臨時報告書

タイトル内容
提出書類、表紙臨時報告書
会社名、表紙ファーストブラザーズ株式会社
EDINETコード、DEIE05607
証券コード、DEI3454
提出者名(日本語表記)、DEIファーストブラザーズ株式会社
提出理由 当社および当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象 1.当該事象の発生年月日 2025年11月11日(取締役会決議日) 2.当該事象の内容 当社は、2021年12月1日に株式会社応実堂(以下「応実堂」)の株式を取得し、2022年11月期より同社を連結子会社としております。
応実堂は株式会社長野ホテル犀北館(以下「犀北館」)の株式を保有しており、犀北館は当社の連結孫会社にあたります。
 犀北館は、長野市において長年にわたり地域に親しまれてきた、歴史あるフルサービス型ホテルであり、宿泊、宴会、婚礼など多様なサービスを提供しております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に宴会・婚礼需要が大きく落ち込むなど、業績面で厳しい状況が続いておりましたが、当社グループの運営ノウハウも活用した経営改善の結果、業績は順調に回復しております。
 一方、取得時の事業計画においては、施設全体の競争力強化と収益性向上を目的として、大規模なリニューアル工事を実施することを前提としておりました。
しかしながら、近年の物価上昇に伴う建築工事費の高騰を受け、当初想定していたリニューアル内容及び投資スケジュールの見直しが必要となりました。
 大規模リニューアルについては引き続き実施する方針であるものの、見直しにより工事完了時期が当初想定より遅れる見通しとなり、取得時に想定していた期間での投資回収が困難となったことから、将来のキャッシュ・フローを再評価し、保守的な観点から減損処理を行うことといたしました。
3.当該事象の損益に与える影響 当該事象の発生により、2025年11月期の第4四半期において、下記のとおり関係会社株式評価損及び減損損失を計上いたします。
(1)個別決算 関係会社株式評価損として877百万円を特別損失に計上いたします。
 なお、当該関係会社株式評価損は、連結財務諸表上は相殺消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
(2)連結決算 のれんの減損損失として521百万円、固定資産の減損損失として802百万円を特別損失に計上いたします。