財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-22 |
| 英訳名、表紙 | SUZUKEN CO.,LTD. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 浅 野 茂 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 名古屋市東区東片端町8番地 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 052(961)2331(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 当社は、1932年11月、鈴木謙三が医薬品を中心とした卸売業者として個人商店「鈴木謙三商店」を創業したのに始まり、1946年8月に法人組織「株式会社鈴謙洋行」を設立、また、1947年11月に「株式会社鈴木謙三商店」に名称変更いたしました。 さらに、1964年10月に商号を「株式会社スズケン」に変更し、当事業年度末現在156支店にて営業を行っております。 当社設立以来の主な沿革は、次のとおりであります。 年月事項1946年8月医薬品の卸売を目的として「株式会社鈴謙洋行」(資本金180千円)設立、本社を静岡県浜名郡積志村有玉に設置1947年1月本社を静岡県浜松市紺屋町に移転1947年11月社名を「株式会社鈴木謙三商店」に変更1948年4月個人商店「鈴木謙三商店」の営業権を譲受け1948年10月本社を愛知県名古屋市東区東片端町に移転1959年5月関東地区の拠点として東京都世田谷区に東京支店(現在の世田谷支店)を開設1960年4月本社に名古屋営業所(現在の名古屋支店)を設置1962年5月金沢支店を開設し、石川県の小林薬品㈱の営業権を譲受け1964年10月社名を「株式会社スズケン」に変更1969年8月㈱愛知ミドリ十字(現・㈱エス・ディ・ロジ、1958年4月設立)の全株式を取得(現・連結子会社)1972年7月㈱スズケン沖縄(1969年2月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)1983年9月東北地区の拠点として宮城県仙台市に仙台支店を開設1984年1月大阪地区の拠点として大阪府堺市に堺支店を開設1990年3月九州地区の拠点として福岡県福岡市に福岡支店を開設1990年9月㈱三和化学研究所(1953年12月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)1994年1月加藤薬品㈱及び神弘薬品㈱と合併1994年8月日本証券業協会に株式を店頭登録1995年9月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第二部に上場1996年3月熊谷薬品㈱(現・㈱スズケン岩手、1979年7月設立)の全株式を取得(現・連結子会社)1996年10月㈱ドーエーメディックスと合併1997年9月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部に指定1997年11月愛知県江南市に江南物流センターを開設1998年4月㈱秋山愛生舘と合併札幌証券取引所に上場1999年10月ナカノ薬品㈱(1947年7月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)2002年10月オオモリ薬品㈱と合併2003年10月㈱安藤薬業公司と合併株式交換により㈱サンキ(1965年11月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)2004年10月株式交換により㈱アスティス(1948年4月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)株式交換により沖縄薬品㈱を完全子会社化(沖縄薬品㈱は、2005年1月1日付で、㈱スズケン沖縄と合併し、㈱スズケン沖縄薬品に社名変更。 )(現・連結子会社)2005年10月埼玉県戸田市に戸田物流センターを開設2006年10月株式交換により㈱翔薬(1949年4月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)2007年10月兵庫県神戸市に阪神物流センターを開設2008年3月中国上海市に合弁会社上海鈴謙滬中医薬有限公司(現・上薬鈴謙滬中(上海)医薬有限公司)を設立(現・持分法適用関連会社)2008年10月㈱ファーコス(現・㈱ユニスマイル、1993年2月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)2009年9月株式交換により中央運輸㈱(1948年8月設立)を完全子会社化(現・連結子会社)2010年5月神奈川県高座郡寒川町に神奈川物流センターを開設2010年11月千葉県印西市に千葉物流センターを開設2011年10月東京都台東区に㈱エスケアメイトを設立(現・連結子会社)2011年12月宮城県黒川郡大和町に宮城物流センターを開設2012年3月東京都千代田区に㈱SDネクスト(現・㈱エス・ディ・コラボ)を設立(現・連結子会社) 年月事項2016年4月愛知県大府市に名南物流センターを開設2021年4月エンブレース㈱(2001年11月設立)の株式過半数を取得(現・連結子会社)2022年3月東京都千代田区に㈱コラボクリエイトを設立(㈱コラボクリエイトは、2024年6月1日付で㈱コラボプレイス(現・㈱コラボスクエア)と合併。 )(現・連結子会社)東京都千代田区に㈱コラボプレイス(現・㈱コラボスクエア)を設立(現・連結子会社)2022年4月東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場へ移行2022年6月愛知県名古屋市に㈱スズケンインベストメントを設立(現・連結子会社)2022年7月愛知県名古屋市にスズケンヘルステックコラボレーション投資事業有限責任組合を設立(現・連結子会社) 2023年2月愛知県名古屋市に㈱八神製作所と合弁で㈱メディケアコラボを設立(現・連結子会社)2023年11月ファーマライズホールディングス㈱(1984年6月設立)の株式を取得(現・持分法適用関連会社)2024年4月埼玉県草加市に首都圏物流センターを開設2026年2月㈱medimo(2022年4月設立)の株式を取得(現・連結子会社)2026年4月東京都中央区に㈱コラボクリエイトを㈱エス・ディ・コラボの会社分割により設立(現・連結子会社) |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、㈱スズケン(当社)、子会社38社及び関連会社10社により構成されており、医薬品等の販売、医薬品・医療機器等の製造販売、保険薬局・介護サービス、スペシャリティ医薬品流通受託、医薬品メーカー支援サービス及びこれらに付随する事業を営んでおります。 事業の内容と当社及び当社の関係会社の当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 事業区分主要な会社主な事業内容医薬品卸売事業当社、㈱サンキ、㈱アスティス、㈱翔薬、㈱スズケン沖縄薬品、ナカノ薬品㈱、㈱スズケン岩手、㈱エス・ディ・ロジ医療用医薬品・診断薬、医療機器・医療材料等の販売ヘルスケア製品開発事業医療用医薬品製造㈱三和化学研究所医療用医薬品、診断薬、医療機器・材料の研究開発・製造・販売医療機器・材料製造ケンツメディコ㈱地域医療介護支援事業保険薬局㈱ユニスマイル保険薬局・介護サービスの提供介護サンキ・ウエルビィ㈱、㈱エスケアメイト医療介護支援㈱メディケアコラボスペシャリティ医薬品流通受託事業㈱エス・ディ・コラボ(注)スペシャリティ医薬品のメーカー支援業務医療関連サービス等事業外部ロジスティクス中央運輸㈱、㈱エス・ディ・コラボ(注)(医薬品メーカー物流受託)医薬品メーカー物流受託などのメーカー支援サービス、デジタルヘルスケアサービス等の提供その他㈱コラボスクエア (注) ㈱エス・ディ・コラボは、2026年4月1日付で会社分割し、㈱コラボクリエイトを設立しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名 称住 所資本金(百万円)主要な事業の 内 容議決権の所有割合(%)関 係 内 容(連結子会社) ㈱サンキ広島市西区1,081医薬品卸売事業100.0中国地域において医薬品等を販売役員の兼任等…有㈱アスティス愛媛県松山市946医薬品卸売事業100.0四国地域において医薬品等を販売役員の兼任等…有㈱翔薬福岡市博多区880医薬品卸売事業100.0九州地域において医薬品等を販売役員の兼任等…有㈱スズケン沖縄薬品沖縄県島尻郡南風原町12医薬品卸売事業100.0沖縄県において医薬品等を販売役員の兼任等…無ナカノ薬品㈱栃木県宇都宮市94医薬品卸売事業100.0栃木県において医薬品等を販売役員の兼任等…無㈱スズケン岩手岩手県盛岡市97医薬品卸売事業100.0岩手県において医薬品等を販売役員の兼任等…無㈱エス・ディ・ロジ名古屋市東区10医薬品卸売事業100.0グループ内物流業務の受託等役員の兼任等…無資金の貸付㈱三和化学研究所(注2)名古屋市東区2,101医薬品製造事業100.0医療用医薬品等を製造役員の兼任等…無ケンツメディコ㈱埼玉県本庄市10医療機器・材料製造事業100.0医療機器・材料の製造役員の兼任等…無㈱ユニスマイル東京都千代田区382保険薬局事業100.0(100.0)医療用医薬品の調剤等役員の兼任等…有サンキ・ウエルビィ㈱広島市西区50介護サービス事業100.0(100.0)介護サービスの提供等役員の兼任等…無㈱エスケアメイト東京都台東区50介護サービス事業100.0介護サービスの提供等役員の兼任等…無資金の貸付㈱メディケアコラボ名古屋市 昭和区40医療介護支援事業51.0福祉用具の賃貸等役員の兼任等…無資金の貸付㈱エス・ディ・コラボ(注2、3)東京都中央区51スペシャリティ医薬品流通事業100.0スペシャリティ医薬品の流通受託等役員の兼任等…無中央運輸㈱東京都中央区99外部ロジスティクス事業100.0医薬品メーカー等の物流受託役員の兼任等…無資金の貸付㈱コラボスクエア東京都中央区10その他100.0デジタルヘルスケアサービス等の提供 役員の兼任等…無資金の貸付その他22社(1投資事業組合を含む)―――――(持分法適用関連会社) 上薬鈴謙滬中(上海)医薬有限公司中国上海市84百万元医薬品卸売事業49.9上海市において医薬品等を販売役員の兼任等…無㈱EPファーマライン東京都豊島区100DIサービス(コンタクトセンターサービス)49.0コールセンター業務等の業務委託役員の兼任等…無㈱ポクサンナイス韓国釜山広域市3,604百万ウォン医薬品卸売事業45.0釜山広域市、ソウル首都圏を中心に医薬品等を販売役員の兼任等…無ファーマライズホールディングス㈱(注4)東京都中野区1,961保険薬局事業20.6医療用医薬品の調剤等役員の兼任等…無 (注) 1 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。 2 特定子会社に該当しております。 3 ㈱エス・ディ・コラボは、2026年4月1日付で会社分割し、㈱コラボクリエイトを設立しております。 4 有価証券報告書の提出会社であります。 5 持分法適用関連会社であった㈱Welbyは、持株比率が低下したため、持分法適用の範囲から除外しております。 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)医薬品卸売事業7,834(1,688)ヘルスケア製品開発事業861( 13)地域医療介護支援事業3,322(1,154)スペシャリティ医薬品流通受託事業12( ―)医療関連サービス等事業688( 49)合計12,717(2,904) (注) 1 従業員数は就業人員数(連結会社から連結会社外への出向者を除き、連結会社外から連結会社への出向者を含む。 )であります。 2 従業員数欄の( )は、外書きで臨時従業員の年間平均雇用人数(1日8時間換算)を記載しております。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,99147.322.17,448,8302.3 セグメントの名称従業員数(人)医薬品卸売事業2,991合計2,991 (注) 1 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。 )であります。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 労働組合の状況当社及び連結子会社において労働組合を結成しております。 当社グループの労働組合の状況は、以下のとおりであります。 中央運輸㈱を除く当社及び連結子会社11社の労働組合は、それぞれ上部団体であるUAゼンセン(全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟)に加盟しております。 また、㈱三和化学研究所の労働組合は、医薬化粧品産業労働組合連合会に加盟し、中央運輸㈱の労働組合は、中央運輸労働組合が全国交通運輸労働組合総連合、中央運輸統合分会が全日本建設交運一般労働組合に加盟しております。 なお、㈱三和化学研究所及び中央運輸㈱を除く当社及び連結子会社10社の労働組合により、スズケングループ労働組合連合会が結成されております。 会社名組合名組合員数(人)当社スズケン労働組合2,361㈱サンキサンキ労働組合384㈱アスティスアスティス労働組合320㈱翔薬翔薬労働組合384㈱スズケン沖縄薬品スズケン沖縄薬品労働組合90ナカノ薬品㈱ナカノ薬品労働組合75㈱スズケン岩手スズケン岩手労働組合45㈱三和化学研究所三和化学研究所労働組合566㈱ユニスマイルユニスマイル労働組合2,059サンキ・ウエルビィ㈱サンキ・ウエルビィ労組分会1,439㈱エス・ディ・ロジエス・ディ・ロジ労働組合2,550中央運輸㈱中央運輸労働組合134中央運輸統合分会23㈱エスケアメイトエスケアメイト労働組合651 各社とも労使関係は安定しております。 なお、上記以外の連結子会社においては労働組合は結成されておりません。 ④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異a.提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者4.9100.062.362.771.6 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 b.連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱サンキ4.5―100.0― (注)143.163.289.0㈱アスティス6.7―100.0― (注)164.771.893.2㈱翔薬8.4―100.0― (注)156.469.072.6㈱スズケン沖縄薬品6.3―100.0― (注)156.768.971.4ナカノ薬品㈱15.4―100.0― (注)143.283.168.5㈱スズケン岩手14.3――― (注)164.868.9112.7㈱エス・ディ・ロジ13.7100.0―― (注)267.880.174.0㈱三和化学研究所9.0―100.0― (注)171.872.682.7㈱ユニスマイル33.8100.0―― (注)258.160.566.2中央運輸㈱9.6―100.0― (注)159.473.542.8サンキ・ウエルビィ㈱80.5100.0―― (注)277.995.181.0㈱エスケアメイト58.0―100.0― (注)183.584.893.1ケンツメディコ㈱0.0――― (注)155.464.853.8㈱エスマイル26.5―100.0― (注)160.057.377.0 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社グループでは、「世のため、人のため」「お得意さまに学ぶ」という創業のこころを受け継ぎ、事業領域を「健康創造」と定め、医療と健康に関わる分野で、事業を通して世の中のお役に立つことを会社経営の基本方針としております。 当社グループのお得意さまは、医療機関、保険薬局、医薬品メーカーさまだけでなく、医療・介護に従事される方々、患者さま、さらには、地域住民、地域社会にまで広がっており、これまで築き上げてきたお得意さまとの信頼関係を「伝統資産」と位置づけ、「社会課題の解決」と「社会コストの低減」に貢献する新しい価値を創造し続けることが当社グループの存在意義(パーパス)となります。 当社グループは、今を「第3の創業期」と位置づけ、各事業で培ってきた機能や協業企業のサービスを組み合わせ、新たな価値を提供する「機能総体」の発想により、様々な社会課題の解決と社会コストの低減に貢献する「健康創造事業体」を実現し、企業価値向上と持続的な成長を目指してまいります。 (2)目標とする経営指標当社グループは、2027年3月期から2029年3月期までの中期経営計画(以下、「本中計」)において、下記の定量目標を掲げております。 <主要財務指標>■長期目標〔5年後(2031年3月期)〕項 目期 間目 標連結売上高2031年3月期3兆円以上ROE8.0%以上 ■上記長期目標達成に向けた本中計における主要経営指標(2027年3月期~2029年3月期)項 目期 間目 標連結売上高2029年3月期2.7兆円以上ROE各年度資本コスト(6.0%)以上の水準2029年3月期7.0%以上経常利益率2029年3月期連結:1.5%以上卸売事業セグメント:1.0%以上投資3カ年累計600億円以上(M&A・戦略投資等は機動的に実施)株主還元各年度配当:安定的な配当の継続(2029年3月期までにDOE3.0%へ)総還元性向:100%を基準として実施政策保有株式の縮減2029年3月期連結純資産額の10.0%以下 ■サステナビリティへの取組み(前中期経営計画からの取組みを継続推進)項 目目 標ECO2排出量(Scope1+2)2030年度(2031年3月期):2020年度比40%削減(2026年3月期実績:69,397t-CO2 約21%削減)S女性管理職比率2030年度(2031年3月期):20%以上(2026年3月期実績:15.2%)男性育児休業取得率毎年100%継続(2026年3月期実績:100.0%)Gコンプライアンス研修受講率毎年100%必須(前中計期間実績:100.0%) (3)中長期的な会社の経営戦略当社グループは、下記中期経営計画を策定し推進しております。 [本中計のテーマ]第3の創業「健康創造事業体」を目指して~ 既存の「卸」の概念を超えた“次世代卸”への進化 ~ [本中計のスローガン]Change makes Challenge環境の変化を成長のチャンスと捉え、積極的に挑戦し続けるChallenge makes Changeその挑戦が、スズケングループの未来を切り拓く※本スローガンは、当社グループが変化へ挑戦する姿勢を表したものであり、以下に記載する重点施策および経営指標の達成に向け邁進してまいります。 [本中計の重点施策](1)次世代卸への進化(2)事業ポートフォリオの再設計(3)経営基盤の強化 (1)次世代卸への進化主力である医薬品卸売事業におきましては、従来のマージンビジネスに加え、機能によるフィービジネス(機能の事業化)に挑戦してまいります。 次世代卸へと進化すべく、安定供給を担保しつつ受注納品プロセスの更なる効率化を目指すとともに、顧客の課題解決に資するサービスについては、価値に見合った対価をいただくことで、収益構造の多様化と付加価値創出を図ります。 (2)事業ポートフォリオの再設計当社グループは、医薬品卸売事業を中核としながら、既存事業の進化と外部企業とのアライアンスを通じた事業構造の進化に取り組みます。 環境の変化に適応できるよう従来の事業の枠組みにとらわれず、当社グループが有する機能やアセットを組み合わせ、より付加価値の高い事業モデルへの転換を図ります。 (3)経営基盤の強化本中計を実現するためには、それを担う人材の育成が不可欠であると認識しています。 このため、次世代の経営を担う人材の計画的な育成に加え、デジタル、データ解析などDX分野における専門性を備えた人材の育成・確保を強化してまいります。 また、グループ横断での人材活用や部門間連携を強化するとともに、多様な人材が能力を発揮できる環境整備を通じて、持続的な成長を支える経営基盤の強化を図ります。 また、証券取引所が要請する「資本コストや株価を意識した経営の実現」を重要な経営課題と認識し、その対応方針を2023年11月に開示のうえ、各種施策を推進しております。 足元ではPBRは1倍の水準へ改善しているものの、資本コストや将来の成長性を十分に織り込んだ水準にあるとは認識しておらず、引き続き改善の余地があるものと考えております。 本中計は、資本コストを上回る収益性を安定的に創出し、企業価値を持続的に向上させることを最上位の経営課題として設計されています。 本中計を着実に推進・達成していくことで、PBRをさらに向上させ、証券取引所が要請する「資本コストや株価を意識した経営の実現」に継続的に応えてまいります。 ※中期経営計画の詳細につきましては、下記当社ホームページをご参照ください。 https://www.suzuken.co.jp/ir/strategy/ |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 当社グループのサステナビリティに関する基本的な考え方及び取組みは、次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティの基本的な考え方当社グループは、「健康創造」の事業領域において、社会課題の解決および社会コストの低減に貢献する新しい価値を創造し続けることをパーパスとして掲げております。 こうした価値創造の実現には、バリューチェーンに関わる多様なステークホルダーとの協働が不可欠であり、ステークホルダーとの信頼関係を育みながら事業活動を推進していくことが重要であると認識しております。 バリューチェーン全体を見渡し、事業に関連する外部環境の変化や社会動向を踏まえ、「事業機会の拡大」および「経営基盤の強化」の観点から、多様な事業を展開する当社グループが対応すべき社会課題を網羅的に抽出しております。 抽出した社会課題については、当社のパーパスおよび事業戦略との関連性を踏まえ、リスクおよび機会の両面から優先順位付けを行ったうえで、マテリアリティを特定しております。 当社グループの事業は、全国規模の物流ネットワークを通じて医薬品を安定的に供給する社会インフラとしての機能を担っております。 このため、電力・エネルギー価格や物価上昇による人件費および物流費の増加は、医薬品の配送体制や営業・物流拠点の運営に影響を及ぼす可能性があります。 一方、物流機能の高度化や需給調整の精度向上等の取組みは、安定供給体制の維持に資するのみならず、配送効率の向上や医薬品廃棄ロスの削減を通じて、環境負荷の低減にも寄与するものと認識しております。 また、新中期経営計画において掲げる「次世代卸」への進化や事業ポートフォリオの再設計を実現するためには、それを支える経営基盤の強化が不可欠であります。 次世代の経営を担う人材の計画的な育成に加え、デジタル、データ解析などDX分野における専門性を備えた人材の育成・確保、グループ横断での人材活用や部門間連携の強化、多様な人材が能力を発揮できる環境の整備は、事業戦略の進捗に影響を及ぼす重要な要因となり得ます。 このような認識のもと、当社グループは、物流機能の高度化による環境保全への対応および人的資本の強化を、戦略の実行可能性および中長期的な収益力確保に重要な影響を及ぼす事項として整理し、これらの取組みを通じて、事業活動におけるリスクの低減と新たな事業機会の創出を図り、持続的な成長および企業価値の向上につなげてまいります。 さらに、中期経営計画における事業戦略とマテリアリティを一体的に捉え、財務・非財務双方の指標に基づき進捗を管理することで、グループ一体でのサステナビリティ活動の展開を加速させるとともに、事業活動の推進力の向上を図ってまいります。 (2)サステナビリティマネジメント(ガバナンス・リスク管理)当社グループでは、サステナビリティに関するリスクおよび機会への対応を経営上の重要課題と位置づけ、グループ一体での推進体制として、社長直轄のサステナビリティ委員会を設置しております。 同委員会は、コーポレート部門の執行役員を委員長とし、各本部長および人事総務統轄部長により構成され、原則年1回以上開催しております。 委員会では、当社グループにおけるサステナビリティに関する重要課題について、事業活動に与える影響および対応状況の評価を行うとともに、KPIおよび数値目標の進捗状況をモニタリングしております。 また、特定したマテリアリティに関する取組みについては、外部環境の変化やステークホルダーとの対話を踏まえ、定期的な見直しを行っております。 同委員会での議論内容は定期的に取締役会に報告され、取締役会は、サステナビリティに関するリスクおよび機会への対応状況について監督を行っております。 <当事業年度におけるサステナビリティ委員会の開催状況>開催回数3回主な議論内容・サステナビリティ経営における課題共有・マテリアリティに関するKPIと数値目標・取組みの進捗確認・グループにおけるサステナビリティ活動の共有・サステナビリティ情報開示への対応 <マテリアリティとスズケングループにおける主な取組み> (3)指標および目標当社は、上記のマテリアリティおよび主な取組みを踏まえ、KPI及び数値目標を設定しております。 KPI及び数値目標を設定することにより、的確な進捗管理を行い、グループ一体でのサステナビリティ活動の展開・浸透につなげるとともに、事業の推進力に変えていくことを目指しております。 サステナビリティ指標及び目標項目目標2025年度(実績)ECO2排出量(Scope1+2)2030年度までに40%削減(2020年度比)(2020年度実績:87,561t-CO2)69,397t-CO2(2020年度比△20.7%)S女性管理職比率2030年度 20%以上15.2%男性育児休業取得率100%を継続100.0%Gコンプライアンス研修受講率毎年100%必須100.0% (4)環境保全への対応当社グループは、「地球の健康とすべての人々の健康で笑顔あふれる豊かな生活に貢献するベストパートナー」を目指すという環境方針の下、事業活動と一体となった環境保全活動を推進し、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。 事業活動に伴うCO2の排出は、営業車両におけるガソリン使用および全国の営業拠点における電力使用が大半を占めており、事業活動と環境への負荷は一定の相関関係にあります。 そのため、環境に関する法律・規則などを遵守することはもとより、事業活動を通じて、地域社会と協調しながら環境負荷の低減に取り組んでおります。 また、日本国内においては、医薬品の廃棄や薬の飲み残し(残薬)が社会課題となっており、当社グループでは、こうした社会コストを最小限に抑えることを重要な経営テーマと位置付けております。 ① ガバナンス気候変動に関する基本的なガバナンス体制については、前述の「サステナビリティマネジメント」におけるガバナンス体制の中に組み込まれております。 「地球の健康とすべての人々の健康で笑顔あふれる豊かな生活に貢献するベストパートナー」を目指すという方針の下、持続可能な社会の実現に向け、CO2排出量の削減をはじめとする環境保全や社会コストの低減といった重要課題に取り組み、事業活動における気候変動リスクについても、サステナビリティ委員会において管理し、取締役会が監督を行っています。 ② 戦略当社グループは、事業活動に与える影響について、政府間パネル(IPCC)、国際エネルギー機関(IEA)および各中央銀行・金融監督当局のネットワーク(NGFS)が公表する複数のシナリオを基に、想定される気候変動リスクおよび機会について、財務的影響を定性・定量的に評価・分析を行っています。 なお、シナリオ分析にあたっては、パリ協定の長期目標を踏まえた産業革命前からの気温上昇を「2℃未満」抑制するシナリオと、CO2排出量削減への取組みが不十分な「4℃」シナリオの2つを想定しています。 a 想定するシナリオ2℃未満・気候変動対応に対する事業運営コストの増加・エネルギーコストの高騰・環境意識の高まりによる新たな事業機会の発生・環境負荷への対応企業への市場からの評価4℃・自然災害の多発、激甚化に伴う事業機会の喪失・企業活動、消費活動に対する締め付けの強化・エネルギーコストの高騰・社員への健康リスクの発生及び対応コストの増加・環境負荷への対応ができない企業への市場からの淘汰 b リスク・機会の概要、財務への影響分類概要財務への影響2℃未満4℃リスク移行リスク法規制炭素税や新たな税制導入によるコスト増大小小技術・市場再生可能エネルギーへの転換に伴うコスト増大中小低炭素技術製品への転換に伴うコスト増大中小地政学リスクによる燃料価格の高騰によるコスト増大小小評判気候変動対策不足によるステークホルダーからの信用失墜小小物理的リスク急性自然災害の多発、激甚化による対応コスト増大小小慢性感染症、熱中症の増加による社員の健康リスク増加及び事業機会の喪失小小平均気温の上昇、気象パターンの変化による対応コスト増大小小機会資源効率化流通プロセス改革によるCO2排出量の削減小小製品・サービス市場の環境意識の高まりによる新たなサービスの提供機会発生小小感染症、熱中症の増加による市場からのワクチン・治療薬等のニーズ増大小中強靭性(レジリエンス)気候変動に貢献することによるステークホルダーからの評価獲得小小 ③ リスク管理当社グループにおける気候変動による影響については、サステナビリティ推進体制に基づき、サステナビリティ委員会において協議を行うとともに、案件の重要性に応じて、その検討内容を取締役会へ報告しています。 また、「安心・安全かつ安定的な医薬品流通」という社会インフラとしての機能を維持することを、リスク管理における重要な課題と位置付けています。 トータル・トレーサビリティの確保やグローバル基準に基づく流通品質の向上に取り組むとともに、自然災害等の発生時には、メーカー物流と卸物流が連携した東名阪を基盤とする全国BCPネットワークを構築しています。 これらの取組みを通じて、地域をはじめとするステークホルダーとの連携・協働を強化し、サプライチェーン全体の最適化および効率化を推進しています。 ④ 指標及び目標当社グループは、2050年のカーボンニュートラル宣言に賛同し、CO2排出量削減目標についてグループ全体※で Scope1+Scope2 を2030年度40%削減(2020年度比)という目標を掲げております。 また、Scope3に対する取組みも重要であると考えており、サプライチェーン全体でCO2排出量の削減に向けた取組みを進めてまいります。 目標2025年度(実績)2030年度までに40%削減(2020年度比)(2020年度実績:87,561t-CO2) 69,397t-CO2(2020年度比△20.7%) ※㈱スズケン、㈱サンキ、㈱アスティス、㈱翔薬、㈱スズケン沖縄薬品、ナカノ薬品㈱、㈱スズケン岩手、㈱エス・ディ・ロジ、㈱三和化学研究所、㈱ユニスマイル、中央運輸㈱、サンキ・ウエルビィ㈱、㈱エスケアメイト、ケンツメディコ㈱、㈱エスマイル <当事業年度における主な取組み>・顧客ニーズに基づく最適な配送体制の構築による配送の効率化・医薬品流通のリアルタイムな可視化および最適化による医薬品廃棄ロスの削減・営業車両へのEV導入や太陽光パネルの追加設置など、再生可能エネルギーの活用拡大および省エネルギー設備への切替え推進・災害対策マニュアルの見直しならびに災害対策訓練の実施・データ統合管理による現状分析と可視化を通じた対策実行の効率化 (5)人的資本への取り組み状況当社グループにおける「人」は最大の経営資源であり、当社グループを取り巻く環境が想定を超えるスピードで大きく変化する中、当社グループが目指す、患者さまのヘルスケアライフサイクルすべてに貢献する「健康創造事業体」の実現に向けて、変化に対応する多様な発想を持った人材の育成が必要であると考えております。 グループだけでなく協業企業とともに多様な人材が集い、「One Team」となって、事業を通じた社会への貢献に取り組み、一人ひとりの成長と、その能力を最大限経営に生かす人的資本経営を進めております。 ① ガバナンス人的資本に関する基本的なガバナンス体制については、前述の「サステナビリティマネジメント」におけるガバナンス体制の中に組み込まれています。 人的資本の最大化に向けては、コーポレート本部が横断的にリスクおよび課題を分析・評価してサステナビリティ委員会に報告しています。 取締役会は、サステナビリティ委員会からの報告を踏まえ、人的資本に関する施策および業務執行の状況について監督しています。 ② 戦略人材戦略は中期経営計画「For your next heartbeat ~未来に向けた鼓動を創ろう~」の骨子に基づき、「人材の確保」「リスキリング」「ダイバーシティ&インクルージョン」「ウェルビーイング」「エンゲージメント」の5つのアプローチを通じて、人材の活性化および人材ポートフォリオの充実を推進してきました。 次期中期経営計画では「Change makes Challenge(環境の変化を成長のチャンスと捉え、積極的に挑戦し続ける) Challenge makes Change(その挑戦が、スズケングループの未来を切り拓く)」をスローガンに掲げ、これまで進めてきた5つのアプローチを継続・発展させるとともに、とりわけリスキリングについては、DXリスキリングからAXリスキリングへと進化させ、お得意さま向けサービスへのAI活用に加え、社内の生産性向上においてもAIを最大限活用していきます。 a リスキリングの推進(ア)求める人材像社員に求める3つのコンピテンスを定め、人材育成における基本的な考え方と位置付け、育成施策の立案および推進を行っています。 ・Connect ~つなぐ~お得意さまと「価値」を、デジタルとリアルでつなぎ、なくてはならない存在となる・Agile ~小さく早く動く~他より先に考え、勇気を持って早く動く・Collaborate ~ともに考え・創る~グループ内外のつながりを構築し、一緒になって考え、新たな価値を創造する (イ)人材育成人材育成においては、「自ら気付く、学ぶ」「自ら考える」「自ら行動する」「自ら拡げる」の4つのステップを通じて、主体的に学び、考え、行動する「自律型人材」の育成を基本方針としています。 ・AX人材の育成これまで推進してきたDX人材育成を基盤に、研修やEラーニングなど、あらゆる学習機会において生成AIに関する知識や活用事例を習得できるカリキュラムを提供し、一人ひとりの着実な学びを支援するとともに、実際の業務への活用を促進します。 また、各職場に生成AIの推進担当者を配置し、日常業務の中で生成AIの活用を支援・助言する体制を構築します。 ・次世代リーダーの育成「次世代卸」への進化に向け、既存事業の変革や新規事業の創出に挑戦できる人材を育成するため、次世代経営者育成プランを推進しています。 マネジメント研修や各種プロジェクト、ミーティングなどを通じて人材を選抜し、将来有望な人材に対して「試練の場」となる学習機会を提供します。 さらに、研修にとどまらず、他部門の責任者やグループ会社、提携会社との人材交流を組み合わせることで、実戦を通じた次世代リーダーの育成を推進します。 b ダイバーシティ&インクルージョン(ア)女性活躍の推進当社グループでは、女性社員を積極的に採用するとともに、役職や新規プロジェクトへの登用を進めるなど、能力を最大限に発揮できる環境の整備に努めています。 その結果、当社およびグループ各社において、女性の取締役が8名(社外取締役を含む)、執行役員が2名就任しています。 また、女性社員が、結婚、出産、育児などのライフイベントを経ても長期的に就業を継続できるよう、各種休暇制度や柔軟な勤務制度の整備を進めています。 <女性管理職の状況>項目2023年度2024年度2025年度男性管理職数2,029人2,000人2,006人女性管理職数336人356人360人女性管理職比率14.2%15.1%15.2% 当社グループでは、女性活躍推進法に基づく取組みを通じて女性社員の活躍推進を図っており、その結果、当社を含むグループ会社3社が、女性の活躍推進に関する取組状況が優良な事業主として、厚生労働省より「えるぼし認定」を取得しています。 具体的には、当社および㈱翔薬が、3段階ある認定区分のうち2段階目の認定を受けており、㈱エス・ディ・ロジは3段階目の認定を取得しています。 (イ)障害者雇用の促進当社では2013年12月に特例子会社である㈱スズケンジョイナスを設立し、障害のある求職者の積極的な採用を進めるとともに、一人ひとりの障害特性を踏まえた職務開発に取り組んでいます。 その結果、2025年6月1日現在の障害者雇用率は2.59%となっており、法定雇用率である2.5%を上回っております。 (ウ)シニア世代の活躍推進定年前後の世代が70歳まで働くことができる環境づくりを進め、専門性や豊富な経験、人脈を有する人材については、その強みを活かし、可能な限り長期にわたって活躍できる機会を提供しています。 (エ)次世代育成支援当社グループでは、ワーク・ライフ・バランスの重要性が高まる中、社員がライフイベントを経ながらも継続して働くことができる仕組みの整備およびその浸透に取り組んでいます。 次世代育成支援対策推進法に基づき、育児支援に関する各種制度の充実を図っており、その結果、当社を含むグループ会社7社が、子育てサポート企業として厚生労働省より「くるみん認定」を取得しています。 今後は「男女を問わず育児ができる社会」の実現を目指す改正育児・介護休業法の趣旨を踏まえ、男性社員の育児休業取得についても、さらなる促進を図っていきます。 <男性育児休業取得の状況>項目2023年度2024年度2025年度配偶者出産数158人138人121人男性育児休業取得者数116人125人121人取得率73.4%90.6%100.0% c ウェルビーイング(ア)健康経営宣言私たち一人ひとりが、“いきいきと明るく健やかでいること”を目指し、「からだ」と「こころ」の健康の維持・増進に取り組むことが、患者さま、お得意さま、そして株主さまの「笑顔」につながっていくと考えています。 このような考えのもと、「健康経営宣言」を掲げ、従業員およびその家族の健康維持・増進に向けた取り組みを継続的に推進しています。 (イ)健康経営優良法人の認定㈱スズケン、㈱サンキ、㈱アスティス、㈱翔薬、㈱スズケン岩手、㈱エス・ディ・ロジ、㈱三和化学研究所、㈱スズケンビジネスアソシエ、スズケン健康保険組合、㈱スズケン沖縄薬品ならびにナカノ薬品㈱は、優良な「健康経営」を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」および「健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)」の認定をそれぞれ受けています。 当社グループでは、すべての人々の健康で豊かな生活に貢献し続けることを使命としており、この使命を果たすためには、従業員およびその家族の心身の健康を維持・増進していくことが重要であると考えています。 今後も、グループ各社における健康経営の取組みを推進し、認定取得の拡大に努めていきます。 (ウ)健康推進体制健康管理の専門組織として、保健師が常駐する「健康相談室」を設置しています。 健康相談室は、保健師が主体となり、定期健康診断の結果に基づいて、再検査が必要な社員に対する個別フォローを実施し、確実な再受診を促進しています。 また、関連部署や産業医、健康保険組合と連携しながら、心身の健康管理および健康増進に関する各種取り組みや相談対応を行っています。 d エンゲージメント(ア)グループコミュニケーションの強化当社グループでは、グループ合同での研修やミーティングを実施することにより、グループ会社間および経営層とのコミュニケーションの場を増やしています。 (イ)グループ提案制度「チエノワ活動」の推進グループ全社員の知恵を集結し、お得意さまの多様なニーズにお応えする新たなグループ文化を醸成する取り組みとして、2022年4月よりグループ提案制度「チエノワ」を開始しました。 業務改善や新規事業に関するアイデアの募集をはじめ、社員からの提案をきっかけとしたプロジェクトの組成や、新たなアイデアの提案を募るイベントの実施などを行っています。 また、事業計画の立案に向けた研修や勉強会も実施しています。 「チエノワ」の推進を通じて、「全員経営」の意識醸成を図るとともに、新たな領域へ果敢にチャレンジする人材の育成・発掘、ならびに社内コミュニケーションの活性化を推進しています。 (ウ)従業員エンゲージメント当社グループでは、スズケングループ労働組合連合会の組合員(約1万人)を対象とした意識・満足度調査を実施しています。 本調査を通じて、労使が一体となり、仕事や職場に対する意識の動向および満足度を定期的に把握・分析しています。 調査結果については、経営幹部や各組織の責任者と共有し、組織運営や制度設計、職場風土の改善に活用するとともに、今後の人材育成に生かしています。 これらの取組みを通じて、働きやすく、働きがいのある職場づくりに取り組んでいます。 ③ リスク管理次期中期経営計画においては、従来のマージンビジネスに加えて機能によるフィービジネス(機能の事業化)への挑戦を進めるため、特にデジタル分野に関する専門知識を有する人材や、お得意さまと当社グループのデジタルビジネスを媒介できる人材の育成および確保が重要となります。 当社グループの人的資本に関する取組みについては、サステナビリティ推進体制に基づき、サステナビリティ委員会において定期的に目標の進捗状況を確認し、必要に応じて是正措置を協議します。 また、案件の重要性に応じて、その検討内容を取締役会へ報告しています。 ④ 指標及び目標<人材育成>項目2025年度までの目標2025年度までの実績次世代リーダーの創出100名以上選抜候補者を対象に、リーダー育成プログラムを推進情報セキュリティマネジメント資格1,000名以上1,156名DX検定 600点以上800名以上1,046名 <次期中期経営計画での人材育成目標>項目2028年度までの目標G検定合格500名生成AIパスポート合格2,000名 <ダイバーシティ&インクルージョン>項目目 標2025年度(実績)女性管理職比率2030年度 20%以上15.2%男性育児休業取得率2025年度までに 100%100.0% |
| 戦略 | <マテリアリティとスズケングループにおける主な取組み> |
| 指標及び目標 | (3)指標および目標当社は、上記のマテリアリティおよび主な取組みを踏まえ、KPI及び数値目標を設定しております。 KPI及び数値目標を設定することにより、的確な進捗管理を行い、グループ一体でのサステナビリティ活動の展開・浸透につなげるとともに、事業の推進力に変えていくことを目指しております。 サステナビリティ指標及び目標項目目標2025年度(実績)ECO2排出量(Scope1+2)2030年度までに40%削減(2020年度比)(2020年度実績:87,561t-CO2)69,397t-CO2(2020年度比△20.7%)S女性管理職比率2030年度 20%以上15.2%男性育児休業取得率100%を継続100.0%Gコンプライアンス研修受講率毎年100%必須100.0% |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ② 戦略人材戦略は中期経営計画「For your next heartbeat ~未来に向けた鼓動を創ろう~」の骨子に基づき、「人材の確保」「リスキリング」「ダイバーシティ&インクルージョン」「ウェルビーイング」「エンゲージメント」の5つのアプローチを通じて、人材の活性化および人材ポートフォリオの充実を推進してきました。 次期中期経営計画では「Change makes Challenge(環境の変化を成長のチャンスと捉え、積極的に挑戦し続ける) Challenge makes Change(その挑戦が、スズケングループの未来を切り拓く)」をスローガンに掲げ、これまで進めてきた5つのアプローチを継続・発展させるとともに、とりわけリスキリングについては、DXリスキリングからAXリスキリングへと進化させ、お得意さま向けサービスへのAI活用に加え、社内の生産性向上においてもAIを最大限活用していきます。 a リスキリングの推進(ア)求める人材像社員に求める3つのコンピテンスを定め、人材育成における基本的な考え方と位置付け、育成施策の立案および推進を行っています。 ・Connect ~つなぐ~お得意さまと「価値」を、デジタルとリアルでつなぎ、なくてはならない存在となる・Agile ~小さく早く動く~他より先に考え、勇気を持って早く動く・Collaborate ~ともに考え・創る~グループ内外のつながりを構築し、一緒になって考え、新たな価値を創造する (イ)人材育成人材育成においては、「自ら気付く、学ぶ」「自ら考える」「自ら行動する」「自ら拡げる」の4つのステップを通じて、主体的に学び、考え、行動する「自律型人材」の育成を基本方針としています。 ・AX人材の育成これまで推進してきたDX人材育成を基盤に、研修やEラーニングなど、あらゆる学習機会において生成AIに関する知識や活用事例を習得できるカリキュラムを提供し、一人ひとりの着実な学びを支援するとともに、実際の業務への活用を促進します。 また、各職場に生成AIの推進担当者を配置し、日常業務の中で生成AIの活用を支援・助言する体制を構築します。 ・次世代リーダーの育成「次世代卸」への進化に向け、既存事業の変革や新規事業の創出に挑戦できる人材を育成するため、次世代経営者育成プランを推進しています。 マネジメント研修や各種プロジェクト、ミーティングなどを通じて人材を選抜し、将来有望な人材に対して「試練の場」となる学習機会を提供します。 さらに、研修にとどまらず、他部門の責任者やグループ会社、提携会社との人材交流を組み合わせることで、実戦を通じた次世代リーダーの育成を推進します。 b ダイバーシティ&インクルージョン(ア)女性活躍の推進当社グループでは、女性社員を積極的に採用するとともに、役職や新規プロジェクトへの登用を進めるなど、能力を最大限に発揮できる環境の整備に努めています。 その結果、当社およびグループ各社において、女性の取締役が8名(社外取締役を含む)、執行役員が2名就任しています。 また、女性社員が、結婚、出産、育児などのライフイベントを経ても長期的に就業を継続できるよう、各種休暇制度や柔軟な勤務制度の整備を進めています。 <女性管理職の状況>項目2023年度2024年度2025年度男性管理職数2,029人2,000人2,006人女性管理職数336人356人360人女性管理職比率14.2%15.1%15.2% 当社グループでは、女性活躍推進法に基づく取組みを通じて女性社員の活躍推進を図っており、その結果、当社を含むグループ会社3社が、女性の活躍推進に関する取組状況が優良な事業主として、厚生労働省より「えるぼし認定」を取得しています。 具体的には、当社および㈱翔薬が、3段階ある認定区分のうち2段階目の認定を受けており、㈱エス・ディ・ロジは3段階目の認定を取得しています。 (イ)障害者雇用の促進当社では2013年12月に特例子会社である㈱スズケンジョイナスを設立し、障害のある求職者の積極的な採用を進めるとともに、一人ひとりの障害特性を踏まえた職務開発に取り組んでいます。 その結果、2025年6月1日現在の障害者雇用率は2.59%となっており、法定雇用率である2.5%を上回っております。 (ウ)シニア世代の活躍推進定年前後の世代が70歳まで働くことができる環境づくりを進め、専門性や豊富な経験、人脈を有する人材については、その強みを活かし、可能な限り長期にわたって活躍できる機会を提供しています。 (エ)次世代育成支援当社グループでは、ワーク・ライフ・バランスの重要性が高まる中、社員がライフイベントを経ながらも継続して働くことができる仕組みの整備およびその浸透に取り組んでいます。 次世代育成支援対策推進法に基づき、育児支援に関する各種制度の充実を図っており、その結果、当社を含むグループ会社7社が、子育てサポート企業として厚生労働省より「くるみん認定」を取得しています。 今後は「男女を問わず育児ができる社会」の実現を目指す改正育児・介護休業法の趣旨を踏まえ、男性社員の育児休業取得についても、さらなる促進を図っていきます。 <男性育児休業取得の状況>項目2023年度2024年度2025年度配偶者出産数158人138人121人男性育児休業取得者数116人125人121人取得率73.4%90.6%100.0% c ウェルビーイング(ア)健康経営宣言私たち一人ひとりが、“いきいきと明るく健やかでいること”を目指し、「からだ」と「こころ」の健康の維持・増進に取り組むことが、患者さま、お得意さま、そして株主さまの「笑顔」につながっていくと考えています。 このような考えのもと、「健康経営宣言」を掲げ、従業員およびその家族の健康維持・増進に向けた取り組みを継続的に推進しています。 (イ)健康経営優良法人の認定㈱スズケン、㈱サンキ、㈱アスティス、㈱翔薬、㈱スズケン岩手、㈱エス・ディ・ロジ、㈱三和化学研究所、㈱スズケンビジネスアソシエ、スズケン健康保険組合、㈱スズケン沖縄薬品ならびにナカノ薬品㈱は、優良な「健康経営」を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」および「健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)」の認定をそれぞれ受けています。 当社グループでは、すべての人々の健康で豊かな生活に貢献し続けることを使命としており、この使命を果たすためには、従業員およびその家族の心身の健康を維持・増進していくことが重要であると考えています。 今後も、グループ各社における健康経営の取組みを推進し、認定取得の拡大に努めていきます。 (ウ)健康推進体制健康管理の専門組織として、保健師が常駐する「健康相談室」を設置しています。 健康相談室は、保健師が主体となり、定期健康診断の結果に基づいて、再検査が必要な社員に対する個別フォローを実施し、確実な再受診を促進しています。 また、関連部署や産業医、健康保険組合と連携しながら、心身の健康管理および健康増進に関する各種取り組みや相談対応を行っています。 d エンゲージメント(ア)グループコミュニケーションの強化当社グループでは、グループ合同での研修やミーティングを実施することにより、グループ会社間および経営層とのコミュニケーションの場を増やしています。 (イ)グループ提案制度「チエノワ活動」の推進グループ全社員の知恵を集結し、お得意さまの多様なニーズにお応えする新たなグループ文化を醸成する取り組みとして、2022年4月よりグループ提案制度「チエノワ」を開始しました。 業務改善や新規事業に関するアイデアの募集をはじめ、社員からの提案をきっかけとしたプロジェクトの組成や、新たなアイデアの提案を募るイベントの実施などを行っています。 また、事業計画の立案に向けた研修や勉強会も実施しています。 「チエノワ」の推進を通じて、「全員経営」の意識醸成を図るとともに、新たな領域へ果敢にチャレンジする人材の育成・発掘、ならびに社内コミュニケーションの活性化を推進しています。 (ウ)従業員エンゲージメント当社グループでは、スズケングループ労働組合連合会の組合員(約1万人)を対象とした意識・満足度調査を実施しています。 本調査を通じて、労使が一体となり、仕事や職場に対する意識の動向および満足度を定期的に把握・分析しています。 調査結果については、経営幹部や各組織の責任者と共有し、組織運営や制度設計、職場風土の改善に活用するとともに、今後の人材育成に生かしています。 これらの取組みを通じて、働きやすく、働きがいのある職場づくりに取り組んでいます。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | ④ 指標及び目標<人材育成>項目2025年度までの目標2025年度までの実績次世代リーダーの創出100名以上選抜候補者を対象に、リーダー育成プログラムを推進情報セキュリティマネジメント資格1,000名以上1,156名DX検定 600点以上800名以上1,046名 <次期中期経営計画での人材育成目標>項目2028年度までの目標G検定合格500名生成AIパスポート合格2,000名 <ダイバーシティ&インクルージョン>項目目 標2025年度(実績)女性管理職比率2030年度 20%以上15.2%男性育児休業取得率2025年度までに 100%100.0% |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載の事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事業リスクを記載しております。 当社グループは、リスク発生の可能性を認識し、発生の回避に努めるとともに発生した場合は迅速かつ適切な対応に努める方針であります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであり、当社グループの事業等に関する全てのリスクを網羅したものではありません。 (1)医薬品卸売業界のリスク ① 法的規制について<リスク解説>医薬品卸売事業では、全国に営業拠点を設けて、事業を展開しております。 営業拠点の開設及び医薬品等の販売に際しては、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法)及び関連法令により規制を受けており、営業拠点の所在地の都道府県知事より必要な許可、登録、指定及び免許を受けた後、事業活動を行っております。 これらの許可等の状況により、医薬品卸売事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>医薬品卸売事業では、各社の薬事担当部署が中心となり、各営業拠点の新規出店の際には、必要な許可等の要件確認や申請手続きを行っております。 また、出店後は従業員に対し継続的な教育指導等を実施し、許可業者として法令を遵守した活動を行っております。 ② 医療保険制度改革について<リスク解説>医薬品卸売事業における主要取扱商品である医療用医薬品は、薬価基準に収載されております。 薬価基準は、「健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法」として厚生労働大臣が告示するもので、保険診療で使用できる医薬品の範囲と医療機関が使用した医薬品の請求価格を定めたものであります。 薬価基準は医薬品の実勢納入価格を薬価に反映させることを目的に毎年改定され、大半の品目の薬価が引き下げられております。 このため、医薬品卸売事業の業績は、薬価改定後の販売価格低下等の影響を受けることがあります。 国民医療費は高齢化の進展等により増加傾向にあります。 政府は全世代型の持続可能な社会保障制度の構築に向け、医療保険制度改革等に取り組んでおり、その内容によっては医薬品卸売事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>薬価の頻回改定の影響を受け、メーカーの経営は厳しくなり、アローアンスが縮小されていることから、当社としては卸機能の適正評価を依頼し、固定的なリベートへの移行を交渉しております。 また、高利益品目の販売に注力し、収益性の改善にも努めております。 アローアンスは、製品の拡売から市場調査・疾患啓発等MS行動に対するものに代わっていくと想定されます。 当社グループとしては、デジタルで医療機関を結び、当社グループが持つ医療・介護従事者専用ポータルサイトである「コラボポータル」を活用した企画をメーカーに提案することで、アローアンスの減少抑制に取り組んでおります。 ③ 特有の商習慣について a 価格未決定取引について<リスク解説>医薬品卸売事業では、医薬品を価格未決定のまま医療機関等に納入し、その後医薬品卸売業者と医療機関等の間で価格交渉を始めるという特異な取引形態があります。 これは、医薬品が生命関連商品であるがゆえ、納入停滞が許されないという事情から生まれた習慣であります。 医薬品卸売事業においては、期中の決算では合理的な見積りによる決定予測価格で売上計上しております。 決定した価格が当初予測していた価格に比べ低下する場合、医薬品卸売事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 なお、本決算では該当年度分の価格未決定はありません。 <リスク対応>取引価格の決まっていないお得意さまとの価格交渉については、毎月上長がお得意さまとの交渉状況をシステムを通して確認・指導を行う等の対応を実施しております。 また、取引価格の決定に際しては、決定価格をシミュレーションするシステムを利用することにより、適正な売上、利益確保の状況を上長が確認し、価格水準の適正化を図るとともに、価格決裁プロセスについても明確にしております。 b 割戻金及び販売報奨金について<リスク解説>当業界では、医薬品メーカーから医薬品卸売業者に割戻金と販売報奨金が支払われます。 割戻金は仕入金額等に対して設定される割戻率によって支払われ、販売報奨金はメーカーと卸間で取り決められた販売数量、納入軒数等の達成によって支払われます。 割戻金及び販売報奨金は、仕入価格の引き下げ効果があり、売上総利益に影響を与えるため、これらの獲得に努めておりますが、メーカーの営業戦略等による割戻金及び販売報奨金の圧縮の進展により、医薬品卸売事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>厚生労働省により策定された「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」を踏まえ、医薬品メーカーと医薬品等の安全かつ安定供給を継続するための流通経費や卸機能の適切な評価に基づいた価格体系の構築に向けて取り組んでおります。 また、当社グループが展開している各事業の経営資源とこれまで提携してきた協業企業とともに、新たな流通チャネル構築等による新しいソリューション開発を加速させることにより、地域医療へ貢献し、医薬品メーカーの課題解決を図るとともに、収益モデルの確立に向けて取り組んでおります。 c 製薬メーカーの取引卸絞込みについて<リスク解説>製薬メーカーは、薬価防衛の必要性から過度な価格競争の防止、市場実勢価格の下落を抑制、流通コスト(契約管理・物流調整・需給調整等)の削減、スペシャリティ製品への対応(厳格な温度管理・トレーサビリティ確保・適正使用管理)、リベート・アロアンスの整理を行うため、取引卸の絞込みを検討しております。 <リスク対応>流通品質の向上(温度管理・トレーサビリティ・緊急配送体制等)、製品価値(価格)の統制力強化、流通受託事業の確立、サプライチェーンの高度化(在庫平準化・需要予測)を進め、選ばれる卸になるよう努めております。 (2)スズケングループのリスク ① 固定資産の減損について<リスク解説>当社グループは、事業用の様々な固定資産を保有しており、これらの資産については、今後の収益性の低下、市場価額の著しい下落により、将来キャッシュ・フローが生み出せない場合は、減損損失の計上が必要になり、各事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>設備投資にあたっては、投資によって得られるリターン、発生するコストなど投資回収の採算性を評価し投資の意思決定を行っております。 また、設備投資後は、業績進捗について毎期モニタリングを実施するとともに、業績評価を行い、採算性の悪化が見込まれるため今後のキャッシュ・フローの獲得が期待できない場合には、速やかに業績向上に向けた戦略の立案を実施し、その実行に取り組んでおります。 なお、将来の投資効果が見出せないと判断した場合は、撤退も検討します。 ② 債権の貸倒について<リスク解説>お得意さまに対する債権については、お得意さまの信用状況等に応じて、一般債権は貸倒実績率により、貸倒懸念債権は個別に回収可能性を見積り、貸倒引当金を計上しております。 しかし、外国為替相場の変動、電力・エネルギー価格や原材料価格の高騰による物価上昇等の影響によりお得意さまの経営環境が変動した場合には、実際の貸倒額が当初の見積りを上回る可能性があり、その場合、当社グループの各事業の業績および財政状態に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>当社グループでは、各営業拠点に、与信管理および債権管理を担う管理部門を配置しており、当該管理部門は本社管理部門と連携しながら、営業部門から一定の独立性を保った運用を行うことで牽制機能を確保しております。 具体的には、信用状況に変化があった際には、アラート機能を活用して営業現場に注意喚起を促すとともに、現場で収集した不安情報については、レポートライン基準に則り、本社管理部門に報告するよう徹底しております。 本社管理部門は、各営業拠点の管理部門への支援・指導を行うバックアップ機能を担っております。 これらの体制に加え、グループ会社の管理部門とも連携した継続的なモニタリングを行うことにより、債権リスクの早期把握および低減に努めております。 ③ 新薬の開発について<リスク解説>医薬品製造事業では、新薬候補品の研究開発には多額の費用と長い年月が必要であり、その過程で当初期待した有効性が証明できなかったり、予期せぬ副作用が発現した等の理由により研究開発を断念・遅延する可能性があります。 また、臨床試験で良好な結果が得られても、新薬が実際に上市となるまでには様々な不確実性が存在します。 その様な理由により当初の期待を達成できなかった場合には、医薬品製造事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>自社創薬のみでなく、開発パイプラインの導出入あるいは他社協業などのアライアンス活動を通じてポートフォリオ管理を図っております。 ④ 品質問題について<リスク解説>医薬品製造事業において、医療用医薬品、体外診断用医薬品及び医療機器は、医薬品医療機器等法その他の国内外の法規制の下で製造しております。 しかし、使用する原材料、製造プロセス等で製品の品質に懸念が発生した場合、製品の回収や販売の停止等により、医薬品製造事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>製品の品質を確保するため、原材料、製造プロセスの社内監査等を行い品質保証体制の強化に努めております。 ⑤ 副作用問題について<リスク解説>医薬品製造事業では、医療用医薬品、体外診断用医薬品及び医療機器について、予期せぬ副作用や健康被害等で販売中止、製品回収などの事態に発展する可能性があり、医薬品製造事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>副作用情報等を収集した場合は、速やかに評価、検討し、必要に応じ行政当局へ報告するとともに、必要な安全対策を速やかに実施いたします。 ⑥ 保険薬局事業について<リスク解説>保険薬局事業においては、医療機関が発行する処方箋に基づき、薬歴管理、服薬指導、服薬期間中のフォローアップを含む調剤サービスを提供しております。 今後、薬価改定や調剤報酬改定、医療保険制度改革の動向によっては、収益性や事業環境に影響を及ぼし、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、調剤過誤防止の徹底に努めておりますが、重大な調剤過誤が発生した場合には、社会的信用の低下や損害賠償請求等により、業績および企業価値に影響を及ぼすリスクがあります。 <リスク対応>当社グループでは、「患者のための薬局ビジョン」の実現に向け、在宅医療への対応強化、医療・介護多職種との連携推進、ジェネリック医薬品の使用促進等を通じ、店舗特性に応じた施策を展開し、調剤報酬改定や医療保険制度改革への対応を進めております。 また、調剤過誤防止に向けて、鑑査システムや自動調剤機器の導入を推進するとともに、インシデント・アクシデント事例の分析および再発防止策の全店舗共有を徹底しております。 加えて、医薬品安全使用に関する業務手順書の遵守、医療安全研修の継続実施、高度な薬学的知識の習得に向けた教育体制の強化を通じ、薬剤師の資質向上と安全かつ継続的な薬物療法を支える体制を構築しております。 ⑦ システムトラブルについて<リスク解説>当社グループは、営業活動、商品管理をはじめ、その事業運営は、コンピュータシステム及びそのネットワークに多くを依拠しております。 大規模なシステムトラブルが発生した場合、各事業の業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>受注から納品業務に関わる基幹系システムの各種障害対応手順に基づき、トラブル時に対応できる体制をとり、迅速な原因究明と影響度の把握により、早期の復旧に努めてまいります。 また、システム安定稼働のため、定期的にシステムの使用状況と業務量を監視し、必要に応じて予防対策を実施するとともに、障害時に備えた想定訓練を実施しております。 さらに、万が一基幹系システムが停止した場合でも、受注から納品に関わる業務が継続できるように、代替できるシステムを稼働させております。 ⑧ 個人情報保護について<リスク解説>当社グループは、事業活動を通じて顧客情報をはじめとする多数の個人情報を取得・利用しております。 これらの個人情報の管理にあたっては、細心の注意を払い情報セキュリティの強化および従業員の情報管理意識の向上に継続的に取り組んでおりますが、万一、個人情報の漏えい、滅失または不正利用等が発生した場合には、社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生、行政指導・罰則等により、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 <リスク対応>当社グループでは、個人情報保護規程および情報セキュリティ管理規程等の社内規程に基づき、個人情報の適切な取扱いと管理体制の整備・運用を徹底しております。 具体的には、定期的な従業員教育・研修の実施、社外へのメール送信時における上長確認とシステムによる二重チェック体制の運用、外部からの不正アクセスを防止するためのセキュリティ対策の強化、不審な挙動を検知・遮断する仕組みの導入等を講じております。 今後も、情報セキュリティを取り巻く環境変化やリスクの高度化を踏まえ、管理体制および技術的対策の継続的な見直しと強化を図り、個人情報の保護に万全を期してまいります。 (3)その他のリスク ① 自然災害等について<リスク解説>当社グループは、大規模な自然災害や事故等により、営業拠点及び物流拠点が深刻な被害を被った場合、当社グループの業績に影響を与えるリスクがあります。 <リスク対応>大規模自然災害が発生した際には、BCP手順書に基づき速やかに災害対策本部を設置し、社員の安否や営業拠点および物流拠点の被災状況を確認するとともに、事業継続のための適切な対応がとれる体制を構築しております。 また、災害時でも安定した医薬品供給体制を維持するために、免震構造を採用した物流センターの構築や本社および主要拠点への非常用発電機の設置、受注から納品に関わる業務が継続できるように、本社以外の拠点にて代替できるシステムを稼働させております。 加えて、グループ会社を含めた安否確認合同訓練やBCP対応訓練等、定期的な訓練を実施し、BCP対応力の向上に努めております。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況a 財政状態の状況( 資 産 )当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ419億34百万円増加し1兆1,557億66百万円となりました。 主な要因は以下のとおりであります。 流動資産は前連結会計年度末に比べ320億73百万円増加いたしました。 これは主に、有価証券が139億50百万円、商品及び製品が15億28百万円減少したものの、現金及び預金が140億40百万円、受取手形及び売掛金が300億55百万円増加したことによるものであります。 固定資産は前連結会計年度末に比べ98億60百万円増加いたしました。 これは主に、投資その他の資産が2億44百万円増加したものの、有形固定資産が60億51百万円、無形固定資産が35億64百万円増加したことによるものであります。 ( 負 債 )当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ333億42百万円増加し7,397億53百万円となりました。 主な要因は以下のとおりであります。 流動負債は前連結会計年度末に比べ339億37百万円増加いたしました。 これは主に、独占禁止法関連損失引当金が30億90百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が300億4百万円増加したことによるものであります。 固定負債は前連結会計年度末に比べ5億94百万円減少いたしました。 これは主に、繰延税金負債が5億1百万円増加したものの、固定負債のその他(主に預り敷金)が10億50百万円減少したことによるものであります。 ( 純資産 )当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ85億91百万円増加し4,160億12百万円となりました。 主な要因は以下のとおりであります。 株主資本は前連結会計年度末に比べ53億62百万円増加いたしました。 これは主に、剰余金の配当の支払が70億98百万円、自己株式の取得による減少が260億3百万円あったものの、親会社株主に帰属する当期純利益を381億36百万円計上したことによるものであります。 その他の包括利益累計額は前連結会計年度末に比べ32億21百万円増加いたしました。 これは主に、退職給付に係る調整累計額が31億29百万円増加したことによるものであります。 b 経営成績の状況当連結会計年度においては、米国政権の政策動向の不確実性など、複合的な要因による外国為替相場の変動、電力・エネルギー価格や原材料価格の高騰による物価高が引き続き進展しております。 また、政策的な賃金上昇に加えて、いわゆる「2024年問題」に代表される「働き手不足」が進展し、様々なコストが上昇する一方で、価格転嫁が十分に見通せないこと、期末に顕在化した中東情勢の緊迫化に伴う原油価格や製品調達への影響が見通せないことなど、国内景気や企業収益については先行き不透明な状況が続いております。 そのようななか、当社グループは、当期を最終年度とする中期経営計画を策定しており、本中計の実践を通じて、グループが「One Team」となって健康創造事業体への変革を進め、変化するヘルスケアエコシステムに新たな「解」と「希望」を送り続ける存在として新たな価値を創出し、さらなる企業価値の向上と社会課題の解決に貢献することを目指し、2032年の当社創立100周年に向け、本中計期間は「既存事業の変革」と「新たな成長事業の準備」を主なテーマと位置づけて取り組んでまいりました。 当連結会計年度における「既存事業の変革」については、多様な企業との協業を通じ、希少疾病薬や再生医療等製品を含むスペシャリティ医薬品の流通モデルの強化やMS(※1)の活動による新たな収益モデル構築に取り組んでまいりました。 具体的には、医療流通プラットフォームの構築に向けて、スペシャリティ医薬品トレーサビリティシステムである「キュービックス」を全国の地域中核病院などへ導入し、医薬品の流通品質向上に取り組んでおり、スペシャリティ医薬品流通において、国内への新規参入や新製品の上市を目指す製薬企業のご要望にお応えするとともに、新薬を待ち望む患者さまに確実に医薬品をお届けできる流通基盤の強化に努めた結果、期末時点で全国597軒のお得意さまにおいて、合計710台が稼働しており、がん拠点病院の半数以上、国立大学病院の8割程度に導入が進んでおります。 今後、「キュービックス」の更なる導入を進めることに加えて、周辺サービスとの連携など機能拡充により、より精度の高いデータの取得や、流通在庫の可視化、在庫、消費データを用いた需要予測などにも取り組んでまいります。 流通基盤の強化に向けた取り組みとしては、2024年4月より、埼玉県草加市に、最新のロボット技術を駆使した自動化・省人化を実現する卸物流拠点に、製造業務受託・メーカー物流エリアを併設した、業界初のコンセプトを持つ「首都圏物流センター」を構築し、本稼働しております。 加えて、2025年5月に中部圏をカバーする新たな物流拠点「中部圏物流センター(仮称)」の構築に向け、愛知県春日井市との間で売買契約を締結し、物流センター用地(2027年10月着工予定)を取得いたしました。 今後、「首都圏」「中部圏」両センターをはじめとする当社グループの物流網を最大活用し、自動化による効率化をはじめ、輸配送コストの低減、GDP基準(※2)に準拠した品質面、CO2排出量の削減などの環境面、災害時におけるBCP対応のより一層の強化など、さまざまな効果の実現を目指してまいります。 今後もスズケングループは、「既存事業の変革」を実現する新たな取り組みを順次導入・具体化してまいります。 「新たな成長事業の準備」については、既に提携している企業とともに、新たな流通チャネル構築や、協業によるデジタルヘルス事業の構築を加速させ、革新的なサービスや情報ビジネスを推進し、製薬企業や医療機関、保険薬局、患者さまへの新たな価値の提供に取り組んでおります。 具体的には、医療・介護従事者向けのポータルサイトである「コラボポータル」(※3)のサービス提供を開始し、当社グループが保有するさまざまなサービスや情報の発信に加え、お得意さまと当社グループ、製薬企業、さらには多職種・専門スタッフをつなぐ機能、協業企業のデジタルヘルスサービスを統合的にお届けする機能などを搭載し、医療・介護現場へデジタルヘルスサービスを安心・安全にご利用いただける環境づくりに取り組んでまいりました。 加えて、「コラボポータル」を展開する「㈱コラボスクエア」と医療・介護に特化したソーシャル医療・介護連携プラットフォーム「メディカルケアステーション(MCS)」(※4)を展開する「エンブレース㈱」の統合 (2026年4月1日付)を決定・実施いたしました。 本中計期間の取り組みを通じて、当社と44万人(ID)以上の医療・介護従事者との「新たなつながり」が生まれており、今後、医薬品卸としてお取引いただいている全国の約16万軒のお得意さまとの「つながり」と、新たに構築した44万人以上の医療・介護従事者「個」との「つながり」とを組み合わせたマーケティング支援など、情報による新たな収益事業にスピードを上げて取り組んでまいります。 更に、2026年2月には、「最先端テクノロジーで医療現場を持続可能に」をミッションに、2022年4月に創業したヘルステックスタートアップである「㈱medimo」を完全子会社化いたしました。 深刻化する医療従事者不足という構造的課題を背景に、生成AIをコア技術とした音声入力・自動要約による医療文書作成SaaS「medimo」(※5)を提供・展開し、2024年4月の提供開始以降、全国累計で1,000軒以上の医療機関において導入・活用がなされております。 今後、日本の医療の持続可能性を支えるインフラとなることを目指し、更なる中長期的な成長を見据えております。 急速な少子高齢化の進行により、医療需要が増大する一方で医療従事者の確保がますます困難となり、医療提供体制そのものの持続可能性が深刻な危機に直面しております。 こうした構造的課題の中、2024年4月から医師への時間外労働規制が適用され、医療現場では限られた人的資源で医療の質と量を維持するための抜本的な生産性向上が求められております。 今後も、スズケングループは協業するさまざまな企業と共に、社会課題の解決に向け、生成AIなどの新たな技術とリアルのインフラを高度に融合させた取り組みを加速させ、安心・安全なヘルスケアプラットフォームを構築し、「健康創造事業体」の実現を目指してまいります。 リスクマネジメントに関しては、ランサムウェア被害の多発など、高度化・重大化する情報セキュリティリスクへの対応に向け、2025年4月1日付で、取締役会の下部機構である「リスクマネジメント・コンプライアンス委員会」傘下の実務委員会として「情報セキュリティ実務委員会」を新設いたしました。 今後、当社グループにおける一元的なセキュリティ水準の把握・統制と強化を一層推進してまいります。 株主還元方針については、2023年5月に開示した株主還元方針を2023年11月10日に改定・強化し、安定的な配当の継続を基本とし、中期経営計画の最終年度である2026年3月期までの3年間平均において、総還元性向100%以上の株主還元を実施することにより株主還元の充実を図るとともに、既存事業の強化や新規事業の創出に向けた投資を行うことで企業価値と資本効率の向上を目指してまいりました。 上記方針を踏まえ、2025年5月13日開催の取締役会において、会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づき自己株式の取得を決議し、取得総数:4,458,800株、取得総額:259億99百万円の自己株式を取得した結果、配当金(総額:68億77百万円)と合わせて、2026年3月期の単年度総還元性向は86.2%、また、2024年3月期からの3年間平均総還元性向は98.1%となりました。 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は、新型コロナウイルス関連商材(治療薬・診断薬その他)売上が前年よりも落ち込んだものの、医療用医薬品市場が伸長したことに加え、スペシャリティ医薬品等の新薬などが寄与し、増収となりました。 利益面では、引き続き適正利益の獲得と、販管費の見直しと抑制に取り組んでまいりましたが、医薬品等の仕入価格の上昇に加え、外部委託費などインフレ傾向に起因する営業費が増加したことなどにより、営業利益においては減益となりました。 一方で、経常利益においては、持分法による投資利益(10億30百万円)が寄与(前期は6億36百万円の持分法による投資損失)したこと、また、親会社株主に帰属する当期純利益においては、政策保有株式(投資有価証券)の縮減(連結11銘柄)を実施し、特別利益として投資有価証券売却益(155億81百万円)を計上したことなどが寄与し、増益となりました。 その結果、売上高は2兆4,866億47百万円(前期比3.6%増)、営業利益は363億74百万円(前期比2.0%減)、経常利益は397億44百万円(前期比2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は381億36百万円(前期比10.6%増)となりました。 ※1 MS(Marketing Specialist):医薬品卸売業の営業担当者のこと。 医療機関・保険薬局等を訪問し、医薬品の紹介、商談、情報の提供や収集を行います。 ※2 GDP(Good Distribution Practice):医薬品の適正流通基準のこと。 医薬品の市場流通における流通経路の管理保証、医薬品の完全性の保持、更に偽造医薬品が正規流通経路へ流入することの防止を図ることを目的としております。 ※3 コラボポータル:当社完全子会社である「㈱コラボスクエア」が運営する、当社グループが保有するさまざまなサービスを提供する「ソリューション機能」をはじめ、当社グループの営業担当者やMRさま、専門スタッフの皆さまなどがチャットや動画などを活用して、遠隔でお得意さまと接点を持つことが可能になる「コミュニケーション機能」、さらにはAmazonビジネスとの連動による「購買機能」などをワンストップで提供するデジタルヘルスサービスの総合ポータルサイトです。 SSO(Single Sign On:一度のユーザー認証によって複数のシステムの利用が可能になる仕組み)やデータ連携を採用し、アクセス性を高めることで医療・介護現場の業務効率化にも寄与します。 ※4 メディカルケアステーション(MCS):誰でも簡単に利用できるタイムライン形式による非公開型医療介護連携SNSで、タブレット、スマートフォン、パソコンなど多様な端末に対応しています。 強固なセキュリティのもとで院内や施設内はもちろん、外出先からでも必要な情報へ簡単にアクセスし、共有が可能。 医師やコメディカル、介護職、患者さまとそのご家族が職種や立場を超えてつながる地域包括ケア・多職種連携を実現します。 ※5 医療文書作成SaaS「medimo」:診察時の会話から生成AIが高精度なカルテ案を自動作成。 医療用語に対応した音声認識技術により、医療現場の働き方改革と業務効率化に貢献します。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (医薬品卸売事業)医療用医薬品市場は、抗悪性腫瘍剤の市場拡大やスペシャリティ医薬品等の新薬などが寄与したことにより、伸長したものと推測しております。 そのようななか、売上高は、新型コロナウイルス関連商材(治療薬・診断薬その他)売上が前年よりも落ち込んだものの、医療用医薬品市場が伸長したことに加え、スペシャリティ医薬品等の新薬の寄与などにより2兆4,010億13百万円(前期比3.8%増)となりました。 営業利益は、2024年4月に改訂された流通改善ガイドラインへの取り組み、および物流委託費をはじめ医薬品流通に係る様々なコストが高ぶれする状況下においても、引き続き販売費及び一般管理費の見直しと抑制に取り組んだものの、医薬品等の仕入価格の上昇を十分に補うに至らず、314億67百万円(前期比1.4%減)となりました。 (ヘルスケア製品開発事業)売上高は、医薬品製造事業における二次性副甲状腺機能亢進症治療薬ウパシタ静注透析用シリンジや、持続型赤血球造血刺激因子製剤ダルベポエチンアルファBS注が伸長したものの、薬価改定の影響などにより減収となりました。 営業利益は、減収に加え、経口投与可能な選択的ソマトスタチンアナログ受容体(SSTR)2作動薬であるPaltusotine(※6)の開発進展による研究開発費の増加などにより、減益となりました。 これらの結果、売上高は516億36百万円(前期比1.9%減)、営業利益は8億30百万円(前期比56.6%減)となりました。 ※6 Paltusotine(パルツソチン):選択的SSTR2作動薬であり、外科的処置で効果が不十分な場合または外科的処置が選択肢とならない成人先端巨大症の治療において、米国で承認された世界初の1日1回経口投与可能な低分子の治療薬です。 本剤は、Crinetics社により、先端巨大症患者および神経内分泌腫瘍に伴うカルチノイド症候群患者に1日1回経口投与の治療選択肢を提供するため、探索および設計されました。 先端巨大症および下垂体性巨人症を対象として、厚生労働省より希少疾病用医薬品に指定されています。 (地域医療介護支援事業)売上高は、保険薬局事業において、閉局により運営店舗数が減少した結果、処方箋受付枚数が減少したことによりわずかながら減収となりました。 営業利益は、販売費及び一般管理費の適正化に努めた結果、増益となりました。 これらの結果、売上高は939億37百万円(前期比0.5%減)、営業利益は15億49百万円(前期比20.0%増)となりました。 (スペシャリティ医薬品流通受託事業)売上高は、既受託医薬品の市場伸長に加えて、新規受託医薬品も増加したことにより大幅な増収となりました。 営業利益は、増収効果に伴い、増益となりました。 これらの結果、売上高は4,361億円(前期比47.6%増)、営業利益は11億55百万円(前期比36.5%増)となりました。 ※7 スペシャリティ医薬品流通受託事業:希少疾患治療薬など、一般的な流通経路とは異なる、より厳格な品質管理と流通管理が必要な医薬品の流通を医薬品メーカーから受託する事業です。 医療機関への販売・納入など、実際の流通機能は当社グループの「医薬品卸売事業」が担うことから、売上高はほとんどが「医薬品卸売事業」との内部取引となります。 (医療関連サービス等事業)売上高は、外部ロジスティクス事業におけるメーカー物流の受託増などにより増収となりました。 営業利益は、デジタルヘルス事業の収益性改善などにより増益となりました。 これらの結果、売上高は429億64百万円(前期比1.8%増)、営業利益は12億76百万円(前期比21.6%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、前連結会計年度に比べ130億37百万円増加し1,316億4百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果獲得した資金は335億66百万円(前期は650億79百万円の支出)となりました。 この主な要因は、売上債権の増加300億34百万円、投資有価証券売却益155億22百万円、法人税等の支払168億21百万円があったものの、税金等調整前当期純利益542億93百万円、仕入債務の増加300億4百万円、減価償却費123億41百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果獲得した資金は128億17百万円(前期比75億61百万円減)となりました。 この主な要因は、有価証券の取得による支出164億95百万円、有形固定資産の取得による支出150億64百万円、無形固定資産の取得による支出27億84百万円があったものの、有価証券の売却及び償還による収入310億円、投資有価証券の売却及び償還による収入210億45百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果支出した資金は333億36百万円(前期比21億47百万円増)となりました。 この主な要因は、自己株式の取得による支出260億3百万円、配当金の支払70億95百万円があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)ヘルスケア製品開発事業22,889102.5医療関連サービス等事業――合計22,889100.6 (注) 金額は、製造原価によっております。 b 商品仕入実績当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)医薬品卸売事業医療用医薬品2,049,709103.9診断薬86,87389.3医療機器・医療材料73,701105.2その他43,680107.9計2,253,965103.4ヘルスケア製品開発事業36,957103.0地域医療介護支援事業61,246100.1スペシャリティ医薬品流通受託事業434,785147.6医療関連サービス等事業38,395101.5小計2,825,349108.3セグメント間消去△531,914136.4合計2,293,435103.3 (注) 金額は、仕入価額によっております。 c 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)ヘルスケア製品開発事業8,889112.61,622116.0セグメント間消去△3,82291.4△2―合計5,067121.21,620115.9 d 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)医薬品卸売事業医療用医薬品2,168,041104.2診断薬96,65493.6医療機器・医療材料79,999106.1その他56,317101.8計2,401,013103.8ヘルスケア製品開発事業51,63698.1地域医療介護支援事業93,93799.5スペシャリティ医薬品流通受託事業436,100147.6医療関連サービス等事業42,964101.8小計3,025,652108.1セグメント間消去△ 539,004135.2合計2,486,647103.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当連結会計年度におきましては、医薬品卸売事業をコア事業とする事業体から健康創造事業体への転換に向け、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画「For your next heartbeat ~未来に向けた鼓動を創ろう~」に基づき、引き続き「既存事業の構造改革」と「新規事業の創出(新領域へのチャレンジ)」の両面から取り組んでまいりました。 医薬品卸売事業におきましては、利益重視に向けた社員の意識改革や製品価値に基づく価格交渉の徹底に加え、「コラボポータル」「納品予定アプリ」「発注提案アプリ」の展開などデジタルツールの活用およびバックヤード機能の強化を推進いたしました。 これにより、効率的かつ効果的な営業体制を構築するとともに、キュービックスシステムの展開により高額医薬品の廃棄ロス削減に寄与するなど、お得意先の課題解決に向けた提案活動を実践し、顧客満足度および生産性の向上に努めてまいりました。 ヘルスケア製品開発事業におきましては、医薬品製造事業において、「ウパシタ静注透析用シリンジ」や「ダルベポエチンアルファBS注」などの重点製品への取り組みを推進いたしました。 また、アボット社が展開する持続グルコース測定器「FreeStyleリブレ」および関連商品の国内におけるコ・プロモーションによる共同販促に取り組むとともに、先端巨大症・下垂体性巨人症を対象としたSK-5307(paltusotine)の開発など、新規製剤の開発にも注力してまいりました。 地域医療介護支援事業におきましては、保険薬局事業において不採算店舗の閉局および譲渡を進めるとともに、デジタルツールの活用による業務効率化や機能強化メニューの開発に取り組み、生産性の向上に努めてまいりました。 スペシャリティ医薬品流通受託事業におきましては、国内における一社流通受託のさらなる獲得に向け、インフラ整備やGDPスペシャリストの育成・配置を進め、グローバル水準に対応した品質管理体制および提案力の強化に取り組んでまいりました。 医療関連サービス等事業におきましては、メーカー物流事業において製薬企業のニーズに対応するための設備投資を積極的に実施するとともに、デジタルヘルス事業の育成を推進いたしました。 なかでも、デジタルヘルスケアの領域におきましては、コラボポータルの展開に注力し、完全子会社のエンブレース㈱が展開するメディカルケアステーションとのID連携を行ったことなどにより、44万人以上の医療・介護従事者との繋がりを構築することができました。 また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応方針に基づき、両利き経営による利益の最大化に加え、財務・資本戦略として政策保有株式の縮減や自己株式の取得などを通じた株主還元の強化により、資本の最適化に取り組んでまいりました。 その結果、2026年3月期のROEは9.3%まで上昇し、3年間の平均総還元性向は98.1%となりました。 一方で、政策保有株式の売却益を除いたベースではROEは6.5%にとどまっており、さらなる収益性の改善が必要であると認識しております。 今後は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)目標とする経営指標(3)中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおり、2027年3月期を初年度とする3カ年の新中期経営計画を着実に推進・達成していくことで、企業価値をさらに向上させ、証券取引所が要請する「資本コストや株価を意識した経営の実現」においても継続的に応えてまいります。 以上を踏まえ、当社グループが「One Team」となって中期経営計画を推進し、「健康創造事業体」への転換を早期に実現することで、変化するヘルスケアエコシステムに新たな「解」と「希望」を送り続ける存在として新たな価値を創出し続け、さらなる企業価値の向上と社会課題の解決に貢献してまいりたいと考えております。 ② 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について当社グループの運転資金需要のうち主なものは、買掛金の支払や販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 また、投資を目的とした資金需要は、営業・物流・情報基盤の強化および新たな事業領域の拡大等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本としております。 運転資金は自己資金を基本としており、投資はフリーキャッシュフローの範囲内を基本としております。 ただし、有事における緊急的な措置としてコミットメントラインも保持しております。 なお、当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は1,316億4百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されており、財政状態及び経営成績に関する以下の分析を行っております。 連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える事項について、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、それらについて継続して評価を行っております。 実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループは、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 a 収益の認識当社グループの中心である医薬品卸売事業の売上高については、販売価格が未決定のものが一部含まれており、決定予測価格を合理的に見積り売上計上しておりますが、価格決定時において売上高の修正を行う場合があります。 価格決定の早期化と合理的な予測価格による売上計上に努めておりますが、価格決定までの期間が長期化し、決定価格が予測価格を大幅に下回った場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b 貸倒引当金当社グループは、受取手形及び売掛金等の債権の貸倒れに備えるため、一般債権については過去の貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し回収不能見込額を計上しております。 お得意さまの財務状況が悪化し、支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。 c 繰延税金資産当社グループは、繰延税金資産について、回収可能性がないと考えられる金額は、評価性引当額を計上しております。 将来の課税所得及び実現可能性の高い継続的なタックスプランニングにより評価性引当額の必要性を検討しております。 過去に計上した繰延税金資産の全部又は一部を将来回収できないと判断した場合、繰延税金資産を取崩しております。 一方、計上額を上回る繰延税金資産を今後回収できると判断した場合は、繰延税金資産を計上しております。 d 退職給付退職給付債務及び退職給付費用の見積りは、退職給付に関する会計基準等に準拠して行っております。 また、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があり、将来認識される退職給付債務及び退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当社グループにおけるヘルスケア製品開発事業として、㈱三和化学研究所において医療用医薬品の研究開発活動を推進しております。 ワンストップソリューションの起点として機能するために、見過ごされた医療ニーズを満たす治療薬を早く創出することをミッションとして、「開発テーマの着実な推進」、「導入活動の推進による臨床後期開発品の獲得」、「研究テーマの早期開発テーマ化」、「外部連携の推進による創薬パイプラインの充実」の基本方針のもと、研究開発活動を推進しております。 当連結会計年度における研究開発スタッフは156人であり、研究開発費の総額は3,443百万円であります。 なお、研究の主要課題及び成果は次のとおりであります。 (1)先端巨大症および神経内分泌腫瘍治療薬SK-5307(Paltusotine)の開発推進米国のCrinetics Pharmaceuticals, Inc.(クリネティクス社)が、先端巨大症・神経内分泌腫瘍治療薬として開発中のPaltusotineについて、2022年2月に日本における独占的な開発/商業化権のライセンス契約を締結しました。 2023年6月に第Ⅰ相試験を終了し、2023年10月に先端巨大症および下垂体性巨大症患者を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相試験の治験届を提出しました。 2024年3月から被験者に対する治験薬投与を開始して、2025年8月に治療期24週投与を完了し、海外第Ⅲ相臨床試験と同等の有効性、安全性を示したことから、2026年1月に当成績の一部を公表しております。 2026年2月には厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けました。 2026年4月に、厚生労働省に製造販売承認申請を行っております。 (2)歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)治療薬SK-2407(ATN1-ASO)の開発推進2019年3月より日産化学株式会社とアンチセンス核酸創薬共同研究を進め、脊髄小脳変性症の1種である歯状核赤核・淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA)を対象としたアンチセンス核酸(ASO)を創製しました。 2025年3月に同社と共同開発契約を締結し、臨床試験の前段階となる非臨床試験を進めております。 (3)OSDrC(有核打錠技術)事業の着実な推進上市済みの4製品について、ロイヤルティー収入を獲得しております。 OSDrC技術を用いた新規受託製造の可能性について、国内外の医療用医薬品メーカーに対して情報提供を継続しております。 2024年11月に医薬品製造受託機関(CMO)との間で受託テーマ獲得及び研究開発・生産活動に関する共同事業化契約を締結し、営業活動及び調査活動を継続的に実施しております。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループの当連結会計年度における設備投資の総額は、19,510百万円であります。 セグメントごとの設備投資の主な内容は、医薬品卸売事業における物流センターの設備拡充購入費用および支店等の設備更新費用など14,008百万円、システムの拡充3,268百万円、ヘルスケア製品開発事業における製造設備への投資など1,354百万円、地域医療介護支援事業における設備の拡充、新規出店など658百万円、スペシャリティ医薬品流通受託事業におけるシステム改修など17百万円、医療関連サービス等事業におけるシステム関連投資など201百万円であります。 なお、上記金額には無形固定資産への設備投資金額が含まれております。 当連結会計年度の所要資金は、主に自己資金で賄いました。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積千㎡)合計本社(名古屋市東区)医薬品卸売事業事務所1,693724341,535(3)3,735373名古屋営業部名古屋支店他11支店(愛知県大府市他)医薬品卸売事業事務所倉庫719138151,857(14)2,729250名南物流センター(愛知県大府市)医薬品卸売事業倉庫2,8561,229672,053(30)6,2069江南物流センター(愛知県江南市)医薬品卸売事業倉庫3823733806(13)1,2581三重営業部四日市支店他4支店(三重県四日市市他)医薬品卸売事業事務所倉庫42443588(11)1,02068岐阜営業部岐阜支店他4支店(岐阜県岐阜市他)医薬品卸売事業事務所倉庫34025407(7)75669静岡営業部静岡支店他5支店(静岡市駿河区他)医薬品卸売事業事務所倉庫894681,522(14)2,432108東京中央営業部中央支店他11支店(東京都千代田区他)医薬品卸売事業事務所倉庫94630681,375 (2)2,420228東京病院営業部東京病院第一支店 他3支店(東京都世田谷区他)医薬品卸売事業事務所倉庫13441793(1)93539東京多摩営業部府中支店他4支店(東京都府中市他)医薬品卸売事業事務所倉庫189831,059(5)1,26077首都圏物流センター(埼玉県草加市)医薬品卸売事業倉庫5,2708,655174-(-)14,1017横浜営業部横浜支店他8支店(横浜市神奈川区他)医薬品卸売事業事務所倉庫39824271,107(5)1,557164神奈川物流センター(神奈川県高座郡寒川町)医薬品卸売事業倉庫634938-(-)1515 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積千㎡)合計湘南営業部厚木支店他4支店(神奈川県厚木市他)医薬品卸売事業事務所倉庫21423198(3)41865埼玉営業部大宮支店他5支店(さいたま市北区他)医薬品卸売事業事務所倉庫65248912(8)1,576138千葉営業部千葉支店他6支店(千葉市稲毛区他)医薬品卸売事業事務所倉庫34076599(5)953119千葉物流センター(千葉県印西市)医薬品卸売事業倉庫1,225128401,677(30)3,0711群馬営業部群馬支店他1支店(群馬県前橋市他)医薬品卸売事業事務所倉庫9333178(3)27841茨城営業部水戸支店他3支店(茨城県水戸市他)医薬品卸売事業事務所倉庫30322285(7)59448甲府営業部甲府支店(山梨県中央市)医薬品卸売事業事務所倉庫15301172(3)32830長野営業部塩尻支店他3支店(長野県塩尻市他)医薬品卸売事業事務所倉庫31622335(5)65647新潟営業部新潟支店他2支店(新潟市西区他)医薬品卸売事業事務所倉庫30423207 (2)51745滋賀営業部大津支店他1支店(滋賀県大津市他)医薬品卸売事業事務所倉庫10611213 (2)32339奈良営業部奈良支店他1支店(奈良県奈良市他)医薬品卸売事業事務所倉庫7402151 (2)22832和歌山営業部和歌山支店他1支店(和歌山県和歌山市他)医薬品卸売事業事務所倉庫9723842(0)1,02547大阪営業部大阪中央支店他10支店(大阪市東成区他)医薬品卸売事業事務所倉庫5935591,495(7)2,153235阪神物流センター(神戸市北区)医薬品卸売事業倉庫1,132189401,403(29)2,7654京都営業部京都支店他3支店(京都市右京区他)医薬品卸売事業事務所倉庫10900429(1)54067兵庫営業部神戸支店他6支店(神戸市中央区他)医薬品卸売事業事務所倉庫349451,048(8)1,408115福井営業部福井支店他1支店(福井県福井市他)医薬品卸売事業事務所倉庫510396(1)15328金沢営業部金沢支店他1支店(石川県金沢市他)医薬品卸売事業事務所倉庫40134534(6)94436富山営業部富山支店他1支店(富山県富山市他)医薬品卸売事業事務所倉庫1,0411087174(5)1,31435仙台営業部北仙台支店他3支店(仙台市泉区他)医薬品卸売事業事務所倉庫24022100(5)34662宮城物流センター(宮城県黒川郡大和町)医薬品卸売事業倉庫3209744133(26)5950 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積千㎡)合計山形営業部山形支店他2支店(山形県山形市他)医薬品卸売事業事務所倉庫12621112(4)24230福島営業部郡山支店他3支店(福島県郡山市他)医薬品卸売事業事務所倉庫19132173(7)37138青森営業部青森支店他2支店(青森県青森市他)医薬品卸売事業事務所倉庫33425150(5)49327秋田営業部秋田支店他2支店(秋田県秋田市他)医薬品卸売事業事務所倉庫300-(-)431愛生舘営業部札幌支店他14支店(札幌市中央区他)医薬品卸売事業事務所倉庫2,80636371,765(40)4,646211札幌物流第一センター(北海道北広島市)医薬品卸売事業倉庫763919-(-)1361 (注) 1 金額は帳簿価額によっており、建設仮勘定は含んでおりません。 2 土地及び建物の一部を賃借しております。 年間賃借料は4,545百万円であります。 賃借している土地の面積は、本社及び各営業部において268千㎡であります。 3 上記の他、主要なリース設備として以下のものがあります。 名称台数リース期間年間リース料(百万円)コンピュータ及び周辺機器一式主として4年間130車両及び運搬具2,088台主として4年間470事務用機器一式主として5年間1 (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積千㎡)合計㈱サンキ本社他(広島市西区他)医薬品 卸売事業事務所倉庫3,30541813,418(65)6,846444㈱アスティス本社他(愛媛県松山市他)医薬品 卸売事業事務所倉庫2,05123193,791(78)5,885590㈱翔薬本社他(福岡市博多区他)医薬品 卸売事業事務所倉庫4,33521894,914(100)9,360682㈱スズケン沖縄薬品本社他(沖縄県島尻郡南風原町他)医薬品 卸売事業事務所倉庫1,053216779(23)1,852116ナカノ薬品㈱本社他(栃木県宇都宮市他)医薬品 卸売事業事務所倉庫3180884(4)411107㈱スズケン岩手本社他(岩手県盛岡市他)医薬品 卸売事業事務所倉庫12305267(31)39774㈱エス・ディ・ロジ 本社他(名古屋市東区他)医薬品 卸売事業事務所倉庫34042233468(15)1,0842,754㈱三和化学研究所本社(名古屋市東区)ヘルスケア製品開発事業事務所726183(1)200278 三重研究パーク(三重県いなべ市)ヘルスケア製品開発事業研究所1,144232085(40)1,55383 熊本工場他(熊本県宇土市他)ヘルスケア製品開発事業工場884669123136(62)1,813141 東海支店他(名古屋市中区他)ヘルスケア製品開発事業事務所94-33-(-)127294 (注) 1 金額は帳簿価額によっており、建設仮勘定は含んでおりません。 2 土地及び建物の一部を賃借しております。 年間賃借料は2,957百万円であります。 賃借している土地の面積は、㈱翔薬等において101千㎡であります。 (3) 在外子会社在外子会社においては、主要な設備はありません。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 当社グループの設備投資について、重要な設備の新設の計画は以下のとおりであります。 なお、重要な設備の改修、除去及び売却の予定はありません。 また、所要資金については、自己資金にて賄う予定であります。 重要な設備の新設会社名事業所名所在地セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手年月及び完了予定年月完成後の増加能力総額(百万円)既支払額(百万円)着手年月完了予定年月㈱スズケン(仮称)東京東事業所東京都江東区医薬品卸売事業倉庫事務所1,180780自己資金2024.82026.9―㈱スズケン京都事業所京都府京都市南区医薬品卸売事業倉庫事務所2,450820自己資金2024.42027.3―㈱アスティス四国物流センター愛媛県新居浜市医薬品卸売事業倉庫事務所9,207738自己資金2023.102028.12― |
| 研究開発費、研究開発活動 | 3,443,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 201,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 47 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 22 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 7,448,830 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社の保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式に対する考え方は、次のとおりであります。 純投資目的である投資株式は、投資段階において株価の変動又は配当による利益を受けることを目的とするものであります。 純投資目的以外の目的である投資株式は、投資段階において純投資目的以外を目的とするものであります。 具体的には、取引先(販売先・仕入先等)、業務提携先との取引・協業関係の維持強化による企業価値向上などを目的とするものであります。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式について、保有先企業との安定的な取引関係の構築や成長戦略に沿った業務提携関係の維持・強化につながり、中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合に限定して株式保有を行っております。 保有の合理性及び保有の適否の検証については、当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当金及び取引高を総合的に勘案した結果をもとに、取締役会において定期的検証を行っております。 また当社は、中長期的な企業価値の向上に向け、2029年3月期末までに、連結純資産額の10%以下とする方針を掲げ縮減に取り組んでおります。 b 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式283,588非上場株式以外の株式3148,172 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式5616取引先持株会への拠出、持株比率減少による関係会社株式からの振替(1銘柄) (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式614,021 c 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 (注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)大塚ホールディングス㈱3,292,0003,292,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無 (注)236,24425,522小野薬品工業㈱1,243,0001,243,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有3,1201,991参天製薬㈱1,338,0001,338,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無2,3881,897三菱ケミカルグループ㈱857,000857,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無770631㈱ツムラ180,705180,705保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有676779サスメド㈱700,000700,000保有目的 共同で取り組んでいる事業を進める中で、同社と の良好な関係の維持、強化業務提携等の概要 当社グループの治験薬物流やキュービックス® CTとサスメドの臨床研究・治験管理システム の相互連携による新たな臨床研究・治験サービス の開発、展開等定量的な保有効果 両社の経営資源を有効活用することによる新たな 付加価値の創出 無674413㈱Welby1,657,900―保有目的 共同で取り組んでいる事業を進める中で、同社と の良好な関係の維持、強化定量的な保有効果 両社の経営資源を有効活用することによる新た な付加価値の創出株式数が増加した理由 関係会社株式からの振替無532― 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 (注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)日本化薬㈱300,000300,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有526423キッセイ薬品工業㈱95,990344,560保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無4461,324明治ホールディングス㈱112,800112,800保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無 (注)2435366杏林製薬㈱201,000201,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有330301持田製薬㈱81,20081,200保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有280258ゼリア新薬工業㈱ 104,500104,500保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有229235住友ファーマ㈱93,00093,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無19367 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 (注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)科研製薬㈱46,50046,500保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております有192208㈱マツキヨココカラ&カンパニー75,30074,279保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 株式数が増加した理由 取引先持株会への拠出による取得 有190173わかもと製薬㈱385,000385,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております有135122堺化学工業㈱36,18036,180保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無 (注)212598住友化学㈱247,000247,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無12389㈱セブン&アイ・ホールディングス51,30051,300保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無108110扶桑薬品工業㈱36,50036,500保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無8689 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 (注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱サンドラッグ22,01421,503保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております株式数が増加した理由 取引先持株会への拠出による取得 無8690ステラファーマ㈱88,70088,700保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無6733㈱アインホールディングス10,00010,000保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無5650あすか製薬ホールディングス㈱21,00021,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無 (注)24948帝人㈱30,00030,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無 (注)24839㈱不二越9,0498,723保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております株式数が増加した理由 取引先持株会への拠出による取得無4029ロート製薬㈱4,0004,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有98 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果 (注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)日本ケミファ㈱1,1001,100保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無11エーザイ㈱100100保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当金及び取引高を総合的に勘案し検証しております有00アルフレッサ ホールディングス㈱100100保有目的 同社との良好な取引関係の維持、強化定量的な保有効果 保有先企業との関係を考慮し総合的に保有の合理 性を検証しております 無 (注)200㈱ケアネット―50,400保有目的 同社との良好な取引関係の維持、強化定量的な保有効果 保有先企業との関係を考慮し総合的に保有の合理 性を検証しております 無―34塩野義製薬㈱―3,783,000保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無―8,496㈱ツルハホールディングス―16,000保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無―149ウエルシアホールディングス㈱ (注)3-60,000保有目的 取引拡大を目的とし、同社との良好な取引関係の 維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております無-129テルモ㈱―1,238,100保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 無―3,462久光製薬㈱―9,300保有目的 商品の安定仕入を目的とし、同社との良好な取引 関係の維持、強化定量的な保有効果 当社の資本コスト、投下資本(株価)、受取配当 金及び取引高を総合的に勘案し検証しております 有―37 (注)1 定量的な保有効果の記載が困難な銘柄については、保有の合理性を検証した方法を記載しております。 2 保有先企業は、当社の株式を保有しておりませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。 3 2025年12月1日付で㈱ツルハホールディングスと株式交換しております。 これに伴い、ウエルシアホールディングス㈱の普通株式1株に対して、㈱ツルハホールディングスの普通株式1.15株が割当交付されております。 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 5 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 6 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 28 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3,588,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 31 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 48,172,000,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 616,000,000 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 14,021,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 100 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 86,000,000 |