財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-06-26
英訳名、表紙OILES CORPORATION
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  坂入 良和
本店の所在の場所、表紙神奈川県藤沢市桐原町8番地
電話番号、本店の所在の場所、表紙(0466)44-4901(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月事項1939年4月東京市大森区新井宿(現 東京都大田区中央)において川崎宗造が個人経営による「日本オイルレスベアリング研究所」を創設し、オイルレスベアリングの製造販売を開始1952年3月「株式会社日本オイルレスベアリング研究所」を設立(資本金100万円)1958年12月「日本オイレス工業株式会社」に商号変更1959年2月東和電気株式会社(現:ユニプラ㈱)の株式取得1962年4月神奈川県大和市に大和工場を新設9月橋梁用支承要部「オイレスベアリングプレート」の製造販売を開始1966年2月「オイレス工業株式会社」に商号変更1967年12月蒲田工場(1954年2月新設)を閉鎖し、神奈川県藤沢市に本社・工場を新設1970年10月大阪工場(1961年4月新設)を閉鎖し、滋賀県栗東町(現:栗東市)に滋賀工場を新設1971年2月ルービィ工業株式会社(現:連結子会社)を共同設立10月排煙・換気用窓開閉装置「ウィンドウオペレーター」の販売開始1976年11月Oiles America Corporation(2011年1月合併、消滅)をアメリカ合衆国に設立1978年5月ユニプラ株式会社(現:連結子会社)の株式を取得5月オーケー工業株式会社(現:連結子会社)を共同設立1979年4月オイレス建材株式会社(現:オイレスECO㈱)を設立(設立時社名:オペレーターサービス㈱)1982年5月大平産業株式会社(現:オイレス西日本販売㈱)の株式を取得1983年9月大分県中津市に大分工場を新設1987年2月 免震装置「オイレスLRB」の製造販売を開始。
また、当装置を使用した日本で初の免震構造ビルを当社藤沢事業場に開設1988年3月自潤元件工業股份有限公司を台湾に合弁で設立6月オペレーター鋼機株式会社(現:オイレスECO㈱)の株式を取得12月Oiles Tribomet Gleitelemente GmbH(現:Oiles Deutschland GmbH)の持分を取得1989年12月株式を店頭登録銘柄として(社)日本証券業協会に登録1993年4月栃木県足利市に足利工場(現:足利事業場)を新設1994年3月株式を東京証券取引所市場第二部に上場1995年3月株式会社免震エンジニアリング(現:連結子会社)を設立1996年12月株式会社リコーキハラ(現:連結子会社)の株式取得1997年9月株式を東京証券取引所市場第一部に指定1998年2月ISO9002品質システム認証取得(現在のISO9001)3月栃木県足利市に免震・制震技術研究センターを開設4月株式会社キソー(現:オイレス東日本販売㈱)の株式取得10月上海自潤軸承有限公司(現:連結子会社)を中華人民共和国に合弁で設立11月Oiles USA Holding Incorporated(現:Oiles America Corporation)を米国持株会社として設立2000年3月ISO14001環境マネジメントシステム認証取得2001年4月オペレーター鋼機株式会社とオイレス建材株式会社は合併し、オイレス・エコシステム株式会社(現:オイレスECO㈱)に名称変更2002年4月Oiles (Thailand) Company Limited(現:連結子会社)をタイ王国に合弁で設立2003年6月Oiles Czech Manufacturing s.r.o.(現:連結子会社)をチェコ共和国に設立10月提出会社の建築機器事業部門を分割し、販売子会社のオイレス・エコシステム株式会社を事業承継会社として事業統合し、オイレスECO株式会社(現:連結子会社)へ社名を変更2005年4月自潤軸承(蘇州)有限公司(現:連結子会社)を中華人民共和国に設立9月Oiles France SAS(2021年3月清算)をフランス共和国に設立2006年8月東和電気株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化2007年4月ユニプラ株式会社と東和電気株式会社は、ユニプラ株式会社(現:連結子会社)を存続会社とする合併を実施2010年10月オーケー工業株式会社(現:連結子会社)の株式を追加取得し、完全子会社化 年月事項2011年1月Oiles USA Holding Incorporatedを存続会社、Oiles America Corporationを消滅会社として合併し、合併後にOiles America Corporation(現:連結子会社)へ社名変更3月Oiles Self Lubricating Bearings Manufacturing Private Limited(現:Oiles India Private Limited)をインド共和国に設立2013年10月大平産業株式会社は事業の一部をオイレス東日本販売株式会社へ譲渡し、オイレス西日本販売株式会社(現:連結子会社)に社名変更2014年6月瓯依鐳斯貿易(上海)有限公司(現:連結子会社)を中華人民共和国に設立2015年5月株式会社リコーキハラ(現:連結子会社)の株式を追加取得し、完全子会社化2017年4月ルービィ工業株式会社(現:連結子会社)の株式を追加取得し、完全子会社化12月ユニプラ株式会社(現:連結子会社)の株式を追加取得し、完全子会社化2019年3月オイレス西日本販売株式会社(現:連結子会社)の株式を追加取得し、完全子会社化2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行2024年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
事業の内容 3【事業の内容】
当企業グループは、連結財務諸表提出会社(オイレス工業株式会社)及び子会社17社により構成されており、一般軸受機器、自動車軸受機器、構造機器、建築機器の製造販売を行っております。
上記の企業グループの営む主な事業内容と各社の当該事業における位置づけは、次のとおりであります。
なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
セグメント主要製品連結財務諸表提出会社及び各社の位置づけ一般軸受機器および自動車軸受機器オイルレスベアリング等連結財務諸表提出会社が開発、製造及び販売を行っており、ユニプラ(株)、ルービィ工業(株)、(株)リコーキハラ及びオーケー工業(株)は特定製品の製造販売を、オイレス西日本販売(株)及びオイレス東日本販売(株)は特定地域における販売を行っております。
また、Oiles America Corporation は北米市場における特定製品の製造販売を、Oiles Deutschland GmbH はヨーロッパ市場における特定製品の販売を、Oiles Czech Manufacturing s.r.o.はヨーロッパ市場における特定製品の製造販売を、上海自潤軸承有限公司及び自潤軸承(蘇州)有限公司は中国市場等における特定製品の製造販売を、Oiles (Thailand) Company Limited は東南アジア市場における特定製品の製造販売を、Oiles India Private Limitedはインド市場における特定製品の製造販売を行っております。
構造機器支承、免震・制震装置等連結財務諸表提出会社が開発、製造及び販売を行っており、ユニプラ(株)、(株)リコーキハラ及びルービィ工業(株)は特定製品の製造販売を、(株)免震エンジニアリングは免震・制震装置のスペックイン活動及び設計・保守業務を行っております。
建築機器ウィンドウオペレーター環境機器住宅用機器等オイレスECO(株)が開発、製造、販売、工事並びに保守を行っており、瓯依鐳斯貿易(上海)有限公司が中国市場等における特定製品の販売を行っております。
その他伝導機器類等上記以外の機器類オイレス西日本販売(株)及びオイレス東日本販売(株)が伝導機器類の仕入販売を行っております。
以上の企業集団等について事業系統図を示すと次のページのとおりであります。
(注)Oiles Brasil Limitadaは2021年3月25日付で営業活動を休止し、休眠会社となっているため記載しておりません。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
(1)連結子会社名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容オイレスECO㈱東京都 品川区千円200,000建築機器100.0建築機器の製造販売建物の賃貸借オイレス西日本販売㈱大阪府大阪市西区千円46,000一般軸受機器自動車軸受機器その他100.0軸受機器、その他の販売建物の賃貸借オイレス東日本販売㈱東京都 港区千円20,000一般軸受機器自動車軸受機器その他100.0軸受機器、その他の販売建物の賃貸借ユニプラ㈱埼玉県 川越市千円78,000一般軸受機器自動車軸受機器構造機器100.0軸受機器、構造機器の製造販売建物の賃貸借㈱リコーキハラ(注)2新潟県 中魚沼郡千円138,000一般軸受機器自動車軸受機器構造機器100.0軸受機器、構造機器の製造販売資金援助ルービィ工業㈱福島県 大沼郡千円92,000一般軸受機器自動車軸受機器構造機器100.0軸受機器、構造機器の製造販売オーケー工業㈱滋賀県 守山市千円25,000一般軸受機器自動車軸受機器100.0軸受機器の製造販売㈱免震エンジニアリング東京都 品川区千円10,000構造機器100.0構造機器に関するエンジニアリングサービス、建物の賃貸借Oiles AmericaCorporationアメリカ ノースカロライナ州千米ドル2,200一般軸受機器自動車軸受機器100.0軸受機器の製造販売役員の兼任、資金援助Oiles DeutschlandGmbHドイツヘッセン州千ユーロ51一般軸受機器自動車軸受機器100.0軸受機器の販売、資金援助Oiles CzechManufacturing s.r.o.チェコ カダン市千コルナ100,000一般軸受機器自動車軸受機器100.0軸受機器の製造販売資金援助上海自潤軸承有限公司中国 上海市千人民元22,587一般軸受機器自動車軸受機器90.0軸受機器の製造販売自潤軸承(蘇州)有限公司(注)2中国 江蘇省千人民元75,543一般軸受機器自動車軸受機器100.0軸受機器の製造販売Oiles (Thailand)Company Limited(注)4タイ ラヨン県千バーツ104,000一般軸受機器自動車軸受機器85.0(0.1)軸受機器の製造販売Oiles India PrivateLimited(注)2、4インドハリヤナ州千ルピー800,000一般軸受機器自動車軸受機器100.0(0.1)軸受機器の製造販売瓯依鐳斯貿易(上海)有限公司(注)4中国 上海市千人民元2,180建築機器100.0(100.0)建築機器の販売(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.上記子会社には有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
4.議決権の所有割合の( )内は間接所有割合で内数であります。
5.Oiles Brasil Limitadaは2021年3月25日付で営業活動を休止し、休眠会社となりました。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)軸受機器1,542(406)構造機器151(34)建築機器134(26)報告セグメント計1,827(466)その他9(0)全社(共通)233(40)合計2,069(506)(注)1.( )内の人数は、嘱託及び臨時雇用者数の平均人員を外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理・研究部門等に所属しているものであります。
3.「一般軸受機器」および「自動車軸受機器」に従事する同一の従業員が存在するため、「軸受機器」として記載しております。
(2)提出会社の状況 2025年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)817(309)44.517.67,835,025 セグメントの名称従業員数(人)軸受機器496(243)構造機器143(33)報告セグメント計639(276)全社(共通)178(33)合計817(309)(注)1.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。
2.( )内の人数は、嘱託及び臨時雇用者数の平均人員を外数で記載しております。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理・研究部門等に所属しているものであります。
4.「一般軸受機器」および「自動車軸受機器」に従事する同一の従業員が存在するため、「軸受機器」として記載しております。
(3)労働組合の状況提出会社の労働組合は、JAMに加盟しており、2025年3月31日現在における組合員数は673人であります。
当企業グループ内における労使関係は安定しております。
(4)多様性に関する指標①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)   (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)   (注)2.正規雇用労働者の男女の勤続年数の差異(年)労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.男性女性全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者2.162.518.514.363.479.684.8(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
労働者の男女の賃金の差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。
なお、同一労働の賃金に男女間の差はなく、勤続年数の差異等によるものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1)経営方針当企業グループは、『オイルレスベアリングの総合メーカーとして世界のリーダーとなり、技術で社会に貢献する』をグループの経営理念としており、一貫性をもって持続的な成長を目指しております。
創業から脈々と続く「技術で社会に貢献する」理念は、当企業グループの普遍的な価値観であります。
軸受機器事業において省エネや環境負荷低減の実現、構造機器事業において世界に対して「安心・安全」を提供、建築機器事業において排煙や換気により「安心・安全」や「快適さ」を提供しております。
当企業グループの事業そのものは高い社会貢献性を持ち、「技術で社会に貢献する」経営理念を具現します。
わたしたちは、持続可能な社会を実現することは当企業グループの企業価値向上につながるという信念をもち、トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)とダンピング(振動制御)の2つのコア技術のたゆまぬ探求と、社会の持続的な発展に貢献するという飽くなき挑戦を続けてまいります。
①事業への取り組みグローバルな市場創造企業として、他社の追従を許さない性能を持つ独自の製品開発をおこない、お客さまの課題を革新的に解決し、お客さまと共に世界初・世界一を実現するための技術や製品の提供を続けます。
そのために、お客さまや社会からの期待に応える高い品質水準と生産性向上をおこないます。
②社会とのかかわり企業価値の創出は、さまざまなステークホルダーによるリソースの提供や貢献の結果であります。
ステークホルダーとの適切な協働に努めるとともに、その期待に応えてまいります。
③サステナビリティへの対応サステナビリティはESGを含む長期的に重要な経営要素として積極的かつ能動的な活動を進めます。
④人的資本対応の強化人材は「人的資本」であり、企業価値創出の中核は人的資本にあります。
企業価値向上を実現する人材戦略を経営戦略と連動して推進します。
(2)経営戦略等当企業グループは、持続的な成長や中長期的な企業価値の創出を実現するため、経営理念に則った長期ビジョンや中長期の経営方針・経営戦略を策定し、計画で定めた成長目標の実現に向けて、グループ全体で取り組んでまいります。
当企業グループでは、“2030年のありたい姿”として長期ビジョン「OILES 2030 VISION」を掲げ、2024年度を起点とする”中期経営計画2024-2026”を策定いたしました。
OILES 2030 VISION『サステナブルな社会の実現を、摩擦・摩耗・振動の技術+Xで貢献する』 中期経営方針2024-20261.次世代の飛躍成長を実現するために成長市場へ経営資源を全力投球2.業務改革と生産技術の追求によって全部門が生産性を向上する3.すべてのステークホルダーに貢献する企業価値向上4.資本効率性を意識した財務運営 事業ごとの中期戦略等は以下のとおりです。
(一般軸受機器)半導体製造装置等の成長性の高い分野への注力に加え、再生可能エネルギー市場への戦略製品の投入、積極展開をおこなっております。
半導体製造装置等のエレクトロニクス分野においては、国内産業力強化が進む中国市場において非日系顧客を含む受注獲得を積極的に推し進めております。
再生可能エネルギー分野では、北米市場においては水力発電所のメンテナンス需要の増加、インド・中国市場においては新設の揚水発電所建設による需要増加に対応すべく受注活動の強化をはかっております。
(自動車軸受機器)EVの普及や自動運転化に対応した製品開発と積極投資をおこない、新規案件の獲得を目指します。
中国やインドといった成長市場を中心に受注拡大をはかっており、特に非日系顧客を中心に新規受注を拡大するべくグローバルで営業活動を展開しております。
また拡大が見込まれる車載装置の電動化の潮流を的確に捉え、電動化に伴う新用途の開拓と新製品の開発、スペックインを積極的に推し進めてまいります。
(構造機器)増加するインフラリニューアル、及び都市再開発や都市型データセンターへ採用される大型製品のシェア拡大をはかるとともに、人手不足等により物件が遅延、減少する中においても、売上・シェアを拡大するために市場創造型の新しい試みに積極的に挑戦してまいります。
また、大型製品の需要に対応すべく足利工場の再編に取り組んでおり、今年度は新出荷棟の完成を見込んでおります。
(建築機器)建築着工床面積の減少や労務費、資材等の原価が高騰する中においても、建築物の長寿命化要求の高まりとともに拡大するリニューアル市場、リフォーム市場への活動を強化することにより、収益性の向上に取り組んでまいります。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当企業グループは、売上高営業利益率と自己資本当期純利益率(ROE)を経営指標として重視します。
売上高営業利益率は事業の利益水準を明確化するため、ROEは資本収益性を意識した経営を実践するため、重要な経営指標としております。
なお、この両指標を高めることで、企業価値向上が図れるものと考え、売上高営業利益率は15%以上、自己資本当期純利益率は10%以上を目指しております。
当連結会計年度における売上高営業利益率は10.3%であり、自己資本当期純利益率は8.4%でした。
引き続きこれらの目標が達成されるように取り組んでまいります。
(4)経営環境と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題成長戦略を支え企業の持続的成長を支えるには事業部門の成長に加え、非財務資本のさらなる進化が重要との認識のもと、経営基盤の高度化を重点課題としております。
特に、人的資本への取り組みとしては、従業員エンゲージメントが高まるよう人材育成やダイバーシティの推進、ワークライフバランス、健康経営の推進等に積極的に取り組んでおります。
2024年10月には、従業員意識調査(年1回)も開始し、従業員エンゲージメントの推移や施策の効果を測定していくことで、実効性の高い施策を実行してまいります。
サステナビリティ課題への取り組みでは、当企業グループは2030年度までにCO2総排出量を2013年度比46%削減という目標を2021年に定め、これに続いて2023年度からは当企業グループ全体で「2050年カーボン・ニュートラル」の実現を目標とし、積極的な設備投資を通じた自社設備によるCO2排出量削減のみならず、環境負荷低減を実現する製品や技術を社会に提供するという本業での環境対応についても、バイオマスプラスチック軸受の製品化や、電気自動車、再生可能エネルギー、水素エネルギー分野などに向けた取り組みの強化を通じて推進しています。
当社の技術や製品が地球環境に貢献できる可能性は高いと考え、技術・製品開発を進めております。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当企業グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ共通当企業グループは、サステナビリティ(ESG要素を含む中長期的な持続可能性)が企業価値の向上に向けた重要な経営課題であるという認識のもと、取り組みの強化を進めております。
経営理念「オイルレスベアリングの総合メーカーとして世界のリーダーとなり、技術で社会に貢献する」にのっとり、サステナビリティ推進は社会の持続可能な発展に寄与すると同時に、当企業グループの新たな企業価値の創造と発展を実現するための基盤になるという考えのもと、当企業グループは、サステナビリティ推進は企業行動の主軸であると位置付けております。
そして、長期ビジョンや当企業グループの企業行動憲章に基づく誠実かつ公正な事業活動を通じて、1.「ガバナンスの強化」2.「社会課題解決への対応」3.「環境対応」4.「人権の尊重と適正な労働慣行」5.「ダイバーシティ&インクルージョン」6.「地域社会との共生」という6つのサステナビリティ重点項目を実践することで、サステナビリティ課題に対する企業としての責任を果たしてまいります。
①ガバナンス当社では、代表取締役社長を議長として全取締役・執行役員が出席するサステナビリティ推進会議を年2回開催し、環境対応やダイバーシティなどのサステナビリティ課題に関する取り組み方針や対応状況、重要なサステナビリティ課題に関する事項について、経営層が協議を行っております。
サステナビリティ推進会議の直下には、サステナビリティ担当役員を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しております。
サステナビリティ委員会では、当企業グループのサステナビリティ重点課題の推進やPDCAサイクルの中で抽出された課題の議論を行っており、重要な事項については、サステナビリティ推進会議に報告する運営になっております。
また、サステナビリティ課題ごとに構成した7つの推進部会をサステナビリティ委員会の傘下に置き、各課題の解決に向けて取り組んでおります。
(2025年3月31日現在)※「社会貢献部会」は、2025年4月1日付でサステナビリティ委員会の傘下部会から連絡会に再編しております。
また、同日付で「環境部会」は「カーボンニュートラル部会」に、「人権・労働慣行部会」は「人権・人的資本部会」にそれぞれ名称を変更しております。
②リスク管理当企業グループは、「グループリスク管理規程」に基づき、当社及び子会社に影響を及ぼす可能性のある様々なリスクを洗い出して一元的に把握し、予防するとともに、リスクが発生した場合には迅速かつ的確に対応することによって被害の発生を最小限に食い止め、再発を防止し、グループの企業価値の保全をはかっております。
リスクが多様化している状況を踏まえ、2024年4月、サステナビリティ推進会議傘下の「リスク管理部会」を、取締役会の諮問機関としてリスク管理委員会に再編しました。
情報の集約と管理の強化をはかり、リスクの発生頻度や影響の低減をはかっております。
委員会では、当企業グル-プに係るリスクの状況を包括的に把握するとともに、その対応状況を定期的に確認しております。
リスクの影響度や発生可能性を踏まえたグループのリスク管理対応の強化を推進し、取締役会にも定期的に報告を行っております。
気候変動問題に関するリスクについては、事務局的な組織として、サステナビリティ委員会傘下に品質環境安全部長を部会長とする「環境部会」を設置しており、リスクや機会を踏まえて、CO₂排出量削減を中心とする気候変動問題への対応を進めており、また、気候変動が引き起こす物理的リスクである水害リスクについては、その発生可能性は低いものの、サステナビリティ委員会傘下であり総務部長を部会長とする「BCP/BCM部会」においてフォローを行っております。
③戦略当企業グループは、新たな企業価値の創造と発展を実現するためには、非財務資本(人的資本・知的資本・自然資本など)のさらなる進化を土台とした企業としての持続的成長をはかることが重要であるとの認識のもと、「持続的成長に向けた重要課題(マテリアリティ)」を特定いたしました。
これらマテリアリティへの取り組みの強化を通して、SDGsをはじめとする社会課題の解決に貢献し、当企業グループの持続的な成長(企業価値向上)を実現してまいります。
(2)気候変動当企業グループは、気候関連リスクおよび機会が経営上の重要課題であるという認識のもと、2019年7月に国連の推奨する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」の趣旨に賛同し署名いたしました。
また、2023年9月に気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD。
現在、ISSBが承継)への賛同を表明いたしました。
TCFD提言に沿った情報開示を進め、ステークホルダーの皆様との信頼関係の強化に繋げてまいります。
①戦略気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言を踏まえ、気候変動がもたらす「リスク」と「機会」を特定しております。
移行リスクについては2℃シナリオ、物理的リスクについては4℃シナリオを用いて分析しております。
気候変動がもたらす「リスク」と「機会」の詳細は、「オイレス工業株式会社 統合報告書2024」45~46ページ、及び「TCFD提言に基づいた情報開示」(2024年9月27日開示資料)において記載しております。
②指標及び目標2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、当企業グループは2021年に見直しを行った環境目標を2023年にあらためて見直しました。
目標達成までのステップを2段階に分け、第1ステップは、従来からの目標である2030年度までにCO₂総排出量を2013年度比46%削減(CO₂総排出量16,609t-CO₂以下)するとし、第2ステップとして、当企業グループ全体で2050年カーボンニュートラルの実現を目指します。
環境目標 (対象はScope1及びScope2)第1ステップ : 2030年度までにCO₂総排出量を2013年度比46%削減第2ステップ : グループ全体で「2050年カーボン・ニュートラル」を実現2024年度の当社単体のCO₂総排出量は、省エネ投資および再生可能エネルギー調達により前年度比約2割削減となる見込みであり、今後は国内外子会社のCO₂総排出量の削減も推進していく計画です。
CO₂総排出量の実績については、当社ウェブサイトのESGデータに記載しております。
当該サイトは2025年10月に更新予定です。
(3)人的資本(人材の多様性を含む)人的資本は価値創造と企業価値向上の源泉であるという認識のもと、当企業グループは、人材(人的資本)への取り組みを企業価値の持続的向上に向けた重要な経営課題と位置付け、人権尊重、ダイバーシティの推進、人材育成、適正な労働慣行や健康経営の推進など、全ての従業員の成長を実現する投資を行い、人材に関する環境整備をはかっております。
①戦略当企業グループの「人事基本方針」では「人材育成」と「社内環境整備」についてそれぞれ次のとおり方針を定めております。
「人事基本方針」オイレスグループは「従業員は会社の大切な財産である」と考え、すべての従業員の人権を尊重するとともに、オイレス工業の社是のもと、従業員の多様な能力や個性を充分に発揮できるよう成長を支援します。
また、日々変化する社会情勢から従業員の安全と健康を守り、柔軟かつ効率的な働き方を実現できるよう、職場環境を整備します。
「人材育成」オイレスグループは、すべての従業員に次のことを求めるとともに、その実現に向けた成長を促します。
・人権と多様性を尊重し、グローバルに活躍すること・高い専門性を発揮し、創造と革新に情熱を持って挑戦し続けること・自律的に行動し付加価値を生み出し、社会に貢献すること<人権の尊重>個人の人権を尊重し、人種、皮膚の色、性別、言語、宗教、政治上その他の意見、国籍またはその有無、財産、地位等による不当な差別を一切行いません。
また、いかなる時も機会の均等をはかるとともに、あらゆるハラスメントの防止に努めます。
<多様性の尊重>多様な背景を持つ人材一人ひとりがそれぞれの能力・個性を十分に発揮できるよう、誰もが働きがいを感じられる企業風土づくりを進めます。
<人材育成>一人ひとりの資質・個性を活かした能力開発を積極的に行い、組織的な人材育成・活用・評価・処遇により、従業員それぞれが持つ能力を最大限に引き出すよう努めます。
「社内環境整備」オイレスグループは、すべての従業員の安全と健康を守り、多様な働き方を受け入れられるよう、職場環境の整備に努めます。
<安全で健康な職場づくり>すべての従業員の安全と健康を守るため、安心・安全・快適な職場環境の実現を目標に掲げ、労働安全衛生管理システムを活用し、全員参加による安全第一の社風づくりに取り組みます。
また、すべての従業員が心身ともに健康で働き続けることができるよう産業保健体制を構築し、従業員の健康維持・向上に努めます。
<ワーク・ライフ・バランス>すべての従業員が仕事とプライベートの両立を実現でき、いきいきと暮らせる環境をつくるため、出産・育児・介護をはじめとしたライフイベントに備えた両立支援制度を充実させるとともに、柔軟で効率的な働き方を実現できるよう、就業支援制度を整備します。
(a)教育研修制度従業員のスキルアップはもとより、各人の自発的なキャリアデザインを支援するべく、マネジメント研修、職能教育、国際化教育、自己啓発、ライフプランに関する研修など、キャリアや年齢層に応じた多彩な研修制度を整備しています。
また、管理職候補者の総合研修の場として「オイレススクール」を設けるなど、将来の幹部候補者の選抜教育も併せて実施しています。
(b)ダイバーシティ&インクルージョンの推進ダイバーシティの推進を重要な経営課題の一つとして位置付けており、多様な背景を持つ人材が能力・個性を十分に発揮できるよう、働きやすい企業風土や職場環境づくりを進めています。
女性従業員の絶対数が少ないことを最大の課題と捉え、新卒採用の女性比率目標を30%以上と設定し、地道に取り組むと共に、キャリアアップを前向きに捉えられるよう、環境整備も並行して実施しております。
これらの取り組みが評価され、2024年1月、女性活躍推進法に基づく優良企業「えるぼし」二段階目に認定されました。
また、障がい者雇用においては、障がい者の方に働いていただける環境の拡大をはかると共に、本社、工場のある地域にて社会貢献として積極的に取り組んでおります。
2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度女性従業員(正規雇用)女性従業員比率(%)連結24.724.824.625.226.1単体11.411.613.114.315.5女性管理職人数(名)連結1517182122単体13443女性管理職比率(%)連結5.05.66.17.47.5単体0.71.92.72.72.1障がい者雇用率単体2.12.12.12.32.4 (c)働き方改革(ワーク・ライフ・バランス)妊娠・出産、育児、介護などの多様なライフイベントと業務の両立を支援する制度や各種休暇制度、年間休日127日の維持、特別休暇の拡大をはじめ、有給休暇を取得しやすく、時差出勤やテレワークによる柔軟な働き方の整備も並行して進めております。
これらの取り組みが評価され、2023年6月、当社は、仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業「くるみん」事業者として認定されました。
2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度育児休業・短時間勤務取得状況育児休業取得者数(名)男性1117151310女性55255育児短時間勤務取得者数(名)男性01010女性99101210平均年間総労働時間    (時間)1,758.61,750.61,733.11,723.51,727.5有給休暇平均取得日数    (日)15.215.615.915.915.3有給休暇平均取得率     (%)78.780.483.284.581.3月時間外労働平均時間   (時間)6.17.57.26.05.9 (d)健康経営の推進当社は従業員が生き生きと働くことができる基盤づくりとして、安全衛生委員会と人権・労働慣行部会が一丸となり、働き方改革、メンタルヘルス対策、健康保持・増進活動を通じて健康経営の推進に取り組んでおります。
2020年11月には人事部に「健康経営推進チーム」を発足し、健康推進体制を強化、健康経営戦略マップに基づき取り組み事項を安全衛生活動計画に組み込み、全拠点で推進できる体制を整えております。
2024年度からは特定保健指導など健康保険組合とのコラボヘルスも強化しております。
健康経営で解決したい経営課題を把握し、期待する効果に関する具体的な取り組みのつながりを視覚化し、計画的に推進しており、昨年に引き続き2025年度(2024年申請)も健康経営優良法人に認定されております。
2022年度2023年度2024年度定期健康診断受診率100.0%100.0%100.0%二次検査受診率60.0%55.0%61.4%要医療者への保健師面談実施率100.0%100.0%100.0%健康に関する研修受講率72.5%96.0%93.3%ストレスチェック受検率91.0%94.3%95.5%ストレスチェック高ストレス者率17.0%16.1%14.8%メンタルヘルス研修参加率69.5%94.5%94.1%新入社員との保健師面談実施率100.0%100.0%100.0%喫煙率30.1%29.8%28.4%飲酒率17.1%18.1%16.1%アブセンティーズム(*1)1.991.941.97ワークエンゲージメント(*2)2.312.662.69プレゼンティーズム(*3)--24.0%(*1)アブセンティーズム:傷病休暇制度の利用日数の全従業員平均(*2)ワークエンゲージメント:ユトレヒトワークエンゲージメント尺度より2項目(2022年度)・3項目(2023年度~)実施した平均値(*3)プレゼンティーズム:良好な状態を100%としての業務効率の低下割合 ②指標及び目標人的資本に関しては、社内の多様性(ダイバーシティ)の確保に向けた目標として、女性・外国人従業員・中途採用者の管理職への登用等に関する目標設定を行っております。
目標や実績の詳細は、「オイレス工業株式会社 統合報告書2024」の52~53ページ及び本有価証券報告書の「第1 企業の概況 5 従業員の状況」に記載をしております。
女性比率の目標値 2025年度2030年度新卒採用の女性比率単体30%程度女性管理職比率単体3%程度5%以上女性管理職比率連結-10%程度
戦略 ③戦略当企業グループは、新たな企業価値の創造と発展を実現するためには、非財務資本(人的資本・知的資本・自然資本など)のさらなる進化を土台とした企業としての持続的成長をはかることが重要であるとの認識のもと、「持続的成長に向けた重要課題(マテリアリティ)」を特定いたしました。
これらマテリアリティへの取り組みの強化を通して、SDGsをはじめとする社会課題の解決に貢献し、当企業グループの持続的な成長(企業価値向上)を実現してまいります。
指標及び目標 ②指標及び目標人的資本に関しては、社内の多様性(ダイバーシティ)の確保に向けた目標として、女性・外国人従業員・中途採用者の管理職への登用等に関する目標設定を行っております。
目標や実績の詳細は、「オイレス工業株式会社 統合報告書2024」の52~53ページ及び本有価証券報告書の「第1 企業の概況 5 従業員の状況」に記載をしております。
女性比率の目標値 2025年度2030年度新卒採用の女性比率単体30%程度女性管理職比率単体3%程度5%以上女性管理職比率連結-10%程度
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ①戦略当企業グループの「人事基本方針」では「人材育成」と「社内環境整備」についてそれぞれ次のとおり方針を定めております。
「人事基本方針」オイレスグループは「従業員は会社の大切な財産である」と考え、すべての従業員の人権を尊重するとともに、オイレス工業の社是のもと、従業員の多様な能力や個性を充分に発揮できるよう成長を支援します。
また、日々変化する社会情勢から従業員の安全と健康を守り、柔軟かつ効率的な働き方を実現できるよう、職場環境を整備します。
「人材育成」オイレスグループは、すべての従業員に次のことを求めるとともに、その実現に向けた成長を促します。
・人権と多様性を尊重し、グローバルに活躍すること・高い専門性を発揮し、創造と革新に情熱を持って挑戦し続けること・自律的に行動し付加価値を生み出し、社会に貢献すること<人権の尊重>個人の人権を尊重し、人種、皮膚の色、性別、言語、宗教、政治上その他の意見、国籍またはその有無、財産、地位等による不当な差別を一切行いません。
また、いかなる時も機会の均等をはかるとともに、あらゆるハラスメントの防止に努めます。
<多様性の尊重>多様な背景を持つ人材一人ひとりがそれぞれの能力・個性を十分に発揮できるよう、誰もが働きがいを感じられる企業風土づくりを進めます。
<人材育成>一人ひとりの資質・個性を活かした能力開発を積極的に行い、組織的な人材育成・活用・評価・処遇により、従業員それぞれが持つ能力を最大限に引き出すよう努めます。
「社内環境整備」オイレスグループは、すべての従業員の安全と健康を守り、多様な働き方を受け入れられるよう、職場環境の整備に努めます。
<安全で健康な職場づくり>すべての従業員の安全と健康を守るため、安心・安全・快適な職場環境の実現を目標に掲げ、労働安全衛生管理システムを活用し、全員参加による安全第一の社風づくりに取り組みます。
また、すべての従業員が心身ともに健康で働き続けることができるよう産業保健体制を構築し、従業員の健康維持・向上に努めます。
<ワーク・ライフ・バランス>すべての従業員が仕事とプライベートの両立を実現でき、いきいきと暮らせる環境をつくるため、出産・育児・介護をはじめとしたライフイベントに備えた両立支援制度を充実させるとともに、柔軟で効率的な働き方を実現できるよう、就業支援制度を整備します。
(a)教育研修制度従業員のスキルアップはもとより、各人の自発的なキャリアデザインを支援するべく、マネジメント研修、職能教育、国際化教育、自己啓発、ライフプランに関する研修など、キャリアや年齢層に応じた多彩な研修制度を整備しています。
また、管理職候補者の総合研修の場として「オイレススクール」を設けるなど、将来の幹部候補者の選抜教育も併せて実施しています。
(b)ダイバーシティ&インクルージョンの推進ダイバーシティの推進を重要な経営課題の一つとして位置付けており、多様な背景を持つ人材が能力・個性を十分に発揮できるよう、働きやすい企業風土や職場環境づくりを進めています。
女性従業員の絶対数が少ないことを最大の課題と捉え、新卒採用の女性比率目標を30%以上と設定し、地道に取り組むと共に、キャリアアップを前向きに捉えられるよう、環境整備も並行して実施しております。
これらの取り組みが評価され、2024年1月、女性活躍推進法に基づく優良企業「えるぼし」二段階目に認定されました。
また、障がい者雇用においては、障がい者の方に働いていただける環境の拡大をはかると共に、本社、工場のある地域にて社会貢献として積極的に取り組んでおります。
2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度女性従業員(正規雇用)女性従業員比率(%)連結24.724.824.625.226.1単体11.411.613.114.315.5女性管理職人数(名)連結1517182122単体13443女性管理職比率(%)連結5.05.66.17.47.5単体0.71.92.72.72.1障がい者雇用率単体2.12.12.12.32.4 (c)働き方改革(ワーク・ライフ・バランス)妊娠・出産、育児、介護などの多様なライフイベントと業務の両立を支援する制度や各種休暇制度、年間休日127日の維持、特別休暇の拡大をはじめ、有給休暇を取得しやすく、時差出勤やテレワークによる柔軟な働き方の整備も並行して進めております。
これらの取り組みが評価され、2023年6月、当社は、仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業「くるみん」事業者として認定されました。
2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度育児休業・短時間勤務取得状況育児休業取得者数(名)男性1117151310女性55255育児短時間勤務取得者数(名)男性01010女性99101210平均年間総労働時間    (時間)1,758.61,750.61,733.11,723.51,727.5有給休暇平均取得日数    (日)15.215.615.915.915.3有給休暇平均取得率     (%)78.780.483.284.581.3月時間外労働平均時間   (時間)6.17.57.26.05.9 (d)健康経営の推進当社は従業員が生き生きと働くことができる基盤づくりとして、安全衛生委員会と人権・労働慣行部会が一丸となり、働き方改革、メンタルヘルス対策、健康保持・増進活動を通じて健康経営の推進に取り組んでおります。
2020年11月には人事部に「健康経営推進チーム」を発足し、健康推進体制を強化、健康経営戦略マップに基づき取り組み事項を安全衛生活動計画に組み込み、全拠点で推進できる体制を整えております。
2024年度からは特定保健指導など健康保険組合とのコラボヘルスも強化しております。
健康経営で解決したい経営課題を把握し、期待する効果に関する具体的な取り組みのつながりを視覚化し、計画的に推進しており、昨年に引き続き2025年度(2024年申請)も健康経営優良法人に認定されております。
2022年度2023年度2024年度定期健康診断受診率100.0%100.0%100.0%二次検査受診率60.0%55.0%61.4%要医療者への保健師面談実施率100.0%100.0%100.0%健康に関する研修受講率72.5%96.0%93.3%ストレスチェック受検率91.0%94.3%95.5%ストレスチェック高ストレス者率17.0%16.1%14.8%メンタルヘルス研修参加率69.5%94.5%94.1%新入社員との保健師面談実施率100.0%100.0%100.0%喫煙率30.1%29.8%28.4%飲酒率17.1%18.1%16.1%アブセンティーズム(*1)1.991.941.97ワークエンゲージメント(*2)2.312.662.69プレゼンティーズム(*3)--24.0%(*1)アブセンティーズム:傷病休暇制度の利用日数の全従業員平均(*2)ワークエンゲージメント:ユトレヒトワークエンゲージメント尺度より2項目(2022年度)・3項目(2023年度~)実施した平均値(*3)プレゼンティーズム:良好な状態を100%としての業務効率の低下割合
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ②指標及び目標人的資本に関しては、社内の多様性(ダイバーシティ)の確保に向けた目標として、女性・外国人従業員・中途採用者の管理職への登用等に関する目標設定を行っております。
目標や実績の詳細は、「オイレス工業株式会社 統合報告書2024」の52~53ページ及び本有価証券報告書の「第1 企業の概況 5 従業員の状況」に記載をしております。
女性比率の目標値 2025年度2030年度新卒採用の女性比率単体30%程度女性管理職比率単体3%程度5%以上女性管理職比率連結-10%程度
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当企業グループが判断したものであります。
(1)経済・金融市場動向に関するリスク①景気後退による需要減少のリスク当企業グループの製品は、自動車をはじめ各種産業機械や建築・建設物等に多く採用されております。
世界や我が国の景気後退や経済成長の減速という事態が発生した場合、製品需要すなわちこれらの生産台数や着工件数が減少し、当企業グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
②原材料の価格上昇及び調達リスク当企業グループ製品の主要材料である鋼材、銅合金、樹脂系原料等は、需給バランス、為替レート変動等に伴い市場価格が変動することがあり、また一部調達先が限定されるものもあります。
昨今、世界的な原材料費高騰、関税政策変更のリスクの顕在化に加え、潜在的には経済安全保障にかかる材料調達リスクがあります。
当企業グループは、原材料価格の市場変動及び原材料調達リスクに柔軟に対応するべくサプライチェーンを見直し、生産の合理化、高品質な原材料をタイムリーかつ必要数を入手するための調達先の分散化の検討、代替材料の選定等による原価低減施策を講じております。
これに加え、競合他社の価格動向に注視しつつ販売価格へ適切に反映することにより影響の軽減を図っておりますが、予測を超えて市場価格に急激な変化が生じた場合、当企業グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③為替レートの変動リスク当企業グループは外貨建取引から発生する為替変動により影響を受ける可能性があります。
また、連結財務諸表作成にあたって在外子会社の外貨建財務諸表を円換算いたしますが、在外子会社の外貨項目の価値が変動しない場合でも、為替相場の変動により当企業グループの経営成績及び財政状態に影響を受ける可能性があります。
なお、個別の外貨建取引においては、原材料の現地調達化を図ることや、通貨スワップ契約によるリスクヘッジ等により、為替レート変動の影響を抑制するように努めておりますが、予測を超える変動が生じた場合、当企業グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④国際税務リスク当企業グループはグローバルに製造・販売拠点を有しており、在外子会社とも相互に取引を行っております。
取引については適切な価格で行っておりますが、当該国の税制の改廃や税務当局との見解の相違等により、予期せぬ税負担が生じた場合、当企業グループの経営成績及び財政状態に影響を受ける可能性があります。
なお、当企業グループは、各国の租税法制に準拠して納税しており、国際税務に関しては、専門家の助言を受けながら適切な租税管理に努めております。
(2)事業戦略及び戦略に関わる外部環境に関するリスク①海外事業展開に伴うリスク当企業グループは、自動車メーカーの海外進出に合わせ現地生産体制を敷いており、北米、欧州、アジアに製造・販売拠点を有しております。
その結果、海外向けの売上高は連結売上高の38.0%を占めておりますが、当企業グループの製品を製造・販売している各国の景気後退やそれに伴う製品需要の縮小、あるいは海外各国における政治・社会・経済体制の変動により、影響を受ける可能性があります。
特に、近年のウクライナあるいは中東地域での紛争などのような地政学的リスクについてはその影響の大きさから重要なリスクとして認識しており、当企業グループは、経営企画部と在外子会社を所管する事業部が連携し、在外子会社との緊密な情報交換及び継続的モニタリング、各国の動向把握・分析によりリスクの極小化を図ります。
しかしながら、当企業グループの製品を製造・販売している各国の景気あるいは政治・社会・経済体制に予想を超える急激な変動が生じた場合、当企業グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
②特定業種(自動車産業向け)への高依存度リスク当企業グループにおける自動車関連売上高は全体の50.0%を占めております。
これまで、製品の優位性、新規用途での採用拡大及び、グローバル展開等により比較的安定的な業績を確保してまいりましたが、自動車産業そのものを変革するCASE(Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化))、新規事業者の参入、産業構造変化に伴う構成部品の変動に加え、自動車市場の需要動向に大きな変化が起こった場合は、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当企業グループでは、CASEをはじめとした自動車産業の将来を見据え新規開発を進めておりますが、今後はさらにその先を目指して技術領域を拡大し、開発速度を加速することで、変革に対応してまいります。
③価格競争リスク当企業グループの主力販売先であります自動車業界をはじめとして、すべての業界におきましてグローバルで競争が激しく、また、原材料価格高騰の影響もあり、これまで以上に厳しい状況にあります。
当企業グループは、技術的優位性のある高品質製品の開発、顧客が抱える課題を共に解決する提案型技術営業の充実による付加価値の提供、製品ラインナップの充実等により、顧客満足を獲得してまいります。
しかしながら、今後新興国メーカー等の台頭による低価格品の伸長に起因して値下げ要求が続きますと業績に影響を及ぼす可能性があります。
④知的財産権リスク当企業グループは、持続的成長に向けた重要課題(マテリアリティ)の一つとして「社会課題の解決に資する先進的な製品・技術の開発・提供」を掲げており、「摩擦」「摩耗」「潤滑」にかかわるトライボロジー技術と、ダンピング(振動制御)技術の二つのコア技術の研究開発活動を通じ、国内外において特許権、商標権及びその他の知的財産権を出願しております。
これらは事業活動を優位に運ぶための参入障壁となる一方、特許等の権利満了に伴い他社が参入してくるリスクも内在しております。
当企業グループは、技術開発又は製品開発により周辺特許も含めた新たな特許等を取得し、他社の参入を排除していきますが、売上高に占める割合が高い製品について他社の参入を許した場合は、当企業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当企業グループが第三者の知的財産権を侵害したとして第三者から訴えられた場合、係争費用のみならず、損害賠償の支払や製造販売の差し止めが発生するおそれがあり、その結果、市場そのものを失う場合には、当企業グループの事業展開、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
これらのリスクに備え、当企業グループでは、製品開発段階から知的財産管理規程に従い第三者の知的財産権の侵害可能性、新たな発明等の権利化の可能性等について十分な調査・検討を行っております。
また、ノウハウについては秘密情報管理規程に基づいた適切な保護、管理を徹底しております。
⑤公共投資縮減のリスク当企業グループにおける構造機器事業の売上高は、全体の16.7%となっております。
当事業に係る売上は、我が国の公共投資事業の予算額等に影響を受ける可能性があります。
当企業グループは、事業収益性等により公共投資額の影響を受けにくい体制への強化、橋梁・建築に加え、新たに柱となる市場の創出を目指し、製品開発に取り組んでおります。
(3)業務運営に関するリスク①品質不適合発生によるリスク当企業グループの製品は、高精度・省力化を必要とする多くの機械・産業分野や最終製品で使用され、自動車の他、鉄道車両、水車・水門、橋梁等の社会基盤分野や様々なビルの免震・制震装置、一般住宅にも幅広く採用されております。
当企業グループは、あらゆる顧客・市場の要求に適合する品質保証体制とするために国内外各社の事業において、国際品質マネジメント規格(ISO9001又はIATF16949)を取得しています。
さらに、当企業グループの顧客が要求する固有の品質基準等に対応する管理を徹底しております。
製品開発においては、初期段階から研究開発・生産技術・製造・営業などの部署がそれぞれの視点から品質課題を抽出し、過去の社内外の品質トラブル情報なども活用して解決するという手法を取り入れており、新製品として発売するまでの段階においても、製品設計・工程設計のデザインレビューにより品質面の検証をおこないリスクの極小化を図っております。
しかしながら、製品に未知の重大な欠陥が存在し、当該欠陥に起因する事故、リコール及び顧客の生産停止等の事態が発生した場合、当企業グループの社会的信用の低下等につながり、また、補償により多額の支出が生じた場合には、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、当企業グループはグローバルな製造物責任保険に加入しておりますが、損害賠償等の損失を十分にカバー出来るとは限りません。
②環境リスク当企業グループは、持続的成長に向けた重要課題(マテリアリティ)の一つとして「環境対応」を掲げており、「オイレスグループ環境方針」を定め、地球環境保全に向けて環境負荷の低減と水環境の配慮に努めております。
また、当企業グループでは、地球温暖化、水質汚濁、産業廃棄物、有害物質、土壌汚染等に関する環境法令及びその他の要求事項を遵守するため、ISO14001に沿った環境マネジメントシステムを構築し推進しております。
しかしながら、想定外の事態が発生した場合には、何らかの法的若しくは社会的責任を負う事態が生じるおそれがあります。
その場合、対応費用の発生及び当企業グループの社会的信用の低下を招く可能性があります。
加えて、気候変動問題については、2020年の政府宣言にもあるとおり、「2050年カーボンニュートラル」が世界的潮流となっております。
地球温暖化に起因する災害発生により当企業グループの事業に被害が生じるリスクがあることに加え、脱炭素社会の実現に向けて世界が進む中では、企業としての環境対応の取組みが不十分である場合、顧客からの信頼を失い、顧客のサプライチェーンから当企業グループが排除される可能性があります。
また、ESG対応を重視する株主・投資家等からの信頼を失う可能性もあります。
かかる認識のもと、当企業グループでは、製品や技術という本業で環境負荷低減に貢献することはもちろんのこと、CO₂排出量削減など当企業グループ各社での環境対応も継続して推進してまいります。
CO₂排出量削減については、2030年度までにCO₂総排出量を2013年度比46%削減するという環境目標を定めております。
なお、前述の環境目標に続くものとして、当企業グループ全体で「2050年カーボン・ニュートラル」を実現することを2023年度からの環境目標として設定しております(CO₂総排出量の対象は、Scope1及びScope2)。
③労務・人材リスク当企業グループは、人材への取り組みが中長期的な企業価値の向上に向けた重要な経営課題(マテリアリティ)であるという認識のもと、人権尊重、ダイバーシティの推進、人材育成、適正な労働慣行の実現など、全ての従業員の成長を支援し、働きやすい職場環境の実現を推進しています。
しかしながら、生産年齢人口の減少に加え、労働市場環境により優秀な人材が確保できない場合、人材不足により技能が適切に伝承されない場合、有能な人材が流出する場合、また人的資本投資及びその効果が十分でなかった場合には、新規技術開発が停滞するなど企業成長が抑制され、当企業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
このような状況の下、当企業グループは、経営、技術開発、製造、営業その他の機能において優秀な人材の確保に努めており、人材獲得のために新卒採用や経験者の通年採用を積極的に展開しております。
そして、従業員エンゲージメント向上に資するための環境を整備し、そのための投資も積極的に進めております。
④情報セキュリティリスク当企業グループは、研究開発、生産、販売等に関する機密情報に加え、お客様や従業員の個人情報を保有しております。
これらの情報管理につきましては各種情報の取扱規程による情報管理、社員教育等を実施し、また、情報セキュリティに関する国際規格ISO27001:2013を取得して情報セキュリティシステムの安定的運用に努めております。
これらの機密情報、個人情報の漏洩によるリスクのほか、サイバー攻撃などによる不正アクセス、自然災害、事故、コンピューターウイルスその他の要因により情報システムに重大な障害が発生した場合、当企業グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
情報セキュリティリスクが高まっている昨今の状況を踏まえ、当企業グループでは、ネットワークの冗長化、重要データのバックアップ、複数のデータセンターによる保管及びインシデント検知システムの導入等により、セキュリティ体制の更なる強化を図っております。
(4)法的手続・災害等のイベント性のリスク①法的リスク国内、海外を問わず、独禁法、安全保障貿易管理、贈収賄等、当企業グループの事業に関連する法令・規制は多岐にわたっています。
これらの法令等へのコンプライアンスの徹底が十分でなく適用法令等の違反が発生した場合、あるいは過去に行った事業活動に対して法令違反を問われることがあった場合には、処罰、処分その他の制裁、あるいは社会的信用やイメージの毀損により当企業グループの業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。
当企業グループでは、「オイレスグループ企業行動憲章」「オイレスグループ企業行動規範」及び「オイレスグループコンプライアンス実行の手引き」に加え、役員及び従業員に対する各種研修等を通じ、これらの法令等へのコンプライアンスの徹底を図っております。
②災害・感染症・テロ等の事業継続に影響を及ぼす事象のリスク当企業グループは、日本国内はもとより、米州、欧州、アジアに製造・販売拠点を有しておりますが、これらの事業拠点において、大規模地震・水害・火災等の災害、感染症の世界的蔓延(パンデミック)、企業に対するテロ攻撃、紛争による政情不安が発生した場合には、原材料調達への影響、あるいは生産設備や人的資源等の経営資源に被害が生じ、サプライチェーンが寸断され製品の供給停止が起きることで、当企業グループの事業継続に大きな障害を与えることがあります。
こうしたリスク事象の発生頻度は高くはありませんが、万一事象が発生した場合には、当企業グループの経営成績と財政状態に大きな影響を及ぼすことになります。
かかるリスク事象に対して、当企業グループは、大規模地震等の不測の事態が発生した場合の対策として事業継続計画(BCP)を策定して、有事の際の行動計画にしたがって災害から早期に復旧し製品を安定して供給するべく、減災あるいは調達先の分散化の検討、代替材料の選定など事前対策等を進めております。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、今後も従業員の健康と安全の確保と感染再拡大による事業継続への影響を考慮し、感染防止等に向けた対策を継続いたします。
なお、自然災害等に因る被害については、保険により補償される部分もありますが、その全てが補償される訳ではありません。
テロ対策も含めて重要な経営課題として対応には万全を期してまいりますが、リスクを完全に回避することは困難であります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当企業グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。
)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における当企業グループを取り巻く経済環境は、個人消費やインバウンド需要が回復し、設備投資等が堅調に推移する一方、世界的な金融引き締めや中国経済など海外景気の下振れリスク、不安定な国際情勢への懸念、米国の今後の政策動向等から、依然として不確実性の高い状況が継続しました。
このような環境の中、当企業グループでは長期ビジョンとして「OILES 2030 VISION」、この長期ビジョンに向かう3年間として“中期経営計画2024-2026”をスタートし、事業成長を牽引するための積極的な設備投資、その成長を支える社内基盤や経営インフラの高度化に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
(a)財政状態当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末に比べ1,713百万円減少し、93,361百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末に比べ3,658百万円減少し、16,516百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ1,944百万円増加し、76,844百万円となりました。
(b)経営成績当連結会計年度の経営成績は、売上高は67,604百万円(前期比1.7%減)、営業利益は6,942百万円(前期比4.8%減)、経常利益は7,381百万円(前期比5.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は6,308百万円(前期比15.2%増)となりました。
セグメントの実績は次のとおりであります。
一般軸受機器セグメントの売上高は14,830百万円(前期比4.7%増)、セグメント利益は1,133百万円(前期比13.4%増)となりました。
自動車軸受機器セグメントの売上高は33,804百万円(前期比4.4%増)、セグメント利益は3,363百万円(前期比32.4%増)となりました。
構造機器セグメントの売上高は11,311百万円(前期比14.8%減)、セグメント利益は1,956百万円(前期比36.9%減)となりました。
建築機器セグメントの売上高は5,938百万円(前期比7.1%減)、セグメント利益は391百万円(前期比29.3%減)となりました。
なお、地域に関する情報のうち顧客の所在地を基礎とした売上高は、日本向けが41,908百万円(連結売上高に占める割合は62.0%)、北米向けが6,230百万円(同9.2%)、欧州向けが3,695百万円(同5.5%)、アジア向けが15,205百万円(同22.5%)、その他の地域向けが565百万円(同0.8%)となり、海外向けの合計は前期の24,786百万円(同36.0%)より3.7%増加し、25,696百万円(同38.0%)となりました。
②キャッシュ・フローの状況(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減営業活動によるキャッシュ・フロー7,1968,7731,576投資活動によるキャッシュ・フロー△1,172△2,447△1,274財務活動によるキャッシュ・フロー△4,312△6,893△2,580現金及び現金同等物の期末残高24,89124,96674 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)は、前連結会計年度末に比べ74百万円増加し、24,966百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ1,576百万円増加し8,773百万円となりました。
主な内訳は、税金等調整前当期純利益8,138百万円、減価償却費3,466百万円、売上債権の減少額3,801百万円、仕入債務の減少額2,059百万円、法人税等の支払額2,886百万円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果支出した資金は、前連結会計年度に比べ1,274百万円増加し2,447百万円となりました。
主な内訳は、有形固定資産の取得による支出3,658百万円、投資有価証券の売却による収入1,454百万円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果支出した資金は、前連結会計年度に比べ2,580百万円増加し6,893百万円となりました。
主な内訳は、長期借入金の返済による支出1,145百万円、配当金の支払額2,335百万円、自己株式の取得による支出3,374百万円などであります。
③生産、受注及び販売の実績(a)生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前年同期比(%)一般軸受機器14,900106.6自動車軸受機器34,089105.4構造機器11,32185.4建築機器5,94593.7報告セグメント計66,256100.5その他1,69865.5合計67,95599.2(注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
(b)受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)一般軸受機器15,315108.02,682122.0自動車軸受機器33,542102.21,06080.2構造機器13,578123.112,662121.8建築機器5,44081.668357.8報告セグメント計67,876104.917,088113.2その他1,831112.6551125.3合計69,707105.117,639113.5(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.金額は販売価格によっております。
(c)販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)一般軸受機器14,830104.7自動車軸受機器33,804104.4構造機器11,31185.2建築機器5,93892.9報告セグメント計65,88499.5その他1,71967.2合計67,60498.3(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当企業グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(a)財政状態(資産合計)当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末に比べ1,713百万円減少し、93,361百万円となりました。
その主な要因は次のとおりであります。
流動資産は、受取手形及び売掛金3,421百万円の減少、仕掛品385百万円の増加、原材料及び貯蔵品243百万円の増加などにより、合計で2,270百万円の減少となりました。
固定資産は、有形固定資産882百万円の増加、無形固定資産470百万円の増加、投資有価証券827百万円の減少などにより、合計で556百万円の増加となりました。
(負債合計)当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末に比べ3,658百万円減少し、16,516百万円となりました。
その主な要因は次のとおりであります。
流動負債は、支払手形及び買掛金1,944百万円の減少、未払費用485百万円の増加、未払法人税等951百万円の減少などにより、合計で2,559百万円の減少となりました。
固定負債は、長期借入金1,150百万円の減少などにより、合計で1,098百万円の減少となりました。
(純資産合計)当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ1,944百万円増加し、76,844百万円となりました。
これは利益剰余金3,941百万円の増加、自己株式3,227百万円の増加、為替換算調整勘定1,653百万円の増加などによるものであります。
(b)経営成績構造機器、建築機器事業における物件の工期遅れ等による影響もあり、売上高は前連結会計年度に比べ1.7%減少し67,604百万円、営業利益は前連結会計年度に比べ4.8%減少し6,942百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、上記のほか、法人税等合計の1,809百万円などにより6,308百万円となりました。
セグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。
(一般軸受機器)成形機や工作機械向け軸受の需要回復が売上を押し上げたことに加えて、半導体製造装置や再生可能エネルギー向けの拡販が進み、前年同期を上回る売上高、利益となりました。
この結果、一般軸受機器の売上高は14,830百万円(前期比4.7%増)、セグメント利益は1,133百万円(前期比13.4%増)となりました。
今後については、成長性の高い半導体市場に関連した製造装置や工作機械向け、再生可能エネルギー向けに、戦略製品の投入、積極展開を進めてまいります。
(自動車軸受機器)国内の一部自動車メーカーの生産停止の影響を受けた一方、海外は北米、中国、インド等で日系顧客に加え、非日系顧客を含む拡販が進んだこと等により、前年同期を上回る売上高、利益となりました。
この結果、自動車軸受機器の売上高は33,804百万円(前期比4.4%増)、セグメント利益は3,363百万円(前期比32.4%増)となりました。
今後については、EVの普及や自動運転化に対応した製品開発と積極投資をおこない、新規案件の獲得を推し進めるとともに、インド、中国の成長市場を中心に非日系顧客への更なる拡販に取り組んでまいります。
(構造機器)橋梁向け製品においては、高速道路や新幹線関連を中心に堅調に推移しました。
建築向け製品は、ロジスティクスセンターや都市再開発物件向け等が完工したものの、人手不足等により予定していた物件の工期遅れが複数あり、構造機器セグメント全体では前年同期を下回る売上高、利益となりました。
この結果、構造機器の売上高は11,311百万円(前期比14.8%減)、セグメント利益は1,956百万円(前期比36.9%減)となりました。
今後については、橋梁向け製品においては、新幹線関連や高速道路関連を中心に、建築向け製品においては、都市再開発物件やロジスティクスセンター向けを中心に、売上拡大を目指し取り組んでまいります。
(建築機器)ウィンドウオペレーターのビル向けリニューアル物件の売上高は前年を上回るも、新規物件および住宅向け製品は前期と比べて減少し、売上高、利益ともに前年同期を下回りました。
この結果、建築機器の売上高は5,938百万円(前期比7.1%減)、セグメント利益は391百万円(前期比29.3%減)となりました。
建築着工床面積の減少や労務費、資材等の原価が高騰する中においても、建築物の長寿命化要求の高まりとともに拡大するリニューアル市場、リフォーム市場への活動を強化してまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容)当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要、②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資本の財源及び資金の流動性に係る情報)当企業グループは現在、運転資金、投資資金についてはまず営業キャッシュ・フローで獲得した内部資金の活用を基本としております。
事業計画に基づく資金需要に対し内部資金が不足することとなった場合は、金利動向等の調達環境を考慮のうえ、調達手段を適宜判断して実施していくこととしております。
当企業グループの資金需要は、営業活動については、生産活動のための製造費(主に製品を生産するための材料仕入等)、受注・販売活動のための販売費、新たな製品の開発や既存製品の改良開発等をおこなうための研究開発費が主な内容となっております。
投資活動については、事業伸長・生産性向上を目的とした生産設備等固定資産の取得が主な内容となっております。
今後の資本的支出の予定につきましては、急成長を続けるグローバルな市場ニーズに迅速かつ柔軟に対応できる体制を整え、成長戦略を加速するため、必要な設備投資や研究開発投資を継続しておこなってまいります。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当企業グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。
この連結財務諸表の作成にあたりましては、会計方針の選択、適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としています。
見積りにつきましては、過去の実績や状況を踏まえた合理的な判断を基礎としておこなっていますが、この見積りは不確実性が伴うため実際の結果と異なる場合があり、結果として連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
当企業グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況」、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「重要な会計方針」に記載しています。
研究開発活動 6【研究開発活動】
当企業グループは長年の研究開発で培ってきた摩擦・摩耗・潤滑に関わるトライボロジー技術と、免震・制震をはじめとしたダンピング(振動制御)技術の2つをコア技術とする強みを活かし、軸受機器、構造機器、建築機器の分野を中心に、お客様とともに製品が「世界初・世界一」を実現するための新製品開発や既存製品の改良開発をスピーディに取り組んでおります。
軸受機器においては、成長分野、環境分野への参入に向けた開発を推進し、脱炭素や循環型社会の実現に貢献する製品を持続的に創出、次世代の重要部品となる新製品開発に取り組んでおります。
当社のコア技術であるトライボロジーとダンピング技術を追求し、グローバルに展開、供給できる材料開発を進めるとともに、システム提案や付加価値提案を強化し、常に市場に新たな価値を提供してまいります。
構造機器においては、更なる高性能、高品質の免震・制震装置の開発を継続的に推進するとともに、橋梁では長大橋・新規バイパス・4車線化・既設補修補強市場対応、建築では長周期長時間地震動対応、低・中・高層・超高層構造物の振動低減策から病院・公共設備・商業設備の免震化など市場ニーズに対応した製品の開発・改良を進め、市場の拡大と顧客満足度向上に努めております。
建築機器においては、お客様の視点に立って、独創的かつ魅力的な商品やサービスを社会に提供できるよう新製品の開発を進めております。
外付ブラインドは、日射遮蔽・断熱採光機能と通風・プライバシーの保護機能を併せ持ち、建物の快適空間創造と省エネ効果に貢献するよう研究開発に努め、ウィンドウオペレーターは引き続きリニューアル・メンテナンスを強く推奨しつつ、高まる通風換気の需要に対して高次元に再生させ、省資源・循環型社会の形成に寄与できるよう開発に努めてまいります。
現在の研究開発担当者の人員は203名となっております。
また、当連結会計年度の研究開発費は2,878百万円(売上高比4.3%)、前連結会計年度は2,529百万円(売上高比3.7%)です。
なお、当連結会計年度末において当企業グループが保有する産業財産権は次のとおりです。
日本国内産業財産権1,087件(この他出願中のもの53件)外国産業財産権1,117件(この他出願中のもの114件)各セグメント別の製品開発状況と研究開発費は次のとおりです。
(1)一般軸受機器一般産業向けでは、循環型社会実現に貢献すべく再生可能エネルギー市場への戦略製品の投入、積極展開を行っております。
また、成長分野である半導体製造装置等のエレクトロニクス分野においても、市場のニーズに対し付加価値製品の創出に向けた取組みを行っております。
一般軸受機器に係る研究開発費は688百万円であります。
(2)自動車軸受機器自動車向けではEVや自動運転化に対応した製品開発と積極投資をおこない、新規案件の獲得を目指します。
また拡大が見込まれる車載装置の電動化の潮流を的確に捉え、電動化に伴う新用途の開拓と新製品の開発を推し進めてまいります。
自動車軸受機器に係る研究開発費は1,389百万円であります。
(3)構造機器①建築向けでは、低層~超高層ビル、官庁、病院、集合住宅、ロジスティクスセンター、データセンター、海外向けなど幅広いニーズに対応した免震・制震装置によって安全・安心を提供できるよう高性能化、高耐久性を実現できるような研究開発・製品改良に取り組んでおります。
②橋梁向けでは、新設・耐震補強・補修リニューアル工事等の市場ニーズに対応した支承、制震装置等によって安全・安心を提供できるよう高性能化、高耐久性を実現できるような研究開発・製品改良に取り組んでおります。
構造機器に係る研究開発費は663百万円であります。
(4)建築機器①ビル用機器では、ウィンドウオペレーターは使用者の利便性向上や高まる「健康空調・通風換気」使用のための耐久性を考慮した製品、自然換気装置では引き続き高層ビル向けBCP対応機能を強化した製品の開発に取り組んでまいりました。
②住宅用機器では、外付ブラインド「ブリイユ」をより多くの方にご採用いただくためWEBの活用など宣伝活動にも力を注いでおり、お客様の要望をもとに製品の改良開発に取り組んでまいりました。
建築機器に係る研究開発費は136百万円であります。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資の総額は4,506百万円であります。
その主な内容は、工場拡張、各工場の設備更新及び合理化用設備の取得であります。
一般軸受機器および自動車軸受機器においては、提出会社の藤沢事業場を中心に3,303百万円の設備投資を実施いたしました。
構造機器においては、提出会社の足利事業場を中心に1,174百万円の設備投資を実施いたしました。
建築機器においては、オイレスECO(株)の近江工場を中心に21百万円の設備投資を実施いたしました。
なお、上記の設備投資等の総額には、無形固定資産及び長期前払費用への投資額を含めて表示しております。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
当企業グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械及び装置(百万円)土地(面積㎡)(百万円)その他(百万円)合計(百万円)本店/藤沢事業場(神奈川県 藤沢市)一般軸受機器自動車軸受機器(本社)試験研究設備販売・本社設備1,899300--6642,863303一般軸受機器自動車軸受機器生産設備2,39779029,7551545093,85299滋賀工場(滋賀県 栗東市)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備57640134,633(1,223)5652891,83288大分工場(大分県 中津市)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備2,36645739,030205893,11988足利事業場(栃木県 足利市)構造機器試験研究設備7181--562096生産設備44319642,9776935501,88368東京本社及び各営業所(東京都 品川区他11ヵ所)一般軸受機器自動車軸受機器構造機器(本社)販売・本社設備55-21913323212163厚生施設他(本社)厚生施設他8-6,3358412105-(注)1.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品等であります。
2.賃借している土地の面積を( )で外書きしております。
(2)国内子会社会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械及び装置(百万円)土地(面積㎡)(百万円)その他(百万円)合計(百万円)㈱リコーキハラ(新潟県 中魚沼郡他)一般軸受機器自動車軸受機器構造機器生産設備1568732,2955314311105ルービィ工業㈱(福島県 大沼郡他)一般軸受機器自動車軸受機器構造機器生産設備26721521,1892231472186ユニプラ㈱(埼玉県 川越市他)一般軸受機器自動車軸受機器構造機器生産設備27118210,013434854681オイレスECO㈱(滋賀県 近江八幡市他)建築機器生産設備1823016,75040330646134オーケー工業㈱(滋賀県 守山市)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備18291,25177212819(注)帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品等であります。
(3)在外子会社会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械及び装置(百万円)土地(面積㎡)(百万円)その他(百万円)合計(百万円)Oiles America Corporation(アメリカノースカロライナ州)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備65987596,6781651551,856134上海自潤軸承有限公司(中国 上海市)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備9149(4,087)-105265100Oiles (Thailand) Company Limited(タイ ラヨン県)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備25829124,000130148829121Oiles CzechManufacturing s.r.o.(チェコ カダン市)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備32429740,000725574857自潤軸承(蘇州)有限公司(中国 江蘇省)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備832540(30,000)-6512,024206Oiles India Private Limited(インド ハリヤナ州)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備491328(71,049)-6421,462118(注)1.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品等であります。
2.賃借している土地の面積を( )で外書きしております。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
当企業グループの当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、除却等の計画については、次のとおりであります。
事業所名又は会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額(百万円)資金調達方法完了予定年月藤沢事業場(神奈川県藤沢市)一般軸受機器自動車軸受機器建物等400自己資金2025/8藤沢事業場(神奈川県藤沢市)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備300自己資金2026/9足利事業場(栃木県足利市)構造機器建物等2,000自己資金2026/10足利事業場(栃木県足利市)構造機器試験設備等1,700自己資金2027/4ユニプラ㈱(埼玉県 川越市他)一般軸受機器自動車軸受機器建物等1,500自己資金2027/3ユニプラ㈱(埼玉県 川越市他)一般軸受機器自動車軸受機器生産設備500自己資金2027/3
研究開発費、研究開発活動136,000,000
設備投資額、設備投資等の概要21,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況45
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況18
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,835,025
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式とは専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする株式であり、それ以外を純投資目的以外の目的である投資株式と区分しております。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(a)保有方針及び保有の合理性を検証する方法、個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、政策保有株式として上場会社の株式を保有する場合、中長期的な視点から、取引関係、協業関係の構築、維持強化に繋がり、かつ、保有することで当社の企業価値向上が見込める銘柄にします。
また取締役会は、毎年、政策保有株式の保有合理性について、投資先企業との円滑かつ良好な取引関係、協業関係の維持や確保など事業戦略上の定性的観点、及び配当収益その他の中長期的な経済合理性等の定量的観点を踏まえ、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を具体的に精査し保有の適否を個別銘柄ごとに検証します。
上記の方針を踏まえ、2024年12月開催の取締役会において政策保有株式の検証をおこない、一部銘柄の縮減について決定し、順次売却の手続きを進めております。
(b)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式6466非上場株式以外の株式136,522 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式233非上場株式以外の株式11,244 (c)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)和椿科技(股)有限公司4,295,1114,295,111軸受機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や当社海外戦略における重要性、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
無1,571694ショーボンドホールディングス㈱200,000200,000構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や当社への営業協力度合、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有9541,284みずほリース㈱153,100153,100金融・財務取引関係の維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、金融取引の内容、構造機器事業への営業協力度合、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有798889住友不動産㈱120,000120,000構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や当社への営業協力度合、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有671695テイ・エス テック㈱339,800339,800軸受機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や製品開発の取引関係、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有570683バンドー化学㈱321,500321,500構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や仕入先としての重要性、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有529607ニッタ㈱141,300141,300構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や仕入先としての重要性、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有528565中央発條㈱147,604147,604建築機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や当社生産戦略における重要性、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有247157 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ113,790113,790金融・財務取引関係の維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、金融取引の内容、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有228177群栄化学工業㈱71,50071,500軸受機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や販売・仕入両面での取引関係、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有213275㈱みずほフィナンシャルグループ38,32238,322金融・財務取引関係の維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、金融取引の内容、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有155116日精樹脂工業㈱33,00033,000軸受機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や販売・設備関連での取引関係、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有2738㈱横河ブリッジホールディングス9,9009,900構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。
有2429ID&Eホールディングス㈱-191,500軸受機器事業・構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有していましたが、当年度に売却いたしました。
有-861(注)1.みなし保有株式にあたる株式はありません。
2.秘密保持の観点から政策保有株式の定量的な保有効果は記載しておりません。
3.当社の株式の保有の有無については、銘柄が持株会社の場合はその主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案して記載しております。
③保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式以外の株式1454170 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式以外の株式18638 ④当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。
⑤当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社1
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社6
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社466,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社13
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社6,522,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1,244,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社9,900
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社24,000,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社45,000,000
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社1,000,000
売却損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社86,000,000
評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社38,000,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社ID&Eホールディングス㈱
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社構造機器事業において取引・協業関係にあり、関係維持強化を目的に保有しています。
保有の合理性については、取引量や仕入先としての重要性、配当等の便益と保有コスト等を比較検証しています。