財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-06-17
英訳名、表紙NTN CORPORATION
代表者の役職氏名、表紙執行役社長  鵜飼 英一
本店の所在の場所、表紙大阪市北区中之島三丁目6番32号
電話番号、本店の所在の場所、表紙06(6443)5001
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
年月経歴1918年3月三重県桑名郡桑名町の西園鉄工所でボールベアリングの研究製作を開始1923年5月巴商会と西園鉄工所が提携し、NTNの商標で国産軸受の製造販売を開始1927年3月合資会社エヌチーエヌ製作所を設立1934年3月合資会社エヌチーエヌ製作所を株式会社に組織変更1937年1月東洋ベアリング製造株式会社に商号変更1938年5月兵庫県武庫郡(現宝塚市)に昭和ベアリング製造株式会社を設立(旧宝塚製作所)1939年9月昭和ベアリング製造株式会社を合併1939年10月三重県桑名市に桑名工場を新設(現桑名製作所)1949年5月大阪証券取引所市場第一部及び東京証券取引所市場第一部上場1960年3月静岡県磐田市に株式会社東洋ベアリング磐田製作所を設立(現磐田製作所)1960年5月西林精工株式会社を傘下に入れる(1992年10月、株式会社NTN平野製作所に商号変更)1961年4月金剛ベアリング株式会社を傘下に入れる(現和歌山製作所)1962年1月ドイツ、ErkrathにNTN Wälzlager(Europa) GmbH(現NTN Wälzlager (Deutschland) GmbH)を設立1963年1月アメリカ、New YorkにNTN BEARING CORP.OF AMERICAを設立1963年11月東洋ベアリング販売株式会社に国内販売の営業権を譲渡1968年9月カナダ、MississaugaにNTN BEARING CORP.OF CANADA LTD.を設立1971年1月アメリカ、Schiller ParkにAMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.を設立1971年12月岡山県備前市に株式会社東洋ベアリング岡山製作所を設立(現岡山製作所)ドイツ、MettmannにNTN Kugellagerfabrik(Deutschland) GmbHを設立1972年11月エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング株式会社に商号変更1973年3月カナダ、MississaugaにNTN BEARING-CAE LTD.を設立(1981年12月、NTN BEARING CORP.OF CANADA LTD.に合併)1975年3月アメリカ、ElginにNTN ELGIN CORP.を設立(1985年3月、AMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.に合併)1976年4月エヌ・テー・エヌ販売株式会社を設立(1989年10月、NTN販売株式会社に商号変更)1980年12月東洋ベアリング販売株式会社から大口需要家向け営業の譲受1983年3月株式会社東洋ベアリング磐田製作所及び株式会社東洋ベアリング岡山製作所を合併1984年7月長野県箕輪町に株式会社東洋ベアリング長野製作所を設立(現長野製作所)1985年12月アメリカ、MacombにNTN-BOWER CORP.を設立1989年4月アメリカ、ColumbusにNTN DRIVESHAFT,INC.を設立1989年10月NTN株式会社(登記上、エヌティエヌ株式会社)に商号変更株式会社東洋ベアリング長野製作所を合併1990年10月アメリカ、Mount ProspectにNTN USA CORP.を設立1996年9月アメリカ、LititzにNTN-BCA CORP.を設立1998年5月タイ、PluakdaengにNTN MANUFACTURING(THAILAND)CO.,LTD.を設立1998年7月フランス、AllonnesにNTN TRANSMISSIONS EUROPEを設立2000年9月NTN販売株式会社を吸収合併2001年4月株式会社NTN平野製作所を吸収合併2002年8月中華人民共和国、上海市に上海恩梯恩精密機電有限公司を設立中華人民共和国、平湖市に恩梯恩日本電産(浙江)有限公司を設立2002年9月中華人民共和国、廣州市に廣州恩梯恩裕隆傳動系統有限公司を設立2004年4月三重県桑名市に株式会社NTN三重製作所を開設(関連会社を子会社化し、商号変更)2004年8月中華人民共和国、常州市に常州恩梯恩精密軸承有限公司を設立 年月経歴2005年7月中華人民共和国、上海市に恩梯恩(中国)投資有限公司を設立2005年9月インド、RewariにNTN Manufacturing India Private Limitedを設立2005年11月タイ、PluakdaengにNTN-NIDEC(THAILAND)CO.,LTD.を設立2005年12月長野県箕輪町に株式会社NTN上伊那製作所を設立2006年4月ドイツ、IFA-Antriebstechnik GmbHへ資本参加2006年7月静岡県袋井市に株式会社NTN袋井製作所を設立フランス、S.N.R. ROULEMENTS(現NTN Europe S.A.)へ資本参加2007年2月中華人民共和国、常州市に恩梯恩阿愛必(常州)有限公司を設立2008年4月石川県宝達志水町に株式会社NTN宝達志水製作所を設立フランス、S.N.R. ROULEMENTSを連結子会社化2010年7月フランス、S.N.R. ROULEMENTSの社名をNTN-SNR ROULEMENTS S.A.に変更2010年12月石川県志賀町に株式会社NTN能登製作所を設立2011年1月中華人民共和国、洛陽市に恩梯恩LYC(洛陽)精密軸承有限公司を設立2011年9月中華人民共和国、南京市に南京恩梯恩精密機電有限公司を設立2013年4月メキシコ、AguascalientesにNTN MANUFACTURING DE MEXICO,S.A.DE C.V.を設立2014年1月中華人民共和国、襄陽市に襄陽恩梯恩裕隆傳動系統有限公司を設立2015年7月アメリカ、AndersonにNTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC.を設立2015年12月NTN特殊合金株式会社と日本科学冶金株式会社が合併し、NTNアドバンストマテリアルズ 株式会社に商号変更2018年4月株式会社NTNベアリングサービスを株式会社NTNセールスジャパンに商号変更2018年10月連結子会社の株式会社NTN金剛製作所、株式会社NTN三雲製作所及びNTN精密樹脂株式会社の3社を吸収合併し、金剛製作所(現和歌山製作所)、三雲製作所、精密樹脂製作所を新設羽咋丸善株式会社(現平鍛造株式会社)へ資本参加2019年6月指名委員会等設置会社へ移行2021年6月平鍛造株式会社を連結子会社化2021年7月フランス、AnnecyにNTN Europe Holdings SASを設立2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行2023年3月フランス、NTN-SNR ROULEMENTS S.A.の社名をNTN Europe S.A.に変更2023年8月本店を大阪市西区京町堀一丁目3番17号から大阪市北区中之島三丁目6番32号に移転2023年10月金剛製作所を和歌山製作所に改称ドイツ、NTN Wälzlager(Europa) GmbHがSNR Wälzlager GmbHを吸収合併し、社名をNTN Wälzlager (Deutschland) GmbHに変更
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループはNTN株式会社(当社)、子会社73社及び関連会社12社(2026年3月31日現在)で構成され、軸受商品及びCVJアクスル商品等の、アフターマーケット向け、産業機械市場向け及び自動車市場向けへの製造販売を主な事業内容としており、国内においては当社(本社)が、また海外においては地区別に置かれた総支配人室が担当する地域の事業活動を統括しております。
各地域に属する現地法人は、独自に事業戦略立案や事業計画策定を行い、その収益性や投資効率を分析しながら事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは本社及び総支配人室を基礎とした地域別の事業セグメントから構成されており、「日本」、「米州」、「欧州」及び「アジア他」の4つを報告セグメントとしております。
当社グループにおける各社の位置づけは各セグメントとも概ね次のとおりであります。
・国内の製造については主に当社が行っておりますが、製造の一部を国内製造関係会社に委託し当社が購入しております。
また、部品加工の一部を国内部品加工関係会社に委託しております。
・国内の販売については主として当社が直接行っており、一部については国内販売関係会社を通じて行っております。
・海外の製造については海外製造関係会社が当社より一部の半製品の供給を受けて行っております。
・海外の販売については当社と当社及び海外製造関係会社より製品を購入した海外販売関係会社並びに海外製造関係会社が行っております。
なお、2025年5月に、La Tunisie Mecanique S.A.へ出資し、持分法適用関連会社としております。
2025年6月に、重要性の低下によりNTN‑SNR MAROCを非連結子会社に変更し、その後、2026年1月に同社は清算しております。
2025年12月に、重要性の低下に伴いNTN do Brasil Produção de Semi-Eixos Ltda.を非連結子会社に変更し、連結範囲から除外しております。
2025年12月に、保有株式の売却に伴い恩梯恩東派(上海)軸承販売有限公司を持分法の適用範囲から除外しております。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
(1) 日本 名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借当社役員(名)当社社員(名)(連結子会社) 百万円 株式会社NTNセールスジャパン東京都港区480軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100―5なし当社製品の国内販売を担当している。
あり株式会社NTN三重製作所三重県桑名市100軸受製造10013運転資金の貸付を行っている。
当社製品の製造を担当している。
〃株式会社NTN宝達志水製作所石川県宝達志水町100〃10014〃〃〃株式会社NTN能登製作所石川県志賀町100〃10013〃〃〃株式会社NTN袋井製作所静岡県袋井市100等速ジョイント製造10012なし〃〃株式会社NTN赤磐製作所岡山県赤磐市100軸受製造10013運転資金の貸付を行っている。
〃〃株式会社NTN御前崎製作所静岡県御前崎市266〃97.4―7なし〃〃NTNアドバンストマテリアルズ株式会社愛知県蟹江町400軸受・精密機器商品等製造99.34―4運転資金の貸付を行っている。
〃〃NTN鋳造株式会社島根県出雲市50鋳造品加工100―3〃当社製品の製造工程の一部を担当している。
〃株式会社NTN紀南製作所和歌山県上富田町50軸受鍛造及び旋削加工100―3なし〃〃株式会社NTN上伊那製作所長野県箕輪町725軸受部品製造8013〃〃〃平鍛造株式会社石川県羽咋市30鍛造品加工及び販売56.67―5〃〃なしNTNテクニカルサービス株式会社大阪府大阪市50副資材調達、各種請負業務100―5〃当社製品の製造に係る副資材の調達並びに各種請負業務を担当している。
ありNTN物流株式会社三重県桑名市10物流業務100―4〃当社グループの物流業務を担当している。
〃(持分法適用非連結子会社) 株式会社NTN多度製作所三重県桑名市10等速ジョイント製造70―4なし当社製品の製造を担当している。
なし光精軌工業株式会社奈良県天理市100軸受部品製造100―4〃〃〃
(2) 米州 名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借当社役員(名)当社社員(名)(連結子会社) NTN USA CORP. Schaumburg,IL, U.S.A.US.$675,475,028米州子会社統括管理10014なしなしなしNTN BEARING CORP.OFAMERICA〃US.$24,700,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100(100)―3〃当社製品の海外販売を担当している。
〃NBCA Asset Finance LLC.〃US.$1米国における関係会社の運転資金の調達100(100)―2〃なし〃NTN DRIVESHAFT,INC.Columbus,IN,U.S.A.US.$128,800,000等速ジョイント製造100(100)―5〃当社製品の製造を担当している。
〃NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC.Anderson,IN,U.S.A.US.$119,000,000〃100(100)―5〃〃〃AMERICAN NTN BEARINGMFG.CORP.Elgin,IL,U.S.A.US.$54,300,000軸受製造100(100)―4〃〃〃NTN-BOWER CORP.Macomb,IL,U.S.A.US.$167,000,000軸受・等速ジョイント部品製造100―4運転資金の貸付を行っている。
〃〃NTK PRECISION AXLE CORP.Frankfort,IN,U.S.A.US.$30,000,000軸受の熱処理及び旋削加工60(60)―3なし当社製品の製造工程の一部を担当している。
〃NTA PRECISION AXLE CORP.Carol Stream,IL,U.S.A.US.$40,000,000軸受の鍛造、旋削加工及び熱処理62.5(62.5)―4〃〃〃NTN BEARING CORP.OFCANADA LTD.MississaugaCanadaCAN.$20,100,000軸受製造及び軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100(100)―3〃当社製品の製造及び海外販売を担当している。
〃NTN-SUDAMERICANA,S.A.PanamaPanamaUS.$700,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100(100)―3〃当社製品の海外販売を担当している。
〃NTN MANUFACTURING DE MEXICO,S.A.DE C.V.AguascalientesMexicoMex.$594,205,718軸受・等速ジョイント製造及び販売100(99)―5〃当社製品の製造及び海外販売を担当している。
〃その他1社 (持分法適用関連会社) Seohan-NTN DriveshaftUSA CORP.Auburn,AL,U.S.A.US.$6,000,000等速ジョイント製造及び販売49―2なし当社製品の製造及び海外販売を担当している。
なし (3) 欧州 名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借当社役員(名)当社社員(名)(連結子会社) NTN Europe S.A.AnnecyFranceEURO322,639,919欧州子会社統括管理及び軸受の製造及び販売100―3運転資金の貸付を行っている。
当社製品の製造及び海外販売を担当している。
なしNTN TRANSMISSIONSEUROPEAllonnesFranceEURO124,988,315等速ジョイント製造及び販売100―2〃〃〃NTN TRANSMISSIONSEUROPE CREZANCYCrezancyFranceEURO11,500,000等速ジョイント鍛造加工100(100)――なし当社製品の製造工程の一部を担当している。
〃NTN Wälzlager(Deutschland) GmbHErkrathF.R.GermanyEURO16,200,000精密機器商品の製造、軸受・等速ジョイント・精密機器商品等の販売100(100)―2〃当社製品の製造及び海外販売を担当している。
 〃NTN Kugellagerfabrik(Deutschland) GmbHMettmannF.R.GermanyEURO18,500,000軸受・精密機器商品等製造100―2運転資金の貸付を行っている。
当社製品の製造を担当している。
〃NTN Mettmann(Deutschland) GmbH〃EURO25,000軸受製造100(100)―2なし〃〃NTN AntriebstechnikGmbHGardelegenF.R.GermanyEURO50,000等速ジョイント製造及び販売100―3運転資金の貸付を行っている。
当社製品の製造及び海外販売を担当している。
〃NTN BEARINGS(UK)LTD.LichfieldU.K.STG.£2,600,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100(100)―1なし当社製品の海外販売を担当している。
〃その他6社 (持分法適用関連会社) La Tunisie Mecanique S.A.TunisTunisiaTND8,150,000精密機器商品等製造及び販売35(35)――なしショックアブソーバーの開発、製造及び販売を担当している。
〃 (4) アジア他 名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借当社役員(名)当社社員(名)(連結子会社) NTN BEARING-SINGAPORE (PTE)LTD.SingaporeS.$36,000,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100(0.97)―2なし当社製品の海外販売を担当している。
なしNTN BEARING VIETNAM CO.,LTD.Hanoi VietnamUS.$300,000〃100(100)―3〃〃〃NTN BEARING-MALAYSIA SDN.BHD.Selangor MalaysiaM.$1,000,000〃100(100)―1〃〃〃NTN BEARING-THAILAND CO.,LTD.Bangkok ThailandBAHT780,000,000〃100(99.999)―2〃〃〃NTN MANUFACTURING (THAILAND)CO.,LTD.Pluakdaeng ThailandBAHT1,311,000,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等製造及び販売100(99.999)―3〃当社製品の製造及び海外販売を担当している。
〃NTPT CO.,LTD.Sriracha ThailandBAHT700,000,000軸受・等速ジョイントの鍛造、旋削加工75(10.73)―3〃当社製品の製造工程の一部を担当している。
〃PT. NTN BEARING INDONESIAJakarta IndonesiaUS.$7,300,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100(100)―3〃当社製品の海外販売を担当している。
〃NTN BEARING INDIA PRIVATE LTD.Chennai IndiaINR300,000,000〃100(0.1)―1〃〃〃NTN NEI Manufacturing India Private LTD.Rewari IndiaINR4,808,000,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等製造及び販売97.4(24.96)―3〃当社製品の製造及び海外販売を担当している。
〃NTN KOREA CO.,LTD.Seoul KoreaWON500,000,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100―4〃当社製品の海外販売を担当している。
〃恩梯恩(中国)投資有限公司中華人民共和国上海市US.$388,547,500中国子会社統括管理及び軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100―6〃〃〃南京恩梯恩精密機電有限公司中華人民共和国江蘇省南京市US.$180,000,000軸受製造及び販売100(86.67)―8〃当社製品の製造及び海外販売を担当している。
〃上海恩梯恩精密機電有限公司中華人民共和国上海市US.$166,500,000軸受・等速ジョイント部品製造及び販売95(95)―5〃〃〃廣州恩梯恩裕隆傳動系統有限公司中華人民共和国廣東省廣州市US.$12,500,000等速ジョイント製造及び販売60(12)―3〃〃〃襄陽恩梯恩裕隆傳動系統有限公司中華人民共和国湖北省襄陽市US.$34,000,000〃60(60)―3〃〃〃恩梯恩阿愛必(常州)有限公司中華人民共和国江蘇省常州市US.$28,440,000軸受製造及び販売100―4〃〃〃NTN CHINA LTD.KowloonHong KongHK.$2,500,000軸受・等速ジョイント・精密機器商品等販売100―2〃当社製品の海外販売を担当している。
〃 名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借当社役員(名)当社社員(名)(持分法適用関連会社) 東培工業股份有限公司台湾 台北市NT.$1,257,232,620軸受製造及び販売27.3521なしライセンスに基づき当社製品の製造を担当している。
なし台惟工業股份有限公司台湾 湖口郷NT.$160,000,000等速ジョイント製造及び販売36.2513〃ライセンスの供与及び半製品の供給を行っている。
〃上海東培企業有限公司中華人民共和国上海市US.$36,000,000軸受製造及び販売17.86(17.86)―1〃ライセンスに基づき当社製品の製造を担当している。
〃PT. TPI MANUFACTURING INDONESIABekasiIndonesiaUS.$55,415,050軸受製造及び販売28.8(0.002)―2〃当社製品の製造を担当している。
〃PT.Astra NTN DriveshaftIndonesiaKarawangIndonesiaIDR120,000,000,000等速ジョイント製造49―4〃ライセンスに基づき当社製品の製造を担当している。

(注) 1.上記のうち、NTN USA CORP.、NTN DRIVESHAFT,INC.、NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC.、AMERICAN NTN BEARING MFG.CORP.、NTN-BOWER CORP.、NTN Europe S.A.(以下、NTN-EU)、NTN TRANSMISSIONS EUROPE、NTN NEI Manufacturing India Private LTD.、恩梯恩(中国)投資有限公司、南京恩梯恩精密機電有限公司、上海恩梯恩精密機電有限公司は特定子会社であります。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
4.上記のうち、NTN-BOWER CORP.は債務超過会社であり、債務超過の金額は2026年3月末時点で30,656百万円であります。
5.上記のうち、NTN BEARING CORP.OF AMERICA(以下、NBCA)及びNTN-EUについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
なお、NTN-EUは同社の子会社8社を連結した数値であります。
主要な損益情報等 NBCA  (1) 売上高     217,198百万円
(2) 経常利益      2,555百万円(3) 当期純利益     1,838百万円(4) 純資産額     25,387百万円(5) 総資産額      72,205百万円NTN-EU (1) 売上高      162,763百万円
(2) 経常損失(△)  △ 959百万円(3) 当期純利益      295百万円(4) 純資産額     65,288百万円(5) 総資産額     142,860百万円
従業員の状況
(2) 【従業員の状況】
① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)日本8,134米州4,753欧州4,849アジア他3,569合計21,305
(注) 1.従業員数は、就業人員であります。
2.臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)5,47841.719.67,456,5173.0
(注) 1.従業員数は、就業人員であります。
2.臨時従業員数は、従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4.提出会社の従業員は、全て「日本」セグメントに含まれております。
③ 労働組合の状況労使関係について特記すべき事項はありません。
④ 管理職に占める女性従業員の割合、男性従業員の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の差異a.提出会社当社において、男女間で賃金体系及び制度上の違いはありません。
ただし、主に次の理由から賃金差異が生じております。
(職種間の人員構成の男女差)重い製品を扱う製造現場では男性従業員が多く、製造現場で働く従業員に支給する手当※の有無による賃金差異が生じております。
手当の有無による違いが生じない、管理職の部長、課長職位では、部長の賃金差異が106.6%、課長の賃金差異が100.8%であります。
※手当:交替勤務や特殊作業など、特定の職務に就く従業員にかかる負荷の対価として支給する手当(管理職比率、等級別人員構成の男女差)相対的に賃金が高い管理職及び上位等級者に、女性よりも男性が多いことが、賃金差異につながっております。
当社の人材戦略の柱である「社員の多様性を尊重した働きがいのある環境づくり」を進める上で、製造業務の改善による多様な人材が活躍できる職場造りや、管理職や新規採用者に占める女性従業員比率の向上に取組んでおります。
当事業年度の男性従業員の育児休業取得率は前事業年度の73.0%から着実に増加しております。
当事業年度管理職に占める女性従業員の割合(%)
(注)1.男性従業員の育児休業取得率(%)
(注)2.従業員の男女の賃金の差異(%)
(注)1.全従業員従業員非正規雇用従業員4.989.679.779.984.4
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
なお、過年度に配偶者が出産した従業員が、当事業年度に育児休業を取得することがあるため、取得率が100%を超えることがあります。
3.従業員には、正規雇用従業員及びフルタイムの無期転換した非正規雇用従業員を含んでおります。
4.パートタイマーについては、正規雇用従業員の所定労働時間をもとに人員数の換算を行っております。
5.委託契約など契約形態及び働き方が通常従業員と異なる者は対象から除いております。
6.出向者は出向先の従業員として集計しております。
b.国内連結子会社 当事業年度名称管理職に占める女性従業員の割合(%)
(注)1.男性従業員の育児休業取得率(%)
(注)2.従業員の男女の賃金の差異(%)
(注)1.全従業員従業員非正規雇用従業員株式会社NTNセールスジャパン5.766.684.786.074.8株式会社NTN三重製作所2.784.671.679.394.5株式会社NTN宝達志水製作所0.0100.094.294.2-株式会社NTN能登製作所0.0100.083.383.1-株式会社NTN袋井製作所0.044.479.077.6-株式会社NTN赤磐製作所0.0100.088.887.4-株式会社NTN御前崎製作所0.0100.079.883.689.1NTNアドバンストマテリアルズ株式会社3.3100.059.777.076.7NTN鋳造株式会社8.383.383.886.475.2株式会社NTN紀南製作所6.6200.064.372.370.0株式会社NTN上伊那製作所0.066.678.186.0107.6平鍛造株式会社0.00.083.391.361.2NTNテクニカルサービス株式会社10.050.070.385.889.3NTN物流株式会社0.0100.090.590.0117.7
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
なお、過年度に配偶者が出産した従業員が、当事業年度に育児休業を取得することがあるため、取得率が100%を超えることがあります。
3.従業員には、正規雇用従業員及びフルタイムの無期転換した非正規雇用の従業員を含んでおります。
4.パートタイマーについては、正規雇用従業員の所定労働時間をもとに人員数の換算を行っております。
5.委託契約など契約形態及び働き方が通常従業員と異なる者は対象から除いております。
6.出向者は出向先の従業員として集計しております。
7.「-」は該当者が存在していないことを示しております。
c.連結会社 当連結会計年度名称管理職に占める女性従業員の割合(%)男性従業員の育児休業取得率(%)従業員の男女の賃金の差異(%)全従業員従業員非正規雇用従業員当社及び連結子会社18.0****当社及び国内連結子会社4.786.271.078.772.6
(注) 「*」は海外連結子会社の指標の定義や集計方法が異なるため、記載を省略していることを示しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針NTNグループは、企業理念の実践を通じて、「なめらかな社会※」の実現を目指します。
ステークホルダーをはじめとした社会から信頼され必要とされる企業として、人権の尊重とコンプライアンスを重視し、事業活動に取組んでまいります。
※「なめらかな社会」:人と自然が調和し、人々が安心して豊かに暮らせる社会 <企業理念>新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献する 1.独創的技術の創造2.客先及び最終消費者に適合した付加価値技術及びサービスの提供3.着実な業績の伸長の下での社員の生活向上、株主への利益還元、社会への貢献4.グローバリゼーションの推進と国際企業にふさわしい経営・企業形態の形成 <ステークホルダーへの姿勢>従業員顧客取引先地域社会株主環境多様性と個性を尊重し、従業員が安全で健康的に働き、活躍できる職場環境づくりに努めます。
お客様と誠実に向き合い、安全・安心で信頼性の高い商品・サービスを提供することにより、お客様の満足を追求します。
公正で自由な環境のもと、取引先との相互信頼に基づく良好なパートナーシップを構築し、共に成長・発展をはかります。
事業を行う地域の文化や慣習を尊重し、事業活動を通じて、地域社会の期待に応え、長期的な信頼関係を構築します。
持続的な利益の創出による株主への利益還元に努め、積極的なコミュニケーションを通じて、長期的な信頼関係を構築します。
事業活動において自然との調和をはかり、環境負荷低減に寄与する技術と商品・サービスの提供を通じて、地球環境に貢献します。

(2) 経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題「なめらかな社会」の実現に向けて、当社グループが優先的に取り組むべき13項目のマテリアリティを特定し、対応施策の策定を行い、その進捗状況を定期的に確認しています。
2024年4月、当社は約10年後に目指す姿として、新たに「2035年度の姿と目標指標」を設定しました。
OEMとアフターマーケットの両輪で安定的に稼ぐ事業構造へ変革することで、景気変動下においても株主資本コストを安定して上回るROEの継続と、カーボンニュートラルの達成及び豊かな人づくりの実現を目指します。
これらの「経済的価値」と「環境・社会的価値」を当社グループのステークホルダーとともに向上させることで企業価値を高め、ステークホルダーをはじめとした社会から信頼され、必要とされる企業を目指してまいります。
[中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalの概要]2024年4月から開始した3年間の中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalは、「事業構造の変革(Transformation)の加速」という前中期経営計画の基本方針は変えず、前中期経営計画で果たせなかったNTNの再生を完了させる期間と位置づけています。
NTNの再生のために、生産再編を中心とする事業構造改革を実行するとともに、「SQCCD」※の強化を通じて「稼ぐ力」の向上に注力しております。
※ Safety(安全)、Quality(品質)、Compliance(法令遵守)、Cost(コスト)&Cash(キャッシュ)、 Delivery(納期)&Development(開発) 1.基本戦略(1) デジタル技術と経営資源の融合AIをはじめとするデジタル技術は更に進化し、ビジネスへの活用も拡大しています。
それらのデジタル技術と当社が培った経営資源を融合し、事業構造の変革を加速することで、NTNの再生を成し遂げます。

(2) 生産再編「DRIVE NTN100」Finalの3年間で、事業構造改革に繋がる生産再編の企画、具体化及び実行を進め固定費圧縮と競争力の向上を目指します。
生産再編に必要な構造改革費用を確保するとともに、株主還元、借入金返済等に適切に資金を配分した上で、2035年度に向けた成長が加速できるよう成長投資、カーボンニュートラル、情報化投資等に資金を振り分けます。
(3) 「安全、品質、法令遵守、コスト・キャッシュ、納期・開発」に関する企業理念の定着化推進「創業者の精神」、「企業理念」、「NTNスピリット」に代表される当社グループの企業理念体系を従業員に定着させるため、「安全、品質、法令遵守、コスト・キャッシュ、納期・開発」の英語の頭文字をとった「SQCCD」を事業運営の柱となるポリシーと位置づけ、日頃から全世界の従業員が身近な心構えとして活用できるように徹底しています。
2.事業別戦略OEM向け利益率向上とアフターマーケット向け供給力強化を目的に、2024年4月に市場軸組織から商品軸組織へ大幅な組織変更を行いました。
これまで市場軸組織で分散していた軸受事業を集約することでOEM向けとアフターマーケット向け一体で稼ぐ事業へ変革するとともに、当社グループの売上の6割を占める自動車向け等速ジョイント(CVJ)とアクスル軸受の利益体質の強化を図ります。
また、持続的成長を実現するため、「新たな領域への展開」に関わる研究開発組織を集約し、「コア技術を活かした他社優位性商品の実現」を活動軸に、マーケティングから開発、生産を一気通貫で運営する「未来創造開発本部」を2024年4月に設置しました。
市場・顧客ニーズに合致した商品・サービスの創出を加速します。
(1) 軸受他事業自動車OEMや産業機械OEM、アフターマーケット向け等様々な市場に販売している軸受製品を、商品軸で管理する事業組織に集約、変更することで、OEMとアフターマーケット一体で稼ぐビジネスモデルへ変革します。
両者への生産能力の最適配分、及び資産効率の最大化を図り、事業構造の変革を進めることで、アフターマーケット向けの販売拡大と軸受事業の利益拡大を推進します。
また、電動化・EV用新商品開発による利益ある新規案件の獲得や、お客様の設備の状態監視ビジネスの拡大等、新たな領域における事業拡大を通じて、ハードの売り切りからソフト・サービスを加えたビジネスへ変革を目指します。
また、成長分野である、次世代モビリティ・モジュール、ロボット周辺モジュール、自然エネルギー商品を基軸に、市場ニーズに合致した、機能・品質・コストに優れたモジュール商品、ユニット商品を開発し、新事業となる商品の創出と育成を加速します。
<取り組み状況>欧州の航空市場は継続的な成長が見込まれており、NTN Europe S.A.のフランス・アルゴネ工場における航空宇宙向け軸受の生産能力増強を着実に推進しています。
2030年度まで段階的に生産能力を増強し、拡大する需要に対応します。
また、事業構造改革の一環として、国内における超大形軸受の生産体制を再編し、株式会社NTN宝達志水製作所の生産機能を、当社桑名製作所に集約します。
本再編により年間数億円規模の変動費及び固定費の削減効果を見込んでおり、今後も資産効率の向上と品質・コスト・納期での競争力の一層の強化を通じて持続的な企業価値の向上に取り組みます。
自動車向けでは、世界的な電動化シフトは一時的に減速しているものの、中長期的にはEV比率の拡大が確実に進むと見込んでいます。
その中で充電時間の短縮に向けたシステムの高電圧化に伴い、耐電食軸受の需要は今後一段と拡大する見通しです。
こうした市場変化を先取りし、これまで主流だったセラミックボールを使ったハイブリッド軸受に加え、新たに樹脂モールド絶縁軸受を開発、昨年5月から量産を開始しました。
更に、電動自動車の最大市場である中国における現地量産体制の整備を進め、グローバルなサプライチェーンの強化と機動的な供給体制の構築を図っています。
また、長寿命化を実現する特殊熱処理(HA‑C)軸受は、昨年出展した「人とくるまのテクノロジー展」でも高評価を得ており、これらの高付加価値製品の販売拡大を通じ、収益性の更なる向上と競争力強化を実現します。
アフターマーケット向けでは、供給力強化のため従来から取り組んでいる汎用品在庫即納システム「FIRST」の販売子会社への導入や完成品在庫拡充が概ね完了しました。
また、MRO(保守・修理・オーバーホール)向け大形軸受は材料の在庫保有により納期短縮を図り受注につなげています。
今後は、より高収益を見込める準汎用品の在庫充実化を図ってまいります。
また、モーター用補修品等特定の業種・市場に適合した高付加価値製品の販売拡大を推進します。
あわせて、安価な新興メーカー品に対抗するため、調達改革により価格競争力を高めます。
サービスビジネスでは、昨年3月より分析サービス、10月より産業機械用CVJのメンテナンスサービスを開始しました。
今後も製品販売にとどまらず、サービス領域の強化を進めてまいります。

(2) CVJアクスル事業設計改革、調達・物流改革、事業再編に取り組むことで筋肉質な事業基盤を構築するとともに、自動車の駆動領域の要となるCVJとアクスル軸受の両製品を扱う強みを活かして、電動化をはじめ新たなニーズに対応した事業展開を加速します。
調達・物流・もの造り改革による原価低減とグローバル供給体制・サプライチェーン再構築等の活動を通じて技術力と価格競争力の両立を追求します。
販売ではお客様に寄り添った提案と適正価格の販売に拘り、顧客満足度と利益率の向上を図ります。
また、拡大するEV市場に対しては、大型/高角・高効率/軽量化/低フリクション化等のニーズを捉えた差別化商品の開発とスピーディな市場への投入を行います。
部品・完成品の調達・供給網再構築による利益の最大化を目指す一方で、生産再編等を推進します。
<取り組み状況>CVJとアクスル軸受の利益体質を強化すべく、欧州・中国・米州において工場の統廃合等の再編計画を推進しています。
欧州・中国においては計画通りに進捗しており、米州においても本年12月にカナダの工場を閉鎖する他、米国の工場の統廃合も実行段階に移しています。
また、欧州・米州では、生産拠点の再編に応じてサプライチェーンも見直し、従来の現地調達中心の体制から、アジア諸国からの調達を組み合わせたグローバル最適調達体制への移行を進めています。
為替、関税、物流リードタイム等の外部環境の変化を注視しつつ、原価低減等を通じて継続的なコスト競争力の向上を図ってまいります。
販売面では、成長が見込まれるインドやアフターマーケット向けに経営資源を重点的に配分しています。
インドにおいては、研究開発体制の強化を通じて自動車メーカーとのパートナーシップを一層深めるとともに、需要拡大に対応するためCVJの供給能力増強を進めています。
アフターマーケットでは、製造委託先の拡充を図りつつ、国・地域ごとの市場特性に応じた販売施策を順次展開してまいります。
新商品分野では、高効率固定式等速ジョイント(CFJ)の採用が順調に広がっています。
今後は、更なる原価低減・標準化を進め、適用領域の拡大に取り組みます。
「DRIVE NTN100」Finalにおいて立案した各種施策の実行は着実に進展しており、その効果として利益体質の改善が表れています。
今後も事業環境の変化に柔軟に対応しながら必要に応じ施策も見直し、持続的かつ安定的な成長の実現を目指します。
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等① 長期ビジョン及び中期経営計画に関する目標約10年後に目指す姿として、新たに「2035年度の姿と目標指標」を設定しました。
OEMとアフターマーケットの両輪で安定的に稼ぐ事業構造へ変革することで、景気変動下においても株主資本コストを安定して上回るROEの継続と、カーボンニュートラルの達成、並びに豊かな人づくりの実現を目指します。
それに向けて、2024年4月から開始した中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalでは、最終年度の目標として下表のとおり目標値を設定しております。
目標とする経営指標(連結)2026年3月期実績2027年3月期目標売上高826,344百万円830,000百万円営業利益31,034百万円50,000百万円営業利益率3.8%6.0%特別損益△8,282百万円△5,000百万円当期純利益12,871百万円21,500百万円棚卸資産回転率3.4回4.5回ROIC3.6%6.2%ROE4.9%8.0%自己資本比率33.8%30.0%ネットD/Eレシオ0.60.7 ② CO2排出量削減に関する目標「2.サステナビリティに関する考え方及び取組 (1) サステナビリティ全般[指標及び目標]」に記載のとおりであります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1) サステナビリティ全般[ガバナンス・リスク管理]当社グループは、経営の基本方針に掲げる、「なめらかな社会」の実現に向けて、当社グループ並びに役員及び従業員が実践する以下①、②の活動をサステナビリティ活動と定め、その取組みを推進しています。
① 社会課題に向き合い、社会から信頼され必要とされる企業として、環境・社会的価値を創出する活動② 摩擦を減らすことでエネルギー消費を抑える製品・サービスを提供することにより、企業価値を向上させ、当社グループを持続的に成長させる活動当社グループは、ESG推進部を担当する執行役(サステナビリティ活動の統括責任者)を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置し、年2回以上開催しています。
当委員会では、主に「なめらかな社会」の実現に向けてのリスクと機会の分析に関する事項やマテリアリティの特定に関する事項など、「なめらかな社会」の実現に向けた課題とその解決に向けた必要なサステナビリティ活動に関する審議を行い、その内容を定期的に取締役会に報告する体制を構築しています。
サステナビリティに関連するリスクと機会の取組みについては、サステナビリティ委員会で審議を行い、取組みの状況は、リスクと機会に紐づけられたマテリアリティの対応施策として、定期的に確認しています。
当事業年度では、世界的な潮流であるカーボンニュートラル、その達成に向けて加速する電動化や労働力不足、人権問題など事業環境ごとにリスクと機会を分析(監視)し、マテリアリティに沿った対応策を講じています。
外部環境の激しい変化に対応するため、想定されるリスクと機会の定期的な見直しを進めています。
リスクと機会のうち、リスクについては、リスク管理委員会においてより具体的に対応策を報告・審議する枠組みとしています。
リスクの未然防止と危機発生時の被害極小化を図ることを目的として、ESG推進部を担当する執行役(リスク管理統括責任者)を委員長とするリスク管理委員会を設置し、当社グループの事業を取り巻くさまざまなリスクの「特定」、「分析」、「評価」、「対応」を定期的に確認しています。
リスクは、外部要因、内部要因からなる20のリスクに分類した上でリスク低減に取組んでおり、リスク管理委員会で報告・審議した内容は、年2回取締役会に報告しています。
なお、執行役の年次インセンティブ(賞与)につきましては、各執行役の重点目標にESG項目も含まれ、報酬委員会で審議の上、個人別の支給額にも反映されています。
役員の報酬等の額又はその算定方法等の具体的な内容は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等(4)役員の報酬等」に記載しております。
推進体制 リスクと機会 NTNを取り巻く事業環境リスクと機会(〇:機会、▲リスク)発現時期影響度主な対応策マテリアリティ短中長パラダイムシフトへの対応次世代モビリティの普及〇自動車メーカーの内製CVJの外作化に伴う当社需要の拡大●● ■■・課題解決力・提案力をベースとしたお客さまとのパートナーシップの深耕エネルギーロスの低減〇EV向け高機能商品の需要拡大 ●●■■■・EV向け次世代モビリティ・モジュールの提供・当社のシェアの高いCVJ、アクスルの高機能化による利益の拡大エネルギーロスの低減▲EV向け高機能開発に伴うコストの増加 ●●■■■・EV向け高機能商品の生産集約(和歌山製作所)エネルギーロスの低減▲1台あたりに使用されるベアリング総数の減少 ●●■■■・アフターマーケット比率の向上(2035年度:40%)エネルギーロスの低減▲モーターやバッテリーなどへの価値集中によるCVJ、アクスルへの費用配分の減少●●●■■・付加価値の高いEV向け商品の供給やコストの低減に寄与する技術的な仕様変更などの検討エネルギーロスの低減脱炭素社会の進展〇電費(燃費)改善ニーズの高まりによる高機能商品の需要拡大●● ■■・軽量、高効率なドライブシャフト、低フリクションハブベアリングの提供エネルギーロスの低減〇風力発電向け大形軸受の需要拡大●● ■■・風力発電向け大形軸受の販売拡大自然エネルギーを利用した持続可能な社会の実現〇状態監視(CMS)サービスの需要拡大●● ■■・CMSの販売拡大自然エネルギーを利用した持続可能な社会の実現〇機械装置の省エネルギー化要求の高まり●● ■■・基盤商品によるCO2排出量の削減・独自の環境対応商品の開発による競合他社との差別化エネルギーロスの低減〇軸受再生ビジネスの拡大●●●■■・取引先さまとの協業検討エネルギーロスの低減〇水素エネルギー関連装置向け軸受などの技術開発の加速 ●●■■・水素関連商品の開発自然エネルギーを利用した持続可能な社会の実現〇カーボンニュートラル目標達成による商品の採用拡大と企業価値の向上 ●■■■・エネルギーロスを極限まで低減する商品・サービスの開発・提供気候変動への対応/エネルギーロスの低減▲省エネルギー化のための設備投資や再生可能エネルギーへの切り替えなどによるコスト増加●● ■■■・予算枠を設定し、事業計画に反映気候変動への対応▲カーボンニュートラル目標未達に起因するお客さまとの取り引きの減少 ●●■■・グループ全体でカーボンニュートラル推進活動の実施気候変動への対応▲炭素税導入などによる調達や操業のコスト増加 ●●■■・インターナルカーボンプライシングの運用気候変動への対応 NTNを取り巻く事業環境リスクと機会(〇:機会、▲リスク)発現時期影響度主な対応策マテリアリティ短中長パラダイムシフトへの対応AI・IoTの普及〇デジタル技術の活用による生産性向上●● ■■・スマートファクトリー化による強いQCDの実現・デジタル技術の活用による開発期間の短縮製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)〇軸受のセンシング需要の高まり●● ■■・CMS技術などによるサービス・ソリューションの提供・「しゃべる軸受」の開発 (=軸受のセンサー化)エネルギーロスの低減▲デジタル技術活用の遅れによる競争力の低下●●●■■■・ITガバナンス強化のための体制構築・デジタル人材の育成・獲得による組織強化製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲コンピューターウイルス・サイバーテロの脅威増加●●●■■■・セキュリティ対策のグローバル展開・サプライチェーン全体へのセキュリティ対策拡大製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)持続可能な社会への対応環境問題への対応〇高品質、長寿命商品の需要拡大●● ■■・長寿命商品の開発と提供エネルギーロスの低減/製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲環境規制の強化によりこれまで使用できていた物質が使えなくなるリスク●●●■■■・規制動向の把握・禁止物質の切り替え管理資源循環・汚染防止自然災害への対応〇防災機器の需要拡大●● ■■・再生可能エネルギーを活用した独立電源装置をベースとする街灯、防災倉庫、災害用トイレ、充電ステーションなどの提供安全と快適の提供▲自然災害による自社工場およびサプライチェーンの操業停止●●●■■■・BCPの策定、NTNグループにおけるBCP訓練・協力メーカーの再編とサプライチェーンの短縮労働安全衛生の推進/環境・社会を重視した調達活動▲工場など従業員の熱中症リスク●●●■■・労働安全衛生マネジメントシステムの適切な運用推進労働安全衛生の推進人的資本経営〇健康経営の推進などによる従業員の満足度向上●● ■■・働き方改革の推進ダイバーシティの推進▲人権デューデリジェンスの実施に対する社会的要請の高まり(ソフトローからハードロー化)●●●■■・人権デューデリジェンスの推進・サステナブル調達アンケートの実施・お客さまからの紛争鉱物調査への対応人権の尊重 NTNを取り巻く事業環境リスクと機会(〇:機会、▲リスク)発現時期影響度主な対応策マテリアリティ短中長人口動態の変化少子高齢化に伴う労働力不足〇生産現場の自動化、効率化、省人化に向けたソリューション(ロボット周辺モジュールなど)の需要拡大●● ■■・i-WRISTなどの省人化課題に対応したロボット周辺モジュールの提供安全と快適の提供〇設備の省人化の進展による生産性の向上● ■■・自動化技術開発・適用によるライン作業の自動化、省人化安全と快適の提供▲サプライヤーの廃業●●●■■・サプライヤーとの対話を通じた事業継続のサポート環境・社会を重視した調達活動▲必要な要員が確保できず操業できなくなるリスク ●●■■■・拠点集約、自動化・省人化による持続性の確保人材育成平均寿命の延伸〇人々の健康に寄与する商品・サービスの需要拡大 ●●■■・ライフサイエンス分野における微細塗布装置の活用安全と快適の提供新興国の成長〇新興国の経済発展、インフラ需要の拡大などによる販売機会の拡大 ●●■■■・品揃えや在庫の拡充・アフターマーケット市場の開拓・OEM・アフターマーケットで一体となった販売戦略製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲新興国での賃金の上昇●●●■■・コスト上昇分の価格転嫁・自動化、省人化投資によるコスト高抑制製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲知的財産権の侵害●●●■■・模倣品対策の強化製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲新興メーカー参入による従来品の価格競争の激化●●●■■■・コスト低減に寄与する技術的な仕様変更などの検討製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給) NTNを取り巻く事業環境リスクと機会(〇:機会、▲リスク)発現時期影響度主な対応策マテリアリティ短中長不透明な世界情勢事業のグローバル化〇補修市場でのNTNブランド価値の向上●●●■■■・汎用品の効率的な供給・グローバル販売網の最大活用製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲関税コスト増加による利益の圧迫●●●■■・生産地変更、現地化によるコスト高抑制製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲地政学リスクによる生産拠点の操業停止 ●●■■■・BCPの立案とBCPに基づく定期的な訓練の実施労働安全衛生の推進▲地政学リスクによるサプライチェーンの不安定化 ●●■■・調達改革によるグローバル&現地調達ベストミックスの実現環境・社会を重視した調達活動政治経済環境変化▲生産需要などの急減●● ■■■・コスト上昇分の価格転嫁・固定費削減製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給)▲エネルギー調達コスト、原材料調達コストの上昇●● ■■■・コスト上昇分の価格転嫁・設計基準見直しによる購入費減製品・サービスの信頼性向上(品質保証・安定供給) [戦略]当社グループが「なめらかな社会」の実現(SDGsの実現を含む)に向けて優先的な対応を必要とする課題を「マテリアリティ」と定義し、現在13項目のマテリアリティを特定しています。
特定されたマテリアリティについては項目ごとに年度での対応施策を策定し、「なめらかな社会」の実現に向けた取組みを推進しています。
(気候変動(気温上昇)対応)グローバルでのカーボンニュートラルの実現に向けた取組みとして執行役社長を委員長とするカーボンニュートラル推進委員会及び各地区担当執行役を会長とするグローバル各地区のメンバーで構成される地区部会を設置・開催し、好事例や課題の情報共有、グローバルでの横展開・相互啓発を図っています。
カーボンニュートラル推進委員会は半期に1回開催し、その内容を取締役会に報告しています。
2024年度に開催したカーボンニュートラル推進委員会では、グローバルのCO2排出量の推移、カーボンニュートラル予算の立案・執行状況・効果確認、カーボンニュートラルロードマップ及び各地区部会の活動状況について報告し、情報共有や課題の解決に向けた施策・支援策等を討議しました。
<シナリオ分析>2021年5月に「TCFD提言」への賛同を表明し、気候変動が事業にもたらすリスクと機会を把握し、サステナビリティ活動に反映させています。
気候変動(気温上昇)による影響について、21世紀中の気温上昇を「4℃」、「1.5℃未満」としたシナリオ分析結果から想定されるリスクと機会は以下のとおりです。
気温上昇想定されるリスク想定される機会4℃(現状のまま、世界がCO2を排出)・異常気象(大雨、洪水、暴風)による自社工場及びサプライチェーンの操業停止・工場等従業員の熱中症リスク自然災害による電力の遮断を防ぐライフラインの確保(定置型独立電源装置、移動型独立電源装置の市場提供)1.5℃未満(脱炭素社会へ移行)・炭素税等による調達や操業コストの増加・脱炭素社会に向けた軸受による機械装置 省エネルギー化への貢献(基盤製品によるCO2削減)・脱炭素社会に向けた風力発電装置の安定稼働への貢献(風力発電向け大形軸受、CMSサービスの提供)・脱炭素社会に向けた水素エネルギー活用、普及への貢献(水素エネルギーに関わる装置への軸受類の製品技術開発と市場提供)・自動車EV,CASEに対応する製品開発を通じた安全・快適な自動車社会への貢献(電動モジュール製品の製品技術開発と市場提供) [指標及び目標]上記のリスクと機会は、13項目のマテリアリティのうち、「エネルギーロスの低減」及び「気候変動への対応」等に結びついており、それぞれ対応施策を策定しています。
このうち、「気候変動への対応」の長期的目標を「2035年度カーボンニュートラル(サプライチェーンを含めて2050年度)」、2022年度以降のKPI(管理指標)として「2018年度比で、2030年度に事業活動におけるCO2排出量50%削減」を設定し、段階的に脱炭素化する計画(カーボンニュートラルロードマップ)を作成しました。
2023年4月にカーボンニュートラル推進の専任組織であるカーボンニュートラル戦略推進部を設置し、長期的目標達成のために必要な諸施策の推進を強化しています。
■カーボンニュートラルロードマップ <当社グループのCO2排出量の実績> 2018年度実績(基準)2024年度実績2025年度実績CO2排出量(万トン)72.846.743.4※ 当事業年度のCO2排出量は、基準年度である2018年度比で約40.4%※の削減となりました。
生産量減の影響も含まれますが、省エネルギー施策の推進および再生可能エネルギーの導入等による削減効果により、計画に対して順調に進捗しております。
今後も、カーボンニュートラルの達成に向け、各種施策を着実に推進してまいります。
※上記実績は、有価証券報告書提出日までに入手した情報に基づく第三者検証前の見込値を記載しています。

(2) 人的資本当社グループでは、ESG課題の一つとして「豊かな人づくり」を掲げています。
従業員が事業活動を通じて「成長」し、「イキイキと働く」ことができる企業グループであり続けるように企業文化を育み、人事制度や職場環境を整え人的資本の価値を最大限引き出し、成長させることで持続的に企業価値を向上させます。
この「人的資本経営」の実践を通じて、様々な社会課題を解決し経済的価値、環境・社会的価値の向上に取組む組織風土を醸成し、働きがいをもって仕事に取組める多様な人材を育成することで「豊かな人づくり」の実現を目指します。
「豊かな人づくり」を実現するための人材戦略として、「変革に挑戦する次世代を担う人材の確保」、「社員の多様性を尊重した働きがいのある環境づくり」、「職場の学ぶ文化と育成する風土の醸成」、「安全・健康に働きイノベーティブな発想ができる職場環境の実現」、「人権の尊重」を5つの柱としています。
具体的な施策として、中期経営計画の基本方針である「事業構造の変革の加速」及びその変革を支える取組みを実行し、当社グループとして目指す姿を実現するため、「人材獲得と育成」と「組織風土醸成」の両面から人材戦略を策定し、「経営戦略実現のために求められる専門能力の向上」、「グループ経営をリードする経営人材の育成」、「自律的成長とキャリア自律の実現」、「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」、「挑戦し、やりきる職場風土への変革」、「NTNスピリットに基づくマインド変革」を重点に、それぞれの取組みを推進しています。
[戦略]人材戦略の5つの柱のもと、中期経営計画達成に向けて重点とする取組みは次のとおりです。
「経営戦略実現のために求められる専門能力の向上」事業構造を変革(事業ポートフォリオの変革)するには、ビジネスの構造を変えるような抜本的かつ主体的な行動や新領域へのチャレンジが必須であり、戦略実現に求められる組織能力や人材も変化しています。
中期経営計画の基本方針である事業構造の変革や、それを支える戦略を達成するためには、それぞれに必要となる組織能力を獲得することが重要です。
人材育成や適所への人材配置、採用の仕組みの強化、多角化による外部人材の獲得を組み合わせることで、組織能力の獲得を推進しています。
具体的な取組みとして、年齢・性別を問わず多様な人材、また、専門性・独自性を活かして事業に貢献する人材の活躍を推進するために、2024年4月より、管理職層の人事制度を人の能力を基準とした制度から仕事を基準とした制度へ変更するとともに、多様な人材の活躍推進と高い専門性を持つ人材の確保、育成を図ることを目的に、組織運営を担うマネジメント人材(組織の長)と特定分野・領域の専門性を磨く人材がそれぞれ活躍できるよう、各々のコースを設定しました。
導入以降、エキスパートコースの人数は、2023年度の6名から2025年度には12名へと増加しており、専門性を軸としたキャリア形成に対する理解や関心が社内において徐々に広がりつつあります。
また、若年層の段階から専門性を意識したキャリア形成を支援する取組みとして、初期配属職種確約型採用を推進しています。
2025年度には20名を新たに採用しており、入社時点から自身の専門領域を見据えてキャリアをスタートできる環境を整えています。
今後は、若年層から専門性を意識したキャリア形成が可能な人事制度や仕組みの確立等に取組むことで、従業員の高度な専門性獲得に向けた主体的な行動や新領域へのチャレンジを引き出し、組織能力の獲得を推進します。
[具体的な取組み(実績)]・専門系コース(エキスパート)の手挙げによる主体的行動の引き出し・新卒採用における初期配属職種確約型採用 2025年度20人採用(IT企画職、研究開発職など7職種、累計39人採用)・技術系スペシャリスト人材育成制度を通じた基盤技術の強化(3領域、11人実施) 「グループ経営をリードする経営人材の育成」不確実な時代に経営戦略を実現するためには、当社グループをリードできる経営者を計画的に育成していくことが重要と考えています。
成果を上げている人材を経営人材候補として人材プールを形成し、経営トップ層と人事部門が一体となった育成を行うほか、若手層を含む管理職を対象に経営者育成プログラムを実施し、中長期的な観点から経営者の育成を図っています。
具体的な取組みとして、若手管理職を選抜し、経営に必要な思考・知識を体系的に学習するカリキュラム「NTN Next Leader Program」を実施するなど、経営人材を安定的に輩出できるようサクセッションプランに基づく候補者の選抜と育成に取組んでいます。
サクセッションプラン候補者数については、2026年度の目標人数30名に対し、2025年度時点で29名を確保しており、計画に沿った育成が進捗しています。
また、候補者の年齢構成についても、継続的な選抜と育成を通じて若返りが進んできており、中長期的な視点で経営人材を育成していくための基盤が整いつつあります。
今後は、最適な候補者プール構築に向け、経営層に必要なスキルの定義や、早期の選抜や継続的な育成に計画的に取組んでまいります。
[具体的な取組み(実績)]・執行役候補者の選抜によるサクセッションプランの定着・早期育成を目的とした選抜型研修(NTN Next Leader Program)を通じた経営層候補者の拡大 2025年度28人修了(累計166人修了)・担うべき役割と職務の価値・報酬をリンクさせた管理職人事制度の浸透 「自律的成長とキャリア自律の実現」自律的なキャリア展望やキャリア開発に基づく成長と、キャリア展望を実現できるように支援することで、従業員と組織の持続的成長を実現します。
具体的な取組みとして、2024年4月より、課長や部長といったポストにチャレンジする従業員を募集する「ポストチャレンジ・プログラム」を実施しております。
この制度は、従業員が希望するキャリアや働く場所を自ら選択できる機会を提供し、従業員のモチベーションを高め、組織の活性化を促すことを目的としています。
当該制度を利用して異動した件数自体は決して多くありませんが、応募の有無にかかわらず、「次にどんな仕事に挑戦したいのか」「自分の強みはどこにあるのか」といった対話が、従業員の間で生まれ始めています。
これまで表に出にくかったキャリアや志向について言語化される場面が増えてきたこと自体が、制度導入の一つの成果だと受け止めています。
一方で、こうした手挙げの機会については、まだ限定的であるという課題認識を持っており、今後は、より多くの従業員が主体的に手を挙げやすくなるよう、機会創出や制度運用の工夫を進めていく必要があると考えています。
また、若年層から中高年層まで幅広い年代層を対象に、自身のキャリアを考えるキャリア研修を実施しています。
さらに、上司向けのキャリア支援教育も実施し、キャリアを考える機会と支援体制を充実させております。
今後は、これらの手挙げ式施策の拡充に加え、キャリアコンサルティング体制の確立など、従業員がキャリアを考える機会と自ら望むキャリアを実現するための制度を充実させ、従業員と組織の成長に繋げてまいります。
[具体的な取組み(実績)]・ポストにチャレンジする従業員を募集する「ポストチャレンジ・プログラム」を通じたキャリア自律の促進・社外への転進を支援する「ネクストライフ支援制度」の継続・年代別キャリア研修(20歳台から50歳台)と上司向けキャリア支援教育の継続実施・従業員が自ら学ぶことが出来る人材育成プログラム(AI等に関するWeb研修)の充実・部下の職務能力の育成を目的とした考課者訓練の充実(毎年実施) 「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」多様な専門性と経験を持つ人材で組織を構成し、その違いを力に変え、多様な視点や仮説を通じてイノベーションや日常的な価値創造を実現するために、個々人の能力を最大限発揮できる「従業員の多様性を尊重した働きがいのある環境づくり」に取組んでいます。
具体的な取組みとして、多様な専門性と経験を持つ人材の獲得を目的に、中途採用の拡大に継続的に取組んでいます。
あわせて、中途入社社員が早期に活躍し、定着できるようにするため、中途入社社員向けの研修を導入するなど、フォロー体制の強化を進めています。
また、女性管理職比率を増やす施策として、育児期の従業員が管理職昇格を目指しやすい環境づくりに取組んでいます。
具体的には、柔軟な勤務時間や短時間勤務、在宅勤務、勤務地の限定といった働き方の選択を継続したまま昇格できる人事制度を運用し、育児や介護等と両立しながら管理職として活躍できる環境づくりを進めてきました。
こうした取組みを通じて、女性管理職比率についても、2025年度は4.9%(前期比0.7%増)と着実に上昇しています。
今後は、更なる中途採用の拡大や、多様な人材を国内外の拠点の責任あるポジションに積極的に登用できる環境や制度を整備し、個々の属性や価値観の違いを認め合い尊重し、一人ひとりが挑戦することができ、能力を十分に発揮できる環境づくりを推進します。
[具体的な取組み(実績)]・中途採用の拡大による様々なキャリアバックグラウンドを持つ人材確保の強化(アルムナイ、リファラルなどの採用手法の充実化検討)・LGBTQガイドブックの発行、LGBTQに関するeラーニング講座開催・従業員のライフスタイルの変化や個々の価値観に応じた選択ができる人事制度の充実・従業員の介護リテラシー向上に向けたセミナーの継続開催、個別相談会の実施 「挑戦し、やりきる職場風土への変革」厳しい環境のもとで競合優位性を維持・向上させ、持続的に成長するには、これまで以上に独創的な価値の創出が必要となり、過去の成功や前例にとらわれることなく、常に新しい発想で挑戦する姿勢とそれを可能にする職場風土が重要と考えています。
具体的な取組みとして、管理職層の目標管理制度において、基本目標の設定に加え、チャレンジ目標を設定することで、より高い目標への挑戦を促しています。
あわせて、目標設定時の面談や期中の適時フォロー、期末のフォロー面談など、上司と部下の対話の機会を制度として組み込むことで、目標や進捗に関する認識のすり合わせを行いながら、目標達成に向けてやり切ることを促す仕組みを取り入れています。
また、2025年度には、新しい評価制度の定着において中核的な役割を担う部門長層を対象に、考課者研修を新たに実施し、対象者の約半数にあたる85人に対して研修を行い、制度理解と運用力の向上を図っています。
なお、残る対象者についても、2026年度に同様の研修を実施する予定としています。
今後は、挑戦をサポートする施策のより一層の充実や、新しい目標管理制度や評価制度及び会社業績と個人の業績評価を連動させる仕組みを定着させることで、挑戦意欲のある人材が働きがいを感じながら挑戦し続けられる組織へ変革してまいります。
[具体的な取組み(実績)]・新人事制度における考課者研修の実施(2025年度85人)・個人の業績と会社業績を連動させた報酬(賞与)制度の実施 「NTNスピリットに基づくマインド変革」長期戦略の実現には、優秀な人材を惹きつけることが不可欠であり、そのためにはエンゲージメントの高い企業風土を醸成することが重要です。
目指すべき意識・行動を明文化した「NTNスピリット」を従業員全員で共有し、自社がどのように在りたいか、何のために存在するか、一人ひとりが働く意義を見出すことで、自ら考え自ら行動する従業員を増やし、変革への本気の挑戦を生み出すことが、企業価値向上に繋がることはもちろん、従業員の成長や組織の一体感、そしてエンゲージメントの向上に繋がると考えています。
具体的な取組みとして、当社では、従業員エンゲージメントを人的資本経営における重要な指標の一つとして位置づけ、2021年度より隔年で従業員エンゲージメント調査を実施しています。
●従業員エンゲージメント調査の概要本調査では、「従業員エンゲージメント」及び「社員を活かす環境」を軸とし、これらに影響を与える要因として、「戦略・方向性」「リーダーシップ」「成長の機会」「心理的安全性」など、複数の観点から組織の状態を把握しています。
なお、2023年度の回答率は94%、2025年度は93%と、いずれも高い水準を維持しております。
調査結果は、経営層及び各部門へフィードバックしており、その内容をもとに、全社的な施策や人事制度への反映についても検討を行っています。
また、エンゲージメント向上施策として、調査結果を基に各職場が主体的に取組む活動である「より良い職場づくり活動」を推進しています。
本活動では、各職場において調査結果を踏まえた対話を行い、そこから抽出された課題や強みを具体的な職場改善につなげています。
本活動を通じて、職場の状況について共通認識を形成するとともに、従業員一人ひとりが改善に向けた行動を自ら考え、実行することを重視しています。
●調査結果の考察<当社の強み>調査結果からは、「個人の尊重」「教育・研修」「心理的安全性」などの項目において、肯定的回答率が高く、個々人が尊重され、学びやすい環境や、上司との信頼関係を基盤とした職場運営が行われている点は、当社の強みであると認識しています。
<当社の伸びしろ>一方で、「戦略・方向性」や「リーダーシップ」、「業務プロセス・組織体制」といった項目では、肯定的回答率が相対的に低い結果も確認されており、会社の方針や将来像が現場に十分に伝わっていないことや、部門を超えた連携、スピード感に課題が残っていると受け止めています。
特に、経営層が描く方向性と、現場での実感との間に認識のギャップが存在している点は、今後重点的に改善に取組むべき課題であると考えています。
これらの課題を踏まえ、当社では、経営層と従業員との相互理解を深める取組みとして、タウンホールミーティングを継続的に実施しており、経営が何を考え、どこに向かおうとしているのかを直接伝える機会を設けています。
2025年度は、国内(32拠点)、海外(27拠点)で合わせて4,000人を超える従業員が参加し、社長や執行役が会社の目指す姿や何に注力していくかを説明し、コミュニケーションを深めました。
さらに、組織課題を表層的な対応にとどめることなく、構造的に把握していくための取組みも進めており、調査結果を起点とした分析を通じて、制度や施策の改善につなげていくことを目指しています。
今後も、エンゲージメント調査を組織の「健康診断」として活用し、継続的な改善と対話を通じて、エンゲージメントの向上と組織風土の変革を進めていきます。
[具体的な取組み(実績)]・社長や執行役が各拠点を訪問し従業員との対話を深めるタウンホールミーティングの継続実施・従業員エンゲージメント調査を活用した「より良い職場づくり活動」の推進 また、これらの中期経営計画実現に向けて重点とする取組みを推進していくためには、従業員の心身の安全と健康が確保されていることが不可欠です。
当社グループで働くすべての人の安全と健康の確保は、経営の基盤としてあらゆる事業活動に優先する最も大切な価値であり、この基本姿勢のもと、「安全・健康に働きイノベーティブな発想ができる職場環境の実現」を目指しています。
一方で、当年度においては、当社で7件の休業災害が発生しており、当社として重く受け止めています。
この事実を踏まえ、従来から取組んできた再発防止を中心とした安全活動にとどまらず、重傷災害の未然防止をより明確な重点課題として位置付け、一層力を入れた取組みを進めています。
具体的には、職場の生産設備や作業に内在するリスクに着目し、作業手順の作成・見直しを通じて危険源を事前に特定・低減するとともに、その内容を教育・周知することで、現場における安全行動の確実な定着に取組んでいます。
加えて、これらの取組みを各事業場に横展開することで、重傷災害を未然に防止する仕組みづくりを推進しています。
安全の確保は一過性の対応ではなく、日々の取組みの積み重ねが何よりも重要であるとの認識のもと、各職場において対策を着実に実行し定着させるとともに、その実践と見直しを継続的に繰り返していくことで実効性のある安全管理の強化と持続的な改善につなげていきます。
[具体的な取組み(実績)]・安全を支える仕組みづくりとしての労働安全衛生マネジメントシステムの有効な運用による安全性の強化・リスクアセスメント研修、危険予知研修による安全に強い人づくりの継続実施・労働災害防止のため、現場の安全管理状態を確認指導する安全監査の継続実施・従業員の健康増進と疾病予防や活力ある職場環境の実現に向けた、若年層メタボ対策、禁煙施策、ストレスチェック等の継続実施・職場の健康レポートを活用した部下の健康管理と意識改革の推進・健康経営の普及に向けた取引先との健康経営セミナー及び意見交換会の共同実施 これらの取組みの結果、「健康経営優良法人大規模法人部門」の上位500法人に与えられる「ホワイト500」に2021年度から6年連続で認定されております。
[ガバナンス]当社グループの人的資本経営の実行体制として、重要な人事事項・人事施策は、取締役会や、経営層が参加する社内重要会議、人事委員会などの場で定期的に報告し議論しています。
また、重要な人事施策に関しては経営会議の審議を経て、決裁しています。
また、従業員エンゲージメント調査等を活用して職場の状況をモニタリングする体制を整え、持続的な企業価値向上の推進力を高めていきます。
[リスク管理]日本国内における、少子高齢化による労働力人口の不足に加え、変化が激しく不確実性の高い時代背景から、多様な人材の確保が年々困難の度を増しており、当社では事業継続におけるリスクと認識しております。
こういったリスクに対応するために、多様な働き方やワークライフバランスを実現するための「働きやすさ」と「やりがい」を高める施策を充実させてきました。
今後は、従業員一人ひとりが今まで以上に「働きがい」をもって仕事に取組むための施策を充実させることで、多様な人材の獲得と定着に繋げてまいります。
また、当社の人員構成は年齢別にみると逆ピラミッド型、男女別にみると男性中心の人員構成となっており、これらの人員構成の偏りも事業継続におけるリスクとして認識しております。
これらのリスクに対応するため、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの各種施策を推し進め、多様な人材が「イキイキと働く」ことができるような環境構築を進めてまいります。
人権については、当社グループの事業活動が影響を及ぼし得る当社グループ内及びサプライチェーン上のどの国、地域においても人権尊重に努めるべく、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に掲げられた「尊重」と「救済」の2つの観点に基づき、「従業員における人権リスク対応」、「サプライチェーンにおける人権リスク対応」、「救済へのアクセスの構築」に優先的に取組んでいます。
具体的な取組みとして、当社グループの事業活動における人権リスクを特定するため、当社の海外関係会社を対象に定期的な調査を実施しております。
また、法令や業務行動規準、社内規程に違反する行為に関する相談を広く受け付ける相談窓口を社内・社外に設置し、運用しています。
今後も計画的に人権デューデリジェンスや人権啓発活動に取組んでまいります。
[指標及び目標]中期経営計画実現に向けて重点とする取組みに関する指標及び目標は次のとおりです。
いずれの指標も目標に対して概ね計画通りに進捗していると認識しております。
計画に対して未達となっている指標についてはその要因を検討のうえ必要な対策を講じ、「豊かな人づくり」に向けて取組みを進めてまいります。
中期経営計画実現に向けて重点とする取組み指標2023年度2024年度2025年度目標指標の選定理由人材獲得と育成経営戦略実現のために求められる専門能力の向上エキスパートコース人数(エキスパート:高度専門人材)(当社)(注2)6名8名12名15名2026年度専門能力向上を測る指標として、エキスパートの育成状況を採用しておりますグループ経営をリードする経営人材の育成サクセッションプラン候補者数24名25名29名30名2026年度経営人材の育成状況を測る指標として採用しております自律的成長とキャリア自律の実現従業員一人あたり研修時間(当社)11.9時間21.0時間24.1時間対前年比増加従業員の自律的成長を支援する教育訓練の実績を指標として採用しております従業員一人あたり研修費用(当社)19,180円32,671円33,108円 組織風土醸成ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン女性管理職比率(当社)4.5%4.2%4.9%5%2026年度男女が性差なく「イキイキと働く」ための環境づくりの指標として採用しております男性育児休業取得率(当社)62.8%73.0%89.6%100%2026年度中途採用比率(当社)21.3%17.3%19.4%30%2026年度多様な人材が活躍できるキャリアや雇用制度、環境づくりの指標として採用しております障がい者雇用率(当社)2.57%(法定雇用率:2.3%)2.50%(法定雇用率:2.5%)2.64%(法定雇用率:2.5%)その時点の法定雇用率以上挑戦し、やりきる職場風土への変革従業員エンゲージメント調査における「挑戦」や「変革」に関するスコア(当社)(注3)学びある失敗が許容される組織がある肯定的回答率50%―肯定的回答率56%肯定的回答率80%2026年度従業員の挑戦や変革に対する思いを測る指標として採用しております新しい方法の提案が奨励される職場環境である肯定的回答率42%―肯定的回答率47%私は期待以上の成果を上げようと挑戦する肯定的回答率65%―肯定的回答率67% 中期経営計画実現に向けて重点とする取組み指標2023年度2024年度2025年度目標指標の選定理由組織風土醸成NTNスピリットに基づくマインド変革従業員エンゲージメント調査における「企業理念」と「協力」に関するスコア(当社)(注3)NTNスピリットが実践されている肯定的回答率51%―肯定的回答率51%肯定的回答率80%2026年度企業理念の浸透による組織の一体感の醸成を促進する指標として採用しております自分自身が働く意義を理解している肯定的回答率55%―肯定的回答率56%お互いを尊重した部署間の協働がある肯定的回答率29%―肯定的回答率32%人権人権教育受講者数(延人数)(当社)1,443名1,812名2,673名対前年比増加人権に関する認識と理解の徹底をはかる人権教育を指標として採用しております健康経営適正な体重者の比率(BMI18.5 以上25 未満の割合)(当社)66.0%65.5%65.4%70.0%2026年度従業員が安全に健康で長く働き続けていくための指標として採用しております高ストレス者の割合(当社)9.0%8.7%8.9%7.0%2026年度労働災害(休業)発生件数(当社)(注4)2件0件7件0件
(注) 1.上記指標の対象は、特に指定の無い限り当社及び連結子会社であります。
2.人数はエキスパートコースとして認定され、就任を予定する人数であります。
3.従業員エンゲージメント調査は隔年で実施しているため、2024年度には調査を実施しておりません。
また、2023年度及び2025年度に実施した従業員エンゲージメント調査は、一部の従業員を対象としたものであります。
4.労働災害(休業)発生件数について、2025年度は2024年12月16日から2025年12月15日を同事業年度に係る集計対象期間としており、2024年度以前の事業年度に係る集計対象期間もそれに準じております。
戦略 [戦略]当社グループが「なめらかな社会」の実現(SDGsの実現を含む)に向けて優先的な対応を必要とする課題を「マテリアリティ」と定義し、現在13項目のマテリアリティを特定しています。
特定されたマテリアリティについては項目ごとに年度での対応施策を策定し、「なめらかな社会」の実現に向けた取組みを推進しています。
指標及び目標 [指標及び目標]上記のリスクと機会は、13項目のマテリアリティのうち、「エネルギーロスの低減」及び「気候変動への対応」等に結びついており、それぞれ対応施策を策定しています。
このうち、「気候変動への対応」の長期的目標を「2035年度カーボンニュートラル(サプライチェーンを含めて2050年度)」、2022年度以降のKPI(管理指標)として「2018年度比で、2030年度に事業活動におけるCO2排出量50%削減」を設定し、段階的に脱炭素化する計画(カーボンニュートラルロードマップ)を作成しました。
2023年4月にカーボンニュートラル推進の専任組織であるカーボンニュートラル戦略推進部を設置し、長期的目標達成のために必要な諸施策の推進を強化しています。
■カーボンニュートラルロードマップ <当社グループのCO2排出量の実績> 2018年度実績(基準)2024年度実績2025年度実績CO2排出量(万トン)72.846.743.4※ 当事業年度のCO2排出量は、基準年度である2018年度比で約40.4%※の削減となりました。
生産量減の影響も含まれますが、省エネルギー施策の推進および再生可能エネルギーの導入等による削減効果により、計画に対して順調に進捗しております。
今後も、カーボンニュートラルの達成に向け、各種施策を着実に推進してまいります。
※上記実績は、有価証券報告書提出日までに入手した情報に基づく第三者検証前の見込値を記載しています。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 [戦略]人材戦略の5つの柱のもと、中期経営計画達成に向けて重点とする取組みは次のとおりです。
「経営戦略実現のために求められる専門能力の向上」事業構造を変革(事業ポートフォリオの変革)するには、ビジネスの構造を変えるような抜本的かつ主体的な行動や新領域へのチャレンジが必須であり、戦略実現に求められる組織能力や人材も変化しています。
中期経営計画の基本方針である事業構造の変革や、それを支える戦略を達成するためには、それぞれに必要となる組織能力を獲得することが重要です。
人材育成や適所への人材配置、採用の仕組みの強化、多角化による外部人材の獲得を組み合わせることで、組織能力の獲得を推進しています。
具体的な取組みとして、年齢・性別を問わず多様な人材、また、専門性・独自性を活かして事業に貢献する人材の活躍を推進するために、2024年4月より、管理職層の人事制度を人の能力を基準とした制度から仕事を基準とした制度へ変更するとともに、多様な人材の活躍推進と高い専門性を持つ人材の確保、育成を図ることを目的に、組織運営を担うマネジメント人材(組織の長)と特定分野・領域の専門性を磨く人材がそれぞれ活躍できるよう、各々のコースを設定しました。
導入以降、エキスパートコースの人数は、2023年度の6名から2025年度には12名へと増加しており、専門性を軸としたキャリア形成に対する理解や関心が社内において徐々に広がりつつあります。
また、若年層の段階から専門性を意識したキャリア形成を支援する取組みとして、初期配属職種確約型採用を推進しています。
2025年度には20名を新たに採用しており、入社時点から自身の専門領域を見据えてキャリアをスタートできる環境を整えています。
今後は、若年層から専門性を意識したキャリア形成が可能な人事制度や仕組みの確立等に取組むことで、従業員の高度な専門性獲得に向けた主体的な行動や新領域へのチャレンジを引き出し、組織能力の獲得を推進します。
[具体的な取組み(実績)]・専門系コース(エキスパート)の手挙げによる主体的行動の引き出し・新卒採用における初期配属職種確約型採用 2025年度20人採用(IT企画職、研究開発職など7職種、累計39人採用)・技術系スペシャリスト人材育成制度を通じた基盤技術の強化(3領域、11人実施) 「グループ経営をリードする経営人材の育成」不確実な時代に経営戦略を実現するためには、当社グループをリードできる経営者を計画的に育成していくことが重要と考えています。
成果を上げている人材を経営人材候補として人材プールを形成し、経営トップ層と人事部門が一体となった育成を行うほか、若手層を含む管理職を対象に経営者育成プログラムを実施し、中長期的な観点から経営者の育成を図っています。
具体的な取組みとして、若手管理職を選抜し、経営に必要な思考・知識を体系的に学習するカリキュラム「NTN Next Leader Program」を実施するなど、経営人材を安定的に輩出できるようサクセッションプランに基づく候補者の選抜と育成に取組んでいます。
サクセッションプラン候補者数については、2026年度の目標人数30名に対し、2025年度時点で29名を確保しており、計画に沿った育成が進捗しています。
また、候補者の年齢構成についても、継続的な選抜と育成を通じて若返りが進んできており、中長期的な視点で経営人材を育成していくための基盤が整いつつあります。
今後は、最適な候補者プール構築に向け、経営層に必要なスキルの定義や、早期の選抜や継続的な育成に計画的に取組んでまいります。
[具体的な取組み(実績)]・執行役候補者の選抜によるサクセッションプランの定着・早期育成を目的とした選抜型研修(NTN Next Leader Program)を通じた経営層候補者の拡大 2025年度28人修了(累計166人修了)・担うべき役割と職務の価値・報酬をリンクさせた管理職人事制度の浸透 「自律的成長とキャリア自律の実現」自律的なキャリア展望やキャリア開発に基づく成長と、キャリア展望を実現できるように支援することで、従業員と組織の持続的成長を実現します。
具体的な取組みとして、2024年4月より、課長や部長といったポストにチャレンジする従業員を募集する「ポストチャレンジ・プログラム」を実施しております。
この制度は、従業員が希望するキャリアや働く場所を自ら選択できる機会を提供し、従業員のモチベーションを高め、組織の活性化を促すことを目的としています。
当該制度を利用して異動した件数自体は決して多くありませんが、応募の有無にかかわらず、「次にどんな仕事に挑戦したいのか」「自分の強みはどこにあるのか」といった対話が、従業員の間で生まれ始めています。
これまで表に出にくかったキャリアや志向について言語化される場面が増えてきたこと自体が、制度導入の一つの成果だと受け止めています。
一方で、こうした手挙げの機会については、まだ限定的であるという課題認識を持っており、今後は、より多くの従業員が主体的に手を挙げやすくなるよう、機会創出や制度運用の工夫を進めていく必要があると考えています。
また、若年層から中高年層まで幅広い年代層を対象に、自身のキャリアを考えるキャリア研修を実施しています。
さらに、上司向けのキャリア支援教育も実施し、キャリアを考える機会と支援体制を充実させております。
今後は、これらの手挙げ式施策の拡充に加え、キャリアコンサルティング体制の確立など、従業員がキャリアを考える機会と自ら望むキャリアを実現するための制度を充実させ、従業員と組織の成長に繋げてまいります。
[具体的な取組み(実績)]・ポストにチャレンジする従業員を募集する「ポストチャレンジ・プログラム」を通じたキャリア自律の促進・社外への転進を支援する「ネクストライフ支援制度」の継続・年代別キャリア研修(20歳台から50歳台)と上司向けキャリア支援教育の継続実施・従業員が自ら学ぶことが出来る人材育成プログラム(AI等に関するWeb研修)の充実・部下の職務能力の育成を目的とした考課者訓練の充実(毎年実施) 「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」多様な専門性と経験を持つ人材で組織を構成し、その違いを力に変え、多様な視点や仮説を通じてイノベーションや日常的な価値創造を実現するために、個々人の能力を最大限発揮できる「従業員の多様性を尊重した働きがいのある環境づくり」に取組んでいます。
具体的な取組みとして、多様な専門性と経験を持つ人材の獲得を目的に、中途採用の拡大に継続的に取組んでいます。
あわせて、中途入社社員が早期に活躍し、定着できるようにするため、中途入社社員向けの研修を導入するなど、フォロー体制の強化を進めています。
また、女性管理職比率を増やす施策として、育児期の従業員が管理職昇格を目指しやすい環境づくりに取組んでいます。
具体的には、柔軟な勤務時間や短時間勤務、在宅勤務、勤務地の限定といった働き方の選択を継続したまま昇格できる人事制度を運用し、育児や介護等と両立しながら管理職として活躍できる環境づくりを進めてきました。
こうした取組みを通じて、女性管理職比率についても、2025年度は4.9%(前期比0.7%増)と着実に上昇しています。
今後は、更なる中途採用の拡大や、多様な人材を国内外の拠点の責任あるポジションに積極的に登用できる環境や制度を整備し、個々の属性や価値観の違いを認め合い尊重し、一人ひとりが挑戦することができ、能力を十分に発揮できる環境づくりを推進します。
[具体的な取組み(実績)]・中途採用の拡大による様々なキャリアバックグラウンドを持つ人材確保の強化(アルムナイ、リファラルなどの採用手法の充実化検討)・LGBTQガイドブックの発行、LGBTQに関するeラーニング講座開催・従業員のライフスタイルの変化や個々の価値観に応じた選択ができる人事制度の充実・従業員の介護リテラシー向上に向けたセミナーの継続開催、個別相談会の実施 「挑戦し、やりきる職場風土への変革」厳しい環境のもとで競合優位性を維持・向上させ、持続的に成長するには、これまで以上に独創的な価値の創出が必要となり、過去の成功や前例にとらわれることなく、常に新しい発想で挑戦する姿勢とそれを可能にする職場風土が重要と考えています。
具体的な取組みとして、管理職層の目標管理制度において、基本目標の設定に加え、チャレンジ目標を設定することで、より高い目標への挑戦を促しています。
あわせて、目標設定時の面談や期中の適時フォロー、期末のフォロー面談など、上司と部下の対話の機会を制度として組み込むことで、目標や進捗に関する認識のすり合わせを行いながら、目標達成に向けてやり切ることを促す仕組みを取り入れています。
また、2025年度には、新しい評価制度の定着において中核的な役割を担う部門長層を対象に、考課者研修を新たに実施し、対象者の約半数にあたる85人に対して研修を行い、制度理解と運用力の向上を図っています。
なお、残る対象者についても、2026年度に同様の研修を実施する予定としています。
今後は、挑戦をサポートする施策のより一層の充実や、新しい目標管理制度や評価制度及び会社業績と個人の業績評価を連動させる仕組みを定着させることで、挑戦意欲のある人材が働きがいを感じながら挑戦し続けられる組織へ変革してまいります。
[具体的な取組み(実績)]・新人事制度における考課者研修の実施(2025年度85人)・個人の業績と会社業績を連動させた報酬(賞与)制度の実施 「NTNスピリットに基づくマインド変革」長期戦略の実現には、優秀な人材を惹きつけることが不可欠であり、そのためにはエンゲージメントの高い企業風土を醸成することが重要です。
目指すべき意識・行動を明文化した「NTNスピリット」を従業員全員で共有し、自社がどのように在りたいか、何のために存在するか、一人ひとりが働く意義を見出すことで、自ら考え自ら行動する従業員を増やし、変革への本気の挑戦を生み出すことが、企業価値向上に繋がることはもちろん、従業員の成長や組織の一体感、そしてエンゲージメントの向上に繋がると考えています。
具体的な取組みとして、当社では、従業員エンゲージメントを人的資本経営における重要な指標の一つとして位置づけ、2021年度より隔年で従業員エンゲージメント調査を実施しています。
●従業員エンゲージメント調査の概要本調査では、「従業員エンゲージメント」及び「社員を活かす環境」を軸とし、これらに影響を与える要因として、「戦略・方向性」「リーダーシップ」「成長の機会」「心理的安全性」など、複数の観点から組織の状態を把握しています。
なお、2023年度の回答率は94%、2025年度は93%と、いずれも高い水準を維持しております。
調査結果は、経営層及び各部門へフィードバックしており、その内容をもとに、全社的な施策や人事制度への反映についても検討を行っています。
また、エンゲージメント向上施策として、調査結果を基に各職場が主体的に取組む活動である「より良い職場づくり活動」を推進しています。
本活動では、各職場において調査結果を踏まえた対話を行い、そこから抽出された課題や強みを具体的な職場改善につなげています。
本活動を通じて、職場の状況について共通認識を形成するとともに、従業員一人ひとりが改善に向けた行動を自ら考え、実行することを重視しています。
●調査結果の考察<当社の強み>調査結果からは、「個人の尊重」「教育・研修」「心理的安全性」などの項目において、肯定的回答率が高く、個々人が尊重され、学びやすい環境や、上司との信頼関係を基盤とした職場運営が行われている点は、当社の強みであると認識しています。
<当社の伸びしろ>一方で、「戦略・方向性」や「リーダーシップ」、「業務プロセス・組織体制」といった項目では、肯定的回答率が相対的に低い結果も確認されており、会社の方針や将来像が現場に十分に伝わっていないことや、部門を超えた連携、スピード感に課題が残っていると受け止めています。
特に、経営層が描く方向性と、現場での実感との間に認識のギャップが存在している点は、今後重点的に改善に取組むべき課題であると考えています。
これらの課題を踏まえ、当社では、経営層と従業員との相互理解を深める取組みとして、タウンホールミーティングを継続的に実施しており、経営が何を考え、どこに向かおうとしているのかを直接伝える機会を設けています。
2025年度は、国内(32拠点)、海外(27拠点)で合わせて4,000人を超える従業員が参加し、社長や執行役が会社の目指す姿や何に注力していくかを説明し、コミュニケーションを深めました。
さらに、組織課題を表層的な対応にとどめることなく、構造的に把握していくための取組みも進めており、調査結果を起点とした分析を通じて、制度や施策の改善につなげていくことを目指しています。
今後も、エンゲージメント調査を組織の「健康診断」として活用し、継続的な改善と対話を通じて、エンゲージメントの向上と組織風土の変革を進めていきます。
[具体的な取組み(実績)]・社長や執行役が各拠点を訪問し従業員との対話を深めるタウンホールミーティングの継続実施・従業員エンゲージメント調査を活用した「より良い職場づくり活動」の推進 また、これらの中期経営計画実現に向けて重点とする取組みを推進していくためには、従業員の心身の安全と健康が確保されていることが不可欠です。
当社グループで働くすべての人の安全と健康の確保は、経営の基盤としてあらゆる事業活動に優先する最も大切な価値であり、この基本姿勢のもと、「安全・健康に働きイノベーティブな発想ができる職場環境の実現」を目指しています。
一方で、当年度においては、当社で7件の休業災害が発生しており、当社として重く受け止めています。
この事実を踏まえ、従来から取組んできた再発防止を中心とした安全活動にとどまらず、重傷災害の未然防止をより明確な重点課題として位置付け、一層力を入れた取組みを進めています。
具体的には、職場の生産設備や作業に内在するリスクに着目し、作業手順の作成・見直しを通じて危険源を事前に特定・低減するとともに、その内容を教育・周知することで、現場における安全行動の確実な定着に取組んでいます。
加えて、これらの取組みを各事業場に横展開することで、重傷災害を未然に防止する仕組みづくりを推進しています。
安全の確保は一過性の対応ではなく、日々の取組みの積み重ねが何よりも重要であるとの認識のもと、各職場において対策を着実に実行し定着させるとともに、その実践と見直しを継続的に繰り返していくことで実効性のある安全管理の強化と持続的な改善につなげていきます。
[具体的な取組み(実績)]・安全を支える仕組みづくりとしての労働安全衛生マネジメントシステムの有効な運用による安全性の強化・リスクアセスメント研修、危険予知研修による安全に強い人づくりの継続実施・労働災害防止のため、現場の安全管理状態を確認指導する安全監査の継続実施・従業員の健康増進と疾病予防や活力ある職場環境の実現に向けた、若年層メタボ対策、禁煙施策、ストレスチェック等の継続実施・職場の健康レポートを活用した部下の健康管理と意識改革の推進・健康経営の普及に向けた取引先との健康経営セミナー及び意見交換会の共同実施 これらの取組みの結果、「健康経営優良法人大規模法人部門」の上位500法人に与えられる「ホワイト500」に2021年度から6年連続で認定されております。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 [指標及び目標]中期経営計画実現に向けて重点とする取組みに関する指標及び目標は次のとおりです。
いずれの指標も目標に対して概ね計画通りに進捗していると認識しております。
計画に対して未達となっている指標についてはその要因を検討のうえ必要な対策を講じ、「豊かな人づくり」に向けて取組みを進めてまいります。
中期経営計画実現に向けて重点とする取組み指標2023年度2024年度2025年度目標指標の選定理由人材獲得と育成経営戦略実現のために求められる専門能力の向上エキスパートコース人数(エキスパート:高度専門人材)(当社)(注2)6名8名12名15名2026年度専門能力向上を測る指標として、エキスパートの育成状況を採用しておりますグループ経営をリードする経営人材の育成サクセッションプラン候補者数24名25名29名30名2026年度経営人材の育成状況を測る指標として採用しております自律的成長とキャリア自律の実現従業員一人あたり研修時間(当社)11.9時間21.0時間24.1時間対前年比増加従業員の自律的成長を支援する教育訓練の実績を指標として採用しております従業員一人あたり研修費用(当社)19,180円32,671円33,108円 組織風土醸成ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン女性管理職比率(当社)4.5%4.2%4.9%5%2026年度男女が性差なく「イキイキと働く」ための環境づくりの指標として採用しております男性育児休業取得率(当社)62.8%73.0%89.6%100%2026年度中途採用比率(当社)21.3%17.3%19.4%30%2026年度多様な人材が活躍できるキャリアや雇用制度、環境づくりの指標として採用しております障がい者雇用率(当社)2.57%(法定雇用率:2.3%)2.50%(法定雇用率:2.5%)2.64%(法定雇用率:2.5%)その時点の法定雇用率以上挑戦し、やりきる職場風土への変革従業員エンゲージメント調査における「挑戦」や「変革」に関するスコア(当社)(注3)学びある失敗が許容される組織がある肯定的回答率50%―肯定的回答率56%肯定的回答率80%2026年度従業員の挑戦や変革に対する思いを測る指標として採用しております新しい方法の提案が奨励される職場環境である肯定的回答率42%―肯定的回答率47%私は期待以上の成果を上げようと挑戦する肯定的回答率65%―肯定的回答率67% 中期経営計画実現に向けて重点とする取組み指標2023年度2024年度2025年度目標指標の選定理由組織風土醸成NTNスピリットに基づくマインド変革従業員エンゲージメント調査における「企業理念」と「協力」に関するスコア(当社)(注3)NTNスピリットが実践されている肯定的回答率51%―肯定的回答率51%肯定的回答率80%2026年度企業理念の浸透による組織の一体感の醸成を促進する指標として採用しております自分自身が働く意義を理解している肯定的回答率55%―肯定的回答率56%お互いを尊重した部署間の協働がある肯定的回答率29%―肯定的回答率32%人権人権教育受講者数(延人数)(当社)1,443名1,812名2,673名対前年比増加人権に関する認識と理解の徹底をはかる人権教育を指標として採用しております健康経営適正な体重者の比率(BMI18.5 以上25 未満の割合)(当社)66.0%65.5%65.4%70.0%2026年度従業員が安全に健康で長く働き続けていくための指標として採用しております高ストレス者の割合(当社)9.0%8.7%8.9%7.0%2026年度労働災害(休業)発生件数(当社)(注4)2件0件7件0件
(注) 1.上記指標の対象は、特に指定の無い限り当社及び連結子会社であります。
2.人数はエキスパートコースとして認定され、就任を予定する人数であります。
3.従業員エンゲージメント調査は隔年で実施しているため、2024年度には調査を実施しておりません。
また、2023年度及び2025年度に実施した従業員エンゲージメント調査は、一部の従業員を対象としたものであります。
4.労働災害(休業)発生件数について、2025年度は2024年12月16日から2025年12月15日を同事業年度に係る集計対象期間としており、2024年度以前の事業年度に係る集計対象期間もそれに準じております。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 外部事業環境に関するリスク1) 経済状況当社グループ商品の製造拠点、販売拠点はグローバルな国と地域に及び、取引先も多岐の産業分野に亘っておりますため、特定の国や地域の経済状況の変動や取引先が属する産業の景気変動などにより、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
2) 為替レートの変動当社グループの連結売上高に占める海外売上高の割合は50%を超えており、今後もグローバルな事業展開を加速させることにより、海外売上高の割合は増加の見込みであります。
海外子会社の現地通貨建ての経営成績及び財政状態は、連結財務諸表の作成のために円換算されております。
また当社が海外の顧客等に輸出する場合、その取引の多くは外貨建てで行われております。
当社グループでは為替予約や現地調達の拡大によってリスクヘッジを実施しておりますが、現地通貨と円貨の為替レート変動による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローへの影響を完全に回避できるものではありません。
3) 市場価格の低下当社グループの製造活動や販売活動における競争環境はグローバル規模で厳しさを増しております。
中国をはじめとする新興国製品の台頭により軸受の一部では市場価格が下落してきております。
また当社グループの売上の半分以上を占める自動車業界ではグローバルな価格競争を背景に価格引き下げ要請が厳しさを増しております。
当社グループでは原価低減の継続的推進と同時に高品質、高付加価値の新商品開発を実施しておりますが、市場価格の低下圧力が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
4) 原材料価格、物流コスト、関税率の上昇当社グループは、外部より様々な原材料の調達を行っております。
特に材料費のなかで大きなウエイトを占める鋼材の価格上昇に対しては製品価格への反映や歩留り向上、VA・VE活動による材料コスト低減を図っております。
また、当社グループは製品・半製品を海上輸送によって海外に輸出しており、海上運賃等の物流コストが高騰した場合や関税率に変動があった場合、製品価格への反映やサプライチェーンの見直し等によって利益影響の低減を図っております。
原材料価格や物流コスト、関税率の想定を超える上昇が発生した場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
5) 災害の発生や感染症の蔓延のリスク当社グループ及び当社グループ取引先の事業拠点が、地震、洪水などの天災、火災や感染症の蔓延等による被害を受ける可能性があります。
当社グループでは、大規模災害の発生に備え、安否確認システムの導入や防災訓練を実施し、感染症の蔓延対策においてはマスクなどの備蓄等の各種対策を講じております。
危機発生時において即座に初動措置を行うことによって被害を最小限に止めるよう備えておりますが、完全なリスク回避は困難であり、結果として当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
6) 気候変動リスク当社グループが拠点を有する国と地域における気候変動(気温上昇)に伴う異常気象(大雨、洪水、暴風などによる操業、営業の停止等)や環境規制の強化(炭素税の導入による原材料、エネルギーの調達コスト増加等)などにより、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
なお、気候変動(気温上昇)による影響について、TCFD提言に沿ったシナリオ分析の結果は「2.サステナビリティに関する考え方及び取組 (1) サステナビリティ全般[ガバナンス・リスク管理]」に記載のとおりであります。

(2) 事業運営に関するリスク1) 特定業界への依存当社グループの販売は、軸受部門の約半分が自動車業界向けであり、等速ジョイント部門は、自動車の駆動輪へ動力を伝達するための部品で、その大半を自動車業界向けに販売しており、自動車業界への依存度が高くなっております。
軸受や精密機器商品につきましては産業機械分野への販売拡大も進め、販売構成のバランスを常に考えた施策を推進しておりますが、自動車分野における急激な需要変動があった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
2) 製品の不具合当社グループは、品質の確保を図るため、顧客の要求機能・仕様を満足し、かつ安全性に配慮した適正品質の追求に努めており、グローバルベースで品質管理の徹底を図っております。
しかし製品に重大な不具合が存在し、重大な事故やクレーム、リコール等の起因となった場合、多額の製品補償費用等の発生により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
当社グループはグローバルな製造物責任保険に加入しておりますが、損害賠償等の損失についてその全てを担保するものではありません。
3) 知的財産権当社グループは、新商品開発を通じて多くの新技術やノウハウを生み出しており、経営資源として活用しております。
しかし第三者から当社グループの知的財産権侵害、または予期せず、第三者の知的財産権の侵害等が発生する可能性があります。
特許出願による権利保護等の知的財産権マネジメントの徹底を図っておりますが、上記のような知的財産権の侵害が発生した場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
4) グローバル事業展開当社グループは、グローバルに事業を展開しており、連結売上高に占める海外売上高は50%を超えております。
海外での事業展開に伴い次のようなリスクがあります。
① 各国間もしくは各国税制の予期せぬ変化に伴うリスク② 米国通商政策等、国際貿易政策の予期せぬ変化に伴うリスク③ 各国法規制の予期せぬ変化に伴うリスク④ 人材確保の困難性⑤ 新興諸国における未成熟な技術水準や不安定な労使関係⑥ 各国での政情不安これらのリスクに対しては、グループ内での情報収集等を行い、その予防及び回避に努めておりますが、これらの事象が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
5) 情報セキュリティ当社グループは、社内規程整備に加え、従業員教育を通じて、適切な情報管理方法の周知・徹底に努めております。
しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウィルス侵入等により、万一これら情報が流出した場合や重要データの破壊、改ざん、システム停止等が生じた場合には、当社グループの信用低下や生産及び販売活動などに支障をきたし、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
6) 法的規制等当社グループは、事業活動を行っている国及び地域で各種の法令・規則(租税法規、環境法規、労働・安全衛生法規、独占禁止法・アンチダンピング法・贈収賄関連法規等の経済法規、貿易・為替法規、証券取引所の上場規程等)の適用を受けております。
当社グループは、これらの法令・規則を遵守し公正な企業活動に努めておりますが、万一法令・規則違反を理由とする訴訟や法的手続において、当社グループにとって不利益な結果が生じた場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
また、これらの法令・規則が変更された場合や、予想できない新たな法令・規則が設けられた場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
なお、当社グループが受けている訴訟については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結貸借対照表 注記事項(連結貸借対照表関係)3偶発債務(訴訟)」に記載のとおりであります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況当期における世界経済は、一部の地域において弱さがみられるものの、緩やかな持ち直しが継続しました。
日本経済については、中東情勢の影響を注視する必要があるものの、個人消費や設備投資などに改善の動きが見られ、緩やかに回復しました。
海外においては、米国経済は、一部に弱さがみられるものの、景気は緩やかな拡大が継続しました。
中国経済は景気が緩やかに減速しているものの、アジアのその他新興国経済は、景気の回復や景気の拡大がみられました。
欧州経済は、ユーロ圏で景気の持ち直しの動きが見られました。
かかる状況下、2024年4月から開始した中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalで掲げた「事業構造の変革(Transformation)の加速」の継続とNTN再生の完了を目指し、生産再編を中心とする事業構造改革の実行と、「SQCCD」※の強化を通じた「稼ぐ力」の向上に注力してまいります。
※ Safety(安全)、Quality(品質)、Compliance(法令遵守)、Cost(コスト)&Cash(キャッシュ)、Delivery(納期)&Development(開発) 当期の売上高は826,344百万円(前連結会計年度比0.1%増)となりました。
損益につきましては、規模減の影響などはありましたが、営業利益は売価転嫁や変動費の削減などにより31,034百万円(前連結会計年度比35.2%増)となりました。
経常利益は、円安の影響で為替差損益が改善したことなどにより23,484百万円(前連結会計年度比124.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、日本セグメントの税効果の影響などにより12,871百万円(前連結会計年度は23,801百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
なお、営業利益の主な増減要因は、以下のとおりであります。
変動費8,385百万円売価レベル5,799百万円経費他4,054百万円構造改革3,203百万円為替1,318百万円規模効果△8,732百万円人件費△3,868百万円関税影響△2,085百万円 セグメントの業績につきましては、以下のとおりであります。
1) 日本販売につきましては、軸受他事業においては、アフターマーケット向けで増加しました。
OEM市場向けでは産業機械向けで増加し、自動車向けで減少しました。
CVJアクスル事業においては、OEM市場向けでは自動車向けで客先需要の低減により減少しました。
全体としては、売上高は352,161百万円(前連結会計年度比0.7%減)となりました。
セグメント損益は売価転嫁の影響などはありましたが、販売規模減の影響などがあり、9,192百万円のセグメント利益(前連結会計年度比18.0%減)となりました。
2) 米州販売につきましては、軸受他事業は産業機械向け、CVJアクスル事業は自動車アフターマーケット向けで現地通貨ベースでは増加しましたが、為替の影響や自動車OEM向けで客先需要低減の影響を受けました。
その結果、両事業とも減収となり、全体としては、売上高は263,591百万円(前連結会計年度比3.1%減)となりました。
セグメント損益は米国の通商政策による影響はありましたが、変動費や固定費の削減などにより、5,469百万円のセグメント利益(前連結会計年度は395百万円のセグメント損失)となりました。
3) 欧州販売につきましては、軸受他事業は自動車向けで減少しました。
CVJアクスル事業においては、自動車OEM向けで客先需要の低減により減少しました。
全体としては、売上高は197,462百万円(前連結会計年度比3.6%増)となりました。
セグメント損益は販売規模減の影響はありましたが、変動費や固定費の削減などにより、1,061百万円のセグメント損失(前連結会計年度は4,163百万円のセグメント損失)となりました。
4) アジア他販売につきましては、軸受他事業においては、アフターマーケット向けおよび産業機械向けで増加しましたが、自動車向けで減少しました。
CVJアクスル事業においては、自動車アフターマーケット向けで増加しましたが、自動車OEM向けで客先需要の低減により減少しました。
全体としては、売上高は167,732百万円(前連結会計年度比0.5%減)となりました。
セグメント損益は販売規模減の影響はありましたが、変動費や固定費の削減などにより、17,573百万円のセグメント利益(前連結会計年度比19.1%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況営業活動の結果得られた資金は57,179百万円(前連結会計年度比11,556百万円、25.3%の増加)となりました。
主な内訳は減価償却費40,493百万円、税金等調整前当期純利益15,202百万円、棚卸資産の増減額14,640百万円の収入に対して、法人税等の支払額9,385百万円の支出であります。
投資活動の結果使用した資金は26,276百万円(前連結会計年度比316百万円、1.2%の増加)となりました。
主な内訳は有形固定資産の取得による支出29,118百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は35,322百万円(前連結会計年度比16,614百万円、88.8%の増加)となりました。
主な内訳は長期借入金の返済による支出52,886百万円、社債の償還による支出50,000百万円に対して、長期借入れによる収入68,500百万円であります。
これらの増減に換算差額8,062百万円および連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額99百万円を算入しました結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は131,255百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,543百万円(2.8%)の増加となりました。
③ 生産、受注及び販売の実績1) 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前年度比(%)日本296,78694.4米州217,725107.5欧州142,573106.6アジア他78,947100.3合計736,032100.9
(注) 上記金額は平均販売価格により表示しております。
2) 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年度比(%)受注残高(百万円)前年度比(%)日本219,782101.247,822107.6米州253,51798.1103,43191.0欧州197,130103.848,745115.2アジア他146,40398.744,24584.8合計816,833100.4244,24496.7
(注) 上記金額は平均販売価格により表示しております。
3) 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年度比(%)日本352,16199.3米州263,59196.9欧州197,462103.6アジア他167,73299.5セグメント間取引消去△154,60496.7合計826,344100.1
(注) 相手先別の販売実績は、総販売実績の100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容当社グループに関する経営成績等の状況の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容です。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月17日)現在において当社グループが判断したものです。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。
この連結財務諸表の作成に当たりましては、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に与える見積りを必要とします。
これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」 1 (1) 連結財務諸表 の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の項目が連結財務諸表の作成に影響を及ぼすと考えております。
1) 収益の認識基準当社グループの顧客との契約から生じる収益は、約束した財又はサービスを顧客に移転することにより履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識しております。
2) 貸倒引当金の計上基準当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えて、回収不能となる見込額を貸倒引当金として計上しております。
将来、顧客の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。
3) 繰延税金資産の回収可能性の評価当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積もっております。
繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。
4) 退職給付費用及び負債の前提条件当社グループは、退職給付費用及び債務を割引率、将来の報酬水準、退職率、直近の統計数値に基づいて算出される死亡率、及び年金資産の期待運用収益率などに基づいて合理的に見積もっております。
これらの前提条件が変化した場合には、実際の結果が見積りと異なる可能性があります。
その影響は発生の都度、負債に計上され、将来にわたって規則的に費用計上されるため、費用及び負債に影響を及ぼす可能性があります。
5) 固定資産の減損処理当社グループが有する固定資産のうち、「固定資産の減損に係る会計基準」において対象とされるものについては、損益報告や経営計画などの企業内部の情報、経営環境や資産の市場価格などの企業外部の要因に関する情報に基づき、資産又は資産グループ別に減損の兆候の有無を確認し、企業環境の変化や経済事象の発生によりその帳簿価額の回収が懸念されているかなど、減損損失の認識を判定しております。
この判定により減損損失を認識すべきと判断した場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減損処理を行っております。
経営・市場環境といった企業外部要因等の変化により、回収可能価額が変更された場合には、減損損失の金額の増加又は新たな減損損失の認識の可能性があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容1) 売上高の分析当連結会計年度の売上高は826,344百万円となり、前連結会計年度に比べ757百万円(0.1%)増加しました。
為替の影響による増加額11,052百万円を考慮しますと、実質では10,295百万円の減少となりました。
なお、海外売上高は614,752百万円となり、前連結会計年度に比べ160百万円(0.0%)減少しました。
売上高に占める海外売上高の割合は74.4%(米州32.3%、欧州21.0%、アジア他21.1%)となり、前連結会計年度に比べ0.1ポイント低下しました。
2) 売上原価、販売費及び一般管理費の分析当連結会計年度の売上原価は674,569百万円となり、対売上高比率は81.6%と前連結会計年度に比べ1.3ポイント低下しました。
また、販売費及び一般管理費は120,739百万円となり、対売上高比率は14.6%と前連結会計年度に比べ0.3ポイント上昇しました。
3) 営業利益の分析当連結会計年度の営業利益は31,034百万円となり、前連結会計年度に比べ8,075百万円(35.2%)増加しました。
売上高営業利益率は3.8%となり、前連結会計年度に比べ1.0ポイント上昇しました。
4) 営業外収益及び費用の分析当連結会計年度の営業外収益及び費用は、7,550百万円の費用超過となりました。
収益は受取利息1,686百万円、為替差益488百万円、持分法による投資利益131百万円、受取配当金72百万円などにより4,680百万円となり、前連結会計年度に比べ1,216百万円の減少となりました。
費用は支払利息7,823百万円、デリバティブ評価損46百万円などにより12,230百万円となり、前連結会計年度に比べ6,151百万円の減少となりました。
5) 経常損益の分析当連結会計年度の経常利益は23,484百万円となり、前連結会計年度に比べ13,009百万円(124.2%)増加しました。
売上高経常利益率は2.8%となり、前連結会計年度に比べ1.5ポイント上昇しました。
6) 特別損益の分析当連結会計年度の特別利益は、有形固定資産売却益3,074百万円を計上し、前連結会計年度に比べ2,327百万円増加しました。
また特別損失は、減損損失8,090百万円、事業再編損3,159百万円、関係会社株式売却損107百万円を計上し、前連結会計年度に比べ8,458百万円減少しました。
7) 親会社株主に帰属する当期純利益の分析当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は12,871百万円(前連結会計年度は23,801百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
売上高当期純利益率は1.6%(△は親会社株主に帰属する当期純損失、前連結会計年度の売上高当期純利益率は△2.9%)となりました。
8) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等についての分析当社は2024年4月より約10年後に目指す姿として、新たに「2035年度の姿と目標指標」を設定しました。
OEMとアフターマーケットの両輪で安定的に稼ぐ事業構造へ変革することで、景気変動下においても株主資本コストを安定して上回るROEの継続と、カーボンニュートラルの達成、並びに豊かな人づくりの実現を目指します。
さらに、それに向けて、2024年4月から開始した中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalにおける最終年度の目標値、及び当連結会計年度における実績は下表のとおりであります。
目標とする経営指標(連結)2026年3月期実績2027年3月期目標売上高826,344百万円830,000百万円営業利益31,034百万円50,000百万円営業利益率3.8%6.0%特別損益△8,282百万円△5,000百万円当期純利益12,871百万円21,500百万円棚卸資産回転率3.4回4.5回ROIC3.6%6.2%ROE4.9%8.0%自己資本比率33.8%30.0%ネットD/Eレシオ0.60.7 この結果を受け、中期経営計画最終年度の目標値、さらには2035年度の姿に向けて、翌連結会計年度において比例費の削減や売価転嫁などの施策を推進し、これらの実現に向けて一層注力してまいります。
なお、事業活動におけるCO₂排出量削減の状況については、「2.サステナビリティに関する考え方及び取組 (1) サステナビリティ全般[指標及び目標]」に記載のとおりであります。
事業形態別の業績につきましては、以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円)事業形態外部顧客への売上高営業利益軸受他事業340,70313,680CVJアクスル事業484,8839,279連結合計825,58722,959 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:百万円)事業形態外部顧客への売上高営業利益軸受他事業348,89012,256CVJアクスル事業477,45318,778連結合計826,34431,034 (a) 軸受他事業客先需要の回復および為替の影響により売上高は348,890百万円(前連結会計年度比2.4%増)となりました。
営業損益は売価転嫁や変動費の削減などはありましたが、販売規模減の影響などにより12,256百万円の営業利益(前連結会計年度比10.4%減)となりました。
(b) CVJアクスル事業客先需要の低減などにより売上高は477,453百万円(前連結会計年度比1.5%減)となりました。
営業損益は販売規模減の影響などはありましたが、売価転嫁や変動費の削減などにより18,778百万円の営業利益(前連結会計年度比102.4%増)となりました。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析当社では、営業活動で獲得したキャッシュ・フローと、投資活動で支出したキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローを重要な指標の1つとしています。
この指標を基に成長投資や運転資金への充当、または、負債の返済や新たな資金調達の要否を検討するとともに、フリー・キャッシュ・フロー創出のための施策を立案・推進し、財務体質の強化を図っています。
また、財務体質の強化を図る指標として、自己資本比率、ネットD/Eレシオ等を使用しています。
また、当社グループが事業活動を維持拡大するために必要な資金を安定的に確保するため、営業活動で獲得した自己資金と外部資金を有効に活用しています。
外部からの資金については、調達コストの低減を図りながら資金調達手段の多様化と資本効率の向上を目的に、金融機関からの借入、社債の発行、営業債権の流動化を行っています。
取引金融機関とは長年に亘って築き上げてきた良好な関係を維持しており、資金調達に関しては問題なく実施可能と認識しています。
更に、当社の一部子会社間については、当社グループが保有する資金をグループ内で活用することで、資金の偏在をならし、資金の効率化や流動性の確保を図っています。
1) 財政状態の分析流動資産は前連結会計年度末に比べ11,139百万円(2.1%)増加し、545,000百万円となりました。
これは主に、受取手形及び売掛金の増加8,210百万円、商品及び製品の増加6,323百万円によります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ11,112百万円(3.4%)増加し、333,675百万円となりました。
これは主に建設仮勘定の増加7,218百万円、退職給付に係る資産の増加4,625百万円によります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ22,251百万円(2.6%)増加し、878,676百万円となりました。
流動負債は前連結会計年度末に比べ60,581百万円(14.3%)減少し、361,932百万円となりました。
これは主に1年内償還予定の社債の減少40,000百万円、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の減少22,035百万円によります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ20,140百万円(10.9%)増加し、205,353百万円となりました。
これは主に長期借入金の増加32,482百万円、退職給付に係る負債の減少8,611百万円によります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ40,440百万円(6.7%)減少し、567,286百万円となりました。
純資産合計は前連結会計年度末に比べ62,690百万円(25.2%)増加し、311,389百万円となりました。
これは主に為替換算調整勘定の増加26,508百万円、資本金の増加11,000百万円、資本剰余金の増加11,000百万円、利益剰余金の増加8,256百万円によります。
なお、自己資本比率は33.8%(前連結会計年度末比6.6ポイント上昇)となり、期末発行済株式総数に基づく1株当たり純資産額は499.40円(前連結会計年度末比59.51円増)となりました。
有利子負債は前連結会計年度末に比べ34,819百万円(9.8%)減少し、319,173百万円となりました。
為替の影響による増加額5,102百万円を考慮しますと実質では39,921百万円の減少となりました。
なお、有利子負債依存度は36.3%(前連結会計年度末比5.0ポイント低下)となりました。
正味運転資本は183,068百万円となり前連結会計年度末比71,720百万円増加しました。
また流動比率は150.6%(前連結会計年度末比24.2ポイント増加)となりました。
棚卸資産回転率は3.4回(前連結会計年度末比0.02回減少)、総資産回転率は1.0回(前連結会計年度末比0.02回減少)となりました。
2) キャッシュ・フローの分析営業活動の結果得られた資金は57,179百万円(前連結会計年度比11,556百万円、25.3%の増加)となりました。
主な内訳は減価償却費40,493百万円、税金等調整前当期純利益15,202百万円、棚卸資産の増減額14,640百万円の収入に対して、法人税等の支払額9,385百万円の支出であります。
投資活動の結果使用した資金は26,276百万円(前連結会計年度比316百万円、1.2%の増加)となりました。
主な内訳は有形固定資産の取得による支出29,118百万円であります。
財務活動の結果使用した資金は35,322百万円(前連結会計年度比16,614百万円、88.8%の増加)となりました。
主な内訳は長期借入金の返済による支出52,886百万円、社債の償還による支出50,000百万円に対して、長期借入れによる収入68,500百万円であります。
これらの増減に換算差額8,062百万円および連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額99百万円を算入しました結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は131,255百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,543百万円(2.8%)の増加となりました。
なお、営業活動による資金と投資活動による資金を合算したフリー・キャッシュ・フローは30,902百万円となりました。
また、売上高営業キャッシュ・フロー比率は6.9%となりました。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況」「3.事業等のリスク」及び「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」「
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」の①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に記載しています。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
当社グループは、「新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献する」という企業理念のもと、社会課題の解決に取組み、持続可能な「なめらかな社会」の実現に向けて研究開発活動を推進しています。
2024年4月より開始した中期経営計画「DRIVE NTN100」Finalにおいては、事業構造の変革を加速するため商品軸の組織体制へ見直し、供給力とソリューション提案力の強化を図りました。
研究開発では、当社の持続的成長を目的に「基盤商品、基盤技術の強化」と「新たな領域の展開」の二軸で活動し、トライボロジー技術を核とする当社のコアコンピタンスを活かした商品開発に取組んでいます。
なお、研究開発は主として当社(日本)で行っており、当連結会計年度における研究開発活動費はグループ全体で19,950百万円です。
(1) 「基盤商品、基盤技術の強化」当社は、持続可能な「なめらかな社会」の実現に向けて、「止めない技術」、「長寿命化技術」、「エネルギーロスの低減」の3つを提供価値の中核と位置づけ、研究開発を推進しています。
1)止めない技術当社は2035年度に向けて、売上高に占めるアフターマーケットビジネスの売上比率を40%へ拡大することを目標としています。
そのためには、従来のモノ売り(商品提供)に加えてコト売り(サービス)を組み合わせたビジネスモデルへの転換が不可欠なため、設備の安定稼働を支える商品とともにサービス・ソリューションの開発、提供を加速させています。
当社では、風力発電設備向けに軸受状態監視システム(CMS)を開発し、組み込まれている軸受の故障予知診断を行うサービス事業を展開しています。
この技術・ノウハウを深化させて一般産業機械向けにも適用を拡大し、熟練者に依存せずに製造現場で簡便かつ迅速に軸受の状態診断や保全判断が可能なソフトウェア「Bearing Inspector」を開発、販売と導入支援サービスを開始しました。
構成例また、当社が長年培ってきた、材料、熱処理、潤滑などに関する知識・技術に基づいて、軸受の損傷原因分析や余寿命予測を行い、交換時期の判断を行う分析サービスを開始しました。
今後は、これらの商品・サービスを統合し、軸受の選定から運用、監視、分析、保全までをトータルで支援する軸受ライフサイクルマネジメントを推進することで、新たなモノ売りへとつなげる価値創出プロセスの強化を図ります。
2)長寿命化技術長寿命化のコア技術として、特殊熱処理技術「HA-C」を開発しました。
本技術は、材料に硬く微細な析出物を多数分散させるなどの手法により、極めて高い表面硬さを与えることで軸受の長寿命化や耐摩耗性・耐異物性を向上できるため、軸受の小型・軽量化が可能です。
カーボンニュートラル実現に寄与する革新的な技術であると評価いただき、本技術はモノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する2025年“超”モノづくり部品大賞「機械・ロボット部品賞」を受賞しました。
現在、顧客への提案と並行して量産適用への取組みを進めています。
また、電動車のモーター用軸受で生じる問題に電食があります。
バッテリーは車の航続距離延長や充電時間の短縮などを目的に高電圧化が進んでおり、将来的には800Vのバッテリー普及が予想されています。
バッテリーが高電圧化すると通電による軸受の電食損傷が拡大すると想定されるため、その対策として、セラミック球入り軸受に加え低コストな樹脂モールド絶縁軸受をラインアップしました。
さらに、電食損傷の進展を正確に予測するための要素技術の深化として、電食発生時の軸受内部の放電現象に着目し、電流の大きさと損傷の進展度合いの関係を特定しました。
これらの知見を基に、電食の発生メカニズムのさらなる解明と正確な寿命予測の実用化に向けた研究開発を進めています。
3)エネルギーロスの低減当社のコアコンピタンスであるトライボロジー技術の深化による、基盤商品の低トルク化、高効率化を追求しています。
自動車分野では、モーターなどのパワートレインユニットの動力をタイヤに伝えるドライブシャフトにおいて、内部構造を最適化し新開発グリースを適用した、ボールタイプしゅう動式等速ジョイント「EDJ」の高機能モデルを開発しました。
トルク損失率を従来品比で25%削減した本商品の適用を拡大することで、電動車の省電費化、静粛性向上に貢献します。
産業機械分野では、産業用ロボットや工作機械向けに「サーボモーター用低発塵軸受」の量産を開始しました。
低発塵グリースと低トルクシールを採用した本軸受は、グリースの油分などの軸受からの発塵量を約90%低減できるため、サーボモーターのエンコーダやブレーキへの付着を軽減し、装置の制御信頼性向上に貢献します。
同時に、シール形状の改良により、密封性を維持しながら従来品比で約50%の低トルク化も実現しています。
さらに、軸受の低トルク化を追求する上で必要不可欠な要素技術の深化として、計算精度を従来比で最大50%向上させた軸受トルクの計算方法を開発しました。
低トルク軸受の検討が効率化できることで、顧客への提案スピード向上にも寄与します。

(2) 「新たな領域の展開」当社は、「モビリティ・モジュール」、「ロボット周辺モジュール」、「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」、「ライフサイエンス」、「サービス・ソリューション」および「次世代エネルギー(水素など)」の6分野を、新規事業の候補として事業化を検討しています。
モビリティ・モジュール分野では、ボールねじユニットの販売拡大を推進しています。
自動車の電動化の進展により電動油圧式ブレーキの需要が拡大しており、将来的には電動機械式ブレーキへの移行によりさらに需要増加が見込まれます。
当社は2012年から量産を開始し、現在は年約100万ユニットを供給しています。
今後も欧州の研究開発拠点(NTN Europe S.A.)とも連携し、グローバルで先行開発を強化します。
ロボット周辺モジュール分野では、手首関節モジュール「i-WRIST®」を活用し、複雑形状部品の高速・高精度検査を可能としたダイカスト品向けの高速外観検査ユニットの提案を進めています。
大型ダイカスト品に対応した高精度な姿勢制御・位置決めが可能な大型タイプと、小型ダイカスト品向けに最速撮像約0.2秒を実現する小型タイプをラインナップし、お客様の要望に応じた高速・高精度検査に対応しています。
これにより、検査工程のボトルネックを解消し、生産ライン全体の効率向上に貢献します。
労働人口減少による技術伝承の課題が深刻になる中、自動化による品質安定化と省スペースを両立するソリューションとして評価されています。
自然エネルギー事業では、防災領域において、太陽光や風力などの再生可能エネルギーで稼働する移動型独立電源「N3 エヌキューブ」の展開を進めています。
災害時における電源確保が困難な環境下でも、空調、照明、衛生設備を維持できる点が評価され、自治体を中心に導入が拡大しています。
その一例として、栃木県の防災道の駅「しもつけ」において、防災用コンテナ型トイレとして初めて採用されました。
さらに他の防災道の駅にも設置が拡大しており、貴重な防災インフラとして機能しています。
ライフサイエンス分野では、高粘度の液体を精密かつ高速に塗布できる精密リキッドハンドリングシステム「Ⅹ-CELList」(旧微細塗布装置)が新たなバイオプリンティング技術として研究用途に採用されています。
「Ⅹ-CELList」は、浜松医科大学が取組む抗原検査キットの高感度化開発に採用されています。
また、大阪大学大学院生命機能研究科との共同研究およびNTN次世代協働研究所(同大学院工学研究科に設置)での追加研究を通じて創薬分野向けのiPS由来心筋細胞を用いた細胞培養プレートの作成にも適用し、実用化に向けた開発を進めています。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループ(当社及び連結子会社)では、生産能力の向上・省人合理化並びに既存設備の維持更新・安全環境の改善・新商品研究開発等を主眼に設備投資を行っております。
日本では、当社和歌山製作所の建屋設備及び軸受製造設備導入、磐田製作所のニードルベアリング工場耐震補強工事、株式会社NTN袋井製作所の等速ジョイント製造設備導入等により13,311百万円の設備投資を行いました。
米州では、NTN USA CORP.及びNTN BEARING CORP. AMERICA の本社オフィス移転等により3,812百万円の設備投資を行いました。
欧州では、NTN EUROPE S.A.の本社建設及び軸受製造設備導入、NTN TRANSMISSIONS EUROPEの等速ジョイント製造設備更新等により11,085百万円の設備投資を行いました。
アジア他地域では、NTN MANUFACTURING(THAILAND) CO., LTD.の太陽光発電設備導入、NTN NEI MANUFACTURING INDIA PVT. LTD.の建屋建設及び等速ジョイント製造設備導入等により4,420百万円の設備投資を行いました。
これらにセグメント間の設備移管等△165百万円を調整した結果、当連結会計年度の設備投資の総額は32,464百万円となりました。
なお、所要資金につきましては自己資金及び借入金によっております。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
2026年3月31日現在の当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1) 提出会社 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計桑名製作所(三重県桑名市 他)日本軸受用生産設備及び研究設備5,1787,3881,462(177,079)1,42915,4581,287磐田製作所(静岡県磐田市)日本軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用生産設備及び研究設備3,4657,3214,593(312,104)1,84217,2211,776岡山製作所(岡山県備前市)日本軸受・等速ジョイント用生産設備1,2513,3791,297(187,448)8316,7581,026長野製作所(長野県箕輪町)日本軸受・精密機器商品等用生産設備114359761(148,909)3611,595159和歌山製作所(和歌山県橋本市 他)日本軸受用生産設備10,99210,0453,442(151,433)5,04929,528341三雲製作所(三重県松阪市)日本軸受・精密機器商品等用生産設備289919507(37,722)2161,930127精密樹脂製作所(三重県東員町)日本軸受・精密機器商品等用生産設備325304532(30,239)2251,38694その他日本軸受・等速ジョイント・精密機器商品等の製造販売総括事務及び物流拠点等1,8921519,446(708,096)30311,792298
(2)国内子会社 会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計株式会社NTN三重製作所(三重県桑名市)日本軸受用生産設備1,9510-(99,680)2172,169702株式会社NTN宝達志水製作所(石川県宝達志水町)日本軸受用生産設備94131-(79,681)321,00546株式会社NTN能登製作所(石川県志賀町)日本軸受用生産設備1,373387-(105,921)701,831133株式会社NTN袋井製作所(静岡県袋井市)日本等速ジョイント用生産設備969417-(70,216)7502,137253株式会社NTN赤磐製作所(岡山県赤磐市)日本軸受用生産設備7280-(66,281)31759123 (3)在外子会社 会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計NTN DRIVESHAFT,INC.(Columbus,IN,U.S.A.)米州等速ジョイント用生産設備7,11011,001244(475,587)63418,9911,465NTN DRIVESHAFT ANDERSON,INC.(Anderson,IN,U.S.A.)米州等速ジョイント用生産設備9,1437,1530(161,874)21316,510493AMERICAN NTN BEARINGMFG.CORP.(Elgin,IL,U.S.A.)米州軸受用生産設備3,1973,664490(137,188)1,0798,431523NTN-BOWER CORP.(Macomb,IL,U.S.A.)米州軸受・等速ジョイント部品用生産設備3,5904,858118(424,920)3278,895796NTN Europe S.A.(Annecy,France)欧州軸受用生産設備5,9445,783726(417,049)9,24621,7012,183NTN-SNR RULMENTI(Sibiu,Romania)欧州軸受用生産設備3,5152,90393(133,502)9927,506980SNR CEVENNES(Saint Privat des Vieux, France)欧州軸受用生産設備4665,62832(205,294)1,7867,913299NTN TRANSMISSIONS EUROPE(Allonnes,France)欧州等速ジョイント用生産設備1,9226,216274(450,635)1,5299,942558NTN Kugellagerfabrik(Deutschland)GmbH(Mettmann,F.R.Germany)欧州軸受・精密機器商品等用生産設備2912508(61,974)080257NTN MANUFACTURING(THAILAND)CO.,LTD.(Pluakdaeng,Thailand)アジア他軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用生産設備1,6722,4131,710(257,618)1,1796,976747NTN NEI Manufacturing India Private LTD.(Rewari,India)アジア他軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用生産設備6131,851251(125,290)8163,532217南京恩梯恩精密機電有限公司(中華人民共和国江蘇省南京市)アジア他軸受用生産設備1,38356-(224,554)201,46093上海恩梯恩精密機電有限公司(中華人民共和国上海市)アジア他軸受・等速ジョイント部品用生産設備4,0004,860-(264,505) 2029,0631,006廣州恩梯恩裕隆傳動系統有限公司(中華人民共和国廣東省廣州市)アジア他等速ジョイント用生産設備5912,234-(52,821) 762,902499
(注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品並びに建設仮勘定の合計であります。
2.土地面積は、連結会社及び連結会社以外から賃借中のものを含んでおります。
3.主要な賃借及びリース設備として、以下のものがあります。
提出会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容土地の面積(㎡)年間賃借料又はリース料(百万円)本社 他(大阪市北区)日本軸受・等速ジョイント・精密機器商品等の製造販売総括事務拠点-360軸受事業本部東京支社 他(東京都港区)日本軸受・等速ジョイント・精密機器商品等の国内販売総括事務及び販売拠点-91
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
2026年3月31日現在の中期経営計画「DRIVE NTN100」Final(2024年4月~2027年3月)における重要な設備の新設、拡充、改修の状況は次のとおりであります。
会社名事業所名セグメントの名称内容投資予定金額着手及び完了予定目的総額(百万円)既支払額(百万円)着手完了提出会社和歌山製作所日本軸受用建屋及び設備11,1098,8092024年4月2027年3月増産及び合理化研究部門他日本研究用設備等9,9433,1352024年4月2027年3月研究開発等磐田製作所日本軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用設備6,7613,4772024年4月2027年3月増産及び合理化岡山製作所日本軸受・等速ジョイント用設備4,9292,4432024年4月2027年3月増産及び合理化桑名製作所日本軸受用建屋及び設備4,5582,0072024年4月2027年3月増産及び合理化NTN Europe S.A.欧州軸受用建屋及び設備21,27914,0902024年4月2027年3月増産及び合理化NTN TRANSMISSIONSEUROPE欧州等速ジョイント用設備3,8593,2192024年4月2027年3月増産及び合理化NTN NEI ManufacturingIndia Private LTD.アジア他軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用設備4,4222,5722024年4月2027年3月増産及び合理化NTN MANUFACTURING(THAILAND) CO.,LTD.アジア他軸受・等速ジョイント・精密機器商品等用設備3,4992,3772024年4月2027年3月増産及び合理化
(注) 1.上記設備計画の今後の所要資金は、自己資金及び借入金を充当する予定であります。
2.重要な設備の除却等の計画はありません。
研究開発費、研究開発活動19,950,000,000
設備投資額、設備投資等の概要32,464,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況42
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況20
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,456,517
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式は、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするものとし、純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)は、当社の中長期的な企業価値向上の観点から、安定的・長期的な取引関係の維持・強化等を目的とするものとして区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の  内容当社は、当社の中長期的な企業価値向上の観点から、安定的・長期的な取引関係の維持・強化等を目的に、他の上場会社の株式を保有しております。
政策保有株式については、保有目的に合致しているかを定期的に検証し、保有目的に合致しないと判断する銘柄については縮減を図ります。
当社は、保有資産の効率化等の観点から保有の縮減を進め、当事業年度末時点で退職給付信託として拠出した株式のみ保有しており、純投資目的以外の目的である投資株式は保有しておりません。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式251,210非上場株式以外の株式―― (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式該当事項はありません。
みなし保有株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ―2,395,600当事業年度中に全株を売却しております。
有―4,817東京海上ホールディングス株式会社336,300336,300従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
同社子会社との間で損害保険契約、ファシリティサービス委託等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
有2,4571,929オークマ株式会社279,370279,370従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に軸受事業において当社商品の販売等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
有980952日本トムソン株式会社1,000,0001,000,000従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に軸受事業において当社商品の販売等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
有853486東海旅客鉄道株式会社169,500169,500従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に軸受事業において当社商品の販売等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
無692483岡谷鋼機株式会社34,00034,000従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に鋼材等の原材料調達を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
有307237 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社大垣共立銀行50,00050,000従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
資金決済等の銀行取引等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
無304118東日本旅客鉄道株式会社30,00030,000従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に軸受事業において当社商品の販売等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
無10888西日本旅客鉄道株式会社20,00020,000従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に軸受事業において当社商品の販売等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
無6258中外炉工業株式会社9,9009,900従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に機械装置の補修委託等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
有4036
(注) 1.株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社及び三菱UFJ eスマート証券株式会社は当社株式を保有しております。
2.東京海上ホールディングス株式会社は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である東京海上日動火災保険株式会社、東京海上日動ファシリティーズ株式会社は当社株式を保有しております。
3.岡谷鋼機株式会社は2026年6月1日付で、普通株式1株を2株とする株式分割を行っております。
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社25
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,210,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社9,900
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社40,000,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社中外炉工業株式会社
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社従業員の退職給付の原資として信託拠出し、議決権行使に関する指図権限を有しております。
主に機械装置の補修委託等を行っており、それらと関連付けた定量的な保有効果を記載することは困難ですが、年金財政状況や取引状況、配当、株価変動等のリターンやリスクを踏まえて、売却要否を判断し、信託拠出を継続しております。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式の明細、提出会社
脚注(保有目的が純投資目的以外の目的であるみなし保有株式)、提出会社 3.岡谷鋼機株式会社は2026年6月1日付で、普通株式1株を2株とする株式分割を行っております。

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2026年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号赤坂インターシティAIR82,65113.85
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-1228,9094.84
明治安田生命保険相互会社東京都千代田区丸の内2丁目1-121,3443.57
野村信託銀行株式会社(投信口)東京都千代田区大手町2丁目2-218,9693.17
NTN共栄会大阪市北区中之島3丁目6番32号ダイビル本館17,4542.92
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A.(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)16,7912.81
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)PLUMTREE COURT, 25 SHOE LANE, LONDON EC4A 4AU, U.K. (東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズステーションタワー)15,5482.60
NTN従業員持株会大阪市北区中之島3丁目6番32号ダイビル本館13,3572.23
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人
株式会社三菱UFJ銀行)240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NEW YORK 10286 U.S.A. (東京都千代田区丸の内1丁目4番5号)12,3002.06
株式会社三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内1丁目4番5号11,3321.89
計―238,65739.99
(注) 1.JPモルガン証券株式会社から2025年12月18日付で公衆の縦覧に供された変更報告書において、JPモルガン証券株式会社並びにその共同保有者であるジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・ピーエルシー(J.P. Morgan Securities plc)、ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー(J.P. Morgan Securities LLC)及びジェー・ピー・モルガン・プライム・インク(J.P. Morgan Prime Inc.)が2025年12月15日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は株主名簿に基づいて記載しております。なお、その変更報告書の内容は次のとおりであります。
氏名又は名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)JPモルガン証券株式会社東京都千代田区丸の内2丁目7番3号東京ビルディング1540.03ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・ピーエルシー(J.P. Morgan Securities plc)英国、ロンドン E14 5JP カナリー・ウォーフ、バンク・ストリート255,8531.10ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー(J.P. Morgan Securities LLC)アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10017 ニューヨーク市 パーク・アベニュー2701,7000.32ジェー・ピー・モルガン・プライム・インク(J.P. Morgan Prime Inc.)アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10017 ニューヨーク市 パーク・アベニュー270250.00
計―7,7341.45 2.株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから2026年1月5日付で公衆の縦覧に供された変更報告書において、
株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、三菱UFJアセットマネジメント株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社及びファースト・センティア・インベスターズ・アールキューアイ・ピーティーワイ・リミテッド(First Sentier Investors RQI Pty Ltd)が2025年12月22日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は株主名簿に基づいて記載しております。なお、その変更報告書の内容は次のとおりであります。
氏名又は名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)
株式会社三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内一丁目4番5号11,3322.09三菱UFJ信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内一丁目4番5号18,0823.34三菱UFJアセットマネジメント株式会社東京都港区東新橋一丁目9番1号5,2090.96三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社東京都千代田区大手町一丁目9番2号2,2940.42ファースト・センティア・インベスターズ・アールキューアイ・ピーティーワイ・リミテッド(First Sentier Investors RQI Pty Ltd)Level 5, Tower Three International Towers Sydney, 300 Barangaroo Avenue, Barangaroo, NSW 2000, Australia9590.18
計―37,8787.00 3.野村證券株式会社から2026年2月5日付で公衆の縦覧に供された変更報告書において、野村證券株式会社並びにその共同保有者であるノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)、ノムラ セキュリティーズ インターナショナル(NOMURA SECURITIES INTERNATIONAL,Inc.)及び野村アセットマネジメント株式会社が2026年1月30日現在でそれぞれ以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として2026年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況は株主名簿に基づいて記載しております。なお、その変更報告書の内容は次のとおりであります。
氏名又は名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)野村證券株式会社東京都中央区日本橋一丁目13番1号670.01ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)1 Angel Lane,London EC4R 3AB,United Kingdom1,3100.22ノムラ セキュリティーズ インターナショナル(NOMURA SECURITIES INTERNATIONAL,Inc.)Worldwide Plaza 309 West 49thStreet New York, New York 10019-731600.00野村アセットマネジメント株式会社東京都江東区豊洲二丁目2番1号41,0136.86
計―42,3917.09
株主数-金融機関33
株主数-金融商品取引業者51
株主数-外国法人等-個人112
株主数-外国法人等-個人以外268
株主数-個人その他63,940
株主数-その他の法人554