財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-02-24
英訳名、表紙TSUDAKOMA Corp.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役会長兼社長  高 納 伸 宏
本店の所在の場所、表紙石川県金沢市野町5丁目18番18号
電話番号、本店の所在の場所、表紙(076)242-1110
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
明治42年3月金沢市茨木町において創業。
絹、人絹織機の製造を開始。
昭和14年12月現本店所在地に資本金250万円をもって津田駒工業株式会社を設立。
昭和25年8月絹、人絹及び合成繊維用の自動織機の製造を開始。
昭和27年7月サイジングマシン等の製造を開始。
昭和36年10月東京証券取引所、大阪証券取引所各市場第二部に上場。
昭和38年1月津田駒代行株式会社を設立。
昭和41年2月ツダコマ運輸株式会社を設立。
昭和43年3月NC円テーブル、NC割出台の製造を開始。
昭和43年4月東京証券取引所、大阪証券取引所各市場第一部銘柄に指定。
昭和43年8月レピアルームの製造を開始。
昭和46年8月石川県松任市に鋳造工場を新設。
昭和47年1月決算期を年1回(11月30日)に変更。
昭和51年9月パレットマガジン、パレットチェンジャの製造を開始。
昭和51年11月ツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社(現・連結子会社)を設立。
昭和51年12月ウォータジェットルームの製造を開始。
昭和52年9月エアジェットルームの製造を開始。
昭和60年4月本社工場に本社ビル「本館」を建設。
平成3年4月石川県野々市町に工機工場を新設。
平成4年1月共和電機工業株式会社を子会社化(現・連結子会社)。
平成14年8月津田駒金属模具(上海)有限公司を設立。
(現・津田駒機械設備(上海)有限公司)(現・連結子会社)平成16年6月津田駒代行株式会社とツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社を合併。
(存続会社はツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社)平成18年6月ツダコマテクノサポート株式会社を設立。
平成20年5月株式会社豊田自動織機との共同出資で株式会社T-Tech Japan(現・連結子会社)を設立。
平成22年12月津田駒機械製造(常熟)有限公司を設立。
(現・連結子会社)平成23年3月TSUDAKOMA SERVICE INDIA PRIVATE LIMITEDを設立。
平成23年4月ふぁみーゆツダコマ株式会社を設立。
平成24年10月中国 経緯紡織機械股份有限公司との共同出資で経緯津田駒紡織機械(咸陽)有限公司を設立。
(現・持分法適用関連会社)平成26年3月ツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社とツダコマ運輸株式会社を合併。
(存続会社はツダコマ・ゼネラル・サービス株式会社)令和2年7月TSUDAKOMA Europe s.r.l.を設立。
令和4年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは当社、子会社9社及び関連会社1社で構成され、繊維機械及び工作用機器の製造、販売を主な事業内容としている。
当社グループの事業に関わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりである。
なお、以下の繊維機械事業、工作機械関連事業の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一の区分である。
 繊維機械事業繊維機械等……………当社が製造販売している。
なお、製造については、電装部品の一部を共和電機工業㈱に委託している。
津田駒機械設備(上海)有限公司及びTSUDAKOMA SERVICE INDIA PRIVATE LIMITEDはアフターサービスを行っている。
津田駒機械製造(常熟)有限公司はウォータジェットルームの一部機種について、中国での製造・販売を行っている。
TSUDAKOMA Europe s.r.l.は繊維機械等の製品、部品の販売、アフターサービスを行っている。
準備機械については、当社が㈱T-Tech JapanにOEM供給した上で、当社及び㈱T-Tech Japanが販売している。
ツダコマ・ゼネラル・サービス㈱は主として当社製品の梱包業務、当社構内の警備、営繕業務並びに損害保険代理店業務を行っている。
ふぁみーゆツダコマ㈱は当社の庶務、軽作業の請負を行っている。
工作機械関連事業工作用機器……………当社が製造販売している。
なお、一部の製品の製造を共和電機工業㈱に委託している。
          ツダコマテクノサポート㈱は、工作用機器の製品の修理、アフターサービスを行っている。
 事業の系統図は次のとおりである。
経緯津田駒紡織機械(咸陽)有限公司は、令和2年9月に解散決議し、現在清算中のため、事業系統図には記載していない。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 共和電機工業㈱石川県金沢市50百万円電機製品、電気機械器具の製造・販売100.0当社製品の部品製造役員兼任 有ツダコマ・ゼネラル・サービス㈱石川県金沢市30百万円当社製品の梱包業務当社構内の警備・営繕損害保険代理業務100.0当社製品の梱包当社構内の警備、営繕及び損害保険代理業務当社所有建物の賃貸役員兼任 有㈱T-Tech Japan石川県金沢市100百万円製織用準備機械の販売51.0同社製品の製造同社製品の購入役員兼任 有津田駒機械設備(上海)有限公司中国上海市2,200千米ドル繊維機械の据付・アフターサービス100.0当社製品のアフターサービス等役員兼任 有津田駒機械製造(常熟)有限公司(注4)中国江蘇省常熟市103,390千人民元ウォータジェットルームの製造・販売100.0(11.6)同社製品の部品販売資金の貸付役員兼任 有(持分法適用関連会社) 経緯津田駒紡織機械(咸陽)有限公司中国陝西省咸陽市126,000千人民元エアジェットルームの製造・販売49.0同社製品の部品販売役員兼任 有
(注) 1 議決権の所有割合の( )は、間接所有割合である。
2 上記のうち、共和電機工業(株)及び津田駒機械製造(常熟)有限公司は特定子会社である。
3 上記のうち、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はない。
4 債務超過会社であり、債務超過額は1,541百万円である。
 
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況令和7年11月30日現在セグメントの名称従業員数(名)繊維機械事業829工作機械関連事業228全社(共通)46合計1,103
(注) 従業員数は就業人員である。

(2) 提出会社の状況令和7年11月30日現在従業員数(名)平均年令(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)75147.223.85,348,882
(注) 1 従業員数は就業人員であり、当社から関係会社等への出向者22名を含んでいない。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいる。
セグメントの名称従業員数(名)繊維機械事業477工作機械関連事業228全社(共通)46合計751 (3) 労働組合の状況当社グループのうち、労働組合を組織しているのは当社、ツダコマ・ゼネラル・サービス㈱及び共和電機工業㈱であり、ともにJAMに属している。
組合員数は令和7年11月30日現在当社が569名、共和電機工業㈱が180名、ツダコマ・ゼネラル・サービス㈱が27名である。
なお、労使関係について特に記載すべき事項はない。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 ① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注1,2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全労働者うち正規雇用労働者うち非正規雇用労働者――80.880.4114.8
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき公表する情報として選択していないため、記載を省略している。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略している。
3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。
 ② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%)(注2)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者共和電機工業㈱2.6―22.2―(注1)―――
(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。
2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき公表する情報として選択していないため、記載を省略している。
3.公表義務の対象ではない会社については指標を省略している。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。
(1)会社の経営の基本方針当社グループは、「われわれはつねに最高の品質をめざし社会に貢献する」の社是のもと、世界最高の技術と品質を究めたモノづくりと、公正な企業活動を通じて産業の発展に寄与し、安全で豊かな市民生活の実現と持続可能な世界の実現を経営の基本方針としている。
(2)目標とする経営指標当社グループは、2024年度から2026年度をターゲットにして、「中期経営計画2026」をスタートしている。
利益の追求とキャッシュ・フローの改善による財務基盤の立て直しを最重要課題とし、継続的に利益確保ができる事業体質の構築に注力している。
そのため、これまでの企業風土を変えていくとともに、組織体制を見直し活性化を進めている。
また人的資本の充実を目指した人事制度改革、育成プログラムの構築を図ってゆく。
(3)経営環境及び対処すべき課題(事業構造)当社グループの事業構造は、超高速ジェットルーム及びその周辺準備機械等を中心とする繊維機械事業と、NC円テーブルやマシンバイス等を中心とする工作機械関連事業を主力事業としている。
また、新規の事業開拓として、炭素繊維複合素材の自動加工装置を開発販売するコンポジット機械事業、ロボットインテグレーションシステムの開発・提供を行うTRI(ツダコマ・ロボティック・インテグレーション)事業、航空機部品加工事業等を展開している。
(市場の状況)繊維機械事業では、中国やインドを中心とした新興国市場が大きな比率を占めている。
こうした市場に対し、使いやすく、生産性と環境性能が優れた機械の提供を行うとともに、市場特性に合わせたきめ細かな製品仕様の展開とサービスの提供を強みとしている。
工作機械関連事業では、工作機械業界、自動車業界、電子機器・通信等のEMS業界を主力市場として、加工特性に最適な3つの駆動方式をラインアップした唯一のメーカーとして高精度NC円テーブルを提供している。
コンポジット機械事業は、航空機業界向けに革新的な加工装置を開発し参入したが、昨今の航空機業界の不振等により大きな拡大には至っていない。
一方、自動車・一般機械分野でも炭素繊維複合素材の利用拡大の動きが出はじめており、国内研究機関とともに共同研究・製品開発を進めている。
(経営戦略等)繊維機械事業では産業資材、高級スポーツブランド、一般衣料の3つの市場をターゲットとし、売価改善と原価低減を両立し、低操業度でも利益確保できる体制を構築すべく施策を進めている。
具体的には下記の取り組みを進めている。
a. エアジェットルーム ZAX001neo Plusの販売促進b. ウォータジェットルームの販売強化と高級合繊織物分野の市場確保c. 準備機械の性能向上d. 産業資材分野への取り組み、販売促進e. 販売価格の更なる改善とコストダウンによる収益性向上工作機械関連事業では市場ニーズに応えるべく事業・製品の多角化を目指している。
今後需要が増えると予想される業種、また自動化へのニーズに対応した製品の販促を進める。
当期はメカトロテックジャパン2025(MECT2025)において様々な新製品の展示・アプリケーションの提案を行い、要求が強くなっている自動化・省人化ニーズに対応した製品開発を進めている。
a. 自動車業界の駆動要素の多様化に対応したNC円テーブルの販売促進b. 新しい産業分野・加工技術・省人化に対応する新製品の迅速な開発と市場投入c. 新分野への取り組み当社グループは、後述の「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおり、2024年から2026年の3カ年をターゲットとした「中期経営計画2026」を策定し、取り組んでいる。
詳細は後述の「(4)中期的な会社の経営戦略」に記載のとおりである。
(4)中期的な会社の経営戦略各事業部の活動として、繊維機械事業では将来の成長領域と位置付けている産業資材向け製品の販売を強化、新型エアジェットルームのラインナップ拡充および新型サイジングマシンの投入、エアジェットルームとウォータジェットルームのプラットフォーム化によるコストダウンを図る。
工作機械関連事業ではNC円テーブルを中心とした既存製品の新興市場への販促展開、プラットフォーム化を活用し更なるリードタイムの短縮の実現、子会社、他部門との製品開発やサービスの協業を加速させ、客先の需要に応えた新たな製品の市場投入を図る。
コンポジット機械事業では、宇宙・輸送関連の燃料タンクの共同開発を推進し、次期航空機に向けた製造設備の受注確保に努める。
TRI(ツダコマ・ロボテック・インテグレーション)事業では、増産へのステップとしてノウハウの蓄積に力を注ぎ、インフラ用FRP材料については、ICC(革新複合材料研究開発センター)との共同開発を進める。
全事業部門で原価の予実管理を徹底し、原価低減を推し進めるとともに、適正価格への改善に継続的に取り組む。
また、各部門における課題の解決や生産・業務効率の向上を進めるため、全社的にDXに取り組み、収益性の向上を図る。
また、中長期的な活動として、SDGsへ向けて全社共有化を図り、活動を加速させてゆく。
当社グループは、モノづくりを通して、持続可能な社会の形成と産業の発展に貢献しながら、業績の拡大と株主価値の向上を図ってゆく。
2026年度は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 継続企業の前提に関する注記」で記載のとおり、重点施策を実行してゆく。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりである。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。
(1)ガバナンス及びリスク管理当社は、サステナビリティに関するトップコミットメントを策定するとともに、SDGs推進委員会を設置し、諸課題の洗い出しと対応に、継続的に取り組む体制を整えている。
また「ISO14001」、「ISO9001」の認証を取得し、法令・規制等を遵守した経営に努めている。
また、それらの内容はホームページで開示している。
リスク管理において、当社では、取締役会で内部統制基本方針を定め、内部統制の整備を行い、取締役会において継続的にグループ全体を含めた経営上の新たなリスクの対応策について検討している。
経営会議を通して経営に関する重要な事項の審議と決定を行い、部長会議を通して進捗状況と課題の報告、情報共有を行っている。
また法務・コンプライアンス室を設置し、当社グループの活動に関わる法令の遵守と適正な管理・運用体制の強化を図るとともに、定期的に内部監査を実施し、財務報告に係る内部統制の有効性の評価を行なっている。
当社グループの損失の危険に関して、監査役監査を実施し、損害を及ぼす恐れのあるリスクの早期発見と、その発現への対応に努めている。
(2)戦略当社は、サステナビリティを巡る課題への対応が収益機会につながる経営課題であるとの認識に立ち、SDGs推進委員会を設置し、諸課題の洗い出しと対応に、継続的に取り組む体制を整えている。
特に製造業として、事業活動における環境負荷の低減と省エネルギー・環境性能に優れた製品の設計・製造・販売に注力している。
また従来から「ISO14001」、「ISO9001」の認証を取得し、「環境方針」、「品質方針」に基づき、様々な施策を計画・実施し、その結果を定期的に評価のうえ、経営者に報告している。
さらに、労使協調のもと、健康経営として、従来から従業員の心身の安全・安心、健康管理の取り組みを進めた結果、2021年度には外部の健康経営格付融資を受けるなど高い評価を受けた。
(3)人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略当社は、管理職への登用にあたっては、性別、国籍、年齢を問わず、スキル・経験等を総合的に判断し、公平性を重視して行なうことを基本方針としている。
また、サステナビリティに関するトップコミットメントの方針を基に、多様性の確保に向けた人材育成、社内環境整備を進めている。
女性採用では、新卒採用における女性割合を25%以上にする数値目標を立て、継続的に採用している。
教育では女性管理職を対象とした、女性のための専門教育(マネジメントセミナー)を行っている。
一方外国人・中途採用者については適時採用している。
社内環境整備では、労働安全衛生管理方針、健康経営方針等に基づく活動を進め、当社ホームページで公開している。
(4)指標及び目標当社では、性別、国籍、年齢を問わず、スキル・経験等を総合的に判断し、公平性を重視して、優秀な人材の採用及び管理職登用を行っている。
能力と意欲のある人材を適材適所に配置しているため、具体的な指標及び目標は定めていない。
なお、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異」に記載のとおりである。
戦略 (2)戦略当社は、サステナビリティを巡る課題への対応が収益機会につながる経営課題であるとの認識に立ち、SDGs推進委員会を設置し、諸課題の洗い出しと対応に、継続的に取り組む体制を整えている。
特に製造業として、事業活動における環境負荷の低減と省エネルギー・環境性能に優れた製品の設計・製造・販売に注力している。
また従来から「ISO14001」、「ISO9001」の認証を取得し、「環境方針」、「品質方針」に基づき、様々な施策を計画・実施し、その結果を定期的に評価のうえ、経営者に報告している。
さらに、労使協調のもと、健康経営として、従来から従業員の心身の安全・安心、健康管理の取り組みを進めた結果、2021年度には外部の健康経営格付融資を受けるなど高い評価を受けた。
(3)人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略当社は、管理職への登用にあたっては、性別、国籍、年齢を問わず、スキル・経験等を総合的に判断し、公平性を重視して行なうことを基本方針としている。
また、サステナビリティに関するトップコミットメントの方針を基に、多様性の確保に向けた人材育成、社内環境整備を進めている。
女性採用では、新卒採用における女性割合を25%以上にする数値目標を立て、継続的に採用している。
教育では女性管理職を対象とした、女性のための専門教育(マネジメントセミナー)を行っている。
一方外国人・中途採用者については適時採用している。
社内環境整備では、労働安全衛生管理方針、健康経営方針等に基づく活動を進め、当社ホームページで公開している。
指標及び目標 (4)指標及び目標当社では、性別、国籍、年齢を問わず、スキル・経験等を総合的に判断し、公平性を重視して、優秀な人材の採用及び管理職登用を行っている。
能力と意欲のある人材を適材適所に配置しているため、具体的な指標及び目標は定めていない。
なお、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異」に記載のとおりである。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 (3)人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略当社は、管理職への登用にあたっては、性別、国籍、年齢を問わず、スキル・経験等を総合的に判断し、公平性を重視して行なうことを基本方針としている。
また、サステナビリティに関するトップコミットメントの方針を基に、多様性の確保に向けた人材育成、社内環境整備を進めている。
女性採用では、新卒採用における女性割合を25%以上にする数値目標を立て、継続的に採用している。
教育では女性管理職を対象とした、女性のための専門教育(マネジメントセミナー)を行っている。
一方外国人・中途採用者については適時採用している。
社内環境整備では、労働安全衛生管理方針、健康経営方針等に基づく活動を進め、当社ホームページで公開している。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
当社グループは、輸出比率が高く、日中間の対立や米中間の政治・経済対立や、為替相場の変動などの国際経済の影響に加え、取引相手国の政治状況・経済政策の影響も受けざるを得ない。
また、主要市場である中国の景気低迷なども重大なリスクとなっている。
このような状況から、主に次の要因が当社グループの経営成績に影響を及ぼすリスクと考えている。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。
①日中間の政治対立日中関係の変化により、中国における事業環境が停滞し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
②米中間の政治・経済対立繊維機械事業における主力市場の中国では、米国が重要な繊維製品の輸出相手国となっており、米中間での政治的な対立や、米中貿易摩擦・追加関税引き上げ等により、繊維製品輸出が減少すると設備投資に影響が及ぶ。
一方、こうした環境の中で、中国から隣国等への生産拠点の移動現象も見られ、新たな商機と捉えていく。
③中国経済の景気低迷リスク主力市場の中国で、景気の停滞は、客先の設備投資計画に影響を与え、計画の延期等が発生する可能性がある。
この場合に当社グループの業績に悪影響を与える可能性がある。
④為替変動及び金利上昇リスク当社は輸出にあたっては、為替リスクを回避する手段として、円建て契約を基本としているが、急激な円高は相手側の円調達リスクとなる。
また、当社客先とその最終仕向国の間の為替変動による資金調達リスクが、当社顧客の設備投資に影響する。
⑤海上輸送運賃やエネルギー価格の高騰リスク当社は、主に船便によるコンテナ輸送で当社製品を顧客へ引渡しを行っている。
コンテナ不足による物流停滞は、海上輸送運賃の高騰を引き起こし、輸出契約時に見込んでいた海上輸送運賃を上回る費用が発生するリスクとなる。
原油・電力等のエネルギー価格の高騰は、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える。
エネルギー価格の高騰等に対し、販売価格への転換をすすめ、採算性の改善を図っていく。
⑥継続企業の前提に関する重要事象等当社グループは、令和元年11月期以降、5期継続して営業損失及び経常損失を計上していた。
令和6年11月期においては黒字転換を果たしたが、当連結会計年度においては営業損失及び経常損失を計上しており、安定的な利益の獲得には至っておらず、当社グループには引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在している。
当社グループは、このような状況を解消し、健全な企業活動を継続するために、「中期経営計画2026」に基づき以下の点を重点項目として取り組んでいる。
繊維機械事業の受注・売上の拡大、採算性向上「中期経営計画2026」では産業資材、高級スポーツブランド、一般衣料の3つの市場をターゲットとし、売価改善と原価低減を両立し、低操業度でも利益確保できる体制を構築すべく施策を進めている。
具体的には下記の取り組みを進めている。
a. エアジェットルーム ZAX001neo Plusの販売促進従来機種比で消費電力量の削減を実現したZAX001neo Plusを、一昨年12月より販売開始している。
より付加価値の高い製品であることを積極的にPRし、販売活動を展開している。
昨年10月の繊維機械国際見本市ITMA ASIA+CITME2025 シンガポールにおいてタオル用の新型「ZAX001neoTerry」の販売を開始した。
今後も更なる改良を重ね、仕様の拡大を図っていく。
b. ウォータジェットルームの販売強化と高級合繊織物分野の市場確保中国においては、中国国内ブランドの高級スポーツカジュアル分野が好調であり、海外進出を含めた大手企業の設備計画が具体化し受注を積み上げている。
現在も継続して大型案件の引合いをいただいている。
海外ブランドの高級スポーツカジュアル分野は生産を中国からシフトする動きがあり、その一つとしてインドでの生産が始まった。
その他、ベトナム、台湾、インドネシアからの引合いも続いている。
c. 準備機械の性能向上準備機械はウォータジェットルームの堅調な引合いを背景にフィラメントサイザーの受注が継続している。
また、昨秋頃よりガラス繊維分野に動きがあり、引合いが急増し、商談・受注が続いている。
産業資材向けの仕様の充実を図るための開発や付加価値の高い製品を提供できるように客先の質問・要望を設計開発へ適宜フィードバックしている。
d. 産業資材分野への取り組み、販売促進エアバッグ、タイヤコード、フラットヤーン、医療用基布といった既に実績ある分野に加え、オーニング、広告バナー、パラシュートなど新たな分野についても、欧米・中国を中心に販促を続けている。
炭素繊維向けレピアルームについても、国内・中国向けに受注し、欧米からの引合いもいただいており商談中である。
e. 販売価格の更なる改善とコストダウンによる収益性向上客先の声に応えた製品性能を追求するとともに、原材料やエネルギーコストを反映した適正な価格での販売を行い、また関連部門との連携を密にしたDXに取り組み、生産効率や業務効率、納期管理の向上を推し進めていく。
工作機械関連事業の受注・売上の拡大、採算性向上「中期経営計画2026」では市場ニーズに応えるべく事業・製品の多角化を目指している。
今後需要が増えると予想される業種、また自動化へのニーズに対応した製品の販促を進める。
当期はメカトロテックジャパン2025(MECT2025)において様々な新製品の展示・アプリケーションの提案を行い、要求が強くなっている自動化・省人化ニーズに対応した製品開発を進めた。
a. 自動車業界の駆動要素の多様化に対応したNC円テーブルの販売促進自動車の駆動要素の多様化に対応できる、旋削・切削を同時に行うNC円テーブル「TDBシリーズ」は欧州市場を中心に徐々に引合いが増加している。
また、メガキャスト化により、治具・ワークの大型化という変化に対応した傾斜NC円テーブルも販売を開始した。
当社の3つの駆動要素を組み合わせ、客先に最適なソリューションを提案していく。
b.新しい産業分野・加工技術・省人化に対応する新製品の迅速な開発と市場投入他社を凌ぐ剛性と精度を兼ね備えた当社NC円テーブルの中でも特に大型NC円テーブルは圧倒的な市場占有率を誇っている。
航空宇宙産業やクリーンエネルギー発電向けに多数採用されており、この知見を活かし、新たな分野への参入を目指し開発を進めている。
c. 新分野への取り組み昨秋に開催されたメカトロテックジャパン2025(MECT2025)では、簡易搬送システムを搭載したAWC(オートワークチェンジャー)システムを発表した。
会場では多くの来場者にご覧いただき、工作機械本体の生産性向上・省人化ニーズに対してアピールを行った。
また既存製品であるNC円テーブルも切削加工のみならず、様々な用途での活用を模索するべく開発を進めている。
キャッシュ・フロー確保に向けた対応策資金計画については、令和8年度の通期予算を基礎に策定している。
通期予算等は、最近の受注高及び受注見込額の推移、過去の売上の推移による趨勢を検討の上、収益予測を行っている。
また、費用面においても通期予算を基に計算しているが、更なるコストダウンの遂行、経費節減の徹底によって改善を図っていく。
なお、資金計画には主要金融機関からの借入更新が含まれている。
取引金融機関とは、定期的に資金計画及び中期経営計画の進捗状況の説明を行うなど、緊密な関係を維持している。
また、売却の意思決定を行った政策保有株式について、相手企業との同意の内容や株式相場を勘案したうえで売却を実施していく。
以上の対応策に取り組んでいるが、これら対応策の実現可能性は、国際情勢の動向、原材料価格等の仕入れ価格、海上運賃等の諸経費の高騰や部品の突発的な長納期化などの外部要因に影響を受け、業績回復による黒字の安定的な計上が遅延し、当社グループの資金繰りに影響を及ぼす可能性があることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。
なお、当社グループの連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響は連結財務諸表に反映していない。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりである。
① 経営成績の状況当連結会計年度のわが国経済は、企業収益の回復を背景として経済活動の正常化が進む一方、物価上昇が個人消費に影響を与え、力強さを欠いた状態が続いている。
海外においては、日中の政治対立、中国経済の停滞、米国の通商政策の大幅な変更などから、景気の下振れリスクを抱え、先行きの不透明感が払拭できない状況が続いた。
こうした中、当社グループは、2024年度から2026年度をターゲットにした「中期経営計画2026」に基づき、採算性の改善を図り安定した利益の確保に向けた活動を展開している。
この結果、全体の受注高は33,881百万円(前期比2.4%増加)となった。
売上高は、35,447百万円(前期比2.7%減少)となった。
一方損益面では一部連結子会社の業績不振により、営業損失79百万円(前期 営業利益398百万円)、経常損失218百万円(前期 経常利益282百万円)となった。
親会社株主に帰属する当期純損失は262百万円(前期 親会社株主に帰属する当期純利益488百万円)となった。
セグメント別の状況は下記のとおりである。
(繊維機械事業)中国市場では、年間を通じ中国国内の高級スポーツカジュアル分野が好調でウォータジェットルームの大型案件を引き続き受注した。
インド市場では織物輸出が停滞していたところに米国の関税政策が影響し、受注の伸び悩みが続いたが、昨秋頃より少しずつ内需向けを中心とした受注が増えている。
一方隣国パキスタンで設備投資の動きがみえ、引合いが出始めている。
産業資材分野は、主に中国市場でエアバッグ用途の受注を積み上げた。
タイヤコードなど、その他の産業資材向けジェットルームや炭素繊維向けレピアルームについても引合いが継続しており、受注している。
また昨年10月にシンガポールで開催された繊維機械国際見本市ITMA ASIA+CITME2025にて、高生産性と省エネを兼ね備えた新型タオル用エアジェットルーム「ZAX001neo Terry」を発表し、高い評価を得ている。
盛況の中多くの引合いがあり受注を積み上げている。
この結果、受注高は28,602百万円(前期比3.0%増加)、売上高は、30,199百万円(前期比2.2%減少)となり、営業利益は667百万円(前期比26.8%減少)となった。
(工作機械関連事業)米国市場は比較的堅調であり、自動車産業を中心に新規設備投資も始まった。
またデータセンター向け発電機用部品加工として大型NC円テーブルの引合いが継続している。
中国市場では大手自動車メーカー向けHV、EV部品加工用設備が比較的好調だったが、EMS関連は厳しい価格競争により、思ったような成果は出なかった。
国内市場は低調な状況が続いているが、大手自動車メーカーの投資に期待の声が高まっている。
この結果、受注高は5,279百万円(前期比0.7%減少)、売上高は5,247百万円(前期比5.9%減少)となり、営業利益316百万円(前期比42.9%減少)となった。
② 財政状態の状況当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ891百万円減少し29,361百万円となった。
主な増減は、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものである。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,028百万円減少し26,375百万円となった。
主な増減は、長期借入金の返済、仕入債務の減少等によるものである。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純損失262百万円を計上したものの、退職給付に係る累計調整額が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ137百万円増加し2,985百万円となり、自己資本比率は9.70%となった。
③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ529百万円増加し3,437百万円になった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少856百万円などがあったものの、売上債権の減少額1,672百万円などにより987百万円となった。
(前期 801百万円) (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入193百万円があったものの、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出388百万円などによりマイナス127百万円となった。
(前期 530百万円) (財務活動によりキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加544百万円があったものの、長期借入金の返済による支出879百万円などによりマイナス335百万円となった。
(前期 マイナス968百万円) ④ 生産、受注及び販売の状況a 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次の通りである。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)繊維機械事業28,020104.9工作機械関連事業5,119109.5合計33,139105.6 b 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次の通りである。
セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)繊維機械事業28,602103.09,99386.2工作機械関連事業5,27999.31,366102.3合計33,881102.411,36087.9 c 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次の通りである。
セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)繊維機械事業30,19997.8工作機械関連事業5,24794.1合計35,44797.3
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去している。
2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)江蘇蘇美達国際技術貿易有限公司7,86521.65,95416.8
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容  経営成績当社グループは、売上高に占める輸出比率が高く、また主力の繊維機械事業ではインドや中国など、持続的な成長を図るための様々な経済改革を進める市場が売上の中心となっており、世界経済や国際政治あるいは各国の経済・金融政策の動向に大きな影響を受けざるを得ない。
 こうした環境において、当社グループは、2024年から2026年度をターゲットとした「中期経営計画2026」に取り組んでいる。
当連結会計年度の当社グループの経営成績は、(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおりであるが、令和元年11月期以降、5期継続して営業損失及び経常損失を計上していた。
令和6年11月期は黒字転換を果たしたが、当期は損失計上となった。
受注高は33,881百万円(前期 33,081百万円)、受注残高は11,360百万円(前期 12,926百万円)となった。
売上高は35,447百万円(前期 36,445百万円)となった。
損益面では、販売価格への転嫁や原価低減活動の取り組みを継続している。
売上原価率は前期と同じ83.7%となった。
販売費及び一般管理費は売上が減少し荷造運送費等が減少したものの海外展示会への出展、仲裁費用等の一時的な費用が発生し前連結会計年度に比べ334百万円増加し5,869百万円となった。
一部連結子会社の業績不振により、損益面では、営業損失79百万円(前期 営業利益398百万円)となった。
営業外収益では、受取配当金、為替差益の計上等により125百万円となった。
一方、営業外費用は、支払利息等により265百万円となった。
特別利益では、政策保有株式の売却を進め、投資有価証券売却益の計上等により131百万円となった。
特別損失では、固定資産処分損、減損損失等で54百万円となった。
セグメント別では、繊維機械事業では、受注高は28,602百万円(前期 27,763百万円)、売上高は30,199百万円(前期 30,867百万円)、営業利益667百万円(前期 営業利益911百万円)となった。
工作機械関連事業では、受注高は5,279百万円(前期 5,317百万円)、売上高は5,247百万円(前期 5,577百万円)、営業利益316百万円(前期 営業利益555百万円)となった。
財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ891百万円減少し29,361百万円となった。
主な増減は、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものである。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,028百万円減少し26,375百万円となった。
主な増減は、長期借入金の返済、仕入債務の減少等によるものである。
純資産は、親会社株主に帰属する当期純損失262百万円を計上したものの、退職給付に係る調整累計額が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ137百万円増加し2,985百万円となり、自己資本比率は9.70%となった。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、長期借入金の返済による支出等があったものの、売上債権の減少等により、前連結会計年度末に比べ529百万円増加し3,437百万円となった。
詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載の通りである。
当社グループの運転資金需要は主に、原材料及び部品等の購入費用、製造費、販売及び一般管理費等の営業費用である。
投資を目的とした資金需要は、主に生産設備である。
 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。
 運転資金は自己資金及び金融機関等からの借入により調達しており、設備投資資金は自己資金を充当している。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成している。
この連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりである。
連結財務諸表の作成にあたり、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮した見積りが含まれているが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。
 
研究開発活動 6 【研究開発活動】
研究開発については、世界市場での優位性を確保するため、引き続き多様化、高度化するマーケットニーズに応え戦略製品の開発に取り組んでいる。
当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は1,391百万円である。
当連結会計年度における主な事業の研究開発活動は次のとおりである。
(1) 繊維機械事業 繊維機械全般の開発テーマとして、「SDGs、省エネルギー、省資源、高生産性」を掲げ特徴のある製品を開発、市場投入し、顧客利益に繋げる活動を進めている。
最新機種として生産性、省エネ性能を向上させたエアジェットルーム「ZAX001neo Terry」を開発し製品化した。
また「ZAX001neo」の製品群を、2025年度に製品化した「ZAX001neo Plus」に統一した。
ZAX001neo Terryは、従来モデルに比べ高速性能10%向上、省エネ性能15%削減を達成した。
高効率緯入れノズルや、オサ打ちシステムを新開発し、織物品質の向上、生産性の向上、織物生産ランニングコストを低減した。
産業資材仕様機では、高張力、高打ち込み、高付加価値を狙い、開発を進めた。
経糸準備機械関連では、2021年に市場投入した新型スパンサイザー「TTS30S」にて高生産性・省資源を実現でき、顧客から高い評価を得ている。
引き続きTTS30Sの製品ラインナップ拡充を進め、受注を伸ばしている。
また、フィラメント分野では、産業資材用に高付加価値を狙った高張力仕様を開発・市場投入し、生産品種の多様化に対応した。
ならびに高生産性を狙った仕様を市場投入し、生産効率UP&省エネルギー化に対応した。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は1,044百万円である。

(2) 工作機械関連事業主力製品であるNCロータリテーブルの新機種として「TWB-450」を開発した。
中大型の傾斜2軸テーブルであるTWBシリーズは、すでにφ320、φ630、φ1000をラインアップしているが、今回その中間サイズを補完するφ450を追加した。
近年、大型部品加工の需要拡大に伴い、5軸加工を実現する同シリーズへの引き合いが国内外で高まっている。
今回の開発により、シリーズ全体のさらなる販路拡大が期待される。
また、2025年10月に開催された展示会「MECT2025」では、標準機とダイレクトドライブテーブルを組み合わせた傾斜2軸テーブルを展示した。
大型ワークにも柔軟に対応できる設計思想を提示し、当社の技術力を広くアピールする機会となった。
自動化需要への対応として、「MECT2025」では自社開発の小型マシニングセンタ用「オートワークチェンジャ(AWC)」の試作モデルを出展した。
本装置は自動でワーク交換を行うだけでなく、導入しやすい価格帯を実現するため、搬送部を内製化した。
直感的な操作が可能なオペレーションシステムを採用している。
今後はストッカ数の拡大などの改良を進め、2026年度中の販売開始を目指す。
また、好評発売中の小型加工機「TSUDAKOMA i-CUBE」については、昨年のATC搭載仕様に続き、新たに開発した小型傾斜2軸円テーブルをオプションに追加した。
「MECT2025」での実機展示でも大きな反響を呼んでいる。
当社は今後も、自動化・省人化ニーズに応え、高付加価値化に寄与する設備・装置の研究開発を推進していく。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は346百万円である。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループは、生産設備の増強、既存設備の生産能力増強及び劣化更新等で総額463百万円の設備投資(無形固定資産を含む。
)を実施した。
セグメントごとに示すと、繊維機械事業413百万円、工作機械関連事業49百万円であり、所要資金は自己資金を充当した。
なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却はない。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりである。
(1) 提出会社令和7年11月30日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社及び本社工場(石川県金沢市)繊維機械事業生産設備567642647(86,692)1231,982478野々市工場(石川県野々市市)工作機械関連事業生産設備7683652,215(67,593)123,363228松任工場(石川県白山市)繊維機械事業生産設備15520977(61,606)2446845
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品で建設仮勘定は含んでいない。
2 現在休止中の主要な設備はない。

(2) 国内子会社令和7年11月30日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計共和電機工業㈱本社工場他(石川県金沢市他)繊維機械事業生産設備31665708(18,495)231,113234
(注) 1 帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品で建設仮勘定は含んでいない。
2 現在休止中の主要な設備はない。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等該当事項はない。

(2) 重要な設備の除却等該当事項はない。
研究開発費、研究開発活動346,000,000
設備投資額、設備投資等の概要49,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況47
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況24
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,348,882
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を受けることを目的に保有する株式を純投資目的である投資株式に区分し、中長期的な企業価値の向上に資すると判断し保有する株式を純投資目的以外の投資株式として区分している。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、相手企業との安定的・長期的な取引関係の構築、提携強化等を図る観点から、中長期的な企業価値の向上に資することを目的として、政策保有株式を保有している。
毎年1回取締役会で定期的にその保有意義を検証し、検証の結果、保有の意義が適切でないと判断された銘柄は、縮減を図る方針としている。
当事業年度において非上場株式以外の株式のうち、前事業年度に売却の同意を得た1銘柄については当事業年度に売却を完了した。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1123非上場株式以外の株式199 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はない。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式1194 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)オークマ(株)26,40026,400営業取引関係(工作機械関連事業)の維持強化のため有9981(株)ほくほくフィナンシャルグループ―100,000当事業年度に売却している無(注2)―178 (注)1定量的な保有効果の記載は困難であるが、取締役会にて定期的に保有の合理性等を検証している。
   2(株)ほくほくフィナンシャルグループは当社の株式を保有していないが、グループ会社である(株)北陸銀行が当社の株式を保有している。
みなし保有株式 該当事項はない ③ 保有目的が純投資目的である投資株式  該当事項はない  ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの  該当事項はない ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの  該当事項はない 
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社11
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社23,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社99,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社194,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社26,400
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社99,000,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社(株)ほくほくフィナンシャルグループ
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社当事業年度に売却している
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社無(注2)

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
令和7年11月30日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
津田駒取引先持株会金沢市野町5丁目18番18号1,39021.78
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8番12号65510.26
HSU CHENG CHUNG(常任代理人 シティバンク、 エヌ・エイ東京支店)NEW TAIPEI CITY, TAIWAN(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)4507.05
明治安田生命保険相互会社東京都千代田区丸の内2丁目1番1号 2804.40
ツダコマ従業員持株会金沢市野町5丁目18番18号2233.50
東京海上日動火災保険株式会社東京都千代田区大手町2丁目6番4号1462.29
株式会社北陸銀行富山市堤町通り1丁目2番26号971.52
吉江 克己神奈川県横浜市西区751.17
株式会社SBI証券東京都港区六本木1丁目6番1号570.90
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 北陸銀行口再信託受託者 株式会社日本カストディ株式会社東京都中央区晴海1丁目8番12号500.78
計―3,42653.64
(注) 1 上記所有株式数のうち信託業務に係る株式数は次のとおりである。  
株式会社日本カストディ銀行(信託口)        655千株 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 北陸銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ株式会社 50千株2 みずほ信託銀行株式会社退職給付信託北陸銀行口 再信託受託者株式会社日本カストディ株式会社の所有株式は退職給付信託の信託財産であり、その議決行使権の指示権は
株式会社北陸銀行が留保している。3 上記のほか当社所有の自己株式420千株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合6.17%)がある。4 令和8年1月9日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、株式会社ポートフォリアが令和7年12月31日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として令和7年11月30日現在の実質所有株式数の確認ができないため、上記大株主の状況には含めていない。 なお、その大量保有報告書の変更報告書の内容は以下のとおりである。
氏名又は名称住所保有株券等の数(千株)株券等保有割合(%)株式会社ポートフォリア東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目8番14号1722.54
株主数-金融機関8
株主数-金融商品取引業者22
株主数-外国法人等-個人20
株主数-外国法人等-個人以外16
株主数-個人その他3,223
株主数-その他の法人141
株主数-計3,431
氏名又は名称、大株主の状況みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 北陸銀行口再信託受託者 株式会社日本カストディ株式会社
株主総利回り0
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はない。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式1880当期間における取得自己株式――
(注) 当期間における取得自己株式には、令和8年2月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めていない。

Shareholders2

自己株式の取得0
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー0
発行済株式及び自己株式に関する注記 1 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)6,807,555――6,807,555 2 自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)419,917188―420,105 (変動事由の概要)増減数の主な内訳は、次の通りである。
 単元未満株式の買取りによる増加188株

Audit

監査法人1、連結かなで監査法人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年2月24日津田駒工業株式会社取締役会 御中 かなで監査法人 東京都中央区 指定社員業務執行社員 公認会計士髙  村  藤  貴 指定社員業務執行社員 公認会計士井  波  拓  郎 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている津田駒工業株式会社の2024年12月1日から2025年11月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、津田駒工業株式会社及び連結子会社の2025年11月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
継続企業の前提に関する重要な不確実性継続企業の前提に関する事項に記載されているとおり、会社は、2019年11月期以降、5期継続して営業損失及び経常損失を計上していた。
2024年11月期においては黒字転換を果たしたが、当連結会計年度においては営業損失及び経常損失を計上しており、安定的な利益の獲得には至っておらず、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しており、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。
なお、当該事象又は状況に対する対応策及び重要な不確実性が認められる理由については当該注記に記載されている。
連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、このような重要な不確実性の影響は連結財務諸表に反映されていない。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応津田駒工業株式会社(以下、「会社」という。
)グループの、繊維機械事業の外部顧客への売上高は、【注記事項】
(収益認識関係)に記載のとおり、30,199百万円と、連結売上高35,447百万円の85%程度を占めており、金額的にも比率的にも重要である。
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、会社グループの主な履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、繊維機械事業においては、国内向けは主として製品の据付完了時点で、海外向けは主として製品の船積み時点で収益を認識している。
売上高は経営者及び財務諸表利用者が重視する指標の一つであり、経営者は公表予算の達成のプレッシャーを受ける潜在的なリスクがある。
会社のビジネスサイクル及び過去の実績により、第4四半期会計期間の繊維機械事業売上が多額となる傾向があり、特に期末近くにおいて履行義務を充足していない多額の売上高が計上された場合、連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性がある。
以上から、当監査法人は、繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
 当監査法人は、繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価 繊維機械事業販売プロセスに関する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、売上計上の期間帰属の適切性に係る内部統制に、特に焦点を当てた。

(2)期末日付近の売上高の検討・売上高の経年分析、月次推移分析、製品別分析を実施し、異常な売上がないか概括的に検討した。
・期末日付近の売上高のうち一定の基準で抽出した取引は、計上金額及び時期について、契約書・注文書・船積書類・完了報告書・その他関連資料との照合により検討した。
・売上計上後に回収されず、滞留している売上債権がないか検討した。
・期末翌月の売上高の明細からマイナス計上されている取引を抽出してその要因を把握し、期末日以前に計上した売上のマイナスとして処理すべきものがないか検討した。
その他の事項会社の2024年11月30日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査されている。
前任監査人は、当該連結財務諸表に対して2025年2月26日付けで無限定適正意見を表明している。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、津田駒工業株式会社の2025年11月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、津田駒工業株式会社が2025年11月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報>当監査法人に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上 ※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管している。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていない。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応津田駒工業株式会社(以下、「会社」という。
)グループの、繊維機械事業の外部顧客への売上高は、【注記事項】
(収益認識関係)に記載のとおり、30,199百万円と、連結売上高35,447百万円の85%程度を占めており、金額的にも比率的にも重要である。
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、会社グループの主な履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、繊維機械事業においては、国内向けは主として製品の据付完了時点で、海外向けは主として製品の船積み時点で収益を認識している。
売上高は経営者及び財務諸表利用者が重視する指標の一つであり、経営者は公表予算の達成のプレッシャーを受ける潜在的なリスクがある。
会社のビジネスサイクル及び過去の実績により、第4四半期会計期間の繊維機械事業売上が多額となる傾向があり、特に期末近くにおいて履行義務を充足していない多額の売上高が計上された場合、連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性がある。
以上から、当監査法人は、繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
 当監査法人は、繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価 繊維機械事業販売プロセスに関する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、売上計上の期間帰属の適切性に係る内部統制に、特に焦点を当てた。

(2)期末日付近の売上高の検討・売上高の経年分析、月次推移分析、製品別分析を実施し、異常な売上がないか概括的に検討した。
・期末日付近の売上高のうち一定の基準で抽出した取引は、計上金額及び時期について、契約書・注文書・船積書類・完了報告書・その他関連資料との照合により検討した。
・売上計上後に回収されず、滞留している売上債権がないか検討した。
・期末翌月の売上高の明細からマイナス計上されている取引を抽出してその要因を把握し、期末日以前に計上した売上のマイナスとして処理すべきものがないか検討した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 津田駒工業株式会社(以下、「会社」という。
)グループの、繊維機械事業の外部顧客への売上高は、【注記事項】
(収益認識関係)に記載のとおり、30,199百万円と、連結売上高35,447百万円の85%程度を占めており、金額的にも比率的にも重要である。
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、会社グループの主な履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は、繊維機械事業においては、国内向けは主として製品の据付完了時点で、海外向けは主として製品の船積み時点で収益を認識している。
売上高は経営者及び財務諸表利用者が重視する指標の一つであり、経営者は公表予算の達成のプレッシャーを受ける潜在的なリスクがある。
会社のビジネスサイクル及び過去の実績により、第4四半期会計期間の繊維機械事業売上が多額となる傾向があり、特に期末近くにおいて履行義務を充足していない多額の売上高が計上された場合、連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性がある。
以上から、当監査法人は、繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、当該事項を監査上の主要な検討事項と判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(収益認識関係)
開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結  当監査法人は、繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性を検討するにあたり、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価 繊維機械事業販売プロセスに関する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、売上計上の期間帰属の適切性に係る内部統制に、特に焦点を当てた。

(2)期末日付近の売上高の検討・売上高の経年分析、月次推移分析、製品別分析を実施し、異常な売上がないか概括的に検討した。
・期末日付近の売上高のうち一定の基準で抽出した取引は、計上金額及び時期について、契約書・注文書・船積書類・完了報告書・その他関連資料との照合により検討した。
・売上計上後に回収されず、滞留している売上債権がないか検討した。
・期末翌月の売上高の明細からマイナス計上されている取引を抽出してその要因を把握し、期末日以前に計上した売上のマイナスとして処理すべきものがないか検討した。
その他の記載内容、連結 その他の事項会社の2024年11月30日をもって終了した前連結会計年度の連結財務諸表は、前任監査人によって監査されている。
前任監査人は、当該連結財務諸表に対して2025年2月26日付けで無限定適正意見を表明している。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報>当監査法人に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別かなで監査法人
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2026年2月24日津田駒工業株式会社取締役会 御中 かなで監査法人 東京都中央区 指定社員業務執行社員 公認会計士髙  村  藤  貴 指定社員業務執行社員 公認会計士井  波  拓  郎 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている津田駒工業株式会社の2024年12月1日から2025年11月30日までの第115期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、津田駒工業株式会社の2025年11月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
継続企業の前提に関する重要な不確実性継続企業の前提に関する事項に記載されているとおり、会社は、2019年11月期以降、5期継続して営業損失及び経常損失を計上していた。
2024年11月期において黒字転換を果たし、2025年11月期も黒字となったが、安定的な利益の獲得には至っておらず、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しており、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。
なお、当該事象又は状況に対する対応策及び重要な不確実性が認められる理由については当該注記に記載されている。
財務諸表は継続企業を前提として作成されており、このような重要な不確実性の影響は財務諸表に反映されていない。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性)と実質的に同一の内容であるため、記載を省略している。
 同左 その他の事項会社の2024年11月30日をもって終了した前事業年度の財務諸表は、前任監査人によって監査されている。
前任監査人は、当該財務諸表に対して2025年2月26日付けで無限定適正意見を表明している。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上 ※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管している。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれていない。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性)と実質的に同一の内容であるため、記載を省略している。
 同左
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繊維機械事業における売上高の期間帰属の適切性)と実質的に同一の内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容、個別 その他の事項会社の2024年11月30日をもって終了した前事業年度の財務諸表は、前任監査人によって監査されている。
前任監査人は、当該財務諸表に対して2025年2月26日付けで無限定適正意見を表明している。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。