財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-03-26
英訳名、表紙SUMITOMO HEAVY INDUSTRIES,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  渡 部 敏 朗
本店の所在の場所、表紙東京都品川区大崎二丁目1番1号(ThinkPark Tower)
電話番号、本店の所在の場所、表紙03(6737)2343
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
(住友機械工業株式会社)(浦賀重工業株式会社)1888年住友別子鉱業所工作方として発足 1897年 榎本武揚の主唱により浦賀船渠株式会社として設立 1902年 株式会社東京石川島造船所浦賀分工場を買収併合1928年 住友別子鉱山株式会社新居浜製作所と改称 1934年 11月 住友機械製作株式会社として独立(設立) 1940年住友機械工業株式会社と改称 1945年四国機械工業株式会社と改称 1948年玉島デイゼル工業株式会社を設立1949年 5月 東京及び大阪の両証券取引所へ株式上場 1952年住友機械工業株式会社と社名復元 1953年玉島デイゼル工業株式会社を浦賀玉島デイゼル工業株式会社と改称1959年 廣造機株式会社(現新日本造機株式会社(現連結子会社))を経営系列化 1961年大府製造所(現名古屋製造所)開設 1962年平塚研究所開設1962年浦賀玉島デイゼル工業株式会社と合併し、浦賀重工業株式会社と改称1965年千葉工場(現千葉製造所)開設 (住友重機械工業株式会社) 1969年6月住友機械工業株式会社と浦賀重工業株式会社が合併して住友重機械工業株式会社となる1972年5月追浜造船所(現横須賀製造所)開設1973年2月東予工場(現愛媛製造所西条工場)開設1982年12月新日本造機株式会社が株式を東京証券取引所市場第二部へ上場1983年4月米国のEaton Corporation(現Axcelis Technologies,Inc.)との合弁により住友イートンノバ株式会社(現住友重機械マテリアルソリューションズ株式会社(現連結子会社))を設立1986年6月住友建機株式会社を設立し、建設機械事業を譲渡1999年5月大阪製鎖造機株式会社(現住友重機械ギヤボックス株式会社(現連結子会社))を買収2001年4月住友建機株式会社を道路機械・ショベル事業の住友建機株式会社(現連結子会社)とクレーン事業の住友重機械建機クレーン株式会社に分割2001年9月技術開発センター(現技術本部技術研究所)を横須賀製造所に移転2002年7月日立建機株式会社との合弁により日立住友重機械建機クレーン株式会社(現住友重機械建機クレーン株式会社(現連結子会社))を設立2003年4月株式交換により、新日本造機株式会社を完全子会社化2003年4月住友重機械マリンエンジニアリング株式会社(現連結子会社)を設立し、造船事業(販売部門を除く)を譲渡2004年10月住友重機械建機クレーン株式会社(その後、住重建機クレーン株式会社に社名変更、2010年4月に住友重機械工業株式会社に吸収合併)の製造機能を日立住友重機械建機クレーン株式会社(現住友重機械建機クレーン株式会社)に移管2006年10月株式交換により、株式会社セイサ(現住友重機械ギヤボックス株式会社(現連結子会社))を完全子会社化2007年1月吸収分割により、水処理事業を住友重機械エンバイロメント株式会社(現連結子会社)に移管2007年10月日本スピンドル製造株式会社(現連結子会社)が実施した株式交換により、同社を子会社化 2008年3月ドイツのプラスチック加工機械メーカーのDemag Ergotech GmbH(現Sumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery GmbH(現連結子会社))及びその米国における販売会社のVan Dorn Demag Corp.(その後、Sumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery North America,Inc.(現連結子会社)に吸収合併)を買収 2009年3月株式取得により、株式会社SEN-SHI・アクセリスカンパニー(現住友重機械マテリアルソリューションズ株式会社)を完全子会社化2010年10月株式交換により、日本スピンドル製造株式会社を完全子会社化2011年3月ベルギーの産業用ギヤボックスメーカーのHansen Industrial Transmissions NV(現連結子会社)を買収 2013年4月吸収分割により、物流システム事業及び機械式駐車場事業を住友重機械搬送システム株式会社(現連結子会社)に移管2015年10月吸収分割により、住友重機械搬送システム株式会社が三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社の産業用クレーン事業を譲受2017年3月株式取得により、日立住友重機械建機クレーン株式会社(現住友重機械建機クレーン株式会社)を子会社化2017年6月オランダの循環流動層ボイラメーカーのFW Energie B.V.(現Sumitomo SHI FW Energie B.V.(現連結子会社))を買収2018年6月イタリアの産業用モータメーカーのLafert S.p.A.(現連結子会社)を買収2019年11月英国のインバータメーカーのInvertek Drives Ltd.(現連結子会社)を買収2022年12月株式取得により、住友重機械建機クレーン株式会社を完全子会社化2024年4月住友重機械精機販売株式会社(消滅会社)を吸収合併 注 住友重機械イオンテクノロジー株式会社は、2026年1月1日付で住友重機械マテリアルソリューションズ株式会社に商号変更いたしました。
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは、総合機械メーカーとして、子会社176社、関連会社5社及び当社を含め総計182社から構成されております。
当社グループが営んでいる主な事業内容と、主要な関係会社の当該事業に係る位置付けなどは、以下のとおりであります。
なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に記載しているセグメント情報と同一の区分であります。
なお、セグメント運営の効率化とシナジー推進を目的として、2025年1月にメカトロニクスセグメントのレーザ関連装置についてインダストリアル マシナリーセグメントへ、またインダストリアル マシナリーセグメントの極低温冷凍機についてメカトロニクスセグメントへの組替えを実施しております。
(1) メカトロニクス減・変速機につきましては、当社及び住友重機械ギヤボックス㈱が製造及び販売全般を行うほか、Sumitomo Machinery Corporation of Americaが主に北米地域を、Sumitomo(SHI)Cyclo Drive Germany GmbHが欧州地域を、Sumitomo(SHI)Cyclo Drive Asia Pacific Pte.Ltd.が東南アジア地域を、住友重機械(唐山)有限公司と住友重機械減速機(中国)有限公司が中国における製造を担当しております。
モータにつきましては、Sumitomo Heavy Industries(Vietnam)Co., Ltd.が製造を、 Lafert S.p.A.が製造及び販売全般を行っております。
インバータにつきましては、Invertek Drives Ltd.が製造及び販売全般を行っております。
極低温冷凍機及び精密位置決め装置につきましては、当社が製造及び販売全般を行っております。

(2) インダストリアル マシナリープラスチック加工機械につきましては、当社が製造及び販売全般を行うほか、寧波住重機械有限公司が中国における製造を、Sumitomo(SHI) Demag Plastics Machinery North America,Inc.が北米地域における販売全般を、Sumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery GmbHが欧州地域における製造及び販売を担当しております。
加速器、医療機械器具、鍛造プレス及び防衛装備品につきましては、当社が製造及び販売全般を行っております。
半導体製造装置につきましては、住友重機械イオンテクノロジー㈱(注)が製造及び販売全般を行っております。
フローフォーミングマシンにつきましては、日本スピンドル製造㈱及びLeifeld Metal Spinning GmbHが製造及び販売全般を行っております。
(3) ロジスティックス&コンストラクション油圧ショベル及び道路機械につきましては、住友建機㈱が製造及び海外向け販売を、住友建機(唐山)有限公司が中国における製造を、住重建机(上海)有限公司が中国における販売を、PT Sumitomo Construction Machinery Indonesiaがインドネシアにおける製造を、住友建機販売㈱が国内向け販売を、LBX Company,LLCが北米地域における販売を行っております。
建設用クレーンにつきましては、住友重機械建機クレーン㈱が、販売全般及び国内における製造を、Link-Belt Cranes,L.P.,LLLPが主に北米地域における製造及び販売全般を担当しております。
運搬荷役機械、物流システム及び駐車場システムにつきましては、住友重機械搬送システム㈱が製造及び販売全般を行っております。
フォークリフトにつきましては、住友ナコフォークリフト㈱が製造及び販売全般を行っております。
(4) エネルギー&ライフラインボイラ及び大気汚染防止装置につきましては、当社とSumitomo SHI FW Energie B.V.が製造、販売全般及び運転業務を行っております。
水処理装置につきましては、住友重機械エンバイロメント㈱が製造、販売全般及び運転業務を行っております。
産業用タービン及びポンプにつきましては、新日本造機㈱が製造及び販売全般を行っております。
攪拌槽につきましては、当社及び住友重機械プロセス機器㈱が製造及び販売全般を行っております。
食品機械につきましては、㈱イズミフードマシナリが製造及び販売全般を行っております。
船舶につきましては、住友重機械マリンエンジニアリング㈱が製造を、当社が販売を行っております。
(注)住友重機械イオンテクノロジー㈱は2026年1月1日付で住友重機械マテリアルソリューションズ㈱に社名変更しております。
以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)役員の兼任関係内容当社役員当社従業員(連結子会社) 住友重機械ギヤボックス㈱大阪府貝塚市841メカトロニクス100―1同社に機器を供給し、同社より機器を購入しております。
Sumitomo IndustriasPesadas do Brasil Ltda.※1(ブラジル)サンパウロ州イトゥ千レアル200,000メカトロニクス100――南米地域における当社グループ製品の製造・販売を担当しております。
住友重機械(唐山)有限公司※1(中国)河北省唐山千人民元498,761メカトロニクス100(24.3)―2同社に部品を供給し、同社より部品を購入しております。
SumitomoHeavyIndustries(Vietnam)Co.,Ltd.※1(ベトナム)ハノイ千米ドル41,300メカトロニクス100―2東南アジア地域における当社グループ製品の製造を担当しております。
Sumitomo MachineryCorporation of America(米国)バージニア州チェサピーク千米ドル12,423メカトロニクス100―1同社に部品を供給しております。
主に、北米地域における当社グループ製品の製造・販売全般を統括しております。
Lafert S.p.A.(イタリア)ヴェネト州ヴェネツィア千ユーロ3,500メカトロニクス100――主に、欧州地域における当社グループ製品の製造・販売全般を統括しております。
Sumitomo(SHI)Cyclo DriveGermany GmbH(ドイツ)バイエルン州マルクト・インダースドルフ千ユーロ6,136メカトロニクス100―1主に、欧州地域における当社グループ製品の製造・販売全般を統括しております。
住友重機械減速機(中国)有限公司(中国)天津千人民元87,000メカトロニクス100―2同社に部品を供給し、同社より部品を購入しております。
中国地域における当社グループ製品の製造を統括しております。
Invertek Drives Ltd.(英国)ウェルシュプール千ポンド61メカトロニクス100―1主に、欧州地域における当社グループ製品の製造・販売全般を統括しております。
日本スピンドル製造㈱※1兵庫県尼崎市3,276インダストリアル マシナリー100――同社に機器を供給しております。
住友重機械イオンテクノロジー㈱※2東京都品川区480インダストリアル マシナリー1001―同社に機器を供給しております。
Sumitomo(SHI)Demag Plastics Machinery GmbH(ドイツ)バイエルン州シュバイク千ユーロ20,025インダストリアル マシナリー100―1同社に部品を供給しております。
主に、欧州地域における当社グループ製品の製造・販売を担当しております。
寧波住重機械有限公司※1(中国)浙江省寧波千人民元133,728インダストリアル マシナリー100―4同社に部品を供給し、同社より部品を購入しております。
住友建機㈱※1東京都品川区16,000ロジスティックス&コンストラクション10021同社に対し土地・建物を賃貸しております。
住友建機販売㈱※1東京都品川区4,000ロジスティックス&コンストラクション100(100)1―同社に対し土地・建物を賃貸しております。
住友重機械建機クレーン㈱※1東京都品川区4,000ロジスティックス&コンストラクション1001―同社に対し土地・建物を賃貸しております。
住友重機械搬送システム㈱東京都品川区480ロジスティックス&コンストラクション100――当社製品の保守・管理を委託しております。
住友建機(唐山)有限公司※1(中国)河北省唐山千人民元798,938ロジスティックス&コンストラクション100(100)――中国地域における当社グループ製品の製造を担当しております。
PT Sumitomo ConstructionMachinery Indonesia※1(インドネシア)西ジャワ州カラワン千米ドル89,000ロジスティックス&コンストラクション100(85.6)――東南アジア地域における当社グループ製品の製造を担当しております。
SCM(America),Inc.※1(米国)ケンタッキー州レキシントン千米ドル61,368ロジスティックス&コンストラクション100(100)―――LBX Company,LLC※1(米国)ケンタッキー州レキシントン千米ドル51,800ロジスティックス&コンストラクション100(100)――北米地域における当社グループ製品の販売を担当しております。
名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)役員の兼任関係内容当社役員当社従業員LBCE Holdings,Inc.※1(米国)ケンタッキー州レキシントン千米ドル10,618ロジスティックス&コンストラクション10011―新日本造機㈱東京都品川区2,408エネルギー&ライフライン100―1同社より機器を購入しております。
住友重機械マリンエンジニアリング㈱※1東京都品川区2,000エネルギー&ライフライン100――当社製品の設計・製造を委託しております。
住友重機械エンバイロメント㈱東京都品川区480エネルギー&ライフライン100――当社製品の保守・管理を委託しております。
住友重機械プロセス機器㈱愛媛県西条市480エネルギー&ライフライン100――当社製品の設計・製造を委託しております。
Sumitomo SHI FW EnergieB.V.(オランダ)北ホラント州アムステルダム千ユーロ19エネルギー&ライフライン1001―主に、欧州地域における当社グループ製品の製造・販売全般を統括しております。
住友重機械工業(中国)有限公司※1(中国)上海千人民元604,322その他100―3中国地域における当社グループの関係会社を統括しております。
その他106社―――――――(持分法適用関連会社) 住友ナコフォークリフト㈱愛知県大府市1,000ロジスティックス&コンストラクション50.011同社に対し土地を賃貸しております。
その他1社―――――――
(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 ※1:特定子会社に該当します。
3 有価証券報告書を提出している会社はございません。
4 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
5 上記記載会社以外で、Persimmon Technologies Corporationは債務超過の状況にある会社であり、債務超過の額は22,476百万円であります。
6 ※2:住友重機械イオンテクノロジー㈱は2026年1月1日付で住友重機械マテリアルソリューションズ㈱に社名変更しております。
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況(2025年12月31日現在)セグメントの名称従業員数(名)メカトロニクス8,746インダストリアル マシナリー5,522ロジスティックス&コンストラクション5,512エネルギー&ライフライン3,607全社(共通)・その他1,736合計25,123 (注) 従業員数は、就業人員数であります。

(2) 提出会社の状況(2025年12月31日現在)従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)4,40043.513.88,573 セグメントの名称従業員数(名)メカトロニクス1,698インダストリアル マシナリー1,217ロジスティックス&コンストラクション18エネルギー&ライフライン382全社(共通)・その他1,085合計4,400 (注)1 従業員数は、当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む就業人員数であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況当社グループには、従業員の大多数で組織する住友重機械労働組合連合会(同組合連合会は日本基幹産業労働組合連合会を通じて、日本労働組合総連合会に加盟しております)があるほか、一部の関係会社にJAMに加盟する労働組合等があります。
また、ごく一部に上記以外の労働組合があります。
労使関係につきましては、円満な関係にあり、特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1
(注)3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者3.494.570.872.075.9
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。
3 人事制度上の性別による処遇差はなく、管理職に占める女性従業員比率が賃金の差異に大きく影響しております。
女性活躍推進は当社グループの中長期的な成長の鍵であると考えており、具体的な目標を掲げて女性の積極的な採用を進めるとともに、女性従業員のキャリア形成支援を図るなど、取り組みを強化しております。
女性活躍推進を含む人材の多様性に関する具体的な施策については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組(3)人的資本・人材の多様性」をご参照ください。
②連結子会社当事業年度社名管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1(注)3(注)4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者住友重機械ギヤボックス㈱2.576.966.566.570.5住友重機械イオンテクノロジー㈱
(注)51.9109.167.273.540.5日本スピンドル製造㈱3.8100.074.179.258.8住友重機械搬送システム㈱0.6103.664.871.852.0住友建機㈱0.681.062.360.1132.6住友建機販売㈱1.2100.061.077.153.5住友重機械建機クレーン㈱0.892.973.873.983.5住友重機械エンバイロメント㈱1.591.777.575.462.7新日本造機㈱0.0100.058.459.1113.7住友重機械マリンエンジニアリング㈱0.087.568.167.9―いずみサポート㈱8.7100.075.572.150.3 当事業年度社名管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1(注)3(注)4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者住重アテックス㈱0.066.7―――住重加速器サービス㈱14.36.3―――住友重機械モダン㈱6.780.0―――住友重機械ハイマテックス㈱
(注)60.0100.0―――住友重機械ファインテック㈱
(注)60.0100.0―――住友重機械プロセス機器㈱1.966.7―――㈱イズミフードマシナリ0.0100.0―――㈱ライトウェル9.685.7―――
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。
3 人事制度上の性別による処遇差はなく、管理職に占める女性従業員比率が賃金の差異に大きく影響しております。
女性活躍推進は当社グループの中長期的な成長の鍵であると考えており、具体的な目標を掲げて女性の積極的な採用を進めるとともに、女性従業員のキャリア形成支援を図るなど、取り組みを強化しております。
女性活躍推進を含む人材の多様性に関する具体的な施策については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組(3)人的資本・人材の多様性」をご参照ください。
4 「―」は、当該会社が、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定により、当事業年度における当該指標の公表を選択していないことを示しております。
5 住友重機械イオンテクノロジー㈱は2026年1月1日付で住友重機械マテリアルソリューションズ㈱に社名変更しております。
6 2026年1月1日付で住友重機械ハイマテックス㈱及び住友重機械ファインテック㈱を住友重機械工業㈱に吸収合併しております。
7 連結子会社のうち、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象でない会社については、記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
事業を取り巻く国内外の環境は急速な変化が続いており、世界情勢や経済動向は以前にも増して予測の難しい局面にあります。
国内では、新政権のもと危機管理投資を核とした成長戦略の推進、物価高に対する迅速な生活支援、また技術・エネルギー・安全保障を統合した国家基盤の強化が進められ、企業活動に大きな影響を及ぼす政策転換が進行しております。
海外では、ウクライナ及び中東情勢、東アジアの安全保障問題などによる地政学リスクに加え、米国の通商政策の動向や世界経済のブロック化の進展など、これまでの経営の前提を大きく揺るがす問題が顕在化しつつあります。
さらに、AIをはじめとする技術革新が一層加速する中で、産業構造そのものが変容し、各産業における競争環境は絶えず変化し続けており、企業にはこれまで以上に柔軟かつ高度な対応が求められる状況となっております。
(1) 会社の経営の基本方針住友重機械グループは、1888年(明治21年)、住友グループの祖業である別子銅山の工作方として創業以来、社会と産業の発展とともに歩んできました。
住友グループ各社に共通の理念と位置付けられる「住友の事業精神」は、社会性が重要視される現在の環境との親和性も高く、当社グループにとっても経営の基本であり、この精神に則り企業活動を実践していきます。
また当社グループは、住友の事業精神のもと、パーパス及び経営理念(企業使命、私たちの価値観)を定め、経営及び企業活動全般の共通の拠り所としています。
<パーパス>こだわりの心と、共に先を見据える力で、人と社会を優しさで満たしますEnhance society and those within it with compassion through our ownership and vision <経営理念>企業使命一流の商品とサービスを世界に提供し続ける機械メーカーを目指します。
 誠実を旨とし、あらゆるステークホルダーから高い評価と信頼を得て、社会に貢献します。
私たちの価値観 顧客第一:顧客価値を第一に考え優れた商品とサービスを提供します。
変化への挑戦:現状に甘んずることなく変化に挑戦し続けます。
技術重視:独自の技術を磨き社会の発展に貢献します。
人間尊重:互いを尊重し学び合い成長する組織風土を育みます。
当社グループはこれら理念に則り、製品及びサービスのさらなる深化を図り、顧客の声に応え続けるとともに、持続可能な社会実現に向けて、イノベーションにより社会課題解決へのソリューションとなる製品及びサービスを提供していくことで、社会価値及び企業価値の拡大に引き続き取り組んでいきます。

(2) 中長期的な経営戦略、目標とする経営指標及び会社の対処すべき課題2025年度総括「中期経営計画2026」の初年度である2024年度に、事業環境の変化や主力事業の収益性改善の遅れが顕在化したことから、2025年度初頭に各計画値の見直しを実施いたしました。
2025年度は、特に、ショベル事業及び半導体事業において当初想定を大きく上回る事業環境の変動が生じた結果、当社グループの業績は当初予想を下回る水準となりました。
「中期経営計画2026」の進捗「中期経営計画2026」は、2030年の「あるべき姿」からバックキャストして社会課題を導き、「製品・サービスによる社会課題解決を通じて持続的に企業価値を拡大する」という方針を継続し、「強靭な事業体の構築」という基本方針に基づき「収益力の改善」、「資本効率の向上」、「新事業探索の強化」を重点課題と位置付け、コーポレートとセグメントの両面から取り組む基本戦略を推進しております。
〔図1〕図1「中期経営計画2026」基本方針及び骨子  「中期経営計画2026」では、当社グループを取り巻く外部環境の変化に起因した業績低迷を受け、2025年に、2026年目標値を売上高1兆1,730億円、営業利益800億円、ROIC7.0%へ修正いたしました。
「中期経営計画2026」の最終年度である2026年度を迎え、修正後目標の達成が厳しい状況にありますが、基本方針である「強靭な事業体の構築」に基づき、重点課題の「収益力の改善」に向け、半導体事業をはじめとした重点投資領域の成長促進と事業基盤の立て直しを進め、「稼ぐ力」の強化を図ってまいります。
 また、非財務目標としてESGの各項目に分類したサステナビリティ重要課題の各目標値を設定しており、当初の計画どおり順調に進捗しております。
①コーポレート戦略a.事業ポートフォリオ改革の推進〔図2〕 低成長・低収益事業の戦略再構築を実施し、成長を見込む4つの「重点投資領域」事業へ経営資源を集中し事業の拡大を図ることを目的として、事業ポートフォリオ改革を推進しております。
現在、策定した事業ポートフォリオ改革計画を順次実行しており、収益低迷事業については収益力強化のための施策を着実に遂行、また低成長・低収益事業については戦略再構築を進め、「重点投資領域」事業へ経営資源を集中し事業の拡大を推進しております。
2026年度には、当社子会社の機械式駐車場事業並びに蒸気タービン及びプロセスポンプ事業の譲渡を決定しました。
図2 コーポレート戦略:事業ポートフォリオ改革の推進(注)新造船事業は新規受注を停止し撤退(2024年度実施) 防衛装備事業は住重特機サービス株式会社の一部事業を当社に統合(2025年度実施) b.資本政策「中期経営計画2026」では、ROIC向上施策の推進によりキャッシュ・フロー創出力を強化するとともに、財務の健全性を損なわない範囲で有利子負債も活用し、重点投資領域を中心に投資へ1,900億円、研究開発費へ900億円、株主のみなさまへ800億円の還元を計画しておりましたが、2024年度業績を受け、2025年2月に、株主のみなさまへの還元を700億円に修正させていただいております。
株主還元は、業績やキャッシュ・フローの状況等を勘案の上、DOE3.5%以上、最低配当125円、自社株買いを含めた総還元性向40%以上という基本方針を継続し、安定的かつ継続的な配当の実現により、株主還元の充実を図ってまいります。
 2026年度は、1株当たり配当予想を20円増配の145円といたしました。
また、100億円の自社株買い実施を決定いたしました。
c.新事業探索の強化グローバル戦略本部を中心に、4つのセグメント及び本社部門と連携をとりながら、セグメントをまたぐ横断的な探索テーマの調整と推進、コーポレート視点でのテーマ発掘と事業化を推進しております。
具体的には、新事業テーマ創出に向けた社内ピッチコンテストの実施や、米国・ボストンオフィスを活用した活動を継続、また社内企業家人材の育成と事業化へ向けた各種プログラムも展開し、計画に沿って実行している状況です。
2025年度には、早期アルツハイマー病治療装置の研究開発を行うスタートアップ企業であるサウンドウェーブイノベーション株式会社に出資し、同装置の製造販売に関する戦略的業務提携契約を締結いたしました。
(本装置は未承認医療機器であり、有効性・安全性は未確立です。
)〔図3〕 図3 新事業探索活動 事例d.経営基盤強化「中期経営計画2026」では、各種施策を支える経営基盤として、サステナビリティ、人的資本、DXの強化を進めております。
サステナビリティでは、SDGs、当社グループの2050年カーボンニュートラル目標の達成に向けた取組みを一層強化しております。
具体的には、7つのサステナビリティ重要課題を特定して、事業を通じた社会課題解決への貢献や、気候変動リスクをはじめとする中長期的なリスクへの適切な対応を推進しております。
2025年度の実績については、2026年7月発行予定の統合報告書にて公表することとしております。
人的資本では、「人材育成基盤の強化」と「組織能力の強化」が事業の持続的成長を支えるとの人的資本経営の考え方のもと、人材確保、人材育成基盤の強化、グローバル人材マネジメントの基盤整備、組織能力強化、ダイバーシティ推進を重点課題と位置付け、人材戦略を遂行しております。
DXでは、デジタライゼーションの継続的な推進を通じて、サイバーセキュリティ対策を適切に講じたDX推進基盤を構築し、強靭な事業体の実現を支えてまいります。
それにより、新たな顧客価値を創出する、一流の商品・サービスづくり及び設計・製造バリューチェーンなどの業務プロセスの変革を加速させ、DXを用いたサービス事業の強化も行ってまいります。
また、SDGs実現に向けて、環境・安全対策に取り組み、社会課題の解決を推進しております。
表1 特定した7つのサステナビリティ重要課題及び関連する主な指標・目標 ②セグメント戦略「中期経営計画2026」では、メカトロニクスセグメント、インダストリアル マシナリーセグメント、ロジスティックス&コンストラクションセグメント及びエネルギー&ライフラインセグメントのそれぞれの役割を次頁のように位置付け、成長戦略を遂行しております。
2025年度は、2024年度業績を踏まえた戦略再構築が進む一方、環境変化への対応の遅れやインダストリアル マシナリーセグメントの半導体事業の需要減少などにより、引き続き厳しい収益環境となりました。
「中期経営計画2026」の最終年度である2026年度は、重点投資領域では特に半導体分野においてレーザアニール装置の需要拡大が見込まれ、増産体制の早期整備が求められるほか、環境・エネルギー分野では液化空気エネルギー貯蔵システム(LAES)が社外から高い関心を集めており、成長に向けた投資を継続する計画です。
引き続き4つのセグメントで「重点投資領域」の課題遂行のみならず、「基盤事業領域」での収益確保にも注力し、「収益力の改善」を図ってまいります。
今後もシナジーを追求しつつ、同時にセグメント組織の効率化を図り、強靭な事業体の構築を目指し、目標達成へ向けて取り組んでまいります。
表2 「中期経営計画2026」セグメント別 進捗 「中期経営計画2026」の詳細につきましては、当社ウェブサイトに掲載しております。
https://www.shi.co.jp/ir/library/presentation/index.html
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
当社グループのサステナビリティ全般に関する戦略・指標については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等
(2)中長期的な経営戦略、目標とする経営指標及び会社の対処すべき課題」をご参照ください。
(1) サステナビリティ全般① ガバナンス当社グループは、サステナビリティへの取り組みを経営の基軸に据え、グループ一体となった活動を推進するため、取締役会での決議を経て「住友重機械グループサステナビリティ基本方針」を策定しております。
この基本方針に基づき、中長期的視点でサステナビリティ課題を審議・モニタリングし、グループ全体のサステナビリティ戦略を実行・牽引することを目的として、サステナビリティ委員会を設置しております。
サステナビリティ委員会は、原則として、年2回開催し、社長が委員長、サステナビリティ担当役員である企画本部(注)長が副委員長を務め、本社担当執行役員、セグメント長及び企画本部(注)サステナビリティ推進部長で構成されております。
サステナビリティ委員会における審議事項は、経営の最高意思決定機関である取締役会に適宜報告し、重要事項については決議を受けております。
当連結会計年度のサステナビリティ委員会における具体的な審議内容は、主として以下のとおりであります。
・ESG推進/法定開示対応(方針・体制、取り組みギャップ)・気候変動対応(削減対応状況・施策)・ビジネスと人権対応(人権デュー・ディリジェンス計画、調査結果報告)・生物多様性対応(リスクと機会の評価)(注)2026年1月1日付で「企画本部」を「グローバル戦略本部」に改称しております。
② リスク管理当社グループは、広範な事業分野におけるリスクを事業運営面、技術面、管理面など総合的に審議するため、リスク管理委員会を設置しております。
リスク管理委員会は、年3回開催し、社長が委員長を務め、内部統制担当役員、財務担当役員、技術担当役員などの関連する本社執行役員、本社主管部門の本部長及び室長で構成されております。
このリスク管理委員会では、全社的な視点でリスクの特定、分析・評価、対策立案を行うとともに、各部門におけるリスク管理状況のモニタリング等を行っております。
リスク管理委員会で特定されたリスクのうち、気候変動リスク及び人権対応リスク(特にサプライチェーンの人権問題)については、サステナビリティ関連のリスクとして、サステナビリティ委員会で審議しております。
(2) 気候変動① 戦略当社グループは、2021年10月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同し、気候変動への対応を推進しております。
気候変動リスクへの対応の進捗を図る指標としてCO2排出量を設定し、2050年までに当社グループ全体でカーボンニュートラルの実現を目指すことを取締役会で決議しております。
当社グループでは、「事業活動における環境負荷の低減」及び「製品の環境性能向上」の両面から、カーボンニュートラル達成に向けて取り組みを行っております。
当社グループの具体的な対応につきましては、以下の当社ホームページ資料をご参照ください。
※「住友重機械グループのカーボンニュートラルに向けた取り組み」https://www.shi.co.jp/csr/environment/climate/pdf/climate_01.pdfhttps://www.shi.co.jp/csr/environment/climate/pdf/climate_02.pdf 当社グループ製品に対する気候変動の影響については、1.5℃と4.0℃の2つのシナリオで分析を実施しております。
詳細は下表のとおりであります。
定 義大事業への影響が重大で、事業戦略の見直しが必要中事業への影響は限定的で、将来的な対応が必要小事業への影響は軽微 期 間短 期~2026年(中期経営計画最終年)中 期~2030年(カーボンニュートラル中間目標時点)長 期~2050年(カーボンニュートラル最終目標時点) リスクと機会の分析結果シナリオ内容主な取組事項影響度期 間短中長1.5℃リスク電力価格高騰・再エネ価格高騰電力価格・再エネ価格が高騰し、製造コストが増加・生産、輸送などの効率化・省エネ、省資源の推進大 ●●炭素税日本国内・海外関係会社の炭素税が高騰し、税負担が増加・生産、輸送などの効率化・省エネ、省資源の推進・ICPの導入による省エネ設備投資の促進や脱炭素に向けた再エネの購入中●●●開発コスト・技術開発遅延技術開発スピードが追いつかず、売上・利益が減少・グループ内協業の加速・開発センターの整備などの構造改革の実施・技術の共通化による開発の促進大●●●機 会メカトロニクスセグメント顧客生産設備の電動化、省エネ製品、電機・制御・減速一体型製品、極低温・超電動・販売地域の拡大・特定アプリケーション向け拡販・競争優位の維持、収益力強化・市場ごとの生産・供給能力強化・インストールベースビジネス強化小●●●インダストリアル マシナリーセグメント顧客生産設備の電動化、省エネ製品、パワー半導体設備・差別化商品の開発による競争力強化・事業統合によるシナジー創出・グローバル展開の強化・機種整理と業務プロセス変革小●●●ロジスティックス&コンストラクションセグメント建機・物流システムの電動化、森林資源への投資・新機種投入による差別化と収益性の改善・電動化・遠隔、自動化・DX技術の開発促進中 ●●エネルギー&ライフラインセグメントバイオマス発電、燃料転換、蓄電市場拡大、バイオマス燃料・CO2分離回収の実証・カーボンネガティブ技術の実証・LAES(液化空気エネルギー貯蔵)の事業モデル構築の推進・燃料転換改造提案の推進・セグメント内連携とリソース拡充によるサービス事業の強化大 ●● シナリオ内容主な取組事項影響度期 間短中長4.0℃リスク製造拠点被害・移転災害甚大化による設備復旧コスト・海面上昇などによる設備移転・製造拠点のBCP強化大 ●●機 会ロジスティックス&コンストラクションセグメント災害復興向け機械・設備・性能品質で差別化された高付加価値製品とブランド・きめ細かい高付加価値サービスの提供小●●●エネルギー&ライフラインセグメント災害に強い公共インフラ・施設・蓄積したノウハウを活かした維持管理運転業務中 ●● ② 指標及び目標2050年までに当社グループ全体でカーボンニュートラルの実現を目指すことと併せて、その実現に向けた中間目標として以下のとおり2030年までのCO2排出量削減目標を設定しております。
・2030年における当社製品製造時のCO2排出量(Scope1、2)50%削減(2019年度比)・2030年における当社製品使用時のCO2排出量(Scope3 Cat.11)30%削減(2019年度比) また、上記2030年までのCO2削減目標については、2026年2月にSBT認証を取得しました。
2025年度の実績については、2026年7月発行予定の統合報告書等にて公表予定であります。
(3) 人的資本・人材の多様性① 戦略当社グループでは、経営戦略と人材戦略を連動させることの重要性を強く認識し、「人材は最大の資本。
人と組織の成長・発展こそが事業の持続的成長の源泉」と捉え、人材を経営・事業運営の中核に位置付けております。
特に、人材育成基盤及び組織能力の強化が人材戦略の主軸であることから引き続き重点的に取り組んでおり、「人と組織が互いに成長・発展する環境・風土」への変革を目指して活動しております。
これらの考え方の下、社員個人の個性と能力を伸長する教育機会の提供、さまざまな経験や価値観を有する多様な人材が活躍できる組織づくり、これらを実現する基盤となる環境整備のために、以下の施策を継続しております。
(a) 人材確保「中期経営計画2026」期間中に重点投資領域で500名規模、DX人材50名規模の増員を掲げ、事業環境の変化を踏まえてペースは見直しているものの、人材確保に注力しています。
また、組織の多様性を高めるため、2017年以降新規学卒採用における女性比率の目標を20%としており、積極的な女性の採用は、当社グループのジェンダーダイバーシティに着実に寄与しております。
さらに、入社後のスムーズな職場への適応、定着を図るため、キャリア入社者を対象にオンボーディング施策としてフォロー面談や心理状態に関するサーベイを実施し、働きやすい環境や組織体制の整備に取り組んでいます。
(b) 人材育成基盤強化当社グループは、社員の自律的な成長やキャリア形成を支援する機会提供に努めると同時に、経営・事業戦略遂行に際して実践に活かせるプログラムの充実などにより人材育成基盤強化を図っていくことが重要であると考えております。
加えて、当社グループが持続的に成長していくために、将来にわたり必要な人材を育成していくことが重要であると認識しており、当連結会計年度は以下の取り組みを推進しました。
(ア) キャリア自律の推進社員一人ひとりのキャリア自律・成長が事業の持続的成長につながるという考えのもと、社員にキャリア自律を促し支援するとともに、事業ニーズに基づき動機づけ、配置、育成するキャリア自律施策を2025年度から展開しております。
全社員を対象としたキャリア自律に関するeラーニング、役員・事業責任者向け講演会、キャリア相談室の開設、キャリアマネジメント研修や上司向け面談ガイドの展開、人材公募制度と自己推薦制度のトライアル実施などを順次行っております。
(イ) 社員教育の充実事業環境の変化に応じたリスキリング、専門性深化のためのアップスキリングが益々求められることから、組織の成長と社員自らの意思の尊重を同時に実現する社員教育の充実に取り組んでおり、事業戦略に基づくスキル獲得の機会、自ら選択して受講できる研修機会をともに充実させながら、スキルの獲得と実践、そして定着の仕組みを整備するなど、人材への投資を増やしております。
階層別研修を一層充実させた他、公募式の「SHIオープンカレッジ」の講座数拡大、座学だけでなく実践的な実習を組み込んだ専門技術教育の講座数拡大にも取り組んでおります。
(ウ) グローバル人材育成事業のグローバル化に伴い、世界で活躍できる人材の輩出が重要な経営課題の1つであることから、2024年度にグローバルタレントプログラムを導入しました。
当プログラムでは、各部門から選出された人材がグローバルマインドの獲得、ビジネス知識・スキルの習得や語学力向上等に取り組むことで、グローバル対応力の強化を進めております。
また、2025年度からは、若手人材を対象に海外での業務経験・生活を通じてグローバルタレントプログラムで学んだことを実践・経験する海外トレーニー制度も開始しました。
(エ) DX人材育成当社グループの製品・サービスを通じて社会や顧客に価値を提供し続けるためには、あらゆる事業領域でDXに取り組むことが重要であると考え、「デジタルの力で、世界中の現場を快適に、携わる人々を幸せに」というDXビジョンを設定しております。
当社グループでは、経済産業省のDXリテラシー標準に基づいてDXリテラシー保有レベルを設定し、2022年度より国内全社員への教育を継続して実施しております。
これらの活動を推進するDXリテラシー教育及びマインド醸成プロジェクトが一般社団法人PMI日本支部主催の「PM Award 2025」において、Large部門の優秀プロジェクト賞及び特別賞アジアパシフィック賞を受賞しました。
(オ) 経営人材育成当社グループは各部門から事業リーダー候補を選抜し、課題実践型の経営人材育成プログラムを20年以上にわたり継続し、多くの経営人材を輩出してきております。
課長層向けには「住友重機械グループ・ビジネス・スクール(SBS)」を開講し、毎年10数名が受講、部長層向けには「経営塾」を開講し、毎年7名程度が参加しております。
経営塾は次世代経営人材育成を目的として、経営観と志の醸成に重点をおき、中長期の戦略構想と実行を軸とするプログラムです。
経営トップからの直接指導や対話、住友グループゆかりの地である新居浜での住友の事業精神への理解深化、他流試合形式のビジネススクールにより経営者育成に努めています。
SBSは経営人材候補者を早期発掘し中長期的に育成することを目的として、事業成長に資するテーマを主体的に設定し、事業戦略シナリオの立案、仮説検証までの一連のプロセスを2年かけて完結させていくプログラムです。
さらに、2024年度からはSBS選抜前に基礎的な経営リテラシーを習得する「経営スクール」を新設し、事業リーダー候補の増強に取り組んでおります。
また、人材の資質を測定するアセスメントを実施し、自己理解と内省によるリーダーシップ能力の開発や、定量データを活用した適材発掘に取り組んでおります。
(c) 組織能力強化当社グループが持続的に成長していくためには、事業戦略を達成するための組織能力の強化・向上が必要不可欠であると考えており、以下の取り組みを推進しております。
(ア) 組織開発活動2020年度より、組織内の当事者が、組織の成長・改善のために自ら考え、主体的に行動する風土の醸成を促進するため「PRIDE PJ(プライドプロジェクト)」と名付けた組織開発活動を全社横断的に行っております。
事業部門・本社部門・関係会社それぞれに推進事務局を設置し、「対話」と「協働」をキーワードに活動を継続しております。
(イ) 多様な人材が活躍できる組織づくりダイバーシティは当社グループの成長に不可欠な土台と捉え、一人ひとりの個性や属性(年齢、国籍、出身、性別、性自認や性的指向、性表現、障がいの有無など)の違いを尊重し、多様な社員が個人の能力を最大限に発揮しいきいきと活躍できる組織風土の醸成・職場環境整備に努めております。
当社グループは「住友重機械グループダイバーシティ推進宣言」を策定し、「意識啓発」、「制度改定」、「環境改善」の3つを施策の柱として取り組みを推進しております。
(ⅰ) 女性活躍当社グループは、女性活躍推進は中長期的な成長の鍵であると考えており、経営課題の1つとしております。
女性管理職育成強化のため、女性社員本人やその上司との面談を通じたキャリア形成支援活動を行っている他、管理職向けにダイバーシティマネジメント研修など学びの場を提供しております。
(ⅱ) 男性社員の育休取得促進当社グループは、男性社員の育児休業取得促進は働き方改革や多様な視点を持つことに繋がると考えており、重要な施策の1つと認識しております。
男性社員が育児休業を取得しやすい社内風土醸成のため、2023年2月に株式会社ワーク・ライフバランスが推進する「男性育休100%宣言」に賛同するなど、活動を強化しております。
(ⅲ) 障がい者雇用当社グループは、障がい者がいきいきと働ける職場環境の整備を、多様性の確保に向けた重要施策と位置付けております。
その一環として、特例子会社である住重ウィル株式会社を設立し、障がい者の安定した雇用環境の確保を図り、より多様な人材が能力を発揮できる職場づくりを進めています。
(ⅳ) LGBT当事者の働きやすさのための取り組み当社グループは、性自認・性的指向・性表現の違いを尊重し、セクシュアルマイノリティも含めた多様な人材が活躍できる職場づくりが成長の土台であると考えております。
LGBT当事者が働きやすい環境づくりのため、全社員向けに理解促進のための小冊子の配布、社内報などでの関連情報の発信、希望者向けの講演会実施など教育・啓発を行うとともに、同性パートナーへの社内制度適用拡大を行いました。
さらに、トランスジェンダーなどに配慮し多目的トイレを「だれでもトイレ」へと名称変更した上で、「だれでもトイレ」内に着替え用フィッティングボードを設置するなど、ジェンダーインクルーシブな社内設備の整備にも努めております。
これらの継続的な取り組みが評価され、LGBTQ+に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する団体であるwork with Prideから2023年より3年連続でLGBTQ+に関する取り組みを評価する「PRIDE指標」最高位のゴールドを受賞しております。
(d) 環境整備不連続かつ不確実な時代において当社グループが持続的に成長していくには、人の成長と組織の発展を育む基盤となる環境整備が重要であると捉えており、以下の取り組みを推進しております。
(ア) 人事諸制度改定の推進①社員の主体的な行動を後押しすること、②多様な人材の活躍を推進すること、③役割・職務と成果に報いることの3点を基本方針とし、人事諸制度の改定を推進しております。
具体的には、人事・賃金・退職金制度改定の他、社員の自己実現や自律的なキャリア形成並びに、本業への還元・イノベーションへの寄与を期待して一定の要件を満たした場合に副業を認める「プラスキャリア制度」の導入、LGBTQ+当事者が働きやすい環境づくりの一環として同性パートナーへの社内制度適用拡大などを行ってきました。
(イ) チャレンジ制度当社グループは、「社員のチャレンジ精神の育成」及び「未来商品・技術への投資」を目的として、「チャレンジ制度」を全社に展開しております。
会社が課題を与えるのではなく、社員自らが実現したいテーマで応募することで、当社グループの将来を担う技術、アイデア、商品の構想を持つ社員に対し「夢を実現する場」を提供し、社員のチャレンジ精神を育成するとともに、未来商品・技術の創出に挑戦しております。
嫌気処理排水からの電力回収に世界で初めて成功した事例や鉄鋼曲面を吸着走行する新型ロボット機構の開発などは、チャレンジ制度を通じた取り組みの成果です。
https://www.shi.co.jp/info/2021/6kgpsq000000hmk0.htmlhttps://www.shi.co.jp/info/2022/6kgpsq000000lox9.html (ウ) 社員の健康と安全に関する取り組み当社グループが持続的に成長し続けるためには、社員一人ひとりが心身の健康を維持して働き続けられるよう、健康管理体制の整備や職場環境を整えることが不可欠だと考えております。
当社グループでは「住友重機械グループ健康宣言」を定め、社長を健康経営責任者として、事業者、健康保険組合及び労働組合が健康づくり協議会やコラボヘルスで一体となり、データヘルスへの取り組みやメンタルヘルス対策の推進、ウィメンズ対策やがん対策などのさまざまな健康支援施策を推進しております。
また、当社グループの企業活動に関わるすべての人の安全、安心を守るため「住友重機械グループ安全衛生基本理念」を定め、体感訓練を取り入れた各種教育やリスクアセスメントを通じ本質的工学的対策を実施する等、一人ひとりがいきいきと働ける職場作りを推進しております。
② 指標及び目標当社グループでは、上記「①戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。
当該指標に関する目標及び実績は次のとおりであります。
(a) 人材確保に関する指標及び目標各指標はいずれも2026年度までの達成目標としております。
指標目標実績(当連結会計年度)(ア)重点投資領域人材増員国内連結:累計500名規模国内連結:累計305名(イ)DX人材増員単体:累計50名規模単体:累計38名(ウ)新規学卒採用における女性比率単体:20%以上単体:23.9% (b) 人材育成基盤強化に関する指標及び目標各指標はいずれも2026年度までの達成目標としております。
指標目標実績(当連結会計年度) (ア)社員教育の充実一人当たりの研修時間国内連結2024年度比+20%国内連結:33.8時間(+18.4%)一人当たりの研修費用国内連結:78,785円(+4.3%)(イ)グローバル人材育成グローバルタレントプログラム受講者数国内連結:累計360名国内連結:累計358名(ウ)DX人材育成DXリテラシー教育受講率国内連結:毎年100%国内連結:96.4% (c) 組織能力強化に関する指標及び目標各指標はいずれも2027年1月1日までの目標としております。
指標目標実績(当連結会計年度)(ア)女性取締役数2名2名(イ)女性管理職比率国内連結:3.7%単体:5.0%超国内連結:2.6%単体:3.4%(ウ)管理職に占めるキャリア採用者比率単体:30%以上単体:26.5%(エ)管理職に占める外国籍社員比率単体:1.4%単体:0.6%(オ)男性育休取得率国内連結:100%単体:100%国内連結:89.0%単体:94.5% (d) 環境整備に関する指標及び目標指標目標実績(当連結会計年度)(ア)社員エンゲージメントの向上日本製造業平均(注1)49%(イ)業務上死亡者数0件0件(注2)(ウ)喫煙率25%以下を維持23.3%(注3)(エ)循環器疾患入院率0.9%以下を維持0.8%(注4) (注1)直近調査である2025年度の日本製造業平均は55%(コーン・フェリー・ジャパン株式会社エンゲージメント調査ベンチマークデータより)(注2)住友重機械単体及び国内グループ会社従業員 (注3)住友重機械単体従業員 40才以上(注4)住友重機械単体及び国内グループ会社従業員 2024年実績
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ① 戦略当社グループでは、経営戦略と人材戦略を連動させることの重要性を強く認識し、「人材は最大の資本。
人と組織の成長・発展こそが事業の持続的成長の源泉」と捉え、人材を経営・事業運営の中核に位置付けております。
特に、人材育成基盤及び組織能力の強化が人材戦略の主軸であることから引き続き重点的に取り組んでおり、「人と組織が互いに成長・発展する環境・風土」への変革を目指して活動しております。
これらの考え方の下、社員個人の個性と能力を伸長する教育機会の提供、さまざまな経験や価値観を有する多様な人材が活躍できる組織づくり、これらを実現する基盤となる環境整備のために、以下の施策を継続しております。
(a) 人材確保「中期経営計画2026」期間中に重点投資領域で500名規模、DX人材50名規模の増員を掲げ、事業環境の変化を踏まえてペースは見直しているものの、人材確保に注力しています。
また、組織の多様性を高めるため、2017年以降新規学卒採用における女性比率の目標を20%としており、積極的な女性の採用は、当社グループのジェンダーダイバーシティに着実に寄与しております。
さらに、入社後のスムーズな職場への適応、定着を図るため、キャリア入社者を対象にオンボーディング施策としてフォロー面談や心理状態に関するサーベイを実施し、働きやすい環境や組織体制の整備に取り組んでいます。
(b) 人材育成基盤強化当社グループは、社員の自律的な成長やキャリア形成を支援する機会提供に努めると同時に、経営・事業戦略遂行に際して実践に活かせるプログラムの充実などにより人材育成基盤強化を図っていくことが重要であると考えております。
加えて、当社グループが持続的に成長していくために、将来にわたり必要な人材を育成していくことが重要であると認識しており、当連結会計年度は以下の取り組みを推進しました。
(ア) キャリア自律の推進社員一人ひとりのキャリア自律・成長が事業の持続的成長につながるという考えのもと、社員にキャリア自律を促し支援するとともに、事業ニーズに基づき動機づけ、配置、育成するキャリア自律施策を2025年度から展開しております。
全社員を対象としたキャリア自律に関するeラーニング、役員・事業責任者向け講演会、キャリア相談室の開設、キャリアマネジメント研修や上司向け面談ガイドの展開、人材公募制度と自己推薦制度のトライアル実施などを順次行っております。
(イ) 社員教育の充実事業環境の変化に応じたリスキリング、専門性深化のためのアップスキリングが益々求められることから、組織の成長と社員自らの意思の尊重を同時に実現する社員教育の充実に取り組んでおり、事業戦略に基づくスキル獲得の機会、自ら選択して受講できる研修機会をともに充実させながら、スキルの獲得と実践、そして定着の仕組みを整備するなど、人材への投資を増やしております。
階層別研修を一層充実させた他、公募式の「SHIオープンカレッジ」の講座数拡大、座学だけでなく実践的な実習を組み込んだ専門技術教育の講座数拡大にも取り組んでおります。
(ウ) グローバル人材育成事業のグローバル化に伴い、世界で活躍できる人材の輩出が重要な経営課題の1つであることから、2024年度にグローバルタレントプログラムを導入しました。
当プログラムでは、各部門から選出された人材がグローバルマインドの獲得、ビジネス知識・スキルの習得や語学力向上等に取り組むことで、グローバル対応力の強化を進めております。
また、2025年度からは、若手人材を対象に海外での業務経験・生活を通じてグローバルタレントプログラムで学んだことを実践・経験する海外トレーニー制度も開始しました。
(エ) DX人材育成当社グループの製品・サービスを通じて社会や顧客に価値を提供し続けるためには、あらゆる事業領域でDXに取り組むことが重要であると考え、「デジタルの力で、世界中の現場を快適に、携わる人々を幸せに」というDXビジョンを設定しております。
当社グループでは、経済産業省のDXリテラシー標準に基づいてDXリテラシー保有レベルを設定し、2022年度より国内全社員への教育を継続して実施しております。
これらの活動を推進するDXリテラシー教育及びマインド醸成プロジェクトが一般社団法人PMI日本支部主催の「PM Award 2025」において、Large部門の優秀プロジェクト賞及び特別賞アジアパシフィック賞を受賞しました。
(オ) 経営人材育成当社グループは各部門から事業リーダー候補を選抜し、課題実践型の経営人材育成プログラムを20年以上にわたり継続し、多くの経営人材を輩出してきております。
課長層向けには「住友重機械グループ・ビジネス・スクール(SBS)」を開講し、毎年10数名が受講、部長層向けには「経営塾」を開講し、毎年7名程度が参加しております。
経営塾は次世代経営人材育成を目的として、経営観と志の醸成に重点をおき、中長期の戦略構想と実行を軸とするプログラムです。
経営トップからの直接指導や対話、住友グループゆかりの地である新居浜での住友の事業精神への理解深化、他流試合形式のビジネススクールにより経営者育成に努めています。
SBSは経営人材候補者を早期発掘し中長期的に育成することを目的として、事業成長に資するテーマを主体的に設定し、事業戦略シナリオの立案、仮説検証までの一連のプロセスを2年かけて完結させていくプログラムです。
さらに、2024年度からはSBS選抜前に基礎的な経営リテラシーを習得する「経営スクール」を新設し、事業リーダー候補の増強に取り組んでおります。
また、人材の資質を測定するアセスメントを実施し、自己理解と内省によるリーダーシップ能力の開発や、定量データを活用した適材発掘に取り組んでおります。
(c) 組織能力強化当社グループが持続的に成長していくためには、事業戦略を達成するための組織能力の強化・向上が必要不可欠であると考えており、以下の取り組みを推進しております。
(ア) 組織開発活動2020年度より、組織内の当事者が、組織の成長・改善のために自ら考え、主体的に行動する風土の醸成を促進するため「PRIDE PJ(プライドプロジェクト)」と名付けた組織開発活動を全社横断的に行っております。
事業部門・本社部門・関係会社それぞれに推進事務局を設置し、「対話」と「協働」をキーワードに活動を継続しております。
(イ) 多様な人材が活躍できる組織づくりダイバーシティは当社グループの成長に不可欠な土台と捉え、一人ひとりの個性や属性(年齢、国籍、出身、性別、性自認や性的指向、性表現、障がいの有無など)の違いを尊重し、多様な社員が個人の能力を最大限に発揮しいきいきと活躍できる組織風土の醸成・職場環境整備に努めております。
当社グループは「住友重機械グループダイバーシティ推進宣言」を策定し、「意識啓発」、「制度改定」、「環境改善」の3つを施策の柱として取り組みを推進しております。
(ⅰ) 女性活躍当社グループは、女性活躍推進は中長期的な成長の鍵であると考えており、経営課題の1つとしております。
女性管理職育成強化のため、女性社員本人やその上司との面談を通じたキャリア形成支援活動を行っている他、管理職向けにダイバーシティマネジメント研修など学びの場を提供しております。
(ⅱ) 男性社員の育休取得促進当社グループは、男性社員の育児休業取得促進は働き方改革や多様な視点を持つことに繋がると考えており、重要な施策の1つと認識しております。
男性社員が育児休業を取得しやすい社内風土醸成のため、2023年2月に株式会社ワーク・ライフバランスが推進する「男性育休100%宣言」に賛同するなど、活動を強化しております。
(ⅲ) 障がい者雇用当社グループは、障がい者がいきいきと働ける職場環境の整備を、多様性の確保に向けた重要施策と位置付けております。
その一環として、特例子会社である住重ウィル株式会社を設立し、障がい者の安定した雇用環境の確保を図り、より多様な人材が能力を発揮できる職場づくりを進めています。
(ⅳ) LGBT当事者の働きやすさのための取り組み当社グループは、性自認・性的指向・性表現の違いを尊重し、セクシュアルマイノリティも含めた多様な人材が活躍できる職場づくりが成長の土台であると考えております。
LGBT当事者が働きやすい環境づくりのため、全社員向けに理解促進のための小冊子の配布、社内報などでの関連情報の発信、希望者向けの講演会実施など教育・啓発を行うとともに、同性パートナーへの社内制度適用拡大を行いました。
さらに、トランスジェンダーなどに配慮し多目的トイレを「だれでもトイレ」へと名称変更した上で、「だれでもトイレ」内に着替え用フィッティングボードを設置するなど、ジェンダーインクルーシブな社内設備の整備にも努めております。
これらの継続的な取り組みが評価され、LGBTQ+に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する団体であるwork with Prideから2023年より3年連続でLGBTQ+に関する取り組みを評価する「PRIDE指標」最高位のゴールドを受賞しております。
(d) 環境整備不連続かつ不確実な時代において当社グループが持続的に成長していくには、人の成長と組織の発展を育む基盤となる環境整備が重要であると捉えており、以下の取り組みを推進しております。
(ア) 人事諸制度改定の推進①社員の主体的な行動を後押しすること、②多様な人材の活躍を推進すること、③役割・職務と成果に報いることの3点を基本方針とし、人事諸制度の改定を推進しております。
具体的には、人事・賃金・退職金制度改定の他、社員の自己実現や自律的なキャリア形成並びに、本業への還元・イノベーションへの寄与を期待して一定の要件を満たした場合に副業を認める「プラスキャリア制度」の導入、LGBTQ+当事者が働きやすい環境づくりの一環として同性パートナーへの社内制度適用拡大などを行ってきました。
(イ) チャレンジ制度当社グループは、「社員のチャレンジ精神の育成」及び「未来商品・技術への投資」を目的として、「チャレンジ制度」を全社に展開しております。
会社が課題を与えるのではなく、社員自らが実現したいテーマで応募することで、当社グループの将来を担う技術、アイデア、商品の構想を持つ社員に対し「夢を実現する場」を提供し、社員のチャレンジ精神を育成するとともに、未来商品・技術の創出に挑戦しております。
嫌気処理排水からの電力回収に世界で初めて成功した事例や鉄鋼曲面を吸着走行する新型ロボット機構の開発などは、チャレンジ制度を通じた取り組みの成果です。
https://www.shi.co.jp/info/2021/6kgpsq000000hmk0.htmlhttps://www.shi.co.jp/info/2022/6kgpsq000000lox9.html (ウ) 社員の健康と安全に関する取り組み当社グループが持続的に成長し続けるためには、社員一人ひとりが心身の健康を維持して働き続けられるよう、健康管理体制の整備や職場環境を整えることが不可欠だと考えております。
当社グループでは「住友重機械グループ健康宣言」を定め、社長を健康経営責任者として、事業者、健康保険組合及び労働組合が健康づくり協議会やコラボヘルスで一体となり、データヘルスへの取り組みやメンタルヘルス対策の推進、ウィメンズ対策やがん対策などのさまざまな健康支援施策を推進しております。
また、当社グループの企業活動に関わるすべての人の安全、安心を守るため「住友重機械グループ安全衛生基本理念」を定め、体感訓練を取り入れた各種教育やリスクアセスメントを通じ本質的工学的対策を実施する等、一人ひとりがいきいきと働ける職場作りを推進しております。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ② 指標及び目標当社グループでは、上記「①戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。
当該指標に関する目標及び実績は次のとおりであります。
(a) 人材確保に関する指標及び目標各指標はいずれも2026年度までの達成目標としております。
指標目標実績(当連結会計年度)(ア)重点投資領域人材増員国内連結:累計500名規模国内連結:累計305名(イ)DX人材増員単体:累計50名規模単体:累計38名(ウ)新規学卒採用における女性比率単体:20%以上単体:23.9% (b) 人材育成基盤強化に関する指標及び目標各指標はいずれも2026年度までの達成目標としております。
指標目標実績(当連結会計年度) (ア)社員教育の充実一人当たりの研修時間国内連結2024年度比+20%国内連結:33.8時間(+18.4%)一人当たりの研修費用国内連結:78,785円(+4.3%)(イ)グローバル人材育成グローバルタレントプログラム受講者数国内連結:累計360名国内連結:累計358名(ウ)DX人材育成DXリテラシー教育受講率国内連結:毎年100%国内連結:96.4% (c) 組織能力強化に関する指標及び目標各指標はいずれも2027年1月1日までの目標としております。
指標目標実績(当連結会計年度)(ア)女性取締役数2名2名(イ)女性管理職比率国内連結:3.7%単体:5.0%超国内連結:2.6%単体:3.4%(ウ)管理職に占めるキャリア採用者比率単体:30%以上単体:26.5%(エ)管理職に占める外国籍社員比率単体:1.4%単体:0.6%(オ)男性育休取得率国内連結:100%単体:100%国内連結:89.0%単体:94.5% (d) 環境整備に関する指標及び目標指標目標実績(当連結会計年度)(ア)社員エンゲージメントの向上日本製造業平均(注1)49%(イ)業務上死亡者数0件0件(注2)(ウ)喫煙率25%以下を維持23.3%(注3)(エ)循環器疾患入院率0.9%以下を維持0.8%(注4) (注1)直近調査である2025年度の日本製造業平均は55%(コーン・フェリー・ジャパン株式会社エンゲージメント調査ベンチマークデータより)(注2)住友重機械単体及び国内グループ会社従業員 (注3)住友重機械単体従業員 40才以上(注4)住友重機械単体及び国内グループ会社従業員 2024年実績
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
(1)当社グループのリスク管理活動について当社グループでは、リスクの顕在化の低減に向けたリスクの未然防止・予防に重点を置き、リスク管理委員会の統括によりリスク抽出、リスク評価、リスク対策、リスク管理のモニタリングなどの全社的リスク管理体制を構築し、リスク管理を推進しています。
また、リスク管理委員会では、リスク評価の結果をふまえ、経営に重大な影響を及ぼすリスクとして「グループ重要リスク」を毎年度選定し、その対応状況のフォローを行っております。

(2)2026年度のグループ重要リスクへの対応2026年度の「グループ重要リスク」への対応では以下の4つのリスクをグループ重要リスクとして、リスクの低減活動への取り組みを行います。
当社ではグループ全体で対処すべきリスクを適時に捉えて、本社主管部門においてリスク評価を実施し、リスク管理委員会に諮りリスクへの対応方針を検討し組織的なリスクへの対応を行っています。
・地政学リスク/経済安全保障リスク・品質不正・データ改竄・法令・規制等違反・独占禁止法違反・情報セキュリティ (3)事業等のリスク当社グループの経営成績、財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
① 経済状況当社グループの売上高のうち大半を占める資本財に対する需要は、当社グループが販売している国内、海外諸地域の経済状況の影響を受けます。
したがって日本、アジア、北米及び欧州その他の当社製品の主要市場における景気後退とそれに伴う需要の縮小は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
対応策等の詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ① 経営成績の状況」をご参照ください。
 ② 地政学リスク 当社グループは、北米、アジア及び欧州を中心にグローバルに事業を展開しており、当社グループ製品の海外需要の増加に対応するため、販売網の整備、生産設備とサプライチェーンの拡充を行っております。
しかしながら、昨今の国際情勢は、変動が激しく、各国や各地域における紛争、政治的変動、法律・規制の制定や変更などカントリーリスクや経済安全保障に係る問題が顕在化し、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 為替相場の変動当社グループの事業には、世界各国での製品の生産と販売が含まれております。
各地域における売上、費用、資産及び負債を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成のために円換算されております。
これらの項目は、現地通貨における価値が変わらなかったとしても、換算時のレートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。
また、為替相場の変動は外貨建てで販売する製品及び調達する資材の価格に影響を与える可能性があります。
これに対し当社グループはグローバルに生産拠点を配置して現地生産を行い、この変動リスクを軽減するよう努めております。
さらに為替先物予約などを利用したリスクヘッジも行っておりますが、依然として当社グループの業績は為替変動により影響を受ける可能性があります。
 ④ 製品の品質当社グループは、高い品質管理基準に従って各種の製品を製造しております。
しかし、全ての製品について欠陥が無く、これに起因する当社グループ負担の保証工事が発生しないという保証はありません。
また、製造物責任賠償につきましては保険に加入しておりますが、この保険が全ての賠償額をカバーできるという保証はありません。
品質問題から起こった当社グループ負担の保証工事や製造物賠償責任は、多額なコストの発生により当社グループの業績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。
 ⑤ 個別受注契約当社グループは、お客様と個別に受注契約を締結した後に製品を生産する場合が多く、請負金額が大きい工事等の重要な案件につきましては、受注契約締結前の多面的な受注検討を行っております。
しかし、当初想定できなかった経済情勢の変動、設計や工程の混乱等による当初見積り以上のコストの発生、訴訟等の提起、製品の性能・納期上の問題によるペナルティーの支払い等の可能性があり、その結果として業績の悪化を招くおそれがあります。
また、お客様都合による受注契約取り消しのケースでは、受注契約条件において違約金の設定などリスク回避の努力を最大限に行っておりますが、発生したコストの全額が回収できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
 ⑥ 減損会計の影響当社は、「土地の再評価に関する法律」(1998年3月31日公布法律第34号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」(2001年3月31日公布法律第19号)に基づき、2002年3月31日に事業用の土地の再評価をしております。
再評価を行った土地の当期末における時価と再評価後の帳簿価額との差額は158億円(下落率19%)でありますが、今後地価が一層下落した場合や、資産又は資産グループの帳簿価額が回収できない可能性を示す事象が発生した場合、固定資産の減損を認識する可能性があります。
減損を認識した場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、成長のための投資を積極的に実施した結果、上記土地以外の固定資産を多額に計上しています。
今後、収益性の低下等により、固定資産の減損を認識する可能性があります。
当連結会計年度に計上した減損損失につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結損益計算書関係)※7 減損損失」をご参照ください。
 ⑦ 法令・規制当社グループは、事業活動を行っている国及び地域で各種の法令・規則の適用を受けており、これらの国及び地域での法令・規則を遵守し公正な企業活動に努めております。
しかしながら、法令・規則の強化や改正に対する対応の不備等により法令・規制に違反した場合は、課徴金、営業停止等の行政処分、あるいはそれに伴う社会的信用の低下によって当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当連結会計年度において、当社の子会社である住友重機械搬送システム株式会社は、独占禁止法に違反する行為がありました。
詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ① 経営成績の状況」をご参照ください。
 ⑧ 情報セキュリティ当社グループは、事業活動において、自社だけでなく顧客及び取引先の営業・技術情報や個人情報等を取り扱っております。
これらの情報を伝達、処理、保存するために、当社グループではグローバルに様々な情報システムを構築するとともに、サイバー攻撃等による不正アクセスや情報漏洩等を防ぐため、管理体制を構築し適切なセキュリティ対策を講じております。
しかし、悪意ある第三者からのウイルス感染等のサイバー攻撃等により、情報システムの停止、機密情報の外部漏洩や棄損・改ざん等の事故が起きた場合、生産や業務の停止、競争優位性の低下、社会的信用の低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑨ 気候変動世界のCO2排出量の増加による地球温暖化は、大型台風や集中豪雨などの自然災害の激甚化・増加、平均気温の上昇による猛暑など、職場労働環境への影響を含む様々な影響をもたらします。
商品・設備の低炭素化、脱炭素化への移行に向けて、当社の商品やサービスの研究・開発、生産など、経営全般に亘って当社グループに影響をもたらします。
又、これらは、当社グループのみならず、サプライチェーン全体にも影響を及ぼす可能性があります。
対応策等の詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。
自然災害への取組み及び環境保全への取組みは⑩及び⑪をご参照ください。
 ⑩ 自然災害及び感染症当社グループは火災、地震、台風、風水害及び感染症などの各種災害に対して損害の発生及び拡大を最小限に抑えるために点検、訓練及び連絡体制の整備を行っております。
しかしながら、これら災害による物的・人的被害により当社グループの活動が影響を受ける可能性があります。
これらによる損害額が損害保険等で十分にカバーされる保証はなく、当社グループの業績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。
 ⑪ 環境保全当社グループは「住友重機械グループ環境方針」のもと、環境リスクの回避や廃棄物のミニマム化などの環境負荷低減に取り組んでおります。
環境汚染防止に対しては万全の体制を整えておりますが、不測の事態等により環境汚染が発生する可能性があります。
環境汚染が発生した場合は多額のコストが発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑫ 人権当社グループは「住友重機械グループ人権方針」を制定し、事業活動全般にわたる人権尊重の取組みを推進しております。
しかしながら、当社グループの事業活動において、当社グループのみならずサプライチェーン含めて人権に関して適切な対応が取られていない事態が発生した場合は、社会的信用の失墜、お客様との取引停止、損害賠償請求などによって、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)経営成績等の状況の概況① 経営成績の状況 当期における当社グループを取り巻く経営環境は、国内においては景気に緩やかな回復が見られました。
海外においては、米国では通商政策による不透明感が残る中で、足元は引き続き景気が堅調に推移、欧州では景気に持ち直しの動きが見られ、中国でも景気の低迷が続く中で一定の需要の増加が見られました。
 このような経営環境のもと、当社グループは「中期経営計画2026」に基づき、製品・サービスによる社会課題解決を通じて持続的に企業価値を拡大することを目指し、強靭な事業体の構築に向け、収益力の改善、資本効率の向上、新事業探索の強化を遂行するとともに、SDGsへの貢献拡大及び環境負荷低減への取組み強化などの施策を推進してまいりました。
 この結果、当社グループの受注高は1兆1,584億円(前期比24%増)、売上高は前期並みの1兆669億円となりました。
損益面につきましては、営業利益は515億円(前期比7%減)、経常利益は473億円(前期比4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は309億円(前期比301%増)となりました。
 また、ROICは4.2%となりました。
当社の子会社である住友重機械搬送システム株式会社は、水平循環方式分離式の機械式駐車装置の設置工事に関し、独占禁止法に違反する行為があったとして、2025年3月24日に公正取引委員会から、同法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を受けました。
なお、同委員会に対して課徴金減免制度の適用を申請し、課徴金の30%の減額が認められた結果、課徴金の額は1億9,995万円となりました。
当社は、この事実を真摯に受け止め、新たに策定した「住友重機械グループ 独占禁止法遵守基本方針」の下で、当社グループにおける独占禁止法遵守の行動規範の周知徹底、役職員の定期的教育の実施など独占禁止法遵守のための施策を推進するとともに、当社グループのコンプライアンス体制の一層の強化と充実に努めてまいります。
② セグメント別の状況 当連結会計年度より、セグメント運営の効率化とシナジー推進を目的として、セグメント間の事業の組替えを実施することとしました。
具体的には、メカトロニクスセグメントのレーザ関連装置についてインダストリアルマシナリーセグメントへ、またインダストリアル マシナリーセグメントの極低温冷凍機についてメカトロニクスセグメントへの組替えを実施しました。
このため、前年同期比の数値につきましては、組替え後の報告セグメントの区分に基づき作成した前連結会計年度の数値との比較としております。
a.メカトロニクス 減・変速機は国内、海外とも需要が回復、モータ、インバータは欧州顧客の在庫調整が一巡、極低温冷凍機も半導体関連の需要が増加し、それぞれ受注が増加しました。
受注の増加に伴い、売上、営業利益も増加しました。
 この結果、受注高は2,753億円(前期比14%増)、売上高は2,712億円(前期比6%増)、営業利益は190億円(前期比62%増)となりました。
b.インダストリアル マシナリープラスチック加工機械事業は、価格改定前の駆け込み受注などを受けて受注が増加し、受注の増加に伴い売上、営業利益も増加しました。
その他の事業では、医療機械器具で大口の受注があったことから、受注は増加しました。
一方、半導体関連の受注残が少なかったことから売上、営業利益は減少しました。
この結果、受注高は2,251億円(前期比9%増)、売上高は2,226億円(前期比5%減)、営業利益は42億円(前期比65%減)となりました。
c.ロジスティックス&コンストラクション油圧ショベル事業は、国内での価格改定に伴う駆け込み受注を受けて受注は増加しました。
一方、国内や北米で前期の受注が少なかったことから売上は減少し、売上の減少及び貸倒引当金増加の影響により営業利益は減少しました。
建設用クレーン事業は、受注は北米での需要が堅調で増加した一方、売上、営業利益は受注残が少なかったことから前期並みとなりました。
運搬機械事業は、造船・鉄鋼向けで受注、売上は増加しましたが、高採算案件の減少により営業利益は前期並みとなりました。
この結果、受注高は3,991億円(前期比17%増)、売上高は3,889億円(前期比1%減)、営業利益は140億円(前期比45%減)となりました。
d.エネルギー&ライフライン エネルギープラント事業は、国内と欧州でバイオマス発電設備を受注したことから受注が増加しました。
受注残が少なかったことから売上は減少しましたが、プロジェクトの採算の改善に加え、液化空気エネルギー貯蔵システム(LAES)事業化に向けた開発投資が一段落したことから開発費が減少し、営業利益は増加しました。
その他の事業は、水処理装置、海洋構造物などの受注が増加し、水処理装置などでの受注残があったことから売上、営業利益も増加しました。
 この結果、受注高は2,527億円(前期比78%増)、売上高は1,776億円(前期比2%減)、営業利益は121億円(前期比221%増)となりました。
e.その他受注高は63億円(前期比4%減)、売上高は65億円(前期比5%増)、営業利益は21億円(前期比5%増)となりました。
③ 財政状態の状況総資産は、前連結会計年度末と比べて、棚卸資産が51億円減少した一方、有形固定資産が252億円、退職給付に係る資産が280億円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて603億円増の1兆3,205億円となりました。
負債合計は、支払手形及び買掛金が67億円減少した一方、有利子負債が141億円増加したことなどにより、前連結会計年度末比205億円増の6,343億円となりました。
純資産は、利益剰余金が158億円、退職給付に係る調整額が181億円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年度末比398億円増の6,862億円となりました。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比0.8ポイント増加し、51.6%となりました。
④ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1億円増加し、1,076億円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、637億円の資金の増加となり、前連結会計年度に比べて509億円の増加となりました。
これは、売掛債権及び契約資産の増加幅が縮小したこと及び仕入債務の減少幅が縮小したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、594億円の資金の減少となり、前連結会計年度に比べて99億円支出の増加となりました。
これは、有形及び無形固定資産の取得による支出が増加したこと、資産譲受による支出が増加したこと及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が増加したことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、71億円の資金の減少となり、前連結会計年度に比べて491億円支出の増加となりました。
これは、自己株式の取得による支出が減少した一方で、営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことなどにより有利子負債の増加幅が縮小したことによるものであります。

(2)生産、受注及び販売の状況① 生産実績  当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
なお、当連結会計年度よりメカトロニクスセグメント及びインダストリアル マシナリーセグメント間の事業の組替えを実施いたしました。
このため、前年同期比(%)につきましては、前連結会計年度の数値を変更後の事業区分に組替えて比較しております。
セグメントの名称生産高(百万円)前年同期比(%)メカトロニクス260,6250.9インダストリアル マシナリー223,285△5.4ロジスティックス&コンストラクション386,666△3.5エネルギー&ライフライン180,095△3.1その他6,149△5.7合計1,056,821△2.8
(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。
② 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)メカトロニクス275,27113.799,4304.3インダストリアル マシナリー225,0789.3148,9641.7ロジスティックス&コンストラクション399,08917.5216,0924.9エネルギー&ライフライン252,71778.2267,35839.1その他6,285△3.71,677△12.9合計1,158,44123.7733,52214.3
(注)セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。
③ 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)メカトロニクス271,1905.8インダストリアル マシナリー222,623△4.9ロジスティックス&コンストラクション388,908△0.9エネルギー&ライフライン177,626△2.4その他6,5334.9合計1,066,881△0.4
(注)セグメント間の取引につきましては、相殺消去しております。
(3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容当社グループの連結会計年度の経営成績等の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況」に記載のとおりであります。
② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社は事業活動に必要な手元流動性について、現金及び現金同等物及びコミットメントラインの未使用額を合わせた金額を流動性として位置づけています。
当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は1,076億円となりました。
当社は複数の金融機関との契約によるコミットメントラインも保持しており、当連結会計年度末の未使用のコミットメントラインの総額は900億円であります。
現預金、未使用のコミットメントライン額の合計で1,976億円を確保しており、当社の手元流動性は十分に確保されていると考えております。
 当社グループの資金需要の主なものは、設備投資、M&Aなどの長期資金需要と当社グループの製品製造のための材料及び部品の購入などの運転資金需要であります。
 資金の調達については、調達コストの低減と資金の安定調達の観点から、社債、コマーシャル・ペーパー等の直接金融と銀行借入等の間接金融の比率や、調達期間の分散を図りながら、その時々のマーケットの状況から有利な調達手段を機動的に選択・活用しております。
当期におきましては、2025年6月に普通社債を発行いたしました。
 その結果、有利子負債残高は前連結会計年度末より141億円増加し2,527億円となりました。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されており、連結財務諸表の作成にあたっての重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び、「第5 経理の状況 2 財務諸表等(重要な会計方針)」に記載しております。
また、連結財務諸表を作成する際には、当連結会計年度末日時点の資産・負債及び当連結会計年度の収益・費用を認識・測定するため、合理的な見積り及び仮定を使用する必要があります。
会計上の見積りが必要となる項目のうち、特に当社グループの財政状態又は経営成績に対して重要な影響を与える可能性があると認識している主な項目は以下のとおりであります。
a.一定の期間にわたり充足される履行義務に係る工事原価総額当社グループは、一定の期間にわたり充足される履行義務につきましては、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。
進捗度の見積りは主に原価比例法を用いており、原価比例法においては、実施した工事に関して発生した工事原価が見積工事原価総額に占める割合をもって工事の進捗度としております。
当初想定できなかった経済情勢の変動やプロジェクトごとの進捗状況等によって当初の見積りが変更された場合、認識された損益に影響を与える可能性があります。
b.受注工事損失引当金当社グループは、未引渡工事のうち、期末時点で大幅な損失の発生する可能性が高いと見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積ることが可能な工事について、翌期以降の損失見積額を受注工事損失引当として計上しております。
受注工事損失引当金の見積りを行っていますが、当初想定できなかった経済情勢の変動やプロジェクトごとの進捗状況等により、受注工事損失引当金の金額に影響を与える可能性があります。
c.有形固定資産、のれん及びその他無形固定資産の減損当社グループは、減損損失の認識の判定及び測定を行う単位として資産のグルーピングを行い、減損損失を認識する必要のある資産又は資産グループについて、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。
将来の当該資産又は資産グループを取り巻く経営環境の変化による収益性の変動や市況の変動により、回収可能価額を著しく低下させる変化が見込まれた場合、減損損失の金額に影響を与える可能性があります。
d.繰延税金資産当社グループの繰延税金資産の回収可能性は、将来の収益力やタックスプランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の発生状況等に基づき判断しております。
当該見積り及び当該仮定において、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産の金額に影響を与える可能性があります。
e.貸倒引当金当社グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権につきましては、貸倒実績率により貸倒引当金を計上しております。
また、貸倒懸念債権及び破産更生債権につきましては、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。
将来、債務者の財政状況の悪化等の事情によってその支払能力が低下した場合には、貸倒引当金又は貸倒損失の金額に影響を与える可能性があります。
④ 経営者視点による経営成績等の状況に関する分析・検討当社グループは、2024年度を初年度とする3か年の中期経営計画「中期経営計画2026」に基づき、あらゆるステークホルダーの期待に応え、企業価値を持続的に高めるため、ROIC経営を継続してまいります。
「中期経営計画2026」では、2026年度に売上高12,500億円、営業利益1,000億円、ROIC8.0%を達成することを財務目標としてスタートしましたが、欧州市況の低迷長期化など、当社グループを取りまく外部環境の変化に起因した受注、営業利益の低迷を受け、2025年に2026年目標値を売上高11,730億円、営業利益800億円、ROIC7.0%へ修正いたしました。
「中期経営計画2026」の詳細については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等
(2)中長期的な経営戦略、目標とする経営指標及び会社の対処すべき課題」を参照ください。
「中期経営計画2026」財務目標及び、現時点での2026年12月期の業績予想は以下のとおりであります。
「中期経営計画2026」2026年度目標2026年度予想受注高12,000億円11,200億円売上高11,730億円10,900億円営業利益率(営業利益)6.8%(800億円)5.5%(600億円)ROIC7.0%4.8%
研究開発活動 6 【研究開発活動】
当社グループ(当社及び連結子会社)は、「コア技術で豊かな社会を支え、CSVを実現する企業」をめざし、強靭な事業体の構築を進めております。
この目標の達成に向け、成長分野への積極的な開発投資を実施しており、「ロボティクス・自動化」「半導体」「先端医療機器」「環境・エネルギー」を重点領域とし、「既存商品の深化」及び「新規商品の探索」を強力に推進しています。
また、「機種技術」「基盤技術」「未来商品技術」「生産技術」の強化にも継続して取り組んでおります。
当連結会計年度の研究開発投資総額は311億円であり、セグメントごとの主な研究開発成果は次のとおりであります。
(1) メカトロニクス減・変速機事業につきましては、位置決め/モーション制御機能を搭載した「ACサーボドライブ GS-300シリーズ」を発売しました。
近年、一般産業分野でもサーボ化が進み、減速機と組み合わせた用途での需要が増加しています。
本製品は、単軸用途などのシンプルな制御や、駆動部の高応答性や小型化を目的としたインバータからの置換え等に最適です。
サーボドライバにはモーション制御機能(PRモード)を搭載し、99個のプログラム運転を実現します。
デジタル入力、RS-485通信入力に対応したプログラム実行により、PLC/モーションコントローラ(MC)の削減が可能です。
また、組み付けが簡単なゼロバックラッシギヤヘッドの精密制御用サイクロ減速機「DAシリーズサーボモータ用ギヤヘッド」を発売しました。
本製品は、高精度位置決めに適しており、工作機械や半導体製造装置など様々な機械に活用できるよう、コンパクト性を重視しました。
1段形減速機構にサーボモータ軸をダイレクト連結させ、全長・外径寸法を大幅に短縮しました。
これにより従来難しかった装置への取り付けが可能となりました。
環境面につきましては、環境にやさしい「ウルトラプレミアム効率(IE5)ギヤモータ(永久磁石形同期モータ)」を発売しました。
IE5(ウルトラプレミアム効率)とは、モータの国際規格(IEC60034-30-2)で設定されている効率区分 IE1~IE5のうち、最も効率の高いクラスです。
IE5モータを使用した対象製品を使用することで、消費電力やCO2排出力を大幅に抑えることが可能になります。
極低温・真空機器につきましては、超電導型量子コンピュータの冷却装置である希釈冷凍機の予冷用途で使用されるパルスチューブ冷凍機において、1.5WクラスRP-182シリーズの「空冷オプション」をリリースしました。
量子コンピュータが設置されるデータセンター、特に既存施設では冷却水ユーティリティを有していない場合が多いため、チラー増設や漏水対策などが必須でしたが、本オプションによりユーザビリティを向上し導入時の大幅な負担軽減が期待されます。
また、量子暗号通信技術における重要なコンポーネントであるSSPD(超電導単一光子検出器)に使用される小型圧縮機CNA-11の19インチラック搭載可能モデルをリリースしました。
量子ネットワークの普及にはシステムの小型化が必要とされており、本モデルのリリースによってラック収容性の向上、出荷及び設置工数の削減などの効果が期待されます。
マスク描画装置向けXYステージにつきましては、「CA-350L0」を市場投入しました。
従来のCA-230シリーズからストロークを拡大することで、マスクの大型化への対応が可能となり、高精度位置決め性能と大型化の両立により、次世代半導体製造プロセスにおける生産性向上と微細化技術の進展に貢献いたします。
基板露光装置向けステージにつきましては、「SA-GⅡ-1450G0-RZCT」を市場投入しました。
ステージ可動部に高重量ユニットを搭載した状態での高精度化を達成し、露光装置の生産性・解像度向上に貢献いたします。
制御コンポーネントにつきましては、印刷・塗工などのロールトゥロール向け電源ユニット「MD-200-PS」を市場投入しました。
小型化要望に応え、DBU(Dynamic Blake Unit)と周辺回路を内蔵して多機能化と小型化を実現し、配線作業時間の短縮と制御盤の省スペース化で設置体積を最大約60%削減することが可能となり、作業効率化と生産性向上に貢献いたします。
当該部門に係る研究開発費は87億円であります。

(2) インダストリアル マシナリープラスチック加工機械につきましては、労働力不足の解消、生産性及び歩留まりの向上を目的として「量産中成形条件AI調整」を開発しました。
本技術は、成形条件の調整が可能な人員が限られている状況や、無人運転中に外気温や樹脂ロット等の外乱により成形機が停止、不良が発生する課題に対応するものであります。
成形条件を自動で調整し、規格範囲内に収まるよう制御することで、安定した生産を実現します。
また、株式会社精工技研とは「SSIMC(SEIKOH GIKEN Co., Ltd. and Sumitomo Heavy Industries, Ltd. In-Mold Coating)」、株式会社岐阜多田精機及び丸加化工機株式会社とは「IMPe (In-Mold-Plus eco)」と呼ばれる型内塗装システムを共同開発しました。
型内塗装システムは、従来の塗装・乾燥工程を金型内で完結させることで、CO2排出量や揮発性有機化合物VOCの削減に寄与し、環境負荷低減に貢献するとともに、高意匠性を兼ね備えた技術です。
今後も、成形環境におけるサステナビリティ対応をさらに推進してまいります。
半導体製造用イオン注入装置につきましては、レーザアニール事業との統合を契機に顧客基盤の拡大を見据え、新規顧客への訴求性が高い製品の開発を進めています。
2025年に高い生産性と注入精度を備えている次世代中電流装置を開発しました。
現在、特定顧客による性能評価を実施して頂いています。
レーザ装置につきましては、主力商品の光源にエキシマレーザを採用した「LT-3100」は、他のエキシマレーザでは達成できない高パルスエネルギーと独自の光学設計を組み合わせ、チップ単位で均一性の高いアニール処理が可能となり先端半導体での適用が広がっています。
現在、DRAMやNANDなどのメモリ市場はAI半導体の旺盛な需要にありますが、次世代メモリの製造工程で採用が決まっている「LT-3100」も増産の要求を受けています。
医療分野につきましては、藤田医科大学と深部がん治療の研究開発を目的としたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)治療システム及びBNCT線量計算プログラムの導入に関する契約を締結いたしました。
今回の研究開発対象である次世代BNCTシステムは、当社が既に販売しているBNCTシステムの技術的知見を活かしつつ、一部仕様を改良することにより適応拡大を目的に性能向上を目指すものであります。
次世代BNCTシステムの開発にあたっては、藤田医科大学及び協力企業とともに、これまでBNCTが抱えていた、安全かつ有効に中性子を到達させることが可能な深さの制限(体表面から6~8cmまで)を緩和し、より深部のがんへの適応が可能になるよう研究開発を進めていきます。
当社は、BNCTのさらなる発展を目指す取り組みを通じ、がん治療の未来に貢献します。
金属加工分野につきましては、自動車ボディ骨格構造を革新する新たな成形プロセス「STAF(Steel Tube Air Forming)」を株式会社エイチワンへ導入することが決定しました。
既に日系OEMでの量産向け採用が決定されたことで、欧米系OEMも採用が予定されており、株式会社エイチワンの今後の成長を牽引することが期待されています。
今後さらに自動車パーツへの適用を加速させ、当社事業の柱の一つにしてまいります。
イオンビーム照射技術サービスにつきましては、SiCへの軽イオン照射による欠陥拡張抑制「SF-KHII(Stacking Fault Knocking-down by High-energy Ion Implantation)」の有効性を実証しSiCパワー半導体製造プロセスへの実装を実現しました。
今回開発された「SF-KHII」は次世代パワーデバイスの信頼性向上や製造コスト削減に寄与することが期待されています。
また、第86回応用物理学会より応用物理学会優秀論文賞を受賞しました。
精密空調機器につきましては、2次電池製造工程において低露点環境を実現する「ドライサーマル」で従来機から消費電力を約28%削減した省エネ型「TCL-203WUB」を市場投入しました。
当該部門に係る研究開発費は99億円であります。
(3) ロジスティックス&コンストラクション物流/運搬荷役機械や建設機械に対する社会課題解決(環境負荷軽減、働き方改革、オペレータ不足等)への要請は高まっており、省エネ、電動化、遠隔・自動化、高効率化を技術革新により人と環境に優しい新商品開発を推進し、ライフサイクルでのソリューション力を継続的に進化させることで社会インフラを支えてまいります。
運搬荷役機械につきましては、クレーン稼働データの可視化によって生産性向上を支援するDXツールである「SIRMS」を造船向けに販売し、昨年は拡張した機能をリリースし、より使いやすいシステムへと進化しました。
また、コンテナ港湾荷役に使用されるタイヤ式門形クレーン(RTG)において、労働環境を改善するため遠隔自動化を実現する商品(ARTG)を提供し、実績を多数積み重ね、改善を進めてきました。
昨年は搭載するエンジン発電機をFC(燃料電池)へ換装可能なFC換装型のRTGを発売し、将来的にCO2排出量ゼロを目標とした開発も推進しています。
物流機械につきましては、物流倉庫のシステムの高度化を進めています。
既に好評を頂いている「マジックラック」とAGF(Automated Guided Forklift)を連携させたシステムを市場投入しました。
機械式駐車場につきましては、2025年4月に改訂された安全機能に関する認証基準について、業界で初めて認証を取得し、従来以上に安全性を高めたシステムを市場投入しています。
物流パーキング部門は、今後も自律・自動化商品の開発を進め、市場の要請に応えてまいります。
油圧ショベルにつきましては、フルモデルチェンジ機となる8型シリーズ(標準機7機種、ICT機1機種)を国内市場へ投入しました。
周囲安全機能として衝突軽減システム「FVM3」を全機種の標準装備として採用、また、一部機種のオプション仕様としてダンプトラックへの積込み作業の効率向上と過積載の防止を実現できるペイロード機能を設定、ICT機においては作業効率を上げる旋回正対機能等の独自機能を採用、とお客様の施工効率と安全性の向上を実現しています。
自動化、無人化に向けた取り組みとしては、遠隔操作・自律運転ショベルの研究開発、カーボンニュートラルへ向けた取り組みとしては、電動ショベルにおける高効率化(低電費化)と操作性向上に関する研究開発を進めております。
CSPI-EXPO(建設・測量生産性向上展)にて電動機135e、音声指示によるショベル操作・マニュアル検索機能等を出展し、来場者様から多くの質問、関心を頂き、当社の取り組みをアピールすることができました。
道路機械につきましては、舗装工事の自動化へ向けた取り組みとして自動ステアリング・自動スクリード伸縮装置ASTRA(アストラ)1.0 をオプション装着したアスファルトフィニッシャを発売開始しました。
当該部門に係る研究開発費は88億円であります。
(4) エネルギー&ライフライン液化空気エネルギー貯蔵(Liquid Air Energy Storage)システムにつきましては、オフピーク時の電力や余剰電力の利用により空気を圧縮・冷却して液化空気としてタンクに貯蔵し、電力が必要になったときに、この液化空気を再気化させ発電タービンを駆動して電力供給を行う設備であります。
揚水発電と同様に、比較的大容量・長時間の電力貯蔵に適しており、充放電時の電力需給調整に加え慣性力や調相機能を常時供給することで系統安定化にも寄与します。
これにより、不安定電源である太陽光発電など再生可能エネルギー発電と組み合せることで、現在調整力として利用される化石燃料が使われる火力発電に代替できるものであります。
広島ガス株式会社の廿日市工場敷地内に建設した実証プラントが完成し、2025年12月から同工場のLNG(液化天然ガス)の冷熱を空気の液化プロセスに利用した商用実証運転を開始しました。
26年度は実証運転試験をさらに本格化させていきます。
排水処理設備につきましては、独自の技術開発により高効率な処理能力を実現し、産業活動から排出される有機排水を資源(バイオガス)へと転換する嫌気処理システム「BIOIMPACT-AC」を2025年8月1日より販売を開始しました。
特殊な構造の担体を用いることにより菌の付着量を大きく維持できることから、反応槽の容積当たりに処理できる有機物量が飛躍的にアップしました。
これにより、従来の嫌気処理システムと比較して、設備費の削減、省スペースといった課題を実現し、効率的なバイオマス原料のエネルギー変換が可能となりました。
今後は1号機の受注を目指すとともに、更なる市場拡大への実証試験を進めていく計画であります。
蒸気タービンにつきましては、国内ごみ発電用として、既に上市している小型高効率反動タービンと高効率長翼機を組み合わせた「小型反動翼搭載長翼機」を受注しました。
受注に向けて、タービンブレード(高効率反動翼/長翼)の生産性向上に取り組み、改善を完了したことで受注につなげることができました。
国内ごみ焼却発電市場では、近年高効率化ニーズが一段と高まっており、競争力強化による受注確率の向上が期待されます。
化工機につきましては、撹拌装置「MAXBLEND」を微生物培養・発酵用途向けに最適化したバイオリアクターにて、酵母培養において一般的なディスクタービン翼の装置と比較して8倍以上の生産性向上を達成しました。
また、糸状菌や水素酸化細菌においても生産性向上を達成しました。
カーボンニュートラル社会の実現へ向けて、バイオプラスチックやバイオエネルギー分野の発展に貢献いたします。
船舶・海洋構造物関連につきましては、事業構成の見直しを図っており、脱炭素エネルギー領域として洋上風力発電浮体及び風力推進システムの開発を進めています。
サービス領域では船舶監視システム「AVEDAS」の機能拡張を行い、顧客や他造船所から多くの関心を頂いています。
また、引き続き厳しい新環境規則に適合した顧客にとって収益性の高い中型タンカーの建造及び、官・民各種船舶の修理事業を行っており、塗装技術や溶接技術の高度化のほか、DXを加味した生産管理の高度化にも取り組み、更なる品質と生産性の向上を実現しました。
当該部門に係る研究開発費は38億円であります。
(サイクロ及びサイクロ減速機は、住友重機械工業㈱の登録商標であります)(STAFは、住友重機械工業㈱の登録商標であります)(SF-KHIIは、住重アテックス㈱の登録商標であります)(ドライサーマルは、日本スピンドル製造㈱の登録商標であります)(SIRMSは、住友重機械搬送システム㈱の登録商標であります)(マジックラックは、住友重機械搬送システム㈱の登録商標であります)(FVMは、住友重機械工業㈱の登録商標であります)(ASTRA及びアストラは、住友建機㈱の登録商標であります)(BIOIMPACTは、住友重機械エンバイロメント㈱の登録商標であります)(MAXBLENDは、住友重機械プロセス機器㈱の登録商標であります)(AVEDASは、住友重機械マリンエンジニアリング㈱の登録商標であります)
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループ(当社及び連結子会社)では、生産能力増強、生産性向上、老朽化設備の維持更新、ITインフラ整備を主たる目的として、当連結会計年度において総額581億円の設備投資を行いました。
なお、生産能力に重要な影響を及ぼすような設備の売却、除却等はありません。
セグメント別の設備状況につきましては、次のとおりであります。
(1)メカトロニクス生産能力増強、生産性向上及び老朽化設備の維持更新を目的とした投資を中心に総額201億円の投資を行いました。

(2)インダストリアル マシナリー生産能力増強、生産性向上及び老朽化設備の維持更新を目的とした投資を中心に総額125億円の投資を行いました。
(3)ロジスティックス&コンストラクション生産性向上及び老朽化設備の維持更新を目的とした投資を中心に総額161億円の投資を行いました。
(4)エネルギー&ライフライン生産性向上及び老朽化設備の維持更新を目的とした投資を中心に総額71億円の投資を行いました。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 (2025年12月31日現在)事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計横須賀製造所(神奈川県横須賀市)
(注)4メカトロニクスエネルギー&ライフライン精密位置決め装置、船舶等の生産設備、研究開発用設備14,1301,36031,752(703)151,30148,559671名古屋製造所(愛知県大府市)
(注)4メカトロニクス減・変速機 生産設備7,3306,40310,222(224)1851824,491889岡山製造所(岡山県倉敷市)
(注)4メカトロニクス減・変速機 生産設備3,7103296,241(425)610810,39340愛媛製造所(愛媛県新居浜市 及び西条市)
(注)2、4インダストリアルマシナリー エネルギー&ライフライン医療機械器具等の生産設備、研究開発用設備13,1373,67114,160(982)1286231,842441千葉製造所(千葉市稲毛区)
(注)4インダストリアルマシナリープラスチック 加工機械等の生産設備9,0773,40412,463(301)―51525,459490田無製造所(東京都西東京市)
(注)4メカトロニクスインダストリアルマシナリー防衛装備品、 極低温冷凍機器 等の生産設備2,3222,3416,485(43)1851311,679482
(注) 1 帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。
2 愛媛製造所には、新居浜工場及び西条工場を含みます。
3 現在休止中の主要な設備はありません。
4 2002年3月31日に事業用の土地の再評価を行っております。
5 上記の他、主要な賃借設備として以下のものがあります。
事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容賃借面積年間賃借料本社(東京都品川区)―本社ビル延面積10千㎡年間653百万円
(2) 国内子会社(2025年12月31日現在)会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計住友重機械ギヤボックス㈱本社工場 (大阪府貝塚市)メカトロニクス減・変速機生産設備1,7671,5031,768(85)―1935,230279住友重機械イオンテクノロジー㈱
(注)3愛媛事業所(愛媛県西条市)インダストリアルマシナリー半導体製造装置生産設備9,6744,74666(4)―49714,984400日本スピンドル製造㈱本社工場(兵庫県尼崎市)インダストリアルマシナリー環境機器等の生産設備2,093476536(56)212453,370335住友建機㈱千葉工場(千葉市稲毛区)ロジスティックス&コンストラクション建設機械生産設備1,3562,326―(―)2283814,291893住友重機械搬送システム㈱新居浜事業所(愛媛県新居浜市) ロジスティックス&コンストラクション運搬荷役機械等の生産設備2801,793107(3)―2542,433907新日本造機㈱呉製作所(広島県呉市)エネルギー&ライフライン タービン・ポンプ生産設備2,3391,224395(66)171644,139410
(注) 1 帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。
2 現在休止中の主要な設備はありません。
3 住友重機械イオンテクノロジー㈱は2026年1月1日付で住友重機械マテリアルソリューションズ㈱に社名変更しております。
(3) 在外子会社(2025年12月31日現在)会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計Sumitomo MachineryCorporation of America(米国 バージニア州)メカトロニクス減・変速機 生産設備6,6045,9321,277(302)46322014,4961,018Sumitomo Heavy Industries(Vietnam)CO.,LTD.(ベトナム ハノイ)メカトロニクス減・変速機 生産設備3,3135,829695(121)―1529,9881,088Lafert S.p.A.(イタリア ヴェネト州)メカトロニクスモータ等の 生産設備3,0647451,434(114)3471065,696925住友重機械(唐山)有限公司(中国 河北省)メカトロニクス減・変速機 生産設備1,1291,632640(100)―6454,046333Sumitomo(SHI)DemagPlastics Machinery GmbH(ドイツ バイエルン州)インダストリアルマシナリープラスチック 加工機械等の 生産設備1,0577681,060(338)4703463,700717Link-Belt Cranes,L.P.,LLLP(米国 ケンタッキー州)ロジスティックス&コンストラクション建設機械 生産設備5,0563,471273(424)――8,799684PT Sumitomo ConstructionMachinery Indonesia(インドネシア 西ジャワ州)ロジスティックス&コンストラクション建設機械 生産設備2,4391,1691,718(149)75635,464394Sumitomo SHI FW Energia Oy(フィンランド エスポー)エネルギー& ライフラインボイラ等の生産設備285350139(90)664591,497365
(注) 1 帳簿価額には、建設仮勘定の金額を含んでおりません。
2 現在休止中の主要な設備はありません。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
当社グループ(当社及び連結子会社)における当連結会計年度後1年間の設備投資計画(新設・拡充)は625億円であり、セグメントごとの内容は次のとおりであります。
セグメントの名称2026年12月末計画金額(百万円)設備等の主な内容、目的資金調達方法メカトロニクス18,200生産能力増強・生産性向上を主とした生産設備、IT基盤整備等自己資金及び借入金等インダストリアルマシナリー16,400生産能力増強・生産性向上を主とした生産設備、IT基盤整備等自己資金及び借入金等ロジスティックス&コンストラクション10,700生産性向上・老朽化更新を主とした生産設備、IT基盤整備等自己資金及び借入金等エネルギー&ライフライン11,600生産性向上・老朽化更新を主とした生産設備、IT基盤整備等自己資金及び借入金等その他5,600老朽化更新、IT基盤整備等自己資金及び借入金等計62,500
研究開発費、研究開発活動3,800,000,000
設備投資額、設備投資等の概要7,100,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況44
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況14
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況8,573,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、純投資目的の投資株式を保有しておりません。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、個別の上場政策保有株式について、毎年度加重平均資本コスト(WACC)対比の収益性及び保有リスクや取引状況等を確認し、取締役会で保有の合理性を検証しております。
なお、保有の合理性が認められない場合は、売却を行います。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式561,991非上場株式以外の株式2815,377 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式1400先端医療機器分野における新事業探索を目的とした新規出資により増加非上場株式以外の株式433取引関係強化のため持株会へ加入継続、及びグループ再編に伴い子会社より取得  (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式31,742 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
(注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
(注)2株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三井住友フィナンシャルグループ433,177774,777借入をはじめとする各種金融取引を行っており、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。

(注)32,1842,916㈱住友倉庫582,055582,055主にロジスティックス&コンストラクション関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有2,0661,635住友不動産㈱224,188224,188主にロジスティックス&コンストラクション関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有1,7631,107住友林業㈱1,051,974350,658主にエネルギー&ライフライン関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
なお、同社は2025年7月に株式分割(1株→3株)を行ったため、保有株式数が増加しております。
有1,6881,856㈱安川電機315,000315,000主にメカトロニクス関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有1,4981,281㈱ダイフク303,799299,378主にメカトロニクス関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るため株式を継続保有しております。
なお、同社の取引先持株会加入のため、保有株式数が増加しております。
無1,497988三井住友トラストグループ㈱242,942346,942借入をはじめとする各種金融取引を行っており、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。

(注)41,1611,281カヤバ㈱255,200255,200主にロジスティックス&コンストラクション関連において部品調達等の取引があり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有1,139750アサヒグループホールディングス㈱341,088341,088主にロジスティックス&コンストラクション、エネルギー&ライフライン関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
無559565㈱明電舎80,50580,505主にインダストリアル マシナリー関連において部品調達等の取引があり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有448352㈱ヤクルト本社156,000156,000主にインダストリアル マシナリー関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
無382466 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
(注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
(注)2株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱ダイヘン22,80022,800主にロジスティックス&コンストラクション関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有228184プレス工業㈱229,500229,500主にロジスティックス&コンストラクション関連において部品調達等の取引があり、良好な関係の維持・強化を図るため株式を継続保有しております。
有186129日本郵船㈱24,67524,675主にエネルギー&ライフライン関連における市場情報収集のために株式を継続保有しております。
無125130TOPPANホールディングス㈱20,56720,040主にインダストリアル マシナリー、ロジスティックス&コンストラクション関連における取引先であり、良好な関係性維持・強化のため株式を継続保有しております。
なお、同社の取引先持株会加入のため、保有株式数が増加しております。
無9684細谷火工㈱90,00050,000主にインダストリアル マシナリー関連において協業関係にあり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
なお、当社の完全子会社より取得のため、保有株式数が増加しております。
無9154㈱ニフコ16,00016,000主にインダストリアル マシナリー関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
無7861ステラファーマ㈱200,000200,000主にインダストリアル マシナリー関連において協業関係にあり、良好な関係の維持・強化を図るため株式を継続保有しております。
無41107トピー工業㈱11,40011,400主にインダストリアル マシナリー、エネルギー&ライフライン関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有3523㈱ヒラノテクシード19,24017,646主にメカトロニクス関連における取引先であり、良好な関係性維持・強化のため株式を継続保有しております。
なお、同社の取引先持株会加入のため、保有株式数が増加しております。
無3233㈱ジーエス・ユアサ コーポレーション8,2008,200主にロジスティックス&コンストラクション関連において部品調達等の取引があり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
無3122㈱ロイヤルホテル17,19917,199当社の事業活動の円滑化を図るために株式を継続保有しております。
無1615東京製綱㈱6,0006,000主にロジスティックス&コンストラクション関連において部品調達等の取引があり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有108月島ホールディングス㈱3,0003,000主にエネルギー&ライフライン関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
無85 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
(注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
(注)2株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)住友商事㈱1,1651,165主にメカトロニクス、インダストリアル マシナリー、エネルギー&ライフライン関連の幅広い事業における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有64日本製紙㈱5,0005,000主にエネルギー&ライフライン関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るため株式を継続保有しております。
無64レンゴー㈱2,0902,090主にインダストリアル マシナリー関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
無32住友金属鉱山㈱44主にロジスティックス&コンストラクション関連における取引先であり、良好な関係の維持・強化を図るために株式を継続保有しております。
有00三井住友建設㈱―30,905―――13
(注) 1 定量的な保有効果については記載が困難であります。
保有の合理性については、個別の上場政策保有株式について、毎年度加重平均資本コスト(WACC)対比の収益性及び保有リスクや取引状況等を確認し、取締役会で保有の合理性を検証しております。
2 当社の株式の保有の有無は、みなし保有も含めております。
3 ㈱三井住友フィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱三井住友銀行は当社株式を保有しております。
4 三井住友トラストグループ㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である三井住友信託銀行㈱は当社株式を保有しております。
みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果
(注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
(注)2株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)住友商事㈱6,998,0006,998,000退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。
有37,87323,989㈱いよぎんホールディングス3,141,5003,141,500退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。

(注)38,0164,822住友電気工業㈱968,000968,000退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。
有6,1232,762MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱1,533,0001,533,000退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。

(注)45,6465,287住友金属鉱山㈱441,700441,700退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。
有2,8081,596住友不動産㈱260,000260,000退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。
有2,0451,284㈱三井住友フィナンシャルグループ364,200364,200退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。

(注)51,8361,371住友大阪セメント㈱281,400281,400退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。
有1,069933住友化学㈱788,900788,900退職給付を目的に信託設定しており当社が議決権行使の指図権を有している。
有352275
(注) 1 定量的な保有効果については記載が困難であります。
保有の合理性については、個別の上場政策保有株式について、毎年度加重平均資本コスト(WACC)対比の収益性及び保有リスクや取引状況等を確認し、取締役会で保有の合理性を検証しております。
2 当社の株式の保有の有無は、みなし保有も含めております。
3 ㈱いよぎんホールディングスは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱伊予銀行は当社株式を保有しております。
4 MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である三井住友海上火災保険㈱は当社株式を保有しております。
5 ㈱三井住友フィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱三井住友銀行は当社株式を保有しております。
6 貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。
株式数が増加した銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社4
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社56
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,991,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社28
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社15,377,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社400,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社33,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,742,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社4
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社32,000,000