財務諸表

CoverPage

提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-06-22
英訳名、表紙Oki Electric Industry Company, Limited
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長執行役員  森 孝廣
本店の所在の場所、表紙東京都港区虎ノ門1丁目7番12号
電話番号、本店の所在の場所、表紙03-3501-3111(大代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月沿革1881年1月沖牙太郎が電信機・電話機・電線・電鈴等を製造・販売するため、当社の前身である明工舎を創業1907年5月合資会社沖商会に組織変更1912年8月合資会社沖商会の販売部門として沖電気(株)を設立1917年2月合資会社沖商会を沖電気(株)に合併1927年8月東京市芝区に芝浦事業所を開設1949年11月企業再建整備法による法定整備計画に基づき沖電気(株)は解散、同日にその第二会社として沖電気工業(株)(資本金1億8千万円)を設立1951年11月東京証券取引所に上場1958年11月情報処理装置生産のため群馬県高崎市に高崎事業所を開設1961年7月大阪証券取引所に上場1962年5月電子通信装置生産のため埼玉県本庄市に本庄事業所(現本庄工場)を開設1973年6月富岡沖電気(株)を吸収合併し群馬県富岡市に富岡工場を開設1979年12月情報処理装置生産のため静岡県沼津市に沼津工場を開設1981年1月創業100周年1986年10月埼玉県蕨市にシステム開発センタ(現蕨システムセンター)を開設1987年12月欧州におけるプリンターの販売統括会社OKI EUROPE LTD.を英国に設立1992年8月サービス部門強化のため(株)沖電気カスタマアドテック(現OKIクロステック(株))を設立1994年4月タイ国にプリンターのキーコンポーネントの組立工場(現OKI DATA MANUFACTURING(THAILAND)CO., LTD.)を開設 10月プリンター、ファクシミリ及びこれに関連する事業を(株)沖データに譲渡1997年4月沖電気工事(株)(現OKIクロステック(株))の株式を東京証券取引所市場第二部に上場2000年4月執行役員制を導入2001年7月ATMの生産拡大と中国市場での販売のため、中国に沖電気実業(深セン)有限公司を設立2004年4月埼玉県蕨市の事業所を拡張し、システムセンター(現蕨システムセンター)を竣工2006年2008年2010年6月10月6月中国にOKIグループの中国販売統括会社 日沖商業(北京)有限公司を設立半導体事業を譲渡株式交換により沖ウィンテック(株)(現OKIクロステック(株))を完全子会社化2017年12月公開買付により沖電線(株)を連結子会社化2019年4月リカーリング型ビジネスの強化を目指してOKIクロステック(株)を設立2021年2022年4月4月(株)沖データを吸収合併東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2025年10月プリンターの開発・生産に関する事業をエトリア(株)に承継
事業の内容 3【事業の内容】
 OKIグループ(当社及び関係会社)は、「パブリックソリューション」、「エンタープライズソリューション」、「コンポーネントプロダクツ」、「EMS」の4事業及び「その他」について、製品の製造・販売、システムの構築・ソリューションの提供、工事・保守及びその他のサービスを行っております。
 事業区分別の事業の内容は、以下のとおりであります。
なお、以下の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
<パブリックソリューション事業> 当事業では、主に以下の製品の製造・販売、システムの構築・ソリューションの提供及びその他サービスを行っております。
道路関連システム、航空関連システム、消防・防災関連システム、官公庁向けシステム、防衛関連システム、航空機器、通信キャリア向け通信機器など <エンタープライズソリューション事業> 当事業では、主に以下の製品の製造・販売、工事・保守及びその他サービスを行っております。
ATM、現金処理機、営業店端末、予約発券端末、チェックイン端末、外貨両替機、ATM監視・運用サービス、金融営業店システム、事務集中システム、予約発券システム、工事・保守サービスなど <コンポーネントプロダクツ事業> 当事業では、主に以下の製品の製造・販売及びその他サービスを行っております。
エッジデバイス(IoT)、センサーネットワーク、PBX、ビジネスホン、コンタクトセンター、クラウドサービスなど なお、LEDプリンターについては、2025年10月1日付で開発・生産に関する事業をエトリア株式会社に承継させたため、当社は製品の販売及びその他サービスを行っております。
<EMS事業> 当事業では、主に以下の製品の製造・販売及びその他サービスを行っております。
設計・生産受託サービス、プリント配線板、ケーブル・電極線、エンジニアリングなど <その他> その他では、主に用役提供を行うとともに、将来事業創出に向けた活動も推進しております。
(注)2026年度より、コア事業の革新と成長市場への挑戦を進めるため、3セグメント(パブリックソリューション/金融ソリューション/コンポーネント&マニュファクチャリング)に再編しております。
 OKIグループにおける、OKI(親会社)及び関係会社の取引関係を図示すると、概ね以下のとおりになります。
(2026年3月31日現在)(注)OKI Data Manufacturing (Thailand)は、2025年10月1日付でエトリア株式会社へ承継されたことに伴い、連結の範囲から除外しております。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
(2026年3月31日現在)名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) OKIクロステック(株)東京都中央区2,001エンタープライズソリューション100.0当社が電気通信工事役務及び工事保守役務を購入しております。
役員の兼任等…有OKIサーキットテクノロジー(株)山形県鶴岡市480EMS100.0当社がプリント配線板を購入しており、又、資金を貸付けております。
役員の兼任等…無(株)OKIソフトウェア埼玉県蕨市400パブリックソリューション100.0当社がソフトウェアを購入しております。
役員の兼任等…有OKI EUROPE LTD.SURREY,U.K.千ユーロ141,366コンポーネントプロダクツ100.0当社よりプリンターを購入しており、又、当社は資金を貸付けております。
役員の兼任等…無その他47社 (持分法適用関連会社) その他1社  (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.OKI EUROPE LTD.は、特定子会社に該当します。
なお、(連結子会社)その他に含まれる会社のうち特定子会社に該当する会社は、OKI BRASIL INDÚSTRIA E COMÉRCIO DE PRODUTOS E TECNOLOGIA EM AUTOMAÇÃO LTDA.であります。
3.OKIクロステック(株)については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。
)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
  主要な損益情報等(連結会社相互間の内部取引消去前)(1)売上高    76,658百万円(2)経常利益   6,436百万円(3)当期純利益  4,476百万円(4)純資産額   16,930百万円(5)総資産額   43,254百万円
従業員の状況 (2)【従業員の状況】
① 連結会社の状況 (2026年3月31日現在)セグメントの名称従業員数(人)パブリックソリューション3,281[815]エンタープライズソリューション4,732[1,091]コンポーネントプロダクツ898[130]EMS2,001[725]その他606[231]全社(共通)407[89]合計11,925[3,080](注)1.従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。
)であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.臨時従業員には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。
3.従業員数が前連結会計年度末に比べ1,981名減少したのは、主に2025年10月1日付でプリンターの開発・生産に関する事業をエトリア株式会社に承継させたためであります。
② 提出会社の状況 (2026年3月31日現在)従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)4,35643.618.47,802,144△0.1 セグメントの名称従業員数(人)パブリックソリューション1,975エンタープライズソリューション1,118コンポーネントプロダクツ635EMS131その他90全社(共通)407合計4,356 (注)平均年間給与は、賞与及び時間外手当を含んでおります。
③ 労働組合の状況 OKIグループ(当社及び一部の国内連結子会社)には、OKIグループ労働組合連合会が組織されており、OKIグループ労働組合連合会は、上部団体の全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会(電機連合)に加盟しております。
また、労使関係は安定しております。
 なお、2026年3月31日現在におけるグループ内の組合員数は7,474人であります。
④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 1) 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1全労働者うち正規雇用うち非正規雇用7.1134.073.574.959.9  2) 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1、3男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2、4労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、5全労働者うち正規雇用うち非正規雇用株式会社OKIアイディエス6.3100.084.481.7-株式会社OKIアドテックサポート-50.091.388.9-OKIアレステック株式会社-50.066.665.874.4沖エンジニアリング株式会社7.7100.075.978.070.4OKIクロステック株式会社2.2121.060.473.949.1株式会社OKIコムエコーズ-0.073.376.562.5株式会社沖コムテック--60.559.548.4沖コンサルティングソリューションズ株式会社--55.0-55.0OKIサーキットテクノロジー株式会社6.362.066.668.569.9株式会社OKIジェイアイピー--67.769.772.9OKIシンフォテック株式会社4.0100.069.169.086.3株式会社OKIソフトウェア3.192.082.182.264.1株式会社沖ソフトウェアエキスパートサービス--98.391.390.3株式会社OKIデータMES--62.163.755.8沖電線株式会社3.8-56.771.652.3OKI東邦電子株式会社--66.575.861.1OKI富岡マニュファクチャリング株式会社-66.068.338.8213.2日本ビジネスオペレーションズ株式会社5.0-91.690.495.5OKIネクステック株式会社2.5100.075.580.753.1株式会社OKIハイテック-100.079.677.5100.2バンキングチャネルソリューションズ株式会社-100.0--- 当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1、3男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2、4労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、5全労働者うち正規雇用うち非正規雇用株式会社OKIプロサーブ20.8150.084.782.671.8沖マイクロ技研株式会社-----モガミ電線株式会社--98.998.9-株式会社沖ワークウェル-100.093.096.5108.3(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
   2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。
   3.「-」は管理職に占める女性労働者の割合を算出する際、該当する女性労働者が在籍していない場合を示しております。
   4.「-」は男性労働者の育児休業取得率を算出する際、配偶者が出産した男性労働者が該当年度でいない場合を示しております。
   5.「-」は労働者の男女の賃金の差異を算出する際、該当する従業員区分の労働者が在籍していないか、該当する男性又は女性労働者が在籍していない場合を示しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
OKIグループ(当社及び連結子会社)の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてOKIグループが判断したものであります。
OKIは1881年の創業以来、情報通信機器企業として幾度もの環境変化を乗り越え、当社の強みである技術力と人財を活かし、社会インフラを支えてきました。
中期経営計画2025の最終年度となる2025年度は、前年度までの特需の剥落等により売上高が一部影響を受けましたが、業績は堅調に推移し、更には2025年10月に実施したプリンターの開発・生産機能のエトリア株式会社への統合に伴う特別利益を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で大幅な増益となりました。
(1)中期経営計画2025の振り返り2023年度から2025年度までの3ヶ年を対象とする中期経営計画2025において、「成長へ舵を切り、縮小均衡から脱却する」ことを基本方針とし、2019年度水準へ業績を回復し、棄損した財務基盤の回復を目指して取り組んできました。
計画策定時には、新型コロナウイルス感染症の影響や部材調達難の長期化により事業環境が大きく悪化し、OKIグループは厳しい経営状況にありましたが、新たな事業体制のもと、事業ポートフォリオの見直しや事業運営体制の再構築を進め、収益構造の改善に注力してまいりました。
これらの取り組みの結果、売上高及び営業利益は想定を上回るペースで回復し、業績面では計画で掲げた目標水準に早期に到達することができました。
最終年度においては、前年度までの特需の剥落により売上高が一部影響を受けたものの、成長事業であるパブリックソリューションを中心に安定的な利益創出力を確保し、収益性の改善と安定配当が可能な事業基盤の構築に一定の成果を上げることができたものと認識しております。
一方で、中期経営計画2025は、成長に向けた第一段階として、傷んだ状態からの回復に主眼を置いたものであり、将来事業の本格的な成長や新たな収益の柱の確立については、なお道半ばにあります。
また、外部環境の不確実性が高まる中で、事業の持続的な成長と企業価値向上を実現していくためには、更なる成長戦略の具体化と実行力の強化が重要な課題であると認識しております。
(2)経営計画2031と企業理念の再制定 2026年度から、2031年度までの6ヶ年にわたる経営計画2031をスタートいたします。
経営計画2031の実行にあたり、新しいOKIを社内外のステークホルダーに発信するため、創業者の思いに立ち返り、企業理念をPurpose、Vision、Value、OKI Spiritの4つに整理し、再制定いたしました。
この新たな企業理念を当社の進むべき未来の羅針盤とし、知的資本経営の実践に基づく取り組みを通じて、社会価値を創出し続けてまいります。
(3)経営計画2031の事業戦略 社会変化の加速下において、中期経営計画2025の延長線上を超えた成長の実現に向け、知的資本の強化を基軸として「守りから攻めへ」転換し、未来創造及びグローバル成長を通じた企業価値向上を図るべく、計画期間を2026年度から2031年度とする経営計画2031を策定いたしました。
 1881年創業以来培った現場力と信頼を基盤に、OKIは、社会インフラを「止めない」運用責任を競争軸として位置づけ、導入・売り切り型から運用・保守・更新を含む長期契約型へ収益構造を転換してまいります。
領域横断の運用基盤と標準サービスを整備し、レイヤーマスターとしての地位確立を目指してまいります。
<パブリックソリューション> 政府成長戦略分野に注力し、強化を図っております。
防衛需要増への生産能力増強を着実に実行するとともに、海外装備移転への対応を強化いたします。
また、公共需要への対応力強化、次世代ネットワークへの対応を推進いたします。
<金融ソリューション> ATMなどの機器・システム販売に加え、金融機関の窓口や現場業務を設計から運用まで担う総合サービス事業の確立を目指してまいります。
全国の保守網とATMを中心とした金融端末を活かし、「止めない」運用と業務効率化をワンストップで実現してまいります。
これにより金融機関のサービス向上を支援し、社会インフラである現金・決済サービスの持続性確保に貢献してまいります。
<コンポーネント&マニュファクチャリング> アドバンストコンポーネント事業の飛躍と、コンポーネントプロダクツ事業・EMS事業の構造改革という二つの軸を実行してまいります。
アドバンストコンポーネント事業ではCFB・シリコンフォトニクス・光ファイバー部品を強みに光電融合市場やGaNパワー半導体市場での事業化を加速してまいります。
また、AIサーバーや半導体テスター向けの高付加価値プリント基板事業を強化し高成長へと育成してまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
 OKIグループ(当社及び連結子会社)は、企業理念に基づき、事業活動を通じて環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する課題への対応を推進し、社会価値の創出と持続的な成長の両立を目指しております。
 OKIグループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みについて、ガバナンス、リスク管理、戦略並びに指標及び目標は以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてOKIグループが判断したものであり、組織名については当連結会計年度末現在のものであります。
(1)サステナビリティ全般① ガバナンス OKIグループでは、サステナビリティに関する重要事項について、経営会議で審議決定し、取締役会に報告する体制としております。
各担当役員または責任者のもと、サステナビリティ推進部門と各主管部門が連携し、サステナビリティに関する取り組みを進めております。
 また、気候変動、人的資本・多様性を含め、環境や人権、サプライチェーン上のリスク・機会については、主管部門横断での定例協議を通じて論点を整理し、経営判断に反映することとしております。
  <サステナビリティ推進体制>  <業務執行におけるガバナンスの強化> 2025年度には、サステナビリティ関連の取り組みを全社的に管理・推進するため、サステナビリティ推進部門を経営企画部に移管しました。
 OKIグループは、グループ全体のサステナビリティ体制を強化するため、サステナビリティ推進部門及び担当役員を中心に関連部門と議論を重ね、サステナビリティ分野における外部動向及び内部課題を抽出しました。
その上で、グループとして中長期的に対応すべき範囲と優先度を整理し、人権、労働安全衛生に関するグループ全体、自社内及びサプライチェーンそれぞれの推進計画を策定しました。
 それに基づき、人権マネジメントのベース規程と労働安全衛生マネジメントシステムの整備を進め、2026年4月から一部の部門において運用を開始しております。
<ESG連動報酬> OKIグループは、取締役の個人別の報酬等について、ESGに関する指標(自社拠点のCO2排出量削減率や女性管理職比率等)を業績評価指標として採用しております。
この仕組みにより、サステナビリティ関連の目標達成と経営陣のインセンティブを連動させ、実効性の高いサステナビリティ経営を推進しております。
詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等(4)役員の報酬等」をご参照ください。
② 戦略 OKIグループは、社会やステークホルダーの期待・要請を踏まえ、サステナビリティ戦略を推進しております。
中期経営計画2025に基づき定めたマテリアリティについては、3つの貢献分野、「安心・安全な社会インフラ」「働きがいと生産性向上」「地球環境保全」での「社会課題を解決するモノ、コトの実現」と、それを支える「事業活動を通じた環境負荷低減」「価値を創出し続ける企業文化への変革」「持続的な成長を支えるガバナンス強化」の取り組みについて、進捗状況を整理し、成果及び課題を把握しております。
 また、OKIグループは経営計画2031のもと、社会課題や事業環境の変化に対応すべく、マテリアリティを見直し、再定義しております。
今後、それに基づく取り組みを具体化し活動を推進してまいります。
<経営計画2031策定とあわせてアップデートした重要課題(マテリアリティ)> ③ リスク管理 OKIグループのサステナビリティに係るリスクについては、サステナビリティ推進部門を中心に、外部環境の変化及び社内状況に関する情報をもとに、関係部門からの報告を踏まえて識別し、影響度及び発生可能性を評価した上で、優先順位を付けて管理しております。
 2025年度においては、特に「自社の人権」及び「サプライヤーの人権・環境・倫理」のリスク管理を強化するため、人権デュー・ディリジェンス、サステナブル調達、責任ある鉱物調達等の取り組みを拡充いたしました。
あわせて、気候変動、人的資本、情報セキュリティ、グローバル法規制対応など、広範な社会的課題についても継続的な強化を図っております。
 リスクの特定・評価にあたっては、下図のとおりサプライチェーン全体を俯瞰し、人権・環境・倫理の各テーマにおいてリスクを抽出しております。
これらを外部要請や事業への影響度を踏まえて整理し、重要性、発生可能性及び影響度を勘案して管理しております。
特にサプライチェーン上の製造現場で働く人々の人権リスク対応を最優先課題として特定し、重点的に取り組んでおります。
<サステナビリティに関するOKIグループのマネジメントシステム課題の全体像> 人権課題への対応については、2026年5月より「一般社団法人ビジネスと人権対話救済機構(JaCER)」へ加盟し、同機構の提供する「対話救済プラットフォーム」の活用を開始しております。
これにより、自社の事業・製品・サービスに関わる多様なステークホルダーからの申し立てに対し、客観的かつ透明性の高い対話を通じた救済・是正、及び再発防止策を講じる実効的な仕組みを構築しております。
④ 指標及び目標 OKIグループは、サステナビリティに関する取り組みの進捗を把握するため、気候変動に関しては温室効果ガス排出量削減率を、人的資本に関しては女性管理職比率及び従業員エンゲージメントスコアを、人権尊重に関しては人権デュー・ディリジェンスの実施状況を、また、サステナブル調達に関しては責任ある鉱物調達の取り組み状況を含め、管理しております。
 これらのうち、2025年度の実績及び取り組み状況については、「(2)気候変動への対応」及び「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。
(2)気候変動への対応 OKIグループは、環境方針を環境経営の基本方針として位置付け、脱炭素、資源循環、汚染の予防及び生物多様性の保全を中心とした取り組みを、商品及び拠点を軸にライフサイクルの視点で推進しております。
中でも、気候変動への対応及び商品を通じた環境負荷の低減を重要課題として認識し、グループ全体の中長期的な環境目標として「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」を策定しております。
 また、環境方針及び環境ビジョン、並びにお客様を含むステークホルダーの要請を踏まえ、3カ年計画を策定し、毎年の活動計画に落とし込んでおります。
計画及び目標の達成に向けては、ISO14001に基づくマネジメントシステムを構築し、国内外の16の生産拠点において統合認証を取得しております。
① ガバナンス OKIグループは、気候変動を含む環境分野に関するガバナンス強化のため環境責任者を任命し、グループ全体の環境戦略及び中長期計画の立案、推進、進捗管理に責任を負う体制を構築しております。
環境責任者は、経営会議や関連会議体を通じて、気候変動対応に関する重要事項を審議・決定し、グループ横断的な実行体制の強化及び継続的な改善に努めております。
<環境マネジメント体制>  ② 戦略 OKIグループは、気候変動が事業活動に及ぼす影響を踏まえ、シナリオ分析を活用し、リスクと機会の特定及び対応に取り組んでおります。
国際機関が発行する気候変動関連レポート等を参照し、移行リスク(脱炭素化社会への対応)と物理的リスク(風水害等の激甚化)について、1.5℃シナリオにおける社会・経済構造の変化及び気温上昇が約4℃に達するシナリオにおける気候変動の影響を想定し、分析を行っております。
 シナリオ分析においては、気候変動のみならず、資源循環、汚染の予防等、幅広い環境課題の観点も網羅しております。
各シナリオのリスクと機会を特定し、グループ全体で対応策の検討・設定を進め、今後発生しうる事象への柔軟な対応力の強化を図っております。
<シナリオ分析を踏まえた戦略>1.5℃シナリオでは、脱炭素商品へのニーズを踏まえ、ハードウェア製品の省電力化や脱炭素型ソリューションの拡充など、お客様及び社会に貢献する環境貢献商品を通じた価値提供を進めております。
4℃シナリオでは、風水害等による物理的リスク増大を踏まえ、サプライチェーンにおけるBCM/BCPの強化を図っております。
さらに、機会として、防災情報システム等の環境貢献商品へのニーズ拡大も見込まれております。
シナリオ分析リスク・機会への対応カテゴリー想定する事象リスク・機会将来の財務への影響時間軸※1.5℃シナリオ<移行リスク>脱炭素ニーズの一層の広まり、広範囲化リスク・商品の省エネ基準や顧客要求未達による受注減中期・商品:ハードウェア製品の省電力化・サプライチェーン:お取引先とのコミュニケーションの強化・拠点:省エネの徹底と再エネの導入によるCO2削減・事業拠点における脱炭素強化に伴うコストアップ中期機会・脱炭素/省力化ソリューション需要の拡大・再エネ普及を支援する技術ニーズの拡大・商品に対する再エネ駆動型製品の需要拡大中期・商品:脱炭素に資する環境貢献商品の拡大と創出例:IoTやAIを活用した脱炭素・省力化ソリューションの創出、再エネ駆動型ハードウェア製品の拡大、研究開発の強化(AI軽量化など)4℃シナリオ<物理的リスク>異常気象の増加と激甚化リスク・拠点・調達先:工場や調達先の被災・拠点:気温上昇に伴う空調費用増加短期・拠点:気候変動BCM/BCPの強化・調達先:調達BCPの強化機会・商品:防災・減災高度化需要の拡大中期・商品:防災情報システムの事業展開強化※ 時間軸の定義 長期=10年以上/中期=3~10年未満/短期=1~3年未満 ③ リスク管理 OKIグループでは、気候変動関連リスクの適切な管理に向け、以下の体制及びプロセスで運用しております。
・年に1回以上、気候変動に関する最新の外部・内部事象を抽出し、それらがもたらすリスクや機会の影響度、頻度、及び発生時期等を評価し、重要度の特定を行っております。
・特定したリスク及び機会に対しては、グループ全体の環境経営計画の中で対応策を検討し、各組織・各拠点の環境実行計画に具体的に反映しております。
計画の実行状況については、内部監査等を通じて定期的にチェックし、必要に応じて是正・改善を図るプロセスを確立しております。
④ 指標及び目標 OKIグループでは、気候変動への対応に関する各戦略に対し、以下の指標を設け管理をしております。
テーマ指標2025年行動計画・目標2030年目標2050年目標全体環境貢献商品の拡大と創出※1環境貢献売上高の対全体売上高比率の増加(35.0%)50.0%以上―気候変動の緩和自社拠点からのCO2排出量削減※1(スコープ1+2)(2020年度比)21.0%削減42.0%削減※2バリューチェーン全体でネットゼロ※3調達先と製品使用時のCO2排出量削減(スコープ3;カテゴリー1、11)(2020年度比)12.5%削減25.0%削減※2※1 マテリアリティ項目※2 SBT(Science Based Targets, パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減目標)1.5℃基準認定済み※3 SBTネットゼロ基準認定済み <実績>・当社Webサイトをご参照ください。
2025年度の各指標に関する実績は、統合報告書「OKIレポート2026」発行時に掲載いたします。
・Webサイト サステナビリティ https://www.oki.com/global/ja/sustainability/eco/ (3)人的資本・多様性 OKIグループは、人財を最も重要な経営資本と位置づけ、社員一人ひとりの成長を価値創造の起点として、人的資本への投資を強化しております。
① ガバナンス OKIグループでは、人財マネジメント推進部門担当役員が、グループ全体の人財戦略・方針の策定及び執行を統括し、経営会議等において人的資本に関する重要事項を審議・決定する体制としております。
また、各担当役員または責任者のもと、人財マネジメント推進部門と各主管部門が連携し、人財投資、育成及びダイバーシティ推進等の取り組みをグループ横断で推進しております。
 2025年度は、経営会議における審議対象に人財育成及び多様性推進に関する進捗管理を追加しております。
<人財マネジメント推進体制>  ② 戦略 2025年度の実績及び取り組み状況については、「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。
③ リスク管理 OKIグループでは、日頃より多様な人財の確保及び育成等に努めておりますが、十分に人財を確保・育成できない場合には、競争力及び効率性が低下し、業務運営、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
 人的資本分野における主要なリスクとして、人財流出の拡大、DE&I※への対応不足等を認識しております。
これらのリスクへの対応力を強化するため、国内外の各部門・各子会社において、労働時間の適正化、健康管理・安全衛生、各種ハラスメント防止等を重点項目として管理しております。
国内では時間外労働データや健康診断、及びストレスチェックの実施状況を確認し、海外子会社では各国法令に従った規程整備や雇用契約内容の確認、内部通報制度の実効性確保等を通じて、リスクの早期把握及び未然防止に努めております。
 ※DE&I Diversity, Equity, and Inclusion ④ 指標及び目標 2025年度の実績及び取り組み状況については、「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。
戦略 ② 戦略 OKIグループは、社会やステークホルダーの期待・要請を踏まえ、サステナビリティ戦略を推進しております。
中期経営計画2025に基づき定めたマテリアリティについては、3つの貢献分野、「安心・安全な社会インフラ」「働きがいと生産性向上」「地球環境保全」での「社会課題を解決するモノ、コトの実現」と、それを支える「事業活動を通じた環境負荷低減」「価値を創出し続ける企業文化への変革」「持続的な成長を支えるガバナンス強化」の取り組みについて、進捗状況を整理し、成果及び課題を把握しております。
 また、OKIグループは経営計画2031のもと、社会課題や事業環境の変化に対応すべく、マテリアリティを見直し、再定義しております。
今後、それに基づく取り組みを具体化し活動を推進してまいります。
<経営計画2031策定とあわせてアップデートした重要課題(マテリアリティ)>
指標及び目標 ④ 指標及び目標 OKIグループは、サステナビリティに関する取り組みの進捗を把握するため、気候変動に関しては温室効果ガス排出量削減率を、人的資本に関しては女性管理職比率及び従業員エンゲージメントスコアを、人権尊重に関しては人権デュー・ディリジェンスの実施状況を、また、サステナブル調達に関しては責任ある鉱物調達の取り組み状況を含め、管理しております。
 これらのうち、2025年度の実績及び取り組み状況については、「(2)気候変動への対応」及び「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ② 戦略 2025年度の実績及び取り組み状況については、「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ④ 指標及び目標 2025年度の実績及び取り組み状況については、「第4 提出会社の状況 5.従業員の状況等」に記載しております。
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
 OKIグループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(経営成績等)の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには以下のようなものがあります。
なお、当該事項は2026年3月31日現在においてOKIグループが判断したものであります。
 また、業績に影響を与える要因は、これらに限定されるものではありません。
OKIグループはこれらのリスクを認識し、その影響の低減に取り組んでまいります。
(1)世界の政治経済の動向に係るもの OKIグループの製品に対する需要は、製品を販売している日本国内、海外の各地域の政治経済状況の影響を受けます。
 OKIグループの海外市場は米州、欧州、アジア等であり、当該地域における売上は当連結会計年度においては469億円(連結売上高比率11.1%)を占めております。
これらの海外市場をはじめとする各地域においてエネルギー不足、物価上昇、サプライチェーンの混乱等が発生した場合、OKIグループ製品への需要縮小や、部品供給不足によるハードウェア製品の製造遅延等が発生し、OKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 また、製品に対する輸入規制、関税政策、世界的に強化されつつある環境規制や各国で施行される情報保護関係等の各地域の法律・規制等の変更により、OKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 なお、各事業における海外向け売上については、定期的に売上状況等をモニタリングするとともに、海外各国の政治経済の変動による影響を極力早期に認識するよう努め、また各種規制、法律の動向についても日本本社で把握、対応を行い、さらに売上が個別地域に過度に集中しないようにする等適切な対策が必要であることを認識しております。
また、サプライチェーンリスクについては、調達先の拡大や設計変更による代替部材対応等によりその影響の低減を図っております。
(2)カントリーリスクに係るもの OKIグループは海外に26の子会社を有しており、数多くの販売・生産拠点が存在しております。
対象地域は、主な生産・製造拠点としてベトナム、また、主な販売拠点として欧州のほか、インド等があります。
 それらの国、地域において、クーデター・紛争・革命、または、暴動・テロ・自然災害・感染症の蔓延等による社会的混乱、生産、物流の停滞等が発生する可能性があり、その影響を受け、原材料部品の調達の支障、生産の遅延等により事業そのものに影響が及ぶ可能性があることを認識しております。
 さらには、それらに関連して、OKIグループの資産の接収、収用、また、人的・物的被害が発生する可能性があることを認識しております。
 そのようなリスクが高まる場合、または、具体的な危機事象が発生した場合は、代替の原材料部品・物流ルートの確保、また、関連する拠点の機能の移管、それらの影響により人財が不足する場合は、補完人員の確保等の代替手段の確保が必要であると考えております。
 また、発生した事象を的確に分析し、採算性等から適切な事業運営が継続できないと判断した場合には、撤退も含めた対応の検討が必要であることを認識しております。
(3)外国為替の影響に係るもの OKIグループは海外での事業展開、主要製品の生産を行っており、日本国内、海外の政治経済の状況に影響を受ける為替変動リスクにさらされております。
その結果、OKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 しかしながら、外貨建て資産と負債のポジション不均衡に対して、一定の方針に基づき為替予約やマリー取引等によりリスクヘッジを実施しております。
さらに、投機的な取引は原則禁止しております。
これらにより、OKIグループとして外国為替の影響を極力抑制するよう努めております。
 なお、当連結会計年度における具体的に為替レートが1円円安に変動した場合の各通貨が営業利益に与える影響は、ユーロは欧州での利益増により約0.5億円の良化、米ドルは調達・製造コスト増等により約1億円の悪化となっております。
(4)金融市場・金利変動に係るもの OKIグループの有利子負債は、金融市場及び金利変動の影響を受けるため、金融市場やOKIグループの信用力の変動等による借入金利の上昇、資金調達方法の制限等が発生した場合、OKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 しかしながら、借入水準を極力抑えることに加え、金利スワップ取引を行う等さまざまな対策を講じることで、金利上昇影響を抑制するよう努めております。
 また、株式市場の低迷や資産の運用環境が悪化した場合には、OKIグループが保有する上場株式や年金資産の価値が下落し、評価損の計上や純資産の減少により、OKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 保有する上場株式の縮減や年金資産の定期的なポートフォリオの見直しなどによりOKIグループとして金融市場の影響を極力抑制するよう努めております。
(5)法規制に係るもの OKIグループは事業展開する日本国内及び海外の各地域において、事業・投資の許認可、国家安全保障、環境関連法規制、情報保護関連規制、外国貿易及び外国為替法関連規制、競争法関連規制、贈収賄関連規制、経済制裁規制等の理由による輸出入制限、税務制度等といったさまざまな法規制の適用を受けております。
 このため日本国内及び海外において、これらの法規制(類似・同種の法規制含む)等を遵守できなかった場合、追加費用が発生し、事業活動に支障をきたす可能性があります。
加えて、お客様の信用、社会の負託を失うこととなり、結果としてOKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 しかしながら、上記の法規制をはじめとしてOKIグループの事業に密接に関係する各法規制については、OKIグループ内にて法規制の遵守を徹底させるべく、統括する主体となる部署を指定し、社員教育の推進、遵守状況のモニタリング等、全社横断的に法規制の遵守を推進しております。
 また、必要に応じ、弁護士、コンサルタント等の専門家及び専門機関の協力を得て、対策を講じております。
(6)市場の動向・製品・サービスに係るもの①市場動向・顧客需要の変動に係るリスク 防衛の事業領域においては、国内防衛予算の増加や防衛装備移転三原則の運用指針改定による海外の事業機会などの市場環境変化を捉え、生産能力増強のための工場拡大、グループ内での要員シフトなどの供給能力向上に取り組んでおります。
 この事業領域においては、地政学的リスクに伴う部材調達の懸念や労働者不足等から、製品の供給遅延が生じて、成長機会を捉えきれない可能性が考えられます。
 部材調達の懸念に対しては、入手性と調達コストとのバランスを考慮しつつも、お客様への製品供給責任を果たすことが重要と考え、内製化や代替品採用も視野に入れながら、その都度対応策を見極めてまいります。
労働者不足に対しては、グループ内での要員シフトに加え、キャリア採用・新人採用の拡大も図りながら、中長期にわたる要員確保に努めております。
 金融、リテール及びグローバル市場においては、デジタル化、セルフ化・省人化ニーズの高まり、並びに担い手不足の深刻化を背景に、市場環境及び顧客需要が変化しております。
これらの市場構造や需要変化に十分対応できない場合、売上収益及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。
 OKIグループは、セルフ化・省人化に対応した製品の拡充、現金管理及び運用負荷低減に資するソリューションの強化、並びに機器販売に加えた保守・運用・監視等を含むサービスの拡大により、これらのリスクへの対応を進めております。
 社会インフラとして重要な自動化機器の安定的な供給体制を維持・強化する観点から、株式会社日立製作所との合弁会社(JV)の設立に向けた検討を開始しております。
両社の有する知見、技術及び事業基盤を活かし、今後、新たな価値の創出につなげていくことを目指してまいります。
 プリンター、PBXは成熟から減少へ市場が変化しており、この分野は事業の縮小が避けられない状況にあります。
プリンターは海外販売比率が高く、海外景況の悪化により売上が減少する可能性があります。
さらに商品をグローバルに展開する上で各地域の規制に適切に対応できない場合、市場で受け入れられない可能性があります。
 これらのリスクに対し、プリンター、PBXでは販売力強化と市場シェア維持施策により影響の最小化・残存者利益の最大化を図ってまいります。
お客様ニーズに即した商品増強を進めるとともに、重点地域・重点チャネルでの販売強化を行い、収益基盤の維持・拡大に取り組みます。
同時に、残存者利益により得た利益を今後成長が期待できる領域へ積極的に投資・育成することで、事業全体の規模維持と安定化を進めてまいります。
 また、各国の規制情報を素早く把握し製品への適用を進めるとともに、省エネ・省資源といった環境性能を一段と高める製品を提供してまいります。
 プリンター事業については、2025年10月から開発・生産に関する事業をエトリア株式会社と統合しました。
当該統合により、開発・生産の一体運営による開発力強化とコスト競争力の向上を図るとともに、ラインアップ強化及び安定供給体制の確立を通じて、お客様に付加価値の高い商品を継続的に提供できるようエトリア株式会社と協力してまいります。
 ネットワークインフラ事業の提供する6G、APN(All-Photonics Network)等の次世代通信・光ネットワーク技術は、標準化、制度整備、ユースケース形成等の進捗により商用化時期や投資規模が変動する可能性があり、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクに対しては、次世代技術領域の開発・提案を進めつつ、既設ネットワークの高度化・更改、運用保守等を含む事業ポートフォリオの構築により需要変動リスクの影響を極力抑制するよう努めております。
②競争激化に係るリスク お客様が現場で使う業務システムには、安定稼働、高度化、利便性向上など様々なニーズが求められます。
これらお客様のニーズの変化に迅速に対応できなかった場合、計画通りにビジネスを獲得できないリスクが考えられます。
このリスクに対応するため、研究開発への積極的な投資による技術開発と人的投資を進めるとともに、常にお客様の現場業務を理解し課題を解決するという取り組みを続けてまいります。
 ネットワークインフラ事業の市場には既存の競合事業者が存在することから、価格競争の激化、受注獲得の不確実性の増大、提案・獲得コストの上昇等により、受注機会、販売単価及び利益率に影響を及ぼす可能性があります。
また、海外ベンダーの日本市場参入が進展した場合、競争環境が変化し、同様に業績に影響を及ぼす可能性があります。
これまでの事業活動で培った通信キャリア市場に対するシステム構築力及び電力会社向け提案ノウハウを活用し、顧客課題に即した提案力及び導入支援力を高めることで差別化を図り、価格競争や受注環境の不確実性への対応を進めております。
また、海外ベンダーの動向を注視しつつ、案件特性に応じた協業等も選択肢として、競争激化への対応を図っております。
 金融、リテール及びグローバル市場においては、機器単体の性能や価格に加え、運用、監視、保守等を含めた総合的なサービス提供力、営業・保守体制、並びに重点市場における事業基盤等が競争優位性を左右する要素となっており、競争が一層激化する可能性があります。
これらの競争環境の変化に適切に対応できない場合には、受注機会の逸失、販売価格の下落、シェアの低下等により、売上収益及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。
 これらのリスクに対しては、機器販売に加え、監視、運用、保守等を組み合わせたサービス提供力の強化を進めるとともに、商品ラインアップの拡充、販売・保守体制の強化及び重点市場における事業基盤の整備を通じて、競争力の維持・向上に取り組んでおります。
③サプライチェーンに係るリスク 社会インフラ市場、及びキャリアネットワークを中心とする通信インフラ市場は、次世代社会インフラや次世代ネットワークなどへ大きく変化・発展していくものと予想されます。
 この領域における主要なリスクとして、世界的に需要が増加しているサーバー機器、半導体、光ファイバーなどの製品・部材の供給不足や価格変動、石油由来材料の供給不足や価格変動により、生産停止、製品供給の停止、案件失注などの売上・利益の減少リスクがあります。
 これらのリスクに対応するため、主要製品や部品の調達先の多様化を進めるとともに、内製化を進め、国内外のサプライチェーン環境の変化に対応する力を強化してまいります。
また、開発製品の省電力化、クラウド化によるサーバーやストレージ機器共有の合理化を通じて、省電力化への貢献にも取り組んでまいります。
 メカトロ製品、プリンター、PBX、各種IoT製品は、部品・原材料の安定調達に努めておりますが、天災、事故、労働力不足等によるサプライヤーの供給能力低下のほか、DRAMを含む半導体部材の需給逼迫、価格高騰、各国・地域における関税政策や輸出入規制の変更、保護主義的な通商政策の強化、並びに主要海上輸送ルートにおける物流停滞等により、部品・原材料の調達遅延、価格上昇又は供給停滞が生じる可能性があります。
これらの事象が発生した場合、生産計画、納期及び収益性に影響を及ぼす可能性があります。
 これらのリスクに対応するため、OKIグループは、サプライヤーとの連携強化、重要部材の需給・価格動向の継続的なモニタリング、複数調達先の確保、代替部材採用及び在庫水準の適正化等を通じて、影響を極力抑制するよう努めております。
④新規事業に係るリスク OKIは、これまで4つの領域をイノベーション注力領域と位置付け、パートナー各社との共創を通じて市場参入を加速しております。
「物流」「ヘルスケア・医療」「高度遠隔運用」の3領域では、海外も含めたグローバルなマーケティングを推進し、成長市場でのプレゼンス拡大を目指しております。
さらに、「CFB(Crystal Film Bonding)」は、アドバンストコンポーネント事業部を創設し、2026年度の量産・事業化に向けた取り組みを本格化しております。
 新規事業におけるリスクとしては、研究・開発投資が市場のニーズに合致せず想定ユーザー数を獲得することができない可能性や、開発遅延、品質問題、競合技術の台頭等の発生により、ビジネス機会の逸失や売上が想定を下回る可能性があります。
これらに対してはリスクに応じて技術開発の軌道修正、パートナー戦略の見直し等により影響を極力抑制するよう努めてまいります。
(7)調達に係るもの OKIグループの資材調達においては、国内外の自然災害、紛争、テロ、各国による輸出規制や貿易制限、さらには調達先の事業方針転換等の不測の事態が発生する可能性があることを認識しております。
特に、重要資源の輸出規制、中東情勢悪化による石油製品の貿易制限、半導体関連部品を中心とした市況の変化に伴う需給逼迫と価格高騰は、調達にかかる重要なリスク要因として注視しております。
 これらのリスクが顕在化した場合、資材調達不足や遅延によるOKIグループの工場稼働率の低下、生産・出荷の遅延、及び原価悪化を招き、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
 OKIグループでは特定の製品、部品や材料を複数の調達先から調達する体制を整えております。
資材不足や生産設備の稼働停止が生じた場合には、代替調達先の確保や代替生産設備の確保、適切な在庫管理等に努める体制を構築しております。
 これらの施策により、OKIグループとして調達に係るリスクの低減に取り組んでおります。
(8)重要な知的財産関連契約及び技術援助契約に係るもの OKIグループは、日本国内、海外の複数の企業との間で知的財産関連契約または技術援助契約を締結しております。
これらの契約が適正に遂行されない場合の他、不公平な内容で契約が締結された場合、また、その知的財産、援助技術が適正に活用されない場合には、OKIグループの関連する日本国内、海外の事業に影響を及ぼす可能性があります。
 なお、OKIグループの製品・サービスには、OKIグループ独自の技術を効果的に活用し、多方面にわたり、その性能に反映させております。
他方で、他者の知的財産を尊重するとともに、OKIグループの製品・サービスに許可なく実施することのないように侵害予防調査を実施しております。
 また、関連する契約に関しては、社内の知的財産及び法務に関連する専門部署による内容の精査等を実施しております。
あわせて専門人財の育成、配置や経験豊富かつ知見ある国内外の弁護士との連携を積極的に行っております。
(9)品質に係るもの OKIグループは、国内外の生産拠点及び生産委託先において厳格な品質管理を実施し、製品・サービスの品質向上に努めております。
しかしながら、品質保証が十分に機能しない場合、その欠陥によりリコール対応費用やお客様への賠償責任が発生する可能性があります。
さらに、欠陥への対応に多額の対策費用を必要とするほか、企業ブランドや製品ブランドを毀損することで顧客の信頼を失い、OKIグループの経営に影響を及ぼす可能性があります。
 こうしたリスクを抑制するために、OKIグループでは「OKIグループ企業行動憲章/行動規範」に基づき、事業ごとに品質責任と権限を定め、各事業の特性に応じた品質マネジメントシステムを構築しております。
製品・サービスの企画から製造・保守・運用に至るまで、すべての業務プロセスにおいて品質向上を追求し、継続的な改善に努めております。
 また、品質問題に関係する情報はグループ全体で一元管理され、適時かつ適切に関連部門と共有される体制を整備しております。
これにより迅速な対応を可能とし、品質問題の早期解決につなげております。
 特に安全性の確保については、法令遵守を基本としつつ、OKIグループが掲げる「OKIグループ企業行動憲章/行動規範」に基づき、安全・安心の確保に取り組んでおります。
 さらに、品質不正の防止に向けた取り組みとして、教育・品質アンケート・現場調査などの施策を実施し、現場レベルでの運用徹底を図っております。
これらの施策を通じ、OKIグループとして品質に関するリスクの低減に取り組んでおります。
(10)M&A、アライアンスに係るもの OKIグループは、業容拡大、経営の効率化等を目的に、研究開発、製造、販売等、多岐にわたり他社とのアライアンス、事業買収及び売却、関係会社の統廃合等を国内、海外で適宜推進しております。
これらの活動はグループの事業ポートフォリオ強化にとって有効な手段であると考えております。
双方が有する技術、お客様基盤、人財等経営資源の有効活用につながり、持続的な事業成長の機会に直結するものと認識しております。
 しかしながら、経営戦略、製品・技術開発、資金調達等について相手先と当初想定した協力関係が維持できない場合や、不公平な内容の契約締結、関連契約の相手先による一方的な反故、契約違反等が発生した場合、また、M&A、アライアンスにより参入を計画した市場において、当初想定した市場の開拓がなされない場合は、OKIグループの経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 その対策として相手先との取引開始時には、先方についての信用調査、コンサルタントの活用、また、各種の契約締結時には、社内外の知的財産、及び法務に関連する専門部署による内容の精査、市場調査等を実施し、M&A及びアライアンスに関するリスクの低減に取り組んでおります。
(11)環境保全に係るもの OKIグループでは、生産活動において、大気・水質・土壌汚染等の原因となりうる化学物質等を使用・排出する工場があります。
また、工場やオフィスにおける電力等のエネルギーの使用やお客様による製品使用を通じて間接的にCO2を排出しております。
 気候変動に伴う社会変動リスク(移行リスク)としては、投資家やお客様等から、再生可能エネルギーの導入等による温室効果ガスの排出量の抑制等への要求が急速に高まりつつあり、こうした要求に応えられない場合や、OKIが得意とするIoT、AI、制御等の技術を気候変動に伴うビジネス機会に活かせない場合には、販売機会の逸失等につながる可能性があるものと考えられます。
 OKIグループでは当該リスクを低減するために、ISO14001統合認証を取得し、環境法規制等の遵守、環境負荷の低減活動、環境関連データの監視、再生可能エネルギーの導入検討のほか環境貢献売上高の拡大等を推進しております。
 これらの活動により、OKIグループに関連する環境リスクは限定的と考えております。
(12)情報セキュリティに係るもの OKIグループでは、業務において多種多様なコンピューターシステムを利用、運用しております。
システムの利用、運用については、適切な使用、システムトラブルの回避、情報の社外漏洩の防止等を実施すべく、各種マニュアル類の制定、システム機器の適切な取扱いの励行、情報の暗号化、多要素認証導入等、多方面にわたり様々な対応を行っております。
 しかしながら、防御策を講じてもなお外部からのサイバー攻撃、コンピューターウイルスの感染、システム機器の不適切な取扱い等により、システムの停止、データの紛失・改ざんや個人情報、機密情報といった情報漏洩の発生等の可能性があること、及びそれらの事象発生による企業価値やブランドの毀損、信用低下などのレピュテーションリスクを招く可能性があることを認識しております。
 OKIグループでは、昨今、企業を狙ったサイバー攻撃が多発している状況を踏まえ、エンドポイント・セキュリティツールの全端末への導入及び24時間365日の監視体制の構築、データセンター/クラウドサービスの活用を含むITインフラに係る対策強化を進めるとともに、リスクを極力抑制するため、社員教育の徹底、システムの運用状況のモニタリング、情報セキュリティの推進体制の整備を継続、推進しております。
特に新たに認識した課題については、是正策を講じるとともに防御の強化に向けた対応を推進しております。
 また、サプライチェーン全体における情報セキュリティレベルの向上を目指し、重要な秘密情報を取り扱うお取引先を対象に、情報セキュリティ施策に関する取り組み状況の確認を継続的に実施しております。
この取り組みでは、OKIが作成したチェックリストを基にお取引先がセルフチェックを実施し、その結果を独自の評価指標で点数化しております。
この取り組みを通じて、OKIとお取引先が課題を共有し、情報セキュリティレベルの改善に向け、対策を進めております。
(13)人財に係るもの OKIグループは、人財を最も重要な経営資本と位置づけており、新たな社会課題の解決や社会に対する価値創造に挑んでいくためには、経営から現場まであらゆる領域で多様性を持ちながら適材を確保する必要があります。
AIやDXの進展等の状況を鑑みると、DX人財や競争力あるモノづくりを実現する人財等は労働市場での獲得競争が激しさを増すことが想定されております。
 こうした背景の中、離脱者の補完や事業計画で必要としている人財が確保できない場合、今後のOKIグループの中長期的な事業推進に影響を及ぼす可能性があります。
 OKIグループでは、質・量ともに十分な人財を確保するために、採用方法の見直し・強化、種々の採用形態・チャネル開拓等を推進しております。
また、特に若手・中堅社員には、自らの意思で成長の場を獲得できる機会を増やしていくことで成長を促し、会社全体の人財の質を高め、事業場間の人員シフトやシニア人財の活用にもつなげてまいります。
 さらに、多様な人財が自分らしく安心・安全に働くことができるよう、育休サポート報奨金制度の導入等、仕事とプライベートの両立支援制度などの拡充や社員の健康と安全の実現に向けた各種取り組みを推進しております。
(14)人権に係るもの OKIグループでは、事業活動を行う国や地域における法規制を遵守しつつ、国際的な人権の原則の尊重に取り組んでおります。
しかしながら、予期せぬ事態によりOKIグループで差別やハラスメント等の人権問題が発生した場合、行政罰や顧客との取引停止の可能性に加え、OKIグループの社会的信頼の失墜や企業価値を低下させるリスク等があり、事業活動全般に影響を与えるとともに、経営成績等の状況に影響を及ぼす可能性があります。
 OKIグループは、「国連グローバル・コンパクト」の署名企業として、「国際人権章典」、「労働における基本的原則及び権利に関する国際労働機関(ILO)宣言」などの人権に関わる国際規範を尊重し、国連「ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)」に基づいた取り組みを推進しております。
こうした考え方について、グループのすべての役員・社員、そしてOKIグループの事業、製品やサービスに直接関わるサプライヤーその他の関係者にも理解を得るため、UNGPを踏まえた「OKIグループ人権方針」を制定するとともに、調達先に対しては「OKIグループサステナブル調達ガイドライン」に基づいた人権、労働などの取り組みに関する調査を定期的に実施する等、OKIグループ内外における人権尊重への取り組みに力を入れております。
 また、「一般社団法人ビジネスと人権対話救済機構(JaCER)」が提供する苦情処理プラットフォームを設置し、人権に関する意見を幅広く受け付ける体制を整備しております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
2026年3月期の活動の成果は、次のとおりであります。
日本経済は、雇用及び所得環境の改善のもと、各種政策の効果によって緩やかな回復基調で推移しました。
一方、物価上昇の継続に加え、米国の通商政策の動向、金融資本市場の変動、中東情勢等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境下、社会インフラを止めず、その維持に貢献する企業として、「安心・便利な社会インフラ」「働きがいと生産性向上」「地球環境の保全」の3つの貢献分野で社会課題の解決につながる価値を提供していくことが、創業150年を迎える2031年に向けたOKIのありたい姿です。
このありたい姿の実現に向け、2023年度から中期経営計画2025(中計2025)をスタートさせました。
中計2025の最終年度となる今年度は、中計2025の完遂を目指すとともに、その先の持続的な成長に向けた取り組みを加速しております。
当連結会計年度の業績は、以下のとおりであります。
売上高は4,216億円、前年度比308億円の減収、営業利益は188億円、同2億円増益、経常利益は208億円、同40億円増益、親会社株主に帰属する当期純利益は215億円、同90億円増益となりました。
エンタープライズソリューションの大型案件の剥落影響がありましたが、パブリックソリューションが好調に推移し、売上高は一定水準を確保、営業利益もほぼ前年並みを確保しました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、エトリア株式会社への参画に伴う事業譲渡益等により、大幅な増益となりました。
事業別の業績状況は、以下のとおりであります。
パブリックソリューション事業の売上高は1,397億円、前年度比92億円増収、営業利益は181億円、同40億円増益となりました。
社会インフラソリューション事業の伸長により増収増益、特機システム事業は前年度を下回るも、防衛需要拡大を背景に水中音響を中心に堅調に推移しました。
エンタープライズソリューション事業の売上高は1,506億円、前年度比292億円減収、営業利益は103億円、同28億円減益となりました。
大型案件の反動等により減収減益となりましたが、生産効率化等を推進し、営業利益率は7%を確保しました。
コンポーネントプロダクツ事業の売上高は682億円、前年度比76億円減収、営業利益は20億円、同9億円減益となりました。
国内外の需要変動影響を受け減収減益となった一方、事業の安定化に向けた構造改革を実行しました。
EMS事業の売上高は627億円、前年度比32億円減収、営業利益は10億円、同18億円改善となりました。
D/EMS事業は市況低迷の影響を受け苦戦も、部品事業の回復がセグメント全体の損益改善に寄与しました。
その他の事業の売上高は5億円、前年度比1億円増収、営業損失は将来事業創出に向けたR&Dなど成長に不可欠な投資を行ったため、16億円、同1億円悪化となりました。
総資産は前年度末から342億円増加の4,452億円となりました。
自己資本は、親会社株主に帰属する当期純利益を215億円計上したこと及びその他の包括利益累計額が171億円増加した一方で、普通配当を39億円実施したこと等により、前年度末に対して347億円増加の1,803億円となりました。
その結果、自己資本比率は40.5%となりました。
資産では主に、受取手形、売掛金及び契約資産が180億円、退職給付に係る資産が127億円増加しております。
負債では主に、借入金が減少しており、前年度末982億円から42億円減少し、940億円となりました。
また、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローとをあわせたフリー・キャッシュ・フローは103億円の収入(前年度197億円の収入)となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益を計上したことにより、206億円の収入(同393億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に固定資産の取得による支出があったことにより、103億円の支出(同196億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金及びリース債務の返済による支出により、119億円の支出(同179億円の支出)となりました。
以上の要因により、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は前年度末の362億円から358億円となりました。
事業活動に必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金又は借入金等により充当することとしております。
主要な取引先金融機関とは良好な取引関係を維持しており、事業活動に必要な運転資金、設備投資等の資金の調達に関しては問題なく実施可能と認識しております。
現在保有している手元現預金に加え、コミットメントラインも保有しており十分な流動性を確保しております。
OKIグループは財務規律を重視し、成長に必要となる投資に重点をおいて実行してまいります。
また、運転資金の効率的な調達を行うため当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しており、当連結会計年度末現在の未使用残高は、850億円となっております。
なお、当連結会計年度末の借入金及びリース債務の概要は以下のとおりであります。
(単位:億円)契約債務年度別要支払額合計1年以内1年超3年以内3年超5年以内5年超短期借入金192192---長期借入金748215381151-リース債務571920126(注)1.連結貸借対照表上、「短期借入金」として表示されている1年内に返済予定の長期借入金(215億円)は、本表においては、「長期借入金」として表示しております。
2.オペレーティング・リース取引のうち、解約不能のものに係る未経過リース料は85億円であります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
研究開発活動 6【研究開発活動】
 OKIグループ(当社及び連結子会社)は、2023年5月に発表した「中期経営計画2025」に基づき、「社会の大丈夫」を創っていく企業として、成長領域へ向けた研究開発と先行技術開発注力してきました。
当連結会計年度のOKIグループの研究開発費は7,953百万円であり、各事業及び全社共通等における研究開発活動の主な成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(1)全社共通等領域における活動 全社共通部門においては、強みの技術の強化に取り組みました。
 具体的には、ドイツFraunhofer HHIと革新的なフォトニクス技術の創出に向けた包括的共同研究契約を締結し、超小型・高性能・省電力な光センシング及び光通信技術の商用化に向けた研究開発を開始しました。
2027年以降の商用化を見据え、共同研究及び量産に向けたバリューチェーンの構築を進め、グローバルな社会課題の解決に貢献してまいります。
 また、CFB技術(※1)を用いたタイリングにより、300mmシリコンウエハー上への光半導体の異種材料集積を可能とする技術を開発しました。
これにより、光電融合技術の発展に寄与するとともに、将来の高性能・低消費電力デバイスの実現に向けた基盤を構築しました。
新技術により、高精度・低コスト半導体デバイスのヘテロジニアス集積(※2)を可能にし、AIや自動運転向けの高機能化ニーズに応えます。
※1 CFB(Crystal Film Bonding):OKIが開発した、結晶膜を成長基板から剥離し異種材料基板へ接合する技術。
なお、CFBは沖電気工業株式会社の登録商標であります。
※2 ヘテロジニアス集積:異なるプロセスノード(微細加工技術の世代)、異なる機能(デジタルIC、アナログIC)、異なる半導体材料(光デバイス、次世代半導体)など、異なる半導体デバイスを複合的に組合せて集積する技術。
 さらに、自社技術と他社技術の連携による社会課題解決に向け、米国Divirod Inc.と連携し、豪雨や地震などに伴う土砂災害への早期検知や状況把握を目的として、GNSS-R技術(※3)を活用した地滑り監視に関する共同実験を実施しました。
※3 GNSS―R技術:GPSなどの衛星測位信号が地球の表面で反射する特性を利用して、地表の状態を観測する技術。
 加えて、新規事業開発に向けた実証実験や事業化に向けた取り組みも進めました。
 医療機器である尿監視支援システム「ウロミル™」を開発し、販売を開始しました。
ウロバッグの尿量を自動測定・記録し、尿量管理業務の効率化、看護負担の軽減及び患者状態の早期把握に貢献します。
さらに、NTT東日本株式会社と提案した総務省令和6年度補正予算「地域社会DX推進パッケージ(先進無線タイプ)」に採択され、製造現場の効率化に向け、マルチベンダー搬送ロボット統合管理システムの実証を実施しました。
生産現場の自動化や効率化といった課題を抱える製造業のお客様に対して、これまで自社で取り組んできた施策や技術を活用し、お客様の課題解決に貢献していきます。
 全社共通等に係る研究開発費は、2,926百万円であります。
(2)事業セグメントにおける活動 (パブリックソリューション) 令和7年度総務省事業「高速道路における路車協調による自動運転トラックの実証実験」において5.9GHz帯V2X(※4)技術の開発に取り組み、新東名高速道路実証にて自動運転トラックの安全・円滑な走行を支援する通信の有効性を示しました。
物流の担い手不足解消や物流効率の向上に向けた今後の通信等道路インフラの整備に貢献します。
※4 V2X(Vehicle to Everything):車とあらゆるものを無線通信でつなぐ技術。
ここでは道路設備(路側)装置と車を繋ぐ通信を実証。
 (エンタープライズソリューション) 基盤及びモジュールの標準化並びにFWの整備・標準化等により、開発生産性の向上及びコスト低減を推進しました。
また、海外リテール分野においてはマーケティング高度化に向けた投資を実施するとともに、国内ATM向けの特殊詐欺対策として、異常兆候の検知及びリスク判定に係るアルゴリズムの開発を進めました。
 (コンポーネントプロダクツ) インドネシア国鉄と協働し、「ゼロエナジーIoTシリーズ」を活用した遠隔斜面監視の実証実験を実施しました。
今後は、本実証で得られた知見を基に、インドネシア国内に加え、同様の課題を有する他地域・他分野への展開を視野に、グローバル市場でのさらなる成長を目指します。
 (EMS) OKIサーキットテクノロジー株式会社は、次世代AI半導体の検査装置向けに、124層PCBの技術開発に成功しました。
今後は、量産技術の確立を進めるとともに、AI半導体をはじめとする成長分野に対応した高多層・高精細PCBの開発を継続してまいります。
 また、沖電線株式会社は、画像検査装置などの高速伝送LVDS規格とGVIFに対応したマシンビジョン用インターフェースケーブル「FAKRAコネクタ搭載マシンビジョン用ケーブル」を開発しました。
5Gbpsの高速高精細画像データ伝送と直径3mmの細径、摺動屈曲性1,000万回の優れた可動耐久性が特徴とし、ノイズに強く、安定した画質で映像伝送が可能。
また防水仕様コネクタ採用により高い信頼性を実現します。
 事業セグメント毎の研究開発費の内訳は次のとおりであります。
パブリックソリューション    1,519百万円エンタープライズソリューション 1,463百万円コンポーネントプロダクツ    1,040百万円EMS              212百万円その他              793百万円
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 OKIグループ(当社及び連結子会社)は、事業の選択と資源の集中を明確にし、長期的に成長が期待できる分野を重点に各々の事業性と投資の関連(キャッシュ・フロー、投資効率など)を見ながら、研究開発、新商品開発及び生産活動等に設備投資を行っております。
 当連結会計年度の設備投資の内訳は以下のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)パブリックソリューション3,267177.8エンタープライズソリューション2,64169.0コンポーネントプロダクツ1,03650.0EMS2,07880.1その他・全社(共通)1,184104.9合 計10,20889.0 (注)1.所要資金は、主として自己資金及び借入金等を充当しました。
2.上記には、リース資産(494百万円)が含まれております。
3.各事業の設備投資の主な内容、目的は次のとおりであります。
パブリックソリューション事業では、社会インフラ、ネットワークシステム等の分野、防衛事業(海上、航空)に加え、海洋ビジネス分野において新商品対応のための設計・製造設備、工場及び工場建物付帯設備の更新などを中心に投資を行いました。
エンタープライズソリューション事業では、労働力不足における業務効率化などの社会課題解決を実現するソリューション並びに自動化新商品・モジュールの開発などを中心に投資を行いました。
また、海外拠点の増床、生産設備投資及び生産性向上・原価低減のための金型投資を行いました。
コンポーネントプロダクツ事業では、製品・サービスの安定供給を実現するための設備更新とともに、事業成長のためのエッジ領域の新商品創出、既存商品の競争力強化への投資を行いました。
EMS事業では、市場動向を見極めつつ、モノづくり総合サービス強化に向けた最新設備への更新及び労働力不足解消、生産性向上を目的とした生産設備の自動化、IT化投資を行いました。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
 OKIグループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。
(1)提出会社(2026年3月31日現在) 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積千㎡)その他(百万円)合計(百万円)芝浦オフィス(東京都港区)パブリックソリューションコンポーネントプロダクツ全社(共通)開発及びその他設備4300-(-)205635863沼津工場(静岡県沼津市)パブリックソリューション開発及び生産設備1,677529330(11)1,6704,208446本庄工場(埼玉県本庄市)パブリックソリューションコンポーネントプロダクツEMS生産設備5,80142640(131)4726,741264富岡工場(群馬県富岡市)エンタープライズソリューション生産設備1,88437415(63)2062,48054高崎事業所(群馬県高崎市)エンタープライズソリューションコンポーネントプロダクツ開発設備2,22742492(56)2192,981612蕨システムセンター(埼玉県蕨市)パブリックソリューションエンタープライズソリューションコンポーネントプロダクツ開発及び生産設備14057,057(17)1,6478,8501,197福島工場(福島県福島市)コンポーネントプロダクツ生産設備4810567(43)31,053-西横手工場(群馬県高崎市)コンポーネントプロダクツ開発及び生産設備30286174(3)1161,35366小峰工場(東京都あきる野市)パブリックソリューション生産設備9435-(-)18931992本社(東京都港区他)全社(共通)その他設備206-143(12)147497375 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計であります。
    2.福島工場の設備はすべて連結子会社へ賃貸しているものであります。
(2)国内子会社(2026年3月31日現在) 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積千㎡)その他(百万円)合計(百万円)OKIサーキットテクノロジー(株)上越工場(新潟県上越市)EMS生産設備1,263903-(-)1,4053,572220(株)OKIプロサーブ蕨システムセンター(埼玉県蕨市)その他賃貸用建物2,842--(-)222,86537OKIサーキットテクノロジー(株)本社工場(山形県鶴岡市)EMS生産設備735507427(32)6912,362198沖電線(株)群馬工場(群馬県伊勢崎市)EMS生産設備904541,069(167)1492,177325(株)OKIプロサーブ笹木野工場(福島県福島市)その他賃貸用建物404-487(11)28944沖エンジニアリング(株)北関東事業所(埼玉県本庄市)EMS受託検査用設備47893-(-)24081251 (注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計であります。
(3)海外子会社(2026年3月31日現在) 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積千㎡)その他(百万円)合計(百万円)OKI VIET NAM CO., LTD.本社工場(HAY PHONG CITY,VIETNAM)エンタープライズソリューション生産設備1,066106-(-)111,185337 (注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計であります。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
 OKIグループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度後1年間の設備投資計画(新設、拡充)は以下のとおりであります。
セグメントの名称2027年3月末計画金額(百万円)設備等の主な内容・目的資金調達方法パブリックソリューション5,000新商品の開発・生産等自己資金及び借入金等金融ソリューション3,500同上同上コンポーネント&マニュファクチャリング5,500同上同上その他・全社(共通)2,500研究開発・建物保全等同上合 計16,500 (注)1.経常的な設備の更新のための除売却を除き、重要な設備の除売却の計画はありません。
2.各事業の計画概要は以下のとおりであります。
パブリックソリューション事業では、社会インフラ、ネットワークシステム等の分野、防衛事業(海上、航空)に加え、海洋ビジネス分野において新商品対応のための設計・製造設備、工場及び工場建物付帯設備の更新などを中心に投資を計画しております。
金融ソリューション事業では、事業フットプリントの拡大及び価格競争力の向上に向けた原価低減施策の一環として、前年度から継続して海外生産の拡大を推進し、ベトナム現地化に伴う金型投資並びに共通プラットフォーム化に向けた投資、また、新サービス創出及びサービス高度化に資するデータ活用基盤の整備を進めるとともに、国内生産施設の環境・安全対策に係る投資を計画しております。
コンポーネント&マニュファクチャリング事業では、IoT、情報機器、EMS及びCFB等の分野における製品・サービスの安定供給に向けた設備更新に加え、エッジ領域やモノづくり総合サービス等の新商品創出、既存商品の競争力強化、CFB事業化及び先端技術とコンポーネントの融合に向けた技術開発、並びに労働力不足解決と生産性改善を目的とした生産設備の自動化・IT化投資を計画しております。
3.翌連結会計年度からの報告セグメントの変更に伴い、変更後の報告セグメントによって記載しております。
研究開発費、研究開発活動212,000,000
設備投資額、設備投資等の概要10,208,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況44
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況18
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,802,144
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式値上がりの利益や、配当金の受け取りなどによっての利益確保を目的としている投資を純投資目的、それ以外を純投資目的以外と区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式1)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、当社及び株式発行会社の中長期的な企業価値向上その他の事情を総合的に検証し、政策保有株式を段階的に縮減しております。
中期経営計画2025においては、純資産比率20%程度までの縮減(除くみなし保有株式)を目標とし売却を進めた結果、2025年度末時点の政策保有株式残高は純資産比率21%(プリンターの開発・生産に関する事業統合によるエトリア株式会社への参画に伴い交付される株式を除く)となるまで縮減いたしました。
なお、経営計画2031においては、みなし保有株式を含めたすべての政策保有株式を対象とし、純資産比率を2030年度末で10%未満とすることを目標としております。
保有する政策保有株式については、毎年取締役会で検証しております。
個別の銘柄毎に、定量的、定性的要因を考慮し総合的に保有の適否を判断しております。
2)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式4515,388非上場株式以外の株式732,043 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式19,742プリンターの開発・生産に関する事業統合による株式取得非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式2353非上場株式以外の株式78,672 3)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無(注)1株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)ヒューリック(株)10,000,00013,000,000不動産賃借等の取引があり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
有18,29518,681(株)みずほフィナンシャルグループ1,104,5921,104,592ATMや金融関連システムの販売取引先であり、かつ財務取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
有6,7234,474東京建物(株)769,616769,616不動産管理サービスの提供を受けており、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
有2,7601,944SOMPOホールディングス(株)259,200259,200コミュニケーション関連システムの販売取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
有1,5581,171サクサ(株)208,236208,236ビジネスホンやプリンターの販売取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
有1,300641安田倉庫(株)300,000300,000倉庫貸借の取引があり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
有717504(株)紀陽銀行180,048544,448ATMや金融関連システムの販売取引先であり、かつ財務取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
無6881,253日本ドライケミカル(株)-178,000-有-718(株)九州フィナンシャルグループ-594,410-無-437 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無(注)1株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)フィデアホールディングス(株)-58,010-無-88(株)大光銀行-9,800-無-14(株)池田泉州ホールディングス-20,000-無-8(注)当社の株式の保有の有無については、銘柄が持株会社の場合はその主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案し記載しております。
 みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無(注)3株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)(注)2貸借対照表計上額(百万円)(注)2ヒューリック(株)12,631,00012,631,000不動産賃借等の取引があり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有23,10818,150サクサ(株)605,980605,980ビジネスホンやプリンターの販売取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有3,7841,866芙蓉総合リース(株)(注)4334,500111,500当社が借手となるファイナンス・リース取引があり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有1,4241,290(株)千葉興業銀行492,057492,057ATMや金融関連システムの販売取引先であり、かつ財務取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有936636岡谷電機産業(株)3,602,0333,602,033生産管理システムやミドル・ソフトウェアの販売取引先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有684760安田倉庫(株)165,300165,300倉庫貸借の取引があり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有395277 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無(注)3株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)(注)2貸借対照表計上額(百万円)(注)2TPR(株)(注)5240,728120,364プリンター保守サービスの提供先であり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。
現在は退職給付信託に拠出しております。
この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。
有295278ANAホールディングス(株)-50,000-無-137(株)ふくおかフィナンシャルグループ-32,054-無-125(注)1.貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。
2.みなし保有株式の事業年度末日における時価に議決権行使権限の対象となる株式数を乗じて得た額を記載しております。
3.当社の株式の保有の有無については、銘柄が持株会社の場合はその主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案し記載しております。
4.芙蓉総合リース(株)は2025年4月1日付で、普通株式1株につき3株の割合で株式分割しております。
5.TPR(株)は2025年10月1日付で、普通株式1株につき2株の割合で株式分割しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式  該当事項はありません。
④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの  該当事項はありません。
⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの  該当事項はありません。
株式数が増加した銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社7
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社45
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社15,388,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社7
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社32,043,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社9,742,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社8,672,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社180,048
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社688,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社240,728
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社295,000,000
株式数が増加した理由、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社プリンターの開発・生産に関する事業統合による株式取得
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社(株)池田泉州ホールディングス
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社倉庫貸借の取引があり、円滑な取引の推進・継続を目的に株式を保有しており、定量的・定性的要因を考慮し、総合的に保有の適否を検証しております。