財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-06-25
英訳名、表紙OHSHO FOOD SERVICE CORP.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  渡邊 直人
本店の所在の場所、表紙京都市山科区西野山射庭ノ上町294番地の1(上記は、登記上の本店所在地であり、本社事務は、下記の最寄りの連絡場所で行っております。
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
年月概要1967年12月24日京都四条大宮に王将1号店を開店以降、京都市内を中心に店舗展開。
1974年7月京都市東山区山科(現京都市山科区)に資本金5百万円をもって「株式会社王将チェーン(現株式会社王将フードサービス)」を餃子の王将直営店15店舗、フランチャイズ加盟店(以下FC店という。
)3店舗を個人営業組織より受け継ぎ設立。
「早く、うまく、安く」を営業方針に掲げ、食材の品質と鮮度にこだわりながら店舗での手作り調理による大衆中華料理店の展開を図る。
1977年8月ロードサイド(幹線道路沿い)立地型店舗として初となる「城南宮店」を出店。
1977年9月京都市山科区西野山射庭ノ上町294番地の1に本店を移転。
1978年5月直営店35店舗、FC店15店舗の合計50店舗のチェーン店となる。
1978年12月東京都新宿区に関東地区での直営1号店(新宿店)を出店。
1979年2月東京都新宿区に東京支店(現東京事務所)を開設。
1979年7月名古屋市瑞穂区に東海地区での直営1号店(新瑞橋店)を出店。
1980年5月直営店81店舗、FC店67店舗の合計148店舗のチェーン店となる。
1980年7月「株式会社餃子の王将チェーン」に商号変更。
1980年9月福岡市中央区に九州支店を開設。
1980年10月千葉県船橋市に船橋工場を設置。
1980年11月福岡市早良区に九州地区での直営1号店(西新店)を出店。
1981年4月福岡市東区に九州工場を設置。
同所に九州支店を移転。
1981年5月直営店101店舗、FC店103店舗の合計204店舗のチェーン店となる。
1985年5月直営店146店舗、FC店157店舗の合計303店舗のチェーン店となる。
1985年12月王将食品株式会社、株式会社王将商事、株式会社ビーピーエーシステム餃子館の3社を吸収合併。
1987年1月大阪府豊中市にすし専門店豊中寿し店を出店し、和食部門に進出。
1990年2月京都府久世郡久御山町に久御山工場を設置。
1990年12月「株式会社王将フードサービス」に商号変更。
1993年3月当社株式を店頭売買銘柄として日本証券業協会に登録。
1994年9月直営店175店舗、FC店225店舗の合計400店舗のチェーン店となる。
1995年1月大阪証券取引所(市場第二部)及び京都証券取引所に上場。
1995年5月嵯峨嵐山 天龍寺境内に供養塔建立。
1995年8月当社100%出資の子会社、株式会社キングランドを設立。
1996年10月久御山工場の増設に伴い、城南宮工場を閉鎖。
2000年6月東京都千代田区に東京地区本部(現東京事務所)を移転。
2000年10月第1回「ぎょうざ倶楽部」会員募集を開始。
2004年4月主要新聞各紙への掲載による月替り全店フェアを開始。
2005年1月株式会社キングランド100%出資の子会社として中国遼寧省に大連餃子的王将餐飲有限公司(王将餃子(大連)餐飲有限公司)を設立。
2005年7月中国遼寧省に大連餃子的王将餐飲有限公司(王将餃子(大連)餐飲有限公司)による国外での直営1号店(開発区店)を出店。
2005年12月子会社、株式会社キングランドを解散。
2006年3月大阪証券取引所(市場第一部)に上場。
2007年7月国内500店舗の出店達成。
直営店318店舗、FC店182店舗のチェーン店となる。
2008年3月「ISO9001」認証。
(久御山工場)2009年10月農林水産大臣、環境大臣よりリサイクルループ(再生利用事業計画)の認可を受ける。
2009年12月仙台市青葉区に東北地区での直営1号店(仙台一番町店)を出店。
2010年3月「ISO9001」認証。
(九州工場)食品リサイクル推進環境大臣賞を受賞。
環境マネジメントシステム「KES」を認証。
2010年9月高速道路サービスエリア内への初出店となる「EXPASA多賀店」を出店。
2011年7月国内600店舗の出店達成。
直営店394店舗、FC店206店舗のチェーン店となる。
2011年12月札幌市手稲区に札幌工場を設置。
札幌市中央区に北海道地区での直営1号店(すすきの店)を出店。
年月概要2012年3月ショッピングセンターのフードコート内への初出店となる「アリオ川口フードコート店」を出店。
「ISO9001」認証。
(船橋工場)2012年9月百貨店内への初出店となる「上大岡京急店」を出店。
2013年7月東京証券取引所(市場第一部)へ移行。
2013年12月19日前代表取締役社長大東隆行氏逝去、臨時取締役会にて後任に渡邊直人を選定。
2014年3月春闘組合要求額4倍の1万円ベースアップ回答。
2014年6月人事制度を刷新。
2014年10月餃子の主要食材国産化、麺の小麦粉国産化。
子会社、王将餃子(大連)餐飲有限公司解散決定。
2014年12月2013年9月の京都府大雨災害への寄付に対し、紺綬褒章を受章。
2015年1月執行役員制度導入決定。
2015年2月国内700店舗の出店達成。
直営店469店舗、FC店231店舗のチェーン店となる。
2015年3月2年連続となるベースアップ回答。
2015年10月一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)入会。
新たな雇用形態としてパートタイマーからの地域限定・短時間正社員化を導入。
2015年12月当社のコーポレート・ガバナンスの評価・検証のため第三者委員会を設置。
(2016年3月調査報告書受領)2016年2月埼玉県東松山市に東松山工場を設置。
2016年3月子会社、王将餃子(大連)餐飲有限公司を清算結了。
女性向け新コンセプト店「GYOZA OHSHO」を烏丸御池(京都市中京区)にオープン。
3年連続となるベースアップ回答。
2017年1月当社100%出資の子会社として台湾台北市に、王將餐飲服務股份有限公司を設立。
2017年2月当社100%出資の特例子会社、株式会社王将ハートフルを設立。
2017年4月台湾1号店(高雄漢神巨蛋店)を高雄漢神アリーナショッピングプラザに出店。
2017年9月株主優待制度を拡充。
2017年11月シェアリングデリバリーのテスト運用を開始。
2017年12月24日創業50周年を迎える。
2018年3月公式スマートフォンアプリ「餃子の王将アプリ」をリリース。
2018年4月人事・評価制度の改定。
等級定義と期待役割を明確化。
2018年9月株式会社王将ハートフルが「京都はあとふる企業(京都府障害者雇用推進企業)」として認証。
2018年12月当社社員へ50周年を記念して、譲渡制限付株式を付与。
2019年3月GYOZA OHSHOの東京初出店となる「GYOZA OHSHO 有楽町国際フォーラム口店」を出店。
2019年4月台北市へ初出店となる「台北統一時代店」を出店。
2019年5月事前予約と事前決済が可能なEPARKテイクアウトを直営全店へ導入。
2019年6月人事・評価制度改定に伴う賃金制度の改定。
新業態店舗「餃子の王将Expressアトレ秋葉原店」を初出店。
取締役(社外取締役除く。
)に対し、譲渡制限付株式報酬制度を導入。
2019年7月にんにくゼロ餃子を進化させて「にんにくゼロ生姜餃子」の販売を開始。
2019年10月クレジットカード・電子マネーによるキャッシュレス化を直営全店へ導入。
2020年3月新しい容器を使ったお持ち帰り商品シリーズ「餃子の王将レンチンシリーズ」の販売を開始。
2020年8月久御山工場にて成形餃子製造ラインが稼働開始。
2021年3月青森県産にんにくを通常の餃子の約2倍使用した新餃子「にんにく激増し餃子」の販売を開始。
2021年6月新業態店舗「餃子の王将ジョイ・ナーホ池尻大橋店」を初出店。
2021年8月全国の子ども食堂等に「お子様弁当」の無償提供を開始。
2021年11月株式会社王将ハートフルが障害者雇用に積極的に取り組む「もにす認定企業」に特例子会社としては京都初となる認定を受ける。
2022年3月デリバリーサービス導入店舗を560店舗(FC64店舗を含む)に拡大。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
2023年3月一人当たり平均22,000円となる賃上げ回答。
(ベースアップを含めた賃上げ率は7.0%) 直営売上高とFC加盟店の店舗売上高を合わせたチェーン全店売上高が年間1,000億円を超える。
年月概要2023年4月「懐かしいのに初めての味」を商品コンセプトにした新商品「忘れられない中華そば」を全国販売。
2024年3月一人当たり平均39,162円となる賃上げ回答(ベースアップを含めた賃上げ率は11.5%)するとともに、新卒初任給(大卒)を52,000円引き上げ。
連結売上高が創業以来初めて1,000億円を突破する。
2024年8月自社開発のテイクアウトネット予約サービスを直営全店に導入。
2024年10月1株につき3株の割合で株式分割を実施。
併せて株主優待制度を拡充。
2025年3月一人当たり平均30,139円となる賃上げ回答(ベースアップを含めた賃上げ率8.2%)するとともに、新卒初任給(大卒)を300,000円に引き上げ。
直営店551店舗(うち海外2店舗)、FC店177店舗の合計728店舗のチェーン店となる。
事業の内容 3【事業の内容】
 当社グループは、当社及び連結子会社である王將餐飲服務股份有限公司、株式会社王将ハートフルから構成され、中華料理を主体にした直営レストランチェーンの運営及びフランチャイズ加盟店等への中華食材等の販売を目的とした中華事業を行っております。
 上記の事項を事業系統図により示すと、次のとおりであります。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)役員の兼任(名)営業上の取引(連結子会社) 王將餐飲服務股份有限公司(注)1,2台湾台北市406(101百万新台湾ドル)中華料理を主体にしたレストランの運営100兼任 3-株式会社王将ハートフル(注)1,2京都市山科区30食材の加工クリーニング業務100兼任 2当社の工場内で設備等を賃借し、食材の加工等を行っております。
(注)1 特定子会社に該当しません。
2 有価証券届出書又は有価証券報告書の提出は行っておりません。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 2025年3月31日現在区分従業員数(名)店舗1,954(6,970)工場169(325)本社スタッフ等247(55)合計2,370(7,350)(注)1 従業員数は就業人員数であります。
2 従業員数欄の(外書)はパートタイマー(1日8時間勤務として計算した期中平均人員)等の臨時従業員数であります。
3 従業員のうち王將餐飲服務股份有限公司、株式会社王将ハートフルの従業員数については、2024年12月31日現在の従業員数を記載しております。
(2)提出会社の状況 2025年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)2,320(7,273)37.311.45,785 区分従業員数(名)店舗1,942(6,893)工場136(325)本社スタッフ等242(55)合計2,320(7,273)(注)1 従業員数は就業人員数であります。
2 従業員数欄の(外書)はパートタイマー(1日8時間勤務として計算した期中平均人員)等の臨時従業員数であります。
3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況 当社グループの労働組合は、提出会社において1995年6月8日に結成されたUAゼンセンに属するUAゼンセン餃子の王将ユニオンがあります。
 なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)   (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)   (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者2.413.462.873.7110.8補足説明 正規における男女間の賃金差が生じている主要因は、人事制度において、全12等級のうち管理監督者に当たる6等級以上の人数比率が男性97.6%、女性2.4%と圧倒的に女性の比率が低いためであります。
今後、女性管理職の比率を向上させることは当社における課題として取り組んでまいります。
なお、等級別における月額給与による男女の賃金の差異はありません。
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社 連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針 当社の社会的使命は「快適な食空間、心温まる接客、そして美味しい料理は人々を『幸せ』にします。
私たちは、それらを高品質で提供しながら、低価格で実現する努力を行う事によって、より多くの人に『幸せ』を感じてもらう事を使命とします。
」と定めています。
そして、その使命を全うするために『お客様から褒められる店を創ろう!』というわかりやすい言葉を経営理念としております。
 お客様から褒められる店舗創りを実現するためには、顧客ニーズをくみ取り、それに応えていく必要があり、そのためには従業員の「考える」「発言する」「行動する」「反省する」という主体性が不可欠です。
当社は創業当時よりそうした「自奮自発の精神」を大切にし、従業員が自己成長することをサポートすることで、真のお客様サービスの追求と実践を行ってまいりました。
今後もこの精神を伝承し、従業員の成長をもって会社の持続的な成長を実現してまいります。
(2)目標とする経営指標 当社は美味しい料理を提供して、より多くの人に幸せを感じてもらいたいという社会的使命に基づき、着実な「増収」を目標とするとともに、原価率の適正な水準やコスト管理を重視する方針から、「売上高営業利益率」を重要な指標としております。
当期の「売上高営業利益率」は9.8%と、目標水準である8%を大きく上回る成果を上げました。
 同時に、企業価値のさらなる向上を図るため、将来の事業展開を目的とした設備及び人的資本に対する成長投資を推進するとともに、資本効率を重視し、安定的かつ持続的な配当による株主還元の向上に努めてまいります。
(3)会社の経営戦略・優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題①従業員の価値創造力の向上 一人ひとりの従業員が成長し、付加価値を創造するためには、仕事や会社に対するエンゲージメントを高めることが不可欠であると考えています。
当社は毎年実施している専門業者による従業員満足度調査を、エンゲージメントを可視化するものとして重視し、その結果を経営に活かすように努めています。
調査結果を待遇や労働環境の改善に活かすだけでなく、各種研修を受講する機会が幅広く従業員に提供されています。
またアルバイト・パートに対しては、育成を目的としたランクアップシステムを整備しております。
こうした機会が、従業員の成長と生産性向上に直接役立つとともに、ワークエンゲージメントの向上に大きく寄与し、それが仕事への情熱や誇り、そしてプロ意識となって、お客様の期待に応える新たな価値創造につながっています。
 さらに処遇面でも大幅な引き上げを実施しております。
当社は2023年、2024年、2025年と3年連続となるベースアップと定期昇給を実施し、賞与でも、夏期、冬期賞与以外に、これまで決算賞与、コロナ禍においてはコロナ慰労金、新生活支援金等を支給しております。
こうした継続的な賃上げとともに新卒採用を強化すべく、大卒初任給も大幅に引き上げました。
当社で働く魅力を映像コンテンツ等で発信し、採用ブランディングを高め、インナー採用も継続的に推進し、人材確保に努めております。
 ダイバーシティにおいては、障害のある社員が能力を最大限に発揮できる職場を作ることを目的に、特例子会社王将ハートフルを設立し、その事業を展開し、障害者雇用に積極的に取り組んでいます。
さらに、重要ポジションへの女性の積極登用や、外国人労働者の特定技能制度の利用開始など、当社は多様な人材に活躍の場を提供しております。
②店舗や工場の積極投資 工場における品質と生産性の向上、そして新たな付加価値商品の開発を推進するため、主力工場である久御山工場の麺ラインを最新設備に更新いたしました。
また原材料の安定供給と品質管理を強化するため、取引先と連携し、定期的に産地を訪問して生産者の方々との協力体制を構築しております。
 店舗投資につきましては、海外も含め、引き続き重点出店地域への積極的な出店を進めるとともに、FC店舗の直営化や既存FCオーナーの複数出店を支援し、1,000店舗達成に向けて取り組んでまいります。
それに加えて、省エネ化を含めた既存店の大規模な改装工事を実施し、お客様のみならず従業員にとっても愛着と誇りを持てる店創りを実施してまいります。
 また、店舗業務へのデジタル活用を推進しており、自動釣銭機やセミセルフレジの導入、「テイクアウトネット予約」の開発など、顧客利便性とともに、省力化や生産効率向上などに役立つデジタル技術の導入を積極的に進めております。
 当社のDX戦略の最終の目標は、「デジタル技術が創り出す価値」の導入による「人にしか創り出せない価値」の最大化であり、そのための土台であるIT基盤を最適化し、DX戦略を積極的に推進してまいります。
③商品力の向上 昨年「Challenge2024」で実施した餃子の改良に続き、「餃子の王将をもっと美味しくChallenge2025」と題し、麺のリニューアルを行いました。
麺に使用する卵の調合などを見直し、麺の厚みや小麦粉の練り具合など絶妙なバランスにすることで、コシのあるしっかりとした弾力感とコクが加わり、北海道産小麦の風味をより味わっていただけるようになりました。
さらに配合を改良した上で、さらに太さのある「平打ち麺」を新開発しました。
太さがあることでラーメンスープに良く絡み、具材に負けない存在感と食べ応えがアップするなど、既存メニューのさらなるブラッシュアップにつながっております。
④ブランド力の強化 「人生においしい力を」をコンセプトとし、創業58年を迎えた当社だからこそ描けるテレビCMの放映を開始いたしました。
定年退職を迎えた先輩をねぎらう温かいシーンや、その人だけの「スペシャル・デイ」に当社でお食事を楽しむ様子、さらに親子で生餃子を楽しそうに焼いている様子など、お食事だけではなく、独自の体験価値を訴求しております。
 ブランド力の強化に向け、2025年スローガンとして「プロの技と、プロの味と、プロの誇りを。
おいしい力が、未来を変える。
」と定めました。
全役職員がこのスローガンを胸に抱き、当社はさらなる飛躍を目指してまいります。
 また、当社ではさまざまな社会課題に対し、食を通じて積極的に取り組んでいくため、特に重要性の高い社会課題項目を8つのマテリアリティ(重点課題)にまとめました。
 当社の成長の大前提となる持続可能な社会形成を実現するため、マテリアリティの追求に全社を挙げて取り組んでまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)サステナビリティに関する考え方 当社は、「快適な食空間、心温まる接客、そして美味しい料理は人々を幸せにします」という社会的使命のもと、「お客様から『褒められる店』を創ろう」という経営理念に則り、事業を遂行しております。
サステナビリティは、その実現のための基礎となるものであるため、経営戦略を具現化するための中期経営計画の大目標の一つとして「サステナビリティの推進」を掲げるとともに、「サステナビリティ委員会」で対応を進めております。
 また、サステナビリティビジョンとして「食に困らない豊かな社会の実現」、「全てのステークホルダーとの共栄」、「地球環境の保全」を目指すことを表明し、積極的・能動的に取り組んでおります。
2025年3月に、中長期的な事業への影響度と様々なステークホルダーを含む社会からの期待の両面から社会課題を評価し、8つのマテリアリティ(重点課題)について検討しました。
なお、検討した8つのマテリアリティについては2025年5月の取締役会にて決議されました。
<マテリアリティ(重点課題)>①人々が「幸せ」を感じられるように、快適な食空間、心温まる接客、そして美味しい料理を、リーズナブルな価格で、より多くの人にご提供②将来を担う日本の子ども達の今と未来を支えるお手伝い③コンプライアンスと従業員の安全を最優先とする事業活動の推進④お客様を始めとした全てのステークホルダーとのwin‐winの関係を構築⑤従業員満足度と顧客満足度の好循環を実現⑥プロの技を持ち、プロの味をご提供し、そしてプロの誇りを持った人材育成のための戦略的な投資⑦サステナブルな社会形成に向けた脱炭素の着実な取り組み⑧当社事業による環境負荷を低減し、循環型社会形成に貢献 特定したマテリアリティについて、サステナビリティ委員会や経営戦略会議を中心に、リスク・機会への対応に向けた対応策、各マテリアリティに対応した指標・目標についても検討してまいります。
(2)ガバナンス 当社は、サステナビリティに係る課題の検討やモニタリング等の対応については、代表取締役社長が委員長を務めるサステナビリティ委員会(原則年4回開催)で目標・計画の策定、重点取り組み課題の選定、計画に対する進捗を確認し、適宜、リスクと機会及び財務への影響をステークホルダーに開示します。
 「気候変動対応」や「人的資本・多様性」を含むサステナビリティに関わる重要な議案は取締役会に上程、報告を行い、承認、助言、監督を受けます。
 組織体制は下記図の通りです。
 2024年度のサステナビリティ委員会、及び原則として毎週開催されている経営戦略会議において、マテリアリティの特定、人的資本及び人材育成への投資、Scope1、2排出量の削減、プラスチック使用量削減の継続推進、サステナビリティ・リンク・ローンのKPI進捗状況確認、子ども達への「食」を通じた支援などについて議論を継続して実施しました。
(3)戦略①気候変動a シナリオ分析 当社では、2100年における世界の気温上昇が2℃上昇と4℃上昇の世界観を想定し、2030年、および2050年におけるシナリオ分析を実施しました。
 海外につきましては台湾に事業所と直営店2店舗がありますが、当社全体への影響は極めて小さいことから、対象を国内に絞り、シナリオ分析を進めました。
 以下に示す政府機関及び研究機関で開示されているシナリオなどを参照して、重要度の評価及び財務的影響の分析を実施しています。
b リスク、機会 特に当社で実際に起きる可能性が高いと想定されるリスク8項目、機会5項目を開示します。
c 対応策 特定したリスク、機会に対する中長期での対応策につきましては、継続的な実施と効果評価を行い、事業活動のレジリエンスを高めてまいります。
②人的資本・多様性a 人が価値を創り出す企業 当社は一人ひとりの従業員が成長し、付加価値を創造するためには、仕事や会社に対するエンゲージメントを高めることが不可欠であると考えています。
当社は毎年実施している専門業者による従業員満足度調査を、エンゲージメントを可視化するものとして重視し、その結果を経営に活かすように努めています。
調査結果をもとに待遇や労働環境の改善に活かすだけでなく、各種研修を受講する機会が幅広く従業員に提供されています。
またアルバイト・パートに対しては、育成を目的としたランクアップシステムを整備しております。
こうした機会が、従業員の成長と生産性向上に直接役立つとともに、ワークエンゲージメントの向上に大きく寄与し、それが仕事への情熱や誇り、そしてプロ意識となって、お客様の期待を超える新たな価値創造につながっています。
 待遇面においても、2024年度の月例給改定では、一人当たり平均39,162円(べースアップを含めた賃上げ率11.5%)と2023年度の過去最高を上回る引き上げを実施し、さらに、好調な業績に貢献した全従業員に報いるため、2024年夏期賞与では、労働組合からの要求に対して満額回答となる賞与テーブル100%水準に、13%分を加算した支給を行いました。
 さらに2024年冬期賞与においては、労働組合から要求のあった「賞与テーブル(2023年冬期賞与支給実績)100%の支給」に満額回答するとともにこれに加えて、「賞与テーブルの10%分を『加算賞与』として上乗せ」することで、合計で賞与テーブルの110%水準の支給を行いました。
その結果、社員の平均年収は過去最高額を大幅に上回り、10年前の2014年と比較すると一人当たり1百万円以上の年収増となっております。
併せて、大卒初任給について、52,000円の大幅な引き上げを実施(実施後大卒初任給278,500円)し、有為な人材の確保の面でも成果を上げました。
 なお、2025年4月には、当連結会計年度の好調な業績を踏まえ、3億42百万円を支給原資として、昨年に続いて決算賞与の支給を行いました。
また、2025年度の月例給の改定においては、労働組合からの要求を上回る一人当たり平均30,139円の賃上げを実施(賃上げ率8.2%)し、3年連続のべースアップによる直近3年間の賃上げ率を約29%としたほか、大卒初任給をさらに21,500円引き上げて300,000円といたしました。
b 多様性の確保 当社は性別、年齢、国籍、新卒・中途に関係なく、様々な人材を採用しています。
全従業員における女性の割合は約半数を占めており今後も引き続き女性の採用を積極的に進めてまいります。
また、外国人については、特定技能の在留資格を有する方の採用を行い、活躍いただいています。
さらに、中途採用者については、中途入社者研修を実施することで、当社に関する理解を深め、知識・経験・能力を培うことのできる環境を整備し、活躍できる体制を構築しています。
そして、障害者雇用についても、特例子会社を設立し、障害のある社員が能力を最大限に発揮できる職場を作ることを目的に、全社的に積極的に取り組んでおります。
 人材の登用についても採用同様に性別、年齢、国籍、新卒・中途に関係なく、適性に応じ各ポジションへの登用を実施しており、適性のある女性については積極的に管理職に登用してまいります。
中途採用者については当社での経験年数の長短に関係なく、実力と成果に応じ早期に管理職および上級管理職として活躍できる体制を構築しております。
さらに、パートタイマーに対しても育成のための教育プログラムを充実させ積極的に正社員への登用を行い、各自のライフプランに合わせて勤務時間や雇用形態などを選ぶことができるキャリアアップ転換制度を設けることで、柔軟な働き方を可能とし、各人がキャリアアップしながら長く安心して働ける環境の整備に努めています。
 これらの対応によって、多様な価値観を取り入れ、持続的な成長を図っております。
(4)リスク管理 当社は、サステナビリティ委員会や経営戦略会議で、財務への影響等の観点から気候変動を中心にサステナビリティ全般に関するリスク・機会を識別・評価し、重要なリスク・機会を特定しています。
特定されたリスク・機会については、サステナビリティ委員会や経営戦略会議を中心にリスクの回避、軽減、コントロール、機会への早期着手に関する方針の策定や対応策の立案などを実施し、取締役会への上程、報告と承認、助言、監督を受け、全社を通じたリスクマネジメントを行っています。
また、対応策の実施状況、およびその効果についてモニタリングを実施しています。
(5)指標及び目標①気候変動 当社では事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2)の把握に加え、2021年度より原材料の調達や輸配送、フランチャイズチェーンなども含んだサプライチェーンのCO₂排出量(Scope3)の把握に取り組み始めました。
 2023年度の事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2)は79,405t-CO₂、およびサプライチェーンにおけるCO₂排出量(Scope3)は282,251t-CO₂でした。
・ 2023年度 売上百万円当たりの事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2) : 0.78t-CO₂/百万円 当社2021年度のCO₂排出量を基準値として、日本の2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、当社としても省エネルギー・創エネルギー活動を推進すると共に再生可能エネルギーの活用検討も進め、継続的な低・脱炭素活動を推進してまいります。
具体的な目標につきましては、現在設定に向けて検討を進めております。
 サプライチェーンのCO₂排出量(Scope3)につきましても環境配慮型素材の探索や開発、環境負荷低減に貢献する活動を推進し、削減に貢献してまいります。
 2024年度の実績につきましては、今後以下のページに開示する予定です。
URL:https://ir.ohsho.co.jp/csr/tcfd/ ②人的資本・多様性 当社では、上記「(3)戦略」において記載した、人的資本・多様性について、次の通り目標を定めて積極的に取り組んでおります。
 管理職に占める女性労働者の割合の目標は、2029年3月31日までに4%以上と定めており、当事業年度末で2.4%(対象は提出会社)となりました。
女性の職場での活躍をさらに促進し、目標達成に向けて傾注してまいります。
 また、障害者雇用率については、同雇用率が法定雇用率を上回る雇用水準を維持する目標を設定し、当事業年度末で3.72%(提出会社と特例子会社を合算)と目標を達成いたしました。
今後も障害者雇用を積極的に進め、法定雇用率を上回る雇用水準を目標にしてまいります。
 なお、当社では、定期的に全従業員を対象とした「従業員満足度調査」を実施しており、仕事への意識や職場の雰囲気、主体的な行動、姿勢、会社への信頼感などについて選択形式で調査を行い、経年の変化を把握しております。
調査結果は組織単位に統計的に処理・分析され、組織リーダーにおける職場改善の参考指標として活用を進めることで、個々の職場の活性化につなげてまいります。
 今後もサステナビリティを重視した経営を遂行し、当社の経営理念「お客様から褒められる店創り」を追求することで、企業価値の向上はもとより、持続可能な社会形成の実現に貢献してまいります。
戦略 (3)戦略①気候変動a シナリオ分析 当社では、2100年における世界の気温上昇が2℃上昇と4℃上昇の世界観を想定し、2030年、および2050年におけるシナリオ分析を実施しました。
 海外につきましては台湾に事業所と直営店2店舗がありますが、当社全体への影響は極めて小さいことから、対象を国内に絞り、シナリオ分析を進めました。
 以下に示す政府機関及び研究機関で開示されているシナリオなどを参照して、重要度の評価及び財務的影響の分析を実施しています。
b リスク、機会 特に当社で実際に起きる可能性が高いと想定されるリスク8項目、機会5項目を開示します。
c 対応策 特定したリスク、機会に対する中長期での対応策につきましては、継続的な実施と効果評価を行い、事業活動のレジリエンスを高めてまいります。
②人的資本・多様性a 人が価値を創り出す企業 当社は一人ひとりの従業員が成長し、付加価値を創造するためには、仕事や会社に対するエンゲージメントを高めることが不可欠であると考えています。
当社は毎年実施している専門業者による従業員満足度調査を、エンゲージメントを可視化するものとして重視し、その結果を経営に活かすように努めています。
調査結果をもとに待遇や労働環境の改善に活かすだけでなく、各種研修を受講する機会が幅広く従業員に提供されています。
またアルバイト・パートに対しては、育成を目的としたランクアップシステムを整備しております。
こうした機会が、従業員の成長と生産性向上に直接役立つとともに、ワークエンゲージメントの向上に大きく寄与し、それが仕事への情熱や誇り、そしてプロ意識となって、お客様の期待を超える新たな価値創造につながっています。
 待遇面においても、2024年度の月例給改定では、一人当たり平均39,162円(べースアップを含めた賃上げ率11.5%)と2023年度の過去最高を上回る引き上げを実施し、さらに、好調な業績に貢献した全従業員に報いるため、2024年夏期賞与では、労働組合からの要求に対して満額回答となる賞与テーブル100%水準に、13%分を加算した支給を行いました。
 さらに2024年冬期賞与においては、労働組合から要求のあった「賞与テーブル(2023年冬期賞与支給実績)100%の支給」に満額回答するとともにこれに加えて、「賞与テーブルの10%分を『加算賞与』として上乗せ」することで、合計で賞与テーブルの110%水準の支給を行いました。
その結果、社員の平均年収は過去最高額を大幅に上回り、10年前の2014年と比較すると一人当たり1百万円以上の年収増となっております。
併せて、大卒初任給について、52,000円の大幅な引き上げを実施(実施後大卒初任給278,500円)し、有為な人材の確保の面でも成果を上げました。
 なお、2025年4月には、当連結会計年度の好調な業績を踏まえ、3億42百万円を支給原資として、昨年に続いて決算賞与の支給を行いました。
また、2025年度の月例給の改定においては、労働組合からの要求を上回る一人当たり平均30,139円の賃上げを実施(賃上げ率8.2%)し、3年連続のべースアップによる直近3年間の賃上げ率を約29%としたほか、大卒初任給をさらに21,500円引き上げて300,000円といたしました。
b 多様性の確保 当社は性別、年齢、国籍、新卒・中途に関係なく、様々な人材を採用しています。
全従業員における女性の割合は約半数を占めており今後も引き続き女性の採用を積極的に進めてまいります。
また、外国人については、特定技能の在留資格を有する方の採用を行い、活躍いただいています。
さらに、中途採用者については、中途入社者研修を実施することで、当社に関する理解を深め、知識・経験・能力を培うことのできる環境を整備し、活躍できる体制を構築しています。
そして、障害者雇用についても、特例子会社を設立し、障害のある社員が能力を最大限に発揮できる職場を作ることを目的に、全社的に積極的に取り組んでおります。
 人材の登用についても採用同様に性別、年齢、国籍、新卒・中途に関係なく、適性に応じ各ポジションへの登用を実施しており、適性のある女性については積極的に管理職に登用してまいります。
中途採用者については当社での経験年数の長短に関係なく、実力と成果に応じ早期に管理職および上級管理職として活躍できる体制を構築しております。
さらに、パートタイマーに対しても育成のための教育プログラムを充実させ積極的に正社員への登用を行い、各自のライフプランに合わせて勤務時間や雇用形態などを選ぶことができるキャリアアップ転換制度を設けることで、柔軟な働き方を可能とし、各人がキャリアアップしながら長く安心して働ける環境の整備に努めています。
 これらの対応によって、多様な価値観を取り入れ、持続的な成長を図っております。
指標及び目標 (5)指標及び目標①気候変動 当社では事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2)の把握に加え、2021年度より原材料の調達や輸配送、フランチャイズチェーンなども含んだサプライチェーンのCO₂排出量(Scope3)の把握に取り組み始めました。
 2023年度の事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2)は79,405t-CO₂、およびサプライチェーンにおけるCO₂排出量(Scope3)は282,251t-CO₂でした。
・ 2023年度 売上百万円当たりの事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2) : 0.78t-CO₂/百万円 当社2021年度のCO₂排出量を基準値として、日本の2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、当社としても省エネルギー・創エネルギー活動を推進すると共に再生可能エネルギーの活用検討も進め、継続的な低・脱炭素活動を推進してまいります。
具体的な目標につきましては、現在設定に向けて検討を進めております。
 サプライチェーンのCO₂排出量(Scope3)につきましても環境配慮型素材の探索や開発、環境負荷低減に貢献する活動を推進し、削減に貢献してまいります。
 2024年度の実績につきましては、今後以下のページに開示する予定です。
URL:https://ir.ohsho.co.jp/csr/tcfd/ ②人的資本・多様性 当社では、上記「(3)戦略」において記載した、人的資本・多様性について、次の通り目標を定めて積極的に取り組んでおります。
 管理職に占める女性労働者の割合の目標は、2029年3月31日までに4%以上と定めており、当事業年度末で2.4%(対象は提出会社)となりました。
女性の職場での活躍をさらに促進し、目標達成に向けて傾注してまいります。
 また、障害者雇用率については、同雇用率が法定雇用率を上回る雇用水準を維持する目標を設定し、当事業年度末で3.72%(提出会社と特例子会社を合算)と目標を達成いたしました。
今後も障害者雇用を積極的に進め、法定雇用率を上回る雇用水準を目標にしてまいります。
 なお、当社では、定期的に全従業員を対象とした「従業員満足度調査」を実施しており、仕事への意識や職場の雰囲気、主体的な行動、姿勢、会社への信頼感などについて選択形式で調査を行い、経年の変化を把握しております。
調査結果は組織単位に統計的に処理・分析され、組織リーダーにおける職場改善の参考指標として活用を進めることで、個々の職場の活性化につなげてまいります。
 今後もサステナビリティを重視した経営を遂行し、当社の経営理念「お客様から褒められる店創り」を追求することで、企業価値の向上はもとより、持続可能な社会形成の実現に貢献してまいります。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ②人的資本・多様性a 人が価値を創り出す企業 当社は一人ひとりの従業員が成長し、付加価値を創造するためには、仕事や会社に対するエンゲージメントを高めることが不可欠であると考えています。
当社は毎年実施している専門業者による従業員満足度調査を、エンゲージメントを可視化するものとして重視し、その結果を経営に活かすように努めています。
調査結果をもとに待遇や労働環境の改善に活かすだけでなく、各種研修を受講する機会が幅広く従業員に提供されています。
またアルバイト・パートに対しては、育成を目的としたランクアップシステムを整備しております。
こうした機会が、従業員の成長と生産性向上に直接役立つとともに、ワークエンゲージメントの向上に大きく寄与し、それが仕事への情熱や誇り、そしてプロ意識となって、お客様の期待を超える新たな価値創造につながっています。
 待遇面においても、2024年度の月例給改定では、一人当たり平均39,162円(べースアップを含めた賃上げ率11.5%)と2023年度の過去最高を上回る引き上げを実施し、さらに、好調な業績に貢献した全従業員に報いるため、2024年夏期賞与では、労働組合からの要求に対して満額回答となる賞与テーブル100%水準に、13%分を加算した支給を行いました。
 さらに2024年冬期賞与においては、労働組合から要求のあった「賞与テーブル(2023年冬期賞与支給実績)100%の支給」に満額回答するとともにこれに加えて、「賞与テーブルの10%分を『加算賞与』として上乗せ」することで、合計で賞与テーブルの110%水準の支給を行いました。
その結果、社員の平均年収は過去最高額を大幅に上回り、10年前の2014年と比較すると一人当たり1百万円以上の年収増となっております。
併せて、大卒初任給について、52,000円の大幅な引き上げを実施(実施後大卒初任給278,500円)し、有為な人材の確保の面でも成果を上げました。
 なお、2025年4月には、当連結会計年度の好調な業績を踏まえ、3億42百万円を支給原資として、昨年に続いて決算賞与の支給を行いました。
また、2025年度の月例給の改定においては、労働組合からの要求を上回る一人当たり平均30,139円の賃上げを実施(賃上げ率8.2%)し、3年連続のべースアップによる直近3年間の賃上げ率を約29%としたほか、大卒初任給をさらに21,500円引き上げて300,000円といたしました。
b 多様性の確保 当社は性別、年齢、国籍、新卒・中途に関係なく、様々な人材を採用しています。
全従業員における女性の割合は約半数を占めており今後も引き続き女性の採用を積極的に進めてまいります。
また、外国人については、特定技能の在留資格を有する方の採用を行い、活躍いただいています。
さらに、中途採用者については、中途入社者研修を実施することで、当社に関する理解を深め、知識・経験・能力を培うことのできる環境を整備し、活躍できる体制を構築しています。
そして、障害者雇用についても、特例子会社を設立し、障害のある社員が能力を最大限に発揮できる職場を作ることを目的に、全社的に積極的に取り組んでおります。
 人材の登用についても採用同様に性別、年齢、国籍、新卒・中途に関係なく、適性に応じ各ポジションへの登用を実施しており、適性のある女性については積極的に管理職に登用してまいります。
中途採用者については当社での経験年数の長短に関係なく、実力と成果に応じ早期に管理職および上級管理職として活躍できる体制を構築しております。
さらに、パートタイマーに対しても育成のための教育プログラムを充実させ積極的に正社員への登用を行い、各自のライフプランに合わせて勤務時間や雇用形態などを選ぶことができるキャリアアップ転換制度を設けることで、柔軟な働き方を可能とし、各人がキャリアアップしながら長く安心して働ける環境の整備に努めています。
 これらの対応によって、多様な価値観を取り入れ、持続的な成長を図っております。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ②人的資本・多様性 当社では、上記「(3)戦略」において記載した、人的資本・多様性について、次の通り目標を定めて積極的に取り組んでおります。
 管理職に占める女性労働者の割合の目標は、2029年3月31日までに4%以上と定めており、当事業年度末で2.4%(対象は提出会社)となりました。
女性の職場での活躍をさらに促進し、目標達成に向けて傾注してまいります。
 また、障害者雇用率については、同雇用率が法定雇用率を上回る雇用水準を維持する目標を設定し、当事業年度末で3.72%(提出会社と特例子会社を合算)と目標を達成いたしました。
今後も障害者雇用を積極的に進め、法定雇用率を上回る雇用水準を目標にしてまいります。
 なお、当社では、定期的に全従業員を対象とした「従業員満足度調査」を実施しており、仕事への意識や職場の雰囲気、主体的な行動、姿勢、会社への信頼感などについて選択形式で調査を行い、経年の変化を把握しております。
調査結果は組織単位に統計的に処理・分析され、組織リーダーにおける職場改善の参考指標として活用を進めることで、個々の職場の活性化につなげてまいります。
 今後もサステナビリティを重視した経営を遂行し、当社の経営理念「お客様から褒められる店創り」を追求することで、企業価値の向上はもとより、持続可能な社会形成の実現に貢献してまいります。
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
 当社は、リスクマネジメント規程において、代表取締役社長をリスクマネジメント体制の最高責任者と定め、その直属の組織として、各部室長によって構成されるリスクマネジメント会議を定期的に開催しております。
 当会議では、当社グループの事業に関するリスクを総合的に抽出・分析し、重点的に対応すべきと評価したリスクについて、発生の予防策及び発生した場合の対応策の策定を行い、それらの施策の実行状況確認及び是正をしております。
 また、当社はリスクが顕在化した場合に備えて危機管理対応に関する諸規程を整備しており、経営危機の発生時には直ちに経営危機対策本部を設置し、迅速かつ適切に対応することで、損失の極小化を図る体制となっております。
 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)出店戦略について 当社グループは、現在は西日本と比較して出店余地の多い関東地域を中心に新規出店に取り組んでおりますが、出店にあたっては、商圏・立地条件や賃借料の水準等に基づく店舗の収益性を重視して決定しております。
 したがって、条件に合う出店予定地を確保できない場合などにより、新規出店数が計画を下回ると、計画通りの売上利益を確保できないなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。
 そのため、人材補強等による専門部署の整備により市場分析能力の向上を図り、店舗開発力を強化して計画通りの出店を実現するとともに、出店にあたっては建築・設備コスト及びランニングコストを削減して新店の収益力を高めることで、リスク発現可能性の軽減を図っております。
(2)賃借物件について 当社グループは、土地もしくは建物を賃借して出店するビジネスモデルを基本としているため、賃貸借契約をめぐるトラブルに起因するリスクがあります。
具体的には、賃貸人側の事情によって契約が解除または更新不能になった場合には、業績好調な店舗であっても当社グループの計画に拘わらず閉店を余儀なくされる結果、売上高が減少する可能性があります。
また、賃貸人の財政状態が悪化した場合には、当社グループが預け入れている敷金・保証金の回収が困難となる結果、差入保証金の回収不能による損失が発生する可能性があります。
 ただし、これらが一時期に集中して起きる可能性は低いため、一部店舗においてリスクが発現しても、当社グループの業績及び財政状態に及ぼす影響は極めて限定的であると判断しております。
 対応策としては、賃貸人とのコミュニケーションを重視し、契約更新にあたっては期限に十分余裕のある段階から当社グループの意思を伝えて丁寧な交渉を行い、契約更新のトラブルを回避いたします。
また、敷金・保証金の回収に関しては、適宜賃料との相殺を実行するなどのほか、賃貸借契約締結時に返還請求権を登記して保全に努めるなどして、リスク発現可能性の軽減を図っております。
(3)安全かつ安定的な食材の確保について 食材の産地、当社工場、及び輸送経路に、何らかの事件や事故、災害等による被害が発生した場合や、異常気象、天候不順などの気候変動により食材の極端な品薄や価格の上昇があった場合、食材の安定的な確保に問題が生じる可能性があります。
 また、豚コレラや鳥インフルエンザ、残留農薬等に代表されるように、使用している食材にその安全性が疑われる問題が生じた場合、需給関係に変動が生じて食材の調達に支障を来す可能性があります。
 こうした場合、提供できる料理の制約や仕入価格の上昇が業績に大きな影響を与える可能性がありますが、食材の調達は常に天候等の自然条件の影響を受け、市況にさらされているため、そのリスクは多少なりとも常時存在していると考えられます。
 当社グループにおきましては、上質かつ安定的な国産食材の供給を確保するため、生産者と緊密な連携を実施し、産地を分散する等の工夫を行っており、さらに、産地の巡回、製造委託先に対する定期的な監査と評価の実施、製品規格書の整備、代替食材選定の検討等を実施し、リスク発現可能性の軽減を図っております。
(4)自然災害の店舗・工場運営及び本社への影響について 当社グループが出店、操業している地域やその周辺地域における大型の台風や地震等の自然災害により、店舗・工場の設備や電気・ガス・水道などのインフラの損傷、配送やサプライチェーンの分断、また従業員が出勤できない等の事情が発生すると、店舗・工場が正常な運営を継続できなくなる可能性があり、被害が広域で甚大である場合には、営業活動の休止が長期にわたる可能性があります。
 近年、頻発している大雨や大型台風などの異常気象に対しては、本社、店舗、工場ごとに、大規模災害発生時の事業継続と損失軽減のための計画を策定しております。
 具体的には、店舗・工場の耐震化やITインフラの冗長化等の対策とともに、災害時における従業員の出退勤や店舗の営業継続に関する判断基準の作成、従業員の安否確認・連絡網と避難場所の周知等により、お客様と従業員の安全を最優先とし、さらに、食材産地の分散化と被災工場をカバーする生産・供給体制の構築、借入枠の設定による被災時の資金面の手当など、事業継続または早急な事業再開につなげる体制作りを行っております。
(5)気候変動への取り組みとTCFDへの対応 近年、世界的規模でエネルギー使用の合理化や地球温暖化対策のための法規制等、気候変動抑制のための動きが強まっておりますが、気候変動問題は当社が目指す持続可能な社会の実現、及び事業の持続可能性の追求に重大なダメージを与えるリスクであると認識しております。
 そのため、当社グループは、サステナビリティビジョンの1つとして、「地球環境の保全」を掲げ、サステナビリティのための活動の一環として積極的な取り組みを開始いたしました。
実例をあげますと、レジ袋については、植物性由来の素材を含んだプラスチック製への切り替えを実施、「バイオマスプラスプーン」、「プラスチックレンゲ」を有料化するとともに、「ストロー」の素材をプラスチックから紙に、「使い捨てミニスプーン」はプラスチックから金属製のデザートスプーンに変更いたしました。
また、環境配慮設計等によるエネルギーコストの削減や、AIを利用した配送編成により配送距離を適正化し、DXによりトータル物流業務時間を短縮するとともに、製品化率の引き上げにより食材ロスを削減するなど、カーボンニュートラルに向けた積極的な取り組みを図っております。
 さらに、気候変動に係るリスク及び機会が当社グループの事業活動や収益等に与える影響について必要なデータの収集と分析をおこない、TCFD提言に沿った取り組みを進めております。
(6)消防法、建築基準法等について 当社グループは消防法、建築基準法及び都市計画法等による規制を受けておりますが、店舗内で調理を行う関係上、常時発生しているリスクとして、店舗での不慮の火災発生があります。
 リスクが発現し、当社グループ店舗において火災による死傷事故等が発生した場合、当社グループの信用低下とともに、損害賠償請求等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
 そのため、当社グループでは直営全店に自動消火設備を設置するとともに、防火対策についてマニュアルを整備して社員教育を徹底し、とりわけお客様や従業員の生命や身体に被害が及ばぬように、年に2回の消防訓練を行うなど、リスクの軽減を図っております。
また、店舗・工場等の建物・設備に対する火災保険や事業総合賠償責任保険に加入するなど、リスク発現時の損失の補填対応を行っております。
(7)食品衛生法について 当社グループの事業においては、食品衛生法に基づき、飲食提供に際して食品衛生責任者を設置して法令違反のないよう監督を行う必要があり、営業にあたっては食品衛生法第55条の規定により都道府県知事の許可を受けなくてはなりません。
さらに、食品衛生法等の一部を改正する法律(平成30年法律第46号)により、営業許可制度の見直し及び営業届出制度の創設が施行、新たに従来の32業種以外の業種に関しての届出制度が創設され、HACCPに沿った衛生管理が制度化されたため、これらに対しても規定に従った運用・監督を行うことが義務付けられております。
その他、食品用器具・容器包装におけるポジティブリスト制度の導入、アレルゲン、消費期限等安全性に関わる食品表示法違反による回収情報の届け出義務化、遺伝子組み換え表示制度における任意表示に対応するための体制を整えております。
 また、・食中毒、異物の混入等、健康に影響を及ぼす事故等を起こした場合、若しくはその恐れがある場合・法令若しくは条例によって規定された食品及びその表示、施設内外の清潔保持に係る規格・基準に違反する場合・厚生労働大臣の命令により禁止された食品等を取り扱った場合・業務を行う役員が食品衛生法第55条第2項第1号若しくは第2号に該当した場合・許認可に際して付けられた条件に反した場合・食品衛生法第60条の取消事由に該当した場合などには、一定期間の営業停止、営業の全部若しくは一部禁止、又は営業許可の取消を命じられることがあります。
 上記の事案については、常時存在しているリスクであり、リスクが発現した場合には、営業停止等の処罰はもちろん、食材の廃棄損や営業停止に伴う売上高の減少、さらには近年はSNSでの情報の拡散もあり、当社グループの社会的信用の低下を招いて企業イメージを大きく損ない、事業活動に重大な影響を及ぼす可能性があります。
 そのため、当社グループでは、店舗や工場における食材の管理・取扱い、及び設備機器・従業員等の衛生状態について常に最大限の注意を払うとともに、定期的に厳格な衛生検査を実施する等の対応を行い、リスクの発現可能性を軽減しております。
 店舗においては、西日本・東日本営業本部に設けられた西日本・東日本衛生管理課のスタッフによる自主衛生チェック・店舗巡回指導及び異物混入対策講習等の実施、HACCP制度に沿った衛生管理体制の整備、専門業者による定期的な害虫・害獣駆除の実施に加え、異物混入防止を含む各種マニュアルを策定し、適切に運用・遵守するとともに異物混入時の対応フロー体制の構築、年2回の検体提出(検便)、定期健康診断の実施等、衛生管理体制の強化を図っております。
 工場においては、FSSC22000・ISO9001・HACCP・JFS-B規格の取得と継続維持、従業員に対しての食品衛生法及びその他関連法規に関する勉強会・モラル教育の実施、各工場のフードセキュリティ・フードディフェンスの強化、衛生問題や事故発生時を想定したシミュレーション訓練の実施、製造機器及び資材からの異物混入防止のための危害分析による危害の抽出・排除とメンテナンスカレンダーの運用、さらにBCP(事業継続計画)の策定を行っております。
 以上のとおり、当社グループは、食品衛生法に係るリスクを発現させないための徹底した取り組みを全社的に行っております。
(8)店舗における酒類提供について 当社グループの店舗において、20歳未満の者であることを知っての酒類提供及び車両等で来店されていることを知っての酒類提供等が発生した場合、当社グループ及び従業員は20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律や道路交通法違反等の罪に問われ、店舗は営業停止処分等を課されるリスクがあります。
また、これらの違反が報道やSNS等で情報拡散され当社グループのブランドイメージが損なわれると、長期的な業績の下振れ要因になる可能性があります。
 酒類を提供している店舗において、リスクが顕在化する可能性は常時あることから、当社グループでは酒類を注文されたお客様全員に対し、車両等の運転をしての来店でないこと、及び20歳未満の者でないことの確認を行っており、毎日の朝・夕礼においてその徹底を指導しております。
さらに、飲酒運転、20歳未満の者への酒類提供禁止の確認バッチ着用や啓蒙ポスターの掲示、コンプライアンス研修時の酒類提供に関する確認テストの実施など、常に注意喚起を行ってリスク発現可能性の軽減を図っております。
(9)法的規制等の強化に関するリスク 当社グループは、上記の法令の他、食品の表示については食品衛生法以外にも食品表示法、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)等の規制を受け、また、フランチャイズ・チェーン運営に関しては私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)及び中小小売商業振興法等の規制を受けております。
その他、環境への意識の高まりを背景に、食品循環資源の再利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法)等が適用されるなど、様々な法的規制を受けております。
 今後、社会環境の変化等により新たな法律の施行や法令の改正等を通じて規制が強化され、対応するための費用が必要となる場合は、当社グループの業績が費用増加による影響を受ける可能性があります。
また、新たな法的規制への対応が遅れ、違反する事態となれば、当社グループに対する法的な制裁を受けるのみならず、社会的評価を落とし、大きな経済的損失に発展する可能性があります。
 そこで、当社グループでは、法律の制定・改正情報の配信サービスの活用、公的機関による関係法令に関する説明会やフォーラムへの参加、各省庁のウェブサイト内の法規制に関連する通達の閲覧、法規制に関する社内勉強会の開催等を通して、関係法令の改正について情報収集に努めており、業務との関連性を常に調査し確認することで、リスク発現可能性の軽減を図っております。
(10)重要な訴訟事件等について 当社グループは、契約締結時の審査体制や決裁手続きに関する規程を定めてこれを遵守しており、契約に関するリスクを適切に管理できる体制を構築しておりますが、事業を遂行していくうえで、お客様、取引先、フランチャイズ加盟店等利害関係人との間で契約上のトラブルによる紛争になった場合、契約上の責任に加え、訴訟のための時間と費用、訴訟の内容によってはブランドイメージが低下する等、業績に影響を及ぼす可能性があります。
 そのため、商取引においては書面でのやりとりや契約書の締結により曖昧な点をなくして紛争の未然防止を図るとともに、利害関係者と十分な意思確認を行うことで、リスク発現可能性の軽減を図っております。
(11)固定資産の減損会計適用について 当社グループが保有する固定資産を使用している店舗の営業損益に悪化が見られ、回復が見込まれない場合、もしくは不動産の時価が著しく下落した場合には、当該固定資産について減損会計を適用し、減損損失を計上しております。
 中食市場との競合、少子高齢化による需要の減退、人手不足等による人件費単価の上昇などの要因により事業環境は引続き不透明であるため、減損損失を計上するリスクが翌期においても相応にあるものと認識しております。
また、営業収支の悪化に減損損失が重なった場合には業績に与えるインパクトが増幅する可能性があります。
 そのため、当社グループは、王将アカデミーによる社員の教育を通したQSCの基礎的レベルの向上や、店舗の生産性の引き上げ、販売促進の様々な営業施策の継続的な実施等により、各店舗の収益力を強化し、リスク発現可能性の軽減を図っております。
(12)人材確保・育成について 就職活動の早期化が進む一方、通年採用への動きが見られる等、企業にとって人材の確保のための新たな対応を迫られる状況に置かれております。
特に当社グループの場合、多彩なメニューの調理技術、オリジナルメニューの考案力、接客技術及び店舗マネジメント力その他IT分野における専門性など、社内で求められるスキルを身に付けた人材を育成するには数年を要するため、従業員の計画的な採用及び育成が不可欠です。
 従業員の採用と育成が順調に行かずに人的資源の不足を招いた場合、新規出店の鈍化と店舗のQSCレベルの低下、IT分野では、当社システム開発の停滞等を招き、当社グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。
 そのため、当社グループは、時代に合った効果的な採用チャネルと採用手法の改善、結果検証を踏まえた求人広告媒体等の見直し、インターンシップの活用、学生アルバイト等を対象にしたインナー採用の強化、面接官となる社員の面接スキルの向上などに着手しております。
その上で、大卒初任給は300,000円と業界最高水準にまで高めました。
また、研修・教育機関として社内に「王将アカデミー」を設置して店舗運営に必要なスキルとルールのマニュアル化と、各等級の期待役割に応じたスキルを習得させるための一貫した研修体制を構築しております。
「王将アカデミー」の調理部が運営する「王将調理道場」では、調理実地研修により社員の調理技術の向上に努めるとともに、調理知識研修も並行して開講し、美味しい料理の提供に最善を尽くしています。
その上で、コロナ禍以降、新たにリモート研修も導入し、パートタイマーも含めた従業員の受講機会を一気に拡大いたしました。
こうした採用の強化と、各種研修の充実により従業員の成長を促すことで、店舗における上記リスク発現可能性の軽減を図っております。
(13)労務管理について適切な労務管理体制が整備されなかったことに起因し人材の定着が図れず、また、労使紛争や訴訟へと発展した場合、当社グループのブランドイメージが損なわれ、当社の営業その他人材の採用に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、当社グループにおいては、労務管理を適切に行うとともに、ハラスメント発生時の対応、再発防止、対応窓口等を明確にした「ハラスメント防止に関する細則」を制定し従業員に周知しております。
また、社内相談窓口の他、外部機関、弁護士が窓口となる内部通報窓口を設置し、従業員が相談しやすい環境を整備しております。
さらに、ハラスメントや労務管理をテーマにしたコンプライアンス研修や各階層別の定期的な研修を開催するなど指導・教育を行い、労務問題の発生を予防するための対策を実施しております。
 また新たに、カスタマーハラスメントに適切に対応するため「カスタマーハラスメント対策マニュアル」を策定し、従業員及びその他ご飲食されているお客様を守るための具体的な対策方法を周知しております。
そして、従業員に対する研修を実施し、安心・安全に就業できる環境を整備しております。
(14)個人情報について 当社グループは、事業遂行上、顧客、株主、取引先担当者、従業員、採用応募者、懸賞応募者等、多くの個人情報を取り扱っており、特に「餃子の王将公式スマホアプリ」や「テイクアウトネット予約」のリリースによって顧客のデジタル情報が増加傾向にあります。
個人情報に係るリスクは常時存在していると考えられ、不測の事態等により個人情報が外部に漏洩した場合、社会的信用の低下や損害賠償請求による経済的損失が発生して、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。
 そのため、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)の内容を踏まえ、個人情報の社内取扱責任者による監督、アクセス制御、管理・取扱区域の制限等の安全管理措置と個人情報の取扱いについて定めた社内規程を整備し、これを全社的に厳格に運用することでリスク発現可能性を軽減するとともに、事故発生時の危機管理体制を構築して、リスク発現時の損失を最小限とする対策を図っております。
 なお、当社の各種システムについては、不正アクセス防止を含めた高度なセキュリティ対策を実施しております。
(15)フランチャイズ・チェーン展開について 当社グループの売上高の1割弱はフランチャイズ加盟店に対する当社工場からの食材等の出荷売上であり、フランチャイズ加盟店はフランチャイズ基本契約に基づいて、当社グループの店舗ブランド名で営業を行っております。
そのため、一度に多数のフランチャイズ基本契約が解消された場合には当社グループの売上に直接影響を与え、またフランチャイズ加盟店において不祥事や業績悪化による信用不安が発生した場合には当社グループ全体のブランドイメージに影響を与える可能性があります。
 こうしたリスクは潜在的には常に存在しているため、当社グループではフランチャイズ加盟店の状況把握とサポートを最重要の対策と位置づけております。
具体的な取組みとしては、フランチャイズ加盟店経営者との定期的な面談や財務状況の把握、加盟店が抱える課題の解決を全社的にバックアップできるような組織体制にしております。
西日本・東日本営業本部の中に西日本・東日本FC営業部を組み入れ、ショップアドバイザーがFC店舗を巡回して直営店と同様のQSCチェックを行うとともに、王将アカデミーによる調理等の研修を受講する機会を提供して、王将スタンダードの徹底を図り、ブランド価値の維持向上に努め、リスクの発現可能性の軽減を図っております。
 さらに契約満了で後継者がいないFC加盟店を直営店に移行して、これまでの固定客を維持しながら店舗価値の引き上げを図るなど、FC加盟店を含めたチェーン全体としての店舗展開を進めてまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に、緩やかな回復基調が続いたものの、実質賃金は物価上昇に伴い伸び悩んでおり、個人消費の伸びは総じて力強さを欠く展開となりました。
2025年の春季労使交渉(春闘)では、昨年に引き続いて企業側の満額回答が相次ぎ、所得の増加による個人消費の回復が期待されますが、先行きは不透明な状況です。
 外食業界におきましては、人流や客足の回復に加え、好調なインバウンド需要が追い風となり、外食需要は総じて堅調に推移いたしました。
一方で、労働力不足の深刻化に伴う人件費の上昇、エネルギー価格やコメをはじめとする原材料価格の高騰、物流2024年問題に起因する配送費の増加など、さまざまなコストの上昇が収益を圧迫する要因となり、経営環境はより厳しさを増しております。
 こうした環境下において当社グループは、「快適な食空間」「心温まる接客」「美味しい料理」をお客様に提供するという社会的使命を全うするため、人的資本への投資を積極的に行い、QSCレベルの一層の向上に注力するとともに、効果的な販売促進策を継続して実施いたしました。
その結果、客数は継続して増加し、特に店内飲食が大きく伸びるとともに、テイクアウト&デリバリーも引き続き好調に推移いたしました。
2022年2月以降、同月比過去最高売上を毎月更新し、当連結会計年度における売上高は過去最高となりました。
また、営業利益につきましても4年連続の増益となり、過去最高を記録いたしました。
 以下、当連結会計年度の主な取り組みと成果について、ご説明をいたします。
①QSCの向上と価格改定原材料価格や物流費、光熱費等の高騰は、当初の予想を大きく上回って推移し、企業努力だけでは補えないレベルに達したことを受け、当社は当連結会計年度において二度の価格改定を実施させていただきました。
その結果、どちらの価格改定後も客数は増加し、好調を継続することができました。
この背景には、王将アカデミーが主催する実地とオンラインの調理研修、調理知識研修、及び調理技能検定試験の実施等による調理技術や調理方法の着実な向上があります。
さらに、「餃子の王将をもっとおいしく Challenge2024」の第一弾である餃子のさらなる美味しさの追求、接客応対研修による人にしかできないホスピタリティの習得、そして清掃マニュアルのブラッシュアップによる徹底した衛生管理など、QSC向上に向けた不断の努力があげられます。
その上で、2024年6月21日の価格改定では、お客様のご理解をいただけるよう、グランドメニューのうち価格改定を行った13品目について、調理の改良点と、どのように変わったかをわかりやすく告知いたしました。
また、2025年2月14日の価格改定にあたっては、日本経済新聞全面広告(全国版)で、お客様に対して価格以上の価値をご提供するというプロの料理人たち(当社従業員)の本気の約束を表明し、来店を促しました。
②効果的な販売促進施策の実施「2024年版ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」では、過去最高となる124万名のぎょうざ倶楽部会員数を獲得することができました。
また、6月28日から12月15日まで開催した「2025年版ぎょうざ倶楽部お客様感謝キャンペーン」では、店舗でオーダーを通す際に使用される“王将用語”のルビ入り料理名をあしらった「ステンレスマイボトル」や、「ADASTRIA(アダストリア)」プロデュースのデザインによるエコバッグセットなどのオリジナルキャンペーン景品が好評を博しました。
1月17日から開催中の同キャンペーンでは、ゴールド会員カードの上に、さらにスタンプ50個で取得できるプラチナ会員カード(お会計税込10%割引)を新たに登場させ、ゴールド会員様の来店促進を図りました。
また、年間売上高1,000億円突破を記念した「大感謝祭」や、創業57年分の感謝を込めた「創業祭」など、お客様の日ごろのご愛顧に感謝するイベントを開催したほか、生餃子スタンプキャンペーンの実施や、2024年“夏穫れ”青森県産にんにく“ニンニクヌーボー”到来に合わせた新CMの放映など、各種プロモーションを推進いたしました。
③投資の拡大ア.人的資本への投資当社は「人が価値を創る会社」として、以前より人材育成を重視しており、前述の研修を始めとした各種研修プログラムやeラーニングなど、幅広く学べる機会を全従業員に提供しています。
2024年度の月例給改定においては、一人当たり平均39,162円(ベースアップを含めた賃上げ率11.5%)と2023年度の過去最高を上回る引き上げを実施、さらに、好調な業績に貢献した全従業員に報いるため、2024年夏期賞与では、労働組合からの要求に対して満額回答となる賞与テーブル100%水準に、13%分を加算した支給を行いました。
さらに2024年冬期賞与においては、労働組合から要求のあった「賞与テーブル(2023 年冬期賞与支給実績)100%の支給」に満額回答するとともに、これに加えて、「賞与テーブルの10%分を『加算賞与』として上乗せ」することで、合計で賞与テーブルの110%水準の支給を行いました。
その結果、社員の平均年収は過去最高額を大幅に上回り、10年前の2014年と比較すると一人当たり1百万円以上の年収増となっております。
併せて、大卒初任給について、52,000円の大幅な引き上げを実施(実施後大卒初任給278,500円)し、有為な人材の確保の面でも成果を上げました。
なお、2025年4月には、当連結会計年度の好調な業績を踏まえ、3億42百万円を支給原資として、昨年に続いて決算賞与の支給を行いました。
また、2025年度の月例給の改定においては、労働組合からの要求を上回る一人当たり平均30,139円の賃上げを実施(賃上げ率8.2%)し、3年連続のベースアップによる直近3年間の賃上げ率を約29%としたほか、大卒初任給をさらに21,500円引き上げて300,000円といたしました。
イ.設備投資工場投資におきましては、主力工場である久御山工場の麺の製造ラインを最新設備に更新いたしました。
これにより生産能力向上や材料ロス削減、省人化を達成できただけでなく、品質を向上させ、さらには今後の商品開発の可能性を拡げることができました。
新規出店におきましては、当連結会計年度において、2024年5月に「金閣寺店」、6月に「ジョイ・ナーホ赤坂見附店」、7月に「国道16号岩槻店」、8月に「なんばグランド花月店」、10月に「吉祥院八条通店」、11月に「久喜店」、12月に「江南店」・「イオン新浦安店」、2025年3月に「御影店」・「平手店」・「チャチャタウン小倉店」をオープンいたしました。
「金閣寺店」は、約8年ぶりとなる京都市内における新規出店で、金閣寺に近く、主要動線の西大路通沿いの駐車場付きロードサイド型店舗です。
金閣寺の観光客、近隣の大学生など、多様なお客様にご来店をいただいております。
「ジョイ・ナーホ赤坂見附店」は、地下鉄赤坂見附駅徒歩3分、オフィスが密集しており、昼食需要も十分見込める立地に「ジョイ・ナーホ」業態の4号店として出店いたしました。
当業態は、都心部の新しい出店フォーマットとして、今後も積極的に展開を図る方針です。
「国道16号岩槻店」は首都圏郊外を結ぶ主要動線の国道16号線沿いにあり、高速道路ICが近く、広範囲での集客が見込める駐車場付きロードサイド型店舗です。
「なんばグランド花月店」は大阪市中央区難波にある「なんばグランド花月」の1階にオープンいたしました。
劇場来場者、難波エリアへの観光客など多数のお客様にご来店をいただいております。
「吉祥院八条通店」は1972年11月に開店した約49年間の営業実績をもつ「西八条店」の移転店舗であり、西大路駅から徒歩圏内、かつ、京都市内を東西に結ぶ八条通に面した駐車場・駐輪場完備の大型ビルイン店舗です。
「久喜店」は東北自動車道久喜IC近くの主要動線である県道3号線沿いの駐車場付きロードサイド店舗で、高速道路ICが近いことから、広範囲での集客が見込める立地となっております。
「イオン新浦安店」はイオンスタイル新浦安店の1階フードコート内にオープンいたしました。
JR京葉線新浦安駅前の利便性の高い立地で、同地域内で最も集客力の高い商業施設であり、休日のみならず平日も多数の集客が見込める店舗となっております。
「江南店」は約17年間、「御影店」は約45年間、「平手店」は約33年間と、長年の営業実績をもつFC店舗を直営化いたしました。
直営化にあたり厨房及び客席の効率性を向上させるなどのレイアウトの変更を実施しており、これまでの常連のお客様に加え、新たな客層も取り込むことができました。
「チャチャタウン小倉店」は商業施設チャチャタウン小倉1階フードコート内にオープンいたしました。
九州地区では初のフードコート業態の出店となり、休日のみならず平日も多数の集客が見込める店舗となっております。
各店舗とも、開店後は好調な売上で推移しております。
ウ.DX投資DX推進のための投資として、IT基盤の最適化に着手しており、ホストシステムの刷新や基幹システムの見直しを進めております。
また、店舗業務のデジタル活用を推進すべく、当社公式アプリでテイクアウト予約から決済までスマホ一つで可能な「テイクアウトネット予約」を直営全店で導入し、テイクアウト需要の取り込みを強化いたしました。
今後もスマホアプリを活用した、お客様にとって利便性の高いサービスを、順次、展開していく予定です。
エ.海外投資当社海外連結子会社である「王將餐飲服務股份有限公司」は設立から8年を経過し、現在、出店している台湾の高雄市と台北市の2店舗は、現地のお客様の嗜好に合わせた味付けや日本式の焼餃子が大変好評をいただいており、コロナ禍を乗り越え、業績は好調に推移しております。
今般、当該2店舗における現地スタッフの成長、店舗オペレーションの確立等の成果を踏まえ、新規出店を含めた今後の台湾における積極展開に備えるべく、2024年9月に当該子会社の増資(増資額26百万新台湾ドル、円換算約1億18百万円)を実施いたしました。
④サステナビリティの取り組み当社では、コロナの長期化や物価上昇等による子ども達をめぐる生活環境の悪化に伴い、2021年の夏休みから春夏冬の学校の休み期間に合わせて、全国の子ども食堂等に対して、餃子や鶏の唐揚の入った「お子様弁当」の無償提供を実施しております。
11回目となる2024年12月の冬休み期間には、当社の388店舗が「お子様弁当」約9万食をご提供し、これまでの累計食数は約85万食に達しました。
この活動にご参加いただいた子ども食堂等の団体数も、当初の377団体から約1,300団体まで拡大しており、当社店舗が少ない地域などでは、子ども達が王将の餃子を初めて知る機会にもなっています。
1店舗で多い時は1日100食の「お子様弁当」を調理しており、子ども達から「美味しかった」と寄せられる喜びの声が支えとなって、当社従業員はこの全員参加型の活動に情熱をもって取り組んでいます。
気候変動の問題では、気候変動に関する情報開示を目的にした国際組織であるTCFDの提言に基づき、GHG排出量削減につながる設備の更新等を行いました。
同時に、2021年度、2022年度に続いて、2023年度の事業活動におけるCO₂排出量(Scope1、2)及びサプライチェーンにおけるCO₂排出量(Scope3)の算定を行いました。
また、物流2024年問題への対応につきましては、店舗において配送作業時間の削減に努めたほか、配送トラック1台当たりの配送店舗数の削減、配送とピッキング作業の分割化の推進、構内物流の搬送ロスの見える化等を進めており、こうした取り組みにより、当社における配送体制は十分に持続可能なものとなっております。
今後もサステナビリティを重視した経営を遂行し、当社の経営理念「お客様から褒められる店創り」を追求することで、企業価値の向上はもとより、持続可能な社会形成の実現を目指してまいります。
 以上の結果、当連結会計年度における売上高は、2022年2月から38か月連続で同月比過去最高売上を達成し、前年同期に比べて96億32百万円(9.5%)の増収で、過去最高となる1,110億33百万円を達成し、4年連続で増収となりました。
 営業利益は、昨年よりもさらに高騰した原材料や包材の単価上昇等があったものの、増収効果等により、前年同期に比べて6億18百万円(6.0%)の増益で、過去最高となる109億4百万円を達成し、4年連続で増益となりました。
 経常利益は、前年同期に比べて8億15百万円(7.8%)の増益で113億12百万円となりました。
 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度において土地売却に伴う固定資産売却益等(4億63百万円の利益の増加)により当期純利益が増加する特殊要因がありましたが、当連結会計年度の増益幅がこれを上回ったため、前年同期に比べて1億60百万円(2.0%)の増益で80億71百万円となりました。
 当連結会計年度の店舗展開の状況につきましては、直営店11店、FC加盟店2店の新規出店、直営店5店、FC加盟店11店の閉店を行っており、店舗数は直営店とFC加盟店を合わせて純減3店となりました。
これにより当連結会計年度末店舗数は、直営店551店、FC加盟店177店となり、合計店舗数は728店となりました。
(生産、受注及び販売の実績)① 生産実績 当連結会計年度における生産実績は、主な品目を示すと次のとおりであります。
品目当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)生産高(百万円)前年同期比(%)麺類1,246△ 3.2餃子の皮844△ 0.6餃子の具6,54511.9成形餃子7,8879.5スライス豚肉95914.7(注)1 上記の金額は、製造原価額によっております。
2 成形餃子には餃子の具及び餃子の皮の生産高が一部含まれております。
② 商品仕入実績品目当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)仕入高(百万円)前年同期比(%)酒類2,0973.0清涼飲料水等24216.1合計2,3394.2(注) 上記の金額は、仕入価格によっております。
③ 受注実績 当社グループは飲食業であり、見込生産によっておりますので、受注高及び受注残高について記載すべき事項はありません。
④ 販売実績a 形態別販売実績区分当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)店舗数(店)金額(百万円)前年同期比(%)直営店551101,8249.5フランチャイズ加盟店1779,2099.3合計728111,0339.5(注)1 直営店は、直営店舗での中華料理等の販売高であり、フランチャイズ加盟店は、当社からの中華食材等の販売高であります。
2 店舗数は、期末日現在のものであります。
b 地域別販売実績地域別当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)店舗数(店)売上高(百万円)前年同期比(%)直営店 京都府418,4786.0大阪府11620,8759.0兵庫県397,69910.2滋賀県153,5598.2奈良県153,0808.5和歌山県91,7618.6北海道192,97013.1宮城県3673△ 3.2東京都6110,9759.4埼玉県284,12413.1千葉県284,4629.8神奈川県356,7349.0群馬県68537.3茨城県591730.6栃木県358713.9長野県453511.7新潟県34017.7山梨県119812.7愛知県245,0519.6岐阜県122,2499.4三重県122,3708.7静岡県71,31810.4富山県46629.0石川県81,4209.7福井県46969.9岡山県2330△ 13.5広島県61,14110.6山口県343015.3徳島県223939.2香川県450211.6福岡県194,27911.9熊本県463312.5佐賀県238016.5長崎県454113.0大分県122114.9台湾246211.0小計551101,8249.5 地域別当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)店舗数(店)売上高(百万円)前年同期比(%)フランチャイズ加盟店 京都府520014.4大阪府432,35710.3兵庫県332,1818.2滋賀県63116.9奈良県21421.2和歌山県3975.2宮城県156△ 2.4東京都72688.6茨城県1251.5埼玉県738115.8神奈川県52479.3群馬県42219.1愛知県189874.2岐阜県530311.9三重県72756.7福井県29010.0岡山県718517.0広島県49386.4山口県11928.2鳥取県314419.5徳島県32096.4香川県314615.3愛媛県25718.3高知県21229.9福岡県256△ 8.8熊本県12314.4小計1779,2099.3合計728111,0339.5(注)1 一部の複数の地域にまたがって店舗展開をしているフランチャイズ加盟店については、一部店舗の販売金額を当該フランチャイズ加盟店の本店所在地に含めて表示しております。
2 直営店は、直営店舗での中華料理等の販売高であり、フランチャイズ加盟店は、当社からの中華食材等の販売高であります。
3 店舗数は、期末日現在のものであります。
 なお、国内直営店売上についての主な分析は下記のとおりであります。
第50期店内店外別全店売上 売上高(百万円)客数(千人)客単価(円) 構成比店内飲食66,98572.4%65,5881,021テイクアウト・デリバリー25,57127.6%16,1461,584合計92,556100.0%81,7351,132(注)1 店内飲食のお客様がテイクアウトを追加注文された場合など混在した売上は、店内飲食としてカウントしております。
2 レジ入力ミス等による売上高の修正は店内飲食に含めております。
3 店内飲食は、コロナ前を上回り、過去最高売上となりました。
一方、テイクアウト・デリバリーは、テイクアウトが一部、店内飲食やデリバリーにシフトしたことと、サービスが終了したテイクアウト事前予約のEPARK利用売上が減少したことにより、前年比で減収となりましたが、依然として高い水準を維持しております。
第51期店内店外別全店売上 売上高(百万円)客数(千人)客単価(円) 構成比店内飲食75,23274.2%68,8221,093テイクアウト・デリバリー26,12825.8%15,3391,703合計101,361100.0%84,1621,204(注)1 店内飲食のお客様がテイクアウトを追加注文された場合など混在した売上は、店内飲食としてカウントしております。
2 レジ入力ミス等による売上高の修正は店内飲食に含めております。
3 店内飲食は、前年を上回り、過去最高売上となりました。
また、テイクアウト・デリバリーについても、「テイクアウトネット予約」を直営全店で導入し、テイクアウト需要の取り込みを強化したことなどにより、前年を上回り、好調を維持いたしました。
第50期既存店月別売上構成比 第50期既存店曜日別平均売上対比(月曜日を100として対比)月別売上構成比(%)営業日数 曜日別平均売上対比月火水木金土日祝合計 4月8.34444445130 月曜日100.05月8.55543344331 火曜日101.96月7.84445544030 水曜日107.77月8.44444455131 木曜日104.68月8.44555344131 金曜日119.59月7.83444544230 土曜日157.810月8.34544445131 日曜日158.111月8.34454344230 祝日152.812月8.64444555031 1月8.64444455131 2月8.03445344229 3月9.04434555131 合計100.04751495048525415366 (注)1 新規出店、閉鎖及び改装を行った店舗を除いております。
2 元日は祝日としてカウントしておらず、1月2日は土曜日、1月3日は日曜日としてカウントしており、営業日数については営業していない店舗もあります。
第51期既存店月別売上構成比 第51期既存店曜日別平均売上対比(月曜日を100として対比)月別売上構成比(%)営業日数 曜日別平均売上対比月火水木金土日祝合計 4月7.84544444130 月曜日100.05月8.23455434331 火曜日100.36月7.94444455030 水曜日106.67月8.14554444131 木曜日102.98月8.73445554131 金曜日119.59月7.83444445230 土曜日157.610月8.03555444131 日曜日158.311月8.23444544230 祝日151.612月8.65544445031 1月9.33454455131 2月8.13344444228 3月9.35443455131 合計100.04351525050515315365 (注)1 新規出店、閉鎖及び改装を行った店舗を除いております。
2 元日は祝日としてカウントしておらず、1月2日は土曜日、1月3日は日曜日としてカウントしており、営業日数については営業していない店舗もあります。
(2)財政状態(資産の部) 当連結会計年度末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ51億70百万円(5.7%)増加し、966億32百万円となりました。
主な増加要因は次のとおりであります。
 流動資産は、前連結会計年度末に比べ24億84百万円(6.1%)増加し、430億92百万円となりました。
主な要因は現金及び預金の増加等であります。
 固定資産は、前連結会計年度末に比べ26億86百万円(5.3%)増加し、535億40百万円となりました。
主な要因は建物及び構築物の増加等であります。
(負債の部) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4億32百万円(1.9%)減少し、223億94百万円となりました。
主な増減要因は次のとおりであります。
 流動負債は、前連結会計年度末に比べ10億35百万円(6.9%)増加し、160億11百万円となりました。
主な要因は買掛金の増加等であります。
 固定負債は、前連結会計年度末に比べ14億67百万円(18.7%)減少し、63億83百万円となりました。
主な要因は長期借入金の減少等であります。
なお、借入金の残高は50億円となりました。
(純資産の部) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ56億2百万円(8.2%)増加し、742億38百万円となりました。
主な要因は配当金の支払い28億24百万円に対し、親会社株主に帰属する当期純利益80億71百万円の計上により増加したことによるもの等であります。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の75.0%から76.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。
)は、前連結会計年度末に比べ18億23百万円増加し、381億20百万円となりました。
 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べて10億2百万円(8.2%)減少し、112億15百万円となりました。
主な要因は法人税等の支払額の増加であります。
 営業活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、税金等調整前当期純利益111億56百万円に減価償却費31億7百万円を加えた額から法人税等の支払額30億27百万円等を減じた額であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は、前年同期に比べて13億51百万円(41.9%)増加し、45億74百万円となりました。
主な要因は有形固定資産の取得による支出の増加であります。
 投資活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、有形固定資産の取得による支出41億80百万円等によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べて97百万円(2.1%)増加し、48億26百万円となりました。
主な要因は配当金の支払額の増加であります。
 財務活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、長期借入金の返済による支出20億円及び配当金の支払額28億24百万円による支出であります。
 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、安定した資金調達基盤を維持しつつ、資金効率を重視して資金調達を行う方針としております。
当連結会計年度におきましては、前述した好調な業績により潤沢な営業キャッシュ・フローを創出できたことから、新規借入は実行しておりませんが、引き続き事業拡大のための事業投資と人的資本への投資を積極的に行う方針から、資金効率を重視しつつ、今後も必要に応じて最適な資金調達方法を検討し実行してまいります。
 なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりです。
第49期2023年3月期第50期2024年3月期第51期2025年3月期自己資本比率(%)74.675.076.8時価ベースの自己資本比率(%)134.6161.1188.0キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)1.20.60.4インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)240.4471.8300.8(注) 自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
この連結財務諸表の作成にあたっては、連結決算日における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示、ならびに報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り等を行っております。
 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
研究開発活動 6【研究開発活動】
 該当事項はありません。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当連結会計年度中においては、金閣寺店等12店舗出店(リロケートを含む)するとともに、枚方市駅前店等8店舗の改装、久御山工場の麵ライン更新等を行っております。
 これらの結果、設備投資の総額は4,771百万円であります。
(左記の金額には差入保証金が含まれております。
)なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
(1)提出会社事業所名(所在地)帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計正社員パートタイマー等事業所 本社(京都市山科区)16354802(4,904)311,05216955 東京事務所(東京都千代田区)204-(-)18447322 小計18458802(4,904)501,09624277工場 久御山工場(京都府久世郡久御山町)1,6951,1321,295(10,910)584,18270240 西野山工場(京都市山科区)7642249(1,158)0369317 九州工場(福岡市東区)10964329(2,364)85111036 札幌工場(札幌市手稲区)6360-(-)1113566 東松山工場(埼玉県東松山市)2,953209484(15,205)153,66247150 小計4,8971,5102,358(29,638)958,861136449店舗(直営店)京都府四条大宮店他40店舗93002,484(10,284)4253,8401641,484 大阪府関大前店他115店舗1,552525,501(24,198)1,2648,3713913,511 兵庫県白川台店他38店舗598152,537(13,422)4573,6081471,293 滋賀県堅田店他14店舗44411,615(17,691)1332,19565602 奈良県奈良都跡店他14店舗2712551(412)15049858521 和歌山県岩出東店他8店舗1800341(2,397)8060439314 北海道すすきの店他18店舗279062(1,539)23757964516 宮城県仙台一番町店他2店舗71--(-)461181499 東京都西日暮里店他60店舗8950331(1,695)1,0582,2851991,667 埼玉県草加店他27店舗6150-(-)5271,14388786 千葉県富里店他27店舗5110280(6,158)2991,09191797 神奈川県鶴見店他34店舗6960-(-)4511,1481281,145 群馬県前橋問屋町店他5店舗142--(-)4318614138 茨城県水戸さくら通り店他4店舗169--(-)11928919171 事業所名(所在地)帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計正社員パートタイマー等 栃木県宇都宮インターパークビレッジ店他2店舗128--(-)842131079 山梨県甲府国母店1店舗18--(-)624519 長野県アリオ上田店他3店舗73--(-)351081194 新潟県新潟駅前店他2店舗39--(-)3676675 愛知県春日井店他23店舗40713853(4,131)2651,54091953 岐阜県穂積店他11店舗2821-(-)13141641455 三重県名張店他11店舗2963139(2,786)11255042371 静岡県浜松店他6店舗1751406(2,896)6564821263 富山県黒瀬北店他3店舗1080-(-)3113910114 石川県松任店他7店舗1590241(1,355)7347324263 福井県福井学園前店他3店舗77071(414)3318210206 岡山県津山店他1店舗410-(-)1455563 広島県西条店他5店舗1210-(-)7219420198 山口県山口小郡店他2店舗43--(-)3275971 徳島県徳島駅前店他1店舗34--(-)1246563 香川県高松店他3店舗520-(-)19721093 福岡県新宮店他18店舗66984977(6,077)4212,152100767 熊本県西原店他3店舗740-(-)2810312106 佐賀県佐賀夢咲店他1店舗42--(-)9511146 長崎県佐世保四ヶ町店他3店舗28--(-)47751494 大分県コムボックス大分店1店舗5--(-)814453 小計549店舗10,24220015,896(95,461)6,84033,1791,94217,490店舗(FC店)大阪府阪急高槻店他5店舗0--(-)77-- 奈良県奈良橿原店1店舗0-130(1,241)-130-- 事業所名(所在地)帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計正社員パートタイマー等 東京都南大塚店他2店舗---(-)99-- 埼玉県大宮三橋店1店舗---(-)22-- 神奈川県綱島駅前店他3店舗---(-)1919-- 群馬県群馬三俣店1店舗---(-)22-- 茨城県牛久栄町店1店舗---(-)00-- 三重県桑名星川店1店舗---(-)55-- 福井県敦賀店1店舗---(-)1010-- 熊本県熊本駅前店1店舗---(-)00-- 小計20店舗0-130(1,241)57187--寮及び福利厚生施設34-218(849)88342--その他34-495(23,240)20550--合計15,3931,76919,902(155,335)7,15244,2182,32018,016(注)1 帳簿価額「その他」は工具、器具及び備品、差入保証金であります。
2 従業員数のうちパートタイマー等は、2025年3月31日現在在籍者数を記載しております。
3 土地、建物については、本社及び自社保有物件を除き、一部または全部を賃借しております。
なお、連結会社以外から賃借している内容は以下のとおりであります。
名称賃借期間面積(㎡)年間賃借料(百万円)店舗用土地(101店)1~30年間130,915794店舗用建物(394店)1~30年間72,0223,552東京事務所2年間77327札幌工場1年間1,36913 4 提出会社の寮および福利厚生施設並びにその他の主な土地は、次のとおりであります。
名称所在地面積(㎡)帳簿価額(百万円)寮及び福利厚生施設 西野山寮京都市山科区662153その他 鈴蘭台賃貸物件神戸市北区1,716190 (2)国内子会社 重要な設備はありません。
(3)在外子会社王將餐飲服務股份有限公司事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計正社員パートタイマー等高雄漢神巨蛋店他1店舗(台湾)中華料理店1--(-)891777合計1--(-)891777(注)1 帳簿価額「その他」は工具、器具及び備品、差入保証金であります。
2 従業員数のうちパートタイマー等は、2024年12月31日現在在籍者数を記載しております。
直営店舗設置状況 2025年3月31日現在における直営店舗の設置状況は、次のとおりであります。
(イ)関西地区(235店)店名開店年月所在地客席数京都府 四条大宮店1967年12月京都市中京区四条通大宮西入錦大宮町105七条烏丸店1970年8月京都市下京区烏丸七条上ル桜木町84三条店1971年2月京都市中京区木屋町通三条下ル石屋町59大手筋店1972年10月京都市伏見区伯耆町71太秦店1973年3月京都市右京区太秦御所ノ内町31河原町店1974年11月京都市中京区蛸薬師河原町東入備前島町35西院店1975年1月京都市右京区西院高山寺町45椥ノ辻店1975年7月京都市山科区椥辻草海道町67御薗橋店1977年6月京都市北区大宮南田尻町98城南宮店1977年8月京都市伏見区中島外山町86府庁前店1978年9月京都市中京区丸太町油小路東入横鍛冶町58国道大手筋店1978年3月京都市伏見区下鳥羽南柳長町100花園店1978年9月京都市右京区花園伊町55西大路五条店1978年9月京都市右京区西院南高田町115槇島店1978年12月宇治市槇島町十六136亀岡店1979年5月亀岡市大井町土田128国道171号店1981年2月向日市鶏冠井町清水165北白川店1982年3月京都市左京区一乗寺築田町127八幡店1982年4月八幡市戸津中代245宝ヶ池店1982年11月京都市左京区岩倉南桑原町116国道大久保店1983年7月宇治市大久保町田原105桃山店1985年5月京都市伏見区桃山町西尾91上鳥羽店1994年8月京都市南区上鳥羽中河原94新田辺店1994年12月京田辺市田辺中央42福知山店1995年4月福知山市篠尾新町90京都東インター店1995年7月京都市山科区東野北井ノ上町136洛西芸大前店2002年11月京都市西京区大枝沓掛町114JR福知山駅店2005年11月福知山市駅前町50篠店2007年11月亀岡市篠町篠杢殿林80東向日店2008年8月向日市寺戸町渋川30長岡天神店2008年10月長岡京市開田56烏丸北大路店2010年12月京都市北区小山上総町49梅津段町店2012年2月京都市右京区梅津石灘町28山科駅前店2012年3月京都市山科区安朱南屋敷町10百万遍店2012年11月京都市左京区田中門前町26深草竹田店2013年10月京都市伏見区竹田中川原町54GYOZA OHSHO烏丸御池店2016年3月京都市中京区両替町通姉小路上ル龍池町63白梅町店2016年3月京都市上京区今出川通り御前西入三丁目西町32綾部店2018年2月綾部市大島町二反目66金閣寺店2024年5月京都市北区衣笠天神森町66吉祥院八条通店2024年10月京都市南区吉祥院西ノ庄西中町76大阪府 関大前店1977年11月吹田市千里山東100布施店1978年5月東大阪市長堂138玉出店1978年8月大阪市住之江区粉浜西72長瀬店1978年9月東大阪市菱屋西99千林店1978年11月守口市滝井西町54 店名開店年月所在地客席数難波西店1980年7月大阪市浪速区難波中47天六店1980年10月大阪市北区天神橋58阪急東通り店1981年6月大阪市北区堂山町46福島店1982年2月大阪市福島区福島23国道高槻店1982年7月高槻市川西町159巽店1982年9月大阪市生野区巽東124箕面店1982年9月箕面市粟生新家136阪急池田店1983年2月池田市城南25阪急石橋店1983年6月池田市石橋41天王寺店1983年12月大阪市天王寺区悲田院町46服部店1984年3月豊中市服部豊町74寝屋川店1984年3月寝屋川市高宮栄町142久宝寺店1984年6月東大阪市大蓮東167上田原店1984年6月四條畷市上田原82高槻市役所前店1984年11月高槻市城西町120八戸ノ里店1985年2月東大阪市御厨中121京橋駅前店1985年5月大阪市都島区東野田町74茨木店1985年6月茨木市郡174箕面半町店1985年6月箕面市半町231枚方店1985年7月枚方市甲斐田新町183守口店1985年8月守口市佐太中町173空港線豊中店1985年11月豊中市山ノ上町237塚本店1986年4月大阪市西淀川区柏里町30堺浜寺店1987年9月堺市西区浜寺船尾町東149岸の里店1993年11月大阪市西成区千本中23住之江駅前店1994年2月大阪市住之江区西住之江47和泉府中店1994年4月和泉市府中町40若江岩田店1995年3月東大阪市若江東町106国道岸和田店1997年6月岸和田市下池田町130外環藤井寺店1997年7月羽曳野市誉田130国道高石店1998年7月高石市西取石108泉大津北店1998年7月泉大津市北豊中町85岸和田南店1998年7月岸和田市下松町136国道泉佐野店1998年7月泉佐野市貝田町126箕輪口店1998年12月東大阪市箕輪110堺インター店1999年7月堺市南区小代92岡町店2001年1月豊中市中桜塚53和泉中央店2002年3月和泉市いぶき野98深井店2002年3月堺市中区深井中町55桃谷店2002年9月大阪市生野区桃谷28泉ヶ丘店2002年11月堺市南区竹城台43枚方市駅前店2003年6月枚方市岡東町67大阪九条店2003年8月大阪市西区九条56三国ヶ丘駅前店2003年8月堺市堺区向陵中町48天王寺堀越店2003年9月大阪市天王寺区堀越町43京阪大和田店2003年12月門真市宮野町39寝屋川市駅前店2004年3月寝屋川市早子町98摂津富田駅前店2004年4月高槻市富田町32四條畷駅前店2004年7月四條畷市楠公60庄内駅前店2004年7月豊中市庄内東町39河内花園駅前店2004年8月東大阪市吉田36 店名開店年月所在地客席数中環巨摩橋店2004年8月東大阪市若江北町68天四店2004年12月大阪市北区天神橋58泉南熊取店2004年12月泉南郡熊取町紺屋118鶴橋駅前店2005年1月大阪市天王寺区下味原町40八田寺店2005年4月堺市中区八田寺町56国分駅前店2005年4月柏原市国分西50福田店2005年7月堺市中区福田103放出駅前店2005年8月大阪市鶴見区放出東40関目店2005年9月大阪市城東区関目33松原三宅店2005年11月松原市三宅西77三国店2005年12月大阪市淀川区西三国49鶴橋東店2006年8月大阪市東成区東小橋39長居店2006年10月大阪市住吉区長居東70西田辺店2006年11月大阪市阿倍野区阪南町25赤川店2007年5月大阪市旭区赤川24玉造店2007年8月大阪市天王寺区玉造元町47堺東店2007年12月堺市堺区北瓦町21寺田町店2008年5月大阪市天王寺区寺田町26寝屋川団地前店2008年11月寝屋川市寝屋72上牧店2009年1月高槻市上牧南駅前町77十三店2009年1月大阪市淀川区十三東41鴻池新田店2009年2月東大阪市鴻池元町39南寺方店2009年4月守口市南寺方南通69淡路西口店2009年6月大阪市東淀川区淡路32森ノ宮店2009年10月大阪市東成区中道57摂津鳥飼店2009年11月摂津市鳥飼中57香里ヶ丘店2009年11月枚方市香里ヶ丘28中央大通り長田店2010年2月東大阪市長田西67野田阪神店2010年9月大阪市福島区吉野36外環横小路店2010年12月東大阪市横小路町67西九条店2011年1月大阪市此花区西九条51上新庄店2011年3月大阪市東淀川区瑞光47美原南店2011年3月堺市美原区黒山63大東諸福店2011年4月大東市諸福61今里店2011年5月大阪市東成区大今里39吹田春日店2011年7月吹田市春日63河内山本駅前店2011年12月八尾市山本町38西中島店2012年2月大阪市淀川区西中島43歌島橋店2012年4月大阪市西淀川区歌島54南森町店2012年5月大阪市北区天神橋48門真下島店2012年5月門真市下島町103大阪駅前第3ビル店2012年6月大阪市北区梅田35大阪駅前第2ビル店2012年9月大阪市北区梅田23心斎橋店2012年11月大阪市中央区心斎橋筋40阪南箱作店2013年2月阪南市箱作63茨木松ヶ本店2013年8月茨木市松ヶ本町63太子店2014年3月大阪市西成区太子41長尾店2014年3月枚方市長尾播磨谷72新世界店2014年7月大阪市浪速区恵美須東42アリオ八尾店2016年1月八尾市光町40香里園駅前店2016年7月寝屋川市香里南之町21 店名開店年月所在地客席数昭和町駅前店2016年9月大阪市阿倍野区阪南町29平野駅前店2016年11月大阪市平野区背戸口58弁天町市岡店2016年12月大阪市港区市岡24谷町八丁目店2016年12月大阪市中央区谷町21城東今福店2018年7月大阪市城東区今福東34府道143号茨木島店2021年3月茨木市島54楠葉店2022年5月枚方市町楠葉25ジョイ・ナーホ針中野店2023年9月大阪市東住吉区駒川17なんばグランド花月店2024年8月大阪市中央区難波千日前34兵庫県 尼崎三和店1978年9月尼崎市昭和南通96板宿店1980年7月神戸市須磨区平田町42西宮北口店1981年8月西宮市甲風園31武庫之荘店1982年3月尼崎市武庫之荘37明石店1982年5月明石市東仲ノ町64鈴蘭台店1984年6月神戸市北区山田町小部字広苅85元町店1985年1月神戸市中央区元町通26多田店1985年5月川西市多田桜木198白川台店1986年4月神戸市須磨区車字道谷山238阪神尼崎店1986年4月尼崎市神田中通49尼崎西店1988年5月尼崎市浜田町113西宮北インター店1989年12月西宮市山口町名来104三ノ宮東店1994年9月神戸市中央区琴ノ緒町32生田川店1995年3月神戸市中央区浜辺通76尼宝線寺本店1996年2月伊丹市寺本68宝塚インター店1996年6月宝塚市安倉北110菅原通り店1996年12月神戸市長田区菅原通144名谷店1998年8月神戸市垂水区名谷町入野堂面184三宮下山手通り店1999年5月神戸市中央区下山手通58福崎インター店1999年7月神崎郡福崎町西田原字前田98レバンテ垂水店2000年3月神戸市垂水区日向37香寺店2003年8月姫路市香寺町犬飼106滝野社店2004年4月加東市上滝野77押部谷店2004年9月神戸市西区押部谷町木幡字下松原64西鈴蘭台店2005年1月神戸市北区北五葉114宝殿店2005年10月高砂市米田町島94新三田店2005年11月三田市天神78新開地店2007年9月神戸市兵庫区新開地56玉津店2007年11月神戸市西区平野町下村70伊丹緑ヶ丘店2008年2月伊丹市緑ヶ丘70須磨店2009年1月神戸市須磨区須磨浦通45氷上店2009年9月丹波市氷上町稲継字堂ノ下62尼崎インター店2010年11月尼崎市南塚口町88国道加古川店2012年1月加古川市平岡町高畑字菖浦69川西店2013年7月川西市下加茂101GYOZA OHSHO阪神芦屋店2016年8月芦屋市公光町19淡路島三原店2016年10月南あわじ市八木新庄99プレンティ西神中央店2018年12月神戸市西区糀台54御影店2025年3月神戸市東灘区御影中町23滋賀県 草津駅前店1974年8月草津市大路40国道草津店1979年2月草津市草津118彦根店1982年6月彦根市外町130 店名開店年月所在地客席数国道大津店1983年4月大津市中庄124栗東店1983年6月栗東市大橋112堅田店1984年12月大津市本堅田131長浜店1985年3月長浜市八幡東町トセ128三雲店1985年4月湖南市吉永上川原222瀬田店1993年11月大津市大萱38守山北店1996年10月守山市矢島町八之坪78野洲店2008年6月野洲市市三宅53皇子山店2009年5月大津市松山町72近江大橋東店2009年6月草津市矢橋町69EXPASA多賀店2010年9月犬上郡多賀町敏満寺59コメリ水口店2013年11月甲賀市水口町水口72奈良県 大和新庄店1987年5月葛城市東室125王寺店1991年6月北葛城郡王寺町本町142奈良柏木店1995年6月奈良市柏木町93奈良都跡店1998年8月奈良市四条大路104富雄店1999年1月奈良市富雄元町49奈良東九条店2004年9月奈良市東九条町70天理荒蒔町店2010年1月天理市荒蒔町94押熊店2010年7月奈良市押熊町85奈良三条店2010年9月奈良市油阪地方町47奈良桜井店2011年1月桜井市東新堂68天理インター店2011年7月天理市櫟本町71奈良広陵店2011年12月北葛城郡広陵町大字安部70橿原神宮店2013年1月橿原市城殿町77香芝店2017年4月香芝市北今市67近鉄奈良駅前店2017年5月奈良市小西町45和歌山県 延時店1986年6月和歌山市延時前地138岩出東店1996年11月岩出市中迫161和歌山堀止店2003年7月和歌山市堀止南ノ丁86海南店2010年4月和歌山市毛見86橋本店2010年5月橋本市市脇75紀伊田辺店2010年6月田辺市下万呂字久保田58国体道路店2010年9月和歌山市小雑賀103岩出中島店2010年2月岩出市中島54紀三井寺店2013年11月和歌山市紀三井寺字南前浜73 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市原店1996年7月市原市五所61富里店1996年9月富里市七栄72君津店1998年3月君津市北子安107新松戸店1999年6月松戸市新松戸57下総中山駅前店2000年2月船橋市本中山59新検見川駅前店2000年3月千葉市花見川区花園24西白井店2000年4月白井市けやき台94柏松ヶ崎店2000年10月柏市大山台112稲毛海岸駅前店2000年12月千葉市美浜区高洲58千葉寒川店2002年11月千葉市中央区寒川町66 店名開店年月所在地客席数四街道駅前店2004年4月四街道市鹿渡19八千代店2004年10月八千代市大和田新田83都賀駅西口店2005年4月千葉市若葉区都賀27京成成田駅前店2006年8月成田市花崎町39野田店2007年11月野田市花井110本八幡駅前店2009年8月市川市南八幡41千葉ニュータウン中央店2010年12月印西市中央南98花見川店2011年8月千葉市花見川区柏井町101印西牧の原店2013年4月印西市原100東金店2013年11月東金市堀上50アリオ市原店2013年11月市原市更級70ビビット南船橋店2015年2月船橋市浜町53セブンパークアリオ柏店2016年4月柏市大島田共同行徳駅前店2017年2月市川市行徳駅前34JR佐倉駅北口店2017年7月佐倉市六崎31イオン鎌ヶ谷店2017年11月鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷55コトエ流山おおたかの森店2022年4月流山市おおたかの森西48イオン新浦安店2024年12月浦安市入船共同神奈川県 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今池店1979年8月名古屋市千種区今池50栄店1980年6月名古屋市中区栄53長久手店1984年12月長久手市蟹原136笹島店1985年5月名古屋市中村区名駅53春日井店1985年7月春日井市瑞穂通337中島店1991年6月名古屋市中川区中島新町74岡崎南店1995年4月岡崎市竜美西55岡崎インター店1995年12月岡崎市洞町的場93愛知岩倉店1996年1月岩倉市大地町蔵本105三河安城店1996年2月安城市三河安城南町106豊明店1996年4月豊明市前後町螺貝72西尾店1997年7月西尾市道光寺町堰坂102一宮バイパス店1998年10月一宮市東島町94三河高浜店1999年7月高浜市湯山町84津島店2002年11月津島市柳原町96一宮今伊勢店2003年7月一宮市今伊勢町新神戸字乾79小牧二重堀店2003年12月小牧市二重堀字西浦84豊橋駅前店2010年6月豊橋市駅前大通48大須観音店2012年2月名古屋市中区大須50黒川店2016年7月名古屋市北区田幡22GYOZA OHSHOプライムツリー赤池店2017年11月日進市赤池町箕ノ手36神の倉店2022年6月名古屋市緑区東神の倉50江南店2024年12月江南市尾崎町桐野32平手店2025年3月名古屋市緑区篭山59岐阜県 岐阜真正店1996年7月本巣市温井字東川原94大垣林町店1998年7月大垣市林町109岐阜羽島店1998年8月羽島市江吉良町北池86穂積店1999年7月瑞穂市馬場春雨町114岐南店1999年8月羽島郡岐南町八剣118多治見店2000年4月多治見市上山町92中津川インター店2003年7月中津川市千旦林字西垣外96可児広見店2003年7月可児市広見字田尻裏91各務原鵜沼店2003年11月各務原市鵜沼西町93芥見店2004年3月岐阜市芥見長山79土岐店2009年10月土岐市泉寺田町60258号大垣新田町店2020年1月大垣市新田町134三重県 名張店1989年8月名張市鴻之台98津南店1993年7月津市雲出本郷町知海寺前92高茶屋店1993年11月津市高茶屋小森町瓦ヶ野77鈴鹿中央店1994年7月鈴鹿市西條町真虫原73伊賀上野店1994年10月伊賀市小田町稲久保85伊勢御薗店2007年4月伊勢市御薗町王中島59三重大前店2008年11月津市栗真中山町68鈴鹿白子店2011年4月鈴鹿市寺家76四日市緑地店2012年2月四日市市日永東42四日市ときわ店2013年3月四日市市城西町72三重朝日店2013年4月三重郡朝日町大字小向字御田70松阪店2014年4月松阪市清生町字村中町52 店名開店年月所在地客席数静岡県 浜松店1985年5月浜松市中央区鴨江122沼津店1986年3月沼津市岡宮焼土手105焼津店1995年11月焼津市八楠71有玉店2009年7月浜松市中央区有玉北町56静岡呉服町店2012年8月静岡市葵区呉服町69清水店2014年4月静岡市清水区長崎86沼津松長店2022年3月沼津市松長79 (ト)北陸地区(16店)店名開店年月所在地客席数福井県 福井学園前店1985年6月福井市学園69丸岡店2003年11月坂井市丸岡町一本田弐字小深町78福井幾久店2007年7月福井市大宮78鯖江店2008年10月鯖江市下河端町67石川県 野々市店1985年6月野々市市横宮町154松任店1997年4月白山市倉光137杜の里店2006年9月金沢市もりの里83イオン金沢示野店2006年12月金沢市戸坂西76金沢高柳店2010年5月金沢市高柳町五76小松店2011年2月小松市福乃宮町110金沢東店2011年7月金沢市福久町ホ72野々市新庄店2012年5月野々市市新庄69富山県 黒瀬北店2005年9月富山市二口町110中川原店2009年6月富山市中川原71高岡横田店2009年10月高岡市千石町70イータウン砺波店2012年12月砺波市三島町75 (チ)中国地区(11店)店名開店年月所在地客席数岡山県 津山店2013年1月津山市上河原72東岡山店2016年2月岡山市中区神下87広島県 廿日市店1998年3月廿日市市新宮89西条店1999年7月東広島市西条町土与丸91安東店2000年5月広島市安佐南区安東114八本松店2000年11月東広島市八本松東87広島八丁堀店2010年12月広島市中区堀川町66広島袋町店2018年6月広島市中区袋町38山口県 岩国店2000年12月岩国市南岩国町108山口小郡店2004年7月山口市小郡前田町48山口店2008年2月山口市大内千坊72 (リ)四国地区(6店)店名開店年月所在地客席数徳島県 徳島駅前店2010年6月徳島市一番町43鳴門店2023年7月鳴門市撫養町小桑島前組52香川県 高松店2002年12月高松市牟礼町牟礼字下窪48高松春日店2009年12月高松市春日町57高松南新町店2012年8月高松市南新町89綾川店2014年3月綾歌郡綾川町萱原73 (ヌ)九州地区(30店)店名開店年月所在地客席数福岡県 二又瀬店1981年5月福岡市東区二又瀬新町174春日店1981年6月春日市日の出町144諏訪野店1985年6月久留米市諏訪野町字堂女木130新宮店1993年9月糟屋郡新宮町原上字柿の木坂85筑紫野店1995年4月太宰府市向佐野76シーサイド門司店1999年3月北九州市門司区西海岸84月隈店1999年11月福岡市博多区西月隈80則松店2000年7月北九州市八幡西区則松90久留米インター店2001年4月久留米市東合川町88原店2010年12月福岡市早良区原138博多駅前店2012年2月福岡市博多区博多駅前573号小倉三萩野店2020年7月北九州市小倉北区白銀91200号飯塚西町店2021年3月飯塚市西町78サンリブシティ小倉店2021年9月北九州市小倉南区上葛原62サンリブくりえいと宗像店2021年10月宗像市くりえいと57国道202号糸島店2021年12月糸島市高田73イオンなかま店2023年7月中間市上蓮花寺74ブランチ博多店2024年4月福岡市博多区千代42チャチャタウン小倉店2025年3月北九州市小倉北区砂津共同熊本県 西原店1999年8月熊本市東区西原109熊本近見店2009年4月熊本市南区近見84下通店2010年4月熊本市中央区下通37ゆめタウンはません店2019年4月熊本市南区田井島48佐賀県 佐賀夢咲店2011年5月佐賀市兵庫北124みやき店2014年4月三養基郡みやき町大字白壁65長崎県 佐世保四ヶ町店2012年5月佐世保市下京町71大村店2012年10月大村市松並94浜の町店2013年4月長崎市銅座町50諫早店2013年10月諫早市幸町84大分県 コムボックス大分店2013年12月大分市宮崎91 (ル)台湾(2店)店名開店年月所在地客席数台湾 高雄漢神巨蛋店2017年4月高雄市左營区博愛二路72台北統一時代店2019年4月台北市信義区忠孝東路82
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等 2025年3月31日現在計画中の主なものは次のとおりであります。
設備の内容投資予定金額資金調達方法着手年月完成予定年月増加能力(増加客席数)総額(百万円)既支払額(百万円)新店 亀戸店他7店舗等1,6409自己資本又は借入金2024.12~2026.32025.5~2026.3420(注)1 金額の中には差入保証金が含まれております。
なお、既支払額は主に差入保証金の支払であります。
2 上記の他に既存の工場及び店舗等の設備投資も計画しており、総額で8,065百万円の設備投資を計画しております。
(2)重要な設備の除却等 重要な設備の除却等の計画はありません。
設備投資額、設備投資等の概要4,771,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況37
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況11
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況5,785,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社の事業拡大と持続的な成長のために、中長期的な視点に立ち、企業価値向上に資すると判断された場合、純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)の区分とし、その他のものを純投資目的である投資株式としております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性の検証方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は政策保有株式について、取引関係等の維持・強化等その保有の意義が認められる場合を除き、保有しないことを基本方針としています。
保有に当たっては、以下に照らし、当社の事業拡大と持続的な成長のために、中長期的な視点に立ち、企業価値向上に資すると判断された場合に、株式を政策保有していく方針です。
また、当該方針に基づき、個別銘柄ごとに保有株式について取締役会で定期的に報告・検証され、その意義が乏しいと判断される銘柄については、売却を行います。
イ.安定的・継続的な取引、もしくは取引拡大の可能性がある取引先等とする。
ロ.業務提携等により、当社の事業拡大に貢献できる取引先等とする。
ハ.政策保有株式の個別銘柄の取得価額の総額は、総資産の100分の3を上回らないものとする。
ニ.政策保有株式の個別銘柄ごとに、取得価額に対する保有便益と当社資本コストとの関係性に基づく定量判定を行う。
ホ.政策保有株式については、そのリスクとリターン等を踏まえた経済合理性、必要性を取締役会で検証し、政策保有株式の継続・拡充・縮小・廃止を取締役会で決定する。
 取締役会において取得価額に対する受取配当金等の割合と当社資本コストとの関係性に基づく定量判定の結果の検証を行っております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式54,894 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。
c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)アリアケジャパン㈱784,284784,284当社が調理(ラーメンスープ等)で使用する調味料を調達している先であり、長い取引関係を基礎として共同で継続的な商品開発を行っております。
当事業年度の仕入金額は19億8百万円(前事業年度17億81百万円)と安定的に取引を行っており、当社業績に寄与しております。
上記より取引関係等の維持・強化の観点で保有いたします。
なお、定量的な保有効果については、取得価額に対する受取配当金等の割合が8.1%であり、資本コストと比較して経済合理性を確認しております。
有4,8464,125アサヒグループホールディングス㈱8,4152,805ビール等の酒類やソフトドリンク等の飲料提供を受けるだけでなく、当社メニューとマッチする飲料の提案や販促キャンペーンの共同実施等を行っております。
当事業年度においても生ビールキャンペーンを実施しており、当社の売上の増加に寄与しております。
今後も安定的に取引を行うことが当社業績に寄与するものであり、取引関係等の維持・強化の観点で保有いたします。
2024年10月1日を効力発生日として普通株式1株につき3株の割合で株式分割が実施され、当事業年度において株式数が5,610株増加しております。
なお、定量的な保有効果については、取得価額に対する受取配当金等の割合が17.2%であり、資本コストと比較して経済合理性を確認しております。
無(注)1615 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ9,9509,950借入、預金、資金決済などの金融サービスだけでなく、当社業務に関連する各種情報の提供や提案を受けているため、今後も安定的に取引を行うことが当社業績に寄与するものであります。
上記より取引関係等の維持・強化の観点で保有いたします。
なお、定量的な保有効果については、取得価額に対する受取配当金等の割合が23.9%であり、資本コストと比較して経済合理性を確認しております。
当事業年度末における借入金残高は7億25百万円であります。
無(注)2015三井住友トラストグループ㈱2,0002,000借入、預金、資金決済などの金融サービスだけでなく、当社業務に関連する各種情報の提供や提案を受けているため、今後も安定的に取引を行うことが当社業績に寄与するものであります。
上記より取引関係等の維持・強化の観点で保有いたします。
なお、定量的な保有効果については、取得価額に対する受取配当金等の割合が12.6%であり、資本コストと比較して経済合理性を確認しております。
当事業年度末における借入金残高は10億50百万円であります。
無(注)76 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱みずほフィナンシャルグループ1,0001,000借入、預金、資金決済などの金融サービスだけでなく、当社業務に関連する各種情報の提供や提案を受けているため、今後も安定的に取引を行うことが当社業績に寄与するものであります。
上記より取引関係等の維持・強化の観点で保有いたします。
なお、定量的な保有効果については、取得価額に対する受取配当金等の割合が6.5%であり、資本コストと比較して経済合理性を確認しております。
当事業年度末における借入金残高は8億75百万円であります。
無(注)43(注)保有先企業は当社の株式を保有していませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社5
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社4,894,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社1,000
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社4,000,000
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社㈱みずほフィナンシャルグループ
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社借入、預金、資金決済などの金融サービスだけでなく、当社業務に関連する各種情報の提供や提案を受けているため、今後も安定的に取引を行うことが当社業績に寄与するものであります。
上記より取引関係等の維持・強化の観点で保有いたします。
なお、定量的な保有効果については、取得価額に対する受取配当金等の割合が6.5%であり、資本コストと比較して経済合理性を確認しております。
当事業年度末における借入金残高は8億75百万円であります。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社無(注)

Shareholders

大株主の状況 (6)【大株主の状況】
2025年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
アサヒビール株式会社東京都墨田区吾妻橋1丁目23-16,16110.9
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)東京都港区赤坂1丁目8番1号赤坂インターシティAIR4,6548.2
ジャパンフードビジネス株式会社東京都港区赤坂4丁目2-1JFBビル4,2007.4
アリアケジャパン株式会社東京都渋谷区恵比寿南3丁目2-173,3005.8
加藤 梅子京都市山科区1,8343.2
加藤 ひろみ京都市左京区1,8083.2
公益財団法人 加藤朝雄国際奨学財団京都市上京区東上善寺町156シャンボール今出川1,5842.8
王将フードサービス取引先持株会京都市山科区西野山射庭ノ上町294番地の11,1472.0
株式会社日本カストディ銀行(信託口)東京都中央区晴海1丁目8-129071.6
吉田 英里京都市北区8041.4計-26,40146.7(注) 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)     4,654千株
株式会社日本カストディ銀行(信託口)           907千株
株主数-金融機関21
株主数-金融商品取引業者18
株主数-外国法人等-個人121
株主数-外国法人等-個人以外126
株主数-個人その他46,309
株主数-その他の法人356
株主数-計46,951
氏名又は名称、大株主の状況吉田 英里
株主総利回り2
株主総会決議による取得の状況 (1)【株主総会決議による取得の状況】
 該当事項はありません。
株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
会社法第155条第7号による取得区分株式数(株)価額の総額(円)当事業年度における取得自己株式2041,736,270当期間における取得自己株式--(注)1 2024年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。
当事業年度における取得自己株式は、全て当該株式分割前の株式数であります。
2 当期間における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

Shareholders2

自己株式の取得-1,000,000
自己株式の取得による支出、財務活動によるキャッシュ・フロー-1,000,000
発行済株式及び自己株式に関する注記 1 発行済株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)23,286,23046,572,460-69,858,690(注)2024年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施しております。
普通株式の増加46,572,460株は株式分割による増加分であります。
2 自己株式に関する事項株式の種類当連結会計年度期首増加減少当連結会計年度末普通株式(株)4,465,6398,899,29016,30013,348,629(変動事由の概要) 増加数の内訳は、次のとおりであります。
株式分割による増加             8,899,086株単元未満株式の買取                204株(株式分割前)  減少数の内訳は、次のとおりであります。
取締役及び執行役員への譲渡制限付株式付与   16,300株(株式分割前)

Audit

監査法人1、連結有限責任監査法人 トーマツ
独立監査人の報告書、連結 独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 2025年6月25日 株式会社王将フードサービス 取締役会 御中 有限責任監査法人 トーマツ 京都事務所 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士中田 信之 指定有限責任社員業務執行社員 公認会計士安田 秀樹 <連結財務諸表監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている株式会社王将フードサービスの2024年4月1日から2025年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社王将フードサービス及び連結子会社の2025年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。
監査の基準における当監査法人の責任は、「連結財務諸表監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
店舗固定資産に係る減損損失監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 会社は、【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当連結会計年度において、中華事業の直営店(551店舗)に係る固定資産28,447百万円を計上しており、これらが連結総資産に占める割合は29.4%である。
また、店舗固定資産に係る減損損失48百万円を計上している。
 会社は、各店舗を独立したキャッシュ・フロー生成単位としており、各店舗における営業損益の悪化又は不動産時価の著しい下落等が生じた場合に減損の兆候を識別しているが、キャッシュ・フロー生成単位が多数であることから、減損の兆候識別に関する判定資料において店舗別数値(売上高及び損益金額並びに有形固定資産価額等)を正確に算出することが重要となる。
 また、減損の兆候を識別した店舗については、将来キャッシュ・フローと固定資産の帳簿価額を比較することで減損の認識要否を判定し、減損を認識すべきと判定した店舗において使用価値に基づく回収可能価額まで帳簿価額を減額している。
 店舗の将来キャッシュ・フローは、営業損益実績を基礎とした将来損益予測に基づいて算定されているが、今後の市場動向等により乖離する可能性があり不確実性を伴うものである。
 以上から、店舗固定資産に係る減損判定は、兆候判定資料の正確性が重要であること及び減損損失の認識・測定における将来キャッシュ・フローの算定には不確実性を伴うため、当監査法人は当連結会計年度の連結財務諸表監査において店舗固定資産に係る減損損失を監査上の主要な検討事項と判断した。
 当監査法人は会社が実施した店舗固定資産に係る減損損失について、主として下記の手続を実施した。
(1) 減損判定方針の理解・会社の減損判定方針について、経営者等と協議するとともに、固定資産の減損に係る会計基準及び同適用指針に準拠していることを検討した。

(2) 内部統制の評価・減損の兆候判定から認識・測定に至る一連のプロセスに係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
具体的には、減損判定資料の作成・承認プロセス及び店舗の将来キャッシュ・フローの算定に影響を及ぼす要因の検討・判断プロセスに関する内部統制を評価した。
(3) IT統制の評価・会社の減損の兆候判定資料における店舗別数値の基礎データを管理する基幹システムの信頼性を検討するためにIT全般統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
また、店舗別数値を正確に算出することを担保するIT業務処理統制の有効性についても評価した。
(4) 減損判定の妥当性評価・経営者等との協議、取締役会議事録及び稟議書等の閲覧により、把握した店舗の閉店や移転の意思決定等の影響が減損判定に反映されていることを検証した。
・会社の減損の兆候判定資料について、当期の店舗別数値(売上高及び損益金額並びに有形固定資産価額等)が基幹システムの基礎データと整合していることを検証するとともに、過去の店舗別数値が過年度監査で入手した情報と整合していることを検証した。
・過年度に算定された店舗の将来キャッシュ・フローについて当期の実績と比較し、将来予測の精度を検証した。
・店舗の将来キャッシュ・フローの算定に影響を及ぼす今後の客数・客単価や原材料価格の市況の動向等について、経営者等への質問及び過去実績からの趨勢分析を実施して将来予測の合理性を評価した。
その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
連結財務諸表に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に表示することにある。
これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 連結財務諸表を作成するに当たり、経営者は、継続企業の前提に基づき連結財務諸表を作成することが適切であるかどうかを評価し、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて継続企業に関する事項を開示する必要がある場合には当該事項を開示する責任がある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
連結財務諸表監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した監査に基づいて、全体としての連結財務諸表に不正又は誤謬による重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、監査報告書において独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
虚偽表示は、不正又は誤謬により発生する可能性があり、個別に又は集計すると、連結財務諸表の利用者の意思決定に影響を与えると合理的に見込まれる場合に、重要性があると判断される。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 不正又は誤謬による重要な虚偽表示リスクを識別し、評価する。
また、重要な虚偽表示リスクに対応した監査手続を立案し、実施する。
監査手続の選択及び適用は監査人の判断による。
さらに、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手する。
・ 連結財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、監査人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、監査に関連する内部統制を検討する。
・ 経営者が採用した会計方針及びその適用方法の適切性、並びに経営者によって行われた会計上の見積りの合理性及び関連する注記事項の妥当性を評価する。
・ 経営者が継続企業を前提として連結財務諸表を作成することが適切であるかどうか、また、入手した監査証拠に基づき、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認められるかどうか結論付ける。
継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる場合は、監査報告書において連結財務諸表の注記事項に注意を喚起すること、又は重要な不確実性に関する連結財務諸表の注記事項が適切でない場合は、連結財務諸表に対して除外事項付意見を表明することが求められている。
監査人の結論は、監査報告書日までに入手した監査証拠に基づいているが、将来の事象や状況により、企業は継続企業として存続できなくなる可能性がある。
・ 連結財務諸表の表示及び注記事項が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠しているかどうかとともに、関連する注記事項を含めた連結財務諸表の表示、構成及び内容、並びに連結財務諸表が基礎となる取引や会計事象を適正に表示しているかどうかを評価する。
・ 連結財務諸表に対する意見表明の基礎となる、会社及び連結子会社の財務情報に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、連結財務諸表の監査を計画し実施する。
監査人は、連結財務諸表の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した監査の範囲とその実施時期、監査の実施過程で識別した内部統制の重要な不備を含む監査上の重要な発見事項、及び監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会と協議した事項のうち、当連結会計年度の連結財務諸表の監査で特に重要であると判断した事項を監査上の主要な検討事項と決定し、監査報告書において記載する。
ただし、法令等により当該事項の公表が禁止されている場合や、極めて限定的ではあるが、監査報告書において報告することにより生じる不利益が公共の利益を上回ると合理的に見込まれるため、監査人が報告すべきでないと判断した場合は、当該事項を記載しない。
<内部統制監査>監査意見 当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社王将フードサービスの2025年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
 当監査法人は、株式会社王将フードサービスが2025年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
監査意見の根拠 当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。
財務報告に係る内部統制の監査の基準における当監査法人の責任は、「内部統制監査における監査人の責任」に記載されている。
当監査法人は、我が国における職業倫理に関する規定に従って、会社及び連結子会社から独立しており、また、監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
内部統制報告書に対する経営者並びに監査役及び監査役会の責任 経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
 監査役及び監査役会の責任は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用状況を監視、検証することにある。
 なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
内部統制監査における監査人の責任 監査人の責任は、監査人が実施した内部統制監査に基づいて、内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得て、内部統制監査報告書において独立の立場から内部統制報告書に対する意見を表明することにある。
 監査人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に従って、監査の過程を通じて、職業的専門家としての判断を行い、職業的懐疑心を保持して以下を実施する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するための監査手続を実施する。
内部統制監査の監査手続は、監査人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。
・ 財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討する。
・ 内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果に関する十分かつ適切な監査証拠を入手するために、内部統制の監査を計画し実施する。
監査人は、内部統制報告書の監査に関する指揮、監督及び査閲に関して責任がある。
監査人は、単独で監査意見に対して責任を負う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、計画した内部統制監査の範囲とその実施時期、内部統制監査の実施結果、識別した内部統制の開示すべき重要な不備、その是正結果、及び内部統制の監査の基準で求められているその他の事項について報告を行う。
 監査人は、監査役及び監査役会に対して、独立性についての我が国における職業倫理に関する規定を遵守したこと、並びに監査人の独立性に影響を与えると合理的に考えられる事項、及び阻害要因を除去するための対応策を講じている場合又は阻害要因を許容可能な水準にまで軽減するためのセーフガードを適用している場合はその内容について報告を行う。
<報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。
利害関係 会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上※1 上記の監査報告書の原本は当社(有価証券報告書提出会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
監査上の主要な検討事項、連結 監査上の主要な検討事項 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
店舗固定資産に係る減損損失監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由監査上の対応 会社は、【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当連結会計年度において、中華事業の直営店(551店舗)に係る固定資産28,447百万円を計上しており、これらが連結総資産に占める割合は29.4%である。
また、店舗固定資産に係る減損損失48百万円を計上している。
 会社は、各店舗を独立したキャッシュ・フロー生成単位としており、各店舗における営業損益の悪化又は不動産時価の著しい下落等が生じた場合に減損の兆候を識別しているが、キャッシュ・フロー生成単位が多数であることから、減損の兆候識別に関する判定資料において店舗別数値(売上高及び損益金額並びに有形固定資産価額等)を正確に算出することが重要となる。
 また、減損の兆候を識別した店舗については、将来キャッシュ・フローと固定資産の帳簿価額を比較することで減損の認識要否を判定し、減損を認識すべきと判定した店舗において使用価値に基づく回収可能価額まで帳簿価額を減額している。
 店舗の将来キャッシュ・フローは、営業損益実績を基礎とした将来損益予測に基づいて算定されているが、今後の市場動向等により乖離する可能性があり不確実性を伴うものである。
 以上から、店舗固定資産に係る減損判定は、兆候判定資料の正確性が重要であること及び減損損失の認識・測定における将来キャッシュ・フローの算定には不確実性を伴うため、当監査法人は当連結会計年度の連結財務諸表監査において店舗固定資産に係る減損損失を監査上の主要な検討事項と判断した。
 当監査法人は会社が実施した店舗固定資産に係る減損損失について、主として下記の手続を実施した。
(1) 減損判定方針の理解・会社の減損判定方針について、経営者等と協議するとともに、固定資産の減損に係る会計基準及び同適用指針に準拠していることを検討した。

(2) 内部統制の評価・減損の兆候判定から認識・測定に至る一連のプロセスに係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
具体的には、減損判定資料の作成・承認プロセス及び店舗の将来キャッシュ・フローの算定に影響を及ぼす要因の検討・判断プロセスに関する内部統制を評価した。
(3) IT統制の評価・会社の減損の兆候判定資料における店舗別数値の基礎データを管理する基幹システムの信頼性を検討するためにIT全般統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
また、店舗別数値を正確に算出することを担保するIT業務処理統制の有効性についても評価した。
(4) 減損判定の妥当性評価・経営者等との協議、取締役会議事録及び稟議書等の閲覧により、把握した店舗の閉店や移転の意思決定等の影響が減損判定に反映されていることを検証した。
・会社の減損の兆候判定資料について、当期の店舗別数値(売上高及び損益金額並びに有形固定資産価額等)が基幹システムの基礎データと整合していることを検証するとともに、過去の店舗別数値が過年度監査で入手した情報と整合していることを検証した。
・過年度に算定された店舗の将来キャッシュ・フローについて当期の実績と比較し、将来予測の精度を検証した。
・店舗の将来キャッシュ・フローの算定に影響を及ぼす今後の客数・客単価や原材料価格の市況の動向等について、経営者等への質問及び過去実績からの趨勢分析を実施して将来予測の合理性を評価した。
全体概要、監査上の主要な検討事項、連結  監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別に意見を表明するものではない。
見出し、監査上の主要な検討事項、連結店舗固定資産に係る減損損失
内容及び理由、監査上の主要な検討事項、連結  会社は、【注記事項】
(重要な会計上の見積り)に記載されているとおり、当連結会計年度において、中華事業の直営店(551店舗)に係る固定資産28,447百万円を計上しており、これらが連結総資産に占める割合は29.4%である。
また、店舗固定資産に係る減損損失48百万円を計上している。
 会社は、各店舗を独立したキャッシュ・フロー生成単位としており、各店舗における営業損益の悪化又は不動産時価の著しい下落等が生じた場合に減損の兆候を識別しているが、キャッシュ・フロー生成単位が多数であることから、減損の兆候識別に関する判定資料において店舗別数値(売上高及び損益金額並びに有形固定資産価額等)を正確に算出することが重要となる。
 また、減損の兆候を識別した店舗については、将来キャッシュ・フローと固定資産の帳簿価額を比較することで減損の認識要否を判定し、減損を認識すべきと判定した店舗において使用価値に基づく回収可能価額まで帳簿価額を減額している。
 店舗の将来キャッシュ・フローは、営業損益実績を基礎とした将来損益予測に基づいて算定されているが、今後の市場動向等により乖離する可能性があり不確実性を伴うものである。
 以上から、店舗固定資産に係る減損判定は、兆候判定資料の正確性が重要であること及び減損損失の認識・測定における将来キャッシュ・フローの算定には不確実性を伴うため、当監査法人は当連結会計年度の連結財務諸表監査において店舗固定資産に係る減損損失を監査上の主要な検討事項と判断した。
開示への参照、監査上の主要な検討事項、連結【注記事項】
(重要な会計上の見積り)
監査上の対応、監査上の主要な検討事項、連結  当監査法人は会社が実施した店舗固定資産に係る減損損失について、主として下記の手続を実施した。
(1) 減損判定方針の理解・会社の減損判定方針について、経営者等と協議するとともに、固定資産の減損に係る会計基準及び同適用指針に準拠していることを検討した。

(2) 内部統制の評価・減損の兆候判定から認識・測定に至る一連のプロセスに係る内部統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
具体的には、減損判定資料の作成・承認プロセス及び店舗の将来キャッシュ・フローの算定に影響を及ぼす要因の検討・判断プロセスに関する内部統制を評価した。
(3) IT統制の評価・会社の減損の兆候判定資料における店舗別数値の基礎データを管理する基幹システムの信頼性を検討するためにIT全般統制の整備・運用状況の有効性を評価した。
また、店舗別数値を正確に算出することを担保するIT業務処理統制の有効性についても評価した。
(4) 減損判定の妥当性評価・経営者等との協議、取締役会議事録及び稟議書等の閲覧により、把握した店舗の閉店や移転の意思決定等の影響が減損判定に反映されていることを検証した。
・会社の減損の兆候判定資料について、当期の店舗別数値(売上高及び損益金額並びに有形固定資産価額等)が基幹システムの基礎データと整合していることを検証するとともに、過去の店舗別数値が過年度監査で入手した情報と整合していることを検証した。
・過年度に算定された店舗の将来キャッシュ・フローについて当期の実績と比較し、将来予測の精度を検証した。
・店舗の将来キャッシュ・フローの算定に影響を及ぼす今後の客数・客単価や原材料価格の市況の動向等について、経営者等への質問及び過去実績からの趨勢分析を実施して将来予測の合理性を評価した。
その他の記載内容、連結 その他の記載内容 その他の記載内容は、有価証券報告書に含まれる情報のうち、連結財務諸表及び財務諸表並びにこれらの監査報告書以外の情報である。
経営者の責任は、その他の記載内容を作成し開示することにある。
また、監査役及び監査役会の責任は、その他の記載内容の報告プロセスの整備及び運用における取締役の職務の執行を監視することにある。
 当監査法人の連結財務諸表に対する監査意見の対象にはその他の記載内容は含まれておらず、当監査法人はその他の記載内容に対して意見を表明するものではない。
 連結財務諸表監査における当監査法人の責任は、その他の記載内容を通読し、通読の過程において、その他の記載内容と連結財務諸表又は当監査法人が監査の過程で得た知識との間に重要な相違があるかどうか検討すること、また、そのような重要な相違以外にその他の記載内容に重要な誤りの兆候があるかどうか注意を払うことにある。
 当監査法人は、実施した作業に基づき、その他の記載内容に重要な誤りがあると判断した場合には、その事実を報告することが求められている。
 その他の記載内容に関して、当監査法人が報告すべき事項はない。
報酬関連情報、連結 <報酬関連情報> 当監査法人及び当監査法人と同一のネットワークに属する者に対する、会社及び子会社の監査証明業務に基づく報酬及び非監査業務に基づく報酬の額は、「提出会社の状況」に含まれるコーポレート・ガバナンスの状況等(3)【監査の状況】
に記載されている。