財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2026-01-27
英訳名、表紙H.I.S. Co., Ltd.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長 矢田 素史
本店の所在の場所、表紙東京都港区虎ノ門四丁目1番1号
電話番号、本店の所在の場所、表紙050(1746)4188
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月事項1980年12月東京都新宿区西新宿一丁目4番6号に㈱インターナショナルツアーズ設立(資本金10百万円)81年4月一般旅行業代理店業登録(登録第3034号)85年5月HIS (HONG KONG) COMPANY LIMITED設立 初の海外拠点として香港支店開業86年6月一般旅行業登録(登録第724号)90年4月商号を㈱エイチ・アイ・エスに変更90年8月㈱パスポルテ(現 ㈱クオリタ)設立90年9月㈱ナンバーワントラベル渋谷設立(現 グループ外)90年12月IATA(国際航空運送協会)に公認代理店として認可93年5月東京都渋谷区千駄ケ谷五丁目33番8号に旗艦店として新宿本社内支店設置(現 トラベルワンダーランド新宿)95年3月日本証券業協会に株式を店頭登録96年11月スカイマークエアラインズ㈱設立(現 グループ外)2000年3月00年4月00年5月エイチ・アイ・エス協立証券㈱(現 HSホールディングス㈱)を子会社化(現 グループ外)本社を東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号に移転㈱豊和トラベルサービス(現 ㈱オリオンツアー)を子会社化02年11月㈱クルーズプラネットを子会社化02年12月東京証券取引所 市場第二部に株式を上場04年4月本社を東京都新宿区西新宿六丁目8番1号に移転04年10月東京証券取引所 市場第一部に指定05年10月九州産業交通㈱(現 九州産業交通ホールディングス㈱)に資本参加08年12月09年1月国内初のホテル「ウォーターマークホテル札幌」開業(現 グループ外)㈱欧州エキスプレスを子会社化10年4月ハウステンボス㈱を子会社化(現 グループ外)11年7月12年4月12年7月「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」開業(現 グループ外)GUAM REEF HOTEL, INC.を子会社化九州産業交通ホールディングス㈱を子会社化12年12月14年5月15年5月15年7月16年9月 16年11月16年12月 17年3月 17年5月 17年8月17年11月17年12月18年1月18年4月18年7月 18年10月19年1月 ASIA ATLANTIC AIRLINES CO., LTD.設立(現 グループ外)㈱ラグーナテンボス設立インドネシア バリ島に「ウォーターマーク ホテル & スパ バリ ジンバラン」開業「変なホテル ハウステンボス」開業(現 グループ外)0763658 B.C. LTD.及びTHE CANADIAN COLLEGE OF ENGLISH LANGUAGE LTD.(通称Canadian College & CCEL)を子会社化H.I.S.ホテルホールディングス㈱設立Merit Holdings Inc.を子会社化エイチ・エス損害保険㈱を子会社化H. I. S. SUPER電力㈱設立(現 グループ外)「変なホテル舞浜 東京ベイ」開業㈱エイチ・アイ・エス沖縄設立GROUP MIKI HOLDINGS LIMITEDを子会社化Green World Hotels Co., Ltd.を子会社化「変なホテル ラグーナテンボス」開業JONVIEW CANADA INC.を子会社化(H.I.S. CANADA TRAVEL INC.に吸収合併)「変なホテル東京 西葛西」開業「変なホテル東京 銀座」開業「変なホテル東京 浜松町」開業「変なホテル東京 浅草橋」開業「変なホテル東京 赤坂」開業「変なホテル東京 羽田」開業「変なホテル福岡 博多」開業「変なホテル大阪 心斎橋」開業19年3月 「変なホテル大阪 なんば」開業RED LABEL VACATIONS INC.(現 H.I.S. CANADA TRAVEL INC.)を子会社化2019年4月「変なホテル京都 八条口駅前(現 変なホテルプレミア 京都駅八条口前)」開業19年9月 19年10月19年12月20年6月20年8月20年10月 20年12月21年3月 21年6月21年7月 21年8月21年9月21年10月22年3月22年4月22年5月22年8月 22年9月22年10月22年12月 23年3月23年7月24年2月24年6月24年8月 24年11月25年1月25年5月25年8月「変なホテル東京 浅草田原町(現 変なホテルプレミア東京 浅草田原町)」開業熊本桜町に大型商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto -サクラマチ クマモト-」開業「変なホテル 関西空港(現 変なリゾート&スパ 関西空港)」開業「変なホテル金沢 香林坊」開業本社を東京都港区虎ノ門四丁目1番地1号に移転H.I.S.不動産㈱設立「ウォーターマークホテル京都(現 変なホテルプレミア京都 五条烏丸)」開業「変なホテル 奈良(現 変なホテルプレミア 奈良)」開業「変なホテル 小松駅前」開業「リゾートホテル久米アイランド(現 ウォーターマークホテル沖縄 久米アイランド)」の事業を継承人材派遣事業のグリーンオーシャン㈱設立「HOTEL VISON」、「旅籠ヴィソン」開業旅館再生事業第一号の「満天ノ 辻のや」開業「変なホテル ソウル 明洞」開業「変なホテル仙台 国分町(現 変なホテルプレミア仙台 国分町)」開業「変なホテル ニューヨーク」開業「ホテルインスピラ-S タシケント」開業東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行HTBエナジー㈱の全株式を㈱HBDへ譲渡「ウォーターマークホテル&リゾーツ沖縄 宮古島(現 ウォーターマークホテル沖縄 宮古島)」開業ハウステンボス㈱の全株式をPAG HTB Holdings㈱へ譲渡H.I.S.SUPER電力㈱の全株式を九州おひさま発電㈱へ譲渡HIS Group Purpose制定「変なホテル鹿児島 天文館(現 変なホテルプレミア鹿児島 天文館)」開業「変なホテル名古屋 伏見駅前(現 変なホテルプレミア名古屋 伏見駅前)」開業SCI Stenberg College International Inc.を子会社化㈱国連社(現 ㈱エイチ・アイ・エス デザイン アンド プラス)を子会社化飲食事業にて新形態を展開 「海鮮バイキング いろは」オープン旗艦店「トラベルワンダーランド新宿」移転リニューアルCross Eホールディングス㈱が福岡証券取引所Q-Boardへ上場㈱デベロップの株式取得 (持分法適用会社化)トルコ・カッパドキアに「カッパドキア マリオット ホテル」新規開業「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)©Expo 2025」のPRゴールドパートナーとして協賛JR大阪駅直結「イノゲート大阪」にヨーロッパ・中近東・アフリカ専門店をオープン「海鮮バイキング いろは」東京ドームシティに2号店オープン
事業の内容 3【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社エイチ・アイ・エス)、子会社153社及び関連会社10社により構成されており、当社グループが営んでいる主な事業及び当社と関係会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。
なお、以下に挙げます旅行事業、ホテル事業、九州産交グループ、その他の事業の4部門は、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
(1)旅行事業 当社グループは、旅行事業(海外旅行及び国内旅行)及びその付帯事業を行っております。
[関係会社名]HAWAII HIS CORPORATIONH.I.S. INTERNATIONAL TOURS (NY) INC.H.I.S. GUAM, INC.H.I.S. - MERIT TRAVEL INC.H.I.S. - RED LABEL VACATIONS INC.H.I.S. KOREA CO., LTD.H.I.S. Tours Co., Ltd.PT. HARUM INDAH SARI TOURS & TRAVELHIS (HONG KONG) COMPANY LIMITEDH.I.S. TAIWAN COMPANY LIMITEDH.I.S. INTERNATIONAL TRAVEL PTE LTDH.I.S. AUSTRALIA PTY. LTD.HIS - MIKI TRAVEL UK LIMITEDGROUP MIKI HOLDINGS LIMITEDHIS INTERNATIONAL TOURS FRANCE SASH.I.S. Deutschland Touristik GmbHHIS ULUSLARARASI TURIZM SEYAHAT ACENTASI LIMITED SIRKETI株式会社オリオンツアー株式会社クオリタ株式会社欧州エキスプレス株式会社ジャパンホリデートラベル株式会社クルーズプラネット株式会社エイチ・アイ・エス沖縄 他90社 (2)ホテル事業 当社グループは、日本、台湾、アメリカ及びトルコ等においてホテル事業及びその付帯事業を行っております。
[関係会社名]H.I.S.ホテルホールディングス株式会社アクアイグニス多気ホテルアセット株式会社HHH.USA. INC.GUAM REEF HOTEL, INC.Green World Hotels Co., Ltd.HIS DORAK TURIZM OTEL YATIRIMLARI VE DIS TICARET ANONIM SIRKETI 他6社 (3)九州産交グループ 九州産交グループは、九州産業交通ホールディングス株式会社を持株会社とする、同社グループの事業であり、自動車運送事業、不動産賃貸業等を行っております。
[関係会社名]九州産業交通ホールディングス株式会社他13社 (4)その他の事業株式会社ラグーナテンボスは、愛知県蒲郡市においてテーマパークの所有及び運営を行っております。
エイチ・エス損害保険株式会社は、海外旅行保険を中心とした損害保険業務を行っております。
株式会社エス・ワイ・エスは、客室予約システムの開発・運営及びその付帯事業を行っております。
 Cross Eホールディングス株式会社は持株会社であり、傘下の事業会社が施設管理事業や機械設置工事・メンテナンス等のインフラ事業を行っております。
[関係会社名]株式会社ラグーナテンボスエイチ・エス損害保険株式会社株式会社エス・ワイ・エスCross Eホールディングス株式会社 他20社    以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
(1)連結子会社名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容H.I.S. Americas Inc.
(注)3
(注)6米国デラウェア州千米ドル847旅行事業100.0①役員の兼任 当社役員中2名がその役員を兼務しております。
HAWAII HIS CORPORATION
(注)2
(注)3米国ハワイ州ホノルル市千米ドル100旅行事業100.0(100.0)①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額64百万円)をしております。
H.I.S. INTERNATIONAL TOURS (NY) INC.
(注)2
(注)3米国ニューヨーク州ニューヨーク市千米ドル150旅行事業100.0(100.0)①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額154百万円)をしております。
H.I.S. GUAM, INC.
(注)2
(注)3米国グアム準州千米ドル200旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社は、旅行商品等の購入をしております。
H.I.S. - MERIT TRAVEL INC.
(注)2
(注)3カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバー市千カナダドル45,395旅行事業100.0(100.0)①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
H.I.S. CANADA HOLDINGS INC.
(注)3カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバー市千カナダドル247,804旅行事業100.0①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社は、旅行商品等の販売をしております。
H.I.S. - RED LABEL VACATIONS INC.
(注)2
(注)3カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバー市千カナダドル191,900旅行事業100.0(100.0)①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
H.I.S. KOREA CO., LTD.
(注)3大韓民国ソウル特別市千ウォン425,000旅行事業58.8①営業上の取引 当社は、旅行商品等の購入をしております。
H.I.S. Tours Co., Ltd.
(注)3タイ王国バンコク市千タイバーツ20,000旅行事業82.8①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
②資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額95百万円)をしております。
PT. HARUM INDAH SARI TOURS & TRAVEL
(注)3インドネシア共和国デンパサール市千米ドル761旅行事業90.0①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
HIS (HONG KONG) COMPANY LIMITED
(注)2
(注)3中華人民共和国香港特別行政区千香港ドル1,500旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社は、旅行商品等の購入をしております。
H.I.S. INTERNATIONAL MANAGEMENT PTE. LTD.
(注)2
(注)3シンガポール共和国千米ドル17,000旅行事業100.0(0.1)①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
H.I.S. INTERNATIONAL TRAVEL PTE LTD
(注)2
(注)3シンガポール共和国千シンガポールドル400旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
H.I.S. AUSTRALIA PTY. LTD.
(注)2オーストラリア連邦クイーンズランド州ゴールドコースト市千豪ドル25旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
HIS - MIKI TRAVEL UK LIMITED
(注)2
(注)3英国ロンドン市千英ポンド210旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
GROUP MIKI HOLDINGS LIMITED
(注)3英国ロンドン市千ユーロ116旅行事業70.3①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、3,565百万円の運転資金の融資をしております。
HIS INTERNATIONAL TOURS FRANCE SAS
(注)2
(注)3フランス共和国パリ市千ユーロ2,030旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
②資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額48百万円)をしております。
H.I.S. Deutschland Touristik GmbH
(注)2ドイツ連邦共和国フランクフルト市千ユーロ25旅行事業100.0(100.0)①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
②資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額117百万円)をしております。
名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容HIS ULUSLARARASI TURIZM SEYAHAT ACENTASI LIMITED SIRKETI
(注)3トルコ共和国イスタンブール市千トルコリラ9,132旅行事業100.0①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額1,273百万円)をしております。
 当社は、仕入債務に対する支払保証(限度額308百万円)をしております。
 当社は、570百万円の運転資金の融資をしております。
株式会社オリオンツアー
(注)3東京都中央区百万円248旅行事業100.0①営業上の取引 当社は、旅行商品等の購入をしております。
株式会社クオリタ
(注)3東京都港区百万円51旅行事業100.0①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、仕入債務に対する支払保証(限度額10百万円)をしております。
株式会社欧州エキスプレス
(注)3東京都港区百万円100旅行事業100.0①営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
株式会社ジャパンホリデートラベル
(注)3大阪府大阪市北区百万円30旅行事業66.7①役員の兼任 当社役員中2名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額1,850百万円)をしております。
 当社は、150百万円の運転資金の融資をしております。
株式会社クルーズプラネット
(注)3東京都千代田区百万円25旅行事業100.0①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
株式会社エイチ・アイ・エス沖縄
(注)3沖縄県那覇市百万円60旅行事業100.0①役員の兼任 当社役員中2名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、仕入債務に対する支払保証(限度額10百万円)をしております。
H.I.S.ホテルホールディングス株式会社
(注)3東京都港区百万円10ホテル事業100.0①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互にホテル商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額235百万円)をしております。
 当社は、69,666百万円の運転資金及び設備投資資金の融資をしております。
アクアイグニス多気ホテルアセット株式会社
(注)2
(注)3
(注)5三重県多気郡多気町百万円100ホテル事業50.0(50.0)─────HHH.USA. INC.
(注)2
(注)3米国ニューヨーク州ニューヨーク市千米ドル10,000ホテル事業100.0(100.0)─────GUAM REEF HOTEL, INC.
(注)2米国グアム準州千米ドル10ホテル事業100.0(100.0)①資金の援助 当社は、修繕費等に対する支払保証(限度額564百万円)をしております。
また、不動産賃貸借契約に対する支払保証をしております。
 当社は、616百万円の運転資金及び設備投資資金の融資をしております。
Green World Hotels Co., Ltd.
(注)2
(注)3台湾台北市百万ニュー台湾ドル219ホテル事業51.0(51.0)①資金の援助 当社は、銀行保証に対する債務保証(限度額1,054百万円)をしております。
HIS DORAK TURIZM OTEL YATIRIMLARI VE DIS TICARET ANONIM SIRKETI
(注)2
(注)3トルコ共和国イスタンブール市千トルコリラ334,283ホテル事業51.0(51.0)①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
九州産業交通ホールディングス株式会社
(注)3
(注)4熊本県熊本市中央区百万円1,065九州産交グループ91.6①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
③資金の援助 当社は、2,115百万円の設備投資資金の融資をしております。
エイチ・エス損害保険株式会社
(注)3東京都中央区百万円1,612その他事業100.0①営業上の取引 当社は、旅行保険等の代理販売をしております。
Cross Eホールディングス株式会社
(注)3
(注)4長崎県佐世保市百万円280その他事業70.4─────株式会社ラグーナテンボス
(注)3愛知県蒲郡市百万円1,588その他事業66.0①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社は、旅行商品等の購入をしております。
株式会社エス・ワイ・エス
(注)3東京都港区百万円100その他事業91.4①役員の兼任 当社役員中1名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社は、宿泊予約システムの開発等を委託しております。
③資金の援助 当社は、1,800百万円の運転資金の融資をしております。
その他84社 (注)1.主要な事業内容の欄には、セグメント情報の名称を記載しております。
   2.議決権の所有割合の( )内は間接所有割合を内数で表しております。
   3.特定子会社に該当しております。
なお、「その他84社」に含まれる会社のうち特定子会社に該当する会社は次のとおりであります。
株式会社新エイチ・アイ・エス、株式会社ツアー・ウェーブ、株式会社トラベルマルシェ、株式会社オー・ティー・ビー、H.I.S. CANADA TRAVEL INC.、TRAVELBRANDS USA HOLDINGS, INC.、SKYLINK VOYAGES INC.、H.I.S. BRASIL TURISMO LTDA.、H.I.S. GIRAS INTERNACIONALES MEXICO, S.A. DE C.V.、H.I.S. (China) Holding Co., Limited、H.I.S. MANAGEMENT SERVICES SDN. BHD.、H.I.S. TRAVEL (MALAYSIA) SDN. BHD.、H.I.S. (MACAU) TRAVEL COMPANY LIMITED、H.I.S (Cambodia) Travel Co., Ltd.、H.I.S. TRAVEL (INDIA) PRIVATE LIMITED、H.I.S SONGHAN VIETNAM TOURIST COMPANY LTD.、H.I.S. (PHILIPPINES) TRAVEL CORP.、H.I.S. GLOBAL BUSINESS, INC.、H.I.S. (FIJI) Pte Limited、H.I.S. NEW ZEALAND LIMITED、株式会社ミキ・ツーリスト、Miki Travel Limited、Miki Travel (Hong Kong) Limited、Miki Travel Consultancy(Shanghai) Limited、Miki Travel SDN. BHD.、Miki Travel Agency SA、Miki Travel Agency Italia S.R.L.、Miki Travel Agency S.A.、Miki Solutions Limited、Miki Shared Service Centre SDN. BHD.、MIKI TRAVEL (TAIWAN) LIMITED、MK Support Service B.V.、Miki Travel Online Limited、SAS CEETIZ、H.I.S. International Tours .Ru、H.I.S TRAVEL EGYPT、H.I.S KENYA LIMITED、HIDE INTERNATIONAL SERVICE MAROC、H.I.S. MANAGEMENT CONSULTING DMCC、PT. HARUM INDAH SARI INDONESIA、ヴィソンホテルマネジメント株式会社、HHH.KOREA. INC.、HHH CENTRALASIA FE LLC、九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、九州産交ランドマーク株式会社、熊本フェリー株式会社、産交バス株式会社、九州産交オートサービス株式会社、九州産交リテール株式会社、株式会社KASSE JAPAN、九州BMサービス株式会社、九州産交プランニング株式会社、株式会社 エイチ・アイ・エス デザイン アンド プラス、ハウステンボス・技術センター株式会社、西日本エンジニアリング株式会社、株式会社hapi-robo st、H.I.S. Mobile株式会社   4.有価証券報告書提出会社であります。
   5.持分は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。
   6.H.I.S. Americas Inc.は、2024年12月1日付でH.I.S. U.S.A. HOLDING, INC.から商号変更しております。
 (2)持分法適用関連会社名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容H.I.S. TAIWAN COMPANY LIMITED台湾台北市百万ニュー台湾ドル42旅行事業50.0①役員の兼任 当社役員中2名がその役員を兼務しております。
②営業上の取引 当社との間には、相互に旅行商品等の売買があります。
その他2社 (注)主要な事業内容の欄には、セグメント情報の名称を記載しております。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 2025年10月31日現在セグメントの名称従業員数(人)旅行事業7,915[963]ホテル事業760[307]九州産交グループ1,438[339]報告セグメント計10,113[1,609]その他398[283]全社(共通)293[14] 合計10,804[1,906] (注)1.従業員は就業人員であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況 2025年10月31日現在従業員数(人)平均年令(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)4,447[660]37.012.55,492,354 セグメントの名称従業員数(人)旅行事業4,115[562]報告セグメント計4,115[562]その他39[84]全社(共通)293[14] 合計4,447[660](注)1.従業員は就業人員であり、臨時従業員数は[  ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.3.4全労働者うち正規雇用労働者うち非正規雇用労働者19.387.868.572.150.4(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3.男女の賃金の差異は、男性の平均年間賃金を100とした場合の女性の平均年間賃金の割合であります。
4.賃金は性別に関係なく、職責・能力等により同一基準を適用しております。
正規雇用労働者における男女間の差は、管理職比率・年齢構成・勤続年数においてはやや男性が高く、短時間勤務取得者比率は女性が高いことに起因していると考えられます。
非正規雇用労働者における男女間の差は就業形態の違いに起因しております。
女性はパートタイマーの割合が高く、男性は定年後再雇用者の割合が高く定年前の職務内容や資格等を踏まえて処遇を決定しているため、差異が出ております。
② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.6男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.7労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.3.4全労働者うち正規雇用労働者うち非正規雇用労働者H.I.S.ホテルホールディングス株式会社0.0100.072.791.461.5九州産交バス株式会社11.1100.053.875.835.7九州産交ツーリズム株式会社26.333.377.978.150.5九州産交リテール株式会社9.10.062.277.272.2九州産交オートサービス株式会社0.028.684.379.989.2産交バス株式会社22.20.078.983.754.9株式会社ラグーナテンボス0.0100.077.376.184.3株式会社ミキ・ツーリスト21.60.078.380.576.5株式会社オー・ティー・ビー0.0100.040.576.8103.8株式会社クルーズプラネット42.1-73.182.843.3(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
なお、該当者が存在しない区分、開示対象外の区分につきましては「-」で記載しております。
3.男女の賃金の差異は、男性の平均年間賃金を100とした場合の女性の平均年間賃金の割合であります。
4.各社の賃金は性別に関係なく、職責・能力等により同一基準を適用しております。
正規雇用労働者における男女間の差は、管理職比率・年齢構成・勤続年数においてはやや男性が高く、短時間勤務取得者比率は女性が高いことに起因していると考えられます。
非正規雇用労働者における男女間の差は就業形態の違いに起因しております。
女性はパートタイマーの割合が高く、男性は定年後再雇用者の割合が高く定年前の職務内容や資格等を踏まえて処遇を決定しているため、差異が出ております。
5.各社事業年度末日の数値であります。
6.管理職に占める女性労働者の割合において、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社は課長格対象人数が少ないため女性管理職比率は0.0%ですが、係長格相当(支配人)における比率は33.3%であります。
株式会社ラグーナテンボスは課長格対象人数が少ないため女性管理職比率は0.0%ですが、係長格における比率は47.3%であります。
また、株式会社オー・ティー・ビーの従業員構成は、運転士が70.2%、非正規雇用者が13.9%を占めており、管理職登用の主要な母集団となる職員の割合は15.9%となります。
課長格対象人数が少ないため女性管理職比率は0.0%ですが、係長格における比率は8.0%であります。
7.男性労働者の育児休業取得率において、九州産交リテール株式会社は対象者3名、産交バス株式会社は対象者1名、株式会社ミキ・ツーリストは対象者1名が取得しなかったため0.0%となります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1)会社の経営の基本方針当社グループは、「HIS Group Philosophy」に則り、HIS Group Purpose“「心躍る」を解き放つ”を旗印に、旅行業を中心に幅広い事業の展開を通じて、グループ全体の持続的成長を目指しています。
そして、多くの出会いと繋がりを創出し、豊かでかけがえのない時間の創造、人々の相互理解を促進することで、世界の平和に貢献する企業でありたいと考えています。
HIS Group Philosophyの詳細について https://www.his.co.jp/company/philosophy/ (2)中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標当社グループは、2030年に創業50周年を迎えるにあたり、持続的成長、パーパス経営の実現に向けて目指す姿を掲げ、具体的な経営目標及び方針を中期経営計画(FY2024-2026)として策定しています。
(ⅰ)創業50周年に目指す姿(Vision2030) Vision2030挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業にChange & Create当社グループが2030年に目指す姿として、Vision2030を策定しました。
《Vision2030 に込めた想い》 ・創業の原点である「挑戦心」当社グループが挑戦を続けるとともに、世界中の様々な挑戦を応援・支援することで、社会とともに成長し、よりよい未来をつくってまいります。
・グローバルネットワークを活用し、世界をより近いものへ国内149拠点、海外58ヵ国110都市141拠点(2025年10月末現在)のグローバルネットワークが当社グループの強みです。
地域社会という小さくとも密接な関係にある世界から、地球外に広がる宇宙までがビジネスフィールドです。
・お客様から、社会から、HISグループ社員から、選ばれ続ける企業へ当社グループだからこそできる独創的な価値を創出していくため、お客様や社会のニーズを第一に捉え、世代や国境を超えて、選ばれ続ける企業を目指してまいります。
また、社員が働きがいを感じられる企業として、より良い環境づくりに取り組んでまいります。
(ⅱ)2026年10月期 HISグループ経営方針・アクションプラン概要このたび現行の中期経営計画の最終期となる2026年10月期を迎えるにあたり、価値観の多様化による「マーケットの変化」、流通の多様化による「競合環境の激化」、そしてAI活用やDXによる「技術の進化」など、外部環境はこれまでにないスピードで変化しています。
こうした変化に迅速かつ柔軟に対応するため、現行中期経営計画の最終年度を見直し、新・中期経営計画に向けた助走期間として、2026年10月期の経営方針「AI、テクノロジーと人との協業による変革」を掲げています。
AIやテクノロジーは単なる手段にとどまらず、事業運営において不可欠な要素となっており、その進化のスピードは極めて速く、あらゆる事業に取り込むべきものと認識しています。
これに、当社グループのコアコンピタンスである「人材」を掛け合わせることで、独自性の高い価値を創出できると考え、グループ全体方針の中核に据えています。
AI・DXなどのテクノロジーを活用し、人的資本との融合によって事業拡大と新たな価値創造を実現します。
新方針に伴うアクションプランは、当初発表した中期経営計画のアクションプランを基盤としつつ、より具体化し、新たに持続的な成長の視点を加えた7項目で構成しています。
①AI、テクノロジー推進による体験価値の創造、生産性向上、人財の最適配置AI、テクノロジーの活用を通じて、お客様に対してはHISならではの新たな体験価値を提供し、社内においては業務の省人化・高速化を推進することで生産性を向上させます。
AIに代替できない創造的・付加価値の高い業務には人的資源を最適に配置し、さらなる活躍を促します。
②グローバル(non-Japanese)マーケットでの事業拡大当社グループの成長ドライバーとして、グローバル(non-Japanese)マーケットを重点領域に位置づけます。
日本人向けサービスで培った知見・スキルを活かし、日本人以外の顧客層への展開を強化します。
Global Management部を中心に戦略立案を進めており、グループ全体として投資面を含めた支援を行い、成長を加速させます。
③グローバルネットワークを活かした新たな流通の構築旅行事業においては、キャリア直販、OTAなど新たな流通形態の拡大により、従来の代理店モデルの変革が求められています。
当社グループは、グローバルネットワークを活用し、既存流通に加えて新たな流通モデルの構築を推進します。
④M&A・投資・提携による「新規領域への参入」と「既存事業の拡大」新規事業領域への参入および既存事業の拡大にあたっては、M&A・投資・提携を積極的に活用します。
外部資源を取り込み、異業種を含む面的な拡がりを確保することで、成長機会を短期間で獲得し、事業ポートフォリオの拡充を図ります。
⑤グループ横断的なCRM導入によるLTVの最大化2026年10月期をCRMシステム導入の初年度と位置づけ、グループ全体で推進します。
プロダクトアウト型から顧客起点型への転換を図り、顧客・市場データを基にサービス内容や提供タイミングを最適化します。
情報共有の深化により顧客満足度とロイヤルティを高め、LTV(顧客生涯価値)の最大化を実現します。
⑥DEIB推進による多様な人財の活躍人的資本経営の実現に向け、DEIB(Diversity,Equity,Inclusion,Belonging)の推進を強化します。
若手・女性・外国籍人材の登用を進め、意思決定における多様性を高めるとともに、具体的な目標値を設定し推進します。
多様な働き方の促進と教育プログラムの拡充により、心理的安全性の高い環境で多様な人材が能力を最大限に発揮できる体制を整備します。
⑦持続可能な成長を支えるガバナンス体制の確立当社グループの中長期的な持続的成長を支えるため、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメントを柱とするガバナンス体制を確立します。
健全な経営体制と事業運営を通じて企業価値を向上させ、ステークホルダーの信頼と利益を守る仕組みを強化します。
(ⅲ)2026年10月期 財務方針の概要以下の4点に取り組んでまいります。
・資本増強 本業の利益積み上げによる自己資本の拡充・有利子負債の削減 有利子負債の圧縮による財務健全化・財務基盤の強化 事業の取捨選択を通じた自己資本比率の回復・株主還元の実施 安定的かつ継続的な利益配分の実行 (3)経営環境及び対処すべき課題今後の経営環境は、継続的な物価上昇や、米国の通商政策等の動向に留意が必要であるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、個人消費の持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかな回復傾向が続くと予想されます。
このような経営環境の中、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりです。
①グループガバナンスの強化2024年11月25日付「当社連結子会社における雇用調整助成金の受給に関する調査及び2024年10月期決算発表延期のお知らせ」にてお知らせしましたとおり、当社グループにおける雇用調整助成金等の受給に関する問題の有無を確認するため、専門性・客観性を確保した外部専門家などにより構成される特別調査委員会を組成し調査を実施しました。
当社は、特別調査委員会から受領した調査結果および再発防止策の提言を真摯に受け止め、今回露呈したグループガバナンスに関する課題に集中して取り組む組織として、2025年4月に子会社ガバナンス検討委員会を時限的に設置し、グループを挙げて改善に努めてまいりました。
同委員会で、グループ内役員の選任基準、任期基準、評価制度等に関する討議を重ねたうえで、策定に至ったルールは規程に盛り込み、マネジメント層の固定化防止を図っております。
その他にも親会社の取締役や子会社管理部門と子会社とのコミュニケーションを強化し、情報共有を促進することにより、グループとして課題に早期対処できるよう努めております。
今後も長期的なグループガバナンスの高度化を実現し、多様に変化する社会においても、私たちが提供しつづけていきたい価値、行動指針、創業の精神を示した「HIS Group Philosophy」を体現した事業展開を推進することで、企業価値を高めてまいります。
②財務の健全化自己資本の充実を喫緊の課題と認識し、収益率の向上と投資見直しによりキャッシュフローを改善します。
現状、財務レバレッジが高いことで、ROEが高く算出されている側面を注視し、形式的な数値に囚われず実質的な資本効率の向上と財務基盤の安定化を最優先します。
また、当面の手元流動性を確保しながら、コスト削減の徹底による体質強化、本業での利益の積み上げと有利子負債の削減を進め、財務の安定性基準として自己資本比率20%以上の早期達成、状況に応じた収益性指標の最適化を通じ、健全な財務基盤を図ってまいります。
③マテリアリティに基づく変化への対応当社グループでは外部環境を「成長機会」と「事業リスク」として分析を行い、企業の持続可能性において取り組むべき7つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
各マテリアリティには、中期経営計画の戦略に盛り込み、目標やKPIをおいて取り組んでいます。
・ビジネスモデルの変革当社グループでは、各事業領域において、生産性の向上や収益性の改善が当面の課題と認識しており、解決に向けデジタルトランスフォーメーションを推進し、効率的な事業構造への変革を図り、事業ポートフォリオの再構築を目指してまいります。
また、テクノロジーの進化とともに社会やビジネスが劇的に変貌を遂げている中で、既成概念にとらわれることなく新たな可能性を見出し、あらゆる変化に対応し続けていくことで、持続的な成長へと繋げてまいります。
・サービスクオリティの向上当社グループの持つグローバルネットワークやインフラを最大限に活用し、新たな体験価値の創造や、充実したサービスの提供を図ることで、高品質な商品やサービスの提供に努めてまいります。
また、国内外においてサービスレベルの向上を図ることで、世界中のお客様に喜ばれ、ご支持いただけるよう取り組んでまいります。
・多様な人財の活躍当社グループでは人財が当社グループの価値創造の源泉であると考えております。
従業員一人ひとりがお互いの人格や個性、人権を尊重し合い、働きやすい職場環境を確保することで、自分らしく挑戦し、成長し続けること、そして多様性を力に変えていくことを目指し、DEIB(Diversity,Equity,Inclusion,Belonging)を推進してまいります。
・お客様への安心、安全の提供安心・安全の提供には、提供するサービスの安全管理・品質管理が重要だと考えております。
基幹事業である旅行事業においては、HIS独自の「品質安全管理ガイドライン」を作成し、HIS海外支店ならびにお取引先様にも周知を図っています。
また、お客様からお預かりした連絡先情報をはじめとする当社グループが保有する「情報」、及びそれらが流通するコンピュータやネットワーク等の「情報システム」双方を重要な「情報資産」と捉え、これら情報資産をあらゆる脅威から保護し、適切な安全管理を実現するため、情報セキュリティの確保が重要な責務であると認識しています。
情報セキュリティ確保のために、組織的・技術的な管理体制を確立し、情報資産に対する不正アクセス・漏洩等を防止し、安全・適切な管理・運用を行ってまいります。
・地域社会との共生国内外の様々な地域で事業を展開している当社グループにおいて、地域社会と良いコミュニケーションを保ち、地域の文化や歴史遺産、自然環境などの地域資源や、その土地の暮らしに敬意を払うことは重要だと考えています。
地域社会と共に持続可能な社会の実現へ向けて取り組んでまいります。
・地球環境の保全当社グループの各事業は、健全な地球環境を維持した上に成り立つものと認識しています。
その実現に向けて、CO₂排出量削減、省エネルギー、廃棄物の削減、リサイクルの推進、無駄の排除など、環境の保全への取り組みを推進してまいります。
・ガバナンス強化「(3)経営環境及び対処すべき課題 ①グループガバナンスの強化」に記載のとおりです。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループは ‶「心躍る」を解き放つ″ というパーパスを掲げ、グローバルに事業を展開しています。
― 未知との出会い、人との繋がり、豊かな時間、ワクワク、高揚感、そして平和への想い ―世界中の人々がこの「心躍る」ことができる前提には、国籍、人種、文化、宗教などを越え、多様性を大切に、人権を尊重し合い、世界の人々が安心して暮らせる社会と、人類を含めた動植物が生きる基盤となる健全な地球環境が必要だと考えています。
パーパスの実現へ向けSDGsへの貢献も念頭に描いた当社グループの2030年に目指す姿「Vision2030:挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」の達成に向けて、地域社会、パートナー企業、そしてお客様をつなぎ、当社自身が変革の主体となり、資源・環境・地域社会への負のインパクトを減らし、正のインパクトを創出する価値を提供していくことが当社グループの果たすべき役割だと考えています。
共存・共生・共栄を意識し、持続可能な社会の発展に貢献するとともに、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。
1.ガバナンス当社グループは、私たちが社会に提供しつづけていきたい価値、行動指針、創業の精神を示した「HIS Group Philosophy」に則り、内部統制の仕組みの整備と運用に取り組むとともに、サステナビリティ推進体制を強化しています。
代表取締役社長を委員長、当社取締役、執行役員を委員としたサステナビリティ推進委員会にて、サステナビリティ基本方針に沿って重要方針や指標・目標、施策について議論をするとともに、進捗のモニタリング等を年4回以上(2025年10月期は4回実施)行っています。
またリスク管理や施策実施においては、リスク・コンプライアンス委員会、業務執行部門、国内外子会社と連携して取り組み、実効性を高めています。
なお、重要な事項については、同委員会より取締役会に上程または報告し、適宜必要な指示・助言を受けています。
更に、サステナビリティ推進委員会の下部組織として業務執行部門メンバーからなるサステナビリティ推進プロジェクト、DEIB推進プロジェクト、人権DD推進プロジェクトに加え、北中南米及びアジア・オセアニア地域においてもサステナビリティ推進委員会を設け定期的な活動を行い各所での推進力を高めております。
また、2025年9月にはサステナビリティウィークを開催して従業員の意識醸成の機会を設けました。
今後も、社会課題の解決と企業価値向上を目指して意識改革と事業への実装を推進してまいります。
コーポレート・ガバナンス体制図 2.戦略当社グループは様々な外部環境を「成長機会」と「事業リスク」として分析を行い、企業として取り組むべき7つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
その中に「地球環境の保全」「地域社会との共生」「多様な人財の活躍」「ガバナンス強化」を掲げ、サステナビリティを経営における重点と捉えています。
また、当社グループは国内外の様々な地域で人と人をつなぐ事業を主体としており、当社グループのサステナビリティの根幹には人権の尊重があります。
役員・従業員一人ひとりが人権を尊重し合うとともに、お客様、取引先の皆様、地域社会等サプライチェーン上の人権を尊重した上で事業を行うことが重要だと考えております。
当社グループの人権尊重の考え方を明確にするとともに、企業として人権尊重の責任を果たしていくため、「国連ビジネスと人権に関する指導原則」に沿って「HISグループ人権方針」を掲げています。
本方針に則り、当社グループ内役員・従業員への浸透と事業活動への定着を図るとともに、取引先関係者の皆様にも本方針へのご理解・ご賛同をいただくように働きかけ、ステークホルダーの皆様と対話等を通じて、適切な対応と再発防止に努めております。
当社グループ人権方針に関する詳細は、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/social/human_rights/ (1)気候変動当社グループは、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言の枠組みに沿って気候変動シナリオ分析を行い、事業に関連する気候変動リスク・機会とその影響の大きさ及びその対応策をまとめています。
リスク重要度が高く長期に及ぶ項目においては、これらを踏まえ、脱炭素社会への移行を機会と捉え、サステナブルツーリズムの推進や環境配慮型商品の開発、移行を強化しています。
なお、前提条件に大きな変化がないため、2023年度の分析結果を継続して使用しております。
(2)人的資本①人的資本に関する基本的な考え方当社グループは、創業以来の歴史である「挑戦」こそが当社のアイデンティティであり、人財こそが価値創造の源泉であると考えています。
1980年の創業時、海外旅行がまだ高額で団体旅行が中心であった時代に、格安航空券による個人旅行市場を切り拓いたように、常識への挑戦が当社の成長を支えてきました。
この「挑戦心」を原点とし、一人ひとりが自分らしく挑戦し、働きがいを感じて心躍る仕事ができる基盤づくりを推進しています。
②戦略および指標と目標1.人的資本経営の目指す姿創業50周年にあたる2030年に向けた「Vision2030:挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」の実現には、人財の力が不可欠です。
当社が考える人的資本経営とは、従業員一人ひとりの挑戦と成長を通じて、世界中の人々に“「心躍る」を解き放つ”価値を届け、お客様や社会に選ばれ続ける企業を実現することです。
2.指標と目標上記方針のもと、人的資本経営の進捗を測る重要KPIとして以下を設定し、2026年10月期までの達成を目指してまいります。
・働きがい指数:80%・変革指数(人時生産性):FY2023比 1.6倍(HIS単体) 3.人財戦略変革期にある当社では、中期経営計画の達成に向けて、一人ひとりの挑戦と多様な価値観の掛け合わせによって変革を起こすべく、エンプロイーエクスペリエンスを「Always be a challenger 常に挑戦者であり続けよう。
」と位置づけました。
従業員が安心して挑戦を楽しみ、成長できる職場環境の整備や各種人事施策を進めております。
「未来を切り拓く、挑戦者を募る」〇IT・デジタル領域の採用中期経営計画の根幹を支える、IT・デジタル領域の新卒採用・中途採用を実施しています。
新卒採用を対象とした夏の5Daysインターンシップは、2つのプログラムを開催しました。
・テーマ①生成AIを用いたアプリケーション開発(プログラミング言語PHPを活用)・テーマ②グローバルセキュリティネットワーク構築2027年度新卒採用では、アプリケーションエンジニア、インフラ・セキュリティ、CX・AI・データ活用に関する募集を予定しています。
〇新卒採用「地域活性プロジェクト」新設旅行会社として蓄積してきたノウハウや国内外のネットワーク・地域の資源を活かした課題解決に取り組む「地域活性プロジェクト1期生」の募集を実施しました。
入社後、最初の2年間は、事業基盤のある関東法人営業本部に着任し、地域活性に必要な営業力、企画力、実現力を学びます。
入社3年目以降は、採用選考時に希望した勤務地域に異動、地域の自治体や企業の課題解決に向き合い、地域を活性化する原動力となるよう、様々な事業(MICE、教育、地域創生など)に挑戦します。
1期生が入社3年目に着任する勤務地域は、全国4つの地域(北海道・東北/新潟・中四国・九州)を予定しています。
「挑戦心を育む」〇HIS Group Philosophy研修の拡大一人ひとりがパーパス、バリュー、行動憲章、創業の精神から成る「HIS Group Philosophy」およびHISグループらしさへの理解・共感を深める取り組みを行っています。
個人の価値観や志と会社の方向性との重なりを発見する機会を創出すべく、Philosophy研修の対象をグローバル拠点やグループ会社へも拡大し、グループ全体での浸透を図っています。
「挑戦する力を養う」<人財育成方針>Vision2030「挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」に則り、一人ひとりが大きな夢・目標を持ち、従来の考え方にとらわれず、自由な発想で考え、失敗を恐れずに、新しいことに挑戦する人財の育成に取り組んでまいります。
〇HIS Business Academia持続的な企業成長と、価値創造の源泉となる「人財の力」を高める支援として、全社教育体系制度「HIS Business Academia」の拡充を推進しています。
本制度は、人事制度の等級制度「バンド」に連動し、各成長ステージで求められる期待役割に応じた能力開発を体系的に支援します。
具体的には、ビジネススキル研修・役割転換時のマネジメント研修、コンプライアンス・リスクマネジメント研修など、様々な研修を段階的に提供することで、一人ひとりの自律的なキャリア形成を促し、挑戦を形にする支援を通じて、組織全体のパフォーマンス向上と個人の成長実感がやりがいにつながる支援を図ってまいります。
「挑戦を支える環境」<社内環境整備方針>私たちHISグループでは、行動憲章に「快適で安全な職場環境の確保」を定めています。
一人ひとりが明るく元気に生き生きと挑戦し続けられるように、身体的安全性はもちろん、心理的安全性が確保された職場づくりを推進し、ワークエンゲージメントの向上を目指します。
〇DEIB(Diversity,Equity,Inclusion,Belonging)の推進従業員の65%を女性が占める当社において、女性活躍推進は人財戦略の最重要テーマの一つです。
意思決定層への女性参画を加速させるため、2030年に向けた目標として「女性役員比率30%」および「女性管理職比率30%」を掲げています。
その達成に向け、代表取締役社長をオーナーとする全国プロジェクトによる全社推進に加え、各地域での分科会によるボトムアップでの課題解決など、両面から取り組みを強化しています。
また、多様な人財が個性を活かし活躍できる環境を実現するため、以下の通り様々な取り組みを推進しています。
・サステナビリティウィークの開催、アンコンシャスバイアス研修・LGBTQ+基礎研修の実施・障害者活躍を起点としたユニバーサルデザイン(UD)の推進(UDスタッフ制度、UD通院休暇の導入)・事実婚・同性パートナーへの法律婚と同様の結婚休暇・結婚祝金の適用 〇健康経営の推進従業員の健康を基盤と考え、各種指標を活用した労働環境改善を図るとともに、健康保険組合や産業医と連携して「健康経営」を推進しています。
・健康経営宣言の公表・休暇制度の拡充(積立有給休暇制度、永年勤続特別休暇制度など)・有給休暇取得の促進(長期休暇制度、アニバーサリー休暇制度など)・疾病予防・メンタルヘルスケアの強化(健康診断二次健診やストレスチェックの受診率向上、従業員向け健康相談窓口の設置) 〇多様な働き方の推進多種多様な仕事に応じた働き方の最適化を目指し、様々な制度を導入しております。
・フレックスタイム制度・在宅勤務・在宅旅行コンサルタント制度・副業制度、海外同行休業制度・育児短時間勤務および定年後再雇用時の短時間・短日数勤務制度・退職者へのリ・エントリー制度 3.リスク管理当社グループでは、リスクマネジメントおよびコンプライアンスの徹底を通じた業務の適正確保を目的として「リスク・コンプライアンス委員会」を設置しています。
当委員会は四半期ごとに開催され(2025年10月期は7回開催)、グループ各社からの報告をもとに、当社グループ全体の事業リスクに関する情報の収集・共有および議論を行っています。
同委員会の事務局である「リスク管理室」とサステナビリティ推進委員会が連携して気候変動によるリスクを含めたHISグループにおけるリスクの洗い出し・分析・評価を行い、優先すべきリスクを特定しました。
そして、リスク管理室が中心となりリスク対応に係る管理体制の整備や、リスクの顕在化を未然に防止するための活動を推進しています。
また、ガバナンス統括本部の各部署及びグループ各社に選出されたリスク・コンプライアンス責任者と連携してコンプライアンスの徹底を促すほか、グループ全体の実効性向上に取り組んでいます。
なお、グループ全体の方針や戦略に反映させる必要があるものは、適宜取締役会に対して上程しています。
4.指標及び目標(1)気候変動当社グループでは、マテリアリティ(重要課題)の1つに「地球環境の保全」を掲げ、気候変動への対応を経営の重要課題と捉えています。
2025年5月、脱炭素社会の実現に向けた中長期のCO2削減目標(提出会社)を策定いたしました。
CO2排出量削減目標当社(提出会社)における削減目標を以下の通り掲げております。
短期目標(2026年10月期まで)自社が排出するCO2排出量(Scope1+2)を2024年10月期比で30%削減中期目標(2030年10月期まで)自社が排出するCO2排出量(Scope1+2)を実質ゼロ長期目標(2050年10月期まで)自社のサプライチェーン全体が排出するCO2排出量(Scope1,2,3)を実質ゼロ CO2排出量実績と取り組み2025年10月期においては、国内連結子会社、在外連結子会社へ算定対象の開示を拡大し、GHGプロトコルに基づき算定しました。
今後も各社での削減の取り組みを支援するとともに、HISグループ全体でのCO2排出量把握及び削減へ向けて取り組んでまいります。
(算定方法に関する注記)CO2排出量 Scope2の算定においては、環境省・経済産業省公表の「電気事業者別排出係数」の最新値を使用しております。
なお、決算期末時点において当該年度の係数が未公表の場合は前年度の係数を用いて算定し、翌年度の報告において確定係数を用いて遡及修正を行うこととしております。
これに基づき、当報告書における2024年度の実績値は、確定した2024年度係数を用いて修正しております。
・提出会社(Scope1+2,Scope3)(単位:t-CO2)Scope1+22024年10月期実績(基準年)2025年10月期実績削減率(基準年比)株式会社エイチ・アイ・エス1,7101,42216.8% Scope32025年10月期実績株式会社エイチ・アイ・エス1,267,532 削減への取り組み当社において、Scope1,2においてはScope2の比率が99.5%と高く、事業所の電力利用によるものです。
上記目標の達成に向けて省エネに努めるとともに、再エネ指定の非化石証書を調達することにより65万kWhの電力を再生可能エネルギー由来へと転換し、基準年2024年度比16.8%削減を達成いたしました。
Scope3においては、当社事業活動において該当する全てのカテゴリ(カテゴリ1~7,11,13)において算定をした結果、Scope1~3の総排出量の99.9%をScope3が占めておりそのScope3のうち98.6%がカテゴリ11(販売した商品の使用)によるもので、カテゴリ11のうち73.2%が国内外の航空機利用におけるジェット燃料によるものでした。
当社のScope3、カテゴリ11の削減へ向けては、事業パートナーとの協働、新たな脱炭素サービスへの出資、お客様への情報や脱炭素プランの提供などを通じて削減の取り組みを推進しています。
2025年10月期は、売上の一部を拠出しSAF利用を促進するプログラムに参加することで、お客様とともにScope3の削減を目指すパッケージツアーを企画し販売を開始しました。
また、車移動に伴う排出量削減へ向けてはHIS海外法人と連携し、EVカーやEVバスの導入を進めています。
また、Scope3 カテゴリ1(購入)の削減へ向けては、当社でプラスチック使用量 70%削減(2019年10月期比)、コピー用紙使用量 70%削減(2019年10月期比)を2026年10月期迄に達成することを目標に、削減への取り組みを推進しております。
2025年10月期においては、ビニール袋の一部にバイオマス25%配合したものを新たに採用しました。
またコピー用紙においては、森を守るFSC®認証コピー用紙を利用するとともにペーパーレス化を進めています。
(単位:t) 2019年10月期実績(基準年)2025年10月期実績削減率(2019年10月期比)2026年10月期目標削減率(2019年10月期比)プラスチック使用量25.43.984.6%70.0%コピー用紙使用量325.8111.965.6%70.0% ・国内ホテル事業、九州産交グループ(Scope1+2,Scope3)(単位:t-CO2)Scope1+22024年10月期実績2025年10月期実績国内ホテル事業 ※18,4768,438九州産交グループ 12社 ※2※3 33,68133,323 Scope32025年10月期実績国内ホテル事業 ※1100,832九州産交グループ 12社32,826※1.Scope1+2に関してはH.I.S.ホテルホールディングス株式会社、ヴィソンホテルマネジメント株式会社、Scope3に関してはH.I.S.ホテルホールディングス株式会社の数値を記載しております。
※2.九州産交グループ12社は、九州産業交通ホールディングス株式会社、九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、九州産交ランドマーク株式会社、九州産交リテール株式会社、産交バス株式会社、熊本フェリー株式会社、九州産交オートサービス株式会社、株式会社KASSE JAPAN、九州産交プランニング株式会社、九州BMサービス株式会社、有限会社谷口自動車の数値を記載しております。
※3.2024年10月期の九州産交グループScope1+2につきましては、一部拠点のデータ精査を行い数値を精緻化いたしました。
削減への取り組み国内ホテル事業においては、電力ロス削減ソリューション『POWER GUARD』の導入をすすめ、2025年10月期は8施設になりました。
2026年10月期はさらに2施設追加予定です。
1ホテルあたり約1割の電力使用量の削減につながっております。
また、九州産交グループにおいては、バス事業ではアイドリング&スタートシステムの導入によりエンジンカットの実施やデジタルタコグラフを活用したエコドライブの推進を行っております。
また、九州産交ランドマーク株式会社と九州BMサービス株式会社では、熊本桜町ビルにおいて冷却塔設備で地下水を冷却用として活用することにより放熱を抑制し、CO2排出量の低減に取り組んでいます。
・その他連結グループ会社(Scope1+2)(単位:t-CO2)Scope1+22025年10月期実績国内連結子会社 18社 ※110,325在外連結子会社 28社 ※21,466※1.H.I.S.ホテルホールディングス株式会社、九州産交グループを除く国内子会社18社。
なお、Scope2において、Cross Eホールディングス株式会社、ハウステンボス・技術センター株式会社においては、区画入居で会社毎のデータ取得が物理的に困難なため集計対象外としております。
また、株式会社クオリタなど提出会社のオフィス内に入居する子会社は、提出会社のScope2に計上しております。
※2.HAWAII HIS CORPORATION、H.I.S. INTERNATIONAL TOURS (NY) INC.、H.I.S. GUAM, INC.、H.I.S. KOREA CO., LTD.、H.I.S. Tours Co., Ltd.、PT. HARUM INDAH SARI TOURS & TRAVEL、HIS (HONG KONG) COMPANY LIMITED、H.I.S. TAIWAN COMPANY LIMITED、H.I.S. INTERNATIONAL TRAVEL PTE LTD、H.I.S. AUSTRALIA PTY. LTD. 他18社 詳しい取り組み内容については、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/environment/ (2)人的資本前記「2.戦略」に掲げた戦略に則り、人的資本経営を実践し、以下目標達成に向けて取り組みを推進してまいります。
なお、女性活躍及び両立支援に関する目標数値は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」に則り、目標を策定しているグループ会社に関して掲載しております。
女性管理職比率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス19.3%20.0%30.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社 ※10.0%10.0%30.0%九州産交グループ 5社 ※212.9%14.5%15.7%株式会社ラグーナテンボス ※30.0%10.0%20.0%※1.H.I.S.ホテルホールディングス株式会社は、課長格対象人数が少ないため現在管理職比率0.0%ですが、係長格相当(支配人)においては女性比率33.3%です。
※2.九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
※3.株式会社ラグーナテンボスは課長格対象人数が少ないため現在管理職比率0.0%ですが、係長格においては女性比率47.3%です。
女性役員比率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス18.2%20.0%30.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社7.7%25.0%40.0%九州産交グループ 5社 ※7.7%7.7%15.4%※九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
男性育休取得率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス87.8%90.0%100.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社100.0%100.0%100.0%九州産交グループ 5社 ※135.3%40.0%50.0%株式会社ラグーナテンボス※2 100.0%50.0%70.0%※1.九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
※2.2025年10月期は男性育休取得対象者が1名と少なかったため取得率100%となりました。
目標値の修正はありません。
エンゲージメント指標 2025年10月期実績2026年10月期目標働きがい指数 ※66.7%80.0%※社員満足度調査で「働きがいのある会社である」と答えた割合 その他の指標(当社における取り組み) 2025年10月期実績2026年10月期目標有給休暇平均取得率66.3%75.0%健康診断二次健診受診率45.0%70.0%ストレスチェック受診率77.7%80.0% 詳しい取り組み内容については、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/social/deib/
戦略 2.戦略当社グループは様々な外部環境を「成長機会」と「事業リスク」として分析を行い、企業として取り組むべき7つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
その中に「地球環境の保全」「地域社会との共生」「多様な人財の活躍」「ガバナンス強化」を掲げ、サステナビリティを経営における重点と捉えています。
また、当社グループは国内外の様々な地域で人と人をつなぐ事業を主体としており、当社グループのサステナビリティの根幹には人権の尊重があります。
役員・従業員一人ひとりが人権を尊重し合うとともに、お客様、取引先の皆様、地域社会等サプライチェーン上の人権を尊重した上で事業を行うことが重要だと考えております。
当社グループの人権尊重の考え方を明確にするとともに、企業として人権尊重の責任を果たしていくため、「国連ビジネスと人権に関する指導原則」に沿って「HISグループ人権方針」を掲げています。
本方針に則り、当社グループ内役員・従業員への浸透と事業活動への定着を図るとともに、取引先関係者の皆様にも本方針へのご理解・ご賛同をいただくように働きかけ、ステークホルダーの皆様と対話等を通じて、適切な対応と再発防止に努めております。
当社グループ人権方針に関する詳細は、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/social/human_rights/ (1)気候変動当社グループは、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言の枠組みに沿って気候変動シナリオ分析を行い、事業に関連する気候変動リスク・機会とその影響の大きさ及びその対応策をまとめています。
リスク重要度が高く長期に及ぶ項目においては、これらを踏まえ、脱炭素社会への移行を機会と捉え、サステナブルツーリズムの推進や環境配慮型商品の開発、移行を強化しています。
なお、前提条件に大きな変化がないため、2023年度の分析結果を継続して使用しております。
(2)人的資本①人的資本に関する基本的な考え方当社グループは、創業以来の歴史である「挑戦」こそが当社のアイデンティティであり、人財こそが価値創造の源泉であると考えています。
1980年の創業時、海外旅行がまだ高額で団体旅行が中心であった時代に、格安航空券による個人旅行市場を切り拓いたように、常識への挑戦が当社の成長を支えてきました。
この「挑戦心」を原点とし、一人ひとりが自分らしく挑戦し、働きがいを感じて心躍る仕事ができる基盤づくりを推進しています。
②戦略および指標と目標1.人的資本経営の目指す姿創業50周年にあたる2030年に向けた「Vision2030:挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」の実現には、人財の力が不可欠です。
当社が考える人的資本経営とは、従業員一人ひとりの挑戦と成長を通じて、世界中の人々に“「心躍る」を解き放つ”価値を届け、お客様や社会に選ばれ続ける企業を実現することです。
2.指標と目標上記方針のもと、人的資本経営の進捗を測る重要KPIとして以下を設定し、2026年10月期までの達成を目指してまいります。
・働きがい指数:80%・変革指数(人時生産性):FY2023比 1.6倍(HIS単体) 3.人財戦略変革期にある当社では、中期経営計画の達成に向けて、一人ひとりの挑戦と多様な価値観の掛け合わせによって変革を起こすべく、エンプロイーエクスペリエンスを「Always be a challenger 常に挑戦者であり続けよう。
」と位置づけました。
従業員が安心して挑戦を楽しみ、成長できる職場環境の整備や各種人事施策を進めております。
「未来を切り拓く、挑戦者を募る」〇IT・デジタル領域の採用中期経営計画の根幹を支える、IT・デジタル領域の新卒採用・中途採用を実施しています。
新卒採用を対象とした夏の5Daysインターンシップは、2つのプログラムを開催しました。
・テーマ①生成AIを用いたアプリケーション開発(プログラミング言語PHPを活用)・テーマ②グローバルセキュリティネットワーク構築2027年度新卒採用では、アプリケーションエンジニア、インフラ・セキュリティ、CX・AI・データ活用に関する募集を予定しています。
〇新卒採用「地域活性プロジェクト」新設旅行会社として蓄積してきたノウハウや国内外のネットワーク・地域の資源を活かした課題解決に取り組む「地域活性プロジェクト1期生」の募集を実施しました。
入社後、最初の2年間は、事業基盤のある関東法人営業本部に着任し、地域活性に必要な営業力、企画力、実現力を学びます。
入社3年目以降は、採用選考時に希望した勤務地域に異動、地域の自治体や企業の課題解決に向き合い、地域を活性化する原動力となるよう、様々な事業(MICE、教育、地域創生など)に挑戦します。
1期生が入社3年目に着任する勤務地域は、全国4つの地域(北海道・東北/新潟・中四国・九州)を予定しています。
「挑戦心を育む」〇HIS Group Philosophy研修の拡大一人ひとりがパーパス、バリュー、行動憲章、創業の精神から成る「HIS Group Philosophy」およびHISグループらしさへの理解・共感を深める取り組みを行っています。
個人の価値観や志と会社の方向性との重なりを発見する機会を創出すべく、Philosophy研修の対象をグローバル拠点やグループ会社へも拡大し、グループ全体での浸透を図っています。
「挑戦する力を養う」<人財育成方針>Vision2030「挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」に則り、一人ひとりが大きな夢・目標を持ち、従来の考え方にとらわれず、自由な発想で考え、失敗を恐れずに、新しいことに挑戦する人財の育成に取り組んでまいります。
〇HIS Business Academia持続的な企業成長と、価値創造の源泉となる「人財の力」を高める支援として、全社教育体系制度「HIS Business Academia」の拡充を推進しています。
本制度は、人事制度の等級制度「バンド」に連動し、各成長ステージで求められる期待役割に応じた能力開発を体系的に支援します。
具体的には、ビジネススキル研修・役割転換時のマネジメント研修、コンプライアンス・リスクマネジメント研修など、様々な研修を段階的に提供することで、一人ひとりの自律的なキャリア形成を促し、挑戦を形にする支援を通じて、組織全体のパフォーマンス向上と個人の成長実感がやりがいにつながる支援を図ってまいります。
「挑戦を支える環境」<社内環境整備方針>私たちHISグループでは、行動憲章に「快適で安全な職場環境の確保」を定めています。
一人ひとりが明るく元気に生き生きと挑戦し続けられるように、身体的安全性はもちろん、心理的安全性が確保された職場づくりを推進し、ワークエンゲージメントの向上を目指します。
〇DEIB(Diversity,Equity,Inclusion,Belonging)の推進従業員の65%を女性が占める当社において、女性活躍推進は人財戦略の最重要テーマの一つです。
意思決定層への女性参画を加速させるため、2030年に向けた目標として「女性役員比率30%」および「女性管理職比率30%」を掲げています。
その達成に向け、代表取締役社長をオーナーとする全国プロジェクトによる全社推進に加え、各地域での分科会によるボトムアップでの課題解決など、両面から取り組みを強化しています。
また、多様な人財が個性を活かし活躍できる環境を実現するため、以下の通り様々な取り組みを推進しています。
・サステナビリティウィークの開催、アンコンシャスバイアス研修・LGBTQ+基礎研修の実施・障害者活躍を起点としたユニバーサルデザイン(UD)の推進(UDスタッフ制度、UD通院休暇の導入)・事実婚・同性パートナーへの法律婚と同様の結婚休暇・結婚祝金の適用 〇健康経営の推進従業員の健康を基盤と考え、各種指標を活用した労働環境改善を図るとともに、健康保険組合や産業医と連携して「健康経営」を推進しています。
・健康経営宣言の公表・休暇制度の拡充(積立有給休暇制度、永年勤続特別休暇制度など)・有給休暇取得の促進(長期休暇制度、アニバーサリー休暇制度など)・疾病予防・メンタルヘルスケアの強化(健康診断二次健診やストレスチェックの受診率向上、従業員向け健康相談窓口の設置) 〇多様な働き方の推進多種多様な仕事に応じた働き方の最適化を目指し、様々な制度を導入しております。
・フレックスタイム制度・在宅勤務・在宅旅行コンサルタント制度・副業制度、海外同行休業制度・育児短時間勤務および定年後再雇用時の短時間・短日数勤務制度・退職者へのリ・エントリー制度
指標及び目標 4.指標及び目標(1)気候変動当社グループでは、マテリアリティ(重要課題)の1つに「地球環境の保全」を掲げ、気候変動への対応を経営の重要課題と捉えています。
2025年5月、脱炭素社会の実現に向けた中長期のCO2削減目標(提出会社)を策定いたしました。
CO2排出量削減目標当社(提出会社)における削減目標を以下の通り掲げております。
短期目標(2026年10月期まで)自社が排出するCO2排出量(Scope1+2)を2024年10月期比で30%削減中期目標(2030年10月期まで)自社が排出するCO2排出量(Scope1+2)を実質ゼロ長期目標(2050年10月期まで)自社のサプライチェーン全体が排出するCO2排出量(Scope1,2,3)を実質ゼロ CO2排出量実績と取り組み2025年10月期においては、国内連結子会社、在外連結子会社へ算定対象の開示を拡大し、GHGプロトコルに基づき算定しました。
今後も各社での削減の取り組みを支援するとともに、HISグループ全体でのCO2排出量把握及び削減へ向けて取り組んでまいります。
(算定方法に関する注記)CO2排出量 Scope2の算定においては、環境省・経済産業省公表の「電気事業者別排出係数」の最新値を使用しております。
なお、決算期末時点において当該年度の係数が未公表の場合は前年度の係数を用いて算定し、翌年度の報告において確定係数を用いて遡及修正を行うこととしております。
これに基づき、当報告書における2024年度の実績値は、確定した2024年度係数を用いて修正しております。
・提出会社(Scope1+2,Scope3)(単位:t-CO2)Scope1+22024年10月期実績(基準年)2025年10月期実績削減率(基準年比)株式会社エイチ・アイ・エス1,7101,42216.8% Scope32025年10月期実績株式会社エイチ・アイ・エス1,267,532 削減への取り組み当社において、Scope1,2においてはScope2の比率が99.5%と高く、事業所の電力利用によるものです。
上記目標の達成に向けて省エネに努めるとともに、再エネ指定の非化石証書を調達することにより65万kWhの電力を再生可能エネルギー由来へと転換し、基準年2024年度比16.8%削減を達成いたしました。
Scope3においては、当社事業活動において該当する全てのカテゴリ(カテゴリ1~7,11,13)において算定をした結果、Scope1~3の総排出量の99.9%をScope3が占めておりそのScope3のうち98.6%がカテゴリ11(販売した商品の使用)によるもので、カテゴリ11のうち73.2%が国内外の航空機利用におけるジェット燃料によるものでした。
当社のScope3、カテゴリ11の削減へ向けては、事業パートナーとの協働、新たな脱炭素サービスへの出資、お客様への情報や脱炭素プランの提供などを通じて削減の取り組みを推進しています。
2025年10月期は、売上の一部を拠出しSAF利用を促進するプログラムに参加することで、お客様とともにScope3の削減を目指すパッケージツアーを企画し販売を開始しました。
また、車移動に伴う排出量削減へ向けてはHIS海外法人と連携し、EVカーやEVバスの導入を進めています。
また、Scope3 カテゴリ1(購入)の削減へ向けては、当社でプラスチック使用量 70%削減(2019年10月期比)、コピー用紙使用量 70%削減(2019年10月期比)を2026年10月期迄に達成することを目標に、削減への取り組みを推進しております。
2025年10月期においては、ビニール袋の一部にバイオマス25%配合したものを新たに採用しました。
またコピー用紙においては、森を守るFSC®認証コピー用紙を利用するとともにペーパーレス化を進めています。
(単位:t) 2019年10月期実績(基準年)2025年10月期実績削減率(2019年10月期比)2026年10月期目標削減率(2019年10月期比)プラスチック使用量25.43.984.6%70.0%コピー用紙使用量325.8111.965.6%70.0% ・国内ホテル事業、九州産交グループ(Scope1+2,Scope3)(単位:t-CO2)Scope1+22024年10月期実績2025年10月期実績国内ホテル事業 ※18,4768,438九州産交グループ 12社 ※2※3 33,68133,323 Scope32025年10月期実績国内ホテル事業 ※1100,832九州産交グループ 12社32,826※1.Scope1+2に関してはH.I.S.ホテルホールディングス株式会社、ヴィソンホテルマネジメント株式会社、Scope3に関してはH.I.S.ホテルホールディングス株式会社の数値を記載しております。
※2.九州産交グループ12社は、九州産業交通ホールディングス株式会社、九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、九州産交ランドマーク株式会社、九州産交リテール株式会社、産交バス株式会社、熊本フェリー株式会社、九州産交オートサービス株式会社、株式会社KASSE JAPAN、九州産交プランニング株式会社、九州BMサービス株式会社、有限会社谷口自動車の数値を記載しております。
※3.2024年10月期の九州産交グループScope1+2につきましては、一部拠点のデータ精査を行い数値を精緻化いたしました。
削減への取り組み国内ホテル事業においては、電力ロス削減ソリューション『POWER GUARD』の導入をすすめ、2025年10月期は8施設になりました。
2026年10月期はさらに2施設追加予定です。
1ホテルあたり約1割の電力使用量の削減につながっております。
また、九州産交グループにおいては、バス事業ではアイドリング&スタートシステムの導入によりエンジンカットの実施やデジタルタコグラフを活用したエコドライブの推進を行っております。
また、九州産交ランドマーク株式会社と九州BMサービス株式会社では、熊本桜町ビルにおいて冷却塔設備で地下水を冷却用として活用することにより放熱を抑制し、CO2排出量の低減に取り組んでいます。
・その他連結グループ会社(Scope1+2)(単位:t-CO2)Scope1+22025年10月期実績国内連結子会社 18社 ※110,325在外連結子会社 28社 ※21,466※1.H.I.S.ホテルホールディングス株式会社、九州産交グループを除く国内子会社18社。
なお、Scope2において、Cross Eホールディングス株式会社、ハウステンボス・技術センター株式会社においては、区画入居で会社毎のデータ取得が物理的に困難なため集計対象外としております。
また、株式会社クオリタなど提出会社のオフィス内に入居する子会社は、提出会社のScope2に計上しております。
※2.HAWAII HIS CORPORATION、H.I.S. INTERNATIONAL TOURS (NY) INC.、H.I.S. GUAM, INC.、H.I.S. KOREA CO., LTD.、H.I.S. Tours Co., Ltd.、PT. HARUM INDAH SARI TOURS & TRAVEL、HIS (HONG KONG) COMPANY LIMITED、H.I.S. TAIWAN COMPANY LIMITED、H.I.S. INTERNATIONAL TRAVEL PTE LTD、H.I.S. AUSTRALIA PTY. LTD. 他18社 詳しい取り組み内容については、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/environment/ (2)人的資本前記「2.戦略」に掲げた戦略に則り、人的資本経営を実践し、以下目標達成に向けて取り組みを推進してまいります。
なお、女性活躍及び両立支援に関する目標数値は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」に則り、目標を策定しているグループ会社に関して掲載しております。
女性管理職比率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス19.3%20.0%30.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社 ※10.0%10.0%30.0%九州産交グループ 5社 ※212.9%14.5%15.7%株式会社ラグーナテンボス ※30.0%10.0%20.0%※1.H.I.S.ホテルホールディングス株式会社は、課長格対象人数が少ないため現在管理職比率0.0%ですが、係長格相当(支配人)においては女性比率33.3%です。
※2.九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
※3.株式会社ラグーナテンボスは課長格対象人数が少ないため現在管理職比率0.0%ですが、係長格においては女性比率47.3%です。
女性役員比率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス18.2%20.0%30.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社7.7%25.0%40.0%九州産交グループ 5社 ※7.7%7.7%15.4%※九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
男性育休取得率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス87.8%90.0%100.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社100.0%100.0%100.0%九州産交グループ 5社 ※135.3%40.0%50.0%株式会社ラグーナテンボス※2 100.0%50.0%70.0%※1.九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
※2.2025年10月期は男性育休取得対象者が1名と少なかったため取得率100%となりました。
目標値の修正はありません。
エンゲージメント指標 2025年10月期実績2026年10月期目標働きがい指数 ※66.7%80.0%※社員満足度調査で「働きがいのある会社である」と答えた割合 その他の指標(当社における取り組み) 2025年10月期実績2026年10月期目標有給休暇平均取得率66.3%75.0%健康診断二次健診受診率45.0%70.0%ストレスチェック受診率77.7%80.0% 詳しい取り組み内容については、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/social/deib/
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 (2)人的資本①人的資本に関する基本的な考え方当社グループは、創業以来の歴史である「挑戦」こそが当社のアイデンティティであり、人財こそが価値創造の源泉であると考えています。
1980年の創業時、海外旅行がまだ高額で団体旅行が中心であった時代に、格安航空券による個人旅行市場を切り拓いたように、常識への挑戦が当社の成長を支えてきました。
この「挑戦心」を原点とし、一人ひとりが自分らしく挑戦し、働きがいを感じて心躍る仕事ができる基盤づくりを推進しています。
②戦略および指標と目標1.人的資本経営の目指す姿創業50周年にあたる2030年に向けた「Vision2030:挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」の実現には、人財の力が不可欠です。
当社が考える人的資本経営とは、従業員一人ひとりの挑戦と成長を通じて、世界中の人々に“「心躍る」を解き放つ”価値を届け、お客様や社会に選ばれ続ける企業を実現することです。
2.指標と目標上記方針のもと、人的資本経営の進捗を測る重要KPIとして以下を設定し、2026年10月期までの達成を目指してまいります。
・働きがい指数:80%・変革指数(人時生産性):FY2023比 1.6倍(HIS単体) 3.人財戦略変革期にある当社では、中期経営計画の達成に向けて、一人ひとりの挑戦と多様な価値観の掛け合わせによって変革を起こすべく、エンプロイーエクスペリエンスを「Always be a challenger 常に挑戦者であり続けよう。
」と位置づけました。
従業員が安心して挑戦を楽しみ、成長できる職場環境の整備や各種人事施策を進めております。
「未来を切り拓く、挑戦者を募る」〇IT・デジタル領域の採用中期経営計画の根幹を支える、IT・デジタル領域の新卒採用・中途採用を実施しています。
新卒採用を対象とした夏の5Daysインターンシップは、2つのプログラムを開催しました。
・テーマ①生成AIを用いたアプリケーション開発(プログラミング言語PHPを活用)・テーマ②グローバルセキュリティネットワーク構築2027年度新卒採用では、アプリケーションエンジニア、インフラ・セキュリティ、CX・AI・データ活用に関する募集を予定しています。
〇新卒採用「地域活性プロジェクト」新設旅行会社として蓄積してきたノウハウや国内外のネットワーク・地域の資源を活かした課題解決に取り組む「地域活性プロジェクト1期生」の募集を実施しました。
入社後、最初の2年間は、事業基盤のある関東法人営業本部に着任し、地域活性に必要な営業力、企画力、実現力を学びます。
入社3年目以降は、採用選考時に希望した勤務地域に異動、地域の自治体や企業の課題解決に向き合い、地域を活性化する原動力となるよう、様々な事業(MICE、教育、地域創生など)に挑戦します。
1期生が入社3年目に着任する勤務地域は、全国4つの地域(北海道・東北/新潟・中四国・九州)を予定しています。
「挑戦心を育む」〇HIS Group Philosophy研修の拡大一人ひとりがパーパス、バリュー、行動憲章、創業の精神から成る「HIS Group Philosophy」およびHISグループらしさへの理解・共感を深める取り組みを行っています。
個人の価値観や志と会社の方向性との重なりを発見する機会を創出すべく、Philosophy研修の対象をグローバル拠点やグループ会社へも拡大し、グループ全体での浸透を図っています。
「挑戦する力を養う」<人財育成方針>Vision2030「挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」に則り、一人ひとりが大きな夢・目標を持ち、従来の考え方にとらわれず、自由な発想で考え、失敗を恐れずに、新しいことに挑戦する人財の育成に取り組んでまいります。
〇HIS Business Academia持続的な企業成長と、価値創造の源泉となる「人財の力」を高める支援として、全社教育体系制度「HIS Business Academia」の拡充を推進しています。
本制度は、人事制度の等級制度「バンド」に連動し、各成長ステージで求められる期待役割に応じた能力開発を体系的に支援します。
具体的には、ビジネススキル研修・役割転換時のマネジメント研修、コンプライアンス・リスクマネジメント研修など、様々な研修を段階的に提供することで、一人ひとりの自律的なキャリア形成を促し、挑戦を形にする支援を通じて、組織全体のパフォーマンス向上と個人の成長実感がやりがいにつながる支援を図ってまいります。
「挑戦を支える環境」<社内環境整備方針>私たちHISグループでは、行動憲章に「快適で安全な職場環境の確保」を定めています。
一人ひとりが明るく元気に生き生きと挑戦し続けられるように、身体的安全性はもちろん、心理的安全性が確保された職場づくりを推進し、ワークエンゲージメントの向上を目指します。
〇DEIB(Diversity,Equity,Inclusion,Belonging)の推進従業員の65%を女性が占める当社において、女性活躍推進は人財戦略の最重要テーマの一つです。
意思決定層への女性参画を加速させるため、2030年に向けた目標として「女性役員比率30%」および「女性管理職比率30%」を掲げています。
その達成に向け、代表取締役社長をオーナーとする全国プロジェクトによる全社推進に加え、各地域での分科会によるボトムアップでの課題解決など、両面から取り組みを強化しています。
また、多様な人財が個性を活かし活躍できる環境を実現するため、以下の通り様々な取り組みを推進しています。
・サステナビリティウィークの開催、アンコンシャスバイアス研修・LGBTQ+基礎研修の実施・障害者活躍を起点としたユニバーサルデザイン(UD)の推進(UDスタッフ制度、UD通院休暇の導入)・事実婚・同性パートナーへの法律婚と同様の結婚休暇・結婚祝金の適用 〇健康経営の推進従業員の健康を基盤と考え、各種指標を活用した労働環境改善を図るとともに、健康保険組合や産業医と連携して「健康経営」を推進しています。
・健康経営宣言の公表・休暇制度の拡充(積立有給休暇制度、永年勤続特別休暇制度など)・有給休暇取得の促進(長期休暇制度、アニバーサリー休暇制度など)・疾病予防・メンタルヘルスケアの強化(健康診断二次健診やストレスチェックの受診率向上、従業員向け健康相談窓口の設置) 〇多様な働き方の推進多種多様な仕事に応じた働き方の最適化を目指し、様々な制度を導入しております。
・フレックスタイム制度・在宅勤務・在宅旅行コンサルタント制度・副業制度、海外同行休業制度・育児短時間勤務および定年後再雇用時の短時間・短日数勤務制度・退職者へのリ・エントリー制度
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 (2)人的資本前記「2.戦略」に掲げた戦略に則り、人的資本経営を実践し、以下目標達成に向けて取り組みを推進してまいります。
なお、女性活躍及び両立支援に関する目標数値は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」に則り、目標を策定しているグループ会社に関して掲載しております。
女性管理職比率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス19.3%20.0%30.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社 ※10.0%10.0%30.0%九州産交グループ 5社 ※212.9%14.5%15.7%株式会社ラグーナテンボス ※30.0%10.0%20.0%※1.H.I.S.ホテルホールディングス株式会社は、課長格対象人数が少ないため現在管理職比率0.0%ですが、係長格相当(支配人)においては女性比率33.3%です。
※2.九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
※3.株式会社ラグーナテンボスは課長格対象人数が少ないため現在管理職比率0.0%ですが、係長格においては女性比率47.3%です。
女性役員比率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス18.2%20.0%30.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社7.7%25.0%40.0%九州産交グループ 5社 ※7.7%7.7%15.4%※九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
男性育休取得率 2025年10月期実績2026年10月期目標2030年10月期目標株式会社エイチ・アイ・エス87.8%90.0%100.0%H.I.S.ホテルホールディングス株式会社100.0%100.0%100.0%九州産交グループ 5社 ※135.3%40.0%50.0%株式会社ラグーナテンボス※2 100.0%50.0%70.0%※1.九州産交グループ5社は九州産交バス株式会社、九州産交ツーリズム株式会社、産交バス株式会社、九州産交リテール株式会社、九州産交オートサービス株式会社の数値を記載しております。
※2.2025年10月期は男性育休取得対象者が1名と少なかったため取得率100%となりました。
目標値の修正はありません。
エンゲージメント指標 2025年10月期実績2026年10月期目標働きがい指数 ※66.7%80.0%※社員満足度調査で「働きがいのある会社である」と答えた割合 その他の指標(当社における取り組み) 2025年10月期実績2026年10月期目標有給休暇平均取得率66.3%75.0%健康診断二次健診受診率45.0%70.0%ストレスチェック受診率77.7%80.0% 詳しい取り組み内容については、以下URLをご参照ください。
https://www.his.co.jp/sustainability/social/deib/
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況をはじめ、事業継続に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。
①経済・社会情勢の変化当社グループの事業は、各国の政治・経済動向、法制度、地政学的要因等、様々な変化の影響下にあります。
グループ内の知見や蓄積された情報を最大限に活用し対応しますが、これらの要因は当社グループが関与し得ない理由によって大きく変化する可能性があり、このような変化が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
②市場の変化当社グループにおけるセグメント別売上高は、旅行事業が82.9%を占めております。
中でも、国別の売上高は日本に集中しており、79.6%を占めております。
従って、日本における旅行事業の環境変化によって、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループの各事業は、取引先のビジネスモデルの変革や異業種の新規参入など、他企業との厳しい競争状態にあり、持続的に競争優位性の確保に努めているものの、今後の展開によっては当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
③提供するサービスの安全管理・品質管理当社グループでは、お客様に安心安全で品質の高い旅行商品を提供し、国内外での旅を楽しんでいただくために、HIS独自の「品質安全管理ガイドライン」を作成し、HIS海外支店ならびにお取引先様にも周知を図り、品質管理および安全管理に努めています。
車両やオプショナルツアー等の取り扱いにおいては、適宜実査を行い精査したうえで選定していますが、運輸機関その他の業務委託先が事故や法令違反等を起こした場合も委託先の選定責任等が問われ、社会的信用が失われたり、損害賠償請求や旅行業法に基づく処分を受ける恐れがあり、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
④システム・設備の障害などによるサービスの中断・品質低下当社グループは、コンピューターシステムを活用しており、システム構築・運営には十分なセキュリティの確保に努めておりますが、通信ネットワークやプログラムの不具合、またコンピューターウィルス感染などにより、システム障害や情報漏洩、改ざんなどの重大な障害が生じた場合、業務に重大な支障をきたす可能性があります。
障害の規模によってはお客様へのサービス提供の中断や修復費用が増加するなど、当社グループの財政状態及び経営成績、社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。
また、今後の技術革新に追随できない場合、競争力の低下や機会損失を招き、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤人財の育成・確保当社グループは、人財育成方針として、Vision2030「挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業に Change&Create」に則り、一人ひとりが大きな夢・目標を持ち、従来の考え方にとらわれず、自由な発想で考え、失敗を恐れずに、新しいことに挑戦する人財の育成に取り組んでいます。
企業の成長には優秀な人財の育成と確保が不可欠です。
労働市場等の影響を受けこれらが計画どおり進展しない場合、他社との競争や事業運営に支障が生じ、当社グループの業績および財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑥気候変動・環境規制当社グループにおける事業を取り巻く環境として、気候変動や環境規制の強化により、事業運営に影響が生じる可能性があります。
特に、自然災害の発生は、観光やインフラに影響を及ぼし、感染症の流行、加えて、航空事故、テロや戦争などが発生した場合は、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
また、気候変動に関するリスクは、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 2戦略 (1)気候変動」に詳しく掲載しております。
⑦ガバナンス・コンプライアンス当社グループは、従業員が取るべき行動指針、行動規範を策定し、従業員への浸透を図り、リスクの未然防止に繋がるガバナンス体制を構築しております。
また、内部統制基本方針、内部統制基本計画、内部統制実施要項、関係会社管理規程を設けた上で、リスク・コンプライアンス委員会の活動を通して、コンプライアンス機能の維持向上に努めています。
しかしながら日本国内はもとより、海外拠点においても、様々な法令・規則・商慣習・社会的道徳などの下で事業活動を行っており、それらの遵守を求められています。
そのなかで、予期せぬ新たな規制の導入、執行当局の方針変更など、何らかの原因により、コンプライアンス違反と判断される事態が生ずる可能性があります。
このようなコンプライアンス違反が生じた場合、法的手続き対応費用やブランドイメージの毀損により、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧経理・財務(1)為替レート・原油価格の変動当社グループは、外貨建の取引を行っており、これに伴って外貨建の収益・費用及び資産・負債が発生しております。
為替レートの変動による影響を軽減すべく為替予約等によるリスクヘッジを行っておりますが、急激な為替変動があった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
また当社グループの連結財務諸表作成にあたっては、在外連結子会社の財務諸表を邦貨換算しているために、為替レートが変動した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
加えて、旅行事業において、原油価格の変動に伴い、海外旅行代金とは別に燃油特別付加運賃をお客様にご負担いただいておりますが、この燃油特別付加運賃の著しい上昇があった場合は、旅行総需要が停滞してしまう可能性があります。
急激な原油価格の変動があった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
(2)有価証券等保有資産価値の変動当社グループは、上場及び非上場の株式及び債券等を保有しております。
このため、市場価格を有する有価証券については株式市況及び債券市況の動向により、また、市場価格のない有価証券については投資先会社の財政状態の動向により、売却損や評価損が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
(3)固定資産等の減損当社グループは、国内及び海外で実施した投資活動や買収に伴い発生した有形固定資産、無形資産、株式、のれん等を連結貸借対照表に資産として計上し、それぞれの事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発現すると見積もられる合理的な期間で償却しておりますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られないと判断される場合には、当該資産等について減損損失を計上し、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
以上のリスクを認識し、当社グループは適切な対応策を講じることで、リスクの軽減に努めてまいります。
また、社会情勢や市場の変化にともなうリスクの見直しをおこない、適宜対応いたします。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(1)経営成績の状況当連結会計年度における経営環境は、継続的な物価上昇や、米国の通商政策等の動向に留意が必要であるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、個人消費の持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかな回復傾向で推移しました。
旅行市場においては、インバウンド需要が牽引役となり、訪日外客数が過去最高を更新しました。
当連結会計年度における訪日外客数は、前期比119.4%の4,222万人となり、初めて4,000万人を突破しました。
一方、海外旅行においては、渡航先の物価上昇、円安基調の継続、燃油サーチャージの高止まりなどにより旅行代金の高騰が続き、本格的な需要の回復には時間を要しているものの、日本人出国者数は、前期比114.6%の1,446万人と回復は緩やかに進展しています。
( 出典: 日本政府観光局(JNTO))このような環境のもと、当社グループは、旅行を中心に幅広い事業の展開を通じて、グループ全体の持続的成長の実現に向け、HIS Group Purpose“「心躍る」を解き放つ”を旗印に、「挑戦心あふれ 世界をつなぎ 選ばれ続ける企業」を目指し、事業推進に努めてまいりました。
当連結会計年度における業績は以下のとおりです。
                   (単位:百万円) 2024年10月期2025年10月期売上高343,334373,106売上総利益110,617117,974営業利益10,85411,627税金等調整前当期純利益8,5267,067親会社株主に帰属する当期純利益8,7174,719売上高は、前期と比較し297億72百万円増加し、前期比108.7%の3,731億6百万円となりました。
全てのセグメントにおいて増収増益を達成しており、中でも、旅行事業とホテル事業が堅調な伸びをみせました。
販売費及び一般管理費は、従業員の待遇面の改善などによる人件費をはじめ、営業活動における更なる需要獲得に伴う広告宣伝費や支払手数料の増加により65億83百万円増加し、前期比106.6%の1,063億46百万円となりました。
損益面においては、売上高増加による売上総利益増加に加え、業務集約化などのコスト抑制効果もあり、営業利益は7億73百万円増加し、前期比107.1%の116億27百万円となりました。
また、助成金に係る預り金取崩益等の特別利益を6億49百万円計上した一方で、当社の連結子会社であるHIS ULUSLARARASI TURIZM SEYAHAT ACENTASI LIMITED SIRKETIの事業縮小に伴い発生した費用等の特別損失を49億63百万円計上したことにより、税金等調整前当期純利益は70億67百万円(前期比82.9%)となりました。
そして、法人税等が前期と比較し23億90百万円増加し、非支配株主に帰属する当期純利益10億48百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は47億19百万円(前期比54.1%)となりました。
セグメント別の当連結会計年度の業績は以下のとおりです。
なお、各セグメントの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
(旅行事業)                                     (単位:百万円) 2024年10月期2025年10月期売上高283,972309,139営業利益9,3029,636EBITDA13,47613,743海外旅行においては、回復が緩やかな日本発海外旅行の需要喚起と差別化を図るべく、「新パスポート取得サポートキャンペーン」や旅の魅力を再発見していただくイベント「HIS大感謝祭」の開催をはじめ、海外航空券とホテルを自由に組み合わせた新ブランド「AirZ(エアーズ)」を展開し、販売強化に努めました。
また、「初夢フェア」や「SUPER SUMMER SALE! 2025」といった、繁忙期の需要喚起と早期予約を促すプロモーションにより、1年を通して売上高を牽引する欧州・中近東方面においては、特にトルコ・エジプトが高い伸びをみせました。
また、添乗員付きツアーでは、スイス・北欧などでビジネスクラスやプレミアムエコノミークラス利用のコースが高い伸びをみせるなど、高単価商品の販売が好調に推移しました。
アジア方面においては、台湾や観光ビザが解禁された中国が好調を維持し、政治情勢やLCCを中心とした減便の影響で伸び悩んだ韓国の売上を補填しました。
夏の繁忙期には、燃油サーチャージの引き下げや円相場の影響により、ハワイ・ミクロネシア方面の売上高においてファミリー層を中心に着実な回復をみせました。
国内旅行事業においては、売上を牽引する沖縄の着地後のサービスを強化する施策として、新しく那覇市内から美々ビーチまでのシャトルバス運行や、お客様のニーズにあわせて食事プランを選べる新サービス「NEWオールインクルーシブ」などを展開しました。
さらに、7月末には北部の「やんばるの森」にテーマパークがオープンし、これに伴いチケットを組み込んだツアーがレジャー需要を押し上げました。
また、4月より大阪・夢洲で開催された「2025年日本国際博覧会 (大阪・関西万博)©Expo 2025」のPRゴールドパートナーとして、関西行きの飛行機を利用したパッケージツアーや、関西発の日帰りバスツアーなど個人旅行・団体旅行などの需要獲得にも努めました。
訪日旅行事業においては、海外現地法人からの受客やB2B(企業間取引)の団体旅行の受客が好調に推移し、中でも取扱高を牽引する北米マーケットからの受客件数は過去最高を記録しました。
個人旅行の分野では、花火やお祭りなど四季と風物詩を掛け合わせた商品など、日本の魅力や文化に触れる日本ならではの高付加価値な体験型バスツアーを造成し、SNSによる発信や海外現地法人との連携を通じて、需要喚起と集客強化が奏功し、人気を博しました。
また、インバウンド需要の地方分散化を促進するため、マレーシアのコタキナバルから広島、ベトナムのハノイから新潟へのチャーター便を利用したツアーを造成する施策を展開しました。
法人事業においては、報奨旅行・研修旅行などの旅行事業が、国内・海外ともに引き続き好調に推移しており、各種旅行企画・手配に加え、実施目的にあわせた旅ナカにおける付加価値サービスの強化を図り、収益性の向上に努めました。
また、官公庁・自治体事業においては、今期、第三者割当増資の引き受けなどを通じ追加出資をした「株式会社さとゆめ」とともに、全国に新しい目的地を創るプロジェクトにおいて、自治体との協定の拡充を図り、今期8自治体との地域活性化の推進を始動しました。
海外における旅行事業では、日本からの海外旅行需要回復により、各現地法人における受客業務(インバウンド事業)が堅調に推移し、当期の業績を牽引しました。
特に、欧州市場の日本人旅行需要回復とグローバルマーケットからの受入増が、この好調を支える主要因となりました。
一方、アウトバウンド事業の主要拠点であるカナダにおいては、大口法人契約の終了に伴う売上高の減少、景気減速による販売単価の低下、および国際情勢の変化による米国渡航需要の減少が重なり、当該事業における業績は前期を下回る結果となりました。
また、新規事業展開として、フランス法人ではパリのマレ地区に日本の伝統工芸品・特産品のコンセプトショップを開設し、日本文化の発信を通じた訪日旅行需要の喚起を図りました。
ハワイ法人では、次世代XRテクノロジー搭載EVバスを活用した体験型バスツアーの運営を開始いたしました。
なお、当社グループの営業拠点数は、国内149拠点、海外58カ国110都市141拠点となりました。
(2025年10月末時点) (ホテル事業)                                    (単位:百万円) 2024年10月期2025年10月期売上高22,98925,244営業利益3,0473,618EBITDA7,1197,817ホテル事業では、国内のホテル事業が訪日外国人旅行者の需要が更に活発化したことにより、稼働率・客室単価ともに前期より上昇が見られ、増収増益に貢献しました。
「変なホテル」の最上位ブランドである「変なホテルプレミア」の全国展開をはじめとする、マルチブランド戦略を本格始動するとともに、イールドコントロールの強化を図りました。
また、変なホテルは『コラボルーム世界最多のホテル』、「Most brand-themed room sponsorships in a hotel chain(ホテルチェーンにおけるブランドコンセプトルーム・スポンサーの最多数(2025年9月19日(金)/コラボルーム44種類)」としてギネス世界記録™に認定されるなど、各企業とのコラボレーションも話題を呼びました。
一方、海外のホテル事業においては、地域により状況は異なり、ソウルとニューヨークは安定したグローバル受客により過去最高の売上・利益を更新しました。
しかしながら、グアムはレジャー需要の低迷が続き、営業損失となりました。
また、今期11月に開業したトルコ・カッパドキアでは、上半期は営業損失が続いていたものの、下半期には黒字に転じ、業績は回復傾向にあります。
(九州産交グループ)                                 (単位:百万円) 2024年10月期2025年10月期売上高23,98525,381営業利益434806EBITDA2,1782,553九州産交グループでは、台湾企業(TSMC)による経済効果に加え、訪日外国人旅行者や国内の観光客が引き続き増加したことから、高速バス、貸切バス、航空代理事業、不動産事業が総じて堅調に推移し、増収増益となりました。
基幹事業であるバス事業においては、昨今の物価高の高騰による輸送コスト増加に伴い、運賃改定および路線の見直しを実施しました。
これに加え、2つのアニメとのコラボレーション、および熊本復興を目的としたバスツアーが奏功し、売上高が前期比107.0%と好調に推移しました。
また、航空代理店事業においては、熊本空港への新規就航などの好材料も重なり、グランドハンドリング業務を受託しているスターラックス航空の増便などによる手数料の増加もあり、売上・利益ともに伸長しました。
さらに、大型複合施設「サクラマチクマモト」を運営する不動産事業においても、各種イベント企画を実施した結果、入館者数が12ヶ月連続で100万人突破するなど収益が安定し、売上高は前期比106.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)の残高は、前連結会計年度末に比べ258億53百万円減少し、1,063億64百万円となりました。
営業活動により資金は212億19百万円増加、投資活動により資金は110億13百万円減少、財務活動により資金は364億57百万円減少いたしました。
各キャッシュ・フローの状況についての詳細は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、営業活動により資金は212億19百万円の増加となりました。
これは主に、法人税等の支払い(22億67百万円)、利息の支払い(20億57百万円)、旅行前払金の増加(19億44百万円)により資金が減少し、一方で税金等調整前当期純利益の計上(70億67百万円)、非資金項目である減価償却費(113億29百万円)、旅行前受金の増加(64億90百万円)、仕入債務の増加(32億48百万円)により資金が増加したことによるものです。
また、前連結会計年度において、営業活動により資金は292億47百万円の増加となりました。
これは主に、利息の支払い(25億78百万円)、旅行前払金の増加(23億38百万円)により資金が減少し、一方で税金等調整前当期純利益の計上(85億26百万円)、非資金項目である減価償却費(110億17百万円)、旅行前受金の増加(69億91百万円)、賞与引当金の増加(17億62百万円)、仕入債務の増加(16億9百万円)により資金が増加したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ80億28百万円の減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、投資活動により資金は110億13百万円の減少となりました。
これは主に、定期預金の払戻による収入(103億38百万円)、差入保証金の回収による収入(10億93百万円)により資金が増加し、一方で定期預金の預入による支出(121億70百万円)、有形及び無形固定資産の取得による支出(71億54百万円)、差入保証金の差入による支出(18億24百万円)により資金が減少したことによるものです。
また、前連結会計年度において、投資活動により資金は456億6百万円の増加となりました。
これは主に、定期預金の預入による支出(166億89百万円)、有価証券の取得による支出(101億55百万円)により資金が減少し、一方で定期預金の払戻による収入(579億56百万円)、差入保証金の回収による収入(128億39百万円)、有価証券の償還による収入(101億61百万円)により資金が増加したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ566億20百万円の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において、財務活動により資金は364億57百万円の減少となりました。
これは主に、長・短借入れによる収入(1,025億11百万円)により資金が増加し、一方で長・短借入金の返済による支出(1,101億13百万円)、社債の償還による支出(250億円)により資金が減少したことによるものです。
また、前連結会計年度において、財務活動により資金は551億58百万円の減少となりました。
これは主に、長・短借入れによる収入(1,560億29百万円)により資金が増加し、一方で長・短借入金の返済による支出(1,936億83百万円)、社債の償還による支出(150億円)により資金が減少したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ187億1百万円の増加となりました。
(3)生産、受注及び販売の実績①仕入実績当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
 セグメントの名称 当連結会計年度(自 2024年11月1日  至 2025年10月31日) 前年同期比(%)旅行事業(百万円)214,085110.4ホテル事業(百万円)9,318113.8九州産交グループ(百万円)22,496104.6報告セグメント計(百万円)245,900109.9その他(百万円)9,231102.0 合計(百万円)255,131109.6 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.当社グループは生産形態をとっていないため、生産状況にかわって仕入実績について記載しております。
②受注実績当社グループは受注形態をとっていないため、該当事項はありません。
③販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
 セグメントの名称 当連結会計年度(自 2024年11月1日  至 2025年10月31日) 前年同期比(%)旅行事業(百万円)307,976108.9ホテル事業(百万円)24,734109.8九州産交グループ(百万円)25,355105.8報告セグメント計(百万円)358,066108.8その他(百万円)15,039106.4 合計(百万円)373,106108.7 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
(4)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①財政状態の分析(ⅰ)流動資産当連結会計年度末における流動資産の残高は、1,803億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ219億28百万円の減少となりました。
主な要因といたしましては、受取手形、売掛金及び契約資産の増加(前期末比21億68百万円増)がある一方で、現金及び預金の減少(同242億12百万円減)が挙げられます。
(ⅱ)固定資産当連結会計年度末における固定資産の残高は、2,058億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億32百万円の減少となりました。
主な要因といたしましては、関係会社株式の増加(前期末比13億18百万円増)がある一方で、有形固定資産の減少(同44億1百万円減)、無形固定資産の減少(同14億80百万円減)が挙げられます。
(ⅲ)流動負債当連結会計年度末における流動負債の残高は、2,425億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ143億31百万円の増加となりました。
主な要因といたしましては、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債の減少(前期末比250億円減)、助成金に係る預り金の減少(同70億53百万円減)がある一方で、1年内返済予定の長期借入金の増加(同379億34百万円増)、旅行前受金の増加(同63億42百万円増)が挙げられます。
(ⅳ)固定負債当連結会計年度末における固定負債の残高は、766億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ450億63百万円の減少となりました。
主な要因といたしましては、長期借入金の減少(前期末比443億33百万円減)が挙げられます。
(ⅴ)純資産当連結会計年度末における純資産の残高は、672億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ48億61百万円の増加となりました。
主な要因といたしましては、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加(前期末比39億10百万円増)、非支配株主持分の増加(同12億70百万円増)が挙げられます。
②経営成績の分析(ⅰ)売上高当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ297億72百万円増加し、前期比108.7%の3,731億6百万円となりました。
報告セグメントごとの売上高については、旅行事業は前期比108.9%の3,091億39百万円、ホテル事業は前期比109.8%の252億44百万円、九州産交グループは前期比105.8%の253億81百万円となりました。
なお、報告セグメントごとの金額は、セグメント間取引を相殺消去する前の金額であります。
(ⅱ)営業費用当連結会計年度の営業費用は、前連結会計年度に比べ289億99百万円増加し、前期比108.7%の3,614億78百万円となりました。
そのうち、売上原価は、前連結会計年度に比べ224億15百万円増加し、前期比109.6%の2,551億31百万円となりました。
また、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ65億83百万円増加し、前期比106.6%の1,063億46百万円となりました。
(ⅲ)営業利益当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ7億73百万円増加し、前期比107.1%の116億27百万円となりました。
(ⅳ)経常利益当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ9億29百万円増加し、前期比108.9%の113億81百万円となりました。
主な営業外収益として、受取利息(12億20百万円)、また営業外費用として、支払利息(20億25百万円)が挙げられます。
(ⅴ)親会社株主に帰属する当期純利益当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、減損損失27億72百万円、事業整理損17億52百万円を計上し70億67百万円となり、前連結会計年度に比べ14億58百万円の減少(前期比82.9%)となりました。
また、当連結会計年度の法人税等は、12億99百万円(前期は△10億90百万円)となり、前連結会計年度に比べ23億90百万円の増加となりました。
以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、47億19百万円となり、前連結会計年度に比べ39億97百万円の減少(同54.1%)となりました。
③キャッシュ・フローの状況の分析並びに資本の財源及び資金の流動性キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第一部 企業情報 第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金及び設備投資等であります。
運転資金につきましては金融機関からの借入により資金調達を行っております。
設備投資等につきましては金融機関からの借入、社債の発行、増資により資金調達を行っております。
④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。
連結財務諸表の作成にあたり、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積りを用いており、これらの見積りは過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
なお、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しています。
研究開発活動 6【研究開発活動】
該当事項はありません。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当社グループは、旅行事業においては販売網の拡充、省力化、合理化を図り収益力向上のための投資を行っております。
また、長期的に成長が期待できる分野であるホテル事業、九州産交グループに重点をおいて投資を行っております。
当連結会計年度の設備投資(有形固定資産、差入保証金、ハードウエア及びソフトウエアの資産受入れベース数値。
)の内訳は、次のとおりであります。
セグメントの名称設備投資額 (百万円)旅行事業4,776ホテル事業1,836九州産交グループ1,304報告セグメント計7,918その他1,180全社(共通)976合計10,075 上記に含まれる主要投資額、目的は次のとおりであります。
旅行事業・・・・・・・・・・店舗・事業所の移転及び改装(1,544百万円)、旅行予約システム等の開発及び改修(3,232百万円)等であります。
ホテル事業・・・・・・・・・台湾に展開するGreen World Hotels Co., Ltd.におけるリース契約の更新に伴うリース資産等の増加(928百万円)、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社のホテル設備(495百万円)等であります。
九州産交グループ・・・・・・車輌及び関連設備の取得(945百万円)等であります。
その他・・・・・・・・・・・株式会社ラグーナテンボスにおける園内設備に係る投資(608百万円)、飲食事業等の新規事業に係る投資(242百万円)であります。
全社(共通)・・・・・・・・2026年に予定している本社移転に係る投資(966百万円)等であります。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)臨時従業員数(人)建物(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(面積千㎡)リース資産(百万円)建設仮勘定(百万円)差入保証金(百万円)その他(百万円)合計(百万円)本社及び事業所(東京都港区他)旅行事業店舗設備・予約システム1,364366---1,7064,0337,4714,115(-)(562)本社(東京都港区)その他店舗設備・不動産79047469-718201,35339
(2)(84)本社(東京都港区)全社(共通)事務所設備・ソフトウエア7,7431624,4453072966133,483293(1)(14) (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、車両運搬具、構築物、美術品及びソフトウエアであります。
2.従業員数の( )は、年間の平均臨時従業員数を外書しております。
3.賃借設備に対する当期発生賃借料は2,341百万円であります。
(2)国内子会社会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)臨時従業員数(人)建物(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(面積千㎡)リース資産(百万円)建設仮勘定(百万円)差入保証金(百万円)その他(百万円)合計(百万円)H.I.S.ホテルホールディングス株式会社(東京都港区他)ホテル事業ホテル設備24,13022420,006--9195545,336222(72)(70)アクアイグニス多気ホテルアセット株式会社(三重県多気郡多気町)ホテル事業ホテル設備5,57755-488--16,122-(-)(-)九州産交バス株式会社(熊本県熊本市西区)九州産交グループ営業設備等640457,1011,376021289,296453(122)(71)九州産交ランドマーク株式会社(熊本県熊本市中央区)九州産交グループ営業設備等18,14911913,257----31,52522(17)(4) (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、車両運搬具及びソフトウエアであります。
2.従業員数の( )は、年間の平均臨時従業員数を外書しております。
3.国内子会社における賃借設備に対する当期発生賃借料は2,217百万円であります。
4.国内子会社における事業所名は、会社名と一致しております。
(3)在外子会社会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)臨時従業員数(人)建物(百万円)工具、器具及び備品(百万円)土地(百万円)(面積千㎡)リース資産(百万円)建設仮勘定(百万円)差入保証金(百万円)その他(百万円)合計(百万円)HHH.USA. INC.(米国ニューヨーク州ニューヨーク市)ホテル事業ホテル設備4,969453,060---18,0765(0)(24)Green World Hotels Co., Ltd.(台湾台北市)ホテル事業ホテル設備1,690415147,845081012011,023240(0)(22) (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、機械装置及びソフトウエアであります。
2.従業員数の( )は、年間の平均臨時従業員数を外書しております。
3.在外子会社における賃借設備に対する当期発生賃借料は1,801百万円であります。
4.在外子会社における事業所名は、会社名と一致しております。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
 当連結会計年度末現在において重要な設備の新設等の計画はありません。
設備投資額、設備投資等の概要10,075,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況37
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況13
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,492,354
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
(イ) 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式を専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資株式とし、純投資目的以外の目的である投資株式を政策保有株式としております。
(ロ) 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。
(ハ) 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式3176627981非上場株式以外の株式452-- 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式2-286非上場株式以外の株式---
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社4
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社52,000,000

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2025年10月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
澤田 秀雄東京都渋谷区17,95824.03
日本マスタートラスト信託銀行株式会社東京都港区赤坂一丁目8-17,3499.83
有限会社秀インター東京都渋谷区松涛一丁目7-263,9075.23
NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE WS WALESPENSION PARTNERSHIP(WALES PP)ASSETPOOLING ACS UMBRELLA(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 50 BANK STREET CANARY WHARFLONDON E14 5NT, UK (東京都中央区日本橋三丁目11-1)2,2272.98
ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニー(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A.(東京都港区港南二丁目15-1)2,2192.97
エイチ アイ エス従業員持株会東京都港区虎ノ門四丁目1-11,0631.42
JP MORGAN CHASE BANK (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(常任代理人 JPモルガン証券株式会社) (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)25 BANK STREET, CANARY WHARF,LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM(東京都港区港南二丁目15-1)(東京都千代田区丸の内二丁目7-3)(東京都新宿区新宿六丁目27-30) 9251.24
株式会社日本カストディ銀行東京都中央区晴海一丁目8-129041.21
澤田 まゆみ東京都渋谷区9001.21
ステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティー(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171, U.S.A.(東京都港区港南二丁目15-1)7641.02計-38,22051.14(注)上記信託銀行の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は以下のとおりであります。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社       7,349千株
株式会社日本カストディ銀行            904千株
株主数-金融機関14
株主数-金融商品取引業者38
株主数-外国法人等-個人823
株主数-外国法人等-個人以外186
株主数-個人その他62,402
株主数-その他の法人302
株主数-計63,765
氏名又は名称、大株主の状況ステート ストリート バンク ウェスト クライアント トリーティー(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式100当期間における取得自己株式--(注)当期間における取得自己株式には、2026年1月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

Shareholders2

自己株式の取得0
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー0
発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)発行済株式 普通株式79,860,936--79,860,936合計79,860,936--79,860,936自己株式 普通株式 (注)1、25,136,6581013,1885,123,480合計5,136,6581013,1885,123,480(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加10株は、単元未満株式の買取による増加であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少13,188株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少であります。

Audit

監査法人1、連結有限責任監査法人トーマツ
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2026年1月26日株式会社エイチ・アイ・エス 取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士沼田 敦士 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士井上 卓也 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社エイチ・アイ・エスの2024年11月1日から2025年10月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社エイチ・アイ・エス及び連結子会社の2025年10月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繰延税金資産の回収可能性の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社エイチ・アイ・エスの当連結会計年度の連結貸借対照表において、繰延税金資産9,976百万円が計上されている。
このうち、株式会社エイチ・アイ・エスにおいて計上された繰延税金資産の金額は6,284百万円であり、財務諸表の【注記事項】
(税効果会計関係)に記載されているとおり、当該繰延税金資産には税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産3,616百万円が含まれている。
経営者は、繰延税金資産の回収可能性の評価において、株式会社エイチ・アイ・エスの将来計画を基礎として、見積可能期間における将来課税所得の見積りを行っている。
会社の将来課税所得の見積りは、物価や為替相場等の外部環境の影響を含む将来計画を基礎として行われている。
その中で、将来計画における海外旅行需要(日本人海外出国者数)に関する仮定については、特に不確実性が高く経営者の判断に依存し、将来課税所得の見積りに重要な影響を与える。
以上より、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項であると判断した。
当監査法人は、株式会社エイチ・アイ・エスの繰延税金資産の回収可能性の評価についての経営者による判断の基礎となる将来計画の合理性を検討するにあたって、主として以下の監査手続を実施した。
【内部統制の評価】
将来計画の策定に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、将来計画の策定の前提となる海外旅行需要(日本人海外出国者数)の予測に関する統制に特に焦点を当てた。
【将来計画の重要な仮定の検討】
●株式会社エイチ・アイ・エスの将来売上の見通しについて、代表取締役、事業担当取締役及び予算作成管理者に質問を実施した。
●国際航空運送協会(IATA)による市場予測レポートや、外部機関が公表した需要予測シナリオ、直近の利用可能な外部データと比較することにより、将来計画の重要な仮定の合理性を検討した。
●将来計画について、経営者の見積りの偏向の有無や過年度の計画の達成度合いに基づく見積りの精度を評価した。
ホテル事業に関する固定資産の減損損失の認識及び測定監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 株式会社エイチ・アイ・エスの当連結会計年度の連結貸借対照表において、有形固定資産159,703百万円、無形固定資産14,451百万円が計上されている。
【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、このうち、ホテル事業において計上された有形固定資産の金額は75,239百万円、無形固定資産の金額は298百万円である。
また、連結財務諸表の(セグメント情報等)【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
に記載されているとおり、ホテル事業において2,095百万円の減損損失を計上している。
 会社は、ホテル事業に関する固定資産への減損会計の適用に当たって、各ホテルに係る資産グループを、独立してキャッシュ・フローを生み出し継続的な収支の把握がなされる最小単位としており、そのうち営業赤字の継続等の理由により減損の兆候を識別したホテルに係る資産グループについて、減損損失の認識及び測定の検討を実施している。
回収可能価額は主として使用価値により測定し、使用価値は将来事業計画を基礎とする将来キャッシュ・フローの現在価値として算定している。
 会社の将来キャッシュ・フローの見積りは、物価上昇や訪日客需要に関する予測、各ホテルが所在するエリアの宿泊需要の動向等の外部環境の影響を含む将来計画を基礎として行われている。
その中で、宿泊客数及び客室単価に関する仮定については、特に不確実性が高く経営者の判断に依存し、将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を与える。
このため、適切な仮定が採用されない場合には、ホテル事業の固定資産の評価が過大となり、連結財務諸表において財政状態及びその後の連結会計年度の経営成績が適切に表示されない可能性がある。
 以上より、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項であると判断した。
 当監査法人は、ホテル事業に関する固定資産の減損損失の認識及び測定についての経営者による判断の基礎となる将来計画の合理性を検討するにあたって、主として以下の監査手続を実施した。
【内部統制の評価】
 各ホテルの将来事業計画の策定に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、将来事業計画の策定の前提となる将来の宿泊客数及び客室単価の予測の適切性を担保する内部統制に特に焦点を当てた。
【将来事業計画の重要な仮定の検討】
 将来事業計画の前提となる宿泊客数及び客室単価の見積りの合理性を検討するため、以下の監査手続を実施した。
●各ホテルの翌連結会計年度以降の宿泊客数及び客室単価の見通しについて、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社の事業担当取締役及び予算作成管理者に質問を実施した。
●各ホテルの宿泊客数及び客室単価の見通しと外部機関が公表した訪日客需要に関する予測シナリオ、各ホテルが存在するエリアの宿泊需要の動向等を示す外部データ、各ホテルの過年度実績との比較を実施することにより、会社による見積りの合理性を検討した。
●将来事業計画について、経営者の見積りの偏向の有無を検討した。
また、過年度の事業計画に反映された宿泊客数及び客室単価に対する実績を検討し、見積りの精度を評価した。
●使用価値の算定に際して適用されている割引率の合理性を検討するため、内部専門家を利用し検討を実施した。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社エイチ・アイ・エスの2025年10月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社エイチ・アイ・エスが2025年10月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繰延税金資産の回収可能性の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社エイチ・アイ・エスの当連結会計年度の連結貸借対照表において、繰延税金資産9,976百万円が計上されている。
このうち、株式会社エイチ・アイ・エスにおいて計上された繰延税金資産の金額は6,284百万円であり、財務諸表の【注記事項】
(税効果会計関係)に記載されているとおり、当該繰延税金資産には税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産3,616百万円が含まれている。
経営者は、繰延税金資産の回収可能性の評価において、株式会社エイチ・アイ・エスの将来計画を基礎として、見積可能期間における将来課税所得の見積りを行っている。
会社の将来課税所得の見積りは、物価や為替相場等の外部環境の影響を含む将来計画を基礎として行われている。
その中で、将来計画における海外旅行需要(日本人海外出国者数)に関する仮定については、特に不確実性が高く経営者の判断に依存し、将来課税所得の見積りに重要な影響を与える。
以上より、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項であると判断した。
当監査法人は、株式会社エイチ・アイ・エスの繰延税金資産の回収可能性の評価についての経営者による判断の基礎となる将来計画の合理性を検討するにあたって、主として以下の監査手続を実施した。
【内部統制の評価】
将来計画の策定に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、将来計画の策定の前提となる海外旅行需要(日本人海外出国者数)の予測に関する統制に特に焦点を当てた。
【将来計画の重要な仮定の検討】
●株式会社エイチ・アイ・エスの将来売上の見通しについて、代表取締役、事業担当取締役及び予算作成管理者に質問を実施した。
●国際航空運送協会(IATA)による市場予測レポートや、外部機関が公表した需要予測シナリオ、直近の利用可能な外部データと比較することにより、将来計画の重要な仮定の合理性を検討した。
●将来計画について、経営者の見積りの偏向の有無や過年度の計画の達成度合いに基づく見積りの精度を評価した。
ホテル事業に関する固定資産の減損損失の認識及び測定監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 株式会社エイチ・アイ・エスの当連結会計年度の連結貸借対照表において、有形固定資産159,703百万円、無形固定資産14,451百万円が計上されている。
【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、このうち、ホテル事業において計上された有形固定資産の金額は75,239百万円、無形固定資産の金額は298百万円である。
また、連結財務諸表の(セグメント情報等)【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
に記載されているとおり、ホテル事業において2,095百万円の減損損失を計上している。
 会社は、ホテル事業に関する固定資産への減損会計の適用に当たって、各ホテルに係る資産グループを、独立してキャッシュ・フローを生み出し継続的な収支の把握がなされる最小単位としており、そのうち営業赤字の継続等の理由により減損の兆候を識別したホテルに係る資産グループについて、減損損失の認識及び測定の検討を実施している。
回収可能価額は主として使用価値により測定し、使用価値は将来事業計画を基礎とする将来キャッシュ・フローの現在価値として算定している。
 会社の将来キャッシュ・フローの見積りは、物価上昇や訪日客需要に関する予測、各ホテルが所在するエリアの宿泊需要の動向等の外部環境の影響を含む将来計画を基礎として行われている。
その中で、宿泊客数及び客室単価に関する仮定については、特に不確実性が高く経営者の判断に依存し、将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を与える。
このため、適切な仮定が採用されない場合には、ホテル事業の固定資産の評価が過大となり、連結財務諸表において財政状態及びその後の連結会計年度の経営成績が適切に表示されない可能性がある。
 以上より、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項であると判断した。
 当監査法人は、ホテル事業に関する固定資産の減損損失の認識及び測定についての経営者による判断の基礎となる将来計画の合理性を検討するにあたって、主として以下の監査手続を実施した。
【内部統制の評価】
 各ホテルの将来事業計画の策定に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、将来事業計画の策定の前提となる将来の宿泊客数及び客室単価の予測の適切性を担保する内部統制に特に焦点を当てた。
【将来事業計画の重要な仮定の検討】
 将来事業計画の前提となる宿泊客数及び客室単価の見積りの合理性を検討するため、以下の監査手続を実施した。
●各ホテルの翌連結会計年度以降の宿泊客数及び客室単価の見通しについて、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社の事業担当取締役及び予算作成管理者に質問を実施した。
●各ホテルの宿泊客数及び客室単価の見通しと外部機関が公表した訪日客需要に関する予測シナリオ、各ホテルが存在するエリアの宿泊需要の動向等を示す外部データ、各ホテルの過年度実績との比較を実施することにより、会社による見積りの合理性を検討した。
●将来事業計画について、経営者の見積りの偏向の有無を検討した。
また、過年度の事業計画に反映された宿泊客数及び客室単価に対する実績を検討し、見積りの精度を評価した。
●使用価値の算定に際して適用されている割引率の合理性を検討するため、内部専門家を利用し検討を実施した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結ホテル事業に関する固定資産の減損損失の認識及び測定
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結  株式会社エイチ・アイ・エスの当連結会計年度の連結貸借対照表において、有形固定資産159,703百万円、無形固定資産14,451百万円が計上されている。
【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、このうち、ホテル事業において計上された有形固定資産の金額は75,239百万円、無形固定資産の金額は298百万円である。
また、連結財務諸表の(セグメント情報等)【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
に記載されているとおり、ホテル事業において2,095百万円の減損損失を計上している。
 会社は、ホテル事業に関する固定資産への減損会計の適用に当たって、各ホテルに係る資産グループを、独立してキャッシュ・フローを生み出し継続的な収支の把握がなされる最小単位としており、そのうち営業赤字の継続等の理由により減損の兆候を識別したホテルに係る資産グループについて、減損損失の認識及び測定の検討を実施している。
回収可能価額は主として使用価値により測定し、使用価値は将来事業計画を基礎とする将来キャッシュ・フローの現在価値として算定している。
 会社の将来キャッシュ・フローの見積りは、物価上昇や訪日客需要に関する予測、各ホテルが所在するエリアの宿泊需要の動向等の外部環境の影響を含む将来計画を基礎として行われている。
その中で、宿泊客数及び客室単価に関する仮定については、特に不確実性が高く経営者の判断に依存し、将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を与える。
このため、適切な仮定が採用されない場合には、ホテル事業の固定資産の評価が過大となり、連結財務諸表において財政状態及びその後の連結会計年度の経営成績が適切に表示されない可能性がある。
 以上より、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事項であると判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(重要な会計上の見積り)
開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結(セグメント情報等)【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結  当監査法人は、ホテル事業に関する固定資産の減損損失の認識及び測定についての経営者による判断の基礎となる将来計画の合理性を検討するにあたって、主として以下の監査手続を実施した。
【内部統制の評価】
 各ホテルの将来事業計画の策定に関連する内部統制の整備及び運用状況の有効性を評価した。
評価にあたっては、将来事業計画の策定の前提となる将来の宿泊客数及び客室単価の予測の適切性を担保する内部統制に特に焦点を当てた。
【将来事業計画の重要な仮定の検討】
 将来事業計画の前提となる宿泊客数及び客室単価の見積りの合理性を検討するため、以下の監査手続を実施した。
●各ホテルの翌連結会計年度以降の宿泊客数及び客室単価の見通しについて、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社の事業担当取締役及び予算作成管理者に質問を実施した。
●各ホテルの宿泊客数及び客室単価の見通しと外部機関が公表した訪日客需要に関する予測シナリオ、各ホテルが存在するエリアの宿泊需要の動向等を示す外部データ、各ホテルの過年度実績との比較を実施することにより、会社による見積りの合理性を検討した。
●将来事業計画について、経営者の見積りの偏向の有無を検討した。
また、過年度の事業計画に反映された宿泊客数及び客室単価に対する実績を検討し、見積りの精度を評価した。
●使用価値の算定に際して適用されている割引率の合理性を検討するため、内部専門家を利用し検討を実施した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別有限責任監査法人トーマツ
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2026年1月26日株式会社エイチ・アイ・エス 取締役会 御中 有限責任監査法人トーマツ 東京事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士沼田 敦士 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士井上 卓也 <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社エイチ・アイ・エスの2024年11月1日から2025年10月31日までの第45期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社エイチ・アイ・エスの2025年10月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繰延税金資産の回収可能性の評価連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繰延税金資産の回収可能性の評価)と同一内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
繰延税金資産の回収可能性の評価連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繰延税金資産の回収可能性の評価)と同一内容であるため、記載を省略している。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別繰延税金資産の回収可能性の評価
連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(繰延税金資産の回収可能性の評価)と同一内容であるため、記載を省略している。
その他の記載内容、個別 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

受取手形、売掛金及び契約資産27,581,000,000
未収入金12,211,000,000
その他、流動資産6,420,000,000