財務諸表

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提出書類、表紙有価証券報告書
提出日、表紙2025-06-25
英訳名、表紙Mitsui Fudosan Co., Ltd.
代表者の役職氏名、表紙代表取締役社長  植田 俊
本店の所在の場所、表紙東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号
電話番号、本店の所在の場所、表紙03(3246)3055
様式、DEI第三号様式
会計基準、DEIJapan GAAP
連結決算の有無、DEItrue
当会計期間の種類、DEIFY

corp

沿革 2【沿革】
 当社は、三井総元方の三井改組計画により、旧三井合名会社所有の不動産の経営を主たる目的として、1941年7月15日、資本金300万円をもって、三井不動産株式会社として設立されました。
 創立以来、事務所用ビル等の賃貸・管理を営業の中核としておりましたが、1950年代半ば以降、経営の多角化をはかり、1957年千葉県臨海地区の浚渫埋立に着手して臨海土地造成事業に進出、また、1961年には住宅地の造成・分譲事業の分野に、さらに1968年から戸建住宅や中高層住宅の建設・分譲事業にそれぞれ進出いたしました。
 近年当社グループは、ビル賃貸事業、商業施設賃貸事業および住宅分譲事業を主軸として、ホテル・リゾート事業、ロジスティクス事業、スポーツ・エンターテインメント事業、コンサルティング事業、管理受託事業および海外事業等も展開しております。
 今日までの変遷の概要は以下のとおりであります。
1941年7月当社設立(資本金300万円)1949年5月東京証券取引所市場第一部に株式を上場1956年10月㈱三井本社を吸収合併1962年2月大阪支店(現関西支社)開設1966年12月「百合ヶ丘宅地造成第1期」竣工1968年4月「霞が関ビルディング」竣工1969年7月三井不動産販売㈱設立1972年4月札幌支店(現北海道支店)、広島支店(現中国支店)、福岡支店(現九州支店)開設1972年10月名古屋支店(現中部支店)開設1973年5月米国三井不動産㈱設立1973年9月新名古屋ビル㈱を吸収合併1973年12月仙台支店(現東北支店)開設1974年9月「新宿三井ビルディング」竣工1974年10月三井ホーム㈱、三井不動産建設㈱設立1980年5月共同事業システム「Let's」開始1980年9月「サンシティ」全体竣工1981年3月MITSUI FUDOSAN (SINGAPORE) PTE. LTD.設立1981年4月「ららぽーと船橋SC(現三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY)」営業開始1983年9月「ハレクラニ」営業開始1984年1月「三井ガーデンホテル大阪(三井ガーデンホテル大阪淀屋橋)」営業開始1988年4月横浜支店開設1989年12月米国三井不動産グループ㈱設立1990年1月MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.設立1990年4月千葉支店開設1992年7月MITSUI FUDOSAN (SINGAPORE) PTE. LTD.がMITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE. LTD.に商号変更1993年7月「ベル・パークシティ」全体竣工1998年9月1999年12月「横浜ベイサイドマリーナ ショップス&レストランツ(現三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド)」営業開始米国三井不動産グループ㈱が米国三井不動産㈱を吸収合併2000年3月米国三井不動産グループ㈱がMITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.に商号変更2002年3月三井不動産建設㈱の全株式を売却2002年10月三井不動産販売㈱を株式交換により完全子会社化2005年7月「日本橋三井タワー」竣工2005年12月三井不動産レジデンシャル㈱設立2007年1月「東京ミッドタウン」竣工2012年4月三井不動産販売㈱が三井不動産リアルティ㈱に商号変更2014年7月柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア」営業開始2014年9月「三井不動産ロジスティクスパーク堺」竣工2018年2月「東京ミッドタウン日比谷」竣工2018年10月三井ホーム㈱を株式公開買付けにより完全子会社化 「55ハドソンヤード」竣工2019年3月2021年1月2022年4月2022年6月2022年8月2024年4月「日本橋室町三井タワー」竣工㈱東京ドームを株式公開買付けにより連結子会社化東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行「50ハドソンヤード」竣工「東京ミッドタウン八重洲」竣工「LaLa arena TOKYO-BAY」竣工
事業の内容 3【事業の内容】
 当社および当社の関係会社437社(うち、連結子会社337社、持分法適用関連会社100社)が営んでいる主な事業内容、当該事業に携わっている主要な会社名および各社の当該事業における位置付けは次のとおりです。
≪賃貸事業≫ 三井不動産㈱はオフィスビルおよび商業施設等の賃貸を行っています。
MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.、MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.(いずれも連結子会社)は米国、英国においてオフィスビル等の賃貸を行っており、MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD.、台湾三井不動産股份有限公司(いずれも連結子会社)はマレーシア、台湾において商業施設の賃貸を行っています。
≪分譲事業≫ 三井不動産㈱は業務施設等の分譲を行っています。
三井不動産レジデンシャル㈱(連結子会社)は戸建・中高層住宅等の分譲を行っています。
TID PTE.LTD.(持分法適用関連会社)、MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.、MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.はシンガポール、米国、英国において分譲事業を行っています。
≪マネジメント事業≫<プロパティマネジメント> 賃貸事業における管理・清掃・保守業務等については主に三井不動産ファシリティーズ㈱、三井不動産ファシリティーズ・ウエスト㈱(いずれも連結子会社)が行っています。
三井不動産㈱は、三井不動産ビルマネジメント㈱(連結子会社)、三井不動産ファシリティーズ・ウエスト㈱にオフィスビルの一部の運営委託を行っています。
三井不動産商業マネジメント㈱(連結子会社)は商業施設の運営管理業務を行っています。
また、住宅分譲後の管理・清掃・保守業務等を三井不動産レジデンシャルサービス㈱、三井不動産レジデンシャルサービス関西㈱(いずれも連結子会社)が行っています。
三井不動産レジデンシャルリース㈱(連結子会社)は賃貸住宅の転貸および運営の代行を行っています。
三井ホームエステート㈱(連結子会社)は賃貸住宅等の斡旋・管理業務等を行っています。
三井不動産リアルティ㈱(連結子会社)は時間貸および月極の駐車場事業「リパーク」を行っています。
<仲介・アセットマネジメント等> 三井不動産㈱は不動産の開発や流動化に関するコンサルティング業務を行っています。
三井不動産レジデンシャル㈱は住宅等の販売代理事業を行っています。
三井不動産リアルティ㈱は「三井のリハウス」ネットワークによる不動産の売買・賃貸借の仲介業務を行っています。
三井不動産投資顧問㈱(連結子会社)は、不動産私募ファンドの組成・運用業務を行っています。
日本ビルファンドマネジメント㈱、㈱三井不動産アコモデーションファンドマネジメント、三井不動産ロジスティクスリートマネジメント㈱および三井不動産フロンティアリートマネジメント㈱(いずれも連結子会社)は不動産投資信託の資産運用業務を行っています。
≪施設営業事業≫<ホテル・リゾート> ㈱三井不動産ホテルマネジメント(連結子会社)は、主に三井不動産㈱が所有するホテルを賃借し、ホテル営業を行っています。
MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.は米国ハワイ州においてリゾート・ラグジュアリー施設営業を行っています。
三井不動産リゾートマネジメント㈱および志摩リゾートマネジメント㈱(いずれも連結子会社)は、三井不動産㈱が所有するリゾート・ラグジュアリー施設を賃借し、リゾート・ラグジュアリー施設営業を行っています。
<スポーツ・エンターテインメント> ㈱東京ドーム(連結子会社)は、東京ドームシティを中心としたスタジアム・アリーナ事業を行っています。
≪その他事業≫<新築請負・リフォーム等> 三井ホーム㈱(連結子会社)およびFC各社は新築住宅等の設計・施工監理・施工請負を行っています。
三井デザインテック㈱(連結子会社)は住宅のリフォーム工事やオフィス・商業施設のリニューアル工事を行っています。
<その他> 三井不動産ゴルフプロパティーズ㈱および㈱三井の森(いずれも連結子会社)はゴルフ場事業を行っています。
第一園芸㈱(連結子会社)は花卉・種苗・園芸用品等の小売を行っています。
三井不動産TGスマートエナジー㈱(連結子会社)は特定送配電・熱供給事業を行っています。
 以上の主な関係会社の事業内容を特に三井不動産㈱の事業との関連を中心にして系統図に表すと次のとおりです。
関係会社の状況 4【関係会社の状況】
(1)連結子会社名称住所資本金(百万円)事業内容議決権の所有割合(%)うち間接所有(%)関係内容当社からの事務所の賃借役員の兼任(人)うち当社従業員(人)㈱アコモデーションファースト東京都港区10マネジメント100.0100.0 44アンドレジリエンス㈱東京都中央区10その他66.7- 有22伊勢志摩リゾートマネジメント㈱三重県志摩市50施設営業100.0-当社からリゾート施設を賃借しています。
55㈱ウェイブリアルエステート東京都中央区90賃貸、分譲100.0- 44㈱NBFオフィスマネジメント東京都中央区10マネジメント100.0-当社がビルの運営業務を委託しています。
有33MF-GB投資事業有限責任組合東京都渋谷区4,572その他99.0- --MF-GB2号投資事業有限責任組合東京都渋谷区6,800その他99.0- --エム・エフ・リビングサポート㈱東京都江東区100マネジメント100.0100.0 32臼津開発㈱大分県臼杵市120その他96.0- 33㈱GREENCOLLAR東京都中央区22その他66.7- 44GREENCOLLARNEWZEALANDLIMITEDニュージーランドオークランドNZ$14,320,000その他100.0100.0 4331VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースⅠ合同会社東京都中央区18,403その他99.7- --サンライフ・クリエイション㈱東京都中央区300分譲、マネジメントほか100.0100.0 1-㈱ShareTomorrow東京都中央区25その他100.0- 有32志摩リゾートマネジメント㈱三重県志摩市100施設営業100.0-当社からリゾート施設を賃借しています。
55SUPERYARD㈱東京都中央区38その他67.0- 有22すまいサポート㈱東京都中央区50マネジメント100.0100.0 22大浅間ゴルフ㈱長野県北佐久郡150その他86.80.9 21第一園芸㈱東京都品川区480賃貸、その他100.0- 有55㈱綱町倶楽部東京都港区10その他100.0- 有44ティー・エム・パークレジデンシィズ㈱東京都港区10マネジメント100.0- 33㈱TOKYO-BAYアリーナ東京都中央区100施設営業60.0- 44東京ミッドタウンマネジメント㈱東京都港区100マネジメント100.0- 77成田スポーツ開発㈱千葉県成田市30その他100.0- 33㈱はいむるぶし沖縄県八重山郡200施設営業100.0-当社からリゾート施設を賃借しています。
44ファースト・ファシリティーズ千葉㈱千葉県千葉市20マネジメント100.0100.0 有33ファースト・ファシリティーズ・チャレンジド㈱東京都中央区10マネジメント100.0100.0 33 名称住所資本金(百万円)事業内容議決権の所有割合(%)うち間接所有(%)関係内容当社からの事務所の賃借役員の兼任(人)うち当社従業員(人)㈱船橋ヘルスセンター千葉県船橋市10その他100.0100.0 11フロンティアリートSCマネジメント㈱東京都中央区10マネジメント100.0100.0 33㈱mitaseru JAPAN東京都中央区45その他66.7- 22三井デザインテック㈱東京都中央区500その他100.0-当社よりオフィス・商業施設の内装工事等を請負っています。
有98三井都市開発㈱東京都中央区1,000賃貸、分譲100.0100.0 32㈱三井の森長野県茅野市200マネジメント、その他100.0- 有44㈱三井不動産アコモデーションファンドマネジメント東京都中央区300マネジメント100.0- 有55三井不動産エンジニアリング㈱東京都中央区100マネジメント100.0- 有76三井不動産ゴルフプロパティーズ㈱東京都中央区490その他100.0- 33三井不動産(上海)投資諮詢有限公司中華人民共和国上海市7,870,440元マネジメント100.0- 33三井不動産商業マネジメント㈱東京都中央区450マネジメント100.0-当社が商業施設等の運営業務を委託しています。
有1312三井不動産TGスマートエナジー㈱東京都中央区100その他70.0- 有44三井不動産投資顧問㈱東京都中央区490マネジメント100.0- 有75三井不動産ビルマネジメント㈱東京都中央区490マネジメント100.0-当社がビルの運営業務を委託しています。
有73三井不動産ファシリティーズ㈱東京都千代田区490マネジメント100.0-当社が建物および付属施設の清掃・管理・保守等を委託しています。
有119三井不動産ファシリティーズ・ウエスト㈱大阪府大阪市200マネジメント100.0100.0 有55三井不動産フロンティアリートマネジメント㈱東京都中央区450マネジメント100.0- 有66㈱三井不動産ホテルマネジメント東京都中央区490施設営業100.0-当社からホテルを賃借しています。
有96三井不動産リゾートマネジメント㈱東京都中央区100施設営業100.0-当社からリゾート施設を賃借しています。
有86三井不動産レジデンシャル㈱※1、※2東京都中央区40,000賃貸、分譲ほか100.0- 有125三井不動産レジデンシャルサービス㈱東京都江東区400マネジメント100.0100.0 有75三井不動産レジデンシャルサービス関西㈱大阪府大阪市300マネジメント100.0100.0 有54 名称住所資本金(百万円)事業内容議決権の所有割合(%)うち間接所有(%)関係内容当社からの事務所の賃借役員の兼任(人)うち当社従業員(人)三井不動産レジデンシャルサービス九州㈱福岡県福岡市100マネジメント100.0100.0 有21三井不動産レジデンシャルサービス中国㈱広島県広島市100マネジメント100.0100.0 有21三井不動産レジデンシャルサービス東北㈱宮城県仙台市100マネジメント100.0100.0 有21三井不動産レジデンシャルサービス北海道㈱北海道札幌市100マネジメント100.0100.0 有21三井不動産レジデンシャルリース㈱東京都新宿区490マネジメント100.0100.0当社が賃貸住宅の運営業務を委託しています。
有66三井不動産ローン保証㈱東京都中央区100その他100.0-当社の販売物件のローン保証を行っています。
33三井不動産ロジスティクスリートマネジメント㈱東京都中央区200マネジメント77.0- 有55港エステート㈱東京都中央区110その他100.0- 44ららぽーとエージェンシー㈱東京都中央区20マネジメント100.0100.0 有77レジデントインシュアランス少額短期保険㈱東京都千代田区50その他100.0100.0 11レジデントファースト㈱東京都港区10マネジメント100.0100.0 55日本ビルファンドマネジメント㈱※3東京都中央区495マネジメント46.0- 有44三井不動産TEPCOエナジー㈱※3東京都中央区100その他50.0- 33その他36社- 名称住所資本金(百万円)事業内容議決権の所有割合(%)うち間接所有(%)関係内容当社からの事務所の賃借役員の兼任(人)うち当社従業員(人)MFA Holding, Inc.※1アメリカ合衆国デラウェア州ウィルミントンUS$1,000賃貸、分譲ほか100.0- 31MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC.※1アメリカ合衆国デラウェア州ニューアークUS$722,000賃貸、分譲ほか100.0100.0 31その他MFA Holding, Inc.グループ 122社-MITSUI FUDOSAN (ASIA)PTE.LTD.シンガポール共和国S$103,863,128賃貸、分譲ほか100.040.0 65その他MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE.LTD.グループ 5社-MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD.マレーシアクアラルンプールMYR115,794,000賃貸、分譲100.040.0 43その他MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD.グループ 3社-MITSUI FUDOSAN ASIA Development(Thailand) Co., LTD.タイ王国バンコクTHB4,000,000賃貸、分譲100.040.0 32MITSUI FUDOSAN ASIA (Thailand) Co.,LTD.タイ王国バンコクTHB30,000,000賃貸、分譲100.0100.0 32その他MITSUI FUDOSAN ASIA Development(Thailand) Co., LTD.グループ 5社-MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD.オーストラリア連邦シドニーA$129,000,000賃貸、分譲100.040.0 43その他MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD.グループ 13社-MITSUI FUDOSAN (U.K.)LTD.※1英国ロンドン市£477,250,000賃貸、分譲100.0- 31その他MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.グループ 43社-台湾三井不動産股份有限公司台湾台北市NT$6,635,850,953賃貸、分譲ほか100.040.0 44その他台湾三井不動産股份有限公司グループ 11社-三井不動産リアルティ㈱東京都千代田区3,000マネジメント100.0- 有72その他三井不動産リアルティ㈱グループ 6社-三井ホーム㈱東京都江東区13,900その他100.0- 有96三井ホームエステート㈱東京都江東区100マネジメント100.0100.0 有11三井ホームエンジニアリング㈱東京都江東区100その他100.0100.0 有22三井ホームリンケージ㈱東京都江東区300その他100.0100.0 有11その他三井ホーム㈱グループ 8社-㈱東京ドーム東京都文京区2,038施設営業、その他80.0- 52松戸公産㈱千葉県松戸市100賃貸、その他ほか100.0100.0 --㈱東京ドームホテル東京都文京区100施設営業100.0100.0 22その他㈱東京ドームグループ 6社-(注)1.事業の内容欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しています。
2.※1:特定子会社に該当します。
3.※2:三井不動産レジデンシャル㈱は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。
)の連結売上高に占め        る割合が10%を超えており、主要な損益情報等は以下のとおりです。
           (1)売上高               474,952百万円           
(2)経常利益               108,247百万円           (3)当期純利益              76,998百万円           (4)純資産額              234,059百万円           (5)総資産額             1,256,518百万円   4.※3:議決権の所有割合は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。
(2)持分法適用関連会社名称住所資本金(百万円)事業内容議決権の所有割合(%)うち間接所有(%)関係内容当社からの事務所の賃借役員の兼任(人)うち当社従業員(人)㈱帝国ホテル※1東京都千代田区1,485ホテルの経営・運営33.2- 20TID PTE.LTD.シンガポール共和国S$10,000,000住宅分譲49.0- 21リソルホールディングス㈱※1東京都新宿区3,948リゾート施設の運営等31.1- 有32京葉土地開発㈱東京都千代田区10不動産業33.3- 11㈱セノン東京都新宿区100警備業20.8-当社がビルの警備を委託しています。
有11㈱エスエルタワーズ東京都中央区100ビル賃貸業42.5-当社から建物を賃借しています。
有22熊本国際空港㈱熊本県上益城郡6,440熊本国際空港の運営・管理29.0- 22広島国際空港㈱広島県三原市100広島国際空港の運営・管理32.0- 22㈱湘南国際村協会※2神奈川県三浦郡494湘南国際村センターの運営・管理16.0- 11その他三井ホーム㈱グループ 4社㈱東京ドームグループ 1社MITSUI FUDOSAN ASIA Development(Thailand) Co., LTD.グループ 9社MFA Holding, Inc.グループ 23社MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE.LTD.グループ 11社MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD.グループ 6社台湾三井不動産股份有限公司グループ 8社MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY. LTD.グループ 5社MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD.グループ 3社その他 21社  (注)1.※1:有価証券報告書を提出しています。
2. ※2:議決権の所有割合は100分の20未満ですが、実質的な影響力を持っているため関連会社としたもので     あります。
従業員の状況 5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況 (2025年3月31日現在)セグメントの名称従業員数(人)賃貸2,431[66]分譲1,397[815]マネジメント12,505[9,149]施設営業4,998[2,248]その他4,735[1,912]全社(共通)564[0]合計26,630[14,190] (注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均を外数で記載しております。
2.全社(共通)として、記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況 (2025年3月31日現在)従 業 員 数(人)平 均 年 齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)1,92842.416.417,562 (注)1.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
2.従業員数、平均年齢、平均勤続年数および平均年間給与の基準を従来の就業人員から正社員へ変更しており ます。
3.上記従業員数に契約社員、他社からの出向者を含め、他社への出向者を除いた就業人数は2,146人です。
なお、セグメント別就業人数は以下のとおりです。
セグメントの名称就業人数(人)賃貸1,123[3]分譲126[0]マネジメント174[0]施設営業129[0]その他30[0]全社(共通)564[0]合計2,146[3] (注)4.臨時従業員数は[ ]内に年間の平均を外数で記載しております。
(3)労働組合の状況 当社の労働組合は三井不動産労働組合と称し、会社と組合との間に特記すべき事項はありません。
 なお、当社グループ全体での労働組合は組織されておりません。
(4)提出会社及びその連結子会社の多様性に関する指標提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (2025年4月) (注)1・2男性労働者の育児休業等取得率(%) (注)3・4労働者の男女の賃金の差異(%)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者10.2100.049.261.646.1(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.2025年4月1日時点の総合職掌における女性管理職比率です。
3.分母は該当年度に配偶者が出産した男性社員の数、分子は該当年度に出生時育児休業・育児休業・育児を目的とした休暇制度による休暇のいずれかを取得した男性社員の数であります。
4.配偶者が出産した年度と、育児休業等を取得した年度が異なる男性労働者がいる場合、100%を超えることがあります。
a. 管理職に占める女性労働者の割合について  管理職に占める女性労働者の割合向上に向けて、cに記載の通り、取り組んでいます。
b. 男性の育児休業等取得率について  男性従業者が育休を取得することは、性別を問わず育児と仕事の両立の実現や職場での育児への理解促進のために重要と考えております。
毎年実施している全社員対象D&Iアンケートで、男性の方が仕事と育児の両立に周囲の理解を得づらい等の課題が明らかになったことから、共働き・共育ての意識浸透、男性の両立支援に注力して以下に、取り組んでいます。
その結果、当社は男性育児休業等取得率100%をKPIとして設定し、24年度は100%となっています。
今後も性別を問わず、共働き・共育ての本人や周囲に向けた研修・施策を実施していきます。
<風土醸成の取り組み>・経営層向けの勉強会や全従業者向け研修・育休取得者およびその上長を対象とした研修・子育て男性従業者同士がつながる座談会 <環境整備の取り組み>・出生時育児休業期間中の100%の給与支給・当社独自の育児支援休暇(子一人につき5日間付与)・制度についての定期的な全社発信 c. 労働者の男女の賃金の差異について(a)男女の賃金差異の状況について  賃金は性別に関係なく、同一職掌・同一資格において、同一の給与制度を適用しております。
また人事評価に関しても性別による差異はございません。
賃金差異は、男性従業者と女性従業者の職掌・雇用形態等における人員構成の違いなどから生じているものになります。
例えば、2025年4月時点での当社の女性正社員比率は29.8%ですが、女性管理職比率は10.2%となっているなど、賃金の高い等級における女性比率が低いことも、男女の賃金差異が生じている一因となっています。
(b)男女の賃金差異の今後の対策について ・当社は経営戦略であるD&I推進のなかでも、特に女性活躍推進を重要テーマと位置づけて取り組んでいます。
その中で、女性活躍推進に関するKPIとして女性管理職比率2030年20%、女性採用比率毎年40%、育児休業取得者の復帰率毎年100%等を掲げています。
 ・女性活躍を推進し、女性の自律的なキャリア形成支援や組織の意識改革、長く働き続けられる環境整備に取り組むことで、賃金の高い等級における女性比率が高まり、男女賃金差異の縮小につながるものと考えております。
取り組み例を以下に記載します。
<組織の意識改革・自律的なキャリア形成支援> ・社内調査で、女性の方がスキルや能力に自信がなく、従来の管理職のように働けないと感じているとの課題が明らかになり、社内外のロールモデル講演会・グループ合同の研修プログラム・外部研修への積極的な派遣等を実施し、能力向上やネットワーク構築、ロールモデル具現化を支援。
 ・女性管理職対象メンター制度を開始、ステップアップを目指す動機づけと管理職の視座・課題対処方法の習得。
 ・女性管理職候補者層の強み・弱み、キャリア希望、ライフステージの変化を踏まえた個人別の育成計画を役員も含め作成し組織的に育成。
 ・全組織長向けD&I研修、産育休取得者と上長向け研修、全従業者対象のアンコンシャスバイアスを学ぶ研修等の実施。
<長く働き続けられる環境整備> ・全従業者との人事部員面談(毎年)や育休復帰時面談を通じ、従業者の状況や要望を把握、育休復帰後も自律的に働ける環境を整備。
(事業所内保育所、ベビーシッター・家事代行補助、育休中・復帰直後・育児中従業者の座談会等) ・全従業者対象リモートワーク制・スーパーフレックス制を導入、柔軟な働き方を可能に。
 ・共働き・共育ての意識浸透として男性育休・子育てに関する経営層向け勉強会や全従業者向け研修を実施。
  女性活躍推進の取り組みの結果、女性管理職比率については、2015年4月時点の1.5%から、2025年4月時点で10.2%と約7倍に進捗し、女性管理職比率の中間KPIである2025年10%を達成しております。
また、管理職手前層である係長相当職における女性比率は2015年4月時点の13.0%から、2025年4月時点で26.4%と着実に増加しており、女性管理職のパイプラインも順調に形成されています。
  これらの女性活躍推進の結果として、全労働者の男女賃金差異は2022年度48.6%、2023年度48.7%、2024年度49.2%と改善傾向にあります。
今後も、女性活躍推進を進めることが、男女賃金差異の縮小につながるものと考えております。
連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%) (2025年4月) (注)1男性労働者の育児休業取得率 (%)(注)2・3労働者の男女の賃金の差異(%)(注)4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱アコモデーションファースト50.0-70.587.346.0伊勢志摩リゾートマネジメント㈱9.10.066.781.8115.2サンライフ・クリエイション㈱65.0-36.387.838.4第一園芸㈱29.866.766.182.055.9㈱東京ドーム8.793.846.158.886.5㈱東京ドームスポーツ33.350.075.894.8101.6㈱東京ドームファシリティーズ5.3100.063.182.573.7㈱東京ドームホテル6.366.756.871.980.1㈱東京ドーム・リゾートオペレーションズ6.333.370.974.578.8ファースト・ファシリティーズ千葉㈱6.7-42.575.354.7 当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%) (2025年4月) (注)1男性労働者の育児休業取得率 (%)(注)2・3労働者の男女の賃金の差異(%)(注)4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者三井デザインテック㈱15.4106.365.765.767.5三井不動産商業マネジメント㈱20.5200.061.375.333.3三井不動産ビルマネジメント㈱5.981.348.063.648.3三井不動産ファシリティーズ㈱3.475.855.569.070.4三井不動産ファシリティーズ・ウエスト㈱-57.143.068.180.2㈱三井不動産ホテルマネジメント20.183.372.981.572.8三井不動産リアルティ㈱3.298.057.456.855.5三井不動産リアルティ札幌㈱0.0100.056.556.647.6三井不動産リアルティ中国㈱0.0100.058.257.2102.0三井不動産リゾートマネジメント㈱37.8150.073.076.271.4三井不動産レジデンシャル㈱6.7100.059.358.469.4三井不動産レジデンシャルサービス㈱2.633.376.861.093.9三井不動産レジデンシャルサービス関西㈱12.20.094.963.682.1三井不動産レジデンシャルサービス中国㈱0.0-92.464.4107.2三井不動産レジデンシャルリース㈱3.369.252.553.284.9三井ホーム㈱6.297.650.858.542.9三井ホームエステート㈱4.8100.063.563.179.8三井ホーム北新越㈱3.4133.351.363.2-ららぽーとエージェンシー㈱14.3-54.471.4268.8東京ミッドタウンマネジメント㈱30.880.077.484.063.6(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.分母は該当年度に配偶者が出産した男性社員の数、分子は該当年度に出生時育児休業・育児休業・育児を目的とした休暇制度による休暇のいずれかを取得した男性社員の数であります。
3.配偶者が出産した年度と、育児休業等を取得した年度が異なる男性労働者がいる場合、100%を超えることがあります。
4.賃金は性別に関係なく、同一職掌・同一資格において、同一の給与制度を適用しておりますが、男性従業者と女性従業者の職掌・雇用形態等における人員構成の違いなどにより差が生じております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念である「GROUP DNA」および「GROUP MISSION」、経営理念に基づき当社グループが重点的に取り組む課題である「GROUP MATERIALITY」を定め、これらのもと、企業としての成長と社会的な価値の創出に積極的に取り組んでおります。
 また、2024年4月にはグループ長期経営方針である「& INNOVATION 2030」を策定し、2030年度前後における当社グループの「ありたい姿」を「産業デベロッパーとして、社会の付加価値の創出に貢献」することと位置づけ、それを実現する事業戦略として、「三本の道」を通じた成長の実現と、財務戦略として、「成長・効率・還元」を三位一体で捉えた経営の推進に取り組んでおります。
(2)会社の長期経営方針、経営環境及び対処すべき課題 ①グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」の骨格 当社グループは、2030年度前後における当社グループの「ありたい姿」を「産業デベロッパーとして、社会の付加価値の創出に貢献」することと位置付けています。
 当社グループの価値創造においては、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪としており、社会的価値を創出することが、経済的価値の創出につながり、その創出した経済的価値により、更に大きな社会的価値の創出につなげてまいります。
 そして、それを実現する事業戦略として、「三本の道」を通じた成長の実現と、財務戦略として、「成長・効率・還元」を三位一体で捉えた経営の推進に取り組んでまいります。
(グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」の骨格) ②グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」の事業戦略事業戦略として、1.「コア事業の更なる成長」、2.不動産領域における「新たなアセットクラスへの展開」、3.不動産領域を超えた「新事業領域の探索、事業機会獲得」の、「三本の道」を設定いたしました。
コア事業およびその周辺領域での成長を進め、既存の不動産領域にとどまらず、新事業領域でのビジネス機会の獲得を目指すという両利きの経営を実践してまいります。
(事業戦略「三本の道」の全体像)(注)グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」の詳細については、下記をご参照ください。
   URL: https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/pdf/innovation2030.pdf  ③グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」の財務戦略 企業価値を最大化していくために、財務戦略においては、「成長・効率・還元」を三位一体で捉え、それらを安定・継続的に維持向上させてまいります。
具体的な取り組み方針については以下のとおりです。
(「成長・効率・還元」の維持向上のための取り組み)  ④経営環境及び対処すべき課題2026年3月期は、昨年4月に策定したグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」の2年目となります。
足下の事業環境はめまぐるしく変化しており、世界情勢を展望すると、4月に発動された米国の通商政策や世界規模の地政学的リスクの高まり等を受け、世界経済のブロック化やそれに伴う景気後退の懸念、安全保障リスクの高まり等、極めて不安定な状態が継続することが予想されます。
国内においては、賃金と物価の好循環の動きがある一方で、建築費の高騰や人手不足、金利の上昇といった様々なリスク要因が存在し、上記世界情勢と絡み合うことで、事業環境は極めて不透明な状況にあります。
これらをすべて予測することは困難であり、これらの変化に柔軟に対応する力が求められます。
このような環境下において、当社グループにおきましては、「& INNOVATION 2030」で示した事業戦略を着実に実行し、市場からのデカップリングを通じて、めまぐるしく変化する事業環境への耐性をより強固なものとすることで、「& INNOVATION 2030」に掲げた目標の達成を実現してまいります。
来期業績予想につきましては、営業収益2兆7,000億円、営業利益3,800億円、事業利益4,250億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,600億円を計画しております。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」において、2026年度および2030年度前後の定量目標を以下のとおり定めております。
サステナビリティに関する考え方及び取組 2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス・サステナビリティ推進体制  当社は、サステナビリティ課題への取り組みを推進するため、「ESG推進委員会」(委員長:社長執行役員)および下部組織である「ESG推進部会」(部会長:サステナビリティ推進本部長)を設置しています。
ESG推進委員会では、サステナビリティ課題における理念整理および方針策定、各部門における活動の目的・目標・計画の調整、進捗状況の監督・評価の機能を担っています。
取り組みの推進にあたっては、ESG推進部会において部門別の年度目標を設定し、進捗管理等を行っています。
なお、気候変動をはじめとするリスクについては、国や地方公共団体、一般社団法人日本経済団体連合会、一般社団法人不動産協会などの多様なチャネルから国内外の動向・要請等の情報収集を行い、専門性の高いESG推進部会でリスクの特定を行い、ESG推進委員会でその影響を評価しています。
また、重要なリスクについては、業務委員会およびリスクマネジメント委員会にて当社事業への影響や、本業を通じた課題解決について対応検討を行うこととしています。
 このような取り組みについては、定期的に取締役会に報告され、目標および進捗状況のモニタリングが実施されるほか、必要に応じて都度取締役会における検討を行っています。
また、経営層の報酬を決定する項目として、サステナビリティ課題に関する取り組みの状況が加味されています。
当社グループのサステナビリティ推進組織体制(2025年4月1日現在)※三井ホーム株式会社、三井不動産ファシリティーズ株式会社、三井不動産商業マネジメント株式会社、株式会社三井不動産ホテルマネジメント、東京ミッドタウンマネジメント株式会社では、グループ環境方針のもと、独自の環境方針を定めて環境活動を推進しています。
また、個社独自の社会・環境報告も行っています。
(2)戦略 三井不動産グループでは、新たな時代の価値創造を進めていくうえでは、自らを変革し、進化させていく必要があると考え、自らの存在意義を見つめ直し「経営理念」を再定義しました。
当社グループの新たな「経営理念」として、私たちに受け継がれている精神「GROUP DNA」と、 私たちが果たしたい使命「GROUP MISSION」を掲げ、当社グループが重点的に取り組む課題、「GROUP MATERIALITY」を下記のとおり策定しました。
1.産業競争力 への貢献2.環境との共生3.健やか・活力4.安全・安心5.ダイバーシティ&インクルージョン6.コンプライアンス・ ガバナンス上記を踏まえ、2030年度までのグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」では、サステナビリティ分野において、「人材」、「ESG」を、戦略を支えるインフラとして位置付けております。
これは、価値創造の源泉は人材であると考え、人材力の底上げ、イノベーションを加速させる新たな人材・知見の獲得、多様な人材の活躍を支えグループの力を結集させる組織への深化などの人的資本に関する取り組みをさらに進めていくことや、持続可能な社会への貢献を積極的に進める「サステナビリティ経営」をより一層推進していこうといった意思の表れです。
・環境 気候変動への対応は、社会基盤の構築・発展を担う当社グループの社会的責務であり、脱炭素に向けた取り組みを当社グループの最重要課題と位置付けています。
当社は企業等に対して気候変動リスクと機会に関する情報開示を推奨する気候関連財務情報開示タスクフォースである「TCFD」の提言に賛同し、それに基づく情報開示をしております。
また、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的なイニシアティブ「RE100」に加盟し、取り組みを推進しています。
2021年11月には、温室効果ガス削減目標を、2030年度までに40%削減(2019年度比)、2050年までにネットゼロとする新たな目標を設定し、国際的枠組みである「パリ協定」達成のために科学的根拠に基づいた削減目標を設定することを推奨する「SBT(Science Based Target)イニシアティブ」より、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃未満に抑えるという「1.5℃」目標としての認定を取得しました。
また単に目標を掲げるだけでなく、不動産業界のリーダーとして求められるアクションプランとして「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」を策定しサプライチェーンと一体となって、脱炭素社会実現に向けた取り組みを進めております。
 行動計画では、保有・運用物件の環境性能の向上や共用部の電力グリーン化だけでなく再生可能エネルギーの安定確保に向けた施策や、入居企業の要望に応じて専有部にグリーン電力を供給するサービスなどを行っております。
これは、お客様の脱炭素に向けた取り組みにお応えするとともに、当社事業の差別化を実現する取り組みであり、まさに“脱炭素の実現”という社会的価値と“企業の競争優位性の確保”という経済的価値を結び付けた事業展開と言えます。
また2022年3月には、学識経験者、設計者と協働し、「建設時GHG排出量算出マニュアル」を策定しました。
2023年秋からはマニュアルを着工物件に適用し、業界全体に貢献する取り組みを推進しております。
 また、気候変動の課題のみならず、生物多様性や水環境の保全、環境汚染の防止および省資源・廃棄物削減といった環境に関する諸課題に対しても、オフィス・商業・住宅などあらゆる事業領域で積極的に対応しています。
・人的資本 気候変動への対応と同様に「ダイバーシティ&インクルージョン」についても当社グループの最重要課題と位置付けています。
当社は2021年にダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取組方針を策定し、D&Iのなかでも、特に女性活躍推進を重要テーマと位置付け、グループとして定量目標および定性的な活動計画を定め、グループ一体となって推進しています。
人種・国籍・宗教・性別・年齢・障がいの有無・性自認・性的指向などに関わらず多様な人材が公正に評価され、従業者一人ひとりがお互いを認め合い、個々の能力を最大限発揮できる職場環境にするために、多様な人材が活躍可能な職場環境の整備や人事制度の充実等により、組織の生産性向上や従業者のワークライフバランスの支援に努めています。
 健康経営については、多様な人材が自らの持てる力を最大限に発揮し、会社の競争力を強化し続け、持続的な成長を果たしていくためには、社員一人ひとりの健康と安全が必要不可欠という考えから、代表取締役社長が責任者となって、社員それぞれのライフスタイルに応じ、活き活きと働くことのできる職場環境を整備し、社員の健康保持・増進に積極的に取り組んでいます。
 人材育成については、「個々人がプロフェッショナルな知識・能力を磨き、付加価値となる創造力を高める」、「多様な価値観・能力が融合し、チームとしての実行力に変えていく」という2点を実現させるために、社員一人ひとりと向き合い、その活躍の舞台を整えることが、当社における人材マネジメントの考え方です。
高度な専門性と幅広い視野を持つ社員がそれぞれの個性を発揮する、多様な人材の集合体となるために、キャリアに応じた「4つの人材育成の機会(①OJT、②本人と人事部による年1回の面談、③ジョブローテーション、④研修プログラム)」の組み合わせによって、一人ひとりの能力伸長を図ることを人材育成の基本方針としています。
・社会-サプライチェーンの人権 当社グループが街づくりを通して人々にビジネスライフやくらしを提供していくうえでは、一人ひとりの人権を尊重することが何より大切です。
当社グループは、「三井不動産グループ人権方針」を策定し、人権への取り組みを推進しています。
本方針は社内ポータルへの掲載や研修等によりグループ内の周知徹底を図ると同時に、本方針に基づく「サステナブル調達基準」を定め、サプライチェーンに向けた「人権デューデリジェンス」を推進しています。
2022年2月には人権デューデリジェンスの実施に向け「サステナブル調達基準」を改訂し、発注に携わる当社グループと取引先の双方が遵守すべき事項、または積極的に推進すべき事項として、1.法令等の遵守、2.事業活動における人権尊重、3.労働に係る人権尊重、4.安全で健康的な労働環境、5.企業倫理の確立、6.品質の確保、7.環境への配慮、8.情報セキュリティ、9.危機管理・事業継続計画における基本指針を盛り込みました。
国連が提唱する「ビジネスと人権に関する指導原則」や「労働における基本的原則および権利に関するILO(国際労働機関)宣言」で定められた基本的権利を支持・尊重することはもとより、人権に配慮した事業の推進を徹底してまいります。
2023年度は当社事業に関連するサプライチェーンとしてゼネコン・工務店94社にアンケートを実施したほか、2022年5月よりJP-MIRAIが開始した「外国人労働者相談・救済パイロット事業」に参画するなど、サプライチェーンマネジメントおよび人権デューデリジェンスに関する取り組みを強化しています。
(3)リスク管理 ・リスクマネジメント体制 「経営会議」が当社グループのリスクマネジメント全体を統括し、そのもとで「業務委員会」が事業リスクを、「リスクマネジメント委員会」が業務リスクを、それぞれマネジメントしています。
法務・コンプライアンス管掌役員である取締役が、リスクマネジメント委員会に所属しており、また経営企画管掌役員である取締役が、業務委員会に所属しており、それぞれの取締役が定期的に取締役会および社長にリスク管理について報告しています。
 また、上記のリスクマネジメント体制を取締役会が監督しています。
・気候関連課題への対処 当社グループは、企業等に対して気候変動関連リスクと機会に関する情報開示を推奨する気候関連財務情報開示タスクフォース「TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の提言に賛同し、気候変動に伴う異常気象による被害など、自社グループの事業活動へのリスクや、人やその他の生物が生息できる環境を守り持続可能な脱炭素社会を形成していくために気候変動が事業に及ぼすリスクと機会などについて分析を行い、関連する情報の開示を進めています。
GHG原単位の削減や省エネの推進などを通じて、炭素税の引き上げや規制強化等の気候関連リスクへの対応を推進しています。
特定にあたって行ったシナリオ分析については随時精緻化を進め、リスクと機会の見直しを図っています。
・大規模自然災害への対処 当社グループは、災害に強い街づくりを推進するとともに、当社グループが運営する施設の従業員やテナント、お客様の安全・安心を守るために、防災訓練や救急救護講習など、事業継続計画(BCP)に関する取り組みを推進しています。
原則毎年3回、想定を変えた大規模地震に対するグループ総合防災訓練を実施し、様々な状況において円滑な対応が出来るように、訓練を行っております。
・業務委員会 事業リスク(主として事業推進・利益獲得のために取るリスク)を管理することを目的として、「業務委員会」を設置し、経営計画および特定の経営課題の審議ならびに遂行管理等を行っています。
・リスクマネジメント委員会 業務リスク(業務遂行上のオペレーショナルリスク)を管理することを目的として、「リスクマネジメント委員会」を設置し、リスクマネジメント方針・計画の策定およびリスク課題の把握・評価、対応策の策定ならびに指示などをしています。
「リスクマネジメント委員会」では、業務リスクを統括的にマネジメントするとともにPDCAサイクルを確立し、クライシス対応や予防的リスク管理をより的確に実施できる体制としています。
コンプライアンス違反と判断された場合は、リスクマネジメント委員会が調査と対処を指示し、モニタリングを行います。
・内部相談窓口の設置 当社は、内部相談窓口を設置しています。
当社役職員(通報の日から1年以内に当社労働者であった者を含む)であれば利用できます。
社内・社外の2か所設置しており、いずれの窓口に相談することも可能です。
社外窓口は弁護士事務所に設置していますが、中立的な立場で相談を受理し、会社に対して相談内容を連絡し対応を促すものです。
 相談対象は法令・社内規程・一般的社会規範および企業倫理に反する不正等、セクハラ・パワハラ等のハラスメント、雇用問題、職場環境の課題等です。
相談者のプライバシーは保護され、相談行為を理由とした報復行為および人事処遇上の不利益な取扱い等を受けることはありません。
また、実名でも匿名でも相談可能です。
(4)指標及び目標・環境(連結 注1)グループ全体KPICO2排出量実績 注2(千t-CO2)評価指標達成時期数値目標単年度実績3か年平均実績 注32022年度2023年度2019年度比3か年平均(2021年度~2023年度)3か年平均比(2018年度~2020年度)CO2等排出削減比率2030年度2019年度比▲40%5,5033,941▲442(▲10.1%)4,548▲169(▲3.6%)2050年度実質ゼロ(注)1.2021年度からは三井不動産および連結子会社のうち、建物保有会社もしくは従業員100人以上の会社     が保有・賃貸する施設ならびにCO2排出量が大きい会社(三井不動産TGスマートエナジー㈱)が対象   2.Scope1,2,3の合計   3.当社グループの温室効果ガス排出量は、各年度の竣工・売却物件の増減により大きく変動するため、     3年間の平均排出量を算出 ・人的資本①三井不動産㈱(単体)KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度従業者エンゲージメント注1毎年80%以上92%一人当たり研修時間注2毎年前年度実績水準(2023年度実績:28.4時間)32.2時間一人当たり研修投資額 注3毎年前年度実績水準(2023年度実績:13.2万円)13.4万円女性管理職比率 注42025年2030年:10%:20%10.2%女性採用比率毎年40%41.2%障がい者雇用率 注5毎年2.5%以上2.74%男性育児休業等取得率注6・7毎年100%100%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得日数毎年年間14日15.7日健康診断/人間ドック受診率毎年100%100%(注)1.「当社で働いていることを誇りに思う」に5段階で上位2つに回答した割合2.2024年度研修時間を正社員数で除した数字3.2024年度研修金額を正社員数で除した数字4.2025年4月1日の数字時点の総合職掌における女性管理職比率5.2024年6月1日の数字6.分母は該当年度に配偶者が出産した男性社員の数、分子は該当年度に出生時育児休業・育児休業・育児  を目的とした休暇制度による休暇のいずれかを取得した男性社員の数7.配偶者が出産した年度と、育児休業等を取得した年度が異なる男性労働者がいる場合、100%を超える  ことがあります ②女性活躍におけるモデル会社(注1)サンライフ・クリエイション㈱KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注2--65.0%女性採用比率--88.9%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得率毎年取得率70%85.6% 三井不動産商業マネジメント㈱KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注22025年20%20.5%2030年25%女性採用比率毎年50%62.9%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得率毎年取得率80%85.0% ㈱三井不動産ホテルマネジメントKPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注22025年15%20.1%2030年25%女性採用比率--75.4%育児休業復帰率毎年100%94.4%有給休暇取得率毎年取得率70%77.0%(注)1.当社は国内外多数のグループ会社が存在しているため、①三井不動産(単体)と②女性活躍における     モデル会社について開示しています   2.2025年4月1日の数字
戦略 (2)戦略 三井不動産グループでは、新たな時代の価値創造を進めていくうえでは、自らを変革し、進化させていく必要があると考え、自らの存在意義を見つめ直し「経営理念」を再定義しました。
当社グループの新たな「経営理念」として、私たちに受け継がれている精神「GROUP DNA」と、 私たちが果たしたい使命「GROUP MISSION」を掲げ、当社グループが重点的に取り組む課題、「GROUP MATERIALITY」を下記のとおり策定しました。
1.産業競争力 への貢献2.環境との共生3.健やか・活力4.安全・安心5.ダイバーシティ&インクルージョン6.コンプライアンス・ ガバナンス上記を踏まえ、2030年度までのグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」では、サステナビリティ分野において、「人材」、「ESG」を、戦略を支えるインフラとして位置付けております。
これは、価値創造の源泉は人材であると考え、人材力の底上げ、イノベーションを加速させる新たな人材・知見の獲得、多様な人材の活躍を支えグループの力を結集させる組織への深化などの人的資本に関する取り組みをさらに進めていくことや、持続可能な社会への貢献を積極的に進める「サステナビリティ経営」をより一層推進していこうといった意思の表れです。
・環境 気候変動への対応は、社会基盤の構築・発展を担う当社グループの社会的責務であり、脱炭素に向けた取り組みを当社グループの最重要課題と位置付けています。
当社は企業等に対して気候変動リスクと機会に関する情報開示を推奨する気候関連財務情報開示タスクフォースである「TCFD」の提言に賛同し、それに基づく情報開示をしております。
また、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的なイニシアティブ「RE100」に加盟し、取り組みを推進しています。
2021年11月には、温室効果ガス削減目標を、2030年度までに40%削減(2019年度比)、2050年までにネットゼロとする新たな目標を設定し、国際的枠組みである「パリ協定」達成のために科学的根拠に基づいた削減目標を設定することを推奨する「SBT(Science Based Target)イニシアティブ」より、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃未満に抑えるという「1.5℃」目標としての認定を取得しました。
また単に目標を掲げるだけでなく、不動産業界のリーダーとして求められるアクションプランとして「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」を策定しサプライチェーンと一体となって、脱炭素社会実現に向けた取り組みを進めております。
 行動計画では、保有・運用物件の環境性能の向上や共用部の電力グリーン化だけでなく再生可能エネルギーの安定確保に向けた施策や、入居企業の要望に応じて専有部にグリーン電力を供給するサービスなどを行っております。
これは、お客様の脱炭素に向けた取り組みにお応えするとともに、当社事業の差別化を実現する取り組みであり、まさに“脱炭素の実現”という社会的価値と“企業の競争優位性の確保”という経済的価値を結び付けた事業展開と言えます。
また2022年3月には、学識経験者、設計者と協働し、「建設時GHG排出量算出マニュアル」を策定しました。
2023年秋からはマニュアルを着工物件に適用し、業界全体に貢献する取り組みを推進しております。
 また、気候変動の課題のみならず、生物多様性や水環境の保全、環境汚染の防止および省資源・廃棄物削減といった環境に関する諸課題に対しても、オフィス・商業・住宅などあらゆる事業領域で積極的に対応しています。
・人的資本 気候変動への対応と同様に「ダイバーシティ&インクルージョン」についても当社グループの最重要課題と位置付けています。
当社は2021年にダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取組方針を策定し、D&Iのなかでも、特に女性活躍推進を重要テーマと位置付け、グループとして定量目標および定性的な活動計画を定め、グループ一体となって推進しています。
人種・国籍・宗教・性別・年齢・障がいの有無・性自認・性的指向などに関わらず多様な人材が公正に評価され、従業者一人ひとりがお互いを認め合い、個々の能力を最大限発揮できる職場環境にするために、多様な人材が活躍可能な職場環境の整備や人事制度の充実等により、組織の生産性向上や従業者のワークライフバランスの支援に努めています。
 健康経営については、多様な人材が自らの持てる力を最大限に発揮し、会社の競争力を強化し続け、持続的な成長を果たしていくためには、社員一人ひとりの健康と安全が必要不可欠という考えから、代表取締役社長が責任者となって、社員それぞれのライフスタイルに応じ、活き活きと働くことのできる職場環境を整備し、社員の健康保持・増進に積極的に取り組んでいます。
 人材育成については、「個々人がプロフェッショナルな知識・能力を磨き、付加価値となる創造力を高める」、「多様な価値観・能力が融合し、チームとしての実行力に変えていく」という2点を実現させるために、社員一人ひとりと向き合い、その活躍の舞台を整えることが、当社における人材マネジメントの考え方です。
高度な専門性と幅広い視野を持つ社員がそれぞれの個性を発揮する、多様な人材の集合体となるために、キャリアに応じた「4つの人材育成の機会(①OJT、②本人と人事部による年1回の面談、③ジョブローテーション、④研修プログラム)」の組み合わせによって、一人ひとりの能力伸長を図ることを人材育成の基本方針としています。
・社会-サプライチェーンの人権 当社グループが街づくりを通して人々にビジネスライフやくらしを提供していくうえでは、一人ひとりの人権を尊重することが何より大切です。
当社グループは、「三井不動産グループ人権方針」を策定し、人権への取り組みを推進しています。
本方針は社内ポータルへの掲載や研修等によりグループ内の周知徹底を図ると同時に、本方針に基づく「サステナブル調達基準」を定め、サプライチェーンに向けた「人権デューデリジェンス」を推進しています。
2022年2月には人権デューデリジェンスの実施に向け「サステナブル調達基準」を改訂し、発注に携わる当社グループと取引先の双方が遵守すべき事項、または積極的に推進すべき事項として、1.法令等の遵守、2.事業活動における人権尊重、3.労働に係る人権尊重、4.安全で健康的な労働環境、5.企業倫理の確立、6.品質の確保、7.環境への配慮、8.情報セキュリティ、9.危機管理・事業継続計画における基本指針を盛り込みました。
国連が提唱する「ビジネスと人権に関する指導原則」や「労働における基本的原則および権利に関するILO(国際労働機関)宣言」で定められた基本的権利を支持・尊重することはもとより、人権に配慮した事業の推進を徹底してまいります。
2023年度は当社事業に関連するサプライチェーンとしてゼネコン・工務店94社にアンケートを実施したほか、2022年5月よりJP-MIRAIが開始した「外国人労働者相談・救済パイロット事業」に参画するなど、サプライチェーンマネジメントおよび人権デューデリジェンスに関する取り組みを強化しています。
指標及び目標 (4)指標及び目標・環境(連結 注1)グループ全体KPICO2排出量実績 注2(千t-CO2)評価指標達成時期数値目標単年度実績3か年平均実績 注32022年度2023年度2019年度比3か年平均(2021年度~2023年度)3か年平均比(2018年度~2020年度)CO2等排出削減比率2030年度2019年度比▲40%5,5033,941▲442(▲10.1%)4,548▲169(▲3.6%)2050年度実質ゼロ(注)1.2021年度からは三井不動産および連結子会社のうち、建物保有会社もしくは従業員100人以上の会社     が保有・賃貸する施設ならびにCO2排出量が大きい会社(三井不動産TGスマートエナジー㈱)が対象   2.Scope1,2,3の合計   3.当社グループの温室効果ガス排出量は、各年度の竣工・売却物件の増減により大きく変動するため、     3年間の平均排出量を算出 ・人的資本①三井不動産㈱(単体)KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度従業者エンゲージメント注1毎年80%以上92%一人当たり研修時間注2毎年前年度実績水準(2023年度実績:28.4時間)32.2時間一人当たり研修投資額 注3毎年前年度実績水準(2023年度実績:13.2万円)13.4万円女性管理職比率 注42025年2030年:10%:20%10.2%女性採用比率毎年40%41.2%障がい者雇用率 注5毎年2.5%以上2.74%男性育児休業等取得率注6・7毎年100%100%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得日数毎年年間14日15.7日健康診断/人間ドック受診率毎年100%100%(注)1.「当社で働いていることを誇りに思う」に5段階で上位2つに回答した割合2.2024年度研修時間を正社員数で除した数字3.2024年度研修金額を正社員数で除した数字4.2025年4月1日の数字時点の総合職掌における女性管理職比率5.2024年6月1日の数字6.分母は該当年度に配偶者が出産した男性社員の数、分子は該当年度に出生時育児休業・育児休業・育児  を目的とした休暇制度による休暇のいずれかを取得した男性社員の数7.配偶者が出産した年度と、育児休業等を取得した年度が異なる男性労働者がいる場合、100%を超える  ことがあります ②女性活躍におけるモデル会社(注1)サンライフ・クリエイション㈱KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注2--65.0%女性採用比率--88.9%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得率毎年取得率70%85.6% 三井不動産商業マネジメント㈱KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注22025年20%20.5%2030年25%女性採用比率毎年50%62.9%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得率毎年取得率80%85.0% ㈱三井不動産ホテルマネジメントKPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注22025年15%20.1%2030年25%女性採用比率--75.4%育児休業復帰率毎年100%94.4%有給休暇取得率毎年取得率70%77.0%(注)1.当社は国内外多数のグループ会社が存在しているため、①三井不動産(単体)と②女性活躍における     モデル会社について開示しています   2.2025年4月1日の数字
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略 ・人的資本 気候変動への対応と同様に「ダイバーシティ&インクルージョン」についても当社グループの最重要課題と位置付けています。
当社は2021年にダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取組方針を策定し、D&Iのなかでも、特に女性活躍推進を重要テーマと位置付け、グループとして定量目標および定性的な活動計画を定め、グループ一体となって推進しています。
人種・国籍・宗教・性別・年齢・障がいの有無・性自認・性的指向などに関わらず多様な人材が公正に評価され、従業者一人ひとりがお互いを認め合い、個々の能力を最大限発揮できる職場環境にするために、多様な人材が活躍可能な職場環境の整備や人事制度の充実等により、組織の生産性向上や従業者のワークライフバランスの支援に努めています。
 健康経営については、多様な人材が自らの持てる力を最大限に発揮し、会社の競争力を強化し続け、持続的な成長を果たしていくためには、社員一人ひとりの健康と安全が必要不可欠という考えから、代表取締役社長が責任者となって、社員それぞれのライフスタイルに応じ、活き活きと働くことのできる職場環境を整備し、社員の健康保持・増進に積極的に取り組んでいます。
 人材育成については、「個々人がプロフェッショナルな知識・能力を磨き、付加価値となる創造力を高める」、「多様な価値観・能力が融合し、チームとしての実行力に変えていく」という2点を実現させるために、社員一人ひとりと向き合い、その活躍の舞台を整えることが、当社における人材マネジメントの考え方です。
高度な専門性と幅広い視野を持つ社員がそれぞれの個性を発揮する、多様な人材の集合体となるために、キャリアに応じた「4つの人材育成の機会(①OJT、②本人と人事部による年1回の面談、③ジョブローテーション、④研修プログラム)」の組み合わせによって、一人ひとりの能力伸長を図ることを人材育成の基本方針としています。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標 ・人的資本①三井不動産㈱(単体)KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度従業者エンゲージメント注1毎年80%以上92%一人当たり研修時間注2毎年前年度実績水準(2023年度実績:28.4時間)32.2時間一人当たり研修投資額 注3毎年前年度実績水準(2023年度実績:13.2万円)13.4万円女性管理職比率 注42025年2030年:10%:20%10.2%女性採用比率毎年40%41.2%障がい者雇用率 注5毎年2.5%以上2.74%男性育児休業等取得率注6・7毎年100%100%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得日数毎年年間14日15.7日健康診断/人間ドック受診率毎年100%100%(注)1.「当社で働いていることを誇りに思う」に5段階で上位2つに回答した割合2.2024年度研修時間を正社員数で除した数字3.2024年度研修金額を正社員数で除した数字4.2025年4月1日の数字時点の総合職掌における女性管理職比率5.2024年6月1日の数字6.分母は該当年度に配偶者が出産した男性社員の数、分子は該当年度に出生時育児休業・育児休業・育児  を目的とした休暇制度による休暇のいずれかを取得した男性社員の数7.配偶者が出産した年度と、育児休業等を取得した年度が異なる男性労働者がいる場合、100%を超える  ことがあります ②女性活躍におけるモデル会社(注1)サンライフ・クリエイション㈱KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注2--65.0%女性採用比率--88.9%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得率毎年取得率70%85.6% 三井不動産商業マネジメント㈱KPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注22025年20%20.5%2030年25%女性採用比率毎年50%62.9%育児休業復帰率毎年100%100%有給休暇取得率毎年取得率80%85.0% ㈱三井不動産ホテルマネジメントKPI実績評価指標達成時期数値目標2024年度女性管理職比率 注22025年15%20.1%2030年25%女性採用比率--75.4%育児休業復帰率毎年100%94.4%有給休暇取得率毎年取得率70%77.0%(注)1.当社は国内外多数のグループ会社が存在しているため、①三井不動産(単体)と②女性活躍における     モデル会社について開示しています   2.2025年4月1日の数字
事業等のリスク 3【事業等のリスク】
 当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
  (1)当社グループの事業リスクリスク名称リスク内容対策①事業環境の変化によるリスク景気変動、国内外の経済状況の変化、金利上昇、為替変動、物価変動、少子高齢化および人口減少等は、不動産需要の低下、市況の悪化による地価等の下落、個人消費の低迷等をもたらす可能性があります。
また、DXの進展、全世界的な気候変動への意識の高まり、地政学的リスクの顕在化や新型コロナウイルス感染症等によって、人々の生活様式や働き方、企業ニーズ、消費者ニーズおよび個人消費動向、産業構造等に変化が生じています。
こうした事業環境の変化に伴い、オフィスや商業施設等の賃貸用不動産の稼働率の低下や賃料の減少、分譲住宅等の販売用不動産の売上の減少の他、その対応のための費用の増加が生じ、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、事業環境や顧客ニーズの変化等を見極めながら、グループ会社の連携強化、顧客ニーズを先取りした商品開発、街づくりの一層の強化、新たなビジネスインフラの顧客への提供、DXの推進、人口動態や供給動向を見据えた立地戦略、海外を含めた資産ポートフォリオの戦略的構築等を進めてまいります。
②市場金利に関するリスク当社グループは、事業の運営・発展のため、金融機関等から短期および長期の有利子負債を調達しています。
新規の資金調達が必要となる場合、市場金利の上昇局面においては資金調達コストが増加する可能性があります。
また、市場金利の上昇は、住宅購入者の購買意欲の減退や、投資家の要求する不動産の期待利回りの上昇をもたらすことで、当社グループの分譲収益の減少や所有資産の価値の下落につながるおそれがあり、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループでは、かねてより大半の必要資金を長期かつ固定金利を中心に調達しており、既存の有利子負債については、市場金利の上昇の影響を抑えるべく努めております。
また、今後の国内外の金利動向による、住宅ローン金利の動向や不動産取引市場におけるキャップレートの変動には、引き続き注視するとともに、今後も適時適切な資金調達やバランスシートの適正なコントロールを通じて、金利上昇リスクの軽減に努めてまいります。
③為替変動に関するリスク為替の大幅な変動は、輸入価格の変動を通じ、建築コストやエネルギーコスト等に影響を与え、当社グループの個別事業におけるコストの変動要因となる可能性があります。
また、為替の変動が、テナント企業の業績へ影響を与えることを通じて、当社グループの賃貸収入等に影響を及ぼすおそれがあります。
加えて、当社グループは、国外で事業展開を進めており、為替の変動は、海外事業における資金調達時のコストや、当社連結決算上の海外事業損益の取り込み額、資産・負債の計上額の変動要因となります。
これらにより、当社グループの事業、財政状態および経営成績等に影響を与える可能性があります。
当社グループは、為替の変動を含む、各種原価の価格変動の要因・動向を注視し、個別事業において適切な対策を講じることを通じ、各種原価のコントロールに努めています。
また、当社グループの賃貸事業では、商品の競争力維持に努めるとともに、テナントリーシングの強化・推進に取り組むことで、事業環境変化に伴う賃貸収入の減少等の影響を抑えています。
海外事業においては、原則、現地通貨建てでの資金調達を実施することや、国内外のエリアにおける適度なポートフォリオ分散により、為替変動に伴うリスクを抑えるよう努めています。
④気候変動リスク大規模な気候変動または気候変動リスクを考慮した企業ニーズや消費動向の変化により、国内外の経済環境や社会環境の変化が発生した場合、不動産需要の低下、地価等の下落、個人消費の低迷等が起こる可能性があり、その結果、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、気候変動への対応を重要な経営課題と位置づけ、「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」を策定するとともに、気候変動の予測および変化の対応に努めてまいります。
⑤地政学的リスク当社グループは、国内外において事業を展開しています。
国・特定エリアが抱える政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりが顕在化し、国・特定エリア間における関係の悪化、政治体制の混乱、経済環境の変動等が生じた場合、当該国・エリアで展開する当社グループの事業に対して直接的に影響を及ぼすおそれがあるほか、国際的なサプライチェーンの混乱等による燃料・原材料価格高騰や、その他事業環境の変化が生じることにより、当社グループの事業に対して影響を及ぼすおそれがあります。
これらの影響により、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、エリアおよび商品における適度なポートフォリオ分散を図っています。
また、個別事業においても、一定のリスクを織り込んでの投資判断および事業推進を行っております。
⑥感染症リスク新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、商業施設、ホテル等の当社事業活動に多大な影響を与え、当社グループの事業、経営成績に一時的に大きな悪影響を及ぼしました。
また、感染拡大が生活様式や働き方等の顧客ニーズおよび経済環境の変化をもたらし、当社グループの事業に影響が生じました。
今後、新型コロナウイルス感染症とは異なる新たな感染症が発生し流行する可能性もあり、当該新たな感染症の性質や感染症の発生・拡大に起因した国内外の事業環境の変化等によっては、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は新型コロナウイルス感染症と同等またはそれ以上の悪影響を受ける可能性があります。
当社グループにおいては、「三井不動産9BOX感染対策基準」を策定し、新型コロナウイルス感染症の被害を軽減または防止するための措置を講じることで、ウイルスの特性に合わせた感染対策を行いながら施設営業の正常化を図りました。
さらに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を経たことによる顧客ニーズや事業環境の変化等を見極めながら、グループ会社の連携強化、ニーズを先取りした商品開発、街づくりの一層の強化、新たなビジネスインフラの顧客への提供、DXの推進等を進めることで競争力を維持・強化してまいります。
また、新型コロナウイルス感染症とは異なる新たな感染症が発生し流行した場合にも、人命保護を最優先としつつ当社グループの事業活動とのバランスを図り対応してまいります。
⑦不動産事業における競合リスク当社グループが推進する不動産事業は、総じて競争的な環境にあります。
例えば、開発用地の取得においては、適した立地を巡り他社と競合することがあります。
また、オフィス、商業施設等の賃貸事業におけるテナント誘致や、住宅分譲事業における顧客獲得、ホテル・リゾート事業における労働者の確保等の様々な面で他社と競合する可能性があります。
さらに、DXの進展に代表される技術革新や、価値観の変化が既存のビジネスモデルを破壊する、いわゆる破壊的イノベーションは、競争環境に多大な影響を与える可能性があります。
これらの要因が、費用の増加や収益の減少につながり、その結果、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、グループ会社の連携強化、顧客ニーズを先取りした商品開発、街づくりの一層の強化、新たなビジネスインフラの顧客への提供、DXの推進、既存施設の価値向上、既存事業を通じた顧客とのネットワークや建替・コンバージョン等グループ力を活かした事業機会の獲得等を通じて、競争力を維持・強化してまいります。
⑧賃貸収入に関するリスク当社グループの賃貸事業においては、テナントが賃貸借契約を中途解約した場合や賃貸期間満了時に賃貸借契約を更新しない場合および、テナントの賃料を減免せざるを得ない場合には、収入が減少するおそれがあります。
また、テナントが倒産した場合、賃料の支払遅延や回収不能が発生するだけでなく、当該テナントの退去が遅延した場合、後継のテナントリーシングや当該物件の売却活動にも不利な影響が及ぶ可能性があります。
これらの結果、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、グループ会社の連携強化、顧客ニーズを先取りした商品開発、街づくりの一層の強化、新たなビジネスインフラの顧客への提供、DXの推進、既存施設の価値向上等を通じて、競争力を維持すると共に、テナントリーシングの強化・推進に取り組んでいます。
⑨資産価値変動リスク当社グループは、不動産事業に関連する資産を多く保有しております。
当該資産については、市場金利の上昇等により、住宅購入者の購買意欲の減退および投資家の要求する不動産の投資期待利回りの上昇等が生じた結果、売却による利益の減少や損失の発生等に繋がる可能性があります。
加えて、当該所有資産について、減損損失や評価損の認識等を行う可能性があります。
また、当社グループは、投資有価証券を保有しており、当該有価証券の資産価値が低下した結果、売却による利益の減少、損失の発生等に繋がる可能性があります。
加えて、当該有価証券について、評価損の認識等の可能性があります。
かかる資産価値の変動により、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、バランスシートの適正なコントロールや、最適なポートフォリオの構築を通じて、リスク耐性のある事業基盤の構築を目指しております。
また、マーケットにおける資産価値変動の要因・動向を注視するとともに、商品企画やサービスの向上等を通じた市場競争力の強化により、資産価値変動リスクの軽減に努めています。
⑩原価変動リスク当社グループが推進する事業は、建築工事費、エネルギーコスト、人件費等、様々な原価の価格変動にさらされています。
当社グループの個別事業において、各種原価の上昇分を必ずしも顧客への販売価格や賃料等に反映することができない場合には、収益性に悪影響を与えるおそれがあります。
その結果、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、マーケットにおける各種原価の価格変動の要因・動向を注視し、個別事業において適切な対策を講じることを通じ、各種原価のコントロールに努めるとともに、販売価格や賃料等への反映にも取り組んでまいります。
⑪資金調達リスク当社グループは、金融機関等からの借入金、コマーシャル・ペーパーおよび社債の発行等により、事業に必要な資金を調達しています。
市場金利の上昇や、金融市場の混乱、当社格付の引下げ、または金融機関や機関投資家等の融資および投資方針の変更等により、当社グループの資金調達への制約、あるいは資金調達コストの増大のおそれがあり、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、かねてよりD/Eレシオ管理による健全な財務体質を維持するとともに、調達先・調達手段の多様化や、コミットメントライン等の活用により十分な流動性を確保し、安定資金の確保に努めています。
⑫不動産開発リスク当社グループの不動産開発事業においては、用地取得、開発、建設等の各段階において多額の投資を行っており、投資回収までには一定の年月を要します。
不動産開発事業に要する期間および投資額は、不動産需要の変化、天候、自然災害、事故、不祥事、請負業者の倒産、政府の規制または政策の変更、市場環境の変化、規制当局からの許認可の取得の遅延、埋設物または土壌汚染の発見、地域住民による反対、その他予期し得ない問題等、当社グループではコントロールできない多くの要因により、コストの増加、開発スケジュールの遅延等の影響を受ける場合があります。
これらにより、当社グループの事業、財政状態、経営成績等および当社グループの市場での評価は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、個別事業において、一定のリスクを織り込んでの投資判断のうえ、事業推進および施工管理を行っています。
また、当社事業に特に大きな影響を及ぼす問題が発生した場合は、速やかに経営に報告し、適切に対応するガバナンス体制を構築しています。
⑬海外事業に伴うリスク当社グループは、日本国内だけではなく、米国、英国およびアジアを中心に国外でも事業展開を進めています。
海外事業においては、各国・地域の法令や許認可の遵守、多様な国籍、言語、文化を踏まえた人員配置や労務管理等が必要となります。
加えて、法規制や税制の変更、金利水準の上昇、インフレおよび為替水準の変動、内乱または紛争、テロ事件、疫病の流行、国際関係の悪化等による政治的または経済的不安定等の世界的または各国の事業環境の変化や、当社グループに対する訴訟等、当社グループのコントロールの及ばない様々なリスク要因の影響を受けるおそれがあります。
また、当社グループは、現地企業との提携を通じて海外事業を推進することが多く、当該提携先の財務状態や提携関係等により、現地での事業展開に影響を受けるおそれがあります。
これら様々なリスク要因により、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、海外での事業展開において必要な情報収集や、現地の市場や法規制等に精通した現地企業を提携先として選定するように努めています。
また、海外事業共通のガバナンス指針として、「グローバル・ガバナンス・ガイドライン」を定めており、現地法人・本社海外事業本部・本社スタッフ部門の3つの階層により適切なリスク管理を実施しています。
⑭物件ポートフォリオの立地に関するリスク地震、台風、大雨、洪水、津波、噴火等の自然災害や、火災、事故、暴動、テロ、ミサイル攻撃等の人為的な災害が発生した場合、従業員が被災し業務に支障をきたすおそれがあるだけでなく、当社グループの資産が保険では担保しきれない重大な被害を受けるおそれがあります。
これらの被害を軽減または防止するために様々な事業継続計画(BCP)を講じていますが、想定外の災害等が発生した場合には、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社は、オフィスビル、商業施設、スポーツ・エンターテインメント施設、ホテル・リゾート、ロジスティクスなどの商品を国内各エリアで展開しており、さらに、海外での事業展開も進めるなど、ポートフォリオのエリア分散に取り組んでおります。
また、建物の耐久性向上や、被災度判定システムの導入や非常用発電機の72時間稼働化、コジェネレーションシステムを活用した特電事業等のBCP対策を推進しています。
今後もリスク耐性のある事業基盤の構築に努めてまいります。
⑮法令・政策の変更に関するリスク当社グループは、新たな法令、規制の制定や、既存の法制の変更により、これらに即して当社グループにおける事業構造や資金調達方法を変更せざるを得ない、または、これらの制定や変更に対応するための費用が発生する可能性があります。
このような法規制の変更等によって、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループは、国内外の各種法令、規制、法制の動向について、各種団体や専門家等からの情報を収集・分析して当社の各組織にて対応の検討を行い、影響の度合いや内容に応じて必要と判断したものについては、速やかに情報を共有の上、適切に対応しています。
⑯多様な人材確保に関するリスク当社グループを取り巻く事業環境は一段と変化を速め、少子高齢化、社会の成熟化、女性の社会進出やグローバリゼーションのさらなる進展に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大がもたらした人々のくらしや行動の変容、サステナビリティの重要性の高まり等により、当社がサービスを提供する顧客の多様性と個別性が一層拡がりを増しています。
また、このような環境変化に伴い、従来の個別事業の枠組みのなかだけでは解決できない社会課題が生じてきています。
当社グループを取り巻く事業環境の変化や新たに生じる社会課題等に対応するための人材の継続的な確保や育成が不十分である場合には、当社グループの事業、財政状態および経営成績等は悪影響を受ける可能性があります。
当社グループが新しい価値を創造し続け、競争優位性を確保していくための原動力は人材であると考えております。
そして、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を重要な経営戦略の一つと位置付け、「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言」とその取り組み方針を策定し、グループ一体となって推進しています。
  (2)当社グループの業務リスクリスク名称リスク内容対策①被災リスク地震、風水害、感染症等の自然災害および戦争、テロ等の人為的災害により、従業者が被災し業務に支障をきたす恐れがあるだけでなく、当社グループが保有・管理等をしている不動産の毀損または滅失等を招くおそれがあり、その場合、当社グループの事業継続や財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
 当社グループでは、災害時の安心・安全の確保に努めるとともに、災害が発生した場合には、その影響を最小限に抑え、生活や事業を継続できるよう防災に取り組むとともに、災害発生時の事業継続計画や行動計画等を策定し、当社グループにおける事業継続に関する取り組みを行っております。
 各種災害に関し、事業継続計画(BCP)を策定し、非常時の指揮命令系統、事業継続のための任務分担、各任務の災害対応マニュアルを定め、災害の影響を最小限に抑える体制を整備しています。
また、参集拠点として常設の災害対策本部室を用意し、年に複数回大規模地震災害を想定した「災害対応訓練」を実施し、事業継続計画(BCP)に定められている対応の確認(役職員の生命や安全の確保、指揮系統の確立、事業復旧等)を行っています。
 その他、宿日直制度による24時間365日体制を整えるとともに、災害に強い施設づくりとしてBCP関連の投資や中圧ガスを活用した電気・熱供給事業、建物管理研修施設の「三井不動産総合技術アカデミー」を開校する等、様々な施策を実施しています。
②システムリスク 当社グループでは、情報システムおよび制御システムにおけるシステム障害や、不正アクセス・ウイルス被害による情報漏洩等の不測の事態により、万一、当社のシステムが正常に利用できない場合や個人情報が外部へ漏洩した場合、当社グループの営業活動や業務処理の遅延、信用の失墜およびそれに伴う売上高の減少や損害賠償費用の発生等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
 セキュリティの確保はこれまで以上に重要性を増していくと考え、情報システムおよび制御システムにおいて計画的なセキュリティ診断・年次点検を実施し、標的型攻撃メール訓練等による役職員へ啓蒙を行うとともにインターネット接続時における情報アクセスへの制限やログ管理、情報端末の紛失に備えた対策の強化、第三者によるシステム・セキュリティ診断の実施、ウイルススキャンや異常な動きに対する検知システムの導入等を行い、サイバー攻撃や情報漏洩に備えた環境整備を進めています。
 個人情報に関しては、関係する諸法令の遵守と適正な取扱いの確保に努めており、当社グループにおける情報の組織的管理とセキュリティレベルの維持向上を図る目的として「情報管理規則」「秘密情報取扱規程」を定め、定期的に役職員の教育・啓蒙を行っています。
③コンプライアンスリスク 当社グループの主たる業務である宅地建物取引業に関して、顧客に対する重要事項説明の誤りや不実告知等の法令違反により当局から行政処分等を受ける場合があります。
また、会社法、建築基準法、個人情報保護法等、当社グループが事業を行う上で関係する法令に違反した場合、当社グループの信用の失墜、罰金等が課されることにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
 また、当社グループでは、役職員の不正、業務上の過失等によるリスクが発生する可能性があります。
当該リスクが顕在化した場合には、当社グループの信用の失墜及びそれに伴う売上高の減少や損害賠償費用の発生等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
 役職員が法令等を遵守し、より高い倫理観に従って行動するための基本的な事項を定める「三井不動産グループコンプライアンス方針」をはじめ、社内規程の制定と定期研修によるその周知徹底・啓蒙を推進しております。
また、主要な法令に関しては、各法令に応じた業務フローの策定を行い、研修やOJTによる周知徹底と法令遵守の定期的な自主点検を行っております。
④品質リスク 当社グループが行う不動産開発事業において設計・施工等の不備が発生した場合、また、当社グループが賃貸・管理する施設において管理上の不備が発生した場合は、当社グループの信用の失墜、想定外の費用及び開発計画、運営計画の遅延が生じる等、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
 不動産開発事業においては、一定の信用力・技術力を有する第三者に建物の設計・施工業務等を発注し、その設計・施工における品質を確保するため、当社グループにて独自の品質基準を定め、設計・施工業務等の発注先による遵守徹底を図るとともに、発注者として施工状況の確認及び品質検査を実施しております。
賃貸・管理する施設に関しては、業務内容に応じたマニュアルを策定の上、研修・OJTを通じて業務品質を確保しています。
また、万一の不備や事故等に備え、損害保険を付保しております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要  当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績の状況の概要は、以下のとおりであります。
①財政状態および経営成績の状況a.財政状態◆資産  当期末の総資産は、9兆8,598億円となり、前期末比で3,703億円増加しました。
  主な増減としては、新規投資等により有形・無形固定資産が3,018億円増加、販売用不動産(仕掛販売用不動産、開発用土地、前渡金を含む)が1,254億円増加した一方で、投資有価証券が時価評価等により1,349億円減少しました。
  なお、当期の設備投資額は3,627億円、減価償却費は1,405億円でした。
◆負債  当期末の有利子負債(短期借入金、ノンリコース短期借入金、コマーシャル・ペーパー、1年内償還予定の社債、ノンリコース1年内償還予定の社債、社債、ノンリコース社債、長期借入金、ノンリコース長期借入金の合計額)は、4兆4,160億円となり、前期末比で143億円減少しました。
  なお、資金調達の流動性補完を目的として、コミットメントラインを複数の金融機関との間で設定しており、未使用のコミットメントラインが4,000億円あります。
  また、当期末の流動比率(流動資産/流動負債)は、前期末の211%から低下し171%となりました。
◆純資産  当期末の純資産合計は、3兆2,707億円となり、前期末比で360億円の増加となりました。
これは、利益剰余金が1,233億円、為替換算調整勘定が961億円増加した一方で、その他有価証券評価差額金が1,690億円減少したこと等によります。
  当期末の自己資本比率は31.9%と前期末の32.8%から低下し、D/Eレシオ(有利子負債/自己資本)は1.40倍と前期末の1.42倍から低下しました。
なお、1株当たり純資産額は、1,135.07円(前期末は1,109.89円)となりました。
b.経営成績 当社グループの連結業績につきましては、売上高は2兆6,253億円(前期比2,420億円増、10.2%増)、事業利益3,986億円(前期比525億円増、15.2%増)、経常利益2,902億円(前期比223億円増、8.4%増)となりました。
これに特別利益として投資有価証券売却益545億円や固定資産売却益291億円を計上し、特別損失として減損損失108億円等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,487億円(前期比241億円増、10.8%増)となりました。
 報告セグメント別の業績は、次のとおりです。
 なお、当連結会計年度よりセグメント利益を営業利益から事業利益に変更しており、前連結会計年度の報告セグメントごとの利益又は損失の金額は、変更後の算定方法に基づき算定したものを開示しています。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法」に記載のとおりであります。
 各セグメントの売上高は、外部顧客に対する売上高を記載しており、特に記載のない場合、単位は百万円となっております。
◆ 賃貸 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減売上高872,331815,00257,329事業利益176,429169,0977,332 国内外オフィスの賃貸収益や既存商業施設の売上の伸長等により、セグメント全体では、573億円の増収、73億円の増益となりました。
なお、当期末における当社の首都圏オフィス空室率(単体)は1.3%(第3四半期末の2.5%から1.2pt改善)となりました。
<売上高の内訳> 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減オフィス466,601446,08720,513商業施設299,100286,55312,547その他106,62882,36024,268合計872,331815,00257,329 ・貸付面積の状況(単位:千㎡) 当期末(2025.3.31)前期末(2024.3.31)増減オフィス  所有2,0592,060△1      転貸1,5731,54528商業施設  所有2,0052,010△5      転貸70866741 ・期末空室率推移(%) 2025/32024/32023/32022/32021/32020/32019/32018/3オフィス・商業施設(連結)3.53.84.33.02.92.31.82.4首都圏オフィス(単体)1.32.23.83.23.11.91.72.2地方オフィス(単体)3.43.22.83.73.51.31.82.3 <当期における主要な新規・通期稼働物件>・新規稼働物件(当期稼働物件)パークウェルステイト幕張ベイパーク千葉県千葉市2024年9月開業シニアレジデンスパークウェルステイト西麻布東京都港区2024年10月開業シニアレジデンスパークウェルステイト湘南藤沢SST神奈川県藤沢市2024年10月開業シニアレジデンス三井アウトレットパーク マリンピア神戸兵庫県神戸市2024年11月開業商業施設三井アウトレットパーク 台湾林口 Ⅱ館台湾新北市2024年11月開業商業施設 ・通期稼働物件(前期稼働物件)ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真大阪府門真市2023年4月開業商業施設ららぽーと台中台湾台中市2023年5月開業商業施設ららテラスTOKYO-BAY千葉県船橋市2023年11月開業商業施設ららテラスHARUMI FLAG東京都中央区2024年3月開業商業施設 <単体の賃貸事業内訳>・全体 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)売上高732,733702,491粗利益132,015121,904粗利益率(%)18.017.4 ・オフィス・商業施設 オフィス商業施設 首都圏地方合計首都圏地方合計売上高320,87324,075344,948174,16596,454270,620貸付面積(千㎡)2,5812792,8601,4409152,355棟数(棟)9322115702898空室率(%)1.33.41.51.83.02.3 ◆ 分譲 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減売上高758,069627,611130,458事業利益167,078135,18731,891 国内住宅分譲は、「パークタワー勝どきサウス」「三田ガーデンヒルズ」等の引渡しの進捗等により増収増益とな りました。
一方、投資家向け・海外住宅分譲等は、販売用不動産・固定資産をトータルで捉えた資産回転の加速によ り物件売却が進捗するも、前期に高利益率物件を売却した反動等により、増収減益となりました。
セグメント全体では、1,304億円の増収、318億円の増益となりました。
なお、国内の新築マンション分譲の次期計上予定戸数2,800戸に対する契約達成率は88.4%となりました。
<売上高・事業利益の内訳> 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減国内住宅分譲    売上高413,574314,40099,174   事業利益96,43149,78846,643投資家向け・海外住宅分譲等    売上高344,495313,21031,284   事業利益70,64785,399△14,752売上高合計758,069627,611130,458事業利益合計167,078135,18731,891 <国内住宅分譲内訳>・売上高等の内訳 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減マンション377,592(3,693戸)280,561(3,280戸)97,031(413戸)  首都圏346,925(3,182戸)253,923(2,665戸)93,002(517戸)  その他30,667(511戸)26,638(615戸)4,029(△104戸)戸建35,981(417戸)33,839(420戸)2,142(△3戸)  首都圏33,908(388戸)33,839(420戸)69(△32戸)  その他2,072(29戸)-(0戸)2,072(29戸)売上高合計413,574(4,110戸)314,400(3,700戸)99,174(410戸) ・契約状況 マンション戸建合計期首契約済み(戸) (A)4,425594,484期中契約(戸) (B)3,1124013,513計上戸数(戸) (C)3,6934174,110期末契約済み(戸) (A)+(B)-(C)3,844433,887完成在庫(戸)322254新規発売(戸)3,0724023,474(注)契約済み戸数、新規発売戸数には、次期以降に計上が予定されている戸数も含まれております。
・期末完成在庫推移(戸) 2025/32024/32023/32022/32021/32020/32019/32018/3マンション32245582150128141108戸建22220717583040合計54465589167186171148 ・当期における主要な計上物件(国内住宅分譲)パークタワー勝どきサウス東京都中央区マンション三田ガーデンヒルズ東京都港区マンションパークタワー西新宿東京都新宿区マンションパークタワー勝どきミッド東京都中央区マンション ・当期における主要な計上物件(投資家向け分譲・海外住宅分譲)横浜三井ビルディング神奈川県横浜市オフィスOtemachi One タワー東京都千代田区オフィスMFIP多摩東京都多摩市データセンターCortland米国ニューヨーク市マンション200 Amsterdam米国ニューヨーク市マンション ◆ マネジメント 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減売上高486,291462,85723,434事業利益71,64266,2895,352 プロパティマネジメントは、リパーク(貸し駐車場)における前期比での稼働向上の一方で、システム関係費用の 増加等により増収微減益となりました。
仲介・アセットマネジメント等は、リハウス(個人向け仲介)における取引 単価向上・AUMの拡大等により増収増益となりました。
セグメント全体では、234億円の増収、53億円の増益となりました。
<売上高・事業利益の内訳> 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減プロパティマネジメント    売上高(※1)361,400347,02514,375   事業利益38,46438,554△89仲介・アセットマネジメント等    売上高124,891115,8319,059   事業利益33,17727,7355,442売上高合計486,291462,85723,434事業利益合計71,64266,2895,352 ※1 当期末のリパーク(貸し駐車場)管理台数の状況   リパーク管理台数:247,740台(前期末:247,046台) ・三井不動産リアルティの仲介事業の状況(仲介・アセットマネジメント等に含む) 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減 取扱高件数取扱高件数取扱高件数仲介2,218,842(38,103件)1,934,599(38,680件)284,242(△577件) ・三井不動産レジデンシャルの販売受託事業の状況(仲介・アセットマネジメント等に含む) 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減 取扱高件数取扱高件数取扱高件数販売受託116,045(1,056件)67,951(870件)48,094(186件) ◆ 施設営業 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減売上高224,054194,51229,542事業利益38,61026,33312,277 ホテル・リゾートのADRが大幅に上昇したことや、東京ドームにおける稼働日数・来場者数の増加等により、セグメント全体では、295億円の増収、122億円の増益となりました。
<売上高の内訳> 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減ホテル・リゾート162,105140,57721,528スポーツ・エンターテインメント61,94853,9348,013合計224,054194,51229,542 ・ホテル稼働率 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減宿泊主体型ホテル82%83%△1pt <当期における主要な新規・通期稼働物件>・新規稼働物件(当期稼動物件)LaLa arena TOKYO-BAY千葉県船橋市2024年5月開業アリーナ三井ガーデンホテル京都三条プレミア京都府京都市2024年7月開業ホテル三井ガーデンホテル銀座築地東京都中央区2024年9月開業ホテル ・通期稼働物件(前期稼働物件)ブルガリ ホテル 東京東京都中央区2023年4月開業ホテル三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア神奈川県横浜市2023年5月開業ホテル ◆ その他 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減売上高284,616283,3061,310事業利益6,5694,1512,417 <売上高の内訳> 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減新築請負・リフォーム等244,370245,948△1,577その他40,24537,3572,887合計284,616283,3061,310 ・受注工事高内訳 当期(2024.4.1~2025.3.31)前期(2023.4.1~2024.3.31)増減新築請負138,680131,7926,888 ②キャッシュ・フローの状況 当期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比で159億円減少し、1,632億円となりました。
 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りです。
◆営業活動によるキャッシュ・フロー 当期は、営業活動により5,992億円の増加となりました。
これは、税金等調整前当期純利益3,630億円や減価償却費1,405億円等によるものです。
一方で、法人税等の支払額又は還付額1,002億円等による減少がありました。
◆投資活動によるキャッシュ・フロー 当期は、投資活動により3,219億円の減少となりました。
これは、有形及び無形固定資産の取得による支出2,714億円、投資有価証券の取得による支出1,370億円等によるものです。
一方で、投資有価証券の売却による収入1,035億円、預り敷金保証金の受入による収入493億円等による増加がありました。
◆財務活動によるキャッシュ・フロー 当期は、配当金の支払や借入金の返済等により、財務活動によるキャッシュ・フローは2,693億円の減少となりました。
③生産、受注および販売の状況 生産、受注および販売の状況については、「①財政状態および経営成績の状況」における報告セグメント別の業績に関連付けて示しています。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下の通りです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等 当社グループの連結業績につきましては、売上高は2兆6,253億円(前期比2,420億円増、10.2%増)、事業利益3,986億円(前期比525億円増、15.2%増)、経常利益2,902億円(前期比223億円増、8.4%増)となりました。
これに特別利益として投資有価証券売却益545億円や固定資産売却益291億円を計上し、特別損失として減損損失108億円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,487億円(前期比241億円増、10.8%増)となりました。
また、当連結会計年度末の総資産は9兆8,598億円となり、有利子負債残高は4兆4,160億円となりました。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のわが国経済は、2024年7月に日経平均株価が史上最高値を更新し、公示地価上昇率や賃上げ率はバブル期以来の伸びを記録するなど、幅広い分野でインフレ経済への回帰がみられ、雇用・所得環境の改善等が相まって、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
一方、米国の予測不能な通商政策や、世界規模の地政学的リスクによる不透明感がこれまでになく高まっており、これらが世界経済や国際金融資本市場に与える影響を、今後最大限注視する必要があります。
 このような事業環境のもと、当社グループは、2024年4月にグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」を策定し、各種事業を推進してまいりました。
 オフィス賃貸事業については、好立地と高い管理品質を兼ね備えた競争力の高い物件ポートフォリオに加え、ソフトサービスの提供等、テナント企業の様々なニーズに対応することで低い空室率を維持しており、堅調に推移しました。
また、オフィス・商業施設・劇場・バスターミナル等を含むミクストユース型プロジェクトとなる「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区)の着工等、様々な事業を推進いたしました。
 商業施設賃貸事業については、「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(兵庫県神戸市)が全面建替えにより拡大再オープンし好調なスタートを切ったことに加え、各施設におけるスポーツ・エンターテインメントを活かした施策による来館価値の向上や会員プログラムの拡充等により、当社施設全体の売上は1年を通して好調に推移しました。
また、株式会社MIXIとの共同事業である大型多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」(千葉県船橋市)が順調に稼働を開始するとともに、周辺当社商業施設との相乗効果も表れ始めるなど、スポーツ・エンターテインメントを活かした街づくりが着実に進捗しました。
 住宅分譲事業については、「暮らし方」「働き方」の多様化に伴う顧客ニーズの変化を的確に捉え、「パークタワー勝どきミッド/サウス」(東京都中央区)、「三田ガーデンヒルズ」(東京都港区)等を売上に計上いたしました。
また、シニアレジデンス事業では、三井のシニアレジデンスにおける都心初・シリーズ最高水準の商品企画となる「パークウェルステイト西麻布」(東京都港区)を開業いたしました。
 物流施設賃貸事業については、引き続きEC事業拡大等による物流施設への需要の高まりを的確に捉え、都内最大の街づくり型物流施設である「三井不動産ロジスティクスパーク・LOGIFRONT東京板橋」(東京都板橋区)を竣工させるなど、事業規模を着実に拡大いたしました。
 ホテル施設運営事業については、上質な滞在体験の提供を通じた滞在価値の最大化を図ることで、増加するインバウンド需要を的確に取込み、多くのホテルで過去最高の業績を達成いたしました。
また、「三井ガーデンホテル京都三条プレミア」(京都府京都市)、「三井ガーデンホテル銀座築地」(東京都中央区)を新たに開業いたしました。
 これらの様々な施策を通じて、売上高、営業利益、事業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてにおいて、期中に公表した連結業績予想を上回る結果となりました。
c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、2024年4月にグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」を策定し、2026年度に向けて、EPS成長率は+8%/年以上、ROEは8.5%以上、総還元性向は毎期50%以上、事業利益は4,400億円以上、親会社株主に帰属する当期純利益は2,700億円以上を達成することを主な目標指標といたしました。
また、2030年度前後には、EPS成長率は+8%/年以上、ROEは10%以上を達成することを目標指標としております。
なお、EPS成長率につきましては、2024年2月9日に公表済みの2024年3月期連結業績予想における、1株当たり当期純利益235.60円(2024年4月1日付の株式分割後基準では78.53円)を起点とした、年平均成長率として定義しております。
 当連結会計年度におけるEPS成長率は+13.7%/年、ROEは8.0%、総還元性向は52.7%、事業利益は3,986億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,487億円となりましたが、グループ長期経営方針初年度としては、目標指標の達成に向けて順調に推移していると判断しております。
 当社グループの連結業績につきましては、売上高は2兆6,253億円となり、通期業績予想2兆6,000億円に比べて253億円上回り(1.0%増)、事業利益は3,986億円となり、通期業績予想3,900億円に比べて86億円上回り(2.2%増)、経常利益は2,902億円となり、通期業績予想2,800億円に比べて102億円上回り(3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,487億円となり、通期業績予想2,400億円に比べて87億円上回りました(3.7%増)。
 報告セグメントごとの連結業績に関する通期業績予想比については次のとおりです。
 賃貸セグメントにおいては、事業利益は1,764億円となり、通期業績予想1,750億円よりも14億円の増益となりました。
 分譲セグメントにおいては、国内住宅分譲および投資家向け・海外住宅分譲等の事業利益はともに概ね想定通りとなりました。
セグメント全体では事業利益は1,670億円となり、通期業績予想1,700億円よりも△29億円の減益となりました。
 マネジメントセグメントにおいては、事業利益は716億円となり、通期業績予想700億円よりも16億円の増益となりました。
 施設営業セグメントにおいては、主に東京ドームグループおよびホテル・リゾート事業の営業状況が想定を上回り、事業利益は386億円となり、通期業績予想350億円よりも36億円の増益となりました。
 その他セグメントにおいては、三井ホームグループにおける粗利益の改善等により、事業利益は65億円となり、通期業績予想0円よりも65億円の増益となりました。
<連結セグメント別業績(通期予想比)> 当期(2024.4.1~2025.3.31)2025年3月期通期業績予想(2024.4.1~2025.3.31)増減 売上高事業利益売上高事業利益売上高事業利益賃貸872,331176,429830,000175,00042,3311,429分譲758,069167,078800,000170,000△41,930△2,921マネジメント486,29171,642470,00070,00016,2911,642施設営業224,05438,610210,00035,00014,0543,610その他284,6166,569290,0000△5,3836,569消去又は全社-△61,641-△60,000-△1,641合計2,625,363398,6882,600,000390,00025,3638,688 (注)2025年2月7日公表時の通期業績予想となります。
 当連結会計年度の当社グループの経営資源の配分・投入につきましては、有形・無形固定資産について、設備投資3,627億円、減価償却費1,405億円となり、販売用不動産について、新規投資6,074億円、原価回収5,612億円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの主要な資金需要は、国内のビル賃貸事業や商業施設賃貸事業等における新規投資や、販売用不動産の取得、および海外事業の拡大に伴う開発資金等であります。
これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、金融機関からの借入や社債およびコマーシャル・ペーパーの発行による資金調達等にて対応していくこととしております。
また、手元の運転資金につきましては、当社及び一部の連結子会社においてキャッシュ・マネジメント・システムを導入することにより、資金効率の向上を図っております。
 当連結会計年度においては、シニアサービスレジデンス「パークウェルステイト西麻布」、「パークウェルステイト幕張ベイパーク」、「パークウェルステイト湘南藤沢SST」への投資等、投資活動により3,219億円キャッシュ・フローが減少しました。
また、配当金の支払や借入金の返済等の財務活動により2,693億円キャッシュ・フローが減少しましたが、営業活動によるキャッシュ・フロー5,992億円で充当し、現金及び現金同等物の期末残高が1,632億円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、前記「(1)経営成績等の状況の概要/②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
 翌連結会計年度においては、新規・既存物件への投資等が計画されておりますが、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、借入金の調達等の財務活動によるキャッシュ・フローで対応していく予定です。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。
当社グループの連結財務諸表で採用する会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
研究開発活動 6【研究開発活動】
 当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は1,085百万円となっており、報告セグメントごとの内訳は、賃貸セグメントで3百万円、マネジメントセグメントで74百万円、その他セグメントで446百万円、全社セグメントで560百万円であります。
なお、その他セグメント、全社セグメントの主な研究開発活動は次のとおりであります。
(1)その他セグメント 三井ホーム㈱では、高性能・高品質な住宅の供給およびスマート設備等の様々な技術の実用化に向け、住生活向上・エネルギー利用の効率化・環境の低炭素化のための基礎的研究や開発等(住宅部資材・設備・工法・性能等)の研究開発活動を実施しております。
 基礎的研究および応用開発においては、最大で壁倍率30倍相当の耐力を持つ「MOCX WALL(モクスウォール)」をベースに、安心を提供するための「強さ」と開放感のある空間構成が可能な間取りの「自由度」を兼ね備える「MOCX WALL工法」関連の技術開発を実施しました。
また、温熱等級6,7の断熱性能向上の基準に対応するため、主に首都圏エリア向けに準耐火構造の外壁付加断熱仕様の大臣認定を取得するなど、高断熱住宅の技術開発を進めました。
加えて、木造マンション「MOCXION(モクシオン)」をはじめ賃貸住宅の遮音性向上とコストダウンの両立のための技術開発や意匠設計・施工性にこだわった木造建築物を目指し、高遮音床「MOCX MUTE(モクスミュート)」をリリース、板金による緩勾配屋根仕様や、ゼロ勾配の屋根仕様の技術開発に取り組んでいます。
さらに、大規模・非住宅建築の木造化促進による新たな事業領域の拡大として、トラス工法の応用開発、中高層木造・複合構造建築の開発を実施しました。
そのうえ、東京大学と連携し、木材を用いた空間や木造建築物の価値向上に向けた研究開発を実施しております。
特に睡眠質向上や認知症予防に関する研究開発の中で特定の樹種について一定の効果が見られており、引き続き研究開発に取り組んでおります。
 住宅商品の開発においては、セレクト住宅事業におけるプランの拡充および外観バリエーションの追加に関わる開発をいたしました。
(2)全社セグメント 当社では、社会経済環境の変化を端緒とした生活者の価値観の多様化を背景に「不動産業そのもののイノベーション」を推進するための価値検証・新規サービス開発等の研究開発活動を実施しております。
 主な活動として、社員個人が有するアイデアを引き出して新事業創出を促すための社内公募型事業提案制度を通じ、新たな住む・働く・楽しむのあり方に関する研究開発等を実施しております。
設備投資等の概要 1【設備投資等の概要】
 当社グループ(当社および連結子会社)では、賃貸事業を中心に、ビル賃貸事業においてはより機能性の高いビルへの需要の増加に対応すること、また、商業施設賃貸事業においては集客力を強化することに重点を置き、既存設備の競争力向上のためのリニューアル工事等への投資、および事業拡大のための新設工事等への投資を行っています。
 当連結会計年度は、三井不動産における「ららぽーと安城」、三井不動産レジデンシャルにおける「パークウェルステイト西麻布」等への新規投資により、合計3,627億円の設備投資を行いました。
当連結会計年度の設備投資の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度(百万円) 当連結会計年度(百万円) 増減(百万円)賃貸190,724 282,833 92,109分譲1,356 2,706 1,349マネジメント15,257 14,503 △754施設営業22,188 37,392 15,204その他10,499 18,396 7,897調整額6,583 6,928 345合計246,609 362,760 116,151
主要な設備の状況 2【主要な設備の状況】
 当社グループ(当社および連結子会社)における各セグメントの主要な設備は、以下のとおりです。
(1)賃貸セグメント会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模竣工又は取得年月建物延床面積(㎡)土地面積(㎡)帳簿価額(百万円)建物土地その他合計① 賃貸用建物等 三井不動産㈱室町一構(東京都中央区)オフィス鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階、地下2階1929.332,24514,2562,795122,472153156,374〃三井二号館(東京都中央区)〃鉄骨鉄筋コンクリート造、地上11階、地下3階1985.226,4905,537161〃日本橋三井タワー(東京都中央区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上39階、地下4階2005.7133,72724,841412三井不動産㈱㈱エムスリーリアルエステート㈱室三リアルエステート日本橋室町三井タワー(東京都中央区)オフィス商業施設鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上26階、地下3階2019.3※1※1※272,898108,4433,041184,383151,57910,255三井不動産㈱室町東三井ビルディング(東京都中央区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上22階、地下4階2010.1040,3632,4547,29925,08811132,499〃室町古河三井ビルディング(東京都中央区)オフィス商業施設住宅鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上22階、地下4階2014.2※1※14,0097,4874711,54425,4391,534〃室町ちばぎん三井ビルディング(東京都中央区)オフィス商業施設鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上17階、地下4階2014.2※1※1※22,1128,3982110,53113,380771〃日本橋一丁目三井ビルディング(東京都中央区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上20階、地下4階2004.192,7555,61113,53264,42754778,507三井不動産㈱㈱ロータスエステート日本橋アステラス三井ビルディング(東京都中央区)オフィス鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上17階、地下2階2013.126,5162,3644,16721,3384725,553三井不動産㈱スルガビル(東京都中央区)〃鉄筋コンクリート造、地上9階、地下4階2019.1016,4451,3581,00033,401234,404〃日本橋髙島屋三井ビルディング(東京都中央区)〃鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上32階、地下5階2018.6※1※126,20255,77642182,40083,7463,460〃東京ミッドタウン八重洲(東京都中央区)オフィス商業施設(八重洲セントラルタワー)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上45階、地下4階 ペントハウス2階(八重洲セントラルスクエア)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上7階、地下2階 ペントハウス1階2022.8※1※145,54678,9492,567127,064108,3504,528〃交詢ビルディング(東京都中央区)商業施設鉄骨鉄筋コンクリート造、地上10階、地下2階2004.9※1※12,2287,8326310,12313,6621,316〃三井住友銀行本店ビルディング(東京都千代田区)オフィス鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上23階、地下4階2010.780,0475,43012,18789,148148101,484〃霞が関ビルディング(東京都千代田区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上36階、地下3階1968.4※1※1※216,2927,76265624,711145,4948,264〃新霞が関ビルディング(東京都千代田区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上20階、地下3階1987.2※1※195216,5971317,56214,8952,891〃丸の内三井ビルディング(東京都千代田区)〃鉄骨鉄筋コンクリート造、地上11階、地下2階1981.220,3731,8512,50623,6903626,232 会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模竣工又は取得年月建物延床面積(㎡)土地面積(㎡)帳簿価額(百万円)建物土地その他合計三井不動産㈱神保町三井ビルディング(東京都千代田区)オフィス鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上23階、地下2階2003.3※1※13,0458,4813411,56114,1821,292〃グラントウキョウノースタワー(東京都千代田区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上43階、地下4階2007.10※1※111,27343,77818655,23882,0013,723〃東京ミッドタウン日比谷(東京都千代田区)オフィス商業施設鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上35階、地下4階2018.2189,24510,70267,013121,3751,738190,126〃(旧)日比谷U-1ビル(東京都千代田区)----5,065-68,067-68,067〃Otemachi One タワー(東京都千代田区)オフィス鉄骨鉄筋コンクリート造、地上40階、地下5階2020.2※1※111,79551,05681663,66827,7591,617㈲コーラスプロパ ティ青山OM-SQUARE(東京都港区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上25階、地下3階2008.7※1※12,3268,9032011,24914,6032,040三井不動産㈱汐留シティセンター(東京都港区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上43階、地下4階2003.1※1※11,4939,4683911,00115,7751,322〃東京ミッドタウン(東京都港区)オフィス商業施設住宅鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上54階、地下5階2007.1※1※140,431148,1631,689190,285281,90134,465〃msb Tamachi 田町ステーションタワーS(東京都港区)オフィス鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上31階、地下2階2018.5※1※1※223,608-75524,36375,1785,407三井不動産レジデンシャル㈱パークウェルステイト西麻布(東京都港区)住宅鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上36階、地下1階2024.745,985※224,831※22,11136,1797,0199,236三井不動産㈱ゲートシティ大崎(東京都品川区)オフィス鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上24階、地下4階1999.1※1※15,45713,4457518,97933,6125,405〃RAYARD MIYASHITA PARK(東京都渋谷区)商業施設鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上4階、地下1階2020.734,502※211,203-65511,8588,055〃アーバンドックららぽーと豊洲(東京都江東区)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上5階、地下1階2006.8164,525※211,45020,19950632,15667,499〃三井不動産インダストリアルパーク羽田(東京都大田区)物流施設鉄骨造、地上5階2019.681,030※29,08016,05674525,88236,213〃LAZONA川崎(神奈川県川崎市)商業施設鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、地上6階、地下1階2006.9※1※23,28226,02218529,49069,08172,013三井不動産㈱㈲鴨居プロパティ ーズららぽーと横浜(神奈川県横浜市)〃鉄骨造、地上6階、地下1階2007.2244,154102,03012,92417,07351430,512三井不動産㈱ららぽーと海老名(神奈川県海老名市)〃鉄骨造、地上4階2015.10121,127※28,923-2799,20332,942〃三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ(神奈川県海老名市)物流施設鉄骨造、地上6階2022.954,847※215,442-1,18316,626122,180三井不動産レジデンシャル㈱パークウェルステイト湘南藤沢SST(神奈川県藤沢市)住宅鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上14階2024.645,34118,53715,7932,6281,87620,298三井不動産㈱(一部改修中)ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市)商業施設鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地上10階、地下1階1981.4283,711157,85021,06048,9192,72672,706〃ビビット南船橋(千葉県船橋市)〃鉄骨造、地上5階2020.1198,02630,2582,6127,0771759,865〃三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅰ(千葉県船橋市)物流施設鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上8階2016.10202,15651,00020,5624,42581325,801 会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模竣工又は取得年月建物延床面積(㎡)土地面積(㎡)帳簿価額(百万円)建物土地その他合計三井不動産㈱ゲートスクエア(千葉県柏市)オフィス商業施設住宅(ショップ&オフィス棟)鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階、地下1階(ホテル&レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、地上14階、地下1階2014.448,16620,8716,7624,85828511,906〃パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト(千葉県柏市)住宅商業施設鉄筋コンクリート造、地上36階2018.138,7716,0957,8792,82322510,928〃学校法人 Rugby School Japan(千葉県柏市)学校鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部木造、地上4階2023.8※1※28,923-1,23510,15828,00548,527三井不動産レジデンシャル㈱パークウェルステイト幕張ベイパーク(千葉県千葉市)住宅鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上28階2024.649,76420,54417,4184,1671,95323,539三井不動産㈱三井アウトレットパーク木更津(千葉県木更津市)商業施設鉄骨造、一部木造、地上1階2012.471,795350,3257,36111,9202,34721,630三井不動産レジデンシャル㈱パークウェルステイト鴨川(千葉県鴨川市)住宅鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上22階、地下1階2021.747,41526,52615,0713742,95418,400三井不動産㈱ららぽーと富士見(埼玉県富士見市)商業施設(商業棟)鉄骨造、地上4階(駐車場棟)鉄骨造、地上5階2015.2183,858152,05513,76510,36579424,925〃ららぽーと沼津(静岡県沼津市)〃(商業棟)鉄骨造、地上4階(駐車場棟)鉄骨造、地上5階2019.8164,353※217,065-1,48218,548119,816〃ららぽーと安城(愛知県安城市)〃(商業棟)鉄骨造、地上4階(駐車場棟)鉄骨造、地上6階2025.3171,000※224,185-3,18527,370105,500〃大手町建物名古屋駅前ビル(愛知県名古屋市)オフィス商業施設鉄骨鉄筋コンクリート造、地上11階、地下2階2007.837,8342,97626214,242214,507〃名古屋三井ビル北館(愛知県名古屋市)オフィス鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、地上20階、地下2階2021.129,410※29,903※241115,0022,2474,686〃ららぽーと名古屋みなとアクルス(愛知県名古屋市)商業施設鉄骨造、地上4階(一部地上6階)2018.9171,815※215,564-1,65617,22083,200〃淀屋橋三井ビルディング(大阪府大阪市)オフィス商業施設鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上16階、地下3階2008.3※1※14,65914,63510119,39538,9343,091〃EXPOCITY(大阪府吹田市)商業施設鉄骨造、地上3階2015.11222,506※214,191-1,83616,027172,240〃ららぽーと堺(大阪府堺市)〃(商業棟)鉄骨造、地上3階(駐車場棟)鉄骨造、地上6階2022.9143,600※218,777411,94220,76074,300三井不動産レジデンシャル㈱パークウェルステイト千里中央(大阪府豊中市)住宅鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上13階2023.245,12017,90911,6493,4551,29016,395三井不動産㈱三井アウトレットパークマリンピア神戸(兵庫県神戸市)商業施設(商業棟)鉄骨造、地上2階(付属棟)鉄骨造、地上1階(駐車場棟)鉄骨造、地上4階2024.1079,700※214,67311,2993,48929,46299,400〃札幌三井JPビルディング(北海道札幌市)オフィス商業施設鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上20階、地下3階2014.8※1※16,9056,7074913,66247,7143,861博多那珂6開発特定目的会社ららぽーと福岡(福岡県福岡市)商業施設(商業棟)鉄骨造、地上5階、地下1階(駐車場棟)鉄骨造、地上7階2022.3206,50086,60030,00618,7402,03650,783 会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模竣工又は取得年月建物延床面積(㎡)土地面積(㎡)帳簿価額(百万円)建物土地その他合計MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC. (在外子会社)Homer Building(アメリカ合衆国ワシントン・コロンビア特別区)オフィス鉄筋コンクリート造、地上12階、地下5階2012.145,699※227,773-7,38335,1574,024〃1251 Avenue of the Americas(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)〃鉄骨造、地上54階、地下4階1986.12215,3089,23248,96335,1201184,096〃55 Hudson Yards(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)〃鉄筋コンクリート造、地上51階、地下2階2018.10117,5853,71895,20266,938-162,140〃50 Hudson Yards(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)〃鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造地上58階、地下3階2022.6269,0006,400320,265166,902-487,167MITSUI FUDOSAN (U.K.) LTD. (在外子会社)5 Hanover Square(英国ロンドン市)〃鉄筋コンクリート造、地上7階、地下1階2012.37,9571,1223,97312,09717516,246〃1 Angel Court(英国ロンドン市)〃鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、地上27階、地下2階2017.345,384※218,067※27,37342,0043,92516,563台湾三井不動産股份有限公司 (在外子会社)三井ショッピングパークららぽーと台北南港(台湾台北市)商業施設鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上27階、地下5階2024.12157,00041,500--61,68961,689〃三井アウトレットパーク 台湾林口(台湾新北市)〃鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上2階、地下1階(一部地上3階)2016.1221,553※226,066-34,63160,69895,298〃三井アウトレットパーク 台湾台中港(台湾台中市)〃鉄筋コンクリート造、地上1階(一部地上2階)2018.1279,790※27,695-5,27612,972177,932〃三井ショッピングパーク ららぽーと台中(台湾台中市)〃(北館) 鉄骨造、地上7階、地下1階(南館) 鉄骨造、地上4階、地下1階2023.5198,000※223,818-22,07345,89243,000〃三井アウトレットパーク台南(台湾台南市)〃鉄筋コンクリート造、地上4階2022.264,000※210,026-7,77117,79859,000MITSUI FUDOSAN (ASIA) MALAYSIA SDN.BHD. (在外子会社)LaLaport BUKIT BINTANG CITY CENTRE(マレーシア クアラルンプール)〃鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上5階、地下5階(駐車場 地下2階〜5階含む)2022.1133,000※233,900※26,98657,56841,80016,680② その他 三井不動産㈱東京都中央区所在土地建物建設予定地--2,899-15,312-15,312 (注)1.土地には土地および借地権の合計、その他には建物、土地、建設仮勘定以外の有形固定資産の合計を表示しています。
2.※1.同建物、土地等は当社グループ(当社および連結子会社)持分換算面積を表示しています。
3.※2.同土地には借地権相当の面積および金額を含めて表示しています。
(注) 前表のほか、当社グループ(当社および連結子会社)の賃借している主要な転貸用建物は、次のとおりです。
会社名名称所在地賃借面積(㎡)三井不動産㈱東京ミッドタウン八重洲(※1)東京都中央区131,383〃室町古河三井ビルディング(※1) 〃  〃36,880〃飯田橋グラン・ブルーム(※1) 〃 千代田区106,566〃ガーデンエアタワー 〃  〃93,224〃神保町三井ビルディング(※1) 〃  〃74,580〃新霞が関ビルディング(※1) 〃  〃31,628〃東京ミッドタウン(※1) 〃 港区281,901〃赤坂Bizタワー 〃  〃186,865〃msb Tamachi 田町ステーションタワーN(※2) 〃  〃152,342〃虎ノ門ツインビルディング 〃  〃68,005〃六本木ティーキューブ 〃  〃49,472〃ゲートシティ大崎(※1) 〃 品川区192,442〃東京レールゲートEAST 〃  〃174,405〃大崎ブライトタワー(※1) 〃  〃35,833〃大崎ブライトコア 〃  〃32,598〃新宿三井ビルディング 〃 新宿区179,697〃西新宿三井ビルディング(※1) 〃  〃71,306〃中目黒GTタワー 〃 目黒区42,749〃豊洲センタービルアネックス 〃 江東区105,448〃豊洲ONビル 〃  〃104,077〃豊洲センタービル 〃  〃99,608〃豊洲ベイサイドクロスタワー(※1) 〃  〃106,746〃新木場センタービル 〃  〃36,171〃アルカキット錦糸町 〃 墨田区53,056〃ららぽーと立川立飛 〃 立川市154,117〃横浜三井ビルディング(※1)神奈川県横浜市67,163〃三井不動産ロジスティクスパーク座間(※1) 〃  座間市78,432〃三井不動産ロジスティクスパーク東名綾瀬 〃  綾瀬市61,442〃イトーヨーカ堂幕張店ビル千葉県千葉市52,538〃三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ 〃 浦安市40,405〃三井不動産ロジスティクスパーク市川塩浜Ⅱ(※1) 〃 市川市73,530〃三井アウトレットパーク入間埼玉県入間市98,714〃ララガーデン春日部 〃 春日部市63,340〃ららぽーと新三郷 〃 三郷市142,316〃ららぽーと磐田静岡県磐田市136,136〃ららぽーと愛知東郷(※1)愛知県愛知郡146,392〃中之島三井ビルディング大阪府大阪市67,672〃信濃橋三井ビルディング(※1) 〃  〃35,939〃ららぽーと和泉(※1) 〃 和泉市151,697〃LOVELA万代新潟県新潟市34,575上海井橋商業管理有限公司ららぽーと上海金橋中国上海市127,395上海閔三商業管理有限公司ららステーション上海蓮花路 〃  〃31,005(注)1.※1.同建物は他社持分を賃借しています。
   2.※2.同建物は共同賃借人と賃借しています。
(2)施設営業セグメント会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模竣工又は取得年月建物延床面積(㎡)土地面積(㎡)帳簿価額(百万円)建物土地その他合計三井不動産㈱三井不動産リゾートマネジメント㈱ブルガリホテル東京(東京都中央区)ホテル(八重洲セントラルタワー)鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、地上45階、地下4階 ペントハウス2階(うち40階~45階部分)2022.826,4531,10611,12019,27562631,022㈱東京ドーム㈱東京ドームホテル東京ドームシティ(東京都文京区)多目的ドームホテル商業施設-2021.1399,186※273,141※212,550240,891131,535155,198三井不動産㈱㈱TOKYO-BAYアリーナLaLa arena TOKYO-BAY(千葉県船橋市)アリーナ鉄骨造、地上4階2024.431,11819,97911,3232,19431513,832㈱東京ドームATAMI BAY RESORT KORAKUEN(静岡県熱海市)ホテル鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、地上19階2021.144,13723,5758,4211,00967510,106三井不動産㈱三井不動産リゾートマネジメント㈱HOTEL THE MITSUI KYOTO(京都府京都市)〃鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、木造、地上4階、地下1階2020.1119,0267,45410,4786,5451,36818,393〃ハレクラニ沖縄(沖縄県国頭郡)〃鉄筋コンクリート造、地上10階2019.540,731※216,473※22,74623,127126,7463,907三井不動産㈱㈱三井不動産ホテルマネジメント三井ガーデンホテル銀座プレミア他国内ホテル18ヶ所〃--※1※1※240,120※23,12849,565203,15434,9636,317MITSUI FUDOSAN AMERICA, INC. (在外子会社)Halekulani他海外ホテル1ヶ所〃--77,172※223,746※219,05646,62520,9273,822(注)1.土地には土地および借地権の合計、その他には建物、土地、建設仮勘定以外の有形固定資産の合計を表示しています。
2.※1.同建物、土地等は当社グループ(当社および連結子会社)持分換算面積を表示しています。
   3.※2.同土地には借地権相当の面積および金額を含めて表示しています。
(3)その他セグメント会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模竣工又は取得年月建物延床面積(㎡)土地面積(㎡)帳簿価額(百万円)建物土地その他合計三井不動産㈱綱町三井倶楽部(東京都港区)迎賓館床、鉄筋コンクリート造、壁、組石造、地上2階、地下1階1913.25,42728,5631,09923,57150025,171三井不動産㈱三井不動産ゴルフプロパティーズ㈱大浅間ゴルフ㈱臼津開発㈱三井の森 軽井沢カントリークラブ他6ヶ所ゴルフ場--32,057※1693※11,9743,9336,896,4151,265(注)1.土地には土地および借地権の合計、その他には建物、土地、建設仮勘定以外の有形固定資産の合計を表示しています。
2.※1.同土地には借地権相当の面積および金額を含めて表示しています。
設備の新設、除却等の計画 3【設備の新設、除却等の計画】
 重要な設備の新設の計画は以下のとおりです。
(1)新設セグメントの名称会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模工期投資予定金額(百万円)※1総額既支払額賃貸施設営業三井不動産㈱日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)オフィス商業施設ホテル住宅(A街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地上4階、地下1階(B街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上7階、地下2階(C街区)鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上52階、地下5階延床面積 約380,300㎡2021.12~2026.3120,65927,892その他三井不動産TEPCOエナジー㈱日本橋一丁目エネルギーセンター(東京都中央区)電気・熱供給プラント設備-2024.4~2026.325,2645,316賃貸台湾三井不動産股份有限公司(在外子会社)(仮称)三井ショッピングパークららぽーと高雄(台湾高雄市)商業施設鉄筋コンクリート造、地上6階、地下2階延床面積 約206,000㎡2023.6~2026.549,86322,743〃三井不動産㈱三井リンクラボ柏の葉2(千葉県柏市)工場研究所オフィス鉄骨造、地上4階延床面積 16,791㎡2024.11~2026.512,1231,528施設営業〃HOTEL THE MITSUI HAKONE(神奈川県足柄下郡)ホテル鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部木造、地上3階、地下2階延床面積 約23,600㎡2024.7~2026.738,0008,437賃貸〃日本橋本町三井ビルディング &forest(東京都中央区)オフィス研究所商業施設木造、鉄骨造、地上18階、地下1階延床面積 約28,000㎡2024.1~2027.137,40117,199〃〃八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)オフィス商業施設サービスアパートメント鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、地上43階、地下3階延床面積 約389,290㎡2024.8~ 2029.1105,20419,459(注)※1.同投資予定金額は当社グループ(当社および連結子会社)持分換算金額を表示しています。
(2)改修セグメントの名称会社名名称(所在地)用途主たる構造および規模工期投資予定金額(百万円)総額既支払額賃貸三井不動産㈱ららぽーとTOKYO-BAY北館(千葉県船橋市)商業施設鉄骨造、地上3階延床面積 約103,200㎡2024.3~ 2025.853,7174,613
研究開発費、研究開発活動446,000,000
設備投資額、設備投資等の概要362,760,000,000

Employees

平均年齢(年)、提出会社の状況、従業員の状況42
平均勤続年数(年)、提出会社の状況、従業員の状況16
平均年間給与、提出会社の状況、従業員の状況17,562,000
管理職に占める女性労働者の割合、提出会社の指標0
全労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標0
正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標1
非正規雇用労働者、労働者の男女の賃金の差異、提出会社の指標0

Investment

株式の保有状況 (5)【株式の保有状況】
①投資株式の区分の基準及び考え方・投資株式の区分の基準 2023年2月に、投資株式の区分の基準を、後述の「投資株式の区分の考え方」に従い以下のとおり設定しました。
(純投資目的である投資株式) 事業への投資として、中長期的に株式価値の向上等により利益を享受する目的で保有する株式(純投資目的以外の投資株式(政策保有株式)) 上記以外の目的で保有する株式 ※事業戦略、取引先との関係などを総合的に勘案し、当社グループの企業価値を向上させるために、中長期的な観点において経営戦略上有効と考えられる株式等 ・投資株式の区分の考え方 当社のビジネスモデルにおいては、不動産へ直接投資し、不動産価値の向上等により利益を享受する場合に加え、株式出資の形で事業へ投資し、株式価値の向上等により利益を享受する場合があります。
当社ビジネスモデルの実態を踏まえ、当社は「純投資目的である投資株式」を「事業への投資として、中長期的に株式価値の向上等により利益を享受する目的で保有する株式」と設定しております。
②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、事業戦略、取引先との関係などを総合的に勘案し、当社グループの企業価値を向上させるために、中長期的な観点において経営戦略上有効と考えられる上場株式を純投資目的以外の株式(政策保有株式)として保有しておりますが、その保有状況を継続的に見直しており、定量的な保有の合理性や取引先との関係を踏まえた保有意義を確認した上で、縮減する方針としております。
当事業年度においては20銘柄650億円の株式を売却いたしました。
 なお、当社は 「&INNOVATION 2030」(長期経営方針)において、2024年度から2026年度までの3年間で政策保有株式を2023年度末時点から50%削減し、2026年度以降も引き続き積極的な縮減を推進する方針としております。
 保有の合理性の検証においては、保有に伴う便益・リスク等が資本コストに見合っているかという検証を行い、さらに取引実績・安定した資金調達・事業機会創出等の観点から保有意義を確認するとともに、当社グループの中長期的な企業価値向上に資するかを検証しております。
 2025年5月9日開催の取締役会において、個別銘柄ごとの定量的な保有の合理性や取引先との関係を踏まえた保有意義を確認し、保有の適否について検証いたしました。
その結果、保有の合理性や保有意義が薄れた銘柄については、株式市場への影響等も勘案し売却の検討を進めます。
b. 銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式6710,590非上場株式以外の株式40204,580 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式1280中長期的な視点において経営戦略上有効であるため非上場株式以外の株式1-上場に伴う区分変更(注)上表のほか、出資比率低下に伴って会計上の取扱いが関連会社株式から投資有価証券に変更となった銘柄が1銘柄存在します。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式378非上場株式以外の株式2065,055c. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報(特定投資株式)銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)三井物産株式会社12,986,9326,493,466同社は、東京都千代田区所在のOtemachi Oneにおける共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
同社は、北海道札幌市所在の札幌三井JPビルディング等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
有36,35646,142株式会社TBSホールディングス5,713,7285,713,728同社は、東京都港区所在の赤坂サカスの共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有24,36324,906東レ株式会社19,460,72019,460,720同社は、東京都中央区所在の日本橋三井タワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有19,77214,402株式会社三井住友フィナンシャルグループ3,241,9711,578,657当社は、同社連結子会社の㈱三井住友銀行から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
同社連結子会社の㈱三井住友銀行は東京都千代田区所在の三井住友銀行本店ビルディング等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
無但し、同社連結子会社の㈱三井住友銀行が保有12,30314,064MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社3,369,3072,246,269当社は、同社連結子会社の三井住友海上火災保険㈱から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
同社連結子会社の三井住友海上火災保険㈱は、東京都千代田区所在の霞が関ビルディング等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
無但し、同社連結子会社の三井住友海上火災保険㈱およびあいおいニッセイ同和損害保険㈱が保有10,86618,268大成建設株式会社1,467,4002,096,400同社は、東京都港区所在の三田ガーデンヒルズ等の新築工事発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有9,69811,781 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)富士フイルムホールディングス株式会社3,277,8001,092,600同社は、東京都港区所在の東京ミッドタウンのテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
有9,32311,046株式会社千葉銀行5,611,2505,611,250当社は、同社から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
同社は、東京都中央区所在の室町ちばぎん三井ビルディングの共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有7,8507,078鹿島建設株式会社2,465,7702,465,770同社は、東京都中央区所在の八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業等の新築工事発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有7,5157,707東日本旅客鉄道株式会社2,019,300673,100同社は、東京都千代田区所在のグラントウキョウノースタワーの共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
有5,9605,894株式会社クレディセゾン1,570,8001,570,800同社は、三井ショッピングパークカードを発行しており、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有5,5384,988株式会社IHI513,200513,200同社は、東京都江東区所在の豊洲ベイサイドクロス等の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有5,2962,103株式会社セブン&アイ・ホールディングス2,445,9002,445,900同社連結子会社の㈱ロフトは、大阪府吹田市所在のエキスポシティ等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有5,2905,395株式会社T&Dホールディングス1,653,6602,362,300当社は、同社連結子会社の太陽生命保険㈱および大同生命保険㈱から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
無但し、同社連結子会社の太陽生命保険㈱が保有5,2486,136 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社バンダイナムコホールディングス846,900846,900同社連結子会社の㈱バンダイナムコアミューズメントは、愛知県愛知郡東郷町所在のららぽーと愛知東郷等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有4,2372,395株式会社西武ホールディングス1,088,0001,088,000同社連結子会社の㈱西武不動産は、滋賀県蒲生郡竜王町所在の三井アウトレットパーク滋賀竜王の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
無3,5922,635株式会社大林組1,716,8003,678,800同社は、東京都港区所在のパークウェルステイト西麻布等の新築工事発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有3,4066,851京成電鉄株式会社2,245,500748,500同社は、東京都港区所在の三井ガーデンホテル汐留イタリア街の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
有3,0254,610株式会社日本製鋼所560,541560,541同社は、東京都品川区所在のゲートシティ大崎等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有2,9341,899イビデン株式会社620,778620,778同社連結子会社のイビデングリーンテック㈱は、東京都港区所在の東京ミッドタウン等での植栽管理業務等の発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有2,4764,127株式会社商船三井450,261450,261同社は愛知県名古屋市所在の名古屋三井ビルディング本館のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有2,3352,075東武鉄道株式会社784,600784,600同社は、ワークスタイリング池袋西口が入居する東京都豊島区所在の東武アネックスビルの土地建物所有者であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有2,0012,966株式会社フジ・メディア・ホールディングス757,200757,200当社グループは、同社連結子会社の㈱サンケイビルが保有する賃貸住宅の賃貸運営管理業務を受託しており、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有1,9321,502三井化学株式会社574,0801,148,080同社は、東京都中央区所在の八重洲セントラルタワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有1,9184,972 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)新日本空調株式会社1,001,296500,648同社は、東京都中央区所在の浜町センタービル等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
なお、株式分割により株式数が増加しております。
有1,7481,734日本製鉄株式会社490,400490,400同社関連会社の日鉄興和不動産(株)は、東京都板橋区所在のMFLP・LOGIFRONT東京板橋の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
無但し、同社関連会社の日鉄興和不動産㈱が保有1,5661,798太平洋セメント株式会社384,400384,400同社は、東京都文京区所在の文京ガーデン ゲートタワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
同社は、山口県山陽小野田市所在の三井不動産山陽小野田太陽光発電所の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有1,4981,352株式会社群馬銀行991,5042,832,904当社は、同社から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
有1,2212,487株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ848,245848,245当社は、同社連結子会社の㈱横浜銀行から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
無但し、同社連結子会社の㈱横浜銀行が保有832652株式会社オオバ727,050727,050同社は、当社グループの開発事業等における測量業務や設計業務等の発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有781748株式会社八十二銀行577,500577,500当社は、同社から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
有609600平和不動産株式会社121,400121,400同社は、東京都中央区所在土地の借地人であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有570495株式会社中村屋180,000180,000同社は、東京都新宿区所在の新宿中村屋ビルの共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有563556 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社オンワードホールディングス841,000841,000同社連結子会社の㈱オンワード樫山は千葉県船橋市所在のららぽーとTOKYO‐BAY等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有454480令和アカウンティング・ホールディングス株式会社625,000-同社は東京都中央区所在の日本橋一丁目三井ビルディングのテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
同社は会計業務や経理調査業務等の委託先であり、当社グループが事業を円滑に進める上で重要な相手先であると考えております。
無375-株式会社三越伊勢丹ホールディングス170,011170,011同社連結子会社の㈱三越伊勢丹は、東京都千代田区所在の東京ミッドタウン日比谷等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
無但し、同社連結子会社の㈱三越伊勢丹が保有363424三井倉庫ホールディングス株式会社44,02944,029同社連結子会社の三井倉庫㈱は、神奈川県平塚市所在の三井不動産ロジスティクスパーク平塚Ⅱ等のテナントであり、当社グループの物流事業において有用性があると考えております。
有350207三井住友トラストグループ株式会社79,592265,392当社は、同社連結子会社の三井住友信託銀行㈱から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
同社連結子会社の三井住友信託銀行㈱ は、東京都中央区所在の三井本館等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
無但し、同社連結子会社の三井住友信託銀行㈱が保有296877DM三井製糖ホールディングス株式会社20,16020,160当社グループは、同社保有賃貸住宅の賃貸運営管理業務を受託しており、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
無6862大崎電気工業株式会社43,17243,172同社は、東京都品川区所在の三井ガーデンホテル五反田の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
無3429 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)大和ハウス工業株式会社-2,565,300(前事業年度)同社は、東京都江東区所在のダイバーシティ東京プラザの共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有-11,615清水建設株式会社-8,554,000(前事業年度)同社は、千葉県船橋市所在のLaLa arena TOKYO-BAY等の新築工事発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
有-8,558インフロニア・ホールディングス株式会社-2,902,600(前事業年度)同社連結子会社の前田建設工業㈱は、埼玉県さいたま市所在の大宮スカイ&スクエア ザ・タワー等の新築工事発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
無-4,189旭化成株式会社-3,247,084(前事業年度)同社は、東京都千代田区所在の日比谷三井タワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
無-3,610三井住友建設株式会社-5,397,965(前事業年度)同社は、東京都江戸川区所在のパークシティ小岩 ザ タワー等の新築工事発注先であり、当社グループの事業活動の円滑な推進において有用性があると考えております。
無-2,321株式会社めぶきフィナンシャルグループ-4,229,190(前事業年度)当社は、同社連結子会社の㈱常陽銀行から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
同社連結子会社の㈱常陽銀行は、東京都中央区所在の三井二号館のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
無但し、同社連結子会社の㈱常陽銀行が保有-2,163デンカ株式会社-269,261(前事業年度)同社は、東京都中央区所在の日本橋三井タワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
同社は、北海道苫小牧市所在の三井不動産苫小牧太陽光発電所の共同事業者であり、当社グループの事業機会創出において有用性があると考えております。
有-631 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)1当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)三機工業株式会社-175,000(前事業年度)同社は、東京都中央区所在の聖路加タワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
有-373KDDI株式会社-37,200(前事業年度)同社は、東京都千代田区所在のガーデンエア タワー等のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
無-166王子ホールディングス株式会社-200,000(前事業年度)同社連結子会社の王子製紙㈱は、福岡県福岡市所在の博多三井ビルディング2号館のテナントであり、当社グループの賃貸事業において有用性があると考えております。
無-127株式会社山梨中央銀行-32,750(前事業年度)当社は、同社から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
有-61株式会社南都銀行-5,512(前事業年度)当社は、同社から借入を行っており、当社グループの安定的な資金調達において有用性があると考えております。
無-16(注)1.当社は、個別銘柄ごとの定量的な保有の合理性や取引先との関係を踏まえた保有意義を確認し、保有の適否について検証しております。
各取引の詳細な内容については秘密保持の観点から記載いたしません。
   なお、有用性はあるものの、保有株式の中での有用性が相対的に低位の銘柄については、縮減方針に従って売却を検討いたします。
2.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
(みなし保有株式) 当社は保有しておりません。
③保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式2282,8172480,047 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式1,48410,892282,467(注)上記純投資目的である投資株式は、株式会社オリエンタルランドおよび、当社が出資するベンチャーキャピタルからの現物配当により取得した銘柄です。
   なお、当社は1960年の株式会社オリエンタルランド設立に携わり、アーバンリゾート開発・エンターテインメントビジネスの実施を目的として、株式出資の形で投資いたしました。
本投資は不動産への投資と同じく、本業としての投資であり、中長期的に株式価値の向上等により利益を享受することを目的として保有しているため、純投資目的である投資株式に区分しております。
④当事業年度の前4事業年度に保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針株式会社オリエンタルランド21,796,900(※)493,481(※)2023年3月期変更理由:当社のビジネスモデルにおいては、不動産へ直接投資し、不動産価値の向上等により利益を享受する場合に加え、株式出資の形で事業へ投資し、株式価値の向上等により利益を享受する場合があります。
2023年3月期に当社ビジネスモデルの実態を踏まえ、投資株式の区分の考え方を整理し、「純投資目的である投資株式」を「事業への投資として、中長期的に株式価値の向上等により利益を享受する目的で保有する株式」と設定いたしました。
この区分の考え方を適用した結果、同社株式を純投資目的に変更しました。
保有又は売却に関する方針:グループ長期経営方針「&INNOVATION 2030」にて掲げた通り、株価等を勘案しつつ、将来の成長投資などに振り向ける原資として、機動的・継続的に売却。
2025年3月期は108億円の売却益の実績があります。
※株式数および貸借対照表計上額については、2022年度時点の情報となります。
2023年4月1日付の株式分割反映前となります。
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的である投資株式、提出会社2
株式数が増加した銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
株式数が増加した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社1
株式数が減少した銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社20
銘柄数、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社67
貸借対照表計上額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社10,590,000,000
銘柄数、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社40
貸借対照表計上額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社204,580,000,000
株式数の増加に係る取得価額の合計額、非上場株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社280,000,000
株式数の減少に係る売却価額の合計額、非上場株式以外の株式、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式、提出会社65,055,000,000
株式数、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社43,172
貸借対照表計上額、保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式の明細、提出会社10,866,000,000