臨時報告書

タイトル内容
提出書類、表紙臨時報告書
会社名、表紙株式会社STG
EDINETコード、DEIE36844
証券コード、DEI5858
提出者名(日本語表記)、DEI株式会社STG
提出理由 当社は、2025年9月25日開催の取締役会において、E-Cast Industries Sdn. Bhd.(以下「E-Cast社」)の全株式を取得(子会社化)することを決議いたしました。
本株式取得は、特定子会社の異動を伴う子会社取得に該当するため、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号及び第8号の2の規程に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
子会社取得の決定 1.子会社の取得(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2に基づく報告内容)(1)本件株式取得対象会社に関する事項①名称E-Cast Industries Sdn. Bhd.②所在地Plot 3, Lorong Industri 2, Taman Industri Bukit Panchor, 14300 Nibong Tebal Penang Malaysia③代表者の役職・氏名Goh Kheng Theam(General Manager)④事業内容アルミニウムのダイカスト部品製造・販売⑤資本金63百万円(1,800千リンギット)⑥設立年月日1990年10月8日⑦大株主及び持株比率株式は3名の個人株主が100%所有。
⑧上場会社と当該会社との間の関係 資本関係該当事項はありません。
人的関係該当事項はありません。
取引関係該当事項はありません。
関連当事者への該当状況該当事項はありません。
⑨当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 決算期2022年12月期2023年12月期2024年12月期 純資産693百万円(19,801千リンギット)794百万円(22,712千リンギット)802百万円(22,919千リンギット) 総資産1,053百万円(30,107千リンギット)1,141百万円(32,628千リンギット)1,212百万円(34,648千リンギット) 売上高1,110百万円(31,732千リンギット)1,062百万円(30,353千リンギット)1,485百万円(42,443千リンギット) 営業利益142百万円(4,081千リンギット)123百万円(3,539千リンギット)362百万円(10,357千リンギット) 税金等調整前純利益149百万円(4,273千リンギット)124百万円(3,563千リンギット)369百万円(10,544千リンギット) 当期純利益123百万円(3,530千リンギット)101百万円(2,911千リンギット)287百万円(8,206千リンギット) ※マレーシアの現地会計基準MPERSに基づき作成された数値となります。
※為替レートは1マレーシアリンギット=35円にて換算しております。
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的当社は、現在進行中の中期経営計画「Challenge 100」(2026年3月期~2028年3月期)の方針に基づき、事業の成長スピードを一層加速させるため、積極的な設備投資やM&Aを重要施策の一つとして位置付けております。
今回の株式取得は、その一環として実施するものであり、中長期的な成長基盤の確立に資すると判断しております。
当社グループは、既にマレーシアに生産拠点を有しており、マレーシアにおけるアルミダイカスト事業の潜在的な成長力は高いと認識しております。
マレーシア市場は、近年のグローバルなサプライチェーン再編のなかで重要性が一段と高まっており、中国からASEAN諸国への生産移管の進展や、電動化に伴う自動車部品需要の増加、半導体や電子機器分野での精密部品需要の拡大などにより、今後も持続的な成長が見込まれております。
今回株式を取得するE-Cast社は、マレーシア北部のペナン州に拠点を置き、大手グローバルメーカーを主要顧客とするアルミニウムダイカストメーカーであります。
自動車部品や電9気電子機械部品など幅広い製品に対応可能な技術力を有しており、高い品質水準を保っております。
2024年12月期の売上高営業利益率は24.4%であり、当社グループを上回る水準にあります。
また、同社はダイカスト部門の生産余力が50%程度あり、今後さらなる増収増益を目指す素地があると考えております。
当社の連結子会社STX PRECISION (JB) SDN. BHD.(マレーシア南部のジョホール州)との連携により、グループ全体での柔軟な生産体制を構築し、生産能力の相互補完によって稼働率の最適化を実現することができると考えております。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額E-Cast社の普通株式       2,065百万円(59,000千リンギット)アドバイザリー費用等(概算額)  152百万円合算(概算額)         2,217百万円   ※取得価額につきましては、当事者間での協議の上、今後変動する可能性があります。
2.特定子会社の異動(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号に基づく報告内容)(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金の額及び事業の内容上記1.(1)に記載の通りであります。
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合①当社の所有に係る特定子会社の議決権の数異動前        0個異動後    1,800,000個②総株主等の議決権に対する割合異動前     0%異動後    100% (3)当該異動の理由及びその年月日①異動の理由E-Cast社の最近事業年度の末日における純資産の額が当社の純資産額の100分の30以上に相当すること、また、同社の売上高の総額が当社の売上高の総額の100分の10以上に相当することから、同社は当社の特定子会社に該当することとなります。
②異動の年月日2025年9月29日(予定)