財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-12 |
| 英訳名、表紙 | ITFOR Inc. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 坂 田 幸 司 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都千代田区一番町21番地 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | (03)5275-7902 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 1959年5月各種事務用機器の輸出入および販売を目的として大阪市北区に日本システマティック㈱を設立。 1972年12月千代田情報機器㈱に商号変更。 1973年4月東京都千代田区麹町4丁目に本社を移転。 1973年9月大阪市北区に大阪支店を開設。 1973年10月東京都千代田区麹町5丁目に本社を移転。 1975年12月福岡市中央区に福岡駐在所を開設。 1976年4月名古屋市中区に名古屋支店を開設。 1982年6月名古屋市中村区(第2豊田ビル東館)に名古屋支店を移転。 1983年10月東京都新宿区に技術開発本部を開設。 (1986年10月廃止)1986年4月福岡駐在所を福岡営業所に改称。 1986年11月東京都豊島区に池袋事業所を開設。 (1996年12月廃止)1987年5月第三者保守サービス体制を施行、保守拠点を拡大。 1989年9月東京都東村山市にCJKテクノセンターを開設。 1990年10月大阪市西区に大阪支店を移転。 1991年4月埼玉県所沢市に所沢事業所(CJK所沢ビル)を開設。 1993年5月埼玉県所沢市にCJKテクノセンターを移転。 1994年4月福岡市博多区に福岡営業所を移転。 1997年12月名古屋市中村区(名駅IMAIビル)に名古屋支店を移転。 2000年2月日本証券業協会に株式を店頭登録。 2000年8月㈱アイティフォーに商号変更。 2001年4月大阪支店を西日本事業所、名古屋支店を中部事業所に改称。 2002年12月東京都千代田区一番町21番地に本社を移転。 2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 2005年4月東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 2006年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 2015年5月大阪市北区(毎日インテシオ)に西日本事業所を移転。 2021年1月沖縄県那覇市に沖縄営業所を開設。 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。 2023年4月福岡営業所を九州事業所に改称。 2025年3月福岡市博多区(コネクトスクエア博多)に九州事業所を移転。 2025年9月大阪市北区(イノゲート大阪)に西日本事業所を移転。 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社アイティフォー(当社)、連結子会社7社で構成されております。 当社グループはソフトウェアの設計・開発・保守、システム機器販売、システムインフラ基盤などの設置まで一貫したサービスの提供、公共分野向けのBPO(業務受託)サービスを主な事業として展開しております。 当社グループの事業内容、および当社グループ各社の当該事業に係る位置づけならびにセグメントとの関連は以下のとおりです。 以下に示す区分は、報告セグメントと同一の区分です。 (システム開発・販売)当社は、ソフトウェアやシステムインフラ基盤の設計・開発およびシステム機器の仕入、販売を行っております。 株式会社イーブはソフトウェアの開発を行っており、株式会社アイセルは当社が開発したパッケージソフトのカスタマイズの一部を担当しております。 株式会社ファーストステップはシステムエンジニアリングサービスおよび人材派遣を行っており、ブレーン・アシスト株式会社はネットワークおよびインフラ構築を行っております。 (リカーリング)当社は、ソフトウェア保守、ハードウェアの保守・運用、クラウド、BPOサービスを提供しております。 株式会社アイティフォー・ベックスはBPOサービスを担当し、株式会社シー・ヴィ・シーは信用調査業務を担当しております。 株式会社シディはデジタルサービスの提供および決済代行を行っております。 [事業系統図]当社と関係会社各社の当該事業の位置付けは、以下のとおりです。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 関係会社は、以下のとおりです。 名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱シー・ヴィ・シー福岡県福岡市博多区100,000訪問調査サービス100.0BPO役員の兼任㈱イーブ石川県能美市14,500ソフトウェアの開発人材派遣100.0ソフトウェア開発役員の兼任㈱シディ東京都千代田区92,500決済代行デジタルサービス100.0役員の兼任㈱アイティフォー・ベックス東京都千代田区100,000地方自治体の徴収業務および関連する業務の受託100.0BPO役員の兼任㈱アイセル注 2東京都台東区100,000ソフトウェアの開発・販売45.64ソフトウェア開発役員の兼任㈱ファーストステップ注 3東京都台東区22,187ソフトウェアの開発・保守45.64(45.64) ブレーン・アシスト㈱注 3東京都台東区10,000企業内ネットワーク構築・運用サービス45.64(45.64) (注)1.「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数です。 2.持分割合は、100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としております。 3.当社の子会社である㈱アイセルの完全子会社です。 4. ㈱アイティフォー・ベックスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 ① 売上高 3,498,397千円 ② 経常利益 294,769 〃 ③ 当期純利益 189,133 〃 ④ 純資産額 1,073,435 〃 ⑤ 総資産額 1,581,600 〃 |
| 従業員の状況 | (2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数システム開発・販売579名リカーリング240名(892名)全社(共通)73名合計892名(892名) (注) 1.従業員数は、他社から当社グループへの出向者を含む就業人員数です。 2.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は( )内に年間平均人員数を外数で記載しております。 なお、臨時従業員はパートタイマーの人数です。 3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業分野に区分できない部門に所属しているものです。 4.前連結会計年度末に比べ従業員数が267名増加しておりますが、主として2026年10月1日付で、株式会社アイセルの株式を追加取得したことにより、同社およびその100%子会社である株式会社ファーストステップおよびブレーン・アシスト株式会社を連結の範囲に含めたことによるものであります。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数平均年齢平均勤続年数平均年間給与平均年間給与の対前事業年度増減率513名39歳 2ヶ月11年 7ヶ月7,322,414円△2.26% セグメントの名称従業員数システム開発・販売343名リカーリング97名(26名)全社(共通)73名合計513名(26名) (注) 1.従業員数は、他社から当社への出向者を含む就業人員数です。 2.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は( )内に年間平均人員数を外数で記載しております。 なお、臨時従業員はパートタイマーの人数です。 3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業分野に区分できない部門に所属しているものです。 ③ 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容当社は使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。 当該役員・従業員株式所有制度の内容について「1 株式等の状況 (8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 ⑤ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異提出会社当事業年度管理職に占める 女性労働者の割合 (注1)男性労働者の育児休業取得率 (注2)労働者の男女の賃金の差異(注1)全労働者正規雇用労働者パート・ 有期労働者10.0%100%64.8%65.2%59.1% (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。 <男女の賃金差異についての補足説明>a. 短時間労働者(週30時間未満)のパート社員が在籍していることが全労働者の賃金差異に影響しています(労働時間による人員換算は行っておりません)。 b. 正規雇用労働者における男女の平均継続勤務年数の差異(男性12.6年、女性7.8年)や、男性社員の残業時間が女性よりも多いことが正規雇用労働者の男女賃金差異の重要な要素となっております。 残業時間は男女問わず減らしていくKPIを掲げており、また、育児休暇制度やカムバック制度の整備により、女性がより長く勤務できる体制を強化しています。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針当社グループは、49年目の創業記念日である2021年12月2日より、新しい経営理念「『寄り添うチカラ』で人々の感動と笑顔を生み出す」とパーパス(存在意義)「地方創生による社会貢献を通してすべての人や企業にサプライズを提供し、持続可能な未来の発展に貢献します」の適用を開始し、これまで培ってきたシステム(IT)と業務(BPO)のノウハウを通じて広く社会に有益な存在であり続けることを目指して企業活動を推進しています。 当社グループは、過去の慣習にとらわれず、次の、次の未来に向けてITのチカラでイノベーションを創出し続けることで、人や社会に新たな変革をもたらし、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。 (2) 第4次中期経営計画「FLY ON 2026」の遂行FY2033構想「HIGH FIVE 2033」を実現すべく2024年度から2026年度の3カ年を対象とした、第4次中期経営計画「FLY ON 2026」の2年目にあたる2025年度は、売上高234億円、営業利益41億円を財務目標に掲げましたが、売上高は、主要な事業領域である金融機関向けシステム、地方自治体向けシステム、CTIシステムは増収となりましたが、流通ECシステム、通信システム、決済ビジネスが減収となり、未達となりました(98.7%)。 営業利益は、売上総利益率が若干低下したことで、オフィス環境改善の販管費増加分をカバーできずに未達となりました(94.1%)。 ROE・ROICは前年を若干下回るものの高水準を維持しています。 (3) 経営環境今後の経営環境につきましては、景気は緩やかな回復基調にあるものの、金融政策の正常化への転換が企業活動や市場に大きな影響を及ぼし、為替の激しい変動や資源価格の高止まりが原材料費や労務費の増大を招き、コスト増への対応力が問われる局面が続いていくものと思われます。 海外においても、米国の金利動向や欧州・中国経済の減速による世界的な景気後退、長期化する地政学的リスクに伴うサプライチェーンの再編など、先行き不透明な状況が続くと思われます。 (4) 対処すべき事業上および財務上の課題 ■FY2033構想「HIGH FIVE 2033」 事業を通じて人々の豊かな時間を創出 当社グループは10年後の目指す姿として「HIGH FIVE 2033」という長期ビジョンを掲げ、持続可能な成長のための取り組みを推進してまいります。 第3次中期経営計画で確立した「経営基盤の強化」、「収益性の向上」、「ESG経営の進化」をベースに、地域還流型ビジネスを生み出す企業として、今の事業基盤を活用し新しい領域へ展開、そして地域内で経済が回る事業を実現し、その結果として、当社グループは人々の豊かな時間の創出に貢献することを目指します。 ■第4次中期経営計画(2024年度~2026年度) 「FLY ON 2026」 既存事業を力強く発展させ、新規事業で飛躍的に成長する FY2033構想「HIGH FIVE 2033」を実現すべく2024年度から2026年度の3カ年を対象とした、第4次中期経営計画「FLY ON 2026」がスタートしています。 既存事業を力強く発展させ、新規事業で飛躍的に成長するという思いを、3つの戦略を推進することで実現していきます。 ① 事業戦略:「深く」、「大きく」、「新しく」のテーマに基づき、事業ポートフォリオの拡大を図り、売上高280億円、営業利益48億円、ROE・ROIC15%以上を目指します。 また、2026年度に新規事業の売上高28億円を達成することを目指します。 ② 人財戦略:人財の確保と育成に重点を置き、多様性を尊重し、従業員の成長と満足度を高める取り組みを行ってまいります。 ③ 企業価値向上戦略:認知度向上と株主還元の高水準維持を図り、成長ストーリーの発信や機関投資家との対話を通じて、企業価値の向上を目指します。 また、ROIC経営や株主還元の積極的な推進も重要な要素であります。 これにより、企業の持続的な成長と株主価値の最大化を目指します。 このように、長期的な視野を持ちながら、環境の変化に柔軟に対応し、持続可能な成長を実現するために、当社は積極的な戦略を展開しております。 〈キャピタルアロケーション〉第4次中期経営計画では、キャッシュインが3年総額88億円、キャッシュアウトが手元資金と合わせ3年総額118億6,000万円となる見込みです。 株主の皆様への還元施策については、従来の連結配当性向50%、総還元性向70%以上という目標を継続してまいります。 その他、新規事業投資、既存事業投資、社内投資、人財投資などのほか、持続的な成長のためにM&AやCVCなども積極的に検討してまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループでは、サステナビリティを巡る課題への対応を重要な経営課題であると認識し、事業を通じて社会課題の解決に努め、持続可能な社会の実現に貢献することが、当社グループの企業価値の向上につながると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)アイティフォーグループのサステナビリティ全般① 基本方針当社は2021年12月に、「地方創生による社会貢献を通してすべての人や企業にサプライズを提供し、持続可能な未来の発展に貢献します」というパーパスのもと、当社ビジネスの主要基盤でもある「地方」や「地域」にフォーカスしたサステナビリティ方針を策定し、持続可能な地域社会の実現に向けて社会的な責任を果たしていくことを発表しました。 当社のサービスは社会の多くの場所で活用されています。 それは、決済端末のように社会の人々の目につきやすい製品だけでなく、当社のサービスであると認識されづらい場面においてもさまざまなサービスが活躍しています。 それらは、出生、入園、入学から卒業、就職、結婚、出産、そしてセカンドライフなど、人々のあらゆるライフステージを支えています。 当社のサービスが社会の皆様に驚きや感動、笑顔を生み出し、地域社会づくりに貢献することで、地球環境や経済システム、社会の発展に貢献し、持続可能な未来を実現することを目指しています。 ② ガバナンス当社は、社会の大きな変化やニーズの変化に対応した迅速かつ柔軟な事業展開を目指し、強固なガバナンスの構築に取り組んでいます。 2021年に発表した第3次中期経営計画の基本方針の1つ「ESG経営の進化」に則り、代表取締役会長がサステナビリティ委員長を、代表取締役社長が副委員長を務める「サステナビリティ委員会」を設置、そして2022年12月からは、重要課題に特化した「地方創生推進委員会」「人財推進委員会」「環境推進委員会」の3つの推進委員会を設置し、社長を含む3名の取締役を推進委員長に任命、委員会メンバーには、各事業部からさまざまな等級の従業員が参画しているだけでなく、メンバー内の女性比率は約3割と、ダイバーシティにも配慮しながら活動に取り組んでおります。 これにより、当社の重要課題に対し迅速かつ企業の総合力を発揮し対応することで、サステナビリティの取り組みを拡大・進化させております。 サステナビリティ委員会の活動を半期に1度取締役会に報告することで、進捗状況の報告のみならず必要に応じて指示を受けることができ、より継続的、有効かつ円滑な取り組みを実現することを可能にしています。 取締役会で受けた指示内容は、サステナビリティ委員会を通して円滑に各本部ほかグループ会社に展開し、シームレスに取り組めるようにしています。 <サステナビリティ委員会メンバー構成>委員長 代表取締役会長副委員長兼人財推進委員会 委員長 代表取締役社長地方創生推進委員会 委員長 取締役常務執行役員 事業本部長環境推進委員会 委員長 取締役執行役員 管理本部長事務局、DX推進、社内推進チーム、アドバイザー 取締役執行役員 決済ビジネス事業部長メンバー 技術本部所属社員11名(うち女性2名) 事業本部所属社員9名(うち女性1名) 管理本部所属社員7名(うち女性4名) ③ ESGを考慮したマテリアリティと具体的な取組戦略当社は、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の視点を取り入れさまざまな角度から検討し、サステナビリティ上のマテリアリティ(重要課題)を5つに特定しました。 <5つのマテリアリティと具体的な取り組みの説明>ESG区分マテリアリティ説明取組概要E環境負荷の低減温室効果ガス排出量削減に関して、自社での取り組みを促進するだけでなく、お客様の取り組みに対しご支援できるソリューションを提供します。 ・気候変動リスクに対する活動の推進S「地方創生」による社会貢献事業活動を通じたソリューションを含むオープンイノベーションを活用することで、都市部と地方の格差を是正し、地方経済の活性化を目指します。 ・オープンイノベーションによる地方活性化・地方雇用活性化ソリューションの提供SDX推進による生産性向上、付加価値向上常に新しく進化するITを活用して団体・企業の生産性向上を支援するとともに、やりがいを持って働くことができる環境構築を支援します。 ・新技術を活用した社会インフラの構築、提供・DXによるディーセント・ワーク推進S人財の深化多様な価値観・バックグラウンドが尊重され、一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、人財の活躍推進と育成に取り組むとともに、働きがいのある未来志向の職場環境を創造します。 ・人権の尊重・多様な人財の活動推進と育成・働きがいのある職場環境の提供・労働安全衛生・健康経営の継続的な推進G経営基盤の強化 (経営基盤の強化、社内インフラの強化)コンプライアンス経営やリスクマネジメント体制、コーポレートガバナンス体制の強化などの「経営基盤の強化」と、社内DX化促進などの「社内インフラの強化」を推進します。 ・経営基盤の強化・コンプライアンス経営の強化・リスクマネジメント体制の強化・コーポレート・ガバナンスの強化・社内インフラの強化・社内DX化の推進・セキュリティ強化 上記のうち「環境負荷の低減」と「人財の深化」は、「気候変動」項目と「人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針」項目に関連して、 (2)および(3)に別途詳細を記載しています。 ④ サステナビリティにおけるリスク管理当社は、リスク管理全体を統括する組織として、社長を委員長、他の取締役4名を構成員とするリスク・コンプライアンス管理委員会を設置しており、情報セキュリティ、環境、労働衛生、製品品質、安全などのリスクの重要度を評価、分析のうえモニタリングしております。 また当社および子会社の有事においては社長を本部長とする緊急対策本部が統括して危機管理にあたることとしています。 その中でサステナビリティにおけるリスク管理については、地方創生・人財・環境の各推進委員会が協議した内容をサステナビリティ委員会に報告します。 サステナビリティ委員会はリスクの重要度を評価し、リスクが最小となる対応策を協議します。 協議結果はリスク・コンプライアンス管理委員会に報告され、必要に応じて社内の関係部署に対応を指示するとともに、最終的に取締役会に報告します。 (2)気候変動① ガバナンス気候変動に関するガバナンスはアイティフォーのサステナビリティ全般についてのガバナンスに組み込まれています。 (1)アイティフォーグループのサステナビリティ全般②ガバナンスをご参照ください。 ② 戦略気候変動への対応を中長期的な企業価値に影響を与える重要な課題と認識しております。 環境推進委員会は、気候変動に関するリスクと機会の分析を行い、その影響の調査に取り組んでいます。 移行リスクのうち政策・法規制リスク、市場リスクおよび物理的リスクのうち急性リスクは2℃未満シナリオと4℃シナリオを用い、2050年までを考慮したシナリオ分析を実施しています。 その結果、重大な影響はないと予測いたしました。 ※IPCC第5次報告書におけるRCP2.6/RCP4.5/RCP8.5を使用 ③ リスク管理事業部および環境推進委員会でリスクの列挙と分析、重要度の評価を行っています。 今後、事業インパクトの評価、対応の定義を行う態勢を整えます。 ④ 指標と目標 現金の「発行」「輸送」「管理」に要するCO2排出量の削減が見込まれる、地方公共団体、地方企業のキャッシュレス化推進など、事業活動からの温室効果ガス排出削減、事業活動を通じた気候変動対応の推進の両面から取り組みを進め、社会的責任を果たすとともに、地域社会との協働の機会を創出することを目指しています。 SCOPE1およびSCOPE2排出量2025年3月期実績 1,040.210t-CO2(グループ全体)SCOPE3(カテゴリ1、2、4、5、6、7)排出量2025年3月期実績 14,623.196t-CO2(アイティフォー単体) (3)人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針 当社の人的資本経営は、人材の確保や育成に関連する取り組みの一つひとつが、最終的には経営の目指す目標(ROICの向上、第4次中期経営計画最終年度である2026年度は15%に対して2025年度実績13.28%)につながっていくイメージを見える化し、各施策に関係する従業員全員が最終ゴールを意識した活動をすることで、施策の実施効果を最大限上げていくことを狙いとしています。 各施策はKPIの設定とモニタリングにより定点観測を行います。 KPIについても、企業間比較が可能な指標に当社の独自指標も加え、また、目標を達成するためのマイルストーンとしてのKPIと、当社として常に維持すべき絶対水準を示したモニタリング指標としてのKPIとに分けて管理することにより、目指すべき目標の明確化を図っています。 A 社内人財の教育・育成当社は経営理念・パーパスの具現化に向けHRバリューを主体的に実践できる人財を創出するため、「一人ひとりの主体的な自己研鑽の取り組みをベースに会社は個人の意欲・能力に応じて能力を発揮する場や成長のための機会を提供する」という育成方針に基づき従業員の教育・育成に努めています。 近年は新卒採用を強化しており、2026年度は73名が入社、2027年度においても51名の採用を計画しており、早期戦力化のため新人エンジニア研修には平均して1,000時間以上の学習時間(研修期間約7ヵ月)を確保しています。 その他、従業員の技能資格奨励金・対象資格の拡充といったリスキリング奨励の施策を展開するなど、従業員のキャリアアップやスキルアップを積極的に支援しています。 当社はこうした教育や育成を通して「自ら学び続ける文化をつくる」ことを目指しており、それが最終的には仕事の高い遂行能力を有する人財の育成につながるとの思いから、KPIでは「納期遅延の極小化」や「見積精度の精緻化」に関連する指標もモニターしております。 2025年度の実績について、プロジェクト納期遅延の極小化に関しては、前年より0.05ポイントの微増となりましたが、引き続き低い数値を維持しています。 一方、プロジェクトの見積精度に関しては前年より1.6ポイントマイナスの60.9%となりました。 この要因としては、案件において費用見積と売上見積のタイミングにずれが生じたためなど、主に外部要因により一時的に精度が下がったものと考えられます。 今後については見積精度の向上を図るため、過去のプロジェクトの振り返りにて見積ミスがあったものについては、原因分析・対策を徹底して、改善に取り組んでまいります。 また、資格取得者の割合については、PMP取得者数は順調に増加しており、2025年度は目標値の20%を3.1ポイント上回る23.1%を達成しました。 そして情報処理技術者国家試験資格取得者の割合も増加しており、前年よりも3.2ポイント増加の81.9%となり、目標値80%を達成いたしました。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考※32023年度2024年度2025年度2026年度PMP取得者数(%)(対象:技術開発本部)20.9(20.0)23.0(20.0)23.1(20.0)20.0[比較可能][モニタリング]情報処理技術者国家試験資格取得者(※1)(%)(対象:技術開発本部)71.8(80.0)78.7(80.0)81.9(80.0)80.0[比較可能][モニタリング]当社都合によるプロジェクト納期遅延の極小化(%)0.74(0.50)0.61(0.50)0.66(0.50)0.50[独自][モニタリング]プロジェクトの見積精度(※2)(%)88.3(85.0)62.5(85.0) 60.9(85.0)85.0[独自][モニタリング] ※1 情報処理推進機構主催のもの。 ※2 全プロジェクト件数のうち、見積誤差が10%未満となるISO9001管理対象プロジェクトの割合を85%以上に保つ。 ※3 [比較可能]は企業間比較が可能な指標であり、[独自]は当社の独自の取り組みとして作成した指標。 [マイルストーン]は年ごとの進捗を迫っていく指標であり、[モニタリング]は維持すべき絶対水準。 以下同様。 一方で、2025年10月より、従業員の多様な働き方による自律的なキャリア形成を支援する為、副業を解禁しました。 副業解禁により、社内だけでは得られない経験やスキルを社外で磨く機会を本格的に提供し、従業員のモチベーション向上やスキルアップを促進します。 若手や中堅層のキャリアアップはもちろん、定年後に向けたシニア層のキャリア形成にも役立てることも狙いとしております。 さらに、その成果を本業へ還元することで、会社全体の価値創出にもつなげてまいります。 B 経験者採用の積極化当社は新卒者の採用や育成に力を入れる一方で、第4次中期経営計画の事業戦略達成に向けた最適な人財ポートフォリオ構築のため経験豊かな即戦力人財を積極的に採用しています。 エンジニア領域においては2024年度から2026年度の3年間で45名の採用を計画しており、2024年度の13名に加え2025年度では16名のプロフェッショナル人財を採用することができました。 経験者採用の手法としましては、2024年度に導入しましたリファラル採用の活用で、2025年度は4名、さらに2026年度の入社予定者は4名となり活動に寄与しました。 このリファラル採用は、自身の職場の文化や環境をよく理解している従業員や会社関係者からの紹介であるため、候補者が自分の会社に合っているかどうかの理解度が深まり、入社後の齟齬も生まれにくいというメリットがあります。 今後においても市場におけるエンジニア不足は継続しており、エンジニア領域の経験者採用は更に困難な状況が続くことが予想されますが、優秀な人財の確保のための経験者採用のスキーム確立に取り組んでまいります。 C 女性活躍推進当社は女性の採用も積極的に進めており、新卒採用における女性比率も30%以上を目標に取り組んでいるほか、これまでも「カムバック・アルムナイ制度」の導入や時短勤務、テレワークにより、結婚や出産などを契機に一旦は退職をした女性もライフステージに合わせて活躍できるよう職場環境の整備を行ってきました。 2025年10月には、出産/育児に直面する従業員を支援する制度の整備・拡充の一環として、新たに育児職場応援手当制度を新設し、育休取得者本人への支援にとどまらず、職場全体で支え合う環境を整備しました。 制度導入後の実績は5件で、安心して子育てが出来る環境作りに向けてお互いを尊重し助け合う文化の醸成に一役を買っています。 また、2025年度の実績においては、女性管理職比率が10.0%に増加し、目標値の9.0%を達成しました。 その他の指標につきましても、引き続き目標達成に向け施策を展開していきます。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度女性従業員割合(%)20.2(25.0)22.0(25.0)19.3(25.0)25.0[比較可能][マイルストーン]女性管理職比率(%)6.7(9.0)8.4(9.0)10.0(9.0)10.0[比較可能][マイルストーン]採用した労働者に占める女性労働者の割合(%)29.8(35.0)28.1(35.0)31.7(35.0)35.0[比較可能][マイルストーン] D シニア人財の活躍当社はこれまで、定年年齢を60歳と定め、本人の希望に応じて継続雇用を行うことで、従業員の多様なニーズに対応してきました。 しかしながら労働市場が縮小し高年齢者の活躍促進が求められる中、更なる事業強化と10年ビジョンであるFY2033構想「HIGH FIVE 2033」の実現に向けた体制構築のためにも現在の基幹人財である50代の活用が求められ、シニア層の現役としての活躍に期待しそれを処遇するためには再雇用制度から制度のギアを上げることが必要であると考え、2025年度より正社員の定年年齢を65歳へと引き上げ、65歳定年制度の運用を開始しております。 現在は60歳以上の従業員は全体の5.8%の30名となり、豊富な経験と高い専門性を活かして多くのシニア人財が活躍していますが、向こう5年間で約60名の従業員が60歳を迎えることとなり、60歳以降も更に活き活きとやりがいを持って働けるように、2026年7月に予定しております新人事制度の導入に合わせて処遇改善を実施していきます。 更には、高齢化社会における企業の責任として、65歳以降の就労環境の整備にも着手し、持続可能な雇用体系構築に向けた取り組みを強化していきます。 E 労働環境の改善近年、物価上昇やライフスタイルの多様化が進む中、企業には従業員一人ひとりの生活基盤の安定と、働きがいのある労働環境の整備がより一層求められています。 また、人的資本経営への注目が高まる中、従業員への継続的な投資は、企業の持続的な成長と競争力強化の鍵といえます。 当社ではこうした社会的背景を踏まえ、「人への投資」を中長期的な経営の柱のひとつと位置づけ、賃金制度の見直しや処遇の改善を積極的に進めてまいりました。 2025年度においては、4年連続となるベアを実施しました。 今回のベアは、1万3千円の月額賃金増(一部雇用区分を除く)となり、従来の定期昇給と合わせると、従業員平均で5.2%の賃上げとなりました。 また、メリハリのあるワークライフバランス実現のために、有給休暇取得ならびに残業時間の低減に全社一丸となって取り組んでいます。 有給休暇取得については、取得を促すための諸施策(「アニバーサリー休暇」(自分の誕生日や記念日(My誕生日・My記念日)の属する月の有給休暇取得者への奨励金支給)、「+1(プラスワン)休暇」(飛び石連休の谷間の日や土日祝日を含んだ3連休の前後に休暇を取得した従業員への奨励金支給))の活用や取得推奨日の設定等により80%以上の水準は維持しているものの横ばいの状況です。 また、残業時間については、2025年度は前年から比較すると3時間増加の17時間という結果でした。 増加の主な要因としては大規模案件のリリースが重なったことによるものでした。 一方で、労働時間管理については、労働時間ガイドラインの改定や管理者や従業員への研修、勤怠システム機能の活用を展開し、適正な労働時間管理の実現に向けて着実な成果をあげております。 これら有給休暇取得および残業時間については、依然として目標値との乖離が見られ、進捗の遅れを課題として真摯に認識しております。 今後は、取得・削減が進まない特定部署に対する個別の改善指導を強化するとともに、管理職の評価指標への組み込みによるマネジメントの徹底、ならびに業務効率化に向けた投資を拡大することで、実効性のある労働環境の改善と目標達成を迅速に推進してまいります。 一方で、当社における男性の育休取得率は、2024年度には100%を達成し、2年連続で100%を維持しています。 この実績を支える取り組みとして、2025年度には、育休取得を後押しする独自の給付制度「パパママ子育て応援金」と新たに一定期間、育休取得者の業務を直接引き継ぐ従業員に対しても「育児職場応援手当」を支給する制度を新設するなど、更に育休を取得しやすい環境づくりに取り組んでいます。 これらの成果や新たな取組みが評価され、新たに「TOKYOパパ育業促進企業」(※)においても、ブロンズ認証を取得いたしました。 ※「TOKYOパパ育業促進企業」:男性従業員が当たり前に育業をし、男女共に育児と仕事の両立ができる職場環境の整備を進めるため、東京都が実施している普及啓発事業。 一定の基準を満たした企業に対し、「TOKYOパパ育業促進企業登録マーク」が付与 ・公式サイト:https://www.katei-ryouritsu.metro.tokyo.lg.jp/danseiikukyu/ <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度平均残業時間(時間)14(10)14(10)17(10)10[比較可能][モニタリング]有給休暇取得率(%)81(85)82(85)81(85)85[比較可能][モニタリング]男性の育児休業取得率(%)57.1(50)100(50)100(50)100[比較可能][マイルストーン] F 社員の心身および社会的健康の向上当社は従業員が心身ともに健康で活き活きと働き、エンゲージメントの高い従業員が増えることで、組織全体の活性化や会社の持続的な成長、企業価値の向上につながると考えています。 当社の健康経営の取り組みとしては、その基となる健康診断やストレスチェックにおいては受けただけでは終わらない仕組みづくりに取り組んでいます。 まずは受診・受験率を高めることで、従業員の健康リスクを早期に把握し必要な対策を取り、さらには診断結果を活用したフォローアップを充実することで、健康管理の意識が高まり生活習慣の改善につながります。 2025年度の実施状況については健康診断の受診は2年連続で目標達成、ストレスチェックの受検率は目標には届きませんでしたが98%と前年より2ポイント向上しました。 フォローアップの取り組みとしては、健康診断二次検診の受診率の向上および健康保険組合との連携による特定保健指導による支援の展開を開始、ストレスチェックにおいても従業員サーベイとリンクさせ会社全体および部門単位での職場環境改善のPDCAをまわしています。 また、2025年度は従業員の心身の健康増進を目指す施策の一環として、従業員のパフォーマンス向上とメンタルヘルス不調の未然防止に向け、睡眠の質的改善施策を展開しました。 具体的には、9月3日の「睡眠の日」に合わせた専門家による睡眠セミナーの開催や、希望者への睡眠計測ツールの導入支援等を通じて、心身ともに健康に働ける環境づくりを推進しております。 当社は、今後も従業員がより健やかに働けるようサポートする取り組みを継続し、健康経営優良法人認定の取得も視野に、社員一人ひとりのウェルビーイング向上と企業価値の向上を目指してまいります。 一方で、従業員が毎日働く職場を快適な場とすることも重要であると考え、これまで実施してまいりました本社、所沢事業所、九州事業所に続き、2025年9月には西日本事業所の移転を機に、社員が創造的に働き、自然にコミュニケーションを取ることができる「柔軟で自由」な環境を作り、静かな集中と活気ある交流を両立させ、サプライズや成長を生むようなデザインをコンセプトにレイアウト変更を実施しました。 今後も、本社入居ビルの他のフロアの内装工事や増改築などを通じて、全従業員が働きやすく、新たな発想を生み出せる職場環境を目指していきます。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度ストレステスト受検率(%)91(100)96(100)98(100)100[比較可能][モニタリング]二次検診受診率(%)---50[比較可能][モニタリング]健康診断受診率(%)92(100)100(100)100(100)100[比較可能][モニタリング] G ダイバーシティ/インクルージョンの強化当社はITによる新たなイノベーションを起こすためには、多様な人財が多様な働き方をすることにより、従業員同士で刺激を与えあう環境が不可欠だと考えています。 その一環として上記の通り「経験者採用の積極化」「女性活躍推進」「シニア人材の活躍」「男性の育児休業の取得促進」に取り組んでいますが、その他にも「障がい者雇用の促進」の取り組みも積極的に推進し、法定雇用率2.5%に対して実績3.1%となり、同率をクリアしております。 また、2025年度より、多様な価値観の尊重、従業員の自律心の向上、新たな価値創造を目的に、年間を通じて各自の判断でTPOをわきまえ、仕事に適した服装を自由に選択し勤務する「セルフビズ」を導入しており、導入後のアンケートでは、半数以上の従業員から仕事への取り組みに前向きな変化があったという回答を得ています。 一方で、ダイバーシティと両輪をなすインクルージョンの強化、会社全体としての一体感や連帯感の醸成も必須であると考えています。 当社は熊本県阿蘇市の「阿蘇水掛の棚田」において阿蘇の地下水涵養を目的とした棚田での稲作体験を通じて、サステナビリティ推進活動に取り組んでいます。 毎年、田植えと稲刈りは多くの従業員が参加して行われ、収穫したお米は従業員に配布するほか、こども食堂への寄付など地域にも還元する予定です。 また、2025年12月には、移転後の西日本事業所にて従業員の家族のほか、西日本事業所に配属予定の内定者やその家族を招待したファミリーデーを開催しました。 当社は今後もこういった活動を通じ、従業員の一体感の醸成や、ウェルビーイング向上に取り組んでまいります。 H 離職率改善当社における離職率については、2024年度の実績から2.1ポイント増加し、5.5%となりました。 離職の理由については、働き方やキャリアに対する価値観の変化などによるものが多くなっています。 目標数値は達成しているものの、前年度からの増加を受けて、課題感を持って離職率の改善に取り組んでまいります。 具体的には、従業員のエンゲージメント向上と個々の課題に寄り添ったリテンション(定着)施策の強化や、エンゲージメントサーベイの実施による職場環境の早期可視化と迅速な人事フォロー体制の構築を進めるほか、1on1ミーティングの質的向上を通じてキャリア意向を的確に把握し、個人の能力を最大限に発揮できる適材適所の配置やローテーションを推進してまいります。 IT業界における採用市場は年々厳しくなっておりエンジニアの売り手市場が続いていることから、引き続き従業員の定着率向上に向け、離職防止策のPDCAをまわすとともに新たな施策の実施はもちろんのこと、上記の施策A~Gにしっかり取り組んでいくことが重要であるという認識から、引き続きこの指標を維持・低減が図れるよう愚直に取り組んでまいります。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度自発的な離職率(%)4.2(6.0)3.4(6.0)5.5(6.0)6.0[比較可能][モニタリング] |
| 戦略 | ③ ESGを考慮したマテリアリティと具体的な取組戦略当社は、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の視点を取り入れさまざまな角度から検討し、サステナビリティ上のマテリアリティ(重要課題)を5つに特定しました。 <5つのマテリアリティと具体的な取り組みの説明>ESG区分マテリアリティ説明取組概要E環境負荷の低減温室効果ガス排出量削減に関して、自社での取り組みを促進するだけでなく、お客様の取り組みに対しご支援できるソリューションを提供します。 ・気候変動リスクに対する活動の推進S「地方創生」による社会貢献事業活動を通じたソリューションを含むオープンイノベーションを活用することで、都市部と地方の格差を是正し、地方経済の活性化を目指します。 ・オープンイノベーションによる地方活性化・地方雇用活性化ソリューションの提供SDX推進による生産性向上、付加価値向上常に新しく進化するITを活用して団体・企業の生産性向上を支援するとともに、やりがいを持って働くことができる環境構築を支援します。 ・新技術を活用した社会インフラの構築、提供・DXによるディーセント・ワーク推進S人財の深化多様な価値観・バックグラウンドが尊重され、一人ひとりが能力を最大限発揮できるよう、人財の活躍推進と育成に取り組むとともに、働きがいのある未来志向の職場環境を創造します。 ・人権の尊重・多様な人財の活動推進と育成・働きがいのある職場環境の提供・労働安全衛生・健康経営の継続的な推進G経営基盤の強化 (経営基盤の強化、社内インフラの強化)コンプライアンス経営やリスクマネジメント体制、コーポレートガバナンス体制の強化などの「経営基盤の強化」と、社内DX化促進などの「社内インフラの強化」を推進します。 ・経営基盤の強化・コンプライアンス経営の強化・リスクマネジメント体制の強化・コーポレート・ガバナンスの強化・社内インフラの強化・社内DX化の推進・セキュリティ強化 上記のうち「環境負荷の低減」と「人財の深化」は、「気候変動」項目と「人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針」項目に関連して、 (2)および(3)に別途詳細を記載しています。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (3)人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針 当社の人的資本経営は、人材の確保や育成に関連する取り組みの一つひとつが、最終的には経営の目指す目標(ROICの向上、第4次中期経営計画最終年度である2026年度は15%に対して2025年度実績13.28%)につながっていくイメージを見える化し、各施策に関係する従業員全員が最終ゴールを意識した活動をすることで、施策の実施効果を最大限上げていくことを狙いとしています。 各施策はKPIの設定とモニタリングにより定点観測を行います。 KPIについても、企業間比較が可能な指標に当社の独自指標も加え、また、目標を達成するためのマイルストーンとしてのKPIと、当社として常に維持すべき絶対水準を示したモニタリング指標としてのKPIとに分けて管理することにより、目指すべき目標の明確化を図っています。 A 社内人財の教育・育成当社は経営理念・パーパスの具現化に向けHRバリューを主体的に実践できる人財を創出するため、「一人ひとりの主体的な自己研鑽の取り組みをベースに会社は個人の意欲・能力に応じて能力を発揮する場や成長のための機会を提供する」という育成方針に基づき従業員の教育・育成に努めています。 近年は新卒採用を強化しており、2026年度は73名が入社、2027年度においても51名の採用を計画しており、早期戦力化のため新人エンジニア研修には平均して1,000時間以上の学習時間(研修期間約7ヵ月)を確保しています。 その他、従業員の技能資格奨励金・対象資格の拡充といったリスキリング奨励の施策を展開するなど、従業員のキャリアアップやスキルアップを積極的に支援しています。 当社はこうした教育や育成を通して「自ら学び続ける文化をつくる」ことを目指しており、それが最終的には仕事の高い遂行能力を有する人財の育成につながるとの思いから、KPIでは「納期遅延の極小化」や「見積精度の精緻化」に関連する指標もモニターしております。 2025年度の実績について、プロジェクト納期遅延の極小化に関しては、前年より0.05ポイントの微増となりましたが、引き続き低い数値を維持しています。 一方、プロジェクトの見積精度に関しては前年より1.6ポイントマイナスの60.9%となりました。 この要因としては、案件において費用見積と売上見積のタイミングにずれが生じたためなど、主に外部要因により一時的に精度が下がったものと考えられます。 今後については見積精度の向上を図るため、過去のプロジェクトの振り返りにて見積ミスがあったものについては、原因分析・対策を徹底して、改善に取り組んでまいります。 また、資格取得者の割合については、PMP取得者数は順調に増加しており、2025年度は目標値の20%を3.1ポイント上回る23.1%を達成しました。 そして情報処理技術者国家試験資格取得者の割合も増加しており、前年よりも3.2ポイント増加の81.9%となり、目標値80%を達成いたしました。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考※32023年度2024年度2025年度2026年度PMP取得者数(%)(対象:技術開発本部)20.9(20.0)23.0(20.0)23.1(20.0)20.0[比較可能][モニタリング]情報処理技術者国家試験資格取得者(※1)(%)(対象:技術開発本部)71.8(80.0)78.7(80.0)81.9(80.0)80.0[比較可能][モニタリング]当社都合によるプロジェクト納期遅延の極小化(%)0.74(0.50)0.61(0.50)0.66(0.50)0.50[独自][モニタリング]プロジェクトの見積精度(※2)(%)88.3(85.0)62.5(85.0) 60.9(85.0)85.0[独自][モニタリング] ※1 情報処理推進機構主催のもの。 ※2 全プロジェクト件数のうち、見積誤差が10%未満となるISO9001管理対象プロジェクトの割合を85%以上に保つ。 ※3 [比較可能]は企業間比較が可能な指標であり、[独自]は当社の独自の取り組みとして作成した指標。 [マイルストーン]は年ごとの進捗を迫っていく指標であり、[モニタリング]は維持すべき絶対水準。 以下同様。 一方で、2025年10月より、従業員の多様な働き方による自律的なキャリア形成を支援する為、副業を解禁しました。 副業解禁により、社内だけでは得られない経験やスキルを社外で磨く機会を本格的に提供し、従業員のモチベーション向上やスキルアップを促進します。 若手や中堅層のキャリアアップはもちろん、定年後に向けたシニア層のキャリア形成にも役立てることも狙いとしております。 さらに、その成果を本業へ還元することで、会社全体の価値創出にもつなげてまいります。 B 経験者採用の積極化当社は新卒者の採用や育成に力を入れる一方で、第4次中期経営計画の事業戦略達成に向けた最適な人財ポートフォリオ構築のため経験豊かな即戦力人財を積極的に採用しています。 エンジニア領域においては2024年度から2026年度の3年間で45名の採用を計画しており、2024年度の13名に加え2025年度では16名のプロフェッショナル人財を採用することができました。 経験者採用の手法としましては、2024年度に導入しましたリファラル採用の活用で、2025年度は4名、さらに2026年度の入社予定者は4名となり活動に寄与しました。 このリファラル採用は、自身の職場の文化や環境をよく理解している従業員や会社関係者からの紹介であるため、候補者が自分の会社に合っているかどうかの理解度が深まり、入社後の齟齬も生まれにくいというメリットがあります。 今後においても市場におけるエンジニア不足は継続しており、エンジニア領域の経験者採用は更に困難な状況が続くことが予想されますが、優秀な人財の確保のための経験者採用のスキーム確立に取り組んでまいります。 C 女性活躍推進当社は女性の採用も積極的に進めており、新卒採用における女性比率も30%以上を目標に取り組んでいるほか、これまでも「カムバック・アルムナイ制度」の導入や時短勤務、テレワークにより、結婚や出産などを契機に一旦は退職をした女性もライフステージに合わせて活躍できるよう職場環境の整備を行ってきました。 2025年10月には、出産/育児に直面する従業員を支援する制度の整備・拡充の一環として、新たに育児職場応援手当制度を新設し、育休取得者本人への支援にとどまらず、職場全体で支え合う環境を整備しました。 制度導入後の実績は5件で、安心して子育てが出来る環境作りに向けてお互いを尊重し助け合う文化の醸成に一役を買っています。 また、2025年度の実績においては、女性管理職比率が10.0%に増加し、目標値の9.0%を達成しました。 その他の指標につきましても、引き続き目標達成に向け施策を展開していきます。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度女性従業員割合(%)20.2(25.0)22.0(25.0)19.3(25.0)25.0[比較可能][マイルストーン]女性管理職比率(%)6.7(9.0)8.4(9.0)10.0(9.0)10.0[比較可能][マイルストーン]採用した労働者に占める女性労働者の割合(%)29.8(35.0)28.1(35.0)31.7(35.0)35.0[比較可能][マイルストーン] D シニア人財の活躍当社はこれまで、定年年齢を60歳と定め、本人の希望に応じて継続雇用を行うことで、従業員の多様なニーズに対応してきました。 しかしながら労働市場が縮小し高年齢者の活躍促進が求められる中、更なる事業強化と10年ビジョンであるFY2033構想「HIGH FIVE 2033」の実現に向けた体制構築のためにも現在の基幹人財である50代の活用が求められ、シニア層の現役としての活躍に期待しそれを処遇するためには再雇用制度から制度のギアを上げることが必要であると考え、2025年度より正社員の定年年齢を65歳へと引き上げ、65歳定年制度の運用を開始しております。 現在は60歳以上の従業員は全体の5.8%の30名となり、豊富な経験と高い専門性を活かして多くのシニア人財が活躍していますが、向こう5年間で約60名の従業員が60歳を迎えることとなり、60歳以降も更に活き活きとやりがいを持って働けるように、2026年7月に予定しております新人事制度の導入に合わせて処遇改善を実施していきます。 更には、高齢化社会における企業の責任として、65歳以降の就労環境の整備にも着手し、持続可能な雇用体系構築に向けた取り組みを強化していきます。 E 労働環境の改善近年、物価上昇やライフスタイルの多様化が進む中、企業には従業員一人ひとりの生活基盤の安定と、働きがいのある労働環境の整備がより一層求められています。 また、人的資本経営への注目が高まる中、従業員への継続的な投資は、企業の持続的な成長と競争力強化の鍵といえます。 当社ではこうした社会的背景を踏まえ、「人への投資」を中長期的な経営の柱のひとつと位置づけ、賃金制度の見直しや処遇の改善を積極的に進めてまいりました。 2025年度においては、4年連続となるベアを実施しました。 今回のベアは、1万3千円の月額賃金増(一部雇用区分を除く)となり、従来の定期昇給と合わせると、従業員平均で5.2%の賃上げとなりました。 また、メリハリのあるワークライフバランス実現のために、有給休暇取得ならびに残業時間の低減に全社一丸となって取り組んでいます。 有給休暇取得については、取得を促すための諸施策(「アニバーサリー休暇」(自分の誕生日や記念日(My誕生日・My記念日)の属する月の有給休暇取得者への奨励金支給)、「+1(プラスワン)休暇」(飛び石連休の谷間の日や土日祝日を含んだ3連休の前後に休暇を取得した従業員への奨励金支給))の活用や取得推奨日の設定等により80%以上の水準は維持しているものの横ばいの状況です。 また、残業時間については、2025年度は前年から比較すると3時間増加の17時間という結果でした。 増加の主な要因としては大規模案件のリリースが重なったことによるものでした。 一方で、労働時間管理については、労働時間ガイドラインの改定や管理者や従業員への研修、勤怠システム機能の活用を展開し、適正な労働時間管理の実現に向けて着実な成果をあげております。 これら有給休暇取得および残業時間については、依然として目標値との乖離が見られ、進捗の遅れを課題として真摯に認識しております。 今後は、取得・削減が進まない特定部署に対する個別の改善指導を強化するとともに、管理職の評価指標への組み込みによるマネジメントの徹底、ならびに業務効率化に向けた投資を拡大することで、実効性のある労働環境の改善と目標達成を迅速に推進してまいります。 一方で、当社における男性の育休取得率は、2024年度には100%を達成し、2年連続で100%を維持しています。 この実績を支える取り組みとして、2025年度には、育休取得を後押しする独自の給付制度「パパママ子育て応援金」と新たに一定期間、育休取得者の業務を直接引き継ぐ従業員に対しても「育児職場応援手当」を支給する制度を新設するなど、更に育休を取得しやすい環境づくりに取り組んでいます。 これらの成果や新たな取組みが評価され、新たに「TOKYOパパ育業促進企業」(※)においても、ブロンズ認証を取得いたしました。 ※「TOKYOパパ育業促進企業」:男性従業員が当たり前に育業をし、男女共に育児と仕事の両立ができる職場環境の整備を進めるため、東京都が実施している普及啓発事業。 一定の基準を満たした企業に対し、「TOKYOパパ育業促進企業登録マーク」が付与 ・公式サイト:https://www.katei-ryouritsu.metro.tokyo.lg.jp/danseiikukyu/ <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度平均残業時間(時間)14(10)14(10)17(10)10[比較可能][モニタリング]有給休暇取得率(%)81(85)82(85)81(85)85[比較可能][モニタリング]男性の育児休業取得率(%)57.1(50)100(50)100(50)100[比較可能][マイルストーン] F 社員の心身および社会的健康の向上当社は従業員が心身ともに健康で活き活きと働き、エンゲージメントの高い従業員が増えることで、組織全体の活性化や会社の持続的な成長、企業価値の向上につながると考えています。 当社の健康経営の取り組みとしては、その基となる健康診断やストレスチェックにおいては受けただけでは終わらない仕組みづくりに取り組んでいます。 まずは受診・受験率を高めることで、従業員の健康リスクを早期に把握し必要な対策を取り、さらには診断結果を活用したフォローアップを充実することで、健康管理の意識が高まり生活習慣の改善につながります。 2025年度の実施状況については健康診断の受診は2年連続で目標達成、ストレスチェックの受検率は目標には届きませんでしたが98%と前年より2ポイント向上しました。 フォローアップの取り組みとしては、健康診断二次検診の受診率の向上および健康保険組合との連携による特定保健指導による支援の展開を開始、ストレスチェックにおいても従業員サーベイとリンクさせ会社全体および部門単位での職場環境改善のPDCAをまわしています。 また、2025年度は従業員の心身の健康増進を目指す施策の一環として、従業員のパフォーマンス向上とメンタルヘルス不調の未然防止に向け、睡眠の質的改善施策を展開しました。 具体的には、9月3日の「睡眠の日」に合わせた専門家による睡眠セミナーの開催や、希望者への睡眠計測ツールの導入支援等を通じて、心身ともに健康に働ける環境づくりを推進しております。 当社は、今後も従業員がより健やかに働けるようサポートする取り組みを継続し、健康経営優良法人認定の取得も視野に、社員一人ひとりのウェルビーイング向上と企業価値の向上を目指してまいります。 一方で、従業員が毎日働く職場を快適な場とすることも重要であると考え、これまで実施してまいりました本社、所沢事業所、九州事業所に続き、2025年9月には西日本事業所の移転を機に、社員が創造的に働き、自然にコミュニケーションを取ることができる「柔軟で自由」な環境を作り、静かな集中と活気ある交流を両立させ、サプライズや成長を生むようなデザインをコンセプトにレイアウト変更を実施しました。 今後も、本社入居ビルの他のフロアの内装工事や増改築などを通じて、全従業員が働きやすく、新たな発想を生み出せる職場環境を目指していきます。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度ストレステスト受検率(%)91(100)96(100)98(100)100[比較可能][モニタリング]二次検診受診率(%)---50[比較可能][モニタリング]健康診断受診率(%)92(100)100(100)100(100)100[比較可能][モニタリング] G ダイバーシティ/インクルージョンの強化当社はITによる新たなイノベーションを起こすためには、多様な人財が多様な働き方をすることにより、従業員同士で刺激を与えあう環境が不可欠だと考えています。 その一環として上記の通り「経験者採用の積極化」「女性活躍推進」「シニア人材の活躍」「男性の育児休業の取得促進」に取り組んでいますが、その他にも「障がい者雇用の促進」の取り組みも積極的に推進し、法定雇用率2.5%に対して実績3.1%となり、同率をクリアしております。 また、2025年度より、多様な価値観の尊重、従業員の自律心の向上、新たな価値創造を目的に、年間を通じて各自の判断でTPOをわきまえ、仕事に適した服装を自由に選択し勤務する「セルフビズ」を導入しており、導入後のアンケートでは、半数以上の従業員から仕事への取り組みに前向きな変化があったという回答を得ています。 一方で、ダイバーシティと両輪をなすインクルージョンの強化、会社全体としての一体感や連帯感の醸成も必須であると考えています。 当社は熊本県阿蘇市の「阿蘇水掛の棚田」において阿蘇の地下水涵養を目的とした棚田での稲作体験を通じて、サステナビリティ推進活動に取り組んでいます。 毎年、田植えと稲刈りは多くの従業員が参加して行われ、収穫したお米は従業員に配布するほか、こども食堂への寄付など地域にも還元する予定です。 また、2025年12月には、移転後の西日本事業所にて従業員の家族のほか、西日本事業所に配属予定の内定者やその家族を招待したファミリーデーを開催しました。 当社は今後もこういった活動を通じ、従業員の一体感の醸成や、ウェルビーイング向上に取り組んでまいります。 H 離職率改善当社における離職率については、2024年度の実績から2.1ポイント増加し、5.5%となりました。 離職の理由については、働き方やキャリアに対する価値観の変化などによるものが多くなっています。 目標数値は達成しているものの、前年度からの増加を受けて、課題感を持って離職率の改善に取り組んでまいります。 具体的には、従業員のエンゲージメント向上と個々の課題に寄り添ったリテンション(定着)施策の強化や、エンゲージメントサーベイの実施による職場環境の早期可視化と迅速な人事フォロー体制の構築を進めるほか、1on1ミーティングの質的向上を通じてキャリア意向を的確に把握し、個人の能力を最大限に発揮できる適材適所の配置やローテーションを推進してまいります。 IT業界における採用市場は年々厳しくなっておりエンジニアの売り手市場が続いていることから、引き続き従業員の定着率向上に向け、離職防止策のPDCAをまわすとともに新たな施策の実施はもちろんのこと、上記の施策A~Gにしっかり取り組んでいくことが重要であるという認識から、引き続きこの指標を維持・低減が図れるよう愚直に取り組んでまいります。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度自発的な離職率(%)4.2(6.0)3.4(6.0)5.5(6.0)6.0[比較可能][モニタリング] |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考※32023年度2024年度2025年度2026年度PMP取得者数(%)(対象:技術開発本部)20.9(20.0)23.0(20.0)23.1(20.0)20.0[比較可能][モニタリング]情報処理技術者国家試験資格取得者(※1)(%)(対象:技術開発本部)71.8(80.0)78.7(80.0)81.9(80.0)80.0[比較可能][モニタリング]当社都合によるプロジェクト納期遅延の極小化(%)0.74(0.50)0.61(0.50)0.66(0.50)0.50[独自][モニタリング]プロジェクトの見積精度(※2)(%)88.3(85.0)62.5(85.0) 60.9(85.0)85.0[独自][モニタリング] ※1 情報処理推進機構主催のもの。 ※2 全プロジェクト件数のうち、見積誤差が10%未満となるISO9001管理対象プロジェクトの割合を85%以上に保つ。 ※3 [比較可能]は企業間比較が可能な指標であり、[独自]は当社の独自の取り組みとして作成した指標。 [マイルストーン]は年ごとの進捗を迫っていく指標であり、[モニタリング]は維持すべき絶対水準。 以下同様。 一方で、2025年10月より、従業員の多様な働き方による自律的なキャリア形成を支援する為、副業を解禁しました。 副業解禁により、社内だけでは得られない経験やスキルを社外で磨く機会を本格的に提供し、従業員のモチベーション向上やスキルアップを促進します。 若手や中堅層のキャリアアップはもちろん、定年後に向けたシニア層のキャリア形成にも役立てることも狙いとしております。 さらに、その成果を本業へ還元することで、会社全体の価値創出にもつなげてまいります。 B 経験者採用の積極化当社は新卒者の採用や育成に力を入れる一方で、第4次中期経営計画の事業戦略達成に向けた最適な人財ポートフォリオ構築のため経験豊かな即戦力人財を積極的に採用しています。 エンジニア領域においては2024年度から2026年度の3年間で45名の採用を計画しており、2024年度の13名に加え2025年度では16名のプロフェッショナル人財を採用することができました。 経験者採用の手法としましては、2024年度に導入しましたリファラル採用の活用で、2025年度は4名、さらに2026年度の入社予定者は4名となり活動に寄与しました。 このリファラル採用は、自身の職場の文化や環境をよく理解している従業員や会社関係者からの紹介であるため、候補者が自分の会社に合っているかどうかの理解度が深まり、入社後の齟齬も生まれにくいというメリットがあります。 今後においても市場におけるエンジニア不足は継続しており、エンジニア領域の経験者採用は更に困難な状況が続くことが予想されますが、優秀な人財の確保のための経験者採用のスキーム確立に取り組んでまいります。 C 女性活躍推進当社は女性の採用も積極的に進めており、新卒採用における女性比率も30%以上を目標に取り組んでいるほか、これまでも「カムバック・アルムナイ制度」の導入や時短勤務、テレワークにより、結婚や出産などを契機に一旦は退職をした女性もライフステージに合わせて活躍できるよう職場環境の整備を行ってきました。 2025年10月には、出産/育児に直面する従業員を支援する制度の整備・拡充の一環として、新たに育児職場応援手当制度を新設し、育休取得者本人への支援にとどまらず、職場全体で支え合う環境を整備しました。 制度導入後の実績は5件で、安心して子育てが出来る環境作りに向けてお互いを尊重し助け合う文化の醸成に一役を買っています。 また、2025年度の実績においては、女性管理職比率が10.0%に増加し、目標値の9.0%を達成しました。 その他の指標につきましても、引き続き目標達成に向け施策を展開していきます。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度女性従業員割合(%)20.2(25.0)22.0(25.0)19.3(25.0)25.0[比較可能][マイルストーン]女性管理職比率(%)6.7(9.0)8.4(9.0)10.0(9.0)10.0[比較可能][マイルストーン]採用した労働者に占める女性労働者の割合(%)29.8(35.0)28.1(35.0)31.7(35.0)35.0[比較可能][マイルストーン] D シニア人財の活躍当社はこれまで、定年年齢を60歳と定め、本人の希望に応じて継続雇用を行うことで、従業員の多様なニーズに対応してきました。 しかしながら労働市場が縮小し高年齢者の活躍促進が求められる中、更なる事業強化と10年ビジョンであるFY2033構想「HIGH FIVE 2033」の実現に向けた体制構築のためにも現在の基幹人財である50代の活用が求められ、シニア層の現役としての活躍に期待しそれを処遇するためには再雇用制度から制度のギアを上げることが必要であると考え、2025年度より正社員の定年年齢を65歳へと引き上げ、65歳定年制度の運用を開始しております。 現在は60歳以上の従業員は全体の5.8%の30名となり、豊富な経験と高い専門性を活かして多くのシニア人財が活躍していますが、向こう5年間で約60名の従業員が60歳を迎えることとなり、60歳以降も更に活き活きとやりがいを持って働けるように、2026年7月に予定しております新人事制度の導入に合わせて処遇改善を実施していきます。 更には、高齢化社会における企業の責任として、65歳以降の就労環境の整備にも着手し、持続可能な雇用体系構築に向けた取り組みを強化していきます。 E 労働環境の改善近年、物価上昇やライフスタイルの多様化が進む中、企業には従業員一人ひとりの生活基盤の安定と、働きがいのある労働環境の整備がより一層求められています。 また、人的資本経営への注目が高まる中、従業員への継続的な投資は、企業の持続的な成長と競争力強化の鍵といえます。 当社ではこうした社会的背景を踏まえ、「人への投資」を中長期的な経営の柱のひとつと位置づけ、賃金制度の見直しや処遇の改善を積極的に進めてまいりました。 2025年度においては、4年連続となるベアを実施しました。 今回のベアは、1万3千円の月額賃金増(一部雇用区分を除く)となり、従来の定期昇給と合わせると、従業員平均で5.2%の賃上げとなりました。 また、メリハリのあるワークライフバランス実現のために、有給休暇取得ならびに残業時間の低減に全社一丸となって取り組んでいます。 有給休暇取得については、取得を促すための諸施策(「アニバーサリー休暇」(自分の誕生日や記念日(My誕生日・My記念日)の属する月の有給休暇取得者への奨励金支給)、「+1(プラスワン)休暇」(飛び石連休の谷間の日や土日祝日を含んだ3連休の前後に休暇を取得した従業員への奨励金支給))の活用や取得推奨日の設定等により80%以上の水準は維持しているものの横ばいの状況です。 また、残業時間については、2025年度は前年から比較すると3時間増加の17時間という結果でした。 増加の主な要因としては大規模案件のリリースが重なったことによるものでした。 一方で、労働時間管理については、労働時間ガイドラインの改定や管理者や従業員への研修、勤怠システム機能の活用を展開し、適正な労働時間管理の実現に向けて着実な成果をあげております。 これら有給休暇取得および残業時間については、依然として目標値との乖離が見られ、進捗の遅れを課題として真摯に認識しております。 今後は、取得・削減が進まない特定部署に対する個別の改善指導を強化するとともに、管理職の評価指標への組み込みによるマネジメントの徹底、ならびに業務効率化に向けた投資を拡大することで、実効性のある労働環境の改善と目標達成を迅速に推進してまいります。 一方で、当社における男性の育休取得率は、2024年度には100%を達成し、2年連続で100%を維持しています。 この実績を支える取り組みとして、2025年度には、育休取得を後押しする独自の給付制度「パパママ子育て応援金」と新たに一定期間、育休取得者の業務を直接引き継ぐ従業員に対しても「育児職場応援手当」を支給する制度を新設するなど、更に育休を取得しやすい環境づくりに取り組んでいます。 これらの成果や新たな取組みが評価され、新たに「TOKYOパパ育業促進企業」(※)においても、ブロンズ認証を取得いたしました。 ※「TOKYOパパ育業促進企業」:男性従業員が当たり前に育業をし、男女共に育児と仕事の両立ができる職場環境の整備を進めるため、東京都が実施している普及啓発事業。 一定の基準を満たした企業に対し、「TOKYOパパ育業促進企業登録マーク」が付与 ・公式サイト:https://www.katei-ryouritsu.metro.tokyo.lg.jp/danseiikukyu/ <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度平均残業時間(時間)14(10)14(10)17(10)10[比較可能][モニタリング]有給休暇取得率(%)81(85)82(85)81(85)85[比較可能][モニタリング]男性の育児休業取得率(%)57.1(50)100(50)100(50)100[比較可能][マイルストーン] F 社員の心身および社会的健康の向上当社は従業員が心身ともに健康で活き活きと働き、エンゲージメントの高い従業員が増えることで、組織全体の活性化や会社の持続的な成長、企業価値の向上につながると考えています。 当社の健康経営の取り組みとしては、その基となる健康診断やストレスチェックにおいては受けただけでは終わらない仕組みづくりに取り組んでいます。 まずは受診・受験率を高めることで、従業員の健康リスクを早期に把握し必要な対策を取り、さらには診断結果を活用したフォローアップを充実することで、健康管理の意識が高まり生活習慣の改善につながります。 2025年度の実施状況については健康診断の受診は2年連続で目標達成、ストレスチェックの受検率は目標には届きませんでしたが98%と前年より2ポイント向上しました。 フォローアップの取り組みとしては、健康診断二次検診の受診率の向上および健康保険組合との連携による特定保健指導による支援の展開を開始、ストレスチェックにおいても従業員サーベイとリンクさせ会社全体および部門単位での職場環境改善のPDCAをまわしています。 また、2025年度は従業員の心身の健康増進を目指す施策の一環として、従業員のパフォーマンス向上とメンタルヘルス不調の未然防止に向け、睡眠の質的改善施策を展開しました。 具体的には、9月3日の「睡眠の日」に合わせた専門家による睡眠セミナーの開催や、希望者への睡眠計測ツールの導入支援等を通じて、心身ともに健康に働ける環境づくりを推進しております。 当社は、今後も従業員がより健やかに働けるようサポートする取り組みを継続し、健康経営優良法人認定の取得も視野に、社員一人ひとりのウェルビーイング向上と企業価値の向上を目指してまいります。 一方で、従業員が毎日働く職場を快適な場とすることも重要であると考え、これまで実施してまいりました本社、所沢事業所、九州事業所に続き、2025年9月には西日本事業所の移転を機に、社員が創造的に働き、自然にコミュニケーションを取ることができる「柔軟で自由」な環境を作り、静かな集中と活気ある交流を両立させ、サプライズや成長を生むようなデザインをコンセプトにレイアウト変更を実施しました。 今後も、本社入居ビルの他のフロアの内装工事や増改築などを通じて、全従業員が働きやすく、新たな発想を生み出せる職場環境を目指していきます。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度ストレステスト受検率(%)91(100)96(100)98(100)100[比較可能][モニタリング]二次検診受診率(%)---50[比較可能][モニタリング]健康診断受診率(%)92(100)100(100)100(100)100[比較可能][モニタリング] G ダイバーシティ/インクルージョンの強化当社はITによる新たなイノベーションを起こすためには、多様な人財が多様な働き方をすることにより、従業員同士で刺激を与えあう環境が不可欠だと考えています。 その一環として上記の通り「経験者採用の積極化」「女性活躍推進」「シニア人材の活躍」「男性の育児休業の取得促進」に取り組んでいますが、その他にも「障がい者雇用の促進」の取り組みも積極的に推進し、法定雇用率2.5%に対して実績3.1%となり、同率をクリアしております。 また、2025年度より、多様な価値観の尊重、従業員の自律心の向上、新たな価値創造を目的に、年間を通じて各自の判断でTPOをわきまえ、仕事に適した服装を自由に選択し勤務する「セルフビズ」を導入しており、導入後のアンケートでは、半数以上の従業員から仕事への取り組みに前向きな変化があったという回答を得ています。 一方で、ダイバーシティと両輪をなすインクルージョンの強化、会社全体としての一体感や連帯感の醸成も必須であると考えています。 当社は熊本県阿蘇市の「阿蘇水掛の棚田」において阿蘇の地下水涵養を目的とした棚田での稲作体験を通じて、サステナビリティ推進活動に取り組んでいます。 毎年、田植えと稲刈りは多くの従業員が参加して行われ、収穫したお米は従業員に配布するほか、こども食堂への寄付など地域にも還元する予定です。 また、2025年12月には、移転後の西日本事業所にて従業員の家族のほか、西日本事業所に配属予定の内定者やその家族を招待したファミリーデーを開催しました。 当社は今後もこういった活動を通じ、従業員の一体感の醸成や、ウェルビーイング向上に取り組んでまいります。 H 離職率改善当社における離職率については、2024年度の実績から2.1ポイント増加し、5.5%となりました。 離職の理由については、働き方やキャリアに対する価値観の変化などによるものが多くなっています。 目標数値は達成しているものの、前年度からの増加を受けて、課題感を持って離職率の改善に取り組んでまいります。 具体的には、従業員のエンゲージメント向上と個々の課題に寄り添ったリテンション(定着)施策の強化や、エンゲージメントサーベイの実施による職場環境の早期可視化と迅速な人事フォロー体制の構築を進めるほか、1on1ミーティングの質的向上を通じてキャリア意向を的確に把握し、個人の能力を最大限に発揮できる適材適所の配置やローテーションを推進してまいります。 IT業界における採用市場は年々厳しくなっておりエンジニアの売り手市場が続いていることから、引き続き従業員の定着率向上に向け、離職防止策のPDCAをまわすとともに新たな施策の実施はもちろんのこと、上記の施策A~Gにしっかり取り組んでいくことが重要であるという認識から、引き続きこの指標を維持・低減が図れるよう愚直に取り組んでまいります。 <指標および目標>KPI項目・目標(実績・目標は年度ベース)実績(カッコ内は目標)目標備考2023年度2024年度2025年度2026年度自発的な離職率(%)4.2(6.0)3.4(6.0)5.5(6.0)6.0[比較可能][モニタリング] |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりです。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等に与える影響につきまして、合理的に予見することが困難であるため、記載しておりません。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)事業環境について全社的な当社を取り巻く環境として、少子高齢化や人口減少に伴う労働者人口減少の時代を迎え、生産性の向上が喫緊の課題となっております。 さらに為替相場や資源・エネルギー価格の影響による物価上昇、それによる個人消費の減速懸念など、依然として経済・社会環境の変化に対し柔軟な対応が必要となっております。 また、クラウド活用の進展、ハードウェアからソフトウェアへの流れは今後も継続し、当社のビジネスモデルも変革を迫られております。 各事業については、フィンテックの進化、キャッシュレス化の進展、働き方改革、法制度の変化、次世代移動通信システムへのサービス移行などが、当社の今後の業績に影響を与えるものと考えられます。 当社グループが強い事業領域と位置付ける地方銀行を中心とする金融機関においては、地域ビジネスへの参入など事業の多角化による経営基盤の強化を目的としたアライアンスの拡大を実施しておりますが、金融政策の正常化への転換が企業活動や市場に大きな影響を及ぼしております。 また地方百貨店においても地方経済の低迷による厳しい状況が続いており、事業環境は楽観視できない状況が続いております。 当社グループでは、業務効率化や事業拡大につながる様々なソリューションの提供により取引先の収益に貢献できるように取り組んでおりますが、厳しい事業環境が継続することで取引先の業績やIT投資計画に大きな影響を及ぼし続ける場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 戦略商品であるキャッシュレス決済事業の拡大に取り組んでおりますが、マルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」の導入先となる加盟店の経営状況、半導体市場の動向、競合の激化などの問題により事業拡大が進展しない場合においては、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、M&A案件に業績面や財務面での問題が生じた場合などに、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 AIやブロックチェーンなどの新技術を獲得し、それを活用した新商品の販売を目指していきますが、技術開発が十分に進まず、競合他社に先行された場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (2)競合について当社グループは、事業戦略展開分野を金融業界向けシステムや、流通・小売業界向けシステムなどに関連する分野に集中することにより他社と比べ優位なシステムノウハウを蓄積し、その分野で独自のソリューションとネットワークインフラを含むハード・ソフトのトータルサービスを提供しております。 しかしながら、既存の大手コンピューター・メーカーや専業システムインテグレーターとの競合が厳しくなっております。 また、当社グループは質の高いソリューションを提案することにより売上の拡大を図っておりますが、情報通信機器類の価格の低下に伴い単価の引き下げ圧力が強まっております。 このような企業間競争のさらなる激化と販売価格の下落傾向が続いた場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (3)為替相場の変動について当社グループの商品仕入の4割弱が輸入であり、主に米国ドル建ての取引となっております。 当社は、為替相場の変動によるリスクを軽減するため、先物為替予約取引を外貨建買掛金等および発注高の範囲内で行っております。 先物為替予約取引の契約先は、いずれも信用度の高い国内の銀行であり、相手先の契約不履行による、いわゆる信用リスクはほとんどないと判断しております。 しかしながら、先物為替予約取引により為替相場の変動による影響を緩和することは可能であっても、間接的な影響を含め、すべてのリスクを排除することは不可能であり、大幅な円安が続くとコストアップ要因となることから、為替相場の変動により当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (4)システム(商品)開発、品質管理について当社グループの取り扱う情報通信機器類のライフサイクルは、年々短くなる傾向にあります。 当社グループは、国内外から最新の情報技術および機器類を仕入れ、お客様へ提供しておりますが、技術進歩に後れを取った場合や商品戦略を誤った場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、当社が保有する2年以上経過した在庫品については、売却可能性がない場合は廃棄処分とし、在庫水準の適正化に努めております。 当社グループが独自開発し、高いシェアを確保しております特許権が成立していないシステムなどで、類似品や競合品の出現により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループはニーズに合ったパッケージシステムおよびお客様の要求事項に基づくソフトウェアの開発、製造ならびに保守(ハード、ソフト)サービスなどを行っておりますが、それらの品質管理を徹底し、お客様に対して品質保証を行うとともに顧客満足度の向上に努めております。 さらに当社では「ISO9001(2015年版)」の認証を取得し、品質マニュアルおよび品質目標を設定することにより、品質管理の徹底を図っております。 また、情報セキュリティマネジメントシステム国内標準規格「ISO27001(2013年版)」の認証を取得し、お客様へのサービス向上に努めております。 しかしながら、当社グループの提供するサービス等において品質上のトラブルが発生した場合には、トラブル対応による追加コストの発生や損害賠償により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (5)情報セキュリティについて当社グループは、お客様の了解を得た上で、個人情報を含む重要情報に接する機会があります。 当社では、プライバシーマークの取得に加え、入退室管理システムやPCの操作ログを見える化するツールを全社に導入し、情報管理を徹底しております。 管理体制としては、各事業部長が情報管理責任者となり担当部門内のセキュリティ管理の責任を負うとともに、各部署に情報管理担当者を配置しております。 引き続き情報管理には万全の対応を図ってまいりますが、万一、当社から重要情報が流出するような事態が生じた場合には、事業の継続に重大な影響を及ぼす恐れがあります。 (6)自然災害等について当社ではデータセンターを東京と大阪に設置しており、大規模地震等を想定した事業継続計画(BCP)の整備、安否確認システムの導入、耐震対策、防災訓練等の対策を講じておりますが、大地震等により防災管理体制の想定範囲を超えるような災害が発生した場合には、停電・通信回線の障害等の不測の事態により業務の遂行に影響を及ぼす恐れがあります。 (7)業績の季節変動について当社グループの属する情報サービス事業においては、お客様への出荷や納期が3月に集中する傾向があります。 しかしながら、システム開発における大型案件では、従来の一括受注ではなく開発見積およびスケジュールの精度を高める目的から工程ごとの分割受注が増加しております。 また、前連結会計年度および当連結会計年度ともに、第3四半期の売上が第4四半期にずれ込んだ影響により、第4四半期に集中しております。 今後の傾向につきましては注視してまいります。 前連結会計年度および当連結会計年度の業績変動の状況は以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期連結会計年度計売上高(千円)4,920,9994,700,6074,742,9456,187,70120,552,254(構成比)(23.9%)(22.9%)(23.1%)(30.1%)(100.0%)営業利益(千円)759,409754,913859,7011,158,8513,532,875(構成比)(21.5%)(21.4%)(24.3%)(32.8%)(100.0%)経常利益(千円)814,514764,638917,7911,171,1093,668,054(構成比)(22.2%)(20.8%)(25.1%)(31.9%)(100.0%) (注)アイティフォー単体売上高 2024年9月 1,773,830千円 2025年3月 2,948,636千円 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期連結会計年度計売上高(千円)4,235,0904,987,3655,856,9668,021,57823,101,002(構成比)(18.3%)(21.6%)(25.4%)(34.7%)(100.0%)営業利益(千円)431,938724,606970,8941,731,2483,858,688(構成比)(11.2%)(18.8%)(25.2%)(44.9%)(100.0%)経常利益(千円)492,107762,4471,057,7251,742,1404,054,421(構成比)(12.1%)(18.8%)(26.1%)(43.0%)(100.0%) (注)アイティフォー単体売上高 2025年9月 2,013,757千円 2026年3月 4,328,104千円 (8)業務提携等について当社グループは、今後も当社グループ事業の拡大と安定を図るための業務提携などを積極的に進めていく方針ですが、当社グループが当初想定したシナジー効果が生じない場合や提携・出資先企業の業績によっては、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という)の状況の概要は以下のとおりです。 ① 財政状態および経営成績の状況a.当期の業績の概況当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国の経済は、金融政策の正常化への転換が企業活動や市場に大きな影響を及ぼしました。 為替の激しい変動や資源価格の高止まりに加え、物価上昇が顕著となりました。 これらは個人消費を抑制しただけでなく、原材料費や労務費の増大を招き、企業の収益を圧迫する要因となっています。 景気は緩やかな回復基調にあるものの、コスト増への対応力が問われる局面が続いています。 海外においても、米国の金利動向や欧州・中国経済の減速により、世界的な景気後退への懸念が高まりました。 また、長期化する地政学的リスクに伴うサプライチェーンの再編など、先行き不透明な状況が継続しました。 不透明な経済環境下でも当社グループを取り巻くITサービス業界の投資意欲は旺盛でした。 人手不足を背景とした非対面化やDX(デジタルトランスフォーメーション)は企業の喫緊の課題であり、AI等の先端技術によるビジネスモデル変革への投資意欲は引き続き高い状態にあります。 そのような環境下においても持続可能な成長を目指すため、当社グループは、FY2033構想「HIGH FIVE 2033」という新たな長期ビジョンを打ち出しております。 これは、現在の事業基盤を活用し新しい領域へ展開、拡大させ、地域内で経済が循環する「地域還流型ビジネス」を生み出す企業を目指すもので、当社グループの事業を通して、人々の豊かな時間の創出に貢献していきます。 そこで、「HIGH FIVE 2033」の実現に向けて、2024年度から2026年度までの3カ年を対象とした第4次中期経営計画「FLY ON 2026」をスタートしております。 第3次中期経営計画で確立した「経営基盤の強化」「収益性の向上」「ESG経営の進化」を土台に、既存事業を力強く発展させるとともに新規事業で飛躍的に成長するというテーマのもと、「事業戦略」「人財戦略」「企業価値向上戦略」の3つの戦略を掲げて活動を進めております。 これらの結果、当連結会計年度の業績は以下のとおりです。 (単位:百万円) 前期当期前期比売上高20,55223,101112.4%営業利益3,5323,858109.2%経常利益3,6684,054110.5%親会社株主に帰属する当期純利益2,9142,75794.6%受注高20,24724,317120.1%受注残16,29517,512107.5% b.当社の営業活動に関して当社グループは、専門特化した独自ソリューションと外部パートナーとのエコシステム構築により、高い参入壁と成長性を両立させています。 ・市場深耕とグループ展開による収益最大化金融領域において、強固な信頼関係を背景に未導入システムを次々と展開しています。 既存システムの更改に加え、業務領域を広げる提案が売上拡大につながっています。 さらに銀行本体での実績を活かし、系列のカード会社・リース会社・保証会社等へも導入を加速。 グループ全体のプラットフォーム化により、収益機会を最大化し持続的成長を実現します。 ・AI実装による既存事業の高度化と優位性の確立金融・自治体・流通など、既存の基幹システムやサービスへのAI実装を加速させます。 顧客の業務プロセスを深く理解する当社ならではのドメイン知識を活かし、現場の課題に即した実用的なAIソリューションを提供します。 これにより、既存事業の付加価値を飛躍的に高め、他社の追随を許さない圧倒的な競争力強化と持続的な成長を目指します。 ・次世代プロダクトによる成長加速とDXの深化さらなる成長に向け付加価値の高い次世代プロダクトを投入しています。 督促自動化サービス「Payコレクト」は請求から支払手段提供までを完結し、人手不足解消と利便性向上を両立します。 また「Agent Hub」は金融機関と法律事務所間の情報共有を仲介し業務を効率化します。 さらに家族への情報継承を支える「デジシェア」など、新領域での価値提供を通じ成長を牽引します。 ・社会課題解決とシステム販売の連動による市場拡大「ロボティックコール」による自動化で人手不足を解消し、国策のキャッシュレス化を追い風にマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」の導入を加速させています。 ペーパーレス化や審査短縮を通じ、環境負荷低減と顧客の収益化を同時に支援しています。 さらに、出資した株式会社PaykeやWAmazing株式会社の外国人向けソリューションにより、地方でのインバウンド対応や外国人の就労対応という深刻な課題解決にも貢献し、社会課題解決を直接的な事業成長へ繋げています。 ・戦略的投資によるエコシステムの拡張前年度に出資した株式会社バカン、株式会社Paykeに加え、当期は株式会社ZenTech、MetCom株式会社、WAmazing株式会社へ新たに出資を実行しました。 自社リソースに外部の技術(インバウンド、防災、AI等)を掛け合わせることで、社会課題解決型の新サービスを迅速に創出し、顧客への提供価値を多層化させています。 c.当期の業績に対する考察地方銀行の再編・減少が進む市場環境下においても、既存顧客のシステム更新需要を確実に捕捉しつつ、付加価値の高い新規ソリューションを投入することで着実な増収を実現しています。 あわせて、地方銀行系列の金融機関(カード会社・リース・保証会社等)への横展開が順調に進捗し、顧客基盤の裾野拡大が収益を押し上げています。 また、公共分野における「自治体情報システム標準化」への対応も、当期の業績拡大を牽引する極めて大きな要因となりました。 報告セグメント別の経営成績は以下のとおりです。 (システム開発・販売) (単位:百万円) 前期当期前期比売上高11,52413,671118.6%セグメント利益1,7001,956115.0%受注高10,97415,065137.3% 当社グループの基幹事業である金融機関向けのソフト開発、インフラ設備の更改、個人ローン業務支援システム「SCOPE」などの販売については計画通り堅調に推移いたしました。 また、公共分野向けの自治体情報システム標準化対応案件も順調に増加いたしました。 (リカーリング) (単位:百万円) 前期当期前期比売上高9,0279,429104.4%セグメント利益1,8321,903103.9%受注高9,2729,25299.8% 安定収益源である保守サービスは、順調に伸長しております。 公共分野向けBPO(業務受託)サービスにおいて、リソースを収益性の高い案件に集中させるという戦略を実行した結果、受注が若干前年度を下回っておりますが、ドミナント戦略による受注活動の効率化をはかると共に、リソースを拡充しておりますので、今後は規模の拡大と収益性の両方を実現できるものと予想しております。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は8,909百万円となり、前連結会計年度末と比べ24百万円減少いたしました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動から得られた資金は3,091百万円(前年同期比118.5%)となりました。 主な増加要因は税金等調整前当期純利益4,160百万円、仕入債務の増加額451百万円、減価償却費433百万円、棚卸資産の減少額325百万円、賞与引当金の増加額104百万円、主な減少要因は売上債権の増加額1,402百万円、法人税等の支払額911百万円、受取利息及び受取配当金132百万円、投資有価証券売却益121百万円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は1,619百万円(前年同期比64.6%)となりました。 主な増加要因は有価証券の減少額504百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入439百万円、投資有価証券の売却による収入311百万円、定期預金の払戻による収入100百万円、主な減少要因は投資有価証券の取得による支出1,486百万円、定期預金の預入による支出701百万円、無形固定資産の取得による支出450百万円、有形固定資産の取得による支出298百万円、敷金及び保証金の差入による支出111百万円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は1,496百万円(前年同期比56.0%)となりました。 主な減少要因は配当金の支払額1,477百万円です。 ③ 生産、受注および販売の実績a. 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりです。 項目当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)システム開発・販売(千円)2,733,51987.9リカーリング(千円)--合計(千円)2,733,51987.9 (注) セグメント間取引はありません。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりです。 項目当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)システム開発・販売15,065,131137.37,389,909123.2リカーリング9,252,55399.810,122,20798.3合計24,317,684120.117,512,116107.5 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりです。 項目当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)システム開発・販売(千円)13,671,989118.6リカーリング(千円)9,429,013104.4合計(千円)23,101,002112.4 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計方針および見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 また、財政状態および経営成績の分析は、連結会計年度末現在で行っており、見積りについては見積りを必要とする事象および見積りに与える要因を把握した上で適切な仮定を設定して評価を行っております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、重要な会計上の見積りを要する項目は該当がないものと判断しております。 ② 経営成績の分析a) 売上高当連結会計年度における売上高は、23,101百万円(前年同期は20,552百万円)となりました。 2026年3月期を含む直近3年間の年平均成長率は、5.8%となっております。 報告セグメント別では、システム開発・販売セグメントにおいて、基幹事業である金融機関向けのソフト開発、インフラ設備の更改、個人ローン業務支援システム「SCOPE」などの販売については計画通り堅調に推移いたしました。 また、公共分野向けの自治体情報システム標準化対応案件も順調に増加いたしました。 結果、売上高は13,671百万円(前年同期は11,524百万円)となりました。 リカーリングセグメントにおいては、安定収益源である保守サービスは、順調に伸長しております。 公共分野向けBPO(業務受託)サービスにおいて、リソースを収益性の高い案件に集中させるという戦略を実行した結果、受注が若干前年度を下回っておりますが、ドミナント戦略による受注活動の効率化をはかると共に、リソースを拡充しておりますので、今後は規模の拡大と収益性の両方を実現できるものと予想しております。 以上のことから、売上高は9,429百万円(前年同期は9,027百万円)となりました。 各報告セグメントの外部顧客に対する売上高の連結売上高に占める割合は、システム開発・販売が59.2%、リカーリングが40.8%となりました。 b) 売上総利益当連結会計年度における売上総利益は、8,792百万円(前年同期は7,870百万円)となりました。 売上総利益率は38.1%となり、前年同期に対し0.2ポイント減少しました。 これは、価格高騰による仕入コストの上昇があったものの、為替予約などの為替ヘッジのコントロールなどにより原価増が限定的になったことによるものです。 c) 営業利益当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、研究開発および社内投資、新規事業向け投資、既存事業向け投資、社内DX推進および人財育成投資などにより、4,933百万円(前年同期は4,337百万円)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は3,858百万円(前年同期は3,532百万円)となりました。 d) 経常利益当連結会計年度における営業外収益は、受取配当金の増加などにより225百万円(前年同期156百万円)となりました。 営業外費用は、固定資産除去損の計上などにより29百万円(前年同期は20百万円)となりました。 以上の結果、経常利益は、4,054百万円(前年同期は3,668百万円)となりました。 e) 親会社株主に帰属する当期純利益当連結会計年度における特別利益は、投資有価証券売却益として121百万円、段階取得に係る差益33百万円を計上しました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、2,757百万円(前年同期は2,914百万円)となりました。 ③ 財政状態の分析a) 資産当連結会計年度末の総資産は28,066百万円となり、前連結会計年度末に比べて4,113百万円増加いたしました。 流動資産は20,081百万円となり、1,620百万円増加いたしました。 主な原因は、現金及び預金が2,770百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,667百万円増加しましたが、有価証券が2,600百万円、棚卸資産が232百万円減少したことなどです。 固定資産は7,985百万円となり、2,492百万円増加いたしました。 主な原因は、投資有価証券が取得などにより1,554百万円、投資その他の資産のその他が376百万円増加したことなどです。 b) 負債当連結会計年度末の負債合計は6,920百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,012百万円増加いたしました。 流動負債は6,078百万円となり、1,565百万円増加いたしました。 主な原因は、未払法人税等が580百万円、買掛金が506百万円、賞与引当金が145百万円増加したことなどです。 固定負債は842百万円となり、446百万円増加いたしました。 主な原因は退職給付に係る負債が230百万円、長期借入金が146百万円増加したことなどです。 c) 純資産当連結会計年度末の純資産は21,146百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,101百万円増加いたしました。 主な原因は、剰余金の配当の支払により1,480百万円減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により2,757百万円、非支配株主持分が492百万円、その他有価証券評価差額金の増加により273百万円増加したことなどです。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の79.5%から73.6%となりました。 セグメントごとの財政状況および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態および経営成績の状況」に記載のとおりです。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、 経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 ⑤ 資本の財源および資金の流動性に係る情報当社グループの資本の財源および資金の流動性については、運転資金および設備投資資金は基本的に自己資金でまかなうこととしておりますが、不足時の一時的な運転資金を効率的に調達するため、主要取引銀行とコミットメントライン契約を締結しております。 なお、自己資本比率73.6%、流動比率330.4%などの指標が示すように、健全な財務体質や営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力によって、当社グループの事業展開に必要な運転資金および設備投資資金を調達することが可能と考えております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は、は471,002千円です。 なお、当連結会計年度において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。 (1)システム開発・販売金融機関向けでは、ローン受付から条件履行管理まで個人ローン業務全般をカバーする次期システムについて研究開発を実施しております。 また、時流の変化を捉え、百貨店業界向け基幹システム「RITS」を刷新します。 POSに関しては、従業員の高齢化を踏まえ文字を大きく見やすくするとともに、人手不足に対応してスポットワークの方でもすぐに操作ができるよう、初心者モード/熟練者モードの切り替え機能を搭載し、UI/UX(※)のさらなる向上を図ります。 その他、モバイル型決済端末を利用した百貨店向けミニPOSを開発、キャッシュレス比率40%超の百貨店で面前決済を加速します。 これらの事業分野に対する研究開発に加え、生成AIをシステム開発プロセスに導入することのフィージビリティ検証を実施し、開発基盤の構築にも継続して取り組んでおります。 これにより、開発工数の削減、人材不足の解消、売上の向上の実現を目指します。 上記の研究開発活動などの結果、システム開発・販売における研究開発費は220,842千円となりました。 (2)リカーリング決済ビジネスのカード事業拡大戦略の一環として、さまざまな決済方法や場所に対応するため、次世代に向けたマルチ決済端末の追加機能の開発を進めるとともに、決済事業者のサービス向上を目指し、キャッシュレス決済プラットフォームや決済代行業務に関する研究開発を推進しております。 また、督促回収における顧客への連絡手段のトレンドであるSMS+コンビニ入金のサービスに、最新の機能を加えたSaaS型サービスを新たに展開することにより、幅広い分野のユーザーに対する回収DXの提供を目指します。 その他、債権管理システムにおける電話基盤のフルクラウド化を目的とした研究開発を実施しており、連携モジュールの開発により電話基盤の高いメンテナンス性により高いコストパフォーマンスを目指します。 上記の研究開発活動などの結果、リカーリングにおける研究開発費は250,159千円となりました。 ※UI(User Interface:ユーザーインターフェース)/UX(User Experience:ユーザーエクスペリエンス)UIはユーザーがサービスを操作する際の接点となる、見た目や機能全般。 UXはユーザーがサービスを利用したときに得られる、全体的な体験や感情。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資については、ソフト開発、インフラ整備などを目的とした設備投資を継続的に実施しております。 なお、有形固定資産のほか、無形固定資産への投資を含めて記載しております。 当連結会計年度の設備投資総額は、934百万円であり、セグメントごとの設備投資について示すと、以下のとおりです。 (1)システム開発・販売当連結会計年度の主な設備投資は、基幹事業である金融機関向けソフト開発、インフラ設備の更改などを中心とする総額189百万円の投資を実施しました。 なお、重要な設備除却または売却はありません。 (2)リカーリング当連結会計年度の主な設備投資は、保守サービスなどを中心とする総額472百万円の投資を実施しました。 なお、重要な設備除却または売却はありません。 (3)全社共通当連結会計年度の主な設備投資は、提出会社において、西日本事業所移転、老朽化設備の更改などを中心とする総額272百万円の投資を実施しました。 なお、重要な設備除却または売却はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社(東京都千代田区)システム開発・販売リカーリング販売・開発・保守設備115,740--906,9181,022,659392(3)所沢事業所(埼玉県所沢市)システム開発・販売リカーリング在庫管理設備研究開発設備228,49813,140149,565(767 ㎡)11,351402,55419(22)西日本事業所(大阪市北区)システム開発・販売リカーリング販売・開発・保守設備94,474--76,878171,35263(-)九州事業所(福岡市博多区)システム開発・販売リカーリング販売・開発・保守設備66,038--22,65188,68921(-) (注) 1.帳簿価額のうち、「その他」の主なものは工具器具備品およびソフトウェアであり、建設仮勘定およびソフトウェア仮勘定を含んでおります。 2.従業員数の()は、臨時従業員数を外書きしております。 3.本社の建物の年間賃借料は、316,630千円です。 (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計㈱シー・ヴィ・シー本社(福岡県福岡市)リカーリング販売設備---8,7288,72816(-)㈱イーブ本社(石川県能美市)システム開発・販売販売設備37,051-19,580(156.73㎡)2,61859,24957(-)㈱シディ本社(東京都千代田区)リカーリング販売設備1,799--4862,2863(-)㈱アイティフォー・ベックス本社(東京都千代田区)リカーリング販売設備8,147--58,71766,865107(861)㈱アイセル本社(東京都台東区)システム開発・販売販売設備15,963--23,22239,185149(-)㈱ファーストステップ本社(東京都台東区)システム開発・販売販売設備---7718(1)ブレーン・アシスト㈱本社(埼玉県川口市システム開発・販売販売設備-----13(-) (注) 1.帳簿価額のうち、「その他」の主なものは工具器具備品およびソフトウェアであり、建設仮勘定を含んでおります。 2.従業員数の()は、臨時従業員数を外書きしております。 3.本社の建物の年間賃借料は、89,290千円です。 (3) 在外子会社在外子会社はありません。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 250,159,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 272,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 39 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 11 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 7,322,414 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準および考え方当社は、資本政策において、事業領域の拡大に向けた投資手段としてCVC投資を積極的に行っている関係上、「純投資目的以外の目的である投資株式」を「戦略保有目的」と「政策保有目的」に分類し、投資株式を以下のとおり3つに区分しております。 ・戦略保有目的:当社グループの戦略に合致し、中長期的に当社グループの企業価値を向上させる目的で保有する株式。 資本政策における事業拡大および事業シナジーにより戦略的リターンを獲得するためのCVC投資などがこれに該当します。 ・政策保有目的:取引先との関係強化のために主に相互に保有しあう株式。 取引先金融機関等の株式がこれに該当します。 ・純投資目的 :株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式。 ② 保有目的が戦略保有目的の株式a.保有方針および保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、事業戦略上、中長期的に当社グループの企業価値を共創する企業の株式を保有します。 企業へ出資する際には、取締役会等の会議体において、取得する株価の妥当性を検証、諸条件と経済的便益を総合的に考慮して、取得の是非について判断しております。 b.銘柄数および貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式51,915,268非上場株式以外の株式-- (注)戦略保有目的の株式の保有割合は、純資産に対し9.06%になります。 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式31,435,258新たなビジネスモデルや事業シナジーを創出するため、出資を行いました。 非上場株式以外の株式--- ③ 保有目的が政策保有目的の株式a.保有方針および保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容政策保有目的の株式につきましては、年に二回、上場株式については個別銘柄ごとに、また非上場株式については簿価が10百万円以上の銘柄について保有方針(中長期的な取引方針との合致の程度)、保有目的の合理性(保有することによる関連収益および便益、対象会社の業績)を業務執行委員会で検証し、保有適否にかかる総合判定を実施しております。 b.銘柄数および貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式47,500非上場株式以外の株式112,619,535 (注)政策保有目的の株式の保有割合は、純資産に対し12.42%になります。 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式1603取引関係強化のため。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式1162,666 c.特定投資株式およびみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果および株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)ブラザー工業㈱400,000400,000取引関係強化のため。 無1,148,8001,077,600㈱横浜フィナンシャルグループ(注)2462,087462,087取引関係強化のため。 無(注)3634,907453,399イオンフィナンシャルサービス㈱144,180144,180取引関係強化のため。 無224,416190,245オリックス㈱41,80041,800取引関係強化のため。 無192,572128,911㈱ほくほくフィナンシャルグループ32,37932,379取引関係強化のため。 無(注)4188,99683,149㈱IC100,000100,000取引関係強化のため。 有100,40092,800カンダホールディングス㈱86,00086,000取引関係強化のため。 有70,43468,112ダイコク電機㈱10,00010,000取引関係強化のため。 無24,21026,210㈱ふくおかフィナンシャルグループ3,4403,440取引関係強化のため。 無20,27113,522三井住友トラストグループ㈱2,2022,202取引関係強化のため。 無10,7948,191㈱さいか屋13,00811,561取引関係強化のため。 取引先持株会に加入し定期的に購入しているため、持株数が増加しております。 無3,7334,543㈱ニーズウェル-300,000ネットワーク、情報技術、開発のノウハウなどの経営資源を活かし、技術力を強化することを目的として、資本業務提携を行い、株式を取得しておりましたが、当事業年度において資本提携関係を終了しました。 無-120,900 (注) 1.当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載は困難であるため、保有の合理性を検証した方法について記載しております。 当社は、毎期、個別の政策保有株式について政策保有の適否を検証しており、2026年3月31日を基準とした検証の結果、現状保有する政策保有株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。 2.㈱コンコルディア・フィナンシャルグループは、2025年10月1日付で㈱横浜フィナンシャルグループに商号変更しております。 3.当社が株式を保有している㈱横浜フィナンシャルグループは、当社の株式を保有しておりませんが、グループ傘下の㈱横浜銀行は当社の株式を保有しております。 4.当社が株式を保有している㈱ほくほくフィナンシャルグループは、当社の株式を保有しておりませんが、グループ傘下の㈱北陸銀行は当社の株式を保有しております。 ④ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から戦略保有目的または政策保有目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑥ 当事業年度の前4事業年度および当事業年度に投資株式の保有目的を戦略保有目的または政策保有目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 13,008 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 3,733,000 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | ㈱ニーズウェル |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | ネットワーク、情報技術、開発のノウハウなどの経営資源を活かし、技術力を強化することを目的として、資本業務提携を行い、株式を取得しておりましたが、当事業年度において資本提携関係を終了しました。 |
| 当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR3,436.612.77 光通信KK投資事業有限責任組合東京都豊島区西池袋1-4-101,738.36.46 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1-8-121,578.35.86 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・ブラザー工業株式会社退職給付信託口)東京都中央区晴海1-8-121,420.05.28 アイティフォー社員持株会東京都千代田区一番町21番地1,079.94.01 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)東京都千代田区丸の内2-1-1(東京都中央区晴海1-8-12)551.42.05 株式会社横浜銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)神奈川県横浜市西区みなとみらい3-1-1(東京都中央区晴海1-8-12)500.01.86 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY505004(常任代理人 みずほ銀行)ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南2-15-1)376.01.40 村上 英志東京都杉並区361.01.34 いやさか投資事業有限責任組合東京都渋谷区広尾2-15-5351.01.30計-11,392.542.32 (注) 1. 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・ブラザー工業株式会社退職給付信託口)の所有株式は、ブラザー工業株式会社が所有していた当社株式を三井住友信託銀行株式会社に信託したものが、株式会社日本カストディ銀行に再信託されたもので、議決権はブラザー工業株式会社に留保されております。2.当社は、自己株式995,101株を保有しておりますが、上記の大株主から除いております。なお、自己株式には、株式報酬制度の信託財産として株式会社日本カストディ銀行が保有する当社株式430,823株は含めておりません。3.2025年6月30日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、株式会社三菱UFJ銀行およびその共同保有者が2025年6月23日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりです。氏名または名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)株式会社三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内1-4-5175.00.63三菱UFJ信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内1-4-5692.82.48三菱UFJアセットマネジメント株式会社東京都港区東新橋1-9-1145.50.52三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社東京都千代田区大手町1-9-232.30.12 4.2025年8月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が2025年7月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりです。氏名または名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)三井住友DSアセットマネジメント株式会社東京都港区虎ノ門1-17-11,675.46.00 5.2025年9月26日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、光通信株式会社およびその共同保有者が2025年9月19日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりです。氏名または名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)光通信株式会社東京都豊島区西池袋1-4-101,901.96.81株式会社UH5東京都豊島区西池袋1-4-10101.60.36さくら損害保険株式会社東京都豊島区東池袋1-12-549.80.18株式会社ザッパラス東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-7119.10.43 |
| 株主数-金融機関 | 18 |