期間にわたって償却されるが、のれんを含む資産グループに減損の兆候があるときは、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定する必要がある。 判定の結果、減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識される。 ソウルドアウト株式会社及びその子会社(以下「ソウルドアウト株式会社グループ」という。 )は、競争環境が激化するなかで既存顧客を一部喪失したこと等の要因により、支配獲得時におけるソウルドアウト株式会社グループの事業計画どおりに業績が達成されていないことから、経営者は、のれんを含む資産グループに減損の兆候が認められると判断している。 このため、当連結会計年度において減損損失の認識の要否の判定が行われているが、見積られた割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失の認識は不要と判断されている。 割引前将来キャッシュ・フローは、ソウルドアウト株式会社グループの直近の業績を踏まえ見直した事業計画(以下「見直し後の事業計画」という。 )を基礎として見積っているが、この見直し後の事業計画には、株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化等に基づく今後の収益の成長予測に関する仮定が用いられている。 これらの仮定は、高い不確実性を伴うため、これら仮定についての経営者による判断が将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「(重要な会計上の見積り)」 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの減損の要否に関する評価の妥当性を検討するため、主に以下の手続を実施した。 (1) 内部統制の評価のれんを含む資産グループの減損の要否の判定に関 連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 将来キャッシュ・フローの見積りの合理性の評価● 将来キャッシュ・フローについて、その基礎となる見直し後の事業計画との整合性を検討した。 ● 過年度における事業計画と実績を比較することにより、両者の乖離の要因を把握し、計画の精度を検討した。 ● 将来キャッシュ・フローの見積りに当たって基礎とした見直し後の事業計画における仮定の適切性及びその後の期間の収益成長率等を評価するために、以下の手続を実施した。 ・ 市場予測及び利用可能な外部データとの比較・ 株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化について、関連資料の閲覧・ 見直し後の事業計画に一定の不確実性を織り込んだ場合に、減損の要否に関する判断に与える影響の検討 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | 有限責任 あずさ監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年6月25日株式会社博報堂DYホールディングス取締役会 御中有限責任 あずさ監査法人東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士宍 戸 通 孝 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士新 井 浩 次 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士髙 橋 毅 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社博報堂DYホールディングスの2025年4月1日から2026年3月31日までの第23期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社博報堂DYホールディングスの2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、会社の当事業年度の貸借対照表において関係会社株式が453,531百万円計上されている。 そのうち、子会社であるソウルドアウト株式会社の株式の帳簿価額は19,214百万円であり、総資産の3.5%を占めている。 注記事項「(重要な会計方針)1.有価証券の評価基準及び評価方法」に記載のとおり、子会社株式及び関連会社株式は取得原価をもって貸借対照表価額とされるが、関係会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには原則として株式の評価損を認識する必要がある。 ソウルドアウト株式会社の株式の実質価額は財務諸表から得られる1株当たり純資産額を基礎とするが、ソウルドアウト株式会社の株式の取得は超過収益力、経営権等を反映して相当高い価額で行われており、これらが実質価額に反映されている。 会社は、ソウルドアウト株式会社の株式が超過収益力を反映して相当高い価額で取得されたことを踏まえ、同社株式の実質価額について、ソウルドアウト株式会社とその子会社の事業から得られる将来キャッシュ・フローの割引現在価値を算定することで見積っている。 将来キャッシュ・フローは、ソウルドアウト株式会社の取締役会で承認された事業計画を基礎とし、一定の仮定をおいて計算している。 将来キャッシュ・フローの見積りには、株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化等に基づく今後の収益の成長予測に関する仮定が用いられている。 これらの仮定は、高い不確実性を伴うため、これらの仮定についての経営者による判断が当該事業計画を基にした将来キャッシュ・フロー等の見積りに重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性を検討するため、当該評価の前提となる事業計画で置かれている仮定の適切性に関して、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価関係会社株式の評価に関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 実質価額の見積りの合理性の評価連結財務諸表の監査報告書において、「ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性」が監査上の主要な検討事項に該当すると判断し、監査上の対応について記載している。 当該記載内容は、個別財務諸表監査における監査上の対応と実質的に同一の内容であることから、監査上の対応に関する具体的な記載を省略する。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、会社の当事業年度の貸借対照表において関係会社株式が453,531百万円計上されている。 そのうち、子会社であるソウルドアウト株式会社の株式の帳簿価額は19,214百万円であり、総資産の3.5%を占めている。 注記事項「(重要な会計方針)1.有価証券の評価基準及び評価方法」に記載のとおり、子会社株式及び関連会社株式は取得原価をもって貸借対照表価額とされるが、関係会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには原則として株式の評価損を認識する必要がある。 ソウルドアウト株式会社の株式の実質価額は財務諸表から得られる1株当たり純資産額を基礎とするが、ソウルドアウト株式会社の株式の取得は超過収益力、経営権等を反映して相当高い価額で行われており、これらが実質価額に反映されている。 会社は、ソウルドアウト株式会社の株式が超過収益力を反映して相当高い価額で取得されたことを踏まえ、同社株式の実質価額について、ソウルドアウト株式会社とその子会社の事業から得られる将来キャッシュ・フローの割引現在価値を算定することで見積っている。 将来キャッシュ・フローは、ソウルドアウト株式会社の取締役会で承認された事業計画を基礎とし、一定の仮定をおいて計算している。 将来キャッシュ・フローの見積りには、株式会社博報堂DYホールディングスグループ内の協業推進及び強化等に基づく今後の収益の成長予測に関する仮定が用いられている。 これらの仮定は、高い不確実性を伴うため、これらの仮定についての経営者による判断が当該事業計画を基にした将来キャッシュ・フロー等の見積りに重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性を検討するため、当該評価の前提となる事業計画で置かれている仮定の適切性に関して、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価関係会社株式の評価に関連する内部統制の整備状況及び運用状況の有効性を評価した。 (2) 実質価額の見積りの合理性の評価連結財務諸表の監査報告書において、「ソウルドアウト株式会社の取得によって計上したのれんの評価の妥当性」が監査上の主要な検討事項に該当すると判断し、監査上の対応について記載している。 当該記載内容は、個別財務諸表監査における監査上の対応と実質的に同一の内容であることから、監査上の対応に関する具体的な記載を省略する。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | ソウルドアウト株式会社の株式に係る実質価額の評価の妥当性 |