臨時報告書
タイトル | 内容 |
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提出書類、表紙 | 臨時報告書 |
会社名、表紙 | ソフトバンクグループ株式会社 |
EDINETコード、DEI | E02778 |
証券コード、DEI | 9984 |
提出者名(日本語表記)、DEI | ソフトバンクグループ株式会社 |
提出理由 | 1【提出理由】当社は、当社の子会社であるSilver Bands 6 (US) Corp.(以下「SB6」)を通じて、ARMコンピュートプラットフォームに基づいた高性能・省エネルギー・持続可能なAIコンピューティングに特化した半導体設計企業である米国のAmpere Computing Holdings LLC(以下「Ampere」)の全持分を総額65億米ドル(約9,730億円(※1))で取得すること(以下「本取引」)について、Ampere及び同社の特定の持分保有者(以下「売主」)との間で2025年3月19日(米国時間)付で合意に至りましたので、金融商品取引法第24条の5第4項、企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号及び第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。 なお、当社は、本取引が2025年後半に完了するものと見込んでおります。 本取引の結果、Ampereは当社の間接的完全子会社となります。 (※1)1米ドル=149.69円で換算 |
子会社取得の決定 | 1.子会社取得の決定に関する事項(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2に基づく報告)(1)取得対象子会社の概要① 商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容商号 :Ampere Computing Holdings LLC本店の所在地:米国カリフォルニア州サンタクララ代表者の氏名:Renée J. James資本金 :1,022百万米ドル(連結)(2024年12月31日現在)純資産 :△1,513百万米ドル(連結)(2024年12月31日現在)総資産 :337百万米ドル(連結)(2024年12月31日現在)事業の内容 :ARMコンピュートプラットフォームに基づいた高性能・省エネルギー・持続可能なAIコンピューティングに特化した半導体の設計② 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益及び純利益(米国会計基準)単位:千米ドル事業年度2022年12月期2023年12月期2024年12月期売上高(連結)151,82246,70416,460営業利益(連結)△518,290△714,689△510,623当期純利益(連結)△513,815△830,848△580,767③ 当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係資本関係当社はArm Holdings plc(以下「アーム」)の筆頭株主であり、アームの関連会社であるArm Technology Investment LimitedはAmpereの持分を8.08%保有しています。 人的関係該当事項はありません。 取引関係子会社のアームのライセンス提供先です。 (2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的Ampereは、次世代クラウドコンピューティングやAIワークロード向けに特化した高性能かつエネルギー効率に優れたプロセッサを設計する半導体企業です。 約1,000人の優れた半導体エンジニアとその素晴らしい技術開発力により、Ampereは、今後の成長市場において重要な役割を果たすと見込んでいます。 本取引は、当社の広範な戦略的ビジョン及びAI・コンピューティングにおけるイノベーション推進へのコミットメントに沿ったものです。 Ampereは、当社のグループ企業、投資先、取引先を含む広範なエコシステムと連携していくものと見込まれます。 本取引に伴う戦略的な連携により、アームの設計力を補完する形で、ARMベースのチップの開発及びテープアウト(※2)で実績を持つAmpereの専門知識を統合することが可能となります。 ひいては当社のNAV(Net Asset Value:保有株式価値-調整後純有利子負債で算出)の長期的な拡大につながっていくものと期待しています。 (※2)半導体製造工程において、非常に複雑な回路設計が完成し、そのデータを製造部門やファウンドリに送付すること。 設計工程の区切り目を表す言葉。 (3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額65億米ドル(約9,730億円(※3))(※3)1米ドル=149.69円で換算 (4)本取引の方法 本取引は、(i)まず、SB6が、一部の売主から、Ampereの持分を保有する(又は今後保有する予定である)特定のエンティティ(以下「持分保有エンティティ」)に係る持分の全てを取得し、(ii)その直後に、本取引のために設立されたSB6の完全子会社であるSummit Bright LLCがAmpereに吸収合併される方法(逆三角合併)により実行いたします。 合併後の存続会社はAmpereとなり、合併の効力発生時点のAmpereの持分保有者(持分保有エンティティを除きます。 )には以下の現金対価が交付される一方、存続会社であるAmpereが当社の間接的完全子会社になります。 (5)本取引の主なスケジュール取締役会決議(当社)(※4)2025年3月17日(日本時間)売主との売買契約締結(当社)2025年3月19日(米国時間)本取引の完了2025年後半(予定)(※4)本取締役会決議においては、決議内容と矛盾しない範囲において、本取引及び本取引に係る契約に関する最終的な決定を代表取締役の孫 正義に一任しました。 |
親会社又は特定子会社の異動 | 2.特定子会社の異動に関する事項(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号に基づく報告)(1)上記「1.子会社取得の決定に関する事項(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2に基づく報告)」に記載の取得対象子会社は、特定子会社に該当いたします。 (2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権割合異動前:8.08%(うち間接所有:8.08%)異動後:100%(うち間接所有:100%) (3)当該異動の理由及びその年月日① 異動の理由 :本取引の結果、Ampereは当社の間接的完全子会社となり、その資本金が当社の資本金額の100分の10以上に相当し、特定子会社に該当するためです。 ② 異動の年月日:2025年後半(予定) 以 上 |