財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-05-25
英訳名、表紙Flier Inc.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役CEO 大賀 康史
本店の所在の場所、表紙東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
電話番号、本店の所在の場所、表紙03―6212―5115(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
年月概要2013年6月東京都渋谷区において、株式会社フライヤーを設立2013年10月本の要約サービス「flier」Webサイトを開設し、サービスを提供開始2014年4月本の要約サービス「flier」iOSアプリのリリース2014年6月東京都港区六本木に本社移転2015年7月本の要約サービス「flier」Androidアプリのリリース2015年9月東京都渋谷区代々木に本社移転2016年2月「読者が選ぶビジネス書グランプリ」を主催開始2016年11月電子書籍の取次を主な事業とする株式会社メディアドゥがテキストの電子書籍の販売機会拡大のシナジーを目的として当社を子会社化し、メディアドゥグループに参画2016年12月東京都千代田区一ツ橋のメディアドゥオフィス内に本社移転2017年9月全国の書店にて要約閲覧情報を活用した常設棚を設置開始2018年4月本の要約サービス「flier」音声版を提供開始2019年3月本の要約サービス「flier」施設版を提供開始2020年5月オンライン読書コミュニティ「flier book labo」を提供開始2022年3月有識者による動画シリーズ「flier チャンネル」を提供開始2022年4月東京都千代田区一ツ橋に本社移転2023年9月法人向けサービス「flier 法人版」を「flier business」としてリニューアル 2024年5月「flier 成長組織ナビ」を提供開始2025年2月東京証券取引所グロース市場に株式を上場2025年9月株式会社AIStepを完全子会社化2026年2月株式会社Zealoxを子会社化
(注) 当連結会計年度の末日後、提出日までの主な沿革は次のとおりであります。
   2026年4月 「flier 要約読書会」の本格提供を開始
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは「ヒラメキあふれる世界をつくる」をミッションとして掲げております。
今後日本国内では労働人口の減少から人材獲得がより難しくなるとともに、事業環境の変化がますます速まることが予想され、事業に関わる社員等の育成や組織能力の向上は不可欠になると見込まれます。
そして正解のわからない環境下において、多様かつ信頼できる知は、組織及びビジネスパーソンの選択肢を増やし、一人ひとりの歩みを強め、組織の成功や個人の活躍を導くと考えております。
そのため当社は、知のエッセンスを伝わりやすい形で多くの人に届け、知の活用や連鎖による組織能力の向上と個人の活躍推進を促すプラットフォームを築き、社会に貢献することを目指しています。
当社の運営する「本の要約サービス flier(フライヤー)」は、本を読みたいけれども読み切れない、自分が必要としている本を見つけられないという2つの課題の解決を支援するサービスとして生まれました。
年間6,000冊以上発刊されるビジネス書から厳選された本の要約コンテンツや動画、特集記事等を提供するサービスとして、創業時より一貫して継続運営しています。
要約は1冊約10分で読める分量としていて、テキスト形式だけでなく、音声再生にも対応しています。
通勤時間、休憩時間、就寝前等のすきま時間を有効活用し、教養やビジネススキルを身につけることができます。
全ての要約コンテンツは出版社や著者等の本の作り手の許諾を得たのちに原稿制作に着手し、制作した要約原稿も全て出版社等に確認いただいています。
信頼性の高い媒体である本を元に、関係者の確認を経た要約を提供していることに、当社独自の特徴が表れています。
(1) 当社のビジネスモデルについて「本の要約サービス flier(フライヤー)」は、クラウドサービスの形で提供しております。
法人あるいは個人から継続的に対価を受領するサブスクリプション(月額課金)モデルです。
法人向けには、社内利用促進や利用状況確認のための機能を合わせて提供するクラウドサービス「flier business」で、課金形態はサブスクリプションのSaaS(Software as a Service)型のビジネスモデルとなっています。
2026年2月期連結会計年度の売上高の2/3超を占める法人顧客向けの事業(エンタープライズ事業セグメント)が当社の事業の中核を担っています。
また、個人顧客向けの事業(コンシューマ事業セグメント)はビジネスパーソンを中心とした個人の自己研鑽に資するサービスとして安定的な成長を実現するとともに、当社ブランドの認知度向上に大きく貢献しています。
顧客ターゲットはそれぞれ、個人顧客向けでは学習欲の高いアーリーアダプター層、法人向けは学習欲の高い層に加え、あまり意欲的ではない学習欲中程度以下のボリュームゾーンも含めてターゲットとしています。
個人顧客向けは、終身雇用制度の終焉、フリーランスの増加、雇用の流動化のトレンドの中で学習欲の高い層が増加していくことが予想されるため、コンテンツの質をさらに磨き続けることで継続的な利用と新規の利用を促します。
法人向けでは、企業が社員の定着・優秀人材確保のために、継続的な研修・学びの機会を求めており、社員教育・研修を担当する人事研修担当者を通じて、間接的にボリュームゾーンへアプローチすることで、サービスの裾野を広げていきます。
(注)CAGRは2023年2月期~2026年2月期における売上高の年平均成長率を記載しています。
当社の組織は、主にエンジニアとコンテンツ編集者がサービスの基盤となり、セールス及びカスタマーサクセスがエンタープライズ事業セグメントを支え、出版社・著者等の知を生み出す方々との関係を強化するチームを有するという特性があります。
(2) 主要な事業の概要 <エンタープライズ事業セグメント>企業における人材育成や福利厚生等を目的として従業員向けに当社が提供する法人向け事業が中核となっています。
そのほかにもインターネットカフェや公共図書館等の施設向けの事業、法人向けの研修事業、組織の人材投資に対する成果を見える化するスコアリングサービス「flier成長組織ナビ」等の新規サービスも積極的に展開しております。
既出のグラフ「セグメント別売上高推移(四半期)」のとおり、エンタープライズ事業セグメントは直近の3年で約2倍の売上高に拡大しています。
累計法人契約社数は1,362社
(注)となっています(2026年2月末時点)。

(注) エンタープライズ事業セグメントにおける有償の累計契約社数 ◆ 「flier business」(法人向け)法人向けサービスである「flier business」は、「本の要約サービスflier」を活用した人材育成サービスです。
提供アカウント数に応じた月額固定費をお支払いいただくSaaSのサブスクリプション型のビジネスモデルで、従業員の自律的学習の推進や学びの文化形成等を目的として導入されています。
また、事業の拡大に向け代理店網の開拓や様々な企業との協業を積極的に推進しています。
flier businessで提供するサービスの主な機能とその概要主な機能機能概要要約詳細1冊約10分で読める本の要約コンテンツの閲覧画面。
9割以上のコンテンツは音声版にも対応。
要約ランキングflierユーザ全体及び導入企業内の要約閲覧ランキングを紹介。
ビジネスパーソンや社内で話題の書籍が探しやすい一覧。
学びメモ要約から得られた学びをアウトプットする機能。
他ユーザからも閲覧書籍や学びメモが見えるSNS(注1)構造により、新たな本に興味を持つ機会や他者からの視点を知ることでさらに学びを深める機会を提供。
読書プログラム要約全体から特定の書籍をピックアップしてお勧めする社内専用の要約推薦リスト機能。
企業における教育プログラムに応じた要約を選出することが可能。
プレイリスト要約全体から有識者や当社編集部から良書をお勧めする要約の推薦リスト機能。
みんなの投票箱要約読了後の問いに答え、他者の回答分布に触れる参加型機能。
1クリックでの「自分ごと化」により、アウトプットを伴う能動的な学びを促進。
AIお悩み解決サーチ(β)AI(注2)が4,200冊超の要約を解析し(注3)、個々の悩みや課題に最適な一冊を提案する機能。
文脈を理解したマッチングと個別推薦理由の提示により、選書のハードルを解消。
管理者機能導入担当者向けの管理機能群。
要約閲覧数推移企業内の要約閲覧数を日次・月次で確認することが可能。
ユーザ別閲覧数ランキング企業内のユーザごとの閲覧数をランキング形式で確認することが可能。
要約閲覧数ランキング企業内の書籍ごとの閲覧数をランキング形式で確認することができ、社内や部署でのトレンドの把握が可能。
推薦書籍のプッシュ機能企業独自に、従業員へのおすすめ要約を登録・通知する機能。
ユーザ登録・削除アカウントの登録・削除は、担当者による作業で完結することが可能。
人的資本開示機能人的資本情報に関連する項目を閲覧できる機能。
サービスの利用状況を集計し、研修時間等人的資本の開示項目に利用可能な情報を提供。
サービス連携管理画面へのSAML/SSO認証(注4)やSlackとのチャットツール連携等、各種サービス連携への対応。

(注) 1.Social Networking Serviceの略。
Web上で社会的ネットワークを構築するサービス。
2.セマンティック検索(単なるキーワード照合ではなく「概念的な親和性」でマッチングを行う技術)と、LLM(Large Language Model=生成AI)を活用した推薦文生成を組み合わせた独自の仕組み。
3.解析対象は、許諾を得て作成した要約のデータセット及び書籍名のみであり、推薦文の生成にあたり、書籍本文データの読み込みや利用は一切行っておりません。
4.Security Assertion Markup Language/Single Sign On認証の略。
インターネットドメイン間でユーザ認証を行うためのマークアップ言語をベースにした標準規格であり、特にSSOは一度のログインで複数のサービスへのログインを実現するための規格となります。
◆ 施設向け事業施設向け事業に関しては、施設のWi-Fiにスマートフォンを接続することにより、その施設内での要約閲覧が可能になるサービスとして「本の要約サービス flier(フライヤー)」をカスタマイズしています。
施設の滞在時間をより価値が高い時間にすることで施設の場の力をより高めることにつながります。
他にも書店等で本のPOP
(注)に2次元コードを添付することで、その本の要約が閲覧できる機能を提供しています。
2026年2月末現在、全国の200店超の書店においてフライヤーの本の閲覧実績に基づいた特集陳列コーナーの「フライヤー棚」を提供しています。
本取り組みは出版社・著者とのリレーション強化において、重要な役割を担っています。
収益形態は主に「flier business」同様SaaSのサブスクリプション型のビジネスモデルとなっています。
主なカスタマイズカスタマイズ概要Wi-Fi接続シェアオフィス、インターネットカフェ、公共図書館等の施設向け機能。
スマートフォン、PC、タブレット等から施設が提供するWi-Fiに接続することで、要約が読み放題になる。
2次元コード読み取り書店等の店舗向け機能。
スマートフォン等の端末から2次元コードを読み込むことで、特定の本の要約が閲覧できる。

(注) Point Of Purchase advertisingの略。
書店等の売り場における展示物。
◆ 法人向け研修事業主にflier businessの利用企業向けに研修を提供しています。
リーダー層向けに本を主題にして他企業の同階層の人とともに越境型学習を行い自分なりのリーダーシップを見つける「越境マネジメントプログラム」、第一線の講師の方と集中的に学ぶ講座、著者によるセミナー等がラインナップされています。
実施された研修単位で料金が発生する収益形態となっています。
◆ 「flier成長組織ナビ」「flier成長組織ナビ」は、従業員一人ひとりの成長環境を確保するための要素を独自に調査・分析し、従業員と企業を成長に導く新しい概念のサーベイです。
「制度・関係性・循環・学びの姿勢・成長実感」という5つの項目から、「成長組織スコア」を構成し、人が育ち成長する「成長組織」への変革を支援します。
<コンシューマ事業セグメント>◆ 「本の要約サービス flier」(個人向け)話題のビジネス書や名著・ベストセラーを1冊約10分の要約で楽しめる自己研鑽サービスとして、個人向けに「本の要約サービス flier」を提供しています。
要約が読み放題の月額2,200円(税込)のゴールドプラン、月5冊まで好きな要約が読める月額550円(税込)のシルバープラン、20冊程度のサンプルの要約が閲覧できるフリープランがあります。
なお、要約の9割以上は音声で聞くこともできます。
エンタープライズ事業セグメントの「flier business」と同様に、月額課金のサブスクリプションモデルとなっています。
◆ 「flier book labo」「flier book camp」(オンラインコミュニティ)コンシューマ向けに読書好きが集まるオンライン読書コミュニティの「flier book labo」を運営しています(月額5,500円(税込))。
会員同士の交流のほか、著者等の著名パーソナリティが開催する読者会や短期講座「flier book camp」(16,500円(税込)/講座※)を開催。
2026年2月末現在、「flier book labo」に協力いただいている著名パーソナリティーは76名となり、「flier book labo」は本という共通の興味を持つ仲間と刺激し合う場を築いています。
※受講者はコミュニティ会員費とは別に「flier book camp」受講料の支払が発生します。
◆ 「flier公式チャンネル」(広告事業)「flier 公式チャンネル」は本を軸にしたディープなインタビュー番組として、学びを深める多様な動画コンテンツを配信しています。
アカデミア・クリエイター・ビジネス等の幅広い分野のトップランナーや著名人をゲストに迎え、今ビジネスパーソンに知ってもらいたい「学び」の動画を提供しています。
◆ 「AIStep」(スクール事業)子会社AIStep社が運営する、未経験から最短1か月で副業・フリーランスデビューを目指すことのできる次世代フリーランスの養成講座です。
受講期間ごとに4.5か月から5.5か月のコースを提供しており、スキル習得から商談獲得までを支援するカリキュラム構成を特徴としています。
◆ 「Find me !」(スクール事業)子会社Zealox社が運営する、未経験の女性に特化したWebデザインスクール。
マンツーマン体制で、在宅ワークや副業など自分らしい働き方を伴走支援。
入会時の初期費用と、サポート別に月額固定費をお支払いいただくSaaSのサブスクリプション型のハイブリッド型のビジネスモデルです。
(3) 「本の要約サービス flier」コンテンツ概要「flier」は、本の要約コンテンツ、動画コンテンツ、特集コンテンツの主に3種類の自社作成コンテンツを提供しています。
本の要約コンテンツを作成するにあたり、ビジネスパーソンが今おさえるべき話題の本やロングセラーの本を社内外の有識者を集めた選書委員会にて選出し、出版社や著者等の権利者の許諾を得て、要約を作成します(注1)。
要約は、50名以上の外部の専門性の高いライターが主に作成し、当社編集者が確認・校正したものを権利者に確認いただいた上で、ユーザに公開します。
全ての要約コンテンツがこの流れで作成され、事前の要約作成許諾及び要約原稿の確認を進めることにより、信頼性を高めることに努めています。
2026年2月末現在、提携出版社数は190社超に及びます。
そして、提供している要約の数は、毎日1冊以上、年間では400冊程度を追加しており、2026年2月末現在で4,200冊超となります。
動画コンテンツは、著名人の人生に大きな影響を与えた本をその方自身が紹介するDigTalkシリーズ(注2)と、ビジネスパーソンが知るべきリベラルアーツを専門家が語るサブ・アカデミアシリーズ(注3)等を展開しています。
その他に、著名人へのインタビュー記事や、当社編集部による本の推薦記事、出版社からの推薦記事等の特集コンテンツを展開しています。

(注) 1.出版社・著者は宣伝機会・販売機会等の一環としており、許諾取得に際して著作権使用料の支払いは発生しません。
2.各分野のトップランナーをゲストに招き、人生において大きな影響を受けた本を紹介する約10分間の動画コンテンツのシリーズ。
3.自分らしい人生を生きるために必要な問いを「リベラルアーツ」から学べる約10分間の動画コンテンツのシリーズ。
(4) 当社の強み当社の事業は、エンタープライズ事業セグメント、コンシューマ事業セグメントともにサブスクリプションモデルの収入を主としており、中でも主力であるエンタープライズ事業の解約率(Net Revenue Churn Rate(注1))は1.45%と低く抑えられているため、将来の収益が見通しやすいという点が強みであると考えております。
エンタープライズ事業セグメント、コンシューマ事業セグメント合わせた累計会員数は130万人(2026年2月末時点)、メールマガジンの購読者数は約60万人(2026年2月末時点)となっており、拡大傾向にあります。
ユーザ数の拡大により、出版社・著者等の知の生産者にとっての魅力が高まり、魅力が高まることにより出版社・著者等の協力関係が強固となり、より多くの質の高いコンテンツを発信することができ、コンテンツがサービスの魅力を量と質ともに高めることで、さらにユーザ数の拡大に寄与します。
これらは相互に作用しながら、資産として蓄積されることで高い参入障壁を形成しフライヤーの競争優位を築いているものと認識しています。
さらに、出版社及び著者やユーザ企業との関係が継続的に拡大する傾向があることから、新しい企画や取り組み時にも活かしやすいという点も強みであると考えております。
加えて、特にエンタープライズ事業セグメントにおいては、ユニットエコノミクス(売上案件ごとの顧客獲得コストに対する将来期待収益(ライフタイムバリュー)(注2))が約6.6倍を記録しており、営業活動においても費用に対して高い収益効果を実現している収益構造となっている点が強みであると考えております。

(注) 1.(月次の新規受注額+既存顧客の金額変更―既存顧客の解約額)/(前月末の既存顧客に対する継続課金残高)をレベニューチャーンレートとして月次解約率の指標として用いています。
数値は2024年3月~2025年2月における各月の月次解約率の平均値となります。
2.ユニットエコノミクスの計算式は、売上案件ごとの将来期待収益(ライフタイムバリュー)÷ 売上案件ごとの顧客獲得コストとなります。
また、売上案件ごとの将来期待収益(ライフタイムバリュー)は、売上案件ごとの月次平均売上額÷ Net Revenue Churn Rateにて算出しています。
グラフ(左):累計会員数推移(エンタープライズ事業セグメントとコンシューマ事業セグメントの合計)グラフ(右):累計法人契約社数推移(「flier business」に加えて施設向け事業も含めた法人契約社数) [事業系統図]
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(親会社) 株式会社メディアドゥ
(注)東京都千代田区6,019電子書籍流通事業被所有56.33営業上の取引(連結子会社) 株式会社AIStep東京都千代田区0.5教育研修事業所有100.00役員の兼任株式会社Zealox東京都港区1教育研修事業所有70.00役員の兼任
(注) 東京証券取引所プライム市場上場会社であり、有価証券報告書提出会社であります。
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況 2026年2月28日現在セグメントの名称従業員数(名)エンタープライズ事業29コンシューマ事業6全社(共通)22合計57
(注) 従業員数は取締役、監査役、臨時従業員、派遣社員を含んでいません。

(2) 提出会社の状況 2026年2月28日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)5135.64.46,411 セグメントの名称従業員数(名)エンタープライズ事業29コンシューマ事業2全社(共通)20合計51
(注) 1.従業員数は取締役、監査役、臨時従業員、派遣社員を含んでいません。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
また、平均年間給与算出の対象期間は第13期事業年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)であります。
3.全社(共通)は、総務、経理等の管理部門のほか、エンタープライズ事業セグメント及びコンシューマ事業セグメントに分類されない部門の従業員であります。
(3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異提出会社 当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1正規雇用労働者パート・有期労働者全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者47.050.0―86.788.997.1
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.対象期間は第13期事業年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)であります。
4.小数点第2位以下は切り捨て表記しています。
5.パート・有期労働者の時給賃金は等しく、賃金の差異は労働に従事した時間の差によるものであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社経営の基本方針当社グループは「ヒラメキあふれる世界をつくる」をミッションに、「あらゆる『人』と『組織』が成長し、可能性がひらかれるプロダクトをつくる」をビジョンに掲げ、1冊約10分で読める本の要約コンテンツや、有識者による動画、インタビュー等の特集記事等を集約したプラットフォームを運営しています。
また、M&Aを通じた事業領域の拡大にも取り組んでおり、子会社を通じて生成AI等のオンラインスクール事業も運営しています。
法人における人材育成目的のSaaS型サービスが中心となっているため、サービス改善、新機能追加、セールス、カスタマーサクセス、コンテンツ編集が重要な役割を担っています。
会社運営においては、採用、育成、カルチャー浸透に特に力を入れています。
行動指針にあたるバリューとして、「楽しむ」、「スピード」、「Self-starter」、「挑戦」、「Respect」、「三方良し」の6つをかかげ、事業成長を重視した上で、知の流通という社会的価値も追求しています。
(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは中長期における持続的な企業価値の向上を目指しており、KGIとして全社における売上高、営業損益、営業損益率、売上成長率、MRR(注1)、主要な成長セグメントであるエンタープライズ事業セグメントにおける売上高、売上成長率、エンタープライズ事業売上高比率を、KPIとしてエンタープライズ事業セグメントの主力サービスである「flier business」におけるMRR、契約社数(注2)、ARPA(注3)、Net Revenue Churn Rate(注4)を重視しています。
また、それらの基盤となるステークホルダーとの信頼関係と提供するコンテンツの質を大切にしています。
(3) 経営環境当社グループが属する情報通信業界におきましては、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や人的資本経営への関心の高まりに加え、生成AI技術の急速な進化と普及を背景に、SaaS(Software as a Service)市場およびAI関連市場の成長が継続しています。
また、リスキリング需要の高まりにより、デジタル人材支援サービス市場は2026年度には約1.7兆円規模(※)への拡大が予測されるなど、個人のスキルアップや自己投資への関心も未だ増加傾向にあります。
※ 矢野経済研究所「デジタル人材採用・活用支援サービス市場に関する調査」 (4) 経営戦略当社グループとしては、今後は人材育成においてもAI(注5)との共存が必須の時代となりつつあるという認識の下、AI時代における活躍人材創出を支援するべく、“AI時代に求められる能力”を獲得するためのサービスとして、「flier business」を継続強化するとともに、生成AI活用支援・組織開発支援を通じて統合的な人材育成プラットフォームを目指していきます。
① 本からの学び当社は”AI時代に求められる能力”として、”AIを使いこなす力”は当然ながら、AIと協働していく人間自身の人間力を磨いていくことがより大切な時代になると考えています。
そのためにも幅広い好奇心を養い、対話から生まれる深い人間理解、および、高い言語能力を身につけることがあらゆるビジネスパーソンにとって欠かせないものとなってきており、こうした人間力を身につけるための土台として本からの学びはより重要性が高くなってくると理解しています。
当社は今後より踏み込んだ”本からの学び”により、個人・組織双方の成長を加速させます。
そして、特に、人材育成の中核サービスである「flier business」は、AIお悩み解決サーチ(β)やflier成長組織ナビ等のプロダクト面の更なる進化を推進するとともに、「flier要約読書会」等を通じて、よりコミュニケーション活性化を促進するような体験を合わせた形での価値提供を強化していきます。
② AIを使いこなす力人間力を磨くことのみならず、当然”AIを使いこなす力”の重要性も増していきます。
当社グループとしては、生成AI等の活用支援事業を新たな成長の柱に据え、M&A等を積極活用する形で事業領域の拡大を進めていく方針です。
直近では、その方針に沿う形で生成AI活用スクールの株式会社AIStep、個人向けWebデザインスクールの株式会社Zealoxの子会社化を実行しており、今後も継続的にM&Aの活用をしていく予定です。
また、当社グループは知に対するリスペクトを大切にし、知の創出に関わる人々に対する価値も一層提供していき、出版社・著者等の著名人・全国の書店等のネットワークをさらに充実させ、コンテンツの充実やビジネスパーソンの学習の質を高めていくことを通じて顧客価値につなげていくよう努めてまいります。
そして、その取り組みの中で培われた出版社・著者等の知の生産者との強固なネットワーク、4,200冊超に及ぶ要約コンテンツ、さらに累計会員数130万人といった顧客基盤といった資産は、相互に作用しながら蓄積されることで高い参入障壁を形成し、当社の競争優位を築いています。
このような当社が有する強みを引き続き磨き上げながら事業運営を行っていく方針です。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題不安定な国際情勢や米国の金利上昇に伴うインフレの継続により、日本経済の先行きは不透明な状況が続くと見込まれております。
当社を取り巻く環境が変化し続ける中、当社におきましても、引き続き事業の成長を実現すべく、以下に掲げる課題に取り組んでまいります。
① サービスの付加価値創出について 当社グループは「あらゆる『人』と『組織』が成長し、可能性がひらかれるプロダクトをつくる」というビジョンのもと、主力である「flier business」および「本の要約サービスflier」において、質の高い要約・動画等のコンテンツ提供に引き続き注力してまいります。
さらに本年度は、利用者がその活用効果を実感し、自らの成長に繋げられる「体験価値」の提供を重視したサービス機能の改善や、最先端テクノロジーの導入を推進してまいります。
また、新たにグループへ加わった株式会社AIStepの生成AI領域および株式会社Zealoxのクリエイティブ・デジタル領域へと事業範囲を拡大いたしました。
これら子会社を通して、未経験からでも実務スキルの習得からキャリア形成までを一気通貫で支援する「実践的なスキル習得支援」を提供することで、既存の要約コンテンツによる「知のインプット」と、実務に直結する「スキルの習得」を両立させた、より多角的な人材育成プラットフォーム企業としての地位を確立してまいります。
② サービス認知度向上について 当社の累計ユーザ数は着実に増加していますが、ビジネスパーソン全体から見れば依然として成長の余地が大きいと考えております。
特に、エンタープライズ事業セグメントの拡大にはサービス認知度の向上が重要なテーマであるため、引き続き広報活動、マーケティング施策を強化し、書店での露出や出版物との連携など、多角的な露出戦略を展開することで、「flier」ブランドの浸透を図ります。
また、当社グループが有する累計130万人超の会員顧客網および強固な法人顧客ネットワークは、グループ全体の成長に向けた重要な基盤です。
この既存基盤を活用し、各子会社が提供する専門的な教育サービスとの接点を創出することで、連結子会社の自律的な事業成長を支援してまいります。
各ブランドの独自性を尊重しつつ、グループとしての連携を深めることで、提供価値の多角化とグループ全体の成長加速に努めてまいります。
③ 販売力、価値提供力の向上について エンタープライズ事業セグメントは当社グループの成長の中核であり、この分野における販売力と価値提供力の向上は最重要課題です。
顧客の多様なニーズに応えるため、セールス・カスタマーサクセス人員への投資を行い、顧客対応力を強化します。
また、全国的な展開スピードを加速するため、販売パートナー網の構築を推進します。
④ 優秀な人材の確保について 持続的な事業拡大のためには、優秀な人材の確保と定着が不可欠です。
当社グループのバリューを組織内に浸透させ、社員が能力を最大限に発揮できる組織文化を醸成するとともに、多様な専門性を持つ人材が長期的に活躍できる環境を整備します。
また、子会社を含むグループ全体において、各社の専門性や個性を尊重した柔軟な働き方を推進し、グループ全体の機動力を高めてまいります。
⑤ システムの安定的な稼働について 当社グループのサービスはインターネットを通じて提供されるため、通信ネットワークやシステムの安定稼働が求められます。
これに対し、システム投資、メンテナンス投資、セキュリティ対策を強化し、安定稼働を確保します。
⑥ コーポレート・ガバナンスおよび連結管理体制の強化について 上場企業としての社会的責任を果たし、事業成長を健全な形で持続していく上で、コーポレート・ガバナンス機能の強化は不可欠です。
当連結会計年度より連結決算体制へ移行したことを踏まえ、各子会社の自律性を維持しつつも、親会社としての適切なモニタリングおよび支援が行える連結体制を構築し、当社グループ全体の透明性と経営効率の向上に取り組んでまいります。

(注) 1.MRR(Monthly Recurring Revenue)当社が提供する月額課金サービスにおいて、顧客から毎月継続的に得ることのできる月次収益額。
2.契約社数  「flier business 」の契約のうち、3か月以上の継続取引における契約社数。
3.ARPA(Average Revenue Per Account) 「flier business」の契約における月次平均単価。
4.Net Revenue Churn Rate (月次の新規受注額+既存顧客の金額変更―既存顧客の解約額)/(前月末の既存顧客に対する継続課金残高)によって算出される月次解約率の指標。
販売契約のうち「flier business」の契約を対象とする。
5.Artificial Intelligenceの略。
知的活動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス当社のコーポレート・ガバナンス体制は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載のとおりで、サステナビリティ関連のリスク等に対するガバナンス体制についても、この体制のもとで運営しており、取締役会を最終的な監督の責任と権限を有する機関としております。
社会情勢や経営環境の変化に中長期的に適応すべく、サステナビリティに関する取り組みについての議論を今後の取締役会で増やしていく方針です。
(2)戦略①サステナビリティに関する戦略当社のミッション「ヒラメキあふれる世界をつくる」を実現するためには、多様性のある人材の確保と育成が必要不可欠だと考えており、より高い事業成長を続けていくための競争力の源泉と考えております。
②人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略多様なバックグラウンド、能力、価値観を持った人材の採用、個人が持つポテンシャルを最大限に発揮するための学びの機会、安心して働ける環境づくりに努めています。
多様な価値観、能力を持った人材がより組織内において活躍し、事業成長の推進力を高めていくために、「バリュー」という行動指針を設定し、フラットなコミュニケーションが取れる環境を整えております。
また、女性管理職の比率の維持・向上のための取り組みも進めてまいります。
(3)リスク管理サステナビリティに関する全社的なリスク管理に関しては、取締役会が最終的なモニタリング・監督を行うこととしております。
代表取締役直下に設けられた内部監査担当者と監査役会が連携し、協議・検討の上、サステナビリティに関するリスクを含めた事業上のリスクと認識した場合、取締役会に報告することがあります。
(4)指標及び目標上記のとおり、多様性のある人材の採用・育成が必要であると認識しており、それが当社の継続的な成長、発展につながるものと考えております。
その観点から「女性管理職比率」を指標及び目標としております。
なお、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属するすべての会社では行われてはいないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。
2026年2月28日現在における当該指標の目標と実績については下記のとおりであり、目標数値をわずかに下回っておりますが、概ね目標水準に近い状況を維持しております。
これは、性別に捉われず能力や実績に応じた適材適所の登用を優先した結果であり、今後も現状の極めて高い水準を維持しつつ、多様性をさらに推進するため、女性管理職候補の育成や働きやすい職場環境の整備等、継続的な取り組みに注力します。
また、女性役員の比率につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等  (2) 役員の状況」に記載のとおりであります。
指標目標実績管理職に占める女性労働者の割合(%)50.047.0
戦略 (2)戦略①サステナビリティに関する戦略当社のミッション「ヒラメキあふれる世界をつくる」を実現するためには、多様性のある人材の確保と育成が必要不可欠だと考えており、より高い事業成長を続けていくための競争力の源泉と考えております。
②人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略多様なバックグラウンド、能力、価値観を持った人材の採用、個人が持つポテンシャルを最大限に発揮するための学びの機会、安心して働ける環境づくりに努めています。
多様な価値観、能力を持った人材がより組織内において活躍し、事業成長の推進力を高めていくために、「バリュー」という行動指針を設定し、フラットなコミュニケーションが取れる環境を整えております。
また、女性管理職の比率の維持・向上のための取り組みも進めてまいります。
指標及び目標 (4)指標及び目標上記のとおり、多様性のある人材の採用・育成が必要であると認識しており、それが当社の継続的な成長、発展につながるものと考えております。
その観点から「女性管理職比率」を指標及び目標としております。
なお、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属するすべての会社では行われてはいないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。
2026年2月28日現在における当該指標の目標と実績については下記のとおりであり、目標数値をわずかに下回っておりますが、概ね目標水準に近い状況を維持しております。
これは、性別に捉われず能力や実績に応じた適材適所の登用を優先した結果であり、今後も現状の極めて高い水準を維持しつつ、多様性をさらに推進するため、女性管理職候補の育成や働きやすい職場環境の整備等、継続的な取り組みに注力します。
また、女性役員の比率につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等  (2) 役員の状況」に記載のとおりであります。
指標目標実績管理職に占める女性労働者の割合(%)50.047.0
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ②人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略多様なバックグラウンド、能力、価値観を持った人材の採用、個人が持つポテンシャルを最大限に発揮するための学びの機会、安心して働ける環境づくりに努めています。
多様な価値観、能力を持った人材がより組織内において活躍し、事業成長の推進力を高めていくために、「バリュー」という行動指針を設定し、フラットなコミュニケーションが取れる環境を整えております。
また、女性管理職の比率の維持・向上のための取り組みも進めてまいります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 (4)指標及び目標上記のとおり、多様性のある人材の採用・育成が必要であると認識しており、それが当社の継続的な成長、発展につながるものと考えております。
その観点から「女性管理職比率」を指標及び目標としております。
なお、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組が行われているものの、連結グループに属するすべての会社では行われてはいないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。
2026年2月28日現在における当該指標の目標と実績については下記のとおりであり、目標数値をわずかに下回っておりますが、概ね目標水準に近い状況を維持しております。
これは、性別に捉われず能力や実績に応じた適材適所の登用を優先した結果であり、今後も現状の極めて高い水準を維持しつつ、多様性をさらに推進するため、女性管理職候補の育成や働きやすい職場環境の整備等、継続的な取り組みに注力します。
また、女性役員の比率につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等  (2) 役員の状況」に記載のとおりであります。
指標目標実績管理職に占める女性労働者の割合(%)50.047.0
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中における「当社グループ」は当社及び連結子会社を指しており、個別の事象については「当社」または「連結子会社」、あるいは個社名を明記しております。
また、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財務体質について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループは成長をより強固なものとするため、事業成長資金の確保と同時に、財務体質強化の一環として資本負債構成の適正化を目指しています。
2026年2月末時点の自己資本比率は24.1%となっており、より自己資本比率を高めていく必要があると認識しています。
そのため、定期的にキャッシュ・フロー、資本負債構成をモニタリングする経営管理体制を確立しており、引き続き財務安定性向上を図ってまいります。
しかしながら、今後の当社グループの事業環境、財務状況を鑑みて資金調達を実施する可能性があり、その場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 人材の確保について(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中)人材採用・育成にあたっては、各業務分野における専門能力に加え、組織マネジメントの観点から、企業理念・行動指針を理解し実践していく能力を極めて重視しています。
当社が有能な人材を確保できない、又は人材を十分に活用できない等の理由により、事業の成長が阻害され、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
これに対し、当社では6つのバリューを会社全体に浸透させるための社内研修や評価制度の設計等の取り組みを行っています。
(3) 内部管理体制について(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中)当社では、コンプライアンス及びコーポレート・ガバナンスの徹底が企業価値を長期的、継続的に向上させていくために非常に重要であることを理解し、その浸透を図るために研修の実施、コンプライアンス委員会の設置、内部監査の実施(連結子会社においては当社の内部監査担当による監査を実施)等を行っています。
また、業務の適正化及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しています。
しかしながら、事業の急速な拡大等により、各事業及び全社ベースでの予算管理・資金管理・業務プロセス等内部管理体制の構築が追い付かないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 法令遵守・知的財産権について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループが事業活動を行うに当たり、関連法令の遵守及び第三者が保有する商標権、著作権、特許権等の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っていますが、万が一、法令違反があった場合、又は、第三者の知的財産権を侵害した場合、社会的信用の失墜、及び、当該第三者より、損害賠償請求、使用差止請求、ロイヤリティの支払い要求等が発生する可能性があり、実際に当該事象が発生した場合には、当社の事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
これを防止するため、定期的な従業員教育やコンプライアンス委員会・リスク管理委員会の設置、顧問弁護士等の専門家との協力体制の構築を行っています。
(5) 訴訟等について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループでは、コンプライアンス・リスク管理規程を制定し、役職員に対して当該規程を遵守させること、法令遵守や社会倫理に関する研修を行うことで、法令違反等の発生リスクの低減に努めています。
しかしながら、当社グループ及び役職員の法令違反等の有無に関わらず、ユーザや取引先、第三者との間で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展する可能性があります。
提起された訴訟の内容及び結果によっては、当社の事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、多大な訴訟対応費用や企業ブランドイメージの悪化等により、当社の事業展開、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性もあります。
(6) Apple及びGoogleの動向について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社の「flier」において提供するスマートフォン向けアプリは、プラットフォーム運営事業者であるApple及びGoogleにアプリを提供することが現段階における事業展開の重要な前提条件です。
これらプラットフォーム運営事業者の事業戦略の転換並びに動向によっては、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、当社はプラットフォーム運営事業者の動向を常に注視し、柔軟な対応が図れるように努めてまいります。
(7) 情報漏洩について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループでは、多種多様かつ大量の企業情報及び個人情報を取り扱っています。
万が一これらの情報が流出・悪用された場合には、当社への損害賠償請求や社会的信用の失墜により、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
当社は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を取得しております。
また、個人情報及び機密情報の取扱い並びにインサイダー取引の未然防止に関わる社内規程の整備、定期的な従業員教育、システムのセキュリティ強化、個人情報・機密情報取扱状況の内部監査等を実施しており、リモート勤務が主となった昨今においても、これまでと変わらず個人情報・機密情報管理の強化に努めています。
また、インターネットの普及により個人情報の利活用が増大したことに伴い、個人情報保護の意識が世界的に高まっており、これを反映した個人情報取扱事業者に対する各国の法規制が、当社が提供するサービスに影響する可能性があります。
(8) インターネット市場の変化について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループはインターネットを通じてサービスを提供する事業を主要な事業領域としており、インターネット及び関連サービス等の更なる発展が、当社が今後成長を図る上で重要であると考えています。
2025年9月末時点の移動系通信の契約数は、2億2,775万回線(前期比1.0%増)と増加が続いており(出所:総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和7年度第2四半期(9月末))」)、スマートフォン及びタブレット端末や高速通信手段の普及が急速に進んでいく等、インターネットの利用環境は年々改善されており、今後についても同様の傾向が続くと思われます。
しかしながら、インターネット利用に関する新たな規制やその他予期せぬ要因により、インターネット利用環境が悪化し、インターネット利用の順調な発展が阻害された場合、当社の事業展開に支障が生じ、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。
そのため、当社はインターネットの利用環境の動向を常に注視し、柔軟な対応が図れるように努めてまいります。
(9) 自然災害、事故等によるシステム障害について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループの事業はインターネットを利用しているため、自然災害、事故、不正アクセス等によって通信ネットワークの切断、サーバー等ネットワーク機器に作動不能等のシステム障害が発生する可能性があります。
当社では、システム障害の発生防止のために、システムの冗長化、脆弱性検査、不正アクセス防御等の対策を講じています。
しかしながら、これらの対策を講じているにも拘らず、障害が発生した場合には、当社に直接的損害が生じるほか、当社のサーバーの作動不能や欠陥等に起因するサービスの停止等については、当社のシステム自体への信頼性の低下を招きかねず、当社の事業展開及び当社グループの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(10) AI関連の技術革新について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社では昨今のデジタルトランスフォーメーションの加速による、AIによるビジネスモデルの変遷に対応可能な人材育成を目的とし、従業員の検定受験に対する教育支援プログラムを展開しています。
また、テキストや画像等を自動生成する生成AIをコンテンツの制作過程に利用する等の取り組みを行っており、知的財産権専門の弁護士に随時確認する体制の下、適切に活用しています。
一方、AIを活用した要約に関して当社の立場としては、著作権の残る著作物の全文をAIに学習させることは権利上の判断が分かれ得ると考えており、またAIは自由な形式で出力可能なことから著作権者の意向を反映することが難しいため、著作権者の抵抗が大きく出版社・著者の許諾が得られにくいと考えています。
そのため、事業としてのAI活用としては、AIによる要約の原稿作成を著作権の保護期間が終了した著作物の要約に一部活用し始めており、今後もAIの技術研究及び事業への活用の検討を続けていく方針です。
しかしながら、今後AI技術において当社が予期しない急激な変化や技術革新があり、その対応が遅れた場合には、当社サービスの独自性の低下や競争力の低下を引き起こし、当社の事業及び当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(11) 解約について(発生可能性:中、発生時期:5年以内、影響度:大)当社の事業にとって顧客の継続率は重要な要素であり、出来る限り利用契約が継続されるよう、契約締結後、充実したカスタマーサポートの提供、営業活動を通じた顧客ニーズの継続的な把握及び当該ニーズを反映するための機能改善開発に取り組んでおり、サービスに新たな価値を付加し続けています。
かかる取り組みに加え、顧客数は年々増加傾向にあり、かつ、顧客属性は分散していることから、解約数が急激に増加するリスクは低いと考えていますが、万が一解約数が急激に増加した場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12) 出版社・著者との取引関係について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社は、要約作成・配信等を行うにあたり、著作権法に遵守するために出版社・著者からの事前許諾を得ています。
当社は、継続的により多くの出版社・著者の開拓に努めると共に、既存出版社・著者との良好な関係の維持に尽力していますが、関係性の継続の拒絶あるいは解除をされた場合には、従来どおり要約等の作成・配信等を行うことが困難となり、そのため収益の確保の困難又は収益性の悪化を招き、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(13) 書店との取引関係について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社は、無償あるいはこちらが成功フィーを支払う形で店頭におけるフェアやキャンペーンの開催を行っています。
当社は、継続的により多くの書店の開拓に努めると共に、既存書店との良好な関係の維持に努めていますが、関係性の継続の拒絶あるいは解除をされた場合には、従来どおりの書籍及び当社の露出を行うことが困難となり、収益の確保の困難又は収益性の悪化を招き、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(14) 競合優位性について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社は、質の高いビジネス書の要約の提供やこれをもとにした新規事業によるサービスを提供すること、また、出版社・著者・書店との良好な関係を維持・拡大することによって、情報サービス産業において独自のポジションを確立し、競争優位性を有した事業展開を図っています。
しかしながら、他社により当社サービスの特徴が模倣された場合、同種の機能で価格優位性に優れたサービスが登場した場合には、当社の競合優位性が薄れ、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
ユーザの獲得・維持に努めていますが、今後、高い資本力や知名度を有する企業等の参入により、競争の激化とユーザの流出やユーザ獲得コストの増加等が生じ、当社の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
そのような場合には、当社が今後競争優位性を発揮し、企業価値の維持向上が図れるか否かは不確実であり、競合他社の状況により当社の事業展開、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(15) 学びメモやコミュニティ等運営における健全性低下について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中)ユーザ自身が要約に対してその要約から得た学びを投稿できる他、他社の学びに対しリアクションを行ったりシェアをしたりできる仕組みとなっています。
したがって、健全性に欠けるコメントや他のユーザを誹謗中傷するようなコメントがユーザによって投稿される可能性があります。
当社では、サイト運営に関して利用規約を策定し、サイト上に明示することによってサービスの適切な利用を促すよう努めています。
また、同一ユーザによるコメントの投稿は、システム上、一つの記事に対して一つのコメントに限られる仕様とすることにより、特定のユーザ同士による複数回に渡るコメントの応酬が行われない仕組みとしています。
さらにユーザによる投稿内容が、利用規約で禁止している他のユーザに対する脅迫、嫌がらせ等に該当する行為、公序良俗に反する内容等、不適切と判断される場合には、運営会社がコメント又は投稿された記事の削除を行うことによって、健全なサイト運営を維持しています。
新規事業のプラットフォーム上におけるやり取りに関しては、新規事業担当者が、やりとりの内容を確認するほか、ユーザコミュニティとの良好な関係の構築にも努めています。
このような体制を構築しているにもかかわらず、不適切な投稿に対して当社が十分な対応ができない場合には、当社がサイト運営者として信頼を失う可能性があり、当社の事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(16) 協業企業との取引関係について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中)当社は、個人・法人両方のユーザ獲得に向け様々な企業との協業を行っています。
当社は、継続的により多くの協業先の開拓に努めると共に、既存協業企業との良好な関係の維持に努めていますが、関係性の継続の拒絶あるいは解除をされた場合には、従来どおりのユーザ獲得や露出等を行うことが困難となり、そのため収益の確保の困難又は収益性の悪化を招き、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(17) 代理店との取引関係について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中)当社は、個人・法人両方のユーザ獲得に向け様々な企業との代理店契約を行っています。
当社は、継続的により多くの代理店の開拓に努めると共に、既存代理店との良好な関係の維持に努めていますが、関係性の継続の拒絶あるいは解除をされた場合には、従来どおりのユーザ獲得等を行うことが困難となり、収益の確保の困難又は収益性の悪化を招き、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(18) 新規事業開発による業容拡大について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、ミッションである「ヒラメキあふれる世界をつくる」ために、非連続な成長を目指していくことを経営方針としています。
今後も新規事業開発等積極的な業容拡大を進めていきますが、これらがもたらす影響について、当社が予め想定しなかった結果が生じ、結果として当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、これら新規事業開発等は、その性質上、多額の投資資金を必要とする場合があります。
そのため、エクイティファイナンスにより新株を発行する場合や、金融機関からの借入や社債の発行等により資金調達する場合があります。
多数の新株発行や多額の借入又は社債の発行により、株式希薄化や負債比率増加に伴う財務安定性の棄損を招くリスクがあり、かかる場合においては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、業容が拡大する中で、事業の取捨選択方針を誤り、限られた経営資源が分散し、成長事業に十分な資源の投下ができないリスクや、多角化により管理コストが増大するリスクを招く可能性があります。
このようなリスクに対応するため、新規事業への進出においては、決められた期間において達成すべき業績指標(KPI)を設け、取締役会において各事業をモニタリングしています。
(19) レピュテーションリスクについて(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)当社では、定期的にレピュテーション調査を実施し、当社に関するネガティブな評判や噂が社会全体に拡散され、当社のブランド毀損や企業価値・信用の低下を招くリスクを検知する体制の構築を行っています。
また、個人・法人を含めたユーザや出版社・著者・書店等の取引先からのクレームに対し適切に対応することや、レピュテーションリスクの原因となる不祥事防止として、社内規程やマニュアルの整備、業務取扱いルールの策定、内部通報窓口の設置、従業員に対し定期的にコンプライアンス研修を実施する等の対策を講じています。
しかしながら、昨今のSNSの発展により根拠の無い風評被害等が生じた場合には、企業価値・収益の損失、信頼回復のためのコスト増大による損失により、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(20) M&A後の子会社の事業計画の進捗について(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:大) M&Aにあたっては、十分なデューディリジェンスを実施し、事業、財務及び法令等に関するリスクの検討を行っておりますが、買収時に想定した事業計画が予定どおり進捗しない場合には、のれんの減損等により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(21)親会社との関係について(発生可能性:低、発生時期:特定時期なし、影響度:大)本報告書提出日現在において、株式会社メディアドゥは、当社株式の56.28%を保有しております。
当社と株式会社メディアドゥとの間には「flier business」の法人契約の取引等があり、2026年2月期の取引金額は11,776千円であり限定的であります。
なお、当該取引は他社に提供している価格と同価格にて行っているものとなります。
なお、親会社メディアドゥグループにおける事業ポートフォリオは、中核事業である「電子書籍流通事業」と「戦略投資事業」の2事業から成り、「戦略投資事業」はさらに「FanTop事業」「インプリント事業」「IP・ソリューション事業」「国際事業」の4つの事業から構成されており、当社グループは、「IP・ソリューション事業」を展開する収益子会社として連結業績への貢献を期待されている位置づけです。
また、当社グループの経営上の決定事項について親会社による事前承認を要する事項は存在しておりません。
なお、親会社による当社グループに対する持分比率は段階的に減少させていく方針です。
以上より、当社グループは、自ら経営責任を負って行っていくことが可能な状況となることが見込まれますが、親会社は当社グループの株主総会における取締役の任免等を通じて当社グループの経営判断に影響を及ぼし得る立場にあることから、議決権の行使にあたり、親会社の利益は当社グループの他の株主の利益と一致しない可能性があります。
また、親会社の経営方針の変更や経営状態の悪化等が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは独立性の確保についての実効性をより確固たるものとするため、引き続きガバナンスの強化を図ってまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較・分析の記載はしておりません。
(1) 経営成績等の状況の概要当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化が進む一方で、海外情勢の緊迫化や資源・エネルギー価格の高騰に伴う物価上昇、金利変動の影響などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが属する情報通信業界におきましては、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や人的資本経営への関心の高まりに加え、生成AI技術の急速な進化と普及を背景に、SaaS(Software as a Service)市場およびAI関連市場の成長が継続しています。
 このような環境の中、当社グループは、「あらゆる『人』と『組織』が成長し、可能性がひらかれるプロダクトをつくる」というビジョンの実現に向け、主力事業である「flier business」の更なる価値向上と、法人向け人材育成サービスの拡大に取り組んでまいりました。
また、当連結会計年度において、AI研修事業を展開する株式会社AIStep、女性特化型Webデザインスクールを運営する株式会社Zealoxを連結の範囲に含めております。
 <エンタープライズ事業セグメント> 当連結会計年度は、前事業年度に引き続き当社グループの主力事業である「flier business」の成長に注力しました。
商談の創出への投資を継続するとともに、営業プロセスの標準化による商談クオリティの安定化と、組織的なPDCAサイクルの構築に注力いたしました。
市場ではAI活用への関心が高まる一方、リスキリング需要の一層の高まりにより、デジタル人材支援サービス市場は2026年度には約1.7兆円規模への拡大が予測されております。
このような背景から、テクノロジーを有効に活用するための土台となる「良質なインプット」の重要性が改めて再認識されており、当社はビジネスパーソンの思考力を支える学習プラットフォームとして、提供価値の向上に努めております。
機能面では「学びメモ」や「SSO(Single Sign On)連携」「ログインの簡素化」「リマインド通知」の拡充により利便性を高め、解約率は約1.5%の低水準を維持いたしました。
この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は714,058千円、および、セグメント利益は350,884千円となっております。
<コンシューマ事業セグメント> 当連結会計年度は、個人向けのサブスクリプションサービスの市場が成熟しつつあることを踏まえ、既存サービスの質的向上による安定収益の確保に注力いたしました。
「flier」では翌連結会計年度の機能・企画リリースの準備を進め、「flier book labo」および「flier book camp」では、講座企画のブラッシュアップを重ね、ユーザの体験向上に努めてまいりました。
収益面においては、第3四半期連結会計期間より子会社化されたAIStep社の業績が上乗せされたことで、セグメント全体の売上規模が大きく底上げされるとともに、当セグメントの利益率は向上しております。
なお、当連結会計年度末にグループへ加わったZealox社については、翌連結会計年度より本セグメントの損益に寄与する予定です。
この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は354,636千円、および、セグメント利益は124,283千円となっております。
 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,068,695千円、EBITDA46,737千円、経常利益30,410千円、親会社株主に帰属する当期純利益13,305千円となりました。
② 財政状態の状況(資産) 当連結会計年度末における流動資産は585,531千円となりました。
主な内訳は、現金及び預金が478,380千円、売掛金が55,856千円であります。
 当連結会計年度末における固定資産は670,084千円となりました。
主な内訳は、株式会社AIStepおよび株式会社Zealoxを企業結合したことにより生じたのれんが567,392千円、敷金が40,864千円、繰延税金資産が17,927千円であります。
(負債) 当連結会計年度末における流動負債は517,963千円となりました。
主な内訳は、契約負債が242,227千円、未払金が73,495千円、1年内返済予定の長期借入金が60,654千円、短期借入金が50,000千円、未払法人税等が26,414千円、賞与引当金が18,542千円であります。
当連結会計年度末における固定負債は430,846千円となりました。
内訳は、長期借入金であります。
(純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は306,806千円となりました。
主な内訳は、資本金が614,999千円、資本剰余金が593,999千円、利益剰余金が△906,807千円であります。
③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。
)は478,380千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は34,528千円となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益30,410千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は379,970千円となりました。
これは主に、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出368,484千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果得られた資金は397,909千円となりました。
これは主に、子会社株式の取得に伴う長期借入金による収入350,000千円、株式の発行による収入61,721千円によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績a 生産実績当社グループは、生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b 受注実績当社グループは、受注から役務提供の開始までの期間が短いため、受注実績に関する記載は省略しております。
c 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称売上高(千円)前期比(%)エンタープライズ事業714,058―コンシューマ事業354,636―合計1,068,695―
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先金額(千円)割合(%)GMOペイメントゲートウェイ株式会社123,25612.68
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。
この連結財務諸表の作成に当たり、決算日における連結財政状態及び会計期間における経営成績に影響を与える見積りを必要とします。
経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、この見積りと異なる場合があります。
当社の連結財務諸表で採用する重要な会計上の見積りは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・結果内容(売上高) 当連結会計年度の売上高は、1,068,695千円となりました。
売上高の分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、203,575千円となりました。
この結果、売上総利益は、865,119千円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業損益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、834,611千円となりました。
主な内訳は、支払手数料が360,798千円、給料手当が180,393千円であります。
この結果、営業利益は、30,508千円となりました。
(営業外損益及び経常損益) 当連結会計年度において、受取利息877千円及び雑収入797千円並びにその他に含まれるポイント還元収入により営業外収益が2,057千円、支払利息1,461千円及び株式交付費665千円により営業外費用が2,155千円発生しております。
この結果、経常利益は、30,410千円となりました。
(特別損益、法人税等及び親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失)当連結会計年度における特別利益及び特別損失の発生はありませんでした。
法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を合算した法人税等は17,105千円となりました。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、13,305千円となりました。
なお、財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に、キャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
③ 資本の財源及び資金の流動性当社グループの運転資金需要のうち主なものは、その大部分を運転資金が占めており、その内訳としては人件費、商談獲得費用等の営業費用となっております。
当該資金需要に必要な資金は自己資金を中心としながら、必要に応じて金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としておりますが、今後の資金需要の額や使途に合わせて資金調達方法は柔軟に検討を行う予定です。
なお、当連結会計年度末において、現金及び現金同等物は478,380千円であり、十分な資金の流動性を確保しております。
④ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
⑤ 経営者の問題意識と今後の方針に関して当社グループは、「ヒラメキあふれる世界を作る」をミッションに掲げ、事業を拡大してまいりました。
当社がこの理念の下、長期的な競争力を維持し持続的な成長を図るためには、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対して、経営者は常に事業環境の変化に関する情報の入手及び分析を行い、最善の経営方針を立案していくことが必要であると認識しております。
⑥ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは主要な事業においてサブスクリプション・SaaS型で売上高及び利益が経常的に積み上がっていく事業モデルを採用しています。
その達成状況を適切に判断するために、主な経営指標としてKGIは全社における売上高、営業損益、営業損益率、売上成長率、MRR、主要な成長セグメントであるエンタープライズ事業セグメントにおける売上高、売上成長率、エンタープライズ事業売上高比率を重視しております。
また、SaaS型の事業モデルであるエンタープライズ事業の売上高の成長や目標に対する達成状況を適切に判断するために、KPIとしてはエンタープライズ事業セグメントにおける主要サービスである「flier business」のMRR、契約社数、ARPA、Net Revenue Churn Rateを重視しております。
当連結会計年度における各指標の四半期推移は次頁のとおりであり、引続き対処すべき経営課題の改善を図りながら、経営戦略を推進してまいります。
(KGI) 2024年2月期2025年2月期2026年2月期1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q売上高エンタープライズ事業(百万円)109121127136149161173178178176178180コンシューマ事業(百万円)74747269747169696766118102合計(百万円)184195199205224233242247245243296283エンタープライズ事業売上高比率(%)59.762.263.766.466.769.371.372.172.672.660.163.9売上成長率
(注)1エンタープライズ事業(%)143.1143.7139.2136.7136.1133.0136.3130.4119.0109.1103.0101.5コンシューマ事業(%)103.0107.9107.894.0100.497.296.5100.090.092.8169.8148.0合計(%)123.7127.7125.9118.6121.7119.5121.9120.2109.3104.1122.2114.5営業費用
(注)2(百万円)224224238230239238235226228240268300営業損益(百万円)△40△28△39△24△15△572016328△17営業損益率(%)△21.7△14.8△19.8△12.0△6.8△2.23.38.36.81.49.5△6.3
(注) 1.売上高成長率は対前年同四半期に対する割合を記載しています。
2.(売上原価)+(販売費及び一般管理費) (KPI) 2024年2月期2025年2月期2026年2月期1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q全社MRR(百万円)616367707375788079787877flier businessMRR(百万円)313339414447515352525354flier business契約社数(社)505541569562569597615640635634637623flier businessARPA(千円)626268737879838483828587Net Revenue Churn Rate(%)0.981.020.930.970.680.791.060.951.451.521.511.45
(注) 1.全社MRR(Monthly Recurring Revenue)  当社が提供する月額課金サービスにおいて、顧客から毎月継続的に得ることのできる月次収益額。
2.flier business MRR  「flier business」の契約において、法人顧客から毎月継続的に得ることのできる月次収益額。
3.flier business 契約社数  「flier business 」の契約のうち、3か月以上の継続取引における契約社数。
4.flier business ARPA(Average Revenue Per Account)「flier business 」の契約における月次平均単価。
5.Net Revenue Churn Rate(月次の新規受注額+既存顧客の金額変更―既存顧客の解約額)/(前月末の既存顧客に対する継続課金残高)を算出し、月次解約率の指標として用いています。
上記の四半期ごとの数値は、直近12か月間の月次解約率の平均値として算出しています。
販売契約のうち「flier business」の契約を対象としています。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
該当事項はありません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度において、重要な設備の取得、除去及び、売却等はありません。
なお、当社はセグメントを設けておりますが、報告セグメントに資産を配分していないため、セグメント別の記載はしておりません。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 2026年2月28日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物工具、器具及び備品合計本社( 東京都千代田区 )本社設備29,1056,50235,60751
(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.本社建物は賃貸物件であり、年間支払い賃借料は54,828千円であります。

(2) 国内子会社 2026年2月28日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物工具、器具及び備品合計株式会社AIStep本社( 東京都千代田区 )本社設備---1株式会社Zealox本社( 東京都港区 )本社設備---5
(注) 現在休止中の主要な設備はありません。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
  該当事項はありません。

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況36
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況4
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況6,411,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は投資株式を保有していないため、投資株式の区分の基準及び考え方は定めておりません。
株式を保有する際には、取締役会において、その保有目的の合理性及び経済合理性等を総合的に勘案し、保有の可否を判断する方針としております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2026年2月28日現在
氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
株式会社メディアドゥ東京都千代田区一ツ橋1丁目1番1号1,924,70056.28
大賀 康史東京都渋谷区186,8005.46
XTech2号投資事業有限責任組合東京都中央区八重洲1丁目5番20号161,0404.70
株式会社SBI証券東京都港区六本木1丁目6番1号68,2631.99
JPモルガン証券株式会社東京都千代田区丸の内2丁目7-368,0001.98
梶原 圭三福岡県筑紫野市65,8001.92
株式会社CARTA VENTURES東京都港区虎ノ門2丁目6-155,4401.62
大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合大分県大分市東大道1丁目9-145,2801.32
みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合東京都千代田区内幸町1丁目2番1号44,6001.30
株式会社インソース東京都千代田区神田小川町3丁目2038,8401.13
計―2,658,76377.75
(注) 上記大株主の状況に記載の大賀康史の所有株式数は本人が株式を保有する資産管理会社である株式会社WINGSが保有する株式166,400株を含めた実質所有株式数を記載しております。
株主数-金融機関1
株主数-金融商品取引業者17
株主数-外国法人等-個人5
株主数-外国法人等-個人以外18
株主数-個人その他1,173
株主数-その他の法人9
株主数-計1,223
氏名又は名称、大株主の状況株式会社インソース
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。

Shareholders2

発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首(株)増加(株)減少(株)当連結会計年度末(株) 普通株式(注)3,318,760100,640-3,419,400合計3,318,760100,640-3,419,400 (注)発行済株式の総数の増加は、東京証券取引所グロース市場への上場に伴うオーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資、及び、新株予約権の行使による増加分であります。
   2.自己株式に関する事項該当事項はありません。

Audit

監査法人1、連結監査法人A&Aパートナーズ
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年5月25日株式会社フライヤー取締役会 御中 監査法人A&Aパートナーズ 東京都中央区 指定社員業務執行社員 公認会計士佐藤  禎 指定社員業務執行社員 公認会計士三浦 英樹 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社フライヤーの2025年3月1日から2026年2月28日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社フライヤー及び連結子会社の2026年2月28日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応【注記事項】
(企業結合等関係)に記載のとおり、会社は当連結会計年度において、株式会社AIStepの発行済株式の100%を取得するとともに、株式会社Zealoxの発行済株式の70%を取得し、いずれも連結子会社としている。
 会社は、当連結会計年度末において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、その時点で入手可能な合理的な情報に基づき暫定的な会計処理を行っている。
当該株式取得に伴い発生した株式会社AIStepに対するのれんが199,644千円、株式会社Zealoxに対するのれんが377,255千円計上されており、連結会計年度末時点ののれんの残高567,392千円は、総資産1,255,616千円の45%を占めている。
企業結合取引は経常的に生じる取引ではなく、取得原価の算定や会計処理については、複雑な検討や専門的な知識が必要となる。
また、取得原価の算定の基礎となる事業計画の策定には経営者による主観的な判断を伴う主要な仮定により影響を受けるため、当監査法人は株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性及び企業結合の会計処理を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・当該取得に関する取引を理解するために、取締役会資料等の関連資料を閲覧した。
・当該取得に関連する契約書の閲覧及び出金証憑との突合により、取得原価の正確性を検討した。
・株式価値算定の際に用いられた事業計画の策定において考慮した主要な仮定を理解するとともに、過去の実績と比較して、主要な仮定の適切性を検討した。
・会社が利用した外部専門家の株式価値算定書において採用された算定方法及び算定方法の前提条件を評価するため、株式価値算定に用いられた手法、基礎データ及び前提条件等を確かめ、取得原価の妥当性を検討した。
また、外部専門家の適性、能力及び客観性を評価した。
・企業結合日における各社の貸借対照表に含まれる一部の資産及び負債について、証憑突合等の実証手続を実施した。
・暫定的な会計処理によるのれんが適切に算定されているかを確かめるため、資産及び負債の純額と株式の取得原価との差額をのれんとして計上しているかを検討した。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体として連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>当監査法人に対する、当連結会計年度の会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応【注記事項】
(企業結合等関係)に記載のとおり、会社は当連結会計年度において、株式会社AIStepの発行済株式の100%を取得するとともに、株式会社Zealoxの発行済株式の70%を取得し、いずれも連結子会社としている。
 会社は、当連結会計年度末において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、その時点で入手可能な合理的な情報に基づき暫定的な会計処理を行っている。
当該株式取得に伴い発生した株式会社AIStepに対するのれんが199,644千円、株式会社Zealoxに対するのれんが377,255千円計上されており、連結会計年度末時点ののれんの残高567,392千円は、総資産1,255,616千円の45%を占めている。
企業結合取引は経常的に生じる取引ではなく、取得原価の算定や会計処理については、複雑な検討や専門的な知識が必要となる。
また、取得原価の算定の基礎となる事業計画の策定には経営者による主観的な判断を伴う主要な仮定により影響を受けるため、当監査法人は株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性及び企業結合の会計処理を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・当該取得に関する取引を理解するために、取締役会資料等の関連資料を閲覧した。
・当該取得に関連する契約書の閲覧及び出金証憑との突合により、取得原価の正確性を検討した。
・株式価値算定の際に用いられた事業計画の策定において考慮した主要な仮定を理解するとともに、過去の実績と比較して、主要な仮定の適切性を検討した。
・会社が利用した外部専門家の株式価値算定書において採用された算定方法及び算定方法の前提条件を評価するため、株式価値算定に用いられた手法、基礎データ及び前提条件等を確かめ、取得原価の妥当性を検討した。
また、外部専門家の適性、能力及び客観性を評価した。
・企業結合日における各社の貸借対照表に含まれる一部の資産及び負債について、証憑突合等の実証手続を実施した。
・暫定的な会計処理によるのれんが適切に算定されているかを確かめるため、資産及び負債の純額と株式の取得原価との差額をのれんとして計上しているかを検討した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 【注記事項】
(企業結合等関係)に記載のとおり、会社は当連結会計年度において、株式会社AIStepの発行済株式の100%を取得するとともに、株式会社Zealoxの発行済株式の70%を取得し、いずれも連結子会社としている。
 会社は、当連結会計年度末において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、その時点で入手可能な合理的な情報に基づき暫定的な会計処理を行っている。
当該株式取得に伴い発生した株式会社AIStepに対するのれんが199,644千円、株式会社Zealoxに対するのれんが377,255千円計上されており、連結会計年度末時点ののれんの残高567,392千円は、総資産1,255,616千円の45%を占めている。
企業結合取引は経常的に生じる取引ではなく、取得原価の算定や会計処理については、複雑な検討や専門的な知識が必要となる。
また、取得原価の算定の基礎となる事業計画の策定には経営者による主観的な判断を伴う主要な仮定により影響を受けるため、当監査法人は株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性及び企業結合の会計処理を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(企業結合等関係)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 当監査法人は、株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・当該取得に関する取引を理解するために、取締役会資料等の関連資料を閲覧した。
・当該取得に関連する契約書の閲覧及び出金証憑との突合により、取得原価の正確性を検討した。
・株式価値算定の際に用いられた事業計画の策定において考慮した主要な仮定を理解するとともに、過去の実績と比較して、主要な仮定の適切性を検討した。
・会社が利用した外部専門家の株式価値算定書において採用された算定方法及び算定方法の前提条件を評価するため、株式価値算定に用いられた手法、基礎データ及び前提条件等を確かめ、取得原価の妥当性を検討した。
また、外部専門家の適性、能力及び客観性を評価した。
・企業結合日における各社の貸借対照表に含まれる一部の資産及び負債について、証憑突合等の実証手続を実施した。
・暫定的な会計処理によるのれんが適切に算定されているかを確かめるため、資産及び負債の純額と株式の取得原価との差額をのれんとして計上しているかを検討した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報>当監査法人に対する、当連結会計年度の会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別監査法人A&Aパートナーズ
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2026年5月25日株式会社フライヤー取締役会 御中 監査法人A&Aパートナーズ 東京都中央区 指定社員業務執行社員 公認会計士佐藤  禎 指定社員業務執行社員 公認会計士三浦 英樹 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社フライヤーの2025年3月1日から2026年2月28日までの第13期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社フライヤーの2026年2月28日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応【注記事項】
(企業結合等関係)に記載のとおり、会社は当事業年度において、株式会社AIStepの発行済株式の100%を207,033千円(取得の対価と取得関連費用の合計)で取得するとともに、株式会社Zealoxの発行済株式の70%を391,793千円(取得の対価と取得関連費用の合計)で取得し、いずれも関係会社株式として貸借対照表に計上している。
取得原価の算定については、複雑な検討や専門的な知識が必要となる。
また、取得原価の算定の基礎となる事業計画の策定には経営者による主観的な判断を伴う主要な仮定により影響を受けるため、当監査法人は株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
連結財務諸表の監査報告書において、「株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理」が監査上の主要な検討事項に該当すると判断し、監査上の対応について記載している。
当該記載内容は、財務諸表監査における監査上の対応と実質的に同一の内容であることから、監査上の対応に関する具体的な記載を省略する。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応【注記事項】
(企業結合等関係)に記載のとおり、会社は当事業年度において、株式会社AIStepの発行済株式の100%を207,033千円(取得の対価と取得関連費用の合計)で取得するとともに、株式会社Zealoxの発行済株式の70%を391,793千円(取得の対価と取得関連費用の合計)で取得し、いずれも関係会社株式として貸借対照表に計上している。
取得原価の算定については、複雑な検討や専門的な知識が必要となる。
また、取得原価の算定の基礎となる事業計画の策定には経営者による主観的な判断を伴う主要な仮定により影響を受けるため、当監査法人は株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
連結財務諸表の監査報告書において、「株式会社AIStep及び株式会社Zealoxに係る企業結合の会計処理」が監査上の主要な検討事項に該当すると判断し、監査上の対応について記載している。
当該記載内容は、財務諸表監査における監査上の対応と実質的に同一の内容であることから、監査上の対応に関する具体的な記載を省略する。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別株式会社AIStep及び株式会社Zealoxの株式取得に係る取得原価の妥当性
その他の記載内容、個別 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

その他、流動資産4,107,000
工具、器具及び備品(純額)6,502,000
有形固定資産35,607,000
ソフトウエア876,000
無形固定資産568,269,000
長期前払費用2,743,000
繰延税金資産15,814,000
投資その他の資産655,715,000

BS負債、資本

短期借入金50,000,000
1年内返済予定の長期借入金56,004,000
未払金34,755,000
未払法人税等17,917,000
未払費用6,771,000
賞与引当金18,542,000
資本剰余金593,999,000