財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-22 |
| 英訳名、表紙 | NSK Ltd. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表執行役社長 市井 明俊 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都品川区大崎一丁目6番3号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-3779-7111(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | IFRS |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 年月沿革1916年11月東京都品川区に資本金350千円で日本精工株式会社を設立。 日本で初めて軸受の生産を開始。 1937年11月神奈川県藤沢市に藤沢工場を設立。 1953年11月滋賀県大津市に大津工場を設立。 1959年11月滋賀県湖南市に石部工場を設立。 1960年 6月群馬県前橋市に北日本精工株式会社(現 NSKステアリングシステムズ株式会社)を設立。 1962年12月米国 ニュージャージー州ニューアーク市にNSKコーポレーション社を設立。 以降、米州各地に販売拠点を設立。 1963年 1月群馬県高崎市にエヌエスケー・トリントン株式会社を設立(2003年にNSKニードルベアリング株式会社に社名変更)。 1963年10月ドイツ デュッセルドルフ市にNSKドイツ社を設立。 以降、欧州各地に販売拠点を設立。 1964年 8月米国の自動車部品メーカー、ボルグワーナー社と合弁で、東京都品川区にNSKワーナー株式会社を設立。 1970年12月ブラジル スザノ市にNSKブラジル社スザノ工場を設立。 1974年 4月英国 ダーラム州にNSKベアリング・ヨーロッパ社ピータリー工場を設立。 以降、欧州各地に製造拠点を設立。 1975年 6月埼玉県羽生市に埼玉工場を設立。 1975年11月米国 アイオワ州クラリンダ市にNSKコーポレーション社クラリンダ工場を設立。 以降、米国各地に製造拠点を設立。 1975年11月シンガポールにNSKシンガポール社(現 NSKインターナショナル(シンガポール)社)を設立。 以降、アセアン地域各地に販売拠点を設立。 1984年 8月福島県東白川郡に福島工場を設立。 1987年 9月韓国 昌原市にNSK韓国社を設立。 以降、韓国に製造及び販売拠点を設立。 1990年 3月英国 ノッティンガム州の英国最大の軸受メーカー、UPI社の100%の株式を取得。 1990年 6月福岡県うきは市に日本精工九州株式会社を設立。 1994年 4月インドネシア ベカシ県にNSKベアリング・インドネシア社を設立。 以降、アセアン地域各地に製造拠点を設立。 1995年 7月中国 江蘇省昆山市にNSK昆山社を設立。 以降、中国各地に製造及び販売拠点を設立。 1997年 6月インド タミルナドゥ州チェンナイ市にラネーNSKステアリングシステムズ社を設立。 以降、インド各地に製造及び販売拠点を設立。 1998年 1月ポーランド 国有企業FLTイスクラ社の70%の株式を取得し、子会社化(現 NSKベアリング・ポーランド社)。 2004年 4月委員会等設置会社(現 指名委員会等設置会社)へ移行。 2006年 3月大阪府門真市の株式会社天辻鋼球製作所の100%の株式を取得し、子会社化。 2008年 2月神奈川県藤沢市に藤沢工場桐原棟を竣工。 2010年 9月東京都品川区に株式会社ADTechを設立。 2011年 7月システム製品事業部を分社し、東京都品川区にNSKテクノロジー株式会社を設立。 2013年 4月メキシコ グアナファト州シラオ市にNSKベアリング・マニュファクチュアリング・メキシコ社を設立。 以降、メキシコの製造拠点を拡充。 2015年 6月NSKテクノロジー株式会社の株式を神奈川県横浜市の株式会社ブイ・テクノロジーに譲渡。 2016年 7月NSKニードルベアリング株式会社を吸収合併。 2018年12月群馬県高崎市に榛名工場3号棟を竣工。 2021年 3月英国のスペクトリス社から状態監視システム事業(ブリュエル・ケアー・バイブロ)を取得。 2023年 4月ステアリング事業を株式会社ADTechに吸収分割し、NSKステアリング&コントロール株式会社に社名変更。 2023年 8月NSKステアリング&コントロール株式会社及びその子会社を持分法適用会社へ移行。 2024年 9月ラネーNSKステアリングシステムズ社の株式をRane Holdings Limitedに譲渡。 2025年 9月NSKステアリング&コントロール株式会社及びその子会社を子会社化。 2025年10月株式会社アールティの株式の一部を取得し、持分法適用会社化。 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(当社、子会社94社(うち連結子会社90社)及び関連会社18社(2026年3月31日現在)により構成)におきましては、産業機械事業、自動車事業、ステアリング事業等を行っています。 産業機械事業については、一般産業向けの軸受、精密機器関連製品及び状態監視システム等の製造・販売を行っています。 自動車事業については、自動車及び自動車部品メーカー向けの軸受、自動変速機用部品等の製造・販売を行っています。 ステアリング事業については、自動車メーカー向けのステアリング等の製造・販売を行っています。 (ステアリング事業) 2025年9月1日に、JISが保有する当社の持分法適用関連会社であるNS&Cの全株式を取得したため、NS&C及び同社の子会社であるNSKステアリングシステムズ株式会社、NSKステアリングシステムズ・アメリカ社、NSKステアリングシステムズ・フランス社、NSKステアリングシステムズ・ポーランド社、NSKオートモーティブ・コンポーネンツ中国社、NSKステアリングシステムズ杭州社、その他6社は、当社の連結子会社となりました。 ステアリング事業以外の事業に係る主要な関係会社の異動はありません。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しています。 詳細は、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等] [連結財務諸表注記]4.セグメント情報」に記載のとおりです。 各事業における主要製品、当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりです。 事業主要製品主要製造会社主要販売会社 産業機械 玉軸受 円筒ころ軸受 円すいころ軸受 自動調心ころ軸受 精密軸受 ボールねじ リニアガイド メガトルクモータ XYテーブル 状態監視システム等 ※ 日本精工㈱NSKマイクロプレシジョン㈱日本精工九州㈱井上軸受工業㈱NSKコーポレーション社NSKプレシジョン・アメリカ社NSKブラジル社NSKベアリング・ヨーロッパ社BKVドイツ社NSKベアリング・ポーランド社NSK合肥社NSK韓国社 日本精工㈱ NSKコーポレーション社 NSKプレシジョン・アメリカ社 NSKベアリング・メキシコ社 NSKブラジル社 NSK UK社 NSKドイツ社 BKVドイツ社 NSKフランス社 NSK中国社NSKインドネシア社NSKベアリング・マニュファク チュアリング(タイ)社 NSKベアリング・インド社 NSK韓国社 自動車 ハブユニット軸受 ニードル軸受 円筒ころ軸受 円すいころ軸受 玉軸受 ボールねじ 自動変速機用部品等 ※ 日本精工㈱NSKワーナー㈱NSKコーポレーション社NSKベアリング・ヨーロッパ社NSK昆山社NSK常熟社NSKベアリング・マニュファク チュアリング(タイ)社NSKベアリング・インド社NSK韓国社 ステアリング ステアリング 電動パワーステアリング等 NSKステアリングシステムズ㈱NSKステアリングシステムズ・ アメリカ社NSKステアリングシステムズ・ ポーランド社NSKステアリングシステムズ杭州社 NSKステアリング&コントロール㈱NSKステアリングシステムズ・ アメリカ社NSKステアリングシステムズ・ フランス社NSKオートモーティブ・ コンポーネンツ中国社 その他 鋼球、機械設備等 ㈱天辻鋼球製作所NSKマシナリー㈱ - ※ 持分法適用会社であり、当社及び持分法適用会社以外は連結子会社です。 以上の事業の概略を系統図によって示すと、次のとおりです。 なお、米州、欧州、中国及びアセアン・オセアニアにおきましては、NSKアメリカズ社、NSKヨーロッパ社、NSK中国社及びNSKインターナショナル(シンガポール)社が、それぞれの地域の関係会社の統括を行っています。 ※ 持分法適用会社であり、当社及び持分法適用会社以外は連結子会社です。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借業務提携(連結子会社) 百万円 NSKステアリングシステムズ㈱東京都品川区7,500ステアリング等の製造(100.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSKステアリング&コントロール㈱東京都品川区200ステアリング等の販売・設計開発、関係会社の統括100.0あり当社は運転資金の貸付をしているなし当社は一部建物を賃貸しているなしNSKマイクロプレシジョン㈱東京都千代田区47産業機械軸受等の製造・販売(3.7)53.0あり当社は運転資金の貸付をしている製品の製造を担当しているなしなしNSKマイクロプレシジョン㈱(長野県)長野県下伊那郡30産業機械軸受等の製造(100.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなし㈱天辻鋼球製作所大阪府門真市2,101鋼球の製造・販売100.0ありなし部品の製造を担当しているなしなしAKS東日本㈱神奈川県藤沢市250鋼球の製造(60.0)100.0ありなし部品の製造を担当しているなしなし日本精工九州㈱福岡県うきは市300精密機器関連製品の製造100.0ありなし製品の製造を担当している当社は一部土地・建物を賃貸しているなし旭精機㈱愛知県豊橋市300産業機械軸受等の部品等の製造74.3ありなし部品等の製造を担当しているなしなし信和精工㈱滋賀県高島市328産業機械軸受等の部品製造82.4あり当社は運転資金の貸付をしている部品の製造を担当しているなしなしNSK富山㈱富山県高岡市250産業機械軸受等の製造100.0あり当社は運転資金及び設備資金の貸付をしている製品等の製造を担当しているなしなしNSKマシナリー㈱埼玉県久喜市166各種工作機械等の製造100.0あり当社は運転資金の貸付をしている機械部品等の製造を担当しているなしなし㈱栗林製作所長野県埴科郡185自動車軸受の部品の製造・販売73.5あり当社は運転資金及び設備資金の貸付をしている部品の製造を担当している当社は一部設備を賃貸しているなしNSK土地建物㈱東京都品川区100不動産の所有・賃貸管理・運営仲介等100.0ありなしなし当社は一部不動産を賃貸借しているなし日精ビル管理㈱東京都品川区10不動産の管理(40.0)70.0ありなしなしなしなし中外商事㈱東京都品川区80電気部品等の販売・保険代理業65.0ありなしなし当社は一部建物を賃貸しているなし 名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借業務提携NSKアメリカズ社Michigan,U.S.A.195,700千米ドル米州関係会社の統括100.0ありなしなしなしなしNSKコーポレーション社Michigan,U.S.A.101,271千米ドル自動車軸受等の製造・販売(100.0)100.0ありなし製品の製造・販売を担当しているなしなしNSKプレシジョン・アメリカ社Indiana,U.S.A.27,613千米ドル精密機器関連製品の製造・販売(100.0)100.0ありなし製品の製造・販売を担当しているなしなしNSKラテンアメリカ社Florida,U.S.A.1,500千米ドル産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKステアリングシステムズ・アメリカ社Michigan,U.S.A.42,100千 米ドルステアリング等の製造・販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSK-AKSプレシジョンボール社Iowa,U.S.A.38,136千米ドル鋼球の製造・販売(40.0)100.0ありなしなしなしなしBKVアメリカ社Nevada,U.S.A.3米ドル状態監視装置の製造、装置・サービスの販売100.0あり当社は運転資金の貸付をしているなしなしなしNSKカナダ社Ontario,Canada1,456千カナダ・ドル産業機械軸受等の販売100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKベアリング・メキシコ社Guanajuato,Mexico2,846千メキシコ・ペソ産業機械軸受等の販売 100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKベアリング・マニュファクチュアリング・メキシコ社Guanajuato,Mexico 40,000千米ドル自動車軸受等の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしAKSプレシジョンボール・メキシコ社Guanajuato,Mexico 3,988千米ドル鋼球の製造・販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKブラジル社Suzano,Brazil51,227千ブラジル・レアル産業機械軸受等の製造・販売100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKアルゼンチン社Buenos Aires,Argentina500千アルゼンチン・ペソ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKペルー社Lima,Peru285千ヌエボ・ソル産業機械軸受等の販売支援(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKヨーロッパ社Berkshire,U.K.90,364千ユーロ欧州関係会社の統括100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKベアリング・ヨーロッパ社Berkshire,U.K.91,954千ユーロ自動車軸受等の製造(100.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSKプレシジョンUK社Berkshire,U.K.1,121千ユーロ精密機器関連製品の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSK UK社Berkshire,U.K.448千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKステアリングシステムズ・ヨーロッパ社Berkshire,U.K.73,423千ユーロステアリング等の製造100.0ありなしなしなしなしNSKステアリングシステムズUK社Berkshire,U.K.10,000千 ユーロステアリング等の販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしAKSプレシジョンボール・ヨーロッパ社Durham,U.K.17,400千英ポンド鋼球の製造・販売(77.0)100.0ありなしなしなしなしNSKヨーロッパ・ホールディング社Ratingen,Germany102千ユーロ持株会社(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKドイツ社Ratingen,Germany1,533千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしBKVドイツ社Darmstadt, Germany51千ユーロ状態監視装置の製造、装置・サービスの販売100.0ありなしなしなしなし 名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借業務提携NSKステアリングシステムズ・ドイツ社Ratingen,Germany2,025千 ユーロステアリング等の販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKフランス社Guyancourt,France2,591千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKステアリングシステムズ・フランス社Guyancourt, France8,000千 ユーロステアリング等の販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKイタリア社Milano,Italy4,131千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKスペイン社Barcelona,Spain60千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKヨーロッパ・ディストリビューションセンター社Tilburg,Netherlands900千ユーロ物流業務(100.0)100.0ありなし製品の物流を担当しているなしなしNSKベアリング・ポーランド社Kielce,Poland21,998千ユーロ産業機械軸受等の製造(95.5)95.5ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSKポーランド社Kielce,Poland12千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKステアリングシステムズ・ポーランド社Walbrzych,Poland17,304千 ユーロステアリング等の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKニードルベアリング・ポーランド社Kielce,Poland5,600千ポーランド・ズローチ自動車軸受の製造(25.0)100.0ありなしなしなしなしAKSプレシジョンボール・ポーランド社Zarow,Poland108,000千ポーランド・ズローチ鋼球の製造・販売(70.3)100.0ありなしなしなしなしBKVデンマーク社 Kongs Lyngby,Denmark1,000千デンマーク・クローネ状態監視装置の開発100.0なしなしなしなしなしNSKベアリング・ミドルイースト・トレーディング社Istanbul,Turkey 292千ユーロ産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSK南アフリカ社Sandton,South Africa13,789千南アフリカ・ランド産業機械軸受等の販売(100.0)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKステアリングシステムズ・モロッコ社Tanger,Morocco9千 ユーロステアリング等の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSK中国社中国,昆山市1,641,358千中国元中国関係会社の統括、軸受等の販売100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSK昆山社中国,昆山市701,608千中国元自動車軸受等の製造(21.7)85.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSKオートモーティブ・コンポーネンツ中国社中国,昆山市370,554千 中国元中国ステアリング関係会社の統括、ステアリング等の販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKステアリングシステムズ東莞社中国,東莞市232,203千 中国元ステアリング等の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKオートモーティブ・テクノロジー東莞社中国,東莞市85,000千中国元自動車関連製品の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSK張家港社中国,張家港市355,612千中国元自動車軸受等の部品の製造(81.2)100.0ありなしなしなしなしNSK常熟社中国,常熟市303,053千中国元自動車軸受の製造(20.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしAKSプレシジョンボール杭州社中国,杭州市388,890千中国元鋼球の製造・販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSK蘇州社中国,蘇州市242,380千中国元自動車軸受の製造(12.9)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSKテクノロジーセンター中国社中国,昆山市137,538千中国元自動車軸受等の研究開発(100.0)100.0ありなしなしなしなし 名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借業務提携NSKステアリングシステムズ杭州社中国,杭州市348,733千 中国元ステアリング等の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKステアリングシステムズ蕭山社中国,杭州市332,383千 中国元ステアリング等の製造(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSKプレシジョン瀋陽社中国,瀋陽市275,466千中国元精密機器関連製品の製造(100.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSK瀋陽社中国,瀋陽市257,557千中国元産業機械軸受の製造(100.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSK合肥社中国,合肥市393,208千中国元産業機械軸受等の製造(100.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSK香港社Kowloon,Hong Kong2,000千香港・ドル産業機械軸受等の販売70.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSK台湾社台湾,台北市27,300千ニュー台湾・ドル精密機器関連製品の販売70.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKインターナショナル(シンガポール)社Singapore,Singapore 13,162千米ドルアセアン・オセアニア関係会社の統括、軸受等の販売100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKベアリング・インドネシア社Bekasi,Indonesia45,000千米ドル産業機械軸受等の製造(25.0)100.0ありなし製品の製造を担当しているなしなしNSKインドネシア社Jakarta,Indonesia 3,319,000千インドネシアルピー 産業機械軸受等の販売(39.6)100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしAKSプレシジョンボール・インドネシア社Bekasi,Indonesia33,609千米ドル鋼球の製造・販売(82.7)100.0ありなしなしなしなしNSKベアリング・マニュファクチュアリング(タイ)社Chonburi,Thailand650,000千タイ・バーツ自動車軸受の製造・販売74.9ありなし製品の製造・販売を担当しているなしなしサイアムNSKステアリングシステムズ社Chachoeng-sao,Thailand300,000千タイ・バーツステアリング等の製造・販売(74.9)74.9ありなしなしなしなしNSKアジアパシフィック・テクノロジーセンター社Chonburi, Thailand62,000千タイ・バーツ製品の開発等100.0ありなしなしなしなしNSKベアリング(マレーシア)社SelangorDarul Ehsan,Malaysia2,000千マレーシア・リンギット産業機械軸受等の販売51.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKマイクロプレシジョン(M)社SelangorDarul Ehsan,Malaysia17,598千米ドル産業機械軸受等の製造(50.0)100.0なしなしなしなしなしISCマイクロプレシジョン社Selangor Darul Ehsan, Malaysia651千米ドル産業機械軸受等の製造(100.0)100.0なしなしなしなしなしNSKベトナム社Hanoi,Vietnam19,299百万ベトナム・ドン産業機械軸受等の販売100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKオーストラリア社Victoria,Australia1,850千豪ドル産業機械軸受等の販売100.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしNSKベアリング・インド社Chennai,India6,840百万インド・ルピー自動車軸受等の製造・販売100.0ありなし製品の製造・販売を担当しているなしなしNSKステリング&コントロール・インディア社Chennai,India30百万 インド・ ルピーステアリング等の販売(100.0)100.0ありなしなしなしなしNSK韓国社Seoul,Korea53,892百万韓国ウォン自動車・産業機械軸受等の製造・販売100.0ありなし製品の製造・販売を担当しているなしなしその他 4社 名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借業務提携(持分法適用会社)(注3) NSKワーナー㈱東京都品川区550百万円自動車関連製品の製造・販売50.0ありなし製品の製造を担当しているなしなし井上軸受工業㈱大阪府堺市77百万円産業機械軸受の製造・販売40.0ありなし製品の製造を担当しているなしなし八木工業㈱群馬県高崎市88百万円自動車軸受等の部品の製造・販売30.3ありなし部品の製造を担当しているなしなし湖国精工㈱滋賀県大津市93百万円各種工作機械の製造21.7ありなし機械部品等の製造を担当しているなしなし㈱東京精密器具製作所神奈川県川崎市88百万円一般機械等の製造・販売20.0ありなし機械部品等の製造を担当しているなしなし㈱コーメー神奈川県高座郡60百万円自動車軸受等の部品の製造・販売15.0ありなし部品の製造を担当しているなしなし大崎再開発ビル㈱東京都品川区200百万円不動産の所有・賃貸・管理等(16.6)29.1ありなしなしなしなしSBS NSKロジスティクス㈱東京都新宿区90百万円物流業務33.4ありなし製品の物流を担当している当社は一部建物を賃貸しているなし㈱アールティ東京都千代田区100 百万円ロボット及び人工知能に関する企画・開発・製造・販売・導入支援・各種コンサルティング44.6ありなしなしなしなし東振NSK蘇州社中国,蘇州市148,213千中国元自動車軸受の部品の製造(40.0)40.0ありなしなしなしなしNSKベアリング(タイ)社Bangkok,Thailand40,000千タイ・バーツ産業機械軸受等の販売49.0ありなし製品の販売を担当しているなしなしその他 2社 (注) 1 上記のうちNSKステアリングシステムズ㈱、NSKアメリカズ社、NSKコーポレーション社、NSKヨーロッパ社、NSKベアリング・ヨーロッパ社、NSKステアリングシステムズ・ヨーロッパ社、NSKベアリング・インド社、NSK中国社、NSK昆山社、NSKオートモーティブ・コンポーネンツ中国社、NSKステアリングシステムズ杭州社及びNSKステアリングシステムズ蕭山社は特定子会社です。 2 子会社の議決権に対する所有割合欄の上段( )内は間接所有割合(内数)を示しています。 3 連結財務諸表に重要な影響を与えるため、持分法適用関連会社の損益に含めた持分法適用関連会社の子会社が5社あります。 4 NSKコーポレーション社及びNSK中国社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。 主要な損益情報等 NSKコーポレーション社 (1) 売上高 103,775百万円 (2) 税引前利益 3,814百万円 (3) 当期利益 2,857百万円 (4) 資本合計 26,399百万円 (5) 資産合計 50,664百万円 NSK中国社 (1) 売上高 179,719百万円 (2) 税引前利益 22,586百万円 (3) 当期利益 19,592百万円 (4) 資本合計 71,597百万円 (5) 資産合計 119,148百万円 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況 (2026年3月31日現在)セグメントの名称従業員数(人)産業機械11,697(783)自動車8,035(786)ステアリング3,430(175)全社(共通)・その他3,116(329)合計26,278(2,073) (注) 1 従業員数は就業人員です。 2 ( )内は直接雇用の臨時従業員数であり、年間の平均人員を外数で記載しています。 3 2025年9月に、ステアリング事業を連結子会社化したため、従業員数が3,430名増加しています。 ② 提出会社の状況 (2026年3月31日現在)従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)7,23142.116.67,879,3353.1 セグメントの名称従業員数(人)産業機械2,976(292)自動車3,098(449)全社(共通)・その他1,157(150)合計7,231(891) (注) 1 従業員数は就業人員です。 2 平均年間給与は賞与及び基準外賃金を含んでいます。 3 ( )内は直接雇用の臨時従業員数であり、年間の平均人員を外数で記載しています。 (3) 労働組合の状況 当社グループには労使関係について特に記載すべき事項はありません。 (4) 多様性に関する指標①提出会社女性管理職比率(注1)男性育児休業取得率(注2)男女間賃金差異(注1、3)正規労働者非正規労働者全ての労働者2.6%95.8%76.9%64.1%74.7% ②連結子会社(注4)会社名男性育児休業取得率(注2)男女間賃金差異(注1)正規労働者非正規労働者全ての労働者日本精工九州㈱100.0%82.6%72.2%81.8%㈱天辻鋼球製作所50.0%77.0%83.7%76.7%旭精機㈱100.0%75.7%62.5%73.9%NSKステアリング&コントロール㈱100.0%72.4%83.8%73.4%NSKステアリングシステムズ㈱100.0%68.0%82.0%73.8%NSK富山㈱140.0%- - - (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。 なお、提出会社については、従来より当社基準(対象期間を出生日を起点とした1年間)で算出し、公表してきました。 この当社算出基準では、91.1%です。 また、該当男性労働者の配偶者が子を出産した年と男性労働者が育児休業を取得した年が異なるため、NSK富山㈱の男性育児休業取得率は100%を超えています。 従業員の多様なニーズに応じ、取得時期の柔軟化や分割取得などの選択肢が広がっています。 3 男女間賃金差異について 当社において、賃金制度における性別の差異はありません。 しかし、階層別の人員構成が男性と女性で異なるため、平均年間賃金に差が生じています。 ・正規労働者: それぞれの性別の管理職比率において、男性の比率が女性のそれに比べて高いことに 起因しています。 ・非正規労働者: この分類の社員の多くは、定年退職後の再雇用者です。 その賃金は再雇用以前の階層に基づいており、正規労働者と同様の理由に起因してい ます。 当社では女性の活躍推進を経営課題として位置づけ、管理職候補の育成に力をいれています。 当社の女性活躍推進及びダイバーシティ&インクルージョンの取り組みについては、当社ウェブサイト(https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/human-resources/diversity/)に掲載しています。 4 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)などにおいて、常用労働者数が101人以上の事業主は自社の女性の活躍に関する状況把握、課題分析、行動計画の策定、外部公表等が求められています。 行動計画で公表した指標が「女性管理職比率」「男性育児休業取得率」「男女間賃金差異」である場合は、内閣府令に基づき有価証券報告書にも開示する必要があります(日本精工九州㈱、旭精機㈱、NSK富山㈱)。 加えて、常用労働者数が301人以上の事業主は、男女間賃金差異の開示が義務化されています(日本精工九州㈱、㈱天辻鋼球製作所、NSKステアリング&コントロール㈱、NSKステアリングシステムズ㈱)。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「MOTION & CONTROL™を通じ、円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強める」という企業理念のもと、 ①世界をリードする技術力によって、顧客に積極的提案を行う ②社員一人ひとりの個性と可能性を尊重する ③柔軟で活力のある企業風土で時代を先取りする ④社員は地域に対する使命感をもとに行動する ⑤グローバル経営をめざすという経営姿勢により社会に貢献する企業を目指していきます。 (2) 経営環境及び対処すべき課題等当社グループを取り巻く事業環境は、世界的なインフレの継続、欧州や中国の経済回復の遅れに加え、米国の追加関税政策、中国のレアアース輸出規制及び中東情勢、それらに対する各国の経済政策や顧客・取引先の生産計画の変更などの影響により、先行きは未だ不透明な状況にあります。 自動車産業においては、バッテリーEVの成長鈍化により、完成車メーカーの事業戦略にも大きな変化が見られます。 また、産業全般における電動化・自動化・デジタル化などの技術革新により、企業として取り組むべき課題は拡大を続けています。 さらには、環境問題、人権の尊重、少子高齢化問題への取り組みなど企業の社会的責任の重要性は増し、経営環境は急速に変化しています。 このような環境下、当社グループは2022年度から2026年度までの5ヵ年を対象期間とする『中期経営計画2026』に則り、「収益を伴う成長」「経営資源の強化」「ESG経営」の3つの経営課題に取り組む一方、厳しい事業環境を鑑み、欧州の構造改革やインフレに対する製品への価格転嫁など、収益改善のための施策に取り組んできました。 しかしながら、『中期経営計画2026』で想定していた事業環境に対してグローバル自動車生産台数の下振れに加え、工作機械など生産財及び家電など消費財の需要回復の遅れもあり、軸受業界全体の競争環境はより厳しいものになりました。 そのため、更なる収益体質の改善と製品ポートフォリオの改善が必要であると判断し、1年前倒しで次期中期経営計画の策定に取り組み、2026年5月に当社グループが10年後に目指す姿である『NSKビジョン2036』と『中期経営計画2028』を発表しました。 『NSKビジョン2036』は、「トライボロジーソリューションで理想の動きを共に実現する」です。 当社グループは100年以上にわたり、製品の品質の向上と高機能化を通じて、自動車、鉄道、工作機械など社会を支えるさまざまな機械の発展に貢献してきました。 次の社会では、デジタル技術の進展やフィジカルAIの出現により、ソフトウェア上で設計された理想の動きの具現化が求められます。 その実現のためには、低摩擦化や耐久性に加え、摩擦を精緻に制御するための技術や製品が必要です。 当社グループは、デジタル上の「理想の動き」を実現させるため、世の中に必要とされるパズルピースとして重要な役割を担い続けます。 さらには、軸受を中心とした機械部品ビジネスだけでなく、ユニット製品によるシステムの最適化提案や顧客課題を解決するソリューションビジネスへの移行を目指します。 また、『中期経営計画2028』においては、既存事業において安定した収益を生み出し続けながら、新事業・新領域において更なる成長を続けることを意味する“Bearings & Beyond”のもと、その実現を目指し、以下のような取り組みをしていきます。 “Bearings”の取り組みとして、既存事業において物量に頼らない体質改善と製品ポートフォリオの強化による収益性の向上を目指します。 ・欧州の構造改革の完遂及び日本の構造改革の着手、それらに伴うグローバル生産再編を実行します。 ・開発、設計の段階から生産、販売までの連携によるコストダウン、及びデジタル技術の活用による業務効率化に取り組み、国際的な競争優位性の向上に取り組みます。 ・アフターマーケット向けなどの高収益製品や、小型軽量化、低摩擦化、特殊環境への対応など当社の技術の強みを活かした差別化製品を拡大し、収益性の向上を目指します。 “Beyond”の取り組みとして、新たな収益の柱を育てるため、成長領域へのリソースの移動と将来を見据えた組織体制の整備を行います。 ・進展を続ける自動車の電動化に伴い、電動ブレーキ用ボールねじは高シェアを維持しながら更なる成長を目指します。 それに加え、これまで培ってきた技術基盤や顧客基盤を活かし、メカユニット製品を継続的に開発し、安全で環境にやさしいモビリティの実現に貢献していきます。 ・補修や交換のための製品の提供だけでなく、状態監視ソリューション、寿命予測、リコンディショニングなどの技術サービスを合わせて提供することにより、循環型社会の発展に貢献していきます。 ・AIの発展に伴い急拡大していくロボット産業において、ロボットの関節を支える軸受、アームを伸縮させる直動製品の提供に加えて、外部との協業を積極的に行い、アクチュエータなどのユニット製品の開発やロボットの実装化のための技術サービスの提供に挑戦し、高齢化社会における労働力不足の解決に貢献していきます。 当社グループは、以上の経営課題に取り組み、改善の積み上げと次のステージへの挑戦を続け、未来志向の高い目標に向かって、前進を続ける活力のある会社を目指します。 当社のコアバリューである「安全・品質・環境・コンプライアンス」を経営の意思決定や行動において最優先される共通の価値基準とし、企業理念に基づいた企業活動とMOTION & CONTROL™の進化を通じて、社会的課題の解決と社会の持続的発展への貢献を続けていきます。 (3) 目標とする経営指標当社は2026年5月に『中期経営計画2028』(2027年3月期から2029年3月期)を発表しました。 世界的なインフレの継続、欧州や中国の経済回復の遅れに加え、地政学的リスクの影響など事業環境の先行きは不透明な状態が続いています。 このような環境下で新事業・新領域において新たな収益の柱を育てるため、成長領域へのリソースの移動と将来を見据えた組織体制の整備を通じて持続的成長を目指すと共に、既存事業においては構造改革を進め、物量に頼らない体質改善と製品ポートフォリオの強化によって、ROE8%の早期実現に向けた収益改善に継続して取り組んでいきます。 さらには、『NSKビジョン2036』の実現に向けた事業ポートフォリオ変革を通じて、ROE10%以上の収益構造の構築を目指します。 経営指標 事業ポートフォリオの変革収益を伴う成長営業利益率8%以上資本コストを上回る資本効率性の追求ROE8%ROIC6%持続的な成長を支える財務基盤の安定維持ネットD/Eレシオ0.4倍未満 また、非財務目標として、環境についてはCO2排出量の削減及び環境貢献型製品の開発、安全な職場環境づくりに対しては休業度数率の減少に取り組んでいます。 また、人的資本の価値最大化を目指し、持続可能なエンゲージメントスコアの向上などに取り組んでいます。 当社とNTN株式会社は、共同株式移転の方法により共同持株会社を設立し、経営統合(以下「本経営統合」)を行うことについて基本的な合意に達し、2026年5月12日付で、それぞれの取締役会において本経営統合に関する基本合意書を締結することを決議し、締結いたしました。 詳細は、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等] [連結財務諸表注記]32.後発事象」に記載のとおりです。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取り組み】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)サステナビリティ全般①ガバナンス当社グループは、機関設計として指名委員会等設置会社を採用しています。 取締役会は経営の基本方針などの重要な経営事項の決定にあたるとともに、業務執行の決定を執行機関へ積極的に委任し、執行状況を適切に監督します。 サステナビリティ活動の推進は、従来コアバリュー委員会が担ってきましたが、本委員会がサステナビリティ活動を統括する組織である事をより明確にするため、2026年4月よりサステナビリティ・コアバリュー委員会に改称しました。 CEOを委員長とするサステナビリティ・コアバリュー委員会は、年に5回開催し、当社のコアバリューである「安全・品質・環境・コンプライアンス」、及び「人権」、「カーボンニュートラル」を中心として、グループ横断的な視点による施策の立案や方針の議論、関連リスクの共有を行っています。 また、持続可能な成長を目指す上で優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)の解決に向けた提言と進捗のモニタリング、これらの活動の適切な情報共有等を図り、NSKグループのサステナビリティ活動を推進しています。 サステナビリティに関する重要事項は経営会議で審議し、年1回以上取締役会に報告しています。 さらに、サステナビリティ・コアバリュー委員会の傘下に、サステナビリティ情報開示協議会を設置しています。 本協議会は、執行職である経営企画本部長を議長とし、ESGに関連する部門の部門長を中心に構成しています。 サステナビリティに関する目標は、役員報酬を決定する際の評価指標としても設定しています。 役員報酬制度の詳細につきましては、「第4[提出会社の状況]4[コーポレート・ガバナンスの状況等](4)[役員の報酬等]」に記載のとおりです。 ②リスク管理当社グループにおいて、全社及びサステナビリティ分野の主要なリスクを検討するプロセスは、「第2[事業の状況]3[事業等のリスク]」に記載のとおりです。 ③戦略当社グループは、サステナビリティの分野において優先的に取り組むべきマテリアリティとして、7項目を特定しています。 企業理念のもと、これらのマテリアリティに取り組むことにより、社会課題解決への貢献と企業としての持続的成長の両立を目指しています。 当社グループでは、社会課題を含む外部環境の変化が事業に与える影響に加え、事業活動がステークホルダーならびに環境・社会に与える影響を評価するダブルマテリアリティの考え方に基づき、マテリアリティを特定しています。 特定したマテリアリティは、執行部門の代表者により構成される経営会議の審議を経てCEOが決定し、オフィサーズ・ミーティングを通じて当社グループ内に共有するとともに取締役会に報告しています。 (注) Neco(NSK eco-efficiency indicators):製品の環境貢献度を定量評価する当社独自指標。 従来製品を基準値1として、製品価値と環境負荷の2つの要因で改善度を評価。 ④指標及び目標『中期経営計画2028』の経営方針と取り組みや非財務目標は、「第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](2)経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。 サステナビリティに関する取り組みは、当社グループウェブサイトをご参照ください。 https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/ (2)気候変動①ガバナンス取締役会は、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを含む中・長期的な経営課題・方向性等に関するテーマの討議を行うとともに、業務執行の決定を執行機関へ積極的に委任し、その執行状況を適切に監督します。 また、サステナビリティ・コアバリュー委員会は、カーボンニュートラルの実現に向けた具体的な施策の立案や方針の議論、関連するリスクの整理・共有を担い、その検討内容を踏まえ、必要に応じて取締役会に報告・付議しています。 なお、CO2排出量削減は、役員報酬を決定する際の評価指標の一つとして用いています。 詳細は、「第4[提出会社の状況]4[コーポレート・ガバナンスの状況等](4)[役員の報酬等]」に記載のとおりです。 ②リスク管理当社グループは、気候変動関連のリスクの重要性を認識し、事業や部門を横断して対処してきました。 さらに2020年度からは、気候関連財務情報開示タスクフォース(以下「TCFD」)の推奨するシナリオ分析も活用し事業環境の変化と当社の事業への影響を分析するとともに、課題の抽出及び対応策の実施等、取り組みを強化しています。 ③戦略当社グループは、「脱炭素社会構築への貢献」を優先的に取り組むべきマテリアリティの一つとして特定しています。 気候変動が当社グループのバリューチェーンに将来的に与え得る影響及び気候変動対策の有効性を検証するため、最長2050年までの期間を想定し、1.5℃~2℃シナリオ及び4℃シナリオの2つのシナリオ分析を実施しています。 この結果、気温上昇を1.5℃~2℃以下に抑制する社会の実現への貢献を基本戦略として位置付けています。 CO2排出規制に関連した移行リスクへの対応に取り組むとともに、製品ライフサイクル全体での脱炭素化という社会的ニーズを、当社グループの事業領域であるMOTION & CONTROL™の進化の機会と捉え、バリューチェーン全体を視野に入れて気候変動対策を推進します。 また、気候変動に起因する自然災害に対しては、シナリオ分析結果を踏まえて対策を推進しています。 事業活動においては、省エネや画期的な生産技術の導入によりエネルギー使用量を削減するとともに、再生可能エネルギーの活用を進め、Scope1およびScope2におけるCO2排出量の最小化に取り組んでいます。 また、2050年のCO2排出量ネットゼロ社会の実現に貢献する観点から、Scope3におけるサプライチェーン上流の排出量についても、把握および削減に向けた取り組みを進め、中でも大きな割合を占める調達部品に由来する排出量の削減のため、取引先との連携を進めています。 一方、お客様が当社グループの製品を使用する段階においては、製品の小型・軽量化、長寿命化、低摩擦化に加え、リコンディショニング(再生・再利用)の推進、ならびに風力発電等の再生可能エネルギー産業向け製品の供給を通じて、社会全体のCO2排出量削減への貢献の最大化を目指しています。 こうした取り組みの一環として、日本の軸受及びボールねじ業界で初めて(当社調べ)、CO2排出削減効果が大きい一部の製品を対象に、環境省のガイドラインを参照して算定したライフサイクル全体のカーボンフットプリント(CFP)について、算定条件や前提を整理した算定報告書を自主的に開示しました。 さらに、当社グループは、「循環型社会構築への貢献」についても優先的に取り組むべきマテリアリティの一つとして特定しています。 製品設計、調達、生産、使用、廃棄に至るまでのライフサイクル全体においてサーキュラーエコノミーの考え方を取り入れ、リデュース、リユース、リサイクルを推進します。 これらの脱炭素化及び、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みは、生物多様性の保全にも繋がるものと考えています。 2026年度から始まる新『中期経営計画2028』では、前中期経営計画の取り組みを着実に進めるとともに、一部で進めてきた先進的な技術の展開を拡大し、さらには、将来に向けた各種計画を本格化させ、カーボンニュートラルの実現に向けた施策を一層強化していきます。 ④指標及び目標当社グループは、環境性能を競争力の源泉として環境貢献型製品の普及を推進し、環境と経済の好循環の実現を目指しています。 これに向けて事業活動、すなわち「つくる」時のCO2排出量の削減と、顧客における製品・サービスの使用段階、すなわち「つかう」時のCO2排出削減貢献量の拡大を両輪として、長期的な目標を設定し取り組みを進めています。 『中期経営計画2026』では特にScope1とScope2のCO2排出量を2035年度に実質ゼロにするカーボンニュートラルの目標を設定しました。 この中間目標として、2026年度に2017年度比でCO2排出量の50%削減を目指しておりましたが、本計画を2023年度に前倒しで達成し、以降も削減を進めています。 これらの取り組み及び、情報開示の充実が高く評価され、環境に関する国際的な非営利組織であるCDP(注1)より2025年の「気候変動」部門及び「サプライヤー・エンゲージメント評価(注2)」において最高評価Aを獲得しました。 『中期経営計画2028』においては、前中期経営計画の取り組みを進化・高度化させることで、カーボンニュートラルの実現を着実に進めていきます。 <『中期経営計画2026』の目標と実績>2026年度Scope1+2 CO2排出量 2017年度比、50%削減の目標を3年前倒しで2023年度に達成2035年度Scope1+2 カーボンニュートラル達成に向けて順調に進捗 <『中期経営計画2028』の目標>2028年度Scope1+2 CO2排出量 2017年度比、61%以上削減 2035年度Scope1+2 カーボンニュートラル達成の目標を継続NSK環境効率指標(Neco)1.2以上の環境貢献型製品の創出 (注)1 2000年に英国で設立された国際環境非営利団体であり、気候変動、水セキュリティ、森林などの環境分野に関する企業や自治体の目標設定、リスク管理、情報開示などの取り組みを調査・評価しています。 2 CDPの気候変動質問書に回答した企業を対象に、「ガバナンス」「目標設定」「Scope3排出量の把握と管理」「リスク管理プロセス」「サプライヤーとのエンゲージメント」の5つの観点から点数化され、総合評価されます。 なお、TCFD提言に基づく情報開示については、当社グループウェブサイトをご参照ください。 https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/environment/tcfd-recommendations/この他、NSKの気候変動への対応については、当社グループウェブサイトをご参照ください。 https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/environment/climate-change/ (3)人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針①ガバナンス取締役会は業務の執行の決定を積極的に委任し、その執行状況を適切に監督するとともに、人的資本経営の取り組みを含む中・長期的な経営課題・方向性等に関するテーマの討議を行っています。 また、CEOを委員長とする人材委員会を設置しています。 人材委員会は、基幹ポストの後継者計画の策定と計画のモニタリングに加え、それらを担う人材の育成など人的資本の価値最大化の取り組みの推進を目的としており、当委員会において全社的な人材施策が報告、討議されています。 ②リスク管理「第2[事業の状況] 3[事業等のリスク] [代表的リスクと対応策] 7 人材・労務に係るリスク」に記載のとおりです。 対象リスクは全社リスクマネジメントの仕組みの中で、その取り組み状況を管理しています。 ③戦略企業理念を実現し、社会課題の解決への貢献とNSKグループの持続的成長を両立していくためには、多様な人材の活躍が不可欠です。 当社は「人材方針」において、経営姿勢で掲げる「社員一人ひとりの個性と可能性を尊重する」(注)ことを明確にするとともに、従業員一人ひとりが企業の貴重な財産であることを位置づけています。 また、「人材戦略」として、求める人材像を「未来志向の高い目標に向かって挑戦し、前進し続ける人材」と定義し、多様な人材が健康でいきいきと働き続けられる環境と成長機会を提供することで、公平で個を活かす活力ある職場づくりの実現を目指しています。 2026年度から始まる『中期経営計画2028』においては、主要施策の一つとして「人的資本の価値最大化」を掲げています。 経営戦略を確実かつタイムリーに実行するためには、明確なKPIを伴う人材戦略との連動が不可欠です。 当社は、人的資本の価値最大化を、多様な人材一人ひとりが個性を最大限に発揮し、挑戦を通じて可能性を広げながら成長し続けられる状態を創出することと捉え、以下の3つの目指す姿のもと取り組みを推進しています。 (注)社員とは、NSKグループで働くすべての人を指します。 1.多様な人材が集まる会社当社の人材戦略のキードライバーは多様性です。 性別、性自認・性的指向、年齢、国籍、生活様式、価値観、キャリア(知識・経験)など、多様なバックグラウンドを持つ従業員がそれぞれの力を発揮し、相互に刺激し合うことで、新たな視点や発想が生まれ、競争力の強化やリスクの低減につながると考えています。 特に意思決定層の多様化を重視しており、その中核となる女性活躍推進を経営課題の一つとして位置づけています。 具体的には、採用強化、継続的な学習機会の提供、コミュニケーションを通じたキャリアイメージの共有およびキャリア形成支援などに取り組んでいます。 2025年度には、ロールモデルが少ない女性エンジニアを対象にネットワーキングを立ち上げ、悩みや多様なキャリアパスの共有機会の提供を開始しました。 また、女性の係長層およびその候補層を対象としたキャリア・アドバンスメント研修の実施により、継続的なキャリア形成支援を行っています。 2.スキル/能力を伸ばし成長できる会社働き方やキャリアに対する価値観は多様化し、個々人の自律志向も高まっています。 個人の成長・自己実現と企業成長との相関は一層強まり、従業員と企業は相互に選び合う対等な関係へと変化しています。 こうした中、当社は2024年7月に管理職人事制度を改定しました。 本制度は、従業員一人ひとりの役割と責任を明確にし、未来志向の高い目標達成に向けて主体的に挑戦することを促すものです。 各役割を「ロールディスクリプション(役割定義書)」として明確化することで、従業員はキャリアを描きやすくなり、「自ら考え、自ら行動する」ことが可能となります。 今後は、このロール型人事制度を人材育成・評価・配置と連動させ、個々のスキル・能力向上を支援するとともに、多様な人材がそれぞれの役割で価値を発揮できる組織づくりを推進していきます。 その取り組みの一環として、2025年度から管理職層を対象とした手上げ式研修を導入しています。 さらに、若手育成ローテーションに始まり、経営人材候補を継続的に輩出する「NSK経営大学」などのキャリア開発プログラムや、経営陣によるメンタリング制度を通じて人材プールの強化を図っています。 基幹ポストへの登用については、CEOをトップとする人材委員会を最上位機関とし、後継者計画および人的資本経営に基づく人材投資計画を審議・承認しています。 また、基幹ポストに求められる要件やキャリアパスを明確化することで、グローバルに整合性のある後継者管理を実現し、海外人材を含め、年齢・性別・国籍にとらわれない抜擢および戦略的登用を推進しています。 加えて、事業ポートフォリオおよび収益構造の転換に向けたDXを推進しており、その中核となるデジタル人材の育成にも注力しています。 デジタル変革本部が中心となって全社研修を実施し、DXリテラシーの底上げに加え、チェンジリーダーの育成、AI・データ活用に関する実践的教育、専門チームによる伴走支援を通じて、現場でのデジタル活用を促進しています。 3.やりがいと誇りをもって働き続けられる会社人的資本の価値最大化の実現にあたり、従業員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと働ける環境、ならびに働きがいを感じられる職場づくりを重視しています。 従業員およびその家族の健康は事業活動の基盤であるとの認識のもと、健康経営を重要な経営戦略の一つとして位置づけ、取り組みを推進しています。 2025年度には、健康宣言、健康マネジメント方針、NSK健康経営戦略マップの見直しを実施しました。 新たな戦略マップでは、「からだ」「こころ」「せいかつ」の各テーマについて、予防および重症化防止の観点で施策を体系化し、KPIを設定することで、施策の質と成果の向上を図っています。 また、従業員が自律的に健康づくりを楽しめる風土の醸成を目指し、「スワンスワン二人三脚」(ペアでの禁煙施策)や、「NSK歩こうフェス」(運動習慣と職場コミュニケーションの促進を組み合わせた施策)など、「NSKらしい健康づくり」を展開しています。 健康経営の成果については第三者評価も重視しており、「健康経営優良法人」の認定継続を目標としています。 2025年度には、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)~ホワイト500~」に選定されました。 「NSK健康経営宣言・健康マネジメント基本方針」・推進体制・戦略マップ等については、当社グループウェブサイトをご参照ください。 https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/human-resources/safe-and-healthy-work-places/ さらに2016年度以降、国内外において「ビジョン2026」の実現に向けた諸施策を推進してきました。 締めくくりとなる2026年に向けては、従業員一人ひとりが「あたらしい動きをつくる」ことを、自らの日々の行動として体現する状態を目指しています。 その実現に向け、従業員が自らの想いを明確にし、心理的安全な環境のもとで本音を聴き合える関係性を構築するとともに、共に次の一歩を見いだし、行動変容を通じてあたらしい動きを生み出し続けるための土壌を整備してきました。 これらの取り組みは、経営陣から従業員までを対象とした対話会や階層別ワークショップおよびビジョンカフェを通じて推進しています。 生産拠点においては、「生産性の追求(超安定化)」と「やりがい」を両立させた、持続可能かつ競争力のある未来工場の実現を目指しています。 その具体化として、2026年1月からは一部工場において、従業員一人ひとりが内側に持つ原動力を発揮し、共創型への変容を促進する「やりがい醸成」プロジェクトの試行を開始しています。 本プロジェクトを通じ、やりがいを持っていきいきと働きながら、より良い職場づくりを自律的・継続的に進めることのできる環境整備を行っています。 人的資本経営における成果指標として、NSKグループでは毎年、従業員エンゲージメント調査をグローバルに実施しています。 2025年度は、「持続可能なエンゲージメント」スコアが74%となり、前年から2ポイント向上しました。 今後の中期経営計画においては、従業員エンゲージメント調査の個別項目を含む以下の指標及び目標を掲げています。 また、それらの取り組みの成果指標となる「持続可能なエンゲージメント」スコアは75%以上を維持することを目指し、すべての従業員が高いエンゲージメントを維持しながら働ける環境整備を推進していきます。 ④指標及び目標人的資本経営の3つの目指す姿に向けて、全ての施策に、KPIとその目標を定めて取り組んでいます。 施策には、エンゲージメント調査結果から抽出された課題に対する施策も含んでいます。 「人的資本の価値最大化」は、これら一つひとつの取り組みの成果を積み上げることで実現できると考えており、目標に向けて、施策の進捗状況を定期的にモニタリングしています。 人的資本の価値最大化=持続可能なエンゲージメントスコア(グローバル) 目標:75%以上維持 多様な人材が集まる会社取り組みテーマ主要指標スコープ2026年3月期実績2029年3月期目標人材ポートフォリオ変革と人的リソースの最適配置(注2)成長領域へのリソース配分日本(新規)・専門人材の採用・ 育成強化・既存社員の戦略的 ローテーションの 実施デジタル人材、新領域分野人材育成日本(新規)多様な経営人材の確保グローバルポスト現地化比率(注3)グローバル76%75%以上維持社員の多様性の推進従業員における多様性比率(女性・キャリア採用・外国籍社員)(注4,5)日本30%35%以上維持 スキル/能力を伸ばし成長できる会社取り組みテーマ主要指標スコープ2026年3月期実績2029年3月期目標挑戦し前進し続ける人材の創出人事制度の改訂日本管理職向け新人事制度導入完了従業員向け人事制度の導入完了自律的なキャリア開発と企業価値向上の両立1人あたり年間学習時間日本24時間(注6)50時間 やりがいと誇りをもって働き続けられる会社取り組みテーマ主要指標スコープ2026年3月期実績2029年3月期目標心身ともに健康でいきいきと働ける職場づくりエンゲージメントヘルス指標グローバル70%70%以上維持健康経営優良法人(ホワイト500)日本認定認定継続働きがいのある職場づくり従業員エンゲージメント調査:ビジョン戦略スコアグローバル67%70%以上維持従業員エンゲージメント調査:コミュニケーション・協力関係スコア日本53%60% (注) 1 特に記載がない限り、一部グループ会社を含みます。 2 2027年3月期よりスタートする中期経営計画の取り組みテーマのため、2026年度3月期実績は記載していません。 3 当社は、海外各地域で現地主体の機動的な事業運営を可能とする体制の構築を目指し、マネジメント層の現地化を図ってきました。 地域統括における事業運営上の重要なポストをグローバルポストと定め、その多くに現地の社員が就き、現地主導で事業拡大を展開しています。 グローバルに活躍するマネジメント人材の育成を目的に2011年よりグローバル経営大学を実施しています。 4 意思決定層における多様性を重視しており、管理職及びスタッフ層(総合職同等)での多様性比率です。 5 対象は提出会社です。 6 2025年3月期の実績値です。 |
| 戦略 | ③戦略当社グループは、サステナビリティの分野において優先的に取り組むべきマテリアリティとして、7項目を特定しています。 企業理念のもと、これらのマテリアリティに取り組むことにより、社会課題解決への貢献と企業としての持続的成長の両立を目指しています。 当社グループでは、社会課題を含む外部環境の変化が事業に与える影響に加え、事業活動がステークホルダーならびに環境・社会に与える影響を評価するダブルマテリアリティの考え方に基づき、マテリアリティを特定しています。 特定したマテリアリティは、執行部門の代表者により構成される経営会議の審議を経てCEOが決定し、オフィサーズ・ミーティングを通じて当社グループ内に共有するとともに取締役会に報告しています。 (注) Neco(NSK eco-efficiency indicators):製品の環境貢献度を定量評価する当社独自指標。 従来製品を基準値1として、製品価値と環境負荷の2つの要因で改善度を評価。 |
| 指標及び目標 | ④指標及び目標『中期経営計画2028』の経営方針と取り組みや非財務目標は、「第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](2)経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。 サステナビリティに関する取り組みは、当社グループウェブサイトをご参照ください。 https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/ |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ③戦略企業理念を実現し、社会課題の解決への貢献とNSKグループの持続的成長を両立していくためには、多様な人材の活躍が不可欠です。 当社は「人材方針」において、経営姿勢で掲げる「社員一人ひとりの個性と可能性を尊重する」(注)ことを明確にするとともに、従業員一人ひとりが企業の貴重な財産であることを位置づけています。 また、「人材戦略」として、求める人材像を「未来志向の高い目標に向かって挑戦し、前進し続ける人材」と定義し、多様な人材が健康でいきいきと働き続けられる環境と成長機会を提供することで、公平で個を活かす活力ある職場づくりの実現を目指しています。 2026年度から始まる『中期経営計画2028』においては、主要施策の一つとして「人的資本の価値最大化」を掲げています。 経営戦略を確実かつタイムリーに実行するためには、明確なKPIを伴う人材戦略との連動が不可欠です。 当社は、人的資本の価値最大化を、多様な人材一人ひとりが個性を最大限に発揮し、挑戦を通じて可能性を広げながら成長し続けられる状態を創出することと捉え、以下の3つの目指す姿のもと取り組みを推進しています。 (注)社員とは、NSKグループで働くすべての人を指します。 1.多様な人材が集まる会社当社の人材戦略のキードライバーは多様性です。 性別、性自認・性的指向、年齢、国籍、生活様式、価値観、キャリア(知識・経験)など、多様なバックグラウンドを持つ従業員がそれぞれの力を発揮し、相互に刺激し合うことで、新たな視点や発想が生まれ、競争力の強化やリスクの低減につながると考えています。 特に意思決定層の多様化を重視しており、その中核となる女性活躍推進を経営課題の一つとして位置づけています。 具体的には、採用強化、継続的な学習機会の提供、コミュニケーションを通じたキャリアイメージの共有およびキャリア形成支援などに取り組んでいます。 2025年度には、ロールモデルが少ない女性エンジニアを対象にネットワーキングを立ち上げ、悩みや多様なキャリアパスの共有機会の提供を開始しました。 また、女性の係長層およびその候補層を対象としたキャリア・アドバンスメント研修の実施により、継続的なキャリア形成支援を行っています。 2.スキル/能力を伸ばし成長できる会社働き方やキャリアに対する価値観は多様化し、個々人の自律志向も高まっています。 個人の成長・自己実現と企業成長との相関は一層強まり、従業員と企業は相互に選び合う対等な関係へと変化しています。 こうした中、当社は2024年7月に管理職人事制度を改定しました。 本制度は、従業員一人ひとりの役割と責任を明確にし、未来志向の高い目標達成に向けて主体的に挑戦することを促すものです。 各役割を「ロールディスクリプション(役割定義書)」として明確化することで、従業員はキャリアを描きやすくなり、「自ら考え、自ら行動する」ことが可能となります。 今後は、このロール型人事制度を人材育成・評価・配置と連動させ、個々のスキル・能力向上を支援するとともに、多様な人材がそれぞれの役割で価値を発揮できる組織づくりを推進していきます。 その取り組みの一環として、2025年度から管理職層を対象とした手上げ式研修を導入しています。 さらに、若手育成ローテーションに始まり、経営人材候補を継続的に輩出する「NSK経営大学」などのキャリア開発プログラムや、経営陣によるメンタリング制度を通じて人材プールの強化を図っています。 基幹ポストへの登用については、CEOをトップとする人材委員会を最上位機関とし、後継者計画および人的資本経営に基づく人材投資計画を審議・承認しています。 また、基幹ポストに求められる要件やキャリアパスを明確化することで、グローバルに整合性のある後継者管理を実現し、海外人材を含め、年齢・性別・国籍にとらわれない抜擢および戦略的登用を推進しています。 加えて、事業ポートフォリオおよび収益構造の転換に向けたDXを推進しており、その中核となるデジタル人材の育成にも注力しています。 デジタル変革本部が中心となって全社研修を実施し、DXリテラシーの底上げに加え、チェンジリーダーの育成、AI・データ活用に関する実践的教育、専門チームによる伴走支援を通じて、現場でのデジタル活用を促進しています。 3.やりがいと誇りをもって働き続けられる会社人的資本の価値最大化の実現にあたり、従業員一人ひとりが心身ともに健康でいきいきと働ける環境、ならびに働きがいを感じられる職場づくりを重視しています。 従業員およびその家族の健康は事業活動の基盤であるとの認識のもと、健康経営を重要な経営戦略の一つとして位置づけ、取り組みを推進しています。 2025年度には、健康宣言、健康マネジメント方針、NSK健康経営戦略マップの見直しを実施しました。 新たな戦略マップでは、「からだ」「こころ」「せいかつ」の各テーマについて、予防および重症化防止の観点で施策を体系化し、KPIを設定することで、施策の質と成果の向上を図っています。 また、従業員が自律的に健康づくりを楽しめる風土の醸成を目指し、「スワンスワン二人三脚」(ペアでの禁煙施策)や、「NSK歩こうフェス」(運動習慣と職場コミュニケーションの促進を組み合わせた施策)など、「NSKらしい健康づくり」を展開しています。 健康経営の成果については第三者評価も重視しており、「健康経営優良法人」の認定継続を目標としています。 2025年度には、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)~ホワイト500~」に選定されました。 「NSK健康経営宣言・健康マネジメント基本方針」・推進体制・戦略マップ等については、当社グループウェブサイトをご参照ください。 https://www.nsk.com/jp-ja/company/sustainability/human-resources/safe-and-healthy-work-places/ |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | ④指標及び目標人的資本経営の3つの目指す姿に向けて、全ての施策に、KPIとその目標を定めて取り組んでいます。 施策には、エンゲージメント調査結果から抽出された課題に対する施策も含んでいます。 「人的資本の価値最大化」は、これら一つひとつの取り組みの成果を積み上げることで実現できると考えており、目標に向けて、施策の進捗状況を定期的にモニタリングしています。 人的資本の価値最大化=持続可能なエンゲージメントスコア(グローバル) 目標:75%以上維持 多様な人材が集まる会社取り組みテーマ主要指標スコープ2026年3月期実績2029年3月期目標人材ポートフォリオ変革と人的リソースの最適配置(注2)成長領域へのリソース配分日本(新規)・専門人材の採用・ 育成強化・既存社員の戦略的 ローテーションの 実施デジタル人材、新領域分野人材育成日本(新規)多様な経営人材の確保グローバルポスト現地化比率(注3)グローバル76%75%以上維持社員の多様性の推進従業員における多様性比率(女性・キャリア採用・外国籍社員)(注4,5)日本30%35%以上維持 スキル/能力を伸ばし成長できる会社取り組みテーマ主要指標スコープ2026年3月期実績2029年3月期目標挑戦し前進し続ける人材の創出人事制度の改訂日本管理職向け新人事制度導入完了従業員向け人事制度の導入完了自律的なキャリア開発と企業価値向上の両立1人あたり年間学習時間日本24時間(注6)50時間 やりがいと誇りをもって働き続けられる会社取り組みテーマ主要指標スコープ2026年3月期実績2029年3月期目標心身ともに健康でいきいきと働ける職場づくりエンゲージメントヘルス指標グローバル70%70%以上維持健康経営優良法人(ホワイト500)日本認定認定継続働きがいのある職場づくり従業員エンゲージメント調査:ビジョン戦略スコアグローバル67%70%以上維持従業員エンゲージメント調査:コミュニケーション・協力関係スコア日本53%60% (注) 1 特に記載がない限り、一部グループ会社を含みます。 2 2027年3月期よりスタートする中期経営計画の取り組みテーマのため、2026年度3月期実績は記載していません。 3 当社は、海外各地域で現地主体の機動的な事業運営を可能とする体制の構築を目指し、マネジメント層の現地化を図ってきました。 地域統括における事業運営上の重要なポストをグローバルポストと定め、その多くに現地の社員が就き、現地主導で事業拡大を展開しています。 グローバルに活躍するマネジメント人材の育成を目的に2011年よりグローバル経営大学を実施しています。 4 意思決定層における多様性を重視しており、管理職及びスタッフ層(総合職同等)での多様性比率です。 5 対象は提出会社です。 6 2025年3月期の実績値です。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が中・長期的観点も含め連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している重要なリスクは、次のとおりです。 なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 当社は、経営陣の主要なリスク認識を基にグループ全体を対象にリスク・アセスメントを実施し、経営会議にてリスク重要度を決定し、取締役会にも報告しています。 リスク・アセスメントのプロセスにおいては、リスクを発生可能性と影響度の二軸で評価し、さらに総合的な重要度に従い数段階に管理レベルを分けています。 また、抽出したリスクは、当連結会計年度末時点での残余リスクに基づき評価していますが、対応策を講じることでその発生可能性と影響度を低減することを意図しています。 管理レベルの高い重要リスクへの対応策の進捗状況を定期的に経営陣に報告する仕組みを構築しています。 2026年度の重要リスクは次の表のとおりです。 代表的リスクと対応策リスク項目代表的リスク内容対応策1地政学リスク・国際紛争による物流遮断や調達の難化、生産停止、原材料・エネルギー価格の高騰リスク・各国の通商・経済安全保障政策が当社の収益を圧迫するリスク・サプライチェーンの可視化と各種代替手段の検討・タイムリーな情報収集とそれに基づく販売価格の調整や生産地変更の検討2技術革新に係るリスク・技術革新に伴う市場の変化や顧客の技術要求に開発対応が遅れるリスク・中・長期方針に基づく開発計画の管理・運営の徹底・オープンイノベーションやアライアンスの活用3安全・防火及び自然災害に係るリスク・自然災害・パンデミック等へのBCP対応不備が操業に影響するリスク・重大な労働災害が発生するリスク・火災発生により操業が停止するリスク・影響度分析を通じた優先付けと具体的対策の特定・実施・重点拠点の管理体制強化と防止活動充実・グループ内教育活動の充実4品質に係るリスク・重大な品質問題の発生リスク・品質保証体制の不備により問題への対応力が低下するリスク・品質データの偽装、改ざんリスク・過去案件の分析に基づく対応策の強化・全社トレーサビリティシステムの導入による問題発生時の影響軽減・情報共有と品質監査活動の充実、教育強化5環境に係るリスク・長期エネルギー削減施策の遅れが事業機会の逸失や企業価値毀損を招くリスク・環境負荷物質の漏洩や排出基準超過が発生するリスク・エネルギー削減目標達成サイクルに基づく投資計画の実行・重点拠点の管理体制強化と防止活動充実6コンプライアンスに係るリスク・各種法令や規制の変化への対応が遅れるリスク・グローバルな税務課題に関する対応力が不足するリスク・グループコンプライアンス体制を通じた情報共有、教育研修の実施・国際税務対応リソースの拡充や親子会社間でのデータとリスク共有など税務マネジメント体制の強化7人材・労務に係るリスク・グローバルに有能な人材の確保ができず事業拡大や戦略遂行に支障をきたすリスク・働き方に対する価値観が多様化する中、人事諸制度、諸施策の見直しが遅れるリスク・各国の労働関連法令に適宜対応できず、事業運営に支障をきたすリスク・各国各地域や事業・機能の状況に応じた採用プロセスの強化とサクセッションプランニングの充実・エンゲージメント調査に基づくグループ内施策・アクションプランの策定と実施及び啓発活動の強化・各地域の人事部門との定期的情報交換とモニタリング、外部専門家との連携8調達に係るリスク・特定供給元への依存が円滑な調達に支障をきたすリスク・代替品の検討、調達先の複数化、現地調達の推進9DXや情報セキュリティに係るリスク・基幹システムの導入に係る納期遅延とコスト増大リスク・サイバー攻撃や機密情報流出などの情報セキュリティリスク・プロジェクト管理の徹底と厳格な追加開発審査プロセスの構築・計画的システム更新と定期的な脆弱性診断評価・早期検知と対処能力の向上、早期復旧体制の強化10中・長期的な企業価値向上に係るリスク・事業環境の想定外の変化により、中期経営計画の達成に支障をきたすリスク・株主・投資家や従業員等ステークホルダーとの対話が不十分なことにより企業価値向上や外部評価に影響を与えるリスク・計画の達成度のモニタリングと変化が生じた際の新たな対応策の策定と実行・各ステークホルダーとのエンゲージメント活動の活発化や開示・発信のレベルアップ 一方、インシデント発生時には、グループ内の各事業所・部署より報告が速やかにリスク管理部署になされる体制を整備し、影響の軽減と収束に向けた措置を講じることとしています。 また、当社経営監査部は、各拠点や地域の内部監査部門と連携し、各拠点からの報告や実地監査等を通してリスクやインシデントの管理状況のモニタリングを行い、その結果を監査委員会に報告しています。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月22日)現在において当社グループが判断したものです。 (1) 重要性がある会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、連結財務諸表規則第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しています。 連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告金額及び偶発資産・負債の開示、並びに報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与えるような見積り・予測を必要とします。 結果として、このような見積りと実績が異なる場合があります。 なお、連結財務諸表作成にあたっての重要性がある会計方針及び見積り等については、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等] (1) [連結財務諸表] [連結財務諸表注記] 2.作成の基礎 (6) 見積り及び判断の利用、3.重要性がある会計方針」に記載のとおりです。 (2) 財政状態及び経営成績の状況①事業全体の概況当社グループは、当社のコアバリューである「安全・品質・環境・コンプライアンス」を経営の意思決定や行動において最優先される共通の価値基準とし、「収益を伴う成長」「経営資源の強化」「ESG経営」の3つの経営課題に取り組んでいます。 当連結会計年度の世界経済を概観すると、インフレの落ち着きを背景に景気は緩やかに回復傾向を示しています。 一方で、不安定な国際情勢による地政学的リスクに加え、米国の関税政策をはじめとする各国の政策運営や金融市場を巡る不確実性は依然として高く、先行きに対する警戒感は強まっています。 地域別にみると、日本は個人消費に持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかに回復しています。 米州は労働市場に弱さがみられますが底堅い成長が続いています。 欧州はインフレが落ち着きつつあるものの、設備投資の需要は低迷が続いています。 中国では不動産市場の低迷に加え、政府の景気刺激策の一服がみられ景気は足踏み状態となっています。 このような経済環境において、当連結会計年度の売上高は9,116億44百万円(前期比+14.4%)となりました。 営業利益は388億12百万円(前期比+36.4%)、税引前利益は380億39百万円(前期比+51.5%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は228億67百万円(前期比+114.8%)となりました。 当社は、2025年9月1日にジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第参号投資事業有限責任組合(以下「JIS」)から、JISが保有するステアリング事業をグローバルに統括する当社の持分法適用関連会社であるNSKステアリング&コントロール株式会社(以下「NS&C」)の全株式を取得しました。 NS&C及び同社の子会社を連結の範囲に含めたことにより、当社グループの業績には支配獲得日(2025年9月1日)以降のNS&C及び同社の子会社の売上高、損益が含まれています。 また当連結会計年度末において取得資産及び引受負債の公正価値測定を実施し取得原価の配分が完了しました。 この結果、「その他の営業収益」に負ののれんの発生益85億27百万円、「その他の営業費用」に段階取得にかかる差損46億62百万円等、一時的な損益を計上しています。 ②セグメントごとの業績(産業機械事業)設備投資の需要が緩やかに回復したことにより、当連結会計年度は対前期比で増収となりました。 地域別では、日本は工作機械向けの販売増加などにより増収となりました。 米州ではアフターマーケットや半導体製造装置向けの販売増加に加えて、関税の売価転嫁を実施した影響もあり増収となりました。 欧州は市況悪化の影響を受けて販売が低迷し減収となりました。 中国では工作機械向けを中心に販売が増加し増収となりました。 この結果、産業機械事業の売上高は3,774億91百万円(前期比+4.4%)、営業利益は欧州事業の構造改革による一時的な費用を計上した影響もあり125億65百万円(前期比△9.9%)となりました。 当事業では、アフターマーケット向けや精機製品等、重点領域の拡大を通じた、ポートフォリオの変革を推進することや、構造改革を完遂させることに加え、適正売価の浸透を図ることで営業利益率10%以上の収益水準への回復を目指していきます。 また、補修・交換用製品の供給にとどまらず、状態監視ソリューションを組み合わせたPLM(Product Lifecycle Management)ビジネスの拡大を図るとともに、ヒューマノイドロボットなど新領域における市場開拓に積極的に取り組んでいきます。 (自動車事業)一部地域における減収の影響があったものの、関税に対して売価転嫁を推進したこと等により当連結会計年度の売上高は対前期比で横ばいとなりました。 地域別では、日本は自動変速機用部品の販売が減少し減収となりました。 米州では自動車販売が堅調だったことに加えて関税の売価転嫁を実施した影響もあり増収となりました。 欧州は需要の低迷が継続し減収となりました。 中国では日本車の販売不振による影響があったものの、電動ブレーキ用ボールねじの拡販により売上高は横ばいとなりました。 この結果、自動車事業の売上高は4,033億4百万円(前期比+0.4%)、営業利益は欧州事業の構造改革による一時的な費用を計上したものの173億66百万円(前期比+18.0%)となりました。 当事業では、自動車の電動化を背景に、eAxle向け軸受や電動ブレーキ向けボールねじなどの拡販を推進しています。 それに加え、適正売価の浸透、国内外における生産体制の再編を通じた体質改善を進め、国際競争力の確保と収益基盤の強化を図っていきます。 これまで培ってきた技術基盤及び顧客基盤を活用し、新商品の継続的な開発を推進することで、安全で環境にやさしいモビリティの実現に貢献していきます。 (ステアリング事業)当連結会計年度におけるステアリング事業の売上高は1,005億54百万円、営業利益は77億30百万円となりました。 上記には、支配獲得日(2025年9月1日)以降のNS&C及び同社の子会社の売上高、損益ならびに、支配獲得に伴い一時的に発生した損益が含まれています。 当事業では、ストラテジック・パートナー探しの方針を継続するとともに黒字体質の維持、収益向上を図ります。 ③財政状態の分析当連結会計年度において、資産合計は前連結会計年度末に比べて202億25百万円増加した1兆2,397億69百万円となり、負債合計は27億20百万円減少した5,476億33百万円となりました。 資本合計は、剰余金の配当があったものの、親会社の所有者に帰属する当期利益、その他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に比べて229億46百万円増加した6,921億35百万円となりました。 ④キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前利益、減価償却費及び償却費、運転資本等の加減算に加え、NS&C及び同社の子会社を連結子会社としたことによる負ののれんの発生益や段階取得に係る差損を計上した結果、978億6百万円の収入となりました(前連結会計年度は821億76百万円の収入)。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、政策保有株式の縮減を進めたことに伴うその他の金融資産の売却による収入があった一方で、有形固定資産及び無形資産の取得、NS&C株式の取得に加えて、AIロボティクス企業への戦略的投資を行ったことに伴う関連会社株式の取得等により、647億51百万円の支出となりました(前連結会計年度は587億53百万円の支出)。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払に加え、借入金の純減等により、377億90百万円の支出となりました(前連結会計年度は337億41百万円の支出)。 上記により、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて38億69百万円増加した1,421億23百万円となりました。 ⑤目標とする経営指標の達成状況等当社は2022年5月に発表した『中期経営計画2026』(2023年3月期から2027年3月期)に基づき、「収益を伴う成長」「経営資源の強化」「ESG経営」の3つの経営課題に取り組んできました。 (2024年5月に2027年3月期の経営指標の目標値を修正)当連結会計年度の当社グループの業績は前期に比べて増収増益となりましたが、『中期経営計画2026』において想定していた事業環境に対して、グローバル自動車生産台数の下振れに加え、工作機械など生産財及び家電など消費財の需要回復の遅れもあり、軸受業界全体の競争環境はより厳しいものになりました。 そのため、更なる収益体質の改善と製品ポートフォリオの変革が必要であると判断し、1年前倒しで次期中期経営計画を策定し、2026年5月に『中期経営計画2028』を発表しました。 当社が経営上の目標として掲げる指標と実績は、次のとおりです。 経営指標『中期経営計画2026』目標2026年3月期実績 『中期経営計画2028』目標 事業ポートフォリオの変革収益を伴う成長営業利益率8%4.3% 8%以上資本コストを上回る資本効率性の追求ROE8%3.5% 8%ROIC6%2.6% 6%持続的な成長を支える財務基盤の安定維持ネットD/Eレシオ0.4倍以下0.24倍 0.4倍未満 『中期経営計画2028』の初年度となる2027年3月期の事業環境は、AI需要の拡大により半導体関連分野を中心に需要増加を見込んでいます。 またグローバル自動車生産台数は前年度と同水準を想定しています。 このような環境下においても、当社のコアバリューである「安全・品質・環境・コンプライアンス」を経営の意思決定や行動において最優先される共通の価値基準とし、企業理念に基づいた企業活動とMOTION & CONTROL™の進化を通じて、社会的課題の解決と社会の持続的発展への貢献を続けていきます。 (3) 資本の財源及び資金の流動性①財務戦略の基本方針当社グループは、安定した財務体質のもと、収益から創出されたキャッシュを持続的成長のための投資と安定的・継続的な株主還元に配分を行い、資本コストを意識した経営を推進することにより、中長期的な企業価値向上を実現することを財務戦略の基本方針とします。 ②財務状況当連結会計年度の財務状況は次のとおりです。 財務戦略の基本方針経営指標『中期経営計画2026』目標2026年3月期 実績2026年3月期の評価・コメント 財務安定性の維持ネットD/Eレシオ0.4倍以下0.24倍健全な財務体質を維持収益を伴う成長ROE8%3.5%事業環境の変化を受け、収益計画に遅れ『中期経営計画2028』においてROE8%に再挑戦ROIC6%2.6%安定的な利益還元配当性向30%~50%72.7%年間配当金 34円/株安定的な利益還元を継続DOE2.5%を下限の目安2.5% ③財務活動の振り返り当社グループは、経営資源を有効活用するため、引き続き資産効率の向上に取り組んでいます。 当連結会計年度においては、政策保有株式の縮減を進めたことに伴うその他の金融資産の売却により155億14百万円の収入がありました。 これにより、当社が保有する政策保有株式の銘柄数は当連結会計年度に4銘柄(うち上場株式3銘柄)を縮減し、連結資本合計に対する株式保有金額の比率は3.5%まで低下しています。 資金調達においては、日本銀行が2025年12月に政策金利を引き上げる前の2025年9月に国内無担保普通社債300億円を発行して、当連結会計年度の社債償還資金と借入金返済資金に充当しました。 また、環境負荷低減に資する設備投資を推進するためグリーンローンによる長期借入も実行し、調達した資金は太陽光発電設備の導入や空調のエネルギー使用量の削減のための設備投資に充当しました。 当社グループのカーボンニュートラル活動を進めるため、これからもサステナブルファイナンスのスキームを用いた資金調達に取り組んでいきます。 利益還元については、『中期経営計画2026』では配当性向30%~50%に加えて、DOE2.5%を下限の目安に株主の皆様へ安定的・継続的な配当を実施する方針を掲げました。 この方針を踏まえた上で、当期の業績や今後の事業環境等を総合的に勘案した結果、当連結会計年度の1株当たり配当金は前連結会計年度と同額の34円としました。 ④『中期経営計画2028』の重点施策 (a) ROE2029年3月期にROE8%達成を目指します。 株主資本コストについては、当社は一般的なCAPM(Capital Asset Pricing Model、資本資産評価モデル)を用いて算出しています。 国債金利、当社の過去の株価動向と事業特性及び中長期的な株式市場の期待値から算出した当社の株主資本コストは概ね8%~9%台と認識しています。 『中期経営計画2028』の重点施策である「ポートフォリオ変革」、「不断の構造改革」、「適切な自己資本コントロール」の遂行により、『中期経営計画2028』の最終年度となる2029年3月期までにROE8%となる体質を作り上げます。 さらに、『NSKビジョン2036』の実現に向けて収益力と資本効率を高めることにより、株主資本コストを上回るROE10%以上の達成に向けて取り組んでまいります。 (b) 財務健全性の維持ネットD/Eレシオを0.4倍未満とし、格付Aを維持するよう適切に自己資本をコントロールします。 (c) 政策保有株式政策保有株式の縮減を進めて、『中期経営計画2028』の期間中に政策保有株式ゼロを目指します。 (d) 資産の有効活用政策保有株式の売却資金、手元現金、有利子負債を有効活用します。 (e) 安定配当『中期経営計画2028』では、配当性向30%~50%、DOE2.5%を下限の目安に、株主の皆様へ安定的・継続的な配当を実施する方針です。 また、DOEはROE改善の進捗に合わせて段階的に引き上げることにより、2029年3月期にはDOE3.5%を目標とします。 (f) 自己株式取得資本効率の改善に向けて、機動的な自己株式取得を適切に実施します。 ⑤キャッシュ・アロケーション『中期経営計画2028』のキャッシュ・アロケーションは次の通りです。 『中期経営計画2028』で掲げた「ポートフォリオ変革」、「構造改革/効率化」の施策を実行し、収益率を高めてキャッシュ創出力を増大させることにより、中期経営計画の3年間で2,700億円の営業キャッシュ・フローを創出する計画です。 加えて、政策保有株式の売却や、当社グループの財務安定性を維持しつつ有利子負債を活用することにより、更なるキャッシュ創出ができると認識しています。 創出したキャッシュは、当社グループが持続的に成長するための設備投資に1,700億円、株主の皆様への安定配当に500億円を配分する計画です。 利益還元については、配当性向30%~50%、DOE2.5%を下限の目安として、株主の皆様へ安定的・継続的な配当を実施する方針です。 なお、DOEはROE改善の進捗に合わせて段階的に引き上げを図り、『中期経営計画2028』の最終年度にはDOE3.5%を目標とします。 さらに、収益力を高めることで創出したキャッシュは、M&Aを含むBeyond領域の拡大に向けた戦略的投資や、資本効率の改善に向けた機動的な自己株式の取得にも配分したいと考えています。 ⑥資金調達の方針当社グループは現在、自己資金及び金融機関からの借入れ等により資金調達を行っています。 運転資金について借入れによる資金調達を行う場合、期限が一年以内の短期借入金で各連結会社がその現地通貨で調達することが一般的で、生産設備などの長期資金は、主として長期借入金及び社債で調達しています。 有価証券報告書提出日現在において、格付投資情報センターから「A」、日本格付研究所から「A+」の格付を取得しており、外部からの資金調達に関しては問題なく実施可能と認識しています。 当社グループは、その健全な財務状況、営業活動によりキャッシュ・フローを生み出す能力、金融機関とのコミットメントライン契約金額400億円や、コマーシャルペーパー発行枠500億円などにより必要資金の確保と緊急時の流動性を確保しています。 (4) 生産、受注及び販売の実績当社グループの販売・生産品目は極めて広範囲かつ多種多様であり、また見込み生産を行う製品もあるため、生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示していません。 このため、販売及び生産の状況については、「 (2) 財政状態及び経営成績の状況」に関連づけて記載しています。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因当社グループの事業展開、経営成績及び財務状況等に重要な影響を与えるリスク要因については、「3[事業等のリスク]」に記載のとおりです。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 (1)基本方針当社グループは、企業理念で掲げている「円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざす」を実現するため、社会の変化やお客様のニーズを的確にとらえ、コアテクノロジー(トライボロジー(摩擦・潤滑)技術、材料技術、解析技術、メカトロ技術、生産技術)を駆使した製品の研究開発を進めています。 高機能・新機能製品をタイムリーに市場へ供給することで、より豊かな社会の実現と省エネルギーやCO2排出量削減など地球環境の保全を図り、持続可能な社会の実現に貢献します。 特に研究開発では、『中期経営計画2026』において既存製品の商品力強化と新商品の創出・新事業の拡大に取り組んできました。 次期『中期経営計画2028』では、既存事業において安定した収益を生み出し続けながら、新事業・新領域において更なる成長を続けることを意味する“Bearings & Beyond”のもと、トライボロジー理論の追求と実装を通して、既存事業における小型・軽量化、特殊環境への対応や低摩擦など当社の技術の強みを活かした差別化製品を拡大していくとともに、ロボット向けアクチュエータなどのユニット製品の開発や技術サービスの提供に挑戦することでより多くの顧客に価値を提供していきます。 (2)研究開発の状況①コアテクノロジーカーボンニュートラル社会の実現に向けた低摩擦や小型・軽量化、電動化に伴う高速性・静音性の向上、水素などの特殊環境下も含めた耐久性など、高度化する要求にスピーディに応えていくために、リアルデジタルツイン(注)やオープンイノベーションを活用してコアテクノロジーの強化に取り組んでいます。 これらの成果の一例として、軸受開発で培った潤滑剤の劣化抑制技術を応用した、食用油の酸化劣化を抑制する技術の量産開発を完了し、実用化しました。 本技術は革新性が高く評価され、「2025年“超”モノづくり部品大賞」において「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞しました。 また、東京科学大学と2023年に設立した「NSKトライボロジー協働研究拠点」では、軸受に求められる更なる低摩擦と長寿命に対して最適な軸受設計を可能とするために、軸受内の接触域において油膜が破断するまでの時間を潤滑寿命と定義した理論的な潤滑寿命式の導出に取り組んでいます。 2025年は本研究に関して7件の成果を学会発表しました。 (注) リアルな現象を再現して詳細に把握し、そのカラクリを推理してデジタル上にモデル化することにより、リアルとデジタルの両面から目に見えない本質を理解し、エンジニアの創造性を高め、既成概念を打ち破るようなソリューションを生み出すことを目指す当社独自の取り組み。 事業別の研究開発の状況は以下のとおりです。 ②産業機械事業電動化・自動化・デジタル化の進展により高度化する産業構造に対し、工作機械、半導体製造装置、ロボティクス、エネルギー、ライフサイエンスなど多岐にわたる領域で、コアテクノロジーを融合させた総合技術力を基盤に、高信頼性・高精度・省エネルギーを支える高付加価値製品および再生可能軸受や状態監視ソリューションを組み合わせたPLM(Product Lifecycle Management)の拡充に取り組んでいます。 ロボティクス領域では、電源ソリューションに強みを持つデルタ電子と協業し、ヒューマノイドロボット向けに適用可能な「ロータリーアクチュエータ」及び「リニアアクチュエータ」を開発しました。 ロータリーアクチュエータは、超薄肉軸受の最適配置によりロボットの関節部用として他社比30%増のトルク密度となる小型・軽量化を実現しました。 リニアアクチュエータには逆作動性に優れるボールねじを採用しロボットの腕・脚部用として高いバックドライバビリティを実現するとともに、高密度・高放熱レイアウトにより他社比30%増の推力密度となる小型・軽量化を実現しました。 また、整備されていない屋外路面でもサービスロボットの安定した走行性能を確保する「リンク式サスペンション」の技術検証を完了しました。 今後は教育機関や飲食店などさまざまなユースケースで実証実験を行い2027年内の市場投入を目指します。 そのほか、横浜国立大学と協創して、ロボットハンドなどでの繊細な触覚伝達を可能にする「バイラテラルギア」を開発しました。 独自の軸受最適化技術により摩擦を大幅に低減させることで小型でありながら広範囲のトルク制御機能を可能とする高効率な伝達機構を実現しました。 「2025年国際ロボット展」ではこれらの新製品に加え、高精度直動製品、精密減速機、デジタルツイン/予知保全ソリューションなど幅広い最新技術を公開し、高い評価を得ました。 半導体製造装置領域では、機械要素部品の使用時に発生する微粒子の量を著しく低減することで2nm以細を狙う次世代半導体の製造プロセスにおける高い清浄度要求に対応した「超低発塵ボールねじ・NSKリニアガイド」と、サブミクロン精度の位置決めを実現するとともに生産工程の高スループットに貢献する「高精度アライメントテーブル」を「SEMICON Japan 2025」に出展し、高い評価を得ました。 今後も、市場のニーズと新たな技術革新に応えるべく、コアテクノロジーとデジタルを融合させて産業の可能性を拡げるとともに、ステークホルダーとの共創を通じて成長分野・先端技術市場である宇宙領域、エアモビリティ領域、AI/自動化領域にも注力し、産業機械の未来を支える高付加価値製品・サービスの創出に取り組んでいきます。 ③自動車事業自動車の電動化や自動化の進展、モビリティとしての多様化も進む中で、自動車の環境性能、安全性、快適性の向上に貢献する製品・技術の開発に全方位で取り組んでいます。 環境性能に関しては、eAxleやハイブリッドシステムなどの電動駆動ユニットの電食やEMC(電磁両立性)への対策に貢献する「導電バイパスプレート」を開発しました。 独自開発の導電ペーパとスプリング構造により、世界最高水準の導電性と省スペースを実現しました。 また、大型ピックアップトラックなどの高重量車両の燃費・電費改善に貢献する「超低フリクション円すいころハブユニット軸受」を開発しました。 トライボロジー技術や解析技術を駆使してシールとシールグリースを新たに開発するとともに、軸受内部の最適化により従来比で約52%のフリクション低減を実現しました。 安全性に関しては、電動油圧ブレーキシステム向けに、当社独自の循環溝一体技術や軸回転方式、高耐久素材を採用したボールねじを新開発し量産を開始しました。 今後もブレーキシステムの小型・軽量化と高信頼性に貢献します。 また油圧機構が不要となる電動メカニカルブレーキ向けのボールねじの開発にも取り組んでいます。 快適性に関しては、長年培ったボールねじ技術を応用した次世代電動サスペンションの開発を進めています。 高効率なボールねじとモータ技術の融合により、高度な車両姿勢制御やエネルギー回生などの新たな価値を提供していきます。 今後も、自動車の電動化や自動運転に貢献する要素部品やメカユニットの開発を進めるとともに、センサやモータを組み合わせたアクチュエータの開発を加速させていきます。 ④ステアリング事業ステアリング事業は、電動車両の普及に伴う車両重量の増加および操舵負荷の増大などの市場環境変化に対応するため、高出力・軽量コラムEPS(電動パワーステアリング)、シングルピニオンEPS及びデュアルピニオンEPSを中心に、高出力化と軽量化を両立したEPSシステムの開発・改良を進めています。 また、次世代操舵技術として、ADAS(先進運転支援システム)及び自動運転の高度化に求められる高信頼性・冗長性を備えたステアバイワイヤシステムの開発にも取り組んでいます。 当連結会計年度の当社グループにおける研究開発費は17,231百万円であり、その内訳は、産業機械事業8,558百万円、自動車事業6,280百万円、ステアリング事業2,077百万円、その他313百万円です。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループは、事業の持続的成長、競争力の向上、新技術への開発投資を戦略的に行うことを基本方針としています。 『中期経営計画2026』で進めてきた『生産の再編』と『超安定化』の取り組みはグローバルでの製造資本の最適化に向けた取組として継続してきました。 そして将来に向けた新たな成長基盤構築の為に、『新商品開発とその生産対応力』をデジタル技術の活用で加速させていきます。 当連結会計年度では、生産性向上・設備更新・品質管理強化・DX推進及び新商品の増強投資などに対し51,894百万円(対前期△4,637百万円)の設備投資を行いました。 産業機械事業では、生産性向上・設備更新及びトレーサビリティ強化などに21,947百万円(対前期△5,382百万円)の投資を行いました。 自動車事業では、生産性向上・設備更新及び新商品の増強投資などに22,522百万円(対前期△4,087百万円)の投資を行いました。 ステアリング事業では、生産性向上及び設備更新などに5,203百万円の投資を行いました。 セグメントの名称2026年3月期設備投資額(百万円)設備等の主な内容・目的産業機械21,947生産性向上・設備更新、生産拠点の再編成、DX推進、安全・品質・環境対策等自動車22,522新商品対応、生産性向上・設備更新、生産拠点の再編成、DX推進、安全・品質・環境対策等ステアリング5,203生産性向上・設備更新等その他2,219鋼球生産設備等合計51,894 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)使用権資産その他合計藤沢工場(神奈川県藤沢市) (注1)産業機械産業機械軸受生産設備14,39613,9843,324(180,553)[40,590]2,1832,00335,893881大津工場(滋賀県大津市) (注2)産業機械産業機械軸受生産設備2,4865,0041,054(64,628)371488,730516石部工場(滋賀県湖南市) (注3)自動車自動車軸受生産設備4,2328,922601(189,723)[4,802]30024614,302718埼玉工場(埼玉県羽生市) (注4)自動車自動車軸受及び自動車部品生産設備4,31511,617966(212,777)[2,943]60520317,708782福島工場(福島県東白川郡) (注5)産業機械産業機械軸受生産設備1,39410,0861,003(230,485)[99]31615212,953507高崎工場/榛名工場(群馬県高崎市) (注6)自動車自動車軸受生産設備6,5235,9844,310(157,786)36224717,4281,177 (2) 国内子会社 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)使用権資産その他合計NSKステアリングシステムズ㈱(群馬県 前橋市)ステアリングステアリング生産設備2,0965,3542,988(145,373)5328510,778542日本精工九州㈱(福岡県うきは市)産業機械精密機器関連製品生産設備1923,378-(137,858)42883,702523㈱天辻鋼球製作所本社工場(大阪府 門真市)その他鋼球生産設備2,0653,48297(56,622)361655,847416滋賀工場(滋賀県近江八幡市)その他鋼球生産設備1,2792,054192(67,441)01093,636192NSK富山㈱(富山県 高岡市)産業機械産業機械軸受生産設備4,3873,646870(67,195)171429,062265 (3) 在外子会社会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)使用権資産その他合計NSKコーポレーション社クラリンダ工場(Iowa,U.S.A.)産業機械産業機械軸受生産設備8592,87725(260,528)2423,808145リバティ工場(Indiana,U.S.A.)自動車自動車軸受部品生産設備6682,7816(89,425)101143,581106フランクリン工場(Indiana,U.S.A.)自動車自動車軸受生産設備4812,72735(137,371)43403,326211NSKステアリングシステムズ・アメリカ社ベニントン工場(Vermont,U.S.A.)ステアリングステアリング生産設備22967391(77,699)-1111,10695ダイアーズバーグ工場 (Tennessee,U.S.A.)ステアリングステアリング生産設備8021,29840(129,600)4653963,004361NSKベアリング・マニュファクチュアリング・メキシコ社(Guanajuato,Mexico)自動車自動車軸受生産設備2,3295,949580(16,999)53559,220219NSKブラジル社(Suzano,Brazil)産業機械産業機械軸受生産設備9441,31563(180,000)2462462,815513NSKベアリング・ポーランド社(Kielce,Poland) (注7)産業機械産業機械軸受生産設備3,0276,0160(281,723)62556110,232847NSKステアリングシステムズ・ポーランド社(Walbrzych, Poland)ステアリングステアリング生産設備1,2413,298122(177,431)-1314,794494NSK昆山社(中国,昆山市) (注8)自動車自動車軸受生産設備4975,407-(105,110)-5246,429877NSKプレシジョン瀋陽社(中国,瀋陽市) (注8)産業機械精密機器関連製品生産設備1,3725,258-(61,873)-1206,750565NSK瀋陽社(中国,瀋陽市) (注8)産業機械産業機械軸受生産設備3,2913,249-(85,923)-2566,797368NSK合肥社(中国,合肥市) (注8)産業機械産業機械軸受生産設備2,1747,696-(87,067)-53110,403533NSKベアリング・インドネシア社(Bekasi,Indonesia) (注9)産業機械産業機械軸受生産設備6351,227-(80,069)283,6935,5861,257NSKベアリング・マニュファクチュアリング(タイ)社(Chonburi,Thailand)自動車自動車軸受生産設備8432,356566(64,000)558374,659609NSK韓国社昌原工場(Changwon,Korea)産業機械産業機械軸受生産設備1,9134,994184(49,223)-4867,578308天安工場(Cheonan,Korea) (注10)自動車自動車軸受生産設備2,6052,761-(86,109)03735,741115 (注) 1 土地の一部を賃借しており、年間賃借料は146百万円となっています。 賃借している土地の面積については[ ]で外書きにしています。 2 建物の一部を賃借しており、年間賃借料は12百万円となっています。 3 土地・建物の一部を賃借しており、年間賃借料は48百万円となっています。 賃借している土地の面積については[ ]で外書きにしています。 4 土地・建物の一部を賃借しており、年間賃借料は45百万円となっています。 賃借している土地の面積については[ ]で外書きにしています。 5 土地・建物の一部を賃借しており、年間賃借料は20百万円となっています。 賃借している土地の面積については[ ]で外書きにしています。 6 建物の一部を賃借しており、年間賃借料は30百万円となっています。 7 土地の一部を賃借しており、年間賃借料は23百万円となっています。 8 土地は全てを中国政府より賃借しています。 9 土地は全てをインドネシア政府より無償賃借しています。 10 土地は全てを天安市(韓国)より無償賃借しています。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 重要な設備の新設等当社グループは持続的な成長及びコスト競争力を高めるために、生産性向上や設備更新への投資を継続していくと共に新商品の投入やDX推進に向けた投資を推進していきます。 また、「安全・品質・環境・コンプライアンス」に対する投資も行っていきます。 年間投資予定額は600億円であり、所要資金については自己資金及び借入金を充当する予定です。 2027年3月期におけるセグメントごとの設備投資計画は次のとおりです。 セグメントの名称2027年3月期設備投資額(百万円)設備等の主な内容・目的産業機械23,000生産性向上・設備更新、生産拠点の再編成、DX推進、安全・品質・環境対策等自動車27,000新商品対応、生産性向上・設備更新、生産拠点の再編成、DX推進、安全・品質・環境対策等ステアリング7,000生産性向上・設備更新等その他3,000鋼球生産設備等合計60,000 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 313,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 2,219,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 42 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 17 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 7,879,335 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式について、以下のとおり区分します。 純投資目的である投資株式:株式の値上り益や配当収入等を追求する目的で保有する株式純投資目的以外の目的である投資株式:当社グループの中長期的な企業価値の向上を図る目的で保有する株式 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、政策保有目的で他社の株式を原則保有しない方針です。 その方針のもと、政策保有株式の保有の適否については、毎年、執行機関が個別銘柄別に当社の資本コストに見合う便益があるか否かという観点から、定量的及び定性的に検証を行っています。 取締役会は、執行機関から定期的に報告を受け検証を行います。 保有の合理性がないと判断した政策保有株式は、株価や市場動向等を考慮して売却を進めてきました。 その結果、当社が保有する株式の銘柄数は、2025年度において4銘柄(うち上場会社3銘柄)を縮減して、2010年3月末時点の136銘柄(うち上場会社79銘柄)から2026年3月末時点の42銘柄(うち上場会社12銘柄)へ、16年間で94銘柄(うち上場会社67銘柄)を縮減しました。 当社は、2026年5月に『中期経営計画2028』を発表し、『中期経営計画2028』の期間中(2026年度から2028年度)に政策保有株式をゼロとする目標を掲げました。 この目標の達成に向けて、当社は一層の縮減に取り組んでまいります。 なお、投資先との協業など当社グループの中長期的な企業価値の向上を図る上で株式保有が必要と判断する際には、戦略的投資として他社の株式を保有する場合があります。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式301,491非上場株式以外の株式1223,022 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式17取引先持株会を通じた買付けによる増加。 (なお、当事業年度中において買付けを停止。 ) (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式112非上場株式以外の株式714,431 (注)株式数が増加減少した銘柄には、新規上場、株式の分割や併合、株式の移転・交換等による変動を含みません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱横浜フィナンシャルグループ3,651,0003,651,000金融取引に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有5,0163,582㈱みずほフィナンシャルグループ738,0001,107,000当事業年度において保有株式の一部を売却しました。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有4,4924,484いすゞ自動車㈱1,185,0001,185,000自動車事業に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有2,6312,389㈱滋賀銀行1,267,990253,598金融取引に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 なお、株式数の増加は、当事業年度の株式分割(1株→5株)によるものです。 有2,3621,333東京建物㈱630,650630,650事業活動の円滑な推進のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有2,2621,593㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ616,3001,232,500当事業年度において保有株式の一部を売却しました。 保有株式の売却について同社と合意しており、株価や市場動向等を考慮して売却を進めます。 有1,6022,478SOMPOホールディングス㈱212,500255,000当事業年度において保有株式の一部を売却しました。 保有株式の売却について同社と合意しており、株価や市場動向等を考慮して売却を進めます。 有1,2771,152日本トムソン㈱1,000,0001,000,000産業機械事業に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有853486㈱群馬銀行398,000796,000当事業年度において保有株式の一部を売却しました。 保有株式の売却について同社と合意しており、株価や市場動向等を考慮して売却を進めます。 有820980オークマ㈱225,600225,600産業機械事業に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有791769㈱牧野フライス製作所63,96463,964産業機械事業に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 有733746㈱日伝74,90772,101産業機械事業に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 なお、株式数の増加は、取引先持株会を通じた買付けを行ってきたことによるものですが、当事業年度中に買付けを停止しました。 有179208 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)ニデック㈱―3,275,360当事業年度において全て売却しました。 無―8,162大成建設㈱―173,228当事業年度において全て売却しました。 無―1,144東海旅客鉄道㈱―108,000当事業年度において全て売却しました。 無―308 (注) 1 株式会社横浜フィナンシャルグループは、2025年10月1日付で株式会社コンコルディア・フィナンシャル グループより商号変更しています。 2「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 7 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 30 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,491,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 12 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 23,022,000,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 7,000,000 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 14,431,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 74,907 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 179,000,000 |
| 株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 取引先持株会を通じた買付けによる増加。 (なお、当事業年度中において買付けを停止。 ) |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 東海旅客鉄道㈱ |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 産業機械事業に係る関係強化、維持のため保有しています。 定量的な保有効果については記載が困難ですが、当社の資本コストに見合う便益を確認しています。 |