財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-24 |
| 英訳名、表紙 | YOTAI REFRACTORIES CO.,LTD. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 取締役社長 田 口 三 男 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 大阪府貝塚市二色中町8番1 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (072)430-2100 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 1936年8月耐火煉瓦製造を主たる目的として大阪セメント株式会社(現住友大阪セメント株式会社)その他の出資にて資本金100万円をもって大阪市北区に大阪窯業耐火煉瓦株式会社を設立1937年9月岡山クレー工場(現吉永工場 第二製造所、岡山県備前市)を建設操業開始1938年1月日生工場(岡山県備前市)を建設操業開始1947年12月本店を大阪市北区西天満二丁目に移転東京出張所(現東京支社、東京都文京区)を開設1949年9月大阪証券取引所に株式を上場1951年6月三石工場(現吉永工場 第三製造所、岡山県備前市)を買収1955年4月九州出張所(現九州支社、北九州市小倉北区)を開設1960年6月本店を大阪市北区西天満四丁目に移転1962年4月吉永工場(岡山県備前市)を建設操業開始1985年4月研究開発部門を統合し技術研究所(岡山県備前市)を設置1987年6月商号を株式会社ヨータイと変更1988年5月本店を大阪市北区曽根崎新地一丁目(桜橋プラザビル)に移転1993年10月大阪窯業株式会社を吸収合併 貝塚工場(大阪府貝塚市)、瑞浪工場(岐阜県瑞浪市)他承継1997年12月大阪証券取引所の市場第1部銘柄に指定1998年10月子会社オーワイケー・ファーネス株式会社を吸収合併2003年6月本店を大阪府貝塚市二色中町8番1に移転2004年7月営口新窯耐耐火材料有限公司(中国 遼寧省大石橋市)へ出資2005年5月営口新窯耐耐火材料有限公司へ追加出資し完全子会社化2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第1部に上場2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行2022年10月柴田窯業原料株式会社の耐火物原料の製造事業を譲り受け、瑞浪工場土岐製造所として操業開始2023年6月営口窯耐進出口有限公司(現連結子会社、中国 遼寧省大石橋市)を完全子会社として設立2023年12月営口新窯耐耐火材料有限公司の全出資持分を譲渡 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(営口窯耐進出口有限公司)の2社で構成されており、耐火物等の製造販売、耐火物納入先の需要に応じた築炉工事(エンジニアリング)を主な事業として取り組んでおります。 耐火物は鉄鋼業、化学工業、セメント、ガラスなどの高熱工業には不可欠な基礎資材であり、当社は創立以来その専門メーカーとして営業してまいりました。 当社グループの事業における当社及び連結子会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 「耐火物等」鉄鋼用、非鉄金属用、セメント用、ガラス用、その他窯業用及び環境装置関係炉用を主とした、塩基性れんが、高アルミナ質れんが、粘土質れんが、珪石れんが等の各種耐火れんが及び不定形耐火物等を製造販売しております。 「エンジニアリング」耐火物を使用する各種工業用窯炉、環境設備等の設計・施工を行っており、必要に応じてメンテナンス工事等を請け負っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) 営口窯耐進出口 有限公司 (注) 1.2中国遼寧省大石橋市15,000千元耐火物等 (所有)100.0当社への製品の販売。 当社の役員1名が同社の役員を兼任しております。 (その他の関係会社の親会社) 株式会社麻生 (注) 3.4福岡県 飯塚市 3,580百万円医療関連事業不動産関連事業(間接被所有)35.5-(その他の関係会社) ASNFホールディングス合同会社 (注) 4東京都千代田区 30万円持株会社(直接被所有)35.5当社の筆頭株主であります。 (注) 1. 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。 2. 特定子会社であります。 3. 有価証券報告書の提出会社です。 4. ASNFホールディングス合同会社は、株式会社麻生の100%子会社です。 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)耐火物等402[77]エンジニアリング47[7]全社(共通)88[5]合計537[89] (注) 1. 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2. 臨時従業員には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。 3. 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門等の従業員であります。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)518[89]40.7414.096,781,5332.18 セグメントの名称従業員数(人)耐火物等383[77]エンジニアリング47[7]全社(共通)88[5]合計518[89] (注) 1. 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は、[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2. 臨時従業員には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。 3. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 4. 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門等の従業員であります。 ③ 労働組合の状況当社グループには、労働組合が5組合結成されており、その総組合員数は439名であります。 なお、労使関係について、特記すべき事項はありません。 ④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容当社は使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。 当該役員・従業員株式所有制度の内容について「1 株式等の状況 (8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者0.0(全 体)114.3(注2)71.274.072.1(総合職)150.0(注1)(一般職)100.0(技能職)100.0 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社グループは、永年に亘る耐火物製造技術の歴史と経験を後世に継承しつつ、独自の技術を生かして、革新する時代に即した新しい技術と製品を創出し、顧客の満足度を高めるとともに、社会に貢献する誠実な企業を目指しております。 (2)目標とする経営指標当社グループは、収益力の維持とESG経営の推進により、財務価値・非財務価値を高め、社会と調和し、持続的に企業価値を向上し続ける企業を目指しております。 このような企業像を実現すべく、売上高経常利益率(経常利益÷売上高)及び自己資本利益率(ROE)を重要な指標として、収益力の強化、企業価値の向上に一層努めてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略当連結会計年度における我が国経済は、雇用情勢、所得環境が改善に向かい、設備投資も堅調に推移するなど、緩やかな回復基調が持続しています。 しかしながら、年度末にかけては、米国およびイスラエルによるイラン攻撃を受けて、国内経済の先行きは不確実性が高まりました。 世界的には、米国の通商政策の影響、日中間の緊張感、中東情勢の緊張化により不確実性が高まりました。 このような状況のなか、当社グループは、高い収益力を維持するために、お客様のニーズをとらえた新製品の開発、技術サービス員の増員、営業拠点の拡充による積極的な営業展開、設備の合理化による低コスト・安定供給体制の強化、安全第一をモットーにした健康経営の推進、GHG排出量削減に向けた取り組みを継続しておこなってまいりました。 今後、耐火物市場の成熟、人口構成の変化、テクノロジーの急速な発達、持続可能な社会への貢献など不確実性が高まっております。 このような環境の中、①製品・サービスの質の向上による売上拡大②低コスト・安定供給体制の強化③新たな収益源の育成④ESGの推進による経営基盤の構築を進めてまいります。 以上の取り組みを実施しながら「財務価値・非財務価値を高め、持続的に企業価値を向上し続ける企業」を目指します。 (4)会社の対処すべき課題当社には、①当社が強みを持つ分野での国内・海外需要の取り込み・戦略的な営業体制の構築②不確実性の高まりに対応する経営体制の整備③原料の備蓄体制の強化と中国以外の調達先の拡大④建設業・物流業2024年問題を考慮したサプライチェーンマネジメント⑤DX推進と人的資本への投資⑥さらなる低コスト・省人化を視野に入れた設備投資⑦カーボンニュートラル実現に向けた設備投資という課題があります。 当社グループは2024年5月10日に第二次中期経営計画(2024-2026年度)を制定しました。 目指す企業像である「収益力の維持とESG経営の推進により、財務価値・非財務価値を高め、社会と調和し、持続的に企業価値を向上し続ける企業」の実現に向けて継続的な体制づくりと新たな収益源の育成を行う期間とし、引き続き、ヒト・モノ・情報への投資を行い、投資効果の拡大を図りながら、環境変化に対応して収益力の強化・収益源の多様化を目指し、一層の業績向上に努めてまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ基本方針ヨータイグループは、企業理念に「永年に亘る耐火物製造技術の歴史と経験を後世に継承しつつ、ヨータイ独自の技術を生かして、革新する時代に即した新しい技術と製品を創出し、顧客の満足度を高めるとともに、社会に貢献する誠実な企業を目指します。 」を掲げています。 今後も、この企業理念の実践を通じて社会課題の解決に努めるとともに、自社の持続的な成長に向けた取組を進めていきます。 なお、当社が優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)につきましては、当社ウェブサイトに公表している「統合報告書2025」(URL https://www.yotai.co.jp/pdf/report_2025.pdf)の36ページをご参照ください。 (2)ガバナンス①マネジメント体制当社は気候関連・人的資本への取組を推進する機関として、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しています。 サステナビリティ委員長の指示のもと、サステナビリティ推進室がアクションプランを策定し、サステナビリティ委員会の分科会である環境分科会、人的資本分科会の各会議体において、情報収集、リスクの想定、対応策の立案、社内教育等、年間の活動を計画・立案し、具体的活動を推進しています。 サステナビリティ委員会で審議・見直しを行った後、年2回、常勤取締役会議へ報告・審議を経て、年1回、取締役会へ報告される仕組みとしています。 また、サステナビリティに関する取組のゴールと目標への進捗状況のモニタリングは、毎年、取締役会にて行っています。 ②リスクおよび機会を評価・管理する上での経営者の役割代表取締役社長は、常勤取締役会議の議長を担うと同時に、サステナビリティ委員会の委員長も担っており、サステナビリティに係る経営判断の最終責任を負っています。 常勤取締役会議およびサステナビリティ委員会で協議された内容は、最終的に取締役会へ報告されます。 サステナビリティ委員会は代表取締役社長を委員長とし、取締役、執行役員および代表取締役社長が指定する事業所長がメンバーとなっています。 サステナビリティ経営の基本方針を策定し、中期経営計画に対するサステナビリティ関連事項の実行とチェックを行うとともに、サステナビリティ課題に関して取組を行います。 サステナビリティ推進体制 サステナビリティの会議体会議体分科会委員長/議長委員/出席者主たる議題開催頻度サステナビリティ委員会全体代表取締役社長事業所長サステナビリティ推進室経営企画室■気候関連リスク・機会について検討■人的資本関連リスク・機会について検討年2回CNV(カーボンニュートラルビジョン)会議環境代表取締役社長工場長製造・設備責任者サステナビリティ推進室経営企画室■GHG排出量 Scope1+2削減方法の検討年6回コストダウン会議環境代表取締役社長工場長製造・設備責任者製造・設備担当者経営企画室■再生可能エネルギー設備導入の検討■環境配慮型生産設備導入の検討月1回工作会議環境プラントグループ責任者工場設備担当者■新規導入設備(再生可能エネルギー設備・環境配慮型生産設備)について工場間の水平展開年4回資材会議環境代表取締役社長工場長購買担当者サステナビリティ推進室経営企画室■鉱物資源の有効活用■GHG排出量 Scope3測定方法の検討年6回開発会議環境代表取締役社長研究所長、研究所員工場長、製造・設備責任者■GHG排出量低減に向けた技術の検討(不定形耐火物・不焼成れんがの開発)月1回人材戦略会議人的資本担当役員本社人事グループ工場労務担当者■人的資本に関するリスク・機会の特定および対応策の検討年6回女性活躍推進会議人的資本担当役員本社人事グループ工場労務担当者■アクションプランの計画および経営陣への提案と進捗管理年1回 (3)気候関連における戦略①組織が選別した、短期・中期・長期の気候変動のリスクおよび機会の認識当社における気候変動の影響について、短期(1~3年)・中期(2030年まで)・長期(2030年以降)の時間軸を想定し、シナリオ分析を行いました。 気候変動がもたらすリスクは、低炭素社会への移行に伴うリスク(移行リスク)と物理的な影響(物理的リスク)に分けられます。 地球の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃および2℃を含む2℃未満または4℃上昇するシナリオを想定し、それぞれのリスクと機会について、影響度が高いと思われる項目を抽出しました。 シナリオ分析プロセス(イ)リスク・機会の抽出考えられる気候変動によるリスク・機会を抽出(ロ)重要リスク・機会の特定(イ)で抽出したリスク・機会の中から当社への影響が大きいと考えられる項目を特定(ハ)シナリオの設定および事業インパクト評価2℃未満シナリオおよび4℃シナリオを設定し、各シナリオでの想定に対する影響を分析(ロ)で特定した重要リスク・機会を分析した結果をロジックツリー形式で整理し、事業への影響を定量的に評価(ニ)対応策の策定(ハ)で評価した当社への影響に対し、シナリオ別に当社の対応事項を策定 ②気候関連のリスクおよび機会が組織のビジネス・戦略・財務計画に及ぼす影響リスク重要度評価の結果、抽出されたリスク・機会は20項目あり、そのうち重要度「大」としたのは6項目で、その一覧は以下の表のとおりです。 リスク重要度評価「大」項目に対応した想定されるリスクと機会・財務的影響(定量分析)・対応策・時間軸一覧(財務的影響:○…影響が大きい、△…影響は中程度、×…影響は小さい)タイプリスク・機会項目重要度評価想定されるリスクと機会財務的影響(定量・定性分析)対応策時間軸大分類小分類2℃未満4℃移行リスク政策/規制炭素税・炭素価格大定形品では、乾燥や焼成する工程があり、重油、LNGおよび電気を使用しています。 定形品は焼成品と不焼成品に分類され、焼成品は焼成工程があるため、エネルギー消費量が多く、気候変動への対応として導入が検討されている炭素税や省エネルギー基準の引き上げといった各種政策によって、多額の追加コストが必要になります。 ○×●省エネ投資・再エネ切り替え・非炭素エネルギー切り替え●燃料・電力原単位の低減●蓄電池導入長期各国のGHG排出目標/政策排出量の報告義務の強化大国際社会は脱炭素化への取り組みが急速に進んでいます。 社会的要請に対応しない場合、売上高減少につながるリスクがあります。 一方、この要求に対応し、より厳しい目標を設定した場合、現在設定している2℃未満水準の目標よりも多くの対策が必要になり、新たな対策費用が必要となります。 2030年度GHG排出量削減目標を設定し、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入を進めています。 これらの設備導入で将来的にエネルギーコストの削減効果が得られますが、設備導入の際、財務リスクが高まります。 ○×●省エネ投資・再エネ切り替え・非炭素エネルギー切り替え●燃料・電力原単位の低減●蓄電池導入長期エネルギーミックスの変化大燃料費の上昇は直接費である製造コストの上昇に直結しますが、このうち再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく、再生可能エネルギー賦課金は今後の再生可能エネルギーの普及の進展に伴い、さらに増加し、製造コストが上昇することが懸念されます。 ○×●再エネ切り替え●燃料・電力原単位の一層の低減長期 タイプリスク・機会項目重要度評価想定されるリスクと機会財務的影響(定量・定性分析)対応策時間軸大分類小分類2℃未満4℃移行リスク市場各国の環境規制大耐火物原料を主に中国から調達しています。 中国では2060年カーボンニュートラルを掲げ、中国国内の環境規制は今後も強化されることが予想されます。 この結果、供給量減少による原料価格高騰が持続的リスクとして考えられます。 ○×●原材料購入先の新規発掘●国内生産●中国を中心としているが、中国以外も含めた複数購買による適正価格での安定調達●原料のリサイクル化長期物理的リスク急性異常気象の頻発化と深刻化(豪雨、洪水等)大大型台風・豪雨等の頻発により、製造拠点の被害やサプライチェーンが寸断され、操業への支障や復旧に要するコスト増加が想定されます。 △△●BCP計画に対応した生産工場の分散長期機会製品およびサービス消費者の嗜好の移り変わり大電炉向け耐火物の製造・販売に強みを持っており、低炭素・循環型鋼材が高炉製品を代替すること、かつ将来的な低炭素・循環型鋼材の需要規模の拡大が見込まれることから、製品売上拡大の機会になると考えています。 また、低炭素型の焼成れんが、不焼成れんが、不定形耐火物がその市場規模に対し、大きく寄与することとなります。 ○○●電炉向け耐火物拡販中期 ③シナリオ分析の結果設定したシナリオ(イ)移行リスクの大きいシナリオ(2℃未満シナリオ)温室効果ガスの排出規制などが厳しくなり、社会システムが気候変動の緩和に移行する「①カーボンニュートラルな社会」におけるシナリオ(参照した外部シナリオ:RCP2.6、SDS/NZE2050)(ロ)物理的リスクが大きいシナリオ(4℃シナリオ)自然の猛威に立ち向かうために物理的な影響への適応が必要な「②気候変動の影響が甚大な社会」におけるシナリオ(参照した外部シナリオ:IPCCの最新の知見、及び国際エネルギー機関World Energy Outlookで示されるSTEPSシナリオ等) (注) IPCCシナリオの動向についてIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の次期シナリオに関する研究プロジェクトにおいて、高排出シナリオとして広く用いられてきたRCP8.5は、その非現実性が指摘され、事実上排除される方向性が示されました。 当社では、この動向を注視し、今後IPCCより示されるより現実的な高排出シナリオを適用してまいります。 自社シナリオ分析の結果検討した、省エネ投資・再エネ切り替えや電炉向け耐火物拡販等の対応策を講じることで、将来のリスクに対する当社事業のレジリエンスを高められると考えます。 また、①と②が組み合わさった最も厳しい社会は、それぞれの対応策の組み合わせにより、リスクを低減できると考えます。 (4)気候関連に関するリスク管理①気候関連リスクおよび機会の「識別・評価」のプロセスサステナビリティ委員会は、気候関連リスク・機会について検討し、常勤取締役会議の審議を経て、取締役会に報告します。 取締役会は、気候関連リスク・機会の報告を受けて、最終的な全社の気候関連リスクを特定・評価し、規制環境を配慮しながら検討します。 なお、他のリスクと比較した気候関連リスクの相対的重要性の決定基準は以下のとおりです。 (イ)当社が定めるマテリアリティに影響を与えると考えられるリスク・機会を抽出(ロ)抽出したリスク・機会のステークホルダーに与える影響度により、対応策の重要性を評価(ハ)定量面・定性面の視点から検討し、気候関連リスクの相対重要度を確定 ②気候関連リスクおよび機会の「管理」のプロセス国内4工場(日生工場・吉永工場・貝塚工場・瑞浪工場)において、サステナビリティ委員会・常勤取締役会議で審議されたリスク・機会を基に、各工場の事業活動レベルに落とし込んだリスク・機会を特定・評価し、取締役会に報告し、審議・決議します。 リスク・機会の評価の議論は、サステナビリティ推進室において、「ステークホルダーのニーズ・社会的動向」と「自社事業における重要性」の視点で評価を行い、サステナビリティ委員会・常勤取締役会議の審議を経て、取締役会に報告します。 特定されたリスク・機会に対しては、サステナビリティ推進室にてアクションプランを策定し、サステナビリティ委員会にてレビュー・審査し、取締役会にて承認されたアクションプランについて各事業所にて実施します。 気候変動に関する取組のゴールと目標への進捗状況のモニタリングは、毎年、取締役会にて行います。 (5)気候関連に関する指標及び目標①気候関連のリスクおよび機会を評価する指標気候関連リスク・機会を管理するための指標としてGHG排出量Scope1+2および事業活動で使用する電力に占める再生可能エネルギー比率の2つの指標を定めています。 ②Scope1+2のGHG排出量の開示2014年度~2025年度 Scope1+2 全社GHG排出量推移t-CO2換算合計 及び 2030年度目標値(国内事業所のみ、5.5ガス含む)2023年度以前のGHG排出量の数値については、算定方法をより精緻化したため、数値が変更になっております。 ③気候関連リスクおよび機会を管理するための目標および進捗状況2014年度対比2030年度目標として、GHG排出量Scope1+2 30%削減、再生可能エネルギー比率30%までの引き上げを目指しておりましたが、2026年3月期において、削減率が31.5%となり、前倒しで目標を達成することが出来ました。 そのため、2030年度目標を2014年度比40%以上削減に上方修正することといたします。 重油から天然ガスへの燃料転換等によりGHG排出量のさらなる削減を目指します。 なお、Scope3については、2024年度実績は252,971tCO2eqとなりました。 詳細は当社ウェブサイトに公表している「統合報告書2025」(URL https://www.yotai.co.jp/pdf/report_2025.pdf)の40ページをご参照ください。 ④2025年度の主な実施事項及び2026年度以降の主な取組予定(イ)2025年度の主な実施事項a.各工場において太陽光発電設備を設置(2025年度実績 太陽光発電設備による発電量:3,764千kwh)b.各工場においてバッテリーリフトを導入(2026年3月末時点 EV化率:79.8%)c.再生可能エネルギー由来の電力の購入実績(2025年度実績 2,957千kwh)d.環境配慮型耐火物の開発e.サステナブルリフラクトリーズによる資源の有効活用 (ロ)2026年度以降の主な取組予定a.製造プロセスにおけるCO2排出削減(トンネルキルンの燃料転換など)b.再生可能エネルギー由来の電力のさらなる利用拡大と太陽光発電設備・EV車両・バッテリーリフトの継 続導入c.30%削減目標の達成により、SBT認証取得に向けた取り組みも検討 (6)人的資本に関する戦略当社は、目指す企業像として「社会と調和し持続的に価値を向上し続ける企業」を掲げています。 全ての社員の基本的人権を尊重するとともに、いきいきと働きやすい環境のもとで、価値創造を支える仕組みとして人材戦略を位置付けています。 マテリアリティのひとつに「人材育成と活用」を掲げているとおり、「人材」は当社における最重要資本であり、社員の成長なくして企業価値を向上させることはできません。 社員と企業がともに成長することが重要であると考えています。 ①人材戦略における三つの柱(イ)挑戦社員一人ひとりが失敗を恐れず、困難な場面を成長できるチャンスと捉え、挑戦していきます。 (ロ)個の自立・自律企業を取り巻く環境は常に変化しています。 新製品開発、設備改善、脱炭素化対応、DX推進など、自らの可能性を信じ変化に対応していきます。 (ハ)技術の高度化への対応社員の専門性を付加価値の源泉と捉え、マテリアリティに掲げている「高品質製品の持続的な安定供給、質の高い技術サービスの継続提供、環境変化に適応する技術力の保持」に対応していきます。 ②人材開発基本方針人材戦略における三つの柱として掲げた「挑戦」「個の自立・自律」「技術の高度化への対応」が実現できる人材開発を目指します。 (イ)五つの求める人材像a.新製品開発、設備改善、脱炭素化対応、DX推進に必要な高度な技術力を身に付け、環境変化に適応できる 考えを形にできる人材b.主体的に行動し、自律的にキャリア構築できる、また、成長意欲や自己効力感の高い人材c.情熱を持って逆境に負けずに業務遂行できる課題解決型の人材d.高いコミュニケーション力を駆使して、能動的に行動できる人材e.価値創造と変革に挑戦するスピリットを持ち自走できる人材 ③人材開発への取組(計画を含む)(イ)採用少子高齢化による労働人口の減少により、人材獲得競争が激化している中、人材に選ばれる企業を目指します。 当社に合った優秀な人材に等しく機会を提供し、挑戦意欲が高い、個の自立・自律ができる、高度な知見を備えた優れた人材を採用します。 また、新製品開発、設備改善、脱炭素化対応、DX推進ができる専門的なスキルを持ったプロ人材の確保のために、年間を通じて、新卒採用、キャリア採用、グローバル採用を行っていきます。 なお、直近5年間における採用状況は以下のとおりです。 (単位:人) 2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度新卒採用者19(1)15121214キャリア採用者30(1)31 (2)222411合計49 (2)46 (2)343625 (注)()はグローバル採用者を内数にて、記載しております。 (ロ)配置各人の能力や適性と将来のキャリアパスなどを踏まえた適材適所の人材配置を行います。 優秀な技能職及び一般職に対し、さらなる活躍の機会、働き甲斐のある職域の創出を狙い、総合職への職群転換制度を導入しております。 (ハ)定着定着率を高める仕組みのひとつとして、「従業員エンゲージメントサーベイ」を毎年実施し、結果を基に福利厚生の充実や多様かつ柔軟な働き方の導入、ワークライフバランス推進、公正な人事評価制度整備など、エンゲージメントを高め組織能力向上と企業文化変革の推進を進めていきます。 (ニ)育成a.階層別職種別研修階層別職種別に求められるマネジメント能力やスキルの補完を目的とした階層別職種別研修、業務遂行に必要な知識の獲得を目的とした専門研修を通年で実施していきます。 b.社内勉強会先輩社員などが講師となって部門内外を問わず参加者を募り、耐火物及びエンジニアリング関連に関する専門知識や安全、品質、DXなど幅広い分野の勉強会を実施してスキルの向上を図っていきます。 c. eラーニング(オンライン研修)2022年度よりeラーニングを導入しました。 今後は、社員の意見も取り入れながら履修可能な講座のラインナップを充実していき、社員のさらなる学習意欲の向上及びスキルアップを図ります。 (ホ)評価制度基幹・総合職については、2022年4月から公正な評価の実施と上司と部下との話し合いを通じて目標を達成していくことを目的に新人事給与評価制度及び新目標管理制度を導入し、タレントマネジメントシステムを運用しています。 また、2025年4月からは管理職層に対して会社の事業戦略目標への貢献を評価する為に、新目標管理制度(MBO)を導入しました。 技能職については、2024年4月より成果主義給与制度を改正し運用を開始しております。 (ヘ)ダイバーシティ&インクルージョンの推進多様な人材がそれぞれの力を最大限に発揮するため、ダイバーシティ&インクルージョンを重要な経営施策のひとつとして位置づけ、挑戦する多様な人材に幅広く活躍の機会を提供するとともに、価値創造につなげる環境づくりを目指しています。 新卒採用、キャリア採用、グローバル採用、定年再雇用などを通じて、様々な人材を迎え入れており、社員一人ひとりが個性と強みを発揮しながら活躍しています。 また、積極的な女性総合職の新卒採用及び女性管理職の登用促進を図っていきます。 性別・国籍・経歴などにとらわれない多様な価値観を持った人材が意見を出し合い、互いを認め合うことで、自身の成長と当社の発展につなげていきます。 サステナビリティ委員会の人的資本分科会に「女性活躍推進会議」を設置し、女性の社外取締役も参画し課題の整理とアクションプランを策定し、実行することで女性が活躍できる職場環境づくりに努めていきます。 (ト)健康経営「社員の健康が一人ひとりの幸せと会社の発展の基盤となり地域や社会に貢献できる」という考えに基づき、 社員一人ひとりの心身の健康の維持・増進に取り組んでまいります。 各事業所では産業医を選任・設置し、月1回の従業員との面談などを実施し、フィジカルヘルス、メンタルヘルスの両面で不調者の早期発見、保健指導などを行っています。 また毎年、健康経営推進セミナーを実施し、健康経営の指標である有所見率の低減及び特定保健指導の受診率向上や運動習慣の促進など、社員の健康意識を高める取り組みを行っています。 (チ)安全衛生の確立「安全は全てに優先する」をモットーに、社長自らが労働災害の防止のための危険防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずるなどその防止に関する総合計画的な対策を推進しています。 各事業所において工場内の安全衛生パトロール、また、4工場間での相互パトロールの実施、安全衛生委員会の開催などを通じて、職場における社員の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成を促進しています。 (リ)自己申告制度基幹・総合職を対象に年1回、社員が担当業務の課題、処遇の改善、悩みごとなどについて、直接、社長に申告を行うことで、社長自らが社員のスキル把握や職場での問題点・課題の把握を行っています。 また、自己申告に挙がった課題の解決に向けて社長と社員が定期的に交流会を実施し、積極的にコミュニケーションの醸成に努めています。 (ヌ)働き方改革a. DX活用AI-OCR、RPAを活用し、全部署において単純作業を自動的に処理することで人が行う業務を削減し、時間外労働時間の短縮に努めています。 b.勤務地域限定社員・職群転換一般職・技能職で優秀な人材を地域限定総合職へ職群転換可能な制度の検討を進め、2026年4月より導入いたしました。 これにより優秀な人材の流出防止、女性管理職の増加にも寄与すると考えております。 c.在宅勤務通勤時間や勤務場所に捉われない自由な働き方として、営業部門、総務等間接部門において、在宅勤務制度の導入を検討しています。 d.永年勤続表彰制度全社員を対象に勤続10年、20年、30年、40年の節目において、記念品と特別休暇を付与しています。 家族旅行や趣味などに活用して、心身ともにリフレッシュする機会を作っています。 e.年次有給休暇(年休)取得の推進1日、半日、4分の1日単位の年休取得を可能としており、年休を取得しやすい環境を整えています。 また、2025年4月より特別1時間年休を新設しております。 (ル)チャレンジングな場の提供a.コストダウン会議生産効率向上、品質向上などをテーマに設備改善の提案を出すことができ、設備改善の予算を獲得することができます。 b.カイゼン提案制度生産性の向上、業務の合理化を促進する一助として、業務上有益な従業員の改善提案を奨励することを目的とした「カイゼン提案制度」を設けております。 (ヲ)資格取得報奨金制度会社運営に必要な公的資格保持者の確保にとどまらず、社員のスキルアップを図るために、エネルギー管理士(熱、エネルギー)、公害防止管理者(第1種、第2種)、衛生管理者(第1種)等の公的及び民間資格の取得、並びにDX関連においては情報処理安全確保支援士、高度情報処理技術者試験等の取得を奨励し、自己啓発を促進しております。 (7)人的資本に関する2025年度の主な実施事項当社グループは、2025年度の主な実施事項として以下を実施しております。 2025年度の人材開発への主な実施事項対応項目実施事項(ロ)配置 人材協議会を会議体として、設定しております。 年4回実施し、成長機会を与えていきます。 (ニ)育成 eラーニングについて受講時間を増やす取組として、必須講座を設定しております。 (ホ)評価制度 エンゲージメントサーベイの結果を踏まえ、評価制度の見直しを実施しており、継続的な改善を進めています。 (ヘ)ダイバーシティ&インクルージョンの推進 女性活躍推進をダイバーシティ&インクルージョンの中でも、とりわけ重要な要素と位置づけ、女性が定着・活躍できる企業風土醸成や、女性社員自身のマネジメント意識や能力向上、新卒採用女性比率や女性管理職比率の向上を目指します。 特別アドバイザーとして女性社外取締役が女性活躍推進プロジェクトに参画し、討議をしています。 (ト)健康経営 健康経営の指標である有所見率の低減、特定保健指導の受診率向上、適正体重維持者率の向上、運動習慣比率の向上、喫煙率の低減など、社員の健康意識を高める取り組みを行ったことにより、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定されました。 (チ)安全衛生の確立 日々の安全パトロール、過去の災害事例からの点検、工場間の安全パトロール実施、ヒヤリハットの活用を実施し、労働災害発生件数(休業+不休)の目標の達成を目指します。 (ヌ)働き方改革 2023年10月より新基幹システム「未雲(MIKUMO)」が稼働し、業務効率化を図っています。 また、AI-OCRやRPAによる業務効率化についても開発者を育成し、活用を継続的に進めています。 加えて、生成AIの業務活用を進めることで、業務効率化および生産性向上に取り組んでいます。 年次有給休暇の取得については、業務の効率化を図りながら取得率を上げていきます。 また、第二次中期経営計画(2024-2026年度)では、「地域限定社員制度」の導入を計画し、2026年4月より運用を開始しております。 (ヲ)資格取得報奨金制度 報奨金対象の資格の拡充を進めていきます。 加えて、DX人材の育成をはじめ、各業務領域における専門性の向上に資する資格取得を支援することで、社員の能力開発および自律的なキャリア形成を促進しています。 (8)人的資本に関する指標と目標当社グループでは、上記(6)において記載した人材戦略における三つの柱について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標と実績は、次のとおりであります。 ①2026年度目標指標三つの柱における分類目標実績(前連結会計年度)実績(当連結会計年度)年休取得率個の自立・自律76%以上を目指します。 74.8%75.6%AI-OCR、RPA等の活用による作業時間の省人化挑戦個の自立・自律技術の高度化への対応2023年4月~2027年3月までの累計で10,000時間の作業時間の削減を目指します。 2023年4月~2025年3月累計で6,168時間の削減2023年4月~2026年3月累計で9,902時間の削減eラーニング総受講時間の確保(間接部門)個の自立・自律eラーニングの年間受講時間一人当たり10時間以上を目指します。 5時間/一人当たり6.2時間/一人当たり労働災害発生件数(休業+不休)挑戦年間発生件数7件(休業0件、不休7件)以下を目指します。 7件(休業0件、不休7件)7件(休業4件、不休3件) ②2030年度目標指標三つの柱における分類目標実績(前連結会計年度)実績(当連結会計年度)女性管理職への登用挑戦(連結)全管理職のうち、10%以上又は10名以上2025年3月末時点提出会社:1名連結:5名2026年3月末時点提出会社:0名連結:5名外国籍社員の管理職への登用挑戦(連結)全管理職のうち、5%以上又は5名以上2025年3月末時点提出会社:1名連結:3名2026年3月末時点提出会社:1名連結:3名中途採用者の管理職への登用挑戦(提出会社)2023年度から2030年度までの目標として中途採用者のうち、管理職への登用を10%以上又は10名以上2024年4月~2025年3月7名2025年4月~2026年3月7名 |
| 戦略 | (3)気候関連における戦略①組織が選別した、短期・中期・長期の気候変動のリスクおよび機会の認識当社における気候変動の影響について、短期(1~3年)・中期(2030年まで)・長期(2030年以降)の時間軸を想定し、シナリオ分析を行いました。 気候変動がもたらすリスクは、低炭素社会への移行に伴うリスク(移行リスク)と物理的な影響(物理的リスク)に分けられます。 地球の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃および2℃を含む2℃未満または4℃上昇するシナリオを想定し、それぞれのリスクと機会について、影響度が高いと思われる項目を抽出しました。 シナリオ分析プロセス(イ)リスク・機会の抽出考えられる気候変動によるリスク・機会を抽出(ロ)重要リスク・機会の特定(イ)で抽出したリスク・機会の中から当社への影響が大きいと考えられる項目を特定(ハ)シナリオの設定および事業インパクト評価2℃未満シナリオおよび4℃シナリオを設定し、各シナリオでの想定に対する影響を分析(ロ)で特定した重要リスク・機会を分析した結果をロジックツリー形式で整理し、事業への影響を定量的に評価(ニ)対応策の策定(ハ)で評価した当社への影響に対し、シナリオ別に当社の対応事項を策定 ②気候関連のリスクおよび機会が組織のビジネス・戦略・財務計画に及ぼす影響リスク重要度評価の結果、抽出されたリスク・機会は20項目あり、そのうち重要度「大」としたのは6項目で、その一覧は以下の表のとおりです。 リスク重要度評価「大」項目に対応した想定されるリスクと機会・財務的影響(定量分析)・対応策・時間軸一覧(財務的影響:○…影響が大きい、△…影響は中程度、×…影響は小さい)タイプリスク・機会項目重要度評価想定されるリスクと機会財務的影響(定量・定性分析)対応策時間軸大分類小分類2℃未満4℃移行リスク政策/規制炭素税・炭素価格大定形品では、乾燥や焼成する工程があり、重油、LNGおよび電気を使用しています。 定形品は焼成品と不焼成品に分類され、焼成品は焼成工程があるため、エネルギー消費量が多く、気候変動への対応として導入が検討されている炭素税や省エネルギー基準の引き上げといった各種政策によって、多額の追加コストが必要になります。 ○×●省エネ投資・再エネ切り替え・非炭素エネルギー切り替え●燃料・電力原単位の低減●蓄電池導入長期各国のGHG排出目標/政策排出量の報告義務の強化大国際社会は脱炭素化への取り組みが急速に進んでいます。 社会的要請に対応しない場合、売上高減少につながるリスクがあります。 一方、この要求に対応し、より厳しい目標を設定した場合、現在設定している2℃未満水準の目標よりも多くの対策が必要になり、新たな対策費用が必要となります。 2030年度GHG排出量削減目標を設定し、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入を進めています。 これらの設備導入で将来的にエネルギーコストの削減効果が得られますが、設備導入の際、財務リスクが高まります。 ○×●省エネ投資・再エネ切り替え・非炭素エネルギー切り替え●燃料・電力原単位の低減●蓄電池導入長期エネルギーミックスの変化大燃料費の上昇は直接費である製造コストの上昇に直結しますが、このうち再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく、再生可能エネルギー賦課金は今後の再生可能エネルギーの普及の進展に伴い、さらに増加し、製造コストが上昇することが懸念されます。 ○×●再エネ切り替え●燃料・電力原単位の一層の低減長期 タイプリスク・機会項目重要度評価想定されるリスクと機会財務的影響(定量・定性分析)対応策時間軸大分類小分類2℃未満4℃移行リスク市場各国の環境規制大耐火物原料を主に中国から調達しています。 中国では2060年カーボンニュートラルを掲げ、中国国内の環境規制は今後も強化されることが予想されます。 この結果、供給量減少による原料価格高騰が持続的リスクとして考えられます。 ○×●原材料購入先の新規発掘●国内生産●中国を中心としているが、中国以外も含めた複数購買による適正価格での安定調達●原料のリサイクル化長期物理的リスク急性異常気象の頻発化と深刻化(豪雨、洪水等)大大型台風・豪雨等の頻発により、製造拠点の被害やサプライチェーンが寸断され、操業への支障や復旧に要するコスト増加が想定されます。 △△●BCP計画に対応した生産工場の分散長期機会製品およびサービス消費者の嗜好の移り変わり大電炉向け耐火物の製造・販売に強みを持っており、低炭素・循環型鋼材が高炉製品を代替すること、かつ将来的な低炭素・循環型鋼材の需要規模の拡大が見込まれることから、製品売上拡大の機会になると考えています。 また、低炭素型の焼成れんが、不焼成れんが、不定形耐火物がその市場規模に対し、大きく寄与することとなります。 ○○●電炉向け耐火物拡販中期 ③シナリオ分析の結果設定したシナリオ(イ)移行リスクの大きいシナリオ(2℃未満シナリオ)温室効果ガスの排出規制などが厳しくなり、社会システムが気候変動の緩和に移行する「①カーボンニュートラルな社会」におけるシナリオ(参照した外部シナリオ:RCP2.6、SDS/NZE2050)(ロ)物理的リスクが大きいシナリオ(4℃シナリオ)自然の猛威に立ち向かうために物理的な影響への適応が必要な「②気候変動の影響が甚大な社会」におけるシナリオ(参照した外部シナリオ:IPCCの最新の知見、及び国際エネルギー機関World Energy Outlookで示されるSTEPSシナリオ等) (注) IPCCシナリオの動向についてIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の次期シナリオに関する研究プロジェクトにおいて、高排出シナリオとして広く用いられてきたRCP8.5は、その非現実性が指摘され、事実上排除される方向性が示されました。 当社では、この動向を注視し、今後IPCCより示されるより現実的な高排出シナリオを適用してまいります。 自社シナリオ分析の結果検討した、省エネ投資・再エネ切り替えや電炉向け耐火物拡販等の対応策を講じることで、将来のリスクに対する当社事業のレジリエンスを高められると考えます。 また、①と②が組み合わさった最も厳しい社会は、それぞれの対応策の組み合わせにより、リスクを低減できると考えます。 |
| 指標及び目標 | (5)気候関連に関する指標及び目標①気候関連のリスクおよび機会を評価する指標気候関連リスク・機会を管理するための指標としてGHG排出量Scope1+2および事業活動で使用する電力に占める再生可能エネルギー比率の2つの指標を定めています。 ②Scope1+2のGHG排出量の開示2014年度~2025年度 Scope1+2 全社GHG排出量推移t-CO2換算合計 及び 2030年度目標値(国内事業所のみ、5.5ガス含む)2023年度以前のGHG排出量の数値については、算定方法をより精緻化したため、数値が変更になっております。 ③気候関連リスクおよび機会を管理するための目標および進捗状況2014年度対比2030年度目標として、GHG排出量Scope1+2 30%削減、再生可能エネルギー比率30%までの引き上げを目指しておりましたが、2026年3月期において、削減率が31.5%となり、前倒しで目標を達成することが出来ました。 そのため、2030年度目標を2014年度比40%以上削減に上方修正することといたします。 重油から天然ガスへの燃料転換等によりGHG排出量のさらなる削減を目指します。 なお、Scope3については、2024年度実績は252,971tCO2eqとなりました。 詳細は当社ウェブサイトに公表している「統合報告書2025」(URL https://www.yotai.co.jp/pdf/report_2025.pdf)の40ページをご参照ください。 ④2025年度の主な実施事項及び2026年度以降の主な取組予定(イ)2025年度の主な実施事項a.各工場において太陽光発電設備を設置(2025年度実績 太陽光発電設備による発電量:3,764千kwh)b.各工場においてバッテリーリフトを導入(2026年3月末時点 EV化率:79.8%)c.再生可能エネルギー由来の電力の購入実績(2025年度実績 2,957千kwh)d.環境配慮型耐火物の開発e.サステナブルリフラクトリーズによる資源の有効活用 (ロ)2026年度以降の主な取組予定a.製造プロセスにおけるCO2排出削減(トンネルキルンの燃料転換など)b.再生可能エネルギー由来の電力のさらなる利用拡大と太陽光発電設備・EV車両・バッテリーリフトの継 続導入c.30%削減目標の達成により、SBT認証取得に向けた取り組みも検討 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (6)人的資本に関する戦略当社は、目指す企業像として「社会と調和し持続的に価値を向上し続ける企業」を掲げています。 全ての社員の基本的人権を尊重するとともに、いきいきと働きやすい環境のもとで、価値創造を支える仕組みとして人材戦略を位置付けています。 マテリアリティのひとつに「人材育成と活用」を掲げているとおり、「人材」は当社における最重要資本であり、社員の成長なくして企業価値を向上させることはできません。 社員と企業がともに成長することが重要であると考えています。 ①人材戦略における三つの柱(イ)挑戦社員一人ひとりが失敗を恐れず、困難な場面を成長できるチャンスと捉え、挑戦していきます。 (ロ)個の自立・自律企業を取り巻く環境は常に変化しています。 新製品開発、設備改善、脱炭素化対応、DX推進など、自らの可能性を信じ変化に対応していきます。 (ハ)技術の高度化への対応社員の専門性を付加価値の源泉と捉え、マテリアリティに掲げている「高品質製品の持続的な安定供給、質の高い技術サービスの継続提供、環境変化に適応する技術力の保持」に対応していきます。 ②人材開発基本方針人材戦略における三つの柱として掲げた「挑戦」「個の自立・自律」「技術の高度化への対応」が実現できる人材開発を目指します。 (イ)五つの求める人材像a.新製品開発、設備改善、脱炭素化対応、DX推進に必要な高度な技術力を身に付け、環境変化に適応できる 考えを形にできる人材b.主体的に行動し、自律的にキャリア構築できる、また、成長意欲や自己効力感の高い人材c.情熱を持って逆境に負けずに業務遂行できる課題解決型の人材d.高いコミュニケーション力を駆使して、能動的に行動できる人材e.価値創造と変革に挑戦するスピリットを持ち自走できる人材 ③人材開発への取組(計画を含む)(イ)採用少子高齢化による労働人口の減少により、人材獲得競争が激化している中、人材に選ばれる企業を目指します。 当社に合った優秀な人材に等しく機会を提供し、挑戦意欲が高い、個の自立・自律ができる、高度な知見を備えた優れた人材を採用します。 また、新製品開発、設備改善、脱炭素化対応、DX推進ができる専門的なスキルを持ったプロ人材の確保のために、年間を通じて、新卒採用、キャリア採用、グローバル採用を行っていきます。 なお、直近5年間における採用状況は以下のとおりです。 (単位:人) 2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度新卒採用者19(1)15121214キャリア採用者30(1)31 (2)222411合計49 (2)46 (2)343625 (注)()はグローバル採用者を内数にて、記載しております。 (ロ)配置各人の能力や適性と将来のキャリアパスなどを踏まえた適材適所の人材配置を行います。 優秀な技能職及び一般職に対し、さらなる活躍の機会、働き甲斐のある職域の創出を狙い、総合職への職群転換制度を導入しております。 (ハ)定着定着率を高める仕組みのひとつとして、「従業員エンゲージメントサーベイ」を毎年実施し、結果を基に福利厚生の充実や多様かつ柔軟な働き方の導入、ワークライフバランス推進、公正な人事評価制度整備など、エンゲージメントを高め組織能力向上と企業文化変革の推進を進めていきます。 (ニ)育成a.階層別職種別研修階層別職種別に求められるマネジメント能力やスキルの補完を目的とした階層別職種別研修、業務遂行に必要な知識の獲得を目的とした専門研修を通年で実施していきます。 b.社内勉強会先輩社員などが講師となって部門内外を問わず参加者を募り、耐火物及びエンジニアリング関連に関する専門知識や安全、品質、DXなど幅広い分野の勉強会を実施してスキルの向上を図っていきます。 c. eラーニング(オンライン研修)2022年度よりeラーニングを導入しました。 今後は、社員の意見も取り入れながら履修可能な講座のラインナップを充実していき、社員のさらなる学習意欲の向上及びスキルアップを図ります。 (ホ)評価制度基幹・総合職については、2022年4月から公正な評価の実施と上司と部下との話し合いを通じて目標を達成していくことを目的に新人事給与評価制度及び新目標管理制度を導入し、タレントマネジメントシステムを運用しています。 また、2025年4月からは管理職層に対して会社の事業戦略目標への貢献を評価する為に、新目標管理制度(MBO)を導入しました。 技能職については、2024年4月より成果主義給与制度を改正し運用を開始しております。 (ヘ)ダイバーシティ&インクルージョンの推進多様な人材がそれぞれの力を最大限に発揮するため、ダイバーシティ&インクルージョンを重要な経営施策のひとつとして位置づけ、挑戦する多様な人材に幅広く活躍の機会を提供するとともに、価値創造につなげる環境づくりを目指しています。 新卒採用、キャリア採用、グローバル採用、定年再雇用などを通じて、様々な人材を迎え入れており、社員一人ひとりが個性と強みを発揮しながら活躍しています。 また、積極的な女性総合職の新卒採用及び女性管理職の登用促進を図っていきます。 性別・国籍・経歴などにとらわれない多様な価値観を持った人材が意見を出し合い、互いを認め合うことで、自身の成長と当社の発展につなげていきます。 サステナビリティ委員会の人的資本分科会に「女性活躍推進会議」を設置し、女性の社外取締役も参画し課題の整理とアクションプランを策定し、実行することで女性が活躍できる職場環境づくりに努めていきます。 (ト)健康経営「社員の健康が一人ひとりの幸せと会社の発展の基盤となり地域や社会に貢献できる」という考えに基づき、 社員一人ひとりの心身の健康の維持・増進に取り組んでまいります。 各事業所では産業医を選任・設置し、月1回の従業員との面談などを実施し、フィジカルヘルス、メンタルヘルスの両面で不調者の早期発見、保健指導などを行っています。 また毎年、健康経営推進セミナーを実施し、健康経営の指標である有所見率の低減及び特定保健指導の受診率向上や運動習慣の促進など、社員の健康意識を高める取り組みを行っています。 (チ)安全衛生の確立「安全は全てに優先する」をモットーに、社長自らが労働災害の防止のための危険防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずるなどその防止に関する総合計画的な対策を推進しています。 各事業所において工場内の安全衛生パトロール、また、4工場間での相互パトロールの実施、安全衛生委員会の開催などを通じて、職場における社員の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成を促進しています。 (リ)自己申告制度基幹・総合職を対象に年1回、社員が担当業務の課題、処遇の改善、悩みごとなどについて、直接、社長に申告を行うことで、社長自らが社員のスキル把握や職場での問題点・課題の把握を行っています。 また、自己申告に挙がった課題の解決に向けて社長と社員が定期的に交流会を実施し、積極的にコミュニケーションの醸成に努めています。 (ヌ)働き方改革a. DX活用AI-OCR、RPAを活用し、全部署において単純作業を自動的に処理することで人が行う業務を削減し、時間外労働時間の短縮に努めています。 b.勤務地域限定社員・職群転換一般職・技能職で優秀な人材を地域限定総合職へ職群転換可能な制度の検討を進め、2026年4月より導入いたしました。 これにより優秀な人材の流出防止、女性管理職の増加にも寄与すると考えております。 c.在宅勤務通勤時間や勤務場所に捉われない自由な働き方として、営業部門、総務等間接部門において、在宅勤務制度の導入を検討しています。 d.永年勤続表彰制度全社員を対象に勤続10年、20年、30年、40年の節目において、記念品と特別休暇を付与しています。 家族旅行や趣味などに活用して、心身ともにリフレッシュする機会を作っています。 e.年次有給休暇(年休)取得の推進1日、半日、4分の1日単位の年休取得を可能としており、年休を取得しやすい環境を整えています。 また、2025年4月より特別1時間年休を新設しております。 (ル)チャレンジングな場の提供a.コストダウン会議生産効率向上、品質向上などをテーマに設備改善の提案を出すことができ、設備改善の予算を獲得することができます。 b.カイゼン提案制度生産性の向上、業務の合理化を促進する一助として、業務上有益な従業員の改善提案を奨励することを目的とした「カイゼン提案制度」を設けております。 (ヲ)資格取得報奨金制度会社運営に必要な公的資格保持者の確保にとどまらず、社員のスキルアップを図るために、エネルギー管理士(熱、エネルギー)、公害防止管理者(第1種、第2種)、衛生管理者(第1種)等の公的及び民間資格の取得、並びにDX関連においては情報処理安全確保支援士、高度情報処理技術者試験等の取得を奨励し、自己啓発を促進しております。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | (7)人的資本に関する2025年度の主な実施事項当社グループは、2025年度の主な実施事項として以下を実施しております。 2025年度の人材開発への主な実施事項対応項目実施事項(ロ)配置 人材協議会を会議体として、設定しております。 年4回実施し、成長機会を与えていきます。 (ニ)育成 eラーニングについて受講時間を増やす取組として、必須講座を設定しております。 (ホ)評価制度 エンゲージメントサーベイの結果を踏まえ、評価制度の見直しを実施しており、継続的な改善を進めています。 (ヘ)ダイバーシティ&インクルージョンの推進 女性活躍推進をダイバーシティ&インクルージョンの中でも、とりわけ重要な要素と位置づけ、女性が定着・活躍できる企業風土醸成や、女性社員自身のマネジメント意識や能力向上、新卒採用女性比率や女性管理職比率の向上を目指します。 特別アドバイザーとして女性社外取締役が女性活躍推進プロジェクトに参画し、討議をしています。 (ト)健康経営 健康経営の指標である有所見率の低減、特定保健指導の受診率向上、適正体重維持者率の向上、運動習慣比率の向上、喫煙率の低減など、社員の健康意識を高める取り組みを行ったことにより、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定されました。 (チ)安全衛生の確立 日々の安全パトロール、過去の災害事例からの点検、工場間の安全パトロール実施、ヒヤリハットの活用を実施し、労働災害発生件数(休業+不休)の目標の達成を目指します。 (ヌ)働き方改革 2023年10月より新基幹システム「未雲(MIKUMO)」が稼働し、業務効率化を図っています。 また、AI-OCRやRPAによる業務効率化についても開発者を育成し、活用を継続的に進めています。 加えて、生成AIの業務活用を進めることで、業務効率化および生産性向上に取り組んでいます。 年次有給休暇の取得については、業務の効率化を図りながら取得率を上げていきます。 また、第二次中期経営計画(2024-2026年度)では、「地域限定社員制度」の導入を計画し、2026年4月より運用を開始しております。 (ヲ)資格取得報奨金制度 報奨金対象の資格の拡充を進めていきます。 加えて、DX人材の育成をはじめ、各業務領域における専門性の向上に資する資格取得を支援することで、社員の能力開発および自律的なキャリア形成を促進しています。 (8)人的資本に関する指標と目標当社グループでは、上記(6)において記載した人材戦略における三つの柱について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標と実績は、次のとおりであります。 ①2026年度目標指標三つの柱における分類目標実績(前連結会計年度)実績(当連結会計年度)年休取得率個の自立・自律76%以上を目指します。 74.8%75.6%AI-OCR、RPA等の活用による作業時間の省人化挑戦個の自立・自律技術の高度化への対応2023年4月~2027年3月までの累計で10,000時間の作業時間の削減を目指します。 2023年4月~2025年3月累計で6,168時間の削減2023年4月~2026年3月累計で9,902時間の削減eラーニング総受講時間の確保(間接部門)個の自立・自律eラーニングの年間受講時間一人当たり10時間以上を目指します。 5時間/一人当たり6.2時間/一人当たり労働災害発生件数(休業+不休)挑戦年間発生件数7件(休業0件、不休7件)以下を目指します。 7件(休業0件、不休7件)7件(休業4件、不休3件) ②2030年度目標指標三つの柱における分類目標実績(前連結会計年度)実績(当連結会計年度)女性管理職への登用挑戦(連結)全管理職のうち、10%以上又は10名以上2025年3月末時点提出会社:1名連結:5名2026年3月末時点提出会社:0名連結:5名外国籍社員の管理職への登用挑戦(連結)全管理職のうち、5%以上又は5名以上2025年3月末時点提出会社:1名連結:3名2026年3月末時点提出会社:1名連結:3名中途採用者の管理職への登用挑戦(提出会社)2023年度から2030年度までの目標として中途採用者のうち、管理職への登用を10%以上又は10名以上2024年4月~2025年3月7名2025年4月~2026年3月7名 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済状況当社グループの事業は主に耐火物の製造販売であり、耐火物納入先の需要に応じた築炉工事(エンジニアリング)も行っております。 耐火物は鉄鋼業、化学工業、セメント、ガラスなどの高熱工業には不可欠な基礎資材ではありますが、経済状況によっては、顧客の耐火物需要が減少し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況に対応すべく、営業、研究開発、製造、技術サービスが一体となって、製品の開発及び販売を実施していきます。 また、特定の業界の好不況の影響を極力防ぐために多業界への参入を進めていきます。 (2)原材料価格原材料の価格は、原材料生産地域の経済状況、為替相場の変動、地政学的リスク等により、大きく変動する可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況に対応すべく、中国を中心としながらも、多様な調達ルートを確保し、リスクを分散していきます。 (3)価格競争耐火物業界における競争は大変厳しいものがあり、今後も激化するものと考えられます。 当社グループは、耐火物の専門メーカーとして製品を供給しておりますが、競合他社が同種の製品をより低価格で提供できることになった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況に対応すべく、営業、研究開発、製造、技術サービスが一体となって、誠実かつ機動的な顧客対応を行うとともに、仕入れ原価の低減、合理化設備等の導入などによる生産効率の改善により、一層の原価低減を実施していきます。 (4)海外展開当社は営口窯耐進出口有限公司を2023年6月に完全子会社として設立いたしました。 販売について現地動向を随時把握のうえ、適切に対応しておりますが、現地の法的規制や商習慣等は日本と大きく異なっているため、予測不能な事態が発生した場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況に対応すべく、現地法人と連携し、有事の際に適切に対応できるように、情報収集に努めてまいります。 (5)自然災害等当社グループは岡山県に2工場、大阪府に1工場、岐阜県に1工場の計4箇所の製造拠点を有しております。 これらの製造拠点が地震や台風等の自然災害に被災した場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況に対応すべく、各自治体と連携し、リスク予想を把握するとともに、BCP(事業継続計画)を推進し、被害を最小限にするよう努めてまいります。 (6)感染症拡大によるリスク新型コロナウイルス等の感染症が世界的に拡大し長期化した場合、経済活動の停滞による原材料供給不安、耐火物需要の減少により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このような状況に対応すべく、情報収集に努め、原材料は在庫水準の適正化、生産面は感染予防策等の実施による生産維持などで、被害を最小限にするように努めてまいります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、雇用情勢、所得環境が改善に向かい、設備投資も堅調に推移するなど、緩やかな回復基調が持続しています。 しかしながら、年度末にかけては、米国およびイスラエルによるイラン攻撃を受けて、国内経済の先行きは不確実性が高まりました。 世界的には、米国の通商政策の影響、日中間の緊張感、中東情勢の緊張化により不確実性が高まりました。 このような状況のなか、当社グループは、高い収益力を維持するために、お客様のニーズをとらえた新製品の開発、技術サービス員の増員、営業拠点の拡充による積極的な営業展開、設備の合理化による低コスト・安定供給体制の強化、安全第一をモットーにした健康経営の推進、GHG排出量削減に向けた取り組みを継続しておこなってまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は295億85百万円と前年同期に比べ2億79百万円の増収となり、過去最高の売上高を更新しました。 増収となった要因は、価格改定に加え、ガラス、セメント、非鉄金属向けの受注増が主な要因であります。 営業利益は35億95百万円(売上高営業利益率12.2%)と前年同期に比べ1億11百万円増加し、経常利益は37億70百万円(売上高経常利益率12.7%)と前年同期に比べ1億30百万円の増加となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、24億69百万円(売上高当期純利益率8.3%)と前年同期に比べ1億53百万円の減少となりました。 減益となった要因は、価格改定及び生産量の増加があったものの、公開買付関連費用などの特別損失の計上が主な要因であります。 セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。 (耐火物等) 耐火物等事業につきましては、ガラス向けの受注が増加したこと等により、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比0.0%増の241億77百万円、セグメント利益は前連結会計年度比0.7%増の47億57百万円となりました。 (エンジニアリング) エンジニアリング事業につきましては、非鉄向けの受注が増加したこと等により、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比5.2%増の54億7百万円、セグメント利益は前連結会計年度比11.2%増の7億96百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は57億48百万円となり、前連結会計年度末より6億63百万円減少いたしました。 これは、税金等調整前当期純利益の獲得、減価償却費の増加があったものの、配当金の支払い、有形固定資産取得による支出、法人税等の支払額、売上債権の増加が主な要因であります。 各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動の結果、得られた資金は25億円となりました(前連結会計年度比19億31百万円の減少)。 これは主に、法人税等の支払額9億38百万円、売上債権の増加9億円等の減少要因があるものの、税金等調整前当期純利益34億39百万円、減価償却費14億22百万円等の増加要因によるものであります。 前連結会計年度に比べて獲得した資金の減少は、売上債権の増減差が主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は14億91百万円となりました(前連結会計年度比7億54百万円の減少)。 これは主に有形固定資産の取得による支出14億20百万円等によるものであります。 前連結会計年度に比べて使用した資金の減少は、有形固定資産の取得による支出が減少したことが主な要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動の結果、使用した資金は16億89百万円となりました(前連結会計年度比5億74百万円の減少)。 これは主に、配当金の支払額16億54百万円等によるものであります。 前連結会計年度に比べて使用した資金の減少は、自己株式の取得による支出が減少したことが主な要因であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績イ. 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)耐火物等18,617100.8エンジニアリング4,599105.6合計23,217101.7 (注) 金額は外注を含み、実際原価で表示しております。 ロ. 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)耐火物等23,854102.89,66096.8エンジニアリング5,05792.733849.2合計28,912100.99,99993.7 (注) 当連結会計年度において、エンジニアリングの受注残高に著しい変動がありました。 これは当連結会計年度に実施された大型工事案件の売上計上により受注残高が減少したことが主な要因であります。 ハ. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)耐火物等24,177100.0エンジニアリング5,407105.2合計29,585101.0 (注) 主な販売先の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先当連結会計年度前連結会計年度販売高(百万円)割合(%)販売高(百万円)割合(%)東京製鐵株式会社4,27314.454,40815.04 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容イ.経営成績当連結会計年度における経営成績につきましては、価格改定に加えてガラス、セメント、非鉄金属向けの受注増により、当連結会計年度の売上高は295億85百万円となりました。 売上原価は原燃料価格が上昇したこと等により、232億11百万円となりました。 この結果、売上総利益は63億73百万円となり、販売費及び一般管理費27億77百万円を差引いた営業利益は35億95百万円となりました。 営業外損益については、営業外収益は受取配当金1億20百万円、投資有価証券売却益21百万円、不動産賃貸料17百万円、スクラップ売却益11百万円等により2億6百万円となり、営業外費用は固定資産除却損29百万円等により32百万円となりました。 この結果、経常利益は37億70百万円となりました。 これにより、売上高経常利益率は前期の12.4%から12.7%となりました。 特別損益については、特別損失は公開買付関連費用3億5百万円等により3億31百万円となりました。 この結果、税金等調整前当期純利益は34億39百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は24億69百万円となりました。 ロ.財政状態当連結会計年度末の資産合計は、422億34百万円で、内訳は流動資産297億11百万円、固定資産125億22百万円となりました。 これは、現金及び預金、原材料及び貯蔵品の減少等があるものの、受取手形及び売掛金、投資有価証券の増加等が主な要因であります。 流動資産の主なものは、受取手形及び売掛金101億35百万円(流動資産に占める比率34.1%)、原材料及び貯蔵品59億96百万円(同20.2%)、現金及び預金57億48百万円(同19.3%)、製品52億25百万円(同17.6%)であり、固定資産の主なものは、有形固定資産82億80百万円(固定資産に占める比率66.1%)、投資有価証券38億30百万円(同30.6%)であります。 当連結会計年度末の負債合計は78億8百万円で、流動負債は60億4百万円、固定負債は18億3百万円となりました。 これは、電子記録債務、買掛金の減少等が主な要因であります。 流動負債の主なものは、電子記録債務18億46百万円(流動負債に占める比率30.7%)、買掛金16億81百万円(同28.0%)、未払費用15億18百万円(同25.3%)であり、固定負債の主なものは、退職給付に係る負債13億79百万円(固定負債に占める比率76.5%)であります。 当連結会計年度末の純資産合計は344億25百万円であり、内訳の主なものは利益剰余金293億67百万円、資本金26億54百万円、資本剰余金17億17百万円等であります。 これは、剰余金の配当があったものの、当期純利益の獲得があったことが主な要因であります。 この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は81.5%となり、財政状態は概ね良好であると判断しております。 ハ.セグメント情報当連結会計年度末におけるセグメント情報につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ニ.キャッシュ・フロー当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性についての分析)当社の運転資金は、主に製品の製造に使用する原材料や資材の調達、さらに、効率的な生産体制の再構築、老朽設備の維持更新、資本政策などに支出されております。 これらの資金は、利益により生み出される内部資金により賄うことを基本方針としております。 当連結会計年度におきましては、税金等調整前当期純利益の獲得、減価償却費の増加等があったものの、配当金の支払、有形固定資産の取得による支出、法人税等の支払いがあったこと等により、現金及び預金残高は57億48百万円と、前期末比6億63百万円減少いたしました。 (重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定)当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、特に重要なものは以下のとおりであります。 ①繰延税金資産の回収可能性繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しております。 当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性及び将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しております。 当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。 ②退職給付債務の算定当社で採用している退職給付制度の一部には、確定給付制度が採用されております。 この制度の勤務費用は数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。 数理計算上の仮定には、割引率、昇給率等様々な計算基礎により算出しております。 当該見積り及び仮定について、将来の経済条件の変動や当社内での環境の変化等により、見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する退職給付に係る負債等の金額に重要な影響を与える可能性があります。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当社グループは、これまで培ってきた耐火物製造技術を基に、多様化する社会のニーズや革新する時代に即した国際競争力を持つ製品の開発及びエンジニアリング技術の確立を目指して研究開発活動を行っております。 当社グループの研究開発活動は、当社の技術研究所・新材料研究所をはじめとして各工場・エンジニアリング事業部が一体となって製品の開発・改良・技術の開発及び基礎研究を行っております。 当連結会計年度における当社の研究開発費は322百万円であります。 当社における研究開発は、耐火物等・エンジニアリングが密接に関連しており、セグメントごとに区分することが困難なため、当社における総額を記載しております。 当連結会計年度における研究開発テーマは、以下のとおりであります。 (1) 鉄鋼・非鉄金属用耐火物 (2) セメントキルン用耐火物 (3) 環境装置関係炉用耐火物 (4) ガラス用耐火物 (5) 電子部品焼成用耐火物(6) 環境配慮型耐火物の開発 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループの当連結会計年度における設備投資の主要なものは、製造ラインの集約化及び自動化等のための合理化設備であります。 当連結会計年度の設備投資の総額は1,486百万円であり、セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。 また、所要資金については自己資金を充当しております。 (1)耐火物等関連当連結会計年度の主な設備投資は、製造ラインの集約化及び自動化等のための合理化及び太陽光発電設備などのGHG排出量削減に向けた設備投資などであり、総額1,440百万円の投資を実施しました。 なお、重要な設備の除却又は売却はありません。 (2)エンジニアリング関連当連結会計年度の主な設備投資は、工事施工関連の合理化設備を中心とする設備投資などであり、総額12百万円の投資を実施しました。 なお、重要な設備の除却又は売却はありません。 (3)その他当連結会計年度の主な設備投資は、事務所の改修及び業務効率化のための設備投資などであり、総額33百万円の投資を実施しました。 なお、重要な設備の除却又は売却はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 (1)提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計本社他(大阪府貝塚市他)-その他設備96293(231,240)[-]-8327563(4)日生工場他(岡山県備前市)耐火物等耐火物等製造設備1,3601,017141(570,892)[-]-3612,880161(21)吉永工場(岡山県備前市)耐火物等耐火物等製造設備77248079(125,502)[17,198]1334111,876128(27)貝塚工場他(大阪府貝塚市)耐火物等耐火物等製造設備784576944(38,733)[-]9862,40260(10)瑞浪工場(岐阜県瑞浪市他)耐火物等耐火物等製造設備467204164(79,097)[-]-12596259(20)エンジニアリング事業部(岡山県備前市)エンジニアリング工業用窯炉、環境設備の設計・施工設備4915-(-)[-]-4611147(7) (注) 1. 貸与中の土地107百万円(5,787㎡)、建物等13百万円を含んでおり、主な貸与先は住友大阪セメント株式会社であります。 2. 土地及び建物の一部を賃借しております。 年間賃借料は32百万円であります。 賃借している土地の面積については[ ]で外書きしております。 3. 帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品、建設仮勘定、ソフトウエア並びにソフトウエア仮勘定の合計であります。 4. 現在休止中の主要な設備はありません。 5. 従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書きしております。 (2)在外子会社2026年3月31日現在会社名所在地セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計営口窯耐進出口有限公司 中国遼寧省大石橋市耐火物等その他設備591--6019 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 当社グループの設備投資については、今後の生産計画、受注予測、利益に対する投資割合等を総合的に勘案して計画しております。 投資予定金額に係る今後の所要資金につきましては主として自己資金によって充当する予定であります。 当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりであります。 (1) 重要な設備の新設等会社名事業所名所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手年月完了予定年月完成後の増加能力総額(百万円)既支払額(百万円)当社 日生工場岡山県備前市耐火物等混練設備150124自己資金2025年5月2026年12月注当社吉永工場岡山県備前市耐火物等製品倉庫300145自己資金2025年4月2026年4月注当社吉永工場岡山県備前市耐火物等燃料転換設備42013自己資金2025年8月2026年12月注当社吉永工場岡山県備前市耐火物等大型高圧プレス14434自己資金2025年4月2026年11月注当社瑞浪工場岐阜県瑞浪市耐火物等大型高圧プレス2002自己資金2026年1月2026年6月注 (注) 上記、新設設備完成後の増加能力は、軽微であります。 (2) 重要な設備の改修設備の改修計画で重要なものはありません。 (3) 重要な設備の除却等経常的な設備の更新のための除却、売却等を除き重要な設備の除却、売却等の計画はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 322,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 33,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 41 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 14 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,781,533 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式については短期的な価格変動を利用して、利益を得る目的で保有する株式が該当し、それ以外のものについては純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会における検証の内容 (保有方針)・既に保有している株式について、保有合理性検証の結果「保有合理性がない」と判断したものについては、保有先企業との間で交渉を行い、売却手法・期間などの合意を得たうえで適宜削減していきます。 ・保有合理性検証を通じて、当社グループの事業戦略を推進するうえで不可欠であり、中長期的な企業価値の 向上に資すると認められる場合に限り、新規に取得します。 ・保有方針及び保有合理性検証方法は 1 年ごとに見直しを行い、見直すべき点がない場合は継続します。 (保有の合理性を検証する方法)個別銘柄ごとに、以下の観点により定期的に保有合理性を検証します。 ・定性的検証 保有先企業との取引関係の維持・強化、両社の収益力の向上、ひいては当社の企業価値向上に資すると判断した株式についてはこれを保有します。 ・定量的検証 取引収益、配当金等を含めた株式保有による収益が資本コストを上回るか等の観点 ・保有合理性検証プロセス (個別銘柄の保有の適否に関する取締役会の検証の内容)毎年、保有方針に基づいて行われる上記の検証結果を基に、保有の継続・処分の判断を決議します。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式51,148非上場株式以外の株式173,829,570 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式418,551取引関係の維持、強化、拡大のための取得他。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式232,017 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ700,000700,000同社は当社の主要取引金融機関であり、当社グループの金融取引の円滑化及び情報収集のため、同社株式を保有しております。 無(注2)1,820,0001,407,700住友大阪セメント㈱128,800128,800同社はセメントメーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 有489,826463,680中部鋼鈑㈱134,800134,800同社は電炉メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 有327,159284,428東京製鐵㈱176,126176,126同社は電炉メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無284,971279,864日本電気硝子㈱39,39937,846同社はガラスメーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 また持株会を通じた株式の取得を行っております。 無232,969131,969大同特殊鋼㈱125,550120,247同社は電炉メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 また持株会を通じた株式の取得を行っております。 無227,560143,094明星工業㈱74,46374,463同社は建設工事会社であり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 有127,85296,355㈱ちゅうぎんフィナンシャルグループ26,40026,400同社は当社の主要取引金融機関であり、当社グループの金融取引の円滑化及び情報収集のため、同社株式を保有しております。 有73,07544,088合同製鐵㈱18,64317,724同社は電炉メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 また持株会を通じた株式の取得を行っております。 無(注2)67,76968,503日本山村硝子㈱18,18918,189同社はガラスメーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無51,09239,197UBE㈱19,43319,433同社はセメントメーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無47,24142,257 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)デンカ㈱9,6369,636同社は化学メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無34,02420,596㈱トクヤマ7,2007,200同社はセメントメーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無26,91320,080日本冶金工業㈱1,8591,511同社は合金鉄メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 また持株会を通じた株式の取得を行っております。 無8,6196,289三菱製鋼㈱4,0004,000同社は電炉メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無7,1246,528太平洋セメント㈱687687同社はセメントメーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無2,4052,677東海カーボン㈱1,0001,000同社は炭素関連製品メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しております。 無962951第一生命ホールディングス㈱-3,300同社は当社の取引金融機関であり、当社グループの保険取引の円滑化及び情報収集のため、同社株式を保有しておりました。 無(注2)-14,955三菱ケミカルグループ㈱-14,500同社は化学メーカーであり、当社グループの取引先のひとつでもあります。 主に当社グループの耐火物等事業における販路拡大及び株式保有の合理性を検証し、総合的に勘案した上で、同社株式を保有しておりました。 無-10,686 (注) 1. 定量的な保有の効果については、多岐にわたるため記載は困難です。 2. 保有先企業は当社の株式を保有していませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 4 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 5 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,148,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 17 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3,829,570,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 18,551,000 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 32,017,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 1,000 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 962,000 |
| 株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 取引関係の維持、強化、拡大のための取得他。 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 第一生命ホールディングス㈱ |