財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-18 |
| 英訳名、表紙 | Anshin Guarantor Service Co.,Ltd. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 伊藤 義英 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都品川区東品川四丁目12番4号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-6627-3440(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | false |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 当社は、2002年12月16日に東京都港区新橋において、不動産の賃貸借における家賃債務の保証業務を行うことを目的とする会社として、賃貸あんしん保証株式会社を設立いたしました。 その後、クレジットカード事業者との提携を模索する中、2003年12月に株式会社ライフ(現ライフカード株式会社)と業務提携を行い、家賃債務の保証に加え、不動産管理会社(賃貸人を含む)へ家賃等の立替を行うサービスの提供を開始いたしました。 当社設立以後の経緯は、次のとおりであります。 年月概要2002年12月2003年1月〃2003年3月2003年12月〃2004年5月2005年4月2006年5月2007年2月2007年8月2007年9月2008年7月2010年6月2012年11月2013年2月2013年9月2013年10月2013年12月2014年3月2014年4月〃2014年7月2014年10月2015年4月2015年7月2015年11月2015年12月2016年5月2016年7月〃〃2016年8月〃2017年2月2017年4月2017年12月2019年8月2021年5月2021年7月2022年4月2022年7月2024年5月2024年7月東京都港区新橋に賃貸あんしん保証株式会社を設立(資本金5,000万円)。 大阪支店の開設。 京都管理センター(現カスタマーセンター)の開設。 滞納報告型商品の販売開始。 株式会社ライフ(現ライフカード株式会社)と業務提携。 保証商品「ライフあんしんプラス」の販売開始。 増資(資本金8,000万円)。 増資(資本金1億1,000万円)。 増資(資本金2億4,500万円)。 大分支店(現福岡支店)の開設。 増資(資本金4億2,725万円)。 当社はアイフル株式会社の子会社となる。 増資(資本金4億4,600万円)。 「不動産賃借保証管理システム」の特許取得(特許第4150659号)。 本社を東京都港区芝に移転。 札幌支店の開設。 さいたま支店の開設。 増資(資本金4億8,450万円)。 名古屋支店の開設。 仙台支店の開設。 ストック・オプションの権利行使による資本金の増加(資本金5億6,200万円)。 岡山支店の開設。 保証商品「あんしんプラス」の販売開始。 指定信用情報機関CICへ加盟(株式会社シー・アイ・シー運営)。 新潟支店の開設。 賃料のクレジットカード決済商品販売開始。 本社を東京都中央区京橋に移転。 当社はアイフル株式会社をその他の関係会社とする。 当社商号を賃貸あんしん保証株式会社からあんしん保証株式会社に変更。 東京証券取引所マザーズに上場。 増資(資本金6億3,587万円)。 ストック・オプションの権利行使等による資本金の増加(資本金6億6,437万円)。 株式会社アプラスと業務提携。 沖縄営業所(現 沖縄支店)の開設。 イオンカードの家賃決済と当社の家賃保証を組み合わせたサービスの提供開始。 ストック・オプションの権利行使による資本金の増加(資本金6億7,036万円)。 ストック・オプション及び有償ストック・オプションの発行。 ストック・オプションの権利行使による資本金の増加(資本金6億7,492万円)。 ストック・オプションの権利行使による資本金の増加(資本金6億8,091万円)。 ストック・オプションの権利行使による資本金の増加(資本金6億8,094万円)。 家賃債務保証業者登録(国土交通大臣(1)第11号)。 本社を東京都品川区東品川に移転。 東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更。 指定信用情報機関JICCへ加盟(株式会社日本信用情報機構)。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。 株式会社ビューカードと業務提携。 富山支店の開設。 東急カード株式会社と業務提携。 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社は、「人として社会に感謝し、地域社会の発展に挑む」という企業理念を掲げ、賃貸借契約における家賃債務の人的保証すなわち連帯保証人制度を法人として引き受ける機関保証会社として、家賃債務の保証事業を展開しております。 当社は、「ライフあんしんプラス」や「あんしんプラス」などの保証商品の販売を中心に事業を展開しており、身内の方を連帯保証人にすることで本来協力しあう関係にある賃借人と連帯保証人との不和の原因となり得る現状の抑制に向け、業容の拡大に取り組んでおります。 これは、連帯保証人制度に代わる住環境のインフラの一端として、賃借人や連帯保証人の便益を向上させ、且つ、賃借人と賃貸人との間で起きるトラブルを抑制するセーフティネットとなることで、不動産賃貸業界の活性化の一助となることを目的としております。 当社は、入居者(賃借人)が家賃を支払う前に当社が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ全額立替払いを行う「事前立替型」保証商品を提供する家賃保証会社であります。 この「事前立替型」保証商品は、家賃債務保証業界において主流である家賃の滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う「滞納報告型」保証商品の弱点である「不動産管理会社(賃貸人を含む)の家賃管理事務の煩雑さ」と「不動産管理会社(賃貸人を含む)に対する入居者(賃借人)の賃料滞納時の未回収リスク」を排除した家賃債務保証商品となります。 「事前立替型」保証商品は当社が家賃債務保証業界において先駆的に販売を開始した商品となります。 そのラインナップは、クレジットカード事業者(ライフカード株式会社、※1、以下略称:ライフカード)との業務提携に依る商品である「ライフあんしんプラス」および信用情報機関(株式会社シー・アイ・シー、※2、以下略称:CIC)への加盟により適切な与信機能を確保し、保証実行リスクを抑えた当社が立替を行う商品である「あんしんプラス」があります。 なお、「事前立替型」保証商品を運用する仕組みについて、当社は2008年7月にビジネスモデル特許(特許第4150659号)を取得しております。 ※1 ライフカード株式会社は、当社のその他の関係会社であるアイフル株式会社の連結子会社であります。 ※2 株式会社シー・アイ・シーは、割賦販売法及び貸金業法に基づく指定信用情報機関であります。 割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業は法律上、取引顧客への融資状況や返済状況などを報告することが義務付けられております。 同様に貸付に際しても、累積された上記情報を参照し、与信を実施しております。 同機関へは割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業以外でも加盟することが可能となっておりますが、加盟企業は信用力・資金力の保有・コンプライアンスの浸透等、一定の条件をクリアする必要があります。 事業の系統図は、次のとおりであります。 注)当社が提供する保証商品は主に事前立替型商品となりますが、滞納報告型商品もあります。 事前立替型商品とは入居者(賃借人)の支払より前に保証会社(当社)又はその委託を受けた者(ライフカード)が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ賃料等を前払で立替を行う商品をいいます。 滞納報告型商品とは賃料等の集金を不動産管理会社(賃貸人を含む)が行い、滞納があった場合に保証会社(当社)より不動産管理会社(賃貸人を含む)へ代位弁済を行う商品をいいます。 (1) 「ライフあんしんプラス」(事前立替型保証商品)入居者(賃借人)が支払うべき家賃等について、入居者(賃借人)の家賃等を支払期日より前に、クレジットカード事業者(ライフカード)が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ立替を行い、家賃等債務の保証を実施するサービスであります。 本商品はクレジットカード事業者(ライフカード)との業務提携により実現している商品であります。 当社が他社に先駆けて販売したことから家賃債務保証業界全体としては類似モデルを導入している会社が少ないビジネスモデルとなります。 入居者(賃借人)から保証契約時、保証契約更新時及び毎月の家賃等の引落時に、それぞれ初回保証料、更新保証料及び月額保証料を受領し、これらが当社の収益となります。 フィー型のビジネスモデルであることから安定した収益基盤の構築が可能となっております。 当社は、不動産管理会社(賃貸人を含む)が入居者(賃借人)の家賃等の滞納によって、自己資金の持ち出しや滞納債権を抱えるリスクを排除し、不動産管理会社(賃貸人を含む)に対して滞納家賃等債務の保証を退去時まで行うサービスの提供を実施しております。 入居者(賃借人)の家賃等の未滞納者及び1ヶ月目から3ヶ月目までの滞納者はライフカードが家賃と月額保証料等を入居者(賃借人)の登録口座から引落を行います。 家賃等の滞納が4ヶ月目に当社がライフカードに対して家賃等滞納債権の代位弁済を行います。 家賃等の滞納が4ヶ月目以降(代位弁済実行後)の滞納者はライフカードに代わって当社が入居者(賃借人)に対して家賃と月額保証料等の請求を行います。 本サービスの概念図は、次のとおりであります。 未滞納者及び滞納1ヶ月目から3ヶ月目までの滞納者 滞納4ヶ月目以降(ライフカードへの代位弁済実行後)の滞納者 (2) 「あんしんプラス」(事前立替型保証商品)「ライフあんしんプラス」がクレジットカード事業者による家賃等の立替を行うサービスであることに対して、「あんしんプラス」は当社が家賃等の立替を行うサービスとなります。 入居者(賃借人)が支払うべき家賃等について、入居者(賃借人)の家賃等を支払期日より前に当社が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ立替を行い、家賃等債務の保証を実施するサービスであります。 入居者(賃借人)から保証契約時、保証契約更新時及び毎月の家賃等の引落時に、それぞれ初回保証料、更新保証料及び月額保証料を受領し、これらが当社の収益となります。 フィー型のビジネスモデルであることから安定した収益基盤の構築が可能となっております。 また、当社は入居者(賃借人)から家賃等の支払を受けるため、入居者(賃貸人)の滞納賃料等の一部について未回収金が発生する場合があります。 家賃等の未回収リスクをヘッジするためには、高い審査能力を保有している必要があります。 当社は信用情報機関CICに加盟していることから申込者の支払能力を正確に把握し、当社独自の審査を行っております。 本サービスの概念図は、次のとおりであります。 (3) その他商品(滞納報告型商品) 入居者(賃借人)による家賃等の滞納が発生した場合に不動産管理会社(賃貸人を含む)より、滞納の報告(代位弁済の請求)を受け、滞納家賃等の代位弁済を行うサービスであります。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金(千円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(その他の関係会社) アイフル株式会社京都市下京区94,028,617ローン事業信用保証事業(被所有)39.08(内、間接2.18)役員の兼任・・・1名 (注) 有価証券報告書の提出会社であります。 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)135〔24〕34.86.44,892△0.4 事業部門の名称従業員数(名)営業部門39 〔11〕審査部門27〔2〕債権管理部門30〔9〕全社(共通)39 〔2〕合計135 〔24〕 (注) 1.従業員数は正社員の他、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。 2.従業員数欄の[外書]は臨時従業員の年間平均雇用人員であります。 3.臨時従業員にはパートタイマー及び嘱託契約の従業員を含みます。 4.平均勤続年数は、他社から当社への出向者を含まない正社員の年数であります。 5.平均勤続年数は、転籍異動した者の転籍元会社での勤続年数を通算しております。 6.平均年間給与は、他社から当社への出向者を含まない正社員の賞与及び基準外賃金を含んでおります。 7.当社は、単一セグメントであるため、事業部門別の従業員数を記載しております。 ② 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ③ 使用人等のみに対して付与する新株予約権の内容 使用人等のみに対して付与する新株予約権の内容について「1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況 ① ストックオプション制度の内容」に記載しております。 ④ 管理職に占める女性労働者の割合及び男性労働者の育児休業取得率当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%) (注)1.2正規雇用労働者パート・有期労働者―33.3― (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.男性労働者の育児休業取得率は、正規雇用労働者に係る実績であります。 パート・有期労働者については、当事業年度において対象者がないため、実績の記載を省略しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社は、「人として社会に感謝し、地域社会の発展に挑む」という企業理念を掲げ、賃貸借契約における家賃債務の人的保証すなわち連帯保証人制度を法人として引き受ける機関保証会社として、家賃債務の保証事業を展開しております。 (2)目標とする経営指標当社は家賃保証事業を継続し拡大していくことが「機関保証の普及の実現」ならびに企業価値の向上につながると捉えており、目標とする経営指標を保証債務残高及び保証債務件数として、経営指標の向上に努めております。 (3)経営環境令和7年度の新設住宅着工戸数は、前年度比12.9%の減少となり、前年の増加から再び減少へ転じました。 貸家着工件数についても前年度比13.5%の減少となりました(※1)。 一方で、家賃債務保証に対する社会的認知と理解は引き続き進展しており、当社は、クレジットカード提携商品の拡販及び保証会社払いの提携サービス充実等により、加盟店契約数、保証件数及び保証残高の拡大に取り組んでおります。 住宅市場は、その性質上、急激な拡大や縮小が生じにくく、主に人口動態や社会構造の変化といった需要側の要因に影響を受けやすい特徴を有しています。 近年では、核家族化の進行、未婚率の上昇、少子高齢化などを背景に、家賃債務保証に対する社会的認知と理解が着実に進展しており、新規賃貸借契約における機関保証(家賃債務保証会社のサービス)への加入は、現在ではおおむね9割を超える水準に達しています(※2)。 さらに、2020年4月に施行された改正民法(債権法改正)により、個人保証契約における極度額の明示義務化や、原状回復義務の明文化などが導入され、賃貸契約におけるリスク管理のあり方が大きく見直されました。 これにより、個人保証制度に依存しない機関保証のニーズは一段と高まりを見せております。 また、近年では、公営住宅においても、連帯保証人の確保が困難な入居希望者への対応策として、機関保証制度の導入を検討あるいは実施する自治体が増加しています。 これにより、家賃債務保証サービスの対象範囲は、従来の民間賃貸住宅市場にとどまらず、公的住宅分野にも広がりを見せている状況です。 ※1 国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室発表:建築着工統計調査報告 令和7年度計より ※2 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会 市場データ(日管協短観)より (4)中長期的な会社の経営戦略当社はこれまで家主が物件の管理を企業へ委託する、所謂管理物件を主たる市場としておりましたが、家主自身で物件を管理する一般物件市場の開拓を推進しております。 当社は、より付加価値の高い保証スキームとしてクレジットカードポイントを付与できる信販会社との提携商品、家主への滞納が発生しない事前立替による保証、指定信用情報機関CICを用いた一定の承認率を保持しつつもデフォルトリスクを抑える与信精度などを競争上の強みとし、市場開拓を進めております。 また、新たなクレジットカード会社との提携商品の販売や指定信用情報機関JICCを用いた滞納報告型商品の販売強化に加え、家賃債務の保証事業を基幹ビジネスとしながら、これらのノウハウや優位性を活かし未だ機関保証が進出していない分野へ進出することで、事業の多様性と収益の分散化を図ることを中長期的な戦略としております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社は連帯保証人制度に代わる機関保証の普及を実現するというミッションを推進していくために、以下の施策を対処すべき課題として取り組んでまいります。 ① 営業について既存のクレジットカード会社提携商品の販売強化に注力するとともに、利益率水準の維持、加盟店の新規開拓、既存取引先の利用促進を行い、収益拡大を図ってまいります。 また、新たなクレジットカード提携商品の販売強化に向けて営業人員を増強し、営業展開を図ってまいります。 ② 債権管理について求償債権比率の抑制を図るため、現状の回収方法・手法の見直し、弁護士をはじめとする外部委託業者の活用や回収業務支援システムの有効活用等により、回収体制の強化に努めてまいります。 ③ DX推進について家賃債務保証サービスの申込・契約の電子化対応機能の拡充、利用促進に努め、不動産管理業界や社内の業務オペレーション効率化、コスト削減を図ってまいります。 ④ 人材の確保と育成について人材の確保に向けて既存の採用手法の見直しを実施し、従業員の定着率向上を実現するべく、中長期の視点で人材育成を図り、就業環境・公正な人事評価の整備、体制強化に努めてまいります。 ⑤ 内部統制について社会から信用・信頼され持続可能な企業活動を実現するべく、社内規程の再整備、更なるガバナンス強化に向けた内部監査手法の再構築やリスクマネジメントの強化を図ってまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)気候変動への取り組み①ガバナンス当社は気候変動を含む環境・社会課題を経営上の重要事項として捉え、重要な取組事項については、関連する部門にて議論し、経営陣への報告を実施し、重要な取組事項としては、エネルギー(電力)使用量の削減取組を開始しております。 ② リスク管理当社は、環境や社会課題を考慮した地域経済の好循環サイクルを追求し、地域社会と全てのステークホルダーの持続的な発展に貢献するとともに、気候変動に関するリスクへの対応を経営の重要課題であると捉えており、当社の気候変動に伴うリスク(物理リスク・移行リスク)と機会を以下のとおり定性的に分析しております。 今後も気候変動が経済に及ぼす様々なリスクおよび機会の特定、評価を実施し、経営陣へ報告するとともに、対応策の検討をしてまいります。 リスク・機会の種類事業へのリスク評価物理リスク自然災害により加盟店・提携店等において業務が中断することによる売上の減少、ならびに自社の業務の対策・復旧費用が増加するリスク中営業店・受付センター等や従業員が被災することにより事業継続に影響が出るリスク中移行リスク気候変動への取り組み不足により当社の評判が悪化し、取引機会の喪失や人材採用難、資金調達費用が増加するリスク中当社が環境軽視の経営をした場合の企業価値の低下するリスク中機会環境重視の経営による当社の企業価値の向上中環境を配慮したアパートの着工や中古住宅の改修に伴う家賃引き上げによる保証料の増加中省エネ法の規制強化による各種規制等により建築資材が高騰することで住宅価格の上昇に影響を及ぼし、住宅購入意欲が減少し、賃貸住宅への需要が高くなることで安定的な収益の確保が可能中 (2)人的資本に関する開示当社における人的資本への取組は、家賃債務保証事業の持続的な成長とリスク管理を支える基盤であると認識しております。 当社の事業では、加盟店対応、与信審査、債権管理、システム、コンプライアンス等の専門性が事業品質に直結するため、人材の育成及び多様な人材が能力を発揮できる社内環境の整備を重要課題としております。 ①人材育成方針・営業部門における加盟店対応力、審査部門における与信判断能力、債権管理部門における回収業務の適正性及び効率性を高めるため、各部門の実務に即したOJT及び研修の充実に取り組んでまいります。 ・信用情報の適切な取扱い、個人情報保護、法令遵守、債権管理等に関する教育を継続し、事業拡大とリスク管理の双方を支える専門人材の育成を図ってまいります。 ・若手社員及び管理職候補者に対し、マネジメントを含むキャリア意識の形成を支援し、将来の組織運営を担う人材層の拡充に取り組んでまいります。 ②社内環境整備方針・多様な人材が能力を発揮できる組織風土の醸成を進め、従業員が自律的にキャリアを形成できる職場環境の整備に取り組んでまいります。 ・女性管理職比率の向上を重要な課題と認識し、管理職候補者層の育成、産休・育休後に復職しやすい就業環境の整備及び育児と業務の両立支援に取り組んでまいります。 ・従業員それぞれの多様な考え方や経験を活かすことで、新たな価値創出及び業務品質の向上を目指します。 ・ハラスメントの防止、相談しやすい体制の整備及び多様な価値観を持つ人材が互いを尊重できる人材基盤の強化を図ってまいります。 ・必要な人材の確保と定着に向け、採用手法、配置、評価及び教育体制の継続的な見直しに取り組んでまいります。 ③人権への配慮職場におけるハラスメントは、防止のための仕組みがあっても、防止する意識が下がれば減らない根深い問題であり、当社は誰もがハラスメントを行う可能性があることを自覚して相手を思いやって行動し、相談しやすく見て見ぬふりをしない風土を作るために、ハラスメントに対して毅然とした対応を行います。 ④指標及び目標当社では、上記の人的資本に関する方針について、時間外労働、男性育児休業取得率及び管理職に占める女性比率を指標としております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 なお、目標と実績に差異がある指標については、採用・配置・育成及び就業環境整備の取組を継続し、改善に努めてまいります。 指標目標実績(当事業年度)時間外労働月間8時間以内月間15.9時間男性育休取得率 (注)12030年3月までに50.0%33.3%管理職に占める女性比率2030年3月までに30.0% ―% (注)1.男性育休取得率は、正社員に係る実績であります。 |
| 戦略 | (2)人的資本に関する開示当社における人的資本への取組は、家賃債務保証事業の持続的な成長とリスク管理を支える基盤であると認識しております。 当社の事業では、加盟店対応、与信審査、債権管理、システム、コンプライアンス等の専門性が事業品質に直結するため、人材の育成及び多様な人材が能力を発揮できる社内環境の整備を重要課題としております。 ①人材育成方針・営業部門における加盟店対応力、審査部門における与信判断能力、債権管理部門における回収業務の適正性及び効率性を高めるため、各部門の実務に即したOJT及び研修の充実に取り組んでまいります。 ・信用情報の適切な取扱い、個人情報保護、法令遵守、債権管理等に関する教育を継続し、事業拡大とリスク管理の双方を支える専門人材の育成を図ってまいります。 ・若手社員及び管理職候補者に対し、マネジメントを含むキャリア意識の形成を支援し、将来の組織運営を担う人材層の拡充に取り組んでまいります。 ②社内環境整備方針・多様な人材が能力を発揮できる組織風土の醸成を進め、従業員が自律的にキャリアを形成できる職場環境の整備に取り組んでまいります。 ・女性管理職比率の向上を重要な課題と認識し、管理職候補者層の育成、産休・育休後に復職しやすい就業環境の整備及び育児と業務の両立支援に取り組んでまいります。 ・従業員それぞれの多様な考え方や経験を活かすことで、新たな価値創出及び業務品質の向上を目指します。 ・ハラスメントの防止、相談しやすい体制の整備及び多様な価値観を持つ人材が互いを尊重できる人材基盤の強化を図ってまいります。 ・必要な人材の確保と定着に向け、採用手法、配置、評価及び教育体制の継続的な見直しに取り組んでまいります。 ③人権への配慮職場におけるハラスメントは、防止のための仕組みがあっても、防止する意識が下がれば減らない根深い問題であり、当社は誰もがハラスメントを行う可能性があることを自覚して相手を思いやって行動し、相談しやすく見て見ぬふりをしない風土を作るために、ハラスメントに対して毅然とした対応を行います。 |
| 指標及び目標 | ④指標及び目標当社では、上記の人的資本に関する方針について、時間外労働、男性育児休業取得率及び管理職に占める女性比率を指標としております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 なお、目標と実績に差異がある指標については、採用・配置・育成及び就業環境整備の取組を継続し、改善に努めてまいります。 指標目標実績(当事業年度)時間外労働月間8時間以内月間15.9時間男性育休取得率 (注)12030年3月までに50.0%33.3%管理職に占める女性比率2030年3月までに30.0% ―% (注)1.男性育休取得率は、正社員に係る実績であります。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ①人材育成方針・営業部門における加盟店対応力、審査部門における与信判断能力、債権管理部門における回収業務の適正性及び効率性を高めるため、各部門の実務に即したOJT及び研修の充実に取り組んでまいります。 ・信用情報の適切な取扱い、個人情報保護、法令遵守、債権管理等に関する教育を継続し、事業拡大とリスク管理の双方を支える専門人材の育成を図ってまいります。 ・若手社員及び管理職候補者に対し、マネジメントを含むキャリア意識の形成を支援し、将来の組織運営を担う人材層の拡充に取り組んでまいります。 ②社内環境整備方針・多様な人材が能力を発揮できる組織風土の醸成を進め、従業員が自律的にキャリアを形成できる職場環境の整備に取り組んでまいります。 ・女性管理職比率の向上を重要な課題と認識し、管理職候補者層の育成、産休・育休後に復職しやすい就業環境の整備及び育児と業務の両立支援に取り組んでまいります。 ・従業員それぞれの多様な考え方や経験を活かすことで、新たな価値創出及び業務品質の向上を目指します。 ・ハラスメントの防止、相談しやすい体制の整備及び多様な価値観を持つ人材が互いを尊重できる人材基盤の強化を図ってまいります。 ・必要な人材の確保と定着に向け、採用手法、配置、評価及び教育体制の継続的な見直しに取り組んでまいります。 ③人権への配慮職場におけるハラスメントは、防止のための仕組みがあっても、防止する意識が下がれば減らない根深い問題であり、当社は誰もがハラスメントを行う可能性があることを自覚して相手を思いやって行動し、相談しやすく見て見ぬふりをしない風土を作るために、ハラスメントに対して毅然とした対応を行います。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | 当社では、上記の人的資本に関する方針について、時間外労働、男性育児休業取得率及び管理職に占める女性比率を指標としております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 なお、目標と実績に差異がある指標については、採用・配置・育成及び就業環境整備の取組を継続し、改善に努めてまいります。 指標目標実績(当事業年度)時間外労働月間8時間以内月間15.9時間男性育休取得率 (注)12030年3月までに50.0%33.3%管理職に占める女性比率2030年3月までに30.0% ―% (注)1.男性育休取得率は、正社員に係る実績であります。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要リスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 不動産市況の動向について不動産賃貸市場における賃貸不動産の件数は堅調に増加傾向を示しておりますが、今後さらに高齢化が進み、主に転居を伴う経済活動を行う10代から40代の人口の絶対数が減少するなどの情勢の変化によっては、不動産賃貸市場が低迷することも考えられ、その場合には当社の事業継続に大きな影響を与える可能性があります。 (2) 資金調達及び金利の動向について当社取扱商品の中で「ライフあんしんプラス」は営業収益の約4割を占める主力商品であります。 「ライフあんしんプラス」では、ライフカード株式会社の資金を用いて家賃等の立替を行っていることから、現状は当社が独自に資金調達を行っておりません。 よって、ライフカード株式会社との業務提携が何らかの事情により破棄された場合、ライフカード株式会社が負担していた自己資金部分の資金調達を当社が独自で行うあるいは別の提携先を確保する必要があります。 また、「あんしんプラス」においては、当社の自己資金及び借入を用いたビジネスモデルとなっているため、今後事業規模がさらに拡大して資金を調達して事業を継続する場合、金利負担の増加により現行の価格設定を見直すことで競争力が低下する可能性があります。 また、価格を据え置いた場合、コストの値上がりによる収益の減少が懸念されます。 これらの場合、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合について当社は、家賃等を賃借人の支払期日より前に立替払いするビジネスモデルを提供しております。 また、家賃債務の保証事業としてCIC・JICCに加盟し、両社が保有する信用情報(クレジット情報)を活用したスコアリングと顧客属性を基にした定量・定性的な与信機能を設けていることから、競合他社と比べ優位性があります。 今後、資本力のある銀行やクレジットカード事業者が当社と同様のビジネスモデルを構築する場合、当社と競合する可能性があります。 当社としては、不動産賃貸業界の大手団体や大手フランチャイズ・チェーンなどの囲い込みを行い、先行者利得を最大限確保するように努めますが、環境の変化により、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) 多額の偶発債務の発生可能性について家賃債務の保証事業は、入居者(賃借人)の家賃債務に関する連帯保証を入居者(賃借人)の委託をもとに引き受ける事業であり、入居者(賃借人)による家賃等の滞納があれば当社がクレジットカード事業者(ライフカード株式会社)や不動産管理会社(賃貸人を含む)に対して代位弁済を行う必要があります。 このような偶発債務が、経済環境の予想し難い激変等何らかの理由により上昇するような場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 求償債権の回収不能リスクについて当社の家賃債務の保証事業における保証商品においては、当社が入居者(賃借人)の家賃等債務に対する連帯保証人となっております。 当社又はクレジットカード事業者が不動産管理会社(賃貸人を含む)に行った家賃等の立替について入居者(賃借人)の家賃等の支払に遅延・滞納が起きた場合に、当社がクレジットカード事業者や不動産管理会社(賃貸人を含む)に代位弁済を行います。 これにより、当社は保証契約に基づく求償債権又は保証委託契約に基づく求償債権を取得することになりますが、これら債権を全額回収できるとは限らず、入居者(賃借人)の滞納家賃等の一部について未回収金が発生する場合があります。 当社は、このリスクに対して適切な与信を実施することと、過去実績の分析から適切と想定される保証料金体系を設定することで、未回収リスクを最大限ヘッジしております。 しかしながら、実際の貸倒損失が当社の予測する範囲を上回った場合、現時点の貸倒引当金が不十分となる可能性があります。 また、当社が貸倒引当金を設定する基準を改訂した場合、又はその他の要因により予想以上に悪影響を受けた場合、当社は追加の貸倒引当金の計上を必要とする可能性があるほか、未回収金が当社の想定を大きく上回った場合、キャッシュ・フローが悪化し、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6) 個人情報保護について当社における家賃債務保証事業は、多数の個人情報を扱っております。 当社としては、個人情報へのアクセス権限の設定や、外部記憶媒体の利用制限等の徹底管理など、内部の情報管理体制の徹底により個人情報の保護に注力しておりますが、不測の事態により個人情報が流出した場合、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 重要な提携先について 「ライフあんしんプラス」商品において、業務スキームの重要部分である賃料等の立替機能及び未回収金の初期回収をライフカード株式会社へ委託しております。 ライフカード株式会社との契約は、2008年12月19日より家賃保証商品の取扱にかかわる業務提携契約及び包括債務保証契約を締結しており、契約期間は満1ヵ年とし、別段の意思表示をしない場合は同一条件にて自動更新されるものとしております。 双方次のいずれかに該当した場合、契約解除事由と定めております。 ①債務不履行で相手方が相当の期間を定めて催告したにもかかわらず、なお債務不履行その他の違反が是正されない場合、②差押、仮差押、仮処分、強制執行または競売の申し立て、もしくは滞納処分を受け、本契約の義務履行に重大な悪影響を及ぼす場合、③手形・小切手が不渡りになった場合、④支払停止、破産、民事再生手続開始、会社更生手続開始、清算もしくは特別清算開始の申し立てがあった場合、⑤いずれかの会社が消滅会社となる合併、解散もしくは営業の全部を第三者に譲渡した場合としております。 また、「あんしんプラス」商品において、賃借人に対する与信機能をCICへ加盟することで強化しております。 クレジットカード事業者や信用情報機関との提携は当社の事業を継続する上で必要不可欠な提携であり、通常想定し難い事情等により提携が解消となった場合、当社の事業継続に影響を与える可能性があります。 なお、ライフカード株式会社と当社との取引は以下のとおりです。 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(千円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(千円)科目期末残高(千円)その他の関係会社の子会社ライフカード㈱横浜市青葉区100,000信販事業信用保証事業―業務提携契約業務の提携(注)1735,489――債務の保証包括債務保証契約(注)2598,008――代位弁済包括債務保証契約(注)2 603,178――立替家賃の回収委託立替家賃の回収274,504収納代行立替金21,996 取引条件及び取引条件の決定方針(注)1.ライフカード株式会社との業務提携契約にかかる受取保証料は、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しております。 2.ライフカード株式会社による債務保証(賃借人の一定期間の未収家賃等に対するもの)について再保証及び代位弁済を行っております。 (8) 賃借人等との間で起こりうる訴訟について家賃債務の保証事業においては、滞納家賃等の返済ができないにもかかわらず、対象物件の明渡意思がない若しくは金銭的な面から明渡不可能な賃借人等の対応として、月額賃料等に係る保証債務の発生に関する解決(退去)が困難な場合、これらの解決を図るため、明渡訴訟を提起することもあり、当該訴訟費用も保証範囲となります。 この訴訟の件数の増加、必要となる費用の内容若しくは訴訟結果によっては、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 不動産管理会社(賃貸人を含む)との間で起こりうる訴訟について家賃債務の保証事業においては、当社が保証を受託した原契約である賃貸借契約の対象不動産の使用などを巡って、賃貸人が賃借人に対して訴訟を提起する場合があります。 この場合、連帯保証人である当社も、保証範囲の債務履行請求訴訟においては、賃借人と同列の立場として被告となる可能性があることから、当該訴訟の件数、内容若しくは結果によっては、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 法的規制について現段階では家賃債務の保証を営む事業者に対する直接的な法規制はありませんが、今後不動産賃貸業界全般に大きな影響を及ぼすような法的規制が新たに設けられた場合には、当社の事業に影響を与える可能性があります。 (11) システムリスクについて当社は業務をシステム化しており、システムの安定運用に依拠して審査、保証契約等の管理、債権管理、その他各種運用及びお客様の個人情報の記録・保存・管理等を行っております。 コンピューター及びネットワーク機器・回線障害または誤作動、システムプログラムの障害等により、正常な業務運営が妨げられることがないように、バックアッププランを含めた緊急時の体制を整えております。 また、システム全般に適切なセキュリティー対策を講じております。 しかしながら、事故、火災、自然災害、停電、人為的ミス、ソフトウエアの不具合及び外部からのサイバー攻撃等により、システムの安定的な運用が困難となった場合、当社の事業活動に支障が生じることによって、当社の経営成績や財務状況に影響を与える可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善の下で緩やかに回復を続ける一方で、通商政策をはじめとするアメリカの政策変動や中東情勢による影響が景気を下押しするリスクとなりました。 賃貸住宅市場におきましては、令和7年度の新設住宅着工戸数が前年度比12.9%の減少となり前年の増加から再び減少となる中、貸家着工件数についても前年度比13.5%の減少に転じました。 (国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室発表:建築着工統計調査報告 令和7年度計) このような事業環境のもと、当社は、連帯保証人制度に代わる機関保証の普及を実現するというミッションを推進していくために、新たな企業価値創造に向けてより一層の挑戦を続け、以下の取り組みを実施してまいりました。 営業活動につきましては、加盟店の新規開拓、既存加盟店へのサポート体制強化、クレジットカード提携商品の拡販や保証会社払いの提携サービス充実に努めてまいりました。 その結果、前年に引き続き加盟店契約数、保証件数及び保証残高は堅調に増加いたしました。 営業費用においては、加盟店へ支払う集金代行手数料の増加や貸倒関連費用が増加いたしましたが、恒常的に発生する費用の見直しや法的回収への円滑な移行を始めとする回収業務の効率化に取り組んでまいりました。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 (a)財政状態当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ1,946,314千円増加し、14,803,736千円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1,706,755千円増加し、12,202,750千円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ239,559千円増加し、2,600,985千円となりました。 (b)経営成績当事業年度の経営成績は、営業収益6,162,390千円(前年同期比14.6%増)と、増収となりました。 また、利益につきましては、営業利益258,997千円(前年同期比344.9%増)、経常利益415,342千円(前年同期比138.9%増)、税引前当期純利益403,905千円(前年同期比198.0%増)、当期純利益291,952千円(前年同期比225.9%増)となりました。 当社の事業セグメントは、家賃債務保証事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。 )は、910,462千円と前年同期と比べ18,852千円(2.0%)の減少となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は61,138千円(前年同期は243,150千円の支出)であります。 この主な増加要因は、税引前当期純利益403,905千円、契約負債の増加額310,852千円及び収納代行預り金の増加額1,167,800千円等であり、主な減少要因は、収納代行立替金の増加額1,575,133千円、求償債権の増加額478,575千円及び法人税等の支払額202,092千円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果、減少した資金は55,533千円(前年同期は86,853千円の支出)となりました。 主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出3,812千円及び無形固定資産の取得による支出49,785千円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果、増加した資金は97,819千円(前年同期は47,769千円の収入)となりました。 この増減要因は、短期借入金の増加による収入150,000千円の他、配当金の支払額52,168千円等であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績及び受注実績当社の事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載は省略しております。 (b) 販売実績当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)家賃債務保証事業6,162,39014.6 (注) 1.当社は、家賃債務保証事業の単一セグメントであります。 2.主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前事業年度当事業年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)ライフカード株式会社746,90113.9735,48911.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(a)財政状態の分析(資産) 当事業年度末における資産につきましては、前事業年度末に比べ1,946,314千円増加の14,803,736千円(前事業年度末比15.1%増)となりました。 増加の主な要因は、現金及び預金が18,852千円減少したこと及び営業未収入金が23,075千円減少したことのほか、貸倒引当金が174,239千円増加したものの、求償債権が478,575千円増加したこと及び収納代行立替金が1,575,133千円増加したこと等によるものであります。 (負債) 負債につきましては、前事業年度末に比べ1,706,755千円増加の12,202,750千円(前事業年度末比16.3%増)となりました。 増加の主な要因は、短期借入金が150,000千円増加したこと、収納代行預り金が1,167,800千円増加したこと及び契約負債が310,852千円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産につきましては、前事業年度末に比べ239,559千円増加の2,600,985千円(前事業年度末比10.1%増)となりました。 増減の主な要因は、剰余金の配当52,114千円によるもののほか、当期純利益291,952千円を計上したこと等によります。 (b)経営成績の分析(営業収益) 当期における営業収益は、保証債務残高及び新規保証件数が伸びたことにより、6,162,390千円(前期比14.6%増)となりました。 (営業利益) 当期における営業費用は、5,903,392千円(前期比11.0%増)となりました。 支払手数料が234,453千円増加(前期比12.3%増)、貸倒引当金繰入額が53,463千円増加(前期比6.0%増)したこと等によります。 その結果、営業利益は258,997千円(前期比344.9%増)となりました。 (経常利益) 当期における営業外収益は、受取遅延損害金が30,762千円増加(前期比31.1%増)、償却債権取立益が28,179千円増加(前期比68.3%増)したこと等により、合計で206,928千円(前期比39.9%増)となりました。 営業外費用は、支払利息が18,994千円増加(前期比60.3%増)したこと等により、合計で50,584千円(前期比56.7%増)となりました。 その結果、経常利益は415,342千円(前期比138.9%増)となりました。 (税引前当期純利益) 当期における特別損失は、減損損失が11,437千円増加(前期比―%増)したものの、固定資産除却損が38,307千円減少(前期比―%減)したことにより、合計で11,437千円(前期比70.1%減)となりました。 その結果、税引前当期純利益は403,905千円(前期比198.0%増)となりました。 (当期純利益) 当期においては、法人税、住民税及び事業税240,302千円(前期比8.4%増)を計上し、法人税等調整額△128,349千円(前期比26.9%減)を計上した結果、当期純利益は291,952千円(前期比225.9%増)となりました。 (c)キャッシュ・フローの分析当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。 当社の短期運転資金は、クレジットカード事業者への代位弁済金、不動産管理会社(賃貸人を含む)への立替金が主な使途であり、保証債務残高の増加に伴い資金需要額も増加いたします。 資金の調達方法は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。 また、無形固定資産の取得は主にWEBの開発に伴うものであり、財源としては内部留保による資金をあてております。 ② 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)目標とする経営指標」に記載のとおり、保証債務残高及び保証債務件数を経営指標としており、対前期末と比して堅調に推移しました。 指標2025年3月期(実績)2026年3月期(実績)2026年3月期(前期実績比)保証債務残高(月額)20,269百万円22,194百万円109.5%保証債務件数356千件380千件106.8% ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当事業年度の設備投資額は44,816千円であり、その主なものは、サーバー関連及びFAX更新並びにWEB開発に伴うもの等であります。 ・工具、器具及び備品:3,512千円・ソフトウェア :41,003千円 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社における主要な設備は、以下のとおりであります。 なお、当社は家賃債務保証事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物ソフトウエアその他合計本社(東京都品川区)本社機能9,560132,4193,449145,42959カスタマーセンター・債権管理部(大阪市北区)営業事務・債権管理等11,944―15,43427,37939東京支店(東京都品川区)他9ヶ所営業店業務等59―31337337 (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.上記の金額には、2021年4月1日以降取得分については消費税等を含んでおりません。 3.その他のうち工具、器具及び備品は17,760千円、土地は1,297千円であります。 4.本社事務所及びカスタマーセンター・債権管理部事務所は、賃借しております。 年間賃借料はそれぞれ34,257千円、24,838千円であります。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等 該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等 該当事項はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 44,816,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 35 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 6 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 4,892,000 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分については、下記の方針に基づいております。 純投資目的―値上がり益や配当金の受取等によって、利益の確保の目的で保有純投資目的以外の目的(政策投資)―情報収集や営業的な関係を強化する目的で保有 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容情報収集のために取得保有する考えのもと、取得・売却は取締役会の決定事項としております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式5619 c.特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄 当事業年度前事業年度保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)ニッポンインシュア(株)100100情報収集目的で保有しております。 無221173ジェイリース(株)100100情報収集目的で保有しております。 無122142(株)イントラスト100100情報収集目的で保有しております。 無10678全保連(株)100100情報収集目的で保有しております。 無9693(株)Casa100100情報収集目的で保有しております。 無7183 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 5 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 619,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 100 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 71,000 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | (株)Casa |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 情報収集目的で保有しております。 |
| 当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) アイフル株式会社京都府京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-16,408,00036.9 雨坂 甲大阪府大阪市中央区1,888,00010.9 小川 秀男東京都町田市544,4003.1 高橋 誠一埼玉県さいたま市大宮区463,5002.7 正岡 重信兵庫県神戸市東灘区409,3002.4 AGキャピタル株式会社東京都中央区銀座1丁目6番2号378,0002.2 政岡土地株式会社大阪府大阪市此花区梅香3丁目27-11308,7001.8 上田八木短資株式会社大阪府大阪市中央区高麗橋2丁目4-2288,3001.7 吉永 和仁佐賀県佐賀市230,0001.3 谷村 豊大阪府阪南市216,6001.2 計―11,134,80064.9 (注)1.上記のほか当社所有の自己株式605,282株があります。 2.雨坂甲氏が保有していた当社の株式は、遺産分割協議中であり、名義手続きは未完了となっております。 |
| 株主数-金融機関 | 1 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 15 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 30 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 17 |
| 株主数-個人その他 | 2,969 |
| 株主数-その他の法人 | 31 |
| 株主数-計 | 3,063 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 谷村 豊 |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(千円)当事業年度における取得自己株式7011当期間における取得自己株式―― (注) 当期間における取得自己株式には、2026年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -11,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -11,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式に関する事項株式の種類当事業年度期首の株式数当事業年度増加株式数当事業年度減少株式数当事業年度末の株式数普通株式17,976,600株――17,976,600株 2.自己株式に関する事項株式の種類当事業年度期首増加減少当事業年度末普通株式605,212株70株―株605,282株 (変動事由の概要)単元未満株式の買取りによる増加 70株 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | ひ び き 監 査 法 人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年6月17日あんしん保証株式会社取締役会 御中ひ び き 監 査 法 人 東京事務所 代 表 社 員業務執行社員 公認会計士小川 明 業務執行社員 公認会計士椙山 嘉洋 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているあんしん保証株式会社の2025年4月1日から2026年3月31日までの第24期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、あんしん保証株式会社の2026年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 強調事項【注記事項】 (重要な後発事象)に記載されているとおり、会社は2026年5月12日開催の取締役会において、その他の関係会社の親会社であるムニノバホールディングス株式会社による会社の普通株式及び新株予約権に対する公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、会社の株主に対して、本公開買付けへ応募を推奨する旨、並びに本新株予約権の所有者に対して、本公開買付けに応募するか否かについて本新株予約権者の判断に委ねる旨を決議した。 なお、上記取締役会決議は、本公開買付け及びその後の一連の手続により会社を公開買付者の完全子会社とすることを企図していること、並びに会社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものである。 当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 求償債権に対する貸倒引当金の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 会社は、財務諸表等の注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、入金状況等を勘案して社内債権格付により分類し、過去の一定の算定期間における貸倒実績率等により算定した損失見込額を貸倒引当金(1,105,528千円)として計上している。 当該貸倒引当金は、一般債権に対する貸倒引当金、求償債権に対する貸倒引当金、求償債権に対する貸倒引当金の長期積み増しから構成されている。 このうち見積りの不確実性や経営者による主観的な判断の程度が高いのは、入金状況等を勘案して社内債権格付により分類し、過去の一定の算定期間における貸倒実績率等により算定した損失見込額を貸倒引当金として計上している求償債権に対する貸倒引当金である。 求償債権に対する貸倒引当金の算定において、経営者の重要な見積りや当該見積りに用いた仮定が、貸倒損失の発生リスクを適切に反映していない場合には、求償債権に対する貸倒引当金が適切に算定されないリスクが存在している。 したがって、求償債権に対する貸倒引当金の見積りの妥当性は、当監査法人の監査上の主要な検討事項である。 当監査法人は、求償債権に対する貸倒引当金の見積りの妥当性を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・貸倒引当金の見積りに関連する内部統制に関して、基礎資料の作成過程及び承認体制について、経営管理部及びコンプライアンス部へ質問した上で、その内部統制の整備・運用状況の評価を実施した。 (2)求償債権に対する貸倒引当金の見積りの評価・入金状況等を勘案した社内債権格付による債権の分類、及び過去の一定の算定期間における貸倒実績率等により算定した損失見込額を含む、会社の見積りの仮定の適切性を検証した。 ・貸倒実績のデータについてサンプルでテストを実施し、予想損失率の算定に用いられたデータの適合性と信頼性を評価した。 ・貸倒引当金の計算の正確性を評価するため、監査人が経営者の見積り方法に従って貸倒引当金の再計算を実施し、経営者による算定結果と比較して検証した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、財務諸表及びその監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、あんしん保証株式会社の2026年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、あんしん保証株式会社が2026年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 求償債権に対する貸倒引当金の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 会社は、財務諸表等の注記事項「(重要な会計上の見積り)」に記載のとおり、入金状況等を勘案して社内債権格付により分類し、過去の一定の算定期間における貸倒実績率等により算定した損失見込額を貸倒引当金(1,105,528千円)として計上している。 当該貸倒引当金は、一般債権に対する貸倒引当金、求償債権に対する貸倒引当金、求償債権に対する貸倒引当金の長期積み増しから構成されている。 このうち見積りの不確実性や経営者による主観的な判断の程度が高いのは、入金状況等を勘案して社内債権格付により分類し、過去の一定の算定期間における貸倒実績率等により算定した損失見込額を貸倒引当金として計上している求償債権に対する貸倒引当金である。 求償債権に対する貸倒引当金の算定において、経営者の重要な見積りや当該見積りに用いた仮定が、貸倒損失の発生リスクを適切に反映していない場合には、求償債権に対する貸倒引当金が適切に算定されないリスクが存在している。 したがって、求償債権に対する貸倒引当金の見積りの妥当性は、当監査法人の監査上の主要な検討事項である。 当監査法人は、求償債権に対する貸倒引当金の見積りの妥当性を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価・貸倒引当金の見積りに関連する内部統制に関して、基礎資料の作成過程及び承認体制について、経営管理部及びコンプライアンス部へ質問した上で、その内部統制の整備・運用状況の評価を実施した。 (2)求償債権に対する貸倒引当金の見積りの評価・入金状況等を勘案した社内債権格付による債権の分類、及び過去の一定の算定期間における貸倒実績率等により算定した損失見込額を含む、会社の見積りの仮定の適切性を検証した。 ・貸倒実績のデータについてサンプルでテストを実施し、予想損失率の算定に用いられたデータの適合性と信頼性を評価した。 ・貸倒引当金の計算の正確性を評価するため、監査人が経営者の見積り方法に従って貸倒引当金の再計算を実施し、経営者による算定結果と比較して検証した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 求償債権に対する貸倒引当金の評価 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、財務諸表及びその監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
BS資産
| その他、流動資産 | 48,259,000 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 17,760,000 |
| 土地 | 1,297,000 |
| 有形固定資産 | 40,622,000 |
| ソフトウエア | 132,419,000 |
| 無形固定資産 | 133,240,000 |
| 投資有価証券 | 619,000 |
| 長期前払費用 | 1,682,000 |
| 繰延税金資産 | 1,276,721,000 |