財務諸表
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| 提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
| 提出日、表紙 | 2025-12-26 |
| 英訳名、表紙 | OSAKA YUKA INDUSTRY LTD. |
| 代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 CEO 堀田 哲平 |
| 本店の所在の場所、表紙 | 大阪府枚方市春日西町二丁目27番33号 |
| 電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 072-861-5322(代表) |
| 様式、DEI | 第三号様式 |
| 会計基準、DEI | Japan GAAP |
| 連結決算の有無、DEI | true |
| 当会計期間の種類、DEI | FY |
corp
| 沿革 | 2 【沿革】 当社は、1949年に大阪市東成区において粗パラフィン(注1)の精製及び販売を目的として、現在の大阪油化工業株式会社の前身である、「大阪油化工業所」を創業いたしました。 その後、1962年2月に、大阪油化工業株式会社を設立いたしました。 設立以後の経緯は以下のとおりであります。 年月概要1962年2月化学品の受託製造を目的として、大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立(資本金2,000千円)1963年4月当社の独自設計による、減圧蒸留装置(注2)を本社工場に設置1973年11月大阪府枚方市春日西町に本社及び工場(2019年1月に枚方工場に改称)を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転1998年4月有機EL材料精製に対応するため、昇華精製装置(注3)を本社工場に設置2000年4月少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置(注4)を本社工場に設置2008年4月ISO14001認証取得2008年12月ISO9001認証取得2012年4月研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場敷地内に設立2013年4月多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場に設置2014年7月増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始2015年9月生産能力増強のため、研究実験棟を本社工場敷地内に増設2017年10月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場2019年1月大阪府枚方市新町に本社移転、東京都中央区に東京営業所を新設2019年3月ISO45001認証取得2019年10月子会社であるユカエンジニアリング株式会社を大阪府枚方市新町に設立(当社100%出資)2021年1月株式会社カイコーの全株式を取得し、子会社化2022年4月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行2022年11月ISO27001認証取得2025年10月子会社であるユカエンジニアリング株式会社を存続会社とし、子会社である株式会社カイコーを消滅会社とする吸収合併を実施 (注)1.石油由来成分であり、当時のロウソクの原料。 2.大気圧より低い圧力で蒸留を行うための装置。 大気圧での蒸留に比べ、低温で蒸留することができる。 3.物質が直接固体から気体になる昇華の性質を利用し、精製するための装置。 有機EL材料の精製にも使用される。 4.減圧蒸留装置の中でも、より低い圧力で蒸留を行う装置。 高沸点物質や熱分解性物質を蒸留することができる。 |
| 事業の内容 | 3 【事業の内容】 当社グループは、当社(大阪油化工業株式会社)及び連結子会社2社(ユカエンジニアリング株式会社、株式会社カイコー)により構成されております。 なお、株式会社カイコ-につきましては、2025年10月1日付でユカエンジニアリング株式会社に吸収合併しております。 当社は、化学物質のわずかな蒸発温度の差を利用して混合物から目的とする物質を分離・精製する精密蒸留を主な事業として行っております。 精密蒸留の技術は、古くは石油からガソリンを精製すること等から発達したもので、現在では医薬・農薬・電子材料等の分野や航空・宇宙産業における材料の精製にも活用されており、当社の加工技術も電子材料、医薬品、化粧品、自動車等の顧客の最終製品の一部や顧客の研究開発分野において、使用されております。 当社は過去から素材加工の一環として行われていた「蒸留」を専業で請け負っており、機能性化学品(注)等の製造過程で材料の化学物質から不純物を取り除き純度を高める精密蒸留精製において、顧客の最終製品の価値向上に貢献しております。 当社グループにおけるセグメントの内容は以下のとおりであります。 (1) 受託蒸留事業創業以来培ってきた技術と経験を基に、対象となる原料を当社の蒸留装置にて精製し、安定した製品を提供するとともに、原料の選定、最適な蒸留方法、収集したデータの活用方法等、総合的な提案を行っております。 (2) プラント事業蒸留装置とろ過装置を取り扱っており、蒸留装置に関しては、当社独自の技術と経験を活かし、当社設備での試験データに基づき、様々な形で設計・販売し、実際の運転を行う際の技術支援、生産体制を確立するための最適条件についての総合的な提案を行っております。 ろ過装置に関しては、様々な工場排水の処理及び造水設備の設計、製造、建設の後の保守まで一貫して行っております。 特に、精密蒸留精製に関しては、基礎研究段階から製造規模まで当社所有設備で蒸留を行う「受託蒸留事業」から、顧客が自社で蒸留を行うための支援サービスである「プラント事業」まで包括的なサービスの提供ができるため、顧客に最適なソリューションの提案ができる体制であると自負しております。 (注)機能性化学品とは、化学メーカー等が研究開発により培った技術力を基に、顧客の最終製品の用途や機能性等に応じて生み出された新たな化学品を総称しております。 当社の事業系統図は、以下のとおりであります。 (事業系統図) |
| 関係会社の状況 | 4 【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金(千円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社)大阪府枚方市10,000プラント事業100.0経営指導工場倉庫の賃貸業務委託資金の貸付役員の兼任ユカエンジニアリング株式会社株式会社カイコー埼玉県さいたま市南区5,000プラント事業100.0経営指導工場倉庫の賃貸資金の貸付役員の兼任 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。 2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 3.大阪油化工業グループにおいて、ユカエンジニアリング株式会社及び株式会社カイコーはプラント事業を行っておりますが、両社の経営資源を集中し、プラント事業における体制を見直して構造改革を推進するため、2025年10月1日付でユカエンジニアリング株式会社を存続会社として、株式会社カイコーを消滅会社とする吸収合併を行っております。 |
| 従業員の状況 | 5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 2025年9月30日現在セグメントの名称従業員数(名)受託蒸留事業33プラント事業11全社(共通)8合計52 (注)1.従業員数は就業人員であり、使用人兼務役員は含んでおりません。 なお、臨時雇用者数は従業員数の100分の10未満であるため、記載しておりません。 2.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。 (2) 提出会社の状況2025年9月30日現在 従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)4140.710.45,842 セグメントの名称従業員数(名)受託蒸留事業33全社(共通)8合計41 (注)1.従業員数は就業人員であり、使用人兼務役員は含んでおりません。 なお、臨時雇用者数は従業員数の100分の10未満であるため、記載しておりません。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。 (3) 労働組合の状況当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 |
| 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針当社グループは、「社業を通じ、豊かな価値を創造し、社会の発展に貢献する」という経営方針に基づき、顧客のニーズに機敏に対応し、業績の向上に努めてまいります。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、中長期的な成長力・収益力の強化の観点から、売上高及び営業利益を重視しております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題足元の経営環境につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要」をご参照ください。 当社グループは、更なる持続的な成長を目指して、2026年9月期以降、以下を重要な課題と認識し、取り組んでまいります。 ①人材の育成当社グループは、実績に裏付けられた高度な技術力及び研究開発力により、蒸留サービスを提供しております。 他社で対応不可能な案件を請け負うなど、品質の高いサービスを提供し続け、顧客から安定した信頼を獲得していると自負しております。 このような競争力の源泉となっているのは、ひとえに人材であります。 そして、顧客ニーズが多様化あるいは高度化していく中において、人材の重要性はますます高まるばかりであります。 そのため、当社では、人材の採用及び育成を重要な経営課題と捉えており、専門性を高める技術研修や安全指導、勤務環境の整備等、積極的な投資を行っております。 ②受託蒸留事業の堅実な成長当社グループは、創業から70年以上の歴史を有しており、「研究開発支援」、「受託加工」といった既存サービスについては一定の収益基盤を確立しておりますが、持続的な成長を見据えて収益基盤の更なる強化を目指しております。 そのため、設備新設による生産能力増強及び他の精製技術の周辺サービスへの展開により、幅広い顧客ニーズへの対応を強化するとともに、顧客との積極的なコミュニケーションを図るなどのきめ細やかで柔軟な顧客対応により、顧客満足度を向上させることで取引先数及び受託件数の拡大に取り組んでまいります。 ③プラント事業の実績積上げ当社グループは、持続的な成長を図るためには、収益源を多様化する必要があると考えており、既存サービスに続く新たな事業の開拓に積極的に取り組んでおり、「プラント事業」をさらに成長させてまいります。 受託蒸留事業での豊富な実績や知見等を活かし、顧客に提供するプラントの最適な条件設定等の技術支援や生産体制の構築支援を行ってまいります。 一気通貫によるサービスの提供が可能であるため、受託蒸留事業で培った技術やノウハウの相互活用をスムーズに行うことができ、柔軟な対応が可能であります。 専門紙への広告掲載や展示会等への積極的な出展、会社ホームページの充実等により「プラント事業」の認知度向上に努め、取引の拡大に注力してまいります。 また、納入後のメンテナンス体制も充実させることで、継続的な収益基盤の構築につなげてまいります。 「プラント事業」を強化することにより、「受託蒸留事業」から「プラント事業」まで包括的にソリューションの提案を行うことができ、より一層の顧客満足度の向上につながるものと考えております。 ④経営管理体制の強化当社グループは、企業価値の継続的な向上のため、事業の成長や業容の拡大に合わせた経営管理体制の強化が重要であると認識しております。 これまでと同様に、専門性の高い優秀な人材の確保及び在籍する人員の育成に注力するとともに、権限委譲を進めることで意思決定の迅速化及び経営の監督機能強化を図ってまいります。 |
| サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) サステナビリティ全般(ガバナンス及びリスク管理)当社は、「精密蒸留・精製という社業を通じ、豊かな価値を創造し、社会の発展に貢献します。 」というCSR基本方針に基づき、自社の精製技術を通して、社会の様々な課題の解決を目指し、世の中に貢献する取組を推進するとともに、化学メーカーとして、地球環境の保全及び循環型社会への移行・構築に寄与できるよう努めております。 当社では、CSR及びサステナビリティに関する経営上の重要な課題等について取締役会に付議・報告しております。 また、当社は、リスク顕在化の防止及び危機が発生した際の会社損失の最小化を図ることを目的として、「リスク管理規程」を定めるとともに、取締役会においてCSR及びサステナビリティを含む当社グループ全体のリスク及び機会について審議・監督を行っております。 特に、事故・災害、環境、法令、社会的信用をはじめとする重要性の高いリスクに対して、取締役会で検証を行うとともに、発生防止に向けた取組を推進しております。 (2) 環境(気候変動対応)への取組当社では、気候変動に関するリスク・機会を重要な課題の一つと位置付けており、カーボンニュートラルの実現に向け、省エネ対策や再生可能エネルギーの導入等を推進することで、温室効果ガス排出量を削減してまいります。 なお、削減に向けた対応や目標設定については、今後検討を進めてまいります。 (戦略)地球環境にとって、負荷軽減につながる生産や開発を行う。 (指標と目標)年度2019年度実績2024年度実績今後、削減に向けた対応や目標設定について検討を進めてまいります。 温室効果ガス排出量1,380トン1,431トン削減率(2019年度実績比)-+3.7%(参考)原単位(売上高100万円)当たりの温室効果ガス排出量 1.313トン 1.214トン(△7.5%) ※表中の数値は当社及び連結子会社のScope1及びScope2の排出量の合計となります。 (3) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略人的資本は、サステナブルな企業活動の源泉であり企業価値向上に重要であるため、採用及び育成並びに安心・安全に働き続けることができる社内環境整備を一体的かつ継続的に実施しております。 (人材育成方針)人材の育成については、自主性を尊重したうえで、必要な研修やOJTを異なる働き方に合わせて行ってまいります。 (社内環境整備方針)当社は、特にワークライフ・バランスに着目し、長時間労働の撲滅や年次有給休暇取得などで仕事とプライベートにメリハリをつけ、社員の安全と心身の健康に配慮した企業風土づくりを推進しております。 この他、60歳到達の定年後、70歳までの継続雇用制度を導入しており、高齢者層の活用に加え、個人の生活とそれに合った多様な働き方の両立も図っております。 人材の採用にあたっては、性別、国籍及び学歴等を問わず、職種の特性に合った多様な人材を採用するよう努めております。 (指標と目標)(a)当社グループにおける労働災害発生データ年度2024年度実績目標労働災害発生件数10死亡事故災害件数00 (b)当社グループにおける一人当たり月平均所定時間外労働時間年度2024年度実績目標月平均所定時間外労働8.6時間15.0時間 (c)当社グループにおける年次有給休暇取得率年度2024年度実績目標年次有給休暇取得率93.2%80.0% ※当社の有給付与は1月1日付のため、上記数値は12月末時点での実績数値となります。 |
| 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | (3) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略人的資本は、サステナブルな企業活動の源泉であり企業価値向上に重要であるため、採用及び育成並びに安心・安全に働き続けることができる社内環境整備を一体的かつ継続的に実施しております。 (人材育成方針)人材の育成については、自主性を尊重したうえで、必要な研修やOJTを異なる働き方に合わせて行ってまいります。 (社内環境整備方針)当社は、特にワークライフ・バランスに着目し、長時間労働の撲滅や年次有給休暇取得などで仕事とプライベートにメリハリをつけ、社員の安全と心身の健康に配慮した企業風土づくりを推進しております。 この他、60歳到達の定年後、70歳までの継続雇用制度を導入しており、高齢者層の活用に加え、個人の生活とそれに合った多様な働き方の両立も図っております。 人材の採用にあたっては、性別、国籍及び学歴等を問わず、職種の特性に合った多様な人材を採用するよう努めております。 (指標と目標)(a)当社グループにおける労働災害発生データ年度2024年度実績目標労働災害発生件数10死亡事故災害件数00 (b)当社グループにおける一人当たり月平均所定時間外労働時間年度2024年度実績目標月平均所定時間外労働8.6時間15.0時間 (c)当社グループにおける年次有給休暇取得率年度2024年度実績目標年次有給休暇取得率93.2%80.0% ※当社の有給付与は1月1日付のため、上記数値は12月末時点での実績数値となります。 |
| 事業等のリスク | 3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 人材の採用及び育成当社グループは、少人数で業務を遂行しております。 今後の事業拡大に応じて、積極的な人材の採用及び育成に取り組んでいく方針ではありますが、人材の採用及び技術承継等が順調に進まなかった場合又は既存の人材が社外に流出した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 災害の発生当社は、枚方工場のみを生産拠点としております。 ISO45001の認証を取得するとともに、BCP(事業継続計画)の策定や防災訓練、耐震対策などを行っておりますが、当該拠点にて地震及び火災等の大規模な災害が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、労働災害を予防するため、継続的な改善活動及び定期的な研修等を行っておりますが、不測の事故等が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 環境への責任当社は、環境管理体制を整備し、ISO14001の認証を取得するとともに、環境に関連する諸法規に対応した設備を保有し、また、当該関連諸法規に対応した処理を行っておりますが、人為的ミス等による環境汚染や関連諸法規の変更による追加の設備投資又は費用負担が生じるなどした場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 知的財産権当社グループは、自社開発又は共同開発を通じて獲得した技術等について、日本及び主要各国における特許出願により、知的財産権の保護に努めておりますが、これら知的財産権の侵害が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 情報管理当社グループは、情報セキュリティ管理体制を整備し、ISO27001の認証を取得するとともに、事業活動を通じて、多くの顧客に係る重要情報や秘密情報を有しております。 これらの情報に対しては、厳格な管理を行っておりますが、予測し得ない事態によって情報が流出した場合、顧客からの信用や当社グループの社会的信用の低下を招き、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 品質管理当社は、品質管理体制を整備し、ISO9001の認証を取得するとともに、品質検査の結果、顧客の規格を満たすもののみ出荷を行っておりますが、予測し得ない品質トラブルや製造物責任に関する事故が発生した場合は、損害賠償保険に加入し不測の事態に備えているものの、当社の信用低下のみならず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 新規事業当社グループは、より一層の成長を志向し、「プラント事業」を育成、成長させていく方針であります。 当該新規事業の展開にあたっては、マーケットの分析やサービスの開発等に時間を要することや、必要な資源の獲得に予想以上のコストがかかるなど、必ずしも計画が順調に進行しないことも想定されます。 また、既に新規事業はスタートしておりますが、今後も軌道に乗った展開ができるとは限らず、方針の変更やサービスの見直し、サービスからの撤退など何らかの問題が発生する可能性も想定されます。 当該新規事業の展開が収益獲得に至らず損失が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 競合当社グループは、精密蒸留において、長年にわたり獲得してきた信頼や蓄積されてきた技術、市場がニッチであることなどから、一定の参入障壁を確立していると自負しております。 しかしながら、今後、他社による当該市場への新規参入や競合他社との競争激化、あるいは代替技術の出現等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 法的規制当社グループは、法令の遵守を基本として事業活動を行っておりますが、消防法や毒物及び劇物取締法等に基づく各種許認可や規制等の様々な法令の適用を受けており、今後さらにその規制が強化されることも考えられます。 そのような場合、事業活動に対する制約の拡大やコストの増加も予想され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 顧客の事業環境の変化当社グループの顧客は、電子材料、医薬、農薬等の様々な業界に属しており、各種法規制及び経済環境の変化に対応して、事業活動や研究開発活動を行っております。 これら各種法規制や経済環境の変化により、顧客の活動にも変化が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 感染症による影響当社グループは、従業員やステークホルダー各位の安全を優先し、テレワークや時差出勤等の対応を進め感染防止の対策を継続して実施しておりますが、新型コロナウイルスその他の感染症が発生し、今後の感染拡大や事態の長期化などにより、事業活動に支障が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 特定販売先への依存当社グループの当連結会計年度における販売実績のうち、10%を超える販売先との取引は、以下のとおりであります。 相手先当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)販売高(千円)割合(%)ダウ・東レ株式会社356,93030.3住友商事ケミカル株式会社186,00615.8ENEOS株式会社140,69711.9 当社グループとしましては、これらの主要顧客との取引を維持・継続するために、より一層の品質の向上に努めてまいりますが、主要顧客の方針変更等により主要顧客との取引が終了ないし大幅に縮小した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 |
| 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況イ.経営成績当連結会計年度における我が国経済は、個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかな回復を続けております。 しかしながら、国際情勢の不安定さが増しており、原材料・エネルギーコストの高止まりによる物価高や地政学リスクの拡大等により、先行きに対する不透明感は払しょくされておりません。 なお、当社グループを取り巻く事業環境においては、半導体・電子材料向け市況に持ち直しの動きがみられるものの、化学業界全体としては、設備集約や不採算事業からの撤退等の事業構造改革が進んでおります。 受託蒸留事業では、一部の主要顧客との取引縮小による影響は依然として残るものの、半導体・電子材料向けの需要は緩やかに好転しております。 また、プラント事業では、展示会への出展や広報活動等を通じて自社オリジナル装置の拡販が奏功し、引き合い件数は増加しているものの、案件自体が長期化する傾向にあります。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は、1,178,074千円(前期比19.3%増)となりました。 利益面におきましては、大幅な増収に伴い、営業利益は139,087千円(前期比642.1%増)、経常利益は138,703千円(前期比615.4%増)、また、不成立に終わった株式会社ダイセキによる当社株式に対する公開買付けに伴う関連費用114,113千円を特別損失として計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失は32,110千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益62千円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、各セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおりません。 (受託蒸留事業)受託蒸留事業におきましては、半導体・電子材料向けの需要が好調に推移した他、資源・エネルギー関連の蒸留案件も増加いたしました。 その結果、受託蒸留事業の売上高は1,098,992千円(前期比25.7%増)、セグメント利益は467,471千円(前期比54.1%増)となりました。 (プラント事業)プラント事業におきましては、引き合いは好調ながら、案件の長期化による影響で多くの案件が次期に繰り越した影響により、当期はメンテナンス・消耗品販売が中心になりました。 その結果、プラント事業の売上高は79,081千円(前期比29.8%減)、セグメント損失は48,488千円(前連結会計年度はセグメント損失36,374千円)となりました。 ロ.財政状態当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ73,602千円減少し、1,855,922千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,791千円減少し、208,656千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ68,811千円減少し、1,647,266千円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、前年同期に比べ110,458千円増加し、872,761千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、206,870千円(前年同期は51,875千円の収入)となりました。 主な要因は、減価償却費85,180千円、売上債権の減少額67,056千円、棚卸資産の減少額60,955千円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、59,817千円(前年同期は67,580千円の支出)となりました。 主な要因は、有形固定資産の取得による支出57,560千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動により使用した資金は、36,594千円(前年同期は36,193千円の支出)となりました。 主な要因は、配当金の支払額36,436千円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況イ.生産実績当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(千円)前期比(%)受託蒸留事業532,875107.6プラント事業163,24498.4合計696,120105.3 (注)1.金額は、製造原価によっております。 ロ.受注実績当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)受託蒸留事業1,067,360131.4140,56670.8プラント事業214,263272.6161,750-合計1,281,623143.8302,316152.3 ハ.販売実績当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前期比(%)受託蒸留事業1,098,992125.7プラント事業79,08170.2合計1,178,074119.3 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 なお、主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。 相手先前連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)ダウ・東レ株式会社281,93028.6356,93030.3東洋紡株式会社103,71310.5--住友商事ケミカル株式会社--186,00615.8ENEOS株式会社--140,69711.9 2.プラント事業の販売高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。 この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 また、連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。 経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容イ.財政状態の分析a.資産当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ73,602千円減少し、1,855,922千円となりました。 (流動資産)当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ22,733千円減少し、1,103,935千円となりました。 主な要因は、現金及び預金が110,458千円、電子記録債権が13,323千円増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が80,379千円、原材料及び貯蔵品が67,920千円減少したことによるものであります。 (固定資産)当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ50,869千円減少し、751,986千円となりました。 主な要因は、機械装置及び運搬具(純額)が28,892千円増加したものの、建設仮勘定が26,542千円、繰延税金資産が24,457千円、建物及び構築物(純額)が19,379千円減少したことによるものであります。 b.負債当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,791千円減少し、208,656千円となりました。 (流動負債)当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ4,809千円減少し、201,543千円となりました。 主な要因は、未払金が36,003千円、未払消費税等が26,185千円、預り金が7,863千円、未払費用が7,133千円増加したものの、買掛金が81,275千円減少したことによるものであります。 (固定負債)当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ17千円増加し、7,112千円となりました。 主な要因は、資産除去債務が17千円増加したことによるものであります。 c.純資産当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ68,811千円減少し、1,647,266千円となりました。 主な要因は、親会社株主に帰属する当期純損失の計上及び剰余金の配当等により利益剰余金が68,654千円減少したことによるものであります。 ロ.経営成績の分析a.売上高受託蒸留事業では、一部の主要顧客との取引縮小による影響は依然として残るものの、半導体・電子材料向けの需要は緩やかに好転しております。 また、プラント事業では、展示会への出展や広報活動等を通じて自社オリジナル装置の拡販が奏功し、引き合い件数は増加しているものの、案件自体が長期化する傾向にあります。 以上の結果、売上高は、前期比19.3%増収となる1,178,074千円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、各セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおりません。 受託蒸留事業におきましては、研究開発支援において、資源・エネルギー関連の案件増加により、受託加工において、半導体・電子材料向けの需要回復により、ともに増収となりました。 その結果、受託蒸留事業の売上高は、前期比25.7%増収となる1,098,992千円となりました。 プラント事業の売上高は、案件の長期化による影響で多くの案件が次期に繰り越した影響により、当期はメンテナンス・消耗品販売が中心になった結果、前期比29.8%減収となる79,081千円となりました。 b.営業利益売上原価は、修繕工事の実施等により前期比4.5%増加し、607,209千円となりました。 販売費及び一般管理費は、監査報酬の増額による影響等により、前期比11.4%増加し、431,776千円となりました。 これらの結果、営業利益は、前期比642.1%増加し、139,087千円となりました。 c.経常利益営業外損益は、営業外収益が3,886千円、営業外費用が4,271千円となりました。 これらの結果、経常利益は、前連結会計年度末に比べ615.4%増加し、138,703千円となりました。 d.親会社株主に帰属する当期純利益不成立に終わった株式会社ダイセキによる当社株式に対する公開買付けに伴う関連費用として114,113千円、減損損失として8,631千円を特別損失として計上しております。 また、法人税、住民税及び事業税は23,612千円、将来の課税所得を見積り繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人税等調整額は24,457千円を計上しております。 これらの結果、親会社株主に帰属する当期純損失は、32,110千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益62千円)となりました。 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、次のとおりであります。 2025年9月期の達成・進捗状況は以下のとおりです。 経営指標2025年9月期業績予想2025年9月期実績2025年9月期業績予想比連結売上高(千円)1,180,0001,178,074△1,925連結営業利益(千円)150,000139,087△10,912 2025年9月18日公表の業績予想との比較では、売上高は概ね発表予想どおりで着地しておりますが、営業利益は支払いが確定している株主優待費用について未払金計上を行ったため、発表予想を下回って着地しております。 なお、セグメント別ごとの分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 イ.経営成績」に記載の内容と同様であります。 ハ.キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、前連結会計年度末に比べ110,458千円増加し、872,761千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、206,870千円(前年同期は51,875千円の収入)となりました。 主な要因は、減価償却費85,180千円、売上債権の減少額67,056千円、棚卸資産の減少額60,955千円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、59,817千円(前年同期は67,580千円の支出)となりました。 主な要因は、有形固定資産の取得による支出57,560千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動により使用した資金は、36,594千円(前年同期は36,193千円の支出)となりました。 主な要因は、配当金の支払額36,436千円によるものであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 運転資金需要のうち主なものは、製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用であります。 投資を目的とした資金需要は、設備投資等となります。 短期運転資金及び設備投資資金の調達は自己資本を基本としておりますが、状況に応じて金融機関からの借入も検討しながら、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することとしております。 ニ.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ホ.経営成績に重要な影響を与える要因について当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 当社は、これらのリスク要因について、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保するなどの対応を図ることにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。 ヘ.経営戦略の現状と見通し当社グループは、実績に裏付けられた技術力及び研究開発力を活かし、蒸留受託加工にて収益を確保してまいりました。 収益性の安定化を図り、蒸留装置の販売を開始することにより、一社完結によるサービスの提供ができるため、「受託蒸留事業」から「プラント事業」まで包括的なサービス提供が可能となっております。 これにより、顧客に最適なソリューションの提案を行うことができ、より一層の収益の安定化につながるものと考えております。 ト.経営者の問題認識と今後の方針について当社グループが今後、業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくためには、経営者は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。 これらの課題に対処するために、経営者は、常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、最適な解決策を実施していく方針であります。 |
| 研究開発活動 | 6 【研究開発活動】 当社グループの研究開発体制は、製品化のための研究と顧客商品への応用研究を行う部署を配置し、各部署が密接に連携する体制であります。 また、当社グループは研究開発活動においても、「品質の追求」「環境保全」に対しては十分に配慮し、コンプライアンス(法令遵守)を徹底しております。 当社グループは、基盤事業の強化・拡大及び顧客の要望に対応すべく、企業の研究開発部門や大学などの研究機関と連携し、蒸留技術の研究開発を行っております。 蒸留技術そのものは紀元前から利用されておりますが、新規化学物質の発見とともに、産業利用される化学物質が多様化している状況に合わせ、新規化学物質の効率的かつ最適な精製方法の設計・確立を目標に研究開発活動に取り組んでおります。 当連結会計年度における研究開発費の総額は、5,115千円であり、受託蒸留事業にて発生したものであります。 |
| 設備投資等の概要 | 1 【設備投資等の概要】 当連結会計年度の設備投資については、生産設備の増強、研究開発機能の充実・強化などを目的とした設備投資を継続的に実施しております。 なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載しております。 当連結会計年度は、受託蒸留事業に係る設備を中心に68,639千円の設備投資を実施いたしました。 |
| 主要な設備の状況 | 2 【主要な設備の状況】 (1) 提出会社主要な設備の内容は、次のとおりであります。 2025年9月30日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社(大阪府枚方市)受託蒸留事業本社機能9,919564-(-)3,06913,55214枚方工場(大阪府枚方市)受託蒸留事業生産設備366,640159,640157,071(4,240.6)19,656703,01027 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.帳簿価額のうち「建物及び構築物」には建物附属設備を含んでおります。 3.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、ソフトウエア、電話加入権であり、建設仮勘定は含んでおりません。 4.本社の賃借料は、9,101千円となります。 5.従業員数は就業人員であり、使用人兼務役員は含んでおりません。 なお、臨時雇用者数は従業員数の100分の10未満であるため、記載しておりません。 (2) 国内子会社2025年9月30日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計ユカエンジニアリング株式会社本社(大阪府枚方市)プラント事業本社機能-14,179-(-)59714,7768株式会社カイコー本社(埼玉県 さいたま市 南区)プラント事業本社機能-0-(-)--3 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、ソフトウエアであります。 |
| 設備の新設、除却等の計画 | 3 【設備の新設、除却等の計画】 (1) 重要な設備の新設等当連結会計年度末現在における重要な設備の新設等の計画はありません。 (2) 重要な設備の除却等経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。 |
| 研究開発費、研究開発活動 | 5,115,000 |
| 設備投資額、設備投資等の概要 | 68,639,000 |
Employees
| 平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 41 |
| 平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況 | 10 |
| 平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況 | 5,842,000 |
Investment
| 株式の保有状況 | (5) 【株式の保有状況】 該当事項はありません。 |
Shareholders
| 大株主の状況 | (6) 【大株主の状況】 2025年9月30日現在 氏名又は名称住所所有株式数(株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) エルアール株式会社東京都港区虎ノ門5丁目12-13ザイマックス神谷町ビル8階357,40034.25 堀田 哲平大阪府大阪市住吉区238,00022.80 森田 成之大阪府吹田市53,6005.14 野村 直樹大阪府枚方市28,7002.75 島田 嘉人大阪府枚方市27,8002.66 大阪油化工業社員持株会大阪府枚方市新町1丁目12-1関医アネックス第2ビル7階16,3651.57 冨士谷 洋三広島県広島市南区16,0001.53 MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)25 CABOT SQUARE, CANARY WHARE, LONDON E14 4QA, U.K.(東京都千代田区大手町1丁目9-7 大手町フィナンシャルシティサウスタワー)15,5001.49 恩田 徹東京都練馬区9,4000.90 長瀬 光俊東京都台東区7,8000.75計-770,56573.83 (注)1.発行済株式の総数に対する所有株式数の割合は、自己株式(29,863株)を控除して計算しております。 2.前事業年度末において主要株主であったTHE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENTS A/C 8221-623793は、当事業年度末において主要株主ではなくなり、 エルアール株式会社が新たに主要株主となりました。 |
| 株主数-金融機関 | 1 |
| 株主数-金融商品取引業者 | 9 |
| 株主数-外国法人等-個人 | 11 |
| 株主数-外国法人等-個人以外 | 8 |
| 株主数-個人その他 | 1,981 |
| 株主数-その他の法人 | 13 |
| 株主数-計 | 2,023 |
| 氏名又は名称、大株主の状況 | 長瀬 光俊 |
| 株主総利回り | 2 |
| 株主総会決議による取得の状況 | (1) 【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。 |
| 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 | (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】 区分株式数(株)価額の総額(千円)当事業年度における取得自己株式457157当期間における取得自己株式-- (注)当期間における取得自己株式には、2025年12月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。 |
Shareholders2
| 自己株式の取得 | -157,000 |
| 自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー | -157,000 |
| 発行済株式及び自己株式に関する注記 | 1 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)1,073,500--1,073,500 2 自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)29,406457-29,863 (変動事由の概要)譲渡制限付株式報酬の譲渡制限解除に伴う一部株式の無償取得400株単元未満株式の買取りによる増加57株 |
Audit
| 監査法人1、連結 | PwC Japan有限責任監査法人 |
| 独立監査人の報告書、連結 | 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2025年12月25日大阪油化工業株式会社取締役会 御中 PwC Japan有限責任監査法人京都事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士岩 井 達 郎 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士静 山 な つ み <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている大阪油化工業株式会社の2024年10月1日から2025年9月30日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大阪油化工業株式会社及び連結子会社の2025年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 強調事項重要な後発事象(自己株式の取得及び消却)に記載されているとおり、会社は、2025年12月19日開催の取締役会において、自己株式を取得すること及びその具体的な取得方法について決議するとともに、自己株式を消却することを決議したうえで、2025年12月22日に自己株式の取得を実施している。 当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 受託蒸留事業の売上高の実在性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応大阪油化工業株式会社及びその連結子会社(以下「会社グループ」という。 )は、精密蒸留事業を主な事業として行っている。 会社グループのセグメントの内容は、受託蒸留事業とプラント事業であり、【注記事項】 (セグメント情報等)に記載の通り、連結損益計算書における連結売上高は1,178,074千円、受託蒸留事業の売上高は1,098,992千円である。 また、受託蒸留事業の売上高は全て親会社である大阪油化工業株式会社の売上高である。 【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計方針に関する事項(6)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、受託蒸留事業においては、顧客に製品を引き渡した時点で顧客との契約において合意した対価を収益として認識している。 受託蒸留事業においては、原材料・エネルギーコストの高止まりによる物価高や地政学リスクの拡大等により、先行きに対する不透明感が存在する。 そのような状況の中、会社グループは、売上高及び営業利益を目標とする経営者指標として重視し、外部投資家へ業績予想を公表している。 このような環境下においては、業績予想達成のプレッシャーを受けることが想定され、意図的に実在しない売上が計上される潜在的なリスクの存在を完全に否定することはできないと考えられる。 以上より、当監査法人は会社グループの売上高のうち、特に金額的重要性が高い受託蒸留事業の売上高の実在性に係る検討が、相対的に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、受託蒸留事業における売上高の実在性に関して、主に以下の監査手続を実施した。 ・収益認識に関する会計方針及びその適用方法について関連する内部統制も含めて理解するとともに、売上高の実在性を確保するための内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・当監査法人のITの専門家を利用して、IT全般統制の整備状況及び運用状況を評価した。 ・年間の売上取引の中から一定の条件に基づき、特定の取引先を抽出し、取引金額等確認手続を実施した。 また、注文書、出荷証憑及び入金証憑との証憑突合を実施した。 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 ・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。 監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、大阪油化工業株式会社の2025年9月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。 当監査法人は、大阪油化工業株式会社が2025年9月30日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。 財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。 監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。 内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。 内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。 ・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。 ・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。 監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。 監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれる4【コーポレート・ガバナンスの状況等】 (3)【監査の状況】 に記載されている。 利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 受託蒸留事業の売上高の実在性 監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応大阪油化工業株式会社及びその連結子会社(以下「会社グループ」という。 )は、精密蒸留事業を主な事業として行っている。 会社グループのセグメントの内容は、受託蒸留事業とプラント事業であり、【注記事項】 (セグメント情報等)に記載の通り、連結損益計算書における連結売上高は1,178,074千円、受託蒸留事業の売上高は1,098,992千円である。 また、受託蒸留事業の売上高は全て親会社である大阪油化工業株式会社の売上高である。 【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計方針に関する事項(6)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、受託蒸留事業においては、顧客に製品を引き渡した時点で顧客との契約において合意した対価を収益として認識している。 受託蒸留事業においては、原材料・エネルギーコストの高止まりによる物価高や地政学リスクの拡大等により、先行きに対する不透明感が存在する。 そのような状況の中、会社グループは、売上高及び営業利益を目標とする経営者指標として重視し、外部投資家へ業績予想を公表している。 このような環境下においては、業績予想達成のプレッシャーを受けることが想定され、意図的に実在しない売上が計上される潜在的なリスクの存在を完全に否定することはできないと考えられる。 以上より、当監査法人は会社グループの売上高のうち、特に金額的重要性が高い受託蒸留事業の売上高の実在性に係る検討が、相対的に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 当監査法人は、受託蒸留事業における売上高の実在性に関して、主に以下の監査手続を実施した。 ・収益認識に関する会計方針及びその適用方法について関連する内部統制も含めて理解するとともに、売上高の実在性を確保するための内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・当監査法人のITの専門家を利用して、IT全般統制の整備状況及び運用状況を評価した。 ・年間の売上取引の中から一定の条件に基づき、特定の取引先を抽出し、取引金額等確認手続を実施した。 また、注文書、出荷証憑及び入金証憑との証憑突合を実施した。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 | 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、連結 | 受託蒸留事業の売上高の実在性 |
| 内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 | 大阪油化工業株式会社及びその連結子会社(以下「会社グループ」という。 )は、精密蒸留事業を主な事業として行っている。 会社グループのセグメントの内容は、受託蒸留事業とプラント事業であり、【注記事項】 (セグメント情報等)に記載の通り、連結損益計算書における連結売上高は1,178,074千円、受託蒸留事業の売上高は1,098,992千円である。 また、受託蒸留事業の売上高は全て親会社である大阪油化工業株式会社の売上高である。 【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計方針に関する事項(6)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、受託蒸留事業においては、顧客に製品を引き渡した時点で顧客との契約において合意した対価を収益として認識している。 受託蒸留事業においては、原材料・エネルギーコストの高止まりによる物価高や地政学リスクの拡大等により、先行きに対する不透明感が存在する。 そのような状況の中、会社グループは、売上高及び営業利益を目標とする経営者指標として重視し、外部投資家へ業績予想を公表している。 このような環境下においては、業績予想達成のプレッシャーを受けることが想定され、意図的に実在しない売上が計上される潜在的なリスクの存在を完全に否定することはできないと考えられる。 以上より、当監査法人は会社グループの売上高のうち、特に金額的重要性が高い受託蒸留事業の売上高の実在性に係る検討が、相対的に重要であり、「監査上の主要な検討事項」に該当すると判断した。 |
| 開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 (セグメント情報等) |
| 開示への参照2、監査上の主要な検討事項、連結 | 【注記事項】 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)3.会計方針に関する事項(6)重要な収益及び費用の計上基準 |
| 監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 | 当監査法人は、受託蒸留事業における売上高の実在性に関して、主に以下の監査手続を実施した。 ・収益認識に関する会計方針及びその適用方法について関連する内部統制も含めて理解するとともに、売上高の実在性を確保するための内部統制の整備及び運用状況を評価した。 ・当監査法人のITの専門家を利用して、IT全般統制の整備状況及び運用状況を評価した。 ・年間の売上取引の中から一定の条件に基づき、特定の取引先を抽出し、取引金額等確認手続を実施した。 また、注文書、出荷証憑及び入金証憑との証憑突合を実施した。 |
| その他の記載内容、連結 | その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、連結 | <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれる4【コーポレート・ガバナンスの状況等】 (3)【監査の状況】 に記載されている。 |
Audit1
| 監査法人1、個別 | PwC Japan有限責任監査法人 |
| 独立監査人の報告書、個別 | 独立監査人の監査報告書 2025年12月25日大阪油化工業株式会社取締役会 御中 PwC Japan有限責任監査法人京都事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士岩 井 達 郎 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士静 山 な つ み <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている大阪油化工業株式会社の2024年10月1日から2025年9月30日までの第64期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、大阪油化工業株式会社の2025年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。 監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。 当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 強調事項 重要な後発事象(自己株式の取得及び消却)に記載されているとおり、会社は、2025年12月19日開催の取締役会において、自己株式を取得すること及びその具体的な取得方法について決議するとともに、自己株式を消却することを決議したうえで、2025年12月22日に自己株式の取得を実施している。 当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 受託蒸留事業の売上高の実在性連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(受託蒸留事業の売上高の実在性)と同一内容であるため、記載を省略している。 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。 これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。 監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。 虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。 ・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。 また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。 監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。 さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。 ・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。 ・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。 ・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。 監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。 ・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。 監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。 監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。 監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。 ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 (注) 1. 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。 2. XBRLデータは監査の対象には含まれていません。 |
| 監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 受託蒸留事業の売上高の実在性連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(受託蒸留事業の売上高の実在性)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
| 全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 | 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。 監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。 |
| 見出し、監査上の主要な検討事項、個別 | 受託蒸留事業の売上高の実在性 |
| 連結と同一内容である旨、監査上の主要な検討事項、個別 | 連結財務諸表の監査報告書に記載されている監査上の主要な検討事項(受託蒸留事業の売上高の実在性)と同一内容であるため、記載を省略している。 |
| その他の記載内容、個別 | その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。 経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。 また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。 |
| 報酬関連情報、個別 | <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。 |
BS資産
| 受取手形、売掛金及び契約資産 | 97,074,000 |
| 電子記録債権、流動資産 | 23,026,000 |
| 商品及び製品 | 30,038,000 |
| 仕掛品 | 14,229,000 |
| 原材料及び貯蔵品 | 19,959,000 |
| その他、流動資産 | 5,956,000 |
| 建物及び構築物(純額) | 376,560,000 |
| 機械装置及び運搬具(純額) | 171,328,000 |
| 工具、器具及び備品(純額) | 21,910,000 |
| 土地 | 157,071,000 |
| 建設仮勘定 | 323,000 |
| 有形固定資産 | 716,071,000 |
| ソフトウエア | 677,000 |
| 無形固定資産 | 815,000 |