財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-03-23
英訳名、表紙JUKI CORPORATION
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長     成 川  敦
本店の所在の場所、表紙東京都多摩市鶴牧二丁目11番地1
電話番号、本店の所在の場所、表紙042(357)2211(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
当社の前身は、1938年12月、東京都調布市国領町において、東京都の機械業者約900名の出資により結成された東京重機製造工業組合として発足しました。
1943年9月株式会社に改組し、名称を「東京重機工業株式会社」(旧社名)と改称1947年4月家庭用ミシンの製造販売を開始1953年3月工業用ミシンの製造販売を開始1961年2月電子計算機周辺機器の製造販売を開始1961年10月東京証券取引所市場第二部に上場1962年9月大阪証券取引所市場第二部に上場1963年7月広島県安佐郡(現広島市)に㈱ジューキ広島製作所(現社名 JUKI広島㈱(現 連結子会社))を設立(現所在地 広島県三次市)1964年8月東京証券取引所並びに大阪証券取引所市場第一部に指定1966年7月㈱中島製作所(現社名 JUKI松江㈱(現 連結子会社))の株式の過半数を取得1970年7月香港に現地法人JUKI (HONG KONG) LTD.(現 連結子会社)を設立1971年4月栃木県大田原市に工業用ミシンの主力工場である大田原工場を竣工1973年9月秋田県平鹿郡(現 横手市)にジューキ電子工業㈱(現社名 JUKI産機テクノロジー㈱(現 連結子会社))を設立1974年3月米国ニューヨークに現地法人JUKI AMERICA, INC.(現 連結子会社)を設立(現所在地 フロリダ)1981年10月工業用ミシン本部がデミング賞を受賞1987年7月産業装置(チップマウンタ)の製造販売を開始1988年4月社名をJUKI株式会社(登記商号 ジューキ株式会社)に変更1995年3月シンガポールに現地法人JUKI SINGAPORE PTE. LTD.(現 連結子会社)を設立1995年9月中国河北省に中国新興(集団)総公司と合弁で新興重機工業有限公司(現社名 重機(廊坊)工業有限公司(現 連結子会社))を設立2000年10月中国上海市に全額出資の重機(上海)工業有限公司(現 連結子会社)を設立2001年1月中国上海市に全額出資の重機(中国)投資有限公司(現 連結子会社)を設立2003年12月大阪証券取引所市場第一部上場を廃止2005年7月登記商号をジューキ株式会社よりJUKI株式会社に変更2009年12月本社を東京都多摩市に移転2013年8月産業装置事業部門を会社分割し、東京都多摩市にJUKIオートメーションシステムズ㈱を設立2014年3月JUKIオートメーションシステムズ㈱は、ソニー㈱及びその子会社であるソニーイーエムシーエス㈱(現社名 ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ㈱)の実装機器及びその関連事業を会社分割(吸収分割)により承継2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行2022年7月三菱電機㈱の子会社である名菱テクニカ㈱が会社分割により工業用ミシン事業を取り扱う会社JUKIテクノソリューションズ㈱を設立し、80%の株式を取得2025年12月JUKIオートメーションシステムズ㈱及びJUKIテクノソリューションズ㈱を当社へ吸収合併
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(JUKI株式会社)、子会社24社及び関連会社3社で構成されており、縫製事業及び産機事業として、主に工業用ミシン、家庭用ミシン、マウンタ、IoT関連システム及び受託加工製品・部品の製造販売を行っております。
各関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
区分主要製品及び商品主要な会社縫製事業工業用ミシン及びIoT関連(システム等) 家庭用ミシン連結子会社JUKI (HONG KONG) LTD.、JUKI AMERICA, INC.、JUKI SINGAPORE PTE. LTD.、JUKI CENTRAL EUROPE SP. ZO.O.、JUKI ITALIA S.P.A.、重機(中国)投資㈲、JUKI販売㈱、JUKI INDIA PVT. LTD.、JUKI (Thailand) Co.,Ltd.、JUKI松江㈱、重機(廊坊)工業㈲、重機(上海)工業㈲、JUKI(VIETNAM)CO., LTD.非連結子会社JUKI MACHINERY BANGLADESH LTD. 他3社関連会社㈱ニッセン 他1社 会社数  全19社産機事業(産業装置事業)マウンタ、周辺機器及びIoT関連(システム等) (受託事業)受託加工製品・部品 連結子会社JUKI AUTOMATION SYSTEMS GMBH、JUKI SMT ASIA CO., LTD.、JUKI産機テクノロジー㈱、JUKI会津㈱、JUKI広島㈱(JUKI AMERICA, INC.、重機(中国)投資㈲、JUKI松江㈱、重機(上海)工業㈲、JUKI(VIETNAM)CO., LTD.)非連結子会社JUKI DO BRASIL COMERCIO E SERVICOS DE MAQUINAS LTDA.関連会社ESSEGI AUTOMATION S.r.l. 会社数  全7社その他不動産管理及びその他サービス連結子会社JUKIプロサーブ㈱ 会社数  全1社 ※ 当連結会計年度より、縫製機器事業の顧客ニーズの変化、特に自動化ニーズの高まりの対応として、縫製機器事業の体制強化を図るため、従来「産業機器&システム事業」の区分に含めていた「縫製事業に係るパーツ・サービス・システム・自動化部門」を「縫製機器&システム事業」の区分に変更しております。
  また、従来「縫製機器&システム事業」としていた報告セグメント名称を「縫製事業」に、「産業機器&システム事業」としていた報告セグメント名称を「産機事業」に変更しております。
企業集団の状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等資金援助営業上の取引設備の賃貸借(連結子会社) JUKI会津㈱福島県喜多方市90産機事業100.0無無原材料の購入無JUKIプロサーブ㈱東京都多摩市90その他100.0〃〃不動産の管理、保安等の委託有JUKI松江㈱島根県松江市90縫製事業他100.0〃有当社製品の製造無JUKI産機テクノロジー㈱秋田県横手市90産機事業100.0有〃〃〃JUKI広島㈱広島県三次市100〃100.0無無原材料の購入〃JUKI販売㈱東京都多摩市86縫製事業100.0有〃当社製品の販売保守有JUKI (HONG KONG) LTD. *1香港、新界HK$148,655千〃100.0無〃〃無JUKI AMERICA, INC.*1,2アメリカ、フロリダUS$63,956千縫製事業及び産機事業100.0有〃〃〃JUKI SINGAPORE PTE. LTD.*1,2シンガポールUS$29,434千縫製事業100.0無〃〃〃JUKI INDIA PVT. LTD.*1インド、バンガロールINR1,076,688千〃100.0(3.8)〃〃当社製品の製造、販売保守〃重機(廊坊)工業有限公司*1中国、河北省RMB160,000千〃100.0(100.0)〃〃当社製品の製造〃重機(中国)投資有限公司*1,2中国、上海市RMB363,366千縫製事業及び産機事業100.0有有当社製品の販売保守〃重機(上海)工業有限公司*1中国、上海市RMB239,024千縫製事業他100.0(77.3)無無当社製品の製造、原材料の購入〃JUKI (VIETNAM) CO., LTD.*1ベトナム、ホーチミンUS$20,000千〃100.0〃〃当社製品の製造、販売保守〃JUKI CENTRAL EUROPE SP. ZO.O.*1ポーランド、ワルシャワPLN50千縫製事業100.0〃〃当社製品の販売保守〃JUKI ITALIA S.P.A.イタリア、ミラノEUR2,505千〃100.0〃〃〃〃JUKI AUTOMATION SYSTEMS GMBHドイツ、ニュルンベルクEUR25千産機事業100.0有〃〃〃JUKI SMT ASIA CO., LTD.タイ、チョンブリTHB33,333千〃100.0無〃〃〃JUKI (THAILAND) CO., LTD.タイ、バンコクTHB3,000千縫製事業69.0〃〃〃〃(持分法適用関連会社) ESSEGI AUTOMATION S.r.l.イタリア、ヴィチェンツァEUR105千産機事業49.0有〃無〃
(注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 *1:特定子会社であります。
3 資本金は2025年12月末現在のものを記載しております。
4 議決権の所有割合の(  )内は、間接所有割合で内数であります。
5 *2:JUKI SINGAPORE PTE. LTD.、重機(中国)投資有限公司及びJUKI AMERICA, INC.については売上高(連結相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
 主な損益情報等(JUKI SINGAPORE PTE. LTD.)(重機(中国)投資有限公司)(JUKI AMERICA, INC.)(1) 売上高23,042百万円22,020百万円14,133百万円
(2) 経常利益186百万円1,122百万円187百万円(3) 当期純利益147百万円748百万円122百万円(4) 純資産額2,733百万円5,539百万円11,723百万円(5) 総資産額18,115百万円19,147百万円14,057百万円
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)縫製事業2,061産機事業1,503その他72全社(共通)192合計3,828
(注) 1 従業員数は、就業人員であり派遣社員は含めておりません。
2 全社(共通)は、管理部門の従業員であります。
3 従業員数が前連結会計年度末に比べ793名減少しております。
これは主にコスト構造改革に伴う退職等によるものであります。

(2) 提出会社の状況2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)84847.218.45,572 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)縫製事業458産機事業198全社(共通)192合計848
(注) 1 従業員数は、就業人員であり派遣社員は含めておりません。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 全社(共通)は、管理部門の従業員であります。
4 2025年12月31日付で当社が吸収合併したJUKIオートメーションシステムズ(株)より93名、及びJUKIテクノソリューションズ(株)より47名の従業員数を含んでおります。
5 コスト構造改革の一環として実施した「ネクストキャリアプログラム」に伴い、42名減少しております。
(3) 労働組合の状況当社及び一部の子会社には労働組合が組織されております。
なお、労使関係については、特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異①提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者10.2100.081.883.261.6― (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社 当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者JUKI産機テクノロジー㈱1.9125.077.279.875.6―JUKI会津㈱―100.080.679.496.0(注)3JUKI広島㈱―100.095.695.6―(注)3JUKI松江㈱―100.081.777.781.1(注)3 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.「-」は、該当する従業員がいないため記載しておりません。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 会社経営の基本方針当社グループは、2025年度に経営理念体系の見直しを行いました。
新しい経営理念である「縫製技術で築き上げた実績を礎に、衣・社会のサステナブルを支える企業で在りつづける」の下、すべてのステークホルダーの信頼と期待に応えるべく、事業活動を推進しております。
その実現に向けた指針として、“Innovation for your Sustainable Future”をビジョンに、社員一人ひとりが 成長し、自らの行動として体現していくための共通の価値観として「8つの重」を掲げています。
当社グループは、これらを事業活動の基盤として、持続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、社会課題の解決に取り組んでまいります。

(2) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題(環境認識と課題) 2025年12月期における事業環境は、ウクライナや中東等における紛争の継続、資源高や世界的なインフレ等による諸コストの高騰、中国経済の回復遅延や設備投資の抑制に加え、米国の関税政策や日中の政治対立等、外部環境の不確実性から、依然として不透明な状況が継続しております。
市場においては中国企業との価格競争の激化、顧客においては自動化・省力化ニーズの高まり、これらを踏まえたビジネスモデルの構築が課題となっております。
また、AI/ロボティクス/IoE等の技術革新の加速や、サステナビリティ(脱炭素社会/環境負荷低減/人材流動/品質・安全/自動化/コーポレートガバナンス/人権尊重)への社会的ニーズが更に高まっております。
これらの環境変化を受けて、2025年より5か年中期計画「Building Sustainable JUKI」の推進をしております。
本計画は、急速に変化する事業環境を踏まえ、当社の強みを生かした事業競争力の強化と、持続的な成長の実現を目指しております。
また外部環境の変化や自社施策の進捗状況を適切に反映するため、当社グループは本中期計画を毎年見直す方針としており、柔軟かつ機動的な事業運営を図っております。
(中期計画のビジョン) 最初の3か年で「“JUKIらしさ”を発揮し存在感のある戦略パートナー」となることを目指し、成長分野へのシフトにより新たなビジネスモデルを構築いたします。
また、残りの2か年では「衣」と社会の未来を支える唯一無二のソリューションパートナーとなることを目指し、当初3年間で育てたビジネスモデルを更に深化し、持続的な成長を遂げることを目指してまいります。
(戦略) 中期計画初年度である2025年における事業環境の変化、ビジネスモデルの変革の進捗状況や課題、サステナビリティ課題への対応状況を踏まえ、一部戦略の見直し、節目となる各フェーズにおける目標値の見直しを実施しました。
基本方針とそれぞれの戦略は以下のとおりです。
基本方針 1)2大事業を軸とした成長 2)コスト競争力と財務基盤の強化 3) ESG経営の実践 1)2大事業を軸とした成長 縫製事業および産機事業の2大事業を成長の軸とし、持続的な成長を目指しております。
縫製事業は、IoTの融合によるソリューション提案でハイエンド顧客(グローバル100)の囲い込みを加速することで、他社との差別化を図ってまいります。
また欧米の職業用ミシン等で強みを持つ家庭用ミシンの拡大を進めます。
また産機事業のうち産業装置事業においては、重点領域・地域を絞った戦略「グローバルニッチ戦略」に転換します。
また、主力事業の産業装置事業に加えて、受託事業においては当社の技術力を活かし高収益分野に注力しつつJUKI「第3の柱」を探索すべく取り組みを強化します。
2)コスト競争力と財務基盤の強化 当社グループは、不確実性の高まる事業環境を踏まえ、コスト競争力および財務基盤の強化に取り組んでまいります。
コスト競争力の強化に向けては、グローバル調達の最適化やサプライヤーと連携したVE活動、生産工程の自動化、ストックポイント削減や直送化を含む物流の最適化、システムの統廃合やAI活用による業務DX等を推進してまいります。
また在庫削減や売上債権の回収促進による運転資本の適正化を通じて収益力の向上を図るとともに、有利子負債の削減や保有資産の定期的な保有方針の見直しを進めることで、財務基盤の強化に取り組んでまいります。
3) ESG経営の実践 ESG経営の実践は、持続可能な社会の実現に向けて企業が果たすべき重要な責任であると認識しております。
事業活動を通じてマテリアリティへの対応を進めることで、社会課題の解決に貢献し、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。
主要なテーマとしては「カーボンニュートラルの実現」、「人事グランドデザインの実行」、「サステナブル調達」、「品質経営の徹底」、「ガバナンスの強化」としております。
(目標) 従来の売上偏重から利益重視とした経営の進捗、事業戦略の進捗を踏まえ、目標値の見直しを行いました。
売上・利益目標の変更概要は以下のとおりです。
今後もより利益重視の経営を進めてまいります。
達成年度売上・利益目標値修正値修正前差異フェーズ12027年迄売上高1,000億円1,310億円△310億円経常利益80億円50億円+30億円フェーズ22029年迄売上高1,250億円1,560億円△310億円経常利益150億円150億円0億円 上記見直しを踏まえ最終年度の2029年のキャッシュコンバージョンサイクルは売上高の7.0か月まで短縮(うち売上債権3.0か月、在庫5.0か月)、 有利子負債は510億円まで削減し、自己資本比率は41%、ROEは23%を目指してまいります。
(資本コストや株価を意識した経営)上記中期計画の推進を通じ、当社は資本コストや株価を意識した経営の強化に取り組んでおります。
現状、ROEは改善傾向にあるものの、株主資本コストを十分に上回る収益水準には至っておらず、結果としてPBRは1.0倍を下回っており、株主・投資家の皆さまの期待に十分応えられていないと認識しています。
この認識のもと、ROE のさらなる改善および PBR1.0 倍以上の早期達成に向け、最優先課題は収益力の向上による利益の拡大であると考えています。
2大事業を中心とした収益改善の加速に取り組むとともに、資本効率の最大化に向けた施策を推進し、中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。
また、株主・投資家との建設的な対話を一層強化するため、個人投資家・機関投資家向け説明会の実施拡大や、Webサイトおよび統合報告書等を通じた情報開示の充実に取り組んでまいります。
当社グループはこれらの課題に一丸となって取り組み、株主の皆様のご期待にお応えできますよう努めてまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。
(1)サステナビリティ全般(基本的な考え)JUKIは、心の通う技術とお客様第一主義で社会に役立つ製品・サービスを創造・提供し続けることで、持続可能な社会を実現します。
JUKIは「JUKIグループ経営理念体系」に基づき行動し、持続的な企業価値の向上を目指します。
(ガバナンス)当社グループは、「環境」「社会」「経済」が将来に亘り価値を失うことなく持続可能である社会の実現を目指し、サステナビリティの視点を経営および事業活動に組み込んでいます。
2022年8月に設置されたサステナビリティ推進委員会では、サステナビリティ全般に関する方針・重点課題および施策について四半期毎に審議しています。
また経営戦略会議では、サステナビリティの視点を踏まえた中長期経営戦略および重要な戦略リスクについて審議を行い、リスク管理会議では、事業活動に伴うリスクを含めた全社的リスクの把握・評価を行っています。
これらの会議体が相互に連携し、サステナビリティに関するガバナンスを行う体制としています。
また重要な事項については取締役会へ報告・付議され、サステナビリティに関する方針および取り組み状況を監督しています。
またガバナンス基盤強化の取り組みとして、当社は2025年度に「JUKIグループ人権宣言」を制定しました。
人権尊重・法令遵守を基礎とした企業倫理の向上を推進し、社員教育等による全社浸透を図ることで、持続可能な企業経営を支えるガバナンス体制の強化につなげてまいります。
(戦略)当社は2025年度にマテリアリティ(重点課題)の見直しを実施しました。
見直しにあたっては、サステナビリティ領域における主要なメガトレンド、国際的な基準・枠組み(IFRSサステナビリティ開示基準、TCFD、国連SDGs 等)、および当社の事業環境におけるリスク・機会を整理した上で、サステナビリティ課題を抽出しました。
抽出した課題については、自社にとっての重要性とステークホルダーにとっての重要性の双方を評価し、優先的に取り組むべきマテリアリティとして特定しています。
今後は、特定した各マテリアリティに応じた具体的な戦略・施策を推進し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指してまいります。
(リスク管理)当社グループでは、グループのサステナビリティに関するリスクに適切に対応するため、リスク管理会議を四半期に1回実施しており、年1回のリスク管理方針の見直し、および四半期ごとのリスク評価・モニタリングを実施しており、事業環境や社会情勢の変化を踏まえた対応を行っています。
特に重要なリスクについては取締役会に報告・審議され、継続的な改善を図っています。
(指標及び目標) 当社グループでは、各マテリアリティの特性に応じて重点的な取り組み事項やKPIを定めており、その進捗をフォローしております。
マテリアリティについては、事業環境の変化・施策の追加等を踏まえ、定期的な見直しを進めていきます。
詳細は各取り組みの詳細、進捗に関しては最新の統合報告書をご参照ください。
区分マテリアリティ取り組み/KPIE 環境脱炭素社会の実現    ①SCOPE1/2の排出量削減 -2030年迄に2013年比△50%、2050年迄に2013年比△80%- ②SCOPE3の排出量削減 -2030年迄に2022年比△25%、2050年迄に2022年比△80%- 循環型社会の実現 事業活動を通じて排出される廃棄物の削減-廃棄物リサイクル比率の改善-自然との共生環境法規制の遵守 -違反件数0件- S 社会働きがいのある職場つくり①経営層/社員間の対話の促進 ②社員のキャリア形成支援③幹部候補育成研修の実施 ④定期健康診断の実施 -受診率100%維持-⑤特定健診受診率・特定保健指導の実施 -受診率・実施率100%維持 - ⑥有給休暇の取得促進 -2027年迄に年間有給休暇12日以上の取得者比率 80%以上-⑦法定外・法定休日労働時間の削減 -2027年迄にフルタイム労働者の法定外労働時間 平均月30時間以下-ダイバーシティ・ エクイティ& インクルージョン①女性管理職比率の向上 -2030年迄に30%-②男性育休取得率の向上 -2027年迄に80%-③男女賃金差異比率の是正 -2028年迄に90%-④障がい者雇用率の向上   -2025年迄に2.5%-地域社会との関係強化①地域活動への参画 ②地域社会への教育支援サプライチェーンマネジメント①調達プロセスにおける各法令の遵守 -遵守率100%-②国内主要サプライヤーとの定期的な研修会の実施製品の品質・安全①品質マネジメントシステムの維持・管理 -生産工場におけるISO9001の取得率100%-    ②品質に関する啓発活動の実施G ガバナンスリスクマネジメント①リスクマネジメントの強化 -重要リスクの特定と対応率100%-②重大な労働災害の防止 -重大事故の発生件数0件-③情報セキュリティ教育の実施 -対象となる受講者の合格率100%-コンプライアンス①コーポレートガバナンスの強化 -コーポレートガバナンスコードの遵守②ハラスメント研修の実施 -対象者の受講率100%-B ビジネス産業発展の支援  社会課題解決に繋がる製品の提供 –該当年度にJUKI SUSTAINABLE PRODUCTSに認定された上市件数- (2)テーマ別≪気候変動≫ [基本的な考え方]当社は、「地球環境との調和」を経営の根幹に据え、ものづくり企業として、地球環境を大切にし、資源の有効活用、リサイクル、エネルギー効率の改善に積極的に取り組んでいます。
さらに安全で環境負荷の少ない製品をお客様に提供し、地域の産業発展に貢献することで、お客様をはじめ広く社会から信頼され、社会にとって存在価値のある会社であり続けることを目指します。
また気候変動が当社事業に及ぼすリスクと機会を分析し、この分析を経営戦略並びに事業戦略へ反映し、開示情報の充足に努めるとともに、製品開発、生産活動、事業活動におけるCO2排出削減の取り組みをこれまで以上に高め、2050年までのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化していきます。
(戦略)当社グループの事業において、現在から将来に亘って影響を及ぼす可能性のある気候変動関連のリスクと機会について、気候関連のシナリオとして1.5℃シナリオ(注1)と4℃シナリオ(注2)の2つを想定したうえで、当社グループの事業におけるリスク(注3)と機会(注4)を特定しました。
注1:2050年カーボンニュートラルに向けた社会の変化が急速に進行することで、21世紀末の世界平均気温上昇が1.5℃に抑えられる。
<参照したシナリオ>・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次報告書 SSP1-1.9(共通社会経路SSP1/代表的濃度経路RCP1.9)・RCP2.6(RCP2.6シナリオは2℃未満シナリオに近いものであるが、データを補うために一部参照している)・国際エネルギー機関(IEA Net Zero by 2050)注2:温室効果ガス排出削減のための社会の変化が進まず、21世紀末の世界平均気温上昇が4℃超となる。
<参照したシナリオ>・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次報告書 SSP5-8.5(共通社会経路SSP5/代表的濃度経路RCP8.5)注3:移行リスク(政策・法規制、技術、市場、評判)と物理的リスク(急性、慢性)の観点から当社グループの事業内容に即して特定注4:移行リスク・物理的リスクを踏まえ、資源の効率性、エネルギー源、製品/サービス、市場、レジリエンスの観点から当社グループの事業内容に即して特定シナリオ分析の結果特定した、当社グループにおける気候変動関連のリスク・機会とその影響、対応策は以下のとおりです。
シナリオリスク/機会時間軸事業における影響対応策 財務影響度1.5℃ 移行 リスク 政策/ 規制中期~ 長期 ・カーボンプライシング等気候変動対応政策・規制等の導入・強化等による事業コストの増加 (炭素税導入、脱炭素対応の設備投資、原材料高騰、輸送費用増等) ・生産設備の脱炭素化推進(電力のより低炭素な燃料、水素やバイオマス,合成燃料等への転換、使用燃料の非石化燃料化) ・サプライヤーとも連携、協働した生産/物流/調達網の再構築 中 技術 市場中期~ 長期 ・脱炭素化につながる製品・サービスへのニーズの高まりから製品の環境性能向上のための研究開発費用が増加し、価格競争力が低下また対応できない場合の需要減の発生 ・社会の脱炭素化に伴う原材料・半導体等の需給バランス変化等による価格高騰、調達困難 ・環境性能(特に省エネ)の高い製品の企画・開発のさらなる推進 ・環境負荷の少ない材料の活用(グリーン調達の強化、リサイクル材の使用率向上等)の促進 ・製品の重量・サイズのコンパクト化等による原材料使用の 効率化中評判短期~ 長期 ・気候変動対策が遅れる場合には資金調達や取引関係等での悪影響が発生 ・カーボンニュートラル実現への取組みの計画的かつ着実な推進小 シナリオリスク/機会時間軸事業における影響対応策 財務影響度1.5℃機会市場中期~長期・お客様の生産性向上や省エネに寄与する製品・サービスや、サーキュラーエコノミーやライフサイクルでのCO2排出削減に貢献する製品・サービスに対する需要が拡大・お客様工場のスマート化、省エネ工場へのサポートやコンサルティング等、生産性や省エネ性能を高める製品・サービスの提供・中古機器ビジネスの深化、販売後の製品や部品のリサイクルシステムの構築大~中 短期~長期・脱炭素化に貢献するものとしてあらゆる部門でデジタル化が進行することにより基板需要が急拡大し、当社製品の需要が増加・需要増に対応可能な生産設備の維持による計画的な生産の継続中 シナリオリスク/機会時間軸事業における影響対応策財務影響度4℃ 物理的リスク 急性 長期 ・洪水や猛烈な台風、豪雨、高潮等自然災害の増加により、自社の拠点やサプライチェーンの生産設備等の損害や操業停止による損失等が発生 ・サプライチェーンを含めた事業継続対策(BCP)の強化 中~小 慢性 長期 ・従業員の労働環境の悪化や、熱中症リスクが増加 ・空調・温度管理コストが増加 ・労働環境の向上につながる設備等の導入 ・工場の省人化、自動化推進中機会レジリエンス長期 ・災害発生時の製品の安定供給により、お客様の生産体制の維持に貢献 ・サプライチェーンを含めた事業継続対策(BCP)の強化中 〈時間軸〉 短期:5年程度、中期:10年程度、長期:10年超 シナリオ分析により、1.5℃シナリオにおいては、顧客工場の生産性や省エネ性能を高める製品・サービスの提供や、製品・部品のリサイクル推進といったサーキュラーエコノミーへの取組みが事業拡大の機会となる一方、材料調達コストの増加や生産設備の脱炭素化、製品の低炭素化に対応したコストの増加がリスクとなることが確認できました。
また、4℃シナリオにおいては、自然災害の激甚化による自社の拠点やサプライチェーンの生産設備等の損害や操業停止、気温上昇による労働環境の悪化とその対応コストの増加がリスクとなる一方、サプライチェーンを含めた事業継続体制の構築が事業拡大の機会となることが確認できました。
今後、事業への影響度を踏まえつつ、財務上の影響の把握と開示を進めてまいります。
(指標及び目標)当社グループは、気候変動をはじめとした地球環境への対応として、CO2排出量を指標として、2050年のカーボンニュートラルの達成を目指すことをコミットメントしています。
その実現に向けて、Scope1(自社での直接排出)、Scope2(自社で使用するエネルギー起源の間接排出)において、CO2排出量を2013年度比で2025年度は37%、2030年度を50%、2050年度を80%削減(カーボンオフセットにより実質100%削減)することを中期目標としました。
事業全体での省エネ活動の推進や、サプライヤーとも連携、協働した生産設備の脱炭素化の推進とともに、再エネ発電設備や蓄電池、カーボンフリー電力等の導入などにより目標達成を目指してまいります。
Scope3(Scope1,2以外の、原料調達・物流・販売などバリューチェーンで発生する、自社の事業活動に関連した排出)については、2022年度よりその算定を開始しCO2排出量を2022年度比で2025年度は10%、2030年度は25%、2050年度を80%削減(カーボンオフセットにより実質100%削減)することを中期目標としました。
当社グループのCO2排出量(Scope1,2,3の合計)はScope3が全体の約9割超を占めており、事業構造上、CO2排出の大部分を占めるのはカテゴリ1(購入した製品とサービス)、カテゴリ11(販売した製品の使用)での排出です。
今後、環境負荷の少ない材料の活用の促進、環境性能を高めた製品の開発・供給を通じ、Scope3の削減に努めてまいります。
[Scope1/2のCO2削減目標(2013年度比)] 2030年度2050年度▲50%(カーボンニュートラル達成) [Scope1/2/3のCO2排出量実績と削減理由]  ・Scope1/2: 28,035 t-CO₂(2024年度)     26,086 t-CO₂(2025年度)※2013年度比約40%削減達成一部生産子会社の連結からの除外と、機種統廃合と生産規模適正化による低稼働率設備の整理/集約等によります。
 ・Scope3: 399,612 t-CO₂(2024年度)     338,011 t-CO₂(2025年度)※2022年度比約50%削減達成主に機種統廃合によるカテゴリ11の削減効果がありました。
今後も算定数値の精緻化に努めてまいります。
カテゴリ/内容2024年度 CO2排出量(t-CO2)2025年度 CO2排出量(t-CO2)1購入した製品とサービス ※1101,416109,3912資本財10,7694,8533Scope1またはScope2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動4,4903,5674輸送と配送(上流) ※36,1886,9795事業から出る廃棄物1,0668806出張5094017雇用者の通勤1,5371,1478リース資産――9輸送と配送(下流) ※31,3103,82910販売した製品の処理――11販売した製品の使用 ※2270,345205,30712販売した製品の廃棄1,9811,65713リース資産――14フランチャイズ――15投資――合 計399,612338,011                                         (―)は対象外※1 カテゴリ1は2024年度まで生産台数分の購入材料を対象にしていましたが、2025年度は各工場における全ての購入材料(在庫/補用部品も含む)を対象にしました。
※2 カテゴリ11は2024年度まで電力排出係数を2021年度の値に据え置いていましたが、2025年度は算定年度の電力排出係数に置き換えました。
※3 カテゴリ4/9は2025年度は全輸送モード(トラック・鉄道・海運・空運)でトンキロ法を採用しました。
≪人的資本≫[基本的な考え方]逞しく柔軟な対応ができる人財を育成するため、グローバルベースでさまざまな価値観の違いを受入れた上で、一人ひとりの能力をさらに高める仕組みづくりを推進し、事業成長に貢献する人財力の強化を図っています。
そのために、「成長につながる機会の提供」⇒「多様な価値観の受入」⇒「職責の拡大/仕事の成果への対応」を循環させ、社員一人ひとりの成長と組織の活性化を図る取り組みを行っています。
これらの循環のベースになるのが、「快適かつ働きがいのある職場環境づくり」です。
社員の健康やモチベーションアップにつながる施策の実施により、ロイヤリティ、エンゲージメントの向上を図ります。
今後も引き続き、一人ひとりの成長のため積極的かつ実効性のある人財育成投資等による強化を実施し、社員の視野を拡げ、組織としての活動領域・ビジネスチャンスに取り組む組織集団に変革します。
(戦略)[人財力強化]当社は、幅広い年齢層・組織で構成した人事グランドデザインプロジェクトのメンバーで広く意見を集め、「社員のハッピー」を核としたグランドデザインを策定しました。
当社がサステナブルな企業となるためには、「社員のハッピーを経営の根幹に据える」ことが極めて重要であると考えています。
人事グランドデザインは社員自身が作り上げた「社員のハッピー」を実現するための施策であり、この人事グランドデザインに基づき、人的資本経営を力強く推進していきます。
[施策・取組み]成長につながる機会の提供社員一人ひとりの成長につながる自律的なキャリア形成とそれを実現させるための教育の機会を提供することで、組織や個人の持続的な成長につなげます。
キャリアはじめ専門性に応じた人事制度、若手社員の海外研修や海外拠点を含めたローテーションを実施することにより、国内外の人材を循環させ、個人の能力の向上、多様性・価値観の共有を行います。
幹部候補社員に対しては、次世代の計画的育成及び選定を目的に『次期幹部候補育成プログラム』を実施しています。
多様な価値観の受入れグローバルに事業を展開する当社グループには、さまざまな社会的背景や価値観を持った社員が働いています。
優秀な人材を確保し、イノベーションを創出していくためには、性別・年齢・国籍にかかわらず、社員一人ひとりの多様性を互いに認め合いそれぞれが活躍できる魅力ある環境を整備することが必要です。
ダイバーシティの推進は「女性活躍推進」「グローバル人材配置」「専門社員の活躍推進」等を通じて、組織パフォーマンスを最大化します。
女性活躍においては様々な研修プログラムを実施するとともに管理職登用要件見直し及び同内容の開示により能力に応じた登用を積極的に進め女性管理職比率向上に繋げています。
このような動きを通じて「くるみん」並びに「プラチナえるぼし」の認定を目指します。
職責拡大/仕事の成果への対応失敗を恐れずに挑戦し、成果を出した社員に対して、ダイナミックな処遇が得られる制度です。
給与については、管理職、一般職とも職務・職責成果に応じた人材マネジメント制度を導入し、賞与は評価期間を通年化とするとともに業績に連動したメリハリのある処遇制度にしています。
特に管理職については業績結果の反映をより大きくすることにより成果へのこだわりを持った業務の進め方に変革しています。
若手・中堅社員については早期戦力化を図るとともに、早期管理職登用に結び付けています。
快適かつ働きがいのある職場環境快適に業務遂行ができるよう、サテライトオフィスの活用や職場でのフリーアドレスの導入、毎週金曜日を在宅勤務奨励日としています。
また、勤務時間の短縮化、有給休暇取得推進を目的とした同休暇推奨日設定等ワークライフバランスの充実も進めています。
年齢や性別等に関係なく平等に活躍できる機会や、個人の志向する働き方(時間、職種、地域等)に沿った様々な制度整備に注力しています。
経営内容の共有化及び全社員とのコミュニケーション強化を目的に経営陣との直接対話によるタウンホールミーティングを地域、国ごとに定期的に実施しエンゲージメントの向上に繋げています。
(指標及び目標) 当社は、女性の活躍推進を重点施策として掲げ、その実現に取り組んでいます。
中でも、全管理職に対する女性管理職につきましては2025年度目標の10%を達成することができ、更に2030年度には30%とすることを目標値として設定しています。
 子育て支援やワークライフバランスの充実等を目的に男性育児休業取得率を2027年までに80%以上とすることを目指しています。
 また産後・育児休業取得後の復職支援充実を目的とした社内体制も整備し、休業復帰後の相談並びに不安解消のためキャリア相談者を社内に設置しています。
  仕事とプライベートを充実させ、社員一人ひとりのワークライフバランス向上及び健康維持等を目的に有給休暇取得向上を目指しています。
 職場雰囲気の醸成に加え、有給休暇取得推奨日を年間12日設定し取得しやすい環境づくりも行っています。
  仕事の多能化・分散化、不要な仕事の削減等による生産性向上を目指し、適正な労働時間運営を積極的に進め、エンゲージメント向上に繋げていきます。
 女性活躍推進を目的に、働きやすい環境・制度づくりを積極的に実施しています。
職場上司・同僚向けの研修プログラムはじめ育児休暇・休業後サポート体制などに関する制度導入により女性社員の継続年数も高い水準を維持しています。
 社員の健康を企業の重要な資産と位置付け、心身の健康及び活力の維持・向上を目指すなど健康経営を推進しています。
 定期健康診断受診率100%を維持していきます。
戦略 (戦略)当社は2025年度にマテリアリティ(重点課題)の見直しを実施しました。
見直しにあたっては、サステナビリティ領域における主要なメガトレンド、国際的な基準・枠組み(IFRSサステナビリティ開示基準、TCFD、国連SDGs 等)、および当社の事業環境におけるリスク・機会を整理した上で、サステナビリティ課題を抽出しました。
抽出した課題については、自社にとっての重要性とステークホルダーにとっての重要性の双方を評価し、優先的に取り組むべきマテリアリティとして特定しています。
今後は、特定した各マテリアリティに応じた具体的な戦略・施策を推進し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指してまいります。
指標及び目標 (指標及び目標) 当社グループでは、各マテリアリティの特性に応じて重点的な取り組み事項やKPIを定めており、その進捗をフォローしております。
マテリアリティについては、事業環境の変化・施策の追加等を踏まえ、定期的な見直しを進めていきます。
詳細は各取り組みの詳細、進捗に関しては最新の統合報告書をご参照ください。
区分マテリアリティ取り組み/KPIE 環境脱炭素社会の実現    ①SCOPE1/2の排出量削減 -2030年迄に2013年比△50%、2050年迄に2013年比△80%- ②SCOPE3の排出量削減 -2030年迄に2022年比△25%、2050年迄に2022年比△80%- 循環型社会の実現 事業活動を通じて排出される廃棄物の削減-廃棄物リサイクル比率の改善-自然との共生環境法規制の遵守 -違反件数0件- S 社会働きがいのある職場つくり①経営層/社員間の対話の促進 ②社員のキャリア形成支援③幹部候補育成研修の実施 ④定期健康診断の実施 -受診率100%維持-⑤特定健診受診率・特定保健指導の実施 -受診率・実施率100%維持 - ⑥有給休暇の取得促進 -2027年迄に年間有給休暇12日以上の取得者比率 80%以上-⑦法定外・法定休日労働時間の削減 -2027年迄にフルタイム労働者の法定外労働時間 平均月30時間以下-ダイバーシティ・ エクイティ& インクルージョン①女性管理職比率の向上 -2030年迄に30%-②男性育休取得率の向上 -2027年迄に80%-③男女賃金差異比率の是正 -2028年迄に90%-④障がい者雇用率の向上   -2025年迄に2.5%-地域社会との関係強化①地域活動への参画 ②地域社会への教育支援サプライチェーンマネジメント①調達プロセスにおける各法令の遵守 -遵守率100%-②国内主要サプライヤーとの定期的な研修会の実施製品の品質・安全①品質マネジメントシステムの維持・管理 -生産工場におけるISO9001の取得率100%-    ②品質に関する啓発活動の実施G ガバナンスリスクマネジメント①リスクマネジメントの強化 -重要リスクの特定と対応率100%-②重大な労働災害の防止 -重大事故の発生件数0件-③情報セキュリティ教育の実施 -対象となる受講者の合格率100%-コンプライアンス①コーポレートガバナンスの強化 -コーポレートガバナンスコードの遵守②ハラスメント研修の実施 -対象者の受講率100%-B ビジネス産業発展の支援  社会課題解決に繋がる製品の提供 –該当年度にJUKI SUSTAINABLE PRODUCTSに認定された上市件数- (2)テーマ別≪気候変動≫ [基本的な考え方]当社は、「地球環境との調和」を経営の根幹に据え、ものづくり企業として、地球環境を大切にし、資源の有効活用、リサイクル、エネルギー効率の改善に積極的に取り組んでいます。
さらに安全で環境負荷の少ない製品をお客様に提供し、地域の産業発展に貢献することで、お客様をはじめ広く社会から信頼され、社会にとって存在価値のある会社であり続けることを目指します。
また気候変動が当社事業に及ぼすリスクと機会を分析し、この分析を経営戦略並びに事業戦略へ反映し、開示情報の充足に努めるとともに、製品開発、生産活動、事業活動におけるCO2排出削減の取り組みをこれまで以上に高め、2050年までのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化していきます。
(戦略)当社グループの事業において、現在から将来に亘って影響を及ぼす可能性のある気候変動関連のリスクと機会について、気候関連のシナリオとして1.5℃シナリオ(注1)と4℃シナリオ(注2)の2つを想定したうえで、当社グループの事業におけるリスク(注3)と機会(注4)を特定しました。
注1:2050年カーボンニュートラルに向けた社会の変化が急速に進行することで、21世紀末の世界平均気温上昇が1.5℃に抑えられる。
<参照したシナリオ>・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次報告書 SSP1-1.9(共通社会経路SSP1/代表的濃度経路RCP1.9)・RCP2.6(RCP2.6シナリオは2℃未満シナリオに近いものであるが、データを補うために一部参照している)・国際エネルギー機関(IEA Net Zero by 2050)注2:温室効果ガス排出削減のための社会の変化が進まず、21世紀末の世界平均気温上昇が4℃超となる。
<参照したシナリオ>・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次報告書 SSP5-8.5(共通社会経路SSP5/代表的濃度経路RCP8.5)注3:移行リスク(政策・法規制、技術、市場、評判)と物理的リスク(急性、慢性)の観点から当社グループの事業内容に即して特定注4:移行リスク・物理的リスクを踏まえ、資源の効率性、エネルギー源、製品/サービス、市場、レジリエンスの観点から当社グループの事業内容に即して特定シナリオ分析の結果特定した、当社グループにおける気候変動関連のリスク・機会とその影響、対応策は以下のとおりです。
シナリオリスク/機会時間軸事業における影響対応策 財務影響度1.5℃ 移行 リスク 政策/ 規制中期~ 長期 ・カーボンプライシング等気候変動対応政策・規制等の導入・強化等による事業コストの増加 (炭素税導入、脱炭素対応の設備投資、原材料高騰、輸送費用増等) ・生産設備の脱炭素化推進(電力のより低炭素な燃料、水素やバイオマス,合成燃料等への転換、使用燃料の非石化燃料化) ・サプライヤーとも連携、協働した生産/物流/調達網の再構築 中 技術 市場中期~ 長期 ・脱炭素化につながる製品・サービスへのニーズの高まりから製品の環境性能向上のための研究開発費用が増加し、価格競争力が低下また対応できない場合の需要減の発生 ・社会の脱炭素化に伴う原材料・半導体等の需給バランス変化等による価格高騰、調達困難 ・環境性能(特に省エネ)の高い製品の企画・開発のさらなる推進 ・環境負荷の少ない材料の活用(グリーン調達の強化、リサイクル材の使用率向上等)の促進 ・製品の重量・サイズのコンパクト化等による原材料使用の 効率化中評判短期~ 長期 ・気候変動対策が遅れる場合には資金調達や取引関係等での悪影響が発生 ・カーボンニュートラル実現への取組みの計画的かつ着実な推進小 シナリオリスク/機会時間軸事業における影響対応策 財務影響度1.5℃機会市場中期~長期・お客様の生産性向上や省エネに寄与する製品・サービスや、サーキュラーエコノミーやライフサイクルでのCO2排出削減に貢献する製品・サービスに対する需要が拡大・お客様工場のスマート化、省エネ工場へのサポートやコンサルティング等、生産性や省エネ性能を高める製品・サービスの提供・中古機器ビジネスの深化、販売後の製品や部品のリサイクルシステムの構築大~中 短期~長期・脱炭素化に貢献するものとしてあらゆる部門でデジタル化が進行することにより基板需要が急拡大し、当社製品の需要が増加・需要増に対応可能な生産設備の維持による計画的な生産の継続中 シナリオリスク/機会時間軸事業における影響対応策財務影響度4℃ 物理的リスク 急性 長期 ・洪水や猛烈な台風、豪雨、高潮等自然災害の増加により、自社の拠点やサプライチェーンの生産設備等の損害や操業停止による損失等が発生 ・サプライチェーンを含めた事業継続対策(BCP)の強化 中~小 慢性 長期 ・従業員の労働環境の悪化や、熱中症リスクが増加 ・空調・温度管理コストが増加 ・労働環境の向上につながる設備等の導入 ・工場の省人化、自動化推進中機会レジリエンス長期 ・災害発生時の製品の安定供給により、お客様の生産体制の維持に貢献 ・サプライチェーンを含めた事業継続対策(BCP)の強化中 〈時間軸〉 短期:5年程度、中期:10年程度、長期:10年超 シナリオ分析により、1.5℃シナリオにおいては、顧客工場の生産性や省エネ性能を高める製品・サービスの提供や、製品・部品のリサイクル推進といったサーキュラーエコノミーへの取組みが事業拡大の機会となる一方、材料調達コストの増加や生産設備の脱炭素化、製品の低炭素化に対応したコストの増加がリスクとなることが確認できました。
また、4℃シナリオにおいては、自然災害の激甚化による自社の拠点やサプライチェーンの生産設備等の損害や操業停止、気温上昇による労働環境の悪化とその対応コストの増加がリスクとなる一方、サプライチェーンを含めた事業継続体制の構築が事業拡大の機会となることが確認できました。
今後、事業への影響度を踏まえつつ、財務上の影響の把握と開示を進めてまいります。
(指標及び目標)当社グループは、気候変動をはじめとした地球環境への対応として、CO2排出量を指標として、2050年のカーボンニュートラルの達成を目指すことをコミットメントしています。
その実現に向けて、Scope1(自社での直接排出)、Scope2(自社で使用するエネルギー起源の間接排出)において、CO2排出量を2013年度比で2025年度は37%、2030年度を50%、2050年度を80%削減(カーボンオフセットにより実質100%削減)することを中期目標としました。
事業全体での省エネ活動の推進や、サプライヤーとも連携、協働した生産設備の脱炭素化の推進とともに、再エネ発電設備や蓄電池、カーボンフリー電力等の導入などにより目標達成を目指してまいります。
Scope3(Scope1,2以外の、原料調達・物流・販売などバリューチェーンで発生する、自社の事業活動に関連した排出)については、2022年度よりその算定を開始しCO2排出量を2022年度比で2025年度は10%、2030年度は25%、2050年度を80%削減(カーボンオフセットにより実質100%削減)することを中期目標としました。
当社グループのCO2排出量(Scope1,2,3の合計)はScope3が全体の約9割超を占めており、事業構造上、CO2排出の大部分を占めるのはカテゴリ1(購入した製品とサービス)、カテゴリ11(販売した製品の使用)での排出です。
今後、環境負荷の少ない材料の活用の促進、環境性能を高めた製品の開発・供給を通じ、Scope3の削減に努めてまいります。
[Scope1/2のCO2削減目標(2013年度比)] 2030年度2050年度▲50%(カーボンニュートラル達成) [Scope1/2/3のCO2排出量実績と削減理由]  ・Scope1/2: 28,035 t-CO₂(2024年度)     26,086 t-CO₂(2025年度)※2013年度比約40%削減達成一部生産子会社の連結からの除外と、機種統廃合と生産規模適正化による低稼働率設備の整理/集約等によります。
 ・Scope3: 399,612 t-CO₂(2024年度)     338,011 t-CO₂(2025年度)※2022年度比約50%削減達成主に機種統廃合によるカテゴリ11の削減効果がありました。
今後も算定数値の精緻化に努めてまいります。
カテゴリ/内容2024年度 CO2排出量(t-CO2)2025年度 CO2排出量(t-CO2)1購入した製品とサービス ※1101,416109,3912資本財10,7694,8533Scope1またはScope2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動4,4903,5674輸送と配送(上流) ※36,1886,9795事業から出る廃棄物1,0668806出張5094017雇用者の通勤1,5371,1478リース資産――9輸送と配送(下流) ※31,3103,82910販売した製品の処理――11販売した製品の使用 ※2270,345205,30712販売した製品の廃棄1,9811,65713リース資産――14フランチャイズ――15投資――合 計399,612338,011                                         (―)は対象外※1 カテゴリ1は2024年度まで生産台数分の購入材料を対象にしていましたが、2025年度は各工場における全ての購入材料(在庫/補用部品も含む)を対象にしました。
※2 カテゴリ11は2024年度まで電力排出係数を2021年度の値に据え置いていましたが、2025年度は算定年度の電力排出係数に置き換えました。
※3 カテゴリ4/9は2025年度は全輸送モード(トラック・鉄道・海運・空運)でトンキロ法を採用しました。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ≪人的資本≫[基本的な考え方]逞しく柔軟な対応ができる人財を育成するため、グローバルベースでさまざまな価値観の違いを受入れた上で、一人ひとりの能力をさらに高める仕組みづくりを推進し、事業成長に貢献する人財力の強化を図っています。
そのために、「成長につながる機会の提供」⇒「多様な価値観の受入」⇒「職責の拡大/仕事の成果への対応」を循環させ、社員一人ひとりの成長と組織の活性化を図る取り組みを行っています。
これらの循環のベースになるのが、「快適かつ働きがいのある職場環境づくり」です。
社員の健康やモチベーションアップにつながる施策の実施により、ロイヤリティ、エンゲージメントの向上を図ります。
今後も引き続き、一人ひとりの成長のため積極的かつ実効性のある人財育成投資等による強化を実施し、社員の視野を拡げ、組織としての活動領域・ビジネスチャンスに取り組む組織集団に変革します。
(戦略)[人財力強化]当社は、幅広い年齢層・組織で構成した人事グランドデザインプロジェクトのメンバーで広く意見を集め、「社員のハッピー」を核としたグランドデザインを策定しました。
当社がサステナブルな企業となるためには、「社員のハッピーを経営の根幹に据える」ことが極めて重要であると考えています。
人事グランドデザインは社員自身が作り上げた「社員のハッピー」を実現するための施策であり、この人事グランドデザインに基づき、人的資本経営を力強く推進していきます。
[施策・取組み]成長につながる機会の提供社員一人ひとりの成長につながる自律的なキャリア形成とそれを実現させるための教育の機会を提供することで、組織や個人の持続的な成長につなげます。
キャリアはじめ専門性に応じた人事制度、若手社員の海外研修や海外拠点を含めたローテーションを実施することにより、国内外の人材を循環させ、個人の能力の向上、多様性・価値観の共有を行います。
幹部候補社員に対しては、次世代の計画的育成及び選定を目的に『次期幹部候補育成プログラム』を実施しています。
多様な価値観の受入れグローバルに事業を展開する当社グループには、さまざまな社会的背景や価値観を持った社員が働いています。
優秀な人材を確保し、イノベーションを創出していくためには、性別・年齢・国籍にかかわらず、社員一人ひとりの多様性を互いに認め合いそれぞれが活躍できる魅力ある環境を整備することが必要です。
ダイバーシティの推進は「女性活躍推進」「グローバル人材配置」「専門社員の活躍推進」等を通じて、組織パフォーマンスを最大化します。
女性活躍においては様々な研修プログラムを実施するとともに管理職登用要件見直し及び同内容の開示により能力に応じた登用を積極的に進め女性管理職比率向上に繋げています。
このような動きを通じて「くるみん」並びに「プラチナえるぼし」の認定を目指します。
職責拡大/仕事の成果への対応失敗を恐れずに挑戦し、成果を出した社員に対して、ダイナミックな処遇が得られる制度です。
給与については、管理職、一般職とも職務・職責成果に応じた人材マネジメント制度を導入し、賞与は評価期間を通年化とするとともに業績に連動したメリハリのある処遇制度にしています。
特に管理職については業績結果の反映をより大きくすることにより成果へのこだわりを持った業務の進め方に変革しています。
若手・中堅社員については早期戦力化を図るとともに、早期管理職登用に結び付けています。
快適かつ働きがいのある職場環境快適に業務遂行ができるよう、サテライトオフィスの活用や職場でのフリーアドレスの導入、毎週金曜日を在宅勤務奨励日としています。
また、勤務時間の短縮化、有給休暇取得推進を目的とした同休暇推奨日設定等ワークライフバランスの充実も進めています。
年齢や性別等に関係なく平等に活躍できる機会や、個人の志向する働き方(時間、職種、地域等)に沿った様々な制度整備に注力しています。
経営内容の共有化及び全社員とのコミュニケーション強化を目的に経営陣との直接対話によるタウンホールミーティングを地域、国ごとに定期的に実施しエンゲージメントの向上に繋げています。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 (指標及び目標) 当社は、女性の活躍推進を重点施策として掲げ、その実現に取り組んでいます。
中でも、全管理職に対する女性管理職につきましては2025年度目標の10%を達成することができ、更に2030年度には30%とすることを目標値として設定しています。
 子育て支援やワークライフバランスの充実等を目的に男性育児休業取得率を2027年までに80%以上とすることを目指しています。
 また産後・育児休業取得後の復職支援充実を目的とした社内体制も整備し、休業復帰後の相談並びに不安解消のためキャリア相談者を社内に設置しています。
  仕事とプライベートを充実させ、社員一人ひとりのワークライフバランス向上及び健康維持等を目的に有給休暇取得向上を目指しています。
 職場雰囲気の醸成に加え、有給休暇取得推奨日を年間12日設定し取得しやすい環境づくりも行っています。
  仕事の多能化・分散化、不要な仕事の削減等による生産性向上を目指し、適正な労働時間運営を積極的に進め、エンゲージメント向上に繋げていきます。
 女性活躍推進を目的に、働きやすい環境・制度づくりを積極的に実施しています。
職場上司・同僚向けの研修プログラムはじめ育児休暇・休業後サポート体制などに関する制度導入により女性社員の継続年数も高い水準を維持しています。
 社員の健康を企業の重要な資産と位置付け、心身の健康及び活力の維持・向上を目指すなど健康経営を推進しています。
 定期健康診断受診率100%を維持していきます。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスク及び対応は、以下のとおりであります。
当社ではリスク全般に適切に対応するため、戦略リスクを扱う経営戦略会議に加え、執行役員と事業部門・グループ会社責任者で構成するリスク管理会議を軸にリスクマネジメントシステムを構築・運営しております。
リスクを戦略リスク、財務リスク、ハザードリスク、オペレーショナルリスクの4つのカテゴリーに分け、さらに15の分類を設けて管理し、変化するリスクに対応するため、年度ごとの方針見直しや四半期ごとのリスク評価・モニタリングを行い、重大なリスクの顕在化の予兆をとらえ、それらへの対応を含め取締役会において報告・審議し継続的な改善を図っております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 戦略リスク経営に関わる戦略や、戦略の前提となる事業環境の変化に伴って発生するリスクを管理しております。
① 経営戦略  新規事業に関わる投資リスクや設備投資に伴うリスク、研究開発活動に伴う新製品の市場投入リスク、知的財産保護、M&A(敵対的買収を含む)に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、敵対的企業買収リスクを低減する観点からも、収益性の向上や財務体質の改善など企業価値の向上を図るとともに、株主に信頼されるよう適時の情報発信・開示を心掛けております。
また、顧客との緊密な関係性の構築による新たなニーズの発掘、市場でのユースケースの活用や、それを実現するためのマーケットに近い研究開発拠点の強化、オープンイノベーションの活用などにより、市場環境変化に強い研究開発を図っております。
加えて、本社に知的財産部門を設置し適切な管理体制を構築し、自らの知的財産の保護並びに知的財産権抵触の防止に努めております。
② マーケティング戦略 原材料価格/物流費の大幅な高騰や競合先による低価格製品の出現、市場の需要の変化等に伴う価格戦略等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、各地域における需要変動について、年1回開催するグループ経営会議で各拠点から報告させるとともに、その間の変化点については都度報告を受け、適切な対策を実施することでリスクの最小化を図っております。
③ 人事戦略 少子高齢化や労働市場の急速な変動等に伴う人材の採用、離職対策、教育実施等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、国内外に20社以上の子会社及び関連会社を有しており、持続的な成長と健全な組織運営のために、グローバル規模で人材の確保と育成を図っております。
④ 政治 政治・経済情勢の変化による需要変動、法令・税制改正による事業活動への制限等の政治経済情勢や、貿易摩擦、通商問題、安全保障管理等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、年4回開催するリスク管理会議で各国の規制等について把握するとともに海外子会社等を通じて常に最新情報を入手するように努め、特別な対応が必要な場合は、社内に対応体制を構築し迅速な対応するなど、リスクの最小化を図っております。
⑤ 経済 景気変動や業界動向の変化に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、各地域におけるリスクについて、年4回開催するリスク管理会議で分析し施策に反映させるとともに、海外子会社等を通じて常に最新情報を入手するよう努め、特別な対応が必要な場合は、社内に対応体制を構築し迅速に対応するなど、リスクの最小化を図っております。
⑥ 社会・メディア 組織及び個人からの不買運動や風評、誹謗中傷、事実と異なる風説の流布、メディア対応等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、風説の流布を防止する観点からも、日頃より適正な業務運営を行うとともに、当該事案が発生した場合は、事実確認や法的手続を含め適切な対応を行ってまいります。

(2) 財務リスク保有する資産や負債の価値の変動などに伴って発生するリスクを管理しております。
⑦ 資金調達当社の信用格付けの変動や資金調達面でのリスクが中心となります。
 当社グループは、信用格付けの変動を注視するとともに、毎月開催する為替会議で為替リスク発生状況を把握し、為替予約、各国の金利水準を踏まえた資金調達、有利子負債の抑制などによりリスクの最小化を図っております。
⑧ 与信 取引先、仕入先及びアライアンス先の信用不安、代金未払等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、取引先の財務情報を参考に与信管理を行い、取引先の信用リスクに備えております。
⑨ 価格変動 金融市場(為替変動、金利など)の変化により、販売する製品及び調達する材料の価格や支払利息の増加等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、主な為替変動の影響を本社に集約するとともに毎月開催する為替会議で為替リスク発生状況を把握し、輸出による外貨収入の輸入決済への充当などによりリスクの最小化を図っております。
また減損に関しては、当社及び各子会社の業績モニタリングと兆候の有無を確認し、対応を図っております。
(3) ハザードリスク 自然災害や事故・故障など、予測困難な外的要因に伴って発生するリスクを管理しています。
⑩ 自然災害 自然災害や感染症の流行等の各種災害、戦争・テロによる事業活動の影響等に伴う事業活動への影響によるリスクが中心となります。
 当社グループは、このような災害に対して損害の発生及び発生時の損害の拡大を最小限に抑えるべく、平時の情報収集に加え、BCP(事業継続計画)の策定等、体制の整備を図っております。
⑪ 事故・故障、機械トラブル、サプライチェーンや情報通信上のトラブル 設備・機械トラブルによる生産停止や品質問題、設備老朽化、サプライチェーンの寸断、サイバー攻撃等による情報リスクが中心となります。
 当社グループは、営業・生産戦略と連動した柔軟でスリムな物流体制を構築するとともにサプライチェーンの強化を図っております。
また、各種情報の取り扱い及び機密保持には細心の注意を払っており、不正なアクセス、改ざん、破壊、漏えい及び紛失などから守るための管理体制を構築するとともに、適切な安全措置を講じております。
(4) オペレーショナルリスク主に自らの瑕疵(かし)・怠慢などの内的要因に伴って発生するリスクを管理しています。
⑫ 製品・サービス 製造物責任、製品の瑕疵や業務運用ミス・属人化、悪質なクレーム等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、製造物にかかる賠償責任につきましては製造物賠償保険に加入するとともに、年6回開催する品質会議において品質対策の強化、並びに日常の品質改善活動を展開し、リスクの最小化を図っております。
⑬ 法務・コンプライアンス コンプライアンス違反や人権侵害、社会制裁によるブランドイメージ毀損等のリスクが中心となります。
 当社グループは、「コンプライアンス規定」に則りコンプライアンス体制の運用の徹底を図るとともに、「JUKIグループ社員行動規範」を制定し、グループ社員一人ひとりへの徹底を図る等、リスクの最小化を図っております。
また、各国における法的規制の動向について、常に最新情報を入手するように努め、特別な対応が必要な場合は、法務部門を中心に迅速に対応するなど、訴訟リスクの最小化を図っております。
加えて、公益通報制度として匿名で通報できる「社員相談窓口」を設け、運用状況についてはリスク管理会議で報告するとともに取締役会や監査役会でも報告し、リスクの早期解決、是正を図っております。
⑭ 環境 環境規制強化、環境汚染、廃棄物処理、ISO認証取り消し等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、年4回開催するリスク管理会議で各国の環境規制の状況を把握するとともに、法令遵守のみならず環境経営を宣言し、自社で定める環境理念、環境指針、グリーン調達ガイドラインに基づき環境負荷の低減を図っております。
⑮ 労務 労務管理、労働災害、メンタル不調、ハラスメント等に伴うリスクが中心となります。
 当社グループは、日頃より法令を遵守し、社員の安全や健康面に留意した労務管理を行うとともに、年4回開催するリスク管理会議で労務管理状況のモニタリングを行い、必要に応じて対策を講じる等、リスクの最小化を図っております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(1) 経営成績の状況当連結会計年度における事業環境は、ウクライナや中東等における紛争の継続、資源高や世界的なインフレ等による諸コストの高騰、中国経済の回復遅延や設備投資の抑制に加え、米国の関税政策や日中の政治対立等、外部環境の不確実性から、依然として不透明な状況が継続しました。
当社においては、縫製事業はインド以西、中国代理店経由の需要は堅調に推移し、欧米車載関連は第4四半期には急速に需要が回復しました。
一方で、産機事業は主要市場の中国は底打ち感がみられ徐々に回復しておりますが、欧米が低調に推移し、全体では伸び悩みました。
当連結会計年度の売上高は、従来の「売上偏重」から「利益重視」に大きく方針を変更したことから887億6千1百万円(対前年同期比6.7%の減収)となりました。
利益面につきましては、縫製事業のハイエンド市場への重点シフトによる粗利益改善や機種削減による生産能力適正化等の収益性改善を主因として、営業利益は26億6千2百万円(前年同期は9億6千2百万円の損失)、経常利益は14億1千2百万円(前年同期は33億2千7百万円の損失)となり大幅に改善しました。
特別利益は政策保有株式売却等の資産効率改善等により33億2千万円を計上、特別損失は生産能力適正化や本社におけるネクストキャリアプログラムの実施等により26億3百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は13億9千9百万円(前年同期は32億3千5百万円の損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
縫製事業縫製事業は、インド以西、中国代理店経由の需要は堅調に推移し、米国相互関税影響により顧客の設備投資に慎重な動きがみられたアジアでは底打ち感がみられ、欧米の車載関連は第4四半期に急速に需要が回復しました。
従来の「売上偏重」から「利益重視」へ大きく方針を転換したことから、当連結会計年度における売上高は666億1千6百万円(対前年同期比4.6%減)となりました。
一方、利益面においては、ハイエンド市場への重点シフトによる粗利益改善と機種削減による生産能力適正化により収益性が改善したことから、セグメント利益は、営業利益では50億1千万円(前年同期は10億9千5百万円の利益)、経常利益では32億3千1百万円(前年同期は7億1千万円の損失)と大幅に改善しました。
産機事業産機事業は、主要市場の中国は底打ち感がみられ徐々に回復しておりますが、欧米が低調に推移し全体では伸び悩んだ結果、当連結会計年度における売上高は218億4千7百万円(対前年同期比12.7%減)となりました。
利益面においては、産業装置事業で売上減の影響はありましたが、受託事業は「売上偏重」から「利益重視」のビジネスモデルへの転換により収益改善が進んだことから、セグメント損失は、営業損失では11億1百万円(前年同期は11億9千8百万円の損失)、経常損失では5億3千4百万円(前年同期は9億7千1百万円の損失)と前年比で改善いたしました。
産業装置事業は、年央以降、市場の回復等の外部環境に頼ることなく、重点領域・地域を絞った「グローバルニッチ戦略」に方針を転換しており、それに伴う組織再編・工場規模適正化等の構造改革はほぼ2025年中に完了しております。
これらの施策に加え、第4四半期は期末の売上増加もあり営業利益は黒字となりました。
その他その他の連結売上高は2億9千7百万円(対前連結会計年度比2.1%減)、セグメント損失(経常損失)は4千2百万円(前年同期は2百万円の損失)となりました。

(2) 財政状態当連結会計年度末の総資産は、運転資本削減施策による棚卸資産及び売掛金の減少や資産有効活用の観点から投資有価証券の売却等の財務規律強化により、前連結会計年度末に比べ216億2千5百万円減少して1,205億9千4百万円となりました。
負債は、買掛金や財務規律強化による借入金の減少などにより前連結会計年度末に比べ220億7千8百万円減少して879億6百万円となりました。
純資産は、為替換算調整勘定や利益剰余金が増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ4億5千2百万円増加して326億8千7百万円となり、自己資本比率は26.8%と4.9%改善しました。
(3) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における連結ベースでの現金及び現金同等物は前連結会計年度末より2千4百万円減少して、131億2千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産や売掛金の削減を進め上半期より改善を継続しており、117億1千2百万円の収入(前年同期は93億7千1百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入があったことなどにより、43億6千4百万円(前年同期は2百万円の支出)の収入となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済を行ったことなどにより、161億4千5百万円の支出(前年同期は41億4千7百万円の支出)となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性当社グループの主な資金需要は、運転資金として原材料等の購入や製造費用、開発投資を含む販売費及び一般管理費の営業費用などであり、また、長期的資金として事業計画に基づく設備投資資金などがあります。
これらの資金は自己資金及び金融機関からの借入金により調達することを方針としております。
なお、当連結会計年度においては、本社セール・アンド・リースバックによる資金調達を行っております。
今後も盤石な事業基盤を構築すべく、積極的な開発投資、設備投資をしていくとともに、物流や生産効率の改善などにより、棚卸資産を圧縮することなどで、資金の効率化を図ってまいります。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
(6) 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)縫製事業46,165+1.53産機事業21,693+2.96合計67,858+1.98
(注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
b. 受注実績当社グループ(当社及び連結子会社)は、主に見込生産を行っているため、受注実績は記載しておりません。
c. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)縫製事業66,616△4.64産機事業21,847△12.70その他297△2.10合計88,761△6.75
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
当社グループの研究開発活動は、お客様に価値を提供できる製品の開発、新規分野向けの製品の開発、そのために必要となる要素技術の開発を行っております。
本活動の当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は3,993百万円(売上高比率4.5%)であります。
研究開発活動の成果としての工業所有権総数(国内外の特許+意匠権)は当期末において1,420件となりました。
(1) 当社グループ全社に共通した研究開発活動① 本社の研究開発活動お客様ニーズを基に、新製品を支える基盤技術の向上、差別化・付加価値技術の創出をはじめ、お客様の課題解決に向けた研究開発活動を推進しております。
② 環境に配慮した研究開発活動「JUKIグループグリーン調達ガイドライン」に基づく有害物質及び高懸念物質不使用による環境安全・保全性の向上や、CO2排出削減に向け環境負荷の少ない材料の研究開発、環境性能を高めた製品開発に取り組んでおります。
当連結会計年度における「JUKIエコプロダクツ」は2機種が認定され、2023年から取り組んでいる「JUKI Sustainable Products認定制度」では1機種が認定されました。
当社は今後ともカーボンニュートラルの実現に向け、サスティナブルな新製品や技術の開発に取り組んでまいります。

(2) セグメント別商品開発活動① 縫製事業工業用ミシンでは、電子ベルト送り1本針本縫いソーイングシステム「DX-01」、自動テンプレート縫製マシン「PS-810シリーズ」、ダイレクトドライブ高速ロックミシン「MO-6800Aシリーズ」を開発しました。
「DX-01」は、世界初の「6本ベルト送りアシスト機構」採用による難工程の縫製品質の安定化、脱技能化を実現することで工場の人材不足に貢献します。
当機は「Texprocess Americas2025」に於いてInnovation Awardsを受賞いたしました。
家庭用ミシンでは、人気ファッションブランドとコラボレーションした職業用本縫いミシン「SL-3700 minä perhonen」を発売しました。
今後も「衣・社会のサステナブル」を支える製品開発、技術創出を積極的に展開し、お客様の課題解決に取り組んでまいります。
② 産機事業実装機ではマルチタスクプラットフォーム「JM-E01」、高速スマートモジュラーマウンタ「RS-2」のXL基板対応モデルを開発しました。
「JM-E01」は業界初となる大型・異形部品の挿入とねじ締めの「2工程1台完結」により手作業工程の自動化と生産性向上に貢献します。
「RS-2」XL基板対応モデルは、AI処理向け高性能サーバーや蓄電関連設備などの大型基板への対応力拡大と生産性向上を実現しました。
今後も多様な生産品目へフレキシブルに対応する実装技術の構築や生産工程の自動化・効率化を進めていきます。
(3) 海外開発拠点商品開発活動中国、ベトナムに開発拠点を設置し、自動化等の各種ニーズに応える製品開発により、お客様の課題解決に取り組んでおります。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループは、長期的に成長が期待できる製品分野に重点を置き、合わせて省力化、合理化及び製品の信頼性向上のための投資を行っております。
当連結会計年度の設備投資(有形固定資産及び無形固定資産等の受入ベース数値。
)の内訳は次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度前年同期比(増減率)縫製事業494百万円△64.33%産機事業330 〃△67.96%その他4 〃6.52%全社(共通)947 〃△37.17%合計1,776百万円△54.78%
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社2025年12月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計本社(東京都多摩市)全社(共通)事務所研究所等5,615133,067(11)01218,817557大田原工場(栃木県大田原市)縫製事業他工業用ミシン等の生産設備747204644(184)36611,693218
(2) 国内子会社2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計JUKI産機テクノロジー㈱
(注)2本社工場(秋田県横手市)産機事業産業装置等の生産設備1,30866669(161)121292,195395JUKI松江㈱
(注)2本社工場(島根県松江市)縫製事業他工業用ミシン等の生産設備269211492(66)3511,028101JUKI会津㈱
(注)2本社工場(福島県喜多方市)産機事業ロストワックス製品等の生産設備389197266(45)140311,024162   (3) 在外子会社2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)リース資産その他合計JUKI(VIETNAM)CO., LTD.
(注)2、3本社工場(ベトナムホーチミン)縫製事業他工業用ミシン等の生産設備-267-(42)5082149911,035重機(上海)工業有限公司
(注)2、3本社工場(中国上海市)縫製事業他工業用ミシン等の生産設備175459-(55)-127763260重機(廊坊)工業有限公司
(注)2、3本社工場(中国河北省)縫製事業工業用ミシン等の生産設備0395-(19)-15411101  
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は、「工具、器具及び備品」及び「建設仮勘定」であります。
2 各々子会社の本社及びその他事業所等の設備合計額であります。
3 土地については使用権を保有しております。
使用権は無形固定資産に計上しております。
4 提出会社の本社の従業員数には同事業所内で勤務する国内子会社の従業員数を含めております。
5 現在休止中の主要な設備はありません。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定額(百万円)着手及び完了予定完成後の増加能力総額既支払額着手完了JUKI㈱大田原工場(栃木県大田原市)縫製事業他工業用ミシン等の生産設備237-2026年1月2026年12月生産性向上,生産能力強化JUKI(VIETNAM)CO.,LTD.本社工場(ベトナムホーチミン)縫製事業他工業用ミシン等の生産設備491-2026年1月2026年12月生産性向上,生産能力強化JUKI会津㈱本社工場(福島県喜多方市)産機事業ロストワックス製品等の生産設備182-2026年 1月2026年12月生産性向上,生産能力強化
(2) 重要な設備の除却等  重要な設備の除却等は計画されておりません。
研究開発費、研究開発活動3,993,000,000
設備投資額、設備投資等の概要1,776,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況47
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況18
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,572,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、保有が中長期的な企業価値の向上に資すると判断したものを純投資以外の目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的である投資株式と区分しています。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、事業の拡大、持続的発展のために、中長期的な視点に立ち、事業戦略上の重要性、事業上の関係、リターンおよびリスクなどを総合的に勘案した結果、政策保有株式については、保有しないことを基本方針とします。
2025年度は、資本効率を一層重視する観点から検討を行い、政策保有株式として保有していた上場株式については、提出日時点において、すべて売却を完了しております。
b. 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式772非上場株式以外の株式3556    (当事業年度において株式数が増加した銘柄)     該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式3297非上場株式以外の株式72,344 c. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱めぶきフィナンシャルグループ285,336841,336当社子会社の主要銀行である発行会社傘下の金融機関との資金調達等の金融取引の紐帯強化を目的として保有しておりましたが、縮減を進め、有価証券報告書提出日時点においては、保有する全株式の売却を完了しております。

(注)296540㈱ひろぎんホールディングス157,225157,225当社及び当社子会社の主要銀行である発行会社傘下の金融機関との資金調達等の金融取引の紐帯強化を目的として保有しておりましたが、縮減を進め、有価証券報告書提出日時点においては、保有する全株式の売却を完了しております。

(注)248182㈱東邦銀行21,00058,000当社子会社の主要銀行である発行会社との資金調達等の金融取引の紐帯強化を目的として保有しておりましたが、縮減を進め、有価証券報告書提出日時点においては、保有する全株式の売却を完了しております。
有1117㈱みずほフィナンシャルグループ―154,033当社のメイン銀行である発行会社傘下の金融機関との資金調達等の金融取引の紐帯強化を目的として保有しておりましたが、当該事業年度において保有する全株式を売却したため、当該銘柄を保有しておりません。

(注)―596㈱PEGASUS―869,100当社と発行会社は、縫製事業における新興国市場開拓、商品開発の協業を中心に事業提携基本契約を締結しております。
この事業提携をさらに深化させ、更なる強固な協業関係を構築維持し、事業の成長を拡大させることを目的として保有しておりましたが、当該事業年度において保有する全株式を売却したため、当該銘柄を保有しておりません。
有―389㈱オリジン―75,800発行会社は、半導体デバイス、精密機構部品等を製造販売する企業であり、産機事業の中長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有しておりましたが、当事業年度において保有する全株式を売却したため、当該銘柄を保有しておりません。
有―87㈱栃木銀行―120,000当社大田原工場のある栃木県に本社を置く発行会社との資金調達等の金融取引の紐帯強化及び地元の情報収集等を目的として保有しておりましたが、当該事業年度において保有する全株式を売却したため、当該銘柄を保有しておりません。
無―34㈱東京ソワール―19,200発行会社は、主にフォーマルウエアの製造販売する企業であり、当社の縫製事業の中長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有しておりましたが、当事業年度において保有する全株式を売却したため、当該銘柄を保有しておりません。
有―14 (注)当社の株式の保有の有無について、対象となる持株会社による保有はありませんが、持株会社の子会社が保有しております。
   みなし保有株式該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社7
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社7
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社72,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社556,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社2,344,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社21,000
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社11,000,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社㈱東京ソワール
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社発行会社は、主にフォーマルウエアの製造販売する企業であり、当社の縫製事業の中長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有しておりましたが、当事業年度において保有する全株式を売却したため、当該銘柄を保有しておりません。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2025年12月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1-8-13,83912.87
株式会社PEGASUS大阪府大阪市福島区鷺洲5-7-21,0453.51
株式会社みずほ銀行東京都千代田区大手町1-5-59383.15
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1-8-128933.00
日本生命保険相互会社東京都千代田区丸の内1-6-67322.45
朝日生命保険相互会社東京都新宿区四谷1-6-15691.91
第一生命保険株式会社東京都千代田区有楽町1-13-15111.72
明治安田生命保険相互会社東京都千代田区丸の内2-1-14601.54
みずほ信託銀行株式会社東京都千代田区丸の内1-3-34011.34
JUKI取引先持株会 東京都多摩市鶴牧2-11-13941.32計-9,78432.80
株主数-金融機関22
株主数-金融商品取引業者29
株主数-外国法人等-個人20
株主数-外国法人等-個人以外78
株主数-個人その他12,714
株主数-その他の法人89
株主数-計12,952
氏名又は名称、大株主の状況JUKI取引先持株会
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式19,8100当期間における取得自己株式640
(注) 1.当事業年度における取得自己株式は、単元未満株式の買取り及び譲渡制限付株式の無償取得による  ものであります。
   2.当期間における取得自己株式には、2026年3月1日から有価証券報告書提出日までの譲渡制限付株  式の無償取得及び単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

Shareholders2

自己株式の取得0