財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-06-27
英訳名、表紙EIDAI KAKO CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長 浦 義則
本店の所在の場所、表紙大阪市平野区平野北二丁目3番9号
電話番号、本店の所在の場所、表紙(06)6791―3355(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
年月概要1949年6月大阪市生野区に「丸和ビニール工業所」を創業し、ビニール押出加工業を開始。
1956年11月「丸和ビニール工業所」を引き継ぎ、資本金3,000千円をもって、大阪市東住吉区(現 大阪市平野区)に永大化工株式会社を設立。
1958年1月ABIRON商標による工業用異型パッキング専門メーカーとして本格的生産を開始。
1962年4月東京都足立区に東京出張所を設置。
1968年8月栃木県小山市に小山工場を設置し、これにより東京出張所を廃止。
1968年9月滋賀県大津市に滋賀工場(その後1993年4月の機構改革により滋賀営業所に呼称変更)を設置。
1969年10月奈良県北葛城郡香芝町(現 奈良県香芝市)に奈良工場を設置し硬質分野に進出、合理化設備を導入。
1970年12月柏田化学株式会社を吸収合併し柏田工場を設置。
1972年10月原料分野合理化のため、柏田工場を奈良工場に統合。
1972年10月業容拡大のため、栃木県下都賀郡大平町に栃木工場を設置し、小山工場を統合。
1975年10月カーマットの生産を開始。
1979年12月台湾高雄市に合弁による現地法人楠泰塑膠(股)(子会社)を設立。
1980年4月栃木工場が分離独立し、エイダイ株式会社(子会社)として発足。
1987年9月エイダイ株式会社を吸収合併し、栃木工場(現 大平工場)を設置。
1990年8月大阪市平野区に横浜ボンドマグネット株式会社(子会社)を設立。
1993年3月横浜ボンドマグネット株式会社を解散。
1993年5月奈良県天理市に天理工場を設置。
1994年4月大阪市平野区に本社新社屋完成。
1995年10月ベトナムホーチミン市に合弁による現地法人永大化工ベトナム会社(現・連結子会社)を設立。
1995年11月日本証券業協会に店頭登録。
1996年5月栃木県上都賀郡粟野町(現 栃木県鹿沼市)に新栃木工場を設置。
1998年3月天理工場がISO9001適合事業所となる。
1998年3月米国法人ストランデックス社と実施権許諾独占契約を締結。
2001年2月奈良工場がISO9001適合事業所となる。
2003年1月中国上海市に100%出資による現地法人永代化工(上海)有限公司(子会社)を設立。
2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2005年7月滋賀営業所を廃止し、滋賀県甲賀市に滋賀工場を設置。
2006年9月天理工場がエコアクション21認証取得。
2009年10月奈良工場がエコアクション21認証取得。
2009年10月ストランデックス事業部門を譲渡。
2009年10月永代化工(上海)有限公司を売却。
2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
2010年9月楠泰塑膠(股)を清算。
2010年10月大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2014年1月中国天台市に100%出資による現地法人天台永大貿易有限公司(子会社)を設立。
2017年4月天台永大貿易有限公司(子会社)を清算。
2019年4月株式会社K&M(現・連結子会社)と株式交換契約を締結。
2019年6月監査等委員会設置会社へ移行。
2021年6月ベトナムホーチミン市に100%出資による現地法人永大化工トレーディングベトナム会社(現・連結子会社)を設立。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社3社で構成され、合成樹脂各種成形品の製造及び販売を行っております。
当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
なお、セグメントと同一の区分であります。
自動車用品関連自動車用フロアマットの製造販売をしております。
(主な関係会社)当社、永大化工ベトナム会社、永大化工トレーディングベトナム会社 産業資材関連エアコンダクト、家庭冷蔵庫用部材、事務デスク用部材、プラスチック竹パネル、住宅用内装材、風呂蓋、マガジンスティック、端子台用カバーの製造販売及び乾燥機用スタンド、オフィスチェアー、下水道用補修部材、合成木材等の製造販売をしております。
(主な関係会社)当社、永大化工ベトナム会社、株式会社K&M 事業系統図は、次のとおりであります。
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 永大化工ベトナム会社      
(注)1、2TAN THUANEXPORTPROCESSING ZONE4,000千US$自動車用品関連及び産業資材関連100.00製品の販売及び原材料有償支給原材料及び製品の仕入役員の兼任等(2名)永大化工トレーディングベトナム会社      
(注)1District1,Ho Chi Minh City300千US$自動車用品関連100.00役員の兼任等(1名)株式会社K&M      
(注)1、3滋賀県甲賀市99,000千円産業資材関連100.00資金の貸付
(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 特定子会社に該当しております。
3.株式会社K&Mについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 ① 売上高    1,067,267千円② 経常利益   23,625 〃③ 当期純利益 12,650 〃④ 純資産額 316,382 〃⑤ 総資産額 1,105,840 〃
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)自動車用品関連291 [10]産業資材関連101 [10]全社(共通)83 [ 3]合計475 [23]
(注) 1 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員は除いております。
)は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

(2) 提出会社の状況2025年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)134[20]43.816.15,512 セグメントの名称従業員数(名)自動車用品関連70 [10]産業資材関連42 [ 7]全社(共通)22 [ 3]合計134 [20]
(注) 1 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員は除いております。
)は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(3) 労働組合の状況(イ)提出会社の労働組合は、永大化工労働組合と称し、労働条件の維持改善及び経済的地位の向上をはかるため、1972年5月17日に結成されており、2025年3月31日現在における組合員数は83名であります。
 なお、労使関係は円滑に推移しており、特記すべき事項はありません。
(ロ)連結子会社においても、労働組合は結成されております。
 なお、労使関係は円滑に推移しており、特記すべき事項はありません。
(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異   提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者11.9―66.975.458.7
(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 経営方針、経営環境及び対処すべき課題の内容文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
当社グループは創業から今日まで異型押出成形加工を中心に合成樹脂製品のメーカーとして、卓越した独自の技術を根底にその技術を時代に対応させながら、新しい分野へと応用していく研究開発活動を通し、合成樹脂メーカーとして産業資材分野および自動車用品分野において、企画開発設計から提案までトータルにサポートできる「ものづくり企業」を目指して社会の発展に貢献しようと考えております。
産業資材部門では、各々の用途に応じた異型押出成形加工によるプラスチック製品の製造販売を行い、住宅用建材、鋼製家具関連部材、家電製品部材、半導体関連部材、工業部品など広範囲な産業分野に供給しておりますが、これらの製品は、エンドユーザーである個人の消費動向に左右され易く、経営成績に影響を及ぼす可能性があることから、個人消費の影響を受けにくい分野である公共事業関連にも注力し、安定的な収益確保を図ることを課題としております。
自動車用品部門では、自動車用フロアマットの製造販売を主軸とし、国内外の大手自動車メーカーのOEM純正フロアマットとして採用いただいておりますが、これらは自動車の販売動向が、当事業の販売実績に直結することは否めません。
当社においては、自動車メーカーのOEM純正品として、より高い付加価値を提供するため、製品開発力を強化することを課題とし、国内外の自動車販売台数の減少が懸念される中において、シェアの拡大および収益拡大を図ろうと考えております。
当社グループは生産拠点を国内外に有しますが、今後においては、事業継続計画の観点からも国内外への生産拠点の分散は必至であると考えられ、その対策と実施を課題といたします。
また、海外での生産拠点を起点として、同国および近隣諸国への販売拡大を課題とし、体制を整え推進しております。
当社グループでは、これらの課題を克服するため、経営方針である「英知と活力を集結して事業の発展を目指し、法令順守のもと我々が誇れる会社を目指す。
」の下、ビジョンとして「合成樹脂の可能性を切り拓き、新しい未来を創出しよう」を掲げ、中期的な全社実行計画を策定し、販売・生産・技術開発・品質・購買・財務・労務・環境・安全の9部門に重点方針を定め、全従業員参加で課題解決・目標達成に邁進しております。
永続的な事業継続の礎として、法令順守の旗のもと、リスクマネジメントの強化とコンプライアンスの徹底を図り、環境、社会に配慮した企業活動を行いたいと考えております。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) ガバナンス当社グループは、持続可能性の観点から企業価値を向上させるため、リスクマネジメント委員会において、サステナビリティに関する重要課題のリスクと機会について分析し、監視・管理等の検討を行い、取締役会へ報告いたします。
(リスクマネジメント委員会活動状況)リスクマネジメント委員会は、毎事業年度、事業活動に影響を及ぼすリスクを洗い出し、次年度に優先的に取り組むリスク項目を定め、必要な対策の検討・指示・進捗確認を行っています。
当事業年度は、同委員会を計6回開催し、サイバー攻撃による不正アクセスなどサイバーセキュリティリスクを重点課題として取り組み、サイバーセキュリティ対策の自己評価基準のレベルアップを図るため、強化策の検討と議論を重ね対応を進めました。

(2) リスク管理 サステナビリティに関する重要課題を特定し、監視・管理等のため、リスクと機会について分析し、対応策について検討を行ってまいります。
リスクと機会については、リスクマネジメント委員会にて定期的に確認を行い、必要に応じて重要課題およびその指標や目標を見直すなど適切に対応してまいります。
(3) 環境経営に係る戦略当社グループの事業活動及び製品、サービスにおいて環境に与える影響を認識、評価し、下記の方針を定め、全従業員に周知し、全員参加で取り組んでおります。
・地球温暖化防止のため、二酸化炭素の排出量を削減する。
・持続可能な社会のための省資源を目指した製造、販売プロセスの構築及び節水に努める。
・全部門において、循環型システムを開発し、廃棄物削減を進める。
・化学物質の適正管理に努める。
・環境に関する法規制及び行政の環境施策を厳守し、環境保全に努める。
・地域社会の環境保全に貢献出来る職場環境作りを目指す。
・環境経営システムの継続的改善に努める。
  主な環境経営の取組項目と活動内容項目活動内容二酸化炭素排出量削減電力の省エネルギー活動排水量削減節水活動廃棄物削減産業・一般廃棄物削減活動製品化学物質安全製品含有化学物質調査活動 (4) 人的資本・多様性への取組当社グループは、「英知と活力を集結して事業の発展を目指し、法令順守のもと我々が誇れる会社を目指す」という経営方針のもと、事業を通じて合成樹脂の可能性を拓き、社会に対し永続的に新たな価値を提供できる企業であり続けるために、また、従業員一人ひとりが健康で活き活きと働くことができる職場環境を常に整えている企業であり続けるために、日々弛まぬ努力と挑戦を続けております。
こうした経営を進めるために、多様な人材を活用し、個人の能力開発の支援にも力を入れ、一人ひとりの能力を最大限に引き出すべく「人的資本への投資と多様性の推進」に積極的に取り組み、企業の持続的な成長につなげることを目指します。
なお、連結グループにおける記載が困難である為、連結グループにおいて主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
〈多様な人材の支援/DEIの推進〉新卒採用、経験者採用に加え、契約社員から正社員への登用、派遣社員から正社員への登用も進めております。
また、女性や高齢者、外国籍社員、育児・介護を担う者等を含めた全ての社員に対し、一人ひとりのスキルと経験を活かし、適材適所で個々の能力と実力を発揮できる職場環境を整備しております。
〈自律的キャリア開発の支援〉全社各部門で、社員と上司による1on1ミーティングを定期的に行っており、日頃の働き方に関することや個々人がもつキャリア開発に関する想いや悩みを上司と共有し、前向きに話し合うことにより、社員一人ひとりが自律的にキャリアを開発していくことを支援する環境をつくっています。
〈指標および目標〉 多様な人材の活躍女性社員に代表される多様な人材の積極的な採用と育成、登用により、ダイバーシティを加速させます。
女性管理職比率を高めるべく、現在は採用する社員の女性比率を50%とする目標を掲げて取り組んでいます。
目標実績(当事業年度)全社員に占める女性の割合30.0%27.6%全管理職に占める女性の割合20.0%11.9%採用した社員に占める女性の割合50.0%33.3% 〈健康経営の推進〉健康経営に関わる活動を通して、社員の「Work Life Integration(仕事とプライベートの統合)」を実現させるべく、心身の健康を維持・増進するための自律的な取り組みを継続的にサポートし、元気で活気溢れる職場環境づくりを推進しています。
社長と社員との「ランチ対話会」は年間を通じて定期的に実施しており、ランチを食べながら、運動や健康などをテーマに対話を行い、会社幹部と社員間、社員同士のタテヨコのコミュニケーションを促進する場となっています。
また、健康行動促進アプリを活用した「チーム対抗ウォーキングイベント」や体脂肪・筋肉量などの測定会を実施するなど、年間を通して様々なイベントを行っています。
健康経営の取組項目と活動内容項目活動内容健康診断生活習慣予防 生活習慣病の早期発見・早期対応を目的に、定期健康診断の項目を省略せず、全従業員に血液検査を実施しています。
これにより、入社から退職まで一貫した生活習慣病対策が可能となっています。
また、35歳以上の従業員には、胃や大腸等のガン発見を目的に、胃部X線、便潜血検査を実施しています。
さらに、その他のがん検診や、子宮頸がん・乳がん等の婦人科検診等のオプション検査の受診を希望する場合には、会社の健康診断受診日に合わせて受診することを認めています。
生活習慣病予防女性特有の健康課題対策仕事と治療の両立支援 失効した「年次有給休暇」の半分の日数を「ヘルスケア休暇」として付与しています(最大20日積立可)。
がん検診や、子宮頸がん・乳がん等の婦人科検診を受診するために休業する場合や、がん治療等の長期間治療による通院のために休業する場合、不妊治療の通院のために休業する場合に使用可能としています。
感染症対策 季節性インフルエンザの予防対策として、会社内での集団接種(会社費用負担)を実施しています。
集団接種を実施していない事業所では、接種者に対し費用補助(全額)を行っています。
健康アンケート 従業員の健康意識の把握や健康推進活動上のニーズの把握等を行うため、年1回、全従業員を対象としたアンケートを実施しています。
アンケートで得られた結果を次年度の健康推進活動に活かすべく取り組んでいます。
運動習慣促進イベント 健康行動促進アプリを活用し日々の歩数チェックを行うほか、社内でチーム対抗ウォーキングイベントを実施するなど、年に数回、運動習慣促進イベントを実施しています。
コミュニケーション促進イベント 社長と従業員との「ランチ対話会」を、年間を通じて定期的に実施しています。
社長が各事業所に出向き、ランチを食べながら運動や健康などをテーマに対話を行っています。
会社幹部と一般従業員のコミュニケーション、一般従業員同士のコミュニケーション促進の場として活用しています。
各種健康情報の発信 社内ポータルサイト上に「健康経営活動のページ」を作成し、健康経営に関わる情報を一元的に参照できるようにしています。
また、健康経営活動の写真などを随時掲載し、社内コミュニケーション促進にも活用しています。
「健康」に関する情報や、「食」に関する情報も定期的に発信し、従業員の健康意識の啓発に取り組んでいます。
戦略 (3) 環境経営に係る戦略当社グループの事業活動及び製品、サービスにおいて環境に与える影響を認識、評価し、下記の方針を定め、全従業員に周知し、全員参加で取り組んでおります。
・地球温暖化防止のため、二酸化炭素の排出量を削減する。
・持続可能な社会のための省資源を目指した製造、販売プロセスの構築及び節水に努める。
・全部門において、循環型システムを開発し、廃棄物削減を進める。
・化学物質の適正管理に努める。
・環境に関する法規制及び行政の環境施策を厳守し、環境保全に努める。
・地域社会の環境保全に貢献出来る職場環境作りを目指す。
・環境経営システムの継続的改善に努める。
  主な環境経営の取組項目と活動内容項目活動内容二酸化炭素排出量削減電力の省エネルギー活動排水量削減節水活動廃棄物削減産業・一般廃棄物削減活動製品化学物質安全製品含有化学物質調査活動
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 当社グループは、「英知と活力を集結して事業の発展を目指し、法令順守のもと我々が誇れる会社を目指す」という経営方針のもと、事業を通じて合成樹脂の可能性を拓き、社会に対し永続的に新たな価値を提供できる企業であり続けるために、また、従業員一人ひとりが健康で活き活きと働くことができる職場環境を常に整えている企業であり続けるために、日々弛まぬ努力と挑戦を続けております。
こうした経営を進めるために、多様な人材を活用し、個人の能力開発の支援にも力を入れ、一人ひとりの能力を最大限に引き出すべく「人的資本への投資と多様性の推進」に積極的に取り組み、企業の持続的な成長につなげることを目指します。
なお、連結グループにおける記載が困難である為、連結グループにおいて主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
〈多様な人材の支援/DEIの推進〉新卒採用、経験者採用に加え、契約社員から正社員への登用、派遣社員から正社員への登用も進めております。
また、女性や高齢者、外国籍社員、育児・介護を担う者等を含めた全ての社員に対し、一人ひとりのスキルと経験を活かし、適材適所で個々の能力と実力を発揮できる職場環境を整備しております。
〈自律的キャリア開発の支援〉全社各部門で、社員と上司による1on1ミーティングを定期的に行っており、日頃の働き方に関することや個々人がもつキャリア開発に関する想いや悩みを上司と共有し、前向きに話し合うことにより、社員一人ひとりが自律的にキャリアを開発していくことを支援する環境をつくっています。
〈指標および目標〉 多様な人材の活躍女性社員に代表される多様な人材の積極的な採用と育成、登用により、ダイバーシティを加速させます。
女性管理職比率を高めるべく、現在は採用する社員の女性比率を50%とする目標を掲げて取り組んでいます。
目標実績(当事業年度)全社員に占める女性の割合30.0%27.6%全管理職に占める女性の割合20.0%11.9%採用した社員に占める女性の割合50.0%33.3% 〈健康経営の推進〉健康経営に関わる活動を通して、社員の「Work Life Integration(仕事とプライベートの統合)」を実現させるべく、心身の健康を維持・増進するための自律的な取り組みを継続的にサポートし、元気で活気溢れる職場環境づくりを推進しています。
社長と社員との「ランチ対話会」は年間を通じて定期的に実施しており、ランチを食べながら、運動や健康などをテーマに対話を行い、会社幹部と社員間、社員同士のタテヨコのコミュニケーションを促進する場となっています。
また、健康行動促進アプリを活用した「チーム対抗ウォーキングイベント」や体脂肪・筋肉量などの測定会を実施するなど、年間を通して様々なイベントを行っています。
健康経営の取組項目と活動内容項目活動内容健康診断生活習慣予防 生活習慣病の早期発見・早期対応を目的に、定期健康診断の項目を省略せず、全従業員に血液検査を実施しています。
これにより、入社から退職まで一貫した生活習慣病対策が可能となっています。
また、35歳以上の従業員には、胃や大腸等のガン発見を目的に、胃部X線、便潜血検査を実施しています。
さらに、その他のがん検診や、子宮頸がん・乳がん等の婦人科検診等のオプション検査の受診を希望する場合には、会社の健康診断受診日に合わせて受診することを認めています。
生活習慣病予防女性特有の健康課題対策仕事と治療の両立支援 失効した「年次有給休暇」の半分の日数を「ヘルスケア休暇」として付与しています(最大20日積立可)。
がん検診や、子宮頸がん・乳がん等の婦人科検診を受診するために休業する場合や、がん治療等の長期間治療による通院のために休業する場合、不妊治療の通院のために休業する場合に使用可能としています。
感染症対策 季節性インフルエンザの予防対策として、会社内での集団接種(会社費用負担)を実施しています。
集団接種を実施していない事業所では、接種者に対し費用補助(全額)を行っています。
健康アンケート 従業員の健康意識の把握や健康推進活動上のニーズの把握等を行うため、年1回、全従業員を対象としたアンケートを実施しています。
アンケートで得られた結果を次年度の健康推進活動に活かすべく取り組んでいます。
運動習慣促進イベント 健康行動促進アプリを活用し日々の歩数チェックを行うほか、社内でチーム対抗ウォーキングイベントを実施するなど、年に数回、運動習慣促進イベントを実施しています。
コミュニケーション促進イベント 社長と従業員との「ランチ対話会」を、年間を通じて定期的に実施しています。
社長が各事業所に出向き、ランチを食べながら運動や健康などをテーマに対話を行っています。
会社幹部と一般従業員のコミュニケーション、一般従業員同士のコミュニケーション促進の場として活用しています。
各種健康情報の発信 社内ポータルサイト上に「健康経営活動のページ」を作成し、健康経営に関わる情報を一元的に参照できるようにしています。
また、健康経営活動の写真などを随時掲載し、社内コミュニケーション促進にも活用しています。
「健康」に関する情報や、「食」に関する情報も定期的に発信し、従業員の健康意識の啓発に取り組んでいます。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 〈指標および目標〉 多様な人材の活躍女性社員に代表される多様な人材の積極的な採用と育成、登用により、ダイバーシティを加速させます。
女性管理職比率を高めるべく、現在は採用する社員の女性比率を50%とする目標を掲げて取り組んでいます。
目標実績(当事業年度)全社員に占める女性の割合30.0%27.6%全管理職に占める女性の割合20.0%11.9%採用した社員に占める女性の割合50.0%33.3%
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 事業内容について異型押出成形加工による合成樹脂製品の専門メーカーとして、自動車用品をはじめ住宅用建材、鋼製家具関連部材、家電製品部材、半導体関連部材、工業部品など幅広く各産業分野に製品の供給を行っております。
① 自動車用品部門について自動車用フロアマットの製造販売を主軸とし、国内外の大手自動車メーカーの純正品として採用されております。
これらOEM純正フロアマットは、自動車の販売動向が当事業の販売実績に直結することは否めないことから、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 産業資材部門について汎用樹脂のみならず、多彩なエンジニアリングプラスチックに至るまで、各々の用途に応じた異型押出成形加工によるプラスチック製品の製造販売を行っており住宅用建材、鋼製家具関連部材、家電製品部材、半導体関連部材、工業部品など広範囲な産業分野に供給しております。
これらの製品は、エンドユーザーである個人の消費動向に左右され易く、特に住宅や家電製品の需給関係によっては、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(2) 原材料の仕入価格の変動について当社グループで製造する異型押出成形品の主原料が石油化学製品であることから、原材料の仕入価格は国際的な原油市場と関係があり、原油価格の大幅な価格変動が原材料の仕入価格に影響を及ぼす傾向があります。
国際石油価格の著しい変動により、石油化学製品市場に大幅な価格変動が発生した場合、仕入価格の上昇によっては当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 為替相場の変動による影響について当社グループの取り扱う製品および商品、または原材料には、外貨建取引が含まれております。
各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算しております。
従いまして、換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。
日本への輸入品については、為替相場の変動によるリスクを軽減する目的で、為替予約等のデリバティブ取引を用い外貨建て仕入価格の安定化に努めております。
しかしながら、為替相場変動の影響を完全に回避することは不可能であり、場合によっては当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 当社グループの特定取引先に対する依存度について当社グループの取り扱う製品および商品は、各産業分野に分散されておりますが、当連結会計年度における、主な販売先に対する販売実績の総販売実績に対する割合は、株式会社ホンダアクセスに対して23.1%、スズキ株式会社に対して16.7%、丸紅プラックス株式会社に対して10.2%と販売比率が高くなっております。
今後も当該取引先との安定的な取引を確保できるよう努めてまいりますが、当該取引先との長期契約や資本関係は無く、取引の継続性や安定性が保証されていないため、当該取引先の経営施策や取引方針の変更等によっては、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、各産業分野の他取引先への拡販活動により、特定の取引先への販売依存によるリスクを低減してまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の増加や雇用・所得環境の改善が進むなか、緩やかな回復基調で推移しました。
一方で、エネルギー価格の高止まりや円安の長期化、人件費の高まりを受けたコストの増加や、米国による関税施策の影響など、先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済環境のもと、当社グループにおきまして、自動車用品関連については、自動車業界において車両の生産停止の影響により自動車お生産販売台数が一部減少し、また、得意先の在庫調整の影響が見られたことから、当社の自動車用フロアマットの売上は前期をやや下回り、自動車用品関連の売上は58億85百万円(前期比1.8%減)となりました。
産業資材関連については、エアコン配管用化粧カバーは、全国的な猛暑や空調業界において省エネ製品需要の高まりによるルームエアコンの出荷増に伴い売上は好調に推移いたしました。
しかしながら、マガジンスティック関連市場では、輸出向け産業機器の出荷減の影響を受けることとなり、公共事業向け下水道補修用部材は、当期末にかけて販売数の持ち直しが見られたものの、納入先での施工員の人手不足の深刻化による在庫の納期調整などから前期に比べ売上は減少しました。
また、合成木材分野については、新築住宅着工戸数の減少に見られるエクステリア市場の低迷などから、主要製品のエクステリア用ウッドデッキ材は低調な売上となりました。
その結果、産業資材関連の売上は29億71百万円(前期比4.0%減)となりました。
利益面においては、円安による輸入コスト増加や原材料価格の上昇、人件費の増加に伴うコスト増加などから販売価格への転嫁を進め、合成木材製品では内製化による外注費の低減や材料費の削減による原価低減を図り、利益確保に努めました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は88億57百万円(前期比2.5%減)、営業利益は2億90百万円(前期比95.3%増)、経常利益2億81百万円(前期比17.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億85百万円(前期比3.1%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)は23億82百万円と前連結会計年度末と比較して6億86百万円の増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)税金等調整前当期純利益が2億72百万円、減価償却費3億26百万円、賞与引当金の増加14百万円、退職給付に係る負債の増加45百万円、売上債権の減少3億21百万円、棚卸資産の減少53百万円、仕入債務の減少1億8百万円、未収入金の減少21百万円、法人税等の支払額54百万円などにより、当連結会計年度における資金の収入は8億88百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億85百万円の収入増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)有形固定資産の取得による支出1億57百万円、保険積立金の解約による収入1億14百万円、保険積立金の積立による支出1億8百万円などにより、当連結会計年度における投資活動による資金の支出は1億52百万円となり、前連結会計年度末と比較して8百万円の支出減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)長期借入金の返済による支出4億32百万円、長期借入による収入3億40百万円、短期借入金の増加1億5百万円、配当金の支払額66百万円などにより、当連結会計年度末における財務活動による資金の支出は84百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億96百万円の支出減少となりました。
  ③生産、受注及び販売の状況a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(千円)前期比(%)自動車用品関連5,846,649△3.6産業資材関連3,155,450△2.1合計9,002,099△3.0
(注) セグメント金額は販売価格によっております。
b.受注実績受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。
c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(千円)前期比(%)自動車用品関連5,885,949△1.8産業資材関連2,971,713△4.0合計8,857,662△2.5
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先前連結会計年度当連結会計年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)株式会社ホンダアクセス2,082,94722.92,046,73723.1スズキ株式会社1,497,27316.51,478,26416.7丸紅プラックス株式会社1,131,59312.5901,87110.2
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績及び財政状態の分析a.経営成績当連結会計年度における経営成績の概況につきましては「第2〔事業の状況〕 4〔経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析〕 (1)経営成績等の状況の概況」に記載のとおりであります。
b.財政状態当社グループは、適切な流動性の維持、事業活動のための資金確保、および健全なバランスシートの維持を財務方針としております。
当連結会計年度末の総資産は、98億51百万円となり、前連結会計年度末と比較して2億72百万円の増加となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比較して3億93百万円の増加となりました。
その主な要因は、現金及び預金の増加6億86百万円、棚卸資産の増加24百万円、受取手形及び売掛金の減少2億79百万円、未収入金の減少21百万円、その他流動資産の減少15百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して1億20百万円の減少となりました。
その主な要因は、有形固定資産の減少1億15百万円、繰延税金資産の減少22百万円、退職給付に係る資産の増加22百万円によるものであります。
当  連結会計年度末の負債は、26億47百万円となり、前連結会計年度末と比較して65百万円の増加となりました。
流動負債は、前連結会計年度末と比較して46百万円の増加となりました。
その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加73百万円、電子記録債務の減少89百万円、短期借入金の増加1億5百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少63百万円、賞与引当金の増加16百万円によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して18百万円の増加となりました。
その主な要因は、長期借入金の減少28百万円、繰延税金負債の増加25百万円、退職給付に係る負債の増加10百万円によるものであります。
当連結会計年度末の純資産は、72億4百万円となり、前連結会計年度末と比較して2億6百万円の増加となりました。
その主な要因は、利益剰余金の増加1億18百万円、自己株式の取得30百万円、為替換算調整勘定の増加1億19百万円によるものであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因について「第2〔事業の状況〕 3〔事業等のリスク〕」に記載のとおりであります。
③経営戦略の現状と見通し当社グループを取り巻く経済環境は、米国の関税施策に伴う国内景気に与える影響が懸念される中、原材料価格やエネルギーコストの上昇など不透明な状況が続くものと予想されます。
当社グループは創業から今日まで異型押出成形加工を中心に合成樹脂製品のメーカーとして、卓越した独自の技術を根底にその技術を時代に対応させながら、新しい分野へと応用していく研究開発活動を通し、合成樹脂メーカーとして産業資材分野および自動車用品分野において、企画開発設計から提案までトータルにサポートできる「ものづくり企業」を目指して社会の発展に貢献しようと考えております。
  ④資本の財源及び資金の流動性についての分析a.キャッシュ・フロー当連結会計年度における経営成績の概況につきましては「第2〔事業の状況〕 4〔経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析〕 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資金調達について当社グループにおける主な資金需要として、運転資金、設備投資資金、有利子負債の返済及び利息の支払い等が必要であります。
当社はこれらの資金需要につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フローによって賄っております。
また、事業活動を円滑に行うための資金調達に際しては、事前に充分な検討を加え、低コストで安定的な資金の確保を重視しており、今後において運転資金及び設備投資資金等による資金需要が発生する場合に備えております。
⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
当社グループは、設立以来の企画提案型の企業姿勢を基礎とし、新素材の開発から製品の開発、さらには、生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っており、自社企画製品の拡大と付加価値の高いビジネスを創造しております。
現在、研究開発活動は各事業本部の研究開発部門で先進技術の研究開発を効果的に推進しております。
当連結会計年度における研究開発費は110百万円であります。
自動車用品関連においては、安全性および機能性を重視したフロアマットの製品開発、サステナブル対応製品やその他アイテム用品の開発に取り組んでおり、研究開発費の総額は73百万円であります。
産業資材関連においては、お客様のニーズが多様化・高度化しつつ、社会がスピーディーに変化しているなか、今後も成長が期待される産業分野に注力し、当社グループのノウハウを活かした製品開発に取り組んでおり、研究開発費の総額は37百万円であります。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資については、生産効率の改善を目的とした設備投資を実施しております。
当連結会計年度の設備投資の総額は164百万円であります。
セグメントごとでは、自動車用品関連66百万円、産業資材関連87百万円、全社資産10百万円であります。
なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。
(1) 提出会社2025年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)工具、器具及び備品合計奈良事業所(奈良県香芝市) 自動車用品関連自動車用品生産設備54,12537,572805,778(20,427.62)6,380903,85760〔11〕天理事業所(奈良県天理市) 産業資材関連産業資材生産設備113,02571,297245,978(5,779.00)3,217433,51832〔4〕栃木事業所(栃木県鹿沼市) 自動車用品関連・産業資材関連自動車用品・産業資材生産設備185,46525,032213,753(12,651.46)2,709426,96025〔4〕本社(大阪市平野区) 全社的管理業務本社機能43,305―189,553(1,054.74)1,017233,87614〔1〕
(注) 1 現在休止中の主要な設備は、ありません。
2 建物の一部を賃借しております。
3 上記中〔外書〕は、臨時従業員であります。
4 帳簿価額「土地」については、事業用土地の再評価を行っております。
5 帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。

(2) 国内子会社2025年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)工具、器具及び備品合計株式会社K&M工場(滋賀県甲賀市)産業資材関連産業資材生産設備319,01584,348298,035(20,159.00)3,185704,58535〔3〕
(注) 1 現在休止中の主要な設備は、ありません。
2 上記中〔外書〕は、臨時従業員であります。
3 帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。
(3) 在外子会社2025年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)工具、器具及び備品合計永大化工ベトナム会社工場(TAN THUAN EXPORTPROCESSING ZONE)自動車用品関連・産業資材関連自動車用品・産業資材生産設備90,967196,295―38,339325,602306〔―〕
(注) 1 現在休止中の主要な設備は、ありません。
2 上記中〔外書〕は、臨時従業員であります。
3 帳簿価額には建設仮勘定の金額を含んでおりません。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等該当事項はありません。

(2) 重要な設備の除却等経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。
研究開発費、研究開発活動37,000,000
設備投資額、設備投資等の概要10,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況44
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況16
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,512,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする投資を純投資目的である投資株式とし、それ以外を純投資目的以外の目的である投資株式としております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、政策保有株式については、毎期、その保有目的の合理性と保有することによる関連収益および便益を取締役会において検証し、保有しない場合との比較において取引先および地域社会との良好な関係を構築し、事業の円滑な推進を図るために必要と判断する企業の株式を保有しております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式6110,362 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式41,279取引先持株会を通じた株式の取得によるもの  (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)星和電機株式会社166,014163,825取引関係の円滑化(株式数が増加した理由)取引先持株会を通じた株式の取得によるもの有86,32792,888株式会社みずほフィナンシャルグループ5,0005,000金融取引関係における協力関係の維持・向上を通じた当社の中長期的な企業価値向上に資するため無20,25515,230株式会社オカムラ1,2261,222取引関係の円滑化(株式数が増加した理由)取引先持株会を通じた株式の取得によるもの無2,4112,774コクヨ株式会社316308取引関係の円滑化(株式数が増加した理由)取引先持株会を通じた株式の取得によるもの無901767株式会社イトーキ219216取引関係の円滑化(株式数が増加した理由)取引先持株会を通じた株式の取得によるもの 無360384シャープ株式会社113113取引関係の円滑化無10694 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式    該当事項はありません。
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社4
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社6
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社110,362,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,279,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社113
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社106,000
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社取引先持株会を通じた株式の取得によるもの
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社シャープ株式会社
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社取引関係の円滑化
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2025年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
和田 正行大阪府柏原市24618.85
永大化工共栄会大阪市平野区平野北二丁目3番9号13210.11
遠山 和子神奈川県横須賀市433.28
加貫 るり子兵庫県三田市413.13
大阪中小企業投資育成株式会社大阪市北区中之島三丁目3番23号392.99
水元 公仁東京都新宿区382.95
星和電機株式会社京都府城陽市寺田新池36322.47
和田 和子大阪府柏原市322.46
日本生命保険相互会社東京都千代田区丸の内一丁目6番6号日本生命証券管理部内282.14
永大化工従業員持株会大阪市平野区平野北二丁目3番9号241.90計-65850.28
株主数-金融機関4
株主数-金融商品取引業者8
株主数-外国法人等-個人4
株主数-外国法人等-個人以外5
株主数-個人その他1,098
株主数-その他の法人34
株主数-計1,153
氏名又は名称、大株主の状況永大化工従業員持株会
株主総利回り1
株主総会決議による取得の状況 (1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分株式数(株)価額の総額(千円)当事業年度における取得自己株式――当期間における取得自己株式――
(注) 当期間における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

Shareholders2

自己株式の取得-30,400,000