臨時報告書

タイトル内容
提出書類、表紙臨時報告書
会社名、表紙株式会社アイビス
EDINETコード、DEIE38440
証券コード、DEI9343
提出者名(日本語表記)、DEI株式会社アイビス
提出理由 当社は、2025年10月30日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社ゼロイチスタートの全ての株式を取得し、完全子会社化することについて決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
子会社取得の決定 (1) 取得対象子会社の概要①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容商号株式会社ゼロイチスタート本店の所在地東京都中央区日本橋堀留町二丁目7-1人形町デュープレックス1102代表者の氏名代表取締役 諸藤 哲耀資本金の額2,000千円純資産の額29,326千円総資産の額108,297千円事業の内容ノーコード・ローコードシステム開発事業 ②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益決算期2023年7月期2024年7月期2025年7月期売上高34,871千円60,767千円148,695千円営業利益7,320千円6,677千円13,884千円経常利益7,408千円7,198千円23,697千円当期純利益6,655千円7,742千円17,347千円 ③提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係資本関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。
人的関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。
取引関係当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。
(2) 取得対象子会社に関する子会社取得の目的当社は、2023年3月23日の東証グロース市場上場以降、既存ビジネスであるモバイル事業及びソリューション事業の更なる拡大に尽力いたしておりますが、より持続的な成長基盤を確立するため、2024年4月よりM&Aの調査を開始いたしました。
こうした中、ノーコード・ローコード開発事業を展開する会社ゼロイチスタートが保有する、①事業コンサルティングの見識、②開発生産性が極めて高いノーコードツールの運用知見、③最新且つ膨大なSEOノウハウ、以上3点の強みが、当社のソリューション事業との高いシナジー効果が期待でき、当社グループの企業価値が更に高められると判断し、この度、同社の全ての株式を譲り受けることとなりました。
株式会社ゼロイチスタートは、ノーコードツール「Bubble」を活用した新規事業のプロダクト開発を主力事業とする企業です。
同社は、代表取締役である諸藤哲耀氏が京都大学工学部を卒業後、5年間にわたる株式会社リクルートでの既存事業・新規事業のエンジニア兼マーケティング企画の経験を活かして創業した企業となります。
法人向け顧客に対して、医療アプリ、営業支援アプリ、不動産管理システム、プラットフォームサービスなど多様なシステムの開発を行っているほか、事業の企画や検証計画の立案から伴走し、顧客の新規事業の成功をワンストップで支援しております。
しかしながら、同社は、SEOでの多数の法人リード客を獲得できるインバウンド力及びコンサルティング踏まえた提案力はあるものの、大規模な開発プロジェクトを遂行するためのITエンジニア数が圧倒的に不足していることが同社の成長戦略上の大きな課題でありました。
そのため、当社は、ソリューション事業が持つ創業来培ったモバイルアプリ、Webシステム開発での技術力及び採用力の2つの強みに、同社の前述の①~③の強みを有機的に融合させることにより、高い相乗効果、中でも営業力のパワーアップが大きく期待できると判断いたしました。
当社は、株式会社ゼロイチスタートを連結子会社化することにより、当社のソリューション事業の主サービスを、2026年以降、IT技術者派遣から、ITコンサル・受託開発などのシステムインテグレーションへ本格的にシフトすることにより、モバイル事業だけでなくソリューション事業でも売上生産性を高め、アイビスとしての企業価値を向上させてまいります。
(3) 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額株式会社ゼロイチスタートの普通株式350百万円アドバイザリー費用等(概算額)35百万円合計(概算額)385百万円 以上