財務諸表
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提出書類、表紙 | 有価証券報告書 |
提出日、表紙 | 2025-06-25 |
英訳名、表紙 | CK SAN-ETSU Co.,Ltd. |
代表者の役職氏名、表紙 | 代表取締役社長 釣谷 宏行 |
本店の所在の場所、表紙 | 富山県高岡市守護町二丁目12番1号 |
電話番号、本店の所在の場所、表紙 | 0766(28)0025(代表) |
様式、DEI | 第三号様式 |
会計基準、DEI | Japan GAAP |
連結決算の有無、DEI | true |
当会計期間の種類、DEI | FY |
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沿革 | 2【沿革】 当社株式会社CKサンエツ(1963年7月1日設立、1990年12月13日に商号を北銅商事株式会社からサンエツ金属株式会社に変更。 その後、2011年10月1日に商号をサンエツ金属株式会社から変更。 )は、1991年4月1日を合併期日として、旧サンエツ金属株式会社(1937年12月25日設立)を吸収合併いたしました。 この合併は、旧サンエツ金属株式会社の株式の額面金額を変更することを目的としたものであります。 合併前の当社の事業は合併後の会社に一切継承されておらず、また合併当時の当社は事業活動を停止しておりましたので、合併後の会社の実態は法律上消滅した旧サンエツ金属株式会社がそのまま存続しているのと同様の状態であります。 したがいまして以下の記載事項につきましては、特段の記載がない限り、実質上の存続会社である旧サンエツ金属株式会社に関して記載しております。 1937年12月伸銅品の製造、販売を目的として、東京府東京市江戸川区に資本金30万円をもって阪根伸銅株式会社として設立される。 1943年12月関東通信金属株式会社と商号を変更する。 1945年6月東京大空襲に被災(3月)したため、工場復旧疎開命令により、現本店所在地の富山県高岡市に移転し、本社工場とする。 1947年5月三越金属工業株式会社に商号を変更する。 1971年2月建設途中の砺波工場を売却する。 (同工場は買主により、1971年6月に北陸金属工業株式会社として設立される。 )1973年4月日本工業規格JIS表示許可工場となる。 1980年3月東京営業所(現東京支店)と大阪営業所(現大阪支店)を設立する。 1981年6月会社更生手続開始。 1984年8月会社更生手続終結。 1984年9月北陸金属工業株式会社より黄銅棒事業の全部譲渡を受け、砺波工場とするとともに、商号をサンエツ金属株式会社に変更する。 1985年8月主原料の効率的購入のため富山県高岡市に100%子会社エスケー商事株式会社を設立する。 1988年12月砺波工場の精密部品部門を分離独立させ、100%子会社株式会社サンエツ精工を設立する。 1991年1月経営の効率化を図るため100%子会社エスケー商事株式会社を吸収合併する。 1991年4月株式の額面を変更するため、サンエツ金属株式会社(旧北銅商事株式会社)と合併する。 1993年12月名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場する。 1994年12月中国に、大連三越精密部件工業有限公司を設立する。 1995年2月砺波工場に第二工場を増設し、間接押出機を導入、品質向上及び生産体制の強化を計る。 2000年4月住友金属鉱山伸銅株式会社より黄銅棒、黄銅線の事業を譲り受ける。 2002年10月黄銅素材から精密部品までを一元管理するため、株式会社サンエツ精工を吸収合併する。 2003年8月品質に関する国際規格ISO9001の認証を取得する。 2005年1月中国に、三越金属(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立する。 2005年4月環境に関する国際規格ISO14001の認証を取得する。 2007年10月新日東金属株式会社より黄銅棒・部品加工の事業を譲り受ける。 2011年4月シーケー金属株式会社(現・連結子会社)の株式を取得する。 2011年10月商号を株式会社CKサンエツに変更すると同時に、当社を純粋持株会社に移行し、新たに新設分割方式の会社分割により、サンエツ金属株式会社(現・連結子会社)を設立する。 2011年12月2012年12月 2013年6月 2013年9月 2013年11月2014年4月株式会社リケンとの合弁で、株式会社リケンCKJV(現・連結子会社)を設立する。 古河電気工業株式会社と銅合金線製造設備の一部譲り受けに合意し、サンエツ金属株式会社高岡工場に順次移設する。 日立ケーブルプレシジョン株式会社からめっき線の事業を譲り受け、サンエツ金属株式会社日立工場とする。 シーケー金属株式会社がJX金属黒部ガルバ株式会社より溶融亜鉛加工設備ならびに付帯する資産等を譲り受ける。 サンエツ金属株式会社高岡工場が自動車業界の品質に関する国際規格ISO/TS16949の認証を取得する。 サンエツ金属株式会社が日本伸銅株式会社と伸銅事業に関する業務提携契約を締結する。 2015年1月2015年3月台湾三越股份有限公司(現・連結子会社)を設立する。 日本伸銅株式会社に対する株式公開買付けを実施し、同社を連結子会社とする。 2015年3月2015年7月2017年3月2018年1月2018年3月2018年5月2018年11月2020年4月2021年1月2021年3月 2022年4月2025年4月大連三越精密部件工業有限公司への出資持分の全部を譲渡する。 日本伸銅株式会社が大阪黄銅株式会社を吸収合併する。 東京証券取引所市場第二部に上場。 株式会社サンエツ商事を設立する。 東京証券取引所市場第一部に上場。 株式会社日伸地金を設立する。 株式会社サンエツ商事が株式会社ヤシマを吸収合併する。 オキノ工業株式会社の株式を取得し、子会社とする。 日立アロイ株式会社から黄銅棒事業と加工品事業と黄銅線製造設備を譲り受ける。 日立金属株式会社から同社桶川工場の銅合金事業を譲り受け、日立金属商事株式会社から同事業の営業権を譲り受ける。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 三谷伸銅株式会社の株式を取得し、同社を連結子会社とする。 |
事業の内容 | 3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社CKサンエツ)、子会社14社により構成されており、伸銅・精密部品・配管・鍍金及びこれらに付帯する事業を行っております。 伸銅事業では、黄銅の棒と線とめっき線を生産しています。 これらの伸銅品は、自動車や家電製品や水栓金具等の素材として、広範に使用されています。 鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を使用しない環境対応合金を実用化し、多数の特許を取得しています。 生産拠点は、サンエツ金属株式会社の砺波工場、高岡事業所及び新日東工場、日本伸銅株式会社の堺工場並びに三谷伸銅株式会社の本社工場です。 精密部品事業では、黄銅製のカメラマウント(デジタル一眼レフカメラの本体とレンズの着脱部品)やシンクロリング(自動車のマニュアルトランスミッションに使用されるシンクロナイザーリングの部品)や水栓金具等の鍛造加工や切削加工を行っています。 生産拠点は、富山県砺波市にあるサンエツ金属株式会社のプレシジョン工場です。 配管・鍍金事業では、水道やガスの配管に使用される継手の生産を行っています。 ダイオキシンなどの環境負荷物質の発生する恐れがある塩化ビニールを一切使用しない脱塩ビ継手を実用化するなど、新製品の開発に注力し、多数の特許を取得しています。 施工性に優れた透明被覆継手は、グッドデザイン賞を受賞しました。 生産拠点は、富山県高岡市にある株式会社リケンCKJVです。 また、鋼材の防錆処理として、鉛やカドミウムなどの環境負荷物質を一切使用しない環境対応鍍金を実用化し、「CKeめっきスーパー」のブランドで生産しています。 「CKeめっきスーパー」は、NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)に登録された特許技術です。 生産拠点は、富山県高岡市にあるシーケー金属株式会社です。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業内容と当社及びグループの当該事業にかかる位置付けは次のとおりであります。 次の3部門は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分主要製品会社伸銅黄銅棒・黄銅線・黄銅管サンエツ金属株式会社日本伸銅株式会社三谷伸銅株式会社新キタミ株式会社株式会社サンエツ商事三越金属(上海)有限公司台湾三越股份有限公司精密部品カメラマウント・シンクロリングサンエツ金属株式会社配管・鍍金配管機器・溶融亜鉛鍍金シーケー金属株式会社株式会社リケンCKJV 事業の系統図は次のとおりであります。 〇連結子会社、※非連結子会社 製造・販売会社 サンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社、三谷伸銅株式会社、新キタミ株式会社、シーケー金属株式会社、 株式会社リケンCKJV、オキノ工業株式会社、三星工業株式会社 販売会社 三越金属(上海)有限公司、台湾三越股份有限公司、株式会社サンエツ商事、株式会社日伸地金、 株式会社CKトレーディング その他 有限会社シーエス保険サービス |
関係会社の状況 | 4【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容連結子会社 サンエツ金属株式会社(注)2.4富山県砺波市301伸銅、精密部品100.0経営のサポート、資金の貸付、事務所・工場の賃貸等役員の兼任ありシーケー金属株式会社(注)2富山県高岡市176配管・鍍金89.0経営のサポート役員の兼任あり日本伸銅株式会社(注)2.3.5大阪府堺市堺区1,595伸銅55.5経営のサポート役員の兼任あり株式会社サンエツ商事富山県高岡市20伸銅100.0経営のサポート役員の兼任あり三越金属(上海)有限公司中国上海市23伸銅100.0経営のサポート役員の兼任あり台湾三越股份有限公司台湾台北市10伸銅100.0経営のサポート役員の兼任ありその他1社 (注)1.「主要な事業内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.特定子会社に該当しております。 3.有価証券報告書の提出会社であります。 4.サンエツ金属株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1) 売上高 87,825百万円 (2) 経常利益 4,008百万円 (3) 当期純利益 2,762百万円 (4) 純資産額 26,941百万円 (5) 総資産額 45,837百万円5.日本伸銅株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。 )の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、当該連結子会社は、有価証券報告書の提出会社であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。 |
従業員の状況 | 5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)伸銅489精密部品99配管・鍍金324合計912 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満であるので記載を省略しております。 2.従業員数には、当社グループからグループ外への出向者は除き、グループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。 (2)提出会社の状況 2025年3月31日現在、従業員はおりません。 (注)当社は純粋持株会社であり、管理・経理事務処理業務等に関してはサンエツ金属株式会社及びシーケー金属株式会社に委託しております。 グループ会社の平均年間給与は以下のとおりであります。 (単位:千円)サンエツ金属株式会社6,985日本伸銅株式会社7,151シーケー金属株式会社7,170株式会社リケンCKJV7,039合計7,038 (3)男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 男性労働者の育児休業取得率(%)(注)1.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)2.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者サンエツ金属株式会社13.364.371.942.8日本伸銅株式会社-74.375.3-シーケー金属株式会社-74.975.1129.0株式会社リケンCKJV-69.779.119.7 (注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 3.男女の賃金の差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。 なお、同一労働の賃金に差はなく、役職別人数構成の差によるものであります。 出向者は、出向先の従業員として集計しております。 4.上記の連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、管理職に占める女性労働者の割合の記載を省略しております。 5.その他の連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 (4)労働組合の状況 当社グループでは、労働組合は結成されておりません。 なお、労使関係は安定しております。 |
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 | 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 当社グループは、2011年10月に純粋持株会社体制へ移行しました。 当社は、傘下に事業会社であるサンエツ金属株式会社、日本伸銅株式会社及びシーケー金属株式会社を持つ持株会社です。 経営理念として、①良いものだけを、安く、早く、たくさん生産することで、社会に貢献します。 ②努力するに値するプロの仕事と、努力して働くほど報われる働きがいのある職場を提供することで、社会に貢献します。 ③期待され、期待に応え、期待を超えるため、弛みない努力を重ねます。 を掲げ、『地味だけど凄い価値の創造』を目指しております。 当社グループの主力事業である「伸銅事業」と「配管・鍍金事業」は、いずれも国内市場が成熟し、今後とも需要が漸減するものと推測されています。 当社グループといたしましては、新製品の開発による市場開拓と、M&Aによる事業拡張に注力することで、企業価値の向上に努めます。 伸銅事業では、新素材の開発と、特殊材の品揃えに注力します。 また、スケールメリットを追求するだけでなく、トップシェアにふさわしいブランドイメージの形成による差別優位化を目指します。 さらに、当社完全子会社であるサンエツ金属株式会社と連結子会社日本伸銅株式会社との伸銅事業におけるシナジーを追求します。 配管・鍍金事業では、株式会社リケンと配管機器の開発・生産拠点を統合したことによる相乗効果を追求し、また、溶融亜鉛鍍金における新技術を開発・実用化することで差別優位化を推進します。 当社グループの経営状況を判断するための客観的な指標は経常利益です。 伸銅事業の業績は、主要原材料である銅の相場の影響を受けて、営業利益が変動するリスクをヘッジするためのデリバティブ取引を行うことで経常利益段階での利益を安定化させているためです。 2026年3月期の経常利益の目標は75億円としております。 |
サステナビリティに関する考え方及び取組 | 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 (1)ガバナンス 当社グループでは、サステナビリティ経営をグループ全社で推進すべく、サステナビリティ課題への対応方針等について、毎月開催される「グループ経営会議」で協議・決定しています。 また、各事業子会社において半期に一度開催される「ISOマネジメントレビュー」においては、「グループ経営会議」で協議・決定された環境課題への対応方針等を共有し、環境課題に対する実行計画を策定し、その進捗をモニタリングしています。 取締役会は、「グループ経営会議」で協議・決定された内容の報告を受け、当社グループのサステナビリティ課題への取組についての監督を行っています。 (2)リスク管理 当社グループでは、各事業子会社の各部門長が、年1回、サステナビリティ課題等に係るリスク管理状況を評価し、影響度が大きいと分析されたリスク等が、内部統制マニュアルに定められた事由に該当する場合には、リスク項目及び管理方法の見直しを行ったうえで、リスク管理責任者である監査・規格管理室長に報告しています。 監査・規格管理室長は、全社リスクを統合・評価し、「グループ経営会議」の議長である代表取締役社長に報告しています。 当社グループでは、上記プロセスを経て、特に重要と評価された環境課題について、取締役会による監督体制の下、当社グループにおける企業リスクの一つとして、戦略に反映し、対応しています。 (3)戦略 当社グループは経営理念の一つである「努力するに値するプロの仕事と、努力して働くほど報われる働きがいのある職場を提供することで、社会に貢献します。 」に基づき、性別・年齢・国籍等にかかわらず、すべての社員に対して働きがいのある職場を提供すべく、以下の人材育成方針及び社内環境整備方針を掲げて具体的取組を行っています。 ■人材育成方針 「人事申告制度」により、やる気のある社員に対しては、各種プロジェクトへの参画等、多様な仕事を経験させ、活力を生み出す適材適所の人材配置を行っています。 また、社員の成長を促進すべく各種の研修会を開催し、通信講座を開講することで、充実した教育機会を提供しています。 さらに、各人のライフステージに応じた働き方を社員が選択する「働き方選択制度」を完備しています。 ■社内環境整備方針 社員一人ひとりが働きがいを感じ、成長意欲を高く持ち続けるには、仕事を通じた成功体験の積み重ねにより、成長を実感することが大切ですが、それには安心して健康的に働ける職場環境が必要だと考えています。 そのため、当社グループでは、「夜勤レス」を推進することで、働きやすい職場環境を提供しています。 (4)指標及び目標 環境課題への対応として、伸銅事業においては鉛やカドミウム等、環境負荷物質を制限した環境対応材を開発し拡販に注力しており、2025年3月期の伸銅事業の製品販売量に占める環境対応材の比率は49.0%となっています。 配管・鍍金事業では、環境負荷物質を一切使用していない「CKeめっきスーパー」を開発し、当社グループの溶融亜鉛鍍金加工重量に占める比率は100%となっています。 また、伸銅事業では、CO2排出量が圧倒的に少ないリサイクル原料の使用比率を高めるべく、原料仕入先各社との良好な関係の構築に取り組んでおり、2025年3月期において外部購入原料に占めるリサイクル原料の比率は96.1%となっています。 当社グループは、M&Aによる業容の拡大を図る一方で、省エネコンサルタントからの指導により得られたノウハウを各事業子会社間で共有する等、継続的に省エネ対策に取り組んでいます。 2025年3月期のCO2排出量(Scope1、Scope2)は、86,170t-CO2となり、2014年3月期比で13.8%減少しています。 また、当社グループでは、上記「(3)戦略」において記載した、人材育成方針及び社内環境整備方針について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 指標目標実績(当連結会計年度)人事希望等成就率2/3以上68.7%有給休暇取得率75%以上80.8%夜勤率10%以下1.9%休業災害発生件数0件0件通信教育受講者割合70%以上61.6%通信教育修了率90%以上96.7% |
戦略 | (3)戦略 当社グループは経営理念の一つである「努力するに値するプロの仕事と、努力して働くほど報われる働きがいのある職場を提供することで、社会に貢献します。 」に基づき、性別・年齢・国籍等にかかわらず、すべての社員に対して働きがいのある職場を提供すべく、以下の人材育成方針及び社内環境整備方針を掲げて具体的取組を行っています。 ■人材育成方針 「人事申告制度」により、やる気のある社員に対しては、各種プロジェクトへの参画等、多様な仕事を経験させ、活力を生み出す適材適所の人材配置を行っています。 また、社員の成長を促進すべく各種の研修会を開催し、通信講座を開講することで、充実した教育機会を提供しています。 さらに、各人のライフステージに応じた働き方を社員が選択する「働き方選択制度」を完備しています。 ■社内環境整備方針 社員一人ひとりが働きがいを感じ、成長意欲を高く持ち続けるには、仕事を通じた成功体験の積み重ねにより、成長を実感することが大切ですが、それには安心して健康的に働ける職場環境が必要だと考えています。 そのため、当社グループでは、「夜勤レス」を推進することで、働きやすい職場環境を提供しています。 |
指標及び目標 | (4)指標及び目標 環境課題への対応として、伸銅事業においては鉛やカドミウム等、環境負荷物質を制限した環境対応材を開発し拡販に注力しており、2025年3月期の伸銅事業の製品販売量に占める環境対応材の比率は49.0%となっています。 配管・鍍金事業では、環境負荷物質を一切使用していない「CKeめっきスーパー」を開発し、当社グループの溶融亜鉛鍍金加工重量に占める比率は100%となっています。 また、伸銅事業では、CO2排出量が圧倒的に少ないリサイクル原料の使用比率を高めるべく、原料仕入先各社との良好な関係の構築に取り組んでおり、2025年3月期において外部購入原料に占めるリサイクル原料の比率は96.1%となっています。 当社グループは、M&Aによる業容の拡大を図る一方で、省エネコンサルタントからの指導により得られたノウハウを各事業子会社間で共有する等、継続的に省エネ対策に取り組んでいます。 2025年3月期のCO2排出量(Scope1、Scope2)は、86,170t-CO2となり、2014年3月期比で13.8%減少しています。 また、当社グループでは、上記「(3)戦略」において記載した、人材育成方針及び社内環境整備方針について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 指標目標実績(当連結会計年度)人事希望等成就率2/3以上68.7%有給休暇取得率75%以上80.8%夜勤率10%以下1.9%休業災害発生件数0件0件通信教育受講者割合70%以上61.6%通信教育修了率90%以上96.7% |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 | ■人材育成方針 「人事申告制度」により、やる気のある社員に対しては、各種プロジェクトへの参画等、多様な仕事を経験させ、活力を生み出す適材適所の人材配置を行っています。 また、社員の成長を促進すべく各種の研修会を開催し、通信講座を開講することで、充実した教育機会を提供しています。 さらに、各人のライフステージに応じた働き方を社員が選択する「働き方選択制度」を完備しています。 ■社内環境整備方針 社員一人ひとりが働きがいを感じ、成長意欲を高く持ち続けるには、仕事を通じた成功体験の積み重ねにより、成長を実感することが大切ですが、それには安心して健康的に働ける職場環境が必要だと考えています。 そのため、当社グループでは、「夜勤レス」を推進することで、働きやすい職場環境を提供しています。 |
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 | また、当社グループでは、上記「(3)戦略」において記載した、人材育成方針及び社内環境整備方針について、次の指標を用いております。 当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 指標目標実績(当連結会計年度)人事希望等成就率2/3以上68.7%有給休暇取得率75%以上80.8%夜勤率10%以下1.9%休業災害発生件数0件0件通信教育受講者割合70%以上61.6%通信教育修了率90%以上96.7% |
事業等のリスク | 3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 材料価格変動のリスク当社グループは、国際相場商品である銅や亜鉛を主原料としております。 銅や亜鉛の相場が乱高下する場合、保有原料や工程内仕掛品などの棚卸資産等に含み益や含み損が発生する可能性があります。 また、投機資金による銅や亜鉛の買占め等が行われた場合、原料不足による生産障害が発生する可能性があります。 さらに、原料価格が高騰し続けた場合、販売先において黄銅以外の代替材への材質変更が行われ、黄銅製の棒・線・めっき線・精密部品の需要が減少する可能性があります。 そのため、主原料である銅と亜鉛に関しては、原料相場の変動に備えたリスクヘッジのためのデリバティブ取引を締結することで、当該リスクを緩和する対応を講じております。 (2) 電力供給不安のリスク当社グループは、電気炉を使用して、銅と亜鉛を溶解することで黄銅合金を製造しております。 国内の電力供給事情が悪化し、十分な電力を確保することが困難な事態が生じた場合、生産障害が発生する可能性があります。 当該リスクが顕在化する程度や時期を予測することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、電力供給事情が悪化していないグループ内の他工場で代替生産する対応を想定しております。 (3) 海外事業拠点のリスク当社グループは、中国、台湾に現地法人を設立して、伸銅事業などを展開しております。 各国の政治当局は、当社グループがその地でビジネスを展開することに対し、経済的、法的または別の面で困難な状況を生み出したり、実践的でないものにしたり、不可能にしたりする規則や制限を課す可能性があります。 当該リスクに対応するために、当社の管理統括部や監査・規格管理室は、海外子会社とコミュニケーションをとることで、問題を早期発見し、是正する体制としています。 (4) 取引先の経営破綻による債権回収のリスク当社グループでは、主要な取引先について、信用状況を適宜確認するとともに、必要と判断した先については、リスク回避のために、取引信用保険を付保するなどしておりますが、取引先が経営破綻した場合には、売上債権の全額又は一部を回収できなくなるおそれがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害・事故等のリスク当社グループは、工場等における安全対策を徹底して実施しておりますが、大規模地震・自然災害・事故等が発生し、当社グループの工場設備や社員に被害が生じた場合や、サプライチェーンの分断が起きた場合には、業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、これらの事象の顕在化に備え、事業継続計画(BCP)を策定し、自然災害・事故等が起きていないグループ内の他工場での代替生産を可能とする体制の構築と調達先の複数化によるサプライチェーン強化に取り組んでおります。 (6) 製品クレームによるリスク当社グループは、各種の規格、品質管理基準に従って製品を生産し、需要家のニーズに応えるべく、品質の維持・向上に万全を期しておりますが、製品に欠陥が生じ、製造物賠償責任等に伴う費用が発生する場合があります。 (7) 知的財産権を侵害するリスク当社グループでは、現在の事業活動及び将来の事業展開に有用な知的財産権の取得に努める一方、第三者の知的財産権や事業状況の調査を行い問題の発生の防止を図っています。 しかしながら、第三者から知的財産に関する訴訟等を提起されたり、第三者が当社グループの知的財産権を侵害したりする可能性は皆無とはいえず、この場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) M&A及び事業提携において見込んだ効果を得られないリスク当社グループは、過去において、M&A及び事業提携を有効に活用し、事業基盤を拡大、強化してきました。 今後も、グループの事業拡大を加速する有効な手段のひとつとして、M&A及び事業提携を検討していく方針です。 M&A及び業務提携の実施の際には、今後も十分な情報収集と検討を行っていきますが、予期し得ない経済情勢、環境変化等により、当初意図した成果が得られない可能性があります。 (9) 環境問題に関する費用の発生リスク当社グループでは、環境規制等に即した資材の使用、製造環境の維持に努めておりますが、将来、環境規制等が改正され、新たな浄化対策、除去対策に関わる費用が必要となる場合があります。 また、生産活動の過程においては、廃棄物、副産物等が発生しております。 当社グループは、法規制を遵守し、的確な対応を行なっておりますが、関連法規制の強化によって業績に影響が及ぶ可能性があります。 (10) 設備投資に関するリスク現状、大規模な設備投資は予定しておりませんが、今後、大規模な設備投資を行うことによる減価償却費の増加や、市況や事業環境の悪化によって、当社グループが保有する資産の市場価格が著しく低下する場合や、資産から生み出される収益力が低下する場合には、当該資産について減損損失が発生する可能性があり、当社グループの業績や財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 (11) 紛争及び訴訟に関するリスク当社グループは、有価証券報告書提出日現在において、業績に重大な影響を与える訴訟・紛争には関与しておりません。 しかしながら、様々な事由により、今後直接又は間接的に何らかの訴訟・紛争に関与することとなる可能性は否定できず、かかる事態となった場合、その経過又は結果によっては、当社グループの業績及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 法的規制を受けるリスク当社グループは、環境保全を中心とした法的規制の遵守が経営の重要課題であると認識し、厳格な管理を徹底しつつ事業活動を行っております。 しかしながら、今後、環境関連法をはじめ、当社グループの事業に関連する様々な法的規制の強化または社会的責任の要請等に起因して事業活動に制約を受けるような事象が顕在化した場合には、環境対策費用や計画外の設備投資等のための追加負担が生じることとなり、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 (13) 経済環境に関するリスク当社グループの製品は広範囲な産業分野で使用されておりますが、経済状況の変化及び当社グループが販売している製品の需要分野の動向が、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 代替製品の開発によるリスク当社グループの主力製品である伸銅品は、優れた電気特性、伝熱特性、耐食性を兼ね備えることから、多種多様な用途に用いられておりますが、アルミニウムやステンレス、樹脂等の他の素材とは競合関係にあります。 予期し得ない代替製品の登場により、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。 (15) 人材の確保と育成に関するリスク当社グループの将来にわたる継続的な成長と発展のためには、優秀な人材の確保と育成が必要であると認識しております。 必要とされる人材の採用、育成が計画どおりに進まない場合は、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (16) パンデミック発生に関するリスク新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せておりますが、新たなウイルス等の発生により大規模なパンデミックが生じ、当社グループ内において集団感染が発生した場合は、生産障害が発生する可能性があります。 このような事態が発生した場合は、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 |
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 | 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要①業績 当連結会計年度におけるわが国経済は、為替が円安だったため、外国人観光客によるインバウンド需要は回復しましたが、食品や原材料の輸入価格が上がり、消費者物価が上昇しました。 また、採用競争が激化したため、賃金が上昇しました。 当社グループ(当社及び連結子会社)の主要原材料で国際相場商品の銅の建値は、2024年5月21日に175万円/tの最高値を記録しました。 このような経営環境の下、連結子会社の株式会社リケンCKJVは、生産性向上のため、継手工場に無人フォークリフト(AGF)9台を導入しました。 当社グループの連結経営成績は、銅相場が高値圏で推移したため、売上高は1,251億8百万円(前年同期比12.3%増加)となり、営業利益は102億63百万円(同29.4%増加)となりました。 営業外費用として、デリバティブ損失が21億76百万円、デリバティブ評価損が2億83百万円発生したため、経常利益は83億83百万円(同37.6%増加)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は52億7百万円(同36.5%増加)となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 伸銅 伸銅事業では、販売量は8万9,884トン(前年同期比0.6%減少)、売上高は1,064億7百万円(同13.7%増加)となり、セグメント損益は70億89百万円のセグメント利益(同41.2%増加)となりました。 精密部品 精密部品事業では、売上高は56億38百万円(前年同期比4.3%増加)となり、セグメント損益は6億24百万円のセグメント利益(同37.8%増加)となりました。 配管・鍍金 配管・鍍金事業では、売上高は130億61百万円(前年同期比4.7%増加)となり、セグメント損益は22億9百万円のセグメント利益(同3.4%増加)となりました。 ②キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。 )は、前連結会計年度末に比べ27億15百万円増加し、当連結会計年度末には36億96百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は53億12百万円(前年同期比16億13百万円収入の増加)となりました。 これは主に、棚卸資産の増加48億46百万円、法人税等の支払14億39百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益が83億82百万円、減価償却費19億42百万円、売上債権の減少12億85百万円等があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は23億21百万円(前年同期比3億58百万円支出の減少)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出が22億96百万円であったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は2億79百万円(前年同期比7億91百万円支出の減少)となりました。 これは主に、短期借入金の増加額が4億円、自己株式の処分による収入3億76百万円等があったものの、長期借入金の返済による支出3億39百万円、配当金の支払7億6百万円等があったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年増減率(%)伸銅110,97813.6精密部品5,5715.8配管・鍍金8,7462.8合計125,29612.4 (注)金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数字によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(百万円)前年増減率(%)受注残高(百万円)前年増減率(%)伸銅107,46416.28,12214.9精密部品5,7049.37759.3合計113,16915.98,89814.4 (注)配管・鍍金事業は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年増減率(%)伸銅106,40713.7精密部品5,6384.3配管・鍍金13,0614.7合計125,10812.3 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)東泉産業株式会社15,81514.218,37814.7 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容 (経営成績に関する分析)(単位:百万円) 売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益2025年3月期125,10810,2638,3835,2072024年3月期111,4337,9296,0943,815増減(増減率%)13,675(12.3)2,333(29.4)2,288(37.6)1,391(36.5) 売上高は、伸銅事業の販売数量が前年同期比0.6%減少したものの、銅相場が高値圏で推移したため、1,251億8百万円(前年同期比12.3%増加)となり、営業利益は、102億63百万円(同29.4%増加)となりました。 銅や亜鉛の相場変動によって生じる損益への影響を打ち消すために行っているデリバティブ取引による営業外費用が発生したことから、経常利益は83億83百万円(同37.6%増加)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、52億7百万円(同36.5%増加)となりました。 なお、経常利益の主な増減要因は次のとおりであります。 数量・構成7.0億円相場差損益15.5億円減価償却費1.1億円その他△0.6億円 (財政状態に関する分析)(資産) 当連結会計年度末における流動資産は629億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ73億24百万円増加しました。 これは主に現金及び預金が27億15百万円、棚卸資産が48億69百万円増加したこと等によるものであります。 固定資産は240億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億10百万円増加しました。 この結果、資産合計は869億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ98億34百万円増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は250億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億80百万円増加しました。 これは主に支払手形及び買掛金が9億23百万円、短期借入金が9億円、未払法人税等が13億53百万円、設備関係支払手形が17億94百万円増加したことによるものであります。 固定負債は29億15百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億76百万円減少しました。 この結果、負債合計は279億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ44億4百万円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は590億38百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億30百万円増加しました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益52億7百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は60.1%(前連結会計年度末は61.5%)となりました。 (当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因) 当社グループは、国際相場商品である銅や亜鉛を主要原材料として使用しています。 このため、銅や亜鉛の相場が下がり局面にある場合は、保有原材料や工程内仕掛品などの棚卸資産等に含み損益が発生するため、棚卸資産評価損益の計上を必要としたり、製品販売価格が乱高下して売上高が増減したりする可能性があります。 (戦略的現状と見通し) 当社グループは、市場が成熟したり縮小したりしている分野では、M&Aなどによる業容の維持拡大と、新製品の開発による市場開拓に努めて参りました。 今後とも引き続き、M&Aと製品開発に注力して参ります。 (経営者の問題認識と今後の方針について) 当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営方針を立案するよう努めていますが、資源エネルギー価格が高騰し、各種購買品の仕入価格が上昇しています。 コストアップ分を適切に製品価格へ転嫁すると同時に、より一層、新製品の開発と新市場の開拓に注力して行く所存です。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「業績等の概要」に記載のとおりであります。 また、当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度より16億13百万円多い53億12百万円の資金を獲得しました。 これは主に、棚卸資産の増加48億46百万円、法人税等の支払14億39百万円等があったものの、税金等調整前当期純利益が83億82百万円、減価償却費19億42百万円、売上債権の減少12億85百万円等があったことによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に有形固定資産の取得により、23億21百万円の資金を支出しました。 また、財務活動によるキャッシュ・フローでは、主に配当金の支払いと長期借入金の返済により、2億79百万円の資金を支出しました。 営業活動によるキャッシュ・フローで53億12百万円の資金を獲得し、投資活動によるキャッシュ・フローでの23億21百万円の資金支出と財務活動によるキャッシュ・フローで2億79百万円の資金支出を賄ったことになります。 ただし、今後も継続的な設備投資が見込まれることや、M&Aによる資金が必要になる可能性もあること、原料相場が上昇した場合には運転資金の確保がさらに必要になることなども考えられます。 これらの影響によって、資金需要が増加する際には、内部留保資金に加え、取引金融機関からの借入により資金調達をすることになりますが、当社グループの自己資本比率は60.1%であり、十分な資金調達余力を保有しているものと考えております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 |
研究開発活動 | 6【研究開発活動】 当社グループ(当社及び連結子会社)は、銅合金の生産性、性能特性を向上させるための製造方法の開発、配管時の施工性を向上させた継手の開発、配管材を加工する装置開発、Pbを含有する溶融亜鉛めっきとの差別化技術の開発などに注力して参りました。 当連結会計年度における各セグメント別の研究開発費は次のとおりであり、研究開発費の総額は123百万円であります。 (1) 伸銅 銅合金に関する研究開発費は49百万円でした。 (2) 精密部品 該当事項はありません。 (3) 配管・鍍金 配管事業に関する研究開発費は68百万円、鍍金事業に関する研究開発費は5百万円でした。 |
設備投資等の概要 | 1【設備投資等の概要】 当社グループ(当社及び連結子会社)では、競争力の一層の強化を目的として、当連結会計年度で4,350百万円の設備投資を実施いたしました。 伸銅事業においては、サンエツ金属株式会社砺波工場の第4工場の建築などに、3,491百万円の設備投資を実施しました。 精密部品事業においては、サンエツ金属株式会社プレシジョン工場における加工ライン等の増設などに、153百万円の設備投資を実施しました。 配管・鍍金事業においては、株式会社リケンCKJVの無人フォークリフト(AGF)の導入や自動注湯機の増設などに、705百万円の設備投資を実施しました。 所要資金についてはいずれの投資も主に自己資金を充当し、新たな社債の発行等のファイナンスは行っておりません。 |
主要な設備の状況 | 2【主要な設備の状況】 当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。 (1)提出会社2025年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社他(富山県高岡市他)(注)4伸銅精密部品配管・鍍金工場、厚生棟1,33303,014(263,339)04,347- (2)国内会社2025年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計サンエツ金属㈱高岡事業所(富山県高岡市)伸銅黄銅線・棒生産設備1,50871614(48,419)〔47,225〕542,292124砺波事業所(富山県砺波市)伸銅精密部品黄銅棒・管生産設備鍛造・切削部品生産設備3,0531,045578(225,630)〔146,555〕3134,990286新日東工場(茨城県石岡市)伸銅黄銅棒生産設備135364-(69,558)〔69,558〕6656679シーケー金属㈱本社工場(富山県高岡市)配管・鍍金鍍金生産設備3,2421871,659(110,250)335,123117㈱リケンCKJV本社工場(富山県高岡市)配管・鍍金配管機器生産設備179880- 2951,355207日本伸銅㈱本社工場(大阪府堺市堺区)伸銅黄銅棒等生産設備1131451,990(37,385)162,26572本社(大阪府堺市堺区)伸銅その他設備130-2155大阪黄銅カンパニー(大阪府大阪市東成区)伸銅物流倉庫等111087(668)120015 (3)在外子会社2025年3月31日現在 会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計三越金属(上海)有限公司(中国上海市)伸銅電気設備-0-115 (注)1.帳簿価額のうち「その他」は工具・器具・備品・建設仮勘定及び無形固定資産の合計であります。 2.上記中[ ]は賃借中のものを内数で表示しております。 3.現在休止中の主要な設備はありません。 4.提出会社の本社他の建物及び構築物、土地は、全て連結子会社であるサンエツ金属(株)、シーケー金属 (株)、(株)リケンCKJVに貸与中であります。 |
設備の新設、除却等の計画 | 3【設備の新設、除却等の計画】 当社グループ(当社及び連結子会社)の設備投資については、今後の需要予測、生産計画、利益に対する投資割合等を総合的に勘案して計画しております。 設備計画は、原則的に連結会社各社が個別に策定しておりますが、グループ全体で重複投資とならないよう、提出会社を中心に調整を図っております。 なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修計画等は次のとおりであります。 (1)重要な設備の新設会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容投資予定金額資金調達方法着手及び完了予定完成後の増加能力総額(百万円)既支払額(百万円)着手完了サンエツ金属㈱高岡事業所(富山県高岡市)伸銅皮むき伸線機152-自己資金2025年10月 2025年10月 -㈱リケンCKJV 継手工場(富山県高岡市)配管・鍍金自動注湯機95-自己資金2025年8月 2025年8月 - (2)重要な改修 該当事項はありません。 (3)重要な除却・売却等 該当事項はありません。 |
研究開発費、研究開発活動 | 49,000,000 |
設備投資額、設備投資等の概要 | 705,000,000 |
Investment
株式の保有状況 | (5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社が今後も成長を続けるためには、グループ事業子会社における研究開発・生産・販売等の過程において、様々な企業との協力関係が不可欠であると考えております。 そのため、事業戦略、取引先との事業上の関係、さらには地域社会との関係維持などを総合的に勘案し、中長期的な企業価値の向上に資すると認められる場合に、政策保有株式として保有しています。 ② 当社における株式の保有状況 当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である当社について、以下のとおりであります。 a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(a)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 株式保有リスクの抑制や資本の効率性への対応等から、取引先企業の状況を十分把握した上で、政策投資を目的として保有する投資株式の適否を判断することを基本方針としています。 政策投資として保有する投資株式については、成長性、収益性、取引関係強化等の観点から、保有意義・経済合理性を検証し、保有の妥当性が認められない場合には、取引先企業の十分な理解を得た上で、売却を進めます。 当社では、政策保有株式として保有する全ての株式について、経済合理性の観点(保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか)や、取引関係強化等の観点から、保有意義を具体的に精査し、保有の適否について確認を行なっております。 なお、2025年5月20日開催の取締役会において、政策保有株式の保有の適否について検証した結果、すべての保有株式について保有の妥当性があることを確認しております。 (b)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式555非上場株式以外の株式121,044 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式13増加した株式の銘柄は株式会社ハマイであります。 増加の理由は「(c)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額に関する情報」に記載のとおりです。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式--(注)株式数が増加及び減少した銘柄には、株式の併合、株式の分割、株式移転、株式交換、合併等による変動を含んでおりません。 (c)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)リケンNPR株式会社206,600206,600当社、連結子会社シーケー金属株式会社及びリケンNPR株式会社の子会社株式会社リケンとの間で配管機器製品の合弁会社設立による共同生産、共同での新製品開発、製品の相互販売を推進すべく、業務提携契約を締結しており、一定の便益を享受しております。 有515644株式会社オータケ70,00070,000連結子会社シーケー金属株式会社の製品販売先であり、配管・鍍金事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有127136株式会社宮入バルブ製作所1,001,0001,001,000連結子会社サンエツ金属株式会社の製品販売先であり、伸銅事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有98124株式会社ハマイ70,98968,291連結子会社サンエツ金属株式会社の製品販売先であり、伸銅事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 販売量の維持や有益な情報の入手等、事業関係のより一層の強化を図るため、同社の持株会に加入しておりますが、株式数は、同社の持株会を通して、株式を取得したために増加しています。 有7675株式会社KVK36,90036,900連結子会社サンエツ金属株式会社の製品販売先であり、伸銅事業及び精密部品事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有6970トナミホールディングス株式会社4,1004,100同社子会社は、当社グループの運送委託先であり、取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有4118株式会社北國フィナンシャルホールディングス5,8005,800資金調達先との取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有3429橋本総業ホールディングス株式会社20,00020,000同社子会社は、連結子会社シーケー金属株式会社の製品販売先であり、配管・鍍金事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 販売量の維持や有益な情報の入手等、事業関係のより一層の強化が当社の企業価値向上に資すると判断し、株式を取得したものであります。 有2427 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社ほくほくフィナンシャルグループ9,3009,300資金調達先との取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有2318株式会社富山銀行11,21911,219資金調達先との取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有1723株式会社トミタ10,00010,000連結子会社サンエツ金属株式会社の資材仕入先であり、精密部品事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有1315SANEI株式会社2,0001,000連結子会社サンエツ金属株式会社の製品販売先であり、伸銅事業及び精密部品事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 無34(注)1.特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難ですが、2025年5月20日開催の当社取締役会において、保有の合理性には投資額に対する配当等の収益や、当社及び当社グループ会社への利益貢献等を総合的に勘案し、検証しております。 2.SANEI株式会社は、2024年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。 b. 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 c. 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 d. 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 ③ 日本伸銅株式会社における株式の保有状況 当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最大保有会社の次に大きい会社である日本伸銅株式会社については以下のとおりであります。 a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(a)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 株式保有リスクの抑制や資本の効率性への対応等から、取引先企業の状況を十分把握した上で、政策投資を目的として保有する投資株式の適否を判断することを基本方針としています。 政策投資として保有する投資株式については、成長性、収益性、取引関係強化等の観点から、保有意義・経済合理性を検証し、保有の妥当性が認められない場合には、取引先企業の十分な理解を得た上で、売却を進めます。 当社では、政策保有株式として保有する全ての株式について、経済合理性の観点(保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか)や、取引関係強化等の観点から、保有意義を具体的に精査し、保有の適否について確認を行なっております。 なお、2025年5月20日開催の取締役会において、政策保有株式の保有の適否について検証した結果、すべての保有株式について保有の妥当性があることを確認しております。 (b)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式2113非上場株式以外の株式3395 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式23増加した株式の銘柄は株式会社ハマイ、川崎重工業株式会社であります。 増加の理由については、「(c)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額に関する情報」に記載のとおりです。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- (c)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社ハマイ169,931168,350伸銅品関連事業の製品販売先であり、取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 販売量の維持や有益な情報の入手等、事業関係のより一層の強化を図るため、同社の持株会に加入しておりますが、株式数は、同社の持株会を通して、株式を取得したために増加しています。 無183187川崎重工業株式会社18,40718,066伸銅品関連事業の製品販売先であり、取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 販売量の維持や有益な情報の入手等、事業関係のより一層の強化を図るため、同社の持株会に加入しておりますが、株式数は、同社の持株会を通して、株式を取得したために増加しています。 無16492浅香工業株式会社30,00030,000地域経済との関連性が深く、地元企業との関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 有4748(注)特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難ですが、2025年5月20日開催の日本伸銅株式会社取締役会において、保有の合理性には投資額に対する配当等の収益や、同社への利益貢献等を総合的に勘案し、検証しております。 b. 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1414非上場株式以外の株式120125 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式0--非上場株式以外の株式1-15(注) 非上場株式については、市場価格がないことから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。 c. 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 d. 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 |
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1 |
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 5 |
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 55,000,000 |
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 12 |
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 1,044,000,000 |
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 3,000,000 |
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 2,000 |
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 3,000,000 |
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社 | 増加した株式の銘柄は株式会社ハマイであります。 増加の理由は「(c)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額に関する情報」に記載のとおりです。 |
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | SANEI株式会社 |
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 連結子会社サンエツ金属株式会社の製品販売先であり、伸銅事業及び精密部品事業に係る取引関係維持・強化の一環として保有しており、一定の便益を享受しております。 |
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社 | 無 |