臨時報告書

タイトル内容
提出書類、表紙臨時報告書
会社名、表紙ビジョナル株式会社
EDINETコード、DEIE36484
証券コード、DEI4194
提出者名(日本語表記)、DEIビジョナル株式会社
提出理由 当社は、当社の連結子会社である株式会社ビズリーチ(以下 、「ビズリーチ社」という)がThinkings株式会社(以下、「Thinkings社」という)の全株式を取得し、子会社化することについて決議いたしました。
このため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第16号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
連結子会社による子会社取得の決定 連結子会社による子会社の取得(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第16号の2に基づく報告内容)(1) 連結子会社による子会社取得の決定に関する事項 当社は、以下の連結子会社が子会社を取得することを2025年7月23日付で決議いたしました。
名称株式会社ビズリーチ住所東京都渋谷区渋谷二丁目15番1号代表者の氏名代表取締役社長 酒井 哲也  (2) 取得対象子会社の概要① 商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容商号Thinkings株式会社本店の所在地東京都中央区日本橋本町四丁目8番16号 KDX新日本橋駅前ビル5階代表者の氏名代表取締役会長 瀧澤 暁代表取締役社長 吉田 崇資本金の額100百万円(2024年7月31日現在)純資産の額277百万円(2024年7月31日現在)総資産の額1,993百万円(2024年7月31日現在)事業内容HR Tech事業(sonar ATS、sonar store) ② 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益決算期2022年7月期2023年7月期2024年7月期売上高1,219百万円1,562百万円1,983百万円営業利益又は営業損失(△)△620百万円△1,012百万円53百万円経常利益又は経常損失(△)△627百万円△1,016百万円49百万円当期純利益又は当期純損失(△)△630百万円△1,016百万円109百万円 ③ 提出会社及び当該連結子会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係資本関係記載すべき資本関係はありません。
人的関係記載すべき人的関係はありません。
取引関係記載すべき取引関係はありません。
(3) 取得対象子会社に関する子会社取得の目的当社の連結子会社であるビズリーチ社は、「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト『ビズリーチ』、人財活用プラットフォーム『HRMOS(ハーモス)』シリーズやOB/OG訪問ネットワークサービス『ビズリーチ・キャンパス』等、新卒・中途採用から入社後の活躍まで、HR Tech領域のプラットフォームやSaaS事業を提供しております。
昨今、日本型雇用の見直しや労働力人口の減少を背景に、転職がキャリア形成のためのポジティブな選択肢となりつつあります。
転職市場がかつてないほどに活性化し、企業は採用において人材獲得競争の激化に加えて、社内の優秀な人材が転職する「人材流出」という深刻な経営課題にも直面しています。
今や企業が働く人を選ぶ時代から、企業が働く人に選ばれる時代に突入しています。
今後、企業が持続的に成長するためには、優秀な外部人材の採用だけではなく、内部人材のより積極的な登用が重要となります。
ビズリーチ社は、『ビズリーチ』で蓄積した人材採用に関する競争原理と市場データを、内部人材と内部ポジションに関するデータを保有する『HRMOSタレントマネジメント』や『社内版ビズリーチ by HRMOS』に活用し、外部労働市場と内部労働市場をシームレスにつなぐことで企業の成長を支援します。
今回の株式取得の対象である「採用管理領域」は、まさに外部労働市場と内部労働市場の結節点となる領域です。
採用管理システムの戦略的重要性は、今後当社グループにとってますます高まると考えております。
Thinkings社は、「誰もが意志ある仕事をするために、誰もが使える方法をつくる」をミッションとし、クラウドシステムである「sonar ATS」を主力サービスとして2012年のサービス開始以来、変化し続ける市場において、顧客ニーズに応えるプロダクト開発力で、大手企業の新卒採用領域を中心に確かな地位と強固な顧客基盤を築き、採用管理クラウド市場を牽引してまいりました。
Thinkings社を迎えることにより、当社グループは中小・中堅企業から大企業の新卒及び中途採用領域の採用管理クラウドサービスのマーケットリーダーとしての地位を強固なものとし(注)、採用管理システムの進化によって顧客の利便性を更に向上させられるものと考えます。
加えて、『ビズリーチ』、『ビズリーチ・キャンパス』、『HRMOS』シリーズ、『sonar ATS』各サービス間の機能連携やクロスセルによる事業の拡大や、両社が保有するプロダクト開発力を通して人的資本データプラットフォームの実現を加速させることは、当社グループの中長期的な企業価値向上に資すると判断し、全株式を取得することといたしました。
(注)デロイトトーマツミック経済研究所株式会社「HRTechクラウド市場の実態と展望2024年度版」より、ビズリーチ社で推計 (4) 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額Thinkings株式会社の普通株式14,000百万円アドバイザリー費用等(概算額)10百万円合計(概算額)14,010百万円 (注)取得価額の算定につきましては、第三者機関による株式価値評価の結果を総合的に勘案し、公正妥当と考えられる金額にて取得することを決定しております。
(5) 日程株式譲渡実行日2025年10月1日(予定)