財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-11-25
英訳名、表紙West Holdings Corporation
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  江 頭 栄 一 郎
本店の所在の場所、表紙広島県広島市西区楠木町一丁目15番24号
電話番号、本店の所在の場所、表紙(082)503-3900(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
当社は、2006年3月1日に株式会社ウエストエネルギーソリューション(2006年3月1日に株式会社ウエストから社名変更、2011年8月1日に株式会社骨太住宅から社名変更、以下同様)の株式移転により、同社を完全子会社とする持株会社として設立されました。
株式会社ウエストエネルギーソリューションの沿革は以下のとおりであります。
年月概要1984年5月住宅設備機器関連商品の卸売及びその施工を目的として、広島市西区に西日本鐘商株式会社を設立10月広島市西区三滝町に本社を移転1985年4月西日本鐘商株式会社から西武ハウス工業株式会社へ社名を変更し、一般顧客への販売、施工を開始1989年6月西武ハウス工業株式会社から株式会社ウエストへ社名を変更1990年8月東京都台東区に東京支店を開設1991年2月現在の広島市西区楠木町に本社を移転1995年4月広島市西区楠木町にウエスト第2ビルを業務拡大に伴い竣工    12月新築戸建住宅分野へ進出のため、ユニオン事業部を設置1997年9月株式会社ウエスト(旧ムネカタ電子株式会社)と額面変更のため合併1999年5月電気設備設計分野へ進出のため、電気事業部を設置2000年4月異業種提携を推進のため、開発本部を設置2001年4月岡山市蕃山町に岡山ショールームを開設    10月広島市に広島ショールームを開設    11月福岡市に福岡ショールームを開設2002年1月広島城天守閣屋根瓦改修工事竣工    2月大阪市に大阪ショールームを開設    3月広島市に広島ショールームを増設2003年6月東京都新宿区に東京ショールームを開設   7月ISO9001:2000認証取得(広島本社・東京支店・大阪支店・福岡支店)    11月株式会社イノベーションアライアンスを設立2004年6月日本証券業協会に株式を店頭登録    12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、JASDAQ証券取引所に株式を上場2005年3月広島市に「ウエストプラザ」を開設    5月株式会社ヤマダハウジングとの業務提携による1号店(広島八木店)を出店    10月株式会社ハウスドクターを設立2006年3月株式会社ウエストから株式会社骨太住宅へ社名変更 株式移転により株式会社骨太住宅の完全親会社として当社が設立 JASDAQ証券取引所に株式を上場 株式会社ハウスケアを設立2007年7月株式会社サンテックを設立 提出会社設立以降の沿革は以下のとおりであります。
                  年月概要 2010年4月 JASDAQ証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場    10月自社製住宅用パワーコンディショナの販売開始 大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場2011年3月第4回国際太陽電池展(PV EXPO2011)へ出展    4月家庭用リチウム蓄電池の販売開始    8月株式会社骨太住宅を株式会社ウエストエネルギーソリューションに商号変更 株式会社サンテックを株式会社ウエストに商号変更2013年6月株式会社ウエストO&Mを設立 7月 大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 8月第1ウエストグループ合同会社を設立 12月株式会社ハウスケアを株式会社ウエストビギンに商号変更2014年1月経済産業省資源エネルギー庁による特定規模電気事業者(PPS)届出    9月株式会社ウエスト電力を設立2015年9月株式会社ウエスト電力が経済産業省資源エネルギー庁による小売電気事業者に登録2016年8月WEST International(THAILAND)CO.,LTD.を設立2020年2月 株式会社ウエストホールディングスが日本格付研究所より、グリーンファイナンス・フレームワーク評価 Green1(F)を取得5月株式会社ウエストを株式会社ウエストグリーンパワーに商号変更9月新設非FIT太陽光発電所の再エネ電気を大阪ガス株式会社へ供給開始11月 株式会社ウエストエネルギーソリューションが広島大学と「ソーラーシェアリング共同研究講座」を開設2021年3月中国電力株式会社とグリーン電力供給に関する業務提携契約を締結2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 大阪ガス株式会社と資本業務提携契約を締結 株式会社JERAと資本業務提携契約を締結6月東京都千代田区丸の内に東京本社を移転 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と資本業務提携契約を締結2023年2月三井住友信託銀行との再生可能エネルギー事業における協業に関する協定を締結4月JR九州 佐世保車両センターでオンサイトPPAによる太陽光発電を設置8月パワーエックスと蓄電所、太陽光発電所の開発・運用に向けた業務提携を締結2024年3月株式会社ACDCを完全子会社化7月GreenBee株式会社と資本業務提携契約を締結2025年4月株式会社TMEICと系統用蓄電所事業の業務提携契約を締結8月系統用蓄電所の初号機をSMFLみらいパートナーズ株式会社に販売
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社41社、非連結子会社4社、持分法適用関連会社1社及び持分法非適用関連会社1社で構成されており、公共・産業用太陽光発電システムの設計・施工・販売・O&M(オペレーションアンドメンテナンス、以下O&M)や、省エネサービスのウエストエスコ事業及び系統用蓄電所の開発・販売を主な事業として取り組んでおります。
ウエストグループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。
これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
区分会社名事業内容持株会社株式会社ウエストホールディングスウエストグループ全体の経営管理再生可能エネルギー事業株式会社ウエストエネルギーソリューション株式会社ウエストビギン他5社自家消費用産業用太陽光発電所請負(EPC)事業非FIT太陽光発電所の開発・販売事業蓄電所事業株式会社ウエストエネルギーソリューション株式会社ウエストビギン他2社系統用蓄電所開発販売事業省エネルギー事業株式会社ウエストエネルギーソリューション株式会社ウエストビギン他1社省エネのトータルサービス(ウエストエスコ事業)等電力事業株式会社ウエストエネルギーソリューション株式会社ウエストグリーンパワー他32社太陽光発電システム等を用いた発電及び販売事業グリーン電力卸売事業メンテナンス事業株式会社ウエストO&M太陽光発電システム及び関連設備等の総合管理・保守事業 事業の系統図は、次のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有〔被所有〕割合(%)関係内容(連結子会社)株式会社ウエストエネルギーソリューション
(注)1,2広島市西区110再生可能エネルギー事業蓄電所事業省エネルギー事業電力事業その他の事業100.00経営管理に関する契約を締結しております。
債務保証あり資金貸付あり役員の兼務あり株式会社ウエストビギン
(注)1広島市西区300再生可能エネルギー事業蓄電所事業省エネルギー事業100.00経営管理に関する契約を締結しております。
債務保証あり資金貸付あり役員の兼務あり株式会社ウエストO&M広島市西区100メンテナンス事業100.00経営管理に関する契約を締結しております。
役員の兼務ありその他39社
(注) 1 特定子会社に該当しております。
2 株式会社ウエストエネルギーソリューションの売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)は、連結売上高に占める割合が100分の10を超えております。
主要な損益情報等は次のとおりであります。
(1) 売上高39,244百万円
(2) 経常利益3,784百万円(3) 当期純利益2,809百万円(4) 純資産額22,805百万円(5) 総資産額93,805百万円
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況2025年8月31日現在セグメントの名称従業員数(名)再生可能エネルギー事業237〔1〕蓄電所事業28〔-〕省エネルギー事業-〔-〕電力事業-〔-〕メンテナンス事業60〔-〕その他34〔1〕合計359〔2〕
(注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 従業員数欄の〔外書〕は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

(2) 提出会社の状況2025年8月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)34〔1〕45.411.47,459,675 セグメントの名称従業員数(名)再生可能エネルギー事業-〔-〕蓄電所事業-〔-〕省エネルギー事業-〔-〕電力事業-〔-〕メンテナンス事業-〔-〕その他34〔1〕合計34〔1〕
(注) 1 従業員数は就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 従業員数欄の〔外書〕は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
(3) 労働組合の状況現在、当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休暇等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
② 主要な連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者株式会社ウエストエネルギーソリューション3.4100.064.159.188.3
(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したもの      であります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定    に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991    年労働省令第25号)第71号の6第1号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したも    のであります。
3 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したもので    あります。
    正規雇用労働者においては、給与体系及び評価・運用は、男女の区別なく全社員同一としております。
男    女の賃金差異は、女性を積極的に採用しており、勤続年数が浅い女性社員が増加傾向にあり、役職に就く    女性社員がまだ少ないためであります。
    パート・有期労働者の男女の賃金差異は、女性契約社員の多くが60歳定年後の再雇用者であり、そのほと    んどが役職者であることから、男性契約社員に近い賃金水準となっております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針 当社グループの経営理念は「ウエストグループに働く人は皆豊かで幸福でなければならない。
そのためには常に変化に挑み、無限の可能性を信じ、顧客に満足願える仕事を通じて社員の幸福を増進し、会社の発展と繁栄を念願するものである。
」であり、創業以来、不変の哲学として貫徹しております。
その内容は、変化を恐れず、常にあらゆる可能性を模索し、お客様に感動を与え続けることで、実現する社員の幸福と会社の発展を、更なる挑戦意欲に連続的に繋げていくことを企図するものです。

(2) 経営戦略 トータルエネルギーマネジメントの創造、日本一のファブレス再生エネルギー電力会社を目指す① 独自のビジネスモデルを構築 a.太陽光発電周辺事業への積極展開による再生可能エネルギーのプラットフォーマーとしての地位確立 b.発電所販売によるフロー収益とO&M、グリーン電力電源確保によるストック収益の同時追求 c.全国の提携地方金融機関からの情報提供をベースとした地域密着型営業の展開 d.系統用蓄電所事業に参入し、太陽光発電所以外での事業を展開② 再生可能エネルギー事業 a.分散型電源としての自家消費モデル、グリーン電力供給用の非FIT対応モデルの拡充による環境貢献、地域貢献   観点での市場形成 b.自家消費型太陽光発電の商品ラインナップの拡充による販売機会の拡大③ 蓄電所事業 a.系統用蓄電所の事業展開④ 省エネ・ウエストエスコ事業 a.設備を「所有」するから「利用」するへ b.対象商材の随時追加による省エネ効果の拡大(蓄電池、冷蔵設備制御システム等)⑤ 電力販売 a.グリーン電力事業の垂直立ち上げ⑥ O&M事業 a.安心・安全・感動を提供できるO&M b.当社グループが設置発電所以外の需要への受注拡大 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 目標とする経営指標として、企業の付加価値を如何に高めることができるかを重視し、今後もROE(株主資本利益率)の上昇を目指してまいります。
収益改善を図り、資本効率の向上、経営資源の有効活用等を通して、企業価値を高めてまいります。
具体的な収益性については、継続的に売上高営業利益率10.0%以上を確保することとし、2026年8月期においては20.9%(2025年8月期実績18.3%)を目標とします。
 また、中長期的にわたる持続的な成長を確保するため、グリーン電力事業、自社売電事業、エスコ事業及びO&M事業を中心にストックビジネスの強化に取り組み、今後3年間は営業利益前期比20%増を目指します。
成長戦略にも積極的に取り組み、自家消費用発電所の急増するニーズへ全力で対応するとともに、O&MやウエストFITの仕組みを最大限に活用し、資産を増やすことなく将来的なグリーン電力調達電源を大幅に増加させてまいります。
(4) 経営環境 当連結会計年度における我が国の経済は、約30年ぶりのインフレの継続や米国政権による関税引上げを始めとする経済政策の変更等による様々な影響が懸念され、不透明感が高まりつつあるものの、海外経済が緩やかな成長を続けるもとでの適度に緩和的な金融環境等を背景に、不十分ながらもマクロ的な需給ギャップの改善に伴う物価上昇と賃金増加の好循環が定着する兆しが見受けられる等、景気は引き続き持ち直しの気配を継続しております。
 一方で事業環境は、2020年10月の菅政権による、我が国が2050年までにカーボンニュートラルを目指す宣言、及び2030年度に温室効果ガス排出量を2013年度比46%削減する目標設定を契機とする、環境意識の大幅な高まりが持続しており、さらに昨年末に公表された2040年度の電源構成を定めた新たなエネルギー基本計画原案においては、再生可能エネルギーの比率を最大5割とし、うち太陽光を2023年度の発電実績比3.6倍とする方針が示される等、将来的な一層の需要拡大が見込まれる状況にあります。
 このような状況の中、当社グループは2023年8月期より、再生可能エネルギーをとりまく環境変化に迅速に対応するため、事業構造の大幅な転換に舵をきり、自家消費型産業用太陽光発電所請負事業と非FIT太陽光発電所開発事業を二本柱とする非FIT関連事業の拡大に努めてまいりました。
一方で、今年度より三本目の柱として数年後からの本格展開を視野に系統用蓄電所開発事業の立上げに着手いたしましたが、当該事業マーケットが想定を超えるスピードで拡大しつつあり、将来に向けての市場シェアを確保するため、期中において当該事業に経営資源を大きく振り向け、当面の開発案件を一気に推し進めました。
(5) 会社の対処すべき課題持続可能な社会、脱炭素社会の実現に向けて世界的なCO2削減、ESG投資の流れが起きている中で、今後ますます企業や自治体における再生可能エネルギーの導入ニーズが高まってくることが想定されます。
このような市場環境の中で、当社グループは引き続き太陽光発電のEPC事業を中心とした総合エネルギーマネジメント事業を、新規事業への積極的な取組みと、アライアンス強化を軸に展開してまいります。
再生可能エネルギー事業のうち、産業用太陽光発電所請負事業におきましては、引き続きウエストサステナブルスタンダードを中心として、豊富なベース需要を元に着実な成長を企図すると共に、お客様ニーズの多様化に最速で対応できる態勢、機能の確立を図るため、設計・提案のIT化によりソリューション提供力の質とスピードを強化してまいります。
非FIT発電所開発販売事業におきましては、蓄電所事業への経営資源シフトにより当面の開発能力は下がりますが、これを機に従来以上の品質向上と効率的な施工体制を追求し、ある程度の規模を保った安定的な事業に育ててまいります。
系統用蓄電所の開発事業につきましては、再エネの導入や電力の安定供給に向け、再エネ電源の出力変動に応じて柔軟に充放電のできる設備として社会的重要性が大きく高まっております。
補助金や長期脱炭素電源オークション等、政策の力強い後押しもあり、2050年カーボンニュートラルを見据えた再エネの更なる導入拡大に向けて、重要性は一層増していくと考えられます。
今後将来に向けての強力な成長ドライバーとして、一気に事業規模を拡大してまいります。
既に中規模高圧蓄電所の開発案件数は、ウエストグループの成長を牽引するのに十分な水準に達しており、今年度10か所/約57億円の販売実績に対し、来年度は30か所/180億円の売上を見込んでおります。
更には、より大規模な特別高圧蓄電所のパイプラインも着実に増加しつつあります。
省エネルギー事業では、LED照明、空調設備に次ぐ商材として冷凍冷蔵設備の温度制御システムを展開してまいります。
電力事業では、ウエストFITの仕組みを用いたグリーン電力供給力の拡大を進め、フロー収益とストック収益の同時強化を行ってまいります。
メンテナンス事業では、非FIT太陽光発電所を中心とした低圧発電所の保守管理契約が大幅に増加する見込みであり、効率的かつ高品質なO&Mを強力に推進してまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
詳細な取組内容につきましては、当社ウェブサイトをご参照ください。
(https://www.west-gr.co.jp/sustainability/) (1) ガバナンス当社グループはサステナビリティに関連するリスク及び機会を、事業運営における重要な課題と捉えています。
これらの課題に適切に対応するため、代表取締役を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会(幹部会)を設置しています。
同委員会はサステナビリティの活動をけん引する役割を担うとともに、リスク・コンプライアンス管理を全社的に推進し、必要な情報の共有を行っています。
また、委員会の活動状況は、社内に周知されるとともに、取締役会に適宜報告されております。

(2) 戦略当社グループの企業理念は、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針」に記載のとおりであります。
継続的な企業価値の向上を図るため、各事業会社の経営幹部は、企業理念の浸透や人材育成に着実に取り組んでおります。
① 企業理念の組織への浸透及び変化への対応 当社グループでは、朝礼で企業理念を唱和し、全社での共有と浸透を目指しています。
経営の中心に企業理念を置き、「変化の創造」と「朝令朝改」に示される意思決定スピードを重視した事業展開を行っています。
また、マーケットの状況を適宜確認しながら、事業形態の変更に迅速に対応できるよう体制をシフトしてきました。
さらに各事業会社での事業活動においても、企業理念の理解を深めることを特に重要視しています。
② 人材の育成 当社グループでは、時代がどんなに変化しても創業以来変わらないこだわりがあります。
それは「人財」です。
商品・サービスの提供や開発を支えるのは「人」であり、最もこだわるべきクオリティであると信じています。
a.入社時の研修 当社グループは、複数の事業を展開しています。
入社時は、すべての業務を理解いただけるように、総務・人事部門より、各事業のセグメントを説明し、会社全体の事業を理解いただくようにしています。
b.各事業会社における月次会議 各事業会社に独立採算制の意識をもって業務に取り組んでいただくように、毎月末に、各事業会社の責任者が広島本社に集まり、責任者会議を実施しています。
この会議は、ウエストホールディングスの管掌役員の参加を最低限とし、責任者自らの主体的な運営を促すことで、人財の育成を図っています。
c.ウエストアカデミー 電気知識の共有や資格へのチャレンジを目的とし、社内の技術者が講師を務めるかたちで実施されています。
Webを活用し全国の拠点から受講が可能です。
d.外部講師による研修 当社グループが扱う再生可能エネルギー事業は、産業としての歴史が浅く、制度設計への理解や制度変更への迅速な対応が求められます。
そのため、再生可能エネルギーや電力事業などに精通する外部講師を招き、月次会議にて講演を実施しています。
これにより、制度への理解を深めることのできる体制を構築しています。
(3) リスク管理当社グループでは、全社的なリスク管理体制として、リスク・コンプライアンス委員会(幹部会)を設置するとともに、「リスク管理規程」を制定し、その適正な運用を行っております。
事業活動上の重大な事態が発生した場合には、リスク・コンプライアンス委員会(幹部会)に対してその報告を行い、必要に応じてその対策について協議を行う体制となっており、また必要に応じて、弁護士、税理士等の外部専門家等から助言を受ける体制を構築しており、リスクの早期発見及び未然防止に努めております。
(4) 指標及び目標① 多様性の推進を含む人的資本 当社グループでは、女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法施行に基づき、女性が活躍できる職場環境づくりと、社員の仕事と子育ての両立を目的に、雇用環境の整備を推進しております。
a.女性役職者の登用 当連結会計年度末現在、グループ会社において女性取締役を4名選任しております。
現在女性役職者比率は5%未満ですが、女性の経営参画を促進するため、本人の希望やワークライフバランスを考慮しつつ、比率向上や改善に向け、取り組んでまいります。
また、女性従業員の平均勤続年数は、男性従業員とほぼ同等であり、男女ともに安定して推移しております。
b.仕事と育児の両立 子どもを持つ社員が男女ともに安心して仕事と育児を両立できるよう両立支援制度の充実及び施策に取り組んでおります。
妊娠中や出産後の女性従業員向けの相談窓口の設置、3歳以上の子を養育する従業員に対して所定労働の免除を行うなど、個々の事情に応じた多様な働き方をサポートしております。
引き続き、従業員の仕事と育児の両立のため、産前産後休暇、育児休業制度及び給付金等に関する制度の見直しと社内周知を行い、希望者が安心して制度を活用できるよう取り組んでまいります。
② 人権尊重の取組に関する声明 当社グループは、再生可能エネルギーを核としたグローバルビジネスを展開していく中で、関係する全ての利害関係者の利益のために、透明性を持った事業運営を行っています。
さらに「ウエストグループ倫理規程」に基づいた法令遵守の企業活動のみならず、国や地域、文化によっての捉え方の違いを尊重し、プライバシーや差別などの人権課題に配慮した企業活動に努めています。
 また、ビジネスパートナー(再生可能エネルギー関連機器のサプライヤーなど)にも「ウエストグループ倫理規程」に基づいた人権擁護・尊重、強制労働の排除、児童労働の廃止など、責任ある企業行動、人権を尊重した企業活動を要請しています。
 当社グループは、将来の世代のためにグリーンエネルギーを提供し、ビジネスパートナーとともにビジネス倫理の原則を遵守し、持続可能な社会の実現に全力で取り組んでいます。
戦略
(2) 戦略当社グループの企業理念は、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)経営方針」に記載のとおりであります。
継続的な企業価値の向上を図るため、各事業会社の経営幹部は、企業理念の浸透や人材育成に着実に取り組んでおります。
① 企業理念の組織への浸透及び変化への対応 当社グループでは、朝礼で企業理念を唱和し、全社での共有と浸透を目指しています。
経営の中心に企業理念を置き、「変化の創造」と「朝令朝改」に示される意思決定スピードを重視した事業展開を行っています。
また、マーケットの状況を適宜確認しながら、事業形態の変更に迅速に対応できるよう体制をシフトしてきました。
さらに各事業会社での事業活動においても、企業理念の理解を深めることを特に重要視しています。
② 人材の育成 当社グループでは、時代がどんなに変化しても創業以来変わらないこだわりがあります。
それは「人財」です。
商品・サービスの提供や開発を支えるのは「人」であり、最もこだわるべきクオリティであると信じています。
a.入社時の研修 当社グループは、複数の事業を展開しています。
入社時は、すべての業務を理解いただけるように、総務・人事部門より、各事業のセグメントを説明し、会社全体の事業を理解いただくようにしています。
b.各事業会社における月次会議 各事業会社に独立採算制の意識をもって業務に取り組んでいただくように、毎月末に、各事業会社の責任者が広島本社に集まり、責任者会議を実施しています。
この会議は、ウエストホールディングスの管掌役員の参加を最低限とし、責任者自らの主体的な運営を促すことで、人財の育成を図っています。
c.ウエストアカデミー 電気知識の共有や資格へのチャレンジを目的とし、社内の技術者が講師を務めるかたちで実施されています。
Webを活用し全国の拠点から受講が可能です。
d.外部講師による研修 当社グループが扱う再生可能エネルギー事業は、産業としての歴史が浅く、制度設計への理解や制度変更への迅速な対応が求められます。
そのため、再生可能エネルギーや電力事業などに精通する外部講師を招き、月次会議にて講演を実施しています。
これにより、制度への理解を深めることのできる体制を構築しています。
指標及び目標 (4) 指標及び目標① 多様性の推進を含む人的資本 当社グループでは、女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法施行に基づき、女性が活躍できる職場環境づくりと、社員の仕事と子育ての両立を目的に、雇用環境の整備を推進しております。
a.女性役職者の登用 当連結会計年度末現在、グループ会社において女性取締役を4名選任しております。
現在女性役職者比率は5%未満ですが、女性の経営参画を促進するため、本人の希望やワークライフバランスを考慮しつつ、比率向上や改善に向け、取り組んでまいります。
また、女性従業員の平均勤続年数は、男性従業員とほぼ同等であり、男女ともに安定して推移しております。
b.仕事と育児の両立 子どもを持つ社員が男女ともに安心して仕事と育児を両立できるよう両立支援制度の充実及び施策に取り組んでおります。
妊娠中や出産後の女性従業員向けの相談窓口の設置、3歳以上の子を養育する従業員に対して所定労働の免除を行うなど、個々の事情に応じた多様な働き方をサポートしております。
引き続き、従業員の仕事と育児の両立のため、産前産後休暇、育児休業制度及び給付金等に関する制度の見直しと社内周知を行い、希望者が安心して制度を活用できるよう取り組んでまいります。
② 人権尊重の取組に関する声明 当社グループは、再生可能エネルギーを核としたグローバルビジネスを展開していく中で、関係する全ての利害関係者の利益のために、透明性を持った事業運営を行っています。
さらに「ウエストグループ倫理規程」に基づいた法令遵守の企業活動のみならず、国や地域、文化によっての捉え方の違いを尊重し、プライバシーや差別などの人権課題に配慮した企業活動に努めています。
 また、ビジネスパートナー(再生可能エネルギー関連機器のサプライヤーなど)にも「ウエストグループ倫理規程」に基づいた人権擁護・尊重、強制労働の排除、児童労働の廃止など、責任ある企業行動、人権を尊重した企業活動を要請しています。
 当社グループは、将来の世代のためにグリーンエネルギーを提供し、ビジネスパートナーとともにビジネス倫理の原則を遵守し、持続可能な社会の実現に全力で取り組んでいます。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ① 企業理念の組織への浸透及び変化への対応 当社グループでは、朝礼で企業理念を唱和し、全社での共有と浸透を目指しています。
経営の中心に企業理念を置き、「変化の創造」と「朝令朝改」に示される意思決定スピードを重視した事業展開を行っています。
また、マーケットの状況を適宜確認しながら、事業形態の変更に迅速に対応できるよう体制をシフトしてきました。
さらに各事業会社での事業活動においても、企業理念の理解を深めることを特に重要視しています。
② 人材の育成 当社グループでは、時代がどんなに変化しても創業以来変わらないこだわりがあります。
それは「人財」です。
商品・サービスの提供や開発を支えるのは「人」であり、最もこだわるべきクオリティであると信じています。
a.入社時の研修 当社グループは、複数の事業を展開しています。
入社時は、すべての業務を理解いただけるように、総務・人事部門より、各事業のセグメントを説明し、会社全体の事業を理解いただくようにしています。
b.各事業会社における月次会議 各事業会社に独立採算制の意識をもって業務に取り組んでいただくように、毎月末に、各事業会社の責任者が広島本社に集まり、責任者会議を実施しています。
この会議は、ウエストホールディングスの管掌役員の参加を最低限とし、責任者自らの主体的な運営を促すことで、人財の育成を図っています。
c.ウエストアカデミー 電気知識の共有や資格へのチャレンジを目的とし、社内の技術者が講師を務めるかたちで実施されています。
Webを活用し全国の拠点から受講が可能です。
d.外部講師による研修 当社グループが扱う再生可能エネルギー事業は、産業としての歴史が浅く、制度設計への理解や制度変更への迅速な対応が求められます。
そのため、再生可能エネルギーや電力事業などに精通する外部講師を招き、月次会議にて講演を実施しています。
これにより、制度への理解を深めることのできる体制を構築しています。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 (4) 指標及び目標① 多様性の推進を含む人的資本 当社グループでは、女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法施行に基づき、女性が活躍できる職場環境づくりと、社員の仕事と子育ての両立を目的に、雇用環境の整備を推進しております。
a.女性役職者の登用 当連結会計年度末現在、グループ会社において女性取締役を4名選任しております。
現在女性役職者比率は5%未満ですが、女性の経営参画を促進するため、本人の希望やワークライフバランスを考慮しつつ、比率向上や改善に向け、取り組んでまいります。
また、女性従業員の平均勤続年数は、男性従業員とほぼ同等であり、男女ともに安定して推移しております。
b.仕事と育児の両立 子どもを持つ社員が男女ともに安心して仕事と育児を両立できるよう両立支援制度の充実及び施策に取り組んでおります。
妊娠中や出産後の女性従業員向けの相談窓口の設置、3歳以上の子を養育する従業員に対して所定労働の免除を行うなど、個々の事情に応じた多様な働き方をサポートしております。
引き続き、従業員の仕事と育児の両立のため、産前産後休暇、育児休業制度及び給付金等に関する制度の見直しと社内周知を行い、希望者が安心して制度を活用できるよう取り組んでまいります。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。
また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。
なお、文中における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは、これらリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。
(1) 法的規制について当社グループの主要な事業内容は、太陽光発電システム販売・施工・メンテナンス・電力事業・省エネ事業であり、「建設業法」、「建築基準法」、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」、「電気事業法」、「電気工事士法」、「電気工事業の業務の適正化に関する法律」、「宅地建物取引業法」、「住宅品質確保促進法」、「建築士法」、「消費者契約法」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「特定商取引法」、「割賦販売法」、「個人情報保護法」等の法的規制を受けております。
当社グループでは、取扱商品、設計、工事、また、販売先となる一般顧客が多岐にわたるため、社内管理体制の整備や各種講習会等に参加して法律知識を習得する等により法令を遵守し販売、施工する努力を行っております。
将来これらの法令の改正や新たな法令規制が制定され当社グループの事業に適用された場合、当社グループの事業はその制約を受けることとなり、業績に影響を与える可能性があります。

(2) 許認可の取得及び地域関係者等の承諾について当社グループにおける非FIT太陽光発電所開発事業及び系統用蓄電所開発事業は、地方自治体が管轄する農地転用、林地開発などの許認可取得が必要な場合があります。
また、その許認可取得には地権者及び周辺地域住民の理解と協力が必要となります。
開発土地については、事前調査を行い各種許認可取得に必要な措置を講じ、地域住民向け説明会を通じて地域住民の皆様の理解を得ながら事業化を進める方針としていますが、許認可取得や地域住民との合意に想定した以上の時間を要し、プロジェクト計画に遅れが生じる場合には、業績に影響を与える可能性があります。
(3) 出力抑制について当社グループにおける電力事業で保有する太陽光発電所及び風力発電所は、発電出力が気候の影響を受ける自然変動電源であり、出力抑制ルール(規定の条件下で電力会社が発電事業者に対し、発電設備からの出力を停止又は抑制を要請する制度)にて、出力抑制が実施されることにより想定した売電収入を得られなかった場合には、業績に影響を与える可能性があります。
(4) 輸入取引について当社グループにおける再生可能エネルギー事業は、取り扱う商品の多くを中国、台湾、韓国メーカーから仕入れておりますが、為替の変動及び決済方法によっては、仕入価格が上昇し、業績に影響を与える可能性があります。
(5) 個人情報等の漏洩リスクについて当社グループでは、多くの個人情報を取り扱っております。
2005年4月1日に施行された個人情報保護法への対応として「個人情報保護規程」に基づき個人情報保護の適切な取扱いに関し、個人情報管理責任者を選任し、体制整備を図っておりますが、個人情報が漏洩した場合には、当社グループの社会的信用が低下し、またその対応のための費用負担が発生し、業績に影響を与える可能性があります。
(6) 役員退職慰労金の支給について当社グループでは、取締役及び監査役に対する退職慰労金については、内規を定めておりません。
これは、役員の在職中の功労に対する報酬は、役員報酬として毎期の当社グループ業績に応じて支払うのが合理的であるとの経営判断に基づくものであります。
当社グループは、上記の経営判断を継続する方針でありますが、役員退職慰労金が支給されることとなった場合、業績に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績当連結会計年度において、当社グループは2023年8月期より、再生可能エネルギーをとりまく環境変化に迅速に対応するため、事業構造の大幅な転換に舵をきり、自家消費型産業用太陽光発電所請負事業と非FIT太陽光発電所開発事業を二本柱とする非FIT関連事業の拡大に努めてまいりました。
一方で、今年度より三本目の柱として数年後からの本格展開を視野に系統用蓄電所開発事業の立上げに着手いたしましたが、当該事業マーケットが想定を超えるスピードで拡大しつつあり、将来に向けての市場シェアを確保するため、期中において当該事業に経営資源を大きく振り向け、当面の開発案件を一気に推し進めました。
この結果、当連結会計年度においては、売上高47,250百万円(前期比6.2%減)、営業利益8,646百万円(前期比18.4%減)、経常利益7,961百万円(前期比20.0%減)及び親会社株主に帰属する当期純利益5,357百万円(前期比20.7%減)を計上いたしました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいて記載しております。
また、セグメント別の金額については、売上高はセグメント間の取引を含んでおり、営業利益は全社費用等調整前の金額であります。
① 再生可能エネルギー事業 産業用太陽光発電所請負事業におきましては、約2年前からの世界的エネルギー価格の高騰を契機とする短期的需要の剥落を主因に売上高は前年度を下回りましたが、引き続きベース需要は高水準かつ緩やかながら回復しつつあります。
また、利益率も昨年度に引き続き高水準を維持しております。
 非FIT太陽光発電所開発事業におきましては、販路拡大に努めた結果、販売先は順調に増加いたしましたが、人員を中心とする半分近くの経営資源を蓄電所事業にシフトしたことにより、物件引渡件数が計画を大きく下回ることとなりました。
 以上の結果、売上高は32,876百万円(前期比21.7%減)、営業利益4,546百万円(前期比45.1%減)となりました。
② 蓄電所事業 当初2027年8月期以降の本格展開を視野に系統用蓄電所の開発事業に着手いたしました。
系統用蓄電所は電力系統の安定化、再生可能エネルギーの変動緩和・有効活用など様々な導入効果があり、元々多様な市場形成が期待されておりましたが、取得を希望されるお客様の数、開発に係る電力会社に対する電力申請の量等、需給両面で想定を大きく上回るスピードで市場が拡大しつつあり、今後当面の市場地位を確保するためには、早急かつ一気に開発案件を固める必要が生じたため、再生可能エネルギー事業セグメントより経営資源を大きく振り向ける決断をいたしました。
結果として、当初予定を2年前倒しで10か所の系統用蓄電所の開発販売を完了し、今後当面のパイプラインも大きく拡充することができました。
 以上の結果、売上高は5,711百万円、営業利益1,498百万円となりました。
③ 省エネルギー事業 提携金融機関とのアライアンスによる情報を活用し、商業施設や工場・病院等のエネルギーを大量に消費する施設に対し省エネのトータルサービスを提供、特にお客様に初期費用の負担が生じないウエストエスコ事業の受注拡大に努めてまいりました。
このウエストエスコ事業については、施工実績が増加することにより、LED照明は5年から7年、空調設備は10年から12年にわたり、将来の安定収入に繋がるストック事業であります。
 足元では、LED照明の契約が軒並み満期を迎える時期となっており、収益資産・売上高ともに減少傾向にありますが、新規商材である冷凍冷蔵設備の温度制御システムが立ち上がったことから、今後減少分をしっかりとカバーしてまいります。
引き続き重要事業としての位置づけは変わらず、太陽光発電所関連のお客様に対するソリューション提案の一環として、クロスセルを中心に注力してまいります。
 以上の結果、売上高は1,156百万円(前期比28.7%減)、営業利益316百万円(前期比17.8%減)となりました。
④ 電力事業 グリーン電力卸売事業は立ち上げ期にあたりますが、今後グリーン電力調達源の非FIT発電所の開発件数が増加するに従い、取扱高も増加していく見込みです。
自社売電事業におきましては、昨年度において銅価格の高騰、国内建設用電線不足を要因とするメガソーラーケーブルの盗難が相次ぎ、復旧期間中の売電機会の喪失に見舞われましたが、順次対策を施し盗難防止に備えております。
また、第3四半期において太陽光発電事業を営む「ながとろ町太陽光発電合同会社」を取得したため、第4四半期から業容拡大に寄与しております。
 以上の結果、売上高は6,161百万円(前期比18.5%増)、営業利益1,579百万円(前期比5.3%減)となりました。
⑤ メンテナンス事業 当社グループにて企画・設計・施工を行ったメガソーラー発電所を中心に、安定した売電収入を得られることを目的として施設の継続的なメンテナンスを行い、太陽光発電所のオーナー様へ安全・安心・感動を提供し、受注実績を積み上げてまいりました。
契約総容量は前期末1,281.6MWより当期末1,417.5MWと、着実に増加しております。
当社グループの施工件数の増加に伴い、契約件数の一層の拡大が期待できます。
 以上の結果、売上高は1,952百万円(前期比1.5%減)、営業利益622百万円(前期比1.8%減)となりました。
⑥ その他 その他の売上高は1百万円(前期比25.0%減)、営業利益1百万円(前期比25.0%減)となりました。

(2) 生産、受注及び販売の実績生産実績、受注実績及び販売実績は、次のとおりであります。
① 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前年同期比(%)再生可能エネルギー事業33,03382.2蓄電所事業5,711-省エネルギー事業90559.6電力事業6,161118.5メンテナンス事業1,55196.0その他193.3合計46,54999.0
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
② 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)再生可能エネルギー事業32,79777.32,59746.6蓄電所事業5,711---省エネルギー事業79139.7--電力事業6,161118.5--メンテナンス事業1,95298.5--その他175.0--合計46,70394.12,59746.3
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
③ 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)再生可能エネルギー事業32,66877.9蓄電所事業5,711-省エネルギー事業1,15671.3電力事業6,161118.5メンテナンス事業1,55196.0その他175.0合計47,25093.8
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
   2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)SMFLみらいパートナーズ株式会社11,28022.48,34717.7合同会社第一トラスト太陽光発電--7,81816.5JERAソーラーマネジメント合同会社11,99323.8-- 3 当連結会計年度のJERAソーラーマネジメント合同会社については、当該割合が100分の10未満のため、記載  を省略しています。
  前連結会計年度の合同会社第一トラスト太陽光発電については、当該割合が100分の10未満のため、記載を  省略しております。
(3) 財政状態 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末比22,649百万円増加し148,546百万円となりました。
また、負債につきましては、前連結会計年度末比19,511百万円増加し112,008百万円、純資産につきましては、前連結会計年度末比3,138百万円増加し36,537百万円となりました。
主な内容は以下のとおりであります。
 資産の増加の主な要因は、現金預金が7,888百万円、完成工事未収入金が3,897百万円、未成工事支出金が3,226百万円、機械装置が4,991百万円及びのれんが4,390百万円それぞれ増加したことによるものであります。
 負債の増加の主な要因は、借入金が18,906百万円及び買掛金が1,725百万円それぞれ増加した一方、未払法人税等が1,819百万円減少したことによるものであります。
 純資産の増加は、親会社株主に帰属する当期純利益を5,357百万円計上した一方、剰余金の配当により2,577百万円減少したことによるものであります。
(4) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)は、前連結会計年度末に比べ7,888百万円増加し、35,707百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金の増加は、3,263百万円(前期は495百万円の増加)となりました。
主な要因は、税金等調整前当期純利益7,767百万円及び減価償却費2,576百万円の計上、未収入金の減少916百万円、売上債権の増加3,561百万円、法人税等の支払額4,124百万円並びに過年度法人税等の支払額173百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金の減少は、5,459百万円(前期は10,420百万円の減少)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出3,056百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式等の取得による支出1,942百万円及び施設利用権の取得による支出550百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金の増加は、10,064百万円(前期は8,563百万円の減少)となりました。
主な要因は、長期借入れによる収入32,856百万円、長期借入金の返済による支出20,452百万円及び配当金の支払額2,576百万円によるものであります。
(5) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(経営成績等)当社グループの当連結会計年度における経営成績等の分析については「(1) 経営成績、
(2) 生産、受注及び販売の実績、(3) 財政状態」に記載のとおりであります。
(当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因)「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(経営戦略の現状と見通し)「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(キャッシュ・フローの状況の分析・検討)当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については「(4) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資本の財源及び資金の流動性)当社グループの資金の源泉は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「金融機関からの借入」であり、十分な手元流動性を確保しております。
資金需要の主なものは、「工事原価の支払」、「販売用物件の仕入」、「販売用資材の仕入」、「販売費及び一般管理費等の営業費用の支払」、「金融機関への借入返済」及び「法人税等の支払」であります。
これらの資金需要に対応しつつ、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的な確保に努めております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りは、過去の実績や現状等を勘案し合理的な基準に基づいて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。
 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りの詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
記載すべき重要な研究開発活動はありません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資の総額は3,651百万円であり、セグメント別の設備投資について示すと、次のとおりであります。
(1) 再生可能エネルギー事業主に当社グループが保有する太陽光発電設備、発電用地であります。

(2) 蓄電所事業当連結会計年度の重要な設備投資はありません。
(3) 省エネルギー事業当連結会計年度の重要な設備投資はありません。
(4) 電力事業主に当社グループが保有する太陽光発電設備であります。
(5) メンテナンス事業当連結会計年度の重要な設備投資はありません。
(6) その他当連結会計年度の重要な設備投資はありません。
(7) 全社共通主にシステム構築によるものであります。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社2025年8月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具リース資産工具、器具及び備品その他合計本社(広島市西区)全事業統括業務設備4-191411715520〔-〕東京支店(東京都千代田区)全事業統括業務設備49-04-5311〔-〕首都圏本部(東京都中央区)全事業統括業務設備36--6-421〔-〕
(注) 1 現在休止中の設備はありません。
2 従業員数欄の〔外書〕は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
3 帳簿価額のうち「その他」は、ソフトウエア及びソフトウエア仮勘定の合計であります。

(2) 国内子会社2025年8月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)工具、器具及び備品合計株式会社ウエストエネルギーソリューション本社(広島市西区)再生可能エネルギー事業その他の事業統括業務設備2873695(1,464)271,01351〔-〕株式会社ウエストエネルギーソリューション太陽光発電所(岡山県真庭市他)電力事業太陽光発電設備39611,44810,914(6,300,020) 222,761-〔-〕株式会社メガソーラー10号太陽光発電所(広島県安芸高田市)電力事業太陽光発電設備-1,160--1,160-〔-〕ながとろ太陽光発電合同会社太陽光発電所(埼玉県秩父郡)電力事業太陽光発電設備-2,787--2,787-〔-〕
(注) 1 現在休止中の設備はありません。
2 従業員数欄の〔外書〕は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等特記すべき事項はありません。
 
(2) 重要な設備の除却等経常的な設備の更新のための除却を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。
設備投資額、設備投資等の概要3,651,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況45
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況11
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,459,675

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式とし、良好な取引関係の維持発展など政策的な目的により保有する株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)として区分しております。
② 株式会社ウエストエネルギーソリューションにおける株式の保有状況当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である株式会社ウエストエネルギーソリューションについては以下のとおりであります。
a.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、企業価値を向上させるための中長期的な視点に立ち、事業戦略上の必要性や取引関係の強化によって得られる当社グループの利益と投資額等を総合的に勘案した上で、必要と認められる株式については健全性等に留意して保有しておりますが、保有の意義が必ずしも十分でないと判断される銘柄については縮減を図ってまいります。
個別銘柄の保有の適否に関しては、必要に応じて当該投資先の財政・事業運営状況、当社の置かれている事業環境、当社との関係性及び今後の当該投資先の事業展開に関する見込み等を踏まえて検討しております。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式4325 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式10営業取引関係の維持・強化 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社山口フィナンシャルグループ105,000105,000取引金融機関との金融取引を中心とした関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して保有している。
無186176株式会社ひろぎんホールディングス50,00050,000取引金融機関との金融取引を中心とした関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して保有している。
無7057株式会社山陰合同銀行50,00050,000取引金融機関との金融取引を中心とした関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して保有している。
無6765株式会社ブルボン188-営業取引関係の維持・強化のために本銘柄を保有し、取引先持株会を通じ取得している。
無0- (注)定量的な保有効果は記載が困難であるため記載しておりません。
保有の合理性は、所管部署において「イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載の方法により検証しております。
b.保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式2828非上場株式以外の株式---- 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式--- ③ 提出会社における株式の保有状況提出会社については、以下のとおりであります。
a.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、企業価値を向上させるための中長期的な視点に立ち、事業戦略上の必要性や取引関係の強化によって得られる当社グループの利益と投資額等を総合的に勘案した上で、必要と認められる株式については健全性等に留意して保有しておりますが、保有の意義が必ずしも十分でないと判断される銘柄については縮減を図ってまいります。
個別銘柄の保有の適否に関しては、必要に応じて当該投資先の財政・事業運営状況、当社の置かれている事業環境、当社との関係性及び今後の当該投資先の事業展開に関する見込み等を踏まえて検討しております。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式5890非上場株式以外の株式3172 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社群馬銀行50,00050,000取引金融機関との金融取引を中心とした関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して保有している。
無7748株式会社京葉銀行20,00020,000取引金融機関との金融取引を中心とした関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して保有している。
無2415Green Bee株式会社70,00070,000再生可能エネルギー分野のGXサービス及びDXシステムの共同開発のために、資本業務提携関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して、保有している。
無7043 (注)定量的な保有効果は記載が困難であるため記載しておりません。
保有の合理性は、所管部署において「イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載の方法により検証しております。
b.保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式6286134非上場株式以外の株式1212 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式0-△106非上場株式以外の株式--△0
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社5
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社890,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社3
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社172,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社70,000
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社70,000,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社2,000,000
評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社0
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社Green Bee株式会社
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社再生可能エネルギー分野のGXサービス及びDXシステムの共同開発のために、資本業務提携関係を維持・強化することが、中長期的な企業価値向上に資すると判断して、保有している。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
  2025年8月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
吉川 隆広島県広島市中区17,36343.78
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号2,9347.40
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8番12号1,2873.25
株式会社JERA東京都中央区日本橋2丁目5番1号9352.36
J.P. MORGAN SE - LUXEMBOURG BRANCH 384524(常任代理人 株式会社みずほ銀行)6 ROUTE DE TREVES L-2633 SENNINGERBERG LUXEMBOURG(東京都港区港南2丁目15番1号)7411.87
CEPLUX-ERSTE GROUP BANK AG (UCITS CLIENTS)(常任代理人 シティバンク)31, Z.A. BOURMICHT, L-8070, BERTRANGE, LUXEMBOURG(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)6461.63
大阪瓦斯株式会社大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号5691.43
J.P. MORGAN SE - LUXEMBOURG BRANCH 384523(常任代理人 株式会社みずほ銀行) 6 ROUTE DE TREVES L-2633 SENNINGERBERG LUXEMBOURG(東京都港区港南2丁目15番1号) 5441.37
MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)25 CABOT SQUARE, CANARY WHARF, LONDON E14 4QA, U.K.(東京都千代田区大手町1丁目9番7号)4981.26
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)1 ANGEL LANE, LONDON, EC4R 3AB, UNITED KINGDOM (東京都中央区日本橋1丁目13番1号)4751.20
計―25,99665.54
(注)上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)   2,934千株
株式会社日本カストディ銀行(信託口)     1,287千株
株主数-金融機関15
株主数-金融商品取引業者27
株主数-外国法人等-個人90
株主数-外国法人等-個人以外170
株主数-個人その他9,365
株主数-その他の法人81
株主数-計9,748
氏名又は名称、大株主の状況NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分株式数(株)価額の総額(百万円)当事業年度における取得自己株式4050当期間における取得自己株式300
(注) 当期間における取得自己株式には、2025年11月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含まれておりません。

Shareholders2

自己株式の取得0
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー0
発行済株式及び自己株式に関する注記 1.発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)  普通株式46,027,488--46,027,488合  計46,027,488--46,027,488 (変動事由の概要) 該当事項はありません。
2.自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首株式数(株)当連結会計年度増加株式数(株)当連結会計年度減少株式数(株)当連結会計年度末株式数(株)  普通株式6,367,813405-6,368,218合  計6,367,813405-6,368,218 (変動事由の概要) 自己株式の増加数の内訳は、次のとおりであります。
 単元未満株式の買取りによる増加405株

Audit

監査法人1、連結太陽有限責任監査法人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2025年11月25日株式会社ウエストホールディングス取締役会 御中太陽有限責任監査法人 中国・四国事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士秋  田  秀  樹 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士沖        聡 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ウエストホールディングスの2024年9月1日から2025年8月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ウエストホールディングス及び連結子会社の2025年8月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
太陽光発電システムの販売取引に係る売上高の発生及び期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、主に太陽光発電システムの販売取引に係る再生可能エネルギー事業を営んでおり、当該事業の売上高は、連結売上高の69%を占めている。
連結財務諸表【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、太陽光発電システムの販売取引に係る顧客との契約形態は、主として工事請負契約(産業用太陽光発電)と売買契約(メガソーラー及び非FIT発電所並びに蓄電所)である。
当連結会計年度における工事請負契約は、工期がごく短い取引が大半であり、当該工事請負契約については完全に履行義務を充足した時点、すなわち当該物件を顧客に引き渡した時点で収益を認識している。
また、売買契約の履行義務は、太陽光発電システム又は蓄電所の引渡しであり、当該物件を顧客に引き渡した時点で収益を認識している。
以上のような実態に対応して、太陽光発電システムの販売取引については、大半の産業用太陽光発電、メガソーラー、非FIT発電所、蓄電所のいずれにおいても、会社は、顧客から受領した引渡証明書に基づいて売上高を計上している。
その際には、顧客に引き渡す前に品質検査を実施し、品質検査の合格を顧客への引渡しの要件としている。
また、引渡証明書及び品質検査の記録を確かめたうえで売上高の計上を承認している。
太陽光発電システムの販売取引に係る売上高は金額的重要性が高く、また、特に非FIT発電所(WEST FIT)に係る売上高は、第4四半期連結会計期間に集中する傾向があることから、売上高の期間帰属の適切性は重要である。
さらに、メガソーラーの売上高に虚偽表示が生じた場合、個々の工事の金額的重要性が高く、連結財務諸表全体に重要な影響を及ぼす可能性がある。
以上から、当監査法人は、太陽光発電システムの販売取引に係る売上高の発生及び期間帰属の適切性を監査上の主要な検討事項と判断した。
当監査法人は、太陽光発電システムの販売取引に係る売上高の発生及び期間帰属の適切性を検証するために、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価・ 太陽光発電システムの販売プロセスに係る内部統制   について整備状況及び運用状況の評価を実施した。
(2)売上高の発生の検討・ メガソーラーの発電所に係る売上取引について現場   視察を行った。
また、顧客との契約書と会計記録を   照合した。
・ 産業用発電所及び非FIT発電所(WEST FIT)並びに   蓄電所に係る年間の売上取引を母集団としてサンプ   ルを抽出し、顧客との契約書と会計記録を照合し   た。
・ 顧客との契約書を閲覧し、返品等の付帯的な条項や   損失補填条項の有無を確かめた。
・ 当連結会計年度末日を基準日として、完成工事未収   入金についてサンプルを抽出し、残高確認を実施し   た。
(3)売上高の期間帰属の適切性の検討・ 産業用発電所及び非FIT発電所(WEST FIT)並びに   蓄電所に係る引渡日が連結会計年度末日付近の工事   についてサンプルを抽出し、引渡証明書及び品質検   査の記録を確かめた。
・ 売上計上した案件について、当連結会計年度末日後   の追加原価の発生状況及び内容を把握した。
・ 当連結会計年度末日を基準日として、完成工事未収   入金についてサンプルを抽出し、残高確認を実施し   た。
連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、2024年8月期の決算短信発表後の会計監査の過程で、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報に関する決算短信の数値に複数の誤りがあることが判明し、前連結会計年度の内部統制報告書において、決算・財務報告プロセスに係る内部統制について、開示すべき重要な不備を認識している。
当該重要な不備が発生した原因は、前期末決算より導入した新たな連結会計システムにおける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の生成プロセスに関する理解が十分でなかったことから、必要な統制の設置がされず、決算数値の確認手続が十分に実施されなかったことにより、これらの誤りを社内の決算・財務報告プロセスにおいて発見できなかったことにある。
当連結会計年度において、会社は、内部統制の重要な不備に対する是正措置を講じている。
具体的には、公認会計士資格を有する人員を新たに採用し、各決算・財務報告プロセスに関与する人員の配置を全体的に見直すことで、管理体制を強化している。
また、前期末決算より導入した新たな連結会計システムにおける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の生成プロセスを十分に理解し、新たな手順書を整備するとともに、手順書に基づき作成した結果に対して、事後検証や整合性確認等の内部統制を整備及び運用している。
当連結会計年度の監査においては、上記の内部統制の重要な不備が是正されない場合、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報に関する重要な虚偽表示が発生する可能性が高く、不備の是正措置が適切に講じられていることを確かめる重要性は高い。
そのため、当監査法人は、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況の評価を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況を評価するために、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価・ 前期末決算より導入した新たな連結会計システムに   おける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメン   ト情報の生成プロセスを十分理解していることを確   かめるため、担当取締役へ質問するとともに、連結   会計システム導入支援会社の担当者等による経理部   向けの連結キャッシュ・フロー計算書やセグメント   情報作成支援ミーティングの議事録や説明資料を閲   覧した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報   の作成に係る業務分担表や手順書等を閲覧し、適切   な管理体制が整備されているかどうかを検証した。
・ 手順書に基づき作成した結果に対して、事後検証や   整合性確認等が適切に運用されていることを確かめ   るため、チェックリスト等の関連資料を閲覧した。
(2)内部統制の有効性の結果として、当連結会計年度 の連結財務諸表が適正に開示されていることを確かめる ために、以下の監査手続を実施した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報   について、前期比較分析や各種整合性確認を実施   し、数値誤りの可能性を示唆する分析結果がないか   検討した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書の基礎となる連結キ   ャッシュ・フロー精算表について、基礎データとな   る関連資料の検証及び照合を実施し、正確性を検討   した。
・ セグメント情報等の注記の基礎となる部門損益等に   ついて、基礎データとなる関連資料の検証及び照合   を実施し、正確性を検討した。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を 立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な 監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価 の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び 関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結 論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事 項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表 に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠 に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているか どうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる 取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入 手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲 に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社ウエストホールディングスの2025年8月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
 当監査法人は、株式会社ウエストホールディングスが2025年8月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施す る。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び 適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部 統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内 部統制の監査を計画し実施する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任があ る。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上 ※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書   提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
太陽光発電システムの販売取引に係る売上高の発生及び期間帰属の適切性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、主に太陽光発電システムの販売取引に係る再生可能エネルギー事業を営んでおり、当該事業の売上高は、連結売上高の69%を占めている。
連結財務諸表【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準に記載のとおり、太陽光発電システムの販売取引に係る顧客との契約形態は、主として工事請負契約(産業用太陽光発電)と売買契約(メガソーラー及び非FIT発電所並びに蓄電所)である。
当連結会計年度における工事請負契約は、工期がごく短い取引が大半であり、当該工事請負契約については完全に履行義務を充足した時点、すなわち当該物件を顧客に引き渡した時点で収益を認識している。
また、売買契約の履行義務は、太陽光発電システム又は蓄電所の引渡しであり、当該物件を顧客に引き渡した時点で収益を認識している。
以上のような実態に対応して、太陽光発電システムの販売取引については、大半の産業用太陽光発電、メガソーラー、非FIT発電所、蓄電所のいずれにおいても、会社は、顧客から受領した引渡証明書に基づいて売上高を計上している。
その際には、顧客に引き渡す前に品質検査を実施し、品質検査の合格を顧客への引渡しの要件としている。
また、引渡証明書及び品質検査の記録を確かめたうえで売上高の計上を承認している。
太陽光発電システムの販売取引に係る売上高は金額的重要性が高く、また、特に非FIT発電所(WEST FIT)に係る売上高は、第4四半期連結会計期間に集中する傾向があることから、売上高の期間帰属の適切性は重要である。
さらに、メガソーラーの売上高に虚偽表示が生じた場合、個々の工事の金額的重要性が高く、連結財務諸表全体に重要な影響を及ぼす可能性がある。
以上から、当監査法人は、太陽光発電システムの販売取引に係る売上高の発生及び期間帰属の適切性を監査上の主要な検討事項と判断した。
当監査法人は、太陽光発電システムの販売取引に係る売上高の発生及び期間帰属の適切性を検証するために、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価・ 太陽光発電システムの販売プロセスに係る内部統制   について整備状況及び運用状況の評価を実施した。
(2)売上高の発生の検討・ メガソーラーの発電所に係る売上取引について現場   視察を行った。
また、顧客との契約書と会計記録を   照合した。
・ 産業用発電所及び非FIT発電所(WEST FIT)並びに   蓄電所に係る年間の売上取引を母集団としてサンプ   ルを抽出し、顧客との契約書と会計記録を照合し   た。
・ 顧客との契約書を閲覧し、返品等の付帯的な条項や   損失補填条項の有無を確かめた。
・ 当連結会計年度末日を基準日として、完成工事未収   入金についてサンプルを抽出し、残高確認を実施し   た。
(3)売上高の期間帰属の適切性の検討・ 産業用発電所及び非FIT発電所(WEST FIT)並びに   蓄電所に係る引渡日が連結会計年度末日付近の工事   についてサンプルを抽出し、引渡証明書及び品質検   査の記録を確かめた。
・ 売上計上した案件について、当連結会計年度末日後   の追加原価の発生状況及び内容を把握した。
・ 当連結会計年度末日を基準日として、完成工事未収   入金についてサンプルを抽出し、残高確認を実施し   た。
連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況の評価監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応会社は、2024年8月期の決算短信発表後の会計監査の過程で、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報に関する決算短信の数値に複数の誤りがあることが判明し、前連結会計年度の内部統制報告書において、決算・財務報告プロセスに係る内部統制について、開示すべき重要な不備を認識している。
当該重要な不備が発生した原因は、前期末決算より導入した新たな連結会計システムにおける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の生成プロセスに関する理解が十分でなかったことから、必要な統制の設置がされず、決算数値の確認手続が十分に実施されなかったことにより、これらの誤りを社内の決算・財務報告プロセスにおいて発見できなかったことにある。
当連結会計年度において、会社は、内部統制の重要な不備に対する是正措置を講じている。
具体的には、公認会計士資格を有する人員を新たに採用し、各決算・財務報告プロセスに関与する人員の配置を全体的に見直すことで、管理体制を強化している。
また、前期末決算より導入した新たな連結会計システムにおける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の生成プロセスを十分に理解し、新たな手順書を整備するとともに、手順書に基づき作成した結果に対して、事後検証や整合性確認等の内部統制を整備及び運用している。
当連結会計年度の監査においては、上記の内部統制の重要な不備が是正されない場合、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報に関する重要な虚偽表示が発生する可能性が高く、不備の是正措置が適切に講じられていることを確かめる重要性は高い。
そのため、当監査法人は、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況の評価を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
当監査法人は、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況を評価するために、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価・ 前期末決算より導入した新たな連結会計システムに   おける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメン   ト情報の生成プロセスを十分理解していることを確   かめるため、担当取締役へ質問するとともに、連結   会計システム導入支援会社の担当者等による経理部   向けの連結キャッシュ・フロー計算書やセグメント   情報作成支援ミーティングの議事録や説明資料を閲   覧した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報   の作成に係る業務分担表や手順書等を閲覧し、適切   な管理体制が整備されているかどうかを検証した。
・ 手順書に基づき作成した結果に対して、事後検証や   整合性確認等が適切に運用されていることを確かめ   るため、チェックリスト等の関連資料を閲覧した。
(2)内部統制の有効性の結果として、当連結会計年度 の連結財務諸表が適正に開示されていることを確かめる ために、以下の監査手続を実施した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報   について、前期比較分析や各種整合性確認を実施   し、数値誤りの可能性を示唆する分析結果がないか   検討した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書の基礎となる連結キ   ャッシュ・フロー精算表について、基礎データとな   る関連資料の検証及び照合を実施し、正確性を検討   した。
・ セグメント情報等の注記の基礎となる部門損益等に   ついて、基礎データとなる関連資料の検証及び照合   を実施し、正確性を検討した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況の評価
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 会社は、2024年8月期の決算短信発表後の会計監査の過程で、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報に関する決算短信の数値に複数の誤りがあることが判明し、前連結会計年度の内部統制報告書において、決算・財務報告プロセスに係る内部統制について、開示すべき重要な不備を認識している。
当該重要な不備が発生した原因は、前期末決算より導入した新たな連結会計システムにおける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の生成プロセスに関する理解が十分でなかったことから、必要な統制の設置がされず、決算数値の確認手続が十分に実施されなかったことにより、これらの誤りを社内の決算・財務報告プロセスにおいて発見できなかったことにある。
当連結会計年度において、会社は、内部統制の重要な不備に対する是正措置を講じている。
具体的には、公認会計士資格を有する人員を新たに採用し、各決算・財務報告プロセスに関与する人員の配置を全体的に見直すことで、管理体制を強化している。
また、前期末決算より導入した新たな連結会計システムにおける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の生成プロセスを十分に理解し、新たな手順書を整備するとともに、手順書に基づき作成した結果に対して、事後検証や整合性確認等の内部統制を整備及び運用している。
当連結会計年度の監査においては、上記の内部統制の重要な不備が是正されない場合、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報に関する重要な虚偽表示が発生する可能性が高く、不備の是正措置が適切に講じられていることを確かめる重要性は高い。
そのため、当監査法人は、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況の評価を監査上の主要な検討事項に該当するものと判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 当監査法人は、連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報の作成に関する内部統制の重要な不備の是正状況を評価するために、主として以下の監査手続を実施した。
(1)内部統制の評価・ 前期末決算より導入した新たな連結会計システムに   おける連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメン   ト情報の生成プロセスを十分理解していることを確   かめるため、担当取締役へ質問するとともに、連結   会計システム導入支援会社の担当者等による経理部   向けの連結キャッシュ・フロー計算書やセグメント   情報作成支援ミーティングの議事録や説明資料を閲   覧した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報   の作成に係る業務分担表や手順書等を閲覧し、適切   な管理体制が整備されているかどうかを検証した。
・ 手順書に基づき作成した結果に対して、事後検証や   整合性確認等が適切に運用されていることを確かめ   るため、チェックリスト等の関連資料を閲覧した。
(2)内部統制の有効性の結果として、当連結会計年度 の連結財務諸表が適正に開示されていることを確かめる ために、以下の監査手続を実施した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書及びセグメント情報   について、前期比較分析や各種整合性確認を実施   し、数値誤りの可能性を示唆する分析結果がないか   検討した。
・ 連結キャッシュ・フロー計算書の基礎となる連結キ   ャッシュ・フロー精算表について、基礎データとな   る関連資料の検証及び照合を実施し、正確性を検討   した。
・ セグメント情報等の注記の基礎となる部門損益等に   ついて、基礎データとなる関連資料の検証及び照合   を実施し、正確性を検討した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別太陽有限責任監査法人
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書 2025年11月25日株式会社ウエストホールディングス取締役会 御中太陽有限責任監査法人 中国・四国事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士秋  田  秀  樹 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士沖        聡 <財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社ウエストホールディングスの2024年9月1日から2025年8月31日までの第20期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社ウエストホールディングスの2025年8月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続  を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適  切な監査証拠を入手する。
・ 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の  実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及  び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づ  き、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか  結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事  項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対し  て除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基  づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかど  うかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会  計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報> 報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上 ※1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
当監査法人は、監査報告書において報告すべき監査上の主要な検討事項はないと判断している。
その他の記載内容、個別 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。