財務諸表
CoverPage
| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-03-26 |
| 英訳名、表紙 | Columbia Works Inc. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役 中内 準 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-6427-1562 |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2【沿革】 年月事業の変遷2013年5月立地特性に応じた付加価値の極大化を図る不動産開発を行うことを目的として、東京都渋谷区渋谷一丁目において当社を設立2013年8月宅地建物取引業免許(東京都知事)を取得、不動産開発サービスを開始2014年1月業容拡大に伴い、東京都渋谷区渋谷二丁目に本社移転2014年8月開発物件の賃貸管理を目的として、当社、株式会社ジェクトワン、株式会社アンセムの3社による合弁で、JACコミュニティ株式会社(現 コロンビア・コミュニティ株式会社)を設立し、関連会社化(当社出資比率 33.3%)。 不動産賃貸管理サービスを開始2018年1月連結子会社のコロンビアホテル&リゾーツ株式会社を設立(100%出資の子会社)、ホテル運営サービスを開始2018年7月業容拡大に伴い、東京都渋谷区渋谷三丁目に本社移転2018年9月株式会社ジェクトワンからJACコミュニティ株式会社の株式(発行済株式総数の22.2%)を取得し、子会社化(出資比率55.5%)2020年9月株式会社アンセムからJACコミュニティ株式会社の株式(発行済株式総数の44.4%)を取得し、完全子会社化(出資比率100% 現連結子会社)2021年7月JACコミュニティ株式会社をコロンビア・コミュニティ株式会社に商号変更2023年4月アセットマネジメントサービスの提供を目的として、コロンビア・アセットマネジメント株式会社を設立(100%出資の子会社)2024年3月東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場2024年9月業容拡大に伴い、東京都渋谷区渋谷二丁目に本社移転2024年10月合同会社RC1号を営業者とする匿名組合に出資し、子会社化(出資比率100%、現連結子会社)2025年2月ACSホールディングス株式会社の株式を取得し、子会社化(出資比率100%、現連結子会社) |
| 事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループ(当社及び連結子会社。 以下同じ。 )は、当社と連結子会社6社で構成されており、不動産開発サービスを主な事業の内容とし、それに付随する後述の不動産賃貸管理サービス、ホテル運営サービス、アセットマネジメントサービスの事業活動を行っております。 当社グループでは、「人が輝く舞台を世界につくる」という企業理念のもと、人々の想像する街を具現化し、住む人や訪れる人が多彩な感性で体験することで、創造性を活性化させ、培っていくような場づくりを使命として、街との調和を考慮した集合住宅の開発や、土地の新たな価値を生み出す開発を行っております。 具体的な内容は以下のとおりであります。 ・私たちの使命「ユニキュベーション※によって想像と体験のサイクルを生み出し人が輝く舞台を世界につくる」一人ひとりが持つ感性と個性を、自らの努力と発想で育て上げ、心の底から思う「あったらいいな」を実現します。 ・私たちのめざす姿「誰もが主役」時代と共に進化し、世界中の誰もが人生の主役になれる舞台を提供できる会社をめざします。 ・私たちが大切にする価値観「好奇心、上昇志向、一体感」当社が創出する都市開発により、利用者、居住者やそこに訪れる人みなさんの人生の質“Quality of Life”を向上させる街づくりを社会に提供し続けます。 ※ユニキュベーションとは、Uniqueness(面白さ)とIncubation(育成)を組み合わせた造語です。 独自の視点で社会及び地域の課題解決に繋げる、唯一無二の建物の創出を目指します。 また、当社グループ全体としてストック収入の増大・不動産ノウハウの蓄積など、相乗効果が得られるような事業展開を行っております。 加えて、当社グループは、開発物件の供給を中心としたフロー収入に加え、賃貸管理・運営、ホテル運営及びアセットマネジメント等のストック型収益機会を組み合わせることで、安定収益の拡大及び事業基盤の強化を図っております。 当社グループは不動産開発事業の単一セグメントであるため、主なサービスの内容について以下に記載いたします。 (1) 不動産開発サービス 当社グループは、レジデンス(賃貸マンション)、オフィス、ホテル等を不動産開発サービスの対象としております。 レジデンスは「Blancé(ブランセ)」、「LUMIEC(ルミーク)」のブランド名で開発を行っております。 また、近時は既存建物の取得後にリノベーション等のバリューアップを図り、価値向上を実現する開発にも注力しており、当該バリューアップ型賃貸レジデンスについては「LUMIEC un(ルミーク アン)」として商品展開を行っております。 オフィスは「BIASTA(ビアスタ)」のブランド名で開発を行っております。 a.特徴 当社では、案件担当者が仕入から開発、販売まで一貫して担当することによりスピード感を持った判断、機動力のある迅速な業務執行が可能であると共に、不動産開発サービスに関するノウハウ及び開発後の運営に関するノウハウを持ち合わせていることから、企画から運営まで一気通貫の不動産開発サービスの提供が可能となっております。 また、不動産賃貸管理やホテル運営の各サービスを当社グループにおいて提供することにより、世の中が求めているサービスのニーズをタイムリーに把握し、他社ではあまり手掛けられていない新たなサービスの提案を行うなど、不動産開発サービスに生かすことができる体制となっております。 これまでにおいては、定額制のパーソナルトレーニングサービスや朝食提供サービスを導入したレジデンスの案件や、住宅街の駅前にクリニックを集めたメディカルモールの案件を販売するなど、相場賃料や想定利用人数といった建物の需要にとどまらず、周辺地域でどのようなサービスが求められているかに至るまで徹底的なリサーチを行うことにより、その用地に合わせたサービスの付加を企画するといった特徴的な案件開発の実績を重ねております。 また、テナントを先に決めた上でその需要に合わせて建設を行うBTS(Build To Suit)型施設の開発も行っており、PET-CTなど高度な医療機器を備えた人間ドック受診センターや学生マンションの開発も手掛けております。 なお、BTS(Build To Suit)型施設とは、大規模施設の開発の際に、入居するテナントや顧客のニーズに合わせて、施設の用地選定から、テナント仕様で設計・開発などを行ういわゆるオーダーメイド型の施設を意味します。 そのほかにも建設期間中の開発案件をSPCへ売却し、販売後も当社のノウハウを活かし、投資家及びCM(コンストラクション・マネジメント)として関与するファンド型のスキームも継続して行っております。 なお、SPC(特別目的会社)とはSpecial Purpose Companyの略であり、当社では特定の不動産について当社の信用リスクから切り離し、資金を調達するために設立する場合があります。 また、CMとは、プロジェクト全体計画に従い、主にコストやスケジュール管理を行い、計画通りにプロジェクトを完了させるための業務であります。 当事業年度においても、当社は当該スキームを活用した案件組成等を行っております。 さらに、当社は事業環境の変化に応じて、既存建物の取得後にリノベーション等を実施し、物件の価値向上を図るバリューアップ型の開発も推進しており、「LUMIEC un」を当該開発のブランドとして位置付けております。 「LUMIEC un」は、当社賃貸レジデンスブランド「LUMIEC」から派生したバリューアップ型ブランドであり、既存建物の取得後に、リノベーションや運営改善等を通じて収益性向上を図り、不動産の価値を高めることを志向しております。 また、当社は当該バリューアップ型開発において、当社単独での取得・開発に加え、他社デベロッパーとの協業による事業機会の拡大も図っております。 b.顧客層、商圏 レジデンスやオフィス等を開発対象として用地を仕入れ、リターンを得られる投資対象として案件を組成した後、1棟販売にて数十億円程度のロットがある案件は不動産投資家に直接販売し、数億円程度のサイズが小さい案件は仲介業者を通して個人富裕層または当該個人の資産管理会社、一般事業法人向けに販売をしております。 不動産開発サービスは、当社が大都市圏を対象に行っております。 (2) 不動産賃貸管理サービス 不動産開発サービスにおいて開発した案件について、販売後も顧客に責任をもってフォローするため、顧客の「良き代理人」であることを当社グループの使命として、不動産賃貸管理サービスを行っております。 当社グループは、開発段階から運営を見据えた企画・仕様検討を行い、竣工後の賃貸運営においても物件価値の維持・向上及び収益性向上を図ることで、投資家・オーナーの投資成果最大化に貢献することを志向しております。 具体的なサービス内容は以下のとおりです。 a.商業施設等 商業施設、複合施設のエリア特性やトレンド等の市場調査を元に賃貸を支援する業務(リーシング)を行っております。 施設運営に欠かせない清掃・各種設備の保守点検等は専門業者を派遣し、日常のスケジュール管理や、行政への報告などを代行しております。 b.オフィス 物件のコンセプトや特徴をアピールした資料作りや、オフィス専門の仲介業者との協力体制のもと、テナント誘致を行っております。 オーナー様のご要望や物件に即したテナントであるか調査した上で、契約の締結、入居後のサポートまで代行しております。 c.レジデンス 地域に根差した仲介業者との協力体制のもと、年間を通し、時期的・地域的特性を踏まえリーシング条件の提案を行っております。 共用部の有効活用や環境維持、設備保守等の建物規模に応じた提案をしております。 不動産賃貸管理サービスは、連結子会社のコロンビア・コミュニティ株式会社が1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)を対象に行っております。 (3) ホテル運営サービス 当社グループは、ホテルの運営サービスを行っております。 当社が手掛けるホテルは、単なる宿泊機能の提供に留まらず、地域性や文化・アート等の要素を取り入れた空間価値を創出することで、滞在価値を高めることを志向しております。 当該サービスは主として、連結子会社であるコロンビアホテル&リゾーツ株式会社により担われております。 同社は、これまでのホテル開発・運営ノウハウを活かし、より多様な滞在ニーズに応えることを目的として、新たなホテルブランド「NOCTIS(ノクティス)」を立ち上げております。 「NOCTIS(ノクティス)」は、都心におけるプレミアムな滞在体験を提供する新たなライフスタイルホテルブランドであり、グループ旅行や長期滞在といったニーズに応えるとともに、「コミュニケーションが生まれるホテル」をコンセプトとして展開してまいります。 また、すべての施設には、ゲスト同士の交流、ホテルスタッフとの対話、さらには地域とのつながりを育む場として、Barの設置を予定しております。 当社は、不動産開発と高度なサービスの付加によるユニキュベーションを継続的に行っていくことをミッションとしており、今回の新ホテルブランド「NOCTIS(ノクティス)」もその中核となるプロジェクトの一つと位置付けております。 なお、当社グループは「NOCTIS(ノクティス)」の展開に向けて、複数の開発予定地の取得を行っており、千代田区外神田六丁目(2026年開業予定)、渋谷区円山町一丁目(2027年開業予定)、港区元麻布三丁目(2028年開業予定)、台東区台東一丁目(2028年開業予定)等において、ホテル開業に向けた用地取得・計画を進行中であります。 千代田区外神田六丁目については、コロンビアホテル&リゾーツ株式会社が運営中のBnA Studio Akihabaraの隣地を取得済みであり、既存施設を増築し、リブランドを予定しております。 また、台東区台東一丁目については、購入に向けた契約を締結済みであります。 <「NOCTIS」シリーズの部屋イメージ> (4) アセットマネジメントサービス 当社グループは、投資家からの委託を受け、資産形成や資産の運用、保全を行うアセットマネジメントサービスを提供しております。 当社グループのアセットマネジメントサービスは、当社の不動産開発及び運営のノウハウを活用し、投資家に対して不動産投資機会の提供及び投資成果の最大化を図ることを目的としております。 当該サービスは主として、連結子会社のコロンビア・アセットマネジメント株式会社により担われております。 同社は2024年より投資助言・代理業を行っておりますが、2025年には投資運用業(不動産関連特定投資運用業)及び第二種金融商品取引業の変更登録を完了し、業容の拡大を進めております。 また、同社の投資助言業務の受託事例として、複数のレジデンスを投資対象とした案件の受託を行い、累計の受託資産額(AUM)が480億円超となる見込みである旨を開示しております。 (5) 多様な収益ポイント 当社グループは、土地に建物を建てて売却を行う不動産開発のみならず自社開発型、ファンド型及びバリューアップ型の3つの事業スキームを展開しております。 ひとつの土地に対して最適なスキームを選択することで利益の最大化及び資産効率の最適化を図ることができます。 加えて、どのスキームでも当社グループ内でのシナジー効果が活用できることで多様な収益ポイントを確保することが可能となります。 [事業系統図]事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (参考)情報発信体制当社は、株主・投資家等に対する情報発信の更なる強化を目的として、2025年6月にX(旧Twitter)及びメディアプラットフォームnote上にて公式IRアカウントを開設し、決算情報やIR関連情報等の発信を行っております。 |
| 関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金(出資金)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) コロンビア・コミュニティ株式会社東京都渋谷区42百万円不動産賃貸管理サービス100賃貸物件の管理、賃貸仲介、管理部門全般業務の委託、役員の兼任1名コロンビアホテル&リゾーツ株式会社東京都渋谷区100百万円ホテル運営サービス100物件の賃貸、運転資金の貸付、管理部門全般業務の委託、役員の兼任2名コロンビア・アセットマネジメント株式会社東京都渋谷区50百万円アセットマネジメントサービス100管理部門全般業務の委託、役員の兼任2名合同会社RC1号を営業者とする匿名組合(注)2、3東京都千代田区30百万円不動産開発サービス(注)1〔100〕 ACSホールディングス株式会社沖縄県那覇市9.5百万円子会社管理100役員の兼任2名株式会社サンクス沖縄沖縄県那覇市10百万円不動産開発(注)4(100)役員の兼任2名(注)1.「議決権の所有割合又は被所有割合」欄の〔 〕内は出資総額に対する出資比率であります。 2.合同会社RC1号を営業者とする匿名組合については、売上高(連結会社相互間の内部売上高除く。 )の連結売 上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1)売上高 13,085百万円 (2)経常利益 1,627百万円 (3)当期純利益 1,627百万円 (4)純資産額 30百万円 (5)総資産額 30百万円 3.特定子会社に該当しております。 4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。 5.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 |
| 従業員の状況 | 5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(人)不動産開発事業84(17) (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。 )であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 2.当社グループは不動産開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。 (2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)4437.13.18,747 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。 )であり、平均臨時雇用者数は、臨時雇用者数の総数が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.当社は不動産開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。 (3)労働組合の状況当社グループにおいては、労働組合は結成されておりませんが、全従業員の互選により労働者代表が選出されております。 なお、労使関係は円滑であり、特記すべき事項はありません。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、実際の結果は様々な要因により異なる可能性があります。 (1) 会社の経営の基本方針及び経営環境 当社グループは、「人が輝く舞台を世界につくる」という企業理念のもと、人々が安心して生活し、個々人が自らの価値観に基づき豊かな生活を送ることができる社会の実現を目指しております。 健康で文化的な生活基盤の整備が活力ある社会の前提であるとの認識のもと、「健康」をテーマとした住宅開発や、「芸術」や体験価値を重視したホテル開発等を行っております。 当社グループの不動産開発事業においては、「ハード」×「サービス」を基本コンセプトとし、単に建物を供給するにとどまらず、建物を利用する入居者・テナントのニーズを踏まえたサービスの企画・運営までを一体的に提供することを基本方針としております。 具体的には、サービス付き賃貸住宅や体験型ホテル等の開発を通じて、競合他社との差別化を図っております。 また、市場環境やプロジェクト特性に応じて不動産開発スキームの多様化を進めており、自己資金のみならず外部資本も活用した開発手法を採用することで、当社グループが有する不動産開発ノウハウを活かしつつ、資金効率及び資産効率の向上を図ることを経営の基本方針としております。 経営環境については、建築資材価格や人件費の上昇を背景とした建設コストの高止まり、用地価格の上昇、金利上昇リスクの顕在化など、不動産開発事業を取り巻く不確実性が継続しております。 一方で、不動産投資市場においては、国内外の投資家による投資需要は引き続き一定水準を維持しております。 一般財団法人日本不動産研究所が公表した「第53回不動産投資家調査」(2025年10月時点)によれば、今後1年間の不動産投資に関する姿勢として、多くの回答者が新規投資に前向きな姿勢を示しており、不動産投資に対する一定の投資意欲が確認されております。 こうした環境下において、当社グループは、デザイン性やサービス性を重視した賃貸マンションの開発を行うことで、競合物件との差別化を図り、建設コスト上昇等に伴う価格転嫁についても、市場動向を注視しつつ適切に対応しております。 また、非住宅分野においては、テナントの事業内容に即した仕様の建物を新築で供給し、長期の賃貸借契約を締結することにより、比較的市場環境の変動を受けにくい安定的な収益が見込まれる投資用不動産の開発にも取り組んでおります。 加えて、国内外のファンドやアセットマネジメント会社等の機関投資家とのネットワークを活用し、当社グループが開発した不動産の販売を行う一方、国内の事業会社や個人富裕層向けについては、不動産仲介会社を通じた販売も行っております。 変動する金融環境に対応するため、自己勘定による開発に加え、建設期間中の開発案件をSPCへ売却し、当社グループが引き続き開発を担うファンド型の開発スキームも採用しております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、現在業容拡大の段階にあるとの認識のもと、株主への利益還元にも十分留意しつつ、事業環境の変化に備えた財務基盤の強化及び経営の安定化を重視しております。 特に、貸借対照表における純資産の充実を意識したB/S経営を基本方針とし、持続的な成長に向けた経営基盤の構築に取り組んでおります。 株式上場を通じて資本市場からの資金調達を図るとともに、市況変動に対しても柔軟に対応できる事業体制の構築を進めてまいります。 その一環として、従来の用地特性に応じた開発に加え、テナント需要を踏まえたBTS(Build To Suit)型施設の開発など、開発手法の多様化を推進しております。 中長期的には、不動産賃貸管理サービスの拡充に加え、2025年第1四半期より開始したアセットマネジメントサービスを通じて、当社グループが手掛ける開発案件をパイプラインとして活用し、継続的な収益機会の確保を図るとともに、事業ポートフォリオの安定化を進めてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、財務基盤の強化及び健全な企業経営の維持を重要な経営課題として位置付けております。 資産を効率的に活用し、適切なリターンを確保することで自己資本の充実を図る観点から、売上高、営業利益に加え、ROA及び自己資本比率を経営上の重要な指標として重視しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 a.安定した仕入の実施 当社グループの事業の中心は不動産開発サービスであることから、開発用地の確保が重要な要素となってお ります。 不動産開発サービスでは、大手から小規模に至るまでの仲介業者や不動産所有者に対面を含めて定 期的に接触し情報交換を行うことで、有用な情報を確保し、集めた情報を正確かつスピード感をもって分析 をして、取り組める余地があるものに対して経営陣が事業性を確保できるのか、リスクの特定と取り得る対 応策等について迅速な判断を行うことにより、開発用地の安定確保に努めております。 b.優良案件の確保 当社グループが主に開発用地として取り扱っている都心や首都圏のターミナル駅周辺は競合が激しく、優良 な用地を継続的に確保できるようにすることが課題となっております。 当社グループの強みとして、コンパ クトな組織体制を活かした意思決定の速さにより、他社よりも早く用地仕入を進められること、また上記の ように用地に合わせた開発を行う企画や課題を抱える用地に対するソリューション提案を、所有者の売却意 向が出始めた早い段階から行うことで、情報の他社流出を抑止できることなどが挙げられます。 これらの特 徴を活かし、今後も継続して優良案件を確保してまいります。 c.財務体質の強化 当社グループの事業の中心である不動産開発サービスは、開発用地を仕入れ、建設資金を手当てし、不動産 開発を行った後に売却をするというビジネスモデルのため、手元資金の他に、銀行からの借入れにより仕入 資金及び開発資金を調達しております。 今後も開発用地の仕入を継続していく必要があることから、市況の 変化に左右されずに安定的な資金調達を行うための財務体質の強化が必要となります。 そのため、金融機関 との円滑なリレーションを構築することや、タイムリーな物件情報の共有により相互理解を深めることで、 資金調達が円滑に行われるように意識しております。 2025年12月期第4四半期に実施した公募増資により、 財務体質が強化され、仕入資金及び開発資金の調達余力が拡大したと考えております。 また、資産の効 率化をすべく、他社が開発した建物を購入後、当社のノウハウを活かしてリノベーションを実施後、売却す るバリューアップ型のスキーム、建設期間中の開発案件をSPC(特別目的会社)へ売却し、販売後も当社 のノウハウを活かし、投資家及びCM(コンストラクション・マネジメント)として関与するファンド型の スキームも継続して行うことで、資本コストを考慮した事業投資にも取り組んでおります。 d.リーシングの多様化 当社グループでは、これまでに他社が実施していないサービスの提供を心掛けるなど、「ハード」×「サービス」をモットーとして事業を展開しており、差別化された賃貸物件の供給を行っております。 賃貸不動産のテナントや入居者の募集(リーシング)において、従来は賃貸不動産ポータルサイトや雑誌等へ募集情報を掲載することで一元化して発信を行っていましたが、当社の強みを活かしてSNSや自社ホームページを利用し、直接的にテナント等へアプローチする方法を採用するなど、より多様な手段にてリーシングの強化を行ってまいります。 e.建設コスト上昇や建設技術者不足による工期延長等に対応した開発期間中の工程管理の徹底 建設材料の上昇や2019年4月から順次施工されてきた「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関す る法律」による人件費の上昇等により、建設工事費用は高い水準で推移しており、建設コストの管理と建設 期間中の工程管理は重要な課題です。 当社では、各開発プロジェクトを推進するプロダクトマネージャーに 加えて、建設コスト試算や工程管理において企画開発部門もプロジェクトに参画し、建設会社との交渉や工 事期間中のモニタリングをしております。 工期延長等のリスクに迅速に対応できる体制を強化することで、 当社の事業計画遂行上の変動リスクを最小限にとどめられるように管理しております。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)基本的な考え方 当社グループは、「人が輝く舞台を世界につくる」というミッションのもと、不動産を単なる建物としてではなく、人々のこだわりや理想のライフスタイルを実現するための「舞台」として捉え、事業活動を行っております。 気候変動、人口構造の変化、働き方・暮らし方の多様化など、社会環境が大きく変化する中で、環境・社会・ガバナンス(ESG)への配慮を経営の重要課題として位置づけ、社会課題の解決と企業価値向上の両立を図ることが重要であると認識しております。 当社グループは、不動産開発事業を中心に、賃貸管理、アセットマネジメント、ホテル運営等の各事業において、地域・コミュニティとの調和、居住者・利用者の健康やQOLの向上、誠実で透明性の高いガバナンスを重視した取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 (2)ガバナンス 当社グループは、サステナビリティに関連するリスク及び機会を経営上の重要課題と捉え、取締役会を頂点としたガバナンス体制のもとで、全社的なリスク管理の枠組みに統合して対応しております。 取締役会は、サステナビリティを含む全社的なリスク管理について最終的な監督責任を負い、リスク管理委員会からの報告を踏まえ、方針及び施策の妥当性や進捗状況について監督してまいります。 リスク管理委員会は、当社グループにおけるサステナビリティ関連リスク及び機会について統括的に管理する役割を担っており、その下部組織としてサステナビリティ委員会(分科会)を設置しております。 サステナビリティ委員会は、環境・社会・ガバナンスに関する個別課題について専門的な検討を行い、方針及び施策の立案を行っております。 リスク管理委員会は、サステナビリティ委員会からの報告内容を踏まえ、全社的なリスクの観点から整理・審議を行ったうえで、重要事項について取締役会へ報告・提言を行っております。 (3)戦略(重要なサステナビリティ課題) 当社グループは、国際的なガイドライン(ISO26000、GRIスタンダード等)や外部環境の変化を踏まえ、当社事業との関連性及びステークホルダーにとっての重要性の観点から検討を行い、以下の主要なサステナビリティ課題を特定しております。 ・多様な価値観に応えるライフスタイル・街づくりの推進・地域特性を活かした環境負荷の低い街づくり・健やかで上昇志向のある組織風土の醸成・ダイバーシティ&インクルージョンの推進・レジリエントな経営基盤と持続的成長を支えるガバナンスの強化 これらの課題については、サステナビリティ委員会においてリスク及び機会の整理を行い、事業戦略や人材戦略と整合した形で具体的な施策に反映しております。 (4)リスク管理 当社グループでは、サステナビリティに関連するリスクについても、全社的なリスク管理の枠組みの中で統合的に管理してまいります。 リスク管理委員会において、現時点及び将来発生し得るリスクの識別・評価を行い、対応策を検討するとともに、必要に応じてサステナビリティ委員会に対し詳細な分析及び検討を指示してまいります。 特に気候変動については、異常気象の激甚化や規制強化等が事業に与える影響を重要なリスク及び機会と認識し、TCFD提言の枠組みを参考に、定性的な分析を中心とした評価を実施してまいります。 (5)指標及び目標 当社グループは、重要なサステナビリティ課題に対する取り組みの進捗を適切に把握するため、環境・社会・ガバナンスに関する指標の整備を進めております。 現時点では、CO₂排出量、人材・労働環境に関する実態の把握を行っており、今後、事業規模の拡大や取り組みの進展に応じて、具体的な目標の設定をしてまいります。 当連結会計年度においては、以下の指標に関する実態を把握いたしました。 指標当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)所定外労働時間(一人当たり月平均)17.1時間有給取得率62.9%女性育児休暇取得比率0.0%男性育児休暇取得比率0.0%ストレスチェック受診率100.0%女性管理職比率3.2%新規資格取得者数2名労働基準への抵触件数0件労働災害発生件数0件致死労災件数0件内部通報件数0件 |
| 戦略 | (3)戦略(重要なサステナビリティ課題) 当社グループは、国際的なガイドライン(ISO26000、GRIスタンダード等)や外部環境の変化を踏まえ、当社事業との関連性及びステークホルダーにとっての重要性の観点から検討を行い、以下の主要なサステナビリティ課題を特定しております。 ・多様な価値観に応えるライフスタイル・街づくりの推進・地域特性を活かした環境負荷の低い街づくり・健やかで上昇志向のある組織風土の醸成・ダイバーシティ&インクルージョンの推進・レジリエントな経営基盤と持続的成長を支えるガバナンスの強化 これらの課題については、サステナビリティ委員会においてリスク及び機会の整理を行い、事業戦略や人材戦略と整合した形で具体的な施策に反映しております。 |
| 指標及び目標 | (5)指標及び目標 当社グループは、重要なサステナビリティ課題に対する取り組みの進捗を適切に把握するため、環境・社会・ガバナンスに関する指標の整備を進めております。 現時点では、CO₂排出量、人材・労働環境に関する実態の把握を行っており、今後、事業規模の拡大や取り組みの進展に応じて、具体的な目標の設定をしてまいります。 当連結会計年度においては、以下の指標に関する実態を把握いたしました。 指標当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)所定外労働時間(一人当たり月平均)17.1時間有給取得率62.9%女性育児休暇取得比率0.0%男性育児休暇取得比率0.0%ストレスチェック受診率100.0%女性管理職比率3.2%新規資格取得者数2名労働基準への抵触件数0件労働災害発生件数0件致死労災件数0件内部通報件数0件 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (3)戦略(重要なサステナビリティ課題) 当社グループは、国際的なガイドライン(ISO26000、GRIスタンダード等)や外部環境の変化を踏まえ、当社事業との関連性及びステークホルダーにとっての重要性の観点から検討を行い、以下の主要なサステナビリティ課題を特定しております。 ・多様な価値観に応えるライフスタイル・街づくりの推進・地域特性を活かした環境負荷の低い街づくり・健やかで上昇志向のある組織風土の醸成・ダイバーシティ&インクルージョンの推進・レジリエントな経営基盤と持続的成長を支えるガバナンスの強化 これらの課題については、サステナビリティ委員会においてリスク及び機会の整理を行い、事業戦略や人材戦略と整合した形で具体的な施策に反映しております。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | (5)指標及び目標 当社グループは、重要なサステナビリティ課題に対する取り組みの進捗を適切に把握するため、環境・社会・ガバナンスに関する指標の整備を進めております。 現時点では、CO₂排出量、人材・労働環境に関する実態の把握を行っており、今後、事業規模の拡大や取り組みの進展に応じて、具体的な目標の設定をしてまいります。 当連結会計年度においては、以下の指標に関する実態を把握いたしました。 指標当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)所定外労働時間(一人当たり月平均)17.1時間有給取得率62.9%女性育児休暇取得比率0.0%男性育児休暇取得比率0.0%ストレスチェック受診率100.0%女性管理職比率3.2%新規資格取得者数2名労働基準への抵触件数0件労働災害発生件数0件致死労災件数0件内部通報件数0件 |
| 事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資判断上重要であると考えられる事項については、投資家の皆様に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の影響の最小化に努める方針であります。 当社では、リスク管理規程を定め、リスク管理委員会においてリスクマネジメントを行う体制を整備しております。 実際にリスクが顕在化した場合には、リスク管理委員会への報告を行い、その内容を取締役会へ報告するとともに、当該リスクへの対応を行うこととしております。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1)マクロ経済・金融環境の変動について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金融政策の変更に伴う金利動向、地価動向及び為替動向等の影響を受けやすい特性があります。 特に金利が上昇する局面においては、金融機関からの借入金利の上昇による資金調達コストの増加、投資家が要求する利回りの上昇に伴う保有不動産の資産価値の低下、住宅及び投資用不動産に対する需要の減退等が生じる可能性があります。 また、地価については三大都市圏を中心に上昇基調が継続しているものの、経済情勢の悪化や金融環境の変化等により地価が下落に転じた場合には、販売価格の低下や棚卸資産及び固定資産の評価損の発生等を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、マーケット動向を注視しながら、案件ごとの採算管理、販売計画の精度向上、取引金融機関との関係強化等によりリスク低減に努めておりますが、急激な経済環境の変化が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2)建設コストの上昇及び工期遅延について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 近年、建設業界においては、資材価格の上昇、労務費の増加、施工人材の不足等を背景として建設工事費が上昇傾向にあります。 当社グループが行う不動産開発事業においても、建設コストが想定を上回る場合や、施工会社の確保が困難となる場合、工期が長期化する可能性があります。 当社グループは、見積精度の高度化、複数の施工会社候補の確保、工程及び仕様の最適化等によりコスト上昇や工期遅延の抑制に努めておりますが、これらの対策にもかかわらず建設費用の増加や工期遅延が発生した場合には、開発案件の収益性の低下や引渡時期の遅延を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)天災等による業績変動について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、主として1都3県を中心に不動産開発事業を展開しているため、当該地域において地震、台風、洪水等の自然災害や、火災、テロ、戦争その他の人災等を含む不測の事態が発生した場合には、想定していた収入の減少又は消失、開発中又は保有不動産の価値の毀損等が生ずる可能性があります。 当社グループは、各種保険への加入や事業継続計画の整備等を行っておりますが、予測を超える事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)引渡時期による業績変動について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループの不動産開発サービスに係る売上高は、主として開発した案件の売却によるものであり、案件の引渡時期によって売上及び利益が計上されます。 そのため、案件の引渡時期が特定の四半期又は期末に集中した場合には、四半期ごとの経営成績が大きく変動する可能性があります。 当社グループは、期末近くに引渡を予定している案件については、あらかじめ翌期の販売計画に組み込むなどの対応を行っておりますが、天災、事故、建設工期の遅延、行政手続きの長期化等の要因により引渡時期が期末を超えて遅延した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)競合環境及び用地取得について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、大都市圏を中心に不動産開発事業を展開しており、当該エリアにおいては多数の競合他社が存在しております。 競争環境の激化により、開発用地の取得価格の上昇、優良案件の確保難、販売価格の下落等が生じる可能性があります。 当社グループは、案件担当者が仕入から開発、販売までを一貫して担当する体制や、グループ内の賃貸管理、ホテル運営、アセットマネジメント機能を活用することで差別化を図っておりますが、計画どおりに用地取得や商品企画が進まない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)外注管理について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、不動産開発事業において設計、施工、各種調査等の業務を外部に委託しております。 外注先の選定にあたっては、与信調査や実績確認を行っておりますが、外注先の経営不振、品質不良、工期遅延等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)法的規制等について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 当社グループが属する不動産業界は、宅地建物取引業法、建築基準法、都市計画法等の多数の法的規制を受けております。 また、当社及び連結子会社は、事業を行うために必要な許認可等を取得しております。 これらの法的規制の大幅な変更、又は許認可の取消し若しくは更新が認められない場合には、当社グループの事業活動に支障をきたし、業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループが取得等をしている免許等に関して、その有効期間やその他の期限が法令等により定められている主なものは下表のとおりであります。 (当社)許認可等の名称許認可番号等/有効期間規制法令 免許等取消条項等宅地建物取引業者免許東京都知事(3)第95744号2023年8月31日~2028年8月30日宅地建物取引業法第5条、第66条等不動産特定共同事業許可東京都知事第136号有効期限無し不動産特定共同事業法第36条賃貸住宅管理業者登録国土交通大臣(01)第002178号2021年10月27日~2026年10月26日賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第23条 (コロンビアホテル&リゾーツ株式会社)許認可等の名称許認可番号等/有効期間規制法令 免許等取消条項等旅館業営業許可(福岡)旅館・ホテル営業(福中保環第013088号)有効期限無し旅館業法第8条旅館業営業許可(京都)旅館・ホテル営業(京都市指令保医セ第87号)有効期限無し旅館業法第8条飲食店営業許可(バー)飲食店営業許可(京都指定京保セ第8340号)2025年3月1日~2031年2月28日食品衛生法第60条、第61条 (コロンビア・コミュニティ株式会社)許認可等の名称許認可番号等/有効期間規制法令 免許等取消条項等宅地建物取引業者免許東京都知事 (2)第98533号2020年11月21日~2025年11月20日宅地建物取引業法第5条、第66条等賃貸住宅管理業者登録国土交通大臣(01)第001742号2021年10月6日~2026年10月5日賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律第23条 (コロンビア・アセットマネジメント株式会社)許認可等の名称許認可番号等/有効期間規制法令 免許等取消条項等宅地建物取引業者免許東京都知事(1)第109605号2023年7月29日~2028年7月28日宅地建物取引業法第5条、第66条等投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業 関東財務局(金商)第3433号有効期限無し金融商品取引法第52条、第54条 (株式会社サンクス沖縄)許認可等の名称許認可番号等/有効期間規制法令 免許等取消条項等宅地建物取引業者免許沖縄県知事(4)第4050号2024年6月19日~2029年6月18日宅地建物取引業法第5条、第66条等 (8)ホテル運営事業に係るリスクについて発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループはホテル運営事業を行っており、宿泊需要は景気動向、為替動向、感染症の流行、地政学的リスク等の影響を受けます。 これらの要因により宿泊需要が減少した場合には、稼働率及び客室単価の低下を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)訴訟リスクについて発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループが行う不動産の売買、賃貸、管理等の事業活動に関連して、取引先、顧客、近隣住民その他の第三者との間で訴訟が提起される可能性があります。 その結果によっては、損害賠償請求等がなされ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、各関連法令を遵守した事業活動を推進すると共に、不動産開発サービスに際しては、近隣説明会の開催や専門業者による近隣対策の実施等により、トラブルの回避を図っておりますが、顧客との認識の齟齬その他に起因して、開発、販売案件にトラブルが生じる場合や、あるいは建築に際して近隣住民とのトラブル等が発生する場合があります。 当社グループにおいては、弁護士等の関与のもと必要と考えられる相手先との協議・対応を行っており、現在重大な訴訟事件等は生じておりません。 しかしながら、今後これらのトラブル等に起因して重大な訴訟が提起された場合には、当社グループにおける顧客からの信用・信頼の低下及び損害賠償請求等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)契約不適合責任について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、民法及び宅地建物取引業法に基づき、不動産を販売した場合には契約不適合責任を負っております。 販売した不動産について重大な契約不適合が存在すると判断され、損害賠償請求や補修工事費用の負担が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 開発案件については、法令遵守の状況をモニタリングし、不適合のものを排除しております。 また、中古案件については、エンジニアリングレポートを取得し、問題がある部分は是正をした上で販売を行っております。 それでも、当社グループが販売した案件に重大な契約不適合な事象があるとされ、これを原因とする損害賠償請求が行われた場合や補修工事費用の負担が発生した場合には、当社グループの信用力が低下するとともに、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)有利子負債への依存について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、不動産開発事業に係る資金を主として金融機関からの借入金により調達しているため、総資産に占める有利子負債の割合は高い水準にあります。 今後、金利が上昇した場合には、支払利息の増加等を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 最近2連結会計年度における有利子負債の状況は次のとおりであります。 前連結会計年度当連結会計年度有利子負債残高(百万円)37,65046,803総資産(百万円)52,18666,877有利子負債依存度(%)72.170.0不動産開発サービスにおいては開発用地を継続して仕入れる必要があり、その後の建物の建設資金などとあわせた資金需要が常に発生し、これらの費用は主に金融機関からの借入に調達する計画であることから、金融市場の動向を踏まえて柔軟に適応する方針ではあるものの、現時点では今後の有利子負債依存度も当面の間70%以上の水準が続く見込みです。 当社グループでは、金利等の動向を注視しつつ、将来の環境変化にも柔軟な対応が可能な調達形態の維持・構築に努めており、条件面について各金融機関に対して定期的に見直しを要請しております。 資金調達に係る流動性リスクについては、各部署からの報告に基づき財務部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手元流動性を維持することなどにより管理しております。 また、取引金融機関との関係強化に努め、資金調達力の強化を図っております。 しかしながら、事業の規模拡大に伴う資金需要増により有利子負債の割合が上昇するとともに、将来において金利が上昇した場合には、資金調達コストの増加、社会情勢の変化などによる金融機関の貸出姿勢変化等、資金調達における制約などが発生することにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)不動産の保有在庫及び固定資産について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 当社グループは、開発用地や開発中物件等の棚卸資産を保有しており、経済環境の変化等により想定した価格での販売が困難となった場合には、棚卸資産評価損の計上が必要となる可能性があります。 また、固定資産として保有している不動産の時価が著しく下落した場合には、固定資産の減損損失が発生する可能性があります。 当社グループの総資産に占める販売用不動産、仕掛販売用不動産の割合は、当連結会計年度末において67.1%となっております。 開発用地の仕入や開発、販売は、中長期的な経済展望に基づいて実施をすると共に、市場の動向を見て早期に商品化や販売を行っております。 しかしながら、経済環境の変化等により、想定していた価格での販売が困難になり、販売価格の値下げにより利益が減少する場合や多額の棚卸資産評価損が発生する場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 加えて、賃貸収益を得ることを目的として保有している賃貸等不動産の時価が著しく下落した場合、固定資産の減損会計の適用に伴う損失処理が発生することがあり、その場合には当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 財務制限条項について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社グループが行っている借入契約の中には、各年度の決算期末における単体の貸借対照表の純資産額や、損益計算書の経常損益を基準とした財務制限条項が付されているものがあります。 当社グループの財政状態や経営成績は、かかる財務制限条項の要求水準との間に相応のマージンがあり、また今後についても抵触しないよう十分に管理を行ってまいりますが、これに抵触した場合には借入金の返済を求められ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 情報漏洩について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大当社グループが提供する業務では、取引先の機密情報や個人情報を取得することがあります。 そのため情報セキュリティ管理規程や個人情報取扱規程等を制定するとともに、定期的に実施しているコンプライアンス研修において、守秘義務の遵守、機密情報や個人情報の管理の徹底を周知し、情報漏洩の発生を予防しております。 しかしながら、不測の事態により、これらの情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、また補償による費用の発生などにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15) クレームや風評リスクについて 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社グループの事業は、開発過程における関係者からのクレームや顧客からの品質やサービス、納期等に対する指摘・意見・不満等のクレームを受ける可能性があります。 当社グループでは、クレームが発生しないように、日常的に社員への教育・研修や顧客満足度の向上に取り組んでおりますが、こうしたクレームの発生により顧客からの信頼が低下する場合は、当社グループの業績及び事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 また、悪意を持った第三者が、意図的に噂や憶測、評判等のあいまいな情報を流すこと、あるいは何らかの事件事故等の発生に伴う風評により、当社グループに対する誤解、誤認等が生じ、事業に対し直接間接に影響を被ることが発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 特定人物への依存について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社代表取締役の中内 準は、当社の創業者であり、創業時より代表取締役を務めております。 同氏は、不動産開発事業に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定及び遂行において重要な役割を果たしております。 当社は、取締役会等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同人が当社の業務を継続することが困難になった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 人材の確保について 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大当社グループでは、今後の事業展開のため、優秀な人材の採用・確保及び育成が重要であると考えております。 従業員同士のコミュニケーションの促進や企業理念の浸透を図るなどにより優秀な人材の確保をしておりますが、採用及び育成が計画どおりに進まない場合や、優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、顧客に提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 大株主について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小期末日現在において、当社株式の大部分は当社代表取締役である中内準(発行済株式総数の24.9%)及びその資産管理会社であるNstyle株式会社(発行済株式総数の33.7%)により保有されております。 Nstyle株式会社及び中内準は、当社の株式保有方針を安定的な長期保有とし、その議決権の行使にあたっては株主共同の利益に配慮する方針としております。 当社では、当社代表取締役である中内準に対して当社株式の保有方針等を定期的に確認する等、適切な対応を図ってまいります。 今後は、当社の事業計画に沿った成長資金の公募増資による調達や既存株主への一部売出し要請等により流動性の向上を図っていく方針でありますが、何らかの事情により流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも影響を及ぼす可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。 )の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 当社グループは不動産開発事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載は省略しております。 a.財政状態の状況(資産) 当連結会計年度末における流動資産合計は前連結会計年度末と比較して12,913百万円増加し、53,678百万円となりました。 これは主に現金及び預金3,599百万円、仕掛販売用不動産14,612百万円の増加、販売用不動産5,085百万円の減少等によるものです。 固定資産合計は前連結会計年度末と比較して1,776百万円増加し、13,198百万円となりました。 これは主に建物及び構築物380百万円、土地1,357百万円の増加、建設仮勘定383百万円の減少等によるものです。 この結果、資産合計は前連結会計年度末と比較して14,690百万円増加し66,877百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債合計は前連結会計年度末と比較して13,184百万円増加し、22,302百万円となりました。 これは短期借入金7,672百万円、1年内返済予定の長期借入金5,356百万円の増加等によるものです。 固定負債合計は前連結会計年度末と比較して3,832百万円減少し27,135百万円となりました。 これは長期借入金4,058百万円の減少等によるものです。 この結果、負債合計は前連結会計年度末と比較して9,351百万円増加し49,437百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末に比較して5,338百万円増加し、17,439百万円となりました。 これは第三者割当増資による資本金1,124百万円及び資本剰余金1,127百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金3,065百万円の増加によるものです。 この結果、自己資本比率は26.1%(前連結会計年度末は23.2%)となりました。 b.経営成績の状況 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復等を背景に緩やかな景気回復の動きが見られました。 一方で、物価上昇の継続、今後の米国の政策転換、日銀による利上げ動向など、依然として先行きは不明瞭な状況にあります。 当社グループが属する不動産業界においては、建設資材価格の高騰により建築コストの上昇や、日銀の金融政策の変更による金利上昇などの懸念はありますが、住宅を中心とした賃料の上昇や円安、欧米と比較して相対的な低金利環境を背景に国内及び海外投資家による国内不動産への投資需要は堅調に推移していくことが予想されます。 このような状況のもと、当社グループでは需要が堅調なレジデンス物件を中心に開発を行ってまいりました。 当連結会計年度においては、当期に販売を行ったものも含めて、45,759百万円の販売用不動産の投資を行いました。 この結果、当連結会計年度における当社グループの経営成績は、売上高37,084百万円(前連結会計年度比76.7%増)、営業利益6,028百万円(同54.9%増)、経常利益5,123百万円(同45.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,464百万円(同54.8%増)となり、いずれの数値も2025年11月27日に開示いたしました「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を上回る水準となりました。 なお、当社グループは不動産開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 c.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。 )は、前連結会計年度末に比べて3,612百万円増加して7,855百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果使用した資金は、4,318百万円(前年同期は14,347百万円の使用)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益5,288百万円、不動産取得及び不動産竣工による販売用不動産の減少額5,738百万円(同、仕掛販売用不動産の増加額13,955百万円、法人税等の支払額949百万円)によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、1,706百万円(前年同期は1,596百万円の使用)となりました。 これは主に、収益の安定化を一定程度保つ経営方針に基づき、賃貸用不動産の取得をしたことに伴う有形固定資産の取得による支出1,447百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果獲得した資金は、9,637百万円(前年同期は17,085百万円の獲得)となりました。 これは主に、第三者割当増資に伴う株式の発行による収入2,237百万円、不動産取得や開発中の建築資金等に伴う長期借入れによる収入26,503百万円、不動産の売却等に伴う長期借入金の返済による支出26,392百万円及び短期借入金の純増額7,503百万円によるものであります。 d.生産、受注及び販売の実績(a) 生産実績当社グループは、不動産開発サービスを主要な事業としており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。 (b) 受注実績当社グループは、受注生産及び受注仕入を行っていないため、該当事項はありません。 (c) 販売実績当社グループの事業は不動産開発事業の単一セグメントでありますが、当連結会計年度の販売実績をサービス別に記載すると、次のとおりであります。 サービスの名称当連結会計年度(自2025年1月1日 至2025年12月31日)金額(百万円)前年同期比(%)不動産開発サービス35,942176.6%不動産賃貸管理サービス443159.4%ホテル運営サービス30098.8%アセットマネジメントサービス398923.1%合計37,084176.7% (注) 1.各サービス間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 (前連結会計年度)相手先当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)金額(百万円)割合(%)GCP2合同会社7,91337.7リコーリース株式会社3,32015.8 (当連結会計年度)相手先当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)金額(百万円)割合(%)アリサ・パートナーズ・ジャパン株式会社12,91134.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 a.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に影響を与える見積りは、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる各種の要因に関して仮定設定、情報収集を行い、見積り金額を算出しておりますが、実際の結果は見積り自体に不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(a) 経営成績当社グループの事業の中核である不動産開発サービスにおいては、立地を厳選した事業活動を継続しており、当連結会計年度においては、レジデンス11棟(自社開発1棟、中古物件7棟、他社協業3棟)、開発用地3件、オフィスビル2棟(自社開発1棟、他社協業1棟)の計16件の案件引渡しを行うことができました。 不動産開発サービスの当連結会計年度における主な販売実績は以下のとおりとなります。 物件名種別竣工用途延床(㎡)規模敷地(㎡)戸数等LUMIEC un MINAMIAZABUレジデンス-共同住宅7,603.86RC造地上10階建1,503.17130箱根仙石原土地-ホテル--4,273.19-BIASTA TAMACHI MITAオフィス2024年3月事務所・店舗716.58S造地上12階建115.7812区画 「LUMIEC un MINAMIAZABU」は、近年大規模なマンション開発が多数行われている東京メトロ南北線「白金高輪」駅より徒歩約7分で、港区南麻布アドレスの希少な大型賃貸マンションです。 また、商店街が人気な「麻布十番」駅より徒歩約14分に位置しております。 本物件では、当社が新築工事で実施してきたサービス提供型賃貸マンション開発を既存物件にも適用し、バリューアップいたしました。 具体的には、共用部にジムスペースを設置しパーソナルトレーニングサービスを提供、また、専有部内は空室が発生する毎にリノベーションを実施いたしました。 本物件は当社始まって以来の大型売却案件(120億円超)となり、当期業績に大きく貢献いたしました。 「箱根仙石原」は、当社で土地を仕入れた後、「箱根仙石原 ホテル開発PJ」を立ち上げ、当社連結子会社であるコロンビア・アセットマネジメント社が組成した開発ファンドに売却いたしました。 同社はアセットマネジメント事業の一環として投資助言業務等を受託しております。 オペレーターはソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社(以下、「SHR社」)が担当いたします。 SHR社は国内50施設(8,570室)のホテルを運営し、「ザ・スクエアホテル」「ホテル・アンドルームス」など、約20のブランドを全国に展開しています。 「箱根仙石原」は、「雨庵 金沢」「暖雪 札幌」と並び、「FIFTH SEASON HOTELS」シリーズとして、ハイグレードかつ“地域独自の魅力をより深く感じられるステイ”を提供するホテルとして計画されています。 露天風呂やプライベートサウナを備えた客室を備え、共用部にはカフェラウンジ、レストラン、足湯、温泉大浴場、オートロウリュサウナを設置し、上質な滞在体験を提供いたします。 「BIASTA TAMACHI MITA」は、都営浅草・三田線「三田」駅より徒歩1分、JR山手線・京浜東北線「田町」駅より徒歩3分、「品川」駅まで電車で4分、「東京」駅まで10分とターミナル駅へのアクセスも抜群の立地にあります。 こちらのエリアは元々大学が多く、学生街として賑わっていましたが、大規模開発により多くのオフィスや商業施設が建設され、現在は先進的な街として、ビジネス拠点としても非常に注目度の高いエリアとなっています。 建物外観の角部分にはシンボリックな抽象画MURAL(壁画)を採用することにより、小さいビルながらも有機的で親しみやすい印象を演出。 周辺ビルとの差別化を図る事により、地域に新しい風景を提供しています。 約53㎡の基準階は、ワンフロア1テナント様を前提としており、下階はサービス店舗、上階はセットアップオフィスといたしました。 レジデンス・ホテル・オフィス等、地域特性に応じた不動産開発サービスを提供した結果、売上高は37,084百万円となり、売上原価は、28,428百万円、売上総利益は8,656百万円となりました。 販売費及び一般管理費は租税公課、人件費等の費用が増加した結果、2,627百万円となり、営業利益は6,028百万円となりました。 受取利息等により営業外収益は32百万円、支払利息等の発生により営業外費用は937百万円となり、経常利益は5,123百万円、固定資産売却益及び負ののれん発生益等の発生により特別利益は164百万円、税金等調整前当期純利益は5,288百万円となりました。 法人税等は1,823百万円であったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は3,464百万円となりました。 (b) 財政状態の状況財政状態の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 a.財政状態の状況」に記載したとおりです。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの状況の分析・検討につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 c.キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの資金需要の主なものは、不動産開発サービスにおける販売用不動産等の仕入に係る費用であります。 当該販売用不動産等を担保とした金融機関からの借入金等及び営業活動で獲得した資金によって充当しております。 資金調達に係る流動性リスクについては、各部署からの報告に基づき財務部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。 また、取引金融機関との関係強化に努め、資金調達手段の多様化を図っております。 d.経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 e.経営者の問題認識と今後の方針について当社の経営者は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案し、当社が今後さらなる成長と発展を遂げるため、厳しい環境の中、様々な課題に対処しております。 具体的には、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 f.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の通り、営業利益、ROA及び自己資本比率を重視する指標と位置付けております。 営業利益について、当連結会計年度は6,028百万円であり、前年同期比で54.9%増加しております。 この要因としては、売上高が前年同期比で76.7%増加したことにより営業利益が増加いたしました。 今後は、資本効率の高いバリューアップ型及びファンド型の比重を高めた不動産開発を推進し、グループ会社とのシナジー効果を活用することで営業利益の成長を維持してまいります。 ROAは総資産(期首期末平均)に対する経常利益の割合として計算しており、当連結会計年度が8.6%であるところ、引き続き8%の水準の維持を目指しております。 また自己資本比率は金融市場の状況を踏まえつつも、当連結会計年度26.1%であるところ、引き続き20%台の水準の維持を目指しております。 |
| 研究開発活動 | 6【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当連結会計年度における設備投資総額は1,639百万円であります。 その主な内訳は、建物618百万円、土地1,021百万円で、主な内容は賃貸用不動産の取得及び開発によるものであります。 当連結会計年度における重要な設備の除却及び売却等はありません。 なお、当社グループは不動産開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 |
| 主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社 2025年12月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)本社(東京都渋谷区)不動産開発事業本社設備--(-)383844賃貸用レジデンス(東京都港区)不動産開発事業賃貸用不動産604830(162.18)41,438-ホテル(京都府京都市下京区)不動産開発事業賃貸用不動産634-(-)2636-賃貸用店舗(東京都目黒区)不動産開発事業賃貸用不動産101768(709.78)-870-賃貸用レジデンス(東京都品川区)不動産開発事業賃貸用不動産100528(293.78)0629-賃貸用レジデンス(東京都渋谷区)不動産開発事業賃貸用不動産8741,026(509.81)61,907-開発用地(東京都港区)不動産開発事業開発用地-1,021(256.09)-1,021-(注)1.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品であります。 2.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。 )であり、平均臨時雇用者数は、臨時雇用者数の総数が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。 3.現在休止中の主要な設備はありません。 4.本社は他の者から賃借しており、その内容は下記のとおりであります。 事業所名設備の内容賃借床面積年間賃借料(所在地)(㎡)(百万円)本社本社設備873.31126(東京都渋谷区) (2)国内子会社 2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)コロンビア・コミュニティ株式会社 本社(東京都渋谷区)不動産開発事業本社設備5- (-)41017コロンビアホテル&リゾーツ株式会社 ホテル(京都府京都市下京区)不動産開発事業ホテル設備0-(-)017ホテル(東京都千代田区外神田)不動産開発事業ホテル設備1-(-)01-コロンビア・アセットマネジメント株式会社 本社(東京都渋谷区)不動産開発事業本社設備6-(-)4108株式会社サンクス沖縄 本社(沖縄県那覇市)不動産開発事業本社設備74233(265.00)03078(注)1.国内子会社の本社は他の者から賃借しており、その内容は下記のとおりであります。 事業所名設備の内容賃借床面積年間賃借料(所在地)(㎡)(百万円)コロンビア・コミュニティ株式会社本社設備45.366(東京都渋谷区)コロンビア・アセットマネジメント株式会社本社設備30.244(東京都渋谷区) (3)在外子会社該当事項はありません。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 (1)重要な設備の新設等 該当事項はありません。 (2)重要な設備の除却等該当事項はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 1,639,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 37 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 3 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 8,747,000 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、保有目的が純投資以外の目的である投資株式について、当該株式の保有が安定した取引関係の構築や、事業シナジーを目的とした業務提携などにより当社の中長期的な価値の向上に資すると判断した場合においては継続保有し、一方その保有の意義が薄れたと判断した場合は売却する方針であります。 その方針のもと、個別の純投資以外の目的である投資株式について、定期的に保有する意義や経済合理性を検証し、保有の適否を判断しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式27非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 |
| 銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 2 |
| 貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 7,000,000 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6)【大株主の状況】 2025年12月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) Nstyle株式会社東京都港区白金6丁目21番4-301号2,600,00033.69 中内 準東京都港区1,922,40024.91 水山 直也東京都杉並区319,4004.14 株式会社SBI証券東京都港区六本木1丁目6番1号146,1661.89 株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-12132,4001.72 野村證券株式会社東京都中央区日本橋1丁目13番1号109,0001.41 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A2BB UNITED KINGDOM(東京都千代田区丸の内1丁目4番5号)92,4721.20 セントラル短資株式会社東京都中央区日本橋本石町3丁目3-1480,0001.04 MORGAN STANLEY & CO. LLC(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1585 BROADWAY NEWYORK, NEW YORK 10036, U.S.A.(東京都千代田区大手町1丁目9番7号)54,3030.70 THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人株式会社みずほ銀行)240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NY 10286, U.S.A.(東京都港区港南2丁目15-1品川インターシティA棟)52,8000.68計-5,508,94171.39 |
| 株主数-金融機関 | 3 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 21 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 16 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 24 |
| 株主数-個人その他 | 2,570 |
| 株主数-その他の法人 | 42 |
| 株主数-計 | 2,676 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人株式会社みずほ銀行) |
| 株主総利回り | 2 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 該当事項はありません。 |
Shareholders2
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1.発行済株式の種類及び総数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式(注)1.3,471,4004,245,200-7,716,600合計3,471,4004,245,200-7,716,600(注)1.当社は、2025年8月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 2.普通株式の発行済株式総数の増加4,245,200株は新株予約権の権利行使1,000株、株式分割による3,472,400株、公募増資による新株式671,200株、第三者割当増資による新株式100,600株による増加であります。 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 双葉監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書 2026年3月26日コロンビア・ワークス株式会社 取締役会 御中 双葉監査法人 東京都新宿区 代表社員業務執行社員 公認会計士平塚 俊充 業務執行社員 公認会計士梅澤 茂仁 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているコロンビア・ワークス株式会社の2025年1月1日から2025年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、コロンビア・ワークス株式会社及び連結子会社の2025年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 販売目的で保有する収益不動産等の検討監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 会社は、販売目的で保有する収益不動産を、連結貸借対照表に棚卸資産として「販売用不動産」に10,998百万円、「仕掛販売用不動産」に33,892百万円を計上しており、この金額の連結総資産に占める割合は約67%である。 販売目的で保有する収益不動産には、将来における市況の変化や開発の遅延などのリスクがあり、これらのリスクが顕在化する場合、長期間の滞留や不動産価格の低下に伴う収益性の低下が生じ、評価損が発生する可能性がある。 「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価に関して、注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)の「3.会計方針に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ロ.棚卸資産」に、経営者による説明が記述されている。 「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価は、物件ごとに見積られた正味売却価額に基づいており、正味売却価額は、経済環境や金利の変動、不動産市場における競合の状況、不動産関連税制や不動産及び金融関連法制の変更、自然災害等により大きな影響を受ける。 このため、見積りの不確実性が高く、経営者の主観的な判断を伴うことになる。 また、物件ごとに会社が利用する社外の不動産鑑定士の評価は、将来における「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」に係る市況について、仮定と判断を伴うものである。 以上から、当監査法人は、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価の合理性を検証するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価①「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。 整備状況については、経理規程及び決算処理・財務報告マニュアルを閲覧し、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価について適切な権限者により査閲・承認されることが定められていることを確認した。 また運用状況については、整備された内部統制手続が関係資料をとおして適切に運用されていることを確認した。 ②取締役会等各種会議体の議事録の閲覧及び所管部署への質問を実施し、把握された事象が評価に反映されているか検討した。 (2)正味売却価額の見積りの合理性の評価①会社が採用する正味売却価額における売価の算定方法について、会計基準の要求事項等を踏まえ、その適切性を検討した。 当年度売却した物件について前年度の売却見込額と比較し、評価方法の合理性について検討した。 ②物件ごとに、事業計画上の売却予定額と帳簿価額を比較し検討した。 ③「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の状況について、購入した土地物件から任意に物件を選択し現場視察を行った。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見を表明するために、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指示、監督及び実施に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、当連結会計年度の会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 販売目的で保有する収益不動産等の検討監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 会社は、販売目的で保有する収益不動産を、連結貸借対照表に棚卸資産として「販売用不動産」に10,998百万円、「仕掛販売用不動産」に33,892百万円を計上しており、この金額の連結総資産に占める割合は約67%である。 販売目的で保有する収益不動産には、将来における市況の変化や開発の遅延などのリスクがあり、これらのリスクが顕在化する場合、長期間の滞留や不動産価格の低下に伴う収益性の低下が生じ、評価損が発生する可能性がある。 「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価に関して、注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)の「3.会計方針に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ロ.棚卸資産」に、経営者による説明が記述されている。 「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価は、物件ごとに見積られた正味売却価額に基づいており、正味売却価額は、経済環境や金利の変動、不動産市場における競合の状況、不動産関連税制や不動産及び金融関連法制の変更、自然災害等により大きな影響を受ける。 このため、見積りの不確実性が高く、経営者の主観的な判断を伴うことになる。 また、物件ごとに会社が利用する社外の不動産鑑定士の評価は、将来における「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」に係る市況について、仮定と判断を伴うものである。 以上から、当監査法人は、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価の合理性を検証するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価①「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。 整備状況については、経理規程及び決算処理・財務報告マニュアルを閲覧し、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価について適切な権限者により査閲・承認されることが定められていることを確認した。 また運用状況については、整備された内部統制手続が関係資料をとおして適切に運用されていることを確認した。 ②取締役会等各種会議体の議事録の閲覧及び所管部署への質問を実施し、把握された事象が評価に反映されているか検討した。 (2)正味売却価額の見積りの合理性の評価①会社が採用する正味売却価額における売価の算定方法について、会計基準の要求事項等を踏まえ、その適切性を検討した。 当年度売却した物件について前年度の売却見込額と比較し、評価方法の合理性について検討した。 ②物件ごとに、事業計画上の売却予定額と帳簿価額を比較し検討した。 ③「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の状況について、購入した土地物件から任意に物件を選択し現場視察を行った。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 販売目的で保有する収益不動産等の検討 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 会社は、販売目的で保有する収益不動産を、連結貸借対照表に棚卸資産として「販売用不動産」に10,998百万円、「仕掛販売用不動産」に33,892百万円を計上しており、この金額の連結総資産に占める割合は約67%である。 販売目的で保有する収益不動産には、将来における市況の変化や開発の遅延などのリスクがあり、これらのリスクが顕在化する場合、長期間の滞留や不動産価格の低下に伴う収益性の低下が生じ、評価損が発生する可能性がある。 「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価に関して、注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)の「3.会計方針に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ロ.棚卸資産」に、経営者による説明が記述されている。 「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価は、物件ごとに見積られた正味売却価額に基づいており、正味売却価額は、経済環境や金利の変動、不動産市場における競合の状況、不動産関連税制や不動産及び金融関連法制の変更、自然災害等により大きな影響を受ける。 このため、見積りの不確実性が高く、経営者の主観的な判断を伴うことになる。 また、物件ごとに会社が利用する社外の不動産鑑定士の評価は、将来における「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」に係る市況について、仮定と判断を伴うものである。 以上から、当監査法人は、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価の合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)の「3.会計方針に関する事項 (1)重要な資産の評価基準及び評価方法 ロ.棚卸資産」に、経営者による説明が記述されている。 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価の合理性を検証するため、主に以下の監査手続を実施した。 (1)内部統制の評価①「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価に係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。 整備状況については、経理規程及び決算処理・財務報告マニュアルを閲覧し、「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の評価について適切な権限者により査閲・承認されることが定められていることを確認した。 また運用状況については、整備された内部統制手続が関係資料をとおして適切に運用されていることを確認した。 ②取締役会等各種会議体の議事録の閲覧及び所管部署への質問を実施し、把握された事象が評価に反映されているか検討した。 (2)正味売却価額の見積りの合理性の評価①会社が採用する正味売却価額における売価の算定方法について、会計基準の要求事項等を踏まえ、その適切性を検討した。 当年度売却した物件について前年度の売却見込額と比較し、評価方法の合理性について検討した。 ②物件ごとに、事業計画上の売却予定額と帳簿価額を比較し検討した。 ③「販売用不動産」「仕掛販売用不動産」の状況について、購入した土地物件から任意に物件を選択し現場視察を行った。 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、当連結会計年度の会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | 双葉監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年3月26日コロンビア・ワークス株式会社 取締役会 御中 双葉監査法人 東京都新宿区 代表社員業務執行社員 公認会計士平塚 俊充 業務執行社員 公認会計士梅澤 茂仁 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているコロンビア・ワークス株式会社の2025年1月1日から2025年12月31日までの第13期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、コロンビア・ワークス株式会社の2025年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 販売目的で保有する収益不動産等の検討 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(販売目的で保有する収益不動産等の検討)と同一内容であるため、記載を省略している。 なお、会社は、貸借対照表に棚卸資産として「販売用不動産」に10,291百万円、「仕掛販売用不動産」に31,309百万円を計上しており、この金額の総資産に占める割合は約66%である。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 販売目的で保有する収益不動産等の検討 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(販売目的で保有する収益不動産等の検討)と同一内容であるため、記載を省略している。 なお、会社は、貸借対照表に棚卸資産として「販売用不動産」に10,291百万円、「仕掛販売用不動産」に31,309百万円を計上しており、この金額の総資産に占める割合は約66%である。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 販売目的で保有する収益不動産等の検討 |
| 連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 | 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(販売目的で保有する収益不動産等の検討)と同一内容であるため、記載を省略している。 なお、会社は、貸借対照表に棚卸資産として「販売用不動産」に10,291百万円、「仕掛販売用不動産」に31,309百万円を計上しており、この金額の総資産に占める割合は約66%である。 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| 未収入金 | 12,000,000 |
| その他、流動資産 | 39,000,000 |
| 建物及び構築物(純額) | 3,910,000,000 |
| 土地 | 7,261,000,000 |
| 建設仮勘定 | 105,000,000 |
| 有形固定資産 | 11,254,000,000 |
| ソフトウエア | 0 |
| 無形固定資産 | 167,000,000 |
| 投資有価証券 | 7,000,000 |
| 長期前払費用 | 15,000,000 |
| 繰延税金資産 | 227,000,000 |
| 投資その他の資産 | 2,919,000,000 |
BS負債、資本
| 短期借入金 | 9,545,000,000 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 10,012,000,000 |
| 未払金 | 66,000,000 |
| 未払法人税等 | 785,000,000 |
| 未払費用 | 31,000,000 |