財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-06-24
英訳名、表紙MATSUMOTO YUSHI-SEIYAKU CO.,LTD.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  木 村 直 樹
本店の所在の場所、表紙大阪府八尾市渋川町2丁目1番3号
電話番号、本店の所在の場所、表紙072-991-1001(代表)
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2 【沿革】
年月事項1939年3月1926年10月、大阪市内において、紡績業の発展に伴い、織布工程において不可欠の繊維工業用ヘット・ロート油等の製造販売を開始すべく松本商店を創業、規模の拡大に伴い合名会社を経て、資本金10万円をもって設立。
1941年5月東京出張所、名古屋出張所を設置(1959年12月にそれぞれ東京営業所、名古屋営業所に昇格)。
1942年1月切削油・防錆洗浄油等の製造販売を開始。
1946年8月商工省より加工油脂生産工場の認定をうける。
1948年10月本社・工場を現在地(大阪府八尾市)に移転。
1950年4月尾道出張所を設置(1958年5月、広島営業所に昇格)。
1952年6月非イオンおよび陽イオン界面活性剤の製造販売を開始。
1957年9月合成化学糊「メチルセルロース」の製造販売を開始。
1958年6月金沢出張所を設置(1960年12月、金沢営業所に昇格)。
1958年12月大阪出張所を設置(1960年12月、大阪営業所に昇格)。
1969年5月台湾に合弁会社「立松化工股份有限公司」(現、連結子会社)を設立。
1970年9月米国クエーカー・ケミカル社との合弁会社「日本クエーカー・ケミカル有限会社(現、株式会社、持分法適用関連会社)」を設立。
1970年12月鉄鋼金属用油剤の製造販売を開始。
1974年6月本社に研究ビルを新設。
1977年11月静岡工場新設。
1979年3月熱膨張性マイクロカプセル「マツモトマイクロスフェアー」製造販売を開始。
1980年4月「マツモトマイクロスフェアー」を応用した、盲人用立体コピーシステムの販売を開始。
1987年11月工業用合成ダイヤモンド製造設備新設(1988年4月販売開始)。
1991年11月社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。
1992年1月インドネシアに合弁会社「株式会社マツモトユシ・インドネシア」(現、連結子会社)を設立。
1994年4月第二研究ビル新設。
2004年12月ジャスダック証券取引所に株式を上場。
2008年12月大阪工場新設。
2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
2010年10月大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年7月大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2017年4月名古屋営業所、広島営業所を廃止し、大阪営業所及び金沢営業所に統合。
2021年1月金沢営業所を廃止し、大阪営業所に統合。
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
事業の内容 3 【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社2社(株式会社マツモトユシ・インドネシア[インドネシア]、立松化工股份有限公司[台湾])、持分法適用関連会社1社(日本クエーカー・ケミカル株式会社)の計4社で構成され、界面活性剤、その他の2部門に関係する製品等の製造、販売を主な事業内容とし、事業活動を展開しております。
当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
(界面活性剤)当部門においては、当社が製造・販売をするほか、持分法適用関連会社の日本クエーカー・ケミカル株式会社が鉄鋼金属工業用、製缶工業用界面活性剤の研究、販売を行っております。
 また、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司は繊維工業用界面活性剤を製造し、自国内で販売しております。
当社は上記2社より製品を仕入れ、インドネシア及び台湾以外の国へ販売しております。
 セグメント区分は製造拠点ごとの区分によっており、当該区分ごとの主要な関係会社の名称は、以下のとおりであります。
(日本)当社(アジア)株式会社マツモトユシ・インドネシア、立松化工股份有限公司(その他)当部門においては、当社が繊維工業用その他の合成糊料、合成樹脂製マイクロスフェアーなどを製造、販売し、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司がそれぞれ繊維工業用糊料を製造し、自国内で販売しております。
当社は上記の2社より製品を仕入れ、インドネシア及び台湾以外の国への販売と、上記2社が製造工程上使用する合成糊料の中間体を上記2社に販売しております。
セグメント区分は製造拠点ごとの区分によっており、当該区分ごとの主要な関係会社の名称は、以下のとおりであります。
(日本)当社(アジア)株式会社マツモトユシ・インドネシア、立松化工股份有限公司 事業の系統図は次のとおりであります。
※印は、持分法適用会社
関係会社の状況 4 【関係会社の状況】
名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社マツモトユシ・インドネシアインドネシアチカラン15,150百万インドネシアルピア界面活性剤その他所有 65.0 役員の兼任1名当社より中間体を仕入当社に製品を販売(連結子会社) 立松化工股份有限公司台湾桃園市40百万台湾ドル界面活性剤その他所有55.0役員の兼任1名当社より中間体を仕入当社に製品を販売(持分法適用関連会社) 日本クエーカー・ケミカル株式会社大阪府八尾市150界面活性剤所有50.0役員の兼任2名当社に製造を委託当社より界面活性剤を仕入(その他の関係会社) 松本興産株式会社 大阪府八尾市47界面活性剤その他被所有23.5役員の兼任3名
従業員の状況 5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況 2025年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)日本329(99)アジア69(―)合計398(99)
(注) 1.従業員数は、正社員のみの人員数であり、当社グループから当社グループ外への出向者を除く人員数であります。
   2.正社員以外の雇用者数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。
   3.正社員以外の雇用者には、契約社員、嘱託契約の従業員及び常用パートを含み、派遣社員を除いております。

(2) 提出会社の状況 2025年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)329(99)40.714.87,313 セグメントの名称従業員数(名)日本329(99)合計329(99)
(注) 1.従業員数は、正社員のみの人員数であり、当社から他社への出向者を除く人員数であります。
2.正社員以外の雇用者数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。
3.正社員以外の雇用者には、契約社員、嘱託契約の従業員及び常用パートを含み、派遣社員を除いております。
4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4) 労働者の男女の賃金の差異の状況  提出会社の状況は以下の通りであります。
当事業年度補足説明労働者の男女の賃金の差異 (%) 
(注)全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期雇用労働者53.099.282.3―
(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したもの   であります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1) 会社の経営の基本方針当社グループは、界面活性剤の技術を中核に据えた研究開発型の企業です。
従業員のおよそ3割が研究開発関連業務に従事し、繊維産業を中心とした各種産業のユーザーの製品の品質向上と生産性向上に欠かすことのできない、さまざまな製品を供給させていただいております。
規模の拡大よりも、グローバル経済に対応できる「より強い」「より利益率の高い」企業になることを目指しております。

(2) 目標とする経営指標当社グループは、成長性と収益性の向上に努め、売上高及び売上高営業利益率を継続して高めていくことを目標にしております。
また、株主利益の増大を図るために、1株当たり当期純利益も重要な指標としてとらえております。
売上高及び1株当たり当期純利益の推移は「第1 企業の概況」の「主要な経営指標等の推移」に記載のとおりであります。
売上高営業利益率は、2021年3月期13.3%、2022年3月期15.5%、2023年3月期19.6%、2024年3月期21.1%、2025年3月期21.5%と、高い数値で推移しております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略当社グループは、界面活性剤分野のみならず、高分子分野におきましても独自の技術開発を続けることによって、現在の地位を築いてまいりましたが、現状の延長線のみの研究活動に安住することなく、新しい分野での技術開発を図ってまいります。
当社グループの顧客層は広範囲な分野にわたっており、顧客ニーズを的確に把握することによって、これまで培ってきた技術力を大きく伸ばすことができると確信しております。
すなわち、繊維向け油剤の開発から高分子マツモトマイクロスフェアー、金属加工油剤のDI缶用油剤にいたるまでの開発の系譜を深化・拡大してゆくということであります。
(4) 会社の対処すべき課題当社グループを取り巻く経営環境は、エネルギーコストの上昇、為替レートの変動、原材料価格の市場変動等、不透明要因が多く、今後も厳しい状況が続くものと予想されます。
このような状況下、当社グループといたしましては、今後も引き続き経営基盤の強化に取り組んでまいります。
繊維工業関連や自動車関連における世界的な需要の変動に対しては、柔軟に生産量を調整するとともに、競争力のある新製品の開発、販路の拡大、製品の安定供給体制の維持、社内の合理化により全社一丸となり業績の拡充と収益率の向上に努める所存でございます。
ここ数年、生産設備の増強に努めてまいりましたが、その有効活用と既存設備の見直しを引き続き検討してまいります。
また研究開発につきましては、付加価値のより高い新素材・新用途の開発を行っておりますが、今後とも社会情勢の変化に対応すべく適材適所で機動的に事業の運営を図ってまいりたいと考えております。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組の状況は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) ガバナンス当社グループは、コーポレート・ガバナンス体制の下、法に則った透明な会社運営を行い、経営方針を着実に具現化していくことが、ステークホルダーの期待・要請への適切な対応、株主利益の最大化、ひいては持続可能な社会の発展につながっていくものと考えております。
当社グループではサステナビリティに関する担当組織を、環境分野は公害対策委員会、人的資本その他の分野は管理部と位置づけております。
管理部は、公害対策委員会と定期的に情報共有し、重要事項については、取締役会、監査役会に適宜報告・付議する体制を整備しております。

(2) 戦略①人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針当社グループは、多様性の確保が中長期的な企業価値の向上及び持続的成長に資するとの考えのもと、女性、外国人、中途採用者の管理職登用の実績を有しており、今後は女性の活躍推進を軸とし、さらなる多様性の確保に努めてまいります。
また、人材育成につきましては、職場でのОJTを通じた教育に加え、能力や専門性の向上を目的とした研修制度を展開しております。
具体的には、職責に応じた階層別研修の実施、専門性の向上を目的とした各種検定・資格の取得支援を展開しており、従業員一人ひとりのキャリアアップ実現に向けたサポート体制を整備しております。
②社内環境整備に関する方針当社グループは、従業員の心身の健康増進及び優秀な人材確保による生産性の向上を目的とし、男性労働者の育児休業の取得推進に取り組んでおり、今後さらなる取得率の向上に努める所存です。
③環境への取り組み当社グループでは、サステナビリティに関する取り組みとして、環境にやさしい機能製品の供給、および環境負荷の低減に向けた企業活動が重要と捉え、環境マネジメントシステムの認証を取得し、環境方針に基づいた環境関連活動を続けております。
一方、こうした活動が適切に運用されないことによるリスクとして、環境への悪影響や社会的な信頼低下が起こり得るとの認識のもと、これらのリスクを継続的に改善、軽減していくことが、当社製品の需要拡大、社会的信用度の向上、資源・エネルギーの有効利用等の機会につながるものと考え、公害対策委員会を中心に環境活動の検討、推進に取り組んでおります。
(3) リスク管理当社グループでは、取締役会が整備・監督するリスク管理体制の下、「リスク管理規程」を定め、管理部がグループ全体の共通リスクを一元管理しております。
また、リスクの類型によって管掌役員と所管部門を明確化し、経営層への確実な伝達と迅速かつ的確な対応を可能としております。
このような体制の下、サステナビリティに関する重要なリスクについても、「リスク管理規程」に基づき、当社グループの事業活動に不確実性や経済損失をもたらす類別されたリスクについて、管理部がグループ各社を統括し、グループ横断的なリスク管理を行っております。
また、公害対策委員会は、検討した環境面のリスクについて管理部と情報共有し、管理部は他の側面から識別されたリスク項目との比較・考慮を行い、識別すべきリスク項目の洗い出しを行っております。
(4) 指標及び目標①人的資本・多様性当社グループでは、上記「
(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、以下の指標を用いております。
当該指標に関する目標及び実績は、以下の通りであります。
なお、外国人の管理職登用に関する事項につきましては、積極的に取り組んでおりますが、将来的な帰化等、本人のプライバシーに関する事項が含まれるため、あえて指標や目標は設けず、実績の公表も控えております。
また、中途採用者の管理職登用に関する事項につきましては、リーダー職以上に占める中途採用者の割合は既に約30%と高水準であることから指標を設けておりませんが、多様性確保の観点から、水準の維持・向上に努めてまいります。
なお、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標については、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取り組みが行われているものの、連結グループに属するすべての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。
このため、次の指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。
指標目標実績(当連結会計年度)労働者に占める女性労働者の割合2030年3月までに15.0%以上12.1%リーダー職以上にある者に占める女性労働者の割合2030年3月までに 4.5%以上 2.9%男性労働者の育児休業取得率2030年3月までに40.0%以上80.0% ②気候変動対応気候変動に関連するリスク・機会につきましては、現時点で開示に至っておりませんが、今後TCFD等を参考に慎重に情報収集を行い、経営体制及び戦略等の準備が整った段階で情報開示の検討を進めてまいります。
事業等のリスク 3 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
  なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 為替レートの変動について 当社グループはアジア地域を中心に世界各地で製品を販売しており、最近の海外売上高比率は高い水準で推移しております。
 海外売上高の多くは米ドル建取引が占めており、売上債権について為替リスクを有しております。
 当社グループでは、これらのリスクを認識した上で、外貨建債権債務の両建てによりリスクの相殺を行い、外貨から円貨への両替を行う場合は、当該リスクの影響を極力回避するレートで行なう等の努力を継続してまいりますが、リスクが完全に回避されるわけではありません。

(2) 原材料価格の市場変動の影響について 当社グループが使用する原料の主要部分は原油に由来しておりますが、原油価格については中東地域の情勢、需給バランス、為替レートの変動等、様々な要因により変動します。
原油価格の上昇に伴う原材料価格の上昇は、当社グループの業績に影響を及ぼします。
 当社グループでは、技術対応力による高品質製品の開発やコストダウンを推進し、利益確保を図ってまいります。
(3) 株価の下落について 当社グループは、投資有価証券として上場または非上場の株式を保有していますが、当該株式の時価または実質価額が帳簿価額を著しく下回ることとなった場合、当該株式の評価損の計上が必要となり、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。
)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調にある一方、物価上昇の継続、通商政策などアメリカの政策動向、金融資本市場の変動など依然として先行き不透明な状況が続いております。
 当社グループとしましては、世界的な経済環境の不安定さと変動リスクの長期化を踏まえ、引き続き高品質で価格競争力のある製品の開発を行うとともに、新規顧客・用途開拓活動の推進により収益の維持・向上を進めているところであります。
 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高43,131百万円(前年同期比 3.9%増)、営業利益9,281百万円(前年同期比6.0%増)、経常利益9,677百万円(前年同期比9.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6,830百万円(前年同期比9.0%減)となりました。
 売上高営業利益率は前連結会計年度より0.4ポイント増加して21.5%となりました。
 総資産経常利益率は前連結会計年度より2.2ポイント減少して10.5%となりました。
 経常利益が減少した主な要因は、営業外費用が増加したことによるものであります。
 自己資本当期純利益率は前連結会計年度より1.9ポイント減少して8.9%となりました。
 以上の結果、1株当たり当期純利益金額は2,354円19銭となりました。
 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本 日本における当連結会計年度の外部顧客に対する売上高は40,423百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益(営業利益)は9,014百万円(前年同期比6.6%増)となりました。
 陰イオン界面活性剤の分野につきましては、海外向けは総じて堅調で国内繊維分野も当期は回復し前年を上回ることが出来ました。
この結果、外部顧客に対する売上高は3,742百万円(前年同期比6.1%増)となりました。
 非イオン界面活性剤の分野につきましては、トイレタリー向けが低調に推移しましたが海外向けは総じて堅調で国内繊維分野も底を打ち改善が見られました。
この結果、外部顧客に対する売上高は24,004百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
 陽・両性イオン界面活性剤の分野につきましては、国内での家庭用洗剤向けが低調となり、外部顧客に対する売上高は813百万円(前年同期比2.0%減)となりました。
 高分子・無機製品等の分野につきましては、海外向けは総じて堅調で国内繊維分野では産地・用途により差があるものの全体として販売は改善し、非繊維工業関連では自動車部品、樹脂成形分野等が好調に推移し前年同期を上回る販売となりました。
この結果、外部顧客に対する売上高は11,863百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
② アジア アジアにおける当連結会計年度の外部顧客に対する売上高は2,708百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益(営業利益)は290百万円(前年同期比7.1%減)となりました。
 陰イオン界面活性剤の分野においては、繊維市況の低迷により加工剤の販売はほぼ横ばいが続いている中、顧客から前倒しの受注があったため、外部顧客に対する売上高は6百万円(前年同期比18.2%増)となりました。
 非イオン界面活性剤の分野につきましては、中東へのトーブ生地向けの受注が堅調であったことから、外部顧客に対する売上高は542百万円(前年同期比7.5%増)となりました。
 陽・両イオン界面活性剤の分野につきましては、繊維市況の低迷により柔軟剤関係が低調であったため、外部顧客に対する売上高は4百万円(前年同期比54.9%減)となりました。
 高分子・無機製品等の分野につきましては、依然として世界的な衣料不況が続いており前年同期を下回る販売となりましたが為替の影響により、外部顧客に対する売上高は2,154百万円(前年同期比2.8%増)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績当連結会計年度における生産をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(百万円)前年同期比(%)日本41,2376.2アジア2,87913.6合計44,1176.7
(注) 金額は、販売価格によっております。
② 受注実績当社グループは見込み生産を行っておりますので、該当事項はありません。
③ 販売実績当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)外部顧客への販売高(百万円)前年同期比(%)日本40,4233.9アジア2,7083.6合計43,1313.9
(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)丸紅ケミックス株式会社14,36734.613,86232.1日本クエーカー・ケミカル株式会社4,40710.64,70610.9
(2) 財政状態当社グループの総資産は、前連結会計年度末に比べて6.3%増加し、95,189百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.5%減少し、66,121百万円となりました。
これは、現金及び預金が2,043百万円、有価証券が1,998百万円それぞれ増加したものの、その他が4,694百万円減少したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて26.0%増加し、29,068百万円となりました。
これは、機械装置及び運搬具が263百万円減少したものの、投資有価証券が6,474万円増加したことなどによるものです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて4.2%減少し、11,018百万円となりました。
これは、買掛金が1,045百万円増加したものの、その他が1,065百万円、未払法人税等が465百万円それぞれ減少したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて4.7%増加し、2,804百万円となりました。
これは、繰延税金負債が160百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて2.5%減少し、13,822百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8.0%増加し、81,367百万円となりました。
これは、利益剰余金が5,669百万円、その他有価証券評価差額金が177百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
この結果自己資本比率は、前連結会計年度末の82.0%から83.4%となりました。
自己資本比率は例年80%以上を維持しており、経営の高い安定性を示しているものと考えております。
期末発行済株式数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の25,283円56銭から27,368円74銭となりました。
1株当たり純資産額は、2021年3月期17,986円18銭、2022年3月期19,544円43銭、2023年3月期22,294円84銭と年々増加しており、継続的に株主利益の増大を図ってきた結果であると考えております。
セグメントごとの財政状態は、次のとおりであります。
① 日本日本における総資産は、前連結会計年度末に比べて6.2%増加し、90,144百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて1.2%減少し、62,582百万円となりました。
これは、現金及び預金が1,814百万円、有価証券が1,998百万円それぞれ増加したものの、預け金が4,760百万円減少したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて28.0%増加し、27,562百万円となりました。
これは、機械及び装置が258百万円減少したものの、投資有価証券が6,427百万円増加したことなどによるものです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて5.0%減少し、10,715百万円となりました。
これは、買掛金が968百万円増加したものの、未払金が957百万円、未払法人税等が431百万円それぞれ減少したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて5.9%増加し、2,623百万円となりました。
これは、繰延税金負債が165百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて3.0%減少し、13,338百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8.0%増加し、76,806百万円となりました。
これは、繰越利益剰余金が5,513百万円、その他有価証券評価差額金が177百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
この結果自己資本比率は、前連結会計年度末の83.8%から85.2%となりました。
連結経営指標と同様に、自己資本比率は例年80%以上を維持しており、経営の高い安定性を示しているものと考えております。
期末発行済株式数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の24,511円66銭から26,473円54銭となりました。
1株当たり純資産額も連結経営指標と同様に年々増加しており、継続的に株主利益の増大を図ってきた結果であると考えております。
② アジアアジアにおける総資産は、前連結会計年度末に比べて10.6%増加し、4,281百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて12.0%増加し、3,663百万円となりました。
これは、現金及び預金が229百万円増加したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて3.0%増加し、618百万円となりました。
これは、有形固定資産が23百万円増加したことなどによるものです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.7%増加し、401百万円となりました。
これは、未払金が35百万円増加したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて26.1%減少し、38百万円となりました。
これは、その他が15百万円減少したことによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて4.4%増加し、440百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて11.3%増加し、3,841百万円となりました。
これは、利益剰余金が210百万円増加したことなどによるものです。
(3) キャッシュ・フロー当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、2,717百万円減少し、当連結会計年度末には、32,832百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは7,767百万円の増加(前連結会計年度は7,374百万円の増加)となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益9,740百万円、減価償却費1,059百万円、仕入債務の増加額1,030百万円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額3,251百万円、棚卸資産の増加額496百万円、その他の流動負債の減少額417百万円であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは9,055百万円の減少(前連結会計年度は17,870百万円の減少)となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,020百万円、投資有価証券の売却による収入913百万円であり、支出の主な内訳は、投資有価証券の取得による支出7,067百万円、有価証券の取得による支出1,998百万円、有形固定資産の取得による支出1,181百万円であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは1,242百万円の減少(前連結会計年度は1,020百万円の減少)となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額1,133百万円であります。
当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備の新設、改修等に係る投資であります。
これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金により賄うことを基本方針としております。
当連結会計年度におきましては、主に日本における本社工場及び静岡工場での設備投資を実施してまいりましたが、今後も継続的にこれらの拠点における設備の新設・更新を行っていく予定であります。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
研究開発活動 6 【研究開発活動】
当社グループでは、界面活性剤の研究で培った界面化学の技術と高分子化学の技術を基礎にして、新素材、新用途の研究開発を行っており、技術分野としては繊維工業及び非繊維工業の研究開発に大別されています。
繊維工業の研究開発では、糸から織物や編物に加工される一連の繊維製品生産工程を、順番に川上、川中、川下の工程に分けた場合に、川上工程分野においては、紡糸紡績工程での高機能化、高生産性等のユーザー要求にそれぞれ対応する原糸油剤の開発に注力しております。
また、川中・川下工程分野においては、織布、染色、仕上げ工程でそれぞれ使用される繊維加工薬剤の開発を行っております。
非繊維工業の研究開発においては、高分子分野では熱膨張性マイクロカプセル及びそれを加熱膨張して得られる中空粒子の開発と応用展開、香粧品・トイレタリー分野では新規界面活性剤の開発及び既存の界面活性剤の用途開発、樹脂フィルム分野では帯電防止剤及び防曇剤の開発、ゴム工業分野、特にタイヤ製造分野ではゴム用防着剤やタイヤ成型時の離型剤の開発、建材・セメント分野では機能性水溶性高分子の各種用途開発を進めております。
なお、当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)における研究開発費は798百万円であります。
当連結会計年度における研究開発活動により、以下のような成果がありました。
なお、研究開発活動は日本でのみ行っております。
繊維工業の研究開発においては、川上工程分野では、不織布用油剤、炭素繊維用油剤、スパンデックス用油剤、ポリエステル産業資材用油剤の開発に成果があり、川中・川下工程分野では、糊剤、精練剤、帯電防止剤の新製品開発に成果がありました。
非繊維工業の研究開発においては、高分子分野では熱膨張性マイクロカプセルを使用することによる各種素材への高機能化付与に大きな成果がありました。
また、香粧品分野では新規洗浄剤や消泡剤の開発、建材・セメント分野では新規セメント添加剤の開発、樹脂フィルム分野では高性能防曇剤の開発、ゴム工業分野ではゴム用防着剤や離型剤の新規開発に成果がありました。
設備投資等の概要 1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度における設備投資は、主として本社工場及び静岡工場における生産設備の更新、増設であり、その設備投資総額は581百万円となりました。
セグメントごとの設備投資については、次のとおりであります。
セグメントの名称設備投資金額(百万円)前年同期比(%)日本539△66.3アジア42+88.7合計581△64.1  
主要な設備の状況 2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 2025年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計本社及び本社工場(大阪府八尾市)
(注)1日本生産設備等412542173(43)1161,243226(82)静岡工場(静岡県袋井市)日本生産設備1,8892,119311(68)164,33783(9)大阪工場(大阪府高石市)日本生産設備23212―1225711(―)
(注) 1.貸与中の建物13百万円(1,172㎡)を含んでおり、関連会社である日本クエーカー・ケミカル㈱に貸与されています。
2.現在休止中の主要な設備はありません。
3.帳簿価額のうち「その他」は工具器具備品、リース資産、建設仮勘定であります。
4.書は、連結会社以外から賃借している土地の面積であります。
5.従業員数の( )は、正社員以外の雇用者を外書しております。
なお、正社員以外の雇用者には、契約社員、嘱託契約の従業員及び常用パートを含み、派遣社員を除いております。
 
(2) 国内子会社該当事項はありません。
 (3) 在外子会社 2025年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計株式会社マツモトユシ・インドネシア本社工場(インドネシア、チカラン)アジア生産設備等15621(20)85244立松化工股份有限公司本社工場(台湾、桃園市)アジア生産設備等101162 1,125 (5)11,39025
(注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
2.帳簿価額のうち「その他」は工具器具備品と建設仮勘定であります。
設備の新設、除却等の計画 3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等 会社名事業所名所在地セグメント設備の内容投資予定額資金調達方法着手年月完了予定年月総額(百万円)既支払額(百万円)提出会社本社工場大阪府八尾市日本生産設備の更新442―自己資金2025年4月2026年3月提出会社本社工場大阪府八尾市日本研究機器・分析用機器の購入101―自己資金2025年5月2026年3月提出会社静岡工場静岡県袋井市日本生産設備の増設及び更新357―自己資金2025年10月2026年3月提出会社大阪工場大阪府高石市日本生産設備の更新49―自己資金2025年10月2026年3月
(2) 重要な設備の除却等該当事項はありません。
研究開発費、研究開発活動798,000,000
設備投資額、設備投資等の概要42,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況41
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況15
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況7,313,000
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1

Investment

株式の保有状況 (5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の値上がり利益、株式の配当を受けることを目的として保有しているものを純投資目的である投資株式とし、取引関係の維持・強化等を目的として保有しているものを純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、取引関係の維持・強化等事業活動上の必要性を勘案し、今後の当社の発展に有効と認められる場合に限り、取引先企業等の株式を保有することとしております。
 当社は、毎年、取締役会等において、個別銘柄毎に取得の経緯、含み損益、当社との取引高の状況、配当金受取額等を総合的に検証し、保有の適否及び株式数の見直し等を確認しております。
 当社は、当事業年度では、2024年5月の取締役会において検証を行いました。
当社では毎年、年度決算の承認を行う取締役会において個別銘柄の検証を行うこととしております。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式96,255 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式1230取引関係を更に強化するため (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ1,380,5271,380,527金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引関係の状況や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
有2,7762,149㈱日本触媒564,000141,000当社製品である界面活性剤等の原料供給に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
なお、保有株式数の増加は株式分割によるものであります。
有982826㈱ファルコホールディングス272,000171,700関係性の維持・強化及び医療機器業界等の情報収集のために増加保有しております。
定量的な保有効果の記載は困難であるが、当社との関係性を総合的に検証し、保有しています。
なお、関係性をさらに強化するために保有株式数を増加させております。
有631401㈱ハイレックスコーポレーション285,000285,000取引関係等の維持・強化及び自動車業界等の情報収集のために保有しております。
定量的な保有効果の記載については困難であるが、保有の合理性については、配当利回りや当社との取引関係等の観点から総合的に検証しております。
有448481日本精化㈱201,600201,600当社製品である界面活性剤等の原料供給に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
有403516三井化学㈱102,600102,600当社大阪工場は三井化学(株)大阪工場内にあり、当社製品である界面活性剤等の原料供給に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
有342444野村ホールディングス㈱300,000300,000金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
無272293 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)信越化学工業㈱52,50052,500当社製品である界面活性剤等の原料供給及び販売に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
有222345㈱三井住友フィナンシャルグループ46,20015,400金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
なお、保有株式数の増加は株式分割によるものであります。
有175137
(注) 当社の株式の保有の有無については、銘柄が持分会社の場合はその主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案し記載しております。
みなし保有株式該当事項はありません。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式 区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式124,451122,957非上場株式以外の株式203,049203,174 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式32-△25非上場株式以外の株式76-1,860 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。
⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から   純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社20
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社9
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社6,255,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社230,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社46,200
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社175,000,000
貸借対照表計上額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社3,049,000,000
受取配当金の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社76,000,000
評価損益の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社1,860,000,000
株式数が増加した理由、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社取引関係を更に強化するため
銘柄、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社㈱三井住友フィナンシャルグループ
保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。
保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。
なお、保有株式数の増加は株式分割によるものであります。
当該株式の発行者による提出会社の株式の保有の有無、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社

Shareholders

大株主の状況 (6) 【大株主の状況】
2025年3月31日現在
氏名又は名称住所所有株式数(千株)発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)
松本興産株式会社大阪府八尾市安中町3-1-2668123.50
THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店)10 MARINA BOULEVARD #48-01 MARINA BAY FINANCIAL CENTRE SINGAPORE 01898332711.29
株式会社三菱UFJ銀行東京都千代田区丸の内1-4-51354.67
木 村 直 樹大阪市住吉区1334.59
鰐 洲 みよ子大阪府高槻市1234.25
有限会社木村大阪市中央区船越町1-3-61073.72
株式会社NK大阪市中央区船越町1-3-61003.45
木 村 芳 樹大阪市中央区933.22
アイエフシー株式会社大阪市北区中之島3-3-3812.79
株式会社日本触媒大阪市中央区高麗橋4-1-1782.72
計―1,86264.20
株主数-金融機関7
株主数-金融商品取引業者10
株主数-外国法人等-個人2
株主数-外国法人等-個人以外30
株主数-個人その他462
株主数-その他の法人49
株主数-計560
氏名又は名称、大株主の状況鰐 洲 みよ子