財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-22 |
| 英訳名、表紙 | Oriental Shiraishi Corporation |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 照 井 満 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都江東区豊洲五丁目6番52号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(6220)0630 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 2007年10月にオリエンタル建設株式会社と株式會社白石は、オリエンタル建設株式会社を存続会社とした吸収合併を行い、社名をオリエンタル白石株式会社として発足いたしました。 旧オリエンタル建設株式会社は、1952年10月、松井春生氏が内閣資源局長官時代からのわが国資源政策構想を企業化するため、当時日本に技術導入されたフランスのフレシネー特許工法(プレストレストコンクリート)の実施を主目的としてオリエンタルコンクリート株式会社(1990年4月にオリエンタル建設株式会社に改名)を設立いたしました。 事業の主なものは土木・建築工事の設計施工及び関連部材製品の製造販売であり、本社を東京都に置き地域営業及び工事施工を担当する事業所並びに製品の製造工場を全国主要各地に順次配置してきました。 旧株式會社白石は、1933年7月東京都千代田区丸の内において、白石多士良氏が潜函並びにシールド工事その他設計施工を目的に白石基礎工業合資会社を設立し、その後、数々の大型ビルの基礎工事をはじめ、工場施設、港湾、橋梁等の分野に実績を重ね、1938年7月に白石基礎工事株式会社(1983年7月に株式會社白石に改名)を設立いたしました。 旧オリエンタル建設株式会社の主な変遷は次のとおりであります。 1952年10月 オリエンタルコンクリート株式会社設立1952年11月 大阪市に大阪事務所(現、大阪支店)を設置1953年10月 福岡市に福岡出張所(現、九州支店)を設置1955年12月 東京都に東京営業所(現、東京支店)を設置1960年4月 仙台市に仙台出張所(現、東北支店)を設置1964年4月 滋賀県甲良町に滋賀工場を開設1970年2月 栃木県真岡市に真岡工場(現、関東工場)を開設1974年5月 建設業法の改正に伴い、建設大臣許可(特-49)第4018号を取得1981年4月 福岡県大刀洗町に福岡工場を開設1985年9月 多摩工場内に技術研究センター(現、関東工場内の技術研究所)を開設1995年4月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場1996年9月 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定1999年12月 全国主要事業所においてISO9001の認証を取得2003年3月 全事業所においてISO14001の認証を取得 旧株式會社白石の主な変遷は次のとおりであります。 1933年7月 白石基礎工業合資会社を設立1971年2月 白石運輸株式会社を設立(現、株式会社タイコー技建)1991年1月 社団法人日本証券業協会に株式を店頭売買銘柄として登録1997年2月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 合併後の主な変遷は次のとおりであります。 2007年10月 オリエンタル建設株式会社と株式會社白石は合併し、商号をオリエンタル白石株式会社に変更2008年11月 東京地方裁判所に会社更生手続開始の申立て2008年12月 東京証券取引所において上場廃止東京地方裁判所より更生手続開始の決定を受ける2010年2月 東京地方裁判所より更生計画の認可決定を受ける2010年5月 東京都江東区豊洲に本社を移転2011年10月 会社更生手続終結2011年12月 日本橋梁株式会社と経営統合2014年4月 当社グループが純粋持株会社体制へ移行し、OSJBホールディングス株式会社(東京証券取引所市場第一部)の子会社となる2015年4月 太陽光発電事業開始2018年6月 全事業所においてISO45001の認証を取得2021年2月 山木工業ホールディングス株式会社(現、山木工業株式会社)の株式を取得し同社を子会社化2021年4月 当社を存続会社として、OSJBホールディングス株式会社を消滅会社とする吸収合併により、当社普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場2021年11月 株式会社クリエイティブ・ラボを完全子会社として設立2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行2025年1月 GCJG35株式会社(現、株式会社菊政)の株式を取得し同社を子会社化2025年2月 株式会社榮開発の株式を取得し同社を子会社化2025年4月 株式会社デンカリノテックの51.0%の株式を取得し同社を子会社化 2026年1月 連結子会社の株式会社タイコー技建が存続会社となり、同連結子会社の株式会社菊政及び株式会社菊政工務店を吸収合併 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社を合わせ10社により構成されております。 当連結会計年度において、当社グループが営んでいる事業の内容は下記のとおりであります。 セグメントの名称事業内容主要な会社建設事業・プレストレストコンクリートの建設工事及び製造販売・ニューマチックケーソン、補修補強等の建設工事・耐震補強建築工事の設計 施工、建設工事用資材の販売・土木工事請負、建設機械の賃貸(オペレーター付)・コンクリート構造物の調査・診断、技術指導オリエンタル白石株式会社株式会社タイコー技建株式会社榮開発株式会社デンカリノテック鋼構造物事業・橋梁等の鋼構造物の設計、製作、架設・補修補強等工事日本橋梁株式会社港湾事業・港湾、土木、建築工事山木工業株式会社その他・太陽光発電による売電事業・不動産賃貸事業・インターネットによるホームページの企画、制作及び運営オリエンタル白石株式会社株式会社クリエイティブ・ラボ (用語説明) ・プレストレストコンクリート PC鋼材と呼ばれる高強度の鋼材を引っ張って(この作業を緊張といいます。 )張力を与えた後にコンクリートと固定することで引っ張られていたPC鋼材が元に戻ろうとしてコンクリートに圧縮力を与えることで、コンクリート部材の強度・耐久性を向上させる技術です。 この技術により、コンクリートの最大の弱点(圧縮には強いが引張には弱い。 )を克服することができます。 コンクリートの橋梁上部、落石から道路を守るロックシェッド等の防災設備、タンク、建築、舗装、既存構造物の補強など幅広い分野に利用されています。 ・ニューマチックケーソン ニューマチックケーソン工法(Pneumatic caisson method)のpneumaticは空気のcaissonは函(はこ)を意味します。 日本では「潜函」工法とも呼ばれています。 地上で鉄筋コンクリート製の函(躯体)を構築し、躯体下部に作業室を設け、ここに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことで地下水の浸入を防ぎます。 作業室内で地山を掘削・排土して、躯体を沈下させることで、橋梁や建造物の基礎として、また、下水ポンプ場、地下調整池、シールドトンネルの立坑、地下鉄や道路トンネルの本体構造物として幅広く活用されています。 事業の系統図は次のとおりであります。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社タイコー技建茨城県つくば市20建設工事、工事用機械の製作100.0建設施工、建設機械の販売、資金取引日本橋梁株式会社大阪市西区40橋梁等の鋼構造物の設計・製作・架設、補修補強等工事100.0建設施工、資金取引、債務保証山木工業株式会社福島県いわき市60港湾、土木、建築工事100.0債務保証株式会社クリエイティブ・ラボ東京都江東区10インターネット関連事業100.0資金取引株式会社榮開発岩手県北上市50土木工事、建設機械の賃貸100.0-株式会社デンカリノテック東京都中央区50建設工事、技術指導51.0建設施工、資金取引、債務保証 (注) 1 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の(内書)は間接所有であります。 2 日本橋梁株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報において鋼構造物事業の売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む)の割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)建設事業973鋼構造物事業116港湾事業77合計1,166 (注) 1 従業員数は就業人員であります。 2 臨時従業員数については従業員の10%に満たないため、記載を省略しております。 3 建設事業において、前連結会計年度末比から増員している主な要因は、株式会社デンカリノテックの従業員が加算されたことによります。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)79145.318.78,8957.2 セグメントの名称従業員数(名)建設事業791合計791 (注) 1 従業員数は就業人員であります。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3 臨時従業員については従業員の10%に満たないため、記載を省略しております。 ③ 労働組合の状況当社の労働組合は、オリエンタル白石職員組合と称し組合員は354名(2026年3月31日現在)で構成されている労働組合があります。 連結子会社である日本橋梁株式会社の労働組合は、日本橋梁労働組合と称しJAMに所属しております。 組合員は会社側利益を代表すると認められるものを除き71名(2026年3月31日現在)で構成されております。 なお、すべての労働組合は、会社と正常かつ円満な労使関係を維持しており、現在特記すべき事項はありません。 ④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ア 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者2.262.551.461.324.9左記数値は、提出会社単体での集計値になっております。 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3 「労働者の男女の賃金の差異」については、当事業年度の男性労働者の平均年間賃金に対する同事業年度の女性労働者の平均年間賃金の割合を示しております。 「パート・有期労働者」については、正規雇用労働者の所定労働時間で換算した人数を基に平均年間賃金を算出しております。 なお、男女間において同一労働の賃金に差はなく、男女の賃金の差異にかかる主たる要因は、男女間における職種構成(総合職、一般職等)の違いによるものです。 イ 連結子会社当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者日本橋梁㈱0.050.065.367.642.0その他の連結子会社では、集計報告する状況に至っておりません。 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 3 「労働者の男女の賃金の差異」については、当事業年度の男性労働者の平均年間賃金に対する同事業年度の女性労働者の平均年間賃金の割合を示しております。 「パート・有期労働者」については、正規雇用労働者の所定労働時間で換算した人数を基に平均年間賃金を算出しております。 なお、男女間において同一労働の賃金に差はなく、男女の賃金の差異にかかる主たる要因は、男女間における職種構成(総合職、一般職等)の違いによるものです。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「人と技術を活かし、常に社会から必要とされる集団を目指す。 」の経営理念のもと、公共事業を中心とした社会基盤の整備と維持管理にかかわる事業活動を通じ、社会の発展に貢献できるよう努めております。 そして、社会から支持され、信頼される企業となることによって業績の向上を図り、企業価値を高めていくことを経営の基本方針としております。 (2) 経営環境及び会社の対処すべき課題建設市場におきましては、国内では防災・減災、国土強靱化に資する公共投資や、高速道路の大規模更新・修繕工事等の需要が引き続き堅調に推移するものと見込まれます。 また、海外市場においても、経済成長に伴うインフラ整備需要や、日本の技術力を活かしたプロジェクトの拡大が期待されております。 一方で、米国の金融政策や政治動向、地政学リスクを背景とした経済安全保障への関心の高まりが、資機材の供給網(サプライチェーン)やエネルギー価格に及ぼす影響を注視する必要があります。 これら国際情勢に起因するコスト変動や、国内の断続的な物価上昇、労働力不足など、経営環境の不透明感は依然として高い状況にあると認識しております。 また、2026年3月17日に公表いたしました「当社子会社の施工工事における特別損失の計上および通期業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり、阪神なんば線淀川橋梁改築工事の内橋梁製作工事淀川左岸工区に関し、連結子会社が製作を担当した部分で要求品質を満足しない製品が発見されたことから、橋梁の再製作・再架設を行うこととなりました。 当社グループは、当該工事を受注した元請けとしての管理責任を重く受け止めており、当該再製作・再架設の確実な完工のために、徹底した品質管理体制を構築し、取組を進めております。 このような環境の下、昨年の中国自動車道の事故発生も踏まえ、当社グループは、2026年5月14日に公表いたしました新中期経営計画において、最優先事項のひとつとして「安全文化の醸成」を掲げるとともに、連結子会社のガバナンス強化を推進してまいります。 事故の教訓を風化させることなく安全管理体制の再構築に努めるとともに、工事の確実な完遂にグループを挙げて取り組み、社会的信頼の回復に向けた経営基盤の再整備に尽力してまいります。 以上踏まえた結果、次期(2027年3月期)の連結業績につきましては、売上高750億円、営業利益40億円、経常利益45億円、親会社株主に帰属する当期純利益27.5億円となる見通しです。 (3) 中長期的な会社の経営戦略当社グループは、1952年創立のオリエンタル建設株式会社と1933年創業の株式会社白石が合併し、2026年で19年を迎えます。 これまで「人と技術を活かし、常に社会から必要とされる集団を目指す」という経営理念のもと、プレストレストコンクリート(PC)技術とニューマチックケーソン技術のトップランナーとして、インフラ整備に貢献してまいりました。 当社グループの2030年像である「人財と技術の多様性を活かし、社会インフラ整備の様々な需要に応え、挑戦と前進を続ける企業集団」の実現に向けたアプローチとして、「変革の完遂と領域を超える挑戦」をスローガンとした2026年度から2028年度の3カ年の中期経営計画を策定、推進しております。 なお、中期経営計画の主な内容は、以下のとおりであります。 <中期経営計画の基本方針> <中期経営計画における経営指標(2029年3月期)> |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは社会から必要とされる集団を理念として掲げており、持続的な社会の実現を図るため、社会から必要とされる価値提供を続けてまいります。 そこでサステナビリティ基本方針を定め、定めたプロセスに基づき、当社グループの理念を達成するべきマテリアリティを特定しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 サステナビリティ基本方針経営理念の「人と技術を活かし、常に社会から必要とされる集団を目指す」に基づき、私たちは社会資本の整備・維持や地域社会及び地球環境の課題解決に向けたあらゆる事業活動を通じ、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を追求していきます。 ・脱炭素、再生可能エネルギー、廃棄物の削減、リサイクル活動を推進し、環境保全と汚染の予防に資する技術開発に尽力し、地球環境に配慮した技術提案を行う。 ・安心・安全で快適な職場環境を実現するとともに、個人の人権や多様な価値観を尊重し、個々の能力を最大限活かせる、働きがいのある職場づくりに努める。 ・協力会社と公平で信頼感のある協力関係の維持に努め、人材育成やリスク管理において一体となった取り組みを実践する。 ・全ての企業活動でコンプライアンスを遵守するとともに、リスクマネジメントを徹底する。 マテリアリティ特定のプロセス当社は、外部環境の変化や中長期経営方針の検討を踏まえ、従来のマテリアリティを見直しました。 社会・環境課題が当社のビジネスモデルと将来の財務に与える影響を再評価し、収益の安定化や成長機会とのつながりを重視して、重要なテーマを再定義しています。 その際、「社会の変化と事業で解決すべき課題」、「リスクと機会」、「戦略対応」のつながりと整合性を重視しています。 マテリアリティ候補の抽出→マテリアリティの絞り込みと優先順位づけ→マテリアリティの選定→社内承認 国際的枠組み(GRI/ISSB等)や同業の開示、当社の事業特性・リスクを参照し、候補リストを作成。 経営・管理職へのヒアリング等を通じて、「企業価値への影響」と「社会的関心」の両面から評価し、重要テーマを抽出。 優先度の高いテーマについて、経営戦略や資源配分との整合性を確認し、マテリアリティとして最終的に選定。 関係会議体でのレビューを経て、社内方針として承認。 当社グループのマテリアリティ (1) ガバナンス当社グループは、サステナビリティの推進機関として「サステナビリティ委員会」を設置しております。 サステナビリティ基本方針や戦略を策定し、マテリアリティに対するサステナビリティ推進策の進捗をモニタリング、指導し、ステークホルダーとの対話を充実させる施策を審議し、取締役会に報告・提言する役割を担います。 サステナビリティ委員会は、代表取締役社長を委員長とし、社内取締役、社外取締役(監査等委員を除く)、担当執行役員、委員長が定める担当部門長で構成し、2回/年の開催を実施しております。 取締役会はサステナビリティ委員会からの報告・提言を受け、サステナビリティに関する取組みの方向性や重要課題の対応等に対して監督いたします。 取締役会 サステナビリティ委員会 オリエンタル白石各部門 委員長:代表取締役参加者:社内外取締役、担当執行役員、委員長が定めた者事務局:経営企画部 各グループ会社 2025年度のサステナビリティ委員会の活動は、2025年5月30日と11月28日に開催し、以下に示す協議を行い、実活動へのフィードバックを実行しました。 項目5月30日11月28日主旨・概要・2024年度活動の外部機関評価の結果、分析・マテリアリティ、KPIの更新計画・SSBJ基準等を踏まえた有価証券報告書への提示事項の検討・外部機関動向、SBTi認証取得意義・次期中計に向けたサステナビリティ戦略、 マテリアリティ、KPIの更新のアクションプ ランE:環境・2024年度CO2排出量結果と分析・CO2削減目標の更新計画(SBTi認証取得)・CO2削減の具体策の実行計画・2025年度の具体的なCO2削減活動の状況・2026年度活動方針と計画・CO2削減目標の再設定(SBTi認証取得)S:社会(人財)・2024年度人財関連のKPI結果と分析・2025年度の活動計画と目標・2025年度の人財関連のKPIの状況・2026年度活動方針と計画 健康経営、Well-beingG:ガバナンス・コミュニケーション・主要活動項目の計画 取締役会機能の強化、ステークホルダーと の対話・グループガバナンスの構築・グループガバナンス強化活動・サプライヤーエンゲージメントの状況・ステークホルダー・ソサエティの考え方広報(情報開示)・広報戦略の構成・サステナビリティ推進体制の検討・活動計画、体制、内容 (2) 戦略① 環境:気候変動対策に関する方針、戦略当社グループの事業構成では、建設事業と鋼構造物事業の使用材料であるセメントや鉄などの製造時と工事の使用重機に、また港湾事業の主要機材である船舶使用時に多くの温室効果ガスを排出します。 したがって、気候変動対策としてこれに関連する政策の変化や規制の強化が経営に与える影響は大きく、さらに、地球温暖化による物理的変化が事業活動及び事業環境へ与える影響も大きいと考えました。 シナリオ分析においては、2100年までに世界の気温が4℃上昇することを想定した4℃シナリオと1.5℃に抑えることを想定した1.5℃シナリオを検討し、さらに短中長期の時間軸により、リスクと機会を特定、分析、評価を当社事業に当てはめて抽出しました。 下記表に示すリスク・機会について、リスクは克服、機会は挑戦する具体的な対策を計画、実行しております。 2025年度はリスク・機会の設定から3年が経過したので、活動状況の現状評価を示します。 リスク・機会の特定表リスク・機会事業及び財務への影響有無事業及び財務への影響有無影響評価1.5℃シナリオ4℃シナリオ短期3年中期5年長期10年移行的炭素価格資材・エネルギー等費用の増加することにより建設費がアップし、利益が減少する。 ◎-● 市場炭素価格等(炭素税他)が事業利益に与えた影響はほぼ無し国の排出目標/政策低排出対応機材や対応認証取得などが入札参加要件となり、その対応により受注機会が変化する。 ◎-● SBTi認証取得完了入札影響は今後評価顧客の行動変化厳しい目標設定(キャップ)の未達により企業価値が低下(受注、資金調達、取引先選択への影響)する。 ◎-● SBTi認証取得完了企業価値影響は今後評価再エネ・省エネ技術電動化や省エネ型重機の採用や更新に伴う建設費アップにより、利益が減少する。 ◎-● 再エネの採用増加が事業利益に与えた影響はほぼ無し特化工法の省エネ活動は継続顧客の評判変化低炭素化する工法、低炭素建材の開発の進捗により、環境負荷軽減への対応企業としてのイメージが変化して、受注機会への影響を受ける。 〇- ● 特化工法に関する自社技術開発の促進、サプライチェーンにおける低炭素化製品やサービスの調査、採用の推進を継続世間の評判変化環境対応の遅延、特化性が見出せないことにより、リクルート環境が悪化する。 ◎- ● 第三者評価機関の評価はプライム上場企業平均レベルまで達成物理的国土強靭化計画の強化集中豪雨の頻度増など自然災害対策のためのインフラ・建物リニューアル、修繕工事の増加により、受注機会が増加する。 〇◎● 橋梁・PC・圧気技術を他のインフラ施設に活用し、事業機会創出の探求を継続平均気温の上昇建設現場における作業者の熱中症等の増加や酷暑時間帯回避による生産性低下や熱中症対策のため建設コストアップにより、利益が減少する。 〇◎● 労働環境の対策・改善、衛生管理の充実と推進、生産性向上に寄与する取組み、特化工法に関する自社技術開発を継続中建設現場における作業者不足の課題が屋外労働環境悪化により深刻化し、人件費アップにより利益が減少する。 ◎◎ ● 海面の上昇浸水リスク地域の対策のための設備投資増加、高波対策のための沿岸防波堤や港湾設備の補強、港湾施設の移転等により受注機会が増加する。 〇◎ ● 新たな機能、要求性能における市場や顧客動向に留意し、機能や要求性能に応じた製品や工法の探求を継続中気象パターンの変化及び異常気象の激甚化被災サプライチェーンの分断による工程遅延や調達コスト増加により、利益が減少する。 〇◎ ● 気象リスクの事前検証や保険加入等の対策強化、サプライチェーンを含めたBCP対応の強化、激甚化する気象リスクに応じた新たな被害低減策の検討を継続中降雨、強風等への対策強化及び工事期間短縮への対応による建設費アップで、利益が減少する。 〇◎ ● ② 社会:人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略当社グループの人材に対しての考え方は、経営理念に示す重要なリソースの一つとしての観点から「人財」として扱っており、人財と技術の多様性を活かす働きやすさと働きがいのある魅力的な企業づくりを目指しております。 そして人的資本経営の実践において、「基本方針」を定め、それに基づいた「採用方針」「教育方針」を設定し、更に協力会社も含めた職場環境を考慮した「労働安全衛生方針」を基準に各活動計画を立案し、実行いたします。 上記の基本方針は、「第4 提出会社の状況5 従業員の状況等(1) 人財戦略に関する基本方針等」に示しております。 当社グループの人財戦略は、新たな人財投資としての大きな枠を設け、以下に示す戦略を実践しており、またこれらの取組みが当社事業へ及ぼす影響をリスク・機会として以下の通り考えております。 戦略リスク・機会事業及び財務への影響有無短期3年中期5年長期10年多様な人財の獲得・育成多様なキャリア・経験者の獲得・育成<リスク> ・社会変化、動向に追従できない経営・事業運営<機会>・新たな発想やアイデアの事業展開 ◎ IT人財の獲得・育成<リスク>・高度化する情報漏洩への対応・省力化、DX対応への遅れ、機会喪失◎ 個々の能力を最大限に引き出す能力開発<リスク>・人材確保・定着、技術喪失 ◎ グループ間での成長ローテーション<リスク・機会>・グループ化メリットの創出と享受・多技能職員の育成とキャリアプランの拡充 ◎ 人財が活躍できる環境整備多様な働き方・就業制度の整備<リスク>・人財確保・定着、技術喪失<機会>・会社への帰属意識の向上◎ 安心して働ける職場環境への取組み◎ 安全な職務環境への取組み◎ 人財のエンゲージメントの強化エンゲージメントサーベイ実施、分析<機会>・人財掌握によるきめ細かな対応、組織醸成 ◎ 人事評価制度の見直し<リスク>・人財確保・定着、技術喪失<機会>・会社への帰属意識の向上 ◎ サクセッションプランの実践 ◎人財データのクラウド一元管理<機会>・人財掌握によるきめ細かな対応、組織醸成◎ (3) リスク管理当社グループのリスク管理は「リスク管理委員会」がその役目を担っておりますが、サステナビリティに関するリスク・機会は基本「サステナビリティ委員会」にて審議、対応を図り、その情報はリスク管理委員会でも共有することとしております。 2025年度のリスク管理委員会は2026年2月27日に開催し、当社グループ全体のリスクを以下に示す6項目に分類し、各社各部門の該当事項を抽出し、その対策について協議し、事業運営において留意することを共有、認識しました。 リスク分類項目① 企業運営力の強化(品質目標:社会資本の整備・維持への貢献)② 人財の確保及び育成(品質目標:社会資本の整備・維持への貢献)③ 将来を睨んだ戦略的な施策(環境目標:脱炭素社会・循環型社会への取り組み)④ 環境活動への積極的な取り組み(環境目標:脱炭素社会・循環型社会への取り組み)⑤ 安全活動の推進(安全衛生目標:死亡・重篤災害ゼロ)⑥ 作業環境等の整備(安全衛生目標:死亡・重篤災害ゼロ、環境目標:脱炭素社会・循環型社会への取り組み) (4) 指標及び目標① 環境:気候変動対策に関するCO2排出量並びに削減目標・3カ年 CO2排出量一覧区分2023年度2024年度2025年度Scope114,1339,35519,049Scope23,3072,3702,572Scope1,2合計17,44011,72521,621Scope3409,433392,527334,504総計426,873404,252356,125 ※ デンカリノテックとファンテクノロジーは、売上と持分比率から影響が小さいと判断し除外※ クリエイティブ・ラボは売上及び事業内容から影響が小さいと判断し除外※ 2025年度の再生可能エネルギー(電力)の使用率は、グループ全体で24.6%であり毎年増加・2030年度CO2排出量削減目標 これまでは、2021年度の当社グループのCO2排出量を基準とし、中期目標となる2030年度までのCO2削減目標を設定しました。 まずはScope1、2排出量のみを対象とし、当排出量から単位売上当たりの排出量原単位を求め、2030年度CO2排出量を想定し、排出削減手段や実施に伴う影響を総合的に判断して削減目標としておりました。 しかし今期から、世界基準に準じたSBTiが定める削減目標を採用し、2023年度排出量を基準とし、2030年度までにScope1,2は42%、Scope3は25%の総量削減目標に変更いたします。 なお、これまでの削減目標に対する2025年度までの成果を分析すると、2025年度は、2024年度と比較して、重機土工を主事業とする栄開発が加わり、Scope1の排出量が大幅に増加しました。 Scope2は売上増加の影響と再生可能エネルギーの採用増加で相殺している状況となりました。 また目標値に対する経過評価を下記に示します。 2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度2030年度売上高(目標):億円607.3614.8673.8645.5688.7(900)CO2排出量:t-CO218,63819,28817,44011,72521,621(19,000)売上高原単位: t-CO2/億円30.731.425.918.231.4-目標 売上高原単位: t-CO2/億円-29.628.627.526.5(21.0)評価-×○◎×- また、新たな排出量の削減目標は以下となりますので、総量単位となることから事業成長以上の削減及びScope3の対策を進めてまいります。 ② 社会:人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標当社グループでは、上記「戦略」で示した取組みの実行に対して、その効果を検証するため、まずは多様性の確保を意識した「新卒女性採用率」「障害者雇用率」を指標としています。 また、「女性活躍推進法」「育児・介護休業法」で公表を推進する項目に関する「管理職に占める女性労働者の割合」「男性労働者の育児休業取得率」についても以下に示します。 本取組みは連結グループに属する全ての会社では行われていないため、以下に示す実績、目標は提出会社であるオリエンタル白石株式会社のみを示したデータになります。 2023年度実績2024年度実績2025年度 実績⇒2026年度目標新卒女性採用率11.8%19.4%11.1%20.0%障害者雇用率2.9%2.9%3.2%2.7%以上男性労働者の育児休業取得率26.7%23.1%62.5%70.0%管理職に占める女性労働者の割合2.3%2.1%2.2%3.0% ※ 男女賃金格差について、2025年度の実績は「第1 企業の概況1 主要な経営指標等の推移5 従業員の状況(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。 2025年度は、「多様な人財の獲得・育成」においては、リクルート活動にてSNSの利用、内定者イベントの拡充を図り、「人財が活躍できる環境整備」に関しては、賃金制度改定、役員と職員とのディスカッション機会を設け、また「人財のエンゲージメント強化」の対応では、エンゲージメントサーベイの結果分析から効果向上が見込まれる研修機会を増やしました。 |
| 戦略 | (2) 戦略① 環境:気候変動対策に関する方針、戦略当社グループの事業構成では、建設事業と鋼構造物事業の使用材料であるセメントや鉄などの製造時と工事の使用重機に、また港湾事業の主要機材である船舶使用時に多くの温室効果ガスを排出します。 したがって、気候変動対策としてこれに関連する政策の変化や規制の強化が経営に与える影響は大きく、さらに、地球温暖化による物理的変化が事業活動及び事業環境へ与える影響も大きいと考えました。 シナリオ分析においては、2100年までに世界の気温が4℃上昇することを想定した4℃シナリオと1.5℃に抑えることを想定した1.5℃シナリオを検討し、さらに短中長期の時間軸により、リスクと機会を特定、分析、評価を当社事業に当てはめて抽出しました。 下記表に示すリスク・機会について、リスクは克服、機会は挑戦する具体的な対策を計画、実行しております。 2025年度はリスク・機会の設定から3年が経過したので、活動状況の現状評価を示します。 リスク・機会の特定表リスク・機会事業及び財務への影響有無事業及び財務への影響有無影響評価1.5℃シナリオ4℃シナリオ短期3年中期5年長期10年移行的炭素価格資材・エネルギー等費用の増加することにより建設費がアップし、利益が減少する。 ◎-● 市場炭素価格等(炭素税他)が事業利益に与えた影響はほぼ無し国の排出目標/政策低排出対応機材や対応認証取得などが入札参加要件となり、その対応により受注機会が変化する。 ◎-● SBTi認証取得完了入札影響は今後評価顧客の行動変化厳しい目標設定(キャップ)の未達により企業価値が低下(受注、資金調達、取引先選択への影響)する。 ◎-● SBTi認証取得完了企業価値影響は今後評価再エネ・省エネ技術電動化や省エネ型重機の採用や更新に伴う建設費アップにより、利益が減少する。 ◎-● 再エネの採用増加が事業利益に与えた影響はほぼ無し特化工法の省エネ活動は継続顧客の評判変化低炭素化する工法、低炭素建材の開発の進捗により、環境負荷軽減への対応企業としてのイメージが変化して、受注機会への影響を受ける。 〇- ● 特化工法に関する自社技術開発の促進、サプライチェーンにおける低炭素化製品やサービスの調査、採用の推進を継続世間の評判変化環境対応の遅延、特化性が見出せないことにより、リクルート環境が悪化する。 ◎- ● 第三者評価機関の評価はプライム上場企業平均レベルまで達成物理的国土強靭化計画の強化集中豪雨の頻度増など自然災害対策のためのインフラ・建物リニューアル、修繕工事の増加により、受注機会が増加する。 〇◎● 橋梁・PC・圧気技術を他のインフラ施設に活用し、事業機会創出の探求を継続平均気温の上昇建設現場における作業者の熱中症等の増加や酷暑時間帯回避による生産性低下や熱中症対策のため建設コストアップにより、利益が減少する。 〇◎● 労働環境の対策・改善、衛生管理の充実と推進、生産性向上に寄与する取組み、特化工法に関する自社技術開発を継続中建設現場における作業者不足の課題が屋外労働環境悪化により深刻化し、人件費アップにより利益が減少する。 ◎◎ ● 海面の上昇浸水リスク地域の対策のための設備投資増加、高波対策のための沿岸防波堤や港湾設備の補強、港湾施設の移転等により受注機会が増加する。 〇◎ ● 新たな機能、要求性能における市場や顧客動向に留意し、機能や要求性能に応じた製品や工法の探求を継続中気象パターンの変化及び異常気象の激甚化被災サプライチェーンの分断による工程遅延や調達コスト増加により、利益が減少する。 〇◎ ● 気象リスクの事前検証や保険加入等の対策強化、サプライチェーンを含めたBCP対応の強化、激甚化する気象リスクに応じた新たな被害低減策の検討を継続中降雨、強風等への対策強化及び工事期間短縮への対応による建設費アップで、利益が減少する。 〇◎ ● ② 社会:人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略当社グループの人材に対しての考え方は、経営理念に示す重要なリソースの一つとしての観点から「人財」として扱っており、人財と技術の多様性を活かす働きやすさと働きがいのある魅力的な企業づくりを目指しております。 そして人的資本経営の実践において、「基本方針」を定め、それに基づいた「採用方針」「教育方針」を設定し、更に協力会社も含めた職場環境を考慮した「労働安全衛生方針」を基準に各活動計画を立案し、実行いたします。 上記の基本方針は、「第4 提出会社の状況5 従業員の状況等(1) 人財戦略に関する基本方針等」に示しております。 当社グループの人財戦略は、新たな人財投資としての大きな枠を設け、以下に示す戦略を実践しており、またこれらの取組みが当社事業へ及ぼす影響をリスク・機会として以下の通り考えております。 戦略リスク・機会事業及び財務への影響有無短期3年中期5年長期10年多様な人財の獲得・育成多様なキャリア・経験者の獲得・育成<リスク> ・社会変化、動向に追従できない経営・事業運営<機会>・新たな発想やアイデアの事業展開 ◎ IT人財の獲得・育成<リスク>・高度化する情報漏洩への対応・省力化、DX対応への遅れ、機会喪失◎ 個々の能力を最大限に引き出す能力開発<リスク>・人材確保・定着、技術喪失 ◎ グループ間での成長ローテーション<リスク・機会>・グループ化メリットの創出と享受・多技能職員の育成とキャリアプランの拡充 ◎ 人財が活躍できる環境整備多様な働き方・就業制度の整備<リスク>・人財確保・定着、技術喪失<機会>・会社への帰属意識の向上◎ 安心して働ける職場環境への取組み◎ 安全な職務環境への取組み◎ 人財のエンゲージメントの強化エンゲージメントサーベイ実施、分析<機会>・人財掌握によるきめ細かな対応、組織醸成 ◎ 人事評価制度の見直し<リスク>・人財確保・定着、技術喪失<機会>・会社への帰属意識の向上 ◎ サクセッションプランの実践 ◎人財データのクラウド一元管理<機会>・人財掌握によるきめ細かな対応、組織醸成◎ |
| 指標及び目標 | (4) 指標及び目標① 環境:気候変動対策に関するCO2排出量並びに削減目標・3カ年 CO2排出量一覧区分2023年度2024年度2025年度Scope114,1339,35519,049Scope23,3072,3702,572Scope1,2合計17,44011,72521,621Scope3409,433392,527334,504総計426,873404,252356,125 ※ デンカリノテックとファンテクノロジーは、売上と持分比率から影響が小さいと判断し除外※ クリエイティブ・ラボは売上及び事業内容から影響が小さいと判断し除外※ 2025年度の再生可能エネルギー(電力)の使用率は、グループ全体で24.6%であり毎年増加・2030年度CO2排出量削減目標 これまでは、2021年度の当社グループのCO2排出量を基準とし、中期目標となる2030年度までのCO2削減目標を設定しました。 まずはScope1、2排出量のみを対象とし、当排出量から単位売上当たりの排出量原単位を求め、2030年度CO2排出量を想定し、排出削減手段や実施に伴う影響を総合的に判断して削減目標としておりました。 しかし今期から、世界基準に準じたSBTiが定める削減目標を採用し、2023年度排出量を基準とし、2030年度までにScope1,2は42%、Scope3は25%の総量削減目標に変更いたします。 なお、これまでの削減目標に対する2025年度までの成果を分析すると、2025年度は、2024年度と比較して、重機土工を主事業とする栄開発が加わり、Scope1の排出量が大幅に増加しました。 Scope2は売上増加の影響と再生可能エネルギーの採用増加で相殺している状況となりました。 また目標値に対する経過評価を下記に示します。 2021年度2022年度2023年度2024年度2025年度2030年度売上高(目標):億円607.3614.8673.8645.5688.7(900)CO2排出量:t-CO218,63819,28817,44011,72521,621(19,000)売上高原単位: t-CO2/億円30.731.425.918.231.4-目標 売上高原単位: t-CO2/億円-29.628.627.526.5(21.0)評価-×○◎×- また、新たな排出量の削減目標は以下となりますので、総量単位となることから事業成長以上の削減及びScope3の対策を進めてまいります。 ② 社会:人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標当社グループでは、上記「戦略」で示した取組みの実行に対して、その効果を検証するため、まずは多様性の確保を意識した「新卒女性採用率」「障害者雇用率」を指標としています。 また、「女性活躍推進法」「育児・介護休業法」で公表を推進する項目に関する「管理職に占める女性労働者の割合」「男性労働者の育児休業取得率」についても以下に示します。 本取組みは連結グループに属する全ての会社では行われていないため、以下に示す実績、目標は提出会社であるオリエンタル白石株式会社のみを示したデータになります。 2023年度実績2024年度実績2025年度 実績⇒2026年度目標新卒女性採用率11.8%19.4%11.1%20.0%障害者雇用率2.9%2.9%3.2%2.7%以上男性労働者の育児休業取得率26.7%23.1%62.5%70.0%管理職に占める女性労働者の割合2.3%2.1%2.2%3.0% ※ 男女賃金格差について、2025年度の実績は「第1 企業の概況1 主要な経営指標等の推移5 従業員の状況(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。 2025年度は、「多様な人財の獲得・育成」においては、リクルート活動にてSNSの利用、内定者イベントの拡充を図り、「人財が活躍できる環境整備」に関しては、賃金制度改定、役員と職員とのディスカッション機会を設け、また「人財のエンゲージメント強化」の対応では、エンゲージメントサーベイの結果分析から効果向上が見込まれる研修機会を増やしました。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ② 社会:人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略当社グループの人材に対しての考え方は、経営理念に示す重要なリソースの一つとしての観点から「人財」として扱っており、人財と技術の多様性を活かす働きやすさと働きがいのある魅力的な企業づくりを目指しております。 そして人的資本経営の実践において、「基本方針」を定め、それに基づいた「採用方針」「教育方針」を設定し、更に協力会社も含めた職場環境を考慮した「労働安全衛生方針」を基準に各活動計画を立案し、実行いたします。 上記の基本方針は、「第4 提出会社の状況5 従業員の状況等(1) 人財戦略に関する基本方針等」に示しております。 当社グループの人財戦略は、新たな人財投資としての大きな枠を設け、以下に示す戦略を実践しており、またこれらの取組みが当社事業へ及ぼす影響をリスク・機会として以下の通り考えております。 戦略リスク・機会事業及び財務への影響有無短期3年中期5年長期10年多様な人財の獲得・育成多様なキャリア・経験者の獲得・育成<リスク> ・社会変化、動向に追従できない経営・事業運営<機会>・新たな発想やアイデアの事業展開 ◎ IT人財の獲得・育成<リスク>・高度化する情報漏洩への対応・省力化、DX対応への遅れ、機会喪失◎ 個々の能力を最大限に引き出す能力開発<リスク>・人材確保・定着、技術喪失 ◎ グループ間での成長ローテーション<リスク・機会>・グループ化メリットの創出と享受・多技能職員の育成とキャリアプランの拡充 ◎ 人財が活躍できる環境整備多様な働き方・就業制度の整備<リスク>・人財確保・定着、技術喪失<機会>・会社への帰属意識の向上◎ 安心して働ける職場環境への取組み◎ 安全な職務環境への取組み◎ 人財のエンゲージメントの強化エンゲージメントサーベイ実施、分析<機会>・人財掌握によるきめ細かな対応、組織醸成 ◎ 人事評価制度の見直し<リスク>・人財確保・定着、技術喪失<機会>・会社への帰属意識の向上 ◎ サクセッションプランの実践 ◎人財データのクラウド一元管理<機会>・人財掌握によるきめ細かな対応、組織醸成◎ |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | ② 社会:人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標当社グループでは、上記「戦略」で示した取組みの実行に対して、その効果を検証するため、まずは多様性の確保を意識した「新卒女性採用率」「障害者雇用率」を指標としています。 また、「女性活躍推進法」「育児・介護休業法」で公表を推進する項目に関する「管理職に占める女性労働者の割合」「男性労働者の育児休業取得率」についても以下に示します。 本取組みは連結グループに属する全ての会社では行われていないため、以下に示す実績、目標は提出会社であるオリエンタル白石株式会社のみを示したデータになります。 2023年度実績2024年度実績2025年度 実績⇒2026年度目標新卒女性採用率11.8%19.4%11.1%20.0%障害者雇用率2.9%2.9%3.2%2.7%以上男性労働者の育児休業取得率26.7%23.1%62.5%70.0%管理職に占める女性労働者の割合2.3%2.1%2.2%3.0% ※ 男女賃金格差について、2025年度の実績は「第1 企業の概況1 主要な経営指標等の推移5 従業員の状況(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。 2025年度は、「多様な人財の獲得・育成」においては、リクルート活動にてSNSの利用、内定者イベントの拡充を図り、「人財が活躍できる環境整備」に関しては、賃金制度改定、役員と職員とのディスカッション機会を設け、また「人財のエンゲージメント強化」の対応では、エンゲージメントサーベイの結果分析から効果向上が見込まれる研修機会を増やしました。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 当社グループでは、これらのリスクの発生を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 当社グループは、年1回のリスク管理委員会を開催し、各事業部門において事業年度におけるリスクを把握しリスク低減に関する施策を討議するとともに、その有効性の評価と施策結果の確認を行い、その結果を受け翌事業年度のリスク低減へ反映させるサイクルを行っております。 また、リスク管理委員会における経過、結果は取締役会に報告しております。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループの主要な事業は、建設事業であり、その事業サイクルは受注・施工・売上・回収の流れとなっております。 リスクの区分としては、このサイクルに直接的に該当する(特に重要なリスク)と関連する(重要なリスク)に区分されます。 (特に重要なリスク)① 市場リスク当社グループの事業は、その大半が国・地方自治体及び高速道路会社からの公共事業に依存しております。 これらの発注状況については情報収集に努めておりますが、予想を超える公共事業の削減が行われた場合には、目指すべき受注の確保ができず、売上の減少により業績に影響を与える可能性があります。 受注への対応のため、本社において営業戦略会議を毎週開催し、これらの発注状況の共有、各支店の受注活動状況の確認、注力事業分野の指示等の受注量確保のための戦略会議を行っております。 ② 資材価格・労務費上昇リスク請負金額に反映することが困難になる水準で資材価格・労務費が高騰した場合には、工事原価の上昇による利益減少により業績に影響を与える可能性があります。 資材価格・労務費については、入札時において見積徴収等を行い価格の動向を確認するとともに施工中における資材価格の高騰について発注者と情報を共有することにより請負金額へ反映されるよう協議を行っております。 ③ 資材調達(サプライチェーン)に関するリスク地政学的リスクの顕在化やサプライチェーンの混乱等により、主要な建設資材や設備機器等の調達に遅延または困難が生じた場合、工期の延長やそれに伴う追加費用の発生、さらには発注者からの信用失墜等により、当社グループの業績及び事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 事故などの安全上のリスク事業に関して大規模な事故が発生した場合は、多大な損害が発生する可能性があります。 当社グループでは、安全を最優先として、事故防止に努めておりますが、万一事故が発生した場合は、社会的信用の失墜、各発注者からの指名停止措置等の行政処分、損害賠償等により、受注機会の喪失、利益の減少、資金負担の増加等の事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 品質管理に関するリスク当社グループの製品の製作及び施工につきましては、品質管理に細心の注意をはらい万全を期しておりますが、万一、重大な契約不適合責任や製造物責任による損害賠償が発生した場合、修復に多大な費用負担、施工遅延の発生や信用力の低下による受注機会の減少等により業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 取引先の信用リスク当社グループは、民間からの請負工事を行っており、与信管理、情報収集、債権管理等の対応を取っておりますが、工事代金受領前に取引先が信用不安に陥った場合、貸倒損失の計上による利益の減少、資金回収不能による資金繰りの悪化等により業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (重要なリスク)① 金利上昇による業績変動リスク資金調達については、当社を中心としたグループ内資金運用を基本に財務体質の維持・強化に努めており、金融機関からの借入期間の検討等により金利負担の低減に努めておりますが、現行金利が予想以上に高騰した場合には、調達資金コストの上昇が当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 法的規制に関するリスク事業を営むにあたり建設業法等の法的規制を受けております。 法令遵守の意識徹底は対処すべき課題の最優先課題と位置づけておりコンプライアンス教育による意識の徹底に努めておりますが、万一法令違反があった場合には、行政処分や刑事処分、訴訟による損害賠償等が発生し、受注機会の減少、資金負担の増加等により業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 訴訟等のリスク事業等に関連して訴訟、紛争、その他法的手続きに関わる判決、和解、決定等により、信用力の低下による受注機会の減少や資金負担の増加等の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティリスク当社グループは、施工物件に関する情報、経営・技術・知的財産に関する情報、個人情報等様々な情報を取り扱っております。 情報セキュリティ規程を定め従業員教育を行うとともに、サイバーセキュリティ対策として、働き方の多様化を踏まえたエンドポイントセキュリティの強化やマネージメント・セキュリティ・サービスを導入しておりますが、これらの情報が外部からの攻撃や従業員の過失等により漏洩または消失等した場合は、信用の毀損、損害賠償や復旧費用等の発生により業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 気候変動に関するリスクTCFDの枠組みに則り、気候変動に関するリスクは移行リスクと物理的リスクに区分して特定しております。 移行リスクにおいては、CO2削減に伴うエネルギー、材料、資機材等の価格高騰、施主や顧客によるCO2削減要求に対する制約、事業に関する法規則の厳格化が挙げられます。 また物理的リスクは気象、環境変化による現場作業不能や災害、労働者の健康被害が挙げられます。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)当社は、2025年2月26日に株式会社榮開発の株式を取得し、同社を連結子会社としております。 また、2025年1月31日にGCJG35株式会社(同日付で商号を株式会社菊政へ変更)の株式を取得し、同社を連結子会社としております。 これらの企業結合については、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、企業結合日における識別可能資産及び負債の時価を算定し、当連結会計年度に取得原価の配分額を見直し、暫定的な会計処理を確定しております。 このため、経営成績及び財政状態に関する比較分析における前連結会計年度末の金額について、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。 さらに、2025年4月1日に株式会社デンカリノテックの株式を取得し、同社を連結子会社としております。 当該企業結合については、暫定的な会計処理を行っておりましたが、企業結合日における識別可能資産及び負債の時価を算定し、当連結会計年度に取得原価の配分額を見直し、暫定的な会計処理を確定しております。 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況受注高、売上高及び受注残高の状況区 分前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減金 額 (百万円)金 額 (百万円)金 額 (百万円)増減率(%)受注高65,08584,32019,23429.6売上高64,55368,8664,3126.7受注残高101,232116,68515,45315.3 (注) 1 受注高の当連結会計年度の建設事業の数値には、当連結会計年度に連結子会社となりました株式会社デンカリノテックの2025年3月末時点における受注残高182百万円を含めております。 2 受注残高の前連結会計年度の建設事業の数値には、前連結会計年度に連結子会社となりました株式会社榮開発の金額2,507百万円を含めております。 損益の状況区 分前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減金 額 (百万円)金 額 (百万円)金 額 (百万円)増減率(%)売上総利益11,66012,4668056.9営業利益5,4345,334△99△1.8経常利益5,5565,539△17△0.3親会社株主に帰属する当期純利益3,7463,381△365△9.7 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策の影響が残るものの、全体的には緩やかな景気回復基調の下、中東情勢の緊迫化による影響を注視する必要があるなど、内外の地政学的動向を注視する動きが続きました。 輸出入面においては、対アジア・EU各国との取引きはおおむね横ばい傾向が続くなか、対米国との取引きに持ち直しの動きがみられ、当該四半期中において151円台から159円台で推移した為替円相場や、58,700円台から51,500円台まで下落した後に5万円台後半まで上昇した日経平均株価の変動等にも留意が必要な状況となっております。 また国内企業物価や消費者物価の緩やかな上昇が続いておりますが、雇用・所得環境の改善期待を背景に、個人消費に持ち直しの動きがみられました。 これら国内物価や米国の通商政策の直接的・間接的影響、さらには中東情勢の展開や金融資本市場の変動を見据えながら、今後も総合的な経済動向を見極める状況が続いていくものと思われます。 一方、公共投資につきましては、国の令和7年度一般会計予算の補正予算において約2.5兆円の追加額が計上され、補正後は前年度比2.3%増となりました。 令和8年度一般会計予算の公共工事関係費でも、当初予算案は前年度当初予算比0.4%増となっており、公共工事請負金額の年度累計も、対前年同期比1兆6千4百億円増の110.8%の実績となっていることから、補正予算の効果も含め、今後も堅調に推移していくことが見込まれております。 このような状況におきまして、当社グループ全体で受注活動に取り組んだ結果、当連結会計年度の受注高は、843億2千万円(前年同期比29.6%増)となりました。 前連結会計年度比で鋼構造物事業、港湾事業で減少となりましたが、建設事業で大きく増加し、グループ全体として増加となりました。 当社グループの当連結会計年度における売上高は688億6千6百万円(前年同期比6.7%増)となりました。 各セグメントにおいて前年同期比で増加となりました。 また、受注残高につきましては、上記の受注及び売上の状況により、1,166億8千5百万円(前年同期比15.3%増)となりました。 当連結会計年度における売上原価は564億円(前年同期比6.6%増)となり、売上総利益は124億6千6百万円(前年同期比6.9%増)となりました。 売上高の増加に伴い、売上原価も増加となりましたが、売上総利益においても増加となりました。 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、企業結合によるのれんの償却や、諸経費の増加により71億3千1百万円(前年同期比14.5%増)となりました。 営業利益は53億3千4百万円(前年同期比1.8%減)、経常利益は55億3千9百万円(前年同期比0.3%減)となりました。 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、33億8千1百万円(前年同期比9.7%減)となりました。 なお、当社グループの報告セグメントごとの業績を示すと、次のとおりであります。 受注高、売上高、受注残高及びセグメント利益の状況区 分前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減セグメント名称金 額 (百万円)金 額 (百万円)金 額 (百万円)増減率(%)Ⅰ受注高 建設事業55,24176,32521,08438.2鋼構造物事業6,3294,697△1,632△25.8港湾事業3,2563,048△207△6.4その他258248△10△3.9Ⅱ売上高 建設事業53,95756,8282,8705.3鋼構造物事業7,3347,8615267.2港湾事業2,9973,93593731.3その他263241△21△8.2Ⅲ受注残高 建設事業86,585106,08219,49722.5鋼構造物事業12,0038,839△3,163△26.4港湾事業2,6231,736△887△33.8その他1926634.6Ⅳセグメント利益(営業利益) 建設事業5,0114,725△286△5.7鋼構造物事業2703073613.5港湾事業59241182306.9その他8758△28△32.3 (注) 1 「その他」は、太陽光発電による売電事業、不動産賃貸事業及びインターネット関連事業であります。 2 「Ⅰ 受注高」の当連結会計年度の建設事業の数値には、当連結会計年度に連結子会社となりました株式会社デンカリノテックの2025年3月末時点における受注残高182百万円を含めております。 3 「Ⅲ 受注残高」の前連結会計年度の建設事業の数値には、前連結会計年度に連結子会社となりました株式会社榮開発の金額2,507百万円を含めております。 ① 建設事業当セグメントにおきましては、売上高は568億2千8百万円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益(営業利益)は47億2千5百万円(前年同期比5.7%減)となりました。 前年同期比で売上高は、新規連結子会社の影響では増加となりましたが、主に新設橋梁工事などで減少し、利益については減少となりました。 ② 鋼構造物事業当セグメントにおきましては、売上高は78億6千1百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント利益(営業利益)は3億7百万円(前年同期比13.5%増)となりました。 前年同期比で主に新設橋梁工事における売上高の増加に伴い、利益についても増加となりました。 ③ 港湾事業当セグメントにおきましては、売上高は39億3千5百万円(前年同期比31.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2億4千1百万円(306.9%増)となりました。 ④ その他太陽光発電による売電事業、不動産賃貸事業及びインターネット関連事業により、売上高は2億4千1百万円(前年同期比8.2%減)、セグメント利益(営業利益)は5千8百万円(前年同期比32.3%減)となりました。 当社グループは、2023年度(2024年3月期)を初年度とし、2025年度(2026年3月期)までの3か年を対象とした「中期経営計画2023-2025 ~さらなる成長に向けた競争力の向上と新たな挑戦~」を策定しスタートさせており、当連結会計年度は当該中期経営計画の最終年度にあたります。 当社グループの2026年3月期の目標と当連結会計年度での主な指標の達成率は以下のとおりであります。 区 分中期経営計画(2026年3月期)当連結会計年度(2026年3月期)達成率売上高730億円688億6千6百万円94.3%営業利益62億円(営業利益率8.5%)53億3千4百万円(営業利益率7.7%)86.0% 売上高につきましては、中期経営計画(2026年3月期)の目標に対して94.3%の達成率となり、営業利益につきましては、86.0%の達成率となりました。 基幹事業においては、過去最高の受注残高を確保したものの、大型ニューマチックケーソンの着工期ズレ、補修・補強の事故影響による進捗・期ズレ、連結事業における再製作・再架設工事の発生、大型プロジェクトの遅延などにより目標には至りませんでした。 一方で、新規・周辺事業においては、M&Aや海外事業展開などにより、目標を概ね達成いたしました。 なお、2027年3月期の連結業績予想につきましては、2026年5月14日に公表いたしました「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、売上高750億円、営業利益40億円としております。 経営成績に重要な影響を与える主な要因は、事業の大半を国・地方自治体及び高速道路会社等からの公共事業に依存する中、急激な公共投資の削減や建設コストの上昇等の事業環境の変化であります。 当連結会計年度における事業環境は良好に推移したものと考えております。 今後の建設需要は底堅い見通しであるものの、経営環境は厳しさを増すことが予想されます。 具体的には、働き方改革に伴う工期延伸や発注ロットの大型化への対応に加え、労働力不足が懸念される中で協力業者を含めた配置人員と受注の最適なバランスを維持していく必要があります。 また、米国の通商・金融政策や地政学リスクに伴う、資機材のサプライチェーン影響やエネルギー・原材料価格の変動、さらには国内の断続的な物価上昇が経費へ及ぼす影響についても、注視を続ける必要があります。 これらに加え、当社グループ固有の課題として、昨年の中国自動車道の事故発生を踏まえた安全管理体制の再構築、ならびに2026年3月17日に公表いたしました「当社子会社の施工工事における特別損失の計上および通期業績予想の修正に関するお知らせ」にかかる橋梁の再製作・再架設工事の確実な完遂に向けた品質管理の徹底が挙げられます。 これら一連の取り組みを通じた社会的信頼の回復が不可欠であります。 これらの不透明な事業環境に適応するため、グループ全体でのガバナンス強化を図り、より緻密な戦略、対策、計画を推進してまいります。 また、当社は2026年5月14日付で新たに「中期経営計画(2026~2028年度)」を策定しております。 「中期経営計画(2026~2028年度)」の詳細につきましては、上記「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等における(3)中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおりです。 (2) 財政状態の状況区 分前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減金 額 (百万円)金 額 (百万円)金 額 (百万円)増減率(%)流動資産55,74055,8451040.2固定資産21,06726,9265,85927.8 資産合計76,80882,7725,9647.8流動負債18,64822,1233,47418.6固定負債6,8607,4575968.7 負債合計25,50829,5804,07116.0 純資産合計51,29953,1911,8923.7 (流動資産)流動資産は、前連結会計年度に比べ0.2%増加し558億4千5百万円となりました。 これは主に現金及び預金が46億3百万円減少しましたが、受取手形・完成工事未収入金等が45億4千8百万円、立替金が3億2千5百万円増加したことなどによるものであります。 (固定資産)固定資産は、前連結会計年度に比べ27.8%増加し269億2千6百万円となりました。 これは主に建物及び構築物(純額)が8億8千万円、機械及び装置(純額)が2億8千3百万円、建設仮勘定が2億4千万円、ソフトウェアが2億8千9百万円、長期未収入金が39億3千8百万円増加したことなどによるものであります。 (流動負債)流動負債は、前連結会計年度に比べ18.6%増加し221億2千3百万円となりました。 これは主に未払消費税等が13億6千7百万円、未成工事受入金が10億3千3百万円減少しましたが、支払手形・工事未払金が20億9千3百万円、短期借入金が20億8千万円、未払金が13億3千4百万円増加したことなどによるものであります。 (固定負債)固定負債は、前連結会計年度に比べ8.7%増加し74億5千7百万円となりました。 これは主に退職給付に係る負債が14億3千8百万円減少しましたが、長期未払金が17億7千3百万円、繰延税金負債が5億8百万円増加したことなどによるものであります。 (純資産)純資産は、前連結会計年度に比べ3.7%増加し531億9千1百万円となり、自己資本比率は64.2%となりました。 当社グループの報告セグメントごとの財政状態は、次のとおりであります。 セグメント資産セグメント名称前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)増 減金 額 (百万円)金 額 (百万円)金 額 (百万円)増減率(%)建設事業69,03968,793△245△0.4鋼構造物事業7,52111,9554,43358.9港湾事業5,5966,0004047.2その他2,7222,738160.6 (注) 「その他」は、太陽光発電による売電事業、不動産賃貸事業及びインターネット関連事業であります。 ① 建設事業当セグメント資産は687億9千3百万円(前年同期比0.4%減)となりました。 機械及び装置などの有形固定資産は増加したものの、現金及び預金などの流動資産の減少等によりセグメント資産は前年同期から減少しております。 ② 鋼構造物事業当セグメント資産は119億5千5百万円(前年同期比58.9%増)となりました。 現金及び預金等、長期未収入金の増加等によりセグメント資産は前年同期から増加しております。 ③ 港湾事業当セグメント資産は60億円(前年同期比7.2%増)となりました。 現金及び預金等、完成工事未収入金、建設仮勘定の増加等によりセグメント資産は前年同期から増加しております。 (3) キャッシュ・フローの状況(単位:百万円)区 分前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)増 減営業活動によるキャッシュ・フロー7,803△132△7,935投資活動によるキャッシュ・フロー△5,211△2,8632,347財務活動によるキャッシュ・フロー△2,895△1,4781,416現金及び現金同等物の増加額△302△4,474△4,171現金及び現金同等物の期首残高20,18019,877△302現金及び現金同等物の期末残高19,87715,403△4,474 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。 )の残高は、対前年比44億7千4百万円減少の154億3百万円(前年同期比22.5%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動による資金の減少は1億3千2百万円(前年同期は78億3百万円の増加)となりました。 これは主に減価償却費17億1千9百万円、売上債権の増加53億4千1百万円、仕入債務の増加21億5千4百万円、未払消費税等の減少13億8千2百万円、法人税等の支払額20億7千6百万円、税金等調整前当期純利益47億6千2百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動による資金の減少は28億6千3百万円(前年同期比45.0%減)となりました。 これは主に有形固定資産の取得による支出29億2千2百万円、投資有価証券の売却による収入5億円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出3億1千8百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動による資金の減少は14億7千8百万円(前年同期比48.9%減)となりました。 これは主に短期借入金の純増減額20億6千5百万円、配当金の支払額19億円、自己株式の取得による支出10億円などによるものであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性当社グループの資本の財源は、営業活動による確実な代金回収を基礎としており、当連結会計年度末において現金及び現金同等物を154億3百万円保有しております。 当社グループは、月商の約2.0か月分を安定的な経営に必要な手元資金水準とし、それを超える分については、企業価値の向上に資する研究開発の強化や戦略的投資へ配分しております。 当連結会計年度の設備投資は34億7千7百万円、研究開発は9億1百万円でありました。 これらの設備投資及び研究開発費は、自己資金で賄っております。 資金の流動性につきましては、運転資金は内部資金及び金融機関からの借入金によって調達しており、機動的かつ安定的な資金調達のため、取引銀行5行との間で、シンジケーション方式による総額100億円のコミットメントライン契約を締結しております。 なお、当連結会計年度末において当該契約に基づく実行残高は20億円であります。 また、子会社において、取引銀行2行との間でシンジケーション方式による総額15億円のコミットメントライン契約を締結しており、当連結会計年度末において当該契約に基づく実行残高は10億8千万円であります。 当社は、2023年5月16日付「中期経営計画(2023~2025年度)」のとおり、事業への資源配分については、積極的な投資による企業成長の好循環を目指し、2023年度からの3年間で経常投資、成長投資、戦略投資の各分野で総額220億円の投資計画を設定しております。 ニューマチックケーソン事業等の技術研究開発に加え、M&Aによる事業領域の拡大や工場・船舶の機能強化等、事業の成長機会の創出に資する投資を展開し、2026年3月期までの累計で総額160億円の投資を実施いたしました。 株主還元については、安定した利益還元を経営における最重要課題のひとつと考え、安定した利益配当を継続することを基本方針としております。 また資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の一環として自己株式取得の推進を通じ、2026年3月期においては、配当性向50%以上、総還元性向70%程度を目標としております。 2026年3月期時点では配当性向55.4%、総還元性向85.5%の予定であり、自己株式については2025年5月から7月の間、総額約10億円の取得を実施いたしました。 また、2026年5月14日付で新たに「中期経営計画(2026~2028年度)」を策定しており、投資計画につきましては、総額200億円を設定しており、株主還元につきましては、従来の総還元性向の目標値70%程度を維持するとともに、新たに株主資本配当率(DOE)を配当指標として設定し、2028年度のDOE4.0%を目標といたしました。 なお、中期経営計画(2026~2028年度)におけるキャッシュフローアロケーションと株主還元方針の詳細は、以下のとおりであります。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。 これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらとは異なることがあります。 連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる項目・事象は以下の通りです。 一定の期間にわたり認識する方法による収益請負工事契約に関する収益は、収益認識会計基準等により、一定の期間にわたり充足される履行義務は、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。 なお、履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法は、工事原価が履行義務の充足における進捗度に比例して発生すると判断しているため、主として、見積総原価に対する発生原価の割合(インプット法)で算出しております。 見積総原価としての工事原価総額は、原価要素別・作業内容別に個別に積み上げ、所定の承認手続を経て確定された実行予算に基づいて見積っております。 工事の進行途上において工事内容の変更等が行われる場合には、当該状況の変化に関する情報を適時に適切な部署・権限者に伝達し、当該情報をもとに実行予算の見直しを行うことで、工事原価総額の見積りに反映させております。 対象となる請負工事は、工事ごとに内容や工期が異なるため個別性が強く、また、進行途上において当初想定していなかった事象の発生により工事内容の変更が行われる等の特徴があるため、今後、想定していなかった状況の変化等により工事原価総額の見積りの見直しが改めて必要となった場合、将来の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (生産、受注及び売上の状況)(1) 生産実績当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため、記載はしておりません。 (2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)建設事業76,32538.2106,08222.5鋼構造物事業4,697△25.88,839△26.4港湾事業3,048△6.41,736△33.8その他248△3.92634.6合計84,32029.6116,68515.3 (注) 1 「その他」は、太陽光発電による売電事業、不動産賃貸事業及びインターネット関連事業であります。 2 「受注高」の建設事業の数値には、当連結会計年度に連結子会社となりました株式会社デンカリノテックの2025年3月末時点における受注残高182百万円を含めております。 (3) 売上実績 当社グループの主な事業である建設事業は、請負形態をとっており「販売」という概念には適合しないため、販売実績に替えて売上実績にて記載しております。 当連結会計年度における売上実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称売上高(百万円)前年同期比(%)建設事業56,8285.3鋼構造物事業7,8617.2港湾事業3,93531.3その他241△8.2合計68,8666.7 (注) 1 「その他」は、太陽光発電による売電事業、不動産賃貸事業及びインターネット関連事業であります。 2 主な相手先別の売上実績及びそれぞれの総売上実績に対する割合は次のとおりであります。 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)相手先売上高(百万円)割合(%)中日本高速道路株式会社10,79316.7西日本高速道路株式会社9,83815.2国土交通省8,87213.7 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)相手先売上高(百万円)割合(%)中日本高速道路株式会社11,53616.8西日本高速道路株式会社7,09710.3国土交通省7,01110.2 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は901百万円であります。 (1)建設事業建設事業では、プレストレストコンクリートとニューマチックケーソン技術を中心とした豊富な知識と経験を活かし、技術的により優れた企業を目指して、基礎的研究から新製品及び新工法の開発まで幅広く取り組んでおります。 近年ますます高度化、多様化するニーズに対応するために、当社グループの独自技術を研鑽するとともに、大学、各種研究機関及び異業種企業やグループ会社との共同研究に加え、持続可能な社会のためのCO2削減技術・資源循環型構造や、少子高齢化による生産人口減少に対する生産性向上技術に関する研究開発も進めております。 当連結会計年度における研究開発費の金額は888百万円であり、主な研究開発テーマとその内容は次のとおりであります。 ① ニューマチックケーソン工法における無人化施工システムの開発建設業全体における労働人口の減少や、大規模・大深度化に対応するため、ニューマチックケーソン工法における無人化及び自動化施工技術の開発を強力に推進しております。 具体的には、天井クレーンや自動掘削・排土システムの制御最適化による「自動排土技術」の高度化、AIを活用したケーソンの沈下予測方法の精度向上や機器の故障診断システムの構築を行っています。 さらに、働き方改革への取り組みとして、超遠隔地から現場のケーソン掘削・排土工程を安全かつ合理的に一括管理・制御する「遠隔集中管理システム」の現場実装に向けた改良・実証を進め、生産性向上と安全性確保の両立を図っています。 ② 補修・補強技術の開発橋梁をはじめとする社会インフラの老朽化に対応するため、床版取替工法「SLJスラブ工法」・非鉄材料で構成するプレキャストPC床版である「MeLスラブ工法」・桁取替工法「SCBR工法」ならびに維持管理性を向上させた「dVIP桁」や、PC合成桁の床版取替にプレキャスト部材を活用した「SPスランプ工法」や電気化学的補修工法、ならびに、PCグラウト再注入工法「PC-Rev工法」の充填及び防錆性能に優れる材料開発など、さらなる開発・改良・実装化を進めております。 また、橋脚・基礎補強工法「SSP工法」「ピアリフレ工法(曲げ補強対応)」「STEP工法」をはじめとする各種補修・補強技術やAIを活用した調査診断技術の改良や開発を実施しております。 ③ 環境・新領域技術及び資源循環型構造の開発「持続可能な社会の実現に向け、バイオマスエネルギーの有効活用を目指した「畜産・食品廃棄物による高効率メタン発酵システム」低減に関する新規プロジェクトを展開し、環境分野へのアプローチを強化しております。 また、環境負荷とサステナビリティの観点から、アンボンドPC造(プレストレストコンクリート構造)を活用した資源循環型構造の設計・施工システムの構築、及びCO2削減コンクリートの試行や施工時に発生するスラッジ等の副産物の組成分析・有効活用(モルタル等への適用検討)に向けた試行・研究開発を進めております。 ④ 港湾構造物の開発港湾分野など新たな市場開拓を目指した「港湾桟橋用SLJスラブ」・「CFCCスラブ」の実用化、過酷な塩害環境下での要求性能を満足する構造開発に注力するとともに、岸壁構造へのケーソン構造の適用について技術開発ならびに実用化を図ります。 ⑤ 労働安全衛生に資する技術開発建設工事における労働安全衛生について、更なる安全性や効率の向上を目的として、IoT技術等の活用による建設DXに関する技術開発を行います。 (2)鋼構造物事業当連結会計年度における研究開発費の金額は13百万円であり、主な内容は、「IH式装置システムによる塗膜剝離施工」に関する研究であります。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資については、施工設備の増強、生産設備・機材センターの維持更新等を目的とした設備投資を継続的に実施しております。 当連結会計年度に実施いたしました設備投資の総額は3,477百万円であり、次のとおりであります。 なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載しております。 当連結会計年度の主な設備投資は、ニューマチックケーソン工法工事機器の新設823百万円、その他の工事機器の新設8百万円、工場・機材センターの生産能力向上及び機能維持のための設備の更新1,615百万円、港湾工事にかかる設備の更新298百万円他、総額3,477百万円の投資を実施いたしました。 なお、重要な設備の除却又は売却はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計つくば機材センター他2センター(茨城県つくば市 他)建設事業建設工事用設備2422,1091,024(121,358)413,4175関東工場(栃木県真岡市)建設事業橋梁等の生産設備2743495(56,283)2158710滋賀工場(滋賀県犬上郡甲良町)建設事業橋梁等の生産設備1,411523250(40,745)402,22510福岡工場(福岡県三井郡大刀洗町)建設事業橋梁等の生産設備4966663(49,711)878810 (注) 1 帳簿価額には、建設仮勘定は含んでおりません。 2 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」及び「無形固定資産」の合計であります。 (2) 国内子会社 該当事項はありません。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手年月完成予定年月総額(百万円)既支払額(百万円)提出会社滋賀工場(滋賀県犬上郡甲良町)建設事業工場施設の新設等7848自己資金2026年4月2026年6月提出会社つくば機材センター(茨城県つくば市)建設事業機材センター施設の新設等454198自己資金2026年4月2027年3月提出会社つくば機材センター(茨城県つくば市)建設事業ケーソン工事機器の新設等1,082-自己資金2026年4月2027年3月 (2) 重要な設備の除却等経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 13,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 3,477,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 45 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 19 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 8,895,000 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 0 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、株式値上がり益または配当金の受け取りによる利益確保を目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容①財務的体力を超えた政策株式の保有はしない。 ②保有にあたっては、当社グループの持続的な企業価値向上を通じた、中長期かつ安定的な取引関係構築を目指す。 ③上場株式の保有、縮減の是非については、毎年、取締役会で保有目的が適切か、保有に伴う便益や中長期的な取引展望の実現可能性等のリターンと資本コストを個別に精査し、保有の適否を検証しその結果を開示する。 また、1年に1回取締役会において、政策保有株式における投下資本収益率が、資本コストを中長期的に上回る水準にあるか否かについて評価を行い、保有の合理性並びに個別銘柄の保有の適否について検証するものとしております。 評価基準の基本的考え方・政策株式投資における投下資本収益率が、資本コストを中長期的に上回る水準にあるかを評価。 ・投下資本は株式の「市場時価」を用いる。 実際の支出額である「取得簿価」はあくまで参考値として認識。 ・評価対象となる収益(リターン)は、過去5年の期間を対象とし、以下の2つを合わせて判断する。 金融資産としての運用益(受取配当と評価損益)(5年平均) 事業貢献として直接的な事業機会の実現による利益と間接的なメリット・便益 *便益については、潜在的メリットを含めできるだけ指数化した上で総合的に判断する・その他:保有経緯等を勘案し、保有縮小・売却した場合の対象会社の影響を検証。 ・株価が30%以上下落した銘柄は、下落要因の分析を踏まえ、回復の可能性が見込めない場合は保有の縮小ないし売却を検討する。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式33356非上場株式以外の株式53,397 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式12持株会月例買付による増加 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 (注)株式数が増加又は減少した銘柄には、株式の併合、株式の分割、株式移転、株式交換、合併等による変動を含みません。 ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注) 及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱オリエンタルコンサルタンツホールディングス500,000250,000良好な関係を維持し、同社が持つ最新の設計手法と当社の現場での実践的な知識や経験を共有することにより、現場での有効な工法開発に資すること等が将来期待できるために保有。 また、当社の建設事業活動に有益な情報収集のために保有。 なお、同社は2025年9月30日を基準日として、1株につき2株の株式分割を実施しております。 無1,5401,231㈱熊谷組440,000110,000当社の高速道路の大規模更新工事ではJVを組成する等、協働で施工を実施、コッター床版継手の共同開発事業を展開している。 これらの協働関係を、将来にわたり安定的に維持発展させ、持続的な企業価値の向上を図るため保有。 なお、同社は、2025年9月30日を基準日として、1株につき4株の株式分割を実施しております。 有674443戸田建設㈱430,000430,000ケーソン工事及び建築工事で多数の請負実績があり、今後も良好な関係を維持することにより、当社の建設事業における営業取引を維持・強化するために保有。 有622379㈱横河ブリッジホールディングス149,000149,000当社の高速道路の大規模更新工事における設計・施工技術力の維持、改善に対し鋼橋業者との連携による対応力を強化するために保有。 有441373京成電鉄㈱101,55399,986良好な関係を維持することにより、将来の鉄道橋の建設及び維持補修を請負うことが期待される。 当社の建設事業における営業取引を維持・強化するために保有。 同社配当金を原資として株の買い増しを行ったことによる増加。 無119134 (注) 定量的な保有効果は個別の取引条件を開示できないため記載が困難であります。 保有の合理性は、資本コストを踏まえ配当・取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に検証しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 33 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 356,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 5 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3,397,000,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 101,553 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 119,000,000 |
| 株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 持株会月例買付による増加 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 京成電鉄㈱ |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 良好な関係を維持することにより、将来の鉄道橋の建設及び維持補修を請負うことが期待される。 当社の建設事業における営業取引を維持・強化するために保有。 同社配当金を原資として株の買い増しを行ったことによる増加。 |
| 当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 伊藤忠商事株式会社 東京都港区北青山2丁目5-1号24,95219.17 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR16,11912.38 GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)PLUMTREE COURT, 25 SHOE LANE, LONDON EC4A 4AU, U.K.(東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズステーションタワー)9,7247.47 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-127,7775.97 HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 1 QUEEN’S ROAD, CENTRAL, HONG KONG(東京都中央区日本橋3丁目11-1)2,7002.07 MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT(常任代理人 BOFA証券株式会社) MERRILL LYNCH FINANCIAL CENTRE 2 KING EDWARD STREET LONDON UNITED KINGDOM(東京都中央区日本橋1丁目4-1 日本橋一丁目三井ビルディング)2,2001.69 JPMSPLC CLIENT ASSETS SK JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)25 BANK STREET, CANARY WHARF LONDON E14 5JP UK(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)2,1401.64 オリエンタル白石社員持株会東京都江東区豊洲5丁目6-522,1181.62 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM(東京都千代田区丸の内1丁目4番5号 決済事業部)1,9391.49 MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) 25 Cabot Square, Canary Wharf, London E14 4QA, U.K.(東京都千代田区大手町1丁目9-7 大手町フィナンシャルシティサウスタワー)1,8971.45計-71,56654.95 (注) 1 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 16,119千株 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 7,777 〃2 所有株式数の割合を算出するために発行済株式から除く自己株式には、株式報酬制度の信託口である 株式会社日本カストディ銀行(信託口)が保有する当社株式(1,513,700株)は含まれておりません。3 上記のほか当社所有の自己株式8,663千株があります。4 2026年1月9日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、みずほ証券株式会社及びその共同保有者であるアセットマネジメントOne株式会社が2025年12月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。 氏名又は名称住所保有株券等の数 (千株)株券等保有割合 (%)みずほ証券株式会社東京都千代田区大手町1丁目5番1号1060.08アセットマネジメントOne株式会社東京都千代田区丸の内一丁目8番2号8,3356.00 5 2026年2月26日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(Effissimo Capital Management Pte. Ltd.)が2026年2月24日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。 氏名又は名称住所保有株券等の数 (千株)株券等保有割合 (%)エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(Effissimo Capital Management Pte. Ltd.)260 オーチャードロード #12-06 ザヒーレン シンガポール 238855(260 Orchard Road #12-06 The Heeren Singapore 238855)16,44211.85 |
| 株主数-金融機関 | 13 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 32 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 42 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 98 |
| 株主数-個人その他 | 23,853 |
| 株主数-その他の法人 | 160 |
| 株主数-計 | 24,199 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) |
| 株主総利回り | 2 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 会社法第155条第7号の規定に基づく単元未満株式の買取請求による取得区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式6800当期間における取得自己株式1070 (注) 当期間における取得自己株式には、2026年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -1,000,000,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -1,000,000,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)138,809,400--138,809,400 2 自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)7,579,4892,716,980119,40010,177,069 (注) 1 当連結会計年度末の自己株式には株式報酬制度に係る信託(株式会社日本カストディ銀行(信託口))が保有する当社株式1,513,700株が含まれております。 2 (変動事由の概要)増加の内訳は、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づく自己株式の取得2,716,300株、単元未満株式の買取りによる680株であります。 減少の内訳は、株式報酬制度に係る信託(株式会社日本カストディ銀行(信託口))からの退任役員に対する給付119,400株であります。 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 有限責任 あずさ監査法人 |