臨時報告書

タイトル内容
提出書類、表紙臨時報告書
会社名、表紙ソフトバンクグループ株式会社
EDINETコード、DEIE02778
証券コード、DEI9984
提出者名(日本語表記)、DEIソフトバンクグループ株式会社
提出理由 1【提出理由】当社は、エレクトリフィケーション(※1)とオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであるABB Ltd(以下「ABB」)のロボティクス事業を総額53.75億米ドル(約8,187億円(※2))で買収すること(以下「本買収」)について、2025年10月8日(中央ヨーロッパ時間)付でABBと最終的な契約を締結しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項、企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
なお、本買収は当社の取締役会で承認されていますが、EU、中国及び米国を含む必要な規制当局の承認、その他の一般的なクロージング要件の充足を条件としています。
当社は、本買収が2026年半ばから後半に完了するものと見込んでいます。
(※1)輸送・産業・建物などにおける動力源や熱源・光源を化石燃料料から、電気に置き換えることの総称(※2)1米ドル=152.31円で換算
子会社取得の決定 2【報告内容】(1)本買収の方法ABBは、同社のロボティクス事業をカーブアウトし、持株会社を新設します。
当社は、子会社を通じて同持株会社の全株式をABBから総額53.75億米ドルで取得する予定です。
本買収の結果、同持株会社は当社の子会社となります。
(2)取得対象子会社の概要① 商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容商号    :未定本店の所在地:スイス連邦 チューリッヒ代表者の氏名:Marc Segura(現President of ABB Robotics Division)資本金   :未定純資産   :未定総資産   :未定事業の内容 :産業用ロボットの開発・製造・販売② 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益今後設立予定であるため、記載すべき事項はない。
③ 当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係資本関係該当事項はありません。
人的関係該当事項はありません。
取引関係該当事項はありません。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の目的パソコン、インターネット、ブロードバンド、スマートフォンと変遷してきた「情報革命」の中心がAIとなった現在、当社は人類の進化に資するASI(人工超知能)の実現を使命に掲げています。
その実現に不可欠な①AIチップ、②AIロボット、③AIデータセンター、④電力の4分野において積極的な投資と事業展開を進めるとともに、生成AI分野をリードする企業への投資も行っています。
本買収は、こうした戦略の一環として、当社のAIロボット事業を飛躍的に強化するものです。
ABBのロボティクス事業は、高い信頼性と卓越した性能によって世界的に評価されるブランドであり、強固な販売チャネルと幅広い顧客基盤を有しています。
当社はAIをはじめとする先端分野への投資を通じて、同ロボティクス事業の成長を再び加速できる独自の強みを有する立場にあります。
本買収後、そのロボティクスプラットフォーム、専門的な知見及び各地におけるプレゼンスは、当社の既存のロボティクス関連投資――ソフトバンクロボティクスグループ株式会社、Berkshire Grey, Inc.、AutoStore Holdings Ltd.、Agile Robots SE、Skild AI, Inc.など――の技術基盤によって補完され、AIロボティクス分野における革新を加速させるとともに、ASIの実現に向けた進化と成長を力強く推進していきます。
(4)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額取得価額:53.75億米ドル(約8,187億円(※3))(※4)取得関連費用:未定(※5)(※3)1米ドル=152.31円で換算(※4)取得価額は、本買収の完了日現在の正味運転資本や純有利子負債等を考慮して、一般的な調整が行われる予定です。
(※5)取得関連費用(概算)については、判明次第速やかにお知らせします。
以 上