財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-06-30
英訳名、表紙HIKARI TSUSHIN, INC.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  和田 英明
本店の所在の場所、表紙東京都豊島区西池袋一丁目4番10号
電話番号、本店の所在の場所、表紙03-5951-3718
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIIFRS
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
年月事項1988年2月OA機器、電話機等の販売及びリースを目的として株式会社光通信を設立(資本金1百万円)   7月市外電話サービスの回線販売事業を開始1990年4月複写機、ファクシミリの販売を開始1991年11月コンピュータ並びに周辺機器の販売を開始1992年12月国際電話サービス回線販売事業を本格化1993年6月携帯電話サービス回線販売事業を本格化1994年4月携帯電話機器の売切り制導入に伴い、携帯電話機器の販売を開始   5月東京都新宿区に携帯電話販売店舗第1号店が開店1995年5月ビジネスホンの販売を本格化   7月簡易型携帯電話(PHS)サービスの取次及びPHS端末の販売を開始   9月株式の額面金額変更のために形式上の存続会社株式会社光通信(東京都練馬区)と合併1996年2月当社株式を日本証券業協会に登録1997年1月当社株式の売買単位を1,000株から100株に変更1998年9月レンタルサーバービジネスを本格化1999年5月携帯電話販売店舗数が全国で1,500店舗   9月当社株式を東京証券取引所市場第一部へ上場2002年3月決算期を8月から3月に変更   7月保険取次販売事業を本格化2003年6月代表取締役2名体制を採用2009年4月自社商材の販売を本格化2011年10月東京都豊島区西池袋1-4-10に本社移転2013年6月株式会社エフティグループ(旧:株式会社エフティコミュニケーションズ)を子会社化2015年2月株式会社プレミアムウォーターホールディングス(旧:株式会社ウォーターダイレクト)を子会社化2017年4月電力事業を本格化   6月監査等委員会設置会社へ移行2019年6月さくら損害保険株式会社(旧:さくら損保設立準備株式会社)が損害保険免許を取得2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行   6月報酬委員会・投資監査委員会を新設
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社光通信)、連結子会社146社並びに持分法適用関連会社97社により構成されております。
当社は、持株会社としてグループ全般の経営管理を担い、各事業子会社・関連会社におきまして、主に「電気・ガス事業」、「通信事業」、「飲料事業」、「保険事業」、「金融事業」、「ソリューション事業」及び「取次販売事業」を行っております。
各事業の内容と主なグループ各社は以下のとおりであり、事業区分は報告セグメントと同一であります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。
詳細は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記5.事業セグメント」をご参照ください。
また、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
 (1) 電気・ガス事業主に中小企業や個人に対して、電気、ガス等の販売・供給を行っております。

(2) 通信事業主に中小企業や個人に対して、通信回線サービスや付帯サービス等の提供を行っております。
(3) 飲料事業主に個人に対して、ナチュラルミネラルウォーターの製造及び宅配形式による販売等を行っております。
(4) 保険事業主に中小企業や個人に対して、損害保険や生命保険、保証サービス等の提供を行っております。
(5) 金融事業主に中小企業や個人に対して、マイクロファイナンス等の金融サービスの提供を行っております。
(6) ソリューション事業主に中小企業に対して、顧客管理システムや決済管理システム等のプラットフォーム及び各種ツールの提供を通じた業種別ソリューションサービスを展開しております。
(7) 取次販売事業主に中小企業や個人に対して、通信キャリア、メーカー等の各種商品の取次販売を行っております。
事業系統図以上述べた事項を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
(1) 連結子会社名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容摘要㈱エフティグループ東京都中央区1,344取次販売72.6[13.0] *2㈱メンバーズモバイル東京都豊島区101取次販売100.0[100.0] ㈱プレミアムウォーターホールディングス山梨県富士吉田市4,727飲料68.4[38.9]役員の兼任あり。
*2テレコムサービス㈱東京都豊島区101取次販売100.0[100.0] ㈱ジェイ・コミュニケーション東京都豊島区100取次販売100.0[100.0] ㈱ネットワークコンサルティング東京都豊島区110通信100.0[100.0] ㈱シンク東京都豊島区101通信100.0[100.0] ㈱セレクトネットワーク東京都豊島区100通信100.0[100.0] ㈱ハルエネ東京都豊島区101電気・ガス100.0[100.0] *3㈱EPARK東京都港区90ソリューション89.0 ㈱コア・コンサルティング・グループ東京都豊島区101全社100.0役員の兼任あり。
*1光通信㈱東京都豊島区101全社100.0役員の兼任あり。
*1㈱ストエネ東京都豊島区101電気・ガス100.0[100.0] その他133社
(2) 持分法適用関連会社名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容摘要㈱ベルパーク東京都千代田区1,148取次販売37.5[37.5] *2レイズネクスト㈱神奈川県横浜市2,754その他22.8[22.8] *2シナネンホールディングス㈱東京都港区15,630その他38.8[38.8] *2第一実業㈱東京都千代田区5,105その他28.9[28.9] *2㈱エムティーアイ東京都新宿区5,451通信33.2[33.2] *2㈱マルゼン東京都台東区3,164その他21.5[21.5] *2その他91社 (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.議決権の所有割合の[ ]内は、間接所有割合で内数となっております。
3.*1:特定子会社に該当しております。
4.*2:有価証券報告書を提出しております。
5.*3:㈱ハルエネについては、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。
日本において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成された㈱ハルエネの主要な損益情報等は、以下のとおりであります。
主要な損益情報等売上高(百万円)経常利益(百万円)当期純利益(百万円)純資産額(百万円)総資産額(百万円)㈱ハルエネ151,94012,2098,7739,97875,288
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)電気・ガス257(32)通信83(-)飲料945(181)保険185(17)金融1,075(32)ソリューション745(38)取次販売330(563)報告セグメント計3,620(863)その他及び全社319(59)合計3,939(922) (注)1.従業員は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.その他及び全社として記載されている従業員数は、管理部門等に所属しているものであります。
 
(2) 提出会社の状況2025年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)2(-)47.924.624,086,850 (注)1.従業員は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社は純粋持株会社であるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。
なお「(1) 連結会社の状況」において、当社の従業員数はその他及び全社に含まれております。
 (3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
② 連結子会社当事業年度会社名管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性の育児休業等取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)(注4)全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者 (注3)㈱コア・コンサルティング・グループ--79.777.5287.0㈱E保険プランニング10.00.044.878.141.3㈱アイフラッグ--67.369.143.2プレミアムウォーター㈱25.850.069.269.687.8プレミアムウォータープロダクツ㈱0.00.078.177.4105.1㈱LUXURY49.0100.085.386.9235.0 (注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
3 パート・有期労働者にはアルバイト・契約社員を含み、派遣社員・業務委託は含みません。
4 「労働者の男女の賃金の差異」について、人事・賃金制度上において性別による差異はありません。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
 (1) 会社の経営の基本方針当社グループの経営方針としては、変化し続ける社会情勢や事業環境の中で、その時々の状況に応じた戦略を中長期的視点から立案し実行し、持続的な企業価値の向上に取り組むこととしております。
 
(2) 目標とする経営指標当社グループは、ストック利益(ストック利益とは、当社グループが獲得したユーザーによって契約後に毎月支払われる基本契約料金・使用料金・保険料金等から得られる収入から、顧客維持コスト、提供サービスの原価等を除いた利益分のことであります。
収入については、通信キャリアなどから受け取る場合と、ユーザーから直接受け取る場合とがあります。
)や連結営業利益を主な経営指標とし、高い資本効率を追求しながら、各指標を継続的に拡大させることを目指しております。
(3) 当社グループを取り巻く経営環境当社グループを取り巻く事業環境は、雇用や所得環境等が改善する下で、緩やかな景気回復の動きが見られる一方、海外経済の減速や金融資本市場の変動、米国の政策動向等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
(4) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題当社グループは、長期安定収益であるストック利益の増加と、高い資本効率の達成を優先的に対処すべき課題と考えており、各商材の新規契約数の増加、コスト削減をはじめとした生産性の向上などに取り組んでおります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
(1) サステナビリティに関する考え方当社及びその子会社(以下、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」において「当社グループ」という。
)は、「変化し続ける社会情勢や事業環境の中で、その時々の状況に応じた戦略を中長期的視点から立案し実行し、持続的な企業価値の向上に取り組むこと」を経営の基本方針とし、ストック利益を軸とした安定的な収益の確保と安定的な利益成長を経営ビジョンに定め、持続的な成長と価値提供を実現してまいります。
昨今の社会環境は急速に変化しており、企業には柔軟な対応能力と変革のスピードが求められている中、当社グループでは、気候変動などの地球環境問題への配慮、人権の尊重、従業員の健康・労働環境への配慮や公正・適切な処遇、取引先との公正・適正な取引、自然災害等への危機管理など、サステナビリティ(持続可能性)を巡る課題への対応は、リスクの減少のみならず収益機会にもつながる重要な経営課題であると認識しており、サステナビリティに係る取組みに関する基本方針を策定し、次の事項をサステナビリティに係る取組みにおける基本項目として設定しております。
サステナビリティに係る取り組みにおける基本項目① 収益構造・リスク分散・長期安定収益であるストック利益を軸としたビジネスモデル・特定の対象(事業、商品、顧客、取引先、販売チャネル等)に依存しない体制 ② 資本効率の追求・資本効率の良い事業は規模拡大、資本効率の悪い事業は規模縮小・撤退・売却・業績にかかわらず、コスト削減、キャッシュ・フロー改善を徹底③ 人材育成・年齢、性別、国籍、学歴等に捉われず、実力主義に基づく公平な評価を実施・何度でもチャレンジできる機会の提供・働きやすく、業務に集中できる労働環境④ スピード経営・少ない組織階層と各組織への権限委譲による迅速・果断な意思決定⑤ ガバナンス・最良のコーポレート・ガバナンスを追求
(2) ガバナンス及びリスク管理当社グループでは、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載のコーポレート・ガバナンス体制下において、サステナビリティ関連のガバナンスを確保するとともに、サステナビリティ関連のリスク管理を行っております。
・サステナビリティ関連のリスク及び機会を監視及び管理するためのガバナンスの過程、統制及び手続き当社グループでは親会社である当社が持株会社として経営管理の役割を担い、各事業会社の経営を統率することで、グループで一貫したビジョンのもと、コンプライアンスを遵守した公正かつ透明性の高いグループ経営を目指しております。
このようなグループ経営体制のもと、当社グループのサステナビリティ課題全般への取組みの状況やその有効性については、取締役会が監督を行い、その監督の実効性を確保するために、監査等委員会や取締役会の諮問機関との連携も図りながら、サステナビリティを念頭にした経営を推進しております。
・サステナビリティ関連のリスク及び機会を識別、評価及び管理するための過程当社グループでは、持株親会社である当社の管理部門が子会社の管理部門と連携を図り、事業会社である各子会社の事業部門への牽制機能及び監督機能を確保しております。
この組織体制のもと、サステナビリティ関連を含めたリスクを識別するための統括的な監査は内部監査部門が中心的役割を担い、内部監査部門は、識別したリスク及びリスク管理状況について、代表取締役及び監査等委員会並びに当社グループ各社の役職員に対して、監査結果の報告や監査結果に基づく提言を適宜行っております。
(3) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針当社グループでは、性別、国籍、社歴にかかわらず、実力主義・適材適所での人材登用によりダイバーシティを促進するとともに、実力・能力面での必要な多様性を確保しております。
人材の育成においては、責任者の社内公募や抜擢、代表取締役と従業員の交流会などを実施し、当社グループの企業価値向上に対して高い当事者意識を持って活躍し、自己成長を遂げられる人材の育成に取り組んでおります。
加えて、実力主義に基づく公平な評価と、何度でもチャレンジできる機会を提供することで、その効果を最大化しております。
なお、性別、国籍、社歴等の実力以外の観点の多様性確保のために測定可能な目標値を設定することは、実力以外の要素による差別または逆差別の要因になり得ること、また、実力主義による効果の最大化を阻害する要因となり得ることから、具体的な目標設定は行っておりません。
当社グループでは、働きやすく業務に集中できる社内環境を整えるために、長時間労働や休日労働の原則禁止、有給休暇取得奨励日の設定などを行い、従業員が心身ともに健康な状態で活動できるように努めております。
なお、労働時間の管理が従業員の心身の健康を維持するうえでの重要な課題の1つとして認識しておりますが、その時々の事業環境や個々の従業員の状況等に合わせて柔軟に対応していくことこそが、サステナブルな経営の実現により有効的であるとの考えから、労働時間についても、個別具体的な目標設定は行わず、人事部門における継続的な実績管理、評価を行った上で、適宜必要に応じた対応を実施していくことに注力しております。
当社グループ(※1)における正規社員(※2)の所定外労働時間の月次平均2023年3月期2024年3月期2025年3月期14.0時間14.7時間15.3時間 ※1 根拠法が異なるため海外子会社を除く※2 管理職を除く
戦略 (3) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針当社グループでは、性別、国籍、社歴にかかわらず、実力主義・適材適所での人材登用によりダイバーシティを促進するとともに、実力・能力面での必要な多様性を確保しております。
人材の育成においては、責任者の社内公募や抜擢、代表取締役と従業員の交流会などを実施し、当社グループの企業価値向上に対して高い当事者意識を持って活躍し、自己成長を遂げられる人材の育成に取り組んでおります。
加えて、実力主義に基づく公平な評価と、何度でもチャレンジできる機会を提供することで、その効果を最大化しております。
なお、性別、国籍、社歴等の実力以外の観点の多様性確保のために測定可能な目標値を設定することは、実力以外の要素による差別または逆差別の要因になり得ること、また、実力主義による効果の最大化を阻害する要因となり得ることから、具体的な目標設定は行っておりません。
当社グループでは、働きやすく業務に集中できる社内環境を整えるために、長時間労働や休日労働の原則禁止、有給休暇取得奨励日の設定などを行い、従業員が心身ともに健康な状態で活動できるように努めております。
なお、労働時間の管理が従業員の心身の健康を維持するうえでの重要な課題の1つとして認識しておりますが、その時々の事業環境や個々の従業員の状況等に合わせて柔軟に対応していくことこそが、サステナブルな経営の実現により有効的であるとの考えから、労働時間についても、個別具体的な目標設定は行わず、人事部門における継続的な実績管理、評価を行った上で、適宜必要に応じた対応を実施していくことに注力しております。
当社グループ(※1)における正規社員(※2)の所定外労働時間の月次平均2023年3月期2024年3月期2025年3月期14.0時間14.7時間15.3時間 ※1 根拠法が異なるため海外子会社を除く※2 管理職を除く
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 (3) 人材の育成及び社内環境整備に関する方針当社グループでは、性別、国籍、社歴にかかわらず、実力主義・適材適所での人材登用によりダイバーシティを促進するとともに、実力・能力面での必要な多様性を確保しております。
人材の育成においては、責任者の社内公募や抜擢、代表取締役と従業員の交流会などを実施し、当社グループの企業価値向上に対して高い当事者意識を持って活躍し、自己成長を遂げられる人材の育成に取り組んでおります。
加えて、実力主義に基づく公平な評価と、何度でもチャレンジできる機会を提供することで、その効果を最大化しております。
なお、性別、国籍、社歴等の実力以外の観点の多様性確保のために測定可能な目標値を設定することは、実力以外の要素による差別または逆差別の要因になり得ること、また、実力主義による効果の最大化を阻害する要因となり得ることから、具体的な目標設定は行っておりません。
当社グループでは、働きやすく業務に集中できる社内環境を整えるために、長時間労働や休日労働の原則禁止、有給休暇取得奨励日の設定などを行い、従業員が心身ともに健康な状態で活動できるように努めております。
なお、労働時間の管理が従業員の心身の健康を維持するうえでの重要な課題の1つとして認識しておりますが、その時々の事業環境や個々の従業員の状況等に合わせて柔軟に対応していくことこそが、サステナブルな経営の実現により有効的であるとの考えから、労働時間についても、個別具体的な目標設定は行わず、人事部門における継続的な実績管理、評価を行った上で、適宜必要に応じた対応を実施していくことに注力しております。
当社グループ(※1)における正規社員(※2)の所定外労働時間の月次平均2023年3月期2024年3月期2025年3月期14.0時間14.7時間15.3時間 ※1 根拠法が異なるため海外子会社を除く※2 管理職を除く
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
当社及びその子会社(以下、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」において「当社グループ」という。
)の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあると考えられます。
以下に記載したリスク以外でも当社グループの想定を超えたリスクが顕在化した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 事業に関する事項当社グループは、ストック利益を得られる事業を中核事業としております。
当社グループの商品の販売は主に当社グループの代理店が行っており、当社グループは代理店に対して販売数量等に応じた手数料を支払い、この投下資金は当社グループの顧客から契約後に毎月支払われる基本契約料金・使用料金・保険料金等により回収することを主としております。
当社グループでは、資本効率を追求し客観的な数値基準の範囲内で資金を投下するなど、投下資金の回収をより確実にすることに取り組んでおりますが、次のリスクが顕在化した場合には、投下資金の回収が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
① 役務提供に関するリスク当社グループは、その役務の提供に際して、商品・サービスの仕入、販売、顧客管理等において複数の取引先と取引を行っております。
取引先の経営方針の変更や経営状態の悪化・破綻、関連法令や規則等の変更、自然災害・戦争・テロの発生等により、取引継続が困難となり、当社グループの役務提供ができなくなる可能性があります。
② 回収に関するリスク当社グループは、国内外の顧客に対して売掛債権を保有しており、また、顧客との契約獲得のための増分コストのうち回収可能であると見込まれる部分について資産として認識しております。
顧客の信用不安、当社グループの価格競争力の低下、個人情報の漏洩や風評悪化に伴う社会的信用の失墜など、競争優位性の相対的な低下に伴う顧客の解約増加や、サイバー攻撃、システム障害等に伴う顧客情報の紛失等により、回収可能性が低下し、多額の貸倒引当金や減損損失を認識する可能性があります。
③ 費用に関するリスク当社グループは、商品・サービスの仕入、販売、顧客管理等において複数の取引先と取引を行っております。
また、電力事業においては、顧客へ販売する電力を主に市場から調達しており、仕入価格は、燃料価格、為替相場等の影響を受けて変動いたします。
市場価格の変動や、取引先の経営方針の変更等により、仕入価格や顧客維持に係る費用等、契約による債務を履行するためのコストが増加する可能性があります。
④ 国内経済に関するリスク当社グループは、特定の対象(事業、商品、顧客、取引先等)に依存しない体制を構築することに努めておりますが、事業は主に日本で行っていることから、日本国内の景気変動、人口減少、少子化・高齢化、自然災害・戦争・テロの発生、感染症の拡大等により、取引先の減少、顧客の減少、代理店や当社グループの人員減少等が発生する可能性があります。
⑤ 企業買収や設備投資に関するリスク当社グループは、事業拡大を目指すにあたり、企業買収や設備投資を一つの選択肢としております。
その実施にあたっては客観的な数値基準の範囲内で資金を投下することとしておりますが、業績不振など不測の事態が発生し、投下資金を回収できなくなる可能性があります。
⑥ 法的規制に係るリスク当社グループは、電力、通信、食品衛生、保険、金融、労働等の各種法令諸規制等の適用を受けております。
今後、これらの法令や規則等の予測不能な変更または新設が、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
⑦ 訴訟等に関するリスク当社グループが事業活動を行うにあたっては、偶発的に発生する訴訟や訴訟に至らない請求等を受け、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(2) 財務・税制に関する事項① 金融資産に関するリスク当社グループは、株式等の市場性のある有価証券(外貨建資産を含む)及び外貨を保有しております。
これらの金融資産は、金利・為替・株価等の相場の変動、発行体の経営状態の悪化・破綻等により評価額が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 資金調達に関するリスク 当社グループは、銀行等の金融機関からの借入、社債の発行等により資金調達を行っており、一部の契約には財務制限条項が付されております。
資金調達においては、手段の多様化、期間の長期化、金利の固定化等により財務基盤を強固にすることに努めておりますが、金融情勢の変化、事業環境の変化、当社グループの信用格付の変化や社会的信用の失墜、金融機関の信用状態の変化等により、資金調達が困難となる、もしくは資金調達に係る費用が増加し、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
③ 繰延税金資産や税制に関するリスク当社グループは、税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異に対して繰延税金資産を計上しております。
経営状況の悪化、税制改正、税務当局との見解の相違等により、繰延税金資産の毀損や追加の税負担が発生する可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要は以下のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
a.財政状態当連結会計年度末において、資産は、投資有価証券を取得したこと等により、前連結会計年度末に比べて292,069百万円増加の2,371,026百万円となりました。
負債は、社債を発行したこと等により、前連結会計年度末に比べて167,749百万円増加の1,427,456百万円となりました。
資本は、利益剰余金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて124,319百万円増加の943,569百万円となりました。
親会社の所有者に帰属する持分合計は、前連結会計年度末に比べて124,289百万円増加の914,768百万円となりました。
当連結会計年度末の親会社所有者帰属持分比率は38.6%となり、前連結会計年度末に比べて0.6ポイント上昇となりました。
b.経営成績当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)における我が国経済は、雇用や所得環境等が改善する下で、緩やかな景気回復の動きが見られる一方、海外経済の減速や金融資本市場の変動、米国政策動向等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループでは、強みである販売力を活かし、電力・ガス、通信回線、宅配水、保険といった長期的に安定した収益が期待できる事業に取り組んでおります。
また、脱炭素社会の実現及びSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、非化石証書を活用した実質再生可能エネルギーを提供する環境配慮型電力サービスの創設、持続可能な水資源の保護、資源・廃棄物の削減など、積極的に社会的責任を果たせる施策の具体的な検討や取り組みを行っております。
当連結会計年度においては、自社商材の顧客契約数の増加に伴う将来の安定した収益源となるストック利益(※)の増加等により、売上収益は686,553百万円(前連結会計年度比14.1%増)、営業利益は105,036百万円(同11.1%増)、円高に伴う金融費用の増加等により、税引前利益は150,718百万円(同10.3%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は117,523百万円(同3.8%減)となりました。
(※)ストック利益とは、当社グループが獲得したユーザーによって契約後に毎月支払われる基本契約料金・使用料金・保険料金等から得られる収入から顧客維持コスト、提供サービスの原価等を除いた利益分のことであります。
収入については、通信キャリア、保険会社などから受け取る場合と、ユーザーから直接受け取る場合とがあります。
(電気・ガス事業)主に中小企業や個人に対して、電気、ガス等の販売・供給を行っております。
当連結会計年度は、顧客契約数が伸びたことにより将来の安定した収益源となるストック利益が増加し、売上収益は288,498百万円(前連結会計年度比37.8%増)、営業利益は35,442百万円(同26.2%増)となりました。
(通信事業)主に中小企業や個人に対して、通信回線サービスや付帯サービス等の提供を行っております。
当連結会計年度は、通信回線サービスにおける顧客契約数の減少等により、売上収益は122,594百万円(前連結会計年度比3.0%増)、営業利益は25,687百万円(同22.3%減)となりました。
(飲料事業)主に個人に対して、ナチュラルミネラルウォーターの製造及び宅配形式による販売等を行っております。
当連結会計年度は、前期に一部連結子会社の株式を譲渡したこと等により、売上収益は79,323百万円(前連結会計年度比2.2%減)、営業利益は8,139百万円(同0.8%増)となりました。
(保険事業)主に中小企業や個人に対して、損害保険や生命保険、保証サービス等の提供を行っております。
当連結会計年度は、顧客契約数が伸びたことにより将来の安定した収益源となるストック利益が増加し、売上収益は26,927百万円(前連結会計年度比12.9%増)、営業利益は8,220百万円(同42.0%増)となりました。
(金融事業)主に中小企業や個人に対して、マイクロファイナンス等の金融サービスの提供を行っております。
当連結会計年度は、事業環境の安定化に伴う販売品質の改善等により、売上収益は33,141百万円(前連結会計年度比9.7%増)、営業利益は17,872百万円(同42.7%増)となりました。
(ソリューション事業)主に中小企業に対して、顧客管理システムや決済管理システム等のプラットフォーム及び各種ツールの提供を通じた業種別ソリューションサービスを展開しております。
当連結会計年度は、EPARK事業における資産整理が進んだこと等により、売上収益は28,016百万円(前連結会計年度比2.0%減)、営業利益は2,568百万円(同57.4%増)となりました。
(取次販売事業)主に中小企業や個人に対して、通信キャリア、メーカー等の各種商品の取次販売を行っております。
当連結会計年度は、一部連結子会社の株式を譲渡したこと等により、売上収益は108,048百万円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は12,376百万円(同10.2%増)となりました。
② キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日) 百万円百万円営業活動によるキャッシュ・フロー130,20084,836投資活動によるキャッシュ・フロー△94,718△177,251財務活動によるキャッシュ・フロー55,32266,718現金及び現金同等物の期末残高494,850470,273 営業活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年度の業績が堅調に推移したこと等により、84,836百万円のプラスとなりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得等により、177,251百万円のマイナスとなりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行等により、66,718百万円のプラスとなりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、470,273百万円となりました。
③ 生産、受注及び販売の状況a.生産実績当連結会計年度における生産実績は、当社グループ全体の事業活動に占める比重が極めて低いため、記載を省略しております。
b.商品仕入実績当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)前年同期比(%)電気・ガス(百万円)215,712143.3通信(百万円)60,696101.4飲料(百万円)12,70695.5保険(百万円)40470.0金融(百万円)9,33067.6ソリューション(百万円)9,975101.1取次販売(百万円)11,43965.5合計(百万円)320,265120.7 c.受注実績受注から販売までの期間が短期間のため、記載を省略しております。
d.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)前年同期比(%)電気・ガス(百万円)288,498137.8通信(百万円)122,594103.0飲料(百万円)79,32397.8保険(百万円)26,927112.9金融(百万円)33,141109.7ソリューション(百万円)28,01698.0取次販売(百万円)108,04898.5報告セグメント計(百万円)686,553114.1その他(百万円)--合計(百万円)686,553114.1 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりであります。
a.経営成績等の分析(財政状態の分析)(資産合計)当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ、292,069百万円増加の2,371,026百万円となりました。
流動資産は848,880百万円となりました。
これは主に、営業債権及びその他の債権の増加等により、8,070百万円増加したことによるものであります。
非流動資産は1,522,145百万円となりました。
これは主に、投資有価証券を取得したことでその他の金融資産が増加したこと等により、283,998百万円増加したことによるものであります。
(負債合計)当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ、167,749百万円増加の1,427,456百万円となりました。
流動負債は505,183百万円となりました。
これは主に、営業債務及びその他の債務の増加等により、65,988百万円増加したことによるものであります。
非流動負債は922,272百万円となりました。
これは主に、社債を発行したこと等により、101,761百万円増加したことによるものであります。
(資本合計)当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ、124,319百万円増加の943,569百万円となりました。
資本は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べて124,319百万円増加の943,569百万円となりました。
(経営成績の分析) 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)増減 百万円百万円%Ⅰ 売上収益601,948686,55314.1Ⅱ 売上総利益315,170343,2988.9Ⅲ 営業利益94,546105,03611.1金融収益61,52941,604△32.4金融費用14,77815,8627.3持分法による投資損益20,85518,141△13.0その他の営業外損益5,8471,797△69.3Ⅳ 税引前利益168,000150,718△10.3Ⅴ 親会社の所有者に帰属する当期利益122,225117,523△3.8 売上収益は、自社商材の利用顧客数が増加したこと等により、前年同期比14.1%増の686,553百万円となりました。
営業利益は、売上収益が堅調に推移したこと等により、前年同期比11.1%増の105,036百万円となりました。
税引前利益は、円高に伴う金融費用の増加等により、前年同期比10.3%減の150,718百万円となりました。
親会社の所有者に帰属する当期利益は、税引前利益の減少により、前年同期比3.8%減少の117,523百万円となりました。
(キャッシュ・フローの分析)キャッシュ・フローの分析は、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
 b.セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容事業セグメントごとの経営成績の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析当社グループは、流動性リスクの低減のため、市場環境や長短のバランスを勘案して、銀行借入やリース等による間接調達のほか、社債の発行等の直接調達を行い、資金調達手段の多様化を図っております。
また、余剰資金に関しては、流動性の高い金融資産で運用しております。
d.経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。
この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
特記すべき事項はありません。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当社グループにおける当連結会計年度の設備投資は、事業拡大に伴う販売インフラ整備の観点から実施しており、21,806百万円となりました。
その主たるものは、飲料事業のレンタル資産等によるものであります。
なお、当連結会計年度の設備投資には有形固定資産及び無形資産(営業権を除く)を含めており、その内訳は以下のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度電気・ガス359百万円通信110百万円飲料19,754百万円保険94百万円金融254百万円ソリューション355百万円取次販売807百万円報告セグメント計21,737百万円その他及び全社68百万円合計21,806百万円
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 2025年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)土地(百万円)(面積㎡) レンタル 資産 (百万円)使用権資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)本社他(東京都豊島区)全社事務所設備及び備品253342(330.34)-879511,5262 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品及び無形資産(営業権を除く)であります。
2.土地の面積については( )で外書しております。

(2) 国内子会社 2025年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)土地(百万円)(面積㎡) レンタル 資産 (百万円)使用権資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)㈱FUJI PREMIUMBREWING本社他(中部他)飲料ビール製造設備他979437(20,764.71)--1781,59620プレミアムウォーター㈱本社他(関東他)飲料水製造設備及びレンタル用ウォーターサーバー他230587(35,682.00)19,9793403,73424,873442プレミアムウォータープロダクツ㈱本社他(中部他)飲料水製造設備4,4621,447(48,366.06)-2344,02810,173172㈱EPARK本社(関東)ソリューション事務所設備及び備品305-(-)-8262011,33371 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は建設仮勘定、工具、器具及び備品、機械装置及び運搬具及び無形資産(営業権を除く)であります。
2.土地の面積については( )で外書しております。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
当連結会計年度末において重要な設備の新設、改修、売却の計画はありません。
設備投資額、設備投資等の概要68,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況48
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況25
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況24,086,850

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を得ることを目的とする株式を純投資目的である投資株式として区分し、それ以外の株式を保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式については、中長期的な観点で、取引の性質や規模等に加え、保有に伴う便益やリスクなどを定性、定量両面から検証し、株式保有の必要性を判断しております。
また、当該投資の所管部門において、その保有の必要性を検証しております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式233697非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式--非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式1469非上場株式以外の株式-- ③ 保有目的が純投資目的である投資株式当社は子会社の経営管理を行うことを主たる業務とする会社(持株会社)であります。
当社及び子会社のうち、保有目的が純投資目的である投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である光通信㈱の株式の保有状況については以下のとおりであります。
a.当社区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式4324,7364621,151 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)含み損益減損処理額非上場株式----非上場株式以外の株式1,39170311,80338 b.光通信㈱ 区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式763709,036549623,783 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)含み損益減損処理額非上場株式----非上場株式以外の株式14,94218,894227,80835
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社43
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社233
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社697,000,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社24,736,000,000
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社1,391,000,000
売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社703,000,000

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2025年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数 (千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
有限会社光パワー東京都港区虎ノ門3丁目18-612,73629.02
野村信託銀行株式会社(信託口2052286)東京都千代田区大手町2丁目2-24,50010.25
株式会社鹿児島東インド会社鹿児島県大島郡大和村国直2643,3007.52
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号3,1857.26
合同会社光パワー本家東京都港区虎ノ門3丁目18-62,3525.36
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-121,3223.01
重田 康光東京都港区1,1982.73
玉村 剛史 東京都港区 1,0642.42
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人)株式会社みずほ銀行ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS(東京都港区港南2丁目15-1)5391.23
合同会社光パワーZ東京都港区虎ノ門3丁目18-64000.91 ―30,59869.71 (注)1.上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、以下のとおりであります。野村信託銀行株式会社(信託口2052286)         4,500千株
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)   3,185千株
株式会社日本カストディ銀行(信託口)        1,322千株2.有限会社 光パワーへは重田康光氏が79%出資しております。3.
合同会社光パワー本家及び
合同会社光パワーZへは重田康光氏が84%出資しております。4.
株式会社鹿児島東インド会社は重田康光氏の子である重田光時氏が代表取締役を務めております。
株主数-金融機関25
株主数-金融商品取引業者23
株主数-外国法人等-個人19
株主数-外国法人等-個人以外546
株主数-個人その他3,889
株主数-その他の法人100
株主数-計4,602
氏名又は名称、大株主の状況合同会社光パワーZ
株主総利回り2
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議または取締役会決議に基づかないものの内容】
会社法第155条第7号による取得区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式852,512,750当期間における取得自己株式461,894,280 (注)当期間における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。

Shareholders2

自己株式の取得-10,001,000,000

Audit

監査法人1、連結有限責任 あずさ監査法人
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2025年6月30日株式会社光通信取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 東京事務所  指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士塚  原  克  哲 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士川  村  英  紀 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士永  井  公  人 <連結財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社光通信の2024年4月1日から2025年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結財務諸表注記について監査を行った。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条により規定された国際会計基準に準拠して、株式会社光通信及び連結子会社の2025年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社光通信の当連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されている契約コスト50,693百万円には、連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」に記載されているとおり、電力小売りサービスを提供する子会社である株式会社ハルエネが支払った顧客獲得時に発生する代理店等への手数料のうち、回収可能であると見込まれる契約獲得増分コスト15,797百万円が含まれており、資産合計の0.7%を占めている。
連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」に記載のとおり、資産として認識した契約コストについては期末日及び各四半期末に回収可能性の評価が実施され、関連する財又はサービスと交換に企業が受け取ると見込んでいる対価の残りの金額(将来収益)から、当該財又はサービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコスト(直接関連コスト)を差し引いた金額を契約コストの帳簿価額が超過する範囲で減損損失を認識する。
また、減損の状況が存在しなくなったか又は改善した場合には、過去に認識した減損損失の一部又は全部の戻入れを純損益に認識する。
契約コストの回収可能性の評価は、経営者が作成した電力小売りサービスの事業計画における将来収益、直接関連コスト、これらの基礎となる顧客の予想残存契約期間や解約率の見積りを用いて実施される。
電力小売りサービスを営む事業者を取り巻く経営環境は電力卸市場における取引価格の変動等により変化が激しく、経営者はそのような変化に対応するために必要な契約変更を顧客との間で随時行っている。
当連結会計年度において経営者は株式会社ハルエネに帰属する契約コストについて減損損失の認識は不要と判断しているが、回収可能性の評価に用いられた事業計画の構成要素のうち特に将来収益の基礎となる解約率について、当連結会計年度において顧客に通知した契約変更の後に観測された水準にて推移し、契約変更の影響による解約の増加は発生しないという不確実性の高い仮定が使用されている。
この経営者による判断が契約コストの減損に係る見積りに重要な影響を及ぼす。
以上から、当監査法人は、電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。
(1) 内部統制の評価契約コストの減損に関連する内部統制の整備状況及び運用状況について有効性を評価した。
評価に当たっては、特に以下に焦点を当てた。
● 経営環境、特に競合他社の料金体系や電力小売りサービスの状況の変化に応じて事業計画を適切に作成していることを確認する統制
(2) 契約コストの減損に係る見積りの合理性の評価将来収益や直接関連コストの見積りの基礎となる電力小売りサービスの事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性を評価するため、その根拠について株式会社光通信の経営者に対する質問及び関連資料の閲覧を実施したほか、主に以下の監査手続を実施した。
● 当連結会計年度に係る電気小売りサービスの当初事業計画と実績を比較し、その差異の原因について検討することで、事業計画の見積りの精度を評価した。
そのうえで、顧客へ通知済の契約変更について、事業計画にその影響が考慮されていることを確認した。
● 経営者が採用した解約率が当連結会計年度において契約変更を顧客に通知した後の実績と一致していることを確認した。
● 解約に至る過程で顧客は株式会社ハルエネに対して問合せを実施することから、顧客からの問合せ数は解約数の先行指標であると判断し、契約変更の通知前後で顧客からの問合せ数について顕著な変化が生じているかどうかを確認した。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、国際会計基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、国際会計基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・連結財務諸表の表示及び注記事項が、国際会計基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社光通信の2025年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
当監査法人は、株式会社光通信が2025年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
監査等委員会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3) 【監査の状況】
に記載されている。
利害関係会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上  (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社光通信の当連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されている契約コスト50,693百万円には、連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」に記載されているとおり、電力小売りサービスを提供する子会社である株式会社ハルエネが支払った顧客獲得時に発生する代理店等への手数料のうち、回収可能であると見込まれる契約獲得増分コスト15,797百万円が含まれており、資産合計の0.7%を占めている。
連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」に記載のとおり、資産として認識した契約コストについては期末日及び各四半期末に回収可能性の評価が実施され、関連する財又はサービスと交換に企業が受け取ると見込んでいる対価の残りの金額(将来収益)から、当該財又はサービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコスト(直接関連コスト)を差し引いた金額を契約コストの帳簿価額が超過する範囲で減損損失を認識する。
また、減損の状況が存在しなくなったか又は改善した場合には、過去に認識した減損損失の一部又は全部の戻入れを純損益に認識する。
契約コストの回収可能性の評価は、経営者が作成した電力小売りサービスの事業計画における将来収益、直接関連コスト、これらの基礎となる顧客の予想残存契約期間や解約率の見積りを用いて実施される。
電力小売りサービスを営む事業者を取り巻く経営環境は電力卸市場における取引価格の変動等により変化が激しく、経営者はそのような変化に対応するために必要な契約変更を顧客との間で随時行っている。
当連結会計年度において経営者は株式会社ハルエネに帰属する契約コストについて減損損失の認識は不要と判断しているが、回収可能性の評価に用いられた事業計画の構成要素のうち特に将来収益の基礎となる解約率について、当連結会計年度において顧客に通知した契約変更の後に観測された水準にて推移し、契約変更の影響による解約の増加は発生しないという不確実性の高い仮定が使用されている。
この経営者による判断が契約コストの減損に係る見積りに重要な影響を及ぼす。
以上から、当監査法人は、電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。
(1) 内部統制の評価契約コストの減損に関連する内部統制の整備状況及び運用状況について有効性を評価した。
評価に当たっては、特に以下に焦点を当てた。
● 経営環境、特に競合他社の料金体系や電力小売りサービスの状況の変化に応じて事業計画を適切に作成していることを確認する統制
(2) 契約コストの減損に係る見積りの合理性の評価将来収益や直接関連コストの見積りの基礎となる電力小売りサービスの事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性を評価するため、その根拠について株式会社光通信の経営者に対する質問及び関連資料の閲覧を実施したほか、主に以下の監査手続を実施した。
● 当連結会計年度に係る電気小売りサービスの当初事業計画と実績を比較し、その差異の原因について検討することで、事業計画の見積りの精度を評価した。
そのうえで、顧客へ通知済の契約変更について、事業計画にその影響が考慮されていることを確認した。
● 経営者が採用した解約率が当連結会計年度において契約変更を顧客に通知した後の実績と一致していることを確認した。
● 解約に至る過程で顧客は株式会社ハルエネに対して問合せを実施することから、顧客からの問合せ数は解約数の先行指標であると判断し、契約変更の通知前後で顧客からの問合せ数について顕著な変化が生じているかどうかを確認した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結 株式会社光通信の当連結会計年度の連結財政状態計算書に計上されている契約コスト50,693百万円には、連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」に記載されているとおり、電力小売りサービスを提供する子会社である株式会社ハルエネが支払った顧客獲得時に発生する代理店等への手数料のうち、回収可能であると見込まれる契約獲得増分コスト15,797百万円が含まれており、資産合計の0.7%を占めている。
連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」に記載のとおり、資産として認識した契約コストについては期末日及び各四半期末に回収可能性の評価が実施され、関連する財又はサービスと交換に企業が受け取ると見込んでいる対価の残りの金額(将来収益)から、当該財又はサービスの提供に直接関連し、まだ費用として認識されていないコスト(直接関連コスト)を差し引いた金額を契約コストの帳簿価額が超過する範囲で減損損失を認識する。
また、減損の状況が存在しなくなったか又は改善した場合には、過去に認識した減損損失の一部又は全部の戻入れを純損益に認識する。
契約コストの回収可能性の評価は、経営者が作成した電力小売りサービスの事業計画における将来収益、直接関連コスト、これらの基礎となる顧客の予想残存契約期間や解約率の見積りを用いて実施される。
電力小売りサービスを営む事業者を取り巻く経営環境は電力卸市場における取引価格の変動等により変化が激しく、経営者はそのような変化に対応するために必要な契約変更を顧客との間で随時行っている。
当連結会計年度において経営者は株式会社ハルエネに帰属する契約コストについて減損損失の認識は不要と判断しているが、回収可能性の評価に用いられた事業計画の構成要素のうち特に将来収益の基礎となる解約率について、当連結会計年度において顧客に通知した契約変更の後に観測された水準にて推移し、契約変更の影響による解約の増加は発生しないという不確実性の高い仮定が使用されている。
この経営者による判断が契約コストの減損に係る見積りに重要な影響を及ぼす。
以上から、当監査法人は、電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性が、当連結会計年度の連結財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結連結財務諸表注記「28.売上収益 (4) 顧客との契約の獲得のためのコストから認識した資産」
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結 当監査法人は、電力小売りサービスを提供する株式会社ハルエネに帰属する契約コストの減損に係る見積りの合理性を評価するため、主に以下の監査手続を実施した。
(1) 内部統制の評価契約コストの減損に関連する内部統制の整備状況及び運用状況について有効性を評価した。
評価に当たっては、特に以下に焦点を当てた。
● 経営環境、特に競合他社の料金体系や電力小売りサービスの状況の変化に応じて事業計画を適切に作成していることを確認する統制
(2) 契約コストの減損に係る見積りの合理性の評価将来収益や直接関連コストの見積りの基礎となる電力小売りサービスの事業計画の作成に当たって採用された主要な仮定の適切性を評価するため、その根拠について株式会社光通信の経営者に対する質問及び関連資料の閲覧を実施したほか、主に以下の監査手続を実施した。
● 当連結会計年度に係る電気小売りサービスの当初事業計画と実績を比較し、その差異の原因について検討することで、事業計画の見積りの精度を評価した。
そのうえで、顧客へ通知済の契約変更について、事業計画にその影響が考慮されていることを確認した。
● 経営者が採用した解約率が当連結会計年度において契約変更を顧客に通知した後の実績と一致していることを確認した。
● 解約に至る過程で顧客は株式会社ハルエネに対して問合せを実施することから、顧客からの問合せ数は解約数の先行指標であると判断し、契約変更の通知前後で顧客からの問合せ数について顕著な変化が生じているかどうかを確認した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報>当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等 (3) 【監査の状況】
に記載されている。

Audit1

監査法人1、個別有限責任 あずさ監査法人
独立監査人の報告書、個別 独立監査人の監査報告書  2025年6月30日株式会社光通信取締役会 御中 有限責任 あずさ監査法人 東京事務所  指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士塚  原  克  哲  指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士川  村  英  紀  指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士永  井  公  人  <財務諸表監査>監査意見当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社光通信の2024年4月1日から2025年3月31日までの第38期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社光通信の2025年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
関係会社に対する投融資の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社光通信の当事業年度の貸借対照表において、関係会社株式35,416百万円、関係会社短期貸付金257,986百万円及び関係会社長期貸付金1,029,704百万円が計上されており、これらの合計額は総資産の92.5%を占めている。
また、関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金7,868百万円が計上されている。
さらに、当事業年度の損益計算書において、関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金繰入額2,076百万円及び貸倒引当金戻入額7,085百万円、並びに関係会社株式評価損3百万円が計上されている。
注記事項「(重要な会計上の見積り)関係会社に対する投融資の評価」に記載のとおり、関係会社株式のうち時価のあるものについて時価が著しく下落したときは、回復する見込みがあると認められる場合を除き、減損処理を行う。
また、関係会社株式のうち市場価格のない株式について当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理を行う。
さらに、関係会社貸付金については、関係会社の財政状態等を勘案したうえで、貸倒懸念債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上する。
株式会社光通信は持株会社であり、中間持株会社を通じた孫会社への投融資を実施しており、関係会社に対する投融資の評価に用いる株式の実質価額の算定や関係会社の財政状態の把握には複雑性が存在する。
また、関係会社に対する投融資の残高及び関連する損益の財務諸表における金額的重要性が高い。
以上から、当監査法人は、関係会社に対する投融資の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、関係会社に対する投融資の評価の妥当性を検討するため、金額的重要性が特に高いと判断した関係会社株式及び関係会社貸付金の評価について主に以下の手続を実施した。
(1) 内部統制の評価関係会社に対する投融資の評価に関連する内部統制の整備状況及び運用状況について有効性を評価した。
評価に当たっては、特に関係会社株式の減損処理及び関係会社貸付金に対する貸倒引当金の計上の要否の判定に係る統制に焦点を当てた。

(2) 関係会社に対する投融資の評価の妥当性に関する検討関係会社に対する投融資の評価の妥当性を検討するため、主に以下の手続を実施した。
● 経営者が関係会社株式の減損処理の要否の判定を行うに当たって帳簿価額との比較に用いた、時価若しくは実質価額を再計算し、それらの正確性を確認した。
そのうえで、減損処理が行われた関係会社株式について、関係会社株式評価損が正確に計算され、計上されていることを確認した。
● 関係会社貸付金に対する貸倒引当金について、各関係会社の財政状態に基づき貸倒引当金が正確に計算され、計上されていることを確認した。
その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
財務諸表に対する経営者及び監査等委員会の責任経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
監査等委員会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
財務諸表監査における監査人の責任監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・経営者が継続企業を前提として財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する財務諸表の注記事項が適切でない場合は、財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた財務諸表の表示、構成及び内容、並びに財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
監査人は、監査等委員会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
監査人は、監査等委員会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
監査人は、監査等委員会と協議した事項のうち、当事業年度の財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。
利害関係会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上  (注)1.上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
関係会社に対する投融資の評価の妥当性監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応株式会社光通信の当事業年度の貸借対照表において、関係会社株式35,416百万円、関係会社短期貸付金257,986百万円及び関係会社長期貸付金1,029,704百万円が計上されており、これらの合計額は総資産の92.5%を占めている。
また、関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金7,868百万円が計上されている。
さらに、当事業年度の損益計算書において、関係会社長期貸付金に対する貸倒引当金繰入額2,076百万円及び貸倒引当金戻入額7,085百万円、並びに関係会社株式評価損3百万円が計上されている。
注記事項「(重要な会計上の見積り)関係会社に対する投融資の評価」に記載のとおり、関係会社株式のうち時価のあるものについて時価が著しく下落したときは、回復する見込みがあると認められる場合を除き、減損処理を行う。
また、関係会社株式のうち市場価格のない株式について当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理を行う。
さらに、関係会社貸付金については、関係会社の財政状態等を勘案したうえで、貸倒懸念債権については、個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上する。
株式会社光通信は持株会社であり、中間持株会社を通じた孫会社への投融資を実施しており、関係会社に対する投融資の評価に用いる株式の実質価額の算定や関係会社の財政状態の把握には複雑性が存在する。
また、関係会社に対する投融資の残高及び関連する損益の財務諸表における金額的重要性が高い。
以上から、当監査法人は、関係会社に対する投融資の評価の妥当性が、当事業年度の財務諸表監査において特に重要であり、監査上の主要な検討事項に該当すると判断した。
当監査法人は、関係会社に対する投融資の評価の妥当性を検討するため、金額的重要性が特に高いと判断した関係会社株式及び関係会社貸付金の評価について主に以下の手続を実施した。
(1) 内部統制の評価関係会社に対する投融資の評価に関連する内部統制の整備状況及び運用状況について有効性を評価した。
評価に当たっては、特に関係会社株式の減損処理及び関係会社貸付金に対する貸倒引当金の計上の要否の判定に係る統制に焦点を当てた。

(2) 関係会社に対する投融資の評価の妥当性に関する検討関係会社に対する投融資の評価の妥当性を検討するため、主に以下の手続を実施した。
● 経営者が関係会社株式の減損処理の要否の判定を行うに当たって帳簿価額との比較に用いた、時価若しくは実質価額を再計算し、それらの正確性を確認した。
そのうえで、減損処理が行われた関係会社株式について、関係会社株式評価損が正確に計算され、計上されていることを確認した。
● 関係会社貸付金に対する貸倒引当金について、各関係会社の財政状態に基づき貸倒引当金が正確に計算され、計上されていることを確認した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、個別 監査上の主要な検討事項とは、当事業年度の財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、個別関係会社に対する投融資の評価の妥当性
その他の記載内容、個別 その他の記載内容その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査等委員会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
当監査法人の財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、個別 <報酬関連情報>報酬関連情報は、連結財務諸表の監査報告書に記載されている。

BS資産

その他、流動資産66,448,000,000
工具、器具及び備品(純額)0
土地342,000,000
有形固定資産595,000,000
ソフトウエア20,000,000
無形固定資産51,000,000
投資有価証券34,268,000,000
投資その他の資産1,094,501,000,000

BS負債、資本

短期借入金46,848,000,000
未払金48,917,000,000
未払法人税等3,095,000,000
未払費用2,374,000,000
賞与引当金1,000,000
繰延税金負債10,422,000,000
利益剰余金169,966,000,000