財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-06-22
英訳名、表紙NISSIN FOODS HOLDINGS CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  安藤 宏基
本店の所在の場所、表紙大阪市淀川区西中島四丁目1番1号(同所は登記上の本店所在地であり、実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っております。
電話番号、本店の所在の場所、表紙該当事項はありません。
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIIFRS
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月沿革1948年9月魚介類の加工及び販売、紡績その他繊維工業、洋品雑貨の販売、図書の出版及び販売を目的として株式会社中交総社(資本金500万円)を設立、本店を泉大津市汐見町に置く。
1949年9月サンシー殖産株式会社に商号変更、本店を大阪市北区に移転。
1958年8月瞬間油熱乾燥法の即席袋めん(「チキンラーメン」)を開発する。
1958年12月本店を大阪市中央区に移転、日清食品株式会社に商号変更。
1959年12月大阪府高槻市に工場完成、同時に本店を移転。
1963年10月東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部に株式上場。
1964年10月即席めんの生産工場として横浜市戸塚区に横浜工場完成。
1970年7月米国カリフォルニア州ガーデナ市にニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.を設立。
(注1)1971年9月カップめん(「カップヌードル」)を発売開始。
1971年10月カップめんの生産工場として茨城県取手市に関東工場完成。
1972年3月岡山県瀬戸内市に日清エフ・ディ食品株式会社を設立。
(注1)1972年8月東京、大阪各証券取引所市場第一部に指定。
1973年2月滋賀県栗東市に米国ダートインダストリーズ社と合弁で日清ダート株式会社(現、日清食品パックス株式会社)を設立。
(注1)1973年6月本店を大阪市北区に移転。
1973年9月カップめんの生産工場として滋賀県栗東市に滋賀工場完成及び総合研究所(食品総合研究所)開設。
1975年8月カップめんの生産工場として山口県下関市に下関工場完成。
1977年4月本社ビル完成に伴い、本店を現在地の大阪市淀川区に移転。
1980年3月年間売上高1,000億円達成。
(注2)1984年10月香港タイポー地区に日清食品有限公司を設立。
(注1)1988年3月東京都新宿区に東京本社ビル完成、東京支社を東京本社と改称。
1988年10月滋賀県草津市に中央研究所(食品総合研究所及び食品安全研究所)完成。
1989年3月ベアトリースフーズCo.,(HK)Ltd.(現、永南食品有限公司)に資本参加。
(注1)1990年7月株式会社ヨーク本社(現、日清ヨーク株式会社)に資本参加。
(注1)1991年1月ピギー食品株式会社(現、四国日清食品株式会社)に資本参加。
(注1)1991年2月シスコ株式会社(現、日清シスコ株式会社)に資本参加。
(注1)1993年3月年間売上高2,000億円達成。
(注2)1994年12月中国内の第一号の生産基地として、珠海市金海岸永南食品有限公司が操業開始。
(注1)1995年11月「カップヌードル」国内販売累計100億食達成。
1996年10月めんの総合工場として静岡県焼津市に静岡工場完成。
1999年11月大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」(現、「カップヌードルミュージアム 大阪池田」)オープン。
2001年3月年間連結売上高3,000億円達成。
(注2)2002年6月食品の安全性に関する研究業務や環境対策を行う機能を持つ食品安全研究所を新設。
2003年8月「カップヌードル」全世界販売累計200億食達成。
2005年5月上海市閔行区に日清(上海)食品安全研究開発有限公司を設立。
2006年12月明星食品株式会社に資本参加。
(注1)2008年6月株式会社ニッキーフーズを完全子会社化。
(注1)2008年10月持株会社制へ移行。
日清食品ホールディングス株式会社に商号を変更。
日清食品株式会社(注1)、日清食品チルド株式会社(注1)、日清食品冷凍株式会社(注1)、日清食品ビジネスサポート株式会社を、新設分割設立。
2009年1月ロシア即席めんメーカーの持株会社アングルサイド Ltd.(現、マルベンフードホールディングス Ltd.)に資本参加。
2011年9月横浜みなとみらいに「カップヌードルミュージアム 横浜」 (正式名称:安藤百福発明記念館 横浜) オープン。
2014年2月ぼんち株式会社に資本参加。
(注1)2014年3月新研究所「the WAVE」竣工。
2014年3月年間連結売上高4,000億円達成。
(注2)2016年4月Premier Foods plcとRelationship Agreementを締結。
2017年12月日清食品有限公司が香港証券取引所メインボード市場に株式を上場。
2018年3月2018年10月2020年3月2020年6月年間連結売上高5,000億円達成。
(注2)日清食品関西工場稼働開始。
「カップヌードル」国内年間売上1,000億円達成。
(注3)日清食品ホールディングス時価総額1兆円達成。
年月沿革2020年10月2020年11月2021年3月2021年5月2022年4月2023年1月2023年3月2024年3月2026年2月「カップヌードルミュージアム 大阪池田」来館者1,000万人達成。
株式会社湖池屋を連結子会社化。
香港 尖沙咀に「カップヌードルミュージアム 香港」オープン。
「カップヌードル」ブランドが、発売50年目に世界累計販売500億食を達成。
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
「カップヌードルミュージアム 横浜」来館者1,000万人達成。
年間連結売上収益6,000億円達成。
(注4)年間連結売上収益7,000億円達成。
(注4)株式会社セリア・ロイルを連結子会社化。
 (注)1 現在、連結子会社となっております。
    2 日本基準に基づく数値であります。
    3 「カップヌードル」ブランドの2019年度 (2019年4月~2020年3月) 国内出荷実績をもとにインテージSRI平均販売単価データから算出しております。
    4 IFRS会計基準に基づく数値であります。
事業の内容 3【事業の内容】
 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、持株会社制を採っており、即席めんを主とするインスタント食品の製造及び販売を中核として、その他食品事業、物流業等の周辺事業への展開を図っております。
海外においても、現地子会社及び関連会社による即席めん等の製造・販売やこれら現地法人に対する技術援助などにより業域を拡大しております。
 以上についての概要図は次のとおりであります。
 なお、当社は特定上場会社等であります。
特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
(2026年3月31日現在)名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 日清食品株式会社(注2、4)大阪市淀川区5,000即席めんの製造販売100.0経営サポート、事務所の賃貸等役員の兼任等…有札幌日清食品株式会社北海道千歳市100即席めんの製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無日清食品パックス株式会社滋賀県栗東市100容器の製造販売100.0(100.0)カップめん容器の仕入役員の兼任等…無日清エフ・ディ食品株式会社岡山県瀬戸内市100即席めん具材の製造販売100.0(100.0)カップめん具材の仕入役員の兼任等…無香川日清食品株式会社香川県三豊市100即席めん具材の製造販売100.0(100.0)原材料の仕入役員の兼任等…無日清エンタープライズ株式会社大阪府摂津市100倉庫業100.0(100.0)役員の兼任等…無味日本株式会社(注1)広島市南区95スープ類の製造販売49.4(49.4)原材料の仕入、事務所の賃貸等役員の兼任等…無日清食品ダイレクトマーケティング株式会社東京都新宿区100食品、健康食品、化粧品の企画・開発及び販売100.0(100.0)役員の兼任等…無明星食品株式会社(注2)東京都渋谷区3,143即席めんの製造販売100.0経営サポート、原材料の仕入及び販売等役員の兼任等…有株式会社ユニ・スター埼玉県比企郡嵐山町100スープ類の製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無東日本明星株式会社埼玉県比企郡嵐山町90即席めんの製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無日清食品チルド株式会社大阪市淀川区100チルド食品の製造販売100.0経営サポート、事務所の賃貸等役員の兼任等…有埼玉日清食品株式会社埼玉県羽生市30チルド食品・冷凍食品の製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無相模フレッシュ株式会社神奈川県綾瀬市100チルド食品の製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無日清食品冷凍株式会社大阪市淀川区100冷凍食品の製造販売100.0経営サポート、事務所の賃貸等役員の兼任等…有四国日清食品株式会社香川県三豊市98冷凍食品の製造販売100.0(100.0)事務所の賃貸等、原材料の販売等役員の兼任等…無高松日清食品株式会社香川県高松市80冷凍食品の製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無三重日清食品株式会社三重県名張市100冷凍食品の製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無株式会社サークルライナーズ香川県綾歌郡綾川町50運送業・倉庫業100.0(100.0)役員の兼任等…無株式会社ニッキーフーズ大阪市淀川区60冷凍食品の製造販売100.0(100.0)原材料の仕入及び販売等役員の兼任等…無日清シスコ株式会社(注2)堺市堺区2,600シリアルフーズ、菓子等の製造販売100.0経営サポート、事務所の賃貸等役員の兼任等…有日清ヨーク株式会社東京都中央区870乳製品等の製造販売100.0経営サポート、事務所の賃貸等役員の兼任等…有 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容ぼんち株式会社大阪市淀川区160米菓・スナック菓子の製造販売92.1役員の兼任等…有株式会社湖池屋(注1、5)東京都板橋区2,269スナック菓子の製造販売45.1役員の兼任等…無株式会社セリア・ロイル福岡県朝倉市99アイスクリームなどの製造販売68.0役員の兼任等…無Koikeya Vietnam Co., Ltd.(注1)ベトナムドンナイ省千米ドル19,250スナック菓子の製造販売45.1(45.1)役員の兼任等…無KOIKEYA (THAILAND) Co., Ltd.(注1)タイバンコク市千バーツ36,000スナック菓子の販売45.1(45.1)役員の兼任等…無台湾湖池屋股份有限公司(注1)台湾台北市千台湾ドル8,500スナック菓子の販売23.0(23.0)役員の兼任等…無KOIKEYA AMERICA INC.(注1)米国カリフォルニア州エルセグンド市千米ドル1,800スナック菓子の販売45.1(45.1)役員の兼任等…無日清食品アセットマネジメント株式会社東京都新宿区50不動産賃貸・管理事業100.0事務所の賃貸等役員の兼任等…無宇治開発興業株式会社京都府宇治市100ゴルフ場経営99.6(0.1)プレー費の支払等役員の兼任等…有日清ネットコム株式会社大阪市淀川区24不動産管理100.0事務所の賃貸等役員の兼任等…無KANZEN MEAL (U.S.A.),INC.米国デラウェア州ニューキャッスル郡千米ドル18,775冷凍食品等の販売100.0(100.0)役員の兼任等…無ニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.(注2、4)米国カリフォルニア州ガーデナ市千米ドル184,706即席めんの製造販売100.0(100.0)技術援助、製品倉庫及び土地の賃貸等役員の兼任等…無明星U.S.A.,Inc.米国カリフォルニア州チノ市千米ドル5,000チルド食品の製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無NISSIN FOODS AMERICAS, INC.米国デラウェア州ニューキャッスル郡千米ドル8,000北中米地域における統括会社100.0役員の兼任等…無ニッシンフーズメキシコS.A.de C.V.(注2)メキシコメキシコ州レルマ市千メキシコペソ1,340,146即席めんの製造販売100.0技術援助等役員の兼任等…無ニッシンテクノロジーアリメントスブラジルLtda.(注2)ブラジルサンパウロ市千ブラジルレアル1,038,577食品製造に関する技術支援100.0役員の兼任等…無ニッシンフーズブラジルLtda.(注2)ブラジルサンパウロ市千ブラジルレアル702,088即席めんの製造販売100.0(0.9)役員の兼任等…無日清食品有限公司(注2)中国・香港タイポー地区千香港ドル2,981,458即席めんの製造販売、中国における統括会社72.1技術援助、製品の販売等役員の兼任等…無永南食品有限公司中国・香港タイポー地区千香港ドル29,975即席めんの販売、冷凍食品の製造販売72.1(72.1)技術援助、原材料の販売等役員の兼任等…無日清食品(香港)管理有限公司中国・香港タイポー地区香港ドル200中国グループ内の間接業務、サポート事業72.1(72.1)役員の兼任等…無日清食品(中国)投資有限公司(注2)中国上海市千人民元1,563,797中国事業に対する投資会社、即席めんの販売72.1(72.1)役員の兼任等…無廣東順徳日清食品有限公司中国広東省佛山市千香港ドル130,000即席めんの製造販売72.1(72.1)技術援助、原材料の販売等役員の兼任等…無 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容東莞満寿美包装有限公司中国広東省東莞市千人民元147,000即席めん包装資材の製造販売、運送、不動産管理72.1(72.1)役員の兼任等…無日清湖池屋(中国・香港)有限公司中国・香港タイポー地区千香港ドル10,000菓子等の販売62.9(62.9)役員の兼任等…無福建日清食品有限公司(注2)中国福建省厦門市千人民元235,000即席めんの製造販売72.1(72.1)役員の兼任等…無珠海市金海岸永南食品有限公司中国広東省珠海市千香港ドル84,000即席めんの製造販売72.1(72.1)原材料の販売役員の兼任等…無浙江日清食品有限公司(注2)中国浙江省平湖市千人民元350,000即席めんの製造販売72.1(72.1)役員の兼任等…無日清食品(香港)有限公司中国・香港タイポー地区千香港ドル10,000即席めんの販売72.1(72.1)役員の兼任等…無MC Marketing & Sales (Hong Kong) LTD.中国・香港九龍千香港ドル1食料品の販売72.1(72.1)役員の兼任等…無Kagome Nissin Foods (H.K.) Co., Ltd.中国・香港タイポー地区千香港ドル5,000野菜飲料の販売50.4(50.4)役員の兼任等…無珠海日清包装有限公司中国広東省珠海市千人民元107,567即席めん包装資材の製造72.1(72.1)役員の兼任等…無日清食品香港有限公司中国・香港タイポー地区千香港ドル23,000香港及び中国事業に対する投資会社72.1(72.1)役員の兼任等…無上海東峰貿易有限公司中国上海市千人民元20,000輸入食品の卸売販売72.1(72.1)役員の兼任等…無野菜谷控股有限公司中国・香港タイポー地区千香港ドル13,500野菜の水耕栽培及び販売72.1(72.1)役員の兼任等…無明豊包装化工有限公司中国・香港タイポー地区千香港ドル126,000包装資材の販売72.1(72.1)役員の兼任等…無台湾日清食品股份有限公司台湾台北市千台湾ドル26,000即席めんの販売72.1(72.1)役員の兼任等…無ニッシンフーズベトナムCO.,LTD.(注2)ベトナムビンドゥオン市千米ドル68,630即席めんの製造販売81.3(81.3)役員の兼任等…無GAEMI FOOD CO.LTD.韓国京畿道千韓国ウォン250,000菓子等の製造販売72.1(72.1)役員の兼任等…無ABC PASTRY HOLDINGS PTY LTDオーストラリアニューサウスウェールズ州豪ドル100冷凍食品の製造販売72.1(72.1)役員の兼任等…無AUSTRALIA NISSIN FOODS PTY. LTD.オーストラリアニューサウスウェールズ州千豪ドル2,000即席めん、菓子、シリアルの輸入販売85.7(85.7)役員の兼任等…無ニッシンフーズシンガポールPTE.LTD.(注2)シンガポールベノイ千シンガポールドル26,989即席めんの販売100.0(100.0)役員の兼任等…無インドニッシンフーズ PRIVATE LTD.(注2)インドバンガロール市千インドルピー6,904,080即席めんの製造販売99.7(99.7)技術援助役員の兼任等…無ニッシンフーズタイランドCO.,LTD.タイパトムタニ市千バーツ1,487,774即席めんの製造販売100.0(100.0)役員の兼任等…無ニッシンフーズアジアCO.,LTD.(注2)タイバンコク市千バーツ4,877,763アジアにおける統括会社100.0(0.0)技術援助役員の兼任等…無PT NISSIN FOODS INDONESIA (注2)インドネシアブカシ市百万インドネシアルピア514,500即席めんの製造販売100.0(93.3)役員の兼任等…無 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容NISSIN FOODS (CAMBODIA) Co.,LTD.カンボジアプノンペン都千米ドル500即席めんの販売100.0(100.0)役員の兼任等…無NISSIN FOODS MALAYSIA SDN BHDマレーシアクアラルンプール千マレーシアリンギット11,000即席めんの販売100.0(100.0)役員の兼任等…無ニッシンフーズKft.(注2)ハンガリーケチュケメット市千フォリント18,884,000即席めんの製造販売100.0技術援助、原材料の販売等役員の兼任等…無ニッシンフーズGmbHドイツフランクフルト市千ユーロ25即席めんの販売100.0(99.0)役員の兼任等…無ニッシンユルドゥズグダサナイベティジャーレットA.S.(注1)トルコサカルヤ千トルコリラ20,000即席めんの製造販売50.0役員の兼任等…有NISSIN FOODS TURKEY GIDA ANONIM SIRKETI(注2)トルコサカルヤ千トルコリラ1,588,000即席めんの製造販売100.0役員の兼任等…無(持分法適用関連会社)タイプレジデントフーズPub.Co.,Ltd.タイバンコク市千バーツ329,704即席めんの製造販売20.4役員の兼任等…無マルベンフードホールディングスLtd.キプロス共和国千ロシアルーブル398即席めん事業を営む企業集団の持株会社33.5役員の兼任等…無ニッシン-ユニバーサルロビナCORP.フィリピンケソン市千フィリピンペソ189,000即席めんの製造販売49.0(49.0)役員の兼任等…無Premier Foods plc英国ハートフォードシャー州セント・オールバンズ市千ポンド86,900加工食品、調理用ソース、菓子等の製造販売25.2役員の兼任等…無 (注)1 持分が50%以下でありますが、実質的に支配しているため連結子会社としております。
2 特定子会社であります。
3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
4 日清食品株式会社及びニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。
)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。
会社名日清食品株式会社売上収益237,546百万円税引前利益20,934百万円当期利益17,949百万円資本合計152,010百万円資産合計220,466百万円 会社名    ニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.売上収益       81,790百万円税引前利益        4,763百万円当期利益        3,631百万円資本合計       47,208百万円資産合計       79,297百万円5 有価証券報告書の提出会社であります。
従業員の状況 (2)【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況 2026年3月31日現在 セグメントの名称従業員数(名) 日清食品2,237[2,402] 明星食品614[364] 低温・飲料事業953[735] 菓子事業1,985[1,480] 米州地域5,500[86] 中国地域3,764[354] 報告セグメント計15,053[5,421] その他2,935[2,553] 合計17,988[7,974] (注) 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。

(2) 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)980[11]39.58.78,425,365△4.3 (注)1 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。
    2 提出会社の従業員数は全てセグメントの「その他」に含まれるため、合計人数のみ記載しております。
    3 平均年齢及び平均勤続年数は、上記の従業員数から受入出向者8名を除いた972名に基づいて算出しております。
4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
5 平均年間給与は、12か月分給与支払いのあった契約社員を除く当社従業員795名を対象としております。
(3) 最大人員会社の状況① 当事業年度における従業員数が最も多い会社日清食品㈱ 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,565[1,565]38.010.97,622,2672.3 (注)1 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。
    2 平均年齢及び平均勤続年数は、上記の従業員数から受入出向者2名を除いた1,563名に基づいて算出しております。
3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4 平均年間給与は、12か月分給与支払いのあった契約社員を除く当社従業員1,361名を対象としております。
② 上記①の次に従業員数が多い会社㈱湖池屋 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)784[784]38.310.06,232,552△0.7 (注)1 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員数を外数で記載しております。
    2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 平均年間給与が前事業年度と比較して0.7%減少しております。
これは主に新卒・キャリア採用の拡大により人員構成が若返ったこと(平均年齢0.6歳低下、平均勤続年数0.3年低下)によるものです。
新規採用者を除く継続雇用者の実態ベースでは、前事業年度比3.9%の上昇となっております。
(4) 労働組合の状況 特記すべき事項はありません。
(5) 使用人等のみに対して付与した新株予約権の内容当社は、使用人等のみに対する新株予約権を付与しております。
当該新株予約権の内容については、「1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載しております。
(6) 管理的地位にある労働者に占める女性従業員の割合、男性従業員の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の額の差異① 連結子会社1) 管理的地位にある労働者に占める女性従業員の割合等及び男女の賃金の額の差異に関する項目当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性従業員の割合(%)(注1)係長に占める女性従業員の割合(%)正社員に占める女性従業員の割合(%)従業員の男女の賃金の額の差異(%)(注1)全従業員うち正規雇用従業員うちパート・有期雇用従業員日清食品㈱10.426.227.756.774.269.6日清食品パックス㈱0.017.413.267.590.292.6日清エンタープライズ㈱0.019.217.685.283.668.9味日本㈱11.530.419.069.687.684.1明星食品㈱6.826.123.275.582.165.0東日本明星㈱0.00.014.863.382.686.0相模フレッシュ㈱0.09.120.785.474.598.6埼玉日清食品㈱0.014.314.575.576.483.7四国日清食品㈱3.727.330.870.677.481.2高松日清食品㈱0.011.16.065.986.892.5㈱ニッキーフーズ5.919.026.653.969.672.8日清ヨーク㈱6.92.321.468.574.980.3日清シスコ㈱10.917.527.078.880.794.3㈱湖池屋8.227.133.558.271.678.3ぼんち㈱5.313.348.165.769.473.3㈱セリア・ロイル0.00.023.453.080.759.9(注)1「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 出向者は出向元の従業員として集計しております。
2) 男性従業員の育児休業等取得率等に関する項目当事業年度名称男性従業員の育児休業等取得率(%)(注1)男性従業員の育児休業等+育児目的休暇取得率(%)(注2、3)期間内に育児休業から復職した従業員が取得した育児休業日数の平均(日)期間内に育児休業から復職した男性従業員のうち、取得日数が28日以上の従業員の割合(%)期間内に出産し産後休暇を終えた女性社員のうち、育児休業を取得した割合(%)日清食品㈱76.2104.060.881.195.0日清食品パックス㈱0.00.0---日清エンタープライズ㈱50.050.0--100.0味日本㈱----100.0明星食品㈱77.877.85380.0100.0東日本明星㈱100.0100.060100.0100.0相模フレッシュ㈱100.0100.065.5100.0-埼玉日清食品㈱100.0100.033100.0100.0四国日清食品㈱0.00.0--100.0高松日清食品㈱100.0100.037100.0100.0㈱ニッキーフーズ----100.0日清ヨーク㈱33.333.3170.0100.0日清シスコ㈱63.663.66950.0100.0㈱湖池屋58.391.755100.0100.0ぼんち㈱75.075.02233.3100.0㈱セリア・ロイル50.050.0240.0100.0(注)1「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
2「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。
3「男性従業員の育児休業等+育児目的休暇取得率」については、制度として育児目的休暇の取得が可能な会社を集計しております。
4 「-」は該当がないことを示しております。
5 出向者は出向元の従業員として集計しております。
※賃金差異分析(日清食品㈱籍のみ)前期同様、男女賃金差異を生んでいる要因について、東京大学エコノミックコンサルティング株式会社が開発したGEM Appというアプリケーションを使用し、経済学の知見に基づく統計的な処理による調整を行い、同一属性の男女間で賃金を比較しました。
前期に引き続き、等級、年齢、勤続年数、所属部署、労働時間の統制を行った結果、同統計処理結果として「格差があるとは言えない」となりました。
弊社における男女の賃金差異は労務構成上、上位等級の女性比率が少ないことが影響しております。
今後も、労務構成を改善するポジティブアクション、男女とも生産性向上に向けた取り組み、及び男性の育児参加を促す取り組みを一層加速させたいと考えております。
② 連結会社1) 管理的地位にある労働者に占める女性従業員の割合等及び男女の賃金の額の差異に関する項目当連結会計年度 管理的地位にある労働者に占める女性従業員の割合(%)(注1)係長に占める女性従業員の割合(%)正社員に占める女性従業員の割合(%)従業員の男女の賃金の額の差異(%)(注1、2)全従業員うち正規雇用従業員うちパート・有期雇用従業員国内8.522.426.968.879.482.0海外36.036.146.086.586.887.4連結18.327.538.779.083.783.3(注)1 各社のデータ算出にあたっての対象従業員(雇用区分)の定義、算出方法等については、厚生労働省で定められている各法律(「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」)に準拠しております。
ただし、海外連結子会社においては職務の内容及び責任の程度等を踏まえ、当該規定に準じて管理職数を算出しております。
なお、上記、各領域別(国内/海外/グループ連結)における賃金格差の連結データ(%)算出においては、従業員数や物価水準の差や為替影響を考慮し、各社の男女の賃金差異(%)を平均し算出しております。
2 賃金は性別に関係なく同一の基準を適用しておりますが、人数、等級、在籍年数の違い等により男女で差が生じております。
また「国内全従業員」の賃金差が大きいのは、有期雇用の女性従業員数の割合が大きいためであります。
3 出向者は出向元の従業員として集計しております。
2) 男性従業員の育児休業等取得率等に関する項目当連結会計年度 男性従業員の育児休業等取得率(%)(注1)男性従業員の育児休業等+育児目的休暇取得率(%)(注2、3)期間内に育児休業から復職した男性従業員が取得した育児休業日数の平均(日)期間内に育児休業から復職した男性従業員のうち、取得日数が28日以上の従業員の割合(%)期間内に出産し産後休暇を終えた女性従業員のうち、育児休業を取得した割合(%)国内71.591.857.479.297.7海外*****連結*****(注)1「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
2「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。
3「男性従業員の育児休業等+育児目的休暇取得率」については、制度として育児目的休暇の取得が可能な会社を母数として算出しております。
4「*」は、海外関係会社の男性従業員の育児休業等取得率、男性従業員の育児休業等+育児目的休暇取得率、期間内に育児休業から復職した男性従業員が取得した育児休業日数の平均、期間内に育児休業から復職した男性従業員のうち、取得日数が28日以上の従業員の割合及び期間内に出産し産後休暇を終えた女性従業員のうち、育児休業を取得した割合の集計を実施していないため、記載を省略していることを示しております。
5 出向者は出向元の従業員として集計しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針当社グループは、創業者が掲げた「食足世平」「食創為世」「美健賢食」「食為聖職」の4つの精神をもとに、常に新しい食の文化を創造し続ける「食文化創造集団」となり、環境・社会課題を解決しながら持続的成長を果たすことによって、グループ理念である「EARTH FOOD CREATOR」の体現を目指してまいります。
また、総合食品企業グループとして、各カテゴリーの中で常にNo.1ブランドを創造・育成していき、No.1ブランドの集合体として形成される「ブランディングコーポレーション」の実現を目指し、より一層、ゆるぎない経営基盤を築きながら、企業価値及び株主共同の利益の確保・向上に努めてまいります。
(2)経営環境及び対処すべき課題等当連結会計年度における世界経済は、世界秩序が大きな転換点を迎える中、地政学リスクのさらなる高まりに伴うマクロ環境の変化やエネルギー価格の高騰により、不安定な状況が継続しました。
国内においては、雇用・所得環境の改善や設備投資の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、円安・金利上昇の進行等に伴う物価上昇や先行きへの不安感から、個人消費は低調に推移しました。
かかる環境下、即席めん業界においては、引き続き相対的な価格の手頃感や利便性が評価され、付加価値の高いカップめんを中心にグローバルで需要が伸長し、世界総需要は過去最高となりました。
こうした中で、当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」で掲げたビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでおります。
① これからの利益成長への考え方 ② 中期的な経営課題 ③ “日清らしさ・強み”に立脚した取り組み ④ 「完全メシ」は、100億円ブランドへと成長・「完全メシ」とは「完全メシ」は、厚生労働省で策定されている「日本人の食事摂取基準」で設定されたビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素とおいしさの完全なバランスを追求したブランドです。
当社の最新フードテクノロジーを駆使することでたんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素のほか、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸もバランスよく整え、さらに栄養素独特の苦みやエグみを抑えることで、普段の食事と変わらないおいしさを実現しています。
・ブランド認知とビジネス展開の加速「完全メシ」は、カップメシやカップめんなどの常温品・冷凍食品にとどまらず、社員食堂での提供、小売店のお惣菜弁当、他メーカー様とのコラボ商品など、多様な形で展開しています。
2025年度には新たにパンやジェラートまでカテゴリーを広げることができました。
加えて同年度より、米国や欧州でも「KANZEN MEAL」として本格展開を開始しています。
今後もより多くのシーンで「完全メシ」をお届けし、認知拡大とビジネスの加速を図ってまいります。
⑤ EARTH FOOD CHALLENGE 2030 日清食品グループ環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指したさまざまな取り組みを進めています。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 d. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス当社グループは環境や社会の課題を解決しながら持続的成長を果たすため、2020年4月、「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。
委員長は代表取締役社長・CEOが務め、事務局は経営企画部、サステナビリティ推進部、広報部が担い、委員会傘下には、環境、人権、広報・教育、海外、ESG(環境、社会、ガバナンス)評価向上をテーマにした5つのワーキンググループを設け、各グループに関係部署が参画しております。
委員会は、グループ全体のサステナビリティ・ESG課題に関する方針策定や施策を検討し、その活動内容を、サステナビリティ委員長及び取締役会へ定期的に報告しております。
また、2021年4月には取締役会の諮問機関として「サステナビリティ・アドバイザリーボード」を設置し、当社グループに影響を及ぼすESG課題について、社内経営層と社外有識者が協議する機会を年2回設けております。
協議した内容はウェブサイトなどで開示し、会社の経営方針や各種施策に反映しております。
(2)戦略当社グループは、人類を「食」の楽しみや喜びで満たすことを通じて社会や地球に貢献する「EARTH FOOD CREATOR」をグループ理念に掲げ、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しております。
当社グループが果たすべき責任、取り組むべき社会課題は、食の安全管理体制の構築や環境負荷の低減、ガバナンスの確立など幅広い領域に及んでおります。
その中でも、当社グループが特に力を入れて取り組むべき重要な経営課題=マテリアリティを特定しております(「健康と栄養」、「製品の安全・安心」、「気候変動」、「人財開発」、「生物多様性」、「森林破壊」、「持続可能なバリューチェーンマネジメント」)。
なお、その他の課題に関しては、主要なESG評価機関からの評価を各部門のKPIとして戦略を策定し、施策を実行しております。
1) 気候変動などへの対応近年、気候変動をはじめとする地球規模での環境問題が顕在化する中、世界中の人々の食を支えるグローバルカンパニーとして、より高いレベルでの環境対策推進を重要経営課題と位置付け、中長期成長戦略の一つとして環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を2020年4月に策定しております。
環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」は、地球資源を取り巻く環境の保護及び資源の有効活用に挑戦する「資源有効活用へのチャレンジ (EARTH MATERIAL CHALLENGE)」と、当社グループの事業活動全般におけるCO2排出量削減に挑戦する「気候変動問題へのチャレンジ (GREEN FOOD CHALLENGE)」の2つを柱としております。
「EARTH MATERIAL CHALLENGE」では「地球にやさしい調達」、「地球資源の節約」、「ごみの無い地球」の3つを、「GREEN FOOD CHALLENGE」では「グリーンな電力で作る」、「グリーンな食材で作る」、「グリーンな包材で届ける」の3つを活動テーマに据えております。
また、特に気候変動問題を、重要な経営リスクの1つとして位置付けております。
原材料価格の高騰や製造工場の被害、消費者の購買活動の変化など、当社グループの事業は、気候変動によってさまざまな影響を受けるためであります。
当社グループでは、2019年度に事業活動に気候変動が及ぼす影響を把握するために、プロジェクトチームを立ち上げ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言を踏まえたシナリオ分析・インパクト評価を実施いたしました。
分析には、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の温暖化の進行に関するシナリオ(RCP:代表的濃度経路)(注)と社会経済に関するシナリオ(SSP:共通社会経済経路)を用い、TCFDが求める2℃シナリオを含む複数の異なる条件下で分析いたしました。
結果の概要は以下となっております。
(注)RCP2.6(1986~2005年を基準としておおよそ1℃前後の上昇)、RCP6.0(おおよそ2℃前後の上昇)、RCP8.5(おおよそ4℃前後の上昇)の3つのシナリオを活用 主なリスクによる事業への影響度とその対応策 主なリスク想定される事業への影響主な対応策(財務影響軽減策)移行リスク炭素税・国境炭素税などの規制SBT目標WB2℃(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準)に向け、取り組まなかった場合の影響額は2030年3,747百万円/年、2050年7,323百万円/年となった。
SBT目標WB2℃を達成した場合の影響額は2030年2,623百万円/年、2050年1,465百万円/年となる。
製造工場への省エネ設備やシステムの導入、再生可能エネルギーの導入拡大、環境に配慮した製品の販売物理リスク水リスク洪水:リスクが高いと見られる製造拠点は国内4拠点、海外1拠点製造工場などにおける水リスクの多角的な分析調査高潮:リスクが高いと見られる製造拠点は国内4拠点干ばつ:評価時点と比較して、2055年及び2090年までにリスクが増大すると判明した拠点は南米と欧州の拠点水ストレス:国内で4拠点、海外で7拠点水の再利用などをはじめとした製造工場における効率的な水の使用原材料調達先の変遷小麦:オーストラリアにおける小麦の2000年比面積単位収穫量はRCP2.6及びRCP6.0で増加、アメリカ、カナダは変化なし植物代替肉や培養肉などの開発、植物代替肉や培養肉などを利用した製品の開発、持続可能なパーム油の調達大豆:2000年比面積単位収穫量は、RCP2.6では増加傾向、RCP6.0とRCP8.5では減少傾向エビ・イカ:RCP2.6では大きな変化はなし、RCP8.5では漁獲量が減少パーム油:RCP2.6では収穫量減少の懸念あり、RCP8.5では収穫量減少 (注) 分析結果の詳細は当社グループのサステナビリティサイトで公開しております。
    (https://www.nissin.com/jp/sustainability/) また、2050年までにCO2排出量と吸収量を“プラスマイナスゼロ”にする「カーボンニュートラル」を2022年11月に宣言しております。
2) 生物多様性(TNFD(注1))への対応当社グループの事業活動が生物多様性に与える影響を把握するため、当社は2023年に、TNFD(注1)が発表した「TNFD自然関連リスクと機会管理・情報開示フレームワークベータ版v0.3」を参考に、LEAPアプローチ(注2)を用いた自然関連リスク・機会評価をトライアルで実施し、その結果を開示いたしました。
2024年には、評価対象とする調達品目 (原材料) の見直しを行ったうえで、「TNFD最終提言 v1.0」の開示推奨項目に基づき、より詳しい自然関連リスク・機会評価を実施いたしました。
(注)1 TNFD (Taskforce on Nature-related Financial Disclosures: 自然関連財務情報開示タスクフォース) は、民間企業や金融機関が自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価、開示するための枠組みを構築する国際的なイニシアチブ   2 TNFDが提唱する自然関連のリスクと機会を科学的根拠に基づき体系的に評価するためのプロセス。
分析のスコープを選定した上で、自然との接点を発見する「Locate」、自然への依存とインパクトを診断する「Evaluate」、自然に関する重要なリスクと機会を評価する「Assess」、リスクと機会に対応しステークホルダーに報告する準備を行う「Prepare」の4ステップの順に進めることが特徴 分析は、当社グループが調達する主要原材料9品目(パーム油、大豆、カカオ、米、小麦、木材パルプ、エビ、イカ、すり身魚)を対象に、生物多様性に関する各種指標をもとに総合的に評価し、LEAPアプローチの「Locate」以降の分析対象として、4品目(パーム油・カカオ・小麦・エビ)を選定しました。
分析の結果、パーム油とカカオの生産地においては、プランテーション作物の単一樹種栽培が、基部幹腐病などの感染・蔓延を助長しやすい環境を生み出していることが明らかになりました。
小麦については、オーストラリア西部における生産で水不足の懸念があるものの、当該地域では天水(自然降水)が活用され対応できていることがわかりました。
また、エビに関しては、過去の研究データに基づき、人為的な活動が漁獲量の減少を引き起こしている可能性があるとの分析結果が示されています。
さらに、自然関連の依存・インパクト、ならびに調達量の観点から事業上の重要性が高いパーム油について、優先地域を対象にシナリオ分析を実施し、リスクと機会を検討しました。
その結果、分析対象地域のマレーシア・サバ州及びインドネシア・リアウ州では、気温上昇や病害の拡大など複数の要因が重なり、将来的に収量が大幅に減少する可能性が示されました。
また、病害対策を講じずに植林を拡大した場合、土地利用の転換(森林・泥炭地から農地)を通じて、2070年までに生物多様性が損なわれ、収量が30~40%減少する可能性も明らかになりました。
さらに、当該地域では、パーム植林が拡大し始める1992年以前は90%以上の生物多様性が維持されていたものの、パーム植林拡大に伴い、2023年時点ではサバ州で約85%、リアウ州では約65%まで減少していると推察されました。
また、サバ州では、病害に強い農地利用を推進するなど、植林内の生物多様性向上を図ることが病害対策及び収量改善に有効と考えられます。
一方、リアウ州では、土地の特性を加味すると、植林内の生物多様性向上よりも、新たな森林伐採の抑制が生物多様性保全にとって重要であることが示されました。
当社グループではこれまでも、持続可能な調達方針及びNDPEの考え方に基づき、環境及び人権に配慮したパーム油調達を推進してきました。
今後も、認証制度の活用やサプライヤーとのエンゲージメントを通じて、原産地における森林破壊や生物多様性への影響の低減に取り組んでいきます。
あわせて、搾油工場単位でのトレーサビリティ管理や衛星モニタリングを活用し、高リスク地域における状況把握と是正対応を強化していきます。
当社グループでは、これらの取り組みを通じて、分析結果で特定されたリスクへの対応を具体化するとともに、サプライヤーと連携しながら自然関連リスクの回避・軽減を進め、持続可能な事業運営につなげていきます。
(注) 分析結果の詳細は当社グループのサステナビリティサイトで公開しております。
   (https://www.nissin.com/jp/sustainability/) 3) 非財務価値の定量化当社グループが重点的に取り組むESG活動が企業価値にどのような効果があるのか、ESGと企業価値との関係性の分析にも取り組んでおります。
その一つが、企業価値を表す指標の一つPBRとの関係性の分析であります。
ESG活動が何年後のPBRに効果をもたらすかを、学術的に信頼度の高い手法を使い分析しております。
2024年に3回目となる本分析を実施した結果、CO2排出量の削減を行うと5年後に1.2%(2年目の分析では9年後に+0.8%)PBRが向上するなど、当社グループが重点的に取り組んでいるESG活動と企業価値向上との間に相関関係があることを定量的に確認することができております。
またESG指標同士の相関性を分析し、各ESGの取組がどのような経路を辿り企業価値の向上に繋がるのか、ストーリーの形で明らかにいたしました。
「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」の主要な取組がどのように財務価値につながるのかを可視化いたしました。
例えば、エネルギー投入量に対する施策を行うことでCO2排出量は削減され、CO2排出量を削減したことで、自社が保有しているメディアで発信する機会が増加し、メディアで発信する機会を増やしたことで外部からの評価が向上し、地域や社会におけるブランド価値向上につながると考えております。
次にブランド価値が上がると消費者の購買が増え売上が伸び、最終的には、当社グループが経営指標として掲げるEPSとPERが成長・拡大しシェアホルダー価値につながってまいります。
2025年度は、社会的インパクトの算出や関連するコンソーシアムへ参加しフレームワーク等の検討を行いました。
引き続き非財務指標の分析に挑戦し、ESG活動と企業価値の関係性を明らかにしていきたいと考えております。
a. 俯瞰型分析 b. 価値関連性分析 4) コミュニティ投資 当社グループは、日清食品の創業者である安藤百福が創設した「公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団」の理念「食とスポーツは健康を支える両輪である」に賛同し、子どもたちの健全な心身の育成のためのスポーツ振興事業と食文化の向上に貢献する事業活動をサポートしております。
同財団の活動は、全国小学生陸上競技交流大会などのスポーツ支援、自然体験活動の企画コンテストやロングトレイルの普及・振興事業、独創的な基礎研究・食品開発・ベンチャーを対象にした表彰事業などの食文化振興事業、体験型食育ミュージアム「安藤百福発明記念館」運営の4つの事業活動が柱となっております。
当社グループは、2021年度より、同財団とともに、食科学の発展に寄与する研究に取り組む大学院生を支援する給付型奨学金「日清食品・安藤百福 Scholarship」を設立し、返済義務のない奨学金の給付をスタートさせております。
2025年度は大学院生100名に年100万円の奨学金を給付しております。
また、当社グループは、同財団とともに、142か国で共同調査を行い、2023年度に食と主観的ウェルビーイングの関係を世界で初めて明らかにした「Recipes for Wellbeing Report」を、2024年度には、「食」と「ウェルビーイング」の強い関係性を改めて立証する第2回調査研究レポート「Nourishing Wellbeing」を発表いたしました。
今後も「ウェルビーイング」の向上につながる「食」のあり方を大学や国際機関などと連携しながら探究してまいります。
5) 人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針 a. 人財に対する考え方「企業在人・成業在天」 この言葉は、創業者の安藤百福が2007年に社員に向けて年頭のメッセージとして記したものであります。
 「企業は人である。
人に対する評価がそのまま企業の評価につながる。
また成業とは、大衆の声が天に通じたときに、はじめて大きな評価として返ってくるものだ。
」という意味が込められております。
 この言葉にも象徴されるように、かねてより当社グループは「人財」を企業価値の源泉として捉えてまいりました。
創業者は以下の言葉も残しております。
我々日清食品グループは社員が仕事と職場環境を通じて人間として成長できる機会を提供することを使命と考えております。
b.人的資本開示の方針2024年3月に人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO 30414」の認証を、食品企業として世界で初めて取得いたしました。
また、認証取得に合わせ、当社グループの人的資本に関する取組をまとめた「Human Capital Report」を発行しております。
また、開示状況や取組内容を評価され、「人的資本調査 2024」(企画・運営:一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム、HR総研、MS&ADインターリスク総研株式会社)で「人的資本リーダーズ 2024」と「人的資本経営品質 ゴールド」に選定されております。
人的資本開示の要請が高まる中、積極的に現状の人的資本情報を開示することで様々なステークホルダーの皆様と対話を実施し、フィードバックをいただくことで、当社グループの人的資本の取組を高度化していきたいと考えております。
(注)「Human Capital Report 2025」は当社グループのウェブサイト(https://media.www.nissin.com/jp/company/sustainability/assets/pdf/HumanCapitalReport2025_ja.pdf)で公開しております。
c. 中期人財戦略(人財育成方針)創業以来の人財重視の考え方を基盤に、当社グループは、企業戦略との連動性を一層高めるため中期人財戦略を新たに策定しました。
経営体制の整備、グローバル及び国内の人財基盤強化並びにこれらを支える組織力の向上を通じて、成長戦略の実現を図ってまいります。
d. 社内環境整備 イ.経営体制の整備 当社グループは、将来のあるべき事業・組織の姿を見据え、持続的な成長を支えるグループ経営体制を構築していきます。
特に成長戦略と連動した人財基盤の強化、次世代人財を計画的に育成するメカニズムの策定に取り組みます。
必要なスキル、ビジョン、的確な意思決定能力を備えたリーダーを計画的に発掘・育成するため、グローバル主要ポストを対象としたサクセッションの枠組みを整備し、後継者育成サイクルの高度化を図ります。
また、指名・報酬諮問委員会等を通じて、経営人財の選解任や、報酬に関するガバナンス体制を整備し、意思決定の客観性・透明性を確保することで、経営体制の継続性と健全性の向上に努めてまいります。
      (後継者育成サイクル) ロ.Global One Nissinの構築当社グループは、グローバルでの事業展開を支えるため、全球的な人財マネジメントの仕組みづくり=グローバルHQ人事体制の強化を図り、Global One Nissin の構築を目指します。
具体的には、グローバルのHR部門との連携を一層強化し、評価・報酬・次世代人財育成等について、グループ共通の思想や方針を整理し、グローバルに一貫性ある人財マネジメント基盤を整備してまいります。
一方、各国・各地域の事業特性や人財市場、法制度等を踏まえ、それぞれのニーズに応じた人事政策も尊重し、柔軟性ある運営体制を目指します。
グローバル全体最適とローカル最適の両立を図り、グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化を進めてまいります。
(Global HR Meeting) 拡大する海外事業展開を支えるHR機能拡充に向けた基盤づくりのためGlobal HR Meetingを定期開催しています。
これにより、HRネットワークの形成・連携強化や、HR部門としての共通認識と求められる役割の理解、日清食品の成り立ちに触れることによるミッション・ビジョン・バリューの体現をねらいとしています。
(Future Leader Session) 海外現地法人の次世代リーダー人財を対象に、グローバルビジネスをけん引するリーダーシップの育成を目的とした選抜型の対面研修を実施しました。
中長期成長戦略や日清食品グループのビジネスへの理解・共感を深めるとともに、実践を通じてミッション・ビジョン・バリューを体現できるよう支援し、グローバルビジネスの将来を担う人財を育成しています。
ハ.国内事業組織・人財の更なる強化当社グループは、国内事業の更なる競争力強化や、グローバル経営を担う次世代人財の継続的な輩出に向け、国内グループの組織力向上、人財育成機能の強化に取り組んでまいります。
社員に対し、自律的なキャリア形成の支援や成長機会を提供することで、一人ひとりの能力や経験を最大限引き出し、働きがい・やりがいに満ちたエンゲージメントの高い組織・人財づくりを通じて、組織パフォーマンスの最大化を目指します。
また、国内グループ横断的に、採用・育成・配置といった人事オペレーションの質や生産性の向上を図っていくことで、より効果・効率的な人財配置や育成を行います。
国内における将来の市場環境の変化を見据えつつ、柔軟で筋肉質な組織・人財づくりを進めてまいります。
(自律的なキャリア形成の支援) また“意欲ある人が良い仕事をする”という信念のもと、公募制度を活性化させており、多くの社員が自らの意思で希望するキャリアに就いて活躍しております。
公募ポストの就任要件と社員のスキル・経験とのマッチ度を表示させており、希望するキャリアへのステップを描きやすくしております。
これらの一連の制度や取組を通して、適所適材を実現してまいります。
(NISSIN ACADEMYを中心とした人財育成) 2020年、当社グループはスキルやリーダーシップを学ぶ場として企業内大学「NISSIN ACADEMY」を設立しました。
専門スキル、ビジネススキル、リーダー育成など多様な講座を展開し、2023年度からはラーニングマネジメントシステムの導入により、いつでもどこでも学べる環境を整備しています。
また、2024年にはデジタルリテラシー向上を目的に「NISSIN DIGITAL ACADEMY」を開講し、「生成AI」「サイバーセキュリティ」など8つの重点領域のカリキュラムをオンラインで受講できるようにしています。
ニ.組織力の向上当社グループでは、常に新しい食の文化を創造し続ける「EARTH FOOD CREATOR(食文化創造集団)」であり続けることをグループのビジョンとしています。
多様な彩りや専門性を持った社員が互いに尊重し合い、グループのミッション・ビジョン・バリューに共感し、グループの一員として仕事を楽しみ、Well-beingで働きがいを感じながら活躍できる状態を目指しています。
どのような事業環境においても、日清ismを継承した多種多様な属性の社員たちが、しなやかに、柔軟に、組織力を高めていけるよう、引き続き様々な取り組みを実施してまいります。
(ミッション・ビジョン・バリューの浸透) ミッション・ビジョン・バリューの浸透に向け、経営トップからのメッセージ発信や企業理念研修を通じて、社員の理解促進を図っています。
加えて、企業理念を語るチームセッションやチキンラーメンの対面販売実践など、理念を自分ごととして捉え、行動に結び付ける機会を設けています。
さらに、社員の創造性を称える「NISSIN CREATORS AWARD」を実施し、理念の体現を後押ししています。
(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進に向け、役員が女性管理職候補を個別に育成するスポンサープログラムや、社外取締役・監査役との座談会、女性リーダーシップ開発プログラムを通じて、女性のキャリア形成と意思決定層への登用を後押ししています。
2025年度末の女性管理職比率10%目標は達成しており、今後はさらなる比率向上と活躍機会の拡大に取り組んでいきます。
あわせて、男性育児休業取得の促進に向けた啓発活動を実施し、多様な人財が働きやすい環境整備を進めています。
(健康経営の推進)2018年8月には「日清食品グループ健康経営宣言」を策定し、経営会議のもと、CEO及びCHROを健康経営責任者とする推進体制を構築しています。
また、人事部門内に健康経営推進室を設置し、健康保険組合や各事業所の人事総務担当、医療職等と連携し、従業員一人ひとりの「Well-beingと高いパフォーマンスの同時達成」を目的とした各種施策に取り組んでおります。
こうした推進体制の整備と、各種施策の戦略的な展開の結果、「健康経営銘柄2026」に初めて認定されました。
(3)リスク管理当社グループでは、サステナビリティ関連の重要なリスクは、それぞれのテーマごとにサステナビリティ委員会が継続的にモニタリングしております。
サステナビリティ委員会は傘下にテーマ別ワーキンググループを設置し、気候変動や生物多様性などのリスクに関する議論、モニタリングをしております。
また、サステナビリティ関連のリスクは、取締役会の管理下に設置された「総合リスク対策委員会」と連携し、グループ全体の重要リスクの管理プロセスの中でもモニタリングし、企業価値の毀損を回避するよう努めております。
グループ全体のリスクの抽出・評価アプローチ及び特定したリスクの管理方法については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
(4)指標及び目標1) EARTH FOOD CHALLENGE 2030 当社グループは2020年4月に策定した環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」の中で、気候変動問題に対する取組や資源の有効活用に関する目標を定めております。
 環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」実績2030年に向けた環境目標目標値2025年実績有効資源活用へのチャレンジ持続可能なパーム油の調達比率(注1)100%52.3%水使用量…IFRS売上収益100万円あたり12.3㎥/百万円8.9㎥/百万流通廃棄物削減率…2015年度対比/日本国内△50%△65.4%気候変動問題へのチャレンジCO2排出削減:Scope 1+2…2020年対比/国内外(注2)△42%△20.6%CO2排出削減:Scope 3…2020年対比/国内外(注2)△25%△6.0%(注)1 外部認証の活用及び独自アセスメントによる   2 2023年5月にCO2排出削減率の目標値を上方修正     Scope 1+2: △30%(2018年対比)→△42%(2020年対比)     Scope 3: △15%(2018年対比)→△25%(2020年対比)  なお、販売・流通領域における廃棄物削減の一つとして、フードロス対策を実施しております。
支援団体への寄贈実績は以下となっております。
フードバンク寄贈実績寄贈食数2023年度2024年度2025年度631,5942,204,522216,475 2) 人材育成方針及び社内環境整備の方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績 ※1 中核企業である当社グループ4社(日清食品ホールディングス㈱、日清食品㈱、日清食品チルド㈱、日清食品冷凍㈱)が対象。
その他の指標は当社グループ全事業会社が対象。
※ 中核企業である当社グループ4社(日清食品ホールディングス㈱、日清食品㈱、日清食品チルド㈱、日清食品冷凍㈱)が対象。
戦略 (2)戦略当社グループは、人類を「食」の楽しみや喜びで満たすことを通じて社会や地球に貢献する「EARTH FOOD CREATOR」をグループ理念に掲げ、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しております。
当社グループが果たすべき責任、取り組むべき社会課題は、食の安全管理体制の構築や環境負荷の低減、ガバナンスの確立など幅広い領域に及んでおります。
その中でも、当社グループが特に力を入れて取り組むべき重要な経営課題=マテリアリティを特定しております(「健康と栄養」、「製品の安全・安心」、「気候変動」、「人財開発」、「生物多様性」、「森林破壊」、「持続可能なバリューチェーンマネジメント」)。
なお、その他の課題に関しては、主要なESG評価機関からの評価を各部門のKPIとして戦略を策定し、施策を実行しております。
1) 気候変動などへの対応近年、気候変動をはじめとする地球規模での環境問題が顕在化する中、世界中の人々の食を支えるグローバルカンパニーとして、より高いレベルでの環境対策推進を重要経営課題と位置付け、中長期成長戦略の一つとして環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を2020年4月に策定しております。
環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」は、地球資源を取り巻く環境の保護及び資源の有効活用に挑戦する「資源有効活用へのチャレンジ (EARTH MATERIAL CHALLENGE)」と、当社グループの事業活動全般におけるCO2排出量削減に挑戦する「気候変動問題へのチャレンジ (GREEN FOOD CHALLENGE)」の2つを柱としております。
「EARTH MATERIAL CHALLENGE」では「地球にやさしい調達」、「地球資源の節約」、「ごみの無い地球」の3つを、「GREEN FOOD CHALLENGE」では「グリーンな電力で作る」、「グリーンな食材で作る」、「グリーンな包材で届ける」の3つを活動テーマに据えております。
また、特に気候変動問題を、重要な経営リスクの1つとして位置付けております。
原材料価格の高騰や製造工場の被害、消費者の購買活動の変化など、当社グループの事業は、気候変動によってさまざまな影響を受けるためであります。
当社グループでは、2019年度に事業活動に気候変動が及ぼす影響を把握するために、プロジェクトチームを立ち上げ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言を踏まえたシナリオ分析・インパクト評価を実施いたしました。
分析には、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の温暖化の進行に関するシナリオ(RCP:代表的濃度経路)(注)と社会経済に関するシナリオ(SSP:共通社会経済経路)を用い、TCFDが求める2℃シナリオを含む複数の異なる条件下で分析いたしました。
結果の概要は以下となっております。
(注)RCP2.6(1986~2005年を基準としておおよそ1℃前後の上昇)、RCP6.0(おおよそ2℃前後の上昇)、RCP8.5(おおよそ4℃前後の上昇)の3つのシナリオを活用 主なリスクによる事業への影響度とその対応策 主なリスク想定される事業への影響主な対応策(財務影響軽減策)移行リスク炭素税・国境炭素税などの規制SBT目標WB2℃(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準)に向け、取り組まなかった場合の影響額は2030年3,747百万円/年、2050年7,323百万円/年となった。
SBT目標WB2℃を達成した場合の影響額は2030年2,623百万円/年、2050年1,465百万円/年となる。
製造工場への省エネ設備やシステムの導入、再生可能エネルギーの導入拡大、環境に配慮した製品の販売物理リスク水リスク洪水:リスクが高いと見られる製造拠点は国内4拠点、海外1拠点製造工場などにおける水リスクの多角的な分析調査高潮:リスクが高いと見られる製造拠点は国内4拠点干ばつ:評価時点と比較して、2055年及び2090年までにリスクが増大すると判明した拠点は南米と欧州の拠点水ストレス:国内で4拠点、海外で7拠点水の再利用などをはじめとした製造工場における効率的な水の使用原材料調達先の変遷小麦:オーストラリアにおける小麦の2000年比面積単位収穫量はRCP2.6及びRCP6.0で増加、アメリカ、カナダは変化なし植物代替肉や培養肉などの開発、植物代替肉や培養肉などを利用した製品の開発、持続可能なパーム油の調達大豆:2000年比面積単位収穫量は、RCP2.6では増加傾向、RCP6.0とRCP8.5では減少傾向エビ・イカ:RCP2.6では大きな変化はなし、RCP8.5では漁獲量が減少パーム油:RCP2.6では収穫量減少の懸念あり、RCP8.5では収穫量減少 (注) 分析結果の詳細は当社グループのサステナビリティサイトで公開しております。
    (https://www.nissin.com/jp/sustainability/) また、2050年までにCO2排出量と吸収量を“プラスマイナスゼロ”にする「カーボンニュートラル」を2022年11月に宣言しております。
2) 生物多様性(TNFD(注1))への対応当社グループの事業活動が生物多様性に与える影響を把握するため、当社は2023年に、TNFD(注1)が発表した「TNFD自然関連リスクと機会管理・情報開示フレームワークベータ版v0.3」を参考に、LEAPアプローチ(注2)を用いた自然関連リスク・機会評価をトライアルで実施し、その結果を開示いたしました。
2024年には、評価対象とする調達品目 (原材料) の見直しを行ったうえで、「TNFD最終提言 v1.0」の開示推奨項目に基づき、より詳しい自然関連リスク・機会評価を実施いたしました。
(注)1 TNFD (Taskforce on Nature-related Financial Disclosures: 自然関連財務情報開示タスクフォース) は、民間企業や金融機関が自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価、開示するための枠組みを構築する国際的なイニシアチブ   2 TNFDが提唱する自然関連のリスクと機会を科学的根拠に基づき体系的に評価するためのプロセス。
分析のスコープを選定した上で、自然との接点を発見する「Locate」、自然への依存とインパクトを診断する「Evaluate」、自然に関する重要なリスクと機会を評価する「Assess」、リスクと機会に対応しステークホルダーに報告する準備を行う「Prepare」の4ステップの順に進めることが特徴 分析は、当社グループが調達する主要原材料9品目(パーム油、大豆、カカオ、米、小麦、木材パルプ、エビ、イカ、すり身魚)を対象に、生物多様性に関する各種指標をもとに総合的に評価し、LEAPアプローチの「Locate」以降の分析対象として、4品目(パーム油・カカオ・小麦・エビ)を選定しました。
分析の結果、パーム油とカカオの生産地においては、プランテーション作物の単一樹種栽培が、基部幹腐病などの感染・蔓延を助長しやすい環境を生み出していることが明らかになりました。
小麦については、オーストラリア西部における生産で水不足の懸念があるものの、当該地域では天水(自然降水)が活用され対応できていることがわかりました。
また、エビに関しては、過去の研究データに基づき、人為的な活動が漁獲量の減少を引き起こしている可能性があるとの分析結果が示されています。
さらに、自然関連の依存・インパクト、ならびに調達量の観点から事業上の重要性が高いパーム油について、優先地域を対象にシナリオ分析を実施し、リスクと機会を検討しました。
その結果、分析対象地域のマレーシア・サバ州及びインドネシア・リアウ州では、気温上昇や病害の拡大など複数の要因が重なり、将来的に収量が大幅に減少する可能性が示されました。
また、病害対策を講じずに植林を拡大した場合、土地利用の転換(森林・泥炭地から農地)を通じて、2070年までに生物多様性が損なわれ、収量が30~40%減少する可能性も明らかになりました。
さらに、当該地域では、パーム植林が拡大し始める1992年以前は90%以上の生物多様性が維持されていたものの、パーム植林拡大に伴い、2023年時点ではサバ州で約85%、リアウ州では約65%まで減少していると推察されました。
また、サバ州では、病害に強い農地利用を推進するなど、植林内の生物多様性向上を図ることが病害対策及び収量改善に有効と考えられます。
一方、リアウ州では、土地の特性を加味すると、植林内の生物多様性向上よりも、新たな森林伐採の抑制が生物多様性保全にとって重要であることが示されました。
当社グループではこれまでも、持続可能な調達方針及びNDPEの考え方に基づき、環境及び人権に配慮したパーム油調達を推進してきました。
今後も、認証制度の活用やサプライヤーとのエンゲージメントを通じて、原産地における森林破壊や生物多様性への影響の低減に取り組んでいきます。
あわせて、搾油工場単位でのトレーサビリティ管理や衛星モニタリングを活用し、高リスク地域における状況把握と是正対応を強化していきます。
当社グループでは、これらの取り組みを通じて、分析結果で特定されたリスクへの対応を具体化するとともに、サプライヤーと連携しながら自然関連リスクの回避・軽減を進め、持続可能な事業運営につなげていきます。
(注) 分析結果の詳細は当社グループのサステナビリティサイトで公開しております。
   (https://www.nissin.com/jp/sustainability/) 3) 非財務価値の定量化当社グループが重点的に取り組むESG活動が企業価値にどのような効果があるのか、ESGと企業価値との関係性の分析にも取り組んでおります。
その一つが、企業価値を表す指標の一つPBRとの関係性の分析であります。
ESG活動が何年後のPBRに効果をもたらすかを、学術的に信頼度の高い手法を使い分析しております。
2024年に3回目となる本分析を実施した結果、CO2排出量の削減を行うと5年後に1.2%(2年目の分析では9年後に+0.8%)PBRが向上するなど、当社グループが重点的に取り組んでいるESG活動と企業価値向上との間に相関関係があることを定量的に確認することができております。
またESG指標同士の相関性を分析し、各ESGの取組がどのような経路を辿り企業価値の向上に繋がるのか、ストーリーの形で明らかにいたしました。
「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」の主要な取組がどのように財務価値につながるのかを可視化いたしました。
例えば、エネルギー投入量に対する施策を行うことでCO2排出量は削減され、CO2排出量を削減したことで、自社が保有しているメディアで発信する機会が増加し、メディアで発信する機会を増やしたことで外部からの評価が向上し、地域や社会におけるブランド価値向上につながると考えております。
次にブランド価値が上がると消費者の購買が増え売上が伸び、最終的には、当社グループが経営指標として掲げるEPSとPERが成長・拡大しシェアホルダー価値につながってまいります。
2025年度は、社会的インパクトの算出や関連するコンソーシアムへ参加しフレームワーク等の検討を行いました。
引き続き非財務指標の分析に挑戦し、ESG活動と企業価値の関係性を明らかにしていきたいと考えております。
a. 俯瞰型分析 b. 価値関連性分析 4) コミュニティ投資 当社グループは、日清食品の創業者である安藤百福が創設した「公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団」の理念「食とスポーツは健康を支える両輪である」に賛同し、子どもたちの健全な心身の育成のためのスポーツ振興事業と食文化の向上に貢献する事業活動をサポートしております。
同財団の活動は、全国小学生陸上競技交流大会などのスポーツ支援、自然体験活動の企画コンテストやロングトレイルの普及・振興事業、独創的な基礎研究・食品開発・ベンチャーを対象にした表彰事業などの食文化振興事業、体験型食育ミュージアム「安藤百福発明記念館」運営の4つの事業活動が柱となっております。
当社グループは、2021年度より、同財団とともに、食科学の発展に寄与する研究に取り組む大学院生を支援する給付型奨学金「日清食品・安藤百福 Scholarship」を設立し、返済義務のない奨学金の給付をスタートさせております。
2025年度は大学院生100名に年100万円の奨学金を給付しております。
また、当社グループは、同財団とともに、142か国で共同調査を行い、2023年度に食と主観的ウェルビーイングの関係を世界で初めて明らかにした「Recipes for Wellbeing Report」を、2024年度には、「食」と「ウェルビーイング」の強い関係性を改めて立証する第2回調査研究レポート「Nourishing Wellbeing」を発表いたしました。
今後も「ウェルビーイング」の向上につながる「食」のあり方を大学や国際機関などと連携しながら探究してまいります。
5) 人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針 a. 人財に対する考え方「企業在人・成業在天」 この言葉は、創業者の安藤百福が2007年に社員に向けて年頭のメッセージとして記したものであります。
 「企業は人である。
人に対する評価がそのまま企業の評価につながる。
また成業とは、大衆の声が天に通じたときに、はじめて大きな評価として返ってくるものだ。
」という意味が込められております。
 この言葉にも象徴されるように、かねてより当社グループは「人財」を企業価値の源泉として捉えてまいりました。
創業者は以下の言葉も残しております。
我々日清食品グループは社員が仕事と職場環境を通じて人間として成長できる機会を提供することを使命と考えております。
b.人的資本開示の方針2024年3月に人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO 30414」の認証を、食品企業として世界で初めて取得いたしました。
また、認証取得に合わせ、当社グループの人的資本に関する取組をまとめた「Human Capital Report」を発行しております。
また、開示状況や取組内容を評価され、「人的資本調査 2024」(企画・運営:一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム、HR総研、MS&ADインターリスク総研株式会社)で「人的資本リーダーズ 2024」と「人的資本経営品質 ゴールド」に選定されております。
人的資本開示の要請が高まる中、積極的に現状の人的資本情報を開示することで様々なステークホルダーの皆様と対話を実施し、フィードバックをいただくことで、当社グループの人的資本の取組を高度化していきたいと考えております。
(注)「Human Capital Report 2025」は当社グループのウェブサイト(https://media.www.nissin.com/jp/company/sustainability/assets/pdf/HumanCapitalReport2025_ja.pdf)で公開しております。
c. 中期人財戦略(人財育成方針)創業以来の人財重視の考え方を基盤に、当社グループは、企業戦略との連動性を一層高めるため中期人財戦略を新たに策定しました。
経営体制の整備、グローバル及び国内の人財基盤強化並びにこれらを支える組織力の向上を通じて、成長戦略の実現を図ってまいります。
d. 社内環境整備 イ.経営体制の整備 当社グループは、将来のあるべき事業・組織の姿を見据え、持続的な成長を支えるグループ経営体制を構築していきます。
特に成長戦略と連動した人財基盤の強化、次世代人財を計画的に育成するメカニズムの策定に取り組みます。
必要なスキル、ビジョン、的確な意思決定能力を備えたリーダーを計画的に発掘・育成するため、グローバル主要ポストを対象としたサクセッションの枠組みを整備し、後継者育成サイクルの高度化を図ります。
また、指名・報酬諮問委員会等を通じて、経営人財の選解任や、報酬に関するガバナンス体制を整備し、意思決定の客観性・透明性を確保することで、経営体制の継続性と健全性の向上に努めてまいります。
      (後継者育成サイクル) ロ.Global One Nissinの構築当社グループは、グローバルでの事業展開を支えるため、全球的な人財マネジメントの仕組みづくり=グローバルHQ人事体制の強化を図り、Global One Nissin の構築を目指します。
具体的には、グローバルのHR部門との連携を一層強化し、評価・報酬・次世代人財育成等について、グループ共通の思想や方針を整理し、グローバルに一貫性ある人財マネジメント基盤を整備してまいります。
一方、各国・各地域の事業特性や人財市場、法制度等を踏まえ、それぞれのニーズに応じた人事政策も尊重し、柔軟性ある運営体制を目指します。
グローバル全体最適とローカル最適の両立を図り、グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化を進めてまいります。
(Global HR Meeting) 拡大する海外事業展開を支えるHR機能拡充に向けた基盤づくりのためGlobal HR Meetingを定期開催しています。
これにより、HRネットワークの形成・連携強化や、HR部門としての共通認識と求められる役割の理解、日清食品の成り立ちに触れることによるミッション・ビジョン・バリューの体現をねらいとしています。
(Future Leader Session) 海外現地法人の次世代リーダー人財を対象に、グローバルビジネスをけん引するリーダーシップの育成を目的とした選抜型の対面研修を実施しました。
中長期成長戦略や日清食品グループのビジネスへの理解・共感を深めるとともに、実践を通じてミッション・ビジョン・バリューを体現できるよう支援し、グローバルビジネスの将来を担う人財を育成しています。
ハ.国内事業組織・人財の更なる強化当社グループは、国内事業の更なる競争力強化や、グローバル経営を担う次世代人財の継続的な輩出に向け、国内グループの組織力向上、人財育成機能の強化に取り組んでまいります。
社員に対し、自律的なキャリア形成の支援や成長機会を提供することで、一人ひとりの能力や経験を最大限引き出し、働きがい・やりがいに満ちたエンゲージメントの高い組織・人財づくりを通じて、組織パフォーマンスの最大化を目指します。
また、国内グループ横断的に、採用・育成・配置といった人事オペレーションの質や生産性の向上を図っていくことで、より効果・効率的な人財配置や育成を行います。
国内における将来の市場環境の変化を見据えつつ、柔軟で筋肉質な組織・人財づくりを進めてまいります。
(自律的なキャリア形成の支援) また“意欲ある人が良い仕事をする”という信念のもと、公募制度を活性化させており、多くの社員が自らの意思で希望するキャリアに就いて活躍しております。
公募ポストの就任要件と社員のスキル・経験とのマッチ度を表示させており、希望するキャリアへのステップを描きやすくしております。
これらの一連の制度や取組を通して、適所適材を実現してまいります。
(NISSIN ACADEMYを中心とした人財育成) 2020年、当社グループはスキルやリーダーシップを学ぶ場として企業内大学「NISSIN ACADEMY」を設立しました。
専門スキル、ビジネススキル、リーダー育成など多様な講座を展開し、2023年度からはラーニングマネジメントシステムの導入により、いつでもどこでも学べる環境を整備しています。
また、2024年にはデジタルリテラシー向上を目的に「NISSIN DIGITAL ACADEMY」を開講し、「生成AI」「サイバーセキュリティ」など8つの重点領域のカリキュラムをオンラインで受講できるようにしています。
ニ.組織力の向上当社グループでは、常に新しい食の文化を創造し続ける「EARTH FOOD CREATOR(食文化創造集団)」であり続けることをグループのビジョンとしています。
多様な彩りや専門性を持った社員が互いに尊重し合い、グループのミッション・ビジョン・バリューに共感し、グループの一員として仕事を楽しみ、Well-beingで働きがいを感じながら活躍できる状態を目指しています。
どのような事業環境においても、日清ismを継承した多種多様な属性の社員たちが、しなやかに、柔軟に、組織力を高めていけるよう、引き続き様々な取り組みを実施してまいります。
(ミッション・ビジョン・バリューの浸透) ミッション・ビジョン・バリューの浸透に向け、経営トップからのメッセージ発信や企業理念研修を通じて、社員の理解促進を図っています。
加えて、企業理念を語るチームセッションやチキンラーメンの対面販売実践など、理念を自分ごととして捉え、行動に結び付ける機会を設けています。
さらに、社員の創造性を称える「NISSIN CREATORS AWARD」を実施し、理念の体現を後押ししています。
(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進に向け、役員が女性管理職候補を個別に育成するスポンサープログラムや、社外取締役・監査役との座談会、女性リーダーシップ開発プログラムを通じて、女性のキャリア形成と意思決定層への登用を後押ししています。
2025年度末の女性管理職比率10%目標は達成しており、今後はさらなる比率向上と活躍機会の拡大に取り組んでいきます。
あわせて、男性育児休業取得の促進に向けた啓発活動を実施し、多様な人財が働きやすい環境整備を進めています。
(健康経営の推進)2018年8月には「日清食品グループ健康経営宣言」を策定し、経営会議のもと、CEO及びCHROを健康経営責任者とする推進体制を構築しています。
また、人事部門内に健康経営推進室を設置し、健康保険組合や各事業所の人事総務担当、医療職等と連携し、従業員一人ひとりの「Well-beingと高いパフォーマンスの同時達成」を目的とした各種施策に取り組んでおります。
こうした推進体制の整備と、各種施策の戦略的な展開の結果、「健康経営銘柄2026」に初めて認定されました。
指標及び目標 (4)指標及び目標1) EARTH FOOD CHALLENGE 2030 当社グループは2020年4月に策定した環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」の中で、気候変動問題に対する取組や資源の有効活用に関する目標を定めております。
 環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」実績2030年に向けた環境目標目標値2025年実績有効資源活用へのチャレンジ持続可能なパーム油の調達比率(注1)100%52.3%水使用量…IFRS売上収益100万円あたり12.3㎥/百万円8.9㎥/百万流通廃棄物削減率…2015年度対比/日本国内△50%△65.4%気候変動問題へのチャレンジCO2排出削減:Scope 1+2…2020年対比/国内外(注2)△42%△20.6%CO2排出削減:Scope 3…2020年対比/国内外(注2)△25%△6.0%(注)1 外部認証の活用及び独自アセスメントによる   2 2023年5月にCO2排出削減率の目標値を上方修正     Scope 1+2: △30%(2018年対比)→△42%(2020年対比)     Scope 3: △15%(2018年対比)→△25%(2020年対比)  なお、販売・流通領域における廃棄物削減の一つとして、フードロス対策を実施しております。
支援団体への寄贈実績は以下となっております。
フードバンク寄贈実績寄贈食数2023年度2024年度2025年度631,5942,204,522216,475 2) 人材育成方針及び社内環境整備の方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績 ※1 中核企業である当社グループ4社(日清食品ホールディングス㈱、日清食品㈱、日清食品チルド㈱、日清食品冷凍㈱)が対象。
その他の指標は当社グループ全事業会社が対象。
※ 中核企業である当社グループ4社(日清食品ホールディングス㈱、日清食品㈱、日清食品チルド㈱、日清食品冷凍㈱)が対象。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 5) 人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針 a. 人財に対する考え方「企業在人・成業在天」 この言葉は、創業者の安藤百福が2007年に社員に向けて年頭のメッセージとして記したものであります。
 「企業は人である。
人に対する評価がそのまま企業の評価につながる。
また成業とは、大衆の声が天に通じたときに、はじめて大きな評価として返ってくるものだ。
」という意味が込められております。
 この言葉にも象徴されるように、かねてより当社グループは「人財」を企業価値の源泉として捉えてまいりました。
創業者は以下の言葉も残しております。
我々日清食品グループは社員が仕事と職場環境を通じて人間として成長できる機会を提供することを使命と考えております。
b.人的資本開示の方針2024年3月に人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO 30414」の認証を、食品企業として世界で初めて取得いたしました。
また、認証取得に合わせ、当社グループの人的資本に関する取組をまとめた「Human Capital Report」を発行しております。
また、開示状況や取組内容を評価され、「人的資本調査 2024」(企画・運営:一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム、HR総研、MS&ADインターリスク総研株式会社)で「人的資本リーダーズ 2024」と「人的資本経営品質 ゴールド」に選定されております。
人的資本開示の要請が高まる中、積極的に現状の人的資本情報を開示することで様々なステークホルダーの皆様と対話を実施し、フィードバックをいただくことで、当社グループの人的資本の取組を高度化していきたいと考えております。
(注)「Human Capital Report 2025」は当社グループのウェブサイト(https://media.www.nissin.com/jp/company/sustainability/assets/pdf/HumanCapitalReport2025_ja.pdf)で公開しております。
c. 中期人財戦略(人財育成方針)創業以来の人財重視の考え方を基盤に、当社グループは、企業戦略との連動性を一層高めるため中期人財戦略を新たに策定しました。
経営体制の整備、グローバル及び国内の人財基盤強化並びにこれらを支える組織力の向上を通じて、成長戦略の実現を図ってまいります。
d. 社内環境整備 イ.経営体制の整備 当社グループは、将来のあるべき事業・組織の姿を見据え、持続的な成長を支えるグループ経営体制を構築していきます。
特に成長戦略と連動した人財基盤の強化、次世代人財を計画的に育成するメカニズムの策定に取り組みます。
必要なスキル、ビジョン、的確な意思決定能力を備えたリーダーを計画的に発掘・育成するため、グローバル主要ポストを対象としたサクセッションの枠組みを整備し、後継者育成サイクルの高度化を図ります。
また、指名・報酬諮問委員会等を通じて、経営人財の選解任や、報酬に関するガバナンス体制を整備し、意思決定の客観性・透明性を確保することで、経営体制の継続性と健全性の向上に努めてまいります。
      (後継者育成サイクル) ロ.Global One Nissinの構築当社グループは、グローバルでの事業展開を支えるため、全球的な人財マネジメントの仕組みづくり=グローバルHQ人事体制の強化を図り、Global One Nissin の構築を目指します。
具体的には、グローバルのHR部門との連携を一層強化し、評価・報酬・次世代人財育成等について、グループ共通の思想や方針を整理し、グローバルに一貫性ある人財マネジメント基盤を整備してまいります。
一方、各国・各地域の事業特性や人財市場、法制度等を踏まえ、それぞれのニーズに応じた人事政策も尊重し、柔軟性ある運営体制を目指します。
グローバル全体最適とローカル最適の両立を図り、グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化を進めてまいります。
(Global HR Meeting) 拡大する海外事業展開を支えるHR機能拡充に向けた基盤づくりのためGlobal HR Meetingを定期開催しています。
これにより、HRネットワークの形成・連携強化や、HR部門としての共通認識と求められる役割の理解、日清食品の成り立ちに触れることによるミッション・ビジョン・バリューの体現をねらいとしています。
(Future Leader Session) 海外現地法人の次世代リーダー人財を対象に、グローバルビジネスをけん引するリーダーシップの育成を目的とした選抜型の対面研修を実施しました。
中長期成長戦略や日清食品グループのビジネスへの理解・共感を深めるとともに、実践を通じてミッション・ビジョン・バリューを体現できるよう支援し、グローバルビジネスの将来を担う人財を育成しています。
ハ.国内事業組織・人財の更なる強化当社グループは、国内事業の更なる競争力強化や、グローバル経営を担う次世代人財の継続的な輩出に向け、国内グループの組織力向上、人財育成機能の強化に取り組んでまいります。
社員に対し、自律的なキャリア形成の支援や成長機会を提供することで、一人ひとりの能力や経験を最大限引き出し、働きがい・やりがいに満ちたエンゲージメントの高い組織・人財づくりを通じて、組織パフォーマンスの最大化を目指します。
また、国内グループ横断的に、採用・育成・配置といった人事オペレーションの質や生産性の向上を図っていくことで、より効果・効率的な人財配置や育成を行います。
国内における将来の市場環境の変化を見据えつつ、柔軟で筋肉質な組織・人財づくりを進めてまいります。
(自律的なキャリア形成の支援) また“意欲ある人が良い仕事をする”という信念のもと、公募制度を活性化させており、多くの社員が自らの意思で希望するキャリアに就いて活躍しております。
公募ポストの就任要件と社員のスキル・経験とのマッチ度を表示させており、希望するキャリアへのステップを描きやすくしております。
これらの一連の制度や取組を通して、適所適材を実現してまいります。
(NISSIN ACADEMYを中心とした人財育成) 2020年、当社グループはスキルやリーダーシップを学ぶ場として企業内大学「NISSIN ACADEMY」を設立しました。
専門スキル、ビジネススキル、リーダー育成など多様な講座を展開し、2023年度からはラーニングマネジメントシステムの導入により、いつでもどこでも学べる環境を整備しています。
また、2024年にはデジタルリテラシー向上を目的に「NISSIN DIGITAL ACADEMY」を開講し、「生成AI」「サイバーセキュリティ」など8つの重点領域のカリキュラムをオンラインで受講できるようにしています。
ニ.組織力の向上当社グループでは、常に新しい食の文化を創造し続ける「EARTH FOOD CREATOR(食文化創造集団)」であり続けることをグループのビジョンとしています。
多様な彩りや専門性を持った社員が互いに尊重し合い、グループのミッション・ビジョン・バリューに共感し、グループの一員として仕事を楽しみ、Well-beingで働きがいを感じながら活躍できる状態を目指しています。
どのような事業環境においても、日清ismを継承した多種多様な属性の社員たちが、しなやかに、柔軟に、組織力を高めていけるよう、引き続き様々な取り組みを実施してまいります。
(ミッション・ビジョン・バリューの浸透) ミッション・ビジョン・バリューの浸透に向け、経営トップからのメッセージ発信や企業理念研修を通じて、社員の理解促進を図っています。
加えて、企業理念を語るチームセッションやチキンラーメンの対面販売実践など、理念を自分ごととして捉え、行動に結び付ける機会を設けています。
さらに、社員の創造性を称える「NISSIN CREATORS AWARD」を実施し、理念の体現を後押ししています。
(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進に向け、役員が女性管理職候補を個別に育成するスポンサープログラムや、社外取締役・監査役との座談会、女性リーダーシップ開発プログラムを通じて、女性のキャリア形成と意思決定層への登用を後押ししています。
2025年度末の女性管理職比率10%目標は達成しており、今後はさらなる比率向上と活躍機会の拡大に取り組んでいきます。
あわせて、男性育児休業取得の促進に向けた啓発活動を実施し、多様な人財が働きやすい環境整備を進めています。
(健康経営の推進)2018年8月には「日清食品グループ健康経営宣言」を策定し、経営会議のもと、CEO及びCHROを健康経営責任者とする推進体制を構築しています。
また、人事部門内に健康経営推進室を設置し、健康保険組合や各事業所の人事総務担当、医療職等と連携し、従業員一人ひとりの「Well-beingと高いパフォーマンスの同時達成」を目的とした各種施策に取り組んでおります。
こうした推進体制の整備と、各種施策の戦略的な展開の結果、「健康経営銘柄2026」に初めて認定されました。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 2) 人材育成方針及び社内環境整備の方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績 ※1 中核企業である当社グループ4社(日清食品ホールディングス㈱、日清食品㈱、日清食品チルド㈱、日清食品冷凍㈱)が対象。
その他の指標は当社グループ全事業会社が対象。
※ 中核企業である当社グループ4社(日清食品ホールディングス㈱、日清食品㈱、日清食品チルド㈱、日清食品冷凍㈱)が対象。
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。
(1) リスクの定義及び管理体制当社グループ(以下「当社」という。
)では、リスクを組織の収益や損益に影響を与える不確実性と定義しています。
リスクにはプラス影響とマイナス影響の両面があり、環境変化の中で組織が行う事業・投資により発生するプラス・マイナス影響は機会、インシデントが与えるマイナス影響はリスクと区分しております。
機会については、投融資委員会、経営会議、取締役会で判断され、リスクについては「総合リスク対策委員会」で管理されます。
当社では、代表取締役副社長・COOを委員長とする「総合リスク対策委員会」を設置し、「日清食品グループリスク管理規程」に基づき、日清食品グループに係る種々のリスクの予防・発見・管理及び対応を行っております。
特に、商品事故、BCP(事業継続計画)、コンプライアンス、情報セキュリティをグループの重点リスクと位置付け、「委員会」を設置し対応を行っております。
環境や人権などに関する重要なリスクについては、代表取締役社長・CEOが委員長を務める「サステナビリティ委員会」でも継続的にモニタリングしております。
同委員会の傘下に設置したテーマ別ワーキンググループでは、気候変動や生物多様性などのサステナビリティに関連するリスクについて議論・モニタリングし、「総合リスク対策委員会」と連携することで、グループ全体の重要リスク管理プロセスの中でもモニタリングを行い、企業価値の毀損防止に努めています。
環境面などで重大事故が発生した場合には、マニュアルに従って直ちに対応し、事態の収拾・解決にあたります。
リスク管理体制においては、3ラインモデルを確立し管理・運用しております。
第1線は、各事業部門(国内外関連会社含む)で、各事業部門が所管するリスクオーナーとしてコントロールを行っております。
第2線は、総合リスク対策委員会をはじめとする間接部門で、第1線のリスク管理状況をモニタリングし、必要な支援・助言・監督を行っております。
そして、第3線は、グローバル監査部で、組織上独立性を有し、客観的にリスク管理状況を監査し、助言を行っております。
(2) 総合リスク対策委員会の具体的な活動総合リスク対策委員会はリスクを一元的に俯瞰し、各主管部門のリスクを洗い出し、リスク事象を予防する仕組みの構築を指示しています。
日清食品グループに甚大な影響を及ぼすリスク事象が発生した場合は「グループ重大事案対策本部」を設置し、速やかにリスク事象に対処し、再発防止の対策をたてます。
また各年度に1度、事業会社社長及び各チーフオフィサーによる発生可能性・影響度のリスク評価報告、ならびに国際基準リスク評価フレームワークに基づき財務影響・波及性・保険カバー率を係数化し、経営影響度評価として各リスクを4段階のステージに分けて評価し、管理方針を定めて管理状況を取締役会に報告しています。
なお、2025年度は、情報漏えい・不正アクセス(サイバー攻撃)、原材料調達(グローバルサプライチェーン)、人財、企業イメージ毀損・風評(レピュテーション)の4つを重要リスク領域とし、全社視点で複雑化・連鎖するリスクを総合的にマネジメントしていく方針を定めています。
(3)2025年度日清食品グループリスクにおける経営影響度評価 ※経営影響度評価定義:リスク判断・対応の優先順位として想定的な評価StageⅣ:最大の警戒感を持って対策強化が必要なレベルStageⅢ:影響度大の予兆。
継続的対応が必要なレベルStageⅡ:平時における取組継続で充分なレベル※総合係数定義現在のリスク管理体制の限界を突破し、企業の存続を揺るがすトップリスクをあぶり出すための閾値にて算出 2025年度は、発生可能性・影響度評価に加え、国際基準リスク評価フレームワークに基づく総合係数にて算出した結果、情報漏えい・不正アクセス(サイバー攻撃)、原材料調達(グローバルサプライチェーン)、人財、企業イメージ毀損・風評(レピュテーション)をトップ4リスク領域として特定しております。
これらのリスクは、単一的に発生するのではなく、例えば、地政学リスク→サイバー攻撃→グローバルサプライチェーン分断→原材料高騰→レピュテーション低下のような連鎖シナリオに発展する可能性があり、全社的にリスクマネジメントが求められているステージとなっております。
(2025年度重要リスク領域への対応状況)① 情報漏えい・不正アクセス(サイバー攻撃)・AIガイドライン/ポリシー整備・ランサムウェア攻撃への対策強化等・外部評価制度等を踏まえたサプライチェーン管理態勢の検討② 原材料調達(グローバルサプライチェーン)・一極集中の回避対応として、複数調達国選定を重点施策として推進・サプライチェーンリスクマネジメント分科会の立上げ、リスク事象別対策強化・SCM関連システムダウン対応に関するシミュレーション訓練実施・国産農畜産物の調達(米・じゃがいも)への取組強化③ 人財・トップメッセージの全社発信・グローバル人財マネジメントの推進・次世代・グローバル人財育成メカニズムの構築・後継者育成計画の具現化④ 企業イメージ毀損・風評(レピュテーション)・価値観の多様化への対応・消費者視点を軸に判断できる文化の定着 (2025年度新興リスク)新興リスクとして注視すべき領域は「生成AI/AIエージェントリスク」で、AIガイドライン/ポリシー整備や、AIガバナンス体制の構築及び社員教育施策の実施を行うことで、AIリスクの低減を図っております。
① リスクの源泉としてのAI・生成AIによる偽情報・なりすましでのレピュテーション毀損・従業員のシャドーAI利用による情報漏えい・AI生成コンテンツの著作権・人格権リスク② リスク管理の手段としてのAI・需要予測・市況予測へのAI活用によるSCMリスク低減・画像認識AIによる異物検査の高度化・AIを活用したサイバー脅威検知・契約書レビュー・法令モニタリングへのAI活用 (4) 投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
① PL(製造物責任)当社は、食品メーカーとして、お客様に安全・安心な食品を提供していくことを使命と考え、厳密な品質管理基準を設け生産を行っております。
製造工場では、異物混入対策として社員への衛生管理の徹底や、高性能X線検査機導入によりアルミニウム片等の異物検査を強化しております。
製品に使われる原材料の自動トレースができるよう、原材料情報を管理して、トレーサビリティ、品質管理カメラ、生体認証設備により、問題が発生した場合に原因を究明できる体制を整えております。
グローバル食品安全研究所を中心とした独自の品質保証体制を築き上げ、原材料の安全性及び各工場での品質管理体制の強化を図っております。
研究所では、原材料に対して、農薬や動物用医薬品、重金属などの危害物質や放射性物質を分析するほか、遺伝子組み換え農産物やアレルギー物質のコンタミネーションの有無、最終製品の栄養成分などを確認しております。
また、各工場の製造管理状態を「食品安全管理」「有害生物対策」「製造規範」「メンテナンス(機器の定期検査)」「清掃活動」の5カテゴリーで評価する日清食品 食品安全監査基準(NISFOS)に基づいて監査し、そこで抽出された課題に対する改善策を提案し、改善の実施を確認しております。
② BCP(災害・事故)当社は、国内外に多数の事業所や工場を有しており、当該地域における大規模な地震や台風などによる風水害、その他の自然災害の発生に対して、事業継続計画(BCP)を策定の上、BCP委員会を設置し、定期的な見直しをしております。
近年の異常気象による災害の激甚化やグローバルな地政学的リスクの高まり、そして感染症による本社機能・工場操業・物流供給停止等となるリスクが高まっております。
このようなリスクを可能な限り回避するため、当社は、BCPに従い、被害状況に応じて災害対策本部を速やかに立ち上げ、社員の生命を守りながら、食品企業の使命として商品供給を第一に考えて、生産・供給体制を維持できる体制をとっております。
災害の多様化・複雑化を鑑み、当社ではオールハザード型BCPに基づき、サプライチェーン上の想定外のリスクを軽減するための訓練・演習を継続実施し、体制運用を定期的に確認し、改善を実施しております。
③ コンプライアンス当社は、世界の各拠点で事業を展開しており、その中で各国の法令や企業倫理等の社会的規範に抵触することで、刑事罰、行政処分、損害賠償責任等の法的責任の追及や、社会的制裁を受ける懸念があります。
こうした事象が発生した場合、当社に対する信頼やブランド価値を低下させる可能性があります。
これらのリスクに対して、常務執行役員・CSOを委員長とする「コンプライアンス委員会」を原則四半期に一度開催し、内部通報窓口への相談・通報の傾向や発生事例の共有、予防策ならびに再発防止策の検討等を実施しております。
また、ガバナンス部を中心に組成するコンプライアンス委員会事務局及び各社・各部署に配置する「コンプライアンス推進責任者」が、実務者として諸課題・諸事案への対応にあたっております。
④ 情報セキュリティ当社は、生産、販売、管理等の情報をコンピュータを利用した情報システムにより管理しております。
これらの情報システムの運用にあたっては、構成する機器の故障・不具合や、サイバー攻撃に対して、システム停止や外部への社内情報の漏えいが生じないよう万全の対策を講じております。
また、クラウドサービスや外部委託先との連携が進む中、サプライチェーン全体に対するセキュリティリスクも重要視しております。
しかしながら、当社の想定を超えた全世界的な大規模障害や、未知の技術による不正アクセスなどにより、システム障害や外部への社内情報の流出が発生した場合、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクを可能な限り回避するため、全社的なセキュリティ戦略を策定し、外部要因による情報漏えい防止対策やシステム復旧対策、有事におけるインシデント対応(CSIRTによるリスク事案対応)、平時における教育・啓発活動及び委託先セキュリティチェック等を実施しております。
さらに、製造現場を含むOT領域との連携や、グローバル拠点のセキュリティ体制の統一にも取り組み、当社グループのITガバナンスを強化することにより、リスクの低減を図っております。
⑤ 環境当社は、気候変動やそれに起因する自然災害により、原材料価格の高騰、製造工場の被災、カーボンプライシング制度の導入や人々の行動様式の変容など、さまざまな影響を受ける可能性があります。
そのため、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)提言に則ったシナリオ分析を進め、リスク及び機会となる要因について科学的根拠をもとに業績に及ぼす影響を引き続き分析・評価しており、将来の不確実性に応じた戦略立案を進めております。
そのような中で、当社は2020年4月に2030年までの環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を策定し、気候変動に対する取り組みや資源の有効活用に関する目標を定めております。
なかでも、CO2排出量の削減を重要課題と位置付けており、世界で議論されている「今後の平均気温の上昇を1.5℃に抑える」といった水準を意識した目標(スコープ1と2の合計排出量を2020年総量比42%削減、スコープ3では同25%削減。
)を掲げております。
さらに2021年2月、事業活動で使用する電力の再生可能エネルギー100%調達を目指す国際イニシアチブRE100(Renewable Energy 100%)に参画し、「2030年度までに国内外の事業活動で利用する電力の60%を再生可能エネルギーで調達する」「2050年度までに国内外の事業活動で利用する電力を100%再生可能エネルギーで調達する」ことを掲げ、国内外の製造工場を中心に電力の再生可能エネルギーへの切替えを進めており、規制対応リスクの軽減を図っております。
また、「日清食品グループ生物多様性方針」を策定し、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース:Taskforce on Nature-related Financial Disclosure)提言に基づき、自社の事業活動が生物多様性に与える影響を分析し、自然関連のリスクと機会の評価を実施しております。
⑥ レピュテーション日本国内においては、当社グループのマーケティング力と技術開発力によって、「チキンラーメン」「カップヌードル」をはじめとする主力製品が永年にわたりお客様に親しまれております。
しかしながら、即席めん市場には毎年多くの新製品が投入されていることに加え、将来的に他社によって画期的な技術が生み出されたり、若年層を中心に価値観の変化が生じたりすることで、当社グループ製品のブランド価値が低下するおそれがあります。
そのようなリスクを考慮し、当社グループは常に創造と革新を続け、消費者ニーズの変化に対応し、新たな顧客層を取り込むことで、ブランド価値の持続的な向上に努めております。
また、海外においては、「カップヌードル」のグローバルブランディング戦略を軸に、現地の市場環境や生活者の価値観を捉えたマーケティング活動を展開することで、ブランド価値を高めております。
一方で、ステークホルダーが世界的に広がり、レピュテーションリスクにつながる要因が複雑化するとともに、当社グループが応えるべき社会的期待や要請のレベルも高まっております。
当社グループでは「日清食品グループ人権方針」や「日清食品グループ持続可能な調達方針」を策定し、食の安全、人権の尊重、地球環境の保全を重点課題として取り組んでおります。
さらに、人的資本における国際的な情報開示のガイドライン「ISO 30414」の認証取得や、人的資本に関する取り組みをまとめた「Human Capital Report 2025」の発行など、人的資本経営の高度化を推進しております。
⑦ 有価証券の公正価値下落当社は、配当・キャピタルゲインの獲得以外に、経営戦略上、取引先との良好な関係を構築し、効率的・安定的な取引や業務提携等により事業の円滑な推進を図ることで中長期的な企業価値の向上を実現する観点から、必要と判断する株式などの有価証券を保有することがあります。
当社が保有する有価証券は、将来の市況の悪化による公正価値下落や投資先の業績不振等により減損処理が必要となる場合があり、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。
⑧ 財務会計当社は、事業の用に供するさまざまな固定資産を有しております。
それらの固定資産から生み出される将来の収益性によっては減損処理が必要となる可能性があり、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクを低減するために、投融資委員会において社内基準に基づき経済合理性を十分に吟味し、投資判断を行っている他、実行後も投資効果について継続的にモニタリングを実施しております。
また、主要な為替リスクとして為替相場の変動による外貨建て仕入値の高騰がありますが、為替予約をおこなうなど為替リスクを低減するための措置をとっております。
さらに各海外地域において所在地国の通貨で作成された財務諸表は、連結財務諸表作成のために機能通貨である円に換算されており、為替相場の変動により当社の財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ コーポレート国内においては、生産年齢人口の減少、労働市場の流動化、働き方や価値観の多様化等を背景に、当社グループの中長期成長戦略の遂行に必要な人財、とりわけグローバル事業を担う人財、専門性の高い人財、経営人財及び次世代リーダー人財の確保・育成・配置・定着の重要性が一層高まっております。
これらの人財を十分に確保・育成できない場合や、後継者育成、グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化、国内事業組織・人財基盤の強化、組織力の向上及び社内環境整備が想定どおりに進まない場合には、当社グループの成長戦略の遂行、グローバル経営の推進及び国内事業の競争力強化に支障をきたし、当社グループの企業価値、財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。
このようなリスクに対し、当社グループは、創業者の「企業在人・成業在天」の考え方のもと、人財を企業価値の源泉と位置付け、企業戦略との連動性を一層高めるため、中期人財戦略を策定しております。
当該戦略においては、①成長戦略を支える経営体制の整備、②グローバル経営を支える人財マネジメント体制の高度化、③国内事業組織・人財基盤の更なる強化を3つの軸とし、これらを支える組織力の向上と社内環境整備を通じて、人財基盤の強化を進めております。
具体的には、グローバル主要ポストを対象としたサクセッションの枠組み整備、指名・報酬諮問委員会等を通じた経営人財に関するガバナンス体制の整備、グローバルで一貫性のある人財マネジメント基盤の整備、国内グループ横断での採用・育成・配置の高度化、自律的なキャリア形成の支援、NISSIN ACADEMY等を通じた人財育成、Mission・Vision・Valueの浸透、DE&Iの推進及びWell-beingの向上に取り組んでまいります。
⑩ SCM当社製品の主要原材料は、小麦粉・パーム油などの農産物及び包材に使用する石油製品であり、その価格は市場の状況により変動いたします。
これらの原産国で政情不安や国際紛争の発生、地球温暖化に伴う天候不順による農作物の不作など、原材料価格に影響を与える多くの要因があり、原材料価格が高騰した場合、当社の業績に影響を及ぼすおそれがあります。
これらの課題に対応するため、市況情報を常に把握し適切なタイミングで購入することや、原材料の産地や購買先を分散化することで価格高騰リスクを低減するなど、安定供給体制の強化に努めております。
物流業界におけるドライバー人材不足、倉庫内作業者不足の問題など、今後は市場供給力が停滞するおそれがあります。
これに対して、「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を行い、得意先のご協力のもとでのリードタイムの延長、パレットなどの活用、トラック予約受付システムの導入、荷主側の施設面の改善、物流の改善提案と協力などを行っております。
また、複数企業との共同輸送や共同保管の取り組み、モーダルシフトの推進など、引き続き持続可能な物流体制にむけ活動してまいります。
⑪ 特定の取引先への依存当社は、製品の販売及び一部原材料の仕入において、特定の取引先に大きく依存しております。
販売において、一部の会社につきましては特定の取引先に依存しておりますが、信用力の極めて高い大手取引先に取引を集中させることで、与信管理の省力化及び信用リスクの低減を図ることが可能なためであります。
また、一部原材料の仕入についても特定の取引先に依存しているのは、これらの原材料を効率的に、かつ安定的に調達することが可能であるためであります。
取引先に対する与信管理は適切に実施しているものの、これらの取引先の経営状態が悪化した場合は、当社は売掛金の回収が困難となることにより、また、原材料の供給が断たれた場合には生産活動が停止することにより、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。
⑫ 海外カントリーリスク当社は、海外においても、現地生産・現地販売を基本スタンスに即席めんをはじめとする食品を製造しております。
これらの進出国において政情不安や国際紛争が発生した場合には従業員の安全を最優先に対応する方針であります。
このほか、食品の安全性を脅かす事態や各国での法的規制により生産が困難になる場合、それらの子会社又は当社の財政状態及び業績に影響を及ぼすおそれがあります。
これらの課題に対応するため、当社に専門性を有するプラットフォームを設置し、各海外現地法人のサポートに努める体制を構築しております。
⑬ 人口動態日本国内では、現在、少子高齢化が急速に進んでおり、当社の主たる購買層である若年ユーザー層の減少が続いており、即席めん市場は、近年の新型コロナウイルス感染症による需要増を除くと、長期的には横ばい傾向にあります。
このような状況の中、当社では、シニア層・若年層・女性層など各ターゲット層に対応したきめ細かな製品開発により、新たな喫食機会や価値の創出を図り、顧客層の維持・拡大に努めております。
一方で海外においては、若年層は増加しボリュームゾーンとなっているため積極的に若者へのアプローチを強化する製品開発・コミュニケーション活動を展開しております。
このように国内と海外主要地域における様々な人口動態の変化に柔軟に対応しながら、グローバルでの顧客の継続的な拡大に取り組んでおります。
⑭ 顧客ニーズの多様化食における顧客ニーズの多様化が進む中、オーバーカロリーによる肥満や生活習慣病などの健康の問題が世界中で拡大しております。
さらには、間違ったダイエット方法などによる隠れ栄養失調、シニアの食欲低下に伴う栄養摂取不足などによるフレイル等、新たな社会課題も発生しております。
当社は、即席めん事業で培った独自のフードテクノロジーを駆使することで「見た目やおいしさはそのままに、カロリーや塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素のバランスを整えた食」を開発し、事業展開しております。
この新規事業を中長期成長戦略の3つの成長戦略テーマの一つに掲げ、新たなビジネスモデルの創造を推進していくことで、社会課題の解決に努めてまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における世界経済は、世界秩序が大きな転換点を迎える中、地政学リスクのさらなる高まりに伴うマクロ環境の変化やエネルギー価格の高騰により、不安定な状況が継続しました。
国内においては、雇用・所得環境の改善や設備投資の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、円安・金利上昇の進行等に伴う物価上昇や先行きへの不安感から、個人消費は低調に推移しました。
かかる環境下、即席めん業界においては、引き続き相対的な価格の手頃感や利便性が評価され、付加価値の高いカップめんを中心にグローバルで需要が伸長し、世界総需要は過去最高となりました。
こうした中で、当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」で掲げたビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでおります。
a. 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,327億33百万円増加し、9,811億95百万円となりました。
 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ848億17百万円増加し、4,213億77百万円となりました。
 当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ479億15百万円増加し、5,598億17百万円となりました。
 なお、詳細につきましては「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しております。
b. 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上収益では前期比1.5%増の7,881億31百万円となりました。
利益面では、既存事業コア営業利益(注1)は前期比15.5%減の706億2百万円、営業利益は前期比16.2%減の623億30百万円、税引前利益は前期比15.3%減の650億81百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比17.5%減の453億80百万円となりました。
 また、為替変動による影響を除くと、売上収益では前期比1.3%増の7,867億47百万円、既存事業コア営業利益は前期比16.1%減の701億30百万円となりました。
(注2) なお、詳細につきましては「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載しております。
(注1)既存事業コア営業利益とは、営業利益から新規事業にかかる損益及び非経常損益としての「その他収支」を控除したものであり、中長期成長戦略上、2022年3月期以降、積極的かつ継続的な先行投資を予定する新規事業にかかる損益を分離し、その成長投資の基盤となる既存事業の実質的な成長を測定することを目的に採用している指標であります。
(注2)2026年3月期の外貨金額を、前期の為替レートで円換算して比較しております。
   <連結業績> (単位:百万円)区分前連結会計年度当連結会計年度前期比自 2024年4月1日至 2025年3月31日自 2025年4月1日至 2026年3月31日金額%売上収益776,594788,13111,5371.5既存事業コア営業利益83,53970,602△12,937△15.5営業利益74,36962,330△12,038△16.2税引前利益76,79865,081△11,716△15.3親会社の所有者に帰属する当期利益55,01945,380△9,639△17.5   報告セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
  当連結会計年度より、報告セグメントごとの業績をより適切に反映させるため、グループ関連費用の配賦方法を変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の算定方法により作成したものを開示しております。
(日清食品)日清食品㈱の販売状況は、カップめん類、カップライス類が売上を伸ばし、前期比で増収となりました。
カップめん類では、「カップヌードル」群が順調に推移し、特に2025年9月にリニューアルした「カップヌードル BIG」シリーズが売上に貢献しました。
カップライス類は新製品が売上に大きく貢献し順調に推移しました。
袋めん類では、主要ブランドである「チキンラーメン」、「出前一丁」、「日清焼そば」の売上が堅調に推移し、2026年3月発売の新ブランド「日清辛ミョン」シリーズが売上に貢献しました。
利益面では、原材料価格や物流費の上昇等により減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前期比1.3%増の2,419億40百万円、コア営業利益(注3)は、前期比3.9%減の325億96百万円、営業利益は、前期比5.9%減の321億47百万円となりました。
(明星食品)明星食品㈱の販売状況は、カップめん類、袋めん類とも、前期比で増収となりました。
暑さの長期化を見据えた「汁なし麺」のマーケティング戦略が奏功したほか、「主食麺シリーズ」において麺へのこだわりを追求し、袋めんが主食となり得ることを示した価値提案が好調な売上につながりました。
カップめん類では、「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズ、「明星 ぶぶか油そば」が引き続き好調に推移しました。
袋めん類では、「明星 チャルメラ」シリーズが売上に貢献しました。
利益面では、原材料価格や物流費の上昇等がありましたが、増収効果等により、前期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前期比6.5%増の483億2百万円、コア営業利益(注3)は、前期比9.6%増の33億68百万円、営業利益は、前期比9.9%増の34億43百万円となりました。
(低温・飲料事業)チルド事業は、爆盛商品が話題となった「つけ麺の達人」、「まぜ麺の達人」、ラインナップを拡大した「麺の達人」、「スープの達人」等のラーメン群が好調に推移したほか、CVS(コンビニエンスストア)向け調理麺も貢献し、前期比で増収となりました。
利益面では、原価率の上昇等によるコストアップがありましたが、増収効果により前期比で増益となりました。
冷凍事業は、「冷凍 日清スパ王喫茶店」、「冷凍 日清中華」シリーズが好調に推移、CVS向け冷凍ラーメンも売上増加に貢献。
また、価格改定効果も寄与したことで、前期比で増収となりました。
利益面では、原材料価格等のコストアップがありましたが、増収効果により前期比で増益となりました。
飲料事業は、睡眠ブームのピークアウトによる「ピルクルミラクルケア」シリーズの販売減に加え、CVS向け売上が低調に推移し、また、秋の新製品「ピルクル免疫スタイル」「ピルクルエイジングライフ」の発売及び「十勝のむヨーグルト」リニューアル実施の寄与も限定的にとどまり、前期比で減収となりました。
利益面では、減収の影響に加え、関西工場増築に伴う減価償却費の増加及び広告宣伝費の増加等により、前期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温・飲料事業の売上収益は、前期比2.8%増の1,041億67百万円、コア営業利益(注3)は、前期比9.6%減の77億69百万円、営業利益は、前期比10.2%減の77億21百万円となりました。
(菓子事業)㈱湖池屋は、「ピュアポテト」のリニューアルやコーン系ブランドの好調に加え、ポテト主要ブランドの価格改定により増収となりました。
一方、北海道産馬鈴薯の不作及び夏場の高温の影響により収量が減少し、これに伴う数量減や品質低下による歩留まり悪化、材料費の増加等により減益となりました。
日清シスコ㈱は、積極的なマーケティング施策により、「ごろグラ」シリーズ等のシリアル及び「ココナッツサブレ」シリーズが堅調に推移し、増収増益となりました。
ぼんち㈱は、価格改定及び規格変更の効果もあり、売上収益は前年並みを確保した一方、コメ価格上昇等によるコスト増加により、減益となりました。
なお、2026年2月27日に㈱セリア・ロイルを連結子会社化しました。
以上の結果、菓子事業全体では増収となった一方、減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける菓子事業の売上収益は、前期比3.8%増の959億42百万円、コア営業利益(注3)は、前期比1.2%減の56億95百万円、営業利益は、前期比2.1%減の52億77百万円となりました。
(米州地域)米州地域全体では、引き続き新たな需要創造に向けた高付加価値商品の提案強化や導入推進に取り組んでいます。
ブラジルでは価格改定の効果に加え、「CUP NOODLES」の販売数量増加も寄与し、売上は堅調に推移しました。
米国は、上期までの販売数量減少や拡販費の増加により減収となりましたが、当第4四半期では、プレミアム商品の販売数量が前期比で堅調に推移したことに加え、価格改定の浸透もあり、平均単価は上昇に転じました。
上記より、セグメント全体で減収となりました。
利益については、ブラジルでは増益となったものの、米国での減収により、セグメント全体で減益となりました。
 この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前期比2.9%減の1,637億13百万円、コア営業利益(注3)は、前期比34.6%減の105億8百万円、営業利益は、前期比33.8%減の105億68百万円となりました。
 なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前期比3.2%減の1,632億31百万円となり、コア営業利益は、前期比34.8%減の104億63百万円となりました。
(注4) (中国地域)中国地域においては、販売エリア拡大に加え、中国版カップヌードル「合味道」ブランドや高価格帯袋めんの販売拡大、冷凍食品や菓子へのマルチカテゴリー化、卸売ビジネスの強化を進めています。
中国大陸では、既存販売網の活性化や内陸部への販売チャネル拡大が進み、「合味道」ブランド群や袋めんの「出前一丁」ブランドを中心に販売が伸長しました。
香港では、大湾区における「北上消費」が進む中においても、即席めんの消費は高価格帯の新製品を中心に堅調に推移しました。
加えて、インバウンド旅行客の増加によりケータリング向け販売が伸長し、袋めんの販売も引き続き好調を維持しました。
また、2026年の年初以降、輸出販売も堅調に推移しています。
その他地域においては、即席めんの販路拡大に加え、韓国の菓子事業会社が売上に貢献しました。
こうした状況の下、売上収益は増収となりました。
利益については、増収により売上原価及び販促コストの増加を吸収したことに加え、前期に固定資産等の減損損失を計上していた影響もあり、前期比で増益となりました。
 この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前期比2.0%増の749億45百万円、コア営業利益(注3)は、前期比7.5%増の89億54百万円、営業利益は、前期比51.7%増の89億58百万円となりました。
 なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前期比3.4%増の759億54百万円となり、コア営業利益は、前期比8.9%増の90億74百万円となりました。
(注4)  また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内のその他事業並びに欧州地域、アジア地域、新規事業を含んだ「その他」の売上収益は、前期比4.4%増の591億18百万円となり、コア営業利益(注3)は、前期比32.2%減の80億84百万円、営業利益は、前期比37.3%減の75億74百万円となりました。
 なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前期比1.1%増の572億7百万円となり、コア営業利益は、前期比36.8%減の75億41百万円となりました。
(注4) (注3)コア営業利益とは、営業利益から非経常損益としての「その他収支」を控除したものであります。
(注4)2026年3月期の外貨金額を、前期の為替レートで円換算して比較しております。
<報告セグメントの売上収益及びセグメント利益> (単位:百万円)報告セグメント売上収益前期比セグメント利益前期比2025年3月期2026年3月期2025年3月期2026年3月期日清食品238,781241,9403,15934,16832,147△2,020明星食品45,37448,3022,9273,1343,443309低温・飲料事業101,349104,1672,8178,6027,721△880菓子事業92,44395,9423,4985,3895,277△111米州地域168,565163,713△4,85115,95210,568△5,384中国地域73,47474,9451,4715,9068,9583,051そ の 他56,60459,1182,51412,0847,574△4,510小  計776,594788,13111,53785,23975,692△9,547調 整 額---△10,870△13,362△2,491合  計776,594788,13111,53774,36962,330△12,038 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。
)は、983億34百万円となり、前連結会計年度末に比べ252億98百万円の増加となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)区分前連結会計年度当連結会計年度前期比自 2024年4月1日至 2025年3月31日自 2025年4月1日至 2026年3月31日営業活動によるキャッシュ・フロー57,05880,43123,373投資活動によるキャッシュ・フロー△76,708△72,6574,051財務活動によるキャッシュ・フロー△59111,04311,634現金及び現金同等物に係る換算差額△3,3816,4819,862現金及び現金同等物の増減額(△は減少)△23,62325,29848,922現金及び現金同等物の期首残高96,65973,036△23,623現金及び現金同等物の期末残高73,03698,33425,298 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は804億31百万円(前期比233億73百万円の資金の増加)となりました。
これは主に法人所得税の支払額が130億67百万円、持分法による投資損益が129億49百万円となったことに対して、税引前利益が650億81百万円、減価償却費及び償却費が358億97百万円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は726億57百万円(前期比40億51百万円の資金の増加)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出が833億37百万円となったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の増加は110億43百万円(前期比116億34百万円の資金の増加)となりました。
これは主に自己株式の取得による支出が204億74百万円、配当金の支払額が203億31百万円、長期借入金の返済による支出が146億71百万円となったことに対して、長期借入れによる収入が442億90百万円、コマーシャル・ペーパーの純増減額が220億円となったことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:百万円) セグメントの名称 当連結会計年度(自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 前期比(%) 日清食品187,39112.0 明星食品35,71921.9 低温・飲料事業59,3013.3 菓子事業92,690△4.4 米州地域116,1831.5 中国地域48,3852.6 報告セグメント計539,6725.3 その他31,375△2.3合計571,0474.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
b. 受注実績 重要な受注生産は行っておりませんので、記載を省略しております。
c. 販売実績    当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:百万円) セグメントの名称 当連結会計年度(自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 前期比(%) 日清食品241,9401.3 明星食品48,3026.5 低温・飲料事業104,1672.8 菓子事業95,9423.8 米州地域163,713△2.9 中国地域74,9452.0 報告セグメント計729,0121.3 その他59,1184.4合計788,1311.5  (注)1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(単位:百万円) 相手先 前連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日) 当連結会計年度(自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)金額割合(%)金額割合(%)三菱食品㈱91,40011.890,76811.52 セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
① 重要性がある会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。
)第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。
この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a. 経営成績 当連結会計年度の売上収益は、前期比1.5%増の7,881億31百万円となりました。
 国内即席めん事業においては、日清食品セグメントは主要ブランドが好調だったことに加えて、価格改定及び周年施策に向けた取り組みが奏功し、数量シェアの拡大に成功したことで増収となり、また明星食品セグメントも主要ブランドが好調だったことにより増収となりました。
 国内非即席めん事業においては、低温・飲料事業セグメントの冷凍事業及び菓子事業セグメントの㈱湖池屋及び日清シスコ㈱が牽引したことにより増収となりました。
 海外事業においては、米国事業の販売数量減少及び拡販費の増加等により減収となりました。
 当連結会計年度の既存事業コア営業利益は、前期比15.5%減の706億2百万円となり、また当連結会計年度の営業利益は、前期比16.2%減の623億30百万円となりました。
 国内即席めん事業及び国内非即席めん事業においては、資材価格上昇等によるコスト増により減益となりました。
 海外事業においては、米国事業の減収及び持分法投資利益の減少等により減益となりました。
 当連結会計年度の税引前利益は、前期比15.3%減の650億81百万円となり、また当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期比17.5%減の453億80百万円となりました。
これらは主に、営業利益の減少によるものであります。
 なお、当社グループの経営に影響を与える主な要因は、「第2[事業の状況]3[事業等のリスク]」に記載しております。
b. 資本の財源及び資金の流動性(キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2[事業の状況]4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資金の需要と調達) 営業活動により獲得したキャッシュ・フローは、企業価値向上に資する各種投資及び配当を中心とする株主還元に優先的に配分を行っておりますが、不足資金については、資金需要に応じて、社債発行、金融機関からの調達、コマーシャル・ペーパー及び保有資産の売却等によりキャッシュ・フローの確保を行っております。
(資金の流動性) 当社グループは、従来より営業活動により安定したキャッシュ・フローを得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでいることに加え、主要な国内金融機関に対して、融資枠を設定しております。
また、当社及び主要な国内連結子会社における余剰資金の一元管理を図り、資金効率の向上と金融費用の削減を目的として、CMS(キャッシュマネジメントシステム)を導入しております。
c. 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,327億33百万円増加し、9,811億95百万円となりました。
これは主に有形固定資産が747億9百万円、現金及び現金同等物が252億98百万円、非流動資産のその他の金融資産が103億25百万円増加したことによるものであります。
 負債は、前連結会計年度末に比べ848億17百万円増加し、4,213億77百万円となりました。
これは主に非流動負債の社債及び借入金が252億32百万円、コマーシャル・ペーパーが220億円、流動負債の借入金が127億43百万円増加したことによるものであります。
 資本は、前連結会計年度末に比べ479億15百万円増加し、5,598億17百万円となりました。
これは主にその他の資本の構成要素が404億13百万円増加したことによるものであります。
 これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の56.0%から52.7%となり、3.3ポイント減少しております。
d. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」を策定しております。
 ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組んでおります。
 「中長期成長戦略2030」では、持続的な利益成長に加え、効率的な資本活用、安全性ある負債活用、そして安定的な株主還元の4つをCSV経営上の中長期的経済価値ターゲットとして掲げ、非財務目標との同時実現を追求してまいります。
「中長期成長戦略2030」の進捗状況は下表のとおりであります。
項目区分項目目標値進捗レビュー財務成長性既存事業コア営業利益成長率(注1,2、3)Mid-single Digit(オーガニック)2020-2025年度 11.0%2024-2025年度 △15.5%効率性ROE(注3)長期的に15%、2030年度までに10%以上(注4)2025年度9.1%安全性Net Debt/EBITDA(注5)2倍以下2025年度0.9x安定的株主還元累進的配当配当性向:約40%2025年度 44.5%累進的配当継続自己株式の取得機動的な自己株式取得2021年度 約120億円2022年度 約120億円2024年度 約400億円2025年度 約200億円相対TSR(TOPIX食料品対比)(注6)1倍超2022年度 1.1倍2023年度 1.1倍2024年度 0.9倍2025年度 0.6倍非財務(注7)有限資源の有効活用持続可能なパーム油の調達比率(注8)100%2025年52.3%水使用量(IFRS売上100万円あたり)12.3㎥以下2025年8.9㎥流通廃棄物削減率(2015年度対比/日本国内)△50%2025年△65.4%気候変動インパクトの軽減CO₂排出削減(Scope 1+2) (2020年対比)(注9)△42%2025年△20.6%CO₂排出削減(Scope 3)(2020年対比)(注9)△25%2025年△6.0%(注)1 IFRS会計基準上の営業利益から、積極的な先行投資を予定する「新規事業に係る損益」及び非経常損益としてのその他収支」を控除したNon-GAAPの重要経営管理指標2 2023年3月期より既存事業コア営業利益成長率の計算方法を実績の為替レートに基づく方法に修正3 2024年5月に中長期的目標を上方修正既存事業コア営業利益成長率:「Mid-single Digit」→「Mid-single Digit(オーガニック)」ROE: 「長期的に10%」→「2030年度までを目途に15%」4 2026年5月に下方修正(ROE:「2030年度までを目途に15%」→「長期的に15%、2030年度までに10%以上」)5 2025年3月期より純有利子負債の計算方法を変更6 相対TSR(TOPIX食料品対比)は、以下の算定式に基づき算出      A:当事業年度の3事業年度前の1月~3月における3か月間の当社株式の終値平均B:当事業年度の1月~3月における3か月間の当社株式の終値平均C:当事業年度を含む過去3事業年度における1株当たり配当額の累計D:当事業年度の3事業年度前の1月~3月における3か月間のTOPIX食料品(配当込み)の終値平均E:当事業年度の1月~3月における3か月間のTOPIX食料品(配当込み)の終値平均7 非財務目標については、2030年度の目標値8 外部認証の活用及び独自アセスメントによる9 2023年5月にCO₂排出削減の目標値を上方修正Scope 1+2: △30%(2018年対比)→△42%(2020年対比)、Scope 3: △15%(2018年対比)→△25%(2020年対比)
研究開発活動 6【研究開発活動】
(1)日清食品「EARTH FOOD CREATOR」というグループ理念のもと、即席めんを中心とした商品開発に加え、健康と栄養に関する基礎・応用研究、ならびに環境保全対策に関する研究活動を推進しました。
即席めん分野では、カップヌードルの定番フレーバーに独自のアレンジを加えた「魔改造カップヌードル」シリーズや、「日清のどん兵衛」発売50周年記念商品の第1弾として、日清食品グループの研究所で発見されたレシピをもとに、発売当時の味わいを再現した「日清のどん兵衛 きつねうどん・天ぷらそば クラシック」を開発しました。
また、「日本人の食事摂取基準」で設定されたビタミン、ミネラルなど33種類の栄養素とおいしさの完全なバランスを追求する「完全メシ」ブランドにおいて、当社の各種即席めんブランドの“完全メシ化”を推進しました。
これまでに「完全メシ 汁なしカップヌードル」や「完全メシ 日清焼そばU.F.O. ぶっ濃い屋台風焼そば」などを発売してきましたが、2025年度には「日清のどん兵衛」ブランドの新商品をラインアップに加え、商品バリエーションの拡充を図りました。
収益基盤強化の観点からは、原材料設計や配合最適化を通じたコストダウンの推進にも注力しました。
味や品質の維持・向上を図りながら、原材料構成や加工条件の見直しを進め、安定供給と収益性の両立に取り組みました。
今後も、これらの取り組みを一層加速していきます。
環境関連の取り組みとしては、石油由来プラスチックの削減を目的に、PSP(発泡ポリスチレンシート)カップの一部について材質構成の見直しを進めるとともに、容器の成型過程で生じる端材を回収し、リサイクル材料として再利用したカップの生産拡大に取り組みました。
これにより、石油由来のバージン原料の使用量削減を図っています。
また、カップ製品の一部に使用しているシュリンクフィルムについても、使用量削減を進めました。
さらに、将来の食料課題への対応と環境負荷低減の両立を目指し、大豆たんぱく加工技術を活用した代替たんぱく食品の研究、培養肉に関する研究(東京大学などとの共同研究)、ならびにパーム油を代替する酵母生産油脂の研究を継続しています。
グローバルイノベーション研究センターでは、本格的なおいしさを低コストで実現するための新たな加工技術や原料(調味料、天然香料)の開発に加え、味覚・嗅覚受容体に関する基礎研究にも取り組み、商品開発を支えています。
今後も新技術の開発を進めるとともに、お客さまのニーズに迅速に応える高付加価値商品の開発に取り組んでいきます。

(2)明星食品明星食品は2025年度において、「麺の明星 主食麺宣言!」を掲げ、袋麺を主食として位置付けていただくことを目指し、主要袋麺ブランドの強化に取り組みました。
具体的には、「チャルメラ」「麺神」「中華三昧」などの主力ブランドを中心に、商品価値の向上及びラインアップの拡充を実施しました。
「明星 チャルメラ」袋麺2025年9月に、メイン商品の「明星 チャルメラ しょうゆラーメン 5食パック」を中心にシリーズのリニューアルを実施しました。
チャルメラの特長であるホタテ原料について、すべて北海道産へ切り替えるとともに、麺及びスープの両面でホタテの旨みを感じられる品質へ改良しました。
「明星 麺神」袋麺同じく2025年9月にシリーズのリニューアルを実施しました。
麺の内部にもち小麦粉を配合し、三層麺製法と組み合わせることで、極太麺ならではの食べ応えに加え、もっちりとした食感を実現し、満足感の高い商品品質を追求しました。
「明星 中華三昧」袋麺高級中華をコンセプトとする同ブランドでは、Z世代の若者や女性を中心に人気が高まっている麻辣湯に着目しました。
2025年8月に「明星 中華三昧 重慶飯店 麻辣湯麺」を発売し、ブランドのさらなる強化を図りました。
「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」発売30周年を迎えた主力商品であり、商品特徴であるソース練り込み麺に加え、商品アイコンである「からしマヨネーズ」のコクを向上させたことが奏功し、販売が大きく伸長しました。
加えて、販促施策の一環として、2025年10月に「からしマヨネーズ」を初めてボトル化し、「からしマヨネーズ」のファン層から好評を頂き、販売向上に繋がりました。
(3)低温・飲料事業(チルド食品)当社独自の「おいしさ長持ち製法」により、「行列のできる店のラーメン」及び「有名店シリーズ」などの生めん商品の賞味期限延長を実現し、食品ロス率の低減に取り組みました。
あわせて、対象商品のプラスチックトレー使用量の削減を進めるなど、環境に配慮した商品づくりを推進しました。
商品面では、「日清Spa王」喫茶店シリーズから「焦がし醤油バタースパ」「ナポリタン 爆盛チャレンジ」、「行列のできる店のラーメン」から「トリュフ香る蛤だし塩そば」「生姜醤油ラーメン」「濃厚牡蠣だしらぁ麺」「山形冷しらーめん」を発売しました。
焼そばカテゴリーでは、「チルド 日清焼そばU.F.O. カップヌードルシーフード味焼そば」「ポックンミョン 濃い濃い韓国風甘辛カルボ」などを発売し、ラインアップの拡充を図りました。
また、アレンジを楽しめる素材めん・スープパック商品では、「麺の達人 超極太麺」「スープの達人 濃厚豚ラーメンスープ」を発売したほか、1人前商品として「至福のらぁ麺 豚鰹鶏のコク醤油」「背徳のまぜそば 旨辛にんにく醤油」を投入しました。
外食品質を志向した本格的な商品開発に加え、日清らしいブランド展開や環境に配慮した商品設計を進めることで、多様化するお客さまニーズに応える新たな価値の創造に努めました。
(冷凍食品)簡便な調理で本格的なおいしさを楽しめる商品を目指し、中華めん、パスタ、和風めん、米飯の各ジャンルにおいて、バラエティ豊かな商品開発に取り組みました。
中華めんでは、「日清本麺」ブランドから「だし醤油まぜそば」を発売しました。
また、新ブランドとして「今日はこってり 鶏白湯ラーメン」「今日は旨辛 宮崎辛麺」を展開するとともに、「日清まぜ麺亭」から「豚ニンニクまぜそば」を投入し、食シーンや嗜好の多様化に対応したラインアップの拡充を図りました。
パスタでは、「日清スパ王プレミアム」から「ゆず香る明太子のおだしパスタ」を、発売15周年を迎えた「日清もちっと生パスタ」から「濃厚チーズクリーム」を発売しました。
和風めんでは、「日清のどん兵衛 海老と湯葉の玉子あんかけうどん」「日清のどん兵衛 えび天鍋焼うどん」を新たに発売するとともに、「日清 ひもかわうどん 2食入り」を投入しました。
米飯では、新シリーズ「旅する屋台ごはん」を立ち上げ、「魯肉飯」「ガパオライス」を発売し、メニューの幅を広げました。
今後も、「本格的なおいしさ」と「調理の簡便性」の両立を追求し、お客さまのニーズに応える高付加価値商品の研究開発を継続していきます。
(飲料)日清ヨーク㈱においては、開発研究所が関東工場内にあるという立地を生かし、スピード感をもって新商品やリニューアル品の開発を行うとともに、発酵に関する新技術開発、乳酸菌や腸内細菌の機能性に関する研究、さらには臨床研究を推進しております。
開発商品群としては、発酵乳、乳製品乳酸菌飲料、乳酸菌飲料、清涼飲料があり、「みんなイキイキ!」のコーポレートスローガンのもと、主力である「ピルクル」や「十勝のむヨーグルト」ブランドのさらなる強化を図るとともに、当社のコア技術である発酵技術を活かした高付加価値製品の開発に注力し、美味しく健康に役立つ商品の創出に努めております。
加えて、当社では、自社乳酸菌含有液に抗酸化作用を持つ成分「DDMP」が多く含まれることを見いだし(特許第7340560号)、その研究成果を商品開発へとつなげるなど、独自性のある研究開発基盤の強化を進めております。
乳製品乳酸菌飲料では、抗酸化作用を持つ「DDMP」により中高年の記憶力(言語を思い出す力)と肌の弾力の維持をサポートし、あわせて乳酸菌NY1301株による腸内環境改善・便通改善にも役立つ機能性表示食品「ピルクル エイジングライフ」を発売し、健康課題に多面的に寄り添う高付加価値提案を進めております。
また、健康な人の免疫機能の維持に役立つ機能を追加訴求した機能性表示食品「ピルクル 免疫スタイル」を発売し、日々の体調管理ニーズへの対応を強化しております。
さらに、コンビニエンスストア向けに「ピルクル400 鉄分 455ml」を発売するなど、手軽に栄養を補給できる商品ラインアップの拡充にも取り組み、日清ヨーク商品群の活性化と価値向上に努めてまいりました。
発酵乳では、「十勝のむヨーグルト」シリーズをリニューアルし、生きて腸まで届く乳酸菌NY1301株に加え、ビフィズス菌を新たに配合することで、ブランド価値のさらなる強化を図りました。
あわせて、「プレーン」「ブルーベリー」「糖質off」の刷新に加え、「1日分の鉄分」及び期間限定フレーバー「マスカット」を投入し、毎日続けやすいおいしさと健康価値の両立を進めております。
(4)菓子事業㈱湖池屋は「湖池屋プライドポテト」、「ピュアポテト」、「湖池屋ストロング」等の高付加価値ブランドを中心として、社会変化・生活変化・意識変化に対応した新市場創造型の商品開発に取り組んでおります。
新商品として、世界中のじゃがいもの中から日本の風土に合うものとして選抜し、日本のテロワールにて育成した自社のブランド芋で究極のポテトチップスを目指す「湖池屋ファーム」ブランドより、“世界最高クラス”とされる品種「ボンノット」を使用した渾身のポテトチップス「湖池屋ファーム ボンノット ロレーヌの岩塩」、「湖池屋ファーム ボンノット 牡蠣のコンフィ」を湖池屋オンラインショップで数量限定発売しました。
また、自分が気に入った付加価値に対価を払うというプレミアム消費に対応する新しいチーズスナックブランド「生・チー」を発売しました。
更に、湖池屋の誇るロングセラーブランドの可能性広げる取り組みとして、「ポリンキー」ブランドでは、小麦生地に海老をそのまま練り込んだ新商品「カリッカリえびポリンキー えび塩」を発売し、「ドンタコス」ブランドでは、チップス1枚あたりの大きさと厚みをアップさせ、生地の食べごたえを向上させるフルリニューアルを実施しました。
企業における地域貢献活動の一環として地域とともにテーマに取り組み、商品を通じた社会貢献を目指す「湖池屋 JAPAN PRIDEプロジェクト」を2018年より推進してきましたが、世界に誇る日本の食材を使用し、発信することで日本を盛り上げたいとの思いから、2024年より“日本産食材の魅力”を支える匠の技と情熱の結晶である“日本の神業”に着目し、「湖池屋プライドポテト 日本の神業」シリーズとして展開しており、昨年より継続展開となる「小豆島(手摘みオリーブ)」、「神戸(神戸ビーフ)」、「宗像(九州焼のり醤油)」、「京都(京都柚子七味)」、「熊本(くまもとあか牛)」、「縄文(北海道産の昆布/青森県産ホタテ)」、「金沢(金沢の甘えび)」に加えて、中部工場(岐阜県海津市)を開業することを記念し、岐阜県を代表する食材“飛騨牛”を使用した「湖池屋プライドポテト 日本の神業 飛騨牛炭火焼」を発売しました。
今後も「食でくらしをゆたかに。
」をテーマに、社会に貢献する食のイノベーションの実現に向けた商品・ブランド・コミュニケーションの開発を続けていきます。
日清シスコ㈱は、「もっと楽しく、健やかに。
」をスローガンに掲げ、菓子及びシリアル分野において、品質と健康機能を両立させた商品開発に尽力しております。
菓子部門では、「ココナッツサブレ」の発売60周年を契機に、「ココナッツサブレ 濃厚ベイクドチーズ」を第4の定番フレーバーとして発売したほか、「ココナッツサブレ アップルパイ味」及び人気キャラクターとのコラボレーション商品「ココナッツサブレ プリン味」を展開いたしました。
また、「ココナッツサブレミニチョコレート」は、コーティングチョコレートにココナッツサブレパウダーを配合し、これまでより一体感のある味わいに改良いたしました。
チョコフレークブランドでは、アーモンドとヘーゼルナッツの2種のナッツを使用した「クリスプチョコプレミアム ナッツの虜」及び、甘味と塩味のバランスと食感を特長とする「チョコフレーク サクサクラッシュ 塩ミルク」を発売いたしました。
さらに、「シスコーン」を菓子として新たに展開し、パフをミルク味のチョココーチングでコートした「おでかけシスコーン サクサクリング チョコミルク味」及び「おでかけシスコーン サクサクハート いちごミルク味」を投入し、外出先でも楽しめる商品を提案いたしました。
シリアル部門では、市場で好評を得た「ごろグラ さつまいもづくし」を通年販売としたほか、オーツ麦100%の生地を使用した本格感のある「ごろグラ Gran meal いちごとカシューナッツ」及び「ごろグラ Gran meal マカダミアとアーモンド」を新たに市場に投入いたしました。
そのほか、茶葉が香る紅茶クッキーを配合した「ごろグラ 華やぐアールグレイ」を発売し、ごろグラシリーズのリニューアルや荷姿の見直しによる環境負荷の低減にも取り組みました。
日清シスコ㈱は、当社グループの研究機関「the WAVE」と協力し、今後も各ブランドの特長を活かして顧客ニーズに応える商品を創出できるよう、真摯に取り組んでまいります。
(5)食品安全や環境経営、栄養改善への取組グローバル食品安全研究所では、食品安全に関する先進研究として新規危害物質の探索・合成・分析法や、健康影響を評価する細胞試験法などを確立してまいりました。
2021年12月に開催された東京栄養サミットにおいて、食物アレルゲン推奨表示項目の一斉分析法の開発とその運用をコミットメントの一つとして発表し、分析法の開発を行っております。
2023年度から製品検査への運用を開始しております。
また、2023年3月の食品表示基準改正により新たに特定原材料に指定されたくるみのPCR検出技術を開発し、くるみを含む食品の検査方法として通知法に採用されております。
消費者庁が加工食品などでの原材料表示を義務づける方針を示した「カシューナッツ」についても、PCR及び質量分析計を用いた検出技術を開発する消費者庁の事業に2023年度から参画し通知法に採用される見込みです。
さらに、当社グループの事業分野拡大やグローバル化に対応し、国内事業を対象に実施していた各工場と研究所による製品検査の二重管理体制、及び分析技術の精度管理試験を通じた集中管理体制について、新規事業や海外事業へも拡大しております。
今後も、海外・新規事業での品質保証体制への支援強化を継続し、新規分析法や迅速検査法の確立によりグループ事業全体の食品安全向上に貢献してまいります。
製品や原料の生産現場における調査・監査体制につきましては、独自に定めた日清食品 食品安全監査基準NISFOS(Nissin’s Inspection Standards for Food Safety)による製造環境の調査を通じて改善を図っております。
NISFOSは、2022年にIRCA(International Register of Certificated Auditors)より、ISO22000規格と同等以上の監査規格であると認定され、2025年に改訂した最新版は、第三者機関からFSSC22000 Ver.6の要求事項に対する同等性を有する旨の評価を受けております。
これを用いた監査により、今後も各工場における品質・食品安全管理を強化してまいります。
さらに、持続性のある地球環境を維持するためのCSV経営推進のための取組として、当社独自の環境活動検査基準RISEA(Food Safety Research Institute's Inspection Standards for Environmental Activities)による調査を通じて、グループ工場における環境関連法規への遵守状況や、省エネルギーによる温室効果ガス削減及び資源3R(抑制:Reduce、再利用:Reuse、再資源化:Recycle)などに関連する環境活動を評価しながら改善を図っております。
当社グループの環境戦略である「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」の目標達成に向け設置されたサステナビリティ委員会及び環境ワーキンググループの事務局としての活動は、その重要性を増しております。
加えて、2022年11月には、森林破壊などによる自然や生物多様性の減少をプラスに回復させる「ネイチャーポジティブ (Nature Positive)」に向けた活動を推進し、2050年までにCO2の排出量と吸収量を“プラスマイナスゼロ”にする「カーボンニュートラル」の達成を目指すことを宣言いたしました。
2023年5月にはCO2削減目標を上方修正し、インターナルカーボンプライシング制度を導入することで、目標達成に向けた取組を加速しております。
また、2024年度は90社の協力を得て、CO2排出量の削減に関する説明会を開催したほか、現地を訪問して複数の取引先とエンゲージメントを実施しました。
具体的には、CO2算出方法に関する詳細な情報提供のほか、再生エネルギー導入方法などの削減施策についての事例を示し、サプライヤーによる気候変動対策の促進と支援を行いました。
CO2削減、プラスチック、水資源保全、食品廃棄物、資源循環など様々な環境課題に対し、データ解析など研究所としての視点と、工場や製品開発部門などの現場とも連携し、目標達成のロードマップ策定と施策を立案・実行することにより、当社グループのCSV経営の推進に寄与できるよう取り組んでまいります。
2023年9月には環境推進部をサステナビリティ推進部に発展させ、従来の環境問題対応に加え、栄養改善と食品安全に戦略的に取り組む体制を構築いたしました。
2024年2月には栄養戦略の基本的な方針である栄養ポリシーを作成し、栄養改善のツールとして製品の栄養価をスコア化する独自の栄養プロファイリングシステム:NISSIN-NPSを開発、運用開始しております。
また、オランダの非政府組織Access to Nutrition Foundation (ATNF) が発表している栄養課題に対する企業の取組を評価するATNi Global Index 2024の評価対象となり、当社は、世界の大手食品企業30社中16位となっております。
引き続き、外部組織との対話を通じた栄養改善に取り組んでまいります。
グローバル食品安全研究所での上記の様々な活動により、食物アレルゲン検査法開発、リスク評価手法開発及び栄養プロファイルモデルについて大学や公的機関と共同研究を推進し、2025年度には学会発表7件、学術論文1報の学術的成果も創出しております。
 当連結会計年度の研究開発費は12,302百万円であります。
 なお、当社グループの研究開発費用は、報告セグメント別に区分することが困難であるため総額で記載しております。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資の総額は、96,766百万円となり、その主な内容は次のとおりであります。
日清食品㈱では、工場増棟工事及び製造ライン導入を中心とした設備投資を行っております。
また、米国日清では、米国における3番目の生産拠点として、米国サウスカロライナ州グリーンビル工場の建設を進めております。
その他、グループ各社において、生産対応工事や生産能力増強を目的とした新ラインの立ち上げ及び新製法対応工事等を中心に実施しました。
なお、これらに要した資金は、主に自己資金及び借入金により充当しております。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(㎡)使用権資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)大阪本社(大阪市淀川区)その他統括業務施設1,5110392,030--3,58212(2,266)[3]東京本社(東京都新宿区)その他統括業務施設2410238-11,79648312,759585[46]the WAVE(東京都八王子市)その他研究用設備機器3,9523971,1681,004122306,766379(86,768)[102](注) 東京本社の使用権資産には、日清食品アセットマネジメント㈱(連結子会社)より賃借しているものを含んでおります。

(2) 国内子会社 2026年3月31日現在会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(㎡)使用権資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)日清食品㈱関西工場(滋賀県栗東市)日清食品即席めん及びスープ製造設備30,23621,6057655,2321,8221,85561,518266(116,564)[678]同 静岡工場(静岡県焼津市)日清食品及び低温・飲料事業即席めん・冷凍食品及びスープ製造設備6,4649,3723352,9704626719,456303(125,061)[736]同 関東工場(茨城県取手市)日清食品即席めん製造設備3,0864,6562682,535109810,663193(51,959)[571]同 滋賀工場(滋賀県栗東市)日清食品即席めん製造設備3,1123,106752,66754659,08180(63,116)[188]同 下関工場(山口県下関市)日清食品即席めん製造設備2,2624,3141361,179125128,031127(55,316)[360]㈱湖池屋(東京都板橋区 他)菓子事業菓子製造設備等13,1567,9702702,9711,8523,90130,1231,174(125,880)[803]日清ヨーク㈱(東京都中央区 他)低温・飲料事業乳製品製造設備等5,3096,08633349246020512,888228(53,312)[17]明星食品㈱埼玉工場(埼玉県比企郡嵐山町・滑川町)明星食品即席めん製造設備4,2863,35350117371217,966290(64,517)[338] (3) 在外子会社 2026年3月31日現在会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(㎡)使用権資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)ニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.(米国 カリフォルニア州ガーデナ市 他)米州地域即席めん製造設備等6,2167,2413001,1383,89733,21352,0081,261(311,464)[-]日清食品有限公司(中国・香港タイポー地区 他)中国地域即席めん製造設備等23,7946,6035811,0663,3529,60245,0003,764(4,125)[354]ニッシンフーズブラジルLtda.(ブラジル サンパウロ州サンパウロ市 他)米州地域即席めん製造設備等9,08816,1299842,500-15,10643,8093,528(853,987)[19]ニッシンフーズKft.(ハンガリー ケチュケメット市)その他即席めん製造設備等8,4415,4138751,03928259716,649585(247,907)[89]ニッシンフーズメキシコS.A.de C.V.(メキシコ メキシコ州レルマ市 他)米州地域即席めん製造設備等3401,94267-2212,85315,227658[4] (注)1 従業員数の[ ]は、臨時従業員数を外書きしております。
2 帳簿価額のうち「その他」は、建設仮勘定、無形資産であります。
3 ㈱湖池屋の数値は、グループ5社の連結決算数値であります。
4 日清食品有限公司の数値は、グループ23社の連結決算数値であります。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
(1) 新設 当社グループにおける重要な設備の新設の計画は、以下のとおりであります。
会社名事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法完了予定ニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.(米国 サウスカロライナ州グリーンビル市)米州地域工場(即席めん製造設備)235百万USD(注1)自己資金及び借入金2026年6月(注2)ニッシンフーズブラジルLtda.(ブラジル パラナ州ポンタグロッサ市)米州地域工場(即席めん製造設備)1,105百万BRL自己資金及び借入金2027年4月(注3)(注)1 工事計画の見直し等により、投資予定金額を228百万USDから変更しております。
2 工事計画の見直し等により、完了予定を2025年8月から変更しております。
3 工事計画の見直し等により、完了予定を2026年10月から変更しております。

(2) 除却、売却 該当事項はありません。
研究開発費、研究開発活動12,302,000,000
設備投資額、設備投資等の概要96,766,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況40
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況9
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況8,425,365

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方投資株式の区分の基準は「純投資目的」か否かで判断しております。
「純投資目的」とは、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を得ることを目的とする場合をいいます。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(ア) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、配当・キャピタルゲインの獲得以外に、経営戦略上、取引先との良好な関係を構築し、効率的・安定的な取引や業務提携等により事業の円滑な推進を図ることで中長期的な企業価値の向上を実現する観点から、必要と判断する上場企業の株式を保有することがあります。
こうした株式の中で、保有の意義が希薄と判断された株式については、可能な限り速やかに売却していくことを基本方針としており、また、毎年取締役会にて、個別銘柄毎に事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案し、継続保有の可否や売却のスケジュールについて、定期的に検証しております。
2015年6月1日の東京証券取引所による「コーポレートガバナンス・コード」の策定直後の事業年度末である2016年3月末時点において政策保有株式残高92,496百万円を有しておりましたが、上記基本方針に従い政策保有株式の縮減を進め、2025年度においても9銘柄96億円の政策保有株式の縮減を行った結果、2026年3月末の政策保有株式残高は、2026年3月末資本合計559,817百万円の9.7%相当の54,252百万円、海外銘柄を除いた政策保有株式については同8.9%相当の49,712百万円となります。
2026年3月末時点で政策保有株式は52銘柄となります。
2026年3月末時点の政策保有株式52銘柄(連結会計年度末残高54,252百万円)のうち、下記の海外投資先についての事業戦略上の保有理由及び貸借対照表上計上額は以下のとおりであります。
サハ・パタナピブル Pub.Co.,Ltd.(貸借対照表計上額:4,354百万円)サハ・グループ(タイ総合消費財大手)傘下の消費財の卸売業者であり、タイ国における当社の持分法適用関連会社であるタイプレジデントフーズPub. Co., Ltd.の流通販売を担っております。
当社は同グループとは親密な関係にあり、今後即席めん市場の成長が見込まれるタイ国市場において食品その他消費財の製造・販売で多大な影響力を持つ同グループとの友好な関係を構築・維持することにより、同国における円滑な事業推進を目指します。
当社は、上記基本方針の下で、引き続き政策保有株式の縮減を進めてまいります。
(イ) 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式14892非上場株式以外の株式3853,359 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式34営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化を目的として取引先持株会を通じた株式の取得 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式110非上場株式以外の株式89,555 (ウ) 特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)三菱商事㈱3,237,0003,237,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有17,2118,501伊藤忠商事㈱6,352,5001,270,500営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化株式分割により株式数が増加有12,5438,767サハ・パタナピブルPub.Co.,Ltd.16,216,66616,216,666保有目的は、上記② (ア)を参照無4,3544,209小野薬品工業㈱1,356,9002,035,300各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化有3,4063,261㈱TBSホールディングス484,000968,000各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化有2,7064,127㈱セブン&アイ・ホールディングス1,185,5521,185,552営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無2,5172,564ハウス食品グループ本社㈱773,500994,500各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化有2,3582,708㈱日清製粉グループ本社829,256829,256資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有1,7371,435コクヨ㈱1,028,600514,300購買活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化株式分割により株式数が増加有8821,467㈱めぶきフィナンシャルグループ702,000702,000財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有837509かどや製油㈱150,000150,000資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有698540日東富士製粉㈱86,300103,600資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有623693㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ203,850203,850財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有530409㈱みずほフィナンシャルグループ86,67686,676財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有527351㈱ライフコーポレーション150,000150,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無381289 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)太陽化学㈱121,000121,000資材調達における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有313208㈱三井住友フィナンシャルグループ60,33060,330財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有302228伊藤忠食品㈱20,00020,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有259150ヤマエグループホールディングス㈱70,73070,264営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化取引先持株会を通じた株式の取得無202167エイチ・ツー・オー リテイリング㈱78,03976,533営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化取引先持株会を通じた株式の取得無186173丸三証券㈱99,22599,225財務活動における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化有9989㈱バローホールディングス25,34425,344営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無9260ユアサ・フナショク㈱54,00013,500営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化株式分割により株式数が増加有8655㈱フジ39,68239,682営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無8286セントラルフォレストグループ㈱30,00030,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無8284㈱ブルーゾーンホールディングス(注3)6,6006,600営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無6260アクシアルリテイリング㈱48,40048,400営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無6046㈱アークス13,36113,361営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無5038㈱マミーマートホールディングス27,5005,500営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化株式分割により株式数が増加無3826㈱ヤマザワ30,49230,492営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無3535 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱マルイチ産商23,10023,100営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無2725㈱平和堂5,0005,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無1412アルビス㈱4,4004,400営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無1112㈱ヤマナカ21,20021,200営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無1111㈱エコス4,0004,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無108㈱オークワ7,7297,729営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無66㈱ポプラ34,71831,446営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化取引先持株会を通じた株式の取得無56㈱マルヨシセンター1,0001,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化無43カゴメ㈱-467,700各種事業・取引における企業価値向上のための関係の維持強化当事業年度に全株式を売却済み無-1,373久光製薬㈱-285,900各種事業・取引における企業価値向上のための関係の構築当事業年度に全株式を売却済み有-1,157ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱-456,436営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化当事業年度に全株式を売却済み無-376(注)1 「 - 」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
   2 定量的な保有効果の記載は、取引先への配慮や企業機密等を考慮すると実務上困難なため記載を省略しており    ます。
主要なものについては個別銘柄毎に、事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で    実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案し、継続保有の    可否や売却のスケジュールについて、毎年取締役会にて定期的に検証しております。
3 ㈱ブルーゾーンホールディングスは、2025年10月1日付の株式移転により、㈱ヤオコーを完全子会社としています。
この株式移転により、当社が保有していた㈱ヤオコーの普通株式1株につき、1株の割合で㈱ブルーゾーンホールディングスの普通株式の割当てを受けております。
(エ)保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式37313660非上場株式以外の株式---- 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式--(注)非上場株式以外の株式---(注) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社8
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社14
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社892,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社38
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社53,359,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社4,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社9,555,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社1,000
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社92,000,000