財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2026-01-27 |
| 英訳名、表紙 | AB&Company Co.,Ltd. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 市瀬 一浩 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 東京都新宿区新宿二丁目16番6号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 03-4500-1383(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | IFRS |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 株式会社AB&Company設立以前の沿革は次のとおりであります。 2009年2月Alice hair salon(Agu.の前身)を東京都豊島区にオープン2011年1月直営店舗の美容室チェーン運営を目的として、東京都渋谷区に株式会社ロイネス(現 連結子会社)設立2011年5月郊外型の店舗展開を始動2011年12月Agu.hairグループのフランチャイズ本部として、東京都渋谷区にB-first株式会社(現 連結子会社)設立2013年1月B-first株式会社にて、株式会社ビサイドとのフランチャイズ契約締結により、フランチャイズ展開を始動2014年3月宮城県仙台市青葉区に、丹内悠佑氏が株式会社Puzzle(現 連結子会社)設立 B-first株式会社にて、株式会社Puzzleとのフランチャイズ契約を締結2014年12月愛知県知多市に、樋口和貴氏が株式会社agir(現 連結子会社)を設立 B-first株式会社にて、株式会社agirとのフランチャイズ契約を締結2015年10月B-first株式会社にて、株式会社KALOとのフランチャイズ契約を締結2015年11月Alice hair salonからAgu.に屋号変更2015年12月株式会社ロイネス及びB-first株式会社の本社を東京都豊島区に移転2016年6月B-first株式会社が米崎慎一氏との共同出資により、東京都狛江市(現 東京都新宿区)に美容室等の内装デザイン業を行う株式会社建.LABO(現 連結子会社)を設立し米崎氏が代表取締役社長に就任(設立当時のB-first株式会社の出資比率は57.1%)2016年8月フランチャイズ店舗が100店舗に到達2017年12月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計200店舗に到達2018年1月株式会社ロイネス及びB-first株式会社の本社を東京都港区に移転 株式会社AB&Companyの沿革は次のとおりであります。 2018年2月美容室チェーン運営事業者グループの持株会社として、東京都港区に当社株式会社AB&Company設立2018年3月Sunrise Capitalと資本提携を開始 当社が、株式取得により株式会社ロイネスを完全子会社化 当社が、株式取得によりB-first株式会社を完全子会社化2018年8月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計300店舗に到達 B-first株式会社が、株式取得により株式会社建.LABOを完全子会社化2018年10月当社が、株式取得により株式会社Puzzleを完全子会社化 当社が、株式取得により株式会社agirを完全子会社化 株式会社ロイネスが、株式取得により株式会社KALOを完全子会社化2019年1月株式会社ロイネスが、株式会社KALOを吸収合併2019年4月本社を東京都新宿区へ移転 株式会社ロイネス、B-first株式会社及び株式会社建.LABOの本社を新宿区に移転2019年5月米国ニューヨーク州に、株式会社ロイネスがAGU NY, Inc.を設立2019年10月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計400店舗に到達2019年11月佐賀県に出店することにより、47都道府県全てに直営店舗及びフランチャイズ店舗の出店が完了2020年1月米国ニューヨーク州マンハッタンに直営店舗A GRAND UNIONをオープン2020年8月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計500店舗に到達2021年4月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計600店舗に到達2021年11月東京証券取引所マザーズ市場に上場2022年3月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計700店舗に到達2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行2022年5月株式会社ロイネスがJ ISLAND Inc.を完全子会社化2022年8月B-first株式会社が株式会社BELLTREE及び株式会社KESHIKIを完全子会社化2022年12月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計800店舗に到達2023年3月株式会社KESHIKIの本社を新宿区に移転2023年10月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計900店舗に到達2023年10月Sunrise Capitalと資本提携を解除2024年5月株式会社BELLTREEの本社を新宿区に移転2024年7月株式会社建.LABOを当社直接保有の完全子会社に移行2024年8月直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計1,000店舗に到達2025年6月株式会社estを株式譲渡契約により完全子会社化2025年8月株式会社Aroseを株式譲渡契約により完全子会社化2025年9月AGU NY, Inc.を解散及び清算することを取締役会で決議し、清算手続き中2025年9月株式会社SENSEを株式譲渡契約により完全子会社化2025年10月Agu.グループの直営店舗及びフランチャイズ店舗が合計1,100店舗に到達 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社である当社及び連結子会社13社により構成されており、美容室チェーンを全国展開しております。 当社は純粋持株会社として、当社グループの経営戦略の策定、グループ会社の経営指導等を行っており、その対価として経営指導料を得ております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記6.セグメント情報」に掲げるセグメント区分と同一であります。 (1) 直営美容室運営事業連結子会社である株式会社ロイネス、株式会社Puzzle、株式会社agir、株式会社BELLTREE、株式会社KESHIKI、株式会社est、株式会社Arose、株式会社SENSE、AGU NY, Inc.、J ISLAND Inc.は、それぞれ美容室を直営展開しており、その対価を得ております。 (2) フランチャイズ事業連結子会社であるB-first株式会社は、Agu.グループ(※)のフランチャイズ本部として、経営指導、事業ノウハウ及び教育研修の提供、プライベートブランド商品の販売、パーマ液やカラー剤等の材料仕入、広告代理業務、採用、経理や管理業務の代行等を行ない、フランチャイズ加盟法人からその対価を得ております。 店舗の運営は各フランチャイズ加盟法人で行われ、フランチャイズ契約により、美容室の経営に関するシステム(サービス・商品・人員の配置方法等)や店舗運営ノウハウ、商標等を使用しております。 そのため、フランチャイズ加盟法人店舗においても、当社グループブランドを展開しております。 ※ Agu.グループとは、当社グループとそれ以外のフランチャイズ加盟法人全てを含むグループのことであります。 (3) インテリアデザイン事業連結子会社である株式会社建.LABOは、美容室等の内装デザイン業者としてAgu.グループの美容室の出店及びグループ以外の受注案件に関して、店舗デザインや施工業者のアレンジ等のサービス提供を行ない、その対価を得ております。 当社グループは、インテリアデザイン事業を内製化することにより、内装工事費用を比較的安価に抑えることができ、かつ、より短い期間での開業を可能としております。 <Agu.グループの特徴>(1) 業務委託モデルAgu.グループは、スタイリストの低賃金及び長時間労働が常態化している正規雇用モデルではなく、スタイリストのライフスタイルに応じて柔軟に働ける業務委託モデルを採用しております。 一般的に、スタイリストは長時間労働に見合わない低賃金を不満として退職することが多いのが実情であります。 Agu.グループは各直営・フランチャイズ法人がスタイリストと業務委託契約を結んでおり、報酬体系は完全に売上と連動しております。 数多くのお客様を施術しても大きく報酬が変わることのない正規雇用モデルと比べて、業務委託モデルでは売上に応じてスタイリストに還元していることからスタイリストは正規雇用モデルの報酬(平均371万円/年(出所 厚生労働省:令和6年賃金構造基本統計調査))よりも高い報酬(平均410万円/年※)を得ることが可能であります。 また、シフトが柔軟であることからスタイリスト自身のライフスタイルに合わせた働き方が実現可能となります。 結果として、Agu.グループは、育児中の美容師等の多種多様な人材を確保することが可能となっていると考えております。 また、美容学校の新卒生については正社員のアシスタントとして採用し、卒業後約1年程度でスタイリストデビューし、業務委託への転換を可能とする育成プログラムによりスタイリストの確保を図っております。 ※ 2024年11月から2025年10月までの全ての月で報酬を支払っているスタイリストに関する同期間の合計報酬 (2) フランチャイズオーナー制度Agu.グループは、原則として外部からフランチャイズオーナーを募ることなく、Agu.グループで育ったスタイリストをフランチャイズオーナーに起用する独自のモデルを採用しております。 同モデルを採用することにより、帰属意識の高いフランチャイズオーナーを輩出し、離反リスクを低く保ちつつフランチャイズ展開を行うことが可能となっております。 また、同じグループ出身であることから、フランチャイズオーナー同士が密にコミュニケーションをとる風土が醸成されており、店舗運営ノウハウ等の共有が行われるとともに、出店立地についてはカニバリゼーションが起きにくい組織形態となっております。 さらに、人材採用、マーケティング戦略、資金調達、計数管理や記帳等の様々な面においてフランチャイズ運営法人であるB-first株式会社がフランチャイズオーナーの支援を行っており、Agu.グループに所属し続けるメリットを提供し続けることで離反リスクをさらに低く保っていると考えております。 また、2025年10月末現在39人のフランチャイズオーナーが全国各地に拠点を構えており、関東地方や大都市圏に店舗が集中することなく、日本各地の地方都市にも店舗展開していることもAgu.グループの特徴であります。 今後もフランチャイズオーナーの育成を推進し、地方での店舗展開を加速してまいります。 (3) WEB広告による効率的な集客多くの美容室利用者は、株式会社リクルートが提供する美容検索・予約サイト「HOT PEPPER Beauty」を利用しているため、Agu.グループでは、同サイトを活用したマーケティングに注力しており、社内に専属チームを設置しております。 出店地域で上位に露出する最適なプランを周知・徹底し、予約し易いように予約状況を常に把握・コントロールする等「HOT PEPPER Beauty」の効率的な運用ノウハウを蓄積しており、また、連結子会社のB-first株式会社がグループ全体の広告宣伝活動を一括して行うことにより、低コストで高い集客力の実現が可能となっていると考えております。 (4) 地方展開及び空中店舗展開Agu.グループは、郊外では駐車場完備の広い敷地面積を持つ平屋店舗、都心では賃料の安い空中店舗(※)を中心に店舗展開しており、賃料等の固定費削減分をスタイリストへの報酬還元及びWEB広告費用に充当することにより、高い競争力及び集客力を実現し、出店後短期間における黒字化を可能としていると考えております。 また、フランチャイズオーナー制度により、フランチャイズオーナーと縁がある地域の優良物件や特性等の詳細な情報が入手可能であり、さらに、地方の主たる競合である個人経営店に対しては、「HOT PEPPER Beauty」の露出順位や予約のし易さ等により集客力で優っているため、地方展開に強みを有しております。 ※ 空中店舗とは、ビルの2階以上に店舗を構えることを指します。 Agu.グループの一般的な店舗の売上に対する費用等の構成比率は以下のとおりです。 項目比率店舗変動費本部ロイヤリティ5%人件費48%原材料費5%店舗固定費広告宣伝費7%地代家賃10%その他店舗固定費 (注)29%店舗EBITDAその他費用 (注)315%店舗営業利益2% (注) 1.2025年10月期の当社直営店舗における平均数値を基に作成しております。 2.その他店舗固定費は水道光熱費、POS使用料等となっております。 3.その他費用は減価償却費、全社共通費用、経営指導料となっております。 また、Agu.グループの国内における店舗数等の推移は、以下のとおりであります。 ① 店舗数 (単位:店) 第4期連結会計年度末(2021年10月31日)第5期連結会計年度末(2022年10月31日)第6期連結会計年度末(2023年10月31日)第7期連結会計年度末(2024年10月31日)第8期連結会計年度末(2025年10月31日)直営店舗243364405433447フランチャイズ店舗417428519596653合計6607929241,0291,100 ② 来店客数 (単位:名) 第6期連結会計年度(自 2022年11月1日至 2023年10月31日)第7期連結会計年度(自 2023年11月1日至 2024年10月31日)第8期連結会計年度(自 2024年11月1日至 2025年10月31日)直営店舗2,390,0232,468,1122,475,532フランチャイズ店舗2,432,4182,743,2652,985,226合計4,822,4415,211,3775,460,758 ③ 国内店舗当たりスタイリスト数(期中平均) (単位:名) 第6期連結会計年度(自 2022年11月1日至 2023年10月31日)第7期連結会計年度(自 2023年11月1日至 2024年10月31日)第8期連結会計年度(自 2024年11月1日至 2025年10月31日)直営店舗4.84.54.5フランチャイズ店舗4.14.04.1 ④ スタイリスト当たり客数(1ヶ月平均) (単位:名) 第6期連結会計年度(自 2022年11月1日至 2023年10月31日)第7期連結会計年度(自 2023年11月1日至 2024年10月31日)第8期連結会計年度(自 2024年11月1日至 2025年10月31日)直営店舗109107103フランチャイズ店舗10610499 ⑤ 顧客単価(期中平均) (単位:円) 第6期連結会計年度(自 2022年11月1日至 2023年10月31日)第7期連結会計年度(自 2023年11月1日至 2024年10月31日)第8期連結会計年度(自 2024年11月1日至 2025年10月31日)直営店舗5,7635,9706,171フランチャイズ店舗5,8466,1216,326 当社グループの事業の系統図は、以下のとおりであります。 なお、店舗数は2025年10月31日現在の状況を記載しております。 |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容 (注)1議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) B-first株式会社 (注)2東京都新宿区1フランチャイズ事業100.0経営指導金銭貸借役員の兼任債務保証株式会社ロイネス (注)2,10東京都新宿区3直営美容室運営事業100.0経営指導金銭貸借役員の兼任株式会社Puzzle (注)2,10宮城県仙台市青葉区5直営美容室運営事業100.0経営指導金銭貸借役員の兼任株式会社agir (注)10愛知県知多市1直営美容室運営事業100.0経営指導金銭貸借役員の兼任株式会社建.LABO 東京都新宿区20インテリアデザイン事業100.0経営指導役員の兼任AGU NY, Inc. (注)2,3,7米国ニューヨーク州450千米ドル直営美容室運営事業100.0(100.0)経営指導役員の兼任J ISLAND Inc. (注)2,3米国ハワイ州250千米ドル直営美容室運営事業100.0(100.0)経営指導役員の兼任株式会社BELLTREE (注)3,10東京都新宿区0.3直営美容室運営事業100.0(100.0)経営指導金銭貸借役員の兼任株式会社KESHIKI (注)3東京都新宿区0.3直営美容室運営事業100.0(100.0)経営指導役員の兼任株式会社est (注)5東京都新宿区0.1直営美容室運営事業100.0経営指導役員の兼任株式会社Arose (注)6福岡県大牟田市10直営美容室運営事業100.0経営指導役員の兼任株式会社SENSE (注)8東京都新宿区3直営美容室運営事業100.0経営指導役員の兼任 (注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.特定子会社に該当しております。 3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。 4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 5.2025年6月1日付で株式会社estを株式譲渡契約により完全子会社化いたしました。 6.2025年8月1日付で株式会社Aroseを株式譲渡契約により完全子会社化いたしました。 7.2025年9月17日付でAGU NY, Inc.を解散及び清算することを取締役会で決議し、清算手続き中となります。 8.2025年9月26日付で株式会社SENSEを株式譲渡契約により完全子会社化いたしました。 9.事実上の休眠会社である連結子会社の株式会社RITA(株式会社Aroseの子会社であり、当社は議決権を100.0%間接所有しております。 )があります。 10.株式会社ロイネス、株式会社Puzzle、株式会社agir及び株式会社BELLTREEについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 2025年10月期の日本基準に基づいて作成された財務諸表における主要な損益情報等は以下のとおりであります。 主要な損益情報等売上高経常利益当期純利益純資産額総資産額(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)(百万円)株式会社ロイネス3,68956407771,330株式会社Puzzle4,0922511561,2381,775株式会社agir2,7975146158779株式会社BELLTREE2,945△72△84△2761,118 |
| 従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況2025年10月31日現在セグメントの名称従業員数(人)直営美容室運営事業180(25)フランチャイズ事業44( 6)インテリアデザイン事業39(11)報告セグメント計263(42)その他13(-)合計276(42) (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。 )は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。 2.その他として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない当社の管理部門に所属しているものであります。 3.前連結会計年度比33名増加しています。 その理由は、株式会社est、株式会社Arose、株式会社SENSEを連結子会社化したためであります。 (2) 提出会社の状況2025年10月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)13(-)43.83.07,552 セグメントの名称従業員数(人)その他13(-) (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。 )は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.その他として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない当社の管理部門に所属しているものであります。 (3) 労働組合の状況当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、企業理念に「スタイリストファーストを信念にお客さまに幸せと喜びを提供する」ことを掲げ、美容室業界の課題であるスタイリストの長時間労働、低賃金、高離職率を是正し、新たなキャリアデザインを創造することでスタイリスト自身の喜びに繋げることが、更なるお客さまの幸せに繋がると考え、その実現に向けて日々の経営に取り組んでおります。 また、「お客さまに感動を与える美容室という劇場を全国に展開する」ことをブランドビジョンに掲げ、「Challenge Yourself(自分に挑戦する)」「Never Give Up(決して諦めない)」「Stay Innovative(革新的であり続ける)」を行動指針としております。 (2) 経営戦略当社グループは、経営理念やビジネスモデルを全国に浸透させ、より多くのお客さま、スタイリスト、フランチャイズオーナーの皆様に幸せをもたらすため、業容の拡大を続けてまいりました。 今後もお客さまにコストパフォーマンスに優れたサービスを提供するとともに、スタイリストの労働環境や社会的地位の向上を目指し、フランチャイズ事業を軸に、更なる出店を推進してまいります。 具体的な経営戦略は以下のとおりです。 <フランチャイズオーナーの育成推進とそれに伴う地方展開の加速>Agu.グループは、原則として外部からフランチャイズオーナーを募ることなく、Agu.グループで育ったスタイリストをフランチャイズオーナーに起用する独自のモデルを採用しております。 同モデルを採用することにより、帰属意識の高いフランチャイズオーナーを輩出し、離反リスクを低く保ちつつフランチャイズ展開を行うことが可能となっております。 また、同じグループ出身であることから、フランチャイズオーナー同士が密にコミュニケーションをとる風土が醸成されており、店舗運営ノウハウ等の共有が行われるとともに、出店立地についてはカニバリゼーションが起きにくい組織形態となっております。 さらに、人材採用、マーケティング戦略、資金調達、計数管理や記帳等の様々な面においてフランチャイザーであるB-first株式会社がフランチャイズオーナーの支援を行っており、Agu.グループに所属し続けるメリットを提供し続けることで離反リスクをさらに低く保っていると考えております。 また、2025年10月末現在39人のフランチャイズオーナーが全国各地に拠点を構えており、関東地方や大都市圏に店舗が集中することもなく、日本各地の地方都市にも店舗展開していることもAgu.グループの特徴であります。 今後もフランチャイズオーナーの育成を推進し、地方での店舗展開を加速してまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、企業価値の継続的な向上を実現する指標として、売上収益面では店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数、顧客単価を重要な経営指標としております。 また、株主資本コストについてはROEを重要な経営指標としております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループの経営戦略を達成するため、以下を重要課題と認識し、課題克服に取り組んでまいります。 <収益拡大のための取り組み・課題>① スタイリストの採用及び育成当社グループは、人材を最重要視しており、創業以来、低賃金かつ長時間労働等が常態化している美容室業界の変革を目指しております。 更なる店舗展開においては優秀な人材の採用及び育成が不可欠と認識しております。 そのため、当社グループは、フランチャイズオーナー制度、完全歩合制の導入、約1年程度で美容学校の新卒生を育成しスタイリストデビューを可能とする育成プログラム等により、独立志向の強い美容師、育児中の美容師など多種多様なキャリアプランに応じて働ける環境を構築してまいります。 また、中途スタイリストの主な流入経路はリファラル(スタイリストからの紹介)によるものであり、今後もスタイリストにとって働きやすい環境を提供することでリファラル採用を強化してまいります。 その他、WEB求人広告や美容師専門の人材紹介会社等を活用してスタイリスト確保を図っております。 ② フランチャイズオーナーの育成推進とそれに伴う地方展開の加速Agu.グループは、原則として外部からフランチャイズオーナーを募ることなく、Agu.グループで育ったスタイリストをフランチャイズオーナーに起用する独自のモデルを採用しております。 同モデルを採用することにより、帰属意識の高いフランチャイズオーナーを輩出し、離反リスクを低く保ちつつフランチャイズ展開を行うことが可能となっております。 また、同じグループ出身であることから、フランチャイズオーナー同士が密にコミュニケーションをとる風土が醸成されており、店舗運営ノウハウ等の共有が行われるとともに、出店立地についてはカニバリゼーションが起きにくい組織形態となっております。 さらに、人材採用、マーケティング戦略、資金調達、計数管理や記帳等の様々な面においてフランチャイザーであるB-first株式会社がフランチャイズオーナーの支援を行っており、Agu.グループに所属し続けるメリットを提供し続けることで離反リスクをさらに低く保っていると考えております。 また、2025年10月末現在39人のフランチャイズオーナーが全国各地に拠点を構えており、関東地方や大都市圏に店舗が集中することもなく、日本各地の地方都市にも店舗展開していることもAgu.グループの特徴であります。 今後もフランチャイズオーナーの育成を推進し、地方での店舗展開を加速してまいります。 ③ 効率的な店舗オペレーション店舗の収益を拡大していくためには、優秀なフランチャイズオーナー及びエリアマネージャーによる効率的な店舗オペレーションが重要であると認識しております。 当社グループは、オーナー会議やエリアマネージャーミーティング等を通じて、当社グループの運営ノウハウを共有できる環境を構築し、フランチャイズオーナー及びエリアマネージャーの育成に注力してまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 (1) ガバナンス当社グループは、企業価値向上の観点から、サステナビリティに関する課題を経営上の重要な課題として認識しております。 サステナビリティに関する取り組みを進めることで企業価値の向上を図っております。 当社グループのサステナビリティに関する経営論点が生じた場合は、重要な会議体である経営会議において審議・検討いたします。 (2) 戦略当社グループは、人的資本を重要視しております。 当社は男女平等に活躍できる環境、フレックス制度及びリモートワークの導入等、柔軟に働きやすい環境を整えることで従業員が高いパフォーマンスを発揮できるように取り組んでおります。 また、当社グループは、企業理念に「スタイリストファーストを信念にお客さまに幸せと喜びを提供する」ことを掲げ、美容室業界の課題であるスタイリストの長時間労働、低賃金、高離職率を是正に向けて日々取り組んでおります。 スタイリストに関しては、具体的には3 事業の内容 <Agu.グループの特徴>(1)業務委託モデルで述べておりますとおり、多種多様な人材を確保することが可能と考えております。 また、美容学校の新卒生については、業務委託への転換を可能とする育成プログラムによりスタイリストの確保を図っております。 (3) リスク管理当社グループは、サステナビリティに関するリスクに対して課題解決やリスクの未然防止、極小化のために組織横断的リスクマネジメント体制を構築するため、リスク・コンプライアンス委員会を設置し、当社グループ全体のリスクを網羅、総括的管理を行っております。 新たに発生したリスクについては、リスク管理規程に基づいて担当部署にて適切な対応を迅速に行っております。 (4) 指標及び目標当社では、上記「 (2) 戦略」において記載した人的資本に関して、人材教育のみならず、従業員一人一人が活躍できるような職場環境を目指し、有給休暇、育児休暇取得の促進等の取り組みを進めております。 具体的な目標数値並びに目標年度については検討中であります。 男女の有給休暇取得率、育児休暇取得率(当連結会計年度)の実績は、次のとおりであります。 男女の有給休暇取得率、育児休暇取得率(当連結会計年度) 有給休暇取得率育児休暇取得率男性50%―女性57%― |
| 戦略 | (2) 戦略当社グループは、人的資本を重要視しております。 当社は男女平等に活躍できる環境、フレックス制度及びリモートワークの導入等、柔軟に働きやすい環境を整えることで従業員が高いパフォーマンスを発揮できるように取り組んでおります。 また、当社グループは、企業理念に「スタイリストファーストを信念にお客さまに幸せと喜びを提供する」ことを掲げ、美容室業界の課題であるスタイリストの長時間労働、低賃金、高離職率を是正に向けて日々取り組んでおります。 スタイリストに関しては、具体的には3 事業の内容 <Agu.グループの特徴>(1)業務委託モデルで述べておりますとおり、多種多様な人材を確保することが可能と考えております。 また、美容学校の新卒生については、業務委託への転換を可能とする育成プログラムによりスタイリストの確保を図っております。 |
| 指標及び目標 | (4) 指標及び目標当社では、上記「 (2) 戦略」において記載した人的資本に関して、人材教育のみならず、従業員一人一人が活躍できるような職場環境を目指し、有給休暇、育児休暇取得の促進等の取り組みを進めております。 具体的な目標数値並びに目標年度については検討中であります。 男女の有給休暇取得率、育児休暇取得率(当連結会計年度)の実績は、次のとおりであります。 男女の有給休暇取得率、育児休暇取得率(当連結会計年度) 有給休暇取得率育児休暇取得率男性50%―女性57%― |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | (4) 指標及び目標当社では、上記「 (2) 戦略」において記載した人的資本に関して、人材教育のみならず、従業員一人一人が活躍できるような職場環境を目指し、有給休暇、育児休暇取得の促進等の取り組みを進めております。 具体的な目標数値並びに目標年度については検討中であります。 男女の有給休暇取得率、育児休暇取得率(当連結会計年度)の実績は、次のとおりであります。 男女の有給休暇取得率、育児休暇取得率(当連結会計年度) 有給休暇取得率育児休暇取得率男性50%―女性57%― |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 有利子負債について当社グループは、子会社株式を取得した際の資金を主に金融機関からの借入により調達しております。 また、店舗の賃借等に伴うリース負債を計上しており、第8期連結会計年度末時点で13,477百万円の有利子負債(有利子負債比率49.8%)を計上しております。 このうち金融機関からの借入による6,995百万円の金利については市場金利と連動して定期的に見直される契約となっており、今後、市場金利が上昇した場合には当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、一部の金融機関からの借入には財務制限条項(財務コベナンツ)が付されており、一定額以上の純資産額や経常利益等をそれぞれ求められております。 これらの財務コベナンツに一つでも抵触した場合は、当該借入についての期限の利益を喪失し、借入金の一括返済を求められる可能性があります。 また、同借入には一定規模の新規買収及び設備投資制限条項が付されており、今後、当社グループの事業展開が一部制限される可能性があります。 当社グループでは、上記の金融機関からの多額の借入金に関係した、金利上昇に係るリスク、財務コベナンツへの抵触による一括返済リスク、新規買収及び設備投資制限に対応するため、主に以下の取り組みを実施しております。 ① 収益性を重視した戦略立案と経営管理当社グループでは、財務コベナンツへの抵触を回避するため、収益性を重視した戦略立案と経営管理を行っております。 具体的には、新規出店する際は、市場環境、物件の立地や建物の状況、競合環境等を多面的に検討した上で収益性を勘案して慎重に意思決定を行っております。 また、毎月全ての店舗の損益状況を把握し、スタイリストの配置の最適化を行うことにより、機会損失を最少化すべく取り組んでおります。 ② 財務バランスを意識した投資計画、資金計画の立案と実行当社グループでは、新規出店等により財務バランスを悪化させるような不必要な追加借入を発生させず、営業活動によるキャッシュ・フローの実績等を参考にした投資計画を立案し、これに従って投資を実行しております。 (2) 総資産に占めるのれん及び無形資産の商標権の割合が高いことについて当社グループはIFRSに基づき連結財務諸表を作成しているためのれん及び無形資産の商標権の償却は不要となりますが、第8期連結会計年度末時点で非流動資産にのれんを9,713百万円、無形資産の商標権を4,261百万円計上しており、総資産に占める割合が51.6%となっております。 第8期連結会計年度末における回収可能価額は、のれんが含まれる資金生成単位又はそのグループの総資産から負債を除いた事業価値の帳簿価額を大幅に上回っていることから、減損テストに用いた主要な仮定が合理的な範囲内で変更されたとしても、当該資金生成単位又はそのグループの回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと考えております。 仮に税引前割引率が4.1%上昇する場合又は将来キャッシュ・フローの見積額が24.0%減少する場合に減損損失が発生する可能性がありますが、当社グループでは、のれん及び無形資産の商標権の減損に係るリスクを低減するため、事業の収益力強化に努めており、主に以下の取り組みを実施しております。 ① スタイリストの確保当社グループは、今後の事業拡大に伴い、継続的に優秀なスタイリストの確保が必要であると考えております。 当社グループでは主に、正規雇用モデルではなくスタイリストのキャリアプランに応じて柔軟に働ける業務委託モデルを採用しております。 業務委託契約とすることにより、スタイリスト自身が望む柔軟な働き方が実現可能となり、結婚・出産を経験した女性美容師等の多種多様な人材の確保を図っております。 ② WEB集客による効率的な集客多くの美容室利用者は、株式会社リクルートが提供する美容検索・予約サイト「HOT PEPPER Beauty」を利用しているため、当社グループでは、同サイトを活用したマーケティングに注力しております。 出店地域で上位に露出する最適なプランを周知・徹底し、予約し易いように予約状況を常に把握・コントロールする等「HOT PEPPER Beauty」の効率的な運用ノウハウを蓄積しており、また、連結子会社のB-first株式会社がグループ全体の広告宣伝活動を一括して行うことにより、低コストでの高い集客に取り組んでおります。 なお、集客全体に占めるWEB予約比率は2025年10月期通年で約8割であります。 ③ 地方展開及び空中店舗展開当社グループは、地方及び都市部の空中店舗に展開し、賃料等の固定費削減分をスタイリストへの報酬及びWEB集客に投入することにより、高い競争力及び集客力を目指しております。 また、フランチャイズオーナー制度により、フランチャイズオーナーと縁がある地域の優良物件や特性等の詳細な情報を入手し、さらに、地方の主たる競合である個人経営店に対しては、「HOT PEPPER Beauty」の露出順位や予約のし易さ等により集客で差をつけ、積極的に地方展開に取り組んでおります。 ただし、①~③の取り組みが十分ではなく、のれんの対象となる事業の収益力が低下し減損損失を計上するに至った場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 15.減損損失」をご参照ください。 (3) 減損会計の適用について当社グループは、原則として各店舗を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位と捉え、減損会計を適用し、事業用固定資産の投資回収可能性を適時判断しております。 今後、事業環境の変化等により店舗収益性が低下した場合等には、有形固定資産及び使用権資産等について減損損失が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 感染症に関するリスク当社グループは、お客様・スタイリスト・従業員の安全を最優先に予防対策を講じておりますが、店舗等において感染者が発生することや、お客様の来店頻度が低下し現状よりさらに来店客数が減少することにより営業継続に支障をきたした場合、また、取引先において感染者発生により弊害が生じた場合等、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、ライフスタイルの変化による来店頻度の低下により来店客数に減少傾向がありますが、現状よりさらに来店客数が大幅に減少した場合等、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 経済動向による影響について当社グループは、主に日本国内において事業を展開しているため、日本国内の景気の変動や政府の経済政策の影響によって、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 美容室チェーン単一のビジネスであることによるリスク当社グループは、美容室事業に特化した経営を行っておりますが、消費者ニーズの変化等により美容室への需要が変化した場合、単一業態であるが故に他業態でカバーすることが困難であるため、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 競合について当社グループが属する美容室業界は、参入障壁が低く新規参入が比較的容易であるため、多数の競合企業が存在しております。 当社グループは、高い集客力と安定したスタイリストの確保により、市場での優位性確立と他社との差別化を図っていく方針ではありますが、今後において十分な差別化が図られなかったことにより、競争が激化した場合には、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) スタイリストの確保及び育成について当社グループは、今後の事業拡大に伴い、継続的に優秀なスタイリストの確保及び育成が必要であると考えております。 地場に根付いたフランチャイズオーナー制度により各地域におけるスタイリスト獲得力は高く、全国各地に教育施設を設置しスタイリスト育成に注力し、魅力的な独立開業支援により優秀な人材の離反を防止する仕組みを構築しております。 しかしながら、必要なスタイリストの確保及び育成が計画どおり進まなかった場合には、競争力の低下や事業拡大の制約要因が生じる可能性があり、この場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) フランチャイズ加盟店が離脱することによるリスク当社グループのフランチャイズ事業は、連結子会社であるB-first株式会社を通じ加盟店とフランチャイズ契約を締結し、経営指導、企業ノウハウ及び教育研修の提供を行うと共に人材採用やマーケティング、資金調達等の多面的な支援を行っております。 また当社グループのフランチャイズオーナーは、オーナー間で成功ノウハウの共有等、密なコミュニケーションを取りつつ連携しており、フランチャイズ加盟店間のカニバリゼーションリスクを抑えると同時に、グループに所属することのメリットを多面的に享受できる事から、フランチャイズ加盟店の離脱は起きにくいと考えております。 しかしながら、フランチャイズ加盟店が何らかの理由で離脱した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 出店政策及び店舗展開について当社グループは、全国に店舗展開しておりますが、郊外では駐車場完備の広い敷地面積を持つ平屋店舗、都心では賃料の安い空中店舗を中心に店舗展開しており、固定費低減による価格競争力の向上及び集客力の強化に重点を置いております。 現時点においては、賃借先との関係性は良好であり、安定した店舗展開を行っております。 また、当社の連結子会社である株式会社建.LABOに不動産に関する情報を集約し、新規の賃借先・デベロッパーの開拓を行っております。 しかしながら、賃借先との関係性が悪化した場合、当社グループの今後の出店政策及び店舗展開に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 法的規制等について当社グループは事業の運営において、一般的な法令に加え、美容師法等業界特有の各種法令による規制を受けております。 各種法的規制に関して、法律を遵守するよう社員教育を行うとともにそれらの遵守体制を整備・強化しておりますが、今後の法令改正や、法的規制が強化された場合には、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 業務委託契約に対する労働関係法令の適用に関するリスク労働者とこれを使用する者の間に適用される主な法令としては、労働契約法、労働基準法、労働安全衛生法、雇用保険法、厚生年金保険法、健康保険法等が挙げられます。 当社グループでは、スタイリストとの間において主に業務委託契約を締結しております。 業務委託スタイリストによる施術の方法やシフト等の勤務条件について、当社グループが個別具体的な指揮命令を行うことはありませんので、業務委託スタイリストは当社グループが使用する労働者ではないと考えております。 また、業務委託スタイリストに対して、施術の方法やシフト等の勤務条件について、当社グループが個別具体的な指揮命令を行わないことを徹底し、適宜に実態も調査することで業務委託性の透明度を高めるとともに、顧問弁護士、顧問社労士とも連携し、法的規制の動向について常に注視し、臨機応変に対応できる体制を取っております。 しかしながら、今後の法令改正の内容によって、また、裁判例、行政の解釈・運用等が変更された場合には、そのための対応を迫られ、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 業務委託契約による店舗運営に支障が生じた場合のリスク当社グループは、スタイリスト確保において正規雇用モデルではなく、スタイリストのキャリアプランに応じて柔軟に働ける業務委託モデルを主に採用しております。 業務委託スタイリストに対して当社グループは個別具体的な指揮命令を行うことができないために店舗運営に支障が生じた場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 店舗の衛生管理に係るリスク当社グループでは、安全な美容サービスをお客様に提供するために衛生管理を徹底しておりますが、万一、衛生事故等が発生した場合、企業イメージが著しく損なわれ、損害賠償の支払等によって、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、仮に、競合他社において衛生事故等が発生した場合であっても、美容業界全体に対する評判及び信用の低下によって消費者の美容サービスの需要後退等が生じ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 特定の取引先への依存について当社グループは、広告宣伝活動において、株式会社リクルートが提供する美容検索・予約サイト「HOT PEPPER Beauty」への依存度が高くなっております。 当該企業との取引関係は良好でありますが、予約チャネルの多様化を検討してまいります。 (16) 顧客によるクレーム等による風評被害のリスク当社グループでは、独自の育成プログラム等により美容サービスの品質向上を図っておりますが、当社グループが提供する美容サービスの品質に起因するお客様からのクレーム等の発生がブランドイメージに悪影響を与えた場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 個人情報保護について当社グループは、取得及び収集した個人情報の漏洩等は当社グループの信用力低下に直結することから、個人情報取扱規程を制定し、同規程に基づき管理及び運用しております。 しかしながら、万一漏洩があった場合、当社グループは社会的信用を失い、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 天候不順等及び季節変動について美容に対する需要は、入学・卒業式、夏休み、年末年始等の長期休暇がある3月、7月、12月に拡大する傾向があります。 これらの需要拡大時期を分散させるために、クーポンの配布やシャンプー無料プレゼント等のキャンペーンを行っております。 しかしながら、分散効果が限定的となり、需要拡大時期に冷夏、長雨、台風等の天候不順、インフルエンザ等の流行が発生した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 海外展開について当社グループは、当社ブランドの海外展開を図っております。 しかしながら、海外展開におきましては、その国の法令、制度、政治、経済、商慣習の違い、為替等の様々な潜在的リスクが存在しております。 当社グループは、当該リスクを最小限にするために十分な対策を講じてまいりますが、それらのリスクに対処できないこと等により、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (20) M&A(企業買収等)による事業拡大について当社グループは、事業拡大を加速する手段の一つとして、M&Aを有効に活用する方針です。 特に、当社グループの慣行として、Agu.グループ全体に対するガバナンス強化、当社グループの収益及び利益の拡大を目的としたフランチャイズ会社の買収を行う場合があり、それにより追加的にのれんが計上される可能性があります。 M&Aにあたっては、対象企業の財務内容や契約関係等についての詳細な事前調査を行い、十分にリスクを検討する仕組みとなっておりますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前調査で把握できなかった問題が生じた場合や、事業の展開等が計画どおりに進まず、のれんの減損処理を行う必要が生じた場合、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、企業買収等により、当社グループが従来行っていない新規事業が加わる際には、その事業固有のリスク要因が加わります。 (21) 配当政策について剰余金の配当については、中長期的な事業発展のための内部留保を確保しつつ、「配当性向50%を基準に算出した額と1株当たり60.00円の高い方」とする方針であります。 今後は、将来の事業拡大に必要な内部留保とのバランスを考えながら、企業価値の向上に努め、株主への利益還元を検討する方針でありますが、配当政策が業績に連動しているため、業績が悪化した場合、これに伴い配当が減少若しくは実施をしない可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況(資産)流動資産は、前連結会計年度末に比べ345百万円増加し、4,370百万円となりました。 これは主として、現金及び現金同等物の増加21百万円、営業債権及びその他の債権の増加194百万円、棚卸資産の増加167百万円、その他の流動資産の減少38百万円等によるものであります。 非流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,983百万円増加し、22,706百万円となりました。 これは主として、企業結合に伴う有形固定資産の増加33百万円、使用権資産の増加474百万円、のれんの増加1,225百万円、無形資産の減少36百万円、その他の金融資産(非流動)の増加98百万円、繰延税金資産の増加184百万円等によるものであります。 この結果、資産は、前連結会計年度末に比べ2,329百万円増加し、27,077百万円となりました。 (負債)流動負債は、前連結会計年度末に比べ699百万円増加し、6,288百万円となりました。 これは主として、営業債務及びその他の債務の増加42百万円、契約負債の減少24百万円、借入金(流動)の増加201百万円、リース負債(流動)の増加304百万円、未払法人所得税等の増加67百万円、その他の流動負債の増加108百万円等であります。 非流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,105百万円増加し、11,791百万円となりました。 これは主として、借入金(非流動)の増加574百万円、リース負債(非流動)の増加360百万円、引当金(非流動)の増加187百万円、繰延税金負債の減少17百万円等によるものであります。 この結果、負債は、前連結会計年度末に比べ1,804百万円増加し、18,080百万円となりました。 (資本)資本は、前連結会計年度末に比べ524百万円増加し、8,997百万円となりました。 これは主として、親会社の所有者に帰属する当期利益による利益剰余金の増加893百万円と配当に伴う利益剰余金の減少397百万円と差額による利益剰余金の増加496百万円等によるものであります。 ② 経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、個人消費の回復基調が継続するとともに、企業における賃上げや価格転嫁の動きが広がり、経済活動は概ね安定的に推移しております。 特に、サービス業を中心に需要の堅調さが見られ、当社グループが属する美容業界においても消費意欲の回復傾向が継続しております。 一方で、ロシア・ウクライナ情勢及びイスラエル・パレスチナ問題の長期化に伴う国際情勢の不安定さに加え、円安基調の継続により原材料価格やエネルギーコストの高止まりが続いており、企業のコスト負担は依然として高い水準にあります。 また、生活必需品を中心とした物価上昇により、消費者の購買行動には慎重な姿勢が見られる場面もあり、先行きについては引き続き不透明な状況となっております。 さらに、2025年にかけては世界的な金融政策の動向や為替変動の影響が注視されるなど、実体経済への影響も見通しにくい状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは、企業理念に「スタイリストファーストを信念にお客さまに幸せと喜びを提供する」ことを掲げ、美容室業界の課題であるスタイリストの長時間労働、低賃金、高離職率を是正し、新たなキャリアデザインを創造することでスタイリスト自身の喜びに繋げることが、更なるお客さまの幸せに繋がると考え、その実現に向けて日々の経営に取り組んでおります。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 (直営美容室運営事業)直営美容室運営事業につきましては、美容室運営法人3社のM&Aを実行したこと及び直営店舗の新規出店により、美容サービス収益が増加した一方で、インフレによるコスト増の影響を受けました。 この結果、売上収益は15,746百万円(同6.1%増)、外部収益は15,746百万円(同6.1%増)、セグメント損失は20百万円(前年同期は139百万円のセグメント利益)となりました。 (フランチャイズ事業)フランチャイズ事業につきましては、フランチャイズ店舗の新規出店により、ロイヤリティー収益が増加いたしました。 この結果、売上収益は2,945百万円(同9.4%増)、外部収益は1,831百万円(同14.2%増)、セグメント利益は1,190百万円(同8.5%増)となりました。 (インテリアデザイン事業)インテリアデザイン事業につきましては、他業種向け(フィットネス店・デンタル店・飲食店等)の売上が増加した一方で、直営店舗及びフランチャイズ店舗向けの売上が前年比減少いたしました。 この結果、売上収益は2,243百万円(同6.2%減)、外部収益は1,800百万円(同3.9%増)、セグメント利益は67百万円(同40.9%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。 )は、前連結会計年度末に比べ21百万円増加し、当連結会計年度末には2,263百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により増加した資金は2,879百万円(前連結会計年度は3,411百万円の増加)となりました。 これは主に増加要因として税引前利益1,489百万円(前年同期比92百万円の減少)、減価償却費及び償却費2,330百万円(前年同期比125百万円の増加)、減損損失31百万円(前年同期比21百万円の増加)、金融収益及び金融費用141百万円(前年同期比16百万円の減少)、その他12百万円(前年同期比361百万円の減少)等に対し、固定資産除売却損益25百万円(前年同期比43百万円の減少)、営業債権及びその他の債権の増加6百万円(前年同期比141百万円の減少)、棚卸資産の増加137百万円(前年同期比92百万円の増加)、営業債務及びその他の債務の減少113百万円(前年同期比288百万円の減少)、契約負債の減少117百万円(前年同期比143百万円の減少)、利息の支払額157百万円(前年同期比25百万円の増加)、法人所得税の支払額572百万円(前年同期比153百万円の減少)等の資金減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により減少した資金は1,244百万円(前連結会計年度は700百万円の減少)となりました。 これは主に増加要因として有形固定資産の売却による収入95百万円(前年同期比4百万円の減少)、差入保証金の回収による収入20百万円(前年同期比6百万円の増加)、匿名組合からの分配による収入39百万円(前年同期比39百万円の増加)等に対し、有形固定資産の取得による支出407百万円(前年同期比255百万円の減少)、子会社の取得による支出929百万円(前年同期比929百万円の増加)、差入保証金の差入による支出71百万円(前年同期比12百万円の増加)等の資金減少要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により減少した資金は1,614百万円(前連結会計年度は2,794百万円の減少)となりました。 これは主に増加要因として長期借入れによる収入2,430百万円(前年同期比472百万円の増加)に対し、長期借入金の返済による支出1,881百万円(前年同期比192百万円の増加)、リース負債の返済による支出1,766百万円(前年同期比127百万円の増加)、配当金の支払額397百万円(前年同期25百万円の減少)等の資金減少要因があったことによるものであります。 ④ 生産・受注及び販売の実績a.生産実績当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載をしておりません。 b.受注実績当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載をしておりません。 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 事業別売上高事業区分当連結会計年度(自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)前年同期比(%)直営美容室運営事業(百万円)15,7466.1フランチャイズ事業(百万円)2,9459.4インテリアデザイン事業(百万円)2,243△6.2合計20,9355.0 外部顧客への事業別売上高事業区分当連結会計年度(自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)前年同期比(%)直営美容室運営事業(百万円)15,7466.1フランチャイズ事業(百万円)1,83114.2インテリアデザイン事業(百万円)1,8003.9合計19,3786.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標a.Aguグループにおける店舗数堅調に国内での新規出店を推進できており、2025年10月末時点で国内1,100店舗に到達しております。 2026年10月期もフランチャイズ店舗を中心に出店を積み重ねることにより、65店舗の店舗数純増を計画しております。 b.Aguグループにおける店舗当たりスタイリスト数リファラルを中心に新規採用を推進しております。 2026年10月期には期中平均ベースで直営店舗約4.4名、フランチャイズ店舗約4.1名を計画しております。 c.Aguグループにおけるスタイリスト当たり客数郊外エリアの出店を増加させており、郊外エリア店舗に在籍するスタイリストの方が、平均的に勤務時間が短く、当該指標(KPI)も連動して低位な傾向にあることから、微減傾向にあります(2025年10月期通期(月間平均):直営店舗103名、フランチャイズ店舗99名に対し、2026年10月期通期(月間平均)で直営店舗100名、フランチャイズ店舗96名を計画しております)。 d.Aguグループにおける顧客単価郊外出店の増加及びリピーターの積み上がりとともに最新のトレンドを勘案したメニュー設定を行い、積極的に高単価メニューを提案することで増加基調にあります。 (2025年10月期通期:直営店舗6,171円、フランチャイズ店舗6,326円に対し、2026年10月期通期ベースで直営店舗6,345円、フランチャイズ店舗6,547円を計画しております。 ) ② 重要性がある会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成しております。 この連結財務諸表の作成に当たり経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に与える見積りが必要となります。 経営者は、これらの見積りを行うに当たり過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 2 作成の基礎、 3 重要性がある会計方針、 4 見積り及び判断の利用」に記載しておりますが、連結財務諸表の作成に当たって特に重要と認識しているものは以下のとおりであります。 (非金融資産の減損)のれん及び無形資産が配分されている資金生成単位グループについては毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを行っております。 資金生成単位グループに配分されたのれん及び無形資産の回収可能価額は、使用価値によって算定しております。 使用価値は、以下の主要な仮定に基づいて算定しております。 各資金生成単位グループにおける将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された5年を限度とする事業計画を基礎とし、以降の期間の将来キャッシュ・フロー及び事業計画期間経過後の成長率は、日本の長期予想インフレ率のみを考慮し、事業の成長性をゼロとして継続価値を算定しております。 成長性は、市場の長期の平均成長率を超過しない範囲で決定しております。 将来キャッシュ・フローの予測期間は、各資金生成単位の事業に応じた適切な期間を設定しております。 各資金生成単位に適用される割引率は、税引前加重平均資本コスト等を基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が適切に反映されるよう算定しております。 当該見積り及び仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において減損損失が発生する可能性があります。 ③ 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.財政状態の分析財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載しております。 b.経営成績の分析(売上収益、売上原価、売上総利益)売上収益は、前連結会計年度比1,194百万円増加し、19,378百万円(前年同期比6.6%増)となりました。 直営及びフランチャイズ店舗の新規出店及び3件の美容室法人の株式譲受が主因であります。 前連結会計年度比で直営美容室運営事業が898百万円、フランチャイズ事業が252百万円の増収、インテリアデザイン事業が148百万円の減収となりました。 外部収益については、前連結会計年度比で直営美容室運営事業が898百万円、フランチャイズ事業が228百万円、インテリアデザイン事業が67百万円、それぞれ増収となりました。 売上原価については、前連結会計年度比で629百万円の増加となり、10,223百万円(同6.6%増)となりました。 この結果、売上総利益は前連結会計年度比564百万円増加し、9,154百万円(同6.6%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、その他収益、その他費用、営業利益)販売費及び一般管理費は、直営店舗の新規出店に伴う固定費の増加や、事業拡大に伴う人員の増加等により前連結会計年度比で561百万円増加し、7,570百万円(同8.0%増)となりました。 その他収益は、前連結会計年度比で53百万円減少し、149百万円(同26.4%減)となりました。 その他費用は、前連結会計年度比で58百万円増加し、102百万円(同133.0%増)となりました。 この結果、営業利益は前連結会計年度比で109百万円減少し、1,630百万円(同6.3%減)となりました。 (金融収益、金融費用、税引前利益)金融収益は、前連結会計年度比で28百万円増加し、44百万円(同174.4%増)となりました。 金融費用は、前連結会計年度比で11百万円増加し、186百万円(同6.7%増)となりました。 この結果、税引前利益は前連結会計年度比92百万円減少し、1,489百万円(同5.9%減)となりました。 (法人所得税費用、当期利益)法人所得税費用は、子会社の繰延税金資産の回収可能性の見直しによる取り崩しが主因で、前連結会計年度比で90百万円増加し、595百万円(同17.9%増)となりました。 この結果、当期利益は前連結会計年度比で183百万円減少し、893百万円(同17.0%減)となりました。 c.キャッシュ・フローの分析キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ④ 資本の財源及び資金の流動性当社グループの運転資金需要のうち主なものは、スタイリスト及び本社社員等の人件費、店舗賃料、広告宣伝費及び求人費等があります。 また、投資を目的とした資金需要は、出店リニューアルに伴う店舗設備投資等があります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当社グループの資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入れによる資金調達であります。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は13,477百万円となっております。 また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,263百万円となっております。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 該当事項はありません。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当社グループは、更なる企業規模拡大に向けて積極的な出店を行っており、当連結会計年度において主に建物附属設備や工具、器具及び備品、ソフトウエアに対して設備投資を行いました。 セグメントごとの投資総額は以下のとおりであります。 (1) 設備投資① 直営美容室運営事業直営美容室運営事業における投資総額は549百万円であります。 ② フランチャイズ事業フランチャイズ事業における投資総額は264百万円であります。 ③ インテリアデザイン事業インテリアデザイン事業における投資総額は10百万円であります。 (2) 重要な設備の除却該当事項はありません。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 当社グループの2025年10月31日現在における主要な設備は、次のとおりであります。 (1) 提出会社 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物及び構築物(百万円)器具備品及び運搬具(百万円)使用権資産(百万円)差入保証金(百万円)合計(百万円)本社(東京都新宿区)その他本社設備-01525721113 (注) 従業員数には、臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は含まれておりません。 (2) 国内子会社 会社名事業所名(所在地又は店舗数)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物及び構築物(百万円)器具備品及び運搬具(百万円)使用権資産(百万円)差入保証金(百万円)その他(百万円)合計(百万円)B-first㈱事業会社(東京都新宿区)フランチャイズ事業システム等-195653010071444㈱ロイネス直営店舗(109店舗)直営美容室運営事業店舗設備33029751142-1,25320㈱Puzzle直営店舗(116店舗)直営美容室運営事業店舗設備494231,21816361,90638㈱agir直営店舗(84店舗)直営美容室運営事業店舗設備2422861169-95234㈱BELLTREE直営店舗(81店舗)直営美容室運営事業店舗設備367211,13613701,66327㈱KESHIKI直営店舗(57店舗)直営美容室運営事業店舗設備1902343654-70517㈱est直営店舗(12店舗)直営美容室運営事業店舗設備707917010510㈱Arose直営店舗(8店舗)直営美容室運営事業店舗設備2713272279920㈱SENSE直営店舗(90店舗)直営美容室運営事業店舗設備64113273734446 (注) 1.帳簿価額については、連結消去前の金額で表示しています。 2.従業員数には、臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は含まれておりません。 3.帳簿価額のうち「その他」は、ソフトウエア等の合計であります。 (3) 在外子会社 会社名事業所名(所在地又は店舗数)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(名)建物及び構築物(百万円)器具備品及び運搬具(百万円)使用権資産(百万円)差入保証金(百万円)その他(百万円)合計(百万円)AGU NY,Inc.直営店舗(0店舗)直営美容室運営事業店舗設備------0J ISLAND Inc.直営店舗(2店舗)直営美容室運営事業店舗設備217391888 (注) 1.従業員数には、臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は含まれておりません。 2.AGU NY, Inc.は、現地の法律にしたがい必要な手続きが完了次第、清算結了となる予定ではありますが、具体的な日程は現時点では未定であります。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。 (2) 重要な除却等経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 10,000,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 44 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 3 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 7,552,000 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的の株式、及び純投資目的以外の目的の株式のいずれも保有しておりません。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2025年10月31日現在 氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 株式会社SunFlower長野県諏訪市諏訪1-6-221,0317.2 株式会社Logotype長野県諏訪市諏訪1-6-221,0317.2 丹内悠佑宮城県名取市1,0237.1 市瀬一浩長野県諏訪市4963.4 株式会社MCC宮城県名取市杜せきのした5-22-24923.4 株式会社I.M.C長野県諏訪市諏訪1-6-224423.1 株式会社Kzグループ東京都杉並区西荻南2-17-142541.7 楽天証券株式会社共有口東京都港区南青山2-6-21840.5 AB&Companyグループ取引先持株会東京都新宿区新宿2-16-6540.3 野口洋二愛知県名古屋市西区500.3 計―4,96034.8 (注) 1. 株式会社SunFlower、 株式会社Logotype、 株式会社I.M.Cは当社代表取締役社長 市瀬一浩の資産管理会社であります。2.所有株式数の割合は、小数点第2位以下を切り捨てしています。3.前事業年度末現在主要株主であった 丹内悠佑氏は、当事業年度末では主要株主ではなくなりました。 |
| 株主数-金融機関 | 2 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 14 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 139 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 25 |
| 株主数-個人その他 | 48,636 |
| 株主数-その他の法人 | 180 |
| 株主数-計 | 48,996 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 野口洋二 |
| 株主総利回り | 1 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式100当期間における取得自己株式―― (注) 当期間における取得自己株式には、2026年1月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | 0 |
Audit
| 監査法人1、連結 | 太陽有限責任監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年1月27日株式会社AB&Company取締役会 御中 太陽有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士中 野 秀 俊 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士野 田 大 輔 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社AB&Companyの2024年11月1日から2025年10月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項及びその他の注記について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条により規定された国際会計基準に準拠して、株式会社AB&Company及び連結子会社の2025年10月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表注記「14.のれん及び無形資産」に記載されているとおり、会社は2025年10月31日現在、のれんを9,713百万円、耐用年数が確定できない無形資産としてフランチャイズ事業セグメントに係る商標権を4,258百万円計上している。 また、連結財務諸表注記「15.減損損失 (2)のれん及び耐用年数が確定できない無形資産」に記載されているとおり、会社は、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産が配分されている資金生成単位グループについて、毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを実施している。 減損テストの実施に当たっては、回収可能価額を使用価値により測定しており、使用価値は、将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定している。 将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された事業計画を基礎として、当該事業計画期間経過後の継続価値については、日本の長期予想インフレ率のみを考慮し、事業の成長率をゼロと仮定して算定している。 割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が反映されるよう算定している。 使用価値の見積りにおける主要な仮定は、将来キャッシュ・フローの見積りに特に影響を及ぼす事業計画期間における店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数、顧客単価及び事業計画期間経過後の成長率であり、これらの見積りには不確実性を伴うことから、経営者の判断が必要である。 そのため、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価は、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において特に重要であることから、当監査法人は、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、会社が実施したのれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価に関する内部統制の整備状況を評価するために、関連資料の査閲及び担当者への質問を実施した。 ・将来キャッシュ・フローの見積りについて、その基礎となる経営者によって承認された事業計画との整合性を検証した。 ・事業計画に関する経営者の見積りの不確実性を評価するため、過年度の事業計画と実績とを比較し、差異要因の分析を行った。 ・将来キャッシュ・フローの見積りに特に影響を及ぼす事業計画期間における店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数及び顧客単価に関する仮定の合理性について、経営者への質問、趨勢分析及び根拠資料の閲覧により確かめた。 ・使用価値の算定に用いられる割引率について再計算を実施したうえで感応度分析を実施し、割引率の変動が見積りに与える影響を確かめた。 ・当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させ、使用価値の算定における下記の事項を検証した。 ①会社が選択した使用価値の算定方法の合理性②使用価値の算定に関する以下の事項・利用可能な外部データとの比較による事業計画期間経過後の成長率の見積りの評価・割引率算定の基礎として利用された外部データの信頼性の評価・計算の正確性 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社AB&Companyの2025年10月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、株式会社AB&Companyが2025年10月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応連結財務諸表注記「14.のれん及び無形資産」に記載されているとおり、会社は2025年10月31日現在、のれんを9,713百万円、耐用年数が確定できない無形資産としてフランチャイズ事業セグメントに係る商標権を4,258百万円計上している。 また、連結財務諸表注記「15.減損損失 (2)のれん及び耐用年数が確定できない無形資産」に記載されているとおり、会社は、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産が配分されている資金生成単位グループについて、毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを実施している。 減損テストの実施に当たっては、回収可能価額を使用価値により測定しており、使用価値は、将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定している。 将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された事業計画を基礎として、当該事業計画期間経過後の継続価値については、日本の長期予想インフレ率のみを考慮し、事業の成長率をゼロと仮定して算定している。 割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が反映されるよう算定している。 使用価値の見積りにおける主要な仮定は、将来キャッシュ・フローの見積りに特に影響を及ぼす事業計画期間における店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数、顧客単価及び事業計画期間経過後の成長率であり、これらの見積りには不確実性を伴うことから、経営者の判断が必要である。 そのため、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価は、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において特に重要であることから、当監査法人は、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、会社が実施したのれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価に関する内部統制の整備状況を評価するために、関連資料の査閲及び担当者への質問を実施した。 ・将来キャッシュ・フローの見積りについて、その基礎となる経営者によって承認された事業計画との整合性を検証した。 ・事業計画に関する経営者の見積りの不確実性を評価するため、過年度の事業計画と実績とを比較し、差異要因の分析を行った。 ・将来キャッシュ・フローの見積りに特に影響を及ぼす事業計画期間における店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数及び顧客単価に関する仮定の合理性について、経営者への質問、趨勢分析及び根拠資料の閲覧により確かめた。 ・使用価値の算定に用いられる割引率について再計算を実施したうえで感応度分析を実施し、割引率の変動が見積りに与える影響を確かめた。 ・当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させ、使用価値の算定における下記の事項を検証した。 ①会社が選択した使用価値の算定方法の合理性②使用価値の算定に関する以下の事項・利用可能な外部データとの比較による事業計画期間経過後の成長率の見積りの評価・割引率算定の基礎として利用された外部データの信頼性の評価・計算の正確性 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表注記「14.のれん及び無形資産」に記載されているとおり、会社は2025年10月31日現在、のれんを9,713百万円、耐用年数が確定できない無形資産としてフランチャイズ事業セグメントに係る商標権を4,258百万円計上している。 また、連結財務諸表注記「15.減損損失 (2)のれん及び耐用年数が確定できない無形資産」に記載されているとおり、会社は、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産が配分されている資金生成単位グループについて、毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを実施している。 減損テストの実施に当たっては、回収可能価額を使用価値により測定しており、使用価値は、将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定している。 将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された事業計画を基礎として、当該事業計画期間経過後の継続価値については、日本の長期予想インフレ率のみを考慮し、事業の成長率をゼロと仮定して算定している。 割引率は、税引前加重平均資本コストを基礎に、外部情報及び内部情報を用いて事業に係るリスク等が反映されるよう算定している。 使用価値の見積りにおける主要な仮定は、将来キャッシュ・フローの見積りに特に影響を及ぼす事業計画期間における店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数、顧客単価及び事業計画期間経過後の成長率であり、これらの見積りには不確実性を伴うことから、経営者の判断が必要である。 そのため、のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価は、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において特に重要であることから、当監査法人は、当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表注記「14.のれん及び無形資産」 |
| 開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 連結財務諸表注記「15.減損損失 (2)のれん及び耐用年数が確定できない無形資産」 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、会社が実施したのれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価に関する内部統制の整備状況を評価するために、関連資料の査閲及び担当者への質問を実施した。 ・将来キャッシュ・フローの見積りについて、その基礎となる経営者によって承認された事業計画との整合性を検証した。 ・事業計画に関する経営者の見積りの不確実性を評価するため、過年度の事業計画と実績とを比較し、差異要因の分析を行った。 ・将来キャッシュ・フローの見積りに特に影響を及ぼす事業計画期間における店舗数、店舗当たりスタイリスト数、スタイリスト当たり顧客数及び顧客単価に関する仮定の合理性について、経営者への質問、趨勢分析及び根拠資料の閲覧により確かめた。 ・使用価値の算定に用いられる割引率について再計算を実施したうえで感応度分析を実施し、割引率の変動が見積りに与える影響を確かめた。 ・当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させ、使用価値の算定における下記の事項を検証した。 ①会社が選択した使用価値の算定方法の合理性②使用価値の算定に関する以下の事項・利用可能な外部データとの比較による事業計画期間経過後の成長率の見積りの評価・割引率算定の基礎として利用された外部データの信頼性の評価・計算の正確性 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | 太陽有限責任監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2026年1月27日株式会社AB&Company取締役会 御中 太陽有限責任監査法人 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士中 野 秀 俊 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士野 田 大 輔 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社AB&Companyの2024年11月1日から2025年10月31日までの第8期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社AB&Companyの2025年10月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は【注記事項】 (重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、関係会社株式を13,177百万円計上している。 会社が保有する関係会社株式には市場価格がないため、当該株式の実質価額が取得原価と比較して著しく低下した場合に減損処理が必要となる。 会社は関係会社株式の実質価額の算定において、超過収益力等を加味していることから、実質価額の著しい低下の有無の検討に当たっては、超過収益力等の評価が重要な要素となる。 超過収益力等の評価は、連結財政状態計算書に計上されているのれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価と関連性があり、不確実性を伴うことから経営者の判断が必要である。 そのため、関係会社株式の評価は、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、会社が実施した関係会社株式の評価を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・関係会社株式の評価に関する内部統制の整備状況を評価するために、関連資料の査閲及び担当者への質問を実施した。 ・関係会社株式の超過収益力等を加味した実質価額と取得価額との比較を行い、実質価額の著しい下落の有無の判定が適切になされていることを確かめた。 ・超過収益力等は、連結財政状態計算書に計上されているのれん及び耐用年数が確定できない無形資産と関連性があるため、連結財務諸表に関する監査上の主要な検討事項「のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価」に記載の監査上の対応と同様の対応を実施した。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 関係会社株式の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は【注記事項】 (重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、関係会社株式を13,177百万円計上している。 会社が保有する関係会社株式には市場価格がないため、当該株式の実質価額が取得原価と比較して著しく低下した場合に減損処理が必要となる。 会社は関係会社株式の実質価額の算定において、超過収益力等を加味していることから、実質価額の著しい低下の有無の検討に当たっては、超過収益力等の評価が重要な要素となる。 超過収益力等の評価は、連結財政状態計算書に計上されているのれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価と関連性があり、不確実性を伴うことから経営者の判断が必要である。 そのため、関係会社株式の評価は、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。 当監査法人は、会社が実施した関係会社株式の評価を検討するに当たり、主として以下の監査手続を実施した。 ・関係会社株式の評価に関する内部統制の整備状況を評価するために、関連資料の査閲及び担当者への質問を実施した。 ・関係会社株式の超過収益力等を加味した実質価額と取得価額との比較を行い、実質価額の著しい下落の有無の判定が適切になされていることを確かめた。 ・超過収益力等は、連結財政状態計算書に計上されているのれん及び耐用年数が確定できない無形資産と関連性があるため、連結財務諸表に関する監査上の主要な検討事項「のれん及び耐用年数が確定できない無形資産の評価」に記載の監査上の対応と同様の対応を実施した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 関係会社株式の評価 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| その他、流動資産 | 9,000,000 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 0 |
| 有形固定資産 | 0 |
| 繰延税金資産 | 52,000,000 |
| 投資その他の資産 | 14,183,000,000 |
BS負債、資本
| 1年内返済予定の長期借入金 | 1,644,000,000 |
| 未払金 | 41,000,000 |
| 未払法人税等 | 59,000,000 |
| 未払費用 | 92,000,000 |
| 賞与引当金 | 6,000,000 |
| 資本剰余金 | 5,157,000,000 |
| 利益剰余金 | 1,181,000,000 |
| 株主資本 | 5,555,000,000 |
| 負債純資産 | 14,522,000,000 |
PL
| 営業利益又は営業損失 | 499,000,000 |
| 受取利息、営業外収益 | 5,000,000 |
| 営業外収益 | 7,000,000 |
| 支払利息、営業外費用 | 109,000,000 |
| 営業外費用 | 137,000,000 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 110,000,000 |
| 法人税等調整額 | -28,000,000 |
| 法人税等 | 82,000,000 |
PL2
| 剰余金の配当 | -397,000,000 |