財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-23 |
| 英訳名、表紙 | Premium Water Holdings, Inc. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 金本 彰彦 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 山梨県富士吉田市上吉田4597番地の1(上記は登記上の本店所在地であり、実際の業務は下記の最寄りの連絡場所で行っております。 ) |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (03)6694‐7670 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | IFRS |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2【沿革】 当社設立以降の経緯は、次のとおりであります。 年 月概 要2006年10月 山梨県富士吉田市に、ナチュラルミネラルウォーターの製造及び販売を目的とした当社(資本金135百万円)を設立2006年10月東京都中央区築地に営業拠点として東京本社を設置2007年4月第一工場の稼働開始2007年4月東京本社を東京都港区浜松町に移転2007年11月ロジスティクス(物流施設)を山梨県南都留郡富士河口湖町に設置2008年5月井戸及び取水付属設備の保有を目的として富士ウォーター株式会社を子会社化2008年12月大阪事務所を大阪市東淀川区に設置2010年1月東京本社を東京都品川区大崎に移転2010年7月第二工場が竣工、稼働開始、第二工場を富士吉田工場に呼称変更2011年1月台湾支店を台北市に設置2011年8月ロジスティクスを山梨県南都留郡富士河口湖町内に移転、メンテナンスセンターを併設(現 河口湖センター)2012年4月コールセンターを山梨県南都留郡富士河口湖町に設置、コールセンター業務及びバックオフィス業務を集約し、山梨お客様サービスセンターとして運営開始2012年7月台湾支店にて販売活動開始2013年3月東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場2013年5月大阪事務所を大阪市北区に移転2013年8月富士吉田工場が増設竣工2014年4月東京証券取引所市場第二部へ市場変更2015年2月株式会社光通信の子会社である株式会社総合生活サービスによる当社株式の公開買付けの結果、株式会社光通信が当社の親会社となる2015年11月西桂工場稼働開始2016年2月富士吉田工場がFSSC22000の認証取得2016年7月株式会社エフエルシーと株式交換及び株式会社ウォーターダイレクト分割準備会社を承継会社とする会社吸収分割を実行し、持株会社体制へ移行2016年7月株式会社プレミアムウォーターホールディングスに商号変更2016年7月株式会社ウォーターダイレクト分割準備会社を株式会社ウォーターダイレクトに商号変更2016年7月東京本社を東京都渋谷区神宮前に移転2017年4月 株式会社ウォーターダイレクトが連結子会社の株式会社ウェルウォータ及びプレミアムウォーター株式会社を吸収合併2017年4月株式会社ウォーターダイレクトをプレミアムウォーター株式会社に商号変更2018年5月西桂工場がFSSC22000の認証取得2018年9月朝来工場稼働開始2020年3月主力事業となる宅配水事業における保有契約件数が100万件を超える2020年8月東京本社を神宮前123ビル(東京都渋谷区神宮前一丁目23番26号)に移転2020年10月朝来工場がFSSC22000の認証取得2022年2月岐阜北方工場稼働開始2022年4月東京証券取引所市場の新市場区分においてスタンダード市場へ移行2024年4月岐阜北方工場の第2期工事が完了、竣工2025年6月岐阜北方工場がFSSC22000の認証取得2025年8月岐阜北方工場がISO14001、ISO45001の認証取得2026年3月東京本社を東京都港区虎ノ門に移転 (注) 2026年4月に富士吉田工場、西桂工場、朝来工場がISO14001、ISO45001の認証を取得しております。 |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループは持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社13社、持分法適用の関連会社9社から構成されております。 当社は、持株会社としてグループ各社の株式を保有することにより、グループ全体の経営管理及び経営戦略の策定を行うことを主な事業としております。 グループ各社における主な事業内容は、ナチュラルミネラルウォーターの製造及び宅配形式による販売、浄水型ウォーターサーバーのレンタルなどを行うホーム・オフィス・デリバリー事業及びその他事業となります。 ホーム・オフィス・デリバリー事業の売上高及び営業利益の金額は、いずれも全事業の90%を超えているため、ホーム・オフィス・デリバリー事業以外の事業について重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。 当社グループは、ナチュラルミネラルウォーターを取り扱い、当社グループ独自のウォーターサーバーと収縮性のあるペットボトルを使用、宅配事業者に委託して顧客宅にボトルを直送し、顧客自身がボトルを処分することにより使用後の顧客宅からのボトル回収を不要とする「ワンウェイ方式」を採用しております。 この方式により、空きボトルを回収することなく、日本全国の顧客宅に配送することが可能となります。 当社グループの主たる事業内容は以下に記載のとおりであります。 (1)ナチュラルミネラルウォーターの製造当社グループの主要な製品は、12ℓ入りナチュラルミネラルウォーターであります。 当社グループは設立以来、「天然(天然水)」、「生(非加熱殺菌)」、「直(ダイレクトビジネス)」にこだわり、良質なナチュラルミネラルウォーターを顧客に提供しております。 自社生産、OEM生産を合わせ、岐阜県本巣郡北方町、山梨県富士吉田市、兵庫県朝来市、静岡県富士市、長野県大町市、奈良県吉野郡吉野町、島根県浜田市、熊本県阿蘇郡南阿蘇村の8種類の採水地から販売しております。 当社グループのボトルは安全性の高いPET樹脂製で独自の収縮形状に成形してあることから、使用中に外気が入りにくく、最後まで安心・安全な状態でご利用頂けるよう配慮しております。 このボトルは、当社グループの西桂工場及び各水源に設置された製造ラインにて製造しており、内製化率は100%に達しております。 ペットボトルの内製化は、衛生面、コスト面、環境負荷の面でそれぞれの向上に大きく寄与します。 当社グループの岐阜北方工場、富士吉田工場及び朝来工場におきましては、当社連結子会社が所有する計8本の井戸から地下水をくみ上げて、ミネラルウォーターの原水としております。 (2)ナチュラルミネラルウォーターの販売当社グループは、デモンストレーション販売やWEB、テレマーケティング等によって大部分の顧客を獲得しております。 このような販売方法を中心とした当社グループの顧客獲得チャネルは、以下の3通りに分類されます。 ① 直接販売方式当社連結子会社であるプレミアムウォーター株式会社及び営業代行会社によるデモンストレーション販売やWEB、テレマーケティング等を通じて、当社グループ自体が販売を行う方式であります。 当社連結子会社である株式会社LUXURYの獲得した顧客は、当社グループの直接販売方式による顧客となります。 ② 取次店方式当社グループと契約した取次店が、当社グループに顧客を紹介する方式であります。 当社グループは紹介された顧客と直接の契約関係となり、顧客のナチュラルミネラルウォーターの購入本数等に応じ当社グループより取次店に対し販売手数料が支払われます。 ③ 代理店・特約店・OEM方式当社グループと契約した代理店・特約店が、顧客と契約関係を締結する方式であります。 当社グループは代理店・特約店に対し当社グループの製品を卸売いたします。 なお、代理店に対しては、後述する当社グループのウォーターサーバーも卸売いたしますが、特約店の顧客に対しては、当社グループよりウォーターサーバーを貸与しております。 OEMについては、OEM先のブランド名で当社グループの製品を提供しております。 当社連結子会社であるSINGAPORE FLC PTE. LTD.は、同じく連結子会社のプレミアムウォーター株式会社の代理店のひとつとして営業活動を行っております。 (3)ウォーターサーバーの販売当社グループは、直接販売、取次店及び特約店の顧客に対しては、当社グループよりウォーターサーバーを貸与しておりますが、代理店の顧客に対しては、当社グループより代理店に卸売したウォーターサーバーを、代理店から貸与しております。 OEM先についても同様に、ブランド名を変更したウォーターサーバーを卸売しております。 また、通常はウォーターサーバーを顧客に貸与しておりますが、家電メーカーと共同開発した販売タイプのウォーターサーバーも一部取扱っております。 ウォーターサーバーは、当社グループの技術指導のもと、国内1社及び海外3社のメーカーにおいて委託生産しております。 (4)その他当社グループは一部の当社グループ代理店に対し、その顧客開拓のため営業代行を行っております。 この代行業務の売上や代理店、取次店に対する販促品の売上等の付随業務が該当いたします。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 [事業系統図]以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合(%)関係内容(親会社) 株式会社光通信 (注)3東京都豊島区54,259情報通信サービス業被所有70.1[29.6]資本提携債務被保証役員の兼任(その他の関係会社) 株式会社HCMAアルファ東京都豊島区101OA機器の販売等被所有40.5資本提携ウォーターサーバーの貸借(連結子会社) プレミアムウォーター株式会社 (注)2、6山梨県富士吉田市300宅配水・ウォーターサーバー事業100.0役員の兼任及び派遣株式会社LUXURY (注)4東京都港区100宅配水・ウォーターサーバー事業100.0役員の兼任及び派遣SINGAPORE FLC PTE. LTD. シンガポール100千SGD宅配水・ウォーターサーバー事業100.0役員の派遣株式会社PWリソース東京都港区100宅配水・ウォーターサーバー事業100.0役員の兼任及び派遣株式会社ライフセレクト東京都港区30宅配水・ウォーターサーバー事業100.0役員の派遣プレミアムウォータープロダクツ株式会社 (注)2岐阜県本巣郡北方町150宅配水の製造事業100.0[100.0]役員の兼任及び派遣寧波普瑞咪雅水業有限公司中国宁波市377千元宅配水・ウォーターサーバー事業100.0[100.0]役員の兼任及び派遣他6社 (持分法適用関連会社) ハイコムビジネスサポート株式会社熊本市中央区10カスタマーセンターの受託49.0役員の派遣株式会社グローバルワン青森県青森市20宅配水・ウォーターサーバー事業49.0役員の兼任及び派遣INEST株式会社 (注)3東京都豊島区100サービス業・宅配水・ウォーターサーバー販売事業37.9役員の兼任株式会社ラストワンマイル (注)3東京都豊島区109サービス業・宅配水・ウォーターサーバー事業34.8役員の兼任株式会社DREAMBEER (注)5東京都渋谷区100ビールの販売事業15.7役員の兼任及び派遣株式会社ティーズエージェンシーホールディングス東京都港区240サービス業・宅配水・ウォーターサーバー販売事業26.0役員の兼任及び派遣STAR JOHNS Co., Ltd.韓国京畿道金浦市658百万KRWウォーターサーバーの製造事業14.0役員の派遣他2社 (注) 1.「議決権の所有(被所有)割合」欄の[内書]は間接所有(被所有)であります。 2.特定子会社に該当しております。 3.有価証券報告書の提出会社であります。 4.2026年3月31日時点の状況を記載しておりますが、株式会社LUXURYは、2026年4月21日付で、プレミアムウォーター株式会社を存続会社とする吸収合併により消滅しております。 5.債務超過会社であり、2026年3月末時点で債務超過額は5,579百万円であります。 6.プレミアムウォーター株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 ① 売上高 79,620百万円 ② 経常利益 9,913百万円 ③ 当期純利益 6,860百万円 ④ 純資産額 11,137百万円 ⑤ 総資産額 69,634百万円 |
| 従業員の状況 | (2)【従業員の状況】 1. 連結会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)914(116) (注)1.従業員数は就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。 )であり、臨時雇用者数(準社員、アルバイトを含む。 )は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.セグメント情報との関連は、セグメント情報の記載を省略しているため記載しておりません。 2.提出会社及び重要な子会社の状況2026年3月31日現在会社名従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)(株)プレミアムウォーターホールディングス5(5)43.011.37,07773.1プレミアムウォーター(株)467(90)34.66.285,3101.8 (注)1.従業員数は就業人員(当社から、当社グループ内・社外への出向者を除く。 )であり、臨時雇用者数(準社員、アルバイトを含む。 )は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.セグメント情報との関連は、セグメント情報の記載を省略しているため記載しておりません。 3.労働組合の状況当社グループでは労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しており、特記するべき事項は発生しておりません。 4. 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者0.0100.038.054.565.5 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6号1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.従業員は、正規雇用の従業員及びフルタイムの無期化した非正規雇用の従業員を含んでおります。 4.パート・有期労働者は、パートタイマ―及び有期の嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。 5.全従業員は、従業員と臨時雇用者を含んでおります。 6.管理職に占める女性従業員の割合については、組織再編に伴い女性管理職が当該年度中に転籍となったため、当社における該当者は存在せず、割合は 0.0%となっております。 7.男女の賃金格差については男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。 なお、同一労働の賃金に差はなく、等級別人数構成の差によるものであります。 出向者は、出向先の従業員として集計しております。 ② 主要な連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者プレミアムウォーター(株)29.240.040.0-75.073.996.2(株)LUXURY37.8100.0100.0-76.675.6156.7プレミアムウォータープロダクツ(株)0.0100.0100.0-72.872.976.6 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6号1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3.従業員は、正規雇用の従業員及びフルタイムの無期化した非正規雇用の従業員を含んでおります。 4.パート・有期労働者は、パートタイマ―及び有期の嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。 5.全従業員は、従業員と臨時雇用者を含んでおります。 6.管理職に占める女性従業員の割合については、出向者を出向先の従業員として集計しております。 7.男女の賃金格差については男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。 なお、同一労働の賃金に差はなく、等級別人数構成の差によるものであります。 出向者は、出向先の従業員として集計しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの事業を取り巻く環境は、雇用・所得環境の改善が続く中、景気は緩やかに回復した一方で、国際情勢の不安定な状況の長期化に加え、米国の通商政策の影響、中東情勢の緊迫化、物価上昇の継続、及び金融資本市場の変動リスク等により、先行きは依然として不透明な状態が続いております。 このような事業環境の中、当社グループでは、お客様に安心・安全で高品質な飲料水を安定的に提供できる体制の構築に努めており、ウォーターサーバーを新たなライフスタイルの提案と位置付け、ウォーターサーバーに対する認知度の向上を図ってまいりました。 「冷温水が簡単に利用できる」、「日本の良質な天然水が定期的に自宅まで配達される」等の利便性に加えて、飲料水の水質や安全性に対する消費者の意識が一層高まっており、災害時の備蓄水としても活用できることから、当社グループの事業環境に対して好影響を及ぼしています。 このような社会的ニーズを踏まえ、商品ラインナップの拡充やサービスの品質向上にも取り組んでおります。 そのために、当社グループが対処すべき課題は以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)マーケットシェアの拡大と収益性の向上 中核事業であるウォーターサーバー事業においては、保有契約件数の純増を維持すること及びお客様一人当たりの収益を向上させることが当社グループの安定的かつ持続的な成長のために必要不可欠であると考えております。 これに対応するべく、主に以下の点に取り組んでまいります。 ① 営業人員の増強や販売手法及び販売チャネルの多様化及び強化、当社グループのサービスの取扱企業の拡大をはじめとする外部企業に対するアライアンスの推進を通じた、ウォーターサーバー事業におけるサービスの潜在的な需要の掘り起こし② お客様の需要に応じたウォーターサーバー等やプランの拡充に加え、多様性のある商品・サービスの提供、宅配水サービスの継続率や宅配水の消費量の向上等に繋がる各種キャンペーンを通じたお客様の満足度及びお客様一人当たりの収益性の向上③ お客様に対する営業部門及びカスタマー部門の対応品質の更なる向上、お客様の需要に応じた代替商品・サービスの提供等による当社グループのお客様の離脱(解約)抑止(2)製造・調達コスト等の低減化 ウォーターサーバーの調達、宅配水の製造並びにこれらの配送の安定化と各種費用の増加抑制は、当社グループの収益基盤を確保するうえで必要不可欠となります。 社会的情勢の変化等に対応しつつ、取引先の多様化に加え、原材料の使用量の削減をはじめとする宅配水の製造体制等の効率化や配送網の最適化等に努めてまいります。 (3)人材基盤の強化 当社グループの持続的な成長のためには、優秀な従業員の確保とグループ内の統一的な人事制度のもとでの教育・指導等を通じた従業員の育成並びに一人ひとりが働きがいを感じられる環境づくりを推進することが必要不可欠であると考えております。 従業員の確保に向けて定期的な新卒採用と業務分野ごとに能力ある人材の中途採用を実施するとともに、当社グループの確立した人事制度のもとで各種研修等を通じた従業員への経営理念等の浸透と技術・能力等の拡充に注力してまいります。 さらに、「人的資本経営プロジェクト」を通じた出勤時間の選択制をはじめとする柔軟な労働環境の整備に取り組むほか、性別等による差異のない公平な評価・報酬制度の運用及び「職場つみたてNISA」や奨学金代理返済制度をはじめとする福利厚生の拡充を図ることで、従業員の公私の充実を支援し、組織全体の活性化に努めてまいります。 (4)顧客管理システム及び情報管理体制の強化 今後予想される保有契約件数の増加に対応し、持続的な成長を支え、効率的に業務を運営するため、当社グループの顧客管理システムをはじめとする基幹システムの改修・刷新を推進しております。 また、お客様の情報は重要な資産と位置付け、強固なセキュリティ基盤の構築に努めております。 昨今、巧妙化・多様化するサイバー攻撃や内部不正等の広範なリスクに対し、接続環境を問わず全てのアクセスを厳格に認証・監視する多層的な防御体制を整備するとともに、最新の脅威動向を即時に反映した動的な検知・防御システムの運用を強化しております。 加えて、役員及び従業員を対象とした教育・訓練の実施等、システム及び人的運用の両面から、情報セキュリティレベルの継続的な向上に取り組んでまいります。 (5)内部管理体制等の充実 当社グループの持続的な成長のためには、今後の事業戦略の展開とともに、多様化するビジネスリスクに対応できる強固な内部管理体制が必要となります。 コーポレート・ガバナンス体制をさらに充実させるとともに、内部統制システムに基づき、特に各種研修等を通じたコンプライアンス意識の醸成と更なる浸透、リスク管理部門による活動を通じた適正な業務運営を引き続き実施してまいります。 (6)ESG経営の強化 当社グループでは、昨今のグローバルな社会的課題の解決に向けた動向及び価値観の変容に留意しつつ、企業価値の向上と持続可能な社会の実現のため、カーボンニュートラルへの貢献やプラスチック資源循環型モデルの実現、労働環境の更なる改善等に取り組んでまいります。 環境保全と利益創出の同時実現をビジョンの一つと捉え、天然水という日本の資源を継続的に守り育むための取組みを行い、水資源を使用する者の責任として特にSDGs(持続可能な開発目標)の達成やESG(環境・社会・ガバナンス)に留意した経営の実践に努めてまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組み】 当社グループは「水を守り、人を育むこと」を掲げ、サステナビリティを企業の成長と価値創造の重要な要素と考えております。 環境、地域・社会、ガバナンス、社員の4つの側面をバランス良く考慮し、さまざまな社会課題を解決するため、サステナビリティに関するマテリアリティ(重要課題)を定め、長期的な持続可能性を追求する経営を展開しております。 また、ステークホルダーとの信頼関係を築きながら、社会的な課題への積極的な取組みを通じて、持続可能な社会の構築に貢献していくことを目指しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 プレミアムウォーターホールディングスグループのマテリアリティ <環境を守り育むことで自然を豊かに>・カーボンニュートラル工場を軸とした脱炭素社会の実現を目指します。 ・適切な涵養活動により水資源の保全に取り組んでまいります。 ・プラスチックの適正処理を推進するため、ペットボトルの正しい分別を啓蒙いたします。 ・容器・資材のサステナブル資材含有率の向上、製品の完全循環型モデルを目指します。 ・採水地での森林保全活動を推進してまいります。 ・再生可能エネルギーの導入やCO2をはじめとする温室効果ガスの排出量の削減に努めます。 <地域と共生し人々の暮らしを豊かに>・当社グループの水源がある地域を中心に、環境保全を含めた地域課題に取組み、地方創生を推進いたします。 ・自治体との災害協定締結によって災害時の飲料水の提供を実現いたします。 ・災害時における飲料水供給や義援金寄付、被災地支援品の寄贈を通じて、復興支援活動に努めます。 ・子ども食堂へのお米、天然水の寄付を通じて、日本の貧困問題解決のサポートを推進いたします。 ・水の価値を伝える教育や子どもたちへの出張授業を通じて、水資源の大切さを伝えてまいります。 ・福祉施設へ天然水やウォーターサーバーの提供を行い、支援してまいります。 <公正で透明かつ潤いのある組織を>・公正で透明かつ潤いのある組織を目指し、ガバナンスの徹底をいたします。 ・コンプライアンス経営の徹底、リスクマネジメントの強化、監査体制の充実を推進いたします。 <多様性を尊重し働きがいのある環境で社員の人生を豊かに>・ダイバーシティ&インクルージョンの推進による多様な人材の活躍の場を創造いたします。 ・社員一人ひとりが公私ともに充実感をもち、企業として働きがいを感じる環境づくりをいたします。 ・健康経営の実現のため、心身ともにいきいきと働ける職場環境を提供いたします。 (1)サステナビリティ全般≪ガバナンス≫当社グループは、企業価値の継続的向上を目的に、経営の透明性と健全性の確保及び環境の変化に迅速・適切に対応できる経営機能の強化がコーポレート・ガバナンスの重要な目的であると考えています。 今後も適切なコーポレート・ガバナンス体制の強化に努め、経営における意思決定及び業務執行の効率化・透明性を向上させることを基本方針に、企業価値・株主共同の利益の持続的な向上に努めてまいります。 <サステナビリティ委員会の設置>サステナビリティ委員会は、経営管理本部を管掌する執行役員を委員長とし、サステナビリティに関する議論を集約し体系的に取り組んでいく役割を担います。 同委員会においてサステナビリティに関する方針の策定をはじめ、取組み状況のモニタリングや進捗の管理、評価等を行い、その結果を取締役会に報告・提言し、取締役会がこれを監督いたします。 ≪戦略≫当社グループのサステナビリティ戦略は、経済的な成長と環境・社会的な貢献を両立させることを目指しています。 また、持続可能な未来を目指して4つのテーマを定め、重点的に取り組んでまいります。 重点取組みテーマ取組み内容環境環境を守り育むことで自然を豊かに水資源の保全プラスチック資源循環型モデルの実現CO2削減によるカーボンニュートラルへの貢献地域・社会地域と共生し人々の暮らしを豊かに地域コミュニティの発展地域環境の保全地域経済圏の構築ガバナンス公正で透明かつ潤いのある組織を企業統治の実効性・透明性の向上に向けた法令等の遵守適時適切な情報開示等を通じたコーポレート・ガバナンスの強化社員多様性を尊重し働きがいのある環境で社員の人生を豊かにダイバーシティ&インクルージョンの推進による多様な人材の活躍の場を創造社員の働きがいの向上心身ともにいきいきと働ける職場環境の実現 <人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略>当社グループは、自社の活動を通じて人々の生活を豊かにしていきたいと考えています。 お客様や地域・自治体の皆様はもちろんのこと、従業員が活躍できるよう多様性と向き合います。 また従業員の心と体の健康づくりにも取り組んでまいります。 ① 心と体の健康づくりを促進し、維持できる環境をつくる② 多様性を尊重・包摂し、一人ひとりが活躍できる環境をつくる③ 従業員一人ひとりが公私ともに充実感をもち、企業として働きがいを感じる環境をつくる <取組み事例>① 教育制度の整備当社グループでは、個人の成長を促す目的で全社員が学べる教育環境を提供しています。 受講推奨カリキュラムを明確にすることで評価される知識やスキルを明示し、階層別に必要な知識を高めながら、仕事の質の向上に取り組んでおります。 ② キャリアステップ社員のモチベーション向上と組織の活性化を図ることを目的として、半年に一度キャリア面談によるキャリアアップの機会を設けています。 また、若手社員が経営幹部主体の営業会議やマネジメント研修等に参加することができる制度も設けております。 ③ 人的資本経営プロジェクト当社グループでは上記方針・戦略に則り、「人的資本経営プロジェクト」を発足し、社員の働き方の検討を定期的に実施しております。 目的企業の持続的な価値向上を図る目標既存従業員の労働環境の改善及び人材確保のための企業価値向上実績(2026年3月期までに反映された取決め事項の一部)[労務規定に関するもの] ・出勤時間の選択制を導入 ・育児時短勤務期間を「小学校入学まで」から「中学校入学まで」へ延長 [採用に関するもの] ・本店所在地である山梨県内での知名度の向上施策による、現地採用の促進 ・新卒採用者を対象とした、奨学金の代理返済制度の施行 [その他] ・評価制度の見直し 当社グループでは統一の人事評価制度であったが、グループ各社ごとの実情や 規定に合わせて再評価を実施 ・職場つみたてNISAの導入 ・最低賃金引上げに対する対応(みなし残業時間の短縮等を含む) ・AIによる業務効率化研修の実施 ≪リスク管理≫当社グループは、ガバナンス体制のもと、リスク低減と事業機会創出を確実に行うため、リスク管理を強化しております。 リスク管理においては、リスクの重要性をリスク管理委員会で定期的にモニタリングしています。 その中でも経営への影響が特に大きく、対応の強化が必要なリスクに関しては経営幹部会で識別・評価を行い、リスク管理委員会で進捗を管理しております。 各部門やグループ会社で管理可能なリスクについては、各組織が中心となって対応ができる危機管理体制の強化と整備を行っております。 ≪指標及び目標≫当社グループはサステナビリティの推進のため、CO2排出量(Scope1,2及びScope3)、製品におけるプラスチック使用量を重要な指標としております。 具体的な取組み等につきましては2025年9月に公表しました「プレミアムウォーターホールディングス サステナビリティレポート2025」をご参照ください。 https://premiumwater-hd.co.jp/sdgs/_assets/data/report/report2025.pdf<人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、 指標及び目標>当社グループは、人材の育成と社内環境整備の評価の指標として、研究カリキュラムへの参加者数やダイバーシティ&インクルージョン指標(女性管理職比率等)を使用しています。 また、2030年までに管理職に占める女性労働者の割合を30%にすることを目標としつつ、人材の育成と社内環境整備に必要な検討を進めてまいります。 (2)気候変動関連当社グループは、「100年続く企業へ」をグループミッションに掲げ、森林整備や地下水保全、清掃活動、水資源の再利用等様々な取組みを通じ、持続可能な社会・環境の実現を目指しています。 環境に配慮した事業活動への取組みの一環として、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同するとともに、気候変動に起因する事業等のリスク・機会の把握と情報開示を行いました。 気候関連リスク及び機会が経営上の重要課題であるという認識のもと今後もTCFD提言に沿った情報開示を進め、ステークホルダーの皆様との信頼関係の強化につなげていきます。 ≪ガバナンス≫当社グループは、気候変動を経営上の重要課題(マテリアリティ)の一つと位置付け、代表取締役社長を最高責任者とするガバナンス体制を構築しております。 気候変動関連のリスク及び機会の特定・評価及び対応策の策定は、サステナビリティ委員会とリスク管理委員会が協働して行っております。 気候変動に関する検討事項や各種指標・目標(KPI)の進捗状況については、サステナビリティ委員会から取締役会に対して年1回以上報告されます。 取締役会は報告の受領を通じて監督を行うとともに、年1回以上気候変動に関する議題を扱います。 また脱炭素に向けた投資計画や予算等について審議・指導することで、気候変動の取組みを適切に管理・監督する体制を整えております。 <当社グループの気候変動に係るガバナンス体制図> ≪戦略≫1.気候変動に関するシナリオの策定当社グループは、天然水の採水から宅配水サービスの提供までを一貫して手がける事業構造上、気候変動の影響を水源・製造・物流の各段階で直接受け得るポジションにあります。 こうした事業特性を踏まえ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づくシナリオ分析を実施し、気候変動が当社グループ事業にもたらすリスクと機会を特定・評価しました。 分析に当たっては、国際エネルギー機関(IEA)等の科学的根拠に基づき、移行リスクが顕在化しやすい1.5℃シナリオと、物理的リスクが顕在化しやすい4℃シナリオの2つの世界観を設定し、短期から長期にわたる事業への影響度を評価しています。 特定したリスク・機会は当社グループの経営戦略及び事業計画に反映し、気候変動への対応を継続的に推進していきます。 シナリオ群の定義対応するシナリオ1.5℃シナリオ4℃シナリオ概要2100年において19世紀後半からの平均気温上昇を1.5℃に抑えるため、パリ協定等の各国政策が実施される。 脱炭素を目的とした政策・法規制が国内外で強化され、カーボンプライシングの導入やプラスチック規制の拡大が見込まれる。 当社グループにおいては、ボトリング工場の電力調達や配送車両の燃料コストへの影響が生じる一方、消費者の環境意識の高まりを背景にペットボトル代替需要や浄水型ウォーターサーバーへの移行が加速し、新規顧客獲得の機会が拡大すると想定する。 2100年において19世紀後半からの平均気温上昇を4℃に抑えるシナリオ。 気候変動対策に関する政策・法規制の進展は限定的となる一方、台風・豪雨・干ばつ等の異常気象が激甚化・常態化すると予想される。 採水拠点の操業停止リスクや物流網の寸断が事業継続に影響を及ぼす可能性があり、水質悪化による品質管理コストの増大も見込まれる。 一方で、防災・備蓄意識の高まりがウォーターサーバー需要を押し上げる機会にもなり得ると想定する。 シナリオ移行・NZE(IEA WEO2023)・APS(IEA WEO2023)・STEPS(IEA WEO2023)物理・SSP1-1.9(IPCC AR6)・RCP2.6(IPCC AR5)・SSP5-8.5(IPCC AR6)・RCP8.5(IPCC AR5) 2.気候変動のリスク及び機会の当社グループ事業への影響度評価当社グループを対象として、短期・中期・長期にわたる気候変動関連の移行リスク及び物理的リスクを特定し、事業への影響度を評価しました。 異常気象の激甚化や政府による政策・規制の動向を踏まえ、特定したリスク・機会を当社グループの経営戦略及び事業計画に反映するとともに、適切な対応策を講じていきます。 対象範囲株式会社プレミアムウォーターホールディングスグループ 時間軸短期:0~3年中期:3~10年長期:10~30年 影響度大:事業への影響が大きいと想定されるもの中:事業への影響が中程度と想定されるもの小:事業への影響が小さいと想定されるもの リスクと機会一覧<リスク一覧>区分項目事業インパクト時間軸影響度1.5℃4℃移行リスク政策・法規制カーボンプライシングメカニズム炭素税の導入や引き上げにより、ボトリング工場での電力使用やラストワンマイル配送(トラック燃料)に伴うエネルギー調達・物流コストが直接的に増加する。 短期~中期大小プラスチック規制の強化使い捨てプラスチック(ワンウェイボトル)に対する新税の負担や、代替容器の導入義務化等に伴う直接的な調達・コンプライアンスコストの増加が発生する。 短期~中期大大取水制限水不足による取水制限によって製品の生産や販売数量が減少することにより売上が減少する。 短期~中期小大市場バージンプラスチックのコスト増バージンプラスチック価格の上昇により水タンク・サーバーの原材料費の生産コストが増加する。 短期~中期大大評判環境に悪影響を及ぼすプロジェクトや活動水ストレス地域での工場建設反対や、取水に対する批判を受けることによる事業継続リスクに加え、環境負荷に関する報道でブランド価値が毀損し、顧客離脱による売上及び利益の減少。 短期~中期中大物理リスク慢性水不足降水量の減少による地下水位低下は、採水拠点の操業停止や供給能力不足を招き、売上が減少。 長期小大慢性水の品質気候変動(水温上昇等)に伴う水源での微生物増殖リスク等に起因する品質悪化・健康被害リスク。 製品回収やブランド毀損による売上減少、検査体制強化のコスト増を招く。 長期中大急性操業停止や物流遅延台風・豪雨・大雪等の自然災害により採水拠点の操業停止や物流網の寸断が生じ、製品の供給遅延・出荷制限による売上減少が発生する。 損壊設備の修繕費や迂回配送に伴う物流コストの増大が営業利益を圧迫する。 長期中大 <機会一覧>区分項目事業インパクト時間軸影響度1.5℃4℃製品・サ|ビス環境意識向上消費者の環境意識が高まる中、ペットボトル消費量(プラスチックゴミ)を減らす目的で浄水型ウォーターサーバーを導入する層が増加し、新規顧客の獲得と売上増加につながる。 短期~中期大中気温上昇による需要増加夏季の長期化や猛暑により、家庭・オフィスでの冷水需要が急増。 定期配送に加えて追加のボトル注文が大幅に増加し、既存顧客からの売上・利益が直接的に拡大する。 短期~長期中大備蓄としての需要増加異常気象(台風・豪雨等)の激甚化による断水リスク等への防災意識の高まりから、非常時の飲料水としてウォーターサーバーを導入する層が増加。 ローリングストックの最適解として認知され、新規契約増や解約率低下に繋がる。 短期~中期中大市場SDGs推進活動災害支援、子ども支援などの取組みを可視化し、SDGsに貢献するブランドであることをアピール。 顧客からの信頼獲得により、安定的な売上を維持できる。 短期~中期中大資源の効率性輸送効率化水タンクを大きくし一度の配達量を増やすことで、トラック便数を減らし、燃料費及びCO2削減に寄与する。 短期大中レジリエンス取水源の分散・複数確保取水源の複数確保により、台風や渇水時でも納品遅延を回避でき、競争力が高まる。 中期~長期中中物流拠点の分散物流拠点の分散により、台風や渇水時でも納品遅延を回避でき、競争力が高まる。 中期~長期中中 3.対応策・プラスチック使用量削減の取組み当社グループの主力製品である天然水ボトルの構造を変更することで、従来より約23%(従来145g/本から現在112g/本)プラスチック使用量を削減したペットボトルを開発し、年間約278t (注)のプラスチック使用量を削減することが可能となりました。 (注)100%切り替えされた場合・物流の取組み当社グループとコクヨサプライロジスティクス株式会社は、異業種ではありますが、平日の積載効率の向上とリソースの最適化という共通の課題を抱えており、その解決のために大阪市内における「共同配送」を実施することを決定いたしました。 この取組みにより、「2024年問題」とされるドライバー不足等も物流問題の解決の一助になるほか、年間約2,000台の配送車両を削減することでCO2の削減にも貢献することが可能となります。 ≪リスク管理≫当社グループは、リスク管理委員会及びサステナビリティ委員会において気候変動に関するリスクを識別します。 識別されたリスクはリスク管理委員で重要度を評価された後、サステナビリティ委員会で詳細な対応策を検討し、年1回以上進捗を取締役会へ報告します。 これらのプロセスは全社的なリスク管理に統合されています。 ≪指標と目標≫当社グループでは、「Scope1・2」のGHG排出量に関して、日本政府目標に準じ、2050年までのカーボンニュートラルを目指しております。 「Scope3」の削減目標については、政府の取組み及び市場動向を考慮し、引き続き検討を進めてまいります。 <直近会計期間における温室効果ガス排出量> 2025年3月期Scope11,200.85Scope26,518.75Scope3Category156,524.28Category248,357.96Category31,194.53Category419,149.06Category5206.22Category61,949.70Category7356.05Category8-Category9-Category10-Category11-Category12913.32Category13196,113.44Category14-Category15- ※単位:tCO2e※集計期間は会計年度に準拠しており、本表の対象期間は2025年3月期(2024年4月~2025年3月)となります。 ※Scope3における「-」は、対象となる活動が少なく排出量全体に与える影響が小さいため、算定対象外としております。 |
| 戦略 | ≪戦略≫当社グループのサステナビリティ戦略は、経済的な成長と環境・社会的な貢献を両立させることを目指しています。 また、持続可能な未来を目指して4つのテーマを定め、重点的に取り組んでまいります。 重点取組みテーマ取組み内容環境環境を守り育むことで自然を豊かに水資源の保全プラスチック資源循環型モデルの実現CO2削減によるカーボンニュートラルへの貢献地域・社会地域と共生し人々の暮らしを豊かに地域コミュニティの発展地域環境の保全地域経済圏の構築ガバナンス公正で透明かつ潤いのある組織を企業統治の実効性・透明性の向上に向けた法令等の遵守適時適切な情報開示等を通じたコーポレート・ガバナンスの強化社員多様性を尊重し働きがいのある環境で社員の人生を豊かにダイバーシティ&インクルージョンの推進による多様な人材の活躍の場を創造社員の働きがいの向上心身ともにいきいきと働ける職場環境の実現 <人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略>当社グループは、自社の活動を通じて人々の生活を豊かにしていきたいと考えています。 お客様や地域・自治体の皆様はもちろんのこと、従業員が活躍できるよう多様性と向き合います。 また従業員の心と体の健康づくりにも取り組んでまいります。 ① 心と体の健康づくりを促進し、維持できる環境をつくる② 多様性を尊重・包摂し、一人ひとりが活躍できる環境をつくる③ 従業員一人ひとりが公私ともに充実感をもち、企業として働きがいを感じる環境をつくる <取組み事例>① 教育制度の整備当社グループでは、個人の成長を促す目的で全社員が学べる教育環境を提供しています。 受講推奨カリキュラムを明確にすることで評価される知識やスキルを明示し、階層別に必要な知識を高めながら、仕事の質の向上に取り組んでおります。 ② キャリアステップ社員のモチベーション向上と組織の活性化を図ることを目的として、半年に一度キャリア面談によるキャリアアップの機会を設けています。 また、若手社員が経営幹部主体の営業会議やマネジメント研修等に参加することができる制度も設けております。 ③ 人的資本経営プロジェクト当社グループでは上記方針・戦略に則り、「人的資本経営プロジェクト」を発足し、社員の働き方の検討を定期的に実施しております。 目的企業の持続的な価値向上を図る目標既存従業員の労働環境の改善及び人材確保のための企業価値向上実績(2026年3月期までに反映された取決め事項の一部)[労務規定に関するもの] ・出勤時間の選択制を導入 ・育児時短勤務期間を「小学校入学まで」から「中学校入学まで」へ延長 [採用に関するもの] ・本店所在地である山梨県内での知名度の向上施策による、現地採用の促進 ・新卒採用者を対象とした、奨学金の代理返済制度の施行 [その他] ・評価制度の見直し 当社グループでは統一の人事評価制度であったが、グループ各社ごとの実情や 規定に合わせて再評価を実施 ・職場つみたてNISAの導入 ・最低賃金引上げに対する対応(みなし残業時間の短縮等を含む) ・AIによる業務効率化研修の実施 |
| 指標及び目標 | ≪指標及び目標≫当社グループはサステナビリティの推進のため、CO2排出量(Scope1,2及びScope3)、製品におけるプラスチック使用量を重要な指標としております。 具体的な取組み等につきましては2025年9月に公表しました「プレミアムウォーターホールディングス サステナビリティレポート2025」をご参照ください。 https://premiumwater-hd.co.jp/sdgs/_assets/data/report/report2025.pdf<人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、 指標及び目標>当社グループは、人材の育成と社内環境整備の評価の指標として、研究カリキュラムへの参加者数やダイバーシティ&インクルージョン指標(女性管理職比率等)を使用しています。 また、2030年までに管理職に占める女性労働者の割合を30%にすることを目標としつつ、人材の育成と社内環境整備に必要な検討を進めてまいります。 (2)気候変動関連当社グループは、「100年続く企業へ」をグループミッションに掲げ、森林整備や地下水保全、清掃活動、水資源の再利用等様々な取組みを通じ、持続可能な社会・環境の実現を目指しています。 環境に配慮した事業活動への取組みの一環として、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同するとともに、気候変動に起因する事業等のリスク・機会の把握と情報開示を行いました。 気候関連リスク及び機会が経営上の重要課題であるという認識のもと今後もTCFD提言に沿った情報開示を進め、ステークホルダーの皆様との信頼関係の強化につなげていきます。 ≪ガバナンス≫当社グループは、気候変動を経営上の重要課題(マテリアリティ)の一つと位置付け、代表取締役社長を最高責任者とするガバナンス体制を構築しております。 気候変動関連のリスク及び機会の特定・評価及び対応策の策定は、サステナビリティ委員会とリスク管理委員会が協働して行っております。 気候変動に関する検討事項や各種指標・目標(KPI)の進捗状況については、サステナビリティ委員会から取締役会に対して年1回以上報告されます。 取締役会は報告の受領を通じて監督を行うとともに、年1回以上気候変動に関する議題を扱います。 また脱炭素に向けた投資計画や予算等について審議・指導することで、気候変動の取組みを適切に管理・監督する体制を整えております。 <当社グループの気候変動に係るガバナンス体制図> ≪戦略≫1.気候変動に関するシナリオの策定当社グループは、天然水の採水から宅配水サービスの提供までを一貫して手がける事業構造上、気候変動の影響を水源・製造・物流の各段階で直接受け得るポジションにあります。 こうした事業特性を踏まえ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づくシナリオ分析を実施し、気候変動が当社グループ事業にもたらすリスクと機会を特定・評価しました。 分析に当たっては、国際エネルギー機関(IEA)等の科学的根拠に基づき、移行リスクが顕在化しやすい1.5℃シナリオと、物理的リスクが顕在化しやすい4℃シナリオの2つの世界観を設定し、短期から長期にわたる事業への影響度を評価しています。 特定したリスク・機会は当社グループの経営戦略及び事業計画に反映し、気候変動への対応を継続的に推進していきます。 シナリオ群の定義対応するシナリオ1.5℃シナリオ4℃シナリオ概要2100年において19世紀後半からの平均気温上昇を1.5℃に抑えるため、パリ協定等の各国政策が実施される。 脱炭素を目的とした政策・法規制が国内外で強化され、カーボンプライシングの導入やプラスチック規制の拡大が見込まれる。 当社グループにおいては、ボトリング工場の電力調達や配送車両の燃料コストへの影響が生じる一方、消費者の環境意識の高まりを背景にペットボトル代替需要や浄水型ウォーターサーバーへの移行が加速し、新規顧客獲得の機会が拡大すると想定する。 2100年において19世紀後半からの平均気温上昇を4℃に抑えるシナリオ。 気候変動対策に関する政策・法規制の進展は限定的となる一方、台風・豪雨・干ばつ等の異常気象が激甚化・常態化すると予想される。 採水拠点の操業停止リスクや物流網の寸断が事業継続に影響を及ぼす可能性があり、水質悪化による品質管理コストの増大も見込まれる。 一方で、防災・備蓄意識の高まりがウォーターサーバー需要を押し上げる機会にもなり得ると想定する。 シナリオ移行・NZE(IEA WEO2023)・APS(IEA WEO2023)・STEPS(IEA WEO2023)物理・SSP1-1.9(IPCC AR6)・RCP2.6(IPCC AR5)・SSP5-8.5(IPCC AR6)・RCP8.5(IPCC AR5) 2.気候変動のリスク及び機会の当社グループ事業への影響度評価当社グループを対象として、短期・中期・長期にわたる気候変動関連の移行リスク及び物理的リスクを特定し、事業への影響度を評価しました。 異常気象の激甚化や政府による政策・規制の動向を踏まえ、特定したリスク・機会を当社グループの経営戦略及び事業計画に反映するとともに、適切な対応策を講じていきます。 対象範囲株式会社プレミアムウォーターホールディングスグループ 時間軸短期:0~3年中期:3~10年長期:10~30年 影響度大:事業への影響が大きいと想定されるもの中:事業への影響が中程度と想定されるもの小:事業への影響が小さいと想定されるもの リスクと機会一覧<リスク一覧>区分項目事業インパクト時間軸影響度1.5℃4℃移行リスク政策・法規制カーボンプライシングメカニズム炭素税の導入や引き上げにより、ボトリング工場での電力使用やラストワンマイル配送(トラック燃料)に伴うエネルギー調達・物流コストが直接的に増加する。 短期~中期大小プラスチック規制の強化使い捨てプラスチック(ワンウェイボトル)に対する新税の負担や、代替容器の導入義務化等に伴う直接的な調達・コンプライアンスコストの増加が発生する。 短期~中期大大取水制限水不足による取水制限によって製品の生産や販売数量が減少することにより売上が減少する。 短期~中期小大市場バージンプラスチックのコスト増バージンプラスチック価格の上昇により水タンク・サーバーの原材料費の生産コストが増加する。 短期~中期大大評判環境に悪影響を及ぼすプロジェクトや活動水ストレス地域での工場建設反対や、取水に対する批判を受けることによる事業継続リスクに加え、環境負荷に関する報道でブランド価値が毀損し、顧客離脱による売上及び利益の減少。 短期~中期中大物理リスク慢性水不足降水量の減少による地下水位低下は、採水拠点の操業停止や供給能力不足を招き、売上が減少。 長期小大慢性水の品質気候変動(水温上昇等)に伴う水源での微生物増殖リスク等に起因する品質悪化・健康被害リスク。 製品回収やブランド毀損による売上減少、検査体制強化のコスト増を招く。 長期中大急性操業停止や物流遅延台風・豪雨・大雪等の自然災害により採水拠点の操業停止や物流網の寸断が生じ、製品の供給遅延・出荷制限による売上減少が発生する。 損壊設備の修繕費や迂回配送に伴う物流コストの増大が営業利益を圧迫する。 長期中大 <機会一覧>区分項目事業インパクト時間軸影響度1.5℃4℃製品・サ|ビス環境意識向上消費者の環境意識が高まる中、ペットボトル消費量(プラスチックゴミ)を減らす目的で浄水型ウォーターサーバーを導入する層が増加し、新規顧客の獲得と売上増加につながる。 短期~中期大中気温上昇による需要増加夏季の長期化や猛暑により、家庭・オフィスでの冷水需要が急増。 定期配送に加えて追加のボトル注文が大幅に増加し、既存顧客からの売上・利益が直接的に拡大する。 短期~長期中大備蓄としての需要増加異常気象(台風・豪雨等)の激甚化による断水リスク等への防災意識の高まりから、非常時の飲料水としてウォーターサーバーを導入する層が増加。 ローリングストックの最適解として認知され、新規契約増や解約率低下に繋がる。 短期~中期中大市場SDGs推進活動災害支援、子ども支援などの取組みを可視化し、SDGsに貢献するブランドであることをアピール。 顧客からの信頼獲得により、安定的な売上を維持できる。 短期~中期中大資源の効率性輸送効率化水タンクを大きくし一度の配達量を増やすことで、トラック便数を減らし、燃料費及びCO2削減に寄与する。 短期大中レジリエンス取水源の分散・複数確保取水源の複数確保により、台風や渇水時でも納品遅延を回避でき、競争力が高まる。 中期~長期中中物流拠点の分散物流拠点の分散により、台風や渇水時でも納品遅延を回避でき、競争力が高まる。 中期~長期中中 3.対応策・プラスチック使用量削減の取組み当社グループの主力製品である天然水ボトルの構造を変更することで、従来より約23%(従来145g/本から現在112g/本)プラスチック使用量を削減したペットボトルを開発し、年間約278t (注)のプラスチック使用量を削減することが可能となりました。 (注)100%切り替えされた場合・物流の取組み当社グループとコクヨサプライロジスティクス株式会社は、異業種ではありますが、平日の積載効率の向上とリソースの最適化という共通の課題を抱えており、その解決のために大阪市内における「共同配送」を実施することを決定いたしました。 この取組みにより、「2024年問題」とされるドライバー不足等も物流問題の解決の一助になるほか、年間約2,000台の配送車両を削減することでCO2の削減にも貢献することが可能となります。 ≪リスク管理≫当社グループは、リスク管理委員会及びサステナビリティ委員会において気候変動に関するリスクを識別します。 識別されたリスクはリスク管理委員で重要度を評価された後、サステナビリティ委員会で詳細な対応策を検討し、年1回以上進捗を取締役会へ報告します。 これらのプロセスは全社的なリスク管理に統合されています。 ≪指標と目標≫当社グループでは、「Scope1・2」のGHG排出量に関して、日本政府目標に準じ、2050年までのカーボンニュートラルを目指しております。 「Scope3」の削減目標については、政府の取組み及び市場動向を考慮し、引き続き検討を進めてまいります。 <直近会計期間における温室効果ガス排出量> 2025年3月期Scope11,200.85Scope26,518.75Scope3Category156,524.28Category248,357.96Category31,194.53Category419,149.06Category5206.22Category61,949.70Category7356.05Category8-Category9-Category10-Category11-Category12913.32Category13196,113.44Category14-Category15- ※単位:tCO2e※集計期間は会計年度に準拠しており、本表の対象期間は2025年3月期(2024年4月~2025年3月)となります。 ※Scope3における「-」は、対象となる活動が少なく排出量全体に与える影響が小さいため、算定対象外としております。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | <人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略>当社グループは、自社の活動を通じて人々の生活を豊かにしていきたいと考えています。 お客様や地域・自治体の皆様はもちろんのこと、従業員が活躍できるよう多様性と向き合います。 また従業員の心と体の健康づくりにも取り組んでまいります。 ① 心と体の健康づくりを促進し、維持できる環境をつくる② 多様性を尊重・包摂し、一人ひとりが活躍できる環境をつくる③ 従業員一人ひとりが公私ともに充実感をもち、企業として働きがいを感じる環境をつくる <取組み事例>① 教育制度の整備当社グループでは、個人の成長を促す目的で全社員が学べる教育環境を提供しています。 受講推奨カリキュラムを明確にすることで評価される知識やスキルを明示し、階層別に必要な知識を高めながら、仕事の質の向上に取り組んでおります。 ② キャリアステップ社員のモチベーション向上と組織の活性化を図ることを目的として、半年に一度キャリア面談によるキャリアアップの機会を設けています。 また、若手社員が経営幹部主体の営業会議やマネジメント研修等に参加することができる制度も設けております。 ③ 人的資本経営プロジェクト当社グループでは上記方針・戦略に則り、「人的資本経営プロジェクト」を発足し、社員の働き方の検討を定期的に実施しております。 目的企業の持続的な価値向上を図る目標既存従業員の労働環境の改善及び人材確保のための企業価値向上実績(2026年3月期までに反映された取決め事項の一部)[労務規定に関するもの] ・出勤時間の選択制を導入 ・育児時短勤務期間を「小学校入学まで」から「中学校入学まで」へ延長 [採用に関するもの] ・本店所在地である山梨県内での知名度の向上施策による、現地採用の促進 ・新卒採用者を対象とした、奨学金の代理返済制度の施行 [その他] ・評価制度の見直し 当社グループでは統一の人事評価制度であったが、グループ各社ごとの実情や 規定に合わせて再評価を実施 ・職場つみたてNISAの導入 ・最低賃金引上げに対する対応(みなし残業時間の短縮等を含む) ・AIによる業務効率化研修の実施 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | <人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、 指標及び目標>当社グループは、人材の育成と社内環境整備の評価の指標として、研究カリキュラムへの参加者数やダイバーシティ&インクルージョン指標(女性管理職比率等)を使用しています。 また、2030年までに管理職に占める女性労働者の割合を30%にすることを目標としつつ、人材の育成と社内環境整備に必要な検討を進めてまいります。 (2)気候変動関連当社グループは、「100年続く企業へ」をグループミッションに掲げ、森林整備や地下水保全、清掃活動、水資源の再利用等様々な取組みを通じ、持続可能な社会・環境の実現を目指しています。 環境に配慮した事業活動への取組みの一環として、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同するとともに、気候変動に起因する事業等のリスク・機会の把握と情報開示を行いました。 気候関連リスク及び機会が経営上の重要課題であるという認識のもと今後もTCFD提言に沿った情報開示を進め、ステークホルダーの皆様との信頼関係の強化につなげていきます。 ≪ガバナンス≫当社グループは、気候変動を経営上の重要課題(マテリアリティ)の一つと位置付け、代表取締役社長を最高責任者とするガバナンス体制を構築しております。 気候変動関連のリスク及び機会の特定・評価及び対応策の策定は、サステナビリティ委員会とリスク管理委員会が協働して行っております。 気候変動に関する検討事項や各種指標・目標(KPI)の進捗状況については、サステナビリティ委員会から取締役会に対して年1回以上報告されます。 取締役会は報告の受領を通じて監督を行うとともに、年1回以上気候変動に関する議題を扱います。 また脱炭素に向けた投資計画や予算等について審議・指導することで、気候変動の取組みを適切に管理・監督する体制を整えております。 <当社グループの気候変動に係るガバナンス体制図> ≪戦略≫1.気候変動に関するシナリオの策定当社グループは、天然水の採水から宅配水サービスの提供までを一貫して手がける事業構造上、気候変動の影響を水源・製造・物流の各段階で直接受け得るポジションにあります。 こうした事業特性を踏まえ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づくシナリオ分析を実施し、気候変動が当社グループ事業にもたらすリスクと機会を特定・評価しました。 分析に当たっては、国際エネルギー機関(IEA)等の科学的根拠に基づき、移行リスクが顕在化しやすい1.5℃シナリオと、物理的リスクが顕在化しやすい4℃シナリオの2つの世界観を設定し、短期から長期にわたる事業への影響度を評価しています。 特定したリスク・機会は当社グループの経営戦略及び事業計画に反映し、気候変動への対応を継続的に推進していきます。 シナリオ群の定義対応するシナリオ1.5℃シナリオ4℃シナリオ概要2100年において19世紀後半からの平均気温上昇を1.5℃に抑えるため、パリ協定等の各国政策が実施される。 脱炭素を目的とした政策・法規制が国内外で強化され、カーボンプライシングの導入やプラスチック規制の拡大が見込まれる。 当社グループにおいては、ボトリング工場の電力調達や配送車両の燃料コストへの影響が生じる一方、消費者の環境意識の高まりを背景にペットボトル代替需要や浄水型ウォーターサーバーへの移行が加速し、新規顧客獲得の機会が拡大すると想定する。 2100年において19世紀後半からの平均気温上昇を4℃に抑えるシナリオ。 気候変動対策に関する政策・法規制の進展は限定的となる一方、台風・豪雨・干ばつ等の異常気象が激甚化・常態化すると予想される。 採水拠点の操業停止リスクや物流網の寸断が事業継続に影響を及ぼす可能性があり、水質悪化による品質管理コストの増大も見込まれる。 一方で、防災・備蓄意識の高まりがウォーターサーバー需要を押し上げる機会にもなり得ると想定する。 シナリオ移行・NZE(IEA WEO2023)・APS(IEA WEO2023)・STEPS(IEA WEO2023)物理・SSP1-1.9(IPCC AR6)・RCP2.6(IPCC AR5)・SSP5-8.5(IPCC AR6)・RCP8.5(IPCC AR5) 2.気候変動のリスク及び機会の当社グループ事業への影響度評価当社グループを対象として、短期・中期・長期にわたる気候変動関連の移行リスク及び物理的リスクを特定し、事業への影響度を評価しました。 異常気象の激甚化や政府による政策・規制の動向を踏まえ、特定したリスク・機会を当社グループの経営戦略及び事業計画に反映するとともに、適切な対応策を講じていきます。 対象範囲株式会社プレミアムウォーターホールディングスグループ 時間軸短期:0~3年中期:3~10年長期:10~30年 影響度大:事業への影響が大きいと想定されるもの中:事業への影響が中程度と想定されるもの小:事業への影響が小さいと想定されるもの リスクと機会一覧<リスク一覧>区分項目事業インパクト時間軸影響度1.5℃4℃移行リスク政策・法規制カーボンプライシングメカニズム炭素税の導入や引き上げにより、ボトリング工場での電力使用やラストワンマイル配送(トラック燃料)に伴うエネルギー調達・物流コストが直接的に増加する。 短期~中期大小プラスチック規制の強化使い捨てプラスチック(ワンウェイボトル)に対する新税の負担や、代替容器の導入義務化等に伴う直接的な調達・コンプライアンスコストの増加が発生する。 短期~中期大大取水制限水不足による取水制限によって製品の生産や販売数量が減少することにより売上が減少する。 短期~中期小大市場バージンプラスチックのコスト増バージンプラスチック価格の上昇により水タンク・サーバーの原材料費の生産コストが増加する。 短期~中期大大評判環境に悪影響を及ぼすプロジェクトや活動水ストレス地域での工場建設反対や、取水に対する批判を受けることによる事業継続リスクに加え、環境負荷に関する報道でブランド価値が毀損し、顧客離脱による売上及び利益の減少。 短期~中期中大物理リスク慢性水不足降水量の減少による地下水位低下は、採水拠点の操業停止や供給能力不足を招き、売上が減少。 長期小大慢性水の品質気候変動(水温上昇等)に伴う水源での微生物増殖リスク等に起因する品質悪化・健康被害リスク。 製品回収やブランド毀損による売上減少、検査体制強化のコスト増を招く。 長期中大急性操業停止や物流遅延台風・豪雨・大雪等の自然災害により採水拠点の操業停止や物流網の寸断が生じ、製品の供給遅延・出荷制限による売上減少が発生する。 損壊設備の修繕費や迂回配送に伴う物流コストの増大が営業利益を圧迫する。 長期中大 <機会一覧>区分項目事業インパクト時間軸影響度1.5℃4℃製品・サ|ビス環境意識向上消費者の環境意識が高まる中、ペットボトル消費量(プラスチックゴミ)を減らす目的で浄水型ウォーターサーバーを導入する層が増加し、新規顧客の獲得と売上増加につながる。 短期~中期大中気温上昇による需要増加夏季の長期化や猛暑により、家庭・オフィスでの冷水需要が急増。 定期配送に加えて追加のボトル注文が大幅に増加し、既存顧客からの売上・利益が直接的に拡大する。 短期~長期中大備蓄としての需要増加異常気象(台風・豪雨等)の激甚化による断水リスク等への防災意識の高まりから、非常時の飲料水としてウォーターサーバーを導入する層が増加。 ローリングストックの最適解として認知され、新規契約増や解約率低下に繋がる。 短期~中期中大市場SDGs推進活動災害支援、子ども支援などの取組みを可視化し、SDGsに貢献するブランドであることをアピール。 顧客からの信頼獲得により、安定的な売上を維持できる。 短期~中期中大資源の効率性輸送効率化水タンクを大きくし一度の配達量を増やすことで、トラック便数を減らし、燃料費及びCO2削減に寄与する。 短期大中レジリエンス取水源の分散・複数確保取水源の複数確保により、台風や渇水時でも納品遅延を回避でき、競争力が高まる。 中期~長期中中物流拠点の分散物流拠点の分散により、台風や渇水時でも納品遅延を回避でき、競争力が高まる。 中期~長期中中 3.対応策・プラスチック使用量削減の取組み当社グループの主力製品である天然水ボトルの構造を変更することで、従来より約23%(従来145g/本から現在112g/本)プラスチック使用量を削減したペットボトルを開発し、年間約278t (注)のプラスチック使用量を削減することが可能となりました。 (注)100%切り替えされた場合・物流の取組み当社グループとコクヨサプライロジスティクス株式会社は、異業種ではありますが、平日の積載効率の向上とリソースの最適化という共通の課題を抱えており、その解決のために大阪市内における「共同配送」を実施することを決定いたしました。 この取組みにより、「2024年問題」とされるドライバー不足等も物流問題の解決の一助になるほか、年間約2,000台の配送車両を削減することでCO2の削減にも貢献することが可能となります。 ≪リスク管理≫当社グループは、リスク管理委員会及びサステナビリティ委員会において気候変動に関するリスクを識別します。 識別されたリスクはリスク管理委員で重要度を評価された後、サステナビリティ委員会で詳細な対応策を検討し、年1回以上進捗を取締役会へ報告します。 これらのプロセスは全社的なリスク管理に統合されています。 ≪指標と目標≫当社グループでは、「Scope1・2」のGHG排出量に関して、日本政府目標に準じ、2050年までのカーボンニュートラルを目指しております。 「Scope3」の削減目標については、政府の取組み及び市場動向を考慮し、引き続き検討を進めてまいります。 <直近会計期間における温室効果ガス排出量> 2025年3月期Scope11,200.85Scope26,518.75Scope3Category156,524.28Category248,357.96Category31,194.53Category419,149.06Category5206.22Category61,949.70Category7356.05Category8-Category9-Category10-Category11-Category12913.32Category13196,113.44Category14-Category15- ※単位:tCO2e※集計期間は会計年度に準拠しており、本表の対象期間は2025年3月期(2024年4月~2025年3月)となります。 ※Scope3における「-」は、対象となる活動が少なく排出量全体に与える影響が小さいため、算定対象外としております。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)水源に関するリスク(自社水源)① 当社グループの製品であるナチュラルミネラルウォーターの生産拠点は、山梨県富士吉田市のほか、岐阜県本巣郡北方町、兵庫県朝来市、静岡県富士市、長野県大町市、奈良県吉野郡吉野町、島根県浜田市、熊本県阿蘇郡南阿蘇村があります。 富士吉田工場の毀損や水源の枯渇、天災等により工場の操業が長期にわたり停止した場合であっても、代替拠点にて生産・出荷する等の措置が可能です。 しかしながら、富士吉田工場は当社グループの重要な生産拠点として位置付けていることから、このような事態が発生した場合には当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループの製品であるナチュラルミネラルウォーターの品質につきましては、飲用水における水質の評価基準の一例として、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の含有量(水道水の上限で10mg/ℓ)について、当社グループ富士吉田工場においては0.08mg/ℓと極めて良質な状態を維持しており、また、保健所の指示や自主的な判断に基づいた定期的な水質検査を実施し、水質の維持管理にも努めております。 営業許可については、自社工場である富士吉田工場及び朝来工場、岐阜北方工場での生産活動において必要不可欠であり、現時点では許可の取消や営業停止事由(食品衛生法第55条・第56条)に該当するような事実は存在しておりません。 しかしながら、3工場が同法第55条に定める禁止条件や規定に違反しているとみなされた場合、同法第56条に定める基準に違反しているとみなされた場合、食品衛生管理者が不在となった場合、天災・人災等の影響によりその水質が食品衛生法に適合しないほど大幅に変化した場合には営業許可の取消しや一定期間の営業停止処分を受けることがあり、その場合には当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、営業許可の概要は次のとおりであります。 許認可等の取得者名取得年月・許認可等の名称及び所管官庁等許認可等の内容及び有効期限プレミアムウォータープロダクツ株式会社(富士吉田工場)2019年11月営業許可厚生労働省・消費者庁富士吉田工場の営業許可山梨県指令 富東福 第7296号有効期間2025年12月1日から2031年11月30日までプレミアムウォータープロダクツ株式会社(朝来工場)2014年11月営業許可厚生労働省・消費者庁朝来工場の営業許可兵庫県指令但馬(朝健)第119-2号有効期限2024年11月26日から2031年11月30日までプレミアムウォータープロダクツ株式会社(岐阜北方工場)2022年2月営業許可厚生労働省・消費者庁岐阜北方工場の営業許可岐阜県指令岐保本第1号-90有効期限2022年2月7日から2027年5月31日まで ③ 当社グループの水源については、例えば富士吉田の水源の場合、株式会社地球科学研究所によって60年以上前に富士山に降雨した水が浸透し、濾過されて地下水となって採取されていると推定されており、過去60年間において富士山の降水状況は安定的であること等、各水源において地下水の水量についての調査を行い、長期にわたり安定的に推移するものと当社グループは想定しておりますが、地層等の大幅な変化等によって水脈の流れに大幅な変化が発生した場合、水脈が枯渇し水の採取が不可能となる可能性があります。 ④ 当社グループの所有・使用している井戸のうち富士吉田市内にあるものについては、富士吉田市の定める富士吉田市地下水保全条例第3条及び同条例附則第2項に基づき、富士吉田市より井戸設置許可を受け1日966tの揚水が許可されております。 現時点では許可の取消事由(同条例第13条)に該当するような事実は存在しておりません。 しかしながら、富士吉田市に井戸が許可の基準(同条例第4条)に適合していないとみなされ、かつ、是正勧告に従わない等の重大な不法行為が発生した場合、取水許可が取り消され生産活動ができなくなるため、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 なお、井戸設置許可の概要は次のとおりであります。 許認可等の取得者名取得年月・許認可等の名称及び所管官庁等許認可等の内容及び有効期限1号井戸富士ウォーター株式会社2007年3月 地下水の利用に関する協定富士吉田市井戸の設置にあたり地下水の有効かつ適正な利用を図るための協定(地下水採取量 630t/日) (注)1有効期限 なし2号井戸プレミアムウォータープロダクツ株式会社(富士吉田工場)2011年2月 井戸設置許可並びに地下水の利用に関する協定富士吉田市井戸の設置許可及び井戸の設置に当たり地下水の有効かつ適正な利用を図るための協定(地下水採取量 966t/日)有効期限 なし (注)1.2010年9月に、富士吉田市との間で地下水採取量を966t/日に変更した協定を締結しております。 2.4号井戸については2020年2月に売却しております。 (2)工場に関するリスク(自社工場)① 当社グループの富士吉田工場及び岐阜北方工場は、FSSC22000に基づく運用を行い、品質管理等を厳正に行う体制を整えており、また工場設備につきましてもスペアパーツの保有等損傷発生時に対する対策も行っておりますが、工場又は井戸が罹災することで重大な被害が発生した場合、操業の停止を余儀なくされ、当社グループの生産体制に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループの富士吉田工場及び岐阜北方工場では、厳密な品質管理の下、ナチュラルミネラルウォーターを製品として生産・出荷しております。 現在の生産能力は、富士吉田工場において3本の生産ラインにより月間約130万本、岐阜北方工場において3本の生産ラインにより月間約250万本が可能となっております。 これらの設備については定期的な保守点検を実施しておりますが、全ての生産ラインにおいて何らかの不具合が発生した場合や、天災等の事由により長期間にわたり電力供給が途絶した場合には、操業停止を余儀なくされ、当社グループの生産体制や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ③ 当社グループの富士吉田工場及び岐阜北方工場の揚水装置及び製造ラインは全て電力によって稼働しており、現状安定した電力供給を受けておりますが、天災等の事由により長期間電力供給が途絶した場合、操業の停止を余儀なくされ、当社グループの生産体制に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 当社グループの富士吉田工場及び岐阜北方工場では、水の充填までの工程において外気に接触することなく、充填工程はクラス1000相当(FED-STD-209 米国連邦規格で制定されたクリーンルームの清浄度の単位)のクリーンルームで人の手を介することなく行われており、送水パイプにつきましても毎日の操業前に洗浄が行われております。 また、水の殺菌工程のフィルターにつきましても定期的に交換を行っておりますが、殺菌工程のフィルター4基が同時に機能不全に陥る等の重大な事故が発生した場合、水に異物が混入する等の事象が発生し操業に影響が出る可能性があります。 (3)OEM供給元に関するリスク 当社グループの主力製品のうち静岡県富士市、長野県大町市、奈良県吉野郡吉野町、島根県浜田市、熊本県阿蘇郡南阿蘇村を主水源とした製品は、OEM契約に基づきナチュラルミネラルウォーターのOEM供給を受けております。 OEM供給元とはOEM契約を締結するにあたり、当社グループの基準と同レベルの水質検査や生産体制の確認、企業調査等を実施し、現在も良好な取引関係を築いておりますが、OEM供給元の水質や工場設備等に重大な問題が発生した場合、業績不振や予期せぬ契約の打切りが行われた場合には、生産体制や当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (4)製品に関するリスク① 当社グループの製品は、毎日定期的な水質検査と月に1回の放射線物質検査を実施しており、厳格な品質管理を行っておりますが、生産途中あるいは輸送中における毒物混入や放射能被ばく等が発生した場合、当社グループの製品に重大な瑕疵が発生する可能性があります。 ② 当社グループの製品ボトルは、一般的に安全性が高いとされるペットボトルを使用しておりますが、将来の研究においてその有害性が検証された場合、当社グループの製品ボトルの素材変更が必要となるため、当社グループ製品の製造に重大な影響が発生する可能性があります。 ③ 当社グループは、定期配送による販売を行っております。 当社グループは味と鮮度にこだわったナチュラルミネラルウォーターを販売するために製品の劣化を最小限に止めるため、製品の出庫期限は原則1ヶ月以内とし、それに合わせた生産体制をとっております。 しかしながら、何らかの要因で工場の生産に支障が生じ製品在庫がなくなった時には、定期配送を行うことができず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)製造コストが上昇した場合のリスク当社グループが提供する製品は、安心・安全な天然水でありますが、これは水質がよく、水量の豊富な水源に依存しております。 従って、天災や災害等により、水質が飲用に適さなくなった場合、あるいは一定の水量が確保できなくなった場合には、中長期にわたって製品供給が不可能になることや、代替水源は確保しているものの新たな水源の確保や工場の建設、設備投資が必要になり、製造コストが大きく上昇する可能性があります。 また、当社グループの製品は、特殊な構造・機能をもったボトルにボトリングして販売しておりますが、当該ボトルの原材料である石油価格の高騰により、原価高の要因となる可能性があります。 当社グループが今後これらの不測の事態や市場環境の変化に対応できず、コスト増を生産の合理化や販売価格への転嫁で補えなかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)ウォーターサーバーに関するリスク① 当社グループのウォーターサーバーは電気用品安全法に基づくPSE検査及び食品衛生法にも適合した商品であり、また、製造に当たっても厳格な検査を行っておりますが、製造工程に重大な欠陥があった場合や将来の法改正によって不適合となった場合、リコールが発生し、当社グループの財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループのウォーターサーバーのうち主要なものは、現在海外3社のメーカーに製造を委託しております。 なんらかの事由によりメーカーとの契約が解除された場合や、天災や不慮の事故等によりウォーターサーバー製造工場の操業が困難になった場合、代替するメーカーの選定を行う間、ウォーターサーバーの納入が受けられなくなる可能性があります。 ③ 当社グループのウォーターサーバーの決済の一部は、米ドル建及びウォン建で行っております。 将来の為替レートが大幅に円安となった場合、当社グループのウォーターサーバー購入代金が上昇し当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)物流に関するリスク① 当社グループの製品であるナチュラルミネラルウォーター及び商品であるウォーターサーバーにつきましては、宅配事業者に委託して当社グループ顧客宅に配送しておりますが、宅配業者の同時操業停止の事象により配送ができなくなった場合、代替する事業者を選定するまでの間当社グループの製品・商品の配送が困難になる可能性があります。 ② 当社グループの製品であるナチュラルミネラルウォーター及び商品であるウォーターサーバーの配送ルートが、天災や不慮の事故等により長期に渡り不通となった場合、再開・正常化するまでの間、当社グループの製品・商品の配送が困難になる可能性があります。 ③ 当社グループの商品であるウォーターサーバーのうち主要なものは海外にて製造しており、天災や国内の騒乱、戦争等の事象により輸送ができなくなった場合、顧客に対しウォーターサーバーの納入ができなくなる可能性があります。 ④ 物流コストの上昇傾向が続く中で、生産の合理化や販売価格への転嫁で補えなかった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、配送料金の値上げによる物流コストの上昇を販売価格へ転嫁した場合、解約率の悪化を招き、保有契約件数が減少する可能性があります。 (8)水の販売に関するリスク① 当社グループでは、顧客基盤の拡大・維持を図るため、徹底的なマーケティングを行い、顧客ニーズのリアルタイムな把握及びアフターサービスの充実、商品ラインナップの多様化等競合他社との差別化に取組んでおります。 従来からの主たる販売手法であるデモンストレーション販売に加えてテレマーケティングや法人営業も新たな営業手法として取り入れておりますが、事業計画通りに新規顧客獲得が進まない、また、既存顧客の解約率が事業計画以上に高く推移した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 当社グループによるデモンストレーション販売において、販売会場提供元である取引先とは良好な取引関係を保ち、販売スタッフや営業代行会社への研修においてもルール・マナーの遵守を徹底しておりますが、競合他社による独占的な会場占有や販売スタッフのルール・マナー違反が恒常的に行われる等の事由により、デモンストレーション会場の提供が受けられなくなった場合、販売の機会が減少するため当社グループの業績及び財政状態に影響が発生する可能性があります。 ③ 当社グループは、顧客の勧誘に際して、特定商取引に関する法律の適用を受けております。 当社グループでは、デモンストレーション販売や訪問販売等による契約の勧誘においては、事実を誤認させるような行為や押し売りにより困惑させるような行為を一切禁止しております。 また、契約に際しては書面交付を義務付け、その内容の説明を適切に行うとともに、顧客本人が十分納得していただいた場合のみ契約を締結しております。 当社グループでは、販売に関する一連のルール・手続きを定め、社員・営業代行会社に対して、定期的にコンプライアンス研修を開催し、ルールの徹底を図っております。 さらに、代理店等に対しても、本法の趣旨の十分な理解浸透を図るため、必要に応じて適切な指導やサポート等を行っております。 このように、当社グループでは、本法に抵触するような事実が発生しないように万全の体制を構築しておりますが、万一本法に抵触する、又はそのように誤認される行為があった場合には、行政機関による指導や業務停止命令の対象となる可能性があります。 また、将来において、本法が改正又は新たな法令等が制定され、当社グループが適切に対応できない場合には、事業の業務遂行に支障をきたす可能性があります。 従って、このような状況が起こった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 多くの宅配水製造・販売事業者の業務運営において重大な法令違反や犯罪行為が行われる等業界全体に対する世論の不信感が発生した場合、当社グループの販売に対する風評被害が発生し当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (9)ITへの依存に関するリスク① 当社グループは当社業務に合わせて開発された基幹販売管理システムを使用し、受注・出荷・請求・在庫管理を一括して行っておりますが、システム改修等の際の不具合の発生やシステムダウン等が発生した場合、当社グループの業務遂行に重大な影響が発生する可能性があります。 ② 当社グループでは、データの遠隔地バックアップ、クラウド環境における厳格なアクセス制御、情報セキュリティポリシー及び各種規程の整備・運用、並びに従業員に対する教育・訓練の実施等により、安定的な運用及び情報管理体制の強化に努めておりますが、クラウド基盤が所在するデータセンターにおける天災、火災、広域な停電、あるいは巧妙化するサイバー攻撃や内部不正、クラウド設定の不備に起因する情報漏えい等のリスクがあります。 これらの事象により、システムが停止・遅延、又はデータの毀損・消失等が生じた場合には、当社グループの業務遂行に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (10)親会社との関係に関するリスク 株式会社光通信(東証プライム 証券コード9435)グループは、当連結会計年度末日において、当社の発行済株式総数の70.1%(間接保有分を含む)を保有している親会社であり、当社は株式会社光通信を中核とする企業グループ(以下「光通信グループ」といいます)に属しております。 当社グループは、光通信グループの中において宅配水の製造・販売という異色の事業を行っており、独立した経営体制をとっておりますが、将来光通信グループの経営方針に変更が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響が発生する可能性があります。 (11)個人情報保護に関するリスク当社グループは、当社グループの直接販売顧客のみならず、代理店やOEM先の顧客についてもその住所、氏名等の個人情報を保有しております。 当社グループは当社グループの規程に基づき、その情報管理は徹底しておりますが、顧客情報の紛失、サイバー攻撃等不測の事態が発生し、保険適用額を超えたコストが発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響が発生する可能性があります。 (12)知的財産所有権に関するリスク当社グループはペットボトルに関する特許(特許第5253085号)及びウォーターサーバーに関する特許(特許第4681083号等)を取得しており、当社グループのペットボトル及びウォーターサーバーは外気の入りにくい構造を構築しておりますが、これらの特許が侵害された場合やさらに優れた発明がなされた場合、当社グループの差別化要因の一部が損なわれることになり、顧客獲得に関して影響を及ぼす可能性があります。 また、ウォーターサーバー等の開発に際し、当社グループはあらかじめ他社の知的財産所有権侵害の可能性の有無を調査しておりますが、商品化・販売開始以降に侵害が発覚した場合には、商品販売中止のほか、損害賠償請求訴訟が提起され損害賠償金の支払いが生じる可能性もあり、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響が発生する可能性があります。 (13)自然災害、事故等に関するリスク当社グループの主要な事業拠点は、富士吉田工場、西桂工場、ロジスティクス及びお客様サービスセンターの所在する山梨県、岐阜北方工場の所在する岐阜県、本社所在地である東京都であります。 当該地区において大地震、台風、大雪、噴火等の自然災害及び事故、火災等により、業務の停止、設備の損壊や電力供給の制限等の不測の事態が発生した場合には、事業活動に支障をきたす可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。 (14)有利子負債に関するリスク当社グループの有利子負債残高(リース債務を含む)は、2026年3月期末において77,786百万円であり、有利子負債依存度は57.5%となっております。 そのため金融市場の混乱や景気低迷、金融機関の融資姿勢の変化により借換えが困難になった場合や、市場金利の急速な上昇等により支払利息が急激に増加した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、借入金の一部には財務制限条項が付されております。 財務制限条項に抵触した場合、貸付人の請求があれば期限の利益を失うため、直ちに債務の弁済をするための資金が必要になり、当社グループの財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。 (15)感染症の流行に関するリスク 当社グループが事業展開を行う地域において、新型ウイルス等の感染症が大流行し、当社グループの事業活動に支障が出る場合、また、人的被害が拡大した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16)東京証券取引所「スタンダード市場」の上場維持基準に適合しないリスク 当社は、東京証券取引所が定めるスタンダード市場の上場維持基準について、2025年3月31日時点において一部基準(流通株式比率)に適合しておりませんでしたが、上場維持基準への適合に向けた計画に基づき取組みを進めた結果、現在はすべての基準に適合しております。 しかしながら、今後においても、株式市場の動向、株主構成の変化、当社株式の流動性の低下、業績の変動等により、流通株式比率、流通株式時価総額、株主数等の各基準に適合しない状況となる可能性があります。 当該基準に適合しない場合、当社株式は所定の手続に基づき改善期間が設定され、その状況に応じて監理銘柄に指定される可能性があり、その後改善期間内に基準に適合しない場合には上場廃止となる可能性があります。 このような事態が発生した場合には、当社の社会的信用の低下、株式の流動性の低下、資金調達への影響等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17)製品及び商品の原材料の調達に関するリスク当社グループは、安定的な品質の製品をお届けするため、ウォーターサーバーをはじめとする原材料の中には、特定の仕入先に依存しているものがあります。 世界的な資源不足や需要の急増による原材料不足、天災地変等により調達に重大な支障をきたした場合、あるいは仕入価格が高騰した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (18)人材確保に関するリスク当社グループは、優秀な人材の確保及び育成により継続的な成長を実現してまいりましたが、国内の労働人口の減少に伴い、当社グループが必要とする人材の確保が困難になった場合、業務遂行や業績等に影響を及ぼす可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績の状況当連結会計年度においては、雇用・所得環境の改善が続く中、景気は緩やかに回復した一方で、国際情勢の不安な状況の長期化に加え、今後の米国通商の影響、物価上昇の継続、及び金融資本市場の変動リスクなどにより、先行きは依然として不透明な状態が続いております。 こうした状況の中、当社グループでは、お客様に安心・安全で高品質な飲料水を安定的に提供できる体制の構築に努めており、ウォーターサーバーを新たなライフスタイルの提案と位置付け、ウォーターサーバーに対する認知度の向上を図ってまいりました。 「冷温水が簡単に利用できる」、「日本の良質な天然水が定期的に自宅まで配達される」等の利便性に加えて、飲料水の水質や安全性に対する消費者の意識が一層高まっており、災害時の備蓄水としても活用できることから、当社グループの事業環境に対して好影響を及ぼしています。 このような社会的ニーズを踏まえ、商品ラインナップの拡充やサービスの品質向上にも取り組んでおります。 また、当社グループでは、脱炭素社会を目指し環境保全と利益創出の同時実現をビジョンの一つと捉え、天然水という日本の資源を継続的に守り、育むための取組みを行っております。 さらに水資源を使用する者の責任として、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取組み範囲を拡大させ、積極的に社会的責任を果たしてまいります。 当連結会計年度における当社グループの取組みにつきましては、収益面ではデモンストレーション販売の実施やテレマーケティングの活用及びWEB等によって多くの新規顧客を獲得するなど、積極的な営業活動を展開してまいりました。 また、長期にわたる宅配水の定期配送サービスの利用が安定的な収益基盤の構築に繋がることから、長期契約プランの提供等の販売戦略強化を行い、顧客基盤の安定化にも取り組んできたことに加え、既存顧客の継続率の向上及びお客様の満足度向上のために各種付帯サービスの提供を推進した結果、当連結会計年度末の保有契約件数は182万件となりました。 費用面では人件費や販売促進費等の増加が当社グループの利益を押し下げている要因となっているものの、顧客獲得に係るコストの効率化や各工場設備の稼働率の向上等による製造原価の低減、及び物流網の構築による配送費の安定化等、各種費用の低減に努めてまいりました。 当連結会計年度における連結業績につきましては、売上収益は80,323百万円(前期比4.5%増)、営業利益は12,647百万円(前期比10.1%増)、税引前当期利益は12,037百万円(前期比32.5%増)、及び親会社の所有者に帰属する当期利益は8,450百万円(前期比50.1%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 a. 生産実績当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。 (金額:百万円)セグメントの名称生産高前年同期比(%)ホーム・オフィス・デリバリー事業9,850163.0合計9,850163.0 (注)1.金額は製造原価によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b. 受注状況当社グループは、受注から販売までの期間が短期間のため、記載を省略しております。 c. 販売実績当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。 (金額:百万円)セグメントの名称販売高前年同期比(%)ホーム・オフィス・デリバリー事業 (1)ナチュラルミネラルウォーター販売 直接販売・取次店44,69799.8 代理店・特約店・OEM4,01998.2 (1)小計48,71699.7 (2)ウォーターサーバー販売78952.5 (3)ウォーターサーバーレンタル17,329123.3 (4)その他9,850105.7 (1)~(4)合計76,685104.0その他3,637116.0 総合計80,323104.5 (注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.総販売実績に対し10%以上に該当する販売先はありません。 (2)財政状態の状況当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ23,188百万円増加し、135,265百万円となりました。 (資産)流動資産は55,161百万円(前連結会計年度末比7,837百万円の増加)となりました。 これは、主に現金及び現金同等物が増加したことによるものであります。 非流動資産は80,103百万円(前連結会計年度末比15,351百万円の増加)となりました。 これは、主に投資有価証券が増加したことによるものであります。 (負債)流動負債は49,907百万円(前連結会計年度末比6,831百万円の増加)となりました。 これは、主に預り金が増加したことによるものであります。 非流動負債は、53,281百万円(前連結会計年度末比9,354百万円の増加)となりました。 これは、主に有利子負債が増加したことによるものであります。 (資本)当連結会計年度末の資本は32,076百万円(前連結会計年度末比7,003百万円の増加)となりました。 これは、主に親会社の所有者に帰属する当期利益が増加した一方で、配当金の支出により利益剰余金が減少したことによるものであります。 (3)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。 )の残高は40,484百万円と前連結会計年度末(31,900百万円)に比べ8,584百万円の増加となりました。 各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により獲得した資金は、21,673百万円(前連結会計年度は20,659百万円)となりました。 その主な要因は、契約コストの増加や法人所得税の支払額がある一方で、減価償却費等の計上やキャッシュアウトを遅らせる施策を実施したことによる未払金の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は、10,743百万円(前連結会計年度は12,774百万円)となりました。 その主な要因は、投資有価証券の取得による支出、及び固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は、2,542百万円(前連結会計年度は6,541百万円)となりました。 その主な要因は、株式の発行による収入があった一方で、自己株式の取得による支出、及びリース債務の返済があったことによるものであります。 (4)資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの運転資金需要のうち主なものは、契約者へ貸与するウォーターサーバーの購入、各種設備投資のほか、営業活動に係るものであります。 資金需要を満たすための資金は、基本的には営業活動によるキャッシュ・フローを財源としますが、多額の資金需要に対応する場合は、円滑な事業活動に必要なレベルの流動性の確保及び財務の健全性・安定性を維持するため、金融機関からの借入及び社債発行等にて対応しております。 将来の資金需要の可能性を踏まえ、自己資本比率や流動比率等の指標への影響度等を総合的に勘案し、必要な資金を確保できる体制を整えてまいります。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定により国際会計基準に準拠して作成しております。 この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針、4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当社グループの研究開発は、より安心で安全な水を顧客に提供するために、当社独自の設計であるウォーターサーバーについて、新技術の開発や既存技術の改良に鋭意取り組んでおります。 また、宅配水ボトルの内製化によるコスト削減のために、PET容器について製造技術の開発や資材品質の改良に力を入れており、研究開発体制としては、連結子会社プレミアムウォータープロダクツ株式会社の生産・開発本部における技術部において推進されております。 当連結会計年度において支出した研究開発費の総額は42百万円となっております。 これはナチュラルミネラルウォーターを宅配するホーム・オフィス・デリバリー事業に係るものであります。 |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当連結会計年度に実施した設備投資の総額は16,600百万円であり、その主なものは次のとおりであります。 顧客向けレンタル用ウォーターサーバーの取得13,283百万円顧客管理システムに係る機能追加及び改修1,316百万円宅配水製造工場の建物及び機械の取得332百万円 当連結会計年度における重要な設備の除却及び売却等はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 (1) 提出会社該当事項はありません。 (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物土地 (面積㎡)機械装置レンタル用資産 合計 プレミアムウォーター㈱富士吉田工場(山梨県富士吉田市)ホーム・オフィス・デリバリー事業水製造設備・自動倉庫設備・レンタル用ウォーターサーバー0444(18,611)022,76323,2093(-)プレミアムウォータープロダクツ㈱富士吉田工場(山梨県富士吉田市)ホーム・オフィス・デリバリー事業水製造設備・自動倉庫設備826-498-1,32573(3)プレミアムウォーター㈱西桂工場(山梨県南都留郡西桂町)ホーム・オフィス・デリバリー事業資材製造設備12---1219(13)プレミアムウォータープロダクツ㈱西桂工場(山梨県南都留郡西桂町)ホーム・オフィス・デリバリー事業資材製造設備11-115-12622(2)プレミアムウォーター㈱朝来工場(兵庫県朝来市)ホーム・オフィス・デリバリー事業水製造設備29142(17,068)0-173 -(-) プレミアムウォータープロダクツ㈱朝来工場(兵庫県朝来市)ホーム・オフィス・デリバリー事業水製造設備201-124-32532(2)プレミアムウォータープロダクツ㈱岐阜北方工場(岐阜県本巣郡北方町)ホーム・オフィス・デリバリー事業水製造設備・資材製造設備3,1091,447(48,366)3,082-7,63927(1) (注)1.従業員数の( )は、平均臨時雇用者数を外書しております。 2.貸与中のレンタル用資産22,763百万円を含んでおり、一般顧客に貸与しております。 (3) 在外子会社該当事項はありません。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等 該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 42,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 16,600,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 43 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 11 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 7,077,000 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 0 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的(専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とすることをいう。 )である投資株式以外の投資株式を政策保有株式とし、その取得及び保有を、以下の方針に従って実施いたします。 1)政策保有株式のうち、持分法適用会社への株式投資については、経営参画を通じた出資先にかかる企業価値の向上、持分法利益の拡大等を目的として実施しております。 また、持分法適用会社以外の会社への株式投資については、事業機会の創出、取引又は協業関係の構築、維持、強化等のための手段の一つとして行うことにしております。 2)政策保有株式については、事業機会の創出、取引又は協業関係の構築、維持、強化等の蓋然性を審査し、かつ、保有目的に基づく経済的合理性が認められた場合に限り保有を行うとともに、取締役会で審議のうえでこれを決定いたします。 3)毎年保有する政策保有株式についてその必要性及び合理性を検証し、取締役会でその保有意義及び方針を見直します。 この見直しの結果、政策保有株式の保有意義が希薄になったと認められた場合には、純投資としての保有意義も認められない限り、売却により政策保有株式の縮減を進めていく方針といたします。 4)政策保有株式にかかる議決権行使については、その議案が当社の保有方針に適合するか否かに加え、非財務情報等を勘案して、中長期的な株主利益の向上及び経済的合理性等を総合的に勘案して行います。 なお、純投資目的で保有する投資株式については、直近の経営成績、配当実績及び配当性向等並びに将来に成長可能性等を検討し、当該投資株式の取得により当社で定める基準以上の利益が確保できると見込めるときに取得及び保有を行うものといたします。 また、この当社で定める基準以上の利益が困難であると判断したときは、速やかに売却を行うことにいたします。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式1)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容純投資目的で保有する投資株式以外の株式(以下「政策保有株式」といいます。 )に係る保有方針及び保有の合理性を検証する方法は上記①のとおりです。 また、当社の取締役会において、検証対象となる政策保有株式について、保有目的の達成状況、資本コスト対比の収益性の観点から検証した結果、保有すべき政策保有株式とそれ以外の政策保有株式を確認し、後者の政策保有株式については、その発行体又はその株主と売却に向けた協議を行うことにいたします。 2)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式6624非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加にかかる取得価格の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式2620当社の事業戦略上必要と判断した出資実行のため非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式1010,90485,256 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式229852,482 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 10 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 6 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 624,000,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 620,000,000 |
| 貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 10,904,000,000 |
| 受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 229,000,000 |
| 売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 85,000,000 |
| 評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 2,482,000,000 |
| 株式数が増加した理由、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 当社の事業戦略上必要と判断した出資実行のため |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2026年3月31日現在株 主 名住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社HCMAアルファ東京都豊島区西池袋1丁目4-1012,352,85040.44 株式会社光通信東京都豊島区西池袋1丁目4-109,046,07029.62 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-122,735,1008.96 萩尾 陽平東京都港区1,194,0003.91 金本 彰彦兵庫県西宮市496,4501.63 今泉 貴広東京都港区353,5601.16 木下 政弘大阪府堺市西区328,8101.08 プレミアムウォーターホールディングス従業員持株会東京都港区虎ノ門4丁目3-13238,1900.78 日本テクノロジーベンチャーパートナーズアイ六号投資事業有限責任組合東京都世田谷区等々力4丁目1-1222,1000.73 三木谷 浩史東京都港区172,7000.57計 27,139,83088.86 (注)1.発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合については、小数点第3位以下を四捨五入して表示しております。2.当社の保有している自己株式323,034株は、上記の表に含んでおりません。3.2026年3月に発行したB種種類株式が含まれております。 |
| 株主数-金融機関 | 6 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 12 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 21 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 55 |
| 株主数-個人その他 | 7,729 |
| 株主数-その他の法人 | 1 |
| 株主数-計 | 1 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 三木谷 浩史 |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 区分株式数(株)価額の総額(百万円)株主総会(2026年1月23日)での決議状況(取得期間2026年3月2日~2026年3月6日)9,046,07027,644当事業年度前における取得自己株式--当事業年度における取得自己株式9,046,07027,644残存授権決議株式の総数及び価額の総額00当事業年度の末日現在の未行使割合(%)--当期間における取得自己株式--提出日現在の未行使割合(%)-- |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式1200当期間における取得自己株式-- |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -28,145,000,000 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 三優監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年6月23日株式会社プレミアムウォーターホールディングス取締役会 御中 三優監査法人 東京事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士山 本 公 太 指定社員業務執行社員 公認会計士井 上 道 明 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社プレミアムウォーターホールディングスの2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条により規定された国際会計基準に準拠して、株式会社プレミアムウォーターホールディングス及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 宅配水サービス契約におけるIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用上の契約コストに係る重要な判断及び見積り(注記26.売上収益)監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表注記26に記載のとおり、当連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されている資産化された契約コストは14,735百万円であり、総資産135,265百万円に占める割合は10.9%である。 経営者は宅配水サービス契約にIFRS第15号を適用する際に、資産化された契約コスト(主に顧客獲得時に発生する代理店等への手数料)の償却期間として用いる宅配水サービスの予想提供期間について、主要顧客の契約実績を基礎として見積りを行っている。 予想提供期間の見積りは経営者の判断を伴う重要な仮定により影響を受けるものであり、不確実性が高く、また年間の費用計上額に影響があるため重要である。 当監査法人は、宅配水サービス契約におけるIFRS第15号の適用に伴う契約コストに係る経営者の判断及び見積りの影響が大きいことから、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した 当監査法人は、宅配水サービス契約におけるIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用上の契約コストに係る重要な判断及び見積りの適切性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 契約コストの計上に係る内部統制を理解した。 (2) 契約コストの集計範囲が妥当であることを検証するための次の手続を実施した。 ・当期に新たな契約条件に係る販売手数料が発生した場合について、宅配水サービス契約毎の契約条件の分析や契約書の閲覧、契約コスト管理表との照合・既存の契約条件に係る販売手数料について、契約条件等に変更が生じていないことを販売管理課担当者に質問 (3) 宅配水サービスの予想提供期間の見積りに含まれる主要な仮定の合理性を評価するための次の手続を実施した。 ・主要顧客の契約プラン毎の解約実績率表を検討し、将来の解約数の見積りに使用されている解約率との整合性を検証・解約実績率表及び将来の解約数の見積りに使用されている解約率について計算の正確性の検証・解約を抑止し、将来の解約率を上昇させないための施策について、経営者に対する質問及び関連資料の閲覧 (4) 宅配水サービスの予想提供期間の見積りに含まれる主要な仮定を変動させた場合の、見積りに与える影響の検討を実施した。 ・予想提供期間について複数の見積期間を設定し、会社の選択した予想提供期間と比較 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社プレミアムウォーターホールディングスの2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社プレミアムウォーターホールディングスが2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 宅配水サービス契約におけるIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用上の契約コストに係る重要な判断及び見積り(注記26.売上収益)監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表注記26に記載のとおり、当連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されている資産化された契約コストは14,735百万円であり、総資産135,265百万円に占める割合は10.9%である。 経営者は宅配水サービス契約にIFRS第15号を適用する際に、資産化された契約コスト(主に顧客獲得時に発生する代理店等への手数料)の償却期間として用いる宅配水サービスの予想提供期間について、主要顧客の契約実績を基礎として見積りを行っている。 予想提供期間の見積りは経営者の判断を伴う重要な仮定により影響を受けるものであり、不確実性が高く、また年間の費用計上額に影響があるため重要である。 当監査法人は、宅配水サービス契約におけるIFRS第15号の適用に伴う契約コストに係る経営者の判断及び見積りの影響が大きいことから、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した 当監査法人は、宅配水サービス契約におけるIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用上の契約コストに係る重要な判断及び見積りの適切性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 契約コストの計上に係る内部統制を理解した。 (2) 契約コストの集計範囲が妥当であることを検証するための次の手続を実施した。 ・当期に新たな契約条件に係る販売手数料が発生した場合について、宅配水サービス契約毎の契約条件の分析や契約書の閲覧、契約コスト管理表との照合・既存の契約条件に係る販売手数料について、契約条件等に変更が生じていないことを販売管理課担当者に質問 (3) 宅配水サービスの予想提供期間の見積りに含まれる主要な仮定の合理性を評価するための次の手続を実施した。 ・主要顧客の契約プラン毎の解約実績率表を検討し、将来の解約数の見積りに使用されている解約率との整合性を検証・解約実績率表及び将来の解約数の見積りに使用されている解約率について計算の正確性の検証・解約を抑止し、将来の解約率を上昇させないための施策について、経営者に対する質問及び関連資料の閲覧 (4) 宅配水サービスの予想提供期間の見積りに含まれる主要な仮定を変動させた場合の、見積りに与える影響の検討を実施した。 ・予想提供期間について複数の見積期間を設定し、会社の選択した予想提供期間と比較 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 宅配水サービス契約におけるIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用上の契約コストに係る重要な判断及び見積り(注記26.売上収益) |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表注記26に記載のとおり、当連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されている資産化された契約コストは14,735百万円であり、総資産135,265百万円に占める割合は10.9%である。 経営者は宅配水サービス契約にIFRS第15号を適用する際に、資産化された契約コスト(主に顧客獲得時に発生する代理店等への手数料)の償却期間として用いる宅配水サービスの予想提供期間について、主要顧客の契約実績を基礎として見積りを行っている。 予想提供期間の見積りは経営者の判断を伴う重要な仮定により影響を受けるものであり、不確実性が高く、また年間の費用計上額に影響があるため重要である。 当監査法人は、宅配水サービス契約におけるIFRS第15号の適用に伴う契約コストに係る経営者の判断及び見積りの影響が大きいことから、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表注記26 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、宅配水サービス契約におけるIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用上の契約コストに係る重要な判断及び見積りの適切性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 契約コストの計上に係る内部統制を理解した。 (2) 契約コストの集計範囲が妥当であることを検証するための次の手続を実施した。 ・当期に新たな契約条件に係る販売手数料が発生した場合について、宅配水サービス契約毎の契約条件の分析や契約書の閲覧、契約コスト管理表との照合・既存の契約条件に係る販売手数料について、契約条件等に変更が生じていないことを販売管理課担当者に質問 (3) 宅配水サービスの予想提供期間の見積りに含まれる主要な仮定の合理性を評価するための次の手続を実施した。 ・主要顧客の契約プラン毎の解約実績率表を検討し、将来の解約数の見積りに使用されている解約率との整合性を検証・解約実績率表及び将来の解約数の見積りに使用されている解約率について計算の正確性の検証・解約を抑止し、将来の解約率を上昇させないための施策について、経営者に対する質問及び関連資料の閲覧 (4) 宅配水サービスの予想提供期間の見積りに含まれる主要な仮定を変動させた場合の、見積りに与える影響の検討を実施した。 ・予想提供期間について複数の見積期間を設定し、会社の選択した予想提供期間と比較 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | 三優監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年6月23日株式会社プレミアムウォーターホールディングス取締役会 御中 三優監査法人 東京事務所 指定社員業務執行社員 公認会計士山 本 公 太 指定社員業務執行社員 公認会計士井 上 道 明 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社プレミアムウォーターホールディングスの2025年4月1日から2026年3月31日までの第20期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社プレミアムウォーターホールディングスの2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式及び関係会社貸付金の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は純粋持株会社であり、当事業年度の貸借対照表に計上されている関係会社株式及び関係会社長期貸付金の合計金額25,934百万円が総資産76,562百万円に占める割合は33.9%である。 会社は、【注記事項】 (重要な会計上の見積り)に記載のとおり、関係会社株式の評価について、関係会社の財政状態、直近の事業環境とそれを反映させた事業計画に基づき、実質価額が取得価額と比べて著しく下落した場合には、回復可能性が十分な根拠により裏付けられる場合を除き減損処理を行うこととしている。 また、関係会社に対する貸付金については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額について貸倒引当金を計上することとしている。 上記の回復可能性及び回収可能性の判断には、経営者の判断を伴う将来の事業計画が用いられており、経済条件の変動によって影響を受ける。 以上のとおり、当監査法人は、会社が純粋持株会社であることを踏まえ、関係会社株式及び関係会社貸付金の評価に関しては、経営者の主観的判断が求められるとともに不確実性を伴うことから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に相当する事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、関係会社株式及び関係会社貸付金の評価に係る内部統制を理解するとともに、会社による評価結果の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)関係会社株式の実質価額の算定基礎及び関係会社貸付金の回収不能見込額の算定基礎となる各社の財務情報について、実施した監査手続とその結果に基づき、当該財務情報の信頼性を確かめた。 (2)会社による関係会社株式の評価結果の妥当性を検討するため、各関係会社株式の帳簿残高を各社の実質価額と比較検討した。 (3)実質価額が著しく低下した関係会社について、株式の実質価額まで、株式の帳簿価額が切り下げられていることを確かめた。 (4)回収可能性に懸念のある関係会社貸付金について、貸倒引当金計上額と回収不能見込額を比較し、引当計上額の充分性を検討した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式及び関係会社貸付金の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は純粋持株会社であり、当事業年度の貸借対照表に計上されている関係会社株式及び関係会社長期貸付金の合計金額25,934百万円が総資産76,562百万円に占める割合は33.9%である。 会社は、【注記事項】 (重要な会計上の見積り)に記載のとおり、関係会社株式の評価について、関係会社の財政状態、直近の事業環境とそれを反映させた事業計画に基づき、実質価額が取得価額と比べて著しく下落した場合には、回復可能性が十分な根拠により裏付けられる場合を除き減損処理を行うこととしている。 また、関係会社に対する貸付金については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額について貸倒引当金を計上することとしている。 上記の回復可能性及び回収可能性の判断には、経営者の判断を伴う将来の事業計画が用いられており、経済条件の変動によって影響を受ける。 以上のとおり、当監査法人は、会社が純粋持株会社であることを踏まえ、関係会社株式及び関係会社貸付金の評価に関しては、経営者の主観的判断が求められるとともに不確実性を伴うことから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に相当する事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、関係会社株式及び関係会社貸付金の評価に係る内部統制を理解するとともに、会社による評価結果の妥当性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)関係会社株式の実質価額の算定基礎及び関係会社貸付金の回収不能見込額の算定基礎となる各社の財務情報について、実施した監査手続とその結果に基づき、当該財務情報の信頼性を確かめた。 (2)会社による関係会社株式の評価結果の妥当性を検討するため、各関係会社株式の帳簿残高を各社の実質価額と比較検討した。 (3)実質価額が著しく低下した関係会社について、株式の実質価額まで、株式の帳簿価額が切り下げられていることを確かめた。 (4)回収可能性に懸念のある関係会社貸付金について、貸倒引当金計上額と回収不能見込額を比較し、引当計上額の充分性を検討した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 関係会社株式及び関係会社貸付金の評価 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| その他、流動資産 | 1,400,000,000 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 82,000,000 |
| リース資産(純額)、有形固定資産 | 2,000,000 |
| 有形固定資産 | 353,000,000 |
| 無形固定資産 | 0 |
| 投資有価証券 | 15,108,000,000 |
| 投資その他の資産 | 42,716,000,000 |
BS負債、資本
| 短期借入金 | 700,000,000 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 3,614,000,000 |
| 未払金 | 535,000,000 |
| 未払法人税等 | 324,000,000 |