財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-05-26 |
| 英訳名、表紙 | PAL GROUP Holdings CO.,LTD. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役会長兼社長 児 島 宏 文 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 大阪市中央区道修町三丁目6番1号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 06―6227―0308 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 1973年10月株式会社スコッチ洋服店のカジュアル部門を分離し、株式会社パルを設立。 大阪市中央区に本社を設置。 大阪府堺市のダイエー中百舌鳥店にてジーンズショップ「パル青山」の営業を開始。 1975年4月ジーンズショップ2号店「パル茨木店」を大阪府茨木市に出店。 1980年3月ジーンズショップ「パル青山須磨店」(神戸市須磨区)・「パル高槻店」(大阪府高槻市)・「パル堺東店」(大阪府堺市)等の出店により郊外型店舗の基盤確立。 1981年5月イタリア系インポートショップの店舗展開を事業目的に英・インターナショナル株式会社(連結子会社)を設立。 大阪市中央区に本社を設置。 (1999年1月に3店舗の営業を当社へ移管し休眠)1981年11月トレンドショップ「フレーバー」を大阪市北区の梅田エスト1番館に出店。 都心型店舗の出店開始。 1982年3月衣料品小売の一部門として株式会社アンジェ(ジェネラル株式会社、連結子会社)を設立。 大阪市中央区に本社を設置。 (1989年2月に9店舗の営業を当社へ移管し休眠)1984年11月衣料品小売の一部門として株式会社ピー・エム・ピー(1998年8月に㈱クリップに商号変更、現 株式会社P.M.フロンティア 現・連結子会社)を設立。 大阪市中央区に本社を設置。 1985年9月アクセサリーショップ「パルコレクション」を大阪市北区の阪急梅田三番街に出店。 1988年6月トレンドショップ「アレグロビバーチェ」を東京都渋谷区の渋谷パルコに出店。 東京進出開始。 1988年6月ユニセックス業態のカジュアルセレクトショップ「CIAOPANIC」を大阪市中央区のなんばCITY南館に出店。 1991年4月フレンチカジュアル業態のタウン系カジュアルショップ「DOUDOU」を大阪市北区のGARE大阪に出店。 1993年8月ユニセックス業態のトレンド系セレクトショップ「MYSTIC」を大阪市北区のGARE大阪に出店。 1994年4月300円ショップ「3COINS」を大阪市北区茶屋町に出店。 雑貨事業の出店開始。 1995年3月タウンカジュアル業態のモード系インポートセレクトショップ「LUIS」を大阪市北区のGARE大阪に出店。 1996年4月株式会社アンジェを株式会社アッカ(ジェネラル株式会社、連結子会社)に商号変更し、衣料品の企画製造卸事業を開始。 1997年2月ユーズド業態「CIAOPANICUSED」を大阪市天王寺区の天王寺MIOに出店。 1999年3月アウトレット業態「パルオールスターズ」を大阪市住之江区のATCマーレに出店。 1999年6月ユーズド商品供給を目的として、オレゴン州ポートランドにUSA事務所を設立。 2000年2月インターネットによる衣料及び雑貨の通信販売業として、株式会社インヴォークモード(現・連結子会社)を設立。 大阪市中央区に本社を設置。 2001年12月JASDAQ市場に株式を上場。 2002年6月株式会社ナイスクラップに資本参加(現・連結子会社)。 2002年11月株式会社パル・リテイルシステムズ・サービス(連結子会社)を設立。 2003年4月英・インターナショナル株式会社(連結子会社)が事業を再開。 2004年2月株式会社シェトワ(連結子会社)の株式を100%取得。 2004年2月東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 2004年4月株式会社マグスタイル(連結子会社)を設立。 2005年9月株式会社ナイスクラップ(現・連結子会社)の株式を追加取得。 2006年3月株式会社東洋産業商会(連結子会社)の株式を100%取得。 2006年3月株式会社シェトワ(連結子会社)を吸収合併。 2006年8月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定を受ける。 2007年1月株式会社クレセントスタッフ(現・連結子会社)の株式を100%取得。 2007年3月株式会社THREADに資本参加(連結子会社)。 2007年5月株式会社クリップを株式会社P.M.フロンティア(現・連結子会社)に商号変更し、店舗開発事業を開始。 2007年9月株式会社パル・リテイルシステムズ・サービス(連結子会社)を吸収合併。 2009年7月株式会社バレリーを設立。 2011年3月株式会社フリーゲート白浜を設立。 2011年5月株式会社ブランミューデイズ(連結子会社)の株式を100%取得。 2012年9月株式会社東洋産業商会(連結子会社)を吸収合併。 2013年3月株式会社THREAD(連結子会社)を吸収合併。 2013年10月株式会社アッカをジェネラル株式会社(連結子会社)に商号変更し、事業を再開。 2015年1月PAL HOLDINGS(SINGAPORE)PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立。 2016年9月会社分割を行い、商号を株式会社パルグループホールディングスに変更するとともに、衣料、雑貨事業を新たに設立した株式会社パル(現・連結子会社)に承継。 2017年12月株式会社オリーブ・デ・オリーブ(連結子会社)の株式を100%取得。 2019年3月株式会社ナイスクラップ(現・連結子会社)が株式会社オリーブ・デ・オリーブ(連結子会社)を吸収合併。 2019年8月株式会社ノーリーズ(現・連結子会社)と資本提携。 2019年9月株式会社パル(現・連結子会社)が英・インターナショナル株式会社(連結子会社)を吸収合併。 2019年9月株式会社パル(現・連結子会社)がジェネラル株式会社(連結子会社)を吸収合併。 2020年3月株式会社パル(現・連結子会社)が株式会社バレリー(連結子会社)を吸収合併。 2021年3月ローカスト株式会社を設立。 2021年10月双日株式会社がローカスト株式会社に資本参加し、同社との合弁事業となる。 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行。 2023年2月株式会社倉敷スタイルの株式を追加取得。 2024年3月株式会社レイ・カズン社より、店舗の一部等の事業資産の譲受け。 2024年9月株式会社ウェアーズ社より、店舗の一部等の事業資産の譲受け。 2024年12月株式会社ノーリーズ(現・連結子会社)の株式を追加取得。 2025年3月株式会社ナイスクラップ(現・連結子会社)が株式会社マグスタイル(連結子会社)を吸収合併。 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社を持株会社として、子会社11社及び関連会社2社にて構成されており、一般消費者を対象とした店頭及びECでの衣料の販売を主力事業として、雑貨の販売及びその他の事業を展開しております。 当社グループの事業内容及び主なグループ各社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、当該区分は「第5 経理の状況(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (衣料事業)衣料事業は、「常に新しいファッションライフの提案を通じて社会に貢献する」の社是のもと、移り変わるファッションのトレンドを的確に捉え、多様なコンセプトの業態を開発しています。 (雑貨事業)雑貨事業は、販売価格330円(税込)の商品を主体に、既存の100円ショップよりファッション性を高めた雑貨を販売する「3COINS」のほかナチュラルテイストの「サリュ」、生活関連雑貨の「バースデイ・バー」、アクセサリーとバッグ主体の「ラティス」を展開しています。 (注) 1.持分法適用関連会社NICECLAUP H.K. LTD.は、2008年9月より営業を休止しています。 2.連結子会社㈱インヴォークモードは、2011年1月より営業を休止しています。 3.㈱フリーゲート白浜及びCubic Effect Management㈱は小規模会社であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結計算書類に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲及び持分法適用の範囲から除外しております。 4. ㈱クレセントスタッフについては、2025年9月30日に解散を決議し、現在清算手続き中であります。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容所有割合(%)被所有割合(%)(連結子会社) ㈱パル (注)2、3 大阪市中央区100衣料・雑貨100.0-役員の兼任…有㈱P.M.フロンティア 大阪市中央区20その他100.0-役員の兼任…有㈱インヴォークモード 大阪市中央区30その他100.0-役員の兼任…有㈱ナイスクラップ (注)4 東京都渋谷区50衣料・雑貨100.0-役員の兼任…有㈱クレセントスタッフ(注)5 東京都渋谷区90その他100.0-役員の兼任…有㈱倉敷スタイル 岡山県倉敷市54衣 料100.0-役員の兼任…有ローカスト㈱ 大阪市中央区99衣料・雑貨51.0-役員の兼任…有PAL HOLDINGS(SINGAPORE)PTE.LTD. シンガポール4,245千シンガポールドル海外投資100.0-役員の兼任…有帕璐(上海)商貿有限公司 中国 上海市11,180千人民元雑 貨100.0(100.0)-役員の兼任…有㈱ノーリーズ 東京都渋谷区27衣 料59.0-役員の兼任…有(持分法適用関連会社) NICECLAUP H.K. LTD. HONG KONG78千香港ドル衣 料30.0(30.0)-役員の兼任…無 (注) 1.「議決権の所有(被所有)割合」欄の(内書)は間接所有であります。 2. 特定子会社であります。 3. ㈱パルについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 ①売上高 198,150百万円②経常利益 25,238百万円③当期純利益 17,024百万円④純資産額 18,062百万円⑤総資産額 91,779百万円 4. ㈱マグスタイルは、2025年3月1日付にて、㈱ナイスクラップが吸収合併しております。 5. ㈱クレセントスタッフについては、2025年9月30日に解散を決議し、現在清算手続き中であります。 |
| 従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況2026年2月28日現在セグメントの名称従業員数(名)衣料事業2,772(1,217)雑貨事業1,457(2,013)その他24( 11)全社(共通)188( 95)合計4,441(3,336) (注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 (2) 提出会社の状況2026年2月28日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)5945.49.012,833 セグメントの名称従業員数(名)全社(共通)59(1)合計59(1) (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 (3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者36.8-61.765.957.6 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱パル69.611.174.274.4106.4㈱ナイスクラップ79.3-46.153.128.3㈱ノーリーズ49.2100.089.289.294.3 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 女性活躍推進法又は育児・介護休業法に基づき各指標の公表を行っていない連結子会社については記載を省略しております。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社経営の基本方針 当社は「常に新しいファッションライフの提案を通じて社会に貢献する」ことを社是としており、その実現に向け、商品、サービス、販売技術、財務体質や社員の質などすべてにおいて、お客様はもとより、株主の皆様、お得意先様、また、社会から認められる企業として成長し、信頼を確立することを基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 当企業集団は、企業基盤を強化し、高収益体質の構築を目指しております。 その結果として、ROE(自己資本利益率)12%を安定的に達成することを目標として企業経営に取り組んでおります。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当連結会計年度(2025年3月1日から2026年2月28日まで)におけるわが国経済は、春闘等による名目賃金の上昇はあったものの、物価変動の影響を除いた実質賃金は年度を通じてマイナス圏での推移となり、消費者の生活防衛意識は一段と強まりました。 加えて、為替相場の変動による輸入コストの高止まりや、記録的な猛暑の長期化、気温の極端な変動といった気候変動要因も相俟って、個人の消費行動には月ごとの跛行性が顕著に現れた1年となりました。 世界情勢におきましては、米国をはじめとする主要国の経済政策の転換や地政学リスクの長期化が、サプライチェーンおよびエネルギー価格に不透明感をもたらしております。 また、国内においては、人手不足が深刻化しており、人件費および物流コストの構造的な上昇が、引き続き企業の収益を圧迫する大きな重石となっております。 (対処すべき課題)① ECおよびWEBプロモ―ションを通じて得られるビッグデータの活用推進 当社グループは、総フォロワー数2,400万人超の規模へと拡大した社員インフルエンサーによるSNS発信を一段と強化するとともに、アプリ会員数が1,350万人を超える自社ECプラットフォーム「PAL CLOSET」から得られる膨大な購買・行動データの解析・活用を推進いたしました。 SNSを通じたお客さまの直接的な反応という「定性データ」と、EC上の閲覧・購買履歴等の「定量データ」の解析結果を各ブランドに提供し、トレンドの早期捕捉と需要予測を行っています。 売上高の拡大のみならず、適正な発注管理を通じた在庫回転率の向上および廃棄ロスの抑制のため、さらに需要予測の精度を高めてまいります。 ② 店舗の大型化 当社グループでは、店舗を大型化することによる経営効率の向上を図っています。 特に、3COINS事業においては、商品カテゴリを年々増加させ、戦略的な大型店舗の出店や既存店舗の大型化も可能な商品ラインアップの充実を進めてまいりました。 店舗の大型化による店舗人件費率の低減効果に加え、出店条件の改善や店舗運営の標準化などの施策を推進し、厳しいコスト環境下においても収益性の維持・向上に取り組んでおります。 衣料ブランドにおいても、ライフスタイル提案を推進するため、ライフスタイル雑貨などの品揃えを強化し、店舗の大型化を推進してまいります。 ③ 4週間MDの徹底 当社グループでは、4週間MDの構築によって、販売予測の精緻化、最終消化率の向上を図っています。 この4週間MDの定着に伴い、売上総利益率の向上とともに、余剰在庫の削減、最終廃棄商品の削減を図っており、今後もさらなる精度向上に取り組んでまいります。 まだ、全てのブランドにおいて4週間MD体制が構築・運営できていないため、全てのブランドにおいて4週間MD体制の構築・定着を進めてまいります。 ④シフトの適正化 必要な時間帯に必要な人員配置を行うため、店舗作業のスケジュール化、SNS業務の効率化、時間帯別適正人員の配置、パート・アルバイトの勤務時間や勤務日数など採用基準の弾力化などによって無駄のない勤務シフト体制を構築し、効率的に売上を向上させるよう取り組むと同時に、残業時間の削減によって従業員のQOLを向上させることを目指しています。 ⑤サステナビリティ経営 2019年にサステナビリティ委員会を設置し、全社横断組織としてサステナビリティ体制を推進する組織を作り、「環境」と「人権」、及び「地方創生」の3つのテーマから課題を抽出し、取り組むべき優先順位を決め取り組んでまいりました。 環境負荷の軽減では、これまでに、店舗照明のLED化、「サプライヤー行動規範」を定めて責任ある調達体制の確立、環境負荷に配慮した商品開発、PBP Cotton Foundationとの取り組み、従業員向けサステナビリティ講座の実施、などを行っています。 翌会計年度からは、テナント出店している大手デベロッパーと協力し、テナント店舗で使用する電力の一部を、非化石証書の購入を通じた再生可能エネルギーへ変更する取り組みを進めてまいります。 当社グループは、持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値向上のため、気候変動への対応を経営戦略における優先課題の一つと位置づけています。 この方針のもと、国際的な環境情報開示プラットフォームであるCDPを通じ、グローバル基準に準拠した透明性の高い情報開示を2024年より行ってまいりました。 当会計年度の調査においても、気候変動分野において「B」スコアの評価を獲得しております。 今後も、気候変動対応をサステナビリティ経営の一つの軸に置き、事業の強化と持続可能な成長モデルの構築を進めてまいります。 サステナビリティ経営を推進する組織として、2021年には気候変動リスク管理委員会を並列で設置し、温室効果ガスの削減取り組みの加速やレジリエンスの向上、透明性の高い情報開示を行ってきましたが、2023年にサステナビリティ委員会と統合しました。 人権尊重では、「サプライヤー行動規範」のほか、「パルグループ人権方針」を制定し、人権啓発に取り組んでいます。 また、女性管理職の登用を積極的に行い、女性管理職比率は69%、女性店長比率は85%に上り、女性のライフステージを考慮して、出産や育児などがキャリア形成に不利にならない体制を整えています。 さらに、障がい者雇用も積極的に行っており、店舗等において就労機会の拡大と就労の質の向上に努めてまいりました。 この結果、2025年11月末現在障がい者雇用率は3.0%と、2024年4月以降の法定雇用率2.5%を上回っております。 地方創生では、和歌山県白浜町の宿泊施設「くろしお想」と、奈良県下市町の「KITO forest market shimoichi」(以下「KITO」)において、「地産地消」、「地域活性化」に取り組んでいます。 「くろしお想」においては、地域の特産品を内装やアメニティに使用している他、地元で獲れる食材を使った食事を宿泊客に提供しています。 「KITO」においては、廃校となった小学校の校舎をリノベーションした複合商業施設を2024年7月に開設し、地元で獲れる果物や野菜、加工品の販売や、レストランでの地産地消メニュー開発に取り組み、1年で20万人の来場者を迎えることが出来ました。 下市町へは創業者の出身地という繋がりもあり、企業版ふるさと納税制度も活用して、地域活性化のモデルケースとなるような取り組みを続けてまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ガバナンス社会・環境問題をはじめとするサステナビリティを巡る問題が、社会にとって重要な課題であるとともに、当社グループ事業の継続的・持続的成長の観点から重要な課題であることを認識し、グループ全体のサステナビリティ活動をリードしていくためサステナビリティ委員会(原則年4回開催)が2019年11月にアドバイザリー委員会として設置されました。 翌2020年には取締役会の下に組織として設置され、取締役会への諮問機関として機能しています。 具体的には、グループ内のESGに関する方針策定や施策について審議、実行する役割などを担っています。 サステナビリティの取り組みはグループの未来を左右する重要事項として位置付けられており、サステナビリティ委員会の委員は当社グループ各社から横断的に選出することで全社員がサステナビリティ経営の重要性を認識し、積極的な意見交換を行いながら、サステナビリティ活動をグループ内で広く普及させる役割を担っております。 2020年2月以降、毎年サステナビリティレポートを発行しております。 また2021年には気候変動リスク管理委員会を並列で設置し、温室効果ガスの削減取り組みの加速やレジリエンスの向上、透明性の高い情報開示を行ってきましたが、2023年にサステナビリティ委員会と統合しました。 「気候変動対応」や「人的資本・多様性」を含むサステナビリティに関わる重要な議案は取締役会に上程、報告を行い、承認、助言、監督を受けます。 ・サステナビリティ委員会の構成員(2026年5月26日現在) 代表取締役会長兼社長 児島宏文(委員長)、取締役副会長 渡辺隆代(委員長補佐)、 ㈱パル代表取締役社長 小路順一(副委員長)、常務執行役員営業管理部長 山之内基文(事務局長)、経営企画部長 田上洋(事務局)、 取締役専務執行役員 為田招志、取締役専務執行役員 嶋尾博光、執行役員店舗開発担当 大西健介、執行役員人事部長 小椋秀隆、財務経理部長 石原洋二朗、総務部長 福島輝仁 サポートフロンティア室 清水領、㈱パル取締役専務執行役員プロモーション推進部長 堀田覚 ㈱パル取締役専務執行役員3COINSカンパニー長 澤井克之、 ㈱パル取締役専務執行役員第7事 業部長 山崎修、㈱パル常務執行役員第2事業部長 谷田真美、㈱パル執行役員第3事業部長 松本由美、㈱パル執行役員第5事業部長 山田和史、㈱パル執行役員第1事業部長 山田浩司 ㈱パル3COINSカンパニー 角屋悠太、㈱パル第6事業部 平田和久、㈱パル第8事業部 中島 勝司、㈱パル第10事業部 新家陵子、藤井一泰、㈱パル営業本部 大久保学、西岡純也、 ㈱パル生産プラットフォーム室 池田修、㈱パルスマイルプロモーション室 大谷光代、 ㈱パルクリエイティブデザイン室 國宗篤史、㈱パルWeb事業推進室 藤井崇善、 ㈱ナイスクラップ常務取締役 松村迅、㈱ナイスクラップ執行役員ナイスクラップアウトレット 部長 牧雄一、㈱ナイスクラップHC企画室室長 関根奈美 ㈱ノーリーズ執行役員プロダクト室室長 山本陽子、㈱ノーリーズ経営企画室室長 山田慎介 ㈱ノーリーズ事業支援本部 室史子、㈱P.M.フロンティア 田﨑祐助 (2)戦略当社グループでは、長きにわたりファッションのチカラでお客様や働く仲間に笑顔を届けることを目的としてきました。 お客様が求める商品を企画し、効率を考えた最適な生産方式で、効率よく店舗に届け販売し、収益を上げることを目指してきました。 近年、企業の社会的責任(CSR)が盛んに論じられるようになり、ファッション産業が直面する環境問題、人権問題など様々な社会問題が数多く指摘されています。 当社は業務プロセスを見直すなど積極的に問題解決に尽力してまいりました。 さらにここ数年で、世界各国のSDGsの取り組みが活発化しています。 私たちは企業の在り方を見つめ直し、サステナビリティは経営の根幹であると再定義しました。 環境、人権など様々な社会問題が表面化するなか、企業には経済的なアウトカムだけではなく、それらの社会問題を解決する役割があります。 まずは企業の外部不経済を排除し、企業活動のなかで社会との共有価値を創造する(CSV)ことが重要です。 これにより企業としても永続的な成長につながり、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティとが同期されます。 持続可能な未来を創るグループであるために、企業理念の根底にサステナビリティを据えて、社員皆で共有し企業風土を確立して参りたいと思います。 また、人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、当社グループは設立以来、人材を企業経営の最も重要な資本のひとつとして捉え、人材価値を最大限に引き出すための経営を行ってきました。 アパレルファッション業界において、人材こそが企業文化の独自性を育み、持続的な成長を担保する重要な要因であると考えています。 中長期的なビジョンを策定するにあたり、人材を資本としてその価値を最大限に引き出すための人事戦略は以下のとおりです。 <人材育成方針>パルグループの経営理念は、「社員と株主みんなの幸せのための経営」であり、社員が幸せな状態とは、社員一人ひとりが「自主性・自発性」を発揮できる状態だと考えております。 当社は現在40以上の多ブランドを展開していますが、その大半は社員からの提案によるものであり、自主性・自発性を持った社員たちが存分に力を発揮してくれたことが当社の成長の原動力となっております。 そして、社員一人一人が成し遂げたい自分の夢の実現のために、会社はその仕組みと知恵を提供し、社員の成長をサポートする役割を企業は担っていると考えております。 <社内環境整備方針>「自発性を発揮して成果を出した社員が、きっちりと評価され、自発性を発揮して提案をすることが歓迎される」そのような風土が、自発性を促し、社員一人一人のパフォーマンスが上がり、結果的に会社の成長につながると考えております。 そうした環境をより強化していくために、さまざまな制度や仕組みを整備し、パルグループのパワーの源である「社員の自主性・自発性」を引き出しています。 なお、キャリアプラン、インセンティブ制度、ワークライフバランスなど詳細はサステナビリティレポートに記載しております。 ①「働きに応じて平等」な人事評価制度大事にしているのが、「働きに応じて平等」の考えです。 オープンでクリアな評価制度があり、たとえキャリアの浅い社員であっても自主提案を繰り返し、想いを行動に移せる人には要職を任せたり、自らの手でブランドをプロデュースしたり、年功・社歴には全くとらわれない成長曲線を描くことができます。 一方で、事業部ブランドにより評価軸が偏らない様に、評価を行う際には経営トップから各ブランド幹部までが一堂に会して、評価目線を平準化する会議を十分な時間をかけて実施しています。 ②提案制度ⅰ.拝啓社長殿これはアルバイトスタッフを含む全社員が年に2回、社長に向けてアイデアを提案できる制度で、社員が今の仕事や上司に対して感じていることや、新しいブランドの提案など自由に発言できます。 優れた提案であれば、立場や入社年数に関係なく、一気に事業を任せられるチャンスとなります。 ⅱ.PAL CHALLENGE PROJECT(パル・チャレンジプロジェクト)日々の仕事の中や、何気ない時にひらめく社員の直感的なアイデアを、新鮮なうちに形にする社内公募制度です。 企画が通れば必ず実現されます。 過去に実施された商品企画のクラウドファンディングも、このプロジェクトから生まれた施策です。 ③社員のがんばりを評価する各種インセンティブ制度ⅰ.販売士制度販売貢献度の高さを手当てで評価するインセンティブ制度です。 個人の売上目標額を上回る販売員には、貢献度に応じて、給与とは別に手当を支給します。 生活雑貨ブランドの場合は、店舗の売上に応じて、スタッフに利益を配分する仕組みをとっています。 ⅱ.インフルエンサー制度ショップスタッフの個人のSNS(WEAR、Instagram、アプリ)を使ったブランドプロモーションを評価する制度です。 SNSのフォロワーの増加数に応じて、給与とは別に手当てを支給します。 ⅲ.GOLDEN PASSION CLUB(2025年新設制度)SNS 発信及び店舗での対面接客において傑出した活躍と貢献をしたスタッフがメンバー入りする、いわゆる「殿堂入り」制度です。 認定スタッフには、特製リングが贈呈されます。 ⅳ.様々な表彰制度(2025年表彰項目) ・個人予算達成賞:年間個人予算達成率上位者。 ・個人年間売上優秀賞:年間個人売上金額上位者。 ・新人賞:個人予算達成率において優秀な成績を収めた新入社員。 ・PALSIP賞:(接客ロールプレイング)本選大会で高い評価を受けた優秀者。 ・EC売上貢献スタッフ賞: コーディネートとブログ、SNSから集客し、EC売上に貢献した従業員。 ・インフルエンサーオブザイヤー: Instagram、WEAR、TikTokアプリのフォロワーの増加率が高い従業員。 ⅴ.働き方に応じたキャリアプラン・社内公募制度パルグループでのキャリアステップは、働きに応じて多様なプランがあります。 まず、営業部門においては販売職からスタートしていただくのは全員必須です。 その後、店長やSV、ブランド長や事業部長、バイヤーやMDといった商品企画職へ進んでいただくことも可能ですが、すべての職種の基礎となるのは、お店であり、接客であると考えます。 ・セールスエキスパート制度パルグループでは、営業部門においては全てのキャリアのスタートは販売職から始まります。 もし、販売のお仕事にやりがいを感じて、ずっと販売職でキャリアアップしたいという方があれば、セールススペシャリストやセールスエキスパートといった職で、販売職のエキスパートとして歩んでいただくことも可能になりました。 ⅵ.次世代人材の発掘と育成30億円超のブランドについては、ブランド内ブランドを新設しそこには新しい人材を登用するように、半期のブランドヒアリングでチェックしております。 人的資本関連セミナーの実施~各パルグループでは中長期的な企業価値の向上のためには、働く社員ひとり一人が積極的な学びを通して、自ら考えて行動することが不可欠であると考えています。 サステナビリティ委員会では、その一環として社内セミナーを開催することと致しました。 いままで事業部やブランド単位で培ってきたナレッジ(知識、経験、ノウハウ)を、グループ内で広く共有することで、それぞれの立場で現業に生かすヒントとして考え、更なるシナジーを期待したいと思います。 (3)リスク管理当社グループでは、直接調達のみならず上流•下流を含むバリューチェーンにおける気候関連リスク及び機会は、大きな影響を与えるリスクの一つと認識し、全社的なリスクマネジメントプロセスに統合し管理しています。 ①リスクの種別に沿って項目を抽出。 それぞれの項目で定性的 / 定量的に分析②リスク別での時間軸とインパクトの大小を評価。 ③優先順位をつけて施策を実行。 COP26(気候変動枠組条約締約国会議)では、産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える努力を追求すると各国が合意文章を採択しました。 当社グループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)で推奨されるシナリオ分析に基づき、2030年と2050年を目標とし、1.5℃シナリオと4℃シナリオで当社グループにおける気候変動のリスクと機会を精査•評価しました。 リスク項目事業インパクト時間軸※1影響度※2大分類中分類小分類指標考察:リスク考察:機会リスク機会移行政策・規制 炭素税支出・炭素税をはじめカーボンプライシング制度の導入によりオペレーションコストが増加する。 -中期小-・商品の原料調達から製造にかけて排出されるCO₂に対してもカーボンプライシング制度が適用されることで、製造原価が上昇し、その一部が販売価格に転嫁される結果、商品調達コストが増加する。 大排出権取引支出・取引制度の対象企業拡大により制度対象となり、GHG排出が排出枠を超過する場合には、排出枠の購入コストが発生する。 -長期小-プラスチック政策/規制支出・化石燃料由来のプラスチック使用削減が目指されることで代替素材への切り替えが必要となり、雑貨商品の調達コストが増加する。 -中期中-リサイクル政策/規制収益支出・商品におけるリサイクル材使用が義務付け/推奨され、調達コストが増加する。 ・リサイクル材を用いた商品は商品単価が上がり、環境性能よりも価格を重視する顧客からは選択されなくなり、当該商品の売上が低下する。 ・服のリサイクル規制が課せられた場合、対応コストが発生する。 -中期中-技術再エネ・省エネ技術の普及支出-・省エネ技術の発展により高効率な商品の製造や物流が可能となった場合、操業コストが低減される。 ・店舗が入居するショッピングモール等で省エネ施策が実行されることにより、店舗における電力使用量が削減され、店舗運営コストが低減する。 短期-小次世代技術の進展支出-・物流無人化、AI・IoTの技術などを駆使し、物流管理や在庫需要予測の効率を上げることにより、在庫回転率が上がる。 中期-小市場エネルギーコストの変化支出・GHG排出規制強化に伴う再エネ需要の高まりにより、再エネ価格が社会全体で上昇することで、店舗運営の電力コストが増加する。 -中期小-顧客行動変化収益支出環境配慮素材の使用が強制的な規制レベルとなり顧客にもその認識が浸透した際には、・顧客要請する商品に関しての環境配慮に応えるための対応コストが発生する。 ・対応が不十分である場合、顧客が離れることに伴う売上減少リスクがある。 -中期中-評判顧客の評判変化収益・グループの環境マネジメントやその情報開示が不十分と評価された場合、顧客離れが進行し、売上が減少する。 ・代替素材を利用した商品や再資源化素材を使用したリメイク商品などのサステナブルな商品の開発により、顧客からのブランド価値が向上する。 短期小小投資家の評判変化資本・気候変動への取り組みや環境情報開示が不十分と投資家に判断された場合、株価下落や投資機会の減少につながる。 ・気候変動への対応や環境情報開示することにより、投資家から高評価を得ることで、株価上昇や投資機会の増加につながる。 中期--物理急性異常気象の激甚化(台風、豪雨、土砂、高潮等)収益支出資産・サプライヤーの生産拠点の損壊や物流の寸断により商品供給の遅延や停止が生じ、販売機会の損失が発生する。 ・店舗が所在するショッピングモールが被害を受けることで店舗の休業を余儀なくされ、販売機会の損失が発生する。 ・異常気象により実店舗への来客数が減り、売上が減少する。 ・自然災害が頻発するようになることで、防災・減災に貢献する商品の需要が拡大し、売上が増加する。 長期小小干ばつ支出・水不足が原因でサプライヤーが生産を停止することにより、原材料価格が上昇する。 -長期小-慢性平均気温の上昇収益支出・オフィスや店舗における空調設備の使用による電力使用量が増し、電力コストが増加する。 ・気温上昇による既存の生産地域における絹や綿花等の収量低下に伴って原料価格が高騰し、衣料品の商品調達コストが増加する。 ・夏物の衣料需要が増加する一方で、秋冬物の衣料の需要が減少する。 ・平均気温上昇に対応した機能性商品の販売によって売上機会が拡大する。 短期小小降水・気象パターンの変化支出・気象変化による商品需要の予測困難性が高まり、需給バランスの不安定化に伴う在庫不足/過剰な在庫抱えが生じる。 ・降水量の増減によって天然素材の産地に悪影響を及ぼすことで原材料価格が高騰し、衣料品の商品調達コストが増加する。 -短期中- ※1…短期:0~1年、中期:1~5年、長期:5年以降※2…営業利益に対し、右記金額の影響が生じる可能性がある場合 大:10億円以上、中:5億円以上10億円未満、小:5億円未満、-:影響利益という観点での評価が難しい項目 (4)指標及び目標気候変動に伴う自然災害の増加•激甚化の傾向は世界全体の喫緊の課題であり、アパレル産業においても速やかな対応が求められています。 私たちが選択する個々の商品の企画内容や、生産体制が温室効果ガスの排出量を左右しているとも言えます。 我が国が掲げる2050年のカーボンニュートラルの実現を踏まえ、企業が事業活動を通じて貢献できる温室効果ガス排出削減の促進策を積極的に推し進めています。 当社グループでは以下の3つの基本的な考え方を根底として、気候変動対策に取り組んでまいります。 ①カーボンニュートラル我が国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、「2050年カーボンニュートラル」を掲げております。 この方針に賛同し、企業の責任として対応すべき温室効果ガスの削減を、商品、サプライチェーン、販売など企業活動のあらゆる方向から探り、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて全力でチャレンジします。 ②パリ協定と温室効果ガスの削減気候変動の進行を緩和することを目的に2016年にパリ協定が発効し、世界共通の長期目標として地球の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く抑えることと、さらに1.5℃に抑えるよう努力が掲げられています。 当社グループでは、気候変動への対応をサステナビリティにおける重要課題の一つとして位置付けており、商品の生産から廃棄までを含む、事業活動全般における温室効果ガス排出量を把握し、削減することに取り組みます。 ③グループを横断した取り組み当社グループの温室効果ガス削減の取り組みにおいては、環境負荷の多寡を左右する商品企画や、生産に対する施策を優先して行うことが重要です。 そのためには商品に関わるグループの社員すべてが問題意識を高め、それぞれの立場での対応策を速やかに講じる必要があります。 私たちは、グループを横断して社員一人ひとりの単位から対策を推進することにより、温室効果ガス削減を実行し、グループ全体として脱炭素社会の実現に貢献してまいります。 ※GHGプロトコルに基づいて算定当社グループの過去3年間の排出量の推移CO2排出量(t-CO2eq)割合前年度比2023年2月期2024年2月期2025年2月期Scope11,0448889890.3%11.2%Scope220,69520,97521,9587.8%4.7%Scope3232,150241,930259,60691.9%7.3% 上流カテゴリー1購入した製品・サービス152,998173,228185,26171.4%6.9%カテゴリー2資本財7,2529,2589,8253.8%6.1%カテゴリー3Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動3,5053,5323,8801.5%9.8%カテゴリー4輸送、配送(上流)26,87335,02836,34214.0%3.8%カテゴリー5事業から出る廃棄物8821,2602,4210.9%92.1%カテゴリー6出張8631,4172,2320.9%57.5%カテゴリー7雇用者の通勤3,0833,5903,3451.3%-6.8%カテゴリー8リース資産(上流)算定対象外算定対象外算定対象外 下流カテゴリー9輸送、配送(下流)算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー10販売した製品の加工算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー11販売した製品の使用算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー12販売した製品の廃棄36,69414,61716,3016.3%11.5%カテゴリー13リース資産(下流)算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー14フランチャイズ算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー15投資算定対象外算定対象外算定対象外 合計253,889263,793282,551100.0%7.1%①対象範囲とカバー率:パルグループホールディングスおよび日本国内の連結会社100%②組織境界:支配力基準(支配下の事業からのGHG排出量を100%算定する)③電力排出係数:電気事業者別の排出係数(全国平均値)④Scope1、2 算定方法:金額からエネルギー使用量を推計(一部子会社ではエネルギー使用量から算定)⑤Scope3 カテゴリー7 2023年2月期から2024年2月期までの雇用者の通勤に集計間違いがあり訂正。 それに伴いScope3 総数、全体合計も訂正 また、当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 提出会社指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率-54.2%管理職に占める女性従業員の比率62%36.8%男性従業員の育児休業取得率- -% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異61.7%65.9%57.6% ㈱パル指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 88.2%管理職に占める女性従業員の比率76% 69.6%男性従業員の育児休業取得率50% 11.1% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異74.2%74.4%106.4% ㈱ナイスクラップ指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 93.6%管理職に占める女性従業員の比率84% 79.3%男性従業員の育児休業取得率-- (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異46.1%53.1% 28.3% ㈱ノーリーズ指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 72.6%管理職に占める女性従業員の比率60% 49.2%男性従業員の育児休業取得率50% 100.0% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異89.2%89.2% 94.3% |
| 戦略 | (2)戦略当社グループでは、長きにわたりファッションのチカラでお客様や働く仲間に笑顔を届けることを目的としてきました。 お客様が求める商品を企画し、効率を考えた最適な生産方式で、効率よく店舗に届け販売し、収益を上げることを目指してきました。 近年、企業の社会的責任(CSR)が盛んに論じられるようになり、ファッション産業が直面する環境問題、人権問題など様々な社会問題が数多く指摘されています。 当社は業務プロセスを見直すなど積極的に問題解決に尽力してまいりました。 さらにここ数年で、世界各国のSDGsの取り組みが活発化しています。 私たちは企業の在り方を見つめ直し、サステナビリティは経営の根幹であると再定義しました。 環境、人権など様々な社会問題が表面化するなか、企業には経済的なアウトカムだけではなく、それらの社会問題を解決する役割があります。 まずは企業の外部不経済を排除し、企業活動のなかで社会との共有価値を創造する(CSV)ことが重要です。 これにより企業としても永続的な成長につながり、社会のサステナビリティと企業のサステナビリティとが同期されます。 持続可能な未来を創るグループであるために、企業理念の根底にサステナビリティを据えて、社員皆で共有し企業風土を確立して参りたいと思います。 また、人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、当社グループは設立以来、人材を企業経営の最も重要な資本のひとつとして捉え、人材価値を最大限に引き出すための経営を行ってきました。 アパレルファッション業界において、人材こそが企業文化の独自性を育み、持続的な成長を担保する重要な要因であると考えています。 中長期的なビジョンを策定するにあたり、人材を資本としてその価値を最大限に引き出すための人事戦略は以下のとおりです。 <人材育成方針>パルグループの経営理念は、「社員と株主みんなの幸せのための経営」であり、社員が幸せな状態とは、社員一人ひとりが「自主性・自発性」を発揮できる状態だと考えております。 当社は現在40以上の多ブランドを展開していますが、その大半は社員からの提案によるものであり、自主性・自発性を持った社員たちが存分に力を発揮してくれたことが当社の成長の原動力となっております。 そして、社員一人一人が成し遂げたい自分の夢の実現のために、会社はその仕組みと知恵を提供し、社員の成長をサポートする役割を企業は担っていると考えております。 <社内環境整備方針>「自発性を発揮して成果を出した社員が、きっちりと評価され、自発性を発揮して提案をすることが歓迎される」そのような風土が、自発性を促し、社員一人一人のパフォーマンスが上がり、結果的に会社の成長につながると考えております。 そうした環境をより強化していくために、さまざまな制度や仕組みを整備し、パルグループのパワーの源である「社員の自主性・自発性」を引き出しています。 なお、キャリアプラン、インセンティブ制度、ワークライフバランスなど詳細はサステナビリティレポートに記載しております。 ①「働きに応じて平等」な人事評価制度大事にしているのが、「働きに応じて平等」の考えです。 オープンでクリアな評価制度があり、たとえキャリアの浅い社員であっても自主提案を繰り返し、想いを行動に移せる人には要職を任せたり、自らの手でブランドをプロデュースしたり、年功・社歴には全くとらわれない成長曲線を描くことができます。 一方で、事業部ブランドにより評価軸が偏らない様に、評価を行う際には経営トップから各ブランド幹部までが一堂に会して、評価目線を平準化する会議を十分な時間をかけて実施しています。 ②提案制度ⅰ.拝啓社長殿これはアルバイトスタッフを含む全社員が年に2回、社長に向けてアイデアを提案できる制度で、社員が今の仕事や上司に対して感じていることや、新しいブランドの提案など自由に発言できます。 優れた提案であれば、立場や入社年数に関係なく、一気に事業を任せられるチャンスとなります。 ⅱ.PAL CHALLENGE PROJECT(パル・チャレンジプロジェクト)日々の仕事の中や、何気ない時にひらめく社員の直感的なアイデアを、新鮮なうちに形にする社内公募制度です。 企画が通れば必ず実現されます。 過去に実施された商品企画のクラウドファンディングも、このプロジェクトから生まれた施策です。 ③社員のがんばりを評価する各種インセンティブ制度ⅰ.販売士制度販売貢献度の高さを手当てで評価するインセンティブ制度です。 個人の売上目標額を上回る販売員には、貢献度に応じて、給与とは別に手当を支給します。 生活雑貨ブランドの場合は、店舗の売上に応じて、スタッフに利益を配分する仕組みをとっています。 ⅱ.インフルエンサー制度ショップスタッフの個人のSNS(WEAR、Instagram、アプリ)を使ったブランドプロモーションを評価する制度です。 SNSのフォロワーの増加数に応じて、給与とは別に手当てを支給します。 ⅲ.GOLDEN PASSION CLUB(2025年新設制度)SNS 発信及び店舗での対面接客において傑出した活躍と貢献をしたスタッフがメンバー入りする、いわゆる「殿堂入り」制度です。 認定スタッフには、特製リングが贈呈されます。 ⅳ.様々な表彰制度(2025年表彰項目) ・個人予算達成賞:年間個人予算達成率上位者。 ・個人年間売上優秀賞:年間個人売上金額上位者。 ・新人賞:個人予算達成率において優秀な成績を収めた新入社員。 ・PALSIP賞:(接客ロールプレイング)本選大会で高い評価を受けた優秀者。 ・EC売上貢献スタッフ賞: コーディネートとブログ、SNSから集客し、EC売上に貢献した従業員。 ・インフルエンサーオブザイヤー: Instagram、WEAR、TikTokアプリのフォロワーの増加率が高い従業員。 ⅴ.働き方に応じたキャリアプラン・社内公募制度パルグループでのキャリアステップは、働きに応じて多様なプランがあります。 まず、営業部門においては販売職からスタートしていただくのは全員必須です。 その後、店長やSV、ブランド長や事業部長、バイヤーやMDといった商品企画職へ進んでいただくことも可能ですが、すべての職種の基礎となるのは、お店であり、接客であると考えます。 ・セールスエキスパート制度パルグループでは、営業部門においては全てのキャリアのスタートは販売職から始まります。 もし、販売のお仕事にやりがいを感じて、ずっと販売職でキャリアアップしたいという方があれば、セールススペシャリストやセールスエキスパートといった職で、販売職のエキスパートとして歩んでいただくことも可能になりました。 ⅵ.次世代人材の発掘と育成30億円超のブランドについては、ブランド内ブランドを新設しそこには新しい人材を登用するように、半期のブランドヒアリングでチェックしております。 人的資本関連セミナーの実施~各パルグループでは中長期的な企業価値の向上のためには、働く社員ひとり一人が積極的な学びを通して、自ら考えて行動することが不可欠であると考えています。 サステナビリティ委員会では、その一環として社内セミナーを開催することと致しました。 いままで事業部やブランド単位で培ってきたナレッジ(知識、経験、ノウハウ)を、グループ内で広く共有することで、それぞれの立場で現業に生かすヒントとして考え、更なるシナジーを期待したいと思います。 |
| 指標及び目標 | (4)指標及び目標気候変動に伴う自然災害の増加•激甚化の傾向は世界全体の喫緊の課題であり、アパレル産業においても速やかな対応が求められています。 私たちが選択する個々の商品の企画内容や、生産体制が温室効果ガスの排出量を左右しているとも言えます。 我が国が掲げる2050年のカーボンニュートラルの実現を踏まえ、企業が事業活動を通じて貢献できる温室効果ガス排出削減の促進策を積極的に推し進めています。 当社グループでは以下の3つの基本的な考え方を根底として、気候変動対策に取り組んでまいります。 ①カーボンニュートラル我が国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、「2050年カーボンニュートラル」を掲げております。 この方針に賛同し、企業の責任として対応すべき温室効果ガスの削減を、商品、サプライチェーン、販売など企業活動のあらゆる方向から探り、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて全力でチャレンジします。 ②パリ協定と温室効果ガスの削減気候変動の進行を緩和することを目的に2016年にパリ協定が発効し、世界共通の長期目標として地球の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く抑えることと、さらに1.5℃に抑えるよう努力が掲げられています。 当社グループでは、気候変動への対応をサステナビリティにおける重要課題の一つとして位置付けており、商品の生産から廃棄までを含む、事業活動全般における温室効果ガス排出量を把握し、削減することに取り組みます。 ③グループを横断した取り組み当社グループの温室効果ガス削減の取り組みにおいては、環境負荷の多寡を左右する商品企画や、生産に対する施策を優先して行うことが重要です。 そのためには商品に関わるグループの社員すべてが問題意識を高め、それぞれの立場での対応策を速やかに講じる必要があります。 私たちは、グループを横断して社員一人ひとりの単位から対策を推進することにより、温室効果ガス削減を実行し、グループ全体として脱炭素社会の実現に貢献してまいります。 ※GHGプロトコルに基づいて算定当社グループの過去3年間の排出量の推移CO2排出量(t-CO2eq)割合前年度比2023年2月期2024年2月期2025年2月期Scope11,0448889890.3%11.2%Scope220,69520,97521,9587.8%4.7%Scope3232,150241,930259,60691.9%7.3% 上流カテゴリー1購入した製品・サービス152,998173,228185,26171.4%6.9%カテゴリー2資本財7,2529,2589,8253.8%6.1%カテゴリー3Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動3,5053,5323,8801.5%9.8%カテゴリー4輸送、配送(上流)26,87335,02836,34214.0%3.8%カテゴリー5事業から出る廃棄物8821,2602,4210.9%92.1%カテゴリー6出張8631,4172,2320.9%57.5%カテゴリー7雇用者の通勤3,0833,5903,3451.3%-6.8%カテゴリー8リース資産(上流)算定対象外算定対象外算定対象外 下流カテゴリー9輸送、配送(下流)算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー10販売した製品の加工算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー11販売した製品の使用算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー12販売した製品の廃棄36,69414,61716,3016.3%11.5%カテゴリー13リース資産(下流)算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー14フランチャイズ算定対象外算定対象外算定対象外 カテゴリー15投資算定対象外算定対象外算定対象外 合計253,889263,793282,551100.0%7.1%①対象範囲とカバー率:パルグループホールディングスおよび日本国内の連結会社100%②組織境界:支配力基準(支配下の事業からのGHG排出量を100%算定する)③電力排出係数:電気事業者別の排出係数(全国平均値)④Scope1、2 算定方法:金額からエネルギー使用量を推計(一部子会社ではエネルギー使用量から算定)⑤Scope3 カテゴリー7 2023年2月期から2024年2月期までの雇用者の通勤に集計間違いがあり訂正。 それに伴いScope3 総数、全体合計も訂正 また、当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 提出会社指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率-54.2%管理職に占める女性従業員の比率62%36.8%男性従業員の育児休業取得率- -% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異61.7%65.9%57.6% ㈱パル指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 88.2%管理職に占める女性従業員の比率76% 69.6%男性従業員の育児休業取得率50% 11.1% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異74.2%74.4%106.4% ㈱ナイスクラップ指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 93.6%管理職に占める女性従業員の比率84% 79.3%男性従業員の育児休業取得率-- (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異46.1%53.1% 28.3% ㈱ノーリーズ指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 72.6%管理職に占める女性従業員の比率60% 49.2%男性従業員の育児休業取得率50% 100.0% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異89.2%89.2% 94.3% |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | また、人材の多様性の確保を含む人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、当社グループは設立以来、人材を企業経営の最も重要な資本のひとつとして捉え、人材価値を最大限に引き出すための経営を行ってきました。 アパレルファッション業界において、人材こそが企業文化の独自性を育み、持続的な成長を担保する重要な要因であると考えています。 中長期的なビジョンを策定するにあたり、人材を資本としてその価値を最大限に引き出すための人事戦略は以下のとおりです。 <人材育成方針>パルグループの経営理念は、「社員と株主みんなの幸せのための経営」であり、社員が幸せな状態とは、社員一人ひとりが「自主性・自発性」を発揮できる状態だと考えております。 当社は現在40以上の多ブランドを展開していますが、その大半は社員からの提案によるものであり、自主性・自発性を持った社員たちが存分に力を発揮してくれたことが当社の成長の原動力となっております。 そして、社員一人一人が成し遂げたい自分の夢の実現のために、会社はその仕組みと知恵を提供し、社員の成長をサポートする役割を企業は担っていると考えております。 <社内環境整備方針>「自発性を発揮して成果を出した社員が、きっちりと評価され、自発性を発揮して提案をすることが歓迎される」そのような風土が、自発性を促し、社員一人一人のパフォーマンスが上がり、結果的に会社の成長につながると考えております。 そうした環境をより強化していくために、さまざまな制度や仕組みを整備し、パルグループのパワーの源である「社員の自主性・自発性」を引き出しています。 なお、キャリアプラン、インセンティブ制度、ワークライフバランスなど詳細はサステナビリティレポートに記載しております。 ①「働きに応じて平等」な人事評価制度大事にしているのが、「働きに応じて平等」の考えです。 オープンでクリアな評価制度があり、たとえキャリアの浅い社員であっても自主提案を繰り返し、想いを行動に移せる人には要職を任せたり、自らの手でブランドをプロデュースしたり、年功・社歴には全くとらわれない成長曲線を描くことができます。 一方で、事業部ブランドにより評価軸が偏らない様に、評価を行う際には経営トップから各ブランド幹部までが一堂に会して、評価目線を平準化する会議を十分な時間をかけて実施しています。 ②提案制度ⅰ.拝啓社長殿これはアルバイトスタッフを含む全社員が年に2回、社長に向けてアイデアを提案できる制度で、社員が今の仕事や上司に対して感じていることや、新しいブランドの提案など自由に発言できます。 優れた提案であれば、立場や入社年数に関係なく、一気に事業を任せられるチャンスとなります。 ⅱ.PAL CHALLENGE PROJECT(パル・チャレンジプロジェクト)日々の仕事の中や、何気ない時にひらめく社員の直感的なアイデアを、新鮮なうちに形にする社内公募制度です。 企画が通れば必ず実現されます。 過去に実施された商品企画のクラウドファンディングも、このプロジェクトから生まれた施策です。 ③社員のがんばりを評価する各種インセンティブ制度ⅰ.販売士制度販売貢献度の高さを手当てで評価するインセンティブ制度です。 個人の売上目標額を上回る販売員には、貢献度に応じて、給与とは別に手当を支給します。 生活雑貨ブランドの場合は、店舗の売上に応じて、スタッフに利益を配分する仕組みをとっています。 ⅱ.インフルエンサー制度ショップスタッフの個人のSNS(WEAR、Instagram、アプリ)を使ったブランドプロモーションを評価する制度です。 SNSのフォロワーの増加数に応じて、給与とは別に手当てを支給します。 ⅲ.GOLDEN PASSION CLUB(2025年新設制度)SNS 発信及び店舗での対面接客において傑出した活躍と貢献をしたスタッフがメンバー入りする、いわゆる「殿堂入り」制度です。 認定スタッフには、特製リングが贈呈されます。 ⅳ.様々な表彰制度(2025年表彰項目) ・個人予算達成賞:年間個人予算達成率上位者。 ・個人年間売上優秀賞:年間個人売上金額上位者。 ・新人賞:個人予算達成率において優秀な成績を収めた新入社員。 ・PALSIP賞:(接客ロールプレイング)本選大会で高い評価を受けた優秀者。 ・EC売上貢献スタッフ賞: コーディネートとブログ、SNSから集客し、EC売上に貢献した従業員。 ・インフルエンサーオブザイヤー: Instagram、WEAR、TikTokアプリのフォロワーの増加率が高い従業員。 ⅴ.働き方に応じたキャリアプラン・社内公募制度パルグループでのキャリアステップは、働きに応じて多様なプランがあります。 まず、営業部門においては販売職からスタートしていただくのは全員必須です。 その後、店長やSV、ブランド長や事業部長、バイヤーやMDといった商品企画職へ進んでいただくことも可能ですが、すべての職種の基礎となるのは、お店であり、接客であると考えます。 ・セールスエキスパート制度パルグループでは、営業部門においては全てのキャリアのスタートは販売職から始まります。 もし、販売のお仕事にやりがいを感じて、ずっと販売職でキャリアアップしたいという方があれば、セールススペシャリストやセールスエキスパートといった職で、販売職のエキスパートとして歩んでいただくことも可能になりました。 ⅵ.次世代人材の発掘と育成30億円超のブランドについては、ブランド内ブランドを新設しそこには新しい人材を登用するように、半期のブランドヒアリングでチェックしております。 人的資本関連セミナーの実施~各パルグループでは中長期的な企業価値の向上のためには、働く社員ひとり一人が積極的な学びを通して、自ら考えて行動することが不可欠であると考えています。 サステナビリティ委員会では、その一環として社内セミナーを開催することと致しました。 いままで事業部やブランド単位で培ってきたナレッジ(知識、経験、ノウハウ)を、グループ内で広く共有することで、それぞれの立場で現業に生かすヒントとして考え、更なるシナジーを期待したいと思います。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | また、当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 提出会社指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率-54.2%管理職に占める女性従業員の比率62%36.8%男性従業員の育児休業取得率- -% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異61.7%65.9%57.6% ㈱パル指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 88.2%管理職に占める女性従業員の比率76% 69.6%男性従業員の育児休業取得率50% 11.1% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異74.2%74.4%106.4% ㈱ナイスクラップ指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 93.6%管理職に占める女性従業員の比率84% 79.3%男性従業員の育児休業取得率-- (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異46.1%53.1% 28.3% ㈱ノーリーズ指標目標実績(当連結会計年度)従業員における女性比率- 72.6%管理職に占める女性従業員の比率60% 49.2%男性従業員の育児休業取得率50% 100.0% (注)1.上記表は正規雇用労働者の比率を表しております。 2.男性の育児休業取得率=「育児休業を取得した男性労働者数」/「配偶者が出産した男性労働者数」。 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者男女の賃金の差異89.2%89.2% 94.3% |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1)ファッション動向の変化について一般に、ファッション動向は常に変化する流行に左右されることから、当社グループが属するファッション衣料業界におきましては、業績に対する流行の影響を排除することは困難であります。 また、主要顧客である若年層向のマーケットにおける同業他社との競争は熾烈であります。 当社グループでは、多数のブランドを持つことにより広範囲のファッション領域をカバーし、また、1週間単位で事業部毎に各店責任者が集まり、販売動向、在庫動向等の検証を行う等、流行に即した商品企画および仕入に努めております。 (2)出店政策について①テナント出店について当社グループは、主として駅ビルや商業施設等にテナントとして出店しております。 これは集客力を有する駅ビル等に出店することで販売力を確保すること、周辺環境や人の流れの変化に迅速に対応し出退店によるスクラップアンドビルドを行う際に過剰な固定資産や設備の保有を極力避けることを目的とするものであります。 当社グループは、今後もストアブランドを保ちながら、駅ビルや商業施設等へのテナント店舗を中心に積極的な出店を進めていく方針であります。 また、出店先の選定にあたり、賃借料、商圏人口、特に衣料品に関しては主要顧客である若者に魅力ある出店先であるかどうか等を総合的に勘案することで、効率的な店舗展開を図っております。 当社グループにとって魅力的な出店先が充分に確保できない場合には出店数を縮小する可能性があるほか、店舗の出店数、出店場所、出店時期等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 さらに、テナント店舗の出店にあたり店舗賃借のための保証金の差し入れを行っているため、2026年2月末時点において保証金が総資産の8.7%を占めております。 当社グループは大手デベロッパーへの出店がほとんどでありますが、倒産その他賃貸人の事情により保証金の全部または一部が回収できない可能性があります。 ②スクラップアンドビルドに伴う費用について当社グループは、ファッショントレンドの変化を迅速かつ正確に読み取り新しい業態を開発する一方、時流に合わなくなった古い業態は積極的に見直しております。 一般に小売業界におきましては開店後の経過等により既存店舗の売上は減少する傾向にあることから、当社グループでは新規出店に加えて、既存店舗におきましても商品構成の見直し、業態変更、必要な場合は退店を行う等、スクラップアンドビルドを積極的に行うことで店舗全体の活性化を図っております。 当社グループでは、このような事業再構築のための費用が、いわば必要経費的に発生するものと認識しております。 (3) 大規模感染症等による影響について新型コロナウイルス感染症のような世界的な大規模感染症の拡大により、生産工場の閉鎖、店舗の休業等、仕入・売上双方に大きな影響が出る可能性があり、仕入においては、調達先の多様化を進めております。 また、ECに注力するなど販売チャネルを多角化して売上を確保できるよう努めております。 (4) 気候変動についてアパレル業界では季節による消費者の購買動向に合わせ販売商品を生産・調達しておりますが、気候変動により、生産・調達した商品が販売不振となるリスクがあります。 当社グループではいち早く販売商品を切り替えることができるよう4週間で調達販売のサイクルを終了する4週間MDの徹底と推進に努めております。 (5)顧客情報の管理について当社グループでは、顧客情報の管理には細心の注意を払っておりますが、顧客情報の外部漏洩事件が発生した場合には、当社グループの信用力が低下する等により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6)為替変動の影響について当社グループの商品のほとんどを輸入に依存していることから、為替相場の急激な変動による仕入れ価格の高騰によって売上総利益率の悪化をもたらす可能性があります。 特に、当社グループの売上に占める比率が38.2%を占める雑貨事業においては、販売価格の上限を設定している商品もあることなどから、悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)サイバーセキュリティリスクとその対応策について当社グループでは、商品の発注や在庫管理、店舗やEC による販売活動、その他の事業運営において、情報技術ネットワークやシステムを活用しております。 そのため、データのバックアップ体制の構築や稼働状況の監視、セキュリティの強化などをはじめとするシステムトラブルの事前防止に努めておりますが、第三者による不正アクセスや自然災害などによって大規模なシステムトラブルが生じた場合には、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があるほか、当社グループが提供するサービス品質の低下を招くなどの影響を及ぼす可能性があります。 2024年6月16日に不正アクセスによるサーバートラブルが発生しました。 当該不正アクセスに対して外部専門家を交えて調査を行いシステム障害の範囲や原因を特定するとともに、バックアップデータを用いて関連するシステムの復旧作業等を行いました。 また、システムの復旧の作業期間は、一部代替的な処理環境を構築したうえで、手作業により取引を集計し、システム稼働後に遡及的にシステムへの入力を行って会計データを生成しました。 なお、当社グループは識別されたサイバーセキュリティに関する内部統制の課題について、対応策を整備し、計画に従い順次対応を進めております。 (8)カントリーリスクについて当社グループでは、商品のほとんどを中国を中心としたアジア諸国から輸入しております。 特に中国におい て、政治リスクや地政学リスクのほか、経済活動に深刻な混乱が発生した場合には、当社の商品仕入に大きな影響が出る可能性があります。 引き続き、調達国の多様化を進めてまいります。 また、中東における地政学リスクの顕在化により、世界的な原油の供給や、プラスチックなどの素材調達に問題が発生した場合は、同様に当社の商品仕入に大きな影響が出る可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。 )の状況の概要は以下のとおりであります。 ①経営成績の状況当連結会計年度(2025年3月1日から2026年2月28日まで)におけるわが国経済は、春闘等による名目賃金の上昇はあったものの、物価変動の影響を除いた実質賃金は年度を通じてマイナス圏での推移となり、消費者の生活防衛意識は一段と強まりました。 加えて、為替相場の変動による輸入コストの高止まりや、記録的な猛暑の長期化、月ごとの気温の極端な変動といった気候変動要因も相俟って、個人の消費行動には月ごとの跛行性が顕著に現れた1年となりました。 世界情勢におきましては、米国をはじめとする主要国の経済政策の転換や地政学リスクの長期化が、サプライチェーンおよびエネルギー価格に不透明感をもたらしております。 また、国内においては、人手不足が深刻化しており、人件費および物流コストの構造的な上昇が、引き続き企業の収益を圧迫する大きな重石となっております。 このような事業環境のもと、当社グループは、目標として掲げている2029年2月期の連結売上高3,000億円達成に向けて、「OMO(Online Merges with Offline)施策の進化」と「ファン・コミュニティの深化」による収益基盤の強化に邁進してまいりました。 具体的には、衣料事業を中心として、総フォロワー数2,400万人超の規模へと拡大した社員インフルエンサーによるSNS発信を一段と強化するとともに、自社ECプラットフォーム「PAL CLOSET」から得られる膨大な購買・行動データの解析・活用を推進いたしました。 SNSを通じたお客さまの直接的な反応という「定性データ」と、EC上の閲覧・購買履歴等の「定量データ」の解析結果を各ブランドに提供し、トレンドの早期捕捉と高精度な需要予測が実現しております。 これにより、売上高の拡大のみならず、適正な発注管理を通じた在庫回転率の向上および廃棄ロスの抑制に大きな成果を収めました。 雑貨事業の中核ブランドである「3COINS」におきましては、国内でのブランド力向上に加え、アジア圏を中心とした海外卸売事業展開を本格化いたしました。 7月にオープンした香港1号店が、国内全店舗を上回る過去最高の店舗売上高を記録したほか、8月にはクアラルンプール1号店、2月には香港2号店がオープンするなど、当初想定を大きく上回る推移を見せております。 消費者の選別眼が厳しくなるなか、価格以上の価値を提供する商品ラインナップの拡充が支持され、売上高も順調に伸長し、ショッピングセンターにおける集客の核となる「キーテナント」としての地位を確立しております。 商品カテゴリも年々増加させ、戦略的な大型店舗の出店や既存店舗の大型化も可能な商品ラインアップの充実を進めてまいりました。 あわせて、出店条件の改善や店舗運営のマニュアル化による効率化を推進し、厳しいコスト環境下においても収益性の維持・向上に取り組んでまいりました。 以上により、衣料事業の売上高は、前年比17,045百万円増加の144,840百万円、営業利益は、前年比731百万円増加の18,893百万円となりました。 雑貨事業の売上高は、前年比9,871百万円増加の89,552百万円、営業利益は、前年比2,726百万円増加の8,264百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前年比12.9%増加の234,704百万円となりました。 利益面につきましては、営業利益は前年比14.7%増加の27,144百万円、経常利益は前年比13.4%増加の27,129百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比49.5%増加の17,714百万円となりました。 セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。 (衣料事業)売上高は前年比17,045百万円増加の144,840百万円となり、セグメント利益(営業利益)は、前年比4.0%増加の18,893百万円となりました。 (雑貨事業)売上高は前年比9,871百万円増加の89,552百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年比49.2%増加の8,264百万円となりました。 ②財政状態の状況 (資産)流動資産は、現金及び預金が10,548百万円、売掛金が2,566百万円、商品及び製品が1,351百万円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて14,472百万円増加しました。 固定資産は、建物及び構築物が963百万円、差入保証金が565百万円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて2,094百万円増加しました。 (負債)流動負債は、支払手形及び買掛金が3,533百万円、未払法人税等が900百万円、賞与引当金が535百万円がそれぞれ減少しましたが、電子記録債務が11,003百万円、役員賞与引当金が971百万円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて8,175百万円増加しました。 固定負債は、長期借入金が793百万円、役員退職慰労引当金が3,744百万円それぞれ減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べて4,422百万円減少しました。 (純資産)純資産は、利益剰余金が12,504百万円、非支配株主持分が158百万円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて12,813百万円増加しました。 ③キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、営業活動により取得した資金が21,332百万円となりましたが、投資活動により使用した資金が4,215百万円、財務活動により使用した資金が6,591百万円となったことなどにより、前連結会計年度末に比べて10,548百万円増加し、96,264百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)前連結会計年度におきましては、営業活動の結果取得した資金は22,038百万円でありましたが、当連結会計年度は、税金等調整前当期純利益が26,907百万円あり、仕入債務の増加が7,657百万円、役員退職慰労引当金の減少が3,744百万円、法人税等の支払額が9,920百万円あったことなどにより、営業活動の結果取得した資金は21,332百万円となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)前連結会計年度におきましては、投資活動の結果取得した資金は792百万円でありましたが、当連結会計年度は、有形固定資産の取得による支出が3,438百万円、差入保証金の回収による収入が467百万円、差入保証金の差入による支出が1,033百万円、資産除去債務の履行による支出が134百万円あったことなどにより、投資活動により使用した資金は4,215百万円となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)前連結会計年度におきましては、財務活動の結果使用した資金は4,364百万円でありましたが、当連結会計年度は、配当金の支払額が5,209百万円あったことなどにより、財務活動により使用した資金は6,591百万円となりました。 ④生産、受注及び販売の実績 (仕入実績)セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)衣料事業59,755112.1雑貨事業43,050113.2その他20175.1合計103,007112.5 (注) セグメント間取引については,相殺消去しております。 (販売実績)セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)衣料事業144,840113.3雑貨事業89,552112.4その他31089.1合計234,704112.9 (注) セグメント間取引については,相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析、検討内容は次の通りであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 この連結財務諸表作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容当社では、経営指標であるROE(自己資本利益率)12%の安定的達成のため、売上総利益率及び経常利益率の向上を重点施策としております。 このため、ECの販売強化とWEBプロモーションの強化や、生活雑貨ブランド「3COINS」を中心に新規出店の加速と既存店の増床による大型化に取り組んでまいりました。 また、各ブランドでは、商品に関して4週間を1シーズンとする4週間MDを徹底することで、販売予測の精緻化、最終消化率の向上を図り、無駄な在庫を作らない・持たないように努めてまいりました。 前年と比較して、店舗の売上が好調に推移し、過去最高の売上高を達成することが出来ました。 売上総利益率は原材料価格の高騰や急激な円安の影響を受けたものの0.8ポイント増加の56.7%、経常利益率は0.1ポイント増加の11.6%となりました。 ROEは前年比5.3ポイント増加の22.9%となりました。 主要損益項目の状況は以下の通りであります。 (売上高及び売上総利益)売上高は前年比12.9%増加の234,704百万円となりました。 売上高の詳細については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況及び④生産、受注及び販売の実績」をご参照ください。 差引売上総利益は前年比14.4%増加の133,052百万円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益)販売費及び一般管理費については、売上高販売費及び一般管理費率が前年比0.5%増加し、105,907百万円となりました。 営業利益は前年比14.7%増加の27,144百万円となり、経常利益は前年比13.4%増加の27,129百万円となりました。 (特別損益)特別損失は、店舗の撤退、業態変更などによる固定資産除却損39百万円、減損損失293百万円など合計332百万円を計上しました。 (親会社株主に帰属する当期純利益)親会社株主に帰属する当期純利益は、前年比49.5%増加の17,714百万円となりました。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載の通りであります。 ④資本の財源及び資金の流動性に係る情報(キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 また、キャッシュ・フロー指標のトレンドは、以下のとおりであります。 2023年2月期2024年2月期2025年2月期2026年2月期自己資本比率(%)49.050.047.950.8時価ベースの自己資本比率(%)114.4165.6193.3186.1キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)76.295.466.964.3インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)190.8155.0179.6133.1 (注) 1.自己資本比率 : 自己資本/総資産2.時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額/総資産3.キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/営業キャッシュ・フロー4.インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い5.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 6.株式時価総額は発行済株式数をベースに計算しております。 (運転資金) 運転資金は、主に営業活動による現金収入によっておりますが、状況に応じて銀行借入により資金調達することとしております。 (出店に伴う資金等) 一般にテナント店舗の出店にあたり店舗賃借のための保証金の差入が必要ですが、当社グループは、原則として借入金により調達する方針をとっております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資については、総額3,576百万円であり、その主なものは、店舗内装設備等であります。 なお、有形固定資産のほか、無形固定資産への投資を含めて記載しております。 セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。 (衣料事業)設備投資額は2,037百万円であり、その主なものは、店舗内装設備等であります。 (雑貨事業)設備投資額は1,424百万円であり、その主なものは、店舗内装設備等であります。 (その他)設備投資額は27百万円であり、その主なものは、店舗内装設備等であります。 (全社(共通))設備投資額は86百万円であり、その主なものは、事務所内装設備等であります。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 2026年2月28日現在における各事業所の設備の状況、投下資本ならびに従業員の配置状況は次のとおりであります。 (1) 提出会社2026年2月28日現在事業所名(セグメント)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)期末店舗数(店)建物及び構築物土地(面積㎡)その他有形固定資産差入保証金合計衣料事業店舗設備等25272( 3,056)-6,5236,821 ( -)-雑貨事業店舗設備等19103( 152)-5,1085,231 ( -)-その他店舗設備等79-( -)13698 ( -)-全社(共通)―11621( 6,868)5944581,19059( 1)-合計240397(10,076)60812,09613,34259( 1)- (2) 国内子会社①㈱パル2026年2月28日現在事業所名(セグメント)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)期末店舗数(店)建物及び構築物土地(面積㎡)その他有形固定資産差入 保証金合計大阪府店舗設備等467-31-499229( 137)68東京都店舗設備等731-711804407( 177)112その他店舗設備等3,035-31403,3491,341( 685)322衣料事業計店舗設備等4,235-41714,6541,977( 999)502大阪府店舗設備等552-1060659167( 196)47東京都店舗設備等626-110-736163( 297)62その他店舗設備等4,139-83414,9761,037( 1,485)319雑貨事業計店舗設備等5,318-1,05216,3721,367( 1,978)428その他店舗設備等26-7-338( 11)1全社(共通)―107-92614394( 88)-合計9,688-1,4862911,2033,446( 3,076)931 ②その他国内子会社2026年2月28日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)期末店舗数(店)建物及び構築物土地(面積㎡)その他有形固定資産差入 保証金合計㈱ナイスクラップ本社(東京都渋谷区)衣 料店舗528-1081,0621,699411(91)97雑 貨116-2925640290(35)26合計644-1381,3182,102501(126)123㈱ノーリーズ本社(東京都渋谷区)衣 料店舗487169( 330)617891,508352( 80)55 (注) 1.各資産の金額は帳簿価額であり、建設仮勘定を含んでおります。 2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(年間平均人員)は( )内に外書しております。 3.主要な建物を賃借しております。 4.提出会社のリース契約による主な賃借設備は次のとおりであります。 名称台数等リース期間(年)年間リース料(百万円)リース契約残高(百万円)電子計算機等一式-5170631 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等2026年2月28日現在における重要な設備の新設等の計画は次のとおりであります。 会社名事業所名(仮称)所在地セグメントの名称設備の内容投資予定額(百万円)資金調達方法着手年月完了予定年月総額既支払額㈱パルBazaar GALLARDA GALANTE三井アウトレットパーク福岡店ほか 計39店舗―衣料店舗1,024―自己資金2026年3月2027年5月3COINS+plusイオンモール長久手店ほか 計47店舗―雑貨店舗1,410―自己資金2026年3月2027年10月㈱ナイスクラップNICE CLAUP/OLIVE des OLIVE OUTLET三井アウトレットパーク北陸小矢部店ほか 計6店舗―衣料店舗82―自己資金2026年3月2026年3月BIRTHDAY BAR新越谷ヴァリエ店ほか 計5店舗―雑貨店舗86―自己資金2026年3月2026年12月㈱ノーリーズMAQWEL阪急西宮ガーデンズ店―衣料店舗20―自己資金2026年3月2026年3月 (注)㈱マグスタイルは、2025年3月1日付にて㈱ナイスクラップが吸収合併しております。 (2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 86,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 45 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 9 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 12,833,000 |
| 管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標 | 0 |
| 全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
| 非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標 | 1 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ①投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式とは、時価の変動により利益を得ることを目的として保有する株式とし、純投資目的以外の目的である投資株式とは、それ以外の目的で保有する株式(政策保有株式)としております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、政策保有株式について、中長期的な企業価値の向上のための経営戦略の一環として、また、取引先との良好な関係を構築し、事業の円滑な推進を図るために必要と判断した場合に株式を保有する方針であります。 政策保有株式については、毎年取締役会において保有目的の適切性や経済合理性を検証しております。 その上で継続して保有する必要がないと判断した株式は売却を進める方針であります。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式10非上場株式以外の株式231 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度 保有目的、定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 (注)当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三井住友フィナンシャルグループ3,8463,846安定的な資金調達や金融取引等の取引関係を維持・構築するため保有しているものです。 (注)有2314㈱みずほフィナンシャルグループ1,2001,200安定的な資金調達や金融取引等の取引関係を維持・構築するため保有しているものです。 (注)有85 (注)定量的な保有効果に関しましては記載が困難でありますが、毎年取締役会において、保有目的の適切性や経済合理性を検証しております。 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 0 |
| 銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 31,000,000 |
| 株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 1,200 |
| 貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 8,000,000 |
| 銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | ㈱みずほフィナンシャルグループ |
| 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 安定的な資金調達や金融取引等の取引関係を維持・構築するため保有しているものです。 (注) |
| 当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 有 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2026年2月28日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) ㈱スコッチ洋服店大阪市中央区道修町3丁目6番1号62,795,68036.16 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号18,110,70010.43 井上 隆太東京都世田谷区9,847,3445.67 ㈱日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8番12号8,301,3004.78 ㈱三井住友銀行東京都千代田区丸の内1丁目1番2号4,708,1922.71 ㈱三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内1丁目4番5号4,393,7602.53 HSBC-FUND SERVICES HSBC-006 MF EFM(常任代理人香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1 QUEEN'S ROAD CENTRAL, HONG KONG(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)3,610,0002.08 JPモルガン証券㈱東京都千代田区丸の内2丁目7番3号2,897,1451.67 公益財団法人パル井上財団大阪市中央区道修町3丁目6番1号2,400,0001.38 THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部)東京都千代田区大手町2丁目2番2号(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)1,785,1001.03 計―118,849,22168.44 (注) 1.上記のほか当社所有の自己株式11,441,694株があります。2.上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 18,110,700株株式会社日本カストディ銀行(信託口) 8,301,300株 3.2026年2月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友DSアセットマネジメント株式会社及びその共同保有者が2026年1月30日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、株式会社三井住友銀行を除き、当社として2026年2月28日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況では含めておりません。 なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)三井住友DSアセットマネジメント株式会社東京都田港区虎ノ門1丁目17番1号虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階2,790,3001.51株式会社三井住友銀行東京都千代田区丸の内1丁目1番2号4,708,1922.54合計-7,498,4924.05 4.2025年9月5日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社みずほ銀行及びその共同保有者が2025年8月29日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、株式会社みずほ銀行を除き、当社として2026年2月28日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況では含めておりません。 なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。当社は2025年9月11日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、下記の保有株式等の数は当該株式分割前の株式数を記載しております。 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)株式会社みずほ銀行東京都千代田区大手町1丁目5番5号348,4800.38アセットマネジメントOne株式会社東京都千代田区丸の内1丁目8番2号4,680,1005.06合計-5,028,5805.43 5.2025年9月30日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社三菱UFJ銀行及びその共同保有者が2025年9月22日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、株式会社三菱UFJ銀行を除き、当社として2026年2月28日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況では含めておりません。 なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)株式会社三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内一丁目4番5号4,393,7602.37三菱UFJ信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内一丁目4番5号1,463,4000.79三菱UFJアセットマネジメント株式会社東京都港区東新橋一丁目9番1号857,1000.46三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社東京都千代田区大手町一丁目9番2号348,7940.19合計-7,063,0543.82 |
| 株主数-金融機関 | 39 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 41 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 194 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 227 |
| 株主数-個人その他 | 35,329 |
| 株主数-その他の法人 | 170 |
| 株主数-計 | 36,000 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部) |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 該当事項はありません。 |
Shareholders2
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(千株)92,54492,544-185,088 (変動事由の概要)増加数の主な内訳は、次の通りであります。 株式分割による増加92,544千株 2.自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(千株)5,7205,720011,441 (変動事由の概要) 増加数の主な内訳は、次の通りであります。 株式分割による増加5,720千株 減少数の主な内訳は、次の通りであります。 単元未満株式の売渡しによる減少0千株 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 有限責任 あずさ監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年5月26日株式会社パルグループホールディングス取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 大阪事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士弓 削 亜 紀 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士北 村 圭 子 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社パルグループホールディングスの2025年3月1日から2026年2月28日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社パルグループホールディングス及び連結子会社の2026年2月28日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社パルにおける商品の評価の合理性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社パルグループホールディングスの2026年2月28日に終了する連結会計年度の連結貸借対照表において商品及び製品(以下「商品等」という。 )18,083百万円が計上されており、連結総資産の11.0%を占めている。 当該商品等は主に株式会社パル(以下「会社」という。 )が保有する商品から構成されている。 注記事項「(重要な会計上の見積り)1.商品及び製品の評価」に記載のとおり、商品等は取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価される。 なお、当連結会計年度の商品等の評価損計上額は794百万円である。 会社は、商品が市場に投入された当初の販売価格より、消費者の嗜好や需要、季節による購買動向を考慮し、段階的に販売価格の値下げを行うことで、商品の消化を行っている。 会社は、主として商品を「春夏」と「秋冬」単位のシーズン品として管理しており、シーズン終了後の未販売の商品について、販売価格の値下げの実態、商品の販売可能性等を考慮し、過去の値引販売実績率及び在庫消化率に基づいた商品の評価を実施している。 商品の需要は経営者が予測不能な前提条件の変化によって大きく変動する可能性があり、商品の需要の予測には高い不確実性を伴い、商品の評価に重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、会社における商品の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、会社における商品の評価の合理性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価商品の評価プロセスに関する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。 評価に当たっては、評価減の対象外とする商品の選定に係る業務プロセスの内部統制、並びに、会社が商品毎に設定した値引率に基づく評価損計上処理の正確性及び網羅性を担保するためのITシステムの全般統制及び業務処理統制の整備及び運用状況の有効性の評価に特に焦点を当てた。 (2) 商品の評価の合理性の検討・ 経営者及び担当部署責任者への質問により、市場環境や会社の事業戦略について理解するとともに、商品の収益性の低下に基づく簿価切下げの方針が実態と乖離していないかを検討した。 ・ 前期末に保有していた商品の販売実績等を確認し、商品の販売可能性及び正味売却価額に関する見積りの仮定の適切性を検討した。 ・ 商品評価損の計上対象外となった商品について、商品の評価に係る方針に基づく判断が適切に行われていることを検証するために、会社が作成した評価替対象商品の選定資料を閲覧し、直近の販売実績及び在庫消化率等を把握したうえで、当該判断の根拠について担当部署責任者への質問を実施した。 ・ 商品評価損の計上対象となった商品について、商品の評価に係る方針に基づく評価損の算定が正確に行われていることを確認するために、会社が作成した評価替集計資料を入手し、値引率を基礎として算出された評価替適用率について再計算を実施した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社パルグループホールディングスの2026年2月28日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社パルグループホールディングスが2026年2月28日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 ※1 上記の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 株式会社パルにおける商品の評価の合理性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社パルグループホールディングスの2026年2月28日に終了する連結会計年度の連結貸借対照表において商品及び製品(以下「商品等」という。 )18,083百万円が計上されており、連結総資産の11.0%を占めている。 当該商品等は主に株式会社パル(以下「会社」という。 )が保有する商品から構成されている。 注記事項「(重要な会計上の見積り)1.商品及び製品の評価」に記載のとおり、商品等は取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価される。 なお、当連結会計年度の商品等の評価損計上額は794百万円である。 会社は、商品が市場に投入された当初の販売価格より、消費者の嗜好や需要、季節による購買動向を考慮し、段階的に販売価格の値下げを行うことで、商品の消化を行っている。 会社は、主として商品を「春夏」と「秋冬」単位のシーズン品として管理しており、シーズン終了後の未販売の商品について、販売価格の値下げの実態、商品の販売可能性等を考慮し、過去の値引販売実績率及び在庫消化率に基づいた商品の評価を実施している。 商品の需要は経営者が予測不能な前提条件の変化によって大きく変動する可能性があり、商品の需要の予測には高い不確実性を伴い、商品の評価に重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、会社における商品の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 当監査法人は、会社における商品の評価の合理性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価商品の評価プロセスに関する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。 評価に当たっては、評価減の対象外とする商品の選定に係る業務プロセスの内部統制、並びに、会社が商品毎に設定した値引率に基づく評価損計上処理の正確性及び網羅性を担保するためのITシステムの全般統制及び業務処理統制の整備及び運用状況の有効性の評価に特に焦点を当てた。 (2) 商品の評価の合理性の検討・ 経営者及び担当部署責任者への質問により、市場環境や会社の事業戦略について理解するとともに、商品の収益性の低下に基づく簿価切下げの方針が実態と乖離していないかを検討した。 ・ 前期末に保有していた商品の販売実績等を確認し、商品の販売可能性及び正味売却価額に関する見積りの仮定の適切性を検討した。 ・ 商品評価損の計上対象外となった商品について、商品の評価に係る方針に基づく判断が適切に行われていることを検証するために、会社が作成した評価替対象商品の選定資料を閲覧し、直近の販売実績及び在庫消化率等を把握したうえで、当該判断の根拠について担当部署責任者への質問を実施した。 ・ 商品評価損の計上対象となった商品について、商品の評価に係る方針に基づく評価損の算定が正確に行われていることを確認するために、会社が作成した評価替集計資料を入手し、値引率を基礎として算出された評価替適用率について再計算を実施した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 株式会社パルにおける商品の評価の合理性 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 株式会社パルグループホールディングスの2026年2月28日に終了する連結会計年度の連結貸借対照表において商品及び製品(以下「商品等」という。 )18,083百万円が計上されており、連結総資産の11.0%を占めている。 当該商品等は主に株式会社パル(以下「会社」という。 )が保有する商品から構成されている。 注記事項「(重要な会計上の見積り)1.商品及び製品の評価」に記載のとおり、商品等は取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価される。 なお、当連結会計年度の商品等の評価損計上額は794百万円である。 会社は、商品が市場に投入された当初の販売価格より、消費者の嗜好や需要、季節による購買動向を考慮し、段階的に販売価格の値下げを行うことで、商品の消化を行っている。 会社は、主として商品を「春夏」と「秋冬」単位のシーズン品として管理しており、シーズン終了後の未販売の商品について、販売価格の値下げの実態、商品の販売可能性等を考慮し、過去の値引販売実績率及び在庫消化率に基づいた商品の評価を実施している。 商品の需要は経営者が予測不能な前提条件の変化によって大きく変動する可能性があり、商品の需要の予測には高い不確実性を伴い、商品の評価に重要な影響を及ぼす。 以上から、当監査法人は、会社における商品の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項「(重要な会計上の見積り)1.商品及び製品の評価」 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、会社における商品の評価の合理性を検討するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1) 内部統制の評価商品の評価プロセスに関する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。 評価に当たっては、評価減の対象外とする商品の選定に係る業務プロセスの内部統制、並びに、会社が商品毎に設定した値引率に基づく評価損計上処理の正確性及び網羅性を担保するためのITシステムの全般統制及び業務処理統制の整備及び運用状況の有効性の評価に特に焦点を当てた。 (2) 商品の評価の合理性の検討・ 経営者及び担当部署責任者への質問により、市場環境や会社の事業戦略について理解するとともに、商品の収益性の低下に基づく簿価切下げの方針が実態と乖離していないかを検討した。 ・ 前期末に保有していた商品の販売実績等を確認し、商品の販売可能性及び正味売却価額に関する見積りの仮定の適切性を検討した。 ・ 商品評価損の計上対象外となった商品について、商品の評価に係る方針に基づく判断が適切に行われていることを検証するために、会社が作成した評価替対象商品の選定資料を閲覧し、直近の販売実績及び在庫消化率等を把握したうえで、当該判断の根拠について担当部署責任者への質問を実施した。 ・ 商品評価損の計上対象となった商品について、商品の評価に係る方針に基づく評価損の算定が正確に行われていることを確認するために、会社が作成した評価替集計資料を入手し、値引率を基礎として算出された評価替適用率について再計算を実施した。 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
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| 監査法人1、個別 | 有限責任 あずさ監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年5月26日株式会社パルグループホールディングス取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 大阪事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士弓 削 亜 紀 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士北 村 圭 子 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社パルグループホールディングスの2025年3月1日から2026年2月28日までの第54期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社パルグループホールディングスの2026年2月28日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。 )に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 ※1 上記の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| 商品及び製品 | 18,083,000,000 |
| 原材料及び貯蔵品 | 25,000,000 |
| その他、流動資産 | 350,000,000 |
| 建物及び構築物(純額) | 11,152,000,000 |
| 機械装置及び運搬具(純額) | 12,000,000 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 55,000,000 |
| 土地 | 397,000,000 |