財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-23 |
| 英訳名、表紙 | NIPPON DENSETSU KOGYO CO., LTD. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 安田 一成 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都台東区池之端一丁目2番23号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 東京3822局8811番(大代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 1942年12月当時の鉄道省の要請で、鉄道省の電気工事指定業者と電気機器・電線等の指定製造業者の共同出資により、東京都神田区須田町において鉄道電気工業株式会社(資本金100万円)を設立。 専ら鉄道省における電気設備の設計並びに工事請負を事業目的として営業を開始した。 1946年5月事業目的を変更(「省営鉄道事業に於ける」を「運輸事業に於ける電気設備並にその他の電気設備の設計及び工事請負」に改める)1949年7月商号を日本電設工業株式会社に変更事業目的を追加(電気機器及び材料の製作、販売)1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)第152号の登録を完了(以後2年ごとに登録更新)1962年12月当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場1973年10月当社株式を東京証券取引所市場第一部に指定替1974年2月建設業法改正に伴い建設大臣許可(特般―48)第2995号の許可を受ける。 (以後3年ごとに許可更新。 なお、1995年2月の許可更新より5年ごとの更新となった。 )1975年7月事業目的を追加(不動産の賃貸及び駐車場の経営)1978年12月電設工サービス株式会社を設立(現・連結子会社)1981年1月東京電気保全株式会社を設立仙台電気保全株式会社を設立(同年12月商号を東日本電気保安株式会社に変更)1982年8月事業目的を追加(不動産の売買)1985年2月本店所在地を現在地に移転1986年8月事業年度を毎年4月1日より翌年3月31日までに変更1989年6月事業目的を追加(建築物の電気及び機械設備等の保守、運転並びに管理・損害保険代理業・ニューメディアに関するシステム開発及び販売・情報処理サービス業)1989年7月株式会社エヌディーケー・イッツを設立(現・連結子会社)1993年4月50周年記念事業(中央学園を設置)1997年4月鉄道統括本部、営業統括本部を設置1999年4月情報通信本部を設置東京電気保全株式会社と東日本電気保安株式会社が合併し、商号を東日本電気エンジニアリング株式会社に変更(現・連結子会社)2000年4月NDKアールアンドイー株式会社を設立(現・連結子会社)2002年6月事業目的を追加(電気供給事業)2002年10月関連事業本部を設置2003年4月電設工サービス株式会社の商号をNDK総合サービス株式会社に変更2003年6月事業目的を追加(生命保険代理業)2003年10月株式会社エヌディーケー・イッツの商号をNDKイッツ株式会社に変更2004年4月NDK総合サービス株式会社がNDKファシリティサービス株式会社を合併2006年4月西日本統括本部を設置2011年4月70周年記念事業(中央学園訓練設備の整備・新設、NDKデジタル学園等教育システムの構築)2016年6月監査等委員会設置会社へ移行2022年4月当社株式を東京証券取引所プライム市場に移行2023年6月事業目的を追加(電気通信事業)2025年10月JCroc株式会社を設立(現・連結子会社) |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び関係会社)は、当社と子会社17社、関連会社5社及びその他の関係会社1社により構成されており、事業は設備工事(電気工事、情報通信工事、管工事)の請負、企画、設計・積算、監理を主として、電気設備の保守、電気機器・材料の製作、販売、不動産の賃貸・仲介・管理並びに電気設備に関する教育・図書出版を行っているほか、情報サービス業並びに通信インフラシェアリング事業を営んでいる。 設備工事業にかかる当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりである。 セグメント部門内容関係会社設備工事業鉄道電気工事電車線路、発変電、送電線、電灯電力、信号工事当社、日本電設電車線工事㈱、日本電設信号工事㈱、東日本電気エンジニアリング㈱、八重洲電機工事㈱、大栄電設工業㈱、㈱新陽社一般電気工事建築電気設備工事当社、NDK総合サービス㈱、NDK電設㈱、NDK西日本電設㈱、㈱東電、トキワ電気工業㈱情報通信工事情報通信設備工事当社、日本電設通信工事㈱、東日本電気エンジニアリング㈱環境エネルギー工事再生可能エネルギー工事、ZEB・省エネルギー対策工事、空気調和・給排水衛生設備工事当社、東日本電気エンジニアリング㈱、㈱石田工業所 (注) 当社グループは、東日本旅客鉄道㈱(その他の関係会社)より設備工事を受注している。 なお、参考のため設備工事業以外の事業は、次のとおりである。 内容関係会社電気設備の企画、設計・積算、監理当社、NDK設備設計㈱、日本鉄道電気設計㈱電気設備の保守、管理当社、NDK総合サービス㈱、東日本電気エンジニアリング㈱電車線路用架線金具・各種サイン表示システム・鉄道信号機器等の製作、販売日本架線工業㈱、㈱新陽社、永楽電気㈱、㈱三工社、三誠電気㈱電気機器・材料の販売当社、NDK総合サービス㈱不動産の賃貸・仲介・管理当社、NDK総合サービス㈱電気設備に関する教育、図書出版NDKアールアンドイー㈱ソフトウェアの開発等の情報サービスNDKイッツ㈱通信インフラシェアリング事業JCroc㈱ 以上の当社グループについて図示すると、事業系統図は次のとおりである。 (注) ◎印 連結子会社(14社) ●印 非連結子会社で持分法非適用会社(3社) ☆印 関連会社で持分法適用会社(1社) 無印 関連会社で持分法非適用会社(4社) |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等営業上の取引(連結子会社) NDK総合サービス㈱東京都台東区80電気機器・材料の販売及び不動産の賃貸、仲介、管理等100兼任4名転籍2名当社工事用の資材の一部を購入している。 NDKイッツ㈱東京都文京区40ソフトウェアの開発等の情報サービス100兼任2名転籍1名当社は情報システムの開発及び保全業務を発注している。 NDK電設㈱東京都台東区20一般電気工事の施工100兼任6名転籍0名当社が受注した電気工事の一部を発注している。 NDK設備設計㈱東京都台東区10電気設備等の企画、設計、積算、監理100兼任5名転籍1名当社電気工事にかかる企画、設計・積算、監理の一部を発注している。 NDKアールアンドイー㈱千葉県柏市10電気設備に関する教育、図書出版100兼任4名転籍0名当社社員教育のための研修等を委託している。 日本電設電車線工事㈱東京都大田区10鉄道電気工事の施工100兼任7名転籍1名当社が受注した電気工事の一部を発注している。 日本電設信号工事㈱東京都北区10鉄道電気工事の施工100兼任6名転籍2名当社が受注した電気工事の一部を発注している。 日本電設通信工事㈱東京都北区10鉄道電気通信工事の施工100兼任4名転籍2名当社が受注した鉄道電気通信工事の一部を発注している。 JCroc㈱東京都台東区50通信インフラシェアリング事業100兼任6名転籍1名同社の情報通信工事を受注している。 NDK西日本電設㈱大阪市淀川区20一般電気工事の施工100兼任5名転籍2名当社が受注した電気工事の一部を発注している。 ㈱東電広島市東区34一般電気工事の施工100兼任5名転籍1名当社が受注した電気工事の一部を発注している。 トキワ電気工業㈱福岡市博多区20一般電気工事の施工100兼任5名転籍1名当社が受注した電気工事の一部を発注している。 ㈱石田工業所福島県郡山市30管工事の施工100兼任6名転籍0名当社が受注した管工事の一部を発注している。 東日本電気エンジニアリング㈱東京都中央区97電気・通信設備の検査、修繕、工事請負65.7兼任2名転籍0名当社が受注した電気・情報通信工事の一部を発注している。 (持分法適用関連会社) ㈱新陽社東京都中央区182電気機器の製作、販売26.9兼任2名転籍1名当社工事用の資材の一部を購入している。 (その他の関係会社) 東日本旅客鉄道㈱東京都渋谷区200,000旅客鉄道事業(被所有)直接19.5間接 0.1兼任1名転籍1名同社の電気・情報通信工事を受注している。 (注) 1.主要な事業の内容欄には、部門等の名称を記載している。 2.JCroc㈱は新規設立により、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。 3.東日本電気エンジニアリング㈱については売上高(連結会社相互間の内部売上高は除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えている。 主要な損益情報等(1) 完成工事高42,508百万円 (2) 経常利益3,413 (3) 当期純利益2,377 (4) 純資産額43,625 (5) 総資産額57,929 4.東日本旅客鉄道㈱は、有価証券報告書の提出会社である。 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況2026年3月31日現在区分従業員数(人)鉄道電気工事2,867一般電気工事808情報通信工事568環境エネルギー工事67関連事業等240管理その他95合計4,645 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,58242.816.78,954,4995.5 (注) 平均年間給与は、税込支払給与額であり基準外賃金及び賞与が含まれている。 区分従業員数(人)鉄道電気工事1,326一般電気工事725情報通信工事389環境エネルギー工事54関連事業等3管理その他85合計2,582 ③ 提出会社の労働組合の状況日本電設工業労働組合と称し、1982年9月23日に結成され、2026年3月31日現在の組合員数は1,749名(このうち126名は子会社等へ出向)であり、結成以来円満に推移しており特記すべき事項はない。 ④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容当社は使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入している。 当該役員・従業員株式所有制度の内容について「1 株式等の状況(8)役員・従業員株式所有制度の内容」に記載している。 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額 の差異a. 提出会社当事業年度 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1) 男性労働者の育児休業取得率(%)(注2) 労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1、3) 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者1.276.763.966.749.6 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものである。 3.労働者の人員数について育児・介護短時間勤務制度利用者は労働時間を基に換算し算出している。 4.労働者の男女の賃金の差異が発生している理由は、正規雇用労働者においては、時間外手当等の支給額が多い技術系労働者に男性が多いことや、男性労働者に比べ女性労働者における管理職比率が低いためである。 また、パート・有期労働者においては、男性は定年退職後の継続雇用制度に基づく有期労働者(管理職等)が多く、女性はパート労働者が多いためである。 このような状況を改善するために、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づき女性労働者の採用を積極的に進め、将来的に女性労働者における管理職比率を高めていく取組を進めている。 b. 連結子会社当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1) 男性労働者の育児休業取得率(%)(注2) 労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1) 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者 東日本電気エンジニアリング㈱ 0.664.867.585.538.6 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。 3.労働者の男女の賃金の差異が発生している理由は、正規雇用労働者においては、時間外手当等の支給額が多い技術系労働者に男性が多いことや、男性労働者に比べ女性労働者における管理職比率が低いためである。 また、パート・有期労働者においては、男性は定年退職後の継続雇用制度に基づく有期労働者(管理職等)が多く、女性はパート労働者が多いためである。 このような状況を改善するために、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づき女性労働者の採用を積極的に進め、将来的に女性労働者における管理職比率を高めていく取組を進めている。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものである。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「お客様本位の精神で安全・確実な業務の遂行により顧客の信頼を高め、人々の生活や経済を支える社会的に重要なインフラの創造をとおして社会に貢献する」という企業理念のもと、設備工事の設計・施工・保守を行う企業として、品質の高い設備づくりを目指し企業努力を重ねていく。 また、「安全は会社経営上の最重要課題」として、安全・安定輸送の重要性が高まる鉄道の電気設備や一般電気設備及び情報通信設備などの社会インフラの構築や維持に対して一層寄与できる企業体制づくりを推進し、大きく変化する社会環境の中で変革に挑戦し、持続的成長を目指していく。 当社グループは、経営の透明性を確保しつつ、働き方改革と個々の取組をとおして経営基盤を強化し、人間中心企業として「人間力の向上」と「本物志向の実践」により企業価値の向上を図ることで、株主及び取引先等の皆様の期待にお応えできる企業へと成長していく。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、持続的成長を目指し、2027年3月期は連結売上高2,423億円、連結営業利益238億円を目標としている。 (3) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題今後の国内経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待される。 一方、中東情勢の影響に加え、金融資本市場の変動の影響やアメリカの通商政策をめぐる動向などに注意が必要な状況が続くものと思われる。 当建設業界においては、公共投資は補正予算の効果もあって底堅く推移していくことが見込まれており、民間設備投資は堅調な企業収益や省力化投資への対応等を背景に持ち直し傾向が続くことが期待される。 当社グループを取り巻く経営環境は、各鉄道会社の安全・安定輸送に対する投資と設備更新が堅調に推移していることや、引き続き民間企業において大都市圏を中心とした再開発やデータセンターの建設投資、既存建物の基幹設備老朽化による更新工事が見込まれることなどにより、設備工事の需要拡大が堅調に推移するものと考えている。 このような状況の中で、当社グループは各工事部門で次の取組を行っていく。 鉄道電気工事部門については、安全・安定輸送に寄与するための安全レベルの向上及び施工体制の整備を推進し、最大の得意先である東日本旅客鉄道株式会社をはじめJR各社からの受注の確保に努めていく。 また、公営鉄道、民営鉄道及びモノレール等にも積極的な営業活動を展開することにより受注拡大を目指していく。 一般電気工事部門については、駅周辺を中心とした大型再開発工事及び老朽化する既存設備の更新需要に対して営業を図り、受注の確保に努めていく。 また、データセンターなど建設需要が増加している分野にも営業活動を展開することにより、受注拡大を目指していく。 情報通信工事部門については、ネットワークインフラ構築工事、通信事業者各社の基地局建設工事等を受注するため全社的な連携のもと積極的な営業を図り、受注の確保に努めていく。 また、インフラシェアリング事業については、企画・施工・保守までの一貫した質の高いサービスを展開することにより受注拡大を目指していく。 環境エネルギー工事部門については、脱炭素社会の実現に向けて、ZEBで培った技術力をもとに多様な再生可能エネルギーを活用し、付加価値を高めた提案営業を図り、系統用蓄電所などの分野にも積極的な営業展開を行い、受注の確保に努めていく。 また、空調衛生分野において一般電気工事との連携を強化することにより受注拡大を目指していく。 当社グループは、このようにグループを挙げて営業活動を展開して受注の確保に全力を傾注し、安全と品質の確保に努め、コスト競争力の強化、新規事業の開発及び人材育成を推進し、業績の向上に鋭意努力する所存である。 なお、当社グループは、2025年3月期以降3年間の中期経営計画である「日本電設3ヶ年経営計画2024」を策定している。 この経営計画は、2032年3月期(第90期)にありたい姿の実現に向けた足掛かりと位置付け、得意分野を伸ばしつつ、新しい分野への挑戦を通じて新たな価値を創出し飛躍していく意気込みをこめて、副題として「飛躍への挑戦」を掲げている。 当社グループは、この経営計画における次の5つの重点実施テーマに基づく諸施策を進めることにより、持続的成長を目指していく。 ① 安全・品質レベルの向上とコンプライアンス・ガバナンスの徹底お客様・工事従事者の安全確保と質の高い成果物の提供とともに、法令や社会規範を順守した従業員一人ひとりの自覚ある行動やリスク管理体制の強化により、お客様や社会からの信頼を高めていく。 ② 新たな挑戦と価値創出「挑戦」を根底に既成概念を打破する広い視野と思考で自ら考え・行動し、新たな価値を創出していく。 ③ 人材確保と施工体制の強化人材確保を重点に進めるとともに、従業員一人ひとりが様々な経験をとおして成長を実感できる施策を推進していく。 また、共に働く協力会社への人材確保・育成の支援などを推進し、『チームNDK』の実行力強化を図っていく。 ④ 生産性とエンゲージメントの向上従業員一人ひとりによる主体的なDXの実践や生産性向上に向けた投資を通じて、より一層の成長を実現するとともに、従業員間の交流や組織の活性化の推進と働きやすい環境や制度の整備を行い、従業員エンゲージメントの向上を図っていく。 ⑤ 環境・社会への貢献工事や事業活動をとおして環境負荷低減及び地域社会活動に貢献し、共にその価値観を共有していく。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) サステナビリティ基本方針当社グループは、「お客様本位の精神で安全・確実な業務の遂行により顧客の信頼を高め、人々の生活や経済を支える社会的に重要なインフラの創造をとおして社会に貢献する」という企業理念に基づき、当社グループの持続的成長と事業活動を通じた持続可能な社会の実現に貢献する。 ① 地域社会と共に発展・成長の実現当社グループは、安全・安心な業務の遂行により社会からの信頼を高め、技術開発や研究開発の推進により社会課題を解決し、快適な社会インフラの構築により社会へ貢献するとともに、地域社会の発展に寄与する企業を目指す。 ② 事業を通じた地球環境への貢献当社グループは、「NDKグループ環境方針」を定め、環境負荷低減や資源の有効活用に向けた技術を積極的に提供していくとともに、事業を通じて排出する温室効果ガスの削減をはじめとした地球環境の保護に向けた取組を継続的に推進する。 ③ 多様な人材の育成・活躍・ダイバーシティの推進当社グループは、「人間中心企業」として、人材を最大の経営資本と認識し、従業員一人ひとりが健康で自立的に能力を発揮できる環境づくりを行い、人材育成の推進や組織の活性化により従業員が「希望」「誇り」「責任感」を持って働ける活力に満ちた企業を目指す。 (2) マテリアリティ(重要課題)の特定当社グループは、NDK Vision90に掲げる「総合インフラ設備工事会社」への進化を中長期的な成長戦略の中核に位置付け、サステナビリティに関する取組を経営戦略と一体的に推進することで、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、持続的な企業価値の向上を目指している。 社会課題の解決と持続的な企業価値の向上との両立を図るため、サステナビリティに関するマテリアリティを特定しており、各マテリアリティの取組は相互に関連性があることを踏まえ、シナジー効果及びトレードオフ効果を見極めながら取組を推進している。 マテリアリティの特定にあたっては、国際的なガイドライン(SDGs、GRIスタンダード等)や社会環境の変化を踏まえつつ、当社グループを取り巻く事業環境や中長期的な経営への影響を考慮し、当社グループにとっての重要度及びステークホルダーにとっての重要度の両面から検討した。 その結果、当社グループとして重点的に取り組むべきマテリアリティとして、10項目を特定している。 <マテリアリティと主な取組> <マテリアリティの特定と見直しプロセス>当社グループは、持続可能な社会の実現と企業価値向上の両立を目指し、マテリアリティを特定しており、外部環境の変化を踏まえ、継続的な見直しを行うこととしている。 (3) サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理 ① ガバナンス当社グループは、サステナビリティの推進を重要な経営課題と位置付け、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献するとともに、持続的な企業価値の向上を図るため、以下のとおりガバナンス体制を整備している。 取締役会は、サステナビリティに関する重要事項(基本方針、マテリアリティ及び重要な施策等)について意思決定を行うとともに、その執行状況を監督している。 経営会議は、サステナビリティに関する具体的な施策の立案及び進捗管理を担い、取締役会への報告事項及び付議事項について審議している。 特に、気候変動関連及び人的資本関連を含むサステナビリティ全般の取組については、特定したマテリアリティに基づき、リスク及び機会を踏まえた施策を策定・実行している。 これらの施策の進捗状況については、経営企画本部サステナビリティ推進部が中心となって原則として年2回、経営会議で審議のうえ取締役会に報告し、取締役会は施策が適切に遂行されているかを確認している。 なお、リスク管理上特に重要と位置付ける安全に関する事項については、四半期に一度、取締役会に報告している。 当連結会計年度において、取締役会に報告又は付議した主な内容は、以下のとおりである。 取締役会開催日主な内容2025年4月30日・重大な事故事象について2025年5月19日・マテリアリティにおける環境・社会・ガバナンスの主な取組について・マテリアリティにおける2024年度実績及び2025年度目標(KPI)について・今後の取組について2025年7月31日・重大な事故事象について2025年10月31日・重大な事故事象について2025年11月17日・マテリアリティにおける環境・社会・ガバナンスの主な取組について・マテリアリティにおける2025年度目標(KPI)の進捗状況について・今後の取組について2026年1月30日・重大な事故事象について <サステナビリティ推進体制> ② リスク管理当社グループは、サステナビリティに関するリスク及び機会が事業活動及び中長期的な企業価値に重要な影響を及ぼす可能性があるとの認識のもと、これらを経営上の重要なリスクとして位置付け、全社的なリスク管理の枠組みの中で管理している。 サステナビリティに関するリスク及び機会については、マテリアリティに基づき管理を行っており、気候変動、安全・品質、ダイバーシティ、人材の確保、コンプライアンス等の事項に関して、各担当部門が識別及び評価を行っている。 これらの結果については、経営企画本部サステナビリティ推進部が事務局として取りまとめ、マテリアリティごとのリスク及び機会を踏まえた取組状況や進捗等について、原則として年2回、経営会議に報告し審議している。 経営会議において審議された内容に基づくリスク及び機会については、取締役会に報告され、取締役会による監督が行われている。 (4) 気候変動への対応(マテリアリティ①脱炭素社会への貢献)当社グループは、気候変動を、事業を取り巻く環境の変化を通じて経営に影響を及ぼす重要な経営課題であると同時に、新たな事業機会の創出や中長期的な企業価値の向上に資する重要な要素であると認識している。 このような背景のもと脱炭素社会への移行に伴う技術革新及び環境負荷低減やエネルギー効率向上を目的とした電気設備工事に対する需要の拡大は、当社グループにとって競争力強化や新たな付加価値創出の機会となる可能性がある。 一方で、気候変動の進展は、異常気象の激甚化や災害の頻発、エネルギー・資源価格の変動及び環境に関する制度や規制の強化などを通じて、事業活動のみならず、中長期的な経営の安定性や持続可能性に重大な影響を及ぼし得る重要なリスク要因でもある。 このため、当社グループでは、気候変動をサステナビリティに関するマテリアリティの中でも特に重要性が高い課題の一つとして位置付け、経営における重要な対応テーマとして取り組んでいる。 あわせて、気候変動に関する動向や法規制等を注視しつつ、事業及び経営への影響をリスクと機会の両面から把握・分析し適切な対応を推進している。 ① 戦略気候変動に伴う影響としては、炭素価格の導入や環境関連規制の強化等による移行リスク及び自然災害の激甚化等による物理的リスクが考えられることから、これらが事業活動に与える影響について、複数のシナリオごとに分析を行っている。 現時点においては、重大な財務影響が顕在化している状況にはないが、将来的な影響の可能性を踏まえ、引き続き情報収集及び対応の検討を進めていく方針である。 当社グループは、事業活動に伴う環境負荷の低減が重要であるとの認識のもと、温室効果ガス排出量の把握及び削減に向けた取組を段階的に実施している。 具体的には、当社グループが保有するビルのZEB化や業務用自動車のHV化など排出量を削減する対策のほか、再生可能エネルギー由来電力の活用等、排出量削減に資する施策を進めており、これらの取組については、削減貢献度や事業への影響を考慮しながら、継続的に見直しを行っている。 さらに、当社グループの事業領域においては、省エネルギーや再生可能エネルギー等に関連する社会的要請が高まっていることから、既存事業との関係性を踏まえつつ、顧客ニーズへの対応を進めており、不確実性も含め慎重に検討を行い、事業機会を高めていく。 今後も、気候変動に関する国内の動向を踏まえながら、リスク及び機会の把握に努め、当社グループの事業活動や経営判断に適切に反映させていく。 また、当社グループでは気候変動におけるリスク及び機会について、以下のとおりTCFD提言に基づく枠組みに沿って整理・分析を行い、財務的影響額が予測可能な項目については、2024年度時点を基準とし、2030年度及び2050年度の連結営業利益に対する影響額を試算している。 試算の結果、2030年度、2050年度ともに4℃シナリオに比べ、1.5℃(2℃)シナリオでの連結営業利益の増加が見込まれることを確認しており、これらの分析結果を踏まえ、脱炭素やエネルギー効率向上に資する電気設備工事分野への取組を強化し、持続的な成長に向けた戦略を推進していく。 ② 指標・目標当社グループは、「脱炭素社会への貢献」をサステナビリティにおける重要課題の一つとして認識し、事業活動による温室効果ガス排出量削減に取り組んでいる。 これまで当社単体による温室効果ガス排出量(Scope1・2)について、2030年度に2013年度比50%削減する目標であったが、2025年度実績では2013年度比約45%削減を達成しており、目標達成が概ね見込まれることから、さらなる排出量削減活動の推進を目的として、基準年度を2024年度とする新たな中間目標を設定した。 なお、本目標については当社グループ全体での排出量削減活動を一層推進するため、連結子会社を含めたグループ単位での目標としている。 温室効果ガス排出量(Scope1・2)指標基準年度2035年度目標2050年度Scope1・22024年度50%削減カーボンニュートラル 温室効果ガス排出量実績 単位2023年度2024年度2025年度速報値Scope1・2t-co210,26110,3009,878Scope3t-co2233,162285,483694,764Scope3カテゴリ対象範囲 1・2・3・5・6・71・2・3・5・6・71・2・3・5・6・7・11の一部 (注) 1.2025年度実績については速報値であるため、今後確定するにあたり変動することがある。 2.Scope1・2は提出会社及び連結子会社を対象としている。 3.Scope2はマーケット基準を採用している。 4.Scope3は提出会社のみを対象としている。 5.2025年度のScope3カテゴリ11は現時点で算定が可能な工事部門のみを対象としている。 6.Scope1・2及びScope3の詳細は当社ウェブサイトに掲載している。 (URL https://www.densetsuko.co.jp/pdf/company/sustainability/top/esg_data.pdf) (5) 人的資本への対応(マテリアリティ⑤人材の確保と育成、⑥人権と多様性の尊重、⑦健康で快活な職場づくり)当社グループは、社会インフラの創造を通じて社会機能の維持・高度化に貢献することを目的とする企業グループであり、事業の特性上、安全・品質の確保及び高度な技術力の維持・向上において、人材を最大の経営資本と認識している。 少子高齢化の進展等により技術者の採用環境が厳しさを増す中、人材の確保・育成・定着は、事業の持続可能性及び中長期的な企業価値の向上に直結する重要な経営課題である。 このため、当社グループが特定したマテリアリティにおいても人的資本を重要課題として位置付け、成長戦略及び他の重要課題の実現を支える基盤として、人的資本の強化に取り組んでいる。 中期経営計画においては、「安全・品質レベルの向上とコンプライアンス・ガバナンスの徹底」「人材確保と施工体制の強化」に加え、「生産性とエンゲージメントの向上」を重点施策として掲げている。 これらを着実に推進するため、計画的な人材の確保、技術・技能の継承、教育・研修体制の充実等に継続的に取り組むとともに、従業員一人ひとりの能力発揮と意欲の向上を図り、安定的かつ持続可能な施工体制の構築及び生産性向上により、変化する事業環境に柔軟に対応できる経営基盤の強化を進めている。 ① 戦略人材確保の基本方針生産年齢人口の減少等が進行する中、人材確保は最も重要な課題の一つと認識している。 当社は、社会の動向や学生等のニーズを踏まえ、採用対象の拡大及び多様な採用手法を展開するとともに、教育体系の更なる充実、認知度向上に向けた発信、従業員エンゲージメント向上をあわせて推進することで、将来を見据えた人材の確保を図っている。 主な取組内容は次のとおりである。 a. 中期経営計画において、2025年度から3年間の新卒採用計画数を330名とし、安定的な人材確保を図る。 b. 新卒採用は、文系学生の技術職への積極採用、高卒採用活動、学校との関係強化(リクルーター活用)等により、応募母集団形成を強化する。 c. 中途採用は、即戦力としての経験者に加え、未経験者採用(キャリアチェンジ)も含めた多様な人材確保を行う。 d. ブランドムービーの作成やコーポレートサイト刷新等により、社会インフラを支える仕事の価値を発信し、認知度向上を図る。 e. 若手社員の離職防止に向け、指導員制度による育成支援や定期的な面談、退職時面談を通じた課題把握を行うとともに、入社後のフォロー体制の充実、職場環境の改善及びキャリア形成支援等に取り組むことで、職場定着の促進を図る。 人材育成の基本方針当社グループの主要な事業は設備工事業であり、安全と品質を重視した施工を積み重ねることで、より信頼される工事会社を目指している。 このため、基礎技術の習得から技術力の向上までを見据えた教育体系を整備し、エキスパートの育成に取り組んでいる。 主な取組内容は次のとおりである。 a. 教育環境及び教育体系の充実(a) NDK中央学園当社は、教育環境の整備に取り組み続け、大規模研修施設である中央学園(千葉県柏市)を半世紀以上にわたり運営している。 中央学園では、入社後の一定期間に集中的な研修を行い、知識・技術の基礎を形成するほか、技術レベルに応じた体系的な教育も実施し、社会インフラの創造を担う人材を育成している。 (b) TEMS技術学園東日本電気エンジニアリング株式会社は、2009年4月、研修施設として、TEMS技術学園(栃木県小山市)を開校した。 TEMS技術学園では、電気設備の仕組みの理解、技術・技能の習得、安全にメンテナンス・設備工事を実施できる技術の習得を教育の目的としている。 入社から4年間で技術的に独り立ちできるようにカリキュラムを組んでおり、この内容で職業訓練校としての認定を受けている。 また、仙台・新潟エリアにも教育施設である訓練センターを設置している。 b. 協力会社と一体となった施工体制強化当社グループは、協力会社をパートナーと位置付け、採用・育成支援を通じて施工体制の維持・強化を図っている。 具体的には、中央学園を活用した安全教育の強化、施工に必要な資格取得研修、技術力向上研修等の育成支援を実施することで「チームNDK」の実行力を強化している。 社内環境整備の基本方針当社グループは、心理的安全性の高い職場環境を醸成し、従業員が自発的に業務に携われる環境を構築するとともに、多様な属性の従業員が働きやすく、働きがいを実感しながら活躍できる職場環境の整備を推進している。 また、従業員とその家族の幸せを大切にし、従業員一人ひとりが「この会社に入って良かった」と思える会社を目指している。 主な取組内容は次のとおりである。 a. ダイバーシティ&インクルージョンの推進育児や介護に携わる従業員、障がい者、シニア人材等、多様な人材がお互いを尊重し合い、働きやすく働きがいを実感しながら活躍できる職場環境を構築している。 なお、当事業年度に仕事と治療の両立を支援するための短時間勤務制度を導入している。 b. 従業員エンゲージメントの向上(a) 従業員エンゲージメントサーベイの実施と改善活動比較可能性に重点を置き、従業員エンゲージメントの向上を図るため、株式会社リンクアンドモチベーションの「モチベーションクラウド エンゲージメント」を導入した。 2025年7月にサーベイを実施し、全社のエンゲージメントスコアは「BB(53.8)」となった。 当社はエンゲージメントスコアについて、2031年度に「AAA(67以上)」を目指している。 なお、指標としているエンゲージメントスコアは同社の算定評価を採用している(評価はAAA~DDの11段階)。 レーティングDDDDDCCCCCCBBBBBBAAAAAAスコア33未満39未満42未満45未満48未満52未満55未満58未満61未満67未満67以上 (注)スコアは全国平均を「B 50.0」とした偏差値である。 目標に向けた改善活動にあたっては、従業員エンゲージメント向上の取組を中長期的な視点で捉え社内に浸透させていくこと、各組織の実態を確認しながら、一人でも多くの従業員がやりがいを持ち、良い職場であると実感できることに重点を置きながら継続的に実施している。 当事業年度は、全国の各組織を対象に、同社の知見も活かしながら個別の相談会を実施することで、現場でできる取組を後押しした。 (b) 褒め合う文化の活性化上司・部下に関わらず従業員同士がお互いの良い行動・仕事を推薦し、褒め合う行動に報奨金を支給する制度(グッドジョブ制度)を制定している。 感謝や称賛を伝え合う環境を整備することで、従業員のエンゲージメントの向上を図るとともに、推薦された内容は全従業員に公開し、広く紹介することで、年齢や立場を超えた社内コミュニケーションの促進を図っている。 なお、当事業年度にグッドジョブとして推薦された件数は1,090件となった。 c. 職場環境づくり(働き方改革と健康経営)働き方改革及び健康経営の取組として、従業員のニーズに合わせた制度改正を推進しており、当事業年度において、2026年度からの実施に向け以下の制度改正を実施した。 ・年次有給休暇の付与日数の引き上げ・時間単位の年次有給休暇制度の導入・フレックスタイム勤務制度の導入また、健康経営優良法人2026(大規模法人部門)の認定を受けている。 さらに、職場環境改善のため、ZEB化を基本とした事務所の建替えを推進している。 ② 指標・目標当社グループでは上記「①戦略」において記載した基本方針に係る指標については、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないことから、連結グループにおける記載が困難である。 このため、次の指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社及び東日本電気エンジニアリング株式会社のものを記載している。 a. 提出会社指標目標実績(当事業年度)新卒採用人数2027年4月入社120名121名中途採用人数2026年度入社26名15名工事従事者比率2031年度に2023年度比20%増(2023年度の工事従事者数1,325名)2023年度比1.7%増(2025年度の工事従事者数1,348名)一級電気工事施工管理技士の新規資格取得者数2026年度は50人以上53人男性労働者の育児休業取得率(%) (注)年度単位の取得率70%以上76.7%年次有給休暇の年間平均取得日数2026年度までに18日以上15.0日 (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものである。 b. 東日本電気エンジニアリング㈱指標目標実績(当事業年度)新卒採用人数2027年4月入社55名54名中途採用人数2026年度入社15名35名一級電気工事施工管理技士の新規資格取得者数2026年度は20人以上1人男性労働者の育児休業取得率(%) (注)年度単位の取得率50%以上64.8%年次有給休暇の付与日数に対する年間平均取得率(%)2026年度まで80%以上を継続81.8% (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。 |
| 戦略 | (4) 気候変動への対応(マテリアリティ①脱炭素社会への貢献)当社グループは、気候変動を、事業を取り巻く環境の変化を通じて経営に影響を及ぼす重要な経営課題であると同時に、新たな事業機会の創出や中長期的な企業価値の向上に資する重要な要素であると認識している。 このような背景のもと脱炭素社会への移行に伴う技術革新及び環境負荷低減やエネルギー効率向上を目的とした電気設備工事に対する需要の拡大は、当社グループにとって競争力強化や新たな付加価値創出の機会となる可能性がある。 一方で、気候変動の進展は、異常気象の激甚化や災害の頻発、エネルギー・資源価格の変動及び環境に関する制度や規制の強化などを通じて、事業活動のみならず、中長期的な経営の安定性や持続可能性に重大な影響を及ぼし得る重要なリスク要因でもある。 このため、当社グループでは、気候変動をサステナビリティに関するマテリアリティの中でも特に重要性が高い課題の一つとして位置付け、経営における重要な対応テーマとして取り組んでいる。 あわせて、気候変動に関する動向や法規制等を注視しつつ、事業及び経営への影響をリスクと機会の両面から把握・分析し適切な対応を推進している。 ① 戦略気候変動に伴う影響としては、炭素価格の導入や環境関連規制の強化等による移行リスク及び自然災害の激甚化等による物理的リスクが考えられることから、これらが事業活動に与える影響について、複数のシナリオごとに分析を行っている。 現時点においては、重大な財務影響が顕在化している状況にはないが、将来的な影響の可能性を踏まえ、引き続き情報収集及び対応の検討を進めていく方針である。 当社グループは、事業活動に伴う環境負荷の低減が重要であるとの認識のもと、温室効果ガス排出量の把握及び削減に向けた取組を段階的に実施している。 具体的には、当社グループが保有するビルのZEB化や業務用自動車のHV化など排出量を削減する対策のほか、再生可能エネルギー由来電力の活用等、排出量削減に資する施策を進めており、これらの取組については、削減貢献度や事業への影響を考慮しながら、継続的に見直しを行っている。 さらに、当社グループの事業領域においては、省エネルギーや再生可能エネルギー等に関連する社会的要請が高まっていることから、既存事業との関係性を踏まえつつ、顧客ニーズへの対応を進めており、不確実性も含め慎重に検討を行い、事業機会を高めていく。 今後も、気候変動に関する国内の動向を踏まえながら、リスク及び機会の把握に努め、当社グループの事業活動や経営判断に適切に反映させていく。 また、当社グループでは気候変動におけるリスク及び機会について、以下のとおりTCFD提言に基づく枠組みに沿って整理・分析を行い、財務的影響額が予測可能な項目については、2024年度時点を基準とし、2030年度及び2050年度の連結営業利益に対する影響額を試算している。 試算の結果、2030年度、2050年度ともに4℃シナリオに比べ、1.5℃(2℃)シナリオでの連結営業利益の増加が見込まれることを確認しており、これらの分析結果を踏まえ、脱炭素やエネルギー効率向上に資する電気設備工事分野への取組を強化し、持続的な成長に向けた戦略を推進していく。 |
| 指標及び目標 | ② 指標・目標当社グループは、「脱炭素社会への貢献」をサステナビリティにおける重要課題の一つとして認識し、事業活動による温室効果ガス排出量削減に取り組んでいる。 これまで当社単体による温室効果ガス排出量(Scope1・2)について、2030年度に2013年度比50%削減する目標であったが、2025年度実績では2013年度比約45%削減を達成しており、目標達成が概ね見込まれることから、さらなる排出量削減活動の推進を目的として、基準年度を2024年度とする新たな中間目標を設定した。 なお、本目標については当社グループ全体での排出量削減活動を一層推進するため、連結子会社を含めたグループ単位での目標としている。 温室効果ガス排出量(Scope1・2)指標基準年度2035年度目標2050年度Scope1・22024年度50%削減カーボンニュートラル 温室効果ガス排出量実績 単位2023年度2024年度2025年度速報値Scope1・2t-co210,26110,3009,878Scope3t-co2233,162285,483694,764Scope3カテゴリ対象範囲 1・2・3・5・6・71・2・3・5・6・71・2・3・5・6・7・11の一部 (注) 1.2025年度実績については速報値であるため、今後確定するにあたり変動することがある。 2.Scope1・2は提出会社及び連結子会社を対象としている。 3.Scope2はマーケット基準を採用している。 4.Scope3は提出会社のみを対象としている。 5.2025年度のScope3カテゴリ11は現時点で算定が可能な工事部門のみを対象としている。 6.Scope1・2及びScope3の詳細は当社ウェブサイトに掲載している。 (URL https://www.densetsuko.co.jp/pdf/company/sustainability/top/esg_data.pdf) |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (5) 人的資本への対応(マテリアリティ⑤人材の確保と育成、⑥人権と多様性の尊重、⑦健康で快活な職場づくり)当社グループは、社会インフラの創造を通じて社会機能の維持・高度化に貢献することを目的とする企業グループであり、事業の特性上、安全・品質の確保及び高度な技術力の維持・向上において、人材を最大の経営資本と認識している。 少子高齢化の進展等により技術者の採用環境が厳しさを増す中、人材の確保・育成・定着は、事業の持続可能性及び中長期的な企業価値の向上に直結する重要な経営課題である。 このため、当社グループが特定したマテリアリティにおいても人的資本を重要課題として位置付け、成長戦略及び他の重要課題の実現を支える基盤として、人的資本の強化に取り組んでいる。 中期経営計画においては、「安全・品質レベルの向上とコンプライアンス・ガバナンスの徹底」「人材確保と施工体制の強化」に加え、「生産性とエンゲージメントの向上」を重点施策として掲げている。 これらを着実に推進するため、計画的な人材の確保、技術・技能の継承、教育・研修体制の充実等に継続的に取り組むとともに、従業員一人ひとりの能力発揮と意欲の向上を図り、安定的かつ持続可能な施工体制の構築及び生産性向上により、変化する事業環境に柔軟に対応できる経営基盤の強化を進めている。 ① 戦略人材確保の基本方針生産年齢人口の減少等が進行する中、人材確保は最も重要な課題の一つと認識している。 当社は、社会の動向や学生等のニーズを踏まえ、採用対象の拡大及び多様な採用手法を展開するとともに、教育体系の更なる充実、認知度向上に向けた発信、従業員エンゲージメント向上をあわせて推進することで、将来を見据えた人材の確保を図っている。 主な取組内容は次のとおりである。 a. 中期経営計画において、2025年度から3年間の新卒採用計画数を330名とし、安定的な人材確保を図る。 b. 新卒採用は、文系学生の技術職への積極採用、高卒採用活動、学校との関係強化(リクルーター活用)等により、応募母集団形成を強化する。 c. 中途採用は、即戦力としての経験者に加え、未経験者採用(キャリアチェンジ)も含めた多様な人材確保を行う。 d. ブランドムービーの作成やコーポレートサイト刷新等により、社会インフラを支える仕事の価値を発信し、認知度向上を図る。 e. 若手社員の離職防止に向け、指導員制度による育成支援や定期的な面談、退職時面談を通じた課題把握を行うとともに、入社後のフォロー体制の充実、職場環境の改善及びキャリア形成支援等に取り組むことで、職場定着の促進を図る。 人材育成の基本方針当社グループの主要な事業は設備工事業であり、安全と品質を重視した施工を積み重ねることで、より信頼される工事会社を目指している。 このため、基礎技術の習得から技術力の向上までを見据えた教育体系を整備し、エキスパートの育成に取り組んでいる。 主な取組内容は次のとおりである。 a. 教育環境及び教育体系の充実(a) NDK中央学園当社は、教育環境の整備に取り組み続け、大規模研修施設である中央学園(千葉県柏市)を半世紀以上にわたり運営している。 中央学園では、入社後の一定期間に集中的な研修を行い、知識・技術の基礎を形成するほか、技術レベルに応じた体系的な教育も実施し、社会インフラの創造を担う人材を育成している。 (b) TEMS技術学園東日本電気エンジニアリング株式会社は、2009年4月、研修施設として、TEMS技術学園(栃木県小山市)を開校した。 TEMS技術学園では、電気設備の仕組みの理解、技術・技能の習得、安全にメンテナンス・設備工事を実施できる技術の習得を教育の目的としている。 入社から4年間で技術的に独り立ちできるようにカリキュラムを組んでおり、この内容で職業訓練校としての認定を受けている。 また、仙台・新潟エリアにも教育施設である訓練センターを設置している。 b. 協力会社と一体となった施工体制強化当社グループは、協力会社をパートナーと位置付け、採用・育成支援を通じて施工体制の維持・強化を図っている。 具体的には、中央学園を活用した安全教育の強化、施工に必要な資格取得研修、技術力向上研修等の育成支援を実施することで「チームNDK」の実行力を強化している。 社内環境整備の基本方針当社グループは、心理的安全性の高い職場環境を醸成し、従業員が自発的に業務に携われる環境を構築するとともに、多様な属性の従業員が働きやすく、働きがいを実感しながら活躍できる職場環境の整備を推進している。 また、従業員とその家族の幸せを大切にし、従業員一人ひとりが「この会社に入って良かった」と思える会社を目指している。 主な取組内容は次のとおりである。 a. ダイバーシティ&インクルージョンの推進育児や介護に携わる従業員、障がい者、シニア人材等、多様な人材がお互いを尊重し合い、働きやすく働きがいを実感しながら活躍できる職場環境を構築している。 なお、当事業年度に仕事と治療の両立を支援するための短時間勤務制度を導入している。 b. 従業員エンゲージメントの向上(a) 従業員エンゲージメントサーベイの実施と改善活動比較可能性に重点を置き、従業員エンゲージメントの向上を図るため、株式会社リンクアンドモチベーションの「モチベーションクラウド エンゲージメント」を導入した。 2025年7月にサーベイを実施し、全社のエンゲージメントスコアは「BB(53.8)」となった。 当社はエンゲージメントスコアについて、2031年度に「AAA(67以上)」を目指している。 なお、指標としているエンゲージメントスコアは同社の算定評価を採用している(評価はAAA~DDの11段階)。 レーティングDDDDDCCCCCCBBBBBBAAAAAAスコア33未満39未満42未満45未満48未満52未満55未満58未満61未満67未満67以上 (注)スコアは全国平均を「B 50.0」とした偏差値である。 目標に向けた改善活動にあたっては、従業員エンゲージメント向上の取組を中長期的な視点で捉え社内に浸透させていくこと、各組織の実態を確認しながら、一人でも多くの従業員がやりがいを持ち、良い職場であると実感できることに重点を置きながら継続的に実施している。 当事業年度は、全国の各組織を対象に、同社の知見も活かしながら個別の相談会を実施することで、現場でできる取組を後押しした。 (b) 褒め合う文化の活性化上司・部下に関わらず従業員同士がお互いの良い行動・仕事を推薦し、褒め合う行動に報奨金を支給する制度(グッドジョブ制度)を制定している。 感謝や称賛を伝え合う環境を整備することで、従業員のエンゲージメントの向上を図るとともに、推薦された内容は全従業員に公開し、広く紹介することで、年齢や立場を超えた社内コミュニケーションの促進を図っている。 なお、当事業年度にグッドジョブとして推薦された件数は1,090件となった。 c. 職場環境づくり(働き方改革と健康経営)働き方改革及び健康経営の取組として、従業員のニーズに合わせた制度改正を推進しており、当事業年度において、2026年度からの実施に向け以下の制度改正を実施した。 ・年次有給休暇の付与日数の引き上げ・時間単位の年次有給休暇制度の導入・フレックスタイム勤務制度の導入また、健康経営優良法人2026(大規模法人部門)の認定を受けている。 さらに、職場環境改善のため、ZEB化を基本とした事務所の建替えを推進している。 ② 指標・目標当社グループでは上記「①戦略」において記載した基本方針に係る指標については、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないことから、連結グループにおける記載が困難である。 このため、次の指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社及び東日本電気エンジニアリング株式会社のものを記載している。 a. 提出会社指標目標実績(当事業年度)新卒採用人数2027年4月入社120名121名中途採用人数2026年度入社26名15名工事従事者比率2031年度に2023年度比20%増(2023年度の工事従事者数1,325名)2023年度比1.7%増(2025年度の工事従事者数1,348名)一級電気工事施工管理技士の新規資格取得者数2026年度は50人以上53人男性労働者の育児休業取得率(%) (注)年度単位の取得率70%以上76.7%年次有給休暇の年間平均取得日数2026年度までに18日以上15.0日 (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものである。 b. 東日本電気エンジニアリング㈱指標目標実績(当事業年度)新卒採用人数2027年4月入社55名54名中途採用人数2026年度入社15名35名一級電気工事施工管理技士の新規資格取得者数2026年度は20人以上1人男性労働者の育児休業取得率(%) (注)年度単位の取得率50%以上64.8%年次有給休暇の付与日数に対する年間平均取得率(%)2026年度まで80%以上を継続81.8% (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | ② 指標・目標当社グループでは上記「①戦略」において記載した基本方針に係る指標については、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないことから、連結グループにおける記載が困難である。 このため、次の指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社及び東日本電気エンジニアリング株式会社のものを記載している。 a. 提出会社指標目標実績(当事業年度)新卒採用人数2027年4月入社120名121名中途採用人数2026年度入社26名15名工事従事者比率2031年度に2023年度比20%増(2023年度の工事従事者数1,325名)2023年度比1.7%増(2025年度の工事従事者数1,348名)一級電気工事施工管理技士の新規資格取得者数2026年度は50人以上53人男性労働者の育児休業取得率(%) (注)年度単位の取得率70%以上76.7%年次有給休暇の年間平均取得日数2026年度までに18日以上15.0日 (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものである。 b. 東日本電気エンジニアリング㈱指標目標実績(当事業年度)新卒採用人数2027年4月入社55名54名中途採用人数2026年度入社15名35名一級電気工事施工管理技士の新規資格取得者数2026年度は20人以上1人男性労働者の育児休業取得率(%) (注)年度単位の取得率50%以上64.8%年次有給休暇の付与日数に対する年間平均取得率(%)2026年度まで80%以上を継続81.8% (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものである。 リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため記載していない。 (1) 顧客依存のリスク当社グループは、完成工事高総額に占める東日本旅客鉄道株式会社の比率が高いことから、同社の設備投資計画の変更、発注方針の見直しその他の事業環境の変化により発注規模が変動した場合には、当社グループの受注高の減少につながる可能性がある。 当社グループは、同社との信頼関係の維持・強化に努めるとともに、新規顧客の開拓や事業領域の拡大に取り組んでいるが、これらの施策が十分に奏功しない場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (2) 建設市場・事業環境変化のリスク当社グループの事業は、鉄道関連投資、民間設備投資、公共投資その他の建設需要の動向の影響を受ける。 景気後退、設備投資計画の変更、公共投資の減少その他の事業環境の著しい変化が生じた場合には、受注高の減少や受注競争の激化等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (3) 社会的信用力低下のリスク当社グループは、安全を会社経営上の最重要課題と認識し、「日本電設3ヶ年経営計画2024」の中で安全推進の施策を策定している。 安全大会・各種安全会議・研修等をとおして教育し、社員・協力会社社員が共通認識のもと事故防止に取り組んでいる。 しかしながら、当社グループが行う工事施工の過程で重大な事故又は労働災害を発生させた場合には、損害賠償責任の発生、発注者からの信用・信頼の失墜、受注機会の減少等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 また、当社グループは、法令順守を会社経営の基本とし、内部管理・内部統制体制を整備し、役員・従業員に対して定期的な勉強会や研修に加え、ICTを活用したコンプライアンス教材による随時学習可能な環境を整えることにより、適切な業務運営を行っているが、建設業法その他の関連法令に違反する行為又は疑義を持たれる行為が発生した場合には、社会的信用力の低下等により、受注活動や当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (4) 施工品質不良・契約不適合のリスク当社グループは、施工品質の確保を重要課題と認識し、設計、施工及び検査の各段階において品質管理の徹底に努めている。 しかしながら、施工物に重大な品質不良又は契約不適合が生じた場合には、補修費用や損害賠償責任の発生、顧客からの信用低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (5) 人材の確保及び協力会社体制に関するリスク当社グループの事業は、労働集約的な性格を有し、多くの協力会社と連携して事業を遂行していることから、必要な技能・資格・経験を有する人材及び協力会社社員の確保・育成が重要となる。 当社グループは、施工体制強化の取組を推進し、協力会社社員の新規採用支援、育成支援、安定的な工事発注による工事平準化に努めているが、必要な人材の確保・育成が十分に進まない場合には、施工体制の維持・強化に支障を来し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (6) 取引先及び協力会社の信用リスク発注者の業績悪化等による工事代金回収の遅延又は貸倒れに加え、協力会社等が倒産その他の信用不安に陥った場合には、工期の遅延や追加費用の発生等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (7) 受注競争並びに材料費・労務費の変動による工事採算悪化のリスク当社グループは、「日本電設3ヶ年経営計画2024」に基づく各工事部門での取組をとおして同業他社との差別化を図っているが、受注環境の変化や競合他社との競争の激化により、請負金額が低下する場合がある。 また、施工期間が長期にわたる工事においては、契約締結後に資材価格の高騰や労務費の上昇が生じた場合であっても、これを請負代金に十分に反映できないことがある。 当社グループは、材料の集中購買による価格低減や価格交渉、施工の効率化及び生産性向上等により原価低減に努めるとともに、発注者との協議を通じてコスト変動の適切な反映に取り組んでいるが、これらの取組が奏功しない場合、又は想定を超える受注競争の激化、資材価格の高騰や労務費の上昇が生じた場合には、工事採算が悪化し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (8) 法令・制度変更及び法令違反のリスク当社グループの事業は、建設業法をはじめとする各種関係法令及び規制の適用を受けており、これらの法令の改廃、新設又は運用基準の変更等が行われた場合には、追加的な対応コストの発生や事業運営上の制約が生じることにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 また、建設業法その他の関連法令においては、経営業務の管理責任者、専任技術者等の許可要件が定められているほか、各種法令違反に対する行政処分や罰則が規定されている。 当社グループでは内部管理・内部統制体制を整備し、コンプライアンスの強化に努めているが、万一これらの法令に抵触した場合には、営業停止、許可の取消、指名停止等の処分、社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (9) 情報セキュリティ及び情報システム障害のリスク当社グループは、工事管理、会計、人事その他の基幹業務に情報システムを利用するとともに、顧客情報、技術情報、個人情報等の各種情報を保有している。 これらについては情報セキュリティ体制を整備し適切な管理に努めているが、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウイルス感染、人的ミスその他の要因により、情報漏洩、データの改ざん又は消失、システム障害等が発生した場合には、業務の遂行に支障を来すほか、損害賠償の発生や社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (10) 自然災害、感染症等による事業継続リスク当社グループは、地震、台風、豪雨等の自然災害又は大規模な感染症の流行が発生した場合には、事業所、施工中物件、工事用機材等が被害を受ける可能性がある。 また、交通網・電力・通信等の社会インフラの機能低下、仕入先や協力会社の被災又は稼働制約等により、資材調達の停滞や施工体制の維持が困難となり、工事の中断又は遅延が生じる可能性がある。 当社グループでは、これらの事態に備え、事業継続計画(NDK BCP)の整備等により対応に努めているが、これらの影響を完全に回避することは困難であり、復旧費用の発生や工期の長期化等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (11) 気候変動に関するリスク当社グループは、気候変動の進行により自然災害の頻発化及び激甚化が生じた場合には、事業所、施工中物件及び工事用機材への被害、並びに施工の中断又は遅延等が発生する可能性がある。 また、脱炭素社会への移行に伴い、温室効果ガス排出に関する規制の強化、炭素税の導入その他の環境規制の拡充が行われた場合には、これらへの対応に係る追加的なコストの発生又は事業運営上の制約が生じる可能性がある。 当社グループは、これらの動向に対応すべく各種施策に取り組んでいるが、気候変動に伴う影響を完全に回避することは困難であり、当該影響により当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりである。 ① 経営成績の状況当連結会計年度の国内経済は、原材料価格の高騰や物価上昇等の影響があったものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により緩やかな回復の動きがみられた。 一方、物価動向やアメリカの通商政策をめぐる動向、中東情勢の影響などの景気を下押しするリスクに留意する必要があった。 当建設業界における受注環境は、公共投資は底堅く推移しており、民間設備投資は緩やかに持ち直した。 当社グループを取り巻く経営環境は、各鉄道会社の安全・安定輸送に対する投資と設備更新が堅調に推移していることや、民間企業において大都市圏を中心とした再開発やデータセンターの建設投資、既存建物の基幹設備老朽化による更新工事が堅調であり、設備工事の需要が拡大した。 このような状況の中で、当社グループは前連結会計年度からの豊富な繰越工事の効率的な施工に加え、グループを挙げて新規工事の受注確保に努めた結果、当連結会計年度の連結受注高は2,673億円(前連結会計年度比120%)、連結売上高は2,292億円(前連結会計年度比106%)となり、連結繰越高は2,242億円(前連結会計年度比122%)と全てにおいて過去最高となった。 利益についても、連結営業利益は235億60百万円(前連結会計年度比131%)、連結経常利益は252億78百万円(前連結会計年度比130%)、親会社株主に帰属する当期純利益は180億60百万円(前連結会計年度比137%)と全てにおいて過去最高となった。 部門別の状況は次のとおりである。 鉄道電気工事部門当連結会計年度は、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとするJR各社、公営鉄道及び民営鉄道等に対して組織的営業を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は1,370億円(前連結会計年度比114%)となり、連結完成工事高は1,201億円(前連結会計年度比103%)となった。 また、連結繰越工事高は1,026億円(前連結会計年度比120%)となった。 一般電気工事部門当連結会計年度は、大規模工事を中心に顧客志向に基づいた営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は892億円(前連結会計年度比152%)となり、連結完成工事高は645億円(前連結会計年度比107%)となった。 また、連結繰越工事高は932億円(前連結会計年度比136%)となった。 情報通信工事部門当連結会計年度は、得意先等に対し全社的な受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は319億円(前連結会計年度比94%)となり、連結完成工事高は311億円(前連結会計年度比111%)となった。 また、連結繰越工事高は231億円(前連結会計年度比103%)となった。 環境エネルギー工事部門当連結会計年度は、再生可能エネルギーや空調衛生の駅周辺再開発工事などを中心に顧客志向に基づいた営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、前連結会計年度に大型工事を受注した反動により、連結受注工事高は41億円(前連結会計年度比62%)となり、連結完成工事高は59億円(前連結会計年度比111%)となった。 また、連結繰越工事高は27億円(前連結会計年度比61%)となった。 関連事業等当連結会計年度は、保有不動産を活用した賃貸事業と工事施工に関わる周辺分野の事業を展開し収益の確保に努めた結果、連結受注高は50億円(前連結会計年度比122%)となり、連結売上高は74億円(前連結会計年度比121%)となった。 (注) 「関連事業等」には、不動産業及びビル総合管理、電気設備の保守点検、資材等の販売、ソフトウェアの開発及び電気設備の設計等を含んでいるが、不動産の賃貸・管理等は受注生産を行っていないため、連結受注高に金額は含まれていない。 ② 財政状態の状況資産当連結会計年度末における資産の残高は、3,337億93百万円(前連結会計年度末は2,963億88百万円)となり、374億4百万円増加した。 負債当連結会計年度末における負債の残高は、1,030億67百万円(前連結会計年度末は867億39百万円)となり、163億27百万円増加した。 純資産当連結会計年度末における純資産の残高は、2,307億26百万円(前連結会計年度末は2,096億49百万円)となり、210億77百万円増加した。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、投資活動による資金の減少があったものの、営業活動及び財務活動による資金の増加により、前連結会計年度末から77億60百万円増加し、337億10百万円となった。 営業活動によるキャッシュ・フローは、105億21百万円の資金増加(前連結会計年度比148億62百万円増加)となった。 これは、税金等調整前当期純利益270億86百万円の計上等による資金増加要因と、売上債権の増加額141億23百万円等による資金減少要因によるものである。 投資活動によるキャッシュ・フローは、46億96百万円の資金減少(前連結会計年度比10億77百万円増加)となった。 これは、有形固定資産の取得による支出58億54百万円等による資金減少要因によるものである。 財務活動によるキャッシュ・フローは、19億36百万円の資金増加(前連結会計年度比17億66百万円増加)となった。 これは、短期借入金の純増加額81億0百万円等による資金増加要因と、配当金の支払額54億6百万円等による資金減少要因によるものである。 ④ 生産、受注及び販売の実績a. 受注実績区分前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)鉄道電気工事(百万円)120,114137,016(14.1%増)一般電気工事(百万円)58,80889,219(51.7%増)情報通信工事(百万円)33,88531,915(5.8%減)環境エネルギー工事(百万円)6,7714,184(38.2%減)関連事業等(百万円)4,1375,033(21.6%増)合計(百万円)223,718267,369(19.5%増) (注) 「関連事業等」のうち受注生産を行っていない不動産の賃貸・管理等は、上記金額には含まれていない。 b. 売上実績区分前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)鉄道電気工事(百万円)117,160120,127(2.5%増)一般電気工事(百万円)60,09264,522(7.4%増)情報通信工事(百万円)28,15631,148(10.6%増)環境エネルギー工事(百万円)5,3785,962(10.9%増)関連事業等(百万円)6,1347,446(21.4%増)合計(百万円)216,922229,207(5.7%増) (注) 1.当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため、「生産の状況」は記載していない。 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。 相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)東日本旅客鉄道㈱110,66251.0110,18148.1 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりである。 建設業における受注工事高及び完成工事高の状況(a) 受注工事高、完成工事高及び繰越工事高前事業年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日区分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期完成工事高(百万円)次期繰越工事高 (百万円)鉄道電気工事65,10983,734148,84481,67967,164一般電気工事69,54458,171127,71559,85367,861情報通信工事15,20228,91644,11823,57020,548環境エネルギー工事2,5696,3618,9304,5514,379関連事業等9982,4773,4764,4211,692合計153,424179,660333,084174,075161,646 (注) 1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。 したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれる。 2.「関連事業等」の当期完成工事高には、受注生産を行っていない不動産の賃貸等の売上高が含まれているため、当期完成工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-次期繰越工事高)に一致しない。 当事業年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日区分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期完成工事高(百万円)次期繰越工事高 (百万円)鉄道電気工事67,16494,639161,80383,14778,656一般電気工事67,86188,665156,52763,25293,274情報通信工事20,54827,38247,93026,44121,489環境エネルギー工事4,3792,9747,3535,1922,161関連事業等1,6923,1194,8125,6352,259合計161,646216,781378,427183,669197,841 (注) 1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。 したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれる。 2.「関連事業等」の当期完成工事高には、受注生産を行っていない不動産の賃貸等の売上高が含まれているため、当期完成工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-次期繰越工事高)に一致しない。 (b) 受注工事高の受注方法別比率工事の受注方法は、特命と競争に大別される。 期別区分特命(%)競争(%)計(%)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)鉄道電気工事88.012.0100一般電気工事37.362.7100情報通信工事79.120.9100環境エネルギー工事37.063.0100関連事業等92.47.6100当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)鉄道電気工事88.411.6100一般電気工事38.261.8100情報通信工事80.219.8100環境エネルギー工事21.378.7100関連事業等64.135.9100 (注) 百分比は請負金額比である。 (c) 完成工事高期別区分民間(百万円)官公庁(百万円)合計(百万円)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)鉄道電気工事76,0505,62881,679一般電気工事49,35210,50059,853情報通信工事22,87469523,570環境エネルギー工事4,470804,551関連事業等3,8825394,421合計156,63117,444174,075当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)鉄道電気工事79,4943,65383,147一般電気工事52,46510,78763,252情報通信工事24,4242,01626,441環境エネルギー工事5,0211715,192関連事業等5,1175185,635合計166,52217,146183,669 (注) 1.完成工事のうち主なものは、次のとおりである。 前事業年度の完成工事のうち主なもの東日本旅客鉄道㈱東大宮操車場連動装置取替信号設備改良工事北九州高速鉄道㈱北九州モノレール高配ケーブル張替工事社会医療法人社団カレスサッポロカレス記念病院建設電気設備工事東日本旅客鉄道㈱秋葉原外4駅駅構内5Gインフラ設備新設工事㈱ユニマットハーヴェストレジデンス(仮称)八街ハーヴェストレジデンス第1期新築工事(機械設備工事) 当事業年度の完成工事のうち主なもの東日本旅客鉄道㈱東京貨物ターミナル駅構内電車線路支障改良工事(羽田空港アクセス線)名古屋市交通局中村公園駅始め9駅構内照明のLED化工事㈱えきまちエナジークリエイトTAKANAWA GATEWAY CITY 地域エネルギー供給電気設備工事JR九州電気システム㈱サニーサイドモール小倉 インフラシェアリング新設工事戸田建設㈱折爪岳風力発電所建設電気設備工事 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。 前事業年度東日本旅客鉄道㈱76,743百万円44.1%当事業年度東日本旅客鉄道㈱74,987百万円40.8% (d) 次期繰越工事高(2026年3月31日現在)区分民間(百万円)官公庁(百万円)合計(百万円)鉄道電気工事75,7752,88078,656一般電気工事72,81620,45893,274情報通信工事18,9542,53521,489環境エネルギー工事2,093682,161関連事業等1,4248352,259合計171,06326,777197,841 (注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりである。 東日本旅客鉄道㈱羽田空港アクセス線整備大井ふ頭変電所電気設備新設工事日本貨物鉄道㈱仙台貨物ターミナル駅移転に伴う電力設備新設その他工事大阪市高速電気軌道㈱御堂筋線・四つ橋線電力設備取替工事倉敷市役所倉敷市児島モーターボート競走場スタンド棟施設整備事業名古屋市交通局東山線旅客案内装置改修工事東日本旅客鉄道㈱川崎発電所燃料ガス導管改修工事 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容① 経営成績の状況に関する分析・検討内容「日本電設3ヶ年経営計画2024」の2年目である2026年3月期の連結受注高は、データセンターをはじめとした民間の大型設備投資や基幹設備老朽化による更新工事などを受注したことに加え、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとする各鉄道会社の安全・安定輸送に対する設備投資が順調に推移し、3期連続で過去最高を更新した。 連結売上高及び連結営業利益については、豊富な手持工事や良好な受注環境を背景に、特に一般電気工事部門における設計変更に伴う追加工事の獲得、物価上昇分の価格転嫁の進展があったことにより、いずれも2期連続で過去最高を更新した。 連結次期繰越高についても、豊富な手持工事や好調な受注を背景に2期連続で過去最高を更新した。 セグメントごとの経営成績の分析・検討内容については、当社グループは設備工事業の単一セグメントであるため、設備工事業の部門別の内容を記載している。 鉄道電気工事部門連結受注工事高は、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとするJR各社・民営鉄道各社からの受注が好調であったことにより、前連結会計年度比で大幅に増加した。 連結完成工事高は、受注増や手持工事が順調に進捗したことにより、前連結会計年度比で増加した。 一般電気工事部門連結受注工事高は、駅周辺の大規模再開発やデータセンター等の大規模工事を複数受注したことにより、前連結会計年度比で大幅に増加した。 連結完成工事高は、受注増や手持工事が順調に進捗したことにより、前連結会計年度比で増加したが、大型案件における計画変更や工期延伸により、連結完成工事高の伸びは小幅にとどまった。 情報通信工事部門連結受注工事高は、前連結会計年度に大型のネットワーク案件を受注した反動により、前連結会計年度比で減少した。 連結完成工事高は、鉄道通信工事において工期見直し等による減少があったものの、インフラシェアリング工事やネットワーク工事が寄与したことにより、前連結会計年度比で増加した。 環境エネルギー工事部門連結受注工事高は、空調衛生・電気一体の大型案件を受注したものの、前連結会計年度に複数の大型案件を受注した反動により、前連結会計年度比で減少した。 連結完成工事高は、手持工事が順調に進捗したことにより、前連結会計年度比で増加した。 ② 財政状態の状況に関する分析・検討内容資産当連結会計年度末においては、工事量の変動に伴い受取手形・完成工事未収入金等が増加したほか、保有株式の時価の変動に伴い投資有価証券が増加した。 負債当連結会計年度末においては、資金需要の増加に伴い短期借入金が増加したほか、工事量の変動に伴い工事未払金等及び電子記録債務が増加した。 純資産当連結会計年度末においては、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことに伴い利益剰余金が増加したほか、保有株式の時価の変動に伴いその他有価証券評価差額金が増加し、自己資本比率は64.6%となった。 利益剰余金のうち提出会社の繰越利益剰余金の処分については、2026年6月26日開催の第84期定時株主総会の議案として、次のとおり付議する予定である。 1株当たり配当額 124円配当総額 7,429百万円別途積立金の積立 7,700百万円なお、配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」の項目を参照のこと。 ③ キャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a. キャッシュ・フローの分析当連結会計年度における「現金及び現金同等物の期末残高」(以下「資金」という。 )は、投資活動による資金の減少があったものの、営業活動及び財務活動による資金の増加により、前連結会計年度末から77億60百万円増加し、337億10百万円となった。 なお、詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」の項目を参照のこと。 b. キャッシュ・フロー指標のトレンド 2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期自己資本比率(%)67.865.766.064.6時価ベースの自己資本比率(%)37.344.541.683.3キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)0.10.1―1.3インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)―――120.8 (注) 1.自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い2.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出している。 3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出している。 4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用している。 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を払っている全ての負債を対象としている。 また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用している。 5. 2025年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載していない。 c.資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループは、現金及び現金同等物並びに営業活動によるキャッシュ・フローを資金の源泉としている。 一方、資金需要については、運転資金をはじめ、成長投資や経営基盤の強化として、人材の確保、育成・教育、技術開発、DXの推進、軌陸車等の工事用機材の配備、事業所整備、M&A、新規事業、施工体制強化等の支出のほか、株主の皆様への配当である。 資金の流動性については、これらの資金需要に対して自己資金により対応できる適切な水準を維持することを基本方針としているが、不足が見込まれる場合には金融機関から調達することとしており、当連結会計年度末は、現金及び現金同等物337億10百万円を確保し必要な流動性水準を維持している。 また、当社は資金需要に備えるため、複数の金融機関と当座貸越契約を締結している。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。 この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いているが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性がある。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりである。 a. 貸倒引当金売上債権、貸付金等の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率に基づき、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に債権の回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上している。 将来の不確実な経済条件の変動等により、貸倒実績率を補正すること等が必要となった場合、引当金の金額が増減する可能性がある。 b. 完成工事補償引当金完成工事に係る契約不適合責任により要する費用に備えるため、当連結会計年度の完成工事高に対し、過去の完成工事に係る補償額の実績を基に将来の発生見込額を加味して計上している。 見積りを超える費用が発生した場合、引当金の追加計上が必要となる可能性がある。 一方、実際の費用が引当金の金額を下回った場合は引当金戻入益を計上することとなる。 c. 工事損失引当金受注工事に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における手持受注工事のうち、損失が確実視されその金額を合理的に見積ることができる工事について、損失見込額を計上している。 損失見込額の見積りは、工事契約ごとに策定した実行予算に基づき算定している。 また、実行予算は、作成時点で入手可能な情報に基づき、作業内容や原材料価格等について仮定し策定している。 工事の進捗等に伴い継続して実行予算の見直しを行っているが、工事契約の変更や仕様変更、工事着手後の状況の変化等が発生した場合は、引当金の金額が増減する可能性がある。 d. 退職給付債務及び退職給付費用退職給付債務及び退職給付費用は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算定しており、これらの前提条件には、割引率、予定昇給率、退職率、死亡率及び年金資産の長期期待運用収益率等が含まれている。 将来の不確実な経済条件の変動等により前提条件の見直しが必要となった場合、退職給付債務及び退職給付費用に影響を与える可能性がある。 e.固定資産の減損固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしている。 将来の不確実な経済条件の変動等により見積りの見直しが必要となった場合、減損損失が発生する可能性がある。 f. 繰延税金資産の回収可能性繰延税金資産の回収可能性については毎期見直しており、過年度の業績、納税状況及び将来の業績予測等を総合的に勘案し、課税所得の額を合理的に見積ることにより判断している。 将来の不確実な経済条件の変動等により見積りの見直しが必要となった場合、繰延税金資産が減額され税金費用が発生する可能性がある。 g. 履行義務の充足に係る進捗度を見積り、一定の期間にわたり認識した収益履行義務の充足に係る進捗度の測定は、当連結会計年度末までに発生した工事原価が、予想される工事原価総額に占める割合(原価比例法)に基づいて行っている。 工事原価総額は、工事契約ごとに策定した実行予算に基づき算定している。 また、実行予算は、作成時点で入手可能な情報に基づき、作業内容や原材料価格等について仮定し策定している。 工事の進捗等に伴い継続して実行予算の見直しを行っているが、工事契約の変更や仕様変更、工事着手後の状況の変化等が発生した場合は、完成工事高及び完成工事原価に影響を与える可能性がある。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 鉄道電気工事、一般電気工事及び情報通信工事の各部門では、「安全性の向上」、「作業の効率化」、「品質向上」及び「働き方改革」につながる研究開発活動を行っている。 当連結会計年度における研究開発費の総額は266百万円であり、主な研究開発内容は次のとおりである。 (1) 鉄道電気工事部門①「架空送電工事用監視支援ロボットの開発」架空送電線工事における鉄塔上部作業の作業員の安全を確保するため、鉄塔のエスコートレール又はガイドレール(墜落防止装置を取り付けるためのレール)を昇降し、鉄塔上の作業員を遠隔監視するロボットを神奈川大学の協力のもと開発した。 このロボットは、不安全行動があった場合に注意喚起を行うことができ、監視にはAIの活用を計画している。 ②「汎用ロボットの活用研究」近年、四足歩行ロボットやロボットアームが汎用ロボットとして比較的安価に購入できるようになり、様々な分野での活用研究が行われている。 当社の施工においても、調査、計測、運搬や作業補助への活用が考えられるため、その性能等について研究を行っている。 特に四足歩行ロボットにおいては、その安定した歩行能力により、線路内での活用が期待できる。 (2) 一般電気・情報通信工事部門①「キュービクルにおける照明のビルトイン工法の開発」電気室における照明設備の施工は、高所天井への吊りボルト設置等を伴うため、危険性が高く、手間と時間を要するという課題がある。 本開発では、従来の吊りボルト等による設置方式に代え、キュービクル上部に照明器具を一体化して設置する工法を開発し、盤面照度に加えて室内照度も確保できる構成を実現した。 これにより、施工時の安全性向上、省力化及び意匠性の改善を図るとともに、コスト並びに環境負荷の低減にも寄与する。 ②「インフラシェアリング」“インフラシェアリング(Infrastructure Sharing)”とは複数の事業者が通信・エネルギー・交通などのインフラ設備を共同で利用・運営することである。 当社では携帯電話事業者の設備を一本化する4G-DASを用いて、電波環境整備によるデジタル化、設備の集約による電力使用量の削減、建物スペースの有効利用を推進しているが、今後の高速大容量通信に対応するため、5G-DASの開発を進めている。 ※4/5G-DAS(第4/5世代移動通信システムとアンテナ分散型システム(Distributed Antenna System)) |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループは、工事施工の安全や省力化のための機械・工具の取得及び取替、事業用事務所の用地取得等を中心に、総額で5,541百万円の設備投資を行った。 なお、当社グループは、設備工事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略している。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社事業所名(所在地)帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物・構築物機械、運搬具及び工具器具備品土地リース資産合計面積(㎡)金額本店、鉄道統括本部、営業統括本部、情報通信本部、関連事業本部(東京都台東区)2,1731574,67813,062115,395927中央学園(千葉県柏市)1,5178631,376116101,73121鉄道統括本部 関東支店・電車線支社・送電線支社・横浜支社・インテグレート支社(東京都大田区)1,1338104,3532,578114,533241鉄道統括本部 発変電支社・電力支社・信号第一支社・信号第二支社・通信支社(東京都北区)8512294,2542,42933,513158鉄道統括本部 大宮支社営業統括本部 北関東支店(さいたま市北区)405911,886291379184鉄道統括本部 高崎支社営業統括本部 北関東支店 群馬営業所(群馬県高崎市)172115916167―45549営業統括本部 北関東支店 新潟営業所(新潟市中央区)32751,01810―3435北海道支店(札幌市北区)47381,98610121210107東北支店(仙台市青葉区)567561,12110625108東北支店 仙台支社(仙台市若林区)3831043,729639241,15288中部支店(名古屋市中村区)60826895167680854西日本統括本部(大阪市淀川区)5412051,45957631,327164西日本統括本部 中国支店(広島市東区)89221,306185―29763西日本統括本部 四国支店(香川県高松市)390698113215634西日本統括本部 九州支店(福岡市博多区)9831,150242034451 (2) 国内子会社会社名事業所名(所在地)帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物・構築物機械、運搬具及び工具器具備品土地リース資産ソフトウェア合計面積(㎡)金額東日本電気エンジニアリング㈱本社(東京都中央区)1746385337196011,022136TEMS技術学園(栃木県小山市)1,0047725,665725――1,80719東京支店(東京都荒川区)1,369431,2811,06539―2,518119高崎支社(群馬県高崎市)30534916166102―608114仙台支店(仙台市宮城野区)458135,92335330―85685NDKイッツ㈱本社(東京都文京区)14502―――4,5795,09775 (注) 1.帳簿価額に建設仮勘定は含まない。 2.当社グループは、設備工事業の単一セグメントであるため、主要な事業所ごとに記載している。 3.東日本電気エンジニアリング㈱は、本社ビル建替えのため、2023年8月に本社を同一区内で一時移転し、本社建物を賃借している。 年間賃借料は164百万円である。 4.土地建物のうち賃貸中の主なもの会 社 名事業所名土地(㎡)建物(㎡)提出会社 NDK池之端ビル―5,507 NDKロータスビル―3,376 ロータス上野池之端―3,320 NDK第二王子ビル―2,050 NDK万代ビル―4,534 NDK仙台ビル―2,925 NDK名古屋ビル―2,191 5.リース契約による賃借設備のうち主なもの会社名台数(台)リース期間(年)設備の内容年間リース料(百万円)提出会社3871~7車両運搬具155東日本電気エンジニアリング㈱811~7車両運搬具40 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等会 社 名事業所名(所在地)内容投資予定金額(百万円)資金調達方法 備考総額既支払額提出会社 新社屋(新池之端ビル (仮称)) (東京都台東区)建物・構築物未定28自己資金及び借入金2030年10月完成予定東日本電気エンジニアリング㈱ 本社新社屋 (東京都中央区)建物・構築物(本社ビル建替え)2,4431,049自己資金2026年8月完成予定 (2) 重要な設備の除却等会 社 名事業所名(所在地)内容期末帳簿価額(百万円)除却予定時期 備考提出会社 NDK第三池之端ビル (東京都台東区)建物・構築物4912027年3月新社屋の建設に伴う除却提出会社 NDK池之端ビル (東京都台東区)建物・機械1402027年3月新社屋の建設に伴う除却 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 266,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 5,541,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 43 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 17 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 8,954,499 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 0 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式 価値の変動又は株式に係る配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投 資株式とし、それ以外の目的で保有する株式を純投資目的以外の目的である投資株式としている。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上を図るため、取引先等との関係の維持・強化及び事業の円滑な推進に必要と判断した企業の株式を保有している。 当該株式については、毎年、取締役会において、保有目的に照らして、過去の取引実績や今後の見通しを踏まえ、保有による便益を検証している。 検証にあたっては、時価評価差額や配当利回りなど、経済性に関する情報も参考情報として提示しており、総合的に勘案したうえで保有の適否を判断している。 なお、当社では2030年3月期までに当該株式の銘柄数を2024年3月期末比で70%縮減することを目標に掲げ、取引先等との対話を重ね、積極的に縮減を進める方針としている。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式331,357非上場株式以外の株式2527,019 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 該当事項なし。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式31,171 c.特定投資株式の銘柄毎の株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有 の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東鉄工業㈱1,088,1491,088,149(保有目的)鉄道関連の工事会社として良好な取引関係を維持することで、営業・施工面での協力体制の強化及び駅ビル工事等の受注による収益向上のために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:168百万円(注)2 有5,8433,324新日本空調㈱1,521,4001,521,400(保有目的)当社と同様に空調衛生工事を営んでおり良好な取引関係を維持することで、施工技術に関する情報交換及び社員教育等における協業を継続するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:136百万円(注)2有4,9592,656日本リーテック㈱1,045,6841,045,684(保有目的)鉄道関連の電気設備工事会社として良好な取引関係を維持することで、施工技術に関する情報交換及び大型工事等における協業を継続するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:80百万円(注)2有2,6361,554㈱オカムラ961,000961,000(保有目的)オフィスビルの改修工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:97百万円(注)2有2,3681,890大同信号㈱2,395,2732,395,273(保有目的)鉄道信号をはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:35百万円(注)2有1,7741,226因幡電機産業㈱477,600238,800(保有目的)電設資材をはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:35百万円(注)2(株式が増加した理由)株式分割のため有1,241907九州旅客鉄道㈱320,000320,000(保有目的)鉄道関連工事及び駅ビル工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:34百万円(注)2無1,2041,168西日本旅客鉄道㈱300,000300,000(保有目的)鉄道関連工事及び駅ビル工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:27百万円(注)2無938874エクシオグループ㈱329,000658,000(保有目的)携帯電話基地局工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:42百万円(注)2有8771,105㈱ミライト・ワン215,000215,000(保有目的)携帯電話基地局工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している (定量的な保有効果)当期受取配当金:17百万円(注)2有767468 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)日本コンクリート工業㈱2,008,7502,008,750(保有目的)コンクリート柱をはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:21百万円(注)2有630686第一建設工業㈱162,576162,576(保有目的)鉄道関連の工事会社として良好な取引関係を維持することで、営業・施工面での協力体制の強化及び鉄道施設関連工事等の受注による収益向上のために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:21百万円(注)2有616425㈱大和証券グループ本社399,366399,366(保有目的)オフィスビルの改修工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:22百万円(注)2無(注)3583396㈱オリエンタルランド150,000150,000(保有目的)一般電気工事における案件を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している (定量的な保有効果)当期受取配当金:2百万円(注)2無405441日本信号㈱236,250236,250(保有目的)鉄道信号をはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:10百万円(注)2有378211京成電鉄㈱315,000315,000(保有目的)鉄道関連工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:7百万円(注)2無370424電気興業㈱111,000111,000(保有目的)携帯電話基地局アンテナをはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:9百万円(注)2有333197古河電気工業㈱10,80010,800(保有目的)各種電線ケーブルをはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:1百万円(注)2有31053セントラル警備保障㈱90,00090,000(保有目的)JR東日本関連の警備会社として良好な取引関係を維持することで、営業・施工面での協力体制の強化及び駅ビル工事等の受注による収益向上のために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:5百万円(注)2有269252東急㈱83,77783,777(保有目的)鉄道関連工事及び駅ビル工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:2百万円(注)2無155141㈱明電舎20,00020,000(保有目的)変電・配電システムをはじめとする資材調達等を行っており良好な取引関係を維持することで、施工に必要な資材を安定的に調達するために保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:2百万円(注)2有15086 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)小田急電鉄㈱72,64072,640(保有目的)鉄道関連工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:3百万円(注)2無119107鉄建建設㈱10,62310,623(保有目的)鉄道関連の工事会社として良好な取引関係を維持することで、営業・施工面での協力体制の強化及び駅ビル工事等の受注による収益向上のために保有している (定量的な保有効果)当期受取配当金:1百万円(注)2有4826第一生命ホールディングス㈱19,6004,900(保有目的)オフィスビルの改修工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:0百万円(注)2(株式が増加した理由)株式分割のため無(注)42722相鉄ホールディングス㈱2,6172,617(保有目的)鉄道関連工事等を受注しており良好な取引関係を維持することで、中長期的な工事受注による収益向上のため保有している(定量的な保有効果)当期受取配当金:0百万円(注)2無75㈱meito-110,000―有-219能美防災㈱-2,733―有-8 (注) 1.保有している特定投資株式が60銘柄に満たないため、貸借対照表計上額が当社の資本金額の100分の1以下の銘柄についても記載している。 2.受取配当金以外の定量的な保有効果については、測定が困難であるため記載していない。 当事業年度の取締役会において、銘柄毎に、前事業年度末日時点での保有目的、保有に伴う経済合理性等を総合的に検証した結果、現状保有している特定投資株式は、いずれも保有目的に合致していることを確認している。 3.株式会社大和証券グループ本社は当社株式を保有していないが、同社子会社である大和証券株式会社は当社株式を保有している。 4.第一生命ホールディングス株式会社は当社株式を保有していないが、同社子会社である第一生命保険株式会社は当社株式を保有している。 5.第一生命ホールディングス株式会社は、2026年4月1日に株式会社第一ライフグループに会社名を変更している。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式以外の株式――21,303 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式以外の株式411,381― ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項なし。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項なし。 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 33 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,357,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 25 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 27,019,000,000 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,171,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 2,617 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 7,000,000 |
| 受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 41,000,000 |
| 売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社 | 1,381,000,000 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 因幡電機産業㈱ |