財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-03-23
英訳名、表紙RaQualia Pharma Inc.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役 須藤 正樹
本店の所在の場所、表紙愛知県名古屋市中村区名駅南一丁目21番19号
電話番号、本店の所在の場所、表紙052-446-6100(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
2008年2月   医薬品の研究開発を目的として、愛知県知多郡武豊町にラクオリア創薬株式会社(資本金1百万円)を設立2008年7月   ファイザー株式会社中央研究所(愛知県知多郡武豊町)の閉鎖に伴い、従業員の一部が移籍するとともに、研究機器等の設備を有償にて譲り受け、事業を開始2010年9月   CJ CheilJedang Corporation(韓国、現HK inno.N Corporation(韓国))とカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(RQ-00000004およびRQ-00000774)の韓国、中国(香港を含む)、台湾地域における商用化に関する導出契約を締結2010年12月   Aratana Therapeutics, Inc.(米国、現Elanco Animal Health, Inc.(米国))とEP4拮抗薬(RQ-00000007)及びグレリン受容体作動薬(RQ-00000005)の動物用医薬品としての全世界における商用化に関する導出契約を締結2011年7月   大阪証券取引所JASDAQ(グロース、現東京証券取引所グロース)に株式を上場2014年2月   国立大学法人名古屋大学(現国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学)と産学協同研究部門設置に関する契約を締結2014年6月   本社機能を愛知県知多郡武豊町より名古屋市中村区に移転2014年9月   創薬研究部門生物研究部を愛知県知多郡武豊町より名古屋市千種区(国立大学法人名古屋大学内)に移転2015年8月   創薬研究部門化学研究部を愛知県知多郡武豊町より名古屋市千種区(国立大学法人名古屋大学内)に移転2017年1月   Aratana Therapeutics, Inc.(米国、現Elanco Animal Health, Inc.(米国))がEP4拮抗薬(GALLIPRANT®、RQ-00000007、AT-001、grapiprant、動物薬)を米国にて販売開始2017年2月   テムリック株式会社を簡易株式交換により完全子会社化(現、連結子会社)2017年10月   Aratana Therapeutics, Inc.(米国、現Elanco Animal Health, Inc.(米国))がグレリン受容体作動薬(ENTYCE™、 RQ-00000005、AT-002、capromorelin、動物薬)を米国にて販売開始2018年3月   旭化成ファーマ株式会社と神経障害性疼痛治療薬P2X7受容体拮抗薬に関する導出契約を締結2018年4月   国立大学法人名古屋大学(現国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学)にラクオリア創薬産学協同研究センターを設置2019年3月   CJ HealthCare Corporation(韓国、現HK inno.N Corporation(韓国))がカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(RQ-00000004、tegoprazan、「K-CAB®」)を韓国にて販売開始2021年3月   Elanco Animal Health, Inc.(米国)がグレリン受容体作動薬(ELURA™、RQ-00000005、AT-002、capromorelin、動物薬)を米国にて販売開始2021年4月   岐阜薬科大学と共同研究講座設置に関する契約を締結2021年9月   Xgene Pharmaceutical Co. Ltd.(香港)とTRPM8遮断薬に関する導出契約を締結2021年12月   久光製薬株式会社とナトリウムチャネル遮断薬に関する導出契約を締結2022年4月   東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行2023年1月   湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市)に新たな研究拠点を設置2023年4月   Vetbiolix SAS(フランス)と5-HT4作動薬に関するオプション及びライセンス契約を締結2024年3月   ファイメクス株式会社の全株式等を取得し完全子会社化(現、連結子会社)2025年3月   HK inno.N Corporation(韓国)と財務基盤の強化と研究開発をはじめとする多岐にわたる分野で相乗効果による企業価値の最大化を目的として、資本業務提携契約を締結
事業の内容 3【事業の内容】
当社グループは、単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(1)事業の概要当社グループは、当社(ラクオリア創薬株式会社)及び連結子会社2社(テムリック株式会社及びファイメクス株式会社)により構成されております。
なお、2026年1月1日付で、当社を存続会社、テムリック株式会社を消滅会社とする吸収合併を行っております。
当社グループは、先端科学技術を活用し、医療分野においてニーズの高い疾患領域に対する新たな医薬品を生み出すことを目指す研究開発型の創薬ベンチャー企業であり、独自に創出した開発化合物(*)の知的財産権を製薬企業各社等に対して導出(使用許諾契約によりライセンスアウト)することにより収益を獲得することを事業展開の基本としております。
① 当社グループの事業の背景世界的な規模で進行する人口の高齢化や新興国の発展により世界の医薬品市場は拡大しています。
遺伝子治療、細胞医薬、デジタルヘルスケア等、新たな技術が医薬品の開発や治療法に革新をもたらし、これらの技術がさらなる成長をもたらす可能性があります。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により製薬業界も大きな変化を経験しましたが、mRNAワクチンの開発・製造・販売等、業界の成長に寄与する変化も生まれました。
一方、日本国内では、常態化した毎年の薬価改定による薬剤費の削減や医療保険の適用基準の厳格化等の影響により、医薬品販売高の成長率は鈍化しております。
また、近年、新薬開発の成功確率の低下と必要なコストの増加により、製薬企業各社の研究開発費は増加の一途をたどっています。
このような状況の中、製薬企業各社は、医薬品として成功する可能性の高い高品質な開発化合物(*)を外部からも積極的に導入し、パイプラインを充実させております。
米国では新薬の約6割の起源がバイオベンチャー由来とされており、医療ニーズに応える新薬候補の供給源としてのバイオベンチャーに対する期待はますます高まっております。
当社グループは研究開発型の創薬ベンチャー企業として、このような製薬企業各社の期待に応えるべく、自社の研究開発に留まらず、アカデミアやスタートアップ、ベンチャー企業等との協力関係を深め、次世代型創薬バリューチェーンの構築を通じて、医薬品の研究開発事業を展開しております。
② 医薬品研究開発の一般的進行(*)及び当社グループの事業領域一般的に新薬の開発は、探索研究、前臨床試験、臨床試験、厚生労働省(あるいは米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)等の各国の医薬品許認可審査機関)への製造販売承認申請、医薬品としての承認取得、薬価基準収載(*)を経て行われます。
その後、初めて新薬として販売が開始され、病院・医師・患者へ提供することが可能となります。
(注)医薬品の研究開発における標準的な各段階の所要年数は、あくまでも標準的な想定期間を表示したものであり、各プロジェクトがこの想定期間どおりに進捗するとは限りません。
各プロジェクトが経過した、あるいは現在進行中の各段階の幅についても、実際の所要期間あるいは想定所要期間を示すものではありません。
当社グループは、医薬品の研究開発段階のうち、探索研究段階、前臨床試験段階及び初期臨床試験段階を主たる事業分野としております。
第Ⅲ相臨床試験などの後期臨床試験段階においては多額の研究開発費が必要となるため、当社グループにおける研究開発に係る費用及びリスク負担を低減する目的から、有効性及び安全性が概ね評価可能となる段階(前期第Ⅱ相臨床試験)までを当社グループにて行い、その後製薬企業各社等へ開発化合物(*)を導出することを基本としております。
③ 低分子化合物から新規モダリティ(*)への展開を目指す研究開発活動当社グループは、従来、低分子化合物に係る研究開発を行ってまいりました。
近年、医薬品業界においては、抗体医薬やワクチン等のいわゆるバイオ医薬の研究開発が盛んに行われておりますが、低分子化合物は依然として医薬品開発の大きな柱であります。
当社グループにおきましては、これまで蓄積してきた低分子化合物に係る高い技術力を軸に据えつつ、業界の動向や当社グループが保有する技術との親和性等を総合的に考慮して低分子化合物以外の新たなモダリティ(*)への展開にも取り組んでおります。
④ 研究開発活動(A)研究開発の概要当社グループの研究開発部門が行っている研究開発の概要とその流れは、以下のとおりであります。
当社グループでは、創薬標的分子(*)の探索から初期臨床試験(主として第Ⅰ相臨床試験、必要に応じて前期第Ⅱ相臨床試験)まで、博士・修士号を有した研究者を中心にこの業務を推進しております。
(B)当社グループの研究開発体制当社グループは、豊富な知識と経験を有する研究員を有し、国内バイオベンチャートップクラスのインフラを最大限に活かした創薬研究開発体制を構築しております。
a)プロジェクトを中心とした研究開発体制当社グループの研究開発体制は、組織横断的なプロジェクトを単位として運営されており、迅速な意思決定及び業務の遂行を可能にしております。
実際の業務は、プロジェクト単位で協議し決定され、特に重要な方針に関わる場合は、プロジェクトから経営戦略委員会へ提案が行われ、その決定は速やかにプロジェクト活動に反映されます。
b)研究・開発・事業開発活動の一体化当社グループにおいては、探索研究から開発そして導出に至るまで、プロジェクトチームが一貫して主体性を持ち、組織横断的に業務を実施しております。
これにより、一貫した研究・開発、導出計画の下、必要な情報を随時共有し、適切な情報をタイムリーに導出先企業に提供することを可能としております。
(C)研究開発ポートフォリオ(*)による展開当社グループの研究開発は、創薬の初期段階を担うものであり、少数の限られたプロジェクトを選択して経営資源を集中することにより、研究開発ポートフォリオ(*)を拡充し、製薬企業各社等へ開発化合物(*)を導出していくことに重点を置いたものであります。
医薬品開発は、研究開発のいずれの段階においても、安全性、有効性及び薬物動態(*)並びにその他の開発上の問題から中止される可能性があります。
当社グループにおいては、探索段階から海外市場において上市済みのものまで、各段階のプロジェクトを保有しており、さらに、自社の探索研究から新たな開発化合物(*)を継続して創出する能力を備えていることから、複数のプロジェクトからなる研究開発ポートフォリオ(*)を拡充するとともに、開発リスクを低減し、より安定した事業の遂行を図りたいと考えております。
⑤ 導出活動当社グループの導出活動は、内外の各製薬企業各社における医薬品として成功する可能性の高い高品質な化合物に対するニーズに対応するため、初期探索段階から臨床開発段階までの各段階において保有する研究開発ポートフォリオ(*)のすべてを対象とし、機動的かつ柔軟に営業活動を進めております。
また、研究開発ポートフォリオ(*)は、各プロジェクトの特性と導出先である製薬企業各社等のニーズに応じて、日本・東アジア・米国・欧州等の地域ごと、あるいは剤形(経口剤、注射剤、局所用剤)ごと、さらには動物用医薬品用途での導出等、様々な形態で導出を図っております。
⑥ 当社グループの収益当社グループの収益は、探索研究、前臨床試験及び初期臨床試験の成果として創出した開発化合物(*)を製薬企業各社等に導出することにより獲得するものであり、その概要は以下のとおりであります。
収  益内     容契約一時金収入導出または共同研究に係る契約締結時に、当社グループが提供するそれまでの研究開発成果の対価等として受け取る収入マイルストン収入契約相手先の研究開発の進捗(契約書に規定された研究開発段階の達成)または売上の進捗(契約書に規定された売上高の達成)に応じて受け取る収入ロイヤルティ収入医薬品の上市後に販売額の一定割合(契約書に規定された料率に基づく)を受け取る収入研究協力金収入共同研究の期間中に提供する役務等の対価等として受け取る収入 ⑦ 事業系統図当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。
(2)当社グループの研究開発対象領域及び研究開発ポートフォリオ(*)① 当社グループの研究開発対象領域当社グループは、当社の前身であるファイザー株式会社中央研究所から引き続き消化器疾患領域及び疼痛疾患領域を中心に研究開発活動を行ってまいりましたが、2014年より国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学(以下「名古屋大学」)に研究拠点を移した後は、幅広い疾患領域における魅力ある創薬テーマの研究開発に取り組んでおります。
テムリック株式会社及びファイメクス株式会社の買収等も通じて、疾患領域の拡大に取り組み、現在はがんと神経疾患を含む医療ニーズの高い疾患に対する創薬研究開発を進めております。
② 当社グループのポートフォリオ(*)及び研究開発の状況一般的に医薬品の研究開発は長期に渡って多額の資金を必要とされております。
当社グループは、当社グループ保有の開発化合物(*)の研究開発投資において、パートナーシップに基づくオープンイノベーション型の研究開発を積極的に展開するとともに適切な選択と集中を行うことで、資源の有効活用を図っております。
具体的には、当社グループが強みを持つ探索段階から第Ⅰ相臨床試験を中心に自社単独で開発化合物(*)の研究開発に注力して導出に向けて推進するプログラムを「導出準備プログラム」、当社グループからの導出後に導出先が中心となって開発を進めるプログラムを「導出済みプログラム」と定義しております。
また、探索研究段階においては、当社グループと提携先企業の双方が強みを持ち寄りイノベーティブな開発化合物(*)の創出を目指す共同研究プログラムを「共同研究プログラム」と定義しております。
当連結会計年度末現在の主な「導出準備プログラム」及び「導出済みプログラム」、「共同研究プログラム」の状況は、以下のとおりであります。
(A)導出準備プログラム当連結会計年度末現在の「導出準備プログラム」は、以下のとおりであります。
当社グループは、これらのプロジェクトに関して一部導出済みの契約を除き、全世界を対象とする開発、販売及び製造に関する権利を有しております。
プログラム化合物コード(注)1導出対象地域主な想定適応症研究開発段階5-HT4作動薬RQ-00000010全世界胃不全麻痺機能性胃腸症(*)慢性便秘第Ⅰ相臨床試験終了(英国)5-HT2B拮抗薬RQ-00310941全世界下痢型過敏性腸症候群(*)第Ⅰ相臨床試験終了(英国)モチリン受容体作動薬RQ-00201894全世界胃不全麻痺機能性胃腸症(*)術後イレウス前臨床試験終了グレリン受容体作動薬RQ-00433412全世界便秘がんに伴う食欲不振悪液質症候群前臨床試験終了TRPM8遮断薬RQ-00434739日本疼痛(注)2選択的ナトリウムチャネル遮断薬非開示全世界疼痛・掻痒―タミバロテンtamibaroteneTM-411全世界がん臨床段階IRAK-M分解誘導薬FIM-001全世界がん前臨床試験実施中(注)1.化合物コードは、RQ-(当社)、FIM-(ファイメクス株式会社)、TM-(テムリック株式会社)で始まるコードで表記されており、当社グループで研究・開発・評価に使用するすべての化合物に対して付与しております。
2.日本以外の権利を導出しているXgene Pharmaceutical Co. Ltd.(香港)により、前臨床試験が行われ、当連結会計年度末時点で豪州における第Ⅰ相臨床試験が進行中です。
(B)導出済みプログラム当連結会計年度末現在、当社グループの導出済みのプログラムの状況は、以下のとおりであります。
なお、契約内容の詳細については、後述の「第2 事業の状況 5 重要な契約等」をご参照ください。
[ヒト用医薬品領域]プロジェクト化合物コード(注)1主な想定適応症研究開発段階権利地域導出先カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)RQ-00000004(tegoprazan)胃食道逆流症(*)販売中(韓国、中国、フィリピン、インドネシア、メキシコを含む中南米諸国など、全19カ国)審査中・承認申請準備中(米国、ベトナム他)第Ⅰ相臨床試験終了(日本)全世界HK inno.N Corporation(韓国)EP4拮抗薬RQ-00000007(grapiprant)疼痛第Ⅰ相臨床試験終了(中国)(注)2全世界株式会社AskAtがん第Ⅰ相臨床試験終了(米国)(注)3第Ⅰ相臨床試験実施中(中国)RQ-00000008変形性関節症、自己免疫疾患他前臨床試験終了5-HT4部分作動薬RQ-00000009アルツハイマー病第Ⅰ相臨床試験終了(注)3全世界シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬RQ-00317076疼痛第Ⅰ相臨床試験実施中(中国)(注)2全世界CB2作動薬RQ-00202730疼痛等第Ⅰ相臨床試験実施中(英国)全世界P2X7受容体拮抗薬RQ-00466479-非開示(注)4全世界旭化成ファーマ株式会社TRPM8遮断薬RQ-00434739慢性疼痛第Ⅰ相臨床試験実施中(豪州)日本を除く全世界Xgene Pharmaceutical Co. Ltd.(香港)ナトリウムチャネル遮断薬RQ-00350215慢性疼痛非開示全世界久光製薬株式会社(注)1.化合物コードは、RQ-(当社)で始まるコードで表記されており、当社グループで研究・開発・評価に使用するすべての化合物に対して付与しております。
2.Pfizer Inc.(米国)において、前期第Ⅱ相臨床試験を実施済みです。
3.Pfizer Inc.(米国)において、第Ⅰ相臨床試験を実施済みです。
4.2021年1月にEli Lilly and Company(米国)にサブライセンスされ開発が進められておりましたが、当連結会計年度におけるパイプライン見直しによりPainを対象とした開発からは除外されました。
なお、ライセンス契約は有効に存続しており、今後の開発方針は同社にて検討されております。
[動物用医薬品領域]プロジェクト化合物コード(注)7主適応症研究開発段階権利地域導出先グレリン受容体作動薬RQ-00000005(capromorelin、ENTYCE™、ELURA™)食欲不振(犬)販売中(米国)全世界Elanco Animal Health Inc.(米国)慢性腎疾患の体重減少管理(猫)販売中(米国、フランス、ベルギー、日本、ブラジル)全世界EP4拮抗薬RQ-00000007(grapiprant、GALLIPRANT®)変形性関節症(犬)販売中(米国、欧州、日本他)全世界シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬RQ-00317076疼痛パイロットフィールド試験実施中(注)2全世界株式会社AskAt/Velo-1, Inc.(米国)5-HT4作動薬RQ-00000010腸管運動障害(犬・猫)POC試験実施中全世界Vetbiolix SAS特定の4化合物非開示評価中評価中全世界Velovia Pharma, LLC(注)1.化合物コードは、RQ-で始まるコードで表記されており、当社グループで研究・開発・評価に使用するすべての化合物に対して付与しております。
2.2022年7月にVelo-1, Inc.(米国)にサブライセンスされ、現在、パイロットフィールド試験を実施中です。
(C)共同研究プログラム当連結会計年度末現在、製薬企業各社等との共同研究プログラムは、以下のとおりであります。
なお、研究内容の詳細については、後述の「第2 事業の状況 6 研究開発活動」をご参照ください。
プロジェクト共同研究先研究開発段階眼疾患治療薬創製に向けた共同研究株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所探索研究段階メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とした低分子医薬品の創出に向けた共同研究株式会社Veritas In Silico探索研究段階
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) テムリック株式会社東京都新宿区10,000がん領域に特化した創薬事業100役員の兼任CMS取引等ファイメクス株式会社神奈川県藤沢市100,000タンパク質分解誘導を機序とする新規医薬品の研究開発100役員の兼任CMS取引業務受託等(注)1.当社と連結子会社は、効率的な資金活用のために、キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しております。
2.2026年1月1日付で、当社を存続会社、テムリック株式会社を消滅会社とする吸収合併を行っております。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況2025年12月31日現在従業員数(人)85(18)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(有期契約社員及び人材派遣会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.当社グループは、単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)64(10)48.110.17,557,868 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(有期契約社員及び人材派遣会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係については良好であります。
 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)   (注)1男性労働者の育児休業取得率(%)   (注)2.3労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者13.6-70.573.856.7(注)1. 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児・介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.「男性労働者の育児休業取得率」の「-」は、育児休業取得の対象となる男性労働者がいないことを示しております。
4.「労働者の男女の賃金の差異」について、賃金制度・体系において性別による差異はありません。
男女の賃金の差異は主に男女間の管理職比率及び雇用形態の差異によるものです。
② 連結子会社当社の連結子会社であるテムリック株式会社及びファイメクス株式会社は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異の記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針① 会社の経営の基本方針当社グループは、先端科学技術を活用し、医療分野においてニーズの高い疾患領域に対する新たな医薬品を生み出すことを目指す研究開発型の創薬ベンチャー企業であり、独自に創出した新薬の開発化合物(*)を製薬会社等に対して導出することにより契約一時金収入、マイルストン収入、ロイヤルティ収入を獲得することを事業展開の基本としております。
当社グループの基本方針は、以下のとおりであります。
(A)探索研究から初期開発さらに導出までを一体化して進める創薬ビジネスモデルを確立し、体制の整備及び効率化を図る。
(B)産学官連携を含む外部提携先との提携によって革新的な開発化合物(*)の創出を目指す。
(C)事業パートナーとの信頼関係を構築し、確実なビジネス成果に結びつける。
② 目標とする経営指標当社グループは、医薬品の研究開発を推進し、探索研究、前臨床試験及び初期の臨床試験の成果として創出した開発化合物(*)の導出、さらには導出先での上市・販売によって収益を確保することにより、持続的な成長を図ってまいります。
研究開発プロジェクトを一層充実させ、各開発候補化合物(*)及び開発化合物(*)の研究開発をすることにより、各研究開発プロジェクトの価値を高めることを目標として事業活動を推進しております。
③ 中長期的な会社の経営戦略一般的に医薬品の研究開発は長期かつ多額の費用を要するものであります。
また、研究開発の各段階においては、有効性、安全性やその他の問題により研究開発の中止や遅延等の事態が生じる等、開発化合物(*)が上市に至るまでには様々なリスクがあり、その成功確率は高いものではありません。
こうした中、当社グループは、以下のような戦略をもって事業を展開しております。
(A)導出及びアライアンスマネジメント戦略当社グループの導出活動は、初期探索段階から開発段階までの各段階において保有する研究開発ポートフォリオ(*)のすべてを対象とすることにより、機動的かつ柔軟な導出活動を展開しております。
当社グループの研究開発ポートフォリオ(*)は、その研究開発戦略の特性から、全世界を対象とする開発、販売及び製造に関する権利の導出を最優先の目標としておりますが、各プロジェクトの特性と顧客である製薬会社等のニーズに応じて、地域ごと、あるいは剤形ごと、さらには動物用医薬品用途での導出等、収益の最大化を図るべく様々な形態で導出を図る方針であります。
また、当社グループは、既に導出されている開発候補化合物(*)及び開発化合物(*)等に対し、各導出先企業との協力体制のもと、順調な開発の推進を支援し、収益獲得を可能な限り早期に実現させること、更には長期的かつ安定的な収益を獲得することを目的として、アライアンスマネジメントを遂行しております。
(B)研究開発戦略a)継続的な研究開発ポートフォリオ(*)の強化当社グループは、創業時より疼痛疾患領域及び消化管疾患領域を研究開発の重点領域として開発化合物(*)の創出に取り組んできました。
2014年度及び2021年度においては、それぞれ名古屋大学及び岐阜薬科大学に産学連携にかかる講座を設置し、アカデミアにおける最先端の研究成果に基づく創薬研究にも取り組んでおります。
創薬研究基盤の強化としては、とりわけモダリティ(*)に着目し、タンパク質分解誘導剤やmRNA標的低分子等の低分子化合物から派生する新規モダリティ(*)等への取り組みを進めております。
テムリック株式会社及びファイメクス株式会社の買収等も通じて、疾患領域の拡大に取り組み、現在はがんと神経疾患を含む医療ニーズの高い疾患に対する創薬研究開発を進めております。
今後も国内外の製薬会社やスタートアップ企業との連携を推し進め、研究開発ポートフォリオ(*)を継続的に強化してまいります。
b)開発プロジェクトの価値向上と早期の収益化の実現臨床試験段階においては、多額の研究開発費が必要となるため、当社グループにおける研究開発に係る費用及びリスク負担を軽減することを目的とし、当社グループ保有の開発化合物(*)について「選択と集中」を図ってまいりました。
今後は、この戦略をさらに発展させるものとして、成長ドライバーとなる品目への戦略的投資を進めてまいります。
選択したプログラムへの内部リソースの集中に加え、必要に応じて、外部プロジェクト・ファイナンス等を活用して開発を加速化し、プロジェクト価値の向上による将来的な収益の積み上げを目指します。

(2) 経営環境医薬品市場は、先進国においては高齢化によって、途上国においては医療の発展による市場拡大が続いており、医療費をはじめとする社会保障費用も増加の一途を辿っています。
このため、先進国においては、医療費の抑制と効率化が急務となっておりますが、各国において法規制は年々厳しくなっていることから新薬の開発難易度とコストは高騰しております。
日本においては、医薬品産業の競争力強化に向けた緊急的・集中実施的な総合戦略として、研究・医療の環境の整備や産学官の連携に加え、新薬創出・適応外薬解消等促進加算制度が導入されるなど、革新的新薬創出のためのイノベーションを促す諸策が講じられております。
このような経営環境の中で、当社グループは創薬ベンチャーとして新薬を研究開発・上市するためには、次の「(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に掲げた5点が重要課題であると認識しております。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは、以下の点を主要な経営課題として取り組んでまいります。
① 研究開発基盤の強化及び研究開発ポートフォリオ(*)の拡充 当社グループが創薬ベンチャー企業として企業価値を高めていくためには、いまだ満たされていない医療ニーズが存在する疾患に対する画期的な新薬候補の創製に取り組み、研究開発ポートフォリオ(*)を強化していく必要があります。
このため、当社グループは、新規医薬品候補化合物のパイプラインの充実、及びその基盤となる創薬研究機能の強化に取り組んでおります。
当連結会計年度においては、重点領域を神経疾患およびがん領域に再定義した上で、新規モダリティ(*)(標的タンパク質分解誘導剤(TPD)、mRNA標的低分子、細胞内抗体等)に関する研究を拡大し、探索段階プログラムの増加や連結子会社であるファイメクス株式会社(本社:神奈川県藤沢市、以下「ファイメクス」)が保有するプラットフォーム技術の強化等、研究基盤の強化を進めてまいりました。
翌連結会計年度以降も、実績ある低分子創薬に加え新規モダリティ(*)を積極的に活用し、当社グループの創薬バリューチェーンを継続的に拡張してまいります。
また、引き続き、外部との共同研究を拡大するとともに、研究設備の整備および専門性を有する人材の確保を進めることで、創薬研究の質およびスピードのさらなる向上を図ってまいります。
② パイプライン及びプログラムの価値の向上 当社グループは、資金や人的リソースを効率的に活用して研究開発を進めるために、以下に示すプログラム分類にあわせた対応を取っております。
・単独研究プログラム 単独で画期的な開発化合物(*)を目指した探索研究を当社グループが単独で実施するプログラム・共同研究プログラム 探索研究段階から当社グループと提携先企業の双方が持つ強みを持ち寄り画期的な開発化合物(*)の創出を目指す共同研究プログラム・導出準備プログラム 当社グループが強みを持つ探索研究から初期臨床開発段階(第Ⅰ~第Ⅱ相臨床試験)を中心に自社単独で開発化合物(*)の研究開発に注力して導出に向けて推進するプログラム・導出済みプログラム 導出先が主軸となって進める臨床開発について当社グループがサポートをメインに行うプログラム  当連結会計年度においては、単独研究プログラム及び共同研究プログラムでは上記①の経営課題で述べた方策を進めたほか、導出準備プログラムではグレリン受容体作動薬及びIRAK‑M分解誘導薬の両プログラムについて臨床開発準備を進めてまいりました。
導出済みプログラムにおいては、導出先企業での臨床試験が着実に進行するなど、保有パイプラインの価値向上が着実に進んでおります。
また、当社の長年のパートナーであるHK inno.N Corporation(本社:韓国・オソン、以下「HKイノエン社」)との間で資本業務提携を実施し、胃酸分泌抑制剤tegoprazanの日本国内での事業化、当社が保有する開発化合物(*)の価値向上、共同研究の実施等において連携することといたしました。
翌連結会計年度以降も、成功確度、医療ニーズ、市場規模等を踏まえた投資配分の最適化を図りつつ、最新の科学と当社グループが保有する技術に立脚した上で、スタートアップ企業やアカデミア等との連携も積極的に活用して新たな開発候補物質の創出に取り組むとともに、開発候補物質同定済みのパイプラインにおいても適応症の拡大や知的財産権の強化等を継続して実施し、自社が保有するパイプライン及びプログラムの価値の向上を図ります。
また、HKイノエン社と実施する共同研究では、役割分担による効率化に加え、両者の強みを合わせることで得られる相乗効果の創出に焦点を当て、価値の創出と最大化を追求してまいります。
また、導出先企業における導出済みパイプライン及びプログラムについても同様にして価値の向上を図るべく取り組んでまいります。
③ 導出活動とアライアンスマネジメントの強化当社グループが有する開発化合物(*)を製品化して上市し医療現場に届けるには、臨床開発及び製造販売を担う製薬会社等に導出し、導出後は一日も早い製品上市のため、導出先企業とのアライアンスを適切にマネジメントする必要があります。
現在、当社グループはこれを最重要課題として様々なチャネルを通じてグローバルな導出活動に取り組んでおります。
当連結会計年度は、胃酸分泌抑制剤tegoprazanの日本の権利をHKイノエン社に新たに導出しました。
また、ファイメクスの共同研究事業では、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、以下「アステラス製薬」))との共同研究の標的を追加するという成果を得ました。
既存の導出済みパイプライン及びプログラムにおいては、導出先に対して技術支援やデータ提供を継続し、導出先企業における開発進展を支援いたしました。
翌連結会計年度以降は、導出準備プログラムから毎期1件以上のライセンス契約獲得を継続的な目標とし、パートナー候補企業の拡大や交渉プロセスの深化を進め、導出活動の強化を図ります。
加えて、導出先との信頼関係の強化と適切な開発支援を通じて、マイルストン収入およびロイヤルティ収入の早期化・拡大を目指します。
ファイメクスの共同研究事業についても、毎期1件以上の新規共同研究契約の獲得を目指し、研究段階での収益基盤を強化してまいります。
④ 財務基盤の強化と資源配分の最適化当社グループのような創薬ベンチャー企業は、製品が上市するまでの間、パイプラインの開発進展、開発化合物(*)の増加等に伴い、事業活動に合わせて資金調達を確実に行っていく必要があります。
そのため、当社グループは、資金調達手段の確保・拡充に向けて、株式市場からの必要な資金の獲得や銀行からの融資を受けるなど、資金調達の多様化を進めてまいりました。
また、予算管理の徹底を通じてコスト抑制を図ることで財務基盤の強化に努めております。
当連結会計年度は、探索研究および前臨床開発を中心とした投資を継続しつつ、HKイノエン社との資本業務提携の機会も活用することで財務基盤の維持に努めてまいりました。
翌連結会計年度以降も引き続き研究開発投資の重点化を継続し、重点分野に対して資源を優先的に配分することで研究開発効率および投資回収可能性の向上を図ります。
また、中期的には3期連続の営業黒字および安定的な収益成長の実現を目標とし、資金調達手段の多様化やコスト管理の高度化を進めることで、企業価値向上に資する財務運営の強化を行ってまいります。
⑤ 人的資本の拡充創薬ベンチャー企業のビジネスモデルにおいては、価値の高い新規医薬品候補物質及び研究開発プログラムを継続的に創出し製薬会社等に導出することが事業活動の根幹です。
人材は当社グループの事業活動においてきわめて重要な資本であり、高度な専門性を有する多様な人材を確保し、企業としての成長力を維持・発展させる必要があります。
当連結会計年度は、人材採用や人事制度・報酬体系の運用や多様な働き方を実現する環境整備を通じて、従業員エンゲージメントの向上を図るとともに、専門人材の確保・育成及びグループ内連携を強化してまいりました。
翌連結会計年度以降も引き続き、従業員のエンゲージメントの向上、専門人材の計画的採用及び育成を進めるほか、設備拡充や新技術の導入による研究環境の高度化を図ります。
また、安全衛生およびコンプライアンス体制の強化を継続し、持続的な研究活動を支える組織基盤の維持向上に取り組んでまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
当社は、創業以来、「innovators for life」をスローガンに掲げ、サイエンスを追求し新たな薬を生み出していく文化を大切にしてまいりました。
当社の事業活動は、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)「17の目標」に含まれる「3 すべての人に健康と福祉を」と密接に関連しています。
未だ治療薬のない疾病に苦しむ患者に医薬品を届けることを使命とし、病に苦しむ人々のもとへ一日でも早く新薬を届けたいという想いを胸に、自社の研究開発に留まらず、アカデミアやスタートアップ、ベンチャー企業等との協力関係を深め、次世代型創薬バリューチェーンの構築を通じて、新薬の研究開発に取り組んでおります。
(1)ガバナンス 当社グループの企業経営に当たっては、サステナビリティ関連のリスク及び機会を、その他の経営上のリスク及び機会と一体的に監視及び管理しております。
また、当社は、サステナビリティに関する活動の推進及び統括するための委員会として「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。
当委員会は、サステナビリティ(ESG)に関する基本方針の審議、重要課題(マテリアリティ)及び全社横断施策の統括、並びに進捗管理を主な活動内容としております。
詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等」をご参照ください。
(2)戦略当社グループが持続的な成長や企業価値の向上を実現するためには人材が最も重要な経営資源であると認識し、性別や国籍等の区別なく優秀な人材を確保し、従業員の成長を支援するとともに、働きやすい職場環境の整備を進めてまいります。
(A)人材の育成当社グループは、創薬研究という不確実性の高い分野において持続的な価値創出を実現するためには、高度な専門性を有する研究人材の継続的な育成と、その知見を最大限に引き出す研究環境の整備が最も重要な経営課題の一つであると認識しております。
当社グループの研究開発活動は、探索研究から初期臨床開発に至るまでを一貫して推進することを特徴としており、研究者一人ひとりが自身の専門分野における深い知見を有すると同時に、分野横断的な視点を持って研究に取り組むことが求められます。
このため、当社グループでは、プロジェクト型の研究開発体制のもと、研究者が主体的に課題設定や意思決定に関与する機会を重視し、実践を通じた能力開発を図っております。
また、社内における人材育成に加え、名古屋大学をはじめとするアカデミアとの産学連携を通じて、研究者が最先端の科学的知見に継続的に触れられる環境の構築に取り組んでおります。
こうした人材交流や共同研究を通じて、多様な視点や発想を取り入れることが、当社グループの研究開発力の高度化につながるものと考えております。
当社グループは、今後も研究人材の専門性の深化と組織横断的な協働を両立させる人材育成を推進し、研究開発型ベンチャーとしての競争力を中長期にわたり維持・向上させてまいります。
(B)社内環境の整備社員が生産性を高め、最大限に成果発揮し、働きやすい環境で成長を実感できることを目指します。
社員一人一人のワークライフバランスに配慮し、働き方の多様性を認め合う風土を醸成します。
安全で快適な労働環境の維持、向上に努め、社員が持続的な働きがいを感じられるように努めます。
(3)リスク管理 当社グループはリスク管理規程を設け、リスク管理のための組織としてリスク管理委員会を設置しています。
リスク管理委員会は、代表取締役が委員長を務め、執行役員及び監査等委員がそれぞれ委員及びオブザーバーとして参加し、半期ごとに会議を開催し、リスクに対する評価、対応、管理、情報伝達等の活動を行っております。
詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレートガバナンスの状況等」をご参照ください。
(4)指標及び目標 当社グループのサステナビリティへの取り組みにおいては、影響の重要性に応じて優先度を判断し、対応することとしております。
当社グループの人材育成及び社内環境の整備に関しては、現時点では定量的な指標や目標は設定しておりませんが、研究開発人材の専門性、組織横断的な連携状況および研究成果の創出状況を含め、人的資本の質的側面について継続的にモニタリングを行い、経営判断に反映していく方針であります。
なお、当連結会計年度においては、以下に記す取り組みを行っております。
当連結会計年度においては、研究開発体制の見直しを通じてプロジェクト型運営を強化するとともに、名古屋大学との産学協同研究体制の運営体制を整理・強化し、研究活動を支える基盤の整備を進めました。
また、連結子会社であるファイメクス株式会社においては、事業開発およびコーポレート機能を中心に連携を図り、研究成果の事業化や外部パートナーとの協業を支える体制の整備に取り組みました。
これにより、研究開発人材が創出した成果を、グループとして中長期的な企業価値の向上につなげるための人的資本の活用を進めております。
なお、管理職に占める女性労働者の割合、男性の育児休業取得率および労働者の男女の賃金差異についての情報は、詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況」をご参照ください。
戦略 (2)戦略当社グループが持続的な成長や企業価値の向上を実現するためには人材が最も重要な経営資源であると認識し、性別や国籍等の区別なく優秀な人材を確保し、従業員の成長を支援するとともに、働きやすい職場環境の整備を進めてまいります。
(A)人材の育成当社グループは、創薬研究という不確実性の高い分野において持続的な価値創出を実現するためには、高度な専門性を有する研究人材の継続的な育成と、その知見を最大限に引き出す研究環境の整備が最も重要な経営課題の一つであると認識しております。
当社グループの研究開発活動は、探索研究から初期臨床開発に至るまでを一貫して推進することを特徴としており、研究者一人ひとりが自身の専門分野における深い知見を有すると同時に、分野横断的な視点を持って研究に取り組むことが求められます。
このため、当社グループでは、プロジェクト型の研究開発体制のもと、研究者が主体的に課題設定や意思決定に関与する機会を重視し、実践を通じた能力開発を図っております。
また、社内における人材育成に加え、名古屋大学をはじめとするアカデミアとの産学連携を通じて、研究者が最先端の科学的知見に継続的に触れられる環境の構築に取り組んでおります。
こうした人材交流や共同研究を通じて、多様な視点や発想を取り入れることが、当社グループの研究開発力の高度化につながるものと考えております。
当社グループは、今後も研究人材の専門性の深化と組織横断的な協働を両立させる人材育成を推進し、研究開発型ベンチャーとしての競争力を中長期にわたり維持・向上させてまいります。
(B)社内環境の整備社員が生産性を高め、最大限に成果発揮し、働きやすい環境で成長を実感できることを目指します。
社員一人一人のワークライフバランスに配慮し、働き方の多様性を認め合う風土を醸成します。
安全で快適な労働環境の維持、向上に努め、社員が持続的な働きがいを感じられるように努めます。
指標及び目標 (4)指標及び目標 当社グループのサステナビリティへの取り組みにおいては、影響の重要性に応じて優先度を判断し、対応することとしております。
当社グループの人材育成及び社内環境の整備に関しては、現時点では定量的な指標や目標は設定しておりませんが、研究開発人材の専門性、組織横断的な連携状況および研究成果の創出状況を含め、人的資本の質的側面について継続的にモニタリングを行い、経営判断に反映していく方針であります。
なお、当連結会計年度においては、以下に記す取り組みを行っております。
当連結会計年度においては、研究開発体制の見直しを通じてプロジェクト型運営を強化するとともに、名古屋大学との産学協同研究体制の運営体制を整理・強化し、研究活動を支える基盤の整備を進めました。
また、連結子会社であるファイメクス株式会社においては、事業開発およびコーポレート機能を中心に連携を図り、研究成果の事業化や外部パートナーとの協業を支える体制の整備に取り組みました。
これにより、研究開発人材が創出した成果を、グループとして中長期的な企業価値の向上につなげるための人的資本の活用を進めております。
なお、管理職に占める女性労働者の割合、男性の育児休業取得率および労働者の男女の賃金差異についての情報は、詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況」をご参照ください。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 (A)人材の育成当社グループは、創薬研究という不確実性の高い分野において持続的な価値創出を実現するためには、高度な専門性を有する研究人材の継続的な育成と、その知見を最大限に引き出す研究環境の整備が最も重要な経営課題の一つであると認識しております。
当社グループの研究開発活動は、探索研究から初期臨床開発に至るまでを一貫して推進することを特徴としており、研究者一人ひとりが自身の専門分野における深い知見を有すると同時に、分野横断的な視点を持って研究に取り組むことが求められます。
このため、当社グループでは、プロジェクト型の研究開発体制のもと、研究者が主体的に課題設定や意思決定に関与する機会を重視し、実践を通じた能力開発を図っております。
また、社内における人材育成に加え、名古屋大学をはじめとするアカデミアとの産学連携を通じて、研究者が最先端の科学的知見に継続的に触れられる環境の構築に取り組んでおります。
こうした人材交流や共同研究を通じて、多様な視点や発想を取り入れることが、当社グループの研究開発力の高度化につながるものと考えております。
当社グループは、今後も研究人材の専門性の深化と組織横断的な協働を両立させる人材育成を推進し、研究開発型ベンチャーとしての競争力を中長期にわたり維持・向上させてまいります。
(B)社内環境の整備社員が生産性を高め、最大限に成果発揮し、働きやすい環境で成長を実感できることを目指します。
社員一人一人のワークライフバランスに配慮し、働き方の多様性を認め合う風土を醸成します。
安全で快適な労働環境の維持、向上に努め、社員が持続的な働きがいを感じられるように努めます。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 当連結会計年度においては、研究開発体制の見直しを通じてプロジェクト型運営を強化するとともに、名古屋大学との産学協同研究体制の運営体制を整理・強化し、研究活動を支える基盤の整備を進めました。
また、連結子会社であるファイメクス株式会社においては、事業開発およびコーポレート機能を中心に連携を図り、研究成果の事業化や外部パートナーとの協業を支える体制の整備に取り組みました。
これにより、研究開発人材が創出した成果を、グループとして中長期的な企業価値の向上につなげるための人的資本の活用を進めております。
なお、管理職に占める女性労働者の割合、男性の育児休業取得率および労働者の男女の賃金差異についての情報は、詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況」をご参照ください。
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
以下において、当社グループの事業展開その他に関してリスク要因と考えられる主な事項を記載しております。
また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しないと思われる事項についても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点から以下において開示しております。
これらリスクの顕在化に伴う問題が生じた場合には、当社グループの事業展開、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況並びに当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。
状況によっては事業存続が困難になる可能性があります。
当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。
また、以下の記載は、本株式への投資に関するリスクのすべてを網羅するものではありませんのでご留意ください。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)事業の内容について① 医薬品の研究開発を取り巻く環境について一般的に医薬品の研究開発は探索研究段階から承認取得に至るまで長期間を要し、巨額の研究開発費用が必要とされる一方、成功確率は他産業に比して極めて低いものとされております。
また、研究開発、製造及び販売のそれぞれの事業活動において、各国の薬事法その他関係法令や規則及びそれに関わる行政指導により、様々な規制を受けております。
加えて、医薬品分野は、技術革新が著しい分野でもあります。
そのため、品質、有効性及び安全性に関する十分なデータが得られず、医薬品としての有用性を示すことができない可能性、規制の変更に伴う承認要件の変更の結果、当社グループあるいは導出先における開発費用の増大や承認取得時期の遅延が発生する可能性、新技術等への対応が遅れる可能性があります。
また、これらのリスクは、既に他社に導出した開発品に関しても同様に発生する可能性があります。
② 競合について当社グループの主たる事業である医薬品の研究開発においては、多くの製薬会社や創薬ベンチャー企業等による研究開発活動が行われており、当社グループの研究開発との間に競合関係が生じております。
競合品の存在やその研究開発の進捗等が当社グループの開発化合物(*)の導出等に影響を及ぼす可能性があります。
③ 製薬会社等への導出等による収益獲得について一般的に、製薬会社等において共同研究の実施や開発化合物(*)の導入に際しての評価・判断は、個々の製薬会社等により異なります。
当社グループが契約締結を企図するプロジェクトや開発化合物(*)が製薬会社等における導入や当社グループとの業務提携の意欲や目的を充足する保証はなく、企図した時期に契約締結に結び付かない、又は契約条件が当社グループの想定と大きく異なる等の可能性があります。
④ 為替リスクについて当社グループは、事業活動をグローバルに展開しており、海外での研究開発活動や海外企業とのライセンスにおいて外貨建取引が存在します。
そのため、急激な為替変動によって為替リスクが顕在化する可能性があります。
(2)社内体制について① 小規模組織であることについて当社グループは、役員6名(取締役(監査等委員である取締役を除く)3名、監査等委員である取締役3名)、従業員85名(2025年12月31日現在)と小規模であり、内部管理体制も相応の規模となっております。
当社グループにおいては、業務上必要な人員の増強及び内部体制の充実を図っていく方針ではありますが、人材流出や代替要員の不在などの問題が生じる可能性があります。
② 人材の確保について当社グループは、事業活動には高度な専門的な知識・技能を持った優秀な人材の確保が必要であると考えております。
当社グループでは、このため常に優秀な人材の確保と育成に努めておりますが、人材確保に支障が生じる可能性や、優秀な人材が社外に流出する可能性があります。
③ 情報管理体制について当社グループの行う事業においては、研究開発における技術及び知見等は極めて重要性の高いものであり、事業の競争性を確保するものであります。
また導出先である製薬会社等と共有する情報等は高い機密性を保持することが要請されます。
当社グループは、情報管理体制の強化に努めておりますが、重要な機密情報の漏洩等を完全に回避することは困難であり、問題が生じる可能性があります。
(3)知的財産権について① 当社グループの保有する知的財産権について特許は、出願及び取得した場合においても出願した全てが成立する保証はなく、また特許出願によっても当社グループの権利を確実に保全できる保証はありません。
更に、当社グループが所有又は使用許諾を受けた知的財産権に優位する知的財産権が第三者によって生み出される可能性や、第三者の知的財産権の侵害に基づく将来の係争を完全に回避することは困難です。
なお、日本その他の国の特許関連法規、あるいは各国当局の解釈により、競合他社、あるいはその他の組織が当社グループに補償等を行うことなく技術を使用し、医薬品等の開発及び販売を行うことができる可能性があります。
② 職務発明に係る社内対応について2016年4月1日から施行された特許法の改正に伴い、当社グループでは、代表取締役、執行役員及び従業員が協議の上、取締役会決議により「知的財産権管理規程」を作成し、運用しております。
しかしながら、将来、発明者の認定及び職務発明の対価の相当性についての係争を完全に回避することは困難であり、問題が生じる可能性があります。
(4)事業における事故やトラブル等のリスクについて① 当社グループの臨床開発における健康被害について当社グループは、研究開発活動において、開発化合物(*)の有効性及び安全性を評価するため、前臨床試験を実施した上で、細心の注意を払って臨床試験を実施しております。
しかしながら、被験者における重大な健康被害の発生を完全に回避することは困難であり、問題が生じる可能性があります。
② 研究施設における事故等について当社グループは、研究開発活動において、各種化学物質、特に危険物質を取り扱っております。
何らかの要因により火災や爆発事故又は環境汚染事故等が発生する可能性があります。
③ 自然災害等のリスクについて当社グループが本拠地とする中部及び関東地域において、地震(東南海地震含む)、津波又は台風等の自然災害や大規模な事故、火災、テロ等により、当社グループの設備の損壊や各種インフラの供給制限等の不測の事態が発生する可能性があります。
④ 訴訟の可能性について当社グループは、事業を展開する上で、当社グループの瑕疵又は責任の有無に拘わらず、第三者の権利又は利益を侵害した場合には、損害賠償等の訴訟を提起される可能性があります。
また、取引関係や労使関係その他において何らかのトラブルが生じた場合、訴訟等に発展する可能性があります。
さらに、業務委託先においてコンプライアンス違反が発生した場合、発注元である当社グループに対しても責任が問われる可能性があります。
(5)経営上の重要な契約について「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載した、当社グループの経営上の重要な契約について、将来、期間満了、解除、中断、延期等、又は当該契約の更新に際し当社グループにとって不利な改定が行われる可能性があります。
(6)経営成績及び財政状態について① 今後における損失計上の見通しについて当社グループは、引き続き多額の研究開発費を先行投資する必要があります。
販売計画や研究開発計画が当社グループの想定どおりに進捗しなかった場合は、想定以上に損失計上が継続する可能性があり、その状況によっては当社グループの事業継続が困難となる可能性があります。
② 事業資金の確保について当社グループは、研究開発型の創薬ベンチャー企業であることから、今後も研究開発投資、運転資金及び設備投資等の資金需要が予想されます。
適時適切な資金調達ができなかった場合、当社グループの事業継続が困難となる可能性があります。
(7)大学及び公的研究機関等との関係について当社グループは、新たな技術の導入・移転を目的として、名古屋大学をはじめとする大学や公的研究機関との共同研究を実施しております。
企業と大学等との関係は、法令等の改正や組織改正などに影響を受ける可能性があり、その結果共同研究の方向性や権利関係につき当社グループにとって不利となる変更を余儀なくされる可能性があります。
(8)その他他社との戦略的提携・企業買収等の成否について当社グループは、競争力の強化及び事業分野の拡大等のため、他社の事業部門の譲り受け、他社の買収、他社との業務提携、合弁会社の設立、他社への投資等の戦略的提携など(以下「戦略的提携等」)を行うことがあります。
こうした戦略的提携等において、パートナー企業との思惑に相違が生じて提携・統合が円滑に進まない可能性や、当初期待していた効果が得られない可能性、投資した金額の全部又は一部が回収できない可能性等があります。
またパートナー企業が当社グループの利益に反する決定を行う可能性があり、パートナー企業が事業戦略を変更した場合などには戦略的提携等の関係を維持することが困難になる可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、米国の関税政策や資源価格の上昇等により先行き不透明な状況が続いているものの、堅調な企業業績に基づく株価上昇や新政権誕生による政治の安定化と景気浮揚策への期待もあって緩やかに回復しております。
一方、消費市場は、恒常的な物価上昇と実質所得の伸び悩みの下での節約志向の高まりにより、全般に消費マインドが鈍化しており停滞状況が続いております。
日銀短観12月調査によれば、大企業・製造業の景況感は、緩やかに景気の持ち直しが続く中、3四半期連続で改善し、大企業・非製造業の景況感は、宿泊・飲食サービスが中国人観光客の減少への懸念もあって小幅に悪化した反面、活発な企業活動を背景に対事業所サービスが改善したほか、需要の底堅さを反映してその他の業種でもおおむね高い水準での推移が続いたことにより、横ばいとなりました。
医薬品業界につきましては、2025年12月、日本製薬工業協会(JPMA)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA Japan)の日米欧製薬3団体共同声明として、2026年度(令和8年度)薬価制度改革及び費用対効果評価制度改革に関する意見が表明され、特許期間中の薬価の維持や新薬の薬価算定の改善が提言されております。
このような業界の動向の中において、当社グループのような創薬ベンチャーが果たすべき役割はますます大きくなっております。
このような環境下において、当連結会計年度における当社グループの業績は以下のとおりとなりました。
上市済みのヒト用医薬品につきましては、HKイノエン社が韓国で販売中の胃酸分泌抑制剤K-CAB®(一般名:tegoprazan、以下「tegoprazan」)の売上が引き続き好調に推移しております。
当連結会計年度の売上は、処方データで2,179億ウォン(前年同期比10.7%増、約239.7億円/1韓国ウォン=0.11円)となりました。
韓国の消化性潰瘍治療薬市場でのシェアは15%であり、引き続きシェア第1位を維持しております。
Tegoprazanのグローバル展開も着実に進展しております。
当社は、HKイノエン社との間で、tegoprazanの開発・製造及び販売の再実施許諾権(サブライセンス権)付き独占的ライセンス契約を締結しており、HKイノエン社及び同社からライセンスまたは製品輸出を受けた世界各国の提携先企業によってtegoprazanに関する事業活動が進められております。
当連結会計年度末の時点で、tegoprazanは日本を含む世界57カ国で開発・製造・販売等の事業活動が行われております。
また、HKイノエン社は、K-CAB®をはじめとするtegoprazan製品について、2030年の全世界における年間売上高3兆ウォンの達成を目指しています。
当連結会計年度末の時点でtegoprazan製品が販売されている国は、韓国、中国、モンゴル、フィリピン、インドネシア、シンガポール、メキシコ、ペルー、チリ、コロンビア、ドミニカ共和国、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドル、パナマ、マレーシア、インド及びタイの19カ国であり、当社はHKイノエン社を通じて、製品の売上高等に応じたロイヤルティを受領しております。
東南アジアや中南米のその他の国々でも承認審査が進行中であるほか、ブラジル、中東地域等の国々で承認申請の準備が進められております。
当連結会計年度においては、2025年1月、HKイノエン社は、Southern XP IP Pty Ltd(本社:オーストラリア・ビクトリア州、以下「Southern XP社」)に対して、オーストラリア・ニュージーランドを対象地域としたライセンス契約を締結しました。
Southern XP社は、20年以上製薬事業を営んできたオーストラリアの製薬会社であり、オーストラリア及びニュージーランド内の医薬品の登録及び流通に強みを持つ企業です。
また、2025年4月には、HKイノエン社は、Tabuk Pharmaceutical Manufacturing Company(本社:サウジアラビア・リヤド、以下「Tabuk社」)との間で、2024年4月に締結した中東・北アフリカ地域におけるライセンス契約の地域拡大契約を締結しました。
これにより、Tabuk社の対象地域は、エジプト、スーダン、エチオピア、モロッコ、イエメン、リビアの6カ国が追加となり、合計16カ国に拡大されました。
さらに、HKイノエン社の提携先であるDr. Reddy’s Laboratories(本社:インド・ハイデラバード、以下「Dr. Reddy’s社」)がインド中央医薬品標準管理機構(Central Drugs Standard Control Organization (CDSCO))より販売承認を取得したことに伴い、マイルストン達成が認定され、当社はHKイノエン社から一時金を受領いたしました。
インドの消化性潰瘍薬の市場規模は、2024年時点で約1兆5,200億ウォン(約1,672億円)と評価されており、中国、米国、日本に次ぐ世界第4位の規模となっております。
インドでは人口の約38%が胃食道逆流症(GERD)(*)に悩まされているとされ、Dr. Reddy’s社は本製品の投入により、同国の消化性潰瘍治療のパラダイムシフトを目指しております。
米国におきましては、2025年4月、HKイノエン社は、サブライセンス先であるSebela Pharmaceuticals Inc.(本社:米国・ジョージア州)の一部門であるBraintree Laboratories(本社:米国・マサチューセッツ州、以下「Braintree社」)が米国で実施中の第Ⅲ相臨床試験(以下「TRIUMpH試験」)について、良好なトップライン結果を発表しました。
TRIUMpH試験は、EE(びらん性胃食道逆流症)及びNERD(非びらん性胃食道逆流症)を対象とした米国第Ⅲ相臨床試験のピボタル試験として実施されました。
TRIUMpH試験において、tegoprazanはEE試験とNERD試験の両方で全ての主要評価項目と副次評価項目を達成しました。
さらに、2025年8月には、Braintree社が継続して実施していたEE治癒後の維持療法についても良好な試験結果が得られたこと及び試験の完了が発表されました。
また、当社は、tegoprazanの韓国物質特許(韓国特許番号:特許第1088247号)について、韓国の後発品メーカー等60社以上により消極的権利範囲確認審判が請求され、延長された特許権の効力範囲について争っておりましたが、当連結会計年度において、特許審判院の審決(第一審に相当)及び審決取消訴訟(第二審)に続いて大法院(第三審)においても、全件勝訴判決を獲得いたしました。
これにより、2031年までの韓国におけるK-CAB®錠の独占販売権は完全に確立され、揺るぎない法的保護のもとで当社の市場優位性が盤石なものとなりました。
当社が旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、以下「旭化成ファーマ社」)に導出したP2X7受容体拮抗薬(化合物コード:AK1780/RQ-00466479/LY3857210)につきましては、当連結会計年度において、旭化成ファーマ社のライセンス先であるEli Lilly and Company(本社:米国インディアナ州、以下「Lilly社」)のパイプラインが更新され、標的疾患をPainとして開発されていた本化合物は除外となりました。
ただし、このことはLilly社におけるP2X7プログラム全体の終了を意味するものではありません。
旭化成ファーマ社とLilly社とのライセンス契約は現在も有効に存続しており、今後の開発プランはLilly社によって検討されております。
ペット用医薬品につきましては、Elanco Animal Health Inc.(本社:米国・インディアナ州、以下「Elanco社」)に導出した犬の骨関節炎治療薬GALLIPRANT®(一般名:grapiprant)、犬の食欲不振症の適応を持つENTYCE™(一般名:capromorelin)、及び猫の体重減少管理の適応を持つELURA™(一般名:capromorelin)の売上が順調に推移しております。
その他の導出済みプログラムにつきましても、導出先及びサブライセンス先の企業において前臨床開発段階以降の取り組みが進められております。
導出準備プログラムにつきましては、自社で開発を進めているグレリン受容体作動薬の前臨床試験を完了し、提携先獲得を目指した事業開発活動を実施しております。
また、tegoprazanにつきましては、当連結会計年度において、当社は、HKイノエン社との間で締結した2019年11月26日付ライセンス契約を変更するAMENDMENT TO LICENSE AGREEMENT OF TEGOPRAZAN IN NORTH AMERICA AND EUROPE(以下「ライセンス契約変更契約」)を締結し、日本を対象とした独占的な開発・製造・販売権をHKイノエン社に許諾しました。
ライセンス契約変更契約の締結によって、HKイノエン社がtegoprazan製品の開発・承認取得を目的とした後期臨床試験に向けた取り組みを進めることになります。
日本を対象とした独占的な開発・製造・販売権の許諾にかかる一時金はありませんが、当社は、今後の事業化の進展に応じたマイルストン、販売ロイヤルティ及びHKイノエン社が提携先から受け取る収益の一部を受け取る権利を取得します。
探索研究段階におきましても、引き続き、新たな開発候補化合物(*)の創出に向けた探索研究を進めております。
当社グループは、既存技術と新技術の相乗効果によって創薬バリューチェーンを強化することで従来の技術では対処が困難とされてきた未開拓の創薬標的(遺伝子・タンパク質等)に対する医薬品を生み出すことを重要な成長戦略とし、「モダリティ(*)」、「創薬標的」、「疾患領域」及び「基盤技術」の4つの切り口で、技術及びパイプラインの強化に取り組んでおります。
当連結会計年度においては、2025年5月、株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(本社:愛知県名古屋市)と共同で実施中の眼疾患治療薬創製に向けた共同研究について、良好な結果が得られました。
本結果をもとに更なる検証を進め、次の段階への協業の可能性を追求してまいります。
また、がん治療薬の創出を目標として、mRNAを標的とする低分子医薬品の創出に向けた共同研究を株式会社Veritas In Silico(本社:東京都品川区)と進めております。
当連結会計年度においては、共同研究で取り扱う標的遺伝子の研究範囲を拡大すると共に、双方のノウハウを活かして複数遺伝子に対するスクリーニングを実施し、開発化合物(*)の創出を目指した創薬研究の起点となり得る低分子化合物を複数取得しました。
さらに、連結子会社のファイメクスを中核として創薬の新たなモダリティ(*)である標的タンパク質分解誘導剤の研究開発を進めております。
ファイメクスは、アステラス製薬とともに、ファイメクスが保有する、標的タンパク質分解誘導剤に特化した独自のプラットフォーム技術であるRaPPIDS™(Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System)を用いて、がんを標的疾患として複数の標的を対象とした標的タンパク質分解誘導剤の探索に取り組んでおります。
当連結会計年度においては、2025年3月、ファイメクスは、アステラス製薬との共同研究において、特定の1つのプログラムについて、次段階の初期目標を達成し、アステラス製薬から2億円の一時金を受領いたしました。
また、11月には、新たに2つの標的を追加することで合意いたしました。
これに伴い、ファイメクスは契約条件に伴いアステラス製薬から一時金4億円を受領しております。
開発候補化合物(*)が同定され、新たな医薬品の製品化に至った場合、ファイメクスは、開発、申請・承認、販売等の進捗に応じたマイルストンとして最大で150億円を上回る金額を受領するとともに、製品の売上高に対して一桁台の料率のロイヤルティを受領する可能性があります。
当社は、2025年3月21日、HKイノエン社との間で資本業務提携契約(以下「原提携」)を締結し、HKイノエン社に対して第三者割当による新株式の発行を決議し、当社普通株式2,592,100株を割り当てました。
原提携は、HKイノエン社による出資を通じた財務基盤の強化と、両社間の戦略的なパートナーシップの構築を目的としております。
これにより、研究開発をはじめ多岐にわたる分野で相乗効果を創出し、企業価値の最大化を目指します。
さらに、当社は、2025年12月12日開催の取締役会において、HKイノエン社との間で第三者割当による新株式(以下「本株式」)の発行(以下「本資金調達」)に係る新株引受契約(以下「新株引受契約」)を締結すること、ライセンス契約変更契約を締結すること、HKイノエン社及び当社の監査等委員である柿沼佑一氏との間で2025年3月21日に締結した株主間契約を変更する株主間契約変更契約(以下「株主間契約変更契約」)を締結することを決議し、新株引受契約、ライセンス契約変更契約及び株主間契約変更契約を締結いたしました(以下「本提携」)。
本提携は、原提携の拡大を行うものであり、当社は、本資金調達により、HKイノエン社に対して、当社普通株式1,555,900株を割り当てます。
原提携の拡大の中で最も大きな点は、tegoprazanについて日本を対象とした独占的な開発・製造・販売権をHKイノエン社に許諾し、HKイノエン社がtegoprazan製品の開発・承認取得を目的とした後期臨床試験に向けた取り組みを進めることです。
これに加えて、tegoprazanに続く画期的な医薬品の創出を目的とした創薬研究基盤の強化に取り組みます。
本株式の発行により調達する資金は、当社グループの創薬研究開発基盤のさらなる強化を目的とし、研究開発費及び研究設備投資に充当する予定です。
これにより、当社グループの強みである低分子創薬技術に加えて次世代創薬技術を活用するなど、tegoprazanに続く画期的な医薬品の創出を目的とした創薬研究基盤の強化に取り組み、当社グループの中長期的な株主価値の向上を図るとともに、当社のミッション「イノベーションの力で、いのちに陽をもたらす」を実現できるよう、創薬研究開発に係る事業活動をさらに加速化してまいります。
当社は、2025年10月17日、2026年1月1日を合併効力発生日として、当社の完全子会社であるテムリック株式会社を吸収合併(以下「本合併」)することを取締役会において決議いたしました。
本合併は、当社グループの事業効率化を図るため、コストの削減と管理業務の簡素化及び効率化を実現することを目的としております。
以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(A)財政状態(資 産)当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ858百万円増加(前連結会計年度比8.9%増)し、10,514百万円となりました。
これは主に、現金及び預金の減少99百万円、売掛金及び契約資産の増加1,239百万円、のれんの減少165百万円によるものであります。
(負 債)当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ467百万円減少(前連結会計年度比11.4%減)し、3,617百万円となりました。
これは主に、未払金の増加72百万円、長期借入金の減少512百万円によるものであります。
(純資産)当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,325百万円増加(前連結会計年度比23.8%増)し、6,896百万円となりました。
これは主に、第三者割当増資等に伴う資本金及び資本剰余金の増加1,040百万円、親会社株主に帰属する当期純利益273百万円の計上によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は65.1%(前連結会計年度末比7.7ポイント増)となりました。
(B)経営成績事業収益3,979百万円(前期比28.1%増)、営業利益483百万円(前期は、営業損失213百万円)、経常利益437百万円(前期は、経常損失361百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益273百万円(前期は、親会社株主に帰属する当期純損失495百万円)となりました。
また、事業費用の総額は3,496百万円(前期比5.3%増)であり、その内訳は、事業原価711百万円(前期比13.8%増)、研究開発費1,599百万円(前期比6.1%減)、その他の販売費及び一般管理費1,184百万円(前期比19.5%増)となりました。
なお、当社グループは、単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。
)は、前連結会計年度末に比べ102百万円増加(前連結会計年度比3.3%増)し、3,244百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により使用した資金は、前連結会計年度末に比べ535百万円減少し354百万円(前年同期は、資金の獲得180百万円)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益437百万円及び減価償却費202百万円及びのれん償却額285百万円を計上したことのほか、売上債権の増加1,239百万円及び前渡金の増加58百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により獲得した資金は、前連結会計年度末に比べ3,789百万円増加し124百万円(前年同期は、資金の使用3,665百万円)となりました。
これは主に、定期預金の預入による支出200百万円、定期預金の払戻による収入400百万円、有形固定資産の取得による支出67百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により獲得した資金は、前連結会計年度末に比べ2,604百万円減少し378百万円(前年同期比87.3%減)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出512百万円、株式発行による収入1,018百万円及びリース債務の返済による支出76百万円によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績(A)生産実績当社グループは研究開発を主体としており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。
(B)受注実績当社グループは研究開発を主体としており、受注生産を行っておりませんので、受注実績は記載しておりません。
(C)販売実績当連結会計年度の販売実績は、以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)前年同期比(%)事業収益 合計 (千円)3,979,956128.1 (注)1.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、それぞれ以下のとおりであります。
相手先前連結会計年度(自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)HK inno.N Corporation1,180,81638.02,051,46851.5アステラス製薬株式会社601,85619.41,052,41226.4Elanco Animal Health, Inc.1,128,82236.3852,77821.42.販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先については記載を省略しております。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(A) 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループは、2025年2月14日に事業計画及び成長可能性に関する事項『中期経営計画2025-2027』を公表し、事業を推進しております。
当連結会計年度は、自社による単独研究、または提携先の企業もしくはアカデミアとの共同研究に基づく医薬品の開発化合物(*)の創出活動や研究開発ポートフォリオ(*)の拡充を図る一方、保有する開発化合物(*)の導出活動ならびに価値向上のための研究開発を推進してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、事業収益3,979百万円(前期比28.1%増)、営業利益483百万円(前期は、営業損失213百万円)、経常利益437百万円(前期は、経常損失361百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益273百万円(前期は、親会社株主に帰属する当期純損失495百万円)となりました。
なお、事業費用の総額は3,496百万円(前期比5.3%増)であり、その内訳は、事業原価711百万円(前期比13.8%増)、研究開発費1,599百万円(前期比6.1%減)、その他の販売費及び一般管理費1,184百万円(前期比19.5%増)となりました。
当連結会計年度を含む3ヶ年の経営成績は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) 2023年度2024年度2025年度3ヶ年累計(計画)(実績)(計画)(実績)(計画)(実績)(計画)(実績)事業収益2,7991,9014,5353,1073,8893,97911,2238,987事業費用2,5382,2384,2223,3203,7693,49610,5299,054営業利益又は営業損失(△)260△337313△213118483691△67経常利益又は経常損失(△)242△293290△36173437605△217親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)183△323236△495△71273348△545 (B) 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
(C) 経営成績に重要な影響を与える要因について当社グループは研究開発型の創薬ベンチャー企業であり、開発化合物(*)の導出による契約一時金収入、研究開発の進捗に応じたマイルストン収入、医薬品の上市後において医薬品販売高に応じたロイヤルティ収入等の対価を受領することにより収益を得る契約形態を採用しております。
しかしながら、依然として開発化合物(*)の導出に伴う契約一時金収入、あるいは開発の進捗に基づくマイルストン収入の割合も大きいことから、導出交渉及び開発の成否が全体の事業収益に大きな影響を与える可能性があります。
詳細は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。
当社グループは、事業活動のための適切な流動性の確保と株主価値向上のための資金調達戦略の提示と実行を基本方針としております。
資本の財源につきましては、医薬品の上市品目が増えたことにより、長期的かつ安定的なロイヤルティ収入が主要な財源となっております。
一定規模以上の臨床開発を除き、ロイヤルティ収入を財源として医薬品の研究開発を進めてまいります。
また、今後の臨床開発等の資金需要に対して、機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するため、金融機関と総額5億円のコミットメントライン契約を締結しているほか、ファイナンス・リースや銀行借入等の活用により財務基盤の強化を図っております。
資金の流動性につきましては、当連結会計年度末における流動比率は445.7%となっており、十分な流動性を確保できているものと認識しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
連結財務諸表の作成に当たり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
研究開発活動 6【研究開発活動】
当社グループの研究開発活動における当連結会計年度の研究開発費は、1,599百万円となりました。
なお、当連結会計年度における主な研究開発の概況は、以下のとおりであります。
(1)自社の研究開発及び共同研究(臨床開発段階)① カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(RQ-00000004、tegoprazan)胃食道逆流症(GERD)(*)等の胃酸関連疾患を目標適応症とする本化合物は、日本を除く地域の権利をHKイノエン社に導出し、日本国内の権利は当社が保有しておりましたが、当連結会計年度において、当社は、HKイノエン社との間でライセンス契約変更契約を締結し、日本を対象とした独占的な開発・製造・販売権をHKイノエン社に許諾しました。
ライセンス契約変更契約の締結によって、HKイノエン社がtegoprazan製品の開発・承認取得を目的とした後期臨床試験に向けた取り組みを進めることになります。
② 5-HT4作動薬(RQ-00000010)胃不全麻痺、機能性胃腸症(*)、慢性便秘等の消化管運動不全を目標適応症とする本化合物は第Ⅰ相臨床試験実施済みの導出準備プログラムとなっております。
③ 5-HT2B拮抗薬(RQ-00310941)下痢型過敏性腸症候群(IBS-D)を目標適応症とする本化合物も同様に第Ⅰ相臨床試験実施済みの導出準備プログラムとなっております。
(前臨床開発段階)① グレリン受容体作動薬(RQ-00433412)がんに伴う食欲不振/悪液質症候群及び脊椎損傷に伴う便秘を標的疾患として開発中の本化合物については、当連結会計年度において、前臨床試験を完了し、提携先獲得を目指した事業開発活動を実施しております。
② モチリン受容体作動薬(RQ-00201894)胃不全麻痺、機能性胃腸症(*)、術後イレウス等の消化管運動不全を目標適応症とする本化合物は、第Ⅰ相臨床試験実施に必要な前臨床試験を終了した導出準備プログラムとなっております。
③ TRPM8遮断薬(RQ-00434739)本化合物は、2021年9月締結のライセンス契約に基づき、日本を除く地域の権利をXgene Pharmaceutical Co.,Ltd.(本社:香港、以下「Xgene社」)に導出しておりますが、日本国内の権利は引き続き当社が保有しております。
④ IRAK-M分解誘導薬(FIM-001)ファイメクスが創出したがんを標的疾患として開発中の本化合物については、当連結会計年度において、提携先獲得を目指した事業開発活動を実施しております。
(探索段階)① 単独研究プロジェクト開発候補化合物(*)の創製を目指した探索研究を推進するとともに、当社の成長戦略の根幹である創薬研究基盤の強化に取り組んでおります。
以下に示す製薬企業との共同研究のみならず、単独研究プロジェクトにおいても、「モダリティ」(*)、「創薬標的」、「疾患領域」及び「基盤技術」という4つの切り口で、既存技術と新たな取り組みの相乗効果によって次世代の自社創薬バリューチェーンを確立することを目指しております。
② 企業等との共同研究当連結会計年度において実施した製薬企業等との共同研究は以下のとおりであります。
会 社 名開始月内     容STAND Therapeutics株式会社2022年8月難病・希少疾患治療薬の創製を目指した細胞内抗体技術(STAND技術)の創薬応用の可能性検証株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所2022年12月眼疾患治療薬創製に向けた共同研究株式会社Veritas In Silico2022年12月メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とした低分子医薬品の創出に向けた共同研究 ③ アカデミアとの共同研究国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学や岐阜薬科大学をはじめとする大学及びその他の公的研究機関との間で、創薬標的の探索等、初期段階の共同研究が複数件進行中であります。
(2)導出先の開発状況① tegoprazan(K-CAB®、RQ-00000004/LXI-15028ほか)HKイノエン社が韓国で販売している胃酸分泌抑制剤K-CAB®の売上は、前年に引き続き好調に推移し、韓国の胃酸分泌抑制剤市場でのシェア第1位を維持しております。
米国においては、2025年4月、HKイノエン社は、サブライセンス先であるSebela Pharmaceuticals Inc.の一部門であるBraintree社が米国で実施中のTRIUMpH試験について、良好なトップライン結果を発表しました。
TRIUMpH試験は、EE(びらん性胃食道逆流症)及びNERD(非びらん性胃食道逆流症)を対象とした米国第Ⅲ相臨床試験のピボタル試験として実施されました。
TRIUMpH試験において、tegoprazanはEE試験とNERD試験の両方で全ての主要評価項目と副次評価項目を達成しました。
さらに、2025年8月には、Braintree社が継続して実施していたEE治癒後の維持療法についても良好な試験結果が得られたこと及び試験の完了が発表されました。
その他の国・地域につきましては、当連結会計年度において、新たにパナマ、マレーシア、インド及びタイにおいてtegoprazan製品の販売が開始されました。
これによりtegoprazan製品が販売されている国は韓国、中国、モンゴル、フィリピン、インドネシア、シンガポール、メキシコ、ペルー、チリ、コロンビア、ドミニカ共和国、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドル、パナマ、マレーシア、インド及びタイの19カ国となりました。
このほか、ベトナム、アルゼンチン、ブラジル等、世界20カ国以上において、現在、発売準備中、審査中又は承認申請準備中の段階にあります。
② EP4拮抗薬(GALLIPRANT®)犬の骨関節炎治療薬としてElanco社が販売中の本薬剤は、2017年1月の米国における販売開始以降、既に世界20カ国以上で上市されており、2020年10月からは日本においても販売されております。
③ グレリン受容体作動薬(capromorelin、ENTYCE™/ELURA™)グレリン受容体作動薬であるcapromorelinを有効成分として含む薬剤として、犬の食欲不振症治療薬ENTYCE™及び、慢性腎疾患(CKD:chronic kidney disease)を伴う猫の体重減少を管理する薬ELURA™の2つの製品が米国で販売中です。
また、ELURA™につきましては、フランス、ベルギー、日本、ブラジルにおいても上市されております。
④ P2X7受容体拮抗薬(RQ-00466479/AK1780)旭化成ファーマ社との共同研究から創出され、旭化成ファーマ社からLilly社にライセンスされた本化合物につきましては、当連結会計年度において、Lilly社のパイプラインが更新され、標的疾患をPainとして開発されていた本化合物は除外となりました。
ただし、このことはLilly社におけるP2X7プログラム全体の終了を意味するものではありません。
旭化成ファーマ社とLilly社とのライセンス契約は現在も有効に存続しており、今後の開発プランはLilly社によって検討されております。
⑤ EP4拮抗薬(grapiprant、RQ-00000007/AAT-007)株式会社AskAt(本社:愛知県名古屋市、以下「AskAt社」)の導出先である3D Medicines (Shanghai) Co., Ltd.(本社:中国・上海市、以下「3DM社」)が、中国において、疼痛を適応症とする第Ⅰ相臨床試験を終了したほか、同じくAskAt社の導出先であるNingbo NewBay Medical Technology Co., Ltd.(本社:中国・浙江省)が、中国において、がん領域で第Ⅰ相臨床試験を実施中です。
⑥ シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害薬(RQ-00317076/AAT-076)AskAt社の導出先である3DM社が、中国において、引き続き疼痛を適応症とする第Ⅰ相臨床試験を実施しております。
また、ペット用医薬品用途については、Velo-1, Inc.(本社:米国・テネシー州)がパイロットフィールド試験を進めております。
⑦ CB2作動薬(RQ-00202730/AAT-730)2023年7月、AskAt社の導出先であるOxford Cannabinoid Technologies Ltd.(本社: 英国・ロンドン、以下「OCT社」)が本化合物の第Ⅰ相臨床試験を英国で開始いたしました。
OCT社は、化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)を主な適応症として本化合物の臨床開発を進めることを計画しております。
⑧ TRPM8遮断薬(RQ-00434739)2021年9月にXgene社に導出した本化合物につきましては、Xgene社の子会社であるXgene Pharmaceutical Pty Ltd.が、豪州における第Ⅰ相臨床試験の実施許可を現地の研究倫理委員会から取得し、第Ⅰ相臨床試験を開始しております。
第Ⅰ相臨床試験では、健康なボランティアを対象とした用量漸増試験により、TRPM8遮断薬の忍容性及び薬物動態(*)を評価することで、その後の臨床試験に重要となる情報を取得する予定です。
⑨ ナトリウムチャネル遮断薬(RQ-00350215)2021年12月に久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、以下「久光製薬社」)に導出した本化合物につきましては、2024年10月、あらかじめ定めた開発マイルストンを達成し、当社は久光製薬社から一時金を受領いたしました。
本化合物は、痛み信号の伝達に関わる特定のナトリウムチャネルの機能を選択的に遮断する新規ナトリウムチャネル遮断薬であり、現在、久光製薬社によって、本化合物を含む貼付剤を用いた各種試験が進められています。
⑩ 特定のイオンチャネル(*)を標的とした開発候補化合物(*)(化合物コード非開示)EAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、以下「EAファーマ社」)との共同研究から創出された本化合物につきましては、EAファーマ社が開発中止の判断をされました。
当社としてもライセンスの取得等は行わないという判断に至り、パイプラインから削除いたしました。
⑪ 選択的ナトリウムチャネル遮断薬(化合物コード非開示)マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市、以下「マルホ社」)に導出した本化合物につきましては、マルホ社において選択的ナトリウムチャネル遮断薬を有効成分とする治療薬の開発が進められてきましたが、2024年12月、両社間で今後の開発について協議し、双方の合意によりライセンス契約を終了いたしました。
その後、当社において、今後の開発プランの検討をしております。
⑫ 5-HT4作動薬(RQ-00000010)Vetbiolix SAS(本社:フランス・ノール県ロース市)との間で犬・猫の腸管運動障害を対象としたオプション及びライセンス契約を締結した本化合物につきましては、猫の巨大結腸症及び犬の胃不全麻痺を想定適応症とした開発が同社で進められております。
⑬ レチノイン酸受容体α作動薬(タミバロテン、TM-411/SY-1425)テムリックがSyros Pharmaceuticals Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、以下「Syros社」)に導出した本化合物につきましては、Syros社において急性骨髄性白血病(AML)及び骨髄異形成症候群(MDS)を対象とした臨床試験が米国で実施されておりました。
AMLにつきましては、2024年8月、第Ⅱ相臨床試験(SELECT-AML-1試験)の中間解析の結果、本試験の最終解析で優位性を示す確率は低いと考えられたため、Syros社は新規の患者登録を中止しました。
MDSにつきましては、HR-MDS患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験(SELECT-MDS-1試験)を実施しておりましたが、2024年11月、主要評価項目が達成できなかったことから、Syros社は本試験を中止するとともに、臨床試験データを詳細に検証し、次のステップについて検討することを発表しておりました。
その後、両社間でタミバロテンの今後の事業戦略について協議した結果、2025年4月、双方の合意によりライセンス契約を終了いたしました。
ライセンス契約の終了に伴い、ライセンス契約に基づいてテムリックがSyros社に付与していたタミバロテンに関する開発販売権はテムリックに返還されました。
テムリックは、Syros社が実施した臨床試験データを検証し、今後のタミバロテンのあらゆる可能性について検討を進めております。
⑭ 消化器疾患、代謝性疾患及び線維症を標的とした4つの開発候補化合物(*)(化合物コード非開示)Velovia Pharma, LLC(本社:米国・テネシー州)との間で動物用医薬品を開発するためのオプション及びライセンス契約を締結した本化合物につきましては、消化器疾患、代謝性疾患及び線維症へ応用するための開発が同社で進められております。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
当連結会計年度に実施しました設備投資(有形固定資産のほか、無形固定資産を含めております。
)の総額は106百万円であります。
その主なものは、研究効率改善のための分析装置の取得18百万円であります。
なお、重要な設備の除却又は売却等はありません。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
(1)提出会社2025年12月31日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)ソフトウエア(千円)リース資産(千円)合計(千円)本社(名古屋市中村区)事務所7981,87916,668-19,34618(1)研究開発部門(名古屋市千種区)研究設備52,52790,8439,121202,574355,06540(7)湘南アイパークラボ(神奈川県藤沢市)研究設備-10,507-15,62626,1346(2)(注)従業員数の( )は、臨時従業員数(有期契約社員及び人材派遣会社からの派遣社員)の年間の平均人員を外数で記載しております。
(2)国内子会社2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)ソフトウエア(千円)リース資産(千円)合計(千円)ファイメクス株式会社本社他(神奈川県藤沢市)事務所研究設備1,77448,2283,93011,30065,23320(8)(注)1.従業員数の( )は、臨時従業員数(有期契約社員及び人材派遣会社からの派遣社員)の年間の平均人員を外数で記載しております。
2.テムリック株式会社については、重要性がないため、記載を省略しております。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等該当事項はありません。
(2)重要な設備の除却等該当事項はありません。
研究開発費、研究開発活動1,599,000,000
設備投資額、設備投資等の概要106,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況48
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況10
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,557,868
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式価値の変動又は株式に係る配当によって利益獲得を目的とする株式を純投資目的である投資株式とし、取引関係の強化、情報収集を目的とする株式を純投資目的以外の目的である投資株式と区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(A) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、国内上場株式を保有しておりませんので、保有方針等については記載しておりません。
(B) 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式10非上場株式以外の株式154,083 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。
(C) 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)Elanco Animal Health Inc.(米国)15,26715,267保有目的は、取引関係維持強化のためであります。
定量的な保有効果は記載が困難なため、記載しておりません。
保有の合理性については、取締役会において当社の事業戦略及び取引上の関係などを総合的に勘案し、その投資価値を検証しております。
無54,08329,243 (注)Elanco Animal Health Inc.(米国)は、米国のニューヨーク証券取引所に上場しております。
みなし保有株式該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式----非上場株式以外の株式1270,1111275,378 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式6,897-△29,666 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。
⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社0
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社54,083,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社15,267
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社54,083,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社270,111,000
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社6,897,000
評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社-29,666,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社Elanco Animal Health Inc.(米国)
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社保有目的は、取引関係維持強化のためであります。
定量的な保有効果は記載が困難なため、記載しておりません。
保有の合理性については、取締役会において当社の事業戦略及び取引上の関係などを総合的に勘案し、その投資価値を検証しております。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2025年12月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SAMSUNG(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)東京都新宿区新宿6丁目27番30号2,594,10010.61
柿沼 佑一埼玉県さいたま市中央区2,384,7009.75
ファイザー株式会社東京都渋谷区代々木3丁目22番7号743,0003.04
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社東京都千代田区大手町1丁目9番7号294,8071.21
株式会社エス・ビー・シー徳島県美馬市脇町西赤谷1063-1251,3001.03
株式会社アドバンスト・メディア東京都豊島区東池袋3丁目1番地1号223,8000.92
東京短資株式会社東京都中央区日本橋室町4丁目4番10号221,5000.91
田名後 貴裕東京都大田区169,5000.69
香本 育良東京都目黒区157,0000.64
野村證券株式会社東京都中央区日本橋1丁目13番1号156,7980.64
計―7,196,50529.42
株主数-金融機関2
株主数-金融商品取引業者20
株主数-外国法人等-個人44
株主数-外国法人等-個人以外32
株主数-個人その他12,329
株主数-その他の法人74
株主数-計12,501
氏名又は名称、大株主の状況野村證券株式会社
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。

Shareholders2

発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式(注)121,838,5292,620,144-24,458,673合計21,838,5292,620,144-24,458,673自己株式 普通株式181--181合計181--181(注)1.発行済株式の総数の増加は、第三者割当増資2,592,100株、新株予約権の権利行使1,500株、譲渡制限付株式報酬としての新株式発行11,100株及び事後交付型業績連動型株式報酬(付与)制度に基づく新株式発行15,444株によるものであります。

Audit

監査法人1、連結EY新日本有限責任監査法人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年3月23日ラ ク オ リ ア 創 薬 株 式 会 社 取 締 役 会 御 中 EY新日本有限責任監査法人 名古屋事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士水谷 洋隆 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士中岡 秀二郎 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているラクオリア創薬株式会社の2025年1月1日から2025年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ラクオリア創薬株式会社及び連結子会社の2025年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。
)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
強調事項重要な後発事象に記載されているとおり、会社は、2025年12月12日開催の取締役会において、第三者割当の方法による新株式の発行について決議し、2026年1月29日に払込手続が完了している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が 職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結 財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、 当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
ファイメクス株式会社に係るのれんの評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、連結財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当連結会計年度の連結貸借対照表において、ファイメクス株式会社に係るのれん3,700,048千円を計上しており、総資産の35.2%を占めている。
会社は、のれんを含む資産グループについて減損の兆候があると認められる場合は、割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしている。
ファイメクス株式会社に関して識別したのれんについて、取得原価のうちのれんに配分された金額が相対的に多額であったことから、会社はファイメクス株式会社に係るのれんを含む資産グループについて減損の兆候があると判断したものの、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったため、減損損失の認識は不要と判断している。
割引前将来キャッシュ・フローについては、取締役会によって承認された中期経営計画及び中期経営計画の策定期間を超える期間については将来の不確実性を考慮して策定された長期収益計画を基礎として見積もっている。
なお、当連結会計年度において、同社の事業を取り巻く環境の変化及び当連結会計年度の実績を踏まえて前連結会計年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画を見直している。
将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定は、想定適応症治療薬の市場規模、開発化合物の予想獲得市場シェア、ピークセールスまでの売上高推移及び研究開発段階ごとの成功確率である。
ファイメクス株式会社に係るのれんの残高に重要性があり、上記主要な仮定は、不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
 当監査法人は、ファイメクス株式会社に係るのれんの評価を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・のれんの評価に係る内部統制につき、整備及び運用状況の有効性を評価した。
・経営者の見積りプロセスの有効性を評価するために、前連結会計年度に策定した中期経営計画と実績を比較した。
・当連結会計年度の見直し後の中期経営計画及び長期収益計画と前連結会計年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画の比較・分析を行い、経営者等に質問を行うとともに、関連資料の閲覧を実施した。
・将来キャッシュ・フローについて、取締役会によって承認された当連結会計年度の見直し後の中期経営計画及び長期収益計画との整合性を検討した。
・想定適応症治療薬の市場規模、開発化合物の予想獲得市場シェア、ピークセールスまでの売上高推移及び研究開発段階ごとの成功確率について、経営者等に質問を行うとともに、入手可能なものにつき外部機関が公表するデータと比較した。
・将来キャッシュ・フローの変動リスクを考慮した感応度分析を実施した。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、ラクオリア創薬株式会社の2025年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
 当監査法人は、ラクオリア創薬株式会社が2025年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。
)に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上 (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が 職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結 財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、 当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
ファイメクス株式会社に係るのれんの評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、連結財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当連結会計年度の連結貸借対照表において、ファイメクス株式会社に係るのれん3,700,048千円を計上しており、総資産の35.2%を占めている。
会社は、のれんを含む資産グループについて減損の兆候があると認められる場合は、割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしている。
ファイメクス株式会社に関して識別したのれんについて、取得原価のうちのれんに配分された金額が相対的に多額であったことから、会社はファイメクス株式会社に係るのれんを含む資産グループについて減損の兆候があると判断したものの、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったため、減損損失の認識は不要と判断している。
割引前将来キャッシュ・フローについては、取締役会によって承認された中期経営計画及び中期経営計画の策定期間を超える期間については将来の不確実性を考慮して策定された長期収益計画を基礎として見積もっている。
なお、当連結会計年度において、同社の事業を取り巻く環境の変化及び当連結会計年度の実績を踏まえて前連結会計年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画を見直している。
将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定は、想定適応症治療薬の市場規模、開発化合物の予想獲得市場シェア、ピークセールスまでの売上高推移及び研究開発段階ごとの成功確率である。
ファイメクス株式会社に係るのれんの残高に重要性があり、上記主要な仮定は、不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
 当監査法人は、ファイメクス株式会社に係るのれんの評価を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・のれんの評価に係る内部統制につき、整備及び運用状況の有効性を評価した。
・経営者の見積りプロセスの有効性を評価するために、前連結会計年度に策定した中期経営計画と実績を比較した。
・当連結会計年度の見直し後の中期経営計画及び長期収益計画と前連結会計年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画の比較・分析を行い、経営者等に質問を行うとともに、関連資料の閲覧を実施した。
・将来キャッシュ・フローについて、取締役会によって承認された当連結会計年度の見直し後の中期経営計画及び長期収益計画との整合性を検討した。
・想定適応症治療薬の市場規模、開発化合物の予想獲得市場シェア、ピークセールスまでの売上高推移及び研究開発段階ごとの成功確率について、経営者等に質問を行うとともに、入手可能なものにつき外部機関が公表するデータと比較した。
・将来キャッシュ・フローの変動リスクを考慮した感応度分析を実施した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結  監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が 職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結 財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、 当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結ファイメクス株式会社に係るのれんの評価
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 会社は、連結財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当連結会計年度の連結貸借対照表において、ファイメクス株式会社に係るのれん3,700,048千円を計上しており、総資産の35.2%を占めている。
会社は、のれんを含む資産グループについて減損の兆候があると認められる場合は、割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定し、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしている。
ファイメクス株式会社に関して識別したのれんについて、取得原価のうちのれんに配分された金額が相対的に多額であったことから、会社はファイメクス株式会社に係るのれんを含む資産グループについて減損の兆候があると判断したものの、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったため、減損損失の認識は不要と判断している。
割引前将来キャッシュ・フローについては、取締役会によって承認された中期経営計画及び中期経営計画の策定期間を超える期間については将来の不確実性を考慮して策定された長期収益計画を基礎として見積もっている。
なお、当連結会計年度において、同社の事業を取り巻く環境の変化及び当連結会計年度の実績を踏まえて前連結会計年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画を見直している。
将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定は、想定適応症治療薬の市場規模、開発化合物の予想獲得市場シェア、ピークセールスまでの売上高推移及び研究開発段階ごとの成功確率である。
ファイメクス株式会社に係るのれんの残高に重要性があり、上記主要な仮定は、不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結会社は、連結財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結  当監査法人は、ファイメクス株式会社に係るのれんの評価を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
・のれんの評価に係る内部統制につき、整備及び運用状況の有効性を評価した。
・経営者の見積りプロセスの有効性を評価するために、前連結会計年度に策定した中期経営計画と実績を比較した。
・当連結会計年度の見直し後の中期経営計画及び長期収益計画と前連結会計年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画の比較・分析を行い、経営者等に質問を行うとともに、関連資料の閲覧を実施した。
・将来キャッシュ・フローについて、取締役会によって承認された当連結会計年度の見直し後の中期経営計画及び長期収益計画との整合性を検討した。
・想定適応症治療薬の市場規模、開発化合物の予想獲得市場シェア、ピークセールスまでの売上高推移及び研究開発段階ごとの成功確率について、経営者等に質問を行うとともに、入手可能なものにつき外部機関が公表するデータと比較した。
・将来キャッシュ・フローの変動リスクを考慮した感応度分析を実施した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別EY新日本有限責任監査法人
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2026年3月23日ラ ク オ リ ア 創 薬 株 式 会 社 取 締 役 会 御 中 EY新日本有限責任監査法人 名古屋事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士水谷 洋隆 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士中岡 秀二郎 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているラクオリア創薬株式会社の2025年1月1日から2025年12月31日までの第18期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ラクオリア創薬株式会社の2025年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定(社会的影響度の高い事業体の財務諸表監査に適用される規定を含む。
)に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
強調事項重要な後発事象に記載されているとおり、会社は、2025年12月12日開催の取締役会において、第三者割当の方法による新株式の発行について決議し、2026年1月29日に払込手続が完了している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当事業年度の財務諸表において、関係会社株式4,875,786千円を計上している。
そのうちファイメクス株式会社に係る関係会社株式の残高は4,683,553千円であり、総資産の42.4%を占めている。
 会社は、市場価格のない株式である関係会社株式については、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、相当の減額を行い、評価差額は当期の損失として減損処理することとしている。
 ファイメクス株式会社の株式の実質価額は、1株当たりの純資産額を基礎として、超過収益力等を反映して評価しており、超過収益力等を反映した実質価額は、取締役会によって承認された中期経営計画及び中期経営計画の策定期間を超える期間については将来の不確実性を考慮して策定された長期収益計画を基礎として評価しており、当事業年度末においては実質価額の著しい低下が認められないことから、減損処理を実施していない。
なお、当事業年度において、同社の事業を取り巻く環境の変化及び当事業年度の実績を踏まえて前事業年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画を見直している。
中期経営計画及び長期収益計画における主要な仮定は、連結財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載した内容と同一である。
ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の残高に重要性があり、上記主要な仮定は、不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
当監査法人は、ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の評価について、主として以下の監査手続を実施した。
・関係会社株式の評価に係る内部統制につき、整備及び運用状況の有効性を評価した。
・実質価額が、ファイメクス株式会社の財務諸表における1株当たりの純資産額を基礎として超過収益力等を反映して算定されていることを再計算により検討した。
・関係会社株式の帳簿価額と実質価額との比較を実施した。
・当該関係会社株式に含まれる超過収益力等は、連結貸借対照表上にのれんとして計上される。
のれんの評価に係る監査上の対応については、連結財務諸表に係る独立監査人の監査報告書の監査上の主要な検討事項に記載されている監査上の対応を実施した。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上(注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当事業年度の財務諸表において、関係会社株式4,875,786千円を計上している。
そのうちファイメクス株式会社に係る関係会社株式の残高は4,683,553千円であり、総資産の42.4%を占めている。
 会社は、市場価格のない株式である関係会社株式については、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときには、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、相当の減額を行い、評価差額は当期の損失として減損処理することとしている。
 ファイメクス株式会社の株式の実質価額は、1株当たりの純資産額を基礎として、超過収益力等を反映して評価しており、超過収益力等を反映した実質価額は、取締役会によって承認された中期経営計画及び中期経営計画の策定期間を超える期間については将来の不確実性を考慮して策定された長期収益計画を基礎として評価しており、当事業年度末においては実質価額の著しい低下が認められないことから、減損処理を実施していない。
なお、当事業年度において、同社の事業を取り巻く環境の変化及び当事業年度の実績を踏まえて前事業年度に策定した中期経営計画及び長期収益計画を見直している。
中期経営計画及び長期収益計画における主要な仮定は、連結財務諸表【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載した内容と同一である。
ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の残高に重要性があり、上記主要な仮定は、不確実性を伴い経営者による判断を必要とすることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
当監査法人は、ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の評価について、主として以下の監査手続を実施した。
・関係会社株式の評価に係る内部統制につき、整備及び運用状況の有効性を評価した。
・実質価額が、ファイメクス株式会社の財務諸表における1株当たりの純資産額を基礎として超過収益力等を反映して算定されていることを再計算により検討した。
・関係会社株式の帳簿価額と実質価額との比較を実施した。
・当該関係会社株式に含まれる超過収益力等は、連結貸借対照表上にのれんとして計上される。
のれんの評価に係る監査上の対応については、連結財務諸表に係る独立監査人の監査報告書の監査上の主要な検討事項に記載されている監査上の対応を実施した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別  監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別ファイメクス株式会社に係る関係会社株式の評価
その他の記載内容、個別 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

受取手形、売掛金及び契約資産1,467,956,000
その他、流動資産98,999,000
有形固定資産374,756,000
ソフトウエア25,790,000
無形固定資産28,853,000
投資有価証券546,897,000