財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-06-15 |
| 英訳名、表紙 | Nippon Signal Co., Ltd. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 後藤 隆一 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 新丸の内ビルディング内 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03(3217)7200 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2【沿革】 1928年12月電気信号、機械信号、分岐器等信号保安装置一切の製造販売を目的とし、三村工場、鉄道信号株式会社、塩田工場を統合、資本金100万円をもって日本信号株式会社を設立。 1937年12月埼玉県浦和市(現埼玉県さいたま市)に与野工場を開設、信号保安装置の製造開始。 1948年10月大阪支店を開設。 1949年5月東京証券取引所に上場。 1950年9月大阪工場(2003年10月 大阪支社分室に名称変更)を開設。 1961年9月工事部門を分離し、日信電気工事株式会社を設立。 (1992年9月 日信電設株式会社に名称変更)1961年10月大阪証券取引所に上場。 1962年11月機械信号、分岐器部門を分離し、日信工業株式会社を設立。 1962年11月宇都宮工場を開設。 1962年11月電気機器の製造・販売を目的とした日信特器株式会社を設立。 1964年4月上尾工場を開設。 1965年12月合成樹脂製品の製造・販売を目的とした鈴谷工業株式会社を設立。 (2000年8月 栃木日信株式会社に名称変更)1968年4月駅務機器、交通信号機器等の保守サービスを目的とした日信電子サービス株式会社を設立。 1970年6月電子機器の製造・販売を目的とした山形日信電子株式会社を設立。 1970年10月北海道地区における販売機器の保守サービスを目的とした札幌日信電子株式会社を設立。 1979年12月九州地区における販売機器の保守サービスを目的とした福岡日信電子株式会社を設立。 1982年11月ソフトウエアの開発並びに販売を目的とした日信ソフトエンジニアリング株式会社を設立。 (2026年5月 NSEC株式会社に名称変更)1983年5月中部地区における販売機器の保守サービスを目的とした三重日信電子株式会社を設立。 (2019年9月 中部日信電子株式会社に名称変更)1985年11月東北地区における販売機器の保守サービスを目的とした仙台日信電子株式会社を設立。 1987年4月大阪支店の名称を大阪支社に変更。 1989年10月技術研究センターを新設し、与野工場、宇都宮工場の名称を与野事業所、宇都宮事業所に変更。 1998年12月日信電子サービス株式会社が日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。 2001年3月日信電子サービス株式会社が東京証券取引所市場第二部に上場。 2001年5月埼玉県久喜市に久喜事業所として、知識創造型企業への変革を目指した研究開発センター並びに業務センターが稼動。 2001年6月本社を東京都豊島区に移転。 2002年7月久喜事業所の第2期工事が竣工。 設計・生産など与野事業所に残存する全機能を久喜事業所に移管し、同事業所が本格稼動。 それに伴い、与野事業所を閉鎖。 2003年7月ビジョナリービジネスセンターを設置。 2004年5月仙台日信電子株式会社の全株式を日信電子サービス株式会社に譲渡。 2005年9月大阪支社分室を閉鎖。 2005年12月大阪支社を大阪府大阪市中央区へ移転。 2006年4月研究開発センターを研究センターへ名称変更し、各事業分野に関するコア技術の開発と基本技術の開発・整備を推進する技術開発部門として開発センターを新設。 (2009年10月に研究センターと開発センターを研究開発センターに統合)2007年6月本社を東京都千代田区へ移転。 2009年4月海外市場における競争力の強化を目的として国際事業部を新設。 2010年12月大阪支社を大阪府大阪市北区へ移転。 2014年3月日信電子サービス株式会社との株式交換により、同社を完全子会社化。 2015年10月インド現地法人(Nippon Signal India Private Limited)設立。 2017年11月安全信頼創造センター開設。 2019年3月日信電子サービス株式会社が埼玉ユニオンサービス株式会社を完全子会社化。 (2026年4月 日信電設株式会社が埼玉ユニオンサービス株式会社を完全子会社化)2019年11月日信岡部二光株式会社の全株式取得により、同社を完全子会社化。 2020年3月日信電子サービス株式会社が横浜テクノエンジニアリングサービスを完全子会社化。 2020年11月台湾現地法人(台湾日信テクノロジー株式会社)設立。 2021年10月山形日信電子株式会社を存続会社とし、サーキットテクノロジー株式会社を吸収合併。 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 2022年11月バングラデシュ現地法人(Nippon Signal Bangladesh Private Limited)設立。 2025年4月日信ITフィールドサービス株式会社の全株式を当社が直接保有することとし、日信ITコネクト株式会社に社名を変更。 |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社19社、持分法非適用会社5社(非連結子会社4社、関連会社1社)で構成され、鉄道信号、スマートモビリティ、AFC、R&S等の製造及び販売とこれらに付帯する事業活動を展開しております。 なお、当連結会計年度より、日信興産㈱、日信テクノエンジニアリング㈱、日信ヒューテック㈱、埼玉ユニオンサービス㈱、横浜テクノエンジニアリングサービス㈱、日信岡部二光㈱を新たに連結子会社としております。 また、2025年4月1日付で連結子会社である札幌日信電子㈱を存続会社とし、非連結子会社であった北明電気工業㈱を消滅会社とする吸収合併を行っております。 当社グループの事業に係る位置づけ、及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 交通運輸インフラ事業鉄道信号:当社が製造販売するほか、連結子会社日信電設㈱、日信テクノエンジニアリング㈱が関連工事の設計施工等を行っており、製品及び部品の一部については、連結子会社日信工業㈱、栃木日信㈱、山形日信電子㈱から仕入れております。 スマートモビリティ:当社が製造販売するほか、連結子会社札幌日信電子㈱、埼玉ユニオンサービス㈱が関連工事の設計施工等を行っており、製品及び部品の一部については、連結子会社日信工業㈱から仕入れております。 ICTソリューション事業AFC:当社が製造販売しており、製品及び部品の一部については、連結子会社日信工業㈱、山形日信電子㈱、日信特器㈱、日信岡部二光㈱から仕入れております。 R&S:当社が製造販売しており、製品及び部品の一部については、連結子会社山形日信電子㈱、朝日電気㈱から仕入れております。 その他:当社の製造販売した交通運輸インフラ事業及びICTソリューション事業の電気・電子機器製品の販売、保守については、連結子会社日信電子サービス㈱、福岡日信電子㈱、札幌日信電子㈱、中部日信電子㈱、仙台日信電子㈱で、ソフトウエアの開発については、連結子会社日信ソフトエンジニアリング㈱で行っております。 ITソリューションの設計・構築、運用・保守を連結子会社日信ITコネクト㈱、損害保険代理店業務等を連結子会社日信興産㈱で、技術関係資料の編集等を連結子会社日信ヒューテック㈱で行っております。 駅務機器の保守、工事等を連結子会社横浜テクノエンジニアリングサービス㈱で行っております。 関連会社㈱てつでんと鉄道信号の取引があります。 また、当社が製造した電気・電子機器製品の販売、保守等について、中国は非連結子会社北京日信安通貿易有限公司、インドは非連結子会社Nippon Signal India Private Limited、台湾は非連結子会社台湾日信テクノロジー㈱、バングラデシュは非連結子会社Nippon Signal Bangladesh Private Limitedで行っております。 (注) AFCはAutomatic Fare Collection Systemsの略称です。 (注) R&SはRobotics&Sensingの略称です。 事業の系統図は次のとおりであります。 |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 (連結子会社)2026年3月31日現在名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容日信電設㈱埼玉県さいたま市浦和区45交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社鉄道信号、AFC製品の設置工事。 役員の兼任……1人日信工業㈱栃木県下都賀郡野木町90交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社鉄道信号、スマートモビリティ、R&S製品・部品の供給。 役員の兼任……1人日信電子サービス㈱東京都墨田区480交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社電気電子機器製品の販売、保守。 役員の兼任……2人福岡日信電子㈱福岡県福岡市西区20交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社電気電子機器製品の販売、保守。 役員の兼任……2人札幌日信電子㈱北海道札幌市豊平区30交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社電気電子機器製品の販売、保守。 役員の兼任……1人日信ソフトエンジニアリング㈱埼玉県久喜市50交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社ソフトウエアの開発。 役員の兼任……なし中部日信電子㈱愛知県名古屋市西区20交通運輸インフラ事業100.00(100.00)当社電気電子機器製品の販売、保守。 役員の兼任……なし仙台日信電子㈱宮城県仙台市若林区20交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00(100.00)当社電気電子機器製品の販売、保守。 役員の兼任……なし栃木日信㈱栃木県下都賀郡野木町82交通運輸インフラ事業100.00当社鉄道信号製品・部品の供給。 役員の兼任……1人山形日信電子㈱山形県長井市45交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社電子機器の製品・部品の供給。 役員の兼任……なし日信特器㈱大阪府岸和田市60交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社鉄道信号、スマートモビリティ、AFC、R&S製品・部品の供給。 役員の兼任……1人日信ITコネクト㈱東京都台東区310ICTソリューション事業100.00当社ネットワークの管理・保守。 役員の兼任……1人朝日電気㈱神奈川県川崎市中原区10交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社鉄道信号、R&S製品・部品の供給。 役員の兼任……1人日信興産㈱埼玉県久喜市10交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社保険代理、施設管理。 役員の兼任……1人 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容日信テクノエンジニアリング㈱埼玉県久喜市10交通運輸インフラ事業100.00当社鉄道信号製品の保守、施工管理。 役員の兼任……なし日信ヒューテック㈱埼玉県久喜市20交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社への一般労働者派遣。 役員の兼任……1人埼玉ユニオンサービス㈱埼玉県さいたま市西区11交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00(100.00)当社スマートモビリティ、AFC製品の設置工事。 役員の兼任……なし横浜テクノエンジニアリングサービス㈱神奈川県横浜市中区40ICTソリューション事業100.00(100.00)当社電気電子機器製品の保守。 役員の兼任……なし日信岡部二光㈱埼玉県深谷市3交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業100.00当社鉄道信号、AFC部品の供給。 役員の兼任……なし (注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.「議決権の所有割合」欄の括弧内は内書で間接所有であります。 3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 4.日信ソフトエンジニアリング㈱は、2026年5月25日をもって社名をNSEC㈱に変更いたしました。 5.日信電子サービス㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 ① 売上高 17,946百万円 ② 経常利益 2,857 〃 ③ 当期純利益 1,964 〃 ④ 純資産額 11,713 〃 ⑤ 総資産額 16,631 〃 |
| 従業員の状況 | (2)【従業員の状況】 ①連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)交通運輸インフラ事業1,566(155)ICTソリューション事業1,443(167) 報告セグメント計3,009(322)全社(共通)57(4)合計3,066(326) (注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。 2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。 3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 4.従業員数は、当連結会計年度より連結対象となった6社(日信興産株式会社、日信テクノエンジニアリング株式会社、日信ヒューテック株式会社、埼玉ユニオンサービス株式会社、横浜テクノエンジニアリングサービス株式会社、日信岡部二光株式会社)の従業員を含んでおります。 ②提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,14643歳2ヶ月18年11ヶ月8,559,5217.4 セグメントの名称従業員数(人)交通運輸インフラ事業693ICTソリューション事業396 報告セグメント計1,089全社(共通)57合計1,146 (注) 1.従業員数は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含む就業人員数であります。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 ③労働組合の状況提出会社の労働組合は、1946年5月、日本信号労働組合として結成され、現在従業員中885名は日本信号労働組合を組織して全日本電機・電子・情報関連産業労働組合連合会に加盟しております。 その他連結子会社4社においてそれぞれ労働組合(組合員数128名)を結成しております。 なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。 ④管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 a.提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者4.586.773.577.973.1 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 なお、労働者全体の女性割合は15.4%です。 出向者は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含みます。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。 出向者は、他社への出向者を含み、他社からの出向者を除いております。 3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 なお、同一労働の賃金に男女間の格差はなく、等級別人数構成の差によるものです。 出向者は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含みます。 b.連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者日信電子サービス(株)3.350.054.772.942.8 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 なお、労働者全体の女性割合は8.7%です。 出向者は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含みます。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。 出向者は、他社への出向者を含み、他社からの出向者を除いております。 3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 なお、同一労働の賃金に男女間の格差はなく、等級別人数構成の差によるものです。 出向者は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含みます。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針当社グループは、世界中の人々がより安心、快適に暮らせる社会の実現を願い、1928年の設立以来、鉄道や道路交通など、社会インフラの発展と維持に貢献する事業を展開しています。 2016年4月には、近年のグローバル化や産業技術の急激な変化を勘案し、創業60周年を機に制定された企業理念を「日本信号グループ理念」に改定いたしました。 「私たちの使命」である“「安全と信頼」の優れたテクノロジーを通じて、より安心、快適な社会の実現に貢献します”という想いのもと、一丸となり企業活動に取り組んでおります。 2019年度より新たな長期経営計画「Vision-2028 EVOLUTION 100」をスタートし、10年後の設立100周年(2028年)に向けて、世界の人々から必要とされる企業グループになることを目指して、グローバル化の深化やデジタル技術の大変革期に適応し、持続的成長のための事業構造改革に取り組んでおります。 (2)目標とする経営指標2024年度より始まった長期経営計画「Vision-2028 EVOLUTION 100」の第3期中期経営計画「Realize-EV100」では、顧客の構造改革や課題解決を推進する新商材の開発・社会実装の加速と設計・ものづくりのバリューチェーン改革など収益性向上を図るとともに、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応としてROIC経営を進めてまいります。 中期経営計画「Realize-EV100」最終年度において、連結売上高1,500億円、ROE10.0%以上、ROIC9.0%以上を目指します。 (3)中長期的な戦略経営2019年度よりスタートした長期経営計画「Vision-2028 EVOLUTION 100」では、デジタルディスラプション(デジタル技術による破壊的なイノベーション)で既存産業が淘汰される大変革期の到来に対し、従来の延長線上にない新たなビジネスの在り方を追求し、インフラの進化を安全・快適のソリューションで支えることで社会的課題を解決し、世界中から必要とされる企業グループとなることを目指しております。 また、長期経営計画の実現に向け、設立100周年となる2028年をターゲットとした、新たな中期経営計画「Realize-EV100」を2024年度よりスタートいたしました。 2025年度にはこれまで開発してきたDX商材の社会実装や国際事業の拡大、オペレーション&メンテナンス事業の着実な履行に取り組んでまいりました。 今後はDX商材について社会実装を足掛かりに顧客へのさらなる展開を図るとともに、国際部門の営業部増設などにより国際事業での地域・顧客に密接した受注活動をさらに強化してまいります。 また資本収益性の改善に向けたROE、ROICの向上により一層努め、IR・SR活動を強化してまいります。 (4)対処すべき課題<重点課題1>新事業・新商材のNext Stage鉄道・自動車の自動運転、キャッシュレスサービス、CBM、ホーム監視システム、ロボット等の省力化に資する開発の推進、脱炭素や顧客の構造改革を支えるソリューションビジネスの拡大等、新事業・新商材の社会実装の加速に取り組みます。 <重点課題2>国際事業のNext Stage案件履行から継続的な保守・メンテナンス、更なる延伸案件の受注と市場開拓による新たな受注により、国際事業の成長と収益力向上を図ります。 また、海外現地化を進めグローバル力を強化してまいります。 <重点課題3>ものづくりのNext Stage脱炭素、ソフトウエアファーストに対応した商材開発強化とグループベースでの設計標準化、ものづくり内製化の推進、設備投資による生産性向上等により、QCD最適化を目指します。 <その他>ESG経営の推進脱炭素化に向けた温室効果ガスの削減に努め、環境負荷の低い交通手段である鉄道の普及や維持を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 また、従業員エンゲージメント向上や地域密着型の社会貢献活動にも取り組みます。 コーポレートガバナンスの強化といたしましては、モニタリングボードとしての取締役会を志向し、経営の監督機能と執行機能を明確に分離したうえで、監督機能の一層の強化と透明性の確保を図り、企業価値向上に努めてまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、交通インフラという公共性の高い事業に関わる企業集団として、事業活動を「持続可能な開発目標(SDGs)」と関連づけて、自社にとっての重要課題を特定し、具体的な取り組みを行ってまいります。 SDGsの「世界を変えるための17の目標」になっている環境負荷の低減や災害に強いインフラづくり、安全なマチづくりにどのような役割が果たせるかを考えながら、研究開発や製品開発を展開しており、企業経営にとって大切な地域社会の皆さまとの強固なパートナーシップを育むために、教育や文化、福祉、地球環境の保全などをテーマとした社会貢献活動を積極的に行っております。 また、企業の成長力、活力を生み出す「さまざまな働き手がいきいきと働けるプラットフォームの構築」にも一層力を注いでまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (1)サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理長期経営計画「Vision-2028 EVOLUTION 100」においては、「環境変化に適応したリスク管理とガバナンス」の一環としてサステナビリティへの取り組みを掲げております。 中期経営計画においても、「新事業・新商材のNext Stage」に向け、人材の獲得・育成策を推進し、新ビジネス創出を目指しているほか、サステナビリティ情報開示基準(IFRS S1、S2)に基づき、気候変動への取り組みを推進しております。 全社環境・品質統合委員会は、環境目標等の具体的な目標を活動に展開して実践し、取締役会の監督のもと適宜、開示をしております。 人的資本等への投資については、事業拡大や既存市場におけるシェアアップを図るべく、中期経営計画で投資ドメインや投資額を計画した上で、各年度の事業計画策定や半期ごとの投資進捗の確認という形で取締役会にて審議されるほか、毎月開催される役員会の場で議論し、投資内容の検討・変更や進捗に対する監視を適宜行っております。 (2)重要なサステナビリティ項目当社グループにおける重要なサステナビリティ項目は以下のとおりであります。 ・人材の多様性・気候変動 ①人材の多様性a.ガバナンス取締役会で経営方針を決定し、それに基づき人事部門が採用・教育・人事制度・健康経営など人材戦略を立案いたします。 立案された人材戦略は、執行役員で構成する役員会のうち年2回設定される経営計画会議で審議され確定いたします。 当社で決定した各種施策は、グループ会社社長で構成するグループ経営会議やグループ会社の総務人事部門で構成するグループ人事部会を通じ、情報共有を図ります。 b.戦略当社グループでは、グループ理念「私たちの大切にすべきこと」のひとつに「自らの成長に向けてチャレンジすること(ヒトづくり)」を掲げ、人材戦略の基盤としております。 この理念の下、安全と信頼の交通インフラを支える「使命感」を中心に、自ら考動する「自律心」、困難を乗り越えていく「挑戦心」、様々な人々と協力しながら新たな価値を生み出す「共創力」を持つ人材をめざす姿として定めております。 この人材の獲得・育成ならびに、全ての社員が自分らしく生き生きと働ける企業環境の実現のため、中期経営計画「Realize-EV100」をもとに、「エンゲージメント向上」、「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進」「継続的成長を支える人材育成」の3つを重点課題として取り組んでおります。 i.エンゲージメント向上のための取り組み(ア)安全と信頼を支える使命感の醸成当社グループが、社会に貢献し必要とされる企業であり続けるためには、全ての役員・社員がグループの使命や価値観を共有し、「交通インフラを支えるに相応しい人材」として考動することが重要です。 これらの基盤になるものとして「日本信号グループ理念」において「私たちの行動規範」を策定し、法令やルールを尊重する行動を浸透させるとともに、問題を早期に発見して是正・改善する自浄作用を持つ組織づくりを推進しております。 また、全社員を対象に「教訓事例教育」を定期的に開催し、事業活動において得られた気づきを共有し、当社が扱う製品が世の中へ与える影響を自ら考え、自らの仕事に活かす機会を設けております。 (イ)意識調査の実施社員のエンゲージメントの状況を把握し、継続的な向上につなげるため、当社では意識調査を通じた課題の可視化および改善に取り組んでおります。 その中で、評価・フィードバックに対する納得感や、業務を通じて自身のキャリアを描けているかが、仕事への姿勢に影響し、自身の役割や仕事の意味を理解することにつながる重要な要素の一つであると捉えております。 こうした認識のもと、2025年度は管理職による人材育成および評価の質の向上を重点課題として取り組みました。 具体的には、管理職による面接や評価の進め方に個人差が生じていた点に対し、新任の管理職であっても一定の水準で部下と向き合える体制を整備いたしました。 面接ハンドブックを作成し、面接の目的や進め方を整理するとともに、部下の価値観や強み、キャリアビジョンを引き出すためのキャリアデザイン研修を実施しております。 これにより、管理職が部下の成長を支援する役割への理解を深め、社員の納得感や前向きな行動につなげることを目指しております。 また、これまで個別のファイルベースで実施していた半期ごとの面接や考課を、タレントマネジメントシステムでの運用へ変更いたしました。 評価プロセスの共有の即時化と、情報の一元管理による業務効率化を実現しております。 評価や面接内容を継続的に可視化・蓄積することで、社員一人ひとりの成長を支援し、前向きな行動や働きがいの向上につなげてまいります。 (ウ)健康経営の推進社員が心身ともに健康で働く環境維持のため、推進体制を構築し、各種取り組みを実施しており、2023年から4年間連続で「健康経営優良法人」(大企業法人部門)の認定を取得しております。 <主な活動>(1) からだの健康・健康診断受診後の各種フォローの実施(特定保健指導の参加率増加、医療従事者による保健指導の充実)・定期的な運動習慣の確保のため、スポーツイベントや運動キャンペーンを継続(各種スポーツイベントの開催)健康増進・コミュニケーション活性化の観点から、各種のスポーツイベントを開催しております。 運動会「スポーツフェスティバル」や「リレーマラソン」、健康保険組合主催の当社グループ全体で1日平均8,000歩を目指すウォーキングキャンペーンなどのイベントを毎年開催し、多数の従業員が参加しております。 (2) こころの健康ストレスチェック・メンタルヘルス講習等を実施するとともに、高ストレスと判定された社員をフォローし、メンタル不調者の早期発見・未然防止を実施しております。 (3) みらいの健康・ヘルスリテラシー向上を目的とした各種セミナーの実施・ヘルスケア休暇の利用促進・喫煙対策の強化喫煙対策の一環として、受動喫煙やニコチン依存など喫煙に係る危険性を再認識し、禁煙意識を醸成する目的で、毎年、WHOが定める「世界禁煙デー」に合わせ当社においても禁煙デーを定め、当社内全拠点で、終日禁煙の取り組みを実施しております。 ⅱ.DE&I推進のための取り組み(ア)グローバル人材獲得のための取り組み国内で確立した安全・信頼の技術を活かし、アジアを中心に海外市場での事業拡大を進めております。 こうしたグローバル展開を支える基盤として、現地事業の理解と日本との連携を両立できる人材の確保が不可欠と考えております。 このため、世界各国から学生が集まる大学やタイ、ベトナムなどの大学との関係構築を進め、将来の海外事業を担う人材採用を強化しております。 (イ)多様な人材の活躍を支える人事制度社会の環境変化や社員のライフイベントなどに応じて柔軟な働き方ができるよう、フレックス勤務・リモートワーク・地域限定社員制度など、働き方を選択できる制度の充実化を図っております。 特に育児に関しては、制度の利用対象者を幅広く設定し、在宅勤務やコアタイムのないフレックスタイム制度、各種休暇を活用することで、妊娠期から復帰後に至るまで、社員が安心して働き続けられる環境を整えております。 また、社員寮の一つであるシグナリオ宇都宮に「シグナリオキッズ」を併設しております。 事業所からもほど近い場所に位置し、仕事と子育ての両立を支援し安心して働ける環境を提供しております。 制度概要取得対象となる社員法定要件当社制度看護等休暇子の看病や健診・入学式などの際に利用できる休暇小学校3年生修了までの子を養育する者小学校卒業の年度末までの子を養育する者育児フレックスタイム制勤務(時短含む)出退勤時間を任意に選択して勤務することのできる制度3歳から小学校就学前の子を養育する者小学校卒業の年度末までの子と同居し養育する者産前フレックスタイム制勤務(時短含む)―本人もしくは配偶者が妊娠した場合 (ウ)シニア社員の活躍推進当社では、シニア社員の活躍推進を重要なテーマの一つとして位置づけております。 豊富な経験や専門性、長年培ってきた技術・知見を有するシニア社員は、当社の事業を支える重要な戦力であり、引き続き意欲と能力を発揮して活躍してもらうことが重要であると考えております。 こうした考えのもと、当社では2026年度より、定年年齢を従来の63歳から65歳へ引き上げました。 本制度は、従前の63歳時点と役割・処遇を変えることなく、引き続き活躍してもらうことを目的としたものであり、社員一人ひとりのライフキャリアの充実を支援するものです。 あわせて、労務構成の高年齢化や将来的な労働力確保といった経営環境の変化にも対応し、年齢にかかわらず多様な人材が持続的に活躍できる組織づくりを進めております。 ⅲ.継続的成長を支える人材育成(ア)階層別研修の実施当社では、すべての世代が「安全と信頼」を共通の価値観として継承するため、きめ細かな階層別研修を実施しております。 (1) 若年層向け当社では新入社員育成研修「鉄熱(てつあつ)プログラム」を導入しております。 「鉄熱プログラム」とは、「鉄は熱いうちに打て」との諺にある通り、吸収力が高い新入社員時代に様々な経験を積むことを目的とした教育プログラムです。 加えて、このプログラムでは、新入社員を支える体制も重要であるとの考えのもと、周囲の人材育成も同時に実施しております。 新入社員を迎える組織は「課長」がリーダーとなり、「係長」「バディ(先輩社員)」が各々の立場での役割を持って新入社員の成長をサポートし、チーム一丸の活動を行います。 その活動を通じて、新入社員を取り巻く全員が人材育成に関わり、新入社員に寄り添うことにより自らも成長していくことを目指しております。 鉄熱プログラムは年々進化をさせており、配属後の新入社員間での社会人としての成長を目指す意見交換や、鉄熱参加他部署間の課長、係長、バディをミックスした意見交換、課長間での組織運営の意見交換の場としての活用へ拡げております。 鉄熱プログラムは社内エンゲージメント向上のためのディスカッションプラットフォームの場としての進化を進めております。 (2) 次世代リーダー層向け研修次世代の管理職・リーダーの育成を目的として、幅広いものの見方・考え方を持ちながら自らの想いを明確にし、組織内もしくは顧客・取引先などさまざまなステークホルダーへ価値ある企画・提案ができるスキルと意識を身に着けることを目指した研修を実施しております。 また、研修成果として社内提言を行う機会を広げております。 (3) 管理職・リーダー向け研修管理職は、部下の育成・組織力の向上において重要な役割を担っております。 部下の価値観や適性を理解したうえでキャリア形成の支援を行うことができる管理職の育成を目指して、キャリアデザイン研修を実施しております。 併せて、将来の経営人材として経営リテラシーの習得や組織リーダーとしての人間力向上を目的とした「NSサクセッションプラン(次期経営人材育成研修)」を実施しております。 (イ)「安全と信頼」の技術継承交通インフラの担い手として「安全と信頼」を守り続けるために高い技術力や専門的な技能を持つ人材を継続的に育成する必要があります。 将来のものづくりを担う人材を育成するための取り組みや、グローバルに成長する企業として広い視野を養うことを目的とした若手技術者の海外派遣を行っております。 また、設置工事において必須となる品質・安全管理などの各資格者に対して月額手当を支給し、重要な役割を果たす人材の適正な処遇と確保につなげております。 (ウ)自ら学ぶ文化・意識の醸成「基本的な考え方(①人材の多様性b.戦略 参照)」にある「自律心」「挑戦心」を人材育成の基盤とし、社員が学び続ける文化・意識の醸成を図っております。 変化の激しい事業環境においては、知識やスキルの継続的な向上が組織の競争力の基盤になるとの認識のもと、学習やスキル向上に取り組みやすい環境整備を進めております。 具体的には、通信教育講座の受講や公的資格取得を支援する制度を通じ、海外市場対応のための語学力、社会インフラ事業における施工管理・安全管理・品質確保に資する専門資格、IT・情報分野の知識など、多様な分野での能力向上を促進しております。 これらの取り組みにより、事業に必要な資格を有する人材が増加しており、専門性に裏付けられた人材基盤の強化を通じて、業務の確実性および対応力の向上、事業運営の安定性と品質の維持・向上につなげております。 c.リスク管理採用競争力の低下や離職者の増加に伴う組織の硬直化により、企業競争力を損なうリスクがあります。 このリスクを低減させるために、給与水準の見直しを逐次行うだけでなく、広報活動の強化など採用競争力の向上に努めるとともに、従業員の採用活動強化や、グローバル化やDX化の進展に追随するための学び直し(リスキリング)支援や、多様性を向上させる人材の配転など、人材開発を強化しております。 また、前述の両立支援を企図した福利厚生・人事制度によって従業員を支えるほか、若年層からリーダー層、次世代の経営人材まで、自らの成長に向けてチャレンジする人材を育成し、企業価値向上に努めてまいります。 加えて、良好な企業風土を保つため、長時間労働やハラスメントなどコンプライアンスに係る事案、労働災害につながるインシデント(重大事故に発展する可能性のある事象)は、代表取締役社長を委員長とする「リスク管理委員会」の議題として取り上げ、全役員・従業員で情報共有し、リスクの未然回避及び顕在化したリスクによる被害の最小化に取り組んでおります。 d.指標及び目標(単体)経営戦略の実現のための人事課題を達成するため、当社では以下のKPIを設定しております。 KPI2025年3月期2026年3月期目標値目標年度育児休業取得率男性 90.3%女性 100%男性 86.7%女性 71.4%※1男性 93%以上女性 100%2031年3月期女性管理職比率4.2%4.5%5%2031年3月期女性役職者比率7.9%7.5%10%2031年3月期外国籍社員採用人数1名1名2名毎年従業員一人当たり研修投資額86,132円100,349円90,000円※2毎年 ※1 2026年3月期より、育児休業取得率は、「2026年3月期に最初の育児休業および育児目的休暇を開始した従業員数(a)/子が生まれた従業員数(b)」により算定しております。 2026年3月期は、2~3月に子が生まれた女性従業員が多く、当該期間は主に産後休暇の取得期間に該当いたしました。 このため、これらの従業員は(b)の算定対象には含まれるものの、同一年度内に育児休業を開始していないことから(a)には含まれず、結果として取得率が一時的に低下しております。 なお、同様の算出方法を取った場合、2025年3月期の女性の育児休業取得率は85.7%となります。 また、当該従業員については、実際に育児休業を開始する2027年3月期において(a)の対象として計上する予定です。 ※2 2027年3月期以降については、目標を100,000円へ変更いたします。 ②気候変動a.ガバナンス日本信号グループは、気候変動への対応をサステナビリティにおける重要な課題と位置付けております。 一方、環境における社会的責任を果たした上で、気候変動による影響を考慮した製品品質を確保するためには、環境と品質を一体的に管理するシステムが必要です。 2026年3月より、環境・品質統合マネジメントシステムに移行し、日本信号グループとして活動してまいります。 全社環境・品質統合委員会では、環境・品質担当役員を委員長とし、各サイトのトップが参加し、年度目標や計画に基づいたマネジメントが行われております。 内容や進捗状況の報告に基づいて、取締役会が監督を行っております。 気候関連の責任は、全社環境・品質統合委員会および委員長が負っております。 ⅰ.全社環境・品質統合委員会、取締役会2025年度では計3回全社環境委員会(うち1回は全社環境・品質統合委員会)が開催されました。 取締役会では、IFRS S1「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項」、S2「気候関連開示」(TCFD)に関わる開示情報、委員会で審議された重要事項が報告されました。 ⅱ.気候関連のモニタリング気候関連のモニタリングは、各部門から、サイト/関係会社の環境事務局に集約され、サイト環境事務局から環境・品質マネジメント推進部に報告されます。 環境・品質マネジメント推進部は、環境・品質マネジメント推進部担当役員に報告し、特に重要な事項は取締役会で報告されます。 モニタリングの指示は、報告と逆のルートで実施されます。 b.戦略(採用したシナリオ)シナリオ分析の検討に際して、IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change/国連気候変動に関する政府間パネル)AR6 SSP1-1.9、及びSSP5-8.5を参照し、それぞれⅰ.2100年までの平均気温上昇が1.5℃未満に抑えられている世界(1.5℃シナリオ)、ⅱ.2100年までの平均気温上昇が4℃となる世界(4℃シナリオ)の2つのシナリオを設定いたしました。 ⅰ.1.5℃シナリオリスク当社への影響当社の対応 移行リスクサプライヤーへの炭素税、排出権取引制度の導入短期・電気料金の大幅増加・第7期環境行動計画:グリーンエネルギー調達比率80%(日本信号グループ)達成に向け、計画的にグリーン電力を確保・温室効果ガス排出削減目標(注1)(第7期環境行動計画)達成に向け、省エネ・再エネ(エネルギー高効率機器の導入、発電設備導入等)の推進中期・事業コストの増加 (炭素税、排出権取引)・素材(鉄・プラスチック)等の価格転嫁が進み、調達価格の上昇・グループ会社への脱炭素政策の展開・ハードウエアの使用を削減した商品への転換・気候変動枠組みを含むグリーン調達ガイドラインの提示、遵守状況確認長期・電気料金の高止まり・省エネ、再エネの継続脱炭素社会へ調達・投資行動の急速な変化短期・環境関連設備投資の前倒しによる追加 費用発生・省エネと合わせた設備投資中期・脱炭素・低環境負荷素材、部品しか調達できなくなることによる品質低下・簡易梱包の義務化による輸送時のリスク・新規部品改廃による定期的なマイナーチェンジを計画し、品質試験、製品認定を行い、常に品質・機能を守る・「当社への納入品」と「当社からの出荷品」の両面で簡易梱包化、またはリサイクル材料を利用長期・環境性能における競争激化(環境負荷の大きい製品の競争力低下)・適切な対応がとれない場合、社会的信頼、事業機会の損失・サーキュラーエコノミー対応によるコスト増・SBT Scope3(注2)に基づく、 当社主要製品の環境負荷低減・温室効果ガス排出量削減につながる商品・サービスの開発・TCFDへの賛同とシナリオ分析、枠組みに従った情報開示 (注)1.長期的温室効果ガス削減目標(SBT Scope3)は第7期環境行動計画中に提示2.SBT:Science Based Targets パリ協定が求める温室効果ガス削減目標、Scope3は間接的排出 ⅱ.4℃シナリオリスク当社への影響当社の対応 物理リスク自然災害の激甚化、急激な増加短期・風水害による生産拠点の被害発生・サプライチェーンの寸断による部品供給 停止・猛暑による屋外作業の制限、空調コスト の増加・事業継続計画(BCP)対応:生産拠点 での災害対策、複数の生産拠点による製 造対応、複数の調達先、輸送手段の確保・自家発電、蓄電能力の確保・屋外作業環境改善 (屋根、スポット空調等)中期・顧客の被害による新規設備投資の減少・災害対策コストの上昇による新規インフラ 整備箇所の縮小・災害に強い製品の開発(耐水等)・MaaS等、既存インフラ設備を活用した 最適な移動の提案長期・災害の影響を受けやすい地域の変化による 既存インフラの稼働率低下・低コストで維持できるシステムの提案温暖化による品質への影響中期・高温による屋外保管品の品質劣化(屋内保管への切り替えによるコスト増加)・設計条件を超える環境になった場合の劣化の早期化・適切な保管環境の確保、長期保管品の削減・冠水リスクがある商品の耐水機能の標準装備、緊急出荷に応じた予備品の確保、入念な温度試験感染症の地域的流行短期・部品を含む生産工場の稼働率低下・部品供給の寸断による生産縮小・生産プロセスの自動化、商談のIT化・部品、製品在庫の確保中期・長期・公共(乗合)交通の優位性低下による新規 設備投資の減少・感染症対策製品の開発(検温、トレーサビリティ等) ⅲ.機会機会当社への影響当社の対応顧客の脱炭素化を支援する商品・ソリューションの販売拡大短期・省エネ製品の注文増・既存製品の省電力化設計中期・長期・脱炭素化を目的とした既存製品の置き換 え注文増・脱炭素化ソリューションの提案要望増加・設計改善、商材変更による脱炭素化計画 (製品の廃止を含む)・温室効果ガス排出量削減につながる ソリューション顧客のインフラ強靭化を支援する商品・ソリューションの販売拡大短期・停電時電源確保、浸水対策製品注文増・太陽光発電、蓄電池つき製品の開発・耐水型屋外製品の開発中期・長期・顧客のインフラ強靭化工事に伴う既存 製品の置き換え注文増・災害復旧迅速化ソリューションの提案 要望増加・災害時に機能を維持する製品の開発・災害復旧の迅速化に貢献する製品の開発 感染症対策(ニューノーマル)につながるソリューションの販売拡大短期・窓口、券売機以外での予約、決済利用 の増加・モバイル予約、決済に対応する改札の 拡販中期・長期・混雑情報把握、人流平準化ソリューショ ンの提案要望増加・現場作業の無人化ソリューションの提案 要望増加・人流把握、混雑予測等ソリューションの 開発、提案・遠隔監視、操作ソリューションの開発、 提案新規事業の創出・展開中期・長期・災害検知ソリューションの提案要望増加・インフラにおける災害発生を検知する 技術の開発計画 ⅳ.シナリオ分析による影響の検討結果(ア)製品・サービス・ライフサイクルにおける温室効果ガス削減のため、ハードウエアの使用を削減した商品の開発を進めます。 これには、機器の集約化、ケーブルレス(無線化)、汎用端末を使用した決済対応等が含まれます。 ・異常気象による災害増加に対応するため、災害に強い製品の開発を進めます。 これには、耐水型製品、停電時対応を考慮したバッテリー・発電装置付き製品等が含まれます。 (イ)サプライチェーン/バリューチェーン・異常気象による災害により、部品製造工場の被災、物流の寸断に備え、複数の調達先、輸送手段を確保いたします。 これには、複数の調達先を確保できる部品を用いた設計・開発が含まれます。 ・災害時に社会インフラを維持し、迅速な復旧に貢献する製品・システムの開発を進めます。 (ウ)研究開発関連投資中期経営計画「Realize-EV100」において、研究開発に210億円規模の投資が計画・実行されております。 脱炭素社会を実現するための課題を解決する、CBM、自動運転、キャッシュレス決済、MaaS、ロボット分野などへ注力いたします。 これらは、いずれも限りあるヒト・モノを効率的に配置することで温室効果ガス削減に貢献いたします。 (エ)事業運営・当社は、環境にやさしい交通機関である鉄道のインフラを支える事業を中心に展開しております。 ・当社製品の製造、使用において、直接温室効果ガスを排出するものは些少です。 製造にはグリーン電力を使用し、省電力設計に努めております。 ・当社の主な製造拠点の洪水・浸水ハザードマップは以下の通りです。 事業継続に影響を与える、特に危険な工場、拠点の立地はありません。 (オ)移行リスク、物理的リスク、気候関連の機会に関する金額、割合・移行リスク電気料金の高騰の影響を最も大きく受けており、将来も大きな影響を受けると想定しています。 電力料金は、当社(単体)で約5,000万円、製造グループ会社で約1,000万円の追加負担となっており、十分に価格転嫁等ができない場合、利益を押し下げるリスクがあります。 日本信号グループは、引き続き省エネに努めるとともに、電力調達に関しては、社会情勢等を鑑み、随時見直しを行ってまいります。 c.リスク管理ⅰ.気候関連リスクのマネジメントプロセス日本信号グループでは、気候関連の以下のリスクに関して、選別・評価・管理し、全社環境・品質統合委員会で妥当性を審議し、取締役会に報告しております。 ・移行リスク(政策規制、市場、技術、利用者の行動変化)・物理的リスク(自然災害、感染症、気温上昇) ⅱ.気候関連のリスクマネジメント評価プロセス1.5℃シナリオ、4℃シナリオのリスクに対して、短期・中期・長期について、通常の他のリスクと同じように、発生確率×被害の大きさで重大度を判断し、それに合わせて対応の緊急性を判断いたします。 ⅲ.気候関連のリスクを軽減、移転、受入または制御する意思決定プロセス全社環境・品質統合委員会(特に重要な事項は取締役会)で意思決定が行われた後、日本信号グループの各サイトに指示されます。 各サイトの環境委員が中心となり、各サイトで具体的な意思決定が行われます。 サイト間の調整、及び各サイトの意思決定の報告は、環境事務局会議(環境・品質マネジメント推進部が事務局)で行われます。 各サイトの意思決定の結果は環境委員から各部門に周知されます。 d.指標及び目標(ライフサイクルCO2排出量)日本信号グループは、SBTのScope1~3に則り、温室効果ガス削減に取り組みます。 特に、Scope3については、カテゴリ別の排出量測定を行い、特に自社製品の使用と廃棄に関する温室効果ガスの削減を、設計の上流から活動として取り組みます。 具体的には、製品ライフサイクル全体で、政府目標である2030年温室効果ガス46%削減(2013年比)、2050年カーボンニュートラルに取り組みます。 単位:t2023年度2024年度2025年度2027年度(中間目標)2030年度(目標)削減方策Scope11,094(グ)※1772(単)983(グ)651(単)1,125(グ)777(単)600(▲525)300(▲825)電気自動車、低燃費車の活用Scope21,050(グ)115(単)911(グ)50(単)675(グ)51(単)200(▲475)0(▲675)グリーン電力への切替Scope3230,214266,544260,823159,200(▲101,623)120,400(▲140,423)製品使用時のCO2排出量削減、原材料削減カテゴリ1123,259147,337136,76475,000(▲61,764)61,500(▲75,264)省資源化、グリーン調達※2カテゴリ23,2473,1404,4662,900(▲1,566)2,500(▲1,966)グリーン調達カテゴリ41,3551,5771,4321,200(▲232)1,000(▲432)輸送効率化、エコカー導入カテゴリ5362370348400(目標達成)400(目標達成) カテゴリ6350344341320(▲21)300(▲41)オンライン会議の利用カテゴリ7663650648550(▲98)500(▲148)エコ運転、公共交通の利用カテゴリ1159,66571,28068,87545,000(▲23,875)25,500(▲43,375)CBTC、省電力・省資源化カテゴリ1230,83429,98536,35125,000(▲11,351)20,200(▲16,151)省資源化カテゴリ134791,8611,598500(▲1,098)500(▲1,098) その他10,00010,00010,0008,330(▲1,670)8,000(▲2,000)業務活動効率化合計232,358268,438262,623160,000(▲102,623)120,700(▲141,923)2013年度比50%減 ※1(単)=単体、(グ)=グループ。 グループの排出量には、日本信号㈱、山形日信電子㈱、日信特器㈱、栃木日信㈱、日信工業㈱、朝日電気㈱、日信電子サービス㈱、日信岡部二光㈱(2025年度のみ)の排出量が含まれております。 ※2カテゴリ1は、排出量の多くの割合を占めておりますが、原材料の購入高に排出原単位を掛けた値で算出しているため、自社および調達先の排出量削減活動が反映されない問題があります。 これは、算出方法を変更した上で排出量削減活動を行う予定です。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (2) 次世代リーダー層向け研修次世代の管理職・リーダーの育成を目的として、幅広いものの見方・考え方を持ちながら自らの想いを明確にし、組織内もしくは顧客・取引先などさまざまなステークホルダーへ価値ある企画・提案ができるスキルと意識を身に着けることを目指した研修を実施しております。 また、研修成果として社内提言を行う機会を広げております。 (3) 管理職・リーダー向け研修管理職は、部下の育成・組織力の向上において重要な役割を担っております。 部下の価値観や適性を理解したうえでキャリア形成の支援を行うことができる管理職の育成を目指して、キャリアデザイン研修を実施しております。 併せて、将来の経営人材として経営リテラシーの習得や組織リーダーとしての人間力向上を目的とした「NSサクセッションプラン(次期経営人材育成研修)」を実施しております。 (イ)「安全と信頼」の技術継承交通インフラの担い手として「安全と信頼」を守り続けるために高い技術力や専門的な技能を持つ人材を継続的に育成する必要があります。 将来のものづくりを担う人材を育成するための取り組みや、グローバルに成長する企業として広い視野を養うことを目的とした若手技術者の海外派遣を行っております。 また、設置工事において必須となる品質・安全管理などの各資格者に対して月額手当を支給し、重要な役割を果たす人材の適正な処遇と確保につなげております。 (ウ)自ら学ぶ文化・意識の醸成「基本的な考え方(①人材の多様性b.戦略 参照)」にある「自律心」「挑戦心」を人材育成の基盤とし、社員が学び続ける文化・意識の醸成を図っております。 変化の激しい事業環境においては、知識やスキルの継続的な向上が組織の競争力の基盤になるとの認識のもと、学習やスキル向上に取り組みやすい環境整備を進めております。 具体的には、通信教育講座の受講や公的資格取得を支援する制度を通じ、海外市場対応のための語学力、社会インフラ事業における施工管理・安全管理・品質確保に資する専門資格、IT・情報分野の知識など、多様な分野での能力向上を促進しております。 これらの取り組みにより、事業に必要な資格を有する人材が増加しており、専門性に裏付けられた人材基盤の強化を通じて、業務の確実性および対応力の向上、事業運営の安定性と品質の維持・向上につなげております。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | d.指標及び目標(単体)経営戦略の実現のための人事課題を達成するため、当社では以下のKPIを設定しております。 KPI2025年3月期2026年3月期目標値目標年度育児休業取得率男性 90.3%女性 100%男性 86.7%女性 71.4%※1男性 93%以上女性 100%2031年3月期女性管理職比率4.2%4.5%5%2031年3月期女性役職者比率7.9%7.5%10%2031年3月期外国籍社員採用人数1名1名2名毎年従業員一人当たり研修投資額86,132円100,349円90,000円※2毎年 ※1 2026年3月期より、育児休業取得率は、「2026年3月期に最初の育児休業および育児目的休暇を開始した従業員数(a)/子が生まれた従業員数(b)」により算定しております。 2026年3月期は、2~3月に子が生まれた女性従業員が多く、当該期間は主に産後休暇の取得期間に該当いたしました。 このため、これらの従業員は(b)の算定対象には含まれるものの、同一年度内に育児休業を開始していないことから(a)には含まれず、結果として取得率が一時的に低下しております。 なお、同様の算出方法を取った場合、2025年3月期の女性の育児休業取得率は85.7%となります。 また、当該従業員については、実際に育児休業を開始する2027年3月期において(a)の対象として計上する予定です。 ※2 2027年3月期以降については、目標を100,000円へ変更いたします。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクとしては、主に以下のようなものがあります。 但し、全てのリスクを網羅しているわけではなく、現時点では予見できないリスクや重要と評価されていないリスクについても、将来影響を受ける可能性がないか注視しております。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済、市場に基づくリスク 当社グループは、交通インフラに関わるシステムやサービスの提供を当社の基幹事業としております。 その主要顧客である国内鉄道各事業者の設備投資や、警察等の公共投資の影響を強く受ける分野であります。 そのため、感染症や災害等により人や貨物の輸送量が減少し、運輸収入に大きな影響が生じた場合、国内鉄道事業者の設備投資や公共事業投資が減少して市場規模が縮小し、当社グループの経営成績に重大な影響を与える可能性があります。 また、主要顧客の設備投資及び公共投資が当社の需要の中心となっているため、当社グループの売上の比重は期末に高くなる傾向があります。 (2)製品の特性に基づくリスク 当社グループで製造・販売している鉄道信号や交通信号システム、駅務自動化システム関連の製品は、重要な社会インフラである「交通」を支えております。 また、実証実験に参画している鉄道と自動車の自動運転に係る新技術なども含め、極めて高い安全性が求められます。 そのため、故障・誤動作等の障害が発生した場合、深刻な公共交通のマヒあるいは利用者の人命や財産に関わる安全を損なう事態を招く恐れがあり、各関係者の被害に関する損害の賠償請求を受け、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 当社グループが何よりも優先すべきことは「安全と信頼」であり、これを頑なに守り続けることが必要であります。 そうしたことから、グループ理念に掲げる安全への想いを未来に継承していく拠り所として、安全信頼創造センターを設立し、安全理論の研究、蓄積や社員の安全教育を実施しております。 (3)競合、取引先に関するリスク 主要顧客である国内鉄道各事業者や、警察等の官公庁からの発注は一般競争入札に基づいており、参入業者間の競合による価格競争の激化は、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 海外事業についても同様であり、特に欧州企業や中国企業との価格競争の激化は、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 また、半導体等をはじめとする原材料や部品等の大幅な不足や価格の高騰が生じた場合、当社グループの業績及び財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)災害に対するリスク 当社グループは、主力生産事業所を埼玉・栃木の二県に集中して展開しております。 これらの事業所及び本社を含む首都圏において、大規模地震や台風・豪雨・洪水等の自然災害による生産設備への被害、製品輸送、製品保管中の事故等、不測の事態が発生した場合、操業停止を含め、当社グループの生産能力が著しく低下する可能性があります。 このような大規模災害が発生した場合に指揮命令系統を早期に確立するための事業継続計画(BCP)を制定し、従業員の安否確認システムを利用した訓練をしております。 また、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を契機に自然災害・新型感染症対応規程の見直しを図り、国際事業の拡大やテレワークなど新しい働き方の運用を踏まえて、社員の安全確保と事業の継続について定めております。 (5)海外展開に関するリスク 当社グループは、アジアを中心に積極的な海外展開を図っております。 そのため各国の経済・市場の動向に関するリスクだけではなく、政治的リスクや気候変動リスクにより、事業開発の遅れが生じるリスクがあります。 また、テロ・紛争・戦争、感染症等のリスクがあり、社員の安全確保のため、営業拠点からの退避や事業そのものからの撤退を余儀なくされる恐れもあります。 また、これらの事象により為替相場が変動し、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (6)新規事業に関するリスク 当社グループは、既存事業特有のリスク低減を目指し、より安定した強固な企業基盤を確立すべく、既存事業の海外展開や、MaaS、自動運転、ロボティクスといった新分野の技術開発に積極的に取り組み、新市場の開拓を目指しております。 しかしながら、参入を検討している新市場規模が縮小した場合、又は技術開発の遅れにより、新事業から撤退等の事態に陥った場合、新たな成長ドライバーを獲得するまで、依然としてこれらのリスクが残存することになります。 (7)情報システムセキュリティリスク 当社グループは、事業上の重要情報や、事業の遂行過程で得た取引先等の機密情報を有しております。 当該情報の盗難・紛失等を防ぐため、情報取扱管理規程の整備、情報システムのセキュリティ強化、社員に対するITセキュリティ教育を実施しております。 しかし、不測の事態によって、機密情報の漏洩や想定を超えるサイバー攻撃を受けることで、データの破壊、改ざん、流出、システム障害等を引き起こす可能性があり、その結果、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。 )の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況a.経営成績当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における世界経済は、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や、米国とイスラエルによる対イラン軍事行動といった高まり続ける地政学リスクなど、先行きを注視すべき状況が続いております。 国内経済においては、円安の進行や総合経済対策の影響などにより内需は堅調に推移している一方で、中東情勢緊迫化の影響で、国内の安定的なエネルギー供給が脅かされ、また各種原材料価格の高騰も懸念されております。 このような状況の中、当社グループは、2028年度を最終ゴールとする中期経営計画「Realize-EV100」に取り組んでおります。 2年目にあたる2025年度では、DX技術を活用した新商材の販売拡大と新たなビジネスモデルの構築、オペレーション&メンテナンスビジネスの拡大を進めるとともに、ものづくりの更なる生産性向上や人的資本経営の推進等、サステナブルな成長を目指しております。 こうした当社の取り組みを広く投資家の皆さまに知っていただくべく、積極的にIR・SR活動にも取り組んでまいりました。 また、当社は、中期経営計画終了時点における政策保有株式の連結純資産合計額に対する割合を20%以下にすべく取り組んでおります。 2025年度の取り組みの結果といたしましては、株価上昇の影響はございましたが、合計金額は25,195百万円、連結純資産額に占める割合は22.0%となっております。 なお、当期の政策保有株式売却の結果、特別利益といたしまして3,102百万円を計上しております。 2026年度につきましても引き続き計画に従い縮減に努めてまいります。 当連結会計年度の経営成績といたしましては、受注高は142,622百万円(前期比42.0%増)、売上高は114,071百万円(前期比6.7%増)となりました。 損益面につきましては、営業利益は11,701百万円(前期比18.1%増)、経常利益は13,024百万円(前期比20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,594百万円(前期比36.3%増)となりました。 なお、当連結会計年度における各セグメントの概況は、以下のとおりであります。 〔交通運輸インフラ事業〕「鉄道信号」では、国内市場においては、自動列車制御装置、連動装置等の信号保安装置や、無線連携システム等の受注・売上がありました。 さらに、地上設備をスリム化した地方鉄道向けの無線式列車制御システムや、鉄道設備状態をクラウドネットワークで収集・蓄積・分析する「Traio」など、メンテナンスの省力化や検査効率の向上に資する製品開発と全国展開により、今後も引き続き安全で快適な移動の実現に貢献してまいります。 海外市場においては、台湾、エジプト、アルゼンチン等で鉄道信号システムの受注・売上がありました。 これまでの導入実績をもとに、アジア諸国やアフリカ、南アメリカ地域におけるインフラ整備の需要に応え、快適で安全な街づくりに貢献してまいります。 道路交通安全システムを中心とする「スマートモビリティ」では、交通管制システムや交通信号灯器、パーキングメーター等の受注・売上がありました。 また、自動運転実証実験の各種プロジェクトにも積極的に参画し、自動運転車両と道路の信号機や路側センサを連携した「インフラ協調」を支える製品、技術のプロバイダとなることを目指しております。 海外市場においては、慢性的な交通渋滞の解消が求められているウガンダにおいて、引き続き交通信号の受注・売上がありました。 今後もアフリカ地域のインフラ課題解決に貢献してまいります。 結果といたしましては、受注高は87,870百万円(前期比72.2%増)、売上高は59,171百万円(前期比4.6%増)となりました。 また、損益面につきましては、セグメント利益は5,185百万円(前期比14.0%増)となりました。 〔ICTソリューション事業〕駅務ネットワークシステムを中心とする「AFC」では、国内市場においては、各種ホームドアやホーム監視システム、改札機、各種駐車場機器等の受注・売上がありました。 これから全国各地で導入が見込まれる、クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済及びQRコード認証を用いた新しいキャッシュレス乗車サービスについても、積極的に取り組んでおります。 その成果として、全国各地の鉄道事業者様にてクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスを導入いただいております。 海外市場においては、インドやエジプト、バングラデシュ等でAFCシステム等の受注・売上がありました。 ロボティクス及びセンシングを中心とする「R&S」では、多機能鉄道重機「ZIZAI」やホームドア用の3D距離画像センサ、警備ロボット等の受注・売上がありました。 多機能鉄道重機「ZIZAI」につきましては、2024年7月より導入いただいているJR西日本様に続き、2026年4月よりJR東日本様でも導入いただきました。 当社はフェールセーフの基本思想のもと、これまでに培ったセンサ、画像分析等のコア技術に最新のロボティクス技術を融合させ、人とロボットが協働する未来社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。 結果といたしましては、受注高は54,751百万円(前期比10.8%増)、売上高は54,900百万円(前期比9.2%増)となりました。 また、損益面につきましては、セグメント利益は10,562百万円(前期比18.0%増)となりました。 b.財政状態当連結会計年度末における総資産は、売掛金の増加3,633百万円、有形固定資産の増加2,045百万円等により、前連結会計年度末に比べ5,983百万円増加の172,224百万円となりました。 負債は、短期借入金の減少3,700百万円、契約負債の減少1,696百万円等により、前連結会計年度末に比べ5,728百万円減少の57,888百万円となりました。 純資産は、利益剰余金の配当による減少2,869百万円等がありましたものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上11,594百万円、退職給付に係る調整累計額の増加1,370百万円、連結範囲の変動に伴う利益剰余金の増加810百万円等により、前連結会計年度末に比べ11,712百万円増加の114,336百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は10,894百万円となり、前連結会計年度末に比べ354百万円の減少となりました。 各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加、仕入債務の減少等がありましたものの、税金等調整前当期純利益の計上等により、7,874百万円の資金の増加(前年同期は5,783百万円の資金の増加)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却等がありましたものの、有形・無形固定資産の取得等により、2,725百万円の資金の減少(前年同期は4,498百万円の資金の減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済や配当金の支払等により、6,547百万円の資金の減少(前年同期は1,598百万円の資金の減少)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)交通運輸インフラ事業60,334105.1ICTソリューション事業54,560108.6合計114,894106.7 (注) 上記金額は販売価格によっております。 b.受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高受注残高金額(百万円)前年同期比(%)金額(百万円)前年同期比(%)交通運輸インフラ事業87,870172.2107,316136.5ICTソリューション事業54,751110.826,05199.4合計142,622142.0133,368127.2 (注) 上記金額は販売価格によっております。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)交通運輸インフラ事業59,171104.6ICTソリューション事業54,900109.2合計114,071106.7 (注) 上記金額は販売価格によっております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容①経営成績等の分析当連結会計年度は、長期経営計画「Vision-2028 EVOLUTION 100」で掲げるビジネス転換や、事業ドメイン、人材・組織、技術開発などに関する戦略に取り組んだ7年目となりました。 売上高については、交通運輸インフラ事業の鉄道信号の国内外の需要、ICTソリューション事業の国内AFCにおける新型自動改札機・ホームドアの販売等により114,071百万円(前期比6.7%増)となりました。 損益面については、営業利益11,701百万円(前期比18.1%増)、経常利益13,024百万円(前期比20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11,594百万円(前期比36.3%増)となりました。 ②資本の財源及び資金の流動性についての分析当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、現在、運転資金及び設備投資資金は、内部資金又は借入により資金を調達しております。 このうち借入による資金調達については、運転資金は期限が1年以内の短期借入金により調達しております。 当社グループは、その健全な財政状態、営業活動によりキャッシュ・フローを生み出す能力により、当社グループの成長を維持するために将来必要な運転資金及び設備資金を調達することが可能であると考えております。 ③経営方針・経営戦略、経営上の達成状況を判断するための客観的な指標等長期経営計画「Vision-2028 EVOLUTION 100」をより具体的な取り組み・施策に展開した、第3期中期経営計画「Realize-EV100」2年目の経営上の目標値といたしましては、売上高1,080億円、営業利益率9.3%、並びにROE7%以上としておりました。 当期における当社グループの経営成績は、売上高1,140億円、営業利益率10.3%、並びにRОE10.7%となりました。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当連結会計年度の研究開発活動については、各事業部門において、社会実装を推進するための次世代商品開発(自動運転、省力化、クラウドサービス、ロボティクス、センシング等)を行っております。 また、当社研究開発室において、産学連携を含め中長期的な視点に立った事業拡大及び基盤技術強化のための研究開発(センシング技術、無線&ネットワーク技術、AI・画像解析技術等)を行っております。 セグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。 [交通運輸インフラ事業] ・次世代鉄道信号保安システム(自動運転/CBTC) ・保守の省力化(Traio/CBMシステム)・くるLinkシステム研究開発費の金額は1,750百万円であります。 [ICTソリューション事業]・次世代改札機・公共交通におけるQRチケット相互運用実現に向けたAPI標準仕様制定・多機能重機ロボット(ZIZAIシリーズ)研究開発費の金額は1,618百万円であります。 |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当社グループでは、主に生産及び技術の効率化と、品質向上並びに生産能力の拡充等を目的とした設備投資を継続的に実施しております。 当連結会計年度におきましては、無形固定資産を含め総額6,284百万円の設備投資を実施いたしました。 交通運輸インフラ事業におきましては、主に久喜事業所を中心に試験・測定機器、型類他、主に本社と大阪支社にて通信設備他、4,274百万円の設備投資を実施いたしました。 ICTソリューション事業におきましては、主に宇都宮事業所を中心に試験・測定機器、型類他、1,616百万円の設備投資を実施いたしました。 全社(共通)におきましては、主に事務効率化のための設備を中心に392百万円の設備投資を実施いたしました。 なお、当連結会計年度において重要な設備の除却又は売却はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 (1)提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(単位:百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計久喜事業所(埼玉県久喜市)交通運輸インフラ事業鉄道信号・道路交通安全システム等の製造設備1,2321333,374(72,471)1,3802,746456全社(共通)研究・開発設備管理設備82801324,33563合計2,0601343,374(72,471)1,5137,082519宇都宮事業所(栃木県宇都宮市)ICTソリューション事業AFC・パーキングシステム等の製造設備522132133(79,442)5951,383327上尾工場(埼玉県上尾市)交通運輸インフラ事業鉄道信号・道路交通安全システム等の製造設備50818330(14,353)17789940本社(東京都千代田区)交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業統括営業設備道路交通安全システム等の通信設備6665-34706155大阪支社(大阪府大阪市北区)交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業関西方面営業設備道路交通安全システム等の通信設備8735-1075440 (注) 1.帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。 2.本社、大阪支社には本社管轄、大阪支社管轄の通信設備がそれぞれ含まれております。 3.現在休止中の主要な設備はありません。 4.上記の従業員数は就業人員数であります。 (2)国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(単位:百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計日信電設(株)工事事務所(埼玉県さいたま市 北区)交通運輸インフラ事業工事事務所781467(3,952)555256日信電子サービス(株)東日本支社・総合施設(埼玉県さいたま市 中央区)交通運輸インフラ事業ICTソリューション事業東日本方面営業研修センター191-335(1,603)36562156 (注) 1.帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。 2.現在休止中の主要な設備はありません。 3.上記の従業員数は就業人員数であります。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 (1)重要な設備の新設等 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定額(百万円)資金調達方法着手年月完了予定年月 完成後の 増加能力提出会社宇都宮事業所(栃木県宇都宮市)ICTソリューション事業事業所建替13,000自己資金2026年8月2029年2月(注) (注) 完成後の増加能力は、その測定が困難であるため、記載していません。 (2)重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 1,618,000,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 392,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 43 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 18 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 8,559,521 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式価値の変動又は配当金を目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、業務提携、営業取引の維持・強化又は金融取引を中心とした事業上の協力関係維持などの必要性を勘案し、保有する株式を純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証 の内容企業価値維持・向上の観点から、政策保有株式は必要最小限が望ましく、取締役会において、保有銘柄ごとに保有目的、含み損益、取引高の推移、取引先の業績、今後の関係等を検証し、保有の合理性を毎年判断しております。 その結果、意義が乏しいと判断する政策保有株式については売却いたします。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式27555非上場株式以外の株式2924,640 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式--非上場株式以外の株式414営業上の取引関係の維持強化 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式33,144 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)パーク二四(株)2,568,8003,853,200同社株式は駐車場機器の取引維持強化、新たなサービス開発に資する協業関係の構築を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 当事業年度において、株式保有状況の見直しを図り、一部株式を売却しております。 有4,8487,927亜力電機股份有限公司7,664,5737,514,332同社株式は鉄道信号システムの取引があり、台湾でのビジネス拡大を目的に保有しております。 なお、現物配当が行われ保有株数が増加しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無3,8743,405東海旅客鉄道(株)625,000625,000同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有2,5521,783(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ709,000709,000同社株式は安定的な資金調達等における協力関係の維持強化を目的に保有しております。 有1,8431,425日本リーテック(株)570,602570,602同社株式は鉄道信号システム及び交通信号システムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有1,438848東京建物(株)350,181350,181同社株式は駐車場機器の取引や、新たなサービス開発に資する協業関係の構築を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有1,256884九州旅客鉄道(株)330,000330,000同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 同社とは新製品の共同開発を行っており、中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無1,2411,204日本電設工業(株)252,551252,551同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有1,203530(株)西武ホールディングス216,000216,000同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有944713(株)みずほフィナンシャルグループ139,364139,364同社株式は安定的な資金調達等における協力関係の維持強化を目的に保有しております。 有848564西日本旅客鉄道(株)251,000251,000同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 同社とは新製品の共同開発を行っており、中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有785732 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)京成電鉄(株)613,320604,013同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に持株会に加入しており、保有株数が増加しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無720813東日本旅客鉄道(株)180,000180,000同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無652531名古屋電機工業(株)440,000440,000同社株式は交通信号システムの取引維持強化、新たなサービス開発に資する協業関係の構築を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有521499近鉄グループホールディングス(株)92,20992,209同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無296294(株)三井住友フィナンシャルグループ41,40041,400同社株式は安定的な資金調達等における協力関係の維持強化を目的に保有しております。 有207157相鉄ホールディングス(株)70,12670,126同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無205153山陽電気鉄道(株)101,740101,740同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無205203京阪ホールディングス(株)54,27254,272同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無175176阪急阪神ホールディングス(株)34,36934,369同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無156138京浜急行電鉄(株)91,78391,184同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に持株会に加入しており、保有株数が増加しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無139137西日本鉄道(株)42,82242,140同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に持株会に加入しており、保有株数が増加しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有12890東急(株)60,63060,630同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無112102東武鉄道(株)27,29827,298同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有7769京王電鉄(株)100,00020,000同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 また、株式分割により保有株数が増加しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 有7776 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)富士急行(株)17,60817,608同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無4239(株)りそなホールディングス20,00920,009同社株式は安定的な資金調達等における協力関係の維持強化を目的に保有しております。 有3425神戸電鉄(株)12,44712,447同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムの取引維持強化を目的に保有しております。 中長期的な当社グループの企業価値向上に資するものと判断しております。 無3029新光商事(株)15,18015,180同社株式は鉄道信号システム及びAFCシステムに関する調達取引の維持強化を目的に保有しております。 有1913大同信号(株)-271,100当事業年度において、株式保有状況の見直しを図り、全株式を売却しております。 無-138小田急電鉄(株)-94,733当事業年度において、株式保有状況の見直しを図り、全株式を売却しております。 無-140 (注) 定量的な保有効果については、取引先との営業秘密との判断により記載が困難であります。 保有の合理性は取締役会において、保有銘柄ごとに保有目的、含み損益、取引高の推移、取引先の業績、今後の関係等を 検証し、毎年判断しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 |
| 株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 4 |
| 株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 27 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 555,000,000 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 29 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 24,640,000,000 |
| 株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 14,000,000 |
| 株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3,144,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 15,180 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 77,000,000 |