財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-22 |
| 英訳名、表紙 | FURYU CORPORATION |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 榎本 雅仁 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都渋谷区鶯谷町2番3号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-5728-1761(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2【沿革】 当社は、1997年4月にオムロン株式会社において「コロンブスプロジェクト」としてエンタテインメント分野の新規事業を立ち上げたことに始まります。 最初の取り組みとして似顔絵シール機を商品化いたしました。 当該取り組みを契機に、その後1998年4月にプリントシール事業、2001年12月に携帯コンテンツ事業、2002年1月にプライズ事業と積極的に新規事業展開を図り、2002年4月にはオムロン株式会社にてエンタテインメント事業部に昇格し、2003年7月にはオムロンエンタテインメント株式会社(オムロン株式会社100%資本)を設立し、同事業部の全事業を継承いたしました。 その後、2006年7月にはモバイル広告事業へ参入する等事業展開を加速する一方で、既存事業の収益基盤も確立できたものと判断し、2007年4月にマネジメントバイアウト(以下「MBO(注)」といいます。 )を実施し、経営陣を中心として設立したフリュー株式会社に全事業と全従業員を継承いたしました。 MBO後は「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」という企業理念を掲げ、総合エンタテインメント企業として、その活動領域を拡大しております。 (注)MBOとは「Management Buyout」の略語で、企業の経営者・従業員が自社の株式や事業部門を買収する、企業買収の一手法をいいます。 年月概要1997年4月オムロン株式会社にてエンタテインメント分野に参入1998年4月プリントシール事業に参入2001年12月携帯コンテンツ事業に参入2002年1月プライズ事業に参入2002年4月オムロン株式会社にてエンタテインメント事業部設立2003年7月オムロンエンタテインメント株式会社(オムロン株式会社100%資本)設立 エンタテインメント事業部の全事業を継承2006年10月現経営陣を中心としてフリューHD株式会社(現:当社)を設立2007年2月フリューHD株式会社からフリュー株式会社に商号変更2007年4月MBOを実施し、オムロンエンタテインメント株式会社の全事業と全社員を継承2009年4月家庭用ゲームソフト事業に参入2012年4月株式会社ウィーヴの株式を取得(連結子会社) パートワーク事業、出版事業等に事業領域を拡大2014年1月株式会社コアエッジの株式を取得(持分法適用関連会社)2015年12月東京証券取引所市場第一部に株式を上場2018年9月株式会社コアエッジの第三者割当増資引受(連結子会社)2019年7月株式会社ウィーヴを吸収合併2019年11月株式会社コアエッジの全株式を譲渡2021年4月株式会社CODE SHAREとの合弁でオルドット株式会社を設立(連結子会社)2022年3月オルドット株式会社の全株式を取得2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2024年6月アメリカ合衆国カリフォルニア州にFURYU of America, Inc.を設立(連結子会社)2025年6月フリュー・ピクチャーズ株式会社を新設分割により設立(連結子会社)2026年5月中華人民共和国広州市に广州芙游娯楽有限公司を設立 |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」という企業理念を掲げ、主に若年女性層をターゲットとしたマーケティング力や豊富なキャラクター版権を強みに、エンタテインメント関連の業種において多様な事業を展開する「総合エンタテインメント企業」です。 当社グループは、当社及び連結子会社3社(オルドット株式会社、FURYU of America, Inc.、フリュー・ピクチャーズ株式会社)によって構成されており、事業区分は3つのセグメントで構成されております。 当連結会計年度において、フリュー・ピクチャーズ株式会社を新たに設立したことに伴い、同社を連結の範囲に含めております。 なお、当事業の内容における事業区分と、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分は同一であります。 (1) 世界観ビジネス当事業は、許諾を受けたキャラクター版権を利用し、アミューズメント施設にて提供されるクレーンゲーム景品のぬいぐるみ、フィギュア等や、コンビニエンスストア等に向けたキャラクターくじ「フリューくじ」及び、高価格帯のホビー商品を企画・販売する事業を展開しております。 また、国内にとどまらず、中国及び米国を主要マーケットとした海外向け物販事業も行っております。 当社が扱うキャラクター版権は流行に左右されない定番人気キャラクターから、社会現象となるような人気キャラクターまで、幅広い市場のニーズに対応したラインナップになっております。 許諾を受けたキャラクターについて、企画(デザイン及び設計)を行い、製造は海外を含む外部企業に委託して商品化しております。 商社等の中間流通業者を極力介さず、直接取引を中心とし、中間マージンの削減等によりコスト管理を徹底する一方で、委託先への立会審査、初回品判定の実施に加え、日本国内にて検針(商品への針の混在有無を検査する作業)を実施することにより、品質管理に努めております。 (2) ガールズトレンドビジネス当事業は、主にプリントシール事業及びプリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」事業の2つで構成されております。 プリントシール事業については、アミューズメント施設向けプリントシール機及びその消耗品であるシール紙の販売を中心とした事業です。 ユーザーは、プリントシール機の内部に搭載された高性能カメラにて写真を撮影することで、画像データが印刷されたシールを取得できます。 当社グループのプリントシール機は、撮影された写真データに画像処理を施すことで、主なターゲット層である10代~20代前半女性の多くが好む顔立ちや肌・髪の質感に近づけた仕上がりのシール及び写真データを作り出すことを可能にします。 さらに当社グループのプリントシール機は通信モジュールを通じてデータサーバーに接続されており、撮影画像データや動作状況を収集しています。 このデータから導き出された定量的マーケティングと、ユーザーへのインタビューを通じた定性的マーケティングにより、ターゲット層のニーズに応えるプリントシール機を継続的に市場に投入しております。 プリントシール機及びその関連製品については、当社グループにて企画・開発・販売を手掛けておりますが、製品製造のための自社工場は所有せず、製造は全て外部に委託しております。 販売経路は主に、アミューズメント施設等の店舗運営企業に向けて、プリントシール機本体とシール紙を販売する経路と、直営店「girls mignon(ガールズミニョン)」等でエンドユーザーからのプレイ料金として直接収入を得る経路の2つがあります。 前者の経路には、プリントシール機本体の販売方式とレンタル方式の2種類があり、レンタル方式では、プリントシール機自体を提供し、プレイ料金の一定割合が当社グループの売上となります。 「ピクトリンク」事業では、主にスマートフォンなどのモバイル端末を利用する若年女性層をターゲットとして、プリントシール画像取得・閲覧サービスを中心としたインターネット上のコンテンツの運営を行っております。 プリントシール機を利用するユーザーには、「モバイル端末に画像データを保存して、好きなタイミングで見たい」、「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等に利用したい」などの、画像データの再利用ニーズが存在します。 「ピクトリンク」では、プリントシール機で撮影された画像データを、スマートフォンなどのモバイル端末から取得できるサービスや、画像データを整理できるアルバム機能を提供し、ユーザーに継続して利用されております。 プリントシール機では通常、1プレイあたり4枚から7枚の撮影を行います。 「ピクトリンク」では、撮影した画像データのうち1枚を無料で取得することが可能ですが、有料会員になるとすべての画像データが取得可能となります。 その他、写真スタジオ向けの画像処理レタッチソフト『FURYU retouch』を販売する事業も含まれております。 当社のプリントシール機でのAI画像加工技術を活用し、撮影写真のレタッチ作業の品質と作業効率を向上するソフトの販売を行っております。 また、今後のさらなる事業拡大の一環として、不要になったプリントシール機筐体の落書き・シール印刷部分のみを活用して、「推し活」ニーズに焦点を当てたシールプリント機『SUKELU factory(スケルファクトリー)』の市場投入を本格化させております。 (3) フリューニュービジネス当事業では、家庭用ゲームソフト事業、アニメ事業、SNSマーケティングを主軸にしたファッションD2C事業を展開しております。 家庭用ゲームソフト事業においては、PlayStation®5やNintendo Switch™等のハードに対応した家庭用ゲームソフト企画・開発・販売・運営を行っております。 アニメや漫画などの人気キャラクターの版権を利用したゲームソフトと、著名な外部クリエイターを起用してクオリティを追求したオリジナルゲームソフトが中心であり、ゲームソフトの販売額が当社グループの売上となります。 アニメ事業においては、2025年6月20日に新設分割によりフリュー・ピクチャーズ株式会社へ承継を行っており、製作関連業務の内製化や品質向上による事業の成長を加速させております。 同事業はアニメーション番組を企画・製作し、スポンサー企業を集め、製作委員会の組成を行うプロデュース業務、映像コンテンツの商品化業務及び、他出版社との共同によるパートワーク(分冊百貨)出版のプロデュース業務を行っております。 その中でも製作委員会の幹事会社として、アニメーション作品の製作事業を行っており、製作契約に基づく配分金や幹事会社としての手数料、ビデオグラムの販売額等が当社グループの売上となります。 ファッションD2C事業については、自社サイト「Olu.」やその他ECサイトにて販売を行っております。 (注)2026年5月18日に、广州芙游娯楽有限公司を設立しました。 [事業系統図] |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社)東京都渋谷区25,000(千円)フリューニュービジネス100.0役員の兼任あり。 オルドット(株) (連結子会社)FURYU of America, Inc.(注)2アメリカ合衆国カリフォルニア州2,000(千米ドル)世界観ビジネス100.0役員の兼任あり。 当社製品の営業販売。 (連結子会社)フリュー・ピクチャーズ(株)東京都渋谷区(注)325,000(千円)フリューニュービジネス100.0役員の兼任あり。 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.特定子会社に該当しております。 3.2026年6月19日付で本店所在地を東京都杉並区に移転しております。 |
| 従業員の状況 | (2)【従業員の状況】 ①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)世界観ビジネス151(69)ガールズトレンドビジネス246(92)フリューニュービジネス74(9)報告セグメント計471(170)全社(共通)94(33)合計565(203)(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。 )であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。 )は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属する従業員であります。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)512(201)38.09年2か月6,814,823△4.0 セグメントの名称従業員数(人)世界観ビジネス151(69)ガールズトレンドビジネス246(92)フリューニュービジネス21(7)報告セグメント計418(168)全社(共通)94(33)合計512(201) (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。 )であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。 )は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属する従業員であります。 ③労働組合の状況 当社グループには、労働組合はありませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容当社は、使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。 当該役員・従業員株式所有制度の内容については、「1 株式等の状況 (8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 ⑤管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 ア 提出会社当事業年度補足説明管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者31.866.777.878.937.3-(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 イ 連結子会社 当社の連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)基本的な経営方針 当社グループは、企業理念体系を整備し、全役員・全従業員がこれらの理念を実践、体現することを基本的な経営姿勢としております。 当社グループは、理念に掲げた使命を果たし、ありたい姿を実現していくために、経営基盤の強化、よき企業風土の醸成、また企業価値を高める事業戦略を打ち立て、その確かな遂行に努めていくことを経営の基本方針としております。 その基本方針を踏まえ、主に若年女性層をターゲットとしたマーケティング力や豊富なキャラクター版権の獲得力を強みとし、エンタテインメント関連の市場において多様な事業を展開しており、これらの事業活動を通じ、企業価値の向上に努めてまいります。 (企業理念体系)企業理念(会社の大義)人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!ミッション(会社の使命)事業の深化を続けると共に、事業の進化に挑戦し続ける。 動的ビジョン(社員のありたい姿を実現する価値観)個人の「やりたいこと」と「できること」、会社の「やらねばならないこと」を重ね合わせていくことで社員と会社の成長をめざす。 行動指針(会社と社員のあるべき姿を示した行動軸)企業行動指針1.法令・社会規範を遵守し、高い倫理観と良識をもった活動をします2.お客さまのかけがえのない時間を創り出し、最高の品質で最高の満足を獲得します3.人権を尊重し、多様性を前提とした働きやすい職場環境を実現します4.未来の子供たちのために、持続可能な社会実現に向けた環境への配慮を心がけます5.地域社会とのコミュニケーションを大切にし、社会の一員として貢献します6.お取引先とは公平・公正で誠実な取引関係を堅持し、相互発展を目指します7.反社会的勢力とは一切の関係を持たず、不当な要求には毅然と対応します社員行動指針1.夢と熱い想いを大切にし、変化を恐れず、可能性を信じて挑戦する心を持ち続けます2.多様な価値観を前提として認め合い、チームワークを大切にします3.高い倫理観とコンプライアンス意識に裏付けられた子供たちの模範となる行動を心がけます4.どんな仕事も楽しみながら、自発と自律の気持ちをもって取組み、成長と自己実現を目指します (2)経営戦略等 1.中期ビジョン当社グループは、2028年3月期を最終年度とする「中期ビジョン」を策定し、さらなる企業成長及び企業価値向上を目指しております。 「世界中に笑顔を届ける総合エンタテインメント企業」という基本方針のもと、「世界観ビジネス」「ガールズトレンドビジネス」「フリューニュービジネス」の3つの事業により、中期ビジョンの実現に向けて取り組んでまいります。 2.経営戦略企業理念体系を支える社員の価値観である「動的ビジョン」を基軸とした組織風土のもとで、中期ビジョンを達成するための具体的な経営戦略は以下のとおりです。 ①成長力 世界観ビジネスを中心に、定番キャラクターや、人気漫画作品及び世界的人気ゲーム等のトレンドを踏まえた多数のIPの獲得と商品化、EC販売の強化、海外事業展開の拡大により、事業の成長を加速させます。 ②収益力 ガールズトレンドビジネスを中心に、プリントシール機が持つ顕在的価値(写りの良さ)に加え、既存顧客調査に基づく「潜在的価値」を訴求していくことで市場をさらに拡大し、LTV(Lifetime Value:顧客生涯価値)の最大化により、さらなる収益力の向上を目指します。 ③将来性 フリューニュービジネスを中心に、将来的な事業規模の拡大を目標に新規事業への戦略的な投資を継続することで、持続的な事業の成長を実現します。 (3)経営環境 当社グループの世界観ビジネスとガールズトレンドビジネスにおける主要な販売先は、アミューズメント市場であります。 ライフスタイルやニーズの多様化、物価上昇、原材料費の高騰などにより、市場を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。 そのような状況において、世界観ビジネスにおけるクレーンゲーム、海外物販については、国内外を問わず新たな販路の開拓を行い、引き続き市場のニーズやトレンドを先読みした新規キャラクターのIPを取得・商品化し、定番キャラクターに加えて新規キャラクターの受注を積み上げていくことでさらなる事業の成長を目指してまいります。 ガールズトレンドビジネスにおけるプリントシール事業については、プリントシール機の魅力向上と、その後顧客が利用するプリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の付加価値創出を一体として推進する取り組みや、他社のIP(知的財産)の活用とグローバル展開を通して、既存の枠組みを超えた事業の多角化と持続的な成長を実現してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは持続的な成長を図るため、(2)経営戦略等(3)経営環境を踏まえ、以下の課題に優先的に取り組んでまいります。 ①ユーザー獲得の強化 当社グループのプリントシール事業及びプリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」事業においては、提供するコンテンツのユーザー数の増加が業績拡大のために必要と考えております。 ライフスタイルやニーズの多様化といった外部環境変化のため、基幹事業であるプリントシール事業及びプリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」のユーザー数は、足元では減少しております。 当社グループはユーザー数の増加のため、顧客体験の入り口としてのプリントシール機の魅力向上と「ピクトリンク」サービスの付加価値創出を一体として推進できるようなシール機の開発及び各種マーケティング・ブランディング施策を実施し、ユーザー数及び有料会員数の増加を図ってまいります。 ②海外事業展開の拡大 当社グループの世界観ビジネスにおいて獲得している定番キャラクターや、人気漫画作品及び世界的人気ゲーム等のIPは、日本国内に留まらず世界的にも需要が高まっており、海外市場は、さらなる事業拡大の可能性を有していると考えております。 米国の関税政策の影響に対応しながら、新たな販路拡大など、現地での営業、販売体制を強化し、海外における事業拡大に努めてまいります。 ③キャラクターの多様化と急激な嗜好の変化 当社グループの世界観ビジネス及びフリューニュービジネス(家庭用ゲームソフト事業、アニメ事業)は、多様なキャラクターが存在すると同時に、ユーザーの嗜好変化が急激である市場に属しており、より収益性の高いキャラクターの権利を獲得すること及び有力なキャラクターを育成することが、業績を拡大する上で必要となります。 そのため、当社グループは、版権元とのさらなる関係構築に取り組んでまいります。 ④収益基盤の多様化に向けた新規事業への取り組み 当社グループは、設立以来、様々な事業を創出し、収益基盤を多様化させながら業績を拡大させてまいりました。 今後も当社グループは、中長期かつ持続的な成長を実現するため、これまでの事業で蓄積した知見やノウハウ等を活かしながら、迅速かつ効率的にビジネスを立ち上げることで、市場の変化に柔軟に対応できるよう収益基盤及び経営基盤の強化に取り組んでまいります。 ⑤優秀な人材の確保と組織体制の強化 当社グループは、今後のさらなる成長のために、優秀な人材の確保が不可欠であると認識しております。 人材確保においては、人事処遇制度(報酬体系)の見直しや、計画的な新卒採用に加え、必要に応じて中途採用を実施し、当社グループの求める資質を兼ね備えつつ、企業風土に合った人材を登用する方針であります。 また、企業理念の体現者として従業員を最も重要な存在と位置付け、全対象従業員に対して動的ビジョンを核とした育成プログラムを実施し、最大限のパフォーマンスを発揮できる良質な組織風土の醸成のため継続して取り組んでまいります。 ⑥為替変動リスクへの対応 当社グループの世界観ビジネスは、商品の生産を主に中国で行っているため、ドル建てでの決済が多く円安の影響を受けております。 足元のドル・円相場は不安定な状況が続いており、仕入原価への影響を抑制するために為替予約取引を適宜行っております。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益性と資本効率の向上を目指しており、経営指標としてROE(自己資本当期純利益率)を重視しております。 収益の成長と資本効率の向上に継続的に取り組み、環境変化に左右されず安定的に達成できる事業基盤をさらに強固なものとするとともに、2028年3月期の時点でROEを15%まで引き上げることを目指してまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」という企業理念のもと、事業活動を通じてすべてのステークホルダーの皆さまとの信頼関係の構築に努め、社会の持続的発展に貢献してまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ガバナンス ①執行体制 当社グループでは、サステナビリティに関する戦略検討並びにリスク管理を統括する組織体として、取締役会の下位組織となるサステナビリティワーキンググループ(以下、「WG」)を設置しております。 WGは、管理担当役員をWG長として、重要課題に応じた専門部会を設置し、個別具体的な審議検討及び決定事項に基づくサステナビリティに関する取り組み状況のモニタリングを行っています。 このうち、人的資本戦略については、経営会議等において定期的に議論を行うとともに、従業員意識調査結果や各種人的資本KPIをモニタリングし、必要な施策改善を実施しております。 また、人的資本に関する重要課題については、経営戦略及び事業戦略との整合性を踏まえながら、継続的に議論・推進を行っております。 また、気候変動対応については、WG内にTCFD PJを設置し、気候関連のリスク及び機会の識別、評価及び対応策の検討を行っております。 ②監督体制 WGでの活動進捗は、年に1回以上取締役会に報告することとしております。 取締役会は、当社グループのサステナビリティ関連のリスク及び機会への対応状況を監督しております。 サステナビリティに関する担当責任者はWG長を務める管理担当役員が担っており、管理担当役員による監督のもと、全社的なサステナビリティに関する取り組みについてモニタリング及び必要な見直しを行っております。 (2)戦略 サステナビリティの取り組みの推進にあたっては、各事業が世の中に与える影響を踏まえ、あらゆる社会課題の中から特に当社グループが大切にすべき重要課題を抽出し特定の上で、良質なエンタテインメントの創出・動的ビジョンの実現・未来を切り拓く次世代の応援・健全な経営基盤という4つの領域を中心に取り組んでおります。 当連結会計年度において、当社グループが重要であると認識している主なサステナビリティ関連のリスク及び機会は、①安心安全の確保と品質の向上、②事業を通じた環境への配慮、③働きがいのある職場環境の推進及び企業価値向上を担う多様な人材の育成、④情報セキュリティとプライバシーの保護、⑤知的財産の保護と啓発活動、⑥公正公平な取引と健全な調達に関する事項であります。 これらは、商品・サービスの競争力、事業継続、取引先との関係、ブランド価値及び中長期的な収益性に影響を及ぼし得るものと認識しております。 一方、コーポレートサイト上の重点課題のうち、次世代への挑戦の支援、青少年の健やかな育成、地域コミュニティへの貢献については、当社グループの企業理念及び社会的責任の観点から重要であると認識しております。 なお、有価証券報告書においては気候変動を含む環境課題への対応及び人的資本に関する取り組みを中心に記載しております。 ①人的資本に関する取り組み 当社グループでは、社員一人ひとりの継続的な成長が事業拡大及び企業価値向上の原動力であるとの考えのもと、2023年5月に公表した中期ビジョンにおいて、「組織風土改革」を基本方針の一つとして掲げ、社員の自律的なキャリアアップとモチベーション向上による社員と会社の成長実現を推進しております。 また、当社グループでは、中期ビジョンの実現に向けて、多様かつ専門性の高い人材の確保・育成を重要な経営課題と位置付けております。 特に、各種商品やコンテンツの開発を担うクリエイティブ人材、新たな事業や価値創出を牽引する人材及び海外事業を支えるグローバル人材の育成・定着は、中長期的な企業価値向上に直結する重要な人的資本投資であると認識しております。 こうした認識のもと、当社グループの中期ビジョンを実現すべく、当社においては、世界観ビジネスにおける人気IPの商品力強化、ガールズトレンドビジネスにおける従来以上の付加価値を提供する新機種開発、海外事業のさらなる拡大及び新たなエンタテインメント創出を推進しております。 これらの事業を支える人材の育成・定着を図る観点から、「動的ビジョン」を社員の大切な価値観として位置付け、動的ビジョンを体現するすべての社員を人的資本における重要人材と捉えております。 『動的ビジョンの実現:社員の自律的なキャリアアップとモチベーション向上による社員と会社の成長実現』に向けて、多様な人材がその個性や特性を活かしながら、仕事に誇りとやりがいを持って能力を最大限に発揮できる組織づくりを目指し、当社において、以下の取り組みを推進しております。 A.人材育成方針 ~企業価値向上を担う多様な人材の育成~ 当社における人材育成の基盤には、「動的ビジョン」という社員が大切にする価値観があります。 この動的ビジョンは、当社の存在意義をかたちづくる大切な要素であり、個人の「やりたいこと」、「できること」、会社の「やらねばならないこと」を重ね合わせることで、社員の多様性を育み、社員と会社が共に成長していくことを目指す考え方であります。 a.「なりたい自分」を描く仕組み 毎月、代表取締役社長より全社員に向けて、一人ひとりが「動的ビジョン」を描くことの重要性を発信しております。 また、動的ビジョンプログラムや社員同士の対話を通じて、社員自らが気づきを得る機会を設けることで、社員が主体的に自身のキャリアや将来像を描くことができる環境整備を行っております。 b.「なりたい自分」を実現する支援 上司と部下による双方向の対話を重視した1on1面談等を通じて、組織目標と社員一人ひとりの主体的な意思やキャリア志向を十分にすり合わせたうえで目標設定を行っております。 また、その達成度やプロセスに対するフィードバックを継続的に行うことで、個人の成長及び動的ビジョンの実現につなげる仕組みを推進しております。 B.社内環境整備方針 ~働きがいのある職場環境の推進~a.社内環境整備についての考え方 当社では、社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な人材がその個性や特性を活かして能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進しております。 また、仲間との仕事を通じて得られる達成感や活力を大切にし、社員と会社が共に成長していくことを可能とするダイバーシティ&インクルージョンの実現に取り組んでおります。 (a)専門職制度 複線型人事制度の導入により、社員の多様なキャリアパスのニーズに対応し、それぞれの経験・能力・専門性を活かして事業に貢献できる環境整備を推進しております。 (b)職群統合(総合職/担任職) 従来の職群にとらわれない活躍機会を拡大し、社員一人ひとりが組織への貢献のあり方を主体的に考えながら、やりがいを持って能力を発揮できる環境整備を進めております。 (c)ポジション公開制度 毎年、社内で募集するポジションを公開し、社員が希望するポジションを自己申告できる制度を導入しております。 これにより、多様な人材と仕事との適切なマッチングを図るとともに、社員の主体的なキャリア形成を支援しております。 (d)ロケーション異動(転勤)に関するアセスメント 育児・介護・傷病等により一時的に転勤が困難となった社員が自己申告できる仕組みを整備し、ライフイベントに応じた柔軟な働き方を支援しております。 (e)新報酬制度の導入 当社では、持続的な企業価値向上を実現するためには、多様かつ専門性の高い人材の確保・定着及び社員一人ひとりの挑戦意欲向上が重要であると認識しております。 そのため、外部労働市場における競争力、役割・成果に応じた公平性及び中長期的な成長への貢献を重視した報酬制度の構築を基本方針としております。 また、報酬制度については、社員の能力発揮や挑戦を促進するとともに、専門性及びマネジメント力の向上を適切に評価・処遇へ反映することで、中長期的な企業価値向上につなげることを目指しております。 2023年5月に公表した中期ビジョンの実現に向け、同ビジョンの基本方針である「組織風土改革」を推進するため、2024年4月より新報酬制度を導入しております。 新報酬制度では、成果・能力発揮・役割責任を適切に処遇へ反映することで、社員の挑戦意欲向上と企業価値向上への貢献を促進することを目的としております。 ・月額給与の評価連動強化 成果や能力発揮をより処遇に反映する賃金体系へ改定することで、組織目標及び会社業績の達成に貢献す る人材の成長意欲向上を図っております。 ・役職手当及び専門職手当の新設 役職者及び専門職人材の職責に応じた手当を新設し、組織運営及び事業推進を担う人材のモチベーショ ン向上を図っております。 ・年収に占める月額給与比率の引き上げ 月額給与水準を引き上げることで、社員の生活基盤の安定化を図り、安心して挑戦できる環境整備を推進し ております。 (f)マネジメント能力向上施策の実行 当社では、中期ビジョン実現の中核を担うマネジメント層について、従業員意識調査や経営層との対話等を通じて課題やニーズを把握したうえで、組織運営力及び人材育成力の向上を目的とした各種施策を実施しております。 ・課長層マネジメント研修の新設 プレイヤーとしての意識からマネージャーとしての意識への転換を図るとともに、部下育成及び組織運営 に必要なマネジメント力の向上を推進しております。 ・役職者ハンドブックの整備及び研修実施 役職者向けのマネジメント業務手引書として「役職者ハンドブック」を整備・配布するとともに、その内容 を解説する研修を実施し、組織運営力の向上を図っております。 ・ファシリテーション研修 対話文化を重視する当社では、議論と対話を目的に応じて適切に使い分けながら組織運営を行うことが重要 であると考えております。 そのため、課長級以上の役職者を対象としてファシリテーション研修を実施し、会 議運営力及び組織内コミュニケーション力の向上を図っております。 (g)育児関連制度の拡充 2025年4月に施行された育児・介護休業法の改正を踏まえ、当社では法定基準を上回る制度整備を実施しております。 子の看護休暇、所定外労働の制限及び育児短時間勤務制度について、対象となる子の範囲を「小学校修了まで」に拡大し、育児期における柔軟な働き方を支援しております。 b.社内環境整備の状況 当社では、ジェンダーや国籍に関係なく、新卒採用・中途採用の双方を重視した人物本位の採用と人材登用を実施しております。 また、持続的な成長と企業価値の向上の実現に向け、多様な視点や価値観を尊重し、経験・スキル・キャリアが異なる多様な人材の採用と活躍推進に取り組んでおります。 (a)新卒採用 新報酬制度導入に伴い、大学卒初任給は26.7万円へ、大学院卒初任給は30.1万円へそれぞれ引き上げております。 これにより、新卒採用における応募者数は2025年卒以降3年連続で大きく増加しております。 (b)管理的地位にある労働者(課長級以上を指し、以下本項目において「管理職」という)に占める女性労働者の割合の向上 女性社員の管理職登用を積極的に推進した結果、2025年度末時点における管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者比率は31.8%となっております。 さらなる向上を目指し、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(計画期間:2025年4月1日~2028年3月31日)において、管理職に占める女性比率目標を従前の35.0%から40.0%へ引き上げております。 今後も女性管理職候補者の育成及び女性リーダー層のキャリア採用を推進してまいります。 c.従業員意識調査の実施 当社では、多様な人材にとって働きやすさとやりがいの双方を実感できる職場環境の実現を目指し、2023年よりGreat Place to Work® Institute Japan社が提供する「働きがいのある会社」調査に参加しております。 調査結果を通じて組織課題を分析し、その改善施策としてマネジメント能力向上施策等を推進しております。 ②気候変動を含む環境課題への対応 当社グループでは、未来の子供たちのための環境への配慮と利益創出とを両立させる事業運営、すなわち環境経営を実行しております。 また、当社グループは気候変動を含む環境課題への対応を経営課題の一つと認識しております。 当社グループでは、重要なリスク及び機会の特定を踏まえた、気候変動影響に対する緩和及び適応施策の検討と実施を行っております。 TCFD PJを中心として、1.5℃シナリオ及び4℃シナリオを用いたシナリオ分析を実施し、主な移行リスクとして、カーボンプライシングの導入又は強化、原材料価格及び輸送価格の上昇等を、主な物理リスクとして、豪雨、台風、洪水等の自然災害に伴う影響等を認識しております。 なお、シナリオ分析結果、温室効果ガス排出量実績及び具体的な取り組み内容の詳細については、当社コーポレートサイト「サステナビリティ」内「TCFD提言に基づく情報開示」(https://www.furyu.jp/sustainability/tcfd/)をご参照ください。 (3)リスク管理 当社グループのサステナビリティ関連のリスク及び機会については、各部門及び専門部会において把握し、その内容をWGに集約したうえで、当社グループの事業戦略及び経営への影響の程度を踏まえて重要性を判断しております。 識別された重要な事項については、必要に応じて対応方針及び施策を策定し、その進捗をモニタリングしております。 また、重要なリスクについては、全社的なリスクマネジメントプロセスにも統合し、組織横断的なリスク評価及び対応の検討を実施しています。 このうち、人的資本に関するリスクについては、エンタテインメント業界における専門人材獲得競争の激化、マネジメント人材不足、人材流動化の進展等を人的資本に関する重要なリスクとして認識しております。 これらのリスクに対応するため、報酬制度改定、キャリア開発支援、マネジメント向上施策、働きがい向上施策等を通じて、人材の定着及び育成強化に取り組んでおります。 気候関連のリスク及び機会については、TCFD PJの主導のもと、各事業部から構成された検討チームがシナリオ分析を活用して識別及び評価を行っております。 評価にあたっては、「深刻度(財務インパクトの規模)」及び「発生頻度(発生想定時期と顕在化可能性)」の2軸で優先度を特定し、必要に応じて対応方針を検討の上、関連する事業部と連携してリスクの防止若しくは軽減及び事業機会の追求に努めております。 (4)指標及び目標 ①人的資本 当社グループでは、上記「 (2) 戦略」において記載した人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関する指標として、次の指標を用いております。 当該指標に関する実績及び目標は次のとおりであります。 なお、連結子会社であるオルドット株式会社、FURYU of America, Inc.及びフリュー・ピクチャーズ株式会社については、現時点では本項目における影響が軽微であることから、当該指標に関する実績及び目標には含めておりません。 人的資本に関する指標の実績と目標指標実績 目標2023年度2024年度2025年度 2027年度動的ビジョンプログラム参加率(%)100.0100.0100.0 維持動的ビジョンプログラムを有益と感じた社員の割合(%)82.879.374.3 80.0従業員数(人)513524512 - 男性比率(%)46.445.043.3 - 女性比率(%)53.655.056.7 -平均年齢(歳)37.537.738.0 - 男 性(歳)40.140.140.4 - 女 性(歳)35.335.736.1 -平均継続勤務年数 8年6か月8年9か月9年2か月 - 男 性10年2か月10年3か月10年10か月 - 女 性7年2か月7年6か月7年10か月 -離職率 (%)6.45.53.6 5.0採用人員数新 卒(人)1733.3%1224.5%1339.4% -- 男性(人)847.1%758.3%646.2% -- 女性(人)952.9%541.7%753.8% --中 途(人)3466.7%3775.5%2060.6% -- 男性(人)1029.4%1437.8%420.0% -- 女性(人)2470.6%2362.2%1680.0% --過去5年度に採用した新規学卒者の継続雇用率(%)91.691.292.8 80.0(シニア)エキスパート職の人員数(人)9911 -ポジション公開制度による人事異動の成立率 (%)24.039.618.6 35.0 管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者の割合(%)28.734.431.8 40.0役員に占める女性の割合(%)11.122.222.2 30.0育児休業取得率男 性(%)50.0-66.7 100.0女 性(%)100.0100.0100.0 維持平均年間給与(円)6,231,3027,100,0196,814,823 -男女間賃金格差(%)75.375.977.8 80.0 正 規(%)76.577.178.9 80.0 非正規(%)67.949.937.3 80.0一月当たりの労働者の平均残業時間(時間)17.617.317.6 -年次有給休暇の取得率(%)90.890.387.3 維持(注)1.「動的ビジョンプログラム参加率」は、実施日時点で在籍中の社員のうち休職等で対象外の社員は含んでおり ません。 2.「動的ビジョンプログラムを有益と感じた社員の割合」は、同プログラムの事後アンケート結果によるもので あります。 3.「管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者の割合」は、女性活躍推進法に基づく「一般事 業主行動計画」に準じ2024年度目標35.0%から2027年度目標40.0%へと更新しております。 ②気候変動 当社グループでは、気候関連のリスク及び機会の管理に関連する指標として、温室効果ガス排出量(Scope1、Scope2及びScope3)を用いております。 測定方法、実績及びシナリオ分析結果の詳細については、当社コーポレートサイト「サステナビリティ」内「TCFD提言に基づく情報開示」(https://www.furyu.jp/sustainability/tcfd/)の「シナリオ分析結果」「事業拠点別排出量算定(Scope1及びScope2)」及び「サプライチェーン排出量算定(Scope3)」をご参照ください。 気候関連の目標設定については、引き続き検討を進めております。 |
| 戦略 | (2)戦略 サステナビリティの取り組みの推進にあたっては、各事業が世の中に与える影響を踏まえ、あらゆる社会課題の中から特に当社グループが大切にすべき重要課題を抽出し特定の上で、良質なエンタテインメントの創出・動的ビジョンの実現・未来を切り拓く次世代の応援・健全な経営基盤という4つの領域を中心に取り組んでおります。 当連結会計年度において、当社グループが重要であると認識している主なサステナビリティ関連のリスク及び機会は、①安心安全の確保と品質の向上、②事業を通じた環境への配慮、③働きがいのある職場環境の推進及び企業価値向上を担う多様な人材の育成、④情報セキュリティとプライバシーの保護、⑤知的財産の保護と啓発活動、⑥公正公平な取引と健全な調達に関する事項であります。 これらは、商品・サービスの競争力、事業継続、取引先との関係、ブランド価値及び中長期的な収益性に影響を及ぼし得るものと認識しております。 一方、コーポレートサイト上の重点課題のうち、次世代への挑戦の支援、青少年の健やかな育成、地域コミュニティへの貢献については、当社グループの企業理念及び社会的責任の観点から重要であると認識しております。 なお、有価証券報告書においては気候変動を含む環境課題への対応及び人的資本に関する取り組みを中心に記載しております。 ①人的資本に関する取り組み 当社グループでは、社員一人ひとりの継続的な成長が事業拡大及び企業価値向上の原動力であるとの考えのもと、2023年5月に公表した中期ビジョンにおいて、「組織風土改革」を基本方針の一つとして掲げ、社員の自律的なキャリアアップとモチベーション向上による社員と会社の成長実現を推進しております。 また、当社グループでは、中期ビジョンの実現に向けて、多様かつ専門性の高い人材の確保・育成を重要な経営課題と位置付けております。 特に、各種商品やコンテンツの開発を担うクリエイティブ人材、新たな事業や価値創出を牽引する人材及び海外事業を支えるグローバル人材の育成・定着は、中長期的な企業価値向上に直結する重要な人的資本投資であると認識しております。 こうした認識のもと、当社グループの中期ビジョンを実現すべく、当社においては、世界観ビジネスにおける人気IPの商品力強化、ガールズトレンドビジネスにおける従来以上の付加価値を提供する新機種開発、海外事業のさらなる拡大及び新たなエンタテインメント創出を推進しております。 これらの事業を支える人材の育成・定着を図る観点から、「動的ビジョン」を社員の大切な価値観として位置付け、動的ビジョンを体現するすべての社員を人的資本における重要人材と捉えております。 『動的ビジョンの実現:社員の自律的なキャリアアップとモチベーション向上による社員と会社の成長実現』に向けて、多様な人材がその個性や特性を活かしながら、仕事に誇りとやりがいを持って能力を最大限に発揮できる組織づくりを目指し、当社において、以下の取り組みを推進しております。 A.人材育成方針 ~企業価値向上を担う多様な人材の育成~ 当社における人材育成の基盤には、「動的ビジョン」という社員が大切にする価値観があります。 この動的ビジョンは、当社の存在意義をかたちづくる大切な要素であり、個人の「やりたいこと」、「できること」、会社の「やらねばならないこと」を重ね合わせることで、社員の多様性を育み、社員と会社が共に成長していくことを目指す考え方であります。 a.「なりたい自分」を描く仕組み 毎月、代表取締役社長より全社員に向けて、一人ひとりが「動的ビジョン」を描くことの重要性を発信しております。 また、動的ビジョンプログラムや社員同士の対話を通じて、社員自らが気づきを得る機会を設けることで、社員が主体的に自身のキャリアや将来像を描くことができる環境整備を行っております。 b.「なりたい自分」を実現する支援 上司と部下による双方向の対話を重視した1on1面談等を通じて、組織目標と社員一人ひとりの主体的な意思やキャリア志向を十分にすり合わせたうえで目標設定を行っております。 また、その達成度やプロセスに対するフィードバックを継続的に行うことで、個人の成長及び動的ビジョンの実現につなげる仕組みを推進しております。 B.社内環境整備方針 ~働きがいのある職場環境の推進~a.社内環境整備についての考え方 当社では、社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な人材がその個性や特性を活かして能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進しております。 また、仲間との仕事を通じて得られる達成感や活力を大切にし、社員と会社が共に成長していくことを可能とするダイバーシティ&インクルージョンの実現に取り組んでおります。 (a)専門職制度 複線型人事制度の導入により、社員の多様なキャリアパスのニーズに対応し、それぞれの経験・能力・専門性を活かして事業に貢献できる環境整備を推進しております。 (b)職群統合(総合職/担任職) 従来の職群にとらわれない活躍機会を拡大し、社員一人ひとりが組織への貢献のあり方を主体的に考えながら、やりがいを持って能力を発揮できる環境整備を進めております。 (c)ポジション公開制度 毎年、社内で募集するポジションを公開し、社員が希望するポジションを自己申告できる制度を導入しております。 これにより、多様な人材と仕事との適切なマッチングを図るとともに、社員の主体的なキャリア形成を支援しております。 (d)ロケーション異動(転勤)に関するアセスメント 育児・介護・傷病等により一時的に転勤が困難となった社員が自己申告できる仕組みを整備し、ライフイベントに応じた柔軟な働き方を支援しております。 (e)新報酬制度の導入 当社では、持続的な企業価値向上を実現するためには、多様かつ専門性の高い人材の確保・定着及び社員一人ひとりの挑戦意欲向上が重要であると認識しております。 そのため、外部労働市場における競争力、役割・成果に応じた公平性及び中長期的な成長への貢献を重視した報酬制度の構築を基本方針としております。 また、報酬制度については、社員の能力発揮や挑戦を促進するとともに、専門性及びマネジメント力の向上を適切に評価・処遇へ反映することで、中長期的な企業価値向上につなげることを目指しております。 2023年5月に公表した中期ビジョンの実現に向け、同ビジョンの基本方針である「組織風土改革」を推進するため、2024年4月より新報酬制度を導入しております。 新報酬制度では、成果・能力発揮・役割責任を適切に処遇へ反映することで、社員の挑戦意欲向上と企業価値向上への貢献を促進することを目的としております。 ・月額給与の評価連動強化 成果や能力発揮をより処遇に反映する賃金体系へ改定することで、組織目標及び会社業績の達成に貢献す る人材の成長意欲向上を図っております。 ・役職手当及び専門職手当の新設 役職者及び専門職人材の職責に応じた手当を新設し、組織運営及び事業推進を担う人材のモチベーショ ン向上を図っております。 ・年収に占める月額給与比率の引き上げ 月額給与水準を引き上げることで、社員の生活基盤の安定化を図り、安心して挑戦できる環境整備を推進し ております。 (f)マネジメント能力向上施策の実行 当社では、中期ビジョン実現の中核を担うマネジメント層について、従業員意識調査や経営層との対話等を通じて課題やニーズを把握したうえで、組織運営力及び人材育成力の向上を目的とした各種施策を実施しております。 ・課長層マネジメント研修の新設 プレイヤーとしての意識からマネージャーとしての意識への転換を図るとともに、部下育成及び組織運営 に必要なマネジメント力の向上を推進しております。 ・役職者ハンドブックの整備及び研修実施 役職者向けのマネジメント業務手引書として「役職者ハンドブック」を整備・配布するとともに、その内容 を解説する研修を実施し、組織運営力の向上を図っております。 ・ファシリテーション研修 対話文化を重視する当社では、議論と対話を目的に応じて適切に使い分けながら組織運営を行うことが重要 であると考えております。 そのため、課長級以上の役職者を対象としてファシリテーション研修を実施し、会 議運営力及び組織内コミュニケーション力の向上を図っております。 (g)育児関連制度の拡充 2025年4月に施行された育児・介護休業法の改正を踏まえ、当社では法定基準を上回る制度整備を実施しております。 子の看護休暇、所定外労働の制限及び育児短時間勤務制度について、対象となる子の範囲を「小学校修了まで」に拡大し、育児期における柔軟な働き方を支援しております。 b.社内環境整備の状況 当社では、ジェンダーや国籍に関係なく、新卒採用・中途採用の双方を重視した人物本位の採用と人材登用を実施しております。 また、持続的な成長と企業価値の向上の実現に向け、多様な視点や価値観を尊重し、経験・スキル・キャリアが異なる多様な人材の採用と活躍推進に取り組んでおります。 (a)新卒採用 新報酬制度導入に伴い、大学卒初任給は26.7万円へ、大学院卒初任給は30.1万円へそれぞれ引き上げております。 これにより、新卒採用における応募者数は2025年卒以降3年連続で大きく増加しております。 (b)管理的地位にある労働者(課長級以上を指し、以下本項目において「管理職」という)に占める女性労働者の割合の向上 女性社員の管理職登用を積極的に推進した結果、2025年度末時点における管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者比率は31.8%となっております。 さらなる向上を目指し、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(計画期間:2025年4月1日~2028年3月31日)において、管理職に占める女性比率目標を従前の35.0%から40.0%へ引き上げております。 今後も女性管理職候補者の育成及び女性リーダー層のキャリア採用を推進してまいります。 c.従業員意識調査の実施 当社では、多様な人材にとって働きやすさとやりがいの双方を実感できる職場環境の実現を目指し、2023年よりGreat Place to Work® Institute Japan社が提供する「働きがいのある会社」調査に参加しております。 調査結果を通じて組織課題を分析し、その改善施策としてマネジメント能力向上施策等を推進しております。 ②気候変動を含む環境課題への対応 当社グループでは、未来の子供たちのための環境への配慮と利益創出とを両立させる事業運営、すなわち環境経営を実行しております。 また、当社グループは気候変動を含む環境課題への対応を経営課題の一つと認識しております。 当社グループでは、重要なリスク及び機会の特定を踏まえた、気候変動影響に対する緩和及び適応施策の検討と実施を行っております。 TCFD PJを中心として、1.5℃シナリオ及び4℃シナリオを用いたシナリオ分析を実施し、主な移行リスクとして、カーボンプライシングの導入又は強化、原材料価格及び輸送価格の上昇等を、主な物理リスクとして、豪雨、台風、洪水等の自然災害に伴う影響等を認識しております。 なお、シナリオ分析結果、温室効果ガス排出量実績及び具体的な取り組み内容の詳細については、当社コーポレートサイト「サステナビリティ」内「TCFD提言に基づく情報開示」(https://www.furyu.jp/sustainability/tcfd/)をご参照ください。 |
| 指標及び目標 | (4)指標及び目標 ①人的資本 当社グループでは、上記「 (2) 戦略」において記載した人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関する指標として、次の指標を用いております。 当該指標に関する実績及び目標は次のとおりであります。 なお、連結子会社であるオルドット株式会社、FURYU of America, Inc.及びフリュー・ピクチャーズ株式会社については、現時点では本項目における影響が軽微であることから、当該指標に関する実績及び目標には含めておりません。 人的資本に関する指標の実績と目標指標実績 目標2023年度2024年度2025年度 2027年度動的ビジョンプログラム参加率(%)100.0100.0100.0 維持動的ビジョンプログラムを有益と感じた社員の割合(%)82.879.374.3 80.0従業員数(人)513524512 - 男性比率(%)46.445.043.3 - 女性比率(%)53.655.056.7 -平均年齢(歳)37.537.738.0 - 男 性(歳)40.140.140.4 - 女 性(歳)35.335.736.1 -平均継続勤務年数 8年6か月8年9か月9年2か月 - 男 性10年2か月10年3か月10年10か月 - 女 性7年2か月7年6か月7年10か月 -離職率 (%)6.45.53.6 5.0採用人員数新 卒(人)1733.3%1224.5%1339.4% -- 男性(人)847.1%758.3%646.2% -- 女性(人)952.9%541.7%753.8% --中 途(人)3466.7%3775.5%2060.6% -- 男性(人)1029.4%1437.8%420.0% -- 女性(人)2470.6%2362.2%1680.0% --過去5年度に採用した新規学卒者の継続雇用率(%)91.691.292.8 80.0(シニア)エキスパート職の人員数(人)9911 -ポジション公開制度による人事異動の成立率 (%)24.039.618.6 35.0 管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者の割合(%)28.734.431.8 40.0役員に占める女性の割合(%)11.122.222.2 30.0育児休業取得率男 性(%)50.0-66.7 100.0女 性(%)100.0100.0100.0 維持平均年間給与(円)6,231,3027,100,0196,814,823 -男女間賃金格差(%)75.375.977.8 80.0 正 規(%)76.577.178.9 80.0 非正規(%)67.949.937.3 80.0一月当たりの労働者の平均残業時間(時間)17.617.317.6 -年次有給休暇の取得率(%)90.890.387.3 維持(注)1.「動的ビジョンプログラム参加率」は、実施日時点で在籍中の社員のうち休職等で対象外の社員は含んでおり ません。 2.「動的ビジョンプログラムを有益と感じた社員の割合」は、同プログラムの事後アンケート結果によるもので あります。 3.「管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者の割合」は、女性活躍推進法に基づく「一般事 業主行動計画」に準じ2024年度目標35.0%から2027年度目標40.0%へと更新しております。 ②気候変動 当社グループでは、気候関連のリスク及び機会の管理に関連する指標として、温室効果ガス排出量(Scope1、Scope2及びScope3)を用いております。 測定方法、実績及びシナリオ分析結果の詳細については、当社コーポレートサイト「サステナビリティ」内「TCFD提言に基づく情報開示」(https://www.furyu.jp/sustainability/tcfd/)の「シナリオ分析結果」「事業拠点別排出量算定(Scope1及びScope2)」及び「サプライチェーン排出量算定(Scope3)」をご参照ください。 気候関連の目標設定については、引き続き検討を進めております。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ①人的資本に関する取り組み 当社グループでは、社員一人ひとりの継続的な成長が事業拡大及び企業価値向上の原動力であるとの考えのもと、2023年5月に公表した中期ビジョンにおいて、「組織風土改革」を基本方針の一つとして掲げ、社員の自律的なキャリアアップとモチベーション向上による社員と会社の成長実現を推進しております。 また、当社グループでは、中期ビジョンの実現に向けて、多様かつ専門性の高い人材の確保・育成を重要な経営課題と位置付けております。 特に、各種商品やコンテンツの開発を担うクリエイティブ人材、新たな事業や価値創出を牽引する人材及び海外事業を支えるグローバル人材の育成・定着は、中長期的な企業価値向上に直結する重要な人的資本投資であると認識しております。 こうした認識のもと、当社グループの中期ビジョンを実現すべく、当社においては、世界観ビジネスにおける人気IPの商品力強化、ガールズトレンドビジネスにおける従来以上の付加価値を提供する新機種開発、海外事業のさらなる拡大及び新たなエンタテインメント創出を推進しております。 これらの事業を支える人材の育成・定着を図る観点から、「動的ビジョン」を社員の大切な価値観として位置付け、動的ビジョンを体現するすべての社員を人的資本における重要人材と捉えております。 『動的ビジョンの実現:社員の自律的なキャリアアップとモチベーション向上による社員と会社の成長実現』に向けて、多様な人材がその個性や特性を活かしながら、仕事に誇りとやりがいを持って能力を最大限に発揮できる組織づくりを目指し、当社において、以下の取り組みを推進しております。 A.人材育成方針 ~企業価値向上を担う多様な人材の育成~ 当社における人材育成の基盤には、「動的ビジョン」という社員が大切にする価値観があります。 この動的ビジョンは、当社の存在意義をかたちづくる大切な要素であり、個人の「やりたいこと」、「できること」、会社の「やらねばならないこと」を重ね合わせることで、社員の多様性を育み、社員と会社が共に成長していくことを目指す考え方であります。 a.「なりたい自分」を描く仕組み 毎月、代表取締役社長より全社員に向けて、一人ひとりが「動的ビジョン」を描くことの重要性を発信しております。 また、動的ビジョンプログラムや社員同士の対話を通じて、社員自らが気づきを得る機会を設けることで、社員が主体的に自身のキャリアや将来像を描くことができる環境整備を行っております。 b.「なりたい自分」を実現する支援 上司と部下による双方向の対話を重視した1on1面談等を通じて、組織目標と社員一人ひとりの主体的な意思やキャリア志向を十分にすり合わせたうえで目標設定を行っております。 また、その達成度やプロセスに対するフィードバックを継続的に行うことで、個人の成長及び動的ビジョンの実現につなげる仕組みを推進しております。 B.社内環境整備方針 ~働きがいのある職場環境の推進~a.社内環境整備についての考え方 当社では、社員一人ひとりの個性を尊重し、多様な人材がその個性や特性を活かして能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進しております。 また、仲間との仕事を通じて得られる達成感や活力を大切にし、社員と会社が共に成長していくことを可能とするダイバーシティ&インクルージョンの実現に取り組んでおります。 (a)専門職制度 複線型人事制度の導入により、社員の多様なキャリアパスのニーズに対応し、それぞれの経験・能力・専門性を活かして事業に貢献できる環境整備を推進しております。 (b)職群統合(総合職/担任職) 従来の職群にとらわれない活躍機会を拡大し、社員一人ひとりが組織への貢献のあり方を主体的に考えながら、やりがいを持って能力を発揮できる環境整備を進めております。 (c)ポジション公開制度 毎年、社内で募集するポジションを公開し、社員が希望するポジションを自己申告できる制度を導入しております。 これにより、多様な人材と仕事との適切なマッチングを図るとともに、社員の主体的なキャリア形成を支援しております。 (d)ロケーション異動(転勤)に関するアセスメント 育児・介護・傷病等により一時的に転勤が困難となった社員が自己申告できる仕組みを整備し、ライフイベントに応じた柔軟な働き方を支援しております。 (e)新報酬制度の導入 当社では、持続的な企業価値向上を実現するためには、多様かつ専門性の高い人材の確保・定着及び社員一人ひとりの挑戦意欲向上が重要であると認識しております。 そのため、外部労働市場における競争力、役割・成果に応じた公平性及び中長期的な成長への貢献を重視した報酬制度の構築を基本方針としております。 また、報酬制度については、社員の能力発揮や挑戦を促進するとともに、専門性及びマネジメント力の向上を適切に評価・処遇へ反映することで、中長期的な企業価値向上につなげることを目指しております。 2023年5月に公表した中期ビジョンの実現に向け、同ビジョンの基本方針である「組織風土改革」を推進するため、2024年4月より新報酬制度を導入しております。 新報酬制度では、成果・能力発揮・役割責任を適切に処遇へ反映することで、社員の挑戦意欲向上と企業価値向上への貢献を促進することを目的としております。 ・月額給与の評価連動強化 成果や能力発揮をより処遇に反映する賃金体系へ改定することで、組織目標及び会社業績の達成に貢献す る人材の成長意欲向上を図っております。 ・役職手当及び専門職手当の新設 役職者及び専門職人材の職責に応じた手当を新設し、組織運営及び事業推進を担う人材のモチベーショ ン向上を図っております。 ・年収に占める月額給与比率の引き上げ 月額給与水準を引き上げることで、社員の生活基盤の安定化を図り、安心して挑戦できる環境整備を推進し ております。 (f)マネジメント能力向上施策の実行 当社では、中期ビジョン実現の中核を担うマネジメント層について、従業員意識調査や経営層との対話等を通じて課題やニーズを把握したうえで、組織運営力及び人材育成力の向上を目的とした各種施策を実施しております。 ・課長層マネジメント研修の新設 プレイヤーとしての意識からマネージャーとしての意識への転換を図るとともに、部下育成及び組織運営 に必要なマネジメント力の向上を推進しております。 ・役職者ハンドブックの整備及び研修実施 役職者向けのマネジメント業務手引書として「役職者ハンドブック」を整備・配布するとともに、その内容 を解説する研修を実施し、組織運営力の向上を図っております。 ・ファシリテーション研修 対話文化を重視する当社では、議論と対話を目的に応じて適切に使い分けながら組織運営を行うことが重要 であると考えております。 そのため、課長級以上の役職者を対象としてファシリテーション研修を実施し、会 議運営力及び組織内コミュニケーション力の向上を図っております。 (g)育児関連制度の拡充 2025年4月に施行された育児・介護休業法の改正を踏まえ、当社では法定基準を上回る制度整備を実施しております。 子の看護休暇、所定外労働の制限及び育児短時間勤務制度について、対象となる子の範囲を「小学校修了まで」に拡大し、育児期における柔軟な働き方を支援しております。 b.社内環境整備の状況 当社では、ジェンダーや国籍に関係なく、新卒採用・中途採用の双方を重視した人物本位の採用と人材登用を実施しております。 また、持続的な成長と企業価値の向上の実現に向け、多様な視点や価値観を尊重し、経験・スキル・キャリアが異なる多様な人材の採用と活躍推進に取り組んでおります。 (a)新卒採用 新報酬制度導入に伴い、大学卒初任給は26.7万円へ、大学院卒初任給は30.1万円へそれぞれ引き上げております。 これにより、新卒採用における応募者数は2025年卒以降3年連続で大きく増加しております。 (b)管理的地位にある労働者(課長級以上を指し、以下本項目において「管理職」という)に占める女性労働者の割合の向上 女性社員の管理職登用を積極的に推進した結果、2025年度末時点における管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者比率は31.8%となっております。 さらなる向上を目指し、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(計画期間:2025年4月1日~2028年3月31日)において、管理職に占める女性比率目標を従前の35.0%から40.0%へ引き上げております。 今後も女性管理職候補者の育成及び女性リーダー層のキャリア採用を推進してまいります。 c.従業員意識調査の実施 当社では、多様な人材にとって働きやすさとやりがいの双方を実感できる職場環境の実現を目指し、2023年よりGreat Place to Work® Institute Japan社が提供する「働きがいのある会社」調査に参加しております。 調査結果を通じて組織課題を分析し、その改善施策としてマネジメント能力向上施策等を推進しております。 ②気候変動を含む環境課題への対応 当社グループでは、未来の子供たちのための環境への配慮と利益創出とを両立させる事業運営、すなわち環境経営を実行しております。 また、当社グループは気候変動を含む環境課題への対応を経営課題の一つと認識しております。 当社グループでは、重要なリスク及び機会の特定を踏まえた、気候変動影響に対する緩和及び適応施策の検討と実施を行っております。 TCFD PJを中心として、1.5℃シナリオ及び4℃シナリオを用いたシナリオ分析を実施し、主な移行リスクとして、カーボンプライシングの導入又は強化、原材料価格及び輸送価格の上昇等を、主な物理リスクとして、豪雨、台風、洪水等の自然災害に伴う影響等を認識しております。 なお、シナリオ分析結果、温室効果ガス排出量実績及び具体的な取り組み内容の詳細については、当社コーポレートサイト「サステナビリティ」内「TCFD提言に基づく情報開示」(https://www.furyu.jp/sustainability/tcfd/)をご参照ください。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | 人的資本に関する指標の実績と目標指標実績 目標2023年度2024年度2025年度 2027年度動的ビジョンプログラム参加率(%)100.0100.0100.0 維持動的ビジョンプログラムを有益と感じた社員の割合(%)82.879.374.3 80.0従業員数(人)513524512 - 男性比率(%)46.445.043.3 - 女性比率(%)53.655.056.7 -平均年齢(歳)37.537.738.0 - 男 性(歳)40.140.140.4 - 女 性(歳)35.335.736.1 -平均継続勤務年数 8年6か月8年9か月9年2か月 - 男 性10年2か月10年3か月10年10か月 - 女 性7年2か月7年6か月7年10か月 -離職率 (%)6.45.53.6 5.0採用人員数新 卒(人)1733.3%1224.5%1339.4% -- 男性(人)847.1%758.3%646.2% -- 女性(人)952.9%541.7%753.8% --中 途(人)3466.7%3775.5%2060.6% -- 男性(人)1029.4%1437.8%420.0% -- 女性(人)2470.6%2362.2%1680.0% --過去5年度に採用した新規学卒者の継続雇用率(%)91.691.292.8 80.0(シニア)エキスパート職の人員数(人)9911 -ポジション公開制度による人事異動の成立率 (%)24.039.618.6 35.0 管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者の割合(%)28.734.431.8 40.0役員に占める女性の割合(%)11.122.222.2 30.0育児休業取得率男 性(%)50.0-66.7 100.0女 性(%)100.0100.0100.0 維持平均年間給与(円)6,231,3027,100,0196,814,823 -男女間賃金格差(%)75.375.977.8 80.0 正 規(%)76.577.178.9 80.0 非正規(%)67.949.937.3 80.0一月当たりの労働者の平均残業時間(時間)17.617.317.6 -年次有給休暇の取得率(%)90.890.387.3 維持(注)1.「動的ビジョンプログラム参加率」は、実施日時点で在籍中の社員のうち休職等で対象外の社員は含んでおり ません。 2.「動的ビジョンプログラムを有益と感じた社員の割合」は、同プログラムの事後アンケート結果によるもので あります。 3.「管理的地位にある労働者(課長級以上)に占める女性労働者の割合」は、女性活躍推進法に基づく「一般事 業主行動計画」に準じ2024年度目標35.0%から2027年度目標40.0%へと更新しております。 |
| 事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 (1)リスクマネジメント体制について当社グループでは、事業を取り巻く多様なリスクに適切に対応し、損失の最小化及び事業継続性の確保を図るため、全社的なリスクマネジメント体制を整備しております。 リスク管理に関する最終的責任は代表取締役社長が負い、リスク管理を担当する役員が全社横断的にリスク管理活動を統括するとともに、その活動状況やリスク顕在化事案の発生状況等を四半期に一度、取締役会に報告しております。 また、リスク管理の統括責任者は、全社的なリスク管理活動の実務運用を統括するとともに、リスク顕在化事案の発生時において、その重大性(影響度・緊急度等)を評価し、関係部門に対して必要な指示を行うとともに、再発防止策の有効性を検証しております。 リスク管理規程に定める主管部門は、全社的なリスク課題の検討及び対応策の推進を担い、必要に応じて各部門から情報提供を求めることにより、情報の収集、整理及び共有を通じて全社のリスクを網羅的に把握しております。 さらに、法務、品質、財務経理、広報、情報システム等の関連部門がリスクの内容に応じて対応に参画し、各部門長は自部門にかかるリスクを予見・評価し、回避、軽減又は移転等の適切な措置を講じる責務を負っています。 また、代表取締役直轄の独立組織として内部監査室を設置しており、内部監査室は、年間内部監査計画に基づき、各部門の業務執行状況について、適法性・妥当性・効率性等の観点から監査を実施しております。 (2)リスクマネジメントプロセスについて当社グループのリスクマネジメントは、平時におけるリスクの把握、評価及び対応を行う管理プロセスと、リスクが顕在化した場合又はそのおそれがある場合における対応プロセスから構成されております。 平時においては、リスク管理規程に定める主管部門が中心となり、全社的なリスクの洗い出し、分析・評価及び重要リスクの選定を行ったうえで、対応方針及び具体的施策を策定し、その実行状況を適宜確認・評価するとともに、必要に応じて見直しを行っております。 また、組織変更、事業環境の変化、業界動向、関係法令の改正、新たな会計基準の導入その他経営に影響を及ぼし得る社内外の変化を踏まえ、リスクの内容及び重要性について適時に再評価を行う運用としております。 加えて、自然災害、感染症の流行、サイバー攻撃その他の事象の発生に備え、事業継続計画(BCP)を策定し、定期的な見直しを実施しております。 リスクが顕在化した場合又はそのおそれがある場合には、定められた手順に従い、関係者間で速やかに情報共有を行うとともに、その重要性に応じてリスク管理を担当する役員及び経営層に報告し、迅速な初動対応及び必要な経営判断を行う体制としております。 リスク管理の統括責任者は、当該事案の影響度、緊急度等を踏まえて重要性を評価し、関係部門に対して必要な指示を行うとともに、状況変化に応じて報告範囲及び対応体制の見直しを行います。 そのうえで、関係部門及び当該事案が発生した部門は、社内外への影響を踏まえて対応方針を定め、原因分析を行うとともに、必要な是正措置及び再発防止策を講じます。 対応状況については継続的に報告・共有を行い、事案の収束後には所定の報告を実施しております。 さらに、重要性の高い事案については、講じた再発防止策の有効性を検証し、必要に応じて内部監査等を通じて再発防止の実効性向上を図っております。 (3)事業等の主要リスク有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 ただし、当社グループの事業に関するリスク及び不確実性は、以下に記載した事項に限定されるものではありません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 各項目は、それぞれ当社グループの業績及び財政状態等に短期的又は中長期的な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これらの経営及び事業上のリスクの低減又は回避を図るとともに、経営環境の変化を事業機会として適切に捉え、「第2 事業の状況 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の経営戦略に基づき対応してまいります。 ■主要リスクの詳細①サプライチェーンリスクについて当社グループの世界観ビジネスにおいては、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の多くを中国の外注先で生産しており、中国に依存した生産体制となっております。 他方、ガールズトレンドビジネスにおけるプリントシール機については、製造委託先が特定の会社に集中している状況にあります。 このため、人件費の上昇等による生産コストの増加、国際情勢の変化、地政学的リスクの高まり、法規制又は通商政策の変更、関税措置、輸出入規制、通関遅延、自然災害、感染症の拡大その他の事由により、当社グループが求める条件での製造が困難となる場合や、原材料の調達、生産又は輸送に支障が生じた場合には、当社グループの事業、業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、供給停止に至らない場合であっても、原材料価格、海上運賃、配送費及びエネルギー価格等の上昇により調達・物流コストが増加し、これを適時に販売価格に転嫁できない場合には、当社グループの収益性に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、外注先に対して品質管理に関する定期的な指導及び監督を実施するとともに、継続的な情報交換及び関係構築を通じて、経営方針や操業状況の変化を早期に把握する体制を整備しております。 加えて、調達先及び物流事業者の分散、代替調達先の確保、適正在庫の維持、需要予測を踏まえた発注管理並びに原価動向の継続的なモニタリング等を行うとともに、カントリーリスク及び特定委託先への依存を踏まえた事業継続計画(BCP)を策定し、これらのリスクの低減に努めております。 ②為替変動リスクについて当社グループの世界観ビジネスにおいては、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の多くを中国の外注先で生産しているため、これらに係る取引の大部分が米ドル建てとなっております。 実需の一定割合については、為替予約を実施しておりますが、為替レートの変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、為替予約の活用を継続するとともに、調達、生産及び在庫計画の最適化並びに販売価格及び商品構成の見直し等により、為替変動による影響の低減に努めております。 ③市場環境及び顧客ニーズの変化について当社グループは、若年層を主要な顧客ターゲットとする事業を展開しており、ユーザーの嗜好の変化が激しい市場に属しております。 また、プリントシール事業は、日本国内の若年女性層を主要なターゲットとしていることから、少子化の進行等により市場全体が著しく縮小した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 何らかの要因により、顧客ニーズの的確な把握及びこれに対応した機種やコンテンツの導入が困難となった場合、又は市場全体が縮小した場合には、ユーザーへの訴求力の低下又は市場規模の縮小等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、ユーザーの体験価値向上を主軸とした新たなマーケティング戦略を検討し、プリントシール市場の拡大を図るとともに、多様な製品ラインナップの拡充を通じて、顧客ニーズ及び市場環境の変化による影響の低減に努めております。 ④競争環境及び技術革新への対応について業務提携やM&Aその他の業界再編により、当社グループの事業領域における競争環境が急激に変化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが提供する製品及びサービスの開発においては、AIをはじめとする新技術の活用の重要性が高まっておりますが、研究開発投資、人材確保又は開発体制の整備の遅れ等により、新技術への対応が遅れた場合には、当社グループの競争力及び事業運営の効率が低下し、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、競合他社の提携・M&A等による競争環境の変化に備え、競合動向の継続的なモニタリングを行うとともに、独自性の高い製品及びサービスの開発、知的財産の保護並びに主要パートナーとの関係強化を通じて競争力の維持に努めております。 また、継続的な研究開発投資に加え、専門人材の確保及び育成並びに技術ベンダーや開発委託先等との連携を通じて、新技術に関する知見の獲得、新技術の導入並びに製品及びサービスへの迅速な適用を推進してまいります。 ⑤ライセンス契約及び権利元との関係について当社グループは、キャラクター・コンテンツ等に係る商品又はサービスについて、権利元とのライセンス契約等に基づき事業を展開しております。 このため、権利元との関係の変化、ライセンス契約等の条件変更、更新不成立、解約その他の事由により、当該ライセンス契約等が終了し、又は条件が不利に変更された場合のほか、監修条件への不適合その他権利処理上の支障が生じた場合には、対象商品又はサービスの販売停止若しくは提供停止、発売延期、追加費用の発生等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、権利元との継続的な関係維持、契約内容及び監修条件の確認体制の整備並びに関係部門における審査及び管理の徹底等により、これらのリスクの低減に努めております。 ⑥個人情報等の情報セキュリティ及びシステム障害について当社グループでは、事業の運営において情報ネットワーク及びコンピュータシステムを多岐にわたり利用しております。 また、事業の運営に際し、顧客等のプライバシーや信用に関する情報(個人情報等を含む。 )又は機密情報を取得しております。 このため、自然災害等に加えて第三者によるセキュリティ侵害、ハッキング、不正アクセス、サイバー攻撃、通信障害、クラウドサービス等の障害、システム不具合、従業員の故意又は過失等によって、個人情報や機密情報の漏えい又は不正使用等が発生し、又は事業運営に必要なシステムの停止、遅延若しくは障害が生じる可能性があります。 この場合、業務運営に支障をきたすだけでなく、サービス提供の停止又は遅延、復旧費用の発生、顧客等に対する損害賠償責任の負担、当社グループの信用の低下、業務改善命令等の行政上の措置を受けること等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、情報セキュリティ管理体制の強化、アクセス権限管理及び監視の徹底、システム保守、バックアップ体制の整備、従業員教育並びに委託先管理を継続するとともに、インシデント対応手順の整備及び訓練を通じて、漏えい等の未然防止と発生時の影響最小化に努めております。 ⑦災害等による影響について当社グループの本社、事業所及び取引先が、地震、火災、洪水等の大規模自然災害やテロ攻撃、政治情勢の変化等により、想定を超える物的又は人的被害を受けた場合には、事業活動に支障をきたし、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、リスク管理規程等の規程類に基づき、事業活動に潜在するリスクを特定し、平常時からリスクの低減及び危機の未然防止に努めるとともに、重大な危機発生時の即応体制を整備・維持しております。 あわせて、事業継続計画(BCP)を策定し、重要業務の継続に向けた代替手段の確保や訓練等を通じて、災害等発生時の影響最小化に取り組んでおります。 ⑧人的資本について当社グループは、近年急速に事業領域を拡大してまいりましたが、今後もさらなる業容拡大及び業務内容の多様化に対応するため、各部門における人材基盤の強化が重要となっております。 しかしながら、事業規模の拡大に応じた人材育成や外部からの人材採用等が計画通りに進まず、適切な人材配置が行われない場合には、競争力の低下や業容拡大の制約要因となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、採用競争の激化等により、人件費や外注費が上昇した場合には、当社グループの収益性に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、人事処遇制度(報酬体系)の見直し、計画的な新卒採用及び必要に応じた中途採用の実施により、当社グループの事業運営に必要な専門性、主体性及び協調性を備えた人材の確保・登用に努めております。 また、従業員の育成及び組織力の向上を重要課題と位置付け、対象となる全従業員に対して「動的ビジョン」を核とした育成プログラムを実施するとともに、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できる組織風土の醸成に継続的に取り組んでまいります。 ⑨法的規制の変化への対応について当社グループは、法令及び社会倫理の遵守を基本として事業を展開しておりますが、個人情報保護、知的財産、税務、輸出入その他の事業関連法令等、国内外のさまざまな法令等への対応が必要となっており、今後これらの法令等による規制が強化された場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 なかでも、日本を含む世界各国・地域において個人情報保護に関する規制や法改正が進められていることから、個人情報を取り扱うに当たっては、法令内容の的確な把握及び迅速な対応が必要となります。 このような法令等の制定、改正又は解釈の変更等が生じた場合には、事業活動に対する制約の拡大や、これらに対応するための負荷及びコストの増加等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、当社グループは、国内外の法令改正動向の継続的な把握に努めるとともに、個人情報を含む関連法令への対応体制(規程・運用・教育・監査)の整備・強化、外部専門家の活用及び国内外の事業活動における適法性確認の徹底により、法令等の変化に伴う影響の低減に取り組んでまいります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、物価上昇や米国の通商政策への懸念があったものの、継続的な賃上げや、雇用・所得環境の改善、堅調な企業業績に支えられ、緩やかな回復基調で推移しました。 「金利のある世界」への移行が進む中、為替相場は一時的な変動は見られたものの、概ね安定的に推移しました。 原材料価格や物流費の高止まりは企業収益の下押し要因となりましたが、底堅い設備投資等を背景に、2025年通年の実質GDPは1.2%のプラス成長となりました。 世界経済については、米国では内需の底堅さを背景に成長が維持され、欧州ではインフレ沈静化を受け緩やかな回復に向かった一方、中国では不動産市場の停滞や内需の弱含みが継続しました。 また、中東情勢などの地政学リスクも含め、世界経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層に強みを持つ当社の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、キャラクターIP(知的財産)を利用した商品販売に注力し、2028年3月期を最終年度とする「中期ビジョン」実現に向けた取り組みを行いました。 この結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高は44,767百万円(前期比101.0%)、営業利益は3,315百万円(前期比148.1%)、経常利益は3,302百万円(前期比144.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,060百万円(前期比126.6%)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 (世界観ビジネス) 世界観ビジネスにおきましては、定番キャラクターや、人気漫画作品及び世界的人気ゲーム等のトレンドを踏まえた多数のIPの獲得とその商品化に引き続き注力し、売上は順調に拡大しました。 クレーンゲーム景品は、クレーンゲーム市場の拡大と複数の人気IPの商品化に加え、商品数の拡大を実現した結果、2期連続の売上増加を達成し、売上を拡大しました。 海外物販は、中国及び米国、欧州マーケットを中心に、売上高・営業利益ともに伸長しております。 海外向けの商品化権の取得に注力し、商品構成を強化すると共に、新規チャネルの開拓を通じて、流通拡大を図っております。 高価格帯ホビーは、人気IPの商品化を推進し、収益性を重視しながら事業の安定化に引き続き注力しております。 為替変動に対しては、海外取引先と米ドル建て取引を拡大し併せて、米ドル建ての仕入費用支払に対する為替予約を実施することにより、売上原価への影響を抑制しております。 この結果、世界観ビジネスにおける当連結会計年度の売上高は27,707百万円(前期比109.3%)、営業利益は2,337百万円(前期比132.1%)となりました。 (ガールズトレンドビジネス) プリントシール事業につきましては、新型コロナウイルス感染症を契機としたライフスタイルの変化により、従来プリントシールの利用を開始していた年齢層における利用開始の機会が限定される状況が生じました。 その影響は現在も継続しており、加えて消費者ニーズの多様化も進んでおります。 こうした外部環境の変化に対応すべく、新たな体験価値を提供する新機種の開発や、周年記念キャンペーンの実施などに取り組み、プレイ数の拡大を図りました。 2025年11月には、友達との自然な笑顔や空気感をそのまま残せる7種類のカメラ風フィルターが選択できる機能搭載の新機種「YOUTH MY PALETTE(ユースマイパレット)」を発売しました。 また、本年度はプリントシール機誕生30周年を記念して、市場を大きく盛り上げるため、プリントシール機の魅力を発信する様々な企画を展開しており、12月19日からは、30年間の歴史の中で好評だった「伝説のプリ機」が楽しめる特別企画「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ」をスタートしております。 さらに、2026年3月には第2弾となる「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ PINK編」を実施し、女子高生や女子大学生を中心に大きな反響を呼びました。 これらの30周年企画は継続中であり、その効果は今後より大きくなると予想されるものの、当連結会計年度のプレイ回数は2,787万回(前連結会計年度は2,957万回)と前期比で減少しました。 プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」におきましては、有料会員規模を維持するための新規入会者の流入強化施策を継続したものの、2026年3月末時点で127万人(2025年3月末時点は137万人)と前期比で減少しました。 なお、2025年7月1日よりピクトリンクの有料会員コース体系をプレミアム会員コースに一本化し、サービスレベルと価格の統一を行うことで、収益力の改善に寄与しました。 従来型のビジネスモデルにおける既存ビジネスでの当連結会計年度の営業利益は3,985百万円(2025年3月期 3,249百万円)と増益となっております。 なお、新規ビジネスについては、海外展開を前提としたIPプリや推し活プリ、レタッチサービスの事業となります。 この結果、ガールズトレンドビジネスにおける当連結会計年度の売上高は14,388百万円(前期比97.1%)、営業利益は3,589百万円(前期比114.0%)となりました。 (フリューニュービジネス) 家庭用ゲームソフト事業につきましては、11月に新作タイトル「ベイブレードエックス エボバトル」と「Model Debut4 #nicola/モデルデビュー4 ニコラ」を発売し、売上の積み上げを図りましたが、期待を下回り、前期比で売上は減少しました。 アニメ事業は、7月に出資タイトル2作品と10月に製作委員会の幹事タイトル1作品の放映を開始、11月には東京、1~2月には大阪にて、「ゆるキャン△」原作10周年記念展を開催するなど、新旧リリースタイトルの収益化を推進しております。 なお、カラーコンタクトレンズ事業の事業譲渡とゲームアプリ事業のサービス終了により、採算性の向上を目指したものの、家庭用ゲームソフト事業においてソフトウェアの減価償却費が増加したため、前期比でセグメント利益を押し下げております。 この結果、フリューニュービジネスにおける当連結会計年度の売上高は2,672百万円(前期比64.4%)、営業損失は454百万円(前期は430百万円の営業損失)となりました。 ②財政状態の状況(資産の部) 資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,225百万円増加し、30,335百万円となりました。 これは主に、現金及び預金の増加2,019百万円、売掛金の増加782百万円、商品及び製品の増加269百万円があった一方で、原材料及び貯蔵品の減少153百万円、流動資産のその他の減少416百万円、有形固定資産の減少345百万円、投資その他の資産の減少161百万円があったことによるものであります。 (負債の部) 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,021百万円増加し、6,707百万円となりました。 これは主に、買掛金の増加442百万円、未払金の増加135百万円、未払法人税等の増加886百万円、未払消費税等の増加148百万円があった一方で、電子記録債務の減少311百万円、契約負債の減少226百万円、流動負債のその他の減少150百万円があったことによるものであります。 (純資産の部) 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,203百万円増加し、23,627百万円となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益計上に伴う利益剰余金の増加2,060百万円、繰延ヘッジ損益の増加131百万円があった一方で、配当金の支払いによる利益剰余金の減少1,037百万円があったことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、営業活動による収入が5,189百万円、投資活動による支出が2,133百万円、財務活動による支出が1,040百万円となった結果、前連結会計年度末に比べ2,017百万円増加し13,745百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては、税金等調整前当期純利益を3,179百万円、減価償却費を2,309百万円、減損損失を117百万円計上しました。 また、貸倒引当金は142百万円増加、売上債権は873百万円増加、棚卸資産は207百万円増加、仕入債務は131百万円増加、未払金は244百万円増加、法人税等の支払額は369百万円となりました。 その結果、営業活動によるキャッシュ・フローは、5,189百万円の収入(前連結会計年度は3,856百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては、有形固定資産の取得による支出が1,588百万円、無形固定資産の取得による支出が641百万円、差入保証金の返還による収入が125百万円となりました。 その結果、投資活動によるキャッシュ・フローは、2,133百万円の支出(前連結会計年度は2,603百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては、セール・アンド・リースバックによる収入が948百万円、リース債務の返済による支出が951百万円、配当金の支払額が1,037百万円となりました。 その結果、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,040百万円の支出(前連結会計年度は1,036百万円の支出)となりました。 ④生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当社グループは、独自の生産拠点・生産工程を有しておらず、生産能力を表示することは困難であるため、当該記載を省略しております。 b.商品仕入実績 当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、商品仕入実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.受注実績 当社グループの事業は、受注の確定から売上の計上までの期間が短いため、当該記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)世界観ビジネス(千円)27,706,211109.3ガールズトレンドビジネス(千円)14,388,64997.1フリューニュービジネス(千円)2,672,62364.4合計(千円)44,767,484101.0 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②経営成績の分析(売上高) 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して461百万円増加し、44,767百万円となり過去最高を更新しました。 これは主に、前連結会計年度と比較すると世界観ビジネスにおいてクレーンゲーム景品及び海外物販の売上が引き続き伸長したことが要因になります。 プリントシール事業及び「ピクトリンク」事業においては、新型コロナウイルス感染症を契機としたライフスタイルの変化や消費者ニーズの多様化により、総プレイ回数、有料会員数ともに前連結会計年度と比較して減少しております。 一方で、ピクトリンクの有料会員コース体系をプレミアム会員コースに一本化し、サービスレベルと価格の統一を行ったことで、収益力は改善傾向にあります。 (売上原価) 当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して259百万円減少し、27,154百万円となりました。 これは主に、世界観ビジネスの増収による売上原価の増加があった一方で、前述の要因によりプリントシール事業の売上が減少、また、カラーコンタクトレンズ事業の事業譲渡とゲームアプリ事業のサービス終了による影響に伴い、売上原価が減少しました。 (売上総利益) 上記の結果、当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度と比較して720百万円増加し、17,612百万円となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して355百万円減少し、14,296百万円となりました。 これは主に、カラーコンタクトレンズ事業の事業譲渡とゲームアプリ事業のサービス終了による影響となります。 (営業利益) 上記の結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度と比較して1,076百万円増加し、3,315百万円となりました。 (営業外損益) 当連結会計年度の営業外損益は、前連結会計年度の41百万円の利益(純額)から13百万円の損失(純額)となりました。 これは主に解約違約金を計上したことによるものであります。 (特別損益) 当連結会計年度の特別損益は、前連結会計年度の15百万円の損失(純額)から123百万円の損失(純額)となりました。 これは主に減損損失を計上したことによるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 上記の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して433百万円増加し、2,060百万円となりました。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因のうち、投資者の判断に重大な影響を与える可能性のある事項については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④当社グループの資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、十分な手元流動性を有しており、運転資金及び設備投資資金は主として自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施することを基本方針としております。 なお、今後、当社グループの成長のために発生する資金需要につきましても、基本方針に基づき、主に自己資金より充当し、必要に応じて金融機関からの借入れを実施する予定です。 |
| 研究開発活動 | 6【研究開発活動】 当社グループは、市場変化に迅速に対応し、より収益性の高い魅力ある製商品・サービスを提供するために、世界観ビジネスにおけるクレーンゲーム景品のぬいぐるみ、フィギュア等の商品化に関する研究開発、新素材や新技術等を取り入れた高付加価値・高品質のプリントシール機の研究開発やゲーム分野における新規ゲームの研究開発活動を中心に行っております。 当連結会計年度の研究開発費の総額は、1,551百万円となりました。 セグメント別の主な研究開発活動につきましては、次のとおりであります。 (1)世界観ビジネス 多数の新規キャラクター版権の商品化のためのフィギュアの原型代費用や彩色代、撮影代などの商品価値を高めるための研究開発活動に係る費用計上を行いました。 当ビジネスに係わる研究開発費は、618百万円であります。 (2)ガールズトレンドビジネス プリントシール事業については、顧客満足度への影響度が大きい写りに関連する研究開発に注力し、新たな体験価値を提供する新機種の開発に取り組んでおります。 当連結会計年度及び翌連結会計年度に発売するプリントシール機についての写りに関連する光学技術や画像処理技術を中心に研究開発活動に係る費用計上を行いました。 「ピクトリンク」事業については、プリントシール画像取得・閲覧サービスを中心としたインターネット上のコンテンツを充実させ、当該サービスの付加価値創出のための研究開発活動に係る費用計上を行いました。 当ビジネスに係わる研究開発費は、642百万円であります。 (3)フリューニュービジネス PlayStation®5やNintendo Switch™等のハードに対応した家庭用ゲームソフトにおける新規ゲームの研究開発活動に係る費用計上を行いました。 当ビジネスに係わる研究開発費は、289百万円であります。 |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当社グループが実施した設備投資(有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含む。 )の主たるものは、客先に設置するプリントシール機の取得によるものであります。 当連結会計年度における設備投資の内訳は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、重要な設備の除却、売却等はありません。 セグメントの名称設備投資額(千円)設備内容世界観ビジネス74,659ソフトウエア等ガールズトレンドビジネス963,967プリントシール機等フリューニュービジネス924,291ソフトウエア等小計1,962,918-調整額153,591管理設備等合計2,116,509- |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 (1)提出会社 当社における主要な設備は、次のとおりであります。 2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)リース資産(千円)土地(千円)その他(千円)合計(千円)本社(東京都渋谷区)全セグメント管理・その他設備等135,968--53,175189,143335(96)一宮事業所(愛知県一宮市)世界観ビジネスガールズトレンドビジネス全社(共通)プリントシール機・その他設備等53,859--32,49486,35320(10)京都事業所(京都府京都市)ガールズトレンドビジネス全社(共通)プリントシール機・その他設備等61,440--31,95193,392157(45)アミューズメント施設等(東京都渋谷区他)全セグメントプリントシール機等88,8591,751,184373110,7721,951,189- (注)1.帳簿価額は減損損失計上後の金額であります。 減損損失の内容につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結損益計算書関係)※7 減損損失」に記載のとおりであります。 2.アミューズメント施設等におけるリース資産は、当社が企画・開発・製造したプリントシール機を、セール・アンド・リースバックを利用し、アミューズメント施設等に設置しているものであります。 3.本社及び事業所はすべて賃借しており、年間賃借料は611,628千円であります。 4.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(千円)リース資産(千円)その他(千円)合計(千円)オルドット(株)本社(東京都渋谷区)フリューニュービジネス管理・その他設備等----9(1)フリュー・ピクチャーズ(株)本社(東京都渋谷区)フリューニュービジネス映像マスター等--275,246275,24644(1)(注)1.帳簿価額は減損損失計上後の金額であります。 2.国内子会社における賃借設備に対する年間賃借料は26,766千円であります。 3.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。 (3)在外子会社 在外子会社の設備につきましては、重要性がないため記載を省略しております。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 当連結会計年度末現在における重要な設備の計画は、次のとおりであります。 (1) 重要な設備の新設等事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定額資金調達方法着手及び完了予定年月完成後の増加能力総額(千円)既支払額(千円)着手完了アミューズメント施設等(東京都渋谷区他)ガールズトレンドビジネスリース資産 (注)12,882,000-自己資金 (注)2 (注)2 (注)3(注)1.リース資産は、当社が企画・開発・製造したプリントシール機を、セール・アンド・リースバックを利用し、アミューズメント施設等に設置しているものであります。 2.設備投資計画の遂行にあたっては2027年3月期を予定しておりますが、毎期経常的に全国の客先へ設置を 行うため、着手及び完了予定年月の記載を省略しております。 3.完成後の増加能力につきましては、計数的把握が困難であるため、記載を省略しております。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 289,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 2,116,509,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 38 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 9 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 6,814,823 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 0 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ①投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、当該株式を保有することにより剰余金配当及びキャピタルゲイン等を得ることを目的とする場合が純投資目的の投資株式であり、それ以外の、投資先との関係強化、又は投資先への各種提案等を行うこと等により、事業収益追求や企業価値向上を図ることを目的とする場合が純投資目的以外の目的の投資株式であると位置付けております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式A.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、保有株式が純投資目的以外の目的である投資株式について、その保有の意義が認められる場合を除き、保有しないことを基本方針としています。 保有の意義が認められる場合とは、当社の事業方針や今後の事業展開に係る展望等を総合的に勘案し、中長期的な観点から企業価値の向上に資すると判断される場合をいいます。 個別銘柄の保有の適否に関しては、必要に応じて当該投資先の財政・事業運営状況、当社の置かれている事業環境、当社との関係性及び今後の当該投資先の事業展開に関する見込み等を踏まえて検討しております。 B.銘柄数及び貸借対照表計上額 該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 C.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 ③保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 風流商事株式会社東京都目黒区下目黒2丁目9番2号4,360,00016.39 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号1,959,3007.37 TM株式会社神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1636-121,415,0005.32 フリュー社員持株会東京都渋谷区鶯谷町2番3号900,7003.39 田坂 吉朗京都府京都市北区840,0003.16 稲毛 勝行京都府京都市西京区750,0002.82 吉田 眞人神奈川県横浜市都筑区551,4322.07 中村 真司東京都品川区511,3001.92 YOSHIDA株式会社神奈川県横浜市都筑区牛久保西3丁目10番74号493,0001.85 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8番12号466,6001.75計-12,247,33246.05(注)1.当社は自己株式1,698,430株を所有していますが、上記の大株主から除いています。なお、この自己株式については、「株式給付信託(BBT-RS)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株式110,828株は含まれておりません。2. 風流商事株式会社は、当社創業者田坂吉朗の資産管理会社であります。3.上記所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 657,100株 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 398,000株4.2026年6月4日付で野村證券株式会社から大量保有報告書が提出されております。当該大量保有報告書の内容は、2026年5月29日時点で、同社並びにその共同保有者であるノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)及び野村アセットマネジメント株式会社が、当社の株式1,823,795株(株券等保有割合6.45%)を保有しているというものであります。 |
| 株主数-金融機関 | 9 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 22 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 21 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 94 |
| 株主数-個人その他 | 10,227 |
| 株主数-その他の法人 | 56 |
| 株主数-計 | 10,429 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式1,1055,460当期間における取得自己株式200-(注)1.当事業年度における取得自己株式は、社員持株会向け譲渡制限付株式の無償取得1,100株および単元未満株式 の買取りによる株式5株であります。 2.当期間における取得自己株式は、社員持株会向け譲渡制限付株式の無償取得200株によるものであります。 な お、2026年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの社員持株会向け譲渡制限付株式の無償取得および単 元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -5,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -5,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式28,296,000--28,296,000合計28,296,000--28,296,000自己株式 普通株式(注)1,817,3251,1059,1721,809,258合計1,817,3251,1059,1721,809,258 (注) 1.普通株式の自己株式の株式数の増加1,105株は、譲渡制限付株式の無償取得による増加1,100株、単元未満株式の買取りによる増加5株によるものであります。 2.普通株式の自己株式の株式数の減少9,172株は、「株式給付信託(BBT-RS)」に基づく役員への給付による減少9,172株によるものであります。 3.当連結会計年度末における普通株式の自己株式数には、「株式給付信託(BBT-RS)」の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式110,828株が含まれております。 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年6月22日フリュー株式会社 取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ 東 京 事 務 所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士石田 義浩 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士五十嵐 大典 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているフリュー株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、フリュー株式会社及び連結子会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ピクトリンク課金収益監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 注記事項(収益認識関係)に記載されているとおり、フリュー株式会社(以下会社)の当連結会計年度におけるガールズトレンドビジネスの売上高は14,388,649千円である。 ガールズトレンドビジネスには、ピクトリンク課金収益が6,822,960千円含まれており、同収益は連結損益計算書の売上高の15.2%を占めている。 なお、ガールズトレンドビジネスのセグメント利益率は24.9%と高く、その中でも中核的な収益であるピクトリンク課金収益は重要な収益である。 ピクトリンクは、プリントシール機で撮影した画像データの取得・閲覧サービスであり、撮影した画像のうち1枚は無料で取得可能であるが、有料会員になると制限なく画像データが取得可能となる。 ピクトリンク課金収益は当該有料会員からの月額利用料で構成されている。 ピクトリンク課金収益は、携帯通信事業者等によって徴収された月額利用料の通知書(以下通知書)を各社サーバーよりダウンロードして入手することで売上金額が確定するが、通知書を入手するまでに1、2ヶ月の期間を有するため、毎月、自社の会員データベースから有料会員数を把握して、この有料会員数と月額利用料を基礎に概算計上を行っている。 したがって、年間のピクトリンク課金収益は10、11ヶ月の確定金額と期末直近月1、2ヶ月の概算計上額で構成されているが、当該概算計上額は自社の会員データベースに基づいて算定されたものであるため、慎重に検討する必要がある。 当監査法人は、ピクトリンク課金収益による売上高の金額に重要性が高く、また、売上高の一部について自社の会員データベースに基づいた概算計上が含まれるため、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 監査上の主要な検討事項に対して、当監査法人は、主として以下の手続を実施した。 (1)会員データベースに関する手続●当監査法人内部のIT専門家と連携して、会員データベースに関連した重要データ・ファイルへのアクセス権の権限付与状況の閲覧、データベースの直接修正における承認状況の閲覧等により全般統制の有効性を評価した。 ●会員データベースの有料会員数の正確性を担保する内部統制である、毎月徴収を委託している携帯通信事業者等の会員情報リストとの照合について、整備・運用状況の有効性を評価した。 (2)ピクトリンク課金収益による売上高の金額に関する手続●リスク評価手続として、以下の分析的手続を実施した。 ・有料会員数は新機種のリリース時や学校の長期休暇月によって変動するため、有料会員数の月次推移について、過去の月次推移との整合性を検討した。 ・有料会員数と月額利用料(一人当たり単価)から計算される金額と収益計上額との整合性を検討した。 ●確定金額の検討においては、通知書との突合を実施した。 なお、通知書はサンプルベースで監査人立会のもと、通信事業者等のサーバーから直接ダウンロードした通知書を利用した。 ●概算計上額の検討においては、以下の手続を実施した。 ・期中の概算計上額と通知書の確定金額との乖離率から、概算計上額の算定方法を評価した。 ・概算計上に利用された有料会員数と会員データベースにおける有料会員数との整合性を検討した。 ・期末直近月1、2ヶ月の概算計上額について、監査報告書日までに入手した通知書による確定金額との乖離を分析・評価する遡及的検討を実施した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、フリュー株式会社の2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、フリュー株式会社が2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ピクトリンク課金収益監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 注記事項(収益認識関係)に記載されているとおり、フリュー株式会社(以下会社)の当連結会計年度におけるガールズトレンドビジネスの売上高は14,388,649千円である。 ガールズトレンドビジネスには、ピクトリンク課金収益が6,822,960千円含まれており、同収益は連結損益計算書の売上高の15.2%を占めている。 なお、ガールズトレンドビジネスのセグメント利益率は24.9%と高く、その中でも中核的な収益であるピクトリンク課金収益は重要な収益である。 ピクトリンクは、プリントシール機で撮影した画像データの取得・閲覧サービスであり、撮影した画像のうち1枚は無料で取得可能であるが、有料会員になると制限なく画像データが取得可能となる。 ピクトリンク課金収益は当該有料会員からの月額利用料で構成されている。 ピクトリンク課金収益は、携帯通信事業者等によって徴収された月額利用料の通知書(以下通知書)を各社サーバーよりダウンロードして入手することで売上金額が確定するが、通知書を入手するまでに1、2ヶ月の期間を有するため、毎月、自社の会員データベースから有料会員数を把握して、この有料会員数と月額利用料を基礎に概算計上を行っている。 したがって、年間のピクトリンク課金収益は10、11ヶ月の確定金額と期末直近月1、2ヶ月の概算計上額で構成されているが、当該概算計上額は自社の会員データベースに基づいて算定されたものであるため、慎重に検討する必要がある。 当監査法人は、ピクトリンク課金収益による売上高の金額に重要性が高く、また、売上高の一部について自社の会員データベースに基づいた概算計上が含まれるため、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 監査上の主要な検討事項に対して、当監査法人は、主として以下の手続を実施した。 (1)会員データベースに関する手続●当監査法人内部のIT専門家と連携して、会員データベースに関連した重要データ・ファイルへのアクセス権の権限付与状況の閲覧、データベースの直接修正における承認状況の閲覧等により全般統制の有効性を評価した。 ●会員データベースの有料会員数の正確性を担保する内部統制である、毎月徴収を委託している携帯通信事業者等の会員情報リストとの照合について、整備・運用状況の有効性を評価した。 (2)ピクトリンク課金収益による売上高の金額に関する手続●リスク評価手続として、以下の分析的手続を実施した。 ・有料会員数は新機種のリリース時や学校の長期休暇月によって変動するため、有料会員数の月次推移について、過去の月次推移との整合性を検討した。 ・有料会員数と月額利用料(一人当たり単価)から計算される金額と収益計上額との整合性を検討した。 ●確定金額の検討においては、通知書との突合を実施した。 なお、通知書はサンプルベースで監査人立会のもと、通信事業者等のサーバーから直接ダウンロードした通知書を利用した。 ●概算計上額の検討においては、以下の手続を実施した。 ・期中の概算計上額と通知書の確定金額との乖離率から、概算計上額の算定方法を評価した。 ・概算計上に利用された有料会員数と会員データベースにおける有料会員数との整合性を検討した。 ・期末直近月1、2ヶ月の概算計上額について、監査報告書日までに入手した通知書による確定金額との乖離を分析・評価する遡及的検討を実施した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | ピクトリンク課金収益 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(収益認識関係)に記載されているとおり、フリュー株式会社(以下会社)の当連結会計年度におけるガールズトレンドビジネスの売上高は14,388,649千円である。 ガールズトレンドビジネスには、ピクトリンク課金収益が6,822,960千円含まれており、同収益は連結損益計算書の売上高の15.2%を占めている。 なお、ガールズトレンドビジネスのセグメント利益率は24.9%と高く、その中でも中核的な収益であるピクトリンク課金収益は重要な収益である。 ピクトリンクは、プリントシール機で撮影した画像データの取得・閲覧サービスであり、撮影した画像のうち1枚は無料で取得可能であるが、有料会員になると制限なく画像データが取得可能となる。 ピクトリンク課金収益は当該有料会員からの月額利用料で構成されている。 ピクトリンク課金収益は、携帯通信事業者等によって徴収された月額利用料の通知書(以下通知書)を各社サーバーよりダウンロードして入手することで売上金額が確定するが、通知書を入手するまでに1、2ヶ月の期間を有するため、毎月、自社の会員データベースから有料会員数を把握して、この有料会員数と月額利用料を基礎に概算計上を行っている。 したがって、年間のピクトリンク課金収益は10、11ヶ月の確定金額と期末直近月1、2ヶ月の概算計上額で構成されているが、当該概算計上額は自社の会員データベースに基づいて算定されたものであるため、慎重に検討する必要がある。 当監査法人は、ピクトリンク課金収益による売上高の金額に重要性が高く、また、売上高の一部について自社の会員データベースに基づいた概算計上が含まれるため、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(収益認識関係) |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項に対して、当監査法人は、主として以下の手続を実施した。 (1)会員データベースに関する手続●当監査法人内部のIT専門家と連携して、会員データベースに関連した重要データ・ファイルへのアクセス権の権限付与状況の閲覧、データベースの直接修正における承認状況の閲覧等により全般統制の有効性を評価した。 ●会員データベースの有料会員数の正確性を担保する内部統制である、毎月徴収を委託している携帯通信事業者等の会員情報リストとの照合について、整備・運用状況の有効性を評価した。 (2)ピクトリンク課金収益による売上高の金額に関する手続●リスク評価手続として、以下の分析的手続を実施した。 ・有料会員数は新機種のリリース時や学校の長期休暇月によって変動するため、有料会員数の月次推移について、過去の月次推移との整合性を検討した。 ・有料会員数と月額利用料(一人当たり単価)から計算される金額と収益計上額との整合性を検討した。 ●確定金額の検討においては、通知書との突合を実施した。 なお、通知書はサンプルベースで監査人立会のもと、通信事業者等のサーバーから直接ダウンロードした通知書を利用した。 ●概算計上額の検討においては、以下の手続を実施した。 ・期中の概算計上額と通知書の確定金額との乖離率から、概算計上額の算定方法を評価した。 ・概算計上に利用された有料会員数と会員データベースにおける有料会員数との整合性を検討した。 ・期末直近月1、2ヶ月の概算計上額について、監査報告書日までに入手した通知書による確定金額との乖離を分析・評価する遡及的検討を実施した。 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | 有限責任監査法人トーマツ |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年6月22日フリュー株式会社 取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ 東 京 事 務 所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士石田 義浩 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士五十嵐 大典 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているフリュー株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの第20期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、フリュー株式会社の2026年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ピクトリンク課金収益 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(ピクトリンク課金収益)と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 ピクトリンク課金収益 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(ピクトリンク課金収益)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | ピクトリンク課金収益 |
| 連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 | 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(ピクトリンク課金収益)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| 電子記録債権、流動資産 | 1,135,446,000 |
| 商品及び製品 | 2,451,782,000 |
| 仕掛品 | 39,642,000 |
| 原材料及び貯蔵品 | 444,396,000 |
| 未収入金 | 500,219,000 |