財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-06-19
英訳名、表紙OKUMURA CORPORATION
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  奥 村 太加典
本店の所在の場所、表紙大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号
電話番号、本店の所在の場所、表紙06-6621-1101
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
当社は1907年2月奥村太平が個人企業として土木建築請負業を創業、本店を奈良県におき、時代の進運と事業の発展に伴い1928年1月東京支店、1937年2月八幡支店を開設、1938年3月資本金48万円をもって株式会社に組織を変更しました。
その後の主な変遷は、次のとおりです。
1946年6月広島支店開設1948年4月高松支店(1964年4月四国支店に改称)開設1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)第76号の登録を完了(以後2年毎に登録更新)1953年3月奥村機械製作株式会社を設立(現・連結子会社)1958年8月名古屋支店開設1962年9月大阪証券取引所市場第二部に株式を上場1963年2月八幡支店を九州支店に改称1963年8月大阪及び東京証券取引所市場第一部に株式を上場1966年6月本店を大阪市阿倍野区松崎町一丁目51番地に移転1966年6月関西支店(1986年4月関西支社に改称)開設1969年3月札幌支店、仙台支店(1996年4月東北支店に改称)開設1970年2月太平不動産株式会社を設立(現・連結子会社)1972年5月定款の事業目的に住宅事業並びに不動産取引等を追加1973年10月宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1688号を取得(以後3年毎に免許更新・1997年より5年毎に免許更新)1973年11月建設業法の改正により、建設大臣許可(特-48)第2200号を取得(以後3年毎に許可更新・1997年より5年毎に許可更新)1980年5月本店を大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号に移転1980年6月定款の事業目的に建設工事用機械器具及び建設工事用鋼材製品の設計、製造、修理、加工、販売等を追加1981年11月ルクセンブルグ証券取引所に欧州預託証券を上場(1993年9月上場廃止)1984年6月定款の事業目的に海上運送事業、陸上運送事業等を追加1986年4月東京支店を東京支社に改称2003年6月定款の事業目的に土木建築その他の工事の測量、設計、請負、作業の監督に関するコンサルティング等、公共施設並びに民間施設の維持管理、運営及び保有等及び環境整備、資源循環、公害防止等に関する企画、調査、管理、施工、コンサルティング、設備の設計、積算等を追加2006年6月定款の事業目的にコンピュータによる情報処理に関するソフトウェアの開発及び販売を追加2008年10月東京支社、関西支社を東日本支社、西日本支社に改称東京支店、関西支店開設2009年6月定款の事業目的に労働者派遣事業を追加2018年12月石狩新港新エネルギー発電合同会社(2019年11月 石狩バイオエナジー合同会社へ社名変更)の持分取得(現・連結子会社)2019年6月定款の事業目的に発電、電気及び熱等エネルギーの供給事業、これに関連する施設の管理、運営、賃貸及びこれらに関するコンサルティング並びにこれに附帯する一切の事業を追加2020年6月定款の事業目的のうち『林産業』を『農産物、林産物、畜産物、水産物の生産、加工、研究開発及び販売並びにこれに附帯する一切の事業』に変更2022年1月平田バイオエナジー合同会社を設立(現・連結子会社)2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは、当社及び子会社9社、関連会社6社で構成され、土木事業、建築事業、投資開発事業を主な事業の内容としています。
当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであり、セグメント情報に記載された区分と同一です。
〔土木事業〕当社及び関連会社である㈱オーゼットユーが営んでいます。
〔建築事業〕当社及び関連会社である㈱オーゼットユーが営んでいます。
〔投資開発事業〕当社及び子会社である太平不動産㈱が不動産の販売及び賃貸に関する事業を営んでいます。
子会社である石狩バイオエナジー(同)及び平田バイオエナジー(同)が再生可能エネルギーによる発電・売電事業を営んでいます。
〔その他〕当社がコンサルティング等建設事業に付帯関連する事業を営んでいます。
子会社である奥村機械製作㈱が建設資機材等の製造・販売事業を営んでいます。
子会社である吹田南千里PFI㈱他4社及び関連会社である㈱スイムシティ鹿児島他4社がPFI事業等を営んでいます。
事業の系統図は次のとおりです。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 奥村機械製作㈱大阪市西淀川区100その他100当社は建設資機材の一部を購入しています。
なお、当社は資金を借入れています。
太平不動産㈱東京都港区20投資開発事業100当社は工事受注に関連した土地その他不動産の斡旋等を受けています。
なお、当社は資金を貸付けています。
石狩バイオエナジー(同)
(注)2石狩市5投資開発事業50.0当社は資金を貸付けています。
平田バイオエナジー(同)福島県石川郡平田村10投資開発事業56.0当社は資金を貸付けています。

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。
   2 債務超過会社。
債務超過の額6,565百万円。
従業員の状況
(2) 【従業員の状況】
① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)土木事業1,073〔192〕建築事業1,364〔133〕投資開発事業64〔9〕その他85〔6〕合計2,586〔340〕
(注) 1 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しています。
2 臨時従業員数には各事業拠点において採用している無期雇用転換制度に基づく無期契約への転換社員を含めています。
② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,492〔331〕42.615.110,062,2593.3 セグメントの名称従業員数(人)土木事業1,073〔192〕建築事業1,364〔133〕投資開発事業55〔6〕その他―〔―〕合計2,492〔331〕
(注) 1 従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しています。
2 臨時従業員数には各事業拠点において採用している無期雇用転換制度に基づく無期契約への転換社員を含めています。
3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。
③ 労働組合の状況 労使関係について特に記載すべき事項はありません。
④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容 当社は、従業員を対象としたインセンティブ・プランとして、「従業員向け株式給付信託」を導入しています。
  本制度の内容について、「1 株式等の状況 (8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しています。
⑤ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者4.6102.859.867.463.7
(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
   3 労働者の男女の賃金の差異については、当社の賃金制度上、職位・等級・職務内容に基づき処遇を決定しており、同一の等級・職位において性別による賃金差はありません。
平均賃金に差異が生じている主な要因は、従業員構成(年齢・等級構成)の違いによるものです。
建設業は従来男性比率が高い業種であるなか、当社は女性活躍推進の一環として近年女性の新卒採用を強化し、その結果、女性従業員は20歳代が全女性従業員の約4割を占めるなど若年層に多く分布しています。
一方、男性従業員は30歳以上が全男性従業員の約8割を占めており、賃金水準が上昇する中堅層・管理職層の女性割合が相対的に低い構成となっていることが、平均賃金差に影響しています。
当社は、中期経営計画(2025~2027年度)において、女性をはじめ多様な人材が個々の能力を最大限に発揮し、すべての社員が生き生きと活躍できる職場環境の実現を掲げています。
引き続き、女性の採用・育成・登用の強化、男女育休100%取得を目指した啓発活動、育児・介護と仕事の両立支援制度の拡充等に取り組むことにより、男女間賃金差異の縮小に努めてまいります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1) 会社の経営の基本方針当社は、「堅実経営と誠実施工を信条に、社会から必要とされ続ける企業として、社業の発展を通じ広く社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ、時代の趨勢、経営環境の変化に柔軟かつ迅速に対応して経営基盤の強化を図り、株主の期待に応え、ひいては社会に貢献することを基本方針としています。
当社グループでは、すべての事業活動においてこれらを踏まえ、ステークホルダーに信頼・満足・安心を提供していくことを目指しています。

(2) 中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標① 2030年に向けたビジョン建設市場においては、防災・減災対策、インフラ長寿命化、PPP/PFI事業の拡大、DXの推進や脱炭素に向けた投資など一定の需要が見込まれるものの、中長期的には、地政学的リスクによる景気への影響に加え、新設の建設投資の抑制、技能労働者不足の深刻化、物価や賃金の上昇による建設コストのさらなる高騰など、経営環境は一層厳しさを増すことも予想されます。
このような環境認識のもと、今後も長期的に事業を継続し、社会の持続的な発展に貢献するため、将来のありたい姿を示した「2030年に向けたビジョン」の実現を目指し、様々な取り組みを展開しています。
「2030年に向けたビジョン」は、当社グループの将来のありたい姿を示しており、未来に向かって事業を力強く推進し、堅実な成長軌道を描き続けるための全社員が共有する道標と捉えています。
「2030年に向けたビジョン」の実現を目指して、ステークホルダーの皆さまに信頼される経営に取り組んでいきます。
私たちの思い私たち奥村組グループは、社会の持続的な発展に貢献するために社会のニーズの変化を見据えて事業・サービスを展開するとともに、確かな技術と誠実な事業運営により、社会の信頼に応え、安心を提供し、関係する全ての人とともに豊かさを分かち合い、成長し続ける企業グループでありたいと考えます。
② 中期経営計画「中期経営計画(2025~2027年度)」においては、具体的に以下の施策を進めていきます。
なお、「2030年に向けたビジョン」及び「中期経営計画(2025~2027年度)」の詳細については、当社ウェブサイトに掲載しています。
・2030年に向けたビジョンhttps://www.okumuragumi.co.jp/corporate/vision/・中期経営計画(2025~2027年度)https://www.okumuragumi.co.jp/corporate/plan/ (3) 経営環境及び対処すべき課題わが国経済の先行きは、雇用・所得環境の改善等が景気の下支えとなり、緩やかな回復基調を辿ることが期待されるものの、中東などの国際情勢が及ぼす影響により先行きは不透明であると思われます。
建設業界においては、建設投資は公共、民間ともに引き続き堅調に推移することが見込まれますが、人手不足による労務費高騰や原油高による資機材価格への影響など、建設コストの上昇に注視が必要な状況が続くものと思われます。
当社グループは、今後も中長期的な成長を通じて社会の持続的な発展に貢献する所存であり、将来のありたい姿を示す「2030年に向けたビジョン」の実現を見据えた第3のステップである「中期経営計画(2025~2027年度)」に掲げた事業戦略の基本方針に基づく取り組みを推進しています。
同計画においては、中長期的な業績の拡大に向け、「持続的な成長に向けた経営基盤の強化」を図ることとしており、建設事業の収益力・技術力の向上を中心とした「企業価値の向上」や、建設事業に依存しない安定的な収益基盤の構築に向けた「事業領域の拡大」に取り組んでいます。
また、事業推進に欠かすことができない人材の確保および多様な人材が活躍しその能力を最大限に発揮できる環境整備に取り組むとともに、企業の持続的な成長を牽引する人材の育成に努めるなど、「人的資源の活用」により社員が誇れる企業を目指していきます。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
当社グループは、これまでの歴史の中で、「堅実経営と誠実施工を信条に、社会から必要とされ続ける企業として、社業の発展を通じ広く社会に貢献する」という経営理念を受け継いできており、その経営理念を基礎としながら、将来のありたい姿を示す「2030年に向けたビジョン」の実現を目指して、事業活動を推進しています。
当社グループが描いているビジョンは、SDGsが目指す「持続可能な共生社会の実現」と目的を一つにするものと捉えており、事業活動による価値創造がSDGsへの貢献に繋がるものと考えています。
①ガバナンス当社グループでは、ESG/SDGsに関連する課題等について審議し、戦略的な取り組みを推進する組織として、ESG/SDGs推進委員会を設置しています。
同委員会は、代表取締役社長を委員長、各本部組織の長及び東日本・西日本支社長を委員として構成し、その審議結果等については、必要に応じて取締役会に付議・報告することとするなど、取締役会による監督が適切に行われる体制としています。
②戦略当社グループでは、気候関連を含めたサステナビリティ課題への対応が重要な経営課題であるとの認識のもと、ESG/SDGsに関わるリスクと機会、それらが顕在化した場合のインパクトを分析し、その発生可能性と影響度の2軸により、ESG/SDGsに関わる課題を抽出しており、気候変動に関する課題については、上記に加えTCFD提言に基づくシナリオにおける重要度も評価したうえで課題を抽出しています。
ESG/SDGs推進委員会においては、それら課題の重要度を分析した結果、ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)として、「環境に配慮した事業の推進」を特定したほか、事業活動の根幹となる「持続可能な社会インフラへの貢献」、「ウェルビーイングを実現する職場づくり」、「コーポレート・ガバナンスの強化」を特定しており、マテリアリティ(重要課題)を中心に、関連する課題の解決に向けた取り組みを推進することにしています。
また、これら課題解決に向けた方策を中期経営計画における各部門の施策等に反映することで、事業活動とESG/SDGsに関わる取り組みを一体的に推進できるようにしています。
[ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)等]ESGSDGsESG/SDGsに関わるリスクと機会リスクと機会が顕在化した場合のインパクト※1リスクと機会分析結果 重要度※2リスクと機会のタイプ発現時期ESG/SDGsに関わる当社グループの課題※3シナリオ分析結果ESGリスク機会 2℃以下シナリオ重要度※44℃シナリオ重要度※4●● ● 地震、台風などによる大規模災害の頻発・激甚化インフラの破損による生活及び産業基盤の劣化、保有資産に対する損害5物理的リスク(急性)/移行リスク(法規制・市場)短・中・長期1.持続可能な社会インフラへの貢献-- ●国内人口の減少に伴うニーズに適合しない社会資本ストックの増加社会資本ストックのリノベーション需要増加5製品とサービス、市場短・中・長期-- ● ●地域社会・企業との連携の促進地域社会・企業とのパートナーシップによるシナジーの発揮3製品とサービス、市場短・中・長期1.地域社会・企業との連携-- ● ●ICTの発展と建設技術への応用ICTによる建設技術の向上4製品とサービス、市場短・中・長期1.ICTによる技術力と生産性の向上-- ● ●高品質インフラの需要の高まり長寿命なインフラの整備3製品とサービス、レジリエンス中・長期1.施工品質の確保・高度化-- ● ● 空き家や空き店舗、老朽建物の増加治安・衛生環境の悪化や建物倒壊による災害、保有不動産の賃貸収入の減少3物理的リスク(慢性)/移行リスク(市場)中・長期1.不動産ストックの有効活用--● ● 気候変動に伴う気温上昇や環境に配慮しない開発による自然環境の破壊生態系の破壊や水源の汚染、企業評価の悪化による受注の減少5物理的リスク(急性・慢性)/移行リスク(法規制・評判)短・中・長期2.環境に配慮した事業の推進★55● ● 気候変動に伴う炭素税(カーボンプライシング)の導入による材料・外注費の高騰建設コストの増額に伴う収益力の低下4移行リスク(法規制・市場)短・中・長期2.脱炭素化の推進★43●● ● 建設資材に含まれる天然資源の浪費天然資源の減少に伴う持続可能性の減退3移行リスク(市場)中・長期2.リサイクルによる資源の有効活用--● ●気候変動への対策となる建築物の省エネルギー化需要の増加建築物の省エネルギー化の進展4製品とサービス、市場短・中・長期2.建築物の省エネルギー設計★43● ●気候変動への対策となるクリーンエネルギー需要の高まりCO2排出量の少ない発電方式の普及4製品とサービス、エネルギー源、市場短・中・長期2.再生可能エネルギー事業の推進★43 ● ●業務効率化による長時間労働の削減、処遇に関する評価制度及び職場環境の変化建設業の魅力の向上と従業員の健康増進5製品とサービス短・中期3.ウェルビーイングを実現する職場づくり-- ● ●働き方の多様化と雇用流動化の進行多様な働き方の実現4製品とサービス短・中期3.ディーセントワークの推進-- ● ● 労働環境における多様性の欠如女性をはじめとする多様な人材の流出、雇用機会の損失4物理的リスク(急性)/移行リスク(市場)短・中期3.ダイバーシティ経営の推進--●● ● 気候変動に伴う気温上昇による労働環境の悪化熱中症リスクの増大、労働生産性の低下に伴う建設コストの増額3物理的リスク(慢性)/移行リスク(市場)短・中・長期3.機械化・省力化・効率化の推進★34 ●● 企業倫理・コンプライアンスに対する意識の希薄化企業の信頼性の低下に伴う、機会損失及び、資金調達コストの増加5移行リスク(法規制・市場)短・中・長期4.コーポレート・ガバナンスの強化-- ●●● 危険を伴う労働環境労働者のモチベーションの低下3物理的リスク(急性)/移行リスク(市場)短・中期3,4.安心安全な労働環境-- ※1 リスクに関しては負のインパクト、機会に関しては正のインパクトを記載しています。
※2 発生可能性と影響度の2軸で重要度を評価しております。
1~5の5段階で評価し、5が最も重要度が高いことを示しています(5:極めて高い、4:高い、3:中程度、2:低い、1:極めて低い)。
※3 ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)は太字下線で示し、語頭の数字は各マテリアリティとの関連性を示しています。
   ★印は、気候変動に関連した課題を示しています。
※4 「2℃以下シナリオ」及び「4℃シナリオ」に基づく検討(シナリオ分析)により、気候関連のリスク及び機会が組織に及ぼす影響を分析し、発生可能性と影響度の2軸で重要度を評価しました。
<気候変動に関する方針等>当社グループは、「人と地球に優しい環境の創造と保全」を基本理念に掲げ、環境汚染の予防、環境負荷の低減及び環境の保全に努めています。
当社グループでは、「2℃以下シナリオ」及び「4℃シナリオ」に基づく検討(シナリオ分析)により、気候関連のリスク及び機会が組織に及ぼす影響を分析しており、気候変動に関連する課題は、前述の「ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)等」内で★印で示しているとおりです。
・2℃以下シナリオ:世界の平均気温の上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準を保ち、1.5℃に抑える努力を継続することを想定したシナリオ・4℃ シ ナ リ オ:世界の平均気温が産業革命前より4℃程度上昇することを想定したシナリオ 同分析の結果や課題等を踏まえ、中期経営計画(2025~2027年度)においては、気候変動に係る非財務目標として、「施工段階・オフィスにおけるCO2排出量」「建設混合廃棄物の建築新築工事延床面積あたりの排出原単位」「設計施工案件のZEB化提案率」を指標として設定しています。
これら目標達成に向けて、具体的には、建設現場での仮設電力において再生可能エネルギー由来電力の積極的な採用や、環境配慮型コンクリートなどの低炭素材料の利用を進め、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
なお、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化するため、中期経営計画と併せて環境計画を策定しており、環境計画で定める一部目標を中期経営計画における非財務目標と一致させることで、環境に配慮した事業活動を中期経営計画と一体的に推進する体制としています。
<人的資本に関する方針等>[人材育成方針][社内環境整備方針]「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。
③リスク管理当社グループでは、ESG/SDGs推進委員会において、ESG/SDGsに関する課題等の分析・識別・評価を行い、事業環境や社会情勢、課題に対する各種取り組み状況等に合わせ、マテリアリティ(重要課題)を含む課題を適宜見直すなど、関連するリスクを総合的に管理しています。
また、マテリアリティ(重要課題)を中心に、関連する課題の解決に向けた方策を中期経営計画に反映することで、事業活動とESG/SDGsに関わる取り組みを一体的に推進する体制とし、解決に向けた方策の実効性を高めています。
④指標と目標<気候変動に関する指標と目標>当社グループでは、「②戦略」において記載した、気候変動に関連するリスク及び機会を評価・管理する際に使用する指標と目標を次のとおり、「中期経営計画(2025~2027年度)」における非財務目標として設定しています。
指 標実 績(2025年度)目 標(2027年度)施工段階・オフィスにおけるCO2排出量※1、25.0万t-CO24.8万t-CO2以下建設混合廃棄物の建築新築工事延床面積あたりの排出原単位1.5kg/m2継続的に3kg/m2以下を目指す設計施工案件のZEB化提案率※333.3%50%以上 ※1 中期経営計画(2025~2027年度)における非財務目標のなかで、主要目標として設定しています。
※2 実績値は再エネ利用分を差し引いた結果を記載しています。
※3 当社が意匠・構造・設備を主体的な決定権をもって行い、かつ受注できた案件を対象に算出しています。
また、長期的な指標と目標として、温室効果ガス(GHG)排出削減目標を次のとおり設定しています。
なお、同目標は2023年1月にSBT認定を取得しています。
※SBT(Science Based Targets):パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準を保ち、1.5℃に抑える努力を継続するもの)が要求する水準と整合した、5~15年先を目標年として企業が設定する「温室効果ガス排出削減目標」のこと。
指 標2030年度目標削減率(排出総量)Scope1 + Scope225%(2020年度比)Scope313%(2020年度比) (注)1 Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)2 (参考)2020年度排出総量実績 Scope1+2:41,466.13 t-CO2 Scope3:1,180,258.95 t-CO22025年度排出総量実績 Scope1+2:43,126.65 t-CO2 Scope3:1,256,148.83 t-CO2 <人的資本に関する指標と目標>「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。
戦略 ②戦略当社グループでは、気候関連を含めたサステナビリティ課題への対応が重要な経営課題であるとの認識のもと、ESG/SDGsに関わるリスクと機会、それらが顕在化した場合のインパクトを分析し、その発生可能性と影響度の2軸により、ESG/SDGsに関わる課題を抽出しており、気候変動に関する課題については、上記に加えTCFD提言に基づくシナリオにおける重要度も評価したうえで課題を抽出しています。
ESG/SDGs推進委員会においては、それら課題の重要度を分析した結果、ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)として、「環境に配慮した事業の推進」を特定したほか、事業活動の根幹となる「持続可能な社会インフラへの貢献」、「ウェルビーイングを実現する職場づくり」、「コーポレート・ガバナンスの強化」を特定しており、マテリアリティ(重要課題)を中心に、関連する課題の解決に向けた取り組みを推進することにしています。
また、これら課題解決に向けた方策を中期経営計画における各部門の施策等に反映することで、事業活動とESG/SDGsに関わる取り組みを一体的に推進できるようにしています。
[ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)等]ESGSDGsESG/SDGsに関わるリスクと機会リスクと機会が顕在化した場合のインパクト※1リスクと機会分析結果 重要度※2リスクと機会のタイプ発現時期ESG/SDGsに関わる当社グループの課題※3シナリオ分析結果ESGリスク機会 2℃以下シナリオ重要度※44℃シナリオ重要度※4●● ● 地震、台風などによる大規模災害の頻発・激甚化インフラの破損による生活及び産業基盤の劣化、保有資産に対する損害5物理的リスク(急性)/移行リスク(法規制・市場)短・中・長期1.持続可能な社会インフラへの貢献-- ●国内人口の減少に伴うニーズに適合しない社会資本ストックの増加社会資本ストックのリノベーション需要増加5製品とサービス、市場短・中・長期-- ● ●地域社会・企業との連携の促進地域社会・企業とのパートナーシップによるシナジーの発揮3製品とサービス、市場短・中・長期1.地域社会・企業との連携-- ● ●ICTの発展と建設技術への応用ICTによる建設技術の向上4製品とサービス、市場短・中・長期1.ICTによる技術力と生産性の向上-- ● ●高品質インフラの需要の高まり長寿命なインフラの整備3製品とサービス、レジリエンス中・長期1.施工品質の確保・高度化-- ● ● 空き家や空き店舗、老朽建物の増加治安・衛生環境の悪化や建物倒壊による災害、保有不動産の賃貸収入の減少3物理的リスク(慢性)/移行リスク(市場)中・長期1.不動産ストックの有効活用--● ● 気候変動に伴う気温上昇や環境に配慮しない開発による自然環境の破壊生態系の破壊や水源の汚染、企業評価の悪化による受注の減少5物理的リスク(急性・慢性)/移行リスク(法規制・評判)短・中・長期2.環境に配慮した事業の推進★55● ● 気候変動に伴う炭素税(カーボンプライシング)の導入による材料・外注費の高騰建設コストの増額に伴う収益力の低下4移行リスク(法規制・市場)短・中・長期2.脱炭素化の推進★43●● ● 建設資材に含まれる天然資源の浪費天然資源の減少に伴う持続可能性の減退3移行リスク(市場)中・長期2.リサイクルによる資源の有効活用--● ●気候変動への対策となる建築物の省エネルギー化需要の増加建築物の省エネルギー化の進展4製品とサービス、市場短・中・長期2.建築物の省エネルギー設計★43● ●気候変動への対策となるクリーンエネルギー需要の高まりCO2排出量の少ない発電方式の普及4製品とサービス、エネルギー源、市場短・中・長期2.再生可能エネルギー事業の推進★43 ● ●業務効率化による長時間労働の削減、処遇に関する評価制度及び職場環境の変化建設業の魅力の向上と従業員の健康増進5製品とサービス短・中期3.ウェルビーイングを実現する職場づくり-- ● ●働き方の多様化と雇用流動化の進行多様な働き方の実現4製品とサービス短・中期3.ディーセントワークの推進-- ● ● 労働環境における多様性の欠如女性をはじめとする多様な人材の流出、雇用機会の損失4物理的リスク(急性)/移行リスク(市場)短・中期3.ダイバーシティ経営の推進--●● ● 気候変動に伴う気温上昇による労働環境の悪化熱中症リスクの増大、労働生産性の低下に伴う建設コストの増額3物理的リスク(慢性)/移行リスク(市場)短・中・長期3.機械化・省力化・効率化の推進★34 ●● 企業倫理・コンプライアンスに対する意識の希薄化企業の信頼性の低下に伴う、機会損失及び、資金調達コストの増加5移行リスク(法規制・市場)短・中・長期4.コーポレート・ガバナンスの強化-- ●●● 危険を伴う労働環境労働者のモチベーションの低下3物理的リスク(急性)/移行リスク(市場)短・中期3,4.安心安全な労働環境-- ※1 リスクに関しては負のインパクト、機会に関しては正のインパクトを記載しています。
※2 発生可能性と影響度の2軸で重要度を評価しております。
1~5の5段階で評価し、5が最も重要度が高いことを示しています(5:極めて高い、4:高い、3:中程度、2:低い、1:極めて低い)。
※3 ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)は太字下線で示し、語頭の数字は各マテリアリティとの関連性を示しています。
   ★印は、気候変動に関連した課題を示しています。
※4 「2℃以下シナリオ」及び「4℃シナリオ」に基づく検討(シナリオ分析)により、気候関連のリスク及び機会が組織に及ぼす影響を分析し、発生可能性と影響度の2軸で重要度を評価しました。
<気候変動に関する方針等>当社グループは、「人と地球に優しい環境の創造と保全」を基本理念に掲げ、環境汚染の予防、環境負荷の低減及び環境の保全に努めています。
当社グループでは、「2℃以下シナリオ」及び「4℃シナリオ」に基づく検討(シナリオ分析)により、気候関連のリスク及び機会が組織に及ぼす影響を分析しており、気候変動に関連する課題は、前述の「ESG/SDGsに関わる当社グループのマテリアリティ(重要課題)等」内で★印で示しているとおりです。
・2℃以下シナリオ:世界の平均気温の上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準を保ち、1.5℃に抑える努力を継続することを想定したシナリオ・4℃ シ ナ リ オ:世界の平均気温が産業革命前より4℃程度上昇することを想定したシナリオ 同分析の結果や課題等を踏まえ、中期経営計画(2025~2027年度)においては、気候変動に係る非財務目標として、「施工段階・オフィスにおけるCO2排出量」「建設混合廃棄物の建築新築工事延床面積あたりの排出原単位」「設計施工案件のZEB化提案率」を指標として設定しています。
これら目標達成に向けて、具体的には、建設現場での仮設電力において再生可能エネルギー由来電力の積極的な採用や、環境配慮型コンクリートなどの低炭素材料の利用を進め、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
なお、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化するため、中期経営計画と併せて環境計画を策定しており、環境計画で定める一部目標を中期経営計画における非財務目標と一致させることで、環境に配慮した事業活動を中期経営計画と一体的に推進する体制としています。
<人的資本に関する方針等>[人材育成方針][社内環境整備方針]「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。
指標及び目標 ④指標と目標<気候変動に関する指標と目標>当社グループでは、「②戦略」において記載した、気候変動に関連するリスク及び機会を評価・管理する際に使用する指標と目標を次のとおり、「中期経営計画(2025~2027年度)」における非財務目標として設定しています。
指 標実 績(2025年度)目 標(2027年度)施工段階・オフィスにおけるCO2排出量※1、25.0万t-CO24.8万t-CO2以下建設混合廃棄物の建築新築工事延床面積あたりの排出原単位1.5kg/m2継続的に3kg/m2以下を目指す設計施工案件のZEB化提案率※333.3%50%以上 ※1 中期経営計画(2025~2027年度)における非財務目標のなかで、主要目標として設定しています。
※2 実績値は再エネ利用分を差し引いた結果を記載しています。
※3 当社が意匠・構造・設備を主体的な決定権をもって行い、かつ受注できた案件を対象に算出しています。
また、長期的な指標と目標として、温室効果ガス(GHG)排出削減目標を次のとおり設定しています。
なお、同目標は2023年1月にSBT認定を取得しています。
※SBT(Science Based Targets):パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準を保ち、1.5℃に抑える努力を継続するもの)が要求する水準と整合した、5~15年先を目標年として企業が設定する「温室効果ガス排出削減目標」のこと。
指 標2030年度目標削減率(排出総量)Scope1 + Scope225%(2020年度比)Scope313%(2020年度比) (注)1 Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)2 (参考)2020年度排出総量実績 Scope1+2:41,466.13 t-CO2 Scope3:1,180,258.95 t-CO22025年度排出総量実績 Scope1+2:43,126.65 t-CO2 Scope3:1,256,148.83 t-CO2 <人的資本に関する指標と目標>「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 <人的資本に関する方針等>[人材育成方針][社内環境整備方針]「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 <人的資本に関する指標と目標>「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に記載のとおりです。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりで、当社グループはこれらのリスクに対して適切な管理を行い、業績等への影響の回避を図っています。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
① 建設投資の動向事業環境の変化を見据え、事業戦略に基づき事業領域の拡大を目指すなど、強固な収益基盤の構築に努めていますが、事業ポートフォリオに占める建設事業の割合が大きいため、財政政策の変更による公共投資の縮減や国内外の景気後退等による民間設備投資の縮小など、受注環境が著しく悪化し受注競争が激化した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
② 資材価格及び労務費の変動主要資材価格及び労務費の動向を常時注視し、大きな価格変動が見込まれる際には契約時期を調整する等により適正な価格での調達に努めていますが、原材料や原油価格の高騰、建設技能労働者の不足、需給バランスの偏り等により資材価格或いは労務費が高騰し、コスト増加分を請負代金に反映することが困難な場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 契約不適合責任品質マネジメントシステムの運用により、施工案件の品質管理の徹底に努めており、品質トラブル及び顧客クレーム発生時には原因調査や是正を迅速に行っていますが、設計、施工等のサイクルにおいて、万一、重大な欠陥が発生した場合には、企業評価の悪化や契約不適合責任に基づく損害賠償金の支払い等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 労働災害等労働安全衛生マネジメントシステムの運用により、事業所及び建設現場において安全衛生パトロールを実施する等、安全衛生管理には万全を期しており、災害発生時には原因調査や是正を迅速に行っていますが、万一、重大事故や労働災害が発生した場合には、企業評価の悪化や関係官庁からの行政処分等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 取引先の信用リスク顧客及び協力会社についての信用調査を慎重かつ徹底的に行いリスク回避に努めていますが、万一、取引先が信用不安に陥った場合には、債権の回収不能や施工遅延による追加費用の発生等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 保有資産の価格、収益性の変動リスク事業戦略に基づき、事業領域の拡大のため不動産事業の強化を図っており、不動産取得に際しては採算性等に関する十分な検討を行っていますが、国内外の景気動向や金利動向、不動産市況に著しい変化が生じた場合には、保有不動産の時価の著しい低下等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、取引関係の維持・強化等を目的として保有している有価証券等については、保有に伴う便益・リスクや企業価値向上に資するか等を定期的に精査し、縮減する等見直しを行っていますが、時価が著しく下落した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑦ PFI事業等のリスクPFI事業等の期間が長期にわたる事業においては、事業内容、採算性等を精査し参入の可否を慎重に判断していますが、経済動向、法的規制の変更、利用者減少等の市況の変化など、事業環境に著しい変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 海外事業に伴うリスク事業戦略に基づき、事業領域の拡大のため海外事業基盤の強化を図っており、海外事業への取り組みに際しては、詳細な現地調査による情報収集に努めるとともに、為替リスクを回避するため、資金需要に応じた調達方法やヘッジ手段を検討していますが、進出国における政治・経済情勢・法制度や為替相場等に著しい変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 新規事業展開のリスク事業戦略に基づき、事業領域の拡大のため新規事業への参入を図っており、再生可能エネルギー事業等の新規事業への取り組みに際しては、事業性、将来性等に関する十分な検討を行っていますが、予期しない政治・経済情勢、為替相場等の市場の急激な変化等により、事業環境に著しい変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑩ 法的規制等コンプライアンスの徹底を経営上の重要課題と位置づけ、役職員へのコンプライアンス教育を実施するほか、コンプライアンス委員会、談合防止専門委員会を設置し、法的規制の遵守徹底を図っていますが、万一、法令違反が発生した場合には、社会的信用を著しく損ねるとともに、関係官庁からの行政処分や公共発注機関からの指名停止処分等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑪ 自然災害・気候変動等大規模な自然災害等が発生した場合においても、事業活動を継続ないしは速やかに復旧し、必要な体制を構築できるよう事業継続計画(BCP)を整備していますが、地震、津波、風水害等の大規模自然災害や感染症の世界的流行が発生し、当社グループの従業員や保有資産に対する損害のほか、事業環境の悪化或いはその懸念が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、気候変動に関するリスク及び対応等については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおりです。
⑫ 情報管理情報システムの安定稼働のため、システム基盤はクラウド環境を利用し、アクセス制御、バックアップなどの取り組みを行っていますが、不正アクセス等のサイバー攻撃の被害にあった場合には、システム障害が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、顧客の機密情報及び個人情報を保全するため、情報セキュリティ体制と社内規程を整備し、教育・訓練を通じて役職員のセキュリティ意識を高める取り組みも行っていますが、サイバー攻撃やパソコン・スマートデバイスの紛失・盗難などによる情報漏洩が発生した場合には、顧客や社会からの信用失墜や損害賠償金の支払い等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑬ 人材確保のリスク計画的な新卒採用と積極的な中途採用により多様な人材を確保するとともに、働き方改革の推進によるワークライフバランスの向上や人事制度の充実による処遇改善等を進めることで職員のエンゲージメントを高め離職防止に努めていますが、職員が計画通りに採用できない若しくは離職が増加することにより人員の確保が計画通りに進まない場合、適切な人員配置が出来ず、事業規模の拡大を妨げる、または事業規模の縮小を余儀なくされるなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
(1) 経営成績当連結会計年度のわが国経済は、米国の通商政策の影響が一部にみられましたが、雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復が続きました。
建設業界においては、公共投資は堅調に推移したことに加え、民間の設備投資意欲の強さが維持されたことから、良好な受注環境が続きました。
当社グループにおいては、建設事業における前期からの繰越工事が堅調に推移したこと等により、売上高は、前期に比べ3.0%増加した307,202百万円となりました。
損益面では、建設事業の売上総利益率が改善したこと等により、売上総利益は同22.0%増加した38,669百万円、営業利益は同63.7%増加した15,928百万円、営業外収益に連結子会社である石狩バイオエナジー(同)の為替予約評価益を計上したこと等により、経常利益は同183.6%増加した25,313百万円、前期において特別損失に減損損失を計上したことによる反動で、親会社株主に帰属する当期純利益は同574.3%増加した18,360百万円となりました。
(売上高)建築事業の売上高が前期に比べ2.9%減少しましたが、土木事業の売上高が同16.4%増加したため、売上高合計は同3.0%増加した307,202百万円となりました。
(売上総利益)土木事業及び建築事業の売上総利益が前期に比べそれぞれ48.6%、0.4%増加したため、売上総利益合計は同22.0%増加した38,669百万円となりました。
(販売費及び一般管理費)人件費が増加したこと等により、前期に比べ784百万円増加した22,740百万円となりました。
(営業損益)営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、売上総利益が増加したことにより、前期に比べ63.7%増加した15,928百万円となりました。
(営業外損益)石狩バイオエナジー(同)における為替予約評価益の計上等により営業外収益が前期に比べ9,070百万円増加したことや、前期に同社における為替予約評価損を計上したことの反動等により営業外費用が同1,118百万円減少したことにより、営業外収支は前期の804百万円の赤字から9,385百万円の黒字に転じました。
(経常損益)経常利益は、営業利益の増加及び営業外収支の改善により、前期に比べ183.6%増加した25,313百万円となりました。
(特別損益)前期に石狩バイオエナジー(同)における減損損失を計上したことの反動等により特別損失が前期に比べ13,286百万円減少したこと等により、特別損益は前期の10,353百万円の赤字から1,355百万円の黒字に転じました。
(法人税等)法人税等調整額が前期に比べ1,201百万円減少しましたが、法人税、住民税及び事業税が同2,246百万円増加したことにより、法人税等は同1,045百万円増加した6,163百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純損益)以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ574.3%増加した18,360百万円となりました。
当社グループは、「中期経営計画(2025~2027年度)」に掲げた事業戦略の基本方針に基づく取り組みを推進しており、当連結会計年度の経営成績を、計画最終年度の財務目標と比較すると、次のとおりです。
「中期経営計画(2025~2027年度)」の初年度である当連結会計年度は、本業の建設事業が堅調に推移し、追加工事の獲得や原価低減により損益改善が進んだこと等から、連結業績は売上高・各段階利益ともに過去最高を更新しました。
連結子会社である石狩バイオエナジー(同)の為替予約評価益等の特殊要因を除いた場合のROEは7.7%となるものの、採算性を重視した選別受注の徹底や、工事所における損益改善に向けた取り組みの成果は、収益力を着実に向上させており、目標数値に対して良好な進捗状況にあるものと認識しています。
なお、「中期経営計画(2025~2027年度)」の概要については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しています。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
(土木事業)売上高は前期に比べ16.4%増加した115,248百万円、前期からの繰越工事が追加工事の獲得や原価低減等により採算が向上し、売上総利益率が改善したことから、営業利益は同114.0%増加した10,103百万円となりました。
(建築事業)売上高は前期に比べ2.9%減少した180,142百万円、営業利益は売上高の減少に伴い同8.3%減少した6,076百万円となりました。
(投資開発事業)投資開発事業は不動産の販売及び賃貸に関する事業、再生可能エネルギー事業等で、売上高は前期に比べ8.5%減少した7,206百万円、営業損失は730百万円(前期は2,109百万円の営業損失)となりました。
連結子会社である石狩バイオエナジー(同)については、発電施設における爆発事故以降商業運転を停止していましたが、復旧及び再発防止に係る設備改造工事が当初計画どおり完了し、2026年4月から商業運転を再開しています。
翌連結会計年度以降は安定的に売上を計上できる見込みであり、前期の減損損失の計上に伴う減価償却費の減少等により、営業利益は黒字転換するものと見込んでいます。
(その他)その他は建設資機材等の製造及び販売に関する事業等で、売上高は前期に比べ20.2%減少した4,604百万円、売上総利益率が改善したことから、営業利益は同10.6%増加した503百万円となりました。
生産、受注及び販売の実績は次のとおりです。
① 受注実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(百万円)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円) 土木事業192,888132,273(31.4%減) 建築事業183,756220,008(19.7%増) 計376,645352,282(6.5%減) ② 売上実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(百万円)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円) 土木事業99,024115,248(16.4%増) 建築事業185,551180,142(2.9%減) 投資開発事業7,8757,206(8.5%減) その他5,7714,604(20.2%減) 計298,222307,202(3.0%増)
(注) 1 当社グループにおいては、土木事業、建築事業以外での受注及び生産は僅少なため、受注実績については、土木事業、建築事業のみ記載しています。
2 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める土木事業、建築事業では、生産実績を定義することが困難なため、「生産の実績」は記載していません。
3 受注実績、売上実績については、セグメント間の取引を相殺消去して記載しています。
4 売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。
なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりです。
建設事業における受注工事高及び完成工事高の実績 ① 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別区分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期完成工事高(百万円)次期繰越工事高(百万円)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)土木工事193,747192,888386,63699,024287,612建築工事272,922183,756456,678185,551271,127計466,669376,645843,314284,575558,739当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)土木工事287,612132,273419,885115,248304,636建築工事271,127220,008491,136180,142310,994計558,739352,282911,021295,390615,630
(注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含みます。
したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。
2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)です。
② 受注工事高の受注方法別比率工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。
期別区分特命(%)競争(%)計(%)前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)土木工事31.568.5100建築工事27.472.6100当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)土木工事13.586.5100建築工事50.949.1100
(注) 百分比は請負金額比です。
③ 完成工事高 期別区分官公庁(百万円)民間(百万円)計(百万円)前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)土木工事69,36429,65999,024建築工事33,119152,431185,551計102,484182,091284,575当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)土木工事78,09637,152115,248建築工事34,818145,323180,142計112,915182,475295,390
(注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりです。
前事業年度(株)ニトリ ニトリ幸手DC新築工事三交不動産(株) 四日市市浜田町計画 新築工事阪神電気鉄道(株)阪神梅田駅改良及び東西地下道躯体拡幅工事のうち土木関係工事社会福祉法人恩賜財団済生会 福岡県済生会八幡総合病院新築工事皇昌営造股份有限公司萬大線CQ860工事 シールドおよび地盤改良工事(台湾) 当事業年度独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北海道新幹線、立岩トンネル(ルコツ)四街道2特定目的会社 DPL千葉四街道Ⅱ新築工事地方独立行政法人天王寺動物園天王寺動物園 第一期リニューアル整備事業 設計施工業務西日本高速道路(株) 佐世保道路 佐世保高架橋南(下部工)工事中華工程股份有限公司宝山シールド工事(台湾) 2 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりです。
前事業年度四街道2特定目的会社28,604百万円10.1% 当事業年度該当する相手先はありません。
④ 次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分官公庁(百万円)民間(百万円)計(百万円)土木工事243,17061,466304,636建築工事57,044253,949310,994計300,214315,415615,630
(注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりです。
(株)明治北海道根釧地区新工場 建築工事2026年4月完成川崎2ロジスティック特定目的会社GLP川崎Ⅱプロジェクト2027年8月完成予定大阪広域水道企業団村野浄水場 西系浄水施設更新工事2033年2月完成予定林一二(株)HKプロジェクト2026年5月完成台湾電力股份有限公司港風~中科ケーブルトンネル工事(第一工区)(台湾)2030年3月完成予定
(2) 財政状態当連結会計年度末の資産合計は440,889百万円、負債合計は246,924百万円、純資産合計は193,964百万円となりました。
また、当社グループの自己資本比率は44.7%(前連結会計年度末は45.1%)となりました。
(資産)流動資産は、現金預金が減少しましたが、受取手形・完成工事未収入金等が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ18,436百万円増加した259,572百万円となりました。
 固定資産は、建設仮勘定、投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ28,986百万円増加した181,316百万円となりました。
 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ47,423百万円増加した440,889百万円となりました。
(負債)流動負債は、短期借入金が減少しましたが、未払法人税等、未成工事受入金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ4,045百万円増加した179,012百万円となりました。
 固定負債は、長期借入金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ21,868百万円増加した67,912百万円となりました。
 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ25,914百万円増加した246,924百万円となりました。
(純資産)純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上やその他有価証券評価差額金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ21,509百万円増加した193,964百万円となりました。
(3) キャッシュ・フロー当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により7,616百万円増加しましたが、投資活動により9,959百万円、財務活動により9,731百万円、それぞれ減少したことにより、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ11,764百万円減少した15,676百万円となりました。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)売上債権の増加により資金が減少しましたが、税金等調整前当期純利益、未成工事受入金の増加等により、7,616百万円の資金増加となりました。
(前連結会計年度は、11,828百万円の資金減少) (投資活動によるキャッシュ・フロー)有形及び無形固定資産の取得等により、9,959百万円の資金減少となりました。
(前連結会計年度は、1,492百万円の資金減少) (財務活動によるキャッシュ・フロー)配当金の支払い等により、9,731百万円の資金減少となりました。
(前連結会計年度は、12,070百万円の資金増加) キャッシュ・フロー指標のトレンドは以下のとおりです。
前連結会計年度(2025年3月31日)当連結会計年度(2026年3月31日)自己資本比率(%)45.144.7時価ベースの自己資本比率(%)39.151.4キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)―899.7インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)―9.1
(注)1 キャッシュ・フロー指標のトレンドの計算式及び算出に利用した数字のベースについては次のとおりで    す。
自己資本比率自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率株式時価総額/総資産※株式時価総額=期末株価終値×(発行済株式数-自己株式数)キャッシュ・フロー対有利子負債比率有利子負債/営業キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ営業キャッシュ・フロー/利払い 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としています。
営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しています。
また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。
  2 前連結会計年度のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオにつ    いては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載していません。
(資本の財源及び資金の流動性に係る情報)当社グループの運転資金需要のうち主なものは、工事の完成に要する外注費等の工事費や人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。
また、「中期経営計画(2025~2027年度)」では「企業価値の向上」「事業領域の拡大」「人的資源の活用」を事業戦略の基本方針としており、これらに戦略的に投資することとしています。
上記の資金需要に対し、自己資金の活用及び金融機関からの借入(ノンリコース借入を含む)を基本として必要資金の調達を行う方針です。
なお、当社グループは運転資金の効率的かつ機動的な調達を行うため、取引銀行3行と総額80億円のコミットメントライン契約を締結しており、緊急の資金需要等の流動性リスクに備えています。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。
この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しています。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
当社グループは、建設構造物の品質及び安全性の向上に加え、脱炭素社会の実現など、多様化・高度化する社会的ニーズに的確に対応するため、建設分野における研究開発を積極的に推進しています。
東京駅前のクロスイノベーションセンター(通称:クロスアイ)では、ベンチャー企業等との連携・交流を通じた新技術の創出及び開拓に取り組み、研究開発の促進を図っています。
当社グループの当連結会計年度における研究開発に要した費用の総額は1,871百万円です。
セグメントごとの研究開発活動について示すと次のとおりです。
(土木事業)土木事業では、構造物の品質向上、施工時の安全性確保、並びに環境負荷の低減など、持続可能な社会の形成に資する研究開発を進めています。
また、熟練技術者の減少に対応するため、施工の自動化・遠隔化・省力化を可能とする技術の開発に取り組んでいます。
(1) 遠隔操作システムの機能向上を行い、日本-台湾間でのシールドマシンの遠隔操作を実施昨年開発したシールドマシンの遠隔操作システムについて、安全性と操作性を向上させる機能改修を行い、現場の臨場感を再現した専用コックピットを用いて、茨城県つくば市内にある当社技術研究所から台湾・桃園市で稼働中のシールドマシンの遠隔操作を実施しました。
今回導入した専用コックピットは、実際の運転席と同様に配置したタッチパネル式操作スイッチと各種モニターを備えることで、シールドマシンの操作経験者であれば、特別な訓練を必要とせず操作できる仕様としました。
さらに、周囲に設置した大型のドーム型モニターにより、現地の映像や音声をリアルタイムで再現することで、遠隔操作でありながらも現場にいるかのような高い臨場感を実現しています。
改修後のシステムにより、茨城県つくば市内にある当社技術研究所から台湾・桃園市で稼働中のシールドマシンの掘削、推進、土砂排出といった主要操作を遠隔で実施した結果、従来のシステムよりも現場の状況が把握しやすくなり、遠隔地であっても現地と遜色なくシールドマシンの操作ができることを確認しました。
今後は、通信トラブル発生時に自動的かつ安全に停止する機能の実装や、XR技術(VR(Virtual Reality 仮想現実)、AR(Augmented Reality 拡張現実)、MR(Mixed Reality 複合現実)などの技術の総称)による場所や設備に依存しない遠隔操作の実現に加え、教育や訓練への活用を進めることで、生産性の向上と技術者育成に取り組んでいきます。

(2) 装薬孔内が崩れた場合でも対応可能な「爆薬遠隔装填装置」を開発山岳トンネル工事における爆薬装填作業の安全性向上を目的として、装薬孔(爆薬を装填する穴)内が崩落した場合でも遠隔で装填可能な「爆薬遠隔装填装置」を開発しました。
発破掘削を採用する山岳トンネル工事では、爆薬の装填作業や、装薬孔内に崩れ落ちた岩片の除去作業を切羽近傍において人力で行う必要があり、肌落ちによる災害リスクが課題となっていました。
今回開発した装置により、切羽から2m以上離れた場所で岩片除去作業及び爆薬装填作業ができるようになるため、安全性の向上が期待できます。
本装置は、ドリルジャンボのブーム先端のガイドシェルに装着して使用するものです。
先端に設けたコーンで装薬孔内の岩片を破砕・除去しながら、装薬機と接続した非耐電式耐圧ホースを介して爆薬を圧送・装填します。
静電気による誘爆リスクを排除するため、「装填パイプ」はカーボンファイバーを主体とする非鉄製に、「先端コーン」はステンレス製にしました。
当社の施工現場で実証実験を行った結果、多くの亀裂を含む不安定な地山条件においても、良好な操作性を維持したまま確実に爆薬を遠隔装填できることを確認しました。
今後は、さらなる実証と改良を重ね、現場への早期適用を目指していきます。
(3) プラント搭載車を用いた「リ・バースコンクリート」による運搬コストや製造ロスの低減当社が開発した「リ・バースコンクリート」を、車両架装式コンクリートプラント(以下、モービル車)で製造する手法を確立しました。
「リ・バースコンクリート」は、コンクリートがらを破砕し、再生骨材としてその全量を使用する再生コンクリートです。
廃棄処理量や新規骨材の運搬量を低減し、CO2排出量を抑制できる技術として有用ですが、従来の専用製造装置「リ・バース号」は固定式であったため、現場内に設置スペースを広く確保する必要があるという課題がありました。
モービル車は、従来の装置と比べて設置面積が小さく自走式であるため、設置スペースが限られる現場にも適用可能です。
また、施工場所近傍で製造できるため、スランプロスを考慮する必要がなく、運搬コストの低減も期待できます。
実証実験の結果、従来の製造方法によるリ・バースコンクリートと比較し、フレッシュ性状や圧縮強度、乾燥収縮量が同等であることを確認しました。
今後は、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルの実現に貢献する技術として、普及展開を図っていきます。
(建築事業)建築事業では、建築物を地震から守り安全・安心を提供する免震技術や、快適性を高める室内環境技術をはじめ、脱炭素化に貢献する木造・木質化建物に関する研究開発に取り組んでいます。
加えて、企画・設計・施工の各フェーズにおける合理化・高度化を推進しています。
(1) 奥村・丸五式拡底杭工法(OMR/B-2)の施工方法を拡充当社と丸五基礎工業㈱が共同開発した拡底杭工法について、全周回転機を用いた施工方法を追加するとともに、工法名を「奥村・丸五式拡底杭工法(OMR/B-2)」に改め、(一財)ベターリビングの技術審査証明(BL審査証明-060)を再取得しました。
市街地の建替え工事などにおいて、地中障害物の存在によりアースドリル機では杭の軸部が掘削できない場合があります。
そのため、従来の「奥村・丸五式引抜き抵抗杭工法(OMR/B-2)」では、アースドリル機で拡底杭を施工する前に、全周回転機で杭に干渉する地中障害物を撤去した後、流動化処理土等で一旦埋戻す作業が必要であり、作業工程が多く、施工効率面で課題がありました。
そこで今回、軸部掘削から地中障害物の撤去、拡底部掘削までを全周回転機で一貫して行う施工方法を追加し、実大試験によりその有効性を確認しました。
本工法を採用することにより、地中障害物が存在する場合においても、アースドリル機を使用せず、全周回転機とクレーン等により拡底杭の施工が可能となるため、工期や工費の削減が期待できます。
また、地中部のケーシングが回転しない構造であることから、地盤が安定し、地盤崩壊などのリスクを抑えることができます。
今後は、市街地の建替え工事など、地中障害物等が存在する場合において、合理的な杭工法として本工法の提案を進めていきます。

(2) 技術研究所のビオトープが環境省「自然共生サイト」に認定当社では、技術研究所内に整備したビオトープを生物多様性保全に関する研究及び実証の拠点と位置づけ、自然環境の復元・創出に資する技術の高度化に取り組んでいます。
これまで、水生・湿地性植物の生育環境調査や在来種の保全に加え、水辺に生息する希少植物を対象とした移植技術の検証や生息域外保全に関する研究を進めてきました。
また、地域のステークホルダーと連携し、地域固有生物の保全や生息環境の維持・向上を目的とした活動にも取り組んでいます。
さらに、見学会や地域イベントなどの環境教育の場としても本ビオトープを活用し、生物多様性保全の重要性について理解促進を図っています。
こうした継続的な取り組みが評価され、2025年に環境省の「自然共生サイト(民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域)」に認定されました。
今後は、得られた研究成果や知見を体系的に整理し、建築物の外構や敷地計画、環境配慮型技術へ展開することで、生態系と調和した空間づくりや、自然資本の保全・価値向上に向けた取り組みをさらに発展させていきます。
(投資開発事業)研究開発活動は特段行われていません。
(その他)研究開発活動は特段行われていません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループの当連結会計年度における設備投資の総額は10,737百万円です。
セグメントごとの設備投資について示すと次のとおりです。
(土木事業及び建築事業)設備投資額は1,622百万円で、このうち主なものは、建設用機械の取得です。
なお、施工能力に重大な影響を与えるような固定資産の売却、除却等はありません。
(投資開発事業)設備投資額は8,018百万円で、このうち主なものは、賃貸用土地・建物の取得です。
なお、重要な設備の売却、除却等はありません。
(その他)設備投資額は1,096百万円で、このうち主なものは、シールドマシン製作工場の建替えです。
なお、重要な設備の売却、除却等はありません。

(注) 上記の設備投資額には、無形固定資産への投資額を含めて記載しています。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1)提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物・構築物機械、運搬具及び工具器具備品土地リース資産合計面積(㎡)金額本社(大阪市阿倍野区)6871436,5741,56012,392176札幌支店(札幌市中央区)―2―――279東北支店(仙台市青葉区)12513,7109―2784東日本支社(東京都港区)3,1813064,7132,92106,409903名古屋支店(名古屋市中村区)54177,270247―795155西日本支社(大阪市阿倍野区)56964446,082191―1,405678広島支店(広島市中区)31561,47113―33597四国支店(高松市)1711,597001952九州支店(北九州市八幡東区)8561221,5279221982181技術研究所(つくば市)1,41437126,969228―2,01532投資開発事業本部(東京都港区)9,714198325,33827,014―36,92755計17,3101,701455,25132,2792351,3142,492 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名(所在地)セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物・構築物機械、運搬具及び工具器具備品土地リース資産合計面積(㎡)金額奥村機械製作㈱(大阪市西淀川区)その他1,2852163,59927441,78185太平不動産㈱(東京都港区)投資開発事業834439,9494,190―5,0283石狩バイオエナジー(同)(石狩市)投資開発事業2,0583,02555,89267215,7566平田バイオエナジー(同)(福島県石川郡平田村)投資開発事業5922,275――12,869―
(注) 1 帳簿価額に建設仮勘定は含めていません。
2 提出会社は土木事業、建築事業の他に投資開発事業及びその他を営んでいますが、共通的に使用されている設備があるため、セグメントに分類せず、主要な事業所毎に一括して記載しています。
3 土地、建物のうち賃貸中の主なもの 会社名事業所名土地(㎡)建物(㎡)㈱奥村組  投資開発事業本部275,80492,350太平不動産㈱39,9499,225
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額(百万円)資金調達方法備考総額既支払額㈱奥村組投資開発事業本部 (東京都港区)投資開発事業賃貸用物流・商業施設14,600―自己資金2029年2月取得予定石狩バイオエナジー(同)(石狩市) 投資開発事業バイオマス発電施設復旧・対策工事4,8703,471親会社からの借入金2026年5月取得太平不動産㈱(東京都港区)投資開発事業賃貸用オフィスビル3,212―親会社からの借入金2026年4月取得㈱奥村組投資開発事業本部 (東京都港区)投資開発事業旧吉野小学校 学校跡地利活用事業2,462954自己資金2027年1月取得予定太平不動産㈱(東京都港区)投資開発事業賃貸用共同住宅1,186127親会社からの借入金2026年4月取得
(注) 上記金額には消費税等は含まれていません。
(2)重要な設備の除却等   重要な設備の除却等の計画はありません。
研究開発費、研究開発活動1,871,000,000
設備投資額、設備投資等の概要1,096,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況43
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況15
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況10,062,259
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外である投資株式の区分について、取引関係の維持・強化を目的とし、中長期的な企業価値向上に資すると判断し保有している投資株式を純投資目的以外である投資株式(政策保有株式)と区分し、それ以外の株式を純投資目的である投資株式と区分しています。
なお、政策保有株式のうち保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得た株式については、事実上、株式保有先との関係において売却を妨げる事情がないことから、売却あるいは保有目的を明確にするため、純投資目的に変更することとしています。
 また、売却可能となった株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(イ)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容(保有方針)当社は、取引関係の維持・強化を目的とし、中長期的な企業価値向上に資する場合に限り、政策保有株式を保有します。
なお、中期経営計画(2025~2027年度)においては、継続的に政策保有株式の縮減に取り組み、連結純資産に対する割合の逓減を図ることとしています。
(保有の合理性を検証する方法)政策保有株式の保有適否については、個別の株式毎に、直近5事業年度における株式保有先から発注を受けた工事利益と同社からの配当額等、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等の定量評価及び中長期的な工事発注予定の有無等、企業価値向上に資するか否か等の定性評価の両面で精査しています。
(個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容)毎年、取締役会において、保有適否の検証を行い、保有による取引関係等の強化によって中長期的な工事受注量の確保が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断した株式については保有を継続することとし、保有の意義が乏しいと判断した株式については、株式保有先から売却の合意を得て、縮減する等見直しを行うこととしています。
(ロ)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式31 1,133非上場株式以外の株式2629,897 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式215株式取得による企業間取引関係等の強化により、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しました。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式29 (ハ)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)近鉄グループホールディングス㈱1,027,9551,027,955株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無3,3103,279京阪ホールディングス㈱917,359917,359株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無2,9632,986東海旅客鉄道㈱675,500675,500株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無2,7581,927㈱タクマ945,400945,400株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の工場関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有2,5511,734㈱三井住友フィナンシャルグループ462,072462,072株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先、且つ金融取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の事務所関連工事における中長期的な工事受注量の確保や、金融取引の円滑化等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無2,3131,753丸全昭和運輸㈱231,644231,644株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の倉庫関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有1,9041,392㈱栗本鐵工所1,015,000203,000株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の倉庫関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
なお、当事業年度の株式の増加は、株式分割によるものです。
有1,544925木村化工機㈱969,600969,600株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の工場関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有1,471705 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)京成電鉄㈱1,246,0441,240,460株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
また、当事業年度において、中長期的な工事受注量の確保等を目的として、株式を購入しています。
無1,4641,671阪急阪神ホールディングス㈱306,994306,994株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無1,3971,235㈱りそなホールディングス749,926749,926株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先、且つ金融取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の事務所関連工事における中長期的な工事受注量の確保や、金融取引の円滑化等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無1,291965西日本旅客鉄道㈱400,000400,000株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無1,2511,166日本製鉄㈱1,654,150330,830株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の工業関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
なお、当事業年度の株式の増加は、株式分割によるものです。
有9521,057南海電気鉄道㈱265,012265,012株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有813649㈱南都銀行101,314101,314株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先、且つ金融取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の事務所関連工事における中長期的な工事受注量の確保や、金融取引の円滑化等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有713400㈱小森コーポレーション400,099400,099株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の倉庫関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有611487㈱近鉄百貨店276,900276,900株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の店舗関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無491607岡谷鋼機㈱54,20054,200株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の工場関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有489378 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)南海辰村建設㈱800,000800,000株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無376256㈱ワキタ186,000186,000株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の事務所関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有349321高田機工㈱266,400266,400株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業の橋梁関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有347272名古屋鉄道㈱100,000100,000株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無172174小野建㈱85,90085,900株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の倉庫関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有119129京王電鉄㈱24,81222,701株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
また、当事業年度において、中長期的な工事受注量の確保等を目的として、株式を購入しています。
無9586山陽電気鉄道㈱42,05042,050株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に土木事業及び建築事業の鉄道関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
無8483東洋炭素㈱11,10011,100株式の保有適否を取締役会にて検証した結果、主要な取引先であり、保有による取引関係等の強化によって、主に建築事業の工場関連工事において、中長期的な工事受注量の確保等が見込め、当社の企業価値向上に資すると判断しています。
有5643岡山県貨物運送㈱―2,000前事業年度は取引関係等強化の目的で保有していましたが、検証の結果、当事業年度において全株式を売却しました。
無―6 インフロニア・ホールディングス㈱―100前事業年度は取引関係等強化及び同業他社の株主総会に係る動向調査等の目的で保有していましたが、検証の結果、当事業年度において全株式を売却しました。
無―0
(注)1 「―」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。
2 定量的な保有効果については、保有効果を検証する指標として、工事利益等を使用しているため、秘密保持  の観点から開示は控えさせていただきます。
3 ㈱三井住友フィナンシャルグループについて、同グループの子会社が当社の株式を保有しています。
4 ㈱りそなホールディングスについて、同グループの子会社が当社の株式を保有しています。
みなし保有株式 該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式――――非上場株式以外の株式941,6681031,958 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式―――非上場株式以外の株式6911,98936,336 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。
⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針㈱三井住友フィナンシャルグループ1,197,3005,9932021年3月期2024年3月期2020年3月期以前は取引関係等強化の目的で全株式について政策保有株式として保有していましたが、2021年3月期及び2024年3月期における検証の結果、一部株式について保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、各事業年度において一部株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
ダイキン工業㈱32,3006032023年3月期2022年3月期以前は取引関係等強化の目的で政策保有株式として保有していましたが、検証の結果、保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、2023年3月期において全株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
住友不動産㈱5,825,86825,5872024年3月期2023年3月期以前は取引関係等強化の目的で政策保有株式として保有していましたが、検証の結果、保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、2024年3月期において全株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針㈱ヤクルト本社455,3001,2112024年3月期2023年3月期以前は取引関係等強化の目的で政策保有株式として保有していましたが、検証の結果、保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、2024年3月期において全株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
㈱住友倉庫822,0003,3162025年3月期2024年3月期以前は取引関係等強化の目的で政策保有株式として保有していましたが、検証の結果、保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、2025年3月期において全株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
出光興産㈱262,0004032025年3月期2024年3月期以前は取引関係等強化の目的で政策保有株式として保有していましたが、検証の結果、保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、2025年3月期において全株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
三精テクノロジーズ㈱166,5003572025年3月期2024年3月期以前は取引関係等強化の目的で政策保有株式として保有していましたが、検証の結果、保有の意義が乏しいと判断し株式保有先から売却の合意を得たため、2025年3月期において全株式について保有目的を変更しました。
当該株式については、株価や配当金の動向に加え株価に与える影響等を勘案しつつ、当社の株主還元の基本方針である安定的な配当を継続することを前提としたうえで、「2030年に向けたビジョン」実現のための成長投資をはじめとする資金需要等に鑑み計画的かつ継続的に売却を進める方針としています。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社9
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社31
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,133,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社26
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社29,897,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社15,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社9,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社11,100
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社56,000,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社41,668,000,000